(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2020-537341(P2020-537341A)
(43)【公表日】2020年12月17日
(54)【発明の名称】半導体デバイスにおけるプレモールドリードフレーム
(51)【国際特許分類】
H01L 23/50 20060101AFI20201120BHJP
【FI】
H01L23/50 L
H01L23/50 R
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
【全頁数】30
(21)【出願番号】特願2020-519681(P2020-519681)
(86)(22)【出願日】2018年10月5日
(85)【翻訳文提出日】2020年6月3日
(86)【国際出願番号】US2018054514
(87)【国際公開番号】WO2019071069
(87)【国際公開日】20190411
(31)【優先権主張番号】62/568,330
(32)【優先日】2017年10月5日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】62/568,333
(32)【優先日】2017年10月5日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】62/568,331
(32)【優先日】2017年10月5日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】16/151,026
(32)【優先日】2018年10月3日
(33)【優先権主張国】US
(81)【指定国】
AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DJ,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JO,JP,KE,KG,KH,KN,KP,KR,KW,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT
(71)【出願人】
【識別番号】390020248
【氏名又は名称】日本テキサス・インスツルメンツ合同会社
(71)【出願人】
【識別番号】507107291
【氏名又は名称】テキサス インスツルメンツ インコーポレイテッド
(74)【1名の代理人】
【識別番号】100098497
【弁理士】
【氏名又は名称】片寄 恭三
(72)【発明者】
【氏名】スリーニーバサン ケイ コドゥリ
【テーマコード(参考)】
5F067
【Fターム(参考)】
5F067AA01
5F067AB04
5F067BE09
5F067CC03
5F067CC05
5F067CC07
5F067DA17
5F067DB07
(57)【要約】
一例において、半導体パッケージ(100)が、第1の側から金属リードフレーム(102)内に部分的に延在する第1の複数の開口(118)と、第2の側から金属リードフレーム(102)内に部分的に延在する第2の複数の開口とを有する金属リードフレーム(102)を含む。第1の複数の開口及び第2の複数の開口は共に複数のリード(116)を形成する。少なくとも部分的に複数のリード(116)を支持するプレモールド化合物(122)が、第2の複数の開口(120)内に配置される。半導体パッケージ(100)は、ランディングサイトから半導体ダイ(104)まで延在する複数のバンプ(106)と、複数のバンプ(106)及び金属リードフレーム(102)を少なくとも部分的に覆うモールディング化合物(114)とを有する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
半導体パッケージを形成するための方法であって、
前記半導体パッケージのためのリードフレームを形成することを含み、
前記リードフレームを形成することが、
第1の側、及び前記第1の側とは反対側の第2の側を有する金属ストリップを提供することと、
第1の複数のチャネルを形成するため、切断パターンに従って前記金属ストリップの前記第1の側を深さD1まで切断することであって、前記深さD1が前記金属ストリップの高さHより小さい、前記第1の側を切断することと、
第2の複数のチャネルを形成するため、フォトレジストパターンに従って前記金属ストリップの前記第2の側を深さD2までエッチングすることであって、前記深さD2が前記金属ストリップの前記高さHより浅く、前記高さHが前記金属ストリップの前記第1の側と前記第2の側との間である、前記第2の側をエッチングすることと、
前記第2の複数のチャネルにプレモールド化合物を挿入することであって、
前記リードフレーム上に複数のリードを形成するため、前記第1の複数のチャネルが、前記第2の複数のチャネルにおける前記プレモールド化合物まで、又は、少なくとも部分的に前記プレモールド化合物へ延在し、
前記第1の複数のチャネルの少なくとも幾つかが、前記第2の複数のチャネルの少なくとも幾つかと流体連通する、
前記プレモールド化合物を挿入することと、
半導体ダイと前記リードフレームの複数のリード上の複数のバンプランディングサイトとの間で複数のバンプを結合することであって、前記複数のリードの少なくとも1つに沿う端部から見たとき、前記複数のバンプの少なくとも幾つかが重なり合って見える、前記複数のバンプを結合することと、
前記半導体パッケージを形成するため、前記半導体ダイの少なくとも一部及び前記リードフレームの少なくとも一部をモールディング化合物で覆うことと、
を含む、方法。
【請求項2】
請求項1に記載の方法であって、前記金属ストリップの前記第1の側を前記切断することが、レーザ、精密ウォータージェット、又はプラズマカッターを用いることを含む、方法。
【請求項3】
請求項1に記載の方法であって、前記プレモールド化合物を前記第2の複数のチャネルに挿入することが、前記第2の複数のチャネルを前記プレモールド化合物で実質的に充填することを含む、方法。
【請求項4】
請求項1に記載の方法であって、前記切断パターンが前記フォトレジストパターンと少なくとも部分的に整合され、前記金属ストリップの前記第1の側を前記切断することが、前記高さHの少なくとも50%が前記金属ストリップの前記第2の側からエッチングされた場所と整合される、方法。
【請求項5】
請求項1に記載の方法であって、前記第2の側から前記エッチングすることが、前記金属ストリップの前記高さHの50〜80%が除去されるまで継続される、方法。
【請求項6】
請求項1に記載の方法であって、前記金属ストリップの前記第1の側を前記切断することが、50ミクロンより小さい横方向の幅W1を有する切り込みを形成することを含む、方法。
【請求項7】
請求項1に記載の方法であって、前記プレモールド化合物がエポキシ樹脂を含む、方法。
【請求項8】
請求項1に記載の方法であって、前記金属ストリップの一部を第1の方向及び第2の方向に分離して1つ又は複数のアイランドを形成するように、前記金属ストリップを切断することをさらに含む、方法。
【請求項9】
請求項1に記載の方法であって、前記切断パターンが非線形である、方法。
【請求項10】
請求項9に記載の方法であって、前記フォトレジストパターンが実質的に線形である、方法。
【請求項11】
半導体パッケージを形成する方法であって、
前記半導体パッケージのためのリードフレームを形成することを含み、
前記リードフレームを形成することが、
第1の側、及び前記第1の側の反対側にある第2の側を有する金属ストリップを提供することであって、前記金属ストリップが前記第1の側と前記第2の側との間の高さHを有する、前記金属ストリップを提供することと、
第1の複数の開口を形成するため、切断パターンに従って前記金属ストリップの前記第1の側を深さD1まで切断することであって、前記深さD1が前記高さHより小さい、前記第1の側を切断することと、
前記金属ストリップの前記第2の側にフォトレジストを適用することと、
第2の複数の開口を形成するため、フォトレジストパターンに従って前記金属ストリップの前記第2の側に化学エッチングを適用することであって、前記第2の複数の開口の深さD2が前記金属ストリップの前記高さHより小さい、前記第2の側に化学エッチングを適用することと、
前記金属ストリップの前記第2の側から前記フォトレジストを除去することと、
前記第2の複数の開口内に絶縁材料を適用することであって、
前記リードフレームに複数のリードを形成するため、前記第1の複数の開口が前記第2の複数の開口内に延在する、前記絶縁材料を適用することと、
半導体ダイと前記リードフレームの複数のリード上の複数のバンプランディングサイトとの間で複数のバンプを結合することであって、前記複数のリードが前記絶縁材料によって少なくとも部分的に支持される、前記複数のバンプを結合することと、
前記半導体パッケージを形成するため、前記半導体ダイの少なくとも一部及び前記リードフレームの少なくとも一部をモールディング化合物で覆うことと、
を含む、方法。
【請求項12】
請求項11に記載の方法であって、前記複数のリードの少なくとも1つに沿う端部から見たとき、前記複数のバンプの少なくとも幾つかが重なり合って見える、方法。
【請求項13】
請求項11に記載の方法であって、前記化学エッチングが、前記第2の複数の開口の前記深さD2が前記金属ストリップの前記高さHの50〜80%になるまで適用される、方法。
【請求項14】
請求項11に記載の方法であって、前記金属ストリップの前記第1の側を切断することが、レーザ、精密ウォータージェット、又はプラズマカッターを用いることを含む、方法。
【請求項15】
請求項11に記載の方法であって、前記絶縁材料を前記第2の複数の開口に挿入することが、前記第2の複数の開口を前記絶縁材料で実質的に充填することを含む、方法。
【請求項16】
請求項11に記載の方法であって、前記金属ストリップの前記第1の側を切断することが、50ミクロンより小さい横方向の幅W1を有する切断を形成することを含む、方法。
【請求項17】
請求項11に記載の方法であって、前記絶縁材料がモールディング化合物である、方法。
【請求項18】
請求項11に記載の方法であって、前記第1の側を切断することが、前記金属ストリップの一部を完全に分離して絶縁アイランドにすること含む、方法。
【請求項19】
請求項1に記載の方法であって、前記切断パターンが非線形である、方法。
【請求項20】
半導体パッケージであって、
第1の側及び前記第1の側とは反対側の第2の側を有する金属リードフレームを含み、
前記金属リードフレームが、
前記第1の側から前記リードフレーム内に部分的に延在し、横方向の幅W1を有する第1の複数の開口と、
前記第2の側から前記リードフレーム内に部分的に延在する第2の複数の開口であって、前記第2の複数の開口が前記幅W1より大きい横方向の幅W2を有し、前記第1の複数の開口が前記第2の複数の開口と交差して前記リードフレームに複数のリードを形成する、前記第2の複数の開口と、
前記第2の複数の開口内に配置される絶縁材料であって、前記複数のリードを少なくとも部分的に支持する、前記絶縁材料と、
前記リードフレームの前記第1の側の前記第1の複数の開口間の複数のランディングサイトと、
前記ランディングサイトから半導体ダイまで延在する複数のバンプと、
前記複数のバンプ及び前記金属リードフレームを少なくとも部分的に覆うモールディング化合物と、
