特表2020-535610(P2020-535610A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2020-535610(P2020-535610A)
(43)【公表日】2020年12月3日
(54)【発明の名称】捲回型電池セル
(51)【国際特許分類】
   H01M 10/04 20060101AFI20201106BHJP
   H01M 10/0587 20100101ALI20201106BHJP
   H01M 2/26 20060101ALI20201106BHJP
   H01M 2/02 20060101ALI20201106BHJP
【FI】
   H01M10/04 W
   H01M10/0587
   H01M2/26 A
   H01M2/02 K
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
【全頁数】14
(21)【出願番号】特願2020-517535(P2020-517535)
(86)(22)【出願日】2017年12月1日
(85)【翻訳文提出日】2020年3月26日
(86)【国際出願番号】CN2017114271
(87)【国際公開番号】WO2019104720
(87)【国際公開日】20190606
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DJ,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JO,JP,KE,KG,KH,KN,KP,KR,KW,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT
(71)【出願人】
【識別番号】513054978
【氏名又は名称】寧徳新能源科技有限公司
【氏名又は名称原語表記】NINGDE AMPEREX TECHNOLOGY LIMITED
(74)【代理人】
【識別番号】110002848
【氏名又は名称】特許業務法人SBPJ国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】曾 巧
(72)【発明者】
【氏名】肖 良針
(72)【発明者】
【氏名】王 可飛
【テーマコード(参考)】
5H011
5H028
5H029
5H043
【Fターム(参考)】
5H011AA13
5H011CC02
5H011CC06
5H028AA05
5H028AA07
5H028BB07
5H028CC08
5H028CC13
5H029AJ12
5H029BJ14
5H029CJ07
5H029DJ04
5H029DJ05
5H029HJ12
5H043AA04
5H043BA11
5H043BA19
5H043CA09
5H043CA12
5H043EA06
5H043EA32
5H043LA21E
(57)【要約】
捲回型電池セル(20)は、第一の電極シート(22)を備え、第一の電極シート(22)が第一の活物質層を含み、第一の活物質層が第一の電極シート(22)の両面を完全に覆い、ここで、捲回型電池セル(20)の最外周がセパレータ(24)であり、最外周のセパレータ(24)が第一の電極シート(22)に隣接する。本出願は、さらに上記捲回型電池セルを備えた電池を提供する。本出願の目的は、少なくとも捲回型電池セルの落下過程における外層のアルミニウム箔の引き裂き及び破損による短絡のリスクを低減させることにある。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
捲回型電池セルであって、
第一の電極シートを備え、
前記第一の電極シートは、第一の活物質層を含み、
前記第一の活物質層は、前記第一の電極シートの両面が完全に覆い、
前記捲回型電池セルの最外周がセパレータであり、前記最外周のセパレータが前記第一の電極シートに隣接することを特徴とする捲回型電池セル。
【請求項2】
第二の電極シートをさらに備え、
前記第二の電極シートは、第二の活物質層を含み、
前記第二の活物質層は、前記第二の電極シートの両面が完全に覆うことを特徴とする請求項1に記載の捲回型電池セル。
【請求項3】
複数の第一の電極タブが前記第一の電極シートから突出し、複数の第二の電極タブが前記第二の電極シートから突出し、
