(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2021-515874(P2021-515874A)
(43)【公表日】2021年6月24日
(54)【発明の名称】内燃機関のためのポンプおよびその形成方法
(51)【国際特許分類】
F02M 59/44 20060101AFI20210528BHJP
F02M 37/06 20060101ALI20210528BHJP
F02M 37/00 20060101ALI20210528BHJP
【FI】
F02M59/44 U
F02M37/06 E
F02M37/00 321Z
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
【全頁数】14
(21)【出願番号】特願2020-573074(P2020-573074)
(86)(22)【出願日】2019年3月14日
(85)【翻訳文提出日】2020年10月8日
(86)【国際出願番号】US2019022263
(87)【国際公開番号】WO2019178349
(87)【国際公開日】20190919
(31)【優先権主張番号】62/642,949
(32)【優先日】2018年3月14日
(33)【優先権主張国】US
(81)【指定国】
AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DJ,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JO,JP,KE,KG,KH,KN,KP,KR,KW,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT
(71)【出願人】
【識別番号】520354843
【氏名又は名称】ノストラム エナジー プライベート リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100094569
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 伸一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100103610
【弁理士】
【氏名又は名称】▲吉▼田 和彦
(74)【代理人】
【識別番号】100109070
【弁理士】
【氏名又は名称】須田 洋之
(74)【代理人】
【識別番号】100095898
【弁理士】
【氏名又は名称】松下 満
(74)【代理人】
【識別番号】100098475
【弁理士】
【氏名又は名称】倉澤 伊知郎
(74)【代理人】
【識別番号】100130937
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 泰史
(74)【代理人】
【識別番号】100159846
【弁理士】
【氏名又は名称】藤木 尚
(72)【発明者】
【氏名】ロスクルダト フランク エス
(72)【発明者】
【氏名】ネト オサナン バロス
(72)【発明者】
【氏名】ピドゥル ナーグ
【テーマコード(参考)】
3G066
【Fターム(参考)】
3G066AA01
3G066AB02
3G066AC09
3G066AD02
3G066BA56
3G066BA67
3G066CB04
3G066CB18
(57)【要約】
内燃機関のために使用される高圧燃料ポンプおよび関連する方法が提供される。燃料ポンプは、上面および側面を有する本体を有する。ダンパーハウジングは、上面上に設けられている。ダンパーカバーは、ダンパーハウジング上に設けられている。ダンパーハウジングの上部係合構造体、およびダンパーカバーの下部係合構造体は、封止様式でダンパーハウジングにダンパーカバーを接続するように、互いに動作可能に係合する。ダンパーカバーおよびダンパーハウジングは、1つ以上の流体圧力ダンパーを収容するための空間を集合的に画定する。燃料は、燃料入口継手を通して燃料ポンプに導入され、燃料の圧力を増加させるように、流体圧力ダンパーによって処理される。圧力が増加した燃料は、燃料ポンプの燃料出口継手を通して放出される。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
燃料ポンプであって、
上面および側面を有する本体であって、前記上面および前記側面が、互いに対して角度がある、前記本体と、
前記上面上に設けられているダンパーハウジングであって、前記ダンパーハウジングが、実質的に円筒形の壁の垂直軸に沿って前記上面から垂直に延在する前記実質的に円筒形の壁を備える、前記ダンパーハウジングと、
