(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2021-506034(P2021-506034A)
(43)【公表日】2021年2月18日
(54)【発明の名称】ソーシャルネットワークの管理を支援するサーバ及びユーザ端末
(51)【国際特許分類】
G06Q 50/18 20120101AFI20210122BHJP
【FI】
G06Q50/18 300
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
【全頁数】30
(21)【出願番号】特願2020-532805(P2020-532805)
(86)(22)【出願日】2018年12月13日
(85)【翻訳文提出日】2020年6月12日
(86)【国際出願番号】KR2018015822
(87)【国際公開番号】WO2019117642
(87)【国際公開日】20190620
(31)【優先権主張番号】10-2017-0173200
(32)【優先日】2017年12月15日
(33)【優先権主張国】KR
(81)【指定国】
AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DJ,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JO,JP,KE,KG,KH,KN,KP,KW,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ
(71)【出願人】
【識別番号】517452578
【氏名又は名称】株式会社ツイニー
【氏名又は名称原語表記】TWINNY Co., Ltd.
(74)【代理人】
【識別番号】100121728
【弁理士】
【氏名又は名称】井関 勝守
(74)【代理人】
【識別番号】100165803
【弁理士】
【氏名又は名称】金子 修平
(74)【代理人】
【識別番号】100170900
【弁理士】
【氏名又は名称】大西 渉
(72)【発明者】
【氏名】チョン ホンソク
(72)【発明者】
【氏名】チョン ヨンソク
(72)【発明者】
【氏名】イ サンフィ
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049CC11
(57)【要約】
ユーザ間のソーシャルネットワークの管理を支援するサーバに関するもので、サーバ側のソーシャルネットワーク関係管理プログラムの実行によって、ユーザ識別情報にマッチングしてユーザ個人情報、及びユーザによって登録された個人データをデータベースに格納し、グループ識別情報にマッチングしてグループ情報、及びグループのメンバーによって登録されたグループデータを前記データベースに格納し、友人関係識別情報にマッチングして友人関係情報、及び友人関係を構成するユーザによって登録された友人関係データを格納する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザ間のソーシャルネットワークの管理を支援するサーバであって、
データ通信を行う通信モジュール、
サーバ側のソーシャルネットワーク関係管理プログラムが格納されたメモリ、及び
前記メモリに格納された前記サーバ側のソーシャルネットワーク関係管理プログラムを実行するプロセッサを含み、
前記プロセッサは、前記プログラムの実行に応答して、ユーザ識別情報にマッチングしてユーザ個人情報、及びユーザによって登録された個人データをデータベースに格納し、グループ識別情報にマッチングしてグループ情報、及びグループのメンバーによって登録されたグループデータを前記データベースに格納し、友人関係識別情報にマッチングして友人関係情報、及び友人関係を構成するユーザによって登録された友人関係データを前記データベースに格納し、
前記個人データは、前記ユーザによって登録された友人リスト、個人スケジュール、個人メモ及びデジタルコンテンツのうちの一つ以上を含み、
前記グループデータは、前記グループのメンバーによって登録されたグループのスケジュール、グループの掲示物、グループの会話データ及びデジタルコンテンツのうちの一つ以上を含み、
前記友人関係情報は、友人関係を構成する2つのユーザの識別情報を含み、友人関係の設定類型に関する情報として、2つのユーザの友人関係設定承諾を介して友人関係が設定された個人間の友人関係であるか、又はグループのメンバー登録時にグループメンバー間に自動で友人関係が設定されたグループメンバー間の友人関係であるかを含み、
前記友人関係データは、前記2つのユーザによって登録された友人間のスケジュール、友人間の掲示物、友人間の会話データ、友人間のやりとり及びデジタルコンテンツのうちの一つ以上を含む、ソーシャルネットワーク管理支援サーバ。
【請求項2】
前記プロセッサは、
前記通信モジュールが送信者端末から受信したインスタントメッセージで2つの特殊記号の間に位置した語彙又は文章を強調する強調情報を生成し、
前記通信モジュールは、
前記強調情報を受信者端末と前記送信者端末に伝送することを特徴とする、請求項1に記載のソーシャルネットワーク管理支援サーバ。
【請求項3】
前記特殊記号は、
「`、〜、!、@、#、$、%、^、&、*、−、_、+、=」を含むグループのいずれか一つ又は複数を含み、それぞれの前記特殊記号は、互いに異なる前記強調情報を含むことを特徴とする、請求項2に記載のソーシャルネットワーク管理支援サーバ。
【請求項4】
前記強調情報は、
前記特殊記号の種類に応じて決定されたフォントの属性を含み、
前記フォントの属性は、フォントの種類、フォントのスタイル、フォントの太さ、フォントのサイズ及びフォントの色のうちの少なくとも一つを含むことを特徴とする、請求項3に記載のソーシャルネットワーク管理支援サーバ。
【請求項5】
前記プロセッサは、
前記2つのユーザの友人関係設定承諾を介して友人関係が設定される第1友人関係生成の場合、又は、前記ユーザが第1グループのメンバーとして登録されることにより、前記ユーザと友人関係が設定されていない前記第1グループの各メンバーとの間に自動で友人関係が設定される第2友人関係設定の場合に、新規な前記友人関係識別情報を生成する、請求項1に記載のソーシャルネットワーク管理支援サーバ。
【請求項6】
前記プロセッサは、
前記第1友人関係が既に生成された2つのユーザの間に前記第2友人関係が設定される場合に、前記第1友人関係の生成によって既に生成された前記友人関係識別情報にマッチングして前記第2友人関係設定に関する情報を追加するか、或いは、
前記第2友人関係が既に生成された2つのユーザの間に前記第1友人関係が設定される場合に、前記第2友人関係の生成によって既に生成された前記友人関係識別情報にマッチングして前記第1友人関係設定に関する情報を追加する、請求項5に記載のソーシャルネットワーク管理支援サーバ。
【請求項7】
前記プロセッサは、
第1ユーザが会話の構成員として含まれている前記友人関係識別情報を前記第1ユーザの前記ユーザ識別情報とマッチングして格納し、
前記友人関係識別情報にマッチングされた前記友人関係データが更新された場合、これに関する情報を前記第1ユーザのユーザ端末及び前記会話の相手のユーザ端末に伝送する、請求項1に記載のソーシャルネットワーク管理支援サーバ。
【請求項8】
前記プロセッサは、
第1ユーザのユーザ端末から前記第1ユーザと友人関係に設定された第2ユーザに対して前記個人データの伝送を要求する個人データ伝送要求を受信した場合には、前記第2ユーザのユーザ端末に対して前記第1ユーザから前記個人データ伝送要求が受信されたことを知らせる個人データ伝送要求受信通知を出力し、
前記プロセッサは、前記第1ユーザのユーザ端末から前記第1ユーザが加入した第1グループのメンバーに対して前記グループデータの伝送を要求するグループデータ伝送要求を受信した場合には、前記第1グループのメンバーのユーザ端末に対して前記第1ユーザから前記グループデータ伝送要求が受信されたことを知らせるグループデータ伝送要求受信通知を出力する、請求項1に記載のソーシャルネットワーク管理支援サーバ。
【請求項9】
前記ユーザ個人情報は、
前記ユーザのID、連絡先、プロフィールイメージ及びニックネームのうちの一つ以上を含み、
前記グループ情報は、
グループの名前、グループに対する説明、グループのメンバー情報、グループのプロファイルイメージ及びグループ内でのメンバーのニックネーム情報のうちの一つ以上を含むものである、請求項1に記載のソーシャルネットワーク管理支援サーバ。
【請求項10】
ソーシャルネットワーク関係管理を行うユーザ端末であって、
データ通信を行う通信モジュール、
ディスプレイユニット、
ユーザ側のソーシャルネットワーク関係管理プログラムが格納されたメモリ、及び
前記メモリに格納された前記ユーザ側のソーシャルネットワーク関係管理プログラムを行うプロセッサを含み、
前記プロセッサは、前記プログラムの実行に応答して、ローカルデータベースにユーザの個人情報及び個人データを格納し、友人関係識別情報にマッチングして、ユーザと友人関係が設定された友人関係情報及び友人関係データを前記ローカルデータベースに格納し、ユーザがグループのメンバーとして登録されたグループの識別情報にマッチングしてグループ情報及びグループデータを前記ローカルデータベースに格納し、前記ディスプレイユニット上に表示されるユーザインターフェースを介して前記個人データ、友人関係データ又はグループデータを出力し、
前記個人データは、前記ユーザによってソーシャルネットワーク管理支援サーバに登録された友人リスト、個人スケジュール、個人メモ及びデジタルコンテンツのうちの一つ以上を含み、
