(81)【指定国】
AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DJ,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JO,JP,KE,KG,KH,KN,KP,KR,KW,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT
移転システムは、第1および第2の縦方向区分を伴う空気支承式支持体を含む。ポートが、第1および第2の縦方向区分と流動連通するように提供され、患者または他者の身体の移転のための空気支承式支持体の膨張のために構成される。選択的結合部が、第1および第2の縦方向区分間に延び、空気支承式支持体上での身体の移転のために、第1および第2の区分を一緒に取り付け、例えば、移転が遂行された後の患者支持体の収縮時の分離および除去のために、少なくとも部分的に第1および第2の縦方向区分を切り離すように適合されている。
前記解放可能継ぎ目は、前記空気支承式支持体の膨張時の前記身体の移転のために、前記縦方向区分の取り付けを維持し、前記空気支承式支持体の収縮および手動力の適用時、前記近位端において前記縦方向区分を切り離すように構成されている、請求項2に記載の移転システム。
前記選択的結合部は、前記近位端における前記縦方向区分の切り離し、前記解放可能継ぎ目に沿った前記身体の反対側への前記縦方向区分の分離、および、さらなる実質的な操作なしの前記身体の下からの前記空気支承式支持体の除去のために構成されている、請求項2に記載の移転システム。
前記ポートは、外部空気供給源のための入口結合部を備え、前記外部空気供給源は、前記空気支承式支持体の膨張のために構成され、前記移転システムは、前記入口結合部に取り付けられた空気ホースをさらに備え、前記空気ホースは、前記移転システムの単回使用用途において、気流を前記外部空気供給源から前記空気支承式支持体に向けるために適合されている、請求項1に記載の移転システム。
前記空気ホースは、前記気流を向けるために適合された折り畳み可能流動区分を備え、前記折り畳み可能流動区分は、前記空気支承式支持体と組み合わせた実質的に平坦な保管、および、前記空気支承式支持体の膨張のための前記空気支承式支持体からの延長のために構成されている、請求項5に記載の移転システム。
前記第1および第2の縦方向区分の一方または両方内に配置された複数のバッフルをさらに備え、前記バッフルは、前記空気支承式支持体の底部表面と上部表面との間に垂直に延び、前記空気支承式支持体の膨張時の構造完全性を提供する、請求項1に記載の移転システム。
前記空気支承式支持体の底部表面上に配置された複数の流動開口をさらに備え、前記複数の開口は、前記空気支承式支持体と、1つ以上の表面との間の気流のために構成され、前記身体の移転は、前記1つ以上の表面をまたいで遂行される、請求項1に記載の移転システム。
前記選択的に係合される継ぎ目は、異なる構成要素としての前記縦方向区分の完全な分離および除去のために、前記空気支承式患者支持体の十分な長さにわたって前記第1および第2の縦方向区分間に延びている請求項10に記載の装置。
前記選択的に係合される継ぎ目は、前記空気支承式患者支持体の横方向区分まで延び、前記横方向区分は、一体としての一緒の除去のために、前記縦方向区分を接合している、請求項10に記載の装置。
前記選択的に係合される継ぎ目は、前記第1および第2の縦方向区分間に延びている前記選択的に係合される継ぎ目をまたいだ前記空気支承式患者支持体の実質的に連続した上部表面を画定するように適合されている、請求項9に記載の装置。
前記第1および第2の縦方向区分の一方または両方内で横方向に延びている複数のバッフルをさらに備え、前記バッフルは、前記空気支承式患者支持体の底部表面と上部表面との間に垂直に延び、前記空気支承式患者支持体の膨張時の縦方向気流を可能にするように構成されている、請求項9に記載の装置。
第1および第2のパネルをさらに備え、前記第1および第2のパネルは、それぞれ、前記空気支承式患者支持体の上部および底部表面を画定し、前記第1および第2のパネルは、前記第1および第2の縦方向区分を画定するための周辺の付近で接合され、前記選択的に係合される継ぎ目は、前記第1および第2の縦方向区分間に延びている、請求項9に記載の装置。
前記周辺は、前記選択的に係合される継ぎ目のための解放特徴を画定し、前記解放特徴は、横方向力に応答した前記周辺における前記選択的に係合される継ぎ目の分離による前記第1および第2の縦方向区分の切り離しのために適合されている、請求項15に記載の装置。
前記身体の頭部領域を前記空気支承式支持体の前記近位端上またはそれに隣接して支持することと、前記身体の胴体領域を前記近位端と遠位端との間に画定された前記空気支承式支持体の中間領域において支持することとをさらに含み、前記空気支承式支持体は、前記身体を前記1つ以上の表面をまたいで移すために膨張させられている、請求項17に記載の方法。
さらなる操作なしに前記空気支承式支持体を前記身体の前記胴体領域の下から除去することをさらに含み、前記空気支承式支持体は、前記身体を前記1つ以上の表面をまたいで移した後、収縮させられる、請求項18に記載の方法。
前記縦方向区分を分離することは、前記縦方向区分を前記近位端から前記空気支承式支持体の遠位端まで分離することを含み、前記縦方向区分を除去することは、前記第1および第2の縦方向区分を異なる完全に分離された構成要素として除去することを含む、請求項17に記載の方法。
前記縦方向区分を分離することは、前記縦方向区分を前記近位端から前記空気支承式支持体の側方区分まで分離することを含み、前記縦方向区分を除去することは、前記横方向区分によって一緒に接合された前記第1および第2の縦方向区分を除去することを含む、請求項17に記載の方法。
前記空気支承式支持体を膨張させること、前記身体を移すこと、および前記空気支承式支持体を収縮させることは、前記縦方向区分を分離し、除去することに先立って、反復的に実施される、請求項22に記載の方法。
【発明を実施するための形態】
【0031】
図1Aは、空気支承式の膨張可能患者搬送システム100の斜視図である。
図1Aに示されるように、患者移転システム100は、膨張可能な空気支承式支持装置またはデバイス101を含み、デバイス101は、軸方向分割またはスリット102を有し、スリット102は、解放可能継ぎ目118に沿って一緒に結合された2つの切り離し可能縦方向区分104および106を画定し、解放可能継ぎ目118は、デバイス101の近位または頭部領域108から、中央胴体領域110および下肢または脚部領域112を通して、足領域113に向かって延びている。
【0032】
患者移転システム100は、患者を1つの側方表面から別の側方表面に移動させるように、かつ、移転後の追加の回転操作または患者の身体への他の外乱の必要なしに患者の下から容易に除去可能であるように設計される。例えば、膨張可能デバイス101は、医療手技を開始する前、収縮状態において、患者の下に設置されることができ、手技が完了した後、デバイス101が、介護者による患者の胴体の回転または他の実質的な物理的な操作なしに、患者が上部表面130上(例えば、境界134内の中心部分132において)に配置された状態で膨張させられ得る。空気送風機(高容量空気送風機等)を使用して、システム100は、1つ以上のポートまたは入口146を介して、十分な気流を提供されることもでき、したがって、空気支承式患者支持体101は、浮遊し、少なくとも部分的に加圧された空気のベッドで支持され、加圧された空気は、底部側の小孔を通して逃れることにより、摩擦を低減させ、患者を移動させるために要求される低減させられたまたは最小限の力を可能にする。
【0033】
患者は、調節可能結合部126を伴う1つ以上のストラップ122を使用して、患者支持体101にストラップで固定されることができ、患者は、例えば、1つ以上のハンドル140、142を使用して、患者支持体101を移転面に沿って(または1つの表面から別の表面上に)スライドさせることによって、移される。患者移転が完了した後、システム100は、収縮させられ、患者支持体101は、例えば、除去タブまたはハンドル140を使用して、デバイス101を反対方向に引き離し、中心または正中線軸Aに沿って支持体101の主要本体部分を2つの別個の縦方向区分104および106に分割することによって、患者の下から除去される。
【0034】
患者の頭部領域108から開始し、胴体領域110から下腿領域112に向かって移動することで、患者支持体101の縦方向区分104、106は、最大の重量および質量のエリアである患者の胴体領域110の下から各側で容易に剥がれる。いくつかの実施形態では、縦方向区分104、106は、例えば、足領域113において、側方区分114によって接続されたままである。使用後、システム100は、安全、衛生、外科廃棄のための地方規制当局および病院プロトコルに準拠して廃棄され得る。
【0035】
従来の膨張可能「浮遊式」移転デバイスは、概して、デバイスを患者の下から除去するために、患者操作を要求する。対照的に、患者移転システム100は、患者支持体101の一意の設計および構造に起因して、除去のために、追加の患者操作を要求せず、システム100が、空気支承式患者支持体101をその中心または軸Aに沿って分離することによって、除去されることを可能にする。
【0036】
図1Bは、代替患者移転システム100の平面図である。機械縫製構造プロセスを使用して織物材料から製造され得る
図1Aの実施形態と対照的に、
図1Bの患者移転システム100は、溶接されたポリマーシート設計から形成されることができる。このプロセスでは、患者支持体101の上部および底部層は、一緒に「打ち抜かれる」か、または、一方を他方の上に配置し、周辺125において一緒に溶接され、膨張可能空気支承式患者支持体101を画定する。好適な溶接プロセスは、限定ではないが、熱溶接、化学溶接、および高周波(RF)溶接方法を含む。追加の溶接が、患者支持体141の一端または両端上の内部バッフルおよび延長されたハンドル構造141等の追加の特徴とともに、ハンドル140およびタブ142等の他の特徴を画定するために、または取り付けるために使用されることができる。
【0037】
用途に応じて、穿孔された縦方向継ぎ目118が、移転プロセス中、軸方向分離102をまたいで縦方向区分104、106を一緒に固定し、移転後、区分104、106を分離するための解放点または解放機構として機能するために使用されることができる。この構成は、「空気マットレス」アセンブリまたは患者支持体デバイス101を異なる材料、例えば、患者支持体101の縫製された構造において想定されるような布地ウェブまたは織物材料から形成される中間の引き裂き表面によって接合される2つの別個の区分を伴う分割されたユニットの使用とは対照的に、実質的に連続し、一体型または同種(均一)材料から形成される実質的に単一のユニットとして提供する。
【0038】
膨張可能患者支持体101を画定するシステム100の空気保持および圧力シール特徴は、穿孔された継ぎ目118のいずれかの側104、106で縦方向に延びている1つ以上の内部バッフル160を含み得る。患者支持体101を膨張させられたエリアを通して穿孔することは、空気損失および早期分離を生じさせ得るが、上で説明されるように、小空気支承式流動開口が底部表面上に形成されることができ、穿孔された継ぎ目118は、内圧を縦方向区分104、106内に維持するために、圧力シールを各穿孔の周辺付近に形成するために十分な幅を伴って画定されることができる。空気支承式デバイス110の溶接された実質的に一体型の製造は、従来のデバイスと比較して、システム重量および製造コストも実質的に低減させ得る。
【0039】
図2は、例えば、
図1Aに示されるような機械で縫製された構造における患者移転システム100の底部斜視図である。
図2に示される特徴はまた、例えば、
図1Bに示されるような溶接されたポリマー構造にも等しく好適である。
【0040】
膨張可能患者移転システム100は、患者の身体を膨張させられた患者支持体101上に支持し、患者の体重を底部表面150の上により均一に分散させ、摩擦を低減させ、患者移転を促進するように構成される。
図2に示されるように、支持体101の底部表面150は、複数の小開口、穿孔、または孔152も含み得、それは、膨張させられたベッドまたは患者支持体101の内側の空気が制御された様式で逃れることを可能にするように構成されることにより、底部表面150の下を流動する空気のクッションを提供する。
【0041】