前記ダンパーハウジング上に設けられているダンパーカバーであって、前記ダンパーカバーが、前記垂直軸に沿って同軸に延在する実質的に円筒形の壁を備え、前記ダンパーハウジングが、上部係合構造体を備え、前記ダンパーカバーが、下部係合構造体を備え、前記上部係合構造体および前記下部係合構造体が、封止様式で前記ダンパーハウジングに前記ダンパーカバーを接続するように、互いに動作可能に係合し、前記ダンパーカバーおよび前記ダンパーハウジングが、少なくとも1つの流体圧力ダンパーを収容するための空間を集合的に画定する、前記ダンパーカバーと、
所定の燃料が前記燃料ポンプに入る、燃料入口継手であって、前記燃料入口継手が、実質的に円筒形であり、前記燃料入口継手が、封止様式で前記ダンパーカバーの開口部に挿入可能である、前記燃料入口継手と、
燃料出口継手であって、前記燃料出口継手が、実質的に円筒形であり、前記燃料出口継手が、封止様式で前記本体の前記側面の開口部に挿入可能である、前記燃料出口継手と、を備え、
前記所定の燃料が、前記所定の燃料の圧力を増加させるように、前記少なくとも1つの流体圧力ダンパーによって処理され、前記増加した圧力の前記所定の燃料が、前記燃料出口継手を通して放出される、燃料ポンプ。
【請求項2】
前記垂直軸に垂直な横方向軸に沿って見たときに、前記燃料入口継手および前記燃料出口継手が、約90°である角度を形成するように、前記燃料入口継手が、前記垂直軸と約45°の角度を形成し、前記燃料出口継手が、前記垂直軸と約45°の角度を形成する、請求項1に記載の燃料ポンプ。
【請求項3】
前記垂直軸に垂直な横方向軸に沿って見たときに、前記燃料入口継手および前記燃料出口継手が、互いに実質的に平行であるように、前記燃料入口継手が、前記垂直軸と約45°の角度を形成し、前記燃料出口継手が、前記垂直軸と約45°の角度を形成する、請求項1に記載の燃料ポンプ。
【請求項4】
前記垂直軸に沿って見たときに、前記燃料入口継手および前記燃料出口継手が、約90°である角度を形成するように、前記燃料入口継手が、前記垂直軸に垂直な横方向軸に沿って延在し、前記燃料出口継手が、前記垂直軸と約45°の角度を形成する、請求項1に記載の燃料ポンプ。
【請求項5】
前記垂直軸に垂直な横方向軸に沿って見たときに、前記燃料入口継手および前記燃料出口継手が、約45°の角度を形成するように、前記燃料入口継手が、前記垂直軸に沿って延在し、前記燃料出口継手が、前記垂直軸と約45°の角度を形成する、請求項1に記載の燃料ポンプ。
【請求項6】
前記ダンパーハウジングの前記実質的に円筒形の壁は、外面と、前記外面と実質的に平行な反対の内面とを備え、
前記ダンパーハウジングの前記上部係合構造体は、前記ダンパーハウジングの上部係合面を備え、前記上部係合面が、前記外面に実質的に垂直であり、
前記ダンパーハウジングの前記上部係合構造体は、前記ダンパーハウジングの内側テーパ面をさらに備え、前記内側テーパ面が、前記内面に前記上部係合面を角度をつけて接続する、請求項1に記載の燃料ポンプ。
【請求項7】
前記ダンパーカバーの前記実質的に円筒形の壁は、外面と、前記外面と実質的に平行な反対の内面とを備え、
前記ダンパーカバーの前記下部係合構造体は、前記ダンパーカバーの下部係合面を備え、前記下部係合面が、前記外面に実質的に垂直であり、
前記ダンパーハウジングの前記下部係合構造体は、前記下部係合面上に設けられ、前記下部係合面から下方に延在する肩部をさらに備え、
前記肩部は、前記ダンパーカバーが前記ダンパーハウジングに取り付けられるように、前記内側テーパ面に動作可能に係合し、前記下部係合面が前記上部係合面に動作可能に係合する、請求項6に記載の燃料ポンプ。
【請求項8】
燃料ポンプを形成する方法であって、
上面および側面を有する本体を提供することであって、前記上面および前記側面が互いに対して角度がある、前記提供することと、
前記上面上にダンパーハウジングを提供することであって、前記ダンパーハウジングが、実質的に円筒形の壁の垂直軸に沿って前記上面から垂直に延在する前記実質的に円筒形の壁を備える、前記提供することと、
前記ダンパーハウジング上にダンパーカバーを提供することであって、前記ダンパーカバーが、前記垂直軸に沿って同軸に延在する実質的に円筒形の壁を備え、前記ダンパーハウジングが、上部係合構造体を備え、前記ダンパーカバーが、下部係合構造体を備え、前記上部係合構造体および前記下部係合構造体が、封止様式で前記ダンパーハウジングに前記ダンパーカバーを接続するように、互いに動作可能に係合し、前記ダンパーカバーおよび前記ダンパーハウジングが、少なくとも1つの流体圧力ダンパーを収容するための空間を集合的に画定する、前記提供することと、
封止様式で前記ダンパーカバーの開口部に燃料入口継手を挿入することであって、所定の燃料が、前記燃料入口継手を通して前記燃料ポンプに入り、前記燃料入口継手が、実質的に円筒形である、前記挿入することと、