前記グループデータは、グループのメンバーによって前記ソーシャルネットワーク管理支援サーバに登録されたグループのスケジュール、グループの掲示物、グループの会話データ及びデジタルコンテンツのうちの一つ以上を含み、
前記友人関係情報は、友人関係を構成する2つのユーザの識別情報を含み、友人関係設定類型に関する情報として、2つのユーザの友人関係設定承諾を介して友人関係が設定された個人間の友人関係であるか、又はグループのメンバー登録時にグループのメンバー間に自動で友人関係が設定されたグループメンバー間の友人関係であるかを含み、
前記友人関係データは、前記2つのユーザによって登録された友人間のスケジュール、友人間の掲示物、友人間の会話データ、友人間のやりとり及びデジタルコンテンツのうちの一つ以上を含む、ユーザ端末。
【請求項11】
前記プロセッサは、
送信者が作成したインスタントメッセージで2つの特殊記号の間に位置した語彙又は文章を強調する強調情報を生成し、
前記通信モジュールは、
前記強調情報を受信者端末に伝送するか、或いは前記ソーシャルネットワーク管理支援サーバに伝送して前記受信者端末が受信するようにすることを特徴とする、請求項10に記載のユーザ端末。
【請求項12】
前記特殊記号は、
「`、〜、!、@、#、$、%、^、&、*、−、_、+、=」を含むグループのいずれか一つ又は複数を含み、それぞれの前記特殊記号は、互いに異なる前記強調情報を含むことを特徴とする、請求項11に記載のユーザ端末。
【請求項13】
前記強調情報は、
前記特殊記号の種類に応じて決定されたフォントの属性を含み、
前記フォントの属性は、フォントの種類、フォントのスタイル、フォントの太さ、フォントのサイズ及びフォントの色のうちの少なくとも一つを含むことを特徴とする、請求項12に記載のユーザ端末。
【請求項14】
前記プロセッサは、
前記ユーザインターフェースとして友人関係が設定された全体友人、メンバー登録された全体グループ、前記ユーザが会話の構成員として含まれている全体会話データ、及び前記ユーザが参加する全体スケジュールのうちの一つ以上に対するアクセス処理を行うメニューインターフェースと、前記メニューインターフェースを介して前記ユーザが選択したアクセス処理に該当する結果が表示される内容インターフェースとを表示し、
前記メニューインターフェースは、友人/グループ表示ボタン、会話表示ボタン及びスケジュール表示ボタンを含み、
前記友人/グループ表示ボタンの活性化に応じて、前記ユーザと友人関係が設定された友人リスト、友人リクエストを受けたユーザリスト、及び友人として推薦されたユーザリストのうちの一つ以上を前記内容インターフェースに表示し、或いは前記ユーザが加入されたグループのリスト、加入招待を受けたグループリスト、及び推薦されたグループリストのうちの一つ以上を前記内容インターフェースに表示し、
前記会話表示ボタンの活性化に応じて、前記ユーザが会話の構成員として含まれている他のユーザとのダイアログボックスリストを前記内容インターフェースに表示し、前記スケジュール表示ボタンの活性化に応じて、前記ユーザによって登録されたスケジュール、前記ユーザが加入したグループによって登録されたスケジュール、及び前記ユーザと友人関係が設定された友人間のスケジュールを前記内容インターフェースに統合して表示する、請求項10に記載のユーザ端末。
【請求項15】
前記メニューインターフェースは、
アルバム表示ボタンをさらに含み、
前記アルバム表示ボタンの活性化に応じて、前記個人データに含まれているデジタルコンテンツ、前記グループデータに含まれているデジタルコンテンツ、又は前記友人関係データに含まれているデジタルコンテンツを前記内容インターフェースに統合して表示する、請求項14に記載のユーザ端末。
【請求項16】
前記メニューインターフェースは、
やりとり表示ボタンをさらに含み、
前記やりとり表示ボタンの活性化に応じて、前記ユーザと他のユーザとの間でやりとりした或いはやりとりが予約されたギフトアイテム又はモバイル決済アイテムに対するリストを前記内容インターフェースに表示する、請求項14に記載のユーザ端末。
【請求項17】
前記メニューインターフェースは、
前記ディスプレイユニットの一部の領域に固定された位置に表示されるものであり、
前記友人/グループ表示ボタン、会話表示ボタン及びスケジュール表示ボタンは、同じメニューバーに配置されたものである、請求項14に記載のユーザ端末。
【請求項18】
前記メニューインターフェースは、
前記友人/グループ表示ボタンが活性化された状態で友人リスト表示とグループリスト表示を切り替える表示切替ボタンをさらに含むものである、請求項14に記載のユーザ端末。
【請求項19】
前記プロセッサは、
前記友人/グループ表示ボタンの活性化に応じて表示された内容インターフェースを介して前記ユーザの友人登録設定要求を受信するか、或いは前記ユーザのグループメンバー登録設定要求を受信して前記ソーシャルネットワーク管理支援サーバに伝送する、請求項14に記載のユーザ端末。
【請求項20】
前記プロセッサは、
前記友人/グループ表示ボタンの活性化に応じて表示された内容インターフェースを介して、前記ユーザ端末のユーザである第1ユーザと友人関係に設定された第2ユーザに対して前記個人データの伝送を要求する個人データ伝送要求を受信した場合には、前記ソーシャルネットワーク管理支援サーバに前記個人データを伝送し、
前記プロセッサは、前記友人/グループ表示ボタンの活性化に応じて表示された内容インターフェースを介して、前記第1ユーザが加入した第1グループのメンバーに対して前記グループデータの伝送を要求するグループデータ伝送要求を受信した場合には、前記ソーシャルネットワーク管理支援サーバへ前記グループデータを伝送する、請求項14に記載のユーザ端末。
【請求項21】
前記プロセッサは、
前記ユーザ端末のユーザである第1ユーザと友人関係に設定された第2ユーザのユーザ端末が前記ソーシャルネットワーク管理支援サーバを介して伝送した前記個人データを、前記友人/グループ表示ボタンの活性化に応じて表示された内容インターフェースを介して表示し、
前記第1ユーザが加入した第1グループのメンバーが前記ソーシャルネットワーク管理支援サーバを介して伝送した前記グループデータを、前記友人/グループ表示ボタンの活性化に応じて表示された内容インターフェースを介して表示する、請求項14に記載のユーザ端末。
【請求項22】
前記プロセッサは、
前記友人/グループ表示ボタンの活性化に応じて、前記ユーザと友人関係が設定された前記友人リスト、前記友人リクエストを受けたユーザリスト、及び前記友人として推薦されたユーザリストのうちの一つ以上を前記内容インターフェースに表示する友人リスト表示が活性化された場合、前記ユーザによって特定の友人が選択されると、前記特定の友人に対する情報を表示する友人インターフェースを活性化するが、前記友人インターフェースは、前記特定の友人との友人関係類型を示す友人類型表示アイコンを表示する、請求項14に記載のユーザ端末。
【請求項23】
前記プロセッサは、
前記友人/グループ表示ボタンの活性化に応じて、前記ユーザと友人関係が設定された前記友人リスト、前記友人リクエストを受けたユーザリスト、及び前記友人として推薦されたユーザリストのうちの一つ以上を前記内容インターフェースに表示する友人リスト表示が活性化された場合、前記ユーザによって特定の友人が選択されると、前記特定の友人に対する情報を表示する友人インターフェースを活性化するが、前記友人インターフェースは、前記ユーザと前記特定の友人が共通にメンバー登録された前記グループがある場合、これを共通加入グループとして表示するものである、請求項14に記載のユーザ端末。
【請求項24】
前記プロセッサは、
前記友人/グループ表示ボタンの活性化に応じて、前記ユーザと友人関係が設定された前記友人リスト、前記友人リクエストを受けたユーザリスト、及び前記友人として推薦されたユーザリストのうちの一つ以上を前記内容インターフェースに表示する友人リスト表示が活性化された場合、前記ユーザによって特定の友人が選択されると、前記特定の友人に対する情報を表示する友人インターフェースを活性化し、
前記友人インターフェースは、他のユーザとのチャットを行うことができるチャットウィンドウを表示するチャットウィンドウインターフェース、及び参加している一つ以上のチャットウィンドウのステータスを表示するチャットステータスインターフェースを一つの画面上に互いに領域を区分して表示し、前記チャットステータスインターフェースに表示されたチャットウィンドウアイコンのうちのいずれかが選択された場合、対応する前記チャットウィンドウを前記チャットウィンドウインターフェースに表示する、請求項14に記載のユーザ端末。
【請求項25】
前記チャットステータスインターフェースは、
友人関係にあるユーザとのチャットを表示する前記チャットウィンドウアイコン、及び
前記ユーザがメンバーとして加入された前記グループのメンバーとのチャットを表示する前記チャットウィンドウアイコンを一緒に表示する、請求項24に記載のユーザ端末。
【請求項26】
前記チャットステータスインターフェースは、
前記2つのユーザの友人関係設定承諾を介して友人関係が設定される第1友人関係にあるユーザとのチャットを表示する前記チャットウィンドウアイコン、前記ユーザが第1グループのメンバーとして登録されることにより、前記ユーザと友人関係が設定されていない前記第1グループの各メンバーとの間に自動で友人関係が設定される第2友人関係にあるユーザとのチャットを表示する前記チャットウィンドウアイコン、及び前記ユーザがメンバーとして加入されたグループのメンバーとのチャットを表示する前記チャットウィンドウアイコンを一緒に表示する、請求項24に記載のユーザ端末。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザのソーシャルネットワークの管理を支援するサーバ及びユーザ端末に関する。
