(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2021-508806(P2021-508806A)
(43)【公表日】2021年3月11日
(54)【発明の名称】SMAばね−STF粘性ダンパー
(51)【国際特許分類】
F16F 9/512 20060101AFI20210212BHJP
F16F 9/20 20060101ALI20210212BHJP
F16F 15/023 20060101ALI20210212BHJP
F16F 15/06 20060101ALI20210212BHJP
F16F 3/04 20060101ALI20210212BHJP
【FI】
F16F9/512
F16F9/20
F16F15/023 Z
F16F15/06 Z
F16F3/04 D
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
【全頁数】11
(21)【出願番号】特願2020-544009(P2020-544009)
(86)(22)【出願日】2019年6月28日
(85)【翻訳文提出日】2020年8月14日
(86)【国際出願番号】CN2019093762
(87)【国際公開番号】WO2020103458
(87)【国際公開日】20200528
(31)【優先権主張番号】201811390707.2
(32)【優先日】2018年11月21日
(33)【優先権主張国】CN
(81)【指定国】
AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DJ,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JO,JP,KE,KG,KH,KN,KP,KR,KW,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT
(71)【出願人】
【識別番号】520308400
【氏名又は名称】孫麗
【氏名又は名称原語表記】SUN,Li
(71)【出願人】
【識別番号】519394137
【氏名又は名称】張春巍
(74)【代理人】
【識別番号】110001139
【氏名又は名称】SK特許業務法人
(74)【代理人】
【識別番号】100130328
【弁理士】
【氏名又は名称】奥野 彰彦
(74)【代理人】
【識別番号】100130672
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 寛之
(72)【発明者】
【氏名】孫麗
(72)【発明者】
【氏名】張賀銘
(72)【発明者】
【氏名】張春巍
(72)【発明者】
【氏名】朱春陽
(72)【発明者】
【氏名】呂胤儒
(72)【発明者】
【氏名】李闖
【テーマコード(参考)】
3J048
3J059
3J069
【Fターム(参考)】
3J048AA02
3J048AC05
3J048BE04
3J048EA38
3J059BB02
3J059BC03
3J059BD01
3J059BD02
3J069AA55
3J069BB03
3J069EE02
(57)【要約】
本発明は、第1の接続部材、ピストンロッド、左端蓋、第1のダンパーキヤビティ、ダンパーシリンダ、ピストン、第2のダンパーキヤビティ、第1のSMAばね、第2のSMAばね、右端蓋及び第2の接続部材を備え、左端蓋がダンパーシリンダの一端に設けられ、右端蓋がダンパーシリンダの他端に設けられ、ダンパーシリンダの内部がピストンによって第1のダンパーキヤビティ及び第2のダンパーキヤビティに仕切られ、第1のSMAばね及び第2のSMAばねがそれぞれピストンロッドに嵌設され、且つ第1のSMAばねが第1のダンパーキヤビティ内に弾性的に当接し、第2のSMAばねが第2のダンパーキヤビティ内に弾性的に当接し、第1のダンパーキヤビティ及び第2のダンパーキヤビティの何れにもSTFせん断粘稠化流体が充填されるSMAばね−STF粘性ダンパーである。本発明は、低周波荷重でのエネルギー消費を改善し、及び構造の超量変位に対して位置制限や抵抗力を発生する作用を有し、且つ除荷された後で自復帰を達成させることができ、構造の簡素化及び省スペース化等のメリットを有する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の接続部材、ピストンロッド、左端蓋、第1のダンパーキヤビティ、ダンパーシリンダ、ピストン、第2のダンパーキヤビティ、第1のSMAばね、第2のSMAばね、右端蓋及び第2の接続部材を備え、