封止様式で前記本体の前記側面の開口部に燃料出口継手を挿入することであって、前記燃料出口継手が、実質的に円筒形である、前記挿入することと、を含み、
前記所定の燃料が、前記所定の燃料の圧力を増加させるように、前記少なくとも1つの流体圧力ダンパーによって処理され、前記増加した圧力の前記所定の燃料が、前記燃料出口継手を通して放出される、燃料ポンプを形成する方法。
【請求項9】
前記垂直軸に垂直な横方向軸に沿って見たときに、前記燃料入口継手および前記燃料出口継手が、約90°である角度を形成するように、前記ダンパーカバーの前記開口部に前記燃料入口継手を前記挿入することが、前記垂直軸と約45°の角度を形成することを含み、前記本体の前記側面の前記開口部に前記燃料出口継手を前記挿入することが、前記垂直軸と約45°の角度を形成することを含む、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記垂直軸に垂直な横方向軸に沿って見たときに、前記燃料入口継手および前記燃料出口継手が、互いに実質的に平行であるように、前記ダンパーカバーの前記開口部に前記燃料入口継手を前記挿入することが、形成することを含み、前記本体の前記側面の前記開口部に前記燃料出口継手を前記挿入することが、前記垂直軸と約45°の角度を形成することを含む、請求項8に記載の方法。
【請求項11】
前記垂直軸に沿って見たときに、前記燃料入口継手および前記燃料出口継手が、約90°である角度を形成するように、前記ダンパーカバーの前記開口部に前記燃料入口継手を前記挿入することが、前記垂直軸に垂直な横方向軸に沿って前記燃料入口継手を延在することを含み、前記本体の前記側面の前記開口部に前記燃料出口継手を前記挿入することが、前記垂直軸と約45°の角度を形成することを含む、請求項8に記載の方法。
【請求項12】
前記垂直軸に垂直な横方向軸に沿って見たときに、前記燃料入口継手および前記燃料出口継手が、約45°の角度を形成するように、前記ダンパーカバーの前記開口部に前記燃料入口継手を前記挿入することが、前記垂直軸に沿って前記燃料入口継手を延在することを含み、前記本体の前記側面の前記開口部に前記燃料出口継手を前記挿入することが、前記垂直軸と約45°の角度を形成することを含む、請求項8に記載の方法。
【請求項13】
前記ダンパーハウジングの前記実質的に円筒形の壁は、外面と、前記外面と実質的に平行な反対の内面とを備え、
前記ダンパーハウジングの前記上部係合構造体は、前記ダンパーハウジングの上部係合面を備え、前記上部係合面が、前記外面に実質的に垂直であり、
前記ダンパーハウジングの前記上部係合構造体は、前記ダンパーハウジングの内側テーパ面をさらに備え、前記内側テーパ面が、前記内面に前記上部係合面を角度をつけて接続する、請求項8に記載の方法。
【請求項14】
前記ダンパーカバーの前記実質的に円筒形の壁は、外面と、前記外面と実質的に平行な反対の内面とを備え、
前記ダンパーカバーの前記下部係合構造体は、前記ダンパーカバーの下部係合面を備え、前記下部係合面が、前記外面に実質的に垂直であり、
前記ダンパーハウジングの前記下部係合構造体は、前記下部係合面上に設けられ、前記下部係合面から下方に延在する肩部をさらに備え、
前記肩部は、前記ダンパーカバーが前記ダンパーハウジングに取り付けられるように、前記内側テーパ面に動作可能に係合し、前記下部係合面が前記上部係合面に動作可能に係合する、請求項13に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、ポンプおよびポンプの製造方法に関する。より具体的には、本開示は、燃料をエンジンの燃焼室に直接送達するための内燃機関で使用することができる、高圧燃料ポンプを提供するように、従来の高圧ガソリン燃料ポンプ(例えば、オリジナル設備の高圧燃料ポンプ)を改造することに関する。
【背景技術】
【0002】
オリジナル設備の燃料ポンプを改造するための既知の方法論は、いくつかの問題を提起している。オリジナル設備の燃料ポンプ本体の過剰な加工は、加工エラーによる高い汚染リスクおよび高いリジェクト率、ならびにオリジナル設備の高圧燃料ポンプのコアポンプ本体の弱化による故障のリスクをもたらす。代替の方法論によって採用された一般的なコンピュータ数値制御(CNC)機械加工された二次ダンパーハウジングは、ダンパーハウジング内に流体を含有するように、ゴム封止リングを必要としており、このリング封止は、漏れやすく、組み立てエラーのために高いリジェクト率を生じさせている。二次ダンパーハウジングの一般的な組み立て方法は、2つ以上の締結具を採用することであり、この締結具は、オリジナル設備の高圧燃料ポンプ本体にねじ穴を必要とする。締結方法論は、組み立て品質エラーおよびトルク減衰の現場リスクの影響を受けるため、製造において高い複雑性を必要とすることに加えて、潜在的な漏れまたはダンパーハウジングの故障をもたらす。加えて、従来の方法は、ダンパーハウジングにねじ込まれた、低圧燃料継手を採用し、この継手は、ねじ封止を利用してもよく、または封止リングを採用してもよい。この低圧継手特徴の方法は、代替の流体漏出経路および故障電位を提示することに加えて、過剰な包装寸法をもたらす。
