【実施例】
【0182】
下記の実施例は、本開示の特定の実施形態を実証するために含まれる。下記の実施例において開示されている技術は、本開示の実施において良好に機能する技術を表し、したがって、その実施のための特定のモードを構成すると考えることができることを当業者は認識すべきである。しかし、当業者は、本開示に照らして、開示されている特定の実施形態において多くの変更を行うことができ、本開示の趣旨および範囲から逸脱することなくそれでもなお類似または同様の結果を得ることを認識すべきである。
略語および頭字語のリスト
略語 意味
℃ セ氏の度
Ac アセチル
aq. 水性
br 幅広
BSA ウシ血清アルブミン
d 二重線
DCM ジクロロメタン
dd 二重線の二重線
ddd 二重線の二重線の二重線
DMA ジメチルアセトアミド
DMF ジメチルホルムアミド
DMSO ジメチルスルホキシド
dt 二重線−三重線
EC
50 最大有効濃度の半分
EDCI 1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド
EDTA エチレンジアミン四酢酸
Eqまたはequiv. 当量
ESI エレクトロスプレーインターフェース
Et エチル
EtOAc 酢酸エチル
EtOH エタノール(エチルアルコール)
FBS ウシ胎仔血清
g グラム
HATU 1−[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]−1H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジニウム3−オキシドヘキサフルオロホスフェート
HEPES 2−[4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イル]エタンスルホン酸
HCl 塩酸
HOBT 1−ヒドロキシベンゾトリアゾール
HPLC 高圧液体クロマトグラフィー
Hrs 時間
Hz ヘルツ
i−pr イソプロピル
J 結合定数(MHz)
LCMS 液体クロマトグラフィー−質量分析
M モル濃度
m 多重線
M+ 質量ピーク
M+H 質量ピーク+水素
M−H 質量ピーク−水素
Me メチル
MeCN アセトニトリル
MeOH メタノール(メチルアルコール)
Mg ミリグラム
MgSO
4 硫酸マグネシウム
MHz メガヘルツ
Min 分
ml/mL ミリリットル
mM ミリモル濃度
mmol ミリモル
MS 質量分析
μwave マイクロ波
n− ノルマル
nBu/Bu n−ブチル(ノルマルブチル)
nL ナノリットル
nm ナノメートル
NMP 1−メチルピロリジン−2−オン
NMR 核磁気共鳴
NP−40 ノニルフェノキシポリエトキシエタノール
Ph フェニル
q 四重線
q.s. 記載される機能を達成するのに十分な量
RP 逆相
Rt 室温
s 一重線
t 三重線
T3P 1−プロパンホスホン酸無水物
TBTU O−(ベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウムテトラフルオロボレート
THF テトラヒドロフラン
【0183】
化学物質の供給源
本明細書中で使用される中間体のうちのいくつかは、市販されている。供給源としては:
J&W Pharmalab,3930 Nebraska Ave.,Levittown,PA 19056 USA;
TCI America,9211 North Harborgate Street,Portland,OR 97203,USA;
SpiroChem AG,Rosental area,WRO−1047−3,Mattenstrasse 24,4058 Basel,Switzerland;
Synnovator,Inc.,104 TW Alexander Dr,Durham,NC 27709;および
Ark Pharma,Inc.,3860 N.Ventura Drive,Arlington Heights,IL 60004,USA.
が挙げられる。
【0184】
一般合成1
【化8】
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実施例1: 4−フルオロ−2−(メチルスルホンアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
【0185】
工程1: 2−アミノ−4−フルオロ安息香酸メチル(1.64g、9.71mmol)およびメタンスルホニルクロリド(5.28mL、115mmol)のジクロロメタン(100mL)中の溶液に、ピリジン(7.86mL、97.1mmol)を添加した。この溶液を室温で18時間撹拌した。この反応を1NのHClでクエンチし、そして5分間撹拌した。この混合物をDCMで抽出した(3回)。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。この粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、4−フルオロ−2−(メチルスルホンアミド)安息香酸メチルを得た。
【0186】
工程2: 4−フルオロ−2−(メチルスルホンアミド)安息香酸メチル(1.65g、6.67mmol)のTHF/MeOH/水(1:1:1、66.0mL)中の溶液に、水酸化リチウム一水和物(1.40g、33.4mmol)を添加した。この混合物を室温で18時間撹拌した。この反応を1NのHClでクエンチし、そして濃縮した。この粗生成物を水で希釈し、そしてEtOAcで抽出した(3回)。合わせた有機層をブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮して、4−フルオロ−2−(メチルスルホンアミド)安息香酸を得、これをさらに精製せずに使用した。
【0187】
工程3: 4−フルオロ−2−(メチルスルホンアミド)安息香酸(650mg、2.79mmol)、3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩(706mg、3.76mmol)、EDCI(801mg、4.18mmol)およびHOBT(565mg、4.18mmol)のDMF(30.0mL)中の混合物を5分間撹拌した。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(2.43mL、13.9mmol)を添加し、そしてこの溶液を室温で18時間撹拌した。この溶液を濃縮し、酢酸エチルで希釈し、そしてそのpHを、1NのHClの添加により3に調整した。この混合物をEtOAcで抽出し(3回)、そして合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水MgSO
4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。この粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー、その後結晶化により精製して、4−フルオロ−2−(メチルスルホンアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.47 (s, 1H), 9.56 (s, 1H), 7.93 (dd, J = 9.0, 6.3 Hz, 1H), 7.31 (dd, J = 11.2, 2.6 Hz, 1H), 7.05 (td, J = 8.5, 2.6 Hz, 1H), 3.23 (s, 3H), 2.35 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 367.07;found 367.01。
【0188】
【化9】
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実施例2: 2−(シクロプロパンスルホンアミド)−4−フルオロ−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
工程1: 7−フルオロ−2H−ベンゾ[d][1,3]オキサジン−2,4(1H)−ジオン(50.0mg、0.276mmol)、3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩(51.8mg、0.276mmol)および水酸化ナトリウム(20.0mg、0.500mmol)の1,4−ジオキサン(3.0mL)中の混合物を105℃で18時間加熱した。この混合物を濾過し、そしてその濾液を濃縮した。この粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、2−アミノ−4−フルオロ−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを得た。LCMS−ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 289.10;found 289.48。
【0189】
工程2: 2−アミノ−4−フルオロ−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミド(32.0mg、0.111mmol)、メタンスルホニルクロリド(0.113mL、1.11mmol)およびピリジン(0.135mL、1.67mmol)のDCM(2.0mL)中の溶液を室温で18時間撹拌した。この反応物を濃縮し、そしてこの粗生成物を逆相クロマトグラフィーにより精製して、2−(シクロプロパンスルホンアミド)−4−フルオロ−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.42 (s, 1H), 9.59 (s, 1H), 7.92 (dd, J = 8.9, 6.3 Hz, 1H), 7.35 (dd, J = 11.1, 2.6 Hz, 1H), 7.08 (td, J = 8.5, 2.6 Hz, 1H), 2.89 (p, J = 6.4 Hz, 1H), 2.36 (s, 6H), 1.03 - 0.99 (m, 4H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 393.09;found 393.75。
【0190】
【化10】
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実施例3: 2−((4−(tert−ブチル)フェニル)スルホンアミド)−4−フルオロ−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
一般合成1に従って、4−tert−ブチルベンゼンスルホニルクロリド(1.5当量)を工程1で使用し、そしてこの反応物を室温で48時間撹拌した。3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、2−((4−(tert−ブチル)フェニル)スルホンアミド)−4−フルオロ−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを逆相クロマトグラフィーによる精製後に得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.81 (s, 1H), 9.49 (s, 1H), 7.81 (dd, J = 8.9, 6.2 Hz, 1H), 7.76 - 7.66 (m, 2H), 7.63 - 7.57 (m, 2H), 7.25 (dd, J = 10.9, 2.6 Hz, 1H), 7.04 (td, J = 8.6, 2.6 Hz, 1H), 2.32 (s, 6H), 1.26 (s, 9H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 485.15;found 485.09。
【0191】
【化11】
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実施例4: 2−((4−(tert−ブチル)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
一般合成1に従って、2−アミノ−4−(トリフルオロメチル)安息香酸メチルおよび4−tert−ブチルベンゼンスルホニルクロリド(1.2当量)を工程1で使用し、次いで3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、2−((4−(tert−ブチル)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを合成し、そして逆相クロマトグラフィーにより精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.28 (s, 1H), 9.62 (s, 1H), 7.88 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.69 - 7.62 (m, 3H), 7.62 - 7.53 (m, 3H), 2.33 (s, 6H), 1.25 (s, 9H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 535.15;found 535.08。
【0192】
【化12】
[この文献は図面を表示できません]
実施例5: 4−フルオロ−2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
一般合成1に従って、4−(メチルスルホニル)ベンゼンスルホニルクロリド(1.2当量)を工程1で使用し、そして3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、4−フルオロ−2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを合成し、そして逆相クロマトグラフィーにより精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.84 (s, 1H), 9.48 (s, 1H), 8.11 (d, J = 8.3 Hz, 2H), 8.02 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.79 (dd, J = 8.9, 6.2 Hz, 1H), 7.27 (d, J = 10.5 Hz, 1H), 7.16 - 7.06 (m, 1H), 3.29 (s, 3H), 2.31 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 507.07;found 507.04。
【0193】
【化13】
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実施例6: 2−((4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
一般合成1に従って、2−アミノ−4−(トリフルオロメチル)安息香酸メチルおよび4−(トリフルオロメトキシ)ベンゼンスルホニルクロリド(2×1.5当量)を工程1で室温で36時間使用し、次いで3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、2−((4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを合成し、そして逆相クロマトグラフィーにより精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.22 (s, 1H), 9.60 (s, 1H), 7.89 - 7.81 (m, 3H), 7.66 - 7.54 (m, 4H), 2.31 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 563.07;found 563.05。
【0194】
【化14】
[この文献は図面を表示できません]
実施例7: 2−((4−(tert−ブチル)フェニル)スルホンアミド)−N−(3−シアノビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
一般合成1に従って、2−アミノ−4−(トリフルオロメチル)安息香酸メチルおよび4−tert−ブチルベンゼンスルホニルクロリド(1.2当量)を工程1で使用し、次いで3−アミノビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−カルボニトリルを工程3で使用して、2−((4−(tert−ブチル)フェニル)スルホンアミド)−N−(3−シアノビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを合成し、そして逆相クロマトグラフィーにより精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.23 (s, 1H), 9.60 (s, 1H), 7.84 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.68 - 7.62 (m, 3H), 7.62 - 7.53 (m, 3H), 2.58 (s, 6H), 1.26 (s, 9H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 492.16;found 492.10。
【0195】
【化15】
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実施例8: 2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
一般合成1に従って、2−アミノ−4−(トリフルオロメチル)安息香酸メチルおよび4−(メチルスルホニル)ベンゼンスルホニルクロリド(2.5当量)を工程1で室温で48時間使用し、次いで3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを合成し、そして逆相クロマトグラフィーにより精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.28 (s, 1H), 9.60 (s, 1H), 8.11 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.95 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.86 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.71 - 7.60 (m, 2H), 3.28 (s, 3H), 2.30 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 577.06;found 577.06。
【0196】
【化16】
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実施例9: N−(4−フルオロビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
一般合成1に従って、2−アミノ−4−(トリフルオロメチル)安息香酸メチルおよび4−(メチルスルホニル)ベンゼンスルホニルクロリド(2.5当量)を工程1で室温で48時間使用し、次いで4−フルオロビシクロ[2.2.2]オクタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、N−(4−フルオロビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを合成し、そして逆相クロマトグラフィーにより精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.98 (s, 1H), 8.18 (s, 1H), 8.11 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.93 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.79 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.65 - 7.53 (m, 2H), 3.28 (s, 3H), 2.07 - 1.98 (m, 6H), 1.89 - 1.79 (m, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 549.11;found 549.12。
【0197】
【化17】
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実施例10: N−((3s,5s,7s)−アダマンタン−1−イル)−2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
一般合成1に従って、2−アミノ−4−(トリフルオロメチル)安息香酸メチルおよび4−(メチルスルホニル)ベンゼンスルホニルクロリド(2.5当量)を工程1で室温で48時間使用し、次いで1−アダマンチルアミンを工程3で使用して、N−((3s,5s,7s)−アダマンタン−1−イル)−2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを合成し、そして結晶化により精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.11 (s, 1H), 8.19 - 8.05 (m, 3H), 7.94 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.83 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.65 - 7.53 (m, 2H), 3.27 (s, 3H), 2.04 (bs, 3H), 1.95 (d, J = 2.8 Hz, 6H), 1.64 (bs, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 557.14;found 557.11。
【0198】
【化18】
[この文献は図面を表示できません]
実施例11: 2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−N−(3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
一般合成1に従って、2−アミノ−4−(トリフルオロメチル)安息香酸メチルおよび4−(メチルスルホニル)ベンゼンスルホニルクロリド(2.5当量)を工程1で室温で48時間使用し、次いで3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−N−(3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを合成し、そして結晶化により精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.58 (s, 1H), 9.52 (s, 1H), 8.12 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 8.00 - 7.94 (m, 2H), 7.91 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.72 (s, 1H), 7.68 - 7.59 (m, 1H), 7.37 - 7.30 (m, 2H), 7.30 - 7.21 (m, 3H), 3.28 (s, 3H), 2.32 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 565.11;found 565.02。
【0199】
【化19】
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実施例12: 4−フルオロ−2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−N−(3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
一般合成1に従って、4−(メチルスルホニル)ベンゼンスルホニルクロリド(1.2当量)を工程1で使用し、そして3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、4−フルオロ−2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−N−(3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを合成し、そして逆相クロマトグラフィーにより精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 12.16 (s, 1H), 9.39 (s, 1H), 8.12 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 8.04 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 7.84 (dd, J = 8.9, 6.2 Hz, 1H), 7.37 - 7.18 (m, 6H), 7.15 - 7.04 (m, 1H), 3.29 (s, 3H), 2.33 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 515.11;found 515.01。
【0200】
【化20】
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実施例13: 4−(tert−ブチル)−2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
一般合成1に従って、2−アミノ−4−(tert−ブチル)安息香酸メチルおよび4−(メチルスルホニル)ベンゼンスルホニルクロリド(1.5当量)を工程1で使用し、次いで3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、4−(tert−ブチル)−2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを合成し、そして逆相クロマトグラフィーにより精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.54 (s, 1H), 9.37 (s, 1H), 8.09 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.94 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.61 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.42 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 7.22 (dd, J = 8.4, 1.9 Hz, 1H), 3.27 (s, 3H), 2.31 (s, 6H), 1.22 (s, 9H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 545.14;found 545.00。
【0201】
【化21】
[この文献は図面を表示できません]
実施例14: 4−(tert−ブチル)−N−(3−シアノビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)ベンズアミドの調製
一般合成1に従って、2−アミノ−4−(tert−ブチル)安息香酸メチルおよび4−(メチルスルホニル)ベンゼンスルホニルクロリド(1.5当量)を工程1で使用し、次いで3−アミノビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−カルボニトリルを工程3で使用して、4−(tert−ブチル)−N−(3−シアノビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)ベンズアミドを合成し、そして逆相クロマトグラフィーにより精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.48 (s, 1H), 9.35 (s, 1H), 8.10 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.94 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.58 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.40 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 7.21 (dd, J = 8.3, 1.9 Hz, 1H), 3.28 (s, 3H), 2.55 (s, 6H), 1.21 (s, 9H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 502.15;found 501.99。
【0202】
【化22】
[この文献は図面を表示できません]
実施例15: 4−(tert−ブチル)−2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−N−(3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
一般合成1に従って、2−アミノ−4−(tert−ブチル)安息香酸メチルおよび4−(メチルスルホニル)ベンゼンスルホニルクロリド(1.5当量)を工程1で使用し、次いで3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、4−(tert−ブチル)−2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−N−(3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを合成し、そして結晶化により精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.84 (s, 1H), 9.27 (s, 1H), 8.10 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.96 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.66 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.45 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 7.38 - 7.16 (m, 6H), 3.27 (s, 3H), 2.33 (s, 6H), 1.23 (s, 9H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 553.18;found 553.11。
【0203】
【化23】
[この文献は図面を表示できません]
実施例16: 2−((4−(tert−ブチル)フェニル)スルホンアミド)−4−(メチルスルホニル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
一般合成1に従って、2−アミノ−4−(メチルスルホニル)安息香酸メチルおよび4−tert−ブチルベンゼンスルホニルクロリド(1.5当量)を工程1で使用し、次いで3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、2−((4−(tert−ブチル)フェニル)スルホンアミド)−4−(メチルスルホニル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを合成し、そして結晶化により精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.25 (s, 1H), 9.63 (s, 1H), 7.95 (d, J = 1.7 Hz, 1H), 7.90 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.73 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.67 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 7.59 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 3.21 (s, 3H), 2.33 (s, 6H), 1.25 (s, 9H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 545.14;found 545.08。
【0204】
【化24】
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実施例17: 2−((4−(1H−テトラゾール−1−イル)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
一般合成1に従って、2−アミノ−4−(トリフルオロメチル)安息香酸メチルおよび4−(1H−テトラゾール−1−イル)ベンゼンスルホニルクロリド(1.5当量)を工程1で使用し、次いで3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、2−((4−(1H−テトラゾール−1−イル)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを合成し、そして逆相クロマトグラフィーにより精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.33 (s, 1H), 10.20 (s, 1H), 9.61 (s, 1H), 8.15 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 7.99 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 7.86 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.73(s, 1H), 7.65 - 7.58 (m, 1H), 2.32 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 547.10;found 547.05。
【0205】
【化25】
[この文献は図面を表示できません]
実施例18: N−(3−シアノビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
一般合成1に従って、2−アミノ−4−(トリフルオロメチル)安息香酸メチルおよび4−(メチルスルホニル)ベンゼンスルホニルクロリド(1.95当量)を工程1で室温で48時間使用し、次いで3−アミノビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−カルボニトリルを工程3で使用して、N−(3−シアノビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを合成し、そして逆相クロマトグラフィーにより精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.23 (s, 1H), 9.57 (s, 1H), 8.11 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.95 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.82 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.69 - 7.57 (m, 2H), 3.29 (s, 3H), 2.54 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 514.07;found 514.09。
【0206】
【化26】
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実施例19: 2−((1−メチル−1H−ピラゾール)−4−スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
一般合成1に従って、2−アミノ−4−(トリフルオロメチル)安息香酸メチルおよび1−メチル−1H−ピラゾール−4−スルホニルクロリド(2.25当量)を工程1で室温で72時間使用し、次いで3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、2−((1−メチル−1H−ピラゾール)−4−スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを合成し、そして結晶化により精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.16 (s, 1H), 9.69 (s, 1H), 8.33 (s, 1H), 7.92 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.72 (d, J = 8.1 Hz, 2H), 7.59 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 3.82 (s, 3H), 2.35 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 483.09;found 483.1。
【0207】
【化27】
[この文献は図面を表示できません]
実施例20: N−(3−フルオロビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
一般合成1に従って、2−アミノ−4−(トリフルオロメチル)安息香酸メチルおよび4−(メチルスルホニル)ベンゼンスルホニルクロリド(1.95当量)を工程1で室温で48時間使用し、次いで3−フルオロビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、N−(3−フルオロビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを合成し、そして結晶化により精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.27 (s, 1H), 9.54 (s, 1H), 8.10 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.94 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.86 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.70 - 7.58 (m, 2H), 3.28 (s, 3H), 2.38 (d, J = 2.2 Hz, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 507.07;found 507.07。
【0208】
【化28】
[この文献は図面を表示できません]
実施例21: 4−フルオロ−N−(3−フルオロビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)ベンズアミドの調製
一般合成1に従って、4−(メチルスルホニル)ベンゼンスルホニルクロリド(1.2当量)を工程1で使用し、そして3−フルオロビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、4−フルオロ−N−(3−フルオロビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)ベンズアミドを合成し、そして逆相クロマトグラフィーにより精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.84 (s, 1H), 9.42 (s, 1H), 8.10 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 8.02 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.80 (dd, J = 8.9, 6.2 Hz, 1H), 7.26 (d, J = 9.9 Hz, 1H), 7.15 - 7.05 (m, 1H), 3.29 (s, 3H), 2.39 (d, J = 2.2 Hz, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 457.07;found 457.00。
