特表2020-521627(P2020-521627A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特表2020521627-改良されたフィルターコア構造 図000003
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2020-521627(P2020-521627A)
(43)【公表日】2020年7月27日
(54)【発明の名称】改良されたフィルターコア構造
(51)【国際特許分類】
   B01D 29/11 20060101AFI20200626BHJP
   B01D 39/16 20060101ALI20200626BHJP
   B01D 39/20 20060101ALI20200626BHJP
   B01D 61/18 20060101ALI20200626BHJP
   C02F 1/44 20060101ALI20200626BHJP
   B01D 29/07 20060101ALI20200626BHJP
【FI】
   B01D29/10 510E
   B01D39/16 Z
   B01D39/20 C
   B01D61/18
   C02F1/44 A
   B01D29/06 510A
   B01D29/10 530A
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
【全頁数】13
(21)【出願番号】特願2019-564472(P2019-564472)
(86)(22)【出願日】2018年5月24日
(85)【翻訳文提出日】2019年12月23日
(86)【国際出願番号】CN2018088207
(87)【国際公開番号】WO2018219206
(87)【国際公開日】20181206
(31)【優先権主張番号】201720607500.0
(32)【優先日】2017年5月27日
(33)【優先権主張国】CN
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DJ,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JO,JP,KE,KG,KH,KN,KP,KR,KW,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT
(71)【出願人】
【識別番号】517025833
【氏名又は名称】佛山市云米電器科技有限公司
【氏名又は名称原語表記】Foshan Viomi Electrical Technology Co.,Ltd.
(71)【出願人】
【識別番号】517025844
【氏名又は名称】陳 小平
【氏名又は名称原語表記】Xiaoping CHEN
(74)【代理人】
【識別番号】110002262
【氏名又は名称】TRY国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】陳 小平
【テーマコード(参考)】
4D006
4D019
4D116
【Fターム(参考)】
4D006GA06
4D006KA01
4D006KB14
4D006PA01
4D006PB02
4D019AA03
4D019BA03
4D019BA13
4D019BB01
4D019CA02
4D019CA03
4D019CB04
4D116AA06
4D116AA11
4D116AA12
4D116BB01
4D116BC13
4D116BC27
4D116BC44
4D116BC47
4D116BC75
4D116DD05
4D116EE01
4D116EE04
4D116GG08
4D116GG12
4D116QA56C
4D116QA56E
4D116QA56F
4D116QB03
4D116QB17
4D116QB23
4D116QB24
4D116QB48
4D116QB49
4D116VV07
(57)【要約】
改良されたフィルターコア構造は、フィルターコアハウジング(1)を含み、フィルターコアハウジング(1)は、位置の高低に応じてそれぞれ上部領域(11)及び下部領域(12)を含み、上部領域(11)と下部領域(12)は互いに連通し、上部領域(11)には前置フィルターコア(2)が設けられ、下部領域(12)には核心フィルターコア(3)が設けられ、前置フィルターコア(2)は少なくとも2種類の濾過材料を含み、内外の位置に応じて内層コア(21)と外層コア(22)が設けられる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
改良されたフィルターコア構造であって、フィルターコアハウジング(1)を含み、フィルターコアハウジング(1)は、位置の高低に応じてそれぞれ上部領域(11)及び下部領域(12)を含み、上部領域(11)と下部領域(12)は互いに連通し、前記上部領域(11)には前置フィルターコア(2)が設けられ、下部領域(12)には核心フィルターコア(3)が設けられ、前記前置フィルターコア(2)は少なくとも2種類の濾過材料を含み、内外の位置に応じて内層コア(21)と外層コア(22)が設けられる、ことを特徴とする改良されたフィルターコア構造。
