(81)【指定国】
AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DJ,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JO,JP,KE,KG,KH,KN,KP,KW,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ
折り畳み式仮想現実装置は、ディスプレイを含むメインボディを分離可能に受容するためのケーシング;及び上記ケーシングの一側に回転可能に装着されて上記メインボディの正面及び背面に密着された状態に転換され、スクリーン部材及び上記スクリーン部材に装着された接眼プレートを含む転換ボディ;を含めて、上記スクリーン部材は上記ディスプレイが形成された上記メインボディの一面に密着された状態で、上記ディスプレイに上記接眼プレートが密着された密着状態及び所定の距離を維持する離隔状態の間に上記接眼プレートを移動させ、上記接眼プレートが離隔状態である場合、上記ディスプレイを通じて仮想現実機能が具現できる。
ディスプレイを含むメインボディを分離可能に受容するためのケーシング;及び上記ケーシングの一側に回転可能に装着されて上記メインボディの正面及び背面に密着された状態に転換され、スクリーン部材及び上記スクリーン部材に装着された接眼プレートを含む転換ボディ;を含めて、上記スクリーン部材は上記ディスプレイが形成された上記メインボディの一面に密着された状態で、上記ディスプレイに上記接眼プレートが密着された密着状態及び所定の距離を維持する離隔状態の間に上記接眼プレートを移動させ、上記接眼プレートが離隔状態である場合、上記ディスプレイを通じて仮想現実機能が具現できることを特徴とする折り畳み式仮想現実装置。
ディスプレイ及び側面に沿って平行に形成されたガイドレールを含むメインボディの上記ガイドレールにスライディング可能に装着され、上記メインボディの正面及び背面に密着された状態へ転換され、スクリーン部材及び上記スクリーン部材に装着された接眼プレートを含む転換ボディ;を含め、上記スクリーン部材は上記ディスプレイが形成された上記のメインボディの一面に密着された状態で、上記ディスプレイに上記接眼プレートが密着された密着状態及び所定の距離を維持する離隔状態の間に上記接眼プレートを移動させ、 上記接眼プレートが離隔状態である場合、上記ディスプレイを通じて仮想現実機能が具現できることを特徴とする折り畳み式仮想現実装置。
第3項において、上記転換ボディは上記メインボディから分離された後、上記メインボディ正面又は背面に転換され、上記メインボディに再装着可能であることを特徴とする折り畳み式仮想現実装置。
ディスプレイを含むメインボディの正面及び背面に密着された状態に転換され、スクリーン部材及び上記スクリーン部材に装着された接眼プレートを含む転換ボディ;を含めて、上記メインボディに対して、スライド移動及び回転移動が可能で、上記メインボディの正面及び背面間に転換されることができ、上記スクリーン部材は上記ディスプレイに上記接眼プレートが密着された密着状態及び所定の距離を維持する離隔状態の間に上記接眼プレートを移動させ、上記接眼プレートが離隔状態にある場合、 上記ディスプレイを通じて仮想現実機能が具現できることを特徴とする折り畳み式仮想現実装置。
第6項において、上記転換ボディに対して回転可能に装着され、上記転換ボディをスライド移動が可能に結束するレールボディを追加に含めて、上記レールボディは上記メインボディの長側部又は短側部に装着されることを特徴とする折り畳み式仮想現実装置。
【発明を実施するための形態】
【0038】
折り畳み式仮想現実装置はディスプレイを含むメインボディを分離可能に受容するためのケーシング;及び上記ケーシングの一側に回転可能に装着され上記メインボディの正面及び背面に密着された状態へ転換され、スクリーン部材及び上記スクリーン部材に装着された接眼プレートを含む転換ボディ;を含め、上記スクリーン部材は上記ディスプレイが形成された上記メインボディの一面に密着された状態で上記ディスプレイに上記接眼プレートが密着された密着状態及び所定の距離を維持する離隔状態の間に上記接眼プレートを移動させ、上記接眼プレートが離隔状態にある場合、ディスプレイを通じて仮想現実機能が具現できる。
【0039】
折り畳み式仮想現実装置ディスプレイ及び側面に沿って平行に形成されたガイドレールを含むメインボディの上記ガイドレールをスライディング可能に装着されて、上記メインボディの正面及び背面に密着された状態へ転換され、スクリーン部材及びスクリーン部材に装着された接眼プレートを含む転換ボディ;を含み、上記スクリーン部材は上記ディスプレイが形成された上記メインボディの一面に密着された状態で、上記ディスプレイに上記接眼プレートが密着された密着状態及び所定の距離を維持する離隔状態の間に上記接眼プレートを移動させ、上記接眼プレートが離隔状態にある場合、ディスプレイを通じて仮想現実機能が具現できる。
【0040】
又、折り畳み式仮想現実装置はディスプレイを含むメインボデの正面及び背面に密着された状態へ転換されスクリーン部材及びスクリーン部材に装着された接眼プレートを含む転換ボディ;を含め、上記転換ボディは上記メインボディに対し、スライド移動及び回転移動が可能であり、上記メインボディの正面及び背面の間に転換されることができ、上記スクリーン部材は上記ディスプレイが形成された上記メインボディの一面に密着された状態で、上記ディスプレイに上記接眼プレートが密着された密着状態及び所定の距離を維持する離隔状態の間に上記接眼プレートを移動させ、上記接眼プレートが離隔状態にある場合、上記ディスプレイを通じて仮想現実機能を具現することができる。
【0041】
以下添付された図面を参照にして本発明の正しい実施例を詳しく説明するが、本発明の実施例によって制限されたり限定されたりしない。参考までに、本発明で同じ番号は実質的に同じ要素を指し、このような規則のもとで他の図面に記載された内容を引用し説明することもできれば、当業者に自明であると判断されるか、繰り返される内容は省略できる。
【0042】
本明細書で使用される用語は実施例を説明するためのものであり、本発明を制限するためのものではない。本明細書において、単数形文句で特別に言及していない限り複数型と含まれる。明細書で使われる‘含める’(Comprises)及び/又は‘含め’(Comprising)は言及された構成要素以外一つ以上の別の構成要素を排除しない。明細書全体にわたって同じ図面符号は同じ構成要素を意味し、“及び/又は“は言及された構成要素を各々及び一つ以上の組み合わせを含む。例えば、第1、第2などが様々な構成要素を記述するため使われているが、これらの構成要素は無論この用語により制限されないのである。これら用語はただ一つの構成要素を他の構成要素と区別するため使うのである。従って、以下で言及される第一構成要素は本発明の技術的思想の中で第2構成要素でありうることは無論のことである。
【0043】
別の定義がなければ、本明細書で使用されるすべての用語(技術及び科学的用語を含め)は本発明が属する技術分野の通常の技術者に共通的に理解できる意味で使用可能である。又、一般的に使用される辞書に定義されている用語らは明白に特別に定義されていない限り、異常又は過度に解釈されない。
【0044】
明細書で使われている“部”又は“モジュール”という用語はソフトウェア、FPGA又はASICと同じハードウェアの構成要素を意味し、“部”又は“モジュール”はある役割を遂行する。しかし“部”又は“モジュール”はソフトウェア又はハードウェアに限定される意味ではない。“部”又は“モジュール”はアドレッシングできる貯蔵媒体に保存あるように構成されることも可能であり、一つ又はそれ以上のプロセッサらを再生させるように構成されることも可能である。従って一つの例として “部”又は“モジュール”はソフトウェアの構成要素、客体志向ソフトウェア構成要素ら、クラス構成要素ら及びタスク構成要素らのような構成要素らとプロセスら、関数ら、属性ら、プロシージャら、サブルーチンら、プログラムコードのセグメントら、ドライバーら、ファームウェアら、マイクロコード、回路、データ、データベース、データ構造ら、テーブルら、アレイら及び変数を含める。構成要素らと“部”又は“モジュール”らの中で提供される機能はより小さい数の構成要素ら及び“部”又は“モジュール”らにより結合されたり、追加的な構成要素らと“部”又は“モジュール”らへ分離可能である。
【0045】
空間的に相対的用語である“下(below) ” “”下(beneath) ” “下部(lower)” “上(above)”“上部(upper)”などは図面に図示されたように一つの構成要素と別の構成要素との相関関係を容易に記述するため使われることが可能である。空間的に相対的である用語は図面に図示されている方向に加えて使う場合又は動作の時構成要素らの互いに違う方向を含む用語で理解されるべきである。例えば図面に図示されている構成要素をひっくり返す場合、他の構成要素の“下”(below)“”下(beneath) ”で記述された構成要素らは他の構成要素の“上(above)”に置かれることができる。従って、例示的な用語である“下”は下と上の方向ともに含めることができる。構成要素は他の方向へ配向されることができ、これによって空間的に相対的な用語らは配向によって解釈されることができる。
【0046】
本明細書で、仮想現実及び仮想現実映像はVR(Virtual Reality)及びVR映像に制限されるのではなく、仮想現実 (VR、Virtual Reality)と仮想現実映像、拡張現実(AR, Augmented Reality)と拡張現実映像、複合現実(MR, Mixed reality)と複合現実映像及び一般映像すべてを含み、又これらに制限されず、現実、仮想及び現実と仮想が混合されたすべての種類の映像を含む意味として使用される。
【0047】
又、本明細書で開示した仮想現実を活用する方法に対する実施例らは 仮想現実 (VR、Virtual Reality)、拡張現実(AR, Augmented Reality)、複合現実(MR, Mixed reality)及び一般映像すべてに適応可能であることは、本技術分野の通常の技術者であれば自明に理解できる。
【0048】
以下では
図1ないし
図9を利用し折り畳み式仮想現実装置の第一実施例を説明する。
【0049】
開示した実施例で、折り畳み式仮想現実装置はディスプレイ装置を受容(又は脱付着可能に結合)できるケースの形態で構成できる。例えば、折り畳み式仮想現実装置は携帯電話(例えばスマトフォン)を受容し、携帯電話の画面を利用して仮想現実映像を視聴できる携帯電話ケースの形態に構成されることもできる。
【0050】
又、折り畳み式仮想現実装置はディスプレイ装置(例えばスマトフォン)と一体として具備できる。
【0051】
図1は本発明の一つの実施例による折り畳み式仮想現実装置を説明するための斜視図であり、
図2は
図1の折り畳み式仮想現実装置の転換過程を説明するための側面図であり、
図3は
図1の折り畳み式仮想現実装置の拡張状態を説明するための側面図である。
【0052】
図1ないし
図3を参照にすれば、本実施例による折り畳み式仮想現実装置はディスプレイ(12)を含む携帯電話(10)を受容するケーシング(1110)、及びケーシング(1110)の一側に回転可能に装着された転換ボディ(1180)を含む。転換ボディ(1180)はケーシング(1110)の一側で回転しながら、正面及び背面に密着された状態へ転換され、スクリーン部材(1130)及びスクリーン部材(1130)に装着された接眼プレート(1120)を含むことができる。
【0053】
図1ないし
図3による一つの実施例で、折り畳み式仮想現実装置はディスプレイ(12)を含む携帯電話(10)及び携帯電話(10)の一側に回転可能に装着される転換ボディ(1180)を含む。転換ボディ(1180)は携帯電話(10)の一側で回転しながら正面及び背面に密着された状態へ転換され、スクリーン部材(1130)及びスクリーン部材(1130)に装着された接眼プレート(1120)を含むことができる。
【0054】
図1で図示されたように転換ボディ(1180)は多軸ヒンジ又は多軸ヒンジを利用してケーシング(1110)の背面及び正面へ移動できる。転換ボディ(1180)がケーシング(1110)の背面に密着された状態を維持する場合、ケーシング(1110)に受容された携帯電話(10)のディスプレイ(12)はマルチメディアのための映像又は使用者インタフェースを表示することができ、ケーシング(1110)又は転換ボディ(1180)に通信モジュールが装着された場合には通信機器としても機能できる。
【0055】
このような状態で、転換ボディ(1180)がケーシング(1110)の正面上に密着された状態を維持する場合、
図2のように接眼プレート(1120)が離隔状態に拡張されることができ、スクリーン部材(1130)も鞴、ベローズなどの形態に拡張可能である。これら以外にも以前の実施例で説明されたように複数個のスクリーン筒を利用し、圧縮又は伸長されるように提供できる。
【0056】
図示されてはいないが、スクリーン部材(1130)は離隔状態を保つことが可能で、この時、リンク部材が使用されることもできれば、その他にも離隔装置又は距離調節部として油圧シリンダー、空圧シリンダー、アンテナレック、ソレノイド、コイルスプリング、形状記憶合金など様々なアクチュエータが使用でき、このような離隔装置又は距離調節部はスクリーン部材(1130)の外部又は内部に装着されることができる。
【0057】
スクリーン部材(1130)がケーシング(1110)の正面に密着された状態(即ち、ケーシング(1110)に受容された携帯電話(10)の正面に密着された状態)で、接眼プレート(1120)及びスクリーン部材(1130)は離隔状態に拡張可能である。そして上述のように接眼プレート(1120)が離隔状態にある場合デスプレィ(12)を通じて仮想現実機能を具現することができる。
【0058】
本実施例では転換ボディ(1180)がケーシング(1110)の長側部で回転するが、転換ボディ(1180)はケーシング(1110)の反対側の長側部で回転するように装着可能で、長側部ではなく短側部で回転するように装着することができる。
【0059】
本実施例で説明された技術的特徴は他の実施例でも適用可能であり、当業者であれば、普通の創作能力を発揮し、他の実施例に合わせて変形することができる。
【0060】
図4は本発明の実施例による折り畳み式仮想現実装置を説明するための斜視図であり、
図5は
図4の折り畳み式仮想現実装置の転換過程を説明するための側面図であり、
図6は
図4の折り畳み式仮想現実装置の拡張状態を説明するための側面図である。
【0061】
図4ないし
図6を参照にすれば、本実施例による折り畳み式仮想現実装置はディスプレイ(12)を含む携帯電話(10)の側面に付着又は脱着可能に結合されるガイドレール(1214)及びガイドレール(1214)にスライディング可能に装着された転換ボディ(1280)を含む。一つの実施例で、ガイドレール(1214)は携帯電話(10)が受容可能なケーシング(図示なし)の一側面に具備できる。
【0062】
一つの実施例で、携帯電話(10)の側面にガイドレール(1214)を 結合された一体として具備できる。
【0063】
転換ボディ(1280)はガイドレール(1214)に沿ってスライディングしながら脱着又は装着可能であり、ガイドレール(1214)も前後対称に形成されて正面及び背面に密着された状態に転換できる。転換ボディ(1280)はスクリーン部材(1230)及びスクリーン部材(1230)に装着された接眼プレート(1220)を含むことができる。
【0064】
図5で図示されているように、転換ボディ(1280)はガイドレール(1214)で前後の方向を異なって携帯電話(10)の背面及び正面へ移動できる。転換ボディ(1280)が携帯電話(10)の背面に密着された状態を維持する場合、携帯電話(10)ディスプレイ(12)はマルチメディアのための映像又は使用者インタフェースが表示でき、携帯電話(10)又は転換ボディ(1280)に通信モジュールが装着された場合には通信機器としても機能することができる。
【0065】
このような状態で転換ボディ(1280)が携帯電話(10)の正面上に密着された状態を維持する場合、
図6のように接眼プレート(1220)が離隔状態に拡張されることができ、スクリーン部材(1230)も複数のスクリーン筒を利用して拡張されることができる。
【0066】
図示されてはいないが、スクリーン部材(1230)は自体の摩擦力を利用して 、離隔状態を維持することができ、これ以外にも離隔装置又は距離調節部として油圧シリンダー、空圧シリンダー、アンテナレック、ソレノイド、コイルスプリング、形状記憶合金など様々なアクチュエータが使用でき、このような離隔装置又は距離調節部はスクリーン部材(1230)の外部又は内部に装着されることができる。
【0067】
スクリーン部材(1130)は、ディスプレイ(12)が形成された携帯電話(10)の正面に密着された状態で、接眼プレート(1220)及びスクリーン部材(1230)は離隔状態へ拡張可能である。そして、上述のように接眼プレート(1220)が離隔状態にある場合デスプレィ(12)を通して仮想現実機能を具現することができる。
【0068】
本実施例では転換ボディ(1280)が携帯電話(10)の長側面に形成されたガイドレール(1214)に沿って脱付着されるが、転換ボディ(1280)は長側面ではなく短側面のガイドレールを形成し短側面に平行な方向へ移動しながら脱付着されることができる。
【0069】
本実施例で説明された技術的特徴は他の実施例でも適用可能であり、当業者であれば、普通の創作能力を発揮し、他の実施例に合わせて変形することができる。
【0070】
図7は本発明の一つの実施例による折り畳み式仮想現実装置を説明するための斜視図であり、
図8は
図7の折り畳み式仮想現実装置の転換過程を説明するための側面図であり、
図9は
図7の折り畳み式仮想現実装置の拡張状態を説明するための側面図である。
【0071】
図7ないし
図9を参照にすれば、本実施例による折り畳み式仮想現実装置はディスプレイ(12)を含む携帯電話(10)を受容するケーシング(1310)及びケーシング(1310)にスライド移動及び回転移動が可能に装着される転換ボディ(1380)を含む。そして、転換ボディ(1380)はスクリーン部材(1330)及びスクリーン部材(1330)に装着される接眼プレート(1320)を含むことができる。
【0072】
図7ないし
図9による一つの実施例で、折り畳み式仮想現実装置はディスプレイ(12)を含む携帯電話(10)及び携帯電話(10)にスライド移動及び回転移動が可能に装着される転換ボディ(1380)を含む。そして、転換ボディ(1380)は携帯電話(10)の一側で回転しながら正面及び背面に密着された状態へ転換され、スクリーン部材(1330)及びスクリーン部材(1330)に装着された接眼プレート(1320)を含むことができる。
【0073】
ケーシング(1310)と転換ボディ(1380)はレールボディ(1385)を媒介に相互つながっている。具体的にレールボディ(1385)はケーシング(1310)の一側で回転可能に装着され、転換ボディ(1380)にはレール(1382)を通じてスライディング可能に結束されている。従って、転換ボディ(1380)はケーシング(1310)に対し、スライド移動及び回転移動が可能であり、メインボディ(1380)の正面及び背面の間で転換できる。
【0074】
図8で図示されているように、転換ボディ(1380)はレールボディ(1385)に沿ってスライド移動が可能であり、レールボディ(1385)と一緒に回転移動が可能である。従ってスライド移動及び回転移動を通じて前後方向を異なるようにしてケーシング(1310)及びケーシング(1310) に受容された携帯電話(10)の背面及び正面へ移動することができる。転換ボディ(1380)がケーシング(1310)及びケーシング(1310)に受容された携帯電話(10)の背面に密着された状態を維持する場合、ケーシング(1310)に受容された携帯電話(10)のディスプレイ(12)はマルチメディアのための映像又は使用者インタフェースを表示でき、ケーシング(1310)又は転換ボディ(1380)に通信モジュールが装着された場合には通信機器としても機能できる。
【0075】
このような状態で転換ボディ(1380)がケーシング(1310)及びケーシング(1310)に受容された携帯電話(10)の正面上に密着された状態を維持する場合、
図9のように接眼プレート(1320)が離隔状態に拡張されることができ、スクリーン部材(1330)も複数のスクリーン筒を利用して拡張されることができる。
【0076】
図示されてはいないが、スクリーン部材(1330)は自体の摩擦力を利用して 、離隔状態を維持することができ、これ以外にも離隔装置又は距離調節部として油圧シリンダー、空圧シリンダー、アンテナレック、ソレノイド、コイルスプリング、形状記憶合金など様々なアクチュエータが使用でき、このような離隔装置又は距離調節部はスクリーン部材(1330)の外部又は内部に装着されることができる。
【0077】
スクリーン部材(1130)がケーシング(1310)及びケーシング(1310)に受容された携帯電話(10)の正面に密着された状態で、接眼プレート(1320)及びがスクリーン部材(1330)は離隔状態へ拡張されることができる。そして、上述のように接眼プレート(1320)が離隔状態にある場合デスプレィ(12)を通して仮想現実機能を具現することができる。
【0078】
本実施例では転換ボディ(1380)がメインボディ(1310)の長側部に装着されたガイドレールボディ(1385)によって位置を転換するが、転換ボディ(1380)は長側部ではなく短側部のレールボディ或いはその他の構造を形成し、短側部で位置を転換することもできる。
【0079】
以下では開示された実施例による仮想現実装置を活用できる様々な例を具体的に説明する。
【0080】
上述したのと同じく、以下で述べられる実施例で仮想現実装置は少なくとも一つのプロセッサとディスプレイを含むコンピューティング装置、ディスプレイに表示される仮想現実映像を視聴するための装置、コンピューティング装置と仮想現実映像を視聴するための装置が一体として結合された装置、仮想現実映像を視聴するための装置が別途のケースに具備され、コンピューティング装置を受容する形態で構成されるケース及び携帯電話を包む携帯電話ケース形態、または少なくとも一つのディスプレイを含むケースなど様々な形態の装置及びこのような装置の組み合わせをすべて含む意味として使われる。
【0081】
例えば、以下で説明する仮想現実装置の活用方法らは、コンピューティング装置又はコンピューティング装置を受容するケースに含まれている少なくとも一つのセンサーと、コンピューティング装置又はコンピューティング装置を受容するケースに含まれた少なくとも一つのプロセッサで動作するアプリケーション、そして仮想現実装置とつながるサーバーで動作するアプリケーション中少なくとも一つによって遂行される。
【0082】
具体的に、以下で説明される動作らそれぞれ全部又は一部が仮想現実装置、モバイル端末、モバイル端末を受容するケース及びサーバーを含む全ての種類のコンピューティング装置及びその周辺機器とその組み合わせによって遂行される。
【0083】