設計に応じて、患者が患者支持体101上に横たわっている間、システム100を移動させるために、十分な気流が、孔または開口152を通して発生させられ、少なくとも部分的に底部表面150を支持し、移転面との摩擦接触を低減させることができる。特定の用途では、気流は、患者支持体101が、底部表面150の一部または実質的に全部に沿って、移転面の上で浮遊するように十分であり得る。より一般的に、患者支持体101は、患者移転をより容易かつ効率的にもたらすために、体重再分配、気流、および底部表面150における低減させられた摩擦材料の組み合わせを利用するように適合されることができる。
【0042】
例えば、いくつかの小開口152が、底部表面150の中央部分内に配置される、コアエリア154内に形成され得、コアエリア154は、患者移転中、空気の耐体重層をコアエリア154の下方に作成し、システム100を支持するために、デバイス101の周縁の周りに延びている低減させられた摩擦境界エリア156に対して凹所に置かれ得る。より一般的に、気流は、少なくとも部分的にデバイス101の底部表面150のいずれかまたは全てを支持し、システム100を移転面に沿ってまたは1つの移転面から別の移転面に(例えば、手術台、検査台、またはその上で医療手技が実施される他の表面、患者搬送のためのベッドまたはストレッチャー間、もしくは任意のそのような表面に沿って、またはそれらの間で)スライドさせることを促進するために十分であり得る。
【0043】
図3Aは、縦方向区分102および104が患者支持体101の近位(頭部)領域108内で取り外されている部分的に分離された構成における患者移転システム100の斜視図である。
図3Bは、例えば、
図1Bの実質的に一体型の材料実施形態における患者移転システム100の代替斜視図である。
【0044】
図3Aおよび3Bに示されるように、患者移転システム100は、患者支持体101の中央に沿って延びている割れ目または裂け目102を含む。裂け目102は、典型的に、支持体101を2つの別個の概して対称の半区分104および106に分割するために、患者支持体101の縦方向寸法に沿って、例えば、
図3に示されるように、患者支持体101の縦軸Aによって画定される中心線または正中線に沿って縦方向に延びている。代替として、裂け目102は、正中線Aに沿って画定される必要はなく、他の斜めおよび非対称割れ目も、想定される。
【0045】
裂け目102は、概して、患者の胴体および他のより重い部分が、2つの縦方向区分104、106を分割する裂け目102の上方に配置されるように、膨張可能患者移転支持体101の長さの少なくとも一部または大部分に沿って延びている。
図3Aおよび3Bに図示されるように、例えば、裂け目102は、支持装置101の頭部領域または近位部分108(患者の頭部を支持するように構成される)、胴体領域または中央部分110(患者の胴体または肩/背中/臀部領域を支持するように構成される)、および下半身または脚部部分112の少なくとも一部(患者の下肢または脚部を支持するように構成される)を通して延びている。
【0046】
患者の頭部、肩、背中、臀部、および患者の脚部の少なくとも一部は、したがって、分割される縦方向区分104および106を分割する裂け目102をまたいで装置101の上部表面130上に支持されことができる。裂け目102および継ぎ目構造118は、支持体101の遠位端区分112、113における無影響(分割されていない)横方向区分114で終端し得、遠位端区分112、113は、患者の足、ある場合、患者の脚部の下側部分等の患者の総質量がより小さいエリアを支持するように構成される。
【0047】
患者移転システム100が、収縮させられた後、支持ベッドまたはデバイス101の分割された区分104および106は、分割された区分104、106を患者の最も重い部分(患者の頭部、胴体、肩、背中、臀部等、および可能性として、少なくとも患者の脚部の上側部分まで延びている)の下から除去するために、医療スタッフまたは他の介護者によって、互いから側方に分離されることができる。次いで、患者支持体101の遠位端113における無影響横方向区分114は、例えば、横方向区分114を軸Aに沿って外にスライドさせることによって、実質的により少ない身体質量の領域である患者の足の下から容易に除去されることができる。
【0048】
代替として、裂け目102および継ぎ目構造118は、(患者の頭部における)近位領域108から、中央(胴体)領域110を通して、かつ遠位領域102(下肢)および103(足)を通して延び得る。これらの構成では、継ぎ目118は、患者支持体101の全長に沿って完全に分離され、患者の下で両側からの除去のために、縦方向区分104、106を2つの別個の部分または半体に分割されたままに残すことができる。用途に応じて、継ぎ目118は、横方向区分114を通して延び、区分114を縦方向区分104、106を伴う部分に分離し得るか、または、横方向区分114は、存在せず、流動ポートまたは開口が、継ぎ目構造118を横断して提供され、縦方向区分104、106間の連通流動を提供し得る(
図7参照)。
【0049】
したがって、膨張可能患者移転システム100は、追加の胴体操作または患者への他の外乱を殆どもしくは全く伴わずに、患者の下から除去されることができる。例えば、膨張可能移転システム100は、既存の膨張可能移転デバイスによって要求されるように、患者を側面から側面へと回転させる必要なく、患者の下から除去されることができる。
【0050】
図3Aおよび3Bにさらに図示されるように、膨張可能患者移転システム100は、膨張および移転中、患者のための連続支持表面130を提供するように設計される、例えば、解放可能継ぎ目または細片118の形態における選択的に係合される結合部を含む。解放可能継ぎ目118は、2つの縦方向区分104と106との間に画定された裂け目102をまたいで患者の頭部および/または中央区分を支持し、移転プロセス中、実質的に連続した上部表面130を提供し、患者を支持し、不快感を回避する。継ぎ目118は、互いからの縦方向区分104、106の選択的分離を制御するようにも適合され得る。例えば、継ぎ目118は、患者移転のために膨張させられている間、少なくとも部分的に2つの区分104、106を一緒に保持し、移転プロセスが完了後、区分104、106を分離するために必要とされる力の量を制御するように構成され得る。
【0051】
より一般的に、膨張可能移転システム100の解放可能継ぎ目または細片118は、解放可能継ぎ目または細片118が、患者支持体デバイス101が膨張させられている間、および患者移転プロセス中、引っ張り力(または類似横方向力もしくは緊張負荷)下では分離しないであろうように、構成されることができる。逆に言えば、解放可能継ぎ目または細片118は、例えば、患者支持体101が収縮させられたときの方向性の力(例えば、継ぎ目または細片118に対して実質的に横方向、または患者支持体101の平面に対して実質的に横方向または垂直(直交)の垂直成分を伴う方向性の力)の下で降伏する方向性継ぎ目材料を使用して、患者支持体101が収縮させられたときの力の下で降伏し、分離するように構成されることができる。
【0052】
継ぎ目118は、種々の好適な材料から作製され、種々の方法を使用して、裂け目102に沿って、システム100に取り付けられ、これらの特性を達成し得る。いくつかの実施形態では、例えば、解放可能継ぎ目118は、選択的に係合される結合部のために適合された非粘着性糊、フックおよびループ(例えば、VELCRO(登録商標))留め具システム、またはポリマー、セルロース、織物、もしくは引き裂き細片材料等の解放可能接着剤または機械的取り付け特徴を備え、解放可能接着剤または機械的取り付け特徴は、システム100が膨張させられ、患者がデバイス101上に支持されているとき、区分104、106を接触関係に維持するために十分に強固であり、かつ、看護スタッフ、医療スタッフ、または他の介護者による移転後、裂け目区分104、106が互いから容易に引き離されることを可能にする。
【0053】
解放可能継ぎ目118は、割れ目または裂け目102の長さの一部または全部に沿って延び得る。継ぎ目118は、示されるように、患者支持体101の上側および下側表面130および150の一方または両方に沿って露出され、可視であり得る。裂け目102が患者支持体101の全長に延びている実施形態では、継ぎ目118は、患者を支持するために、一時的に、区分104、106を一緒に接合するか、またはそれらを取り付け得る。解放可能継ぎ目118は、方向性分離継ぎ目または無間隙分離継ぎ目、または、類似の選択的に解放可能な取り付け機構として構成され得る。
【0054】
膨張可能患者移転システム100は、患者を支持装置101に固定するための固定特徴を含み得る。例えば、システム100は、患者を支持体101の上部130に固定するための1つ以上の調節可能ストラップ122を含み得る。ストラップはまた、患者支持体101の膨張中および患者移転手技中、支持装置101に対する患者の整列および位置付けを維持し得る。既存の移転デバイスは、概して、硬質プラスチックまたは金属バックルを使用するが、それらは、ある条件下で、不快感を患者にまたはオペレータに生じさせ得る。対照的に、ストラップ122は、強度および患者快適性のために、かつオペレータ(例えば、看護士および医療スタッフまたは他の介護者)による使い易さのために適合された可撓性織物から形成され得る。
【0055】
ストラップ122が、移転中、患者を膨張可能支持体101に固定するために使用され得る。例えば、第1のストラップ122は、患者を患者支持体101の上部表面130に固定するために、患者の胸部または胴体領域の周囲に巻き付くように構成されることができ、第2のストラップ122は、患者の下腿領域の周囲に巻き付くように構成される。第1のストラップ122の一端は、支持体101の中央または胴体領域110内の第1の縦方向区分104に取り付けられ、第1のストラップ122の他端は、患者の身体をまたいで第2の縦方向区分106の中央または胴体領域110に取り付けられる。同様に、第2のストラップ122の一端は、下半身または脚部領域112内の第1の区分104に取り付けられ、第2のストラップ122の他端は、患者の下半身または脚部をまたいで第2の区分106の下半身領域112に取り付けられる。
【0056】
ストラップ122は、患者を移転システム100に固定するために、ストラップ122を患者の周囲で締め付けるための調節可能バックルまたは結合部126を含む。ストラップ122の各々は、ストラップ122の長さを調節するために、1つ以上のそのような調節可能結合部126を含み得る。各結合部126は、それぞれのストラップ122の第1のセグメント(患者支持体101の第1の区分104に取り付けられるセグメント等)に取り付けられ得、各結合部126は、2つのセグメントを患者の周りで一緒に固定するために、それぞれのストラップ122の第2のセグメント(患者支持体101の第2の区分106に取り付けられるセグメント等)を受け取るためのコネクタ(例えば、ストラップ122のそれぞれの端部が通されるループまたは類似開口)を画定し得る。調節可能結合部126におけるループまたは類似コネクタ要素を通したストラップセグメントの端部は、次いで、ストラップ122を患者の周囲の所望の位置に固定するために、摩擦係合または解放可能フックおよびループ留め具システム等を介して、開口を通されていないストラップセグメントの一部に選択的に取り付けられ得る。調節可能結合部126は、コンプライアントプラスチックエラストマ、コンプライアントポリマー、織布布地、および他の織物材料等、種々の頑丈であるが軟質かつコンプライアント材料から作製され得る。
【0057】
システム100は、患者支持体101の上部表面130、底部表面150、および他の外部表面が、患者の身体、衣類、および皮膚との直接接触のために好適な材料から形成される皮膚に優しい構成で提供され得る。代替として、外部表面材料は、デバイス101の上部表面130と患者との間に配置され、除去中、皮膚接触、皮膚剪断、または摩擦傷害を防止する、皮膚に優しい除去可能(単回使用)パッドまたは麻布構成要素と併せて使用され得るナイロンでコーティングされたPVC(ポリ塩化ビニル)またはTPU(熱可塑性ポリウレタン)材料もしくは他の好適なポリマー等、非通気性、非吸収性、および実質的に不浸透の表面材料から形成され得る。
【0058】
