(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2020-514072(P2020-514072A)
(43)【公表日】2020年5月21日
(54)【発明の名称】ディープローリング用ローラのためのケージ構成
(51)【国際特許分類】
B21B 45/02 20060101AFI20200424BHJP
B24B 39/04 20060101ALN20200424BHJP
【FI】
B21B45/02 310
B24B39/04 Z
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
【全頁数】11
(21)【出願番号】特願2019-548969(P2019-548969)
(86)(22)【出願日】2018年3月22日
(85)【翻訳文提出日】2019年10月25日
(86)【国際出願番号】EP2018057267
(87)【国際公開番号】WO2018172448
(87)【国際公開日】20180927
(31)【優先権主張番号】17162750.8
(32)【優先日】2017年3月24日
(33)【優先権主張国】EP
(81)【指定国】
AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DJ,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JO,JP,KE,KG,KH,KN,KP,KR,KW,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT
(71)【出願人】
【識別番号】517095652
【氏名又は名称】ヘーゲンシャイト・エムエフデー・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング
(74)【代理人】
【識別番号】100091683
【弁理士】
【氏名又は名称】▲吉▼川 俊雄
(74)【代理人】
【識別番号】100179316
【弁理士】
【氏名又は名称】市川 寛奈
(72)【発明者】
【氏名】シュテフェンス,トーニ
(72)【発明者】
【氏名】ツィマーマン,ヨハネス
(72)【発明者】
【氏名】カイザー,ヴェルナー
【テーマコード(参考)】
3C158
【Fターム(参考)】
3C158AA03
3C158AA14
3C158AA18
3C158CB05
(57)【要約】
本発明は、ハウジング(2)に配置されるローラケージ(6)内でガイドされ、実質的に帯板状のケージ金属薄板(4)によって所定の位置に保持される実質的に平坦なローラ(3)を含み、ケージ金属薄板(4)は、ローラの領域から離れた位置でハウジング(2)に取着される、ケージ構成(1)であって、ケージ金属薄板(4)は、意図された設置位置で、ローラ(3)の方向に突出する押さえ片(14)を有し、且つ端面領域(18)を有し、該端面領域の形状は、押さえ片(14)に対向するローラ表面の形状に対応することを特徴とする、ケージ構成(1)に関する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ハウジング(2)に配置されるローラケージ(6)内でガイドされ、ケージプレート(4)によって所定の位置に保持される円盤状ローラ(3)を基本的に含み、前記ケージプレート(4)は、基本的に帯板状をしており、前記ローラの領域から離れた所定の位置で前記ハウジング(2)に取着される、ケージ構成(1)であって、前記ケージプレート(4)は、意図された設置位置で、ローラ(3)の方向に位置する押さえ棒(14)を有し、且つ型枠の向きに関して、前記押さえ棒(14)に対向するローラ表面に対応する前面部(18)を有することを特徴とする、ケージ構成(1)。
【請求項2】
前記ケージプレートは、2つの押さえ棒(14、15)を有し、該押さえ棒は、両方共、前記前面(18)の領域に、適宜に設けられることを特徴とする、請求項1に記載のケージ構成。
【請求項3】
前記押さえ棒(14)は、前記ケージプレート(4)上で中心に設けられることを特徴とする、請求項1又は2のいずれか一項に記載のケージ構成。
【請求項4】
前記押さえ棒(14)は、前記ケージプレート(4)の前記端部に設けられることを特徴とする、請求項1又は2のいずれか一項に記載のケージ構成。
【請求項5】
前記ケージプレート(4)は、一片体で設けられることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載のケージ構成。
【請求項6】
前記ケージプレート(4)は、金属製であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のケージ構成。
【請求項7】
前記押さえ棒(14)は、潤滑剤を受容し、分注するのに適した材料から形成されることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載のケージ構成。
【請求項8】
前記ケージプレート(4)は、調整ゲートを含むことを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載のケージ構成。
【請求項9】
前記調整ゲートは、前記ケージプレート(4)の端部側の偏向によって形成されることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載のケージ構成。
【請求項10】
前記ケージプレートは、両端部に調整ゲートを含むことを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載のケージ構成。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、加工ローラのためのケージ構成に関する。加工ローラは、基本的に、円盤状ローラであり、該ローラは、ハウジングに配置されたローラケージ内でガイドされ、ケージプレートによって所定の位置に保持され、該ケージプレートは、基本的に帯状で、ローラの領域から離れた位置でハウジングに取着される。
【背景技術】
【0002】
かかるケージ構成は、最新鋭のものから知られている。
【0003】
一般的な装置は、例えば、特許文献1に記載されている。この装置では、加工ローラは、一対のローラに支持され、ゲートプレートによって保持されている。
【0004】