本明細書の実施例で説明する特定の実行らは一つの実施例として、如何なる方法でも実施例の範囲を限定するものではない。明細書の簡潔さのため、従来の電子的構成ら、制御システム、ソフトウェア、上記システムらの他の機能的側面の記載は省略することができる。又、図面に図示された構成要素間の線の連結又は連結部材らは機能的に連結及び/又は物理的或いは回路的連結を例示的に表したもので、実際装置では代替可能か追加の多様な機能的連結、物理的連結、又は回路的連結らとして現れることができる。又“必修的”“重要に”などのように具体的言及が無ければ本発明の適用のため必ず必要な構成要素でないこともありうる。
【0084】
実施例の明細書(特に特許請求の範囲で)で“上記”の用語及びこれと類似した用語の使用は単数及び複数両方に該当するものでありうる。又、実施例で範囲(Range)を記載した場合、上記範囲に属する個別の値を適用した発明を含むものとして(これに反する記載がない限り)、詳細な説明で上記範囲を構成する各個別的な値を記載したのと同じである。最後に実施例で他の方法を構成する段階に対して明らかに順序を記載するか、反する記載が無ければ、上記段階らは適切な順序で行われられることができる。必ず上記段階らの記載順序によって実施例が限定されるのではない。実施例ですべての例又は例示的な用語(例えば等々)の使用は単純に実施例を詳しく説明するためのものとして、特許請求範囲によって限定されない限り上記の例又は例示的な用語に実施例の範囲が限定されるものではない。又、当業者は多様な修正、組み合わせ及び変更が付加された特許請求の範囲又はその均等物の範疇内で設計条件及びファクタによって構成されることを知ることができる。
【0085】
本明細書に含まれている多様な実施例らはそれぞれ再組み合わせされ、再配置されることができ、本明細書で説明又は図面によってその結合が明示された内容以外にも本明細書で開示された各構成が通常の技術者によって容易に結合されることが可能であれば、その結合又は本発明の範囲に属することとして理解される。
【0086】
明細書全体で、ある部分が他の部分と“連結”されているとした時、これは“直接的に連結”されている場合のみならず、その中間に他の素子を介在し“電気的に連結”されている場合も含まれている。同じく、ある部分が他の部分と有線又は無線で所定の信号をやり取りできる状態又は互いに“連結”されていることとして理解できる。
【0087】
本明細書で、仮想現実及び仮想現実映像はVR(Virtual Reality)及びVR映像に制限されるのではなく、仮想現実 (VR、Virtual Reality)と仮想現実映像、拡張現実(AR, Augmented Reality)と拡張現実映像、複合現実(MR, Mixed reality)と複合現実映像及び一般映像すべてを含み、又これらに制限されず、現実、仮想及び現実と仮想が混合されたすべての種類の映像を含む意味として使用される。
【0088】
また、以下で説明する仮想現実装置及び仮想現実装置と連結されるサーバーは人工知能を利用して学習及び動作し、それぞれの実施例に対して以下で説明される学習方法が適用されることができる。しかし、これは例示として提供されるものであり、開示された実施例に適用されるか、適用可能な学習方法は以下で説明される内容に限定されない。
【0089】
人工知能(Artificial Intelligence,AI)システムは人間の水準、又はそれ以上の知能を具現するコンピューターシステムであり、既存Rule基盤スマートシステムとは異なり機械が自ら学習し、判断してスマートになるシステムである。人工知能システムは使えば使うほど認識率が向上され、使用者の趣向をより正確に理解できるようになり、既存Rule基盤スマートシステムは次第にディープラーニング基盤人工知能システムに代替されている。
【0090】
人工知能技術は機械学習(ディープラーニング)及び機械学習を活用した要素技術により構成される。
【0091】
機械学習は入力データの特徴を自ら分類/学習するアルゴリズムの技術であり、要素技術はディープラーニングなどの機械学習アルゴリズムを活用して人間の頭脳の認知、判断などの機能を模写する技術として、言語的理解、視覚的理解、推論/予測、知識表現、動作制御などの技術分野で構成される。
【0092】
具体的に、ディープラーニングは色々な非線形変換技法の組み合わせを通して高い水準の抽象化(abstraction、多量のデータ或いは複雑な資料の中で核心的な内容又は機能を要約する作業)を試みる機械学習(machine learning)アルゴリズムの集合として定義される。ディープラーニングは大きな枠で人の思考方式をコンピュータに教える機械学習の一つの分野として理解することができる。
【0093】
あるデータがある場合、これをコンピュータが理解できる形態(例えば映像の場合ピクセル情報を列ファクタで表現するなど)で表現(representation)して、これを学習に適用するため多くの研究(如何にすればより良い表現技法が作れ、又如何にすればこれらを学習するモデルを作るかに対する)が進行されている。このような努力の結果で様々なディープラーニング技法が開発された。ディープラーニング技法らはディープ ニューラルネットワーク(Deep Neural Networks, DNN)、畳み込みニューラルネットワーク(Convolutional deep Neural Network、CNN)、回帰型ニューラルネットワーク(Reccurent Neural Network, RNN)及び深層Deep Belief Network(DBN)を例に挙げることができる。
【0094】
ディープ ニューラルネットワーク(Deep Neural Networks, DNN)は入力階層(Input layer)と出力階層(Output layer)の間に複数の隠蔽層で形成された人工神経網(Artificial Neural Network, ANN)である。
【0095】
図10はディープ ニューラルネットワークの構造を例示した図面である。
図10で各円は一つのパーセプトロン(Perceptron)を示す。パーセプトロンは幾つかの入力の値(Input)と一つのプロセッサ(processor)、一つの出力の値で構成される。プロセッサは幾つかの入力の値にそれぞれ加重値を掛けた後、加重値が掛けられた入力の値すべてを足し算する。その後プロセッサは足し算された値を活性関数に代入して一つの出力の値を出力する。もし、活性関数の出力の値として特定の値が出ることを希望する場合、各入力の値に掛けられる加重値を修正し、修正された加重値を利用して出力の値を再計算できる。
図10で各々のパーセプトロンは互いに異なる活性関数を使用することができる。又は、それぞれのパーセプトロンは以前階層で伝達された出力を入力として受け入れた後、活性化関数を利用して出力を求める。求められた出力は次の階層の入力として伝達される。上述のような過程を通じて最終的には幾つかの出力の値が得られる。
【0096】
ディープラーニング技法に対する説明に戻れば、畳み込みニューラルネットワーク(Convolutional deep Neural Network、CNN)は最小限の前処理(preprocess)を使用するように設計された多階層パーセプトロン(multilayer perceptron)種類の一つである。ニューラルネットワークは一つ又は幾つかの畳み層とその上に置かれた一般的な人口神経網の階層で形成され、加重値とプーリング層を追加に活用する。このような構造のおかげで、畳み込みニューラルネットワークは2次元の構造の入力データを十分活用することができる。又、 畳み込みニューラルネットワークは標準逆伝達を通じて訓練されることができる。 畳み込みニューラルネットワークは他のフィードフォワード人工神経網技法より簡単に訓練できる方で少ない変数の媒介変数を使用する利点がある。
【0097】
畳み込みニューラルネットワークは入力映像に対して 畳み込みとサブサンプリングを交互に遂行することで入力映像から特徴を抽出する。
図11は 畳み込みニューラルネットワークの構造を例示した図面である。
図11を参照にすれば、 畳み込みニューラルネットワークは幾つかの 畳み込み階層(Convolutionallayer)、幾つかのサンプリング階層(Subsampling layer, Lacal pooling layer, Max-pooling Layer)、完全連結層(Fully Connected layer)を含む。畳み込み階層は入力映像(Input Image)に対して畳み込みを遂行する階層である。そしてサブサンプリング階層は入力映像に対して地域的に最大値を抽出して2次元映像をマッピングする階層で、局所的領域をもっと大きくし、サブサンプリングを遂行する。
【0098】
畳み込みニューラルネットワークではカーネル(Kernel size)、使用するカーネルの個数(即ち生成するマップの数)、及び 畳み込みニューラルネットワーク演算の際に適用する加重値のテーブルなどの情報が必要である。例えば入力映像の大きさが32×32で、カーネルの大きさが5×5で、使用するカーネルの数が20個の場合を例えてみよう。この場合、32×32大きさの入力映像に5×5大きさのカーネルを適用すれば、入力映像の上、下、右、左でそれぞれ二つのピクセル(pixel)にはカーネルを適用することが不可能である。なぜなら、
図12に図示されているように畳み込み計算過程で分かるように、入力映像の上のカーネルを配置した後、畳み込みを遂行すると、その結果の値である-8はカーネルに含まれた入力映像のピクセルの中でカーネルの中心要素(Center element)に対応するピクセルの値に決定されるからである。従って、32×32大きさの入力映像に5×5大きさのカーネルを適用して畳み込みを遂行すると28×28大きさのマップ(Map)が生成される。前述で、使用するカーネルの個数が20個の場合を仮定したため、一番目の畳み込み階層(
図11のC1-layer参照)では合計20個の28×28大きさのマップが生成される。
【0099】
サブサンプリング階層ではサブサンプリングするカーネル大きさに関する情報、カーネル領域内の値の中、最大値と最小値のなかで何方を取るかに関する情報が必要である。
図13はサブサンプリング過程を図示した図面である。
図13を参照にすれば、サブサンプリングするカーネルの大きさが2×2で、カーネルの領域に含まれた値の中で最大値を選択するように設定されていることがわかる。8×8大きさの入力映像に2×2大きさのカーネルを適用すると4×4大きさの出力映像が得られる。即ち、入力映像に比べて大きさが1/2に縮小された映像を得ることができる。
【0100】
ディープラーニング技法に関する説明に戻れば、回帰型ニューラルネットワーク(Reccurent Neural Network, RNN)は人工神経網を構成するユニット間の連結がDirected cycleを構成する神経網のことを意味する。回帰型ニューラルネットワークは順伝播型ニューラルネットワークとは異なり、任意の入力を処理するため神経網内部のメモリーを活用することができる。
【0101】
Deep Belief Network(DBN)とは機械学習で使われるジェネラティヴ・グラフィカル・モデル(generative graphical model)で、ディープラーニングでは潜在変数(latent variable)の多重階層で形成されたディープ ニューラルネットワークを意味する。階層間には連結はあるが、階層内のユニット間には連結がないという特徴がある。
【0102】
Deep Belief Network(DBN)は生成模型という特徴上、先行学習に使用されることが可能で、先行学習を通じて初期加重値を学習した後、逆伝播又は他のアルゴリズムを通じて加重値の微調整ができる。このような特性は訓練用データが少ない時とても有用で、これは訓練用データが少なければ少ないほど加重値の初期の値が結果的なモデルに与える影響が強くなるためである。先行学習された加重値の初期の値は任意で設定された加重値の初期値と比べて最適な加重値に近くなり、これは未調整段階の性能と速度向上を可能にする。
【0103】
上述した人工知能及びその学習方法に関する内容は例示のため叙述したものであり、以下で説明される実施例で利用される人工知能及びその学習方法は制限されない。例えば当業界の技術者が同じ課題解決のために適用できるすべての種類の人工知能技術及びその学習方法が開示された実施例による仮想現実装置、方法及びそのシステムを具現するのに活用することができる。
【0104】
開示された例による仮想現実装置は実施例の一部又は全部で使用者の脳波を利用することができる。脳波はその周波数によって大きくデルタ波、シータ波、アルファ波、ベータ波及びガンマ波に区分される。
【0105】
仮想現実装置は使用者の脳波を獲得するため少なくとも一つのモジュールを含む。
【0106】
例えば、開示された実施例による仮想現実装置は使用者の脳波を獲得するため少なくとも一つの脳波検査(Electroencephalogram、EEG)装置を含むことができる。EEG装置は対象体(使用者)の脳の活動による電気活動を測定するもので、使用者の脳の活動による電気信号によって発生する脳波を収集し、測定できる。
【0107】
また、開示された実施例による仮想現実装置は使用者の脳に脳波に対応する刺激を与えられる少なくとも一つの脳刺激モジュールを含むことができる。
【0108】
例えば開示された実施例による仮想現実装置TMS(Transcranial Magnetic Stimulation、 経頭蓋磁気刺激術)装置を含むことができる。TMSは神経系に対しる非侵襲的治療方法で、薬物治療又は侵襲治療をせずに神経系疾患を治療し、脳に刺激を与えられる長点がある。TMSは磁場変化を利用して対象体(例えば、使用者の脳)に電気的刺激を与えることができる。
【0109】
開示された実施例による仮想現実装置は、脳波測定及び脳刺激の正確度及び精密度を高めるために、のMRI映像を測定することができる少なくとも一つのモジュール又は装備を含むことができる。
【0110】
MRI装備は脳の構造及び脳のネットワークシステムの形態に関する情報が獲得でいるが、その順序を決めるのは難しい。しかし、脳波を活用すればその順序に対する情報も獲得することができる。
【0111】
MRIシステムは特定の強さの磁場から発生するRF(Radio Frequency)信号に対するMR(Magnetic Resonance)信号の強さを明暗の対比で表現して対象体の単層部位に対するイメージが獲得する機器である。例えば、対象体を強力な磁場の中に置いた後、特定の原子核(例えば水素原子核等)だけを共鳴させるRF信号を対象体に瞬間的に照射して中断すると上記の特定の原子核からMR信号が放出されるが、MRIシステムはこのMR信号を受信してMRイメージを獲得することができる。MR信号は対象体から放射されるRF信号を意味する。MR信号の大きさは対象体に含まれている所定の原子(例えば水素等)の濃度、弛緩時間T1、弛緩時間T2及び血流等の流れなどによって決定されられる。
【0112】
MRIシステムは他のイメージング装置とは異なる特徴を含む。イメージの獲得が感知ハードウェア(detecting hardware)の方向に依存するCTのようなイメージング装置とは異なり、MRIシステムの任意の地点へ指向された2Dイメージ又は3Dボリュームイメージが獲得できる。また、MRIシステムはCT,X-ray, PET及びSPECTとは異なり、対象体及び検査者に放射線を漏出することなく、高い軟部組織(soft tissue)対照度を持つイメージの獲得が可能で、非正常的組織の明確な模写が重要な神経(neurological)イメージ、血管内部(intravascular)イメージ、筋骨格(musculoskeletal)イメージ及び腫瘍(oncologic)イメージなどが獲得できる。
【0113】
具体的に、一つの実施例によるMRIシステムはガントリー(gantry)、信号送受信部、モニタリング部、システム制御部及びオペレーティング部を含む。
【0114】
ガントリーは主磁石、勾配コイル、RFコイルなどにより生成された電子波が外部へ放射されることを遮断する。ガントリー内の内腔(bore)には静磁場及び磁場勾配が形成され、対象体を向かってRF信号が照射される。
【0115】
主磁石、勾配コイル、RFコイルはガントリーの所定の方向に沿って配置されることができる。所定の方向は同軸の円通方向等を含むことができる。円通の水平軸に沿って円通内部へ挿入可能なテーブル(Table)上に対象体が位置可能である。
【0116】
主磁石は対象体に含まれている原子核の磁気双極モーメント(Magnetic dipole moment)の方向を一定な方向へ整列するための静磁場又は静磁気場(static magnetic filed)を生成する。主磁石によって生成された磁場が強く均一であれば、均一であるほど対象体に対して比較的に精密で正確なMR映像を獲得することができる。
【0117】
勾配コイル(Gradient coil)は互いに直交するX軸、Y軸及びZ軸方向の勾配磁場を発生するX,Y,Zコイルを含む。勾配コイルは対象体の部位別で共鳴周波数を互いに異なるようにして誘導し、対象体の各部位の位置情報を提供することができる。
【0118】
RFコイルは患者にRF信号を照射して、患者から放出されるMR信号を受信することができる。具体的に、RFコイルは、歳差運動をする患者内に存在する原子核に向かって、歳差運動の周波数と同じ周波数のRF信号を転送した後、RF信号の転送を中断し、患者内に存在する原子核から放出されるMR信号を受信することができる。
【0119】
上述したMRIシステムの構成は例示のため提示されたもので、本明細書で磁気共鳴映像を得るために利用するシステムの構成はこれに制限されない。
【0120】
開示された実施例によれば、仮想現実装置は使用者の頭に着用され、使用者の脳波及びMRI映像の中少なくとも一つを獲得するためのヘルメット形態の装備を含むことができる。
【0121】
例えば仮想現実装置はヘルメット形態の装備と結合されたゴーグル形で構成できるが、これに制限されるものではない。
【0122】
図16は仮想現実装置及びこれと結合されたヘルメット形態の装置を図示した図面である。
【0123】
図16を参照にすれば、使用者(10000)が仮想現実装置(10100)及びヘルメット(10200)を着用している一つの例が図示されている。
【0124】
図16のヘルメット(10200)に対して、前後の方向が表示されたのは説明の便意のためであり、如何なる事項もこのような表記により制限されない。
【0125】
図16を参照にすれば、仮想現実装置(10100)及びヘルメット(10200)と一体として構成でき、夫々独立した装置として構成され、互いに繋げられることも可能である。
【0126】
図16を参照すれば、ヘルメット(10200)は使用者(10000)の脳波を測定するための一つ以上の脳波モジュール(10220)を含む。脳波モジュール(10220)は使用者(10000)の脳波を測定するために利用される少なくとも一つの電極或いは脳波感知センサーを含む。一つの実施例で脳波モジュール(10220)はヘルメット(10200)の内部の隅々に具備され、使用者(10000)の脳波を測定するのに利用される。
【0127】
一つの実施例で、脳波モジュール(10220)は使用者(10000)の脳を刺激できる少なくとも一つの電極或いは電流モジュー又は磁場発生モジュールをもっと含むことができる。
【0128】
一つの実施例でヘルメット(10200)は小型化されたMRI装置(10210)を含むことができる。
【0129】
MRI装置(10210)は上述したようにガントリー(gantry)、信号送受信部、モニタリング部、システム制御部及びオペレーティング部を含む。MRI装置(10210)は上述した構成要素がヘルメットの大きさに小型化されたものである。
【0130】
MRI装置(10210)に含まれるガントリー(gantry)は主磁石、勾配コイル、RFコイルなどにより生成された電子波が外部へ放射されることを遮断する。ガントリー内の内腔(bore)には静磁場及び磁場勾配が形成され、対象体を向かってRF信号が照射される。主磁石、勾配コイル及びRFコイルはガントリーの所定の方向に沿って配置されることができる。所定の方向は同軸の円通方向等を含むことができる。
【0131】
一般的なMRIシステムには円通の水平軸に沿って円通内部へ挿入可能なテーブル(table)が含まれ、対象体はテーブルの上に位置する。しかし
図16に図示された実施例によるとMRI装置(10210)はヘルメットに具備されるため、使用者(10000)の頭部にヘルメットが装着され、ヘルメットは使用者(10000)の頭に対するMRI映像を獲得するのに利用される。
【0132】
以下では開示された実施例による仮想現実装置及び上述した脳波測定及び脳刺激装置を利用して遂行できる実施例に対して具体的に説明する。
【0133】
一つの実施例で仮想現実装置は使用者の脳波を利用して自動車、家電製品、パソコン等仮想現実装置と直接又は関節的に通信可能なすべての種類の装置を制御することができる。
【0134】
本明細書で仮想現実装置が遂行するそれぞれの動作は仮想現実装置に貯蔵されるか、仮想現実装置から接近可能な人工知能に基礎して遂行できる。
【0135】
本明細書で、仮想現実装置に対する使用者の入力は使用者の脳波を利用して獲得される使用者の入力を含む概念として理解できる。
【0136】
以下で“仮想現実装置”は脳波測定及び刺激のための装置(例えばヘルメット形態の装置)を含む概念で理解される。
【0137】
一つの実施例で仮想現実装置は脳波を利用して写真撮影を遂行することができる。例えば、仮想現実装置は脳波を利用して使用者が撮影を希望する方向と視点に関する情報を獲得し、撮影を遂行する。又、仮想現実装置は脳波に加えて、使用者の焦点、瞳の一及び動き、目の周辺の筋肉の動き及び使用者が眺める方向に関する情報、停滞時間中少なくとも一つを利用してより正確な方向及び時点に自動で撮影を遂行することができる。
【0138】
一つの実施例で仮想現実装置は脳波を利用して使用者の頭の中の特定視点を映像化することができる。例えば、仮想現実装置は使用者の脳波から使用者の過去の思い出、必要な記憶を思い浮かばせることができる。仮想現実装置は人工知能を利用して使用者の脳波から確認された情報に対応するデータベースを検索、類似したパターンのイメージ及び映像又は既存に貯蔵されたイメージ及び映像を獲得する。又仮想現実装置は普段の使用者の脳波パターン及びデータベースに貯蔵された映像及び脳波のパターンに対するマッチング、類似性の情報を活用して獲得される使用者の脳波パターンに対応するイメージを獲得又は推定できる。この時、過去の場面を生成する時、一致を意味するパターンと不一致を意味するパターンを認識して、場面を一つずつ完成していくこともできれば、類似した画像も具現可能である。
【0139】
又、使用者に特定のイメージ又は特定の情報を提供した時、使用者が知っている情報或いは見たことのあるイメージの場合、既存記憶を思い出すことにより発生する脳波のパターンが存在する。開示された実施例による仮想現実装置はこのような脳波パターンを獲得することで使用者に特定のイメージ情報を提供し、使用者が既に知っている情報(又はイメージ)であったかどうかに対する情報を獲得することができる。例えば、これは嘘探知機に利用できる。例えば、犯人に被害者の写真を見せるか、事件現場に対するイメージ或いは情報を提供した後、使用者の記憶に対応する脳波パターンの活性化の可否を判断することで使用者の嘘を探知することができる。
【0140】
