特表2021-523061(P2021-523061A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2021-523061(P2021-523061A)
(43)【公表日】2021年9月2日
(54)【発明の名称】安全装置
(51)【国際特許分類】
   B60B 3/16 20060101AFI20210806BHJP
   E05B 83/00 20140101ALI20210806BHJP
   E05B 17/00 20060101ALI20210806BHJP
【FI】
   B60B3/16 F
   E05B83/00 C
   E05B17/00 A
【審査請求】未請求
【予備審査請求】有
【全頁数】27
(21)【出願番号】特願2021-512975(P2021-512975)
(86)(22)【出願日】2018年5月10日
(85)【翻訳文提出日】2020年11月9日
(86)【国際出願番号】BG2018000019
(87)【国際公開番号】WO2019213721
(87)【国際公開日】20191114
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DJ,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JO,JP,KE,KG,KH,KN,KP,KR,KW,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT
(71)【出願人】
【識別番号】520437342
【氏名又は名称】ハイト テクノロジー デベロップメント リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100094569
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 伸一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100103610
【弁理士】
【氏名又は名称】▲吉▼田 和彦
(74)【代理人】
【識別番号】100109070
【弁理士】
【氏名又は名称】須田 洋之
(74)【代理人】
【識別番号】100095898
【弁理士】
【氏名又は名称】松下 満
(74)【代理人】
【識別番号】100098475
【弁理士】
【氏名又は名称】倉澤 伊知郎
(74)【代理人】
【識別番号】100130937
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 泰史
(74)【代理人】
【識別番号】100171675
【弁理士】
【氏名又は名称】丹澤 一成
(72)【発明者】
【氏名】ジェコヴァ ヴィクトリヤ プラメノヴァ
(72)【発明者】
【氏名】マノロヴァ ナタリア イリエヴァ
【テーマコード(参考)】
2E250
【Fターム(参考)】
2E250AA21
2E250HH01
2E250HH07
2E250KK01
2E250LL19
(57)【要約】
本発明は、安全な状態に置かれる必要がある要素又は孔を覆うように設計された安全装置であって、コード化本体と、安全カバーと、コード化本体と安全カバーとの間に配置された第1のロック要素及び第2のロック要素と、を備え、コード化本体は、第1の接触面及び第2の接触面を含み、第1のロック要素は、第1の接触面に当接するように構成された第1の当接要素を含み、第2のロック要素は、第2の接触面に当接するように構成された第2の当接要素を含み、第1の接触面は、第2の接触面と同一平面上に存在しない、安全装置に関する。
【選択図】図1F
【特許請求の範囲】
【請求項1】
安全な状態に置かれる要素又は孔(S)を覆うように設計された安全装置(1000,8000,9000,10000,12000,13000,15000,17000)であって、
コード化本体(1100,9100)と、
安全カバー(1400,7400,8400)と、
前記コード化本体(1100,9100)と前記安全カバー(1400,7400,8400)との間に配置された第1のロック要素(1200,6200,7200,8200)及び第2のロック要素(1300,6200,7200,8300)と、
を備え、
前記コード化本体(1100,9100)は、第1の接触面(1130,9130)及び第2の接触面(1140,9140)を含み、
前記第1のロック要素(1200,6200,7200,8200)は、前記第1の接触面(1130,9130)に当接するように構成された第1の当接要素(1220,6220,7220,8220)を含み、
前記第2のロック要素(1300,6200,7200,8300)は、前記第2の接触面(1140,9140)に当接するように構成された第2の当接要素(1320,6220,7220,8320)を含み、
前記第1の接触面(1130,9130)は、前記第2の接触面(1140,9140)と同一平面上に存在しない、
ことを特徴とする、安全装置(1000,3000,4000,5000,6000,11000,12000,13000,15000,17000)。
【請求項2】
前記コード化本体(1100,9100)は、第3の接触面(1131,9131)及び第4の接触面(1141,9141)を含み、前記第3の接触面(1131,9131)は、前記第4の接触面(1141,9141)と同一平面上に存在しない、請求項1に記載の安全装置(1000,3000,4000,5000,6000,11000,12000,13000,14000,15000,17000)。
【請求項3】
前記第1の当接要素(1220,6220,7220)は、前記第2の当接要素(1320,6220,7220)よりも長い、請求項1又は2に記載の安全装置(1000,3000,4000,5000,6000)。
【請求項4】
前記コード化本体(1100,9100)は、前記第1の当接要素(1220,6220,7220,8220)及び前記第2の当接要素(1320,6220,7220,8320)を少なくとも部分的に内部に配置することができるコーディングキャビティ(1160)を含む、請求項1〜3の何れか1項に記載の安全装置(1000,3000,4000,5000,6000,11000,12000,13000,14000,15000,17000)。
【請求項5】
前記コーディングキャビティ(1160)は、前記第1の接触面(1130,9130)と前記第3の接触面(1131,9131)との間及び前記第2の接触面(1140,9140)と前記第4の接触面(1141,9141)との間に含まれる、請求項2及び4に記載の安全装置(1000,3000,4000,5000,6000,11000,12000,13000,14000,15000,17000)。
【請求項6】
前記コード化本体(1100,9100)は、前記コーディングキャビティ(1160)と接続され、前記第1の当接要素(1220,6220,7220,8220)及び/又は前記第2の当接要素(1320,6220,7220,8320)が通過することができる解放キャビティ(1170,9171,9172,15170,15171,17170)を含む、請求項1〜5の何れか1項に記載の安全装置(1000,3000,4000,5000,6000,11000,12000,13000,14000,15000,17000)。
【請求項7】
前記安全カバー(1400,7400,8400)は、溝(1411,8411)を含む、請求項1〜6の何れか1項に記載の安全装置(1000,3000,4000,5000,6000,11000,12000,13000,14000,15000,17000)。
【請求項8】
前記第1の接触面(1130,9130)と前記解放キャビティ(1170,9171,9172,15170,15171,17170)との間の距離及び/又は前記第2の接触面(1140,9140)と前記解放キャビティ(1170,9171,9172,15170,15171,17170)との間の距離は、前記溝(1411,8411)の位置によって決まり、好ましくは複数の溝(1411,8411)の角度寸法に等しく、より好ましくは前記溝(1411,8411)のうちの1つの溝の角度寸法の倍数に等しい、請求項6及び7に記載の安全装置(1000,3000,4000,5000,6000,11000,12000,13000,14000,15000,17000)。
