(81)【指定国】
AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DJ,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JO,JP,KE,KG,KH,KN,KP,KR,KW,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT
はそれぞれ本明細書で定義したとおりである)。本発明はまた、これらの化合物の調製のためのプロセス、それらを含む薬学的組成物、ならびにがんなどの増殖性障害、及びRETキナーゼ活性が関与する他の疾患または病態の治療におけるそれらの使用に関する。
がんの治療における使用のための請求項1〜16のいずれか1項に記載の化合物、もしくはその薬学的に許容可能な塩、水和物もしくは溶媒和物、または請求項18に記載の薬学的組成物。
がんの治療をそのような治療を必要とする対象において行うための方法であって、前記方法は、治療的有効量の請求項1〜16のいずれかに記載の化合物、もしくはその薬学的に許容可能な塩もしくは水和物、または請求項18に記載の薬学的組成物を投与することを含む、前記方法。
【発明を実施するための形態】
【0033】
本発明の詳細な説明
定義
別段記述されていない限り、明細書及び特許請求の範囲において使用される以下の用語は、以下に説明される以下の意味を有する。
【0034】
「治療すること」または「治療」への言及は、病態の確立された症状の軽減と同様に予防も含むことを理解されたい。そのため、状態、障害または病態の「治療すること」または「治療」には:(1)状態、障害または病態に罹っているかまたはかかりやすいが、その状態、障害または病態の臨床的または無症候性の症状を未だ経験していないかまたは呈していないヒトにおいて発症する状態、障害または病態の臨床的症状の出現を予防するかまたは遅らせること、(2)状態、障害または病態を抑制すること、すなわち、疾患もしくはその再発(維持療法の場合)またはその少なくとも1つの臨床的もしくは無症候性の症状の発症を停止するか、低減するかまたは遅らせること、または(3)疾患を緩和するかまたは和らげること、すなわち、状態、障害もしくは病態またはその臨床的もしくは無症候性の症状の少なくとも1つの軽減を引き起こすことが含まれる。
【0035】
「治療的有効量」は、疾患を治療するために哺乳動物に投与された場合に、疾患に対してそのような治療を行うのに十分な化合物の量を意味する。「治療的有効量」は、化合物、疾患及びその重症度ならびに治療される哺乳動物の年齢、体重などに依存して変化する。
【0036】
本明細書において、用語「アルキル」は、直鎖及び分岐鎖アルキル基の両方を含む。「プロピル」などの個々のアルキル基への言及は、直鎖型のみについて特定的であり、「イソプロピル」などの個々の分岐鎖アルキル基への言及は、分岐鎖型のみについて特定的である。例えば、「(1−6C)アルキル」には、(1−4C)アルキル、(1−3C)アルキル、プロピル、イソプロピル及びt−ブチルが含まれる。同様の慣例は他の基にも適用され、例えば、「フェニル(1−6C)アルキル」には、フェニル(1−4C)アルキル、ベンジル、1−フェニルエチル及び2−フェニルエチルが含まれる。
【0037】
単独でまたは接頭語として使用される用語「(m−nC)」または「(m−nC)基」は、m〜n個の炭素原子を有する任意の基を指す。
【0038】
「アルキレン」、「アルケニレン」または「アルキニレン」基は、アルキル、アルケニル、またはアルキニル基であって、2つの他の基の間に位置し、かつそれらを接続する働きをするものである。それ故、「(1−6C)アルキレン」は、1〜6個の炭素原子の線状飽和二価炭化水素基または3〜6個の炭素原子の分岐飽和二価炭化水素基、例えば、メチレン、エチレン、プロピレン、2−メチルプロピレン、ペンチレンなどを指す。
【0039】
「(2−6C)アルケニレン」は、例えば、エテニレン、2,4−ペンタジエニレンなどのように、少なくとも1つの二重結合を含有する、2〜6個の炭素原子の線状二価炭化水素基または3〜6個の炭素原子の分岐二価炭化水素基を意味する。
【0040】
「(2−6C)アルキニレン」は、例えば、エチニレン、プロピニレン、ブチニレンなどのように、少なくとも1つの三重結合を含有する、2〜6個の炭素原子の線状二価炭化水素基または3〜6個の炭素原子の分岐二価炭化水素基を意味する。
【0041】
「(3−8C)シクロアルキル」は、3〜8個の炭素原子を含有する炭化水素環、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチルまたはビシクロ[2.2.1]ヘプチルを意味する。
【0042】
「(3−8C)シクロアルケニル」は、少なくとも1つの二重結合を含有する炭化水素環、例えば、シクロブテニル、シクロペンテニル、シクロヘキセニルまたはシクロヘプテニル、例えば3−シクロヘキセン−1−イル、またはシクロオクテニルを意味する。
【0043】
「(3−8C)シクロアルキル−(1−6C)アルキレン」は、(1−6C)アルキレン基に共有結合した(3−8C)シクロアルキル基を意味し、その両方は本明細書で定義されている。
【0044】
用語「ハロ」または「ハロゲノ」は、フルオロ、クロロ、ブロモ及びヨードを指す。
【0045】
用語「ヘテロシクリル」、「複素環式」または「複素環」は、非芳香族の飽和または部分的に飽和した単環式、縮合、架橋、またはスピロ二環式複素環式環系(複数可)を意味する。単環式複素環式環は、約3〜12(好適には3〜7)個の環原子を含有し、環内に窒素、酸素または硫黄から選択される1〜5(好適には1、2または3)個のヘテロ原子を有する。二環式複素環は、環内に7〜17個の員原子、好適には7〜12個の員原子を含有する。二環式複素環(複数可)は、縮合、スピロ、または架橋環系であり得る。複素環式基の例には、オキシラニル、オキセタニル、テトラヒドロフラニル、ジオキサニル、及び置換環状エーテルなどの環状エーテルが含まれる。窒素を含有する複素環には、例えば、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、テトラヒドロトリアジニル、テトラヒドロピラゾリルなどが含まれる。典型的な硫黄含有複素環には、テトラヒドロチエニル、ジヒドロ−1,3−ジチオール、テトラヒドロ−2H−チオピラン、及びヘキサヒドロチエピンが含まれる。他の複素環には、ジヒドロ−オキサチオリル、テトラヒドロ−オキサゾリル、テトラヒドロ−オキサジアゾリル、テトラヒドロジオキサゾリル、テトラヒドロ−オキサチアゾリル、ヘキサヒドロトリアジニル、テトラヒドロ−オキサジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、テトラヒドロピリミジニル、ジオキソリニル、オクタヒドロベンゾフラニル、オクタヒドロベンズイミダゾリル、及びオクタヒドロベンゾチアゾリルが含まれる。硫黄を含有する複素環については、SOまたはSO
2基を含有する酸化硫黄複素環も含まれる。例には、テトラヒドロチエニル及びチオモルホリニルのスルホキシド及びスルホン形態、例えばテトラヒドロチエン1,1−ジオキシド及びチオモルホリニル1,1−ジオキシドが含まれる。1つまたは2つのオキソ(=O)またはチオキソ(=S)置換基を有するヘテロシクリル基の好適な代物は、例えば、2−オキソピロリジニル、2−チオキソピロリジニル、2−オキソイミダゾリジニル、2−チオキソイミダゾリジニル、2−オキソピペリジニル、2,5−ジオキソピロリジニル、2,5−ジオキソイミダゾリジニルまたは2,6−ジオキソピペリジニルである。特定のヘテロシクリル基は、窒素、酸素または硫黄から選択される1、2または3個のヘテロ原子を含有する飽和単環式3〜7員ヘテロシクリル、例えば、アゼチジニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロピラニル、ピロリジニル、モルホリニル、テトラヒドロチエニル、テトラヒドロチエニル1,1−ジオキシド、チオモルホリニル、チオモルホリニル1,1−ジオキシド、ピペリジニル、ホモピペリジニル、ピペラジニルまたはホモピペラジニルである。当業者は理解するであろうが、任意の複素環は、任意の好適な原子を介して、例えば炭素または窒素原子を介して別の基に連結され得る。しかしながら、本明細書におけるピペリジノまたはモルホリノへの言及は、環窒素を介して連結したピペリジン−1−イルまたはモルホリン−4−イル環を指す。
【0046】
「架橋環系」は、2個の環が2個を超える原子を共有している環系を意味し、例えば、Advanced Organic Chemistry,by Jerry March,4
th Edition,Wiley Interscience,pages 131−133,1992を参照されたい。架橋ヘテロシクリル環系の例には、アザ−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン、2−オキサ−5−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン、アザ−ビシクロ[2.2.2]オクタン、アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタン及びキヌクリジンが含まれる。
【0047】
「スピロ二環式環系」は、2つの環系が1つの共通のスピロ炭素原子を共有していること、すなわち、複素環式環が単一の共通のスピロ炭素原子を介してさらなる炭素環式または複素環式環に連結していることを意味する。スピロ環系の例には、6−アザスピロ[3.4]オクタン、2−オキサ−6−アザスピロ[3.4]オクタン、2−アザスピロ[3.3]ヘプタン、2−オキサ−6−アザスピロ[3.3]ヘプタン、7−オキサ−2−アザスピロ[3.5]ノナン、6−オキサ−2−アザスピロ[3.4]オクタン、2−オキサ−7−アザスピロ[3.5]ノナン及び2−オキサ−6−アザスピロ[3.5]ノナンが含まれる。
【0048】
「ヘテロシクリル(1−6C)アルキル」は、(1−6C)アルキレン基に共有結合したヘテロシクリル基を意味し、その両方は本明細書で定義されている。
【0049】
用語「ヘテロアリール」または「ヘテロ芳香族」は、窒素、酸素または硫黄から選択される1個以上(例えば、1〜4個、特に1、2または3個)のヘテロ原子を組み込んだ芳香族単環式、二環式または多環式環を意味する。用語ヘテロアリールは、一価種及び二価種の両方を含む。ヘテロアリール基の例は、5〜12個の環員、より通常は5〜10個の環員を含有する単環式及び二環式基である。ヘテロアリール基は、例えば、5員もしくは6員の単環式環または9員もしくは10員の二環式環、例えば、縮合5員及び6員環または2つの縮合6員環から形成される二環式構造であり得る。各環は、典型的には窒素、硫黄及び酸素から選択される最大で約4個のヘテロ原子を含有し得る。典型的には、ヘテロアリール環は、最大で3個のヘテロ原子、より通常は最大で2個、例えば、単一のヘテロ原子を含有する。一実施形態では、ヘテロアリール環は、少なくとも1つの環窒素原子を含有する。ヘテロアリール環中の窒素原子は、イミダゾールまたはピリジンの場合のように塩基性であり得るか、またはインドールまたはピロール窒素の場合のように本質的に非塩基性であり得る。一般に、環の任意のアミノ基置換基を含む、ヘテロアリール基に存在する塩基性窒素原子の数は5個未満である。
【0050】
ヘテロアリールの例には、フリル、ピロリル、チエニル、オキサゾリル、イソキサゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、ピリジル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニル、1,3,5−トリアゼニル、ベンゾフラニル、インドリル、イソインドリル、ベンゾチエニル、ベンゾキサゾリル、ベンズイミダゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチアゾリル、インダゾリル、プリニル、ベンゾフラザニル、キノリル、イソキノリル、キナゾリニル、キノキサリニル、シンノリニル、プテリジニル、ナフチリジニル、カルバゾリル、フェナジニル、ベンズイソキノリニル、ピリドピラジニル、チエノ[2,3−b]フラニル、2H−フロ[3,2−b]−ピラニル、5H−ピリド[2,3−d]−o−オキサジニル、1H−ピラゾロ[4,3−d]−オキサゾリル、4H−イミダゾ[4,5−d]チアゾリル、ピラジノ[2,3−d]ピリダジニル、イミダゾ[2,1−b]チアゾリル、イミダゾ[1,2−b][1,2,4]トリアジニルが含まれる。「ヘテロアリール」はまた、部分的に芳香族の二環式または多環式環系であって、少なくとも1つの環が芳香族環であり、他の環(複数可)の1つ以上が非芳香族の飽和または部分的に飽和した環であり、但し、少なくとも1つの環が、窒素、酸素または硫黄から選択される1つ以上のヘテロ原子を含有するものを包含する。部分的に芳香族のヘテロアリール基の例には、例えば、テトラヒドロイソキノリニル、テトラヒドロキノリニル、2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリニル、ジヒドロベンズチエニル、ジヒドロベンズフラニル、2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシニル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、2,2−ジオキソ−1,3−ジヒドロ−2−ベンゾチエニル、4,5,6,7−テトラヒドロベンゾフラニル、インドリニル、1,2,3,4−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジニル、1,2,3,4−テトラヒドロピリド[2,3−b]ピラジニル及び3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジニルが含まれる。
【0051】
5員ヘテロアリール基の例には、ピロリル、フラニル、チエニル、イミダゾリル、フラザニル、オキサゾリル、オキサジアゾリル、オキサトリアゾリル、イソキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル及びテトラゾリル基が含まれるがこれらに限定されない。
【0052】
6員ヘテロアリール基の例には、ピリジル、ピラジニル、ピリダジニル、ピリミジニル及びトリアジニルが含まれるがこれらに限定されない。
【0053】
二環式ヘテロアリール基は、例えば:
1、2または3個の環ヘテロ原子を含有する5また6員環に縮合したベンゼン環;
1、2または3個の環ヘテロ原子を含有する5また6員環に縮合したピリジン環;
1または2個の環ヘテロ原子を含有する5また6員環に縮合したピリミジン環;
1、2または3個の環ヘテロ原子を含有する5また6員環に縮合したピロール環;
1または2個の環ヘテロ原子を含有する5また6員環に縮合したピラゾール環;
1または2個の環ヘテロ原子を含有する5また6員環に縮合したピラジン環;
1または2個の環ヘテロ原子を含有する5また6員環に縮合したイミダゾール環;
1または2個の環ヘテロ原子を含有する5また6員環に縮合したオキサゾール環;
1または2個の環ヘテロ原子を含有する5また6員環に縮合したイソキサゾール環;
1または2個の環ヘテロ原子を含有する5また6員環に縮合したチアゾール環;
1または2個の環ヘテロ原子を含有する5また6員環に縮合したイソチアゾール環;
1、2または3個の環ヘテロ原子を含有する5また6員環に縮合したチオフェン環;
1、2または3個の環ヘテロ原子を含有する5また6員環に縮合したフラン環;
1、2または3個の環ヘテロ原子を含有する5また6員ヘテロ芳香族環に縮合したシクロヘキシル環;及び
1、2または3個の環ヘテロ原子を含有する5また6員ヘテロ芳香族環に縮合したシクロペンチル環から選択される基であり得る。
【0054】
5員環に縮合した6員環を含有する二環式ヘテロアリール基の具体例には、ベンズフラニル、ベンズチオフェニル、ベンズイミダゾリル、ベンゾキサゾリル、ベンズイソキサゾリル、ベンズチアゾリル、ベンズイソチアゾリル、イソベンゾフラニル、インドリル、イソインドリル、インドリジニル、インドリニル、イソインドリニル、プリニル(例えば、アデニニル、グアニニル)、インダゾリル、ベンゾジオキソリル及びピラゾロピリジニル基が含まれるがこれらに限定されない。
【0055】
2つの縮合6員環を含有する二環式ヘテロアリール基の具体例には、キノリニル、イソキノリニル、クロマニル、チオクロマニル、クロメニル、イソクロメニル、クロマニル、イソクロマニル、ベンゾジオキサニル、キノリジニル、ベンゾキサジニル、ベンゾジアジニル、ピリドピリジニル、キノキサリニル、キナゾリニル、シンノリニル、フタラジニル、ナフチリジニル及びプテリジニル基が含まれるがこれらに限定されない。
【0056】
「ヘテロアリール(1−6C)アルキル」は、(1−6C)アルキレン基に共有結合したヘテロアリール基を意味し、その両方は本明細書で定義されている。ヘテロアラルキル基の例には、ピリジン−3−イルメチル、3−(ベンゾフラン−2−イル)プロピルなどが含まれる。
【0057】
用語「アリール」は、5〜12個の炭素原子を有する環式または多環式芳香族環を意味する。用語「アリール」は、一価種及び二価種の両方を含む。アリール基の例には、フェニル、ビフェニル、ナフチルなどが含まれるがこれらに限定されない。特定の実施形態では、アリールはフェニルである。
【0058】
用語「アリール(1−6C)アルキル」は、(1−6C)アルキレン基に共有結合したアリール基を意味し、その両方は本明細書で定義されている。アリール−(1−6C)アルキル基の例には、ベンジル、フェニルエチルなどが含まれる。
【0059】
本明細書はまた、複数の官能性を含む基を記述するためにいくつかの複合用語を使用する。そのような用語は当業者によって理解される。例えば、ヘテロシクリル(m−nC)アルキルは、ヘテロシクリルによって置換された(m−nC)アルキルを含む。
【0060】
用語「任意置換された」は、置換されている基、構造、または分子のいずれか、及び置換されていないそれらを指す。用語「式中、R
1基内の1つの/任意のCH、CH
2、CH
3基またはヘテロ原子(例えば、NH)は、任意に置換されている」は、好適には、R
1基の水素基の(任意の)1つが関連の所定の基によって置換されていることを意味する。
【0061】
任意の置換基が「1つ以上」の基から選択される場合、この定義は、特定された基の1つから選択される全ての置換基、または特定された基の2つ以上から選択される置換基を含むことを理解されたい。
【0062】
語句「本発明の化合物」は、一般的及び具体的の両方で本明細書に開示されているそれらの化合物を意味する。
【0063】
本発明の化合物
一態様では、本発明は、以下に示される構造式(I)を有する化合物、またはその薬学的に許容可能な塩、水和物もしくは溶媒和物に関する:
【化1】
(式中:
HETは、以下のうちの1つから選択され:
【化2】
(式中、
【化3】
は、結合点を示す);
R
1は、水素、(1−4C)ハロアルキル、(1−4C)ハロアルコキシまたは式:
−L−Y−Q
の基から選択され(式中:
Lは、非存在であるか、または(1−2C)アルキルもしくはオキソから選択される1つ以上の置換基によって任意に置換された(1−5C)アルキレンであり;
Yは、非存在であるか、またはO、S、SO、SO
2、N(R
a)、C(O)、C(O)O、OC(O)、C(O)N(R
a)、N(R
a)C(O)、N(R
a)C(O)N(R
b)、N(R
a)C(O)O、OC(O)N(R
a)、S(O)
2N(R
a)、またはN(R
a)SO
2(式中、R
a及びR
bは、それぞれ独立して、水素または(1−4C)アルキルから選択される)であり;
Qは、水素、(1−6C)アルキル、(2−6C)アルケニル、(2−6C)アルキニル、アリール、(3−10C)シクロアルキル、(3−10C)シクロアルケニル、ヘテロアリールまたはヘテロシクリルであり;Qは、(1−4C)アルキル、ハロ、(1−4C)ハロアルキル、(1−4C)ハロアルコキシ、アミノ、(1−4C)アミノアルキル、シアノ、ヒドロキシ、カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、メルカプト、ウレイド、NR
cR
d、OR
c、C(O)R
c、C(O)OR
c、OC(O)R
c、C(O)N(R
d)R
c、N(R
d)C(O)R
c、S(O)
yR
c(yは、0、1または2である)、SO
2N(R
d)R
c、N(R
d)SO
2R
c、Si(R
d)(R
c)R
eまたは(CH
2)
zNR
dR
c(zは、1、2または3である)から独立して選択される1つ以上の置換基によって任意にさらに置換されており;R
c、R
d及びR
eは、それぞれ独立して、水素、(1−6C)アルキルまたは(3−6C)シクロアルキルから選択され;またはR
c及びR
dは、それらが結合した窒素原子と一緒に、それらが(1−4C)アルキル、ハロ、(1−4C)ハロアルキル、(1−4C)ハロアルコキシ、(1−4C)アルコキシ、(1−4C)アルキルアミノ、アミノ、シアノまたはヒドロキシから選択される1つ以上の置換基によって任意に置換された4〜7員ヘテロ環式環を形成するように連結され得;または
Qは、式:
−L
1−L
Q1−Z
1
の基によって任意に置換されている(式中:
L
1は、非存在であるか、または(1−2C)アルキルもしくはオキソから選択される1つ以上の置換基によって任意に置換された(1−3C)アルキレンであり;
L
Q1は、非存在であるか、またはO、S、SO、SO
2、N(R
f)、C(O)、C(O)O、OC(O)、C(O)N(R
f)、N(R
f)C(O)、N(R
g)C(O)N(R
f)、N(R
f)C(O)O、OC(O)N(R
f)、S(O)
2N(R
f)、またはN(R
f)SO
2(式中、R
f及びR
gは、それぞれ独立して、水素または(1−2C)アルキルから選択される)から選択され;
Z
1は、水素、(1−6C)アルキル、アリール、アリール(1−2C)アルキル、(3−8C)シクロアルキル、(3−8C)シクロアルケニル、ヘテロアリールまたはヘテロシクリルであり;Z
1は、(1−4C)アルキル、ハロ、(1−4C)ハロアルキル、(1−4C)ハロアルコキシ、(1−4C)アルコキシ、(1−4C)アルキルアミノ、アミノ、シアノ、ヒドロキシ、カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、メルカプト、ウレイド、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、(3−6C)シクロアルキル、NR
hR
i、OR
h、C(O)R
h、C(O)OR
h、OC(O)R
h、C(O)N(R
i)R
h、N(R
i)C(O)R
h、S(O)
yR
h(yは、0、1または2である)、SO
2N(R
i)R
h、N(R
i)SO
2R
hまたは(CH
2)
zNR
iR
h(zは、1、2または3である)から選択される1つ以上の置換基によって任意に置換されており;R
h及びR
iは、それぞれ独立して、水素、(1−4C)アルキルまたは(3−6C)シクロアルキルから選択される));
R
1a及びR
1bは、それぞれ、H、(1−4C)アルキル、ハロ、(1−4C)ハロアルキル、(1−4C)ハロアルコキシ、(1−4C)アルコキシ、(1−4C)アルキルアミノ、アミノ、シアノ、ヒドロキシ、カルボキシ、カルバモイル、スルファモイルまたはメルカプトから選択され;
Wは、O、SまたはNR
1(式中、R
1は、Hまたは(1−2C)アルキルから選択される)から選択される);
結合a、b、c及びdは、独立して、単または二重結合から選択され;
X
1及びX
2は、それぞれ独立して、結合aが二重結合である場合はNもしくはCR
jから、または結合aが単結合である場合はNR
kもしくはCR
jR
kから選択され;
(式中、
R
jは、水素、ハロ、(1−4C)アルキル、(1−4C)アルコキシ、アミノ、(1−4C)アルキルアミノ、(1−4C)ジアルキルアミノ、シアノ、(2C)アルキニル、C(O)R
j1、C(O)OR
j1、OC(O)R
j1、C(O)N(R
j2)R
j1、N(R
j2)C(O)R
j1、S(O)
yR
j1(yは、0、1または2である)、SO
2N(R
j2)R
j1、N(R
j2)SO
2R
j1または(CH
2)
zNR
j1R
j2(zは、1、2または3である)から選択され;前記(1−4C)アルキルは、アミノ、ヒドロキシ、(1−2C)アルコキシまたはハロから選択される1つ以上の置換基によって任意に置換されており;
R
k及びR
jは、独立して、水素または(1−4C)アルキルから選択され;
R
j1及びR
j2は、それぞれ独立して、水素または(1−4C)アルキルから選択される);
X
3は、結合bが二重結合である場合はNもしくはCR
lから、または結合bが単結合である場合はNR
mもしくはCR
lR
mから選択され;
(式中、
R
lは、水素、ハロ、(1−4C)アルキル、(1−4C)アルコキシ、アミノ、(1−4C)アルキルアミノ、(1−4C)ジアルキルアミノ、シアノ、(2C)アルキニル、C(O)R
l1、C(O)OR
l1、OC(O)R
l1、C(O)N(R