【0209】
【化29】
[この文献は図面を表示できません]
実施例22: 4−フルオロ−2−((3−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
一般合成1に従って、4−(メチルスルホニル)ベンゼンスルホニルクロリド(1.2当量)を工程1で使用し、そして3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、4−フルオロ−2−((3−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを合成し、そして結晶化により精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.91 (s, 1H), 9.49 (s, 1H), 8.26 - 8.17 (m, 2H), 8.13 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.87 (t, J = 7.9 Hz, 1H), 7.80 (dd, J = 8.9, 6.2 Hz, 1H), 7.32 - 7.20 (m, 1H), 7.16 - 7.02 (m, 1H), 3.27 (s, 3H), 2.31 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 507.07;found 507.02。
【0210】
【化30】
[この文献は図面を表示できません]
実施例23: N−(ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
一般合成1に従って、2−アミノ−4−(トリフルオロメチル)安息香酸メチルおよび4−(メチルスルホニル)ベンゼンスルホニルクロリド(1.95当量)を工程1で室温で48時間使用し、次いでビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、N−(ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを合成し、そして結晶化により精製した。
1H NMR (400 MHz, メタノール-d
4) δ 8.11 - 8.03 (m, 2H), 7.95 - 7.88 (m, 3H), 7.70 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.47 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 3.14 (s, 3H), 2.48 (s, 1H), 2.13 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 489.08;found 489.06。
【0211】
【化31】
[この文献は図面を表示できません]
実施例24: 2−((4−(エチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
一般合成1に従って、2−アミノ−4−(トリフルオロメチル)安息香酸メチルおよび4−(エチルスルホニル)ベンゼンスルホニルクロリド(1.3当量)を工程1で室温で48時間使用し、次いで3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、2−((4−(エチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを合成し、そして結晶化により精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.26 (s, 1H), 9.59 (s, 1H), 8.07 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.95 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.85 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.68 - 7.59 (m, 2H), 3.36 (q, J = 7.3 Hz, 2H), 2.30 (s, 6H), 1.06 (t, J = 7.4 Hz, 3H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 571.08;found 571.14。
【0212】
【化32】
[この文献は図面を表示できません]
実施例25: N−(3−シアノビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−((4−(エチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
一般合成1に従って、2−アミノ−4−(トリフルオロメチル)安息香酸メチルおよび4−(エチルスルホニル)ベンゼンスルホニルクロリド(1.3当量)を工程1で室温で48時間使用し、次いで3−アミノビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−カルボニトリルを工程3で使用して、N−(3−シアノビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−((4−(エチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを合成し、そして逆相クロマトグラフィーにより精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.21 (s, 1H), 9.57 (s, 1H), 8.07 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 7.95 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.81 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.67 - 7.59 (m, 2H), 3.37 (q, J = 7.3 Hz, 2H), 2.54 (s, 6H), 1.06 (t, J = 7.4 Hz, 3H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 528.09;found 528.13。
【0213】
【化33】
[この文献は図面を表示できません]
実施例26: 2−((4−(エチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−N−(3−フルオロビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
一般合成1に従って、2−アミノ−4−(トリフルオロメチル)安息香酸メチルおよび4−(エチルスルホニル)ベンゼンスルホニルクロリド(1.3当量)を工程1で室温で48時間使用し、次いで3−フルオロビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、2−((4−(エチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−N−(3−フルオロビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを合成し、そして逆相クロマトグラフィーにより精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.25 (s, 1H), 9.53 (s, 1H), 8.06 (d, J = 8.3 Hz, 2H), 7.95 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.86 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.70 - 7.59 (m, 2H), 3.36 (q, J = 7.3 Hz, 2H), 2.38 (d, J = 2.2 Hz, 6H), 1.06 (t, J = 7.4 Hz, 3H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 521.08;found 521.11。
【0214】
【化34】
[この文献は図面を表示できません]
実施例27: N−(ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−((4−(エチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
一般合成1に従って、2−アミノ−4−(トリフルオロメチル)安息香酸メチルおよび4−(エチルスルホニル)ベンゼンスルホニルクロリド(1.3当量)を工程1で室温で48時間使用し、次いでビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、N−(ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−((4−(エチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを合成し、そして結晶化により精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.58 (s, 1H), 9.40 (s, 1H), 8.06 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.96 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.87 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.65 (s, 1H), 7.64 - 7.57 (m, 1H), 3.35 (q, J = 7.3 Hz, 2H), 2.06 (s, 6H), 1.06 (t, J = 7.3 Hz, 3H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 503.09;found 503.06。
【0215】
実施例28: 2−((4−(シクロプロピルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−4−フルオロ−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
【化35】
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工程1: 一般合成1の工程1に従って、4−ヨードベンゼンスルホニルクロリド(1.3当量)を室温で48時間使用して、4−フルオロ−2−((4−ヨードフェニル)スルホンアミド)安息香酸メチルを合成し、そしてシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。LCMS−ESI
+ (m/z): [(M−CH
3OH)+H]
+ calcd 403.93;found 404.04。
【0216】
工程2: 10mLの容器に、4−フルオロ−2−((4−ヨードフェニル)スルホンアミド)安息香酸メチル(100mg、0.230mmol)、シクロプロパンスルフィン酸ナトリウム(58.9mg、0.460mmol)、トリフルオロメタンスルホン酸銅トルエン錯体(119mg、0.230mmol)およびDMSO(2.3mL)を入れた。この混合物を窒素で10分間脱気した。trans−1,2−ジアミノシクロヘキサン(55.2μL、0.460mmol)を添加し、そしてこの溶液を120℃で10時間加熱し、次いで室温で48時間撹拌した。この混合物を水で希釈し、そしてEtOAcで抽出した(3回)。合わせた有機層をブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。この粗製混合物をシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、2−((4−(シクロプロピルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−4−フルオロ安息香酸メチルを得た。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ 11.04 (s, 1H), 8.09 - 8.02 (m, 2H), 8.02 - 7.94 (m, 3H), 7.47 (dd, J = 10.7, 2.5 Hz, 1H), 6.78 (ddd, J = 8.9, 7.5, 2.5 Hz, 1H), 3.89 (s, 3H), 2.49 - 2.40 (m, 1H), 1.40 - 1.33 (m, 2H), 1.12 - 1.05 (m, 2H)。
【0217】
工程3−4: 一般合成1に従って、3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、2−((4−(シクロプロピルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−4−フルオロ−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを合成し、そして逆相クロマトグラフィーにより精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.84 (s, 1H), 9.49 (s, 1H), 8.08 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 8.02 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 7.79 (dd, J = 8.9, 6.2 Hz, 1H), 7.27 (dd, J = 10.5, 2.5 Hz, 1H), 7.16 - 7.07 (m, 1H), 3.00 - 2.88 (m, 1H), 2.30 (s, 6H), 1.18 - 1.02 (m, 4H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 533.08;found 533.07。
【0218】
【化36】
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実施例29: 2−((4−(1,1−ジオキシドイソチアゾリジン−2−イル)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
一般合成1に従って、2−アミノ−4−(トリフルオロメチル)安息香酸メチルおよび4−(1,1−ジオキシドイソチアゾリジン−2−イル)ベンゼンスルホニルクロリド(1.3当量)を工程1で室温で48時間使用し、次いで3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、2−((4−(1,1−ジオキシドイソチアゾリジン−2−イル)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを合成し、そして結晶化により精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.25 (s, 1H), 9.66 (s, 1H), 7.87 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.77 - 7.65 (m, 3H), 7.57 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.31 - 7.18 (m, 2H), 3.77 (t, J = 6.5 Hz, 2H), 3.58 (t, J = 7.3 Hz, 2H), 2.45 - 2.37 (m, 2H), 2.34 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 598.09;found 598.16。
【0219】
【化37】
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実施例30: 2−((4−(N,N−ジメチルスルファモイル)フェニル)スルホンアミド)−N−(3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
一般合成1に従って、2−アミノ−4−(トリフルオロメチル)安息香酸メチルおよび4−(N,N−ジメチルスルファモイル)ベンゼンスルホニルクロリド(1.3当量)を工程1で還流させながら48時間使用し、次いで3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、2−((4−(N,N−ジメチルスルファモイル)フェニル)スルホンアミド)−N−(3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを合成し、そして結晶化により精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.53 (s, 1H), 9.51 (s, 1H), 7.99 - 7.85 (m, 5H), 7.70-7.57 (m, 2H), 7.38 - 7.30 (m, 2H), 7.30 - 7.18 (m, 3H), 2.60 (s, 6H), 2.32 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 594.13;found 594.14。
【0220】
【化38】
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実施例31: N−(3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−((4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
一般合成1に従って、2−アミノ−4−(トリフルオロメチル)安息香酸メチルおよび4−(トリフルオロメトキシ)ベンゼンスルホニルクロリド(2.0当量)を工程1で室温で7日間使用し、次いで3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、N−(3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−((4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを合成し、そしてシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.51 (s, 1H), 9.52 (s, 1H), 7.93 (bs, 1H), 7.85 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 7.71-7.43 (m, J = 34.0 Hz, 4H), 7.39 - 7.18 (m, 5H), 2.32 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 571.11;found 571.19。
【0221】
【化39】
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実施例32: N−(3−シアノビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−((4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
一般合成1に従って、2−アミノ−4−(トリフルオロメチル)安息香酸メチルおよび4−(トリフルオロメトキシ)ベンゼンスルホニルクロリド(2.0当量)を工程1で室温で7日間使用し、次いで3−アミノビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−カルボニトリルを工程3で使用して、N−(3−シアノビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−((4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを合成し、そして逆相クロマトグラフィーにより精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.18 (s, 1H), 9.57 (s, 1H), 7.88-7.78 (m, 3H), 7.65-7.53 (m, 4H), 2.56 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 520.08;found 520.12。
【0222】
【化40】
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実施例33: 4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−((4−((トリフルオロメチル)スルホニル)フェニル)スルホンアミド)ベンズアミドの調製
一般合成1に従って、2−アミノ−4−(トリフルオロメチル)安息香酸メチルおよび4−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゼンスルホニルクロリド(2.0当量)を工程1で室温で36時間使用し、次いで3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−((4−((トリフルオロメチル)スルホニル)フェニル)スルホンアミド)ベンズアミドを合成し、そして逆相クロマトグラフィーにより精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.22 (s, 1H), 9.54 (s, 1H), 8.34 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 8.15 - 8.02 (m, 2H), 7.83 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.65 (bs, 1H), 7.56 (s, 1H), 2.27 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 611.04;found 611.15。
【0223】
【化41】
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実施例34: 2−((4−((ジフルオロメチル)スルホニル)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
一般合成1に従って、2−アミノ−4−(トリフルオロメチル)安息香酸メチルおよび4−((ジフルオロメチル)スルホニル)ベンゼンスルホニルクロリド(2.0当量)を工程1で室温で36時間使用し、次いで3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、2−((4−((ジフルオロメチル)スルホニル)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを合成し、そして逆相クロマトグラフィーにより精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.27 (s, 1H), 9.57 (s, 1H), 8.17 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 8.05 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.84 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.70 - 7.62 (m, 1H), 7.61 (s, 1H), 7.39 (t, J = 51.8 Hz, 1H), 2.28 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 593.05;found 593.16。
【0224】
【化42】
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実施例35: N−(3−シアノビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−(ナフタレン−2−スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
一般合成1に従って、2−アミノ−4−(トリフルオロメチル)安息香酸メチルおよびナフタレン−2−スルホニルクロリド(1.2当量)を工程1で室温で36時間使用し、次いで3−アミノビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−カルボニトリルを工程3で使用して、N−(3−シアノビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−(ナフタレン−2−スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを合成し、そして逆相クロマトグラフィーにより精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.31 (s, 1H), 9.56 (s, 1H), 8.47 (s, 1H), 8.13 (dd, J = 16.7, 8.3 Hz, 2H), 8.03 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.82 - 7.62 (m, 5H), 7.53 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 2.51 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 486.11;found 486.17。
【0225】
実施例36: 2−((4−(1H−イミダゾール−1−イル)フェニル)スルホンアミド)−N−(3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
【化43】
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工程1〜3: 一般合成1に従って、2−アミノ安息香酸エチルおよび4−ヨードベンゼンスルホニルクロリド(1.2当量)を工程1で室温で48時間使用し、次いで3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、2−((4−ヨードフェニル)スルホンアミド)−N−(3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを合成し、そしてシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。LCMS−ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 545.04;found 545.07。
【0226】
工程4: 10mLのマイクロ波バイアルに、2−((4−ヨードフェニル)スルホンアミド)−N−(3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミド(100mg、0.184mmol)、イミダゾール(16.3mg、0.239mmol)、炭酸セシウム(150mg、0.459mmol)、酸化銅(I)(1.31mg、0.009mmol)、8−ヒドロキシキノリン(5.33mg、0.037mmol)、PEG3350(36.0mg)、および窒素で脱気した15:1のDMA/水(2.0mL)を入れた。その後、この混合物を窒素で10分間脱気し、次いで撹拌しながら110℃で18時間加熱した。この混合物を室温まで冷却し、濾過し、そしてその固体をEtOAcですすいだ。この溶液を濃縮し、そして逆相クロマトグラフィーにより精製して、2−((4−(1H−イミダゾール−1−イル)フェニル)スルホンアミド)−N−(3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.74 (s, 1H), 9.34 (s, 1H), 9.13 (bs, 1H), 8.12 (s, 1H), 7.94 (s, 4H), 7.73 (d, J = 7.7 Hz, 1H), 7.61 - 7.46 (m, 3H), 7.36 - 7.21 (m, 5H), 7.21 - 7.13 (m, 1H), 2.34 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 485.16;found 485.38。
【0227】
【化44】
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実施例37: N−(ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−(フェニルスルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
一般合成1に従って、2−アミノ−4−(トリフルオロメチル)安息香酸メチルおよびベンゼンスルホニルクロリド(1.5当量)を工程1で室温で7日間使用し、次いでビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、N−(ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−(フェニルスルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを合成し、そして逆相クロマトグラフィーにより精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.55 (s, 1H), 9.44 (s, 1H), 7.86 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.77 - 7.61 (m, 4H), 7.61 - 7.48 (m, 3H), 2.50 (s, 1H, DMSOピークで見えない), 2.09 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 411.10;found 411.17。
【0228】
【化45】
[この文献は図面を表示できません]
実施例38: 2−(フェニルスルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
一般合成1に従って、2−アミノ−4−(トリフルオロメチル)安息香酸メチルおよびベンゼンスルホニルクロリド(1.5当量)を工程1で室温で7日間使用し、次いで3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、2−(フェニルスルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを合成し、そして結晶化により精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.29 (s, 1H), 9.64 (s, 1H), 7.86 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.75 - 7.63 (m, 4H), 7.61 - 7.53 (m, 3H), 2.33 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 479.09;found 479.12。
【0229】
【化46】
[この文献は図面を表示できません]
実施例39: 2−((1−メチル−1H−ピラゾール)−4−スルホンアミド)−N−(3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
一般合成1に従って、2−アミノ−4−(トリフルオロメチル)安息香酸メチルおよび1−メチル−1H−ピラゾール−4−スルホニルクロリド(2.25当量)を工程1で室温で72時間使用し、次いで3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、2−((1−メチル−1H−ピラゾール)−4−スルホンアミド)−N−(3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを合成し、そして逆相クロマトグラフィーにより精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.44 (s, 1H), 9.61 (s, 1H), 8.35 (s, 1H), 7.98 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.75 (s, 1H), 7.71 (s, 1H), 7.58 (d, J = 8.9 Hz, 1H), 7.37 - 7.20 (m, 5H), 3.83 (s, 3H), 2.37 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 491.14;found 491.20。
【0230】
【化47】
[この文献は図面を表示できません]
実施例40: N−(3−シアノビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−((2,4,6−トリクロロフェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
一般合成1に従って、2−アミノ−4−(トリフルオロメチル)安息香酸メチルおよび2,4,6−トリクロロベンゼンスルホニルクロリド(2当量)を工程1で室温で72時間使用し、次いで3−アミノビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−カルボニトリルを工程3で使用して、N−(3−シアノビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−((2,4,6−トリクロロフェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを合成し、そして逆相クロマトグラフィーにより精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 12.03 (s, 1H), 9.84 (s, 1H), 8.00-7.86 (m, 3H), 7.73 (s, 1H), 7.55 (s, 1H), 2.60 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 537.98, found 538.02。
【0231】
【化48】
[この文献は図面を表示できません]
実施例41: N−(3−シアノビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−(フェニルスルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
一般合成1に従って、2−アミノ−4−(トリフルオロメチル)安息香酸メチルおよびベンゼンスルホニルクロリド(1.5当量)を工程1で室温で7日間使用し、次いで3−アミノビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−カルボニトリルを工程3で使用して、N−(3−シアノビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−(フェニルスルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを合成し、そして逆相クロマトグラフィーにより精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.22 (s, 1H), 9.61 (s, 1H), 7.82 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.76 - 7.62 (m, 4H), 7.62 - 7.53 (m, 3H), 2.57 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 436.09;found 436.13。
【0232】
【化49】
[この文献は図面を表示できません]
実施例42: N−(3−シアノビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−((4−(N,N−ジメチルスルファモイル)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
一般合成1に従って、2−アミノ−4−(トリフルオロメチル)安息香酸メチルおよび4−(N,N−ジメチルスルファモイル)ベンゼンスルホニルクロリド(1.3当量)を工程1で還流させながら3日間使用し、次いで3−アミノビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−カルボニトリルを工程3で使用して、N−(3−シアノビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−((4−(N,N−ジメチルスルファモイル)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを合成し、そして逆相クロマトグラフィーにより精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.18 (s, 1H), 9.56 (s, 1H), 7.92 (s, 4H), 7.81 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.70 - 7.54 (m, 2H), 2.60 (s, 6H), 2.54 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 543.10;found 543.17。
【0233】
【化50】
[この文献は図面を表示できません]
実施例43: 2−((4−(1H−テトラゾール−1−イル)フェニル)スルホンアミド)−N−(3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
一般合成1に従って、2−アミノ−4−(トリフルオロメチル)安息香酸メチルおよび4−(1H−テトラゾール−1−イル)ベンゼンスルホニルクロリド(1.5当量)を工程1で使用し、次いで3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、2−((4−(1H−テトラゾール−1−イル)フェニル)スルホンアミド)−N−(3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを合成し、そして結晶化により精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.58 (s, 1H), 10.21 (s, 1H), 9.52 (s, 1H), 8.16 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 8.00 (d, J = 8.7 Hz, 2H), 7.91 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.76 (s, 1H), 7.66-7.57 (m, 1H), 7.40 - 7.17 (m, 5H), 2.33 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 555.14;found 555.08。
【0234】
【化51】
[この文献は図面を表示できません]
実施例44: 2−((4−((ジフルオロメチル)スルホニル)フェニル)スルホンアミド)−N−(3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