前記セパレータが前記捲回型電池セルの幅方向に延びる開始セグメントと、前記開始セグメントから延びる捲回セグメントと、前記セパレータ終了部を形成する終了セグメントと、を含むことを特徴とする請求項2に記載の捲回型電池セル。
【請求項4】
前記セパレータの終了セグメントと第一の電極シートの終了セグメントが前記捲回型電池セルの厚さ方向に重ならないことを特徴とする請求項3に記載の捲回型電池セル。
【請求項5】
前記捲回型電池セルの厚さ方向に、第一の電極シートの終了セグメントと第二の電極シートの終了セグメントが前記開始セグメントの同じ側に位置することを特徴とする請求項3に記載の捲回型電池セル。
【請求項6】
前記第一の電極タブと前記第二の電極タブがそれぞれ前記捲回型電池セルの上部に位置し、又は
前記第一の電極タブと前記第二の電極タブがそれぞれ前記捲回型電池セルの底部に位置することを特徴とする請求項3に記載の捲回型電池セル。
【請求項7】
前記第一の電極タブが前記捲回型電池セルの上部に位置し、且つ前記第二の電極タブが前記捲回型電池セルの底部に位置し、又は
前記第一の電極タブが前記捲回型電池セルの底部に位置し、且つ前記第二の電極タブが前記捲回型電池セルの上部に位置することを特徴とする請求項3に記載の捲回型電池セル。
【請求項8】
前記捲回型電池セルの厚さ方向に、前記第一の電極タブと前記第二の電極タブがそれぞれ前記開始セグメントの同じ側に位置することを特徴とする請求項3に記載の捲回型電池セル。
【請求項9】
前記捲回型電池セルの厚さ方向に、前記第一の電極タブが前記開始セグメントの両側に位置し、且つ前記第二の電極タブが前記開始セグメントの両側に位置することを特徴とする請求項3に記載の捲回型電池セル。
【請求項10】
請求項1−9のいずれか一項に記載の捲回型電池セル及び前記捲回型電池セルを包む包装フィルムを備えることを特徴とする電池。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、二次電池分野に関し、具体的には、捲回型電池セルに関する。
【背景技術】
【0002】
リチウムイオン電池は、消費者向け電子製品に広く応用されているが、リチウムイオン電池自体の特性により、一定の安全リスクを有する。従来の捲回型電池セル構造では、陽極及び陰極の片面領域を含み、且つ外層がアルミニウム箔で終了されるため、落下過程に外層の引き裂き及び破損による短絡のリスクがある。これにより、例えば消費者向け電子製品の落下過程に、外層のアルミニウム箔が容易に引き裂かれるため、消費者向け電子製品の電池内部で短絡故障が発生する。したがって、上記問題を解決できる電池セル構造を提供する必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
関連技術の問題に対して、本出願の目的は、少なくとも捲回型電池セルの落下過程における外層のアルミニウム箔の引き裂き及び破損による短絡のリスクを低減させるように、捲回型電池セルを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本出願の技術的解決策は次のように実現される。
【0005】
本出願の実施例による捲回型電池セルは、第一の電極シートを備え、
第一の電極シートは、第一の活物質層を含み、第一の活物質層は、第一の電極シートの両面が完全に覆い、捲回型電池セルの最外周がセパレータで終了され、最外周のセパレータが第一の電極シートに隣接する。
【0006】
本出願の実施例によれば、捲回型電池セルはさらに第二の電極シートを備え、第二の電極シートが第二の活物質層を含み、第二の活物質層が第二の電極シートの両面を完全に覆う。
【0007】
本出願の実施例によれば、複数の第一の電極タブが第一の電極シートから突出し、複数の第二の電極タブが第二の電極シートから突出し、セパレータが捲回型電池セルの幅方向に延びる開始セグメントと、開始セグメントから延びる捲回セグメントと、セパレータの終了部を形成する終了セグメントと、を含む。
【0008】
本出願の実施例によれば、セパレータの終了セグメントと第一の電極シートの終了セグメントが捲回型電池セルの厚さ方向に重ならない。
【0009】
本出願の実施例によれば、捲回型電池セルの厚さ方向に、第一の電極シートの終了セグメントと第二の電極シートの終了セグメントが開始セグメントの同じ側に位置する。
【0010】