【請求項9】
前記安全カバー(1400,7400,8400)は、前記第1のロック要素(1200)のための第1のシート(1412)と、前記第2のロック要素(1300)のための第2のシート(1413)とを含む、請求項1〜8の何れか1項に記載の安全装置(1000,3000,4000,5000,6000,11000,12000,13000,14000,15000,17000)。
【請求項10】
前記第1のロック要素(1200,6200,7200)が、第1の本体(1210,6210,7210)を含み、前記第1の本体(1210)が第1の平面を描き、前記第1の当接要素(1220,6220,7220)が、前記第1の平面に対して傾斜している、請求項1〜9の何れか1項に記載の安全装置(1000,3000,4000,5000,6000,17000)。
【請求項11】
前記コード化本体(9100)は、第1の当接リング(9133)及び第2の当接リング(9142)を含み、前記第1の当接リング(9133)は前記第1の接触面(9130)を含み、前記第2の当接リング(9142)は前記第2の接触面(9140)を含み、前記第1の当接リング(9133)及び前記第2の当接リング(9142)は、前記コード化本体(9100)のコーディング位置において互いに対して移動することができ、前記コード化本体(9100)のロック位置において互いに対して固定される、請求項1〜10の何れか1項に記載の安全装置(1000,3000,4000,5000,6000,11000,12000,13000,14000,15000,17000)。
【請求項12】
前記コード化本体(9100)は、前記第1の当接リング(9133)及び前記第2の当接リング(9142)が間に配置される複数のロックリング(9191,9192,9193)を含み、前記コード化本体(9100)は、前記第1の当接リング(9133)、前記第2の当接リング(9142)及び前記複数のロックリング(9191,9192,9193)が組み付けられる支持要素(9194)を含む、請求項11に記載の安全装置(1000,3000,4000,5000,6000,11000,12000,13000,14000,15000,17000)。
【請求項13】
安全な状態に置かれる要素又は孔(S)を覆うように設計された安全装置(14000,17000,18000)であって、
安全カバー(14400,17400)と、
前記安全カバー(14400)と前記安全な状態に置かれる要素又は孔(S)との間に配置された第1のロック要素(1200,6200,7200,8200,14200)及び第2のロック要素(1300,6200,7200,8300,14300)と、
を備え、
前記安全カバー(14400,17400)は、第1の接触面(1130,9130)及び第2の接触面(1140,9140)を含み、
前記第1のロック要素(1200,6200,7200,8200,14200)は、前記第1の接触面(1130,9130)に当接するように構成された第1の当接要素(1220,6220,7220,8220,14220,17220)を含み、
前記第2のロック要素(1300,6200,7200,8300,14300)は、前記前記第2の接触面(1140,9140)に当接するように構成された第2の当接要素(1320,6220,7220,8320,14320,17320)を含み、
前記第1の接触面(1130,9130)は、前記第2の接触面(1140,9140)と同一平面上に存在しない、
ことを特徴とする、安全装置(14000,17000,18000)。
【請求項14】
少なくとも1つの第1のシールリング(17230,17233)及び1つの第2のシールリング(17231,17234)を更に備え、
前記第1のシールリング(17230,17233)が傾斜面(17235)を含み、
前記第2のシールリング(17231,17234)が、前記当接要素(17220)の形状に少なくとも部分的に相補的な形状である表面(17236)を含む、請求項13に記載の安全装置(17000)。
【請求項15】
前記第1のシールリング(17230,17233)及び前記第2のシールリング(17231,17234)をスラストさせるのに好適なスラストリング(17250)を含む、請求項14に記載の安全装置(17000)。
【請求項16】
少なくとも1つの第1のシールリング(18230,18232)及び1つの第2のシールリング(18231,18233)と、
少なくとも1つの第1のスラスト要素(18250,18251)を更に備え、前記第1のスラスト要素(18250,18251)は、前記第2のシールリング(18231,18233)を前記第1のシールリング(18230,18232)に向けてスラストさせるように構成される、請求項13に記載の安全装置(18000)。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、安全な状態に置く必要のある要素又は孔を覆うように設計された安全装置に関する。より具体的には、本発明は、所定の組み合わせに従って移動させることにより取り外すことができる安全カバーを備えた、安全な状態に置く必要のある要素又は孔を覆うことを可能にする装置に関する。
【背景技術】
【0002】
様々な応用分野において、許可されたオペレーター/ユーザによって排他的にアクセスできるように、安全な状態に置く必要のある要素を覆うことが必要となる場合が多い。
【0003】
一例として、安全な状態に置く必要のある要素は、自動車又はオートバイのホイールリムのロックボルト又はナットとすることができる。代替として、安全な状態に置く必要がある要素は、自動車又はオートバイのフィラーキャップとすることができる。別の代替として、安全な状態に置く必要がある要素は、ボルト、ナット、又は装置のボタンとすることができる。別の代替として、安全な状態に置く必要のある要素は、例えば、自動車又はオートバイのフィラーキャップの孔、又は電器コンセント、その他などの孔又はキャビティとすることができる。より一般的には、安全な状態に置く必要のある要素は、許可されていないオペレーター/ユーザによる回転、押し込み、取り外し、アクセス、その他が禁止されている要素とすることができる。
【発明の概要】
【0004】
本発明は、安全カバーを通じて、安全カバーが取り外されない限りこのような要素へのアクセスを阻止するように要素を覆う安全装置によって、かかる要素を安全な状態に置くことを可能にする。安全カバーの取り外しは、予め定められた組み合わせに従って移動する必要であり、従って、この取り外しは、かかる要素がこの組み合わせを知っているスタッフよって排他的にアクセスできるようになる。
【0005】
本発明の実施形態は、安全な状態に置かれる必要がある要素又は孔を覆うように設計された安全装置であって、コード化本体と、安全カバーと、コード化本体と安全カバーとの間に配置された第1のロック要素及び第2のロック要素と、を備え、コード化本体は、第1の接触面及び第2の接触面を含み、第1のロック要素は、第1の接触面に当接するように構成された第1の当接要素を含み、第2のロック要素は、第2の接触面に当接するように構成された第2の当接要素を含み、第1の接触面は、第2の接触面と同一平面上に存在しない、安全装置に関することができる。
【0006】
幾つかの実施形態において、コード化本体は、第3の接触面及び第4の接触面を含み、第3の接触面は、第4の接触面と同一平面上に存在しないものとすることができる。
【0007】
幾つかの実施形態において、第1の当接要素は、第2の当接要素よりも長いものとすることができる。
【0008】
幾つかの実施形態において、コード化本体は、第1の当接要素及び第2の当接要素を少なくとも部分的に内部に配置することができるコーディングキャビティを含むことができる。
【0009】
幾つかの実施形態において、コーディングキャビティは、第1の接触面と第3の接触面との間及び第2の接触面と第4の接触面との間に含めることができる。
【0010】
幾つかの実施形態において、コード化本体は、コーディングキャビティと接続され、第1の当接要素及び/又は第2の当接要素が通過することができる解放キャビティを含むことができる。