【背景技術】
【0002】
情報通信技術の飛躍的な発展及びスマート機器の登場に伴い、これを利用した様々な形態のSNS(Social Network Service)サービスが使用されている。特に、複数のユーザがチャットルームを開設し、開設されたチャットルーム内でリアルタイムにてメッセージをやりとりするチャットサービスが広く用いられている。このようなチャットサービスは、ユーザのニーズに合わせてより様々な機能を持つように進化している。
【0003】
例えば、このようなチャットサービスは、スマート機器に予め格納された連絡先に基づいて、新しいユーザと友人関係を結ぶことができるように案内したり、同じ興味を持つ複数のユーザがチャットルームを介して情報を交換したりするなど、実質的にコミュニティサービスを代替する機能を提供して、ユーザのオフライン又はオンライン上の様々な人間関係を管理するためのツールとして広く使われている。
【0004】
ただし、このようなチャットサービスの場合、チャットルームを介して親睦団体のためのサービスをある程度提供してはいるが、さまざまな構成目的に応じて組織されたオフライン又はオンライン集まりが要求する様々な集まりサービス機能をすべて充足させるには足りない状態である。
【0005】
また、既存のWebベースの集まりサービスを代替する形でモバイルベースの集まりサービスも広く用いられているが、このような集まりサービスの場合、メンバー間のチャット機能を支援する上で不足がある状態である。
【0006】
そこで、本発明では、個人間のソーシャルネットワークの管理だけでなく、集まりなどの団体におけるソーシャルネットワークの管理を効果的に支援することができる新しい概念のソーシャルネットワークの管理を支援するサーバ及びユーザ端末を提供しようとする。
【0007】
これに関連して、韓国公開特許第10−2004−0082023号(発明の名称:コミュニティ連動機能を備えるメッセンジャープログラムが記録された記憶媒体、及びそれを用いたメッセンジャー連動コミュニティサービスの提供方法)では、メッセンジャープログラムが備えるコミュニティ登録機能、及び当該コミュニティのWebページに提供されるコミュニティ登録機能のうちの一つ以上を用いて、ユーザ端末システムにインストールされたメッセンジャープログラムに一つ以上のオンラインコミュニティ位置情報をリンクさせる構成を開示している。このような機能を介して、ユーザは、自分が加入した多数のオンラインコミュニティWebサイトにいちいち訪問してログインする必要がなく、常に駆動中のメッセンジャープログラムを介して簡単に多数のオンラインコミュニティサイトにアクセスすることができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明の一実施形態は、個人間のソーシャルネットワーク及びグループにおけるソーシャルネットワークを統合して管理することができるようにするソーシャルネットワークの管理を支援するサーバ及びユーザ端末を提供することを目的とする。
【0009】
但し、本実施形態が解決しようとする技術的課題は、前述した技術的課題に限定されず、別の技術的課題が存在しうる。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するための本発明の一態様によるユーザ間のソーシャルネットワークの管理を支援するサーバは、データ通信を行う通信モジュール、サーバ側のソーシャルネットワーク関係管理プログラムが格納されたメモリ、及びサーバ側のソーシャルネットワーク関係管理プログラムを実行するプロセッサを含む。プロセッサは、プログラムの実行に応答して、ユーザ識別情報にマッチングしてユーザ個人情報、及びユーザによって登録された個人データをデータベースに格納し、グループ識別情報にマッチングしてグループ情報、及びグループのメンバーによって登録されたグループデータを前記データベースに格納し、友人関係識別情報にマッチングして友人関係情報、及び友人関係を構成するユーザによって登録された友人関係データを格納する。このとき、個人データは、ユーザによって登録された友人リスト、個人スケジュール、個人メモ及びデジタルコンテンツのうちの一つ以上を含み、グループデータは、グループのメンバーによって登録されたグループのスケジュール、グループの掲示物、グループの会話データ及びデジタルコンテンツのうちの一つ以上を含み、友人関係情報は、友人関係を構成する2つのユーザの識別情報を含み、友人関係データは、2つのユーザによって登録された友人間のスケジュール、友人間の掲示物、友人間の会話データ、友人間のやりとり及びデジタルコンテンツのうちの一つ以上を含む。
【0011】
また、本発明の他の態様によるソーシャルネットワーク関係の管理を行うユーザ端末は、データ通信を行う通信モジュール、ディスプレイユニット、ユーザ側のソーシャルネットワーク関係管理プログラムが格納されたメモリ、及びメモリに格納されたユーザ側のソーシャルネットワーク関係管理プログラムを実行するプロセッサを含む。プロセッサは、プログラムの実行に応答して、ローカルデータベースにユーザの個人情報及び個人データを格納し、友人関係識別情報にマッチングして、ユーザと友人関係が設定された友人関係情報及び友人関係データを前記ローカルデータベースに格納し、ユーザがグループのメンバーとして登録されたグループの識別情報にマッチングしてグループ情報及びグループデータを前記ローカルデータベースに格納し、ディスプレイユニット上に表示されるユーザインターフェースを介して前記個人データ、友人関係データ又はグループデータを出力する。このとき、個人データは、ユーザによってソーシャルネットワーク管理支援サーバに登録された友人リスト、個人スケジュール、個人メモ及びデジタルコンテンツのうちの一つ以上を含み、グループデータは、グループのメンバーによって前記ソーシャルネットワーク管理支援サーバに登録されたグループのスケジュール、グループの掲示物、グループの会話データ及びデジタルコンテンツのうちの一つ以上を含み、友人関係情報は、友人関係を構成する2つのユーザの識別情報を含み、友人関係データは、前記2つのユーザによって登録された友人間のスケジュール、友人間の掲示物、友人間の会話データ、友人間のやりとり及びデジタルコンテンツのうちの一つ以上を含む。
【発明の効果】
【0012】
前述した本発明の課題解決手段のうちのいずれかによれば、個人間のソーシャルネットワーク及びグループにおけるソーシャルネットワークを統合して管理することができるようにして、ユーザの利便性を向上させることができる。
【0013】
特に、本発明に係るソーシャルネットワーク管理支援サーバ及びユーザ端末は、個人ユーザ間の友人関係だけでなく、グループメンバー間の友人関係を管理することができるようにシステムを構成しており、便利なユーザインターフェースを介してこれを効率よく行うことができるようにする。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】本発明の一実施形態に係るソーシャルネットワーク管理システムの構成図である。
【
図2】本発明の一実施形態に係るユーザインターフェースを示す図である。
【
図3】本発明の一実施形態に係るユーザインターフェースを示す図である。
【
図4】本発明の一実施形態に係るユーザインターフェースで友人インターフェースが表示された内容を示す図である。
【
図5】本発明の一実施形態に係るユーザインターフェースでグループインターフェースが表示された内容を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、添付図面を参照して、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者が容易に実施し得るように本発明の実施形態を詳細に説明する。しかし、本発明は、様々な異なる形態で実現でき、ここで説明する実施形態に限定されない。そして、図面において本発明を明確に説明するために説明と関係のない部分は省略した。明細書全体にわたって、同様の部分については同様の図面符号を付した。
【0016】
また、図面を参照して説明する際に、同じ名称で示した構成であっても、図面によっては図面番号が異なることがあり、図面番号は説明の便宜のために記載されたものに過ぎず、当該図面番号によって各構成の概念、特徴、機能又は効果が制限解釈されるものではない。
【0017】
明細書全体において、ある部分がある構成要素を「含む」とするとき、これは特に反対される記載がない限り、他の構成要素を除外するのではなく、他の構成要素をさらに含むことができることを意味し、一つ又はそれ以上の他の特徴や数字、段階、動作、構成要素、部分品又はこれらの組み合わせの存在又は付加可能性を予め排除しないものと理解されるべきである。
【0018】
図1は本発明の一実施形態に係るソーシャルネットワーク管理システムの構成図である。
【0019】
図示されたソーシャルネットワーク管理システム10は、ソーシャルネットワーク管理支援サーバ100と、これに接続された複数のユーザ端末200、300とを含む。
【0020】
ソーシャルネットワーク管理支援サーバ100(以下、「サーバ」という)は、メモリ110、通信モジュール120、プロセッサ130及びデータベース140を含む。
【0021】
メモリ110には、サーバ側のソーシャルネットワーク関係管理プログラムが格納される。このとき、メモリ110は、電源が供給されなくても、格納された情報を維持し続ける不揮発性記憶装置、及び格納された情報を維持するために電力が必要な揮発性記憶装置を統称するものである。また、メモリ110には、ソーシャルネットワーク関係管理プログラムの他にも、さまざまなプログラム及びデータが格納され、これは、プロセッサ130によって処理できる。
