特表2021-511853(P2021-511853A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特表2021-511853閉塞された血管を治療するためのデバイスおよび方法
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2021-511853(P2021-511853A)
(43)【公表日】2021年5月13日
(54)【発明の名称】閉塞された血管を治療するためのデバイスおよび方法
(51)【国際特許分類】
   A61B 17/22 20060101AFI20210416BHJP
   A61F 2/90 20130101ALI20210416BHJP
【FI】
   A61B17/22 528
   A61F2/90
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2020-538907(P2020-538907)
(86)(22)【出願日】2019年1月28日
(85)【翻訳文提出日】2020年7月14日
(86)【国際出願番号】US2019015483
(87)【国際公開番号】WO2019152328
(87)【国際公開日】20190808
(31)【優先権主張番号】62/624,062
(32)【優先日】2018年1月30日
(33)【優先権主張国】US
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DJ,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JO,JP,KE,KG,KH,KN,KP,KR,KW,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT
【公序良俗違反の表示】
特許法第64条第2項第4号の規定により明細書の一部または全部を不掲載とする。
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.テフロン
(71)【出願人】
【識別番号】520105728
【氏名又は名称】シャンハイ ワラビー メディカル テクノロジーズ カンパニー インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100114775
【弁理士】
【氏名又は名称】高岡 亮一
(74)【代理人】
【識別番号】100121511
【弁理士】
【氏名又は名称】小田 直
(74)【代理人】
【識別番号】100202751
【弁理士】
【氏名又は名称】岩堀 明代
(74)【代理人】
【識別番号】100208580
【弁理士】
【氏名又は名称】三好 玲奈
(74)【代理人】
【識別番号】100191086
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 香元
(72)【発明者】
【氏名】チョー,ジェローム
(72)【発明者】
【氏名】ブラッズリー,アール
【テーマコード(参考)】
4C160
4C267
【Fターム(参考)】
4C160EE22
4C267AA41
(57)【要約】
本教示は、塞栓と係合し、それを捕捉し、回収するデバイスおよび方法を提供する。具体的には、本教示の一態様は、全体的に円筒形の本体を備えるデバイスを提供し、その近位端は送達システムに接合し、複数のセルがその管腔表面を形成する。円筒形本体は半径方向に拡張するときに軸方向に回転するように構成される。本教示の別の態様は、一方が他方の中に配置された2つの細長い本体を備えるデバイスを提供する。デバイスが半径方向に拡張するとき、両方の細長い本体は独立して軸方向に回転するように構成される。
【選択図】図11A
【特許請求の範囲】
【請求項1】
塞栓捕捉デバイスであって、
遠位端、近位端、前記遠位端から前記近位端まで延びる軸方向管腔、および管腔表面を有する細長いステント本体と、
前記細長いステント本体をプッシャシャフトに取り付ける少なくとも2つの接続ストラットと、を備え、
前記細長い本体の前記管腔表面は複数のセルを有し、
各セルは、遠位端、近位端、および前記遠位端と前記近位端の両方を通って延びるセル軸を有し、
少なくとも1つのセルは、前記細長い本体の長手方向軸と鋭角を形成するセル軸を有し、
前記塞栓捕捉デバイスは、いずれの軸方向位置においても、その周囲全体にわたって同一の材料質量を有するように構成され、
前記塞栓捕捉デバイスは、送達中は半径方向に潰れたプロファイルを有し、展開時には半径方向に拡張されたプロファイルを有する、
塞栓捕捉デバイス。
【請求項2】
各セルが2つのストラットによって形成され、少なくとも1つのセルは、少なくとも1つの他のセルとは異なるストラットプロファイルを有する、請求項1に記載の塞栓捕捉デバイス。