引いては、開示された実施例による仮想現実装置は使用者が眺めるイメージ、使用者の考え、使用者の行動及び使用者の状態それぞれに対応する脳波パターンを貯蔵することができる。このように獲得されたデータベースを利用して、仮想現実装置は使用者の脳波を測定するだけで使用者の考えを読んだり、行動を予測したりすることができる。この時、過去と現在の類似性のパターンのみを抽出及び分析することで目的の邪魔になるパターンが除去でき、これは人間の普段のパターン情報を比較分析資料として活用できる。
【0141】
この場合、データベースを構築する際に、仮想現実装置は使用者が実際経験したり、行動したりしたことに対するカテゴリー別細分化測定情報を分類することができ、目的の邪魔をして獲得される情報、例えばいきなり望んでいないクラクションの音に対する反応などをフィルタリングすることで、ノイズを除去することができる。
【0142】
一つの実施例で、人の脳波は毎日少しずつ異なることができ、健康状態によっても変わりうる。開示された実施例による仮想現実装置はこのような違いを考慮し、所定の誤差の範囲を補正して正確な脳波情報か獲得できる。例えば特定の記憶に対応する脳波と多少相違する脳波が獲得されても使用者の状態変化を考慮して所定の範囲内の脳波は同一な脳波として処理することができる。
【0143】
厳密に、ミクロ世界に入れば、人間は昨日の人間と今日の人間は別の人間であり客体である。従って、脳波の発信、パターンも毎日少しずつ変わっているといえる。何かの行動をする時、脳波の固有のパターンがあり、これを連続性で一定の水準以上一致し、同一な人であると認め、使用するたびに、仮想現実装置は脳波のパターンを貯蔵、変化された脳波のパターン体系を元の体系に合うように自動補正し、脳波の命令体系を自動に補正することができる。
【0144】
開示された実施例による仮想現実装置及びそれに伴う脳波測定装置は動物の脳波を測定ためにも使用可能である。
【0145】
仮想現実装は動物に装着された脳波信号をつかみ、動物の行動様式と比較、分析して動物の状態、例えば飢え、怒り、寂しさ、楽しさ、退屈、理性に対する好感、肯定、拒否、不快、汚さ、綺麗さ、眠さ、休憩、運動欲求、好奇心、無関心、交感欲求などを人間の言語に通訳して提供することができる。又、このためのデータベースを獲得するために様々な設定及び動物の種による実験を遂行して、種別に異なるデータベースを構築するか、特定標準値を構築し、種に関係なく脳波測定を通じて動物の状態や言語が通訳できるデータベースを構築することができる。これには表情と行動パターン分析が含まれることができる。
【0146】
以下の実施例で仮想現実装置は使用者の多様な行動に基づいたヒストリーと各々のヒストリー対応する脳波を貯蔵してデータベースが構築可能である。仮想現実装は構築されたデータベースを活用して、使用者の脳波から多様な情報が獲得できる。
【0147】
一つの実施例で仮想現実装置は使用者の既存記録を基に使用者が望んでいたもの(例えば検索記録、通話記録、購買履歴等)を脳波とマッチングしてデータベースを構築することができる。仮想現実装はデータベースを利用して、現在使用者の脳波パターンとデータベースに貯蔵された脳波パターンに基礎して使用者が欲しがっているものに関する情報を獲得することができる。又、仮想現実装は使用者の脳波パターンに対応するイメージが判断でき、判断されたイメージなどに基づいて、使用者が希望する誕生日プレゼントや旅行地などに対す情報を獲得することができる。又仮想現実装置は使用者が何かの商品を見たとき受信される肯定的なパターンなどに対する情報を収集して、上記した情報を獲得することができる。
【0148】
同じく、仮想現実装置は使用者の希望事項を解決することができ、使用者の普段の悩みの固有のパターンと現在使用者の脳波パターンを比較、使用者の普段の悩みが分かり、悩み解決に役に立つことができる。さらには使用者の自殺又は犯罪行為等特定の行為との脳波パターンを比較して使用者が誤った行為をすることを事前に防ぐことができる。
【0149】
仮想現実装置は使用者の脳波を分析し、使用者がゲームをしている中で感じる好感、むかつき、欲説、ストレス、疲労度、ゲーム時間、ゲーム欲求、中毒性などを分析、ゲーム予防の技術として使用可能である。例えば仮想現実装置はゲームプレイを終了又は停止するか、ゲーム時間の調節及び配分などを遂行することができる。
【0150】
一つの実施例で仮想現実装置は使用者の睡眠中の脳波を分析することができる。仮想現実装置は使用者の睡眠中の脳波に基礎して使用者の熟眠度、疲労度、寝不足、夢見る時間等、睡眠時間に対する情報を定性分析することができる。仮想現実装置は分析結果に基づき使用者が眠って、起きる時間に対する情報を獲得することが可能であり、その間に睡眠時間の生態リズムと睡眠の質などを分析して提供することができる。
【0151】
仮想現実装置は使用者の身体部位別健康上の異常有無が判断でき、ベッドと枕及びマットレスのような寝具類に具備された少なくとも一つの脳波センサーを利用して使用者が睡眠中に自然に脳波を獲得することができるように構成できる。
【0152】
仮想現実装置は使用者の睡眠習慣、睡眠の質及びそれに伴う疲労度等を分析して必要な助言を使用者に提供することができる。これには睡眠に役に立つ脳波、音波を睡眠帯、イヤホン、枕、ベッド等多様な器具と連動又は独自的に提供でき、又、必要な時間に睡眠に役に立つような脳波を提供するか、睡眠から起きらせる脳波が提供可能である。
【0153】
仮想現実装置は使用者の脳波を利用して仮想空間又はイメージフィイルなどに色を塗ることができる。例えば仮想現実装置は使用者の脳波に基礎して使用者が欲しい位置に希望する色を塗ったり、変更したりすることができる。この具現には後述するすべての生体的認識方法が組み合わせられる。
【0154】
さらには、仮想空間内で仮想現実装置は使用者の脳波に基礎して周辺の人々の髪の色を変えることができる。同じく、仮想現実装置は仮想空間内で使用者の脳波に基礎して使用者の想像を具現することができる。
【0155】
仮想現実装置はマッサージチェア等マッサージ機器と連動できる。仮想現実装置は使用者の脳波を分析して部位別選択マッサージ、反復マッサージ機能、時間配分、強弱の調節、冷温湿布(チムジル)、引き締めなどの調節、振動、遠赤外線高周波放出及び調節等様々な形態でマッサージ機器を制御することができる。
【0156】
仮想現実装置は室内IoT環境と連動して、使用者の脳波に基礎して室内環境を調節することができる。例えば、使用者が、寒気がするとエアコンの電源を切るか、風の強さ、温度のレベル変更、湿気の除去、香りの発生機能などもエアコンを通じて具現可能である。又使用者が暑さを感じると暖房を切り、使用者がエアコン又は暖房を見ながら電源が入ってほしい或いは切れてほしいという信号を発信しると暖房、エアコンに装着された認識装置と連動でき、仮想現実装置が脳波を感知してエアコン又は暖房機を制御することができる。ここには汗など使用者の生体情報も利用でき、これには他の外部の機器を動員することも可能である。これは睡眠中にも感知及び作動可能である。
【0157】
また、仮想現実装置はエアコン及び暖房機など冷暖房装置と連動し、人の数、寒気を感じる脳波の測定値、時間帯、季節、天気などに基づき、自動に室内温度を調整することができる。
【0158】
仮想現実装置は温風機又はヒーターなどを制御及び利用しても上記の機能が具現できる。
【0159】
仮想現実装置は自身又は他人の考えを読むことができる。これに仮想現実装置は使用者が自分の考えを他人に見せたくない場合或いは嘘をつきたい場合、実際使用者の考えとは違う偽装された考えに対応する脳波を相手に伝えることができる。
【0160】
仮想現実装置に加えて、脳波連結の時、脳内の多様な形態のチップ或いは脳から多少離隔された部分に着用するウェアラブル・アクセサリーが使用できる。ウェアラブル・アクセサリーは少なくとも一つのセンサー又はコンピューティング装置を含むことができ、ウェアラブル・アクセサリーは例えばヘアーバンド、イヤリング、時計、腕輪、ネックレス、その他アクセサリーが含むことができるが、これに制限されない。
【0161】
仮想現実装置は使用者の声紋或いは脳波に基づき使用者の意思(又は真意)を鑑定することができる。又、仮想現実装置は使用者の声紋或いは脳波に基礎して認証が遂行できる。従って仮想現実装置は使用者の脳波に基礎して送金作業を遂行することができる。
【0162】
例えば、仮想現実装置は使用者の脳波に基づき、又は使用者の目付き、動作、生体情報とその他の行動と脳波を共に使い、使用者が特定の他人に送金しようとする意志(例えば、相手に対する情報、送金額、口座情報、暗号パターン入力意志、確認等)を把握して、脳波を利用して認証を遂行した後、認証に成功すると該当する他人に対して送金することができる。
【0163】
同じく、仮想現実装置は使用者の脳波を利用して商品を購買し、金額を支払う動作を遂行することができる。仮想現実装置は仮想空間で使用者の脳波を利用してほしい商品を選択し、購買及び決済まで遂行できる。現実では使用者の脳波及び行動を通じて対象の決定及び認証を通じてPOS装置等に対する決済が遂行できる。
【0164】
開示された実施例で、仮想現実装置は仮想貨幣財布を管理することができる。例えば、仮想現実装置はサーバー或いはクライアントに位置する仮想現実財布を管理、保管及び移動させられ、使用者の生体情報(例えば、動作、虹彩、手相、制脈パターン、指紋、声紋、使用者の位置、使用者の移動方向と切れることのない連結パターンか、交通手段べつ時間の組み合わせ、結果値の分析、顔の形を含む生体情報、脳波等)に基づいた認識及び認証を遂行した後、作動されることができる。
【0165】
人は時間が経つにつれて成長又は老化により、身体の状態が変化し、毎日の健康状態等によっても身体の状態が異なる。従って、同一人物でも昨日の人と今日の人、今日の人と明日の人が異なりうる。
【0166】
従って、使用者の脳波パターン又は、持続的で或いは状況によって変化することができる。脳波は脳に含まれているニューロン間の信号の伝達とそれによって具現される既設定されたアルゴリズム又は後発効果であることも可能であり、又は動作を遂行することによって現れる電気信号であることもありうる。従って同一人物が同一な動作をしても脳波のパターンは毎度少しずつ異なることもありうる。
【0167】
開示された実施例で使用者の脳波パターンが常に少しずつ異なることを前提にする。従って、使用者の脳波を分析する時、データベースに貯蔵された脳波パターンと比較するものの、完全同じ脳波パターンを探すのではなく、ある程度誤差を勘案して脳波パターンを比べるようにする。
【0168】
仮想現実装置は、使用者の脈拍と呼吸も感知できる。使用者の脳波は脈拍及び呼吸の中、少なくとも一つを利用して、仮想現実装置は使用者の感情とそれぞれの感情に対応する反対感情を判断する。
【0169】
さらには、仮想現実装置は使用者の声紋及び筋肉の微細な動きに基づき、使用者の感情を判断することができる。
【0170】
具体的に、仮想現実装置は仮想又は現実での使用者の顔の表情、筋肉の動き、身振り、目回りの筋肉脈拍、瞼、体温、息の音、声紋、音声の生物学的、バイオ現象と脳波を総合的に測定し、使用者の気分を分析して表現することができる。
【0171】
又、仮想現実装置は使用者の脳波を分析して、相手に人の感情をパーセントで伝達でき、相手の感情を読むこともできる。従って、仮想現実装置は相手の使用者に対する関心度が判断でき、お互いに好感があるかの可否を予め知ることができる。
【0172】
又、仮想現実装置は使用者の脳波に基礎して、使用者の頭が良し悪し、怠け、まじめ等使用者の属性に関する情報を獲得することができる。
【0173】
開示された実施例で仮想現実装置は使用者の脳波を増幅させるため脳波増幅機を含むことができる。脳波増幅機の種類は制限されることなく、仮想現実装置はより正確な脳波の測定のため頭蓋骨内部に、脳の近くに具備される少なくとも一つの脳波感知センサーモジュールを含むことができる。
【0174】
開示された実施例で、仮想現実装置は使用者の脳波を利用して、各種外部機器或いは乗り物を操作することができる。仮想現実装置は仮想空間及び現実空間で各種外部機器及び乗り物が操作できる。
【0175】
人によっては脳波パターンは異なりうる。しかし、データが累積するとディープラーニングを通じて学習を遂行し、場合によるパターンの類似性を導出することができる。例えば、相互異なる人でも同じイメージングを見るとき類似したパターンの脳波が少なくとも一部発生することがあり得て、仮想現実装置は学習を通じてこのような特徴を導出、個人化されたデータベースがなくてもある程度の脳波認識が可能になることができる。
【0176】
図17は一つの実施例によって、脳波モジュールを含む仮想現実装置を図示した図面である。
【0177】
図17を参照にすれば、仮想現実装置(11000)は接眼プレートを含めて、使用者の顔と接触する接触部に沿って一つ以上の脳波モジュール(11100)が具備される。脳波モジュールは使用者の脳波を感知するため少なくとも一つの電極或いは脳波感知センサーを含む。脳波モジュール(11100)の設置部位には制限をおかない。
【0178】
一つの実施例で、脳波モジュール(11100)は使用者の脳波を増幅できる脳波増幅機と、脳波に含まれている雑音を除去するための雑音除去モジュールを追加に含むことができる。
【0179】
一つの実施例で、脳波モジュール(11200)は仮想現実装置(11000)のバンド部分にも具備できる。脳波モジュール(11200)は仮想現実装置(11000)のバンド部分に具備され、使用者の顔又は頭状と近いところに配置され、使用者の脳からの脳波を感知、増幅して、雑音を除去するのに利用できる。
【0180】
一つの実施例で、仮想現実装置(11000)のプレートの一側部分に取っ手が具備され、使用者は取っ手を利用して仮想現実装置(11000)の外壁をスライディングして張ることができる。
【0181】
一つの実施例で、仮想現実装置(11000)は接眼プレートに少なくとも一つの通空(11300)が形成されることができる。通空(11300)はカメラ又は少なくとも一つのセンサーを利用して使用者の目或いは目回りの周辺筋肉の動きなどを認識するのに使用される。
【0182】
仮想現実装置は着用した使用者が仮想の目標物の方向を設定する時、瞳の動きを認識することができる。さらには、仮想現実装置は使用者の眼球周辺の白目と目の筋肉、具体的に上と下瞼の筋肉の動きを認識することができる。
【0183】
一つの実施例で、仮想現実装置(11000)は使用者の目の筋肉の動きを認識するための一つ以上のセンサーが通空(11300)の内部又は側面(11500)に形成されることができ、レンズ周囲に沿ってセンサーが漏出される通空(11600)が形成されることもできる。
【0184】
又、仮想現実装置は使用者の瞬き、眼球の動きによる白目及び瞼と目の周辺の筋肉の動きなどを認識することができる。仮想現実装置はこれを活用して使用者が眺める方向又は視線が移動する方向を分析して仮想現実装置の映像に反映することができる。
【0185】
さらには、仮想現実装置は使用者の頭、肩線、腰、胴体、足首、膝、足等の動き又は方向に基づき、使用者が移動しようとする方向を予測し、該当する方向へ仮想のアバター或いは使用者が移動するようにすることができる。例えば、使用者が仮想空間で移動しながら、特定の方向へ移動しようとする動きを始めると同時に仮想現実装置はこれを認識し、使用者が動きを終える前、すでに仮想空間の使用者かアバターが該当する動きによる動作を遂行するように制御できる。従って使用者は動作を直接することなく、自分の意思によってアバターを制御するか、使用者が実際動ける速度より速くアバターが動くように制御することができる。
【0186】
又、仮想現実装置は上述した方法及び使用者の目の角度と距離、そして、脳波の認識を通じて使用者が眺める対象を確定することができる。これを通じて仮想の中の物を動かしたり、クリックに準じる行為、確認、チェックなどをすることができる。
【0187】
又、仮想現実装置は使用者の目及び目の周辺身体部の動きと状態を分析して、使用者の視力低下(例えば、上下眉毛の間隔が狭くなったり、瞳孔の大きさが変わったり、目がよく見えなくなって眉間を寄せる等)の可否が判断でき、又、光による瞳孔或いは虹彩の変化に基づき、使用者の眼球の状態が判断できる。
【0188】
開示された実施例で仮想現実装置は脳波判断の誤謬或いは使用者がしばらく他のことを考えたりするなどの誤った脳波判断による誤作動を防ぐために、一つ以上の取り消し可能な段階を遂行することができる。例えば、運転中に誤った想像、雑念又は周辺の予想外の状況による間違った制御が遂行される恐れがある場合、仮想現実装置はこれを判断してボタン、音声入力、多様な顔のパターンとジェスチャー、うなずき、瞬き及びその他身体的行為などの方式で該当の命令を本当に実行するかの可否又は命令の取り消し、命令の遂行を中断できるオプションを提供することができる。
【0189】
同じく、仮想現実装置は脳波を利用して誤った命令を修正することもできる。仮想現実装置は使用者の命令と周辺の状況、現在進行状況などを判断して、使用者の脳波による命令が誤った命令かどうかを判断することができる。
【0190】
開示された実施例で仮想現実装置は使用者の脳波を分析して使用者が別途の命令をしなくても、使用者が希望する空間へ移動したり、使用者が希望する命令を事前に判断したりして遂行できる。
【0191】
一つの実施例で、仮想現実装置は使用者の脳波、視線、ジェスチャー及びその他入力に基礎して使用者の意思を判断し、これに対応する位置又は場所に関する情報を提供することができる。又、仮想現実装置は使用者の意思に対応する仮想の位置に使用者を瞬間指導させられる。
【0192】
開示された実施例で仮想現実装置は脳波を分析するにあたって雑音(ノイズ)を除去する機能が遂行できる。例えば、データを蓄積するにおいて使用者の脳波が周辺の車の音のような雑音に対する反応によるノイズを含むことができる。従って、全体の脳波の中でも、周辺刺激による反応に対応する脳波を除去し、普段使用者の脳波パターンに対応する、即ち、使用者の脳波パターンであると判断される脳波パターンのみを抽出して、抽出された脳波パターンに基づいて分析を遂行することができる。
【0193】
人の脳波パターンはすべて微細に異なるため、仮想現実装置はこれによる差異点を学習化、地図化、細分化及びコード化して、各使用者による最適なコードパターンを学習して提供することができる。
【0194】
各々の使用者別に最適化されたコードパターンは仮想現実装置に貯蔵されるだけでなく、外部サーバー或いはクラウドサーバーに貯蔵することができる。これは使用者が他の仮想現実装置、又は電子機器を利用する場合にダウンロードされて提供でき、どこでも使用者に合うように個人化された脳波分析が提供可能である。
【0195】
同じく、使用者の脳波資料を貯蔵及び分析し、これを標準命令体系に変換して伝達できるUSB形態の貯蔵機器を利用することができる。USB装置が外部機器に挿入されると、外部機器は使用者に対して個人化された脳波分析及びその他個人化されたサービスの提供ができ、仮想現実装置にもUSBを挿入、連結して内蔵可能なシステムに具備することができる。
【0196】
仮想現実装置は使用者から空間と標的などを観察する脳波を分析して商品購買、標的の位置チェックに仮想現実の空間を通じて活用できる。
【0197】
脳波はそれぞれ担当する領域によって相違に区分可能である。例えば、色彩のみを管轄、反応する脳波もあり得て、イメージだけを管轄する脳波もありうる。これによって、仮想現実装置はこれを区分して、多様な分野で活用できる。例えば、仮想現実装置は山、水、海、船等特定イメージを分析することができ、別途に音、文字、触感、味覚、光、暗さ、嗅覚など、大きさ、面積、距離、縦横角度、空間、重さ、速度、過去、未来、時、分、秒、年、月等時間概念、仮想と現実の空間概念、記憶等各部分を特定することができる。例えば、実験を通じて又は分析結果資料を利用することができる。
【0198】
即ち、仮想現実装置は一つの脳波ですべてを得るのではなく、それぞれの細分化された内容に対して、それぞれ細分化された脳波を分析して、一つ一つ異なるデータとして適応し、学習して、各分野でより優先的に適応する脳波及びそれによるモデルを利用したり、夫々の脳波情報に対する加重値(パーセント)をより高く付与する等様々な形態で脳波を細分化して分析することができる。ここには使用者の生体情報も結合されることができる。
【0199】
又、仮想現実装置は仮想又は現実の中の画面と使用者の脳波パターンデータを分析して、数値化し、今後の命令を獲得するために使用することができる。例えば、イメージの色彩、面積、動きなどそれぞれのデータを数値化してデータベース化することができ、使用者の脳波と比較してそれぞれの内容を分析できる根拠にすることができる。
【0200】
例えば、コーラがあると仮定しよう。この場合、空間を測定する脳波を先に抽出して対象体が缶或いは瓶かを判断することができる。又、色彩を利用してコーラであることが判断でき、商標を分析して、面積、大きさなどそれぞれの要素を別途に分離して判断することができる。
【0201】
又、細部的内容であればあるほど、後に判断して、まず、重要な分類から判断して、少ない判断過程でも対象を認識することが可能になる。
【0202】
具体的な例で、上述した例をすべて適用することはもちろん、例えば、仮想現実装置は使用者に山をみせて脳波を測定して、海を見せて脳波を測定することができる。又、山と海を合成して測定も可能である。又、風景の中の木の位置を移動したり、東西南北へ移動するなど多様な変化による脳波パターンの測定を通じて脳波に関するデータベースを構築することができる。これには使用者の活動生活による脳波分析を貯蔵、分析、組み合わせ及び適用することができる。その後、新しい情報を適用する時、これを基により誤差を縮めて正確に脳波による命令を認識して遂行することが可能になる。
【0203】
一つの実施例で、仮想現実装置は使用者の心配、怒り、うつ病、ストレス、驚き、不安定、緊張などの脳波を測定して、音楽、映像、対話、音波、脳波などで治療できる。又、ここには様々な外部機器が連動できる。
【0204】
一つの実施例で、仮想現実装置は使用者の無気力、眠さ、緊張、記憶力減退など、学習能力に関係する脳波を測定することで、学習に妨害となる脳波を測定する時、集中と覚醒のために最適された音楽、対話、音波、脳波などで微細に脳波を調整することができる。又、ここには様々な外部機器が連動できる。
【0205】
又、仮想現実装置は運動、読書及びその他助言など使用者の状態を好転させるための助けを提供することができる。
【0206】
仮想現実装置は使用者が痛みを感じる時、幸せ、安定、平和、安楽、恍惚、オルガズム等様々な感覚を脳波で刺激したり、脳が刺激できる音声、映像、音波などが提供できる。
【0207】
同じく、使用者のストレスが感知された場合、上記のような刺激が提供でき、これは使用者の皮膚温度、皮膚抵抗、脳波パターンなど使用者の身体状態変化に基礎して感知することができる。
【0208】
仮想現実装置は体の色々なところに装着できるウェアラブル・アクセサリー形態の脳波分析を利用して特定の疾病に対応する位置、又はパターンの脳波が測定される場合、それに対応する疾病の可能性を判断して提供することができる。状態が危急の場合、仮想現実装置は主治医或いは119、又は周辺の知人に使用者の状態を伝播することができる。
【0209】
仮想現実装置は人にそれぞれ異なる脳波パターンを特定刺激の映像とそれに従う反応と対応して貯蔵する。以降、使用者が同一な脳波に対して特定の脳波パターンを見せる場合、例えば、ゲームを始めてログインしたり、特定の命令を遂行したりするなどの場合、反復的動作がなくても、自動に脳波パターンに基づき、同一な動作を遂行することで、手続きにかかる時間を短縮し、使用者にとって煩わしい動作を繰り返さなくても済むようにする。この時、仮想現実装置は使用者のパターン、生体イメージをデータコピーして技術具現に適用することができる。