第1の区分104および第2の区分106の側方分離を促進するために、膨張可能患者移転システム100は、患者支持デバイスまたは装置101の第1の区分104および第2の区分106に取り付けられる1つ以上のタブまたはハンドルを含み得る。システム100は、第1の区分104および第2の区分106に取り付けられる1つ以上の分離ハンドルまたはタブ140を含み得、タブまたはハンドル構造140は、看護および医療スタッフまたは他の処置提供者を含む異なるオペレータによる握持のために適合される。ハンドルまたはタブ140は、患者支持体101の頭部領域108に取り付けられ得る。いくつかの実施形態では、ハンドルまたはタブ140は、患者手技および移転の完了後、空気支承式患者支持体101の収縮時、互いからの裂け目区分104、106の分離を促進するために、支持体101の近位端108における裂け目102の開始または原点の近くの第1および第2の縦方向区分104、106のそれぞれの角に取り付けられ得る。
【0059】
患者移転システム100を用いて患者支持体101の上部表面上に横たわっている患者を移動させることを促進するために、システム100は、患者支持体101の対向側に取り付けられた1つ以上の位置付けハンドル142を含み得る。例えば、システム100は、患者支持体101の外側周辺の各側に取り付けられる複数のハンドル142を含み得る。システム100は、頭部領域108、胴体領域110、下半身または脚部領域112、および足領域113のうちの1つ以上のもの内に位置するハンドル142も含み、患者支持体101の上部表面130上に横たわっている患者の移動を促進し得る。
【0060】
膨張可能患者移転システム100は、空気支承式患者支持体101を膨張させるために、1つ以上の充填ポートもしくは入口146も含むことができる。充填ポート146は、例えば、システム100の横方向区分114に近接する遠位端112または113において、システム100の端部に位置し得、それによって、システム100の中に進入する空気は、患者支持体101の縦方向区分104、106の両方の中に実質的に同時に流動し、それによって、患者が上部表面130上に横たわっている間、システム100の均一膨張を促進する。
【0061】
図3Aおよび3Bの実施形態では、例えば、1つ以上の充填ポート146が、支持体101の横方向区分114内に配置されるか、それに隣接するか、または、そうでなければ、概して、(患者の頭部の領域内の)近位端108における裂け目102の開始点と反対の支持体101の遠位端112または113(患者の身体の下腿または足領域内)に位置し得る。1つの特定の例では、システム100は、3つの充填ポート146を含み、そのうちの1つは、患者支持体101の中心線または正中線Aに沿って位置し、縦方向区分104と106との間の裂け目102と整列させられ、それらのうちの他の2つは、横方向区分114の両側または角に位置する。代替として、患者移転システム100は、気流を膨張可能患者支持体101の縦方向区分104、106および任意の横方向区分114に提供するように位置付けられる1つ、2つ、3つ以上の充填ポート146を含み得る。
【0062】
膨張可能患者移転システム100は、患者支持体101の内部を通して流動する空気を向ける複数の内部バッフル160を含み得る。各バッフル160は、ポリマーまたは他の好適な材料の実質的に長円または長方形のシートから形成され得、上部縁が、患者支持体101の上側表面130の内側に取り付けられ、底部縁が、患者支持体101の下側表面150の内側に取り付けられる。1つ以上のバッフル160が、縦方向区分104および106の各々において、および横方向区分114において、システム100の中心線Aに対して横方向に延び得る。
図1−3に図示されるように、複数のバッフル160が、システム100の上側および下側表面130、150のコアエリア132、154内の裂け目102に対して横方向に(例えば、垂直に)延び得る。
【0063】
(除去可能シート適用)
図4Aは、除去可能移転シート131を伴う患者移転システム100の側面図である。
図4Bは、同様に、除去可能移転シート131を示す患者移転システム100の端面図である。
【0064】
図4Aおよび4Bに示されるように、空気支承式患者支持体101は、例えば、病院用ベッドとストレッチャーとの間、または、ベッドまたはストレッチャーと手術台または検査台との間において、1つ以上の移転面210に沿って、患者または身体を移すことにおける使用のために膨張させられる。システム100との使用のために好適な移転シート構成要素131は、限定ではないが、White and Emersonの米国特許第9,101,521号「SYSTEMS,METHODS AND TRANSFER SHEETS FOR TRANSFERRING PATIENTS」(参照することによって本明細書に組み込まれる)に説明されるような単回使用移転シートを含む。
【0065】
図3A、3Bを参照し、
図4Aおよび4Bと比較すると、空気支承式患者支持体101の上側表面130が、材料/皮膚相互作用を向上させるように構成されることができるか、または、除去可能パッドまたは麻布構成要素131が、デバイス101と患者との間に提供されることができる。上側表面130または除去可能シート構成要素131は、医療手技および後続患者移転中に存在する、または生産される流体(例えば、血液および他の体液)を含むために、吸収特性を有し得る。いくつかの実施形態では、上側表面130の吸収性コアまたは中央エリア132は、例えば、相補的周辺境界エリア134に対して凹所に置かれて提供され得、それによって、流体は、コア吸収性エリア132の中に排出されるか、または向けられる。
【0066】
コアエリア132が手技および移転中に生産された任意のそのような流体を吸収するように構成され得る一方、周辺境界エリア134は、比較的に不浸透性であり、吸収のために流体をコアエリア132の方に向けるように構成され得る。システム100は、単回使用または使い捨て構成で提供され得るので、システム100によって吸収された任意の流体は、承認された医療プロトコルに従って、衛生的様式で廃棄されることができる。システム100は、再使用および単一患者使用も可能にし得る。種々の実施形態では、患者支持体装置101の上部表面130は、実質的に不浸透性であり得、除去可能吸収性シートが、上部表面130上に配置されることができる。種々の実施形態では、適合性がある使い捨てカバーが、装置101が新しい使い捨てカバーと再使用され得るように、患者支持体装置101の上に配置され得る。
【0067】
(患者支持および継ぎ目構造)
図5Aは、頭部および胴体領域108、110を示す患者移転システム100の平面図である。
図5Bは、バッフル160を含む内部構造を示すシステム100の斜視断面図と、解放可能継ぎ目118の詳細図である。
【0068】
図5Aおよび5Bに示されるように、解放可能継ぎ目118は、患者支持体101の頭部領域108から胴体領域110に向かって延びている。分離ハンドルまたはタブ140が、患者移転が完了後、縦方向区分104、106を分離するために、頭部領域内に提供されることができる。
【0069】
解放可能継ぎ目または細片118は、縦方向区分104、106間の結合を患者支持体101の膨張時に経験される横方向力または緊張負荷に対して維持し、患者支持体101が収縮させられると、区分104、106が分離され得るように降伏するように構成される。用途に応じて、継ぎ目118は、したがって、患者支持体デバイス101が膨張させられているとき、縦方向区分104、106に選択的に係合し、それらを接触関係に一緒に維持するために適合され、看護スタッフ、医療スタッフ、または他の介護者による移転後、隣接する区分104、106が、取り外され、互いから引き離されることを可能にするある範囲の好適な材料から形成されることができる。
【0070】
例えば、穿孔された継ぎ目118は、隣接する区分104および106をまたいで実質的に連続する材料から形成されることができるか、または、方向性解放材料または引き裂き細片が、使用されることができ、それは、十分な垂直成分(:継ぎ目または細片118に対して実質的に横方向であり、患者支持体101の平面に対して実質的に横方向または垂直である垂直成分)を伴う方向性の力の下で降伏する。穿孔された継ぎ目実施形態では、解放可能継ぎ目118は、患者支持体101の上側表面130に沿って縦方向に延びている縦方向区分104および106と同一の実質的に連続した一体型の材料から形成されることができる。
【0071】
いくつかの実施形態では、継ぎ目118は、縦方向区分104、106間の間隙または割れ目102の上方において、患者支持体101の上側表面130に沿って露出され、可視であることができる。代替として、継ぎ目118は、縦方向区分104、106間の垂直ウェブ取り付け構造を画定するために、垂直割れ目102の中に下方に延びていることができる。
【0072】
(空気源結合部およびアダプタ)
図6Aは、空気支承式患者移転システムのための流動結合部またはホース166の斜視図である。空気は、充填ポートまたは入口のうちの1つ以上のものに結合された送風機または他の空気供給源を介して、患者支持体の内部に供給されることができる。
【0073】
図6Bは、例えば、
図6Aに示されるようなホースまたは類似流動構造166を使用して、送風機または他の圧縮空気源を患者支持体デバイス上の入口ポートに結合することにおける使用のための流動結合アダプタ190の斜視図である。
図6Bは、代替流動アダプタ190の斜視図である。
【0074】
図6A、6B、および6Cを参照すると、患者移転システムは、空気ホース166を含み得、空気ホース166は、例えば、第1の端部168において患者支持体の充填ポートのいずれかに取り付けられ、他端170において送風機または圧縮空気源取り付けられ得る。第1の端部168は、例えば、選択されたポート146の中に挿入され、スナップ、リング、フックおよびループ取り付け部、または他の選択的機械的結合およびシール配列を用いて固定され得る実質的に円形の断面形状を伴う管状または円錐形結合部材174を使用して、本明細書に説明されるような患者支持体10上の1つ以上の充填ポート146への取り付けのために適合されることができる。結合区分174は、種々のサイズの充填ポート開口部146の中への挿入を促進するために、ホース区分184から終端端部168に接近するにつれて内向きにテーパ状になり得る。いくつかの実施形態では、結合区分174は、円錐台形である。
【0075】
空気ホース166の供給源結合端部170は、例えば、円筒形端部部分178を用いて送風機または他の外部空気供給源への取り付けのために適合されることができ、円筒形端部部分178は、端部部分178の後ろに環状の凹所に置かれた係合特徴180を有する。結合部174および178/180は、拡張可能ホース区分184の各端部上の一体型または別々の結合構成要素として形成され得、一般性を失うことなく、入れ替えられることができる。
【0076】
ホース166の折り畳み可能区分184は、拡張可能であり、空気供給源を患者支持体101上の選択された充填ポート146に接続するために好適である異なる長さに適応する。空気ホース166は、製造中、事前に取り付けられ、患者支持体101とともに保管されるか、または、使用時、患者支持体101に取り付けられ得る。したがって、空気ホース166は、再使用可能であるか、または、空気支承式患者支持体101および患者移転システム100の他の使い捨て構成要素と組み合わせて、単回使用用途のための使い捨て構成で提供され得る。
【0077】
単回使用または使い捨て実施形態では、ホース166は、紙、ナイロン、布地、または他の好適なポリマーもしくは織物材料から形成され得、それらは、長さおよび直径の両方において、拡張可能および折り畳み可能であり、空気支承式患者支持体101とのコンパクト保管に適応する。これらの実施形態では、結合部174は、空気支承式支持装置101に事前に取り付けられた、または事前に縫製された接続の形態をとり得、例えば、ホース166の第1の端部174は、選択されたポート146にシールされる。ホースの第2の端部180も、折り畳み可能形態で提供され、摩擦嵌め、または圧縮リングまたはバンドシール機構を使用して、送風機または他の圧縮空気源に結合するために適合されることができる。
【0078】
これらの実施形態のうちのいくつかでは、ホース166は、圧縮または折り畳まれ、空気支承式患者支持体101との実質的に平坦な保管のためにしまい込まれるように適合されることができ、それによって、ホース区分184は、空気源への接続のために所望されるまで、延長されない。患者移転が所望されると、ホース166の結合端部180は、使用のために、展開され、引き出され、送風機または他の空気源に取り付けられることができる。これは、ホース166が、重くかつ煩雑であり得、もつれる危険をもたらし得る従来技術設計とは対照的である。
【0079】