【0011】
幾つかの実施形態において、安全カバーは溝を含むことができる。
【0012】
幾つかの実施形態において、第1の接触面と解放キャビティとの間の距離及び/又は第2の接触面と解放キャビティとの間の距離は、溝の位置によって決まることができ、好ましくは複数の溝の角度寸法に等しく、より好ましくは溝のうちの1つの溝の角度寸法の倍数に等しいものとすることができる。
【0013】
幾つかの実施形態において、安全カバーは、第1のロック要素のための第1のシートと、第2のロック要素のための第2のシートとを含むことができる。幾つかの実施形態において、第1のロック要素は、第1の本体を含むことができ、第1の本体が第1の平面を描くことができ、第1の当接要素が、第1の平面に対して傾斜することができる。
【0014】
幾つかの実施形態において、コード化本体は、第1の当接リング及び第2の当接リングを含むことができ、第1の当接リングは、第1の接触面を含むことができ、第2の当接リングは、第2の接触面を含むことができ、第1の当接リング及び第2の当接リングは、コード化本体のコーディング位置において互いに対して移動可能であり、コード化本体のロック位置で互いに対して固定することができる。
【0015】
幾つかの実施形態において、コード化本体は、複数のロックリングを含むことができ、これらの間に第1の当接リング及び第2の当接リングが存在し、コード化本体は、第1の当接リング、第2の当接リング、及び複数のロックリングが組み付けられる支持要素を備えることができる。
【0016】
本発明の別の実施形態は、安全な状態に置かれる要素又は孔を覆うように設計された安全装置であって、安全カバーと、安全カバーと安全な状態に置かれる要素又は孔との間に配置された第1のロック要素及び第2のロック要素と、を備え、安全カバーは、第1の接触面及び第2の接触面を含み、第1のロック要素は、第1の接触面に当接するように構成された第1の当接要素を含み、第2のロック要素は、前記第2の接触面に当接するように構成された第2の当接要素を含み、第1の接触面は、第2の接触面と同一平面上に存在しない、安全装置に関することができる。
【0017】
幾つかの実施形態において、安全装置は、少なくとも1つの第1のシールリング及び1つの第2のシールリングを備えることができ、第1のシールリングが傾斜面を含むことができ、第2のシールリングが、当接要素の形状に少なくとも部分的に相補的な面を含むことができる。
【0018】
幾つかの実施形態において、安全装置は、第1のシールリング及び第2のシールリングをスラストさせるのに好適なスラストリングを備えることができる。幾つかの実施形態において、安全装置は、少なくとも1つの第1のシールリング及び第2のシールリング、並びに少なくとも1つの第1のスラスト要素を更に備えることができ、第1のスラスト要素は、第2のシールリングを第1のシールリングに向けてスラストさせるように構成される。
【0019】
本発明の更なる特徴及び利点は、非排他的な幾つかの好ましい実施形態の以下の詳細な説明の分析を通じて明らかになり、これらは、添付図面の助けを借りて例示的且つ非限定的な実施例として例証される。図面では、同じ参照番号が同じ構成要素を表している。
【図面の簡単な説明】
【0020】
図1A】本発明の1つの実施形態による安全装置1000を概略的に示す図である。
図1B】本発明の1つの実施形態による安全装置1000を概略的に示す図である。
図1C】本発明の1つの実施形態による安全装置1000を概略的に示す図である。
図1D】本発明の1つの実施形態による安全装置1000を概略的に示す図である。
図1E】本発明の1つの実施形態による安全装置1000を概略的に示す図である。
図1F】本発明の1つの実施形態による安全装置1000を概略的に示す図である。
図1G】本発明の1つの実施形態による安全装置1000を概略的に示す図である。
図2】安全装置1000の使用方法を概略的に示す図である。
図3】本発明の代替の実施形態による安全装置3000を概略的に示す図である。
図4】本発明の代替の実施形態による安全装置4000を概略的に示す図である。
図5】本発明の代替の実施形態による安全装置5000を概略的に示す図である。
図6】本発明の代替の実施形態によるロック要素6200を概略的に示す図である。
図6A】本発明の代替の実施形態によるロック要素6200及び安全装置6000を概略的に示す図である。
図7】本発明の代替の実施形態によるロック要素7200を概略的に示す図である。
図8】本発明の代替の実施形態によるロック要素8200を概略的に示す図である。
図9A】本発明の代替の実施形態によるコード化本体9100を概略的に示す図である。
図9B】本発明の代替の実施形態によるコード化本体9100を概略的に示す図である。
図9C】本発明の代替の実施形態によるコード化本体9100を概略的に示す図である。
図9D】本発明の代替の実施形態によるコード化本体9100を概略的に示す図である。
図10】コード化本体9100の使用方法を概略的に示す図である。
図11】本発明の代替の実施形態による安全装置11000を概略的に示す図である。
図12】本発明の代替の実施形態による安全装置12000を概略的に示す図である。
図13】本発明の代替の実施形態による安全装置13000を概略的に示す図である。
図14A】本発明の代替の実施形態による安全装置14000を概略的に示す図である。
図14B】本発明の代替の実施形態による安全装置14000を概略的に示す図である。
図15】本発明の代替の実施形態による安全装置15000及びそれぞれの使用方法を概略的に示す図である。
図16】本発明の代替の実施形態によるロック要素を概略的に示す図である。
図17A】本発明の代替の実施形態による安全装置17000を概略的に示す図である。
図17B】本発明の代替の実施形態による安全装置17000を概略的に示す図である。
図18】本発明の代替の実施形態による安全装置18000を概略的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
図1A〜1Gは、本発明の1つの実施形態を概略的に示す図である。図1Aは、安全装置1000の分解図を概略的に示し、図1Bは、安全な状態に置く必要がある要素Sへの安全装置1000の適用を概略的に示している。図1Bに示す事例では、安全な状態に置かれる要素Sはボルトである。しかしながら、本発明は、このタイプの要素を安全な状態に置くことに限定されるものではなく、例えば、回転、押し付け、取り外し、又はアクセスされてはならない何らかの要素を安全な状態に置くのに使用することができる。
【0022】
図1Aで分かるように、安全装置1000は、コード化本体1100、安全カバー1400、及び1又は2以上のロック要素1200,1300を備える。図1Aに示される実施形態では、ロック要素の数は2であるが、以下の説明によれば、異なる数のロック要素を用いることができることは明らかである。一般的に、ロック要素1200,1300は、所定の組み合わせによる安全カバー1400の簡単な動きによって、安全カバー1400をコード化本体1100から取り外すことができるように構成されている。
【0023】
本明細書に示される実施形態では、安全カバー1400は、内側カバー1410、穿孔防止要素1420、及び外側カバー1430を備える。しかしながら、以下の記載において明確に説明するように、安全カバー1400は単一の要素として作ることができることは理解できる。内側カバー1410は、安全装置1100をロック及び解除するのを可能にする特性を説明するために、本明細書の残りの部分においてより詳細に説明される。
【0024】
穿孔防止要素1420は、安全カバー1400を取り外すのを許可されていないスタッフによる穿孔を阻止する機能を有する。従って、穿孔防止要素1420は、例えば、穿孔防止金属で作られた特別なプレートとすることができる。従って、穿孔に対する阻止が不必要であると考えられる実施形態が可能となるか、又は内側カバー1410及び/又は外側カバー1430が穿孔防止金属で作られている実施形態が可能となるので、穿孔防止要素1420は任意とみなされることは明らかである。
【0025】
