【実施例】
【0162】
以下の例は、例示的な目的で使用することができ、本開示の範疇を狭めると見なされるべきでない。
【0163】
全ての試薬は商品グレードであり、別段に明記されていない限り、更に精製することなく受け取ったまま使用した。不活性雰囲気下で行われる反応のために、市販の無水溶媒を使用した。別段に特定されていない限り、全ての他の場合において、試薬グレード溶媒を使用した。
1H NMRスペクトルに関する化学シフト(δ)は、内部基準として、テトラメチルシラン(δ0.00)又は適切な残留の溶媒ピーク、すなわちCHCl
3(δ7.27)に対して百万分の一(ppm)で報告した。多重度は、シングレット(s)、ダブレット(d)、トリプレット(t)、カルテット(q)、クインツプレット(quin)、マルチプレット(m)及びブロード(br)として示した。
【0164】
[実施例1]
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0165】
実施例1A
6−ヨードチエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン
酢酸(312mL)、硫酸(9.37mL)及び水(63mL)を撹拌しながら合わせた。チエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン(50g)、過ヨウ素酸(37.4g)及びヨウ素(75g)を順次加え、混合物は僅かに吸熱した。加熱マントルを加え、反応混合物を60℃にまで上げた。途中で、温度は68〜69℃に上昇した。加熱マントルを除去し、温度を自己加熱により70℃で約45分間維持した。LC/MSは、表題化合物に対応する単一ピークを示した。反応混合物を室温に冷却した。得られた懸濁液を濾過し、5:1酢酸:水(3回)及びジエチルエーテル(5回)で洗浄して表題化合物を得、これを更には精製せずに次のステップに使用した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 12.80-12.41 (m, 1H), 8.10 (s, 1H), 7.66 (s, 1H).MS(ESI)m/z277.9(M−H)
−。
【0166】
実施例1B
4−クロロ−6−ヨードチエノ[2,3−d]ピリミジン
オキシ塩化リン(37mL)及びN,N−ジメチルアニリン(11.5mL)を合わせ、実施例1A(25g)を数分かけて加えた。反応混合物を約105℃で1.5時間撹拌した。アリコートをLC/MSにより分析し、これは反応混合物が完結していることを示した。懸濁液を5〜10℃に冷却し、濾過し、ヘプタンで洗浄した。粗製の濾過ケーキを素早く撹拌しながら氷水中に投入した。混合物を約30分間撹拌し、濾過し、追加の水(3回)及びジエチルエーテル(3回)で洗浄した。物質を濾過ベッド上で終夜乾燥して、表題化合物を得、更には精製せずに次のステップに使用した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.89 (s, 1H), 7.95 (s, 1H).
【0167】
実施例1C
5−ブロモ−4−クロロ−6−ヨードチエノ[2,3−d]ピリミジン
実施例1B(20.5g)をアセトニトリル(173mL)に溶解し、N−ブロモスクシンイミド(13.54g)を、続いてテトラフルオロホウ酸−ジメチルエーテル錯体(2mL)を加えた。反応混合物を撹拌しながら、温度をゆっくり上げて、30分後に25.5℃にした。反応混合物を室温で終夜撹拌した。追加の0.4当量のN−ブロモスクシンイミドを、続いてテトラフルオロホウ酸−ジメチルエーテル錯体(2mL)を加え、反応混合物を更に5時間撹拌した。反応混合物を氷浴中で約5℃(内温)に冷却し、濾過した。物質をアセトニトリル(2回)で洗浄し、濾過ベッド上で終夜乾燥した。表題化合物を更には精製せずに次のステップに使用した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.93 (s, 1H).
【0168】
実施例1D
5−ブロモ−4−クロロ−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン
(トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0))(7.32g)、ジ−tert−ブチル(2’,4’,6’−トリイソプロピル−[1,1’−ビフェニル]−2−イル)ホスフィン(7.47g)、リン酸三カリウム(181g)、(4−フルオロフェニル)ボロン酸(89g)及び実施例1C(200g)を、水凝縮器、熱電対/JKEM、オーバーヘッド撹拌機及びアルゴンガス吹き込み口を装備した5Lの3ツ口丸底フラスコ中で合わせた。物質をアルゴンで40分間フラッシュした。テトラヒドロフラン(1705mL)及び水(426mL)を3Lの丸底フラスコ中に合わせた。内容物をアルゴンで30分間スパージした。溶媒混合物を物質を含むフラスコ中にカヌーレで移した。37℃までの急激な温度上昇が観察された。温度を64℃(内温)に設定し、反応混合物をアルゴンの弱い正流下64℃で終夜(16時間)撹拌した。反応混合物を38℃に冷却し、水200mLを撹拌(オーバーヘッド)しながら加えた。撹拌を2時間続け、物質を濾過し、水で洗浄した。2番目のクロップを濾液から得、最初のクロップと合わせた。合わせた物質を加熱したテトラヒドロフラン(2L)に溶解し、チオシリカゲル20g及び木炭20gと共に30分間撹拌し、珪藻土のパッドに通して濾過した。濾液を濃縮して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 8.86 (s, 1H), 7.75-7.58 (m, 2H), 7.22 (t, 2H).MS(ESI)m/z344.8(M+H)
+。
【0169】
実施例1E
2−メトキシベンズイミドアミド塩酸塩
機械撹拌機、窒素調節器への導入管を有するガス吹き込み口、バブラーへの導入管を有するガス吹き込み口アダプタ及び内温プローブ(J−KEM制御)を装着した、乾燥した12Lの5ツ口フラスコに、塩化アンモニウム(86g)を入れた。物質を窒素下無水トルエン(2L)と混合した。混合物を氷/メタノール浴中−12.3℃に冷却した。混合物に、トルエン中2.0Mトリメチルアルミニウム(800mL)をカヌーレにより加えた。トリメチルアルミニウムを加えた時点で、混合物は直ちに発煙し始め、ガスが発生した。反応混合物の温度は添加の間に−0.4℃の高温にまで上昇し、添加は合計で約60分掛かった。全てのトリメチルアルミニウムを加えた後、混合物を20℃で3時間撹拌した。混合物に2−メトキシベンゾニトリル(107g)を液体として加えた(これは浴中約45℃で融解した。)。2−メトキシベンゾニトリルを加えた時点で、反応混合物をJ−KEMにより制御した加熱マントルを使用して90℃で終夜加熱した。反応フラスコにvigreux凝縮器を装備した。50%酢酸エチル/ヘプタン中の薄層クロマトグラフィーは、主要な基準線生成物を示した。反応混合物を氷/メタノール浴中−8.7℃に冷却し、冷却混合物にメタノール4Lを添加漏斗により滴下添加した。添加によりガスが発生し、発熱した。反応混合物の温度は7.9℃の高温にまで達し、添加は合計で約1時間掛かった。全てのメタノールを加えた後、混合物を20℃で3時間撹拌した。反応混合物をベンチトップフィルター上の濾紙に通して濾過した。集めた物質を追加のメタノール(2L)で洗浄した。濾液を濃縮した。粗製物質を酢酸エチル500mLと混合した。混合物を30分間超音波処理し、別に30分間撹拌した。物質を濾別し、更に酢酸エチルで洗浄した。集めた物質を1時間空気乾燥し、次いで高真空下で2時間乾燥して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 9.23 (bs, 2H), 7.69 (bs, 1H), 7.63 (ddd, 1H), 7.55 (dd, 1H), 7.25 (dd, 1H), 7.12 (td, 1H), 3.87 (s, 3H).MS(DCI)m/z151.0(M+H)
+。
【0170】
実施例1F
4−(ジメトキシメチル)−2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン
機械撹拌機、還流冷却器中への窒素吹き込み口及びバブラーへの排気口、並びに内温プローブ(J−KEM制御)を装着した、オーブン乾燥した5Lの3ツ口フラスコに、実施例1E(126.9g)及び(E)−4−(ジメチルアミノ)−1,1−ジメトキシブタ−3−エン−2−オン(177g)を入れた。無水メタノール(1360mL)を加えた。混合物に、窒素下室温で固体のナトリウムメトキシド(257g)を20分かけて少しずつ加えた。添加の間、反応物の温度は18.6℃から35.7℃に上がった。発熱が止まった時点で、反応混合物を65℃に終夜加熱した。反応混合物を冷却し、濃縮した。残渣を酢酸エチル(800mL)と混合し、水(1L)を注意深く加えた。2相混合物を約30分間超音波処理して全ての物質を溶解した。層を分離し、有機層を飽和NH
4Cl水溶液混合物で洗浄した。合わせた水性抽出物を酢酸エチルで1回抽出した。合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。残渣を少量のジクロロメタン(30mL)に溶解し、40%酢酸エチル/ヘプタンで平衡化しておいた3Lのブフナー漏斗中のシリカプラグ2.0L上に装填した。所望の生成物を40%〜50%酢酸エチル/ヘプタンで溶出した。所望の生成物を含むフラクションを合わせ、濃縮して、表題化合物を得た。
1H NMR (500 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.93 (d, 1H), 7.54 (dd, 1H), 7.50-7.43 (m, 2H), 7.16 (dd, 1H), 7.06 (td, 1H), 5.31 (s, 1H), 3.76 (s, 3H), 3.38 (s, 6H).MS(DCI)m/z261.0(M+H)
+。
【0171】
実施例1G
(2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メタノール
実施例1F(14.7g)のジオキサン中HCl110mL(4M混合物)及び水110mL中混合物を50℃で14時間加熱した。混合物を0℃に冷却し、粉末のNaOH(17.60g)を少しずつ加えた。10%K
2CO
3水溶液混合物を使用してpHを8に調節した。NaBH
4(4.27g)を少しずつ加えた。混合物を0℃で45分間撹拌した。混合物を飽和NH
4Cl水溶液150mLで注意深くクエンチし、0℃で30分間撹拌した。混合物を酢酸エチル(5×150mL)で抽出し、ブラインで洗浄し、MgSO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。残渣をエタノール30mL中で摩砕して、表題化合物の最初のクロップを得た。濾液を濃縮し、残渣をシリカゲルカラム(120g、ヘプタン中55〜100%酢酸エチル、乾燥装填)上で精製して、表題化合物の2番目のクロップを得た。
1H NMR (500 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.84 (d, 1H), 7.49 (m, 2H), 7.44 (ddd, 1H), 7.13 (dd, 1H), 7.04 (td, 1H), 5.65 (t, 1H), 4.60 (dd, 2H), 3.75 (s, 3H).MS(DCI)m/z217.0(M+H)
+。
【0172】
実施例1H
エチル2−アセトキシ−3−(2−(ベンジルオキシ)フェニル)アクリレート
内温プローブを装着した2Lの3ツ口丸底フラスコに、窒素ガス下室温でエチル2−アセトキシ−2−(ジエトキシホスホリル)アセテート(86g)及び無水テトラヒドロフラン(1L)を入れた。混合物に炭酸セシウム(100g、307mmol)を一度に加えた。反応混合物を約20分間撹拌し、2−(ベンジルオキシ)ベンズアルデヒド(50g)を一度で加えた。スラリー液を室温で終夜激しく撹拌した。10%酢酸エチル/ヘプタン中の薄層クロマトグラフィーは、反応が約60〜70%完結していることを示した。別に0.5当量のエチル2−アセトキシ−2−(ジエトキシホスホリル)アセテート及び炭酸セシウムを加え、反応混合物を終夜撹拌した。薄層クロマトグラフィーは、反応混合物が完結していることを示した。反応混合物を氷浴中で約0℃に冷却し、反応混合物を水(500mL)で少しずつクエンチした。反応混合物の温度を10℃未満に維持するように水を加えた。反応混合物を酢酸エチル(500mL)で希釈し、混合物を30分間撹拌した。混合物を分液漏斗中に注ぎ入れ、酢酸エチル及び水で更に希釈して、合計容量を2.6Lにした。有機層を分離し、ブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。残渣を2:1ヘプタン/ジクロロメタンに溶解し、100%ヘプタンで平衡化させた2Lのシリカゲルプラグ上で精製した。物質を5%〜10%酢酸エチル/ヘプタンで溶出した。純粋なフラクションを合わせ、溶媒を減圧下で除去して、表題化合物を得た。NMRは、物質がE及びZ異性体の約2:1混合物であることを示した。
1H NMR (501 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 7.71 (m, 2H), 7.50-7.25 (m, 12H), 7.20 (dd, 1H), 7.11 (dd, 0.5H), 7.04 (m, 1H), 6.94 (m, 1H), 5.22 (s, 2H), 5.14 (s, 1H), 4.20 (q, 2H), 4.01 (q, 1H), 2.30 (s, 3H), 2.21 (s, 1.5H), 1.24 (t, 3H), 0.99 (t, 1.5H).MS(ESI)m/z340.8(M+H)
+。
【0173】
実施例1I
(R)−エチル2−アセトキシ−3−(2−(ベンジルオキシ)フェニル)プロパノエート
メタノール(5.0L)中の実施例1H(1.0kg)を、アルゴンを30分間吹き込んで脱気し、次いで2ガロンのParrステンレス鋼製反応器に移した。反応器をアルゴンで30分間パージした。この時点で、1,2−ビス((2R,5R)−2,5−ジエチルホスホラノ)ベンゼン(シクロオクタジエン)ロジウム(I)テトラフルオロボレート(17.8g)を加え、容器を密封し、アルゴンで更にパージした。容器を水素で120psiに加圧した。混合物を120psiの水素下外部加熱を適用せずに撹拌した。70時間後、反応器をベントし、アルゴンで4回パージした。HPLCは、所望の生成物に完全に変換していることを示した。混合物をフラスコに移し、溶媒を濃縮した。残渣に1:1ヘプタン/酢酸エチルを加えると、透明な物質が濁った混合物に変化した。フラスコを振盪すると、スラッジが析出した。振盪すると、ほとんどのスラッジがフラスコの側面に結合した。物質をシリカのプラグ(1L)に通して注ぎ入れ、1:1ヘプタン/酢酸エチルで溶出した。表題化合物を含む濾液を濃縮して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm7.47 (m, 2H), 7.39 (m, 2H), 7.32 (m, 1H), 7.19 (m, 2H), 6.90 (m, 2H), 5.31 (dd, 1H), 5.12 (m, 2H), 4.13 (qq, 2H), 3.35 (dd, 1H), 3.06 (dd, J = 13.8, 9.2 Hz, 1H), 2.03 (s, 3H), 1.17 (t, 3H).MS(ESI)m/z360.0(M+NH
4)
+。
【0174】
実施例1J
(R)−エチル2−アセトキシ−3−(2−ヒドロキシフェニル)プロパノエート
エタノール(4.3L)中の実施例1I(896g)を、2ガロンのParrステンレス鋼製反応器中で含水炭素担持5%パラジウム触媒(399.7g)に加えた。反応器をアルゴンでパージし、混合物を50psiの水素下600RPMにて25℃で12時間撹拌した。LC/MSは、表題化合物に対応する単一ピークを示した。混合物を濾紙に、続いて0.2μのポリプロピレン膜に通して濾過した。混合物を濃縮して物質を得、これを終夜静置すると沈殿物が生成した。沈殿物を、機械撹拌機及び温度プローブ(J−KEM制御)を装着した12Lの3ツ口丸底フラスコ中に移した。物質をヘプタン5L(約0.5M)中で混合した。混合物を約74℃に加熱した。加熱混合物に酢酸イソプロピルを加えた。酢酸イソプロピルをアリコート100mLに約500mLになるまで加えた。物質はほぼ全て溶解した。酢酸イソプロピルをアリコート10mLに、生成した混合物が透明になるまで加えた。酢酸イソプロピル合計630mLを使用した。混合物を約80℃に約10分間加熱した。加熱を止めたが、加熱マントルはそのままにした。撹拌を低速に低下させた。混合物を終夜ゆっくり冷却した。混合物を濾過し、物質をヘプタンで洗浄し、数時間乾燥した。濾液を濃縮し、同一条件を使用して残渣に対してプロセスを繰り返して、追加の表題化合物を得た。2バッチの表題化合物を合わせた。ChiralPak AD−Hカラム(4.6mm×250mm、3uM)及び15分かけて5%〜50%エタノール/ヘプタン濃度勾配を使用するGilson HPLCシステム上で合わせた物質をキラルHPLCにかけると、保持時間8.9分を有する単一ピークを示した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 9.53 (s, 1H), 7.06 (m, 2H), 6.79 (m, 1H), 6.71 (td, 1H), 5.11 (dd, J = 8.3, 6.0 Hz, 1H), 4.05 (q, 2H), 3.07 (dd, 1H), 2.95 (dd, 1H), 2.00 (s, 3H), 1.09 (t, 3H).MS(DCI)m/z270.0(M+NH
4)
+。
【0175】
実施例1K
(R)−エチル2−アセトキシ−3−(5−ブロモ−2−ヒドロキシフェニル)プロパノエート
機械撹拌機及びHuber Ministat230冷却機により制御された内温プローブを装着した、乾燥した5Lの3ツ口ジャケット付フラスコに、実施例1J(200g)を入れた。これに窒素下室温で無水テトラヒドロフラン(3.3L)を加えた。混合物を冷却機を使用して−20.4℃に冷却した。冷却した混合物に濃硫酸(4.23mL)を加えた。反応の温度は−19.8℃に上昇した。N−ブロモスクシンイミド(143g)を10分間かけて少しずつ加えた。添加の間、温度は−20.3℃から−20.0℃に上昇した。反応混合物を−20℃で終夜撹拌した。LC/MSは反応混合物が約70%完結していることを示した。反応混合物を冷却機を使用して0℃に加温し、0℃で5時間撹拌した。LC/MSは反応混合物が90%以上完結していることを示した。反応混合物を冷却機を使用して20℃に加温した。20℃で1時間後、LC/MSからは出発物質の兆候は無く、1つの主要な生成物が示された。反応混合物を冷却機を使用して0℃に冷却した。反応混合物を水500mLでクエンチし、温度が0℃から約8℃に上昇した。反応混合物を酢酸エチル(1.0L)で希釈し、2相混合物を約20分間撹拌した。2相混合物を6Lの分液漏斗中に注ぎ入れた。1リットルの水を加え、混合物を振盪し、層を分離した。有機層を飽和NaHCO
3水溶液混合物及びブラインで洗浄した。合わせた水性層を酢酸エチルで1回逆抽出した。合わせた有機抽出物をNa
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。ジクロロメタン(300mL)を残渣に加えた。混合物を60分間超音波処理した。物質を濾過し、最少量のジクロロメタンで洗浄し、1時間乾燥して、表題化合物を得た。濾液中で生成した物質を濾過し、酢酸エチルで洗浄した。2バッチの物質を合わせ、真空オーブン中50℃で5時間乾燥して、表題化合物を得た。ChiralPak AD−Hカラム(4.6mm×250mm、3μM)及び30分かけて5〜50%エタノール/ヘプタン濃度勾配を使用するGilson HPLCシステム上でのこの物質のキラルHPLCは、保持時間10.6分を有する単一ピークを示した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 9.89 (s, 1H), 7.22 (m, 2H), 6.76 (dt, 1H), 5.11 (dd, 1H), 4.06 (qq, 2H), 3.05 (dd, 1H), 2.97 (dd, 1H), 2.02 (s, 3H), 1.10 (t, 3H).MS(ESI)m/z332.8(M+H)
+。
【0176】
実施例1L
(R)−エチル2−アセトキシ−3−(5−ブロモ−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
温度プローブ(J−KEM制御)及び撹拌子を装着した2Lの3ツ口丸底フラスコに、窒素下実施例1K(40g)及び実施例1G(31.3g)を入れた。物質を室温で無水テトラヒドロフラン(604mL)に溶解し、反応混合物を氷浴中で2.3℃に冷却した。混合物にトリフェニルホスフィン(63.4g)を加えた。約15分後、(E)−N
1,N
1,N
2,N
2−テトラメチルジアゼン−1,2−ジカルボキサミド(41.6g)を一度で加えた。反応物の温度は明確には上昇しなかった(温度を2.5℃で維持した。)。反応混合物を室温で終夜撹拌した。50%酢酸エチル/ヘプタン中の薄層クロマトグラフィーは、出発物質が消費され、単一の主要な生成物が生成していることを示した。反応混合物をフリットブフナー漏斗に通して濾過し、集めた物質を酢酸エチルで洗浄した。濾液を濃縮した。残渣をジクロロメタン(150mL)に溶解し、3Lのフリットブフナー漏斗中30%酢酸エチル/ヘプタンに平衡化したシリカゲル2.2L上に装填した。表題化合物をヘプタン中30〜60%酢酸エチルの濃度勾配で溶出した。早めのフラクションは純粋であったが、後方のフラクションはトリフェニルホスフィンオキシドを不純物として含んでいた。純粋なフラクションを合わせ、濃縮して、表題化合物を得た。不純物を含むフラクションを合わせ、濃縮した。残渣をジクロロメタン(50mL)に溶解し、30〜50%酢酸エチル/ヘプタンで溶出するTeledyne Isco RediSep(登録商標)Rf gold シリカゲルカラム750gを使用するGrace Reveleris(登録商標)X2 MPLC上で精製した。このカラムからの純粋なフラクションを前のカラムからの純粋な物質と合わせた。得られた物質をジエチルエーテル(50mL)と混合した。混合物を30分間超音波処理し、更に10分間撹拌した。物質を濾別し、ジエチルエーテルで洗浄し、乾燥して、表題化合物を得た。ChiralCel OD−Hカラム(4.6mm×100mm、5μM)及び10分かけて5%〜50%メタノール濃度勾配を使用するHP/Auroraシステム上でのこの物質のキラルSFCは、保持時間5.0分を有する単一ピークを示した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.94 (d, 1H), 7.55 (m, 2H), 7.45 (m, 3H), 7.16 (m, 1H), 7.06 (m, 2H), 5.27 (d, 2H), 5.18 (dd, 1H), 4.07 (q, 2H), 3.77 (s, 3H), 3.29 (dd, 1H), 3.13 (dd, 1H), 2.02 (s, 3H), 1.10 (t, 3H).MS(ESI)m/z529.1(M+H)
+。
【0177】
実施例1M
(R,E)−エチル2−アセトキシ−3−(5−(ヘキサ−1−エン−1−イル)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
撹拌子及び内温プローブ(J−KEM制御)を装着した1Lの3ツ口丸底フラスコに、実施例1L(41g)、((E)−ヘキサ−1−エン−1−イルボロン酸(19.82g)、酢酸パラジウム(II)(1.74g)、ジシクロヘキシル(2’,6’−ジメトキシ−[1,1’−ビフェニル]−2−イル)ホスフィン(SPhos)(4.45g)及びCsF(35.3g)を入れた。フラスコをセプタムで密封し、物質を撹拌しながら物質上に窒素を吹き込むことにより60分間スパージした。一方、別個の500mLの丸底フラスコに無水1,4−ジオキサン(620mL)を加え、混合物を窒素で60分間表面下スパージした。次いでスパーシした溶媒を物質と共にカヌーレによりフラスコに移し、反応物を室温で撹拌した。温度は約17.4℃から約33℃で一定でゆっくり上昇した。高温に達した約5分後に温度は低下し始めた。室温で30後反応混合物のLC/MSは、所望の生成物に相当する単一ピークを生成していた。反応混合物を酢酸エチル及び水で希釈し、2相混合物をAPDTC(アンモニウムピロリジンジチオカルバメート)パラジウムスカベンジャー約3.8g(パラジウムのモル基準で約3.0当量)と共に約30分間撹拌した。混合物を珪藻土に通して濾過し、酢酸エチルで洗浄した。濾液を分液漏斗中に注ぎ入れ、層を分離した。有機層をブラインで洗浄した。合わせた水性層を酢酸エチルで1回逆抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。残渣を30%〜40%酢酸エチル/ヘプタンで溶出するTeledyne Isco RediSep(登録商標)Rf gold シリカゲルカラム750gを使用するGrace Reveleris(登録商標)X2 MPLC上で精製した。生成物を含むフラクションを合わせ、溶媒を濃縮して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.93 (d, 1H), 7.55 (m, 2H), 7.47 (ddd, 1H), 7.25 (m, 2H), 7.16 (dd, 1H), 7.05 (m, 2H), 6.31 (m, 1H), 6.14 (dt, 1H), 5.26 (d, 2H), 5.18 (dd, 1H), 4.07 (q, 2H), 3.77 (s, 3H), 3.28 (dd, 1H), 3.11 (dd, 1H), 2.16 (m, 2H), 2.01 (s, 3H), 1.37 (m, 4H), 1.09 (t, 3H), 0.89 (t, 3H).MS(ESI)m/z533.3(M+H)
+。
【0178】
実施例1N
(R)−エチル2−アセトキシ−3−(5−ホルミル−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
撹拌子及び内温プローブ(J−KEM制御)を装着した2Lの3ツ口丸底フラスコに、実施例1M(41g)及びヨードベンゼンジアセテート(57.0g)を入れた。テトラヒドロフラン(733mL)及び水(36.7mL)を加えた。混合物に2,6−ルチジン(22.41mL)を加え、続いて固体の四酸化オスミウム(249mg)を加えた。反応物の温度は19.7℃から33℃に上昇した。5分後混合物のLC/MSは所望の生成物に相当する単一の生成物が生成していたことを示した。反応混合物を飽和チオ硫酸ナトリウム水溶液(500mL)でクエンチし、酢酸エチルで更に希釈した。混合物を分液漏斗中に注ぎ入れ、層を分離した。有機層をチオ硫酸ナトリウム水溶液及びブラインで洗浄し、洗液を最初のチオ硫酸塩洗液と合わせた。合わせたチオ硫酸塩洗液をジクロロメタンで逆抽出し、ジクロロメタン抽出物を元の有機抽出物と合わせた。次いで合わせた有機抽出物を硫酸銅水溶液混合物(2回)及びブラインで洗浄した。有機抽出物をNa
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。残渣を50%〜60%酢酸エチル/ヘプタンで溶出するTeledyne Isco RediSep(登録商標)Rf gold シリカゲルカラム750gを使用するGrace Reveleris X2 MPLC上で精製した。生成物を含むフラクションを合わせ、濃縮した。残渣をジクロロメタンに溶解し、混合物を500mLのプラスティック製使い捨てブフナー漏斗中でシリカゲル(300mL−乾燥装填)のプラグ上に装填した。所望の生成物を50%〜60%〜70%酢酸エチル/ヘプタンで溶出した。純粋なフラクションを合わせ、濃縮して、表題化合物を得た。CHIRALCEL OD−Hカラム(4.6mm×250mm、5μM)及び30分かけて20%〜100%エタノール/ヘプタン濃度勾配を使用するGilson HPLCシステム上でのキラルHPLCは、保持時間29.0分を有する単一ピークを示した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 9.89 (s, 1H), 8.95 (d, 1H), 7.87 (dd, 1H), 7.80 (d, 1H), 7.57 (m, 2H), 7.47 (ddd, 1H), 7.32 (d, 1H), 7.16 (dd, 1H), 7.06 (td, 1H), 5.42 (m, 2H), 5.22 (dd, 1H), 4.07 (q, 2H), 3.77 (s, 3H), 3.38 (dd, 1H), 3.22 (dd, 1H), 2.00 (s, 3H), 1.09 (t, 3H).MS(ESI)m/z479.3(M+H)
+。
【0179】
実施例1O
(R)−エチル3−(5−ホルミル−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)−2−ヒドロキシプロパノエート
500mLの丸底フラスコに実施例1N(14.7g)を入れた。物質を無水エタノール(219mL)と混合した。混合物に、室温でエタノール中21%ナトリウムエトキシド混合物(0.573mL)を加えた。反応混合物を室温で3時間撹拌した。LC/MSは所望の生成物に相当する単一の生成物が生成していたことを示した。反応混合物を酢酸(0.352mL)でクエンチし、濃縮した。残渣をジクロロメタンに溶解し、500mLのプラスティック製使い捨てフリットブフナー漏斗中でシリカゲルのプラグ(300mL−乾燥装填)上に装填した。所望の生成物を50%〜60%〜70%酢酸エチル/ヘプタンで溶出した。所望の生成物を含むフラクションを合わせ、濃縮して、表題化合物を得た。ChiralCel OD−Hカラム(4.6mm×250mm、5μM)及び20分かけて10%〜100%エタノール/ヘプタン濃度勾配を使用するGilson HPLCシステム上でのキラルHPLCは、保持時間19.2分を有する単一ピークを示した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 9.88 (s, 1H), 8.94 (d, 1H), 7.80 (m, 2H), 7.58 (m, 2H), 7.47 (ddd, 1H), 7.29 (d, 1H), 7.17 (dd, 1H), 7.06 (td, 1H), 5.61 (d, 1H), 5.40 (d, 2H), 4.39 (ddd, 1H), 4.07 (q, 2H), 3.77 (s, 3H), 3.23 (dd, 1H), 2.95 (dd, 1H), 1.12 (t, 3H).MS(ESI)m/z437.2(M+H)
+。
【0180】
実施例1P
(R)−エチル2−((5−ブロモ−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−ホルミル−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
撹拌子及び温度プローブ(J−KEM制御)を装着した500mLの丸底フラスコに、実施例1O(9.2g)及び実施例1D(7.60g)を入れた。無水tert−ブタノール(162mL)を加えた。混合物を撹拌してスラリー液が生成した。スラリー液に炭酸セシウム(27.5g)を加え、混合物を65℃に加熱した。4時間加熱した後、50%酢酸エチル/ヘプタン中の薄層クロマトグラフィーは、出発物質が残っていない1つの主要な生成物を示した。反応混合物を飽和NH
4Cl水溶液、ブライン及び水の組合せ中に注ぎ入れた。フラスコを酢酸エチルで濯ぎ、更に酢酸エチルを加えて水溶液をクエンチした。メタノールを加えてほとんどの物質を溶解させた。層を分離し、水性層を10%メタノール/酢酸エチルでもう1回抽出した。合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。残渣をジクロロメタンに溶解し、ヘプタン中50〜70%酢酸エチルで溶出するTeledyne Isco RediSep(登録商標)Rf gold シリカゲルカラム330gを使用するGrace Reveleris X2 MPLC上で精製した。純粋なフラクションを集め、カラムを50〜70%酢酸エチル/ジクロロメタンで洗浄した。不純物を含むフラクションを洗液から集め、これらを合わせ、濃縮した。粗製物質を10〜30%酢酸エチル/ジクロロメタンで溶出するTeledyne Isco RediSep(登録商標)Rf gold シリカゲルカラム220gを使用するGrace Reveleris X2 MPLC上で精製した。両方のカラムからの生成物を含むフラクションを合わせて、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 9.89 (s, 1H), 8.92 (d, 1H), 8.60 (s, 1H), 8.06 (d, 1H), 7.86 (dd, 1H), 7.73 (m, 2H), 7.61 (d, 1H), 7.44 (m, 4H), 7.33 (d, 1H), 7.11 (d, 1H), 6.99 (t, 1H), 5.78 (dd, 1H), 5.42 (m, 2H), 4.17 (q, 2H), 3.75 (s, 3H), 3.66 (dd, 1H), 3.40 (m, 1H), 1.15 (t, 3H).MS(ESI)m/z743.2(M+H)
+。
【0181】
実施例1Q
2−(4−ブロモ−2−クロロフェニル)−1,3−ジオキサン
ディーン・スタークトラップ及び還流冷却器を装着した3Lの3ツ口丸底フラスコに、4−ブロモ−2−クロロベンズアルデヒド(200g)、トルエン(1519mL)、プロパン−1,3−ジオール(110mL)及びp−トルエンスルホン酸一水和物(1.1g)を入れた。反応混合物をディーン・スターク条件下加熱還流(内温112℃)して、約2時間で水18mLを得た。反応混合物を室温に冷却し、飽和重炭酸ナトリウム水溶液混合物(600mL)及び酢酸エチル(500mL)中に注ぎ入れた。層を分離し、水性層を酢酸エチル(500mL、1回)で抽出した。合わせた有機物を脱水(無水MgSO
4)し、木炭で撹拌しながら終夜処理した。混合物を珪藻土のプラグに通して濾過し、濾液を回転蒸発により濃縮して、表題化合物を得た。表題化合物を50℃で真空オーブン中に終夜置き、更には精製せずに次のステップに使用した。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 7.57 (d, 1H), 7.51 (d, 1H), 7.42 (dd, 1H), 5.74 (s, 1H), 4.29-4.19 (m, 2H), 4.05-3.91 (m, 2H), 2.31-2.13 (m, 1H), 1.43 (dtt, 1H).
【0182】
実施例1R
2−(4−ブロモ−2−クロロ−3−メチルフェニル)−1,3−ジオキサン
5Lの5ツ口丸底反応器に、オーバーヘッド撹拌機、熱電対/JKEM、添加漏斗及び窒素吹き込み口を装着した。アセンブルした反応器を窒素下ヒートガンで乾燥した。N,N−ジイソプロピルアミン(138mL)及びテトラヒドロフラン(1759mL)を、窒素気流下反応器に加えた。混合物を約−76℃(内温)に冷却し、−68℃未満の温度を保持するのに必要な速度で、n−ブチルリチウム(369mL、923mmol)を添加漏斗により加えた。混合物を−76℃で45分間撹拌して、リチウムジイソプロピルアミド(LDA)の混合物を得た。実施例1Q(244.08g)のテトラヒドロフラン(500mL)混合物を、−68℃未満の温度を保持するのに必要な速度で、添加漏斗により(45分かけて)LDA混合物に滴下添加した。混合物を−76℃で2時間撹拌した。ヨードメタン(57.7mL)を添加漏斗により1時間かけて滴下添加し(高発熱)、添加の間温度を−70℃未満に保持した。反応混合物を室温にゆっくり加温し、終夜撹拌した。朝に、水及び飽和塩化アンモニウム水溶液を酢酸エチル(1L)と共に加えた。層をポンプにより分離し、水性層を酢酸エチル(2回)で抽出し、分液漏斗中の最上層にポンプで移した。合わせた有機物を脱水(無水MgSO
4)し、珪藻土に通して濾過し、回転蒸発により濃縮して、表題化合物を得た。GC−MSは、11.71分(3%、出発物質)、12.82分(8.2%、+Me)及び12.5分での生成物(88.8%)を示した。物質(246g)をイソプロピルアルコール550mL中でスラリー化した。混合物を約80℃に加熱した。撹拌しながら、混合物を室温にゆっくり冷却した。多量の物質が生成し、フラスコを冷凍庫(−16℃)中に置いた。1時間後、物質を粉砕し、氷冷イソプロピルアルコール400mLを加えた。混合物をスラリー化し、紙に通して濾過し、冷イソプロピルアルコールで素早く洗浄した。物質を濾過ベッド上で乾燥し、真空オーブン中に5時間(50℃)置いて、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 7.50 (d, 1H), 7.41 (d, 1H), 5.77 (s, 1H), 4.25 (ddd, 2H), 4.01 (td, 2H), 2.53 (s, 3H), 2.34-2.13 (m, 1H), 1.44 (ddt, 1H).MS(ESI)m/z308.0(M+NH
4)
+。
【0183】
実施例1S
2−(3−クロロ−4−(1,3−ジオキサン−2−イル)−2−メチルフェニル)−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン
熱電対/JKEM、ドライアイスアセトン浴、オーバーヘッド撹拌機、窒素吹き込み口及び排気口並びに添加漏斗を装備した5Lの3ツ口丸底フラスコに、窒素の正流下実施例1R(100g)及びテトラヒドロフラン(1715mL)を入れた。混合物を−76℃(内温)に冷却し、n−ブチルリチウム(151mL、377mmol)を添加漏斗により滴下添加し、5〜8℃の温度上昇が観察された。混合物は無色透明のままであり、−76℃で10分間撹拌した。2−イソプロポキシ−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン(84mL)を、温度が−68℃未満を保持する速度で滴下添加した(混合物は発熱した。)。混合物を−76℃で約30分間撹拌し、室温に加温し、3時間撹拌した。反応混合物は薄層クロマトグラフィー(3:1ヘプタン:酢酸エチル)により完結していると判断された。反応混合物を回転蒸発により濃縮した。揮発物を除去した後、水浴を80℃に設定し、蒸発器を高真空に1時間切り替えた。水及び酢酸エチルを残渣に加え、層を分離した。水性層を酢酸エチル(1回)で抽出し、合わせた有機物を脱水(無水MgSO
4)し、濾過し、濃縮した。物質を氷冷メタノールで摩砕し、紙に通して濾過し、濾過ベッド上で乾燥し、真空オーブン乾燥(50℃)して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 7.59 (d, 1H), 7.45 (d, 1H), 5.76 (s, 1H), 4.14 (ddd, 2H), 3.96 (td, 2H), 2.53 (s, 2H), 2.09-1.94 (m, 1H), 1.50-1.39 (m, 1H), 1.31 (s, 9H).MS(ESI)m/z339.3(M+H)
+。
【0184】
実施例1T
(R)−エチル2−((5−((1S)−3−クロロ−4−(1,3−ジオキサン−2−イル)−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−ホルミル−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
500mLの丸底フラスコに、実施例1P(8.9g、11.97mmol)、実施例1S(4.86g)、リン酸カリウム(7.62g)及びビス(ジ−tert−ブチル(4−ジメチルアミノフェニル)ホスフィン)ジクロロパラジウム(II)(0.847g)を入れた。フラスコを密封し、物質を撹拌しながら物質上に窒素を吹き込むことにより60分間スパージした。別途、250mLの丸底フラスコ中にテトラヒドロフラン(100mL)及び水(25mL)を加えた。混合物を撹拌しながらこれに窒素を吹き込むことにより60分間表面下をスパージした。スパージした混合物をカヌーレにより物質と共にフラスコに移し、反応混合物を室温で終夜撹拌した。LC/MSは、所望の生成物に相当する単一生成物が生成していることを示した。反応混合物を酢酸エチル及び水で希釈した。アンモニウムピロリジンジチオカルバメート(APDTC、600mgs、Pdのモル基準で3当量)をパラジウムスカベンジャーとして加え、混合物を60分間撹拌した。混合物を分液漏斗中に注ぎ入れ、層を分離した。有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。残渣をジクロロメタンに溶解し、20〜40%(酢酸エチル中25%エタノール)/ヘプタンで溶出するTeledyne Isco RediSep(登録商標)Rf gold シリカゲルカラム330gを使用するGrace Reveleris X2 MPLC上で精製した。所望の生成物を含むフラクションを合わせ、濃縮して、表題化合物を得た。
1H NMRは8:1比のアトロプ異性体を示した。Thermo Scientific HPLCカラム(Hypersil Gold AQ、3.0um、150×4.6mm)及びトリフルオロ酢酸緩衝液中10%〜90%アセトニトリルの30分濃度勾配操作を使用するHP Agilent装置上でのこの物質の分析的HPLCは、主要なアトロプ異性体は保持時間20.2分を有する物質82%であり、少量のアトロプ異性体は保持時間20.8分を有する物質10%であることを示した。粗製物質を更には精製せずに次のステップに使用した。MS(ESI)m/z875.2(M+H)
+。
【0185】
実施例1U
(R)−エチル2−((5−((1S)−3−クロロ−4−ホルミル−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−ホルミル−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
撹拌子を装着した100mLの丸底フラスコに、実施例1T(2.98g)を入れた。物質を室温でジクロロメタン(6.81mL)に溶解した。混合物にトリフルオロ酢酸(10mL)及び水(0.123mL)を加えた。反応混合物を室温で終夜撹拌した。20%酢酸エチル/ジクロロメタン中の薄層クロマトグラフィーは、反応混合物が完結していることを示した。溶媒を50℃浴及びハウス真空を用いて濃縮した。得られた物質を酢酸エチルに溶解し、水中に注ぎ入れた。混合物を酢酸エチル及び水で更に希釈し、層を分離した。有機層を飽和NaHCO
3水溶液混合物及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。残渣をジクロロメタンに溶解し、30分かけて増加させた10〜30%酢酸エチル/ジクロロメタンで溶出するGrace Revelerisシリカゲルカラム120gを使用するGrace Reveleris X2 MPLC上で精製した。所望の生成物を含むフラクションを合わせ、溶媒を濃縮して、表題化合物を得た。
1H NMRはアトロプ異性体の8対1混合物を示した。Thermo Scientific HPLCカラム(Hypersil Gold AQ、3.0um、150×4.6mm)及びトリフルオロ酢酸緩衝液中10%〜90%アセトニトリルの30分濃度勾配操作を使用するHP Agilent装置上でのこの物質の分析的HPLCは、主要なアトロプ異性体は保持時間19.3分を有する物質87%であり、少量のアトロプ異性体は保持時間19.8分を有する物質12%であることを示した。粗製物質を更には精製せずに次のステップに使用した。MS(ESI)m/z817.2(M+H)
+。
【0186】
実施例1V
エチル(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
撹拌子を装着した250mLの丸底フラスコに、窒素下室温で実施例1U(1.96g)及び無水ジクロロメタン(160mL)を入れた。混合物を氷浴中で0℃に冷却し、2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エタンアミン(0.395mL)を注射器により加えた。混合物を0℃で25分間撹拌し、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(156mg)を固体として加えた。反応混合物を0℃で15分間撹拌し、粉体化した活性化3Åモレキュラーシーブス(1.96g)を加えた。反応混合物を0℃で2時間撹拌し、撹拌して室温に終夜ゆっくり加温した。LC/MSは、所望の生成物に相当する質量を有する1つの主要なピークを示した。反応混合物をジクロロメタン及び水でクエンチした。層を分離し、水性層をジクロロメタン及び10%メタノール/ジクロロメタンで抽出した。水性層を飽和NaHCO
3水溶液混合物で中和し、10%メタノール/ジクロロメタンでもう1回抽出した。合わせた抽出物を飽和NaHCO
3水溶液及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。残渣をジクロロメタンに溶解し、40分かけて0〜20%メタノール/ジクロロメタンの濃度勾配で溶出するTeledyne Isco RediSep(登録商標)Rf gold シリカゲルカラム750gを使用するGrace Reveleris X2 MPLC上で精製した。混合したフラクションを40分かけて増加させた0〜15%メタノール/ジクロロメタンで溶出するTeledyne Isco RediSep(登録商標)Rf gold シリカゲルカラム330gを使用するGrace Reveleris X2 MPLC上で精製して、追加の表題化合物を得た。両方のカラムからの物質を合わせて、表題化合物を得た。
1H NMR (501 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.61 (m, 2H), 7.47 (m, 2H), 7.39 (d, 1H), 7.17 (m, 7H), 7.04 (td, 1H), 6.96 (dd, 1H), 6.67 (d, 1H), 6.51 (d, 1H), 5.84 (dd, 1H), 5.06 (m, 2H), 4.07 (ddq, 2H), 3.90 (d, 1H), 3.75 (s, 3H), 3.68 (dd, 2H), 3.50 (d, 1H), 3.17 (m, 1H), 3.08 (m, 1H), 2.90 (m, 2H), 2.65-2.20 (m, 10H), 2.14 (s, 3H), 1.67 (s, 3H), 1.09 (t, 3H).MS(ESI)m/z928.4(M+H)
+。
【0187】
実施例1W
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
撹拌子を装着した50mLの丸底フラスコに、実施例1V(1.07g)を入れた。物質をテトラヒドロフラン(5mL)に溶解した。混合物に、室温で水(5.00mL)、固体のLiOH(0.552g)及びメタノール(1mL)を加えた。混合物を室温で終夜撹拌した。LC/MSは、反応混合物が約60%完結していることを示した。別にLiOH(500mg)を別のメタノール1mL及び水2mLと共に加えた。室温で更に6時間後、LC/MSは、所望の生成物に相当する質量を有する1つの主要なピークを示した。反応混合物を水で希釈し、酢酸エチルを加えた。濁った2相混合物を10分間撹拌した。層を分離した。水性層はpH約9を有しており、飽和NH
4Cl水溶液混合物でpH7に中和した。水性相を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機抽出物を飽和NH
4Cl水溶液混合物及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。残渣を約2%メタノールを含むジクロロメタンに溶解し、20分かけて10〜40%メタノール/ジクロロメタンの濃度勾配、次いで10分かけて40〜60%メタノール/ジクロロメタンの濃度勾配で溶出するTeledyne Isco RediSep(登録商標)Rf gold シリカゲルカラム40gを使用するGrace Reveleris X2 MPLC上で精製した。ほとんどの所望の生成物は2番目の濃度勾配の間に溶出した。所望の生成物を含むフラクションを合わせ、溶媒を濃縮して、表題化合物を得た。
1H NMR (501 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.54 (m, 2H), 7.46 (m, 2H), 7.38 (d, 1H), 7.26 (d, 1H), 7.15 (m, 4H), 7.03 (m, 3H), 6.90 (dd, 1H), 6.59 (m, 2H), 5.87 (dd, 1H), 5.08 (d, 1H), 4.95 (d, 1H), 3.90-3.30 (m, 5H), 3.74 (s, 3H), 3.26 (dd, 1H), 3.03 (dd, 1H), 2.87 (m, 2H), 2.60-2.40 (m, 10H), 2.25 (s, 3H), 1.55 (s, 3H).MS(ESI)m/z900.42(M+H)
+。
【0188】
[実施例2]
(5R)−21−(4−フルオロフェニル)−8−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−13−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−5,6,13,14−テトラヒドロ−12H−15,20−エテノ−11,7−(メテノ)−4−オキサ−22−チア−1,3,13−トリアザベンゾ[16,17]シクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−5−カルボン酸
【0189】
実施例2A
(R)−エチル2−((5−ブロモ−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−(((tert−ブトキシカルボニル)(2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル)アミノ)メチル)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例1P(1.2g)のジクロロエタン(10mL)中混合物に、2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エタンアミン(359mg)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌した後、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(800mg)を加えた。混合物を室温で3時間撹拌し、飽和重炭酸ナトリウム水溶液混合物を加えることによりクエンチした。反応混合物を酢酸エチル(200mL×2)で抽出した。合わせた有機抽出物を水及びブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水した。濾過し、濾液を濃縮して残渣を得、これをテトラヒドロフラン(20mL)に溶解した。ジ−tert−ブチルジカルボネート(0.45g)を、続いて触媒量の4−N,N−ジメチルアミノピリジンを加えた。混合物を室温で2時間撹拌した。LC/MSは反応物が完結していることを示した。混合物を酢酸エチル(300mL)で希釈し、水及びブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水した。濾過し、濾液を濃縮して残渣を得、これをジクロロメタン中5%メタノール中7Nアンモニウムで溶出するGrace Reveleris X2 MPLC及びGrace Revelerisシリカゲルカラム80g上でのシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z972.0(M+H)
+。
【0190】
実施例2B
(2R)−エチル3−(5−(((tert−ブトキシカルボニル)(2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル)アミノ)メチル)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)−2−((6−(4−フルオロフェニル)−5−(4−ホルミルナフタレン−1−イル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)プロパノエート
(4−ホルミルナフタレン−1−イル)ボロン酸(24mg)、実施例2A(98mg)、ビス(ジ−tert−ブチル(4−ジメチルアミノフェニル)ホスフィン)ジクロロパラジウム(II)(7.15mg)及び炭酸カリウム(42mg)を20mLのバイアル中に置いた。テトラヒドロフラン(8mL)及び水(3mL)を加え、反応混合物をアルゴンでパージした。反応混合物を室温で週末にかけて撹拌した。混合物を真空下で濃縮した。残渣を酢酸エチル(300mL)に溶解し、水及びブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水した。濾過し、濃縮して表題化合物を得、これを更には精製せずに次の反応に使用した。MS(ESI)m/z1046.43(M+H)
+。
【0191】
実施例2C
(5R)−21−(4−フルオロフェニル)−8−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−13−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−5,6,13,14−テトラヒドロ−12H−15,20−エテノ−11,7−(メテノ)−4−オキサ−22−チア−1,3,13−トリアザベンゾ[16,17]シクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−5−カルボン酸
実施例2B(120mg)をジクロロメタン及びトリフルオロ酢酸(10mL、1:1)に溶解した。混合物を室温で1時間撹拌した。LC/MSは、脱保護化が完結していることを示した。溶媒を真空下で蒸発させ、残渣を酢酸エチル(300mL)に溶解した。混合物を飽和重炭酸ナトリウム水溶液混合物及びブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濾過した。濾液を濃縮して残渣を得、これをジクロロメタン(20mL)に溶解した。硫酸マグネシウム(無水、2.0g)を加え、混合物を室温で1時間撹拌した後、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(140mg)を加えた。混合物を1時間撹拌した。混合物を飽和重炭酸ナトリウム水溶液混合物(100mL)と酢酸エチル(200mL)との間で分配した。有機層をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濾過した。濾液を濃縮して残渣を得、これをテトラヒドロフラン/メタノール/水(2:1:1、10mL)に溶解した。LiOH水(300mg)を加えた。LC/MSが鹸化が完結していることを示すまで、混合物を4時間撹拌した。混合物を真空下で濃縮した。残渣をN,N−ジメチルホルムアミド(20mL)及び水(5mL)に溶解し、トリフルオロ酢酸で酸性化した。混合物を濾過し、Gilson HPLC(Phenomenex(登録商標)、250×50mm、C−18カラム)上に装填した。カラムを35分で水中20〜85%アセトニトリル(0.1%トリフルオロ酢酸)にて溶出して、表題化合物を得た。
1H NMR (501 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.74 (d, 1H), 8.69 (s, 1H), 8.01 (d, 1H), 7.80 (d, 1H), 7.55-7.43 (m, 5H), 7.38 (t, 1H), 7.24-7.13 (m, 4H), 7.05 (dt, 4H), 6.56 (d, 1H), 5.74 (s, 1H), 5.66 (dd, 1H), 5.06 (d, 1H), 4.97 (d, 1H), 4.90 (d, 1H), 4.25 (s, 2H), 3.76 (s, 3H), 3.10 (q, 3H), 2.81 (s, 3H), 2.50 (m, 10H).MS(ESI)m/z902.2(M+H)
+。
【0192】
[実施例3]
(7R,20S)−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−18,19−ジメチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0193】
実施例3A
(2R)−エチル3−(5−(((tert−ブトキシカルボニル)(2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル)アミノ)メチル)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)−2−((6−(4−フルオロフェニル)−5−(4−ホルミル−2,3−ジメチルフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)プロパノエート
(4−ホルミルナフタレン−1−イル)ボロン酸を(4−ホルミル−2,3−ジメチルフェニル)ボロン酸で置き換えることにより、実施例2Bに記載した通りに表題化合物を調製した。MS(ESI)m/z1024.32(M+H)
+。
【0194】
実施例3B
(7R,20S)−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−18,19−ジメチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例2Bを実施例3Aで置き換えることにより、実施例2Cに記載した通りに表題化合物を調製した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.77 (d, 1H), 8.68 (s, 1H), 7.54 (dd, 1H), 7.47 (ddd, 1H), 7.37 (d, 2H), 7.28 (ddd, 3H), 7.15 (td, 3H), 7.11-7.01 (m, 2H), 6.95 (d, 1H), 6.15 (d, 1H), 5.96 (dd, 1H), 5.32-5.14 (m, 2H), 4.24 (d, 2H), 3.77 (s, 3H), 3.71-2.91 (m, 5H), 2.79 (s, 3H), 1.89 (s, 3H), 1.85 (s, 3H).MS(ESI)m/z880.2(M+H)
+。
【0195】
[実施例4]
(7R,20S)−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0196】
実施例4A
(2R)−エチル3−(5−(((tert−ブトキシカルボニル)(2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル)アミノ)メチル)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)−2−((6−(4−フルオロフェニル)−5−(4−ホルミル−2−メチルフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)プロパノエート
(4−ホルミルナフタレン−1−イル)ボロン酸を(4−ホルミル−2−メチルフェニル)ボロン酸で置き換えることにより、実施例2Bに記載した通りに表題化合物を調製した。MS(ESI)m/z1010.22(M+H)
+。
【0197】
実施例4B
(7R,20S)−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例2Bを実施例4Aで置き換えることにより、実施例2Cに記載した通りに表題化合物を調製した。
1H NMR (501 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.71 (d, 1H), 8.61 (d, 1H), 8.52 (d, 1H), 7.58-7.43 (m, 3H), 7.38-7.25 (m, 4H), 7.23-7.08 (m, 7H), 7.05-6.98 (m, 2H), 6.71 (s, 1H), 6.62-6.56 (m, 1H), 5.93 (dd, 1H), 5.25-5.07 (m, 3H), 4.62-4.26 (m, 5H), 3.74 (d, 13H), 3.69-2.97 (m, 18H), 2.80 (s, 4H), 2.34 (s, 1H), 1.57 (s, 3H).MS(ESI)m/z866.2(M+H)
+。
【0198】
[実施例5]
(7R,20S)−18,19−ジフルオロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0199】
実施例5A
(2R)−エチル3−(5−(((tert−ブトキシカルボニル)(2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル)アミノ)メチル)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)−2−((5−(2,3−ジフルオロ−4−ホルミルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)プロパノエート
(4−ホルミルナフタレン−1−イル)ボロン酸を(2,3−ジフルオロ−4−ホルミルフェニル)ボロン酸で置き換えることにより、実施例2Bに記載した通りに表題化合物を調製した。MS(ESI)m/z1032.33(M+H)
+。
【0200】
実施例5B
(7R,20S)−18,19−ジフルオロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例2Bを実施例5Aで置き換えることにより、実施例2Cに記載した通りに表題化合物を調製した。
1H NMR (500 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.62 (s, 1H), 8.52 (d, 1H), 7.51-7.41 (m, 2H), 7.29-7.23 (m, 2H), 7.22-7.12 (m, 3H), 7.08 (d, 1H), 7.03 (td, 2H), 6.85 (d, 1H), 6.78 (d, 1H), 6.67 (t, 1H), 6.41-6.31 (m, 1H), 5.97 (dd, 1H), 5.22-5.06 (m, 2H), 4.41 (d, 1H), 4.09-3.82 (m, 7H), 3.73 (s, 3H), 3.50 (dd, 1H), 3.18 (d, 5H), 2.81 (s, 3H).MS(ESI)m/z888.1(M+H)
+。
【0201】
[実施例6]
(7R,20S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−18−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0202】
実施例6A
(2R)−エチル3−(5−(((tert−ブトキシカルボニル)(2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル)アミノ)メチル)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)−2−((5−(2−クロロ−4−ホルミル−3−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)プロパノエート
(4−ホルミルナフタレン−1−イル)ボロン酸を(2−クロロ−4−ホルミル−3−メチルフェニル)ボロン酸で置き換えることにより、実施例2Bに記載した通りに表題化合物を調製した。MS(ESI)m/z1044.72M+H)
+。
【0203】
実施例6B
(7R,20S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−18−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例2Bを実施例6Aで置き換えることにより、実施例2Cに記載した通りに表題化合物を調製した。
1H NMR (501 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.62-8.56 (m, 2H), 7.53-7.40 (m, 2H), 7.28-7.21 (m, 3H), 7.19-7.10 (m, 3H), 7.08-6.94 (m, 2H), 6.80 (t, 2H), 6.55-6.40 (m, 2H), 5.83 (dd, 1H), 5.15 (s, 2H), 4.42 (d, 1H), 3.95 (d, 2H), 3.74 (s, 3H), 3.46 (dd, 1H), 3.39-2.91 (m, 4H), 2.79 (s, 3H), 2.67 (s, 3H).MS(ESI)m/z900.2(M+H)
+。
【0204】
[実施例7]
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−オキソ−16−[2−(ピペラジン−1−イル)エチル]−10−{[2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,16−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0205】
実施例7A
4−(ジメトキシメチル)−2−(メチルチオ)ピリミジン
撹拌子及び内温プローブ(J−KEM制御)を装着した1Lの乾燥3ツ口丸底フラスコに、窒素下室温で固体のナトリウムメトキシド(24.95g)を入れた。無水メタノール(257mL)を加えながら、フラスコをNaCl氷浴中で冷却した。J−KEMによりモニターした内温は、メタノールを加えた際に約7℃の温度上昇を示した。得られた無色のスラリー液を約3.6℃に冷却した。混合物にチオ尿素(26.4g)を約5分間かけて少しずつ加えた。添加により僅かに吸熱し、温度が2.4℃に低下した。反応混合物を約1.0℃で60分間撹拌した。混合物に、1.6℃で(E)−4−(ジメチルアミノ)−1,1−ジメトキシブタ−3−エン−2−オン(40g)を添加漏斗により滴下添加した。添加を約10分行い、1.6℃から3.6℃への僅かな温度上昇が観察された。冷却浴を除去し、反応混合物を約65℃に加熱した。3時間加熱した後、5%メタノール/ジクロロメタン中の薄層クロマトグラフィーは、反応混合物がほぼ完結していることを示した。反応混合物を更に1時間加熱した。加熱ブロックを除去し、反応物を氷浴中で約3.5℃に冷却した。ヨードメタン(19.49mL)を添加漏斗により滴下添加した。温度を9.4℃に昇温し、添加は約10分間行った。混合物を室温で終夜撹拌した。反応混合物を濾過し、集めた物質を追加のメタノールで洗浄した。溶媒を濃縮し、残渣を酢酸エチルに溶解した。有機層を水(2回)及びブラインで洗浄した。合わせた水性層をジエチルエーテルで逆抽出した。合わせた抽出物をNa
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。残渣を1:1ジクロロメタン/ヘプタン中で混合し、10%酢酸エチル/ヘプタンを含む3Lのフリットブフナー漏斗中で平衡化しておいたシリカパッド(シリカ約1.4L)の上部に注ぎ入れた。表題化合物をヘプタン中10%〜20%〜30%酢酸エチルで溶出した。表題化合物の純粋なフラクションを集め、濃縮して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.66 (d, 1H), 7.21 (d, 1H), 5.20 (s, 1H), 3.31 (s, 6H), 2.50 (s, 3H).MS(DCI)m/z200.9(M+H)
+。
【0206】
実施例7B
(2−(メチルチオ)ピリミジン−4−イル)メタノール
内温プローブ(J−KEM制御)及び撹拌子を装備した2Lのフラスコに、実施例7A(17.4g)を入れた。混合物に室温で2N HCl水溶液混合物(261mL)を加えた。添加は僅かに発熱であった。混合物を60℃に3時間加熱した。加熱を停止し、反応混合物を37℃に冷却しながら、1,4−ジオキサン(260mL)を加えた。混合物を氷/メタノール浴中−9.7℃に冷却した。粉砕したNaOH(19.11g)を約1時間かけて少しずつ加えた。添加の間温度は約1.3℃に上昇した。全ての固体のNaOHが溶解するまで反応混合物を撹拌した(この時点でpHは約2であった。)。pH紙によるpHが約8になるまで、NaOH混合物(1N水溶液)を10mLずつ加えた。添加の間温度は4.3℃に上昇した。反応混合物を−0.9℃に冷却し、固体のNaBH
4(6.57g)を混合物に約5分かけて少しずつ加え、その間反応物の温度は4.5℃に上昇した。反応混合物を冷却浴中1時間撹拌した。反応混合物に30%メタノール/ジクロロメタン100mLを加えた。2相混合物を約15分間撹拌した。層を分離し、水性層を30%メタノール/ジクロロメタン100mLで1回抽出した。水性層の薄層クロマトグラフィーはまだ所望の生成物が残っていることを示した。別に30%メタノール/ジクロロメタン100mLを水性層に加え、2相混合物を終夜撹拌した。層を分離し、水性層を30%メタノール/ジクロロメタン100mLで1回抽出した。水性層の薄層クロマトグラフィーはまだ多少の所望の生成物を示した。ブラインを水性層に加え、40%メタノール/ジクロロメタン100mLを加えた。2相混合物を2時間撹拌した。層を分離し、合わせた有機抽出物をNa
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。粗製物質をシリカゲル50g上に予め吸着し、30分かけて0%〜40%酢酸エチル/ジクロロメタンの濃度勾配で溶出するTeledyne Isco RediSep(登録商標)Rf gold シリカゲルカラム220gを使用するGrace Reveleris X2 MPLC上で精製した。純粋なフラクションを合わせ、濃縮して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.61 (d, 1H), 7.25 (dt, 1H), 5.63 (t, 1H), 4.50 (m, 2H), 2.50 (s, 3H).MS(DCI)m/z156.9(M+H)
+。
【0207】
実施例7C
4−(ジメトキシメチル)−2−(メチルスルホニル)ピリミジン
実施例7B(117g)をメタノール1Lに溶解し、Huber230循環器に接続し、オーバーヘッド撹拌機及び熱電対を装備した5Lの完全ジャケット付丸底フラスコ中に入れた。水(1L)を加え、温度を0℃に設定した。反応温度が約2.0℃に達した際、オキソン(登録商標)(ペルオキシ一硫酸カリウム、467g)を約20分かけて少しずつ加えると、僅かに及び容易に制御された温度(2〜3℃、反応)上昇がみられた。スラリー液を0℃で終夜撹拌した。反応器温度を20℃に昇温し、メタノールを真空下で除去(バルブツーバルブ)して、フラスコ温度を40℃に上げ、メタノール約750mLをドライアイス/アセトンで冷却した受けフラスコ中に集めた。残ったスラリー液を紙に通して濾過した。物質をジクロロメタンで2回洗浄し、2相の濾液を分離した。水性層をジクロロメタンで2回抽出した。合わせた有機物を脱水(MgSO
4)し、濾過し、回転蒸発により濃縮して、表題化合物を得た。
1H NMR (501 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 9.16 (d, 1H), 7.88 (d, 1H), 5.46 (s, 1H), 3.45 (s, 3H), 3.40 (s, 6H).MS(ESI)m/z250.0(M+NH
4)
+。
【0208】
実施例7D
4−(ジメトキシメチル)−2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン
実施例7C(128g)、炭酸カリウム(152g)及びアセトニトリル(1837mL)を、機械撹拌、JKEM/熱電対、還流冷却器及び希薄窒素流を装着した5Lの丸底フラスコ中で合わせた。3,3,3−トリフルオロプロパン−1−オール(35.5mL)を無溶媒で加え、反応混合物を58℃に終夜加熱した。追加の3,3,3−トリフルオロプロパン−1−オール40gを加え、混合物を80℃で再度終夜加熱した。薄層クロマトグラフィーは、極少量の出発物質が残っている単一スポット(1:1酢酸エチル:ヘプタン)を示した。反応混合物を室温に冷却し、濾過した。濾液を木炭で処理し、60分間撹拌し、珪藻土のプラグに通して濾過し、回転蒸発により濃縮した。残渣を溶出するために酢酸エチル:ヘプタン(1:1)を使用するシリカゲルプラグ(シリカゲル1.5L)に通した。集めたフラクションを回転蒸発により濃縮して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.68 (d, 1H), 7.23 (d, 1H), 5.23 (s, 1H), 4.55 (t, 2H), 3.34 (d, 6H), 2.98-2.73 (m, 2H).MS(DCI)m/z267.0(M+H)
+。
【0209】
実施例7E
(2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル)メタノール
実施例7D(137g、515mmol)及びアセトニトリル(1.715L)を5Lの丸底フラスコ中で合わせた。HCl水溶液(2N、1L)を加え、混合物を60℃で1時間撹拌した。反応混合物を氷浴中で冷却し、内温を約5℃にし、2N NaOH水溶液(0.901L)を、続いて固体のK
2CO
3をpHが約8になるまで加えた。水素化ホウ素ナトリウムを少しずつ加えた。1時間後、LC/MSによる単一ピークは生成物の生成を示した。酢酸エチル(1L)を加え、層を分離した。水性層を酢酸エチル(3回)で抽出した。木炭及びMgSO
4を合わせた有機層に加え、混合物を終夜撹拌した。混合物をシリカのショートプラグに通して濾過して、ほとんどの色を除去した。濾液を濃縮して粗い物質を得、これを製粉し、ビン詰めして、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 8.45 (d, 1H), 7.05 (dd, 1H), 4.69 (d, 2H), 4.58 (t, 2H), 3.67 (t, 1H), 2.76-2.51 (m, 2H).MS(DCI)m/z223.0(M+H)
+。
【0210】
実施例7F
(R)−エチル2−アセトキシ−3−(5−ブロモ−2−((2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例7Eを実施例1Gの代わりに用い、実施例1Lにて記載した手順に従って実施例7Fを合成した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.68 (d, 1H), 7.52-7.36 (m, 2H), 7.29 (d, 1H), 7.01 (d, 1H), 5.25-5.10 (m, 3H), 4.54 (t, 2H), 4.07 (q, 2H), 3.26 (dd, 1H), 3.11 (dd, 1H), 2.93-2.72 (m, 2H), 2.02 (s, 3H), 1.10 (t, 3H).MS(ESI−)m/z534.9(M+H)
+。
【0211】
実施例7G
4−ブロモ−2−クロロ−3−メチルアニリン
2−クロロ−3−メチルアニリン(1.83g)及び酢酸アンモニウム(100mg)のアセトニトリル(64.6mL)中混合物に、N−ブロモスクシンイミド(2.42g)を加え、混合物を室温で撹拌した。薄層クロマトグラフィーにより示された通りに反応が完結した後、混合物をシリカゲル上に濃縮した。Teledyne Isco RediSep(登録商標)Rf gold シリカゲルカラム80gを使用するCombiFlash(登録商標)Teledyne Iscoシステム上でのフラッシュクロマトグラフィー(0〜30%酢酸エチル/ヘプタンで溶出)により精製して、表題化合物を得た。LC/MS(APCI)m/z222.3(M+H)
+。
【0212】
実施例7H
2−クロロ−3−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)アニリン
25mLのフラスコに酢酸カリウム(2.44g)を加え、容器をセプタムで密栓し、高真空下で100℃に1時間加熱した。周囲温度に冷却した後、ビス(ピナコラト)ジボロン(4.22g)、実施例7G(1.83g)、2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(0.119g)及びクロロ(2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル)[2−(2’−アミノ−1,1’−ビフェニル)]パラジウム(II)(0.196g)を素早く加えた。容器を再度密栓し、排気し、窒素で3回逆充填した。脱気したての2−メチルテトラヒドロフラン(83mL;添加前、窒素を溶媒に通して30分間吹き込んだ)を注射器により導入した。撹拌混合物を排気し、窒素で再度2回逆充填した。混合物を75℃で6時間撹拌し、周囲温度に冷却した。混合物を珪藻土のベッドに通して濾過し、酢酸エチル20mLで溶出し、シリカゲル上に濃縮した。Teledyne Isco RediSep(登録商標)Rf gold シリカゲルカラム24gを使用するCombiFlash(登録商標)Teledyne Iscoシステム上でのシリカゲルクロマトグラフィー(0〜30%酢酸エチル/ヘプタンで溶出)により精製して、表題化合物を得た。LC/MS(APCI)m/z268.2(M+H)
+。
【0213】
実施例7I
(R)−エチル2−アセトキシ−3−(5−アリル−2−((2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
撹拌子及び還流冷却器を装着した丸底フラスコに、実施例7F(2g)、1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン−パラジウム(II)ジクロリドジクロロメタン錯体(0.458g)及びフッ化セシウム(2.55g)を入れた。フラスコをセプタムで密栓し、窒素でスパージした。脱気した無水テトラヒドロフランを、続いて2−アリル−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン(1.57g)を加えた。混合物を排気し、窒素で2回逆充填し、75℃で4時間撹拌し、周囲温度に再度冷却した。得られた混合物を1インチ厚の珪藻土バッドに通して濾過し、濾過ケーキを酢酸エチル200mLで洗浄した。濾液をシリカゲル上に濃縮し、Teledyne Isco RediSep(登録商標)Rf gold シリカゲルカラム120gを使用するCombiFlash(登録商標)Teledyne Iscoシステム上でのシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(10〜100%酢酸エチル/ヘプタンで溶出)により精製して、表題化合物を得た。LC/MS(APCI)m/z497.2(M+H)
+。
【0214】
実施例7J
(R)−2−(3−(2−アセトキシ−3−エトキシ−3−オキソプロピル)−4−((2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)酢酸
実施例7I(1.51g)の四塩化炭素(18.1mL)及びアセトニトリル(18.1mL)中混合物に、室温で塩化ルテニウム(III)三水和物(0.119g)及び過ヨウ素酸ナトリウム(3.25g)を水(27.2mL)中混合物として加えた。混合物を周囲温度で90分間激しく撹拌した。混合物を水50mLで希釈し、分液漏斗中に注ぎ入れ、ジクロロメタン50mLで3回抽出した。合わせた有機層を無水硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、シリカゲル上に濃縮した。Teledyne Isco RediSep(登録商標)Rf gold シリカゲルカラム120gを使用するCombiFlash(登録商標)Teledyne Iscoシステム上でのシリカゲルクロマトグラフィー(溶媒A=2:1酢酸エチル:エタノール及び溶媒B=ヘプタン;10〜100%AからBで溶出)により精製して、表題化合物を得た。LC/MS(APCI)m/z515.2(M+H)
+。
【0215】
実施例7K
(R)−エチル2−アセトキシ−3−(5−(2−(tert−ブトキシ)−2−オキソエチル)−2−((2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例7J(500mg)を25mLのマイクロ波容器に加え、tert−ブチルアセトアセテート3mLで処理した。硫酸(10μL)を加えた。フラスコを密栓し、混合物を40℃で48時間撹拌した。−10℃に冷却した後、栓を除去し、混合物を濃縮し、ジクロロメタン中に再度溶解し、シリカゲル上に濃縮した。Teledyne Isco RediSep(登録商標)Rf gold シリカゲルカラム24gを使用するCombiFlash(登録商標)Teledyne Iscoシステム上でのシリカゲルクロマトグラフィー(10〜100%酢酸エチル/ヘプタンで溶出)により精製して、表題化合物を得た。LC/MS(APCI)m/z571.2(M+H)
+。
【0216】
実施例7L
(R)−エチル3−(5−(2−(tert−ブトキシ)−2−オキソエチル)−2−((2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)−2−ヒドロキシプロパノエート
実施例7K(0.2g)のエタノール(2.29mL)中混合物に、無水炭酸カリウム(0.194g)を加え、混合物を室温で3時間撹拌した。反応混合物を水(30mL)を含む分液漏斗中に注ぎ入れ、ジクロロメタンで3回に分けて抽出した。合わせた有機層を無水硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、シリカゲル上に濃縮した。Teledyne Isco RediSep(登録商標)Rf gold シリカゲルカラム24gを使用するCombiFlash(登録商標)Teledyne Iscoシステム上でのシリカゲルクロマトグラフィー(0〜70%酢酸エチル/ヘプタンで溶出)により精製して、表題化合物を得た。LC/MS(APCI)m/z529.3(M+H)
+。
【0217】
実施例7M
(R)−エチル2−((5−ブロモ−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−(2−(tert−ブトキシ)−2−オキソエチル)−2−((2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例7L(135mg)を含む50mLの丸底フラスコに、実施例1D(114mg)、炭酸セシウム(283mg)及びtert−ブタノール(2.5mL)を加えた。バイアルを密栓し、混合物を65℃で2時間撹拌した。周囲温度に冷却した後、混合物を濃縮して、ほとんどのtert−ブタノールを除去した。残渣を酢酸エチル(25mL)に再度溶解し、分液漏斗中に注ぎ入れた。得られた混合物を水及び飽和ブライン水溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、シリカゲル上に濃縮した。Teledyne Isco RediSep(登録商標)Rf gold シリカゲルカラム12gを使用するCombiFlash(登録商標)Teledyne Iscoシステム上でのシリカゲルクロマトグラフィー(0〜50%酢酸エチル/ヘプタンで溶出)により精製して、表題化合物を得た。LC/MS(APCI)m/z835.1(M+H)
+。
【0218】
実施例7N
(R)−エチル2−((5−((1S)−4−アミノ−3−クロロ−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−(2−(tert−ブトキシ)−2−オキソエチル)−2−((2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
撹拌子及びセプタムを装着した20mLのマイクロ波容器に、実施例7M(50mg)、実施例7H(20.8mg)、ビス(ジ−tert−ブチル(4−ジメチルアミノフェニル)ホスフィン)ジクロロパラジウム(II)(4.24mg)及び炭酸セシウム(58.5mg)を入れた。容器を密栓し、排気し、窒素で2回逆充填した。脱気したてのテトラヒドロフラン(0.6mL)を、続いて水(0.15mL)を導入し、反応混合物を排気し、撹拌しながら窒素で再度2回逆充填した。混合物を周囲温度で終夜撹拌した。混合物を分液漏斗中に注ぎ入れ、酢酸エチルで希釈した。有機層を水及びブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、シリカゲル上に濃縮した。Teledyne Isco RediSep(登録商標)Rf gold シリカゲルカラム12gを使用するCombiFlash(登録商標)Teledyne Iscoシステム上でのシリカゲルクロマトグラフィー(10〜80%酢酸エチル/ヘプタンで溶出)により精製して、表題化合物を得た。LC/MS(APCI)m/z896.2(M+H)
+。
【0219】
実施例7O
2−(3−((R)−2−((5−((1S)−4−アミノ−3−クロロ−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−エトキシ−3−オキソプロピル)−4−((2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)酢酸
実施例7N(17.5mg)をジクロロメタン0.5mLに溶解し、トリフルオロ酢酸塩0.5mLを加えた。反応混合物を周囲温度で75分間撹拌し、濃縮して表題化合物を得、これを更には精製せずに次のステップに使用した。LC/MS(APCI)m/z839.9(M+H)
+。
【0220】
実施例7P
エチル(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−オキソ−10−{[2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,16−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例7O(16.8mg)をジクロロメタン(2mL)に溶解し、1−[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]−1H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジニウム3−オキシドヘキサフルオロホスフェート(11.4mg、HATU)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物(2.3mg、HOBT)、4−ジメチルアミノピリジン(0.2mg)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(21μL)を連続的に加えた。反応混合物を室温で終夜撹拌した。混合物を濃縮し、残渣を少量のジクロロメタンに溶解し、0.5mm厚の20×20cm分取薄層クロマトグラフィープレート(75%酢酸エチル/ヘプタンで溶出)上に装填して、表題化合物を得た。LC/MS(APCI)m/z822.1(M+H)
+。
【0221】
実施例7Q
エチル(7R,20S)−16−{2−[4−(tert−ブトキシカルボニル)ピペラジン−1−イル]エチル}−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−オキソ−10−{[2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,16−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
撹拌子及びセプタムを装着した4mLのバイアルに、実施例7P(9.5mg)、tert−ブチル4−(2−ブロモメチル)ピペラジン−1−カルボキシレート(6.8mg)及び炭酸セシウム(11.3mg)を入れた。N,N−ジメチルホルムアミド(116μL)を加え、混合物を周囲温度で撹拌した。LC/MS(約30分)により示された通りに反応が完結した後、混合物を水中に注ぎ入れ、酢酸エチルで3回に分けて抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、濃縮した。分取薄層クロマトグラフィー(0.5mm厚、20×20cm、100%酢酸エチルで溶出)により精製して、表題化合物を得た。LC/MS(APCI)m/z1034.4(M+H)
+。
【0222】
実施例7R
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−オキソ−16−[2−(ピペラジン−1−イル)エチル]−10−{[2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,16−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例7Q(11mg)をジクロロメタン0.5mLに溶解し、トリフルオロ酢酸0.5mLで処理した。混合物を周囲温度で10分間撹拌し、濃縮した。粗製の残渣をテトラヒドロフラン0.3mLに溶解し、LiOH水溶液(1モル濃度)0.3mLを加えた。混合物を周囲温度で終夜撹拌した。揮発物を除去し、水性混合物を数滴のトリフルオロ酢酸で酸性化した。アセトニトリルを混合物に加えて物質を溶解し、得られた混合物をGilson逆相分取LC(Zorbax、C−18、250×2.54カラム、移動相A:水中0.1%トリフルオロ酢酸;B:アセトニトリル中0.1%トリフルオロ酢酸;10〜100%BからA濃度勾配)上で直接精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (500 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 2.15 (s, 3H), 2.70-2.90 (m, 3H), 2.92-3.21 (m, 7H), 3.33 (q, 2H), 3.70 (dd, 1H), 4.06 (s, 4H), 4.30-4.38 (m, 1H), 4.53 (t, 2H), 5.12-5.24 (m, 2H), 5.94 (d, 1H), 6.42 (t, 1H), 6.91 (d, 1H), 7.06 (dd, 1H), 7.13 (d, 1H), 7.15-7.24 (m, 3H), 7.25-7.33 (m, 2H), 7.46 (d, 1H), 8.61 (d, 1H), 8.78 (s, 1H), 8.85 (s, 2H).LC/MS(APCI)m/z906.2(M+H)
+。
【0223】
[実施例8]
(7R,20S)−18−フルオロ−1−(4−フルオロフェニル)−19−メトキシ−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0224】
実施例8A
(2R)−エチル3−(5−(((tert−ブトキシカルボニル)(2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル)アミノ)メチル)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)−2−((5−(3−フルオロ−4−ホルミル−2−メトキシフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)プロパノエート
(4−ホルミルナフタレン−1−イル)ボロン酸を2−フルオロ−3−メトキシ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンズアルデヒドで置き換えることにより、実施例2Bに記載した通りに表題化合物を調製した。MS(ESI)m/z1044.33(M+H)
+。
【0225】
実施例8B
(7R,20S)−18−フルオロ−1−(4−フルオロフェニル)−19−メトキシ−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例2Bを実施例8Aで置き換えることにより、実施例2Cに記載した通りに表題化合物を調製した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.67-8.59 (m, 2H), 8.52 (d, 1H), 7.54-7.41 (m, 3H), 7.29-7.12 (m, 11H), 7.06-7.00 (m, 1H), 6.93-6.78 (m, 3H), 6.46 (t, 1H), 6.28 (d, 1H), 5.96 (ddd, 2H), 5.19 (s, 2H), 4.57 (d, 1H), 4.35-4.01 (m, 8H), 3.94 (d, J = 2.1 Hz, 3H), 3.82-3.41 (m, 22H), 3.10 (s, 3H), 2.81 (s, 3H).MS(ESI)m/z900.3(M+H)
+。
【0226】
[実施例9]
(7R,20R)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−16−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−15−オキソ−10−{[2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,16−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例7Q(36mg)をジクロロメタン0.5mLに溶解し、トリフルオロ酢酸0.5mLで処理した。混合物を周囲温度で10分間撹拌し、濃縮した。残渣をテトラヒドロフラン(696μL)に溶解し、ホルムアルデヒドの約37%水溶液混合物(10μL)を、続いてトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(22.1mg)を加えた。LC/MSにより示されるように反応が完結するまで(約30分)、得られた混合物を周囲温度で撹拌した。水酸化リチウム水溶液(1M、696μL)を、続いてメタノール0.2mLを加え、混合物を周囲温度で終夜撹拌した。揮発物を除去し、得られた水性混合物をトリフルオロ酢酸を滴下添加することにより酸性化した。アセトニトリル(1mL)を加えて物質を溶解し、混合物をGilson逆相HPLC(Zorbax、C−18、250×2.54mmカラム、移動相A:水中0.1%トリフルオロ酢酸;B:アセトニトリル中0.1%トリフルオロ酢酸;10〜100%BからA濃度勾配)上で直接精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (501 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 2.13 (s, 3H), 2.57-2.72 (m, 4H), 2.74 (s, 3H), 2.76-2.86 (m, 2H), 2.98-3.11 (m, 2H), 3.12-3.25 (m, 4H), 3.30 (q, 2H), 3.69 (dd, 1H), 4.30 (dt, 1H), 4.51 (t, 2H), 5.10-5.21 (m, 2H), 5.93 (d, 1H), 6.41 (t, 1H), 6.90 (d, 1H), 7.04 (dd, 1H), 7.10 (d, 1H), 7.13-7.23 (m, 4H), 7.24-7.32 (m, 2H), 7.40 (d, 1H), 8.59 (d, 1H), 8.76 (s, 1H).LC/MSm/z(APCI)m/z920.2(M+H)
+。
【0227】
[実施例10]
(7R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−16−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−15−オキソ−10−{[2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−7,8,14,15,16,17−ヘキサヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,16−トリアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0228】
実施例10A
4−ブロモ−2−クロロ−3−メチルベンズアルデヒド
実施例1R(4.5g)のテトラヒドロフラン(27.0mL)中混合物に、1モル濃度のHCl水溶液混合物50mLをゆっくり加え、混合物を4時間還流した。周囲温度に冷却した後、混合物を酢酸エチル及び水で希釈し、2相の間で分配した。水性層を除去し、有機層をブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、濃縮して表題化合物を得、これを更には精製せずに次のステップに使用した。
1H NMR (500 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 2.53 (s, 3H), 7.60 (d, 1H), 7.79 (d, 1H), 10.32 (s, 1H).
【0229】
実施例10B
tert−ブチル4−ブロモ−2−クロロ−3−メチルベンジル(2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル)カルバメート
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エタンアミン(195mg)を含む実施例10A(265mg)のジクロロメタン(12mL)中混合物に、酢酸(0.325mL)、シアノ水素化ホウ素ナトリウム(143mg)及びメタノール(3.03mL)を加えた。混合物を周囲温度で30分間撹拌し、ジ−tert−ブチルジカルボネート(0.395mL)を加えた。撹拌を更に2時間続けた。トリエチルアミン(1mL)を加えた。物質をメタノール添加(5mL)により溶解させた。混合物をシリカゲル上に濃縮し、Teledyne Isco RediSep(登録商標)Rf gold シリカゲルカラム24gを使用するCombiFlash(登録商標)Teledyne Iscoシステム上でのシリカゲルクロマトグラフィー(溶媒A=3%トリエチルアミンを含む2:1酢酸エチル:エタノール;溶媒B=ヘプタン中3%トリエチルアミン;0〜100%AからBで溶出)により精製して、表題化合物を得た。LC/MS(APCI)m/z462.2(M+H)
+。
【0230】
実施例10C
tert−ブチル2−クロロ−3−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンジル(2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル)カルバメート
実施例10Bを実施例7Gの代わりに用い、実施例7Hにて記載した通りに表題化合物を調製した。LC/MS(APCI)m/z508.4(M+H)
+。
【0231】
実施例10D
(R)−エチル3−(5−(2−(tert−ブトキシ)−2−オキソエチル)−2−((2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)−2−((5−((1S)−4−(((tert−ブトキシカルボニル)(2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル)アミノ)メチル)−3−クロロ−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)プロパノエート
実施例10Cを実施例7Hの代わりに用い、実施例7Nにて記載した通りに表題化合物を調製した。LC/MS(APCI)m/z1136.4(M+H)
+。
【0232】
実施例10E
エチル(7R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−16−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−15−オキソ−10−{[2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−7,8,14,15,16,17−ヘキサヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,16−トリアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例10D(74mg)をジクロロメタン1mLに溶解し、トリフルオロ酢酸1mLで処理した。混合物を周囲温度で10分間撹拌し、濃縮した。残渣をジクロロメタン(6.5mL)に溶解し、1−[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]−1H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジニウム3−オキシドヘキサフルオロホスフェート(37.1mg、HATU)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物(7.5mg)、4−ジメチルアミノピリジン(0.8mg)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.23mL)を連続的に加えた。反応混合物を室温で24時間撹拌した。混合物をシリカゲル上に濃縮し、Teledyne Isco RediSep(登録商標)Rf gold シリカゲルカラム12gを使用するCombiFlash(登録商標)Teledyne Iscoシステム上でのシリカゲルクロマトグラフィー(溶媒A=2:1メタノール:水;溶媒B=酢酸エチル;0〜50%AからBで溶出)により精製して、表題化合物を得た。LC/MS(APCI)m/z962.3(M+H)
+。
【0233】
実施例10F
(7R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−16−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−15−オキソ−10−{[2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−7,8,14,15,16,17−ヘキサヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,16−トリアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例10E(43.3mg)をテトラヒドロフラン(0.6mL)に溶解し、1モル濃度の水酸化リチウム水溶液(0.6mL)を、続いてメタノール0.25mLを加えた。混合物を周囲温度で4時間撹拌した。混合物を濃縮して揮発物を除去し、得られた水性混合物をpHがおよそ1になるまでトリフルオロ酢酸で酸性化した。生成した沈殿物をアセトニトリル1mLを加えることにより再度溶解した。得られた混合物をGilson逆相分取HPLC(Zorbax、C−18、250×21.2mmカラム、移動相A:水中0.1%トリフルオロ酢酸;B:アセトニトリル中0.1%トリフルオロ酢酸;10〜100%BからA濃度勾配)により直接精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 1.82 (s, 3H), 2.66-2.77 (m, 5H), 2.79-2.91 (m, 5H), 3.10-3.18 (m, 5H), 3.20-3.36 (m, 2H), 3.44 (d, 1H), 3.73-3.86 (m, 1H), 4.09-4.20 (m, 1H), 4.42 (d, 1H), 4.48-4.54 (m, 2H), 4.67-4.83 (m, 2H), 4.87-4.96 (m, 1H), 5.53-5.63 (m, 1H), 6.51 (d, 1H), 6.72 (d, 1H), 6.83 (d, 1H), 6.87 (d, 1H), 7.01-7.11 (m, 5H), 7.20-7.28 (m, 2H), 8.41 (d, 1H), 8.47 (s, 1H).LC/MS(APCI)m/z934.1(M+H)
+。
【0234】
[実施例11]
(7R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−16−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−15−オキソ−7,8,14,15,16,17−ヘキサヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,16−トリアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0235】
実施例11A
(R)−エチル2−アセトキシ−3−(5−(2−(tert−ブトキシ)−2−オキソエチル)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例1L(2.65g)、2−tert−ブトキシ−2−オキソエチル亜鉛クロリド(ジエチルエーテル中0.5モル濃度;12mL)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(0.275g)及び1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(0.355g、QPHOS)の無水テトラヒドロフラン(14.7mL)中混合物を、窒素を混合物に3分間吹き込むことにより脱気した。混合物を70℃で90分間撹拌した。周囲温度に冷却した後、混合物を分液漏斗中に注ぎ入れ、酢酸エチルで希釈した。層を分離し、有機混合物を水及び飽和ブライン水溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、シリカゲル上に濃縮した。Teledyne Isco RediSep(登録商標)Rf gold シリカゲルカラム24gを使用するCombiFlash(登録商標)Teledyne Iscoシステム上でのシリカゲルクロマトグラフィー(10〜75%酢酸エチル/ヘプタンで溶出)により精製して、表題化合物を得た。LC/MS(APCI)m/z565.3(M+H)
+。
【0236】
実施例11B
(R)−エチル3−(5−(2−(tert−ブトキシ)−2−オキソエチル)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)−2−ヒドロキシプロパノエート
実施例11Aを実施例7Kの代わりに用い、実施例7Lにて記載した通りに表題化合物を調製した。LC/MS(APCI)m/z523.2(M+H)
+。
【0237】
実施例11C
(R)−エチル2−((5−ブロモ−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−(2−(tert−ブトキシ)−2−オキソエチル)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例11Bを実施例7Lの代わりに用い、実施例7Mにて記載した通りに表題化合物を調製した。LC/MS(APCI)m/z831.1(M+H)
+。
【0238】
実施例11D
(R)−エチル3−(5−(2−(tert−ブトキシ)−2−オキソエチル)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)−2−((5−((1S)−4−(((tert−ブトキシカルボニル)(2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル)アミノ)メチル)−3−クロロ−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)プロパノエート
実施例11Cを実施例7Mの代わりに、実施例10Cを実施例7Hの代わりに用い、実施例7Nにて記載した通りに表題化合物を調製した。LC/MS(APCI)m/z1130.4(M+H)
+。
【0239】
実施例11E
エチル(7R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−16−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−15−オキソ−7,8,14,15,16,17−ヘキサヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,16−トリアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例11Dを実施例10Dの代わりに用い、実施例10Eにて記載した通りに表題化合物を調製した。LC/MS(APCI)m/z956.3(M+H)
+。
【0240】
実施例11F
(7R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−16−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−15−オキソ−7,8,14,15,16,17−ヘキサヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,16−トリアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例11Eを実施例10Eの代わりに用い、実施例10Fにて記載した通りに表題化合物を調製した。
1H NMR (120 °C) (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 1.82 (s, 3H), 2.74 (s, 3H), 2.81-2.95 (m, 5H), 3.10-3.21 (m, 4H), 3.23-3.42 (m, 2H), 3.45 (d, 1H), 3.74 (s, 3H), 3.76-3.86 (m, 1H), 4.09-4.21 (m, 1H), 4.42 (d, 1H), 4.77-4.99 (m, 3H), 5.60-5.65 (m, 1H), 6.51 (d, 1H), 6.77 (d, 1H), 6.84 (d, 1H), 6.99-7.13 (m, 7H), 7.18-7.26 (m, 2H), 7.35-7.45 (m, 1H), 7.51-7.58 (m, 1H), 8.49 (s, 1H), 8.66 (d, 1H).LC/MS(APCI)m/z928.3(M+H)
+。
【0241】
[実施例12]
(7R,21R)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−16−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−15−オキソ−7,8,14,15,16,17−ヘキサヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,16−トリアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例11Fの合成の間で表題化合物を得、Gilson逆相分取HPLC(Zorbax、C−18、250×2.54カラム、移動相A:水中0.1%トリフルオロ酢酸;B:アセトニトリル中0.1%トリフルオロ酢酸;10〜100%BからA濃度勾配)により単離した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 2.25 (s, 3H), 2.55 (dd, 1H), 2.69-2.79 (m, 5H), 2.79-2.89 (m, 4H), 2.96-3.08 (m, 1H), 3.08-3.18 (m, 4H), 3.37-3.49 (m, 2H), 3.74 (s, 3H), 3.79 (d, 1H), 3.97-4.09 (m, 1H), 4.48-4.57 (m, 1H), 4.88 (d, 1H), 5.00-5.17 (m, 2H), 6.16 (dd, 1H), 6.20-6.28 (m, 1H), 6.40 (d, 1H), 6.46 (d, 1H), 6.82 (d, 1H), 6.98-7.08 (m, 3H), 7.08-7.15 (m, 3H), 7.18-7.26 (m, 2H), 7.37-7.45 (m, 1H), 7.53 (dt, 1H), 8.44 (s, 1H), 8.55-8.63 (m, 1H).LC/MS(APCI)m/z928.3(M+H)
+。
【0242】
[実施例13]
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−16−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−15−オキソ−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,16−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0243】
実施例13A
(R)−エチル2−((5−((1S)−4−アミノ−3−クロロ−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−(2−(tert−ブトキシ)−2−オキソエチル)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例11Cを実施例7Mの代わりに用い、実施例7Nにて記載した通りに表題化合物を調製した。LC/MS(APCI)m/z890.3(M+H)
+。
【0244】
実施例13B
2−(3−((R)−2−((5−((1S)−4−アミノ−3−クロロ−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−エトキシ−3−オキソプロピル)−4−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)酢酸
実施例13Aを実施例7Nの代わりに用い、実施例7Oにて記載した通りに表題化合物を調製した。LC/MS(APCI)m/z834.2(M+H)
+。
【0245】
実施例13C
エチル(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−15−オキソ−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,16−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例13Bを実施例7Oの代わりに用い、実施例7Pにて記載した通りに表題化合物を調製した。LC/MS(APCI)m/z816.2(M+H)
+。
【0246】
実施例13D
エチル(7R,20S)−16−{2−[4−(tert−ブトキシカルボニル)ピペラジン−1−イル]エチル}−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−15−オキソ−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,16−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例13Cを実施例7Pの代わりに用い、実施例7Qにて記載した通りに表題化合物を調製した。LC/MS(APCI)m/z1028.4(M+H)
+。
【0247】
実施例13E
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−16−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−15−オキソ−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,16−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例13Dを実施例7Qの代わりに用い、実施例9にて記載した通りに表題化合物を調製した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 2.12 (s, 3H), 2.75 (s, 5H), 2.96-3.52 (m, 12H), 3.64-3.74 (m, 1H), 3.74 (s, 3H), 4.31 (dt, 1H), 5.18-5.29 (m, 2H), 5.93 (d, 1H), 6.41 (t, 1H), 6.94 (d, 1H), 6.99-7.08 (m, 2H), 7.08-7.20 (m, 3H), 7.22-7.30 (m, 2H), 7.38-7.44 (m, 2H), 7.46 (d, 1H), 7.53 (dd, 2H), 8.75 (s, 1H), 8.84 (d, 1H).LC/MS(APCI)m/z914.3(M+H)
+。
【0248】
[実施例14]
(7R)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−15−オキソ−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,16−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例13Cを実施例10Eの代わりに用い、実施例10Fにて記載した通りに表題化合物を調製した。
1H NMR (500 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 2.17 (s, 3H), 3.01 (dd, 1H), 3.12 (d, 1H), 3.35-3.44 (m, 1H), 3.51-3.57 (m, 4H), 3.78 (s, 3H), 5.17-5.30 (m, 2H), 5.92 (s, 1H), 6.33 (t, 1H), 6.96 (d, 1H), 6.98-7.29 (m, 6H), 7.30-7.40 (m, 3H), 7.42-7.50 (m, 2H), 7.57 (d, 1H), 8.77 (s, 1H), 8.87 (d, 1H), 9.21 (s, 1H).LC/MS(APCI)m/z788.1(M+H)
+。
【0249】
[実施例15]
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−16−[3−(4−メチルピペラジン−1−イル)プロピル]−15−オキソ−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,16−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0250】
実施例15A
エチル(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−16−[3−(4−メチルピペラジン−1−イル)プロピル]−15−オキソ−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,16−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例13Cを実施例7Pの代わりに、3−(N−メチルピペラジン)プロピルブロミドジヒドロブロミドをtert−ブチル4−(2−ブロモメチル)ピペラジン−1−カルボキシレートの代わりに用い、実施例7Qにて記載した通りに表題化合物を調製した。LC/MS(APCI)m/z956.3(M+H)
+。
【0251】
実施例15B
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−16−[3−(4−メチルピペラジン−1−イル)プロピル]−15−オキソ−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,16−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例15Aを実施例10Eの代わりに用い、実施例10Fにて記載した通りに表題化合物を調製した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 1.64-1.79 (m, 2H), 2.12 (s, 3H), 2.82 (s, 3H), 2.88-3.63 (m, 14H), 3.66-3.73 (m, 1H), 3.74 (s, 3H), 4.11 (dt, 1H), 5.23 (s, 2H), 5.95 (d, 1H), 6.41 (t, 1H), 6.94 (d, 1H), 6.98-7.09 (m, 2H), 7.09-7.19 (m, 4H), 7.22-7.30 (m, 2H), 7.34-7.49 (m, 3H), 7.53 (dd, 1H), 8.75 (s, 1H), 8.84 (d, 1H).LC/MS(APCI)m/z928.2(M+H)
+。
【0252】
[実施例16]
(7R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−17−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−16−オキソ−10−{[2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−7,8,16,17−テトラヒドロ−15H−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14−ジオキサ−2−チア−3,5,17−トリアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0253】
実施例16A
2−(ベンジルオキシ)−5−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)ベンズアルデヒド
2Lの丸底フラスコに、2,5−ジヒドロキシベンズアルデヒド(30g)、イミダゾール(29.6g)及びジクロロメタン(543mL)を入れた。フラスコを水浴中に置き、固体のtert−ブチルクロロジメチルシラン(32.7g)を加えた。反応混合物を周囲温度で15分間撹拌し、この時点で薄層クロマトグラフィーは出発物質が完全に消費されていることを示した。反応混合物を水200mLを含む分液漏斗中に注ぎ入れた。2相混合物を振盪し、層を分離した。水性層をジクロロメタン100mLで洗浄し、有機層を合わせた。有機層を硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮し、物質を次のステップに使用した。内温プローブ、還流冷却器及び撹拌子を装着した1Lの3ツ口丸底フラスコに、アセトン(297mL)中の5−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2−ヒドロキシベンズアルデヒド(45g、178mmol)を入れた。固体のK
2CO
3(27.1g)を加え、続いて臭化ベンジル(21.21mL)を無溶媒で滴下添加した。混合物を周囲温度で10分間撹拌し、55℃に加熱した。反応混合物を終夜撹拌した。反応混合物を周囲温度に冷却し、次いで冷水(200mL)上に注ぎ入れた。次いで混合物を1Lの分液漏斗に移した。粗生成物を酢酸エチル(3×250mL)で抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。粗製物質をGrace Revelerisシステム上でのカラム330g上でシリカゲルクロマトグラフィー(0〜5%酢酸エチル/ヘプタン溶出濃度勾配)により精製した。所望の生成物を含むフラクションを合わせ、濃縮し、真空乾固して、表題化合物を得た。
1H NMR (501 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 10.35 (s, 1H), 7.51-7.47 (m, 2H), 7.42-7.37 (m, 2H), 7.35-7.31 (m, 1H), 7.22 (d, 1H), 7.15 (dd, 1H), 7.11 (d, , 1H), 5.21 (s, 2H), 0.93 (s, 10H), 0.16 (s, 7H).
