特表2020-537407(P2020-537407A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特表2020-537407キャリア依存ランダムアクセスチャネル(RACH)応答探索空間
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2020-537407(P2020-537407A)
(43)【公表日】2020年12月17日
(54)【発明の名称】キャリア依存ランダムアクセスチャネル(RACH)応答探索空間
(51)【国際特許分類】
   H04W 74/08 20090101AFI20201120BHJP
   H04L 27/26 20060101ALI20201120BHJP
【FI】
   H04W74/08
   H04L27/26 100
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
【全頁数】30
(21)【出願番号】特願2020-519978(P2020-519978)
(86)(22)【出願日】2018年10月5日
(85)【翻訳文提出日】2020年4月7日
(86)【国際出願番号】US2018054532
(87)【国際公開番号】WO2019074780
(87)【国際公開日】20190418
(31)【優先権主張番号】62/570,050
(32)【優先日】2017年10月9日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】16/151,405
(32)【優先日】2018年10月4日
(33)【優先権主張国】US
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DJ,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JO,JP,KE,KG,KH,KN,KP,KR,KW,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT
(71)【出願人】
【識別番号】595020643
【氏名又は名称】クゥアルコム・インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】QUALCOMM INCORPORATED
(74)【代理人】
【識別番号】100108855
【弁理士】
【氏名又は名称】蔵田 昌俊
(74)【代理人】
【識別番号】100158805
【弁理士】
【氏名又は名称】井関 守三
(74)【代理人】
【識別番号】100112807
【弁理士】
【氏名又は名称】岡田 貴志
(72)【発明者】
【氏名】リ、ヒチュン
(72)【発明者】
【氏名】ガール、ピーター
(72)【発明者】
【氏名】スン、ジン
(72)【発明者】
【氏名】アング、ピーター・プイ・ロク
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067AA21
5K067DD11
5K067DD24
5K067EE02
5K067EE10
5K067EE61
(57)【要約】
本開示のいくつかの態様は、通信システムに関し、より詳細には、ランダムアクセスチャネル(RACH)送信が、補助UL(SUL)キャリアを含み得る異なるULキャリア上で送られ得る展開における、RACHプロシージャに関する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための方法であって、
少なくとも2つの利用可能なアップリンクキャリアから選択されたアップリンクキャリア上でランダムアクセスチャネル(RACH)を送信することと、
前記RACHがその上で送信された前記アップリンクキャリアに基づいて、ダウンリンクキャリア上で送信されるランダムアクセスチャネル応答(RAR)を監視するための探索空間を決定することと、
前記決定された探索空間中で前記RARを監視することと
を備える、方法。
【請求項2】
前記探索空間を決定することは、
前記RACHがその上で送信された前記アップリンクキャリアのためのキャリアインデックスに基づいて、制御情報を伝達するために構成された時間および周波数リソースを含む、制御リソースセット(coreset)を決定することと、
前記決定されたcoreset内から前記探索空間を選択することと
を備える、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記探索空間を決定することは、
前記RACHがその上で送信された前記アップリンクキャリアのためのキャリアインデックスに基づいて、制御情報を伝達するために構成された時間および周波数リソースを含む、同じ制御リソースセット(coreset)内の少なくとも2つの異なる探索空間から探索空間を決定すること
を備える、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記探索空間を決定することは、
前記RACHがその上で送信された前記アップリンクキャリアのためのヌメロロジーに基づいて、制御情報を伝達するために構成された時間および周波数リソースを含む、同じ制御リソースセット(coreset)内の少なくとも2つの異なる探索空間から探索空間を決定すること
を備える、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記RACHがその上で送信された前記アップリンクキャリアに基づいてランダムアクセス無線ネットワーク一時識別子(RA−RNTI)を決定することと、
前記RARを監視するために、前記決定されたRA−RNTIを使用することと
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記少なくとも2つの利用可能なアップリンクキャリアが、異なるヌメロロジーを有し、
前記RA−RNTIはまた、前記RACHがその上で送信された前記アップリンクキャリアの前記ヌメロロジーに基づいて決定される、
請求項5に記載の方法。
【請求項7】
ネットワークエンティティによるワイヤレス通信のための方法であって、
少なくとも2つの利用可能なアップリンクキャリアからのアップリンクキャリア上でランダムアクセスチャネル(RACH)を受信することと、
前記RACHがその上で送信された前記アップリンクキャリアに基づいて、ダウンリンクキャリア上でランダムアクセスチャネル応答(RAR)を送信するために使用すべき探索空間を決定することと、
前記決定された探索空間中で前記RARを送信することと
を備える、方法。
【請求項8】
前記探索空間を決定することは、
前記RACHがその上で送信された前記アップリンクキャリアのためのキャリアインデックスに基づいて、制御情報を伝達するために構成された時間および周波数リソースを含む、制御リソースセット(coreset)を決定することと、
前記決定されたcoreset内から前記探索空間を選択することと
を備える、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記探索空間を決定することは、
前記RACHがその上で送信された前記アップリンクキャリアのためのキャリアインデックスに基づいて、制御情報を伝達するために構成された時間および周波数リソースを含む、同じ制御リソースセット(coreset)内の少なくとも2つの異なる探索空間から探索空間を決定すること
を備える、請求項7に記載の方法。
【請求項10】
前記探索空間を決定することは、
前記RACHがその上で送信された前記アップリンクキャリアのためのヌメロロジーに基づいて、制御情報を伝達するために構成された時間および周波数リソースを含む、同じ制御リソースセット(coreset)内の少なくとも2つの異なる探索空間から探索空間を決定すること
を備える、請求項7に記載の方法。
【請求項11】
前記RACHがその上で送信された前記アップリンクキャリアに基づいてランダムアクセス無線ネットワーク一時識別子(RA−RNTI)を決定することと、
前記RARを送信するために、前記決定されたRA−RNTIを使用することと
をさらに備える、請求項7に記載の方法。
【請求項12】
前記少なくとも2つの利用可能なアップリンクキャリアが、異なるヌメロロジーを有し、
前記RA−RNTIはまた、前記RACHがその上で送信された前記アップリンクキャリアの前記ヌメロロジーに基づいて決定される、
請求項11に記載の方法。
【請求項13】
ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための装置であって、
少なくとも2つの利用可能なアップリンクキャリアから選択されたアップリンクキャリア上でランダムアクセスチャネル(RACH)を送信するための手段と、
前記RACHがその上で送信された前記アップリンクキャリアに基づいて、ダウンリンクキャリア上で送信されるランダムアクセスチャネル応答(RAR)を監視するための探索空間を決定するための手段と、
前記決定された探索空間中で前記RARを監視するための手段と
を備える、装置。
【請求項14】
前記探索空間を決定するための前記手段は、
前記RACHがその上で送信された前記アップリンクキャリアのためのキャリアインデックスに基づいて、制御情報を伝達するために構成された時間および周波数リソースを含む、制御リソースセット(coreset)を決定するための手段と、
前記決定されたcoreset内から前記探索空間を選択するための手段と
を備える、請求項13に記載の装置。
【請求項15】
前記探索空間を決定するための前記手段は、
前記RACHがその上で送信された前記アップリンクキャリアのためのキャリアインデックスに基づいて、制御情報を伝達するために構成された時間および周波数リソースを含む、同じ制御リソースセット(coreset)内の少なくとも2つの異なる探索空間から探索空間を決定するための手段
を備える、請求項13に記載の装置。
【請求項16】
前記探索空間を決定するための前記手段は、
前記RACHがその上で送信された前記アップリンクキャリアのためのヌメロロジーに基づいて、制御情報を伝達するために構成された時間および周波数リソースを含む、同じ制御リソースセット(coreset)内の少なくとも2つの異なる探索空間から探索空間を決定するための手段
を備える、請求項13に記載の装置。
【請求項17】
前記RACHがその上で送信された前記アップリンクキャリアに基づいてランダムアクセス無線ネットワーク一時識別子(RA−RNTI)を決定するための手段と、
前記RARを監視するために、前記決定されたRA−RNTIを使用するための手段と
をさらに備える、請求項13に記載の装置。
【請求項18】
前記少なくとも2つの利用可能なアップリンクキャリアが、異なるヌメロロジーを有し、