外側カバー1430は、内側カバー1410及び外側カバー1430に異なる材料及び/又は金型を使用することができるので、装置の製造を容易にすることに加えて、内側カバー1410を保護する同様の機能を有する。しかしながら、穿孔防止要素1420の場合と同様に、外側カバー1430は任意選択とみなされ、外側カバー1430の機能が内側カバー1410によって提供される実施形態を提供可能となる。
【0026】
ロック要素1200及びロック要素1300は、コード化本体1100と安全カバー1400との間に配置される。具体的には、本明細書に示される実施形態では、これらロック要素は、コード化本体1100と内側カバー1410との間に配置される。更に具体的には、本明細書に示される実施形態では、以下の記載においてより明確になるように、これらロック要素は、それぞれのシート(seat、着座部)の内側で内側カバー1410に事前に挿入されて、安全カバー1400がコード化本体1100上に配置されるときに、これらロック要素が2つの要素の間に配置されるようになる。
【0027】
このために、本明細書に示される実施形態では、ロック要素1200,1300は、実質的に円形形状及び/又は弾性圧縮を可能にする形状を有する。より具体的には、本明細書に示される実施形態では、ロック要素1200,1300はスナップリングであり、これは、周知のように、弾性的に動作することを意味する。具体的には、これらロック要素は、圧縮、それぞれのシートへの挿入及び解除をすることができ、その結果、安全カバー1400に作用する弾性スラスト動作により、安全カバー1400に対してこれらロック要素が所定位置に維持される。具体的には、それぞれのシートにロック要素を挿入することにより、安全カバー1400のキャビティの長手延長方向に移動するのが阻止される。逆に、これらロック要素が安全カバー1400に押し付けられても、十分な力の印加を受けて、以下に説明するように安全カバー1400に対して回転することができる。図1Bで分かるように、安全な状態に置かれる要素Sへの安全装置1000の適用は、安全な状態に置かれる要素Sへのコード化本体1100の最初の適用と、その後でロック要素1200及び1300が事前に内部に配置されていた安全カバー1400のコード化本体1100への適用によって得られる。具体的には、本明細書に示される実施形態では、コード化本体1100の複数の図を示す図1Cで分かるように、コード化本体1100は、安全な状態に置かれる要素S内に拘束させることができる形状の固定要素1110を備える。本明細書に示される実施形態では、固定要素1110は、複数の小さなブレードによって構成され、これらは、安全な状態に置かれる要素Sに設けられた対応する孔に挿入することによって圧縮されて、コード化本体1100と安全な状態に置かれる要素Sとの間の結合を確実にするようになる。しかしながら、固定要素1110の異なる実施形態が可能であることは明らかであろう。例えば、固定要素1110を異なる形状にすることは可能であるが、しかしながら、コード化本体1100を安全な状態に置かれる要素Sに互いに実質的に一体であるように接合することを可能にするはずである。代替の実施形態では、安全装置1000を安全な状態に置かれる要素Sに接着又は溶接することも実施可能であり、その結果、固定要素1110は、接着剤、溶接又は同様のシステムからなる。幾つかの実施形態において、構成要素1100及び構成要素Sは、互いに接合されるのではなく、例えば、金型によって構成される単一部品で置き換えることができる。
【0028】
図1Dに示されるように、コード化本体1100は、接触面1130及び接触面1140を備えている。本明細書に示される実施形態では、接触面1130、並びに接触面1140は、コード化本体1100の長手延長方向軸に対して実質的に半径方向に延びる。しかしながら、この実施形態は必須ではない。実際に、以下の説明から明らかなように、接触面1130及び/又は接触面1140が、ロック要素1200,1300の動きをロックできるような形状を有することで十分であろう。
【0029】
ロック要素1200は、接触面1130に当接するように構成された当接要素1220を備える。同様の方式で、ロック要素1300は、接触面1140に当接するように構成された当接要素1320を備える。この特定の実施形態では、ロック要素1200,1300は、スナップリングの形状、すなわち実質的に円弧の形状の本体1210,1310を実質的に備えており、好ましくは210度から350度の間に半径方向の延長部が含まれる。
【0030】
本明細書に示される実施形態では常に、ロック要素1200,1300はまた、対応する接触面に当接するように構成された当接要素1220,1320を備えている。具体的には、本明細書に示される実施形態では、当接要素1220,1320は、本体1210,1310に対して実質的に半径方向に配向された本体1210,1310の延長部を介して得られる。より具体的には、本明細書に示される実施形態では、当接要素1220,1320の延長部は、本体1210,1310の内側に向けられている。しかしながら、本発明は、この実施形態に限定されず、本体1210,1310の外側に向けられた延長部も実施可能となる。更に、本明細書に示される実施形態では、当接要素1320の長さは、当接要素1220の長さを上回る。この実施形態は、簡単でより効率的な方式で接触面1130,1140を得ることができる。しかしながら、本発明は、この実施形態に限定されず、同じ長さを有する当接要素1220,1320を実装することも可能となる。
【0031】
図1Dに示される実施形態では、接触面1130は、接触面1140と同一平面上に存在しない。この特性により、以下で提供される記載において明確に説明されるように、コード化本体1100のコーディングを知っているスタッフによってのみ、安全カバーを安全な状態に置かれる要素Sから取り出すことができる。
【0032】
内側カバー1410の断面図を示す図1Eで分かるように、内側カバー1410は、ロック要素1200,1300の数に相当する数のシート1412,1413を備える。ロック要素1200,1300は、ロック要素1200,1300の圧縮、シート内でのロック要素のそれぞれの位置決め、及びその弾性解放によってそれぞれのシート1412,1413に挿入される。図でも分かるように、内側カバー1410は内部溝1411を備える。溝1411は、安全な状態に置かれる要素Sの外形と一致する形状を有する。具体的には、溝1411の形状は、クリックとともに、安全な状態に置かれる要素S上の内側カバー1410の回転を可能にするようなものである。換言すると、溝1411のサイズは、安全な状態に置かれる要素Sの表面に対する内側カバー1410の移動を可能にするようなものであるが、これは、溝1411と安全な状態に置かれる要素Sの外形との間の相互作用に打ち勝つのに十分であることが必要な力を加えることによってのみ可能である。この相互作用は、上述のクリックによって構成され、これにより、以下に明確に説明するように、安全カバー1400の取り外しを許可されたスタッフが、安全カバー1400を取り外すようにコード化本体1100に関連付けられた組み合わせを実行できるようになる。しかしながら、安全カバー1400の回転角度を目視で簡単に測定することにより、溝1411がなくても本発明を実施できることは明らかである。この操作を容易にするために、安全カバー1400及び/又はコード化本体及び/又は安全な状態に置かれる要素Sは、本明細書に示されていない1又は2以上の位置合わせマークを含むことができる。
【0033】
図1Dで分かるように、コード化本体1100は、当接要素1220及び当接要素1320を内部に配置することができるコーディングキャビティ1160を備える。当接要素1220,1320の移動方向において、コーディングキャビティは、接触面1130と接触面1131との間、及び接触面1140と接触面1141との間に含まれる。更に、幾つかの実施形態において、接触面1131は、有利には、接触面1141と同一平面上に存在しなくてもよい。
【0034】
図1Dで分かるように、コード化本体1100は、コーディングキャビティ1160に接続された解放キャビティ1170を含み、該解放キャビティ1170を当接要素1220及び当接要素1320が通過することができる。具体的には、以下に説明するように位置合わせがなされると、ロック要素1200及び1300又は少なくとも当接要素1220,1320は、安全装置1000を解放するために解放キャビティ1170を通過することができる。
