特表2021-516404(P2021-516404A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特表2021-516404NFCタグによるデータ処理方法及びそのシステム、サーバ
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2021-516404(P2021-516404A)
(43)【公表日】2021年7月1日
(54)【発明の名称】NFCタグによるデータ処理方法及びそのシステム、サーバ
(51)【国際特許分類】
   G06Q 20/32 20120101AFI20210604BHJP
【FI】
   G06Q20/32 330
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
【全頁数】19
(21)【出願番号】特願2020-550736(P2020-550736)
(86)(22)【出願日】2019年3月18日
(85)【翻訳文提出日】2020年9月18日
(86)【国際出願番号】CN2019078428
(87)【国際公開番号】WO2019179382
(87)【国際公開日】20190926
(31)【優先権主張番号】201810239239.2
(32)【優先日】2018年3月22日
(33)【優先権主張国】CN
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DJ,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JO,JP,KE,KG,KH,KN,KP,KR,KW,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT
(71)【出願人】
【識別番号】513278998
【氏名又は名称】中国▲銀▼▲聯▼股▲ふん▼有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 達彦
(72)【発明者】
【氏名】▲魯▼ 志▲軍▼
(72)【発明者】
【氏名】▲蒋▼ ▲海▼▲倹▼
(72)【発明者】
【氏名】▲劉▼ ▲剛▼
(72)【発明者】
【氏名】林 晋任
(72)【発明者】
【氏名】才 ▲華▼
(72)【発明者】
【氏名】章 政
(72)【発明者】
【氏名】金 可威
(72)【発明者】
【氏名】夏 ▲欽▼
【テーマコード(参考)】
5L055
【Fターム(参考)】
5L055AA64
(57)【要約】
本発明は、NFCタグによるデータ処理方法に関するものである。当該方法は、タグ内容及びタグIDを含むNFCタグを読み取ることと、前記タグ内容及びタグIDに基づいてNFCタグ決済要求を生成することと、前記NFCタグ決済要求を解析してNFCタグ要求の解析応答を取得することと、前記解析応答に基づき、第1の口座情報、現在の取引情報、第2の口座情報に基づいて注文を生成させるための注文生成要求を生成することと、前記注文生成要求に基づいて注文を生成することと、前記注文に基づいて決済を実行することとを含む。本発明によれば、決済の手順を簡略化でき、しかも本発明ではNFC読取専用器を設ける必要がなく、マーチャントのコストを低減できる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
タグ内容及びタグIDを含むNFCタグを読み取るタグ読取ステップと、
前記タグ内容及びタグIDに基づいてNFCタグ決済要求を生成する決済要求生成ステップと、
前記NFCタグ決済要求を解析し、NFCタグが解析されて取得された第1の口座情報を含むNFCタグ決済要求の解析応答を取得する決済要求解析ステップと、
前記解析応答に基づき、前記第1の口座情報及び現在の取引情報に基づいて注文を生成させるための注文生成要求を生成する注文生成要求ステップと、
前記注文生成要求に基づいて注文を生成する注文生成ステップと、
第2の口座情報を獲得し、前記注文に基づいて決済を実行する決済ステップとを含む、ことを特徴とするNFCタグによるデータ処理方法。
【請求項2】
タグ内容及びタグIDを含むNFCタグを読み取るタグ読取ステップと、
前記タブ内容及びタブIDに基づき、解析されることで前記タブ内容に予めバインドされた第1の口座情報を得るためのNFCタグ決済要求を生成して送信する決済要求生成ステップと、
前記NFCタグ決済要求を解析して取得した第1の口座情報を受信し、現在の取引情報と合わせて、前記第1の口座情報及び現在の取引情報に基づいて注文を生成させるための注文生成要求を生成して送信する注文生成要求ステップと、