【0022】
通信モジュール120は、ユーザ端末200、300とサーバ100とをネットワークを介して接続して、さまざまなデータの送受信処理を行うことができるようにする。通信モジュール120は、例えば、Wi−Fi、ブルートゥース(Bluetooth:登録商標)、インターネット(Internet)、LAN(Local Area Network)、Wireless LAN(Wireless Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、PAN(Personal Area Network)、3G、4G、LTEなどの様々な形態のネットワーク通信接続を行うようにするものであるが、これに限定されない。
【0023】
プロセッサ130は、メモリ110に格納されたサーバ側のソーシャルネットワーク関係管理プログラムを実行し、その他にサーバ100の動作のための様々なプロセスを処理する。プロセッサ130は、サーバ側のソーシャルネットワーク関係管理プログラムの実行に応じてデータベース140を管理する。このとき、データベース140は、ユーザの個人データが格納された個人DB、各グループのグループデータが格納されたグループDB、及び友人関係別に友人関係データが格納された友人関係DBを含む。
【0024】
プロセッサ130は、各ユーザを区分するユーザ識別情報を生成し、ユーザ識別情報にマッチングしてユーザの個人情報、及びユーザによって登録された個人データをデータベース140に格納する。
【0025】
このとき、ユーザ個人情報は、ユーザのID、連絡先(住所、電子メールアドレス又は電話番号など)、プロフィールイメージ及びニックネーム情報のうちの一つ以上を含み、必要に応じて他の情報がさらに格納できる。
【0026】
個人データは、ユーザによって登録された友人リスト、個人スケジュール、個人メモ及びデジタルコンテンツのうちの一つ以上を含む。友人リストは、ソーシャルネットワーク管理サービスを介して友人関係が設定されたユーザのリストを意味し、個人スケジュールは、ユーザによってスケジュール管理ツールを介して入力されたユーザの個人的なスケジュールを意味する。個人メモは、ユーザによってメモ管理ツールを介して入力された様々なテキストデータ、地図データ又はその他の多様なマルチメディアデータを意味することができる。デジタルコンテンツは、ユーザがユーザ端末、その他の多様なマルチメディア記録ツールを活用して撮影した写真、動画像又は音楽コンテンツなどを意味する。
【0027】
このような個人データは、ユーザ端末200、300を介してサーバ100に伝送された後、サーバ100を介して管理され、追ってユーザ端末200、300の要求に応えて各ユーザの端末200、300に伝送できる。
【0028】
また、プロセッサ130は、グループ識別情報にマッチングしてグループ情報、及びグループのメンバーによって登録されたグループデータをデータベース140に格納する。本発明は、各個人ユーザ間の友人関係に基づいたソーシャルネットワーク管理サービスだけではなく、集まりに基づいたソーシャルネットワーク管理サービスを一緒に提供することに技術的特徴があり、このために複数のユーザがメンバーとして登録されたグループを管理するための別途のデータベースを構築して統合管理するようにする。
【0029】
つまり、集まり別に一つのグループが生成されると、プロセッサ130は、各グループを区分するグループ識別情報を生成し、グループのメンバーによってアップロードされた各種のグループデータをデータベース140に格納する。
【0030】
このとき、グループ情報は、グループの名前、グループに関する紹介又は説明、グループメンバーに関する情報、グループのプロフィールイメージ及びグループ内でのメンバーのニックネーム情報のうちの一つ以上を含む。
【0031】
また、グループデータは、グループのメンバーによって登録されたグループのスケジュール、グループの掲示物、グループの会話データ及びデジタルコンテンツのうちの一つ以上を含む。グループのスケジュールは、該当グループのメンバーによってスケジュール管理ツールを介して入力されたグループに関連した様々な行事、イベント又は集まりのスケジュールなどを意味する。グループの掲示物は、当該グループのメンバーによって掲示物作成ツールを介して入力された様々なテキストデータ、地図データ又はその他の多様なマルチメディアデータを意味し、各メンバーが作成した自由掲示文、公知事項などを含むことができる。デジタルコンテンツは、グループのメンバーがユーザ端末、その他のさまざまなマルチメディア記録ツールを活用して撮影した写真、動画像又は音楽コンテンツなどを意味する。
【0032】
また、プロセッサ130は、新たな友人関係の生成時に友人関係識別情報を生成し、友人関係識別情報にマッチングして友人関係情報、及び友人関係を構成するユーザによって登録された友人関係データを格納する。
【0033】
この時、友人関係情報は、友人関係を構成する2つのユーザの識別情報を含む。また、友人関係情報は、友人関係の設定類型に関する情報を含む。本発明では、大きく2つの類型の友人関係を区別する。
【0034】
つまり、友人関係が設定された類型は、2つのユーザが友人関係の設定を承諾する行為を介して友人関係が設定される個人間の友人関係類型と、グループメンバー登録の際にグループメンバー間に自動で友人関係が設定されるグループメンバー間の友人関係類型に区分することができる。
【0035】
例えば、個人間の友人関係類型は、2つのユーザ相互間で携帯電話連絡先を保有している場合、自動で又はユーザ間の承諾手続きに従って友人関係が設定できる。又は、第1ユーザのユーザ端末には第2ユーザの連絡先が格納されているが、第2ユーザのユーザ端末には第1ユーザの連絡先が格納されていない場合、サーバ100は、第2ユーザに第1ユーザを友人として推薦することができ、このような過程を経て個人間の友人関係が形成できる。
【0036】
一方、本発明では、グループメンバーのために友人関係を自動で生成し、これに基づいてチャットサービスを提供することにより、グループメンバー間の意思疎通がより円滑に行われるように支援する。
【0037】
このため、グループメンバー登録の際にグループメンバー間に自動で友人関係が設定される。例えば、サーバ100は、ユーザが第1グループのメンバーとして登録されることにより、当該ユーザと友人関係が設定されていない第1グループの各メンバーとの間に自動で友人関係を設定する。
【0038】
このような構成によって、友人関係情報に格納された情報に基づいて、友人関係が設定された2つのユーザが、友人関係設定承諾を介して友人関係が設定された個人間の友人関係(第1友人関係)か、グループメンバー登録の際にグループメンバー間に自動で友人関係が設定されたグループメンバー間の友人関係(第2友人関係)かを確認することができる。
【0039】
一方、友人関係識別情報は、2つのユーザの友人関係が生成される時点で生成され、友人関係の類型とは無関係に生成される。したがって、第1友人関係が既に設定された状態の場合には、第2友人関係がさらに設定できる。この時、同じ友人関係識別情報にマッチングして2つの類型の友人関係が設定される。
【0040】
逆に、ユーザがグループのメンバーとして登録されることにより、当該ユーザと友人関係が設定されていないグループの各メンバーとの間に自動で友人関係が設定されると、新規な友人関係識別情報が生成され、以後、2つのユーザが個人間の友人関係を別途生成することができる。
【0041】
また、サーバ100は、第1友人関係が既に生成された2つのユーザの間に第2友人関係が設定される場合に、第1友人関係の生成によって既に生成された友人関係識別情報にマッチングして第2友人関係設定についての情報を追加するか、或いは、第2友人関係が既に生成された2つのユーザの間に第1友人関係が設定される場合に、第2友人関係の生成によって既に生成された友人関係識別情報にマッチングして第1友人関係の設定に関する情報を追加することができる。
【0042】
一方、友人関係データは、2つのユーザによって登録された友人間のスケジュール、友人間の掲示物、友人間の会話データ、友人間のやりとり及びデジタルコンテンツのうちの一つ以上を含む。友人間のスケジュールは、友人関係にあるユーザによってスケジュール管理ツールを介して入力された友人間のさまざまなスケジュールを意味する。友人間の掲示物は、友人関係にあるユーザによって掲示物作成ツールを介して入力された様々なテキストデータ又は地図データ又はその他の多様なマルチメディアデータを意味し、各ユーザが作成した自由掲示文などを含むことができる。友人間のやりとりは、友人関係にあるユーザによってユーザ同士の間でやりとりした或いはやりとりが予約されたギフトアイテム、モバイル決済アイテム又はモバイルマネーなどを意味する。これにより、友人間の金銭取引に対する記録などを管理することができる。デジタルコンテンツは、友人関係にあるユーザがユーザ端末、その他の多様なマルチメディア記録ツールを活用して撮影した写真、動画像又は音楽コンテンツなどを意味する。
【0043】
一方、このような個人DB、グループDB及び友人関係DBは、ユーザ情報に基づいて接続されて管理できる。
【0044】
つまり、各ユーザの識別情報に対して当該ユーザが構成員として含まれている一つ以上の友人関係識別情報がマッチングされて格納できる。このような構成によって、プロセッサ130は、友人関係識別情報にマッチングされた友人関係データが更新された場合には、友人関係識別情報にマッチングされたユーザ識別情報をそれぞれ確認し、ユーザ識別情報に基づいて友人関係を構成する各ユーザ端末に友人関係データが更新されたことを通知する。各ユーザ端末は、このような友人関係データ更新の通知を受信した後、サーバ100に接続して、更新された友人関係データを受信し、これを各ユーザ端末のローカルデータベース250、350を介して管理する。