を含む半導体パッケージ。
【請求項21】
請求項20に記載の半導体パッケージであって、前記絶縁材料が前記第2の複数の開口を実質的に充填する、半導体パッケージ。
【請求項22】
請求項20に記載の半導体パッケージであって、前記第1の複数の開口が非線形であり、前記第2の複数の開口が線形である、半導体パッケージ。
【請求項23】
請求項20に記載の半導体パッケージであって、少なくとも1つの軸に沿う端部から見たとき、前記複数のバンプの幾つかが前記複数のバンプの他のバンプと重なり合う、半導体パッケージ。
【請求項24】
請求項20に記載の半導体パッケージであって、前記複数のバンプの各々が、前記複数のバンプの各バンプの長手方向軸に沿って前記リードフレームから離れるにつれて先細りとなっている、半導体パッケージ。
【請求項25】
請求項20に記載の半導体パッケージであって、前記第2の複数の開口の深さD2が前記金属リードフレームの深さD3の50〜80%であり、前記深さD3が前記リードフレームの前記第1の側から前記リードフレームの前記第2の側までの距離である、半導体パッケージ。
【請求項26】
請求項20に記載の半導体パッケージであって、前記リードフレームの一部を完全に分離するように、前記第1の複数の開口及び前記第2の複数の開口が整合される、半導体パッケージ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、概して、半導体デバイスに関し、より詳細には、半導体パッケージにおけるプレモールドリードフレーム
【背景技術】
【0002】
ある種の半導体パッケージにおいて、半導体ダイがリードフレームに複数の相互接続バンプ又はポストを介して直接に搭載される。これら複数の相互接続バンプは、半導体ダイをリードフレームに電気的に接続する。半導体ダイにおける各相互接続バンプのコンタクト表面領域は、リードフレームにおける相互接続バンプのコンタクト表面領域と同じ大きさであることが多い。
【発明の概要】
【0003】
一例において、半導体パッケージを形成するための方法が、半導体パッケージのためのリードフレームを形成することを含み、リードフレームを形成することが、第1の側及び第1の側の反対側の第2の側を有する金属ストリップを提供することと、切断パターンに従って金属ストリップの第1の側を深さD1まで切断して第1の複数のチャネルを形成することとを含む。深さD1は金属ストリップの高さHより小さい。リードフレームを形成することはさらに、フォトレジストパターンに従って金属ストリップの第2の側を深さD2までエッチングして第2の複数のチャネルを形成することを含む。深さD2は金属ストリップの高さH1よりも浅い。高さHは金属ストリップの第1の側と第2の側の間である。リードフレームを形成することはさらに、第2の複数のチャネル内へ絶縁材料を挿入することを含む。第1の複数のチャネルは、第2の複数のチャネルにおける絶縁材料まで、又は、少なくとも部分的に絶縁材料内に延在して、リードフレーム上の複数のリードを形成する。第1の複数のチャネルの少なくとも一部が、第2の複数のチャネルの少なくともいくつかと流体連通する。
【0004】
半導体パッケージを形成するための方法はさらに、半導体ダイとリードフレームの複数のリード上の複数のバンプランディングサイトとの間に複数のバンプを結合することであって、複数のリードの少なくとも1つに沿う端部から見ると、複数のバンプの少なくともいくつかが重なり合って見える、複数のバンプを結合することと、半導体ダイの少なくとも一部及びリードフレームの少なくとも一部をモールディング化合物で覆って半導体パッケージを形成することとを含む。
【0005】
一例において、半導体パッケージを形成する方法が、半導体パッケージのためのリードフレームを形成することを含み、リードフレームを形成することが、第1の側及び第2の側を有する金属ストリップを提供することと(ここで、第2の側が第1の側の反対側であり、金属ストリップが第1の側と第2の側の間の高さHを有する)、切断パターンに従って金属ストリップの第1の側を深さD1まで切断して第1の複数の開口を形成することとを含む。深さD1は高さHより小さい。リードフレームを形成することはさらに、金属ストリップの第2の側にフォトレジストを適用することと、フォトレジストパターンに従って金属ストリップの第2の側に化学エッチングを適用して第2の複数の開口を形成することとを含む。第2の複数の開口の深さD2は金属ストリップの高さHより小さい。リードフレームを形成することはさらに、金属ストリップの第2の側からフォトレジストを除去することと、第2の複数の開口内に絶縁材料又はプレモールド化合物を適用することとを含む。第1の複数の開口は第2の複数の開口内に延在して、リードフレームに複数のリードを形成する。
【0006】
半導体パッケージを形成するための方法はさらに、半導体ダイとリードフレームの複数のリード上の複数のバンプランディングサイトとの間に複数のバンプを結合することを含む。複数のリードの少なくとも1つに沿う端部から見ると、複数のバンプの少なくとも幾つかが重なり合って見え、複数のリードが絶縁材料によって少なくとも部分的に支持される。この方法はさらに、半導体ダイの少なくとも一部及びリードフレームの少なくとも一部をモールディング化合物で覆って、半導体パッケージを形成することを含む。
【0007】
一例において、半導体パッケージが、第1の側及び第2の側を有する金属リードフレームを含む。第2の側は第1の側の反対側である。金属リードフレームは、第1の側からリードフレーム内に部分的に延在する第1の複数の開口であって、横方向の幅W1を有する第1の複数の開口と、第2の側からリードフレーム内に部分的に延在する第2の複数の開口であって、第2の複数の開口が幅W1よりも大きい横方向の幅W2を有し、第1の複数の開口が第2の複数の開口に交差して複数のリードを形成する、第2の複数の開口と、第2の複数の開口内に位置し、複数のリードを少なくとも部分的に支持する絶縁材料とを含む。リードフレームの第1の側の第1の複数の開口間にランディングサイトがある。半導体パッケージはさらに、ランディングサイトから半導体ダイまで延在する複数のバンプと、複数のバンプ及び金属リードフレームを少なくとも部分的に覆うモールディング化合物とを含む。他の例を下記に提供する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】例示の半導体パッケージの概略部分切断斜視図である。
【0009】
【図2A】図1の半導体パッケージの一部の概略正面図である。
【0010】
【図2B】図2Aの半導体パッケージの概略上面図である。
【0011】
【図3A】例示のリードフレームを形成するためのプロセスステップを示す例示のリードフレームの概略断面正面図である。
【図3B】例示のリードフレームを形成するためのプロセスステップを示す例示のリードフレームの概略断面正面図である。
【図3C】例示のリードフレームを形成するためのプロセスステップを示す例示のリードフレームの概略断面正面図である。
【図3D】例示のリードフレームを形成するためのプロセスステップを示す例示のリードフレームの概略断面正面図である。
【図3E】例示のリードフレームを形成するためのプロセスステップを示す例示のリードフレームの概略断面正面図である。
【図3F】例示のリードフレームを形成するためのプロセスステップを示す例示のリードフレームの概略断面正面図である。
【0012】
【図4A】例示の半導体パッケージの一部の概略斜視図である。
【0013】
【図4B】図4Aの半導体パッケージの概略正面図である。
【0014】
【図4C】図4Aの半導体パッケージの概略上面図である。
【0015】
【図4D】第2の複数の開口を隠線で示す図4Aの半導体パッケージの概略上面図である。
【0016】
【図5】例示の半導体パッケージの一部の概略上面図である。
【0017】
【図6】例示の半導体パッケージの一部の概略上面図である。
【0018】
【図7】例示の半導体パッケージの一部の概略上面図である。
【0019】
【図8】例示の半導体パッケージの一部の概略上面図である。
【0020】
【図9A】例示の半導体パッケージの一部の概略上面図である。
【0021】
【図9B】図9Aの半導体パッケージの一部の概略正面図である。
【0022】
【図10】例示の半導体パッケージの一部の概略上面図である。
【0023】
【図11】例示の半導体パッケージの一部の概略上面図である。
【0024】
【図12】半導体パッケージを形成する例示の方法を示す。
【発明を実施するための形態】
【0025】
或る半導体パッケージは、半導体ダイが複数の相互接続バンプ、ピラー、又はポストを介してリードフレームに直接に搭載されるように構成される。このタイプのパッケージングにより、ワイヤボンディングを用いる他のタイプのリード付きパッケージに比して、電気的及び熱的な性能が向上され得る。また、半導体ダイをリードフレームに接続するワイヤボンドをなくすことによって、パッケージ寄生が低減され得る。
【0026】
しかし、半導体ダイは、概して、リードフレームに比べ、相互接続バンプに接続するための利用可能な表面領域が小さい。電子機器がますます普及し、その機能性がますます進化するにつれ、半導体ダイの大きさをさらに小さくすることが望ましい。その結果、半導体ダイが小さくなると、相互接続バンプ接続に利用可能な表面領域の大きさも小さくなる。相互接続バンプ接続のための半導体ダイ上の利用可能な表面領域は、半導体ダイをリードフレームに接続するために用いられ得る相互接続バンプの直径寸法及び相互接続バンプの数を決定するのに役立つ要因の1つである。
【0027】
相互接続バンプは均一な円筒形状を有する。例えば、相互接続バンプの直径が、相互接続バンプのダイ側とリードフレーム側の間で均一である。そのため、相互接続バンプのダイ接続側におけるコンタクト表面領域は、リードフレーム接続側におけるコンタクト表面領域と同じである。相互接続バンプの直径を小さくすることにより、相互接続バンプのコンタクト表面領域は、半導体ダイにおいてのみならずリードフレームにおいても小さくなる。
【0028】
リードフレーム上の相互接続バンプのコンタクト表面領域を小さくすると、相互接続バンプとリードフレームとの間の接合において電力及び電流密度が増加しやすい。電力及び電流密度が大きくなると、相互接続バンプとリードフレームの接合におけるエレクトロマイグレーションにより、温度が高くなり得、早期欠陥が生じ得る。相互接続バンプをリードフレームに取り付ける半田材料が、エレクトロマイグレーションの問題の一因となり得る。これは、相互接続バンプをリードフレームに取り付ける際に用いられる半田材料の特性によるものである。
【0029】
しかし、リードフレーム上の相互接続バンプのコンタクト表面領域が小さくなることだけが起こり得る問題ではない。半導体ダイとリードフレームの間を伝わる電力及び電流が増加すると、電力及び電流の伝達の増加に対処するために、より実質的なリードフレーム、すなわち、より厚いリードフレームが必要となり得る。換言すると、ダイ接続側と印刷回路基板(PCB)接続側との間でリードフレームをより厚くする必要があり得る。製造上の制限により、より厚いリードフレームは、隣接するリードフレームリード間の空間(横方向の幅)大きくなることにつながりやすい。リードフレームリード間の空間又は開口が大きくなると、相互接続バンプコンタクトのためのリードフレーム上の利用可能な表面領域が低減し、これは、相互接続バンプとリードフレームとの間の接合における電力及び電流密度が大きくなる一因ともなる。リードフレームリード間の空間を小さくするか、又は、パターン化されたリードを開発すれば、バンプ接続のためのリードフレーム上の利用可能な表面領域が増加し得る。一例において、リードフレームリード間の間隔の少なくとも一部にプレモールド化合物を配置することで、リードフレームに構造的な支持が提供され、本明細書でより詳細に説明されるようなアイランドや、近接リードを含めて、リードフレーム設計のさらなるカスタマイズが可能となる。