【請求項2】
前記外層コア(22)はPP折り畳みフィルターコアであり、内層コア(21)は中空のカーボンロッド複合フィルターコアであり、PP折り畳みフィルターコアは、カーボンロッド複合フィルターコアの外壁を覆う、ことを特徴とする請求項1に記載の改良されたフィルターコア構造。
【請求項3】
前記内層コア(21)及び外層コア(22)は、上部領域(11)に垂直に配置される、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の改良されたフィルターコア構造。
【請求項4】
前記核心フィルターコア(3)は限外濾過UFであり、限外濾過UFは下部領域(12)に垂直に配置される、ことを特徴とする請求項2に記載の改良されたフィルターコア構造。
【請求項5】
中央出水管(4)を更に含み、中央出水管(4)は上端入口(41)と下端出口(42)を含み、上端入口(41)は、中空のカーボンロッド複合フィルターコアと連通し、下端出口(42)は、限外濾過UF入口と連通する、ことを特徴とする請求項4に記載の改良されたフィルターコア構造。
【請求項6】
前記中央出水管(4)は、管路上段(43)、延伸支持台(44)及び継手下段(45)を含み、延伸支持台(44)は、管路上段(43)と継手下段(45)の接続位置の外壁に配置され、管路上段(43)と継手下段(45)は互いに連通し、管路上段(43)は、中空のカーボンロッド複合フィルターコアの内部キャビティに挿入され、継手下段(45)は、限外濾過UFの上部入口に挿入される、ことを特徴とする請求項5に記載の改良されたフィルターコア構造。
【請求項7】
前記内層コア(21)と外層コア(22)は、中空円筒状の前置フィルターコア(2)を構成し、円筒状の前置フィルターコア(2)は、その内層コア(21)であるカーボンロッド複合フィルターコアの内部キャビティの下部を介して、中央出水管(4)の管路上段(43)の外部に配置され、円筒状の前置フィルターコア(2)の底部は、前記中央出水管(4)の延伸支持台(44)により支持される、ことを特徴とする請求項6に記載の改良されたフィルターコア構造。
【請求項8】
前記円筒状の前置フィルターコア(2)の上部には、前置フィルターコアの上蓋(23)が設けられ、前置フィルターコアの上蓋(23)の中央部には、下向きの延伸部(231)が設けられ、下向きの延伸部(231)は、前置フィルターコア(2)の内層コア(21)であるカーボンロッド複合フィルターコアの内部キャビティの上部に挿入される、ことを特徴とする請求項7に記載の改良されたフィルターコア構造。
【請求項9】
前記中央出水管(4)は、フィルターコアハウジング(1)内に配置され、中央出水管(4)の延伸支持台(44)の上方のフィルターコアハウジング(1)の内部キャビティ部分は上部領域(11)であり、延伸支持台(44)の下方のフィルターコアハウジング(1)の内部キャビティ部分は下部領域(12)であり、下部領域(12)の高さは、上部領域(11)の高さよりも低い、ことを特徴とする請求項6に記載の改良されたフィルターコア構造。
【請求項10】
前記フィルターコアハウジング1の底部には、入水口(5)と出水口(6)が設けられ、出水口(6)は、前記核心フィルターコア(3)と連通し、入水口(5)は、核心フィルターコア(3)の周囲を介して上部領域(11)と連通する、ことを特徴とする請求項1に記載の改良されたフィルターコア構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、水濾過フィルターコア技術の分野に関し、特に、改良されたフィルターコア構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来技術のフィルターコアには、様々な構造やスタイルがあるが、次の欠点が依然として存在している。(1)従来のフィルターコアの単一な構造の影響で、水流は一般に一端から流入して、他端から流出する。即ち、水流はほぼ直線で流動し、水流の速度が速く、濾過の効果がよくない。また、水流は一端の方向から流入し、それに対して他端の方向から流出し、フィルターコアの入水部と出水部が接続され、方向が異なるため、全体の体積が大きすぎ、フィルターコアの適用がある程度影響される。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の目的は、上記の従来技術の欠点を克服し、簡単で合理的、コンパクトな構造及び小さな体積を有し、濾過効果の改善に有益であり、且つ広い適用範囲を有する改良されたフィルターコア構造を提供することである。
【0004】
本発明の目的は、次のように実現される。
【0005】