【0035】
図1Fは、安全な状態に置かれる要素S上に装着されたときの、図1Eでも見える内側カバー1410の断面図を示す。図1Gは、内側カバー1410の残りの部分と共に、図1Eでも見える内側カバー1410の断面図を示す。見て分かるように、内側カバー1410の末端部分は、1又は2以上のスラスト要素1414、例えば、弾性タブを含み、コード化本体1100に対して内側カバーを反対方向にスラストするように構成されている。スラスト要素1414は、以下の記載から明らかであるように、任意選択とみなされる。スラスト要素1414を含む実施形態では、これらは、安全カバー1400をコード化本体から離れて移動させることを可能にする。これにより、有利には、ロック要素1200,1300のうちの少なくとも1つの一部、例えば当接要素1320を適切な溝1120に挿入することが可能になる。その結果、これにより、コード化本体1100に対する当接要素1320の偶発的な移動を阻止することが可能になる。具体的には、ロック要素1200,1300が安全カバー1400において弾性的に取り付けられると、これらロック要素は、安全カバー1400に対して摩擦を発生する。これは、ロック要素1200,1300の位置が固定されているときに、これらの要素間に存在する摩擦を超える力が加えられた場合、どのような場合でも安全カバー1400が回転できることを意味する。逆に、ロック要素1200,1300の位置が固定されていない場合には、ロック要素は、安全カバー1400と一緒に回転する。
【0036】
図2は、図1Aから図1Gに示される本発明の実施形態の使用方法を概略的に示す。具体的には、図2は、ロック要素1200及び1300の上面図と、ロック要素1200及び1300と相互作用するコード化本体1100の一部分の簡略図とを概略的に示している。図2は、様々な動作ステップS20〜S28を示している。コード化本体1100に対する安全カバー1400の移動は、各ステップの左側に概略的に示されている。図2で分かるように、ステップS20において、安全カバー1400は、コード化本体1100の方向に移動され、その結果、キャビティ1700を通してロック要素1200及び1300が挿入される。すなわち、ステップS21において、ロック要素1200及び1300は、キャビティ1160の内側にある。このステップから、安全カバー1400が右又は左に十分に回転すると、安全カバー1400がロックされて、コード化本体1100からの取り出しが阻止される。
【0037】
例として、ステップS22において、安全カバー1400は、コード化本体1100に対して右に、すなわち時計回りに回転される。ロック要素1200及び1300は、安全カバー1400においてシート内部に配置されているので、他の力が作用しない場合、ロック要素は、上記で示されるように、安全カバー1400と一緒に平行に移動する。
【0038】
S22の終了時点で、ロック要素1300の当接要素1320は、接触面1140と接触する。安全カバー1140の連続回転は、ロック要素1300の回転をもたらさず、ロック要素1300の回転は、接触面1140と当接要素1320の相互作用によって阻止される。逆に、接触面1140は、ロック要素1200の当接要素1220の移動平面上に存在しないキャビティ1160の内部の位置を占めるので、安全カバー1140の連続回転は、ロック要素1200の移動を生じ、ステップS23に示すように、接触面1130との接触をもたらす。
【0039】
この時点では、安全カバーは、コード化本体1100から分離することはできない。実際には、当接要素1220,1320は、溝1120と、又は溝1120が存在しない場合はコード化本体と接触することになり、従って、安全カバー1400がコード化本体1100から分離するのを防ぐ。すなわち、安全カバー1400に作用する圧力を遮断することができる。この場合に提供されるスラスト要素1414は、少なくとも当接要素1320を溝1120に進入させ、これにより安全カバー1400におけるロック要素1300の摩擦組立のお陰で、有利には、コード化本体1100に対するロック要素1300の偶発的な移動が阻止される。この時点で、安全カバー1400を時計回り又は反時計回りにランダムに回転させると、安全カバー1400をコード化本体1100から分離することができない。第一に、これは、ロック要素1300が溝1120内に配置されていることにより、ロック要素1300の回転が不可能であって阻止されることに起因して発生する。何れの場合も、スラスト要素1414に圧力が加えられたとしても、或いは、これらスラスト要素が設けられていない場合でも、2つのロック要素1200,1300がもはや位置合わせされていないので、当接要素1220及び1320の両方をキャビティ1170から取り出すことは不可能である。
【0040】
詳細には、ステップS及びS26に示すように、反時計回りの移動は、ロック要素1320を接触面1141に対してもたれさせる。制御されない回転が継続することにより、ロック要素1220が接触面1131にもたれ、ロック構成に戻る。逆に、ステップS27に示されるように、制御された反時計回りの回転は、ロック要素1220及び1320の位置合わせをもたらす。この時点で、ステップS28に示すように、2つのロック要素1220及び1320をキャビティ1170の上方に移動させて、装置1000を解放する段階に進むことが可能である。
【0041】
従って、ロック要素1220,1320の位置合わせは、接触面1130,1131,1140,及び1141の相対位置によって決まり、これらの位置及びロック要素1220,1320を位置合わせするのに必要な回転移動又は組み合わせを知っている人によってのみ、装置1000を解放することができる。
【0042】
上記の状況において、スラスト要素1414の存在下で、スラスト動作がロック要素1220,1320を溝1120から解放することを可能にする場合にのみ、回転ステップが実施可能であることは明らかであろう。従って、スラスト要素1414の存在下での組み合わせの使用は、スラスト運動と回転運動を一緒に適正に適用することを必要とする。更に、安全カバー1400をスラストしてロック要素1220を解放し、安全カバー1400とロック要素1220,1320を共に回転できるようにするのではなく、安全カバー1400を引く必要があるように装置を構成することができる代替の実施形態を実施できることは明らかであろう。
【0043】
幾つかの実施形態において、接触面1130,1131と解放キャビティ1170との間の距離、及び/又は表面1140,1341と解放キャビティ1170との間の距離は、溝1411の位置によって決まり、好ましくは、複数の溝1411の角度寸法に等しく、更により好ましくは、溝1411のうちの1つの溝の角度寸法の倍数に等しい。幾つかの実施形態において、溝1120の角度寸法は、当接要素1220,1320の角度寸法に相当する。その結果、キャビティ1160のサイズは、溝1120及びキャビティ1170のサイズによって決まる。溝1411は、回転中に溝1411と要素Sの外形との間の干渉によって生じる異音又はクリック音を発生するように配置される。従って、溝1411の角度寸法は、溝1120と連続する溝との間のロック要素1200,1300によって占められる距離に異音又はクリックが対応することが得られるように計算することができる。この解決策は、組み合わせが回転角で表される代わりに、要素S又はコード化本体1100上の溝1411によって生成されるクリックの数として表現することができるので、特に有利である。組み合わせを定義する距離は、溝の角度寸法の倍数に等しいので、組み合わせは、特定の角度による回転としてではなく、1又は2以上の方向でのクリックの数として簡単に記憶されることになる。
【0044】
図3〜6は、本発明の代替の実施形態を概略的に示している。
【0045】
具体的には、図3は、上述の2つのロック要素の代わりに3つのロック要素を備えた実施形態を示している。またこの場合は、接触面のうちの少なくとも2つの接触面間に同一平面性が欠如していることにより、それぞれのロック要素の不整列の位置決めをもたらすので、ロック要素を再び位置合わせさせて、装置を解放するには、所定の組み合わせによる1又は2以上の回転が必要となる。
【0046】