【0030】
まず図1を参照すると、幾つかの態様に従った半導体パッケージ100の概略の部分切断斜視図が提示されている。半導体パッケージ100は、リードフレーム102、半導体ダイ104、及び、半導体ダイ104上のサイトをリードフレーム102に電気的に接続する複数のバンプ106を含む。複数のバンプ106は、半導体ダイ104上のサイトに接続される第1の端部108と、反対側の、リードフレーム102上のランディングサイト136に接続される第2の端部110とを含む。一例において、第1の端部108は、複数のCOA(copper over anything)要素109に結合される。リードフレーム102は、ランディングサイト136と称し得る領域上で複数のバンプ106の第2の端部110を受けるための複数のリードフレームリード116を含む。ランディングサイト136のうち、117が1つの特定の例である。
【0031】
複数のリードフレームリード116又はリードストリップは、互いに物理的に分離されており、第1の複数の開口118及び第2の複数の開口120を用いて分離される。第1の複数の開口118は、複数のバンプ106を受けるためのリードフレームリード116上の利用可能な領域を大きくするような寸法とされる。第2の複数の開口120にプレモールド化合物122が配置されて、リードフレーム102の複数のリード116を構造的に支持する。プレモールド化合物122は、第2の複数の開口120を実質的に又は部分的に充填する。リードフレームリード116上の利用可能な領域をランディング領域又はストリップ或いはランディングサイト136と称することがあり、各ランディングサイトはバンプの基部又は端部を受けるためのリードフレームリードの領域である。リードフレーム104の種々の態様が下記でより詳細に説明される。
【0032】
半導体パッケージ100は、複数のバンプ106とリードフレーム102との間に配置される半田材料112を含む。半田材料112は、複数のバンプ106の第2の端部110をリードフレーム102のランディングサイト136に取り付けるために用いられる。幾つかの例において、半田材料112は、錫銀(SnAg)合金で形成される。他の例においては、とりわけ、SnPb、Sn、AnAgCu、或いは、Sn又はBiの他の合金など、他のタイプの半田が用いられる。
【0033】
電力又は信号バンプ或いはその他の接続バンプとし得る複数のバンプ106の第2の端部110と半田材料116との間に、半田バンプ界面126が形成される。半田バンプ界面126は、ボイド伝播を含めてエレクトロマイグレーション問題に影響されやすい。電流密度の増加は半田バンプ界面126の破壊の一因となり得、それにより、信頼性の問題が生じ得、複数のバンプ106の近隣の半導体ダイ104におけるある種の能動回路を置くことが妨げられ得る。幾つかの態様において、ランディングサイト136上で複数のバンプ106を受けるためのリードフレーム102上の利用可能な表面領域を大きくすることにより、半田バンプ界面126を流れる電流の密度が減少し、それにより、半田バンプ界面126及び半導体ダイ104の寿命が延びる。
【0034】
引き続き主に図1を参照して、幾つかの態様において、半導体パッケージ100はさらに、半導体パッケージ100内の構成要素を保護するためのモールディング化合物114を含む。モールディング化合物114は、半導体パッケージ100に構造的な支持を提供し、リードフレーム102、半導体ダイ104、複数のバンプ106、又はこれらの任意の組合せの少なくとも一部を覆う。幾つかの態様において、モールディング化合物114はさらに、例えば、複数のバンプ106の間など、半導体パッケージ100内の構成要素間の、又はリードフレーム102の第1の複数の開口118内の隙間を充填する。幾つかの例において、モールディング化合物114はエポキシ、ポリマー、又は他の絶縁材料である。モールディング化合物114は、概して、半導体ダイ104とリードフレーム102が共に組み立てられた後に付加される。
【0035】
前述したように、プレモールド化合物122は、第2の複数の開口120に配置されるか、又は第2の複数の開口120を充填する。幾つかの例において、プレモールド化合物122は、エポキシ、ポリマー、セラミック、又は他の絶縁材料である。モールディング化合物114とは対照的に、プレモールド化合物122は、リードフレーム102の形成の間であり、半導体ダイ104とリードフレーム102が共に組み立てられる前に付加される(リードフレーム102の形成をより詳細に説明する下記の図3A〜図3F)。しかし、モールディング化合物114は、半導体ダイ104とリードフレーム102が共に組み立てられた後に付加される。また、プレモールド化合物122が、リードフレーム102に構造的な支持を提供することを主に対象とする一方、モールディング化合物114は、概して半導体パッケージ100に構造的な支持を提供することを対象とする。
【0036】
プレモールド化合物122は、構造的な支持を提供することによってリードフレーム102の剛性を向上させ、また、リードフレーム102の平坦性を向上させる。プレモールド化合物122は局所的な剛性の補助となる。リードフレーム特徴の或る部分(或いは、リードフィンガ又はリード)が長くなり過ぎカンチレバーになると、これらの部分は局所的に曲がりやすい。幾つかの例において、プレモールド化合物122を備えることにより、全体的な構造及びその構成要素が共に保持される。プレモールド化合物122は、全体的なリードフレームの曲がりに対する剛性についても対処する。リードフレームが(より良好な設計ルールを実現するために)より大きくより薄い金属となる場合、リードフレームの一端又は両端は曲がり得、幾つかの態様において、プレモールド化合物122は、この問題に対処するのに役立つ。プレモールド化合物122は、反りに対処するのにも役立つ。反りは、垂直軸、水平横方向x軸、水平y軸、又はこれらの組合せに沿って生じて、反りの形状が椀形になり得、そのため、幾つかの例において、プレモールド化合物122はこの反りについても対処する。幾つかの例において、平坦性/剛性を向上させることにより、リードフレームは、製造機械の溝及びスロットを介して取り扱い/受け渡しが行われ得、損傷を受けることなく確実にキャリアへの挿入及びキャリアからの取り出しが行われ得、ダイの接続時にすべてのピンの完全な接触及び取付けが保証される。
【0037】
図1を引き続き参照しながら図2A〜図2Bを主に参照すると、半導体パッケージ100の一部が提示されている。図2Aは概略の立面正面図であり、図2Bはリードフレーム102上の複数のバンプ106の概略上面図である。リードフレーム102は、第1の側128と、反対の第2の側130とを含み、複数のバンプ106は第1の側128に接続される。リードフレーム102は、第1の側128と第2の側130との間を延在する、深さ又は高さH3を有する。幾つかの例において、H3は意図するパッケージ外形によって決まる。一例において、1つの機能を行う単一シリコンダイを有するディスクリート半導体パッケージが、0.38〜0.64mmの程度のリードフレーム厚さを有する傾向があり、マルチ機能集積回路を備えたパッケージは、0.127mm〜0.26mmの程度のリードフレーム厚さとなるが、当業者には、異なる応用例で様々な厚さが用いられ得、これらの数値は単なる幾つかの例であることが理解されよう。
【0038】
図2Aにおいて、下記でより詳細に説明するように、複数のバンプ106がテーパ形状を有するように図示される。しかし、簡潔にするため、図2Bにおいて、複数のバンプ106は概略的に示され、図2Aに示す先細りの細部は図示されない。結合された真っすぐなバンプも用いられることに留意されたい。
【0039】
リードフレーム102は、第1の側128から深さ又は高さH1だけリードフレーム102内に部分的に延在する第1の複数の開口118を含み、また、第2の側130から深さ又は高さH2だけリードフレーム102内に部分的に延在する第2の複数の開口120を含む。プレモールド化合物122は、少なくとも、リードフレーム102への何らかの構造的な支持、又は、本明細書において別の箇所で説明するようなアイランドの隔離を提供するため、第2の複数の開口122を充填するか又は実質的に充填する。第1の複数の開口118及び第2の複数の開口120はいずれも(図示する向きに対して)垂直方向に、例えばz軸121に平行に、リードフレーム102内に延在する。幾つかの例において、第1の複数の開口118と第2の複数の開口120は、例えばz軸121などの垂直軸に沿って整合される。第2の複数の開口120は、第1の複数の開口118より広い。
【0040】
幾つかの例において、第1の複数の開口118と第2の複数の開口120は、リードフレーム102の一部を交差し、これらの部分を、例えば、複数のリードフレームリード116に、完全に分離するように整合される。幾つかの例において、リードフレーム102の分離は、z軸121、y軸123、x軸125、又はこれらの組合せに沿って生じ、リードフレーム102の部分間に空間が形成される。
【0041】
しかし、第1の複数の開口118の幾つか又は第2の複数の開口120の幾つかが完全に整合されないように、リードフレーム102の完全な分離が望まれない場合があり得る。同様に、第2の複数の開口120の1つが第1の複数の開口118の1つと完全に整合されない位置にある、又はその逆であることが必要とされる場合があり得る。幾つかの例において、第1の複数の開口118及び第2の複数の開口120は線形に配置される。他の例において、第1の複数の開口118は非線形であるか、或いは曲率又は非線形パターンを有する。これについて図4を参照されたい。第1の複数の開口118は、切断パターン146(例えば、図3F参照)に従って形成される。開口118、120は、下記でさらに説明するように、異なるパターンとし得る。
【0042】
第1の複数の開口118は、横方向の幅W1(切断の幅)を有し、幾つかの例において、下記でさらに説明するように、レーザ、ジェット、又はその他の技術を用いて形成される。幾つかの例において、第1の複数の開口118の幅W1は、約75ミクロン未満である。第1の複数の開口118の幅W1は、幾つかの例において約50ミクロンであり、別の例において、25ミクロン以下である。これに対し、例えばエッチングのみを用いるなど、他の技術により、125ミクロン以上の幅をつくり得ることを理解されたい。上述したように、第1の複数の開口118は、第1の側128からリードフレーム102内に部分的に延在する。そのため、第1の複数の開口118の幅W1は、複数のバンプ106との接続のために利用可能なリードフレーム102上の第1の側128の表面領域に影響を及ぼす。幅W1を小さくすることにより、バンプのための表面領域がより大きくなるという技術的な利点が実現される。また、絶縁材料又はプレモールド化合物に助けられ、幅W1を他の方式で可能な幅よりも小さくし得る。幾つかの例において、第1の複数の開口118の各々の幅W1は大きさが異なる。一例において、第1の複数の開口118の1つの幅が約25ミクロンであり、第1の複数の開口118の別の幅が約35ミクロンである。