特許文献2では、一般的なローラケージについて記載されており、該ローラケージ内で、潤滑剤の貯留及び放出材が、必要に応じて、加工ローラに潤滑剤を供給するのに使用される。
【0005】
特許文献3から、ハウジングに配置されるローラケージ内でガイドされる円盤状ローラを基本的に含むケージ構成が知られている。
【0006】
ところで、ローリング工程は、特に、より優れた測定方法や制御方法による程、一層複雑になっている。加工ローラは、もはや該ローラの中心平面に沿って対称であるとは限らず、その代わりに、最適な方法で所望の外形を作製するのと同時にローラの耐用年数を向上させるために、力に対する最適な支持を可能にし、力の分散を可能にする外形を有する。更にまた、異なる実施形態でハウジングをより自在に設計できるようにするのが望ましい。そのために、加工ローラが正確に設置されることが、重要である。さもなければ、所望の位置で回転もできず、ローラも適切に支持されない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】欧州特許出願公開第0839607号明細書
【特許文献2】国際公開第02/22284号
【特許文献3】欧州特許出願公開第1468783号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
前述した技術水準に基づいて、本発明は、加工ローラが不正確に設置されることがおおよそ不可能なように、加えて、ローラの最適なガイド及び支持が提供されるように、一般的な種類のケージ構成を更に発展させるという課題に対して成立された。
【課題を解決するための手段】
【0009】
この課題を技術的に解決するために、特許請求項1の特徴を有するケージ構成が、提案される。更なる利益及び特徴については、従属項で説明される。
【0010】
本発明によると、ケージプレートは、押さえ棒を含む。押さえ棒は、ローラの方向で意図された設置位置に位置し、その場所で、指定された目的に応じて棒と対面するローラの表面の形に対応するような方法で、前面領域に設けられる。このようにして、ローラは、完全に所定の位置で保持され、支持される。更にまた、型枠の被覆が、その結果もう存在しないため、ローラを逆に設置することは不可能である。
【0011】
有利な方法では、ケージプレートは、対応する2つの押さえ棒を有することができ、両棒は、ローラの形状に従い、前面領域に用意される、又は成形される。その結果、一対のローラは、ハウジングに対して、ケージプレートで、配置及び保持できる。2つ以上のかかる構造が存在することも、工具がそれに応じて制御される場合、勿論可能である。
【0012】
有利な方法では、押さえ棒は、ケージプレートの端部に形成される。これは、原則として、片側で取着されるケージプレートに対して実装される。さもなければ、ケージプレートは、中心領域に押さえ棒を有することができる。
【0013】
有利な方法では、ケージプレートは、1片体から形成される、即ち、押さえ棒は、ケージプレートと共に、1片体で形成される。また、本発明の一部として、組付けられる解決手段や、交換可能でさえある解決手段を含むことも、勿論可能である。
【0014】
有利な提案によると、ケージプレートは、金属製であるが、また、最新鋭のもので慣習的であるような、全ての他の材料製ともできる。これらは、例えば、押さえ棒の領域で少なくとも使用できる潤滑剤を吸収し、分注するのに適した材料の使用を含む。また、異なる材料からのモジュール生産も可能である。
【0015】
有利な方法では、ケージプレートには、所定の位置に保持されるローラに対して、ケージプレートを最適に位置決めし、調整するために、調整可能なゲートを有する。本発明の有利な提案によると、調整ゲートは、ケージプレートの端部偏向の形で提供でき、それにより、例えば、引型スピンドル(draw spindle)を用いて、調整が可能である。
【0016】
有利な方法では、ケージプレートは、該ケージプレートを調整し、固定するために、両端部に調整ゲートを有する。
【0017】
本発明では、低い経済的費用で生産できる解決手段が、提供され、該解決手段は、加工ローラの組立及び使用を最適化する。本発明に関する更なる効果及び特徴について、以下の図面に関する記述で説明される。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【
図1】ケージ構成のための設計例の概略斜視図を示している。
【
図2】ケージプレートの実施形態の平面図を示している。
【
図3】
図2によるケージプレートの側面図を示している。
【
図5】本発明によるケージプレートの更なる実施形態の平面図を示している。
【発明を実施するための形態】
【0019】
上記図面では、同一の要素には、同じ参照符号を付している。
【0020】
図1は、ハウジング2を有するケージ構成1の斜視図を示しており、該ハウジング2には、2個の加工ローラ3が、図示された設計例で、使用されている。加工ローラ3は、ケージ6内に位置しており、ケージプレート4によって保持され、図示された設計例では、ケージプレート4は、ネジ5によってハウジング2に固着されている。
【0021】
本発明によるケージプレート4は、一実施形態で、
図2、
図3及び
図4で詳細に示されている。図示された設計例では、ケージプレート4は、2つの側部10及び11を有し、側部は、取着用穴12を含む。凹部16を有する中間部13には、図示された設計例では、2つの押さえ棒14及び15が設けられる。これら押さえ棒は、材料のブロック17の一部を形成し、材料ブロック17の前面18は、図示された形状で提供される。従って、このケージプレート4は、ローラを所定の位置に固定するのに適しており、該ローラは、設計例で図示されたように、ケージプレートに対向する表面で約70°傾斜する。
【0022】
図5は、ケージプレート20の変形例を示しており、該ケージプレート20では、押さえ棒23、24が端部22に設けられる。ケージプレート20は、取着用穿孔21を有する。
【0023】
本明細書に記載された実施例は、説明のみを目的としており、限定的ではない。
【符号の説明】
【0024】
1 ケージ構成
2 ハウジング
3 ローラ
4、20 ケージプレート
5 ネジ
6 ローラケージ
10、11 側部領域
12、21 穿孔
13 中間領域
14、15、23、24 押さえ棒
16 凹部
17 材料ブロック
18 前面
22 端部領域
【国際調査報告】