l2)R
l1、N(R
l2)C(O)R
l1、S(O)
yR
l1(yは、0、1または2である)、SO
2N(R
l2)R
l1、N(R
l2)SO
2R
l1または(CH
2)
zNR
l2R
l1(zは、1、2または3である)から選択され;前記(1−4C)アルキルは、アミノ、ヒドロキシ、(1−2C)アルコキシまたはハロから選択される1つ以上の置換基によって任意に置換されており;
R
l及びR
mは、独立して、水素または(1−4C)アルキルから選択され;
R
l1及びR
l2は、それぞれ独立して、水素または(1−4C)アルキルから選択される);
X
4は、結合dが二重結合である場合はNもしくはCR
nから、または結合dが単結合である場合はNR
oもしくはCR
nR
oから選択され;
(式中、
R
nは、水素、ハロ、(1−4C)アルキル、(1−4C)アルコキシ、アミノ、(1−4C)アルキルアミノ、(1−4C)ジアルキルアミノ、シアノ、(2C)アルキニル、C(O)R
n1、C(O)OR
n1、OC(O)R
n1、C(O)N(R
n2)R
n1、N(R
n2)C(O)R
n1、S(O)
yR
n1(yは、0、1または2である)、SO
2N(R
n2)R
n1、N(R
n2)SO
2R
n1または(CH
2)
zNR
n1R
n2(zは、1、2または3である)から選択され;前記(1−4C)アルキルは、アミノ、ヒドロキシ、(1−2C)アルコキシまたはハロから選択される1つ以上の置換基によって任意に置換されており;
R
n及びR
oは、独立して、水素または(1−4C)アルキルから選択され;
R
n1及びR
n2は、それぞれ独立して、水素または(1−4C)アルキルから選択される);
R
2は、水素、(1−4C)アルキルまたは式:
−L
2−Y
2−Q
2
の基から選択され(式中:
L
2は、非存在であるか、または(1−2C)アルキルもしくはオキソから選択される1つ以上の置換基によって任意に置換された(1−3C)アルキレンであり;
Y
2は、非存在であるか、またはC(O)、C(O)O、C(O)N(R
p)(式中、R
pは、水素または(1−4C)アルキルから選択される)であり;
Q
2は、水素、(1−6C)アルキル、アリール、(3−8C)シクロアルキル、(3−8C)シクロアルケニル、ヘテロアリールまたはヘテロシクリルであり;Q
2は、(1−4C)アルキル、ハロ、(1−4C)ハロアルキル、(1−4C)ハロアルコキシ、アミノ、シアノ、ヒドロキシ、カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、NR
qR
r、OR
q(式中、R
q及びR
rは、それぞれ独立して、水素、(1−4C)アルキルまたは(3−6C)シクロアルキルから選択される)から独立して選択される1つ以上の置換基によって任意にさらに置換されている);
R
3は、式:
−Y
3−Q
3
の基から選択され(式中:
Y
3は、C(O)、C(O)N(R
s)、N(R
s)(O)C、C(O)OR
s、OC(O)CR
s、トリアゾール、オキサジアゾールまたはテトラゾール(式中、R
sは、水素または(1−2C)アルキルから選択される)であり;
Q
3は、水素、(1−6C)アルキル、(1−6C)アルコキシ、アリール、アリール(1−2C)アルキル、(3−8C)シクロアルキル、(3−8C)シクロアルケニル、ヘテロアリールまたはヘテロシクリルであり;Q
3は、(1−4C)アルキル、ハロ、(1−4C)ハロアルキル、(1−4C)ハロアルコキシ、アミノ、シアノ、ヒドロキシ、カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、NR
tR
u、OR
t(式中、R
t及びR
uは、それぞれ独立して、水素、(1−4C)アルキルまたは(3−6C)シクロアルキルから選択される)から独立して選択される1つ以上の置換基によって任意にさらに置換されており;またはQ
3は、式:
−L
4−L
Q4−Z
4
の基によって任意に置換されている(式中:
L
4は、非存在であるか、または(1−2C)アルキルもしくはオキソから選択される1つ以上の置換基によって任意に置換された(1−3C)アルキレンであり;
L
Q4は、非存在であるか、またはO、S、SO、SO
2、N(R
v)、C(O)、C(O)O、OC(O)、C(O)N(R
v)、N(R
v)C(O)、N(R
w)C(O)N(R
v)、N(R
v)C(O)O、OC(O)N(R
v)、S(O)
2N(R
v)、またはN(R
v)SO
2(式中、R
v及びR
wは、それぞれ独立して、水素または(1−2C)アルキルから選択される)から選択され;
Z
4は、水素、(1−6C)アルキル、アリール、アリール(1−2C)アルキル、(3−8C)シクロアルキル、(3−8C)シクロアルケニル、ヘテロアリールまたはヘテロシクリルであり;Z
4は、(1−4C)アルキル、ハロ、(1−4C)ハロアルキル、(1−4C)ハロアルコキシ、(1−4C)アルコキシ、(1−4C)アルキルアミノ、アミノ、シアノ、ヒドロキシ、カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、メルカプト、ウレイド、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、(3−6C)シクロアルキル、NR
xR
y、OR
x、C(O)R
x、C(O)OR
x、OC(O)R
x、C(O)N(R
y)R
x、N(R
y)C(O)R
x、S(O)
yR
x(yは、0、1または2である)、SO
2N(R
y)R
x、N(R
y)SO
2R
xまたは(CH
2)
zNR
xR
y(zは、1、2または3である)から選択される1つ以上の置換基によって任意に置換されており;R
x及びR
yは、それぞれ独立して、水素、(1−4C)アルキルまたは(3−6C)シクロアルキルから選択される));
但し、X
1、X
2、X
3またはX
4のうちの1つまたは2つのみがNであり得る)。
【0064】
本発明の特定の化合物には、例えば、式Iの化合物、またはその薬学的に許容可能な塩、水和物及び/または溶媒和物(式中、別段記述されない限り、HET、R
1、R
1a、R
1b、W、結合a、b、c及びd、X
1、X
2、X
3、X
4、R
2及びR
3の各々ならびに任意の関連する置換基は、上記または以下のパラグラフ(1)〜(44)のいずれかで定義された意味のいずれかを有する)が含まれる:−
(1)HETは、以下のうちの1つから選択される:
【化4】
(2)HETは、以下のうちの1つから選択される:
【化5】
(3)HETは、
【化6】
である:
(4)R
1は、水素、(1−4C)ハロアルキル、(1−4C)ハロアルコキシまたは式:
−L−Y−Q
の基から選択される(式中:
Lは、非存在であるか、または(1−2C)アルキルもしくはオキソから選択される1つ以上の置換基によって任意に置換された(1−5C)アルキレンであり;
Yは、非存在であるか、またはO、S、SO、SO
2、N(R
a)、C(O)、C(O)O、OC(O)、C(O)N(R
a)、N(R
a)C(O)、S(O)
2N(R
a)、またはN(R
a)SO
2(式中、R
a及びR
bは、それぞれ独立して、水素または(1−4C)アルキルから選択される)であり;
Qは、水素、(1−6C)アルキル、(2−6C)アルケニル、(2−6C)アルキニル、アリール、(3−10C)シクロアルキル、(3−10C)シクロアルケニル、ヘテロアリールまたはヘテロシクリルであり;Qは、(1−4C)アルキル、ハロ、(1−4C)ハロアルキル、(1−4C)ハロアルコキシ、アミノ、(1−4C)アミノアルキル、シアノ、ヒドロキシ、カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、メルカプト、ウレイド、NR
cR
d、OR
c、C(O)R
c、C(O)OR
c、OC(O)R
c、C(O)N(R
d)R
c、N(R
d)C(O)R
c、S(O)
yR
c(yは、0、1または2である)、SO
2N(R
d)R
c、N(R
d)SO
2R
c、Si(R
d)(R
c)R
eまたは(CH
2)
zNR
dR
c(zは、1、2または3である)から独立して選択される1つ以上の置換基によって任意にさらに置換されており;R
c、R
d及びR
eは、それぞれ独立して、水素、(1−6C)アルキルまたは(3−6C)シクロアルキルから選択され;またはR
c及びR
dは、それらが結合した窒素原子と一緒に、それらが(1−4C)アルキル、ハロ、(1−4C)ハロアルキル、(1−4C)ハロアルコキシ、(1−4C)アルコキシ、(1−4C)アルキルアミノ、アミノ、シアノまたはヒドロキシから選択される1つ以上の置換基によって任意に置換された4〜7員ヘテロ環式環を形成するように連結され得;または
Qは、式:
−L
1−L
Q1−Z
1
の基によって任意に置換されている(式中:
L
1は、非存在であるか、または(1−2C)アルキルから選択される1つ以上の置換基によって任意に置換された(1−3C)アルキレンであり;
L
Q1は、非存在であるか、またはO、S、SO、SO
2、N(R
f)、C(O)、C(O)O、OC(O)、C(O)N(R
f)、N(R
f)C(O)、N(R
f)C(O)O、S(O)
2N(R
f)、またはN(R
f)SO
2(式中、R
f及びR
gは、それぞれ独立して、水素または(1−2C)アルキルから選択される)から選択され;
Z
1は、水素、(1−6C)アルキル、アリール、アリール(1−2C)アルキル、(3−8C)シクロアルキル、(3−8C)シクロアルケニル、ヘテロアリールまたはヘテロシクリルであり;Z
1は、(1−4C)アルキル、ハロ、(1−4C)ハロアルキル、(1−4C)ハロアルコキシ、(1−4C)アルコキシ、(1−4C)アルキルアミノ、アミノ、シアノ、ヒドロキシ、カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、メルカプト、ウレイド、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、(3−6C)シクロアルキル、NR
hR
iまたはOR
h(式中、R
h及びR
iは、それぞれ独立して、水素、1−4C)アルキルまたは(3−6C)シクロアルキルから選択される)から選択される1つ以上の置換基によって任意に置換されている));
(5)R
1は、水素、(1−4C)ハロアルキル、(1−4C)ハロアルコキシまたは式:
−L−Y−Q
の基から選択される(式中:
Lは、非存在であるか、または(1−2C)アルキルもしくはオキソから選択される1つ以上の置換基によって任意に置換された(1−3C)アルキレンであり;
Yは、非存在であるか、またはO、N(R
a)、C(O)、C(O)O、OC(O)、C(O)N(R
a)、N(R
a)C(O)、S(O)
2N(R
a)、またはN(R
a)SO
2(式中、R
a及びR
bは、それぞれ独立して、水素または(1−4C)アルキルから選択される)であり;
Qは、水素、(1−6C)アルキル、(2−6C)アルケニル、(2−6C)アルキニル、アリール、(3−10C)シクロアルキル、(3−10C)シクロアルケニル、ヘテロアリールまたはヘテロシクリルであり;Qは、(1−4C)アルキル、ハロ、(1−4C)ハロアルキル、(1−4C)ハロアルコキシ、アミノ、(1−4C)アミノアルキル、シアノ、ヒドロキシ、カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、メルカプト、ウレイド、NR
cR
d、OR
c、C(O)R
c、C(O)OR
c、OC(O)R
c、C(O)N(R
d)R
c、N(R
d)C(O)R
c、S(O)
yR
c(yは、0、1または2である)、SO
2N(R
d)R
c、N(R
d)SO
2R
c、Si(R
d)(R
c)R
eまたは(CH
2)
zNR
dR
c(zは、1、2または3である)から独立して選択される1つ以上の置換基によって任意にさらに置換されており;R
c、R
d及びR
eは、それぞれ独立して、水素、(1−6C)アルキルまたは(3−6C)シクロアルキルから選択され;またはR
c及びR
dは、それらが結合した窒素原子と一緒に、それらが(1−4C)アルキル、ハロ、(1−4C)ハロアルキル、(1−4C)ハロアルコキシ、(1−4C)アルコキシ、(1−4C)アルキルアミノ、アミノ、シアノまたはヒドロキシから選択される1つ以上の置換基によって任意に置換された4〜7員ヘテロ環式環を形成するように連結され得;または
Qは、式:
−L
1−L
Q1−Z
1
の基によって任意に置換されている(式中:
L
1は、非存在であるか、または(1−2C)アルキルから選択される1つ以上の置換基によって任意に置換された(1−3C)アルキレンであり;
L
Q1は、非存在であるか、またはN(R
f)、C(O)、C(O)O、OC(O)、C(O)N(R
f)、N(R
f)C(O)またはN(R
f)C(O)O(式中、R
f及びR
gは、それぞれ独立して、水素または(1−2C)アルキルから選択される)から選択され;
Z
1は、水素、(1−6C)アルキル、アリール、アリール(1−2C)アルキル、(3−8C)シクロアルキル、(3−8C)シクロアルケニル、ヘテロアリールまたはヘテロシクリルであり;Z
1は、(1−4C)アルキル、ハロ、(1−4C)ハロアルキル、(1−4C)ハロアルコキシ、(1−4C)アルコキシ、(1−4C)アルキルアミノ、アミノ、シアノ、ヒドロキシ、(3−6C)シクロアルキル、NR
hR
iまたはOR
h(式中、R
h及びR
iは、それぞれ独立して、水素、(1−4C)アルキルまたはシクロアルキルから選択される)から選択される1つ以上の置換基によって任意に置換されている));
(6)R
1は、水素、(1−4C)ハロアルキル、(1−4C)ハロアルコキシまたは式:
−L−Y−Q
の基から選択される(式中:
Lは、非存在であるか、または(1−2C)アルキルもしくはオキソから選択される1つ以上の置換基によって任意に置換された(1−3C)アルキレンであり;
Yは、非存在であるか、またはO、N(R
a)、C(O)、C(O)O、OC(O)、C(O)N(R
a)、N(R
a)C(O)、S(O)
2N(R
a)、またはN(R
a)SO
2(式中、R
a及びR
bは、それぞれ独立して、水素または(1−4C)アルキルから選択される)であり;
Qは、水素、(1−6C)アルキル、(2−6C)アルケニル、(2−6C)アルキニル、アリール、(3−10C)シクロアルキル、(3−10C)シクロアルケニル、ヘテロアリールまたはヘテロシクリルであり;Qは、(1−4C)アルキル、ハロ、(1−4C)ハロアルキル、(1−4C)ハロアルコキシ、アミノ、(1−4C)アミノアルキル、シアノ、ヒドロキシ、カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、メルカプト、ウレイド、NR
cR
d、OR
c、C(O)R
c、C(O)OR
c、OC(O)R
c、C(O)N(R
d)R
c、N(R
d)C(O)R
c、S(O)
yR
c(yは、0、1または2である)、SO
2N(R
d)R
c、N(R
d)SO
2R
c、Si(R
d)(R
c)R
eまたは(CH
2)
zNR
dR
c(zは、1、2または3である)から独立して選択される1つ以上の置換基によって任意にさらに置換されており;R
c、R
d及びR
eは、それぞれ独立して、水素、(1−6C)アルキルまたは(3−6C)シクロアルキルから選択され;またはR
c及びR
dは、それらが結合した窒素原子と一緒に、それらが(1−4C)アルキル、ハロ、(1−4C)ハロアルキル、(1−4C)ハロアルコキシ、(1−4C)アルコキシ、(1−4C)アルキルアミノ、アミノ、シアノまたはヒドロキシから選択される1つ以上の置換基によって任意に置換された4〜7員ヘテロ環式環を形成するように連結され得る);
(7)R
1は、水素、(1−4C)ハロアルキル、(1−4C)ハロアルコキシまたは式:
−L−Y−Q
の基から選択される(式中:
Lは、非存在であるか、または(1−2C)アルキルもしくはオキソから選択される1つ以上の置換基によって任意に置換された(1−3C)アルキレンであり;
Yは、非存在であるか、またはC(O)、C(O)O、OC(O)、C(O)N(R
a)またはN(R
a)C(O)(式中、R
a及びR
bは、それぞれ独立して、水素または(1−4C)アルキルから選択される)であり;
Qは、水素、(1−6C)アルキル、(2−6C)アルケニル、(2−6C)アルキニル、アリール、(3−10C)シクロアルキル、(3−10C)シクロアルケニル、ヘテロアリールまたはヘテロシクリルであり;Qは、(1−4C)アルキル、ハロ、(1−4C)ハロアルキル、(1−4C)ハロアルコキシ、アミノ、(1−4C)アミノアルキル、シアノ、ヒドロキシ、カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、メルカプト、ウレイド、NR
cR
d、OR
c、C(O)R
c、C(O)OR
c、OC(O)R
c、C(O)N(R
d)R
c、N(R
d)C(O)R
c、S(O)
yR
c(yは、0、1または2である)、SO
2N(R
d)R
c、N(R
d)SO
2R
c、Si(R
d)(R
c)R
eまたは(CH
2)
zNR
dR
c(zは、1、2または3である)から独立して選択される1つ以上の置換基によって任意にさらに置換されており;R
c、R
d及びR
eは、それぞれ独立して、水素、(1−6C)アルキルまたは(3−6C)シクロアルキルから選択される);
(8)R
1は、水素、(1−4C)ハロアルキル、(1−4C)ハロアルコキシ、(1−6C)アルキル、(2−6C)アルケニル、(2−6C)アルキニル、アリール、(3−10C)シクロアルキル、(3−10C)シクロアルケニル、ヘテロアリールまたはヘテロシクリルから選択され;前記置換基の各々は、(1−4C)アルキル、ハロ、(1−4C)ハロアルキル、(1−4C)ハロアルコキシ、アミノ、(1−4C)アミノアルキル、シアノ、ヒドロキシ、カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、メルカプト、ウレイド、NR
cR
d、OR
c、C(O)R
c、C(O)OR
c、OC(O)R
c、C(O)N(R
d)R
c、N(R
d)C(O)R
c、S(O)
yR
c(yは、0、1または2である)、SO
2N(R
d)R
c、N(R
d)SO
2R
c、Si(R
d)(R
c)R
eまたは(CH
2)
zNR
dR
c(zは、1、2または3である)から独立して選択される1つ以上の置換基によって任意にさらに置換されており;R
c、R
d及びR
eは、それぞれ独立して、水素、(1−6C)アルキルまたは(3−6C)シクロアルキルから選択される;
(9)R
1は、水素、(1−4C)ハロアルキル、(1−4C)ハロアルコキシ、(1−6C)アルキル、(3−10C)シクロアルキルまたはヘテロシクリルから選択され;前記置換基の各々は、(1−4C)アルキル、ハロ、(1−4C)ハロアルキル、(1−4C)ハロアルコキシ、アミノ、(1−4C)アミノアルキル、シアノ、ヒドロキシ、カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、メルカプト、ウレイド、NR
cR
d、OR
cまたはSi(R
d)(R
c)R
eから独立して選択される1つ以上の置換基によって任意にさらに置換されており;R
c、R
d及びR
eは、それぞれ独立して、水素または(1−6C)アルキルから選択される;
(10)R
1は、水素、(1−6C)アルキルまたは(3−10C)シクロアルキルから選択され;前記置換基の各々は、(1−4C)アルキル、ハロ、アミノ、(1−4C)アミノアルキル、シアノ、ヒドロキシ、カルボキシ、NR
cR
d、OR
cまたはSi(R
d)(R
c)R
eから独立して選択される1つ以上の置換基によって任意にさらに置換されており;R
c、R
d及びR
eは、それぞれ独立して、水素または(1−4C)アルキルから選択される;
(11)R
1は、水素、(1−6C)アルキルまたは(3−6C)シクロアルキルから選択され;前記置換基の各々は、(1−4C)アルキル、OR
cまたはSi(R
d)(R
c)R
eから独立して選択される1つ以上の置換基によって任意にさらに置換されており;R
c、R
d及びR
eは、それぞれ独立して、水素または(1−2C)アルキルから選択される;
(12)R
1は、tert−ブチルである;
(13)R
1a及びR
1bは、それぞれ、H、(1−4C)アルキル、ハロ、(1−4C)ハロアルキル、(1−4C)ハロアルコキシ、(1−4C)アルコキシ、(1−4C)アルキルアミノ、アミノ、シアノまたはヒドロキシから選択される;
(14)R
1a及びR
1bは、それぞれ、H、(1−4C)アルキル、ハロ、(1−4C)ハロアルキル、(1−4C)アルコキシ、アミノ、シアノまたはヒドロキシから選択される;
(15)R
1a及びR
1bは、それぞれ、Hまたは(1−4C)アルキルから選択される;
(16)R
1a及びR
1bは、それぞれ、Hである;
(17)Wは、OまたはSから選択される;
(18)Wは、Oである;
(19)結合a、b、c及びdは、全て、二重結合である;
(20)結合a、b、c及びdは、全て、単結合である;
(21)X
1及びX
2は、それぞれ独立して、結合aが二重結合である場合はNもしくはCR
jから、または結合aが単結合である場合はNR
kもしくはCR
jR
kから選択される;
(式中、
R
jは、水素、ハロ、(1−4C)アルキル、(1−4C)アルコキシ、アミノ、(1−4C)アルキルアミノ、(1−4C)ジアルキルアミノ、シアノ、(2C)アルキニル(式中、前記(1−4C)アルキルは、アミノ、ヒドロキシ、(1−2C)アルコキシまたはハロから選択される1つ以上の置換基によって任意に置換されている)から選択され;
R
k及びR
jは、独立して、水素または(1−4C)アルキルから選択される);
(22)X
1及びX
2は、それぞれ独立して、結合aが二重結合である場合はNもしくはCR
jから、または結合aが単結合である場合はNR
kもしくはCR
jR
kから選択される;
(式中、
R
jは、水素、ハロ、(1−4C)アルキル、(1−4C)アルコキシ、アミノ、(1−4C)アルキルアミノ、(1−4C)ジアルキルアミノ、シアノ、(2C)アルキニルから選択され;
R
k及びR
jは、独立して、水素または(1−4C)アルキルから選択される);
(23)X
1及びX
2は、それぞれ独立して、NまたはCR
jから選択され、結合aは、二重結合であり、R
jは、水素、ハロ、(1−4C)アルキルまたはアミノから選択される;
(24)X
1及びX
2は、CR
jから選択され、結合aは、二重結合であり、R
jは、水素、ハロまたは(1−4C)アルキルから選択される;
(25)X
1及びX
2は、CHであり、結合aは、二重結合である;
(26)X
3は、結合bが二重結合である場合はNもしくはCR
lから、または結合bが単結合である場合はNR
mもしくはCR
lR
mから選択される;
(式中、
R
lは、水素、ハロ、(1−4C)アルキル、(1−4C)アルコキシ、アミノ、(1−4C)アルキルアミノ、(1−4C)ジアルキルアミノ、シアノ、(2C)アルキニル(式中、前記(1−4C)アルキルは、アミノ、ヒドロキシ、(1−2C)アルコキシまたはハロから選択される1つ以上の置換基によって任意に置換されている)から選択され;
R
l及びR
mは、独立して、水素または(1−4C)アルキルから選択される);
(27)X
3は、結合bが二重結合である場合はNもしくはCR
lから、または結合bが単結合である場合はNR
mもしくはCR
lR
mから選択される;
(式中、
R
lは、水素、ハロ、(1−4C)アルキル、(1−4C)アルコキシ、アミノ、(1−4C)アルキルアミノ、(1−4C)ジアルキルアミノ、シアノ、(2C)アルキニルから選択され;
R
l及びR
mは、独立して、水素または(1−4C)アルキルから選択される);
(28)X
3は、NまたはCR
lから選択され、結合bは、二重結合であり、R
lは、水素、ハロ、(1−4C)アルキルまたはアミノから選択される;
(29)X
3は、CR
lであり、結合bは、二重結合であり、R
lは、水素、ハロ、(1−4C)アルキルまたはアミノから選択される;
(30)X
3は、CHであり、結合bは、二重結合である;
(31)X
4は、結合dが二重結合である場合はNもしくはCR
nから、または結合dが単結合である場合はNR
oもしくはCR
nR
oから選択される;
(式中、
R
nは、水素、ハロ、(1−4C)アルキル、(1−4C)アルコキシ、アミノ、(1−4C)アルキルアミノ、(1−4C)ジアルキルアミノ、シアノ、(2C)アルキニル(式中、前記(1−4C)アルキルは、アミノ、ヒドロキシ、(1−2C)アルコキシまたはハロから選択される1つ以上の置換基によって任意に置換されている)から選択され;
R
n及びR
oは、独立して、水素または(1−4C)アルキルから選択される);
(32)X
4は、結合dが二重結合である場合はNもしくはCR
nから、または結合dが単結合である場合はNR
oもしくはCR
nR
oから選択される;
(式中、
R
nは、水素、ハロ、(1−4C)アルキル、(1−4C)アルコキシ、アミノ、(1−4C)アルキルアミノ、(1−4C)ジアルキルアミノ、シアノ、(2C)アルキニルから選択され;
R