【0210】
仮想現実装置はまた、始めて接する類似した映像にも、上記データベースを活用することができる。この時、新しい脳波パターンを獲得し、そこから行動部分とパターン部分を分離して、各パターンに対応する命令を遂行するために活用することができ、新しい画面にも使用者が希望する行動を仮想現実装置が自ら処理することが可能になる。例えば、初めて経験するゲームでも、加入(登録)及びログインが可能であり、直ちに使用者マッチングを通じたゲームを開始可能にすることができる。
【0211】
開示された実施例で仮想現実装置は脳の少なくとも一部を活性化できる脳活性化センサー或いは脳波発信センサーが装着されるか又はバンドを追加に含み、脳を活性化させられるセンサーを個別的に、また頭部バンドなどに具備され、使用者の脳の隅々を刺激することができる。
【0212】
使用者は脳が活性化されることにより、嘘、関心、無関心、集中、疲れ、幸福、怒り、興奮など各種の情報をより強力に発することになり、仮想現実装置は測定を通じて使用者の状態を正確に判断できる。これによる周期的な脳の活性化及び観察を利用して使用者に対する疾病の診断も可能である。例えば、使用者の特定の身体部位がよくなければ、これに抵抗するためのストレス性の表現が脳を通じて発散でき、仮想現実装置はこれを分析及び測定することができる。
【0213】
仮想現実装置は、音、光、聴覚、視覚、嗅覚、味覚など周囲の環境或いは怒り、興奮、不安、ストレス、憂鬱、ストレス等感情環境を排除し、使用者の音声に対応する脳波パターンのみをマッチングしてデータベース化することができる。仮想現実装置はデータベースを利用して使用者の脳波パターンに対応する音声が獲得でき、使用者の脳波を音声に変換して外部又は相手に伝送できる。
【0214】
即ち、仮想現実装置は音声と関連した脳波を除いたその他の脳波を除外し、これを利用して使用者同士の間でテレパシーが可能になるように学習を遂行することができる。即ち、外部環境によって反映された脳波パターンは除去して、場合によっては感情の脳波パターンも除去した状態で、使用者が頭の中のイメージ化する部分又は文字、言葉(音声)などを仮想現実装置は伝送したり、イメージ、文字、音声などで伝送を受けることができ、これを送受信できる外部機器を通じて仮想現実装置と連動、技術を具現できるようなる。連結される周辺機器としては、脳波センサーを付着した帽子、ヘッドホン、イヤリング、イヤリング形態の結合体、眼鏡、補聴器、ヘアピン、髪の毛の形の人造毛髪、形態、その他ヘアアクセサリー形態、イヤホン、脳波測定センサー、スピーカー、カメラ、距離測定センサー、接触感知センサー、赤外線センサー、対応感知センサー、冷温調節モジュール、ファンモジュール、リモコンモジュール、電気衝撃モジュール等各種センサー又は環境調節手段及びIot装置及びこれを制御するための通信手段などを含むことができるが、これに制限されるのではない。
【0215】
又、仮想現実装置は相手の表情と声紋、実施例による脳波を利用して相手が嘘をついているかどうかの可否が判断できる。
【0216】
仮想現実装置は実際又は仮想空間で、特定の図形或いは線などのイメージ形態それぞれに対応して、反応する使用者の脳波を測定及びデータベース化して、それに基づいて使用者の脳波を利用して特定の命令を遂行したり、絵を描いたりすることができる。例えば、仮想現実装置は仮想空間で使用者が特定のボタンを眺めながら押すとイメージすると、該当する脳波に対応してボタンを押すこととして処理することができ、仮想のパレット或いは空間に使用者が絵を描くことを思うと脳波に対応するイメージが描けられる。
【0217】
一つの実施例で、仮想現実装置は使用者の脳波に基礎して、使用者の知能が評価できる。又、これは使用者の適正な素質を判断するためにも利用できる。
【0218】
例えば、仮想現実装置は使用者が特定の単語を覚えたり、何かの内容を記憶したり、空間感覚、数理分析など特定な種類の頭脳活動をするのに必要な時間を分析して、該当する頭脳活動をする過程で得られる満足度などを脳波に基礎して分析できる。又、使用者の音楽、美術、運動神経等芸体能感覚を分析して、成就度及びそれに伴う満足度を脳波に基礎して分析できる。
【0219】
これに基づき、仮想現実装置は使用者の進路(適正)を案内したり、使用者に足りない部分を見つけ出したり、コーチングしたりすることができる。
【0220】
例えば、仮想現実装置は、特定の刺激に反応する固有の脳波パターンを分析及びコピーすることで、使用者の脳を複製することができる。従って行動パターンを類推、推論できる。複製された脳は各々の刺激に対する反応例が全て貯蔵されているから、複製された脳波使用者の脳と同じ行動ができる。従って仮想現実装置は人工知能複製頭脳を完成することができる。人工知能複製頭脳を利用すれば、自然人に近い人工知能が作れる。又、ロボットと人間の骨格を利用すれば、人工知能ロボット或いは人造人間を作ることができる。
【0221】
仮想現実装置は脳波による命令移行作業中、使用者が一時的に体が痒いか、外部刺激(騒音)によるノイズであると判断された脳波が感知された場合、特別な危険が感知されない限り、これは使用者の意思に反すると判断、これを即時反映して従わず、使用者の既存の意思通り作業を遂行することができる。
【0222】
仮想現実装置は実際空間で使用者の脳波を測定して脳波に含まれている情報に基づき仮想空間内で使用者の動きを遅くまた速くしたり、歩いたり、走ったり、飛行したりする等、使用者の脳波に基づき仮想空間内で使用者の動きを制御することができる。従って、使用者は仮想空間で思いのままに動ける。
【0223】
一つの実施例で、仮想現実装置はバンドを利用して頭に装着される。
図17に図示されているようにこのようなバンドは脳波をスキャンできる少なくとも一つのモジュールを含むことができる。
【0224】
仮想現実装置は仮想空間で仮想の保管箱を用意し、使用者が希望するある種類の仮想客体が貯蔵できる。例えば、仮想貨幣財布を含む金庫、買い物かご、仮想空間内の物、イメージデータなどが貯蔵できる。使用者はこの保管箱、ためるイメージなどを発想、これを試みることで、脳波で保管箱に貯蔵することができる。
【0225】
仮想現実装置は脳波を利用して使用者を特定の仮想空間に移動させることができる。例えば、使用者が野球、サッカー、ボーリング、ビリヤード、バトミントンなどのスポーツを思い浮かばせると、使用者は仮想空間で該当する競技場へ入場できる。
【0226】
仮想現実装置はそれぞれの種目による使用者の固有の脳波を測定することができる。仮想現実装置は使用者の脳波に対応する仮想の場所へ使用者を移動させる。
【0227】
ゲーム或いは運動をする時、これに伴う各種の行為に対して、仮想現実装置は上述した方式でそれぞれに対応する脳波データを蓄積して、データベースを構築することができる。
【0228】
仮想現実装置は構築されたデータベースに基づき、脳波を利用した命令体系が作り出せる。
【0229】
例えば、仮想現実装置は使用者の脳波によって使用者をゲーム、バスケットボール、スキー、格闘技、武芸、スケート、ゴルフ、ビリヤード、ボーリング、バトミントン、スカッシュ、卓球、テニス、射撃、乗馬、陸上、体操、釣り、山登り、ラフティング、バンジージャンプ、モーターサイクル、狩り、ゲーム、スクーバ、スポーツカー運転、ウィンドサーフィン、スノークリング、パラグライディング、ハングライディング、水泳、ダイビング、ヨット、ボート、競馬、カヌー等の仮想の運動空間に入場させたり、運動、学習、音楽、SNS,買い物、天気、ニュース、金融、映像、芸術、医療、育児など入場したいと思う仮想空間または使用しようとするサービスのイメージを思い浮かばせるだけで使用者に該当するサービスを提供することができる。
【0230】
仮想現実装置は実際空間で電源ボタンなどの入力による振動を感知して仮想空間内でこれに対応する装置のONができる。
【0231】
又、使用者の脳波状態を常時感知し、使用者が特定のイメージを浮かばせると直ちに仮想現実装置に電源が入り、電源が入ると同時に使用者を特定の仮想空間へ入場させられる。
【0232】
一例で、仮想現実装置は使用者から過去のある日付けの時点に対する記憶を獲得すると、使用者を記憶に対応する過去の仮想空間に入場させることができる。
【0233】
仮想現実装置は脳波を測定して、連結可能な多様な装置を制御するIot機能を含む。仮想現実装置或いはIoT装置は使用者のノイズに該当する脳波信号に対する命令遂行又は伝送が拒否可能であり、これには危険要素、誤作動要因を感知する時にも該当する。
【0234】
又、特定位置(例えば、家)に具備されたIoT装置又は仮想現実装置は特定の使用者の固有の脳波だけに基づき、制御されるように設定できる。
【0235】
仮想現実装置は使用者の脳波を常時監視するものの、新しい学習能力の障碍、記憶喪失、以前と異なる方向感覚、使用者が非正常的な行動をしたり、普段はすぐ思い出せるものを長時間思い出せなかったり、頭脳の中で行為の遅延現象など異常状況の脳波が感知されると使用者のアルツハイマーの可否を疑い及び診断することができる。
【0236】
仮想現実装置は使用者の目が疲れたり、眼球乾燥又物が二重に重なって見えるなどの症状が現れたりした場合、脳波を利用してこのような変化が感知することができる。具体的に仮想現実装置は使用者の視力など視覚領域に該当する脳波パターンをメインにしてセンサー感知器を調整することができる。仮想現実装置は目の部分に対応する脳波が出る部位の脳波センサーに優先順位を与えることができる。
【0237】
一つの実施例で、仮想現実装置は使用者の脳波パターンを利用して電子機器などをロック又は解除することができる。例えば、使用者別に固有化された脳波パターンを利用して生体認証を遂行するか、脳波を分析して少なくとも一つの暗証番号を獲得することができる。
【0238】
仮想現実装置一つ以上の脳波センサーを利用するが、使用者の部位別測定値の基準を異なるように適用することができる。脳波センサーは使用者の部位別に測定された深層的脳波の値を分析して使用者の命令を分析するのに使用できる。
【0239】
脳波センサーを部着した電子機器は帽子、ヘッドホン、イヤリング、イヤリング形態の結合体、眼鏡、補聴器、ヘアピン、髪の毛の形の人造毛髪形態、その他ヘアアクセサリー形態で提供でき、携帯電話及びケースと連動、脳波で携帯電話及びケース機器を作動させることができて、外部機器と情報信号のやり取りができる。又、衣類との結合も可能である。
【0240】
仮想現実装置は脳波を利用して使用者の遭難、埋没、火事など危険が感知された場合、最も近い知人か官庁に救助の信号が送ることができて、知人の端末の電源が切れている場合、電源が入ると最優先に本情報が知らせられるようにすることができる。
【0241】
仮想現実装置は自己共鳴パターンが獲得できる装置を含むことができ、獲得された自己共鳴パターンに基づき、命令が遂行できる。
【0242】
仮想現実装置では使用者は特定の映像を見ることができ、この時、脳波で特定の映像部分又はメニューなどを拡大することができて、仮想現実装置はそれに基づいて簡単に命令の入力を受けて遂行することができる。ここで、目と関係する生体認識によっても命令を遂行することができる。
【0243】
仮想現実装置は仮想空間で見えるスウィッチ或いはボタンを拡大して制御が容易にすることができる。
【0244】
仮想現実装置は使用者の脳波を利用してロック解除機能の遂行が可能で、映像の中のパターンと文字盤、数字盤などを見て特定のパターンを入力することができる。仮想現実装置は使用者から自分だけのイメージ(例えば、ピラミッド、リンゴ、自動車、恋人等)を想像するパターの脳波を獲得して認証を遂行することが可能である。又、一般的な物理暗証番号と結合して、暗証番号を物理的に押すのと一緒に脳波を利用し、認証が同時に遂行できる。
【0245】
睡眠中枕又は付着センサーなどから脳波が感知された場合、仮想現実装置は使用者が悪夢を見たり、その他安定できない不安定な脳波パターンが検出されると、電気をつけたり、音、振動などの機能で起こすことができたり、美しい音楽、平穏な音楽或いはユーモア、家族、恋人などの音声をいれる等夢を変更することができるすべての要素を投入、いい夢を見るように誘導することができる。
【0246】
例えば、使用者が好きな音声を聞かせることで、これに対応する幸せな夢を見るように誘導でき、これを別の方向で適用すると外国語又はその他科目と関連した音声を聞かせることで、脳機能活性化を手伝うことができる。又、スポーツと関連した夢を見るように誘導して、所定の訓練効果を得るか、睡眠中治療、学習などを可能にすることができる。
【0247】
仮想現実装置は使用者の部位別脳地図を獲得して利用できる。仮想現実装置は使用者に多様な分野の適性検査と問題を与え、これを解決する過程でデータを蓄積して使用者の脳地図が完成できる。仮想現実装置はこれに基づき、使用者の才能、適正などが判断でき、この過程で脳波分析モジュールとMRI、脳波イメージなどが一緒に活用できる。
【0248】
仮想現実装置を利用して使用者の映像、触覚に対する反応速度、運動反応速度、身体部位別反応速度、課題解決速度など多様な情報が獲得できる。仮想現実装置は獲得された情報を取り集めて脳地図を作成し、平均的な人の脳地図と比べて特定の領域が不足すると該当する部分をもっと努力するようにするか、関連した職業は諦める方向に案内することができる。又、その反対の方向への案内も可能である。
【0249】
仮想現実装置は脳波を利用して使用者が特定の領域に対する頭がよくなるようにすることができる。
【0250】
例えば、仮想現実装置は使用者が機器を利用してデザインを強化するコンセプトですべての情報を分類して提供することができる。例えば、仮想現実装置は使用者に映像、放送、雑誌、展示会、芸術ニュース記事の提供などで、デザイン分野を拡大して提供し、映像、ニュース、雑誌などを提供する時、その中、デザインの比率を高めて提供する。
【0251】
同様に、買い物、使用者にレストラン、旅行地、サービスなどを提供する場合もデザインに集中して提供でき、使用者が追及するデザイン分野で新しいデザインが出るとそのイメージを提供して、特化、細分化して比率が高められる。又使用者に多様なデザイン課題を与えることができる。同じく、教育、学習サービスが提供できて、その解決過程でシナプス等その分野の脳機能を活性化して、脳機能が拡張させることができる。又、多様なデザイン的解決策を提示することができる。
【0252】
仮想現実装置はこれで使用者のデザイン関連脳機能を活性化させ、その領域を拡張させることができる。
【0253】
同様に仮想現実装置はスポーツ分野又学習コンサルティングでこのような技術を活用することができ、その結果を脳波分析を通じて周期的に使用者に提供することができる。
【0254】
仮想現実装置は使用者別にカスタマイズされた情報を設定して、使用者が希望する全ての分野に対してフォーカシング可能である。その分野はゲームはもちろん、数学、英語、外国語、囲碁、音楽、チェス、料理、異性交際、演芸、娯楽、暗記、分析、美術、パソコン、美容、建築などを含むことができ、これに制限されない。
【0255】
仮想現実装置は使用者が異性とデートを希望するのを脳波又は人工知能の分析に基づいて判断する場合、使用者が希望する理想形に対応する人物を使用者とマッチングすることができる。
【0256】
お互いに違う異性が相手を探している場合、それぞれの仮想現実装置は互いを自動探索して信号を送受信してマッチングさせることができる。
【0257】
マッチングの基準は人種、国籍、出会いの時間、財産、学歴、身体指数などで細分化できるがこれに制限されない。
【0258】
仮想現実装置はお互いに異なる使用者同士で趣味が同じか、特定の主題による討論に使用者が脳波を利用して参加するようにすることができる。又、仮想現実装置は使用者の仮想空間を構築して他の使用者を招待し、訪問した使用者に関する情報が獲得できる。
【0259】
仮想の個人空間はワンルーム或いは家のように活用され、他人が入場するためにはノックなどの信号を送らなければならないか、ブログ、ミニ・ホームページ、仮想のギャラリーなどの展示会としての活用もできて、訪問者を知ることができる。
【0260】
仮想現実装置は相手の表情、声紋、脳波等を分析して相手が自分が好きか、尊敬或いは無視しているか、大事に思っているかが分かる。これは異性間のデートのみならず、友達、ビジネスパートナーの同士でも利用できる。ここには感情濃度を任意のパーセントに数値化して、相手から受信したり、相手に使用者の完成を伝達することができる。
【0261】
仮想現実装置は使用者の脳波を分析して、使用者の考えをテキストに変換又はタイピンすることができ、音声で伝達することもできる。
【0262】
仮想現実装置は使用者が他人の身体を撮影した映像に基づき、必要な情報を提供することができる。例えば、健康情報又はダイエットの必要性、ダイエット情報などが提供できる。
【0263】
又、使用者の特定な目的によって検索命令をすると命令に従って、例えば、平均的な体重を超過する使用者の特徴を分析及び提供し、使用者を手伝うことができる。
【0264】
仮想現実装置は使用者の脳波を分析して、使用者が特定の食べ物が食べたいと思う時、これと関連する情報及び広告を使用者に提供できる。さらには、使用者が欲しい食べ物又は提供された広告に対応する飲食を自動的に代わりに注文することができる。
【0265】
仮想現実装置は飲食のみならず、使用者の考えを読み取り、使用者が欲しい全ての種類の製品に対する注文、購買、購買推薦及びサービス提供業者から提案を受けることを遂行することができる。例えば、図書、音楽、電子製品、衣類、靴、化粧品、自動車、旅行、学習、運動、金融、医療等を包括することができ、これに制限されず、すべての領域を包括することができる。技術具現においては、無線を含む全ての脳波関連機器と連結できる。
【0266】
仮想現実装置は使用者が特定の行動をする前に検出される脳波の信号パターンを学習して、使用者が特定の動作を遂行する前に、これを予測して、これに対応する機能の遂行ができる。例えば、使用者がパソコンのボタンを押す前、パソコンの電源を入れることができる。仮想現実装置は使用者の行動予測のみならず、周辺の物と前後の脈絡に基礎して使用者の予測される行動に対応する命令の決定ができる。この時、身体の行動パターン、生体反応と共に、空間に存在する3次元の外部環境も考慮して命令の遂行ができる。
【0267】
仮想現実装置は使用者の脳波を利用して、使用者の意思によって実際の画面又は仮想現実装置の画面を拡大又は縮小することができて、左右上下へ移動させたり、大きさを調節したり、本のページを巡らせたり、ズームイ・イン/ズーム・アウト等多様な映像制御を遂行することができる。
【0268】
仮想現実装置は爪、掌、拳、両手、指及び多様な手の形などを仮想現実装置画面に同時に表示でき、使用者の指の動きによって目標或いは目的を認識することができる。仮想現実装置は使用者が仮想空間内の特定目的物をタッチしたり、指したり、取ったりする場合、仮想空間内の目的物或いは全体画面が指の進行、動きと同時に又、使用者方向へ寄ってくるようにして、使用者が目的物を手でより速く指したり、取ったりするようにできる。動作の遂行の後、画面は原状復帰できる。
【0269】
仮想現実装置は手のみならず、瞼、白目、虹彩、瞳孔の動きを含めて、人体の全ての部位と脳波など多様な入力方法において制限しない。
【0270】
仮想現実装置は使用者の手を認識することにおいて、人の多い空間で、他人の手も認識することができる。この場合、使用者の手と他人の手を異なる色で表示または分離して認知し、他人の手による制御が遂行されないようにこれを分類することができる。
【0271】
仮想現実装置は使用者の画面を他人が盗み見る時、その視線を感知してこれを画面に表示するか或いは使用者に知らせることができる。同様に仮想現実装置は使用者ではなく、他人の視線によって制御されないように区分される。
【0272】
一つの実施例で、仮想現実装置は主使用者以外に、他の使用者の瞳孔を認識して、その動きを追跡することができる。仮想現実装置は他の使用者が画面を見ているのが認識された場合、自動的に電源を切ることで保安機能が遂行できる。
【0273】
仮想現実装置は使用者の夢、懐かしい人、想像など使用者が欲しい希望的な姿を思い浮かばせる時、出る脳波パターンを記憶して、同じ脳波を頭脳へ戻らせることで、使用者が希望する夢を見るように手伝える。又、反対の現象或いはその他必要とするところの目的に合わせ、脳波パターンを操縦及び利用することができる。
【0274】
仮想現実装置は無線機器と連動して、使用者の日常で測定される脳波をデータベース化できる。仮想現実装置はそのパターンを分析して個人の行動様式とそれによる脳波地図が獲得できる。仮想現実装置は他の機器等に接続する時もこれを参考にして命令をすることができ、獲得された脳波地図を他の機器でも獲得して使用者に個人化されたサービスを提供することができる。
【0275】
開示された実施例で使用者の脳波を測定する機器の種類は眼鏡、イヤリング、仮髪、ヘアーバンド、(ヘアー)アクセサリー、などを含むことができる。これに連動される機器としては、携帯電話、帽子、腕輪、時計、指輪、ネックレス、衣類、靴、ベルト、カバン、各種アクセサリー、バッジ、手袋、靴下、人造爪、財布、コンタクトレンズ、枕、ネクタイ―、フィン、ブートニエール、バンド等の形にすることができ、脳波増幅器は上述した機器を含み、体の色々なところに多様に脱着できる形態を持つことができる。上述した例示以外にも多様な形態及び種類の機器と一緒又は個別的に利用されることができる。
【0276】
仮想現実装置は使用者の脳波が増幅された状況でも、使用者が集中している対象ではない他の信号が除去できる。
【0277】
仮想現実装置は使用者の記憶と関連した脳波を分析して、以前撮影された日常の画面、映像と結合、実際記憶に対応する画面を構成して、見せられる。又、過去の写真等シードになれる情報を提供した後、使用者の記憶が蘇ることを感知、その内容を分析して映像化できる。
【0278】
仮想現実装置は使用者の脳波が状況又は時間によって変わることを記録して、これを利用して学習し、以降脳波が少しずつ変わってもこれに基礎して脳波パターン間の類似性を判断することができる。従って、仮想現実装置は使用者の脳波に対応する命令の認識度を高められ、これに基盤して全体命令体系の正確度を高めることができる。
【0279】
仮想現実装置は使用者から操縦のための命令を獲得する方法は様々だが、例えば、下記のような実施例が適用できる。
【0280】
例えば、仮想現実装置は使用者の指の動き及び指の形を認識して外部装置を操縦するための命令を獲得することができる。又、仮想現実装置は使用者の音声を認識できたり、仮想現実装置に具備されたカメラを利用して使用者の白目、虹彩、瞼、脳波及び瞳孔の動きを認識したら、使用者の頭の動きを認識して使用者入力を獲得したりすることができる。
【0281】
一つの実施例で、仮想現実装置は指の認識からもう一歩進歩して使用者の爪を認識することができる。例えば、仮想現実装置は使用者の爪の形及び色相特徴の中少なくとも一つに基づき、使用者の爪の位置を認識して撮影される映像から少なくとも一つの爪を認識、それぞれの位置及び動きに基づいて使用者入力が獲得できる。
【0282】
仮想現実装置は使用者の爪の位置を認識すると、以降使用者の爪の動きを追跡(Tracing)する。従って、使用者が手をひっくり返すか、指を畳んで爪が見えない場合でも、以前の位置及び動きに基づき、使用者の爪の位置を推定することができる。従って、仮想現実装置は使用者の爪の動きによる使用者入力を獲得することができる。