【請求項3】
少なくとも1つのセルが、前記セルの前記遠位端と前記近位端との間の前記セル軸の中心を横切って対称になるように構成された2つの波型プロファイルのストラットによって形成される、請求項1に記載の塞栓捕捉デバイス。
【請求項4】
全てのセルが、互いに平行な前記セル軸を有する、請求項1に記載の塞栓捕捉デバイス。
【請求項5】
前記デバイスが、時計回りの回転で軸方向に回転するように構成される、請求項1に記載の塞栓捕捉デバイス。
【請求項6】
前記デバイスが、反時計回りの回転で軸方向に回転するように構成される、請求項1に記載の塞栓捕捉デバイス。
【請求項7】
各セルが高さおよび長さを有し、少なくとも1つのセルが、少なくとも1つの他のセルとは異なる高さ対長さの比を有する、請求項1に記載の塞栓捕捉デバイス。
【請求項8】
前記デバイスが、半径方向に拡張するときに、第1の方向に軸方向に回転し、その後、反対方向に軸方向に回転するように構成される、請求項7に記載の塞栓捕捉デバイス。
【請求項9】
前記デバイスが、半径方向に拡張するときに、第1の回転速度で軸方向に回転し、続いて第2の回転速度で軸方向に回転するように構成される、請求項1に記載の塞栓捕捉デバイス。
【請求項10】
前記デバイスが、半径方向に拡張するときに、第1のトルク強度で軸方向に回転し、続いて第2のトルク強度で軸方向に回転するように構成される、請求項1に記載の塞栓捕捉デバイス。
【請求項11】
塞栓捕捉デバイスであって、
遠位端、近位端、前記遠位端から前記近位端まで延びる軸方向管腔、および管腔表面を有する内側ステント本体と、
前記内側ステント本体をプッシャシャフトの遠位端に取り付ける少なくとも2つの接続ストラットと、
遠位端、近位端、前記遠位端から前記近位端まで延びる軸方向管腔、および管腔表面を有する外側ステント本体と、
前記外側ステント本体を前記プッシャシャフトの前記遠位端の近位の前記プッシャシャフトの遠位部分に取り付ける少なくとも2つの接続ストラットと、を備え、
前記内側ステント本体が前記外側ステント本体の前記軸方向管腔内に配置され、
前記内側ステント本体の前記遠位端が、前記外側ステント本体の前記遠位端を越えて延び、
前記デバイスが、送達中は半径方向に潰れたプロファイルを有し、展開時には半径方向に拡張されたプロファイルを有する、
塞栓捕捉デバイス。
【請求項12】
前記内側ステント本体の前記管腔表面が複数のセルを有し、
各セルが、遠位端、近位端、および前記遠位端と前記近位端の両方を通って延びるセル軸を有し、
少なくとも1つのセル軸が、前記細長い本体の長手方向軸と鋭角を形成する、
請求項12に記載の塞栓捕捉デバイス。
【請求項13】
前記外側ステント本体の前記管腔表面が複数のセルを有し、
各セルが、遠位端、近位端、および前記遠位端と前記近位端の両方を通って延びるセル軸を有し、
少なくとも1つのセル軸が、前記細長い本体の長手方向軸と鋭角を形成する、
請求項12に記載の塞栓捕捉デバイス。
【請求項14】
前記内側ステント本体および前記外側ステント本体のうちの少なくとも一方が、前記デバイスが前記半径方向に拡張されたプロファイルに展開されるときに軸方向に回転するように構成される、請求項12に記載の塞栓捕捉デバイス。
【請求項15】
前記内側ステント本体が第1の方向に軸方向に回転するように構成され、前記外側ステント本体が前記第1の方向と反対の方向に軸方向に回転するように構成される、請求項12に記載の塞栓捕捉デバイス。
【請求項16】
前記内側ステント本体が第1の回転速度で軸方向に回転するように構成され、前記外側ステント本体が第2の回転速度で軸方向に回転するように構成される、請求項12に記載の塞栓捕捉デバイス。
【請求項17】
前記内側ステント本体が第1のトルク強度で軸方向に回転するように構成され、前記外側ステント本体が第2のトルク強度で軸方向に回転するように構成される、請求項12に記載の塞栓捕捉デバイス。
【請求項18】
前記内側および外側ステント本体の少なくとも一方が、半径方向に拡張するときに、第1の方向に軸方向に回転し、続いて反対方向に軸方向に回転するように構成される、請求項12に記載の塞栓捕捉デバイス。
【請求項19】
前記内側および外側ステント本体の少なくとも一方が、半径方向に拡張するときに、第1の回転速度で軸方向に回転し、続いて第2の回転速度で軸方向に回転するように構成される、請求項12に記載の塞栓捕捉デバイス。
【請求項20】
前記内側ステント本体の遠位端が前記外側ステント本体の前記遠位端の遠位に配置される、請求項12に記載の塞栓捕捉デバイス。
【発明の詳細な説明】
公序良俗違反のため、不掲載とする。
図1
図2A
図2B
図2C
図3
図4A
図4B
図5A
図5B
図6
図7
図8
図9
図10
図11A
図11B
図12A
図12B
図13A
図13B
図14
【国際調査報告】