図4は、上記の説明とは異なり、接触面の位置がキャビティ1170に対して非対称である実施形態を概略的に示している。本発明はこの場合にも有効に機能することができる。
【0047】
図5は、溝1120がない実施形態を概略的に示している。ロック要素を停止させる位置合わせ不良構成は、溝1120の存在に依存しないので、本発明はこの場合にも有効に機能することができる。
【0048】
図6は、上記のロック要素1200及び/又はロック要素1300の実施可能な変形形態であるロック要素6200を概略的に示している。具体的には、ロック要素6200は、ロック要素1200に関して上記で記載されたように、本体6210の一端に配置されるのではなく、2つの端部の間に含まれる本体6210の一部、好ましくは2つの端部に対して実質的に中央の位置に配置される当接要素6220を備える。ロック要素1200がロック要素6200と交換された場合、本発明は同様に機能できることは明らかであろう。
【0049】
図7は、上記のロック要素1200及び/又はロック要素1300及び/又は上述したロック要素6200の実施可能な変形形態であるロック要素7200を概略的に示している。具体的には、ロック要素7200は、本体7210の両端の間に含まれる本体7210の一部に配置された当接要素7220を備える。この場合、本体7210は、好ましくは180°よりも小さく、より好ましくは90°よりも小さい角度を有する円弧の形状を有する。この場合、上記の場合と同様の弾性挿入は実施可能でないので、ロック要素7200が安全プラグ7400に対して移動するのを防ぐために、2つのシールリング7230、7231が使用され、これらの間にロック要素7200が押されたままである。圧力は、安全カバー7400の長手延長方向で弾性スラスト作用を発揮するような形状のスラストリング7250と、ロックリング7240(例えば、スナップリング)とによって得られる。従って、安全カバー7400は、図示されていなくても、ロックリング7240用の少なくとも1つのシートを含むことは明らかであろう。ロック要素1200、1300、6200のうちの1又は2以上がロック要素7200と交換された場合、本発明が同様にして機能できることは明らかであろう。
【0050】
例えば、図6に見られる幾つかの実施形態において、ロック要素6200は、平面を描く本体6210を備える。換言すると、本体6210を含む平面が存在する。当接要素6220はまた平面に属することができ、或いは、好ましくは5°〜20°の間に含まれる角度で上記平面に対して傾斜することができる。当接要素6220の傾斜により、安全カバー1400は、コード化本体1100に取り付けられている間弾性的に動作し、安全カバー1400をコード化本体1100から分離する試みに応答して、溝1120に対して、又は何れの場合においても溝が提供されていない場合には対応する表面に対してスラストすることができる。この特性により、有利には、当接要素6220と解放キャビティ1170との間の位置合わせとは無関係に、コード化本体1100に安全カバー1400を取り付けることが可能になる。逆に、解放動作は、上記の内容が当てはまる。
【0051】
図6Aに見られる別の実施形態によれば、ロック要素6200は、ロック要素6200を含む安全装置6000で使用され、その結果、要素S上に安全カバー6400をロックすることが可能である。安全カバー6400は、例えば、ばね又は磁石などのスラスト素子6414により素子Sに対して反対方向にスラストされる。ロック要素6200の有利な形状のお陰で、当接要素6220は、必ずしもロックキャビティ6170を通して挿入される必要はない。逆に、図6Aに見られるように、弾性動作のお陰で、当接要素6220を任意の位置に挿入することが可能である。しかしながら、上記の実施例と同様に、ロック要素6200の形状のお陰で、ロックキャビティ6170を介してのみ取り出しが可能となる。スラスト要素6414のスラスト動作は、他の何れかの方法での取り出しが不可能であることを保証する。
【0052】
図8は、ロック要素1200及び/又はロック要素1300及び/又はロック要素6200及び/又はロック要素7200の実施可能な変形形態であるロック要素8200,8300を概略的に示している。具体的には、ロック要素8200,8300は、実質的に球形の当接要素8220,8320を備える。この場合、上記の場合と同様の弾性挿入は実施可能でないので、当接要素8220,8320が安全プラグ8400に対して移動するのを防ぐために、2つのシールリング8230、8231が使用され、その間で当接要素8220が押されたまま保持される。従って、シールリング8230、8231と当接要素8220との組み合わせがロック要素8200を生成する。同様に、当接要素8220は、シールリング8231とスラストリング7250との間で押されたまま保持され、上述のように機能する。本発明は、ロック要素1200、1300、6200、7200のうちの1又は2以上がロック要素8200,8300と交換された場合、同様の方法で機能できることは明らかであろう。
【0053】
上記の実施形態では、安全カバー8400は、上記の溝1411と同様の機能を有する溝8411を備えている。この場合もまた、本発明は、溝8411がなくても実施できることは明らかである。
【0054】
上記の実施形態では、安全カバー8400は、それぞれシールリング8230、8231に設けられた1又は2以上の回転防止ノッチ8232に対応する1又は2以上の回転防止歯状部8411を備えている。これらの特性は、任意選択と考えるべきであり、安全カバー8400に対してシールリング8230、8231の回転を阻止する。
【0055】
図9Aから9Dは、本発明の代替の実施形態によるコード化本体9100を概略的に示している。具体的には、コード化本体9100は、コード化本体の組み合わせ又はコーディングをプログラムできるという点で、コード化本体1100とは異なる。
【0056】
より具体的には、コード化本体9100は、少なくとも1つの当接リング9133及び1つの当接リング9142を含み、当接リング9133は接触面9130を含み、当接リング9142は接触面9140を含む。2つの接触面9130及び9140の機能は、上記の接触面1130及び1140の機能と同様である。上記に加えて、コード化本体9100は、例示するように、当接リング9132及び当接リング9143を含み、当接リング9132は接触面9131を含み、当接リング9144は、接触面9141を含み、その機能は、接触面1131及び1141の機能と同様である。上記の実施形態では、各々が単一の接触面を有する4つの当接リングが存在するが、単一の当接リングに2つの接触面を実装することが可能となり、従ってコード化本体を構成する可能性を低減するが、多少なりとも構成の可能性を維持することは明らかである。例えば、接触面の2つの異なる構成が図9Dの2つの例として図示されている。
【0057】
コード化本体9100の組み合わせの変更を可能にするために、当接リングは、コード化本体9100のコーディング位置で互いに対して移動することができ、コード化本体9100のロック位置で互いに対して固定される。ロック位置とコーディング位置の間の通路は、例えば、発生する摩擦に起因してリングがロックされるようにリングに圧力を作用することによるか、又は相互移動を妨げるような方法で当接リングに設けられた図示されていない適切なスロットにロック要素を挿入することにより、様々な方法で取得することができる。図示の実施形態では、コード化本体9100は、複数のロックリング9191、9192、9193を含み、その間に当接リングが配置されている。図示されているロックリングの数は3つであるが、本発明はロックリング9191及び9193でのみ実施できることは明らかである。図示の実施形態では、ロックリングは、摩擦を生じ、従って、当接リング9132、9133、9142、9143をロックし、支持要素9194に取り付けられる。支持要素9194は、ロックリング9191−9193のうちの1又は2以上、好ましくはロックリング9191をネジ留めできるようにするためにネジ付きにすることができ、当接リングに圧力を作用させて、従って、緩めたときのコーディング位置から締め付けたときにロック位置にまで通過するようにする。
【0058】