【0254】
実施例16B
(E)/(Z)−エチル2−アセトキシ−3−(2−(ベンジルオキシ)−5−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)フェニル)アクリレート
50mLの三角フラスコ中にエチル2−アセトキシ−2−(ジエトキシホスホリル)アセテート(37.1g)を秤量し、無水MgSO
4で脱水した。混合物を0.5インチのシリカベッド上で濾過し、1Lの丸底フラスコ中にトルエン(50mL)で洗浄した。トルエン混合物を濃縮し、テトラヒドロフラン200mLを、続いてCs
2CO
3(42.8g)を加えた。混合物を周囲温度で20分間撹拌した。実施例16A(15g)のテトラヒドロフラン混合物(15mL+50mL洗液)を加え、反応混合物を周囲温度で66時間撹拌した。反応混合物を濾過し、濾液を水200mLを含む分液漏斗に移した。層を分離した。水性層を酢酸エチル(2×100mL)で洗浄し、合わせた有機層をブラインで洗浄し、MgSO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。粗製物質をGrace Revelerisシステム上のカラム330g上でのシリカゲルクロマトグラフィー(0〜10%酢酸エチル/ヘプタン溶出濃度勾配)により精製した。所望の生成物を含むフラクションを合わせ、濃縮し、真空乾固して、表題化合物を分離できないE/Z混合物として得た。E/Z比は引き続くステップには重要では無いと考えられる。Z異性体(仮に割り当てた。)の
1H NMR:
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 7.63 (s, 1H), 7.48-7.32 (m, 5H), 7.15 (d, 1H), 7.10 (d, 1H), 6.92 (dd, 1H), 5.13 (s, 2H), 4.20 (q, 2H), 2.27 (s, 3H), 1.23 (t, 3H), 0.94 (s, 9H), 0.16 (s, 6H).E異性体(仮に割り当てた。)の
1H NMR:
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 7.48-7.29 (m, 5H), 6.98 (d, 1H), 6.88 (s, 1H), 6.80 (d, 2H), 5.05 (s, 2H), 4.02 (q, 2H), 2.20 (s, 3H), 1.03 (t, 3H), 0.94 (s, 9H), 0.15 (s, 6H).MS(ESI)m/z488.0(M+NH
4)
+。
【0255】
実施例16C
(R)−エチル2−アセトキシ−3−(2−(ベンジルオキシ)−5−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)フェニル)プロパノエート
100mLのParrステンレス鋼製反応器に、脱気したメタノール(37.5mL)及び実施例16B(10.5g)を入れた。窒素を充填したグローブボックス中、バイアルに(1,2−ビス[(2R,5R)−2,5−ジエチルホスホラノ]ベンゼン(1,5−シクロオクタジエン)ロジウム(I)トリフルオロメタンスルホネート(0.45g)を入れ、脱気したメタノール(4mL)を加えた。触媒混合物を密栓し、グローブボックスの外に持ち出し、注射器により反応器に加えた。反応混合物を50psiの水素下35℃で8時間撹拌した。反応混合物を周囲温度に冷却し、濾過した。濾液を濃縮した。粗製物質を溶出液として20%酢酸エチル/ヘプタンを含むシリカプラグ上で精製した。所望の生成物を含むフラクションを合わせ、濃縮して、表題化合物を得た。
1H NMR (500 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 7.48-7.43 (m, 2H), 7.41-7.36 (m, 2H), 7.35-7.29 (m, 1H), 6.93 (dt, 1H), 6.72-6.66 (m, 2H), 5.12 (dd, 1H), 5.09-5.00 (m, 2H), 4.03 (qd, 2H), 3.16 (dd, 1H), 2.96 (dd, 1H), 1.97 (s, 3H), 1.07 (t, 3H), 0.93 (s, 9H), 0.14 (s, 6H).MS(DCI)m/z490.2(M+NH
4)
+。鏡像異性体過剰率を以下の方法で決定した:バイアルに、実施例16C(8mg)及びテトラヒドロフラン(1mL)を入れた。テトラブチルアンモニウムフルオリドの1M混合物を1回で加えた。5分後、反応混合物を酢酸エチル(1mL)で希釈し、水(1mL)上に注ぎ入れた。2相混合物を激しく撹拌し、層を分離し、有機層をピペットにより除去した。有機層をMgSO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。分析的SFC:5〜50%メタノール、ChiralPak ICカラム、R鏡像異性体の保持時間=2.28分、S鏡像異性体の保持時間=2.08分。試料の鏡像異性体過剰率は>99%であると決定された。
【0256】
実施例16D
(R)−エチル2−アセトキシ−3−(5−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2−ヒドロキシフェニル)プロパノエート
エタノール(70mL)中の実施例16C(10.2g)を、250mLの圧力ボトル中5%Pd/C(含水JM#9)(0.517g)に加えた。混合物を50psiの水素(ガス)下35℃で7.5時間撹拌した。反応混合物を周囲温度に冷却し、濾過した。濾液を濃縮して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 9.08 (s, 1H), 6.68-6.60 (m, 1H), 6.59-6.49 (m, 2H), 5.09 (dd, 1H), 4.05 (q, 2H), 3.02 (dd, 1H), 2.87 (dd, 1H), 1.99 (s, 3H), 1.11 (t, 3H), 0.92 (s, 9H), 0.11 (s, 6H).MS(ESI)m/z399.8(M+NH
4)
+。分析的SFC:5〜50%メタノール、Whelk−O1(S,S)カラム、R鏡像異性体の保持時間=1.828分、S鏡像異性体の保持時間=1.926分。試料の鏡像異性体過剰率は>99%であると決定された。
【0257】
実施例16E
エチル(R)−2−アセトキシ−3−(5−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2−((2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
オーブン乾燥した500mLの丸底フラスコに、実施例16D(8g)、トリフェニルホスフィン(10.97g)、実施例7E(5.58g)及びテトラヒドロフラン(105mL)を加えた。反応混合物を氷浴中に置いた。反応物を内温3℃に冷却した際、固体の(E)−N,N,N’,N’−テトラメチルジアゼン−1,2−ジカルボキサミド(7.20g)を加え(発熱は観察されなかった。)、反応混合物を周囲温度に終夜加温した。約2分後、沈殿が観察された。翌朝、薄層クロマトグラフィーは出発物質が完全に消費されていることを示した。反応混合物を500mLの1ツ口丸底フラスコに移し、濃縮した。酢酸エチル(100mL)を加え、混合物を約30分間撹拌し、濾過した。濾液を濃縮し、粗製物質を0〜25%酢酸エチル/ヘプタンを使用する220gシリカカラムを使用するGrace Revelerisシステム上で精製した。純粋な生成物を含むフラクションを合わせ、濃縮して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.66 (d, 1H), 7.30 (d, 1H), 6.89 (d, 1H), 6.73 (d, 1H), 6.69 (dd, 1H), 5.14 (dd, 1H), 5.09 (d 2H), 4.52 (t2H), 4.06 (qd, 2H), 3.23 (dd, 1H), 3.02 (dd1H), 2.81 (qt, 2H), 1.99 (s, 3H), 1.10 (t, 3H), 0.93 (s, 9H), 0.14 (s, 6H).MS(ESI)m/z387.1(M+H)
+。
【0258】
実施例16F
エチル(R)−3−(5−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2−((2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)−2−ヒドロキシプロパノエート
実施例16E(3.2g)のエタノール(60mL)中混合物に、無水炭酸カリウム(3.015g)を加え、混合物を室温で撹拌し、LC/MSによりモニターした。2時間後、LC/MSは、出発物質が完全に消費され、所望の生成物と一致する主要なピークがあることを示した。混合物を水(100mL)中に注ぎ入れ、混合物を酢酸エチルで3回に分けて抽出した。合わせた有機物を無水硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、濃縮した。粗生成物を精製せずに次のステップに使用した。LC/MS(APCI)m/z545.0(M+H)
+。
【0259】
実施例16G
(R)−エチル2−((5−ブロモ−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2−((2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例16F(2.97g)を含む250mLの丸底フラスコに、実施例1D(1.873g)、炭酸セシウム(5.33g)及びtert−ブタノール(50mL)を加えた。フラスコを密栓し、混合物を65℃で2時間撹拌した。混合物を分液漏斗中に注ぎ入れ、酢酸エチルで希釈した。混合物を水及びブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。残渣をAnaLogix IntelliFlash
280システム上でのシリカゲルクロマトグラフィー(0〜30%酢酸エチル/ヘプタン、直線濃度勾配)により精製して、表題化合物を得た。LC/MS(APCI)m/z853.2(M+H)
+。
【0260】
実施例16H
(R)−エチル2−((5−ブロモ−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−ヒドロキシ−2−((2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例16G(2.440g)を窒素下室温でテトラヒドロフラン(24mL)に溶解した。テトラブチルアンモニウムフルオリド(5.73mL、テトラヒドロフラン中1.0M)を滴下添加した。混合物を室温で1日間撹拌した。反応混合物を分液漏斗中に注ぎ入れ、酢酸エチル及び1:1水:飽和NH
4Cl混合物で希釈した。層を分離し、水性層を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機物を無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。残渣をAnaLogix IntelliFlash
280システム上でのシリカゲルクロマトグラフィー(ヘキサン中0〜30%酢酸エチル、直線濃度勾配)により精製して、表題化合物を得た。LC/MS(APCI)m/z739.2(M+H)
+。
【0261】
実施例16I
(R)−エチル2−((5−ブロモ−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−(2−(tert−ブトキシ)−2−オキソエトキシ)−2−((2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
N,N−ジメチルホルムアミド(9mL)中炭酸セシウム(884mg)を含む実施例16H(1000mg)を0℃で激しく撹拌し、tert−ブチルブロモアセテート(0.238mL)で処理した。冷却浴を除去し、混合物を周囲温度で1時間撹拌した。混合物を分液漏斗中に注ぎ入れ、酢酸エチルで希釈した。混合物を水(2回)及びブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。残渣をAnaLogix IntelliFlash
280システム上でのシリカゲルクロマトグラフィー(0〜30%酢酸エチル/ヘプタン、直線濃度勾配)により精製して、表題化合物を得た。LC/MS(APCI)m/z853.3(M+H)
+。
【0262】
実施例16J
(R)−エチル2−((5−((1S)−4−アミノ−3−クロロ−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−(2−(tert−ブトキシ)−2−オキソエトキシ)−2−((2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例16I(300mg)、実施例7H(123mg)、ビス(ジ−tert−ブチル(4−ジメチルアミノフェニル)ホスフィン)ジクロロパラジウム(II)(24.94mg)及び炭酸セシウム(344mg)を、25mLの圧力バイアル中に置き、反応混合物を脱気し、窒素でパージした。テトラヒドロフラン(3.0mL)及び水(0.75mL)を注射器により加え、反応混合物を脱気し、窒素でパージした。反応混合物を40℃に3時間加熱した。混合物に水を加え、混合物を酢酸エチルで抽出した。有機物を無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。残渣をAnaLogix IntelliFlash
280システム上でのフラッシュクロマトグラフィー精製(ヘキサン中5〜50%酢酸エチル、直線濃度勾配)で精製して、表題化合物を得た。LC/MS(APCI)m/z912.2(M+H)
+。
【0263】
実施例16K
(3−[(2R)−2−{[5−((1S)−4−アミノ−3−クロロ−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−エトキシ−3−オキソプロピル]−4−{[2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル]メトキシ}フェノキシ)酢酸
実施例16J(80mg)をジクロロメタン(0.5mL)に溶解し、トリフルオロ酢酸0.5mLを加えた。3時間後、混合物を濃縮した。粗生成物を更には精製せずに次のステップに使用した。LC/MS(APCI)m/z856.2(M+H)
+。
【0264】
実施例16L
エチル(7R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−16−オキソ−10−{[2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−7,8,16,17−テトラヒドロ−15H−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14−ジオキサ−2−チア−3,5,17−トリアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例16K(51.4mg)をジクロロメタン(6mL)に溶解した。1−[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]−1H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジニウム−3−オキシドヘキサフルオロホスフェート(34.2mg、HATU)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物(6.89mg)、4−ジメチルアミノピリジン(7.3mg)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.062mL)を加えた。反応混合物を周囲温度で2日間撹拌した。混合物を酢酸エチルで希釈し、水で洗浄した。有機物を分離し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。残渣をAnaLogix IntelliFlash
280システム上でのシリカゲルクロマトグラフィー(10〜100%酢酸エチル/ヘプタン、直線濃度勾配)により精製して、表題化合物を得た。LC/MS(APCI)m/z838.1(M+H)
+。
【0265】
実施例16M
エチル(7R,21S)−17−{2−[4−(tert−ブトキシカルボニル)ピペラジン−1−イル]エチル}−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−16−オキソ−10−{[2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−7,8,16,17−テトラヒドロ−15H−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14−ジオキサ−2−チア−3,5,17−トリアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例16L(67.1mg)をN,N−ジメチルホルムアミド(0.8mL)に溶解した。tert−ブチル4−(2−ブロモエチル)ピペラジン−1−カルボキシレート(35.2mg)及び炭酸セシウム(78.0mg)を加えた。反応混合物を周囲温度で40分間撹拌した。混合物を酢酸エチル及び水で希釈した。有機物を分離し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。残渣をAnaLogix IntelliFlash
280システム上でのシリカゲルクロマトグラフィー(50〜100%酢酸エチル/ヘプタン、直線濃度勾配)により精製して、表題化合物を得た。LC/MS(APCI)m/z1050.3(M+H)
+。
【0266】
実施例16N
エチル(7R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−16−オキソ−17−[2−(ピペラジン−1−イル)エチル]−10−{[2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−7,8,16,17−テトラヒドロ−15H−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14−ジオキサ−2−チア−3,5,17−トリアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例16M(90mg)をジクロロメタン(0.7mL)に溶解した。トリフルオロ酢酸(0.7mL)を加えた。反応混合物を周囲温度で10分間撹拌した。LC/MSは所望の生成物と一致する1つのピークに完全に変換していることを示した。混合物を減圧下で濃縮した。粗生成物を更には精製せずに次のステップに使用した。LC/MS(APCI)m/z950.2(M+H)
+。
【0267】
実施例16O
エチル(7R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−17−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−16−オキソ−10−{[2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−7,8,16,17−テトラヒドロ−15H−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14−ジオキサ−2−チア−3,5,17−トリアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例16N(69mg)をテトラヒドロフラン(1mL)に溶解し、ホルムアルデヒド(18mg)を、続いてトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(46mg)を加えた。反応混合物を周囲温度で1時間撹拌した。反応混合物を酢酸エチルで希釈し、重炭酸ナトリウム混合物(水中0.1M)で洗浄した。有機物を無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、減圧下で濃縮した。粗生成物を更には精製せずに次のステップに使用した。LC/MS(APCI)m/z964.3(M+H)
+。
【0268】
実施例16P
(7R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−17−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−16−オキソ−10−{[2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−7,8,16,17−テトラヒドロ−15H−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14−ジオキサ−2−チア−3,5,17−トリアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例16O(70.4mg)のテトラヒドロフラン(0.50mL)及びメタノール(0.50mL)中混合物に、水酸化リチウム混合物(水中1.0M)(1.10mL)を加えた。混合物を周囲温度で1時間撹拌した。混合物を濃縮し、N,N−ジメチルホルムアミド(1mL)に溶解し、トリフルオロ酢酸で酸性化した。混合物をGilson逆相HPLC(Zorbax、C−18、250×21.2mmカラム、水中5〜90%アセトニトリル(0.1%トリフルオロ酢酸))上で精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (500 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.76 (s, 1H), 8.57 (d, 1H), 7.28 (d, 1H), 7.20 (d, 1H), 7.16-7.07 (m, 4H), 6.99 (d, 1H), 6.75 (d, 1H), 6.56 (dd, 1H), 6.10 (t, 1H), 6.02 (d, 1H), 5.11-4.98 (m, 2H), 4.83 (d, 1H), 4.57 (d, 1H), 4.53 (t, 2H), 4.42-4.28 (m, 1H), 3.50 (dd, 1H), 3.42-3.27 (m, 2H), 3.25-3.09 (m, 2H), 3.10-2.90 (m, 4H), 2.90-2.80 (m, 2H), 2.78 (s, 3H), 2.43-2.23 (m, 4H), 2.08 (s, 3H).MS(ESI)m/z936.2(M+H)
+。
【0269】
[実施例17]
(7R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−17−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−10−{[2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−7,8,16,17−テトラヒドロ−15H−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14−ジオキサ−2−チア−3,5,17−トリアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0270】
実施例17A
4−ブロモ−2−クロロ−N−(2−クロロエチル)−3−メチルアニリン
実施例7G(1.00g)及びクロロアセトアルデヒド(0.691mL)のメタノール(10mL)中1:1の6M HCl:メタノール0.78mL中撹拌混合物に、シアノ水素化ホウ素ナトリウム(314mg)を加えた。反応混合物を周囲温度で1日間撹拌し、濃縮した。混合物をジクロロメタンで希釈し、重炭酸ナトリウム混合物(水中1M)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。残渣をAnaLogix IntelliFlash
280システム上でのシリカゲルクロマトグラフィー(0〜30%酢酸エチル/ヘプタン、直線濃度勾配)により精製して、表題化合物を得た。LC/MS(APCI)m/z283.6(M+H)
+。
【0271】
実施例17B
2−クロロ−N−(2−クロロエチル)−3−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)アニリン
100mLのフラスコに酢酸カリウム(1.040g)を加えた。フラスコをセプタムで密栓し、高真空下で100℃に1時間加熱した。周囲温度に冷却した後、ビス(ピナコラト)ジボロン(1.795g)、実施例17A(1.00g)、2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(50.5mg)及びクロロ(2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル)[2−(2’−アミノ−1,1’−ビフェニル)]パラジウム(II)(83mg)を素早く加えた。フラスコを密栓し、排気し、窒素で3回逆充填した。脱気したての2−メチルテトラヒドロフラン(35mL)(添加前に窒素を30分間溶媒に吹き込んだ)を注射器により導入した。撹拌混合物を排気し、窒素で再度2回逆充填した。混合物を65℃で30時間撹拌した。周囲温度に冷却した後、混合物を珪藻土のベッドに通して濾過し、酢酸エチル100mLで洗浄した。濾液を濃縮し、AnaLogix IntelliFlash
280システム上でのシリカゲルクロマトグラフィー(ヘプタン中0〜30%酢酸エチル、直線濃度勾配)により精製して、表題化合物を得た。LC/MS(APCI)m/z329.8(M+H)
+。
【0272】
実施例17C
(2R)−エチル2−((5−((1S)−3−クロロ−4−((2−クロロエチル)アミノ)−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−ヒドロキシ−2−((2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例16H(700mg)、実施例17B(407mg)、ビス(ジ−tert−ブチル(4−ジメチルアミノフェニル)ホスフィン)ジクロロパラジウム(II)(67.2mg)及び炭酸セシウム(928mg)を5mLのバイアル中に置き、脱気し、窒素でパージした。混合物に、テトラヒドロフラン(6.0mL)及び水(1.5mL)を注射器により加え、反応容器を脱気し、窒素でパージした。反応混合物を55℃に1時間加熱した。混合物を珪藻土に通して濾過し、酢酸エチルで洗浄した。有機物を濃縮し、AnaLogix IntelliFlash
280システム上でのシリカゲルクロマトグラフィー(ヘキサン中5〜60%酢酸エチル、直線濃度勾配)により精製して、表題化合物を得た。LC/MS(APCI)m/z860.1(M+H)
+。
【0273】
実施例17D
エチル(7R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−10−{[2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−7,8,16,17−テトラヒドロ−15H−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14−ジオキサ−2−チア−3,5,17−トリアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例17C(550mg)、ヨウ化ナトリウム(96mg)及び炭酸セシウム(416mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(55mL)中混合物を45℃で18時間撹拌した。混合物に水を加え、混合物を酢酸エチルで抽出した。有機物をブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣をAnaLogix IntelliFlash
280システム上でのシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(0〜40%酢酸エチル/ヘプタン、直線濃度勾配)により精製して、表題化合物を得た。LC/MS(APCI)m/z824.1(M+H)
+。
【0274】
実施例17E
エチル(7R,21S)−19−クロロ−17−(2−クロロエチル)−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−10−{[2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−7,8,16,17−テトラヒドロ−15H−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14−ジオキサ−2−チア−3,5,17−トリアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例17D(115mg)及びクロロアセトアルデヒド(0.035mL)のメタノール(1mL)中1:1の6M HCl:メタノール0.1mL中撹拌混合物に、シアノ水素化ホウ素ナトリウム(17.54mg)を加えた。反応混合物を周囲温度で1日間撹拌した。混合物を酢酸エチルで希釈し、重炭酸ナトリウム混合物(水中1M)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。残渣をAnaLogix IntelliFlash
280システム上でのシリカゲルクロマトグラフィー(ヘキサン中5〜60%酢酸エチル、直線濃度勾配)により精製して、表題化合物を得た。LC/MS(APCI)m/z886.1(M+H)
+。
【0275】
実施例17F
エチル(7R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−17−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−10−{[2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−7,8,16,17−テトラヒドロ−15H−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14−ジオキサ−2−チア−3,5,17−トリアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例17E(58mg)のプロピオノニトリル(0.5mL)中撹拌混合物に、1−メチルピペラジン(10.48mg)、ヨウ化ナトリウム(15.69mg)及び炭酸ナトリウム(11.09mg)を加えた。反応混合物を75℃で終夜撹拌した。混合物を珪藻土に通して濾過し、エタノール/メタノール(10/1)で濯ぎ、減圧下で濃縮した。粗生成物を更には精製せずに次のステップに使用した。LC/MS(APCI)m/z950.2(M+H)
+。
【0276】
実施例17G
(7R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−17−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−10−{[2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−7,8,16,17−テトラヒドロ−15H−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14−ジオキサ−2−チア−3,5,17−トリアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例17F(38.0mg)のテトラヒドロフラン(0.40mL)及びメタノール(0.40mL)中混合物に、水酸化リチウム(0.60mL、水中1.0M)を加えた。混合物を周囲温度で6時間撹拌した。混合物を濃縮し、N,N−ジメチルホルムアミド(1mL)に溶解し、トリフルオロ酢酸で酸性化した。混合物をGilson分取HPLC(Zorbax、C−18、250×21.2mmカラム、水中5〜90%アセトニトリル(0.1%トリフルオロ酢酸))上で精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.73 (s, 1H), 8.62 (d, 2H), 7.27 (d, 1H), 7.24-7.11 (m, 5H), 6.91 (d, 1H), 6.82 (d, 1H), 6.74 (dd, 1H), 6.13 (dd, 1H), 5.65 (d, 1H), 5.06 (d2H), 4.53 (t, 2H), 4.40 (dd, 1H), 4.08-3.91 (m, 1H), 3.81 (dd, 1H), 3.67-3.55 (m, 3H), 3.31-3.15 (m, 5H), 2.93-2.78 (m, 5H), 2.76 (s, 3H), 2.65 (d, 3H), 2.20 (s, 3H).MS(ESI)m/z922.2(M+H)
+。
【0277】
[実施例18]
(7R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−10−{[2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−7,8,16,17−テトラヒドロ−15H−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14−ジオキサ−2−チア−3,5,17−トリアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例17D(34mg)のテトラヒドロフラン(0.50mL)及びメタノール(0.50mL)中混合物に、水酸化リチウム(0.619mL、水中1.0M)を加えた。混合物を周囲温度で1日間撹拌し、濃縮した。残渣をN,N−ジメチルホルムアミド(1mL)に溶解し、トリフルオロ酢酸で酸性化した。混合物をGilson分取HPLC(Zorbax、C−18、250×21.2mmカラム、水中5〜90%アセトニトリル(0.1%トリフルオロ酢酸))上で精製し、凍結乾燥した後、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 12.76 (s, 1H), 8.67 (s, 1H), 8.60 (d, 1H), 7.35-7.27 (m, 2H), 7.25 (d, 1H), 7.23-7.16 (m, 2H), 6.95-6.67 (m, 4H), 5.99 (dd, 1H), 5.84 (d, 1H), 5.25 (s, 1H), 5.01 (s, 2H), 4.52 (t, 2H), 4.42-4.27 (m, 1H), 3.97-3.81 (m, 2H), 3.76 (dd, 1H), 3.24-3.13 (m, 1H), 2.89-2.66 (m, 3H), 2.09 (s, 3H).MS(ESI)m/z796.1(M+H)
+。
【0278】
[実施例19]
(7R,21R)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−10−{[2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−7,8,16,17−テトラヒドロ−15H−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14−ジオキサ−2−チア−3,5,17−トリアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例18の合成の間で表題化合物を単離した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 13.23 (s, 1H), 8.61-8.53 (m, 2H), 7.41 (d, 1H), 7.36-7.31 (m, 2H), 7.24-7.12 (m, 2H), 6.81-6.69 (m, 2H), 6.63 (d, 1H), 6.43 (d, 1H), 6.12 (d, 1H), 5.94 (s, 1H), 5.72 (dd, 1H), 5.08 (q, 2H), 4.57-4.43 (m, 2H), 4.29-4.15 (m, 1H), 3.90 (ddd, 1H), 3.78 (d, 1H), 3.53-3.44 (m, 2H), 2.79 (qt, 2H), 2.46-2.39 (m, 1H), 2.38 (s, 3H).MS(ESI)m/z796.0(M+H)
+。
【0279】
[実施例20]
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−15−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸。
【0280】
実施例20A
(R)−エチル2−アセトキシ−3−(5−シアノ−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例1L(3g)、シアン化亜鉛(0.799g)及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.65g)の無水N,N−ジメチルホルムアミド(20mL)中混合物を窒素でパージし、70℃で終夜撹拌した。反応混合物を水でクエンチし、酢酸エチル(100mL)で3回抽出し、硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(ヘキサン中60%酢酸エチル)により精製して、表題化合物を得た。MS(DCI)m/z476(M+H)
+。
【0281】
実施例20B
(R)−エチル2−アセトキシ−3−(5−ホルミル−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例20A(0.5g)の水中60%酢酸(25mL)中混合物をラネーニッケル(100mg)で処理した。混合物を水素下室温で終夜撹拌した。反応混合物を濾過し、濾液を濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(ヘキサン中60%酢酸エチル)により精製して、表題化合物を得た。MS(DCI)m/z479(M+H)
+。
【0282】
実施例20C
(R)−エチル2−アセトキシ−3−(5−(((tert−ブトキシカルボニル)(2−モルホリノエチル)アミノ)メチル)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例20B(300mg)のジクロロメタン(5mL)中混合物に、2−モルホリノエタンアミン(98mg)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌した後、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(199mg)を加えた。混合物を室温で4時間撹拌し、飽和重炭酸ナトリウム水溶液混合物を加えることによりクエンチした。反応混合物を酢酸エチル(100mL)とブライン(100mL)との間で分配した。有機相を濃縮し、テトラヒドロフラン(5mL)に溶解した。混合物にジ−tert−ブチルジカルボネート(151mg)及び4−ジメチルアミノピリジン(0.8mg)を加えた。混合物を室温で30分間撹拌した。反応混合物を濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(ヘキサン中60%酢酸エチル)により精製して、表題化合物を得た。MS(DCI)m/z693(M+H)
+。
【0283】
実施例20D
エチル(R)−3−(5−(((tert−ブトキシカルボニル)(2−モルホリノエチル)アミノ)メチル)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)−2−ヒドロキシプロパノエート
実施例20Cを実施例1Nの代わりに用い、実施例1Oにて記載した手順に従って実施例20Dを調製した。
【0284】
実施例20E
(R)−エチル2−((5−ブロモ−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−(((tert−ブトキシカルボニル)(2−モルホリノエチル)アミノ)メチル)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例20D(300mg)、炭酸セシウム(300mg)及び無水tert−ブタノール(5mL)を含むフラスコに、実施例1D(170mg)を加えた。混合物を65℃で終夜撹拌した。反応混合物をジクロロメタン(100mL)で希釈し、物質を濾過した。有機相を濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル中20%メタノール)により精製して、表題化合物を得た。MS(DCI)m/z958(M+H)
+。
【0285】
実施例20F
(4−ブロモ−2−クロロ−3−メチルフェニル)メタノール
実施例10A(20g)のメタノール(200mL)中冷却(0℃の外部浴)混合物に、水素化ホウ素ナトリウム(4.86g)を少しずつ加えた。反応物を室温に終夜加温し、1M HCl水溶液(150mL)、水(100mL)及び酢酸エチル(200mL)を加えることによりクエンチした。層を分離し、水性層を追加の酢酸エチル(100mL×2)で抽出した。合わせた有機層を水及びブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で濃縮して表題化合物を得、これを更には精製せずに引き続くステップに使用した。
1H NMR (500 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 7.5 (d, 1H), 7.2 (d, 1H), 4.75 (d, 1H),及び2.55 (s, 3H).
【0286】
実施例20G
((4−ブロモ−2−クロロ−3−メチルベンジル)オキシ)(tert−ブチル)ジメチルシラン
実施例20F(170mg)及び1H−イミダゾール(74mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(5mL)中混合物に、tert−ブチルクロロジメチルシラン(163mg)を加えた。反応混合物を室温で1時間撹拌した。酢酸エチル(50mL)及び水(30mL)を加え、層を分離した。有機相をブラインで洗浄し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘプタン中5%酢酸エチル)により精製して、表題化合物を得た。MS(DCI)m/z350(M+H)
+。
【0287】
実施例20H
tert−ブチル((2−クロロ−3−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンジル)オキシ)ジメチルシラン
実施例20G(1.1g)のテトラヒドロフラン(10mL)中混合物を−78℃に冷却し、n−ブチルリチウム(2.4mL、ヘキサン中2.5M)を反応物に加え、反応混合物を−78℃で30分間撹拌した。2−イソプロポキシ−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン(696mg)を混合物に加え、混合物を室温に加温した。反応混合物を酢酸エチル(100mL)とブライン(100mL)との間で分配した。有機相を濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘプタン中10%酢酸エチル)により精製して、表題化合物を得た。MS(DCI)m/z397(M+H)
+。
【0288】
実施例20I
(2R)−エチル3−(5−(((tert−ブトキシカルボニル)(2−モルホリノエチル)アミノ)メチル)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)−2−((5−((1S)−4−(((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)−3−クロロ−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)プロパノエート
実施例20E(130mg)、実施例20H(81mg)、ビス(ジ−tert−ブチル(4−ジメチルアミノフェニル)ホスフィン)ジクロロパラジウム(II)(10mg)及び炭酸セシウム(88mg)の混合物を排気し、アルゴンで充填した。混合物に、脱気したテトラヒドロフラン(6mL)と水(1.8mL)との混合物を加えた。反応混合物を40℃で終夜撹拌した。反応混合物を濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(ヘプタン中60〜100%酢酸エチルの濃度勾配で溶出)により精製して、表題化合物を得た。MS(DCI)m/z1148(M+H)
+。
【0289】
実施例20J
(2R)−エチル3−(5−(((tert−ブトキシカルボニル)(2−モルホリノエチル)アミノ)メチル)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)−2−((5−((1S)−3−クロロ−4−ホルミル−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)プロパノエート
実施例20I(110mg)のテトラヒドロフラン(5mL)中混合物を0℃に冷却し、テトラブチルアンモニウムフルオリド(0.2mL、テトラヒドロフラン中1M)を加えた。反応混合物を0℃で1時間撹拌した。反応混合物を水でクエンチし、酢酸エチル(2×100mL)で抽出した。有機相を濃縮し、ジクロロメタン(5mL)に再度溶解した。混合物に、ジクロロメタン(1mL)中のデス−マーチンペルヨージナン(41mg)を加えた。反応混合物を室温で約30分間撹拌した。反応混合物を濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(100%酢酸エチルで溶出)により精製して、表題化合物を得た。MS(DCI)m/z1032(M+H)
+。
【0290】
実施例20K
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−15−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
ジクロロメタン(2mL)中の実施例20J(80mg)に、トリフルオロ酢酸(0.5mL)を加えた。混合物を室温で3時間撹拌した。混合物を濃縮し、酢酸エチル(100mL)と重炭酸ナトリウム混合物(30mL)との間で分配した。有機相を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、濃縮した。中間体をジクロロメタン(5mL)に溶解し、硫酸マグネシウム(500mg)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌した後、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(46mg)を加えた。混合物を別に20分間撹拌し、真空下で濃縮した。反応混合物を酢酸エチル(100mL)とブラインとの間で分配した。有機相を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、濃縮した。粗生成物をテトラヒドロフラン(4mL)、水(2mL)及びメタノール(2mL)の混合溶媒に溶解した。水酸化リチウム一水和物(8mg)を加えた。反応混合物を室温で2日間撹拌した。混合物をトリフルオロ酢酸を加えることにより酸性化し、濃縮した。残渣を逆相HPLC(Zorbax C−18、0.1容量/容量%トリフルオロ酢酸を含む水中10〜50%アセトニトリル)により精製して、表題化合物をトリフルオロ酢酸塩として得た。
1H NMR (501 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.63 (s, 1H), 8.61 (d, 1H), 7.49 (dd, 1H), 7.45 (ddd, 1H), 7.40 (d, 1H), 7.27-7.16 (m, 5H), 7.13 (ddd, 3H), 7.03 (td, 2H), 6.73 (d, 1H), 6.35 (d, 1H), 5.91 (dd, 1H), 5.20-4.97 (m, 2H), 4.00-3.56 (m, 5H), 3.74 (s, 3H), 3.44 (t, 2H), 3.32 (t, 4H), 3.19 (dtd, 3H), 2.48 (p, 4H), 1.74 (s, 3H).MS(ESI)m/z888(M+H)
+。
【0291】
[実施例21]
[(2,2−ジメチルプロパノイル)オキシ]メチル(7R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−16−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−15−オキソ−7,8,14,15,16,17−ヘキサヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,16−トリアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例11F(120mg)、ヨウ化ナトリウム(29.6mg)及び炭酸セシウム(300mg)をN,N−ジメチルホルムアミド(0.8mL)に加え、クロロメチルピバレート(35mg)を加えた。混合物を周囲温度で終夜撹拌した。水(2.5mL)を加え、沈殿物を酢酸エチルで3回に分けて抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、濃縮した。残渣をシリカゲル分取薄層クロマトグラフィー(20×20cm;1mm厚;酢酸エチル中40%2:1メタノール:水で溶出)により精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (500 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 1.03 (s, 9H), 1.23 (s, 3H), 1.83 (s, 3H), 2.13 (s, 3H), 2.22-2.44 (m, 3H), 2.45-2.50 (m, 1H), 2.55-2.64 (m, 1H), 3.04-3.58 (m, 8H), 3.74 (s, 3H), 3.82 (d, 1H), 3.93-4.03 (m, 1H), 4.48 (d, 1H), 4.87 (d, 1H), 4.93 (d, 1H), 5.73-5.79 (m, 2H), 6.46-6.67 (m, 1H), 6.79 (d, 1H), 7.03-7.11 (m, 3H), 7.12-7.21 (m, 4H), 7.22-7.31 (m, 3H), 7.44-7.50 (m, 1H), 7.50-7.54 (m, 1H), 8.47 (s, 1H), 8.74 (d, 1H).LC/MS(APCI)m/z1042.5(M+H)
+。
【0292】
[実施例22]
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−15−(2−メトキシエチル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0293】
実施例22A
エチル(R)−2−アセトキシ−3−(5−(((tert−ブトキシカルボニル)(2−メトキシエチル)アミノ)メチル)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
2−モルホリノエタンアミンを2−メトキシエタンアミンで置き換えることにより、実施例20Cに記載した通りに表題化合物を調製した。MS(ESI)m/z638(M+H)
+。
【0294】
実施例22B
(R)−エチル3−(5−(((tert−ブトキシカルボニル)(2−メトキシエチル)アミノ)メチル)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)−2−ヒドロキシプロパノエート
実施例1Nを実施例22Aで置き換えることにより、実施例1Oに記載した通りに表題化合物を調製した。MS(ESI)m/z596(M+H)
+。
【0295】
実施例22C
(R)−エチル2−((5−ブロモ−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−(((tert−ブトキシカルボニル)(2−モルホリノエチル)アミノ)メチル)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例20Dを実施例22Bで置き換えることにより、実施例20Eに記載した通りに表題化合物を調製した。MS(ESI)m/z902(M+H)
+。
【0296】
実施例22D
(2R)−エチル3−(5−(((tert−ブトキシカルボニル)(2−メトキシエチル)アミノ)メチル)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)−2−((5−((1S)−4−(((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)−3−クロロ−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)プロパノエート
実施例20Eを実施例22Cで置き換えることにより、実施例20Iに記載した通りに表題化合物を調製した。MS(ESI)m/z1093(M+H)
+。
【0297】
実施例22E
(2R)−エチル3−(5−(((tert−ブトキシカルボニル)(2−メトキシエチル)アミノ)メチル)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)−2−((5−((1S)−3−クロロ−4−ホルミル−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)プロパノエート
実施例20Iを実施例22Dで置き換えることにより、実施例20Jに記載した通りに表題化合物を調製した。MS(ESI)m/z977(M+H)
+。
【0298】
実施例22F
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−15−(2−メトキシエチル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例20Jを実施例22Eで置き換えることにより、実施例20Kに記載した通りに表題化合物を調製した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 10.35 (s, 1H), 8.67-8.61 (m, 1H), 7.61-7.56 (m, 1H), 7.50 (dd, J = 7.6, 1.8 Hz, 1H), 7.50-7.38 (m, 1H), 7.38-7.08 (m, 10H), 7.03 (td, J = 7.5, 1.0 Hz, 1H), 6.90 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 6.58-6.53 (m, 1H), 5.98 (m, 1H), 5.29-5.16 (m, 1H), 5.08 (d, J = 14.9 Hz, 1H), 4.63-4.48 (m, 1H), 4.37 (m, 1H), 4.29 (d, J = 13.8 Hz, 1H), 3.92 (q, J = 4.6, 4.2 Hz, 2H), 3.74 (s, 3H), 3.37 (s, 3H), 3.23 (d, J = 13.9 Hz, 3H), 2.96 (d, J = 6.7 Hz, 1H), 1.73 (s, 3H).MS(ESI)m/z833(M+H)
+。
【0299】
[実施例23]
(7R,20S)−18−クロロ−15−[2−(4,4−ジフルオロピペリジン−1−イル)エチル]−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例1U(100mg)のジクロロメタン(5mL)及び酢酸(1mL)中混合物に、2−(4,4−ジフルオロピペリジン−1−イル)エタンアミン(39mg)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌した後、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(186mg)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌し、飽和重炭酸ナトリウム水溶液混合物を加えることによりクエンチした。反応混合物を酢酸エチル(50mL×2)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水した。混合物を濾過し、溶媒を減圧下で除去した。残渣をトリフルオロ酢酸/テトラヒドロフラン/水(3/3/0.5)の混合物に溶解した。反応混合物を室温で1時間撹拌し、飽和重炭酸ナトリウム水溶液混合物を加えることによりクエンチした。反応混合物を酢酸エチル(50mL×2)で抽出した。合わせた抽出物をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣をジクロロメタン(5mL)に溶解し、硫酸マグネシウム(500mg)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌した後、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(210mg)を加えた。混合物を20分間撹拌し、酢酸エチル(100mL)及び飽和重炭酸ナトリウム水溶液混合物(30mL)を加えることによりクエンチした。層を分離し、有機層を追加の飽和重炭酸ナトリウム水溶液混合物及びブライン(30mL)で洗浄した。有機相を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣をテトラヒドロフラン(8mL)、水(4mL)及びメタノール(4mL)の混合溶媒システムに溶解し、固体の水酸化リチウム一水和物(10mg)を加えた。反応混合物を室温で3時間撹拌し、混合物をトリフルオロ酢酸(0.1mL)で酸性化し、減圧下で濃縮した。残渣をジメチルスルホキシド/メタノールに溶解し、逆相HPLC(Zorbax C−18、0.1容量/容量%トリフルオロ酢酸を含む水中10〜80%アセトニトリル)により精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.64-8.55 (m, 2H), 7.53-7.35 (m, 4H), 7.24-7.16 (m, 4H), 7.12 (ddd, 3H), 7.08-6.97 (m, 2H), 6.74 (d, 1H), 6.33 (d, 1H), 5.90 (dd, 1H), 5.18-4.96 (m, 2H), 4.03-3.74 (m, 5H), 3.72 (s, 3H), 3.43 (dt, 3H), 3.35-3.05 (m, 2H), 2.47 (p, 4H), 2.28 (dp, 4H), 1.72 (s, 3H).MS(ESI)m/z922(M+H)
+。
【0300】
[実施例24]
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−15−[2−(2−メトキシエトキシ)エチル]−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
2−(2−メトキシエトキシ)エタンアミンを2−(4,4−ジフルオロピペリジン−1−イル)エタンアミンの代わりに用い、実施例23にて記載した手順に従って表題化合物を調製した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.65-8.59 (m, 2H), 7.50-7.38 (m, 5H), 7.31 (dtd, 4H), 7.25-7.07 (m, 2H), 7.00 (qd, 2H), 6.82 (d, 1H), 6.02-5.88 (m, 1H), 5.54-5.43 (m, 1H), 5.24 (d, 1H), 4.60-4.39 (m, 2H), 3.95 (dd, 2H), 3.72 (s, 3H), 3.66-3.55 (m, 4H), 3.53-3.44 (m, 2H), 3.43-3.38 (m, 2H), 3.17 (s, 3H), 3.03-2.85 (m, 2H), 2.71-2.59 (m, 1H), 1.89 (s, 3H).MS(ESI)m/z877(M+H)
+。
【0301】
[実施例25]
(7R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−17−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−16−オキソ−7,8,14,15,16,17−ヘキサヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,17−トリアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0302】
実施例25A
(R)−エチル2−アセトキシ−3−(5−(3−(tert−ブトキシ)−3−オキソプロピル)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
(3−(tert−ブトキシ)−3−オキソプロピル)亜鉛(II)ブロミド(ジエチルエーテル混合物中0.5モル濃度)を2−tert−ブトキシ−2−オキソエチル亜鉛クロリドの代わりに用い、実施例11Aにて記載した通りに表題化合物を調製した。LC/MS(APCI)m/z579.3(M+H)
+。
【0303】
実施例25B
(R)−エチル3−(5−(3−(tert−ブトキシ)−3−オキソプロピル)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)−2−ヒドロキシプロパノエート
実施例25Aを実施例7Kの代わりに用い、実施例7Lにて記載した通りに表題化合物を調製した。LC/MS(APCI)m/z523.2(M+H)
+。
【0304】
実施例25C
(R)−エチル2−((5−ブロモ−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−(3−(tert−ブトキシ)−3−オキソプロピル)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例25Bを実施例7Lの代わりに用い、実施例7Mにて記載した通りに表題化合物を調製した。LC/MS(APCI)m/z843.1(M+H)
+。
【0305】
実施例25D
(R)−エチル2−((5−((1S)−4−アミノ−3−クロロ−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−(3−(tert−ブトキシ)−3−オキソプロピル)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例25Cを実施例7Mの代わりに用い、実施例7Nにて記載した通りに表題化合物を調製した。LC/MS(APCI)m/z904.0(M+H)
+。
【0306】
実施例25E
3−(3−((R)−2−((5−((1S)−4−アミノ−3−クロロ−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−エトキシ−3−オキソプロピル)−4−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパン酸
実施例25Dを実施例7Nの代わりに用い、実施例7Oにて記載した通りに表題化合物を調製した。LC/MS(APCI)m/z848.2(M+H)
+。
【0307】
実施例25F
エチル(7R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−16−オキソ−7,8,14,15,16,17−ヘキサヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,17−トリアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例25Eを実施例7Oの代わりに用い、実施例7Pにて記載した通りに表題化合物を調製した。LC/MS(APCI)m/z830.2(M+H)
+。
【0308】
実施例25G
エチル(7R,21S)−17−{2−[4−(tert−ブトキシカルボニル)ピペラジン−1−イル]エチル}−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−16−オキソ−7,8,14,15,16,17−ヘキサヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,17−トリアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例25Fを実施例7Pの代わりに用い、実施例7Qにて記載した通りに表題化合物を調製した。LC/MS(APCI)m/z1042.4(M+H)
+。
【0309】
実施例25H
(7R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−17−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−16−オキソ−7,8,14,15,16,17−ヘキサヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,17−トリアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例25Gを実施例7Qの代わりに用い、実施例9にて記載した通りに表題化合物を調製した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 2.11 (s, 3H), 2.18-2.31 (m, 1H), 2.33-2.45 (m, 1H), 2.57 (t, 2H), 2.63-2.73 (m, 1H), 2.76 (s, 3H), 2.87-3.50 (m, 12H), 3.58 (dd, 1H), 3.72 (s, 3H), 4.02-4.14 (m, 1H), 5.08-5.19 (m, 2H), 5.85-5.97 (m, 1H), 6.25 (d, 1H), 6.79 (d, 1H), 6.89 (dd, 1H), 7.01 (td, J = 7.5, 1.0 Hz, 1H), 7.09-7.22 (m, 5H), 7.30 (d, 1H), 7.39-7.47 (m, 2H), 7.47-7.55 (m, 2H), 8.72 (s, 1H), 8.85 (d, 1H).LC/MS(APCI)m/z928.2(M+H)
+。
【0310】
[実施例26]
(7R,21R)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−17−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−16−オキソ−7,8,14,15,16,17−ヘキサヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,17−トリアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例25Hの合成の間で副生成物として表題化合物を得、Gilson逆相分取逆相HPLC(Zorbax、C−18、250×21.2mmカラム、移動相A:水中0.1%トリフルオロ酢酸;B:アセトニトリル中0.1%トリフルオロ酢酸;10〜100%BからA濃度勾配)により単離した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 1.89-2.05 (m, 1H), 2.07-2.19 (m, 1H), 2.32-2.60 (m, 8H), 2.63-2.73 (m, 1H), 2.88-3.51 (m, 12H), 3.71 (s, 3H), 4.08 (dd, 1H), 5.10-5.24 (m, 2H), 6.08 (dd, 1H), 6.27 (d, 1H), 6.79-6.87 (m, 1H), 6.88-6.96 (m, 2H), 6.96-7.03 (m, 1H), 7.07-7.23 (m, 5H), 7.26 (d, 1H), 7.37-7.44 (m, 1H), 7.45-7.50 (m, 1H), 7.53 (d, 1H), 8.72 (s, 1H), 8.84 (d, 1H).LC/MS(APCI)m/z928.2(M+H)
+。
【0311】
[実施例27]
(5−メチル−2−オキソ−2H−1,3−ジオキソール−4−イル)メチル(7S,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−16−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−15−オキソ−7,8,14,15,16,17−ヘキサヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,16−トリアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
4−クロロメチル−5−メチル−1,3−ジオキソール−2−オンをクロロメチルピバレートの代わりに用い、実施例21にて記載した通りに表題化合物を調製した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 1.88 (s, 3H), 2.06 (s, 3H), 2.83 (s, 3H), 2.97-3.57 (m, 15H), 3.71 (s, 3H), 3.76 (d, 1H), 4.29-4.39 (m, 1H), 4.49 (d, 1H), 4.75-4.92 (m, 2H), 4.93-5.04 (m, 2H), 6.47-6.66 (m, 1H), 6.76 (d, 1H), 6.97-7.30 (m, 10H), 7.40-7.54 (m, 2H), 8.39 (s, 1H), 8.70 (d, 1H).LC/MS(APCI)m/z1040.3(M+H)
+。
【0312】
[実施例28]
(5−メチル−2−オキソ−2H−1,3−ジオキソール−4−イル)メチル(7R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−16−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−15−オキソ−7,8,14,15,16,17−ヘキサヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,16−トリアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例27の合成の間で表題化合物を単離した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 1.88 (s, 3H), 2.06 (s, 3H), 2.20 (s, 3H), 2.95-3.50 (m, 10H), 3.54-3.66 (m, 5H), 3.71 (s, 3H), 4.21-4.34 (m, 1H), 4.46 (d, 1H), 4.72 (s, 2H), 4.77-4.90 (m, 2H), 4.91-5.05 (m, 2H), 6.44-6.59 (m, 1H), 6.76 (d, 1H), 6.98-7.29 (m, 10H), 7.40-7.52 (m, 2H), 8.39 (s, 1H), 8.70 (d, 1H).LC/MS(APCI)m/z1040.3(M+H)
+。
【0313】
[実施例29]
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−15−{[3−(モルホリン−4−イル)オキセタン−3−イル]メチル}−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
(3−モルホリノオキセタン−3−イル)メタンアミンを2−(4,4−ジフルオロピペリジン−1−イル)エタンアミンの代わりに用い、実施例23にて記載した手順に従って表題化合物を調製した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.68-8.58 (m, 2H), 7.58-7.35 (m, 3H), 7.35-7.16 (m, 5H), 7.13 (td, 3H), 7.00 (dtd, 2H), 6.79 (d, 1H), 6.32 (d, 1H), 5.98 (dd, 1H), 5.13 (dd, 2H), 4.28-3.75 (m, 5H), 3.72 (s, 3H), 3.53 (t, 4H), 3.36-3.07 (m, 5H), 2.88 (dd, 1H), 2.72 (dd, 1H), 2.40 (tt, 4H), 1.77 (s, 3H).MS(ESI)m/z930(M+H)
+。
【0314】
[実施例30]
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−15−[(オキサン−4−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)メタンアミンを2−(4,4−ジフルオロピペリジン−1−イル)エタンアミンの代わりに用い、実施例23にて記載した手順に従って表題化合物を調製した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.65 (d, 2H), 7.68-7.39 (m, 3H), 7.37-7.17 (m, 5H), 7.13 (td, 3H), 7.02 (td, 2H), 6.90 (s, 1H), 6.50-6.36 (m, 1H), 6.10-5.84 (m, 1H), 5.29-5.01 (m, 2H), 4.12 (s, 6H), 3.86 (dt, 2H), 3.73 (s, 3H), 3.55-3.09 (m, 5H), 1.96-1.73 (m, 2H), 1.72 (s, 3H), 1.46-1.23 (m, 2H).MS(ESI)m/z873(M+H)
+。
【0315】
[実施例31]
(7R,20S)−15−[2−(4−アセチルピペラジン−1−イル)エチル]−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
1−(4−(2−アミノエチル)ピペラジン−1−イル)エタノンを2−(4,4−ジフルオロピペリジン−1−イル)エタンアミンの代わりに用い、実施例23にて記載した手順に従って表題化合物を調製した。
1H NMR (501 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.65-8.56 (m, 2H), 7.54-7.35 (m, 3H), 7.30-7.18 (m, 5H), 7.19-7.10 (m, 3H), 7.03 (t, 2H), 6.74 (d, 1H), 6.34 (d, 1H), 5.91 (dd, 1H), 5.26-4.93 (m, 2H), 3.94-3.77 (m, 9H), 3.74 (s, 3H), 3.42 (t, 2H), 3.37-3.18 (m, 6H), 3.13 (dd, 1H), 2.04 (s, 3H), 1.75 (s, 3H).MS(ESI)m/z929(M+H)
+。
【0316】
[実施例32]
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−15−{2−[(2−メトキシエチル)(メチル)アミノ]エチル}−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
N−(2−メトキシエチル)−N−メチルエタン−1,2−ジアミンを2−(4,4−ジフルオロピペリジン−1−イル)エタンアミンの代わりに用い、実施例23にて記載した手順に従って表題化合物を調製した。
1H NMR (501 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.64-8.57 (m, 2H), 7.53-7.38 (m, 3H), 7.25-7.15 (m, 4H), 7.13 (ddd, 3H), 7.03 (t, 2H), 6.72 (d, 1H), 6.39 (d, 1H), 5.91 (dd, 1H), 5.24-4.93 (m, 2H), 3.73 (s, 3H), 3.73-3.55 (m, 9H), 3.41 (dt, 3H), 3.30 (s, 3H), 3.27-3.12 (m, 3H), 2.90 (s, 3H), 1.70 (s, 3H).MS(ESI)m/z890(M+H)
+。
【0317】
[実施例33]
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−N−ヒドロキシ−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキサミド
実施例1W(25mg)、ヒドロキシルアミン塩酸塩(2.1mg)及び1−ベンゾトリアゾリル水和物(4.5mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(0.57mL)中溶液に、4−メチルモルホリン(0.006mL)を加え、反応物を周囲温度で1.5時間撹拌した。反応物を酢酸(0.1mL)及び水(1mL)を加えることによりクエンチした。溶液を30分かけて0.1%トリフルオロ酢酸/水中5〜85%アセトニトリルで溶出する逆相HPLC(Phenomenex(登録商標)Luna(登録商標)C18 250×50mmカラム)により精製した。生成物を含むフラクションを凍結乾燥して、表題生成物を得た。
1H NMR (500 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 10.80 (s, 1H), 8.90 (s, 1H), 8.62 (s, 1H), 8.56 (d, 1H), 7.55-7.44 (m, 4H), 7.16 (dtd, 8H), 7.08-7.03 (m, 1H), 6.79 (d, 1H), 6.61 (d, 1H), 5.98 (dd, 1H), 5.17 (d, 1H), 4.99 (d, 1H), 4.37 (s, 2H), 4.19 (s, 2H), 3.75 (s, 3H), 3.44-3.39 (m, 8H), 3.22 (dd, 1H), 3.11-3.00 (m, 4H), 2.80 (s, 3H), 1.57 (s, 3H).MS(ESI)m/z915.4(M+H)
+。
【0318】
[実施例34]
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−15−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)エチル]−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0319】
実施例34A
(2R)−エチル2−((5−((1S)−3−クロロ−4−(1,3−ジオキサン−2−イル)−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−(((2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)エチル)アミノ)メチル)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例1T(60mg)のジクロロメタン(3mL)及び酢酸(0.3mL)中混合物に、1−(2−アミノエチル)ピペリジン−4−オール(10mg)を加えた。混合物を室温で30分間撹拌した後、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(44mg)を加えた。混合物を室温で2時間撹拌した。混合物を酢酸エチル(200mL)で希釈し、飽和重炭酸ナトリウム水溶液混合物及びブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水した。濾過し、溶媒を蒸発させて表題化合物を得、これを更には精製せずに引き続くステップに使用した。MS(ESI)m/z1003.64(M+H)
+。
【0320】
実施例34B
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−15−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)エチル]−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例34A(73mg)のジクロロメタン(6mL)及びトリフルオロ酢酸(1mL)中混合物に、数滴の水を加えた。混合物を室温で4時間撹拌した。混合物を真空下で濃縮し、残渣を酢酸エチル(200mL)で希釈し、飽和重炭酸ナトリウム水溶液混合物及びブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水した。濾過し、溶媒を蒸発させて残渣を得、これをジクロロメタン(4mL)に溶解した。硫酸マグネシウム(無水、1g)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌した後、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(232mg)を加えた。混合物を更に1時間撹拌した。反応混合物を酢酸エチル(300mL)と飽和重炭酸ナトリウム水溶液混合物(100mL)との間で分配した。有機層をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水した。濾過し、溶媒を蒸発させて残渣を得、これをテトラヒドロフラン/メタノール/水(2:1:1、4mL)に溶解した。水酸化リチウム一水和物(50mg)を加えた。混合物を室温で3時間撹拌した。溶媒を真空下で蒸発させ、残渣をN,N−ジメチルホルムアミド(10mL)に溶解し、トリフルオロ酢酸(0.5mL)で中和した。混合物を35分かけて水中0.1%トリフルオロ酢酸中の20%アセトニトリルから水中0.1%トリフルオロ酢酸中の75%アセトニトリルで溶出するGilson HPLC(Phenomenex(登録商標)、250×50mm、C18カラム)上での逆相クロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (500 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.65-8.54 (m, 2H), 7.50 (d, 1H), 7.45 (t, 1H), 7.33-7.26 (m, 1H), 7.23 (dd, 2H), 7.19-7.10 (m, 3H), 7.03 (t, 1H), 6.88 (d, 1H), 6.81 (d, 1H), 6.75 (d, 1H), 6.54 (d, 1H), 6.43 (d, 1H), 5.87 (dd, 1H), 5.22-5.09 (m, 2H), 4.18 (d, 1H), 3.76 (d, 6H), 3.24-3.09 (m, 2H), 2.45 (s, 3H).MS(ESI)m/z901.3(M+H)
+。
【0321】
[実施例35]
(7R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−15−オキソ−16−{2−[4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル]エチル}−10−{[2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−7,8,14,15,16,17−ヘキサヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,16−トリアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0322】
実施例35A
tert−ブチル(2−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)カルバメート
tert−ブチル(2−(ピペラジン−1−イル)エチル)カルバメート(500mg)のテトラヒドロフラン(16mL)中混合物に、トリエチルアミン(221mg)を、続いて2,2,2−トリフルオロエチルトリフルオロメタンスルホネート(506mg)を加えた。反応混合物を60℃で終夜撹拌し、減圧下で濃縮した。残渣を酢酸エチルに溶解し、水及びブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。残渣をAnaLogix IntelliFlash
280システム上でのシリカゲルクロマトグラフィー(ジクロロメタン中5〜18%メタノール
、直線濃度勾配)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z312.1(M+H)
+。
【0323】
実施例35B
2−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エタンアミン
実施例35A(100mg)のジクロロメタン(0.5mL)中混合物に、トリフルオロ酢酸(0.5mL)を加えた。反応混合物を周囲温度で20分間撹拌し、減圧下で濃縮した。粗生成物を更には精製せずに次のステップに使用した。LC/MS(APCI)m/z212.4(M+H)
+。
【0324】
実施例35C
2−クロロ−3−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンズアルデヒド
オーブン乾燥した酢酸カリウム(4.20g)、ビス(ピナコラト)ジボロン(5.98g)、実施例10A(5g、21.41mmol)及び1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセンジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(0.392g)を、オーブン乾燥した500mLの丸底フラスコ中に全て置いた。乾燥したvigerouxカラムを加え、システムをアルゴンで45分間不活性化した。その間、2−メチルテトラヒドロフラン(107mL)をアルゴンで40分間スパージし、物質を含む反応フラスコに移した。混合物を90℃(外部)で撹拌し、反応物は還流していた。5時間後、反応混合物を室温に冷却し、珪藻土に通して濾過した。濾液を木炭及びチオシリカゲルと共に30分間撹拌し、シリカゲルの小パッドに通して濾過してより淡い濾液を得、これを回転蒸発により濃縮した。物質をジクロロメタンに溶解し、シリカゲルクロマトグラフィー(Graceシステム、120gRediSep(登録商標)Gold、30分かけて0〜50%酢酸エチル:ヘプタン)により精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 10.56 (t, 1H), 7.80-7.65 (m, 2H), 2.65 (d, 3H), 1.38 (d, 13H).
【0325】
実施例35D
(2R)−エチル3−(5−(2−(tert−ブトキシ)−2−オキソエチル)−2−((2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)−2−((5−((1S)−3−クロロ−4−ホルミル−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)プロパノエート
実施例7M(1000mg)、実施例35C(403mg)、4−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)−N,N−ジメチルアニリン(19.05mg)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(32.9mg)及び炭酸セシウム(585mg)を、25mLの圧力バイアル中に置いた。物質を撹拌しながら物質上に窒素を吹き込むことにより60分間スパージした。一方、無水1,4−ジオキサン及び水を撹拌しながらこれらに窒素を吹き込むことにより60分間各々スパージした。スパージした1,4−ジオキサン(8.0mL)及び水(1.0mL)を物質と共にカヌーレによりバイアルに各々移した。反応混合物を40℃で1日間撹拌した。反応混合物を珪藻土に通して濾過し、ジクロロメタンで洗浄した。濾液を濃縮し、ヘキサン中5〜65%酢酸エチルで溶出するAnaLogix IntelliFlash
280システム上でのシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。LC/MS(APCI)m/z909.2(M+H)
+。
【0326】
実施例35E
(2R)−エチル3−(5−(2−(tert−ブトキシ)−2−オキソエチル)−2−((2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)−2−((5−((1S)−3−クロロ−2−メチル−4−(((2−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)アミノ)メチル)フェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)プロパノエート
酢酸48g及び酢酸ナトリウム三水和物36gをメタノールに溶解し、メタノールを加えて容量を1Lにすることにより、pH4緩衝液混合物を調製した。実施例35D(100mg)及び実施例35B(54.8mg)の酢酸/酢酸ナトリウムpH4メタノール混合物1.0mL中混合物を周囲温度で25分間撹拌した。シアノ水素化ホウ素ナトリウム(8.29mg)を加えた。混合物を周囲温度で45分間撹拌した。混合物を濃縮し、AnaLogix IntelliFlash
280システム上でのシリカゲルクロマトグラフィー(ジクロロメタン中1〜5%メタノール
、直線濃度勾配)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z1104.3(M+H)
+。
【0327】
実施例35F
2−(3−((2R)−2−((5−((1S)−3−クロロ−2−メチル−4−(((2−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)アミノ)メチル)フェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−エトキシ−3−オキソプロピル)−4−((2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)酢酸
実施例35E(45mg)のジクロロメタン(0.5mL)中混合物に、トリフルオロ酢酸(0.5mL)を加えた。反応混合物を周囲温度で50分間撹拌し、減圧下で濃縮した。粗生成物を更には精製せずに次のステップに使用した。LC/MS(APCI)m/z1048.3(M+H)
+。
【0328】
実施例35G
エチル(7R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−15−オキソ−16−{2−[4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル]エチル}−10−{[2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−7,8,14,15,16,17−ヘキサヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,16−トリアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例35F(51mg)をジクロロメタン(4mL)に溶解した。次いで1−ビス(ジメチルアミノ)メチレン]−1H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジニウム−3−オキシドヘキサフルオロホスフェート(18.83mg)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物(3.79mg)、4−ジメチルアミノピリジン(4.03mg)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.034mL)を加えた。反応混合物を周囲温度で1時間撹拌した。混合物を酢酸エチルで希釈し、水で洗浄した。有機物を無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。残渣をAnaLogix IntelliFlash
280システム上でのシリカゲルクロマトグラフィー(ジクロロメタン中1〜5%メタノール
、直線濃度勾配)により精製して、表題化合物を得た。LC/MS(APCI)m/z1031.1(M+H)
+。
【0329】
実施例35H
(7R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−15−オキソ−16−{2−[4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル]エチル}−10−{[2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−7,8,14,15,16,17−ヘキサヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,16−トリアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例35G(18mg)のテトラヒドロフラン(0.26mL)及びメタノール(0.26mL)中混合物に、水酸化リチウム(0.262mL、水中1.0M)を加えた。混合物を周囲温度で5時間撹拌し、減圧下で濃縮した。残渣をN,N−ジメチルホルムアミド(1mL)に溶解し、トリフルオロ酢酸で酸性化した。混合物をGilson分取HPLC(Zorbax、C−18、250×21.2mmカラム、水中5〜90%アセトニトリル(0.1%トリフルオロ酢酸))上で精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (501 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 9.31 (s, 1H), 8.52-8.41 (m, 2H), 7.26 (t, 2H), 7.15 (t, 2H), 7.04 (dd, 1H), 6.92- 6.75 (m, 2H), 6.72 (d, 1H), 6.64 (s, 1H), 4.89 (d, 1H), 4.65 (d, 1H), 4.48 (dq, 5H), 3.87 (d, 1H), 3.77-3.24 (m, 9H), 3.22- 3.02 (m, 5H), 2.88-2.64 (m, 5H), 1.84 (s, 3H).MS(ESI)m/z1002.3(M+H)
+。
【0330】
[実施例36]
(7R,21R)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−15−オキソ−16−{2−[4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル]エチル}−10−{[2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−7,8,14,15,16,17−ヘキサヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,16−トリアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例35Gの合成の間に表題化合物を単離した。
1H NMR (501 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 9.19 (s, 1H), 8.49 (s, 1H), 8.28 (s, 1H), 7.29-7.23 (m, 2H), 7.21-7.12 (m, 2H), 7.02 (dd, 1H), 6.75 (d, 2H), 6.50 (d, 2H), 6.04 (d, 1H), 5.13 (s, 1H), 4.99 (d, 1H), 4.78 (s, 1H), 4.56 (d, 1H), 4.48 (td, 2H), 4.36 (s, 1H), 3.96 (s, 1H), 3.70-3.21 (m, 8H), 3.09 (d, 5H), 2.87-2.63 (m, 6H), 2.31 (s, 3H).MS(ESI)m/z1002.2(M+H)
+。
【0331】
[実施例37]
(7R,20S)−18−クロロ−15−[2−(ジメチルアミノ)エチル]−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
N
1、N
1−ジメチルエタン−1,2−ジアミンを2−(4,4−ジフルオロピペリジン−1−イル)エタンアミンの代わりに用い、実施例23にて記載した手順に従って表題化合物を調製した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.62-8.55 (m, 2H), 7.52-7.39 (m, 4H), 7.25-7.17 (m, 3H), 7.17-7.07 (m, 5H), 7.04-6.93 (m, 2H), 6.70 (d, 1H), 6.40 (d, 1H), 5.91 (dd, 1H), 5.19-4.88 (m, 2H), 3.77 (q, 3H), 3.72 (s, 3H), 3.63-3.47 (m, 1H), 3.45-3.25 (m, 2H), 3.26-3.01 (m, 3H), 2.87 (s, 6H), 1.68 (s, 3H).MS(ESI)m/z846(M+H)
+。
【0332】
[実施例38]
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−15−(3−ヒドロキシプロピル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0333】
実施例38A
エチル(R)−2−((5−((1S)−3−クロロ−4−(1,3−ジオキサン−2−イル)−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−(((3−ヒドロキシプロピル)アミノ)メチル)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例1T(520mg)のジクロロメタン(10mL)及び酢酸(0.5mL)中混合物に、3−アミノ−1−プロパノール(134mg)を加えた。混合物を室温で30分間撹拌した後、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(378mg)を加えた。混合物を室温で2時間撹拌した。LC/MSは期待する生成物を主要なピークとして示した。混合物を酢酸エチル(200mL)で希釈し、飽和重炭酸ナトリウム水溶液混合物及びブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水した。濾過し、溶媒を蒸発させて表題化合物を得、これを更には精製せずに次のステップに使用した。MS(ESI)m/z934.2(M+H)
+。
【0334】
実施例38B
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−15−(3−ヒドロキシプロピル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例34Aを実施例38Aで置き換え、実施例34Bにて記載した通りに表題化合物を調製した。
1H NMR (500 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.73-8.57 (m, 2H), 7.58 (s, 2H), 7.54-7.44 (m, 4H), 7.21-7.13 (m, 6H), 7.09-7.02 (m, 4H), 6.91 (d, 1H), 6.55 (d, 1H), 6.01 (s, 1H), 5.31-5.02 (m, 2H), 4.22 (d, 20H), 3.76 (s, 3H), 3.64 (s, 4H), 3.20 (d, 2H), 2.89 (s, 3H), 2.73 (s, 3H).MS(ESI)m/z832.2(M+H)
+。
【0335】
[実施例39]
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−15,19−ジメチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸。
【0336】
実施例39A
(2R)−エチル2−((5−((1S)−3−クロロ−4−ホルミル−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−(((3−ヒドロキシプロピル)アミノ)メチル)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例38A(320mg)をトリフルオロ酢酸/テトラヒドロフラン/水(3/3/0.5)の混合物に溶解した。反応混合物を室温で3時間撹拌した。混合物を真空下で濃縮し、残渣を酢酸エチル(200mL)に溶解し、飽和重炭酸ナトリウム水溶液混合物及びブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水した。濾過し、溶媒を蒸発させて表題化合物を得、これを更には精製せずに次のステップに使用した。MS(ESI)m/z934.2(M+H)
+。
【0337】
実施例39B
エチル(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−15−(3−ヒドロキシプロピル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例39A(320mg)をジクロロメタン(10mL)に溶解し、無水硫酸マグネシウム(1.75g)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌した後、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(232mg)を加えた。混合物を更に1時間撹拌した。反応混合物を、酢酸エチル(300mL)及び飽和重炭酸ナトリウム水溶液混合物(100mL)に加えた。有機層をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水した。濾過し、溶媒を蒸発させて、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z860.1(M+H)
+。
【0338】
実施例39C
エチル(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−15,19−ジメチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
ジメチルスルホキシド(0.5mL)のジクロロメタン(5mL)中混合物に、−78℃で塩化オキサリル(0.2mL)を加えた。混合物を−78℃で20分撹拌し、実施例39B(300mg)のジクロロメタン(5mL)中混合物を注射器に通して加えた。40分後、トリエチルアミン(0.5mL)を混合物に加えた。混合物を終夜撹拌し、温度を室温に昇温した。反応混合物を酢酸エチル(200mL)で希釈し、水及びブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水した。濾過し、溶媒を蒸発させて、表題化合物を少量の成分として得、これを更には精製せずに使用した。MS(ESI)m/z858.1(M+H)
+。
【0339】
実施例39D
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−15,19−ジメチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例39C(256mg)のテトラヒドロフラン(10mL)及びメタノール(5mL)並びに水(5mL)中混合物に、LiOH一水和物(120mg)を加えた。混合物を0℃で20分間撹拌した。反応混合物をトリフルオロ酢酸で酸性化し、真空下で濃縮した。残渣をN,N−ジメチルホルムアミド(12mL)に溶解し、水中20〜75%アセトニトリル(0.1%トリフルオロ酢酸)で溶出するGilson HPLC上での逆相クロマトグラフィー(Phenomenex(登録商標)、250×50mm、C18カラム)により精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.69-8.58 (m, 2H), 7.60-7.43 (m, 5H), 7.37-7.10 (m, 11H), 7.05 (t, 1H), 6.88 (d, 1H), 6.66 (s, 1H), 6.09-5.98 (m, 1H), 5.30-4.99 (m, 3H), 4.68-4.18 (m, 4H), 3.76 (s, 3H), 3.21 (s, 3H), 1.64 (s, 3H).MS(ESI)m/z788.2(M+H)
+。
【0340】
[実施例40]
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0341】
実施例40A
エチル(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例39Cの合成の間に、実施例40Aを少量の生成物として単離した。MS(ESI)m/z802.2(M+H)
+。
【0342】
実施例40B
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例40A(256mg)のテトラヒドロフラン(10mL)、メタノール(5mL)及び水(5mL)中混合物に、LiOH(120mg)を加えた。混合物を0℃で20分間撹拌した。反応混合物をトリフルオロ酢酸で酸性化し、真空下で濃縮した。残渣をN,N−ジメチルホルムアミド(12mL)に溶解し、35分かけて水中20〜75%アセトニトリル(0.1%トリフルオロ酢酸)で溶出するGilson HPLC(Phenomenex(登録商標)、250×50mm、C18カラム)上での逆相クロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (501 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 9.67 (s, 2H), 8.75 (d, 1H), 8.71 (s, 1H), 7.54 (dd, 1H), 7.52-7.46 (m, 2H), 7.37 (dd, 1H), 7.32-7.25 (m, 4H), 7.23-7.13 (m, 3H), 7.09-6.97 (m, 2H), 6.27 (d, 1H), 6.12 (dd, 1H), 5.37-5.09 (m, 2H), 4.36 (dd, 2H), 4.09 (d, 1H), 3.77 (s, 5H), 3.18 (dd, 1H), 1.94 (s, 3H).MS(ESI)m/z774.1(M+H)
+。
【0343】
[実施例41]
(7R,20S)−18−クロロ−15−[2−(4−シクロプロピルピペラジン−1−イル)エチル]−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸。
【0344】
実施例41A
(2R)−エチル2−((5−((1S)−3−クロロ−4−(1,3−ジオキサン−2−イル)−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−(((2−ヒドロキシエチル)アミノ)メチル)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例1T(300mg)のジクロロメタン(6mL)及び酢酸(0.5mL)中混合物に、エタノールアミン(64mg)を加えた。混合物を室温で30分間撹拌した後、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(220mg)を加えた。混合物を室温で2時間撹拌した。混合物を酢酸エチル(200mL)で希釈し、飽和重炭酸ナトリウム水溶液混合物及びブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水した。濾過し、溶媒を蒸発させて表題化合物を得、これを更には精製せずに最終ステップに使用した。MS(ESI)m/z920.1(M+H)
+。
【0345】
実施例41B
(2R)−エチル3−(5−(((tert−ブトキシカルボニル)(2−ヒドロキシエチル)アミノ)メチル)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)−2−((5−((1S)−3−クロロ−4−(1,3−ジオキサン−2−イル)−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)プロパノエート
実施例41A(400mg)のジクロロメタン(10mL)中混合物に、ジ−tert−ブチルジカルボネート(190mg)を加えた。混合物を室温で終夜撹拌した。混合物を酢酸エチル(200mL)で希釈し、1N HCl水溶液混合物、飽和重炭酸ナトリウム水溶液混合物及びブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水した。濾過し、溶媒を蒸発させて表題化合物を得、これを更には精製せずに次のステップに使用した。MS(ESI)m/z1020.33(M+H)
+。
【0346】
実施例41C
(2R)−エチル3−(5−(((tert−ブトキシカルボニル)(2−オキソエチル)アミノ)メチル)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)−2−((5−((1S)−3−クロロ−4−(1,3−ジオキサン−2−イル)−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)プロパノエート
ジメチルスルホキシド(0.5mL)のジクロロメタン(5mL)中混合物に、−78℃で塩化オキサリル(0.2mL)を加えた。混合物を−78℃で20分間撹拌し、実施例41B(650mg)のジクロロメタン(10mL)中混合物を注射器により加えた。40分後、トリエチルアミン(0.5mL)を混合物に加え、温度を室温に上げながら、混合物を終夜撹拌した。反応混合物を酢酸エチル(200mL)で希釈し、水及びブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水した。濾過し、溶媒を蒸発させて表題化合物を得、これを更には精製せずに次のステップに使用した。MS(ESI)m/z1018.0(M+H)
+。
【0347】
実施例41D
(2R)−エチル2−((5−((1S)−3−クロロ−4−ホルミル−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−(((2−(4−シクロプロピルピペラジン−1−イル)エチル)アミノ)メチル)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例41C(53mg)のジクロロメタン(2mL)中混合物に、1−シクロプロピルピペラジン(24mg)を加えた。混合物を室温で20分間撹拌した後、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(33mg)を加えた。混合物を室温で40分間撹拌した。反応混合物を酢酸エチル(200mL)で希釈し、水及びブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水した。濾過し、溶媒を蒸発させて表題化合物を得、これを更には精製せずに次の反応に使用した。MS(ESI)m/z1027.4(M+H)
+。
【0348】
実施例41E
(7R,20S)−18−クロロ−15−[2−(4−シクロプロピルピペラジン−1−イル)エチル]−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例34Aを実施例41Dで置き換え、実施例34Bにて記載した通りに表題化合物を調製した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.65 (d, 1H), 7.58-7.44 (m, 3H), 7.34-7.11 (m, 7H), 7.05 (t, 1H), 6.86-6.77 (m, 4H), 6.46-6.39 (m, 3H), 5.94 (dd, 1H), 5.24-5.00 (m, 2H), 4.14 (s, 2H), 3.46-2.94 (m, 18H), 1.76 (s, 3H), 1.24 (s, 1H), 0.69-0.53 (m, 5H).MS(ESI)m/z926.3(M+H)
+。
【0349】
[実施例42]
(7R,20S)−18−クロロ−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−1−(プロパ−1−イン−1−イル)−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0350】
実施例42A
5,6−ジヨードチエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン
2Lの4ツ口丸底フラスコに、機械撹拌、還流冷却器及び熱電対/JKEMを装備し、氷浴中に置いた。酢酸(175mL)、硫酸(5.18mL)及び水(36mL)を撹拌しながら加えた。内温は約14℃であった。実施例1A(50g)、過ヨウ素酸(20.9g)及びヨウ素(48g)を順次加え、混合物は僅かに吸熱した。氷浴を除去した。加熱マントルを加え、反応混合物を60℃に加熱し、1時間撹拌した。途中で、温度は68〜69℃に上昇した。加熱マントルを除去し、外部加熱せずに温度は68〜70℃のままであった(注意)。アリコートのLC/MSは生成物に相当する単一のピークを示した。反応混合物を室温(氷浴中に再度置いて、促進させた。)に冷却し、得られた懸濁液を濾過し、5:1酢酸:水(3回)及びジエチルエーテル(5回)で洗浄して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 12.60 (s, 1H), 8.13 (d, 1H).MS(ESI)m/z405.0(M+H)
+。
【0351】
実施例42B
4−クロロ−5,6−ジヨードチエノ[2,3−d]ピリミジン
磁気撹拌機、加熱マントル、温度プローブ及び窒素バブラーへの還流冷却器を装備した250mLのフラスコに、オキシ塩化リン(57.3mL)及びN,N−ジメチルアニリン(17.64mL)を入れた。混合物に実施例42A(56.22g)を5分かけて加えた。得られた懸濁液を105℃に加熱すると直ぐに、反応物は撹拌し難くなった。混合物を0.5時間加熱し、加熱を止めた。物質をできる限り粉砕し、ヘプタンを含むブフナー漏斗に移した。物質を押さえつけ、ほとんどの暗色が濾過フラスコ中に濾過され、淡色の物質が残るまでヘプタンで洗浄した。物質を氷冷水(1.2℃、600mL)中に激しく撹拌しながらゆっくりすくい取り、混合物を15分間撹拌した。懸濁液を濾過し、物質を水及び別途ジエチルエーテル(200mL)で洗浄した。物質を空気乾燥して表題化合物を得、これを更には精製せずに次のステップに使用した。
1H NMR (500 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.9 (s, 1H).