【0283】
一つの実施例で、仮想現実装置は最初に使用者に両手又は片手の中少なくとも一つの爪を見せることを要求することができる。例えば、仮想現実装置を着用して目の前に両手を開き、裏の面が撮影できるようにする。この時、仮想現実装置は使用者の手及び爪の形の特徴を記憶して、又爪の位置に対する追跡を始めて、使用者がどのような手の模様をしていても使用者の各爪の位置を推定することができる。
【0284】
又、仮想現実装置は指、手、又爪以外にも多様な対象の位置及び動きを認識して使用者入力を確認することができる。
【0285】
例えば、仮想現実装置は使用者の指輪、腕時計、又拳など特定の対象を認識、使用者入力を獲得することができる。
【0286】
一つの実施例で、仮想現実装置は使用者の選択によって命令を獲得するのに活用される物を決定することができる。例えば、仮想現実装置は映像内で使用者が指定する物の位置及び動きを追跡、使用者入力を獲得することができる。
【0287】
他の実施例で、仮想現実装置は使用者の身体及び使用者が着用した物の中で追跡が容易な特徴を持つ客体を自動に選択して、選択された客体の位置及び動きを追跡、使用者入力を獲得することができる。仮想現実装置は選択された客体に関する情報を使用者に伝達して、使用者が意識的に特定の客体を利用して入力を遂行するように誘導することができる。
【0288】
一つの実施例で、仮想現実装置は上述した方法によって使用者の脳波を獲得して、使用者の脳波を利用して使用者入力を獲得し、外部装置を制御することができる。
【0289】
上述した使用者の動きによる入力を獲得する方法は、多様な種類のシミュレーションを提供するのに利用できる。例えば、仮想現実装置は仮想現実映像及び使用者の動きによる入力に基づき、仮想の運転、組み立て、製作等実習経験を使用者に提供することができる。例えば、爪認識を利用する場合、少ない負荷で使用者の手の動きを判断することができるため、多様な実習経験を使用者に容易に提供することができる。
【0290】
一つの実施例で、仮想現実装置はドロンと連動して活用することができる。
【0291】
一つの実施例で、小型ドロンが仮想現実装置と通信して仮想現実装置を着用した使用者の頭の上を継続して、付きまといながら使用者を撮影するように構成することができる。
【0292】
これを通じて、使用者は1人称のみならず、3人称視点で自分の位置、動き及び日常等を記録して確認できる。使用者はドロンの位置と高さを制御することで、3人称視点の距離或いは方向の変更ができる。
【0293】
例えば、3人称視点で自分の頭の上又は前など多様な方向で自分をみながら自分の体と連動して移動しながら、自分が3人称視点を持つゲームの中の主人公になった感覚で自ら動きを制御することができる。これを利用してサバイバルゲーム、拡張現実、複合現実ゲーム等と結合することで多様なエンターテインメントサービスを提供することができる。
【0294】
又、これは運動選手の場合、自分の姿を3人称視点で見ることで実時間で自身の動きと姿勢を観察して強制するのに利用できる。
【0295】
一つの実施例で、仮想現実装置は実際撮影される映像の視点と異なる視点の映像を生成できた。例えば、仮想現実装置は正面に見える映像をより高い角度で見るのと同じ映像を生成して、生成された映像を仮想現実映像でも表示できた。この過程で、仮想現実装置は映像のデジタル化及び違う角度から眺めた映像のレンダリングを遂行することができる。
【0296】
上述した実施例で利用されるドロンは卓球ボール程度の大きさの小型で構成されるのが望ましい。しかし上述した例で利用されるドロンの大きさはこれに制限されない。
【0297】
又、上述した実施例で利用されるドロンは墜落による破損或いは負傷を防ぐため保護ケースを含むことができる。例えば、保護ケースはドロンが受容でき、空気が通じるメッシュで構成された球形で構成できる。
【0298】
例えば、
図14を参照するとドロン(8100)とトロン(8100)を受容する保護ケース(8110)が図示されている。しかしこれは実施例で提供されたものであり、ドロン(8100)と保護ケース(8110)の模様はこれに制限されない。
【0299】
一つの実施例で、(8100)とトロン(8100)を受容する保護ケース(8110)は少なくとも一つの光源を含み、暗いところでもドロン(8100)の位置を把握することが容易にできる。
【0300】
一つの実施例で、他の位置にあるドロンと連動して、連動されたドロンで撮影された映像を仮想現実映像に表示することができる。例えば、仮想現実装置は海外の観光地に位置したドロンと連動して、ドロンは仮想現実装置の移動速度及び方向に従って移動しながら観光地の映像を仮想現実装置に転送する。仮想現実装置は受信された観光地の映像を仮想現実装置に表示することができる。このために、観光地で仮想現実装置と連動されるドロンを貸し出しするドロン貸し出し業者が必要である。ドロン貸し出し業者はネットワークを通じてドロン貸し出し要請を受信し、決済が完了すればドロンを貸し出すことができる。
【0301】
又、開示された実施例によるドロンは自動航法機能を含み、これによってドロンから所定の距離内の障害物或いは他のドロンが位置していると判断された場合、互いにぶつからないように避けるか、他の方向へ移動できる。例えば、ドロンは所定の安全距離内で他の物体が存在しないように状態を維持しながら飛行できる。ドロンは使用者とも一定の自動離隔距離を置くことができ、他の人の位置を認識、同線を回避しながら飛行できる。
【0302】
一つの実施例で、ドロン(8100)は四方と上下の撮影ができる複数のカメラモジュール(8210ないし8310)をもっと含むことができる。例えば、ドロン(8100)は前を光角で撮影できる複数のカメラ(8210,8220及び8230)、後ろを光角で撮影できる(8250,8260及び8270)、側面を光角で撮影できる(8240及び8280)、ドロンの上部また下部を撮影できるカメラ(8290,8300及び8310)などを含むことができる。従って、ドロン(8210)は回転などを反転をしなくても四方と上下を撮影することができる。ドロン(8100)に配置されるカメラの位置と個数はこれに制限されず、多様な位置で数多いカメラが互いに異なる位置に配置できる。
【0303】
開示された実施例で仮想現実装置は生活の便意の機能も遂行できる。例えば、仮想現実装置は家、部屋の一部を撮影して撮影された映像で汚いか或いは掃除が必要な部分があると判断した場合、ロボット掃除機と通信してロボット掃除機が汚いか掃除が必要なところを自動に掃除するように制御できる。上述した実施例と同様に、使用者は仮想現実装置を利用してロボット掃除機に撮影される映像を確認するなど仮想現実装置で撮影されるか肉眼で確認されるロボット掃除機に対して制御命令が転送できる。
【0304】
一つの実施例で、仮想現実装置はきれいな状態の家の映像と撮影された家の映像を比較して汚くなった部分を自動に判断することができる。
【0305】
仮想現実装置は現在の実際の空間(例えば家、事務室)の床又は空気に汚染された部分を認識及び判断して該当する実際の空間の衛生状態及び汚染度を仮想空間或いは合成空間にも反映して、視覚化された情報が表示できる。使用者は表示された情報に基づき、掃除が必要な場所を判断するか、汚染の深刻性を判断することができる。
【0306】
又、衣服、靴下、枕、下着、帽子など多様な繊維製品の少なくとも一部の位置に超ミニ放水センサーが付着され、衣服の色による汚染度を判断しにくい部分の汚染度を判断したり、首の後ろのように使用者が普段認識するのが難しい部分の汚染の可否を判断することができる。仮想現実装置は繊維製品に付着されたセンサーを利用して各部分の湿度、汚染度、細菌密度等を分析して、洗濯時点、洗濯位置及び洗濯方法に関する情報が提供でき、洗濯機と連動することもできる。
【0307】
又、仮想現実装置は撮影される家、部屋の映像に基づき、以前に撮影された家映像又はロボット掃除機に貯蔵された家の地図に基づいて以前になかった障害物の位置を判断することができる。仮想現実装置は新しい障害物の位置、大きさ及び模様をロボット掃除機に転送してロボット掃除機がこれを避けて掃除を遂行することができる。
【0308】
又、仮想現実装置は蚊と蠅のような害虫の音を感知して小型ドロン或いはロボットを制御して害虫を捕獲することができる。ドロンは電気衝撃などを利用して、害虫が攻撃でき、ドロンに装着されたカメラで撮影された映像を仮想現実装置に表示できるようにして使用者はドロンに搭乗して害虫を攻撃するような体験をすることができる。
【0309】
一つの実施例で、小さいドロン又はロボットが自ら害虫の位置を判断して自動的に害虫を攻撃したり捕獲したりすることができる。
【0310】
又、仮想現実装置は周辺空気の汚染度を感知して、使用者が相対的に空気汚染度が低い清浄地域に案内できる。又、仮想現実装置は感知される空気の成分又は汚染物質の位置を視覚化して使用者に提供することができる。
【0311】
又、仮想現実装置は空気汚染以外にも空気中のオゾンの濃度、現在光の状態(例えば紫外線濃度など)等に対する情報を獲得し、獲得された情報を仮想現実映像を通じて視覚化できる。
【0312】
又、仮想現実装置は空気清浄機と通信して、周辺空気の汚染度によって空気清浄機の動作を制御することができる。又、空気清浄機には動力装置が具備され、仮想現実装置は汚染された空気がある処へ空気清浄機を移動sさせ、空気清浄機の動作を制御して、汚染された空気を浄化させることができる。
【0313】
又、これ以外にも発癌物質、アトピー発生物質等空気中に含まれている危険因子を感知して換気扇、エアコン、加湿器、又、除湿器などを制御して空気を浄化して、使用者を清浄地域に案内できる。
【0314】
又、仮想現実装置は家に設置された一つ以上のカメラとIoTシステムと連動され、カメラを利用して撮影された家を観察し、仮想現実画面の中で家電製品を制御することができる。例えば仮想現現実画面で見えるエアコンの操作パネルを操作すると実際に家にあるエアコンを制御することができる。又家に設置されたカメラは使用者の白目、虹彩、瞳孔或いは頭の動きによって移動または回転して使用者が自然に仮想現実の中の家を観察できるようにする。無論カメラが無しで、IoTシステムと連動して家電のオンオフ等家電の必要制御と連動など多様な機能が遂行できる。
【0315】
又、家に既に設定されていない客体が撮影されるか、感知される場合、使用者の仮想現実装置が情報を受信し、家の中の様子を表示することができる。
【0316】
又、仮想現実装置は家に設置されるか、住居空間の場合、仮想現実装置に具備されたガスセンサーを利用してガスを感知し、感知されたガスの位置及び模様を仮想現実装置に表示することができる。
【0317】
一つの実施例で、仮想現実装置は仮想の暗証番号入力画面が表示できる。例えば仮想現実装置は入力された暗証番号ドーアロックと連動され、暗証番号ドーアロックのキーパッドの上に数字配置が無作為で再配列された仮想のキーパッドを表示する。
【0318】
使用者の仮想現実映像に表示される仮想のキーパッドを利用して暗証番号を入力し、仮想現実装置は入力された暗証番号をドーアロックに転送して、ドーアロックは受信された暗証番号が合っていればロックを解除する。又、仮想現実装置は無作為に再配列されたキーパッドの各数字の位置に対する情報をドーアロック転送して、ドーアロックは再配列されたキーパッドの位置を利用して使用者が押す暗証番号を獲得することができる。
【0319】
この場合、他人が使用者の暗証番号を押す姿を盗み見たり、カメラ等の装置を利用して撮影したりしても、使用者が見ている仮想のキーパッド配列を知ることができないため、保安が維持される。
【0320】
又、実際ドーアロックのキーパッドと無関係に数字のみならず、多様な記号と文字が含まれた仮想のキーパッドを表示して、暗証番号を入力することができる。
【0321】
又、仮想現実装置を利用して暗証番号だけではなく、使用者の手の動き、ジェスチャーを利用してより様々なパターンの暗証番号を作ることができる。例えば暗証番号を押す手の模様を制限することも可能であれば、暗証番号を押した後、特定の手のジェスチャーを取らせるようにするなど多様な組み合わせができる。
【0322】
一つの実施例で、仮想現実装置は使用者のジェスチャーによって撮影される映像の少なくとも一部を特定して、特定された部分に含まれている客体を認識して、認識された客体に対する情報を検索して、その結果が提供できる。例えば使用者のジェスチャーは丸を描く動作或いは手で特定の客体を選択する動作を含めることができるが、これに制限されない。
【0323】
又、仮想現実装置は使用者の音声を認識して、撮影される映像で使用者の音声に対応する客体を認識することができる。例えば、使用者が一側面を眺めながら“木”と言っているのが認識された場合、仮想現実装置は撮影された映像で木に対応する客体を選択する。
【0324】
一つの実施例で、仮想現実装置はベッド又は布団を含み寝具と連動できる。仮想現実装置は使用者の睡眠パターン或いは寝床の形態を分析して、使用者の熟眠度、疲労度、バイオリズム又体重の変化を判断することができる。仮想現実装置は判断結果に基づいて使用者の熟眠を誘導するため温度、風及びにおいを制御したり、音楽を再生したりして、快適な寝床を作ることができる。
【0325】
仮想現実装置は使用者の音声を文字に変換でき、さらには使用者の唇を読んで(読唇)文字又は音声に変換できる。即ち、実際音を出さなくても、唇の動きだけで文字に変換でき、又、音声信号に変換することができる。このため仮想現実装置は唇を見れる位置に一つ以上のセンサーが付着されることができて、使用者の唇の模様を学習、技術具現に参考にすることができる。
【0326】
仮想現実装置は使用者の口癖、習慣などに基づいて個人化された学習が遂行できる。
【0327】
上述したシステムと関連した実施例でベッドのみならず、枕、マットレス及びカバー等様々な寝具にセンサー及び分析モジュールを含むことができる。さらには、布団、カバー、枕、マットレス等寝具にはバッテリー及び温熱装置が含められる。又、仮想現実装置は布団、枕、マットレスなどベッド及び寝具に含まれているほこりをチェックすることができる。又、ダニ、害虫、寄生虫などの存在の可否が判断できる。仮想現実装置或いはベッドシステムはこれに基づいてベッドを殺菌消毒することができる。
【0328】
又、ベッドに音声録音機能を遂行するためのモジュールを含めて、ベッドは香りを発生することができる。音声録音機能は使用者が話をする時のみ遂行でき、睡眠中使用者の鼾及び呼吸を分析するのに利用できる。
【0329】
ベッドには使用者の脳波を分析して、睡眠に良い波長を使用者に提供するための装置を含むことができる。又ベッドには色んなセンサーを利用して使用者の鼾、呼吸、寝返り、口臭、皮膚及び皮膚の老化度を測定或いは予測して提供できる。仮想現実装置はベッドから収集可能で、収集される睡眠時間、睡眠パターンなど各種情報を病院と共有できる。ベッドには睡眠中利用可能な酸素発生器も含まれることができる。
【0330】
一つの実施例でベッドの寝具(布団、枕)は少なくとも一つのセンサーを含め、これに基づいて使用者の体温、脈拍、息の音、声など睡眠状態をモニタリングして、モニタリングの結果を第三者に転送できる。第三者に転送された情報は貯蔵されるか、使用者の要請によって出力されることができる。又、使用者に緊急な異常状況が発生したと判断された場合、第三者又は病院、119などに緊急メッセージが転送できる。
【0331】
一つの実施例で、ベッドには使用者の動きを認識するため少なくとも一つのセンサーが含まれる。仮想現実装置はベッドに具備されている少なくとも一つのセンサーを利用して使用者の動きを判断し、使用者の動きがないか、微細な場合、使用者が寝込んだと判断して、周辺家電機器の電源を切ることができる。
【0332】
図18は一つの実施例による人工知能ベッドを図示した図面である。
【0333】
図18を参照にすれば、(12000)が図示されている。ベッド(12000)は開示された実施例によって、使用者の脳波を感知することができ、使用者の睡眠パターンを感知して使用者の睡眠健康に役に立つことができる。本明細書でベッドに関連して、記述されたすべての実施例は
図18に図示されたベッド(12000)に適用することができる。
【0334】
図18を参照にすれば、ベッド(12000)にはスライディンウォールが(12100)が具備される。
【0335】
スライディンウォール(12100)は状況によって折って綴れられてスライディングされベッド(12000)を取り囲めるような構造になっている。
【0336】
一つの実施例で、スライディングウォール(12100)は暗幕機能を持ち、昼にも暗い空間で睡眠が取れるようにする。
【0337】
一つの実施例で、スライディングウォール(12100)は防音機能を持ち、状況によってベッド(12000)の音或いは騒音が外部に漏れないようにすることができ、反対に外部の騒音が内部に流入されないようにすることができる。
【0338】
一つの実施例で、スライディングウォール(12100)は蚊帳としての機能もできる。
【0339】
スライディングウォール(12100)はこれら以外にも保温、保冷などの効果があり、普段は折りたたまれている状態で、必要な場合、スライディングされ、ベッド(12000)を包むことができる。
【0340】
一つの実施例でスライディングウォール(12100)はベローズ形態で構成され、普段はベッドの一側に具備されている受容部(12300)部分で畳まれた状態で保管され、使用の時は垂直に張られた後、ガイドレール(12200)に沿って開かれてベッド(12000)を覆うことができる。未使用の時は逆の過程で技術具現を提供することができる。
【0341】
又、スライディングウォール(12100)を上下移動させ、支え棒(12110ないし12120)の構造はスライディングウォール(12100)が受容部(12300)方向に畳まれた後、
図18で図示されたように折ってつづれるようなスライディング構造に構成され、使用しない時はベローズと共に下段部に移動して、ベッドの一側に具備された受容部(12300)で畳まれた状態で保管できる。
【0342】
スライディングウォール(12100)は手動で畳んだり、張ったりできて、アクチュエータを利用、油圧又は空気圧など多様な手段で自動にベッドの下段部から上がった後、モーターを利用して全自動で張られることができる。
【0343】
一つの実施例で、ベッド(12000)には少なくとも一つの赤外線殺菌モジュールが具備され、ベッドの衛生を維持するため利用できる。
【0344】
仮想現実装置は部屋の中、又は外部の濁った空気を感知して自動に窓を閉じることができる。又、換気扇、空気清浄機などを作動させることができて、制御することができる。又、アラムを提供する時、オーディオ、TV、照明などが連動され、一緒に調節できる。
【0345】
又、ムード照明、蛍光灯などが仮想現実装置と連動されて制御でき、音声命令によって制御できて、使用者がお酒を飲む場合、自動に少し暗い照明に変更したり、学習中には机の周辺を明るくしたり、テレビを視聴する時は少し暗くしたりするなど様々な制御ができる。
【0346】
仮想現実装置は冷蔵庫のセンサーと連動され、飲食の出入、匂い、開放の可否、腐敗の可否が判断できる。
【0347】
仮想現実装置は冷蔵庫内部の食品の種類別にその周辺の温度が調節できる。
【0348】
仮想現実装置は使用者の脳の中にチップを付着し、仮想現実装置と連結して使用者が悪夢を見る時には照明に電源を入れたり、各宗教の悪霊退治情報、音声、歌などを聞かせ、目を覚ませることができる。脳内に付着されたチップ以外にも、頭に付着されるパッド、枕など多様な種類の脳刺激装置が付着された部材が利用できる。脳刺激装置は脳波の感知はもちろん、入力された脳波を脳へ発散させることができる。
【0349】
仮想現実装置は無線イヤホンと連結され、使用者が睡眠中無線イヤホンを着用する場合、音、音声を伝達、睡眠中学習、脳波分析を通じてよい夢を見るように誘導する機能などが遂行できる。
【0350】
仮想現実装置は電源が切れている状況でも、使用者に重要な災難、ニュース、お知らせ、などが受信される場合、自動にブーティングされて関連画面を表示することができる。
【0351】
仮想現実装置は動物用としても制作できる。例えば、子犬がVR装置を被って他の子犬と遊んだり、散歩したりする感じを与えることができる。仮想現実装置の模様と位置は子犬の目の位置によって調整される必要がある。同様に子犬の顔の形状に従って模様が変わることもあり得て、子犬の首輪が仮想現実装置バンドとして活用できる。
【0352】
同じく、画面と連動して使用者が特定の位置に仮想で接触すると、触覚を提供することができる。このため、特殊の手袋、全身スーツのような周辺機器が活用できる。全身スーツは衣服、合成樹脂、金属、合成ゴム、構成素材、人造皮膚形態など様々な形態で構成できる。一つの実施例で仮想現実装置は上記の装置を利用して互いに異なる使用者が遠距離で相互作用するのと同じ触感を提供することができる。例えば、互いに違う位置にいる使用者が全身スーツ又は手袋の形のコントローラーを着用して仮想の空間で握手をする場合、互いに握手をする触感と圧力などがコントローラーを通して各使用者に伝達できる。
【0353】
一つの実施例で全身スーツは使用者の首と顔までも覆う構造で構成できる。これを通じて絞め、打撲、按摩、マッサージ、振動、冷温体験、パンピング、電気体験など画面と連動された多様な強弱調節及び部位別触感など多様な体験を感じらせることができる。
【0354】
一つの実施例で、手袋形態のコントローラーは使い捨てビニル手袋と類似した形態で、構成されることができ、その構成物として一つ以上の位置センサー、触覚など各種センサーが付着され、仮想現実機器と無線で連結され、使用者の微細な手の動きを認識することで、使用者が多様なジェスチャーが入力できるように補助できる。
【0355】
又、手袋形態のコントローラーが耐久性のある合成素材などで構成される場合、使用者に手袋形態のコントローラーを通じて、冷気、電気刺激、棘刺、温気、風など様々な刺激を提供することができて、これを表現するための装置が具備できる。
【0356】
又、手袋形態のコントローラーを利用して仮想現実機器は韓医薬情報に基盤した 手指鍼、灸治療が提供できる。
【0357】
又使用者が手袋形態のコントローラーを着用した手で実際空間の特定の物を掴むと仮想現実装置は該当する物を仮想空間内に挿入して表示することができる。
【0358】
上記した手袋形態のコントローラーは例示として提供されたのであり、手袋以外にも靴下、スーツ、下着、各種衣類など様々な形態のコントローラーが提供され、上記した実施例を遂行するため利用できる。上記の技術の例を具現するにあたって相互作用の交感、触感など、ロボット或いは人間を通しても提供できる。
【0359】
仮想現実装置の一側面に宗教的標識が用意でき、スライディングされる側面に夜光、LED,標識、広報マークなどを入れて、夜にも機械がよく見えるようにして、広報効果を得ることができる。
【0360】
図19は一つの実施例によってイヤホンが内蔵された仮想現実装置を図示した図面である。
【0361】
図19を参照にすれば、仮想現実装置(13000)の側面二重壁にイヤホンの収納部(13100)が具備できる。イヤホン(13300)はイヤホン収納スペース(13100)から引き出され、イヤホンの線(13200)は仮想現実装置(13300)の二重壁に具備されているローラーに巻き込まれた状態で、使用者がイヤホン(13300)を引っ張るとイヤホン(13300)と一緒に引き出される。
【0362】