本出願の実施例によれば、第一の電極タブと第二の電極タブが共に捲回型電池セルの上部に位置し、又は第一の電極タブと第二の電極タブが共に捲回型電池セルの底部に位置する。
【0011】
本出願の実施例によれば、第一の電極タブが捲回型電池セルの上部に位置し、且つ第二の電極タブが捲回型電池セルの底部に位置し、又は第一の電極タブが捲回型電池セルの底部に位置し、且つ第二の電極タブが捲回型電池セルの上部に位置する。
【0012】
本出願の実施例によれば、捲回型電池セルの厚さ方向に、第一の電極タブと第二の電極タブが共に開始セグメントの同じ側に位置する。
【0013】
本出願の実施例によれば、捲回型電池セルの厚さ方向に、第一の電極タブが開始セグメントの両側に位置し、且つ第二の電極タブが開始セグメントの両側に位置する。
【0014】
本出願の実施例による電池は、上記捲回型電池セル及び捲回型電池セルを包む包装フィルムを備える。
【発明の効果】
【0015】
本出願の有益な技術的効果は次の通りである。
【0016】
本出願の捲回型電池セルと電池では、セパレータで終了することにより、包装されたアルミニウム箔との大きな摩擦力を有することができ、それによって落下過程における衝撃力を緩和し、同時に、最外周のセパレータに隣接する第一の電極シートの両面に活物質層が塗布され、強度が単層アルミニウム箔の強度よりもはるかに高く、それによってアルミニウム箔の引き裂き又は破損による短絡のリスクを低減させる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1図1は、従来の捲回型電池セルの構造図である。
図2図2は、本出願に係る捲回型電池セルの一つの実施例の断面図である。
図3a図3aは、図2における第一の電極シートの上面図である。
図3b図3bは、図2における第一の電極シートの断面図である。
図4a図4aは、図2における第二の電極シートの上面図である。
図4b図4bは、図2における第二の電極シートの断面図である。
図5図5は、本出願に係る捲回型電池セルの一つの実施例の断面図である。
図6図6は、本出願に係る捲回型電池セルの一つの実施例の断面図である。
図7図7は、本出願に係る捲回型電池セルの一つの実施例の断面図である。
図8図8は、本出願に係る捲回型電池セルの一つの実施例の側面図である。
図9図9は、本出願に係る捲回型電池セルの一つの実施例の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
図面を参照しながら本出願の捲回型電池セルを説明する。以下の説明及び図面における対応する例示的な実施例は、互いに組合わせられてもよく、これにより以下で説明されない他の実施形態を形成し、且つその中の一部の部材が異なる実施例で省略されてもよいことが理解されるべきである。言い換えれば、以下の説明は本出願を制限するものではない。
【0019】
図1に示すように、従来の捲回型電池セル10の陽極及び陰極は、共に片面に活物質層が塗布された片面領域を含み、且つ外層がアルミニウム箔で終了され、落下過程に外層のアルミニウム箔の引き裂き及び破損による短絡のリスクがある。
【0020】
図2に示すように、本出願の実施例で捲回型電池セル20が開示され、該捲回型電池セル20は、大体的に第一の電極シート22を備え、第一の電極シート22が第一の活物質層を含み、第一の活物質層が第一の電極シート22の両面を完全に覆い、ここで、捲回型電池セル20の最外周がセパレータ24であり、最外周のセパレータ24が第一の電極シート22に隣接する。
【0021】
本出願の捲回型電池セルは、セパレータ24で終了することにより、包装されたアルミニウム箔との大きな摩擦力を有し、落下過程における衝撃力を緩和でき、同時に、最外周のセパレータ24に隣接する第一の電極シート22の両面ともに活物質層が塗布され、強度が単層アルミニウム箔の強度よりもはるかに高く、それによってアルミニウム箔の引き裂き又は破損による短絡のリスクを低減させる。
【0022】
図2に示すように、捲回型電池セル20はさらに第二の電極シート26を備えることができ、第二の電極シート26が第二の活物質層23を含み、第二の活物質層23が第二の電極シート26の両面を完全に覆う。つまり、活物質層が第一の電極シート22の両面と第二の電極シート26の両面を完全に覆い、したがって、製造上において続けて連続的に塗布することができ、製造コストを削減させ、片面領域の電極シートによる転がりリスクを回避する。