【0043】
第2の複数の開口120は、W1より大きい横方向の幅W2を有する。幾つかの例において、第2の複数の開口120の幅W2は、約125ミクロンより大きい。幾つかの例において、第2の複数の開口120の幅W2は200ミクロン又はそれ以上である。幾つかの態様において、プレモールド化合物122は、プレモールド化合物122によって提供される付加的な構造上の支持なしに他の方式で可能な値よりも、第2の複数の開口120の幅W2を大きくし得る。幾つかの例において、第2の複数の開口120の幅W2は、約50ミクロン〜5mmの範囲にある。第2の複数の開口120の各々の幅W2も大きさが異なり得る。幾つかの態様において、第2の複数の開口120の各々の幅W2は、印刷回路基板(PCB)の仕様に依存する。或る例において、第2の複数の開口120の1つの幅が約125ミクロンであり、第2の複数の開口120の別の幅が200ミクロンである。この例では、第2の複数の開口120の幅W2は、第1の複数の開口118の幅W1より大きい。幾つかの態様において、W2を大きくする一方でW1を小さく保つことは、プレモールドが対処する問題の1つである。この組合せを他の方式で実現することは難しく、W2を大きくすることにより、製造コストを下げ、高電圧を低くし、又は引き回しが柔軟性になるようにPCB上のピンを大きく分離し得る。
【0044】
第1の複数の開口118は高さH1(又は深さD1)を有し、第2の複数の開口120は高さH2(又は深さD2)を有する。通常、第1の複数の開口118の高さH1及び第2の複数の開口120の高さH2を合わせてリードフレーム102の高さH3(全厚である深さD3)と等しくなる。幾つかの例において、第2の複数の開口120の高さH2は、リードフレーム102の高さH3の約50〜90パーセントである。一例において、リードフレーム102の高さH3は約200ミクロンであり、第1の複数の開口118の高さH1は約50ミクロンであり、第2の複数の開口120の高さH2は約150ミクロンである。幾つかの例において、第1の複数の開口118の高さH1は、約75ミクロン未満である。プレモールド化合物122は、第2の複数の開口120を全体にわたる支持を提供し、これにより、第2の複数の開口120の高さH2が、他の方式で可能な値よりも大きくなり得、そのため、第1の複数の開口118の高さH1がより小さくなり得る。幾つかの態様において、H1をより小さくすると、W1をより細く又は小さくし得る。そして、より細いW1が得られると、より多くのランディングサイトが含まれ得るので、バンプ及び相互接続の密度をより大きくし得る。プレモールド化合物122は、張り出した薄いカンチレバー部134に必要な支持を提供し、レーザ、ジェット、化学物質、又は本明細書において別の箇所で参照される他の方式を用いて細いW1を切断し得る。
【0045】
特に図2Aを参照しながら引き続き主に図1〜図2Bを参照すると、リードフレーム102は複数のリードフレームリード116を含み、リードフレームリード116は、フルボディ部132と、フルボディ部132から横方向に長さL1延在するカンチレバー部134とを有する。z方向121に関して、フルボディ部132は、リードフレーム102の第1の側128と第2の側130の間を延在する。カンチレバー部134は、リードフレーム102の第1の側128でフルボディ部132から横方向に延在し、これにより、複数のバンプ106を受けるためのランディングサイトのためのリードフレーム102の第1の側128における表面領域がより大きくなる。幾つかの例において、カンチレバー部134がフルボディ部132から延在する長さL1は、約0〜5mm又はそれ以上である。プレモールド化合物122により、長さL1のカンチレバー化におけるばらつきが大きくなることが許容される。
【0046】
プレモールド化合物122は、少なくとも部分的に、カンチレバー部134を支持し、これにより、カンチレバー部134がフルボディ部132から延在する長さL1が、他の方式でプレモールド化合物122なしに得られる長さよりも大きくなり得る。プレモールド化合物122によるカンチレバー部134の支持は、第2の複数の開口120の幅W2が大きくなり得る1つの理由である。カンチレバー部134は、第1の複数の開口118の高さH1とほぼ同じ高さ又は深さである。ただし、製造技術により、幾つかの例において、カンチレバー部134のフルボディ部132に最も近い部分が、第1の複数の開口118の高さH1よりも僅かに大きな高さ又は厚さになることを理解されたい。カンチレバー部134の厚さは、複数のバンプ106を支持し、複数のバンプ106と複数のランディングリード116との間の電力伝達の間に近隣のカンチレバー部が融着することを防ぐために十分に大きくすべきである。
【0047】
複数のリードフレームリード116は、第1の複数の開口118の部材間で、リードフレーム102の第1の側128にランディング領域又はストリップ或いはランディングサイト136を含む。幾つかの例において、ランディングサイト136は、リードフレームリード116のカンチレバー部134にわたって延在し、それにより、ランディングサイト又は領域の表面領域が大きくなる。ランディング領域又はランディングサイト136は、複数のバンプ106を受け、支持するために利用可能な領域である。ストリップ136上のランディング領域は、それぞれのバンプ106の第2の端部110が(付随する半田112を用いて)取り付けられる場所を提供する。すなわち、ランディング領域又はランディングサイトは、リード上の対応するバンプの基部のための場所を提供する。
【0048】
引き続き主に図1〜図2Bを参照すると、複数の相互接続バンプ106は、半導体ダイ104とリードフレーム102との間をz方向121の長手方向軸124に平行に延在する。複数の相互接続バンプ106は、ピラー又はポストとも称し得る。幾つかの例において、複数の相互接続バンプ106の各々は、長手方向軸124に沿う非線形形状を有する。一例において、複数の相互接続バンプ106の第1の端部108は、第2の端部110の幅又は直径より小さい幅又は直径を有する。同様に、複数の相互接続バンプ106の第1の端部108は、一例において、複数の相互接続バンプ106の第2の端部110の(長手方向軸に直交する)横方向表面領域より小さい横方向表面領域を有する。
【0049】
幾つかの例において、複数の相互接続バンプ106の各々は、第2の端部110から第1の端部108まで先細りとなっており、そのため、複数の相互接続バンプ106の各々が、第2の端部110(リード側)から第1の端部108(ダイ側)に向かって横方向の幅が減少する。幾つかの例において、複数の相互接続バンプ106の各々の第2の端部110の端部表面領域(横方向端部)は、第1の端部108の端部表面領域(横方向端部)の大きさよりも1〜3倍又はそれ以上大きい。幾つかの例において、第2の端部110の表面領域は、第1の端部108の表面領域の大きさの約2倍である。第2の端部110の表面領域と第1の端部108の表面領域の比は、半導体ダイ104上の利用可能な表面領域及び構成要素、並びに、相互バンプ接続のためのリードフレーム102上の、例えば、バンプランディングサイト領域136など、利用可能な表面領域に基づいて改変され得る。また、ランディングサイト領域136がその上を延在し得る、プレモールド化合物122によってリードフレーム102上のカンチレバー部134に提供される構造的な支持により、第2の端部110の表面領域と第1の端部108の表面領域との比がさらに改変され得る。これは、ランディングサイト領域136が、複数の相互接続バンプ106の第2の端部110のより大きな表面領域を構造的に支持し得るからである。
【0050】
幾つかの例において、複数の相互接続バンプ106の各々は、長手方向軸124に沿って又は長手方向軸124に平行に、切頭円錐又は錐台形状を有し、長手方向軸124に対して横断方向(横方向)の断面形状は、円形又は他の湾曲形状、或いは何らかの他の形状である。幾つかの例において、複数の相互接続バンプ106は、長手方向軸124に対して横断方向の長円形状の、長手方向軸124に沿う非線形形状を有するが、正方形、三角形、多角形、長円形(図4C参照)などの他の幾何形状も用いられ得る。複数の相互接続バンプ106は、長手方向軸124に沿って多数の非線形形状をとり得るが、通常は、第2の端部110の表面領域は第1の端部108の表面領域とは異なる。
【0051】
幾つかの例において、複数のバンプ106の第2の端部110が複数のバンプ106の第1の端部108(相対する横方向端部表面領域)よりも大きくなり得るように複数のバンプ106を形づくることにより、半導体ダイ104上のランディングサイトに適合する程度に第1の端部108を小さくし得る一方で、第2の端部110が、複数のリードフレームリード116上で利用可能なより大きな表面領域を活用することが可能となる。一例において、リードフレームリード116間の間隔(例えば、第1の複数の開口118の幅W1)を低減することによってランディング領域136をさらに大きくし得、そのため、リードフレームリード116に接続するための複数のバンプ106の第2の端部110をさらに大きくし得る。これは技術的な利点である。また、複数のリードフレームリード116上の利用可能な表面領域を大きくすることにより、複数のバンプ106の第2の端部110をより大きくし得るだけでなく、リードフレーム102に接続し得る複数のバンプ106の数も多くし得る。これらの態様はすべて、個別に又は共に、複数のバンプ106の第2の端部110とリードフレーム102との間を流れる電流及び電力の密度を減少させ、熱的な非効率を低減するのに役立つ。同様に、複数のバンプ106の第2の端部110の大きさを大きくすることにより、電流交換の効率が増大し、これにより、半田バンプ界面126における熱出力を低減し得る。
【0052】
主に図3A〜図3Fを参照すると、幾つかの例に従った、図1のリードフレーム102などのリードフレームを形成するためのプロセスステップを示す概略断面図が提示されている。図3Aを参照すると、第1の側128、反対の第2の側130、及びこれらの間の深さ又は高さH3を有するリードフレーム102は、金属シート又はフィルム138で形成される。リードフレーム102は、幾つかの態様において、これらの形成ステップの間その高さH3を維持し、そのため、第1の側128、第2の側130、及これらの間の高さH3も、金属シート、金属フィルム、又は金属ストリップ138に当てはまり、金属ストリップ138の対応する側及び高さを示すために用いられる。幾つかの例において、金属ストリップ138は、銅又は銅合金で形成される。他の適切な金属又は材料も用いられ得る。金属ストリップ138の第2の側130にフォトレジスト140が配置される。
【0053】