改良されたフィルターコア構造は、フィルターコアハウジングを含み、フィルターコアハウジングは、位置の高低に応じてそれぞれ上部領域及び下部領域を含み、上部領域と下部領域は互いに連通する。前記上部領域には前置フィルターコアが設けられ、下部領域には核心フィルターコアが設けられ、前記前置フィルターコアは少なくとも2種類の濾過材料を含み、内外の位置に応じて内層コアと外層コアが設けられる。この改良されたフィルターコア構造では、フィルターコアハウジングに上部領域と下部領域を配置し、該2つの領域にそれぞれ前置フィルターコアと核心フィルターコアを配置する。前置フィルターコアは内層コアと外層コアを含み、水は外層コアから内層コアに進入して下方の核心フィルターコアに流れ、水流の方向に変化があるため、同じ単位体積内では、流速が遅くなり、水流の濾過効果が向上する。このような内外層のコアと上下のコアとが適合する位置構造により、フィルターコア全体の構造がよりコンパクトになり、体積がより小さくなる。さらに、水流の方向に変化があるため、フィルターコアの主な入口と主な出口の位置は制限されず、同じ側又は異なる側にあってもよい。それにより、フィルターコアの配置はより多様で柔軟となり、適用範囲がより広くなり、構造が簡単で合理的である。
【0006】
本発明の目的は、以下の技術的手段によって解決され得る。
【0007】
さらに、前記外層コアはPP折り畳みフィルターコアであり、内層コアは中空のカーボンロッド複合フィルターコアである。PP折り畳みフィルターコアは、カーボンロッド複合フィルターコアの外壁を覆って、内外層構造が構成される。これは、実施が容易であり、構造が簡単であり、取り外しも容易である。
【0008】
さらに、前記内層コアと外層コアは上部領域に垂直に配置されることにより、内層コア内に流入した水は下に流動して核心フィルターコアに進入することが容易になる。
【0009】
さらに、前記核心フィルターコアは限外濾過UFであってもよい。限外濾過UFは、水をよりよく濾過するために下部領域に垂直に配置され、且つ上方の垂直な前置フィルターコアと適合して、上下の位置関係を形成する。構造がよりコンパクトで合理的である。
【0010】
さらに、中央出水管が更に含まれる。中央出水管は上端入口と下端出口を含み、上端入口は、中空のカーボンロッド複合フィルターコアと連通し、下端出口は、限外濾過UFの入口と連通する。中央出水管は、前置フィルターコアの主な出口として機能し、前置フィルターコアにより濾過された水を下方の限外濾過UFに導入する。
【0011】
さらに、前記中央出水管は、管路上段、延伸支持台及び継手下段を含む。延伸支持台は、管路上段と継手下段の接続位置の外壁に配置される。管路上段と継手下段は互いに連通する。管路上段は、中空のカーボンロッド複合フィルターコアの内部キャビティに挿入され、継手下段は、限外濾過UFの上部入口に挿入される。それにより、前置フィルターコアのカーボンロッド複合フィルターコアの内部キャビティにおける水は、中央出水管の管路上段を迅速に通過して流れ落ち、出水の速度が確保される。
【0012】
さらに、前記内層コアと外層コアは、中空円筒状の前置フィルターコアを構成する。円筒状の前置フィルターコアは、その内層コア(カーボンロッド複合フィルターコア)の内部キャビティの下部を介して、中央出水管の管路上段の外部に配置され、円筒状の前置フィルターコアの底部は、前記中央出水管の延伸支持台により支持される。延伸支持台は、前置フィルターコアの支持台として機能できるため、製品の構造がより合理的である。
【0013】
さらに、前記円筒状の前置フィルターコアの上部には、前置フィルターコア上蓋が設けられる。前置フィルターコア上蓋の中央部には、下向きの延伸部が設けられる。下向きの延伸部は、前置フィルターコアの内層コア(カーボンロッド複合フィルターコア)の内部キャビティの上部に挿入されて、内層コアカーボンロッド複合フィルターコアの内部キャビティの上部を覆う。
【0014】
さらに、前記中央出水管は、フィルターコアハウジング内に配置される。中央出水管の延伸支持台の上方にあるフィルターコアハウジングの内部キャビティ部分は上部領域であり、延伸支持台の下方にあるフィルターコアハウジングの内部キャビティ部分は下部領域であり、下部領域の高さは上部領域の高さより低い。上部領域の高さがより高いため、前置フィルターコアの高さもより高い。水が底部の下部領域から上部領域に進入すると、前置フィルターコアの高さがより高いため、水は前置フィルターコアの外壁(周囲)から進入し、入水の面積が大きくなる。それにより、水流の速度が向上し、前置フィルターコアの濾過面積の均一性が確保され、濾過効果が向上する。
【0015】
さらに、前記フィルターコアハウジングの底部には、入水口と出水口が設けられ、出水口は、前記核心フィルターコアと連通し、入水口は、核心フィルターコアの周囲を介して上部領域と連通する。即ち、入水口と出水口の両方は、フィルターコアハウジングの底部から出入りし、その外部の接続がさらにコンパクトになる。
【0016】
本発明の有利な効果は以下のとおりである。
【0017】