膨張可能患者移転システム100は、ホース結合器またはアダプタ190も含み、患者搬送システム100とともに提供されるホース166を介して、または別の既存のホース構成要素を使用してのいずれかにおいて、種々の送風機および空気供給源システムの選択された充填ポート146への結合を促進し得る。
図6Bおよび6Cを参照すると、例えば、システム100は、空気支承式患者支持体101上の1つ以上のポート146と第三者供給源ホースシステムとの間、または、システム100とともに供給されるホース166と第三者送風機または空気供給源の出口との間で接続するように設計された適応ホース結合器190を含み得る。
【0080】
図6Bに図示されるように、ホース結合部またはアダプタ190は既存のホース166を患者支持デバイス101のポートまたは通気口146に結合するために、かつホース166を特定の送風機または空気供給構成要素に結合するために構成され得る。
図6Cに図示されるように、汎用ホース結合器またはアダプタ190が、空気支承式患者支持体101上のポート146に結合するために適合された第1の界面192と、例えば、圧縮ホース継手を使用して、種々の異なるホースシステムに結合するために構成される、第2の界面194とを提供し得る。代替として、第1の界面192は、患者搬送システム100とともに供給されるホース166の端部170に結合するために適合されることができ、例えば、ホース166の他端168は、上で説明されるような空気支承式患者支持体101上のポート146に取り付けられる。これらの実施例では、第2の界面194は、別のホース構成要素または好適な送風機もしくは他の圧縮空気源の出口のいずれかに結合するために適合されることができ、それは、専用(カスタマイズされた)構成において、または、第三者(汎用)販売業者によって提供され得る。
【0081】
カスタム実施形態では、アダプタ190は、患者移転システム100とともに供給されるホース166の端部170を選択された送風機または空気供給源の出口に結合すること、または、1つ以上のポート146を圧縮空気を提供するように構成された選択された外部ホースシステムに結合することを行うための簡単化された界面192、194を有し得る。代替として、1つ以上のカスタムホースアダプタ190が、システム100を対応する範囲の特に識別された、または事前に選択された送風機、空気供給源、もしくはホースシステムを併用するために提供され得る。追加の実施形態では、アダプタ190は、内部または一体型圧縮空気もしくは拡張ガス源195、例えば、内部または外部給電式送風機、圧縮空気または二酸化炭素カートリッジ、もしくは他の好適な拡張ガス源を含み得る。
【0082】
(適用)
空気支承式患者移転システム100または支持装置101は、患者を1つの表面を横断して別の表面に(例えば、医療用担架またはストレッチャーから病院用ベッドもしくは手術台に、またはその逆に)移すために使用されることができる。システム100は、収縮状態では、第1の表面上に位置付けられ得、患者は、仰臥位位置(背中を下にして横たわっている)、または、代替として、腹臥位(正面を下にして横たわっている)において、収縮させられた患者支持体101の上部表面130上に配置され得る。1つ以上のストラップ122および調節可能結合部126が、患者をシステム100に固定するために使用されることができる。患者支持体101は、次いで、患者の下で、例えば、送風機または類似空気源を用いて、膨張させられることができる。
【0083】
患者支持体101に供給される空気は、システム100上に支持される患者を1つの表面から別の表面にスライドさせる間、少なくとも部分的に装置101を支持し、摩擦を低減させるために、底部表面150上の複数の孔152を通して向けられる。患者が、移された後、支持体101は、患者が実質的に静止した位置に留まっている(例えば、その背中を下にして横たわり、胴体を側面から側面に回転させながら)間、収縮させられ、患者の下から容易に除去され得る。
【0084】
空気支承式患者支持体101の主要本体は、裂け目または割れ目構造102を含み、患者の下からの縦方向区分104および106の容易な除去を可能にする。より具体的には、裂け目102は、患者支持体101の長さに沿って縦方向に延び、支持体101の実質的長さを2つの別個の縦方向区分104、106に分割する。縦方向区分104、106は、1つの表面から別の表面への患者の移転中、方向性継ぎ目または類似の選択的係合118によって、一緒に結合される。移転後、システム100は、患者を支持しながら、収縮させられ得、区分104および106は、解放可能継ぎ目118を介して、裂け目102に沿って分離されることができる。
【0085】
収縮時、ストラップ122は、分離され得、患者は、もはや収縮させられた空気ベッドまたは支持デバイス101に固定されない。解放可能継ぎ目118は、例えば、患者の頭部領域内の近位端108において、2つの縦方向区分104、106が取り外されるように操作されることができ、区分104、106は、区分104、106を患者の下から除去するために、互いに対して反対側方方向に引っ張られることができる。このように、システム100は、患者を片側または別の側に回転させずに、患者の下から除去されることができる。患者支持体101が、無影響(分割されない)横方向区分114を含む実施形態では、収縮させられた横方向区分114も、例えば、縦方向区分104、106を近位および中央領域108、110内の患者の頭部および胴体の反対側に除去し、横方向区分114を遠位領域112、113の一方または両方内の患者の下腿または足の下からスライドさせることによって、患者の胴体の操作を要求せずに、除去されることができる。
【0086】
好適な患者移転システム100は、第1の膨張可能区分104と、第1の膨張可能区分104に隣接して配置される、第2の膨張可能区分106とのうちの1つ以上のものを備え得、第1および第2の膨張可能区分104、106は、患者を支持するために構成される。選択的係合または解放可能継ぎ目118が、第1および第2の膨張可能区分104、106間に提供されることができ、例えば、解放可能継ぎ目118は、患者の頭部領域108、身体または胴体領域110、および下半身(脚部)領域112の少なくとも一部を通して、第1および第2の膨張可能区分104、106間に縦方向に延びている裂け目102をまたいで画定される。第1の区分104および第2の区分106は、患者をいずれの側にも回転させずに、装置101の除去のために、裂け目102に沿って側方に分離可能である。
【0087】
裂け目102は、それと流動連通する第1および第2の膨張可能区分104、106間に延びているデバイス101の横方向区分114で終端することができ、例えば、横方向区分114は、足113の領域内において、患者を支持するように構成される。例えば、裂け目102は、第1の区分104および第2の区分106が、類似または実質的に同じであり、中間軸Aに対して対称であるように、デバイス101の中間軸Aに沿って延びていることができる。
【0088】
第1および第2の膨張可能区分104、106は、1つ以上のポートもしくは入口146に結合された外部または統合された空気源による同時膨張のために、他のものとも流動連通する(例えば、横方向区分114を介して)。拡張可能空気ホース166は、第1および第2の区分104、106を膨張させるために、空気ベッドまたは患者支持体101を空気供給源に取り付けるように適合されることができ、例えば、空気ホース166は、空気支承式患者支持体101と組み合わせて、単回使用用途のために構成される。結合アダプタ190も、空気ホースを外部空気供給源の1つ以上の異なるモデルと、または、統合または内部アダプタおよび圧縮空気もしくはガスシステム190と接続するように構成されることができる。
【0089】
患者移転システム100は、第1および第2の膨張可能区分104、106間に画定された裂け目102に沿って延びている解放可能継ぎ目118を含み得、例えば、継ぎ目118は、第1および第2の膨張可能区分104、106の選択的取り付け、および分離のために構成される。用途に応じて、継ぎ目118は、裂け目102の全長に沿って延び、患者のための連続支持表面、例えば、空気支承式ベッドデバイス101の膨張後、第1および第2の区分104、106間の裂け目102をまたいで延びている連続上側支持表面130を提供するように構成され得る。
【0090】
患者移転システム100は、第1および第2の膨張可能区分104、106をまたいで取り付けられた1つ以上の調節可能ストラップ122も含み得、調節可能ストラップ122は、患者を空気支承式支持体101に固定するように構成される。コア吸収面積132が、流体を吸収するために、装置101の上側表面130上に画定されることができ、例えば、境界エリアまたは隆起特徴134が、コアエリア132を包囲し、境界エリア134は、流体をコアエリア132内の吸収性要素の方に向けるために、コアエリア132に対して持ち上げられる。
【0091】
(追加の実施例)
図7は、本明細書に説明されるような患者移転システム100の断面図である。
図7に示されるように、システム100は、第1および第2の縦方向区分104(正面)と106(背面)とを伴う空気支承式患者支持体または「空気ベッド」装置101を含む。ポートまたは入口146は、例えば、横方向区分114を介して、第1および第2の縦方向区分104、106と流動連通するように提供され、ポートまたは入口146は、1つ以上の表面210をまたいだ(例えば、手術台または検査台とベッドもしくはストレッチャーとの間で、または1つのベッドもしくはストレッチャーから別のベッドまたはストレッチャーに等)患者(または他者の身体)200の移転のための空気支承式支持体101の膨張のために構成される。
【0092】
選択的に係合される結合部または継ぎ目部材118が、第1および第2の縦方向区分104、106間に画定された割れ目または裂け目構造102に沿って延びている(
図3参照)。選択的結合部または継ぎ目118は、空気支承式支持体101上での身体の移転のために、第1および第2の縦方向区分104、106を一緒に取り付け、分離および除去のために、少なくとも部分的に第1および第2の縦方向区分104、106を切り離すように構成される。
【0093】
用途に応じて、選択的結合部は、(例えば、患者の身体の頭部領域内の)近位端領域108から(例えば、患者の身体の下腿または足領域内の)遠位端112または113に向かって、空気支承式患者支持体101の膨張可能区分104、106間に縦方向に延びている方向性または選択的に解放可能な継ぎ目118を備え得る。代替として、患者の向きは、逆転され得るか、または、別の者の身体200が、搬送されることもできる。
【0094】
解放可能継ぎ目118は、近位端108において、縦方向区分104、106を切り離し、区分104、106を近位端108から遠位端112または113に向かって縦方向に分離するように構成されることができる。例えば、解放可能継ぎ目118は、患者支持体101の上側および下側表面130、150間に垂直に延び、システム100の膨張時、身体200の移転のために、区分104、106の取り付けを維持するために、正面および背面縦方向区分104、106間の裂け目102に沿って、ウェブまたは類似取り付け構造を形成し得る。
【0095】
継ぎ目は、空気支承式支持体101の収縮および手動分離力の適用時、縦方向区分104、106を切り離すように適合される。例えば、手動引っ張り力または緊張負荷が、上で説明されるように、区分104、106を裂け目102と垂直な方向に分離するために、1つ以上の分離ハンドル140を介して、印加されることができるか、または、区分104、106は、好適な分離または横方向、例えば、裂け目102に対して横方向および患者支持体101の平面に対して横方向の「引き裂き」力を加えることによって分離されることができる。
【0096】
選択的結合部は、したがって、胴体領域110内の患者200の追加の操作を伴わずに、(すなわち、患者200上でのさらなる回転動作を要求せずに)近位端108における縦方向区分104、106の切り離しのために、裂け目102または方向性継ぎ目118に沿った身体200の対向側への縦方向区分104、106の分離のために、および身体200の下からの空気支承式支持体101の除去のために構成されることができる。空気支承式患者支持体101の横方向区分114は、第1および第2の縦方向区分104、106と流動連通するように提供され、例えば、選択的結合部または継ぎ目118は、横方向区分114の中央部分から患者支持体101の近位端108まで第1および第2の縦方向区分104、106間に延びている。