生成された注文を受信し、第2の口座情報を獲得して注文に基づいて決済を実行する決済ステップとを含む、ことを特徴とするNFCタグによるデータ処理方法。
【請求項3】
前記タグ読取ステップにおいて、NFCタグにおけるタグ内容及びタグIDを読み取り、予め設定されたフォーマットに従ってウェブページのリンクを作成する、ことを特徴とする請求項2に記載のNFCタグによるデータ処理方法。
【請求項4】
前記決済要求生成ステップにおいて、前記ウェブページのリンクは、タグ決済HTML5を呼び出すことにより、NFCタグ決済要求を、タグIDに基づいて当該NFCタグを発行した発行機関に送信する、ことを特徴とする請求項3に記載のNFCタグによるデータ処理方法。
【請求項5】
前記注文生成要求ステップにおいて、現在の取引情報として、現在の取引金額又は予め設定された固定の取引金額を取得する、ことを特徴とする請求項4に記載のNFCタグによるデータ処理方法。
【請求項6】
タグ内容及びタグIDを含むNFCタグ決済要求を受信する第1の受信ステップと、
前記NFCタグ決済要求に基づき、当該NFCタグ決済要求を解析するための解析要求を生成して送信し、前記解析要求は、前記NFCタグ決済要求を解析させて第1の口座情報を得るためのものである、解析要求ステップと、
前記解析要求を解析して得られた第1の口座情報を受信する第2の受信ステップと、
タグ内容、タグID、第1の口座情報及び現在の取引情報に基づいて注文を生成させるための受信した注文生成要求に基づき、注文を生成する注文生成ステップとを含む、ことを特徴とするNFCタグによるデータ処理方法。
【請求項7】
コンピュータ上で実現され、NFCタグに基づいてデータ処理を行うデータ処理システムであって、
タグ内容及びタグIDを含むNFCタグを読み取るのに用いられるタグ読取モジュールと、
前記タグ内容及びタグIDに基づき、解析されることで第1の口座情報を得るためのNFCタグ決済要求を生成して送信するのに用いられる決済要求生成モジュールと、
前記NFCタグ決済要求を解析して取得した第1の口座情報を受信し、現在の取引情報と合わせて、前記第1の口座情報及び現在の取引情報に基づいて注文を生成させるための注文生成要求を生成して送信するのに用いられる注文生成要求モジュールと、
生成された注文を受信し、第2の口座情報を獲得して注文に基づいて決済を実行するのに用いられる決済モジュールとを備える、ことを特徴とするデータ処理システム。
【請求項8】
前記タグ読取モジュールは、NFCタグ内のタグ内容及びタグIDを読み取り、タグ内容及びタグIDに基づき、予め設定されたフォーマットに従ってウェブページのリンクを作成する、ことを特徴とする請求項7に記載のNFCタグによるデータ処理システム。
【請求項9】
前記決済要求生成モジュールは、前記ウェブページのリンクを利用してタグ決済画面を呼び出し、NFCタグ決済要求を、タグIDに基づいて当該NFCタグを発行した発行機関に送信する、ことを特徴とする請求項8に記載のNFCタグによるデータ処理方法。
【請求項10】
前記注文生成要求モジュールは、現在の取引金額又は予め設定された固定の取引金額を現在の取引情報として取得する、ことを特徴とする請求項7に記載のNFCタグによるデータ処理システム。
【請求項11】
タグ内容及びタグIDを含むNFCタグ決済要求を受信するのに用いられる第1の受信モジュールと、
前記タグIDに基づき、当該NFCタグ決済要求を解析するための解析要求を生成して送信するのに用いられ、前記解析要求は、前記NFCタグ決済要求を解析させて第1の口座情報を得るためのものである、解析要求モジュールと、
前記解析要求の応答を受信するのに用いられる第2の受信モジュールと、
タグ内容、タグID、第1の口座情報及び今回の取引情報に基づいて注文を生成させるための受信した注文生成要求に基づき、注文を生成するのに用いられる注文生成モジュールとを備える、ことを特徴とするサーバ。
【請求項12】
コンピュータプログラムを格納したコンピュータ可読媒体であって、
当該コンピュータプログラムがプロセッサによって実行される場合、請求項1から6のいずれか一項に記載のデータ処理方法を実現する、ことを特徴とするコンピュータ可読媒体。
【請求項13】
メモリと、プロセッサと、メモリに格納されてプロセッサ上で実行可能なコンピュータプログラムとを備えるコンピュータ装置であって、
前記プロセッサが前記コンピュータプログラムを実行する場合、請求項1から6のいずれか一項に記載のデータ処理方法を実現する、ことを特徴とするコンピュータ装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンピュータ技術に関し、特にNFCタグによるデータ処理方法、データ処理システム及びサーバに関する。
【背景技術】