【0003】
したがって、後付け可能であり、および異なる用途のために使用されることができる、改良された燃料ポンプが必要である。本開示の方法およびデバイスは、オリジナル設備の高圧燃料ポンプを改造するための従来の方法論の上述の欠点を排除することを目的とする。
【発明の概要】
【0004】
本開示の例示的な態様によれば、燃料ポンプが提供される。燃料ポンプは、上面および側面を有する本体を含む。上面および側面は、互いに対して角度がある。燃料ポンプは、上面上に設けられたダンパーハウジングをさらに含む。ダンパーハウジングは、実質的に円筒形の壁の垂直軸に沿って上面から垂直に延在する実質的に円筒形の壁を含む。燃料ポンプはまた、ダンパーハウジング上に設けられたダンパーカバーも含む。ダンパーカバーは、垂直軸に沿って同軸に延在する実質的に円筒形の壁を含む。ダンパーハウジングは、上部係合構造体を含み、ダンパーカバーは、下部係合構造体を含む。上部係合構造体および下部係合構造体は、封止様式でダンパーハウジングにダンパーカバーを接続するように、互いに動作可能に係合する。ダンパーカバーおよびダンパーハウジングは、少なくとも1つの流体圧力ダンパーを収容するための空間を集合的に画定する。燃料ポンプは追加的に、所定の燃料が燃料ポンプに入る燃料入口継手を含む。燃料入口継手は、実質的に円筒形であり、封止様式でダンパーカバーの開口部に挿入可能である。燃料ポンプは追加的に、燃料出口継手を含む。燃料出口継手は、実質的に円筒形であり、封止方法で本体の側面の開口部に挿入可能である。所定の燃料は、所定の燃料の圧力を増加させるように、少なくとも1つの流体圧力ダンパーによって処理され、増加した圧力の所定の燃料は、燃料出口継手を通して放出される。
【0005】
本開示の別の例示的な態様によれば、燃料ポンプを形成する方法が提供される。方法によれば、上面および側面を有する本体が提供され、上面および側面は互いに対して角度がある。ダンパーハウジングは、上面上に設けられ、ダンパーハウジングが、実質的に円筒形の壁の垂直軸に沿って上面から垂直に延在する実質的に円筒形の壁を備える。ダンパーハウジング上にダンパーカバーが提供され、ダンパーカバーが、垂直軸に沿って同軸に延在する実質的に円筒形の壁を備え、ダンパーハウジングが、上部係合構造体を備え、ダンパーカバーが、下部係合構造体を備え、上部係合構造体および下部係合構造体が、封止様式でダンパーハウジングにダンパーカバーを接続するように、互いに動作可能に係合し、ダンパーカバーおよびダンパーハウジングが、少なくとも1つの流体圧力ダンパーを収容するための空間を集合的に画定する。燃料入口継手は、封止様式でダンパーカバーの開口部に挿入され、所定の燃料が、燃料入口継手を通して燃料ポンプに入り、燃料入口継手が、実質的に円筒形である。燃料出口継手は、封止様式で本体の側面の開口部に挿入され、燃料出口継手は実質的に円筒形である。所定の燃料は、所定の燃料の圧力を増加させるように、少なくとも1つの流体圧力ダンパーによって処理され、増加した圧力の所定の燃料が、燃料出口継手を通して放出される。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【
図1】本開示の例示的な実施形態による高圧燃料ポンプの斜視図である。
【
図4】
図1に示されるポンプ本体およびポンプのダンパーハウジングの斜視図である。
【
図5】
図4のポンプ本体およびダンパーハウジングの断面図である。
【
図6】
図1に示されるポンプのダンパーカバーの斜視図である。
【
図8】本開示の別の例示的な実施形態による高圧燃料ポンプの斜視図である。
【
図9】本開示のさらに別の例示的な実施形態による高圧燃料ポンプの斜視図である。
【
図10】本開示のさらに別の例示的な実施形態による高圧燃料ポンプの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