図3B〜図3Cを参照して、マスク(明示的には示さず)がフォトレジストパターン142に従ってフォトレジスト140上に置かれる。フォトレジスト140は露光されて、フォトレジストパターン142に従ってフォトレジスト140に複数の開口144が形成される。フォトレジストパターン142に従って、化学エッチングが金属ストリップ138の第2の側130に深さD2(図3C)まで適用される。この化学エッチングにより、第2の側130から深さ又は高さD2/H2の第2の複数のチャネル120又は開口が形成される。
【0054】
深さD2は、リードフレーム102の全高H3よりも浅い。幾つかの例において、エッチングは、リードフレーム102(又は金属ストリップ138)の高さH3の50〜90%が除去されるまで、金属ストリップ138の第2の側130に適用される。幾つかの例において、エッチングは、リードフレーム102(又は金属ストリップ138)の高さH3の80%が除去されるまで、金属ストリップ138の第2の側130に適用される。このエッチングステップは、第1の複数の開口118の高さH1(図2A)が、少なくとも適所のプレモールド化合物122(図3C)とともに複数のバンプ106(図1に示す)を支持するため、及び、例えば、複数のバンプ106とリードフレーム102の間の電力及び電流伝達の間、近傍のリードフレームリード116(図2A)間の融着を妨ぐために十分な厚さとなるように、金属ストリップ138の十分な量を残すべきである。
【0055】
第2の複数の開口120の各々は、横方向の幅W2(図3C)を有する。幾つかの例において、第2の複数の開口120の幾つかが、第2の複数の開口120の他のものの幅と異なる幅を有する。一例において、第2の複数の開口120の1つの幅W2が200ミクロン又はそれ以上であり、第2の複数の開口120の別の1つの開口の幅W2が約150ミクロンである。第2の複数の開口120の各々の幅W2は、印刷回路基板(PCB)の仕様に基づき得る。幾つかの態様において、多数の要因の任意のものが幅W2に影響を及ぼし得る。これらの要因には、PCB、動作電圧、必要とされる精度のレベル(それに隣接するピンからのノイズ)、PCB引き回し柔軟性、又はPCB製造コストなどがある。
【0056】
主に図3Dを参照すると、フォトレジスト140が除去されている。幾つかの例において、フォトレジスト140は形成プロセスにおいて後に除去される。幾つかの例において、フォトレジスト140(図3C)は、プレモールド化合物122が第2の複数のチャネル120に挿入される前又は挿入された後に除去される。
【0057】
主に図3Eを参照すると、プレモールド化合物122が、第2の複数の開口120内にこれらを部分的に又は実質的に充填するように配置される。幾つかの例において、プレモールド化合物122は絶縁材料である。
【0058】
主に図3Fを参照して、切断パターン146に従って、金属ストリップ138の第1の側128が深さD1まで切断される。幾つかの態様において、切断の深さD1は、金属ストリップ138の完全な分離を確実にするため、金属ストリップ138の一部を越え、プレモールド化合物122内へ延在する。この切断により、深さD1又は高さH1を有する第1の複数の開口118が形成される。深さD1/H1はリードフレーム102の全高H3よりも浅い。深さD1は、第1の複数の開口118を第2の複数の開口120と接続するのに十分であり、これにより、共通の空間が提供され、複数のリード116を形成するための隔離が提供される。
【0059】
すなわち、第1の複数の開口118は、第2の複数の開口120と(図に示す向きに対して)垂直の方向に結合して、リードフレーム102が複数のリードフレームリード116に分離される。第1の複数の開口118の少なくとも一部が、第2の複数の開口120内にあるプレモールド化合物122内へ僅かに入って切断が延在するようにオーバーカットされ、そのため、切断の深さが第1の複数の開口118の高さH1よりも僅かに長くなる。例えば、切断深さは、金属ストリップ138の第1の側128からプレモールド化合物122内へ僅かに入って延在する。この態様において、切断は、金属ストリップ138が確実に複数のリードフレームリード116に完全に分離されるのに過不足なくプレモールド化合物122内へ延在する。幾つかの態様において、完全な分離を実現するために、このオーバーカットは最大15ミクロン、又はときにはH2の20%とし得る。幾つかの態様において、第1の複数の開口118の少なくとも一部が、第2の複数の開口120の少なくとも一部に流体接続される。
【0060】
金属ストリップ138は、第1の複数の開口118が、幾つかの例において75ミクロンより小さい、他の例において50ミクロンより小さい横方向の幅W1を有するように切断される。幾つかの例において、金属ストリップ138は、第1の複数の開口118が約25ミクロン又はそれより小さい横方向の幅W1を有するように切断される。幾つかの例において、レーザ、精密ウォータージェット、電気放電加工、又はプラズマカッター、機械式カッター、又は別の箇所で説明される切断法の任意のものを用いて金属ストリップ138を切断して金属ストリップ138内に第1の複数の開口118を形成する。少なくとも50ミクロン未満の幅の開口を生成し得る他の適切なデバイスを用いることもある。これらのデバイスはより広い開口を生成し得るが、幾つかの態様において、これらの切断デバイスは、切断パターン146及び例えば深さD1などの所望の深さに従って精密な非線形又は湾曲開口を生成し得る。幾つかの例において、切断パターン146及び第1の複数の開口118は、水平方向の少なくとも1つにおいて、例えば、x軸及びy軸(図1〜図2Bに示す)の両方でないにしても、これらの一方において、カスタマイズされたパターン又は形状を有する。これにより、リードフレーム102上のバンプがより大きくなり得るので、利点となる。
【0061】
第1の複数の開口118間の横方向の幅W1と第1の複数の開口118の高さH1は、動作の間、近隣のカンチレバー部134間の融着を妨げるのに十分である。これに従って、例えば、化学エッチングなどの第2の切断が金属ストリップ138の第2の側130に適用される深さD2が制御される。
【0062】
一例において、第1の複数の開口118を形成するために金属ストリップ138を切断するステップは、第2の複数の開口120を形成するために金属ストリップ138をエッチングするステップの後に実施される。幾つかの例において、切断パターン146とフォトレジストパターン142は、整合又は調整される。幾つかの例において、フォトレジストパターン142は切断ステップの後に除去される。幾つかの例において、金属ストリップ138の第1の側128の切断は、金属ストリップ138の第2の側130から高さH1の少なくとも50%がエッチングされた箇所と整合される。幾つかの例において、第1の複数の開口118を形成する切断は、第2の複数の開口120を形成する切断の後であり、第2の複数の開口120を少なくとも部分的に充填した後に行われる。
【0063】
幾つかの例において、第2の複数の開口120が実質的に線形となるように、フォトレジストパターン142は実質的に線形である。幾つかの例において、切断パターン146も、第1の複数の開口118が実質的に線形となるように(例えば、図2B参照)、実質的に線形である。他の例において、第1の複数の開口118が実質的に(例えば、大部分で)非線形となるか又は湾曲するように、切断パターン146は非線形すなわち湾曲状である。非線形切断パターンが、或る角度で接続される真っすぐなリード部分(例えば、図5参照)を含み得る。
【0064】
主に図4A〜図4Dを参照すると、半導体パッケージ200の一部が提示されており、半導体パッケージ200は、複数の相互接続バンプ206を備えたリードフレーム202を含み、複数の相互接続バンプ206はリードフレーム202から延在する。図4Aは、半導体パッケージ200の概略斜視図を表す。図4Bは、半導体パッケージ200の概略の立面正面図を表す。図4Cは、半導体パッケージ200の概略上面図を表すが、ダイは示していない。図4Dは、半導体パッケージ200の別の概略上面図を表すが、ダイは示しておらず、半導体パッケージ200の態様が隠線で示されている。
【0065】
リードフレーム202は、第1の側228及び反対の第2の側230を有する。複数の相互接続バンプ206は、リードフレーム202の第1の側228からダイ(図1の104参照)に向かって延在する。第1の複数の開口218が、第1の側228からリードフレーム202内に延在し、第2の複数の開口220が、第2の側230からリードフレーム202内に延在する。プレモールド化合物222が、第2の複数の開口220に配置され、第2の複数の開口220を完全に又は部分的に充填する。第1の複数の開口218及び第2の複数の開口220は、(図に示す向きに対して)垂直の軸、例えばz軸237、に沿ってリードフレーム202が完全に分離されるように接続される。幾つかの態様において、第1の複数の開口218及び第2の複数の開口220は、垂直軸及び水平軸、例えばz軸237及びy軸239、に沿ってリードフレーム202が完全に分離されて複数のリード216が形成されるように接続される。幾つかの例において、第1の複数の開口218及び第2の複数の開口220は、流体連通していると称され、共通の接続空間を形成する。
【0066】
リードフレーム202は、第1の複数の開口218が、非線形であり、湾曲した、正弦波状の、カスタマイズされた、又はその他の非線形パターンを有する点で、図1〜図2Bのリードフレーム102とは異なる。これに対し、図1〜図2Bに図示される第1の複数の開口118の各々は、(図に示す向きに対して)水平の軸、例えばy軸、に沿って真っすぐ又は線形である。この場合も、第1の複数の開口218は、少なくともz軸237に沿ってリードフレーム202が完全にセグメント化又は分離されて隔離がつくられるように、第2の複数の開口220と(その頂部の上で)整合される。リードフレーム202は、複数のリードフレームリード216に分離される。第1の複数の開口218及び第2の複数の開口220は、図3A〜図3Eに関して上述した技術を用いて形成される。上述の精密切断装置により、エッチング技術と比してより小さくより精密な切断が形成されるだけでなく、これらの切断装置により、幾つかの例において、カスタマイズされた非線形幾何形状の第1の複数の開口218が形成される。これにより、一端から見たとき(例えば、図4B参照)、ランディングサイト(実装時はバンプ206)が重なり合うように見え、1つ又は複数のリードに沿う一端から見たとき(端面図)、櫛歯状の、噛み合った、又は見かけ上バンプが重なり合っていると称し得る。プレモールド化合物222がさらに、カスタマイズされた非線形幾何形状の第1の複数の開口218の形成を容易にする。これは、少なくとも、プレモールド化合物222がリードフレーム202に構造的又は機械的な支持を提供する、すなわち、プレモールド化合物支持を提供するからである。
【0067】