【0002】
現在のモバイル決済には、二次元コード決済方式が広く利用されるようになっているが、二次元コード決済方式は、決済過程において、ステップが煩雑であり、決済の時間が長く、決済の効率が低いという問題もある。一般的な二次元コード決済の流れを例にすると、コードをスキャンして決済する具体的なステップとして、画面ロックの解除、関連APPのオープン、「発見」のクリック、「スキャン」のクリック、コードのスキャン、決済金額の入力、「決済」のクリック、身分情報の検証という8つのステップが挙げられる。
【0003】
一方、現在では、NFCタグによる決済も行われている。一部の無人スーパーマーケットの既存の解決策は、商品の基本情報や支払価格情報を記録したRFIDタグを商品ごとに搭載することである。ユーザは、商品を選択した後、指定の決済エリアに移動する。そのエリアでRFIDタグの内容を読み取り、読み取りが完了したら支払総額を計算し、ユーザがバインドした支払口座から引き落とす。しかし、この方式では、特定エリアでマーチャントの装置によりタグ情報を読み取り、さらにバックグラウンド(background system)によりバインドした支払口座から引き落としを行わなければならず、マーチャント端末はハードウェアを改良する必要があり、マーチャントのコストが高くて普及しにくい。
【0004】
また、従来のNFCタグが内容にアクセスする方式は、ウェブページによるアクセスすることであり、速度が遅く、ユーザ体験が良くない。
【0005】
本発明の背景技術に記載の内容は、単に本発明の背景全体に対する理解を深めるためのものであり、その内容が当業者に知られている従来技術を構成することを認め、又は何らかの形で示唆していると見なされてはならない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記問題に鑑み、本発明は、決済のステップを減少させ、決済の効率化を図ることができるNFCタグによるデータ処理方法、データ処理システム、及びサーバを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のNFCタグによるデータ処理方法は、
タグ内容及びタグIDを含むNFCタグを読み取るタグ読取ステップと、
前記タグ内容及びタグIDに基づいてNFCタグ決済要求を生成する決済要求生成ステップと、
前記NFCタグ決済要求を解析し、NFCタグが解析されて取得された第1の口座情報を含むNFCタグ決済要求の解析応答を取得する決済要求解析ステップと、
前記解析応答に基づき、前記第1の口座情報及び現在の取引情報に基づいて注文を生成させるための注文生成要求を生成する注文生成要求ステップと、
前記注文生成要求に基づいて注文を生成する注文生成ステップと、
第2の口座情報を獲得し、前記注文に基づいて決済を実行する決済ステップとを含む、ことを特徴とする。
【0008】
本発明のNFCタグによるデータ処理方法は、
タグ内容及びタグIDを含むNFCタグを読み取るタグ読取ステップと、
前記タブ内容及びタブIDに基づき、解析されることで前記タブ内容に予めバインドされた第1の口座情報を得るためのNFCタグ決済要求を生成して送信する決済要求生成ステップと、
前記NFCタグ決済要求を解析して取得した第1の口座情報を受信し、現在の取引情報と合わせて、前記第1の口座情報及び現在の取引情報に基づいて注文を生成させるための注文生成要求を生成して送信する注文生成要求ステップと、
生成された注文を受信し、第2の口座情報を獲得して注文に基づいて決済を実行する決済ステップとを含む、ことを特徴とする。
【0009】
好ましくは、前記タグ読取ステップにおいて、NFCタグのタグ内容及びタグIDを読み取り、予め設定されたフォーマットに従ってウェブページのリンクを作成する。
【0010】
好ましくは、前記決済要求生成ステップにおいて、前記ウェブページのリンクは、タグ決済HTML5を呼び出すことにより、NFCタグ決済要求を、タグIDに基づいて当該NFCタグを発行した発行機関に送信する。
【0011】
好ましくは、前記注文生成要求ステップにおいて、現在の取引情報として、現在の取引金額又は予め設定された固定の取引金額を取得する。
【0012】
本発明のNFCタグによるデータ処理方法は、
タグ内容及びタグIDを含むNFCタグ決済要求を受信する第1の受信ステップと、
前記NFCタグ決済要求に基づき、当該NFCタグ決済要求を解析するための解析要求を生成して送信し、前記解析要求は、前記NFCタグ決済要求を解析させて第1の口座情報を得るためのものである、解析要求ステップと、
前記解析要求を解析して得られた第1の口座情報を受信する第2の受信ステップと、