左端蓋がダンパーシリンダの一端に設けられ、右端蓋がダンパーシリンダの他端に設けられ、ダンパーシリンダの内部がピストンによって第1のダンパーキヤビティ及び第2のダンパーキヤビティに仕切られ、
ピストンがピストンロッドに嵌設され、
ピストンロッドは、一端が左端蓋を貫通して第1の接続部材に接続され、他端が右端蓋を貫通し、
右端蓋に第2の接続部材が固着され、
第1のSMAばね及び第2のSMAばねがそれぞれピストンロッドに嵌設され、且つ第1のSMAばねが第1のダンパーキヤビティ内に弾性的に当接し、第2のSMAばねが第2のダンパーキヤビティ内に弾性的に当接し、
第1のダンパーキヤビティ及び第2のダンパーキヤビティの何れにもSTFせん断粘稠化流体が充填されることを特徴とするSMAばね−STF粘性ダンパー。
【請求項2】
第1のSMAばね及び第2のSMAばねは、ピストンロッドに沿って変形することができ、その一方が伸長すると、その他方が短縮するように協働することを特徴とする請求項1に記載の粘性ダンパー。
【請求項3】
ピストンが第1のダンパーキヤビティに沿って第2のダンパーキヤビティ方向へ移動する場合、ピストンロッドにおける第2のSMAばねは圧縮され、第1のSMAばねはもとの長さへ復帰することを特徴とする請求項2に記載の粘性ダンパー。
【請求項4】
ストローク範囲において、第1のSMAばねと第2のSMAばねとの伸縮量の合計は、0であることを特徴とする請求項2に記載の粘性ダンパー。
【請求項5】
粘性ダンパーが加圧されて且つ設計ストロークを超えるような静的変形になると、第2のSMAばねは圧縮され、第1のSMAばねは動作を停止するまで、もとの長さへ復帰することを特徴とする請求項2に記載の粘性ダンパー。
【請求項6】
外部負荷から解除された後で、圧縮された第2のSMAばねは、伸長してピストンを反対方向へ運動するように押し、第1のSMAばねは圧縮され且つ動作を再開することを特徴とする請求項5に記載の粘性ダンパー。
【請求項7】
ピストンロッドと左端蓋及び右端蓋の何れとの間にもシールリングが設けられることを特徴とする請求項1に記載の粘性ダンパー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、制震・耐震の分野に関し、特に、SMA(形状記憶合金、Shape Memory Alloy)ばね−STF(Shear Thickening Fluid)粘性ダンパーに関する。
【背景技術】
【0002】
地震は、極めて破壊的な自然災害であり、短時間で果てしない損失を与え、人類の生存や発展に大きな脅威を与えるものである。地震は、中国でよく見られる自然災害であり、ひとたび起こると、大量の人命被害、及び家屋やインフラ等の構造の崩壊又は破壊を引き起す。近年、中国の数回の地震災害により人類が深刻な犠牲を払ったが、建築構造の地震による破壊は、人命被害及び経済的損失を引き起こす最も直接的な原因である。従って、建築構造の耐震防災性能の向上は、地震災害による損失を小さくするための最も基本的な対策である。しかしながら、従来の耐震工法によれば、構造に対する優れた制震効果を奏することができないため、耐震分野において、新しい設計概念及び方法を見出すことは特に重要である。
【0003】
1972年に、アメリカのPurdue大学の姚志平教授によって、構造制御の理論は、土木工学の分野に導入され、従来の耐震設計の方法に比べると、構造に自己調整及び自己制御の性能を持たせ、異なる地震荷重に対応する場合、地震の強度、スペクトル、持続時間に応じて一定範囲で自体の鋼性、ダンパーひいては品質等の特性を調整することができ、これは構造の動的応答の低減、及び構造安全や快適な基本的要件の満足にとって有利である。構造制御は、アクティブ制御、セミアクティブ制御、構造免震、エネルギーの消散や制震及びスマート制御等の幾つかの方面からなる。ただし、エネルギーの消散や制震についての研究及び適用は、比較的成熟している。
【0004】
エネルギーの消散や制震系は、構造のある非耐力部材をエネルギー消費部材として設計し、又は構造物のある部位にエネルギー消費装置を装着するものであり、これらのエネルギー消費部材及び装置が大きく揺れる場合にまず塑性状態になり、構造のエネルギーの散逸を促進する。エネルギーの消散や制震機構のエネルギー消費のメカニズムの異なりによって、1)粘性ダンパー、2)金属ダンパー、3)摩擦ダンパー、4)粘弾性ダンパー、5)電(磁)誘導ダンパーの幾つかの類別に分けられる。