前記RA−RNTIはまた、前記RACHがその上で送信された前記アップリンクキャリアの前記ヌメロロジーに基づいて決定される、
請求項17に記載の装置。
【請求項19】
ネットワークエンティティによるワイヤレス通信のための装置であって、
少なくとも2つの利用可能なアップリンクキャリアからのアップリンクキャリア上でランダムアクセスチャネル(RACH)を受信するための手段と、
前記RACHがその上で送信された前記アップリンクキャリアに基づいて、ダウンリンクキャリア上でランダムアクセスチャネル応答(RAR)を送信するために使用すべき探索空間を決定するための手段と、
前記決定された探索空間中で前記RARを送信するための手段と
を備える、装置。
【請求項20】
前記探索空間を決定するための前記手段は、
前記RACHがその上で送信された前記アップリンクキャリアのためのキャリアインデックスに基づいて、制御情報を伝達するために構成された時間および周波数リソースを含む、制御リソースセット(coreset)を決定するための手段と、
前記決定されたcoreset内から前記探索空間を選択するための手段と
を備える、請求項19に記載の装置。
【請求項21】
前記探索空間を決定するための前記手段は、
前記RACHがその上で送信された前記アップリンクキャリアのためのキャリアインデックスに基づいて、制御情報を伝達するために構成された時間および周波数リソースを含む、同じ制御リソースセット(coreset)内の少なくとも2つの異なる探索空間から探索空間を決定するための手段
を備える、請求項19に記載の装置。
【請求項22】
前記探索空間を決定するための前記手段は、
前記RACHがその上で送信された前記アップリンクキャリアのためのヌメロロジーに基づいて、制御情報を伝達するために構成された時間および周波数リソースを含む、同じ制御リソースセット(coreset)内の少なくとも2つの異なる探索空間から探索空間を決定するための手段
を備える、請求項19に記載の装置。
【請求項23】
前記RACHがその上で送信された前記アップリンクキャリアに基づいてランダムアクセス無線ネットワーク一時識別子(RA−RNTI)を決定するための手段と、
前記RARを送信するために、前記決定されたRA−RNTIを使用するための手段と
をさらに備える、請求項19に記載の装置。
【請求項24】
前記少なくとも2つの利用可能なアップリンクキャリアが、異なるヌメロロジーを有し、
前記RA−RNTIはまた、前記RACHがその上で送信された前記アップリンクキャリアの前記ヌメロロジーに基づいて決定される、
請求項23に記載の装置。
【請求項25】
ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための装置であって、
少なくとも2つの利用可能なアップリンクキャリアから選択されたアップリンクキャリア上でランダムアクセスチャネル(RACH)を送信するように構成された、送信機と、
前記RACHがその上で送信された前記アップリンクキャリアに基づいて、ダウンリンクキャリア上で送信されるランダムアクセスチャネル応答(RAR)を監視するための探索空間を決定するように構成された、少なくとも1つのプロセッサと、
前記決定された探索空間中で前記RARを監視するように構成された、受信機と
を備える、装置。
【請求項26】
ネットワークエンティティによるワイヤレス通信のための装置であって、
少なくとも2つの利用可能なアップリンクキャリアからのアップリンクキャリア上でランダムアクセスチャネル(RACH)を受信するように構成された、受信機と、
前記RACHがその上で送信された前記アップリンクキャリアに基づいて、ダウンリンクキャリア上でランダムアクセスチャネル応答(RAR)を送信するために使用すべき探索空間を決定するように構成された、少なくとも1つのプロセッサと、
前記決定された探索空間中で前記RARを送信するように構成された、送信機と
を備える、装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照および優先権主張
[0001]本出願は、両方とも本出願の譲受人に譲渡され、参照により本明細書に明確に組み込まれる、2017年10月9日に出願された米国仮特許出願第62/570,050号の利益を主張する、2018年10月4日に出願された米国出願第16/151,405号の優先権を主張する。
【0002】
[0002]本開示は、一般にワイヤレス通信システムに関し、より詳細には、ランダムアクセスプロシージャに関する。
【背景技術】
【0003】
[0003]ワイヤレス通信システムは、電話、ビデオ、データ、メッセージング、およびブロードキャストなど、様々な電気通信サービスを提供するために広く展開されている。典型的なワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅、送信電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続技術を採用し得る。そのような多元接続技術の例は、ロングタームエボリューション(LTE(登録商標))システム、LTEアドバンスト(LTE−A)システム、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システム、および時分割同期符号分割多元接続(TD−SCDMA)システムを含む。
【0004】
[0004]いくつかの例では、ワイヤレス多元接続通信システムは、場合によってはユーザ機器(UE)として知られる、複数の通信デバイスのための通信を各々が同時にサポートする、いくつかの基地局を含み得る。LTEまたはLTE−Aネットワークでは、1つまたは複数の基地局のセットが発展型ノードB(eNB)を定義し得る。他の例では(たとえば、次世代または5Gネットワークでは)、ワイヤレス多元接続通信システムは、いくつかの中央ユニット(CU)(たとえば、中央ノード(CN)、アクセスノードコントローラ(ANC)など)と通信しているいくつかの分散型ユニット(DU)(たとえば、エッジユニット(EU)、エッジノード(EN)、無線ヘッド(RH)、スマート無線ヘッド(SRH)、送信受信ポイント(TRP)など)を含み得、ここで、中央ユニットと通信している1つまたは複数の分散型ユニットのセットは、アクセスノード(たとえば、新無線基地局(NR BS)、新無線BS(NR NB)、ネットワークノード、5G NB、eNB、次世代NB(gNB)など)を定義し得る。BSまたはDUは、(たとえば、BSからまたはUEへの送信のために)ダウンリンクチャネル上で、および(たとえば、UEからBSまたはDUへの送信のために)アップリンクチャネル上でUEのセットと通信し得る。
【0005】
[0005]これらの多元接続技術は、異なるワイヤレスデバイスが都市、国家、地域、さらには地球規模で通信することを可能にする共通プロトコルを与えるために様々な電気通信規格において採用されている。新生の電気通信規格の例は、新無線(NR)、たとえば、5G無線アクセスである。NRは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標))によって公表されたLTEモバイル規格の向上のセットである。NRは、スペクトル効率を改善することと、コストを下げることと、サービスを改善することと、新しいスペクトルを利用することと、ダウンリンク(DL)上でおよびアップリンク(UL)上でサイクリックプレフィックス(CP)を用いたOFDMAを使用して他のオープン規格とより良く統合することとによってモバイルブロードバンドインターネットアクセスをより良くサポートし、ならびにビームフォーミング、多入力多出力(MIMO)アンテナ技術、およびキャリアアグリゲーションをサポートするように設計されている。
【0006】
[0006]しかしながら、モバイルブロードバンドアクセスに対する需要が増加し続けるにつれて、NR技術のさらなる改善が必要である。好ましくは、これらの改善は、他の多元接続技術と、これらの技術を採用する電気通信規格とに適用可能であるべきである。
【発明の概要】
【0007】
[0007]本開示のシステム、方法、およびデバイスは、各々いくつかの態様を有し、それらの態様のうちの単一の態様が単独で本開示の望ましい属性を担うとは限らない。次に、以下の特許請求の範囲によって表される本開示の範囲を限定することなしに、いくつかの特徴が手短に説明される。この説明を考察すれば、特に「発明を実施するための形態」と題するセクションを読めば、本開示の特徴が、ワイヤレスネットワークにおけるアクセスポイントと局との間の改善された通信を含む利点をどのように提供するかが理解されよう。
【0008】
[0008]いくつかの態様は、ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための方法を提供する。本方法は、概して、少なくとも2つの利用可能なアップリンクキャリアから選択されたアップリンクキャリア上でランダムアクセスチャネル(RACH)を送信することと、RACHがその上で送信されたアップリンクキャリアに基づいて、ダウンリンクキャリア上で送信されるランダムアクセスチャネル応答(RAR)を監視するための探索空間を決定することと、決定された探索空間中でRARを監視することとを含む。
【0009】
[0009]いくつかの態様は、基地局(BS)によるワイヤレス通信のための方法を提供する。本方法は、概して、少なくとも2つの利用可能なアップリンクキャリアからのアップリンクキャリア上でランダムアクセスチャネル(RACH)を受信することと、RACHがその上で送信されたアップリンクキャリアに基づいて、ダウンリンクキャリア上でランダムアクセスチャネル応答(RAR)を送信するために使用すべき探索空間を決定することと、決定された探索空間中でRARを送信することとを含む。
【0010】
[0010]態様は、概して、添付の図面を参照しながら本明細書で実質的に説明され、添付の図面によって示されるように、方法、装置、システム、コンピュータ可読媒体、および処理システムを含む。
【0011】
[0011]上記および関係する目的を達成するために、1つまたは複数の態様は、以下で十分に説明され、特に特許請求の範囲で指摘される特徴を備える。以下の説明および添付の図面は、1つまたは複数の態様のいくつかの例示的な特徴を詳細に示している。ただし、これらの特徴は、様々な態様の原理が採用され得る様々な方法のほんのいくつかを示すものであり、この説明は、すべてのそのような態様およびそれらの等価物を含むものとする。
【0012】