タグ内容、タグID、第1の口座情報及び現在の取引情報に基づいて注文を生成させるための受信した注文生成要求に基づき、注文を生成する注文生成ステップとを含む、ことを特徴とする。
【0013】
コンピュータ上で実現され、NFCタグに基づいてデータ処理を行う本発明のデータ処理システムは、
タグ内容及びタグIDを含むNFCタグを読み取るのに用いられるタグ読取モジュールと、
前記タグ内容及びタグIDに基づき、解析されることで第1の口座情報を得るためのNFCタグ決済要求を生成して送信するのに用いられる決済要求生成モジュールと、
前記NFCタグ決済要求を解析して取得した第1の口座情報を受信し、現在の取引情報と合わせて、前記第1の口座情報及び現在の取引情報に基づいて注文を生成させるための注文生成要求を生成して送信するのに用いられる注文生成要求モジュールと、
生成された注文を受信し、第2の口座情報を獲得して注文に基づいて決済を実行するのに用いられる決済モジュールとを備える、ことを特徴とする。
【0014】
好ましくは、前記タグ読取モジュールは、NFCタグ内のタグ内容及びタグIDを読み取り、タグ内容及びタグIDに基づき、予め設定されたフォーマットに従ってウェブページのリンクを作成する。
【0015】
好ましくは、前記決済要求生成モジュールは、前記ウェブページのリンクを利用してタグ決済画面を呼び出し、NFCタグ決済要求を、タグIDに基づいて当該NFCタグを発行した発行機関に送信する。
【0016】
好ましくは、前記注文生成要求モジュールは、現在の取引金額又は予め設定された固定の取引金額を現在の取引情報として取得する。
【0017】
本発明のサーバは、
タグ内容及びタグIDを含むNFCタグ決済要求を受信するのに用いられる第1の受信モジュールと、
前記タグIDに基づき、当該NFCタグ決済要求を解析するための解析要求を生成して送信するのに用いられ、前記解析要求は、前記NFCタグ決済要求を解析させて第1の口座情報を得るためのものである、解析要求モジュールと、
前記解析要求の応答を受信するのに用いられる第2の受信モジュールと、
タグ内容、タグID、第1の口座情報及び今回の取引情報に基づいて注文を生成させるための受信した注文生成要求に基づき、注文を生成するのに用いられる注文生成モジュールとを備える、ことを特徴とする。
【0018】
本発明のコンピュータプログラムを格納したコンピュータ可読媒体は、当該コンピュータプログラムがプロセッサによって実行される場合、前記データ処理方法を実現することを特徴とする。
【0019】
本発明のメモリと、プロセッサと、メモリに格納されてプロセッサ上で実行可能なコンピュータプログラムとを備えるコンピュータ装置は、前記プロセッサが前記コンピュータプログラムを実行する場合、前記データ処理方法を実現することを特徴とする。
【発明の効果】
【0020】
本発明に係るNFCタグによるデータ処理方法及びデータ処理システムを利用して実現されるNFC決済は、二次元コード決済に比べて、ユーザの決済ステップを減少させ、決済の時間コストを低減させ、決済の効率を向上させることができる。
【0021】
また、本発明に係るNFCタグによるデータ処理方法及びデータ処理システムによって実現されるNFC決済は、従来技術における固定金額のNFCタグ決済と異なり、マーチャントの可変金額に対するNFCタグ決済であることから、決済方式の柔軟性はさらに向上する。
【0022】
さらに、本発明に係るNFCタグによるデータ処理方法及びデータ処理システムは、NFCタグを読み取った後、タグにおけるURLにアクセスするのではなく、タグ内容を直接読み取り、且つ予め設定されたH5画面に応じて表示することで、タグ内容の読取速度を速めた。
【0023】
本発明に係るNFCタグによるデータ処理方法及びデータ処理システムによって実現されるNFC決済は、アリババの無人スーパーマーケット(アリババの無人スーパーマーケット方式によるタグ決済は、固定場所でタグを受動的に読み取るものであり、実現するためのコストが高く、不便である)におけるタグ決済に比べて、本発明は、ユーザが能動的にタグを読み取るため、マーチャントには能動的な読取器を別途に用意する必要がなく、しかも任意の場所で決済を完了させることができる。したがって、マーチャントにとって、本発明に係るNFCタグによるデータ処理方法及びデータ処理システムを利用すれば、能動的な読取器を設置する必要がなく、NFCタグを設置するだけでよいため、コストを節減でき、小規模のマーチャントでの普及、活用が容易となる。
【0024】
本発明に係る方法及び装置の有する他の特徴及び利点について、本明細書に組み込まれた図面、そして図面と共に本発明の一部の原理を説明するための実施形態によって、より具体的で明確になり、又は明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0025】