一つの実施例で、上述したイヤホン(13300)の端の部分には顕微鏡或いは内視鏡カメラが付着されることができる。仮想現実装置はこれを利用して使用者の皮膚隅々を撮影して、使用者の皮膚疾患或いは使用者の頭の後部、首の疾患、耳の中の疾患などを撮影して判断できる。
【0363】
また、仮想現実装置はカラオケマイクを含み、使用者に仮想カラオケサービスを提供することができる。カラオケマイクは仮想現実装置のカバー内部又はイヤホンと同じ形態で二重壁内部にローラー形式で巻かれた状態で位置することもできる。
【0364】
一つの実施例で仮想現実装置は仮想カラオケの風、温度、湿度、電気刺激、触覚刺激などをウェアラブル装置又は独自的に共有することができ、仮想カラオケの歌、歌詞、音声に対応する映像と連動できる。例えば、仮想現実装置は歌の内容(歌詞)、雰囲気に合うように仮想カラオケの周辺環境を調節することができる。又、歌の歌詞に対応して、これに似合う映像を再生することができて、又、この映像に対応できるように仮想カラオケの環境を調節することができる。又、仮想現実装置はカラオケ機器及び付属物と無線で連結されることができる。この時マイクも含むことができるカラオケ機器に冷温調節手段、匂い、電気刺激、触覚刺激手段が具備できる。
【0365】
一つの実施例で仮想現実装置は使用者の鼻歌などの一部区間を歌うのを認識して、使用者が欲しい歌を検索して適用することができる。例えば、仮想現実装置は使用者が歌う鼻歌の音声に対応する歌を予約できる。
【0366】
一つの実施例で仮想現実装置は使用者が歌う鼻歌の音声のみで、歌を特定するのが難しい場合、普段使用者がよく歌う歌、使用者がよく聞く歌又は使用者の音楽趣向に基づいて検索対象を絞った後、使用者の鼻歌に対応する歌を選択することができる。
【0367】
一つの実施例で仮想現実装置は使用者の脳波に基づいて使用者が思う音楽に対する歌手の顔、音声、メロディー、歌詞、背景、リズム、歌、題目などに基礎して、使用者が探す音楽が検索できる。
【0368】
又、使用者が歌いにくい高音部分、速いラップ部分、難しい外国語歌詞などに対して、使用者の実際の声を除去して、使用者の声で、補助音声を出力することができる。
【0369】
一つの実施例で仮想現実装置はカラオケ或いは路上で聞こえる歌を編曲したり、別のジャンルに変更したりして、提供することができる。
【0370】
仮想現実装置は、実際又は仮想空間内で、ビリヤードをする時、ビリヤード・ボールの打たれる部位と強さ、角度などに対する情報を提供することができる。それによって、ビリヤードボールが移動する経路を表示してくれる。それによって使用者が実際に打ったボールの動きを記録し、提供された情報と比較してフィードバックが提供できる。
【0371】
仮想現実装置は、実際空間の映像と実際のビリヤードの台にセンサーを付着、仮想画面の中と連動、位置設定、スピード、力の強さ、角度、行為パターンなどを提供するコントローラーの役割を果たすことができるビリヤード装置(例えばビリヤード台)と共に、これらのため一つ以上の人の位置、形態、移動、速度、方向などが把握できるセンサーを置いて連動することができる。又、ジャンプ力、スピード、方向感覚、攻撃力、防御率などに関する情報を獲得することができる。これで、仮想現実装置は仮想のビリヤードシステムと結合することができる。仮想現実装置は使用者の視点を多様に調節できる。例えば使用者がボールとなり、立体的に衝突体験をすることもできる。
【0372】
又、仮想現実装置は実際、又は仮想のスポーツにおいて使用者の視線を地上、空中(バードビュー)など、様々に変更して提供することができ、各々のポジションの選手の位置、審判の位置に対応する視線で映像を適用することができる。実際の試合映像の場合、それぞれの選手と審判はこれを取るためのカメラを着用してプレイすることができる。又、仮想現実装置は使用者の視点を巨人又は小人の視点で変更でき、巨人の視点で物は縮小された概念で、小人の視点で、物は拡大された概念で、体積拡大、縮小でき、蠅、アリ、犬、猫など他の動物の位置及び運動方式に基礎した視点に変更、他の動物の視点を体験できるようにする。
【0373】
又、仮想現実装置は使用者或いは選手の動き、それによる成績、結果を分析して、提供することができる。又、使用者或いは選手の動きをスローモーションで提供するか、選手特有の行動を分析することができる。例えば使用者が選手のルーチン(癖)を分析して、攻略方法を提供及び改善方法を教えることができる。
【0374】
仮想現実装置は、多様な仮想のスポーツ体験を提供することができる。例えばバレーボールの場合、手袋など周辺機器を利用して提供することができる。テニスの場合センサーが付着されたテニスラッケトが仮想のテニスラッケトと連動されることができ、ボールがラッケトに当たる位置、使用者のスピード、腕の角度、攻撃目標、正確性、体力及びジャンプ力などに基づいて仮想でテニスがプレイできるようにする。上述した機能の具現において、使用者がする行為を第三者の視線で観察、パターン分析ができ、モデルとのミックシング映像を通じて、使用者の行為、技術を補正及び補完できる。即ち、テニス、ゴルフの以外にも、様々なスポーツ関連機能の具現において、上述したように第三者の視線位置で観察及びフィードバックを提供するシステムが提供できる。
【0375】
仮想現実装置は、仮想空間と実際が混合された複合空間を表示することができる。仮想現実装置は複合空間で使用者がプッシュ、タッチ、プレスなど、多様な方法で特定の電子機器を制御する場合、これに対応する現実の電子機器又はこれに制御されるようにすることができる。又、制御の方式には脳波、ジェスチャー、生体情報など多様な手段が利用できる。
【0376】
又、電子機器以外にも、複合空間は実際の空間とも連携できる。
【0377】
例えば、仮想で使用者がコップに任意の量だけ水を灌ぐと、実際に存在する給水装置と連携され、実際のコップにも同じ量の水が満たされるように制御できる。
【0378】
使用者が仮想現実空間で砂浜或いは砂利庭、坂道などを歩く時、実際と同じように感じられるようにする靴又は、踏み台形態の周辺機器が活用できる。又、使用者が実際に砂利を歩いている時、その感じを他の人にも伝えることができて、記録しておいた後、後で又体験することもできる。
【0379】
図20は一つの実施例による仮想現実体験用の靴図示した図面である。
【0380】
図20を参照すれば、仮想現実体験用靴(14000)は下に空気が注入できる風船形態の球体(14100)が一つ以上具備できる。仮想現実体験用靴(14000)は仮想現実装置と連動され、それぞれの球体(14100)に空気を注入又は抜くことで使用者にとって周辺環境の傾斜が変わるように感じらせることができる。例えば、仮想現実体験用靴(14000)前の方の球体に空気を注入すると、上り坂のような傾斜が経験できる。
【0381】
又、仮想現実体験用靴(14000)の下は小さい鉄の針(14200)がぎっしりと詰まっている形態で構成できる。それぞれの鉄の針(14200)は上下で動けて、仮想現実装置と連動して仮想現実装置に表示された仮想現実映像の床状態を具現することができる。例えば、仮想現実映像の床に例えば、小さい石、砂利庭、コンクリート床などがあれば、これに対応して鉄の針(14200)が仮想現実体験用靴(14000)の下から隆起して、これに対応する大きさの凹凸を形成することができる。ここには多様なアクチュエータが使用でき、鉄の針は、上段が閉じられた多段の折り畳み式スライディング構造スクリーン筒として、下段部分は空気又は油圧の開閉式の出口があり、引率部分には触感を伝えてくれる触感伝達装置が具備できる。従って、使用者は仮想現実装置に表示される環境を素足で歩くような体験ができる。
【0382】
図21は一つの実施例による仮想現実体験用ゴルフクラブを図示した図面である。
【0383】
図21を参照にすれば、ゴルフクラブ(15000)は仮想現実装置と連動して仮想のゴルフゲームを遂行するのに利用できる。
【0384】
ゴルフクラブ(15000)のヘッド(15100)にはゴルフボール(15200)が内蔵できる。ゴルフボール(15200)は実際ゴルフ試合で使用されるゴルフボールとは異なる物であることもありうる。
【0385】
一つの実施例によって、ゴルフボール(15200)は球形ではなく円通又は六面体など多様な模様で形成できる。
【0386】
又、ヘッド(15100)には電磁石(15300)が内蔵でき、ゴルフボール(15200)にも電磁石が内蔵できる。
【0387】
一つの実施例で、電磁石(15300)とゴルフボール(15200)は互いに向き合う方向が同じ極を持つように構成され、互いに押し合う力によって接触しないように構成される。
【0388】
使用者がゴルフクラブ(15000)を振ったと認識されると、ゴルフクラブ(15000)は電磁石に流れる電流を遮断するか、電磁石(15300)とゴルフボール(15200)が向き合う方向が違う極を持たせるようにしてヘッド(15100)内で電磁石(15300)又はその側面とゴルフボール(15200)がゴルフクラブ(15000)の回転によって衝突、使用者が実際にゴルフボールを打撃したような感覚を感じるようにすることができる。
【0389】
仮想現実装置は、ゴルフクラブ(15000)と連動され、ゴルフクラブ(15000)の回転速度及び方向そしてヘッド(15100)に内蔵されたゴルフボール(15200)が受ける衝撃などを考慮して、仮想のゴルフゲームでゴルフボールの方向と飛距離などを決定することもできる。
【0390】
又、ゴルフクラブ(15000)、ゴルフボール(15200)内部には打撃を感知するため、少なくとも一つのセンサーを含むことができ、ゴルフクラブ(15000)とゴルフボール(15200)は打撃の瞬間の打撃部位、強度、回転などを分析して、仮想現実装置に伝達することができる。
【0391】
又、スポーツ試合中継の際に、上述したように選手ないし審判に付着されたカメラを利用して、多様な視点での中継と視聴が可能であり、色を付けるなどの表現を多様にすることができる。又、選手の一定の部位に仮想の広告版を付着することができ、これは見る人によって異なる広告版になれる。仮想現実装置は好きな選手の位置を判断しやすくするため、色を付けるなど表示を異なる形ですることができる。
【0392】
一つの実施例で仮想現実装置は周辺風景を感知し、仮想現実画面に実際の地上と両分される、又は枠の中の仮想の水中空間を生成及び表示することができる。この時、水中空間に該当する現実空間は削除され、使用者の位置移動がなされても、該当水中空間が実際の自然のように3D空間概念の映像で提供され、ここで、水中空間は砂漠、宇宙、溶岩のように又他の自然物に代替できる。
【0393】
又、仮想現実装置はセンサーが付着された弓、又は矢と連動され、弓の紐、圧力、曲がる圧力、発射の時の触感などに基づいて、仮想空間で矢が発射されるようにして、使用者にこれに対応するフィードバックを提供することができる。
【0394】
又、仮想現実装置はセンサーが付着されたカタナ形態のコントローラーを利用して、仮想現実太刀打ちゲームを提供することができる。カタナ形のコントローラーの重さ、移動速度、カタナの長さなどか仮想に反映され、動きによるフィードバックが振動ないし音で使用者に提供される。この時、使用者と相手の握力、体重、スピードなどを反映してカタナの威力の強さを反映することができる。
【0395】
又、仮想現実装置は冷蔵庫と連動され、冷蔵庫は保管中である食品の類型別に適正温度を提供して、実際保管温度と相違な場合、知らせを提供することができる。又、購買して保管中の製品に関する情報と食品の賞味期限、腐敗状況などが知らせられる。これと共に、仮想現実装置は脳波、又、仮想現実接続方式で冷蔵庫のドアが開いていない状態で、冷蔵庫をスキャンすれば、冷蔵庫内部の食品を見せることができる。これには冷蔵庫中にカメラが設置されることができる。
【0396】
仮想現実装置は、電子レンジと連動され、食品の種類と量によって作動時間を自動に調節できる。有害物質ガスなどを認識する場合、成分、含量を知らせて、作動を中止させることができる。又、電子レンジ汚染度を分析、掃除知らせ機能を提供することができる。又、このため、カメラ或いは各種センサーが付着されることができる。内容物にゴム、問題のある内容物が感知された場合には、火事及び誤作動を防止するため、作動できないこともあり、一部分にカメラセンサーが付着される。
【0397】
仮想現実装置は真空掃除機と連動され家或いは掃除機フィルターの綺麗さを程度レベルで表示できる。例えば、仮想現実装置は家にどれ程きれいに掃除されたのかフィードバックを提供でき、真空掃除機のダストケースを空きにするように知らせることができる。
【0398】
仮想現実装置は、ロボット掃除機と連動されロボット掃除機の音がうるさい場合、音楽でこれを相殺又はロボット掃除機の騒音を再組み合わせ、ミックシングして音楽を作ることができる。
【0399】
上記の真空掃除機は掃除中大きさが大きい汚物が吸入されることを防ぐために管の大きさが調整できるか、管内部に網が具備できる。又、センサーが大きさを事前に感知して作動を中止させることができる。
【0400】
図22は一つの実施例によって一つ以上の移動可能なカメラを含む仮想現実装置を図示した図面である。
【0401】
図22を参照にすれば、仮想現実装置(16000)は一つ以上カメラモジュール(16200,16220)を含む。これを通じて、二つの空間を同時に撮影、任意の一定の距離と角度を持つ両面分割画面を提供することで、実写の空間をVR空間と同じ感じの体験環境として提供できる。
【0402】
それぞれのカメラモジュール(16200,16220)はそれぞれのレール(16100,16120)に沿って、移動できる。ここにはギア又はワイヤーが連結されたモーターなどが付加できる。又、カメラモジュール(16200,16220)それぞれにはベアリング、潤滑剤、ワイヤーなどが連結されたモーター、ギアが連動されたモーター、油圧など回転可能な部品が具備され、カメラモジュール(16200,16220)に内蔵されたカメラが回転できるようにする。
【0403】
一つの実施例で、仮想現実装置(16000)は傾きセンサー、水平センサー、ジャイロセンサーなど仮想現実装置(16000)の傾き程度が測定できる一つ以上のセンサーを含むことができる。カメラモジュール(16220)と他のカメラモジュール(16200)はこれに連動できる。
【0404】
例えば、
図22に図示されているように仮想現実装置(16000)の一側が下部に傾いた場合、カメラモジュール(16200)は下へ、他のカメラモジュール(16220)は上へ移動して、二つのカメラモジュールの水平を維持することができる。又、使用者が水平線の上の角度に顔を向かうようにしても、モードによって、二つのカメラモジュールは同時に水平線を向かうことができる。又、カメラモジュール(16200,16220)は仮想現実装置(16000)の両端に具備できる。
【0405】
又、カメラモジュール(16200,16220)は右へ回転しながらそれぞれのカメラモジュール(16200,16220)が仮想現実装置(16000)の回転によって同じ方向へ回転されず、固定された位置を維持することができる。
【0406】
一つの実施例で、それぞれのカメラモジュール(16200,16220)には少なくとも一つの錘(16300)が具備され、仮想現実装置(16000)が回転するか、動く場合にも錘(16300)によってそれぞれのカメラモジュール(16200,16220)は回転又は揺れないようにする。
【0407】
図23は一つの実施例によるアンテナセルカ棒モジュールを図示した図面である。
【0408】
図23を参照にすれば、仮想現実装置(17000)は回転可能で、下段連結部材(17110)部分に折れが可能であり、アンテナ形態で引き出し可能なセルカ棒(17100)を含むことができる。セルカ棒(17100)の端にはカメラ(17200)が具備され、使用者が仮想現実装置(17000)を持って、セルカ棒(17100)を長く引き出し、カメラ(17200)から十分な距離を確保した後、セルカが取れるようにする。
【0409】
また、カメラ(17200)は他の方向へ回転でき、セルカ棒(17100)を利用して、肉眼では見難い狭い処に挿入、内視鏡のような役割ができるようにする。
【0410】
又、カメラ(17200)はフラッシュを含むことができ、これによって口の中、食道など直接見ることが難しい部分を撮影して、仮想現実装置(17000)を通じて確認できる。
【0411】
又、カメラ(17200)はセルカ棒(17100)から分離できて、この場合、カメラ(17200)を遠いところに置いて、仮想現実装置(17000)を利用して、遠隔でカメラ(17200)を制御及び撮影を遂行することができる。一つの例で、カメラ(17200)付近にプロジェクターが具備され、床に所定のイメージを出力して、出力されたイメージの大きさが調節できて、該当画面にジェスチャーなどを利用して入力を遂行するか、絵を描くとこれに対応する仮想現実装置のディスプレイに該当する入力が受信されるか、絵が表示されることができる。
【0412】
仮想現実装置は使用者の血管、脈拍などが測定できるセンサーを付着し、これによって血管の健康に対する安全、危険、注意など、ストレス及び緊張、怒り、苦痛、心配、平穏などの状態をチェックして、実生活と関連して、その結果を家族が使用中の機器に伝送することができる。又、このような資料を長期間蓄積及び分析して、外部或いは仮想状況によって危険を警告することができて、使用者の長期間の心理状態をチェックして脳波と結合して原因を分析、健康に役に立つことができる。
【0413】
仮想現実装置は電子タバコの味と香りを多様に組み合わせて提供することができる。
【0414】
仮想現実装置は、使用者の瞳孔の大きさ、瞼の動き、模様などが認識できる。使用者の視力保護のため、特に青少年と子供の場合、強制に終了され、休憩を取るようにすることができる。又、仮想現実装置を拡張せずに、密着された状態で使用する場合はディスプレイ装置から、例えば、20cm以上など、既に設定された一定の距離以上離れないとディスプレイが作動しないようにすることができる。又、脳波の状態、瞳孔の大きさを測定、元の状態へ回復されるか、一定水準以上の場合、作動機能が回復される。
【0415】
開示された実施例で、仮想現実装置が畳まれた状態で、使用者が仮想現実装置を開くと、自動に仮想現実装置の電源がオンできる。同様に、使用者が仮想現実装置を畳むと自動に電源が切れるようになる。
【0416】
即ち、携帯電話、ディスプレイ又接眼プレートに形成されたカメラレンズ、照度センサー、近接センサー、タッチセンサー、モーションセンサー、などの多様なセンサーが仮想現実装置、特にスクリーン部材が張られること又、接眼プレートが携帯電話或いはディスプレイから離れることを感知して、仮想現実又は拡張現実関連アプリケーションなどの設定された多様なアプリケーションを駆動させることができ、スクリーン部材が畳まれること或いは接眼プレートが携帯電話又はディスプレイに近づくごとを感知して駆動されているアプリケーションを終了させることができる。
【0417】
例えば、使用者が仮想現実装置を開くと、自動に仮想現実装置の電源が入り、初期画面が現れ、脳波、音声、唇の形の利用の際に、使用者が利用しようとする映像、ゲームなどが直ちにセッティングできる。同じく、仮想現実装置を畳むと映像が消えるか、ゲームからログアウトされ、仮想現実装置の電源が自動に切れることができる。
【0418】
仮想現実装置は、獲得された映像と音声を分類して、使用者の日常を記録するため利用する。
【0419】
例えば、人の頭脳が一日の中で重要な出来事を短編的に記憶して、不必要又は通り過ぎた記憶を忘れるように、使用者が長く泊まった空間、長く対話した相手の音声或いは長い間見ていた対象など獲得された情報の中、特定の基準によって有意味と判断された情報を分類して、相対的に意味がないと判断された情報より長く保管し、有意味でないと判断した情報はすぐ削除できる。
【0420】
一つの実施例で仮想現実装置は使用者の一日をログ又は日記の形態で記録することができる。又、仮想現実装置は使用者がつけた日記を実際のログと比較して間違った部分を教えることができ、日記をどの程度詳しく記録するかのレベルを設定することもできる。
【0421】
又、仮想現実装置は他の基準に基づいて情報を整理することもできる。例えば、よく合う人(位置又は音声特徴、映像特徴などに基礎して判断可能)の場合、日常的対話が大部分であるから貯蔵する情報の比率を下げて、たまに会うか初めて会う人の場合、ビジネスミーティングなど重要な情報を交換する確率が高いと判断して、貯蔵する情報の比率を高めることができる。又感情が激しくなったり、脳波パターンが強く反応したりする場合、角印を希望する場合にも貯蔵比率を高めることができる。
【0422】
又、仮想現実装置は使用者が提供する手がかりに基づいて、記録された内容が検索できる。例えば、人の記憶は破片的な場合が多く、人が記憶する情報を少しずつ提供すると、仮想現実装置は提供された情報に基づき、検索を遂行、使用者の記憶を補助することができる。
【0423】
一つの実施例で、仮想現実装置は人工衛星及びその他観測装置と連動して、魚(また、魚を含む魚群)又は獲物(動物)の位置を獲得して、獲得された位置を仮想現実装置に表示することで航海中、狩り中、操業中又は釣り中に使用者に魚や獲物の位置を案内することもできる。
【0424】
一つの実施例で、仮想現実装置は認識された客体の形態及び動きのパターンに基づき、認識された客体の種類を判断することができる。例えば、仮想現実装置は魚及び魚を含む魚群に含まれている魚種が判断でき、獲物(動物)の種類を判断して、使用者に情報を提供することができる。
【0425】
又、仮想現実装置は法廷伝染病発生の時、関係機関の情報を確認して周辺感染者の位置、感染者との距離、地域による感染者の密集度などに関する情報を獲得及び提供することができる。又、仮想現実装置は伝染病の種類による病院の位置、各病院の飽和状態が確認でき、地図を利用して表示するか、状況を使用者に自動にブリーフィングできる。
【0426】
同様に、仮想現実装置は危険な武器を持っている人や武器の種類に対する情報と共にその位置に対する情報を獲得及び提供することができる。例えば、仮想現実装置は外部システムと連動されテロの情報が獲得でき、周辺の危険な武器に対する情報が提供できる。このような情報は政府システムによって提供されるのが望ましいが、場合によっては、仮想現実装置は少なくとも一つのカメラ又はセンサーを利用して周辺の危険な武器をスキャンし、スキャン結果による情報を提供することができる。
【0427】
例えば、火事が発生した場所で退避する人や、救助中の消防官が開示された実施例による仮想現実装置を着用すると肉眼では見えない炎の位置を判断、回避することができ、ドアー、廊下の向こうの側の温度を知ることができて、バックドラフトなど危険状況を未然に防ぐことができる。
【0428】
又、仮想現実装置が食堂の看板を含む映像を獲得した場合、該当食堂のシステムと連動して食堂の空きの状況と空いている席の位置を確認して、メニューの表示をすることもできる。使用者は仮想現実装置を利用して食堂を予約するなり、予めメニューを注文することもできる。仮想現実装置は現在地に対する情報をレストランのシステムに転送して、使用者の到着時間に合わせて料理をすることができる。
【0429】
一つの実施例で、仮想現実装置は使用者が探す売り場に関する情報を獲得して、該当する売り場の位置を獲得し、仮想現実映像に使用者が探す売り場が大きく見えたり、明るく見えたり、光ったり、他の売り場の映像を除去して、使用者が探す売り場のみを仮想現実映像を生成及び表示したりすることもできる。例えば、使用者がカラオケを検索する場合、仮想現実装置は距離でカラオケのみを見せるか強調して見えるように仮想現実映像を表示することができる。又、各カラオケ又は使用者が選択したカラオケに移動するための方向を案内することもできる。