[0012]本開示の上記で具陳された特徴が詳細に理解され得るように、添付の図面にその一部が示される態様を参照することによって、上記で手短に要約されたより具体的な説明が得られ得る。ただし、その説明は他の等しく有効な態様に通じ得るので、添付の図面は、本開示のいくつかの典型的な態様のみを示し、したがって、本開示の範囲を限定するものと見なされるべきではないことに留意されたい。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】[0013]本開示のいくつかの態様による、例示的な電気通信システムを概念的に示すブロック図。
図2】[0014]本開示のいくつかの態様による、分散型無線アクセスネットワーク(RAN)の例示的な論理アーキテクチャを示すブロック図。
図3】[0015]本開示のいくつかの態様による、分散型RANの例示的な物理アーキテクチャを示す図。
図4】[0016]本開示のいくつかの態様による、例示的な基地局(BS)およびユーザ機器(UE)の設計を概念的に示すブロック図。
図5】[0017]本開示のいくつかの態様による、通信プロトコルスタックを実装するための例を示す図。
図6】[0018]本開示のいくつかの態様による、ダウンリンクセントリックサブフレームの一例を示す図。
図7】[0019]本開示のいくつかの態様による、アップリンクセントリックサブフレームの一例を示す図。
図8】[0020]本開示の態様が実施され得る補助アップリンク(SUL:supplemental uplink)コンポーネントキャリアを用いた例示的なシナリオを示す図。
図9】[0021]本開示のいくつかの態様による、ユーザ機器(UE)によって実施されるワイヤレス通信のための例示的な動作を示す図。
図10】[0022]本開示のいくつかの態様による、基地局によって実施されるワイヤレス通信のための例示的な動作を示す図。
図11】[0023]本開示のいくつかの態様による、図9による動作をUEが実施する例示的なコールフロー図。
図12】本開示のいくつかの態様による、図10による動作を基地局が実施する例示的なコールフロー図。
【発明を実施するための形態】
【0014】
[0024]理解を容易にするために、可能な場合、各図に共通である同じ要素を指定するために同じ参照番号が使用されている。一態様において開示される要素が、特定の具陳なしに他の態様に対して有益に利用され得ることが企図される。
【0015】
[0025]本開示の態様は、新無線(NR)(新無線アクセス技術または5G技術)のための装置、方法、処理システム、およびコンピュータ可読媒体を提供する。
【0016】
[0026]NRは、(たとえば、80MHzを超える)広帯域幅をターゲットにする拡張型モバイルブロードバンド(eMBB)、高いキャリア周波数(たとえば、60GHz)をターゲットにするミリメートル波(mmW)、非後方互換性MTC技法をターゲットにするマッシブMTC(mMTC)、および/または超信頼型低レイテンシ通信(URLLC:ultra reliable low latency communications)をターゲットにするミッションクリティカルななど、様々なワイヤレス通信サービスをサポートし得る。これらのサービスは、レイテンシおよび信頼性要件を含み得る。これらのサービスは、それぞれのサービス品質(QoS)要件を満たすために、異なる送信時間間隔(TTI)をも有し得る。さらに、これらのサービスは、同じサブフレームにおいて共存し得る。
【0017】
[0027]態様は、NR技術に従って動作する通信システムにおいて重複する制御リソースセット(coreset)をサポートするための制御チャネル要素(CCE)へのリソース要素グループ(REG)のマッピングのためのREGバンドルインターリーバ設計のための技法および装置を提供する。態様は、効率的な重複するcoresetのための2ステップインターリーバ設計を提供する。第1のステップは、同じCCEからのREGバンドルが、異なるインターリーブされたブロック中にあるように、REGバンドルのセグメント中のREGバンドルを、REGバンドルの生成されたインターリーブされたブロック(たとえば、グループ)に置換することを含む。したがって、インターリービングの第2のステップにおいて、インターリーブされたブロックはcoreset全体にわたってインターリーブされ、異なるブロック中の同じCCEのREGバンドルは、結局、遠く離れることになり、それにより、周波数ダイバーシティを改善することができる。
【0018】
[0028]以下の説明は、例を与えるものであり、特許請求の範囲に記載される範囲、適用性、または例を限定するものではない。本開示の範囲から逸脱することなく、説明された要素の機能および構成において変更が行われ得る。様々な例は、適宜に様々なプロシージャまたは構成要素を省略、置換、または追加し得る。たとえば、説明される方法は、説明される順序とは異なる順序で実施され得、様々なステップが追加、省略、または組み合わされ得る。また、いくつかの例に関して説明される特徴は、いくつかの他の例において組み合わされ得る。たとえば、本明細書に記載される態様を任意にいくつ使用しても、装置は実装され得、または方法は実施され得る。さらに、本開示の範囲は、本明細書に記載される本開示の様々な態様に加えてまたはそれらの態様以外に、他の構造、機能性、または構造および機能性を使用して実施されるそのような装置または方法をカバーするものとする。本明細書で開示される本開示のいずれの態様も、請求項の1つまたは複数の要素によって実施され得ることを理解されたい。「例示的」という単語は、「例、事例、または例示の働きをすること」を意味するために本明細書で使用される。「例示的」として本明細書で説明されるいかなる態様も、必ずしも他の態様よりも好適または有利なものと解釈されるべきではない。
【0019】
[0029]本明細書で説明される技法は、LTE、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMAおよび他のネットワークなど、様々なワイヤレス通信ネットワークのために使用され得る。「ネットワーク」および「システム」という用語はしばしば互換的に使用される。CDMAネットワークは、ユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA)、cdma2000などの無線技術を実装し得る。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))およびCDMAの他の変形態を含む。cdma2000は、IS−2000、IS−95、およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))などの無線技術を実装し得る。OFDMAネットワークは、NR(たとえば、5G RA)、発展型UTRA(E−UTRA)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、IEEE802.11(Wi−Fi(登録商標))、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、Flash−OFDMAなどの無線技術を実装し得る。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)の一部である。NRは、5G技術フォーラム(5GTF)とともに開発中の新生のワイヤレス通信技術である。3GPPロングタームエボリューション(LTE)およびLTEアドバンスト(LTE−A)は、E−UTRAを使用するUMTSのリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−AおよびGSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)と称する団体からの文書に記載されている。cdma2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)と称する団体からの文書に記載されている。本明細書で説明される技法は、上記のワイヤレスネットワークおよび無線技術、ならびに他のワイヤレスネットワークおよび無線技術に使用され得る。明快のために、本明細書では、3Gおよび/または4Gのワイヤレス技術に一般に関連する用語を使用して態様が説明され得るが、本開示の態様は、NR技術を含む、5G以降など、他の世代ベースの通信システムにおいて適用され得る。
【0020】
例示的なワイヤレス通信システム
[0030]図1は、本開示の態様が実施され得る、新無線(NR)ネットワークまたは5Gネットワークなど、例示的なワイヤレスネットワーク100を示す。
【0021】
[0031]図1に示されているように、ワイヤレスネットワーク100は、いくつかの基地局(BS)110と他のネットワークエンティティとを含み得る。BSはUEと通信する局であり得る。各BS110は、特定の地理的エリアに通信カバレージを提供し得る。3GPPでは、「セル」という用語は、この用語が使用されるコンテキストに応じて、ノードBのカバレージエリアおよび/またはこのカバレージエリアをサービスするNBサブシステムを指すことがある。NRシステムでは、「セル」、発展型NB(eNB)、NB、5G NB、次世代NB(gNB)、アクセスポイント(AP)、BS、NR BS、5G BS、または送信受信ポイント(TRP)という用語は互換性があり得る。いくつかの例では、セルは必ずしも固定であるとは限らないことがあり、セルの地理的エリアはモバイルBSのロケーションに従って移動し得る。いくつかの例では、BSは、任意の好適なトランスポートネットワークを使用して、直接物理接続、仮想ネットワークなど、様々なタイプのバックホールインターフェースを通して互いに、および/またはワイヤレスネットワーク100における1つまたは複数の他のBSまたはネットワークノード(図示せず)に相互接続され得る。
【0022】
[0032]概して、任意の数のワイヤレスネットワークが所与の地理的エリア中に展開され得る。各ワイヤレスネットワークは、特定の無線アクセス技術(RAT)をサポートし得、1つまたは複数の周波数上で動作し得る。RATは、無線技術、エアインターフェースなどと呼ばれることもある。周波数は、キャリア、周波数チャネルなどと呼ばれることもある。各周波数は、異なるRATのワイヤレスネットワーク間での干渉を回避するために、所与の地理的エリア中の単一のRATをサポートし得る。いくつかの場合には、NRまたは5G RATネットワークが展開され得る。
【0023】