【0352】
実施例42C
4−クロロ−5−ヨード−6−(プロパ−1−イン−1−イル)チエノ[2,3−d]ピリミジン
実施例42B(22g)、ヨウ化銅(I)(0.992g)及びビス(トリフェニルホスフィン)パラジウムジクロリド(1.828g)を丸底フラスコ中アルゴンガスで約20分間不活性化した。N,N−ジイソプロピルアミン(207mL)を加え、混合物をアルゴンで約10分間スパージした。プロパ−1−イン(2.087g)を反応物に吹き込み、反応混合物をアルゴン下終夜撹拌した。反応混合物を濃縮し、物質を水で摩砕し、濾過し、空気乾燥して、表題化合物を得た。MS(DCI)m/z334.8(M+H)
+。
【0353】
実施例42D
(R)−エチル3−(5−ホルミル−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)−2−((5−ヨード−6−(プロパ−1−イン−1−イル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)プロパノエート
実施例1O(865mg)、炭酸セシウム(323mg)及び実施例42C(663mg)のtert−ブタノール20mL中混合物を65℃に3時間加熱した。反応混合物を室温に冷却し、水と酢酸エチルとの間で分配した。水性相を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機相をブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで脱水し、濾過した。濾液を濃縮し、残渣をヘプタン中40〜80%酢酸エチルで溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z735.0(M+H)
+。
【0354】
実施例42E
(2R)−エチル2−((5−((1S)−3−クロロ−4−(1,3−ジオキサン−2−イル)−2−メチルフェニル)−6−(プロパ−1−イン−1−イル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−ホルミル−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例42D(760mg)、実施例1S(420mg)、炭酸セシウム(1011mg)及びビス(ジ−tert−ブチル(4−ジメチルアミノフェニル)ホスフィン)ジクロロパラジウム(II)(73.3mg)を入れた丸底フラスコを排気し、窒素で2サイクル逆充填した。無水テトラヒドロフラン(12mL)及び脱気した水(4mL)を加えた。得られた混合物を窒素で10分間スパージし、65℃で5時間加熱した。混合物を酢酸エチルとブラインとの間で分配した。水性相を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機相を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過した。濾液を濃縮し、残渣をヘプタン中60〜90%酢酸エチルで溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z819.2(M+H)
+。
【0355】
実施例42F
(2R)−エチル2−((5−((1S)−3−クロロ−4−ホルミル−2−メチルフェニル)−6−(プロパ−1−イン−1−イル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−ホルミル−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例42E(670mg)のジクロロメタン6mL中混合物を、室温でトリフルオロ酢酸10mL及び20滴の水で処理した。得られた混合物を室温で3時間撹拌した。反応混合物を濃縮した。混合物を氷水浴で冷却し、残渣を飽和重炭酸ナトリウム水溶液混合物でゆっくり中和した。混合物をブラインと酢酸エチルとの間で分配した。水性相を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機相を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過した。濾液を濃縮して表題化合物を得、これを更には精製せずに使用した。MS(ESI)m/z761.2(M+H)
+。
【0356】
実施例42G
エチル(7R,20S)−18−クロロ−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−1−(プロパ−1−イン−1−イル)−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例42F(100mg)のジクロロメタン13mL中混合物に、0℃で4Åモレキュラーシーブス50mg及びトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(84mg)を、続いて2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エタンアミン(19.68μL)を加えた。混合物を室温で3時間撹拌し、飽和重炭酸ナトリウム水溶液混合物とジクロロメタンとの間で分配した。水性相をジクロロメタンで抽出した。合わせた有機相を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過した。濾液を濃縮し、残渣をジクロロメタン中5〜12%メタノールで溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z872.3(M+H)
+。
【0357】
実施例42H
(7R,20S)−18−クロロ−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−1−(プロパ−1−イン−1−イル)−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例42G(35mg)のテトラヒドロフラン0.5mL及びメタノール0.5mL中混合物を水酸化リチウム(602μL、1N水溶液混合物)で処理した。混合物を室温で終夜撹拌し、氷水浴を用いての冷却下1N HCl水溶液でpH=6に調節し、酢酸エチル(3回)で抽出した。合わせた有機相を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、濃縮した。残渣を逆相HPLC(1%トリフルオロ酢酸を含む水中5〜75%アセトニトリル)上で精製して、表題化合物をトリフルオロ酢酸塩として得、これは
1H NMR基準で3:1比の2種のアトロプ異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.69-8.50 (m, 2H), 7.57-7.42 (m, 3H), 7.29-7.11 (m, 4H), 7.04 (t, 1H), 6.85 (d, 0.75H), 6.78 (d, 0.25H), 6.65 (d, 0.25H), 6.53 (d, 0.75H), 5.92-5.81 (m, 1H), 5.22-5.00 (m, 2H), 4.42 (m, 2H), 4.18 (m, 2H), 3.76 (s, 3H), 3.70-2.95 (m, 14H), 2.78 (s, 3H), 1.96 (s, 3H), 1.86 (s, 3H).MS(ESI)m/z844.4(M+H)
+。
【0358】
[実施例43]
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−15−{2−[4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル]エチル}−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例35Bを2−(4,4−ジフルオロピペリジン−1−イル)エタンアミンの代わりに用い、実施例23にて記載した手順に従って表題化合物を調製した。
1H NMR (500 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.66-8.61 (m, 2H), 7.54-7.36 (m, 3H), 7.29-7.11 (m, 7H), 7.09-6.99 (m, 2H), 6.74 (d, 1H), 6.34 (d, 1H), 5.91 (dd, 1H), 5.24-4.95 (m, 2H), 4.05-3.75 (m, 4H), 3.75 (s, 3H), 3.60 (d, 1H), 3.48-3.05 (m, 11H), 2.97-2.81 (m, 5H), 1.76 (s, 3H).MS(ESI)m/z969(M+H)
+。
【0359】
[実施例44]
(7R,20S)−エチル18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−15−[2−(ピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例1T(200mg)のジクロロメタン(10mL)中混合物に、tert−ブチル4−(2−アミノエチル)ピペラジン−1−カルボキシレート(84mg)を加えた。混合物を周囲温度で30分間撹拌し、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(104mg)及び4Åモレキュラーシーブス(250mg)を加えた。反応混合物を終夜撹拌し、飽和重炭酸ナトリウム水溶液混合物及び酢酸エチルを加えることによりクエンチした。層を分離し、水性層を酢酸エチル(50mL×2)で抽出した。合わせた有機物をブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。残渣をジクロロメタン(5mL)に溶解し、トリフルオロ酢酸(5mL)を加えた。1時間後、反応混合物を減圧下で濃縮した。残渣を逆相HPLC(Zorbax C−18、0.1容量/容量%トリフルオロ酢酸を含む水中10〜50%アセトニトリル)により精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 9.01 (s, 1H), 8.77-8.56 (m, 2H), 7.63-7.37 (m, 3H), 7.34-7.08 (m, 8H), 7.03 (td, 1H), 6.85 (d, 1H), 6.41 (d, 1H), 5.95 (dd, 1H), 5.32-4.88 (m, 2H), 4.46-3.84 (m, 6H), 3.74 (s, 3H), 3.61-3.35 (m, 2H), 3.20 (dt, 8H), 3.04 (q, 4H), 1.75 (s, 3H), 1.00 (t, 3H).MS(ESI)m/z915(M+H)
+。
【0360】
[実施例45]
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−15−[2−(3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)エチル]−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0361】
実施例45A
(2R)−エチル2−((5−((1S)−3−クロロ−4−ホルミル−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−(((2−(3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)エチル)アミノ)メチル)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
1−シクロプロピルピペラジンをピロリジン−3−オールで置き換えることにより、実施例41Dに記載した通りに表題化合物を調製した。MS(ESI)m/z988.42(M+H)
+。
【0362】
実施例45B
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−15−[2−(3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)エチル]−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例34Aを実施例45Aで置き換えることにより、実施例34Bに記載した通りに表題化合物を調製した。
1H NMR (501 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.71-8.58 (m, 2H), 7.57-7.36 (m, 3H), 7.28-7.12 (m, 7H), 7.10-6.96 (m, 2H), 6.73 (d, 1H), 6.38 (d, 1H), 5.92 (dd, 1H), 5.23-4.97 (m, 2H), 4.46 (h, 1H), 3.76 (s, 6H), 3.29-3.08 (m, 3H), 2.17 (s, 2H), 1.90 (dt, 1H), 1.75 (s, 3H).MS(ESI)m/z887.3(M+H)
+。
【0363】
[実施例46]
(7R,20S)−18−クロロ−15−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)エチル]−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−1−(プロパ−1−イン−1−イル)−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0364】
実施例46A
エチル(7R,20S)−18−クロロ−15−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)エチル]−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−1−(プロパ−1−イン−1−イル)−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例42F(100mg)のジクロロメタン13mL中混合物に、4Åモレキュラーシーブス(50mg)、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(61.3mg)及び1−(2−アミノエチル)ピペリジン−4−オール(18.94mg)のジクロロメタン1mL中混合物を加えた。混合物を室温で終夜撹拌し、飽和重炭酸ナトリウム水溶液混合物とジクロロメタンとの間で分配した。水性相をジクロロメタンで抽出した。合わせた有機相を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過した。濾液を濃縮し、残渣をジクロロメタン中30〜60%メタノールで溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z873.4(M+H)
+。
【0365】
実施例46B
(7R,20S)−18−クロロ−15−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)エチル]−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−1−(プロパ−1−イン−1−イル)−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例46A(35mg)のテトラヒドロフラン0.5mL及びメタノール0.5mL中混合物をLiOH(601μL、1N水溶液混合物)で処理した。混合物を室温で終夜撹拌した。混合物を水10mLで希釈し、pHを酢酸で約5〜6に調節した。混合物を酢酸エチル(3×60mL)で抽出し、ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで脱水し、濾過した。濾液を濃縮した。残渣をN,N−ジメチルホルムアミド2mLに溶解し、逆相HPLC(1%トリフルオロ酢酸を含む水中5〜75%アセトニトリル)により精製して、表題化合物及び実施例47を分離できるアトロプ異性体として得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.65 (s, 1H), 8.59 (d, 1H), 7.53-7.42 (m, 4H), 7.22-7.11 (m, 3H), 7.08-6.99 (m, 2H), 6.74 (d, 1H), 6.37 (s, 1H), 5.84 (dd, 1H), 5.18-4.96 (m, 2H), 3.95 (d, 1H), 3.76 (s, 3H), 3.82-3.0 (m,16H), 1.97 (s, 3H), 1.90 (s, 3H).LC/MS(ESI)m/z845.6(M+H)
+。
【0366】
[実施例47]
(7R,20R)−18−クロロ−15−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)エチル]−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−1−(プロパ−1−イン−1−イル)−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例46Bの合成の間で表題化合物を単離した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.60 (s, 1H), 8.55 (d, 1H), 7.52-7.41 (m, 3H), 7.23 (d, 1H), 7.13 (d, 1H), 7.03 (dt, 3H), 6.91 (d, 1H), 6.76 (t, 2H), 6.56 (s, 1H), 5.80 (dd, 1H), 5.13 (s, 2H), 4.22 (d, 1H), 3.85-3.02 (m, 16H), 3.73 (s, 3H), 2.27 (s, 3H), 1.96 (s, 3H).LC/MS(ESI)m/z845.6(M+H)
+。
【0367】
[実施例48]
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−15−[2−(1−メチルピペリジン−4−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
2−(1−メチルピペリジン−4−イル)エタンアミンを2−(4,4−ジフルオロピペリジン−1−イル)エタンアミンの代わりに用い、実施例23にて記載した手順に従って表題化合物を調製した。
1H NMR (500 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.63 (d, 2H), 7.71-7.38 (m, 3H), 7.40-7.10 (m, 9H), 7.04 (t, 1H), 6.87 (s, 1H), 6.63 (s, 1H), 5.98 (s, 1H), 5.31-4.96 (m, 2H), 4.69-4.15 (m, 3H), 3.75 (s, 3H), 3.74-3.62 (m, 4H), 3.52-3.06 (m, 4H), 3.00-2.68 (m, 5H), 2.04-1.81 (m, 4H), 1.70 (s, 3H), 1.44 (t, 2H).MS(ESI)m/z900(M+H)
+。
【0368】
[実施例49]
(7R,16R,21R)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−2,6,14,17−テトラオキサ−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0369】
実施例49A
4−クロロ−6−ヨードフロ[2,3−d]ピリミジン
4−クロロフロ[2,3−d]ピリミジン(1g)のテトラヒドロフラン(30.8mL)中混合物に、−78℃でリチウムジイソプロピルアミド(テトラヒドロフラン/ヘキサン中1M、7.1mL)を約5分かけて加え、混合物を−78℃で1時間撹拌した。ヨウ素(1.8g)のテトラヒドロフラン(15.4mL)中混合物を10分かけて加え、反応混合物を撹拌した。冷却浴を15後に除去し、反応混合物を室温で終夜撹拌した。反応混合物を10%チオ硫酸ナトリウム混合物でクエンチし、0℃に冷却し、1時間撹拌した。混合物を濾過し、物質を水及びペンタンで洗浄し、真空乾固して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z281.0(M+H)
+。
【0370】
実施例49B
4−クロロ−6−(4−フルオロフェニル)フロ[2,3−d]ピリミジン
2つの20mLのマイクロ波バイアルに、実施例49A(770mg)、(4−フルオロフェニル)ボロン酸(500mg)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(50mg)及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’−4’−6’−トリイソプロピルビフェニル(47mg)を入れ、窒素で30分間パージした。テトラヒドロフラン(8.8mL)及び水(2.2mL)を窒素でパージし、バイアルに加えた。各々のバイアルをマイクロ波照射(Biotage(登録商標)Initiator)下80℃で2時間加熱した。反応物を冷却し、合わせ、ジクロロメタンで希釈し、水で2回洗浄し、ブラインで洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。残渣をTeledyne Isco CombiFlash Rf+上での順相MPLC(ヘプタン中0〜20%酢酸エチル)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z249.3(M+H)
+。
【0371】
実施例49C
5−ブロモ−4−クロロ−6−(4−フルオロフェニル)フロ[2,3−d]ピリミジン
実施例49B(1.2g)のN,N−ジメチルホルムアミド(23.5mL)中混合物に、室温でN−ブロモスクシンイミド(1.2g)を加え、反応混合物を終夜撹拌した。反応混合物を水で希釈し、ジクロロメタン(3回)で抽出した。合わせた有機抽出物を水及びブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。残渣をTeledyne Isco CombiFlash Rf+上での順相MPLC(ヘプタン中0〜15%酢酸エチル)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z329.0(M+H)
+。
【0372】
実施例49D
(R)−エチル2−((5−ブロモ−6−(4−フルオロフェニル)フロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例49C(200mg)及び実施例68B(330mg)のtert−ブタノール(6.1mL)中混合物に、炭酸セシウム(600mg)を加え、反応混合物を65℃で4時間加熱した。冷却した後、多少のtert−ブタノールを真空下で除去し、混合物を水及びブラインで希釈した。混合物を酢酸エチル(3回)で抽出し、合わせた有機層を硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。残渣をTeledyne Isco CombiFlash Rf+上での順相MPLC(ヘプタン中5〜60%酢酸エチル)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z829.2(M+H)
+。
【0373】
実施例49E
(2R)−エチル2−((5−(4−(((R)−1−(ビス(4−メトキシフェニル)(フェニル)メトキシ)−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)プロパン−2−イル)オキシ)−3−クロロ−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)フロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例49D(200mg)、実施例64K(230mg)、炭酸セシウム(240mg)及びビス(ジ−tert−ブチル(4−ジメチルアミノフェニル)ホスフィン)ジクロロパラジウム(17mg)を含むバイアルに、脱気したテトラヒドロフラン(2.4mL)及び水(600μL)を加え、反応混合物を室温で3日間撹拌した。反応混合物に1−ピロリジンカルボジチオ酸アンモニウム塩(4mg)を加え、混合物を30分間撹拌した。反応混合物を珪藻土上で濾過し、酢酸エチルで洗浄した。濾液を水及びブラインで希釈し、酢酸エチル(3回)で抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。残渣をTeledyne Isco CombiFlash Rf+上での順相MPLC(ジクロロメタン中0〜6%メタノール)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z1350.5(M+H)
+。
【0374】
実施例49F
(2R)−エチル3−(5−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)−2−((5−(3−クロロ−4−(((R)−1−ヒドロキシ−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)プロパン−2−イル)オキシ)−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)フロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)プロパノエート
実施例49E(150mg)のジクロロメタン(600μL)及びメタノール(600μL)中混合物に、ギ酸(630μL)を加え、反応混合物を90分間撹拌した。反応混合物を飽和重炭酸ナトリウム混合物でゆっくりクエンチし、酢酸エチル(3回)で抽出した。合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮して表題化合物を得、これを更には精製せずに使用した。MS(ESI)m/z1047.3(M+H)
+。
【0375】
実施例49G
(2R)−エチル2−((5−(3−クロロ−4−(((R)−1−ヒドロキシ−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)プロパン−2−イル)オキシ)−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)フロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−ヒドロキシ−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例49F(114mg)のテトラヒドロフラン(1mL)中混合物に、室温でテトラブチルアンモニウムフルオリド(テトラヒドロフラン中1M、330μL)を加え、反応混合物を40分間撹拌した。反応混合物を飽和塩化アンモニウムでクエンチし、酢酸エチル(3回)で抽出した。合わせた有機層を水で洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。粗製の残渣をTeledyne Isco CombiFlash(登録商標)Rf+上での順相MPLC(ジクロロメタン中1〜10%メタノール)により、続いてLunaカラム(250×50mm、10μm)を使用するGilson PLC2020上での逆相HPLC(0.1%トリフルオロ酢酸を含む水中5〜75%アセトニトリル)により精製した。生成物を含むフラクションを合わせ、飽和重炭酸ナトリウムで中和した。混合物をジクロロメタン(3回)で抽出し、合わせた有機層を硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮して、表題化合物を未知の量のテトラブチルアンモニウム塩を含むアトロプ異性体の混合物として得た。MS(ESI)m/z933.4(M+H)
+。
【0376】
実施例49H
エチル(7R,16R)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−2,6,14,17−テトラオキサ−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例49G(57mg)のトルエン(6.1mL)中混合物に、トリフェニルホスフィン(48mg)を、続いてN,N,N’N’−テトラメチルアゾジカボキサミド(32mg)を加え、反応混合物を終夜撹拌した。反応混合物を酢酸エチルで希釈し、珪藻土上で濾過し、濃縮した。残渣をLunaカラム(250×50mm、10μm)を使用するGilson PLC2020上での逆相HPLC(0.1%トリフルオロ酢酸を含む水中5〜70%アセトニトリル)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z915.4(M+H)
+。
【0377】
実施例49I
(7R,16R,21R)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−2,6,14,17−テトラオキサ−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例49H(39mg)のテトラヒドロフラン(375μL)及びメタノール(375μL)中混合物に、水酸化リチウム(16mg)の水(375μL)中混合物を加え、反応混合物を終夜撹拌した。反応混合物をトリフルオロ酢酸(65μL)でクエンチし、Lunaカラム(250×50mm、10μm)を使用するGilson PLC2020上での逆相HPLC(0.1%トリフルオロ酢酸を含む水中5〜65%アセトニトリル)により精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.85 (d, 1H), 8.51 (s, 1H), 7.59 (d, 1H), 7.57-7.40 (m, 4H), 7.30-7.17 (m, 3H), 7.13 (d, 1H), 7.03 (t, 1H), 6.95 (d, 1H), 6.85 (d, 1H), 6.77 (dd, 1H), 6.11 (d, 1H), 5.61 (dd, 1H), 5.25-5.08 (m, 3H), 4.32-4.24 (m, 1H), 4.13 (dd, 1H), 3.74 (s, 3H), 3.08-2.90 (m, 2H), 2.81 (s, 3H), 2.76-2.63 (m, 1H), 2.43 (s, 3H).MS(ESI)m/z887.3(M+H)
+。
【0378】
[実施例50]
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−15−[3−(4−メチルピペラジン−1−イル)プロピル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例1T(65mg)のジクロロメタン(2mL)中混合物に、3−(4−メチルピペラジン−1−イル)プロパン−1−アミン(24mg)を加えた。混合物を室温で20分間撹拌した後、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(33mg)を加えた。混合物を室温で40分間撹拌した。反応混合物を酢酸エチル(200mL)で希釈し、水及びブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水した。溶媒を蒸発させて粗生成物を得、これをジクロロメタン(8mL)、トリフルオロ酢酸(2mL)及び数滴の水に溶解した。混合物を室温で4時間撹拌した。混合物を真空下で濃縮した。残渣を酢酸エチル(200mL)に溶解し、飽和重炭酸ナトリウム水溶液混合物(50mL)及びブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水した。濾過し、溶媒を蒸発させて残渣を得、これをテトラヒドロフラン(5mL)に溶解した。デカボラン(30mg)を加え、混合物を室温で10分間撹拌した。反応混合物をメタノール(10mL)と1N HCl水溶液(30mL)との混合物に加え、室温で2時間撹拌した。反応混合物を固体のK
2CO
3で塩基性化し、酢酸エチル(200mL)で希釈し、飽和重炭酸ナトリウム水溶液混合物及びブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水した。濾過し、溶媒を蒸発させて残渣を得、これをテトラヒドロフラン(4mL)、メタノール(2mL)及び水(2mL)に溶解した。水酸化リチウム一水和物(50mg)を加え、混合物を室温で3時間撹拌した。LC/MSは鹸化が完結していることを示し、混合物をトリフルオロ酢酸で酸性化し、真空下で濃縮した。残渣をN,N−ジメチルホルムアミド(8mL)に溶解し、35分かけて水中20〜80%アセトニトリル(0.1%トリフルオロ酢酸)で溶出するGilson HPLC上での逆相クロマトグラフィー(Phenomenex(登録商標)、250×50mm、C18カラム)により精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (501 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.64 (q, 2H), 7.57-7.43 (m, 3H), 7.30 (d, 1H), 7.28-7.21 (m, 3H), 7.19-7.11 (m, 4H), 7.05 (t, 1H), 6.86 (d, 1H), 6.56 (d, 1H), 5.95 (dd, 1H), 5.23-4.88 (m, 2H), 4.43-4.02 (m, 4H), 3.76 (s, 3H), 3.29-3.10 (m, 2H), 2.79 (s, 3H), 2.71 (s, 2H), 2.10 (s, 2H), 1.71 (s, 3H).MS(ESI)m/z914.3(M+H)
+。
【0379】
[実施例51]
(7R,21S)−19−クロロ−16−[2−(4,4−ジフルオロピペリジン−1−イル)エチル]−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−15−オキソ−10−{[2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−7,8,14,15,16,17−ヘキサヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,16−トリアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0380】
実施例51A
エチル(R)−3−(5−(2−(tert−ブトキシ)−2−オキソエチル)−2−((2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)−2−((5−((1S)−3−クロロ−4−(((2−(4,4−ジフルオロピペリジン−1−イル)エチル)アミノ)メチル)−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)プロパノエート
2−(4,4−ジフルオロピペリジン−1−イル)エタン−1−アミンを実施例35Bの代わりに用い、実施例35Eにて記載した手順に従って表題化合物を合成した。MS(APCI)m/z1057.42(M)
+。
【0381】
実施例51B
(R)−2−(3−(2−((5−((1S)−3−クロロ−4−(((2−(4,4−ジフルオロピペリジン−1−イル)エチル)アミノ)メチル)−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−エトキシ−3−オキソプロピル)−4−((2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)酢酸
実施例51Aを実施例35Eの代わりに用い、実施例35Fにて記載した手順に従って表題化合物を合成した。
【0382】
実施例51C
エチル(7R,21S)−19−クロロ−16−[2−(4,4−ジフルオロピペリジン−1−イル)エチル]−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−15−オキソ−10−{[2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−7,8,14,15,16,17−ヘキサヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,16−トリアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例51Bを実施例35Fの代わりに用い、35Gにて記載した手順に従って表題化合物を合成した。MS(APCI)m/z1001.2(M+H)
+。
【0383】
実施例51D
(7R,21S)−19−クロロ−16−[2−(4,4−ジフルオロピペリジン−1−イル)エチル]−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−15−オキソ−10−{[2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−7,8,14,15,16,17−ヘキサヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,16−トリアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例51Cを実施例35Gの代わりに用い、35Hにて記載した手順に従って表題化合物を合成した。
1H NMR (501 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 9.68 (s, 1H), 8.49 (s, 1H), 8.46 (d, 1H), 7.27 (t, 2H), 7.16 (t, , 2H), 7.04 (dd, 1H), 6.86-6.76 (m, 1H), 6.73 (d, 1H), 6.69-6.54 (m, 2H), 4.91 (d, 1H), 4.66 (d, 1H), 4.55-4.40 (m, 5H), 3.88 (d,), 3.70-3.02 (m, 13H), 2.82 (qt, 2H), 2.44-2.21 (m, 2H), 1.86 (s, 3H).MS(ESI)m/z955.2(M+H)
+。
【0384】
[実施例52]
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−15−{3−[4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イル]プロピル}−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
3−(4−メチルピペラジン−1−イル)プロパン−1−アミンを2−(4−(3−アミノプロピル)ピペラジン−1−イル)エタノールで置き換えることにより、実施例50に記載した通りに表題化合物を調製した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ 8.73-8.61 (m, 2H), 7.56-7.45 (m, 4H), 7.35-7.12 (m, 12H), 7.05 (t, 1H), 6.86 (d, 1H), 6.56 (d, 1H), 5.95 (dd, 1H), 5.27-4.99 (m, 2H), 4.49-4.10 (m, 6H), 3.75 (d, 6H), 3.24-3.04 (m, 6H), 2.79 (d, 3H), 2.12 (dd, 3H), 1.72 (s, 3H).MS(ESI)m/z944.2(M+H)
+。
【0385】
[実施例53]
(7R,21R)−19−クロロ−16−[2−(4,4−ジフルオロピペリジン−1−イル)エチル]−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−15−オキソ−10−{[2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−7,8,14,15,16,17−ヘキサヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,16−トリアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例51Dの合成の間で少量の成分として、表題化合物を単離した。
1H NMR (501 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 9.56 (s, 1H), 8.50 (s, 1H), 8.28 (s, 1H), 7.30-7.22 (m, 2H), 7.19-7.11 (m, 2H), 7.03 (dd, 1H), 6.75 (d, 2H), 6.50 (d, 1H), 6.05 (d, 1H), 5.14 (s, 1H), 4.99 (d, 1H), 4.78 (d, , 1H), 4.58 (d, 1H), 4.52-4.43 (m, 2H), 4.36 (s, 1H), 3.97 (s, 1H), 3.88-3.00 (m, 15H), 2.80 (qt, 2H), 2.31 (s, 3H).MS(ESI)m/z955.2(M+H)
+。
【0386】
[実施例54]
(7R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−16−{2−[4−(メタンスルホニル)ピペラジン−1−イル]エチル}−20−メチル−15−オキソ−10−{[2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−7,8,14,15,16,17−ヘキサヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,16−トリアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0387】
実施例54A
エチル(R)−3−(5−(2−(tert−ブトキシ)−2−オキソエチル)−2−((2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)−2−((5−((1S)−3−クロロ−2−メチル−4−(((2−(4−(メチルスルホニル)ピペラジン−1−イル)エチル)アミノ)メチル)フェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)プロパノエート
2−(4−(メチルスルホニル)ピペラジン−1−イル)エタン−1−アミンを実施例35Bの代わりに用い、実施例35Eにて記載した手順に従って表題化合物を合成した。MS(APCI)m/z1100.5(M+H)
+。
【0388】
実施例54B
(R)−2−(3−(2−((5−((1S)−3−クロロ−2−メチル−4−(((2−(4−(メチルスルホニル)ピペラジン−1−イル)エチル)アミノ)メチル)フェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−エトキシ−3−オキソプロピル)−4−((2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)酢酸
実施例54Aを実施例35Eの代わりに用い、実施例35Fにて記載した通りに表題化合物を調製した。MS(APCI)m/z1044.2(M+H)
+。
【0389】
実施例54C
エチル(7R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−16−{2−[4−(メタンスルホニル)ピペラジン−1−イル]エチル}−20−メチル−15−オキソ−10−{[2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−7,8,14,15,16,17−ヘキサヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,16−トリアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例54Bを実施例35Fの代わりに用い、実施例35Gにて記載した通りに表題化合物を調製した。MS(APCI)m/z1026.2(M+H)
+。
【0390】
実施例54D
(7R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−16−{2−[4−(メタンスルホニル)ピペラジン−1−イル]エチル}−20−メチル−15−オキソ−10−{[2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−7,8,14,15,16,17−ヘキサヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,16−トリアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例54Cを実施例35Gの代わりに用い、35Hにて記載した手順に従って表題化合物を合成した。
1H NMR (501 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 9.52 (s, 1H), 8.50 (s, 1H), 8.47 (d, 1H), 7.26 (d, 2H), 7.16 (t, 2H), 7.04 (dd, 1H), 6.83 (s, 1H), 6.73 (d, 1H), 6.71-6.48 (m, 2H), 4.90 (d, 1H), 4.66 (d, 1H), 4.48 (qp, 5H), 3.88 (d, 1H), 3.60-3.36 (m, 15H), 3.04 (s, 3H), 2.82 (qt, 2H), 1.88 (s, 3H).MS(ESI)m/z998.3(M+H)
+。
【0391】
[実施例55]
(7R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−15−オキソ−16−[2−(3−オキソピペラジン−1−イル)エチル]−10−{[2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−7,8,14,15,16,17−ヘキサヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,16−トリアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0392】
実施例55A
エチル(R)−3−(5−(2−(tert−ブトキシ)−2−オキソエチル)−2−((2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)−2−((5−((1S)−3−クロロ−2−メチル−4−(((2−(3−オキソピペラジン−1−イル)エチル)アミノ)メチル)フェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)プロパノエート
4−(2−アミノエチル)ピペラジン−2−オンを実施例35Bの代わりに用い、実施例35Eにて記載した通りに表題化合物を調製した。MS(APCI)m/z1036.3(M+H)
+。
【0393】
実施例55B
(R)−2−(3−(2−((5−((1S)−3−クロロ−2−メチル−4−(((2−(3−オキソピペラジン−1−イル)エチル)アミノ)メチル)フェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−エトキシ−3−オキソプロピル)−4−((2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)酢酸
実施例55Aを実施例35Eの代わりに用い、実施例35Fにて記載した通りに表題化合物を調製した。MS(APCI)m/z980.2(M+H)
+。
【0394】
実施例55C
エチル(7R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−15−オキソ−16−[2−(3−オキソピペラジン−1−イル)エチル]−10−{[2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−7,8,14,15,16,17−ヘキサヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,16−トリアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例55Bを実施例35Fの代わりに用い、実施例35Gにて記載した通りに表題化合物を調製した。MS(APCI)m/z962.01(M+H)
+。
【0395】
実施例55D
(7R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−15−オキソ−16−[2−(3−オキソピペラジン−1−イル)エチル]−10−{[2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−7,8,14,15,16,17−ヘキサヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,16−トリアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例55Cを実施例35Gの代わりに用い、実施例35Hにて記載した通りに表題化合物を調製した。
1H NMR (501 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.50 (s, 1H), 8.48-8.44 (m, 2H), 7.62(s, 1H), 7.26 (q, 2H), 7.21-7.13 (m, 2H), 7.04 (td, 1H), 6.69-6.40 (m, 2H), 6.83 (s, 1H), 6.72 (dd, 1H), 4.90 (d, 1H), 4.67 (d, 1H), 4.56-4.35 (m, 4H), 3.97-3.77 (m, 2H), 3.68-2.97 (m, 12H), 2.96-2.86 (m, 2H), 2.81 (ddt, 2H), 1.85 (s, 3H).MS(ESI)m/z934.2(M+H)
+。
【0396】
[実施例56]
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−15−{2−[4−(メチルアミノ)ピペリジン−1−イル]エチル}−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0397】
実施例56A
tert−ブチル(1−(2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)エチル)ピペリジン−4−イル)(メチル)カルバメート
ベンジル(2−ブロモエチル)カルバメート(500mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(5mL)中混合物に、トリエチルアミン及びtert−ブチルメチル(ピペリジン−4−イル)カルバメート(623mg)を加えた。混合物を50℃に終夜加熱した。薄層クロマトグラフィーは出発物質が消費されていることを示した。反応混合物を重炭酸ナトリウム混合物でクエンチし、酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。有機相を濃縮し、100%酢酸エチルで溶出するCombiFlash(登録商標)Teledyne Iscoシステム上でのシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。LC/MS(ESI)m/z392(M+H)
+。
【0398】
実施例56B
tert−ブチル(1−(2−アミノエチル)ピペリジン−4−イル)(メチル)カルバメート
実施例56A(160mg)のメタノール(5mL)中混合物に、Pd/C(10%、40mg)を加えた。混合物を脱気し、H
2で充填し、H
2下室温で終夜撹拌した。薄層クロマトグラフィーは出発物質が消費されていることを示した。反応混合物を濾過し、濃縮して残渣を得、これを精製せずに次のステップに使用した。LC/MS(ESI)m/z258(M+H)
+。
【0399】
実施例56C
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−15−{2−[4−(メチルアミノ)ピペリジン−1−イル]エチル}−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例1U(50mg)のジクロロメタン(5mL)及び酢酸(1mL)中混合物に、実施例56B(23mg)を加えた。モレキュラーシーブス(4Å、50mg)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌した後、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(26mg)を加えた。混合物を室温で終夜撹拌した。反応混合物を飽和重炭酸ナトリウム水溶液を加えることによりクエンチした。反応混合物を酢酸エチル(50mL×2)で抽出した。合わせた有機相をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水した。混合物を濾過し、溶媒を除去して粗生成物を得、これをジクロロメタン(2mL)及びトリフルオロ酢酸(0.5mL)に溶解した。混合物を30分間撹拌し、水でクエンチし、水と酢酸エチルとの間で分配した。有機相を濃縮した。残渣をテトラヒドロフラン(2mL)、水(1mL)及びメタノール(1mL)の混合物に溶解した。水酸化リチウム(5mg)を加えた。反応混合物を室温で終夜撹拌した。混合物をトリフルオロ酢酸で酸性化し、濃縮した。残渣を35分かけて水中20〜80%アセトニトリル(0.1%トリフルオロ酢酸)で溶出するGilson HPLC上での逆相クロマトグラフィー(Phenomenex(登録商標)、250×50mm、C18カラム)により精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.92-8.73 (m, 1H), 8.65-8.52 (m, 2H), 7.61-7.31 (m, 3H), 7.34-7.07 (m, 8H), 7.05-6.91 (m, 2H), 6.70 (d, 1H), 6.33 (d, 1H), 5.88 (dd, 1H), 5.23-4.94 (m, 2H), 3.81 (d, 1H), 3.72 (s, 3H), 3.49 (s, 7H), 3.13 (dtd, 6H), 2.62-2.49 (m, 4H), 2.19 (d, 2H), 1.83-1.71 (m, 2H), 1.71 (s, 3H).MS(ESI)m/z915(M+H)
+。
【0400】
[実施例57]
(7R,20S)−18−クロロ−15−{2−[4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル]エチル}−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0401】
実施例57A
ベンジル(2−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)カルバメート
N,N−ジメチルピペリジン−4−アミン(217mg)のジクロロメタン(5mL)及び酢酸(0.5mL)中混合物に、tert−ブチル(2−オキソエチル)カルバメート(300mg)を加え、続いてトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(658mg)を加えた。混合物を室温で終夜撹拌した。反応混合物を飽和重炭酸ナトリウム水溶液混合物でクエンチし、酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。有機相を濃縮し、粗製物質を100%酢酸エチルで溶出するCombiFlash(登録商標)Teledyne Iscoシステム上でのシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。LC/MS(ESI)m/z306(M+H)
+。
【0402】
実施例57B
1−(2−アミノエチル)−N,N−ジメチルピペリジン−4−アミン
実施例57A(150mg)のメタノール(5mL)中混合物に、Pd/C(10%、40mg)を加えた。混合物を脱気し、H
2で充填し、H
2下室温で終夜撹拌した。薄層クロマトグラフィーは出発物質が消費されていることを示した。反応混合物を濾過し、濃縮して表題化合物を得、これを更には精製せずに次のステップに使用した。LC/MS(ESI)m/z171(M+H)
+。
【0403】
実施例57C
(7R,20S)−18−クロロ−15−{2−[4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル]エチル}−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例57Bを2−(4,4−ジフルオロピペリジン−1−イル)エタンアミンの代わりに用い、実施例23にて記載した通りに実施例57Cを調製した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.71-8.45 (m, 2H), 7.55-7.29 (m, 3H), 7.29-7.06 (m, 8H), 7.06-6.90 (m, 2H), 6.71 (d, 1H), 6.33 (d, 1H), 5.89 (dd, 1H), 5.22-4.90 (m, 2H), 3.93-3.73 (m, 8H), 3.72 (s, 3H), 3.38 (t, 2H), 3.30-2.95 (m, 5H), 2.77 (s, 6H), 2.22 (d, 2H), 1.95-1.77 (m, 2H), 1.71 (s, 3H).MS(ESI)m/z929(M+H)
+。
【0404】
[実施例58]
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−15−[2−(4−メチル−3−オキソピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0405】
実施例58A
ベンジル(2−(4−メチル−3−オキソピペラジン−1−イル)エチル)カルバメート
ベンジル(2−ブロモエチル)カルバメート(500mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(5mL)中混合物に、トリエチルアミン及び1−メチルピペラジン−2−オン(623mg)を加えた。混合物を50℃に16時間加熱した。反応混合物を飽和重炭酸ナトリウム水溶液混合物でクエンチし、酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。有機相を濃縮し、100%酢酸エチルで溶出するCombiFlash(登録商標)Teledyne Iscoシステム上でのシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。LC/MS(ESI)m/z292(M+H)
+。
【0406】
実施例58B
4−(2−アミノエチル)−1−メチルピペラジン−2−オン
実施例58A(320mg)のメタノール(5mL)中混合物に、Pd/C(10%、40mg)を加えた。混合物を脱気し、H
2で充填し、水素ガスの雰囲気下室温で16時間撹拌した。反応混合物を濾過し、濃縮して表題化合物を得、これを精製せずに次のステップに使用した。LC/MS(ESI)m/z158(M+H)
+。
【0407】
実施例58C
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−15−[2−(4−メチル−3−オキソピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例58Bを2−(4,4−ジフルオロピペリジン−1−イル)エタンアミンの代わりに用い、実施例23にて記載した手順に従って実施例58Cを調製した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.61 (d, 1H), 7.45 (dtd, 3H), 7.25-7.16 (m, 4H), 7.11 (td, 4H), 7.02 (t, 2H), 6.79 (d, 1H), 6.35 (d, 1H), 5.91 (dd, 1H), 5.21-4.99 (m, 2H), 4.21-3.74 (m, 9H), 3.72 (s, 3H), 3.50-3.06 (m, 8H), 2.85 (s, 3H), 1.73 (s, 3H).MS(ESI)m/z915(M+H)
+。
【0408】
[実施例59]
エチル(7R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−15−オキソ−16−[2−(ピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,14,15,16,17−ヘキサヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,16−トリアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
【0409】
実施例59A
tert−ブチル4−(2−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)(4−ブロモ−2−クロロ−3−メチルベンジル)アミノ)エチル)ピペラジン−1−カルボキシレート
tert−ブチル4−(2−アミノエチル)ピペラジン−1−カルボキシレート(3.69g)を含む実施例10A(3.13g)のジクロロメタン(143mL)中混合物に、酢酸(3.84mL)、シアノ水素化ホウ素ナトリウム(1.685g)及びメタノール(35.7mL)を加えた。混合物を周囲温度で30分間撹拌した。9−フルオレニルメチルクロロホルメート(4.16g)を加え、撹拌を別に1時間続けた。トリエチルアミン(15mL)を加え、生成した物質をメタノール(50mL)で再度溶解した。得られた混合物をシリカゲル上に濃縮し、Teledyne Isco RediSep(登録商標)Rf gold シリカゲルカラム220gを使用するCombiFlash(登録商標)Teledyne Iscoシステム上でのシリカゲルクロマトグラフィー(0〜70%酢酸エチル/ヘプタンで溶出)により精製して、表題化合物を得た。LC/MS(APCI)m/z670.1(M+H)
+。
【0410】
実施例59B
ベンジル4−(2−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)(4−ブロモ−2−クロロ−3−メチルベンジル)アミノ)エチル)ピペラジン−1−カルボキシレート
実施例59A(5.16g)をジクロロメタン(38.6mL)に溶解し、トリフルオロ酢酸(38.6mL)を加えた。混合物を周囲温度で15分間撹拌し、濃縮した。飽和重炭酸ナトリウム水溶液混合物(40mL)及びテトラヒドロフラン40mLを加えた。混合物を撹拌しながら、クロロギ酸ベンジル(2.65mL)を滴下添加した。周囲温度で1時間撹拌した後、混合物を500mLの分液漏斗中に注ぎ入れ、酢酸エチル200mL及び飽和重炭酸ナトリウム水溶液100mL混合物で希釈した。混合物を分配し、水性層を除去した。有機層を飽和ブライン水溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、シリカゲル上に濃縮した。Teledyne Isco RediSep(登録商標)Rf gold シリカゲルカラム220gを使用するCombiFlash(登録商標)Teledyne Iscoシステム上でのシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(0〜60%酢酸エチル/ヘプタンで溶出)により精製して、表題化合物を得た。LC/MS(APCI)m/z704.1(M+H)
+。
【0411】
実施例59C
ベンジル4−(2−((4−ブロモ−2−クロロ−3−メチルベンジル)(tert−ブトキシカルボニル)アミノ)エチル)ピペラジン−1−カルボキシレート
実施例59B(4.88g)をテトラヒドロフラン(34.7mL)及びメタノール(34.7mL)に溶解した。混合物に1モル濃度の水酸化リチウム水溶液(69.4mL)を加え、撹拌を周囲温度で1時間続けた。飽和重炭酸ナトリウム水溶液混合物(70mL)及びジ−tert−ブチルジカルボネート(2.42mL)を加え、混合物を周囲温度で別に90分間撹拌した。混合物を500mLの分液漏斗中に注ぎ入れ、酢酸エチル200mL及び飽和重炭酸ナトリウム水溶液100mL混合物で希釈した。混合物を分配し、水性層を除去した。有機層を飽和ブライン水溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、シリカゲル上に濃縮した。Teledyne Isco RediSep(登録商標)Rf gold シリカゲルカラム220gを使用するCombiFlash(登録商標)Teledyne Iscoシステム上でのシリカゲルクロマトグラフィー(10〜80%酢酸エチル/ヘプタンで溶出)により精製して、表題化合物を得た。LC/MS(APCI)m/z582.1(M+H)
+。
【0412】
実施例59D
ベンジル4−(2−((tert−ブトキシカルボニル)(2−クロロ−3−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンジル)アミノ)エチル)ピペラジン−1−カルボキシレート
実施例59Cを実施例7Gの代わりに用い、実施例7Hにて記載した通りに表題化合物を調製した。LC/MS(APCI)m/z628.3(M+H)
+。
【0413】
実施例59E
ベンジル4−(2−((4−((S)−4−(((R)−3−(5−(2−(tert−ブトキシ)−2−オキソエチル)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)−1−エトキシ−1−オキソプロパン−2−イル)オキシ)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−イル)−2−クロロ−3−メチルベンジル)(tert−ブトキシカルボニル)アミノ)エチル)ピペラジン−1−カルボキシレート
実施例59Dを実施例7Hの代わりに、実施例11Cを実施例7Mの代わりに用い、実施例7Nにて記載した通りに表題化合物を調製した。LC/MS(APCI)m/z1150.5(M−Boc+H)
+。
【0414】
実施例59F
エチル(7R,21S)−16−(2−{4−[(ベンジルオキシ)カルボニル]ピペラジン−1−イル}エチル)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−15−オキソ−7,8,14,15,16,17−ヘキサヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,16−トリアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例59Eを実施例10Dの代わりに用い、実施例10Eにて記載した通りに表題化合物を調製した。LC/MS(APCI)m/z1076.3(M+H)
+。
【0415】
実施例59G
エチル(7R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−15−オキソ−16−[2−(ピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,14,15,16,17−ヘキサヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,16−トリアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例59F(405mg)をメタノール(3.8mL)に溶解し、炭素担持水酸化パラジウム(20重量%Degussa(登録商標)型;264mg)を加えた。撹拌混合物を排気し、窒素で2回逆充填し、次いで排気し、水素で逆充填した(水素風船を使用)。混合物を水素下終夜撹拌した。混合物を0.45uM PTFEフィルターに通して濾過し、濾液を濃縮した。残渣をGilson逆相分取HPLC(Zorbax、C−18、250×21.2mmカラム、移動相A:水中0.1%トリフルオロ酢酸;B:アセトニトリル中0.1%トリフルオロ酢酸;10〜100%BからA濃度勾配)上で精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 1.13 (t, 3H), 1.87 (s, 3H), 3.06-3.65 (m, 15H), 3.76 (s, 3H), 3.84 (d, 1H), 4.15 (q, 2H), 4.39-4.62 (m, 2H), 4.75-4.88 (m, 2H), 4.93 (d, 1H), 6.55-6.76 (m, 2H), 6.79 (d, 1H), 6.96-7.12 (m, 4H), 7.12-7.22 (m, 3H), 7.21-7.30 (m, 2H), 7.45-7.58 (m, 2H), 8.53 (s, 1H), 8.73 (d, 1H), 9.27 (s, 2H).LC/MS(APCI)m/z942.2(M+H)
+。
【0416】
[実施例60]
(7S,16R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例73Kの合成の間で少量の成分として、表題化合物を単離した。
1H NMR (500 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 9.53 (s, 1H), 8.86 (d, 1H), 8.66 (s, 1H), 7.62 (d, 1H), 7.50 (dd, 1H), 7.44 (ddd, 1H), 7.25-7.15 (m, 4H), 7.13 (d, 1H), 7.02 (td, 1H), 6.97-6.89 (m, 2H), 6.76 (dd, 1H), 6.71 (d, 1H), 5.85 (d, 1H), 5.74 (dd, 1H), 5.25-5.12 (m, 2H), 4.87-4.79 (m, 1H), 4.24 (dd, 1H), 4.14 (dd, 1H), 3.74 (s, 3H), 3.48-3.41 (m, 8H), 3.22-2.97 (m, 2H), 2.97-2.76 (m, 5H), 2.47 (s, 3H).MS(ESI)m/z903.2(M+H)
+。
【0417】
[実施例61]
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−7,8−ジヒドロ−14H,16H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6,15−ジオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0418】
実施例61A
2−(ベンジルオキシ)−5−(ヒドロキシメチル)ベンズアルデヒド
2−ヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)ベンズアルデヒド(2.48g)(Stoerner及びBehnプロセス、Ber.1901年、34巻、2455〜2460頁に従うことにより得た。)及び炭酸カリウム(2.5g)のN,N−ジメチルホルムアミド(10mL)中撹拌懸濁液に、臭化ベンジル(2mL)を加えた。混合物を40℃で14時間撹拌した。混合物を室温に冷却し、ジクロロメタン/水の混合物(100mL、1:1)を加えた。層を分離し、水性層をジクロロメタン(50mL×2)で抽出した。合わせた有機層をブライン(100mL×2)で洗浄した。有機物をBiotage(登録商標)Isolute Phase Separatorカラムに通して濾過した。有機溶媒を減圧下で除去した。残渣を0〜10%酢酸エチル/ヘプタンを溶出するTeledyne ISCO CombiFlash(登録商標)システム及びISCO SF40〜80gカラムを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z240.8(M−H)
−。
【0419】
実施例61B
2−(ベンジルオキシ)−5−(((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)ベンズアルデヒド
実施例61A(3g)、tert−ブチルジメチルクロロシラン(2.5g)及びイミダゾール(1.048g)の混合物に、ジクロロメタン(20mL)を加えた。混合物を室温で14時間撹拌した。混合物を濾過し、物質をジクロロメタン(2.5mL×2)で洗浄した。混合物を減圧下で濃縮した。反応混合物を0〜5%酢酸エチル/ヘプタンで溶出するTeledyne ISCO CombiFlash(登録商標)システム及びISCO SF40−120gカラムを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z379.2(M+Na)
+。
【0420】
実施例61C
エチル2−アセトキシ−3−(2−(ベンジルオキシ)−5−(((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)フェニル)アクリレート
氷浴で冷却したエチル2−アセトキシ−2−(ジエトキシホスホリル)アセテート(2.35g)のテトラヒドロフラン(20mL)中混合物に、塩化リチウム(0.73g)及び1,1,3,3−テトラメチルグアニジン(2.1mL)を加えた。0℃で15分間撹拌した後、テトラヒドロフラン(20mL)中の実施例61B(6g)を加えた。混合物を室温で2時間撹拌し、水(20mL)及びジクロロメタン(20mL)を加えることによりクエンチした。反応混合物をBiotage(登録商標)Isolute Phase Separatorカラムに通して濾過し、ジクロロメタン(5mL)で洗浄した。溶媒を減圧下で除去し、残渣を0〜10%酢酸エチル/ヘプタンで溶出するTeledyne ISCO CombiFlash(登録商標)システム及びISCO SF40−120gカラムを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z501.9(M+NH
4)
+。
【0421】
実施例61D
(R)−エチル2−アセトキシ−3−(2−(ベンジルオキシ)−5−(((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)フェニル)プロパノエート
グローブボックス中、1,2−ビス[(2R,5R)−2,5−ジエチルホスホラノ]ベンゼン(1,5−シクロオクタジエン)ロジウム(I)トリフルオロメタンスルホネート(0.976g)をバイアル中に秤量し、容器を除去した。300mLのステンレス鋼製反応器中で、実施例61C(14.06g)のメタノール(150mL)中混合物を調製し、窒素で脱気した。反応器を閉じ、1,2−ビス[(2R,5R)−2,5−ジエチルホスホラノ]ベンゼン(1,5−シクロオクタジエン)ロジウム(I)トリフルオロメタンスルホネートのメタノール(13mL)中混合物を、シリンジを介して添加した。反応混合物を水素で50psiに加圧した。19時間後、混合物を濾過し、濃縮した。反応混合物を0〜45%酢酸エチル/ヘプタンで溶出するTeledyne ISCO CombiFlash(登録商標)システム及びISCO SF65−カラム330gを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z503.9(M+NH
4)
+。
【0422】
実施例61E
(R)−エチル2−アセトキシ−3−(5−(((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)−2−ヒドロキシフェニル)プロパノエート
エタノール(66.2mL)中の実施例61D(5.7g)を、100mLのParr撹拌反応器中で5%Pd/C(1.001g)に加えた。反応器を窒素でパージした。混合物を50psiの水素下1600RPMにて25℃で6時間撹拌した。反応混合物を濾過し、減圧下で濃縮した。残渣をジクロロメタンに溶解し、乾燥シリカゲルカラムに装填し、これを減圧下で乾燥した。反応混合物を0〜30%酢酸エチル/ヘプタンで溶出するTeledyne ISCO CombiFlash(登録商標)システム及びISCO SF60−カラム330gを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z413.9(M+NH
4)
+。
【0423】
実施例61F
(R)−エチル2−アセトキシ−3−(5−(((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例61E(1.1g)及びトリフェニルホスフィン(1.33g)のトルエン(15mL)中撹拌懸濁液に、(E)−N
1,N
1,N
2,N
2−テトラメチルジアゼン−1,2−ジカルボキサミド(0.87g)を加えた。混合物を50℃で2時間撹拌した。懸濁液を濾過し、トルエン(5mL×2)で洗浄した。トルエン混合物をRediSep(登録商標)Rf SF40−シリカゲルカラム80gに直接装填し、10〜40%酢酸エチル/ヘプタンで溶出するTeledyne ISCO CombiFlash(登録商標)システムを使用して精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z595.4(M+H)
+。
【0424】
実施例61G
(R)−エチル3−(5−(((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)−2−ヒドロキシプロパノエート
実施例61F(1.5g)の無水エタノール(10mL)中撹拌混合物に、ナトリウムエタノレート(0.05mL)(エタノール中21重量/重量%)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌し、酢酸(0.015mL)を加えた。反応混合物をジクロロメタン(20mL)及び水(20mL)で希釈し、混合物をBiotage(登録商標)Isolute Phase Separatorカラムに通して濾過し、ジクロロメタン(5mL×3)で洗浄した。溶媒を減圧下で除去し、表題化合物を更には精製せずに次のステップに直接使用した。MS(ESI)m/z553.3(M+H)
+。
【0425】
実施例61H
(R)−エチル2−((5−ブロモ−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−(((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例61G(1.4g)及び炭酸セシウム(2.5g)のtert−ブタノール(10mL)中撹拌懸濁液に、実施例1D(1.0g)を加えた。混合物を65℃で3時間撹拌した。反応混合物を室温に冷却し、ジエチルエーテル(100mL)を加えた。混合物を濾過し、物質をジエチルエーテル(10mL×3)で洗浄した。合わせたジエチルエーテル濾液を減圧下で濃縮した。残渣をジクロロメタン(5mL)に溶解し、乾燥シリカゲルカラム(RedSep Gold、SF40−80g)上に装填し、減圧下で乾燥した。反応混合物を1〜10%酢酸エチル/ヘプタンで溶出するTeledyne ISCO CombiFlash(登録商標)システムを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z859.2(M+H)
+。
【0426】
実施例61I
(2R)−エチル3−(5−(((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)−2−((5−((1S)−4−(((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)−3−クロロ−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)プロパノエート
実施例61H(0.2g)、実施例20G(0.15g)、ビス(ジ−tert−ブチル(4−ジメチルアミノフェニル)ホスフィン)ジクロロパラジウム(II)(0.02g)及びリン酸カリウム(0.15g)のテトラヒドロフラン(1mL)及び水(0.3mL)中撹拌懸濁液に、減圧/窒素逆充填の3サイクルにより脱気した。懸濁液を室温で20時間撹拌した。ジクロロメタン(20mL)及び水(20mL)を加え、混合物をBiotage(登録商標)Isolute Phase Separatorカラムに通して濾過した。溶媒を減圧により除去し、反応混合物を10〜50%酢酸エチル/ヘプタンで溶出するTeledyne ISCO CombiFlash(登録商標)システム及びRediSep(登録商標)SF15−Goldカラム40gを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z1049.3(M+H)
+。
【0427】
実施例61J
(R)−エチル2−((5−((1S)−3−クロロ−4−(ヒドロキシメチル)−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−(ヒドロキシメチル)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例61I(0.174g)のテトラヒドロフラン(1mL)中撹拌混合物に、テトラ−N−ブチルアンモニウムフルオリド(0.5mL、テトラヒドロフラン中1M)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。酢酸エチル(30mL)を加え、混合物をブラインで洗浄した。水性層を酢酸エチル(10mL)で抽出した。合わせた有機相をBiotage(登録商標)Isolute Phase Separatorカラムに通して濾過し、溶媒を減圧下で除去した。残渣を20〜50%酢酸エチル/ヘプタンで溶出するTeledyne ISCO CombiFlash(登録商標)システム及びRediSep(登録商標)Rf SF40−Goldカラム120gを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z821.3(M+H)
+。
【0428】
実施例61K
エチル(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−7,8−ジヒドロ−14H,16H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6,15−ジオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例61J(0.067g)及び2−(トリブチルホスホラニリデン)アセトニトリル(0.1g)の混合物をトルエン(5mL)に溶解し、75℃で3時間撹拌した。反応混合物をRediSep(登録商標)SF15−Goldカラム24g上に直接装填し、10〜70%酢酸エチル/ヘプタンで溶出するTeledyne ISCO CombiFlash(登録商標)システムを使用して精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z803.3(M+H)
+。
【0429】
実施例61L
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−7,8−ジヒドロ−14H,16H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6,15−ジオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例61K(13.5mg)及び水酸化リチウム水和物混合物(水1mL中5mg)のメタノール(10mL)中混合物を室温で終夜撹拌した。減圧下で溶媒を除去した後、トリフルオロ酢酸(10μL)を含むアセトニトリル(1mL)を残渣に加えた。反応混合物を30分かけて0.1%トリフルオロ酢酸を含む50%〜100%アセトニトリル水の濃度勾配を使用するGilsonシステム(Lunaカラム、250×30mm、流速50mL/分)を使用する逆相HPLCにより精製した。生成物を含むフラクションを凍結乾燥して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.59 (m, 2H), 7.43 (m, 4H), 7.20 (m, 4H), 7.11 (m, 3H), 7.00 (m, 2H), 6.73 (d, 1H), 6.41 (d, 1H), 5.85 (dd, 1H), 5.08 (q, 2H), 4.79 (d, 1H), 4.52 (m, 3H), 3.72 (s, 3H), 3.11 (m, 2H), 1.66 (s, 3H).MS(ESI)m/z775.2(M+H)
+。
【0430】
[実施例62]
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−15−[2−(ピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例44(26mg)のテトラヒドロフラン(230μL)及びメタノール(230μL)中混合物に、水酸化リチウム(7.4mg)の水(230μL)中混合物を加え、反応混合物を終夜撹拌した。反応混合物をトリフルオロ酢酸(40μL、25当量)でクエンチし、ジメチルスルホキシド(600μL)で希釈した。混合物をLunaカラム(250×50mm、10mm)を使用するGilson PLC2020上での逆相HPLC(30分かけて0.1%トリフルオロ酢酸を含む水中5〜70%アセトニトリル)により精製し、凍結乾燥した後、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 9.02 (br s, 1H), 8.70-8.61 (m, 2H), 7.57-7.40 (m, 3H), 7.33-7.09 (m, 9H), 7.05 (t, 1H), 6.85 (d, 1H), 6.45 (d, 1H), 5.96 (dd, 1H), 5.14 (dd, 2H), 4.30 (dd, 2H), 4.13 (s, 2H), 3.75 (s, 3H), 3.57-3.40 (m, 2H), 3.31-2.97 (m, 12H), 1.75 (s, 3H).MS(ESI)m/z886.4(M+H)
+。
【0431】
[実施例63]
(7R,16R,21R)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例68Gの調製の間に表題化合物を単離した。
1H NMR (501 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 9.55 (br s, 1H), 8.85 (d, 1H), 8.61 (s, 1H), 7.65 (d, 1H), 7.50 (dd, 1H), 7.49-7.40 (m, 1H), 7.33-7.27 (m, 2H), 7.24-7.17 (m, 2H), 7.13 (dd, 1H), 7.07-7.00 (m, 2H), 6.84 (d, 1H), 6.75 (dd, 1H), 6.63 (d, 1H), 6.04 (d, 1H), 5.75 (dd, 1H), 5.25-5.08 (m, 3H), 4.38 (d, 1H), 4.07 (dd, 1H), 3.74 (s, 3H), 3.32-3.17 (m, 3H), 3.08 (s, 2H), 2.90 (td, 2H), 2.79 (s, 3H), 2.55 (m, 2H), 2.46 (s, 3H).
【0432】
[実施例64]
(7R,16S,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−10−{[2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0433】
実施例64A
(4−ブロモ−2−クロロフェノキシ)トリイソプロピルシラン
4−ブロモ−2−クロロフェノール(570g)のジクロロメタン(4.5L)中混合物に、トリイソプロピルクロロシラン(582mL)及びイミダゾール(187g)を加え、混合物を25℃で8時間撹拌した。反応混合物を水中に注ぎ入れ、ジクロロメタン(3×2000mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(1×2000mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、減圧下で濃縮して、残渣を得た。残渣を石油エーテルで溶出するシリカゲル上でのカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 1.12 (d, 18 H), 1.27-1.35 (m, 3 H), 6.78 (d, 1 H), 7.21 (dd, 1 H), 7.49 (d, 1 H).
【0434】
実施例64B
(4−ブロモ−2−クロロ−3−メチルフェノキシ)トリイソプロピルシラン
オーバーヘッド撹拌機、窒素吹き込み口及び排気口、3つの添加漏斗、熱電対並びにClaisenアダプタを装備した5Lの3ツ口丸底フラスコを、トーチ及びヒートガンで2回乾燥し、窒素下冷却した。反応フラスコに、N,N−ジイソプロピルアミン(69.2mL)及びテトラヒドロフラン(2110mL)を入れた。混合物を窒素下−78℃に冷却した。n−ブチルリチウム(177mL、ヘキサン中2.5M)を添加漏斗によりゆっくり加え、温度の僅かな上昇が観察された。混合物を−78℃で45分間撹拌し、この時点で実施例64A(153.5g)を、30分かけてテトラヒドロフラン(200mL)混合物として加えた。反応混合物を−76℃で約6.5時間撹拌した。温度を−62℃未満に維持しながら、ヨードメタン(31.7mL)を添加漏斗により滴下添加した。反応混合物を室温に終夜ゆっくり加温した。揮発物を回転蒸発により除去した。酢酸エチル(1.5L)及び水(1.5L)を残渣に加え、層を分離した。有機物をブラインで洗浄した。合わせた水性層を酢酸エチル(500mL)で1回抽出した。合わせた有機物を脱水(MgSO
4)し、濾過し、回転蒸発により濃縮した。残渣をフラッシュシリカゲルカラムクロマトグラフィー(SiO
21500g、ヘプタン)により精製して、表題化合物を得た。
【0435】
実施例64C
4−ブロモ−2−クロロ−3−メチルフェノール
実施例64B(500g)のテトラヒドロフラン(5L)中混合物に、テトラ−N−ブチルアンモニウムフルオリド(381g)を加えた。反応混合物を25℃で3時間撹拌した。反応混合物を水(3L)で希釈し、tert−ブチルメチルエーテル(3×2L)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣を10%(重量/重量)水酸化ナトリウム水溶液(8L)で希釈し、石油エーテル/tert−ブチルメチルエーテルの混合物(容量/容量=10/1、3×3L)で洗浄した。有機層を廃棄した。水性層を3N HCl水溶液混合物でpH=3に調節し、石油エーテル/tert−ブチルメチルエーテルの混合物(容量/容量=10/1、3×4L)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、減圧下で濃縮して、残渣を得た。残渣を石油エーテル(1.5L)で摩砕し、物質を高真空下で乾燥して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 2.51 (s, 3 H) 5.60 (s, 1 H) 6.80 (d, 1 H) 7.37 (d, 1 H).
【0436】
実施例64D
(R)−(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メチルベンゾエート
(S)−(+)−2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−メタノール(3.0g)をピリジン(92mL)中で撹拌した。安息香酸無水物(10.3g)及び4−ジメチルアミノピリジン(0.92g)を加えた。混合物を窒素下周囲温度で90分間撹拌した。混合物を濃縮してほとんどのピリジンを除去し、ジエチルエーテル(約80mL)に溶解した。5%水酸化アンモニウム水溶液混合物(100mL)を加え、2相混合物を周囲温度で10分間激しく撹拌した。混合物を分液漏斗中に注ぎ入れ、5%水酸化アンモニウム水溶液混合物(200mL)及びジエチルエーテル(200mL)で希釈した。混合物を2相の間で分配した。水性層を除去した。有機層を1モル濃度の塩酸水溶液混合物及び飽和ブライン水溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、シリカゲル上に濃縮した。Teledyne Isco RediSep(登録商標)Rf gold シリカゲルカラム220gを使用するCombiFlash(登録商標)Teledyne Iscoシステム上でのシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(0〜40%酢酸エチル/ヘプタンで溶出)により精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 1.29 (d, 6H), 3.73-3.87 (m, 1H), 4.01-4.11 (m, 1H), 4.20-4.32 (m, 1H), 4.31-4.45 (m, 2H), 7.45-7.59 (m, 2H), 7.60-7.70 (m, 1H), 7.92-8.03 (m, 2H).
【0437】
実施例64E
(R)−2,3−ジヒドロキシプロピルベンゾエート
三塩化アンチモン(1.45g)及び水(0.76mL)を、実施例64D(5.0g)のアセトニトリル(212mL)中撹拌混合物に加えた。反応混合物を周囲温度で30分間撹拌し、シリカゲル上に濃縮した。Teledyne Isco RediSep(登録商標)Rf gold シリカゲルカラム220gを使用するCombiFlash(登録商標)Teledyne Iscoシステム上でのシリカゲルクロマトグラフィー(0〜60%2:1酢酸エチル:エタノール/ヘプタンで溶出)により精製して、表題化合物を得た。LC/MS(APCI)m/z197.4(M+H)
+。
【0438】
実施例64F
(R)−3−(ビス(4−メトキシフェニル)(フェニル)メトキシ)−2−ヒドロキシプロピルベンゾエート
実施例64E(4.14g)をピリジン(129mL)に溶解し、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(8.84mL)を、続いて4−ジメチルアミノピリジン(1.3g)を加えた。この撹拌混合物に、4,4’−ジメトキシトリチルクロリド(10.7g)をピリジン(64.5mL)混合物として40分かけてゆっくり加えた。撹拌を周囲温度で12時間続けた。混合物を減圧下で濃縮し、残渣を酢酸エチルに溶解した。混合物を水及びブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、シリカゲル上に濃縮した。Teledyne Isco RediSep(登録商標)Rf gold シリカゲルカラム220gを使用するCombiFlash(登録商標)Teledyne Iscoシステム上でのシリカゲルクロマトグラフィー(0〜40%酢酸エチル/ヘプタンで溶出)により精製して、表題化合物を得た。Agilent Chemstationソフトウェア制御下で操作するAurora A5 SFC Fusion及びAgilent1100システム上で分析的SFCを行った。SFCシステムは、10段のカラムスイッチャ、CO
2ポンプ、修飾剤ポンプ、オーブン及び逆圧調節器を含んでいた。移動相は、流速3mL/分でメタノールの修飾剤混合物を含む飲料グレードCO
2シリンダによって供給される超臨界CO
2を含有していた。オーブン温度は35℃で、排気口圧は150barであった。移動相濃度勾配を5%修飾剤で開始、これを流速1mL/分で0.1分間保持、次いで流速を3mL/分にまで上げ、0.4分間保持した。修飾剤を3mL/分で次の8分をかけて5%から50%に増加させ、次いで50%修飾剤で1分間保持した(3mL/分)。濃度勾配を0.5分かけて50%から5%修飾剤に低下させた(3mL/分)。装置に、5μmの粒子を含み内径4.6mm×長さ150mmの寸法を有するChiralCel OJ−Hカラムを装備した。少量の鏡像異性体(S)は5.1分後で溶出し、主要な鏡像異性体(R)は6.1分後で溶出した。このアッセイを使用して、表題化合物の鏡像異性体純度を97%ee(鏡像異性体過剰率)であると決定した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 3.03 (d, 2H), 3.67 (d, 6H), 3.90-4.00 (m, 1H), 4.23-4.39 (m, 2H), 5.20 (d, 1H), 6.74-6.84 (m, 4H), 7.14-7.26 (m, 7H), 7.33-7.40 (m, 2H), 7.44-7.51 (m, 2H), 7.59-7.66 (m, 1H), 7.79-7.86 (m, 2H).
【0439】
実施例64G
(S)−3−(ビス(4−メトキシフェニル)(フェニル)メトキシ)−2−(4−ブロモ−2−クロロ−3−メチルフェノキシ)プロピルベンゾエート
撹拌子及びセプタムを装着した500mLの丸底フラスコに、実施例64F(5.62g)、実施例64C(3.25g)、ジ−tert−ブチルアゾジカルボキシレート(3.89g)及びトリフェニルホスフィン(4.43g)を入れた。フラスコを排気し、窒素で2回逆充填した。テトラヒドロフラン(113mL)を注射器により導入し、フラスコを排気し、窒素で再度2回逆充填し、45℃で2時間撹拌した。周囲温度に冷却した後、混合物をシリカゲル上に濃縮し、Teledyne Isco RediSep(登録商標)Rf gold シリカゲルカラム330gを使用するCombiFlash(登録商標)Teledyne Iscoシステム上でのシリカゲルクロマトグラフィー(0〜30%酢酸エチル/ヘプタンで溶出)により精製して、表題化合物を得た。Agilent Chemstationソフトウェア制御下で操作するAurora A5 SFC Fusion及びAgilent1100システム上で分析的SFCを行った。SFCシステムは、10段のカラムスイッチャ、CO
2ポンプ、修飾剤ポンプ、オーブン及び逆圧調節器を含んでいた。移動相は、流速3mL/分でメタノールの修飾剤混合物を含む飲料グレードCO
2シリンダによって供給される超臨界CO
2を含有していた。オーブン温度は35℃、排気口圧は150barであった。移動相濃度勾配を40%修飾剤で開始、流速1mL/分で0.1分間保持、次いで流速を3mL/分にまで上げ、0.4分間保持した。修飾剤を3mL/分で次の8分をかけて40%から50%に増加させ、次いで50%修飾剤で1分間保持した(3mL/分)。濃度勾配を0.5分かけて50%から5%修飾剤に低下させた(3mL/分)。装置に、5μmの粒子を含み内径4.6mm×長さ150mmの寸法を有するChiralCel OJ−Hカラムを装備した。少量の鏡像異性体(R)は3.8分後で溶出し、主要な鏡像異性体(S)は5.7分後で溶出した。このアッセイを使用して、表題化合物の鏡像異性体純度を97%ee(鏡像異性体過剰率)であると決定した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 2.41 (s, 3H), 3.32 (s, 2H), 4.57 (d, 2H), 4.99 (p, 1H), 6.75-6.86 (m, 4H), 7.11 (d, 1H), 7.15-7.28 (m, 7H), 7.31-7.38 (m, 2H), 7.42-7.52 (m, 3H), 7.58-7.68 (m, 1H), 7.70-7.78 (m, 2H).
【0440】
実施例64H
(R)−3−(ビス(4−メトキシフェニル)(フェニル)メトキシ)−2−(4−ブロモ−2−クロロ−3−メチルフェノキシ)プロパン−1−オール
実施例64G(6.75g)のテトラヒドロフラン(96mL)混合物に水酸化リチウム(96mL、1M)を、続いてメタノール20mLを加え、混合物を周囲温度で1時間撹拌した。混合物を酢酸エチルで希釈し、飽和重炭酸ナトリウム水溶液混合物(1回)、ブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、シリカゲル上に濃縮した。Teledyne Isco RediSep(登録商標)Rf gold シリカゲルカラム120gを使用するCombiFlash(登録商標)Teledyne Iscoシステム上でのシリカゲルクロマトグラフィー(0〜50%酢酸エチル/ヘプタンで溶出)により精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (501 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 2.45 (s, 3H), 3.21 (d, 2H), 3.51-3.67 (m, 2H), 3.70 (d, 6H), 4.57 (p, 1H), 4.88 (t, 1H), 6.78-6.85 (m, 4H), 7.05 (d, 1H), 7.14-7.20 (m, 5H), 7.21-7.28 (m, 2H), 7.28-7.33 (m, 2H), 7.49 (d, 1H).
【0441】
実施例64I
(S)−3−(ビス(4−メトキシフェニル)(フェニル)メトキシ)−2−(4−ブロモ−2−クロロ−3−メチルフェノキシ)プロピル4−メチルベンゼンスルホネート
実施例64H(3.18g)及びトリエチルアミン(1.11mL)のジクロロメタン(53mL)中混合物を氷水浴で冷却し、パラ−トルエンスルホニルクロリド(1.2g)を一度で加えた。冷却浴を除去し、混合物を周囲温度で12時間撹拌した。反応混合物をシリカゲル上に濃縮し、Teledyne Isco RediSep(登録商標)Rf gold シリカゲルカラム120gを使用するCombiFlash(登録商標)Teledyne Iscoシステム上でのシリカゲルクロマトグラフィー(0〜40%酢酸エチル/ヘプタンで溶出)により精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 2.33 (s, 3H), 2.41 (s, 3H), 3.16 (d, 2H), 3.69 (d, 6H), 4.19-4.31 (m, 2H), 4.75 (p, 1H), 6.74-6.86 (m, 5H), 7.06-7.12 (m, 4H), 7.13-7.20 (m, 1H), 7.20-7.25 (m, 4H), 7.31-7.37 (m, 2H), 7.39 (d, 1H), 7.61-7.70 (m, 2H)
【0442】
実施例64J
(R)−1−(3−(ビス(4−メトキシフェニル)(フェニル)メトキシ)−2−(4−ブロモ−2−クロロ−3−メチルフェノキシ)プロピル)−4−メチルピペラジン
実施例64I(3.7g)及びトリエチルアミン(2.057mL)のN,N−ジメチルホルムアミド(50mL)中混合物に、1−メチルピペラジン(2.7mL)を一度に加え、反応混合物を80℃で12時間撹拌した。周囲温度に冷却した後、反応混合物を分液漏斗中に注ぎ入れ、酢酸エチルで希釈した。混合物を水及びブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、シリカゲル上に濃縮した。Teledyne Isco RediSep(登録商標)Rf gold シリカゲルカラム120gを使用するCombiFlash(登録商標)Teledyne Iscoシステム上でのフラッシュクロマトグラフィー(10〜100%2:1酢酸エチル:エタノール/ヘプタンで溶出)により精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (500 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 2.07 (s, 3H), 2.10-2.25 (m, 4H), 2.30-2.43 (m, 4H), 2.45 (s, 3H), 2.58 (dd, 1H), 2.66 (dd, 1H), 3.16 (dd, 1H), 3.25 (dd, 1H), 3.71 (d, 6H), 4.60-4.75 (m, 1H), 6.77-6.85 (m, 4H), 7.02 (d, 1H), 7.15-7.21 (m, 5H), 7.21-7.27 (m, 2H), 7.30-7.35 (m, 2H), 7.45 (d, 1H).
【0443】
実施例64K
(R)−1−(3−(ビス(4−メトキシフェニル)(フェニル)メトキシ)−2−(2−クロロ−3−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェノキシ)プロピル)−4−メチルピペラジン
実施例64Jを実施例7Gの代わりに用い、実施例7Hにて記載した通りに表題化合物を調製した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 1.26 (s, 12H), 2.05 (s, 3H), 2.08-2.22 (m, 4H), 2.27-2.44 (m, 4H), 2.51 (s, 3H), 2.57 (dd, 1H), 2.66 (dd, 1H), 3.13 (dd, 1H), 3.22 (dd, 1H), 3.68 (d, 6H), 4.69 (p, 1H), 6.71-6.82 (m, 4H), 6.97 (d, 1H), 7.11-7.25 (m, 7H), 7.27-7.32 (m, 2H), 7.47 (d, 1H).
【0444】
実施例64L
(R)−エチル2−((5−((1S)−4−(((R)−1−(ビス(4−メトキシフェニル)(フェニル)メトキシ)−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)プロパン−2−イル)オキシ)−3−クロロ−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2−((2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例16Gを実施例7Mの代わりに、実施例64Kを実施例7Hの代わりにも用い、実施例7Nにて記載した通りに表題化合物を調製した。この反応混合物から、分離できないアトロプ異性体の3:1混合物を表題化合物である主要な異性体と共に得た。LC/MS(APCI)m/z1070.4(M−ジメトキシトリチル+H)
+。
【0445】
実施例64M
(R)−エチル3−(5−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2−((2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)−2−((5−((1S)−3−クロロ−4−(((R)−1−ヒドロキシ−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)プロパン−2−イル)オキシ)−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)プロパノエート
実施例64L(115mg)のジクロロメタン(0.8mL)及びメタノール(0.8mL)中撹拌混合物に、ギ酸0.8mLを加え、混合物を周囲温度で30分間撹拌した。混合物を飽和重炭酸ナトリウム水溶液10mL中に注意深く注ぎ入れた。得られた混合物を分液漏斗中に注ぎ入れ、酢酸エチルで希釈し、2相の間で分配した。水性層を除去し、有機層を飽和ブライン水溶液で洗浄し、硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、シリカゲル上に濃縮した。Teledyne Isco RediSep(登録商標)Rf gold シリカゲルカラム12gを使用するCombiFlash(登録商標)Teledyne Iscoシステム上でのシリカゲルクロマトグラフィー(0〜20%2:1酢酸エチル:水/酢酸エチルで溶出)により精製して、表題化合物を得た。LC/MS(APCI)m/z1069.3(M+H)
+。
【0446】
実施例64N
エチル(7R,16S,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−10−{[2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例64M(20mg)及びトリエチルアミン(8μL)のジクロロメタン(200μL)中撹拌混合物を氷水浴中で冷却し、パラ−トルエンスルホニルクロリド(7mg)を一度で加えた。冷却浴を除去し、混合物を周囲温度で4時間撹拌した。反応混合物を濃縮して、ほとんどのジクロロメタンを除去し、テトラ−N−ブチルアンモニウムフルオリド(テトラヒドロフラン中1モル濃度、300μL)で処理した。混合物を周囲温度で3時間撹拌した。混合物を濃縮し、シリカゲル分取薄層クロマトグラフィー(0.5mm厚、20×20cm、酢酸エチル中15%2:1メタノール:水で溶出)により精製して、表題化合物を得た。LC/MS(APCI)m/z937.1(M+H)
+。
【0447】
実施例64O
(7R,16S,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−10−{[2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例64Nを実施例10Eの代わりに用い、実施例10Fにて記載した通りに表題化合物を調製した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 2.18 (s, 3H), 2.54 (s, 3H), 2.71-2.97 (m, 6H), 2.98-3.55 (m, 8H), 3.80 (dd, 1H), 3.97 (t, 1H), 4.40 (d, 1H), 4.53 (t, 2H), 4.92-5.26 (m, 2H), 5.79 (d, 1H), 6.28 (dd, 1H), 6.70 (dd, 1H), 6.83 (d, 1H), 6.93 (d, 1H), 7.13-7.29 (m, 6H), 8.62 (d, 1H), 8.74 (s, 1H).LC/MS(APCI)m/z909.1(M+H)
+。
【0448】
[実施例65]
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−({2−[2−(2−メトキシエトキシ)フェニル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0449】
実施例65A
2−(2−メトキシエトキシ)ベンゾニトリル
2−ヒドロキシベンゾニトリル(82g)のN,N−ジメチルホルムアミド(2.5L)中混合物に、1−ブロモ−2−メトキシエタン(96g)及びフッ化セシウム(299g)を加えた。混合物を25℃で12時間撹拌した。混合物を濾過し、溶媒を減圧下で蒸発させて表題化合物を得、これを更には精製せずに引き続く反応に使用した。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 7.63-7.38 (m, 2H), 7.05-6.92 (m, 2H), 4.22-4.19 (m, 2H), 3.811-3.76 (m, 2H), 3.49-3.38 (m, 3H).
【0450】
実施例65B
2−(2−メトキシエトキシ)ベンズイミドアミド
実施例65A(50g)のメタノール(500mL)中混合物に、HClガスを−50℃で0.5時間吹き込んだ。反応混合物を25℃で24時間撹拌した。反応混合物を酢酸エチルで希釈し、濾過した。溶媒を減圧下で蒸発させて中間体生成物を得、これをメタノール(400mL)に溶解し、アンモニアガスを用い−50℃で0.5時間吹き込んだ。反応混合物を25℃で24時間撹拌した。混合物を濾過し、溶媒を減圧下で蒸発させて、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z210(M+H)
+。
【0451】
実施例65C
(4−(ジメトキシメチル)−2−(2−(2−メトキシエトキシ)フェニル)ピリミジン
実施例65B(40g)のメタノール(250mL)中混合物に、(E)−4−(ジメチルアミノ)−1,1−ジメトキシブタ−3−エン−2−オン(38.5g)及びナトリウムメトキシド(12.02g)を加え、混合物を75℃で12時間撹拌した。混合物を25℃に冷却し、減圧下で濃縮した。残渣を水(500mL)で希釈し、ジクロロメタン(3×400mL)で抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、減圧下で濃縮して表題化合物を得、これを更には精製せずに引き続くステップに使用した。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 8.83 (d, 1H), 7.68 (d, 1H), 7.42 (d, 1H), 7.35 (t, 1H), 7.07-6.97 (m, 2H), 5.30 (s, 1H), 4.22-4.10 (m, 2H), 3.66 (t, 2H), 3.42 (s, 6H),及び3.29 (s, 3H).
【0452】
実施例65D
(2−(2−(2−メトキシエトキシ)フェニル)ピリミジン−4−イル)メタノール
実施例65C(25g)のHCl/1,4−ジオキサン(4M、140mL)中混合物に、25℃で水(210mL)を加えた。混合物を50℃に16時間加熱した。反応混合物を0℃に冷却し、固体の水酸化ナトリウム(33.6g)を0℃で少しずつ加えた。pHを10%炭酸カリウムを使用して8に調節し、水素化ホウ素ナトリウム(6.22g)を加えた。混合物を0℃で30分間撹拌した。混合物を水200mLで希釈し、酢酸エチル(3×300mL)で抽出した。合わせた有機相を硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣を1:5石油エーテル:酢酸エチルで溶出するシリカゲル上でのカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 8.85-8.62 (m, 1H), 7.81 (dd, 1H), 7.43- 7.34 (m, 1H), 7.12 (d, 1H), 7.09-6.99 (m, 2H), 4.74 (br. s., 2H), 4.25-4.13 (m, 3H), 3.74-3.65 (m, 2H), 3.35 (s, 3H).
【0453】
実施例65E
4−(クロロメチル)−2−(2−(2−メトキシエトキシ)フェニル)ピリミジン
実施例65D(300mg)の無水ジクロロメタン(20mL)中混合物に、0℃でトリフェニルホスフィン(393mg)を加えた。混合物を0℃で45分間撹拌し、N−クロロスクシンイミド(169mg)を加えた。反応混合物を室温に3時間加温し、シリカゲルカラム上に直接装填し、これをヘプタン中20〜60%酢酸エチルで溶出して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z278(M+H)
+。
【0454】
実施例65F
(R)−エチル2−アセトキシ−3−(5−ブロモ−2−((4−メトキシベンジル)オキシ)フェニル)プロパノエート
4−メトキシベンジルアルコール(6.51g)、トリフェニルホスフィン(12.36g)、実施例1K(12.0g)及びN,N,N’,N’−テトラメチルアゾジカルボキサミド(8.11g)の混合物を、0℃で無水トルエン(200mL)に溶解した。混合物を0℃で2時間撹拌し、室温に終夜加温した。反応混合物をシリカゲルクロマトグラフィー(RediSep(登録商標)Goldカラム330g、ヘキサン中10〜40%酢酸エチル)により直接精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z470(M+NH
4)
+。
【0455】
実施例65G
(R,E)−エチル2−アセトキシ−3−(2−((4−メトキシベンジル)オキシ)−5−(ペンタ−1−エン−1−イル)フェニル)プロパノエート
実施例65F(10.12g)、(E)−ペンタ−1−エン−1−イルボロン酸(5.11g)、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ジメトキシビフェニル(1.289g)、酢酸パラジウム(II)(0.503g)及びフッ化セシウム(10.22g)の500mLの丸底フラスコ中混合物を窒素でパージした。無水1,4−ジオキサン(200mL)を窒素下で加えた。混合物を窒素で再度パージし、室温で4時間撹拌した。混合物を酢酸エチル(400mL)とブライン(500mL)との間で分配した。有機相をブラインで洗浄し、濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(ヘプタン中5〜30%酢酸エチル)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z458(M+NH
4)
+。
【0456】
実施例65H
(R)−エチル2−アセトキシ−3−(5−ホルミル−2−((4−メトキシベンジル)オキシ)フェニル)プロパノエート
テトラヒドロフラン(170mL)及び水(8.5mL)の混合物中の実施例65G(9.68g)及びヨードベンゼンジアセテート(15.78g)に、2,6−ジメチルピペリジン(6.55mL)及び四酸化オスミウム(水中0.1M混合物、4.26mL)を加えた。反応混合物を室温で4時間撹拌した。反応混合物を酢酸エチルとブラインとの間で分配した。有機相をブラインで洗浄し、濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(ヘプタン中5〜40%酢酸エチル)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z418(M+NH
4)
+。
【0457】
実施例65I
(R)−エチル3−(5−ホルミル−2−((4−メトキシベンジル)オキシ)フェニル)−2−ヒドロキシプロパノエート
実施例65H(7.22g)の無水エタノール(160mL)中混合物をエタノール中21%ナトリウムエトキシド混合物(0.336mL)で処理した。反応混合物を室温で5時間撹拌し、酢酸(0.103mL)を加えることによりクエンチした。揮発物を除去し、残渣を酢酸エチルとブラインとの間で分配した。有機相をブラインで洗浄し、濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(ヘプタン中5〜50%酢酸エチル)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z376(M+NH
4)
+。
【0458】
実施例65J
(R)−エチル2−((5−ブロモ−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−ホルミル−2−((4−メトキシベンジル)オキシ)フェニル)プロパノエート
実施例65I(5.28g)及び実施例1D(5.32g)の混合物を、窒素下無水tert−ブタノール160mL中で懸濁させた。炭酸セシウム(16.32g)を加え、混合物を65℃で5時間撹拌した。冷却した後、反応混合物を酢酸エチルとブラインとの間で分配した。有機相をブラインで洗浄し、濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(ヘプタン中10〜60%酢酸エチル)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z666(M+H)
+。
【0459】
実施例65K
(2R)−エチル2−((5−((1S)−3−クロロ−4−(1,3−ジオキサン−2−イル)−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−ホルミル−2−((4−メトキシベンジル)オキシ)フェニル)プロパノエート
250mLの丸底フラスコに、実施例65J(9.32g)、実施例1S(6.16g)、リン酸カリウム(8.92g)及びビス(ジ−tert−ブチル(4−ジメチルアミノフェニル)ホスフィン)ジクロロパラジウム(II)(992mg)を入れた。フラスコを窒素でパージし、テトラヒドロフラン(100mL)及び水(25mL)を加えた。反応混合物を窒素で再度パージし、室温で終夜撹拌した。反応混合物を酢酸エチルとブラインとの間で分配した。有機相をブラインで洗浄し、濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(ヘプタン中10〜60%酢酸エチル)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z797(M+H)
+。
【0460】
実施例65L
エチル(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−[(4−メトキシフェニル)メトキシ]−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例65K(8.8g)の無水ジクロロメタン(100mL)と酢酸(20mL)との混合物中混合物に、2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エタンアミン(3.16g)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌した後、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(7.02g)を加えた。反応混合物を室温で終夜撹拌した。揮発物を回転蒸発により除去し、残渣をテトラヒドロフラン(45mL)及び水(7.5mL)に溶解した。混合物を0℃に冷却し、トリフルオロ酢酸(45mL)を加えた。添加後、冷却浴を除去し、混合物を室温で4時間撹拌した。混合物を酢酸エチルで希釈した。混合物を予め冷却しておいた希薄水酸化ナトリウム混合物(50%水酸化ナトリウム約60mLを含む、pH10)及びブラインで洗浄した。有機相を濃縮した。残った中間体を無水ジクロロメタン(100mL)に溶解した。無水硫酸マグネシウム(25g)を加えた。混合物を室温で終夜撹拌した後、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(7.02g)を加えた。反応混合物を室温で4時間撹拌した。混合物を濾過し、濾液をシリカゲルクロマトグラフィー(3%水酸化アンモニウムを含むジクロロメタン中0〜20%メタノール)により直接精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z850(M+H)
+。
【0461】
実施例65M
エチル(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−ヒドロキシ−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例65L(2.9g)を無水トリフルオロ酢酸(60mL)に溶解し、混合物を45℃で1時間加熱した。無水トルエン(60mL)を加え、混合物を濃縮した。残渣をトルエンを用いて再度濃縮し、2時間真空乾固した。無水エタノール(100mL)を加え、混合物を室温で週末にかけて撹拌した。揮発物を除去し、残渣をトリエチルアミン(2.5mL)で処理し、シリカゲルカラム上に装填した。カラムを3%水酸化アンモニウムを含むジクロロメタン中0〜20%メタノールで溶出して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z731(M+H)
+。
【0462】
実施例65N
エチル(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−({2−[2−(2−メトキシエトキシ)フェニル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例65M(50mg)、実施例65E(38.2mg)及び炭酸セシウム(89mg)の無水N,N−ジメチルホルムアミド(5mL)中混合物を室温で終夜撹拌した。反応混合物を酢酸エチルとブラインとの間で分配した。有機相をブラインで洗浄し、濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(3%水酸化アンモニウムを含むジクロロメタン中0〜20%メタノール)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z972(M+H)
+。
【0463】
実施例65O
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−({2−[2−(2−メトキシエトキシ)フェニル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例65N(45mg)のテトラヒドロフラン(1.5mL)中混合物に、水酸化リチウム一水和物(4mg)の水(1.5mL)及びメタノール(1.5mL)中混合物を加えた。混合物を室温で2日間撹拌した後、トリフルオロ酢酸(0.04mL)を加えた。混合物を濃縮した。残渣を逆相HPLC(Zorbax、C−18、250×50mmカラム、移動相A:水中0.1%トリフルオロ酢酸;B:CH
3CN中0.1%トリフルオロ酢酸;0〜70%濃度勾配)により精製した。生成物を含むフラクションを凍結乾燥して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.71-8.61 (m, 3H), 7.61-7.52 (m, 3H), 7.50-7.41 (m, 2H), 7.33-7.00 (m, 12H), 6.84 (dd, 2H), 6.49 (s, 2H), 5.96 (dd, 2H), 5.19 (d, 1H), 5.15-5.04 (m, 2H), 4.37 (q, 4H), 4.19 (s, 2H), 4.11 (q, 3H), 3.23-2.92 (m, 4H), 2.79 (d, 6H), 1.74 (s, 3H).MS(ESI)m/z944(M+H)
+。
【0464】
[実施例66]
18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−10−{[2−(3−メチルピリジン−4−イル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0465】
実施例66A
3−メチルイソニコチノニトリル
3−クロロイソニコチノニトリル(50g)のトルエン(1.5L)中混合物に、K
3PO
4(306g)を加え、混合物を25℃で10分間撹拌した。メチルボロン酸(32.4g)及びトリシクロヘキシルホスフィン(10.12g)を加えた。5分後、水150mLを加え、混合物を25℃で5分間撹拌した。ジアセトキシパラジウム(2.431g)を窒素雰囲気下で加えた。得られた混合物を100℃で10時間撹拌した。追加の11の反応を上記した通りに行った。20℃に冷却した後、12全ての反応混合物を合わせた。水5Lを混合物に加え、層を分離した。有機相を硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、減圧下で濃縮して残渣を得、これを溶出液としてヘプタン中1〜20%酢酸エチルを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400MHz, クロロホルム-d) δ ppm 8.68 (s, 1H), 8.60 (d, 1H), 7.46 (d, 1H), 2.56 (s, 3H).
【0466】
実施例66B
3−メチルイソニコチンイミドアミド
アンモニア塩酸塩(22.64g)のトルエン(500mL)中懸濁液に、0℃でトリメチルアルミニウム(211.5mL)(トルエン中2M混合物)を30分かけて滴下添加した(多量の泡が生成し、添加の最後で懸濁液はほぼ混合物になった。)。添加後、更なるガス発生が無くなるまで混合物を25℃で撹拌した。実施例66A(25g)を少しずつ加えた。得られた混合物を100℃(内温)で12時間加熱した。20℃に冷却した後、メタノール(1.5L)を混合物に滴下添加した。30分間撹拌した後、混合物を濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をジクロロメタン(600mL)で摩砕し、濾過して、表題化合物を得た。
1H NMR (400MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 9.81-9.20 (m, 4H), 8.69-8.57 (m, 2H), 7.50 (d, 1H), 2.36 (s, 3H).
【0467】
実施例66C
4−(ジメトキシメチル)−2−(3−メチルピリジン−4−イル)ピリミジン
実施例66B(50g)のメタノール(500mL)中混合物に、(E)−4−(ジメチルアミノ)−1,1−ジメトキシブタ−3−エン−2−オン(50.5g)及びナトリウムメタノレート(26.8g)を加えた。混合物を75℃で12時間撹拌した。25℃に冷却した後、反応混合物を減圧下で濃縮した。残渣を水(500mL)で希釈し、ジクロロメタン(3×400mL)で抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣を石油エーテル及び酢酸エチル(100/1〜5/1)で溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400MHz, クロロホルム-d) δ ppm 8.92 (d, 1H), 8.57 (d, 2H), 7.79 (d, 1H), 7.54 (d, 1H), 5.36-5.32 (m, 1H), 3.47 (s, 6H), 2.57 (s, 3H).
【0468】
実施例66D
(2−(3−メチルピリジン−4−イル)ピリミジン−4−イル)メタノール
実施例66C(40g)の1,4−ジオキサン(280mL)中混合物に、25℃で4N HCl水溶液混合物(280mL)を加えた。混合物を50℃で12時間撹拌した。0℃に冷却した後、水酸化ナトリウム(44.8g)の水(200mL)中混合物を0℃で滴下添加した。混合物を10%炭酸カリウム水溶液(50mL)でpH8に調節した。ナトリウムテトラヒドロボレート(12.34g)を少しずつ加え、混合物を0℃で30分間撹拌した。反応が完結した後、5つ全ての反応混合物を合わせ、水(2L)で希釈し、ジクロロメタン(3×1L)で抽出した。合わせた有機相を硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、減圧下で濃縮した。粗生成物をジクロロメタン及びメタノール(1000/1〜20/1)で溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400MHz, (クロロホルム-d) δ ppm 8.85 (d, 1H), 8.60-8.50 (m, 2H), 7.77 (d, 1H), 7.40 (d, 1H), 4.87 (s, 2H), 4.14 (br s, 1H), 2.56 (s, 3H).