一般合成1に従って、2−アミノ−4−(トリフルオロメチル)安息香酸メチルおよび4−((ジフルオロメチル)スルホニル)ベンゼンスルホニルクロリド(2.0当量)を工程1で室温で36時間使用し、次いで3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、2−((4−((ジフルオロメチル)スルホニル)フェニル)スルホンアミド)−N−(3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを合成し、そして逆相クロマトグラフィーにより精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.57 (s, 1H), 9.49 (s, 1H), 8.18 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 8.07 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.91 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.65(s, 2H), 7.56 - 7.18 (m, 6H), 2.30 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 601.09;found 601.18。
【0235】
【化52】
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実施例45: N−(ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−1−イル)−2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
一般合成1に従って、2−アミノ−4−(トリフルオロメチル)安息香酸メチルおよび4−(メチルスルホニル)ベンゼンスルホニルクロリド(2.5当量)を工程1で室温で48時間使用し、次いで(1r,4r)−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、N−(ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−1−イル)−2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを合成し、そして結晶化により精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.45 (s, 1H), 8.91 (s, 1H), 8.10 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 8.00 - 7.85 (m, 3H), 7.69 (s, 1H), 7.61 (s, 1H), 3.26 (s, 3H), 2.13 (s, 1H), 1.76-1.57 (m, 8H), 1.41-1.29 (m, 2H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 517.11;found 517.31。
【0236】
【化53】
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実施例46: 4−ブロモ−2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミド
一般合成1に従って、2−アミノ−4−ブロモ安息香酸メチルおよび4−(メチルスルホニル)ベンゼンスルホニルクロリド(2.0当量)を工程1で室温で24時間使用し、次いで3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、4−ブロモ−2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを合成し、そしてシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.52 (s, 1H), 9.50 (s, 1H), 8.24-7.84 (m, 4H), 7.83-7.31 (m, 3H), 3.31 (s, 3H), 2.28 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 566.99;found 566.99。
【0237】
【化54】
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実施例47: N−(ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−4−ブロモ−2−(メチルスルホンアミド)ベンズアミドの調製
一般合成1に従って、2−アミノ−4−ブロモ安息香酸メチルおよびメタンスルホニルクロリド(7.0当量)を工程1で室温で48時間使用し、次いでビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、N−(ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−4−ブロモ−2−(メチルスルホンアミド)ベンズアミドを合成し、そして逆相クロマトグラフィーにより精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.47 (s, 1H), 9.40 (s, 1H), 7.78 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 7.67 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.38 (dd, J = 8.5, 2.0 Hz, 1H), 3.20 (s, 3H), 2.49 (s, 1H), 2.10 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 359.01;found 359.01。
【0238】
【化55】
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実施例48: 4−ブロモ−2−(メチルスルホンアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
一般合成1に従って、2−アミノ−4−ブロモ安息香酸メチルおよびメタンスルホニルクロリド(7.0当量)を工程1で室温で48時間使用し、次いで3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、4−ブロモ−2−(メチルスルホンアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを合成し、そして逆相クロマトグラフィーにより精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.23 (s, 1H), 9.61 (s, 1H), 7.77 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 7.68 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.41 (dd, J = 8.5, 2.0 Hz, 1H), 3.21 (s, 3H), 2.35 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 426.99;found 426.97。
【0239】
【化56】
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実施例49: 4−ブロモ−2−(メチルスルホンアミド)−N−(3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
一般合成1に従って、2−アミノ−4−ブロモ安息香酸メチルおよびメタンスルホニルクロリド(7.0当量)を工程1で室温で48時間使用し、次いで3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、4−ブロモ−2−(メチルスルホンアミド)−N−(3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを合成し、そして結晶化により精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.49 (s, 1H), 9.51 (s, 1H), 7.83 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 7.69 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 7.40 (dd, J = 8.5, 2.0 Hz, 1H), 7.36 - 7.20 (m, 5H), 3.22 (s, 3H), 2.37 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 435.04;found 435.08。
【0240】
【化57】
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実施例50: N−(ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−(シクロプロパンスルホンアミド)−4−フルオロベンズアミドの調製
一般合成1に従って、シクロプロパンスルホニルクロリド(6.0当量)を工程1で室温で72時間使用し、次いでビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、N−(ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−(シクロプロパンスルホンアミド)−4−フルオロベンズアミドを合成し、そして逆相クロマトグラフィーにより精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.62 (s, 1H), 9.36 (s, 1H), 7.92 (dd, J = 8.9, 6.3 Hz, 1H), 7.34 (dd, J = 11.1, 2.6 Hz, 1H), 7.05 (ddd, J = 8.9, 8.1, 2.6 Hz, 1H), 2.90-2.81 (m, 1H), 2.49 (s, 1H), 2.11 (s, 6H), 1.04 - 0.96 (m, 4H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 325.10;found 325.03。
【0241】
【化58】
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実施例51: 2−((4−カルバモイルフェニル)スルホンアミド)−N−(3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
一般合成1に従って、4−カルバモイルベンゼンスルホニルクロリド(2.5当量)を工程1で50℃で72時間使用し、次いで3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、2−((4−カルバモイルフェニル)スルホンアミド)−N−(3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを合成し、そして結晶化により精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.52 (s, 1H), 9.53 (s, 1H), 8.15 (s, 1H), 8.01 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.90 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.79 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.73 (s, 1H), 7.68 - 7.54 (m, 2H), 7.39 - 7.19 (m, 5H), 2.34 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 530.14;found 529.95。
【0242】
【化59】
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実施例52: N−(ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−((4−カルバモイルフェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
一般合成1に従って、4−カルバモイルベンゼンスルホニルクロリド(2.5当量)を工程1で50℃で72時間使用し、次いでビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、2−((4−カルバモイルフェニル)スルホンアミド)−N−(3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを合成し、そして結晶化により精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.53 (s, 1H), 9.41 (s, 1H), 8.14 (s, 1H), 7.99 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.86 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.77 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.71 (d, J = 1.7 Hz, 1H), 7.66 - 7.51 (m, 2H), 2.49 (s, 1H, DMSOピークの下に部分的に見える), 2.07 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 454.10;found 454.04。
【0243】
【化60】
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実施例53: 2−((4−カルバモイルフェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
一般合成1に従って、4−カルバモイルベンゼンスルホニルクロリド(2.5当量)を工程1で50℃で72時間使用し、次いで3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、2−((4−カルバモイルフェニル)スルホンアミド)−N−(3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを合成し、そして結晶化により精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.24 (s, 1H), 9.61 (s, 1H), 8.15 (s, 1H), 7.99 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.85 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.77 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.70 (s, 1H), 7.66 - 7.56 (m, 2H), 2.31 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 522.09;found 521.95。
【0244】
一般合成2
【化61】
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実施例54: 2−((1−メチルエチル)スルホンアミド)−N−(3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
工程1: 20mLのマイクロ波バイアルに、2−ブロモ−4−(トリフルオロメチル)安息香酸メチル(306mg、1.08mmol)、プロパン−2−スルホンアミド(266mg、2.16mmol)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)−クロロホルム付加体(112mg、0.108mmol)、4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)−9,9−ジメチルキサンテン(188mg、0.324mmol)、リン酸三カリウム(1.15g、5.41mmol)およびトルエン(10.0mL)を入れた。このバイアルを密封し、窒素で5分間パージし、次いで100℃で18時間加熱した。この反応物を室温まで冷却し、濃縮し、そして水で希釈した。この混合物をEtOAcで抽出し(3回)、ブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。この粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、2−((1−メチルエチル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)安息香酸メチルを得た。LCMS−ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 326.07;found 326.00。
【0245】
工程2: 2−((1−メチルエチル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)安息香酸メチル(304mg、0.935mmol)のTHF/MeOH/水(1:1:1、30.0mL)中の溶液に、水酸化リチウム一水和物(196mg、4.67mmol)を添加した。この混合物を室温で18時間撹拌した。この反応を1NのHClでクエンチし、そして濃縮した。この粗生成物を水で希釈し、そしてEtOAcで抽出した(3回)。合わせた有機層をブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮して、2−((1−メチルエチル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)安息香酸を固体として得、これをさらに精製せずに使用した。
【0246】
工程3: 2−((1−メチルエチル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)安息香酸(45.0mg、0.145mmol)、3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩(34.0mg、0.173mmol)、EDCI(33.7mg、0.217mmol)およびHOBT(29.3mg、0.217mmol)のDMF(1.50mL)中の混合物を5分間撹拌した。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(126μL、0.723mmol)を添加し、そしてこの溶液を室温で1時間撹拌した。この溶液を濃縮し、そしてこの粗生成物を結晶化により精製して、2−((1−メチルエチル)スルホンアミド)−N−(3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.21 (s, 1H), 9.72 (s, 1H), 8.05 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.89 (s, 1H), 7.57 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.38 - 7.19 (m, 5H), 3.51-3.38 (m, 1H), 2.39 (s, 6H), 1.26 (d, J = 6.8 Hz, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 453.15;found 453.00。
【0247】
【化62】
[この文献は図面を表示できません]
実施例55: N−(ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−((1−メチルエチル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
一般合成2に従って、ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、N−(ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−((1−メチルエチル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを合成し、そして逆相クロマトグラフィーにより精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.18 (s, 1H), 9.60 (s, 1H), 7.99 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.87 (s, 1H), 7.54 (dd, J = 8.0, 1.7 Hz, 1H), 3.48-3.36 (m, 1H), 2.12 (s, 6H), 2.50 (s, 1H, DMSOピークの下に部分的に見える) 1.24 (d, J = 6.8 Hz, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 377.11;found 376.94。
【0248】
【化63】
[この文献は図面を表示できません]
実施例56: 2−((1−メチルエチル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
一般合成2に従って、3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、2−((1−メチルエチル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを合成し、そして結晶化により精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.00 (s, 1H), 9.81 (s, 1H), 8.00 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.88 (s, 1H), 7.57 (d, J = 9.3 Hz, 1H), 3.45 (hept, J = 6.8 Hz, 1H), 2.37 (s, 6H), 1.25 (d, J = 6.8 Hz, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 445.10;found 444.90。
【0249】
【化64】
[この文献は図面を表示できません]
実施例57: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((1−メチルエチル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
一般合成2に従って、4−アミノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボニトリル塩酸塩を工程3で使用して、N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((1−メチルエチル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを合成し、そして結晶化により精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.49 (s, 1H), 8.40 (s, 1H), 7.90 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.84 (s, 1H), 7.55 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 3.46 - 3.34 (m, 1H), 2.00 (s, 12H), 1.24 (d, J = 6.7 Hz, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 444.16;found 444.10。
【0250】
【化65】
[この文献は図面を表示できません]
実施例58: 2−((4−スルファモイルフェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
一般合成1に従って、4−スルファモイルベンゼンスルホニルクロリド(1.5当量)を工程1で50℃で24時間使用し、次いで3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、2−((4−スルファモイルフェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを合成し、そして逆相クロマトグラフィーにより精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.37 (s, 1H), 9.64 (s, 1H), 8.02 - 7.83 (m, 5H), 7.69 (s, 1H), 7.66-7.57 (m, 3H), 2.32 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 558.06;found 557.95。
【0251】
【化66】
[この文献は図面を表示できません]
実施例59: 2−(ピリジン−3−スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
一般合成2に従って、ピリジン−3−スルホンアミドを工程1で使用し、次いで3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、2−(ピリジン−3−スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを合成し、そして結晶化により精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.22 (s, 1H), 9.59 (s, 1H), 8.88 - 8.76 (m, 2H), 8.11 (ddd, J = 8.1, 2.5, 1.6 Hz, 1H), 7.85 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.73 - 7.51 (m, 3H), 2.31 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 480.08;found 480.09。
【0252】
【化67】
[この文献は図面を表示できません]
実施例60: N−(3−シアノビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−((1−メチルエチル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
一般合成2に従って、3−アミノビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−カルボニトリルを工程3で使用して、N−(3−シアノビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−((1−メチルエチル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを合成し、そして逆相クロマトグラフィーにより精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.95 (s, 1H), 9.78 (s, 1H), 7.96 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.87 (s, 1H), 7.56 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 3.46 (hept, J = 6.7 Hz, 1H), 2.61 (s, 6H), 1.24 (d, J = 6.8 Hz, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 402.11;found 402.01。
【0253】
【化68】
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実施例61: 4−メチル−2−((1−メチルエチル)スルホンアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
一般合成1の工程3に従って、2−ブロモ−4−メチル安息香酸および3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩を使用し、次いでプロパン−2−スルホンアミド(1.5当量)を一般合成8で使用して、4−メチル−2−((1−メチルエチル)スルホンアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを合成し、そして逆相クロマトグラフィーにより精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.19 (s, 1H), 9.52 (s, 1H), 7.73 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.42 (s, 1H), 6.99 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 3.46 - 3.30 (m, 1H), 2.37-2.32 (m, J = 4.2 Hz, 9H), 1.23 (d, J = 6.8 Hz, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 391.13;found 391.06。
【0254】
【化69】
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実施例62: 2−((2−メチルチアゾール)−5−スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
一般合成2に従って、2−メチルチアゾール−5−スルホンアミドを工程1で使用し、次いで3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、2−((2−メチルチアゾール)−5−スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを合成し、そして逆相クロマトグラフィーにより精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.38 (s, 1H), 9.70 (s, 1H), 8.08 (s, 1H), 7.92 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.74 (s, 1H), 7.71-7.61 (m, 1H), 2.68 (s, 3H), 2.34 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 500.05;found 500.07。
【0255】
【化70】
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実施例63: 2−((1−メチルシクロプロパン)−1−スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
一般合成2に従って、1−メチルシクロプロパン−1−スルホンアミドを工程1で使用し、次いで3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、2−((1−メチルシクロプロパン)−1−スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを合成し、そして結晶化により精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.97 (s, 1H), 9.85 (s, 1H), 8.00 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.86 (s, 1H), 7.62 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 2.38 (s, 6H), 1.35 (s, 3H), 1.17 - 1.08 (m, 2H), 0.87 (t, J = 3.2 Hz, 2H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 457.10;found 457.07。
【0256】
【化71】
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実施例64: N−(3−シアノビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−((1−メチルシクロプロパン)−1−スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
一般合成2に従って、1−メチルシクロプロパン−1−スルホンアミドを工程1で使用し、次いで3−アミノビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−カルボニトリルを工程3で使用して、N−(3−シアノビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−((1−メチルシクロプロパン)−1−スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを合成し、そして結晶化により精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.92 (s, 1H), 9.82 (s, 1H), 7.96 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.84 (s, 1H), 7.61 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 2.61 (s, 6H), 1.34 (s, 3H), 1.18 - 1.08 (m, 2H), 0.92 - 0.81 (m, 2H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 414.11;found 414.05。
【0257】
【化72】
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実施例65: 4−メチル−2−(ピリジン−4−スルホンアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
一般合成1の工程3に従って、2−ブロモ−4−メチル安息香酸および3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩を使用し、次いでピリジン−4−スルホンアミド(1.5当量)を一般合成8で使用して、4−メチル−2−(ピリジン−4−スルホンアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを合成し、そして逆相クロマトグラフィーにより精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.65 (s, 1H), 9.39 (s, 1H), 8.86 - 8.75 (m, 2H), 7.69 - 7.62 (m, 2H), 7.59 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.30 (s, 1H), 7.05-7.00 (m, 1H), 2.34-2.29 (m, 9H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 426.11;found 426.11。
【0258】
【化73】
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実施例66: N−(ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−((1−メチルシクロプロパン)−1−スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
一般合成2に従って、1−メチルシクロプロパン−1−スルホンアミドを工程1で使用し、次いでビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、N−(ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−((1−メチルシクロプロパン)−1−スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを合成し、そして結晶化により精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.13 (s, 1H), 9.64 (s, 1H), 7.99 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.85 (s, 1H), 7.59 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 2.13 (s, 6H), 1.34 (s, 3H), 1.19 - 1.04 (m, 2H), 0.92 - 0.77 (m, 2H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 389.11;found 389.07。
【0259】
【化74】
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実施例67: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((1−メチルシクロプロパン)−1−スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
一般合成2に従って、1−メチルシクロプロパン−1−スルホンアミドを工程1で使用し、次いで4−アミノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボニトリル塩酸塩を工程3で使用して、N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((1−メチルシクロプロパン)−1−スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを合成し、そして逆相クロマトグラフィーにより精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.54 (s, 1H), 8.45 (s, 1H), 7.91 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.82 (d, J = 1.7 Hz, 1H), 7.64 - 7.53 (m, 1H), 2.01 (s, 12H), 1.34 (s, 3H), 1.16 - 1.06 (m, 2H), 0.90 - 0.76 (m, 2H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 456.16;found 456.18。
【0260】
【化75】
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実施例68: N−(3−シアノビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−((1−メチルエチル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