本開示の詳細な実施形態は、本明細書に記載され、しかしながら、開示される実施形態は、様々な形態で具体化されてもよい、本開示の組成物、構造および方法の単なる例示であることを理解されたい。加えて、様々な実施形態に関連して与えられる実施例のそれぞれは、例示的なものであり、限定的なものではない。さらに、図面は、必ずしも縮尺通りではなく、いくつかの特徴は、特定の構成要素の詳細を示すように、誇張されてもよい。したがって、本明細書に開示される特定の構造的および機能的詳細は、限定的としてではなく、本明細書に開示される組成物、構造、および方法を様々に採用するように、当業者に教示するための代表的な基礎としてのみ解釈されるべきである。「一実施形態」、「実施形態」、「例示的な実施形態」などの本明細書中への参照は、記載される実施形態が特定の特徴、構造、または特質を含んでもよいことを示すが、すべての実施形態は、必ずしも特定の特徴、構造、または特質を含まなくてもよい。さらに、そのような語句は、必ずしも同一の実施形態に言及しているものではない。
【0008】
図1は、本開示の例示的な実施形態による高圧燃料ポンプ100の斜視図である。
図2は、高圧燃料ポンプ100の正面図である。
図3は、高圧燃料ポンプ100の断面図である。示されるように、高圧燃料ポンプ100において、簡潔にするために、特定の既知の部品、構成要素および構造は省略されている。
【0009】
図1〜3に示されるように、高圧燃料ポンプ100は、既知の高圧燃料ポンプのポンプ本体と類似または同一であることができる、ポンプ本体110を含む。ポンプ本体110は、互いに対して角度をつけて形成される、上面112および側面114を有する。高圧燃料ポンプ100は、ポンプ本体110の上面112から上方に、および実質的に垂直に延在するダンパーハウジング120をさらに含む。ダンパーハウジング120は、ポンプ本体110の上面112に実質的に垂直に延在する、垂直軸XX’に沿って軸方向に延在する実質的に円筒形の壁を含む。ダンパーハウジングの詳細な構造は、
図4および
図5を参照して後述する。
図1において、三次元座標系は、図示されるように画定される。燃料ポンプ100は、座標系の垂直軸XX’に沿って延在する高さ、長手方向軸ZZ’に沿って延在する長さ、および横方向軸YY’に沿って延在する幅を有する。
【0010】
高圧燃料ポンプ100は、ダンパーハウジング120に結合され、または組み立てられることができる、ダンパーカバー130をさらに含む。ダンパーカバー130は、垂直軸XX’に沿って同軸に延在する、実質的に円筒形の壁132(
図7に示される)を含む。ダンパーハウジング120およびダンパーカバー130は、それぞれ、ダンパーハウジング120およびダンパーカバー130に提供されたそれぞれの嵌合構造を通じて互いに圧入され、または機械的に接合されることができる。代替的に、または追加的に、ダンパーハウジング120およびダンパーカバー130は、ダンパーカバー130の円筒形の壁132の周囲に沿って互いに溶接されることができる。
【0011】
ダンパーカバー130がダンパーハウジング120に組み立てられるか、または結合されると、受容空間Sは、ダンパーカバー130の内面、ダンパーハウジング120の下部内面、およびポンプ本体110の上部における内面116によって形成される。流体圧力ダンパー140、または複数の同一の、もしくは類似の流体圧力ダンパーは、
図3に最もよく示される、受容空間に保持され、または捕捉されることができる。
【0012】
高圧燃料ポンプ100は、実質的に円筒形であることができる、燃料入口継手150を含む。燃料入口継手150は、燃料回路の上流に設けられ、ダンパーカバー130に押し付けられ、および/または機械的に接合されることができる。示される実施形態において、燃料入口継手150は、約8mmの直径を有するバーブ式燃料ライン継手である。入口燃料継手150は、ポンプ本体110の上面112に対して角度がある。示される実施形態において、角度は、約45度である。角度は、表面112に対して約0度〜約90度の範囲内であることができる。例えば、角度は、約0度〜約45度の範囲内であることができる。例えば、角度は、約46度〜約90度の範囲内であることができる。
【0013】
高圧燃料ポンプ100は、実質的に円筒形であることができ、ポンプ本体110の傾斜側面114上に設けられる、高圧燃料出口継手160をさらに含む。高圧燃料ポンプ100の上部から軸XX’の方向に見たときに、燃料入口継手150、および高圧燃料出口継手160は、軸XX’に対して円周方向に約180度の角度を形成する。燃料入口継手150、および高圧燃料出口継手160によって形成された角度は、軸XX’に対して円周方向に約0度〜約360度の範囲内であることができる。
【0014】
図4および