図1】NFCタグの作成フローを示す図である。
図2】本発明の一実施形態に係るNFCタグによるデータ処理を示すフローチャートである。
図3】本発明の更に別の実施形態に係るNFCタグによるデータ処理を示すフローチャートである。
図4】本発明の一実施形態に係るNFCタグによるデータ処理システムを示すブロック図である。
図5】本発明の一実施形態に係るサーバを示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0026】
以下、本発明の複数の実施形態の一部を紹介するが、これらは本発明の基本的な理解を与えることを意図しており、本発明の重要又は決定的な要素を確認したり、保護範囲を限定することを意図したりするわけではない。
【0027】
本発明のNFCタグによるデータ処理方法を説明する前に、本発明に適用されるNFCタグの作成過程について説明する。
【0028】
NFCタグを作成するには、まず、モバイル機器でマーチャントのタグIDを読み取り、タグIDをマーチャント・サービス・プラットフォームに送信し、マーチャント・サービス・プラットフォームにより、登録したマーチャントの情報をそのIDを通して検索し、マーチャントの情報をモバイル機器に返送し、モバイル機器によりその情報をマーチャント側のタグに書き込む。
【0029】
図1は、NFCタグの作成フローを示す図である。
【0030】
図1に示すように、ステップS1において、マーチャントは、マーチャント・サービス・プラットフォームに登録し、マーチャント情報(マーチャント名称、マーチャント所在地、国名コードなど)を保留しておき、マーチャント・サービス・プラットフォームは、唯一のマーチャントIDを生成し、マーチャントMCC、マーチャント番号を割り当てる。
【0031】
ステップS2において、モバイル機器によりブランクのNFCのタグIDを読み取り、当該マーチャントのマーチャントIDを選択し、ステップS3において、マーチャントID、タグIDをマーチャント・サービス・プラットフォームに送信した後、タグ作成要求を提起する。
【0032】
ステップS4において、マーチャント・サービス・プラットフォームは、マーチャントIDを検索し、対応するマーチャント情報を見つけ、マーチャント情報とマーチャントMCC、マーチャント番号を合わせてタグ内容を生成する。
【0033】
ステップS5において、マーチャント・サービス・プラットフォームは、作成されたタグ内容をモバイル機器に返送する。
【0034】
ステップS6において、モバイル機器が受信したタグ内容をブランクタグに書き込んで有効期限を設定した上、読み取り専用に設定し、タグ作成状態を成功に更新する。
【0035】
ステップS7において、モバイル機器により、タグ作成状態、タグ有効期限をマーチャント・サービス・プラットフォームに送信する。
【0036】
ステップS8において、 マーチャント・サービス・プラットフォームは、情報を受信した後、タグが取引に使用可能であるという応答情報をモバイル機器に返送する。
【0037】
続いて、前記作成されたNFCタグによる決済処理について説明する。以下は、モバイルペイウォレットでNFCタグを読み取ることを例として説明するが、モバイルペイウォレット以外に、NFCタグに対してデータ処理を行うことができる他のデータ処理システムであってもよいことは言うまでもない。
【0038】
NFCタグによる決済過程は、主に以下の通りである。
モバイルペイウォレットは、NFCタグにタッチし、タグIDを読み取り、NFCタグ決済要求をNFCタグ決済プラットフォームに送信し、NFCタグ決済プラットフォームは、NFCタグ決済要求を受信した後、NFCタグ解析要求をマーチャント・サービス・プラットフォームに送信し、マーチャント・サービス・プラットフォームによってタグを解析し、解析された情報をNFCタグ決済プラットフォームに返送し、当該情報が再びモバイルペイウォレットに返送され、モバイルペイウォレットは、返送された情報に基づいて注文生成要求を生成してNFCタグ支払プラットフォームに送信し、NFCタグ決済プラットフォームは、生成された注文生成を返送し、モバイルペイウォレットによって支払を完了させる。
【0039】
次に、決済の具体的な過程について説明する。
【0040】
図2は本発明の一実施形態に係るNFCタグによるデータ処理を示すフローチャートである。
【0041】
図2に示すように、ステップS21において、モバイルペイウォレットは、NFCタグにタッチする。
【0042】