n及びR
oは、独立して、水素または(1−4C)アルキルから選択される);
(33)X
4は、NまたはCR
nから選択され、結合dは、二重結合であり、R
nは、水素、ハロ、(1−4C)アルキル、(1−4C)アルコキシ、アミノ、(1−4C)アルキルアミノ、(1−4C)ジアルキルアミノまたはシアノ、(2C)アルキニルから選択される;
(34)X
4は、CR
nであり、結合dは、二重結合であり、R
nは、水素、ハロ、(1−4C)アルキルまたはアミノから選択される;
(35)R
2は、水素、(1−4C)アルキルまたは式:
−L
2−Y
2−Q
2
の基から選択される(式中:
L
2は、非存在であるか、または(1−2C)アルキルもしくはオキソから選択される1つ以上の置換基によって任意に置換された(1−3C)アルキレンであり;
Y
2は、非存在であるか、またはC(O)、C(O)O、C(O)N(R
p)(式中、R
pは、水素または(1−4C)アルキルから選択される)であり;
Q
2は、水素、(1−6C)アルキル、アリール、(3−8C)シクロアルキル、ヘテロアリールまたはヘテロシクリルであり;Q
2は、(1−4C)アルキル、ハロ、(1−4C)ハロアルキル、(1−4C)ハロアルコキシ、アミノ、シアノ、ヒドロキシ、NR
qR
r、OR
q(式中、R
q及びR
rは、それぞれ独立して、水素または(1−4C)アルキルから選択される)から独立して選択される1つ以上の置換基によって任意にさらに置換されている);
(36)R
2は、水素、(1−4C)アルキルまたは式:
−Y
2−Q
2
の基から選択される(式中:
Y
2は、非存在であるか、またはC(O)、C(O)O、C(O)N(R
p)(式中、R
pは、水素または(1−4C)アルキルから選択される)であり;
Q
2は、水素、(1−6C)アルキル、アリール、(3−8C)シクロアルキル、ヘテロアリールまたはヘテロシクリルであり;Q
2は、(1−4C)アルキル、ハロ、(1−4C)ハロアルキル、(1−4C)ハロアルコキシ、アミノ、シアノ、ヒドロキシ、NR
qR
r、OR
q(式中、R
q及びR
rは、それぞれ独立して、水素または(1−4C)アルキルから選択される)から独立して選択される1つ以上の置換基によって任意にさらに置換されている);
(37)R
2は、水素、(1−4C)アルキルまたは式:
−Y
2−Q
2
の基から選択される(式中:
Y
2は、C(O)N(R
p)(式中、R
pは、水素または(1−4C)アルキルから選択される)であり;
Q
2は、(1−6C)アルキル、アリール、(3−8C)シクロアルキル、ヘテロアリールまたはヘテロシクリルであり;Q
2は、(1−4C)アルキル、ハロ、(1−4C)ハロアルキル、(1−4C)ハロアルコキシ、アミノ、シアノまたはヒドロキシから独立して選択される1つ以上の置換基によって任意にさらに置換されている);
(38)R
2は、水素または(1−4C)アルキルから選択される;
(39)R
2は、水素である;
(40)R
3は、式:
−Y
3−Q
3
の基から選択される(式中:
Y
3は、C(O)、C(O)N(R
s)、N(R
s)(O)C、C(O)OR
s、OC(O)CR
s(式中、R
sは、水素または(1−2C)アルキルから選択される)であり;
Q
3は、水素、(1−6C)アルキル、(1−6C)アルコキシ、アリール、アリール(1−2C)アルキル、(3−8C)シクロアルキル、(3−8C)シクロアルケニル、ヘテロアリールまたはヘテロシクリルであり;Q
3は、(1−4C)アルキル、ハロ、(1−4C)ハロアルキル、(1−4C)ハロアルコキシ、アミノ、シアノ、ヒドロキシ、カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、NR
tR
u、OR
t(式中、R
t及びR
uは、それぞれ独立して、水素、(1−4C)アルキルまたは(3−6C)シクロアルキルから選択される)から独立して選択される1つ以上の置換基によって任意にさらに置換されており;またはQ
3は、式:
−L
4−L
Q4−Z
4
の基によって任意に置換されている(式中:
L
4は、非存在であるか、または(1−2C)アルキルもしくはオキソから選択される1つ以上の置換基によって任意に置換された(1−3C)アルキレンであり;
L
Q4は、非存在であるか、またはO、N(R
v)、C(O)、C(O)O、OC(O)、C(O)N(R
v)、N(R
v)C(O)、S(O)
2N(R
v)、またはN(R
v)SO
2(式中、R
v及びR
wは、それぞれ独立して、水素または(1−2C)アルキルから選択される)から選択され;
Z
4は、水素、(1−6C)アルキル、アリール、アリール(1−2C)アルキル、(3−8C)シクロアルキル、(3−8C)シクロアルケニル、ヘテロアリールまたはヘテロシクリル;Z
4は、(1−4C)アルキル、ハロ、(1−4C)ハロアルキル、(1−4C)ハロアルコキシ、(1−4C)アルコキシ、(1−4C)アルキルアミノ、アミノ、シアノ、ヒドロキシ、カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、メルカプト、ウレイド、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、(3−6C)シクロアルキル、NR
xR
y、OR
x、C(O)R
x、C(O)OR
x、OC(O)R
x、C(O)N(R
y)R
x、N(R
y)C(O)R
x、S(O)
yR
x(yは、0、1または2である)、SO
2N(R
y)R
x、N(R
y)SO
2R
xまたは(CH
2)
zNR
xR
y(zは、1、2または3である)から選択される1つ以上の置換基によって任意に置換されており;R
x及びR
yは、それぞれ独立して、水素、(1−4C)アルキルまたは(3−6C)シクロアルキルから選択される));
(41)R
3は、式:
−Y
3−Q
3
の基から選択される(式中:
Y
3は、C(O)N(R
s)(式中、R
sは、水素または(1−2C)アルキルから選択される)であり;
Q
3は、水素、(1−6C)アルキル、(1−6C)アルコキシ、アリール、アリール(1−2C)アルキル、(3−8C)シクロアルキル、(3−8C)シクロアルケニル、ヘテロアリールまたはヘテロシクリルであり;Q
3は、(1−4C)アルキル、ハロ、(1−4C)ハロアルキル、(1−4C)ハロアルコキシ、アミノ、シアノ、ヒドロキシ、カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、NR
tR
u、OR
t(式中、R
t及びR
uは、それぞれ独立して、水素、(1−4C)アルキルまたは(3−6C)シクロアルキルから選択される)から独立して選択される1つ以上の置換基によって任意にさらに置換されており;またはQ
3は、式:
−L
4−L
Q4−Z
4
の基によって任意に置換されている(式中:
L
4は、非存在であるか、または(1−2C)アルキルもしくはオキソから選択される1つ以上の置換基によって任意に置換された(1−3C)アルキレンであり;
L
Q4は、非存在であるか、またはO、S、SO、SO
2、N(R
v)、C(O)、C(O)O、OC(O)、C(O)N(R
v)、N(R
v)C(O)、N(R
w)C(O)N(R
v)、N(R
v)C(O)O、OC(O)N(R
v)、S(O)
2N(R
v)、またはN(R
v)SO
2(式中、R
v及びR
wは、それぞれ独立して、水素または(1−2C)アルキルから選択される)から選択され;
Z
4は、水素、(1−6C)アルキル、アリール、アリール(1−2C)アルキル、(3−8C)シクロアルキル、(3−8C)シクロアルケニル、ヘテロアリールまたはヘテロシクリルであり;Z
4は、(1−4C)アルキル、ハロ、(1−4C)ハロアルキル、(1−4C)ハロアルコキシ、(1−4C)アルコキシ、(1−4C)アルキルアミノ、アミノ、シアノ、ヒドロキシ、カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、メルカプト、ウレイド、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、(3−6C)シクロアルキル、NR
xR
y、OR
x、C(O)R
x、C(O)OR
x、OC(O)R
x、C(O)N(R
y)R
x、N(R
y)C(O)R
x、S(O)
yR
x(yは、0、1または2である)、SO
2N(R
y)R
x、N(R
y)SO
2R
xまたは(CH
2)
zNR
xR
y(zは、1、2または3である)から選択される1つ以上の置換基によって任意に置換されており;R
x及びR
yは、それぞれ独立して、水素、(1−4C)アルキルまたは(3−6C)シクロアルキルから選択される));
(42)R
3は、式:
−Y
3−Q
3
の基から選択される(式中:
Y
3は、C(O)NHであり;
Q
3は、水素、(1−6C)アルキル、(1−6C)アルコキシ、アリール、アリール(1−2C)アルキル、(3−8C)シクロアルキル、(3−8C)シクロアルケニル、ヘテロアリールまたはヘテロシクリルであり;Q
3は、(1−4C)アルキル、ハロ、(1−4C)ハロアルキル、(1−4C)ハロアルコキシ、アミノ、シアノ、ヒドロキシ、カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、NR
tR
u、OR
t(式中、R
t及びR
uは、それぞれ独立して、水素、(1−4C)アルキルまたは(3−6C)シクロアルキルから選択される)から独立して選択される1つ以上の置換基によって任意にさらに置換されており;またはQ
3は、式:
−L
4−L
Q4−Z
4
の基によって任意に置換されている(式中:
L
4は、非存在であるか、または(1−2C)アルキルもしくはオキソから選択される1つ以上の置換基によって任意に置換された(1−3C)アルキレンであり;
L
Q4は、非存在であるか、またはO、N(R
v)、C(O)、C(O)O、OC(O)、C(O)N(R
v)、N(R
v)C(O)、S(O)
2N(R
v)、またはN(R
v)SO
2(式中、R
v及びR
wは、それぞれ独立して、水素または(1−2C)アルキルから選択される)から選択され;
Z
4は、水素、(1−6C)アルキル、アリール、アリール(1−2C)アルキル、(3−8C)シクロアルキル、(3−8C)シクロアルケニル、ヘテロアリールまたはヘテロシクリルであり;Z
4は、(1−4C)アルキル、ハロ、(1−4C)ハロアルキル、(1−4C)ハロアルコキシ、(1−4C)アルコキシ、(1−4C)アルキルアミノ、アミノ、シアノ、ヒドロキシ、カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、メルカプト、ウレイド、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、(3−6C)シクロアルキル、NR
xR
y、OR
xから選択される1つ以上の置換基によって任意に置換されており;R
x及びR
yは、それぞれ独立して、水素または(1−4C)アルキルから選択される));
(43)R
3は、式:
−Y
3−Q
3
の基から選択される(式中:
Y
3は、C(O)NHであり;
Q
3は、水素、(1−6C)アルキル、(1−6C)アルコキシ、アリール、アリール(1−2C)アルキル、(3−8C)シクロアルキル、(3−8C)シクロアルケニル、ヘテロアリールまたはヘテロシクリルであり;Q
3は、(1−4C)アルキル、ハロ、(1−4C)ハロアルキル、(1−4C)ハロアルコキシ、アミノ、シアノ、ヒドロキシ、カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、NR
tR
u、OR
t(式中、R
t及びR
uは、それぞれ独立して、水素、(1−4C)アルキルまたは(3−6C)シクロアルキルから選択される)から独立して選択される1つ以上の置換基によって任意にさらに置換されており;またはQ
3は、式:
−L
4−L
Q4−Z
4
の基によって任意に置換されている(式中:
L
4は、非存在であるか、または(1−2C)アルキルから選択される1つ以上の置換基によって任意に置換された(1−3C)アルキレンであり;
L
Q4は、非存在であるか、またはO、N(R
v)(式中、R
vは、水素または(1−2C)アルキルから選択される)から選択され;
Z
4は、水素、(1−6C)アルキル、(3−8C)シクロアルキルであり;Z
4は、(1−4C)アルキル、ハロ、(1−4C)ハロアルキル、(1−4C)ハロアルコキシ、(1−4C)アルコキシ、(1−4C)アルキルアミノ、アミノ、シアノ、ヒドロキシ、(3−6C)シクロアルキル、NR
xR
y、OR
xから選択される1つ以上の置換基によって任意に置換されたており;R
x及びR
yは、それぞれ独立して、水素または(1−4C)アルキルから選択される));
(44)R
3は、式:
−Y
3−Q
3
の基から選択される(式中:
Y
3は、C(O)NHであり;
Q
3は、水素、(1−6C)アルキル、(1−6C)アルコキシ、アリール、アリール(1−2C)アルキル、(3−8C)シクロアルキル、ヘテロアリールまたはヘテロシクリルであり;Q
3は、(1−4C)アルキル、ハロ、(1−4C)ハロアルキル、アミノ、シアノ、ヒドロキシ、NR
tR
u、OR
t(式中、R
t及びR
uは、それぞれ独立して、水素または(1−4C)アルキルから選択される)から独立して選択される1つ以上の置換基によって任意にさらに置換されており;またはQ
3は、式:
−L
4−L
Q4−Z
4
の基によって任意に置換されている(式中:
L
4は、非存在であるか、または(1−2C)アルキレンであり;
L
Q4は、非存在であるか、またはOから選択され;
Z
4は、水素、(1−6C)アルキル、(3−8C)シクロアルキルであり;Z
4は、(1−4C)アルキル、ハロ、(1−4C)ハロアルキル、(1−4C)アルコキシ、アミノ、ヒドロキシ、(3−6C)シクロアルキル、NR
xR
y、OR
xから選択される1つ以上の置換基によって任意に置換されており;R
x及びR
yは、それぞれ独立して、水素または(1−4C)アルキルから選択される))。
【0065】
好適には、本明細書で定義されるヘテロアリールまたはヘテロシクリル基は、N、OまたはSから選択される1つ、2つまたは3つのヘテロ原子を含む単環式ヘテロアリールまたはヘテロシクリル基である。
【0066】
好適には、ヘテロアリールは、N、OまたはSから選択される1つ、2つまたは3つのヘテロ原子を含む5または6員ヘテロアリール環である。
【0067】
好適には、ヘテロシクリル基は、N、OまたはSから選択される1つ、2つまたは3つのヘテロ原子を含む4、5または6員ヘテロシクリル環である。最も好適には、ヘテロシクリル基は、N、OまたはSから選択される1つ、2つまたは3つのヘテロ原子を含む5、6または7員環である[例えば、モルホリニル(例えば、4−モルホリニル)、ピリジニル、ピペラジニル、ホモピペラジニルまたはピロリジノニル]。
【0068】
好適には、アリール基は、フェニルである。
【0069】
好適には、HETは、パラグラフ(1)〜(3)のいずれか1つで定義したとおりである。最も好適には、HETは、パラグラフ(3)で定義したとおりである。
【0070】
好適には、R
1は、パラグラフ(4)〜(12)のいずれか1つで定義したとおりである。より好適には、R
1は、パラグラフ(8)〜(12)のいずれか1つで定義したとおりである。最も好適には、R
1は、パラグラフ(12)で定義したとおりである。
【0071】
好適には、R
1a及びR
1bは、パラグラフ(13)〜(16)のいずれか1つで定義したとおりである。最も好適には、R
1a及びR
1bは、パラグラフ(16)で定義したとおりである。
【0072】
好適には、Wは、パラグラフ(17)〜(18)のいずれか1つで定義したとおりである。最も好適には、Wは、パラグラフ(18)で定義したとおりである。
【0073】
好適には、結合a、b、c及びdは、パラグラフ(19)〜(20)のいずれか1つで定義したとおりである。好適には、結合a、b、c及びdは、パラグラフ(19)で定義したとおりである。
【0074】
好適には、X
1及びX
2は、パラグラフ(21)〜(25)のいずれか1つで定義したとおりである。最も好適には、X
1及びX
2は、パラグラフ(25)で定義したとおりである。
【0075】
好適には、X
3は、パラグラフ(26)〜(30)のいずれか1つで定義したとおりである。最も好適には、X
3は、パラグラフ(30)で定義したとおりである。
【0076】
好適には、X
4は、パラグラフ(31)〜(34)のいずれか1つで定義したとおりである。最も好適には、X
4は、パラグラフ(34)で定義したとおりである。
【0077】
好適には、R
2は、パラグラフ(35)〜(39)のいずれか1つで定義したとおりである。より好適には、R
2は、パラグラフ(37)〜(39)のいずれか1つで定義したとおりである。最も好適には、R2は、パラグラフ(39)で定義したとおりである。
【0078】
好適には、R
3は、パラグラフ(40)〜(44)のいずれか1つで定義したとおりである。最も好適には、R
3は、パラグラフ(44)で定義したとおりである。
【0079】
本発明の化合物の特定の群では、化合物は、以下に示される構造式Ia(式(I)の副次的定義)、またはその薬学的に許容可能な塩、水和物及び/または溶媒和物を有する:
【化7】
(式中、HET、R
1、R
1a、R
1b、結合a、b、c及びd、X
1、X
2、X
3、X
4、R
2、Q
3ならびにR
sは、それぞれ、本明細書で定義される意味のいずれか1つを有する)。
【0080】
式Iaの化合物の実施形態では:
HETは、上記パラグラフ(1)〜(3)のいずれか1つで定義したとおりであり;
R
1は、上記パラグラフ(4)〜(12)のいずれか1つで定義したとおりであり;
R
1a及びR
1bは、上記パラグラフ(13)〜(16)のいずれか1つで定義したとおりであり;
結合a、b、c及びdは、上記パラグラフ(19)〜(20)のいずれか1つで定義したとおりであり;
X
1及びX
2は、上記パラグラフ(21)〜(25)のいずれか1つで定義したとおりであり;
X
3は、上記パラグラフ(26)〜(30)のいずれか1つで定義したとおりであり;
X
4は、上記パラグラフ(31)〜(34)のいずれか1つで定義したとおりであり;
R
2は、上記パラグラフ(35)〜(39)のいずれか1つで定義したとおりであり;
R
sは、上記パラグラフ(40)〜(41)のいずれか1つで定義したとおりであり;
Q
3は、上記パラグラフ(40)〜(44)のいずれか1つで定義したとおりである。
【0081】
式Iaの化合物の別の実施形態では:
HETは、上記パラグラフ(3)で定義したとおりであり;
R
1は、上記パラグラフ(12)で定義したとおりであり;
R
1a及びR
1bは、上記パラグラフ(16)で定義したとおりであり;
結合a、b、c及びdは、上記パラグラフ(20)で定義したとおりであり;
X
1及びX
2は、上記パラグラフ(25)で定義したとおりであり;
X
3は、上記パラグラフ(30)で定義したとおりであり;
X
4は、上記パラグラフ(34)で定義したとおりであり;
R
2は、上記パラグラフ(39)で定義したとおりであり;
R
3は、上記パラグラフ(44)で定義したとおりである。
【0082】
本発明の化合物の特定の群では、化合物は、以下に示される構造式Ib(式(I)の副次的定義)、またはその薬学的に許容可能な塩、水和物及び/または溶媒和物を有する:
【化8】
(式中、R
1、結合a、b、c及びd、X
1、X
2、X
3、X
4、R
2、Q
3ならびにR
sは、それぞれ、本明細書で定義される意味のいずれか1つを有する)。
【0083】
式Ibの化合物の実施形態では:
R
1は、上記パラグラフ(4)〜(12)のいずれか1つで定義したとおりであり;
結合a、b、c及びdは、上記パラグラフ(19)〜(20)のいずれか1つで定義したとおりであり;
X
1及びX
2は、上記パラグラフ(21)〜(25)のいずれか1つで定義したとおりであり;
X
3は、上記パラグラフ(26)〜(30)のいずれか1つで定義したとおりであり;
X
4は、上記パラグラフ(31)〜(34)のいずれか1つで定義したとおりであり;
R
2は、上記パラグラフ(35)〜(39)のいずれか1つで定義したとおりであり;
R
sは、上記パラグラフ(40)〜(41)のいずれか1つで定義したとおりであり;
Q
3は、上記パラグラフ(40)〜(44)のいずれか1つで定義したとおりである。
【0084】
式Ibの化合物の別の実施形態では:
R
1は、上記パラグラフ(12)で定義したとおりであり;
結合a、b、c及びdは、上記パラグラフ(20)で定義したとおりであり;
X
1及びX
2は、上記パラグラフ(25)で定義したとおりであり;
X
3は、上記パラグラフ(30)で定義したとおりであり;
X
4は、上記パラグラフ(34)で定義したとおりであり;
R
2は、上記パラグラフ(39)で定義したとおりであり;
R
sは、上記パラグラフ(41)で定義したとおりであり;
Q
3は、上記パラグラフ(44)で定義したとおりである。
【0085】
本発明の化合物の特定の群では、化合物は、以下に示される構造式Ic(式(I)の副次的定義)、またはその薬学的に許容可能な塩、水和物及び/または溶媒和物を有する:
【化9】
(式中、R
1、X
1、X
2、X
3、X
4、R
2、Q
3及びR
sは、それぞれ、本明細書で定義される意味のいずれか1つを有する)。
【0086】
式Icの化合物の実施形態では:
R
1は、上記パラグラフ(4)〜(12)のいずれか1つで定義したとおりであり;
X
1及びX
2は、上記パラグラフ(23)〜(25)のいずれか1つで定義したとおりであり;
X
3は、上記パラグラフ(28)〜(30)のいずれか1つで定義したとおりであり;
X
4は、上記パラグラフ(33)〜(34)のいずれか1つで定義したとおりであり;
R
2は、上記パラグラフ(35)〜(39)のいずれか1つで定義したとおりであり;
R
sは、上記パラグラフ(40)〜(41)のいずれか1つで定義したとおりであり;
Q
3は、上記パラグラフ(40)〜(44)のいずれか1つで定義したとおりである。
【0087】
式Icの化合物の別の実施形態では:
R
1は、上記パラグラフ(12)で定義したとおりであり;
X
1及びX
2は、上記パラグラフ(25)で定義したとおりであり;
X
3は、上記パラグラフ(30)で定義したとおりであり;
X
4は、上記パラグラフ(34)で定義したとおりであり;
R
2は、上記パラグラフ(39)で定義したとおりであり;
R
sは、上記パラグラフ(41)で定義したとおりであり;
Q
3は、上記パラグラフ(44)で定義したとおりである。
【0088】
本発明の化合物の特定の群では、化合物は、以下に示される構造式Id(式(I)の副次的定義)、またはその薬学的に許容可能な塩、水和物及び/または溶媒和物を有する:
【化10】
(式中、R
1、X
4、R
2及びQ
3は、それぞれ、本明細書で定義される意味のいずれか1つを有する)。
【0089】
式Idの化合物の実施形態では:
R
1は、上記パラグラフ(4)〜(12)のいずれか1つで定義したとおりであり;
X
4は、上記パラグラフ(33)〜(34)のいずれか1つで定義したとおりであり;
R
2は、上記パラグラフ(35)〜(39)のいずれか1つで定義したとおりであり;
Q
3は、上記パラグラフ(40)〜(44)のいずれか1つで定義したとおりである。
【0090】
式Idの化合物の別の実施形態では:
R
1は、上記パラグラフ(12)で定義したとおりであり;
X
4は、上記パラグラフ(34)で定義したとおりであり;
R
2は、上記パラグラフ(39)で定義したとおりであり;
Q
3は、上記パラグラフ(44)で定義したとおりである。
【0091】
本発明の特定の化合物は、本出願で例示される化合物のいずれか、またはその薬学的に許容可能な塩もしくは溶媒和物、特に以下のいずれかを含む:
6−(4−アミノ−1−シクロプロピル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−(4−アミノ−1−エチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−(4−アミノ−1−イソプロピル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−(2,5−ジメチルピラゾール−3−イル)−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N,3−ジメチル−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−3−フルオロ−N−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−(4−アミノ−1−(tert−ブチル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−シクロブチル−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−(4−アミノ−1−(tert−ブチル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−エチル−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−シクロプロピル−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−(4−アミノ−1−イソプロピル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−(1,3,4−チアジアゾール−2−イル)−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−(4−アミノ−1−イソプロピル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−(1−メチルピラゾール−3−イル)−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−(4−アミノ−1−イソプロピル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−チアゾール−2−イル−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−(4−アミノ−1−イソプロピル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−エトキシ−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−(4−アミノ−1−イソプロピル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−(2−フルオロエチル)−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−(4−アミノ−1−イソプロピル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−シクロプロピル−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−3−クロロ−N−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−[1−(2−ヒドロキシエチル)ピラゾール−3−イル]−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−(4−ピリジル)−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−(3−ピリジル)−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−[1−(2−フルオロエチル)ピラゾール−3−イル]−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−[1−(2−メトキシエチル)ピラゾール−3−イル]−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−(1−エチルピラゾール−3−イル)−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−(4−メチルチアゾール−2−イル)−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−イソキサゾール−4−イル−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−チアゾール−5−イル−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−(3−チエニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−(1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−(5−メチル−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−(2−ヒドロキシエチル)−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−フェニル−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−(2−メチルピラゾール−3−イル)−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−(2−メトキシエトキシ)−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−(1−メチルピラゾール−3−イル)−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−(1,3,4−チアジアゾール−2−イル)−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−(シクロプロピルメトキシ)−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−エトキシ−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−(シクロプロピルメチル)−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−(4−アミノ−1−(tert−ブチル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−フェネチル−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−ベンジル−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−イソブチル−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−(2−フルオロエチル)−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−メトキシ−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−プロピル−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−(2−メトキシエチル)−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−ブチル−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−チアゾール−2−イル−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−イソプロピル−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−[4−アミノ−1−(3−ヒドロキシ−3−メチル−シクロペンチル)ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル]−N−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−(4−アミノ−1−イソプロピル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N,3−ジメチル−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−[4−アミノ−1−(3−メトキシプロピル)ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル]−N−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−(4−アミノ−1−シクロブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミド;または
tert−ブチル3−[4−アミノ−3−[2−(メチルカルバモイル)−1H−インドール−6−イル]ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル]アゼチジン−1−カルボキシレート。
【0092】
式(I)の化合物を構成する様々な官能基及び置換基は、典型的には、式(I)の化合物の分子量が1000を超えないように選択される。より通常は、化合物の分子量は、900未満、例えば、800未満、または750未満、または700未満、または650未満である。より好ましくは、分子量は600未満であり、例えば、550以下である。
【0093】
本発明の化合物の好適な薬学的に許容可能な塩は、例えば、十分に塩基性である本発明の化合物の酸付加塩、例えば、無機酸または有機酸、例えば、塩酸、臭化水素酸、硫酸、リン酸、トリフルオロ酢酸、ギ酸、クエン酸、メタンスルホン酸またはマレイン酸との酸付加塩である。また、十分に酸性である本発明の化合物の好適な薬学的に許容可能な塩は、アルカリ金属塩、例えば、ナトリウムまたはカリウム塩、アルカリ土類金属塩、例えば、カルシウムまたはマグネシウム塩、アンモニウム塩または薬学的に許容可能なカチオンを与える有機塩基との塩、例えば、メチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、ピペリジン、モルホリンまたはトリス(2−ヒドロキシエチル)アミンとの塩である。
【0094】
同じ分子式を有するが、それらの原子の結合の性質もしくは順序または空間におけるそれらの原子の配列が異なる化合物は「異性体」と称される。空間におけるそれらの原子の配列が異なる異性体は「立体異性体」と称される。互いに鏡像でない立体異性体は「ジアステレオマー」と称され、互いに重ね合わせることのできない鏡像であるものは、「エナンチオマー」と称される。化合物が不斉中心を有する場合、例えば、それが4つの異なる基に結合している場合、一対のエナンチオマーがあり得る。エナンチオマーは、その不斉中心の絶対配置によって特徴付けることができ、Cahn及びPrelogのR及びS順位則によって、または分子が偏光面を回転させる手法によって記述され、右旋性または左旋性として(すなわち、それぞれ(+)または(−)異性体として)指定される。キラル化合物は、個々のエナンチオマーとしてまたはその混合物としてのいずれかで存在し得る。等しい割合のエナンチオマーを含有する混合物は「ラセミ混合物」と呼ばれる。
【0095】
本発明の化合物は、1つ以上の不斉中心を有し得る;そのため、そのような化合物は、個々の(R)または(S)立体異性体としてまたはその混合物として生成され得る。別段示されない限り、明細書及び特許請求の範囲における特定の化合物の記載または命名は、個々のエナンチオマー及びその混合物(ラセミ体またはその他)の両方を含むことが意図される。立体化学の決定及び立体異性体の分離のための方法は、当該技術分野でよく知られており(“Advanced Organic Chemistry”,4th edition J.March,John Wiley and Sons,New York,2001のチャプター4における論述を参照されたい)、例えば、光学活性出発材料からの合成またはラセミ体の分割による。本発明の化合物のいくつかは、幾何異性中心を有し得る(E及びZ異性体)。本発明は、抗増殖活性を有する全ての光学的ジアステレオ異性体及び幾何異性体ならびにその混合物を包含することを理解されたい。
【0096】
本発明はまた、1つ以上の同位体置換を含む、本明細書で定義される本発明の化合物を包含する。例えば、Hは、1H、2H(D)、及び3H(T)を含む任意の同位体形態であり得る;Cは、12C、13C、及び14Cを含む任意の同位体形態であり得る;Oは、16O及び18Oを含む任意の同位体形態であり得る;などである。
【0097】
式(I)の所定の化合物は、溶媒和された形態及び溶媒和されていない形態、例えば、水和された形態などで存在し得ることも理解されたい。本発明は、抗増殖活性を有する全てのそのような溶媒和された形態を包含することを理解されたい。
【0098】
式Iの所定の化合物が多形を示し得ること、及び本発明が抗増殖活性を有する全てのそのような形態を包含することも理解されたい。
【0099】
式Iの化合物は、多数の異なる互変異性形態で存在し得、式Iの化合物への言及は、全てのそのような形態を含む。疑いを避けるために、化合物がいくつかの互変異性形態の1つで存在し得、1つのみが具体的に記載されまたは示されている場合、それにもかかわらず全ての他のものが式Iによって包含される。互変異性形態の例には、例えば、以下の互変異性対:ケト/エノール(以下に示される)、イミン/エナミン、アミド/イミノアルコール、アミジン/アミジン、ニトロソ/オキシム、チオケトン/エネチオール、及びニトロ/アシ−ニトリロのように、ケト、エノール、及びエノレート形態が含まれる。
【化11】
【0100】
アミン官能性を含有する式Iの化合物はまた、N−オキシドを形成し得る。本明細書においてアミン官能性を含有する式Iの化合物への言及はまた、N−オキシドを含む。化合物がいくつかのアミン官能性を含有する場合、1つまたは複数の窒素原子を酸化してN−オキシドを形成し得る。N−オキシドの具体例は、第3級アミンまたは窒素含有複素環の窒素原子のN−オキシドである。N−オキシドは、過酸化水素または過酸(例えば、パーオキシカルボン酸)などの酸化剤で対応するアミンを処理することによって形成され得る。例えば、Advanced Organic Chemistry,by Jerry March,4th Edition,Wiley Interscience,pagesを参照されたい。より具体的には、N−オキシドは、アミン化合物を、例えば、ジクロロメタンなどの不活性溶媒中でm−クロロパーオキシ安息香酸(mCPBA)と反応させるL.W.Deady(Syn.Comm.1977,7,509−514)の手順によって製造され得る。
【0101】
式(I)の化合物は、ヒトまたは動物の体内で分解されて本発明の化合物を放出するプロドラッグの形態で投与され得る。プロドラッグは、本発明の化合物の物理的特性及び/または薬物動態学的特性を変えるために使用され得る。特性改変基が結合され得る好適な基または置換基を本発明の化合物が含有する場合にプロドラッグが形成され得る。プロドラッグの例には、式(I)の化合物中のカルボキシ基またはヒドロキシ基において形成され得るインビボで切断可能なエステル誘導体、及び式(I)の化合物中のカルボキシ基またはアミノ基において形成され得るインビボで切断可能なアミド誘導体が含まれる。
【0102】
したがって、本発明は、有機合成によって利用可能にされ、かつそのプロドラッグの開裂によってヒトまたは動物の体内で利用可能にされたときに、上記で定義された式(I)のそれらの化合物を含む。したがって、本発明は、有機合成手段によって生成される式Iのそれらの化合物を含み、また、式(I)の化合物である前駆体化合物の代謝によってヒトまたは動物の体内で生成されるそのような化合物は、合成で生成された化合物または代謝で生成された化合物であり得る。
【0103】
式(I)の化合物の好適な薬学的に許容可能なプロドラッグは、望ましくない薬理学的活性を伴わず、過度の毒性を伴わずにヒトまたは動物の体に投与するのに好適であるものとして合理的な医学的判断に基づくものである。
【0104】
プロドラッグの様々な形態は、例えば、以下の文書に記載されている:−
a)Methods in Enzymology,Vol.42,p.309−396,edited by K.Widder,et al.(Academic Press,1985);
b)Design of Pro−drugs,edited by H.Bundgaard,(Elsevier,1985);
c)A Textbook of Drug Design and Development,edited by Krogsgaard−Larsen and H.Bundgaard,Chapter 5 “Design and Application of Pro−drugs”,by H.Bundgaard p.113−191(1991);
d)H.Bundgaard,Advanced Drug Delivery Reviews,8,1−38(1992);
e)H.Bundgaard,et al.,Journal of Pharmaceutical Sciences,77,285(1988);
f)N.Kakeya,et al.,Chem.Pharm.Bull.,32,692(1984);
g)T.Higuchi and V.Stella,“Pro−Drugs as Novel Delivery Systems”,A.C.S.Symposium Series,Volume 14;及び
h)E.Roche(editor),“Bioreversible Carriers in Drug Design”,Pergamon Press,1987。
【0105】
カルボキシ基を有する式Iの化合物の好適な薬学的に許容可能なプロドラッグは、例えば、そのインビボで切断可能なエステルである。カルボキシ基を含有する式Iの化合物のインビボで切断可能なエステルは、例えば、ヒトまたは動物の体内で切断されて親酸を生成する薬学的に許容可能なエステルである。カルボキシのための好適な薬学的に許容可能なエステルには、C1−6アルキルエステル、例えばメチル、エチル及びtert−ブチル、C1−6アルコキシメチルエステル、例えばメトキシエチルエステル、C1−6アルカノイルオキシメチルエステル、例えばピバロイルオキシメチルエステル、3−フタリジルエステル、C3−8シクロアルキルカルボニルオキシ−C1−6アルキルエステル、例えばシクロペンチルカルボニルオキシメチル及び1−シクロヘキシルカルボニルオキシエチルエステル、2−オキソ−1,3−ジオキソレニルメチルエステル、例えば5−メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソレン−4−イルメチルエステル及びC1−6アルコキシカルボニルオキシ−C1−6アルキルエステル、例えばメトキシカルボニルオキシメチル及び1−メトキシカルボニルオキシエチルエステルが含まれる。
【0106】
ヒドロキシ基を有する式(I)の化合物の好適な薬学的に許容可能なプロドラッグは、例えば、そのインビボで切断可能なエステルまたはエーテルである。ヒドロキシ基を含有する式Iの化合物のインビボで切断可能なエステルまたはエーテルは、例えば、ヒトまたは動物の体内で切断されて親ヒドロキシ化合物を生成する薬学的に許容可能なエステルまたはエーテルである。ヒドロキシ基に好適な薬学的に許容可能なエステル形成基には、無機エステル、例えばリン酸エステル(ホスホルアミド環状エステルを含む)が含まれる。ヒドロキシ基のためのさらに好適な薬学的に許容可能なエステル形成基には、C1−10アルカノイル基、例えばアセチル、ベンゾイル、フェニルアセチル及び置換ベンゾイルならびにフェニルアセチル基、C1−10アルコキシカルボニル基、例えばエトキシカルボニル、N,N−(C1−6)2カルバモイル、2−ジアルキルアミノアセチル及び2−カルボキシアセチル基が含まれる。フェニルアセチル及びベンゾイル基上の環置換基の例には、アミノメチル、N−アルキルアミノメチル、N,N−ジアルキルアミノメチル、モルホリノメチル、ピペラジン−1−イルメチル及び4−(C1−4アルキル)ピペラジン−1−イルメチルが含まれる。ヒドロキシ基のための好適な薬学的に許容可能なエーテル形成基には、α−アシルオキシアルキル基、例えばアセトキシメチル及びピバロイルオキシメチル基が含まれる。
【0107】
カルボキシ基を有する式(I)の化合物の好適な薬学的に許容可能なプロドラッグは、例えば、そのインビボで切断可能なアミド、例えば、アミン、例えばアンモニア、C1−4アルキルアミン、例えばメチルアミン、(C1−4アルキル)2アミン、例えばジメチルアミン、N−エチル−N−メチルアミンまたはジエチルアミン、C1−4アルコキシ−C2−4アルキルアミン、例えば2−メトキシエチルアミン、フェニル−C1−4アルキルアミン、例えばベンジルアミン及びアミノ酸、例えばグリシンまたはそのエステルで形成されたアミドである。
【0108】
アミノ基を有する式Iの化合物の好適な薬学的に許容可能なプロドラッグは、例えば、そのインビボで切断可能なアミド誘導体である。アミノ基からの好適な薬学的に許容可能なアミドには、例えば、C1−10アルカノイル基、例えばアセチル、ベンゾイル、フェニルアセチル及び置換ベンゾイルならびにフェニルアセチル基で形成されるアミドが含まれる。フェニルアセチル及びベンゾイル基上の環置換基の例には、アミノメチル、N−アルキルアミノメチル、N,N−ジアルキルアミノメチル、モルホリノメチル、ピペラジン−1−イルメチル及び4−(C1−4アルキル)ピペラジン−1−イルメチルが含まれる。
【0109】
式(I)の化合物のインビボ効果は、式(I)の化合物の投与後にヒトまたは動物の体内で形成される1つ以上の代謝産物によって部分的に発揮され得る。上述したように、式(I)の化合物のインビボ効果はまた、前駆体化合物(プロドラッグ)の代謝によって発揮され得る。
【0110】
本発明は、任意の、好ましい、もしくは好適な特徴によってまたは特定の実施形態に関しては別の方法で、本明細書で定義される任意の化合物または特定の群の化合物に関連し得るが、本発明は、前記任意の、好ましい、もしくは好適な特徴または特定の実施形態を具体的に除外する任意の化合物または特定の群の化合物にも関連し得る。
【0111】
好適には、本発明は、本明細書で定義される生物学的活性を有さない任意の個々の化合物を除外する。
【0112】
合成
本発明の化合物は、当該技術分野で知られている任意の好適な技術によって調製され得る。これらの化合物の調製のための特定のプロセスは、添付の実施例でさらに記載されている。
【0113】
本明細書に記載の合成方法の説明、及び出発材料を調製するために使用される任意の参照される合成方法において、溶媒の選択、反応雰囲気、反応温度、実験の持続期間及び後処理手順を含む全ての提案された反応条件は、当業者によって選択され得ることを理解されたい。
【0114】
分子の様々な部分に存在する官能基は、利用される試薬及び反応条件と適合しなければならないことは有機合成の当業者によって理解される。
【0115】
本明細書で定義されたプロセスで本発明の化合物を合成する間、または所定の出発材料を合成する間、それらの望ましくない反応を防止するために所定の置換基を保護することが望ましい場合があることが理解される。熟練した化学者は、そのような保護が必要な場合、及びそのような保護基がどのようにして適所に配置され、その後除去され得るかを理解する。
【0116】
保護基の例については、その主題に関する多くの一般的な文書の1つ、例えば、‘Protective Groups in Organic Synthesis’ by Theodora Green(出版社:John Wiley & Sons)を参照されたい。保護基は、文献に記載されているまたは対象とする保護基の除去に適切なものとして熟練した化学者に知られている任意の好都合な方法によって除去され得、そのような方法は、分子内の他の場所の基の妨害を最小にして保護基の除去を行うように選択される。
【0117】
それ故、反応物が、例えば、アミノ、カルボキシまたはヒドロキシなどの基を含む場合、本明細書に記述される反応のいくつかにおいてその基を保護することが望ましい場合がある。
【0118】
例えば、アミノまたはアルキルアミノ基のための好適な保護基は、例えば、アシル基、例えば、アルカノイル基、例えばアセチル、アルコキシカルボニル基、例えば、メトキシカルボニル、エトキシカルボニルもしくはt−ブトキシカルボニル基、アリールメトキシカルボニル基、例えば、ベンジルオキシカルボニル、またはアロイル基、例えば、ベンゾイル基である。上記保護基の脱保護条件は、保護基の選択によって必然的に変化する。それ故、例えば、アシル基、例えばアルカノイルもしくはアルコキシカルボニル基またはアロイル基は、例えば、好適な塩基、例えばアルカリ金属水酸化物、例えば、水酸化リチウムまたはナトリウムでの加水分解によって除去され得る。代替的には、tert−ブトキシカルボニル基などのアシル基は、例えば、塩酸、硫酸もしくはリン酸またはトリフルオロ酢酸などの好適な酸での処理によって除去され得、ベンジルオキシカルボニル基などのアリールメトキシカルボニル基は、例えば、パラジウム担持炭素などの触媒での水素化によって、またはルイス酸、例えば、ボロントリス(トリフルオロアセテート)での処理によって除去され得る。第1級アミノ基のための好適な代替保護基は、例えば、アルキルアミン、例えば、ジメチルアミノプロピルアミン、またはヒドラジンで処理することによって除去され得るフタロイル基である。
【0119】
ヒドロキシ基のための好適な保護基は、例えば、アシル基、例えば、アルカノイル基、例えばアセチル、アロイル基、例えば、ベンゾイル、またはアリールメチル基、例えば、ベンジルである。上記保護基の脱保護条件は、保護基の選択で必然的に変化する。それ故、例えば、アシル基、例えばアルカノイルまたはアロイル基は、アルカリ金属水酸化物、例えば、水酸化リチウム、ナトリウムまたはアンモニアなどの好適な塩基で加水分解することによって除去され得る。代替的には、ベンジル基などのアリールメチル基は、例えば、パラジウム担持炭素などの触媒での水素化によって除去され得る。