【0097】
1つ以上のポートもしくは入口結合部146が、空気支承式患者支持体101内、例えば、横方向区分114内に配置され、第1および第2の縦方向区分104、106と流動連通するように提供され得る(例えば、横方向区分114を介して、ポート146から)。例えば、好適なポート146は、外部送風機または他の圧縮空気供給源のための入口結合部を備え得、それは、空気支承式患者支持装置101の膨張のために構成される。
【0098】
空気ホース166(
図4)が、入口結合部146に取り付けられることができ、例えば、空気ホース166は、移転システム100の単回使用用途において、気流を外部空気供給源から患者支持体101に向けるために適合される。好適な空気ホース構成要素166は、気流を向けるために適合された拡張可能または折り畳み可能流動区分184を含み、折り畳み可能流動区分184は、空気支承式患者支持体101と組み合わせた実質的に平坦な保管のために、かつ膨張において使用するための空気支承式患者支持体101からの延長のために構成される。代替として、一体型空気供給源および結合部190は、ポート149に結合されることができ、一体型空気供給源190は、移転システム100の単回使用用途において、空気支承式支持体101の膨張のために適合される。
【0099】
選択的結合部は、第1および第2の縦方向区分104、106間に画定された継ぎ目118および裂け目102をまたいで空気支承式支持体101の実質的に連続した上部表面130を画定するように構成される縦方向継ぎ目構造118を備え得る。したがって、身体200は、空気支承式支持体101の膨張時、実質的に連続した上部表面130上に支持されることができる。
【0100】
複数の内部バッフル160が、第1および第2の縦方向区分104、106の一方または両方内(または横方向区分114内)に配置されることができる。
図7に示されるように、例えば、バッフル160は、膨張させられると、構造完全性を提供するために、空気支承式支持体101の底部表面150と上部表面130との間に垂直に延びる。バッフルはまた、縦方向区分104、106に対して(および継ぎ目118に対して)横方向に延び得、さらに、空気支承式支持体101の膨張のために、各区分104、106、114を通して、バッフル160を横断して縦方向気流を可能にするように適合された1つ以上のポートもしくは開口(孔)161を備え得る。代替として、バッフル160は、例えば、
図5Bに示されるように、一方または両方の区分104、106を通して、縦方向に延び得る。
【0101】
選択的結合部は、空気支承式支持体101の単回使用移転用途に応じて、第1および第2の縦方向区分104、106の分離および除去のために構成される選択的に切り離し可能または解放可能な継ぎ目118を画定し得る。システム100全体またはその構成要素は、次いで、移転動作および患者の身体200の下からの除去後、衛生的廃棄のために構成されることができる。1つ以上の開口119が、切り離し可能または解放可能継ぎ目118に沿って配置され、例えば、空気支承式支持体101の膨張時、第1および第2の縦方向区分104、106間の裂け目102を横断した横方向気流のために構成され得る。
【0102】
患者移転システムのいくつかの実施形態では、選択的結合部は、第1および第2の縦方向区分104、106間に画定される穿孔された継ぎ目118を備えている。例えば、穿孔された継ぎ目118は、膨張可能患者支持体装置110の上部表面130に沿って延び、区分104、106と実質的に同一材料から形成され得る。同様に、第1および第2の縦方向区分104、106は、横方向区分114および患者支持体101の他の構成要素と実質的に同一かつ連続する材料から形成され得、実質的に連続する材料118は、間隙または裂け目102を横断して延び、穿孔された継ぎ目118を区分104と106との間に画定する。
【0103】
代替として、裂け目102および継ぎ目構造118は、2つの別個の分割された区分104、106への患者支持体101の完全な分離のために、横方向区分114を通して延び得、それらは、独立して、患者200の両側の下から除去されることができる。用途に応じて、横方向区分114は、存在しないこともあり、流動開口119は、流動連通を縦方向区分104、106間に提供するために、横方向区分114を通して延びている継ぎ目構造118を横断して提供されることができる。
【0104】
複数の流動開口152も、空気支承式支持体の底部表面150上に配置されることができ(
図2参照)、開口152は、空気支承式支持体101と、それらをまたいで身体の移転が遂行される1つ以上の表面210との間の気流のために構成される。したがって、患者は、少なくとも部分的に気流上に支持され、気流は、患者移転をより容易に、かつ患者200または移転を補助する医療作業者(または他の介護者)のいずれかへの不快感または傷害のリスクを殆ど伴わずに、遂行するために、空気支承式患者支持体101の底部150と移転面または複数の表面210との間の摩擦を低減させることができる。
【0105】
1つ以上の調節可能ストラップ122が、例えば、空気支承式支持体101の第1および第2の縦方向区分104、106間に患者200をまたいで横方向に延びているように、提供されることができる。ストラップ122は、空気支承式支持体101の周辺に取り付けられるか、または支持体101の底部表面150の周囲に延びていることができ、移転プロセス中、身体200を上部表面130に固定するために、調節可能留め金、バックル、または類似結合システム126を含み得る。
【0106】
1つ以上のハンドル142も、空気支承式支持体101の周縁に沿って配置されることができ、ハンドル142は、空気支承式支持体101を1つ以上の表面をまたいで引っ張り、身体200の移転を遂行するために構成される。追加のハンドルまたは引っ張りタブ140も、区分104、106を切り離し、区分104、106を継ぎ目118に沿って分離するために提供されることができる(例えば、移転が終了し、患者支持体101が収縮させられた後)。
【0107】
用途に応じて、空気支承式支持体またはベッド101は、患者の身体の頭部領域(近位区分108)を支持するように構成される近位部分と、患者の身体の胴体領域(中間区分110)を支持するように構成される中間部分と、患者の身体の下側領域(遠位区分112)を支持するように構成される遠位部分とを含むことができる。遠位部分は、患者の下肢または脚部を支持し、患者の足(遠位区分113)を支持するようにも構成されることができる。
【0108】
選択的結合部または継ぎ目118は、縦方向区分104、106を一緒に取り付け、それぞれ、頭部領域および身体の胴体領域200を近位および中間部分108、110内に支持し、近位部分110内の縦方向区分104、106を患者の頭部に向かって切り離すように構成されることができる。選択的結合部または継ぎ目118は、胴体を回転させる、または、別様に、患者を側面から側面に操作することなく、身体200の下からの空気支承式患者支持装置101の除去のために、近位部分または頭部(区分108)から少なくとも中間部分または胴体(区分110)を通して進む方向に、縦方向区分104、106を分離するように構成されることができる。
【0109】
例えば、移転システム100は、横方向区分114を有する空気支承式患者支持体101を備え得、第1および第2の縦方向区分104、106が、横方向区分114から延びている。ポート146が、例えば、横方向区分114を介して、第1および第2の縦方向区分104、106と流動連通するように提供されることができ、ポート146は、上部表面130において、患者200の移転のための空気支承式患者支持体101の膨張のために構成されることができる。
【0110】
複数の流動開口または孔152が、空気支承式患者支持体101の底部表面150上に配置されることができ、流動開口152は、移転中、空気支承式患者支持体101の内部からの気流のために構成される。したがって、患者200および支持装置101は、移転が遂行されるとき、少なくとも部分的に気流上に支持され、気流は、支持体101の底部表面105と表面または複数の表面210との間の摩擦を実質的に低減させる。
【0111】
選択的に係合される継ぎ目118が、空気支承式支持体101の近位端108から遠位端112または113に向かって第1および第2の縦方向区分104、106間に延びているように、提供されることができる。選択的に係合される継ぎ目188は、空気支承式支持体上の膨張時の身体200の移転のために、縦方向区分104、106の取り付けを維持し、空気支承式支持体の収縮時の分離および除去のために、近位端における縦方向区分を選択的に切り離しのために構成されることができる。
【0112】
空気支承式支持体101の近位端108は、患者200の頭部領域を支持するように適合されることができ、選択的に係合される継ぎ目118は、患者200の頭部領域に近接する近位端108から、支持装置101の中間部分110内の患者の少なくとも胴体領域を通して、縦方向区分104、106の分離のために構成される。継ぎ目118は、支持体101の中間部分110における患者の胴体領域のさらなる操作なしの患者200の対向側への縦方向区分104、106の除去のためにさらに構成されることができる。
【0113】
選択的に係合される継ぎ目118は、空気支承式患者支持体101の実質的に連続した上部表面130を画定するように適合されることもでき、継ぎ目118は、第1および第2の縦方向区分104、106間の裂け目102をまたいで延びている。例えば、第1および第2の縦方向区分104、106は、実質的に連続する材料から形成され得、実質的に連続する材料は、区分104、106間に縦方向に延びている穿孔された継ぎ目118も画定する。患者の移転の完了時、継ぎ目118は、縦方向区分104、106の分離および除去のために構成される。空気支承式支持体101の単回使用移転用途に続いて、システム100全体または支持体101の上に配置される使い捨てカバーは、衛生的廃棄のために構成され得る。
【0114】
複数の内部バッフル160が、例えば、第1および第2の縦方向区分104、106の一方または両方内に横方向に、かつ空気支承式支持体101の底部および上部表面150、130間に垂直に延びているように、提供されることができる。この配列では、バッフル160は、区分104、106の各々に沿った縦方向気流を可能にしながら、支持体101の膨張時、構造支持を提供するように構成されることができる。
【0115】
いくつかの実施例では、1つ以上のストラップ122が、患者を上部表面103に固定するために、空気支承式患者支持体101の縦方向区分104、106をまたいで横方向に延びている。装置は、患者200を1つの表面210から別の表面に引っ張ることによって移転を遂行するために、支持ベッド101の周縁に沿って配置される1つ以上のハンドル142を含むことができる。
【0116】
吸収性層部分132が、空気支承式患者支持装置101の上部表面130上に提供または配置されることができ、吸収性層132は、移転が完了した後の空気支承式装置101と一緒の流体の吸収および廃棄のために適合される。境界134は、吸収性層部分132の周りに配置され得、例えば、隆起境界134は、流体を吸収性層部分132に向けるように適合される。代替として、患者支持装置101の上部表面130は、実質的に不浸透性であり得、除去可能吸収性シートが、上部表面130上に配置されることができる。
【0117】
図8Aは、縦方向区分104、106の各々に沿って延びている縦方向バッフル118を伴う患者移転システム100の斜視図である。
図8Bは、
図8Aのシステムのための空気支承式患者支持体101の分解図である。
【0118】
図8Aおよび8Bに示されるように、空気支承式患者支持体101の上部および底部表面130、150は、別個のパネル130A、150Bから形成されることができ、それらは、溶接、熱接合、RF接合、化学接合、または類似の機械的取り付けおよび圧力シールプロセスによって、周辺125の付近で一緒に取り付けられる。内部バッフル116が、患者支持体101の上部表面130を画定する上部パネル130Aと、底部表面150を画定する底部パネル150Bとの間に取り付けられ、穿孔152が、区分104、106間の裂け目102に沿って延びている選択的係合または解放可能継ぎ目118と略平行に、縦方向向きにおいて、第1および第2の縦方向区分に沿って延びている。
【0119】