【0469】
実施例66E
4−(クロロメチル)−2−(3−メチルピリジン−4−イル)ピリミジン
実施例66D(300mg)の無水ジクロロメタン(20mL)中混合物に、0℃でトリフェニルホスフィン(508mg)を加えた。混合物を0℃で45分間撹拌し、N−クロロスクシンイミド(219mg)を加えた。反応混合物を室温に3時間加温した。混合物をシリカゲルカラム上に直接装填し、これをヘプタン中20〜70%酢酸エチルで溶出して、表題化合物を得た。生成物は室温で安定ではなく、直ちに次のステップに使用した。MS(DCI)m/z220(M+H)
+。
【0470】
実施例66F
エチル(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−10−{[2−(3−メチルピリジン−4−イル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例66Eを実施例65Eの代わりに用い、実施例65Nにて記載した通りに表題化合物を調製した。MS(ESI)m/z914(M+H)
+。
【0471】
実施例66G
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−10−{[2−(3−メチルピリジン−4−イル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例66Fを実施例65Nの代わりに用い、実施例65Oにて記載した通りに表題化合物を調製した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.84 (d, 1H), 8.66-8.57 (m, 3H), 7.82 (d, 1H), 7.51 (d, 1H), 7.41 (d, 1H), 7.31-7.11 (m, 6H), 6.87 (d, 1H), 6.51 (d1H), 5.92 (dd, 2H), 5.26 (d, 2H), 5.09 (d, 2H), 4.42-4.21 (m, 3H), 4.20-4.08 (m, 2H), 2.97 (s, 12H), 2.79 (s, 5H), 1.72 (s, 3H).MS(ESI)m/z885(M+H)
+。
【0472】
[実施例67]
(7R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−15−オキソ−16−[2−(ピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,14,15,16,17−ヘキサヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,16−トリアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例59G(30mg)のテトラヒドロフラン(260μL)及びメタノール(260μL)中混合物に、水酸化リチウム(8.4mg)の水(260μL)中混合物を加え、反応混合物を終夜撹拌した。反応混合物をトリフルオロ酢酸(45μL)でクエンチし、ジメチルスルホキシド(600μL)で希釈した。混合物をLunaカラム(250×50mm、10mm)を使用する逆相HPLC Gilson PLC2020(30分かけて0.1%トリフルオロ酢酸を含む水中5〜70%アセトニトリルで)により精製し、凍結乾燥した後、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 9.18 (br s, 1H), 8.70 (d, 1H), 8.52 (s, 1H), 7.55-7.41 (m, 3H), 7.30-6.98 (m, 10H), 6.77 (d, 1H), 4.99-4.71 (m, 4H), 4.49 (d, 1H), 4.45-4.32 (m, 1H), 3.85 (d, 1H), 3.75 (s, 3H), 3.49-3.10 (m, 12H), 1.83 (br s, 3H).MS(ESI)m/z914.3(M+H)
+。
【0473】
[実施例68]
(7R,16R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0474】
実施例68A
(R)−エチル2−アセトキシ−3−(5−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
オーブン乾燥した500mLの丸底フラスコに、実施例16D(8g)、トリフェニルホスフィン(13.71g)、実施例1G(6.78g)及びテトラヒドロフラン(105mL)を加えた。反応フラスコを氷浴中で冷却した。固体の(E)−N,N,N’,N’−テトラメチルジアゼン−1,2−ジカルボキサミド(9g)を加え、反応混合物を周囲温度に加温し、終夜撹拌した。約2分後、沈殿が観察された。48時間後、薄層クロマトグラフィーは出発物質が完全に消費されていることを示した。反応混合物を濃縮した。酢酸エチル(50mL)を物質に加え、混合物を約30分間撹拌し、濾過した。濾液を濃縮し、0〜25%酢酸エチル/ヘプタンを用いるシリカカラム120gを使用するGrace Revelerisシステム上でのシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。所望の生成物を含むフラクションを合わせ、濃縮して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.92 (d, 1H), 7.59-7.50 (m, 2H), 7.46 (ddd, 1H), 7.15 (dd, 1H), 7.05 (td, 1H), 6.95 (d, 1H), 6.77-6.68 (m, 2H), 5.25-5.11 (m, 3H), 4.07 (qd, 2H), 3.76 (s, 3H), 3.26 (dd, 2H), 3.05 (dd, 1H), 1.99 (s, 3H), 1.10 (t, 3H), 0.93 (s, 9H), 0.15 (s, 6H).MS(ESI)m/z581.4(M+H)
+。
【0475】
実施例68B
(R)−エチル3−(5−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)−2−ヒドロキシプロパノエート
実施例68A(12.60g)の無水エタノール(220mL)中混合物に、無水炭酸カリウム(11.99g)を加え、混合物を室温で撹拌し、LC/MSによりモニターした。1時間後、LC/MSは、所望の生成物と一致する主要なピークを有し、出発物質が完全に消費されていることを示した。混合物を濾過し、物質を酢酸エチルで濯いだ。濾液を減圧下で濃縮した。残渣に水(100mL)及び酢酸エチル(100mL)を加えた。層を分離し、水性層を酢酸エチルで3回に分けて抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。粗生成物を更には精製せずに次のステップに使用した。LC/MS(APCI)m/z539.2(M+H)
+。
【0476】
実施例68C
(R)−エチル2−((5−ブロモ−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例68B(11.10g)及び実施例1D(7.08g)の混合物に、無水炭酸セシウム(20.14g)を加えた。混合物を排気し、窒素で逆充填し、無水tert−ブタノール(180mL)を加えた。混合物を65℃で5時間撹拌し、減圧下で濃縮した。残渣を酢酸エチルで希釈し、水及びブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。粗製物質をAnaLogix IntelliFlash
280システム上でのシリカゲルクロマトグラフィー(10〜70%酢酸エチル/ヘプタン、直線濃度勾配)により精製して、表題化合物を得た。LC/MS(APCI)m/z847.1(M+H)
+。
【0477】
実施例68D
(2R)−エチル2−((5−((1S)−4−(((R)−1−(ビス(4−メトキシフェニル)(フェニル)メトキシ)−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)プロパン−2−イル)オキシ)−3−クロロ−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例68C(5.580g)、実施例64K(7.34g)、ビス(ジ−tert−ブチル(4−ジメチルアミノフェニル)ホスフィン)ジクロロパラジウム(II)(0.701g)及び炭酸セシウム(6.45g)の混合物を排気し、窒素で2回逆充填した。脱気したてのテトラヒドロフラン(50mL)を、続いて水(12.50mL)を導入し、反応混合物を排気し、撹拌しながら窒素で再度2回逆充填した。混合物を40℃で1日間撹拌した。反応混合物を酢酸エチルと水との間で分配した。有機層を集め、水性層を酢酸エチルで2回に分けて抽出した。有機物を合わせ、無水硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、濃縮した。残渣をAnaLogix IntelliFlash
280システム上でのシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(溶媒A=2:1酢酸エチル:エタノール;溶媒B=ヘプタン;20〜100%AからB)により精製して、表題化合物を得た。LC/MS(APCI)m/z1366.6(M+H)
+。
【0478】
実施例68E
(2R)−エチル3−(5−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)−2−((5−((1S)−3−クロロ−4−(((R)−1−ヒドロキシ−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)プロパン−2−イル)オキシ)−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)プロパノエート
実施例68D(8.62g)をジクロロメタン(20mL)及びメタノール(20mL)に溶解した。得られた撹拌混合物にギ酸(13.94g)を加え、混合物を周囲温度で1時間撹拌した。混合物を飽和重炭酸ナトリウム水溶液で中和するまで処理した。混合物を水150mLで希釈し、酢酸エチルで3回に分けて抽出した。有機抽出物を合わせ、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。残渣をAnaLogix IntelliFlash
280システム上でのシリカゲルクロマトグラフィー(溶媒A=2:1メタノール:水;溶媒B=酢酸エチル、4〜30%AからB)により精製して、表題化合物を得た。LC/MS(APCI)m/z1063.0(M+H)
+。
【0479】
実施例68F
(2R)−エチル2−((5−((1S)−3−クロロ−4−(((R)−1−ヒドロキシ−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)プロパン−2−イル)オキシ)−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−ヒドロキシ−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例68E(4500mg)をテトラブチルアンモニウムフルオリド(25mL、テトラヒドロフラン中1M)で処理した。反応混合物を周囲温度で30分間撹拌し、減圧下で濃縮した。残渣をAnaLogix IntelliFlash
280システム上でのシリカゲルクロマトグラフィー(溶媒A=2:1メタノール:水;溶媒B=酢酸エチル;2〜30%A/Bで溶出)により精製して、表題化合物を得た。LC/MS(APCI)m/z949.2(M+H)
+。
【0480】
実施例68G
エチル(7R,16R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例68F(2600mg)、トリフェニルホスフィン(1006mg)及びN,N,N’,N’−テトラメチルアゾジカルボキサミド(660mg)の混合物を排気し、窒素で2回逆充填した。トルエン(150mL)を加え、容器を排気し、窒素で逆充填した。混合物を50℃で16時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、AnaLogix IntelliFlash
280システム上でのシリカゲルクロマトグラフィー(ジクロロメタン中0〜7%メタノール)により精製して、表題化合物を異性体の混合物として得た。MS(ESI)m/z931.3(M+H)
+。
【0481】
実施例68H
(7R,16R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例68F(1390mg)のテトラヒドロフラン(15mL)及びメタノール(15mL)中混合物に、水酸化リチウム(水中1.0M)(20.15mL)を加えた。混合物を周囲温度で1日間撹拌した。混合物にN,N−ジメチルホルムアミド(1mL)を加え、混合物をトリフルオロ酢酸で酸性化した。混合物をGilson RP HPLC(Zorbax、C−18、250×21.2mmカラム、水中5〜90%アセトニトリル(0.1%トリフルオロ酢酸))上で精製し、凍結乾燥した後、表題化合物を得た。実施例63及び実施例73もこの反応混合物から単離した。
1H NMR (501 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.87 (d, 1H), 8.73 (s, 1H), 7.56-7.50 (m, 2H), 7.49-7.43 (m, 1H), 7.27-7.13 (m, 6H), 7.06 (t, 1H), 6.93 (d, 1H), 6.88 (d, 1H), 6.71 (dd, 1H), 6.29 (dd, 1H), 5.80 (d, 1H), 5.24-5.06 (m, 3H), 4.44-4.30 (m, 1H), 4.02-3.91 (m, 1H), 3.83 (dd, 1H), 3.77 (s, 3H), 3.72-3.00 (m, 9H), 2.99-2.83 (m, 2H), 2.79 (s, 3H), 2.18 (s, 3H).MS(ESI)m/z903.4(M+H)
+。
【0482】
[実施例69]
(7R,20R)−2,18−ジクロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−9,13−(メテノ)−6−オキサ−2a,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0483】
実施例69A
メチル4−(4−フルオロフェニル)−1H−ピロール−2−カルボキシレート
内温プローブ、冷却器及び撹拌子を有する3Lの3ツ口フラスコに、K
3PO
4(94g)、(4−フルオロフェニル)ボロン酸(49.4g)、メチル4−ブロモ−1H−ピロール−2−カルボキシレート(60g)、水(60mL)及びトルエン(490mL)を加えた。混合物を窒素ガスで30分間スパージした。250mLの分離フラスコ中で、Pd
2(dba)
3(トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)、2.69g)及びXPhos(2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル、5.89g)を、続いて窒素ガスで30分間スパージしておいたトルエン50mLを加えた。混合物を窒素ガス下70℃に加熱し、15分間撹拌した。250mLのフラスコの内容物を3Lのフラスコにカヌーレを使用して移し、3Lのフラスコを85℃に加熱し、窒素ガス下終夜撹拌した。翌朝、反応混合物を周囲温度に冷却した。反応物を冷却した際、均一反応混合物はスラリー液に変化した。スラリー液を2Lの分液漏斗中に注ぎ入れた。反応容器を水(400mL)及び酢酸エチル(400mL)で洗浄した。洗液を分液漏斗中に注ぎ入れ、層を分離した。水性層を酢酸エチル200mLで1回抽出した。合わせた有機層を脱水(ブライン及び硫酸マグネシウム)し、濾過し、濃縮した。残渣に10%酢酸エチル/ヘプタン(200mL)を加え、混合物を20分間撹拌し、ブフナー漏斗上で濾過した。漏斗中の物質を10%酢酸エチル/ヘプタン(800mL)で洗浄し、乾燥した。濾液を濃縮した後に得られた物質に対してプロセスを繰り返し、物質を合わせて、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 12.07 (bs, 1H), 7.68-7.61 (m, 2H), 7.49 (d, 1H), 7.17 (d, 1H), 7.16-7.10 (m, 2H), 3.78 (s, 3H).MS(ESI)m/z218.0(M−H)
+。
【0484】
実施例69B
4−(4−フルオロフェニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミド
250mLのParrステンレス鋼製反応器に、実施例69A(15.25g)を、続いて水酸化アンモニウム混合物(28重量/重量%、318mL)を加えた。反応器を密封し、撹拌セットを用い1200RPMにて100℃で加熱した。反応混合物を4時間後に停止した。反応混合物を周囲温度に冷却し、濾過して物質を単離し、これを真空オーブン(30mbar、50℃)中で終夜乾燥して、表題化合物を得た。
1H NMR (500 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 11.58 (bs, 1H), 7.62-7.46 (m, 2H), 7.30 (dd, 1H), 7.18-7.13 (m, 2H), 7.11 (dd, 1H), 7.01 (bs, 1H).MS(ESI)m/z205.1(M+H)
+。
【0485】
実施例69C
7−(4−フルオロフェニル)ピロロ[1,2−a]ピラジン−1−オール
撹拌子、内温プローブ及び還流冷却器を装着した2Lの3ツ口丸底フラスコに、実施例69B(35g)、N,N−ジメチルホルムアミド(400mL)、炭酸セシウム(84g)及び2−ブロモ−1,1−ジメトキシエタン(30.4mL)を加えた。反応混合物を90℃に加熱し、終夜撹拌した。翌朝、反応混合物を周囲温度に冷却し、酢酸エチル(400mL)で希釈し、水400mL及び水酸化アンモニウム100mLを含む分液漏斗中に注ぎ入れた。2層を分離した。水性層を酢酸エチル(2×150mL)で抽出した。合わせた有機層を水(4×100mL)及びブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、濃縮して、粗生成物を得た。物質をジクロロメタン(300mL)に溶解し、塩化水素(濃、14.25mL)を一度で加えた。反応混合物を周囲温度で激しく撹拌した。10分後、物質が表れ始めた。3時間後、混合物を濾過し、物質をジクロロメタン(2×100mL)で洗浄した。濾液を濃縮してスラリー液を得、これに1:1酢酸エチル/ヘプタン100mLを加えた。物質が沈殿し、これを濾過し、漏斗中の物質を1:1酢酸エチル/ヘプタン200mLで洗浄した。物質を合わせ、真空オーブン(30mbar、50℃)中に終夜置いて、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 10.48 (bs, 1H), 7.86 (d, 1H), 7.75-7.67 (m, 2H), 7.28 (d, 1H), 7.26 (d, 1H), 7.24-7.17 (m, 2H), 6.59 (t, 1H).MS(ESI)m/z229.0(M+H)
+。
【0486】
実施例69D
1−クロロ−7−(4−フルオロフェニル)ピロロ[1,2−a]ピラジン
撹拌子、内温プローブ及び還流冷却器を装着した1Lの3ツ口丸底フラスコに、実施例69C(20g)、トルエン(400mL)及びN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(18.32mL)を加えた。三塩化ホスホリル(9.80mL)を無溶媒で滴下添加した。添加の間、発煙がフラスコ中に観察され、内温は1℃上昇した。反応フラスコを111℃に加熱し、終夜撹拌した。翌朝、反応混合物を周囲温度に冷却し、飽和重炭酸ナトリウム水溶液上に注ぎ入れ、酢酸エチルで抽出した。粗製物質を10〜25%酢酸エチル/ヘプタン溶出濃度勾配を用いるシリカプラグ(5インチ幅、2インチ高さ)上で精製した。所望の生成物を含むフラクションを合わせ、濃縮し、真空乾固して、表題化合物を得た。
1H NMR (501 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.32 (d, 1H), 8.29 (dd1H), 7.88-7.83 (m, 2H), 7.36 (d, 1H), 7.29 (dd, 1H), 7.29-7.24 (m, 2H).MS(ESI)m/z247.1(M+H)
+。
【0487】
実施例69E
1,6−ジクロロ−7−(4−フルオロフェニル)ピロロ[1,2−a]ピラジン
実施例69D(6g)のテトラヒドロフラン(300mL)中混合物に、N−クロロスクシンイミド(16.2g)を加えた。混合物を50℃で12時間撹拌した。反応混合物を室温に冷却し、酢酸エチル(200mL)で希釈し、水(2×200mL)で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。残渣を50:1〜10:1石油エーテル:酢酸エチルで溶出するシリカゲル上でのカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z280.8(M+H)
+。
【0488】
実施例69F
1,6−ジクロロ−7−(4−フルオロフェニル)−8−ヨードピロロ[1,2−a]ピラジン
実施例69E(5g)のN,N−ジメチルホルムアミド(60mL)中混合物に、N−ヨードスクシンイミド(12.01g)を加えた。混合物を50℃で12時間撹拌した。反応混合物を室温に冷却し、酢酸エチル(200mL)で希釈し、チオ硫酸ナトリウム水溶液混合物(2×150mL)及び水(2×200mL)で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。残渣を50:1〜10:1石油エーテル:酢酸エチルで溶出するシリカゲル上でのカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.36-8.24 (m, 1 H), 7.60-7.51 (m, 1 H), 7.51-7.42 (m, 2 H)及び7.41-7.32 (m, 2 H).MS(ESI)m/z406.8(M+H)
+。
【0489】
実施例69G
6−クロロ−1−フルオロ−7−(4−フルオロフェニル)−8−ヨードピロロ[1,2−a]ピラジン
実施例69F(3.6g)のN,N−ジメチルホルムアミド(27mL)中混合物に、テトラメチルアンモニウムフルオリド(1.63g)を加え、反応混合物を終夜撹拌した。反応混合物を酢酸エチルで希釈し、水及びブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。粗製物質をTeledyne Isco CombiFlash Rf+上での順相MPLC(ヘプタン中0〜15%酢酸エチル)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z390.9(M+H)
+。
【0490】
実施例69H
(R)−エチル2−((6−クロロ−7−(4−フルオロフェニル)−8−ヨードピロロ[1,2−a]ピラジン−1−イル)オキシ)−3−(5−ホルミル−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例69G(164mg)及び実施例1O(175mg)のtert−ブタノール(7.1mL)及びN,N−ジメチルホルムアミド(0.900mL)中混合物に、炭酸セシウム(392mg)を加え、反応混合物を38℃に終夜加温した。反応混合物を冷却し、濃縮し、水で希釈し、酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。残渣を順相MPLC(ヘプタン中20〜90%酢酸エチル)により、続いてLunaカラム(250×50mm、10mm)を使用する逆相HPLC Gilson PLC2020(0.1%トリフルオロ酢酸を含む水中25〜100%アセトニトリル)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z807.0(M+H)
+。
【0491】
実施例69I
(2R)−エチル2−((6−クロロ−8−((3−クロロ−4−(1,3−ジオキサン−2−イル)−2−メチルフェニル)−7−(4−フルオロフェニル)ピロロ[1,2−a]ピラジン−1−イル)オキシ)−3−(5−ホルミル−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例69H(163mg)、実施例1S(82mg)、ビス(ジ−tert−ブチル(4−ジメチルアミノフェニル)ホスフィン)ジクロロパラジウム(14.3mg)及び炭酸セシウム(197mg)をバイアル中で合わせ、窒素で3回パージした。テトラヒドロフラン(1.5mL)及び水(470μL)を加え、反応混合物を65℃に加温した。3分後、反応混合物を室温に冷却し、終夜撹拌した。1−ピロリジンカルボジチオ酸アンモニウム塩(3.3mg)を加え、反応混合物を30分間撹拌した。反応混合物を珪藻土上で濾過し、酢酸エチルで洗浄した。濾液をブラインで希釈し、酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。粗製の残渣をTeledyne Isco CombiFlash(登録商標)Rf+上での順相MPLC(ヘプタン中20〜100%酢酸エチル)により精製して残渣を得、これをTeledyne Isco CombiFlash(登録商標)Rf+上での順相MPLC(ジクロロメタン中0〜30酢酸エチル)により更に精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z891.2(M+H)
+。
【0492】
実施例69J
(2R)−エチル2−((6−クロロ−8−((3−クロロ−4−ホルミル−2−メチルフェニル)−7−(4−フルオロフェニル)ピロロ[1,2−a]ピラジン−1−イル)オキシ)−3−(2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)−5−(((2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル)アミノ)メチル)フェニル)プロパノエート
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エタンアミン(7.2mg)及び実施例69I(41mg)のジクロロメタン中混合物に、酢酸(10.5μL)を加え、反応混合物を30分間撹拌した。トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(19.5mg)を加え、反応混合物を1時間撹拌した。反応混合物を酢酸エチル及び水で希釈した。水性層を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機層を飽和重炭酸ナトリウム及びブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮して粗生成物を得、これを更には精製せずに使用した。テトラヒドロフラン(1mL)、トリフルオロ酢酸(1mL)及び水(333μL)の混合物を粗製物質に加え、混合物を1時間撹拌した。反応混合物を飽和重炭酸ナトリウム混合物でゆっくりクエンチし、酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。粗製の残渣をLunaカラム(250×50mm、10mm)を使用する逆相HPLC Gilson PLC2020(0.1%トリフルオロ酢酸を含む水中5〜80%アセトニトリル)により精製した。適切なフラクションを合わせ、飽和重炭酸ナトリウムで中和し、ジクロロメタンで抽出し、硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z960.3(M+H)
+。
【0493】
実施例69K
エチル(7R,20R)−2,18−ジクロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−9,13−(メテノ)−6−オキサ−2a,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例69J(28mg)のジクロロメタン(2.9mL)中混合物に、無水硫酸マグネシウム(250mg)を加え、反応混合物を1時間撹拌した。懸濁液にトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(18.5mg)を加え、反応混合物を終夜撹拌した。反応混合物を珪藻土上で濾過し、飽和重炭酸ナトリウムで希釈し、ジクロロメタンで3回抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。残渣をLunaカラム(250×50mm、10mm)を使用する逆相HPLC Gilson PLC2020(0.1%トリフルオロ酢酸を含む水中5〜70%アセトニトリル)により精製し、凍結乾燥して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z944.3(M+H)
+。
【0494】
実施例69L
エチル(7R,20S)−2,18−ジクロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−9,13−(メテノ)−6−オキサ−2a,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例69Kの合成の間で少量生成物として表題化合物を得た。MS(ESI)m/z944.3(M+H)
+。
【0495】
実施例69M
(7R,20R)−2,18−ジクロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−9,13−(メテノ)−6−オキサ−2a,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例69K(19.7mg)のテトラヒドロフラン(200μL)及びメタノール(200μL)中混合物に、水酸化リチウム(7.3mg)の混合物を加え、反応混合物を終夜撹拌した。反応混合物をトリフルオロ酢酸(30μL)でクエンチし、Lunaカラム(250×50mm、10mm)(0.1%トリフルオロ酢酸を含む水中5〜65%アセトニトリル)を使用する逆相HPLC Gilson PLC2020により精製し、凍結乾燥した後、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.53 (d, 1H), 7.90 (d, 1H), 7.54-7.42 (m, 3H), 7.33-7.00 (m, 10H), 6.79 (d, 1H), 6.67 (br s, 1H), 5.80 (dd, 1H), 5.18 (d, 1H), 4.98 (d, 1H),4.62-4.44 (m, 2H), 4.37-4.22 (m, 2H), 3.75 (s, 3H),3.33-3.22 (m, 2H), 3.16-2.91 (m, 5H), 2.81 (s, 3H), 1.50 (s, 3H).MS(ESI)m/z916.2(M+H)
+。
【0496】
[実施例70]
(7R,20S)−10−[(1−ブチル−1H−ピラゾール−5−イル)メトキシ]−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0497】
実施例70A
1−ブチル−5−(クロロメチル)−1H−ピラゾール
(1−ブチル−1H−ピラゾール−5−イル)メタノール(500mg)の無水ジクロロメタン(20mL)中混合物に、0℃でトリフェニルホスフィン(1.1g)を加えた。混合物を0℃で45分間撹拌し、N−クロロスクシンイミド(476mg)を加えた。反応混合物を室温に終夜加温した。反応混合物をシリカゲルカラム上に直接装填し、これをヘプタン中20〜60%酢酸エチルで溶出して、表題化合物を得た。MS(DCI)m/z173(M+H)
+。
【0498】
実施例70B
エチル(7R,20S)−10−[(1−ブチル−1H−ピラゾール−5−イル)メトキシ]−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−9,13−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例70Aを65Eの代わりに用い、実施例65Nにて記載した手順に従って実施例70Bを調製した。MS(APCI)m/z866.24(M+H)
+。
【0499】
実施例70C
(7R,20S)−10−[(1−ブチル−1H−ピラゾール−5−イル)メトキシ]−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例70Bを実施例65Nの代わりに用い、実施例65Oにて記載した手順に従って実施例70Cを調製した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.68 (s, 1H), 7.51 (d, 2H), 7.36-7.28 (m, 2H), 7.28-7.18 (m, 3H), 7.14 (t, 2H), 6.96 (d, 1H), 6.49 (s, 1H), 6.13 (s, 1H), 5.73 (dd, 1H), 5.06 (d, 2H), 4.96 (d, 2H), 4.39-4.23 (m, 2H), 4.16 (s, 2H), 3.87 (td, 3H), 3.13-2.92 (m, 8H), 2.80 (s, 3H), 1.69 (s, 3H), 1.61 (p, 3H), 1.12 (h, 3H), 0.78 (t, 3H).MS(ESI)m/z838(M+H)
+。
【0500】
[実施例71]
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−10−{[2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0501】
実施例71A
4−(クロロメチル)−2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン
実施例7E(400mg)の無水ジクロロメタン(20mL)中混合物に、0℃でトリフェニルホスフィン(614mg)を加えた。混合物を0℃で45分間撹拌し、N−クロロスクシンイミド(264mg)を加えた。反応混合物を室温に2時間加温し、シリカゲルカラム上に直接装填し、これをヘプタン中10〜50%酢酸エチルで溶出して、表題化合物を得た。MS(DCI)m/z257(M+NH
4)
+。
【0502】
実施例71B
エチル(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−10−{[2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−9,13−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例71Aを65Eの代わりに用い、実施例65Nにて記載した手順に従って実施例71Bを調製した。MS(APCI)m/z934.21(M+H)
+。
【0503】
実施例71C
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−10−{[2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例71Bを実施例65Nの代わりに用い、実施例65Oにて記載した手順に従って実施例71Cを調製した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.65 (s, 1H), 8.41 (d, 1H), 7.51 (d, 2H), 7.32-7.10 (m, 5H), 6.95 (d, 1H), 6.79 (d, 1H), 6.48 (d, 1H), 5.91 (dd, 1H), 5.08 (t, 2H), 4.97 (d, 2H), 4.48 (t, 2H), 4.32 (t, 2H), 4.15 (s, 2H), 3.26-2.97 (m, 11H), 2.86-2.73 (m, 6H), 1.73 (s, 3H).MS(ESI)m/z906(M+H)
+。
【0504】
[実施例72]
(7R,20S)−2,18−ジクロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−9,13−(メテノ)−6−オキサ−2a,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例69L(3.2mg)のテトラヒドロフラン(150μL)及びメタノール(150μL)中混合物に、水酸化リチウム(1.2mg)の水(150μL)中混合物を加え、反応混合物を終夜撹拌した。反応混合物をトリフルオロ酢酸(8.6μL)でクエンチし、Lunaカラム(250×30mm、10mm)を使用する逆相HPLC Gilson PLC2020(0.1%トリフルオロ酢酸を含む水中5〜60%アセトニトリル)により精製し、凍結乾燥後、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z916.3(M+H)
+。
【0505】
[実施例73]
(7R,16R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0506】
実施例73A
(S)−2,3−ジヒドロキシプロピル4−メチルベンゼンスルホネート
(S)−(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メチル4−メチルベンゼンスルホネート(9g)のメタノール36mL中撹拌混合物に、1M HCl水溶液混合物42mLをゆっくり加え、反応混合物を周囲温度で終夜撹拌した。混合物を減圧下で濃縮して、ほとんどのメタノールを除去した。混合物を飽和重炭酸ナトリウム水溶液混合物225mL中に注意深く注ぎ入れた。混合物を酢酸エチルで3回に分けて抽出した。合わせた有機層を飽和ブライン水溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、シリカゲル上に濃縮した。Teledyne Isco RediSep(登録商標)Rf gold シリカゲルカラム330gを使用するCombiFlash(登録商標)Teledyne Iscoシステム上でのシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(ヘプタン中10〜80%の2:1酢酸エチル:エタノールで溶出)により精製して表題化合物を得、これを次のステップに素早く使用した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 2.42 (s, 3H), 3.18-3.27 (m, 1H), 3.29-3.34 (m, 1H), 3.61 (ttd, 1H), 3.84 (dd, 1H), 3.97-4.05 (m, 1H), 4.68 (t, 1H), 5.10 (d, 1H), 7.48 (d, 2H), 7.73-7.85 (m, 2H).LC/MS(APCI)m/z247.3(M+H)
+。
【0507】
実施例73B
(S)−3−(ビス(4−メトキシフェニル)(フェニル)メトキシ)−2−ヒドロキシプロピル4−メチルベンゼンスルホネート
実施例73A(6.3g)のジクロロメタン128mL中撹拌混合物に、0℃で4,4’−ジメトキシトリチルクロリド(9.10g)を一度で加えた。混合物にN,N−ジイソプロピルエチルアミン(4.69mL)を15分かけて滴下添加した。反応混合物を0℃で1時間撹拌し、飽和塩化アンモニウム水溶液(100mL)でクエンチした。層を分離し、水性層をジクロロメタンで2回に分けて抽出した。合わせた有機抽出物を無水硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、シリカゲル上に濃縮した。Teledyne Isco RediSep(登録商標)Rf gold シリカゲルカラム330gを使用するCombiFlash(登録商標)Teledyne Iscoシステム上でのフラッシュクロマトグラフィー(0〜50%酢酸エチル/ヘプタンで溶出)により精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 2.39 (s, 3H), 2.84 (dd, 1H), 2.94 (dd, 1H), 3.74 (s, 6H), 3.76-3.81 (m, 1H), 3.96 (dd, 1H), 4.02-4.09 (m, 1H), 5.28 (d, 1H), 6.82-6.92 (m, 4H), 7.12-7.18 (m, 4H), 7.19-7.25 (m, 1H), 7.28 (d, 4H), 7.45 (d, 2H), 7.71-7.79 (m, 2H).
【0508】
実施例73C
(R)−3−(ビス(4−メトキシフェニル)(フェニル)メトキシ)−2−(4−ブロモ−2−クロロ−3−メチルフェノキシ)プロピル4−メチルベンゼンスルホネート
撹拌子及び温度計を装着した500mLの丸底フラスコに、実施例73B(10.2g)、実施例64C(4.94g)及びトリフェニルホスフィン(7.31g)を装填した。テトラヒドロフラン(186mL)を加え、温度を25℃未満に維持しながらジ−tert−ブチルアゾジカルボキシレート(6.42g)を少しずつ加えた。添加後、フラスコを密栓し、排気し、窒素で2回逆充填した。反応混合物を45℃に予め加熱した油浴中に置き、混合物を90分間撹拌した。周囲温度に冷却した後、混合物をシリカゲル上に濃縮した。Teledyne Isco RediSep(登録商標)Rf gold シリカゲルカラム330gを使用するCombiFlash(登録商標)Teledyne Iscoシステム上でのフラッシュクロマトグラフィー(5〜40%酢酸エチル/ヘプタンで溶出)により精製して、ヒドラジン副生成物を含む生成物の混合物を得た。フラッシュクロマトグラフィーによる更なる精製を、同一の装置及びカラムを使用するが、10〜100%ジクロロメタン/ヘプタン濃度勾配を用いて行って、表題化合物を得た。Agilent Chemstationソフトウェア制御下で操作するAurora A5 SFC Fusion及びAgilent1100システム上で分析的SFCを行った。SFCシステムは、10段のカラムスイッチャ、CO
2ポンプ、修飾剤ポンプ、オーブン及び逆圧調節器を含んでいた。移動相は、流速3mL/分でメタノールの修飾剤混合物を含む飲料グレードCO
2シリンダによって供給される超臨界CO
2を含有していた。オーブン温度は35℃で、排気口圧は150barであった。移動相濃度勾配を5%修飾剤で開始、流速1mL/分で0.1分間保持、次いで流速を3mL/分にまで上げ、0.4分間保持した。修飾剤を3mL/分で次の8分をかけて5%から50%に増加させ、次いで50%修飾剤で1分間保持した(3mL/分)。濃度勾配を0.5分かけて50%から5%修飾剤に低下させた(3mL/分)。装置に、5μmの粒子を含み内径4.6mm×長さ150mmの寸法を有するWhelk−01(S,S)カラムを装備した。少量の鏡像異性体(R)は7.3分後で溶出し、主要な鏡像異性体(S)は7.8分後で溶出した。このアッセイを使用して、表題化合物の鏡像異性体純度を96%ee(鏡像異性体過剰率)であると決定した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 2.33 (s, 3H), 2.41 (s, 3H), 3.16 (d, 2H), 3.69 (d, 6H), 4.19-4.31 (m, 2H), 4.75 (p, 1H), 6.74-6.86 (m, 5H), 7.06-7.12 (m, 4H), 7.13-7.20 (m, 1H), 7.20-7.25 (m, 4H), 7.31-7.37 (m, 2H), 7.39 (d, 1H), 7.61-7.70 (m, 2H).
【0509】
実施例73D
(R)−3−(ビス(4−メトキシフェニル)(フェニル)メトキシ)−2−(2−クロロ−3−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェノキシ)プロピル4−メチルベンゼンスルホネート
実施例73Cを実施例7Gの代わりに用い、実施例7Hにおいて記載した条件を使用して表題化合物を調製した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 1.30 (s, 12H), 2.35 (s, 3H), 2.53 (s, 3H), 3.20 (d, 2H), 3.72 (d, 6H), 4.22-4.38 (m, 2H), 4.77-4.90 (m, 1H), 6.74-6.87 (m, 5H), 7.10-7.17 (m, 4H), 7.17-7.30 (m, 5H), 7.32-7.38 (m, 2H), 7.43 (d, 1H), 7.65-7.71 (m, 2H).
【0510】
実施例73E
(R)−エチル2−((5−((1S)−4−(((R)−1−(ビス(4−メトキシフェニル)(フェニル)メトキシ)−3−(トシルオキシ)プロパン−2−イル)オキシ)−3−クロロ−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例68Cを実施例7Mの代わりに、実施例73Dを実施例7Hの代わりに用い、実施例7Nにおいて記載した条件を使用して表題化合物を調製した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 0.02-0.06 (m, 6H), 0.86 (s, 9H), 0.93 (t, 3H), 1.97 (s, 3H), 2.26-2.32 (m, 1H), 2.35 (s, 3H), 2.40-2.47 (m, 1H), 2.73 (dd, 1H), 3.08-3.26 (m, 2H), 3.64 (d, 6H), 3.73 (s, 3H), 3.86-3.99 (m, 1H), 4.15-4.30 (m, 2H), 4.67-4.78 (m, 1H), 5.04-5.09 (m, 2H), 5.55 (t, 1H), 6.22 (d, 1H), 6.65 (td, 1H), 6.70-6.76 (m, 3H), 6.84-6.95 (m, 2H), 7.01 (td, 1H), 7.08-7.32 (m, 11H), 7.31-7.41 (m, 4H), 7.41-7.60 (m, 2H), 7.63-7.70 (m, 2H), 8.60 (s, 1H), 8.80 (d, 1H).
【0511】
実施例73F
(R)−エチル2−((5−((1S)−4−(((R)−1−(ビス(4−メトキシフェニル)(フェニル)メトキシ)−3−(トシルオキシ)プロパン−2−イル)オキシ)−3−クロロ−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−ヒドロキシ−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例73E(1.76g)をジクロロメタン(61.2mL)に溶解し、周囲温度でテトラブチルアンモニウムフルオリド(1.224mL、テトラヒドロフラン中1M)で15分間処理した。混合物をシリカゲル上に濃縮し、Teledyne Isco RediSep(登録商標)Rf gold シリカゲルカラム80gを使用するCombiFlash(登録商標)Teledyne Iscoシステム上でのフラッシュクロマトグラフィー(10〜100%酢酸エチル/ヘプタンで溶出)により精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 1.00 (t, 3H), 1.93 (s, 3H), 2.35 (s, 3H), 2.71 (dd, 1H), 3.09 (dd, 1H), 3.24 (dd, 1H), 3.65 (d, 6H), 3.73 (s, 3H), 3.95-4.07 (m, 2H), 4.19-4.35 (m, 2H), 4.72-4.86 (m, 1H), 4.97-5.09 (m, 2H), 5.40 (dd, 1H), 5.93 (d, 1H), 6.56 (dd, 1H), 6.69-6.77 (m, 4H), 6.78-6.85 (m, 2H), 6.88-6.95 (m, 1H), 7.01 (td, 1H), 7.05-7.28 (m, 12H), 7.31-7.40 (m, 4H), 7.41-7.47 (m, 2H), 7.50 (dd, 1H), 7.66-7.75 (m, 2H), 8.59 (s, 1H), 8.81 (s, 1H), 8.83 (d, 1H).
【0512】
実施例73G
エチル(7R,16S,21S)−16−{[ビス(4−メトキシフェニル)(フェニル)メトキシ]メチル}−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例73F(535mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(53.9mL)中混合物に、炭酸セシウム(1317mg)を加えた。反応混合物を40℃で2時間撹拌した。混合物を周囲温度に冷却し、分液漏斗中に注ぎ入れ、酢酸エチル及び水で希釈した。層を分離し、水性層を酢酸エチルで2回に分けて抽出した。合わせた有機物をブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、シリカゲル上に濃縮した。Teledyne Isco RediSep(登録商標)Rf gold シリカゲルカラム40gを使用するCombiFlash(登録商標)Teledyne Iscoシステム上でのシリカゲルクロマトグラフィー(20〜100%酢酸エチル/ヘプタンで溶出)により精製して、表題化合物を得た。LC/MS(APCI)m/z1151.1(M+H)
+。
【0513】
実施例73H
エチル(7R,16R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−16−(ヒドロキシメチル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例73G(350mg)を、メタノール(1.5mL)、ジクロロメタン(1.5mL)及びギ酸(1.5mL)の混合物で15分間処理した。次いで混合物を飽和重炭酸ナトリウム水溶液混合物50mL中に注意深く注ぎ入れ、酢酸エチルで3回に分けて抽出した。合わせた有機層を飽和ブライン水溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、シリカゲル上に濃縮した。Teledyne Isco RediSep(登録商標)Rf gold シリカゲルカラム24gを使用するCombiFlash(登録商標)Teledyne Iscoシステム上でのシリカクロマトグラフィー(20〜100%酢酸エチル/ヘプタンで溶出)により精製して、表題化合物を得た。LC/MS(APCI)m/z849.3(M+H)
+。
【0514】
実施例73I
エチル(7R,16S,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−16−{[(4−メチルベンゼン−1−スルホニル)オキシ]メチル}−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例73H(183mg)及びトリエチルアミン(90μL)のジクロロメタン(2.2mL)中混合物に、パラ−トルエンスルホニルクロリド(82mg)を一度で加えた。混合物を周囲温度で終夜撹拌した。混合物をシリカゲル上に濃縮し、Teledyne Isco RediSep(登録商標)Rf gold シリカゲルカラム24gを使用するCombiFlash(登録商標)Teledyne Iscoシステム上でのフラッシュクロマトグラフィー(20〜100%酢酸エチル/ヘプタンで溶出)により精製して、表題化合物を得た。LC/MS(APCI)m/z1003.1(M+H)
+。
【0515】
実施例73J
エチル(7R,16R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
20mLのバイアルに、実施例73I(670mg)、1−メチルピペラジン(2.0g)及びN,N−ジメチルホルムアミド(2.2mL)を入れた。バイアルを密栓し、45℃で24時間撹拌した。混合物を水30mL中に注ぎ入れ、得られた沈殿物を数分間超音波処理した。物質を濾過し、水50mLで洗浄した。物質を集め、高真空下で乾燥して、表題化合物を得た。LC/MS(APCI)m/z931.1(M+H)
+。
【0516】
実施例73K
(7R,16R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例73J(560mg)をメタノール(8mL)及びテトラヒドロフラン(16mL)に溶解し、混合物を0℃に冷却した。得られた撹拌混合物に1モル濃度の水酸化リチウム水溶液(12mL)をゆっくり加え、反応混合物を周囲温度で終夜撹拌した。混合物を濃縮して揮発物を除去し、水性混合物を酢酸でpHが僅かに酸性になるまで処理した。生成した沈殿物を、アセトニトリル5mLを加えることにより溶解させた。混合物をGilson2020システムを使用する逆相分取LC(Luna、C−18、250×50mmカラム、移動相A:水中0.1%トリフルオロ酢酸;B:アセトニトリル;70mL/分で5〜75%BからA濃度勾配)により精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 2.23 (s, 3H), 2.70-2.77 (m, 2H), 2.79 (s, 3H), 2.83-2.95 (m, 1H), 2.95-3.24 (m, 4H), 3.28-3.47 (m, 4H), 3.77 (s, 3H), 3.87 (dd, 1H), 4.36 (dd, 1H), 4.47 (d, 1H), 4.59 (q, 1H), 5.18 (q, 2H), 5.67 (d, 1H), 6.16 (dd, 1H), 6.84 (dd, 1H), 6.88-6.93 (m, 1H), 6.97 (d, 1H), 7.06 (t, 1H), 7.13-7.24 (m, 6H), 7.47 (td, 1H), 7.51-7.58 (m, 2H), 8.75 (s, 1H), 8.89 (d, 1H).MS(ESI)m/z903.2(M+H)
+。
【0517】
[実施例74]
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−15−[3−(4−メチルピペラジン−1−イル)プロパノイル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0518】
実施例74A
(R)−エチル2−((5−ブロモ−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−(ヒドロキシメチル)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例61Iの代わりに実施例61Hを用い、実施例61Jにて記載した通りに表題化合物を調製した。MS(ESI)m/z747.1(M+H)
+。
【0519】
実施例74B
(R)−エチル2−((5−ブロモ−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−((N−(tert−ブトキシカルボニル)−2−(トリメチルシリル)エチルスルホンアミド)メチル)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
冷却(氷浴)した実施例74A(0.257g)、tert−ブチル(2−(トリメチルシリル)エチル)スルホニルカルバメート(0.12g)及びトリフェニルホスフィン(0.15g)のテトラヒドロフラン(2mL)混合物に、(E)−ジ−tert−ブチルジアゼン−1,2−ジカルボキシレート(0.12g、1mL)のテトラヒドロフラン混合物を注射器により滴下添加した。混合物を室温で2時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮し、残渣を酢酸エチル(20mL)に溶解した。酢酸エチル混合物を水及びブラインで連続的に洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過した。溶媒を減圧下で除去し、反応混合物を0〜10%酢酸エチル/ヘプタンで溶出するTeledyne ISCO CombiFlash(登録商標)システム及びRediSep(登録商標)Rf SF40〜80gカラムを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z1010.0(M+H)
+。
【0520】
実施例74C
(2R)−エチル3−(5−((N−(tert−ブトキシカルボニル)−2−(トリメチルシリル)エチルスルホンアミド)メチル)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)−2−((5−((1S)−3−クロロ−4−(((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)プロパノエート
実施例61Hの代わりに実施例74Bを用い、実施例61Iにて記載した通りに表題化合物を調製した。MS(APCI)m/z1084.2(M+H)
+。
【0521】
実施例74D
(2R)−エチル2−((5−((1S)−3−クロロ−4−(ヒドロキシメチル)−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)−5−((2−(トリメチルシリル)エチルスルホンアミド)メチル)フェニル)プロパノエート
実施例74C(0.124g)のジクロロメタン(1mL)中混合物に、トリフルオロ酢酸(1mL)を加えた。混合物を室温で24時間撹拌した。溶媒を減圧下で除去し、残渣をジクロロメタン/水(10:1、5mL)で処理した。固体の重炭酸ナトリウム(100mg)を加え、混合物を室温で3時間撹拌した。ジクロロメタン(10mL)及び水(5mL)を加え、混合物をBiotage(登録商標)Isolute Phase Separatorカラムに通して濾過した。ジクロロメタン混合物を濃縮した。残渣をジクロロメタン中1〜10%メタノールで溶出するTeledyne ISCO CombiFlash(登録商標)システム及びRediSep(登録商標)Rf SF25−カラム40gを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z984.3(M+H)
+。
【0522】
実施例74E
エチル(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−15−[2−(トリメチルシリル)エタンスルホニル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例61Jの代わりに実施例74Dを用い、実施例61Kにて記載した通りに表題化合物を調製した。MS(ESI)m/z966.3(M+H)
+。
【0523】
実施例74F
エチル(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例61Iの代わりに実施例74Eを用い、実施例61Jにて記載した通りに表題化合物を調製した。MS(ESI)m/z802.2(M+H)
+。
【0524】
実施例74G
エチル(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−15−[3−(4−メチルピペラジン−1−イル)プロパノイル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
1−[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]−1H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジニウム3−オキシドヘキサフルオロホスフェート(6mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(0.5mL)中混合物に、3−(4−メチルピペラジン−1−イル)プロパン酸(5mg)を加えた。混合物を室温で5分間撹拌した。実施例74F(10mg)を加え、混合物を室温で3時間撹拌した。反応混合物をN,N−ジメチルホルムアミド/水(1:1、1mL)で希釈し、30分かけて0.1容量/容量%トリフルオロ酢酸を含む水中20〜100%アセトニトリルの濃度勾配を使用するGilsonシステム(Lunaカラム、250×30mm、流速50mL/分)を使用する逆相HPLCにより精製した。所望の生成物を含むフラクションを凍結乾燥して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z956.4(M+H)
+。
【0525】
実施例74H
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−15−[3−(4−メチルピペラジン−1−イル)プロパノイル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例1Vの代わりに実施例74Gを用い、実施例1Wにて記載した通りに表題化合物を調製した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.61 (m, 2H), 7.45 (m, 2H), 7.26 (m, 5H), 7.08 (m, 5H), 6.79 (d, 1H), 6.21 (s, 1H), 5.85 (m, 1H), 5.12 (m, 3H), 4.67 (m, 1H), 4.43 (m, 1H), 3.72 (s, 3H), 2.67 (m, 4H), 1.62 (s, 3H).MS(ESI)m/z928.3(M+H)
+。
【0526】
[実施例75]
(7R,16R,21R)−2,19−ジクロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2a,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0527】
実施例75A
(R)−エチル3−(5−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)−2−((6−クロロ−7−(4−フルオロフェニル)−8−ヨードピロロ[1,2−a]ピラジン−1−イル)オキシ)プロパノエート
実施例68B(152mg)、実施例69G(116mg)及び炭酸セシウム(276mg)のtert−ブタノール(5.6mL)中混合物を27℃で24時間加温した。反応混合物を水及びブラインで希釈し、酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。粗製の残渣をTeledyne Isco CombiFlash Rf+上での順相MPLC(ヘプタン中5〜70%酢酸エチル)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z909.0(M+H)
+。
【0528】
実施例75B
(2R)−エチル2−((8−((1R)−4−(((R)−1−(ビス(4−メトキシフェニル)(フェニル)メトキシ)−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)プロパン−2−イル)オキシ)−3−クロロ−2−メチルフェニル)−6−クロロ−7−(4−フルオロフェニル)ピロロ[1,2−a]ピラジン−1−イル)オキシ)−3−(5−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例64K(110mg)、実施例75A(106mg)、ビス(ジ−tert−ブチル(4−ジメチルアミノフェニル)ホスフィン)ジクロロパラジウム(II)(8.3mg)及び炭酸セシウム(114mg)の脱気したテトラヒドロフラン(1.2mL)及び水(290μL)中混合物を46時間撹拌した。1−ピロリジンカルボン酸アンモニウム塩(1.9mg)を加え、反応混合物を30分間撹拌した。反応混合物を珪藻土上で濾過し、酢酸エチルで洗浄した。混合物をブラインで希釈し、酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、減圧下で濃縮した。粗製の残渣をTeledyne Isco CombiFlash(登録商標)Rf+上での順相MPLC(ジクロロメタン中0〜6.5%メタノール)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z1382.3(M+H)
+。
【0529】
実施例75C
(R)−エチル2−(((R)−6−クロロ−8−((1R)−3−クロロ−4−(((R)−1−ヒドロキシ−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)プロパン−2−イル)オキシ)−2−メチルフェニル)−7−(4−フルオロフェニル)ピロロ[1,2−a]ピラジン−1−イル)オキシ)−3−(5−ヒドロキシ−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例75B(23mg)のジクロロメタン(100μL)及びメタノール(100μL)中混合物に、ギ酸(96μL)を加え、反応混合物を90分間撹拌した。反応混合物を飽和重炭酸ナトリウム混合物でゆっくりクエンチし、酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、減圧下で濃縮して粗製の残渣を得、これを更には精製せずに使用した。テトラヒドロフラン(300μL)中の残渣に、テトラブチルアンモニウムフルオリド(テトラヒドロフラン中1M、50μL)を加え、反応混合物を45分間撹拌した。反応混合物を飽和塩化アンモニウム混合物でクエンチし、酢酸エチルで3回抽出した。粗製の残渣をLunaカラムを使用するGilson PLC2020上での逆相HPLC(250×50mm、10μm、0.1%トリフルオロ酢酸を含む水中5〜80%アセトニトリル)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z967.1(M+H)
+。
【0530】
実施例75D
(7R,16R,21R)−2,19−ジクロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2a,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例75C(20.6mg)トリフェニルホスフィン(11.2mg)及びN,N,N’,N’−テトラメチルアゾジカルボキサミド(7.3mg)の混合物を50℃で終夜加熱した。更にトリフェニルホスフィン(11mg)及びN,N,N’,N’−テトラメチルアゾジカルボキサミド(7.3mg)を加え、加熱を終夜続けた。追加のトリフェニルホスフィン(11mg)及びN,N,N’,N’−テトラメチルアゾジカルボキサミド(7.3mg)を加え、加熱を4時間続けた。追加のトリフェニルホスフィン(11mg)及びN,N,N’,N’−テトラメチルアゾジカルボキサミド(7.3mg)を加え、加熱を2日間続けた。反応混合物を冷却し、酢酸エチルで希釈し、珪藻土上で濾過し、濃縮して、粗製物質を得た。粗製物質のテトラヒドロフラン(240μL)及びメタノール(240μL)中混合物に、水(240μL)中の水酸化リチウム(7.7mg)を加え、反応混合物を終夜撹拌した。反応混合物をトリフルオロ酢酸(33μL)でクエンチし、Lunaカラム(250×30mm、10μm)を使用するGilson PLC2020上での逆相HPLC(0.1%トリフルオロ酢酸を含む水中5〜70%アセトニトリル)により精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.87 (d, 1H), 7.99 (d, 1H), 7.57-7.50 (m, 2H), 7.49-7.43 (m, 1H), 7.34 (d, 1H), 7.21-7.11 (m, 6H), 7.09-7.03 (m, 2H), 6.93-6.85 (m, 2H), 6.78 (dd, 1H), 6.11-6.05 (m, 1H), 5.75 (d, 1H), 5.16 (dd, 2H), 4.66-4.57 (m, 1H), 4.44 (d, 1H), 4.31 (dd, 1H), 3.85-3.72 (m, 4H), 3.15-2.85 (m, 6H), 2.78 (s, 3H), 3.75-2.67 (m, 2H), 2.14 (s, 3H).MS(ESI)m/z921.3(M+H)
+。
【0531】
[実施例76]
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−10−[(4−{3−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}ピリミジン−2−イル)メトキシ]−7,8−ジヒドロ−14H,16H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6,15−ジオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0532】
実施例76A
(R)−エチル2−アセトキシ−3−(5−(((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)−2−((2−(メチルチオ)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例61E(2.5g)、(2−(メチルチオ)ピリミジン−4−イル)メタノール(1.54g)及びトリフェニルホスフィン(3.3g)のトルエン(50mL)中混合物に、N,N,N’,N’−テトラメチルアゾジカルボキサミド(1.3g)を加えた。反応混合物を室温で終夜撹拌した。物質を濾別した。濾液を濃縮し、残渣をヘプタン中30%酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z535(M+NH
4)
+。
【0533】
実施例76B
(R)−エチル3−(5−(((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)−2−((2−(メチルチオ)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)−2−ヒドロキシプロパノエート
実施例76A(2.7g)のエタノール(50mL)中混合物に、ナトリウムエトキシド(1.7g、エタノール中20%)を加えた。混合物を室温で30分間撹拌した。反応混合物を水(100mL)でクエンチし、酢酸エチル(200mL×2)で抽出した。有機相を濃縮し、ヘキサン中40%酢酸エチルで溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z493(M+NH
4)
+。
【0534】
実施例76C
(R)−エチル2−((5−ブロモ−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−(((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)−2−((2−(メチルチオ)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例1D(0.9g)及び実施例76B(0.9g)のジクロロメタン(5mL)中混合物に、tert−ブタノール(10mL)及び炭酸セシウム(0.7g)を加え、混合物を65℃で終夜撹拌した。反応混合物を酢酸エチル(100mL)と水(100mL)との間で分配した。有機相を濃縮し、残渣を酢酸エチル中10%メタノールで溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z800(M+NH
4)
+。
【0535】
実施例76D
(2R)−エチル3−(5−(((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)−2−((2−(メチルチオ)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)−2−((5−((1S)−4−(((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)−3−クロロ−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)プロパノエート
実施例76C(1.4g)、tert−ブチル((2−クロロ−3−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンジル)オキシ)ジメチルシラン(0.77g)、ビス(ジ−tert−ブチル(4−ジメチルアミノフェニル)ホスフィン)ジクロロパラジウム(II)(124mg)及びK
3PO
4(0.9g)の混合物を排気し、窒素ガスで充填した。混合物に脱気したテトラヒドロフラン(50mL)及び水(12mL)を加えた。反応混合物を40℃で終夜撹拌した。反応混合物を水(100mL)でクエンチし、酢酸エチル(2×100mL)で抽出した。有機相を濃縮し、残渣をヘプタン中30%酢酸エチルで溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z990(M+NH
4)
+。
【0536】
実施例76E
(R)−エチル2−(((S)−5−((1S)−3−クロロ−4−(ヒドロキシメチル)−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−(ヒドロキシメチル)−2−((2−(メチルチオ)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例76D(1.3g)のテトラヒドロフラン(20mL)中混合物を0℃に冷却し、テトラブチルアンモニウムフルオリド(1.5mL、テトラヒドロフラン中1M)を加えた。混合物を室温で3時間撹拌した。反応混合物を水(100mL)でクエンチし、酢酸エチル(2×100mL)で抽出した。有機相を濃縮し、残渣をヘプタン中80%酢酸エチルで溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z762(M+NH
4)
+。
【0537】
実施例76F
エチル(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−10−{[2−(メチルスルファニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−7,8−ジヒドロ−14H,16H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6,15−ジオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
N,N,N’,N’−テトラメチルアゾジカルボキサミド(580mg)のトルエン(6mL)中混合物を排気し、窒素で充填し、0℃に冷却した。この混合物にトリブチルホスフィン(465mg)を加えた。混合物を室温に加温し、室温で10分間撹拌した。実施例76E(350mg)のトルエン(1mL)中混合物を反応物中に加え、混合物を終夜撹拌した。反応混合物を水(100mL)でクエンチし、酢酸エチル(2×100mL)で抽出した。有機相を濃縮し、残渣をヘプタン中80%酢酸エチルで溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z744(M+NH
4)
+。
【0538】
実施例76G
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−10−[(4−{3−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}ピリミジン−2−イル)メトキシ]−7,8−ジヒドロ−14H,16H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6,15−ジオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例76F(30mg)、(3−(2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ)フェニル)ボロン酸(21mg)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(9mg)及び銅(I)チオフェン−2−カルボキシレート(31mg)の無水テトラヒドロフラン(1mL)中混合物を、密封したマイクロ波管中で脱気し、アルゴンで充填した。反応混合物をBiotage(登録商標)Initiatorマイクロ波反応器中90℃で30分間加工した。反応混合物をシリカゲルカラム上に直接装填し、30〜80%酢酸エチル/ヘプタンで溶出して中間体を得、これをテトラヒドロフラン(2mL)、メタノール(1mL)及び水(1mL)の混合溶媒に溶解した。LiOH一水和物(30mg)を加え、混合物を終夜撹拌した。トリフルオロ酢酸(1mL)を反応物に加えた。反応混合物をGilsonシステム及び0.1%トリフルオロ酢酸を含む30%〜100%アセトニトリル水の濃度勾配を使用する逆相HPLCにより精製した。所望の生成物を含むフラクションを凍結乾燥して、表題化合物を得た。
1H NMR (501 MHz, メタノール-d
4) δ ppm 8.60 (d, 1H), 8.43 (s, 1H), 8.02-7.89 (m, 2H), 7.45-7.32 (m, 2H), 7.34-7.28 (m, 2H), 7.19-7.05 (m, 4H), 7.02-6.87 (m, 2H), 6.74 (d, 1H), 6.66 (d, 1H), 6.01 (dd, 1H), 5.16 (d, 1H), 5.10-4.92 (m, 2H), 4.29 (td, 2H), 3.42-3.31 (m, 2H), 3.30 (p, 8H), 3.17-2.96 (m, 7H), 2.87 (s, 2H), 1.60 (s, 3H).MS(ESI)m/z888(M+H)
+。
【0539】
[実施例77]
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(3−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−7,8−ジヒドロ−14H,16H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6,15−ジオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0540】
実施例77A
(R)−エチル2−アセトキシ−3−(5−(((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)−2−((2−(メチルチオ)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例61E(2.5g)、実施例7B(0.985g)及びトリフェニルホスフィン(3.3g)のトルエン(50mL)中混合物に、テトラメチルアゾジカルボキサミド(1.3g)を加えた。反応混合物を室温で終夜撹拌した。物質を濾別した。濾液を濃縮し、ヘプタン中30%酢酸エチルを用いるフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z535(M+H)
+。
【0541】
実施例77B
(R)−エチル3−(5−(((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)−2−((2−(メチルチオ)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)−2−ヒドロキシプロパノエート
実施例77A(2.7g)のエタノール(50mL)中混合物に、ナトリウムエトキシド(1.7g、エタノール中20%)を加えた。混合物を室温で30分間撹拌した。反応混合物を水(100mL)でクエンチし、酢酸エチル(200×2)で抽出した。有機相を濃縮し、ヘキサン中40%酢酸エチルを用いるフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z493(M+H)
+。
【0542】
実施例77C
(R)−エチル2−((5−ブロモ−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−(((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)−2−((2−(メチルチオ)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例77B(0.9g)のジクロロメタン(5mL)中混合物に、実施例1D(0.9g)を加えた。得られた混合物にtert−ブタノール(10mL)及びCs
2CO
3(0.7g)を加え、反応混合物を65℃で終夜撹拌した。反応混合物を酢酸エチル(100mL)と水(100mL)との間で分配した。有機相を濃縮し、酢酸エチル中10%メタノールを用いるフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z800(M+H)
+。
【0543】
実施例77D
(2R)−エチル3−(5−(((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)−2−((2−(メチルチオ)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)−2−((5−((1S)−4−(((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)−3−クロロ−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)プロパノエート
実施例77C(430mg)、実施例20G(320mg)、ビス(ジ−tert−ブチル(4−ジメチルアミノフェニル)ホスフィン)ジクロロパラジウム(II)(38mg)及びK
3PO
4(285mg)を含むフラスコを脱気し、アルゴンで充填した。この混合物に、脱気しアルゴンでスパージしたテトラヒドロフラン(12mL)及び水(3mL)の混合物を加え、反応混合物を40℃で終夜撹拌した。反応混合物を濃縮し、ジクロロメタン(2mL)に希釈し、フラッシュクロマトグラフィー(ヘプタン中30%酢酸エチル)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z990(M+H)
+。
【0544】
実施例77E
(2R)−エチル2−((5−((1S)−3−クロロ−4−(ヒドロキシメチル)−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−(ヒドロキシメチル)−2−((2−(メチルチオ)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
氷浴中で冷却した実施例77D(700mg)のテトラヒドロフラン(10mL)中混合物に、テトラブチルアンモニウムフルオリド(1.4mL、テトラヒドロフラン中1M)を加えた。反応混合物を0℃で1時間撹拌した。反応混合物を水(100mL)と酢酸エチル(200mL)との間で分配した。有機相を濃縮し、フラッシュクロマトグラフィー(ヘプタン中50%酢酸エチル)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z762(M+H)
+。
【0545】
実施例77F
エチル(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−10−{[2−(メチルスルファニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−7,8−ジヒドロ−14H,16H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6,15−ジオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例77E(270mg)のトルエン(10mL)中混合物を70℃に終夜加熱した。室温に冷却した後、反応混合物をシリカゲルカラム上に装填し、フラッシュクロマトグラフィー(ヘプタン中30%酢酸エチル)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z744(M+H)
+。
【0546】
実施例77G
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(3−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−7,8−ジヒドロ−14H,16H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6,15−ジオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例77F(40mg)、(3−メトキシフェニル)ボロン酸(16mg)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(12mg)及び銅(I)−チオフェン−2−カルボキシレート(41mg)のテトラヒドロフラン(1mL)中混合物を、密封したマイクロ波管中で脱気し、アルゴンで充填した。反応混合物をBiotage(登録商標)Initiatorマイクロ波反応器中T=90℃で30分間処理した。反応混合物をフラッシュクロマトグラフィー(ヘプタン中50%酢酸エチル)により精製して中間体を得、これをテトラヒドロフラン(2mL)、メタノール(1mL)及び水(1mL)の混合溶媒に溶解した。LiOH(30mg)を加え、混合物を終夜撹拌した。トリフルオロ酢酸(1mL)を反応物に加え、混合物を濃縮した。残渣をHPLC(Zorbax、C−18、250×4.6mmカラム、移動相A:H
2O中0.1%トリフルオロ酢酸;B:CH
3CN中0.1%トリフルオロ酢酸;0〜70%濃度勾配)により精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (501 MHz, メタノール-d
4) δ ppm 8.66 (d, J=5.4 Hz, 1H), 8.49 (s, 1H), 7.74 (dd, J=7.6, 1.8 Hz, 1H), 7.54 (ddd, J=8.6, 7.4, 1.8 Hz, 1H), 7.49 (d, J=5.4 Hz, 1H), 7.39 (d, J=7.8 Hz, 1H), 7.32 (d, J=7.8 Hz, 1H), 7.21-7.14 (m, 3H), 7.14-7.07 (m, 2H), 6.99-6.93 (m, 2H), 6.74 (d, J=8.4 Hz, 1H), 6.64 (d, J=2.2 Hz, 1H), 6.02 (dd, J=10.4, 3.9 Hz, 1H), 5.20 (d, J=15.3 Hz, 1H), 5.08 (d, J=15.3 Hz, 1H), 5.01 (d, J=12.8 Hz, 1H), 4.68-4.60 (m, 3H), 3.88 (s, 3H), 3.39 (dd, J=15.0, 3.9 Hz, 1H), 3.10 (dd, J=15.1, 10.5 Hz, 1H), 1.62 (s, 3H).MS(ESI)m/z776(M+H)
+。
【0547】
[実施例78]
(7R,20S)−22−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−21−メチル−10−[(2−{3−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0548】
実施例78A
エチル(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−10−{[2−(メチルスルファニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例65M(90mg)、4−(クロロメチル)−2−(メチルチオ)ピリミジン(43mg)及び炭酸セシウム(161mg)の無水N,N−ジメチルホルムアミド(6mL)中混合物を室温で4時間撹拌した。反応混合物を酢酸エチルとブラインとの間で分配した。有機相をブラインで洗浄し、濃縮した。残渣をフラッシュクロマトグラフィー(3%NH
4OHを含むCH
2Cl
2中0〜20%メタノール)により分離して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z868(M+H)
+。
【0549】
実施例78B
エチル(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−10−[(2−{3−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例78A(40mg)、(3−(2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ)フェニル)ボロン酸(24.33mg)、(テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0))(5.33mg)及び銅(I)チオフェン−2−カルボキシレート(17.57mg)の無水テトラヒドロフラン(3mL)中混合物を、マイクロ波バイアル中窒素でパージした。反応混合物をマイクロ波照射(Biotage(登録商標)Initiator)下90℃で35分間加熱した。冷却した後、反応混合物を酢酸エチルと重炭酸ナトリウム水溶液混合物との間で分配した。有機相をブラインで洗浄し、濃縮した。残渣をフラッシュクロマトグラフィー(3%NH
4OHを含むCH
2Cl
2中0〜20%メタノール)により分離して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z1041(M+H)
+。
【0550】
実施例78C
(7R,20S)−22−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−21−メチル−10−[(2−{3−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例78B(12mg)のテトラヒドロフラン(1.5mL)中混合物に、水酸化リチウム一水和物(4.84mg)の水(1.5mL)及びメタノール(1.5mL)中混合物を加えた。混合物を室温で1日間撹拌し、トリフルオロ酢酸(0.02mL)を加えた。混合物を濃縮し、残渣をHPLC(Zorbax、C−18、250×4.6mmカラム、移動相A:H
2O中0.1%トリフルオロ酢酸;B:CH
3CN中0.1%トリフルオロ酢酸;0〜70%濃度勾配)により分離した。所望のフラクションを凍結乾燥して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.71 (d, J=5.0 Hz, 1H), 8.59 (s, 1H), 7.97-7.87 (m, 2H), 7.54-7.41 (m, 3H), 7.33-7.07 (m, 7H), 6.85 (d, J=8.4 Hz, 1H), 6.52 (d, J=2.1 Hz, 1H), 5.92 (dd, J=9.2, 4.3 Hz, 1H), 5.31-5.03 (m, 4H), 4.41-4.00 (m, 8H), 3.42-2.90 (m, 20H), 2.78 (d, J=5.7 Hz, 6H), 1.75 (s, 3H).MS(ESI)m/z1012(M+H)
+。
【0551】
[実施例79]
(7R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0552】
実施例79A
(R)−エチル2−((5−ブロモ−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−ヒドロキシ−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
トリフルオロ酢酸及び水の混合物(9:1、2.3mL)を実施例68C(200mg)に加え、反応混合物を室温で撹拌した。90分後、反応混合物を飽和重炭酸ナトリウム水溶液でゆっくりクエンチし、酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。粗製の残渣をTeledyne Isco CombiFlash(登録商標)Rf+上での順相MPLC(ヘプタン中10〜80%酢酸エチル)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z731.2(M+H)
+。
【0553】
実施例79B
(R)−エチル2−((5−ブロモ−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−(2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)エトキシ)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例79A(169mg)及び2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)エタノール(81mg)のトルエン(2.3mL)中混合物に、トリフェニルホスフィン(121mg)を、続いてN,N,N’,N’−テトラメチルアゾジカルボキサミド(80mg)を加え、反応混合物を終夜撹拌した。反応混合物を酢酸エチルで希釈し、珪藻土上で濾過し、濃縮した。粗製の残渣をTeledyne Isco CombiFlash Rf+上での順相MPLC(ヘプタン中10〜75%酢酸エチル)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z891.1(M+H)
+。
【0554】
実施例79C
2−クロロ−3−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェノール
実施例64C(20g)、ビス(ピナコラト)ジボロン(22.9g)、酢酸カリウム(17.7g)及び1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセンジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(7.37g)を、熱電対、還流冷却器及び撹拌子を装着した500mLの3ツ口丸底フラスコ中で合わせた。システムを窒素の気流下で1時間脱気した。ジオキサン(200mL)をカヌーレにより加えた。得られた混合物を80℃の内温に終夜加熱した。反応混合物を冷却し、氷水(1000mL)中に注ぎ入れた。メチル−tert−ブチルエーテル(500mL)を加え、混合物を珪藻土に通して濾過し、メチルtert−ブチルエーテルで濯いだ。層を分離し、水性層をメチルtert−ブチルエーテル500mLで更に2回抽出した。合わせた有機抽出物を水(3×500mL)及びブライン(500mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。残渣を1:1メチルtert−ブチルエーテル−トルエンに溶解し、シリカのプラグに通して濾過し、UV活性スポットにより溶出が終わるまで、1:1メチルtert−ブチルエーテル−トルエンで溶出した。得られた混合物を真空で濃縮した。残渣をヘプタンで摩砕した。ヘプタン混合物を連続的に濃縮し、残渣を1:1メチル−tert−ブチルエーテル:トルエンに溶解し、ヘプタンで更に2回摩砕して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z266.9(M−H)
−。
【0555】
実施例79D
(2R)−エチル3−(5−(2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)エトキシ)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)−2−((5−((1S)−3−クロロ−4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)プロパノエート
窒素でパージした実施例79B(142mg)、実施例79C(51.4mg)、リン酸カリウム三塩基酸(102mg)及びビス(ジ−tert−ブチル(4−ジメチルアミノフェニル)ホスフィン)ジクロロパラジウム(II)(11.30mg)の混合物に、脱気したテトラヒドロフラン(1.3mL)及び水(320μL)を加え、反応混合物を終夜撹拌した。1−ピロリジンカルボジチオ酸アンモニウム塩(2.62mg)を加え、反応混合物を30分間撹拌した。反応混合物を酢酸エチルで希釈し、珪藻土上で濾過した。ブライン及び水を加え、水性層を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。得られた残渣を同一の反応及び後処理条件に再度供し、粗製の残渣をTeledyne Isco CombiFlash Rf+上での順相MPLC(ヘプタン中0〜60%酢酸エチル)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z951.1(M+H)
+。
【0556】
実施例79E
(2R)−エチル2−((5−((1S)−3−クロロ−4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−(2−ヒドロキシエトキシ)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例79D(75mg)のテトラヒドロフラン(525μL)中混合物に、テトラブチルアンモニウムフルオリド(テトラヒドロフラン中1M、158μL)を加え、反応混合物を撹拌した。出発物質が消費された時点で、反応混合物を飽和塩化アンモニウム水溶液及び水でクエンチし、水性混合物を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。粗製の残渣をTeledyne Isco CombiFlash Rf+上での順相MPLC(ヘプタン中25〜100%酢酸エチル)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z837.2(M+H)
+。
【0557】
実施例79F
エチル(7R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例79E(51mg)のトルエン(6mL)中混合物に、トリフェニルホスフィン(32.0mg)を、続いてテトラメチルアゾジカルボキサミド(20.98mg)を加え、反応混合物を室温で終夜撹拌した。反応混合物を酢酸エチルで希釈し、珪藻土上で濾過し、濃縮した。粗製の残渣をTeledyne Isco CombiFlash Rf+上での順相MPLC(ヘプタン中15〜80%酢酸エチル)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z819.3(M+H)
+。
【0558】
実施例79G
(7R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例79F(12.6mg)のテトラヒドロフラン(200μL)及びメタノール(200μL)中混合物に、水(200μL)中の水酸化リチウム(7.3mg)を加え、反応混合物を5時間撹拌した。反応混合物をトリフルオロ酢酸(30μL)でクエンチし、水で希釈した。水性混合物をジクロロメタンで3回抽出し、合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。粗製の残渣をジメチルスルホキシド(700μL)に溶解し、Lunaカラム(250×50mm、10mm)を使用するGilson PLC2020上でのRP−HPLC(0.1%トリフルオロ酢酸を含む水中15〜100%アセトニトリル)により精製し、凍結乾燥した後、表題化合物を得た。
1H NMR (500 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.87 (d, 1H), 8.73 (s, 1H), 7.57-7.50 (m, 2H), 7.49-7.43 (m, 1H), 7.28-7.13 (m, 6H), 7.06 (dt, 1H), 6.95 (d, 1H), 6.88 (d, 1H), 6.75 (d, 1H), 6.22 (dd, 1H), 5.76 (d, 1H), 5.20-5.08 (m, 2H), 4.85-4.76 (m, 1H), 4.44-4.37 (m, 1H), 4.34-4.26 (m, 1H), 4.16-4.07 (m, 1H), 3.83 (dd, 1H), 3.77 (s, 3H), 2.94-2.86 (m, 1H), 2.17 (s, 3H).MS(ESI)m/z791.2(M+H)
+。
【0559】
[実施例80]
(7R,21S)−23−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−22−メチル−7,8,16,17−テトラヒドロ−15H−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14−ジオキサ−2−チア−3,5,17−トリアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0560】
実施例80A
(R)−エチル2−アセトキシ−3−(5−ヒドロキシ−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例1L(2g)、ビス(ピナコラト)ジボロン(1.151g)、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン(0.154g)及び酢酸カリウム(1.112g)をジオキサン20mLに溶解した。混合物を高真空及び窒素パージの数サイクルに供し、65℃で24時間撹拌した。混合物を冷却し、エーテル中に注ぎ入れ、混合物を水で2回濯ぎ、濃縮した。粗製のボレートをテトラヒドロフラン100mLに溶解し、混合物にpH7緩衝液混合物30mL及び30%H
2O
2混合物(0.579mL)を加えた。混合物を3時間撹拌した。固体のNa
2S
2O
3(3g)を加え、次いでNaH
2PO
4混合物を加えてpH5にし、得られた混合物を酢酸エチル200mLで2回抽出した。合わせた抽出物をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。粗製物質を溶出液としてヘプタン中5〜50%酢酸エチルを使用するシリカゲルカラム上で精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 9.01 (s, 1H), 8.92 (d, 1H), 7.55 (m, 2H), 7.45 (m, 1H), 7.16 (d, 1H), 7.06, (t, 1H), 6.89, (d, 1H), 6.60 (m, 2H), 5.15, (m, 3H), 4.06 (q, 2H), 3.77 (s, 3H), 3.21 (dd, 1H), 3.03 (dd, 1H), 2.01, (s, 3H), 1.11 (s, 3H).LC/MS(APCI)m/z467.3(M+H)
+。
【0561】
実施例80B
(R)−エチル2−アセトキシ−3−(2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)−5−((トリイソプロピルシリル)オキシ)フェニル)プロパノエート
実施例80A(1.4g)、トリイソプロピルシリルクロリド(0.954mL)及びイミダゾール(0.347g)を、N,N−ジメチルホルムアミド20mL中45℃で24時間終夜撹拌した。反応混合物を冷却し、エーテル中に注ぎ入れた。有機物を水及びブラインで3回洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。粗製物質を溶出液としてヘプタン中10〜40%酢酸エチルを使用するシリカゲルカラム上で精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ 9.01 ppm (s, 1H), 8.93 (d, 1H), 7.57 (d, 1H), 7.54 (d, 1H), 7.45 (dd, 1H), 7.15 (d, 1H), 7.04,(t, 1H), 6.96 (d, 1H), 6.77 (d, 1H), 5.17 (d, 1H), 5.15 (m, 2H), 4.06 (q, 2H), 3.76 (s, 3H), 3.25 (dd, 1H), 3.03 (dd, 1H), 1.99, (s, 3H), 1.01-1.27 (m, 24H).LC/MS(APCI)m/z623.2(M+H)
+。
【0562】
実施例80C
メチル(R)−2−ヒドロキシ−3−(2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)−5−((トリイソプロピルシリル)オキシ)フェニル)プロパノエート
テトラヒドロフラン70mL及び水20mL中の実施例80B(2.6g)及びLiOH−H
2O(0.772g)を終夜撹拌した。混合物を1M HCl水溶液で酸性化し、酢酸エチル200mLで2回抽出した。合わせた抽出物をブラインで濯ぎ、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。粗製物質を1:1メタノール/酢酸エチル100mLに溶解した。トリメチルシリルジアゾメタン(4.60mL、エーテル中2M)を加えた。反応混合物を10分間撹拌し、濃縮した。粗製物質を次のステップに直接使用した。LC/MS(APCI)m/z567.3(M+H)
+。
【0563】
実施例80D
4−ブロモ−N−(2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)エチル)−2−クロロ−3−メチルアニリン
実施例7G(8.4g)、2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)アセトアルデヒド(7.97g)及びトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(11.30g)を、ジクロロメタン200mL中で終夜撹拌した。混合物を酢酸エチル400mLで希釈し、水で2回洗浄し、ブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。粗製物質を溶出液としてヘプタン中10%酢酸エチルを使用するシリカゲルカラム上で精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 7.43 (d, 1H), 6.69 (d, 1H), 5.35 (t, 1H), 3.67 (t, 2H), 3.32 (dt, 2H), 2.59 (s, 3H), 0.95 (s, 9H), 0.12 (s, 6H).LC/MS(APCI)m/z263.1(M+CH
3CN+H)
+。
【0564】
実施例80E
N−(2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)エチル)−2−クロロ−3−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)アニリン
実施例80D(8g)、ビス(ピナコラト)ジボロン(6.97g)、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン(0.68g)及び酢酸カリウム(6.22g)をジオキサン120mLに溶解し、混合物を高真空及び窒素パージの数サイクルに供した。混合物を65℃で24時間撹拌した。混合物を冷却し、酢酸エチル中に注ぎ入れ、混合物を水で2回濯ぎ、濃縮した。粗製物質を溶出液としてヘプタン中1〜10%酢酸エチルを使用するシリカゲルカラム上で精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 7.43 (d, 1H), 6.58 (d, 1H), 5.46 (t, 1H), 3.74 (t, 2H), 3.25 (dt, 2H), 2.46 (s, 3H), 1.25 (s, 6H), 1.15 (s, 6H), 0.84 (s, 9H), 0.01 (s, 6H).LC/MS(APCI)m/z426.3(M+H)
+。
【0565】
実施例80F
N−(2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)エチル)−2−クロロ−4−(4−クロロ−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−イル)−3−メチルアニリン
実施例1D(1.775g)、実施例80E(2g)、ビス(ジ−tert−ブチル(4−ジメチルアミノフェニル)ホスフィン)ジクロロパラジウム(II)(0.333g)及びリン酸カリウム(2.492g)を、数回真空/窒素フラッシュサイクルに供した。ジオキサン/水(7:1混合物40mL)を加え、混合物を更に数回真空/窒素フラッシュサイクルに供した。反応混合物を2日間撹拌した。混合物を酢酸エチル200mLで希釈し、水で洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。粗製物質を溶出液としてヘプタン中10〜30%酢酸エチルを使用するシリカゲルカラム上で精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.95 (s, 1H), 7.36 (dd, 2H), 7.21 (dd, 2H), 6.96 (d, 1H), 6.65 (d, 1H), 5.32 (t, 1H), 3.78 (t, 2H), 3.25 (dt, 2H), 1.99 (s, 3H), 0.85 (s, 9H), 0.00 (s, 6H).LC/MS(APCI)m/z562.1(M+H)
+。
【0566】
実施例80G
(2R)−メチル2−((5−(3−クロロ−4−((2−ヒドロキシエチル)アミノ)−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−ヒドロキシ−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例80F(115mg)、実施例80C(127mg)及びCs
2CO
3(120mg)を、無水tert−ブタノール4mL中65℃で5日間撹拌した。混合物を酢酸エチル100mLで希釈し、ブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。粗製物質はエステルと酸生成物の混合物を含んでいた。粗製物質を1:1メタノール/酢酸エチル50mLに溶解し、トリメチルシリルジアゾメタン(1.5mL、エーテル中2M)を加えた。反応混合物を10分間撹拌し、濃縮した。粗製物質をテトラヒドロフラン50mLに溶解し、テトラブチルアンモニウムフルオリド(2mL、テトラヒドロフラン中1M)を加えた。反応混合物を10分間撹拌した。混合物を酢酸エチル200mLで希釈し、水で2回洗浄し、ブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。粗製物質を溶出液としてヘプタン中10〜50%酢酸エチルを使用するシリカゲルカラム上で精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.91 (m, 2H), 8.57 (s, 1H), 7.57 (d, 1H), 7.47 (d, 1H), 7.37 (m, 2H), 7.23 (dd, 2H), 7.15 (dd, 2H), 7.04 (m, 2H), 6.82 (dd, 2H), 6.67 (m, 2H), 5.47 (t, 1H), 5.22 (t, 1H), 5.15 (m, 2H), 4.82, (t, 1H), 3.77 (s, 3H), 3.76 (s, 3H), 3.60 (s, 2H), 3.58 (m, 2H), 3.17 (dd, 1H), 3.09 (dd, 1H), 1.99 (s, 3H).LC/MS(APCI)m/z822.1(M+H)
+。
【0567】
実施例80H
(7R,21S)−23−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−22−メチル−7,8,16,17−テトラヒドロ−15H−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14−ジオキサ−2−チア−3,5,17−トリアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
トリフェニルホスフィン(62.2mg)及びジエチルアゾジカルボキシレート(94μL)を、テトラヒドロフラン2mL中10分間共に撹拌した。混合物の半分をテトラヒドロフラン2mL中の実施例80G(65mg)に加え、混合物を終夜撹拌した。水(1mL)を加え、LiOH−H
2O(1.9mg)を加え、混合物を終夜撹拌した。次いで混合物をジクロロメタン50mLに溶解し、NaH
2PO
4水溶液4mLを加えた。層を分離し、有機層をNa
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。残渣をジメチルホルムアミドに溶解し、40分かけて15%〜75%アセトニトリル/水中0.1%トリフルオロ酢酸の濃度勾配で溶出するPhenomenex(登録商標)Luna(商標)10μM 150×30mm C18カラムを使用するGrace Reveleris X2 MPLC上で精製した。生成物を含むフラクションを合わせ、Na
2CO
3水溶液1mLを加えることにより遊離塩基化した。水性層をジクロロメタンで2回抽出し、有機層をNa
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 14.70 (br s, 1H), 8.83 (s, 1H), 8.42 (s, 1H), 7.58 (d, 1H), 7.49 (m, 2H), 7.39 (m, 1H), 7.30 (d, 1H), 7.13 (m, 4H), 7.01 (d, 1H), 6.73 (dd, 2H), 6.59 (m, 2H), 5.47 (t, 1H), 5.13 (m, 1H), 4.32 (m, 2H), 3.75 (m, 2H), 3.69 (s, 3H), 3.53 (dd, 1H), 3.10 (m, 1H), 2.33 (m, 1H), 2.13 (m, 1H), 1.74 (s, 3H).MS(ESI)m/z790.0(M+H)
+。
【0568】
[実施例81]
(7R,21S)−23−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−22−メチル−17−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]−7,8,16,17−テトラヒドロ−15H−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14−ジオキサ−2−チア−3,5,17−トリアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0569】
実施例81A
N−(2−クロロ−3−メチルフェニル)−2−モルホリノアセトアミド
2−クロロ−3−メチルアニリン(20g)、2−モルホリノ酢酸(22.55g)、1−[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]−1H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジニウム3−オキシドヘキサフルオロホスフェート(HATU、61.8g)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(29.6mL)を、0℃でN,N−ジメチルホルムアミド200mLに溶解した。混合物を室温に加温し、終夜撹拌した。混合物を水2Lに溶解し、酢酸エチル500mLで3回抽出した。合わせた抽出物を水で3回洗浄し、ブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮して、表題化合物を得た。LC/MS(APCI)m/z269.2(M+H)
+。
【0570】
実施例81B
N−(2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)エチル)−N−(2−クロロ−3−メチルフェニル)−2−モルホリノアセトアミド
NaH(0.179g、鉱油中60%)をN,N−ジメチルホルムアミド12mL中の実施例81A(1g)に加え、混合物を30分間撹拌した。(2−ブロモエトキシ)(tert−ブチル)ジメチルシラン(1.068g)を加え、反応混合物を24時間撹拌した。混合物を酢酸エチル300mLに溶解し、水で3回洗浄し、ブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。粗製物質を溶出液としてヘプタン中10〜50%酢酸エチルを使用するシリカゲルカラム上で精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 7.48 (dd, 1H), 7.41 (m, 2H), 4.19 (m, 1H), 3.81 (m, 1H), 3.70 (m, 1H), 3.53 (m, 4H), 3.20, (m, 1H), 2.88 (q, 2H), 2.49 (s, 3H), 2.32 (t, 4H), 0.89 (s, 6H), 0.08 (s, 9H).LC/MS(APCI)m/z427.3(M+H)
+。
【0571】
実施例81C
2−((2−クロロ−3−メチルフェニル)(2−モルホリノエチル)アミノ)エタノール
ボラン−テトラヒドロフラン(72mL、テトラヒドロフラン中1M)をテトラヒドロフラン50mL中の実施例81B(11g)に加え、混合物を45℃で2日間撹拌した。混合物を氷水で冷却し、ガス発生が止むまでメタノールを注射器によりゆっくり加えた(約30mL)。得られた混合物を1M HCl水溶液200mL中に注ぎ入れ、混合物を終夜撹拌した。混合物が塩基性になるまで、飽和Na
2CO
3水溶液を加えた。反応混合物を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた抽出物をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。粗製物質を溶出液としてヘプタン中10〜50%酢酸エチルを使用するシリカゲルカラム上で精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 7.19 (m, 2H), 7.15 (dd, 1H), 4.51 (br s, 1H), 3.54 (m, 4H), 3.47 (t, 2H), 3.27 (t, 2H), 3.18 (t, 2H), 2.36 (m, 9H).LC/MS(APCI)m/z299.2(M+H)
+。
【0572】
実施例81D
2−((4−ブロモ−2−クロロ−3−メチルフェニル)(2−モルホリノエチル)アミノ)エタノール
実施例81C(3.8g)及び酢酸アンモニウム(0.098g)を0℃でアセトニトリル90mL中にて撹拌し、N−ブロモスクシンイミド(2.490g)を3回に分けて10分かけて加えた。反応混合物を室温に終夜加温した。飽和チオ硫酸ナトリウム混合物(20mL)を加え、混合物を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた抽出物をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。粗製物質を溶出液としてヘプタン中10〜100%酢酸エチル、続いて1%トリメチルアミンを含む酢酸エチル中5%メタノールを使用するシリカゲルカラム上で精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 7.49 (d, 1H), 7.12 (d, 1H), 4.49 (br s, 1H), 3.48 (m, 4H), 3.42 (t, 2H), 3.24 (t, 2H), 3.15 (t, 2H), 2.45 (s, 3H), 2.30 (m, 6H).LC/MS(APCI)m/z379.1(M+H)
+。
【0573】
実施例81E
2−((2−クロロ−3−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)(2−モルホリノエチル)アミノ)エタノール
実施例81D(1.9g)、ビス(ピナコラト)ジボロン(1.66g)、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン(0.288g)及び酢酸カリウム(1.48g)をジオキサン25mLに溶解し、高真空及び窒素パージの数サイクルに供し、70℃で24時間撹拌した。粗製物質を溶出液として1%トリエチルアミンを含む酢酸エチル中0〜5%メタノールを使用するシリカゲルカラム上で精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 7.51 (d, 1H), 7.12 (d, 1H), 4.49 (br s, 1H), 3.49 (m, 4H), 3.44 (m, 2H), 3.28 (t, 2H), 3.19 (t, 2H), 2.50 (s, 3H), 2.31 (m, 6H), 1.44 (s, 12H).LC/MS(APCI)m/z425.1(M+H)
+。
【0574】
実施例81F
(R)−メチル2−((5−ブロモ−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)−5−((トリイソプロピルシリル)オキシ)フェニル)プロパノエート
実施例1D(1.67g)、実施例80C(2.3g)及びCs
2CO
3(2.380g)を、無水tert−ブタノール25mL中65℃で終夜撹拌した。混合物を冷却し、酢酸エチル中に注ぎ入れ、水で2回洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。粗製物質を溶出液としてヘプタン中10〜30%酢酸エチルを使用するシリカゲルカラム上で精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.91 (d, 1H), 8.62 (s, 1H), 7.71 (m, 2H), 7.61 (d, 1H), 7.51 (d, 1H), 7.43 (m, 3H), 7.13 (d, 1H), 7.03,(t, 1H), 6.98 (d, 1H), 6.92 (d, 1H), 6.69 (dd, 1H), 5.90 (d, 1H), 5.20 (q, 2H), 3.75 (s, 3H), 3.73 (s, 3H), 3.62 (dd, 1H), 3.24 (dd, 1H), 1.99, (s, 3H), 1.21 (m, 3H), 0.88 (m, 18H).LC/MS(APCI)m/z873.1(M+H)
+。
【0575】
実施例81G
(R)−メチル2−((5−ブロモ−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−ヒドロキシ−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例81F(1.0g)をテトラヒドロフラン15mL中で撹拌し、テトラブチルアンモニウムフルオリド(テトラ−N−ブチルアンモニウムフルオリド、1.144mL、テトラヒドロフラン中1M)を滴下添加し、反応混合物を10分間撹拌した。反応混合物を酢酸エチル中に注ぎ入れ、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。粗製物質を溶出液としてヘプタン中10〜100%酢酸エチルを使用するシリカゲルカラム上で精製して、表題化合物を得た。LC/MS(APCI)m/z718.9(M+H)
+。
【0576】
実施例81H
(2R)−メチル2−((5−((1S)−3−クロロ−4−((2−ヒドロキシエチル)(2−モルホリノエチル)アミノ)−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−ヒドロキシ−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例81G(400mg)、実施例81E(237mg)、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン(39.5mg)及びリン酸カリウム(355mg)を、5mLの圧力バイアル中に置き、混合物を繰り返して脱気し、窒素でパージした。テトラヒドロフラン(2mL)及び水(0.5mL)を注射器により加え、混合物を繰り返して脱気し、窒素でパージした。反応混合物を終夜撹拌した。粗製物質を溶出液として1%トリエチルアミンを含む酢酸エチル中0〜10%メタノールを使用するシリカゲルカラム上で精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.94 (m, 2H), 8.67 (s, 1H), 7.55 (m, 4H), 7.41 (m, 2H), 7.25 (m, 5H), 7.17 (dd, 1H), 6.92 (dd, 1H), 6.55 (d, 1H), 5.49 (t, 1H), 5.16 (q, 2H), 4.52 (br s, 1H), 3.81 (s, 3H), 3.56 (s, 3H), 3.46 (m, 4H), 3.42 (m, 2H), 3.27 (t, 2H), 3.20 (t, 2H), 2.89 (m, 1H), 2.66 (m, 1H), 2.39 (m, 2H), 2.24 (m, 4H), 2.01 (s, 3H).LC/MS(APCI)m/z934.9(M+H)
+。
【0577】
実施例81I
(7R,21S)−23−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−22−メチル−17−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]−7,8,16,17−テトラヒドロ−15H−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14−ジオキサ−2−チア−3,5,17−トリアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
トリフェニルホスフィン(101mg)及びジエチルアゾジカルボキシレート(152μL)をテトラヒドロフラン2mL中で10分間共に撹拌し、この時点で混合物の半分をテトラヒドロフラン2mL中の実施例81H(120mg)に加えた。混合物を終夜撹拌した。水(1mL)を加え、次いでLiOH−H
2O(15.3mg)を加え、混合物を終夜撹拌した。混合物をジクロロメタン250mLに溶解し、NaH
2PO
4水溶液4mLを加えた。層を分離し、有機層をNa
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。残渣をジメチルホルムアミドに溶解し、55分かけて25%〜65%アセトニトリル/水中0.1%トリフルオロ酢酸の濃度勾配で溶出するPhenomenex(登録商標)Luna(商標)10μM 150×30mm C18カラムを使用するGrace Reveleris X2 MPLC上で精製した。生成物を含むフラクションを合わせ、Na
2CO
3水溶液1mLを加えることにより遊離塩基化した。水性層をジクロロメタンで2回抽出し、合わせた抽出物をNa
2SO
4で脱水した。濾過し、濾液を濃縮して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 10.47 (br s, 1H), 8.90 (s, 1H), 8.76 (s, 1H), 7.57 (m, 3H), 7.47 (m, 1H), 7.26 (m, 1H), 7.18 (m, 4H), 7.07 (m, 1H), 6.98 (m, 1H), 6.89 (m, 1H), 6.79 (s, 1H), 6.17 (s, 1H), 5.70 (s, 1H), 5.16 (q, 2H), 4.44 (m, 1H), 4.15 (s, 1H), 4.05 (s, 1H), 3.98-3.60 (m, 5H), 3.77 (s, 3H), 3.50 (m, 2H), 3.23 (d, 2H), 3.14 (m, 2H), 2.94 (m, 1H), 2.68 (m, 1H), 2.21 (m, 2H), 1.99 (s, 3H).LC/MS(APCI)m/z903.4(M+H)
+。
【0578】
[実施例82]
(7R,16R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−16−({4−[2−(メタンスルホニル)エチル]ピペラジン−1−イル}メチル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0579】
実施例82A
エチル(7R,16R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−16−({4−[2−(メタンスルホニル)エチル]ピペラジン−1−イル}メチル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
1−[2−(メチルスルホニル)エチル]ピペラジンを1−メチルピペラジンの代わりに用い、実施例73Jにて記載した手順に従って実施例82Aを調製した。LC/MS(APCI)m/z1023.2(M+H)
+。
【0580】
実施例82B
(7R,16R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−16−({4−[2−(メタンスルホニル)エチル]ピペラジン−1−イル}メチル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例82A(140mg)をメタノール(0.9mL)及びテトラヒドロフラン(1.8mL)に溶解し、得られた撹拌混合物に1モル濃度の水酸化リチウム水溶液(2.0mL)をゆっくり加えた。反応混合物を周囲温度で終夜撹拌した。混合物を濃縮して揮発物を除去し、水性混合物を酢酸でpHが僅かに酸性になるまで処理した。生成した沈殿物をアセトニトリル2mLを加えることにより溶解した。混合物をGilson2020システムを使用する逆相分取LC(Luna、C−18、250×50mmカラム、移動相A:水中0.1%トリフルオロ酢酸;B:アセトニトリル;70mL/分で5〜75%BからA濃度勾配)により精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 2.23 (s, 3H), 2.33-2.47 (m, 8H), 2.54-2.63 (m, 2H), 2.67 (t, J=6.7 Hz, 2H), 2.88 (d, J=16.9 Hz, 1H), 3.01 (s, 3H), 3.19-3.28 (m, 2H), 3.77 (s, 3H), 3.83-3.93 (m, 1H), 4.31 (dd, J=13.2, 8.6 Hz, 1H), 4.48 (d, J=12.9 Hz, 1H), 4.52-4.63 (m, 1H), 5.17 (q, J=15.1 Hz, 2H), 5.61-5.70 (m, 1H), 6.13 (dd, J=5.3, 2.9 Hz, 1H), 6.78 (dd, J=9.0, 2.9 Hz, 1H), 6.90 (d, J=9.0 Hz, 1H), 6.95 (d, J=8.3 Hz, 1H), 7.06 (td, J=7.4, 1.0 Hz, 1H), 7.11-7.25 (m, 6H), 7.43-7.50 (m, 1H), 7.50-7.58 (m, 2H), 8.73 (s, 1H), 8.88 (d, J=5.1 Hz, 1H).LC/MS(APCI)m/z995.2(M+H)
+。
【0581】
[実施例83]
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−({2−[3−(2−メトキシエチル)オキセタン−3−イル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0582】
実施例83A
エチル2−(オキセタン−3−イリデン)アセテート
3−オキセタノン(1mL)のジクロロメタン(31.2mL)中混合物に、0℃で(カルボエトキシメチレン)トリフェニルホスホラン(5.98g)を加えた。混合物を16時間かけて室温に加温し、濃縮した。混合物をシリカゲル24g(2:1ヘプタン/酢酸エチル)に通して濾過して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d): δ ppm 5.60 (m, 1H), 5.47 (m, 2H), 5.27 (m, 2H), 4.13 (q, J=7.1 Hz, 2H), 1.24 (t, J=7.1 Hz, 3H).LC/MS(APCI)m/z143.2(M+H)
+。
【0583】
実施例83B
エチル2−(3−シアノオキセタン−3−イル)アセテート
実施例83A(1.32g)のアセトニトリル(93mL)中混合物に、室温でアセトンシアノヒドリン(1.696mL)、シアン化カリウム(1.209g)及び18−クラウン−6(4.91g)を加えた。18時間撹拌した後、混合物を真空で濃縮し、残渣をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(4:1ヘプタン/酢酸エチル)により精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d): δ ppm 5.01 (d, J=6.6 Hz, 2H), 4.55 (d, J =6.6 Hz, 2H), 4.22 (q, J=7.1 Hz, 2H), 3.08 (s, 2H), 1.29 (t, J=7.2 Hz, 3H).