【0120】
カルボキシ基に好適な保護基は、例えば、エステル化基、例えば、水酸化ナトリウムなどの塩基での加水分解によって除去され得るメチルまたはエチル基、または例えば、酸、例えば、トリフルオロ酢酸などの有機酸での処理によって除去され得るt−ブチル基、または例えば、パラジウム担持炭素などの触媒での水素化によって除去され得るベンジル基である。
【0122】
式(I)の化合物を合成するために用いられる方法論は、HET、X
1、X
2、X
3、X
4、R
2、R
3及びそれらと関連する任意の置換基の性質に応じて変化する。それらの調製のための好適なプロセスは、付属の実施例にさらに記載されている。
【0123】
式(I)の化合物が本明細書で定義されるプロセスのいずれか1つによって合成されると、そのプロセスは次いで以下の追加の工程をさらに含み得る:
(i)存在する任意の保護基を除去すること;
(ii)化合物式(I)を式(I)の別の化合物に転化すること;
(iii)薬学的に許容可能な塩、水和物または溶媒和物を形成すること;及び/または
(iv)そのプロドラッグを形成すること。
【0124】
上記の(ii)の例は、式(I)の化合物を合成し、次いでHET、X
1、X
2、X
3、X
4、R
2、R
3の基の1つ以上をさらに反応させて基の性質を変化させ、式(I)の代替化合物を提供する場合である。例えば、化合物を反応させて、任意のR基を水素以外の置換基に転化することができる。
【0125】
得られた式(I)の化合物は、当該技術分野でよく知られている技術を使用して単離及び精製され得る。
【0126】
生物学的活性
本発明の化合物の薬理学的効果を測定するために本明細書の実施例51に記載の生物学的アッセイが使用され得る。
【0127】
式Iの化合物の薬理学的特性は構造変化と共に変化するが、予想される通り、本発明の化合物は実施例51に記載のRETアッセイにおいて活性であることが見出された。
【0128】
一般に、本発明の化合物は、実施例51に記載のRETアッセイにおいて1μM以下のIC
50を実証し、本発明の好ましい化合物は、200nM以下のIC
50を実証し、本発明の最も好ましい化合物は50nM以下のIC
50を実証する。
【0129】
好適には、本明細書の実施例51で説明されたRET及びKDRアッセイにおいて測定されたRET活性のKDR活性に対する比は、5より大きく、より好適には10より大きく、さらに好適には25より大きく、最も好適には100より大きい。
【0130】
実施例51において本明細書に記載のRET細胞アッセイにおいて、式Iの化合物は、好適には、1μM未満の活性を有し、好ましい化合物は500nM以下の活性を実証し、本発明の最も好ましい化合物は200nM以下のIC
50を実証する。
【0131】
以下の化合物を試験したが、実施例51に記載のアッセイでは所望の活性を示さなかった:
6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−1H−インドール−2−カルボン酸;
N−エチル−6−[1−[(1S,3R)−3−ヒドロキシシクロペンチル]−4−(メチルアミノ)ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル]−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−[5−(トリフルオロメチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イル]−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−(4−アミノ−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−[4−アミノ−1−(2−ヒドロキシエチル)ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル]−N−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミド;
6−[4−アミノ−1−[2−(ジメチルアミノ)−2−オキソ−エチル]ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル]−N−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミド;及び
6−[4−アミノ−1−[3−(ジメチルアミノ)−3−オキソ−プロピル]ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル]−N−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミド
【0132】
薬学的組成物
本発明のさらなる態様によれば、薬学的に許容可能な希釈剤または担体と共に、本明細書で上記で定義された本発明の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩、水和物もしくは溶媒和物を含む薬学的組成物が提供される。
【0133】
本発明の組成物は、経口使用(例えば、錠剤、ロゼンジ、硬もしくは軟カプセル、水性もしくは油性懸濁液、エマルション、分散性粉末もしくは顆粒、シロップまたはエリキシルとして)、局所使用(例えば、クリーム、軟膏、ゲル、または水性もしくは油性溶液もしくは懸濁液として)、吸入による投与(例えば、細かく分割された粉末または液体エアゾールとして)、送気による投与(例えば、細かく分割された粉末として)または非経口投与(例えば、静脈内、皮下、筋肉内、腹腔内または筋肉内投薬のための滅菌水性もしくは油性溶液として、または直腸投薬のための坐剤として)に好適な形態であり得る。
【0134】
本発明の組成物は、当該技術分野でよく知られている従来の薬学的賦形剤を使用する従来の手順によって得られ得る。それ故、経口使用が意図される組成物は、例えば、1種以上の着色剤、甘味剤、香味剤及び/または保存剤を含有し得る。
【0135】
治療に使用するための本発明の化合物の有効量は、本明細書で言及される増殖性病態を治療または予防し、その進行を遅らせ、及び/またはその状態に関連する症状を低減するのに十分な量である。
【0136】
単一剤形を生成するために1種以上の賦形剤と組み合わされる活性成分の量は、必然的に、治療される個体及び特定の投与経路に応じて変化する。例えば、ヒトへの経口投与が意図される製剤は、一般に、例えば、全組成物の約5〜約98重量パーセントで変化し得る適切かつ好都合な量の賦形剤と混合された0.5mg〜0.5gの活性剤(より好適には0.5〜100mg、例えば1〜30mg)を含有する。
【0137】
式Iの化合物の治療または予防目的のための用量の程度は、よく知られている医学の原理に従って、病態の性質及び重症度、動物または患者の年齢及び性別ならびに投与経路に応じて当然に変化する。
【0138】
治療または予防目的のために本発明の化合物を使用する際には、一般に、例えば、0.1mg/kg〜75mg/kg体重の範囲内の1日用量が、必要に応じて分割用量で与えられるように投与される。一般に、非経口経路が用いられる場合には、より低い用量が投与される。それ故、例えば、静脈内または腹腔内投与の場合、例えば、0.1mg/kg〜30mg/kg体重の範囲内の用量が一般に使用される。同様に、吸入による投与の場合、例えば、0.05mg/kg〜25mg/kg体重の範囲内の用量が使用される。経口投与もまた、特に錠剤形態で好適であり得る。典型的には、単位剤形は、約0.5mg〜0.5gの本発明の化合物を含有する。
【0139】
治療的使用及び適用
本発明は、RETの阻害剤として機能する化合物を提供する。さらに、本発明の化合物は、KDRに対してRETについての改善された選択性を実証する(すなわち、それらはRETの強力な阻害剤であり、KDRの弱い阻害剤である)。
【0140】
そのため、本発明は、インビトロまたはインビボでRETキナーゼ酵素活性を阻害する方法であって、前記方法が、細胞を有効量の本明細書で定義される化合物、またはその薬学的に許容可能な塩、水和物もしくは溶媒和物と接触させることを含む、方法を提供する。
【0141】
本発明はまた、インビトロまたはインビボでKDR酵素活性に対してRETキナーゼ酵素活性を選択的に阻害する方法であって、前記方法が、細胞を有効量の本明細書で定義される化合物、またはその薬学的に許容可能な塩、水和物もしくは溶媒和物と接触させることを含む、方法を提供する。
【0142】
本発明はまた、RETキナーゼ活性が関与する疾患または障害の治療をそのような治療を必要とする患者において行う方法であって、前記方法が、治療的有効量の本明細書で定義される化合物、もしくはその薬学的に許容可能な塩、水和物もしくは溶媒和物、または薬学的組成物を前記患者に投与することを含む、方法を提供する。
【0143】
本発明は、インビトロまたはインビボで細胞増殖を阻害する方法であって、前記方法が、細胞を有効量の本明細書で定義される化合物、またはその薬学的に許容可能な塩、水和物もしくは溶媒和物と接触させることを含む、方法を提供する。
【0144】
本発明は、増殖性障害の治療をそのような治療を必要とする患者において行う方法であって、前記方法が、治療的有効量の本明細書で定義される化合物、もしくはその薬学的に許容可能な塩、水和物もしくは溶媒和物、または薬学的組成物を前記患者に投与することを含む、方法を提供する。
【0145】
本発明は、がんの治療をそのような治療を必要とする患者において行う方法であって、前記方法が、治療的有効量の本明細書で定義される化合物、もしくはその薬学的に許容可能な塩、水和物もしくは溶媒和物、または薬学的組成物を前記患者に投与することを含む、方法を提供する。
【0146】
本発明は、治療における使用のための本明細書で定義される化合物、もしくはその薬学的に許容可能な塩、水和物もしくは溶媒和物、または薬学的組成物を提供する。
【0147】
本発明は、増殖性病態の治療における使用のための本明細書で定義される化合物、もしくはその薬学的に許容可能な塩、水和物もしくは溶媒和物、または薬学的組成物を提供する。
【0148】
本発明は、がんの治療における使用のための本明細書で定義される化合物、もしくはその薬学的に許容可能な塩、水和物もしくは溶媒和物、または薬学的組成物を提供する。特定の実施形態では、がんはヒトのがんである。
【0149】
本発明は、RETキナーゼ酵素活性の阻害における使用のための本明細書で定義される化合物、またはその薬学的に許容可能な塩、水和物もしくは溶媒和物を提供する。
【0150】
本発明は、KDR酵素活性に対するRETキナーゼ酵素活性の選択的阻害における使用のための本明細書で定義される化合物、またはその薬学的に許容可能な塩、水和物もしくは溶媒和物を提供する。
【0151】
本発明は、RETキナーゼ酵素活性が関与する疾患または障害の治療における使用のための本明細書で定義される化合物、またはその薬学的に許容可能な塩、水和物もしくは溶媒和物を提供する。
【0152】
本発明は、増殖性病態の治療のための薬剤の製造における本明細書で定義される化合物、またはその薬学的に許容可能な塩、水和物もしくは溶媒和物の使用を提供する。
【0153】
本発明は、がんの治療のための薬剤の製造における本明細書で定義される化合物、またはその薬学的に許容可能な塩、水和物もしくは溶媒和物の使用を提供する。好適には、その薬剤は、ヒトのがんの治療における使用のためのものである。
【0154】
本発明は、RETキナーゼ酵素活性の阻害のための薬剤の製造における本明細書で定義される化合物、またはその薬学的に許容可能な塩、水和物もしくは溶媒和物の使用を提供する。
【0155】
本発明は、KDR酵素活性に対するRETキナーゼ酵素活性の選択的阻害のための薬剤の製造における本明細書で定義される化合物、またはその薬学的に許容可能な塩、水和物もしくは溶媒和物の使用を提供する。
【0156】
本発明は、RETキナーゼ活性が関与する疾患または障害の治療のための薬剤の製造における本明細書で定義される化合物、またはその薬学的に許容可能な塩、水和物もしくは溶媒和物の使用を提供する。
【0157】
用語「増殖性障害」は、本明細書で互換的に使用され、インビトロまたはインビボにかかわらず、腫瘍性または過形成性成長などの望ましくない過剰または異常な細胞の望ましくないまたは制御されない細胞増殖に関する。増殖性病態の例には、悪性新生物及び腫瘍、がん、白血病、乾癬、骨疾患、線維増殖性障害(例えば、結合組織のもの)、及びアテローム性動脈硬化症を含むがこれらに限定されない前悪性及び悪性細胞増殖が含まれるがこれらに限定されない。肺、結腸、乳房、卵巣、前立腺、肝臓、膵臓、脳、及び皮膚を含むがこれらに限定されない任意の種類の細胞が治療され得る。
【0158】
本発明の化合物の抗増殖効果は、ヒトのがんの治療において特定の適用を有する(RETキナーゼ酵素活性のそれらの阻害、及び/またはKDR酵素活性に対するRETキナーゼ酵素活性の選択的阻害による)。
【0159】
抗がん効果は、細胞増殖の調節、血管新生(新しい血管の形成)の阻害、転移(腫瘍のその起源からの広がり)の阻害、浸潤(隣接する正常構造への腫瘍細胞の広がり)の阻害、またはアポトーシス(プログラム細胞死)の促進を含むがこれらに限定されない1つ以上のメカニズムを介して生じ得る。
【0160】
本発明の特定の実施形態では、治療される増殖性病態は、がん、例えば、甲状腺髄様癌(MTC)または非小細胞肺癌(NSCLC)である。
【0161】
投与の経路
本発明の化合物またはこれらの化合物を含む薬学的組成物は、全身的/末梢的または局所的(すなわち、所望の作用部位)にかかわらず、任意の好都合な投与経路によって対象に投与され得る。
【0162】
投与経路には、経口(例えば、経口摂取による);口腔;舌下;経皮(例えば、パッチ、プラスターなどによるものを含む);経粘膜(例えば、パッチ、プラスターなどによるものを含む);鼻腔(例えば、鼻噴霧による);眼内(例えば、点眼による);肺(例えば、口または鼻を介する、例えば、エアゾールを介することを使用する吸入または送気療法による);直腸(例えば、坐剤または浣腸による);膣(例えば、ペッサリーによる);非経口、例えば、皮下、皮内、筋肉内、静脈内、動脈内、心臓内、髄腔内、脊髄内、嚢内、被膜下、眼窩内、腹腔内、気管内、表皮下、関節内、くも膜下、及び胸骨下を含む注射による;例えば、皮下または筋肉内のデポ剤またはリザーバの移植によるものが含まれるがこれらに限定されない。
【0163】
併用療法
上記で定義された抗増殖治療は、単独の治療として適用され得るか、または本発明の化合物に加えて、従来の手術または放射線療法または化学療法を含み得る。そのような化学療法には、以下のカテゴリーの抗腫瘍薬の1つ以上が含まれる:−
(i)アルキル化剤(例えば、シスプラチン、オキサリプラチン、カルボプラチン、シクロホスファミド、ナイトロジェンマスタード、メルファラン、クロラムブシル、ブスルファン、テモゾラミド及びニトロソウレア);代謝拮抗剤(例えば、ゲムシタビン及び抗葉酸剤、例えば5−フルオロウラシル及びテガフールのようなフルオロピリミジン、ラルチトレキセド、メトトレキセート、シトシンアラビノシド、及びヒドロキシウレア);抗腫瘍抗生物質(例えば、アドリアマイシン、ブレオマイシン、ドキソルビシン、ダウノマイシン、エピルビシン、イダルビシン、マイトマイシンC、ダクチノマイシン及びミスラマイシンのようなアントラサイクリン);抗有糸分裂剤(例えば、ビンクリスチン、ビンブラスチン、ビンデシン及びビノレルビンのようなビンカアルカロイド及びタキソール及びタキソテールのようなタキソイドならびにポロキナーゼ阻害剤);及びトポイソメラーゼ阻害剤(例えば、エトポシド及びテニポシドのようなエピポドフィロトキシン、アムサクリン、トポテカン及びカンプトテシン)などの内科的腫瘍学で使用されるような他の抗増殖/抗腫瘍薬及びそれらの組み合わせ;
(ii)細胞増殖抑制剤、例えば抗エストロゲン(例えば、タモキシフェン、フルベストラント、トレミフェン、ラロキシフェン、ドロロキシフェン及びヨードキシフェン)、抗アンドロゲン(例えば、ビカルタミド、フルタミド、ニルタミド及び酢酸シプロテロン)、LHRHアンタゴニストまたはLHRHアゴニスト(例えば、ゴセレリン、リュープロレリン及びブセレリン)、プロゲストゲン(例えば、酢酸メゲストロール)、アロマターゼ阻害剤(例えば、アナストロゾール、レトロゾール、ボラゾール及びエキセメスタン)及び5α−レダクターゼの阻害剤、例えばフィナステリド;
(iii)抗湿潤剤[例えば、c−Srcキナーゼファミリー阻害剤、例えば4−(6−クロロ−2,3−メチレンジオキシアニリノ)−7−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]−5−テトラヒドロピラン−4−イルオキシキナゾリン(AZD0530;国際特許出願WO01/94341)、N−(2−クロロ−6−メチルフェニル)−2−{6−[4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イル]−2−メチルピリミジン−4−イルアミノ}チアゾール−5−カルボキサミド(ダサチニブ、BMS−354825;J.Med.Chem.,2004,47,6658−6661)及びボスチニブ(SKI−606)、及びメタロプロテナーゼ阻害剤、例えばマリマスタット、ウロキナーゼプラスミノゲン活性化因子受容体機能の阻害剤またはヘパラナーゼに対する抗体];
(iv)成長因子機能の阻害剤:例えば、そのような阻害剤には、成長因子抗体及び成長因子受容体抗体(例えば、抗erbB2抗体トラスツズマブ[Herceptin(商標)]、抗EGFR抗体パニツムマブ、抗erbB1抗体セツキシマブ[Erbitux、C225]及びStern et al.(Critical reviews in oncology/haematology,2005,Vol.54,pp11−29)によって開示された任意の成長因子または成長因子受容体抗体が含まれ;そのような阻害剤にはまた、チロシンキナーゼ阻害剤、例えば、上皮成長因子ファミリーの阻害剤(例えば、EGFRファミリーチロシンキナーゼ阻害剤、例えばN−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−7−メトキシ−6−(3−モルホリノプロポキシ)キナゾリン−4−アミン(ゲフィチニブ、ZD1839)、N−(3−エチニルフェニル)−6,7−ビス(2−メトキシエトキシ)キナゾリン−4−アミン(エルロチニブ、OSI−774)及び6−アクリルアミド−N−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−7−(3−モルホリノプロポキシ)−キナゾリン−4−アミン(CI1033)、erbB2チロシンキナーゼ阻害剤、例えばラパチニブ);肝細胞成長因子ファミリーの阻害剤;インスリン成長因子ファミリーの阻害剤;血小板由来成長因子ファミリーの阻害剤、例えばイマチニブ及び/またはニロチニブ(AMN107);セリン/トレオニンキナーゼの阻害剤(例えば、Ras/Rafシグナル伝達阻害剤、例えばファルネシルトランスフェラーゼ阻害剤、例えば、ソラフェニブ(BAY43−9006)、チピファルニブ(R115777)及びロナファルニブ(SCH66336))、MEK及び/またはAKTキナーゼを介する細胞シグナル伝達の阻害剤、c−kit阻害剤、ablキナーゼ阻害剤、PI3キナーゼ阻害剤、Plt3キナーゼ阻害剤、CSF−1Rキナーゼ阻害剤、IGF受容体(インスリン様成長因子)キナーゼ阻害剤;オーロラキナーゼ阻害剤(例えば、AZD1152、PH739358、VX−680、MLN8054、R763、MP235、MP529、VX−528及びAX39459)ならびにサイクリン依存性キナーゼ阻害剤、例えばCDK2及び/またはCDK4阻害剤が含まれる;
(v)抗血管形成剤、例えば血管内皮成長因子の効果を阻害するもの、[例えば、抗血管内皮細胞成長因子抗体ベバシズマブ(Avastin(商標))及び例えば、VEGF受容体チロシンキナーゼ阻害剤、例えばバンデタニブ(ZD6474)、バタラニブ(PTK787)、スニチニブ(SU11248)、アキシチニブ(AG−013736)、パゾパニブ(GW786034)及び4−(4−フルオロ−2−メチルインドール−5−イルオキシ)−6−メトキシ−7−(3−ピロリジン−1−イルプロポキシ)キナゾリン(AZD2171;WO00/47212内の実施例240)、国際特許出願WO97/22596、WO97/30035、WO97/32856及びWO98/13354に開示されているものなどの化合物ならびに他のメカニズムによって作用する化合物(例えば、リノミド、インテグリンαvβ3機能及びアンジオスタチンの阻害剤)];
(vi)血管損傷剤、例えばコンブレタスタチンA4及び国際特許出願WO99/02166、WO00/40529、WO00/41669、WO01/92224、WO02/04434及びWO02/08213に開示されている化合物;
(vii)エンドセリン受容体アンタゴニスト、例えば、ジボテンタン(ZD4054)またはアトラセンタン;
(viii)アンチセンス療法、例えば、上記で列挙した標的に向けられるもの、例えばISIS2503、抗rasアンチセンス;
(ix)例えば、異常なp53または異常なBRCA1もしくはBRCA2などの異常遺伝子を置換するアプローチ、GDEPT(遺伝子指向性酵素プロドラッグ療法)アプローチ、例えばシトシンデアミナーゼ、チミジンキナーゼまたは細菌性ニトロレダクターゼ酵素を使用するもの、及び化学療法または放射線療法に対する患者の耐性を高めるアプローチ、例えば多剤耐性遺伝子療法を含む遺伝子治療アプローチ;及び
(x)例えば、患者の腫瘍細胞の免疫原性を増加させるためのエクスビボ及びインビボのアプローチ、例えばサイトカイン、例えばインターロイキン2、インターロイキン4または顆粒球マクロファージコロニー刺激因子でのトランスフェクション、T細胞アネルギーを減少させるためのアプローチ、トランスフェクトした免疫細胞、例えばサイトカインをトランスフェクトした樹状細胞を使用するアプローチ、サイトカインをトランスフェクトした腫瘍細胞株を使用するアプローチ及び抗イディオタイプ抗体を使用するアプローチを含む免疫療法アプローチ。
【0164】
特定の実施形態では、上記で定義された抗増殖治療は、本発明の化合物に加えて、従来の手術または放射線療法または化学療法を含み得、化学療法は、プロカルバジン、カルムスチン、ロムスチン、イリノテカン、テモゾロミド、シスプラチン、カルボプラチン、メトトレキセート、エトポシド、シクロホスファミド、イホスファミド、及びビンクリスチンから選択される1つ以上の抗腫瘍剤を含み得る。
【0165】
そのような合同治療は、治療の個々の成分の同時、順次または別々の投薬によって達成され得る。そのような組み合わせ製品は、上記に記載された投薬量範囲内の本発明の化合物及びその承認された投薬量範囲内の他の薬学的に活性な薬剤を用いる。
【0166】
本発明のこの態様によれば、上記で定義された本発明の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩、水和物もしくは溶媒和物、及び別の抗腫瘍剤を含む、がん(例えば、固形腫瘍を含むがん)の治療における使用のための組み合わせが提供される。
【0167】
本発明のこの態様によれば、上記で定義された本発明の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩、水和物もしくは溶媒和物、及び上記で列挙された抗腫瘍剤のいずれか1つを含む、がん(例えば、固形腫瘍を含むがん)などの増殖性病態の治療における使用のための組み合わせが提供される。
【0168】
本発明のさらなる態様では、上記で列挙されたものから任意に選択される別の抗腫瘍剤と組み合わされるがんの治療における使用のための本発明の化合物またはその薬学的に許容可能な塩、水和物もしくは溶媒和物が提供される。
【0169】
本明細書において、用語「組み合わせ」が使用される場合、これは、同時、別々または順次の投与を指すことを理解されたい。本発明の一態様では、「組み合わせ」は、同時投与を指す。本発明の別の態様では、「組み合わせ」は、別々の投与を指す。本発明のさらなる態様では、「組み合わせ」は、順次の投与を指す。投与が順次または投与または別々である場合、2番目の成分の投与の遅延が、組み合わせの有益な効果を失わないようにすべきである。
【0170】
本発明のさらなる態様によれば、薬学的に許容可能な希釈剤または担体と共に、抗腫瘍剤(上記で列挙されたものから任意に選択される)と組み合わされた本発明の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩、水和物もしくは溶媒和物を含む薬学的組成物が提供される。
【実施例】
【0171】
略称
B
2(OH)
4 テトラヒドロキソボレート
br s ブロード一重線
d 二重線
dd 二重線の二重線
CDCl
3 クロロホルム
DMAP 4−(ジメチルアミノ)ピリジン
DCM ジクロロメタン(塩化メチレン)
DIPEA N,N,−ジ−イソプロピエチルアミン、ヒューニッヒ塩基
DMF N,N−ジメチルホルミアミド
DMSO ジメチルスルホキシド.