図示の実施形態では、支持要素9194は、安全な状態に置かれる孔Sへのアクセスを可能にするように、中空の円筒形を有する。しかしながら、代替として、当接リングとロックリングの組み立てを可能にする任意の形状を実装できることは明らかである。
【0059】
図示の実施形態では、ロックリングは相補的な面を有し、その結果、ロック位置では、2つの隣接するロックリングの相補的な面が互いに噛み合って、ロックリングの相互回転が阻止されるようになる。図示の実施形態では、相補面は、支持要素9194の長手延長方向においてロックリングの各々の表面から延在する半円筒部を介して得られる。この構成は、有利には、ロックリング間の回転を回避することを可能にし、また、2つの相補的な半円筒部が完全な円筒部を形成するので、当接リング9132、9133、9142、9143を組み立てることができる円筒部を提供する。
【0060】
本明細書に示されていない幾つかの実施形態において、当接リング9132、9133、9142、9143に設けられたロックキャビティと相互作用することを意図したロック歯状部を少なくとも部分的に含む半円筒部の外面を作成することが可能である。このように、コード化本体9100の組み立て中にロック歯状部とロックキャビティとの間に得られた固定のお陰で、当接リングを特定の位置にロックすることが可能になる。
【0061】
図10は、コード化本体9100の使用方法を概略的に示している。本方法は、図2を参照して既に説明した方法と実質的に同様である。この場合、図示の実施形態は、2つの解放キャビティ9171,9172を有する2つのロックリング9192,9193を含む。しかしながら、代替の実施形態では、単一のロックリング9193及び単一の解放キャビティ9192を使用することにより、同様の機能を得ることが可能となることは明らかであろう。図9A〜9D及び図10に示す実施形態では、ロックリング9192,9193は、上記の溝1120と同様の機能を有する溝9120を含む。従って、溝1120の機能及びオプションの存在についての観察は、溝9120にも当てはまる。
【0062】
図11、12、13、14A及び14Bは、本発明の代替の実施形態による安全装置11000、12000、13000、14000を概略的に示す。
【0063】
具体的には、安全装置11000〜13000の各々は、図8を参照して前述したものと同様の当接要素8220、8320を含む。図9A〜9D及び図10とは異なり、コード化本体のキャビティには、何れの装置11000〜13000にも溝9120が設けられていない。しかしながら、当接要素8220、8320とコード化本体との間に圧力を加えることにより、コード本体に対する安全プラグの偶発的な移動を防ぐことができる。図11の場合、圧力は、内側カバー11410と外側カバー11430との間に配置されたスラスト要素11414(例えば、ばね)によって加えられる。図12に示す場合では、スラスト要素12414は、内側カバー12410と外側カバー12430との間に配置された2つの磁石で構成され、互いに相互に反発し合い、従って、内側カバー11410を外側カバー11430から離れて移動させるようにする。図13の場合、上記のスラスト要素1414が使用される。スラスト要素第11414、12414は、ロック要素8200、8300とは異なるロック要素を含む実施形態においても使用できることは明らかであろう。
【0064】
図13に示す実施形態では、コード化本体の外面1180に位置する溝13411を観察することも可能である。溝13411の機能は、上記の溝1411、8411と同様であり、安全カバーを回転させたときに上記のクリック音を発生させるのに適した要素として機能する。
【0065】
図14に示される実施形態は、ロック要素14200、14300が安全カバー上ではなく、安全な状態に置かれる要素S上に組み立てられ、コード化本体が安全カバー14400において達成されるという点で、これまでの全ての実施形態とは異なる。図示の実施形態において、ロック要素14200及び14300は、ロック要素1200、1300と同様であり、唯一の相違点は、当接要素14220,14320が安全カバー14400の方向に向けられていることである。換言すると、ロック要素14200及び14300の形状により、これらが弾性的に動作することができ、摩擦によって要素S上に取り付けることができる。この場合、弾性力は、ロック要素1200、1300の場合と同様に、膨張によってではなく圧縮によって作用する。その結果、当接要素は、ロック要素1200,1300の場合のようにロック要素の内側に向けられるのではなく、ロック要素の外側に向けられる。安全装置14000は、安全な状態に配置される要素又は孔Sを覆うのに使用することができ、安全カバー14400と、安全カバー14400と安全な状態に置かれる要素又は孔Sとの間に配置されるロック要素14200及びロック要素14300とを備える。上記に示した1又は2以上のロック要素14200,14300のうちの1又は2以上の代わりに、当業者には明らかであろう好適な修正を加えたロック要素1200、6200、7200、8200の何れかを使用できることは明らかである。
【0066】
安全カバー14400は、例えば、接触面1130,9130に類似する接触面と、例えば接触面1140,9140に類似する接触面とを備える。ロック要素14200は、第1の接触面に当接するように構成された当接要素14220を含み、ロック要素14300は、上記と同様に、第2の接触面に当接するように構成された当接要素14320を含む。上記の場合と同様に、第1接触面が第2接触面と同一平面上にないことにより、例えば図2及び図10に関して説明されたように安全カバーをロックすることが可能となる。
【0067】
図15は、本発明の代替の実施形態による安全装置15000及びそれぞれの使用方法を概略的に示している。具体的には、安全装置15000は、上述の安全装置に関して2つの相違点を示し、これは、独立して、及び上述の安全装置の各々と組み合わせて実行することもできる。より具体的には、安全装置15000では、当接要素15220及び15320の断面サイズが異なり、更に解放キャビティが複数ある。前の説明から明らかであり、図15で分かるように、安全要素15000を解放するために、適切な当接要素を適切な解放キャビティと、例えばより大きな当接要素15320をそれぞれの解放キャビティ15171と位置合わせする必要がある。
【0068】
図16は、本発明の代替の実施形態によるロック要素を概略的に示している。具体的には、図16に示した実施例及び前述の説明から明らかなように、ロック要素、より具体的には当接要素の形状がコーディングキャビティに向かって、又はそれぞれの接触面に向かって突出することで十分である。従って、前述のロック要素の何れかの代わりに、図16に示すロック要素の何れかを使用できる。
【0069】
図17A及び17Bは、本発明の代替の実施形態による安全装置17000を概略的に示している。
【0070】
この実施形態では、ロック要素は、安全な状態に置かれる要素Sに取り付けられ、当接要素17220、17320は、シールリング17230,17231,17233,17234によって所定位置に維持される球体によって得られる。既に説明したように、球体の代わりに、例えば、図16に示すものの1つのような他の当接要素を使用することができる。
【0071】
解放動作に関する限り、この実施形態は、図14A及び14Bに関連して検討されたのと同様の方法で機能し、ここではロック要素もまた、安全な状態に置かれる要素S上に配置される。従って、この場合においても、安全カバー17400内に設けられたそれぞれのキャビティ内で、当接要素17220,17320の整列により解放が行われる。
【0072】
しかしながら、図14A及び図14Bとは異なり、この実施形態は、異なる実施形態をどのように組み合わせることができるかを明らかにする目的で、図8に示す実施形態で使用したものと同様の当接要素17220,17320を使用する。
【0073】
更にこの実施形態は、このタイプの当接要素17220,17320が当接要素6220と同様に動作することを可能にする特性を追加する。換言すると、本実施形態は、必ずしも解放キャビティ17170と位置合わせされていない当接要素17220,17320の存在下でも、安全な状態に置かれる要素S上に安全カバー17400を取り付けることを可能にする。
【0074】