一般合成2に従って、2−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)安息香酸メチルを工程1で使用し、次いで3−アミノビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−カルボニトリルを工程3で使用して、N−(3−シアノビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−((1−メチルエチル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを合成し、そして逆相クロマトグラフィーにより精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.39 (s, 1H), 9.83 (s, 1H), 8.18 (s, 1H), 7.89 (dd, J = 8.8, 1.9 Hz, 1H), 7.79 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 3.50 (hept, J = 7.0 Hz, 1H), 2.62 (s, 6H), 1.26 (d, J = 6.8 Hz, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 402.11;found 401.99。
【0261】
【化76】
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実施例69: 2−((1−メチルエチル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
一般合成2に従って、2−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)安息香酸メチルを工程1で使用し、次いで3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、2−((1−メチルエチル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを合成し、そして結晶化により精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.45 (s, 1H), 9.85 (s, 1H), 8.22 (s, 1H), 7.90 (dd, J = 8.9, 2.0 Hz, 1H), 7.80 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 3.50 (hept, J = 6.6 Hz, 1H), 2.38 (s, 6H), 1.26 (d, J = 6.8 Hz, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 445.10;found 445.00。
【0262】
【化77】
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実施例70: N−(3−クロロビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−((1−メチルエチル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
一般合成2に従って、2−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)安息香酸メチルを工程1で使用し、次いで3−クロロビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、N−(3−クロロビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−((1−メチルエチル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを合成し、そして逆相クロマトグラフィーにより精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.42 (s, 1H), 9.81 (s, 1H), 8.20 (d, J = 1.0 Hz, 1H), 7.89 (dd, J = 8.8, 1.4 Hz, 1H), 7.79 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 3.50 (hept, J = 6.7 Hz, 1H), 2.52 (s, 6H), 1.26 (d, J = 6.8 Hz, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 411.08;found 411.05。
【0263】
【化78】
[この文献は図面を表示できません]
実施例71: N−(ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−((1−メチルエチル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
一般合成2に従って、2−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)安息香酸メチルを工程1で使用し、次いでビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、N−(ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−((1−メチルエチル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを合成し、そして逆相クロマトグラフィーにより精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.65 (s, 1H), 9.65 (s, 1H), 8.21 (s, 1H), 7.87 (dd, J = 8.9, 2.0 Hz, 1H), 7.79 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 3.48 (hept, J = 7.0 Hz, 1H), 2.51 (DMSOピークの下, 1H), 2.13 (s, 6H), 1.25 (d, J = 6.8 Hz, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 377.11;found 377.04。
【0264】
【化79】
[この文献は図面を表示できません]
実施例72: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((1−メチルエチル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
一般合成2に従って、2−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)安息香酸メチルを工程1で使用し、次いで4−アミノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボニトリル塩酸塩を工程3で使用して、N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((1−メチルエチル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを合成し、そして逆相クロマトグラフィーにより精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.92 (s, 1H), 8.47 (s, 1H), 8.07 (s, 1H), 7.85 (d, J = 8.9 Hz, 1H), 7.77 (d, J = 8.7 Hz,1H), 3.50-3.39 (m, 1H), 2.01 (s, 12H), 1.24 (d, J = 6.8 Hz, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 444.16;found 444.09。
【0265】
【化80】
[この文献は図面を表示できません]
実施例73: 2−(オキセタン−3−スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
一般合成2に従って、2−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)安息香酸メチルおよびオキセタン−3−スルホンアミドを工程1で使用し、次いで3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、2−(オキセタン−3−スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを合成し、そして結晶化により精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.53 (s, 1H), 9.79 (s, 1H), 8.17 (d, J = 0.9 Hz, 1H), 7.90 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 7.73 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 4.99 - 4.85 (m, 1H), 4.80 (t, J = 7.5 Hz, 2H), 4.66 (dd, J = 7.3, 5.8 Hz, 2H), 2.37 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 459.08;found 459.19。
【0266】
【化81】
[この文献は図面を表示できません]
実施例74: N−(3−クロロビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−(オキセタン−3−スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
一般合成2に従って、2−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)安息香酸メチルおよびオキセタン−3−スルホンアミドを工程1で使用し、次いで3−クロロビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、N−(3−クロロビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−(オキセタン−3−スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを合成し、そして結晶化により精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.51 (s, 1H), 9.75 (s, 1H), 8.16 (d, J = 1Hz, 1H), 7.89 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.72 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 4.95-4.85 (m, 1H), 4.80 (t, J = 7.5 Hz, 2H), 4.65 (t, J = 6.5 Hz, 2H), 2.51 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 425.05;found 425.18。
【0267】
【化82】
[この文献は図面を表示できません]
実施例75: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−(オキセタン−3−スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
一般合成2に従って、2−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)安息香酸メチルおよびオキセタン−3−スルホンアミドを工程1で使用し、次いで4−アミノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボニトリル塩酸塩を工程3で使用して、N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−(オキセタン−3−スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを合成し、そして結晶化により精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.03 (s, 1H), 8.39 (s, 1H), 8.02 (d, J = 1.1 Hz, 1H), 7.85 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.68 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 4.89 - 4.72 (m, 3H), 4.68-4.57 (m, 2H), 2.00 (s, 12H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 458.24;found 458.14。
【0268】
【化83】
[この文献は図面を表示できません]
実施例76: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((2−メチルチアゾール)−5−スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
一般合成2に従って、2−メチルチアゾール−5−スルホンアミドを工程1で使用し、次いで4−アミノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボニトリル塩酸塩を工程3で使用して、N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((2−メチルチアゾール)−5−スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを合成し、そして逆相クロマトグラフィーにより精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.06 (s, 1H), 8.27 (s, 1H), 8.02 (s, 1H), 7.86 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.71 - 7.51 (m, 2H), 2.68 (s, 3H), 2.06-1.86 (m, 12H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 499.11;found 499.09。
【0269】
【化84】
[この文献は図面を表示できません]
実施例77: 4−シアノ−N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)ベンズアミドの調製
一般合成1の工程3に従って、2−ブロモ−4−シアノ安息香酸および4−アミノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボニトリル塩酸塩を使用し、次いで2−メチルプロパン−2−スルホンアミド(2.0当量)を一般合成8で使用して、4−シアノ−N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)ベンズアミドを合成し、そして逆相クロマトグラフィーにより精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.35 (s, 1H), 8.48 (s, 1H), 7.96 (d, J = 1.5 Hz, 1H), 7.83 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.65 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 1.99 (s, 12H), 1.28 (s, 9H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 415.18;found 414.93。
【0270】
【化85】
[この文献は図面を表示できません]
実施例78: 4−シアノ−N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((1−メチルエチル)スルホンアミド)ベンズアミドの調製
一般合成1の工程3に従って、2−ブロモ−4−シアノ安息香酸および4−アミノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボニトリル塩酸塩、次いでプロパン−2−スルホンアミド(2.0当量)を一般合成8で使用して、4−シアノ−N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((1−メチルエチル)スルホンアミド)ベンズアミドを合成し、そして逆相クロマトグラフィーにより精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.45 (s, 1H), 8.40 (s, 1H), 7.90 - 7.81 (m, 2H), 7.66 (dd, J = 8.1, 1.6 Hz, 1H), 3.51 (m, 1H), 1.99 (s, 12H), 1.24 (d, J = 6.8 Hz, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 401.16;found 401.09。
【0271】
【化86】
[この文献は図面を表示できません]
実施例79: N−(3−クロロビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−4−フルオロ−2−(メチルスルホンアミド)ベンズアミドの調製
一般合成1に従って、3−クロロビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、N−(3−クロロビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−4−フルオロ−2−(メチルスルホンアミド)ベンズアミドを合成し、そして結晶化により精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.45 (s, 1H), 9.51 (s, 1H), 7.91 (dd, J = 9.0, 6.3 Hz, 1H), 7.31 (dd, J = 11.2, 2.6 Hz, 1H), 7.04 (td, J = 8.5, 2.6 Hz, 1H), 3.23 (s, 3H), 2.49 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 333.05;found 332.91。
【0272】
【化87】
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実施例80: N−(3−クロロビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−(メチルスルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
一般合成2に従って、2−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)安息香酸メチル(1.0当量)およびメタンスルホンアミド(2.0当量)を工程1で使用し、次いで3−クロロビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、N−(3−クロロビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−(メチルスルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを合成し、そして逆相クロマトグラフィーにより精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.48 (s, 1H), 9.76 (s, 1H), 8.21 (s, 1H), 7.90 (dd, J = 8.8, 2.1 Hz, 1H), 7.73 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 3.26 (s, 3H), 2.52 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 383.04;found 383.06。
【0273】
【化88】
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実施例81: N−(4−(ジフルオロメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−(メチルスルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
一般合成2に従って、2−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)安息香酸メチル(1.0当量)およびメタンスルホンアミド(2.0当量)を工程1で使用し、次いで4−(ジフルオロメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、N−(4−(ジフルオロメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−(メチルスルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを合成し、そして結晶化により精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.99 (s, 1H), 8.39 (s, 1H), 8.08 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 7.86 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.68 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 5.72 (t, J = 56.8 Hz, 1H), 3.22 (s, 3H), 2.06 - 1.93 (m, 6H), 1.67 - 1.53 (m, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 441.13;found 441.13。
【0274】
【化89】
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実施例82: N−(4−フルオロビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−(メチルスルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
一般合成2に従って、2−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)安息香酸メチル(1.0当量)およびメタンスルホンアミド(2.0当量)を工程1で使用し、次いで4−フルオロビシクロ[2.2.2]オクタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、N−(4−フルオロビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−(メチルスルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを合成し、そして結晶化により精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.94 (s, 1H), 8.38 (s, 1H), 8.07 (s, 1H), 7.86 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.67 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 3.22 (s, 3H), 2.23-2.09 (m, 6H), 1.94-1.81 (m, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 409.12;found 409.09。
【0275】
一般合成3
【化90】
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実施例83: 5−クロロ−2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)−N−(3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
工程1: 5−クロロ−2−ヨードベンゾニトリル(0.989g、3.75mmol)、2−メチルプロパン−2−スルフィンアミド(0.546g、4.51mmol)、(9,9−ジメチル−9H−キサンテン−4,5−ジイル)ビス(ジフェニルホスファン)(0.130g、0.225mmol)、炭酸セシウム(2.446g、7.508mmol)、および酢酸パラジウム(II)(0.025g、0.11mmol)の混合物に、12mLの1,4−ジオキサンを添加した。この反応混合物を100℃で18時間撹拌し、次いで水でクエンチした。その水相を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、そして濃縮して残渣にした。その粗生成物をシリカフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、N−(4−クロロ−2−シアノフェニル)−2−メチルプロパン−2−スルフィンアミドを固体として得た。LCMS−ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 257.05;found 256.78。
【0276】
工程2: N−(4−クロロ−2−シアノフェニル)−2−メチルプロパン−2−スルフィンアミド(0.609g、2.37mmol)を、酢酸中32重量%の過酢酸の溶液(20.6g、271mmol)で処理した。この反応混合物を室温で3時間撹拌し、次いで飽和重炭酸ナトリウム水溶液でクエンチした。次いで、この混合物を酢酸エチルで3回抽出した。その有機相を合わせ、飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮して残渣にして、N−(4−クロロ−2−シアノフェニル)−2−メチルプロパン−2−スルホンアミドを固体として得た。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 271.03;found 271.09。
【0277】
工程3: N−(4−クロロ−2−シアノフェニル)−2−メチルプロパン−2−スルホンアミド(0.575g、2.11mmol)を18mLのエタノールに溶解させた。2mLの水および水酸化ナトリウムペレット(1.257g、31.43mmol)をこの溶液に添加し、これを100℃で18時間撹拌した。次いで、この反応混合物を1Mの水性塩酸で酸性にした。その水相を酢酸エチルで3回抽出した。その有機相を合わせ、飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮して残渣にして、5−クロロ−2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)安息香酸を固体として得た。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 290.03;found 290.06。
【0278】
工程4: 5−クロロ−2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)安息香酸(0.041g、0.14mmol)、3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩(0.069g、0.35mmol)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(0.054g、0.35mmol)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物(0.054g、0.35mmol)の、0.5mLのジメチルホルムアミド中の溶液をジイソプロピルエチルアミン(0.129g、0.998mmol)で処理した。この混合物を60℃で18時間撹拌した。この粗生成物を逆相HPLCにより精製して、5−クロロ−2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)−N−(3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを固体として得た。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ 10.37 (s, 1H), 7.89 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.43 - 7.22 (m, 7H), 6.60 (s, 1H), 2.46 (s, 6H), 1.41 (s, 9H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 431.12;found 431.36。
【0279】
【化91】
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実施例84: 5−クロロ−2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
一般合成3に従って、3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩(2.5当量)を工程4で使用して、5−クロロ−2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを合成した。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ 10.27 (s, 1H), 7.89 (d, J = 9.5 Hz, 1H), 7.40-7.37 (m, 2H), 6.56 (s, 1H), 2.41 (s, 6H), 1.41 (s, 9H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 423.08;found 423.24。
【0280】
【化92】
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実施例85: 5−クロロ−N−(3−シアノビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)ベンズアミドの調製
一般合成3に従って、3−アミノビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−カルボニトリル(2.5当量)を工程4で使用して、5−クロロ−N−(3−シアノビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)ベンズアミドを合成した。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ 10.23 (s, 1H), 7.88 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.44 - 7.33 (m, 2H), 6.59 (s, 1H), 2.66 (s, 6H), 1.41 (s, 9H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 380.08;found 380.23。
【0281】
一般合成4
【化93】
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実施例86: 2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
工程1: 2−アミノ−5−(トリフルオロメチル)安息香酸メチル(0.261g、1.19mmol)および4−(メチルスルホニル)ベンゼンスルホニルクロリド(0.300g、1.18mmol)の、5mLのアセトニトリル中の溶液に、粉末状金属インジウム(0.027g、0.24mmol)を添加した。この混合物を110℃で18時間撹拌した。次いで、この反応物を濃縮して残渣にした。その粗生成物をシリカフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸メチルを固体として得た。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 436.01;found 436.18。
【0282】
工程2: 3mLのエタノール中の2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸メチル(0.083mg、0.19mmol)を水酸化ナトリウムペレット(0.120g、3.0mmol)および0.3mLの水で処理した。この混合物を65℃で18時間撹拌した。次いで、水を添加し、そしてこの溶液を1Mの水性塩酸で酸性にした。その水相を酢酸エチルで3回抽出した。その有機相を合わせ、飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮して残渣にして、2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸を固体として得た。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 422.00;found 422.08。
【0283】
工程3: 2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸(0.040g、0.095mmol)、3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩(0.035g、0.19mmol)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(0.036g、0.24mmol)、および1−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物(0.036g、0.24mmol)の、0.5mLのジメチルホルムアミド中の溶液をジイソプロピルエチルアミン(0.085g、0.66mmol)で処理した。この混合物を60℃で18時間撹拌した。この粗生成物を逆相HPLCにより精製して、2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを固体として得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.94 (s, 1H), 9.75 (s, 1H), 8.10 (m, 5H), 7.87 (s, 1H), 7.65 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 3.29 (s, 3H), 2.35 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 557.06;found 556.83。
【0284】
【化94】
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実施例87: 2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−N−(3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド)の調製
一般合成4に従って、3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩(2.0当量)を工程3で使用して、2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−N−(3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを合成した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 12.26 (s, 1H), 9.68 (s, 1H), 8.20 - 8.07 (m, 5H), 7.88 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.67 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.39 - 7.21 (m, 5H), 3.29 (s, 3H), 2.37 (s, 6H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 563.09;found 563.32。
【0285】
【化95】
[この文献は図面を表示できません]
実施例88: 4−メトキシ−2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
一般合成4に従って、2−アミノ−4−メトキシ安息香酸メチル(1.0当量)を工程1で使用して、4−メトキシ−2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを合成した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 12.09 (s, 1H), 9.32 (s, 1H), 8.10 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 8.00 (d, J = 8.7 Hz, 2H), 7.70 (d, J = 8.9 Hz, 1H), 6.98 (d, J = 2.5 Hz, 1H), 6.76 (dd, J = 9.0, 2.5 Hz, 1H), 3.79 (s, 3H), 3.28 (s, 3H), 2.31 (s, 6H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 517.07;found 517.23。
【0286】
【化96】
[この文献は図面を表示できません]
実施例89: 4−メトキシ−2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−N−(3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
一般合成4に従って、2−アミノ−4−メトキシ安息香酸メチル(1.0当量)を工程1で使用し、そして3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩(2.0当量)を工程3で使用して、4−メトキシ−2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−N−(3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを合成した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 12.40 (s, 1H), 9.22 (s, 1H), 8.11 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 8.02 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 7.75 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.37 - 7.19 (m, 5H), 6.99 (d, J = 2.5 Hz, 1H), 6.75 (dd, J = 8.9, 2.5 Hz, 1H), 3.80 (s, 3H), 3.28 (s, 3H), 2.33 (s, 6H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 525.12;found 525.31。
【0287】
【化97】
[この文献は図面を表示できません]