解放可能継ぎ目118は、横方向または垂直力下における好適な解放特性を伴う穿孔された縦方向継ぎ目118または類似継ぎ目構造118を含む追加の解放可能取り付け部または選択的接合材料の有無にかかわらず、種々の好適な形態で提供されることができる。解放可能継ぎ目118の好適な例は、膨張可能(空気支承式)患者支持体101の上部および底部層またはパネル130A、150Bの内部表面上に画定される分離継ぎ目特徴118も包含し、分離継ぎ目特徴118は、溶接プロセスが、横方向力に応答して、継ぎ目118のための分離点または解放特徴としての機能を果たすように、(デバイス101の同一側の)溶接された周辺125における継ぎ目118に隣接して、またはそれと平行に(それに沿って)、パネル材料130Aまたは105B(または両方)の側方または横方向構造を弱くするように構成される。
【0120】
これらの設計は、穿孔された継ぎ目118と類似選択的解放条件下、継ぎ目118に沿った縦方向区分104、106の分離を可能にし、ある実施形態では、溶接または接合プロセスを利用して、継ぎ目118またはスリット102に沿って延びている実際の穿孔を要求せずに、
図8Aおよび8Bに示されるように、継ぎ目118のための解放点を画定する。代替として、組み合わせプロセスが、継ぎ目118を画定するために使用されることができ、例えば、解放点は、中央(胴体)部分110および遠位(下肢)部分112、113内の継ぎ目118の縦方向範囲に沿った穿孔の有無にかかわらず、(患者の頭部における)近位部分108に隣接する溶接された周辺125における継ぎ目118に沿って画定される。
【0121】
図9Aは、代替患者移転システム100の上部斜視図である。
図1Aの実施形態と比較して、
図9Aおよび9Bの患者移転システム100は、溶接されたポリマーシート設計から形成されることもできる。このプロセスでは、患者支持体101の上部および底部層が、一緒に「打ち抜かれ」、または、一方が他方の上に配置され、周辺125において一緒に溶接され、膨張可能空気支承式患者支持体101を画定する。好適な溶接プロセスは、限定ではないが、熱溶接、化学溶接、および高周波(RF)溶接方法を含む。追加の溶接も、内部バッフル等の追加の特徴とともに、ハンドル140、142等の他の特徴を画定するために、または、取り付けるために使用されることができる。
【0122】
図9Bは、患者移転システム100の底部斜視図である。膨張可能患者移転システム100は、患者の身体を膨張させられた患者支持体101上に支持し、患者の体重を底部表面150の上により均一に分散させ、摩擦を低減させ、患者移転を促進するように構成される。上記の
図2におけるように、支持体101の底部表面150も、複数の小開口、穿孔、スロット、または孔の列152を含み得、それらは、膨張させられたベッドまたは患者支持体101の内側の空気が、底部表面150の下を流動する空気のクッションを提供するように、制御された様式で逃れることを可能にするように構成される。設計に応じて、十分な気流が、患者が患者支持体101上に横たわっている間、システム100を移動させるために、孔または開口152を通して発生させられ、十分な気流は、少なくとも部分的に底部表面150を支持し、移転面との摩擦接触を低減させることができる。
【0123】
図9Aおよび9Bを参照すると、穿孔された縦方向継ぎ目118は、移転プロセス中、縦方向区分104、106を軸方向分離102をまたいで一緒に固定するために使用されることができる。継ぎ目118は、移転後、区分104、106を分離するために、解放点または解放機構として機能することができる。
【0125】
図10Aおよび10Bに図示されるように、上部層127および底部層128の溶接123は、分離可能継ぎ目118を画定し得る。1つ以上の開口、陥凹、または切り込み線129が、解放可能継ぎ目118に沿って形成され、継ぎ目118に沿った縦方向区分104、106の分離を促進し得る。この構成は、異なる材料、例えば、患者支持体101の縫製された構造において想定されるような布地ウェブまたは織物材料から形成される中間引き裂き表面によって接合される2つの別個の区分を伴う分割されたユニットの使用とは対照的に、実質的に連続し、かつ一体型または同種(均一)の材料から形成される実質的に単一のユニットとして、患者支持体デバイス101の「空気支承式」または「空気マットレス」アセンブリを提示する。
【0126】
図11Aは、内部構造を示す
図9Aの患者移転システムの断面図である。
図11Bは、代替内部構造を示す
図9Aの患者移転システムの断面図である。
図11Cは、代替内部構造を示す
図9Aの患者移転システムの断面図である。
【0127】
図11A、11B、および11Cに図示されるように、膨張可能患者移転システム100は、患者支持体101の内部を通して流動する空気を向ける複数の内部バッフル160を含み得る。各バッフル160は、ポリマーまたは他の好適な材料の実質的に長円または長方形のシートから形成され得、上部縁が患者支持体101の上部層127の内側に取り付けられ、底部縁が、患者支持体101の底部層128の内側に取り付けられる。バッフル160は、支持体101の長さに沿って延び得、チャンバ133が、上部および底部層127、128と隣接するバッフル160との間に形成され得る。
【0128】
種々の実施形態では、患者移転システム100は、垂直バッフルを含まないか(
図11A参照)、全ての垂直バッフル160を含むか(
図11C参照)、または、垂直バッフル160を伴う区分と垂直バッフルを伴わない区分との組み合わせを含み得る(
図11B参照)。
【0129】
図11Aに図示されるように、上部および底部層127、128は、溶接123を介して、一緒に溶接され得、それらは、患者支持体101の長さに沿って延び得る。隣接する溶接123は、チャンバ133が、上部および底部層127、128と隣接する溶接123との間に形成されるように、互いから間隔を置かれ得る。溶接123のうちの1つ(例えば、中心または中央溶接)は、分離可能継ぎ目118を形成し得る(
図10B参照)。
図11Bに図示されるように、
図11Aの溶接123は、分離可能継ぎ目118を形成するために使用される中心または中央溶接123を除き、バッフル160によって置換される。
【0130】
図11Cに図示されるように、患者移転システム100は、全ての垂直バッフル160を含み得、一対の隣接するバッフル160は、裂け目102を形成し得る。これらの種々の構造のいずれか内のチャンバ133は、チャンバ133が、別個に膨張させられ得るように、空気支承システムまたは空気マットレス内でシールされ得る(例えば、片側を膨張させ、位置付けまたは他の医療目的のために、患者を「傾ける」、もしくは上半身または脚部を膨張させるが、残りのチャンバを膨張させ、患者移転をもたらすための容量を維持する)。
【0131】
図12Aは、ポートの中に挿入されるホースアダプタを示す
図9Aの患者移転システムの斜視図である。
図12Bは、
図12Aのホースアダプタおよびポートの部分分解図である。
【0132】
患者移転システム100は、1つ以上の充填ポートを含み得る。例えば、
図12Aに図示されるように、充填ポート146は、支持体101の横方向区分114内に配置されるか、それに隣接するか、または、別様に、概して、(例えば、患者の頭部の領域内の)近位端108における裂け目102の開始点と反対にある(例えば、患者の身体の下腿または足領域内の)支持体101の遠位端112内に位置し得る。充填ポート146は、患者移転システム100を膨張させ、表面間の患者の移転を促進するために使用され得る。
【0133】
図12Aを継続して参照すると、膨張可能患者移転システム100は、ホース結合器またはアダプタ190を含み、例えば、ホース166を介して、種々の送風機および空気供給源システムと充填ポート146の結合を促進し得る。
図12Aに図示されるように、ホースアダプタ190は、空気支承式患者支持体101上の充填ポート146と、第三者供給ホースシステムであるか、またはシステム100とともに供給され得るホース166とに接続するように設計され得る。ホース166は、第三者送風機または空気供給源の出口と接続し得る。ホースアダプタ190は、内部ボアを画定し、患者移転システム100と空気供給源を流動的に結合し得る。
【0134】
図12Bに図示されるように、ホースアダプタ190は、既存のホース166をポートまたは通気口146に結合するために構成され得る。ホースアダプタ190は、空気支承式患者支持体101上のポート146に結合するために適合された第1の界面192と、例えば、圧縮ホース継手を使用して、種々の異なるホースシステムに結合するために構成される第2の界面194とを提供し得る。第1の界面192は、バヨネット式コネクタとして構成され得る。例えば、
図12Bに図示されるように、第1の界面192は、ポート146内に形成される通路197を通してスライドし、ポート146に対するホースアダプタ190の回転を介して、ポート146の内部段部198の背後に固定される1つ以上の突出部196を含み得る。
図12Bでは、ホースアダプタ190は、ポート146内に形成される4つの通路197の中への進入、次いで、ポート146の4つの段部198の背後への回転のために、ホースアダプタ190の円周の周囲に等距離で間隔を置かれる4つの突出部196を含む。ホースアダプタ190は、用途に応じて、より多いまたはより少ない突出部196、通路197、および段部198を含み得る。
【0135】
第2の界面194は、ホース166に解放可能に結合されるように構成され得る。例えば、
図12Bに図示されるように、第2の界面194は、ホース166を握持するために、複数の軸方向に延びているフィンガ199を含み得る。フィンガ199は、ホース166のカラー201を握持するように構成され得る。例えば、フィンガ199の遠位端は、カラー201の後縁またはショルダ203に係合し、ホース166をホースアダプタ190に固定し得る。フィンガ199は、弾力性があり得、ホース166のホースアダプタ190への接続およびそれからの接続解除中、変形し得る。
図12Bに図示されるように、フィンガ199は、フィンガ199の遠位端の近傍のホースアダプタ190の中心線に向かって内向きに湾曲し、指199とカラー201の後縁またはショルダ203の係合を促進する。
【0136】
空気供給源を患者移転システム100に結合するために、ユーザは、ホースアダプタ190の1つ以上の突出部196を充填ポート146内の対応する通路197と回転整列させ得る。ユーザは、突出部196が、通路197を通してスライドするように、ホースアダプタ190を充填ポート146に向かって軸方向に移動させ得、次いで、ユーザは、ホースアダプタ190を充填ポート146に対して回転させ、突出部196を充填ポート146の1つ以上の段部198の背後に移動させ、ホースアダプタ190を充填ポート146に結合させ得る。ホース166をホースアダプタ190に結合するために、ユーザは、弾力的なフィンガ199が、ホース166のカラー201の背後にスナップ嵌めし、ホース166をホースアダプタ190に結合するまで、ホース166の遠位端をホースアダプタ190の第2の界面194の中に挿入し得る。ユーザは、概して、これらのステップを逆にし、ホース166を充填ポート146から除去し得る。
【0137】
(使用方法)
患者搬送システム100を使用するために好適な方法は、患者または他者の身体200を空気支承式支持体デバイス101上の1つ以上の表面210をまたいで搬送することと、少なくとも部分的に患者の下に位置付けられる支持デバイス101の1つ以上の膨張させられた区分104、106、114を収縮させることと、例えば、患者の胴体領域を操作することなく、または患者をその側面に回転させることなく、デバイス101の少なくとも第1の区分104および第2の区分106を側方に分離し、少なくとも部分的にデバイス101を患者の下から除去することとを含む。好適な方法は、少なくとも部分的に収縮させることの前、患者200の下に位置付けられる患者移転デバイスまたは装置101の1つ以上の収縮させられた区分104、106、144を膨張させることと、膨張させられたデバイス101および患者を1つの表面210から別の表面にスライドさせることとも含み得る。
【0138】
より一般的に、方法用途は、選択的係合または解放可能継ぎ目118に沿って取り付けられる第1および第2の縦方向区分104、106を有する空気支承式支持体101上に身体200を配置することと、身体200がその上部表面130上に支持される、第1および第2の縦方向区分104、106と流動連通する入口またはポート146を介して、空気支承式支持体101を膨張させることとのうちの1つ以上のものを含む。身体200を1つ以上の表面210をまたいで移すことは、少なくとも部分的に上部表面130と反対の空気支承式支持体101の底部表面150上の複数の開口152を通して向けられる気流によって支持される身体200および空気支承式装置101を用いて遂行されることができる。