【0023】
理解すべきものとして、図2には、捲回型電池セルが時計回りに捲回する一つの実施例であることが記載されるが、捲回型電池セル20は、積み重ねられた第一の電極シート22、セパレータ24、第二の電極シート26が反時計回りに捲回することによって形成されてもよい。また、理解すべきものとして、第一の電極シート22がアノード電極シートである場合、第二の電極シートはカソード電極シートであり、又は、第一の電極シート22がカソード電極シートである場合、第二の電極シート26はアノード電極シートである。
【0024】
図3aは本出願の実施例の第一の電極シート22の上面図である。複数の第一の電極タブ25は第一の電極シート22から突出する。第一の電極タブ25が突出する具体的な位置は、具体的な使用状況に応じて決定されてもよく、図面に示される実施例に限定されない。図3bは本出願の実施例の第一の電極シート22の断面図である。第一の電極シート22は、第一の活物質層21を含み、第一の活物質層21が第一の電極シート22の両面を完全に覆う。
【0025】
図4aは本出願の実施例の第二の電極シート26の上面図である。複数の第二の電極タブ27は、第二の電極シート26から突出する。第二の電極タブ27が突出する具体的な位置は、具体的な使用状況に応じて決定されてもよく、図面に示される実施例に限定されない。図4bは本出願の実施例の第二の電極シート26の断面図である。第二の電極シート26は第二の活物質層23を含み、第二の活物質層23が第二の電極シート26の両面を完全に覆う。
【0026】
再び図2を参照すると、セパレータ24は、捲回型電池セルの幅方向Wに延びる開始セグメント241、開始セグメント241から延びる捲回セグメント242、セパレータの終了部を形成する終了セグメント243を含む。積み重ねられた第一の電極シート22、セパレータ24、第二の電極シート26は、セパレータの開始セグメント241から捲回され、捲回セグメント242は、捲回型電池セル20の一端で折り曲げられて捲回型電池セル20の他端に延びて再び折り曲げられ、最後に最外周に終了セグメント243で終了される。ここで、セパレータの開始セグメント241はセパレータ24の開始端からセパレータ24の1回目の折り曲げられた部分までのセグメントを指し、セパレータの終了セグメント243は、セパレータ24の末端からセパレータ24の最後の折り曲げられた部分までのセグメントを指し、セパレータの捲回セグメント242は、開始セグメント241と終了セグメント243の間のセグメントを指す。幅方向Wは捲回型電池セル20の折り曲げられた両端間に延びる方向を指す。
【0027】
セパレータ24の終了セグメント243と第一の電極シート22の終了セグメント221は、捲回型電池セル20の厚さ方向Tに重ならない。ここで、厚さ方向Tは幅方向Wに垂直である。第一の電極シート22の終了セグメント221は、第一の電極シート22の末端から第一の電極シート22の最後の折り曲げられた部分までのセグメントを指す。これに対応して、第二の電極シート26の終了セグメント261は、第二の電極シート26の末端から第二の電極シート26の最後の折り曲げられた部分までのセグメントを指す。
【0028】
本出願の一つの実施例によれば、厚さ方向Tに、第一の電極シート22の終了セグメント221と第二の電極シート26の終了セグメント261は、セパレータ24の開始セグメント241の同じ側に位置する。
【0029】
図5を参照すると、本出願の一つの実施例による捲回型電池セル50が示され、第一の電極タブ55と第二の電極タブ57は、捲回型電池セルの上部に位置し、一つの図示されていない実施例では、第一の電極タブ55と第二の電極タブ57はさらに全て捲回型電池セルの底部に位置してもよい。ここで、捲回型電池セルの高さ方向Hは、幅方向W及び厚さ方向Tが位置する平面に垂直である。捲回型電池セルの上部及び底部はそれぞれ捲回型電池セルの高さ方向Hの2つの端面である。
【0030】
図6を参照すると、本出願の一つの実施例による捲回型電池セル60が示され、第一の電極タブ65は、捲回型電池セル60の上部に位置し、第二の電極タブ67は、捲回型電池セル60の底部に位置し、又は、一つの図示しない実施例では、第一の電極タブ65は捲回型電池セル60の底部に位置してもよく、第二の電極タブ67は捲回型電池セル60の上部に位置してもよい。言い換えれば、第一の電極タブ65と第二の電極タブ67はそれぞれ捲回型電池セル60の異なる端面(上部と底部)に位置する。