【0005】
粘性ダンパーは、鋼性の無い、速度依存型のダンパーであり、主に家屋、工業用建物、橋梁等の大型高層建物の構造に用いられ、地震等による破壊的エネルギーを散逸させるためのものである。普通の粘性ダンパーは、その減衰力が速度によって決定されるため、低速な静的荷重による構造変形がダンパー作用をしなく又はほとんど作用しなく、構造変形が設計変位を超えると、構造は破壊される可能性がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、従来技術における欠点を克服し、低周波で減衰力を提供でき且つ自己復帰機能を持つSMAばね−STF粘性ダンパーを提出することにある。前記SMAばね−STF粘性ダンパーは、良好なエネルギー消費制震及び復帰機能を両立させ、且つ静荷重変形が設計ストロークを超えると、位置制限機能を提供することができ、その構造が簡単で、取り付けやすい。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、下記の技術案を採用する。
【0008】
第1の接続部材、ピストンロッド、左端蓋、第1のダンパーキヤビティ、ダンパーシリンダ、ピストン、第2のダンパーキヤビティ、第1のSMAばね、第2のSMAばね、右端蓋及び第2の接続部材を備え、左端蓋がダンパーシリンダの一端に設けられ、右端蓋がダンパーシリンダの他端に設けられ、ダンパーシリンダの内部がピストンによって第1のダンパーキヤビティ及び第2のダンパーキヤビティに仕切られ、ピストンがピストンロッドに設けられ、ピストンロッドは、一端が左端蓋を貫通して第1の接続部材に接続され、他端が右端蓋を貫通し、右端蓋に第2の接続部材が固着され、第1のSMAばね及び第2のSMAばねがそれぞれピストンロッドに嵌設され、且つ第1のSMAばねが第1のダンパーキヤビティ内に弾性的に当接し、第2のSMAばねが第2のダンパーキヤビティ内に弾性的に当接し、第1のダンパーキヤビティ及び第2のダンパーキヤビティの何れにもSTFせん断粘稠化流体が充填されるSMAばね−STF粘性ダンパーである。
【発明の効果】
【0009】
本発明のSMAばね−STF粘性ダンパーは、低周波荷重の作用下で、主に第1のSMAばね及び第2のSMAばねによって減衰力を提供し、中高周波荷重の作用下で、同時に第1のSMAばね、第2のSMAばね及び剪断減衰液によって減衰力を提供し、普通の使用条件の要求を満足することもできるし、低周波荷重の作用下で、普通の粘性ダンパーの減衰力の不足の欠点を補い、建築物のより多くのエネルギー消費を促進することもできる。且つSMAばねが位置制限機能を有し、SMAばね−STF粘性ダンパーに対する静荷重変形が設計ストロークを超えると、SMAばねの圧縮によって位置制限の作用が果たされる。且つ、本発明のSMAばね−STF粘性ダンパーは、自己復帰機能を有し、除荷後で初始状態に復帰することができる。ピストンの両端のピストンロッドのそれぞれに第1のSMAばね及び第2のSMAばねが実装され、SMAばね−STF粘性ダンパーピストンロッドが押されたり引かれたりする場合に第1のSMAばね及び第2のSMAばねの減衰力が参与することが保証される。その同時に、減衰液及び第1のSMAばね、第2のSMAばねは各々機能して、SMAばね−STF粘性ダンパーの良好なエネルギー消費制震及び復帰機能を両立させる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】本発明のSMAばね−STF粘性ダンパーの構造模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、添付図面及び具体的な実施方法に合わせて、本発明を詳しく説明する。
【0012】
図1に示すように、SMAばね−STF粘性ダンパーは、第1の接続部材1、ピストンロッド2、左端蓋3、第1のダンパーキヤビティ4、ダンパーシリンダ5、ピストン6、第2のダンパーキヤビティ7、第1のSMAばね81、第2のSMAばね82、右端蓋9及び第2の接続部材10を備える。SMAばね−STF粘性ダンパーは、両方向へ押し出すようにしている。左端蓋3はダンパーシリンダ5の一端に設けられるが、右端蓋9はダンパーシリンダ5の他端に設けられる。ダンパーシリンダ5の内部は、ピストン6によって第1のダンパーキヤビティ4及び第2のダンパーキヤビティ7に仕切られる。ピストン6がピストンロッド2に嵌設される。ピストンロッド2は、一端が左端蓋3に貫通して第1の接続部材1に接続され、他端が右端蓋9を貫通する。右端蓋9に第2の接続部材10が固着される。第1のSMAばね81及び第2のSMAばね82がそれぞれピストンロッド2に嵌設され、且つ第1のSMAばね81が第1のダンパーキヤビティ4内に弾性的に当接し、第2のSMAばね82が第2のダンパーキヤビティ7内に弾性的に当接しる。第1のダンパーキヤビティ4及び第2のダンパーキヤビティ7の何れにもSTFせん断粘稠化流体11が充填される。