図5に示すように、ダンパーハウジング120は、軸XX’に対して軸方向に対称である実質的に円筒形の壁122を含む。円筒形の壁122は、円周方向に連続しており、外面121および半径方向に反対の内面123を含む。円筒形の壁122は、ポンプ本体110の上面112に実質的に平行である、上部係合面124をさらに含む。上部係合面124は、内側テーパ面125に対して連続している。内側テーパ面125は、上部係合面124を円筒形の壁122の内面123に接続する。上部係合面124および内側テーパ面125は、既知のダンパーハウジングの上部を加工、切断または区分することによって形成されることができる。上部係合面124および内側テーパ面125の寸法は、異なる用途のために適切であるようにカスタマイズされることができる。ダンパー受容空間Sは、円筒形の壁122の直径、およびダンパーハウジング120の上部係合面124とポンプ本体110の上面112との間の距離によって画定される、体積を有する。例えば、ダンパー受容空間Sは、円筒形の壁122の内面123、円筒形の壁122の段差面126、およびポンプ本体110の内側上面116によって画定される。段差面126および内側上面116は、既知の高圧燃料ポンプと同一、または類似であることができ、結果として、既知のポンプは、異なる用途のために適切であるように再利用、または再設計されることができる。
【0015】
図6および7に示すように、ダンパーカバー130は、ダンパーハウジング120の円筒形の壁122と実質的に同軸である、実質的に円筒形の壁132を含む。円筒形の壁132の直径は、ダンパーハウジング120の円筒形の壁122の直径と実質的に同一である。
【0016】
円筒形の壁132は、外面135および半径方向に反対の内面133を有する。ダンパーカバー130は、ポンプ本体110の上面112に実質的に平行な、内側上面131をさらに含む。内側上面131および内面135は、共に、ダンパー受容空間Sの一部である、カバー空洞Cを画定する。
【0017】
円筒形の壁132は、壁の最下端に取り付けフランジ134を含む。取り付けフランジ134は、ダンパーハウジング120の上部係合面124を機械的に係合、および接合するための下部係合面136を有する。例えば、下部係合面136および上部係合面124は、さらに互いに溶接されることができる。加えて、取り付けフランジ134は、ダンパーハウジング120に対してダンパーカバー130を適切に配向するための肩部137をさらに含む。動作中、肩部137は、ダンパーカバー130がダンパーハウジング120に対して適切に中心にあることを可能にするように、ダンパーハウジング120の内側テーパ面125と係合する。肩部137はまた、溶接の前にポンプハウジング120にダンパーカバー130の事前組み立てを可能にする、プレスフィット機能を提供する。肩部137はまた、ダンパー受容空間Sの内面への熱暴露を軽減する目的のために、およびダンパーハウジング120へのダンパーカバー130の半径方向溶接のための巧みな移行を可能にする溶接肩部として使用されることができる。同時に、ダンパーハウジング120を通る滑らかな流体流は、維持されることができる。ダンパーカバー130は、ダンパーハウジング120にダンパーカバー130を押し付けるための上面138をさらに含む。
【0018】
ダンパーカバー130は、燃料入口継手150(
図1に示される)を動作可能に係合するための燃料入口継手端部139をさらに含む。ダンパーカバー130がダンパーハウジング120に組み立てられると、燃料は、燃料入口継手150から高圧燃料ポンプダンパー140に向かって流れる。具体的には、燃料は、上部空洞TCを通ってカバー空洞Cに流れる。
【0019】
図8は、本開示の別の実施形態による高圧燃料ポンプ200を示す。高圧燃料ポンプ200は、上面212および傾斜側面214を有する、ポンプ本体210を含む。高圧燃料ポンプ200は、上面212上に設けられたダンパーハウジング220と、高圧燃料ポンプ100のものと同様または同一の係合、および嵌合構造を通じてダンパーハウジング220に連結されたダンパーカバー230とをさらに含む。ポンプ本体210、ダンパーハウジング220およびダンパーカバー230は、共に、流体圧力ダンパーを含有することができる、ダンパー受容空間を画定する。高圧燃料ポンプ200はまた、燃料回路の上流に設けられ、ダンパーカバー230に押し付けられ、および/または機械的に接合されることができる、燃料入口継手250を含む。入口燃料継手250は、ポンプ本体210の上面212に対して角度がある。示される実施形態において、角度は、約45度である。角度は、上面212に対して約0度〜約90度の範囲内であることができる。例えば、角度は、約0度〜約45度の範囲内であることができる。例えば、角度は、約46度〜約90度の範囲内であることができる。高圧燃料ポンプ200は、ポンプ本体210の傾斜側面214上に設けられる、高圧燃料出口継手260をさらに含む。高圧燃料ポンプ200の上部から軸XX’の方向に見たときに、燃料入口継手250、および高圧燃料出口継手260は、軸XX’に対して円周方向に約0度の角度を形成する。燃料入口継手250、および高圧燃料出口継手260によって形成された角度は、軸XX’に対して円周方向に約0度〜約360度の範囲内であることができる。例えば、ポンプ本体210(上面212および傾斜側面214を含む)ならびに高圧燃料継手260は、既知のポンプのものと類似または同一であることができる。この実施形態の燃料入口継手250は、クイックコネクト式燃料入口継手である。