EDCI.HCl 1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩
EtBr 臭化エチル(ブロモエタン)
EtOAc 酢酸エチル
EtOH エタノール(エチルアルコール)
HATU 1−[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]−1H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジニウム3−オキシドヘキサフルオロホスフェート)
HCl 塩酸
HPLC 高速液体クロマトグラフィ
Hz ヘルツ
J 結合定数
K
2CO
3 炭酸カリウム
KOAc 酢酸カリウム
LCMS 液体クロマトグラフィ−質量分析法
LiOH.H
2O 水酸化リチウム一水和物
m 多重線
MeOH メタノール(メチルアルコール)
MgSO
4 硫酸マグネシウム
MHz メガヘルツ
N
2 窒素
NaHCO
3 重炭酸ナトリウム
Na
2SO
4 硫酸ナトリウム
NH
4Cl 塩化アンモニウム
NMR 核磁気共鳴
POCl
3 オキシ塩化リン
q 四重線
s 一重線
t 三重線
tt 三重線の三重線
THF テトラヒドロフラン
XPhos 2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2′,4′,6′−トリイソプロピルビフェニル
XPhos−Pd−G2 クロロ(2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2′,4′,6′−トリイソプロピル−1,1′−ビフェニル)[2−(2′−アミノ−1,1′−ビフェニル)]パラジウム(II)
【0172】
方法
一般実験
フラッシュクロマトグラフィは、予め充填されたシリカゲルカートリッジを使用して実施した。Merck Type 60 F
254シリカゲルで厚さ0.25mmに被覆された5×10cmのプレートを用いて薄層クロマトグラフィを行った。市販の供給元から入手した全ての試薬は、さらなる精製をせずに使用した。無水溶媒は、Sigma−Aldrich Chemical Company Ltd.またはFisher Chemicals Ltd.から入手し、さらに乾燥することなく使用した。HPLCグレードの溶媒は、Fisher Chemicals Ltd.から入手した。
【0173】
別段示されない限り、全ての化合物は、LC−MS及び
1H NMRスペクトルの両方の検査によって決定されたように>90%の純度であった。ClまたはBrが存在した場合、予想された同位体分布パターンが観察された。
【0174】
NMR
プロトン(
1H)NMRスペクトルは、300MHzまたは400MHzのBruker分光計で記録した。溶液は、典型的には、内部標準としてテトラメチルシラン(TMS)または重水素化溶媒を参照して化学シフトを有する重水素化クロロホルム(CDCl
3)または重水素化ジメチルスルホキシド(DMSO−d
6)のいずれかで調製した。
1H NMRのデータは、化学シフト(δ)、積分(例えば、
1H)、多重度(s、一重線;d、二重線;t、三重項;q、四重線;m、多重線;br、ブロード;dd、二重線の二重線など)及びHzでの結合定数(J)(appは、ブロードシグナルの見かけの結合を意味する)を示して報告される。重水素化溶媒は、Sigma−Aldrich Chemical Company、GossまたはFluorochemから入手した。
【0175】
LCMS法
分析LC−MS
BEH C18 1.7μMカラム(2.1×50mmまたは2.1×100mm)及びUVダイオードアレイ検出(210〜400nm)を装着したWaters Acquity UPLCシステムでLC−MS分析を実施した。Waters SQD検出器を使用して正負質量イオン検出を実施した。以下に詳述するように、緩衝酸性または塩基性のいずれかの溶媒及び勾配で分析を実施した。
低pH:
溶媒A−水+10mMのギ酸アンモニウム+0.1%のギ酸
溶媒B−アセトニトリル+5%の水+0.1%のギ酸
高pH:
溶媒A−水+10mMの炭酸水素アンモニウム+0.1%のアンモニア溶液
溶媒B−アセトニトリル+0.1%のアンモニア溶液
勾配:
【表1】
【0176】
分取HPLC
いくつかの化合物を、UVダイオードアレイ検出(210〜400nm)及び正及び負の両方の質量イオン検出を使用する質量指向性収集を用いる、20mL/分の流速で稼働するWaters XBridge 5μm C18、100mm×19mm i.d.カラムを有するWaters FractionLynx MS自動精製システムでの分取HPLCによって精製した。
【0177】
精製は、緩衝酸性または塩基性溶媒系を適宜使用して実施した。システムでの化合物保持時間を、30〜50μLの試験注入及び標準勾配を使用して慣習的に評価し、次いで、観察された保持時間に基づいて、以下に詳述するように適切に選択された集束勾配を使用して精製した。
低pH:
溶媒A−水+10mMのギ酸アンモニウム+0.1%のギ酸
溶媒B−アセトニトリル+5%の水+0.1%のギ酸
高pH:
溶媒A−水+10mMのギ酸アンモニウム+0.1%のアンモニア溶液
溶媒B−アセトニトリル+5%の水+0.1%のアンモニア溶液
標準勾配:
【表2】
収束勾配:
【表3】
【0178】
合成方法
本発明の化合物の化学合成のためのいくつかの方法は本明細書に記載されている。これらの及び/または他のよく知られている方法は、本発明の範囲内の追加の化合物の合成を容易にするために、既知の方法で改変及び/または適合され得る。
中間体
6−(4−アミノ−1−(tert−ブチル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−1H−インドール−2−カルボン酸
【化12】
【0179】
EtOH(80ml)中の6−クロロ−1H−インドール−2−カルボン酸(1.92g、9.8mmol)、XPhos−Pd−G2(155mg、0.2mmol)、XPhos(187mg、0.4mmol)、B
2(OH)
4(2.59g、29.5mmol)及びKOAc(2.89g、29.5mmol)の混合物を80℃でN
2下で2時間加熱した。水(20ml)中のK
2CO
3(4.07g、29.8mmol)の溶液及び1,4−ジオキサン(25ml)中の3−ブロモ−1−(tert−ブチル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン(1.96g、7.3mmol)の溶液を添加し、混合物を80℃で15時間加熱した。反応物を室温に冷却し、減圧下で濃縮して有機物を除去し、次いで1MのHCl水溶液でpH5に酸性化して固体を生成し、これを濾過によって収集し、水で洗浄し、50℃で真空下で乾燥させて6−(4−アミノ−1−(t−ブチル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−1H−インドール−2−カルボン酸(2.92g、85%)をオフホワイト色の固体として生成した。
【0180】
LCMS:[M+H]
+351.2
1H NMR: (300 MHz, DMSO−d
6) δ 11.91 (s, 1H), 8.25 (s, 1H), 7.80 (d, J=8.29 Hz, 1H), 7.71 (s, 1H), 7.37 (dd, J=1.32, 8.10 Hz, 1H), 7.17 (d, J=1.51 Hz, 1H), 6.51 (s, 2H), 1.77 (s, 9H)。
【0181】
6−(4−アミノ−1−(tert−ブチル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−3−クロロ−1H−インドール−2−カルボン酸
【化13】
DMF(10mL)中の6−(4−アミノ−1−(tert−ブチル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−1H−インドール−2−カルボン酸(793mg、2.3mmol)の溶液にN−クロロスクシンイミド(302.23mg、2.3mmol)を室温で添加した。反応物を18時間撹拌してから、水(50ml)で希釈した。得られた懸濁液を10分間撹拌し、濾過し、水で洗浄し、真空中で乾燥させて6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−3−クロロ−1H−インドール−2−カルボン酸(518mg、1.3mmol、60%)を紫色の固体として生成した。その物質をさらなる精製をせずに使用した。
【0182】
LCMS:純度58%、[M−H]−383.2。
【0183】
1H NMR (300 MHz, DMSO−d6) δ 12.18 (s, 1H), 8.27 (s, 1H), 7.69−7.80 (m, 2H), 7.48 (dd, J=1.41, 8.38 Hz, 1H), 1.77 (s, 9H)。
【0184】
6−(4−アミノ−1−イソプロピル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−1H−インドール−2−カルボン酸
【化14】
3−ブロモ−1−(tert−ブチル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミンの代わりに3−ブロモ−1−イソプロピル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミンを使用して6−(4−アミノ−1−(tert−ブチル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−1H−インドール−2−カルボン酸について記載されているように調製して(2.88g、86%)をオフホワイト色の固体として生成した。
【0185】
LCMS:[M+H]
+337.2。
【0186】
6−ブロモ−N−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化15】
DMF(25ml)中の6−ブロモ−1H−インドール−2−カルボン酸(1.0g、4.2mmolの)溶液にDIPEA(1.7ml、10.0mmol)、メチルアミン塩酸塩(338mg、5.0mmol)及びHATU1.9g、5.0mmol)を添加した。混合物を室温で18時間撹拌し、次いで水とEtOAcの間で分配した。有機層を分離し、飽和NaHCO
3水溶液及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィ(40gのカラム、イソヘキサン中0〜100%のEtOAc)によって精製して6−ブロモ−N−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミド(657mg、63%)を褐色の固体として生成した。
【0187】
LCMS:[M+H]
+253.0/254.9
【0188】
1H NMR: (400 MHz, DMSO−d
6) δ 11.71 (br s, 1H), 8.52 (q, J=4.09 Hz, 1H), 7.59 (d, J=6.55 Hz, 2H), 7.58 (s, 1H), 7.13−7.18 (m, 1H), 7.08 (s, 1H), 2.81 (d, J=4.64 Hz, 3H)。
【0189】
6−ブロモ−N−シクロプロピル−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化16】
メチルアミン塩酸塩の代わりにシクロプロピルアミンを使用して6−ブロモ−N−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミドについて記載されているように調製して(181mg、62%)を白色の固体として生成した。
【0190】
LCMS:[M+H]
+278.9/280.9。
【0191】
6−ブロモ−N−エチル−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化17】
メチルアミン塩酸塩の代わりにエチルアミンを使用して6−ブロモ−N−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミドについて記載されているように調製して(144mg、52%)を白色の固体として生成した。
【0192】
LCMS:[M+H]
+266.9/268.9。
【0193】
1H NMR: (400 MHz, CHLOROFORM−d) δ 9.51 (br s, 1H), 7.61 (s, 1H), 7.50 (d, J=8.54 Hz, 1H), 7.24 (dd, J=1.71, 8.54 Hz, 1H), 6.77 (dd, J=0.70, 2.04 Hz, 1H), 6.13 (br s, 1H), 3.55 (dq, J=5.89, 7.23 Hz, 2H), 1.30 (t, J=7.29 Hz, 3H)。
【0194】
6−ブロモ−N−シクロブチル−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化18】
メチルアミン塩酸塩の代わりにシクロブチルアミンを使用して6−ブロモ−N−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミドについて記載されているように調製して(268mg、73%)をベージュ色の固体として生成した。
【0195】
LCMS:[M+H]+293.1/295.1。
【0196】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 11.66 (s, 1H), 8.67 (d, J=7.75 Hz, 1H), 7.58 (s, 1H), 7.59 (d, J=8.94 Hz, 1H), 7.11−7.19 (m, 2H), 4.44 (sxt, J=8.17 Hz, 1H), 2.17−2.30 (m, 2H), 2.01−2.14 (m, 2H), 1.60−1.77 (m, 2H)。
【0197】
6−ブロモ−N−メトキシ−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化19】
メチルアミン塩酸塩の代わりにO−メチルヒドロキシルアミン塩酸塩を使用して6−ブロモ−N−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミドについて記載されているように調製して(300mg、89%)をオフホワイト色の固体として生成した。
【0198】
LCMS:[M+H]
+269.0/271.0。
【0199】
6−ブロモ−3−フルオロ−N−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化20】
工程1:アセトニトリル(30mL)中のエチル6−ブロモ−1H−インドール−2−カルボキシレート(688mg、2.6mmol)の懸濁液に飽和NaHCO
3水溶液(5.6ml)を添加した。混合物を氷冷してから、Selectfluor(商標)(1g、2.8mmol)を部分ずつ添加した。溶液を室温に温め、次いで80℃で4時間加熱した。溶液を室温に冷却してから、Selectfluor(1g、2.8mmol)のさらなる投入物を添加し、80℃で1時間加熱した。混合物を室温に冷却し、次いで酢酸エチル(×3)で抽出した。組み合わせた有機相をNa
2SO
4で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィ(シクロヘキサン中0〜50%の酢酸エチル)によって精製してエチル6−ブロモ−3−フルオロ−1H−インドール−2−カルボキシレート(362mg)を淡黄色の固体として生成した。生成物は純粋ではなかったが、次の工程で使用した。
【0200】
工程2:THF(10mL)中のエチル6−ブロモ−3−フルオロ−1H−インドール−2−カルボキシレート(362mg)の溶液に水(6.4mL)中のLiOH.H
2O(213mg、5.1mmol)の溶液を添加した。混合物を室温で3時間撹拌した。水(6.4mL)中のLiOH.H
2O(213mg、5.1mmol)のさらなる投入物を添加し、混合物を60℃で2時間加熱した。混合物を室温に冷却し、次いで減圧下で濃縮した。残渣を1MのHCl水溶液で酸性化し、EtOAc(×3)で抽出した。組み合わせた有機相をNa
2SO
4で乾燥させ、減圧下で蒸発させて6−ブロモ−3−フルオロ−1H−インドール−2−カルボン酸(322mg)を淡黄色の固体として得た。不純生成物をさらなる精製をせずに使用した。
【0201】
工程3:不純酸(322mg)を6−ブロモ−N−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミドについて記載されているアミドカップリング条件に供して6−ブロモ−3−フルオロ−N−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミド(3工程にわたって52mg、7%)を淡黄色の固体として生成した。その物質は純粋ではないが進行させた。
【0202】
6−ブロモ−N,3−ジメチル−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化21】
工程1:DMF(10mL)中の6−ブロモ−N−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミド(2.3g、9.1mmol)の溶液に0℃でPOCl
3(1.67g、10.9mmol)を添加した。混合物を室温で15分間、次いで100℃で5時間撹拌した。混合物を氷水(100mL)に注ぎ、生成物をEtOAc(4×100mL)で抽出した。組み合わせた有機相をブライン(100mL)で洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィによって精製して6−ブロモ−3−ホルミル−N−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミド(2.1g)を生成した。その物質は不純であったが、次の段階に進行させた。
【0203】
工程2:トリフルオロ酢酸(15mL)中の6−ブロモ−3−ホルミル−N−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミド(2.1g)の溶液に0℃でトリエチルシラン(608mg、5.2mmol)を添加した。混合物を室温で18時間撹拌し、次いで飽和Na
2CO
3水溶液(100ml)に注ぎ、EtOAc(5×100ml)で抽出した。組み合わせた有機相をブライン(100mL)で洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィによって精製して6−ブロモ−N,3−ジメチル−1H−インドール−2−カルボキサミド(2工程にわたって388mg、16%)を得た。その物質は純粋ではなかったが進行させた。
【0204】
6−ブロモ−N−(1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−イル)−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化22】
ピリジン(5ml)中の1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン(86mg、0.8mmol)の溶液に6−ブロモ−1H−インドール−2−カルボニルクロライド(200mg、0.8mmol)を添加した。混合物を室温で2時間撹拌し、次いで減圧下で濃縮した。残渣を飽和NaHCO
3水溶液で希釈し、次いでEtOAc(3×20ml)で抽出した。組み合わせた有機相を減圧下で濃縮した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィ(1:1のEtOAc:石油エーテル)によって精製して6−ブロモ−N−(1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−イル)−1H−インドール−2−カルボキサミド(50mg、19%)を生成した。
【0205】
LCMS:[M+H]
+333.0/335.0。
【0206】
3−ブロモ−1−エチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン
【化23】
DMF(10mL)中の3−ブロモ−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン(1g、4.7mmol)及びK
2CO
3(1.29g、9.3mmol)の混合物を60℃で窒素下で30分間加熱した。溶液を室温に冷却してから、EtBr(0.42mL、5.6mmol)を添加した。混合物を60℃で窒素下で4時間加熱し、次いで室温に冷却し、減圧下で濃縮した。残渣を水とEtOAcとの間で分配した。有機層をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して粗生成物(980mg、87%)を黄色の固体として得、これをさらなる精製をせずに次の工程に直接使用した。
【0207】
LCMS:[M+H]
+242.0/244.0。
【0208】
3−ブロモ−1−シクロプロピル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン
【化24】
1,2−ジクロロエタン(50mL)中の3−ブロモ−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン(1.2g、5mmol)の溶液に、シクロプロピルボロン酸(860mg、10mmol)、酢酸銅(II)(908mg、5mmol)、2,2’−ビピリジン(780mg、5mmol)及びNaHCO
3(1.1g、10mmol)を添加した。混合物を70℃で空気下で2時間撹拌し、次いで室温に冷却した。反応混合物を飽和NH
4Cl(100mL)水溶液でクエンチし、ジクロロメタン(3×50mL)で抽出した。組み合わせた有機相をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣をフラッシュクロマトグラフィ(イソヘキサン中0〜100%のEtOAc)によって精製して3−ブロモ−1−シクロプロピル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン(121mg、9%)を白色の固体として生成した。
【0209】
LCMS:[M+H]
+254.0/256.0。
【0210】
1H NMR (400 MHz, CHLOROFORM−d) δ 8.38 (s, 1H), 5.89 (br s, 2H), 3.73 (tt, J=3.71, 7.28 Hz, 1H), 1.27−1.34 (m, 2H), 1.12−1.19 (m, 2H)。
【0211】
最終化合物
実施例1 − 6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−チアゾール−2−イル−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化25】
DMF(1ml)中の6−(4−アミノ−1−(tert−ブチル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−1H−インドール−2−カルボン酸(50mg、0.14mmol)及びHATU(65mg、0.17mmol)の混合物にDIPEA(0.07ml、0.42mmol)を添加した。混合物を5分間撹拌してから、2−アミノチアゾール(17mg、0.17mmol)を添加した。混合物を室温で18時間撹拌し、次いで水で希釈し、EtOAc(3×)で抽出した。組み合わせた抽出物をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣を分取HPLCによって精製して6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−チアゾール−2−イル−1H−インドール−2−カルボキサミド(14mg、0.03mmol、23%)を黄色の固体として生成した。
【0212】
LCMS:純度>95%、[M+H]
+433.1。
【0213】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d6) δ 12.04 (br s, 1H), 8.36 (s, 1H), 8.25 (s, 1H), 7.84 (d, J=7.89 Hz, 1H), 7.75 (s, 1H), 7.71 (s, 1H), 7.57 (d, J=3.55 Hz, 1H), 7.39 (dd, J=1.47, 8.25 Hz, 1H), 7.27 (d, J=3.61 Hz, 1H), 1.78 (s, 9H)。
【0214】
実施例2 − 6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−ブチル−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化26】
2−アミノチアゾールの代わりにn−ブチルアミンを使用して実施例1ついて記載されているように調製して(26mg、51%)を白色の固体として生成した。
【0215】
LCMS:純度>95%、[M+H]
+406.2。
【0216】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d6) δ 11.66−11.76 (m, 1H), 8.50 (t, J=5.72 Hz, 1H), 8.24 (s, 1H), 7.77 (d, J=8.25 Hz, 1H), 7.69 (s, 1H), 7.33 (dd, J=1.47, 8.25 Hz, 1H), 7.19 (d, J=1.28 Hz, 1H), 3.30 (br s, 2H), 1.77 (s, 9H), 1.54 (quin, J=7.20 Hz, 2H), 1.36 (sxt, J=7.70 Hz, 2H), 0.93 (t, J=7.34 Hz, 3H)。
【0217】
実施例3 − 6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−(2−メトキシエチル)−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化27】
2−アミノチアゾールの代わりに2−メトキシエチルアミンを使用して実施例1ついて記載されているように調製して(30mg、53%)を白色の固体として生成した。
【0218】
LCMS:純度>95%、[M+H]
+408.2。
【0219】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d6) δ 11.65−11.82 (m, 1H), 8.53−8.66 (m, 1H), 8.24 (s, 1H), 7.77 (d, J=8.25 Hz, 1H), 7.70 (s, 1H), 7.34 (dd, J=1.47, 8.25 Hz, 1H), 7.21 (d, J=1.34 Hz, 1H), 3.43−3.55 (m, 5H), 3.30 (s, 2H), 1.77 (s, 9H)。
【0220】
実施例4 − 6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−プロピル−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化28】
2−アミノチアゾールの代わりにn−プロピルアミンを使用して実施例1ついて記載されているように調製して(33mg、60%)を白色の固体として生成した。
【0221】
LCMS:純度>95%、[M+H]
+392.2。
【0222】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 11.70−11.74 (m, 1H), 8.53 (t, J=5.72 Hz, 1H), 8.24 (s, 1H), 7.77 (d, J=8.25 Hz, 1H), 7.69 (s, 1H), 7.33 (dd, J=1.50, 8.22 Hz, 1H), 7.19 (s, 1H), 3.24−3.27 (m, 2H), 1.77 (s, 9H), 1.57 (sxt, J=7.34 Hz, 2H), 0.92 (t, J=7.40 Hz, 3H)
【0223】
実施例5 − 6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−メトキシ−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化29】
2−アミノチアゾールの代わりにO−メチルヒドロキシルアミン塩酸塩を使用して実施例1ついて記載されているように調製して(51mg、47%)を白色の固体として生成した。
【0224】
LCMS:純度>95%、[M+H]
+380.2。
【0225】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d6) δ 11.84 (br s, 1H), 8.24 (s, 1H), 7.77 (d, J=8.25 Hz, 1H), 7.70 (s, 1H), 7.34 (dd, J=1.44, 8.22 Hz, 1H), 7.06 (s, 1H), 3.76 (s, 3H), 1.77 (s, 9H)
【0226】
実施例6 − 6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−(2−フルオロエチル)−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化30】
2−アミノチアゾールの代わりに2−フルオロエチルアミン塩酸塩を使用して実施例1ついて記載されているように調製して(32mg、28%)を白色の固体として生成した。
【0227】
LCMS:純度>95%、[M+H]
+396.3。
【0228】
1H NMR (300 MHz, DMSO−d
6) δ 11.80 (br s, 1H), 8.82 (br t, J=5.04 Hz, 1H), 8.25 (s, 1H), 7.79 (br d, J=8.19 Hz, 1H), 7.71 (s, 1H), 7.35 (br d, J=8.01 Hz, 1H), 7.25 (s, 1H), 4.66 (br t, J=4.76 Hz, 1H), 4.50 (br t, J=4.66 Hz, 1H), 3.66 (br d, J=4.80 Hz, 1H), 3.57 (br d, J=4.80 Hz, 1H), 1.77 (s, 9H)
【0229】
実施例7 − 6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−イソブチル−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化31】
2−アミノチアゾールの代わりにイソブチルアミンを使用して実施例1ついて記載されているように調製して(51mg、43%)を白色の固体として生成した。
【0230】
LCMS:純度>95%、[M+H]
+406.3。
【0231】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 11.72−11.82 (m, 1H), 8.56 (t, J=5.93 Hz, 1H), 8.31 (s, 1H), 7.79 (d, J=8.25 Hz, 1H), 7.69 (s, 1H), 7.34 (dd, J=1.53, 8.25 Hz, 1H), 7.23 (d, J=1.34 Hz, 1H), 3.13 (t, J=6.67 Hz, 2H), 1.87 (spt, J=7.09 Hz, 1H), 1.77 (s, 9H), 0.92 (d, J=6.66 Hz, 6H)
【0232】
実施例8 − 6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−ベンジル−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化32】