【0139】
好適な方法は、例えば、患者200の身体の頭部領域内の空気支承式支持体101の近位端108において、縦方向区分104、106を切り離すことと、空気支承式支持体の近位端108から、患者の胴体の下の中間部分110を通して患者の下腿または足の下に配置される遠位端112もしくは113に向かって選択的に係合される継ぎ目118に沿って、縦方向区分104、106を分離することとも含む。縦方向区分104、106を除去することは、次いで、胴体部分の回転等のさらなる操作なしに患者200の身体の対向側に対して遂行されることができる。
【0140】
方法は、身体200の頭部領域を空気支承式支持体101の近位端108上またはそれに隣接して支持することと、例えば、近位108および遠位端112、113間に画定されるような空気支承式支持体101の中間領域110内に身体の胴体領域200を支持することとによって実施されることができ、空気支承式支持体101は、身体200を1つ以上の表面210をまたいで移すために膨張させられる。空気支承式支持体101を身体の胴体領域の下から除去することは、次いで、患者のさらなる操作なしに実施されることができ、例えば、空気支承式支持体101は、身体200を1つ以上の表面210をまたいで移すことに続いて収縮させられる。
【0141】
追加の方法ステップは、身体200を空気支承式支持体101にストラップで固定することを含み、例えば、身体200は、身体200を1つ以上の表面210をまたいで移すために、1つ以上の調節可能ストラップ122および調節可能結合部126を用いて、上部表面130に固定される。移転は、介護者または他のオペレータが、空気支承式支持体101の周縁の周りに配置される1つ以上のハンドル142を引っ張ることによって遂行されることができ、例えば、身体200は、少なくとも部分的に膨張させられた支持体101の内部から底部表面150上の複数の開口12を通して向けられるような気流上に支持された状態で、1つ以上の表面210を横断して移される。
【0142】
より一般的に、システム100の「使用」は、患者支持体101上での1つの表面から別の表面へ、または2つ以上の搬送手技における異なる表面をまたぐ患者の単回搬送を指し得る。例えば、同一患者支持体101は、医療手技のために、患者をベッドまたはストレッチャーから検査台もしくは手術台に移動させ、次いで、手技後、患者を台からベッドまたはストレッチャーに移動させるために使用され得、その時点で、区分104、106は、分離され、デバイス101は、除去されることができる。代替として、支持体101は、除去前、例えば、手術台に搬送するために、病院用ベッドからストレッチャーに、次いで、手術台からストレッチャーに戻すように、複数回の移転で使用され得、その時点で、区分104、106は、除去のために取り外される。
【0143】
(実施例)
第1の実施例では、移転システムは、第1および第2の縦方向区分を有する空気支承式支持体と、第1および第2の縦方向区分と流動連通しているポートであって、その上での身体の移転のための空気支承式支持体の膨張のために構成されているポートと、第1および第2の縦方向区分間に延びている選択的結合部であって、空気支承式支持体上での身体の移転のために、第1の縦方向区分と第2の縦方向区分とを一緒に取り付け、その分離および除去のために、少なくとも部分的に第1および第2の縦方向区分を切り離すように構成された選択的結合部とを含み得る。
【0144】
第1の実施例の選択的結合部は、空気支承式支持体の近位端から空気支承式支持体の遠位端に向かって縦方向区分間に延びている選択的に解放可能な継ぎ目を備え得、解放可能継ぎ目は、近位端において縦方向区分を切り離し、縦方向区分を近位端から遠位端に向かって分離するように構成される。解放可能継ぎ目は、空気支承式支持体の膨張時の身体の移転のために、縦方向区分の取り付けを維持し、空気支承式支持体の収縮および手動力の適用時、近位端において縦方向区分を切り離すように構成され得る。選択的結合部は、近位端における縦方向区分の切り離し、解放可能継ぎ目に沿った身体の反対側への縦方向区分の分離、および、さらなる実質的な操作なしの身体の下からの空気支承式支持体の除去のために構成され得る。選択的結合部は、別個の独立構成要素としての縦方向区分の分離および除去のために、空気支承式支持体の実質的に完全な縦方向範囲にわたって延び得る。
【0145】
第1の実施例の移転システムは、第1および第2の縦方向区分と流動連通する、空気支承式支持体の横方向区分をさらに備え得、選択的結合部は、横方向区分一緒に、一体としての第1および第2の縦方向区分の除去のために、横方向区分の中央部分まで、第1および第2の縦方向区分間に延びている。ポートは、空気支承式支持体の横方向区分内に配置され、それによって、第1および第2の縦方向区分と流動連通するように提供され得る。
【0146】
第1の実施例のポートは、外部空気供給源のための入口結合部を備え得、外部空気供給源は、空気支承式支持体の膨張のために構成される。移転システムは、入口結合部に取り付けられた空気ホースをさらに備え得、空気ホースは、移転システムの単回使用用途において、気流を外部空気供給源から空気支承式支持体に向けるために適合される。空気ホースは、気流を向けるために適合された折り畳み可能流動区分を備え得、折り畳み可能流動区分は、空気支承式支持体と組み合わせた実質的に平坦な保管、および、その膨張のための空気支承式支持体からの延長のために構成される。
【0147】
第1の実施例の移転システムは、ポートに結合された一体型空気供給源をさらに備え得、一体型空気供給源は、移転システムの単回使用用途において、空気支承式支持体の膨張のために適合される。
【0148】
第1の実施例の選択的結合部は、第1および第2の縦方向区分間の選択的結合部をまたいだ空気支承式支持体の実質的に連続した上部表面を画定するように構成される縦方向継ぎ目構造を備え得、身体は、空気支承式支持体の膨張時、実質的に連続した上部表面上に支持される。
【0149】
第1の実施例の移転システムは、第1および第2の縦方向区分の一方または両方内に配置された複数のバッフルをさらに備え得、バッフルは、空気支承式支持体の底部表面と上部表面との間に垂直に延び、その膨張時の構造完全性を提供する。バッフルは、縦方向区分をまたいで、またはそれに対して横方向に延び、システムは、空気支承式支持体の膨張時、バッフルをまたいで縦方向気流を可能にするように適合された1つ以上のポートもしくは開口をさらに、備え得る。バッフルは、縦方向区分に沿って、またはそれに対して縦方向に延び、システムは、その膨張のために縦方向区分と流動連通する側方区分をさらに備え得る。
【0150】
第1の実施例の選択的結合部は、空気支承式支持体の単回使用移転用途に応じて、第1および第2の縦方向区分の分離および除去のために構成された切り離し可能継ぎ目を備え得、システムは、その後、衛生的廃棄のために構成される。切り離し可能継ぎ目は、第1および第2の縦方向区分間に延びている垂直ウェブを画定し、システムは、切り離し可能継ぎ目に沿って配置され、空気支承式支持体の膨張時、第1および第2の縦方向区分間の横方向気流のために構成された1つ以上のポートもしくは開口をさらに、備え得る。
【0151】
第1の実施例の選択的結合部は、第1および第2の縦方向区分間に画定される穿孔された継ぎ目を備え得る。第1および第2の縦方向区分ならびに穿孔された継ぎ目は、同一の実質的に連続する材料から形成される。
【0152】
第1の実施例の移転システムは、空気支承式支持体の底部表面上に配置された複数の流動開口をさらに備え得、複数の開口は、空気支承式支持体と、それをまたいで身体の移転が遂行される1つ以上の表面との間の気流のために構成される。
【0153】
第1の実施例の移転システムはさらに、空気支承式支持体の第1および第2の縦方向区分を横断して横方向に延びている1つ以上のストラップを備え得、1つ以上のストラップは、移転中、身体を空気支承式支持体に固定するために構成される。
【0154】
第1の実施例の移転システムは、空気支承式支持体の周縁に沿って配置される1つ以上のハンドルを備え得、1つ以上のハンドルは、空気支承式支持体を引っ張り、移転を遂行するために構成される。
【0155】
第1の実施例の空気支承式支持体は、身体の頭部領域を支持するように構成される近位部分と、身体の胴体領域を支持するように構成される中間部分と、身体の下側領域を支持するように構成される遠位部分とを備え得る。選択的結合部は、縦方向区分を一緒に取り付け、身体の頭部領域および胴体領域をそれぞれ、近位および中間部分内に支持し、その胴体部分を回転することを伴わない身体の下からの空気支承式支持体の除去のために、近位部分内の縦方向区分を切り離し、縦方向区分を近位部分から少なくとも中間部分を通して分離するように構成され得る。
【0156】
第2の実施例では、装置は、第1および第2の縦方向区分がそこから延びている横方向区分を有する空気支承式患者支持体と、横方向区分を介して第1および第2の縦方向区分と流動連通しているポートであって、その上部表面上での患者の移転のための空気支承式患者支持体の膨張のために構成されているポートと、空気支承式患者支持体の底部表面上に配置された複数の流動開口であって、移転中、空気支承式患者支持体の内部からの気流のために構成されている流動開口と、空気支承式支持体の近位端から空気支承式支持体の遠位端に向かって第1および第2の縦方向区分間に延びている選択的に係合される継ぎ目であって、空気支承式支持体上の膨張時の患者の移転のために、縦方向区分の取り付けを維持し、空気支承式支持体の収縮時の分離および除去のために、近位端において縦方向区分を選択的に切り離すように構成されている選択的に係合される継ぎ目とを備えている。
【0157】
第2の実施例の空気支承式患者支持体の近位端は、患者の頭部領域を支持するように適合され得、選択的に係合される継ぎ目は、患者の頭部領域から患者の少なくとも胴体領域を通した縦方向区分の分離のために構成され得る。
【0158】
第2の実施例の選択的に係合される継ぎ目は、胴体領域のさらなる操作なしの患者の反対側への縦方向区分の除去のためにさらに構成され得る。選択的に係合される継ぎ目は、異なる構成要素としての縦方向区分の完全な分離および除去のために、空気支承式患者支持体の十分な長さにわたって、第1および第2の縦方向区分間に延び得る。選択的に係合される継ぎ目は、空気支承式患者支持体の横方向区分まで延び得、横方向区分は、一体としての一緒の除去のために、縦方向区分を接合し得る。
【0159】
第2の実施例の選択的に係合される継ぎ目は、第1および第2の縦方向区分間に延びている選択的に係合される継ぎ目をまたいだ空気支承式患者支持体の実質的に連続した上部表面を画定するように適合され得る。第1および第2の縦方向区分は、実質的に連続する材料から形成され得、実質的に連続する材料は、穿孔された継ぎ目を画定し、その間に縦方向に延びている。
【0160】
第2の実施例の選択的に係合される継ぎ目は、空気支承式患者支持体の単回使用移転用途に応じて、縦方向区分の分離および除去のために構成され得、装置は、その後、衛生的廃棄のために構成される。
【0161】
第2の実施例の装置は、第1および第2の縦方向区分の一方または両方内で横方向に延びている複数のバッフルをさらに備え得、バッフルは、空気支承式患者支持体の底部表面と上部表面との間に垂直に延び、その膨張時の縦方向気流を可能にするように構成される。
【0162】
第2の実施例の装置は、患者をそこに固定するために空気支承式患者支持体をまたいで横方向に延びている1つ以上のストラップをさらに備え得る。
【0163】
第2の実施例の装置は、空気支承式患者支持体の周縁に沿って配置され、患者を1つの表面から別の表面に引っ張ることによって移転を遂行する1つ以上のハンドルをさらに備え得る。
【0164】
第2の実施例の装置は、空気支承式患者支持体の上部表面上に配置される吸収性層部分をさらに備え得、吸収性層は、空気支承式患者支持体を用いた流体の廃棄のために適合される。第2の実施例の装置は、吸収性層部分の周りに配置される、隆起された境界をさらに備え得、隆起された境界は、流体を吸収性層部分に向けるように適合される。
【0165】
第2の実施例の空気支承式患者支持体の上部表面は、流体に実質的に不浸透性であり、その上に配置される除去可能吸収性シートをさらに備え得る。
【0166】