(1)この改良されたフィルターコア構造では、フィルターコアハウジングに上部領域と下部領域を配置し、該2つの領域にそれぞれ前置フィルターコアと核心フィルターコアを配置する。前置フィルターコアは内層コアと外層コアを含み、水は外層コアから内層コアに進入して下方の核心フィルターコアに流れ、水流の方向に変化があるため、同じ単位体積内では、流速が遅くなり、水流の濾過効果が向上する。このような内外層のコアと上下のコアとが適合する位置構造により、フィルターコア全体の構造がよりコンパクトになり、体積がより小さくなる。さらに、水流の方向に変化があるため、フィルターコアの主な入口と主な出口の位置は制限されず、同じ側又は異なる側にあってもよい。それにより、フィルターコアの配置はより多様で柔軟となり、適用範囲がより広くなり、構造が簡単で合理的である。
【0018】
(2)また、外層コアはPP折り畳みフィルターコアであり、内層コアは中空のカーボンロッド複合フィルターコアであり、PP折り畳みフィルターコアは、カーボンロッド複合フィルターコアの外壁を覆って、内外層構造が構成されるため、実施が容易であり、構造が簡単であり、取り外しも容易である。
【0019】
(3)中央出水管も追加され、中央出水管は、前置フィルターコアの主な出口として機能し、前置フィルターコアにより濾過された水を下方の限外濾過UFに導入することにより、前置フィルターコアのカーボンロッド複合フィルターコアの内部キャビティにおける水は、中央出水管の管路上段を迅速に通過して下に流動し、出水の速度が確保される。延伸支持台は前置フィルターコアの支持台として機能できるため、製品の構造がより合理的になる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
図1】本発明の改良されたフィルターコア構造の模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、図面及び実施例を参照しながら本発明を更に説明する。
【0022】
図1に示すように、改良されたフィルターコア構造は、フィルターコアハウジング1を含み、フィルターコアハウジング1は、位置の高低に応じてそれぞれ上部領域11及び下部領域12を含み、上部領域11と下部領域12は互いに連通し、前記上部領域11には前置フィルターコア2が設けられ、下部領域12には核心フィルターコア3が設けられ、前記前置フィルターコア2は少なくとも2種類の濾過材料を含み、内外の位置に応じて内層コア21と外層コア22が設けられる。前記外層コア22はPP折り畳みフィルターコアであり、内層コア21は中空のカーボンロッド複合フィルターコアであり、PP折り畳みフィルターコアは、カーボンロッド複合フィルターコアの外壁を覆う。
【0023】
前記内層コア21と外層コア22は上部領域11に垂直に配置される。前記核心フィルターコア3は限外濾過UFであり、限外濾過UFは下部領域12に垂直に配置される。
【0024】
さらに具体的な解決策では、中央出水管4を更に含み、中央出水管4は上端入口41と下端出口42を含み、上端入口41は、中空のカーボンロッド複合フィルターコアと連通し、下端出口42は、限外濾過UFの入口と連通する。
【0025】
前記中央出水管4は、管路上段43、延伸支持台44及び継手下段45を含み、延伸支持台44は、管路上段43と継手下段45の接続位置の外壁に配置され、管路上段43と継手下段45は互いに連通し、管路上段43は、中空のカーボンロッド複合フィルターコアの内部キャビティに挿入され、継手下段45は、限外濾過UFの上部入口に挿入される。
【0026】
前記内層コア21と外層コア22は、中空円筒状の前置フィルターコア2を構成し、円筒状の前置フィルターコア2は、その内層コア21であるカーボンロッド複合フィルターコアの内部キャビティの下部を介して、中央出水管4の管路上段43の外部に配置され、円筒状の前置フィルターコア2の底部は、前記中央出水管4の延伸支持台44により支持される。
【0027】
前記円筒状の前置フィルターコア2の上部には、前置フィルターコアの上蓋23が設けられ、前置フィルターコアの上蓋23の中央部には、下向きの延伸部231が設けられ、下向きの延伸部231は、前置フィルターコア2の内層コア21であるカーボンロッド複合フィルターコアの内部キャビティの上部に挿入される。中央出水管4は、フィルターコアハウジング1内に配置され、中央出水管4の延伸支持台44の上方のフィルターコアハウジング1の内部キャビティ部分は上部領域11であり、延伸支持台44の下方のフィルターコアハウジング1の内部キャビティ部分は下部領域12であり、下部領域12の高さは、上部領域11の高さよりも低い。
【0028】
前記フィルターコアハウジング1の底部には、入水口5と出水口6が設けられ、出水口6は、前記核心フィルターコア3と連通し、入水口5は、核心フィルターコア3の周囲を介して上部領域11と連通する。
【0029】
動作原理は次のとおりである。水は、フィルターコアハウジング1の底部の入水口5から進入し、核心フィルターコア3の周囲の下部領域12に沿って上方に流動し、前置フィルターコア2の周囲の上部領域11に進入する。水は、前置フィルターコア2の外層コア22の側壁を通して内層コア21内に進入し、初回の濾過を受けた後、中央出水管4を介して下に流動し、核心フィルターコア3に進入して二次濾過を受け、最終的に出水口6を介して排出される。
図1
【国際調査報告】