[0033]BSは、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、および/または他のタイプのセルに通信カバレージを提供し得る。マクロセルは、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーし得、サービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。ピコセルは、比較的小さい地理的エリアをカバーし得、サービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。フェムトセルは、比較的小さい地理的エリア(たとえば、自宅)をカバーし得、フェムトセルとの関連付けを有するUE(たとえば、限定加入者グループ(CSG)中のUE、自宅内のユーザのためのUEなど)による制限付きアクセスを可能にし得る。マクロセルのためのBSはマクロBSと呼ばれることがある。ピコセルのためのBSはピコBSと呼ばれることがある。フェムトセルのためのBSは、フェムトBSまたはホームBSと呼ばれることがある。図1に示されている例では、BS110a、110bおよび110cは、それぞれマクロセル102a、102bおよび102cのためのマクロBSであり得る。BS110xは、ピコセル102xのためのピコBSであり得る。BS110yおよび110zは、それぞれフェムトセル102yおよび102zのためのフェムトBSであり得る。BSは、1つまたは複数の(たとえば、3つの)セルをサポートし得る。
【0024】
[0034]ワイヤレスネットワーク100はまた、中継局を含み得る。中継局は、上流局(たとえば、BSまたはUE)からデータおよび/または他の情報の送信を受信し、そのデータおよび/または他の情報の送信を下流局(たとえば、UEまたはBS)に送る局である。中継局はまた、他のUEに対する送信を中継するUEであり得る。図1に示されている例では、中継局110rは、BS110aとUE120rとの間の通信を可能にするために、BS110aおよびUE120rと通信し得る。中継局は、リレーBS、リレーなどと呼ばれることもある。
【0025】
[0035]ワイヤレスネットワーク100は、異なるタイプのBS、たとえば、マクロBS、ピコBS、フェムトBS、リレーなどを含む異種ネットワークであり得る。これらの様々なタイプのBSは、様々な送信電力レベル、様々なカバレージエリア、およびワイヤレスネットワーク100における干渉に対する様々な影響を有し得る。たとえば、マクロBSは、高い送信電力レベル(たとえば、20ワット)を有し得るが、ピコBS、フェムトBS、およびリレーは、より低い送信電力レベル(たとえば、1ワット)を有し得る。
【0026】
[0036]ワイヤレスネットワーク100は、同期動作または非同期動作をサポートし得る。同期動作の場合、BSは同様のフレームタイミングを有し得、異なるBSからの送信は近似的に時間的に整合され得る。非同期動作の場合、BSは異なるフレームタイミングを有し得、異なるBSからの送信は時間的に整合されないことがある。本明細書で説明される技法は、同期動作と非同期動作の両方のために使用され得る。
【0027】
[0037]ネットワークコントローラ130は、BSのセットに結合され、これらのBSのための協調および制御を行い得る。ネットワークコントローラ130は、バックホールを介してBS110と通信し得る。BS110はまた、たとえば、ワイヤレスバックホールまたはワイヤラインバックホールを介して直接または間接的に互いに通信し得る。
【0028】
[0038]UE120(たとえば、120x、120yなど)はワイヤレスネットワーク100全体にわたって分散され得、各UEは固定または移動であり得る。UEは、移動局、端末、アクセス端末、加入者ユニット、局、顧客構内機器(CPE)、セルラーフォン、スマートフォン、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレスフォン、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、タブレット、カメラ、ゲームデバイス、ネットブック、スマートブック、ウルトラブック、医療デバイスもしくは医療機器、生体センサー/デバイス、スマートウォッチ、スマートクロージング、スマートグラス、スマートリストバンド、スマートジュエリー(たとえば、スマートリング、スマートブレスレットなど)などのウェアラブルデバイス、エンターテインメントデバイス(たとえば、音楽デバイス、ビデオデバイス、衛星ラジオなど)、車両コンポーネントもしくはセンサー、スマートメーター/センサー、産業用製造装置、全地球測位システムデバイス、またはワイヤレスもしくはワイヤード媒体を介して通信するように構成された任意の他の好適なデバイスと呼ばれることもある。いくつかのUEは、発展型もしくはマシンタイプ通信(MTC)デバイスまたは発展型MTC(eMTC)デバイスと見なされ得る。MTC UEおよびeMTC UEは、たとえば、BS、別のデバイス(たとえば、リモートデバイス)、または何らかの他のエンティティと通信し得る、ロボット、ドローン、リモートデバイス、センサー、メーター、モニタ、ロケーションタグなどを含む。ワイヤレスノードは、たとえば、ワイヤードまたはワイヤレス通信リンクを介した、ネットワーク(たとえば、インターネットまたはセルラーネットワークなど、ワイドエリアネットワーク)のための、またはネットワークへの接続性を与え得る。いくつかのUEは、モノのインターネット(IoT)デバイスまたは狭帯域IoT(NB−IoT)デバイスと見なされ得る。
【0029】
[0039]図1では、両矢印付きの実線は、ダウンリンクおよび/またはアップリンク上での、UEと、そのUEをサービスするように指定されたBSであるサービングBSとの間の所望の送信を示す。両矢印付きの破線は、UEとBSとの間の干渉送信を示す。
【0030】
[0040]いくつかのワイヤレスネットワーク(たとえば、LTE)は、ダウンリンク上で直交周波数分割多重(OFDM)を利用し、アップリンク上でシングルキャリア周波数分割多重(SC−FDM)を利用する。OFDMおよびSC−FDMは、システム帯域幅を、一般にトーン、ビン、サブバンドなどとも呼ばれる複数(K)個の直交サブキャリアに区分する。各サブキャリアはデータで変調され得る。概して、変調シンボルは、OFDMでは周波数領域で、SC−FDMでは時間領域で送られる。隣接するサブキャリア間の間隔は固定であり得、サブキャリアの総数(K)はシステム帯域幅に依存し得る。たとえば、サブキャリアの間隔は15kHzであり得、(リソースブロック(RB)と呼ばれる)最小リソース割振りは12個のサブキャリア(または180kHz)であり得る。したがって、公称FFTサイズは、1.25、2.5、5、10または20メガヘルツ(MHz)のシステム帯域幅に対してそれぞれ128、256、512、1024または2048に等しくなり得る。システム帯域幅はまた、サブバンドに区分され得る。たとえば、サブバンドは1.08MHz(すなわち、6つのRB)をカバーし得、1.25、2.5、5、10または20MHzのシステム帯域幅に対してそれぞれ1、2、4、8または16個のサブバンドがあり得る。
【0031】
[0041]本明細書で説明される例の態様は、LTE技術に関連し得るが、本開示の態様は、NRなど、他のワイヤレス通信システムを用いて適用可能であり得る。NRは、アップリンクおよびダウンリンク上でCPを用いたOFDMを利用し、時分割複信(TDD)を使用する半二重動作のサポートを含み得る。100MHzの単一のコンポーネントキャリア帯域幅がサポートされ得る。NRリソースブロックは、0.1ms持続時間にわたる75kHzのサブキャリア帯域幅をもつ12個のサブキャリアにわたり得る。各無線フレームは、10msの長さをもつ50個のサブフレームからなり得る。したがって、各サブフレームは、0.2msの長さを有し得る。各サブフレームは、データ送信のためのリンク方向(すなわち、DLまたはUL)を示し得、各サブフレームについてのリンク方向は、動的に切り替えられ得る。各サブフレームは、DL/ULデータならびにDL/UL制御データを含み得る。NRのためのULおよびDLサブフレームは、図6および図7に関して以下でより詳細に説明される通りであり得る。ビームフォーミングがサポートされ得、ビーム方向は動的に構成され得る。プリコーディングを用いたMIMO送信もサポートされ得る。DLにおけるMIMO構成は、最高8つのストリームおよびUEごとに最高2つのストリームのマルチレイヤDL送信を用いて、最高8つの送信アンテナをサポートし得る。UEごとに最高2つのストリームを用いるマルチレイヤ送信がサポートされ得る。複数のセルのアグリゲーションが、最高8つのサービングセルを用いてサポートされ得る。代替的に、NRは、OFDMベース以外の、異なるエアインターフェースをサポートし得る。NRネットワークは、エンティティそのようなCUおよび/またはDUを含み得る。
【0032】
[0042]いくつかの例では、エアインターフェースへのアクセスがスケジュールされ得、ここにおいて、スケジューリングエンティティ(たとえば、BS)は、それのサービスエリアまたはセル内の一部または全部のデバイスおよび機器の間の通信にリソースを割り振る。本開示内では、以下でさらに説明されるように、スケジューリングエンティティは、1つまたは複数の下位エンティティのためのリソースをスケジュールし、割り当て、再構成し、解放することを担当し得る。すなわち、スケジュールされた通信について、下位エンティティは、スケジューリングエンティティによって割り振られたリソースを利用する。BSは、スケジューリングエンティティとして機能し得る唯一のエンティティではない。すなわち、いくつかの例では、UEは、1つまたは複数の下位エンティティ(たとえば、1つまたは複数の他のUE)のためのスケジューリングエンティティ、スケジューリングリソースとして機能し得る。この例では、UEは、スケジューリングエンティティとして機能しており、他のUEは、ワイヤレス通信のためにUEによってスケジュールされたリソースを利用する。UEは、ピアツーピア(P2P)ネットワークにおいて、および/またはメッシュネットワークにおいてスケジューリングエンティティとして機能し得る。メッシュネットワーク例では、UEは、スケジューリングエンティティと通信することに加えて、随意に、互いと直接通信し得る。
【0033】
[0043]したがって、時間周波数リソースへのスケジュールされたアクセスを用いた、セルラー構成、P2P構成、およびメッシュ構成を有するワイヤレス通信ネットワークでは、スケジューリングエンティティおよび1つまたは複数の下位エンティティは、スケジュールされたリソースを利用して通信し得る。
【0034】
[0044]図2は、図1に示されているワイヤレス通信システムにおいて実装され得る、分散型無線アクセスネットワーク(RAN)200の例示的な論理アーキテクチャを示す。5Gアクセスノード206は、アクセスノードコントローラ(ANC)202を含み得る。ANC202は、分散型RAN200の中央ユニット(CU)であり得る。次世代コアネットワーク(NG−CN)204へのバックホールインターフェースは、ANC202において終端し得る。ネイバリング次世代アクセスノード(NG−AN)210へのバックホールインターフェースは、ANC202において終端し得る。ANC202は、1つまたは複数のTRP208を含み得る。上記で説明されたように、TRPは、「セル」と互換的に使用され得る。