ステップS22において、モバイルペイウォレットは、NFCタグ内容及びタグIDを読み取り、タグ内容に基づいてNFCタグの発行機関を識別することができる(具体的には、例えば、タグ作成過程において、タグ内容に「マーチャント口座情報」フィールドを設けて、そのタグ内容における当該「マーチャント口座情報」から発行機関を識別することができる)。
【0043】
ここで、NFCタグには、既にマーチャント情報などのタグ内容が保存されているため、モバイルペイは、タグ内容を直接読み取り、予め設定された表示フォーマットに従ってモバイルペイに直接表示することができる。当該過程は、インターネットを必要とするものではない。又は、モバイルペイは、タグにおける内容とパラメータを読み取り、予め設定されたフォーマットに従ってウェブページのリンクを作成し、NFCタグ決済プラットフォームでの内容を呼び出すことができる。
【0044】
ステップS23において、モバイルペイが当該発行機関を識別する場合、モバイルペイは、ウェブページのリンクを作成し、タグ決済H5画面(H5、HTML5、HyperText Markup Language 5、ハイパーテキスト・マークアップ・ランゲージ5)を呼び出し、NFCタグ内容及びタグIDを含むNFCタグ決済要求情報を送信する。
【0045】
ここで、H5画面の表示については、2つの場合がある。
(1)ネットワークの調子が良い環境であれば、モバイルでタグ内容を読み取った後、所定のフォーマットに従ってウェブページのリンクを作成し、NFCタグ決済プラットフォームにアクセスし、プラットフォームによりH5画面及びバックグラウンドに保存されたマーチャントのデータをプッシュしてH5画面に表示する。
(2)ネットワークの調子が悪い環境であれば、モバイルでH5画面を直接作成し、タグから内容を読み取ってH5画面に表示する。
【0046】
ステップS24において、NFCタグ決済プラットフォームは、タグ決済要求を受信したら、当該タグが国内のものか、それとも国外のものかを識別し、国内や国外のタグに応じて異なるNFCタグ決済プラットフォームに転送して処理することも、又は同じNFCタグ決済プラットフォームで処理することもできる。
【0047】
ステップS25において、NFCタグ決済プラットフォームは、マーチャント・サービス・プラットフォームに、タグ内容及びタグIDを含むNFCタグ解析要求を再び送信する。
【0048】
ステップS26において、マーチャント・サービス・プラットフォームが、NFCタグ解析要求を受信すると、NFCタグ内容を解析し、タグの合法性を検証し、解析されたマーチャント情報とバックグラウンドに保存されたマーチャント情報とが一致するか否かを判定し、一致であると検証された場合に、NFCタグ決済プラットフォームにNFCタグ解析応答を返送する。NFCタグ解析応答には、解析後のタグ内容、タグIDが一致するか否か、及びマーチャントの受取口座が含まれている。
【0049】
ステップS27において、NFCタグ決済プラットフォームは、NFCタグ解析応答を受信した後、当該応答をモバイルペイウォレットに返送する。
【0050】
ステップS28において、モバイルペイウォレットは、NFCタグ解析応答に基づき、決済画面を表示し、ユーザは、決済金額を入力する。特に、固定金額のマーチャントであれば、ユーザは金額を入力しなくてもよい。
【0051】
ステップS29において、モバイルペイウォレットは、NFCタグ決済プラットフォームに、タグ内容、タグID、受取口座情報(特許請求の範囲における「第1の口座情報」に対応)、決済金額(特許請求の範囲における「現在の取引情報」に対応)を含む注文生成要求を送信する。
【0052】
ステップS30において、NFCタグ決済プラットフォームは、注文生成要求に基づいて注文を生成し、モバイルペイウォレットに注文生成応答(TN:トランザクション通番)及びNFCタグ決済応答(TN)を返送する。
【0053】
ステップS30において、モバイルペイウォレットは、注文生成応答(TN)及びNFCタグ決済応答(TN)を受信した後、TNに基づいて決済制御手段を呼び出し、決済制御手段を介して支払口座情報(特許請求の範囲における「第2の口座情報」に対応する)を獲得して前記注文に基づいて支払を完了させる。
【0054】
次に、本発明の更に別の実施形態に係るNFCタグによるデータ処理の具体的な流れについて説明する。
【0055】
図3は、本発明の更に別の実施形態に係るNFCタグによるデータ処理を示すフローチャートである。
【0056】
当該実施形態では、データ処理の流れを理解しやすくするために、NFCタグH5を1つの主体として別途示す。
【0057】
図3に示すように、ステップS41において、モバイルペイウォレットは、NFCタグにタッチする。ステップS42において、NFCタグ内容及びタグIDを読み取り、NFCタグの発行機関を識別する。