実施例90: 5−クロロ−2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
一般合成4に従って、2−アミノ−5−クロロ安息香酸メチル(1.0当量)を工程1で使用して、5−クロロ−2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを合成した。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ 10.72 (s, 1H), 8.02 - 7.92 (m, 4H), 7.67 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.43 (dd, J = 8.9, 2.3 Hz, 1H), 7.31 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 6.47 (s, 1H), 3.08 (s, 3H), 2.36 (s, 6H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 521.02;found 521.28。
【0288】
【化98】
[この文献は図面を表示できません]
実施例91: 5−クロロ−2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−N−(3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
一般合成4に従って、2−アミノ−5−クロロ安息香酸メチル(1.0当量)を工程1で使用し、そして3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩(2.0当量)を工程3で使用して、5−クロロ−2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−N−(3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを合成した。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ 10.88 (s, 1H), 7.98 (dd, J = 8.4, 6.1 Hz, 4H), 7.69 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.42 (dd, J = 8.8, 2.3 Hz, 1H), 7.36 - 7.23 (m, 6H), 6.42 (s, 1H), 3.07 (s, 3H), 2.41 (s, 6H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 529.07;found 529.33。
【0289】
【化99】
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実施例92: 4,5−ジクロロ−2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
一般合成4に従って、2−アミノ−4,5−ジクロロ安息香酸メチル(1.0当量)を工程1で使用して、4,5−ジクロロ−2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを合成した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.34 (s, 1H), 9.56 (s, 1H), 8.14 - 8.08 (m, 2H), 8.01 - 7.93 (m, 3H), 7.64 (s, 1H), 3.29 (s, 3H), 2.28 (s, 6H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 554.98;found 555.28。
【0290】
【化100】
[この文献は図面を表示できません]
実施例93: 4,5−ジクロロ−2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−N−(3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
一般合成4に従って、2−アミノ−4,5−ジクロロ安息香酸メチル(1.0当量)を工程1で使用し、そして3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩(2.0当量)を工程3で使用して、4,5−ジクロロ−2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−N−(3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを合成した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.68 (s, 1H), 9.49 (s, 1H), 8.20 - 7.95 (m, 5H), 7.66 (s, 1H), 7.29 (m, 5H), 3.29 (s, 3H), 2.30 (s, 6H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 563.03;found 563.36。
【0291】
【化101】
[この文献は図面を表示できません]
実施例94: 5−ブロモ−2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)−N−(3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
一般合成3に従って、5−ブロモ−2−ヨードベンゾニトリルを工程1で使用して、5−ブロモ−2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)−N−(3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを合成した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.04 (s, 1H), 9.64 (s, 1H), 8.02 (s, 1H), 7.68 (s, 2H), 7.34 - 7.20 (m, 5H), 2.37 (s, 6H), 1.28 (s, 9H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 475.07;found 475.46。
【0292】
【化102】
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実施例95: 5−ブロモ−2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
一般合成3に従って、5−ブロモ−2−ヨードベンゾニトリルを工程1で使用し、そして3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩(2.0当量)を工程4で使用して、5−ブロモ−2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを合成した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.86 (s, 1H), 9.73 (s, 1H), 7.98 (d, J = 1.6 Hz, 1H), 7.72 - 7.66 (m, 2H), 2.35 (s, 6H), 1.27 (s, 9H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 467.03;found 467.38。
【0293】
【化103】
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実施例96: 5−シアノ−2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)−N−(3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
5−ブロモ−2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)安息香酸を、一般合成3の工程1〜工程3に従って、5−ブロモ−2−ヨードベンゾニトリルを工程1で使用して合成した。5−ブロモ−2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)安息香酸(0.120g、0.357mmol)のDMF中の溶液をシアン化銅(I)(0.064g、0.714mmol)で処理した。この混合物を150℃で18時間撹拌した。次いで、この反応物を1Mの水性塩酸で酸性にした。その水相を酢酸エチルで3回抽出した。その有機相を合わせ、そして濃縮して残渣にした。その粗生成物をシリカフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、5−シアノ−2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)安息香酸を得、これを一般合成3の工程4に従って反応させて、5−シアノ−2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)−N−(3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを固体として得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.69 (s, 1H), 9.70 (s, 1H), 8.34 (s, 1H), 7.99 - 7.83 (m, 2H), 7.39 - 7.20 (m, 5H), 2.38 (s, 6H), 1.32 (s, 9H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 422.15;found 422.29。
【0294】
【化104】
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実施例97: 5−シアノ−2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
5−ブロモ−2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)安息香酸を、一般合成3の工程1〜工程3に従って、5−ブロモ−2−ヨードベンゾニトリルを工程1で使用して合成した。5−ブロモ−2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)安息香酸(0.120g、0.357mmol)のDMF中の溶液をシアン化銅(I)(0.064g、0.714mmol)で処理した。この混合物を150℃で18時間撹拌した。次いで、この反応物を1Mの水性塩酸で酸性にした。その水相を酢酸エチルで3回抽出した。その有機相を合わせ、そして濃縮して残渣にした。その粗生成物をシリカフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、5−シアノ−2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)安息香酸を得、これを一般合成3の工程4に従って、3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩(2.0当量)を使用して反応させて、5−シアノ−2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.48 (s, 1H), 9.79 (s, 1H), 8.30 (s, 1H), 8.00 - 7.80 (m, 2H), 2.37 (s, 6H), 1.32 (s, 9H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 414.11;found 414.21。
【0295】
【化105】
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実施例98: 4−シアノ−2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)−N−(3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
4−ブロモベンゾニトリル(1.068g、5.867mmol)、N−ヨードスクシンイミド(1.452g、6.464mmol)、酢酸パラジウム(II)(0.066g、0.29mmol)、およびp−トルエンスルホン酸一水和物(0.558g、2.94mmol)を、23mLの1,2−ジクロロエタンで処理した。この混合物を70℃で72時間撹拌した。次いで、この反応物を濃縮して残渣にし、これをシリカフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、4−ブロモ−2−ヨードベンゾニトリルを得た。この化合物を、一般合成3の工程1〜工程3に従って反応させて、4−ブロモ−2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)安息香酸を得た。4−ブロモ−2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)安息香酸(0.123g、0.366mmol)のDMF中の溶液をシアン化銅(I)(0.098g、1.1mmol)で処理した。この混合物を150℃で18時間撹拌した。次いで、この反応物を1Mの水性塩酸で酸性にした。その水相を酢酸エチルで3回抽出した。その有機相を合わせ、そして濃縮して残渣にした。その粗生成物をシリカフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、4−シアノ−2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)安息香酸を得、これを一般合成3の工程4に従って反応させて、4−シアノ−2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)−N−(3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを固体として得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.01 (s, 1H), 9.77 (s, 1H), 8.00 (s, 1H), 7.96 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.67 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.36 - 7.19 (m, 5H), 2.38 (s, 6H), 1.30 (s, 9H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 422.15;found 422.29。
【0296】
【化106】
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実施例99: 4−シアノ−2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
4−ブロモベンゾニトリル(1.068g、5.867mmol)、N−ヨードスクシンイミド(1.452g、6.464mmol)、酢酸パラジウム(II)(0.066g、0.29mmol)、およびp−トルエンスルホン酸一水和物(0.558g、2.94mmol)を、23mLの1,2−ジクロロエタンで処理した。この混合物を70℃で72時間撹拌した。次いで、この反応物を濃縮して残渣にし、これをシリカフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、4−ブロモ−2−ヨードベンゾニトリルを得た。この化合物を、一般合成3の工程1〜工程3に従って反応させて、4−ブロモ−2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)安息香酸を得た。4−ブロモ−2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)安息香酸(0.123g、0.366mmol)のDMF中の溶液をシアン化銅(I)(0.098g、1.1mmol)で処理した。この混合物を150℃で18時間撹拌した。次いで、この反応物を1Mの水性塩酸で酸性にした。その水相を酢酸エチルで3回抽出した。その有機相を合わせ、そして濃縮して残渣にした。その粗生成物をシリカフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、4−シアノ−2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)安息香酸を得、これを一般合成3の工程4に従って、3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩(2.0当量)を使用して反応させて、4−シアノ−2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを固体として得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.84 (s, 1H), 9.86 (s, 1H), 8.00 (s, 1H), 7.91 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.68 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 2.36 (s, 6H), 1.29 (s, 9H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 414.11;found 414.21。
【0297】
【化107】
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実施例100: 2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)−5−(ピリミジン−2−イル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
5−ブロモ−2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを、実施例95に従って合成した。5−ブロモ−2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミド(0.030g、0.064mmol)の、0.5mLの1,4−ジオキサン中の溶液に、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド(0.007g、0.009mmol)および2−トリブチルスタンニルピリミジン(0.035g、0.096mmol)を添加した。この混合物を120℃で3時間撹拌した。次いで、この反応物を酢酸エチルで希釈し、そして2Mの水性フッ化カリウムで洗浄することによりクエンチした。その有機相を濃縮して残渣にし、これを逆相HPLCにより精製して、2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)−5−(ピリミジン−2−イル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを固体として得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.06 (s, 1H), 9.96 (s, 1H), 8.93 (d, J = 4.9 Hz, 2H), 8.78 (d, J = 1.8 Hz, 1H), 8.49 (dd, J = 8.9, 2.0 Hz, 1H), 7.90 (d, J = 8.9 Hz, 1H), 7.47 (t, J = 4.9 Hz, 1H), 2.39 (s, 6H), 1.31 (s, 9H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 467.14;found 467.29。
【0298】
【化108】
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実施例101: 2−((4−(ピリミジン−2−イル)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
2−((4−ヨードフェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを、一般合成4に従って、4−ヨードベンゼンスルホニルクロリド(1当量)を工程1で使用して合成した。2−((4−ヨードフェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミド(0.050g、0.083mmol)の、0.5mLの1,4−ジオキサン中の溶液に、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド(0.009g、0.01mmol)および2−トリブチルスタンニルピリミジン(0.092g、0.25mmol)を添加した。この混合物を100℃で18時間撹拌した。次いで、この反応物を酢酸エチルで希釈し、そして2Mの水性フッ化カリウムで洗浄することによりクエンチした。その有機相を濃縮して残渣にし、これを逆相HPLCにより精製して、2−((4−(ピリミジン−2−イル)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを固体として得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.20 (s, 1H), 9.58 (s, 1H), 8.96 (d, J = 4.9 Hz, 2H), 8.52 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.88 - 7.81 (m, 3H), 7.73 (s, 1H), 7.61 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.54 (t, J = 4.9 Hz, 1H), 2.27 (s, 6H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 555.09;found 555.29。
【0299】
【化109】
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実施例102: 2−((4−(ジメチルアミノ)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
2−((4−ヨードフェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを、一般合成4に従って、4−ヨードベンゼンスルホニルクロリド(1当量)を工程1で使用して合成した。2−((4−ヨードフェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミド(0.062g、0.10mmol)、ヨウ化銅(I)(0.004g、0.02mmol)、6,7−ジヒドロキノリン−8(5H)−オンオキシム(0.004g、0.03mmol)、および水酸化カリウム(0.029g、0.51mmol)の、0.2mLの脱イオン水中の溶液を窒素ガスでパージした。次いで、0.2mLの、テトラヒドロフラン中2Mのジメチルアミン(0.023g、0.51mmol)を添加した。この混合物を50℃で7日間撹拌した。次いで、この反応物を濃縮して残渣にした。この粗生成物を逆相HPLCにより精製して、2−((4−(ジメチルアミノ)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを固体として得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.10 (s, 1H), 9.65 (s, 1H), 7.87 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.73 (s, 1H), 7.51 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 7.47 (d, J = 9.1 Hz, 2H), 6.71 (d, J = 9.1 Hz, 2H), 2.96 (s, 6H), 2.34 (s, 6H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 520.11;found 520.28。
【0300】
【化110】
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実施例103: 4−(N−(5−(トリフルオロメチル)−2−((3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)カルバモイル)フェニル)スルファモイル)フェニルメタンスルホネートの調製
2−((4−ヒドロキシフェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを、実施例102に従うことにより合成した。2−((4−ヒドロキシフェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミド(0.017g、0.034mmol)およびトリエチルアミン(0.010g、0.10mmol)の、0.15mLのジクロロメタン中の溶液を0℃まで冷却した。メタンスルホニルクロリド(0.005g、0.04mmol)を添加した。この混合物を0℃で1時間撹拌し、次いで室温まで18時間昇温させた。この粗製反応混合物を逆相HPLCにより精製して、4−(N−(5−(トリフルオロメチル)−2−((3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)カルバモイル)フェニル)スルファモイル)フェニルメタンスルホネートを固体として得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.27 (s, 1H), 9.62 (s, 1H), 7.93 - 7.77 (m, 3H), 7.72 - 7.48 (m, 4H), 3.45 (s, 3H), 2.33 (s, 6H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 571.04;found 571.15。
【0301】
一般合成5
【化111】
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実施例104: 5−シアノ−N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−(プロピルスルホンアミド)ベンズアミドの調製
工程1: 磁気撹拌している、ジクロロメタン中の2−ブロモ−5−シアノ安息香酸(1.2g、5.4mmol)、4−アミノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボニトリル塩酸塩(1.1g、5.7mmol)、およびO−(ベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウムテトラフルオロボレート(TBTU、1.9g、5.9mmol)の混合物をN,N−ジイソプロピルエチルアミン(2.8mL、16mmol)で処理した。室温で一晩撹拌した後に、この混合物を酢酸エチルと飽和塩化ナトリウム水溶液との間で分配した。その水相を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機相を、10%の水性塩酸、水、および飽和重炭酸ナトリウム水溶液で順番に洗浄し、次いで無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮して残渣にして、2−ブロモ−5−シアノ−N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)ベンズアミドを得た。LCMS−ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 358.06;found 358.15。この工程を、TBTUの代わりにカップリング試薬1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミドを使用して達成することもできる;一般合成3の工程4を参照のこと。
【0302】
工程2: 2−ブロモ−5−シアノ−N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)ベンズアミド(50mg、0.14mmol)およびプロパン−1−スルホンアミド(26mg、0.21mmol)の、1mLのトルエン中の溶液を、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(13mg、0.014mmol)、9,9−ジメチル−4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)キサンテン(16mg、0.028mmol)、およびリン酸三カルシウム(59mg、0.28mmol)で処理した。この溶液を110℃まで加熱し、そして4時間撹拌した。次いで、この混合物から揮発性物質を減圧下で除去し、酢酸エチルに溶解させ、そして水で洗浄した。その水相を酢酸エチルで抽出し、そしてその有機相を合わせ、ブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮して残渣にした。残渣をシリカフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、5−シアノ−N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−(プロピルスルホンアミド)ベンズアミドを得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.12 (s, 1H), 8.33 (s, 1H), 8.27 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 7.95 (dd, J = 8.7, 1.8 Hz, 1H), 7.65 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 3.35 - 3.29 (m, 2H), 2.00 (s, 12H), 1.65 (h, J = 7.4 Hz, 2H), 0.93 (t, J = 7.4 Hz, 3H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 399.15;found 399.24。
【0303】
【化112】
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実施例105: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−(メチルスルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
工程1: 2−(メチルスルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸メチルの調製
2−アミノ−5−(トリフルオロメチル)安息香酸メチル(1.5g、6.9mmol)のジクロロメタン(20mL)中の溶液を、ピリジン(5.6mL、69mmol)およびメタンスルホニルクロリド(5.4mL、69mmol)で順番に処理した。あるいは、この混合物を磁気撹拌し、そして室温で4週間静置した。この反応混合物を10%の塩酸(およそ30mL)で処理し、15分間撹拌し、次いで酢酸エチルで希釈した。この混合物全体を、セライト珪藻土のフリットパッドで濾過した。次に、その水相を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた有機相を飽和塩化ナトリウム溶液(いくらかの10%の塩酸と混合)で1回洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮して、所望の中間体とビス−スルホニル化生成物(2−(N−(メチルスルホニル)メチルスルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸メチル)との混合物を得、これをさらに精製せずに加水分解に持ち越した。
工程2: 2−(メチルスルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸の調製
【0304】
2−(N−(メチルスルホニル)メチルスルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸メチルと2−(メチルスルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸メチルとの両方を含有する混合物(未知の比、合わせて推定6.9mmol)を、懸濁物としてテトラヒドロフラン(30mL)中に取り、そして水およびメタノール(10mLずつ)で処理し、次いで水酸化ナトリウム(1.7g、42mmol)を添加した。混合物を室温で一晩静置し、次いで翌日、これを撹拌しながら65℃で加熱した。この加水分解が完了したら、この混合物を10%の塩酸で酸性にし、そして酢酸エチル(3×30mL)で3回抽出した。合わせた有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で1回洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮した。所望の物質をメタノール/水から結晶化させ、そして減圧下で乾燥させて、所望の中間体を得た。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 282.01;found 282.02。
工程3: (4−カルバモイルビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)カルバミン酸tert−ブチルの調製
【0305】
氷水浴で冷却している、4−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボン酸(6.7g、25mmol)の2−メチルテトラヒドロフラン(200mL)中の混合物に、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物(HOBT、5.4g、35mmol)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(EDC、5.4g、35mmol)、およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(12mL、70mmol)を順番に添加した。この懸濁物を氷浴内で30分間、次いで室温で3時間撹拌した。混合物を約2分間超音波処理し、次いで激しく撹拌し、この間に、この混合物を氷水浴内で再度冷却した。水酸化アンモニウム(NH
3ベースで28.0〜30.0%、17mL、125mmol)の溶液を添加し、その冷却浴を外し、そしてこの混合物を室温で一晩撹拌した。揮発性物質を減圧下で除去し、そしてその残渣を水(およそ30mL)と酢酸エチル(およそ200mL)との間で分配した。その水相を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた有機物を、10%の水性塩酸、水、および飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で順番に洗浄し、次いで無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮して、所望の中間体を得た。LCMS−ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 269.18;found 269.06。
工程4: (4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)カルバミン酸tert−ブチルの調製
【0306】
オキシ塩化リン(9.0mL、96mmol)を、冷却した(氷水浴)(4−カルバモイルビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)カルバミン酸tert−ブチル(5.2g、19mmol)のピリジン(80mL)中の溶液に、磁気撹拌しながらシリンジを介してゆっくりと添加した。この混合物を氷浴内で30分間、次いでこの浴を外した後に30分間撹拌した。この混合物を、氷水(およそ400mL)にピペットを介して添加した。その固体を濾過により集め、水で洗浄し、そして減圧下で乾燥させて、所望の中間体を得た。LCMS−ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 251.17;found 251.01。
工程5: 4−アミノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボニトリル塩酸塩の調製
【0307】
(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)カルバミン酸tert−ブチル(0.60g、2.4mmol)を、懸濁物として密封容器内で水中に取り、160℃で22時間加熱し、次いで放冷した。この混合物を濃塩酸(0.5mL)で処理し、そして濃縮して、所望の中間体(LCMS−ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 151.12;found 150.95)と4−アミノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボキサミド塩酸塩(LCMS−ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 169.13;found 169.01)との混合物を得、これをさらに分離せずに先に持ち越した。
工程6(一般合成6): N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−(メチルスルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
【0308】
N,N−ジメチルホルムアミド(DMF、1mL)中の2−(メチルスルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸(0.12g、0.42mmol)および4−アミノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボニトリル塩酸塩(4−アミノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボキサミド塩酸塩で汚染されている、87mg、およそ0.47mmol)の混合物をN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.37mL、2.1mmol)で処理し、次いで約1分間超音波処理した。次いで、1−プロパンホスホン酸無水物の溶液(T3P、DMF中50重量%、0.74ml、1.27mmol)を添加し、そしてこの混合物を85℃で一晩撹拌した。この反応混合物を氷水(およそ30mL)に注ぎ、そして得られた水性混合物を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた抽出物を飽和塩化ナトリウム水溶液で1回洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮乾固させた。その残渣を最初にフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル)により、次いで逆相HPLC(アセトニトリル/水/0.1%のトリフルオロ酢酸)により精製して、所望の生成物を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.90 (s, 1H), 8.39 (s, 1H), 8.06 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 7.86 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.67 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 3.21 (s, 3H), 2.01 (s, 12H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 416.12;found 416.06。