図4Bに明示するように、複数の相互接続バンプ206は、複数の相互接続バンプ206の幾つかが、1つ又は複数の水平方向、例えば、x軸241、y軸239、又はこれらの組合せに沿って、他の複数の相互接続バンプ206と重なり合う(すなわち、図4Bを含む或る図において重なり合って見える)点で、図1〜図2Bの複数の相互接続バンプ106とは異なる。幾つかの例において、複数の相互接続バンプ206は、リードフレーム202の第1の側228における、増大され、ときには個有の表面領域又はバンプランディングサイト236を活用するような寸法とされ又は成形される。幾つかの例において、複数の相互接続バンプ206の幾つかは、複数の相互接続バンプ206の他のものより大きい。幾つかの例において、複数の相互接続バンプ206の各々の大きさは、複数のバンプ206が接続している半導体ダイ内のデバイス、並びに、半導体ダイ(図1の104)上の利用可能な表面領域に基づいてカスタマイズされる。図1〜図2Bに図示される複数のバンプ106と同様に、複数のバンプ206は図4A〜図4Bにおいて先細り形状を有するように図示されるが、簡潔にするため、複数のバンプ206は、図4C〜図4Dにおいて概略的に図示され、図4A〜図4Bに示される先細り形状の詳細は示さない。
【0068】
主に図4Dを参照すると、第2の複数の開口220は隠線で示されるが、第1の複数の開口218の直下のプレモールド化合物222の一部が見えている。第1の複数の開口218は、z方向237に関して、第2の複数の開口220の少なくとも一部と整合されるか又は第2の複数の開口220の少なくとも一部の上にある。換言すると、開口220を画定する(demarking)隠線によって図示されるように、第1の複数の開口218は第2の複数の開口220の境界内に留まる。一つの特定の例として、第1の複数の開口218の第1の開口219が、第2の複数の開口220の第2の開口225の第1の壁221と第2の壁223の間にある。
【0069】
主に図5を参照すると、半導体パッケージ300の一部の概略上面図が提示されている。半導体パッケージ300は、切断パターン346の形状を除き、図4A〜図4Dに図示される半導体パッケージ200に類似している。半導体パッケージ300は、少なくとも、第1の側328からの第1の複数の開口318と、第1の側328とは反対の第2の側からの(開口220に類似する)第2の複数の開口とを介して、複数のリードフレームリード316にセグメント化されるリードフレーム302を含む。第1の複数の開口318は、リードフレーム302の第1の側328から第2の側に向かって延在する。第2の複数の開口は示さないが、図4A〜図4Dの第2の複数の開口220に類似して配置される。プレモールド化合物322が第2の複数の開口内に配置され、図において第1の複数の開口318直下のプレモールド化合物322の一部が見えている。
【0070】
第1の複数の開口318は切断パターン346に従って配置される。切断パターン346、及びそのため第1の複数の開口318は、全体的に非線形であり、例えば、x方向及びy方向いずれにおいてもところどころにトレースを有する。幾つかの例において、第1の複数の開口318及び切断パターン346は、複数の真っすぐなセグメント348を含み、これらの真っすぐなセグメント348は共に接続されて、各セグメントにおいて例えば角度θの或る角度を形成する。幾つかの例において、第1の複数の開口318及び切断パターン346は、概してy軸の方向に延在する改変されたジグザグパターンである。図5の切断パターン346は複数の真っすぐなセグメント348で形成されるが、幾つかの例において、切断パターン346は角が丸いプロファイルを有する湾曲セグメントも含む。
【0071】
複数の相互接続バンプ306が、リードフレーム302からダイ(図1の104)に向かって延在する。幾つかの例において、複数の相互接続バンプ306の1つ又は複数が、複数のリードフレームリード316の各々から延在する。簡潔にするため、複数の相互接続バンプ306は、平坦な頂部表面を有するシンプルな楕円形状を有するように図示される。ただし、幾つかの例において、複数の相互接続バンプ306は、それぞれ、図1〜図2B又は図4A〜図4Dに関して先に開示した複数の相互接続バンプ106及び206に類似する先細りとされる又はその他の形状とされることを理解されたい。相互接続バンプはダイとリードフレームを結合する。
【0072】
主に図6を参照すると、例示の半導体パッケージ400の一部の概略上面図が提示されている。半導体パッケージ400は、切断パターン446の態様を除くと、図5に図示される半導体パッケージ300に類似している。半導体パッケージ400は、少なくとも、第1の側428からの第1の複数の開口418と、下にある第2の側からの第2の複数の開口とを介して複数のリードフレームリード416にセグメント化されるリードフレーム402を含む。複数の相互接続バンプ406の1つ又は複数が、複数のリードフレームリード416の各々のランディングサイトから延在する。ここでも、簡潔にするため、複数の相互接続バンプ406は、平坦な頂部表面を有するシンプルな楕円形状を有するように図示される。ただし、幾つかの例において、複数の相互接続バンプ406は、それぞれ、図1〜図2B又は図4A〜図4Dに関して先に開示した複数の相互接続バンプ106及び206に類似する先細り又はその他の形状とされることを理解されたい。第1の複数の開口418はリードフレーム402の第1の側428から延在する。第2の複数の開口は、図示されないが、図4A〜図4Dの第2の複数の開口220と同様に配置され得る。プレモールド化合物422が第2の複数の開口内に配置され、図において第1の複数の開口418直下のプレモールド化合物422の一部が見えている。
【0073】
第1の複数の開口418は切断パターン446に従って配置される。切断パターン446、及びそのため第1の複数の開口418は、水平方向の少なくとも1つ、例えばy軸に沿って非線形である。幾つかの例において、第1の複数の開口418及び切断パターン446は、複数の真っすぐなセグメント448を含み、これらの真っすぐなセグメント448は共に接続されて、例えば角度θなどの或る角度が形成される。幾つかの態様において、第1の複数の開口418及び切断パターン446は、y軸などの水平方向に沿って延在する改変されたジグザグパターンである。
【0074】
第1の複数の開口418及び切断パターン446は、空間又は隙間450を含む。空間450は、複数のリードフレームリード417の1つを、第1の部分452及び第2の部分454に分離する。リードは、複数のバンプを受けるためのバンプランディングサイトを含む。空間450は、第1の部分452と第2の部分454との間の完全な分離が達成されるように、リードフレーム402を(z方向に)通して延在する。空間450は、垂直方向(z軸)及び水平方向(x−y面)のいずれにおいても第1の部分452及び第2の部分454から完全に分離される。空間450は、例えばx軸に沿った、横方向の幅W4と、例えばy軸に沿った、長手方向の長さL4とを有する。幾つかの例において、幅W4は約25〜300ミクロンであり、長さL4は約25〜300ミクロンである。幾つかの例において、空間450は、図3A〜図3Eに関して上述した切断装置に類似する切断装置を用いて形成される。幾つかの例において、空間450は、リードフレームの2つの部分を電気的に分離(隔離)するために用いられ、このようにして、より多くのピン又はI/O(入力/出力)機能性が得られる。ギャップ450があっても、プレモールド化合物422によりリードが支持される。
【0075】
主に図7を参照すると、例示の半導体パッケージ500の一部の概略上面図が提示されている。半導体パッケージ500は、図5に示す半導体パッケージ300及び図6に示す半導体パッケージ400に類似している。半導体パッケージ500は、切断パターン546、第1の複数の開口518、及び複数の相互接続バンプ506が、どのように複数の形状にカスタマイズされ得るかの別の態様を図示する。半導体パッケージ500は、少なくとも第1の複数の開口518と下にある(開口220に類似する)第2の複数の開口とを介して、複数のリードフレームリード516にセグメント化されるリードフレーム502を含む。第2の複数の開口は、図示されていないが、図4A〜図4Dの第2の複数の開口220に類似して配置される。上述の例で説明したように、第1の複数の開口518が第2の複数の開口に接続することを理解されたい。第2の複数の開口内にプレモールド化合物522が配置され、図において第1の複数の開口518直下のプレモールド化合物522の一部が見えている。
【0076】
第1の複数の開口518及び切断パターン546は、空間又は隙間550を含む。一例において、空間550は、複数のリードフレームリード517の1つを、第1の部分552及び第2の部分554に分離する。空間550は、第1の部分552と第2の部分554との間の完全な分離が得られるように、リードフレーム502を(z方向に)通して延在する。空間550は、図6を参照して説明した空間450に類似している。第1の複数の開口518及び複数のバンプ506は、PCB及び半導体ダイの構成に基づいて、大きさ、形状、位置などについてカスタマイズされ得る。幅及び形状が異なる様々なバンプ506が示されている。簡潔にするため、複数の相互接続バンプ506は、平坦な頂部表面を有するように図示される。ただし、幾つかの例において、複数の相互接続バンプ506は、それぞれ、図1〜図2B又は図4A〜図4Dに関して先に開示した複数の相互接続バンプ106及び206に類似する先細りの又はその他の形状とされることを理解されたい。
【0077】
主に図8を参照すると、例示の半導体パッケージ600の一部の概略上面図が提示されている。半導体パッケージ600は、半導体パッケージ600がリードフレーム602におけるアイランド656を含む点を除き、少なくとも図6に図示される半導体パッケージ400に類似している。「アイランド」という用語を用いるのは、アイランド656がリードフレーム602の他のリード616や端部から隔離され、下記で説明するようにプレモールド化合物622によって完全に支持されているからである。
【0078】
半導体パッケージ600は、少なくともリードフレーム602に形成される第1の複数の開口618及び第2の側からの(220に類似する)第2の複数の開口を介して、複数のリードフレームリード616にセグメント化されるリードフレーム602を含む。複数の相互接続バンプ606の1つ又は複数が、複数のリードフレームリード616の各々の上のランディングサイトからダイ(図1の104参照)に向かって延在する。簡潔にするため、複数の相互接続バンプ606は、平坦な頂部表面を有するシンプルな楕円形状を有するように図示されるが、幾つかの例において、複数の相互接続バンプ606は、図1〜図2B又は図4A〜図4Dに関して先に開示した複数の相互接続バンプ106及び206に類似する先細りの又はその他の形状とされることを理解されたい。
【0079】
第1の複数の開口618は、リードフレーム602の第1の側628からリードフレーム602内へ延在する。第2の複数の開口は、図示されないが、図4A〜図4Dの第2の複数の開口220に類似して配置される。第2の複数の開口内にプレモールド化合物622が配置され、図において第1の複数の開口618直下のプレモールド化合物622の一部が見えている。
【0080】
第1の複数の開口618は切断パターン646に従って配置される。切断パターン646、及びそのため第1の複数の開口618は、例えばy軸など、第1の方向の少なくとも1つに沿って全体的に非線形である。第1の複数の開口618は、相互接続バンプ606のための拡大されたランディングサイトを形成するジグザグパターンを形成するように示される。第1の複数の開口618及び切断パターン646は、複数の空間又は隙間650を含む。空間650は、アイランド656が第1の部分652と第2の部分654との間にあるように、複数のリードフレームリード616の1つを、第1の部分652、第2の部分654、及び1つ又は複数のアイランド656に分離する。