【0584】
実施例83C
3−(2−ヒドロキシエチル)オキセタン−3−カルボニトリル
ヘキサン中N−ブチルリチウム(2.483mL、THF中2.5M)を、0℃でジイソブチルアルミニウムヒドリド(6.21mL、THF中1M)の無水テトラヒドロフラン(14.78mL)中混合物に加え、混合物を30分間撹拌した。実施例83B(0.5g)の乾燥テトラヒドロフラン(15mL)中混合物を、−78℃で1時間かけてエート錯体で処理した。次いで反応混合物を−78℃で3時間撹拌し、その後水素化ホウ素ナトリウム(0.291g)の無水エタノール(7.5mL)中混合物を滴下添加した。混合物を1時間かけて室温に加温し、塩酸水溶液(1M)で中和した。混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和重炭酸ナトリウム水溶液で、続いてブラインで洗浄し、濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラム24g上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(0〜5%メタノール/ジクロロメタン)により精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 4.98 (d, J=6.3 Hz, 2H), 4.68 (d, J=6.3 Hz, 2H), 3.95 (td, J=5.8, 3.7 Hz, 2H), 2.29 (t, J=5.9 Hz, 2H), 1.51 (t, J=4.2 Hz, 1H).
【0585】
実施例83D
3−(2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)エチル)オキセタン−3−カルボニトリル
実施例83C(230mg)を無水ジクロロメタン(2.4mL)に溶解した。イミダゾール(160mg)及びtert−ブチルジメチルシリルクロリド(230mg)を加え、得られた反応混合物を室温で20時間撹拌した。混合物を水(5mL)でクエンチし、ジクロロメタン(3×5mL)で抽出した。合わせた有機相をブライン(10mL)及び水(10mL)で洗浄し、MgSO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。表題化合物をフラッシュクロマトグラフィー(0〜10%酢酸エチル/ヘプタン)により単離した。
1H NMR (500 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 4.93 (d, J=6.3 Hz, 2H), 4.67 (d, J=6.3 Hz, 2H), 3.87 (t, J=5.6 Hz, 2H), 2.21 (t, J=5.7 Hz, 2H), 0.88 (s, 9H), 0.07 (s, 6H).LC/MS(APCI)m/z242.4(M+H)
+。
【0586】
実施例83E
3−(2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)エチル)オキセタン−3−カルボキシミドアミド
トリメチルアルミニウムのトルエン中2M混合物(1.01mL)を、窒素雰囲気下0℃で磁気撹拌しながら塩化アンモニウム(109mg)のトルエン(3.8mL)中懸濁液にゆっくり加えた。添加後、混合物を25℃に加温し、ガス発生が止むまで2時間撹拌した。トルエン(1.9mL)中の実施例83D(273mg)を加え、混合物を窒素下80℃に12時間加熱した。混合物を0℃に冷却し、メタノール10mLで注意深くクエンチし、20℃で2時間撹拌した。物質を濾過し、メタノールで数回洗浄した。濾液を真空下で濃縮して表題化合物を得、これを更には精製せずに使用した。LC/MS(APCI)m/z259.4(M+H)
+。
【0587】
実施例83F
2−(3−(4−(ジメトキシメチル)ピリミジン−2−イル)オキセタン−3−イル)エタノール
実施例83E(0.292g)及び(E)−4−(ジメチルアミノ)−1,1−ジメトキシブタ−3−エン−2−オン(0.392g)をメタノール(3.77mL)に溶解し、ナトリウムメトキシド(0.367g)を少しずつ加えた。混合物を80℃で20時間加熱した。反応混合物を冷却し、濃縮した。残渣を酢酸エチル(15mL)と混合し、水(20mL)を注意深く加えた。混合物を15分間撹拌して、全ての物質を溶解した。混合物を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。粗製物質をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(10〜50%酢酸エチル/ヘプタン)により精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 8.76 (d, J=5.0 Hz, 1H), 7.43 (d, J=5.1 Hz, 1H), 4.31 (dd, J=7.6, 5.9 Hz, 1H), 4.19-4.03 (m, 4H), 3.98 (dd, J=11.3, 5.8 Hz, 1H), 3.90 (dd, J=11.3, 7.5 Hz, 1H), 3.45 (t, J=0.9 Hz, 6H), 2.50 (ddd, J=12.6, 8.0, 6.3 Hz, 1H), 2.13 (dt, J=12.6, 7.0 Hz, 1H).LC/MS(APCI)m/z255.4(M+H)
+。
【0588】
実施例83G
4−(ジメトキシメチル)−2−(3−(2−メトキシエチル)オキセタン−3−イル)ピリミジン
実施例83F(90mg)をテトラヒドロフラン(1.1mL)に溶解した。水素化ナトリウム(18.40mg)を0℃で混合物に加えた。20分後、ヨードメタン(44.1μL)を反応混合物に加え、混合物を35℃で18時間撹拌した。反応混合物を氷浴中で冷却し、飽和重炭酸ナトリウム混合物(5mL)でクエンチし、ジクロロメタン(3×10mL)で抽出した。合わせた有機層を濃縮した。粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(10〜50%酢酸エチル/ヘプタン)により精製して、表題化合物を得た。LC/MS(APCI)m/z269.3(M+H)
+。
【0589】
実施例83H
(2−(3−(2−メトキシエチル)オキセタン−3−イル)ピリミジン−4−イル)メタノール
室温で、2N塩酸水溶液混合物(1.1mL)を、20mLのバイアル中の実施例83G(95mg)と混合し、混合物を60℃で3時間撹拌した。反応混合物を室温に冷却し、1,4−ジオキサン(1.2mL)を加えた。混合物を更に0℃に冷却した。粉砕した水酸化ナトリウム(85mg)を約10分かけて少しずつ加えた。全ての固体の水酸化ナトリウムが溶解するまで反応混合物を撹拌した。水酸化ナトリウム混合物(1N)をpHを約8に調節するまで加えた。固体の水素化ホウ素ナトリウム(26.8mg、0.708mmol)を混合物に全てを一度で加えた。反応混合物を0℃で1時間撹拌し、水でクエンチし、別に30分間撹拌し、ジクロロメタンで抽出した。合わせた有機層を濃縮し、カラムクロマトグラフィー(50〜100%酢酸エチル/ヘプタン)に供して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 8.66 (d, J=5.1 Hz, 1H), 7.12 (dd, J=5.2, 0.8 Hz, 1H), 4.75 (d, J=4.3 Hz, 2H), 4.29 (d, J=9.0 Hz, 1H), 4.07-3.96 (m, 2H), 3.91 (td, J=8.3, 6.6 Hz, 1H), 3.80 (s, 2H), 3.49 (t, J=5.0 Hz, 1H), 3.28 (s, 3H), 2.62 (ddd, J=12.6, 8.1, 5.9 Hz, 1H), 2.20 (ddd, J=12.7, 8.0, 6.7 Hz, 1H).LC/MS(APCI)m/z225.3(M+H)
+。
【0590】
実施例83I
4−(クロロメチル)−2−(3−(2−メトキシエチル)オキセタン−3−イル)ピリミジン
実施例83H(40mg)の無水ジクロロメタン(1.8mL)中混合物に、0℃でトリフェニルホスフィン(60.8mg)を加えた。混合物を0℃で45分間撹拌し、N−クロロスクシンイミド(26.2mg)を加えた。反応混合物を室温に2時間加温した。反応混合物をシリカゲルカラム12g上に直接装填し、これをヘプタン中0〜50%酢酸エチルで溶出して、表題化合物を得た。
1H NMR (501 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 8.75 (d, J=5.0 Hz, 1H), 7.39 (d, J=5.1 Hz, 1H), 4.61 (s, 2H), 4.28 (d, J=9.0 Hz, 1H), 4.05-3.95 (m, 2H), 3.90 (q, J=7.7 Hz, 1H), 3.79 (d, J=2.4 Hz, 2H), 3.27 (d, J=1.2 Hz, 3H), 2.62 (ddd, J=13.3, 8.2, 6.0 Hz, 1H), 2.18 (dt, J=13.2, 7.4 Hz, 1H).LC/MS(APCI)m/z243.3(M+H)
+。
【0591】
実施例83J
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−({2−[3−(2−メトキシエチル)オキセタン−3−イル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸エチルエステル
実施例65M(55mg)、実施例83I(36.6mg)及び炭酸セシウム(98mg)の無水ジメチルホルムアミド(2.5mL)中混合物を室温で16時間撹拌した。反応混合物を酢酸エチルとブラインとの間で分配した。有機相を分離し、濃縮した。残渣をフラッシュクロマトグラフィー(1%トリエチルアミンを含む0〜20%メタノール/ジクロロメタン)により分離して、表題化合物を得た。LC/MS(APCI)m/z936.1(M+H)
+。
【0592】
実施例83K
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−({2−[3−(2−メトキシエチル)オキセタン−3−イル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
水酸化リチウム水溶液(1N、0.7mL)を、実施例83J(65.6mg)のエタノール(1.15mL)、テトラヒドロフラン(0.35mL)及びメタノール(0.35mL)中混合物に加えた。反応混合物を室温で4日間撹拌した。次いで反応混合物を1N塩酸水溶液でクエンチして、pHを7に調節した。混合物を50%メタノール/ジクロロメタン(5mL×5)で抽出し、合わせた有機層を濃縮した。残渣をLunaカラム(250×30mm、10mm)を使用するGilson PLC2020上での逆相HPLC(0.1%トリフルオロ酢酸を含む10〜60%アセトニトリル/水)により精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (500 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 8.64 (d, J=5.1 Hz, 1H), 8.61 (d, J=2.2 Hz, 1H), 7.52 (d, J=7.9 Hz, 1H), 7.34 (d, J=7.9 Hz, 1H), 7.17 (dt, J=8.3, 5.6 Hz, 4H), 6.98-6.93 (m, 2H), 6.67 (d, J=8.4 Hz, 1H), 6.37 (s, 1H), 5.10-4.91 (m, 2H), 4.35-4.05 (m, 7H), 4.01-3.95 (m, 2H), 3.89 (q, J=7.8 Hz, 2H), 3.78 (s, 2H), 3.74-3.44 (m, 6H), 3.27 (s, 3H), 3.22-2.90 (m, 6H), 2.79 (s, 3H), 2.63-2.50 (m, 1H), 2.23-2.11 (m, 1H), 1.94 (s, 3H).MS(ESI)m/z908.3(M+H)
+。
【0593】
[実施例84]
(7R,20S)−10−[(2−{(2S)−1−[(ベンジルオキシ)カルボニル]ピロリジン−2−イル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0594】
実施例84A
((ベンジルオキシ)カルボニル)−D−プロリン
D−プロリン(25g)のジクロロメタン(500mL)中混合物に、0℃でトリエチルアミン(26.4g)を加えた。ベンジルカルボノクロリデート(48.2g)を反応物に加えた。反応混合物を15℃で2時間撹拌した。反応混合物を飽和NH
4Cl水溶液(250mL)を加えることによりクエンチした。混合物をジクロロメタン(3×250mL)で抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で脱水し、濾過した。濾液を減圧下で濃縮して残渣を得、これをシリカゲル上でのカラムクロマトグラフィー(酢酸エチルで溶出)により精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ ppm 7.39-7.17 (m, 5H), 5.18-5.01 (m, 2H), 4.35-4.24 (m, 1H), 3.64-3.54 (m, 1H), 3.52-3.38 (m, 1H), 2.25-2.09 (m, 1H), 2.08-1.98 (m, 1H), 1.97-1.86 (m, 1H), 1.85-1.74 (m, 1H).
【0595】
実施例84B
ベンジル(R)−2−カルバモイルピロリジン−1−カルボキシレート
実施例84A(25g)のテトラヒドロフラン(250mL)中混合物に、20℃でジ(1H−イミダゾール−1−イル)メタノン(48.8g)を加え、反応混合物を2時間撹拌した。飽和水酸化アンモニウム混合物(200mL)を0℃で反応混合物に滴下添加した。反応混合物をジクロロメタン(5×50mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(50mL)で洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過した。濾液を減圧下で濃縮して残渣を得、これをシリカゲル上でのカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=100:1〜40:1で溶出)により精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ ppm 7.33 (br s, 5H), 5.18-5.11 (m, 2H), 4.32 (br s, 1H), 3.61-3.35 (m, 2H), 2.35-1.76 (m, 4H).
【0596】
実施例84C
ベンジル(R)−2−(イミノ(メトキシ)メチル)ピロリジン−1−カルボキシレート
実施例84B(27g)のジクロロメタン(500mL)中混合物に、0℃でトリメチルオキソニウムテトラフルオロボレート(24.1g)を加え、反応混合物を20℃で12時間撹拌した。反応混合物を飽和NaHCO
3水溶液(50mL)を加えることによりクエンチした。混合物をジクロロメタン(3×75mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(100mL)で洗浄し、Na
2SO
4で脱水した。濾過後、濾液を減圧下で濃縮して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ ppm 7.27-7.19 (m, 5H), 5.09-5.00 (m, 2H), 4.21-4.29 (m, 1H), 3.71-3.60 (m, 3H), 3.48-3.32 (m, 2H), 2.14-1.94 (m, 1H), 1.92-1.83 (m, 1H), 1.81-1.65 (m, 2H).
【0597】
実施例84D
ベンジル(R)−2−カルバムイミドイルピロリジン−1−カルボキシレート
実施例84C(18g)のメタノール(300mL)中混合物に、塩化アンモニウム(4.99g)を10℃で加え、反応混合物を80℃で12時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮して残渣を得、これをジクロロメタン(50mL)に溶解した。物質を濾過し、希薄塩酸水溶液(2N)を加えることにより濾液をpH4に酸性化した。水性相をpH12に調節し、ジクロロメタン(3×100mL)で抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で脱水し、濾過した。濾液を減圧下で濃縮して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ ppm 9.08 (br s, 2H), 7.41-7.29 (m, 5H), 6.59 (br s, 1H), 5.16-5.01 (m, 2H), 3.62-3.53 (m, 1H), 3.49-3.31 (m, 2H), 2.43-2.20 (m, 1H), 1.98-1.60 (m, 3H).
【0598】
実施例84E
ベンジル2−(4−(ジメトキシメチル)ピリミジン−2−イル)ピロリジン−1−カルボキシレート
実施例84D(28g)のメタノール(200mL)中混合物に、15℃で実施例100A(29.4g)を加え、反応混合物を80℃で12時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮して残渣を得、これをシリカゲル上でのカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=50:1〜10:1で溶出)により精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ ppm 8.59-8.78 (m, 1H), 7.29-7.45 (m, 3H), 7.18 (br d, J=2.20 Hz, 2H), 6.96 (br d, J=3.06 Hz, 1H), 5.10-5.18 (m, 2H), 4.98-5.06 (m, 1H), 4.84-4.93 (m, 1H), 3.61-3.89 (m, 2H), 3.31-3.46 (m, 6H), 2.32-2.55 (m, 1H), 2.01-2.08 (m, 2H), 1.87-1.97 (m, 1H).
【0599】
実施例84F
ベンジル(R
*)−2−(4−(ヒドロキシメチル)ピリミジン−2−イル)ピロリジン−1−カルボキシレート
実施例84E(18g)の1,4−ジオキサン(250mL)中混合物に、15℃で塩化水素水溶液(250mL、4N)を加え、反応混合物を60℃で12時間撹拌した。反応混合物を0℃に冷却し、NaOH水溶液(200mL、4N)をゆっくり加えた。次いで混合物を10%K
2CO
3水溶液を加えることによりpH8に調節した。NaBH
4(3.75g)を0℃で加え、反応混合物を1時間撹拌した。反応混合物を水(200mL)で希釈し、酢酸エチル(3×500mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(500mL)で洗浄し、Na
2SO
4で脱水した。濾過後、濾液を減圧下で濃縮して、ラセミ体混合物を得た。鏡像異性体を流速65g/分,システム逆圧100bar、カラム温度40℃及び移動相CO
2中35%メタノール(0.1%NH
3H
2O)にてChiralpak AD−H内径250×30mm 5uカラムを使用するThar SFC80分取SFCシステム上で分離して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド) δ ppm 8.66 (d, J=5.3 Hz, 1H), 8.23 (s, 1H), 7.38 (d, J=4.8 Hz, 1H), 7.25 (br s, 4H), 5.32 (t, J=5.7 Hz, 1H), 5.00-4.91 (m, 2H), 4.50 (br d, J=5.3 Hz, 2H), 3.69-3.52 (m, 2H), 2.42-2.31 (m, 1H), 2.00-1.83 (m, 3H).LC/MS(ESI)m/z314(M+H)
+。
【0600】
実施例84G
ベンジル(S
*)−2−(4−(ヒドロキシメチル)ピリミジン−2−イル)ピロリジン−1−カルボキシレート
実施例84Fの合成の間で表題化合物も単離した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド) δ ppm 8.66 (d, J=5.3 Hz, 1H), 8.23 (s, 1H), 7.38 (d, J=5.3 Hz, 1H), 7.35-6.74 (m, 4H), 5.32 (t, J=5.5 Hz, 1H), 5.00-4.91 (m, 2H), 4.50 (br d, J=4.4 Hz, 2H), 3.68-3.51 (m, 2H), 2.42-2.31 (m, 1H), 2.02-1.81 (m, 3H).LC/MS(ESI)m/z314(M+H)
+。
【0601】
実施例84H
ベンジル(S
*)−2−(4−(クロロメチル)ピリミジン−2−イル)ピロリジン−1−カルボキシレート
実施例84G(500mg)の無水CH
2Cl
2(10mL)中混合物に、0℃でトリフェニルホスフィン(544mg)を加えた。混合物を0℃で45分間撹拌し、N−クロロスクシンイミド(234mg)を加えた。反応混合物を終夜室温に加温し、シリカゲルカラム上に直接装填し、これをヘプタン中20〜60%酢酸エチルで溶出して、表題化合物を得た。物質を次のステップに直ちに使用した。
【0602】
実施例84I
エチル(7R,20S)−10−[(2−{(2S
*)−1−[(ベンジルオキシ)カルボニル]ピロリジン−2−イル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−9,13−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例65M(79mg)、実施例84H(71.8)及び炭酸セシウム(141mg)の無水N,N−ジメチルホルムアミド(5mL)中混合物を室温で終夜撹拌した。反応混合物を酢酸エチルとブラインとの間で分配した。有機相をブラインで洗浄し、濃縮した。残渣をフラッシュクロマトグラフィー(3%NH
4OHを含むCH
2Cl
2中0〜20%メタノール)により分離して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z1025(M+H)
+。
【0603】
実施例84J
(7R,20S)−10−[(2−{(2S
*)−1−[(ベンジルオキシ)カルボニル]ピロリジン−2−イル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例84I(90mg)のテトラヒドロフラン(1.5mL)中混合物に、水酸化リチウム一水和物(30mg)の水(1.5mL)及びメタノール(1.5mL)中混合物を加えた。混合物を室温で1日間撹拌した後、トリフルオロ酢酸(0.2mL)を加えた。混合物を濃縮した。残渣をHPLC(Zorbax、C−18、250×5.0カラム、移動相A:H
2O中0.1%トリフルオロ酢酸;B:CH
3CN中0.1%トリフルオロ酢酸;0〜70%濃度勾配)により分離した。所望のフラクションを凍結乾燥して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.99 (d, J=5.0 Hz, 1H), 8.93 (d, J=5.0 Hz, 1H), 8.67 (d, J=4.5 Hz, 2H), 8.60-8.56 (m, 1H), 8.53 (d, J=5.1 Hz, 1H), 8.47 (dd, J=11.4, 5.1 Hz, 1H), 7.83 (d, J=5.0 Hz, 1H), 7.79 (d, J=5.0 Hz, 1H), 7.54 (dd, J=8.1, 3.5 Hz, 2H), 7.40-7.28 (m, 4H), 7.28-7.22 (m, 2H), 7.21-7.07 (m, 4H), 6.87-6.77 (m, 3H), 6.65 (s, 1H), 6.52-6.45 (m, 2H), 6.01-5.93 (m, 2H), 5.18-4.87 (m, 5H), 4.75 (dd, J=12.9, 6.1 Hz, 2H), 4.51-4.30 (m, 2H), 4.22 (s, 2H), 3.26-2.93 (m, 4H), 2.81 (d, J=3.6 Hz, 3H), 2.44-2.31 (m, 1H), 1.96-1.81 (m, 2H), 1.75 (d, J=4.2 Hz, 3H).MS(ESI)m/z997(M+H)
+。
【0604】
[実施例85]
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−10−({2−[(2R)−オキソラン−2−イル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0605】
実施例85A
テトラヒドロフラン−2−カルボキサミド
テトラヒドロフラン−2−カルボン酸(12g)のテトラヒドロフラン(200mL)中混合物に、15℃でジ(1H−イミダゾール−1−イル)メタノン(53.3g)を加え、反応混合物を2時間撹拌した。水酸化アンモニウム(100mL)を0℃で反応物に加え、反応混合物を15℃で2時間撹拌した。反応混合物を分離し、水性相をジクロロメタン(5×50mL)で抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で脱水し、濾過した。濾液を濃縮して残渣を得、これをシリカゲル上でのカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタン=200:1〜30:1で溶出)により精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ ppm 1.86-1.95 (m, 2H), 2.08 (td, J=13.37, 6.14 Hz, 1H), 2.23-2.34 (m, 1H), 3.85-4.00 (m, 2H), 4.35 (dd, J=8.55, 5.92 Hz, 1H), 5.97 (br s, 1H), 6.61 (br s, 1H).
【0606】
実施例85B
メチルテトラヒドロフラン−2−カルビミデート
実施例85A(16g)のジクロロメタン(200mL)中混合物に、0℃でトリメチルオキソニウムテトラフルオロボレート(22.6g)を加えた。反応混合物を15℃で12時間撹拌した。反応混合物を飽和NaHCO
3水溶液(1L)を加えることによりクエンチし、酢酸エチル(3×100mL)で抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で脱水した。濾過後、濾液を濃縮して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ ppm 1.17-1.29 (m, 1H), 1.78-2.05 (m, 3H), 2.12-2.28 (m, 1H), 3.69-3.77 (m, 3H), 3.81-4.01 (m, 1H), 3.81-4.01 (m, 1H), 3.83-4.02 (m, 1H), 4.22-4.30 (m, 1H), 4.44 (dd, J=8.31, 5.26 Hz, 1H), 4.99-5.23 (m, 1H), 4.99-5.23 (m, 1H), 5.05 (s, 1H), 7.59 (br s, 1H).
【0607】
実施例85C
テトラヒドロフラン−2−カルボキシミドアミド
実施例85B(24.5g)のメタノール(100mL)中混合物に、10℃で塩化アンモニウム(15.2g)を加えた。反応混合物を70℃で12時間撹拌した。反応混合物を濃縮して残渣を得、これをジクロロメタン(50mL)で希釈し、濾過した。濾液を濃縮して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 1.75-1.93 (m, 3H), 2.07-2.45 (m, 1H), 2.10-2.20 (m, 1H), 3.40 (s, 1H), 3.62 (s, 1H), 3.73-3.83 (m, 1H), 3.93-4.02 (m, 1H), 4.59 (br s, 1H), 4.39 (dd, J=8.38, 4.85 Hz, 1H), 4.59-4.66 (m, 1H), 9.01 (br s, 2H).
【0608】
実施例85D
4−(ジメトキシメチル)−2−(テトラヒドロフラン−2−イル)ピリミジン
実施例85C(20g)のメタノール(1L)中混合物に、0℃でナトリウムメタノレート(105mL)を加えた。(E)−4−(ジメチルアミノ)−1,1−ジメトキシブタ−3−エン−2−オン(50.6g)を反応物に加えた。反応混合物を70℃で12時間撹拌した。反応混合物を飽和NH
4Cl水溶液混合物(500mL)を加えることによりクエンチし、酢酸エチル(3×500mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1L)で洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、粗製物質をシリカゲル上でのカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=50:1〜10:1で溶出)により精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ ppm 1.99-2.16 (m, 3H), 2.39-2.48 (m, 1H), 3.43 (d, J=8.60 Hz, 6H), 3.99-4.07 (m, 1H), 4.23 (q, J=6.61 Hz, 1H), 5.15 (br t, J=6.61 Hz, 1H), 5.29 (s, 1H), 7.43 (br d, J=4.63 Hz, 1H), 8.80 (br s, 1H).
【0609】
実施例85E
(R
*)−(2−(テトラヒドロフラン−2−イル)ピリミジン−4−イル)メタノール
実施例85D(3.5g)の1,4−ジオキサン(70mL)中混合物に、15℃で4M塩化水素水溶液(70mL)を加え、反応混合物を60℃で12時間撹拌した。反応混合物を0℃に冷却し、pHを飽和NaOH水溶液を漸次加えることによりおよそ7に調節した。NaBH
4(1.18g)を0℃で加え、反応混合物を1時間撹拌した。反応混合物を水(250mL)で希釈し、ジクロロメタン(10×50mL)で抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で脱水し、濾過した。濾液を濃縮し、粗製物質をシリカゲル上でのカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタン=50:1〜10:1で溶出)により精製して、表題化合物を得た。鏡像異性体を、流速46g/分,システム逆圧100bar、カラム温度40℃及び移動相CO
2中13%メタノール(0.1%NH
3H
2O)にてChiralpak AD−H内径250×30mm 5μmカラムを使用するThar SFC80分取SFCシステム上で分離して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ ppm 1.99-2.18 (m, 3H), 2.38-2.49 (m, 1H), 4.03 (td, J=7.70, 5.62 Hz, 1H), 4.17-4.24 (m, 1H), 4.77 (s, 2H), 5.12 (dd, J=7.46, 5.99 Hz, 1H), 7.20 (d, J=5.14 Hz, 1H), 8.69 (d, J=5.13 Hz, 1H).
【0610】
実施例85F
(S
*)−(2−(テトラヒドロフラン−2−イル)ピリミジン−4−イル)メタノール
実施例85Eの合成の間で表題化合物を単離した。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ ppm 1.97-2.19 (m, 3H), 2.34-2.50 (m, 1H), 3.56 (br s, 1H), 4.01-4.05 (m, 1H), 4.17-4.20 (m, 1H), 4.76 (s, 2H), 5.11 (dd, J=7.52, 6.05 Hz, 1H), 7.21 (d, J=5.14 Hz, 1H), 8.68 (d, J=5.14 Hz, 1H).LC/MS(ESI)m/z181(M+H)
+。
【0611】
実施例85G
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−10−({2−[(2R
*)−オキソラン−2−イル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例85Eを実施例84Gの代わりに用い、実施例84H〜Jでのプロトコールに従って表題化合物を調製した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.66 (s, 1H), 8.61-8.55 (m, 1H), 7.52 (d, J=8.0 Hz, 2H), 7.30 (d, J=7.9 Hz, 2H), 7.28-7.10 (m, 6H), 6.84 (t, J=9.1 Hz, 1H), 6.48 (s, 1H), 5.92 (dd, J=8.4, 4.7 Hz, 1H), 5.20-4.98 (m, 4H), 4.89 (dt, J=7.9, 5.7 Hz, 2H), 4.37 (q, J=14.0 Hz, 2H), 4.19 (s, 2H), 4.03-3.91 (m, 2H), 3.84 (td, J=7.6, 5.3 Hz, 2H), 3.23-2.94 (m, 4H), 2.81 (s, 3H), 2.24 (tdd, J=10.0, 5.0, 2.7 Hz, 2H), 2.07-1.82 (m, 4H), 1.74 (s, 3H).MS(ESI)m/z864(M+H)
+。
【0612】
[実施例86]
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−10−({2−[(2S
*)−オキソラン−2−イル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例85Fを実施例84Gの代わりに用い、実施例84H〜Jでのプロトコールに従って表題化合物を調製した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.66 (s, 1H), 8.58 (d, J=5.2 Hz, 1H), 7.52 (d, J=7.9 Hz, 1H), 7.31 (t, J=7.4 Hz, 1H), 7.27-7.11 (m, 6H), 6.81 (d, J=8.5 Hz, 1H), 6.48 (d, J=2.2 Hz, 1H), 5.94 (dd, J=8.8, 4.5 Hz, 1H), 5.20-4.99 (m, 4H), 4.88 (dd, J=7.6, 5.4 Hz, 2H), 4.35 (s, 2H), 4.17 (s, 2H), 3.97 (q, J=7.0 Hz, 2H), 3.84 (td, J=7.7, 5.1 Hz, 2H), 3.27-2.96 (m, 6H), 2.80 (s, 3H), 2.26 (tdd, J=10.4, 5.3, 2.7 Hz, 2H), 2.13-1.87 (m, 4H), 1.73 (s, 3H).MS(ESI)m/z864(M+H)
+。
【0613】
[実施例87]
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−10−({2−[(2S
*)−ピロリジン−2−イル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例84J(32mg)の混合物をメタノール(10mL)に溶解した。混合物を窒素でパージし、炭素担持パラジウム(10%)20mgを加えた。反応混合物を水素でパージし、室温で終夜撹拌した。物質を濾別した。濾液を濃縮し、残渣をHPLC(Zorbax、C−18、250×5.0カラム、移動相A:H
2O中0.1%トリフルオロ酢酸;B:CH
3CN中0.1%トリフルオロ酢酸;0〜70%濃度勾配)により精製した。所望のフラクションを凍結乾燥して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 9.81 (s, 1H), 8.96 (s, 0H), 8.73 (d, J=5.2 Hz, 1H), 8.65 (s, 1H), 7.50 (d, J=7.9 Hz, 1H), 7.35 (d, J=5.2 Hz, 1H), 7.31-7.20 (m, 3H), 7.20-7.11 (m, 3H), 6.78 (d, J=8.4 Hz, 1H), 6.52 (d, J=2.2 Hz, 1H), 5.95 (dd, J=9.2, 4.3 Hz, 1H), 5.16 (d, J=15.2 Hz, 2H), 5.04 (d, J=15.3 Hz, 2H), 4.88 (s, 2H), 4.21 (s, 3H), 4.04 (s, 3H), 3.25-2.96 (m, 8H), 2.78 (s, 3H), 2.13-1.94 (m, 4H), 1.72 (s, 3H), 1.23 (s, 2H).MS(ESI)m/z864(M+H)
+。
【0614】
[実施例88]
(7R,16R)−19,23−ジクロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0615】
実施例88A
(R)−3−(ビス(4−メトキシフェニル)(フェニル)メトキシ)−2−(4−ブロモ−2,6−ジクロロフェノキシ)プロピル4−メチルベンゼンスルホネート
実施例73B(300mg)及び4−ブロモ−2,6−ジクロロフェノール(172mg)のテトラヒドロフラン(5.5mL)中混合物に、トリフェニルホスフィン(215mg)及びジ−tert−ブチルアゾジカルボキシレート(189mg)を加えた。反応混合物を45℃に加熱した。2.5時間後、更にトリフェニルホスフィン(72mg)及びジ−tert−ブチルアゾジカルボキシレート(63mg)を加え、反応混合物を更に1時間加熱した。反応混合物を冷却し、濃縮した。粗製の残渣をTeledyne Isco CombiFlash Rf+上での順相MPLC(ヘプタン中5〜45%酢酸エチル)により精製して表題化合物を得、これは多少のtert−ブチル2−(tert−ブトキシ)ヒドラジンカルボキシレートを不純物として含んでいた。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ ppm 7.71 (d, 2H), 7.39-7.12 (m, 13H), 6.86-6.73 (m, 4H), 4.51-4.29 (m, 3H), 3.80 (s, 6H), 3.52-3.35 (m, 2H), 2.43 (s, 3H).
【0616】
実施例88B
(R)−3−(ビス(4−メトキシフェニル)(フェニル)メトキシ)−2−(2,6−ジクロロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェノキシ)プロピル4−メチルベンゼンスルホネート
酢酸カリウム(97mg、真空下100℃で少なくとも1時間加熱した。)、1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン−パラジウム(II)ジクロリドジクロロメタン錯体(20.14mg)及びビス(ピナコラト)ジボロン(150mg)を含むバイアルに、2−メチルテトラヒドロフラン(2.5mL)及び(R)−3−(ビス(4−メトキシフェニル)(フェニル)メトキシ)−2−(4−ブロモ−2,6−ジクロロフェノキシ)プロピル4−メチルベンゼンスルホネート(381mg)を加えた。混合物を窒素でパージし、90℃で終夜加熱した。反応混合物を冷却し、酢酸エチルで希釈し、珪藻土上で濾過し、濃縮した。粗製の残渣をTeledyne Isco CombiFlash Rf+上での順相MPLC(ヘプタン中0〜25%酢酸エチル)により精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ ppm 7.70 (d, 2H), 7.62 (s, 2H), 7.33-7.13 (m, 11H), 6.83-6.71 (m, 4H), 4.52-4.30 (m, 3H), 3.79 (s, 6H), 3.53-3.37 (m, 2H), 2.42 (s, 3H), 1.35 (s, 12H).
【0617】
実施例88C
(R)−エチル2−((5−(4−(((R)−1−(ビス(4−メトキシフェニル)(フェニル)メトキシ)−3−(トシルオキシ)プロパン−2−イル)オキシ)−3,5−ジクロロフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例88B(233mg)、実施例68C(185mg)、炭酸セシウム(214mg)及びビス(ジ−tert−ブチル(4−ジメチルアミノフェニル)ホスフィン)ジクロロパラジウム(II)(15.49mg)を含むバイアルを排気し、窒素で数回逆充填した。バイアルに脱気したテトラヒドロフラン(1.8mL)及び水(440μL)を加え、反応混合物を室温で終夜撹拌した。1−ピロリジンカルボジチオ酸アンモニウム塩(3.59mg)を加え、反応物を30分間撹拌した。反応混合物を酢酸エチルで希釈し、珪藻土上で濾過した。ブライン及び水を加え、水性層を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。粗製の残渣をTeledyne Isco CombiFlash Rf+上での順相MPLC(ヘプタン中5〜65%酢酸エチル)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z1456.4(M+H)
+。
【0618】
実施例88D
(R)−エチル2−((5−(4−(((R)−1−(ビス(4−メトキシフェニル)(フェニル)メトキシ)−3−(トシルオキシ)プロパン−2−イル)オキシ)−3,5−ジクロロフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−ヒドロキシ−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例88C(263mg)のテトラヒドロフラン(1.8mL)中混合物に、テトラブチルアンモニウムフルオリド(180μL、テトラヒドロフラン中1M)を加え、反応混合物を撹拌した。25分後、反応混合物を飽和塩化アンモニウム水溶液でクエンチし、酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。粗製の残渣をTeledyne Isco CombiFlash Rf+上での順相MPLC(ヘプタン中10〜75%酢酸エチル)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z1344.6(M+H)
+。
【0619】
実施例88E
エチル(7R,16S)−16−{[ビス(4−メトキシフェニル)(フェニル)メトキシ]メチル}−19,23−ジクロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例88D(200mg)及び炭酸セシウム(485mg)のテトラヒドロフラン(18mL)中混合物を65℃で終夜加熱した。反応混合物を冷却し、水及び酢酸エチルを含む分液漏斗に移した。水性層を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。粗製の残渣をTeledyne Isco CombiFlash Rf+上での順相MPLC(ヘプタン中15〜90%酢酸エチル)により精製して表題化合物を得、これを更に精製せずに次に使用した。MS(ESI)m/z1171.3(M+H)
+。
【0620】
実施例88F
エチル(7R,16R)−19,23−ジクロロ−1−(4−フルオロフェニル)−16−(ヒドロキシメチル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例88E(152mg)のジクロロメタン(650μL)及びメタノール(650μL)中混合物に、ギ酸(647μL)を加え、反応混合物を撹拌した。30分後、反応混合物を飽和重炭酸ナトリウム水溶液でゆっくりクエンチし、酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機抽出物を無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。残渣をTeledyne Isco CombiFlash Rf+上での順相MPLC(ヘプタン中30〜100%酢酸エチル)により精製し、所望の生成物を含むフラクションを濃縮し、Lunaカラム(250×50mm、10mm)を使用するGilson PLC2020上でのRP−HPLC(30分かけて0.1%トリフルオロ酢酸を含む水中20〜100%アセトニトリルで)により再度精製した。生成物を含むフラクションを飽和重炭酸ナトリウム水溶液で中和し、ジクロロメタンで3回抽出した。合わせた有機抽出物を無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z869.0(M+H)
+。
【0621】
実施例88G
エチル(7R,16S)−19,23−ジクロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−16−{[(4−メチルベンゼン−1−スルホニル)オキシ]メチル}−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例88F(79mg)及びトリエチルアミン(38.0μL)のジクロロメタン(900μL)中混合物に、p−トルエンスルホニルクロリド(34.6mg)を加え、反応混合物を撹拌した。4時間後、追加のp−トルエンスルホニルクロリド(5.8mg)を加え、反応混合物を更に1時間撹拌した。反応混合物をジクロロメタン及び水で希釈した。水性層をジクロロメタンで3回抽出し、合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。粗製の残渣をTeledyne Isco CombiFlash Rf+上での順相MPLC(ヘプタン中20〜80%酢酸エチル)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z1023.2(M+H)
+。
【0622】
実施例88H
エチル(7R,16R)−19,23−ジクロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例88G(75mg)及び1−メチルピペラジン(243μL)のジメチルホルムアミド(240μL)中混合物を45℃で終夜加温した。反応混合物を冷却し、ジメチルスルホキシド(600μL)に溶解し、Lunaカラム(250×50mm、10mm)を使用するGilson PLC2020上でのRP−HPLC(30分かけて0.1%トリフルオロ酢酸を含む水中5〜85%アセトニトリルで)により精製し、凍結乾燥後、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z951.4(M+H)
+。
【0623】
実施例88I
(7R,16R)−19,23−ジクロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例88H(26.4mg)のテトラヒドロフラン(310μL)及びメタノール(310μL)中混合物に、0℃で水酸化リチウム(13.40mg)の水(310μL)中混合物を加え、反応混合物を0℃で終夜静置した。反応混合物をトリフルオロ酢酸(51.7μL)でクエンチし、ジメチルスルホキシドに溶解し、Lunaカラム(250×50mm、10mm)を使用するGilson PLC2020上でのRP−HPLC(45分かけて0.1%トリフルオロ酢酸を含む水中5〜65%アセトニトリルで)により精製し、凍結乾燥後、表題化合物を得た。
1H NMR (500 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ 8.90 (d, 1H), 8.75 (s, 1H), 7.58 (d, 1H), 7.54 (dd, 1H), 7.50-7.43 (m, 2H), 7.41 (d, 1H), 7.32-7.20 (m, 4H), 7.15 (d, 1H), 7.09-7.02 (m, 1H), 6.92 (d, 1H), 6.81 (dd, 1H), 6.31 (dd, 1H), 5.96 (d, 1H), 5.25-5.10 (m, 2H), 5.01-4.91 (m, 1H), 4.41-4.31 (m, 2H), 3.76 (s, 3H), 3.73 (d, 1H), 3.48-3.15 (m, 4H), 3.14-2.95 (m, 4H), 2.92-2.74 (m, 5H).MS(ESI)m/z923.3(M+H)
+。
【0624】
[実施例89]
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−10−({2−[(1S,4S)−2−オキサ−5−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−5−イル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0625】
実施例89A
メチル2−((1S,4S)−2−オキサ−5−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−5−イル)ピリミジン−4−カルボキシレート
メチル2−クロロピリミジン−4−カルボキシレート(2.4g)及び(1S,4S)−2−オキサ−5−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン塩酸塩(2.0g)をジオキサン(20mL)に溶解した。トリメチルアミン(4.0mL)を加え、反応物を窒素下50℃で終夜撹拌した。反応混合物を水と酢酸エチルとの間で分配した。有機層をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水した。濾過後、粗製の残渣を30/70ヘプタン/酢酸エチルで溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。MS(DCI)m/z235.9(M+H)
+。
【0626】
実施例89B
(2−((1S,4S)−2−オキサ−5−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−5−イル)ピリミジン−4−イル)メタノール
実施例89Aを窒素下メタノール(48mL)に溶解し、−13℃に冷却し、水素化ホウ素ナトリウム(1.6g)を10分かけて4回に分けて加えた。反応混合物を−13℃で2.5時間撹拌し、飽和塩化アンモニウム水溶液(25mL)を注意深く加えた。反応混合物を5分間撹拌した。反応混合物を水と酢酸エチルとの間で分配した。有機層をブラインで洗浄した。合わせた水性層を酢酸エチルで抽出し、硫酸ナトリウムで脱水し、濾過した。粗製の残渣を97.5/2.5酢酸エチル/メタノールで溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。MS(DCI)m/z208.0(M+H)
+。
【0627】
実施例89C
(2−((1S,4S)−2−オキサ−5−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−5−イル)ピリミジン−4−イル)メチルメタンスルホネート
実施例89B(104mg)をジクロロメタン(2.5mL)に溶解した。トリエチルアミン(0.092mL)を加え、反応混合物を0℃に冷却した。メタンスルホニルクロリド(0.051mL)を加えた。反応混合物を5分間冷却しながら撹拌し、浴を除去し、反応物を室温で75分間撹拌した。反応混合物を飽和重炭酸ナトリウム水溶液とジクロロメタンとの間で分配した。有機層をブラインで洗浄した。合わせた水性層を酢酸エチルで抽出し、合わせた有機層を硫酸ナトリウムで脱水した。粗生成物を更には精製せずに使用した。
【0628】
実施例89D
エチル(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−10−({2−[(1S,4S)−2−オキサ−5−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−5−イル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例65Nにおいて実施例89Cを実施例65Eの代わりに用いることにより、表題化合物を調製した。MS(ESI)m/z919.5(M+H)
+。
【0629】
実施例89E
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−10−({2−[(1S,4S)−2−オキサ−5−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−5−イル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例65Oにおいて実施例89Dを実施例65Nの代わりに用いることにより、表題化合物を調製した。
1H NMR (500 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.57 (s, 1H), 7.91 (d, 1H), 7.38 (d, 1H), 7.24 (d, 1H), 7.15 (m, 2H), 7.07 (m, 2H), 6.90 (d, 1H), 6.59 (s, 1H), 6.52 (d, 1H), 6.31 (d, 1H), 5.84 (m, 1H), 4.84 (br d, 3H), 4.69 (d, 1H), 4.62 (d, 1H), 3.76 (m, 2H), 3.64 (m, 4H), 3.47 (m, 4H), 3.40 (m, 4H), 3.33 (m, 2H), 2.97 (m, 1H), 2.88 (m, 2H), 2.61 (m, 2H), 2.26 (s, 3H), 1.84 (m, 2H), 1.54 (s, 3H).MS(ESI)m/z891.3(M+H)
+。
【0630】
[実施例90]
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−10−({2−[(3R)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0631】
実施例90A
(R)−メチル2−(3−メチルモルホリノ)ピリミジン−4−カルボキシレート
実施例89Aにおいて(R)−3−メチルモルホリンを(1S,4S)−2−オキサ−5−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタンの代わりに用いることにより、表題化合物を調製した。MS(DCI)m/z238.0(M+H)
+。
【0632】
実施例90B
(R)−(2−(3−メチルモルホリノ)ピリミジン−4−イル)メタノール
実施例89Bにおいて実施例90Aを実施例89Aの代わりに用いることにより、表題化合物を調製した。MS(DCI)m/z210.0(M+H)
+。
【0633】
実施例90C
(R)−(2−(3−メチルモルホリノ)ピリミジン−4−イル)メチルメタンスルホネート
実施例89Cにおいて実施例90Bを実施例89Bの代わりに用いることにより、表題化合物を調製した。MS(DCI)m/z287.9(M+H)
+。
【0634】
実施例90D
エチル(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−10−({2−[(3R)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例65Nにおいて実施例90Cを実施例65Eの代わりに用いることにより、表題化合物を調製した。MS(ESI)m/z921.2(M+H)
+。
【0635】
実施例90E
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−10−({2−[(3R)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例65Oにおいて実施例90Dを実施例65Nの代わりに用いることにより、表題化合物を調製した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.65 (s, 1H), 8.09 (d, 1H), 7.54 (d, 1H), 7.32 (d, 1H), 7.23, (m, 3H), 7.14 (m, 2H), 6.81 (d, 1H), 6.54 (s, 1H), 6.37 (d, 1H), 5.93 (dd, 1H), 4.97 (d, 1H), 4.82 (d, 1H), 4.55 (m, 2H), 4.49 (d, 1H), 4.39 (d, 1H), 4.25 (s, 1H), 4.19 (d, 2H), 3.91 (m, 1H), 3.70 (d, 2H), 3.57 (m, 6H), 3.40 (m, 4H), 3.21 (m, 1H), 3.10 (m, 4H), 2.82 (s, 3H), 1.70 (s, 3H), 1.16 (d, 3H).MS(ESI)m/z893.4(M+H)
+。
【0636】
[実施例91]
(7R,16R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−16−{[(2−メトキシエチル)(メチル)アミノ]メチル}−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0637】
実施例91A
エチル(7R,16R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−16−{[(2−メトキシエチル)(メチル)アミノ]メチル}−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
2−メトキシ−N−メチルエタンアミンを1−メチルピペラジンの代わりに用い、実施例73Jにて記載した手順に従って実施例91Aを調製した。LC/MS(APCI)m/z920.2(M+H)
+。
【0638】
実施例91B
(7R,16R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−16−{[(2−メトキシエチル)(メチル)アミノ]メチル}−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例91Aを実施例82Aの代わりに用い、実施例82Bにて記載した手順に従って表題化合物を調製した。
1H NMR (500 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 2.22 (d, J=6.6 Hz, 6H), 2.51-2.58 (m, 2H), 2.60-2.70 (m, 2H), 2.88 (d, J=16.7 Hz, 1H), 3.21 (s, 3H), 3.35-3.41 (m, 2H), 3.77 (s, 3H), 3.82-3.92 (m, 1H), 4.31 (dd, J=13.1, 8.7 Hz, 1H), 4.47 (d, J=12.9 Hz, 1H), 4.50-4.61 (m, 1H), 5.08-5.25 (m, 2H), 5.63 (d, J=2.9 Hz, 1H), 6.11 (dd, J=5.3, 2.9 Hz, 1H), 6.80 (dd, J=9.0, 3.0 Hz, 1H), 6.91 (d, J=9.1 Hz, 1H), 6.95 (d, J=8.4 Hz, 1H), 7.02-7.08 (m, 1H), 7.11-7.23 (m, 6H), 7.42-7.49 (m, 1H), 7.51-7.57 (m, 2H), 8.74 (s, 1H), 8.88 (d, J=5.1 Hz, 1H).LC/MS(APCI)m/z892.3(M+H)
+。
【0639】
[実施例92]
(7R,16R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−16−({(3R)−3−[(メタンスルホニル)メチル]−4−メチルピペラジン−1−イル}メチル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0640】
実施例92A
(R)−1−ベンジル4−tert−ブチル2−(ヒドロキシメチル)ピペラジン−1,4−ジカルボキシレート
(R)−tert−ブチル3−(ヒドロキシメチル)ピペラジン−1−カルボキシレート(3.46g)及びトリエチルアミン(4.46mL)のジクロロメタン(160mL)中撹拌混合物に、クロロギ酸ベンジル(2.5mL)を加え、反応混合物を周囲温度で15分間撹拌した。混合物をシリカゲル上に濃縮し、Teledyne Isco RediSep(登録商標)Rf gold シリカゲルカラム120gを使用するCombiFlash(登録商標)Teledyne Iscoシステム上でのクロマトグラフィー(20〜100%酢酸エチル/ヘプタンで溶出)により精製して、表題化合物を得た。LC/MS(APCI)m/z351.3(M+H)
+。
【0641】
実施例92B
(R)−1−ベンジル4−tert−ブチル2−(((メチルスルホニル)オキシ)メチル)ピペラジン−1,4−ジカルボキシレート
実施例92A(3.98g)及びトリエチルアミン(4.75mL)のジクロロメタン4.1mL中撹拌混合物に、メタンスルホニルクロリド(1.3mL)を加え、混合物を周囲温度で20分間撹拌した。混合物をシリカゲル上に濃縮し、次いでTeledyne Isco RediSep(登録商標)Rf gold シリカゲルカラム120gを使用するCombiFlash(登録商標)Teledyne Iscoシステム上でのフラッシュクロマトグラフィー(20〜100%酢酸エチル/ヘプタンで溶出)により精製して、表題化合物を得た。LC/MS(APCI)m/z329.0(M+H−BOC)
+。
【0642】
実施例92C
(R)−1−ベンジル4−tert−ブチル2−((メチルチオ)メチル)ピペラジン−1,4−ジカルボキシレート
撹拌子を装着した8mLのバイアルに、実施例92B(4.7g)及びナトリウムメタンチオレート(2.3g)を入れた。バイアルをセプタムで密栓し、排気し、窒素で逆充填した。N,N−ジメチルホルムアミド(73.1mL)を注射器により加え、混合物を排気し、窒素で再度逆充填した。混合物を45℃で60分間撹拌し、周囲温度に冷却し、水500mLを含む分液漏斗中に注ぎ入れた。水性混合物をジエチルエーテルで2回に分けて抽出し、合わせた有機層を無水硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、シリカゲル上に濃縮した。Teledyne Isco RediSep(登録商標)Rf gold シリカゲルカラム220gを使用するCombiFlash(登録商標)Teledyne Iscoシステム上でのフラッシュクロマトグラフィー(5〜60%酢酸エチル/ヘプタンで溶出)により精製して、表題化合物を得た。LC/MS(APCI)m/z381.3(M+H)
+。
【0643】
実施例92D
(R)−1−ベンジル4−tert−ブチル2−((メチルスルホニル)メチル)ピペラジン−1,4−ジカルボキシレート
実施例92C(2.8g)をメタノール(147mL)に溶解し、混合物を氷浴中で撹拌した。ペルオキソ一硫酸カリウム(6.79g)を一度に加え、冷却浴を除去し、混合物を周囲温度で2時間撹拌した。次いでメタノールを蒸発させ、得られた混合物を酢酸エチルで希釈し、分液漏斗中に注ぎ入れた。有機混合物を水及びブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、シリカゲル上に濃縮した。Teledyne Isco RediSep(登録商標)Rf gold シリカゲルカラム80gを使用するCombiFlash(登録商標)Teledyne Iscoシステム上でのフラッシュクロマトグラフィー(20〜100%酢酸エチル/ヘプタンで溶出)により精製して、表題化合物を得た。LC/MS(APCI)m/z413.2(M+H)
+。
【0644】
実施例92E
(R)−tert−ブチル3−((メチルスルホニル)メチル)ピペラジン−1−カルボキシレート
実施例92D(2.25g)をメタノール(54.5mL)に溶解し、炭素担持水酸化パラジウム(0.766g、炭素上20重量%デグッサ(登録商標)型)を加えた。反応混合物を排気し、窒素で2回逆充填し、次いで排気し、水素で逆充填した。反応混合物を水素下(水素風船を使用)室温で3時間撹拌した。混合物を珪藻土パッドに通して濾過し、濃縮し、PTFE膜に再度通して濾過し、濃縮して、表題化合物を得た。粗製のアミンを追加の精製はせずに次のステップに使用した。LC/MS(APCI)m/z279.3(M+H)
+。
【0645】
実施例92F
(R)−tert−ブチル4−メチル−3−((メチルスルホニル)メチル)ピペラジン−1−カルボキシレート
実施例92E(95mg)をテトラヒドロフラン(3.4mL)に溶解し、37%ホルムアルデヒド水溶液(76μL)及びトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(217mg)を加えた。混合物を周囲温度で2時間撹拌した。混合物をシリカゲル上に濃縮し、Teledyne Isco RediSep(登録商標)Rf gold シリカゲルカラム12gを使用するCombiFlash(登録商標)Teledyne Iscoシステム上でのフラッシュクロマトグラフィー(50〜100%2:1エタノール:酢酸エチル/ヘプタンで溶出)により精製して、表題化合物を得た。LC/MS(APCI)m/z293.2(M+H)
+。
【0646】
実施例92G
(R)−1−メチル−2−((メチルスルホニル)メチル)ピペラジン
実施例92F(95mg)をジクロロメタン(1.0mL)に溶解し、トリフルオロ酢酸1mLを加えた。混合物を周囲温度で15分間撹拌し、濃縮して、粗製のトリフルオロ酢酸塩を得た。20G MEGA BE−SCX Bond Elut(登録商標)樹脂カートリッジを50%メタノール/ジクロロメタン(50mL)で最初に洗浄し、得られた粗製の残渣を1:1メタノール:ジクロロメタン混合物(約2mL)として装填した。樹脂を50%メタノール/ジクロロメタン(50mL)で洗浄した。濾液を除去し、空の収集フラスコに入れ替えた。カートリッジを2モル濃度のメタノール中水酸化アンモニウム混合物200mLで洗浄した。濾液を濃縮して、表題化合物を遊離塩基として得た。LC/MS(APCI)m/z193.4(M+H)
+。
【0647】
実施例92H
エチル(7R,16R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−16−({(3R)−3−[(メタンスルホニル)メチル]−4−メチルピペラジン−1−イル}メチル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例92Gを1−メチルピペラジンの代わりに用い、実施例73Jにて記載した手順に従って実施例92Hを合成した。LC/MS(APCI)m/z1023.2(M+H)
+。
【0648】
実施例92I
(7R,16R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−16−({(3R)−3−[(メタンスルホニル)メチル]−4−メチルピペラジン−1−イル}メチル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例92Hを実施例82Aの代わりに用い、実施例82Bにて記載した手順に従って実施例92Iを合成した。
1H NMR (500 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 2.22 (s, 3H), 2.57-3.05 (m, 10H), 3.15 (s, 3H), 3.20-3.30 (m, 2H), 3.38-3.64 (m, 2H), 3.77 (s, 3H), 3.80-3.87 (m, 2H), 4.38 (dd, J=13.3, 8.7 Hz, 1H), 4.50 (d, J=13.0 Hz, 1H), 4.63-4.75 (m, 1H), 5.12-5.25 (m, 2H), 5.68 (d, J=2.8 Hz, 1H), 6.19 (dd, J=5.0, 3.2 Hz, 1H), 6.85 (dd, J=9.0, 2.9 Hz, 1H), 6.91 (d, J=9.1 Hz, 1H), 6.96 (d, J=8.3 Hz, 1H), 7.06 (t, J=7.4 Hz, 1H), 7.11-7.23 (m, 6H), 7.44-7.50 (m, 1H), 7.52-7.58 (m, 2H), 8.76 (s, 1H), 8.89 (dd, J=5.2, 1.5 Hz, 1H).LC/MS(APCI)m/z995.2(M+H)
+。
【0649】
[実施例93]
(7R,16R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−16−({(3R)−3−[(メタンスルホニル)メチル]ピペラジン−1−イル}メチル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0650】
実施例93A
(R)−2−((メチルスルホニル)メチル)ピペラジン
実施例92Eを実施例92Fの代わりに用い、実施例92Gにて記載した手順に従って実施例93Aを合成した。LC/MS(APCI)m/z179.2(M+H)
+。
【0651】
実施例93B
(7R,16R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−16−({(3R)−3−[(メタンスルホニル)メチル]ピペラジン−1−イル}メチル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例92Aを1−メチルピペラジンの代わりに用い、実施例73Jにて記載した手順に従って実施例93Bを合成した。LC/MS(APCI)m/z1010.1(M+H)
+。
【0652】
実施例93C
(7R,16R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−16−({(3R)−3−[(メタンスルホニル)メチル]ピペラジン−1−イル}メチル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例93Bを実施例82Aの代わりに用い、実施例82Bにて記載した手順に従って実施例93Cを合成した。
1H NMR (500 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 2.21 (s, 3H), 2.52-2.64 (m, 1H), 2.69-3.10 (m, 7H), 3.16 (s, 3H), 3.18-3.24 (m, 1H), 3.25-3.36 (m, 2H), 3.46 (dd, J=14.6, 4.7 Hz, 1H), 3.55-3.68 (m, 2H), 3.77 (s, 3H), 3.79-3.85 (m, 2H), 4.37 (dd, J=13.3, 8.7 Hz, 1H), 4.50 (d, J=12.9 Hz, 1H), 4.61-4.70 (m, 1H), 5.13 (d, J=15.1 Hz, 1H), 5.21 (d, J=15.0 Hz, 1H), 5.67 (d, J=2.7 Hz, 1H), 6.17-6.21 (m, 1H), 6.87 (d, J=3.0 Hz, 1H), 6.90 (d, J=9.1 Hz, 1H), 6.95 (d, J=8.3 Hz, 1H), 7.06 (t, J=7.5 Hz, 1H), 7.11-7.25 (m, 6H), 7.47 (ddd, J=8.7, 7.4, 1.8 Hz, 1H), 7.52-7.58 (m, 2H), 8.75 (s, 1H), 8.89 (dd, J=5.1, 1.5 Hz, 1H).LC/MS(APCI)m/z981.2(M+H)
+。
【0653】
[実施例94]
(7R,16R,21S)−19−クロロ−16−[(1,1−ジオキソ−1λ
6−チオモルホリン−4−イル)メチル]−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0654】
実施例94A
エチル(7R,16R,21S)−19−クロロ−16−[(1,1−ジオキソ−1λ
6−チオモルホリン−4−イル)メチル]−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
チオモルホリン1,1−ジオキシドを1−メチルピペラジンの代わりに用い、実施例73Jにて記載した手順に従って実施例94Aを合成した。LC/MS(APCI)m/z965.9(M+H)
+。
【0655】
実施例94B
(7R,16R,21S)−19−クロロ−16−[(1,1−ジオキソ−1λ
6−チオモルホリン−4−イル)メチル]−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例94Aを実施例82Aの代わりに用い、実施例82Bにて記載した手順に従って実施例94Bを合成した。
1H NMR (500 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 2.23 (s, 3H), 2.75-3.28 (m, 11H), 3.77 (s, 3H), 3.88 (dd, J=17.1, 5.4 Hz, 1H), 4.35 (dd, J=13.2, 8.6 Hz, 1H), 4.51 (d, J=12.9 Hz, 1H), 4.54-4.64 (m, 1H), 5.10-5.28 (m, 2H), 5.66 (d, J=2.5 Hz, 1H), 6.16 (dd, J=5.2, 2.9 Hz, 1H), 6.87-6.93 (m, 2H), 6.96 (d, J=8.3 Hz, 1H), 7.06 (t, J=7.4 Hz, 1H), 7.13-7.22 (m, 6H), 7.44-7.50 (m, 1H), 7.52 (d, J=5.2 Hz, 1H), 7.55 (dd, J=7.5, 1.8 Hz, 1H), 8.75 (s, 1H), 8.88 (d, J=5.1 Hz, 1H).LC/MS(APCI)m/z938.0(M+H)
+。
【0656】
[実施例95]
(7R,16R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−16−[(4−メチル−3−オキソピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
1−メチルピペラジン−2−オンを1−[2−(メチルスルホニル)エチル]ピペラジンの代わりに用い、実施例73J及び実施例82Bにおいて記載した条件を使用して表題化合物を調製した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.88 (d, J=5.1 Hz, 1H), 8.73 (s, 1H), 7.59-7.50 (m, 2H), 7.47 (ddd, J=9.0, 7.3, 1.8 Hz, 1H), 7.26-7.11 (m, 6H), 7.06 (td, J=7.5, 1.0 Hz, 1H), 6.96 (d, J=8.3 Hz, 1H), 6.90 (d, J=9.0 Hz, 1H), 6.81 (dd, J=9.0, 2.9 Hz, 1H), 6.12 (dd, J=5.3, 2.9 Hz, 1H), 5.65 (d, J=2.8 Hz, 1H), 5.17 (q, J=15.0 Hz, 2H), 4.59 (q, J=6.5 Hz, 1H), 4.46 (d, J=12.9 Hz, 1H), 4.35 (dd, J=13.2, 8.6 Hz, 1H), 3.87 (dd, J=16.9, 5.4 Hz, 1H), 3.77 (s, 3H), 3.25-2.84 (m, 5H), 2.81 (s, 3H), 2.71-2.61 (m, 4H), 2.23 (s, 3H).MS(ESI)m/z917.0(M+H)
+。
【0657】
[実施例96]
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−10−({2−[(1R,5S)−3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0658】
実施例96A
メチル2−((1R,5S)−3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)ピリミジン−4−カルボキシレート
実施例89Aにおいて(1R,5S)−3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタン塩酸塩を(1S,4S)−2−オキサ−5−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタンの代わりに用いることにより、表題化合物を調製した。MS(DCI)m/z250.0(M+H)
+。
【0659】
実施例96B
(2−((1R,5S)−3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)ピリミジン−4−イル)メタノール
実施例89Bにおいて実施例96Aを実施例89Aの代わりに用いることにより、表題化合物を調製した。MS(DCI)m/z222.0(M+H)
+。
【0660】
実施例96C
(2−((1R,5S)−3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)ピリミジン−4−イル)メチルメタンスルホネート
実施例89Cにおいて実施例96Bを実施例89Bの代わりに用いることにより、表題化合物を調製した。MS(DCI)m/z299.9(M+H)
+。
【0661】
実施例96D
エチル(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−10−({2−[(1R,5S)−3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例65Nにおいて実施例96Cを実施例65Eの代わりに用いることにより、表題化合物を調製した。MS(ESI)m/z933.2(M+H)
+。
【0662】
実施例96E
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−10−({2−[(1R,5S)−3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例65Oにおいて実施例96Dを実施例65Nの代わりに用いることにより、表題化合物を調製した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.66 (s, 1H), 8.07 (d,1H), 7.53 (d, 1H), 7.32 (d, 1H), 7.22 (m, 3H), 7.14 (m, 2H), 6.79 (d, 1H), 6.54 (s, 1H), 6.38 (s, 1H), 5.94 (m, 1H), 4.97 (d, 1H), 4.83 (d, 1H), 4.55 (br s, 3H), 4.42 (m, 2H), 4.22 (br s, 3H), 3.56 (m, 8H), 3.21 (m, 2H), 3.08 (m, 6H), 2.81 (s, 3H), 1.94 (m, 2H), 1.85 (m, 2H), 1.67 (s, 3H).MS(ESI)m/z903.1(M−H)
−。
【0663】
[実施例97]
(7R,20S)−18−クロロ−10−{[2−(2,6−ジオキサ−9−アザスピロ[4.5]デカン−9−イル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0664】
実施例97A
メチル2−(2,6−ジオキサ−9−アザスピロ[4.5]デカン−9−イル)ピリミジン−4−カルボキシレート
実施例89Aにおいて2,6−ジオキサ−9−アザスピロ[4.5]デカンを(1S,4S)−2−オキサ−5−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタンの代わりに用いることにより、表題化合物を調製した。MS(DCI)m/z280.0(M+H)
+。
【0665】
実施例97B
(2−(2,6−ジオキサ−9−アザスピロ[4.5]デカン−9−イル)ピリミジン−4−イル)メタノール
実施例89Bにおいて実施例97Aを実施例89Aの代わりに用いることにより、表題化合物を調製した。MS(DCI)m/z252.0(M+H)
+。
【0666】
実施例97C
(2−(2,6−ジオキサ−9−アザスピロ[4.5]デカン−9−イル)ピリミジン−4−イル)メチルメタンスルホネート
実施例89Cにおいて実施例97Bを実施例89Bの代わりに用いることにより、表題化合物を調製した。MS(ESI)m/z329.7(M+H)
+。
【0667】
実施例97D
エチル(7R,20S)−18−クロロ−10−{[2−(2,6−ジオキサ−9−アザスピロ[4.5]デカン−9−イル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例65Nにおいて実施例97Cを実施例65Eの代わりに用いることにより、表題化合物を調製した。MS(ESI)m/z963.5(M+H)
+。
【0668】
実施例97E
(7R,20S)−18−クロロ−10−{[2−(2,6−ジオキサ−9−アザスピロ[4.5]デカン−9−イル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例65Oにおいて実施例97Dを実施例65Nの代わりに用いることにより、表題化合物を調製した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.64 (s, 1H), 8.09 (dd, 1H), 7.50 (d, 1H), 7.30 (d, 1H), 7.22 (m, 3H), 7.14 (m, 2H), 6.76 (d, 1H), 6.53 (s, 1H), 6.40 (dd, 1H), 5.90 (dd, 1H), 4.97 (d, 1H), 4.79 (d, 1H), 4.32 (v br s, 2H), 4.18 (v br s, 2H), 3.78 (m, 4H), 3.71 (s, 2H), 3.66 (m, 8H), 3.57 (m, 4H), 3.21 (m, 2H), 3.08 (m, 4H), 2.79 (s, 3H), 1.97 (m, 1H), 1.83 (m, 1H), 1.68 (s, 3H).MS(ESI)m/z935.2(M+H)
+。
【0669】
[実施例98]
(7R,20S)−10−{[2−(ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0670】
実施例98A
ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−カルボキサミド
ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−カルボン酸(4g)のジクロロメタン(40mL)中混合物に、塩化チオニル(4.7mL)を加えた。反応混合物を18時間加熱還流した。混合物を0℃に冷却し、0℃で水酸化アンモニウム水溶液(9mL)に30分間加えた。得られた混合物を濾過して表題化合物を得、これを更には精製せずに次のステップに使用した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 7.16 (br s, 1H), 6.85 (br s, 1H), 2.37-2.32 (m, 1H), 1.89 (s, 6H).
【0671】
実施例98B
メチルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−カルビミデート
実施例98A(4g)のジクロロメタン(2L)中混合物に、0℃でトリメチルオキソニウムテトラフルオロボレート(13.3g)を加え、反応混合物を窒素雰囲気下25℃で16時間撹拌した。得られた混合物を飽和重炭酸ナトリウム水溶液でpH8に処理し、分離した。水性層をジクロロメタン(2×50mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(50mL)で洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、真空下で濃縮して表題化合物を得、これを更には精製せずに次のステップに使用した。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ ppm 6.88 (br s, 1H), 3.68 (s, 3H), 2.42 (s, 1H), 2.01-1.93 (m, 6H).
【0672】
実施例98C
ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−カルボキシミドアミド塩酸塩
実施例98B(6g)のメタノール(60mL)中混合物に、塩化アンモニウム(2.9g)を加えた。反応混合物を70℃で18時間撹拌した。得られた混合物を濾過し、0℃に冷却し、メタノール中4M HClでpH=2になるまで処理した。混合物を減圧下で濃縮した。残渣をジクロロメタン(20mL)で摩砕して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.98 (br d, J=11.5 Hz, 4H), 2.48-2.46 (m, 1H), 2.11 (s, 6H).
【0673】
実施例98D
2−(ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−4−(ジメトキシメチル)ピリミジン
実施例98C(6g)のメタノール(60mL)中混合物に、ナトリウムメタノレート(61.4mL、123mmol)を加えた。10分後、(E)−4−(ジメチルアミノ)−1,1−ジメトキシブタ−3−エン−2−オン(10.6g、61.4mmol)を加え、反応混合物を窒素下70℃に18時間加熱した。反応混合物を真空下で濃縮した。得られた残渣を水(100mL)で希釈し、ジクロロメタン(2×150mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(200mL)で洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、真空下で濃縮した。残渣をシリカゲル上でのカラムクロマトグラフィー(石油:酢酸エチル=30:1〜5:1)により精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ ppm 8.66 (d, J=5.1 Hz, 1H), 7.31 (d, J=5.1 Hz, 1H), 5.19 (s, 1H), 3.44-3.31 (s, 6H), 2.49 (s, 1H), 2.20 (s, 6H).
【0674】
実施例98E
(2−(ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ピリミジン−4−イル)メタノール
実施例98D(8.5g)の1,4−ジオキサン(190mL)中混合物に、15℃で塩化水素水溶液混合物(193mL、4N)を少しずつ加えた。混合物を60℃で18時間撹拌した。反応混合物を0℃に冷却し、水酸化ナトリウム(26.2g)を0℃で少しずつ加えた。次いで反応混合物のpHを、30%水酸化ナトリウム水溶液混合物を使用して8に調節した。0℃で2時間撹拌しながら、得られた混合物に水素化ホウ素ナトリウム(2.9g)を少しずつ加えた。反応混合物を酢酸エチル(3×100mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(100mL)で洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、真空下で濃縮した。残渣をシリカゲル上でのカラムクロマトグラフィー(100:1〜3:1石油エーテル/酢酸エチルで溶出)により精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ ppm 8.60 (d, J=5.1 Hz, 1H), 7.11 (d, J=5.3 Hz, 1H), 4.71 (d, J=4.0 Hz, 2H), 3.88 (t, J=4.4 Hz, 1H), 2.57-2.53 (m, 1H), 2.29-2.19 (m, 6H).LC/MS(ESI)m/z177.1(M+H)
+。
【0675】
実施例98F
(7R,20S)−10−{[2−(ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例98Eを実施例84Gの代わりに用い、実施例84H〜Jでのプロトコールに従って表題化合物を調製した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.64 (s, 1H), 8.51 (d, J=5.1 Hz, 1H), 7.52 (d, J=7.9 Hz, 1H), 7.30 (d, J=7.9 Hz, 1H), 7.27-7.19 (m, 3H), 7.18-7.09 (m, 3H), 6.84 (d, J=8.6 Hz, 1H), 6.48 (d, J=2.2 Hz, 1H), 5.92 (dd, J=8.5, 4.7 Hz, 1H), 5.17-4.94 (m, 4H), 4.36 (t, J=14.7 Hz, 3H), 4.19 (s, 3H), 3.26-2.99 (m, 8H), 2.81 (s, 3H), 2.17-2.12 (m, 6H), 1.75 (s, 3H), 1.25 (d, J=12.3 Hz, 2H).MS(ESI)m/z861(M+H)
+。
【0676】
[実施例99]
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−10−({2−[(4−メチルオキサン−4−イル)メチル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0677】
実施例99A
エチル2−(テトラヒドロ−4H−ピラン−4−イリデン)アセテート
水素化ナトリウム(24g)のトルエン(250mL)中混合物に、0℃でエチル2−(ジエトキシホスホリル)アセテート(134g)を加えた。窒素下0℃で30分間撹拌した後、テトラヒドロ−4H−ピラン−4−オン(30g)を加え、混合物を25℃で12時間撹拌した。反応混合物を0℃でNH
4Cl水溶液(1L)を加えることによりクエンチした。水性層を酢酸エチル(2×1L)で抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮して残渣を得、これをシリカゲル上でのカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=10:1)により精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 5.72 (s, 1H), 4.07 (q, J=7.2 Hz, 2H), 3.64 (td, J=5.4, 17.6 Hz, 4H), 2.88 (br t, J=5.2 Hz, 2H), 2.29 (br t, J=5.1 Hz, 2H), 1.19 (t, J=7.1 Hz, 3H).
【0678】
実施例99B
エチル2−(4−メチルテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アセテート
ヨウ化銅(I)(63.8g)のエーテル(200mL)中懸濁液に、0℃でメチルリチウムのエチルエーテル中混合物(419mL、1.6M)を少しずつ加えた。反応混合物を0℃で10分間撹拌した。溶媒を減圧下で蒸発させた。ジクロロメタン(200mL)を窒素下0℃で加えた。混合物を0℃で10分間撹拌した。溶媒を再度蒸発させた。ジクロロメタン(200mL)を窒素下0℃で加えた。混合物を0℃で10分間撹拌した。混合物に−78℃でクロロトリメチルシラン(36.4g)及び実施例99A(30g)のジクロロメタン(200mL)中混合物を加えた。反応混合物を0℃で12時間撹拌した。混合物を飽和NH
4Cl水溶液混合物(250mL)を加えることによりクエンチし、ジクロロメタン(3×250mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(500mL)で洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、真空下で濃縮して残渣を得、これをシリカゲル上でのカラムクロマトグラフィー(石油:酢酸エチル=30:1〜5:1)により精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400MHz, CDCl
3) δ ppm 4.12 (q, J=7.1 Hz, 2H), 3.76-3.59 (m, 4H), 2.30 (s, 2H), 1.66-1.56 (m, 2H), 1.49-1.40 (m, 2H), 1.25 (t, J=7.2 Hz, 3H), 1.12 (s, 3H).
【0679】
実施例99C
2−(4−メチルテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)酢酸
実施例99B(20g)のエタノール(80mL)、テトラヒドロフラン(80mL)及び水(20mL)中混合物に、0℃で水酸化ナトリウム(11.6g)を加えた。反応混合物を25℃で12時間撹拌した。混合物を濃縮し、水(200mL)で希釈した。水性層を酢酸エチル(2×150mL)で抽出した。水性層のpHを4M HCl水溶液で1に調節した。水性層を酢酸エチル(2×250mL)で抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮して、表題化合物を得た。
1H NMR (400MHz, CDCl
3) δ ppm 11.08 (br s, 1H), 3.79-3.61 (m, 4H), 2.36 (s, 2H), 1.72-1.60 (m, 2H), 1.54-1.44 (m, 2H), 1.17 (s, 3H).
【0680】
実施例99D
2−(4−メチルテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アセチルクロリド
実施例99C(15g)の塩化チオニル(60mL)中混合物を80℃で12時間撹拌した。混合物を25℃に冷却した。混合物を濃縮して、表題化合物を得た。
1H NMR (400MHz, CDCl
3) δ ppm 3.76-3.60 (m, 4H), 2.95 (s, 2H), 1.64 (ddd, J=4.3, 8.7, 13.4 Hz, 2H), 1.51 (td, J=4.2, 13.3 Hz, 2H), 1.22 (s, 3H).
【0681】
実施例99E
2−(4−メチルテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アセトアミド
実施例99D(16.5g)のジクロロメタン(120mL)中混合物に、0℃で水酸化アンモニウム(90mL)を加えた。反応混合物を25℃で3時間撹拌した。混合物を分離し、水層をジクロロメタン(2×150mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(100mL)で洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、真空下で濃縮して、表題化合物を得た。
1H NMR (400MHz, CDCl
3) δ ppm 5.62-5.14 (m, 2H), 3.85-3.56 (m, 4H), 2.20 (s, 2H), 1.67 (ddd, J=4.3, 8.7, 17.8 Hz, 2H), 1.49 (td, J=3.7, 13.7 Hz, 2H), 1.18 (s, 3H).
【0682】
実施例99F
メチル2−(4−メチルテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アセトイミデート
実施例99E(12g)のジクロロメタン(150mL)中混合物に、0℃でトリメチルオキソニウムテトラフルオロボレート(16g)を加えた。反応混合物を20℃で12時間撹拌した。混合物を飽和NaHCO
3水溶液(150mL)を加えることによりクエンチした。混合物を分離し、水層をジクロロメタン(3×150mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(150mL)で洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、真空下で濃縮して、表題化合物を得た。
1H NMR (400MHz, CDCl
3) δ ppm 6.87 (br s, 1H), 3.76-3.61 (m, 7H), 2.25 (s, 2H), 1.57 (ddd, J=4.2, 8.9, 13.4 Hz, 2H), 1.39 (td, J=3.7, 13.6 Hz, 2H), 1.11-1.03 (m, 3H).
【0683】
実施例99G
2−(4−メチルテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アセトイミドアミド塩酸塩
実施例99F(9g)のメタノール(100mL)中混合物に、0℃で塩化アンモニウム(4g)を加えた。混合物を25℃で12時間撹拌した。混合物を濃縮して、残渣を得た。残渣をジクロロメタン(50mL)で希釈した。混合物を濾過し、濾過ケーキをメタノール(100mL)で洗浄して、表題化合物を得た。
1H NMR (400MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.91 (br s, 4H), 3.64 (td, J=4.1, 11.8 Hz, 2H), 3.54-3.43 (m, 2H), 2.35 (s, 2H), 1.61-1.48 (m, 2H), 1.26 (br d, J=13.5 Hz, 2H), 1.06 (s, 3H).
【0684】
実施例99H
4−(ジメトキシメチル)−2−((4−メチルテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)メチル)ピリミジン
実施例99G(6g)のメタノール(30mL)中混合物に、25℃で(E)−4−(ジメチルアミノ)−1,1−ジメトキシブタ−3−エン−2−オン(6.15g)及びナトリウムメタノレート(29.6mL)を加えた。反応混合物を80℃の油浴中12時間撹拌した。混合物を濃縮し、水(50mL)で希釈した。混合物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮して残渣を得、これをシリカゲル上でのカラムクロマトグラフィー(石油:酢酸エチル=15:1〜5:1)により精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400MHz, CDCl
3) δ ppm 8.71 (d, J=5.1 Hz, 1H), 7.38 (d, J=5.1 Hz, 1H), 5.26 (s, 1H), 3.84-3.76 (m, 2H), 3.66 (ddd, J=3.3, 8.5, 11.7 Hz, 2H), 3.41 (s, 6H), 3.02 (s, 2H), 1.69 (ddd, J=4.0, 8.8, 13.2 Hz, 2H), 1.40 (td, J=4.0, 14.1 Hz, 2H), 1.04 (s, 3H).
【0685】
実施例99I
(2−((4−メチルテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)メチル)ピリミジン−4−イル)メタノール
実施例99H(4g)のジオキサン(25mL)中混合物に、25℃で塩化水素(25mL)を加えた。反応混合物を60℃で12時間撹拌した。反応混合物を室温に冷却し、反応混合物のpHを、2M NaOH水溶液を加えることにより8に調節した。水素化ホウ素ナトリウム(1.08g)を0℃で反応混合物に少しずつ加えた。反応混合物を0℃で2時間撹拌した。混合物を濃縮して、残渣を得た。残渣を水(25mL)で希釈し、酢酸エチル(3×25mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(50mL)で洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、真空下で濃縮した。得られた残渣をシリカゲル上でのカラムクロマトグラフィー(石油:酢酸エチル=30:1〜3:1)により精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.69 (d, J=5.1 Hz, 1H), 7.38 (d, J=5.1 Hz, 1H), 5.57 (t, J=5.9 Hz, 1H), 4.51 (d, J=5.9 Hz, 2H), 3.72-3.61 (m, 2H), 3.59-3.47 (m, 2H), 2.84 (s, 2H), 1.59-1.47 (m, 2H), 1.28 (ddd, J=3.4, 5.9, 13.4 Hz, 2H), 0.94 (s, 3H).LC/MS(ESI)m/z223(M+H)
+。
【0686】
実施例99J
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−10−({2−[(4−メチルオキサン−4−イル)メチル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例99Iを実施例84Gの代わりに用い、実施例84H〜Jにて記載した通りに表題化合物を調製した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.64 (s, 1H), 8.53 (d, J=5.2 Hz, 1H), 7.51 (d, J=7.9 Hz, 1H), 7.30 (d, J=7.9 Hz, 1H), 7.22 (qd, J=7.2, 6.4, 2.6 Hz, 3H), 7.18-7.10 (m, 3H), 6.80 (d, J=8.5 Hz, 1H), 6.52 (d, J=2.0 Hz, 1H), 5.91 (dd, J=9.5, 4.2 Hz, 1H), 5.13 (d, J=14.8 Hz, 2H), 4.95 (d, J=14.7 Hz, 2H), 4.34 (d, J=17.1 Hz, 3H), 4.18 (s, 3H), 3.31-2.96 (m, 12H), 2.80 (s, 3H), 1.69 (s, 3H), 1.50 (ddt, J=12.1, 7.7, 3.7 Hz, 4H), 1.26 (ddt, J=14.3, 6.3, 3.9 Hz, 4H), 0.91 (s, 3H).MS(ESI)m/z907(M+H)
+。
【0687】
[実施例100]
(7R,20S)−18−クロロ−10−{[2−(2−シアノフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0688】
実施例100A
(E)−4−(ジメチルアミノ)−1,1−ジメトキシブタ−3−エン−2−オン
1,1−ジメトキシ−N,N−ジメチルメタンアミン(15g)及び1,1−ジメトキシプロパン−2−オン(14.9g)を250mLのフラスコ中で混合し、混合物を110℃で3時間撹拌した。薄層クロマトグラフィーは出発物質が消費されていることを示した。生成したメタノールを蒸留により連続的に除去した。反応混合物を高真空下(圧を30mbarにゆっくり低下しながら)で蒸留して、副生成物及び出発物質を除去した。残った粗生成物を0.1mbarで蒸留した。フラクションを107〜118℃の間のヘッド温度(浴温160〜165℃)で集めて、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド- d
6) δ ppm 2.78 (s, 3H), 3.09 (s, 3H), 3.26 (s, 6H), 4.42 (s, 1H), 5.18 (d, J=12.35 Hz, 1H), 7.59 (d, J=12.79 Hz, 1H).
【0689】
実施例100B
2−ヨードベンズアミジン
塩化アンモニウム(14g)のトルエン(200mL)中混合物に、0℃でトリメチルアルミニウム(131mL、トルエン中2M混合物)を少しずつ加えた。混合物を0℃で30分間撹拌した。2−ヨードベンゾニトリル(25g)を0℃で一度に加えた。混合物を100℃で12時間撹拌した。反応混合物を0℃に冷却し、メタノール200mLを加えることによりクエンチした。得られた混合物を濾過した。濾過後、濾液を真空下で濃縮して粗生成物を得、これを酢酸エチル500mLから沈殿させて、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド- d
6) δ ppm 9.47 (br s, 3H), 8.00 (m, 1H), 7.55 (m, 2H), 7.34 (ddd, J=7.88, 6.89, 2.21 Hz, 1H).
【0690】
実施例100C
4−(ジメトキシメチル)−2−(2−ヨードフェニル)ピリミジン
実施例100B(3.75g)のメタノール(30mL)中混合物に、25℃でナトリウムメタノレート(1.56g)及び実施例100A(2.51g)を一度に加え、混合物を70℃で12時間撹拌した。得られた混合物を真空下で濃縮した。混合物を水(50mL)で希釈し、ジクロロメタン(2×50mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(50mL)で洗浄し、Na
2SO
4で脱水した。濾過後、濾液を真空下で濃縮して粗生成物を得、これをシリカゲル上でのカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=30:1〜10:1)により精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド- d
6) δ ppm 9.01 (d, J=5.26 Hz, 1H), 8.02 (dd, J=7.89, 0.66 Hz, 1H), 7.62 (m, 1H), 7.51-7.59 (m, 2H), 7.24 (d, J=1.53 Hz, 1H), 5.36 (s, 1H), 3.38 (s, 6H).