【0309】
【化113】
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実施例106: 2−((4−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの合成
2−((4−ヨードフェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを、一般合成4に従って、4−ヨードベンゼンスルホニルクロリド(1当量)を工程1で使用して合成した。2−((4−ヨードフェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミド(39mg、0.065mmol)、リン酸三カルシウム一水和物(82mg、0.39mmol)、rac−2,2’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−1,1’−ビナフチレン(6.0mg、0.0097mmol)、チオモルホリン−1,1−ジオキシド(26mg、0.19mmol)、およびトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(5.2mg、0.0065mmol)を1,4−ジオキサンに溶解させた。この混合物を窒素下でパージし、そして100℃で撹拌しながら一晩加熱し、次いで冷却し、水を添加し、そして酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。その粗生成物を、RP−HPLCを使用して精製して、2−((4−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.19 (s, 1H), 9.67 (s, 1H), 7.88 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.72 (s, 1H), 7.53 (d, J = 9.1 Hz, 3H), 7.10 (d, J = 9.1 Hz, 2H), 3.93 - 3.84 (m, 4H), 3.14 - 3.04 (m, 4H), 2.35 (s, 6H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 610.09;found 610.30。
【0310】
【化114】
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実施例107: 2−((4−(メチルスルホンアミド)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの合成
2−((4−ヨードフェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを、一般合成4に従って、4−ヨードベンゼンスルホニルクロリド(1当量)を工程1で使用して合成した。2−((4−ヨードフェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミド(31mg、0.051mmol)、メタンスルホンアミド(24mg、0.26mmol)、酸化銅(I)(2.5mg、0.017mmol)、および炭酸セシウム(50mg、0.15mmol)を水中に取り、そして撹拌しながら150℃で5時間反応させた。この混合物を酢酸で酸性にし、そしてRP−HPLCにより精製して、2−((4−(メチルスルホンアミド)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.12 (s, 1H), 10.47 (s, 1H), 9.63 (s, 1H), 7.85 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.69 (s, 1H), 7.65 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 7.59 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 7.27 (d, J = 9.0 Hz, 2H), 3.10 (s, 3H), 2.33 (s, 6H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 570.06;found 570.13。
【0311】
一般合成7および8
【化115】
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実施例108: 2−((1−シアノシクロプロパン)−1−スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
工程1(一般合成7): 2−ヨード−5−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
2−ヨード−5−(トリフルオロメチル)安息香酸(0.79g、2.5mmol)、3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩(0.52g、2.8mmol)、およびO−(ベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウムテトラフルオロボレート(TBTU、0.88g、2.75mmol)のジクロロメタン(15mL)中の混合物をN,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.3mL、7.5mmol)で処理した。この混合物を室温で一晩撹拌した。この混合物を酢酸エチルと飽和炭酸水素ナトリウム水溶液との間で分配した。後者を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機抽出物を10%の水性塩酸および飽和塩化ナトリウム水溶液で順番に洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮乾固させて、所望の中間体を得た。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 447.97;found 448.03。
【0312】
工程2: 1−シアノシクロプロパン−1−スルホンアミドの調製
((1−シアノシクロプロピル)スルホニル)カルバミン酸tert−ブチル(エナミン、0.30g、1.2mmol)の溶液を氷水浴内で冷却し、この間に、トリフルオロ酢酸(0.93mL、12mmol)を滴下により添加した。この浴を無効にしながら、この混合物を次第に室温まで昇温させた。LC/MS分析が、この転換が完了したとみなしたら、この混合物を減圧下で濃縮した。その残渣をジエチルエーテルと1回共エバポレートし、次いでさらに精製せずに次に持ち越した。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 145.01;found 144.92。
【0313】
工程3(一般合成8): 2−((1−シアノシクロプロパン)−1−スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
1−シアノシクロプロパン−1−スルホンアミド(0.18g、1.2mmol)、2−ヨード−5−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミド(0.19g、0.41mmol)、ヨウ化銅(I)(16mg、0.08mmol)、サルコシン(9mg、0.1mmol)、および炭酸カリウム(約325メッシュ、170mg、1.2mmol)または好ましくはリン酸三カルシウム(0.25g、1.2mmol)の、N,N−ジメチルホルムアミド(3mL)中の混合物を、100℃のブロック内でおよそ3日間加熱した。冷却後、この混合物を酢酸エチルと10%の塩酸との間で分配した。その水相を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた抽出物を水および飽和塩化ナトリウム水溶液で1回ずつ洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮した。その残渣を逆相高速液体クロマトグラフィー(RP−HPLC、アセトニトリル/水/0.1%のトリフルオロ酢酸)により精製して、所望の生成物を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 12.12 (bs, 1H), 10.01 (bs, 1H), 8.23 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 8.04 - 7.84 (m, 1H), 7.78 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 2.38 (s, 6H), 1.88 (m, 2H), 1.67 (m, 2H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 466.07;found 466.22。
【0314】
【化116】
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実施例109: 2−((4−(メチルスルホンアミド)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの合成
2−ブロモ−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを、2−ブロモ−4−(トリフルオロメチル)ベンゾニトリルを一般合成3の工程3および工程4に供し、3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩(1.5当量)を工程4で使用することにより合成した。2−((4−(メチルスルホンアミド)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを、一般合成8を用いて、2−ブロモ−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミド(1当量)および4−フルオロベンゼンスルホンアミド(3当量)を使用して調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.19 (s, 1H), 9.62 (s, 1H), 7.86 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.77 (dd, J = 8.8, 5.0 Hz, 2H), 7.67 (s, 1H), 7.60 (d, J = 6.8 Hz, 1H), 7.42 (t, J = 8.7 Hz, 2H), 2.33 (s, 6H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 495.06;found 495.19。
【0315】
【化117】
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実施例110: 2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの合成
2−ブロモ−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを、2−ブロモ−4−(トリフルオロメチル)ベンゾニトリルを一般合成3の工程3および工程4に供し、3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩(1.5当量)を工程4で使用することにより合成した。2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを、一般合成8を用いて、2−ブロモ−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミド(1当量)および2−メチルプロパン−2−スルホンアミド(3当量)を使用して調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.94 (s, 1H), 9.86 (s, 1H), 8.02 (s, 1H), 7.97 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.56 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 2.37 (s, 6H), 1.29 (s, 9H). LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 457.10;found 457.24。
【0316】
【化118】
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実施例111: 2−((4−メトキシフェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの合成
2−ブロモ−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを、2−ブロモ−4−(トリフルオロメチル)ベンゾニトリルを一般合成3の工程3および工程4に供し、3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩(1.5当量)を工程4で使用することにより合成した。2−((4−メトキシフェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを、一般合成8を用いて、2−ブロモ−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミド(1当量)および4−メトキシベンゼンスルホンアミド(3当量)を使用して調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.17 (s, 1H), 9.64 (s, 1H), 7.86 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.70 (s, 1H), 7.65 (d, J = 8.9 Hz, 2H), 7.56 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 7.07 (d, J = 9.0 Hz, 2H), 3.80 (s, 3H), 2.34 (s, 6H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 507.08;found 507.24。
【0317】
【化119】
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実施例112: 2−((4−(2−メトキシエトキシ)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの合成
2−ブロモ−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを、2−ブロモ−4−(トリフルオロメチル)ベンゾニトリルを一般合成3の工程3および工程4に供し、3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩(1.5当量)を工程4で使用することにより合成した。4−(2−メトキシエトキシ)ベンゼンスルホンアミドを、4−フルオロベンゼンスルホンアミド(100mg、0.57mmol)を0.33mLの2−メトキシエタノール(7.4mmol)中の水酸化ナトリウム(110mg、2.9mmol)で処理し、この混合物を110℃で撹拌しながら一晩加熱し、そしてその生成物をシリカフラッシュクロマトグラフィーにより精製することによって調製した。2−((4−(2−メトキシエトキシ)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを、一般合成8を用いて、2−ブロモ−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミド(1当量)および4−(2−メトキシエトキシ)ベンゼンスルホンアミド(3当量)を使用して調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.13 (s, 1H), 9.64 (s, 1H), 7.86 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.70 (s, 1H), 7.62 (d, J = 9.0 Hz, 2H), 7.57 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.08 (d, J = 9.0 Hz, 2H), 4.20 - 4.05 (m, 2H), 3.70 - 3.58 (m, 2H), 3.28 (s, 3H), 2.34 (s, 6H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 551.11;found 551.23。
【0318】
【化120】
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実施例113: 2−((4−(2−(メチルチオ)エトキシ)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの合成
2−ブロモ−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを、2−ブロモ−4−(トリフルオロメチル)ベンゾニトリルを一般合成3の工程3および工程4に供し、3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩(1.5当量)を工程4で使用することにより合成した。4−(2−(メチルチオ)エトキシ)ベンゼンスルホンアミドを、4−フルオロベンゼンスルホンアミド(100mg、0.57mmol)を0.5mLの2−(メチルチオ)エタノール(6.0mmol)中の水酸化ナトリウム(110mg、2.9mmol)で処理し、この混合物を110℃で撹拌しながら一晩加熱し、そしてその生成物をシリカフラッシュクロマトグラフィーにより精製することによって調製した。2−((4−(2−(メチルチオ)エトキシ)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを、一般合成8を用いて、2−ブロモ−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミド(1当量)および4−(2−(メチルチオ)エトキシ)ベンゼンスルホンアミド(3当量)を使用して調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.16 (s, 1H), 9.66 (s, 1H), 7.86 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.70 (s, 1H), 7.63 (d, J = 8.9 Hz, 2H), 7.58 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.09 (d, J = 9.0 Hz, 2H), 4.19 (t, J = 6.5 Hz, 2H), 2.83 (t, J = 6.5 Hz, 2H), 2.33 (s, 6H), 2.12 (s, 3H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 569.10;found 568.87。
【0319】
【化121】
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実施例114: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの合成
N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを、一般合成3に従うことにより、2−ブロモ−4−(トリフルオロメチル)ベンゾニトリル(1当量)を工程1で使用し、そして4−アミノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボニトリル塩酸塩(1.8当量)を工程4で使用して合成した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.42 (s, 1H), 8.49 (s, 1H), 7.96 (s, 1H), 7.87 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.53 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 2.00 (s, 12H), 1.27 (s, 9H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 456.16;found 456.32。
【0320】
【化122】
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実施例115: 2−((4−(2−(メチルスルホニル)エトキシ)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの合成
実施例113に記載される手順に従って調製した2−((4−(2−(メチルチオ)エトキシ)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを、酢酸中32重量%の過酢酸の溶液で処理した。室温で5時間撹拌した後に、この反応物を水で希釈した。その水相を酢酸エチルで3回抽出し、そして濃縮して残渣にした。粗生成物をRP−HPLCにより精製して、2−((4−(2−(メチルスルホニル)エトキシ)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.20 (s, 1H), 9.67 (s, 1H), 7.87 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.71 (s, 1H), 7.66 (d, J = 8.9 Hz, 2H), 7.57 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.14 (d, J = 8.9 Hz, 2H), 4.39 (t, J = 5.6 Hz, 2H), 3.64 (t, J = 5.5 Hz, 2H), 3.05 (s, 3H), 2.34 (s, 6H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 599.07;found 599.29。
【0321】
【化123】
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実施例116: 2−(エチルスルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの合成
2−ブロモ−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを、2−ブロモ−4−(トリフルオロメチル)ベンゾニトリルを一般合成3の工程3および工程4に供し、3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩(1.5当量)を工程4で使用することにより合成した。2−(エチルスルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを、手順一般合成8を用いて、2−ブロモ−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミド(1当量)およびエタンスルホンアミド(3当量)を使用して調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.03 (s, 1H), 9.80 (s, 1H), 8.00 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.82 (s, 1H), 7.59 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 3.30 (q, J = 7.3 Hz, 2H), 2.37 (s, 6H), 1.19 (t, J = 7.3 Hz, 3H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 429.07;found 429.15。
【0322】
一般合成9
【化124】
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工程1(一般合成9,): 2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸の調製
2−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)安息香酸(6.5g、24mmol)、2−メチルプロパン−2−スルホンアミド(4.6g、34mmol)、ヨウ化銅(I)(0.92g、4.8mmol)、および炭酸カリウム(8.4g、61mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(DMF、60mL)中の混合物を100℃で一晩加熱した。冷却したら、この混合物を水で希釈し、そして塩酸で酸性にした。この混合物を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた抽出物を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮した。その残渣をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル)により精製して、所望の中間体を得た。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 324.06;found 324.05。
【0323】
工程2: 2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)−N−(8−(メチルスルホニル)−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
表題化合物を、ジアステレオマーの混合物として、2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸(115mg、0.35mmol)および8−(メチルスルホニル)−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−アミン(79mg、0.39mmol)から、一般合成10に従って調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.56 (s, 1H, ジアステレオマー1), 11.02 (s, 1H, ジアステレオマー2), 9.01 (d, J = 7.9 Hz, 1H, ジアステレオマー1), 8.75 (m, 1H, ジアステレオマー2), 8.18 (d, J = 2.0 Hz, 1H, ジアステレオマー1), 7.96 (d, J = 2.0 Hz, 1H, ジアステレオマー2), 7.93 (d, J = 3.0 Hz, 1H, ジアステレオマー1), 7.91 (d, J = 3.0 Hz, 1H, ジアステレオマー2), 7.86 (m, 2H, ジアステレオマー1および2), 4.34 (tt, J = 11.6, 6.0 Hz, 1H, ジアステレオマー1), 4.20 (m, 2H, ジアステレオマー1), 4.15 (s, 2H, ジアステレオマー2), 4.09 - 3.98 (m, 1H, ジアステレオマー2), 2.96 (s, 3H, ジアステレオマー1), 2.96 (s, 3H, ジアステレオマー2), 2.13 (m, 2H), 2.09 - 1.95 (m, 8H), 1.92 (dd, J = 5.9, 3.0 Hz, 1H, ジアステレオマー1), 1.89 (dd, J = 6.2, 2.8 Hz, 1H, ジアステレオマー2), 1.84 - 1.71 (m, 4H), 1.31 (s, 18H, ジアステレオマー1および2)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 510.14;found 510.31。
【0324】
一般合成10
【化125】
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実施例117: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−(メチルスルホンアミド)−4−(ペンタフルオロ−λ
6−スルファニル)ベンズアミドの調製
磁気撹拌している、ジクロロメタン中の2−(メチルスルホンアミド)−4−(ペンタフルオロ−λ
6−スルファニル)安息香酸(実施例146に記載されるとおり、0.15g、0.44mmol)、4−アミノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボニトリル塩酸塩(86mg、0.46mmol)、およびO−(ベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウムテトラフルオロボレート(TBTU、0.15g、0.48mmol)の混合物をN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.23mL、1.3mmol)で処理した。室温で一晩撹拌した後に、この混合物をRP−HPLC(アセトニトリル/水/0.1%のトリフルオロ酢酸)により精製して、所望の生成物を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.22 (s, 1H), 8.29 (s, 1H), 7.85 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 7.83 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.77 (dd, J = 8.7, 2.2 Hz, 1H), 3.12 (s, 3H), 1.99 (s, 12H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 472.09;found 472.22。
【0325】
【化126】
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実施例118: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの合成
4−(メチルスルホニル)ベンゼンスルホンアミドを、4−(メチルスルホニル)ベンゼンスルホニルクロリド(500mg、2.0mmol)をメタノール中28重量%の水酸化アンモニウム水溶液(0.55mL、4.0mmol)で0℃で処理することによって調製した。撹拌しながら室温まで3時間温めた後に、固体の4−(メチルスルホニル)ベンゼンスルホンアミドを濾過により集め、水で洗浄し、そして減圧雰囲気下で乾燥させた。2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸を、一般合成9を用いて、4−(メチルスルホニル)ベンゼンスルホンアミド(1.2当量)を使用して調製した。2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸を一般合成10に供して、N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.51 (s, 1H), 8.38 (s, 1H), 8.12 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 8.04 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 7.97 (s, 1H), 7.83 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.61 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 3.30 (s, 3H), 2.02 - 1.89 (m, 12H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 554.10;found 554.34。
【0326】
【化127】
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実施例119: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((4−フルオロフェニル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの合成
2−((4−フルオロフェニル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸を、一般合成9を用いて、4−フルオロベンゼンスルホンアミド(1.2当量)を使用して調製した。2−((4−フルオロフェニル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸を一般合成10に供して、N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((4−フルオロフェニル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.39 (s, 1H), 8.38 (s, 1H), 7.96 (s, 1H), 7.89 - 7.83 (m, 2H), 7.82 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.61 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 7.43 (t, J = 8.8 Hz, 2H), 1.99 (s, 12H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 494.12;found 494.33。
【0327】
【化128】
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実施例120: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−(エチルスルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの合成
2−(エチルスルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸を、一般合成9を使用して、エタンスルホンアミド(1.5当量)を使用して調製した。2−(エチルスルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸を一般合成10に供して、N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−(エチルスルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.94 (s, 1H), 8.46 (s, 1H), 8.07 (s, 1H), 7.86 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.71 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 3.32 - 3.26 (m, 2H), 2.00 (s, 12H), 1.17 (t, J = 7.3 Hz, 3H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 428.13;found 428.29。
【0328】
【化129】
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実施例121: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((4−メトキシフェニル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの合成
2−((4−メトキシフェニル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸を、一般合成9を使用して、4−メトキシベンゼンスルホンアミド(1.3当量)を使用して調製した。2−((4−メトキシフェニル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸を一般合成10に供して、N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((4−メトキシフェニル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.30 (s, 1H), 8.37 (s, 1H), 7.95 (s, 1H), 7.80 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.76 - 7.67 (m, 2H), 7.63 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 7.20 - 6.94 (m, 2H), 3.80 (s, 3H), 1.99 (s, 12H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 506.14;found 506.31。
【0329】
【化130】
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実施例122: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−(フェニルスルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの合成
2−(フェニルスルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸を、一般合成9を用いて、ベンゼンスルホンアミド(1.3当量)を使用して調製した。2−(フェニルスルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸を一般合成10に供して、N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−(フェニルスルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.42 (s, 1H), 8.36 (s, 1H), 7.96 (s, 1H), 7.85 - 7.75 (m, 3H), 7.65 (m, 2H), 7.58 (m, 2H), 1.99 (s, 12H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 476.13;found 476.34。
【0330】
【化131】
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実施例123: 5−シアノ−N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)ベンズアミドの合成