【0031】
再び図2を参照すると、本実施例では、捲回型電池セル20の厚さ方向Tに、第一の電極タブ25と第二の電極タブは捲回型電池セル20の同じ側に位置し、即ち共に捲回型電池セル20の上部又は底部に位置する。ここで、第一の電極タブ25と第二の電極タブ27は、セパレータ24の開始セグメント241の同じ側に位置する。且つ、第一の電極タブ25と第二の電極タブ27が設けられた一側には、第一の電極シートと第二の電極シートはそれぞれ各層に電極タブを有する。本実施例では、第一の電極タブ25と第二の電極タブ27は共にセパレータの開始セグメント241の一側に位置し、第一の電極シート22の終了セグメント221と第二の電極シート26の終了セグメント261はセパレータの開始セグメント241の他側に位置する。
【0032】
図7を参照すると、本出願の一つの実施例による捲回型電池セル70が示され、本実施例では、第一の電極タブ75と第二の電極タブ77は、捲回型電池セル70の同じ端面に位置し、即ち第一の電極タブ75と第二の電極タブ77は共に捲回型電池セル70の上部に位置し、又は第一の電極タブ75と第二の電極タブ77は共に捲回型電池セル70の底部に位置する。図2に示す実施例と異なる点では、本出願の捲回型電池セルの応用及び電極タブの過電流の状況に応じて、捲回型電池セル70の厚さ方向Tに、複数の第一の電極タブ75はいずれもセパレータの開始セグメント741の両側に設けられ、且つ複数の第二の電極タブ77はいずれもセパレータの開始セグメント741の両側に設けられる。そして、第一の電極シートの各層がセパレータの開始セグメント741の両側に第一の電極タブ75を有し、第二の電極シートの各層がセパレータの開始セグメント741の両側に第二の電極タブ77を有する。
【0033】
図8を参照すると、本実施例では、本出願の一つの実施例による捲回型電池セル80が示され、第一の電極タブ(図示せず)と第二の電極タブ87はそれぞれ捲回型電池セル80の上部及び底部に位置する。ここで、捲回型電池セル80の厚さ方向Tに、複数の第二の電極タブ87はいずれもセパレータの開始セグメント841の同じ側に位置する。本実施例では、複数の第二の電極タブ87はいずれもセパレータの開始セグメント841の一側に位置し、第一の電極シートの終了セグメント821と第二の電極シートの終了セグメント861はセパレータの開始セグメント841の他側に位置する。
【0034】
図9を参照すると、本出願の一つの実施例による捲回型電池セル90が示され、本実施例では、第一の電極タブ95と第二の電極タブ97はそれぞれ捲回型電池セル90の上部及び底部に位置する。本出願の捲回型電池セルの応用及び電極タブの過電流の状況に応じて、複数の第一の電極タブ95と複数の第二の電極タブ97はそれぞれセパレータの開始セグメントの両側に位置し、即ち複数の第一の電極タブ95はセパレータ941の開始セグメントの両側に位置し、且つ複数の第二の電極タブはセパレータ941の開始セグメントの両側に位置する。
【0035】
図2図7から図9に電極タブの設置方式のいくつかの例示的な実施例が示されるが、理解すべきものとして、捲回型電池セル構造における電極タブの位置は、具体的な使用状況に応じて決定されてもよく、本出願は上述した設置方式に限定されない。
【0036】
本出願の実施例によれば、上記捲回型電池セルのいずれか一つ、及び捲回型電池セルを包む包装フィルムが設置されてもよい電池が開示される。
【0037】
上述したように、本出願の捲回型電池セルと電池では、セパレータで終了することにより、包装されたアルミニウム箔との大きな摩擦力を有することができ、それによって落下過程における衝撃力を緩和し、同時に、最外周のセパレータに隣接する第一の電極シートの両面に活物質層が塗布され、強度が単層アルミニウム箔の強度よりもはるかに高く、それによってアルミニウム箔の引き裂き又は破損による短絡のリスクを低減させる。
【0038】
上記は本出願の好ましい実施例に過ぎず、本発明を制限するためのものではなく、当業者にとって、本出願に対して様々な変更及び修正を行うことができる。本出願の精神及び原則の範囲内で行われたあらゆる修正、同等の置換、改善などは、いずれも本出願の範囲内に含まれるべきである。
図1
図2
図3a
図3b
図4a
図4b
図5
図6
図7
図8
図9
【国際調査報告】