【0691】
実施例100D
(2−(2−ヨードフェニル)ピリミジン−4−イル)メタノール
実施例100C(3.75g)の1,4−ジオキサン(20mL)中混合物に、15℃で4M塩酸水溶液(20mL)を一度で加えた。混合物を60℃で12時間撹拌した。反応混合物のpHを、2M NaOH水溶液をゆっくり加えることにより8に調節した。NaBH
4(0.79g)を0℃で反応混合物に少しずつ加えた。反応混合物を0℃で2時間撹拌した。得られた混合物を真空下で濃縮した。混合物を水(15mL)で希釈し、ジクロロメタン(2×40mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(40mL)で洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過した。濾液を真空下で濃縮して粗生成物を得、これをジクロロメタン15mL及びメタノール10mLで洗浄して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.92 (d, J=5.07 Hz, 1H), 8.00 (dd, J=7.94, 0.88 Hz, 1H), 7.59-7.63 (m, 1H), 7.57 (d, J=5.29 Hz, 1H), 7.51 (td, J=7.50, 1.10 Hz, 1H), 7.21 (td, J=7.61, 1.76 Hz, 1H), 5.73 (t, J=5.95 Hz, 1H), 4.63 (d, J=5.95 Hz, 2H).MS(ESI)m/z312.9(M+H)
+。
【0692】
実施例100E
2−(4−(ヒドロキシメチル)ピリミジン−2−イル)ベンゾニトリル
実施例100D(156mg)、ヨウ化銅(I)(9.52mg)及びシアン化カリウム(65.1mg)の脱気したアセトニトリル(1.25mL)中懸濁液に、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(28.9mg)を加えた。混合物を終夜加熱還流した。反応混合物を室温に冷却し、酢酸エチル(10mL)で希釈し、珪藻土に通して濾過した。濾液を真空下で濃縮し、残渣をヘプタン中0〜50%酢酸エチルで溶出するCombiFlash(登録商標)Teledyne Iscoシステム上でのシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (500 MHz, CDCl
3) δ ppm 8.85 (d, 1H), 8.54 (ddd, 1H), 7.88 (ddd, 1H), 7.75 (ddd, 1H), 7.61 (td, 1H), 7.28 (dt, 1H), 4.92 (dd, 2H), 3.77 (t, 1H).MS(ESI)m/z212.0(M+H)
+。
【0693】
実施例100F
2−(4−(クロロメチル)ピリミジン−2−イル)ベンゾニトリル
0℃に冷却した実施例100E(78mg)及びトリフェニルホスフィン(126mg)のジクロロメタン(4mL)中混合物に、N−クロロスクシンイミド(54.2mg)を一度で加えた。混合物を室温に加温し、1時間撹拌した。混合物をシリカゲルカラム上に直接装填し、ヘプタン中0〜50%酢酸エチルで溶出するCombiFlash(登録商標)Teledyne Iscoシステムを使用して精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ ppm 8.96 (d, 1H), 8.41 (dd, 1H), 7.86 (dd, 1H), 7.73 (td, 1H), 7.65-7.53 (m, 2H), 4.75 (s, 2H).MS(ESI)m/z230.0(M+H)
+。
【0694】
実施例100G
エチル(7R,20S)−18−クロロ−10−{[2−(2−シアノフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例100F(15.72mg)及び実施例65M(50mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(0.2mL)中混合物に、炭酸セシウム(66.9mg)を加えた。混合物を室温で2時間撹拌した。反応混合物を酢酸(40μL)でクエンチし、水中50%アセトニトリル(2mL)で希釈した。混合物をLuna(商標)カラム(250×50mm、10mm)を使用するGilson PLC2020上での逆相HPLC(30分かけて0.1トリフルオロ酢酸を含む水中5〜85%アセトニトリル)により精製し、凍結乾燥した後、表題化合物を得た。
1H NMR (500 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.87 (d, 1H), 8.56 (s, 1H), 8.30 (dd, 1H), 8.01 (dd, 1H), 7.87 (td, 1H), 7.76 (td, 1H), 7.49 (d, 1H), 7.43 (d, 1H), 7.27 (d, 1H), 7.24-7.20 (m, 3H), 7.19-7.09 (m, 2H), 6.90 (d, 1H), 6.48 (d, 1H), 5.93 (dd, 1H), 5.26 (d, 1H), 5.09 (d, 1H), 4.34 (bs, 2H), 4.16 (bs, 2H), 4.11-4.00 (m, 2H), 3.22-3.10 (m, 2H), 3.04 (bs, 5H), 2.79 (s, 3H), 1.72 (s, 3H), 1.03 (t, 3H).MS(ESI)m/z923.4(M+H)
+。
【0695】
実施例100H
(7R,20S)−18−クロロ−10−{[2−(2−シアノフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例100G(29mg)のメタノール(0.3mL)及びテトラヒドロフラン(0.3mL)中混合物に、水酸化リチウム(11.28mg)の水(0.3mL)中混合物を加え、反応混合物を終夜撹拌した。反応混合物を酢酸(40μL)でクエンチし、メタノール(2mL)で希釈した。混合物をLunaカラム(250×50mm、10mm)を使用するGilson PLC2020上での逆相HPLC(30分かけて0.1%トリフルオロ酢酸を含む水中5〜85%アセトニトリル)により精製し、凍結乾燥した後、表題化合物を得た。
1H NMR (500 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.84 (d, 1H), 8.57 (s, 1H), 8.30 (dd, 1H), 8.00 (dd, 1H), 7.87 (td, 1H), 7.75 (td, 1H), 7.46 (d, 1H), 7.42 (d, 1H), 7.27 (d, 1H), 7.25-7.18 (m, 2H), 7.21-7.08 (m, 2H), 6.87 (d, 1H), 6.52-6.48 (m, 1H), 5.92 (dd, 1H), 5.26 (d, 1H), 5.07 (d, 1H), 4.28 (bs, 2H), 4.10 (bs, 2H), 3.28-3.21 (m, 1H), 3.18-3.12 (m, 1H), 3.02 (bs, 6H), 2.78 (s, 3H), 1.71 (s, 3H).MS(ESI)m/z895.3(M+H)
+。
【0696】
[実施例101]
(7R,20S)−18−クロロ−10−({2−[2−(ジメチルホスホリル)フェニル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0697】
実施例101A
(2−(4−(ヒドロキシメチル)ピリミジン−2−イル)フェニル)ジメチルホスフィンオキシド
実施例100D(312mg)、ジメチルホスフィンオキシド(137mg)、Xantphos(4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)−9,9−ジメチルキサンテン、28.9mg)及びリン酸カリウム三塩基酸(233mg)の脱気したN,N−ジメチルホルムアミド(2.5mL)中懸濁液に、酢酸パラジウム(II)(11.2mg)を加えた。混合物を120℃に終夜加熱した。室温に冷却した後、混合物を酢酸エチル(10mL)で希釈し、珪藻土に通して濾過した。濾液を真空下で濃縮し、残渣をアセトニトリル(3mL)で希釈し、Lunaカラム(250×50mm、10mm)を使用するGilson PLC2020上での逆相HPLC(30分かけて0.1%トリフルオロ酢酸を含む水中5〜85%アセトニトリル)により精製し、凍結乾燥した後、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ ppm 8.79 (d, 1H), 8.20 (ddd, 1H), 8.07 (ddd, 1H), 7.67 (dtt, 2H), 7.36 (d, 1H), 4.84 (s, 2H), 1.88 (d, 6H).MS(ESI)m/z263.1(M+H)
+。
【0698】
実施例101B
(2−(2−(ジメチルホスホリル)フェニル)ピリミジン−4−イル)メチルメタンスルホネート
0℃に冷却した実施例101A(44mg)及びトリエチルアミン(0.070mL)のジクロロメタン(1.6mL)中混合物に、メタンスルホニルクロリド(0.017mL)を加え、混合物を0℃で30分間撹拌した。反応混合物をジクロロメタン(10mL)で希釈し、ブライン(10mL)で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空下で濃縮して表題化合物を得、これを更には精製せずに次のステップに使用した。LC/MS(APCI)m/z340.4(M+H)
+。
【0699】
実施例101C
エチル(7R,20S)−18−クロロ−10−({2−[2−(ジメチルホスホリル)フェニル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例101B(23.30mg)及び実施例65M(50mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(0.2mL)中混合物に、炭酸セシウム(66.9mg)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。反応混合物を酢酸(40μL)でクエンチし、水中50%アセトニトリル(2mL)で希釈した。混合物をLunaカラム(250×50mm、10mm)を使用するGilson PLC2020上での逆相HPLC(45分かけて0.1%トリフルオロ酢酸を含む水中10〜75%アセトニトリル)により精製し、凍結乾燥した後、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.81 (d, 1H), 8.62 (s, 1H), 8.00 (ddd, 1H), 7.78 (ddd, 2H), 7.67 (pt, 2H), 7.52 (d, 1H), 7.34 (d, 1H), 7.33-7.18 (m, 4H), 7.21-7.11 (m, 2H), 6.87 (d, 1H), 6.43 (d, 1H), 5.95 (t, 1H), 5.20 (d, 1H), 5.12 (d, 1H), 4.35 (bs, 2H), 4.16 (bs, 2H), 4.14-3.98 (m, 2H), 3.19 (d, 2H), 3.05 (bs, 4H), 2.80 (s, 3H), 2.61 (bs, 1H), 1.80 (s, 3H), 1.68 (d, 3H), 1.65 (d, 3H), 1.03 (t, 3H).MS(ESI)m/z974.2(M+H)
+。
【0700】
実施例101D
(7R,20S)−18−クロロ−10−({2−[2−(ジメチルホスホリル)フェニル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例101C(23mg)のメタノール(0.3mL)及びテトラヒドロフラン(0.3mL)中混合物に、水酸化リチウム(8.48mg)の水(0.3mL)中混合物を加え、反応混合物を終夜撹拌した。反応混合物を酢酸(30μL)でクエンチし、メタノール(2mL)で希釈した。混合物をLunaカラム(250×50mm、10mm)を使用するGilson PLC2020上での逆相HPLC(30分かけて0.1%トリフルオロ酢酸を含む水中5〜85%アセトニトリル)により精製し、凍結乾燥した後、表題化合物を得た。
1H NMR (500 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.78 (d, 1H), 8.62 (s, 1H), 7.99 (dd, 1H), 7.79 (dd, 1H), 7.73-7.62 (m, 2H), 7.53 (d, 1H), 7.32 (d, 1H), 7.29 (d, 1H), 7.29-7.19 (m, 3H), 7.20-7.06 (m, 2H), 6.87 (d, 1H), 6.44 (d, 1H), 5.91 (dd, 1H), 5.19 (d, 1H), 5.09 (d, 1H), 4.35 (d, 2H), 4.17 (bs, 2H), 3.19 (d, 1H), 3.03 (bs, 4H), 2.80 (s, 3H), 2.46 (bs, 1H), 1.79 (s, 3H), 1.69 (d, 3H), 1.67 (d, 3H).MS(ESI)m/z946.2(M+H)
+。
【0701】
[実施例102]
(7R,16R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−16−({[2−(メタンスルホニル)エチル](メチル)アミノ}メチル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
2−(メチルアミノ)−1−(メチルスルホニル)エタンを1−[2−(メチルスルホニル)エチル]ピペラジンの代わりに用い、実施例82A及び実施例82Bにおいて記載した条件を使用して表題化合物を調製した。
1H NMR (501 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.88 (d, J=5.2 Hz, 1H), 8.73 (s, 1H), 7.57-7.42 (m, 3H), 7.25-7.11 (m, 6H), 7.06 (td, J=7.5, 1.0 Hz, 1H), 6.96 (d, J=8.3 Hz, 1H), 6.91 (d, J=8.9 Hz, 1H), 6.82 (dd, J=9.0, 3.0 Hz, 1H), 6.11 (dd, J=5.3, 3.0 Hz, 1H), 5.65 (d, J=2.7 Hz, 1H), 5.24-5.07 (m, 2H), 4.57 (q, J=6.6 Hz, 1H), 4.45 (d, J=12.9 Hz, 1H), 4.35 (dd, J=13.2, 8.7 Hz, 1H), 3.86 (dd, J=16.8, 5.4 Hz, 1H), 3.77 (s, 3H), 2.98 (s, 3H), 3.30-3.20 (m, 1H) 2.94-2.76 (m, 4H), 2.68 (d, J=6.0 Hz, 2H), 2.22 (s, 6H).MS(ESI)m/z940.1(M+H)
+。
【0702】
[実施例103]
(7R,16R,21S)−19−クロロ−16−[(ジメチルアミノ)メチル]−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
ジメチルアミン塩酸塩を1−[2−(メチルスルホニル)エチル]ピペラジンの代わりに用い、実施例82A及び実施例82Bにおいて記載した条件を使用して表題化合物を調製した。
1H NMR (500 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.88 (d, J=5.1 Hz, 1H), 8.74 (s, 1H), 7.57-7.52 (m, 2H), 7.47 (ddd, J=8.4, 7.4, 1.8 Hz, 1H), 7.24-7.11 (m, 6H), 7.06 (td, J=7.5, 1.0 Hz, 1H), 6.93 (dd, J=19.5, 8.7 Hz, 2H), 6.81 (dd, J=9.0, 3.0 Hz, 1H), 6.10 (dd, J=5.3, 2.9 Hz, 1H), 5.63 (d, J=2.9 Hz, 1H), 5.29-5.05 (m, 2H), 4.55 (q, J=7.3 Hz, 1H), 4.45 (d, J=12.9 Hz, 1H), 4.32 (dd, J=13.2, 8.7 Hz, 1H), 3.87 (dd, J=16.8, 5.4 Hz, 1H), 3.77 (s, 3H), 2.87 (dd, J=17.2, 2.8 Hz, 1H), 2.59-2.52 (m, 2H) 2.24 (s, 3H), 2.16 (s, 6H).MS(ESI)m/z848.3(M+H)
+。
【0703】
[実施例104]
(7R,16R,21S)−19−クロロ−10−{(R)−フルオロ[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0704】
実施例104A
エチル(7R,16R,21S)−19−クロロ−10−{フルオロ[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−16−{[(4−メチルベンゼン−1−スルホニル)オキシ]メチル}−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例73I(100mg)のアセトニトリル(600μL)中混合物に、N−フルオロベンゼンスルホンイミド(80mg)を加え、混合物を55℃で予め加熱したpi−ブロック中に置いた。混合物を55℃で18時間撹拌し、分取薄層クロマトグラフィー(20×20cm;0.5mm厚;75%酢酸エチル/ヘプタン)により精製して、表題化合物を得た。ベンジル位でモノフッ素化した生成物の2.5:1混合物を得、少量及び主要の絶対立体配置は決定されなかった。LC/MS(APCI)m/z1021.2(M+H)
+。
【0705】
実施例104B
エチル(7R,16R,21S)−19−クロロ−10−{フルオロ[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例104Aを実施例73Iの代わりに用い、実施例73Jにて記載した手順に従って実施例104Bを合成した。ベンジル位でモノフッ素化した生成物の2.5:1混合物を得、少量及び主要の絶対立体配置は決定されなかった。LC/MS(APCI)m/z949.2(M+H)
+。
【0706】
実施例104C
(7R,16R,21S)−19−クロロ−10−{(R)−フルオロ[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例104Bを実施例82Aの代わりに用い、実施例82Bにて記載した通りに表題化合物を合成した。精製により2種のジアステレオマー、表題化合物及び実施例105を得た。両者はモノフッ素化した生成物のジアステレオマーであった。絶対立体配置は決定されず、それゆえベンジルフッ素はR又はSと読み取ることができた。
1H NMR (500 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 9.19 (d, J=5.1 Hz, 1H), 8.80 (s, 1H), 7.89 (d, J=5.1 Hz, 1H), 7.68 (dd, J=7.5, 1.8 Hz, 1H), 7.58 (td, J=8.1, 1.9 Hz, 1H), 7.35-7.23 (m, 6H), 7.21 (d, J=8.3 Hz, 1H), 7.16 (t, J=7.4 Hz, 1H), 7.04 (d, J=8.3 Hz, 1H), 7.00-6.83 (m, 2H), 6.23 (dd, J=5.0, 3.2 Hz, 1H), 5.89 (d, J=2.8 Hz, 1H), 4.72 (d, J=7.0 Hz, 1H), 4.66 (d, J=13.0 Hz, 1H), 4.43 (dd, J=13.2, 8.5 Hz, 1H), 3.87 (s, 4H), 3.00 (dd, J=17.6, 3.1 Hz, 1H), 2.76-2.62 (m, 2H), 2.57-2.38 (m, 8H), 2.28 (s, 3H), 2.24 (s, 3H).LC/MS(APCI)m/z921.0(M+H)
+。
【0707】
[実施例105]
(7R,16R,21S)−19−クロロ−10−{(S)−フルオロ[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例104Cの精製の間で少量のジアステレオマーとして表題化合物を単離した。表題化合物及び実施例104Cはモノフッ素化した生成物の両方のジアステレオマーである。絶対立体配置は決定されず、それゆえベンジルフッ素はR又はSと読み取ることができた。
1H NMR (500 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 9.10 (d, J=5.0 Hz, 1H), 8.69 (s, 1H), 7.81 (d, J=5.1 Hz, 1H), 7.62 (d, J=7.5 Hz, 1H), 7.50 (t, J=7.7 Hz, 1H), 7.29-7.15 (m, 6H), 7.13 (d, J=8.3 Hz, 1H), 7.08 (t, J=7.4 Hz, 1H), 6.94 (d, J=8.3 Hz, 1H), 6.88 (dd, J=9.1, 2.8 Hz, 1H), 6.77 (d, J=61.0 Hz, 1H), 6.14-6.04 (m, 1H), 5.74 (d, J=2.7 Hz, 1H), 4.66-4.49 (m, 2H), 4.35 (dd, J=13.2, 8.5 Hz, 1H), 3.83-3.71 (m, 4H), 2.84 (d, J=16.9 Hz, 1H), 2.67-2.53 (m, 2H), 2.48-2.32 (m, 8H), 2.22 (s, 3H), 2.18 (s, 3H).LC/MS(APCI)m/z921.0(M+H)
+。
【0708】
[実施例106]
(7R,16R,21S)−2,19−ジクロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2a,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例75Dの合成及び精製の間に、少量の生成物として表題化合物を単離した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.84 (d, 1H), 7.88 (d, 1H), 7.63 (d, 1H), 7.55-7.49 (m, 1H), 7.48-7.39 (m, 1H), 7.27-7.08 (m, 6H), 7.07-6.91 (m, 2H), 6.83 (d, 1H), 6.73 (dd, 1H), 6.53 (d, 1H), 5.98 (d, 1H), 5.58 (dd, 1H), 5.27-5.00 (m, 3H), 4.32 (d, 1H), 4.03 (dd, 1H), 3.74 (s, 3H), 3.07 (br s, 6 H), 2.92-2.81 (m, 2H), 2.78 (s, 3H), 2.64-2.50 (m, 2H), 2.44 (s, 3H).MS(ESI)m/z919.3(M+H)
+。
【0709】
[実施例107]
(7S,16R,21R)−2,19−ジクロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2a,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例75Dの合成及び精製の間に、少量の生成物として表題化合物を単離した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.85 (d, 1H), 7.93 (d, 1H), 7.60 (d, 1H), 7.54-7.49 (m, 1H), 7.48-7.40 (m, 1H), 7.26 (d, 1H), 7.19-7.09 (m, 6H), 7.07-7.00 (m, 2H), 6.88 (d, 1H), 6.83 (d, 1H), 6.70 (dd, 1H), 6.61 (d, 1H), 5.88 (d, 1H), 5.68 (dd, 1H), 5.23-5.08 (m, 3H), 4.84 (br s, 2H), 4.19-4.11 (m, 2H), 3.76 (s, 3H), 3.05 (br s, 4 H), 2.92-2.81 (m, 3H), 2.78 (s, 3H), 2.69-2.50 (m, 2H), 2.40 (s, 3H).MS(ESI)m/z919.2(M+H)
+。
【0710】
[実施例108]
(7R,16R,21S)−19−クロロ−1−シクロプロピル−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0711】
実施例108A
5−ブロモ−4−クロロ−6−シクロプロピルチエノ[2,3−d]ピリミジン
実施例1C(520mg)、シクロプロピルボロン酸(178mg)、リン酸カリウム三塩基酸(882mg)、トリシクロヘキシルホスフィン(38mg)及び酢酸パラジウム(II)(15mg)の100mLのフラスコ中混合物をアルゴンで10分間スパージし、トルエン(10mL)及び水(2mL)を加えた。反応混合物を100℃で24時間加熱し、冷却し、濾過した。濾液を濃縮した。残渣をフラッシュクロマトグラフィーにより精製し、ヘプタン中0.5%酢酸エチルで溶出して、表題化合物を得た。MS(APCI)m/z291.0(M+H)
+。
【0712】
実施例108B
(R)−エチル2−((5−ブロモ−6−シクロプロピルチエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例108A(1.055g)及び実施例68B(1.635g)のN,N−ジメチルホルムアミド(10mL)中混合物に、炭酸セシウム(1.978g)及びtert−ブタノール(10mL)を加えた。混合物を周囲温度で終夜撹拌し、酢酸エチルで希釈し、水及びブラインで洗浄した。有機層をNa
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。残渣をヘプタン中0〜50%酢酸エチルで溶出するフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。MS(APCI)m/z793.1(M+H)
+。
【0713】
実施例108C
(2R)−エチル2−((5−((1S)−4−(((R)−1−(ビス(4−メトキシフェニル)(フェニル)メトキシ)−3−(トシルオキシ)プロパン−2−イル)オキシ)−3−クロロ−2−メチルフェニル)−6−シクロプロピルチエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例108B(0.991g)、実施例73D(1g)及びPd(amphos)Cl
2(ビス(ジ−tert−ブチル(4−ジメチルアミノフェニル)ホスフィン)ジクロロパラジウム(II)、0.133g)の混合物に、リン酸カリウム(0.797g)のテトラヒドロフラン(25mL)及び水(5mL)中混合物を加えた。混合物を窒素で10分間スパージし、周囲温度で終夜撹拌し、酢酸エチルで希釈し、水及びブラインで洗浄した。有機層をNa
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。残渣をヘプタン中0〜66%酢酸エチルで溶出するフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z1384.5(M+H)
+。
【0714】
実施例108D
(2R)−エチル2−((5−((1S)−4−(((R)−1−(ビス(4−メトキシフェニル)(フェニル)メトキシ)−3−(トシルオキシ)プロパン−2−イル)オキシ)−3−クロロ−2−メチルフェニル)−6−シクロプロピルチエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−ヒドロキシ−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
氷浴中で冷却したCH
2Cl
2(10mL)中の実施例108C(1.39g)を、テトラヒドロフラン中1Mテトラブチルアンモニウムフルオリド(1.306mL)で10分間処理した。混合物をシリカゲルカラム上に直接装填し、ヘプタン中0〜70%酢酸エチルで溶出して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z1270.4(M+H)
+。
【0715】
実施例108E
エチル(7R,16R,21S)−16−{[ビス(4−メトキシフェニル)(フェニル)メトキシ]メチル}−19−クロロ−1−シクロプロピル−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例108D(1.15g)のN,N−ジメチルホルムアミド(80mL)中混合物に、炭酸セシウム(1.475g)を加えた。混合物を周囲温度で2日間撹拌し、酢酸エチルで希釈し、水及びブラインで洗浄した。有機層をNa
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。残渣をヘプタン中0〜66%酢酸エチルで溶出するフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z1097.5(M+H)
+。
【0716】
実施例108F
エチル(7R,16R,21S)−19−クロロ−1−シクロプロピル−16−(ヒドロキシメチル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例108E(0.82g)のCH
2Cl
2(4mL)及びメタノール(4mL)中混合物に、ギ酸(3.67mL)を加えた。混合物を周囲温度で10分間撹拌し、酢酸エチルで希釈し、水及びブラインで洗浄した。有機層をNa
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。残渣をヘプタン中0〜70%酢酸エチルで溶出するフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z795.4(M+H)
+。
【0717】
実施例108G
エチル(7R,16R,21S)−19−クロロ−1−シクロプロピル−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−16−{[(4−メチルベンゼン−1−スルホニル)オキシ]メチル}−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例108F(267mg)のCH
2Cl
2(4mL)中混合物に、トリエチルアミン(0.140mL)及びp−トルエンスルホニルクロリド(128mg)を加えた。混合物を周囲温度で22時間撹拌し、ヘプタン中0〜70%酢酸エチルで溶出するシリカゲルカートリッジ60g上に直接装填して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z949.4(M+H)
+。
【0718】
実施例108H
エチル(7R,16R,21S)−19−クロロ−1−シクロプロピル−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例108G(280mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(1mL)中混合物に、1−メチルピペラジン(1.079mL)を加えた。混合物を周囲温度で40℃で24時間撹拌し、酢酸エチルで希釈し、水及びブラインで洗浄した。有機層をNa
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z877.2(M+H)
+。
【0719】
実施例108I
(7R,16R,21S)−19−クロロ−1−シクロプロピル−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
テトラヒドロフラン(5mL)中の実施例108H(280mg)を氷浴中で20分間冷却し、1M LiOH水溶液(5.74mL)及びメタノール(5mL)の冷却混合物を加えた。混合物を周囲温度で2.5日間撹拌し、反応混合物を酢酸(0.913mL)でクエンチした。得られた混合物を濃縮した。残渣を0.1%トリフルオロ酢酸水中30%〜45%アセトニトリルで溶出するLunaカラム(250×50mm、10mm)を使用するGilson PLC2020上でのRP HPLCにより精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 12.70 (s, br, 1H), 9.42 (s, br, 1H), 8.88 (d, 1H), 8.63 (s, 1H), 7.59-7.44 (m, 3H), 7.34 (d, 1H), 7.24 (d, 1H), 7.16 (d, 1H), 7.06 (t, 1H), 6.91 (d, 1H), 6.84 (dd, 1H), 6.11 (dd, 1H), 5.70 (d, 1H), 5.17 (q, 2H), 4.61 (d, 1H), 4.50 (d, 1H), 4.42 (dd, 1H), 3.83 (dd, 1H), 3.77 (s, 3H), 3.17-2.70 (m, 10H), 2.12 (s, 3H), 1.75 (tt, 1H), 0.99 (ttd, 2H), 0.85-0.75 (m, 1H), 0.75-0.64 (m, 1H).MS(APCI)m/z850.3(M+H)
+。
【0720】
[実施例109]
(7S,16R,21S)−19−クロロ−1−シクロプロピル−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例108Hの合成及び精製の間に、少量の生成物として表題化合物を単離した。
1H NMR (500 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 9.48 (s, 1H), 8.85 (d, 1H), 8.55 (s, 1H), 7.60 (d, 1H), 7.50 (dd, 1H), 7.46-7.41 (m, 1H), 7.15-7.10 (m, 2H), 7.05-6.98 (m, 2H), 6.91 (d, 1H), 6.77 (dd, 1H), 5.87 (d, 1H), 5.74 (dd, 1H), 5.26-5.11 (m, 2H), 4.89 (m, 1H), 4.28 (dd, 1H), 4.20 (dd, 1H), 3.74 (s, 3H), 3.42-3.33 (m,3H), 3.24-2.76 (m, 10H), 2.33 (s, 3H), 1.77-1.68 (m, 1H), 0.97 (dddd, 2H), 0.82-0.72 (m, 1H), 0.73-0.65 (m, 1H).MS(APCI)m/z850.3(M+H)
+。
【0721】
[実施例110]
(7R,16R,21R)−23−クロロ−1−シクロプロピル−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−22−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例108Hの合成及び精製の間に、少量の生成物として表題化合物を単離した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 13.21 (s, br, 1H), 9.47 (s, br, 1H), 8.83 (d, 1H), 8.50 (s, 1H), 7.62 (d, 1H), 7.50 (dd, 1H), 7.44 (ddd, 1H), 7.21 (d, 1H), 7.13 (d, 1H), 7.02 (td, 1H), 6.95 (d, 1H), 6.85 (d, 1H), 6.78 (dd, 1H), 6.03 (d, 1H), 5.70 (dd, 1H), 5.17 (q, 4H), 4.43 (d, 1H), 4.10 (dd, 1H), 3.74 (s, 3H), 3.43 (m, 2H), 3.28 (m, 2H), 3.08 (m, 2H), 2.91 (m, 2H), 2.80 (s, 3H), 2.58-2.52 (m, 2H), 2.30 (s, 3H), 1.88 (tt, 1H), 0.99 (tdd, 2H), 0.83-0.66 (m, 2H).LC/MS(APCI)m/z850.6(M+H)
+。
【0722】
[実施例111]
(7R,16R)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0723】
実施例111A
(R)−3−(ビス(4−メトキシフェニル)(フェニル)メトキシ)−2−(4−ブロモ−2−クロロフェノキシ)プロピル4−メチルベンゼンスルホネート
実施例73B(411mg)及び4−ブロモ−2−クロロフェノール(202mg)のテトラヒドロフラン(7.5mL)中混合物に、トリフェニルホスフィン(393mg)及びジ−tert−ブチルアゾジカルボキシレート(345mg)を加え、反応混合物を45℃に3時間加温した。反応混合物を冷却し、酢酸エチルで希釈し、濾過し、濃縮した。残渣をTeledyne Isco CombiFlash Rf+上での順相MPLC(ヘプタン中5〜90%酢酸エチル)により精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 7.72-7.63 (m 3H), 7.41-7.35 (m, 3H), 7.31-7.08 (m, 9H), 7.00 (d, 1H), 6.90-6.78 (m, 4H), 4.86-4.76 (m, 1H), 4.33-4.23 (m, 2H), 3.76-3.69 (m, 6H), 3.23-3.13 (m, 2H), 2.37 (s, 3H).
【0724】
実施例111B
(R)−3−(ビス(4−メトキシフェニル)(フェニル)メトキシ)−2−(2−クロロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェノキシ)プロピル4−メチルベンゼンスルホネート
実施例111A(324mg)、酢酸カリウム(86mg、真空下100℃で少なくとも1時間加熱した。)、1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン−パラジウム(II)ジクロリドジクロロメタン錯体(17.92mg)及びビス(ピナコラト)ジボロン(134mg)を含むバイアルに、2−メチルテトラヒドロフラン(2.2mL)を加えた。混合物を窒素でパージし、90℃で終夜加熱した。反応混合物を酢酸エチルで希釈し、珪藻土上で濾過し、濃縮した。粗製の残渣をTeledyne Isco CombiFlash Rf+上での順相MPLC(ヘプタン中5〜90%酢酸エチル)により精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 7.69 (d, 2H), 7.58 (d, 1H), 7.46 (dd, 1H), 7.36 (d, 2H), 7.29-7.08 (m, 9H), 7.01 (d, 1H), 6.87-6.76 (m, 4H), 4.92-4.81 (m, 1H), 4.35-4.23 (m, 2H), 3.77-3.66 (m, 6H), 3.25-3.14 (m, 2H), 2.35 (s, 3H), 1.29 (s, 12H).
【0725】
実施例111C
(R)−エチル2−((5−(4−(((R)−1−(ビス(4−メトキシフェニル)(フェニル)メトキシ)−3−(トシルオキシ)プロパン−2−イル)オキシ)−3−クロロフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例111B(197mg)、実施例68C(163mg)、炭酸セシウム(188mg)及びビス(ジ−tert−ブチル(4−ジメチルアミノフェニル)ホスフィン)ジクロロパラジウム(II)(13.65mg)を含むバイアルを排気し、窒素で数回逆充填した。バイアルに脱気したテトラヒドロフラン(1.5mL)及び水(385μL)を加え、反応混合物を室温で終夜撹拌した。1−ピロリジンカルボジチオ酸アンモニウム塩(3.2mg)を加え、反応混合物を30分間撹拌した。反応混合物を酢酸エチルで希釈し、珪藻土上で濾過した。ブライン及び水を加え、水性層を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。粗製の残渣をTeledyne Isco CombiFlash Rf+上での順相MPLC(ヘプタン中5〜65%酢酸エチル)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z1423.8(M+H)
+。
【0726】
実施例111D
(R)−エチル2−((5−(4−(((R)−1−(ビス(4−メトキシフェニル)(フェニル)メトキシ)−3−(トシルオキシ)プロパン−2−イル)オキシ)−3−クロロフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−ヒドロキシ−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例111C(230mg)のテトラヒドロフラン(1.6mL)中混合物に、テトラブチルアンモニウムフルオリド(162μL、テトラヒドロフラン中1M)を加え、反応混合物を撹拌した。20分後、反応混合物を飽和塩化アンモニウム水溶液でクエンチし、酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。粗製の残渣をTeledyne Isco CombiFlash Rf+上での順相MPLC(ヘプタン中15〜75%酢酸エチル)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z1311.6(M+H)
+。
【0727】
実施例111E
エチル(7R,16S)−16−{[ビス(4−メトキシフェニル)(フェニル)メトキシ]メチル}−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例111D(176mg)及び炭酸セシウム(219mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(13.4mL)中混合物を室温で22時間撹拌した。反応混合物を水及び酢酸エチルを含む分液漏斗に移した。水性層を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。粗製の残渣をTeledyne Isco CombiFlash Rf+上での順相MPLC(ヘプタン中10〜75%酢酸エチル)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z1137.4(M+H)
+。
【0728】
実施例111F
エチル(7R,16R)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−16−(ヒドロキシメチル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例111E(119mg)のジクロロメタン(530μL)及びメタノール(530μL)中混合物にギ酸(520μL)を加え、反応混合物を撹拌した。30分後、反応混合物を飽和重炭酸ナトリウム水溶液でゆっくりクエンチし、酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機抽出物を無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。残渣をTeledyne Isco CombiFlash Rf+上での順相MPLC(ヘプタン中15〜90%酢酸エチル)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z835.2(M+H)
+。
【0729】
実施例111G
エチル(7R,16S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−16−{[(4−メチルベンゼン−1−スルホニル)オキシ]メチル}−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例111F(77mg)及びトリエチルアミン(64μL)のジクロロメタン(900μL)中混合物に、p−トルエンスルホニルクロリド(52.7mg)を加え、反応混合物を撹拌した。4時間後、反応混合物をジクロロメタン及び水で希釈した。水性層をジクロロメタンで3回抽出し、合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。粗製の残渣をTeledyne Isco CombiFlash Rf+上での順相MPLC(ヘプタン中10〜75%酢酸エチル)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z989.4(M+H)
+。
【0730】
実施例111H
エチル(7R,16R)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例111G(84mg)及び1−メチルピペラジン(255μL)のN,N−ジメチルホルムアミド(280μL)中混合物を40℃で終夜撹拌した。反応混合物を冷却し、ジメチルスルホキシド(600μL)に溶解し、Lunaカラム(250×50mm、10mm)を使用するGilson PLC2020上でのRP−HPLC(30分かけて0.1%トリフルオロ酢酸を含む水中5〜80%アセトニトリル)により精製し、凍結乾燥した後、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z917.3(M+H)
+。
【0731】
実施例111I
(7R,16R)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例111H(36mg)のテトラヒドロフラン(440μL)及びメタノール(440μL)中混合物に、0℃で水酸化リチウム(18.8mg)の水(440μL)中混合物を加え、反応混合物を0℃で終夜静置した。反応混合物をトリフルオロ酢酸(73μL)でクエンチし、ジメチルスルホキシドに溶解し、Lunaカラム(250×50mm、10mm)を使用するGilson PLC2020上でのRP−HPLC(30分かけて0.1%トリフルオロ酢酸を含む水中5〜65%アセトニトリル)により精製し、凍結乾燥した後、表題化合物を得た。
1H NMR (500 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.82 (d, 1H), 8.61 (s, 1H), 7.64 (d, 1H), 7.53 (d, 1H), 7.49 (dd, 1H), 7.46-7.40 (m, 1H), 7.37-7.29 (m, 2H), 7.24-7.08 (m, 4H), 7.06-6.97 (m, 1H), 6.80 (d, 1H), 6.74-6.66 (m, 2H), 6.14 (d, 1H), 5.99 (dd, 1H), 5.20-5.06 (m, 3H), 4.35 (d, 1H), 3.72 (s, 3H), 3.52-3.00 (m, 9 H), 2.99-2.83 (m, 4H), 2.79 (s, 3H), 2.72-2.54 (m, 2H).
【0732】
[実施例112]
(7R,16R)−23−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−2,6,14,17−テトラオキサ−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0733】
実施例112A
(R)−エチル2−((5−ブロモ−6−(4−フルオロフェニル)フロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例49C(283mg)、実施例68B(465mg)及び炭酸セシウム(844mg)の無水tert−ブタノール(10mL)中混合物を70℃に5時間加熱し、続いて室温で終夜撹拌した。溶媒を真空で減少させ、水を加え、混合物をジクロロメタンで2回抽出した。合わせた有機層を水及びブラインで洗浄し、MgSO
4で脱水し、濾過し、真空で濃縮した。得られた残渣をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(Grace Revelerisカラム40g、ヘプタン中2〜75%酢酸エチルで溶出)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z829.2(M+H)
+。
【0734】
実施例112B
(R)−3−(ビス(4−メトキシフェニル)(フェニル)メトキシ)−2−ヒドロキシプロピル4−メチルベンゼンスルホネート
実施例73A及び実施例73Bにて記載した条件を使用し、(R)−(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メチル4−メチルベンゼンスルホネートから出発して、同一の方法でその鏡像異性体、実施例73Bとして表題化合物を調製した。
【0735】
実施例112C
(S)−3−(ビス(4−メトキシフェニル)(フェニル)メトキシ)−2−(4−ブロモ−2−クロロフェノキシ)プロピル4−メチルベンゼンスルホネート
実施例112B(100mg)、4−ブロモ−2−クロロフェノール(45.4mg)及びトリフェニルホスフィン(71.7mg)をアルゴン下で混合した。テトラヒドロフラン(6mL)を、続いてトリメチルアミン(25μL)及びジ−tert−ブチルアゾジカルボキシレート(63.0mg)を加えた。反応混合物を室温で終夜撹拌した。溶媒を真空で除去し、残渣をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(Silica RediSep(登録商標)Rf Gold Teledyne Iscoカラム4g、シクロヘキサン中0〜30%酢酸エチルで溶出)により精製して表題化合物を得、これを次のステップに直接使用した。
【0736】
実施例112D
(R)−1−(3−(ビス(4−メトキシフェニル)(フェニル)メトキシ)−2−(4−ブロモ−2−クロロフェノキシ)プロピル)−4−メチルピペラジン
実施例112C(121.8mg、純度60%)、1−メチルピペラジン(92μL)及びトリエチルアミン(69μL)のN,N−ジメチルホルムアミド(4mL)中混合物を80℃に終夜加熱した。水を加え、混合物を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を水で洗浄し、MgSO
4で脱水し、濾過し、真空で濃縮した。得られた残渣をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(Silica RediSep(登録商標)Rf Gold Teledyne Iscoカラム4g、ジクロロメタン中0〜30%メタノールで溶出)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z365.2([M−DMTrt]+H)
+。
【0737】
実施例112E
(R)−1−(3−(ビス(4−メトキシフェニル)(フェニル)メトキシ)−2−(2−クロロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェノキシ)プロピル)−4−メチルピペラジン
実施例112D(204mg)、酢酸カリウム(60.1mg)、1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン−パラジウム(II)ジクロリドジクロロメタン錯体(12.5mg)及びビス(ピナコラト)ジボロン(86mg)を反応バイアルに加えた。混合物をアルゴンで脱気した。2−メチルテトラヒドロフラン(3mL)を加え、反応混合物を90℃で12時間加熱した。溶媒を真空で除去し、粗製物質をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(Silica RediSep(登録商標)Rf Gold Teledyne Iscoカラム4g、ジクロロメタン中0〜40%メタノールで溶出)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z411.4([M−DMTr]+2H)
+。
【0738】
実施例112F
(R)−エチル2−((5−(4−(((S)−1−(ビス(4−メトキシフェニル)(フェニル)メトキシ)−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)プロパン−2−イル)オキシ)−3−クロロフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)フロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例112A(150mg)、実施例112E(161mg)、炭酸セシウム(177.0mg)及びビス(ジ−tert−ブチル(4−ジメチルアミノフェニル)ホスフィン)ジクロロパラジウム(II)(12.8mg)の混合物をアルゴン下で撹拌した。テトラヒドロフラン(4mL)及び水(1mL)の混合物を脱気し、加えた。室温で48時間撹拌した後、水を加え、混合物を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた有機層を水で洗浄し、MgSO
4で脱水し、濾過し、真空で濃縮した。粗生成物を更には精製せずに次のステップに使用した。MS(ESI)m/z1033.3([M−DMTr]+H)
+。
【0739】
実施例112G
(R)−エチル3−(5−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)−2−((5−(3−クロロ−4−(((S)−1−ヒドロキシ−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)プロパン−2−イル)オキシ)フェニル)−6−(4−フルオロフェニル)フロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)プロパノエート
ギ酸(920mg)を実施例112F(267mg)のジクロロメタン/メタノール(2.5mL/2.5mL)中混合物に加え、反応混合物を室温で終夜撹拌した。pHを氷冷下飽和NaHCO
3水溶液を使用して9に調節した。ジクロロメタンで3回抽出した後、合わせた有機層を水で洗浄し、MgSO
4で脱水し、濾過し、真空で濃縮した。得られた残渣をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(Silica RediSep(登録商標)Rf Gold Teledyne Isco 4g、ジクロロメタン中0〜30%メタノールで溶出)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z1033.3(M+H)
+。
【0740】
実施例112H
(R)−エチル2−((5−(3−クロロ−4−(((S)−1−ヒドロキシ−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)プロパン−2−イル)オキシ)フェニル)−6−(4−フルオロフェニル)フロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−ヒドロキシ−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
テトラブチルアンモニウムフルオリド(0.371mL、テトラヒドロフラン中1M混合物)を、実施例112G(128mg)のテトラヒドロフラン(5mL)中混合物に加えた。室温で1時間撹拌した後、塩化アンモニウム水溶液混合物(10%)を加え、混合物を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた抽出物を水で洗浄し、MgSO
4で脱水し、濾過した。溶媒を真空で減少させた。得られた残渣をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(Silica RediSep(登録商標)Rf Gold Teledyne Iscoカラム4g、ジクロロメタン中0〜30%メタノールで溶出)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z919.3(M+H)
+。
【0741】
実施例112I
エチル(7R,16R)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−2,6,14,17−テトラオキサ−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例112H(57.0mg)及びトリフェニルホスフィン(48.8mg)を、マイクロ波バイアル中アルゴン雰囲気下で混合した。乾燥し脱気したテトラヒドロフラン(4mL)を加えた。ジ−tert−ブチルアゾジカルボキシレート(32.0mg)を一度で加えた。室温で終夜撹拌した後、水を加え、混合物を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた抽出物をMgSO
4で脱水し、濾過した。溶媒を真空で減少させた。残渣にジクロロメタンを加え、沈殿物を濾別した。有機層を真空で減少させ、粗製物質をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(Silica RediSep(登録商標)Rf Gold Teledyne Iscoカラム4g、ヘプタン中1〜100%酢酸エチルで、次いで100%メタノールで溶出)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z901.3(M+H)
+。
【0742】
実施例112J
(7R,16R)−23−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−2,6,14,17−テトラオキサ−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
LiOH(17.0mg)を、実施例112I(32mg)のメタノール/テトラヒドロフラン/水(0.4mL/0.4mL/0.4mL)中混合物に加えた。反応混合物を室温で終夜撹拌した。溶媒を真空で減少させた。残渣をテトラヒドロフラン/水(1.0mL/0.5mL)に溶解し、続いてLiOH(17.0mg)を加えた。反応混合物を室温で終夜撹拌した。溶媒を真空で除去した。HPLC(Waters X−Bridge C18 19×150mm 5μmカラム、濃度勾配5〜100%アセトニトリル+水中0.1%トリフルオロ酢酸+0.1%トリフルオロ酢酸)により精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 13.28 (s, 1H), 9.37 (bs, 1H), 8.87 (d, 1H), 8.56 (s, 1H), 7.65 (m, 1H), 7.60-7.55 (m, 3H), 7.51 (m, 1H), 7.45 (m, 1H), 7.31-7.26 (m, 3H), 7.17-7.13 (m, 2H), 7.04 (m, 1H), 6.86 (m, 1H), 6.76 (m, 1H), 6.27 (s, 1H), 5.88 (bs, 1H), 5.20-5.15 (m, 2H), 5.07 (bs, 1H), 4.30 (m, 1H), 4.14 (m, 1H), 3.75 (s, 3H), 3.40-3.30 (m, 7H), 3.20-3.10 (m, 3H), 2.88 (m, 2H), 2.81 (s, 3H).MS(ESI)m/z874.4(M+H)
+。
【0743】
[実施例113]
(7R,16R,21S)−19−クロロ−16−[(4,4−ジフルオロピペリジン−1−イル)メチル]−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
4,4−ジフルオロピペリジンを1−[2−(メチルスルホニル)エチル]ピペラジンの代わりに用い、実施例82A及び実施例82Bにて記載した通りに表題化合物を調製した。
1H NMR (501 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.89 (d, J=5.1 Hz, 1H), 8.76 (s, 1H), 7.56-7.50 (m, 2H), 7.47 (ddd, J=9.0, 7.4, 1.8 Hz, 1H), 7.25-7.13 (m, 6H), 7.06 (td, J=7.4, 1.0 Hz, 1H), 6.98 (d, J=8.4 Hz, 1H), 6.94 (d, J=9.0 Hz, 1H), 6.87 (dd, J=9.0, 3.0 Hz, 1H), 6.18 (dd, J=5.1, 3.2 Hz, 1H), 5.74 (d, J=2.8 Hz, 1H), 5.25-5.10 (m, 2H), 5.00 (s, 1H), 4.46-4.30 (m, 2H), 3.85 (dd, J=17.1, 5.3 Hz, 1H), 3.77 (s, 3H), 3. 16-3.70 (m, 4H), .2.98 (d, J=16.0 Hz, 1H), 2.46-2.26 (m, 6H), 2.24 (s, 3H).MS(ESI)m/z924.3(M+H)
+。
【0744】
[実施例114]
(7R,16R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−16−({メチル[2−(モルホリン−4−イル)エチル]アミノ}メチル)−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
N−メチル−2−モルホリノエタンアミンを1−[2−(メチルスルホニル)エチル]ピペラジンの代わりに用い、実施例82A及び実施例82Bにて記載した通りに表題化合物を調製した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.89 (d, J=5.1 Hz, 1H), 8.75 (s, 1H), 7.57-7.51 (m, 2H), 7.47 (td, J=7.9, 1.8 Hz, 1H), 7.23-7.10 (m, 6H), 7.06 (t, J=7.5 Hz, 1H), 6.98 (d, J=8.4 Hz, 1H), 6.92 (d, J=9.0 Hz, 1H), 6.86 (dd, J=9.0, 2.9 Hz, 1H), 6.16 (dd, J=5.2, 3.2 Hz, 1H), 5.72 (d, J=2.8 Hz, 1H), 5.17 (q, J=15.0 Hz, 2H), 4.91 (d, J=7.0 Hz, 1H), 4.48-4.24 (m, 3H), 3.93-3.81 (m, 1H), 3.76 (s, 3H), 3.30-2.90 (m, 14H)2.69 (s, 3H), 2.22 (s, 3H).MS(ESI)m/z947.0(M+H)
+。
【0745】
[実施例115]
(7R,16R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−16−{[(3R,5S)−3,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]メチル}−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
(2R,6S)−1,2,6−トリメチルピペラジンを1−[2−(メチルスルホニル)エチル]ピペラジンの代わりに用い、実施例82A及び実施例82Bにて記載した通りに表題化合物を調製した。
1H NMR (501 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.89 (d, J=5.1 Hz, 1H), 8.75 (s, 1H), 7.56-7.50 (m, 2H), 7.50-7.43 (m, 1H), 7.24-7.13 (m, 6H), 7.06 (td, J=7.5, 1.0 Hz, 1H), 6.97 (d, J=8.3 Hz, 1H), 6.91 (d, J=9.0 Hz, 1H), 6.83 (dd, J=9.0, 3.0 Hz, 1H), 6.15 (dd, J=5.3, 3.0 Hz, 1H), 5.67 (d, J=2.8 Hz, 1H), 5.26-5.08 (m, 2H), 4.58 (q, J=6.5 Hz, 1H), 4.47 (d, J=12.9 Hz, 1H), 4.37 (dd, J=13.2, 8.5 Hz, 1H), 3.87 (dd, J=16.9, 5.4 Hz, 1H), 3.77 (s, 3H), 3.72-3.26 (m, 4H), 3.16 (d, J=12.7 Hz, 1H), 2.95-2.85 (m, 2H), 2.82 (s, 3H), 2.76-2.66 (m, 2H), 2.23 (s, 3H), 1.27 (d, J=6.3 Hz, 3H), 1.21 (d, J=6.4 Hz, 3H).MS(ESI)m/z931.2(M+H)
+。
【0746】
[実施例116]
(7R,16R)−19,23−ジクロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20,22−ジメチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0747】
実施例116A
チエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン
2−アミノ−3−シアノチオフェン(50g)のギ酸(100mL)及びH
2SO
4(22mL)中混合物を密封管中100℃で2時間加熱した。混合物を20℃に冷却し、水(1L)で希釈した。得られた沈殿物を濾取し、水(2×1L)で2回洗浄し、減圧下で乾燥させて、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 12.16 (br. s., 1H), 8.09 (s, 1H), 7.54 (d, 1H), 7.35 (d, 1H).
【0748】
実施例116B
5,6−ジヨードチエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン
氷冷した機械撹拌機、還流冷却器及び熱電対/JKEMを装備した2Lの4ツ口フラスコに、撹拌しながら酢酸(312mL)、硫酸(9.37mL)及び水(63mL)を加えた。実施例116A(50g)、過ヨウ素酸(37.4g)及びヨウ素(75g)を順次加え、混合物は僅かに吸熱した。アイスバケットを除去し、加熱マントルを加えた。反応混合物を60℃にまで上げ、1時間撹拌した。途中で、温度は68〜69℃に上昇した。加熱マントルを除去し、外部加熱せずに温度は70℃で維持した。反応混合物を氷浴で室温に冷却した。得られた懸濁液を濾過し、5:1酢酸:水(3回)及びエーテル(5回)で洗浄して、表題化合物を得た。
【0749】
実施例116C
4−クロロ−5,6−ジヨードチエノ[2,3−d]ピリミジン
磁気撹拌機、加熱マントル、温度プローブ及び窒素バブラーへの還流冷却器を装着した250mLのフラスコに、オキシ塩化リン(57.3mL)及びN,N−ジメチルアニリン(17.64mL)を入れた。混合物に実施例116B(56.22g)を5分かけて加えた。得られた懸濁液を105℃で30分間加熱した。冷却した後、得られた物質を粉砕し、ヘプタンを含む漏斗に移した。物質をヘプタンで洗浄して、ほとんどのオキシ塩化リンを除去した。物質を素早く撹拌しながら氷水(600mL)中にゆっくりすくい入れ、30分間撹拌した。物質を濾取し、水及びエーテル(200mL)で洗浄し、乾燥して表題化合物を得、これを更には精製せずに次のステップに使用した。
【0750】
実施例116D
4−クロロ−5−ヨードチエノ[2,3−d]ピリミジン
磁気撹拌機を有する500mLの3ツ口ジャケット付フラスコに、窒素下実施例116C(23g)及びテトラヒドロフラン(200mL)を入れた。得られた懸濁液を−17℃にセットしたHuber冷却機を使用して−16℃に冷却した。−15℃〜−16℃の間の温度を保持しながら、混合物にtert−ブチルマグネシウムクロリド(40.8mL、エーテル中2M)を40分かけて滴下添加した。温度を0℃にゆっくり上げ、30分間撹拌した。反応混合物を−20℃に冷却し、温度を約−20℃で維持しながら、水(23mL)を35分かけて極めてゆっくり滴下添加(最初は約1滴/分)することによりクエンチし、次いで周囲温度に1時間かけてゆっくり加温した。撹拌を停止し、上澄み液を残った残渣からデカント除去した。残渣にテトラヒドロフラン(200mL)を加えた。混合物を短時間撹拌し、静置後、上澄み液を残った残渣からデカント除去した。これを2回繰り返した。合わせた有機物を濃縮した。粗製物質を定組成の塩化メチレンで溶出するシリカゲル上でのクロマトグラフィーにより精製した。表題化合物を最少量の加熱したヘプタンから沈殿させた。
【0751】
実施例116E
4−クロロ−5−(4−メトキシ−2,6−ジメチルフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン
実施例116D(5g)、(4−メトキシ−2,6−ジメチルフェニル)ボロン酸(6.07g)及び炭酸セシウム(10.99g)の脱気したトルエン(50.0mL)及び水(12.5mL)中懸濁液に、ビス(ジ−tert−ブチル(4−ジメチルアミノフェニル)ホスフィン)ジクロロパラジウム(II)(597mg)を加えた。混合物を100℃に終夜加熱した。室温に冷却した後、混合物を酢酸エチル(200mL)で希釈した。有機層を水及びブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空下で濃縮した。残渣をヘプタン中0〜20%酢酸エチルで溶出するCombiFlash(登録商標)Teledyne Iscoシステム上でのシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (501 MHz, CDCl
3) δ ppm 8.88 (s, 1H), 7.35 (s, 1H), 6.70 (s, 2H), 3.85 (s, 3H), 1.99 (s, 6H).MS(ESI)m/z305.1(M+H)
+。
【0752】
実施例116F
4−クロロ−6−ヨード−5−(4−メトキシ−2,6−ジメチルフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン
−78℃に冷却したジイソプロピルアミン(4.15mL)のテトラヒドロフラン(50mL)中混合物に、n−ブチルリチウム(9.71mL、ヘキサン中2.5M)を滴下添加した。混合物を1分間撹拌した後、実施例116E(3.7g)をテトラヒドロフラン(50mL)中混合物として加えた。得られた混合物を−78℃で15分間撹拌した。ヨウ素(6.16g)を一度に加え、混合物を室温に加温した。反応混合物を飽和塩化アンモニウム水溶液混合物(100mL)でクエンチし、酢酸エチル(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層をチオ硫酸ナトリウム混合物及びブラインで順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、シリカゲル上に濃縮した。ヘプタン中0〜20%酢酸エチルで溶出するシリカゲルカラム上でのフラッシュクロマトグラフィーにより精製して粗生成物を得、これをヘプタンで摩砕して、表題化合物を得た。
1H NMR (501 MHz, CDCl
3) δ ppm 8.82 (s, 1H), 6.72 (s, 2H), 3.87 (s, 3H), 1.94 (s, 6H).MS(ESI)m/z431.1(M+H)
+。
【0753】
実施例116G
4−クロロ−6−(4−フルオロフェニル)−5−(4−メトキシ−2,6−ジメチルフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン
実施例116F(3.3g)、(4−フルオロフェニル)ボロン酸(2.144g)、ジ−tert−ブチル(2’,4’,6’−トリイソプロピル−[1,1’−ビフェニル]−2−イル)ホスフィン(0.179g)及びリン酸カリウム三塩基酸(3.25g)の脱気したテトラヒドロフラン(60mL)及び水(15mL)中混合物に、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(0.175g)を加えた。混合物を60℃に終夜加熱した。室温に冷却した後、混合物を酢酸エチル(100mL)で希釈した。有機層をブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空下で濃縮した。残渣をヘプタン中0〜20%酢酸エチルで溶出するシリカゲルカラム上でのフラッシュクロマトグラフィーにより精製して粗生成物を得、これをヘプタンで摩砕して、表題化合物を得た。
1H NMR (501 MHz, CDCl
3) δ ppm 8.84 (s, 1H), 7.31-7.23 (m, 2H), 7.02-6.93 (m, 2H), 6.65 (d, 2H), 3.83 (s, 3H), 1.92 (d, 6H).MS(ESI)m/z399.1(M+H)
+。
【0754】
実施例116H
4−クロロ−5−(3,5−ジクロロ−4−メトキシ−2,6−ジメチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン
実施例116G(2.13g)のアセトニトリル(50mL)中懸濁液に、N−クロロスクシンイミド(2.85g)を加えた。混合物を1時間加熱還流した。混合物を真空下で濃縮し、残渣を酢酸エチル(50mL)に再度溶解した。混合物をブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空下で濃縮した。残渣をヘプタン中0〜10%酢酸エチルで溶出するCombiFlash(登録商標)Teledyne Iscoシステム上でのシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ ppm 8.89 (s, 1H), 7.28-7.18 (m, 2H), 7.08- 6.97 (m, 2H), 3.96 (s, 3H), 2.02 (s, 6H).MS(ESI)m/z469.1(M+H)
+。
【0755】
実施例116I
2,6−ジクロロ−4−(4−クロロ−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−イル)−3,5−ジメチルフェノール
1,2−ジクロロエタン(200mL)中の実施例116H(5g)に、三塩化アルミニウム(4.28g)を加え、混合物を68℃に6時間加熱し、室温に冷却した。飽和NaHCO
3水溶液(3mL)を加え、混合物を2分間撹拌した。飽和NH
4Cl水溶液(15mL)を加えた。混合物を酢酸エチルで希釈し、層を分離した。水性層を酢酸エチルで1回抽出した。有機層を合わせ、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 10.10 (br s, 1H), 9.00 (s, 1H), 7.35 (m, 2H), 7.28 (m, 2H), 1.96 (s, 6H).MS(ESI)m/z452.9(M−H)
−。
【0756】
実施例116J
(R)−3−(アリルオキシ)プロパン−1,2−ジオール
(S)−4−((アリルオキシ)メチル)−2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン(7.08g)を含む250mLの丸底に、メタノール(100mL)及びp−トルエンスルホン酸一水和物(0.782g)を加えた。混合物を50℃に18時間及び60℃で4時間加熱した。混合物を室温に冷却し、炭酸カリウム(1.704g)及びMgSO
4 5gを加えた。物質を濾過し、酢酸エチルで洗浄した。混合物を濃縮し、残渣を溶出液としてヘプタン中20〜80%酢酸エチルを使用するシリカゲル上でクロマトグラフィーにかけて、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 5.87 (tdd, 1H), 5.25 (dd, 1H), 5.13 (dd, 1H), 4.62 (d, 1H), 4.46 (t, 1H), 3.94 (ddd, 2H), 3.58 (m, 1H), 3.39 (m, 1H), 3.30 (m, 3H).
【0757】
実施例116K
(S)−1−(アリルオキシ)−3−(ビス(4−メトキシフェニル)(フェニル)メトキシ)プロパン−2−オール
0℃に冷却した実施例116J(2.25g)及び4,4’−(クロロ(フェニル)メチレン)ビス(メトキシベンゼン)(DMTrCl)(6.06g)のジクロロメタン(68.1mL)中混合物に、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(3.27mL)を加えた。混合物を室温に加温し、30分間撹拌した。反応混合物を飽和塩化アンモニウム水溶液混合物(50mL)でクエンチした。有機層をブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空下で濃縮した。残渣をヘプタン中0〜50%酢酸エチルで溶出するCombiFlash(登録商標)Teledyne Iscoシステム上でのシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ ppm 7.45-7.40 (m, 2H), 7.35-7.24 (m, 6H), 7.24-7.17 (m, 1H), 6.86-6.77 (m, 4H), 5.95-5.79 (m, 1H), 5.24 (dq, 1H), 5.17 (dq, 1H), 4.00 (dt, 2H), 3.98-3.91 (m, 1H), 3.78 (s, 6H), 3.55 (dd, 1H), 3.49 (dd, 1H), 3.24-3.16 (m, 2H), 2.40 (bs, 1H).MS(ESI)m/z457.1(M+Na)
+。
【0758】
実施例116L
(R)−5−(4−((1−(アリルオキシ)−3−(ビス(4−メトキシフェニル)(フェニル)メトキシ)プロパン−2−イル)オキシ)−3,5−ジクロロ−2,6−ジメチルフェニル)−4−クロロ−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン
トリフェニルホスフィン(1.561g)、実施例116I(1.5g)及び実施例116K(1.580g)をテトラヒドロフラン18mLに溶解し、ジ−tert−ブチルアゾジカルボキシレート(1.370g)を加え、反応物を終夜撹拌した。物質を濾別し、1:1エーテル/酢酸エチルで濯ぎ、有機物を濃縮した。粗製物質を溶出液としてヘプタン中1〜40%酢酸エチルを使用するシリカゲル上でクロマトグラフィーにかけて、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z891.1(M+Na)
+。
【0759】
実施例116M
(R)−エチル2−((5−(4−(((R)−1−(アリルオキシ)−3−(ビス(4−メトキシフェニル)(フェニル)メトキシ)プロパン−2−イル)オキシ)−3,5−ジクロロ−2,6−ジメチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例116L(2.79g)、実施例68B(2.072g)及び炭酸セシウム(2.089g)の混合物に、tert−ブタノール(30mL)を加えた。懸濁液を65℃に終夜加熱した。室温に冷却した後、混合物を酢酸エチル(50mL)で希釈し、水(50mL)及びブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空下で濃縮した。残渣をヘプタン中0〜75%酢酸エチルで溶出するCombiFlash(登録商標)Teledyne Iscoシステム上でのシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.81 (d, 1H), 8.54 (s, 1H), 7.69 (dd, 1H), 7.50 (d, 1H), 7.50-7.37 (m, 3H), 7.36-7.25 (m, 4H), 7.28-7.10 (m, 5H), 7.12-7.01 (m, 2H), 6.89-6.78 (m, 2H), 6.82-6.71 (m, 4H), 6.72-6.59 (m, 2H), 6.47 (d, 1H), 5.73 (ddt, 1H), 5.62 (t, 1H), 5.15 (s, 2H), 5.14-5.05 (dq, 1H), 5.03 (dq, 1H), 4.62 (p, 1H), 4.13-3.94 (m, 2H), 3.87 (s, 3H), 3.90-3.82 (m, 2H), 3.82-3.77 (dd, 1H), 3.76 (s, 6H), 3.53 (qd, 2H), 2.94 (dd, 1H), 2.65 (dd, 1H), 2.22 (s, 3H), 1.96 (s, 3H), 1.08 (t, 3H), 0.93 (s, 9H), 0.11 (s, 3H), 0.10 (s, 3H).MS(ESI)m/z1395.3(M+Na)
+。
【0760】
実施例116N
(R)−エチル2−((5−(4−(((S)−1−(アリルオキシ)−3−ヒドロキシプロパン−2−イル)オキシ)−3,5−ジクロロ−2,6−ジメチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
0℃に冷却した実施例116M(1.51g)のジクロロメタン(5.5mL)及びメタノール(5.50mL)中混合物に、ギ酸(5.5mL)を加えた。混合物を0℃で15分間撹拌した。混合物を水(5mL)で希釈し、pH7〜8に達するまで固体の重炭酸ナトリウムをゆっくり加えた。混合物をジクロロメタン(3×10mL)で抽出し、合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空下で濃縮して、粗製の表題化合物を得た。粗製物質を更には精製せずに次のステップに使用した。LC/MS(ESI)m/z1070.4(M+H)
+。
【0761】
実施例116O
(R)−エチル2−((5−(4−(((R)−1−(アリルオキシ)−3−(トシルオキシ)プロパン−2−イル)オキシ)−3,5−ジクロロ−2,6−ジメチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例116N(1.177g)及びp−トルエンスルホニルクロリド(0.252g)のジクロロメタン(11mL)中混合物に、トリエチルアミン(0.460mL)を加えた。混合物を室温で2時間撹拌した。追加のp−トルエンスルホニルクロリド(0.252g)及びトリエチルアミン(0.460mL)を加え、混合物を終夜撹拌した。混合物をジクロロメタン(10mL)で希釈し、水及びブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空下で濃縮した。残渣をヘプタン中0〜60%酢酸エチルで溶出するCombiFlash(登録商標)Teledyne Iscoシステム上でのシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (501 MHz, CDCl
3) δ ppm 8.84 (d, 1H), 8.55 (s, 1H), 7.77-7.73 (m, 2H), 7.71 (dd, 1H), 7.51 (d, 1H), 7.47-7.43 (m, 1H), 7.33-7.26 (m, 5H), 7.26 -7.21 (m, 2H), 7.11-6.98 (m, 4H), 6.69 (d, 1H), 6.63 (dd, 1H), 6.45 (d, 1H), 5.80 -5.63 (m, 2H), 5.22 -5.16 (m, 2H), 5.13 (dq, 1H), 5.08 (dq, 1H), 4.61 (p, 1H), 4.41 (dd, 1H), 4.35 (dd, 1H), 4.14-3.99 (m, 2H), 3.88 (s, 3H), 3.87-3.81 (m, 2H), 3.72-3.65 (m, 2H), 2.97 (dd, 1H), 2.64 (dd, 1H), 2.42 (s, 3H), 2.18 (s, 3H), 1.93 (s, 3H), 1.11 (t, 3H), 0.93 (s, 9H), 0.11 (s, 3H), 0.10 (s, 3H).MS(ESI)m/z1223.2(M+H)
+。
【0762】
実施例116P
(R)−エチル2−((5−(4−(((R)−1−(アリルオキシ)−3−(トシルオキシ)プロパン−2−イル)オキシ)−3,5−ジクロロ−2,6−ジメチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−ヒドロキシ−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例116O(1.26g)のテトラヒドロフラン(10.29mL)中混合物に、テトラブチルアンモニウムフルオリド(テトラヒドロフラン中1.0M、1.029mL)を加えた。混合物を室温で10分間撹拌した後、飽和塩化アンモニウム(10mL)でクエンチした。混合物を酢酸エチル(10mL×3)で抽出し、ブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空下で濃縮して、粗製の表題化合物を得た。粗製物質を更には精製せずに次のステップに使用した。LC/MS(ESI)m/z1112.5(M+H)
+。
【0763】
実施例116Q
エチル(7R,16R)−19,23−ジクロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20,22−ジメチル−16−{[(プロパ−2−エン−1−イル)オキシ]メチル}−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例116P(1.14g)のN,N−ジメチルホルムアミド(103.00mL)中混合物に、炭酸セシウム(1.68g)を加えた。混合物を室温で90分間撹拌した。反応混合物を水(500mL)中に注ぎ入れ、酢酸エチル(3×250mL)で抽出した。合わせた有機層をブラインで繰り返して洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空下で濃縮した。残渣をヘプタン中0〜80%酢酸エチルで溶出するCombiFlash(登録商標)Teledyne Iscoシステム上でのシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ ppm 8.90 (d, 1H), 8.62 (s, 1H), 7.70 (dd, 1H), 7.59 (d, 1H), 7.45 (ddd, 1H), 7.13-6.99 (m, 4H), 6.97-6.88 (m, 2H), 6.71 (d, 2H), 6.14 (dd, 1H), 6.05-5.86 (m, 2H), 5.34 (dq, 1H), 5.29-5.09 (m, 4H), 4.58 (dd, 1H), 4.35-4.24 (m, 1H), 4.24-3.97 (m, 4H), 3.96-3.77 (m, 2H), 3.88 (s, 3H), 3.51 (dd, 1H), 3.15 (dd, 1H), 2.22 (s, 3H), 1.90 (s, 3H), 1.08 (t, 3H).MS(ESI)m/z935.3(M+H)
+。
【0764】
実施例116R
エチル(7R,16R)−19,23−ジクロロ−1−(4−フルオロフェニル)−16−(ヒドロキシメチル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20,22−ジメチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例116Q(757mg)の脱気したテトラヒドロフラン(9mL)及び脱気したメタノール(6mL)中混合物に、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(93mg)を、続いて1,3−ジメチルバルビツル酸(315mg)を加えた。混合物を室温で終夜撹拌した。混合物にアンモニウムピロリジンジチオカルバメート(200mg)を加え、懸濁液を30分間撹拌した。混合物を酢酸エチル(50mL)で希釈し、珪藻土に通して濾過した。濾液を真空下で濃縮し、残渣をヘプタン中0〜100%酢酸エチルで溶出するCombiFlash(登録商標)Teledyne Iscoシステム上でのシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ ppm 8.91 (d, 1H), 8.62 (s, 1H), 7.70 (dd, 1H), 7.61 (d, 1H), 7.45 (ddd, 1H), 7.12- 6.99 (m, 4H), 6.99-6.90 (m, 2H), 6.71 (d, 2H), 6.06 (dd, 1H), 5.98 (t, 1H), 5.28-5.21 (m, 1H), 5.17 (dd, 2H), 4.59 (dd, 1H), 4.26-4.19 (m, 1H), 4.19-4.01 (m, 3H), 4.00-3.90 (m, 1H), 3.88 (s, 3H), 3.40 (dd, 1H), 3.22 (dd, 1H), 2.35-2.29 (m, 1H), 2.28 (s, 3H), 1.86 (s, 3H), 1.12 (t, 3H).MS(ESI)m/z897.4(M+H)
+。
【0765】
実施例116S
エチル(7R,16S)−19,23−ジクロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20,22−ジメチル−16−{[(4−メチルベンゼン−1−スルホニル)オキシ]メチル}−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
0℃に冷却した実施例116R(700mg)のジクロロメタン(8mL)中混合物に、p−トルエンスルホニルクロリド(223mg)を、続いて1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(175mg)を加えた。混合物を0℃で15分間撹拌した。反応混合物をジクロロメタン(20mL)で希釈し、飽和塩化アンモニウム水溶液混合物(20mL)及びブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空下で濃縮した。残渣をヘプタン中0〜100%酢酸エチルで溶出するCombiFlash(登録商標)Teledyne Iscoシステム上でのシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ ppm 8.90 (d, 1H), 8.61 (s, 1H), 7.87 (d, 2H), 7.70 (dd, 1H), 7.60 (d, 1H), 7.48-7.41 (m, 1H), 7.38 (d, 2H), 7.12-6.97 (m, 5H), 6.94 (t, 2H), 6.75-6.65 (m, 2H), 6.05 (dd, 1H), 5.91 (d, 1H), 5.23-5.12 (m, 3H), 4.55-4.34 (m, 1H), 4.24-3.98 (m, 1H), 3.88 (s, 3H), 3.41 (dd, 1H), 3.18 (dd, 1H), 2.47 (s, 3H), 2.25 (s, 3H), 1.83 (s, 3H), 1.10 (t, 3H).MS(ESI)m/z1053.3(M+H)
+。
【0766】
実施例116T
エチル(7R,16R)−19,23−ジクロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20,22−ジメチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例116S(61mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(193μL)中混合物に、1−メチルピペラジン(194μL)を加えた。混合物を40℃に加熱し、24時間撹拌した。室温に冷却した後、反応混合物を酢酸(100μL)を加えることによりクエンチし、メタノール(2mL)で更に希釈した。混合物をLunaカラム(250×50mm、10mm)を使用するGilson PLC2020上での逆相HPLC(45分かけて0.1%トリフルオロ酢酸を含む水中アセトニトリル10〜80%で)により精製し、凍結乾燥した後、表題化合物を得た。
1H NMR (501 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.92 (d, 1H), 8.75 (s, 1H), 7.57-7.51 (m, 2H), 7.50-7.43 (m, 1H), 7.24-7.11 (m, 5H), 7.05 (t, 1H), 6.93 (d, 1H), 6.85 (dd, 1H), 6.28 (dd, 1H), 5.73 (d, 1H), 5.20 (d, 1H), 5.13 (d, 1H), 4.99-4.88 (m, 1H), 4.48 (dd, 1H), 4.39 (d, 1H), 3.99 (dq, 1H), 3.90 (dq, 1H), 3.76 (s, 3H), 3.40 (bs, 4H), 3.23 (bs, 2H), 3.15-2.93 (m, 5H), 2.88 (qd, 2H), 2.80 (s, 3H), 2.01 (s, 3H), 1.97 (s, 3H), 0.90 (t, 3H).MS(ESI)m/z979.3(M+H)
+。
【0767】
実施例116U
(7R,16R)−19,23−ジクロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20,22−ジメチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例116T(46mg)のメタノール(529μL)及びテトラヒドロフラン(529μL)中混合物に、水(529μL)中の水酸化リチウム(13.68mg)を加えた。混合物を室温で2.5時間撹拌した。追加の水酸化リチウム(13.68mg)を加え、混合物を終夜撹拌した。反応混合物を酢酸(90μL)の添加によりクエンチし、メタノール(2mL)で更に希釈した。混合物をLunaカラム(250×50mm、10mm)を使用するGilson PLC2020上での逆相HPLC(45分かけて0.1%トリフルオロ酢酸を含む水中5〜85%アセトニトリルで)により精製した。生成物を含むフラクションを合わせ、凍結乾燥した。粗製物質をLunaカラム(250×50mm、10mm)を使用するGilson PLC2020上での逆相HPLC(45分かけて10mM酢酸アンモニウムを含む水中5〜75%アセトニトリルで)により更に精製し、凍結乾燥した後、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.80 (d, 1H), 8.69 (s, 1H), 7.50-7.44 (m, 2H), 7.39 (ddd, 1H), 7.18-7.02 (m, 5H), 6.98 (td, 1H), 6.84 (d, 1H), 6.48 (s, 1H), 6.20 (dd, 1H), 5.73 (d, 1H), 5.14 (d, 1H), 5.07 (d, 1H), 4.81 (p, 1H), 4.39 (d, 2H), 3.69 (s, 3H), 3.61 (d, 1H), 3.57 (d, 1H), 2.94 (d, 1H), 2.90 (d, 1H), 2.70-2.61 (m, 2H), 2.61-2.43 (m, 6H), 2.29 (s, 3H), 1.93 (s, 3H), 1.89 (s, 3H).MS(ESI)m/z951.1(M+H)
+。
【0768】
[実施例117]
(7S,16R)−19,23−ジクロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20,22−ジメチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例116Uの合成及び単離の間で、少量の生成物として表題化合物を単離した。
1H NMR (500 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.86 (d, 1H), 8.77 (s, 1H), 7.58-7.50 (m, 2H), 7.46 (ddd, 1H), 7.24-7.09 (m, 5H), 7.04 (td, 1H), 6.93 (d, 1H), 6.68 (dd, 1H), 6.42 (dd, 1H), 5.92 (d, 1H), 5.24-5.12 (m, 3H), 4.29-4.20 (m, 2H), 3.76 (s, 3H), 3.19 (dd, 2H), 3.15-3.01 (m, 4H), 2.99-2.83 (m, 2H), 2.80 (s, 3H), 2.04 (s, 3H), 1.83 (s, 3H).MS(ESI)m/z951.1(M+H)
+。
【0769】
[実施例118]
(7R,16R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−16−{[4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル]メチル}−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
1−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジンを1−[2−(メチルスルホニル)エチル]ピペラジンの代わりに用い、実施例82A及び実施例82Bにて記載した通りに表題化合物を調製した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 9.77 (s, 1H), 8.90 (d, J=5.1 Hz, 1H), 8.76 (s, 1H), 7.57-7.52 (m, 2H), 7.50-7.44 (m, 1H), 7.25-7.12 (m, 6H), 7.06 (t, J=7.5 Hz, 1H), 7.00-6.91 (m, 2H), 6.86 (dd, J=9.0, 3.0 Hz, 1H), 6.19 (dd, J=5.1, 3.3 Hz, 1H), 5.75 (d, J=2.8 Hz, 1H), 5.26-5.00 (m, 3H), 4.44-4.28 (m, 2H), 3.77 (s, 3H), 3.56-2.71 (m, 14H), 2.23 (s, 3H).MS(ESI)m/z971.2(M+H)
+。
【0770】
[実施例119]
(7R,16R,21S)−16−{[ビス(2−メトキシエチル)アミノ]メチル}−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
ビス(2−メトキシエチル)アミンを1−[2−(メチルスルホニル)エチル]ピペラジンの代わりに用い、実施例82A及び実施例82Bにて記載した通りに表題化合物を調製した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 9.62 (s, 1H), 8.89 (d, J=5.1 Hz, 1H), 8.76 (s, 1H), 7.60-7.41 (m, 3H), 7.24-7.11 (m, 6H), 7.06 (td, J=7.5, 1.0 Hz, 1H), 6.99-6.90 (m, 2H), 6.84 (dd, J=9.0, 3.0 Hz, 1H), 6.20 (dd, J=5.1, 3.3 Hz, 1H), 5.77 (d, J=2.8 Hz, 1H), 5.29-5.09 (m, 3H), 4.51-4.29 (m, 2H), 3.83 (dd, J=17.2, 5.3 Hz, 1H), 3.77 (s, 3H), 3.59-3.40 (m, 10H) 3.29 (s, 6H), 3.06-2.96 (m, 1H), 2.22 (s, 3H).MS(ESI)m/z936.2(M+H)
+。
【0771】
[実施例120]
(7R,16R,21S)−23−クロロ−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−22−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0772】
実施例120A
6−ブロモ−4−クロロチエノ[2,3−d]ピリミジン
実施例116A(60g)のPOCl
3(491mL)中撹拌混合物を6時間加熱還流した。混合物を減圧下で濃縮して残渣を得、これを飽和NaHCO
3水溶液(1.5L)に加え、CH
2Cl
2(3×1.5L)で抽出した。合わせた有機相をブライン(2L)で洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ ppm 8.82 (s, 1H), 7.49 (s, 1H).
【0773】
実施例120B
5−ブロモ−4−クロロチエノ[2,3−d]ピリミジン
実施例120A(28g)の無水テトラヒドロフラン(800mL)中撹拌混合物に、−78℃でリチウムジイソプロピルアミド(テトラヒドロフラン中2M、76mL)の混合物を滴下添加した。混合物を−78℃で1時間撹拌した。テトラヒドロフラン(150mL)及び水(45mL)の混合物をゆっくり滴下添加した。混合物を0℃に加温し、水(1.5L)中に注ぎ入れた。混合物をCH
2Cl
2(3×1L)で抽出した。合わせた有機相をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲル上でのカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=100:1〜20:1で溶出)により精製して粗生成物を得、これを石油エーテル:ジクロロメタン:酢酸エチル=10:1:1の混合物(500mL)で摩砕し、濾過した。物質を減圧下で乾燥させて、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ ppm 8.89 (s, 1H), 7.67 (s, 1H).