これが可能なのは、ロックリングの少なくとも幾つかが、安全な状態に置かれる要素Sに沿って移動可能であり、スラストリング17250(例えば、ばね)によって押し付けられたまま保持されることに起因する。具体的には、図17Bでより容易に分かるように、当接要素17320は、安全カバー17400に接触すると、安全な状態に置かれる要素Sに向かって押し付けられる。シールリング17233が左側に移動でき、従って、シールリング17233と17324の間に当接要素17320を挿入できるより多くのスペースが残されるので移動可能である。
【0075】
当接要素17320がコーディングキャビティ17460に入ると、スラストリング17250によって作用するスラスト力が、当接要素17320をその最も外側の位置に戻し、当接要素がコーディングキャビティに収まるようにする。同じ仕組みは、コーディングキャビティ17461への当接要素17320の挿入、及びコーディングキャビティ17460への当接要素17220の挿入にも適用することができる。従って、当接要素6220の場合と同様に、解放キャビティ17170を通過する必要なしに、当接要素をそれぞれのコーディングキャビティに挿入することが可能である。
【0076】
更に、有利には、当接要素17220、17320が解放キャビティ17170と位置合わせされていない場合、取り出しを防止することが可能である。
【0077】
これは、有利には、シールリング17230及び17231、並びにシールリング17233及び17234を非対称的に作製することによって得られる。
【0078】
具体的には、図17Bでより容易に分かるように、シールリング17230は、傾斜面17235を含み、シールリング17231は、当接要素17220の形状に少なくとも部分的に相補的な表面17236を含む。
【0079】
挿入中、当接要素17220は、相補面17236の外側で傾斜面17235に沿って押し出される。このことは、傾斜面17235の角度位置のお陰で、シールリング17230の左側へのスラスト作用をもたらし、従って、上述のように、シールリング17230と17231との間にスペースが空けられる。安全カバー17400の取り出し中に、当接要素17220が相補面17236に押し付けられる。当接要素17220の外形が相補面17236の外形と一致するお陰で、当接要素17220は、相補面17236によって閉じ込められたまま移動できず、安全カバー17400の取り出しを防止する。この挙動は、当接要素17320と同様の方法で適用できることは明らかであろう。更に、幾つかの実施形態において、シールリングの回転を回避するために回転防止歯状部17232と協働する回転防止ノッチ17215を設けることができる。更に、安全な状態に置かれる要素Sに沿った様々な回転防止ノッチ17215の長さは、安全な状態に置かれる要素Sに沿ってシールリングによって到達できる最大位置を定めるように異なることができる。
【0080】
図18は、本発明の代替の実施形態による安全装置18000を概略的に示す。
【0081】
この場合、スラスト要素18250,18251は、シールリング18230,18231,18233,18234間に配置される。
【0082】
少なくともシールリング18230,18232は、当接要素18220,18320の部分挿入を可能にする溝を備える。例えば、ばね又は磁石などのスラスト要素18250,18251によって提供される動きの可能性のお陰で、シールリング18231,18233は、安全な状態に置かれる要素に沿って移動することができる。このようにして、それぞれのシールリングの間の固定位置に保持される当接要素18220,18320を解放することができる。
【0083】
従って、より具体的には、安全な状態に置かれる要素S又は安全カバー18400を引くことにより、当接要素18220,18320は、コーディングキャビティ18460,18461を制限する表面に接して、特にシールリング18230,18231,18233,18234に実質的に平行でそれぞれのコーディングキャビティ18460,18461に対して当接要素18220,18320の取り出し方向に向かって配置された表面に沿ってもたれる。このようにして、安全カバー18400を引くことにより、それぞれのシールリング18230,18231,18233,18234から当接要素18220,18320を解放することができ、従って、当接要素18220,18320を安全な状態に置かれる要素Sに対して移動させることができる。
【0084】
その結果、この実施形態では、安全カバー18400を引いて回転させ、安全な状態に置かれる要素Sから取り出すようにする組み合わせを実施することが可能となる。
【0085】
明確にするために、上記の記載では、異なる実施形態が独立して説明されており、各々が特定の特性のセットを有するが、新しい実施形態を得るように任意の実施形態の特性のサブセットを実施できることは明らかである。また、新しい実施形態が得られるように、実施形態の任意の数の特性は、1又は2以上の他の実施形態の任意の数の特性と一緒に実装できることも明らかであろう。従って、本発明の実施可能な実施形態は、上記のものに限定されず、添付の特許請求の範囲によって定められる範囲に含まれる任意の実施形態を含む。
【符号の説明】
【0086】
1000 安全装置
1100 コード化本体
1110 固定要素
1120 溝
1130,1131,1140,1141 接触面
1150 外面
1160 コーディングキャビティ
1170 解放キャビティ
1180 外面
1200,1300 ロック要素
1210,1310 本体
1220,1320 当接要素
1400 安全カバー
1410 内側カバー
1411 溝
1412,1413 シート
1414 スラスト要素
1420 穿孔防止要素
1430 外側カバー
S 安全な状態に置かれる要素
S20−S28 使用方法
3000 安全装置
4000 安全装置
5000 安全装置
6000 安全装置
6160 コーディングキャビティ
6170 解放キャビティ
6200 ロック要素
6210 本体
6220 当接要素
6400 安全カバー
6414 スラスト要素
7200 ロック要素
7210 本体
7220 当接要素
7230,7231 シールリング
7240 ロックリング
7250 スラストリング
7400 安全カバー
8200,8300 ロック要素
8220,8320 当接要素
8230,8231 シールリング
8232 回転防止ノッチ
8400 安全カバー
8411 溝
8415 回転防止歯状部
9100 コード化本体
9120 溝
9130,9131,9140,9141 接触面
9132,9133,9142,9143 当接リング
9171,9172 解放キャビティ
9191,9192,9193 ロックリング
9194 支持要素
11000 安全装置
11410 内側カバー
11430 外側カバー
11414 スラスト要素
12000 安全装置
12410 内側カバー
12430 外側カバー
12414 スラスト要素
13000 安全装置
13411 溝
14000 安全装置
14170 解放キャビティ
14200,14300 ロック要素
14220,14320 当接要素
14400 安全カバー
15000 安全装置
15170,15171 解放キャビティ
15220,15320 当接要素
17000 安全装置
17170 解放キャビティ
17215 回転防止ノッチ
17220,17320 当接要素
17230,17231,17233,17234 シールリング
17232 回転防止歯状部
17235 傾斜面
17236 相補面
17240 ロックリング
17250 スラストリング
17400 安全カバー
17460,17461 コーディングキャビティ
18000 安全装置
18220,18320 当接要素
18230,18231,18233,18234 シールリング
18240 ロックリング
18250,18251 スラスト要素
18400 安全カバー
18460,18461 コーディングキャビティ
図1A
図1B
図1C
図1D
図1E
図1F
図1G
図2
図3
図4
図5
図6
図6A
図7
図8
図9A
図9B
図9C
図9D
図10
図11
図12
図13
図14A
図14B
図15
図16
図17A
図17B
図18
【国際調査報告】