【0430】
又、仮想現実装置は特定の売り場を検索する以外にも、使用者の入力に従って使用者が探す売り場の種類、価格などフィルターを利用して一つ以上の売り場リストを獲得及び表示でき、使用者が選択した売り場の内部構造を仮想現実に表示して、使用者の入力によって選択された売り場を予約又は選択された売り場へ案内することもできる。
【0431】
又、仮想現実装置は近距離及びネットワーク通信が可能な小型チップと通信できる。小型チップは物などに付着され、仮想現実装置は小型チップと通信してチップの位置が判断できる。仮想現実装置は小型チップの位置を仮想現実装置に視覚化して表示する。例えば、小型チップが付着されたカバンがタンスの中にある場合にも、仮想現実装置にはタンスのドアーの向こうに小型チップが輝く映像が表示されて、使用者がタンスの中にカバンがある事実が確認できるようにする。一つの実施例で、仮想現実装置はそれぞれの小型チップに対する情報を予め貯蔵できる。例えば、各チップのIDと、各チップが付着した物に対する情報を貯蔵して、使用者が特定の物を探そうとする場合、それに対応するチップの位置を多様な方法で使用者に提供できる。例えば、仮想現実装置は仮想現実映像を利用して、使用者が壁やドアーを透視して探す物を見るのと同じ映像を使用者に提供することができる。
【0432】
一つの実施例で、仮想現実装置は複数のカメラを利用して、使用者が見る地点までの距離を測定することもできる。例えば、仮想現実装置は三角測量法を利用して、使用者が眺める地点までの距離を測定することができる。又、仮想現実装置は使用者が眺める客体の実際の大きさに対する情報が獲得できる場合(例えば、ビルの実際の高さ等)、実際の大きさと映像に見える大きさの差異に基づいて距離を算出することができる。
【0433】
一つの実施例で、仮想現実装置は使用者にレシピを提供して、使用者が料理をする間、使用者に料理の順序、方式及び材料の種類、材料の分量、水の量、火の加減などを判断して使用者がレシピから離れた料理をする場合、使用者に知らせて、必要な助言が提供できる。
【0434】
又、仮想現実装置は撮影される映像に使用者が利用するくし、ペン、筆、ドライバー、及びその他工具や道具などを認識して、認識された客体を仮想現実画面と結合させることで、使用者が工具や道具などの使用を補助することができるように仮想現実画面に表示できる。例えば、工具の利用が容易にできるようにするガイドを表示するか、利用方法、注意事項などを表示することができる。ガイドは工具を移動させるべき経路又は工具を支えるべき位置、方向などを含むことができる。
【0435】
又、仮想現実装置は使用者が歌う音楽の音声、歌詞、雰囲気などを仮想現実装置と連動された温度、匂い、湿度、電気、触覚制御機器を利用して、表現することができる。
【0436】
従って使用者は音楽に基づいた4D体験ができる。
【0437】
仮想現実装置は、使用者が歌う歌の音声、拍子を獲得して、使用者が歌う音声及び拍子と獲得された音楽の音声及び拍子を比較して、比較結果を表示することができる。仮想現実装置は使用者が歌う音声及び拍子に間違った部分を矯正する映像を表示することができる。
【0438】
一つの実施例で、仮想現実装置は受信された音声に含まれている動物の音を認識して、認識された音に対応する動物に関する情報が提供できる。
【0439】
一つの実施例で、仮想現実装置は手書きを撮影及び認識することができる。仮想現実装置は認識された手書きを分析して、字を書いた人の性格や知的能力に関する分析が遂行できる。分析に使用された情報としては専門家により入力されたガイド情報と学習を通じて累積されたデータを活用することができる。
【0440】
また、仮想現実装置は着用者が違う相手と対話中に相手の言語習慣及び語彙力を分析して、分析結果に基づいて相手の性格と知的水準を判断することができる。
【0441】
又、仮想現実装置は使用者の国語或いは外国語の言語習慣を分析して使用者の言語水準を等級に評価して提供できる。
【0442】
又、使用者が仮想の売り場で食べ物を購入及び注文するか、特定食品を見る場合、仮想現実装置は該当食品の成分を獲得し、使用者の体質、健康及び疾病に関する情報とダイエット可否及びアレルギーなどすでに入力された情報に基づいて該当食品を使用者が摂取してもよいかなどに関する情報を表示する。例えば仮想現実装置は当日摂取した総カロリーと、特定食品のカロリーを合算する場合、一日推薦カロリーを超過するという情報を表示することができる。
【0443】
又、仮想現実装置は使用者が購買した製品及び売り場に対応するヒストリー情報を貯蔵し、自動に割引券やマイレージクーポンを管理して、使用者が特定の商品を再購入したり、売り場を再訪問したりする場合、関連情報を提供する。
【0444】
一つの実施例で、追加された仮想の客体は所定の権限を付与されるか、暗証番号など保安を解除した仮想現実装置だけに表示されるようにして、秘密情報を共有するのに利用されるか、個人のプライバシーを守るためにも活用されることができる。
【0445】
一つの実施例で、仮想現実装置は通訳機能を提供することができる。この時、仮想現実装置は使用者の声に対する声紋分析を通じて、使用者の声に関する情報を獲得し、獲得された使用者の声に関する情報を利用して、通訳された言語を使用者の声で再生することができる。
【0446】
例えば、仮想現実装置は互いに異なる言語(例えば韓国語と英語)で会話する時、韓国語を話す使用者には相手の英語音声が聞こえないか、小さく聞こえて、翻訳された韓国語音声のみが大きく聞こえるようにすることができる。又、仮想現実装置は 英語をいう使用者には相手の韓国語音声が聞こえないか、小さく聞こえ、翻訳された英語音声のみが大きく聞こえるようにすることができる。ここで、イヤホンが連携でき、イヤホンも又、独立的に上記の機能を遂行することができる。
【0447】
さらには、仮想現実装置は他の仮想現実装置の使用者に実際仮想現実装置着用者の状態と他の着用者の姿が見えるようにすることができる。 例えば仮想現実装置を着用した学生が睡眠中でも、 他の仮想現実装置を着用した教師は学生が授業を聞いているような仮想現実映像を表示することができる。
【0448】
一つの実施例で、仮想現実装置は第1着用者の顔を、実時間で撮影するか、すでに撮影された第1着用者の顔の映像を利用して、他の仮想現実装置を着用した第2の着用者が見る第1着用者の顔から仮想現実装置を除去して、除去された位置に第1着用者の顔が表示されるようにすることができる。
【0449】
例えば仮想現実装置は撮影された第1着用者の顔の映像を、他の仮想現実装置或いはサーバー転送して、他の仮想現実装置の仮想現実画面で第1着用者の仮想現実装置を着用した顔の少なくとも一部が撮影された第1着用者の顔に代替して表示することができる。
【0450】
一つの実施例で、仮想現実装置は撮影される使用者の身体一部を利用して、カメラアングルに含まれていない使用者の残りの体の模様と位置、状態を自動に推定することができる。
【0451】
一つの実施例で、仮想現実装置は少なくとも一つのカメラを追加的に具備し、使用者の身体の少なくとも一部を撮影する。例えば仮想現実装置は床面に下を赴く少なくとも一つの追加カメラを具備して、使用者は仮想現実装置を着用している間、使用者の身体の少なくとも一部を撮影する。
【0452】
一つの実施例で、仮想現実装置は最初使用の時、使用者の身体をスキャンするように要請することができる。例えば使用者が仮想現実装置に具備されたカメラを利用して、自分の体を照らすと、仮想現実装置は使用者の体をスキャンして使用者の身体に関する情報を獲得する。例えば仮想現実装置は使用者の背と体系が獲得できる。
【0453】
仮想現実装置は確認された使用者の身体の情報と仮想現実装置に具備された少なくとも一つのカメラを利用して、撮影される使用者の身体少なくとも一部を利用して、カメラアングルに含まれていない使用者の残りの体の模様と位置、状態を自動に推定できる。
【0454】
従って、仮想現実装置は実際に撮影されいない使用者の体全体を3人称視点の映像に表示できる。又、仮想現実装置は推定された使用者の体の状態に基づいてより様々な仮想体験を提供することができる。例えば使用者が仮想現実装置を利用して、格闘ゲームをする時、カメラアングルに含まれている使用者の身体に対する相互作用を計算して、ゲームに反映できる。
【0455】
仮想現実装置は、実際に撮影されていない使用者の体全体の様子を推定して、推定された使用者の体全体の姿に基づき、ウェイトトレーニング、ヨガ及びその他スポーツなどにおいて使用者の姿勢を表示して、使用者が表示された姿勢に従って動く場合、使用者の動きを評価し、評価結果を提示することができる。
【0456】
又、仮想現実装置は学生の登下校時間、学習集中度、活動量、カロリーの消耗、友達との会話の総量、会話内容、会話時間、友人関係、親密度、社会性などを含むデータを定量的或いは定性的な側面から収集及び分析して、これに対応するレポートを生成して提供することができる。
【0457】
又、仮想現実装置は具備されたカメラを利用して、使用者の目を観察し、使用者の目の映像を分析して使用者の目の疲れが判断できる。仮想現実装置は使用者の目の映像から使用者の目の動き、毛細血管、充血度などを判断して、これに基づいて使用者の目の疲れを判断することができる。
【0458】
また、仮想現実装置は使用者の目の様子のみならず、あくび、脳波、表情、脈拍、動きなど多様な指標を認識して、これに対応する使用者の疲労度やコンディションを判断して、判断結果をパーセントで提供することができる。仮想現実装置は使用者のコンディションが所定のパーセント以下に下がった時、電子機器に充電を要請するように使用者に休憩が要請できる。
【0459】
仮想現実装置は使用者の目の疲れによって画面を白黒に変えるか、画面を光らせるなど異常信号を使用者に伝達することができる。又仮想現実装置は使用者の目の疲れによって疲労を少なくする方式でディスプレイ方式を変更することができる。
【0460】
又、仮想現実装置は使用者の目の疲れを認識して、使用者に目のストレッチングのための映像を表示するか、振動又は圧迫を通じて目のマッサージをすることができる。
【0461】
又、仮想現実装置は使用者の目が所定時間以上閉じている場合、睡眠中であると判断して、画面を自動に消すことができる。又、歩行中の使用者の目が所定時間以上閉じている場合、応急状況であると認識し、自動に119番に通報することができる。これ以外にも、仮想現実装置は使用者の脈拍、呼吸など健康状態を実時間で感知して、応急状況であると判断された場合、自動に119できる。
【0462】
又、仮想現実装置は使用者の口臭を感知して、体の中の炎症、その他疾患そして使用者の健康状態が判断できる。仮想現実装置は使用者の口臭を所定期間以上定期的又は非定期的に測定した場合、使用者の健康状態の変化、老化、歯磨きの可否、歯磨きの回数、歯磨きの頻度など多様な情報が獲得できる。
【0463】
又、仮想現実装置は使用者の目の動きを認識して、使用者が眠くなるか、疲れた時瞼の動き、眼球の動き、瞳孔の動きなどを学習することができる。仮想現実装置は学習結果に基づき、使用者の瞼、眼球及び瞳孔の中、少なくとも一つの動きに基づいて使用者の状態を判断することができる。
【0464】
又、使用者が開示された実施例による仮想現実装置を利用して、ゲームをしている場合、使用者の頭部の後ろに具備された少なくとも一つのカメラを利用して、多様な視点の仮想現実映像を提供することができる。
【0465】
一つの実施例で、仮想現実装置は視力保護のため、使用者が画面から所定の距離(例えば20cm)以上離れないと、作動しないようにすることができる。
【0466】
仮想現実装置は仮想の画面の中で使用者に対して多様な催眠方法を利用して、催眠をかけ、催眠の没入度や深さを測定することができる。仮想現実装置は状況によって催眠になっている使用者を起こすことができる。
【0467】
仮想現実装置は使用者の考えと判断、それに従う行動の記録をデータベース化して、それに基づいて使用者の記憶を共有する複製人間(人口知能)を作ることができる。
【0468】
仮想現実装置は使用者が利用中、危険な状況が発生した場合(例えば、火事、泥棒、地震、戦争、災難など)、応急(緊急)画面に利用画面を切り替えられ、又、使用者に危険な状況に関する説明をすることができる。又、他の技術の具現において、仮想現実装置は仮想現実映像の少なくとも一部に所定の比率で外部状況に対して見せながら説明ができて、オーバーラップ機能の提供も可能であり、使用者の性向によって一定水準以下の危険状況に対しては知らせの提供しないこともできる。例えば仮想現実装置は使用者の脳波や普段と異なる行動パターンに基礎して、使用者がある程度までの危険状況を重要に思うかを判断することができる。又、瞳孔の画面方向の参与度によって画面の大きさが比例して拡大の設定ができる。ここで、脳波で一つ以上のヴラウザーをメイン画面に追加的に浮かばせることができる。
【0469】
仮想現実装置は使用者の寿命の期待値を測定して、表示することができる。例えば、使用者の定期健診内訳、運動、食習慣、過労、飲酒、恋愛など、生活パターンと使用者の脈拍、老化、周辺の人々とのネットワーク及び会話など多様な因子を分析して使用者の期待寿命を算出することができる。
【0470】
仮想現実装置は外国ニュース、映画などに対する字幕を提供するものの、原文、ハングル(韓国文字)又は自国語で書いた発音及び韓国語、字幕語解釈を3段階で提供することができる。ハングル又は自国語で書いた発音は、ネイティブの発音を使用者が簡単に真似できるようにネイティブ水準のハングル又は自国語で書いたものでもありうる。一つの実施例で、解釈及び発音は原文と翻訳門より小さくし、特定の位置に提示されることができる。
【0471】
又、原文又は自国語表記においては、文字の形態を発音の長さによって単語一つ一つに対して、文字の左右幅を広めるか、圧縮表現することができ、声調によっても垂直で高低を調節表現することができる。
【0472】
仮想現実装置は表示された字幕で使用者が特定部分を選択すれば、該当部分が文法的にどのような意味で、なぜ使用されたのか、具体的な意味は何かなどに対する情報を提供することができる。
【0473】
一つの実施例で、仮想現実装置は、使用者が、外国語発音がよくできない場合、正確な発音の音声を使用者の声で生成し、これを代替することができる。
【0474】
一つの実施例で、仮想現実装置は使用者に単語学習資料を提供して、使用者がよく覚えられない単語は文章形に作って、提供することができる。又、脳波分析を通じて、使用者がどのような単語をよく思い出せないか確認ができ、どのような部分を難しく思うか或いは足りないと感じるかを知ることができ、これに対する補充学習が提供できる。
【0475】
使用者に提供される学習資料は使用者の水準に合わせて提供することができる。
【0476】
仮想現実装置は学習過程の中又は脳波を利用して使用者が忘れていた単語や学習内容のみを集めて、使用者の趣向や一般的なストーリ構成をして、再学習用資料を提供することができる。
【0477】
仮想現実装置は使用者にどのような環境と映像又は学習方法が学習に良いか脳波分析及びその他成果測定を通じて、認識することができる。例えば、仮想現実装置は使用者が学習の時の脳波を収集し、使用者の集中力、暗記力、理解力、応用力、分析及び特定水準に到達するのに必要な学習所要時間などを計算及び適応することができ、これに基づいて使用者に最適の学習環境を提供することができる。
【0478】
一つの実施例で仮想現実装置は使用者の脳波に基づいて使用者の集中度を判断して、使用者の集中力が低下したと判断される場合、使用者が気分転換できるように音楽や映像を流すか、外出を進めることができ、仮想現実装置から提供される学習コンテンツの再生を中止することができる。
【0479】
一つの実施例で、仮想現実装置は使用者が実際の空間で対話の際、相手が話す言葉を言葉風船形態の文字、単語を同時に表現する拡張現実映像として作って表示できる。仮想現実装置は使用者又は相手との対話中、生体反応及び単語表現の分析を通じて、対話や言語理解度を判断することができる。
【0480】
又、仮想現実装置は使用者同士の対話がモニタリングでき、会話、文脈、内容で重要な単語が漏れたり、不足な内容に対して、双方又は使用者のみが分かるように音、文字、映像、音声など多様な信号で知らせ、助言及び情報を提供することができる。又、対話のイメージを組み合わせ学習に使用することができる。
【0481】
一つの実施例で、仮想現実装置は使用者同士の会話内容とニュアンスを分析して、話の速度や相手が冗談をしているか、皮肉っているか、又は上の空であるか、真剣であるか又は不定、肯定、称賛などを判断して提供することができる。これには表情や生体情報を追加的に分析できる。
【0482】
一つの実施例で、仮想現実装置は使用者が意図する学習や会話の言語主題に合わせて話を作ったり、映像の場面が作れて、使用者の多様な学習分野や語学実力に合わせて学習や単語の水準を調節して、脳波パターンを分析、ストレスを分析して集中度、呼応度によって映像や学習内容を調整、変更し、提供することができる。
【0483】
一つの実施例で、仮想の売り場空間を提供するプラットフォームサービスが提供できる。例えば、仮想現実の空間に製品を配置できる空の空間が生成されるか、すでに生成された空の空間に使用者の要請によって分譲されることができる。使用者は分譲された空間に自分が売る製品に対応する仮想の客体や製品紹介動画を配置することで、該当仮想空間を訪問する使用者が該当の品物を確認して、購買するように誘導することができる。
【0484】
例えば、仮想現実マートを提供して、空き売り場をそれぞれのショッピングモール運営者に分譲して、ショッピングモール運営者は分譲された仮想空間に製品を配置して、使用者は仮想現実マートを見ながら、欲しい製品を注文することができる。
【0485】
仮想現実装置は仮想教会に牧師が説教する時、各信者の呼応する程度をセンサーを通じて、収集することができる。例えば、各信徒の瞳孔、脳波、音声など全ての種類の生体反応を利用して、収集して、個々人の集中度をチェックして各信徒の説教に対する没入度を定量化して数値に提供することができる。
【0486】
仮想現実装置は各信徒の祈祷時間、礼拝時間、伝導活動、奉仕活動などをチェックして、教会内でのレベルを算定することができる。即ち、各信徒の教会活動を数値化して所定のレベルや級数形で算定して提供し、外部に公開できる。
【0487】
仮想現実装置は使用者の知人の居場所が表示でき、使用者は仮想の教会内で知人の隣に席を用意することができる。もともと知人の隣席に座っていた人の仮想現実装置には、依然として知人の傍にいるように見えるが、使用者の仮想現実装置では、使用者が知人とその隣席の人との間に座っているように見える。
【0488】
知人の仮想現実装置では、使用者と対話する時は使用者が、他の人と対話する時は他の人が隣にいるように見えることができる。
【0489】
仮想現実装置は使用者同士の間の通話の時、互いに方言を使っているとしても、同じ音声の標準語に変換されて伝達することができる。又、仮想現実装置は使用者の口癖を分析して、標準語と方言を分析して相手の故郷や出身地を判断することができる。
【0490】
仮想現実装置は仮想現実の中の使用者の複製人間を作るか、実際の自立動作ロボットを通じて、色々な場所に同時に参席できるようにする。例えば、同時に二つ以上の実際或いは仮想セミナーがある場合、使用者が複製人間を作り、二つのセミナーに同時に参加させることができて、決まった時間に自動に参与させられる。又、複製人間中、少なくとも一つは使用者によって、実時間で制御されるか、制御されないことができる。
【0491】
使用者が制御しない自立動作ロボット又は複製人間に対して他の人が声をかけるか、複製人間に対する外部刺激がある場合、仮想現実装置は使用者が該当複製人間を制御するように画面を切り替えることができる。
【0492】
それぞれの複製人間が遂行した体験が終了した後、使用者は該当の体験の記録を通じて、自分が実際に参席したのと同様に進行された仮想空間の経験をすることができる。例えば、使用者はセミナーの後、複製人間よって獲得された記録に基づき、セミナーに直接参加したのと同じ経験が初めから改めてすることができる。
【0493】
実施例でによって、複製人間ではなく、使用者が直接参加した経験に関しても、同一に改めて再生することができる。例えば、使用者は同一な講義を復習するため何度も繰り返して再生できる。
【0494】
仮想現実装置は複製人間が仮想空間に参与している場合、他人が会話を要請するか、直接的な会話の要請がなくても、周辺で多くの会話が進行中であるか、互いの身体接触がある場合、使用者が該当複製人間を直接制御するように画面を切り替えることができる。ここで、複製人間は使用者のヒストリーを学習した人口知能頭脳の基に、使用者と連結され、カメラ機能が持てる自立動作ロボット又はアバターのグラフィックである。
【0495】
仮想現実装置は飲料を転送するための装置を含むことができる。例えば、仮想現実装置は各飲料の主原料を搭載し、各飲料の温度、香り、味などを合成して、特定の味がする飲み物を製造することができる。付加設備を連結して、飲み物製造上、沸かし、色相追加、冷凍、冷蔵機能などの設備を含めて、製造も可能であり、このような飲み物の組み合わせは他の仮想現実装置にも伝達でき、使用者はこれを利用して、飲み物をお互いに共有することができる。
【0496】
仮想現実装置は情報を収集して、これに対応する不動産を売買することができる。仮想現実装置は不動産に関する情報を収集し、各地域に関する情報(例えば、道路、港湾、鉄道、都市計画等)とリスク情報(例えば、地震、単層、原子力、騒音、環境など)を取り集め、それ以外にも、教育、交通、自然環境などそれぞれの不動産に対して、付与可能な全ての種類の属性情報を獲得及び取り集め、学習し、それに対応する市勢変化を学習し、各不動産の将来の市勢を予測することができる。
【0497】
仮想現実装置は使用者の設定によりフィルターを設定して、仮想現実装置は使用者が希望する趣向、環境、構造、インテリア、金額、交通など、使用者の設定によって多様に設定されたフィルターに対応する不動産の物件を持続的に検索、使用者が必要とする物件が発見された場合、使用者に知らせることができる。
【0498】
仮想現実装置は不動産の建築情報を基に、地震、、梅雨、雪、カビなどに弱いどうかの可否を判断することができる。仮想現実装置は実際不動産の姿を獲得して、獲得された様子に対する画面認識を通じて、実時間で危険度を提供することができる。例えば、家の模様が地震に脆弱な模様ではないか判断して、実時間でイメージを分析して、壁に皹が入った場所はないか、雨が漏れる所はないか、良く見えないが、カビがあるかなどを画面に対するイメージ分析を通じて、実時間で危険度を知らせてくれることができる。
【0499】
仮想現実装置は完成された製品モデルと実際組み立てられた製品を比較して、仮想の画面に実際組み立てられた製品を表示するものの、間違った部分や未完成部分、一部部分が漏れた部分などを探して知らせることができる。
【0500】
例えば、設計図や完成製品と比べて大きさと色が異なるか、ステッカーやネジなどが漏れた場合などを判断して情報を提供することができる。
【0501】
仮想現実装置は使用者が位置した地域の土の属性に対する情報を収集するか、実際に土の属性を測定して、土の属性に適合した栽培法を時間別又は時期別に使用者に提供することができる。