【0020】
図9は、本開示のさらに別の実施形態による高圧燃料ポンプ300を示す。高圧燃料ポンプ300は、上面312および傾斜側面314を有するポンプ本体310を含む。高圧燃料ポンプ300は、上面312上に設けられたダンパーハウジング320と、高圧燃料ポンプ100のものと同様または同一の係合、および嵌合構造を通じてダンパーハウジング320に連結されたダンパーカバー330とをさらに含む。ポンプ本体310、ダンパーハウジング320およびダンパーカバー330は、共に、流体圧力ダンパーを含有することができる、ダンパー受容空間を画定する。高圧燃料ポンプ300はまた、燃料回路の上流に設けられ、ダンパーカバー330に押し付けられ、および/または機械的に接合されることができる、燃料入口継手350を含む。入口燃料継手350は、ポンプ本体310の上面312に対して角度がある。示される実施形態において、角度は、表面312に約0度、または平行である。角度は、上面312に対して約0度〜約90度の範囲内であることができる。例えば、角度は、約0度〜約45度の範囲内であることができる。例えば、角度は、約46度〜約90度の範囲内であることができる。高圧燃料ポンプ300は、ポンプ本体310の傾斜側面314上に設けられる、高圧燃料出口継手360をさらに含む。高圧燃料ポンプ300の上部から軸XX’の方向に見たときに、燃料入口継手350、および高圧燃料出口継手360は、軸XX’に対して円周方向に約90度の角度を形成する。燃料入口継手350、および高圧燃料出口継手360によって形成された角度は、軸XX’に対して円周方向に約0度〜約360度の範囲内であることができる。例えば、ポンプ本体310(上面312および傾斜側面314を含む)ならびに高圧燃料継手360は、既知のポンプのものと類似または同一であることができる。燃料入口継手350は、燃料入口継手250とは異なる仕様である。例えば、この実施形態において、燃料入口継手350は、バーブ式燃料入口継手である。加えて、高圧燃料ポンプ300は、既知のポンプのプランジャばねのそれよりも高いばね速度を有する、プランジャばね370をさらに含む。
【0021】
図10は、本開示のさらに別の実施形態による高圧燃料ポンプ400を示す。高圧燃料ポンプ400は、上面412および傾斜側面414を有するポンプ本体410を含む。高圧燃料ポンプ400は、上面412上に設けられたダンパーハウジング420と、高圧燃料ポンプ100のものと同様または同一の係合、および嵌合構造を通じてダンパーハウジング420に連結されたダンパーカバー430とをさらに含む。ポンプ本体410、ダンパーハウジング420およびダンパーカバー430は、共に、流体圧力ダンパーを含有することができる、ダンパー受容空間を画定する。高圧燃料ポンプ400はまた、燃料回路の上流に設けられ、ダンパーカバー430に押し付けられ、および/または機械的に接合されることができる、燃料入口継手450を含む。入口燃料継手450は、ポンプ本体410の上面412に対して角度がある。示された実施形態において、角度は、約90度である。角度は、約0度〜約90度の範囲内であることができる。言い換えると、燃料入口継手450は、ダンパーハウジング420の軸XX’と整列している。高圧燃料ポンプ400は、ポンプ本体410の傾斜側面414上に設けられる、高圧燃料出口継手460をさらに含む。例えば、ポンプ本体410(上面412および傾斜側面414を含む)ならびに高圧燃料継手460は、既知のポンプのものと類似または同一であることができる。燃料入口継手450は、既知のポンプで使用される、英国式クイックコネクト継手とは対照的に、メートル法クイックコネクト継手である。加えて、高圧燃料ポンプ400は、既知のポンプのプランジャばねのそれよりも高いばね速度を有する、プランジャばね470をさらに含む。
【0022】
高圧燃料ポンプ200、300、および400において、ポンプ本体および高圧燃料出口継手は、既知のポンプのポンプ本体および高圧燃料出口継手と同一であることができる。ダンパーハウジングおよびダンパーカバーは、既知のダンパーハウジングおよびダンパーカバーとは異なる、ポンプ100のダンパーハウジング120およびダンパーカバー130と同一であり得る。燃料入口継手250、350、および450は、ポンプの異なる用途のためにカスタマイズされることができる。したがって、すべてのこれらの実施形態は、燃料入口仕様、配向および角度、ならびにプランジャ戻りばねのばね速度の変更を可能にすることによって、本来意図されていなかった、フード下エンジン環境にオリジナル設備の燃料ポンプを転用することを可能にする。