第2の実施例の装置は、それぞれ、空気支承式患者支持体の上部および底部表面を画定する第1および第2のパネルをさらに備え得、第1および第2のパネルは、第1および第2の縦方向区分を画定するための周辺の付近で接合され、選択的に係合される継ぎ目は、その間に延びている。周辺は、選択的に係合される継ぎ目のための解放特徴を画定し得、解放特徴は、横方向力に応答した周辺における選択的に係合される継ぎ目の分離による第1および第2の縦方向区分の切り離しのために適合される。周辺は、第1および第2のパネル間の溶接された取り付け部を備え得、溶接された取り付け部は、解放特徴を選択的に係合される継ぎ目と周辺の交点に画定する。
【0167】
第3の実施例では、方法は、身体を選択的に係合される継ぎ目に沿って取り付けられた第1および第2の縦方向区分を有する空気支承式支持体上に配置することと、第1および第2の縦方向区分と流動連通しているポートを介して空気支承式支持体を膨張させることであって、身体は、その上部表面上に支持されている、ことと、少なくとも部分的に上部表面と反対側の空気支承式支持体の底部表面上の複数の開口を通して向けられる気流によって支持された1つ以上の表面をまたいで身体を移すことと、空気支承式支持体の近位端において縦方向区分を切り離すことと、縦方向区分を選択的に係合される継ぎ目に沿って、空気支承式支持体の近位端から空気支承式支持体の遠位端に向かって分離することと、さらなる操作なしに縦方向区分を身体の反対側に除去することとを含む。
【0168】
第3の実施例の方法は、身体の頭部領域を空気支承式支持体の近位端上またはそれに隣接して支持し、身体の胴体領域を近位端と遠位端との間に画定された空気支承式支持体の中間領域において支持することをさらに含み得、空気支承式支持体は、身体を1つ以上の表面をまたいで移すために膨張させられる。方法は、さらなる操作なしに空気支承式支持体を身体の胴体領域の下から除去することをさらに含み得、空気支承式支持体は、身体を1つ以上の表面をまたいで移すことに続いて、収縮させられる。
【0169】
第3の実施例の方法は、身体を空気支承式支持体にストラップで固定することをさらに含み得、身体は、1つ以上の表面をまたいで移すための上部表面に固定される。方法は、空気支承式支持体の周縁の周りに配置される1つ以上のハンドルを引っ張ることをさらに含み得、身体は、少なくとも部分的に複数の開口から向けられる気流上に支持された状態で、1つ以上の表面をまたいで移される。
【0170】
第3の実施例の方法では、縦方向区分を分離することは、縦方向区分を近位端から空気支承式支持体の遠位端まで分離することをさらに含み、縦方向区分を除去することは、第1および第2の縦方向区分を異なる完全に分離された構成要素として除去することを含み得る。
【0171】
第3の実施例の方法の縦方向区分を分離することは、縦方向区分を近位端から空気支承式支持体の側方区分まで分離することを含み得、縦方向区分を除去することは、横方向区分によって一緒に接合された第1および第2の縦方向区分を除去することを含む。
【0172】
第3の実施例の方法は、1つ以上の表面をまたいで身体を移すと、空気支承式支持体を収縮させることをさらに含み得る。空気支承式支持体を膨張させること、身体を移すこと、および空気支承式支持体を収縮させることは、縦方向区分を分離し、除去することに先立って、反復的に実施され得る。
【0173】
本発明は、例示的実施形態を参照して説明されたが、本発明の精神および範囲から逸脱することなく、種々の変更が、行われることができ、異なる均等物が、その特定の要素に代用され得ることが、当業者によって理解されるであろう。本発明は、したがって、開示される特定の実施例に限定されず、また、添付の請求項によって包含される実施形態の不可欠な範囲から逸脱することなく、異なる問題および状況に適合され、異なる材料ならびに技法が適用されることもできる。
【0174】
本発明は、以下の項目をさらに提供する。
(項目1)
移転システムであって、前記移転システムは、
第1および第2の縦方向区分を有する空気支承式支持体と、
前記第1および第2の縦方向区分と流動連通しているポートであって、前記ポートは、前記空気支承式支持体の上での身体の移転のための前記空気支承式支持体の膨張のために構成されている、ポートと、
前記第1および第2の縦方向区分間に延びている選択的結合部と
を備え、
前記選択的結合部は、前記空気支承式支持体上での前記身体の移転のために、前記第1の縦方向区分と第2の縦方向区分とを一緒に取り付け、前記第1の縦方向区分と第2の縦方向区分との分離および除去のために、少なくとも部分的に前記第1の縦方向区分と第2の縦方向区分とを切り離すように構成されている、移転システム。
(項目2)
前記選択的結合部は、前記空気支承式支持体の近位端から前記空気支承式支持体の遠位端に向かって前記縦方向区分間に延びている選択的に解放可能な継ぎ目を備え、前記解放可能継ぎ目は、前記近位端において縦方向区分を切り離し、前記縦方向区分を前記近位端から前記遠位端に向かって分離するように構成されている、項目1に記載の移転システム。
(項目3)
前記解放可能継ぎ目は、前記空気支承式支持体の膨張時の前記身体の移転のために、前記縦方向区分の取り付けを維持し、前記空気支承式支持体の収縮および手動力の適用時、前記近位端において前記縦方向区分を切り離すように構成されている、項目2に記載の移転システム。
(項目4)
前記選択的結合部は、前記近位端における前記縦方向区分の切り離し、前記解放可能継ぎ目に沿った前記身体の反対側への前記縦方向区分の分離、および、さらなる実質的な操作なしの前記身体の下からの前記空気支承式支持体の除去のために構成されている、項目2に記載の移転システム。
(項目5)
前記ポートは、外部空気供給源のための入口結合部を備え、前記外部空気供給源は、前記空気支承式支持体の膨張のために構成され、前記移転システムは、前記入口結合部に取り付けられた空気ホースをさらに備え、前記空気ホースは、前記移転システムの単回使用用途において、気流を前記外部空気供給源から前記空気支承式支持体に向けるために適合されている、項目1に記載の移転システム。
(項目6)
前記空気ホースは、前記気流を向けるために適合された折り畳み可能流動区分を備え、前記折り畳み可能流動区分は、前記空気支承式支持体と組み合わせた実質的に平坦な保管、および、前記空気支承式支持体の膨張のための前記空気支承式支持体からの延長のために構成されている、項目5に記載の移転システム。
(項目7)
前記第1および第2の縦方向区分の一方または両方内に配置された複数のバッフルをさらに備え、前記バッフルは、前記空気支承式支持体の底部表面と上部表面との間に垂直に延び、前記空気支承式支持体の膨張時の構造完全性を提供する、項目1に記載の移転システム。
(項目8)
前記空気支承式支持体の底部表面上に配置された複数の流動開口をさらに備え、前記複数の開口は、前記空気支承式支持体と、1つ以上の表面との間の気流のために構成され、前記身体の移転は、前記1つ以上の表面をまたいで遂行される、項目1に記載の移転システム。
(項目9)
装置であって、前記装置は、
横方向区分を有する空気支承式患者支持体であって、第1および第2の縦方向区分が、前記横方向区分から延びている、空気支承式患者支持体と、
前記横方向区分を介して前記第1および第2の縦方向区分と流動連通しているポートであって、前記ポートは、前記空気支承式患者支持体の上部表面上での患者の移転のための前記空気支承式患者支持体の膨張のために構成されている、ポートと、
前記空気支承式患者支持体の底部表面上に配置された複数の流動開口であって、前記複数の流動開口は、前記移転中の前記空気支承式患者支持体の内部からの気流のために構成されている、複数の流動開口と、
前記空気支承式支持体の近位端から前記空気支承式支持体の遠位端に向かって前記第1および第2の縦方向区分間に延びている選択的に係合される継ぎ目と
を備え、
前記選択的に係合される継ぎ目は、前記空気支承式支持体上の膨張時の前記患者の移転のために、前記縦方向区分の取り付けを維持し、前記空気支承式支持体の収縮時の分離および除去のために、前記近位端において縦方向区分を選択的に切り離すように構成されている、装置。
(項目10)
前記選択的に係合される継ぎ目は、胴体領域のさらなる操作なしの前記患者の反対側への前記縦方向区分の除去のためにさらに構成されている、項目9に記載の装置。
(項目11)
前記選択的に係合される継ぎ目は、異なる構成要素としての前記縦方向区分の完全な分離および除去のために、前記空気支承式患者支持体の十分な長さにわたって前記第1および第2の縦方向区分間に延びている項目10に記載の装置。
(項目12)
前記選択的に係合される継ぎ目は、前記空気支承式患者支持体の横方向区分まで延び、前記横方向区分は、一体としての一緒の除去のために、前記縦方向区分を接合している、項目10に記載の装置。
(項目13)
前記選択的に係合される継ぎ目は、前記第1および第2の縦方向区分間に延びている前記選択的に係合される継ぎ目をまたいだ前記空気支承式患者支持体の実質的に連続した上部表面を画定するように適合されている、項目9に記載の装置。
(項目14)
前記第1および第2の縦方向区分の一方または両方内で横方向に延びている複数のバッフルをさらに備え、前記バッフルは、前記空気支承式患者支持体の底部表面と上部表面との間に垂直に延び、前記空気支承式患者支持体の膨張時の縦方向気流を可能にするように構成されている、項目9に記載の装置。
(項目15)
第1および第2のパネルをさらに備え、前記第1および第2のパネルは、それぞれ、前記空気支承式患者支持体の上部および底部表面を画定し、前記第1および第2のパネルは、前記第1および第2の縦方向区分を画定するための周辺の付近で接合され、前記選択的に係合される継ぎ目は、前記第1および第2の縦方向区分間に延びている、項目9に記載の装置。
(項目16)
前記周辺は、前記選択的に係合される継ぎ目のための解放特徴を画定し、前記解放特徴は、横方向力に応答した前記周辺における前記選択的に係合される継ぎ目の分離による前記第1および第2の縦方向区分の切り離しのために適合されている、項目15に記載の装置。
(項目17)
方法であって、前記方法は、
選択的に係合される継ぎ目に沿って取り付けられた第1および第2の縦方向区分を有する空気支承式支持体上に身体を配置することと、
前記第1および第2の縦方向区分と流動連通しているポートを介して前記空気支承式支持体を膨張させることであって、前記身体は、前記空気支承式支持体の上部表面上に支持されている、ことと、
少なくとも部分的に気流によって支持された1つ以上の表面をまたいで前記身体を移すことであって、前記気流は、前記上部表面と反対側の前記空気支承式支持体の底部表面上の複数の開口を通して向けられている、ことと、
前記空気支承式支持体の近位端において前記縦方向区分を切り離すことと、
前記選択的に係合される継ぎ目に沿って、前記縦方向区分を前記空気支承式支持体の近位端から前記空気支承式支持体の遠位端に向かって分離することと、
さらなる操作なしに前記縦方向区分を前記身体の反対側に除去することと
を含む、方法。
(項目18)
前記身体の頭部領域を前記空気支承式支持体の前記近位端上またはそれに隣接して支持することと、前記身体の胴体領域を前記近位端と遠位端との間に画定された前記空気支承式支持体の中間領域において支持することとをさらに含み、前記空気支承式支持体は、前記身体を前記1つ以上の表面をまたいで移すために膨張させられている、項目17に記載の方法。
(項目19)
さらなる操作なしに前記空気支承式支持体を前記身体の前記胴体領域の下から除去することをさらに含み、前記空気支承式支持体は、前記身体を前記1つ以上の表面をまたいで移した後、収縮させられる、項目18に記載の方法。
(項目20)
前記縦方向区分を分離することは、前記縦方向区分を前記近位端から前記空気支承式支持体の遠位端まで分離することを含み、前記縦方向区分を除去することは、前記第1および第2の縦方向区分を異なる完全に分離された構成要素として除去することを含む、項目17に記載の方法。
(項目21)
前記縦方向区分を分離することは、前記縦方向区分を前記近位端から前記空気支承式支持体の側方区分まで分離することを含み、前記縦方向区分を除去することは、前記横方向区分によって一緒に接合された前記第1および第2の縦方向区分を除去することを含む、項目17に記載の方法。
(項目22)
1つ以上の表面をまたいで前記身体を移すと、前記空気支承式支持体を収縮させることをさらに含む、項目17に記載の方法。
(項目23)
前記空気支承式支持体を膨張させること、前記身体を移すこと、および前記空気支承式支持体を収縮させることは、前記縦方向区分を分離し、除去することに先立って、反復的に実施される、項目22に記載の方法。