【0502】
又、仮想現実装置は日差し、風、湿度などを計算、最適の播種期や収穫期、水やり時点などを計算して、提供することができて、肥料、肥しやりなどに関する情報も提供することができる。仮想現実装置は最適の農事の方法と実際の農業の進行状況を分析して一致しているか、差異があるとしたら、その違いの部分に対する情報を具体的に使用者に提供することができる。農事が間違った方法で進行されている場合、仮想現実装置は使用者に現在の状態で最適の方法に関する情報を提供することができる。
【0503】
仮想現実装置は事前に設定されている機能によってプログラミングされる通り、農業用機械と連動され自動に水やり、肥やしやりと家畜に餌やりなどを遂行することができる。
【0504】
仮想現実装置は普段家畜を観察して、異常動作をする(例えば、痛いとか何処か不便の様子か)家畜に対する情報を使用者に提供することができる。又、運動量が足りない家畜に対する情報を提供することもできる。
【0505】
仮想現実装置は農業と同じく、畜産業に対しても、最適の方法(例えば、家畜の食事時間、食事量、運動量など)に関するガイドを提供し、最適の方法と実際の方法を比較検討してコンサルティング情報又は適正な食事及び音楽などを提供することができる。
【0506】
仮想現実装置は盲人のための案内サービスを提供することができる。例えば、仮想現実装置は盲人に周辺環境を説明して、道を案内したり、文字を読んで分析したり、道を案内してあげたり、エレベーターのボタンの位置を教えたり或いは代わりに押したりする動作が遂行できて、商店や書店で周辺に認識されるすべての物を音声で表現するか、変換して提供することができる。
【0507】
仮想現実装置は聴覚障害者のための機能も遂行することができて、相手の言葉を絵や絵文字、テキストなど多様に視覚的に表示して提供することができる。仮想現実装置は周辺の騒音も分析して、周辺の状況や相手の言葉のニュアンスに対する情報を使用者に提供することができる。
【0508】
仮想現実装置は現実空間で他の人と使用者を見る視線を360度でチェックして、周辺を撮影して何人の人が使用者を見ているか、関心を持っているかを判断して、使用者に関連情報を提供することができる。仮想現実装置は人々が使用者のどこを見ているか、見ている使用者の視線や仮想現実装置の角度を計算して、どの程度の時間の間、見ているかも知ることができて、好感を持っていると判断された人に対する情報を提供することができる。
【0509】
仮想現実装置は使用者の目の乾燥度、疲労度、眼球の状態などを観察して、使用者の瞼の変化、使用者の老化度を測定して、使用者の視力による遠近のイメージを提供することができる。
【0510】
仮想現実装置は使用者の眼球ストレッチングを補助することができる。例えば、使用者が特定の位置や点を注目するようにして、使用者が注目する点が画面に近づいたり、離れたりして画面の上下左右などへ移動して使用者が多様な方向に眼球ストレッチングを遂行するように補助することができる。又、全体画面を拡大、縮小、上下左右、回転、逆回転、対角線移動など移動させ、人為的に視力回復運動を遂行することができる。
【0511】
又、仮想現実装置は振動、温熱手段などを利用して、目の血液循環や目のマッサージを遂行することができて、これは仮想現実装置が使用者の目を観察して、使用者の瞼が閉じられるか(例えば使用者が居眠りするなど)、目が疲れていると判断された場合、このようなサービスを提供することができる。
【0512】
仮想現実装置は字を読むとき、字の内容に対応するように現実又は仮想空間の環境を調節することができる。例えば、仮想現実装置が“熱い砂漠の風の中の桃の香り”と字を書くと、周辺の温度が上がり、風が吹くように演出可能で、桃の香りを伝えてくれることができる。
【0513】
仮想現実装置は使用者の視線を追跡して、使用者が本を読む時、使用者が読んだところは色が変わるようにすることができる。従って使用者は仮想現実装置を通じて、本をどこまで読んだかが分かる。
【0514】
仮想現実装置はテキストを認識して、認識されたテキストが使用者又は有名人の音声で再生されることができる。
【0515】
一つの実施例で仮想現実装置は実際或いは仮想の客体を検索して該当の客体の名前を各国の言語に知らせることができる。一例で、仮想現実装置は見る視点の実際又は仮想の客体を客体と一つの地点が合成位置して音声又は文字で意味、名称などを知らせることができる。
【0516】
仮想現実装置は電車、飛行機、道など大衆が集まる場所で、気に入る異性がいる時、相手の脈拍、瞳、表情などをチェックして、相手が自分に関心があるか判断することができる。仮想現実装置は使用者の脈拍、瞳、表情などをチェックして、使用者が関心を持つ異性に対する情報が獲得できて、使用者が関心を持つ異性が使用者に関心を持っているかの可否を判断することができる。
【0517】
仮想現実装置はお互いに好感が一致した場合、お互いを自動に案内して紹介する仲立ち役割を遂行することができる。
【0518】
仮想現実装置は仮想空間で販売対象商品を異なるようにして表示できる。例えば、販売対象である商品をハイライトするか、違う色で表示することができる。例えば、仮想のカフェーや家などの空間で展示或いは陳列されている製品の中、持ち主が販売する意思のある製品に対する情報を予め入力しておくと、仮想現実装置は販売対象の製品を異なるように表示して、客が該当する商品を購買する意思があるか確認して、実際に販売することも可能である。
【0519】
同様に、家庭でも販売したい物をチェックしておいて、公開すれば、フリーマーケットのように他の人が訪問してほしい販売対象をチェックして購買又は注文することができる。
【0520】
仮想現実装置は使用者の動作を分析して使用者が仮想空間で特定の動作をしようとする場合、その動作を完了させ、煩わしい動作を減らすことができる。例えば、仮想現実装置は使用者がカバンを開き始める動作が認識されるとすぐカバンを開くことができ、靴を足に近づけると、直ちに靴が足に穿かれるようにすることができる。同じく、マニキュアを塗り始めると直ぐマニキュアが全て塗られ、乾燥されていることができる。
【0521】
仮想現実装置は仮想空間で使用者がショッピングする時、仮想の虚空空間にブラックホールのような小さい窓が漂うようにすることができる。タッチ、音声、脳波、目の生体認識システムなどで画面を拡大及び縮小できて、使用者は同じ手段でほしい物を窓に入れて保管(買い物かご)可能で、窓を通じて他の空間に移動するか、他の空間を見ることができる。
【0522】
仮想現実装置は使用者の字体、音声、単語、言葉の高低、話す速度、アクセント、呼吸、顔の表情、筋肉の動き、体の表現、パターン、頻度、字の表現の形式、仮想環境の態度、目の動きなどを総合的に分析して、使用者の性格を判断することができる。
【0523】
仮想現実装置はカメラを利用して使用者の爪の色や屈曲、パターンの流れを判断して、使用者の健康に対する助言や警告をすることができる。
【0524】
仮想現実装置は背景画面の隅々にタッチボタンを隠すことができる。例えば、背景画面に表示された子犬はインターネットアプリケーションであり、花はギャラリーアプリケーションに連結できる。
【0525】
従って、他の使用者が仮想現実装置を獲得しても、隠れている機能を知ることができないため、仮想現実装置をちゃんと活用できないようにすることができる。
【0526】
仮想現実装置は現実空間の特定位置を撮影してこれをマーカー又は電子コードとして活用できる。例えば、使用者が特定の位置を撮影して、それに対応する所定の情報を貯蔵することができる。この時、他の使用者が貯蔵された情報を獲得しようとすると、同一な位置で同一な写真を撮影しなげればならない。従って情報を共有において、実際の位置による物理的、空間的限定事項を追加することで、保安性を高める効果がある。
【0527】
又、仮想現実装置はは仮想現実装置同士の通信でお互いの位置を判断することができる。仮想現実装置は異常行動を見せる他の仮想現実装置を感知することができる。例えば、特定の仮想現実装置が持続的に特定の距離を維持しながら、付いてきていると判断された場合、使用者に相手仮想現実装置の動きに対する情報を伝達して、ストッカーの危険があるため、相手仮想現実装置に警告を送るか、外部サーバー(警察など)に相手仮想現実装置に対する情報又は救助信号を送信することができる。
【0528】
一つの実施例で仮想現実装置の使用者同士間の召喚機能が具現できる。例えば、仮想現実装置は他の仮想現実装置使用者の承認の下、他の仮想現実装置使用者を自分の前に召喚できる。この場合、二つの仮想現実装置使用者がそれぞれの仮想現実装置画面には互いが表示される。
【0529】
他の例で、互いに異なる仮想現実装置使用者の間に序列が存在することができる。例えば、両親は承諾なしに子女を召喚することができる。
【0530】
一つの実施例で、召喚機能は招待機能で活用できる。例えば使用者は仮想現実装置を利用して表示される仮想現実空間に他の使用者を招待して、実際にはお互いに異なる空間にいても同じ仮想現実空間で同じ仮想現実空間の仮想現実映像を共に視聴することができる。
【0531】
招待した使用者と招待された使用者はお互いの実際の姿やキャラクター(又はアバター)を見て対話するなど相互作用ができる。
【0532】
仮想現実装置は相手の同意があれば、互いの位置が共有可能で、又はお互いに異なる仮想現実装置が一定以上の速度で双方へ接近する場合、互いの位置、移動速度及び危険性を分析して使用者に提供することができる。これは安全交通に利用され、多衆搭乗大衆交通客体内では使用されないこともありうる。
【0533】
一つの実施例で仮想現実装置は周辺映像に特定テーマやスキンを付与することができる。例えば、仮想現実装置は平凡な街の映像に恐怖コンセプトテーマを付与する場合、霊がさまよう映像、建物が廃虚になった映像を表示することができて、使用者の選択による多様なコンセプトのスキンを実際の映像と結合して多様なテーマの混合映像を使用者に提供することができる。又、ゲーム機能を追加して、使用者が実際空間を撮影した映像に表示されるゲーム要素を利用して、ゲームを遂行させることができる。
【0534】
一つの実施例で仮想現実装置は視野の範囲によって次等的に映像を処理することができる。例えば、使用者が注視できる第一視野範囲と使用者の視野内には入ってくるが、注視しない第二範囲があると仮定できる。人によって視野の範囲は異なるため第二視野範囲は使用者の視野を離れる一定範囲までも含むことができる。
【0535】
一つの実施例で仮想現実装置は仮想現実画面の中の形状に対して、映像を眺める使用者の視線を基準にして、映像内の物同士の遠近と距離を判断して、判断結果によって近く位置した物は鮮明に表示して、遠いところに位置した物は微かに見えるように画素を調節することができる。
【0536】
この時仮想現実装置は第一視野範囲に含まれている仮想現実映像は動きとレンダリングが十分遂行されて表示されるようにして、第二視野範囲に含まれている仮想現実映像に対しては一括的に又は視野で遠くなる方向へ行けば行くほど、次等的に映像の動きやレンダリングが減るようにして表示することができる。
【0537】
この場合、メモリーとシステムの負荷は大きく節約できるが、使用者の視線変化による処理が自然になされるようにして、使用者が違和感を覚えることなく自然に仮想現実映像を鑑賞することができる。
【0538】
図15は一つの実施例より客体と背景を合成する方法を説明するための図面である。
【0539】
一つの実施例で、互いに異なる背景(9100)と客体(9200)を合成して、仮想現実映像を生成することができる。
【0540】
この時、背景(9100)と客体(9200)はそれぞれ光源、距離による遠近法及び色相の濃度と明暗が異なり、基準となる大きさが違うため、背景と構成される客体で異質間が感じられうる。
【0541】
従って、仮想現実装置は自動に背景(9100)と 客体(9200)の濃度と明暗、光の方向、影の位置と長さなどを自動に調節して、背景(9100)と合成される客体(9200)間で異質感が無いように自然に合成することができる。
【0542】
一つの実施例で、背景(9100)と客体(9200)を追加する時、仮想現実装置は背景(9100)を基準にして客体(9200)の濃度と明暗、光の方向、影の長さのように自動に調節して、 背景(9100)と客体(9200)内で異質感が無いように自然に合成することができる。
【0543】
又、仮想現実装置は背景(9100)と客体(9200)を含む実写映像をデジタルへ変化して、テーマ別に日差し、影、光、昼、夜、など時間によってことなる周辺環境が反映されるように合成された映像をレンダリングができる。
【0544】
又、仮想現実装置は構成される背景(9100)と客体(9200)の間に存在する境界線(9300)にブラー効果を追加して霧のように微かにするか、境界線部分の色相を調整するなどの方式で境界線(9300)が表示されないようにして、 背景(9100)と客体(9200)を自然に合成することができる。
【0545】
又、仮想現実装置は仮想現実映像に表示される客体を鮮明に表示し、客体を除いた他の背景を(9100)を曇らせて処理するアウトフォーカシング機能の遂行ができる。
【0546】
仮想現実装置は仮想映像と実写映像の結合において、仮想映像と実写映像の間の異質感を減らすため、実写画面の画素、濃度など仮想映像(背景)と合わせるか、仮想映像と実写映像の任意の比率で補正されて類似した感じで補正できる。
【0547】
仮想現実映像は使用者が他の使用者に住宅の部屋やリビングルームなど家の構造を案内する時、訪問者の位置に基づいて、訪問者が見る画面を考慮、事前に設定されている映像を実際の映像と合成して訪問者に提供することができる。
【0548】
仮想現実映像は使用者の視力を測定して、測定された視力に合う画素や濃度、画面比率を持つ画面を使用者に提供することができる。
【0549】
仮想現実映像は左眼と佑眼の映像に分けて提供することができる。仮想現実映像はそれぞれの使用者の左眼と佑眼視力又は視野の特性に基礎して、互いに異なるように提供することができる。
【0550】
仮想現実装置は使用者の視力によって字や映像の大きさを拡大したり、縮小したりして提供することができる。
【0551】
仮想現実映像は仮想空間の構築に当たって、一部具体的な部分を実際画面と組み合わせることで、仮想空間であるにもかかわらず、実際のように自然に見える映像を生成することができる。例えば、すべての領域を3Dにレンダリングするだけではなく、実際の映像を混ぜることで、使用者が違和感を覚えることなく、実際の映像であるように認識させることができる。
【0552】
仮想現実装置は使用者が仮想映像を見ている途中、間食をたべるか、実際の物を利用しなければならない時、映像の一部に実際の画面を表示することができる。例えば、画面のどこかの隅にお菓子がある映像を小さく挿入することができて、使用者がお菓子に手を伸ばす時にはお菓子がある位置の映像を大きく表示して、使用者がお菓子を簡単に取ることができるようにする。
【0553】
一つの実施例で、仮想現実装置は人の歌の点数を多様に算出することができる。例えば、拍子、音声のみならずダンスも評価に反映されることができる。
【0554】
一つの実施例で仮想現実装置は使用者の音声又他の声でボーカルトレーニングをすることができる。
【0555】
一つの実施例で仮想現実装置は拍子、音声技巧などを指導することができる。
【0556】
一つの実施例で仮想現実装置は使用者の趣向を分析、音楽を作成や部分作成及び作詞することができ、有名歌手の有名な歌を別の音声で歌うことができ、使用者の趣向音色を選択することができる。
【0557】
一つの実施例で仮想現実装置は脳波を同伴する使用者の音色又は他の音色で、音程、歌詞を思い浮かべると代わりに歌を歌いながらこれに合う伴奏を使用者の趣向に合わせてセッティングできる。
【0558】
一つの実施例で仮想現実装置は脳波を分析、カラオケなどの店を利用している途中、水絞り、酒や飲み物、水、摘み、などを注文することができる。
【0559】
一つの実施例で仮想現実装置は使用者の音色を歌と雰囲気に合わせて、少し変更することができる。
【0560】
一つの実施例で仮想現実装置は店の機器システムと連動又は独自的に生体情報を基にして、カラオケの場合、観客の趣向、呼応度を分析することができる。
【0561】
一つの実施例で仮想現実装置は脳波或いは使用者の雰囲気に合わせ又は意図の通り照明の明るさ、色を調整することができる。
【0562】
一つの実施例で仮想現実装置は仮想の画面の中で実写スピーカーなどで発生する振動音の場面が流れるとカラオケ機器にこの機能を別途に付与しなくても、画面に映像適用を実写でも振動効果が出るようにすることができる。
【0563】
一つの実施例で仮想現実装置はカラオケ機器でも雰囲気によって又は使用者の意思や歌の歌詞に合う香りがするようにすることができる。
【0564】
一つの実施例で仮想現実装置は人口知能の命令体系で、ディバイスを通じた最初の顔や声の認識を通じて、これを命令の主体に認識(即ち主人として認識)して、主人の声だけに反応して、他人の命令は聞かないようにすることができる。この場合、微細な声と音程、イメージ変換は同一範囲内であると受容できる。
【0565】
一つの実施例で仮想現実装置は主人の死亡を確認すると、一定期間の後、プログラム自他が破壊され、作動しないようにすることができる。
【0566】
一つの実施例で、使用者は仮想現実装置を利用して、離れている距離で実際の肉体を除き、実際の空間に入場する効果を表現することができる。一つの実施例で、仮想現実装置は使用者の動きを認識して、特定空間の中で、使用者が動く方向に従って映像の方向を調整して、使用者が特定方向へ移動することにつれて使用者の移動速度及び歩幅によって特定方向へ近づいてくる速度を認識して、これによって該当方向の映像の大きさを伸ばしたり、縮めたりすることができる。例えば、入場しようとする現実の特定の空間に複数のカメラが具備され、仮想現実装置と連動された複数のカメラは別の地域に存在する使用者の位置、移動方向及び速度、視線を判断して、一緒に連動して動き、これに合わせて、これを認識する仮想現実装置はカメラから撮影された画面をズームアップ又はズームアウトして方向を変えながら使用者の位置、移動方向、速度及び視線に合わせて使用者に提供する。一つの実施例で複数のカメラは仮想現実装置と連動され、複数のカメラで撮影された写真又は動画で両方で重なる部分を連結、削除及び結合することができる。一つの実施例で仮想現実装置及びカメラは距離別画面拡大と縮小及び出発線を使用者の行動時間を考慮して、多様に適用することができる。一つの実施例で、カメラと共に少なくとも一つのドロンが一緒に利用できる。ドロンは使用者の仮想の位置の目、頭の上、後方、前後など多様な位置で使用者と連動して共に動きながら、使用者が首を回すか、視線を移すとこれに対称する反対方向にドロンが位置し、視野内でドロンが見えないようにして、使用者がみる方向が撮影できるようにする。ドロンは使用者と同じ速度で移動し、内蔵されたカメラは使用者視線と連動する。
【0567】
一つの実施例で、仮想現実機器は現実内の実際の売り場を訪問する時、これと連結されたカメラセンサーなどを利用して、使用者が購入する商品を見たり、音声命令又は脳波及び上述した生体認識方法命令方法などで商品を指定したりすると、自動に該当する商品に対する決済を遂行、製品を購入することができる。
【0568】
一つの実施例で、仮想現実機器は実際の売り場でショッピングする時も、売り場に付着されたセンサーを通じて、他の空間に視点を移動するか、商品に対する位置移動、分析情報を提供することができて、買い物かごに付着されたセンサーを利用して、商品の投入が感知された場合、これを利用して、カウンターで別途精算なしに全体の商品の価額に対する決済ができるようにすることでショッピングする時間を減らすことができる。又、使用者は買い物かごに品物を入れる過程で各々の価格が知ることができて、一部の商品は元に戻さず、購買を取り消すことができる。又、仮想現実装置は買い物かごに付着されたセンサーと連動してそれぞれの商品に関する情報が提供可能であり、仮想現実装置にはこれのための少なくとも一つの仮想現実用センサーが具備できる。
【0569】
一つの実施例で、仮想現実装置は仮想空間で使用者が入場の際、仮想キャラクターや客体の視点を使用者に向かわせることができる。又、使用者は足踏みをするが仮想空間では同じ速度で前後へ歩く姿で画面に表示することができる。
【0570】
図24は一つの実施例による仮想現実装置を図示した図面である。
【0571】
図24を参照にすれば、仮想現実装置(20000)が図示されている。上述したように、仮想現実装置(20000)は使用者端末を受容するケースの構造で構成可能で、自体ディスプレイを含む仮想現実用装置として構成されることもできる。
【0572】
一つの実施例で、仮想現実装置(20000)は折ってつづれるスクリーン筒(20100)を含む。一つの実施例で、スクリーン筒(20100)はベローズに構成できるが、これに制限されない。
【0573】
一つの実施例で、仮想現実装置(20000)の接眼プレートには後面カメラのための通空(20300)が具備できる。通空(20300)は仮想現実装置(20000)に受容される使用者の端末の後面カメラが外部に漏出されるようにするか、使用者の顔又は使用者の後方を撮影できるようにするため利用される。
【0574】
一つの実施例で、通空(20300)はスライディング方式で開閉できるが、開閉方式は制限されない。
【0575】
一つの実施例で仮想現実装置(20000)は使用者の顔面に触れられる接触部(20200)を追加的に含む。一つの実施例で、接触部(20200)は一つ以上の分割されたパーツ(20210ないし20250)で構成され、それぞれのパーツは仮想現実装置(20000)が畳まれる場合、互いにスライディング方式で受容され、接触部(20200)が平らなに張られた状態に畳まれ保管できるようにする。
【0576】
又、仮想現実装置(20000)が張られた場合、それぞれのパーツは互いにスライディング方式で引き出され、使用者の顔面に合うように曲線形態で張られるように構成される。
【0577】
一つの実施例で、互いにスライディング出入り可能に、複数のパーツの中で一部のパーツら(20210、20220,20230,20240及び20250)だけがスクリーン筒(20100)と結合され、残りのパーツは結合されないまま、スライディング移動するように構成できるが、各パーツとスクリーン筒(20100)の結合方式及び具体的な結合位置がこれに制限されるのではない。例えば、パーツ同士の離脱を防ぐため、パーツ内部の一側に引っ掛かりが構成でき、スクリーン筒(20100)との結合に該当するパーツは全体面積に比べて極めて一部だけ結合されることができる。
【0578】
本発明の実施例と関連して、説明された方法又はアルゴリズムの段階はハードウェアで直接具現できるか、ハードウェアによって実行されるソフトウェアモジュールで具現可能か或いはこれらの結合によって具現することができる。ソフトウェアモジュールはRAM(Random Access Memory), ROM( Read only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM), EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM),フラッシュメモリー(Flash Memory)、ハードディスク、着脱型ディスク、CD-ROM,又は本発明が属する技術分野でよく知られている任意の形態のコンピュータ判読可能記録媒体に常駐することもできる。