【0013】
第1のSMAばね81及び第2のSMAばね82はピストンロッド2に沿って変形することができ、第1のSMAばね81及び第2のSMAばね82の一方が伸長すると、第1のSMAばね81及び第2のSMAばね82の他方は短縮し、第1のSMAばね81及び第2のSMAばね82は協働する。
【0014】
ピストン6が第1のダンパーキヤビティ4に沿って第2のダンパーキヤビティ7の方向へ移動する場合、ピストンロッド2における第2のSMAばね82は圧縮され、第1のSMAばね81はもとの長さへ復帰する。
【0015】
ストローク範囲において、第1のSMAばね81と第2のSMAばね82との伸縮量の合計は、0である。
【0016】
SMAばね−STF粘性ダンパーが加圧され且つ設計ストロークを超えるような静的変形になると、第2のSMAばね82は圧縮され、第1のSMAばね81は動作を停止するまで、もとの長さへ復帰する。
【0017】
外部負荷から解除された後で、圧縮された第2のSMAばね82は伸長してピストン6を反対方向へ運動するように押し、第1のSMAばね81は圧縮され且つ動作を再開する。
【0018】
ピストンロッド2と左端蓋3及び右端蓋9の何れとの間にもシールリングが設けられる。
【0019】
SMAばね−STF粘性ダンパーに張力がかけられると、第1の接続部材1はピストンロッド2及びピストン6を左へ運動するように連動させ、第1のダンパーキヤビティ4内の第1のSMAばね81が加圧されて短くなり、第2のダンパーキヤビティ7内の第2のSMAばね82がもとの長さへ伸長する。引張力が緩やかである場合、ピストン6のオリフィスの減衰液に対する剪断による減衰力が小さく、SMAばね−STF粘性ダンパーによる減衰力は主に第1のSMAばね81及び第2のSMAばね82により提供される。引張力が一定速度以上に達すると、SMAばね−STF粘性ダンパーによる減衰力は、同時に第1のSMAばね81、第2のSMAばね82及び減衰液の剪断による減衰力により提供される。SMAばね−STF粘性ダンパーが圧力を受けると、第2のダンパーキヤビティ7内の第2のSMAばね82が加圧されて短くなり、第1のダンパーキヤビティ4内の第1のSMAばね81がもとの長さへ伸長する。同様に、圧縮力が緩やかである場合、SMAばね−STF粘性ダンパーによる減衰力は、主に、第1のSMAばね81及び第2のSMAばね82により提供される。圧縮力が一定速度に達すると、SMAばね−STF粘性ダンパーによる減衰力は、同時に第1のSMAばね81、第2のSMAばね82及び減衰液の剪断による減衰力により提供される。
【0020】
外力がなくなった後で、第1のSMAばね81及び第2のSMAばね82の超弾性回復力によりピストン6が押されることで、SMAばね−STF粘性ダンパーが復帰し、且つ復帰の間に、ピストン6が減衰媒体をオリフィスから通過するように押す。従って、本発明に係るSMAばね−STF粘性ダンパーは、STFせん断粘稠化流体11がオリフィスを流れる内部摩擦や第1のSMAばね81の圧縮、第2のSMAばね82の復帰によって共にエネルギーを消費し、構造に対するエネルギーの消散や制震を達成させる。
【0021】
前記第1のSMAばね81及び第2のSMAばね82の抵抗力は、負荷速度に依存せず、構造の変形位置にのみ依存する。変形制御が設計範囲内にあることを保証するために、第1のSMAばね81及び第2のSMAばね82のパラメータについては、荷重と変形との関係によって選用することができる。
【0022】
本発明は、構造の動的応答や自復帰を改善する作用を有すると共に、構造の超量変位に対して一定の位置制限や抵抗作用を果たし、且つ取り付けが簡単で、操作が便利であること等の特点を有する。
【符号の説明】
【0023】
1 第1の接続部材
2 ピストンロッド
3 左端蓋
4 第1のダンパーキヤビティ
5 ダンパーシリンダ
6 ピストン
7 第2のダンパーキヤビティ
9 右端蓋
10 第2の接続部材
11 STFせん断粘稠化流体
81 第1のSMAばね
82 第2のSMAばね
【国際調査報告】