5−シアノ−2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)安息香酸を、一般合成9を用いて、2−メチルプロパン−2−スルホンアミド(1.3当量)および2−ブロモ−5−シアノ安息香酸(1.0当量)を使用して調製した。5−シアノ−2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)安息香酸を一般合成10に供して、5−シアノ−N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)ベンズアミドを得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.04 (s, 1H), 8.41 (s, 1H), 8.24 (d, J = 1.8 Hz, 1H), 7.92 (dd, J = 8.8, 1.5 Hz, 1H), 7.83 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 2.00 (s, 12H), 1.29 (s, 9H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 415.18;found 414.81。
【0331】
【化132】
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実施例124: 5−シアノ−N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−(シクロプロパンスルホンアミド)ベンズアミドの合成
5−シアノ−N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−(シクロプロパンスルホンアミド)ベンズアミドを、一般合成5に従うことによって、シクロプロパン−1−スルホンアミド(1.5当量)を工程2で使用して調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.15 (s, 1H), 8.33 (s, 1H), 8.31 - 8.22 (m, 1H), 7.95 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 7.69 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 2.94 - 2.84 (m, 1H), 2.00 (s, 12H), 1.03 (d, J = 6.3 Hz, 4H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 397.13;found 397.29。
【0332】
【化133】
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実施例125: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−(シクロプロパンスルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの合成
N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−(シクロプロパンスルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを、一般合成5に従うことによって、2−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)安息香酸(1.0当量)を工程1で使用し、そしてシクロプロパン−1−スルホンアミド(1.5当量)を工程2で使用して調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.92 (s, 1H), 8.44 (s, 1H), 8.07 (s, 1H), 7.87 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.75 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 2.82 (p, J = 6.4 Hz, 1H), 2.01 (s, 12H), 1.00 (d, J = 5.7 Hz, 4H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 440.13;found 440.30。
【0333】
【化134】
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実施例126: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−(プロピルスルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの合成
N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−(プロピルスルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを、一般合成5に従うことによって、2−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)安息香酸(1.0当量)を工程1で使用し、そしてプロパン−1−スルホンアミド(1.7当量)を工程2で使用して調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.93 (s, 1H), 8.46 (s, 1H), 8.06 (s, 1H), 7.86 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.71 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 3.35 - 3.21 (m, 2H), 2.01 (s, 12H), 1.65 (h, J = 7.4 Hz, 2H), 0.93 (t, J = 7.4 Hz, 3H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 442.14;found 442.27。
【0334】
【化135】
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実施例127: 2−(ブチルスルホンアミド)−N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの合成
2−(ブチルスルホンアミド)−N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを、一般合成5に従うことによって、2−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)安息香酸(1.0当量)を工程1で使用し、そしてブタン−1−スルホンアミド(1.7当量)を工程2で使用して調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.96 (s, 1H), 8.46 (s, 1H), 8.07 (s, 1H), 7.87 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.71 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 3.32 - 3.27 (m, 2H), 2.01 (s, 12H), 1.60 (p, J = 7.5 Hz, 2H), 1.33 (h, J = 7.4 Hz, 2H), 0.82 (t, J = 7.3 Hz, 3H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 458.17;found 458.00。
【0335】
【化136】
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実施例128: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((2−メトキシエチル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの合成
N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((2−メトキシエチル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを、一般合成5に従うことによって、2−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)安息香酸(1.0当量)を工程1で使用し、そして2−メトキシエタン−1−スルホンアミド(1.5当量)を工程2で使用して調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.09 (s, 1H), 8.41 (s, 1H), 8.07 (s, 1H), 7.85 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.72 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 3.64 (t, J = 5.1 Hz, 2H), 3.60 - 3.56 (m, 2H), 3.10 (s, 3H), 2.01 (s, 12H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 460.15;found 460.00。
【0336】
【化137】
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実施例129: 2−(ブチルスルホンアミド)−5−シアノ−N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)ベンズアミドの合成
2−(ブチルスルホンアミド)−5−シアノ−N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)ベンズアミドを、一般合成5に従うことによって、ブタン−1−スルホンアミド(1.5当量)を工程2で使用して調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.14 (s, 1H), 8.34 (s, 1H), 8.27 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 7.95 (dd, J = 8.7, 1.9 Hz, 1H), 7.66 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 3.39 - 3.29 (m, 2H), 2.00 (s, 12H), 1.60 (p, J = 7.5 Hz, 2H), 1.33 (h, J = 7.4 Hz, 2H), 0.82 (t, J = 7.3 Hz, 3H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 413.16;found 413.26。
【0337】
【化138】
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実施例130: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−(ピロリジン−1−スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの合成
N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−(ピロリジン−1−スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを、一般合成5に従うことによって、2−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)安息香酸(1.0当量)を工程1で使用し、そしてピロリジン−1−スルホンアミド(1.5当量)を工程2で使用して調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.92 (s, 1H), 8.47 (s, 1H), 8.04 (s, 1H), 7.86 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.70 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 3.18 (t, J = 6.7 Hz, 4H), 2.01 (s, 12H), 1.79 - 1.71 (m, 4H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 469.15;found 469.32。
【0338】
【化139】
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実施例131: 5−シアノ−N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−(ピロリジン−1−スルホンアミド)ベンズアミドの合成
5−シアノ−N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−(ピロリジン−1−スルホンアミド)ベンズアミドを、一般合成5に従うことによって、ピロリジン−1−スルホンアミド(1.5当量)を工程2で使用して調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.12 (s, 1H), 8.35 (s, 1H), 8.25 (s, 1H), 7.94 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.63 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 3.19 (t, J = 6.6 Hz, 4H), 2.00 (s, 12H), 1.79 - 1.72 (m, 4H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 426.16;found 426.30。
【0339】
【化140】
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実施例132: 2−(アゼチジン−1−スルホンアミド)−5−シアノ−N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)ベンズアミドの合成
2−(アゼチジン−1−スルホンアミド)−5−シアノ−N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)ベンズアミドを、一般合成5に従うことによって、アゼチジン−1−スルホンアミド(1.5当量)を工程2で使用して調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.25 (s, 1H), 8.35 (s, 1H), 8.28 (s, 1H), 7.96 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.64 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 3.82 (t, J = 7.6 Hz, 4H), 2.14 (p, J = 7.4 Hz, 2H), 2.00 (s, 12H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 412.14;found 412.30。
【0340】
【化141】
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実施例133: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−(エチルスルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの合成
2−ブロモ−N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを、一般合成3の工程4に従うことによって、2−ブロモ−4−(トリフルオロメチル)安息香酸(1.0当量)および4−アミノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボニトリル塩酸塩(1.2当量)を使用して調製した。N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−(エチルスルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを、一般合成8に従うことによって、2−ブロモ−N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(1.0当量)およびエタンスルホンアミド(3.0当量)を使用して調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.47 (s, 1H), 8.37 (s, 1H), 7.89 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.77 (s, 1H), 7.56 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 3.24 (q, J = 7.3 Hz, 2H), 2.00 (s, 12H), 1.18 (t, J = 7.3 Hz, 3H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 428.13;found 428.24。
【0341】
【化142】
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実施例134: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−4−フルオロ−2−((3,3,3−トリフルオロプロピル)スルホンアミド)ベンズアミドの合成
4−フルオロ−2−((3,3,3−トリフルオロプロピル)スルホンアミド)安息香酸を、一般合成9に従うことによって、2−ブロモ−4−フルオロ安息香酸(1.0当量)および3,3,3−トリフルオロプロパン−1−スルホンアミド(1.2当量)を使用して調製した。4−フルオロ−2−((3,3,3−トリフルオロプロピル)スルホンアミド)安息香酸を一般合成10に供して、N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−4−フルオロ−2−((3,3,3−トリフルオロプロピル)スルホンアミド)ベンズアミドを得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.18 (s, 1H), 8.18 (s, 1H), 7.83 (dd, J = 8.8, 6.4 Hz, 1H), 7.31 (dd, J = 10.9, 2.5 Hz, 1H), 7.07 (td, J = 8.5, 2.3 Hz, 1H), 3.63 - 3.53 (m, 2H), 2.81 - 2.62 (m, 2H), 1.98 (s, 12H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 446.12;found 446.22。
【0342】
【化143】
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実施例135: 4−クロロ−N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((3,3,3−トリフルオロプロピル)スルホンアミド)ベンズアミドの合成
4−クロロ−2−((3,3,3−トリフルオロプロピル)スルホンアミド)安息香酸を、一般合成9に従うことによって、2−ブロモ−4−クロロ安息香酸(1.0当量)および3,3,3−トリフルオロプロパン−1−スルホンアミド(1.2当量)を使用して調製した。4−クロロ−2−((3,3,3−トリフルオロプロピル)スルホンアミド)安息香酸を一般合成10に供して、4−クロロ−N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((3,3,3−トリフルオロプロピル)スルホンアミド)ベンズアミドを得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.92 (s, 1H), 8.22 (s, 1H), 7.74 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 7.52 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.30 (dd, J = 8.4, 1.8 Hz, 1H), 3.62 - 3.51 (m, 2H), 2.80 - 2.64 (m, 2H), 1.98 (s, 12H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 462.09;found 462.27。
【0343】
【化144】
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実施例136: 3−フルオロ−2−(メチルスルホンアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
工程1: 3−フルオロ−2−(メチルスルホンアミド)安息香酸の調製
表題中間体を、2−アミノ−3−フルオロ安息香酸から、2−(メチルスルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸を2−アミノ−5−(トリフルオロメチル)安息香酸から得る方法と類似の方法で調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 13.67 (bs, 1H), 9.60 (bs, 1H), 7.70 (dt, J = 7.8, 1.2 Hz, 1H), 7.55 (ddd, J = 10.8, 8.3, 1.5 Hz, 1H), 7.35 (td, J = 8.1, 5.1 Hz, 1H), 3.15 (s, 3H)。
【0344】
工程2: 3−フルオロ−2−(メチルスルホンアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
表題化合物を、3−フルオロ−2−(メチルスルホンアミド)安息香酸(0.13g、0.54mmol)と3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩(0.11g、0.57mmol)とのカップリングにより、一般合成4の工程3に従って調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 9.57 (s, 1H), 9.29 (s, 1H), 7.45 (ddd, J = 10.1, 7.2, 2.6 Hz, 1H), 7.38 (m, 2H), 3.09 (s, 3H), 2.32 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 367.1;found 367.0)。
【0345】
【化145】
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実施例137: N−(ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−4−フルオロ−2−(メチルスルホンアミド)ベンズアミドの調製
4−フルオロ−2−(メチルスルホンアミド)安息香酸(0.12g、0.52mmol)および1−ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩(65mg、0.54mmol、1.05当量)のN,N−ジメチルホルムアミド(DMF、2.5mL)中の混合物をN,N−ジイソプロピルエチルアミン(DIEA、0.27mL、1.5mmol)で処理した。短時間の超音波処理後、この混合物を1−[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]−1H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジニウム3−オキシドヘキサフルオロホスフェート(今後は「HATU」、0.24g、0.64mmol)で処理した。このカップリング反応が完了したとみなされた後に、この混合物を減圧下で濃縮し、そして逆相HPLC(アセトニトリル/水/0.1%のトリフルオロ酢酸)により精製して、所望の生成物を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.70 (s, 1H), 9.34 (s, 1H), 7.93 (dd, J = 8.9, 6.3 Hz, 1H), 7.30 (dd, J = 11.2, 2.6 Hz, 1H), 7.01 (ddd, J = 8.9, 8.1, 2.6 Hz, 1H), 3.22 (s, 3H), 2.49 (s, 1H), 2.10 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 299.1;found 299.0。
【0346】
【化146】
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実施例138: 2−(メチルスルホンアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
2−(メチルスルホンアミド)安息香酸(76mg、0.35mmol)の、N,N−ジメチルホルムアミド/ピリジン(5:1、3mL)およびTHF(0.50mL)中の混合物を超音波処理し、次いで1−[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]−1H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジニウム3−オキシドヘキサフルオロホスフェート(HATU、0.17g、0.44mmol)で処理した。90分後、この混合物を、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(DIEA、75μL、0.42mmol)および3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩(73mg、0.39mmol)で順番に処理した。この反応混合物を1分間超音波処理し、次いで20分後、これを濃縮し、そして逆相高速液体クロマトグラフィー(アセトニトリル/水/0.1%のトリフルオロ酢酸)により精製して、表題生成物を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.08 (s, 1H), 9.55 (s, 1H), 7.83 (dd, J = 7.8, 1.3 Hz, 1H), 7.64 - 7.48 (m, 2H), 7.18 (ddd, J = 8.3, 6.3, 2.2 Hz, 1H), 3.15 (s, 3H), 2.35 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 349.08;found 349.01。
【0347】
【化147】
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実施例139: N−(キュバン−1−イル)−4−フルオロ−2−(メチルスルホンアミド)ベンズアミドの調製
一般合成4の工程3と同様に、4−フルオロ−2−(メチルスルホンアミド)安息香酸(80mg、0.34mmol)をキュバン−1−アミン塩酸塩(PharmaBlock、1.05当量)とカップリングさせて、所望の生成物を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.76 (s, 1H), 9.51 (s, 1H), 8.02 (dd, J = 9.0, 6.3 Hz, 1H), 7.31 (dd, J = 11.2, 2.6 Hz, 1H), 7.05 (ddd, J = 8.9, 8.1, 2.6 Hz, 1H), 4.20 (m, 3H), 3.94 (m, 4H), 3.22 (s, 3H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 335.1;found: 335.0。
【0348】
【化148】
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実施例140: 5−フルオロ−2−(メチルスルホンアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
一般合成4の工程3と同様に、5−フルオロ−2−(メチルスルホンアミド)安息香酸(エナミン、0.10g、0.43mmol)を3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩(1.1当量)とカップリングさせて、所望の生成物を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.68 (s, 1H), 9.55 (s, 1H), 7.68 (dd, J = 9.7, 3.0 Hz, 1H), 7.55 (dd, J = 9.1, 5.0 Hz, 1H), 7.44 (ddd, J = 9.1, 8.0, 2.9 Hz, 1H), 3.10 (s, 3H), 2.35 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 367.1;found 367.0。
【0349】
【化149】
[この文献は図面を表示できません]
実施例141: 2−((2,4−ジクロロフェニル)スルホンアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
工程1: 2−((2,4−ジクロロフェニル)スルホンアミド)安息香酸の調製
アントラニル酸(1.4g、10mmol)の水(100mL)中の混合物を水酸化ナトリウム(0.57g、14mmol)で処理した。この混合物を2分間超音波処理した後に、2,4−ジクロロベンゼンスルホニルクロリド(2.5g、10mmol)を一度に添加した。この混合物をおよそ20分間超音波処理し、その後、一晩磁気撹拌した。翌日、この混合物を75℃で1時間加熱した。冷却後、この混合物をジクロロメタンで処理し、そして得られた二相混合物を塩酸でおよそpHまで1塩基性にした。その水相をジクロロメタンで3回抽出した。合わせた有機抽出物を無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮した。その残渣を逆相HPLC(アセトニトリル/水/0.1%のトリフルオロ酢酸)により精製して、所望の中間体を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.77 (s, 1H), 8.19 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 7.95 (dd, J = 8.0, 1.6 Hz, 1H), 7.88 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 7.68 (dd, J = 8.6, 2.1 Hz, 1H), 7.50 (ddd, J = 8.4, 7.3, 1.7 Hz, 1H), 7.38 (dd, J = 8.5, 1.1 Hz, 1H), 7.16 - 7.07 (m, 1H)。
【0350】
工程2: 2−((2,4−ジクロロフェニル)スルホンアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
一般合成4の工程3と同様に、2−((2,4−ジクロロフェニル)スルホンアミド)安息香酸(0.13g、0.36mmol)を3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩(1.05当量)とカップリングさせて、所望の生成物を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.86 (s, 1H), 9.57 (s, 1H), 8.09 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 7.89 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 7.72 (dd, J = 8.0, 1.4 Hz, 1H), 7.64 (dd, J = 8.6, 2.1 Hz, 1H), 7.42 (m, 2H), 7.13 (td, J = 7.5, 1.5 Hz, 1H), 2.36 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 479.0;found 478.9。
【0351】
【化150】
[この文献は図面を表示できません]
実施例142: 2−フルオロ−6−(メチルスルホンアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
工程1: 2−フルオロ−6−(メチルスルホンアミド)安息香酸の調製
2−アミノ−6−フルオロ安息香酸(2.1g、14mmol)および飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(21mL)の混合物を超音波処理し、次いでこの磁気撹拌している混合物に、メタンスルホニルクロリド(1.3mL、16mmol)を添加した。1,4−ジオキサン(12mL)を添加し、そして撹拌を続けた。この混合物を塩酸でおよそpH1まで酸性にした。気体の発生は観察されなかった。この混合物をジクロロメタンで分配した。その水相をジクロロメタンで3回抽出した。合わせた有機抽出物を無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。その残渣を逆相HPLC(アセトニトリル/水/0.1%のトリフルオロ酢酸)により精製して、所望の中間体を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.58 (s, 1H), 10.50 (s, 1H), 7.97 (dd, J = 8.8, 6.3 Hz, 1H), 7.80 - 7.68 (m, 2H), 7.50 - 7.40 (m, 2H), 7.35 (dd, J = 11.1, 2.6 Hz, 1H), 7.14 (td, J = 8.5, 2.5 Hz, 1H), 3.21 (s, 3H)。
【0352】
工程2: 2−フルオロ−6−(メチルスルホンアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
一般合成4の工程3と同様に、2−フルオロ−6−(メチルスルホンアミド)安息香酸(88mg、0.38mmol)を3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩(1.05当量)とカップリングさせて、所望の生成物を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 9.51 (s, 1H), 9.33 (s, 1H), 7.48 (td, J = 8.3, 6.4 Hz, 1H), 7.33 - 7.23 (m, 1H), 7.13 (ddd, J = 9.5, 8.4, 1.0 Hz, 1H), 3.08 (s, 3H), 2.33 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 367.1;found 367.0。
【0353】
【化151】
[この文献は図面を表示できません]
実施例143: 2−((2,2,2−トリフルオロエチル)スルホンアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
工程1: 2−((2,2,2−トリフルオロエチル)スルホンアミド)安息香酸の調製
2−アミノ安息香酸(0.75g、5.5mmol)およびピリジン(0.67mL、8.2mmol)のジクロロメタン(15mL)中の混合物を氷/アセトン浴内で冷却し、そして2,2,2−トリフルオロエチルスルホニルクロリド(1.0g、5.5mmol)のジクロロメタン(2mL)中の溶液で滴下により処理した。この浴を無効にしながら、この撹拌混合物を室温まで次第に昇温させた。水性塩酸(10%、およそ20mL)を添加した。得られた二相懸濁物を3日間撹拌した。その固体を濾過により集め、ジクロロメタンで洗浄し、そして乾燥させて、所望の中間体を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.26 (s, 1H), 8.02 (ddd, J = 7.9, 1.5, 0.6 Hz, 1H), 7.70 - 7.60 (m, 2H), 7.24 (ddd, J = 7.9, 6.7, 1.8 Hz, 1H), 4.83 (q, J = 9.8 Hz, 2H)。
【0354】
工程2: 2−((2,2,2−トリフルオロエチル)スルホンアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミド
一般合成4の工程3と同様に、2−((2,2,2−トリフルオロエチル)スルホンアミド)安息香酸(0.10g、0.35mmol)を3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩(1.05当量)とカップリングさせて、所望の生成物を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.62 (s, 1H), 9.59 (s, 1H), 7.86 - 7.78 (m, 1H), 7.60 - 7.54 (m, 2H), 7.23 (ddd, J = 8.3, 5.1, 3.4 Hz, 1H), 4.77 (q, J = 9.8 Hz, 2H), 2.35 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 417.1;found 417.0。
【0355】
【化152】
[この文献は図面を表示できません]
実施例144: N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−((トリフルオロメチル)スルホンアミド)ベンズアミドの調製
2−((トリフルオロメチル)スルホンアミド)安息香酸(0.10g、0.37mmol)および塩化チオニル(0.46mL、6.3mmol)の密封混合物を85℃で一晩加熱した。この混合物を減圧下で濃縮し、そしてトルエンから1回共エバポレートした。推定の酸塩化物をジクロロメタン(1mL)中に取り、そして3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩(70mg、0.37mmol)および炭酸水素ナトリウム(0.16g、1.9mmol)のジクロロメタン(3mL)中の懸濁物に滴下により添加した。この混合物を室温でおよそ10日間撹拌した。次いで、この混合物を酢酸エチルと1%の水性塩酸との間で分配した。その水相を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた有機抽出物を飽和塩化ナトリウム水溶液で1回洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮乾固させた。その残渣を逆相HPLC(アセトニトリル/水/0.1%のトリフルオロ酢酸)により精製して、所望の生成物を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 9.93 (s, 1H), 7.75 (dd, J = 7.8, 1.6 Hz, 1H), 7.48 (td, J = 7.7, 7.2, 1.6 Hz, 1H), 7.41 (dd, J = 8.2, 1.2 Hz, 1H), 7.26 (t, J = 7.6 Hz, 1H), 2.32 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 403.1;found 403.1。
【0356】
【化153】
[この文献は図面を表示できません]
実施例145: 3−フルオロ−2−(メチルスルホンアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
一般合成4の工程3と同様に、3−フルオロ−2−(メチルスルホンアミド)安息香酸(エナミン、0.13g、0.54mmol)を3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩(1.05当量)とカップリングさせて、所望の生成物を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 9.57 (s, 1H), 9.29 (s, 1H), 7.45 (ddd, J = 10.1, 7.2, 2.6 Hz, 1H), 7.38 (m, 2H), 3.09 (s, 3H), 2.32 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 367.1;found 367.0。