【0045】
同様に、各ユーザの識別情報に対して、当該ユーザがグループメンバーとして登録された一つ以上のグループ識別情報がマッチングされて格納できる。
【0046】
このような構成によって、プロセッサ130は、グループ識別情報にマッチングされたグループデータが更新された場合には、グループ識別情報にマッチングされたユーザ識別情報をそれぞれ確認し、ユーザ識別情報に基づいて、グループのメンバーとして登録された各ユーザ端末にグループデータが更新されたことを通知する。各ユーザ端末は、このようなグループデータ更新の通知を受信した後、サーバ100に接続して、更新されたグループデータを受信し、これを各ユーザ端末のローカルデータベース250、350を介して管理する。
【0047】
また、前記プロセッサ130は、前記通信モジュール120によって受信されたインスタントメッセージを分析し、インスタントメッセージに含まれている語彙又は文章のフォントを修正することができる。
【0048】
具体的には、前記プロセッサ130は、前記通信モジュール120を介して送信者が送信者端末から受信者端末に伝達しようとするインスタントメッセージを受信することができ、前記プロセッサ130は、送信者が送信者端末を介して作成したインスタントメッセーにおいて2つの特殊記号の間に位置した語彙又は文章を強調する強調情報を生成することができる。
【0049】
前記強調情報は、フォントの属性を含むことができる。例えば、インスタントメッセージのフォントの属性は、フォントの種類、フォントのスタイル、フォントの太さ、フォントのサイズ及びフォントの色などである。
【0050】
前記特殊記号は、送信者が端末に入力しやすい「`、〜、!、@、#、$、%、^、&、*、−、_、+、=」を含む特殊記号グループのいずれか一つ又は複数を含むことが好ましい。それぞれの特殊記号は、互いに異なる強調情報を含むことを特徴とする。例えば、特殊記号「!」の場合は、フォントの太さを厚くする強調情報を含むことができ、特殊記号「@」の場合は、フォントに下線を生成する強調情報を含むことができる。
【0051】
また、ユーザは、複数の特殊記号を用いてインスタントメッセージの語彙や文章を強調することができ、複数の特殊記号を使用する場合、それぞれの特殊記号が持つ強調情報を全て表示することができる。例えば、上記の特殊記号「!」と「@」を同時に使用する場合、フォントの太さを厚くし且つ下線を生成する強調情報を含むことができる。
【0052】
前記プロセッサ130は、生成された強調情報に含まれているフォントの属性をインスタントメッセージに適用して、前記通信モジュール120を介して受信者端末と送信者端末に伝送することができる。
【0053】
前記サーバ100によって強調情報、或いは強調情報が含まれているインスタントメッセージを受信した送信者端末又は受信者端末は、送信者端末又は受信者端末に含まれているディスプレイユニットに、強調情報を含むインスタントメッセージを表示することができる。
【0054】
このとき、送信者端末又は受信者端末は、強調情報の受信が予め許可されたものであり得る。予め強調情報の受信が許可された送信者端末又は受信者端末の強調情報受信許可情報は、送信者端末及び受信者端末それぞれに格納されたものであってもよく、前記サーバ100に格納されたものであってもよい。
【0055】
強調情報に基づいてインスタントメッセージが強調される例を挙げて説明すると、特殊記号「@」がフォントに下線を形成する強調情報を含んでいる場合、送信者が送信者端末を介してインスタントメッセージを作成するとき、特殊記号「@」の間に文章を入力して、「@ソーシャルネットワークの管理を支援するサーバ及びユーザ端末@」のように入力すれば、「@」の間に位置した「ソーシャルネットワークの管理を支援するサーバ及びユーザ端末」に下線が生成されたインスタントメッセージが受信者端末及び送信者端末に出力することができる。
【0056】
前述したようにインスタントメッセージで語彙及び文章を強調する機能によって、送信者は、インスタントメッセージを作成するときに重要と思われる語彙や文章にフォントの変化を与えて強調することができ、受信者が重要な語彙や文章を容易に識別し、容易に覚えることができるようにするという効果がある。
【0057】
また、前記プロセッサ130は、ユーザの手書き体からなるフォントを生成することができる。
【0058】
具体的には、前記プロセッサ130は、通信モジュール120を介してユーザ端末から手書き体変換要求を受信することができ、手書き体変換要求を受信した場合、ユーザの手書き体セットデータを完成させるために必要な基本的な文字の組み合わせである例文をユーザ端末に伝送することができる。
【0059】
ユーザは、ユーザ端末のディスプレイユニットに出力される例文を指、タッチペンなどを用いて自筆で作成することができ、ユーザ端末の通信モジュールを介して作成した例文を前記プロセッサ130に再び伝送することができる。
【0060】
前記プロセッサ130は、ユーザが作成した例文からユーザの手書き体を構成する子音及び母音の形状を抽出することができ、当該文字に終声がある場合の子音及び母音と、終声がない場合の子音及び母音とを互いに異なる方式で区別して格納し、ユーザの手書き体セットを完成することができる。
【0061】
前記プロセッサ130は、送信者が送信者端末に手書き体変換設定をした後、作成したインスタントメッセージを前記通信モジュール120を介して受信することができ、受信したインスタントメッセージのフォントを格納された送信者の手書き体フォントに変換させた後、受信者端末及び送信側端末に伝送することができる。
【0062】
前記サーバ100によって送信者の手書き体フォントに変換されたインスタントメッセージを受信した送信者端末又は受信者端末は、送信者端末又は受信者端末に含まれているディスプレイユニットに送信者の手書き体フォントに変換されたインスタントメッセージを表示することができる。
【0063】
前述したようにユーザのインスタントメッセージのフォントをユーザの手書き体フォントに変換させることができる機能を介して、ユーザは、固有の個性を持つ自分のみのフォントを作って使用することができるため、チャット時の満足感を上昇させることができるとともに、公知事項やスケジュールなどを自分の手書き体で作成する場合に可読性と記憶力を向上させることができるという効果がある。
【0064】
第1ユーザ端末200は、メモリ210、通信モジュール220、ディスプレイユニット230、プロセッサ240及びローカルデータベース250を含む。
【0065】
メモリ210には、ユーザ側のソーシャルネットワーク関係管理プログラムが格納される。このとき、メモリ210は、電源が供給されなくても、格納された情報を維持し続ける不揮発性記憶装置、及び格納された情報を維持するために電力が必要な揮発性記憶装置を統称するものである。また、ソーシャルネットワーク関係管理プログラムの他に、さまざまなプログラム及びデータが格納されてプロセッサ240によって処理できる。
【0066】
通信モジュール220は、ユーザ端末200とサーバ100とをネットワークを介して接続してさまざまなデータの送受信処理を行う。通信モジュール220は、サーバ100の通信モジュール120とのデータ送受信処理を行うことができる様々な形態の通信モジュールが使用できる。
【0067】
ディスプレイユニット230は、プロセッサ240によって制御される多様な形態のユーザインターフェースを出力してユーザのデータ入出力を支援する。
【0068】
プロセッサ240は、メモリ210に格納されたユーザ側のソーシャルネットワーク関係管理プログラムを実行し、その他にユーザ端末200の動作のための様々なプロセスを処理する。
【0069】
プロセッサ240は、ユーザ側のソーシャルネットワーク関係管理プログラムの実行に応じてローカルデータベース250を管理し、ローカルデータベース250は、ユーザの個人データが格納された個人DB、各グループのグループデータが格納されたグループDB、及び友人関係別に友人関係データが格納された友人関係DBを含む。
【0070】
この際、個人DBには、ユーザ端末200のユーザによってサーバ100の個人DBに登録された個人情報及び個人データが格納される。
【0071】
また、グループDBには、ユーザ端末200のユーザがグループのメンバーとして登録されたグループの識別情報にマッチングされ、サーバ100から受信したグループ情報及びグループデータが格納される。
【0072】
また、友人関係DBには、ユーザ端末200のユーザが友人関係の構成員として友人関係識別情報にマッチングして、ユーザと友人関係が設定された友人関係情報及び友人関係データが格納される。
【0073】
プロセッサ240は、ディスプレイユニット230上に表示されるユーザインターフェースを介して個人データ、友人関係データ又はグループデータを出力する。また、プロセッサ240は、ユーザインターフェースを介してローカルデータベース250に格納された個人情報、友人関係情報又はグループ情報などの様々な情報を出力することができる。
【0074】
このとき、個人データは、ユーザによってサーバ100に登録された友人リスト、個人スケジュール、個人メモ及びデジタルコンテンツのうちの一つ以上を含み、グループデータは、グループのメンバーによってサーバ100に登録されたグループのスケジュール、グループの掲示物、グループの会話データ及びデジタルコンテンツのうちの一つ以上を含む。また、友人関係データは、友人関係を成す2つのユーザによって登録された友人間のスケジュール、友人間の掲示物、友人間の会話データ、友人間のやりとり及びデジタルコンテンツのうちの一つ以上を含む。