【0058】
ステップS42において、タグには、既にマーチャント情報などのタグ内容が保存されているため、モバイルペイウォレットは、タグの内容を直接読み取り、予め設定された表示フォーマットに従って、モバイルペイに直接表示することができる。当該過程は、インターネットを必要とするものではない。又は、モバイルペイは、タグにおける内容及びパラメータを読み取り、予め設定されたフォーマットに従ってウェブページのリンクを作成し、NFCタグ決済プラットフォームでの内容を獲得することができる。
【0059】
ステップS43において、モバイルペイが当該発行機関を識別できる場合、モバイルペイは、ウェブページのリンクを作成し、タグ決済H5を呼び出し、NFCタグ内容及びタグIDを含むNFCタグ決済要求情報を送信する。
【0060】
ステップS44において、タグ決済H5は、要求を受信した後、NFCタグ決済プラットフォームにタグ内容及びタグIDを含むNFCタグ解析要求を送信する。
【0061】
ステップS45において、NFCタグ決済プラットフォームは、要求を受信したら、当該タグが国内のものか、それとも国外のものかを識別し、国内や国外のタグに応じて異なるNFCタグ決済プラットフォームに転送して処理することも、又は一つのNFCタグ決済プラットフォームで処理することもできる。
【0062】
ステップS46において、NFCタグ決済プラットフォームは、マーチャント・サービス・プラットフォームにNFCタグ解析要求を再び送信する。
【0063】
ステップS47において、マーチャント・サービス・プラットフォームは、NFCタグデータを解析し、タグの合法性を検証する。合法性の検証は、解析されたマーチャント情報とバックグラウンドに保存されたマーチャント情報とが一致するか否かを判断することを含む。合法性が検証された場合、NFCタグ決済プラットフォームにNFCタグ解析応答を返送する。NFCタグ解析応答には、解析後のタグ内容、タグID及びマーチャントの受取口座が含まれている。
【0064】
ステップS48において、NFCタグ決済プラットフォームは、タグ決済H5にNFCタグ解析応答を返送する。
【0065】
ステップS49において、タグ支払H5は、解析応答に基づき、決済画面を表示し、決済金額を入力する。特に、固定金額のマーチャントであれば、ユーザは金額を入力しなくてもよい。
【0066】
ステップS50において、タグ支払H5は、NFCタグ決済プラットフォームに、タグ内容、タグID、受取口座情報(特許請求の範囲における「第1の口座情報」に対応)、及び決済金額(特許請求の範囲における「現在の取引情報」に対応)を含む注文生成要求を送信する。
【0067】
ステップS51において、NFCタグ決済プラットフォームは、注文を生成して注文生成応答(TN)をNFCタグH5に返送する。
【0068】
ステップS52において、タグ決済H5は、注文生成応答(TN)を受信した後、NFCタグ決済応答(TN)をモバイルペイウォレットに返送する。
【0069】
ステップS53において、モバイルペイウォレットは、TNに基づいて決済制御手段を呼び出し、決済制御手段を用いて支払口座情報(特許請求の範囲における「第2の口座情報」に対応する)を獲得し、前記注文に基づいて支払を完了させる。
【0070】
以上、本発明に係るNFCタグによるデータ処理方法について説明した。次に、本発明に係るNFCタグによるデータ処理システムについて説明する。
【0071】
図4は、本発明の一実施形態に係るNFCタグによるデータ処理システムを示すブロック図である。
【0072】
図4に示すように、本発明の一実施形態に係るNFCタグによるデータ処理システム100は、
タグ内容及びタグIDを含むNFCタグを読み取るのに用いられるタグ読取モジュール110と、
前記タグ内容及びタグIDに基づき、解析されることで第1の口座情報を得るためのNFCタグ決済要求を生成して送信するのに用いられる決済要求生成モジュール120と、
前記NFCタグ決済要求を解析して取得した第1の口座情報を受信し、現在の取引情報と合わせて、前記第1の口座情報及び現在の取引情報に基づいて注文を生成させるための注文生成要求を生成して送信するのに用いられる注文生成要求モジュール130と、
生成された注文を受信し、第2の口座情報を獲得して注文に基づいて決済を実行するのに用いられる決済モジュール140とを備える。
【0073】
ここで、タグ読取モジュール110は、NFCタグ内のタグ内容及びタグIDを読み取り、予め設定されたフォーマットに従ってウェブページのリンクを作成する。
【0074】
決済要求生成モジュール120は、前記ウェブページのリンクを利用してタグ決済HTML5を呼び出し、NFCタグ決済要求を、タグIDに基づいて当該NFCタグを発行した発行機関に送信する。