【0035】
[0045]TRP208はDUであり得る。TRPは、1つのANC(ANC202)または(示されていない)2つ以上のANCに接続され得る。たとえば、RAN共有、サービスとしての無線(RaaS:radio as a service)、およびサービス固有ANC配置の場合、TRPは2つ以上のANCに接続され得る。TRP208は1つまたは複数のアンテナポートを含み得る。TRPは、UEにトラフィックを、個々にサービスする(たとえば、動的選択)か、または一緒にサービスする(たとえば、ジョイント送信)ように構成され得る。
【0036】
[0046]論理アーキテクチャが、異なる展開タイプにわたってフロントホーリングソリューションをサポートし得る。たとえば、論理アーキテクチャは、送信ネットワーク能力(たとえば、帯域幅、レイテンシ、および/またはジッタ)に基づき得る。論理アーキテクチャは、LTEと特徴および/または構成要素を共有し得る。NG−AN210は、NRとのデュアル接続性をサポートし得る。NG−AN210は、LTEおよびNRについて共通フロントホールを共有し得る。論理アーキテクチャは、TRP208間の協働を可能にし得る。たとえば、協働は、ANC202を介してTRP内でおよび/またはTRPにわたってプリセットされ得る。TRP間インターフェースが存在しないことがある。
【0037】
[0047]論理アーキテクチャは、分割された論理機能の動的構成を有し得る。図5を参照しながらより詳細に説明されるように、無線リソース制御(RRC)レイヤ、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)レイヤ、無線リンク制御(RLC)レイヤ、媒体アクセス制御(MAC)レイヤ、および物理(PHY)レイヤが、DUまたはCU(たとえば、それぞれTRPまたはANC)に適応的に配置され得る。BSは、中央ユニット(CU)(たとえば、ANC202)および/または1つまたは複数の分散型ユニット(たとえば、1つまたは複数のTRP208)を含み得る。
【0038】
[0048]図3は、本開示の態様による、分散型RAN300の例示的な物理アーキテクチャを示す。集中型コアネットワークユニット(C−CU)302は、コアネットワーク機能をホストし得る。C−CU302は中央に展開され得る。C−CU機能性は、ピーク容量を扱おうとして、(たとえば、高度ワイヤレスサービス(AWS)に)オフロードされ得る。集中型RANユニット(C−RU)304は、1つまたは複数のANC機能をホストし得る。C−RU304は、ローカルにコアネットワーク機能をホストし得る。C−RU304は分散型展開を有し得る。C−RU304はネットワークエッジに近いことがある。DU306は、1つまたは複数のTRPをホストし得る。DU306は、無線周波数(RF)機能性をもつネットワークのエッジに位置し得る。
【0039】
[0049]図4は、本開示の態様を実装するために使用され得る、図1に示されているBS110およびUE120の例示的な構成要素を示す。上記で説明されたように、BSは送信受信ポイント(TRP)を含み得る。BS110およびUE120の1つまたは複数の構成要素は、本開示の態様を実施するために使用され得る。たとえば、UE120のアンテナ452、Tx/Rx222、プロセッサ466、458、464、および/もしくはコントローラ/プロセッサ480ならびに/またはBS110のアンテナ434、プロセッサ460、420、438、および/もしくはコントローラ/プロセッサ440が、本明細書で説明され、図10図11図14、および図15を参照しながら示される動作を実施するために使用され得る。
【0040】
[0050]図4は、図1中のBSのうちの1つであり得るBS110、および図1中のUEのうちの1つであり得るUE120の設計のブロック図を示す。制限付き関連付けシナリオの場合、BS110は図1中のマクロBS110cであり得、UE120はUE120yであり得る。BS110はまた、何らかの他のタイプのBSであり得る。BS110はアンテナ434a〜434tを装備し得、UE120はアンテナ452a〜452rを装備し得る。
【0041】
[0051]BS110において、送信プロセッサ420は、データソース412からデータを受信し、コントローラ/プロセッサ440から制御情報を受信し得る。制御情報は、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)、物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)、物理ハイブリッドARQインジケータチャネル(PHICH)、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)などのためのものであり得る。データは物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)などのためのものであり得る。プロセッサ420は、データシンボルおよび制御シンボルを取得するために、それぞれデータおよび制御情報を処理(たとえば、符号化およびシンボルマッピング)し得る。プロセッサ420はまた、たとえば、PSS、SSS、およびセル固有基準信号のための基準シンボルを生成し得る。送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ430が、適用可能な場合、データシンボル、制御シンボル、および/または基準シンボルに対して空間処理(たとえば、プリコーディング)を実施し得、出力シンボルストリームを変調器(MOD)432a〜432tに与え得る。たとえば、TX MIMOプロセッサ430は、RS多重化のために、本明細書で説明されるいくつかの態様を実施し得る。各変調器432は、出力サンプルストリームを取得するために、(たとえば、OFDMなどのための)それぞれの出力シンボルストリームを処理し得る。各変調器432は、さらに、ダウンリンク信号を取得するために、出力サンプルストリームを処理(たとえば、アナログへの変換、増幅、フィルタ処理、およびアップコンバート)し得る。変調器432a〜432tからのダウンリンク信号は、それぞれアンテナ434a〜434tを介して送信され得る。
【0042】
[0052]UE120において、アンテナ452a〜452rは、基地局110からダウンリンク信号を受信し得、受信信号をそれぞれ復調器(DEMOD)454a〜454rに与え得る。各復調器454は、入力サンプルを取得するために、それぞれの受信信号を調整(たとえば、フィルタ処理、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)し得る。各復調器454は、さらに、受信シンボルを取得するために、(たとえば、OFDMなどのための)入力サンプルを処理し得る。MIMO検出器456は、すべての復調器454a〜454rから受信シンボルを取得し、適用可能な場合は受信シンボルに対してMIMO検出を実施し、検出されたシンボルを与え得る。たとえば、MIMO検出器456は、本明細書で説明される技法を使用して送信された検出されたRSを与え得る。受信プロセッサ458は、検出されたシンボルを処理(たとえば、復調、デインターリーブ、および復号)し、UE120の復号されたデータをデータシンク460に与え、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ480に与え得る。
【0043】
[0053]アップリンク上では、UE120において、送信プロセッサ464が、データソース462から(たとえば、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)のための)データを受信し、処理し得、コントローラ/プロセッサ480から(たとえば、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)のための)制御情報を受信し、処理し得る。送信プロセッサ464はまた、基準信号のための基準シンボルを生成し得る。送信プロセッサ464からのシンボルは、適用可能な場合はTX MIMOプロセッサ466によってプリコーディングされ、さらに(たとえば、SC−FDMなどのために)復調器454a〜454rによって処理され、BS110に送信され得る。BS110において、UE120からのアップリンク信号は、アンテナ434によって受信され、変調器432によって処理され、適用可能な場合はMIMO検出器436によって検出され、UE120によって送られた復号されたデータおよび制御情報を取得するために、受信プロセッサ438によってさらに処理され得る。受信プロセッサ438は、復号されたデータをデータシンク439に与え、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ440に与え得る。
【0044】
[0054]コントローラ/プロセッサ440および480は、それぞれ基地局110およびUE120における動作を指示し得る。基地局110におけるプロセッサ440ならびに/または他のプロセッサおよびモジュールは、たとえば、図10図11図13、および図14に示されている機能ブロック、および/または本明細書で説明される技法のための他のプロセスの実行を実施または指示し得る。UE120におけるプロセッサ480ならびに/または他のプロセッサおよびモジュールはまた、本明細書で説明される技法のためのプロセスを実施または指示し得る。メモリ442および482は、それぞれBS110およびUE120のためのデータおよびプログラムコードを記憶し得る。スケジューラ444は、ダウンリンクおよび/またはアップリンク上でのデータ送信のためにUEをスケジュールし得る。
【0045】
[0055]図5は、本開示の態様による、通信プロトコルスタックを実装するための例を示す図500を示す。示されている通信プロトコルスタックは、5Gシステム(たとえば、アップリンクベースのモビリティをサポートするシステム)において動作するデバイスによって実装され得る。図500は、無線リソース制御(RRC)レイヤ510、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)レイヤ515、無線リンク制御(RLC)レイヤ520、媒体アクセス制御(MAC)レイヤ525、および物理(PHY)レイヤ530を含む通信プロトコルスタックを示す。様々な例では、プロトコルスタックのレイヤは、ソフトウェアの別個のモジュール、プロセッサもしくはASICの部分、通信リンクによって接続されたコロケートされていないデバイスの部分、またはそれらの様々な組合せとして実装され得る。コロケートされた実装形態およびコロケートされていない実装形態は、たとえば、ネットワークアクセスデバイス(たとえば、AN、CU、および/またはDU)またはUEのためのプロトコルスタックにおいて使用され得る。