2−アミノチアゾールの代わりにベンジルアミンを使用して実施例1ついて記載されているように調製して(34mg、32%)を白色の固体として生成した。
【0233】
LCMS:純度>95%、[M+H]
+440.3。
【0234】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 11.75−11.85 (m, 1H), 9.13 (t, J=6.08 Hz, 1H), 8.25 (s, 1H), 7.79 (d, J=8.25 Hz, 1H), 7.70 (s, 1H), 7.24−7.38 (m, 7H), 4.54 (d, J=6.05 Hz, 2H), 1.77 (s, 9H)
【0235】
実施例9 − 6−(4−アミノ−1−(tert−ブチル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−フェネチル−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化33】
2−アミノチアゾールの代わりにフェネチルアミンを使用して実施例1ついて記載されているように調製して(39mg、36%)を白色の固体として生成した。
【0236】
LCMS:純度>95%、[M+H]
+454.3。
【0237】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 11.72−11.81 (m, 1H), 8.68 (t, J=5.69 Hz, 1H), 8.32 (s, 1H), 7.79 (d, J=8.31 Hz, 1H), 7.69 (s, 1H), 7.25−7.36 (m, 5H), 7.17−7.25 (m, 2H), 3.49−3.57 (m, 2H), 2.89 (t, J=7.37 Hz, 2H), 1.77 (s, 9H)
【0238】
実施例10 − 6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−(シクロプロピルメチル)−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化34】
2−アミノチアゾールの代わりにシクロプロピルメタンアミンを使用して実施例1ついて記載されているように調製して(64mg、55%)をベージュ色の固体として生成した。
【0239】
LCMS:純度>95%、[M+H]
+404.2。
【0240】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 11.73 (s, 1H), 8.63 (t, J=5.78 Hz, 1H), 8.24 (s, 1H), 7.78 (d, J=8.25 Hz, 1H), 7.70 (s, 1H), 7.34 (dd, J=1.47, 8.25 Hz, 1H), 7.22 (d, J=1.22 Hz, 1H), 3.19 (t, J=6.27 Hz, 2H), 1.77 (s, 9H), 1.06 (s, 1H), 0.43−0.50 (m, 2H), 0.23−0.30 (m, 2H)
【0241】
実施例11 − 6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化35】
2−アミノチアゾールの代わりに2,2,2−トリフルオロエタン−1−アミンを使用して実施例1ついて記載されているように調製して(68mg、54%)をベージュ色の固体として生成した。
【0242】
LCMS:純度>95%、[M+H]
+432.2。
【0243】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 11.85−11.95 (m, 1H), 9.17 (t, J=6.39 Hz, 1H), 8.32 (s, 1H), 7.82 (d, J=8.31 Hz, 1H), 7.71 (s, 1H), 7.37 (dt, J=1.59, 8.00 Hz, 1H), 7.33−7.35 (m, 1H), 4.09−4.20 (m, 2H), 1.78 (s, 9H)。
【0244】
実施例12 − 6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化36】
2−アミノチアゾールの代わりに2,2−ジフルオロエタン−1−アミンを使用して実施例1ついて記載されているように調製して(41mg、34%)を黄色の固体として生成した。
【0245】
LCMS:純度>95%、[M+H]
+414.2。
【0246】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 11.77−11.88 (m, 1H), 8.93 (t, J=5.99 Hz, 1H), 8.25 (s, 1H), 7.80 (d, J=8.25 Hz, 1H), 7.71 (s, 1H), 7.36 (dd, J=1.47, 8.25 Hz, 1H), 7.28 (d, J=1.34 Hz, 1H), 6.16 (tt, J=3.91, 55.80 Hz, 1H), 3.63−3.93 (m, 2H), 1.77 (s, 9H)。
【0247】
実施例13 − 6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−エトキシ−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化37】
2−アミノチアゾールの代わりにO−エチルヒドロキシルアミン塩酸塩を使用して実施例1ついて記載されているように調製して(56mg、49%)を黄色の固体として生成した。
【0248】
LCMS:純度>95%、[M+H]
+394.2。
【0249】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d6) δ 11.85 (br s, 1H), 11.75 (br s, 1H), 8.24 (s, 1H), 7.78 (d, J=8.25 Hz, 1H), 7.70 (s, 1H), 7.35 (dd, J=1.47, 8.25 Hz, 1H), 7.10 (s, 1H), 3.98 (q, J=7.00 Hz, 2H), 1.77 (s, 9H), 1.25 (t, J=7.00 Hz, 3H)。
【0250】
実施例14 − 6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−(シクロプロピルメトキシ)−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化38】
2−アミノチアゾールの代わりにO−(シクロプロピルメチル)ヒドロキシルアミン塩酸塩を使用して実施例1ついて記載されているように調製して(68mg、56%)を黄色の固体として生成した。
【0251】
LCMS:純度>95%、[M+H]
+420.2。
【0252】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d6) δ 11.84 (s, 1H), 11.77 (br s, 1H), 8.28 (s, 1H), 7.78 (d, J=8.25 Hz, 1H), 7.70 (s, 1H), 7.35 (dd, J=1.44, 8.28 Hz, 1H), 7.10 (s, 1H), 3.76 (d, J=7.15 Hz, 2H), 1.77 (s, 9H), 1.14 (ddd, J=2.90, 4.65, 7.79 Hz, 1H), 0.52−0.60 (m, 2H), 0.25−0.34 (m, 2H)。
【0253】
実施例15 − 6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−(1,3,4−チアジアゾール−2−イル)−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化39】
2−アミノチアゾールの代わりに1,3,4−チアジアゾール−2−アミンを使用して実施例1ついて記載されているように調製して(22mg、18%)を黄色の固体として生成した。
【0254】
LCMS:純度 90〜95%、[M+H]
+434.2。
【0255】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d6) δ 12.04 (br s, 1H), 9.16 (s, 1H), 8.25 (s, 1H), 8.17 (s, 1H), 7.85 (d, J=8.31 Hz, 1H), 7.75 (s, 1H), 7.69 (s, 1H), 7.39 (dd, J=1.44, 8.28 Hz, 1H), 1.78 (s, 9H)。
【0256】
実施例16 − 6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−(1−メチルピラゾール−3−イル)−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化40】
2−アミノチアゾールの代わりに1−メチル−1H−ピラゾール−3−アミンを使用して実施例1ついて記載されているように調製して(46mg、37%)を白色の固体として生成した。
【0257】
LCMS:純度>95%、[M+H]
+430.3。
【0258】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d6) δ 11.80−11.89 (m, 1H), 10.95 (s, 1H), 8.26 (s, 1H), 7.80 (d, J=8.25 Hz, 1H), 7.73 (s, 1H), 7.60−7.66 (m, 1H), 7.56 (d, J=1.34 Hz, 1H), 7.36 (dd, J=1.50, 8.22 Hz, 1H), 6.63 (d, J=2.20 Hz, 1H), 3.79−3.83 (m, 3H), 1.78 (s, 9H)。
【0259】
実施例17 − 6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−(2−メトキシエトキシ)−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化41】
2−アミノチアゾールの代わりにO−(2−メトキシエチル)ヒドロキシルアミンを使用して実施例1ついて記載されているように調製して(31mg、25%)を白色の固体として生成した。
【0260】
LCMS:純度90〜95%、[M+H]
+424.3。
【0261】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d6) δ 11.86 (br s, 2H), 8.24 (s, 1H), 7.78 (d, J=8.25 Hz, 1H), 7.70 (s, 1H), 7.35 (dd, J=1.47, 8.25 Hz, 1H), 7.12 (br s, 1H), 4.02−4.11 (m, 2H), 3.49−3.66 (m, J=3.70, 5.30 Hz, 2H), 3.31 (br s, 3H), 1.77 (s, 9H)。
【0262】
実施例18 − 6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−(2−メチルピラゾール−3−イル)−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化42】
2−アミノチアゾールの代わりに1−メチル−1H−ピラゾール−5−アミンを使用して実施例1ついて記載されているように調製して(25mg、20%)をベージュ色の固体として生成した。
【0263】
LCMS:純度90〜95%、[M+H]
+430.3。
【0264】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d6) δ 12.02 (br s, 1H), 10.42 (br s, 1H), 8.25 (s, 1H), 7.85 (d, J=8.25 Hz, 1H), 7.66−7.79 (m, 1H), 7.47 (br s, 1H), 7.43 (d, J=1.90 Hz, 1H), 7.39 (dd, J=1.47, 8.25 Hz, 1H), 6.28 (d, J=1.96 Hz, 1H), 3.74 (s, 3H), 1.75−1.80 (m, 9H)。
【0265】
実施例19 − 6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−フェニル−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化43】
2−アミノチアゾールの代わりにアニリンを使用して実施例1ついて記載されているように調製して(30mg、24%)をベージュ色の固体として生成した。
【0266】
LCMS:純度>95%、[M+H]
+426.2。
【0267】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d6) δ 11.89−11.98 (m, 1H), 10.28 (s, 1H), 8.29 (s, 1H), 7.83−7.90 (m, 2H), 7.82 (d, J=0.92 Hz, 1H), 7.74 (s, 1H), 7.52 (d, J=1.41 Hz, 1H), 7.32−7.46 (m, 3H), 7.13 (tt, J=0.90, 7.20 Hz, 1H), 1.78 (s, 9H)。
【0268】
実施例20 − 6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−(2−ヒドロキシエチル)−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化44】
DMF(2ml)中の6−(4−アミノ−1−(tert−ブチル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−1H−インドール−2−カルボン酸(100mg、0.28mmol)及びPyBOP(148mg、0.28mmol)の混合物にトリエチルアミン(0.12ml、0.84mmol)及びエタノールアミン(17μL、0.17mmol)を添加した。混合物を室温で18時間撹拌し、次いで水で希釈し、EtOAc(3×)で抽出した。組み合わせた抽出物をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィ(DCM中10%のMeOH)によって精製して6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−(2−ヒドロキシエチル)−1H−インドール−2−カルボキサミド(32mg、0.08mmol、28%)をベージュ色の固体として生成した。
【0269】
LCMS:純度>95%、[M+H]
+394.4。
【0270】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d6) δ 11.66−11.80 (m, 1H), 8.53 (t, J=5.90 Hz, 1H), 8.24 (s, 1H), 7.77 (d, J=8.25 Hz, 1H), 7.69 (s, 1H), 7.33 (dd, J=1.47, 8.19 Hz, 1H), 7.13−7.26 (m, 1H), 4.78 (s, 1H), 3.55 (q, J=5.80 Hz, 2H), 3.37 (q, J=5.80 Hz, 2H), 1.77 (s, 9H)。
【0271】
実施例21 − 6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−(5−メチル−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化45】
2−アミノチアゾールの代わりに5−メチル−1,3,4−チアジアゾール−2−アミンを使用して実施例1ついて記載されているように調製して(9mg、7%)を白色の固体として生成した。
【0272】
LCMS:純度>95%、[M+H]
+448.3。
【0273】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d6) δ 12.05 (br s, 1H), 8.25 (s, 1H), 8.19 (s, 1H), 7.84 (d, J=8.25 Hz, 1H), 7.74 (s, 1H), 7.68 (s, 1H), 7.39 (dd, J=1.44, 8.28 Hz, 1H), 2.64 (s, 3H), 1.78 (s, 9H)。
【0274】
実施例22 − 6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−(1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化46】
DCM(5mL)中の6−(4−アミノ−1−(tert−ブチル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−1H−インドール−2−カルボン酸(175mg、0.5mmol)の懸濁液に塩化オキサリル(51μL、0.6mmol)及び一滴のDMFを添加した。混合物を室温で1時間撹拌し、次いで減圧下で濃縮し、トルエンと共沸させて黄色の固体を生成した。これをDCM(5ml)に再溶解してから、1,2,4−チアジアゾール−5−アミン(56mg、0.5mmol)、DIPEA(0.1ml、0.6mmol)及びDMAP(3mg、5mol%)を添加した。反応物を室温で24時間撹拌し、次いで減圧下で濃縮した。残渣をEtOAcと水との間で分配し、次いで濾過して固体を除去した。有機相を飽和NaHCO
3及びブラインで分離及び洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィ(イソヘキサン中0〜100%のEtOAc)によって精製して粗生成物を生成した。これを分取HPLCによってさらに精製して6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−(1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−1H−インドール−2−カルボキサミド(16mg、0.03mmol、7%)を白色の固体として生成した。
【0275】
LCMS:純度 90〜95%、[M+H]
+434.2。
【0276】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d6) δ 12.10 (br s, 1H), 8.48 (s, 1H), 8.25 (s, 1H), 8.15 (s, 1H), 7.85 (d, J=8.25 Hz, 1H), 7.75 (s, 1H), 7.67 (br s, 1H), 7.40 (dd, J=1.41, 8.31 Hz, 1H), 1.75−1.82 (m, 9H)。
【0277】
実施例23 − 6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−(3−チエニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化47】
2−アミノチアゾールの代わりに3−アミノチオフェンオキサレートを使用して実施例1ついて記載されているように調製して(45mg、36%)を白色の固体として生成した。
【0278】
LCMS:純度>95%、[M+H]
+432.2。
【0279】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d6) δ 11.90−12.01 (m, 1H), 10.80 (s, 1H), 8.25 (s, 1H), 7.84 (d, J=8.25 Hz, 1H), 7.71−7.77 (m, 2H), 7.52 (dd, J=3.21, 5.17 Hz, 1H), 7.45 (d, J=1.34 Hz, 1H), 7.34−7.41 (m, 2H), 1.78 (s, 9H)。
【0280】
実施例24 − 6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−チアゾール−5−イル−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化48】
2−アミノチアゾールの代わりにチアゾール−5−アミンを使用して実施例1ついて記載されているように調製して(14mg、11%)を白色の固体として生成した。
【0281】
LCMS:純度>95%、[M+H]
+433.2。
【0282】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d6) δ 12.07 (br s, 1H), 11.74−12.01 (m, 1H), 8.65 (d, J=0.73 Hz, 1H), 8.21−8.28 (m, 1H), 7.88 (d, J=8.46 Hz, 1H), 7.83 (s, 1H), 7.75 (s, 1H), 7.50 (s, 1H), 7.40 (dd, J=1.44, 8.28 Hz, 1H), 1.73−1.83 (m, 9H)。
【0283】
実施例25 − 6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−イソキサゾール−4−イル−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化49】
DMF(4ml)中の6−(4−アミノ−1−(tert−ブチル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−1H−インドール−2−カルボン酸(100mg、0.28mmol)、EDCI.HCl(109mg、0.57mmol)及びHOBt.H
2O(87mg、0.57mmol)の混合物を室温で1時間撹拌してから、イソキサゾール−4−アミン(34mg、0.28mmol)を添加した。1時間後、DIPEA(0.14ml、0.86mmol)を添加し、混合物を3時間撹拌した。追加のDIPEA(0.1ml、0.6mmol)を添加し、反応物を室温で18時間撹拌し、次いで減圧下で濃縮した。残渣をDCMと水の間で分配し、分離し、有機相をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィ(DCM中0〜5%のMeOH)によって精製して粗生成物を生成した。これを分取HPLCによってさらに精製して6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−イソキサゾール−4−イル−1H−インドール−2−カルボキサミド(7mg、0.02mmol、6%)を白色の固体として生成した。
【0284】
LCMS:純度>95%、[M+H]
+417.2。
【0285】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d6) δ 12.01 (s, 1H), 10.88 (s, 1H), 9.28 (s, 1H), 8.78 (s, 1H), 8.25 (s, 1H), 7.86 (d, J=8.31 Hz, 1H), 7.75 (s, 1H), 7.40 (d, J=1.47 Hz, 1H), 7.38−7.39 (m, 1H), 1.78 (s, 9H)
【0286】
実施例26 − 6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−(4−メチルチアゾール−2−イル)−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化50】
2−アミノチアゾールの代わりに4−メチルチアゾール−2−アミンを使用して実施例1ついて記載されているように調製して(5mg、1%)をベージュ色の固体として生成した。
【0287】
LCMS:純度>95%、[M+H]
+447.2。
【0288】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d6) δ 12.70 (br s, 1H), 12.02 (br s, 1H), 8.25 (s, 1H), 7.83 (d, J=8.01 Hz, 1H), 7.74 (s, 1H), 7.69 (s, 1H), 7.39 (dd, J=1.44, 8.28 Hz, 1H), 6.82 (s, 1H), 2.33 (d, J=0.92 Hz, 3H), 1.78 (s, 9H)。
【0289】
実施例27 − 6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−(1−エチルピラゾール−3−イル)−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化51】
2−アミノチアゾールの代わりに1−エチル−1H−ピラゾール−3−アミンを使用して実施例1ついて記載されているように調製して(26mg、20%)をオフホワイト色の固体として生成した。
【0290】
LCMS:純度>95%、[M+H]
+444.3。
【0291】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d6) δ 11.77−11.90 (m, 1H), 10.98 (s, 1H), 8.25 (s, 1H), 7.79 (d, J=8.31 Hz, 1H), 7.72 (s, 1H), 7.68 (s, 1H), 7.57 (d, J=1.28 Hz, 1H), 7.36 (dd, J=1.50, 8.22 Hz, 1H), 6.63 (d, J=2.26 Hz, 1H), 4.10 (q, J=7.25 Hz, 2H), 1.77 (s, 9H), 1.40 (t, J=7.24 Hz, 3H)。
【0292】
実施例28 − 6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−[1−(2−メトキシエチル)ピラゾール−3−イル]−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化52】
2−アミノチアゾールの代わりに1−(2−メトキシエチル)−1H−ピラゾール−3−アミンを使用して実施例1ついて記載されているように調製して(29mg、21%)を白色の固体として生成した。
【0293】
LCMS:純度>95%、[M+H]
+474.3。
【0294】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d6) δ 11.81−11.88 (m, 1H), 10.99 (s, 1H), 8.22−8.26 (m, 1H), 7.79 (d, J=8.25 Hz, 1H), 7.72 (s, 1H), 7.66 (d, J=2.26 Hz, 1H), 7.57 (d, J=1.28 Hz, 1H), 7.36 (dd, J=1.47, 8.25 Hz, 1H), 6.64 (d, J=2.26 Hz, 1H), 4.22 (t, J=5.32 Hz, 2H), 3.70 (t, J=5.32 Hz, 2H), 3.25 (s, 3H), 1.77 (s, 9H)。
【0295】
実施例29 − 6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−[1−(2−フルオロエチル)ピラゾール−3−イル]−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化53】
2−アミノチアゾールの代わりに1−(2−フルオロエチル)−1H−ピラゾール−3−アミンを使用して実施例1ついて記載されているように調製して(32mg、24%)を白色の固体として生成した。
【0296】
LCMS:純度>95%、[M+H]
+462.3。
【0297】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d6) δ 11.81−11.90 (m, 1H), 11.03 (s, 1H), 8.24 (s, 1H), 7.80 (d, J=8.25 Hz, 1H), 7.72 (d, J=2.02 Hz, 2H), 7.58 (d, J=1.41 Hz, 1H), 7.36 (dd, J=1.50, 8.28 Hz, 1H), 6.68 (d, J=2.26 Hz, 1H), 4.84 (t, J=4.71 Hz, 1H), 4.72 (t, J=4.71 Hz, 1H), 4.43 (t, J=4.71 Hz, 1H), 4.36 (t, J=4.71 Hz, 1H), 1.77 (s, 9H)。
【0298】
実施例30 − 6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−(3−ピリジル)−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化54】
2−アミノチアゾールの代わりに3−アミノピリジンを使用して実施例1ついて記載されているように調製して(25mg、100%)を黄色の固体として生成した。
【0299】
LCMS:純度>95%、[M−H]
−427.3。
【0300】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d6) δ 11.93−12.04 (m, 1H), 10.50 (s, 1H), 8.99 (d, J=2.20 Hz, 1H), 8.34 (dd, J=1.44, 4.68 Hz, 1H), 8.21−8.27 (m, 2H), 7.87 (d, J=8.25 Hz, 1H), 7.75 (s, 1H), 7.54 (d, J=1.41 Hz, 1H), 7.37−7.47 (m, 2H), 1.78 (s, 9H)。
【0301】
実施例31 − 6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−(4−ピリジル)−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化55】
2−アミノチアゾールの代わりに4−アミノピリジンを使用して実施例1ついて記載されているように調製して(22mg、9%)を黄色の固体として生成した。
【0302】
LCMS:純度>95%、[M−H]
−427.3。
【0303】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d6) δ 11.98−12.05 (m, 1H), 10.60 (s, 1H), 8.48−8.53 (m, 2H), 8.25 (s, 1H), 7.88 (d, J=8.31 Hz, 1H), 7.81−7.85 (m, 2H), 7.75 (s, 1H), 7.58 (d, J=1.34 Hz, 1H), 7.40 (dd, J=1.44, 8.28 Hz, 1H), 1.78 (s, 9H)。
【0304】
実施例32 − 6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−[1−(2−ヒドロキシエチル)ピラゾール−3−イル]−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化56】
2−アミノチアゾールの代わりに2−(3−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)エタン−1−オールを使用して実施例1ついて記載されているように調製して(15mg、7%)をベージュ色の固体として生成した。
【0305】
LCMS:純度>95%、[M−H]
−460.3。