【0075】
注文生成要求モジュール130は、現在の取引金額、又は予め設定された固定の取引金額を現在の取引情報として取得する。
【0076】
本発明の一実施形態に係るNFCタグによるデータ処理システム100は、コンピュータ上で実現されるものであり、一例示として、前記実施形態におけるモバイルペイウォレットが挙げられるが、無論、例えばウェアラブル機器などの様々な変形が可能である。
【0077】
次に、本発明のNFCタグによるデータ処理に係るサーバについて説明する。
【0078】
図5は本発明の一実施形態に係るサーバを示すブロック図である。
【0079】
図5に示すように、本発明の一実施形態に係るサーバ200は、
タグ内容及びタグIDを含むNFCタグ決済要求を受信するのに用いられる第1の受信モジュール210と、
前記タグIDに基づき、当該NFCタグ決済要求を解析するための解析要求を生成して送信するのに用いられ、前記解析要求は、前記NFCタグ決済要求を解析させて第1の口座情報を得るためのものである、解析要求モジュール220と、
前記解析要求の応答を受信するのに用いられる第2の受信モジュール230と、
タグ内容、タグID、第1の口座情報及び今回の取引情報に基づいて注文を生成させるための受信した注文生成要求に基づき、注文を生成するのに用いられる注文生成モジュール240とを備える。
【0080】
また、本発明は、コンピュータプログラムを格納したコンピュータ可読媒体を提供し、当該コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、前記データ処理方法を実現する、ことを特徴とする。
【0081】
さらに、本発明は、メモリと、プロセッサと、メモリに格納されてプロセッサ上で実行可能なコンピュータプログラムとを備えるコンピュータ装置を提供し、前記プロセッサが前記コンピュータプログラムを実行すると、前記データ処理方法を実現する、ことを特徴とする。
【0082】
以上のように、本発明に係るNFCタグによるデータ処理方法及びデータ処理システムによって実現されるNFC決済は、二次元コード決済に比べて、ユーザの決済ステップを減少させ、決済の時間コストを低減させ、決済の効率を向上させることができる。
【0083】
また、本発明に係るNFCタグによるデータ処理方法及びデータ処理システムによって実現されるNFC決済は、従来技術における固定金額のNFCタグ決済と異なり、マーチャントの可変金額に対するNFCタグ決済であることから、決済方式の柔軟性はさらに向上する。
【0084】
さらに、本発明に係るNFCタグによるデータ処理方法及びデータ処理システムは、NFCタグを読み取った後、タグにおけるURLにアクセスするのではなく、タグ内容を直接読み取り、且つ予め設定されたH5画面に応じて表示することで、タグ内容の読取速度を速めた。
【0085】
さらに、本発明に係るNFCタグによるデータ処理方法及びデータ処理システムによって実現されるNFC決済は、アリババの無人スーパーマーケット(アリババの無人スーパーマーケット方式によるタグ決済は、固定場所でタグを受動的に読み取るものであり、実現するためのコストが高く、不便である)におけるタグ決済に比べて、本発明は、ユーザが能動的にタグを読み取るため、マーチャントには能動的な読取器を別途に用意する必要がなく、しかも任意の場所で決済を完了させることができる。したがって、マーチャントにとって、本発明に係るNFCタグによるデータ処理方法及びデータ処理システムを利用すれば、能動的な読取器を設置する必要がなく、NFCタグを設置するだけでよいため、コストを節減でき、小規模のマーチャントでの普及、活用が容易となる。
【0086】
以上の例は、本発明に係るNFCタグによるデータ処理方法及びデータ処理システム、及びサーバを中心に説明した。本発明の一部の実施形態のみを説明したが、当業者は、その要旨及び範囲から逸脱しない範囲内で他の多くの形態で本発明を実施できることを理解できる。したがって、提示された例及び実施形態は、例示であり、限定を意図するものではないと見なされるべきであり、添付の特許請求の範囲の各請求項によって定義される本発明の思想及び範囲から逸脱しない場合、本発明は種々の変形及び置換が可能である。
【符号の説明】
【0087】
100 データ処理システム
110 タグ読取モジュール
120 決済要求生成モジュール
130 注文生成要求モジュール
140 決済モジュール
200 データ処理システム
210 第1の受信モジュール
220 解析要求モジュール
230 第2の受信モジュール
240 注文生成モジュール
図1
図2
図3
図4
図5
【国際調査報告】