【0081】
アイランド656は、リードフレームライン617の第1の部分652及び第2の部分654を含めて、複数のリードフレームリード616から隔離されている。アイランド656はプレモールド化合物622によって支持される。アイランド656が、例えば複数のリードフレームリード616などのリードフレーム602の他の金属部分から隔離されているので、プレモールド化合物622はアイランド656の生成を促進する。幾つかの例において、複数の相互接続バンプ606の1つ又は複数がアイランド656上に置かれる。幾つかの態様において、例えばコンデンサなどの他の構成要素がアイランド656に接続される。幾つかの例において、アイランド656は、半導体パッケージ600の最終組立ての後はアクセス不能又は観察不能であり、そのため、アイランド656に接続される構成要素が隠され得る。多数の構成要素の任意のもの、例えば、コンデンサ、インダクタ、又は電流センサが、アイランド656上に配置され得る。幾つかの態様において、これらの接続の全てを露出させないことによって、かなりの量の複雑さがユーザから隠され(又は保護され)、これらを露出させないことによって、PCB上の空間が無駄にならない。
【0082】
幾つかの例において、空間650は、第1の部分652と第2の部分654との間の完全な分離が得られるように、リードフレーム602の全垂直長さ(例えば、紙面内に延在するz軸)延在する。空間650及び関連する近隣の第1の複数の開口618は、x−y面及びz方向のいずれにおいても、第1の部分652、第2の部分654、及びアイランド656を完全に分離する。
【0083】
主に図9A〜図9Bを参照すると、例示の半導体パッケージ700の一部が提示されている。図9Aは半導体パッケージ700の概略上面図であり、図9Bは半導体パッケージ700の概略の立面正面図である。説明のため、モールドの上の化合物(over mold compound)が残されている。半導体パッケージ700は、リードフレーム702、半導体ダイ704、及び半導体ダイ704をリードフレーム702に電気的に接続する複数のバンプ706を含む。複数のバンプ706は均一な直径を有するように示されるが、複数のバンプ706は、幾つかの例において、先細りとされるか、図1〜図2Bの複数のバンプ106又は図4A〜図4Dの複数のバンプ206のような形状とされ、そのため、複数のバンプ706が、リードフレーム702に接続する一層大きな直径及びダイ704に接続する一層小さな直径を有することを理解されたい。
【0084】
リードフレーム702は、例えば、ランディングサイトなど、或る表面上で複数のバンプ706の一端を受けるための複数のリードフレームリード716を含む。複数のリードフレームリード716は、互いに物理的に分離され、第1の複数の開口718及び第2の複数の開口720を用いて分離される。プレモールド化合物722が、第2の複数の開口720内に配置されるか、又は第2の複数の開口720を実質的に充填する。複数のリードフレームリード716は、フルボディ部732と、フルボディ部732から横方向に延在するカンチレバー部734とを含む。
【0085】
リードフレーム702はさらに、プレモールド化合物722によって支持される複数のアイランド756を含む。複数のアイランド756は、第1の複数の開口718を介して、近隣のリードフレームリード716から又は互いに分離される。複数のアイランド756と複数のリードフレームリード716との違いの1つは、複数のアイランド756がプレモールド化合物722によって完全に支持されることである。これは、複数のアイランド756が、少なくとも何らかの支持を提供するために複数のリードフレームリード716のようにフルボディ部を含まないからである。
【0086】
幾つかの例において、複数のアイランド756は、その上に配置される、コンデンサ760などの構成要素を含む。一例において、コンデンサ760は、近隣のアイランド756間を延在するか、又は近隣のアイランド756にわたってブリッジを形成する。別の例において、コンデンサ、インダクタ、又は電流センサなどの他の構成要素が、複数のアイランド756上に配置される。幾つかの例において、半導体パッケージ700の組立ての後、複数のアイランド756は隠される。幾つかの例において、半導体パッケージ700の組立ての後、複数のアイランド756に配置されるコンデンサ760などの構成要素も隠される。
【0087】
幾つかの態様において、プレモールド化合物はマルチチップモジュール(MCM)を容易にする。MCMを用いる場合、デバイス機能性を増強させるために、複数のダイ(同じ又は異なるタイプ)が互いに隣りあって同じリードフレーム上に置かれる。このような場合、2つのダイ間の内部接続の幾つかが、露出される必要はなく、アイランド上にあり得、一方、幾つかがPCB接続のために提供される。また、幾つかの態様において、例えば、コンデンサ、インダクタ、電流センサ、温度センサ、又は他の構成要素など、付加的な構成要素を収容するために空隙がつくられる。
【0088】
幾つかの例において、リードフレーム702は、図3A〜図3Eを参照して上述した技術を用いて形成される。リードフレーム702は、幾つかの例において、複数のアイランド756を含むので、第1の複数の開口718の切断は、少なくとも複数のアイランド756を形成するために用いられる第1の複数の開口718に関して、第2の複数の開口720の形成後であり、プレモールド化合物722での第2の複数の開口720の充填に続いて、成される。複数のアイランド756は、支持を提供するために複数のリードフレームリード716のようにフルボディ部を有さず、そのため、複数のアイランド756を支持するために、複数のアイランド756が形成され得る前にプレモールド化合物722が適所にある必要がある。
【0089】
主に図10を参照すると、半導体パッケージ800の一部の概略上面図が提示されている。半導体パッケージ800は、リードフレーム802と、それから延在する複数の相互接続バンプ806とを含む。半導体パッケージ800は、幾つかの例において、非線形の切断パターン846を用いることにより非線形の第1の複数の開口818を生成することが、リードフレーム802の第1の側828のバンプランディングサイト836をどのように大きくするかを図示する。この状況において、複数の相互接続バンプ806の横方向断面表面領域A1(外側リング)は大きくされ得る。湾曲部分がない場合、断面はA2に制限される。参照のため、図2A〜図2Bなどに示すものなど、第1の複数の開口818が線形であるとした場合の表面領域の大きさの変化を示すため、表面領域A2は、複数のバンプ806の表面領域A1の上に重ねられている。A1対A2は非線形切断の利点を示す。そのため、第1の複数の開口818を非線形に又は湾曲を有するように改変することにより、複数のバンプ806の表面領域A1は、リードフレームの全体的な大きさを大きくすることなく、表面領域A1から表面領域A2に増大され得る。幾つかの例において、表面領域A2は表面領域A1の2倍である。
【0090】
第2の複数の開口は、図示されないが、図4A〜図4Dの第2の複数の開口220に類似して配置され得る。第2の複数の開口内にプレモールド化合物822が置かれ、図において第1の複数の開口818直下のプレモールド化合物822の一部が見えている。上述したように、ランディングサイト836に接続される例えば表面領域A1などの表面領域が増大され得るように、リードフレーム802上のランディングサイト領域836を大きくすることによって、複数の相互接続バンプ806とリードフレーム802との間で伝達される電流及び電力の密度が減少し、これにより、半導体パッケージ800の寿命及び性能が向上する。また、プレモールド化合物822はさらに、図1〜図2Bを参照して上述したものと同様にリードフレーム802への構造的な支持を提供することにより、リードフレーム802の第1の側828のランディングサイト領域836をより大きくし、そのため、第1の側の切断がより狭くなるようにすることを容易にし得る。
【0091】
主に図11を参照すると、例示の半導体パッケージ900の一部の概略上面図が提示されている。半導体パッケージ900は、図5に図示される半導体パッケージ300及び図6に図示される半導体パッケージ400に類似している。半導体パッケージ900は、少なくとも第1の複数の開口918と、下にある(開口220に類似する)第2の複数の開口とを介して、複数のリードフレームリード916にセグメント化されるリードフレーム902を含む。第2の複数の開口は、図示されないが、図4A〜図4Dの第2の複数の開口220に類似して配置される。第1の複数の開口918は、複数のリード916を形成するため、上述の例において説明したように、第2の複数の開口に接続し得、第2の複数の開口と交差し得、又は第2の複数の開口と流体連通し得ることを理解されたい。
【0092】
第1の複数の開口918及び切断パターン946並びに複数のバンプ906は、PCB及び半導体ダイの構成に基づいて、大きさ、形状、位置などに関してカスタマイズされ得る。プレモールド化合物922が、所望に応じて、複数のリード916を支持し、アイランド(図8の656参照)を形成するように、第2の複数の開口内に適用される。
【0093】
複数の電力バンプ907及び複数の信号バンプ909が、第1の側928に結合され、第1の側928(この端部にも半田が備えられる、図1の112参照)と、ダイ上のサイト(明示されないが、図1の104に類似する)との間を延在する。バンプ907、909は、大きさがグループ間で変化し得るが、バンプの密度がどのように増大され得るかを説明するために、複数の電力バンプ907の各々が幅W3を有すると仮定する。この場合、バンプ907は第1の端部において円形断面を有するので、幅W3は直径である。上述したように任意の形状を用い得、この点で、(図に示す向きに対して)左の2つに正方形断面を示す。他の例において、他の寸法のバンプが、バンプの機能性に応じて様々な幅で用いられる。
【0094】
同様に、複数の信号バンプ909は、幅W4を有すると仮定され得、この例では、幅W4は直径である。信号バンプ909は、電力を担持しないので、横方向の幅(例えば、直径)が電力バンプ909より小さく、すなわち、W3>W4である。また、第1の開口918が非線形、例えば、湾曲、曲線状、パターン化された、正弦波状、又はその他の形状とされるため、こういったパターンにより、電力バンプ907及び信号バンプ909の噛み合いが可能になり、これは、中央のリード916などのリードに沿って第1の側928の面に沿って見ると、電力バンプ907及び信号バンプ909が重なり合うように見える(類推により図4Bの見かけ上の重なり合い(245)参照)ことを意味する。
【0095】