【0306】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d6) δ 11.81−11.88 (m, 1H), 10.99 (s, 1H), 8.26 (s, 1H), 7.80 (d, J=8.25 Hz, 1H), 7.72 (s, 1H), 7.65 (d, J=2.20 Hz, 1H), 7.57 (d, J=1.41 Hz, 1H), 7.36 (dd, J=1.47, 8.25 Hz, 1H), 6.64 (d, J=2.26 Hz, 1H), 4.10 (t, J=5.65 Hz, 2H), 3.75 (t, J=5.59 Hz, 2H), 1.78 (s, 9H)。
【0307】
実施例33 − 6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−3−クロロ−N−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化57】
6−(4−アミノ−1−(tert−ブチル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−1H−インドール−2−カルボン酸及び2−アミノチアゾールの代わりに6−(4−アミノ−1−(tert−ブチル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−3−クロロ−1H−インドール−2−カルボン酸及びメチルアミン塩酸塩を使用して実施例1について記載されているように調製して(14mg、14%)を白色の固体として生成した。
【0308】
LCMS:純度>95%、[M−H]−396.2。
【0309】
1H NMR (300 MHz, DMSO−d6) δ 12.07 (br s, 1H), 8.25 (s, 1H), 7.97 (q, J=4.43 Hz, 1H), 7.70−7.78 (m, 2H), 7.47 (d, J=8.18 Hz, 1H), 2.90 (d, J=4.62 Hz, 3H), 1.75−1.90 (m, 9H)。
【0310】
実施例34 − 6−(4−アミノ−1−イソプロピル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−シクロプロピル−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化58】
6−(4−アミノ−1−(tert−ブチル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−1H−インドール−2−カルボン酸及び2−アミノチアゾールの代わりに6−(4−アミノ−1−イソプロピル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−1H−インドール−2−カルボン酸及びシクロプロピルメタンアミンを使用して実施例1について記載されているように調製して(20mg、9%)を白色の固体として生成した。
【0311】
LCMS:純度>95%、[M+H]
+376.3。
【0312】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d6) δ 8.25 (s, 1H), 7.80 (d, J=8.25 Hz, 1H), 7.74 (s, 1H), 7.36 (dd, J=1.53, 8.25 Hz, 1H), 7.19 (s, 1H), 5.08 (spt, J=6.63 Hz, 1H), 2.82−2.91 (m, 1H), 1.51 (d, J=6.72 Hz, 6H), 0.70−0.83 (m, 2H), 0.59−0.68 (m, 2H)。
【0313】
実施例35 − 6−(4−アミノ−1−イソプロピル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−(2−フルオロエチル)−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化59】
6−(4−アミノ−1−(tert−ブチル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−1H−インドール−2−カルボン酸及び2−アミノチアゾールの代わりに6−(4−アミノ−1−イソプロピル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−1H−インドール−2−カルボン酸及び2−フルオロエチルアミン塩酸塩を使用して実施例1について記載されているように調製して(172mg、51%)を褐色の固体として生成した。
【0314】
LCMS:純度>95%、[M+H]
+382.2。
【0315】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d6) δ 11.72−11.83 (m, 1H), 8.79 (t, J=5.62 Hz, 1H), 8.24 (s, 1H), 7.79 (d, J=8.31 Hz, 1H), 7.73 (s, 1H), 7.36 (dd, J=1.53, 8.25 Hz, 1H), 7.24 (dd, J=0.67, 2.02 Hz, 1H), 5.08 (spt, J=6.70 Hz, 1H), 4.64 (t, J=5.07 Hz, 1H), 4.52 (t, J=5.04 Hz, 1H), 3.62 (qd, J=5.32, 26.78 Hz, 2H), 1.51 (d, J=6.72 Hz, 6H)。
【0316】
実施例36 − 6−(4−アミノ−1−イソプロピル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−エトキシ−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化60】
6−(4−アミノ−1−(tert−ブチル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−1H−インドール−2−カルボン酸及び2−アミノチアゾールの代わりに6−(4−アミノ−1−イソプロピル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−1H−インドール−2−カルボン酸及びO−エチルヒドロキシルアミンを使用して実施例1について記載されているように調製して(68mg、60%)をベージュ色の固体として生成した。
【0317】
LCMS:純度>95%、[M+H]
+380.2。
【0318】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d6) δ 11.85 (s, 1H), 11.74 (br s, 1H), 8.25 (s, 1H), 7.79 (d, J=8.31 Hz, 1H), 7.72 (s, 1H), 7.37 (dd, J=1.47, 8.25 Hz, 1H), 7.10 (s, 1H), 5.08 (spt, J=6.71 Hz, 1H), 3.98 (q, J=6.97 Hz, 2H), 1.51 (d, J=6.66 Hz, 6H), 1.23−1.27 (m, 3H)。
【0319】
実施例37 − 6−(4−アミノ−1−イソプロピル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−チアゾール−2−イル−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化61】
6−(4−アミノ−1−(tert−ブチル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−1H−インドール−2−カルボン酸の代わりに6−(4−アミノ−1−イソプロピル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−1H−インドール−2−カルボン酸を使用して実施例1について記載されているように調製して(42mg、10%)を黄色の固体として生成した。
【0320】
LCMS:純度>95%、[M+H]
+419.2。
【0321】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d6) δ 12.76 (br s, 1H), 12.06 (br s, 1H), 8.25 (s, 1H), 7.85 (d, J=8.31 Hz, 1H), 7.77 (s, 1H), 7.75 (br s, 1H), 7.58 (d, J=3.55 Hz, 1H), 7.42 (dd, J=1.47, 8.25 Hz, 1H), 7.30 (d, J=3.48 Hz, 1H), 5.09 (spt, J=6.70 Hz, 1H), 1.52 (d, J=6.66 Hz, 6H)。
【0322】
実施例38 − 6−(4−アミノ−1−イソプロピル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−(1−メチルピラゾール−3−イル)−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化62】
6−(4−アミノ−1−(tert−ブチル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−1H−インドール−2−カルボン酸及び2−アミノチアゾールの代わりに6−(4−アミノ−1−イソプロピル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−1H−インドール−2−カルボン酸及び1−メチル−1H−ピラゾール−3−アミンを使用して実施例1について記載されているように調製して(49mg、26%)を白色の固体として生成した。
【0323】
LCMS:純度>95%、[M+H]
+416.2。
【0324】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d6) δ 11.81−11.88 (m, 1H), 10.96 (s, 1H), 8.25 (s, 1H), 7.80 (d, J=7.94 Hz, 1H), 7.74 (s, 1H), 7.63 (d, J=2.14 Hz, 1H), 7.56 (d, J=1.34 Hz, 1H), 7.38 (dd, J=1.50, 8.28 Hz, 1H), 6.63 (d, J=2.20 Hz, 1H), 5.08 (spt, J=6.70 Hz, 1H), 3.81 (s, 3H), 1.51 (d, J=6.66 Hz, 6H)。
【0325】
実施例39 − 6−(4−アミノ−1−イソプロピル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−(1,3,4−チアジアゾール−2−イル)−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化63】
6−(4−アミノ−1−(tert−ブチル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−1H−インドール−2−カルボン酸及び2−アミノチアゾールの代わりに6−(4−アミノ−1−イソプロピル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−1H−インドール−2−カルボン酸及び1,3,4−チアジアゾール−2−アミンを使用して実施例1について記載されているように調製して(3mg、2%)を褐色の固体として生成した。
【0326】
LCMS:純度>95%、[M+H]
+420.1。
【0327】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d6) δ 11.94 (br s, 1H), 9.08 (br s, 1H), 8.25 (s, 1H), 8.21 (s, 1H), 7.83 (d, J=8.31 Hz, 1H), 7.77 (s, 1H), 7.58 (br s, 1H), 7.39 (br d, J=8.25 Hz, 1H), 5.08 (quin, J=6.71 Hz, 1H), 1.52 (d, J=6.72 Hz, 6H)。
【0328】
実施例40 − 6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化64】
EtOH(10ml)中の6−ブロモ−N−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミド(253mg、1mmol)、XPhos−Pd−G2(16mg、0.02mmol)、XPhos(19mg、0.04mmol)、B
2(OH)
4(269mg、3mmol)及びKOAc(294mg、3mmol)の混合物をアルゴンで5分間脱気し、次いで80℃で2時間加熱した。K
2CO
3(1.8M、1.7ml、3.0mmol)の脱気水溶液及びTHF(2ml)中の3−ブロモ−1−(tert−ブチル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン(270mg、1.0mmol)の脱気溶液を添加し、混合物を80℃で18時間加熱した。反応物を室温に冷却し、水で希釈し、EtOAc(3×)で抽出した。組み合わせた有機相をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して残渣を生成し、これをフラッシュカラムクロマトグラフィによって精製して204mgの固体を生成し、これを分取HPLCによってさらに精製して6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミド(76mg、21%)を白色の固体として生成した。
【0329】
LCMS:純度>95%、[M−H]
−362.2。
【0330】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d6) δ 11.74 (s, 1H), 8.52 (q, J=4.42 Hz, 1H), 8.24 (s, 1H), 7.77 (d, J=8.25 Hz, 1H), 7.70 (s, 1H), 7.33 (dd, J=1.50, 8.22 Hz, 1H), 7.14 (d, J=1.28 Hz, 1H), 2.84 (d, J=4.65 Hz, 3H), 1.77 (s, 9H)。
【0331】
実施例41 − 6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−シクロプロピル−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化65】
6−ブロモ−N−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミドの代わりに6−ブロモ−N−シクロプロピル−1H−インドール−2−カルボキサミドを使用して実施例40ついて記載されているように調製して(78mg、31%)を白色の固体として生成した。
【0332】
LCMS:純度>95%、[M−H]
−390.2。
【0333】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d6) δ 11.71 (s, 1H), 8.52 (d, J=4.10 Hz, 1H), 8.24 (s, 1H), 7.76 (d, J=8.25 Hz, 1H), 7.69 (s, 1H), 7.33 (dd, J=1.47, 8.25 Hz, 1H), 7.17 (d, J=1.28 Hz, 1H), 2.87 (qq, J=3.90, 7.30 Hz, 1H), 1.77 (s, 9H), 0.67−0.77 (m, 2H), 0.57−0.67 (m, 2H)。
【0334】
実施例42 − 6−(4−アミノ−1−(tert−ブチル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−エチル−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化66】
6−ブロモ−N−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミドの代わりに6−ブロモ−N−エチル−1H−インドール−2−カルボキサミドを使用して実施例40ついて記載されているように調製して(77mg、31%)を白色の固体として生成した。
【0335】
LCMS:純度>95%、[M−H]−378.2。
【0336】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d6) δ 11.66−11.77 (m, 1H), 8.54 (t, J=5.59 Hz, 1H), 8.20−8.26 (m, 1H), 7.77 (d, J=8.25 Hz, 1H), 7.69 (s, 1H), 7.33 (dd, J=1.50, 8.22 Hz, 1H), 7.17 (d, J=1.28 Hz, 1H), 3.33−3.38 (m, 2H), 1.77 (s, 9H), 1.16 (t, J=7.21 Hz, 3H)。
【0337】
実施例43 − 6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−シクロブチル−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化67】
6−ブロモ−N−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミドの代わりに6−ブロモ−N−シクロブチル−1H−インドール−2−カルボキサミドを使用して実施例40ついて記載されているように調製して(93mg、30%)を白色の固体として生成した。
【0338】
LCMS:純度85〜90%、[M−H]
−404.3。
【0339】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d6) δ 11.71 (br s, 1H), 8.69 (d, J=7.76 Hz, 1H), 8.24 (s, 1H), 7.78 (d, J=8.25 Hz, 1H), 7.69 (s, 1H), 7.34 (dd, J=1.50, 8.22 Hz, 1H), 7.24 (d, J=1.00 Hz, 1H), 4.47 (br d, J=8.31 Hz, 1H), 2.21−2.32 (m, 2H), 2.03−2.16 (m, 2H), 1.77 (s, 9H), 1.67−1.75 (m, 2H)。
【0340】
実施例44 − 6−(4−アミノ−1−(tert−ブチル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化68】
6−ブロモ−N−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミドの代わりに6−ブロモ−N−メトキシ−1H−インドール−2−カルボキサミドを使用して実施例40について記載されているように調製して、予想された6−(4−アミノ−1−(tert−ブチル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−メトキシ−1H−インドール−2−カルボキサミドではなく、6−(4−アミノ−1−(tert−ブチル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−1H−インドール−2−カルボキサミド(17mg、5%)を白色の固体として生成した。
【0341】
LCMS:純度>95%、[M−H]
−350.2。
【0342】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d6) δ 11.66−11.75 (m, 1H), 8.24 (s, 1H), 8.02 (br s, 1H), 7.77 (d, J=8.25 Hz, 1H), 7.69 (s, 1H), 7.42 (br s, 1H), 7.33 (dd, J=1.50, 8.22 Hz, 1H), 7.20 (d, J=1.34 Hz, 1H), 1.77 (s, 9H)。
実施例45 − 6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−3−フルオロ−N−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化69】
6−ブロモ−N−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミドの代わりに6−ブロモ−3−フルオロ−N−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミドを使用して実施例40ついて記載されているように調製して(12mg、17%)を白色の固体として生成した。
LCMS:純度>95%、[M+H]
+382.2。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d6) δ 11.62 (s, 1H), 8.24 (s, 1H), 7.85−7.97 (m, 1H), 7.77 (d, J=8.38 Hz, 1H), 7.65 (s, 1H), 7.40 (dd, J=1.34, 8.38 Hz, 1H), 2.86 (d, J=4.58 Hz, 3H), 1.77 (s, 9H)。
【0343】
実施例46 − 6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N,3−ジメチル−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化70】
6−ブロモ−N−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミドの代わりに6−ブロモ−N,3−ジメチル−1H−インドール−2−カルボキサミドを使用して実施例40ついて記載されているように調製して(28mg、20%)を白色の固体として生成した。
【0344】
LCMS:純度>95%、[M+H]
+378.2。
【0345】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d6) δ 11.38 (s, 1H), 8.24 (s, 1H), 7.89 (q, J=4.30 Hz, 1H), 7.75 (d, J=8.19 Hz, 1H), 7.63 (s, 1H), 7.33 (dd, J=1.47, 8.25 Hz, 1H), 2.84 (d, J=4.58 Hz, 3H), 2.52−2.55 (m, 3H), 1.77 (s, 9H)。
【0346】
実施例47 − 6−(4−アミノ−1−tert−ブチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−(2,5−ジメチルピラゾール−3−イル)−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化71】
6−ブロモ−N−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミドの代わりに6−ブロモ−N−(1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−イル)−1H−インドール−2−カルボキサミドを使用して実施例40ついて記載されているように調製して(27mg、5%)を白色の固体として生成した。
【0347】
LCMS:純度>95%、[M−H]
−444.3。
【0348】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d6) δ 12.01 (br s, 1H), 10.25−10.45 (m, 1H), 8.25 (s, 1H), 7.85 (d, J=8.18 Hz, 1H), 7.73 (s, 1H), 7.46 (s, 1H), 7.39 (dd, J=1.43, 8.27 Hz, 1H), 6.06 (s, 1H), 3.65 (s, 3H), 2.15 (s, 3H), 1.77 (s, 9H)。
【0349】
実施例48 − 6−(4−アミノ−1−イソプロピル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化72】
3−ブロモ−1−(tert−ブチル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミンの代わりに3−ブロモ−1−イソプロピル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミンを使用して実施例40について記載されているように調製して(81mg、39%)を白色の固体として生成した。
【0350】
LCMS:純度>95%、[M+H]
+350.3。
【0351】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d6) δ 11.68−11.81 (m, 1H), 8.53 (q, J=4.44 Hz, 1H), 8.24 (s, 1H), 7.77 (s, 1H), 7.72 (s, 1H), 7.35 (dd, J=1.50, 8.22 Hz, 1H), 7.15 (d, J=1.28 Hz, 1H), 5.08 (spt, J=6.69 Hz, 1H), 2.84 (d, J=4.65 Hz, 3H), 1.51 (d, J=6.66 Hz, 6H)。
【0352】
実施例49 − 6−(4−アミノ−1−エチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化73】
3−ブロモ−1−(tert−ブチル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミンの代わりに3−ブロモ−1−エチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミンを使用して実施例40について記載されているように調製して(23mg、17%)を白色の固体として生成した。
【0353】
LCMS:純度>95%、[M+H]
+336.2。
【0354】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d6) δ 11.72−11.82 (m, 1H), 8.53 (q, J=4.44 Hz, 1H), 8.25 (s, 1H), 7.78 (d, J=8.43 Hz, 1H), 7.72 (s, 1H), 7.35 (dd, J=1.50, 8.22 Hz, 1H), 7.14 (d, J=1.34 Hz, 1H), 4.39 (q, J=7.21 Hz, 2H), 2.84 (d, J=4.58 Hz, 3H), 1.43 (t, J=7.21 Hz, 3H)。
【0355】
実施例50 − 6−(4−アミノ−1−シクロプロピル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−イル)−N−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミド
【化74】
3−ブロモ−1−(tert−ブチル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミンの代わりに3−ブロモ−1−シクロプロピル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミンを使用して実施例40について記載されているように調製して(36mg、23%)を白色の固体として生成した。
【0356】
LCMS:純度>95%、[M+H]
+348.3。
【0357】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d6) δ 11.71−11.81 (m, 1H), 8.53 (q, J=4.52 Hz, 1H), 8.26 (s, 1H), 7.77 (d, J=8.25 Hz, 1H), 7.69 (s, 1H), 7.32 (dd, J=1.53, 8.25 Hz, 1H), 7.14 (d, J=1.34 Hz, 1H), 3.87 (tt, J=3.77, 7.35 Hz, 1H), 2.83 (d, J=4.58 Hz, 3H), 1.16−1.27 (m, 2H), 1.03−1.16 (m, 2H)。
【0358】
実施例40について詳述したものと同様の合成手順を使用して、上述したものと類似の手法で以下の化合物を調製した:
【表4】
【0359】
実施例60−生物学的データ
RET及びKDR酵素アッセイ
キナーゼ活性は、時間分解蛍光移動(FRET)に基づくCisBio HTRF kinEASEキットを使用して検出した。アッセイは、5mMのMgCl
2、1mMのDTT、10nMのSEB及びRETについては0.01%のTriton X100の最終濃度で補填された1X CisBio酵素緩衝液を含有する10μLの反応容量で384ウェル白色プレート(Corning#3574)で実施した。同じ緩衝液を2mMのMnCl
2を添加してKDR生化学アッセイに使用した。
【0360】
阻害剤をプレート内で5μLのキナーゼ及び以下の濃度のアッセイ緩衝液で15分間プレインキュベートした;13pM RET(Carna Biosciences;08−159)及び150pM KDR(Millipore;14−630)。5μLのATP及び2倍の最終反応濃度の基質の添加によって反応を開始させた。RETの場合、これは18μM及び2μMであった;KDRの場合、これはそれぞれ16μM及び1μMであった。反応は、各標的用のATP K
mで実施した。アッセイを室温で20分間進行させてから、Eu
3+−クリプテート(1:100希釈)及びストレプトアビジン−XL665(128nM)で標識したTK−抗体が補填されたEDTAを含有する10μLのHTRF検出緩衝液を添加して終了させた。室温で1時間インキュベートした後、FRETシグナルをPherastar FS Microplate Readerを使用して測定した。
【0361】
RET及びKDR酵素に対する本発明の化合物についての活性データ(IC50)を以下の表1に示す。
【表5】
【0362】
BaF3細胞アッセイ
Daley及びBaltimore
16によって最初に開発された系を使用し、これにより、IL3依存性BaF3細胞を改変して活性化組換えキナーゼを発現させた。IL3の除去後、改変された細胞は、生存及び増殖について組換えキナーゼの活性に依存する。KIF5B−RET(Pasi Janne
7からの贈与物)及びKDR(Advanced Cellular Dynamics、San Diego)を発現するBaF3細胞株を、10%のFBS及び適切な抗生物質を含有するRPMI−1640培地中で維持した。非改変BaF3細胞(WT型)を、10%のFBSを含有し、かつ10ng/mLの組換えマウスIL3(R&Dsystems)が補填されたRPMI−1640培地中で維持した。化合物のIC50の評価のため、細胞を30μLの培地中でウェル当たり1500または3000個の細胞で384ウェルプレートにプレーティングし、音響液体処理プラットフォーム(LABCYTE)を用いて化合物を分注した。加湿した5%のCO
2雰囲気中で細胞を37℃で48時間インキュベートした後、10μLのCellTiter−Glo試薬(Promega)を添加し、発光を測定することによって生存率を決定した。
【0363】
細胞活性データは以下の表2に示されている。
【表6】
【0364】
本発明の特定の実施形態は、参照及び例示の目的で本明細書に記載されているが、添付の特許請求の範囲によって定義される本発明の範囲から逸脱することなく、様々な改変が当業者に明らかである。
【0365】
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