【0774】
実施例120C
(R)−エチル2−((5−ブロモ−6−シクロプロピルチエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例108Aを実施例120Bで置き換え、実施例108Bにて記載した通りに表題化合物を調製した。MS(APCI)m/z753.1(M+H)
+。
【0775】
実施例120D
(2R)−エチル2−((5−((1S)−4−(((R)−1−(ビス(4−メトキシフェニル)(フェニル)メトキシ)−3−(トシルオキシ)プロパン−2−イル)オキシ)−3−クロロ−2−メチルフェニル)−6−シクロプロピルチエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例108Bを実施例120Cで置き換え、実施例108Cにて記載した通りに表題化合物を調製した。MS(ESI)m/z1345.6(M+H)
+。
【0776】
実施例120E
(2R)−エチル2−((5−((1S)−4−(((R)−1−(ビス(4−メトキシフェニル)(フェニル)メトキシ)−3−(トシルオキシ)プロパン−2−イル)オキシ)−3−クロロ−2−メチルフェニル)−6−シクロプロピルチエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−ヒドロキシ−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例108Cを実施例120Dで置き換え、実施例108Dにて記載した通りに表題化合物を調製した。MS(ESI)m/z1229.6(M+H)
+。
【0777】
実施例120F
エチル(7R,16R,21S)−16−{[ビス(4−メトキシフェニル)(フェニル)メトキシ]メチル}−19−クロロ−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例108Dを実施例120Eで置き換え、実施例108Eにて記載した通りに表題化合物を調製した。
【0778】
実施例120G
エチル(7R,16R,21S)−19−クロロ−16−(ヒドロキシメチル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例108Eを実施例120Fで置き換え、実施例108Fにて記載した通りに表題化合物を調製した。MS(ESI)m/z755.4(M+H)
+。
【0779】
実施例120H
エチル(7R,16R,21S)−19−クロロ−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−16−{[(4−メチルベンゼン−1−スルホニル)オキシ]メチル}−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例108Fを実施例120Gで置き換え、実施例108Gにて記載した通りに表題化合物を調製した。MS(ESI)m/z909.3(M+H)
+。
【0780】
実施例120I
エチル(7R,16R,21S)−19−クロロ−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例108Gを実施例120Hで置き換え、実施例108Hにて記載した通りに表題化合物を調製した。
【0781】
実施例120J
(7R,16R,21S)−23−クロロ−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−22−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例108Hを実施例120Iで置き換え、実施例108Iにて記載した通りに表題化合物を調製した。
1H NMR (501 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 9.41 (s, 1H), 8.81 (d, 1H), 8.59 (s, 1H), 7.63 (s, 1H), 7.59 (d, 1H), 7.50 (dd, 1H), 7.44 (td, 1H), 7.20 (d, 1H), 7.12 (d, 1H), 7.02 (t, 1H), 6.94 (d, 1H), 6.83 (d, 1H), 6.76 (dd, 1H), 6.05 (d, 1H), 5.68 (dd, 1H), 5.27-5.07 (m, 3H), 4.39 (d, 1H), 4.09 (dd, 1H), 3.73 (s, 3H), 3.55-3.42 (m, 1H), 3.30-3.16 (m, 1H), 3.08 (s, 2H), 2.89 (s, 2H), 2.79 (s, 3H), 2.66-2.52 (m, 2H), 2.31 (s, 3H).MS(ESI)m/z809.4(M+H)
+。
【0782】
[実施例121]
(7R,16R)−2,19,23−トリクロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2a,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0783】
実施例121A
(R)−エチル2−アセトキシ−3−(5−ヒドロキシ−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例68A(2g)のテトラヒドロフラン(34.6mL)中溶液に、0℃でテトラブチルアンモニウムフルオリド(3.5mL、テトラヒドロフラン中1M)を加え、反応物を室温で撹拌した。反応混合物を飽和塩化アンモニウム水溶液及び水でクエンチし、水性層を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機層を水及びブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。粗製の残渣をTeledyne Isco CombiFlash Rf+上での順相MPLC(ヘプタン中20〜85%酢酸エチル)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z467.1(M+H)
+。
【0784】
実施例121B
(2R)−エチル2−アセトキシ−3−(2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)−5−((テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)オキシ)フェニル)プロパノエート
実施例121A(1.55g)の3,4−ジヒドロ−2H−ピラン(2.72mL)中溶液に、p−トルエンスルホン酸一水和物(2.5mg)を加え、反応物を室温で撹拌した。30分後、p−トルエンスルホン酸一水和物(63mg)及びジクロロメタン(3mL)を加え、反応物を撹拌した。3.5時間後、p−トルエンスルホン酸一水和物(31mg)及び3,4−ジヒドロ−2H−ピラン(1mL)を加え、反応物を終夜撹拌した。反応混合物を飽和重炭酸ナトリウム水溶液中に注ぎ入れた。水性層を酢酸エチルで3回抽出し、合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。残渣をTeledyne Isco CombiFlash Rf+上での順相MPLC(ヘプタン中15〜75%酢酸エチル)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z551.4(M+H)
+。
【0785】
実施例121C
(2R)−エチル2−ヒドロキシ−3−(2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)−5−((テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)オキシ)フェニル)プロパノエート
実施例121B(1.64g)のエタノール(6mL)中溶液に、室温でナトリウムエトキシド(55μL、エタノール中21重量%)を加え、反応物を撹拌した。90分後、大多数のエタノールを回転蒸発により除去し、残渣を酢酸エチル及び水に溶解した。水性層を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。残渣をTeledyne Isco CombiFlash Rf+上での順相MPLC(ヘプタン中20〜80%酢酸エチル)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z509.2(M+H)
+。
【0786】
実施例121D
(2R)−エチル2−((6−クロロ−7−(4−フルオロフェニル)−8−ヨードピロロ[1,2−a]ピラジン−1−イル)オキシ)−3−(2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)−5−((テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)オキシ)フェニル)プロパノエート
実施例121C(988mg)及び実施例69G(797mg)のt−ブタノール(38.9mL)中溶液に炭酸セシウム(1.9g)を加え、反応物を40℃に終夜加温した。反応混合物を冷却し、多少のt−ブタノールを回転蒸発により除去した。残渣を酢酸エチル、水及びブラインに溶解した。水性層を酢酸エチルで3回抽出し、合わせた有機層を水及びブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。残渣をTeledyne Isco CombiFlash Rf+上での順相MPLC(ヘプタン中5〜75%酢酸エチル)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z879.2(M+H)
+。
【0787】
実施例121E
(R)−エチル2−((6−クロロ−7−(4−フルオロフェニル)−8−ヨードピロロ[1,2−a]ピラジン−1−イル)オキシ)−3−(5−ヒドロキシ−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例121D(1.3g)のシクロペンチルメチルエーテル(5.4mL)中懸濁液に、シクロペンチルメチルエーテル中3M HCl(5mL)を加え、反応物を撹拌した。30分後、シクロペンチルメチルエーテルを回転蒸発により除去した。水、飽和重炭酸ナトリウム水溶液及び酢酸エチルを物質に加え、水性層を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。粗製の残渣をTeledyne Isco CombiFlash Rf+上での順相MPLC(ヘプタン中10〜80%酢酸エチル)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z794.9(M+H)
+。
【0788】
実施例121F
(R)−エチル2−((8−(4−(((R)−1−(ビス(4−メトキシフェニル)(フェニル)メトキシ)−3−(トシルオキシ)プロパン−2−イル)オキシ)−3,5−ジクロロフェニル)−6−クロロ−7−(4−フルオロフェニル)ピロロ[1,2−a]ピラジン−1−イル)オキシ)−3−(5−ヒドロキシ−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例88B(238mg)、実施例121E(210mg)、炭酸セシウム(258mg)及びビス(ジ−tert−ブチル(4−ジメチルアミノフェニル)ホスフィン)ジクロロパラジウム(II)(18.7mg)を含むバイアルを排気し、窒素で数回逆充填した。このバイアルに脱気したテトラヒドロフラン(2.1mL)及び水(530μL)を加え、反応物を室温で終夜撹拌した。1−ピロリジンカルボジチオ酸アンモニウム塩(4.3mg)を加え、反応物を30分間撹拌した。反応混合物を酢酸エチルで希釈し、珪藻土上で濾過した。ブライン及び水を加え、水性層を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。粗製の残渣をTeledyne Isco CombiFlash Rf+上での順相MPLC(ヘプタン中5〜80%酢酸エチル)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z1360.7(M+H)
+。
【0789】
実施例121G
エチル(7R,16S)−16−{[ビス(4−メトキシフェニル)(フェニル)メトキシ]メチル}−2,19,23−トリクロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2a,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例121F(213mg)及び炭酸セシウム(255mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(15.8mL)中混合物を室温で撹拌した。6時間後、反応混合物を水及び酢酸エチルを含む分液漏斗に移した。水性層を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機層を水で3回及びブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。粗製の残渣をTeledyne Isco CombiFlash Rf+上での順相MPLC(ヘプタン中5〜75%酢酸エチル)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z1189.5(M+H)
+。
【0790】
実施例121H
エチル(7R,16R)−2,19,23−トリクロロ−1−(4−フルオロフェニル)−16−(ヒドロキシメチル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2a,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例121G(172mg)のジクロロメタン(730μL)及びメタノール(730μL)中溶液にギ酸(722μL)を加え、反応物を撹拌した。30分後、反応物を水浴で冷却しながら飽和重炭酸ナトリウム水溶液でゆっくりクエンチした。水性層を酢酸エチルで3回抽出し、合わせた有機抽出物を無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。残渣をTeledyne Isco CombiFlash Rf+上での順相MPLC(ヘプタン中15〜85%酢酸エチル)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z887.3(M+H)
+。
【0791】
実施例121I
エチル(7R,16S)−2,19,23−トリクロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−16−{[(4−メチルベンゼン−1−スルホニル)オキシ]メチル}−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2a,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例121H(103mg)及びトリエチルアミン(81μL)のジクロロメタン(1.1mL)中溶液に、室温でp−トルエンスルホニルクロリド(66.5mg)を加え、反応物を撹拌した。4時間後、反応混合物をジクロロメタンで希釈し、水でクエンチした。水性層をジクロロメタンで3回抽出し、合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。粗製の残渣をTeledyne Isco CombiFlash Rf+上での順相MPLC(ヘプタン中5〜75%酢酸エチル)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z1039.4(M+H)
+。
【0792】
実施例121J
エチル(7R,16R)−2,19,23−トリクロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2a,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例121I(111mg)及び1−メチルピペラジン(363μL)のジメチルホルムアミド(360μL)中溶液を38℃で終夜加温した。反応物を冷却し、酢酸エチル及び水で希釈した。水性層を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機層を水次いでブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。残渣をジメチルスルホキシド(2.5mL)に溶解し、Lunaカラム(250×50mm、10mm)を使用するGilson PLC2020上でのRP−HPLC(30分かけて0.1%トリフルオロ酢酸を含む水中5〜80%アセトニトリルで)により精製し、凍結乾燥後、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z969.3(M+H)
+。
【0793】
実施例121K
(7R,16R)−2,19,23−トリクロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2a,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例121J(69mg)のテトラヒドロフラン(800μL)及びメタノール(800μL)中溶液に、0℃で水酸化リチウム(34.5mg)の水(800μL)中溶液を加え、反応物を0℃で終夜撹拌した。反応物を室温に加温し、6時間撹拌し、トリフルオロ酢酸(133μL)でクエンチした。混合物をジメチルスルホキシド(700μL)で希釈し、Luna(商標)カラムを使用するGilson PLC2020上でのRP−HPLC(250×50mm、10mm、30分かけて0.1%トリフルオロ酢酸を含む水中5〜75%アセトニトリルで)により精製し、凍結乾燥後、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.89 (d, 1H), 7.98 (d, 1H), 7.59 (d, 1H), 7.54 (dd, 1H), 7.50 (d, 1H), 7.49-7.42 (m, 1H), 7.37 (d, 1H), 7.30-7.18 (m, 4H), 7.16 (d, 1H), 7.10-7.00 (m, 2H), 6.90 (d, 1H), 6.73 (dd, 1H) 6.30 (dd, 1H), 6.08 (d, 1H), 5.16 (見かけ上q, 2H), 5.06-4.93 (m, 1H), 4.37-4.21 (m, 3H), 3.77 (s, 3H), 3.71 (dd, 1H), 3.52-2.97 (m, 7H), 2.95-2.81 (m, 2H), 2.79 (s, 3H), 2.54 (br s, 2H).MS(ESI)m/z939.4(M+H)
+。
【0794】
[実施例122]
(7R,16R,21S)−19−クロロ−10−{[2−(2−シアノフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0795】
実施例122A
(R)−エチル2−アセトキシ−3−(5−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2−((2−(2−シアノフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
N
1,N
1,N
2,N
2−テトラメチルジアゼン−1,2−ジカルボキサミド(1.881g)及びトリフェニルホスフィン(2.87g)の溶液を、テトラヒドロフラン(27.3mL)中で0℃にて20分間共に撹拌した。微細懸濁液を窒素の雰囲気下氷浴中で冷却した実施例100E(1.50g)及び実施例16D(2.090g)を含むフラスコに加えた。反応混合物を0℃で1時間撹拌し、室温に加温し、終夜撹拌した。反応混合物を濾過し、テトラヒドロフラン(20mL)で洗浄し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラム(Teledyne Isco RediSep(登録商標)Rf gold 220g、5〜40%酢酸エチル/ヘプタンの濃度勾配)上で精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 8.95 (d, 1H), 8.41 (d, 1H), 7.87 (d, 1H), 7.78-7.70 (m, 2H), 7.59 (td, 1H), 6.80 (d, 1H), 6.76-6.69 (m, 2H), 5.35 (dd, 1H), 5.32-5.20 (m, 2H), 4.23 (qd, 2H), 3.42 (dd, 1H), 3.03 (dd, 1H), 2.08 (d, 3H), 1.27 (td, 3H), 0.99 (d, 9H), 0.15 (s, 6H).MS(ESI)m/z576.2(M+H)
+。
【0796】
実施例122B
(R)−エチル3−(5−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2−((2−(2−シアノフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)−2−ヒドロキシプロパノエート
実施例122A(2.65g)の無水エタノール(23.01mL)中溶液に、エタノール中21%ナトリウムエトキシド溶液(0.086mL)を加えた。反応物を周囲温度で4時間撹拌し、次いで追加のエタノール中21%ナトリウムエトキシド溶液(0.086mL)を加え、撹拌を30分間続けた。酢酸(0.040mL)を反応混合物に加え、混合物を10分間撹拌した。反応混合物を濃縮し、残渣をシリカゲルカラム(Teledyne Isco RediSep(登録商標)Rf gold 120g)上に直接装填し、5〜50%酢酸エチル/ヘプタンの濃度勾配で溶出して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 8.94 (d, 1H), 8.41 (dd, 1H), 7.87 (dd, 1H), 7.74 (td, 1H), 7.67 (d, 1H), 7.60 (td, 1H), 6.82-6.75 (m, 2H), 6.70 (dd, 1H), 5.30-5.20 (m, 2H), 4.54 (ddd, 1H), 4.31-4.16 (m, 2H), 3.28 (dd, 1H), 3.00 (dd, 1H), 2.84 (d, 1H), 1.28 (t, 3H), 0.98 (s, 9H), 0.18 (s, 6H).MS(ESI)m/z534.3(M+H)
+。
【0797】
実施例122C
(R)−エチル2−((5−ブロモ−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2−((2−(2−シアノフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例122B(1.98g)、実施例1D(1.339g)及び炭酸セシウム(3.63g)の溶液を、窒素の雰囲気下t−ブタノール(14.84mL)中で3時間加熱した。反応混合物を酢酸エチル(100mL)で希釈し、水(50mL)及びブライン(50mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、濃縮した。残渣をシリカ(Teledyne Isco RediSep(登録商標)Rf gold 120g)上に装填し、5〜50%酢酸エチル/ヘプタンの濃度勾配を使用して溶出して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 8.93 (d, 1H), 8.52 (s, 1H), 8.40 (d, 1H), 7.87 (d, 1H), 7.78-7.70 (m, 2H), 7.67-7.56 (m, 3H), 7.22-7.15 (m, 2H), 6.97 (d, 1H), 6.80 (d, 1H), 6.69 (dd, 1H), 5.89 (dd, 1H), 5.37-5.19 (m, 2H), 4.34-4.18 (m, 2H), 3.65 (dd, 1H), 3.35 (dd, 1H), 1.27 (t, 3H), 0.95 (s, 9H), 0.13 (s, 3H), 0.12 (s, 3H).MS(ESI)m/z841.9(M+H)
+。
【0798】
実施例122D
(R)−エチル2−((5−((1S)−4−(((R)−1−(ビス(4−メトキシフェニル)(フェニル)メトキシ)−3−(トシルオキシ)プロパン−2−イル)オキシ)−3−クロロ−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2−((2−(2−シアノフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例73D(1.799g)、実施例122C(1.577g)、炭酸セシウム(1.833g)及びビス(ジ−tert−ブチル(4−ジメチルアミノフェニル)ホスフィン)ジクロロパラジウム(II)(0.199g)のテトラヒドロフラン(15.00mL)及び水(3.75mL)中混合物を、窒素でパージし、室温で2日間撹拌した。追加のPd(amphos)
2Cl
2(0.199g)を加え、撹拌を別に24時間続けた。ピロリジン−1−カルボジチオ酸、アンモニア塩(0.046g)を加え、反応物を1時間撹拌した。反応混合物を酢酸エチル(100mL)で希釈し、珪藻土に通して濾過した。有機層を水(50mL)及びブライン(50mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラム(Teledyne Isco RediSep(登録商標)Rf gold 120g)上に装填し、カラムを5〜50%酢酸エチル/ヘプタンの濃度勾配を使用して溶出して、表題化合物を得た。
【0799】
実施例122E
エチル(7R,16S,21S)−16−{[ビス(4−メトキシフェニル)(フェニル)メトキシ]メチル}−19−クロロ−10−{[2−(2−シアノフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例122D(0.95g)のテトラヒドロフラン(6.63mL)中混合物に、テトラブチルアンモニウムフルオリド(テトラヒドロフラン中1.0M、0.994mL)を加え、反応物を室温で撹拌した。20分後、反応混合物を酢酸エチル(100mL)で希釈し、水(50mL)及びブライン(50mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、濃縮した。残渣をN,N−ジメチルホルムアミド(65mL)に溶解し、炭酸セシウム(1.080g)で処理し、終夜撹拌した。反応混合物を酢酸エチル(100mL)で希釈し、水(50mL)及びブライン(50mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、濃縮した。残渣をシリカゲル(Teledyne Isco RediSep(登録商標)Rf gold 80g)上に装填し、5〜75%酢酸エチル/ヘプタンの濃度勾配を使用して溶出して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z1168.1(M+Na)
+。
【0800】
実施例122F
エチル(7R,16R,21S)−19−クロロ−10−{[2−(2−シアノフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−1−(4−フルオロフェニル)−16−(ヒドロキシメチル)−20−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
ジクロロメタン(1.9mL)及びメタノール(1.9mL)中の実施例122E(441mg)をギ酸(14.75μL)で処理し、反応物を室温で撹拌した。30分後、反応物を飽和重炭酸ナトリウム水溶液の混合物中に注意深く注ぎ入れ、ジクロロメタン(2×25mL)で抽出し、ブライン(25mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、濃縮した。残渣をシリカゲル(Teledyne Isco RediSep(登録商標)Rf gold 120g)上に装填し、5〜75%酢酸エチル/ヘプタンの濃度勾配を使用して溶出して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z844.1(M+H)
+。
【0801】
実施例122G
エチル(7R,16S,21S)−19−クロロ−10−{[2−(2−シアノフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−16−{[(4−メチルベンゼン−1−スルホニル)オキシ]メチル}−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例122F(250mg)のジクロロメタン(2.0mL)中溶液に、0℃でp−トルエンスルホニルクロリド(85mg)を、続いてDABCO(1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン、66.4mg)を加えた。混合物を0℃で30分間撹拌した。反応物をシリカゲル(Teledyne Isco RediSep(登録商標)Rf gold 40g)上に直接装填し、5〜70%酢酸エチル/ヘプタンの濃度勾配を使用して溶出して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z988.3(M+H)
+。
【0802】
実施例122H
エチル(7R,16R,21S)−19−クロロ−10−{[2−(2−シアノフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例122G(285mg)のジメチルホルムアミド(1.0mL)中溶液に、1−メチルピペラジン(950μL)を加え、反応物を窒素下35℃で20時間撹拌した。反応混合物を冷却し、酢酸エチル(50mL)で希釈し、水(2×25mL)及びブライン(25mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、濃縮して、表題化合物を得た。MS(ELSD)m/z926.4(M+H)
+。
【0803】
実施例122I
(7R、16R,21S)−19−クロロ−10−{[2−(2−シアノフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例122H(0.125g)のテトラヒドロフラン(0.818mL)及びメタノール(0.818mL)中溶液に、水酸化リチウム(0.048g)の水(1.00mL)中溶液を加えた。反応物を終夜撹拌した。反応物を2,2,2−トリフルオロ酢酸(0.177mL)を含むN,N−ジメチルホルムアミド(0.75mL)及び水(0.25mL)の溶液でクエンチした。得られた溶液を45分かけてトリフルオロ酢酸を含む5〜75%アセトニトリル/水の濃度勾配を使用するGilson2020システムを使用する分取HPLC(Lunaカラム、250×50mm、流速70mL/分)により精製した。生成物を含むフラクションを凍結乾燥した。物質を45分かけて10nM酢酸アンモニウムを含む10〜85%アセトニトリル/水の濃度勾配を使用するGilson2020システムを使用する分取HPLC(Lunaカラム、250×50mm、流速70mL/分)により更に精製した。所望する生成物を含むフラクションを凍結乾燥して、表題化合物を得た。
1H NMR (501 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.99 (d, 1H), 8.71 (s, 1H), 8.32 (dd, 1H), 7.99 (dd, 1H), 7.85 (td, 1H), 7.72 (td, 1H), 7.63 (d, 1H), 7.20-7.13 (m, 3H), 7.10 (d, 1H), 6.92 (d, 1H), 6.87 (d, 1H), 6.74 (dd, 1H), 6.13 (dd, 1H), 5.66 (d, 1H), 5.31-5.18 (m, 2H), 4.51 (q, 1H), 4.45 (d, 1H), 4.28 (dd, 1H), 3.87 (dd, 1H), 2.92-2.83 (m, 2H), 2.60-2.49 (m, 2H), 2.46-2.31 (m, 8H), 2.21 (s, 3H), 2.19 (s, 3H).MS(ESI)m/z898.4(M+H)
+。
【0804】
[実施例123]
(7R,20R)−18−クロロ−10−{[2−(3−フルオロ−2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0805】
実施例123A
(2−(3−フルオロ−2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メタノール
(3−フルオロ−2−メトキシフェニル)ボロン酸(1.71g)及び(2−クロロピリミジン−4−イル)メタノール(1.45g)のテトラヒドロフラン(30mL)中溶液に、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(580mg)及び飽和NaHCO
3水溶液(40mL)を加えた。混合物を窒素下70℃で終夜撹拌した。混合物を真空下で濃縮し、残渣を水(60mL)及び酢酸エチル(300mL)で希釈した。有機層を分離し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過した。溶媒を蒸発させて粗生成物を得、これをカラム(Grace)80g上に装填し、ジクロロメタン中20%酢酸エチルで溶出して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z235.1(M+H)
+。
【0806】
実施例123B
4−(クロロメチル)−2−(3−フルオロ−2−メトキシフェニル)ピリミジン
実施例123A(234mg)のジオキサン(6mL)中溶液に、(クロロメチレン)ジメチルイミニウムクロリド(160mg)を加えた。混合物を45分間撹拌した。混合物を酢酸エチル(100mL)で希釈し、NaHCO
3水溶液、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過した。溶媒を蒸発させ、カラム(24g Grace)精製(ヘプタン中20%酢酸エチル)して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z253.1(M+H)
+。
【0807】
実施例123C
エチル(7R,20S)−18−クロロ−10−{[2−(3−フルオロ−2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例123Bを実施例65Eの代わりに用い、実施例65Nにて記載した通りに表題化合物を調製した。MS(ESI)m/z946.4(M+H)
+。
【0808】
実施例123D
(7R,20S)−18−クロロ−10−{[2−(3−フルオロ−2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例123Cを実施例10Eの代わりに用い、実施例10Fにて記載した通りに表題化合物を調製した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.75 (d, 1H), 8.63 (s, 1H), 7.56-7.39 (m, 3H), 7.36-7.21 (m, 7H), 7.19-7.10 (m, 2H), 6.87 (d, 1H), 6.49 (d, 1H), 5.94 (dd, 1H), 5.31-5.02 (m, 2H), 4.38 (d, 2H), 4.18 (s, 2H), 3.84 (s, 3H), 3.26-3.13 (m, 2H), 3.04 (p, 2H), 2.80 (s, 3H), 1.73 (s, 3H).MS(ESI)m/z918.5(M+H)
+。
【0809】
[実施例124]
(7R,20S)−18−クロロ−10−{[2−(5−フルオロ−2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0810】
実施例124A
(2−(5−フルオロ−2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メタノール
(5−フルオロ−2−メトキシフェニル)ボロン酸(1.71g)及び(2−クロロピリミジン−4−イル)メタノール(1.45g)のテトラヒドロフラン(30mL)中溶液に、Pd(Ph
3P)
4(テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)、580mg)及び飽和NaHCO
3水溶液(40mL)を加えた。混合物を窒素下70℃で終夜撹拌した。混合物を真空下で濃縮し、残渣を水(60mL)及び酢酸エチル(300mL)で希釈した。有機層を分離し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過した。溶媒を蒸発させて粗生成物を得、これをカラム80g(Grace)上に装填し、ジクロロメタン中20%酢酸エチルで溶出して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z235.1(M+H)
+。
【0811】
実施例124B
4−(クロロメチル)−2−(5−フルオロ−2−メトキシフェニル)ピリミジン
実施例124A(234mg)のジオキサン(6mL)中溶液に、(クロロメチレン)ジメチルイミニウムクロリド(160mg)を加えた。混合物を室温で45分間撹拌した。LC/MSは所望の生成物を主要なピークとして示した。混合物を酢酸エチル(100mL)で希釈し、NaHCO
3水溶液、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過した。溶媒を蒸発させ、カラム(24g Grace)精製(ヘプタン中20%酢酸エチル)して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z253.1(M+H)
+。
【0812】
実施例124C
エチル(7R,20S)−18−クロロ−10−{[2−(5−フルオロ−2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例124Bを実施例65Eの代わりに用い、実施例65Nにて記載した通りに表題化合物を調製した。MS(ESI)m/z946.4(M+H)
+。
【0813】
実施例124D
(7R,20S)−18−クロロ−10−{[2−(5−フルオロ−2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例124Cを実施例10Eの代わりに用い、実施例10Fにて記載した通りに表題化合物を調製した。
1H NMR (501 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.70 (d, 1H), 8.64 (s, 1H), 7.54 (d, 1H), 7.39-7.30 (m, 3H), 7.27-7.22 (m, 4H), 7.21-7.13 (m, 3H), 6.89 (d, 1H), 6.50 (d, 1H), 5.95 (dd, 1H), 5.25-4.98 (m, 2H), 4.58-4.34 (m, 2H), 4.24 (q, 2H), 3.76 (s, 3H), 3.58 (q, 3H), 3.31-2.98 (m, 4H), 2.82 (s, 3H), 1.75 (s, 3H).MS(ESI)m/z918.3(M+H)
+。
【0814】
[実施例125]
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(4−ヒドロキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0815】
実施例125A
メチル2−(4−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)フェニル)ピリミジン−4−カルボキシレート
メチル2−クロロピリミジン−4−カルボキシレート(3.57g)及び4−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)フェニルボロン酸(15.7g)の混合物を、予め脱気した1,4−ジオキサン(140mL)中で懸濁させた。炭酸カリウム(10.75g)を予め脱気した水(21.5mL)に溶解し、反応混合物に加えた。次いで1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン−パラジウム(II)ジクロリドジクロロメタン錯体(2.050g)を加え、反応混合物をアルゴン雰囲気下で置き、次いで80℃で7時間加熱した。反応混合物をジクロロメタン250mL及び水200mLで希釈し、層を分離した。水性層をジクロロメタン3×150mLで抽出した。合わせた有機層をMgSO
4で脱水し、濾過し、濃縮して、粗製物質を得た。シクロヘキサン中5〜20%酢酸エチルから溶出するBiotage(登録商標)シリカゲルカートリッジ(KPSil340g)上でのフラッシュクロマトグラフィーにより精製を行って、表題化合物を得た。LC/MS(APCI)m/z345.0(M+H)
+。
【0816】
実施例125B
(2−(4−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)フェニル)ピリミジン−4−イル)メタノール
実施例125A(14.06g)のテトラヒドロフラン(100mL)及びメタノール(200mL)中溶液に、水素化ホウ素ナトリウム(5.40g)を−10℃で加え、反応物を0℃で30分撹拌した。反応物を0℃で飽和NH
4Cl水溶液400mLにてクエンチし、有機溶媒を蒸発させた。残った混合物をジクロロメタン300mLで希釈した。有機層を集め、水性相をジクロロメタン3×200mLで抽出した。有機層を合わせ、MgSO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。粗製物質をシクロヘキサン中5〜20%酢酸エチルで溶出するシリカゲルカラム上で精製して、表題化合物を得た。LC/MS(APCI)m/z317.0(M+H)
+。
【0817】
実施例125C
4−(4−(ヒドロキシメチル)ピリミジン−2−イル)フェノール
実施例125B(1.5g)のテトラヒドロフラン(60mL)中周囲温度溶液に、テトラブチルアンモニウムフルオリド(5.21mL、テトラヒドロフラン中1.0M)を注射器により加えた。反応物を終夜撹拌し、メタノール(30mL)を加えることによりクエンチした。混合物を減圧下で濃縮した。残渣をジクロロメタン中0〜5%メタノールの濃度勾配で溶出するシリカゲルクロマトグラフィー(50g)により精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (300 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 9.92 (s, 1H), 8.78 (d, 1H), 8.23 (d, 2H), 7.37 (d, 1H), 6.86 (d, 2H), 5.62 (t, 1H), 4.59 (d, 2H).
【0818】
実施例125D
(2−(4−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メトキシ)フェニル)ピリミジン−4−イル)メタノール
実施例125C(30mg)のテトラヒドロフラン(1mL)中冷却(0℃)溶液に、水素化ナトリウム(6mg、鉱油中60%)を、続いて2−(トリメチルシリル)エトキシメチルクロリド(25mg)を加えた。冷却浴を除去し、反応物を24時間撹拌した。反応混合物をメタノール(0.5mL)及び飽和重炭酸ナトリウム水溶液(5mL)をゆっくり加えることによりクエンチした。層を分離し、水性層を追加のジクロロメタン(3×10mL)で抽出した。合わせた有機層を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣をシクロヘキサン中10〜25%酢酸エチルの濃度勾配で溶出するシリカゲルクロマトグラフィー(10g)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z332.9(M+H)
+。
【0819】
実施例125E
4−(クロロメチル)−2−(4−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メトキシ)フェニル)ピリミジン
実施例125D(296mg)のジクロロメタン中冷却(0℃)溶液に、トリフェニルホスフィン(420mg)を、続いて1−クロロピロリジン−2,5−ジオン(178mg)を加えた。反応物を0℃で5時間撹拌した。反応混合物をシリカゲルカラム(20g)に直接装填し、シクロヘキサン中10〜50%酢酸エチルの濃度勾配で溶出して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z351.2(M+H)
+。
【0820】
実施例125F
エチル(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−10−{[2−(4−{[2−(トリメチルシリル)エトキシ]メトキシ}フェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例125E(144mg)及び実施例65M(300mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(1.2mL)中混合物に、炭酸セシウム(402mg)を加え、反応混合物を2.5時間撹拌した。反応物を水で希釈し、試料を0.1容量/容量ギ酸を含む水中10〜100%アセトニトリルの濃度勾配で溶出する逆相HPLC(Kinetex XB C−18 30×150mmカラム、流速42mL/分)により直接精製した。所望の生成物を含むフラクションを凍結乾燥して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z1044.5(M+H)
+。
【0821】
実施例125G
エチル(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(4−ヒドロキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例125F(108mg)のテトラヒドロフラン(3.0mL)及びメタノール(3.0mL)中冷却(0℃)混合物に、濃硫酸(6μL)を加えた。氷浴を除去し、反応物を更に5時間撹拌した。飽和重炭酸ナトリウム水溶液(15mL)を溶液に慎重に加え、混合物をジクロロメタン(3×30mL)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で濃縮して表題化合物を得、これを更には精製せずに次のステップに使用した。MS(ESI)m/z914.4(M+H)
+。
【0822】
実施例125H
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(4−ヒドロキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
1,4−ジオキサン(2.5mL)及び水(2.5mL)の混合物中の実施例125G(93mg)に、水酸化リチウム水和物(42.7mg)を加えた。得られた混合物を室温で15時間撹拌し、中和するまで水及び1N HCl水溶液を加えることによりクエンチした。混合物をクロロホルムで2回抽出した。合わせた有機層を無水硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣をテトラヒドロフランに溶解し、0.45μmのフィルターに通した。溶出液を凍結乾燥して、表題化合物を得た。
1H NMR (500 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm (10.20 (br s, 1H), 8,54 (s, 1H), 8.47 (d, 1H), 8.23 (s, 1H), 8.18 (d, 2H), 7.39 (d, 1H), 7.24 (d, 1H), 7.18 (dd, 2H), 7.11 (dd, 2H), 7.06 (d, 1H), 6.92 (d, 1H), 6.86 (d, 1H), 6.64 (m, 2H), 5.85 (d, 1H), 5.08 (d, 1H), 4.95 (d, 1H), 3.82 (d, 2H), 3.66 (m, 2H), 3.50 (d, 2H), 3.24 (d, 2H), 3.01 (m, 2H), 2.88 (m, 4H), 2.60 (m, 4H), 2.19 (s, 3H), 2.18 (s, 3H).MS(ESI)m/z886.3(M+H)
+。
【0823】
[実施例126]
(7R,16R)−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−2,6,14,17−テトラオキサ−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0824】
実施例126A
(S)−3−(ビス(4−メトキシフェニル)(フェニル)メトキシ)−2−(4−ブロモフェノキシ)プロピル4−メチルベンゼンスルホネート
実施例112B(200mg)、4−ブロモフェノール(76mg)及びトリフェニルホスフィン(143mg)をアルゴン雰囲気下で混合した。テトラヒドロフラン(3.6mL)を加え、続いてトリメチルアミン(76μL)を加えた。その後、ジ−tert−ブチルアゾジカルボキシレート(126mg)をテトラヒドロフラン(1.6mL)に溶解し、反応混合物に加えた。室温で3日間撹拌した後、酢酸エチル及び水を加えた。水性相を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機抽出物をMgSO
4で脱水し、濾過した。溶媒を真空で減少させた。残渣をショートシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(ヘプタン中10%酢酸エチル)により精製して表題化合物を得、これを次のステップに直接使用した。
【0825】
実施例126B
(R)−1−(3−(ビス(4−メトキシフェニル)(フェニル)メトキシ)−2−(4−ブロモフェノキシ)プロピル)−4−メチルピペラジン
実施例126A(300mg)、1−メチルピペラジン(96mg)及びトリエチルアミン(80μL)のN,N−ジメチルホルムアミド(2mL)中溶液を140℃に1時間加熱した。酢酸エチルを加え、有機相を水及びブラインで2回洗浄した。有機層をMgSO
4で脱水し、濾過し、真空で濃縮した。得られた残渣をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(Chromabond(登録商標)カラム12g、濃度勾配ジクロロメタン中0〜4.8%メタノール)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z329.25/331.30([M−DMTr]+H)
+。
【0826】
実施例126C
(R)−1−(3−(ビス(4−メトキシフェニル)(フェニル)メトキシ)−2−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェノキシ)プロピル)−4−メチルピペラジン
実施例126B(75mg)の2−メチルテトラヒドロフラン(1.5mL)中溶液を脱気し、酢酸カリウム(23.3mg)、1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン−パラジウム(II)ジクロリドジクロロメタン錯体(4.9mg)及びビス(ピナコラト)ジボロン(36.2mg)の混合物に加えた。反応混合物を90℃で16時間加熱した。追加の1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン−パラジウム(II)ジクロリドジクロロメタン錯体(4.9mg)を加え、反応混合物を90℃で更に16時間加熱した。酢酸エチルを反応混合物に加え、混合物を珪藻土に通して濾過した。溶媒を真空で除去し、粗生成物をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(Chromabond(登録商標)カラム4g、濃度勾配酢酸エチル中0〜60%エタノール)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z377.40([M−DMTr]+H)
+。
【0827】
実施例126D
(R)−エチル2−((5−(4−(((S)−1−(ビス(4−メトキシフェニル)(フェニル)メトキシ)−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)プロパン−2−イル)オキシ)フェニル)−6−(4−フルオロフェニル)フロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例68C(40mg)、実施例126C(40.9mg)、炭酸セシウム(47.1mg)及びビス(ジ−tert−ブチル(4−ジメチルアミノフェニル)ホスフィン)ジクロロパラジウム(II)(3.4mg)の混合物をアルゴン下で撹拌した。テトラヒドロフラン(1.2mL)及び水(0.3mL)の溶液を脱気し、加えた。室温で48時間撹拌した後、水を加え、混合物を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を水で洗浄し、MgSO
4で脱水し、濾過し、真空で濃縮した。得られた残渣を更には何ら精製せずに次のステップに使用した。MS(ESI)m/z999.55([M−DMTr]+H)
+。
【0828】
実施例126E
(R)−エチル3−(5−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)−2−((6−(4−フルオロフェニル)−5−(4−(((S)−1−ヒドロキシ−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)プロパン−2−イル)オキシ)フェニル)フロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)プロパノエート
ギ酸(136mg)を、実施例126D(77mg)のジクロロメタン/メタノール(0.4mL/0.4mL)中溶液に加え、反応混合物を室温で48時間撹拌した。pHを氷冷下飽和NaHCO
3水溶液を使用して9に調節した。酢酸エチルで抽出した後、合わせた有機層を水で洗浄し、MgSO
4で脱水し、濾過し、真空で濃縮した。得られた残渣をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(Chromabond(登録商標)カラム4g、濃度勾配ジクロロメタン中1〜10%メタノール)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z999.50(M+H)
+。
【0829】
実施例126F
(R)−エチル2−((6−(4−フルオロフェニル)−5−4−(((S)−1−ヒドロキシ−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)プロパン−2−イル)オキシ)フェニル)フロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−ヒドロキシ−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
TBAF(テトラブチルアンモニウムフルオリド、135μL、テトラヒドロフラン中1M溶液)を、実施例126E(90mg)のテトラヒドロフラン(2mL)中溶液に加えた。室温で15分間撹拌した後、塩化アンモニウム水溶液(10%)を加え、混合物を酢酸エチルで抽出した。合わせた抽出物を水で洗浄し、MgSO
4で脱水し、濾過し、溶媒を真空で減少させた。得られた残渣をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(Chromabond(登録商標)カラム4g、濃度勾配ジクロロメタン中1〜15%メタノール)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z885.40(M+H)
+。
【0830】
実施例126G
エチル(7R,16R)−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−2,6,14,17−テトラオキサ−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例126F(45.0mg)及びトリフェニルホスフィン(40.0mg)をアルゴン下バイアル中で混合した。テトラヒドロフラン(2mL)を加えた。その後、ジ−tert−ブチルアゾジカルボキシレート(35.0mg)を加えた。室温で64時間撹拌した後、水を加え、混合物を酢酸エチルで抽出した。合わせた抽出物をMgSO
4で脱水し、濾過し、溶媒を真空で減少させた。残渣を分取HPLC(Waters X−Bridge C18 19×150mm 5μmカラム、濃度勾配5〜100%アセトニトリル+水中0.1%トリフルオロ酢酸+0.1%トリフルオロ酢酸)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z867.40(M+H)
+。
【0831】
実施例126H
(7R,16R)−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−2,6,14,17−テトラオキサ−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
LiOH(18.8mg)を、実施例126G(27mg)のテトラヒドロフラン/水(1.0mL/0.4mL)中溶液に加えた。反応混合物を室温で3日間撹拌した。2,2,2−トリフルオロ酢酸(65μL)を反応混合物に加えた。溶媒を真空で除去した。HPLC(Waters X−Bridge C18 19×150mm 5μmカラム、濃度勾配5〜100%アセトニトリル+水中0.1%トリフルオロ酢酸+0.1%トリフルオロ酢酸)により精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, メタノール-d) δ ppm 8.82 (d, 1H), 8.42 (s, 1H), 7.76 (d, 1H), 7.64- 7.58 (m, 5H), 7.49 (m, 1H), 7.13- 7.05 (m, 6H), 6.79 (m, 1H), 6.74 (m, 1H), 6.37 (d, 1H), 5.90 (dd, 1H), 5.18 (m, 2H), 5.03 (m, 1H), 4.35 (m, 1H), 4.14 (m, 1H), 3.84 (s, 3H), 3.45-3.30 (m, 5H), 3.25-3.15 (m, 5H), 2.90 (m, 5H).MS(ESI)m/z839.4(M+H)
+。
【0832】
[実施例127]
(7R,16R)−19,23−ジクロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−6,17−ジオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0833】
実施例127A
(S)−2,2−ジメチル−4−ビニル−1,3−ジオキソラン
(S)−ブタ−3−エン−1,2−ジオール(8.8g)及び2,2−ジメトキシプロパン(20.8g)のジクロロメタン(60mL)中溶液に、パラ−トルエンスルホン酸一水和物(0.42g)を加えた。反応混合物を室温で終夜撹拌した。混合物をエーテルで希釈し、水/ブラインで洗浄した。有機層をNa
2SO
4で脱水し、濾過し、真空下で注意深く濃縮して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ ppm 5.86 (m, 1H), 5.37 (d, 1H), 5.32 (d, 1H), 4.49 (dd, 1H), 4.10(dd, 1H), 3.60 (t, 1H), 1.43 (s, 3H), 1.40 (s, 3H).
【0834】
実施例127B
(2R)−エチル2−アセトキシ−3−(5−((E)−2−(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)ビニル)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
100mLの丸底フラスコに、実施例1L(3.3g)、実施例127A(1.5g)、トリ−O−トリルホスフィン(379mg)、酢酸パラジウム(II)(140mg)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(40mL)を加えた。反応混合物をアルゴンでパージし、95℃で終夜撹拌した。反応混合物を室温に冷却し、酢酸エチル(300mL)で希釈し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過した。溶媒を蒸発させ、粗製物質をカラム精製(ジクロロメタン中20%酢酸エチル)して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z577.3(M+H)
+。
【0835】
実施例127C
(2R)−エチル2−アセトキシ−3−(5−(2−(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)エチル)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例127B(1.8g)のテトラヒドロフラン(10mL)中溶液に、Pd/C(10%、0.2g)を加えた。混合物を水素(50psi)下6時間撹拌した。混合物を濾過し、真空下で濃縮して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z579.4(M+H)
+。
【0836】
実施例127D
(2R)−エチル3−(5−(2−(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)エチル)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)−2−ヒドロキシプロパノエート
実施例127C(0.592g)のエタノール(20mL)中溶液に、K
2CO
3(0.72g)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。混合物を酢酸エチル(400mL)で希釈し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過した。溶媒を蒸発させて、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z537.3(M+H)
+。
【0837】
実施例127E
(R)−エチル2−((5−ブロモ−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−(2−((S)−2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)エチル)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例127D(500mg)及び実施例1D(384mg)のt−ブタノール(20mL)中溶液に、Cs
2CO
3(911mg)を加えた。反応混合物を65℃で3時間撹拌した。混合物を真空下で濃縮した。残渣を酢酸エチル(300mL)に溶解し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過した。溶媒を蒸発させ、粗製物質をカラム精製(ジクロロメタン中20%酢酸エチル)して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z845.1(M+H)
+。
【0838】
実施例127F
(R)−エチル2−((5−ブロモ−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−((S)−3,4−ジヒドロキシブチル)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例127E(717mg)のテトラヒドロフラン(10mL)中溶液に、1N HCl水溶液(10mL)を加えた。反応混合物を室温で終夜撹拌した。混合物を真空下で濃縮し、残渣を酢酸エチル(300mL)及びNa
2CO
3水溶液(50mL)に溶解した。有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水した。濾過し、溶媒を蒸発させて、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z803.3(M+H)
+。
【0839】
実施例127G
(R)−エチル2−((5−ブロモ−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−((S)−3−ヒドロキシ−4−(トシルオキシ)ブチル)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例127F(163mg)のジクロロメタン(10mL)中溶液に、0℃でトリエチルアミン(0.8mL)を、続いてパラ−トルエンスルホン酸一水和物(46.5mg)のジクロロメタン(2mL)中溶液を加え、反応物を室温で終夜撹拌した。反応混合物を酢酸エチル(200mL)及び飽和NaHCO
3水溶液で希釈した。水性層を酢酸エチルで3回抽出し、合わせた有機層を脱水(Na
2SO
4)し、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン中20%酢酸エチル)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z958.9(M+H)
+。
【0840】
実施例127H
エチル(R)−2−((5−(3,5−ジクロロ−4−ヒドロキシフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−((S)−3−ヒドロキシ−4−(トシルオキシ)ブチル)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
(3,5−ジクロロ−4−ヒドロキシフェニル)ボロン酸(19mg)、実施例127G(88mg)、ビス(ジ−tert−ブチル(4−ジメチルアミノフェニル)ホスフィン)ジクロロパラジウム(II)(13.01mg)及びK
3PO
4(58.5mg)を20mLのバイアル中に置いた。テトラヒドロフラン(10mL)及び水(5mL)を加えた。反応混合物をアルゴンで3分間パージした。反応混合物を室温で3時間撹拌した。混合物を酢酸エチル(300mL)で希釈し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過した。溶媒を蒸発させて粗生成物を得、これを更には精製せずに使用した。MS(ESI)m/z1040.2(M+H)
+。
【0841】
実施例127I
エチル(7R,16R)−19,23−ジクロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−16−{[(4−メチルベンゼン−1−スルホニル)オキシ]メチル}−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,17−ジオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例127G(114mg)のジクロロメタン(3mL)中溶液に、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(34.5mg)及びジ−tert−ブチルアゾジカルボキシレート(30.3mg)を加えた。混合物を40℃で1.5時間撹拌した。混合物をカラム(25g Grace)上に装填し、ジクロロメタン中20%酢酸エチルで溶出して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z1023.2(M+H)
+。
【0842】
実施例127J
エチル(7R,16R)−19,23−ジクロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,17−ジオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例127I(69.2mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(1mL)中溶液に、1−メチルピペラジン(203mg)を加えた。反応物を65℃で終夜撹拌した。混合物を酢酸エチル(100mL)で希釈し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過した。溶媒を蒸発させて、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z951.1(M+H)
+。
【0843】
実施例127K
(7R,16R)−19,23−ジクロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−6,17−ジオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例127Jを実施例10Eの代わりに用い、実施例10Fにて記載した通りに表題化合物を調製した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.88 (d, 1H), 8.65 (s, 1H), 8.59 (d, 2H), 7.91 (d, 1H), 7.64 (d, 1H), 7.53-7.40 (m, 5H), 7.32-7.22 (m, 2H), 7.18-7.07 (m, 3H), 7.06-6.89 (m, 4H), 6.30 (d, 1H), 5.80-5.67 (m, 1H), 5.32-5.14 (m, 2H), 4.88-4.70 (m, 1H), 3.74 (s, 31H), 3.17-2.88 (m, 4H), 2.79 (s, 3H), 2.42 (dt, 1H), 1.92 (p, J = 5.5 Hz, 2H).MS(ESI)m/z921.3(M+H)
+。
【0844】
[実施例128]
(7S,16R)−19,23−ジクロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−6,17−ジオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例127Kからの少量の生成物として表題化合物を単離した。
1H NMR (501 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.89 (d, 1H), 8.73 (s, 1H), 7.89 (d, 1H), 7.56 (dd, 1H), 7.52-7.44 (m, 2H), 7.38-7.32 (m, 2H), 7.30-7.23 (m, 3H), 7.17 (dd, 1H), 7.08 (dd, 1H), 6.95 (dd, 1H), 6.89 (d, 1H), 6.08 (d, 1H), 6.00 (dd, 1H), 5.17 (s, 2H), 4.24 (d, 1H), 3.94 (dd, 1H), 3.78 (s, 3H), 3.32 (d, 1H), 3.19-2.89 (m, 4H), 2.76 (s, 3H), 2.70-2.55 (m, 1H), 2.17-1.98 (m, 3H).MS(ESI)m/z921.3(M+H)
+。
【0845】
[実施例129]
(7R,16R)−19,23−ジクロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−2,6,14,17−テトラオキサ−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0846】
実施例129A
(S)−3−(ビス(4−メトキシフェニル)(フェニル)メトキシ)−2−(4−ブロモ−2,6−ジクロロフェノキシ)プロピル4−メチルベンゼンスルホネート
実施例112B(2.0g)、4−ブロモ−2,6ジクロロフェノール(1.06g)及びトリフェニルホスフィン(1.43g)をアルゴン下で混合した。テトラヒドロフラン(15mL)を、続いてジ−tert−ブチルアゾジカルボキシレート(1.26g)を加えた。反応混合物を55℃に4時間加熱した。更にトリフェニルホスフィン(143mg)及びジ−tert−ブチルアゾジカルボキシレート(125mg)を加えた後、撹拌を55℃で更に1.5時間続けた。溶媒を真空で除去し、得られた残渣をシクロヘキサンで処理し、混合物を室温で2時間撹拌した。物質を濾別し、シクロヘキサンで洗浄した。反応フラスコ中に残った濾液及び多少のゴム状物質を合わせ、真空乾固し、シリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(Grace Revelerisカラム120g、濃度勾配ヘプタン中2〜50%酢酸エチル)により精製して表題化合物を得、これを次のステップに直接使用した。
【0847】
実施例129B
(R)−1−(3−(ビス(4−メトキシフェニル)(フェニル)メトキシ)−2−(4−ブロモ−2,6−ジクロロフェノキシ)プロピル)−4−メチルピペラジン
実施例129A(2.21g)、1−メチルピペラジン(1.43g)及びトリエチルアミン(0.87mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(20mL)中溶液を85℃に終夜加熱した。水を加え、混合物を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を水で洗浄し、MgSO
4で脱水し、濾過し、真空で濃縮した。得られた残渣をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(Grace Revelerisカラム40g、濃度勾配ヘプタン中2〜100%酢酸エチル/エタノール(2:1))により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z397.0([M−DMTr]+2H)
+。
【0848】
実施例129C
(R)−1−(3−(ビス(4−メトキシフェニル)(フェニル)メトキシ)−2−(2,6−ジクロロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェノキシ)プロピル)−4−メチルピペラジン
実施例129B(1000mg)の2−メチルテトラヒドロフラン(14mL)中溶液を脱気し、酢酸カリウム(280mg、100℃で乾燥)、1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン−パラジウム(II)ジクロリドジクロロメタン錯体(58mg)及びビス(ピナコラト)ジボロン(435mg)の混合物に加えた。反応混合物を90℃で14時間加熱した。酢酸エチルで希釈し、続いて濾過(珪藻土)し、真空で溶媒を除去して粗生成物を得、これをシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(Grace Revelerisカラム40g、濃度勾配ヘプタン中2〜100%酢酸エチル/エタノール(2:1))により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z445.1([M−DMTr]+2H)
+。
【0849】
実施例129D
(R)−エチル2−((5−(4−(((S)−1−(ビス(4−メトキシフェニル)(フェニル)メトキシ)−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)プロパン−2−イル)オキシ)−3,5−ジクロロフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)フロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例68C(100.0mg)、実施例129C(113.0mg)、炭酸セシウム(118.0mg)及びビス(ジ−tert−ブチル(4−ジメチルアミノフェニル)ホスフィン)ジクロロパラジウム(II)(8.5mg)の混合物をアルゴン下で撹拌した。テトラヒドロフラン(2.4mL)及び水(0.6mL)の溶液を脱気し、反応混合物に加えた。室温で4日間撹拌した後、水を加え、混合物を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を水で洗浄し、MgSO
4で脱水し、濾過し、真空で濃縮した。得られた残渣をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(Grace Revelerisカラム12g、濃度勾配ジクロロメタン中1〜10%メタノール)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z1067.4([M−DMT]+2H)
+。
【0850】
実施例129E
(R)−エチル3−(5−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)−2−((5−(3,5−ジクロロ−4−(((S)−1−ヒドロキシ−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)プロパン−2−イル)オキシ)フェニル)−6−(4−フルオロフェニル)フロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)プロパノエート
ギ酸(544mg)を、実施例129D(180mg)のジクロロメタン/メタノール(0.8mL/0.8mL)中溶液に加え、反応混合物を室温で5時間撹拌した。pHを氷冷下飽和NaHCO
3水溶液を使用して9に調節した。酢酸エチルで抽出した後、合わせた有機層を水で洗浄し、MgSO
4で脱水し、濾過し、真空で濃縮した。得られた残渣をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(Grace Revelerisカラム12g、濃度勾配ジクロロメタン中1〜10%メタノール)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z1067.3.2(M+H)
+。
【0851】
実施例129F
(R)−エチル2−((5−(3,5−ジクロロ−4−(((S)−1−ヒドロキシ−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)プロパン−2−イル)オキシ)フェニル)−6−(4−フルオロフェニル)フロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−ヒドロキシ−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
TBAF(テトラブチルアンモニウムフルオリド、0.28mL、テトラヒドロフラン中1M溶液)を、実施例129E(100mg)のテトラヒドロフラン(2mL)中溶液に加えた。室温で25分間撹拌した後、塩化アンモニウム水溶液(10%)を加え、混合物を酢酸エチルで抽出した。合わせた抽出物を水で洗浄し、MgSO
4で脱水し、濾過し、溶媒を真空で減少させた。得られた残渣をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(Grace Revelerisカラム4g、濃度勾配ジクロロメタン中1〜15%メタノール)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z953.2(M+H)
+。
【0852】
実施例129G
エチル(7R,16R)−19,23−ジクロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−2,6,14,17−テトラオキサ−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例129F(25.0mg)、トリフェニルホスフィン(20.6mg)及びジ−tert−ブチルアゾジカルボキシレート(18.1mg)を、マイクロ波バイアル中アルゴン雰囲気下で混合した。テトラヒドロフラン(5mL)を加え、得られた混合物を室温で終夜撹拌した。50℃で4時間加熱した後、溶媒を真空で除去した。HPLC(xBridge分取MS C18 19×150mm 5μmカラム、11分かけて濃度勾配5〜100%アセトニトリル+水中0.1%トリフルオロ酢酸+0.1%トリフルオロ酢酸、保持時間5.3分)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z935.4(M+H)
+。
【0853】
実施例129H
(7R,16R)−19,23−ジクロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−2,6,14,17−テトラオキサ−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
LiOH(9.0mg)の水(0.2mL)中溶液を、実施例129G(22mg)のメタノール/水(0.2mL/0.2mL)中溶液に加えた。反応混合物を室温で終夜撹拌した。トリフルオロ酢酸(53.9mg)を加えた後、溶媒を真空で除去した。HPLC(Waters X−Bridge C18 19×150mm 5μmカラム、11分かけて濃度勾配5〜100%アセトニトリル+水中0.1%トリフルオロ酢酸+0.1%トリフルオロ酢酸、保持時間5.6分)により精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (600 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6,) δ ppm 13.15 (s, 1H), 9.37 (s, 1H), 8.90 (d, 1H), 8.64 (s, 1H), 7.71 (d, 1H), 7.60 (d, 1H), 7.57-7.51 (m, 3H), 7.49-7.45 (m, 2H), 7.34-7.30 (m, 2H), 7.16 (d, 1H), 7.06 (t, 1H), 6.92 (d, 1H), 6.76 (dd, 1H), 6.23 (d, 1H), 6.17 (dd, 1H), 5.21-5.13 (m, 2H), 5.07-5.03 (m, 1H), 4.39-4.33 (m, 1H), 4.29-4.25 (m, 1H), 3.77 (s, 3H), 3.75-3.29 (広幅m, 3H), 3.27-3.22 (m, 2H), 3.14-3.03 (広幅m, 5H), 2.97-2.85 (m, 2H), 2.81 (s, 3H).MS(ESI)m/z907.4(M+H)
+。
【0854】
[実施例130]
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−({2−[2−(メタンスルホニル)フェニル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0855】
実施例130A
2−(メチルスルホニル)ベンズイミドアミド
塩化アンモニウム(11.22g)のトルエン(100mL)中混合物に、更にはガスの発生が無くなるまで、窒素下0℃でトリメチルアルミニウム(105mL、トルエン中2M)をゆっくり加えた。次に、2−(メチルスルホニル)ベンゾニトリル(10g)を加え、反応混合物を100℃で12時間撹拌した。合わせた混合物を0℃に冷却し、メタノール50mLで注意深くクエンチし、20℃で2時間撹拌した。物質を濾過し、メタノールで数回洗浄した。濾液を真空下で濃縮して、表題化合物を得た。
1H NMR (400MHz, ジメチルスルホキシド -d
6) δ ppm 8.97 (br s, 3H), 8.12 (m, 1H), 7.90 (m, 2H), 7.71 (m, 1H), 3.37 (s, 3H).
【0856】
実施例130B
4−(ジメトキシメチル)−2−(2−(メチルスルホニル)フェニル)ピリミジン
実施例130A(10g)のメタノール(50mL)中混合物に、ナトリウムメタノレート(45.4mL、メタノール中2M)及び実施例100A(9.93g)を加えた。反応混合物を80℃で12時間撹拌した。混合物を濃縮し、水(50mL)で希釈し、酢酸エチル(2x50mL)で抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮して残渣を得、これをシリカゲル上でのカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=20:1〜2:1)により精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 9.00 (d, 1H), 8.10 (d, 1H), 7.88 (m, 1H), 7.78 (m, 2H), 7.60 (d, 1H), 5.41 (s, 1H), 3.59 (s, 3H), 3.33 (s, 6H).
【0857】
実施例130C
(2−(2−(メチルスルホニル)フェニル)ピリミジン−4−イル)メタノール
実施例130B(7.5g)のジオキサン(52mL)中混合物に、25℃で4M塩化水素水溶液(52.0mL)を加えた。反応混合物を60℃で12時間撹拌した。反応混合物のpHを、飽和水酸化ナトリウム溶液を加えることにより8に調節した。この混合物に0℃で水素化ホウ素ナトリウム(1.748g)を加えた。反応混合物を0℃で2時間撹拌した。混合物を酢酸エチル(3×300mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(300mL)で洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、真空下で濃縮して残渣を得、これをシリカゲル(石油エーテル/酢酸エチル10:1〜1:1)上でクロマトグラフィーにかけて、表題化合物を得た。
1H NMR (400MHz, クロロホルム-d) δ ppm 8.78 (d, J=5.1 Hz, 1H), 8.20 (d, J=8.4 Hz, 1H), 7.82-7.72 (m, 2H), 7.71-7.63 (m, 1H), 7.38 (d, J=5.1 Hz, 1H), 4.82 (d, J=5.3 Hz, 2H), 3.51 (s, 3H), 3.22 (t, J=5.5 Hz, 1H).
【0858】
実施例130D
4−(クロロメチル)−2−(2−(メチルスルホニル)フェニル)ピリミジン
実施例130C(256mg)のジオキサン(6mL)中溶液に、(クロロメチレン)ジメチルイミニウムクロリド(160mg)を加えた。混合物を室温で45分間撹拌した。混合物を酢酸エチル(100mL)で希釈し、NaHCO
3水溶液、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過した。溶媒を蒸発させ、カラム(24g Grace)精製(ヘプタン中20%酢酸エチル)して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/e283.1(M+H)
+。
【0859】
実施例130E
エチル(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−({2−[2−(メタンスルホニル)フェニル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例130Dを実施例65Eの代わりに用い、実施例65Nにて記載した通りに表題化合物を調製した。MS(ESI)m/e976.2(M+H)
+。
【0860】
実施例130F
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−({2−[2−(メタンスルホニル)フェニル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例130Eを実施例10Eの代わりに用い、実施例10Fにて記載した通りに表題化合物を調製した。
1H NMR (501 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 9.14 (d, 1H), 8.92 (d, 1H), 8.80 (d, 1H), 8.75-8.57 (m, 2H), 8.17-8.05 (m, 2H), 7.94-7.70 (m, 9H), 7.59-7.52 (m, 1H), 7.40-7.09 (m, 10H), 6.70-6.49 (m, 1H), 6.01-5.90 (m, 2H), 5.31-5.14 (m, 1H), 4.89 (s, 2H), 3.19 (s, 3H), 3.09-2.96 (m, 2H), 2.80 (s, 1H), 1.80 (s, 3H).MS(ESI)m/e948.3(M+H)
+。
【0861】
[実施例131]
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−10−({2−[(3R)−オキソラン−3−イル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0862】
実施例131A
テトラヒドロフラン−3−カルボキサミド
テトラヒドロフラン−3−カルボン酸(15g)をテトラヒドロフラン(300mL)に溶解し、氷水浴を使用して3℃に冷却した。1,1’−カルボニルジイミダゾール(25g)を全て一度に加えた。反応物を5分間冷却しながら撹拌し、浴を除去し、撹拌を室温で2時間続けた。反応物を氷水浴を使用して15分間冷却し、濃水酸化アンモニウム(25mL)を加えた。反応混合物を1時間冷却しながら、次いで室温で1時間撹拌した。反応混合物を濃縮し、酢酸エチル(150mL)と6N HCl水溶液(40mL)との間で分配した。層を分離し、水性層を酢酸エチル(4×200mL)で抽出した。合わせた酢酸エチル層を硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。粗生成物を精製せずに使用した。MS(DCI)m/z134.0(M+H)
+。
【0863】
実施例131B
メチルテトラヒドロフラン−3−カルビミデート
実施例131A(7.0g)をジクロロメタン(190mL)に加え、氷水浴を使用して15分間冷却した。トリメチルオキソニウムテトラフルオロボレート(10.0g)を全て一度に加えた。反応を終夜かけて室温にした。飽和重炭酸ナトリウム水溶液(240mL)を加え、層を分離した。水性層を酢酸エチル(3×150mL)で抽出した。合わせた酢酸エチル層を硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。粗生成物を精製せずに使用した。
【0864】
実施例131C
テトラヒドロフラン−3−カルボキシミドアミド、塩酸塩
実施例131B(6.1g)をメタノール(140mL)に溶解し、氷水浴を使用して15分間冷却した。アンモニウム塩酸塩(3.8g)を全て一度に加えた。反応物を5分間冷却しながら、室温で30分間、最後に70℃で終夜撹拌した。反応物を冷却し、濃縮し、残渣を高真空下で1時間乾燥した。残渣をジクロロメタン/メタノール30/1(45mL)中で10分間激しく振盪し、珪藻土に通して濾過した。濾液を濃縮して表題化合物を得、これを更には精製せずに使用した。MS(DCI)m/z114.9(M+H)
+。
【0865】
実施例131D
4−(ジメトキシメチル)−2−(テトラヒドロフラン−3−イル)ピリミジン
実施例65Cにおいて実施例131Cを実施例65Bの代わりに用いることにより、表題化合物を調製した。MS(DCI)m/z225.0(M+H)
+。
【0866】
実施例131E
(2−(テトラヒドロフラン−3−イル)ピリミジン−4−イル)メタノール
実施例65Dにおいて実施例131Dを実施例65Cの代わりに用いることにより、表題化合物を調製した。MS(DCI)m/z181.0(M+H)
+。
【0867】
実施例131F
(R
*)−(2−(テトラヒドロフラン−3−イル)ピリミジン−4−イル)メタノール
実施例131E(1.5g)を超臨界流体クロマトグラフィー:21×250mm(5μ)YMC Amylose−Cカラム、超臨界二酸化炭素中25%イソプロパノール、60mL/分、合計時間3.5分に供した。表題化合物は保持時間1.98分を有していた。絶対立体化学は任意に割り当てた。MS(DCI)m/z181.0(M+H)
+。
【0868】
実施例131G
(S
*)−(2−(テトラヒドロフラン−3−イル)ピリミジン−4−イル)メタノール
実施例131Fに記載した通りにクロマトグラフィーにより表題化合物を得た。表題化合物は保持時間2.59分を有していた。絶対立体化学は任意に割り当てた。MS(DCI)m/z181.0(M+H)
+。
【0869】
実施例131H
(R
*)−4−(クロロメチル)−2−(テトラヒドロフラン−3−イル)ピリミジン
実施例65Eにおいて実施例131Fを実施例65Dの代わりに用いることにより、表題化合物を調製した。MS(DCI)m/z199.0(M+H)
+。
【0870】
実施例131I
エチル(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−10−({2−[(3R
*)−オキソラン−3−イル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例65M(50mg)及び実施例131H(27mg)をジメチルホルムアミド(0.25mL)に溶解し、炭酸セシウム(70mg)を加えた。反応混合物を室温で終夜撹拌した。反応混合物をジメチルホルムアミド(1mL)で希釈し、続いて酢酸(0.12mL)及び水(0.1mL)を加えた。30分かけて0.1%トリフルオロ酢酸水溶液中10〜80%アセトニトリルを使用する分取LC:250×50mm Luna(商標)カラムにより精製を行った。生成物を含むフラクションを凍結乾燥して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z892.2(M+H)
+。
【0871】
実施例131J
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−10−({2−[(3R
*)−オキソラン−3−イル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例65Oにおいて実施例131Iを実施例65Nの代わりに用いることにより、表題化合物を調製した。
1H NMR (500 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.65 (s, 1H), 8.56 (d, 1H), 7.53 (d, 1H), 7.29 (d, 1H), 7.23 (m, 2H), 7.16 (br s, 1H), 7.13 (m, 3H), 6.83 (d, 1H), 6.51 (s, 1H), 5.94 (dd, 1H), 5.15 (d, 1H), 5.00 (d, 1H), 4.36 (v br s, 2H), 4.18 (br s, 2H), 4.08 (m, 1H), 3.83 (m, 4H), 3.61 (m, 6H), 3.20 (m, 4H), 3.06 (m, 4H), 2.81 (s, 3H), 2.23 (m, 2H) 1.72 (s, 3H).MS(ESI)m/z864.3(M+H)
+。
【0872】
[実施例132]
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−10−({2−[(3S)−オキソラン−3−イル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0873】
実施例132A
(S
*)−4−(クロロメチル)−2−(テトラヒドロフラン−3−イル)ピリミジン
実施例65Eにおいて実施例131Gを実施例65Dの代わりに用いることにより、表題化合物を調製した。MS(DCI)m/z199.0(M+H)
+。
【0874】
実施例132B
エチル(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−10−({2−[(3S
*)−オキソラン−3−イル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例131Iにおいて実施例132Aを実施例131Hの代わりに用いることにより、表題化合物を調製した。MS(ESI)m/z892.3(M+1).
【0875】
実施例132C
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−10−({2−[(3S
*)−オキソラン−3−イル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例65Oにおいて実施例132Bを実施例65Nの代わりに用いることにより、表題化合物を調製した。
1H NMR (500 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.63 (s, 1H), 8.55 (d, 1H), 7.50 (d, 1H), 7.28 (d, 1H), 7.22 (m, 2H), 7.18 (br s, 1H), 7.14 (m, 3H), 6.80 (d, 1H), 6.50 (s, 1H), 5.92 (dd, 1H), 5.15 (d, 1H), 4.98 (d, 1H), 4.29 (v br s, 2H), 4.12 (br s, 2H), 4.06 (m, 1H), 3.83 (m, 4H), 3.61 (m, 6H), 3.19 (m, 4H), 3.11 (m, 4H), 2.79 (s, 3H), 2.23 (m, 2H) 1.71 (s, 3H).MS(ESI)m/z864.3(M+H)
+。
【0876】
[実施例133]
(7R,16R,21S)−19−クロロ−16−{[(3R)−3,4−ジメチルピペラジン−1−イル]メチル}−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0877】
実施例133A
エチル(7R,16R,21S)−19−クロロ−16−{[(3R)−3,4−ジメチルピペラジン−1−イル]メチル}−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
4mLのバイアルに、実施例73I(60mg)、(2R)−1,2−ジメチルピペラジン(109mg)及びジメチルホルムアミド(0.15mL)を入れた。バイアルを密栓し、45℃で19時間撹拌した。混合物に水2mLを加えた。得られた沈殿物を数分間超音波処理し、濾過し、水2mLで洗浄した。物質を集め、高真空下で乾燥して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z945.3(M+H)
+。
【0878】
実施例133B
(7R,16R,21S)−19−クロロ−16−{[(3R)−3,4−ジメチルピペラジン−1−イル]メチル}−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例133A(50mg)のテトラヒドロフラン(0.53mL)及びメタノール(0.265mL)中溶液に、LiOH溶液(H
2O中1.0M、0.53mL)をゆっくり加えた。混合物を1日間撹拌した。反応混合物を0℃にて酢酸で酸性化し、Gilson分取HPLC(Zorbax、C−18、250×21.2mmカラム、水中5〜75%アセトニトリル(0.1%トリフルオロ酢酸))上で精製し、凍結乾燥後、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 9.45 (s, 1H), 8.89 (d, J = 5.1 Hz, 1H), 8.75 (s, 1H), 7.58-7.51 (m, 2H), 7.47 (td, J = 7.9, 1.8 Hz, 1H), 7.26-7.12 (m, 6H), 7.10-7.03 (m, 1H), 6.97 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 6.91 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 6.84 (dd, J = 9.0, 2.8 Hz, 1H), 6.16 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 5.66 (s, 1H), 5.18 (q, J = 15.0 Hz, 2H), 4.64-4.29 (m, 4H), 3.90-3.83 (m, 2H), 3.77 (s, 3H), 3.45-2.99 (m, 4H), 2.90 (d, J = 15.7 Hz, 2H), 2.80 (s, 3H), 2.71 (d, J = 5.8 Hz, 2H), 2.24 (s, 3H).MS(ESI)m/z917.4(M+H)
+。
【0879】
[実施例134]
(7R,16S,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−6,17−ジオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0880】
実施例134A
(R)−エチル2−((5−ブロモ−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−((S)−4−((tert−ブチルジフェニルシリル)オキシ)−3−ヒドロキシブチル)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例127F(470mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(10mL)中溶液に、イミダゾール(80mg)及びtert−ブチルクロロジフェニルシラン(193mg)を加えた。反応混合物を周囲温度で終夜撹拌した。混合物を酢酸エチルで希釈し、水及びブラインで洗浄した。有機層をNa
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。粗製物質をカラム上に装填し、ジクロロメタン中20%酢酸エチルで溶出して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z1043.2(M+H)
+。
【0881】
実施例134B
(R)−エチル3−(5−((R)−3−アセトキシ−4−((tert−ブチルジフェニルシリル)オキシ)ブチル)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)−2−((5−ブロモ−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)プロパノエート
実施例134A(440mg)及びトリフェニルホスフィン(133mg)のテトラヒドロフラン(10mL)中冷却(0℃)溶液に、ジ−tert−ブチルアゾジカルボキシレート(117mg)を加えた。反応混合物を0℃で5分間撹拌し、酢酸(36mg)を加えた。混合物を室温で終夜撹拌した。混合物を酢酸エチルで希釈し、水及びブラインで洗浄した。有機層をNa
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。粗製物質をカラム上に装填し、ジクロロメタン中20%酢酸エチルで溶出して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z1085.2(M+H)
+。
【0882】
実施例134C
(R)−エチル2−((5−ブロモ−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−((R)−4−((tert−ブチルジフェニルシリル)オキシ)−3−ヒドロキシブチル)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例134B(72mg)のエタノール(1mL)中溶液に、K
2CO
3(46mg)を加えた。反応物を室温で3時間撹拌した。混合物を酢酸エチル(100mL)で希釈し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過した。溶媒を蒸発させて、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z1043.2(M+H)
+。
【0883】
実施例134D
(2−クロロ−3−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェノキシ)トリイソプロピルシラン
実施例64B(35.35g)をテトラヒドロフラン(312mL)に溶解し、Ar下−78℃(外温)に冷却した。n−ブチルリチウム(2.5M、41.2mL)を注射器により滴下添加した。透明溶液を10分間撹拌し、2−イソプロポキシ−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン(20.89g)を滴下添加した。反応物を室温に加温し、終夜撹拌した。揮発物を回転蒸発により除去し、残渣を酢酸エチルに溶解し、水中に注ぎ入れた。層を分離し、有機物を水及びブラインで洗浄した。水性層を逆抽出し、合わせた有機物をNa
2SO
4で脱水し、活性炭(ピンク色を除去するため)で処理し、濾過し、回転蒸発により濃縮した。回転蒸発器を高真空下で置き、水浴を80℃で約1時間セットした。得られた物質をドライアイス/アセトン浴中で凍結し、メタノール(25mL)を加えた。混合物を高真空下で置いた。物質を室温でメタノールにて再度摩砕して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z425.1(M+H)
+。
【0884】
実施例134E
(2R)−エチル3−(5−((R)−4−((tert−ブチルジフェニルシリル)オキシ)−3−ヒドロキシブチル)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)−2−((5−((1S)−3−クロロ−4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)プロパノエート
実施例134D(68.5mg)、実施例134C(168mg)、ビス(ジ−tert−ブチル(4−ジメチルアミノフェニル)ホスフィン)ジクロロパラジウム(II)(23.01mg)及びK
3PO
4(103mg)を20mLのバイアル中に置いた。テトラヒドロフラン(10mL)及び水(5mL)を加えた。反応混合物をアルゴンで3分間パージした。反応混合物を室温で3時間撹拌した。混合物を酢酸エチル(300mL)で希釈し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過した。溶媒を蒸発させて粗生成物を得、これをN,N−ジメチルホルムアミド(5mL)に溶解した。酢酸カリウム(500mg)を加えた。混合物を室温で3時間撹拌した。混合物を酢酸エチル(200mL)で希釈し、飽和NH
4Cl水溶液、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過した。溶媒を蒸発させて、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z1103.4(M+H)
+。
【0885】
実施例134F
エチル(7R,16S,21S)−16−({[tert−ブチル(ジフェニル)シリル]オキシ}メチル)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−6,17−ジオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例134E(160mg)のジクロロメタン(10mL)中溶液に、Ph
3P(テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)、45.6mg)及びジ−tert−ブチルアゾジカルボキシレート(40.1mg)を加えた。混合物を40℃で1.5時間撹拌した。混合物をカラム(25g Grace)上に装填し、ヘプタン中20%酢酸エチルで溶出して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z1085.4(M+H)
+。
【0886】
実施例134G
エチル(7R,16S,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−16−(ヒドロキシメチル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−6,17−ジオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例134F(110mg)のテトラヒドロフラン(5mL)中溶液に、TBAF(テトラブチルアンモニウムフルオリド、テトラヒドロフラン中1M、0.2mL)2mLを加えた。混合物を室温で終夜撹拌した。混合物を酢酸エチル(100mL)で希釈し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過した。溶媒を蒸発させて、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z847.3(M+H)
+。
【0887】
実施例134H
エチル(7R,16S,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−16−{[(4−メチルベンゼン−1−スルホニル)オキシ]メチル}−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−6,17−ジオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例134G(80mg)のジクロロメタン(10mL)中溶液に、パラ−トルエンスルホン酸一水和物(36mg)及びトリエチルアミン(28.7mg)を加えた。混合物を室温で終夜撹拌した。混合物を酢酸エチル(100mL)で希釈し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過した。溶媒を蒸発させて、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z1001.1(M+H)
+。
【0888】
実施例134I
エチル(7R,16S,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−6,17−ジオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例134H(85mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(4mL)中溶液に、1−メチルピペラジン(255mg)を加えた。混合物を40℃で3日間撹拌した。混合物を酢酸エチル(100mL)で希釈し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過した。溶媒を蒸発させて、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z929.5(M+H)
+。
【0889】
実施例134J
(7R,16S,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−6,17−ジオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例134Iを実施例10Eの代わりに用い、実施例10Fにて記載した通りに表題化合物を調製した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.89 (d, 1H), 8.73 (s, 1H), 7.60-7.43 (m, 4H), 7.33-7.14 (m, 7H), 7.07 (t, 1H), 7.01 (d, 1H), 6.93 (dd, 1H), 6.87 (d, 1H), 5.92 (dd, 1H), 5.84 (d, 1H), 5.31-5.10 (m, 2H), 3.98 (dq, 2H), 3.78 (s, 3H), 2.76 (s, 3H), 2.43 (dd, 1H), 2.36 (s, 3H), 2.09 (q, 2H), 1.15 (d, 2H).MS(ESI)m/z901.2(M+H)
+。
【0890】
[実施例135]
(7S,16S,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−6,17−ジオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例134Jからの少量の生成物として表題化合物を単離した。
1H NMR (501 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.80 (d, 1H), 8.65 (s, 1H), 7.54-7.42 (m, 2H), 7.36 (d, 1H), 7.30-7.25 (m, 2H), 7.22-7.12 (m, 4H), 7.10-6.96 (m, 4H), 6.79 (d, 1H), 6.46 (d, 1H), 5.70 (d, 1H), 5.03 (s, 2H), 4.79 (s, 1H), 3.77 (d, 3H), 3.11 (dd, 1H), 2.79 (s, 3H), 2.72-2.55 (m, 1H), 2.43-2.34 (m, 3H), 2.07 (d, 1H), 1.97 (s, 3H).MS(ESI)m/z901.5(M+H)
+。
【0891】
[実施例136]
(7R,16R,21S)−10−(ベンジルオキシ)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0892】
実施例136A
tert−ブチル2−アセトキシ−2−(ジエトキシホスホリル)アセテート
オーバーヘッド撹拌機を装着した3Lのジャケット付丸底フラスコに、グリオキシル酸一水和物(15g)及び亜リン酸ジエチル(20.82mL)を入れ、撹拌しながら60℃のジャケット温度に加熱した。フラスコの上部空間を窒素スイープで連続的にパージした。終夜撹拌した後、ジクロロメタン(250mL)を加え、反応物を内温5℃に冷却し、ピリジン(13.05mL)を滴下添加した。同一温度で1時間撹拌した後、塩化アセチル(11.47mL)を20分かけて滴下添加した。反応物を20℃に加温し、1.5時間撹拌し、内温5℃に冷却した。ピリジン(19.57mL)をゆっくり加えた。tert−ブタノール(15.43mL)を一度に加え、続いて20分かけて2,4,6−トリプロピル−1,3,5,2,4,6−トリオキサトリホスフィナン2,4,6−トリオキシド(144mL、酢酸エチル中50重量%)を滴下添加した。1時間撹拌した後、反応物を20℃に加温し、終夜撹拌した。次いで反応器を5℃に冷却し、1N塩酸水溶液(200mL)をゆっくり加えた。2相混合物を20℃で30分間撹拌し、分液漏斗中に注ぎ入れた。ジクロロメタン(400mL)及び1N塩酸水溶液(250mL)を加え、混合物を分離した。水性層をジクロロメタン(400mL)で抽出し、合わせた有機層を水(300mL)と飽和塩化ナトリウム水溶液(300mL)との混合物で洗浄した。合わせた有機物を無水硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で濃縮した。粗製物質を1:1酢酸エチル/ヘプタンで溶出するシリカゲル上でのプラグ濾過により精製し、減圧下で濃縮した後、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 5.32 (d, 1H), 4.29-4.18 (m, 4H), 2.21 (s, 3H), 1.37 (tdd, 6H).MS(ESI)m/z255.0(M−tert−ブチル+2H)
+。
【0893】
実施例136B
(E)−tert−ブチル2−アセトキシ−3−(2−(ベンジルオキシ)−5−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)フェニル)アクリレート
オーバーヘッド撹拌機を装着し、オーブン乾燥した2Lの3ツ口丸底フラスコに、無水塩化リチウム(5.55g)を入れた。フラスコをアルゴンのスイープで10分間パージし、無水テトラヒドロフラン(350mL)を加えた。実施例136A(40.6g)のテトラヒドロフラン(50mL)中溶液を加えた。1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン)(19.72mL)のテトラヒドロフラン(50mL)中溶液を滴下添加した。撹拌混合物は濁り、氷水浴中で内温15℃に冷却した。実施例16A(32g)のテトラヒドロフラン(50mL)中混合物を30分かけて加えた。反応物を終夜撹拌し、内温5℃に冷却し、1重量%クエン酸水溶液(700mL)を加えることによりクエンチした。酢酸エチル(400mL)を加え、層を分離した。合わせた有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液(400mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で濃縮した。粗製物質を0〜25%酢酸エチル/ヘプタン濃度勾配で溶出するTeledyne Isco RediSep(登録商標)Goldカラム330gを使用するGrace Revelerisシステム上でのフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物をE−及びZ−異性体の9:1混合物で得た。E−異性体
1H NMR (501 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 7.39 (ddt, 2H), 7.36 (ddd, 2H), 7.32-7.27 (m, 1H), 6.88 (dd, 1H), 6.85 (d, 1H), 6.76 (d, 1H), 6.71 (ddd, 1H), 5.01 (s, 2H), 2.22 (s, 3H), 1.34 (s, 9H), 0.97 (s, 9H), 0.17 (s, 6H).MS(ESI)m/z515.9(M+NH
4)
+。この異性体を2D NOE実験によりEと割り当てた。Z−異性体:
1H NMR (501 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 7.74 (s, 1H), 7.45 (ddt, 2H), 7.38 (ddd, 2H), 7.35-7.30 (m, 1H), 7.29-7.26 (m, 1H), 6.83 (d, 1H), 6.79 (dd, 1H), 5.06 (s, 2H), 2.30 (d, 3H), 1.53 (s, 9H), 0.99 (s, 9H), 0.18 (s, 6H).MS(ESI)m/z515.9(M+NH
4)
+。この異性体を2D NMR実験によりZと割り当てた。
【0894】
実施例136C
(R)−tert−ブチル2−アセトキシ−3−(2−(ベンジルオキシ)−5−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)フェニル)プロパノエート
600mLのステンレス鋼製反応器に、(1,2−ビス[(2R,5R)−2,5−ジエチルホスホラノ]ベンゼン(1,5−シクロオクタジエン)ロジウム(I)トリフルオロメタンスルホネート(1.88g)を、続いて実施例136B(34.86g)のメタノール(350mL)中溶液を入れた。反応器を窒素で3回及び水素で2回パージした。混合物を120psiの水素下1200RPMで外部加熱せずに24時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮し、5:1ヘプタン/ジクロロメタン(70mL)中で懸濁させ、珪藻土のパッドに通して濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、酢酸エチル/ヘプタン濃度勾配(0〜25%)で溶出するTeledyne Isco RediSep(登録商標)goldカラム750gを使用するGrace Revelerisシステム上で精製した。表題化合物を減圧下で濃縮した。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 7.45 (d, 2H), 7.42-7.34 (m, 2H), 7.34-7.28 (m, 1H), 6.77 (d, 1H), 6.70 (d, 1H), 6.67 (dd, 1H), 5.19 (dd, 1H), 5.05 (d, 1H), 5.01 (d, 1H), 3.29 (dd, 1H), 2.92 (dd, 1H), 2.03 (s, 3H), 1.40 (s, 9H), 0.97 (s, 9H), 0.16 (s, 6H).MS(DCI)m/z518.2(M+NH
4)
+。
【0895】
実施例136D
(R)−tert−ブチル3−(2−(ベンジルオキシ)−5−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)フェニル)−2−ヒドロキシプロパノエート
オーブン乾燥した250mLの3ツ口フラスコに、実施例136C(27.46g)を入れた。フラスコに磁気撹拌子及びゴム製セプタムを装着し、二窒素で2回真空パージした。無水エタノール(274mL)を加え、混合物を撹拌した。撹拌溶液にナトリウムエトキシド(エタノール中21重量%、1.024mL)を滴下添加した。反応物を周囲温度で3時間撹拌し、酢酸(0.3mL)を加えることによりクエンチした。大半の溶媒を回転蒸発により除去し、物質を酢酸エチル(300mL)で希釈した。飽和重炭酸ナトリウム水溶液(300mL)を加えた。層を分離し、水性層を酢酸エチル(300mL)で抽出した。合わせた有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、MgSO
4で脱水し、活性炭(0.5g)で処理し、1時間撹拌した後、珪藻土に通して濾過し、減圧下で濃縮した後、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 7.48-7.42 (m, 2H), 7.42-7.36 (m, 2H), 7.36-7.29 (m, 1H), 6.79 (d, 1H), 6.75 (d, 1H), 6.67 (dd, 1H), 5.10-4.99 (m, 2fH), 4.39 (ddd, 1H), 3.16 (dd, 1H), 2.91 (d, 1H), 2.86 (dd, 1H), 1.41 (s, 9H), 0.99 (s, 9H), 0.18 (s, 6H).MS(DCI)m/z476.2(M+NH
4)
+。
【0896】
実施例136E
(R)−tert−ブチル3−(2−(ベンジルオキシ)−5−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)フェニル)−2−((5−ブロモ−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)プロパノエート
実施例136D(24.03g)及び実施例1D(19.08g)を含む1Lのフラスコに、撹拌子、内温モニター用の熱電対を装着し、ゴム製セプタムで密封した。フラスコをアルゴンでフラッシュし、加温したtert−ブタノール(262mL)をカヌーレにより加えた。炭酸セシウム(51.2g)を一度で加えた。反応物を内温65℃に加熱した。この温度で4時間後、反応物を周囲温度に冷却し、メチルtert−ブチルエーテル(100mL)で希釈し、珪藻土のパッドに通して濾過した。濾過パッドを酢酸エチル(2×100mL)で洗浄した。溶媒を蒸発させ、粗製物質を酢酸エチル(500mL)に再度溶解した。混合物を水(300mL)及び飽和塩化ナトリウム溶液(300mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、濃縮した。粗製の残渣を0〜30%酢酸エチル/ヘプタン濃度勾配で溶出するTeledyne Isco RediSep(登録商標)Goldカラム750gを使用するGrace Reveleris装置上で精製した。所望のフラクションを合わせ、濃縮して、表題化合物を得た。
1H NMR (501 MHz, クロロホルム-d) δ 8.49 (s, 1H), 7.68-7.59 (m, 2H), 7.48-7.44 (m, 2H), 7.39-7.32 (m, 2H), 7.32-7.27 (m, 1H), 7.21-7.13 (m, 2H), 6.91 (d 1H), 6.77 (d, 1H), 6.65 (dd, 1H), 5.76 (dd, 1H), 5.07 (d, 1H), 5.04 (d, 1H), 3.49 (dd, 1H), 3.26 (dd, 1H), 1.40 (s, 9H), 0.93 (s, 9H), 0.11 (s, 3H), 0.10 (s, 3H).MS(ESI)m/z765.2(M+H)
+。
【0897】
実施例136F
(3−クロロ−4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)ボロン酸
オーバーヘッド撹拌機及び内温モニター用の熱電対を装着した5Lのジャケット付3ツ口フラスコに、実施例64C(50g)、クロロ[(トリ−tert−ブチルホスフィン)−2−(2−アミノビフェニル)]パラジウム(II)(5.78g)、テトラヒドロキシジボロン(60.7g)及び酢酸カリウム(55.4g)を入れ、これを50℃で終夜真空乾固した。フラスコをN
2スイープで2時間フローパージし、物質の内温が−6℃に達するまで冷却した。オーブン乾燥した2Lの丸底フラスコに、無水メタノール(1129mL)及び無水エチレングリコール(376mL)を入れた。窒素ガスで2時間表面下をスパージすることにより、撹拌溶媒を脱気し、氷/エタノール浴中で−8℃に冷却した。溶媒混合物を反応フラスコにカヌーレにより10分かけて移した。反応物を−7℃で2.5時間撹拌し、水(1L)を加えることによりクエンチし、0℃で1時間撹拌した。混合物を珪藻土の大パッドに通して濾過し、濾過パッドを1:1水/メタノール(2×500mL)で洗浄した。溶媒およそ1.5Lを除去するまで、回転蒸発器上で濾液を濃縮した。混合物を酢酸エチル(2×1L)で抽出した。合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で濃縮した。粗製物質をジクロロメタン(200mL)で処理し、表題化合物を濾取した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6 /ジュウテリウムオキシド) δ ppm 7.19 (d, 1H), 6.75 (d1H), 2.38 (s, 3H).MS(ESI)m/z412.9(M−H)
−。
【0898】
実施例136G
(R)−tert−ブチル3−(2−(ベンジルオキシ)−5−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)フェニル)−2−(((1S)−5−(3−クロロ−4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)プロパノエート
オーバーヘッド撹拌機を装着した1Lの3ツ口フラスコに、実施例136E(30.2g)、4−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)−N,N−ジメチルアニリン(1.15g)、(トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0))(1.806g)及び実施例136F(14.70g)を入れた。フラスコをゴム製セプタムで密封し、アルゴンで15分間フラッシュした。磁気撹拌子を装着した、別の500mLの丸底フラスコに、炭酸セシウム(25.7g)を入れ、セプタムで密封した。フラスコをアルゴンで10分間フラッシュし、水(46.9mL)及び1,4−ジオキサン(235mL)を加えた。撹拌しながら30分間表面下をスパージすることにより、フラスコを脱気し、内容物を反応フラスコにカヌーレにより移した。反応物を60時間撹拌し、アンモニウムピロリジン−1−カルボジチオエート(1.296g)を加えることによりクエンチした。反応物を1時間撹拌し、この時点で酢酸エチル(200mL)及び水(100mL)を加えた。2相混合物を珪藻土のパッドに通して濾過し、酢酸エチル(100mL)及び水(50mL)で洗浄した。層を分離し、水性層を酢酸エチル(200mL)で抽出した。合わせた有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液の溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で濃縮した。粗製物質を0〜30%酢酸エチル/ヘプタン濃度勾配で溶出するTeledyne Isco RediSep Goldカラム750gを使用するGrace Revelerisシステムを使用するフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製した。純粋なフラクションを集め、減圧下で濃縮して、表題化合物を得た。
1H NMR (501 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 10.10 (s, 1H), 8.61 (s, 1H), 7.43-7.38 (m, 2H), 7.36-7.24 (m, 5H), 7.24-7.18 (m, 2H), 6.92 (d, 1H), 6.89 (d, 1H), 6.80 (d, Hz, 1H), 6.68 (dd, 1H), 6.43 (d, 1H), 5.34 (t, 1H), 5.03 (s, 2H), 2.70-2.60 (m, 2H), 1.91 (s, 3H), 1.17 (s, 9H), 0.89 (s, 9H), 0.09 (s, 3H), 0.08 (s, 3H).MS(ESI)m/z827.1(M+H)
+。
【0899】
実施例136H
(S)−3−(アリルオキシ)−2−ヒドロキシプロピル4−メチルベンゼンスルホネート
磁気撹拌子を装着した1Lの3ツ口丸底フラスコに、実施例116J(45.8g)のジクロロメタン(500mL)中溶液を入れた。次いで4−ジメチルアミノピリジン(0.572g)及びN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(60.3mL)を順次加えた。固体の4−メチルベンゼン−1−スルホニルクロリド(33g)を少しずつ加え、反応物を内温40℃に終夜加熱した。周囲温度に冷却した時点で、飽和塩化アンモニウム水溶液の溶液(300mL)を加えた。層を分離し、有機層を飽和塩化ナトリウムの溶液(200mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で濃縮した。粗製物質を0〜40%酢酸エチル/ヘプタン濃度勾配で溶出するTeledyne Isco RediSep Goldカラム750gを使用するGrace Revelerisシステム上でのフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 7.79 (d, 2H), 7.35 (d, 2H), 5.82 (ddt, 1H), 5.22 (dq,), 5.16 (dq, 1H), 4.10 (dd, 1H), 4.04 (dd, 1H), 3.98 (dd,1H), 3.94 (dt, 2H), 3.47 (dd, , 1H), 3.43 (dd, 1H), 2.87 (d, 1H), 2.44 (s, 3H).MS(ESI)m/z304.0(M+NH
4)
+。
【0900】
実施例136I
(R)−tert−ブチル2−(((1S)−5−(4−(((R)−1−(アリルオキシ)−3−(トシルオキシ)プロパン−2−イル)オキシ)−3−クロロ−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(2−(ベンジルオキシ)−5−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)フェニル)プロパノエート
オーブン乾燥した250mLの3ツ口フラスコに、実施例136H(3.11g)及び実施例136G(5.0g)を入れた。フラスコに磁気撹拌子を装着し、ゴム製セプタムで密封し、アルゴンスイープで15分間パージした。トルエン(30mL)を加え、溶解した時点でフラスコを氷浴中で内温5℃に冷却した。トリフェニルホスフィン(3.17g)を加え、反応混合物を5分間撹拌し、この時点でジ−tert−ブチルアゾジカルボキシレート(2.78g)を加えた。30分後、冷却浴を除去し、フラスコを周囲温度に加温し、終夜撹拌した。反応混合物をヘプタンで平衡化しておいたシリカゲルを充填した400mLのブフナー漏斗上に装填した。シリカゲルプラグを1:3酢酸エチル/ヘプタンの混合物(600mL)で溶出し、これを濃縮した。粗生成物をTeledyne Isco RediSep(登録商標)Goldカラム220gを使用するTeledyne Isco CombiFlash Rf装置上でのフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製した。純粋なフラクションを合わせ、濃縮して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド -d
6) δ ppm 8.62 (s, 1H), 7.75 (d, 1H), 7.46-7.33 (m, 5H), 7.33-7.25 (m, 3H), 7.22 (t, 2H), 7.09 (d, 1H), 6.96 (d, 1H), 6.91 (d, 1H), 6.67 (dd, 1H), 6.39 (d, 1H), 5.62 (ddt, 1H), 5.31 (dd, 1H), 5.06-4.99 (m, 3H), 4.97 (dq, 1H), 4.69 (dt, 1H), 4.28 (dd, 1H), 4.18 (dd, 1H), 3.73 (dq, 2H), 3.45 (d, 2H), 2.58 (qd, 2H), 2.38 (s, 3H), 1.94 (s, 3H), 1.15 (s, 9H), 0.88 (s, 9H), 0.08 (s, 3H), 0.08 (s, 3H).MS(ESI)m/z1095.3(M+H)
+。
【0901】
実施例136J
(R)−tert−ブチル2−(((1S)−5−(4−(((R)−1−(アリルオキシ)−3−(トシルオキシ)プロパン−2−イル)オキシ)−3−クロロ−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(2−(ベンジルオキシ)−5−ヒドロキシフェニル)プロパノエート
100mLの丸底フラスコに実施例136I(3.58g)を入れ、セプタムで密封し、窒素ガスで10分間パージした。テトラヒドロフラン(23mL)を、続いて酢酸(0.3mL)を加えた。撹拌均一溶液を氷浴中で内温5℃に冷却し、テトラ−N−ブチルアンモニウムフルオリドのテトラヒドロフラン中溶液(4.75mL、1M)を滴下添加した。1時間後、反応物を飽和重炭酸ナトリウム水溶液(40mL)を加えることによりクエンチし、メチルtert−ブチルエーテル(160mL)で希釈した。層を分離し、有機層を水及びブラインで順次洗浄し、次いでMgSO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。粗製の残渣を0〜60%酢酸エチル/ヘプタン濃度勾配で溶出するTeledyne Isco RediSep(登録商標)Goldカラム80gを使用するTeledyne Isco CombiFlash Rf装置上でのフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製した。所望のフラクションを集め、合わせ、濃縮して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.78 (s, 1H), 8.61 (s, 1H), 7.80-7.70 (m, 2H), 7.45-7.40 (m, 2H), 7.40-7.33 (m, 4H), 7.32-7.24 (m, 3H), 7.24-7.19 (m, 2H), 7.13 (d, 1H), 7.01 (d, 1H), 6.83 (d, 1H), 6.57 (dd, 1H), 6.17 (d, 1H), 5.63 (ddt, 1H), 5.21 (dd, 1H), 5.04 (dq, 1H), 4.98 (ddt, 3H), 4.73 (dt, 1H), 4.29 (dd, 1H), 4.19 (dd, Hz, 1H), 3.75 (q, 1H), 3.74 (q, 1H), 3.48 (d, 2H), 2.59 (dd, 1H), 2.50 (d, 1H), 2.38 (s, 3H), 1.93 (s, 3H), 1.17 (s, 9H).MS(ESI)m/z981.1(M+H)
+。
【0902】
実施例136K
tert−ブチル(7R,16R,21S)−10−(ベンジルオキシ)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−16−(アリルオキシメチル)−20−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
オーブン乾燥した500mLの3ツ口丸底フラスコに実施例136J(3.13g)を入れ、磁気撹拌子を装着し、ゴム製セプタムで密封した。フラスコをアルゴンフローで10分間パージした。N,N−ジメチルホルムアミド(319mL)を加え、周囲温度で撹拌しながら物質を溶解した。炭酸セシウム(5.19g)を加え、懸濁液を周囲温度で3時間撹拌した。酢酸エチル(100mL)を加え、混合物を珪藻土のパッドに通して濾過した。溶媒を真空下で濃縮し、粗製の残渣を酢酸エチル(200mL)及び水(100mL)で処理した。塩化リチウムの1M水溶液(50mL)を加え、層を分離した。有機層を無水硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で濃縮した。粗製の残渣を0〜50%酢酸エチル/ヘプタン濃度勾配で溶出するTeledyne Isco RediSep(登録商標)Goldカラム120gを使用するTeledyne Isco CombiFlash Rf装置上でのフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製した。所望のフラクションを集め、合わせ、濃縮して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.70 (s, 1H), 7.49-7.43 (m, 3H), 7.43-7.36 (m, 3H), 7.37-7.29 (m, 1H), 7.26-7.14 (m, 6H), 6.97-6.91 (m, 3H), 6.88 (dd, 1H), 5.97 (dd, 1H), 5.89 (ddt, 1H), 5.52 (d, 1H), 5.27 (dq, 1H), 5.16 (dq, 1H), 5.04 (d, 1H), 4.97 (d, 1H), 4.50 (七重線, 1H), 4.46-4.41 (m, 1H), 4.41-4.37 (m, 1H), 4.06-3.97 (m, 1H), 4.01-3.92 (m, 1H), 3.76 (dd, 1H), 3.68 (dd, 1H), 3.62 (dd, 1H), 2.71 (d, 1H), 2.23 (s, 3H), 1.01 (s, 9H).MS(ESI)m/z809.1(M+H)
+。
【0903】
実施例136L
tert−ブチル(7R,16R,21S)−10−(ベンジルオキシ)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−16−(ヒドロキシメチル)−20−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
オーブン乾燥した100mLの丸底フラスコに、実施例136K(2.23g)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.318g)、1,3−ジメチルピリミジン−2,4,6(1H,3H,5H)−トリオン(0.946g)及び磁気撹拌子を入れ、セプタムで密封した。フラスコをアルゴン流で15分間パージした。アルゴンで30分間表面下をスパージすることにより脱気したテトラヒドロフラン(18mL)とメタノール(9mL)との混合物をカヌーレにより加えた。反応物を周囲温度で40時間撹拌し、この時点でアンモニウムピロリジン−1−カルボジチオエート(0.181g)を加え、撹拌を1時間続けた。反応混合物を珪藻土のプラグに通して濾過し、濾過パッドを酢酸エチル(25mL)及び水(25mL)で洗浄した。濾液層を分離し、水性層を酢酸エチル(25mL)で1回抽出した。合わせた有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液の溶液(50mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで脱水し、減圧下で濃縮した。粗製の残渣を0〜50%酢酸エチル/ヘプタン濃度勾配で溶出するTeledyne Isco RediSep(登録商標)Goldカラム80gを使用するTeledyne Isco CombiFlash Rf装置上でのフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製した。純粋なフラクションを集め、合わせ、濃縮して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.70 (s, 1H), 7.50-7.43 (m, 2H), 7.44-7.36 (m, 2H), 7.37-7.30 (m, 1H), 7.26-7.14 (m, 5H), 6.98-6.90 (m, 2H), 6.86 (dd, 1H), 5.96 (dd, 1H), 5.52 (d, 1H), 5.04 (d, 1H), 4.98 (q, 2H), 4.48-4.31 (m, 3H), 3.76 (dd, 1H), 3.69 (ddd,1H), 3.56 (dt, 1H), 2.77-2.66 (m, 1H), 2.23 (s, 3H), 1.02 (s, 9H).MS(ESI)m/z769.2(M+H)
+。
【0904】
実施例136M
tert−ブチル(7R,16R,21S)−10−(ベンジルオキシ)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−16−{[(4−メチルベンゼン−1−スルホニル)オキシ]メチル}−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
50mLの丸底フラスコに、実施例136L(1.81g)及び磁気撹拌子を入れた。ジクロロメタン(16mL)を加え、混合物を撹拌して溶解した。1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(0.660g)及びp−トルエンスルホニルクロリド(0.673g)を順次加えた。反応物を周囲温度で1時間撹拌し、エチレンジアミン(0.079mL)を加えることによりクエンチした。反応混合物を10分間撹拌し、ジクロロメタン(20mL)で希釈した。1.0Mリン酸二水素ナトリウムNaH
2PO
4の溶液(30mL)を加えた。層を分離し、水性層をジクロロメタン(20mL)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、濃縮して表題化合物を得、これを更には精製せずに使用した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.70 (s, 1H), 7.84-7.77 (m, 2H), 7.46 (ddd, 4H), 7.44-7.37 (m, 2H), 7.37-7.31 (m, 1H), 7.20 (d, 3H), 7.11-7.04 (m, 1H), 6.94 (d, 1H), 6.92 (d, 1H), 6.87 (dd, 1H), 5.97 (dd,1H), 5.48 (d, 1H), 5.06 (d, 1H), 4.99 (d, 1H), 4.61-4.49 (m, 1H), 4.39-4.32 (m, 3H), 4.29 (dd, 1H), 3.75 (dd, 1H), 2.75-2.64 (m, 1H), 2.40 (s, 3H), 2.21 (s, 3H), 1.01 (s, 9H).MS(ESI)m/z923.0(M+H)
+。
【0905】
実施例136N
tert−ブチル(7R,16R,21S)−10−(ベンジルオキシ)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
オーブン乾燥した100mLの丸底フラスコに、実施例136M(2.17g)及び磁気撹拌子を入れ、次いでゴム製セプタムで密封した。フラスコを窒素ガススイープで10分間パージした。ジメチルホルムアミド(8mL)及び1−メチルピペラジン(8mL)を順次加えた。反応物を周囲温度で60時間及び30℃で16時間撹拌した。反応物を氷浴中で冷却し、酢酸エチル(20mL)及び水(20mL)で希釈した。反応物を周囲温度に加温し、水(80mL)及び酢酸エチル(80mL)で更に希釈した。層を分離し、水性層を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機層を水及び塩化リチウムの0.5M水溶液で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで脱水し、濃縮した。粗製の残渣を0〜10%メタノール/ジクロロメタン濃度勾配で溶出するTeledyne Isco RediSep(登録商標)Goldカラム80gを使用するTeledyne Isco CombiFlash Rf装置上でのフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (501 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.71 (s, 1H), 7.47-7.43 (m, 3H), 7.43-7.37 (m, 3H), 7.37-7.29 (m, 2H), 7.26-7.13 (m, 5H), 6.93 (d, J = 2.9 Hz, 1H), 6.91 (d, J = 3.7 Hz, 1H), 6.82 (dd, J = 9.0, 2.9 Hz, 2H), 6.01 (dd, J = 5.9, 2.3 Hz, 2H), 5.53 (d, J = 2.7 Hz, 1H), 5.06 (d, J = 12.1 Hz, 1H), 4.98 (d, J = 12.1 Hz, 1H), 4.48 (d, J = 13.2 Hz, 1H), 4.44 (dd, J = 8.2, 5.5 Hz, 1H), 4.32 (dd, J = 13.0, 8.4 Hz, 1H), 3.78 (dd, J = 16.7, 5.9 Hz, 1H), 2.75-2.68 (m, 1H), 2.60-2.55 (m, 1H), 2.54 (dd, J = 13.0, 7.8 Hz, 1H), 2.31 (d, J = 29.0 Hz, 8H), 2.24 (s, 3H), 2.15 (s, 3H), 1.01 (s, 9H).MS(ESI)m/z851.0(M+H)
+。
【0906】
実施例136O
(7R,16R,21S)−10−(ベンジルオキシ)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
1ドラムのバイアルに実施例136N(25mg)を入れ、磁気撹拌子及びセプタムスクリューキャップを装着した。ジクロロメタン(0.2mL)及びトリフルオロ酢酸(0.2mL)を順次加え、反応混合物を5時間撹拌した。揮発物を窒素の気流下蒸発させ、残渣を10〜90%アセトニトリル/(0.1%トリフルオロ酢酸水溶液)濃度勾配で溶出するPhenomenex(登録商標)Luna(商標)C18(2)50×250mmカラムを装着したGilson PLC2250システム上での分取逆相高圧液体クロマトグラフィーにより精製した。揮発物を凍結乾燥により除去して、表題化合物をビス−トリフルオロ酢酸塩として得た。
1H NMR (501 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ 9.50 (s, 1H), 8.73 (s, 1H), 7.44 (d, 2H), 7.39 (dd, 2H), 7.36-7.29 (m, 1H), 7.22-7.16 (m, 4H), 7.14 (d, 1H), 6.95 (d, 1H), 6.89 (d, 1H), 6.81 (dd, 1H), 6.11 (dd, 1H), 5.65 (d, 1H), 5.07 (d, 1H), 5.00 (d, 1H), 4.57 (d, 1H), 4.48 (d, 1H), 4.35 (dd, 1H), 3.77 (dd, 1H), 3.12-2.96 (m, 4H), 2.91-2.81 (m, 1H), 2.80 (s, 3H), 2.74-2.61 (m, 2H), 2.20 (s, 3H).MS(ESI)m/z795.4(M+H)
+。
【0907】
[実施例137]
(7S,16R)−19,23−ジクロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−9,13−(メテノ)−2,6,14,17−テトラオキサ−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例129Hの合成の間で少量の生成物として表題化合物を単離した。
1H NMR (500 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6,) δ ppm 13.08 (s, 1H), 9.36 (s, 1H), 8.90 (d, 1H), 8.65 (s, 1H), 7.60 (d, 1H), 7.58 (d, 1H), 7.55-7.53 (m, 2H), 7.52-7.44 (m, 3H), 7.34-7.29 (m, 2H), 7.16 (d, 1H), 7.05 (t, 1H), 6.93 (d, 1H), 6.71 (dd, 1H), 6.35 (d, 1H), 6.32 (m, 1H), 5.18 (d, 2H), 5.14 (m, 1H), 4.33 (d, 1H), 4.14 (dd, 1H), 3.77 (s, 3H), 3.69 (br d, 1H), 3.66 (広幅d, 1H), 3.29-3.14 (br m, 5H), 3.12-3.0 (br m, 3H), 2.97-2.84 (m, 2H), 2.81 (s, 3H).MS(ESI)m/z907.2(M+H)
+。
【0908】
[実施例138]
(7R,16R)−19−クロロ−1−シクロブチル−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−2,6,14,17−テトラオキサ−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0909】
実施例138A
5−ブロモ−4−クロロフロ[2,3−d]ピリミジン
4−クロロフロ[2,3−d]ピリミジン(4g)をクロロホルム(15mL)に溶解した。酢酸(1.63mL)を、続いて臭素(4.00mL)を加えた。反応混合物を25℃で16時間撹拌した。反応混合物を追加のクロロホルム(35mL)で希釈し、5℃に冷却した。1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(12mL)を加えた。反応混合物を25℃にまで加温し、更に30分間撹拌した。反応混合物を5℃に冷却し、水(100mL)を加えた。混合物をジクロロメタン(2×200mL)で抽出した。合わせた有機層を水及びチオ硫酸ナトリウム水溶液で洗浄し、MgSO
4で脱水し、濾過し、真空で濃縮した。得られた残渣をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(Chromabond(登録商標)カラム80g、濃度勾配ヘプタン中0〜30%酢酸エチル)により精製した。残渣をジクロロメタン(20mL)に溶解し、ペンタン(80mL)を加えた。沈殿した物質を濾別し、ペンタンで洗浄し、乾燥して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z232.9/234.9(M+H)
+。
【0910】
実施例138B
4−クロロ−5−(3−クロロ−2−メチル−4−((トリイソプロピルシリル)オキシ)フェニル)フロ[2,3−d]ピリミジン
実施例138A(740mg)、実施例134D(1500mg)、ビス(ジ−tert−ブチル(4−ジメチルアミノフェニル)ホスフィン)ジクロロパラジウム(II)(200mg)及びリン酸カリウム三塩基酸(1817mg)の混合物を窒素雰囲気下撹拌した。テトラヒドロフラン(16mL)及び水(4mL)の溶液を脱気し、加えた。混合物を室温で20時間撹拌し、追加の実施例138B(500mg)を加えた。室温で更に3時間撹拌した後、テトラヒドロフランを回転蒸発により除去し、水を残渣に加え、混合物を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、MgSO
4で脱水し、濾過し、真空で濃縮した。得られた残渣をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(Chromabond(登録商標)カラム25g、濃度勾配ヘプタン中0〜30%酢酸エチル)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z451.2(M+H)
+。
【0911】
実施例138C
6−ブロモ−4−クロロ−5−(3−クロロ−2−メチル−4−((トリイソプロピルシリル)オキシ)フェニル)フロ[2,3−d]ピリミジン
実施例138B(1.28g)をジメチルホルムアミド(15mL)に溶解した。N−ブロモスクシンイミド(800mg)を加え、混合物を室温で3時間撹拌した。追加のN−ブロモスクシンイミド(500mg)を加え、撹拌を21時間続けた。追加のN−ブロモスクシンイミド(800mg)を加え、反応物を更に8時間撹拌した。追加のN−ブロモスクシンイミド(500mg)を加え、反応物を更に16時間撹拌した。追加のN−ブロモスクシンイミド(500mg)を加え、反応物を更に8時間撹拌した。追加のN−ブロモスクシンイミド(500mg)を加え、反応物を更に16時間撹拌した。水(100mL)を加え、混合物を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を1M塩酸水溶液及びブラインで洗浄し、MgSO
4で脱水し、濾過し、真空で濃縮した。残渣をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(Chromabond(登録商標)カラム40g、濃度勾配ヘプタン中0〜25%酢酸エチル)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z531.1(M+H)
+。
【0912】
実施例138D
(2R)−エチル2−((6−ブロモ−5−(3−クロロ−2−メチル−4−((トリイソプロピルシリル)オキシ)フェニル)フロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例138C(210mg)、実施例68B(213mg)及び炭酸セシウム(387mg)の無水tert−ブタノール(6mL)中混合物を70℃で5時間撹拌した。水を加え、混合物を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、MgSO
4で脱水し、濾過し、真空で濃縮した。残渣をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(Chromabond(登録商標)カラム15g、濃度勾配ヘプタン中0〜50%酢酸エチル)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z1033.4(M+H)
+。
【0913】
実施例138E
(2R)−エチル2−((6−ブロモ−5−(3−クロロ−4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)フロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例138D(310mg)をジメチルホルムアミド(5mL)中で撹拌した。酢酸カリウム(3mg)の水(0.263mL)中溶液を加えた。反応混合物を25℃で5時間撹拌した。水(30mL)及びNaHCO
3水溶液(1M、10mL)を加え、混合物を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、MgSO
4で脱水し、濾過し、真空で濃縮した。得られた残渣をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(Chromabond(登録商標)カラム4g、濃度勾配ヘプタン中0〜60%酢酸エチル)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z877.2(M+H)
+。
【0914】
実施例138F
(2R)−エチル2−((5−(4−(((R)−1−(ビス(4−メトキシフェニル)(フェニル)メトキシ)−3−(トシルオキシ)プロパン−2−イル)オキシ)−3−クロロ−2−メチルフェニル)−6−ブロモフロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例138E(100mg)、実施例112B(75mg)、ジ−tert−ブチルアゾジカルボキシレート(39.4mg)及びトリフェニルホスフィン(44.9mg)を、氷水冷却浴中でアルゴン下共に撹拌した。テトラヒドロフラン(5mL)を、続いてトリエチルアミン(0.032mL)を加えた。混合物を冷却浴中で20分間及び25℃で2日間撹拌した。水を加え、混合物を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を水で洗浄し、MgSO
4で脱水し、濾過し、真空で濃縮した。残渣をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(Revelerisカラム12g、濃度勾配ヘプタン中1〜60%酢酸エチル)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z1407.4(M+H)
+。
【0915】
実施例138G
(2R)−エチル2−((5−(4−(((R)−1−(ビス(4−メトキシフェニル)(フェニル)メトキシ)−3−(トシルオキシ)プロパン−2−イル)オキシ)−3−クロロ−2−メチルフェニル)−6−ブロモフロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−ヒドロキシ−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
TBAF(テトラブチルアンモニウムフルオリド、0.10mL、テトラヒドロフラン中1M溶液)を、撹拌しながら氷水で冷却した実施例138F(70mg)のテトラヒドロフラン(5mL)中溶液に加えた。0〜5℃で25分間撹拌した後、塩化アンモニウム水溶液(3mL、10%)を加え、混合物を酢酸エチルで抽出した。合わせた抽出物を水で洗浄し、MgSO
4で脱水し、濾過した。溶媒を真空で減少させた。残渣をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(Reveleris(登録商標)カラム4g、濃度勾配ヘプタン中1〜75%酢酸エチル)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z1293.4(M+H)
+。
【0916】
実施例138H
エチル(7R,16S)−16−{[ビス(4−メトキシフェニル)(フェニル)メトキシ]メチル}−1−ブロモ−19−クロロ−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−2,6,14,17−テトラオキサ−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
テトラヒドロフラン(5mL)に溶解した実施例138G(75mg)に、Cs
2CO
3(25mg)を加え、反応混合物を50℃で24時間撹拌した。反応混合物に水(40mL)を加え、水性相を酢酸エチル(20mL)で2回抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(20mL)で2回洗浄し、MgSO
4で脱水し、濾過し、真空で濃縮した。得られた残渣をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(Chromabond(登録商標)カラム4g、濃度勾配n−ヘプタン中10〜60%酢酸エチル)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z1121.4(M+H)
+。
【0917】
実施例138I
エチル(7R,16R)−1−ブロモ−19−クロロ−16−(ヒドロキシメチル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−2,6,14,17−テトラオキサ−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
メタノール(1mL)及びジクロロメタン(1mL)に溶解した実施例138H(24mg)に、ギ酸(0.5mL)を加え、反応混合物を室温で30分間撹拌した。反応混合物に水(30mL)を加え、水性相をジクロロメタン(15mL)で2回抽出した。合わせた有機抽出物を水(20mL)及び飽和NaHCO
3水溶液(20mL)で洗浄し、MgSO
4で脱水し、濾過し、真空で濃縮した。得られた残渣をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(Chromabond(登録商標)カラム4g、濃度勾配n−ヘプタン中0〜10%酢酸エチル)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z819.0(M+H)
+。
【0918】
実施例138J
エチル(7R,16S)−1−ブロモ−19−クロロ−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−16−{[(4−メチルベンゼン−1−スルホニル)オキシ]メチル}−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−2,6,14,17−テトラオキサ−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
ジクロロメタン(2mL)に溶解した実施例138I(14mg)に、トリエチルアミン(10μL)及びp−トルエンスルホニルクロリド(7mg)を加えた。反応混合物を室温で16時間撹拌した。反応は完結していなかったので、トリエチルアミン(10μL)及びp−トルエンスルホニルクロリド(7mg)を加え、反応混合物を還流状態で1時間、続いて室温で24時間撹拌した。反応混合物に水(30mL)及び飽和NaHCO
3水溶液(10mL)を加えた。水性相を酢酸エチルで2回抽出した。有機相をブラインで洗浄し、MgSO
4で脱水し、濾過し、真空で濃縮して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z973.0(M+H)
+。
【0919】
実施例138K
エチル(7R,16R)−1−ブロモ−19−クロロ−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−2,6,14,17−テトラオキサ−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
N,N−ジメチルホルムアミド(4mL)に溶解した実施例138J(19mg)に、1−メチルピペラジン(72mg)を加えた。反応混合物を55℃で48時間撹拌した。反応混合物に水(30mL)及び飽和NaHCO
3水溶液(10mL)を加えた。水性相を酢酸エチルで2回抽出した。有機相をブラインで洗浄し、MgSO
4で脱水し、濾過し、真空で濃縮した。得られた残渣をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(Chromabond(登録商標)カラム4g、濃度勾配ジクロロメタン中0〜10%メタノール)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z901.2(M+H)
+。
【0920】
実施例138L
エチル(7R,16R)−19−クロロ−1−シクロブチル−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−2,6,14,17−テトラオキサ−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
70℃で24時間真空乾固し、グローブボックス中で保管した、5mLの乾燥マイクロ波バイアルに、グローブボックス中で実施例138K(6mg)、カリウムシクロブチルトリフルオロボレート(3mg)、Cs
2CO
3(5mg)、ジクロロ(4,4’−ジ−tert−ブチル−2,2’−ビピリジン)ニッケル(0.4mg)及び(4,4’−ジ−t−ブチル−2,2’−ビピリジン)ビス[3,5−ジフルオロ−2−[5−トリフルオロメチル−2−ピリジニル−kN)フェニル−kC]イリジウム(III)ヘキサフルオロホスフェート(1mg)を加えた。乾燥ジオキサン(窒素で脱気した1.0mL)を加え、反応混合物をブルーライト(40W Kessil青色LED;バイアルを光源の前面4cmに置いた。)に曝露した。反応混合物を室温で2時間撹拌した。反応混合物を水(20mL)で希釈し、酢酸エチルで2回抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、MgSO
4で脱水し、濾過し、真空で濃縮した。得られた残渣を更には何ら精製せずに次のステップに使用した。MS(ESI)m/z875.4(M+H)
+。
【0921】
実施例138M
(7R,16R)−19−クロロ−1−シクロブチル−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−2,6,14,17−テトラオキサ−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例138L(8mg)をエタノール(0.5mL)及びテトラヒドロフラン(0.5mL)に溶解した。LiOH(3.0mg)を水(0.5mL)に溶解し、反応混合物に加えた。反応混合物を室温で終夜撹拌した。反応は完結していなかったので、追加のLiOH(3.0mg)を加え、反応混合物を室温で72時間撹拌した。トリフルオロ酢酸(26μL)を反応混合物に加え、溶媒を真空で除去した。HPLC(Waters X−Bridge C18 19×150mm、5μmカラム、濃度勾配5〜95%アセトニトリル+水中0.1%トリフルオロ酢酸+0.1%トリフルオロ酢酸)により精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 13.23 (s, 1H), 9.34 (bs, 1H), 8.84 (d, 1H), 8.45 (s, 1H), 7.56 (d, 1H), 7.50 (d, 1H), 7.45 (m, 1H), 7.19 (d, 1H), 7.13 (d, 1H), 7.03 (m, 1H), 6.88 (m, 1H), 6.83 (m, 1H), 6.75 (m, 1H), 6.10 (s, 1H), 5.54 (m, 1H), 5.16 - 5.09 (m, 3H), 4.22 (m, 1H), 4.12 (m, 1H), 3.74 (s, 3H), 3.53 (m, 1H), 3.42 (m, 3H), 3.29 (m, 1H), 3.21 (m, 1H), 3.09 (m, 4H), 2.90 (m, 2H), 2.81 (m, 3H), 2.73 (m, 1H), 2.40 - 2.30 (m, 6H), 2.10 (m, 1H), 1.92 (m, 2H).MS(ESI)m/z847.4(M+H)
+。
【0922】
[実施例139]
(7R,16R,21S)−19−クロロ−10−({2−[2−(ジフルオロメトキシ)フェニル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0923】
実施例139A
2−(4−(ジメトキシメチル)ピリミジン−2−イル)フェノール
2−ヒドロキシベンゼン−1−カルボキシミドアミド塩酸塩(5g)のエタノール(120mL)中溶液に、ナトリウムエトキシド(18.77g)を、続いて実施例100A(5.52mL)を加え、混合物を70℃で終夜撹拌した。周囲温度に冷却した後、混合物を濃縮し、残渣を1:1酢酸エチル:ヘプタン混合物100mLで処理し、分液漏斗中に注ぎ入れた。水性混合物を飽和塩化アンモニウム水溶液、水及び飽和ブライン水溶液で一度で洗浄し、次いで無水硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、濃縮した。粗製物質を更には精製せずに次のステップに使用した。LC/MS(APCI)m/z247.3(M+H)
+。
【0924】
実施例139B
2−(2−(ジフルオロメトキシ)フェニル)−4−(ジメトキシメチル)ピリミジン
実施例139A(6.5g)のアセトニトリル130mL中撹拌混合物に、水130mLを加えた。得られたスラリー液に水酸化カリウム(29.6g)を加えた。物質を溶解した後、混合物を−15℃に冷却した。次に、ジエチル(ブロモジフルオロメチル)ホスホネート(10.57g)を一度で加えた。混合物を−15℃で1時間撹拌し、冷却浴を除去し、混合物を周囲温度で2時間撹拌した。反応混合物を分液漏斗中に注ぎ入れ、水で希釈し、ジエチルエーテルで抽出した。有機層を飽和ブライン水溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、シリカゲル上に濃縮した。Teledyne Isco RediSep(登録商標)Rf gold シリカゲルカラム220gを使用するCombiFlash(登録商標)Teledyne Iscoシステム上でのフラッシュクロマトグラフィー(ヘプタン中0〜50%酢酸エチルで溶出)により精製して、表題化合物を得た。LC/MS(APCI)m/z297.3(M+H)
+。
【0925】
実施例139C
2−(2−(ジフルオロメトキシ)フェニル)ピリミジン−4−カルバルデヒド
実施例139B(2.69g)のテトラヒドロフラン(56.7mL)中撹拌混合物に、1M HCl水溶液(54.5mL)を加え、混合物を55℃で5時間撹拌した。冷却した後、反応混合物を、飽和重炭酸ナトリウム水溶液を含む分液漏斗中に注ぎ入れた。混合物を酢酸エチルで一度で抽出し、有機層を飽和ブライン水溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、濃縮して、粗製の表題化合物を得た。
1H NMR (501 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 10.00 (d, J = 0.7 Hz, 1H), 9.25 (dd, J = 4.9, 0.7 Hz, 1H), 7.96 (dd, J = 7.8, 1.8 Hz, 1H), 7.87 (d, J = 5.0 Hz, 1H), 7.63 (ddd, J = 8.2, 7.4, 1.8 Hz, 1H), 7.48 (td, J = 7.6, 1.1 Hz, 1H), 7.41-7.37 (m, 1H), 7.22 (t, J = 74.8 Hz, 1H).