【0075】
また、前記プロセッサ240は、前記ディスプレイユニット230を介して入力されたインスタントメッセージを分析し、インスタントメッセージに含まれている語彙又は文章のフォントを修正することができる。
【0076】
具体的には、前記プロセッサ240は、送信者が前記ディスプレイユニット230を介して入力して送信者端末から受信者端末へ伝達しようとするインスタントメッセージを受信することができ、前記プロセッサ240は、送信者が送信者端末を介して作成したインスタントメッセージで2つの特殊記号の間に位置した語彙又は文章を強調する強調情報を生成することができる。
【0077】
前記強調情報は、フォントの属性を含むことができる。例えば、インスタントメッセージのフォントの属性は、フォントの種類、フォントのスタイル、フォントの太さ、フォントのサイズ及びフォントの色などである。
【0078】
前記特殊記号は、送信者が端末に入力しやすい「`、〜、!、@、#、$、%、^、&、*、−、_、+、=」を含む特殊記号グループのいずれか一つ又は複数を含むことが好ましい。また、それぞれの特殊記号は、互いに異なる強調情報を含むことを特徴とする。例えば、特殊記号「!」の場合、フォントの太さを厚くする強調情報を含むことができ、特殊記号「@」の場合、フォントに下線を生成する強調情報を含むことができる。
【0079】
また、ユーザは、複数の特殊記号を用いてインスタントメッセージの語彙や文章を強調することができ、複数の特殊記号を使用する場合、それぞれの特殊記号が持つ強調情報を全て表示することができる。例えば、上記の特殊記号「!」と「@」を同時に使用する場合、フォントの太さを厚くし且つ下線を生成する強調情報を含むことができる。
【0080】
前記プロセッサ240は、生成された強調情報に含まれているフォントの属性をインスタントメッセージに適用して前記通信モジュール220を介して受信者端末に伝送するか或いは前記サーバ100に伝送して前記受信者端末が受信するように伝送することができる。
【0081】
前記送信者端末によって強調情報或いは強調情報が含まれているインスタントメッセージを受信した受信者端末は、ディスプレイユニットに強調情報を含むインスタントメッセージを表示することができる。
【0082】
このとき、送信者端末又は受信者端末は、強調情報の受信が予め許可されたものであり得る。予め強調情報の受信が許可された送信者端末又は受信者端末の強調情報受信許可情報は、送信者端末及び受信者端末それぞれに格納されているものであってもよく、前記サーバ100に格納されているものであってもよい。
【0083】
強調情報に基づいてインスタントメッセージが強調される例を挙げて説明すると、特殊記号「@」がフォントに下線を形成する強調情報を含んでいる場合、送信者が送信者端末を介してインスタントメッセージを作成するとき、特殊記号「@」の間に文章を入力して「@ソーシャルネットワークの管理を支援するサーバ及びユーザ端末@」のように入力すれば、「@」の間に位置した「ソーシャルネットワークの管理を支援するサーバ及びユーザ端末」に下線が生成されたインスタントメッセージが受信者端末及び送信者端末に出力できる。
【0084】
一方、前記第1ユーザ端末は、送信者端末及び受信者端末としての機能と役割を行うことができ、第2ユーザ端末は、第1ユーザ端末と構成及び特徴が同一であり、送信者端末及び受信者端末としての役割と機能を行うことができる。
【0085】
ユーザ端末200、300は、携帯性及び移動性が保障された無線通信装置であって、PCS(Personal Communication System)、GSM(Global System for Mobile communications)、PDC(Personal Digital Cellular)、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、IMT(International Mobile Telecommunication)−2000、CDMA(Code Division Multiple Access)−2000、W−CDMA(W−Code Division Multiple Access)、WiBro(Wireless Broadband Internet)端末、タブレットPCなどの全種類のハンドヘルド(Handheld)基盤の無線通信装置であり得る。特に、本発明の一実施形態に係るユーザ端末200、300は、携帯用端末にコンピュータ支援機能、例えばインターネット通信と情報検索などを追加したスマート端末であって、ユーザが所望する多数の応用プログラム(すなわち、アプリケーション)をインストールして実行することができるスマートフォン(smartphone)であることを例として説明する。
【0086】
以下、本発明の一実施形態に係るユーザインターフェースを説明しつつ、本発明の主な特徴をさらに説明する。
【0087】
図2は本発明の一実施形態に係るユーザインターフェースを示す図である。
【0088】
図示の如く、ユーザインターフェース400は、メニューインターフェース410と内容インターフェース420に区分される。ユーザは、メニューインターフェース410を介して友人/グループの表示、チャットリストの表示、スケジュールの表示、公知事項の表示、やりとりの表示などを活性化することができ、これによる結果画面が内容インターフェース420に表示される。
【0089】
メニューインターフェース410は、友人関係が設定された全体友人、メンバー登録された全体グループ、ユーザが会話の構成員として含まれている全体会話データ、及びユーザが参加する全体スケジュールのうちの一つ以上に対するアクセス処理を行う。このために、メニューインターフェース410は、友人/グループ表示ボタン411、会話表示ボタン412、スケジュール表示ボタン413、公知事項表示ボタン414又はやりとり表示ボタン415を含むことができる。ただし、これは例示的な事項に該当し、実施者の選択に応じて一部のボタンが除外又は追加できる。
【0090】
一方、メニューインターフェース410は、ディスプレイユニットの一部の領域、例えば上部領域に固定され、メニューバーの形で表示されるものであり、友人/グループ表示ボタン411、会話表示ボタン412、スケジュール表示ボタン413、公知事項表示ボタン414又はやりとり表示ボタン415は、同じメニューバーに配置されたものである。また、友人/グループ表示ボタン411が活性化された状態で、友人リスト表示とグループリスト表示はそれぞれ別個の画面で表示でき、このような表示状態を切り替える表示切替ボタン416がさらに含まれ得る。表示切替ボタン416には、グループリスト表示の活性化を意味する「グループ」というマーク、及び友人リスト表示の活性化を意味する「友人」又は「個人」というマークが表示できる。「グループ」というマークが表示された状態で表示切替ボタン416が選択されると、グループリスト表示が活性化され、「友人」又は「個人」というマークが表示された状態で表示切替ボタン416が選択されると、友人リスト表示が活性化される。このような表示切替ボタン416は、
図2に示すようにディスプレイ画面の左下側に配置できるが、本発明はこれに限定されるものではなく、実施者の選択に応じて様々な形態に変更されて配置できる。
【0091】
内容インターフェース420は、メニューインターフェース410に含まれている特定のボタンの活性化に応じて、ユーザによって要求された画面を出力する。
【0092】
次に、図面を参照してより詳細に内容を考察する。
【0093】
図3は本発明の一実施形態に係るユーザインターフェースを示す図である。
図3の(a)と(b)に示された画面は、友人/グループ表示ボタン411の活性化に応じて内容インターフェース420に表示される画面である。
【0094】
図3の(a)では、友人/グループ表示ボタン411が活性化された状態で、表示切替ボタン416の選択によって、グループリスト表示が活性化された。
図3の(a)に示すように、グループリスト表示が活性化されると、ユーザが加入されたグループのリスト、加入招待を受けたグループリスト及び推薦されたグループリストのうちの一つ以上を内容インターフェース420を介して表示する。
【0095】
また、
図3の(b)では、友人/グループ表示ボタン411が活性化された状態で表示切替ボタン416の選択によって友人リスト表示が活性化された。
図3の(b)に示すように友人リスト表示ボタンが活性化されると、ユーザと友人関係が設定された友人リスト、友人リクエストを受けたユーザリスト、及び友人として推薦されたユーザリストのうちの一つ以上を内容インターフェース420を介して表示する。
【0096】
図3の(c)は、会話表示ボタン412の活性化に応じて、ユーザが会話の構成員として含まれている他のユーザとのダイアログボックスリストが内容インターフェース420に表示されることを示している。
【0097】
このとき、ダイアログボックスリストは、先立って説明した第1友人関係に該当するユーザとのダイアログボックスだけでなく、第2友人関係に該当するユーザとのダイアログボックスを含むことができる。また、友人関係が設定されていない他のユーザとのダイアログボックスも含むことができる。
【0098】
図3の(d)は、スケジュール表示ボタン413の活性化に応じて、ユーザによって登録されたスケジュール、ユーザが加入したグループによって登録されたスケジュール、及びユーザとの友人関係が設定された友人間のスケジュールが内容インターフェース420に表示されることを示している。このように、さまざまな原因によって接続された他のユーザとのスケジュールを一つのスケジュール表に統合して表示することにより、ユーザのスケジュール管理の便宜性を向上させることができる。