【0023】
上述したように、改造された高圧燃料ポンプの実施形態は、オリジナル設備の高圧燃料ポンプのために本来意図されていない用途および仕様に、オリジナル設備の高圧燃料ポンプを適合させることができる。オリジナル設備の燃料ポンプの改造は、未改造の燃料ポンプのために本来意図されていない新しいエンジン用途への設置、および封止を可能にする、圧力パルスダンパーアセンブリ、低圧燃料入口、およびポンプ本体取り付けフランジに特化している。
【0024】
本開示の別の態様は、オリジナルエンジン用途から以前に考慮されなかった新しいエンジン用途への高圧燃料ポンプの転用を可能にするため、およびオリジナル高圧燃料ポンプの圧力パルスダンパーアセンブリの改造を可能にするための、オリジナル設備の高圧燃料ポンプのダンパーアセンブリを改造する方法に関する。
【0025】
本開示のさらに別の態様は、エンジンおよび最終的な改造された燃料ポンプアセンブリにポンプを適合させるように、オリジナル設備のダンパーアセンブリの取り外し、オリジナル設備の燃料ポンプダンパーケースの改造、オリジナル設備のパルスダンパーダイヤフラムアセンブリの取り外し、新しく設計されたダンパーハウジングおよび新しい低圧継手アセンブリを提供すること、改造されたオリジナル設備の燃料ポンプを新しいダンパーハウジングアセンブリに組み立てること、ならびに取り付けフランジを提供することを構成する、オリジナル設備の高圧燃料ポンプを改造する方法論に関する。
【0026】
本開示の方法およびデバイスは、非オリジナル設備の市場、または一般的にアフターマーケットと呼ばれる、より具体的には高性能アフターマーケットを特に対象とする。本開示の方法およびデバイスは、封止、ねじ止め、締結具、および過剰な製造動作を排除することによって、ならびに組み立てのためのプレスおよび溶接方法論を採用することによって、品質、製造を改善し、およびダンパー改造のパッケージングフットプリントを最小化する。
【0027】
改造されたポンプは、従来の固定、およびOリング封止方法よりも高い圧力機能があり、およびより低製造コストである、完全に機械的に封止されたシステムを提示する。改造されたポンプは、オリジナルポンプが本来意図されていなかった用途への転用を可能にする。ダンパーハウジングは、新しい改造されたポンプ内のオリジナルパルスダンピングボリューム、およびパルスダンピングダイアフラムの改造を可能にする。
【0028】
本開示の一実施形態によれば、オリジナル設備の高圧燃料ポンプステンレスダンパーハウジングは、メインポンプ本体から指定された寸法で取り外され、その後、ダンパーハウジングケースは、新しいダンパーハウジングカバーの取り付けのために、高品質の内径、および内径に垂直なエッジを提供するように、特定のエッジ処理で改造される。オリジナル設備のパルスダンパーアセンブリは、保持されている。新しいダンパーハウジングカバーは、計算流体力学を使用して開発された特徴で設計され、オリジナル設備のダンパーを通る燃料流を誘導および最適化する。新しいダンパーハウジング設計の特徴は、ハウジングを改造されたオリジナル設備のダンパーハウジングケースに押し込むことを可能にし、その位置を維持し、それによってオリジナル設備のパルスダンパーを捕捉するように、保持機能を提供する。新しいダンパーハウジングは、改造されたオリジナル設備のダンパーケースに新しいハウジングを半径方向に溶接できる、特徴で設計されている。新しいダンパーハウジングの追加設計特徴は、低圧継手の各種のプレスおよび溶接を可能にする。
【0029】
本開示の様々な特定の実施形態に適用される本開示の基本的な新規の特徴が示され、記載され、指摘されてきたが、図示されたデバイスの形態および詳細、ならびにそれらの動作における様々な省略、置換、および変更は、本開示の趣旨から逸脱することなく、当業者によって行われてもよいことも理解されよう。例えば、同一の結果を達成するように実質的に同一の方法で実質的に同一の機能を実行する、これらの要素および/または方法ステップのすべての組み合わせが、本開示の範囲内であることが明示的に意図される。加えて、本開示の任意の開示された形態、または実施形態に関連して示される、および/または記載された構造、および/または要素、および/または方法ステップは、設計選択の一般的な事項として、任意の他の開示された、または記載された、または提案された形態または実施形態において組み込まれてもよいことが認識されるべきである。したがって、本明細書に添付された特許請求の範囲によって示されるようにのみ限定されることが意図される。
【国際調査報告】