一例において、複数の電力バンプ907の少なくとも1つが、複数のリード916の第1のリード917上にあり、第1のリード917は、複数のリード916の第2のリード919に隣接する。複数の信号バンプ909の少なくとも1つが第2のリード919上にある。第1のリード917上の複数の電力バンプ907の少なくとも1つの中心921が、複数の信号バンプ909の少なくとも1つの中心923から距離Dだけ直交して分離される。これらのバンプが直交分離される距離は、電力バンプ907の長手方向軸927(概してリードに沿う)と信号バンプ909の長手方向軸929との間の距離を意味する。電力バンプ907の幅の半分及び信号バンプ909の幅の半分の組合せは、これらの中心を分離する距離Dより大きい。すなわち、((1/2×W3)+(1/2×W4))>Dである。そうではあるが、第1の開口918が電力バンプ907の周りを通るようにパターン化されており、925において内側に(図示するように中心に向かって)進んで、次の電力バンプの周りを外向きに進む前に信号バンプ909の周りを通るので、これらの中心はフィットする。
【0096】
主として図12を参照すると、プレモールド化合物を含む半導体パッケージを製作するための方法を含む別の例が提示されている。この方法は、で提示したタイプのリードフレームを形成すること、次いで、パッケージを完成させることを含む。そのため、ステップ1000において、の例に適合するリードフレーム(例えば、図1〜図3の102、図4の202、図5の302、図6の402、図7の502、図8の602、図9の702、図10の802、図11の902)が形成される。こういったリードフレームは、リードフレームのリードを少なくとも部分的に支持するためにプレモールド化合物(122、222、322、422、522、622、722、822、922)を第2の複数の開口内に有する。また、リードフレームは、幾つかの例において、重なり合うバンプランディングサイトを有する。すなわち、バンプランディングサイト又はバンプは、これらが適用されたとき、端部から見て(端面視)重なり合うように見える(図4Bの245参照)。ステップ1002において、複数のバンプは、半導体ダイ(図1の104)と、リードフレーム上の複数のリード(例えば、図1の116)上のバンプランディングサイト(例えば、図1の136)との間で結合される。この結合は半田112(図1)を含むことを理解されたい。この方法は、ステップ1004においてリードフレーム及びバンプの少なくとも一部を覆うようにモールディング化合物(例えば、図1の114)を適用することも含む。
【0097】
一例において、リードフレーム上の接続界面を大きくし、ダイ上の相互接続領域を小さくしながら、半導体ダイとリードフレームを相互接続するという要求が達成される。相互接続は、リードフレーム上の相互接続する側に広い横方向基部を有し、ダイ上の相互接続の点においてより小さな横方向終端基部を有する複数のバンプを用いて成される。これらのバンプは、任意の数の異なる断面(横方向断面)、円形、長円形、正方形、三角形、多角形などをとり得る一方で、全体的な長手方向プロファイルは、より大きな基部からより狭い基部に至る先細り状となる。リードフレーム側のより大きな基部に対応するため、バンプランディングサイトは、端部から見るとこれらが重なり合うように見えるようにすることにより、大きくされる(図4Bの245参照)。リードフレームの頂部表面に沿った基準点から見ると、すなわち、目を表面に近接させて見ると、これらのバンプは、噛み合うか又は重なり合って見える(図4Bの245参照)。ただし、頂部から見ると頂部開口が見え、これらの開口はリードフレームを異なるリードに分離して、各バンプの基部が実際には互いに分離されるが縁からは重なり合うように見える(端部図)ように、リードフレームのx−y面上でジグザグに走るパターンを形成する。
【0098】
リードを成形する第1の開口については、ジグザグ、正弦波、直交、又は角度がついた曲がりなどの多くの異なるパターンが形成され得る。このようなパターンをつくるため、一例において2つのことがなされる。リードフレームの厚さのその他の厚さのおおよそ50%〜90%程度の底部開口又はチャネル又は空間が形成され、次いで、その頂部上に、頂部表面から、パターンを用いて精密な切断が行なわれる。この精密な切断は、レーザ又はウォータージェット又は精密な機械的切断など、精密機器を用いてなされる。精密な切断は、当業者には理解され得るように、プログラムされたパターンを用いてなされ得る。頂部からのこの精密な切断により得られたパターンは、複数のバンプのより大きな基部を収容し得る。一例において、このパターンは、まず或る距離の間真っすぐ(リードに平行)であり、次いで、非線形パターンが始まる。精密な切断は、底部表面に形成されたより広い開口の上で頂部表面上に対してなされるので、リードが形成され隔離される。
【0099】
一態様において、支持合成物又はプレモールド化合物を第2の開口内に置くことにより、第1の開口又はリードのアイランドのための更により狭い切断が形成され得る。プレモールド化合物は複数のリードを少なくとも部分的に支持する。このように、リードの厚さは構造的な強度をすべて担う必要がなく、そのため、リードの幅をより小さくすることができ、第2の開口もより深くし得る。
【0100】
本明細書で用いられる用語の意味はから明らかであると思われるが、それに加えて、下記に敷衍を行う。ポスト又はピラーとしても知られる「バンプ」は、ダイとリードフレームとの間のあるタイプの相互接続である。例示のバンプが106、206、506、606、907、及び909としてに示されている。リード上の「バンプランディングサイト」又は「ランディングサイト」は、リードの表面上の部分であり、対応するバンプの端部又は基部を受けるような寸法とされて、リードの表面上の接続部を形成する。バンプランディングサイト136の例を、リードの少なくとも一部、例えば、ランディングサイト136として示す。バンプ106、206、506、606、907、及び909の上面図はどれも、リードフレームのバンプランディングサイト上にある。一例において、バンプランディングサイトは、バンプを受けて相互接続を形成するように意図されるリードの場所である。「化学エッチング」は、エッチング化学物質を用いて、選択され保護されていない場所における金属の全て又は一部を除去する方式である。「曲線状」は、湾曲した境界又は線を少なくとも部分的に備えて形成されることを意味する。曲線状の一例は図9に示す湾曲パターンである。「切断パターン」は、切断をトレースするための切断デバイスのためのパターンを意味し、一例において、切断パターンはメモリに保存される。
【0101】
本明細書における「第1の複数の開口」は、金属ストリップを通る組み合された開口を形成するため、精密な切断デバイスによって金属ストリップの第1の表面から少なくとも部分的に第2の複数の開口にわたってつくられる開口を指す。2つの部分間の「流体連通」は、これらの間の開口により流体(例えば、空気)がこれらの間を流れることを意味する。(図に示す向きに対して)底部上の空間が頂部上の空間と交差してこれら2つが流体連通する場合、これら2つの空間が頂部空間及び底部空間両方を含む1つの空間を形成することを意味する。「リードフレーム」は、パッケージされたチップ又は半導体デバイスに対する外部の電気的接続を提供する金属フレームである。上述における例には、101、202、302、402、502、602、及び902が含まれる。リードフレームの「リード」は、少なくとも幾つかの例において、バンプが取り付けられる長手方向部材である。上述における例には、116、216、316、416、516、517、及び916が含まれる。「金属ストリップ」は、銅合金などの合金、又はリードフレームを形成する金属を意味する。上述における例は金属ストリップ138である。
【0102】
「モールディング化合物」は、半導体パッケージの一部としてのエポキシ樹脂である。リードフレームの熱膨張係数とよりよく適合するように、樹脂には、ときには、熱膨張係数が小さくなるように何らかの種類のシリカ充填剤が少量の他の添加物とともに充填される。上述における例はモールディング化合物114である。リードフレームの金属ストリップの開口に対する「上面図における非線形」又は平面図における非線形は、金属ストリップをその表面の上から見ると(例えば、図4Cのように)、開口が、実質的に曲線状に見えたり、全体的な非線形セグメントを含むように見えたりすることを意味し、図4Cの上面図における開口はすべてこの例である。「非線形部分」は、線形以外の、例えば曲線の、部分を指す。
【0103】
「フォトレジストパターン」は、フォトレジスト層の一部を活性化するために用いられるパターン又はイメージである。「半導体ダイ」は、機能回路又はデバイスを備える半導体チップである。上述における例は図1のダイ104である。「半導体パッケージ」は、リードフレームと相互接続し、モールディング化合物で少なくとも部分的に覆われた後の半導体ダイである。上述における例は半導体パッケージ100である。「開口」は、空隙や、材料が除去されたか又は形成されない場所を意味する。
【0104】
「半導体パッケージの所与の断面における第2の複数のバンプの各々の横方向断面領域より大きい横方向断面領域を含む複数の第1のバンプの各々」という表現に関して、図4Bが明瞭な例である。半導体パッケージの所与の断面207の例が、断面207が複数の第1のバンプの第1のバンプ209と、複数の第2のバンプの第2のバンプ211の1つと交差するときの破線で示されている。面207に沿って横方向に切った場合の第1のバンプ209の断面領域が、第2のバンプ211の面207に沿って横方向に切った場合の断面領域より大きくなることは明らかである。断面領域は、例えば、長手方向物体を横方向に切ったときなど、或る断面で切ったときに得られる形状の領域を指し、そのため、円筒の横方向断面領域は円となる。一例において、大きい方の第1のバンプ209が電力バンプであり、小さい方の第2のバンプ211が信号バンプである。
【0105】
縁から見る場合又は端面視における「第1の複数のバンプの少なくとも1つが重なり合う」という表現に関して、これは、図4Bの図のように、リードを端部から見ると、バンプが重なり合って見える(図4Bの245)ことを意味する。この角度から(リードに沿って、且つ、金属ストリップの表面に沿って)バンプを照らして投影シルエットをつくると、少なくとも2つの隣接するバンプ(209、211)がシルエットでは部分的に合わさって見える。
【0106】
「金属ストリップの第1の側を深さD1まで切断して、第1の側を延在する第1の複数の開口を形成し、ここで、深さD1は、金属ストリップの高さH3より小さい」という表現に関して、この意味するところは、一例において、金属ストリップの第1の側で始まり、第2の側に向かって進む第1の開口をつくるための切断を深さは距離D1であるが、これは、厚さ又は幅又は高さがH3である金属ストリップ全体にわたって離れているわけではない。H3は、第1の表面と第2の表面との間である。第1の側からの切断は、第1の開口をつくるための深さD1までである。第2の開口は第2の側からであり、第2の開口は、第1の側の方向の第2の側とD2の深さとの間で材料が除去されること又は材料が形成されないことを必要とする。企図されるように、D1+D2=H4である場合、金属ストリップを通して完全な開口又は空間が形成されている。
【0107】
特許請求の範囲内で、説明した配置における改変が可能であり、他の配置が可能である。
【図1】
【図2A】
【図2B】
【図3A】
【図3B】
【図3C】
【図3D】
【図3E】
【図3F】
【図4A】
【図4B】
【図4C】
【図4D】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9A】
【図9B】
【図10】
【国際調査報告】