【0926】
実施例139D
(2−(2−(ジフルオロメトキシ)フェニル)ピリミジン−4−イル)メタノール
実施例139C(2.272g)のテトラヒドロフラン(56.8mL)中撹拌混合物に、水素化ホウ素ナトリウム(0.687g)を一度に、続いてメタノール15mLを加えた。得られた混合物を30分間撹拌し、飽和塩化アンモニウム水溶液60mLをゆっくり加えることにより注意深くクエンチした。得られた混合物を15分間撹拌し、分液漏斗中に注ぎ入れ、水で希釈し、酢酸エチルで2回に分けて抽出した。合わせた有機層を無水硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、シリカゲル上に濃縮した。Teledyne Isco RediSep(登録商標)Rf gold シリカゲルカラム80gを使用するCombiFlash(登録商標)Teledyne Iscoシステム上でのフラッシュクロマトグラフィー(ヘプタン中30〜100%酢酸エチルで溶出)により精製して、表題化合物を得た。LC/MS(APCI)m/z253.3(M+H)
+。
【0927】
実施例139E
tert−ブチル(7R,16R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−ヒドロキシ−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
20mLのBarnstead Hastelloy C反応器に炭素担持パラジウム(0.55g、5重量%パラジウム、含水)を入れた。実施例136Nのテトラヒドロフラン(2.5mL)中溶液を加え、反応器をアルゴンでパージした。混合物を50psiの水素下1600rpmにて25℃で48時間撹拌した。混合物を濾過し、減圧下で濃縮し、0〜10%メタノール/ジクロロメタン濃度勾配で溶出するTeledyne Isco RediSep(登録商標)Goldカラム40gを使用するTeledyne Isco CombiFlash Rf装置上でのフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 9.03 (s, 1H), 8.67 (s, 1H), 7.32-7.04 (m, 7H), 6.88 (d, 1H), 6.78-6.51 (m, 2H), 5.91 (dd, 1H), 5.33 (d, 1H), 4.43-4.32 (m, 2H), 4.24 (dd, 1H), 3.65 (dd, 1H), 2.57 (d, 1H), 2.53-2.47 (m, 3H), 2.36-2.25 (m, 8H), 2.24 (s, 3H), 2.10 (s, 3H), 1.01 (s, 9H).MS(ESI+)m/z761.5(M+H)
+。
【0928】
実施例139F
tert−ブチル(7R,16R,21S)−19−クロロ−10−({2−[2−(ジフルオロメトキシ)フェニル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
撹拌子を装着した4mLのバイアルに、実施例139D(27.2mg)、実施例139E(41mg)及びトリフェニルホスフィン(29.7mg)を入れた。バイアルをセプタムで密栓し、排気し、窒素で2回逆充填した。トルエン(539μL)を加え、全ての試薬が完全に溶解した後、混合物を氷浴で0℃に冷却した。次に、(E)−ジ−tert−ブチルジアゼン−1,2−ジカルボキシレート(24.80mg)を一度に加え、バイアルをセプタムで密栓し、排気し、窒素で再度2回逆充填した。混合物を0℃で10分間撹拌し、冷却浴を除去し、混合物を16時間撹拌した。混合物をシリカゲル上に濃縮し、Teledyne Isco RediSep(登録商標)Rf gold シリカゲルカラム12gを使用するCombiFlash(登録商標)Teledyne Iscoシステム上でのフラッシュクロマトグラフィー(ジクロロメタン中0〜10%メタノールで溶出)により精製して、表題化合物を得た。LC/MS(APCI)m/z995.3(M+H)
+。
【0929】
実施例139G
(7R,16R,21S)−19−クロロ−10−({2−[2−(ジフルオロメトキシ)フェニル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例139F(38mg)のジクロロメタン(382μL)中溶液に、トリフルオロ酢酸(382μL)を加えた。混合物を周囲温度で5時間撹拌し、濃縮し、Gilson2020システムを使用する逆相分取LC(Luna、C−18、250×50mmカラム、移動相A:水中0.1%トリフルオロ酢酸;B:アセトニトリル;70mL/分で5〜75%BからA濃度勾配)により直接精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.95 (d, J = 5.2 Hz, 1H), 8.75 (s, 1H), 7.89 (dd, J = 7.8, 1.8 Hz, 1H), 7.60 (td, J = 7.7, 2.0 Hz, 2H), 7.45 (t, J = 7.5 Hz, 1H), 7.39-6.95 (m, 9H), 6.92 - 6.79 (m, 2H), 6.16 (dd, J = 5.3, 3.0 Hz, 1H), 5.67 (d, J = 2.7 Hz, 1H), 5.20 (q, J = 15.2 Hz, 2H), 4.58 (q, J = 6.7 Hz, 1H), 4.47 (d, J = 13.0 Hz, 1H), 4.36 (dd, J = 13.2, 8.4 Hz, 1H), 3.87 (dd, J = 17.0, 5.3 Hz, 1H), 3.67-3.46 (m, 2H), 3.16-2.95 (m, 2H), 2.95-2.63 (m, 7H), 2.48-2.31 (m, 2H), 2.22 (s, 3H).LC/MS(APCI)m/z932.2(M+H)
+。
【0930】
[実施例140]
(7R,16R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−({2−[2−(メトキシメチル)フェニル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0931】
実施例140A
(2−(2−(メトキシメチル)フェニル)ピリミジン−4−イル)メタノール
(2−クロロピリミジン−4−イル)メタノール(0.50g)、(2−(メトキシメチル)フェニル)ボロン酸(0.746g)及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.20g)のテトラヒドロフラン(22mL)及び飽和重炭酸ナトリウム水溶液(12mL)中混合物を、窒素の雰囲気下75℃に終夜加熱した。反応物を冷却し、酢酸エチル(75mL)で希釈し、水(50mL)及びブライン(50mL)で洗浄した。有機層を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、濃縮した。残渣をシリカゲル(Teledyne Isco RediSep(登録商標)Rf gold 80g)上に装填し、5〜75%ヘプタン/酢酸エチルの濃度勾配を使用して溶出した。所望のフラクションを濃縮して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 8.79 (d, J = 5.0 Hz, 1H), 7.98 (d, J = 7.7 Hz, 1H), 7.62 (d, J = 7.1 Hz, 1H), 7.49 (td, J = 7.6, 7.5, 1.5 Hz, 1H), 7.43 (td, J = 7.5, 7.4, 1.5 Hz, 1H), 7.20 (d, J = 5.2 Hz, 1H), 4.83 (s, 2H), 4.82 (d, J = 5.1 Hz, 2H), 3.70 (t, J = 5.1, 5.1 Hz, 1H), 3.35 (s, 3H).MS(ESI)m/z253.0(M+Na)
+。
【0932】
実施例140B
tert−ブチル(7R,16R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−({2−[2−(メトキシメチル)フェニル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例140A(0.012g)、実施例139E(0.020g)及びトリフェニルホスフィン(0.014g)のトルエン(0.263mL)中混合物に、窒素下0℃でジ−tert−ブチルアゾジカルボキシレート(0.012g)を加えた。反応物を室温に加温し、6時間撹拌した。反応混合物をシリカゲル(Teledyne Isco RediSep(登録商標)Rf gold 4g)上に装填し、0.5〜10%メタノール/ジクロロメタンの濃度勾配を使用して溶出した。生成物を含むフラクションをプールし、エーテルから濃縮して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z973.3(M+H)
+。
【0933】
実施例140C
(7R,16R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−({2−[2−(メトキシメチル)フェニル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例140B(0.018g)のジクロロメタン(0.2mL)中溶液に、トリフルオロ酢酸(200μL)を加え、反応物を室温で撹拌した。6時間後、反応物を濃縮し、N,N−ジメチルホルムアミド(1mL)及び水(1mL)に溶解した。得られた溶液を30分かけて5〜75%アセトニトリル水の濃度勾配を使用するGilson2020システム(Lunaカラム、250×50mm、流速70mL/分)を使用する分取HPLCにより精製した。生成物を含むフラクションを凍結乾燥して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.94 (d, 1H), 8.75 (s, 1H), 7.93 (dd, 1H), 7.60 (d, 1H), 7.55 (d, 1H), 7.52 (td, 1H), 7.45 (td, 1H), 7.23-7.17 (m, 4H), 7.15 (d, 2H), 6.97 (d, 1H), 6.92 (d, 1H), 6.84 (dd, 1H), 6.17 (dd, 1H), 5.68 (d, 1H), 5.22 (q, 2H), 4.83 (s, 2H), 4.61 (q, 1H), 4.47 (d, 1H), 4.36 (dd, 1H), 3.88 (dd, 1H), 3.39 (d, 3H), 3.23 (s, 3H), 3.05 (s, 4H), 2.92 (dd, 2H), 2.79 (s, 3H), 2.75 (d, 2H), 2.22 (s, 3H).MS(ESI)m/z917.3(M+H)
+。
【0934】
[実施例141]
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−10−({2−[(2R)−オキサン−2−イル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0935】
実施例141A
テトラヒドロ−2H−ピラン−2−カルボキサミド
実施例131Aにおいてテトラヒドロ−2H−ピラン−2−カルボン酸をテトラヒドロフラン−3−カルボン酸の代わりに用いることにより、表題化合物を調製した。MS(DCI)m/z130.0(M+H)
+。
【0936】
実施例141B
メチルテトラヒドロ−2H−ピラン−2−カルビミデート
実施例131Bにおいて実施例141Aを実施例131Aの代わりに用いることにより、表題化合物を調製した。
【0937】
実施例141C
テトラヒドロ−2H−ピラン−2−カルボキシミドアミド、塩酸塩
実施例131Cにおいて実施例141Bを実施例131Bの代わりに用いることにより、表題化合物を調製した。MS(DCI)m/z128.8(M+H)
+。
【0938】
実施例141D
4−(ジメトキシメチル)−2−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)ピリミジン
実施例65Cにおいて実施例141Cを実施例65Bの代わりに用いることにより、表題化合物を調製した。MS(DCI)m/z239.0(M+H)
+。
【0939】
実施例141E
(2−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)ピリミジン−4−イル)メタノール
実施例65Dにおいて実施例141Dを実施例65Cの代わりに用いることにより、表題化合物を調製した。MS(DCI)m/z195.0(M+H)
+。
【0940】
実施例141F
(R
*)−(2−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)ピリミジン−4−イル)メタノール
実施例131Fにおいて実施例141Eを実施例131Eの代わりに用いることにより、表題化合物を調製した。絶対立体化学は任意に割り当てた。MS(DCI)m/z195.0(M+H)
+。
【0941】
実施例141G
(S
*)−(2−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)ピリミジン−4−イル)メタノール
実施例141Fにおいて記載したクロマトグラフィー手順の間に表題化合物を調製した。絶対立体化学は任意に割り当てた。MS(DCI)m/z181.0(M+H)
+。
【0942】
実施例141H
(R
*)−(2−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)ピリミジン−4−イル)メチルメタンスルホネート
実施例89Cにおいて実施例141Fを実施例89Bの代わりに用いることにより、表題化合物を調製した。MS(DCI)m/z273.0(M+H)
+。
【0943】
実施例141I
エチル(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−10−({2−[(2R
*)−オキサン−2−イル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例131Iにおいて実施例141Hを実施例131Hの代わりに用いることにより、表題化合物を調製した。MS(ESI)m/z906.2(M+H)
+。
【0944】
実施例141J
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−10−({2−[(2R
*)−オキサン−2−イル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例65Oにおいて実施例141Iを実施例65Nの代わりに用いることにより、表題化合物を調製した。
1H NMR (500 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.65 (s, 1H), 8.57 (d, 1H), 7.50 (d, 1H), 7.27 (d, 1H), 7.24 (m, 2H), 7.15 (m, 4H), 6.79 (d, 1H), 6.47 (s, 1H), 5.91 (dd, 1H), 5.15 (d, 1H), 5.05 (d, 1H), 4.41 (dd, 1H), 4.26 (v br s, 2H), 4.08 (v br s, 2H), 3.96 (br m, 1H), 3.52 (m, 5H), 3.18 (m, 4H), 3.05 (m, 4H), 2.78 (s, 3H), 1.87 (m, 1H), 1.75 (m, 2H), 1.74 (s, 3H), 1.63 (m, 1H), 1.55 (m, 2H).MS(ESI)m/z878.5(M+H)
+。
【0945】
[実施例142]
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−10−({2−[(2S)−オキサン−2−イル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0946】
実施例142A
(S
*)−(2−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)ピリミジン−4−イル)メチルメタンスルホネート
実施例89Cにおいて実施例141Gを実施例89Bの代わりに用いることにより、表題化合物を調製した。MS(DCI)m/z273.0(M+H)
+。
【0947】
実施例142B
エチル(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−10−({2−[(2S
*)−オキサン−2−イル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例131Iにおいて実施例142Aを実施例131Hの代わりに用いることにより、表題化合物を調製した。MS(ESI)m/z906.2(M+H)
+。
【0948】
実施例142C
(7R,20S)−18−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−19−メチル−15−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−10−({2−[(2S
*)−オキサン−2−イル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−7,8,15,16−テトラヒドロ−14H−17,20−エテノ−13,9−(メテノ)−6−オキサ−2−チア−3,5,15−トリアザシクロオクタデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例65Oにおいて実施例142Bを実施例65Nの代わりに用いることにより、表題化合物を調製した。
1H NMR (500 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.66 (s, 1H), 8.58 (d, 1H), 7.51 (d, 1H), 7.29 (d, 1H), 7.22 (m, 4H), 7.15 (m, 2H), 6.80 (d, 1H), 6.46 (s, 1H), 5.92 (dd, 1H), 5.16 (d, 1H), 5.05 (d, 1H), 4.41 (dd, 1H), 4.32 (v br m, 2H), 4.16 (v br s, 2H), 3.97 (br m, 1H), 3.54 (m, 5H), 3.19 (m, 4H), 3.05 (m, 4H), 2.80 (s, 3H), 1.86 (m, 1H), 1.76 (m, 2H), 1.75 (s, 3H), 1.65 (m, 1H), 1.55 (m, 2H).MS(ESI)m/z878.5(M+H)
+。
【0949】
[実施例143]
(7R,15S,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−15−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0950】
実施例143A
(S)−4−((4−ブロモ−2−クロロ−3−メチルフェノキシ)メチル)−2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン
トリフェニルホスフィン(10.45g)及びN,N,N’,N’−テトラメチルアゾジカルボキサミド(6.61g)をテトラヒドロフラン220mL中0℃で10分間撹拌し、(S)−(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メタノール(4.14g)及び4−ブロモ−2−クロロ−3−メチルフェノール(6.3g)を加え、反応物を終夜撹拌した。エーテル(100mL)を加え、ヘプタン150mLをゆっくり加え、混合物を別に20分撹拌した。混合物を濾過し、酢酸エチルを有機層に加え、次いでこれを1M NaOH水溶液で2回洗浄し、ブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。粗製物質をヘプタン中10%酢酸エチルを使用するシリカゲル上でクロマトグラフィーにかけて、表題化合物を得た。MS(APCI)m/z335.1(M+H)
+。
【0951】
実施例143B
(R)−3−(4−ブロモ−2−クロロ−3−メチルフェノキシ)プロパン−1,2−ジオール
実施例143A(8.6g)のメタノール100mL中撹拌混合物に、1M HCl水溶液(32.0mL)をゆっくり加え、反応物を終夜撹拌した。混合物を濃縮してほとんどのメタノールを除去し、飽和NaHCO
3水溶液150mL中に注意深く注ぎ入れた。水溶液を酢酸エチルで3回抽出した。抽出物をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮して、表題化合物を得た。
1H NMR (ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 7.51 (d, 1H), 6.99 (d, 1H), 4.97 (d, 1H), 4.66 (t, 1H), 4.04 (dd, 1H), 3.96 (d, 1H), 3.80 (m, 1H), 3.47 (m, 2H), 2.44 (s, 3H).
【0952】
実施例143C
(S)−1−(4−ブロモ−2−クロロ−3−メチルフェノキシ)−3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)プロパン−2−オール
DMAP(4−ジメチルアミノピリジン、0.076g)を、実施例143B(3.7g)、TBS−Cl(tert−ブチルジメチルクロロシラン、1.887g)及びトリエチルアミン(1.745mL)のN,N−ジメチルホルムアミド50mL中混合物に加え、反応物を4時間撹拌した。反応物を水400mL中に注ぎ入れ、酢酸エチルで3回抽出した。合わせた抽出物を水で3回洗浄し、ブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。粗製物質をヘプタン中10%酢酸エチルを使用するシリカゲル上でクロマトグラフィーにかけて、表題化合物を得た。MS(APCI)m/z409.9(M+H)
+。
【0953】
実施例143D
(S)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−3−(2−クロロ−3−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェノキシ)プロパン−2−オール
実施例143C(3.3g)、ビス(ピナコラト)ジボロン(2.454g)、PdCl
2dppf([1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)、0.329g)及び酢酸カリウム(1.581g)をジオキサン40mLに溶解し、混合物を数回真空/窒素サイクルに供し、90℃に終夜加熱した。混合物を冷却し、酢酸エチル中に注ぎ入れ、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。粗製物質をヘプタン中1〜10%酢酸エチルを使用するシリカゲル上でクロマトグラフィーにかけて、表題化合物を得た。MS(APCI)m/z457.1(M+H)
+。
【0954】
実施例143E
(2R)−エチル3−(5−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)−2−((5−((1S)−4−((S)−3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2−ヒドロキシプロポキシ)−3−クロロ−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)プロパノエート
実施例68C(2.96g)、実施例143D(2.08g)、リン酸カリウム(1.858g)及びビス(ジ−tert−ブチル(4−ジメチルアミノフェニル)ホスフィン)ジクロロパラジウム(0.124g)を25mLのフラスコ中に置いた。混合物を脱気し、窒素でパージした。テトラヒドロフラン(6mL)及び水(1.5mL)を注射器により加え、溶液を繰り返して脱気し、窒素でパージした。反応物を終夜撹拌した。粗製物質をヘプタン中1〜50%酢酸エチルを使用するシリカゲル上でクロマトグラフィーにかけて、表題化合物を得た。MS(APCI)m/z1095.2(M+H)
+。
【0955】
実施例143F
(2R)−エチル2−((5−((1S)−3−クロロ−4−((R)−2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−ヒドロキシ−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
実施例143E(1.89g)をテトラヒドロフラン50mLに溶解し、テトラヒドロフラン(3.65mL)中の1M TBAF(テトラ−N−ブチルアンモニウムフルオリド)を加えた。反応物を10分間撹拌した。反応物を飽和NaH
2PO
4水溶液でクエンチし、酢酸エチルで抽出した。有機層をブラインで洗浄し、濃縮した。粗製物質をヘプタン中10〜100%酢酸エチルを使用するシリカゲル上でクロマトグラフィーにかけて、表題化合物を得た。MS(APCI)m/z867.1(M+H)
+。
【0956】
実施例143G
(2R)−エチル2−((5−((1S)−4−((S)−3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2−ヒドロキシプロポキシ)−3−クロロ−2−メチルフェニル)−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−(5−ヒドロキシ−2−((2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メトキシ)フェニル)プロパノエート
tert−ブチルジメチルシリルトリフルオロメタンスルホネート(132μL)を、ジクロロメタン6mL中の実施例143F(500mg)及び2,6−ルチジン(101μL)に−40℃で加えた。反応物を20分間撹拌した。粗製の混合物をヘプタン中10〜100%酢酸エチルを使用するシリカゲル上で直接クロマトグラフィーにかけて、表題化合物を得た。MS(APCI)m/z981.3(M+H)
+。
【0957】
実施例143H
エチル(7R,15S,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−15−(ヒドロキシメチル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
トリフェニルホスフィン(524mg)のテトラヒドロフラン5mL中溶液に、0℃でN,N,N’,N’−テトラメチルアゾジカルボキサミド(345mg)を加え、反応物を10分間撹拌した。実施例143G(1160mg)のテトラヒドロフラン6mL中溶液を加え、反応物を30℃で2日間撹拌した。粗製の混合物をヘプタン中10〜100%酢酸エチルを使用するシリカゲル上で直接クロマトグラフィーにかけて、シリル化生成物を得た。物質をテトラヒドロフラン10mLに溶解し、テトラヒドロフラン(1182μL)中の1M TBAF(テトラ−N−ブチルアンモニウムフルオリド)を加えた。反応物を5分間撹拌した。反応物を飽和NaH
2PO
4水溶液でクエンチし、酢酸エチルで抽出した。有機層をブラインで洗浄し、濃縮した。粗製物質をLuna(商標)カラム:C18(2)、100A、250×50mmを装着したGrace Reveleris上で45分かけて水中20〜90%アセトニトリル(0.1%トリフルオロ酢酸を含む)の濃度勾配を使用する逆相により精製して、表題化合物を単離した。MS(APCI)m/z849.3(M+H)
+。
【0958】
実施例143I
エチル(7R,15R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−15−{[(4−メチルベンゼン−1−スルホニル)オキシ]メチル}−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
TsCl(p−トルエンスルホニルクロリド、32.1mg)を、実施例143H(130mg)及びトリエチルアミン(32.0μL)のジクロロメタン1mL中溶液に加え、反応物を合計4日間撹拌した。粗製の混合物をヘプタン中10〜100%酢酸エチルを使用するシリカゲル上でクロマトグラフィーにかけて、表題化合物を得た。MS(APCI)m/z1003.1(M+H)
+。
【0959】
実施例143J
エチル(7R,15S,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−15−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例143I(30mg)及び1−メチルピペラジン(120mg)をN,N−ジメチルホルムアミド1mLに溶解し、混合物を35℃で6日間撹拌した。粗製物質をLunaカラム:C18(2)、100A、250×50mmを装着したGrace Reveleris上で40分かけて水中20〜90%アセトニトリル(0.1%トリフルオロ酢酸を含む)の濃度勾配を使用する逆相により精製して、表題化合物を単離した。MS(APCI)m/z931.5(M+H)
+。
【0960】
実施例143K
(7R,15S,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−15−[(4−−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
水酸化リチウムの1M水溶液(215μL)を、テトラヒドロフラン0.8mL及びメタノール0.3mL中の実施例143J(50mg)に加え、反応物を終夜撹拌した。粗製物質をLunaカラム:C18(2)、100A、250×50mmを装着したGrace Reveleris上で40分かけて水中10〜85%アセトニトリル(0.1%トリフルオロ酢酸を含む)の濃度勾配を使用する逆相により精製して、表題化合物を単離した。
1H NMR (ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 9.55 (br s, 1H), 8.88 (d, 1H), 8.73 (d, 1H), 7.63-7.43 (m, 4H), 7.32-7.16 (m, 6H), 7.07 (dd, 1H), 6.95 (d, 1H), 6.89 (s, 2H), 6.19 (s, 1H), 5.64 (s, 1H), 5.17 (q, 2H), 4.67 (dd, 1H), 4.52 (d, 1H), 4.32 (d, 1H), 3.83 (dd, 1H), 3.78 (s, 3H), 3.11 (m, 4H), 2.89 (m, 2H), 2.78 (s, 3H), 2.74 (m, 2H), 2.46 (m, 2H), 2.19 (s, 3H).MS(APCI)m/z904.4(M+H)
+。
【0961】
[実施例144]
(7R,16R,21S)−19−クロロ−10−{[2−(5−フルオロ−2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0962】
実施例144A
(2−(5−フルオロ−2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル)メタノール
(5−フルオロ−2−メトキシフェニル)ボロン酸(1.71g)及び(2−クロロピリミジン−4−イル)メタノール(1.45g)のテトラヒドロフラン(30mL)中溶液に、Pd(Ph
3P)
4(テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)、580mg)及び飽和重炭酸ナトリウム水溶液の溶液(40mL)を加えた。混合物を窒素下70℃で終夜撹拌した。周囲温度に冷却した後、溶媒を真空下で蒸発させ、残渣を水(60mL)及び酢酸エチル(300mL)で希釈した。有機層を分離し、水及びブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、減圧下で濃縮した。粗製物質を5〜95%酢酸エチル/ヘプタン濃度勾配で溶出するTeledyne Isco RediSep(登録商標)Goldカラム80gを使用するTeledyne Isco CombiFlash Rf装置上でのフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (501 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 8.80 (d, 1H), 7.50 (dd, 1H), 7.25 (dt, 1H), 7.13 (ddd, 1H), 6.98 (dd, 1H), 4.81 (d, 2H), 3.85 (s, 3H), 3.67 (t, 1H).LC/MS(ESI)235.07(M+H)
+。
【0963】
実施例144B
tert−ブチル(7R,16R,21S)−19−クロロ−10−{[2−(5−フルオロ−2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
オーブン乾燥し、磁気撹拌子を装着した1ドラムのバイアルに、実施例139E(36mg)及び実施例144A(19mg)を入れた。トルエン(0.5mL)を加え、混合物を撹拌した。トリフェニルホスフィン(25mg)を、続いてジ−tert−ブチルアゾジカルボキシレート(22mg)を加えた。反応物を3日間撹拌し、この時点で反応混合物をシリカゲル(10g)を装填した小さな濾過フラスコ上に装填した。濾過プラグを30%(3:1酢酸エチル/エタノール)/ヘプタン(30mL)で溶出した。最初の濾液を廃棄し、次いでシリカプラグを10%メタノール/ジクロロメタン(40mL)で溶出した。濾液を減圧下で濃縮し、粗製物質を0〜10%メタノール/ジクロロメタン濃度勾配で溶出するTeledyne Isco RediSep(登録商標)Goldカラム80gを使用するTeledyne Isco CombiFlash Rf装置上でのフラッシュカラムクロマトグラフィーにより再度精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (500 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.90 (d, 1H), 8.67 (s, 1H), 7.56 (d, 1H), 7.32 (dd, 1H), 7.26 (td, 1H), 7.19-7.09 (m, 6H), 6.90 (d, 1H), 6.88 (d, 1H), 6.82 (dd, 1H), 5.53 (d, H), 5.14 (d, 1H), 5.06 (d, 1H), 4.44 (q, Hz, 1H), 4.39 (d, 1H), 4.32 (dd, 1H), 3.80 (dd, 1H), 3.70 (s, 3H), 3.11-2.79 (m, 4H), 2.78-2.62 (m, 6H), 2.19 (s, 3H), 0.94 (s, 9H).MS(ESI)m/z977.2(M+H)
+。
【0964】
実施例144C
(7R,16R,21S)−19−クロロ−10−{[2−(5−フルオロ−2−メトキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
1ドラムのバイアルに実施例144Bを入れ、磁気撹拌子及びセプタムスクリューキャップを装着した。ジクロロメタン(0.2mL)及びトリフルオロ酢酸(0.2mL)を順次加え、反応混合物を5時間撹拌した。揮発物を窒素の気流下で濃縮し、残渣を10〜90%アセトニトリル/(0.1%トリフルオロ酢酸水溶液)濃度勾配で溶出するPhenomenex(登録商標)Luna(商標)C18(2)50×250mmカラムを装着したGilson PLC2250システム上での分取逆相高圧液体クロマトグラフィーにより精製した。揮発物を凍結乾燥により除去して、表題化合物をビス−トリフルオロ酢酸塩として得た。
1H NMR (501 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.91 (d, 1H), 8.75 (s, 1H), 7.56 (d, 1H), 7.40 (dd, 1H), 7.33 (ddd, 1H), 7.24-7.17 (m, 5H), 7.16 (d, 1H), 6.97 (d, 1H), 6.91 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 6.84 (dd, 1H), 6.16 (dd, 1H), 5.67 (d, 1H), 5.22 (d, 1H), 5.15 (d, 1H), 4.60 (q, 1H), 4.47 (d, 1H), 4.37 (dd, 1H), 3.87 (dd, 1H), 3.77 (s, 3H), 3.44-3.30 (m, 2H), 3.23-2.97 (m, 4H), 2.90 (dd, 1H), 2.79 (s, 3H), 2.78-2.71 (m, 2H), 2.23 (s, 3H).MS(ESI)m/z921.2(M+H)
+。
【0965】
[実施例145]
(7R,16R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−10−({2−[(2S)−オキソラン−2−イル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0966】
実施例145A
tert−ブチル(7R,16R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−10−({2−[(2S)−オキソラン−2−イル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例144Bにおいて実施例85Fを実施例144Aの代わりに用いることにより、表題化合物を調製した。MS(ESI)m/z923.2(M+H)
+。
【0967】
実施例145B
(7R,16R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−10−({2−[(2S)−オキソラン−2−イル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例144Cにおいて実施例145Aを実施例144Bの代わりに用いることにより、表題化合物を調製した。
1H NMR (500 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.79 (d, 1H), 8.74 (s, 1H), 7.48 (d,1H), 7.20 (m, 4H), 7.15 (d, 1H), 6.96 (d, 1H), 6.85 (m, 2H), 6.16 (m, 1H), 5.66 (d, 1H), 5.18 (d, 1H), 5.10 (d, 1H), 4.96 (dd, 1H), 4.59 (m, 1H), 4.46 (d, 1H), 4.36 (m, 1H), 4.00 (m, 1H), 3.85 (m, 4H), 3.82 (m, 1H), 3.37 (v br s, 2H), 3.08 (v br s, 2H), 2.89 (d, 2H), 2.80 (s, 3H), 2.76 (br m, 2H), 2.30 (m, 1H), 2.22 (s, 3H), 2.05 (m, 2H), 1.94 (m, 1H).MS(ESI)m/z867.4(M+H)
+。
【0968】
[実施例146]
(7R,16R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−({2−[2−(メタンスルホニル)フェニル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0969】
実施例146A
tert−ブチル(7R,16R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−({2−[2−(メタンスルホニル)フェニル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例130Cを実施例140Aの代わりに用い、実施例140Bにて記載した通りに表題化合物を調製した。MS(ESI)m/z1007.2(M+H)
+。
【0970】
実施例146B
(7R,16R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−({2−[2−(メタンスルホニル)フェニル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例146Aを実施例140Bの代わりに用い、実施例140Cにて記載した通りに表題化合物を調製した。
1H NMR (501 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 8.87 (d, J = 5.1 Hz, 1H), 8.63 (s, 1H), 8.21 (dd, 1H), 7.82-7.72 (m, 2H), 7.71-7.65 (m, 2H), 7.16 (d, 1H), 7.13-7.07 (m, 2H), 6.99-6.89 (m, 3H), 6.81-6.64 (m, 2H), 6.07 (dd, 1H), 5.78 (d, 1H), 5.14 (s, 2H), 4.64 (d, 1H), 4.45 (dd, 1H), 4.36 (dd, 1H), 3.89 (dd, 1H), 3.52 (s, 3H), 3.48 (q, 2H), 2.90 (dd, 1H), 2.77 (dd, 1H), 2.62-2.35 (m, 8H), 2.29 (s, 3H), 2.24 (s, 3H), 1.21 (t, 2H).MS(ESI)m/z951.0(M+H)
+。
【0971】
[実施例147]
(7R,16R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−10−({2−[(2S)−オキサン−2−イル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0972】
実施例147A
tert−ブチル(7R,16R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−10−({2−[(2S)−オキサン−2−イル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例144Bにおいて実施例141Gを実施例144Aの代わりに用いることにより、表題化合物を調製した。MS(ESI)m/z937.4(M+H)
+。
【0973】
実施例147B
(7R,16R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−10−({2−[(2S)−オキサン−2−イル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例144Cにおいて実施例147Aを実施例144Bの代わりに用いることにより、表題化合物を調製した。
1H NMR (500 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.79 (d, 1H), 8.74 (s, 1H), 7.49 (d,1H), 7.19 (m, 4H), 7.14 (d, 1H), 6.96 (d, 1H), 6.86 (d, 1H), 6.83 (m, 1H), 6.14 (m, 1H), 5.65 (d, 1H), 5.18 (d, 1H), 5.11 (d, 1H), 4.58 (m, 1H), 4.47 (m, 2H), 4.36 (m, 1H), 3.97 (m, 1H), 3.83 (dd, 1H), 3.57 (m, 1H), 3.37 (v br s, 2H), 3.07 (v br s, 3H), 2.88 (d, 2H), 2.80 (s, 3H), 2.73 (br m, 2H), 2.39 (m, 2H), 2.22 (s, 3H), 1.82 (m, 3H), 1.66 (m, 1H), 1.56 (m, 2H).MS(ESI)m/z881.2(M+H)
+。
【0974】
[実施例148]
(7R,16R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−ヒドロキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0975】
実施例148A
2−(4−(ジメトキシメチル)ピリミジン−2−イル)フェノール
2−ヒドロキシベンズイミドアミド塩酸塩(2.5g)をエタノール(60mL)に溶解した。ナトリウムエタノレート(エタノール中21%、10.81mL)を、続いて実施例100A(2.76g)を加えた。反応物を70℃で16時間撹拌した。溶媒を回転蒸発により除去した。残渣をヘプタン中50%酢酸エチル(100mL)に溶解した。飽和塩化アンモニウム水溶液(20mL)を加え、層を分離した。有機層を水(2×20mL)で及びブライン(20mL)で洗浄した。溶液を無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過した。溶媒を真空下で除去して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 13.15 (s, 1H), 9.03 (d, 1H), 8.41 (dd, 1H), 7.55 (d, 1H), 7.44 (td, 1H), 7.01 (dd, 1H), 6.99 (d, 1H), 5.49 (s, 1H), 3.40 (s, 6H).MS(ESI)m/z245(M−H)
−。
【0976】
実施例148B
2−(4−(ヒドロキシメチル)ピリミジン−2−イル)フェノール
実施例148A(1.5g)を1,4−ジオキサン(25mL)に溶解した。塩化水素水溶液(2M、25mL)を加え、溶液を50℃に16時間加熱した。溶液を室温に冷却し、氷浴を使用して0℃に更に冷却した。溶液のpHを濃水酸化ナトリウム水溶液を使用して8に調節した。溶液に水素化ホウ素ナトリウム(0.461g)を5分間隔で3回に分けて加えた。溶液を0℃で2時間混合した。反応物を0℃で保持しながら、酢酸エチル10mLを加え、混合物を10分間撹拌した。反応物を0℃で保持しながら、混合物を酢酸エチル(20mL)で更に希釈した。飽和塩化アンモニウム水溶液(5mL)を加え、溶液を10分間撹拌した。相を分離した。水性層のpHを、2M HCl水溶液を使用して5に調節した。水性層を酢酸エチル(20mL)で1回抽出した。有機部分を合わせ、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過した。混合物を真空下で濃縮し、ヘプタン中60〜80%酢酸エチルの濃度勾配を使用するシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製した。溶媒を回転蒸発により除去して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 13.29 (s, 1H), 8.93 (d, 1H), 8.40 (dd, 1H), 7.54 (d, 1H), 7.41 (td, 1H), 6.98-6.94 (m, 2H), 5.78 (t, 1H), 4.69 (d, 2H).MS(ESI)m/z203(M+H)
+。
【0977】
実施例148C
2−(4−(((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)ピリミジン−2−イル)フェノール
実施例148B(1000mg)をテトラヒドロフラン(12mL)に溶解した。1H−イミダゾール(741mg)を加え、溶液を0℃に冷却した。テトラヒドロフラン(6mL)に溶解したtert−ブチルクロロジメチルシラン(820mg)を加えた。溶液を0℃で5分間撹拌し、室温に加温した。追加のテトラヒドロフラン(10mL)を加え、溶液を室温で16時間撹拌した。飽和塩化アンモニウム水溶液(5mL)を加えた。溶液を酢酸エチル(2×20mL)で抽出した。有機抽出物を合わせ、水(10mL)及びブライン(10mL)で洗浄した。溶液を無水硫酸ナトリウムで脱水した。溶液を真空で濃縮し、ヘプタン中20〜100%酢酸エチルの濃度勾配を使用するシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製した。溶媒を回転蒸発により除去して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 13.21 (s, 1H), 8.95 (d, 1H), 8.38 (dd, 1H), 7.48 (d, 1H), 7.41 (td, 1H), 6.96 (d, 1H), 6.95 (dd, 1H), 4.88 (s, 2H), 0.94 (s, 9H), 0.14 (s, 6H).LC/MS(APCI)m/z317(M+H)
+。
【0978】
実施例148D
tert−ブチル(2−(4−(((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)ピリミジン−2−イル)フェニル)カルボネート
実施例148C(500mg)をテトラヒドロフラン(10mL)に溶解した。水素化ナトリウム(鉱油中60%、69.5mg)を加え、溶液を室温で5分間撹拌した。ジ−tert−ブチルジカルボネート(379mg)を加え、溶液を室温で16時間撹拌した。溶媒を真空下で除去し、残渣を酢酸エチル(10mL)に溶解した。飽和塩化アンモニウム水溶液(2mL)及び水(0.5mL)を加えた。層を分離した。有機層をブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過した。溶媒を真空下で除去して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.91 (d, 1H), 8.11 (dd, 1H), 7.55 (td, 1H), 7.45 (d, 1H), 7.42 (td, 1H), 7.26 (dd, 1H), 4.80 (s, 2H), 1.40 (s, 9H), 0.94 (s, 9H), 0.13 (s, 6H).LC/MS(APCI)m/z417(M+H)
+。
【0979】
実施例148E
tert−ブチル(2−(4−(ヒドロキシメチル)ピリミジン−2−イル)フェニル)カルボネート
実施例148D(658mg)をテトラヒドロフラン(6mL)に溶解した。酢酸(0.271mL)を加えた。テトラブチルアンモニウムフルオリド(テトラヒドロフラン中1M、3.16mL)を加えた。溶液を室温で30分間撹拌した。溶液を真空下で濃縮し、粗製物質をヘプタン中50〜70%酢酸エチルの濃度勾配を使用するシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製した。溶媒を回転蒸発により除去して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.87 (d, 1H), 8.11 (dd, 1H), 7.54 (td, 1H), 7.50 (d, 1H), 7.41 (td, 1H), 7.25 (dd, 1H), 5.68 (t, 1H), 4.61 (d, 2H), 1.41 (s, 9H).MS(ESI)m/z303(M+H)
+。
【0980】
実施例148F
tert−ブチル(7R,16R,21S)−10−[(2−{2−[(tert−ブトキシカルボニル)オキシ]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例148E(48mg)、実施例139E(60mg)及びトリフェニルホスフィン(43mg)をトルエン(0.8mL)に溶解した。溶液を氷浴を使用して0℃に冷却した。(E)−ジ−tert−ブチルジアゼン−1,2−ジカルボキシレート(36mg)を加えた。反応物を室温に加温し、16時間撹拌した。追加の実施例148D(48mg)、トリフェニルホスフィン(43mg)及び(E)−ジ−tert−ブチルジアゼン−1,2−ジカルボキシレート(36mg)を加えた。反応物を室温で別に24時間撹拌した。混合物をジクロロメタン中0〜10%メタノールの濃度勾配を使用するシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製した。溶媒を回転蒸発により除去して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.96 (d, 1H), 8.73 (s, 1H), 8.15 (m, 1H), 7.60 (d, 1H), 7.43 (td, 1H), 7.32-7.26 (m, 3H), 7.24-7.16 (m, 4H), 6.95-6.92 (m, 2H), 6.83 (dd, 1H), 6.08 (dd, 1H), 5.57 (d, 1H), 5.20 (m, 2H), 4.66 (m, 1H), 4.48 (d, 1H), 4.33 (dd, 1H), 3.88 (dd, 2H), 2.82 (m, 2H), 2.35-2.21 (m, 6H), 2.26 (s, 3H), 2.19 (s, 2H), 2.10 (s, 3H), 1.40 (s, 9H), 1.00 (s, 9H).MS(ESI)m/z1045(M+H)
+。
【0981】
実施例148G
(7R,16R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(2−ヒドロキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例148F(41mg)をジクロロメタン(0.25mL)に溶解した。トリフルオロ酢酸(0.2mL)を加え、溶液を室温で撹拌した。5時間後、更にトリフルオロ酢酸(0.2mL)を加えた。反応物を更に2時間撹拌し、更にトリフルオロ酢酸(0.1mL)を加えた。反応物を更に1.5時間撹拌し、溶媒を真空下で除去した。残渣をN,N−ジメチルホルムアミド(1mL)及び水(1mL)に溶解した。物質をLunaカラム:C18(2)、100A、250×50mmを装着したGrace Reveleris上での40分かけて水中30〜100%アセトニトリル(0.1%トリフルオロ酢酸で)の濃度勾配を使用する逆相クロマトグラフィーにより精製した。所望のフラクションをプールし、凍結し、凍結乾燥して、表題化合物をビストリフルオロ酢酸塩として単離した。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.98 (d, 1H), 8.75 (s, 1H), 8.42 (dd, 1H), 7.60 (d, 1H), 7.44 (td, 1H), 7.23-7.16 (m, 4H), 7.14 (d, 1H), 7.01-6.91 (m, 4H), 6.83 (dd, 1H), 6.17 (m, 1H), 5.68 (d, 1H), 5.31 (dd, 2H), 4.59 (m, 1H), 4.47 (d, 1H), 4.36 (dd, 1H), 3.88 (dd, 2H), 3.13-2.97 (m, 4H), 2.93 (d, 1H), 2.90-2.83 (m, 1H), 2.79 (s, 3H), 2.72 (m, 2H), 2.49-2.38 (m, 2H), 2.21 (s, 3H).MS(ESI)m/z889(M+H)
+。
【0982】
[実施例149]
(7R,16R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−({2−[4−(ヒドロキシメチル)フェニル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0983】
実施例149A
メチル2−(4−(((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)フェニル)ピリミジン−4−カルボキシレート
メチル2−クロロピリミジン−4−カルボキシレート(8.3g)及び(4−(((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)フェニル)ボロン酸(13.44g)を、予め脱気した1,4−ジオキサン(83mL)中で懸濁させた。炭酸カリウム(8.31g)を予め脱気した水(83mL)に溶解し、反応混合物に加えた。1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン−パラジウム(II)ジクロリドジクロロメタン錯体(1.178g)を加え、反応混合物を窒素ガス下80℃で4時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、水100mLで希釈し、ジクロロメタン3×100mLで抽出した。合わせた有機層をMgSO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。シクロヘキサン中5〜25%酢酸エチルで溶出するBiotage(登録商標)シリカゲルカートリッジ(KPSil 340g)上でのフラッシュクロマトグラフィーにより精製を行って、表題化合物を得た。LC/MS(APCI)m/z359.0(M+H)
+。
【0984】
実施例149B
(2−(4−(((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)フェニル)ピリミジン−4−イル)メタノール
実施例149A(8.88g)のテトラヒドロフラン(53mL)及びメタノール(106mL)中溶液に、−10℃で水素化ホウ素ナトリウム(3.28g)を加えた。反応物を0℃で30分間撹拌した。反応物を0℃で飽和NH
4Cl水溶液120mLでクエンチし、有機溶媒を蒸発させた。残った混合物をジクロロメタン150mLで希釈した。有機層を集め、水性相をジクロロメタン2×75mLで抽出した。有機層を合わせ、MgSO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。粗製物質をシクロヘキサン中5〜20%酢酸エチルで溶出するシリカゲルカラム上で精製して、表題化合物を得た。LC/MS(APCI)m/z331.0(M+H)
+。
【0985】
実施例149C
tert−ブチル(7R,16R,21S)−10−({2−[4−({[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}メチル)フェニル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
撹拌子を装着した4mLのバイアルに、実施例139E(60mg)、実施例149B(52.1mg)及びトリフェニルホスフィン(43.4mg)を入れた。バイアルをセプタムで密栓し、排気し、窒素ガスで2回逆充填した。トルエン(0.79mL)を加え、全ての試薬が一度に完全に溶解した時点で、混合物を氷浴で冷却した。ジ−tert−ブチルアゾジカルボキシレート(36.3mg)を一度で加えた。バイアルをセプタムで密栓し、排気し、窒素ガスで再度2回逆充填した。混合物を0℃で10分間及び周囲温度で終夜撹拌した。混合物を濃縮し、AnaLogix IntelliFlash
280システム上でのシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(0〜8%メタノール/CH
2Cl
2で溶出)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z1073.4(M+H)
+。
【0986】
実施例149D
(7R,16R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−({2−[4−(ヒドロキシメチル)フェニル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例149C(66mg)のCH
2Cl
2(0.66mL)中溶液に、トリフルオロ酢酸(0.66mL)を加えた。混合物を5時間撹拌し、終夜真空で濃縮した。物質をテトラヒドロフラン(0.40mL)及びメタノール(0.40mL)に溶解した。混合物に水酸化リチウム溶液(H
2O中1.0M、0.49mL)を加え、混合物を10分間撹拌した。ジメチルホルムアミドを加え、溶液をトリフルオロ酢酸で中和した。反応混合物をGilson分取HPLC(Zorbax、C−18、250×21.2mmカラム、水中5〜75%アセトニトリル(0.1%トリフルオロ酢酸))上で精製し、凍結乾燥後、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 9.52 (s, 1H), 8.90 (d, J = 5.1 Hz, 1H), 8.75 (s, 1H), 8.40-8.31 (m, 2H), 7.51-7.44 (m, 3H), 7.25-7.08 (m, 5H), 6.97 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 6.92 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 6.83 (dd, J = 9.0, 2.9 Hz, 1H), 6.17 (dd, J = 5.2, 3.0 Hz, 1H), 5.68 (d, J = 2.8 Hz, 1H), 5.32-5.14 (m, 2H), 4.63-4.54 (m, 3H), 4.47 (d, J = 12.9 Hz, 1H), 4.36 (dd, J = 13.2, 8.5 Hz, 1H), 3.89 (dd, J = 17.0, 5.4 Hz, 1H), 3.38-2.82 (m, 9H), 2.78 (s, 3H), 2.73 (t, J = 5.0 Hz, 2H), 2.22 (s, 3H).MS(ESI)m/z903.4(M+H)
+。
【0987】
[実施例150]
(7R,16R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(4−ヒドロキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0988】
実施例150A
tert−ブチル(7R,16R,21S)−10−{[2−(4−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}フェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例125Bを実施例149Bの代わりに用い、実施例149Cにおいて記載した条件を使用して表題化合物を調製した。MS(ESI)m/z1059.4(M+H)
+。
【0989】
実施例150B
(7R,16R,21S)−10−{[2−(4−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}フェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例150A(60mg)のCH
2Cl
2(0.60mL)中溶液に、トリフルオロ酢酸(0.60mL)を加えた。混合物を5時間撹拌し、真空で濃縮して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z1003.7(M+H)
+。
【0990】
実施例150C
(7R,16R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−{[2−(4−ヒドロキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例150B(57.2mg)のCH
2Cl
2(2mL)中溶液に、テトラブチルアンモニウムフルオリド溶液(テトラヒドロフラン中1.0M、0.228mL)を加えた。混合物を1日間撹拌した。ジメチルホルムアミドを加えて、物質を溶解した。反応混合物をGilson分取HPLC(Zorbax、C−18、250×21.2mmカラム、水中5〜75%アセトニトリル(0.1%トリフルオロ酢酸))上で精製し、凍結乾燥後、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 8.81 (d, J = 5.1 Hz, 1H), 8.75 (s, 1H), 8.31-8.21 (m, 2H), 7.39 (d, J = 5.1 Hz, 1H), 7.24-7.11 (m, 5H), 6.96 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 6.89 (d, J = 8.9 Hz, 3H), 6.82 (dd, J = 9.1, 2.9 Hz, 1H), 6.16 (dd, J = 5.2, 3.0 Hz, 1H), 5.67 (d, J = 2.8 Hz, 1H), 5.19 (q, J = 15.1 Hz, 2H), 4.59 (q, J = 6.4 Hz, 1H), 4.47 (d, J = 12.9 Hz, 1H), 4.36 (dd, J = 13.2, 8.5 Hz, 1H), 3.88 (dd, J = 17.0, 5.4 Hz, 1H), 3.44-2.81 (m, 9H), 2.78 (s, 3H), 2.74 (d, J = 4.4 Hz, 2H), 2.22 (s, 3H).MS(ESI)m/z889.3(M+H)
+。
【0991】
[実施例151]
(7R,16R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−({2−[2−(ヒドロキシメチル)フェニル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
【0992】
実施例151A
((2−ブロモベンジル)オキシ)(tert−ブチル)ジメチルシラン
2−ブロモベンジルアルコール(5.00g)、イミダゾール(4.00g)及びtert−ブチルジメチルシリルクロリド(4.43g)のジメチルホルムアミド(18mL)中溶液に、0℃でジメチルホルムアミド(2mL)中の4−ジメチルアミノピリジン(0.327g)を滴下添加した。反応混合物を1日間撹拌した。混合物を水で希釈し、エーテルで抽出した。合わせた抽出物を飽和ブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、真空で濃縮して、表題化合物を得た。
1H NMR (501 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 7.58 (dd, J = 7.9, 1.2 Hz, 1H), 7.50 (ddt, J = 7.7, 1.8, 0.9 Hz, 1H), 7.41 (td, J = 7.5, 1.2 Hz, 1H), 7.22 (dddd, J = 8.1, 7.3, 1.7, 0.9 Hz, 1H), 4.70 (d, J = 0.9 Hz, 2H), 0.92 (s, 9H), 0.10 (s, 6H).
【0993】
実施例151B
(2−(((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)フェニル)ボロン酸
酢酸カリウム(0.326g)を入れた25mLのバイアルを80℃のオーブン中で16時間真空乾固し、窒素ガス下で冷却した。テトラヒドロキシジボロン(0.298g)及びクロロ[(トリ−tert−ブチルホスフィン)−2−(2−アミノビフェニル)]パラジウム(II)(0.043g)を加え、混合物を真空下で排気し、窒素で再充填し、0℃に冷却した。実施例151A(0.50g)のメタノール中30%エチレングリコール(4mL)中溶液を窒素ガス下カヌーレにより移した。反応混合物を0℃で30分間及び周囲温度で1時間撹拌した。混合物をブライン20mLでクエンチし、水10mL及び酢酸エチル30mLを含む分液漏斗に移した。分離した有機層をブライン(20mL)で洗浄し、MgSO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。残渣をAnaLogix IntelliFlash
280システム上でのシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(0〜10%酢酸エチル/ヘプタンで溶出)により精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (501 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 7.55-7.48 (m, 1H), 7.38-7.29 (m, 2H), 7.20 (td, J = 7.2, 1.5 Hz, 1H), 4.84 (s, 2H), 0.90 (s, 9H), 0.07 (s, 6H).LC−MS(ESI)m/z267.1(M+H)
+。
【0994】
実施例151C
(2−(2−(((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)フェニル)ピリミジン−4−イル)メタノール
(2−クロロピリミジン−4−イル)メタノール(50mg)、実施例151B(101mg)及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(40.0mg)のテトラヒドロフラン(2.2mL)及び飽和重炭酸ナトリウム水溶液(1.30mL)中撹拌溶液を、窒素ガスを混合物に注射針により10分間吹き込むことにより脱気した。混合物を75℃で終夜撹拌した。混合物を水で希釈し、酢酸エチルで3回に分けて抽出した。合わせた有機層を無水硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、濃縮した。残渣をAnaLogix IntelliFlash
280システム上でのシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(0〜40%酢酸エチル/ヘキサンで溶出)により精製して、表題化合物を得た。MS(ESI)m/z331.2(M+H)
+。
【0995】
実施例151D
tert−ブチル(7R,16R,21S)−10−({2−[2−({[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}メチル)フェニル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボキシレート
実施例151Cを実施例149Bの代わりに用い、実施例149Cにおいて記載した条件を使用して表題化合物を調製した。MS(ESI)m/z1073.6(M+H)
+。
【0996】
実施例151E
(7R,16R,21S)−19−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)−10−({2−[2−(ヒドロキシメチル)フェニル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)−20−メチル−16−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−7,8,15,16−テトラヒドロ−18,21−エテノ−13,9−(メテノ)−6,14,17−トリオキサ−2−チア−3,5−ジアザシクロノナデカ[1,2,3−cd]インデン−7−カルボン酸
実施例151D(64mg)のジクロロメタン(0.66mL)中溶液に、トリフルオロ酢酸(0.66mL)を加えた。混合物を2時間撹拌し、真空で濃縮し、アセトニトリル及びN,N−ジメチルホルムアミドに溶解した。反応混合物をGilson分取HPLC(Zorbax、C−18、250×21.2mmカラム、水中5〜75%アセトニトリル(0.1%トリフルオロ酢酸))上で精製し、凍結乾燥後、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, ジメチルスルホキシド-d
6) δ ppm 9.51 (s, 1H), 8.95 (d, J = 5.1 Hz, 1H), 8.75 (s, 1H), 7.97 (dd, J = 7.7, 1.4 Hz, 1H), 7.69 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 7.59-7.48 (m, 2H), 7.42 (dd, J = 8.1, 6.9 Hz, 1H), 7.25-7.12 (m, 5H), 6.94 (dd, J = 19.1, 8.7 Hz, 2H), 6.84 (dd, J = 9.0, 2.9 Hz, 1H), 6.17 (dd, J = 5.2, 3.0 Hz, 1H), 5.68 (d, J = 2.8 Hz, 1H), 5.23 (q, J = 15.1 Hz, 2H), 4.82 (s, 2H), 4.60 (q, J = 6.5 Hz, 1H), 4.47 (d, J = 12.9 Hz, 1H), 4.36 (dd, J = 13.2, 8.5 Hz, 1H), 3.88 (dd, J = 17.1, 5.4 Hz, 1H), 3.43-2.84 (m, 9H), 2.79 (s, 3H), 2.74 (t, J = 5.2 Hz, 2H), 2.22 (s, 3H).MS(ESI)m/z903.4(M+H)
+。
【0997】
生物学的実施例
MCL−1に結合する例証的なMCL−1阻害剤
時間分解蛍光共鳴エネルギー移動(TR−FRET)アッセイを使用し、MCL−1に結合する、実施例1〜151までの例証的なMCL−1阻害剤の能力を実証した。Tb−抗GST抗体は、Invitrogen(カタログ番号PV4216)から購入した。
【0998】
プローブ合成
試薬
全ての試薬は、別段に特定されていない限り、供給元から得られたまま使用した。ジイソプロピルエチルアミン(DIEA)、ジクロロメタン(DCM)、N−メチルピロリドン(NMP)、2−(1H−ベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(HBTU)、N−ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBt)及びピペリジンを含めて、ペプチド合成試薬は、Applied Biosystems、Inc.(ABI)、Foster City、CA又はAmerican Bioanalytical、Natick、MAから得た。
【0999】
予め充填された9−フルオレニルメチルオキシカルボニル(Fmoc)アミノ酸カートリッジ(Fmoc−Ala−OH、Fmoc−Cys(Trt)−OH、Fmoc−Asp(tBu)−OH、Fmoc−Glu(tBu)−OH、Fmoc−Phe−OH、Fmoc−Gly−OH、Fmoc−His(Trt)−OH、Fmoc−Ile−OH、Fmoc−Leu−OH、Fmoc−Lys(Boc)−OH、Fmoc−Met−OH、Fmoc−Asn(Trt)−OH、Fmoc−Pro−OH、Fmor−Gln(Trt)−OH、Fmoc−Arg(Pbf)−OH、Fmoc−Ser(tBu)−OH、Fmoc−Thr(tBu)−OH、Fmoc−Val−OH、Fmoc−Trp(Boc)−OH、Fmoc−Tyr(tBu)−OH)は、ABI又はAnaspec、San Jose、CAから得た。
【1000】
ペプチド合成樹脂(Fmoc−RinkアミドMBHA樹脂)及びFmoc−Lys(Mtt)−OHは、Novabiochem、San Diego、CAから得た。
【1001】
単一異性体6−カルボキシフルオレセインスクシンイミジルエステル(6−FAM−NHS)は、Anaspecから得た。
【1002】
トリフルオロ酢酸(TFA)は、Oakwood Products、West Columbia、SCから得た。
【1003】
チオアニソール、フェノール、トリイソプロピルシラン(TIS)、3,6−ジオキサ−1,8−オクタンジチオール(DODT)及びイソプロパノールは、Aldrich Chemical Co.、Milwaukee、WIから得た。
【1004】
マトリックス支援レーザー脱離イオン化質量−スペクトル(MALDI−MS)は、Applied Biosystems Voyager DE−PRO MS)上で記録した。
【1005】
エレクトロスプレー質量−スペクトル(ESI−MS)は、Finnigan SSQ7000(Finnigan Corp.、San Jose、CA)上にて、正及び負イオンモードの両方で記録した。
【1006】
固相ペプチド合成(SPPS)のための一般的手順
250μmol以下の予め充填されたWang樹脂/容器を用いて、ABI 433Aペプチド合成器上で、250μmolスケールのFastmoc(商標)カップリングサイクルを使用して、ペプチドを合成した。1mmolのFmoc−Lys(Mtt)−OHをカートリッジに入れた、フルオロフォアの結合の位置を除いて1mmolの標準的なFmoc−アミノ酸を含有する予め充填されたカートリッジを、伝導率フィードバックモニタリングしながら使用した。標準的なカップリング条件下でカートリッジ中の1mmolの酢酸を使用し、N末端アセチル化を達成した。
【1007】
リジンから4−メチルトリチル(Mtt)の除去
合成器からの樹脂をジクロロメタンで3回洗浄し、湿ったままにした。150mLの95:4:1のジクロロメタン:トリイソプロピルシラン:トリフルオロ酢酸を、樹脂床に通して30分かけて流した。混合物は濃黄色になり、次いで淡黄色に色あせた。100mLのN,N−ジメチルホルムアミド(DMF)を、該床に通して15分かけて流した。樹脂を次いで、DMFで3回洗浄し、濾過した。ニンヒドリン試験は、第1級アミンに関する強いシグナルを示した。
【1008】
6−カルボキシフルオレセイン−NHS(6−FAM−NHS)で標識化された樹脂
樹脂を1%のDIEA/DMF中の2当量の6−FAM−NHSで処理し、周囲温度で終夜撹拌又は振盪した。完了時に、樹脂を排液し、DMFで3回、(1×ジクロロメタン及び1×メタノール)で3回洗浄し、乾燥させることで、オレンジ樹脂が提供され、これはニンヒドリン試験によって陰性であった。
【1009】
樹脂結合ペプチドの切断及び脱保護のための一般的手順
3時間の間、周囲温度で、80%のTFA、5%の水、5%のチオアニソール、5%のフェノール、2.5%のTIS及び2.5%のEDT(1mL/0.1g樹脂)からなる開裂カクテル中にて振盪することによって、ペプチドを樹脂から切断した。濾過及びTFAで2回濯ぐことによって、樹脂を除去した。TFAを濾液から蒸発させ、生成物をエーテル(10mL/0.1g樹脂)で沈殿させ、遠心分離によって回収し、エーテル(10mL/0.1g樹脂)で2回洗浄し、乾燥させることで、粗ペプチドが得られた。
【1010】
ペプチドの精製のための一般的手順
100Å孔サイズを有するDelta−Pak(商標)C18 15μm粒子が充填された2つの25×100mmセグメントを含有するラジアル圧縮カラム上にて、Unipoint(登録商標)分析ソフトウェア(Gilson、Inc.、Middleton、WI)を実行するGilson分取HPLCシステム上で、粗ペプチドを精製し、下記に列挙されている勾配方法の1つで溶出した。1注入当たり、1〜2ミリリットルの粗ペプチド溶液(90%のDMSO/水中10mg/mL)を精製した。各実行からの生成物を含有するピークをプールし、凍結乾燥させた。全ての分取を、緩衝液A:0.1%TFA−水及び緩衝液B:アセトニトリルとしての溶離液を用いて20mL/分で実行した。
【1011】
分析HPLCのための一般的手順
120Å孔サイズを有するODS−AQ 5μm粒子が充填された4.6×250mmのYMCカラム上にて、HPLC 3D ChemStationソフトウェアバージョンA.03.04(Hewlett−Packard。Palo Alto、CA)を実行するダイオード−アレイ検出器及びHewlett−Packard 1046A蛍光検出器を有するHewlett−Packard 1200シリーズシステム上で、分析HPLCを行い、出発条件で7分間再平衡化した後に下記に列挙されている勾配方法の1つで溶出した。溶離液は、緩衝液A:0.1%TFA−水及び緩衝液B:アセトニトリルであった。全ての勾配のための流量は1mL/分であった。
【1012】
プローブF−Bakの合成
MCL−1に結合するペプチドプローブF−bakを、下に記載されている通りに合成した。プローブF−Bakは、N終端でアセチル化され、C終端でアミド化され、アミノ酸配列GQVGRQLAIIGDKINR(配列番号1)を有する。それは、6−FAMを有するリジン残基(K)でフルオレセイン化される。プローブF−Bakは、以下の通りに省略され得る:アセチル−GQVGRQLAIIGDK(6−FAM)INR−NH
2。
【1013】
プローブF−Bakを作製するため、一般のペプチド合成手順を使用してFmoc−RinkアミドMBHA樹脂を延長することで、保護された樹脂結合ペプチド(1.020g)が提供された。Mtt基を除去し、6−FAM−NHSで標識化し、上文に記載されている通りに切断及び脱保護することで、粗生成物(0.37g)が提供された。この生成物をRP−HPLCによって精製した。主ピークにわたる画分を分析RP−HPLCによって試験し、純粋な画分を単離及び凍結乾燥させ、主要なピークは表題化合物(0.0802g)を提供した。MALDI−MSm/z=2137.1[(M+H)
+]。
【1014】
ペプチドプローブF−Bakの代替合成
代替方法において、フルオレセイン(6−FAM)−標識化リジンを除いて、予め充填された1mmolのアミノ酸カートリッジを使用する、Fastmoc(商標)カップリングサイクルを実行するApplied Biosystems 433A自動化ペプチド合成器上にて、保護されたペプチドを0.25mmolのFmoc−RinkアミドMBHA樹脂(Novabiochem)上で組み立て、ここで、1mmolのFmoc−Lys(4−メチルトリチル)をカートリッジに秤量した。1mmolの酢酸をカートリッジに入れること及び上文に記載されている通りカップリングすることによって、N末端アセチル基を組み込んだ。樹脂に通して15分かけて流された95:4:1のDCM:TIS:TFA(v/v/v)の溶液を用いて、4−メチルトリチル基の選択的除去を達成し、続いて、ジメチルホルムアミドの流れでクエンチした。単一異性体6−カルボキシフルオレセイン−NHSを、DMF中の1%のDIEA中でリジン側鎖と反応させ、ニンヒドリン試験によって完了が確認された。80:5:5:5:2.5:2.5のTFA/水/フェノール/チオアニソール/トリイソプロピルシラン:3,6−ジオキサ−1,8−オクタンジチオール(v/v/v/v/v/v)で処理することによって脱保護された樹脂及び側鎖から、ペプチドを切断し、ジエチルエーテルを用いる沈殿によって、粗ペプチドを回収した。粗ペプチドを逆相高速液体クロマトグラフィーによって精製し、それの純度及び同一性を分析逆相高速液体クロマトグラフィー及びマトリックス支援レーザー−脱着質量−分光分析法(m/z=2137.1((M+H)
+)によって確認した。
【1015】
時間分解蛍光共鳴エネルギー移動(TR−FRET)アッセイ
時間分解蛍光共鳴エネルギー移動(TR−FRET)結合アッセイを使用して、MCL−1との結合をめぐってプローブF−Bakと競合する、例証的なMCL−1阻害剤の実施例1から実施例151の能力を実証した。
【1016】
方法
該アッセイのため、試験化合物をDMSO中で、50μM(2×出発濃度;10%のDMSO)から出発して系列希釈し、10μLを384ウェルプレート中に移した。10μLのタンパク質/プローブ/抗体ミックスを次いで、各ウェルに添加し下記に列挙されている最終濃度とした:
【1017】
【表10】
【1018】
試料を次いでシェーカー上で1分間混合し、更に2時間の間、室温でインキュベートした。各アッセイプレートのため、プローブ/抗体及びタンパク質/抗体/プローブ混合物を、それぞれ陰性及び陽性対照として含めた。340/35nm励起フィルター並びに520/525(F−Bak)及び495/510nm(Tb−標識化された抗his抗体)エミッションフィルターを使用するEnvision(Perkin Elmer)上で、蛍光を測定した。Wang式(Wang、1995、FEBS Lett.360:111〜114)を使用して、解離定数(K
i)を決定した。TR−FRETアッセイは、ヒト血清(HS)又はウシ胎児血清(FBS)の変動する濃度の存在下で行うことができる。HSを用いずに及び10%HSの存在下での両方で、化合物を試験した。
【1019】
結果
結合アッセイの結果(ナノモルでのK
i)は、下記で表2に提供されており、MCL−1タンパク質結合する本開示の化合物の能力を実証している。
【1020】
【表11】
【1021】
例証的なMCL−1阻害剤は、腫瘍細胞生存能アッセイにおいてインビトロ効力を実証する
例証的なMCL−1阻害剤のインビトロ効力は、様々な細胞株及びマウス腫瘍モデルを使用する細胞ベースの死滅アッセイにおいて決定することができる。例えば、細胞生存能に対するそれらの活性は、培養された腫瘍原性及び非腫瘍原性細胞株、並びに初代のマウス又はヒト細胞集団のパネル上で判定することができる。AMO−1及びNCI−H929ヒト多発性骨髄腫腫瘍細胞株を用いる細胞生存能アッセイにおいて、例証的なMCL−1阻害剤のMCL−1阻害活性を確認した。
【1022】
方法
例証的な条件セットの1つにおいて、10%のウシ胎児血清(Sigma−Aldrich、St.Louis、MO)が補充された総体積25μLのRPMI組織培養培地中にて384ウェル組織培養プレート(Corning、Corning、NY)中1ウェル当たり4,000細胞で、NCI−H929又はAMO−1(ATCC、Manassas、VA)を平板培養し、10μM〜0.0005μMの最終濃度から、Labcyte Echoを用いて対象の化合物の3倍系列希釈で処置した。各濃度をデュプリケートで少なくとも独立して3回試験した。CellTiter−Glo(登録商標)発光細胞生存能アッセイを使用し、製造者推奨(Promega Corp.、Madison、WI)に従って、24時間の化合物処置に続く生細胞の数に比例する発光シグナルを決定した。発光プロトコールを使用するPerkin Elmer Envisionにおいて、プレートを読み取った。用量応答曲線を発生させるため、スタウロスポリン(10μM)及びDMSOのみの対照ウェルの平均をそれぞれ0%及び100%生存能に設定することによって、データをパーセント生存能に正規化する。線形回帰、Y=(100
*xn)/(Kn+xn)を使用し、正規化データをAccelrys Assay Explorer 3.3でS字状曲線モデルにフィットさせることによって、化合物についてのIC50値を発生させ、ここで、Yは測定応答であり、xは化合物濃度であり、nはHill Slopeであり、Kは、IC50であり、より低い及びより高い漸近線は、それぞれ0及び100に制約される。
【1023】
結果
例証的なMCL−1阻害剤について、10%のFBSの存在下で実施されたAMO−1及びH929細胞生存能アッセイの結果(ナノモルでのIC
50)は、下記で表3に提供されている。結果は、インビトロにおけるヒト腫瘍細胞の成長を強力に阻害する本開示の化合物の能力を実証している。
【1024】
【表12】
【1025】
マウスにおける腫瘍細胞の成長を阻害する本開示のある特定の例証的化合物の能力が、ヒト多発性骨髄腫細胞株、AMO−1から誘導された異種移植片モデルにおいて実証された。
【1026】
異種移植片モデル方法における効力の評価
AMO−1細胞をDeutsche Sammlung von Microorganismen und Zellkulturen(DSMZ、Braunschweig、Germany)から得た。10%のウシ胎児血清(FBS、Hyclone、Logan、UT)が補充されたRPMI−1640培養培地(Invitrogen、Carlsbad、CA)中にて、細胞を単層として培養した。異種移植片を発生させるため、5×10
6生細胞をそれぞれ免疫欠損雌性SCID/bgマウス(Charles River Laboratories、Wilmington、MA)の右側腹部の皮下に播種した。注射体積は0.2mLであり、S MEM及びマトリゲル(BD、Franklin Lakes、NJ)の1:1混合物で構成されていた。腫瘍を、およそ200mm
3でサイズ合致させた。MCL−1阻害剤を注射用に5%のDMSO、20%のクレモフォールEL及び75%のD5W中で製剤化し、腹腔内に注射した。注射体積は200μLを超えなかった。代替として、MCL−1阻害剤を注射用に5%のDMSO、10%のクレモフォール及び85%のD5W中で製剤化し、静脈内に注射した。注射体積は200μLを超えなかった。治療は、腫瘍のサイズ合致後24時間以内に始まった。マウスは、治療の開始後およそ21gの体重であった。腫瘍体積を毎週2〜3回推算した。電子ノギスを介して、腫瘍の長さ(L)及び幅(W)の測定を行い、以下の等式に従って、体積を算出した:V=L×W
2/2。腫瘍体積が3,000mm
3に達した時又は皮膚潰瘍化が出現した時に、マウスを安楽死させた。ケージ当たり8匹のマウスを収容した。食物及び水は無制限に利用可能であった。実験の開始の前に少なくとも1週の期間の間、マウスを動物施設に順化させた。動物を12時間の明:12時間の暗スケジュール(06:00時に点灯)の明相で試験した。
【1027】
治療剤の効力を参照するため、振幅(TGI
max)のパラメータ、及び治療的応答の耐久性(TGD)が使用される。TGI
maxは、実験中の最大腫瘍成長阻害である。腫瘍成長阻害は、100
*(1−T
v/C
v)によって算出され、ここで、T
v及びC
vは、それぞれ処置群及び対照群の平均腫瘍体積である。TGD又は腫瘍成長遅延は、対照群に相対して1cm
3の体積に達するのに必要とされる処置腫瘍の延長時間である。TGDは、100
*(T
t/C
t−1)によって算出され、ここで、T
t及びC
tは、それぞれ処置群及び対照群の1cm
3に達するための時間期間中央値である。
【1028】
結果
表4〜8に示されている通り、本開示の化合物は、多発性骨髄腫のAMO−1異種移植片モデルにおいて効力があり、薬物の腹腔内(IP)投薬後に有意な腫瘍成長阻害及び腫瘍成長遅延を生じさせる。
【1029】
【表13】
【1030】
【表14】
【1031】
【表15】
【1032】
【表16】
【1033】
【表17】
【1034】
前述の詳細な記載及び添付の実施例は単に例示であり、添付の請求項及びそれらの均等物によってのみ定義される本開示の範疇に対する限定として見なされるべきでないと理解される。開示されている実施形態への様々な変化及び改変は、当業者に明らかである。本明細書において引用されている全ての公報、特許及び特許出願は、本明細書によって参照によりその全体を全ての目的で組み込む。