【0099】
一方、ユーザは、内容インターフェース420に表示されるスケジュール表示選択メニュー422、424を介してスケジュール表示状態を切り替えることができる。すなわち、個人スケジュール表示選択メニュー422の選択に応じて、ユーザが登録したスケジュールだけが表示されるように表示状態を切り替えることができ、これによりスケジュールの編集を行うことができる。また、全体スケジュール表示選択メニュー424の選択に応じて、グループのスケジュール、友人間のスケジュール及び個人スケジュールが一緒に統合的に表示されるように表示状態を切り替えることができる。
【0100】
その他に、
図3に示されてはいないが、公知事項表示ボタン414の活性化に応じて、ユーザが加入した様々なグループによって掲示された公知事項リストを統合して表示することができる。また、やりとり表示ボタン415の活性化に応じて、ユーザと他のユーザとの間でやりとりした或いはやりとりが予約されたギフトアイテム又はモバイル決済アイテムに対するリストを統合して表示することができる。また、メニューインターフェース410は、アルバム表示ボタン(図示せず)をさらに含むことができ、アルバム表示ボタンの活性化に応じて、個人データに含まれているデジタルコンテンツ、グループデータに含まれているデジタルコンテンツ、及び友人関係データに含まれているデジタルコンテンツを統合して表示することができる。
【0101】
このように、本発明のユーザインターフェースの特徴的な構成を介して様々な友人又はグループのリスト、さまざまなユーザとのダイアログボックス、様々なスケジュールなどを一度に集めて見ることができる。つまり、メニューインターフェース410を介して友人/グループリスト表示、会話表示、スケジュール表示、公知事項表示、やりとり表示、アルバム表示などをそれぞれ個別に活性化し、内容インターフェース420を介して、該当するそれぞれのコンテンツを出力するが、第1友人関係に該当するユーザだけでなく、第2友人関係に該当するユーザとの間から発生した各種データを一緒に統合して表示することにより、ユーザの利便性を向上させることができる。
【0102】
ユーザ端末200は、このようなユーザインターフェース400の友人/グループリスト表示ボタン411の活性化に応じて表示された内容インターフェース420を介してユーザの友人登録設定要求又はユーザのグループメンバー登録設定要求を受信してサーバ100に伝送する。
【0103】
また、ユーザ端末200は、友人/グループリスト表示ボタン411の活性化に応じて表示された内容インターフェース420を介して、友人関係に設定されたユーザに対して個人データの伝送を要求する個人データ伝送要求を受信した場合には、サーバ100に当該個人データを伝送する。そして、ユーザ端末200は、友人/グループリスト表示ボタン411の活性化に応じて表示された内容インターフェース420を介して、ユーザが加入したグループのメンバーに対してグループデータの伝送を要求するグループデータ伝送要求を受信した場合、サーバ100に該当グループデータを伝送する。また、ユーザ端末200は、友人関係に設定されたユーザのユーザ端末がサーバ100を介して伝送した個人データを、友人/グループリスト表示ボタン411の活性化に応じて表示された内容インターフェース420を介して表示する。そして、ユーザ端末200は、ユーザが加入したグループのメンバーがサーバ100を介して伝送したグループデータを、友人/グループリスト表示ボタン411の活性化に応じて表示された内容インターフェース420を介して表示する。
【0104】
また、ユーザ端末200は、友人/グループリスト表示ボタン411の活性化に応じて表示された内容インターフェース420を介して、各ユーザが登録した個人情報、又は各グループが登録したグループ情報にアクセスすることができ、個人情報とグループ情報の具体的な事項は、先立って説明したとおりである。
【0105】
図4は本発明の一実施形態に係るユーザインターフェースで友人インターフェースが表示された内容を示す図である。
【0106】
先立って
図2を介して説明した友人リスト表示画面から特定の友人を選択すると、当該友人に関連した情報にアクセスすることができる友人インターフェースが実行される。友人インターフェースは、友人関係識別情報にマッチングして格納された友人関係データを表示する。例えば、友人間のスケジュール、友人間の掲示物、友人間の会話データ、友人間のやりとり及びデジタルコンテンツを表示することができる。また、当該友人のプロフィールイメージを受信して表示することができる。
【0107】
このため、友人インターフェースは、メニューインターフェース510を介して友人に関する情報、友人との会話情報、友人間のスケジュール、友人間のデジタルコンテンツなど、様々な友人関係データにアクセスすることができるようにする。
図4に示すように、メニューインターフェース510に含まれている特定のボタンの活性化に応じて、内容インターフェース520上にユーザによって要求された画面が出力される。
【0108】
また、友人インターフェースは、友人関係情報を表示することができるが、例えば、
図4の(a)に示すように、友人類型表示アイコン522を介して当該友人との友人関係類型に関する情報を表示することができる。すなわち、当該友人との友人関係類型が第1友人関係であるか、第2友人関係であるか、又は第1友人関係でありながら第2友人関係であるかを友人類型表示アイコン522の色又はテキストデータを介して分かりやすく表示することができる。
【0109】
また、友人インターフェースは、
図4の(a)に示すように、共通加入グループに対する情報524を一緒に表示することができる。すなわち、ユーザ本人と友人がメンバーとして共通に登録されたグループがある場合、これを共通加入グループと判断し、当該グループのプロフィールイメージをアイコン化して表示することにより、ユーザが当該友人との共通加入グループをより分かりやすく表示するようにする。
【0110】
また、友人インターフェースは、
図4の(b)に示すように、メニューインターフェース510の会話表示ボタンの選択に応じて、内容インターフェース520に友人とのダイアログボックスを表示し、友人と会話をやりとりすることができるようにする。
【0111】
また、友人インターフェースは、
図4の(c)に示すように、メニューインターフェース510のスケジュール表示ボタンの選択に応じて、内容インターフェース520に友人とのスケジュールを表示し、スケジュール管理ツールを介して友人間のスケジュールを編集することができるようにする。
【0112】
また、友人インターフェースは、
図4の(d)に示すように、メニューインターフェース510のアルバム表示ボタンの選択に応じて、内容インターフェース520に友人と共有したイメージなどのその他のデジタルコンテンツを統合して表示し、コンテンツ管理ツールを介して友人間のデジタルコンテンツを編集することができるようにする。
【0113】
一方、
図4の(b)に示すように、友人インターフェースは、会話表示メニューが実行されることにより、内容インターフェース520上にチャットウィンドウインターフェース528とチャットステータスインターフェース526が一緒に表示する。このとき、チャットウィンドウインターフェース528を介して他のユーザとのチャットを行うことができるチャットウィンドウ(すなわち、ダイアログボックス)を表示し、ユーザが参加している一つ以上のチャットウィンドウのステータスをチャットステータスインターフェース526を介して表示する。
【0114】
また、チャットステータスインターフェース526には、友人関係にあるユーザとのチャットを表示するチャットウィンドウアイコン、及びユーザがメンバーとして加入されたグループのメンバーとのチャットを表示するチャットウィンドウアイコンが一緒に表示できる。このとき、チャットステータスインターフェース526は、2つのユーザの友人関係設定承諾を介して友人関係が設定された第1友人関係であるユーザとのチャットを表示する第1チャットウィンドウアイコン、ユーザが任意のグループのメンバーとして登録されることにより、当該ユーザと友人関係が設定されていない当該グループの各メンバーとの間に自動で友人関係が設定される第2友人関係にあるユーザとのチャットを表示する第2チャットウィンドウアイコン、及びユーザがメンバーとして加入されたグループのメンバーとのグループチャットを表示する第3チャットウィンドウアイコンを一緒に表示することができる。
【0115】
友人インターフェースは、任意のチャットルームに含まれている他のユーザとのチャットメッセージが表示されるチャットウィンドウをチャットウィンドウインターフェース528を介して出力する。
【0116】
また、友人インターフェースは、開設された全体チャットルーム(すなわち、ユーザが参加しているチャットルーム)のうち、予め設定された条件に応じた少なくとも一つのチャットルームを抽出して、チャットウィンドウステータスリストを構成することができる。そして、友人インターフェースは、構成されたチャットウィンドウステータスリストをチャットウィンドウステータスインターフェース526を介して出力する。この時、
図4の(b)に示すように、チャットステータスインターフェース526とチャットウィンドウインターフェース528は、一つの画面上に互いに領域を区分して表示される。