【0046】
[0056]第1のオプション505−aは、プロトコルスタックの実装が、集中型ネットワークアクセスデバイス(たとえば、図2中のANC202)と分散型ネットワークアクセスデバイス(たとえば、図2中のDU208)との間で分割された、プロトコルスタックの分割された実装形態を示す。第1のオプション505−aでは、RRCレイヤ510およびPDCPレイヤ515は、中央ユニットによって実装され得、RLCレイヤ520、MACレイヤ525、およびPHYレイヤ530は、DUによって実装され得る。様々な例では、CUおよびDUは、コロケートされることもコロケートされないこともある。第1のオプション505−aは、マクロセル、マイクロセル、またはピコセル展開において有用であり得る。
【0047】
[0057]第2のオプション505−bは、プロトコルスタックが、単一のネットワークアクセスデバイス(たとえば、アクセスノード(AN)、新無線基地局(NR BS)、新無線ノードB(NR NB)、ネットワークノード(NN)など)において実装された、プロトコルスタックの統合された実装形態を示す。第2のオプションでは、RRCレイヤ510、PDCPレイヤ515、RLCレイヤ520、MACレイヤ525、およびPHYレイヤ530は、各々ANによって実装され得る。第2のオプション505−bは、フェムトセル展開において有用であり得る。
【0048】
[0058]ネットワークアクセスデバイスが、プロトコルスタックの一部を実装するのか全部を実装するのかにかかわらず、UEは、プロトコルスタック全体(たとえば、RRCレイヤ510、PDCPレイヤ515、RLCレイヤ520、MACレイヤ525、およびPHYレイヤ530)を実装し得る。
【0049】
[0059]図6は、(たとえば、スロットとも呼ばれる)DLセントリックサブフレーム600の一例を示す図である。DLセントリックサブフレーム600は制御部分602を含み得る。制御部分602は、DLセントリックサブフレームの初期または開始部分中に存在し得る。制御部分602は、DLセントリックサブフレーム600の様々な部分に対応する様々なスケジューリング情報および/または制御情報を含み得る。いくつかの構成では、制御部分602は、図6に示されているように、物理DL制御チャネル(PDCCH)であり得る。DLセントリックサブフレーム600は、DLデータ部分604をも含み得る。DLデータ部分604は、DLセントリックサブフレーム600のペイロードと呼ばれることがある。DLデータ部分604は、スケジューリングエンティティ(たとえば、UEまたはBS)から下位エンティティ(たとえば、UE)にDLデータを通信するために利用される通信リソースを含み得る。いくつかの構成では、DLデータ部分604は、物理DL共有チャネル(PDSCH)であり得る。
【0050】
[0060]DLセントリックサブフレーム600は、共通UL部分606をも含み得る。共通UL部分606は、時々、ULバースト、共通ULバースト、および/または様々な他の好適な用語で呼ばれることがある。共通UL部分606は、DLセントリックサブフレーム600の様々な他の部分に対応するフィードバック情報を含み得る。たとえば、共通UL部分606は、制御部分602に対応するフィードバック情報を含み得る。フィードバック情報の非限定的な例は、ACK信号、NACK信号、HARQインジケータ、および/または様々な他の好適なタイプの情報を含み得る。共通UL部分606は、ランダムアクセスチャネル(RACH)プロシージャに関係する情報、スケジューリング要求(SR)、および様々な他の好適なタイプの情報など、追加または代替の情報を含み得る。図6に示されているように、DLデータ部分604の終端は、共通UL部分606の始端から時間的に分離され得る。この時間分離は、ギャップ、ガード期間、ガードインターバル、および/または様々な他の好適な用語で呼ばれることがある。この分離は、DL通信(たとえば、下位エンティティ(たとえば、UE)による受信動作)からUL通信(たとえば、下位エンティティ(たとえば、UE)による送信)へのスイッチオーバーのための時間を与える。当業者は、上記が、DLセントリックサブフレームの一例にすぎず、同様の特徴を有する代替構造が、本明細書で説明される態様から必ずしも逸脱することなしに存在し得ることを理解するであろう。
【0051】
[0061]図7は、ULセントリックサブフレーム700の一例を示す図である。ULセントリックサブフレーム700は制御部分702を含み得る。制御部分702は、ULセントリックサブフレーム700の初期または開始部分中に存在し得る。図7中の制御部分702は、図6を参照しながら上記で説明された制御部分602と同様であり得る。ULセントリックサブフレーム700は、ULデータ部分704をも含み得る。ULデータ部分704は、ULセントリックサブフレームのペイロードと呼ばれることがある。UL部分は、下位エンティティ(たとえば、UE)からスケジューリングエンティティ(たとえば、UEまたはBS)にULデータを通信するために利用される通信リソースを指し得る。いくつかの構成では、制御部分702はPDCCHであり得る。
【0052】
[0062]図7に示されているように、制御部分702の終端は、ULデータ部分704の始端から時間的に分離され得る。この時間分離は、ギャップ、ガード期間、ガードインターバル、および/または様々な他の好適な用語で呼ばれることがある。この分離は、DL通信(たとえば、スケジューリングエンティティによる受信動作)からUL通信(たとえば、スケジューリングエンティティによる送信)へのスイッチオーバーのための時間を与える。ULセントリックサブフレーム700は、共通UL部分706をも含み得る。図7中の共通UL部分706は、図6を参照しながら上記で説明された共通UL部分606と同様であり得る。共通UL部分706は、追加または代替の、チャネル品質インジケータ(CQI)に関係する情報、サウンディング基準信号(SRS)、および様々な他の好適なタイプの情報を含み得る。当業者は、上記が、ULセントリックサブフレームの一例にすぎず、同様の特徴を有する代替構造が、本明細書で説明される態様から必ずしも逸脱することなしに存在し得ることを理解するであろう。
【0053】
[0063]いくつかの状況では、2つまたはそれ以上の下位エンティティ(たとえば、UE)が、サイドリンク信号を使用して互いと通信し得る。そのようなサイドリンク通信の現実世界の適用例は、公共安全、近接サービス、UEネットワーク間中継、車両間(V2V)通信、あらゆるモノのインターネット(IoE)通信、IoT通信、ミッションクリティカルなメッシュ、および/または様々な他の好適な適用例を含み得る。概して、サイドリンク信号は、スケジューリングエンティティ(たとえば、UEまたはBS)が、スケジューリングおよび/または制御目的のために利用され得るが、スケジューリングエンティティを通してその通信を中継することなしに、ある下位エンティティ(たとえば、UE1)から別の下位エンティティ(たとえば、UE2)に通信される信号を指し得る。いくつかの例では、サイドリンク信号は、(一般的に、無認可スペクトルを使用するワイヤレスローカルエリアネットワークとは異なり)認可スペクトルを使用して通信され得る。
【0054】
制御リソースセット(CORESET)
[0064]新無線(NR)(たとえば、5G)規格に従って動作する通信システムでは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)上で搬送され得る、ダウンリンク制御情報(DCI)などの制御情報の送信のための1つまたは複数の制御リソースセット(coreset)が、サポートされ得る。coresetは、制御情報を伝達するために構成された1つまたは複数の制御リソース(たとえば、時間および周波数リソース)を含み得る。各coreset内で、1つまたは複数の探索空間(たとえば、共通探索空間、UE固有探索空間など)が、所与のUEのために定義され得る。本明細書で使用される探索空間という用語は、概して、PDCCHなど、定義されたフォーマットのチャネルのための異なる復号候補がその上で送信され得る、リソースのセットを指す。各復号候補は、1つの有効なチャネル送信のためのリソースを指す。有効な復号候補の数は、探索空間のサイズおよび各チャネルのサイズ(ペイロード)に依存する。
【0055】
[0065]coresetは、リソース要素グループ(REG)の単位で定義され得る。各REGは、1つのシンボル期間(たとえば、スロットのシンボル期間)中の固定数(たとえば、12個、または何らかの他の数)のトーンを含み得、ここで、1つのシンボル期間中の1つのトーンは、リソース要素(RE)と呼ばれる。固定数のREGが制御チャネル要素(CCE)中に含まれ得る(たとえば、CCEが、6つのREGを含み得る)。CCEのセットが、NR−PDCCHを送信するために使用され得、そのセット中の異なる数のCCEが、異なるアグリゲーションレベルを使用してNR−PDCCHを送信するために使用される。CCEの複数のセットが、UEのための探索空間として定義され得、したがって、ノードBまたは他の基地局が、CCEのセット中で、UEのための探索空間内の復号候補として定義されるNR−PDCCHを送信することによって、UEにNR−PDCCHを送信し得、UEは、UEのための探索空間中で探索することと、ノードBによって送信されたNR−PDCCHを復号することとによって、NR−PDCCHを受信し得る。
【0056】
[0066]いくつかの態様では、(たとえば、NRをサポートする通信システムにおける)次世代ノードB(たとえば、gNB)が、複数のシンボル期間(たとえば、OFDMシンボル期間)にわたる異なる長さのcoresetをサポートし得る。すなわち、制御チャネル候補が、単一のOFDMまたは複数(たとえば、2つ、3つなど)のOFDMシンボルにマッピングされ得る。coresetは、異なるアグリゲーションレベルに関連付けられ得る。
【0057】
例示的なキャリア依存RACH応答探索空間
[0067]いくつかのワイヤレス通信システム展開が、キャリアアグリゲーション(CA)方式の一部として、複数のダウンリンク(DL)コンポーネントキャリア(CC)を利用する。たとえば、1次DL CCに加えて、1つまたは複数の補助DL(SDL)CCが、データスループットおよび/または信頼性を向上させるために使用され得る。補助DLは、概して、セル中の対応するUL CCをもたないDL CCを指し得る。言い換えれば、SDLは、概して、デバイスの観点から、キャリアのためのDLリソースのみがある場合を指し得る。