図4の(b)では、チャットステータスインターフェース526が横バー(bar)の形で配置され、チャットウィンドウインターフェース528は、チャットステータスインターフェース526の下端に配置されることを一例として示した。ただし、チャットステータスインターフェース526の形態及び出力される領域の位置はこれに限定されない。
【0117】
そして、友人インターフェースは、チャットステータスインターフェース526に表示されたチャットウィンドウアイコンのうちのいずれかに対するユーザ選択が入力されると、当該チャットウィンドウアイコンに対応するチャットウィンドウをチャットウィンドウインターフェース528に表示する。すなわち、第1会話相手とのチャットウィンドウが活性化された状態で、ユーザがチャットステータスインターフェース526上に表示された第2会話相手のチャットウィンドウアイコンを選択入力して第2会話相手のチャットルームへ簡便に移動することができる。これにより、第2会話相手のチャットウィンドウがチャットウィンドウインターフェース528上に出力され、チャットステータスインターフェース526上には変更されたチャットステータスに基づいて更新されたチャットウィンドウアイコンが出力される。
【0118】
一方、友人インターフェースは、チャットステータスインターフェース526を介してチャットウィンドウアイコン、及びチャットウィンドウごとにユーザが確認していない新規メッセージの数を示す識別情報を表示することができる。
【0119】
この時、友人インターフェースは、最も最近にチャットメッセージが登録された時間の順に従って、チャットステータスインターフェースに表示されるチャットウィンドウアイコンの順序をソートして出力することができる。これにより、ユーザは、移動したチャットルーム内で元々参加していたチャットルーム又は他のチャットルームへ簡便且つ連続的に移動することができる。これにより、ユーザは、他のチャットルームを選択するための別の処理を行わなくても所望のチャットルームを確認及び選択して移動することができる。また、ユーザが直前に参加していたチャットルームのチャットウィンドウアイコンがチャットステータスインターフェース526に自動で含まれることにより、ユーザは、移動したいずれのチャットルームでも最初のチャットルームへの復帰が可能である。
【0120】
また、友人インターフェースは、新規メッセージの数の降順に従って、チャットステータスインターフェースに表示されるチャットウィンドウアイコンの順序をソートすることができる。したがって、ユーザは、全体チャットルームリストを確認するために、追加の動作を行うことなく、他のチャットルームのメッセージ受信ステータスを便利に確認することができる。
【0121】
例えば、ユーザがチャットウィンドウへの移動直前に会話していた第1会話相手のチャットウィンドウアイコンが、チャットルームへの移動後にチャットウィンドウインターフェース528上に最も前の順位にソートされて表示できる。また、現在確認されていない新規メッセージの数が最も多い順に従って、残りのチャットウィンドウアイコンがソートされて表示できる。以上では、最も最近にチャットメッセージが登録された時間、及び新規メッセージの数に基づいてチャットウィンドウアイコンをソートする方法を同時に適用したことを説明したが、2つの方法は、それぞれ又はいずれか一つが優先順位を持つように適用されることも可能である。また、チャットウィンドウアイコンのソート方式はこれに限定されない。
【0122】
図5は本発明の一実施形態に係るユーザインターフェースでグループインターフェースが表示された内容を示す図である。
【0123】
先立って
図2を介して説明したグループリスト表示画面から特定のグループを選択すると、当該グループに関連する情報にアクセスすることができるグループインターフェースが実行される。グループインターフェースは、グループ識別情報にマッチングして格納されたグループデータを表示する。例えば、グループのスケジュール、グループの掲示物、グループの会話データ及びデジタルコンテンツを表示することができる。また、当該グループのプロフィールイメージを受信して表示することができる。
【0124】
このため、グループインターフェースは、メニューインターフェース610を介して、様々なグループデータ、例えばグループに関する情報、グループメンバーとの会話情報、グループのスケジュール、グループのデジタルコンテンツなどにアクセスすることができるようにする。
図5に示すように、メニューインターフェース610に含まれている特定のボタンの活性化に応じて、内容インターフェース620に、ユーザによって要求された画面を出力する。
【0125】
図2を介して説明したグループリスト表示画面から特定のグループを選択すると、グループインターフェースは、
図5の(a)に示すように、グループのプロフィールイメージ621、グループの公知事項622、グループで進行している投票情報623、グループのアルバムに関する情報624などにアクセスすることができるメニューを内容インターフェース620を介して提供する。
【0126】
また、グループインターフェースは、
図5の(b)に示すように、メニューインターフェース610のメンバー表示ボタンの選択に応じて、内容インターフェース620に、グループに加入されたメンバーのリストを表示する。このとき、表示された加入メンバーの中から特定のメンバーが選択されると、当該メンバーの情報を、先立って説明した友人インターフェースの形で表示する。
【0127】
また、グループインターフェースは、
図5の(c)に示すように、メニューインターフェース610の会話表示ボタンの選択に応じて、内容インターフェース620に、グループに加入されたメンバーとのダイアログボックスを表示する。このとき、各メンバーと会話をやりとりすることができるようにする。
【0128】
また、グループインターフェースは、
図5の(d)に示すように、メニューインターフェース610のスケジュール表示ボタンの選択に応じて、内容インターフェース620にグループのスケジュールを表示し、スケジュール管理ツールを介してグループのスケジュールを編集することができるようにする。
【0129】
また、図示されてはいないが、グループインターフェースは、メニューインターフェース610のアルバム表示ボタンの選択に応じて、グループのイメージ、その他のデジタルコンテンツを統合して表示し、コンテンツ管理ツールを介してデジタルコンテンツを編集することができるようにする。また、グループインターフェースは、メニューインターフェース610の投票ボタンの選択に応じて、現在進行中の投票ステータスを確認するか、投票を直接行うことができるようにするか、或いは新しい投票を生成することができるようにする。
【0130】
このように、本発明に係るソーシャルネットワーク管理支援サーバ及びユーザ端末は、個人ユーザ間の友人関係だけでなく、グループメンバー間の友人関係を管理することができるようにシステムを構成しており、便利なユーザインターフェースを介してユーザの利便性を向上させることができる。
【0131】
以上で説明した本発明の一実施形態によるソーシャルネットワーク管理支援技術は、コンピュータによって実行可能な命令、例えばコンピュータによって実行されるプログラムモジュールなどを含む記録媒体の形でも実現できる。コンピュータ可読媒体は、コンピュータによってアクセスできる任意の利用可能媒体であってもよく、揮発性及び不揮発性媒体、分離型及び非分離型媒体を全て含む。また、コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体及び通信媒体を全て含むことができる。コンピュータ記憶媒体は、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール又はその他のデータなどの情報を格納するための任意の方法又は技術で実現された揮発性及び不揮発性、分離型及び非分離型媒体を全て含む。通信媒体は、典型的にコンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール又は搬送波などの変調されたデータ信号のその他のデータ、又はその他の伝送メカニズムを含み、任意の情報伝達媒体を含む。本発明の方法及びシステムは、特定の実施形態に関連して説明されたが、それらの構成要素又は動作の一部又は全部は、汎用ハードウェアアーキテクチャを有するコンピュータシステムを用いて実現できる。
【0132】
前述した本発明の説明は、例示のためのものであり、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者は、本発明の技術的思想や必須の特徴を変更せずに、他の具体的な形態で容易に変形可能であることを理解することができるだろう。したがって、以上で記述した実施形態は、あらゆる面で例示的なもので、限定的なものではないと理解すべきである。例えば、単一型と説明された各構成要素は分散されて実施されてもよく、これと同様に、分散されていると説明された構成要素も組み合わされて実施されてもよい。
【0133】
本発明の範囲は、前記詳細な説明よりは後述する特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲の意味及び範囲、そしてその均等概念から導き出されるあらゆる変更又は変形形態が本発明の範囲に含まれるものと解釈されるべきである。
【符号の説明】
【0134】
100 ソーシャルネットワーク管理支援サーバ
110 メモリ
120 通信モジュール
130 プロセッサ
140 データベース
200、300 ユーザ端末
210 メモリ
220 通信モジュール
230 ディスプレイユニット
240 プロセッサ
250 ローカルデータベース
410 メニューインターフェース
420 内容インターフェース
【国際調査報告】