【0058】
[0068]図8に示されているように、NRでは、補助UL(SUL)も利用され得る。補助ULは、概して、セル中の対応するDL CCをもたないUL CCを指し得る。言い換えれば、SULは、概して、NRデバイスの観点から、キャリアのためのULリソースのみがある場合を指し得る。
【0059】
[0069]本開示の態様は、(1次)UL CCまたはSUL CCのいずれか上のRACH送信を可能にするシステムにおいて、RACHプロシージャをサポートし、可能にするのを助け得る、技法を提供する。
【0060】
[0070]SUL CCは、NR TDDシナリオおよびNR周波数分割複信(FDD)シナリオのためのコンプリメンタリーアクセスリンクとして使用され得る。言い換えれば、UEは、NR TDD/FDDアップリンク周波数またはSUL周波数のいずれかにおいて、PRACHリソースを選択し得る。SUL周波数は、(たとえば、少なくとも、NRスペクトルが6GHzを下回る場合に)LTE ULと共有される周波数であり得る。
【0061】
[0071]そのような共存を可能にするために、NR物理レイヤ設計への影響を最小限に抑えることが望ましいことがある。NRでは、UE初期アクセスが、SULキャリアのためのRACH構成に基づき得る。SULキャリアのためのRACH構成は、たとえば、残存最小システム情報(RMSI:remaining minimum system information)中でブロードキャストされ得る。
【0062】
[0072]SULキャリアのための構成情報は、UEがそのSULキャリアのみを介してRACHプロシージャを完了するのに十分であり得る(たとえば、構成情報は、すべての必要な電力制御パラメータを含み得る)。
【0063】
[0073]いくつかの場合には、SULキャリアのための構成情報は、しきい値をも含み得る。たとえば、UEは、UEがRMSIを受信するDLキャリア上でUEによって測定される基準信号受信電力(RSRP)がしきい値を下回る場合(および、おそらくその場合のみ)、初期アクセスのためにそのSULキャリアを選択するように構成され得る。
【0064】
[0074]UEがSULキャリア上でRACHプロシージャを開始した場合、RACHプロシージャは、すべてのアップリンク送信(たとえば、Msg1、Msg3)がそのキャリア上で行われて完了され得る。ネットワークは、接続モードUEに、経路損失およびタイミングアドバンス収集のために、任意のアップリンクキャリアに向けてRACHプロシージャを開始することを要求することが可能であり得る。
【0065】
[0075]SUL上のRACHプロシージャを可能にすることは、様々な課題を提示し得る。たとえば、SULがNR TDD/FDDキャリアとペアリングされ、PRACHリソースが、SULキャリアおよびTDD/FDDキャリア上で利用可能である場合、SUL上のRACHプロシージャを可能にすることはRAプロシージャ中の衝突確率を増加させる。
【0066】
[0076]これは、UE1およびUE2という2つのUEを伴う例を考慮することによって示され得る。PRACH送信のために、UE1がSULキャリアを選択し、UE2がNR TDD/FDDキャリアを選択した場合。それら2つのUEが、同じ周波数リソースインデックスをもつ、PRACHのための周波数リソースを選択した場合、Msg1送信中に衝突が起こらなくても、2つのUEは、ランダムアクセス無線ネットワーク一時識別子(RA−RNTI:random access radio network temporary identifier)決定のLTE方式が適用された場合、同じPDCCHと関連するMsg2、同じRA−RNTIをもつランダムアクセス応答(RAR)とを検出し得る。
【0067】
[0077]LTEにおける4ステップランダムアクセス(RA)プロシージャにおいて、UEは、Msg2(RAR)を検出するために、PRACHプリアンブルの送信の後のRA応答ウィンドウ中で、RA−RNTIによって識別されるPDCCHを監視する。一例としてFDD LTEをとると、RA−RNTIは次のように算出される。
【0068】
【数1】
【0069】
ここで、t_idおよびf_idは、PRACHの時間リソースインデックスおよび周波数リソースインデックスである。
【0070】
[0078]本開示の態様は、RACH応答(RAR)のための探索空間をRACH送信のために使用されるUL CCに(たとえば、対応するキャリアインデックスに基づいて)少なくとも部分的に依存させることによって、RACHプロシージャのためにSULの使用を適応させるのを助け得る。
【0071】
[0079]図9は、本開示の態様による、UEによるワイヤレス通信のための例示的な動作900を示す。動作900は、たとえば、図1に示されているUE120によって実施され得る。
【0072】
[0080]動作900は、902において、少なくとも2つの利用可能なアップリンクキャリアから選択されたアップリンクキャリア上でランダムアクセスチャネル(RACH)を送信することによって開始する。904において、UEは、RACHがその上で送信されたアップリンクキャリアに基づいて、ダウンリンクキャリア上で送信されるランダムアクセスチャネル応答(RAR)を監視するための探索空間を決定する。906において、UEは、決定された探索空間中でRARを監視する。
【0073】
[0081]図10は、本開示の態様による、ワイヤレス通信のための例示的な動作1000を示す。動作1000は、上記で説明されたSULベースのRACH動作900を実施するUEとの初期アクセスを実施する、図1に示されているBS110などの基地局(たとえば、gNB)によって実施され得る。
【0074】
[0082]動作1000は、1002において、少なくとも2つの利用可能なアップリンクキャリアからのアップリンクキャリア上でランダムアクセスチャネル(RACH)を受信することによって開始する。1004において、gNBは、RACHがその上で送信されたアップリンクキャリアに基づいて、ダウンリンクキャリア上でランダムアクセスチャネル応答(RAR)を送信するために使用すべき探索空間を決定する。1006において、gNBは、決定された探索空間中でRARを送信する。
【0075】
[0083]図11は、RARのための探索空間が、RACH送信のために選択されたUL CCにどのように依存し得るかを示す。言い換えれば、RACHが、第1のUL(たとえば、NR TDD/FDDキャリア)上で送られた場合、第1の探索空間が決定され得、その第1の探索空間の復号候補がRARについて監視され得る。
【0076】
[0084]一方、RACHがSUL CC上で送られた場合、第2の探索空間が決定され得、(その第2の探索空間の復号候補が)RARについて監視され得る。したがって、RARのための探索空間を決定することが可能であることは、UEが監視しなければならない復号候補の数を低減し(それにより処理オーバーヘッドを低減し)得る。
【0077】
[0085]上述のように、制御リソースセット(coreset)は複数の探索空間を含み得る。いくつかの態様によれば、同じcoreset内で、RAR送信のための複数の探索空間のうちの1つが、RACH送信のために選択されたキャリアに基づいて(たとえば、選択されたキャリアのキャリアインデックスに基づいて)割り当てられ得る。
【0078】
[0086]いくつかの場合には、定義された別個のcoresetがあり得、RAR送信のために使用される別個のcoresetのうちの1つが、RACH送信のために選択されたキャリアに(たとえば、選択されたキャリアのキャリアインデックスに基づいて)依存し得る。その結果、異なるキャリアに対応する探索空間も異なる。
【0079】
[0087]図12に示されているように、いくつかの場合には、RACH送信のために選択されたULキャリアのキャリアインデックスに基づいてRAR探索空間を決定することに加えて、RA−RNTIも、選択されたULキャリアに基づき得る。いくつかの場合には、2つのキャリアが、異なるヌメロロジーを有する場合、RA−RNTIもヌメロロジーに基づき得、これは、RAR送信をさらに区別するのを助け得る。
【0080】
[0088]本明細書で使用されるヌメロロジーという用語は、概して、トーン間隔、および/またはサイクリックプレフィックス長など、キャリアにおける送信のために使用されるパラメータのセットを指す。
【0081】
[0089]追加として、または代替として、探索空間もヌメロロジーに基づいて決定され得る。そのような場合には、RACHがその上で送信されたアップリンクキャリアのためのヌメロロジーに基づいて、同じcoreset内の少なくとも2つの異なる探索空間から探索空間が選択され得る。
【0082】
[0090]本明細書で開示される方法は、説明される方法を達成するための1つまたは複数のステップまたはアクションを備える。本方法のステップおよび/またはアクションは、特許請求の範囲の範囲から逸脱することなく、互いに交換され得る。言い換えれば、ステップまたはアクションの特定の順序が指定されていない限り、特定のステップおよび/またはアクションの順序および/または使用は、特許請求の範囲の範囲から逸脱することなく改変され得る。
【0083】
[0091]本明細書で使用される、項目のリスト「のうちの少なくとも1つ」を指す句は、単一のメンバーを含む、それらの項目の任意の組合せを指す。一例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、a−b、a−c、b−c、およびa−b−c、ならびに複数の同じ要素を用いた任意の組合せ(たとえば、a−a、a−a−a、a−a−b、a−a−c、a−b−b、a−c−c、b−b、b−b−b、b−b−c、c−c、およびc−c−c、またはa、b、およびcの任意の他の順序)を包含するものとする。
【0084】
[0092]本明細書で使用される「決定すること」という用語は、多種多様なアクションを包含する。たとえば、「決定すること」は、計算すること、算出すること、処理すること、導出すること、調査すること、探索すること(たとえば、テーブル、データベース、または別のデータ構造の中で探索すること)、確認することなどを含み得る。また、「決定すること」は、受信すること(たとえば、情報を受信すること)、アクセスすること(たとえば、メモリ中のデータにアクセスすること)などを含み得る。さらに、「決定すること」は、解決すること、選択すること、選ぶこと、確立することなどを含み得る。
【0085】
[0093]以上の説明は、当業者が本明細書で説明される様々な態様を実施できるようにするために提供されたものである。これらの態様に対する様々な改変は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義される一般的原理は他の態様に適用され得る。したがって、特許請求の範囲は、本明細書で示される態様に限定されるものではなく、特許請求の範囲の言い回しに矛盾しない全範囲を与えられるべきであり、ここにおいて、単数形の要素への言及は、そのように明記されていない限り、「唯一無二の」を意味するものではなく、「1つまたは複数の」を意味するものである。別段に明記されていない限り、「いくつかの(some)」という用語は1つまたは複数を指す。当業者に知られている、または後に知られることになる、本開示全体にわたって説明される様々な態様の要素のすべての構造的および機能的等価物は、参照により本明細書に明確に組み込まれ、特許請求の範囲に包含されるものである。その上、本明細書で開示されるいかなることも、そのような開示が特許請求の範囲に明示的に記載されているか否かにかかわらず、公に供するものではない。いかなるクレーム要素も、その要素が「ための手段」という句を使用して明確に具陳されていない限り、または方法クレームの場合には、その要素が「ためのステップ」という句を使用して具陳されていない限り、米国特許法第112条第6項の規定の下で解釈されるべきではない。
【0086】
[0094]上記で説明された方法の様々な動作は、対応する機能を実施することが可能な任意の好適な手段によって実施され得る。それらの手段は、限定はしないが、回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、またはプロセッサを含む、様々な(1つまたは複数の)ハードウェアおよび/またはソフトウェア構成要素および/またはモジュールを含み得る。概して、図に示されている動作がある場合、それらの動作は、同様の番号をもつ対応するカウンターパートのミーンズプラスファンクション構成要素を有し得る。
【0087】
[0095]たとえば、送信するための手段および/または受信するための手段は、基地局110の送信プロセッサ420、TX MIMOプロセッサ430、受信プロセッサ438、または(1つまたは複数の)アンテナ434、および/あるいはユーザ機器120の送信プロセッサ464、TX MIMOプロセッサ466、受信プロセッサ458、または(1つまたは複数の)アンテナ452のうちの1つまたは複数を備え得る。さらに、生成するための手段、多重化するための手段、および/または適用するための手段は、基地局110のコントローラ/プロセッサ440および/またはユーザ機器120のコントローラ/プロセッサ480など、1つまたは複数のプロセッサを備え得る。
【0088】
[0096]本開示に関連して説明される様々な例示的な論理ブロック、モジュールおよび回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、または本明細書で説明される機能を実施するように設計された、それらの任意の組合せを用いて実装または実施され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の市販のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと併用される1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成として実装され得る。
【0089】
[0097]ハードウェアで実装される場合、例示的なハードウェア構成は、ワイヤレスノード中に処理システムを備え得る。処理システムは、バスアーキテクチャを用いて実装され得る。バスは、処理システムの特定の適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含み得る。バスは、プロセッサと、機械可読媒体と、バスインターフェースとを含む様々な回路を互いにリンクし得る。バスインターフェースは、ネットワークアダプタを、特に、バスを介して処理システムに接続するために使用され得る。ネットワークアダプタは、PHYレイヤの信号処理機能を実装するために使用され得る。ユーザ端末120(図1参照)の場合、ユーザインターフェース(たとえば、キーパッド、ディスプレイ、マウス、ジョイスティックなど)もバスに接続され得る。バスはまた、タイミングソース、周辺機器、電圧調整器、電力管理回路などの様々な他の回路をリンクし得るが、それらは当技術分野でよく知られており、したがって、これ以上説明されない。プロセッサは、1つまたは複数の汎用および/または専用プロセッサを用いて実装され得る。例は、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、DSPプロセッサ、およびソフトウェアを実行することができる他の回路を含む。当業者は、特定の適用例と、全体的なシステムに課される全体的な設計制約とに応じて、どのようにしたら処理システムについて説明された機能性を最も良く実装し得るかを認識するであろう。
【0090】
[0098]ソフトウェアで実装される場合、機能は、1つもしくは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語などの名称にかかわらず、命令、データ、またはそれらの任意の組合せを意味すると広く解釈されたい。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体とコンピュータ通信媒体の両方を含む。プロセッサは、機械可読記憶媒体に記憶されたソフトウェアモジュールの実行を含む、バスおよび一般的な処理を管理することを担当し得る。コンピュータ可読記憶媒体は、プロセッサがその記憶媒体から情報を読み取ることができ、その記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合され得る。代替として、記憶媒体はプロセッサと一体であり得る。例として、機械可読媒体は、すべてがバスインターフェースを介してプロセッサによってアクセスされ得る、伝送線路、データによって変調された搬送波、および/またはワイヤレスノードとは別個のその上に記憶された命令をもつコンピュータ可読記憶媒体を含み得る。代替的に、または追加として、機械可読媒体またはその任意の部分は、キャッシュおよび/または汎用レジスタファイルがそうであり得るように、プロセッサに統合され得る。機械可読記憶媒体の例は、例として、RAM(ランダムアクセスメモリ)、フラッシュメモリ、ROM(読取り専用メモリ)、PROM(プログラマブル読取り専用メモリ)、EPROM(消去可能プログラマブル読取り専用メモリ)、EEPROM(登録商標)(電気消去可能プログラマブル読取り専用メモリ)、レジスタ、磁気ディスク、光ディスク、ハードドライブ、もしくは任意の他の好適な記憶媒体、またはそれらの任意の組合せを含み得る。機械可読媒体はコンピュータプログラム製品において実施され得る。
【0091】
[0099]ソフトウェアモジュールは、単一の命令または多数の命令を備え得、いくつかの異なるコードセグメント上で、異なるプログラム間で、および複数の記憶媒体にわたって分散され得る。コンピュータ可読媒体は、いくつかのソフトウェアモジュールを備え得る。ソフトウェアモジュールは、プロセッサなどの装置によって実行されたときに、処理システムに様々な機能を実施させる命令を含む。ソフトウェアモジュールは、送信モジュールと受信モジュールとを含み得る。各ソフトウェアモジュールは、単一の記憶デバイス中に常駐するか、または複数の記憶デバイスにわたって分散され得る。例として、トリガイベントが発生したとき、ソフトウェアモジュールがハードドライブからRAMにロードされ得る。ソフトウェアモジュールの実行中、プロセッサは、アクセス速度を高めるために、命令のいくつかをキャッシュにロードし得る。次いで、1つまたは複数のキャッシュラインが、プロセッサによる実行のために汎用レジスタファイルにロードされ得る。以下でソフトウェアモジュールの機能性に言及する場合、そのような機能性は、そのソフトウェアモジュールからの命令を実行したときにプロセッサによって実装されることが理解されよう。
【0092】
[0100]また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線(IR)、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ここで、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。したがって、いくつかの態様では、コンピュータ可読媒体は非一時的コンピュータ可読媒体(たとえば、有形媒体)を備え得る。さらに、他の態様では、コンピュータ可読媒体は一時的コンピュータ可読媒体(たとえば、信号)を備え得る。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
【0093】
[0101]したがって、いくつかの態様は、本明細書で提示される動作を実施するためのコンピュータプログラム製品を備え得る。たとえば、そのようなコンピュータプログラム製品は、本明細書で説明される動作を実施するために1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である命令を記憶した(および/または符号化した)コンピュータ可読媒体を備え得る。たとえば、本明細書で説明され、図9および図10に示されている動作を実施するための命令。
【0094】
[0102]さらに、本明細書で説明される方法および技法を実施するためのモジュールおよび/または他の適切な手段は、適用可能な場合にユーザ端末および/または基地局によってダウンロードされ、および/または他の方法で取得され得ることを諒解されたい。たとえば、そのようなデバイスは、本明細書で説明される方法を実施するための手段の転送を可能にするためにサーバに結合され得る。代替的に、本明細書で説明される様々な方法は、ユーザ端末および/または基地局が記憶手段(たとえば、RAM、ROM、コンパクトディスク(CD)またはフロッピーディスクなどの物理記憶媒体など)をデバイスに結合するかまたは与えると様々な方法を得ることができるように、記憶手段によって提供され得る。その上、本明細書で説明される方法および技法をデバイスに提供するための任意の他の好適な技法が利用され得る。
【0095】
[0103]特許請求の範囲は、上記で示された厳密な構成および構成要素に限定されないことを理解されたい。上記で説明された方法および装置の構成、動作ならびに詳細において、特許請求の範囲の範囲から逸脱することなく、様々な改変、変更および変形が行われ得る。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
【国際調査報告】