【0357】
【化154】
[この文献は図面を表示できません]
実施例146: 2−(メチルスルホンアミド)−4−(ペンタフルオロ−λ
6−スルファニル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
工程1: 2−ニトロ−4−(ペンタフルオロ−λ
6−スルファニル)安息香酸の調製
耐圧容器内で、4−(ペンタフルオロ−λ
6−スルファニル)安息香酸)(10g、41mmol))を、懸濁物として硝酸(発煙、98%、80mL)中に取り、そして超音波処理して、均質な懸濁物を得た。硫酸(発煙、5ml)を添加した。この容器を密封し、そしてこの懸濁物を100℃で2日間撹拌した。室温まで冷却した後に、この懸濁物を氷(およそ800g)上に注ぎ、そして激しくかき混ぜた。この固体を濾過により集めて、所望の物質を得た。その濾液の抽出による後処理により、さらなる物質を得た。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 291.98;found 291.77。
【0358】
工程2: 2−アミノ−4−(ペンタフルオロ−λ
6−スルファニル)安息香酸の調製
Raneyニッケル(およそ2mL)の水性スラリーを、2−ニトロ−4−(ペンタフルオロ−λ
6−スルファニル)安息香酸(2.9、9.8mmol)のメタノール(100mL)中の溶液に添加した。得られた懸濁物を水素の雰囲気下で3時間撹拌し、次いでセライト珪藻土のパッドで濾過した。その濾液を減圧下で濃縮して、所望の物質を得た。LCMS−ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 264.00;found 263.96。
【0359】
工程3: 2−アミノ−4−(ペンタフルオロ−λ
6−スルファニル)安息香酸メチルの調製
2−アミノ−4−(ペンタフルオロ−λ
6−スルファニル)安息香酸(2.45mmol)の、2−メチルテトラヒドロフラン(50mL)およびメタノール(10mL)中の冷(氷水浴)混合物に、ヘキサン中2.0Mのトリメチルシリルジアゾメタンの溶液(1.8mL、3.7mmol)を、シリンジを介して5分間かけて添加した。室温で一晩撹拌した後に、この混合物を氷水浴内で冷却し、そして酢酸(3mL)の添加によりクエンチした。この混合物を減圧下で濃縮し、そして得られた残渣をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル)により精製して、所望の物質を得た。LCMS−ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 278.02;found 277.94。
【0360】
工程4: 2−(メチルスルホンアミド)−4−(ペンタフルオロ−λ
6−スルファニル)安息香酸の調製
表題中間体を、2−アミノ−4−(ペンタフルオロ−λ
6−スルファニル)安息香酸メチルから、4−フルオロ−2−(メチルスルホンアミド)安息香酸を2−アミノ−4−フルオロ安息香酸メチル(一般合成1、工程1および2)から得た方法と類似の方法で調製した。LCMS−ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 339.98;found 340.16。
【0361】
工程5: 2−(メチルスルホンアミド)−4−(ペンタフルオロ−λ
6−スルファニル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
一般合成4の工程3と同様に、2−(メチルスルホンアミド)−4−(ペンタフルオロ−λ
6−スルファニル)安息香酸(98mg、0.29mmol)を3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩(1.2当量)とカップリングさせて、所望の生成物を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.88 (s, 1H), 9.72 (s, 1H), 7.97 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.94 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 7.78 (dd, J = 8.8, 2.3 Hz, 1H), 3.18 (s, 3H), 2.37 (s, 6H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 473.0;found 473.3。
【0362】
【化155】
[この文献は図面を表示できません]
実施例147: 2−(メチルスルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
一般合成4の工程3と同様に、2−(メチルスルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)安息香酸(0.13g、0.45mmol)を3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩(1.05当量)とカップリングさせて、所望の生成物を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.01 (s, 1H), 9.73 (s, 1H), 8.00 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.79 (d, J = 1.7 Hz, 1H), 7.58 (dd, J = 8.4, 1.8 Hz, 1H), 3.21 (s, 3H), 2.37 (s, 6H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 415.1;found 415.4。
【0363】
【化156】
[この文献は図面を表示できません]
実施例148: 4−シアノ−2−(メチルスルホンアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
工程1: 4−ヨード−2−(メチルスルホンアミド)安息香酸の調製
表題中間体を、2−アミノ−4−ヨード安息香酸メチルから、2−(メチルスルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸を得た方法と類似の方法で調製した。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 339.92;found 340.04。
【0364】
工程2: 4−シアノ−2−(メチルスルホンアミド)安息香酸の調製
4−ヨード−2−(メチルスルホンアミド)安息香酸(0.95g、2.8mmol)およびシアン化第一銅(0.32g、3.6mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(DMF、5mL)中の混合物を140℃で一晩撹拌した。この混合物をセライト珪藻土のパッドで濾過し、そしてその濾液を減圧下で濃縮した。その残渣を水(およそ25mL)中に取り、N,N−エチレンジアミン(およそ5mL)で処理し、次いで10%の水性塩酸で酸性にした。その水性混合物を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた抽出物を水、10%の水性塩酸、および飽和塩化ナトリウム水溶液で1回ずつ洗浄した。合わせた有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮して、所望の中間体を得た。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 239.02;found 239.03。
【0365】
工程3: 4−シアノ−2−(メチルスルホンアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
一般合成4の工程3と同様に、4−シアノ−2−(メチルスルホンアミド)安息香酸(0.12g、0.50mmol)を3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩(1.05当量)とカップリングさせて、所望の生成物を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.95 (s, 1H), 9.73 (s, 1H), 7.93 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.86 (d, J = 1.5 Hz, 1H), 7.67 (dd, J = 8.2, 1.6 Hz, 1H), 3.28 (s, 3H), 2.36 (s, 6H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 372.1;found 372.3。
【0366】
【化157】
[この文献は図面を表示できません]
実施例149: 4−フルオロ−2−(ピリミジン−2−スルホンアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
工程1: 4−フルオロ−2−(N−(ピリミジン−2−イルスルホニル)ピリミジン−2−スルホンアミド)安息香酸メチルの調製
2−メルカプトピリミジン(1.1g、10mmol、1.0当量)の、ジクロロメタン(50mL)と1Mの塩酸の溶液の混合物(25wt%の塩化カルシウムを含む)(50mL)中の懸濁物を均質になるまで超音波処理し、次いで−30〜−25℃の内部温度まで冷却した。塩化カルシウム六水和物(38g)を次亜塩素酸ナトリウム(8.25%の溶液、1M、33mL、33mmol、3.3当量)に溶解させ、そして得られた透明な溶液を、2−メルカプトピリミジンの撹拌溶液に、その内部温度を−30〜−25℃で維持しながら滴下により添加した。得られたスラリーを−30〜−25℃(内部温度)で15分間撹拌し、その後、これを氷/水(50mL)で希釈し、そして分液漏斗(氷水で予め冷却)に注いだ。その有機相を手早く分離し、そしてドライアイス−アセトン浴内で冷却しているフラスコ内に集めた。2−アミノ−4−フルオロ安息香酸メチル(3.4g、20mmol、2.0当量)を、撹拌しながら添加した。このフラスコと氷水浴に入れ、そしてこの混合物を0℃で60分間撹拌した。得られた懸濁物に無水硫酸マグネシウムを添加した。このスラリーを濾過し、そして減圧下で濃縮した。その残渣を温トルエン中に取って懸濁物を得、これを濾過後に、未反応の2−アミノ−4−フルオロ安息香酸メチルを回収した。濃縮した濾液をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル)により精製して、所望の中間体を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.96 (s, 1H), 9.03 (d, J = 4.9 Hz, 2H), 8.71 (d, J = 4.8 Hz, 2H), 7.99 (dd, J = 8.9, 6.5 Hz, 1H), 7.81 (t, J = 4.9 Hz, 1H), 7.47 - 7.31 (m, 2H), 7.08 (td, J = 8.5, 2.5 Hz, 1H), 3.85 (s, 3H)。
【0367】
工程2: 4−フルオロ−2−(ピリミジン−2−スルホンアミド)安息香酸の調製
4−フルオロ−2−(N−(ピリミジン−2−イルスルホニル)ピリミジン−2−スルホンアミド)安息香酸メチル(0.92g、2.0mmol)のテトラヒドロフラン(15mL)中の溶液を水性水酸化ナトリウムの溶液(4M、2.0mL、8.1mmol)で処理した。得られた懸濁物に水を添加して、均質な混合物を得、4時間室温で撹拌し、次いで一晩冷蔵した。さらなる体積の水酸化ナトリウム溶液(0.5mL)を添加した。この反応が完了したら、10%の水性塩酸の添加により、この混合物をおよそpH1まで酸性にした。その水相を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた抽出物を飽和塩化ナトリウム水溶液で1回洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮乾固させた。その残渣を熱イソプロパノールで磨砕した。冷却後、その固体を濾過により集め、冷イソプロパノールで洗浄し、そして乾燥させて、所望の中間体を得た。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 296.02;found 296.17。
【0368】
工程3: 4−フルオロ−2−(ピリミジン−2−スルホンアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
一般合成4に従って、4−フルオロ−2−(ピリミジン−2−スルホンアミド)安息香酸(86mg、0.29mmol)を3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩(0.32mmol、1.1当量)と工程3でカップリングさせて、所望の生成物を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 12.14 (s, 1H), 9.62 (s, 1H), 9.02 (d, J = 4.9 Hz, 2H), 7.87 (dd, J = 8.9, 6.2 Hz, 1H), 7.81 (t, J = 4.9 Hz, 1H), 7.33 (dd, J = 11.0, 2.6 Hz, 1H), 7.15 - 6.94 (m, 1H), 2.36 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 431.07;found 431.06。
【0369】
【化158】
[この文献は図面を表示できません]
実施例150: 5−(メチルスルホニル)−2−((4−(ペンタフルオロ−λ
6−スルファニル)フェニル)スルホンアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
5−(メチルスルホニル)−2−((4−(ペンタフルオロ−λ
6−スルファニル)フェニル)スルホンアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
一般合成4に従って、2−アミノ−5−(メチルスルホニル)安息香酸メチル(本明細書中の他の箇所に記載、0.40g、1.7mmol)および4−(ペンタフルオロスルファニル)ベンゼンスルホニルクロリド(1.0当量)を工程1で使用し、そして3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩(0.27mmol、1.1当量)を工程3で使用して、所望の生成物を合成した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 12.01 (bs, 1H), 9.88 (s, 1H), 8.27 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 8.16 (m, 2H), 8.09 (m, 2H), 8.00 (m, 1H), 7.65 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 3.19 (s, 3H), 2.34 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 615.0;found 614.9。
【0370】
【化159】
[この文献は図面を表示できません]
実施例151: 2−((4−(2−(メチル−d
3)プロパン−2−イル−1,1,1,3,3,3−d
6)フェニル)スルホンアミド)−5−(メチルスルホニル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
工程1: 2−アミノ−5−(メチルスルホニル)安息香酸メチルの調製
2−アミノ−5−(メチルスルホニル)安息香酸(1.7g、7.8mmol)の、テトラヒドロフラン(30mL)およびメタノール(5mL)中の冷(氷水浴)混合物に、ヘキサン中2.0Mのトリメチルシリルジアゾメタンの溶液(5.8mL、12mmol)をシリンジを介して添加した。この混合物を冷却浴内で10分間撹拌し、その後、これを除去した。室温で20分間撹拌した後に、この混合物を、酢酸(およそ1mL)の添加によりクエンチした。この混合物を減圧下で濃縮し、そして得られた残渣をトルエンと1回共エバポレートして、所望の物質を得た。LCMS−ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 230.04;found 229.92。
【0371】
工程2: 2−((4−(2−(メチル−d
3)プロパン−2−イル−1,1,1,3,3,3−d
6)フェニル)スルホンアミド)−5−(メチルスルホニル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
一般合成4に従って、4−(2−(メチル−d
3)プロパン−2−イル−1,1,1,3,3,3−d
6)ベンゼンスルホニルクロリド(2.1mmol)および2−アミノ−5−(メチルスルホニル)安息香酸メチル(1.7mmol)を工程1で使用し、そして3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩(0.32mmol、1.2当量)を工程3で使用して、表題化合物を合成した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.95 (s, 1H), 9.85 (s, 1H), 8.28 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 8.00 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.82 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 7.69 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.62 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 3.18 (s, 3H), 2.37 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 554.2;found 554.1。
【0372】
【化160】
[この文献は図面を表示できません]
実施例152: 2−((4−(tert−ブチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−4−フルオロ−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
一般合成4に従って、2−((4−(tert−ブチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−4−フルオロ安息香酸(0.15g、0.31mmol)と3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩(1.1当量)とを工程3でカップリングさせて、所望の生成物を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.76 (s, 1H), 9.46 (s, 1H), 7.99 (s, 4H), 7.77 (dd, J = 8.9, 6.2 Hz, 1H), 7.25 (dd, J = 10.5, 2.6 Hz, 1H), 7.12 (m, 1H), 2.29 (s, 6H), 1.21 (s, 9H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 549.11;found 548.95。
【0373】
【化161】
[この文献は図面を表示できません]
実施例153: 2−((4−(tert−ブチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−N−(3−シアノビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−4−フルオロベンズアミドの調製
工程1: 4−フルオロ−2−((4−ヨードフェニル)スルホンアミド)安息香酸メチルの調製
表題中間体を、2−アミノ−4−フルオロ安息香酸メチル(1.0g、5.9mmol)および4−ヨードベンゼンスルホニルクロリドから、一般合成4に従って調製した。LCMS−ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 435.94;found 435.80。
【0374】
工程2: トリブチル(tert−ブチルチオ)スタンナンの調製
2−メチル−2−プロパンチオール(1.3g、15mmol)およびトリエチルアミン(2.5mL、18mmol)の乾燥四塩化炭素(100mL)中の溶液に、アルゴン下で、トリブチルスズクロリド(4.1mL、15mmol)を、激しく磁気撹拌しながら滴下により20分間かけて添加した。この懸濁物を室温で2日間撹拌し、そしてさらに1日、一晩静置した。この懸濁物を、セライト珪藻土のパッドで濾過した。その濾液を5%の水性酢酸(100mL)および水(100mL)で順番に洗浄した。その有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮して推定の所望の中間体を得、これをさらに精製せずに先に持ち越した。
【0375】
工程3: 2−((4−(tert−ブチルチオ)フェニル)スルホンアミド)−4−フルオロ安息香酸メチルの調製
N,N−ジメチルホルムアミド(DMF、10mL)中の、4−フルオロ−2−((4−ヨードフェニル)スルホンアミド)安息香酸メチル(0.90g、2.1mmol)、トリブチル(tert−ブチルチオ)スタンナン(1.6g、4.2mmol)、およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.18g、0.16mmol、7.5mol%)の混合物を、マイクロ波反応器内で130℃で30分間加熱した。冷却後、この混合物を減圧下で濃縮した。その残渣をジエチルエーテルで希釈し、そして10%のフッ化カリウム水溶液で3回洗浄した。その有機相を無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮して、粗製の所望の中間体を得、これをさらに精製せずに先に持ち越した。LCMS−ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 398.08;found 397.89。
【0376】
工程4: 2−((4−(tert−ブチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−4−フルオロ安息香酸メチルの調製
粗製の2−((4−(tert−ブチルチオ)フェニル)スルホンアミド)−4−フルオロ安息香酸メチル(推定2.1mmol)のジクロロメタン(50mL)中の溶液を、撹拌しながら氷水浴内で冷却し、この間に、3−クロロペルオキシ安息香酸(mCPBA、≦77%、1.4g、6.2mmol)を一度に添加した。10分後に、この混合物を冷却浴から取り出した。およそ2.5時間撹拌した後に、さらなる3−クロロペルオキシ安息香酸(mCPBA、≦77%、0.60g、2.7mmol)を添加した。室温で一晩撹拌した後に、この反応混合物を酢酸エチルで希釈し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で2回、飽和塩化ナトリウム水溶液で1回洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮した。その残渣をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル)により精製して、所望の中間体を得た。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 428.07;found 428.18。
【0377】
工程5: 2−((4−(tert−ブチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−4−フルオロ安息香酸の調製
クロマトグラフィーで分離した2−((4−(tert−ブチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−4−フルオロ安息香酸メチル(0.66g、1.5mmol)の、テトラヒドロフラン/メタノール/水(2:2:1、15mL)中の混合物を水酸化ナトリウム(0.37g、9.2mmol)で処理し、次いで10分間超音波処理し、その後、均質性を促進するために穏やかに加熱した。室温で90分間の静置後に、この混合物を10%の水性塩酸で酸性にした。この酸性の水性混合物を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた抽出物を飽和塩化ナトリウム水溶液で1回洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮して、所望の中間体を得た。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 414.06;found 414.13。
【0378】
工程6: 2−((4−(tert−ブチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−N−(3−シアノビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−4−フルオロベンズアミドの調製
一般合成4に従って、2−((4−(tert−ブチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−4−フルオロ安息香酸(0.15g、0.31mmol)と3−アミノビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−カルボニトリル(1.1当量)とを工程3でカップリングさせて、所望の生成物を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.72 (s, 1H), 9.45 (s, 1H), 7.99 (s, 4H), 7.74 (dd, J = 9.0, 6.2 Hz, 1H), 7.24 (dd, J = 10.5, 2.6 Hz, 1H), 7.11 (td, J = 8.5, 2.6 Hz, 1H), 2.53 (s, 6H), 1.22 (s, 9H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 506.11;found 505.95。
【0379】
【化162】
[この文献は図面を表示できません]
実施例154: 2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−4−(ペンタフルオロ−λ
6−スルファニル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
一般合成4に従って、2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−4−(ペンタフルオロ−λ
6−スルファニル)安息香酸(0.15g、0.31mmol)と3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩(1.1当量)とを工程3でカップリングさせて、所望の生成物を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.22 (bs, 1H), 9.62 (bs, 1H), 8.13 (m, 2H), 7.95 (m, 2H), 7.83 (m, 2H), 7.76 (m, 1H), 3.28 (s, 3H), 2.30 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 615.03;found 614.92。
【0380】
【化163】
[この文献は図面を表示できません]
実施例155: N−(ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−((4−(メチルスルホニル)フェニル)スルホンアミド)−4−(ペンタフルオロ−λ
6−スルファニル)ベンズアミドの調製
一般合成4に従って、2−アミノ−4−(ペンタフルオロ−λ
6−スルファニル)安息香酸メチル(本明細書中の他の箇所に記載、1.0g、3.6mmol)および4−(メチルスルホニル)ベンゼンスルホニルクロリド(1.0当量)を工程1で使用し、そしてビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩(0.31mmol、1.1当量)を工程3で使用して、所望の生成物を合成した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.51 (s, 1H), 9.42 (s, 1H), 8.12 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.96 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.86 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 7.81 - 7.73 (m, 2H), 3.27 (s, 3H), 2.48 (s, 1H), 2.06 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 547.04;found 546.95。
【0381】
【化164】
[この文献は図面を表示できません]
実施例156: 4−(2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボン酸の調製
工程1: 4−(2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボン酸メチルの調製
一般合成4に従って、2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸(0.22g、0.67mmol)を4−アミノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボン酸メチル塩酸塩(1.1当量)と工程3でカップリングさせて、フラッシュクロマトグラフィー後に、所望の生成物を得た。LCMS−ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 491.17;found 490.91。
【0382】
工程2: 4−(2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボン酸の調製
4−(2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボン酸メチル(0.12g、0.25mmol)のテトラヒドロフラン/メタノール/水(2:2:1、15mL)中の混合物を水酸化ナトリウム(60mg、1.5mmol)で処理し、そして65℃で1時間加熱した。この混合物を10%の塩酸で酸性にし、そして減圧下で濃縮した。その残渣を逆相HPLC(アセトニトリル/水/0.1%のトリフルオロ酢酸)により精製して、所望の生成物を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.90 (s, 1H), 8.50 (s, 1H), 8.02 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 7.89 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.83 (dd, J = 9.0, 2.1 Hz, 1H), 2.04 - 1.94 (m, 6H), 1.85 - 1.74 (m, 6H), 1.29 (s, 9H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 475.16;found 475.32。
【0383】
【化165】
[この文献は図面を表示できません]
実施例157: 2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
工程1: 2−ヨード−5−(トリフルオロメチル)安息香酸メチルの調製
2−ヨード−5−(トリフルオロメチル)安息香酸(2.5g、7.9mmol)の、テトラヒドロフラン(50mL)およびメタノール(10mL)中の冷(氷水浴)混合物に、ヘキサン中0.6Mのトリメチルシリルジアゾメタンの溶液(TCI America、16mL、9.9mmol)をシリンジを介して滴下により添加した。LC/MS分析が、出発酸の消費を確認した後に、酢酸(およそ3mL)を添加した。この混合物を減圧下で濃縮し、そして推定の所望の中間体をさらに精製せずに先に持ち越した。
【0384】
工程2: 2−((tert−ブチルスルフィニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸メチルの調製
一般合成3の工程3に従って、2−ヨード−5−(トリフルオロメチル)安息香酸メチル(2.6g、7.9mmol)を2−メチルプロパン−2−スルフィンアミド(1.2当量)とカップリングさせた。水性の後処理後、その粗製残渣をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル)により精製して、所望の中間体を得た。LCMS−ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 324.08;found 323.79。
【0385】
工程3: 2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸メチルの調製
2−((tert−ブチルスルフィニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸メチル(1.4g、4.4mmol)のジクロロメタン(20mL)中の溶液に、3−クロロ過安息香酸(mCPBA、≦77%、1.5g、6.6mmol)を添加した。この均質な混合物を室温で一晩撹拌し、その後、酢酸エチル(およそ100mL)で希釈し、そして飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(3×50mL)で洗浄した。その有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮して、所望の中間体を得た。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 338.08;found 338.14。
【0386】
工程4: 2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸の調製
2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸メチル(1.5g、4.4mmol)のテトラヒドロフラン/メタノール/水(2:2:1、30mL)中の混合物を水酸化ナトリウム(1.1g、26mmol)で処理した。均質性を促進するために穏やかに温めた後に、この混合物を室温で一晩撹拌した。完了したら、この混合物を10%の水性塩酸で酸性にした。その水性混合物を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた抽出物を飽和塩化ナトリウム水溶液で1回洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮して、所望の中間体を得た。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 324.06;found 324.08。
【0387】
工程5: 2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
一般合成4に従って、2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸(0.13g、0.40mmol)を3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩(1.1当量)と工程3でカップリングさせて、所望の生成物を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.41 (s, 1H), 9.89 (s, 1H), 8.18 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 7.94 (d, J = 8.9 Hz, 1H), 7.88 (dd, J = 9.0, 2.0 Hz, 1H), 2.38 (s, 6H), 1.31 (s, 9H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 459.11;found 458.75。
【0388】
【化166】
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実施例158: 2−((4−シアノフェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
2−((4−シアノフェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンゾイルクロリド(0.15g、0.39mmol)を2−メチルテトラヒドロフラン(3mL)中に取り、そして3−トリフルオロメチルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩(80mg、0.42mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.40mL、2.3mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(1mL)中の混合物に滴下により添加した。この反応混合物を55℃で一晩撹拌し、濃縮し、そしてフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル)により精製した。その残渣をアセトニトリル/水から再結晶し、濾過し、水で洗浄し、そして減圧下で乾燥させて、所望の生成物を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.22 (s, 1H), 9.59 (s, 1H), 8.06 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.89 - 7.80 (m, 3H), 7.65 (s, 1H), 7.63 (s, 1H), 2.32 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 504.07;found 504.03。
【0389】
【化167】
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実施例159: 2−((4−(1H−テトラゾール−5−イル)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
N,N−ジメチルホルムアミド(2mL)中の、2−((4−シアノフェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミド(0.27g、0.53mmol)、アジ化ナトリウム(0.10g、1.6mmol)、およびトリエチルアミン塩酸塩(0.22g、1.6mmol)の混合物を130℃のマイクロ波反応器で2時間加熱した。この反応混合物を、酢酸エチル、10%の塩酸、および氷で希釈した。その水相を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた抽出物を飽和塩化ナトリウム水溶液で1回洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮した。その残渣を逆相HPLC(アセトニトリル/水/0.1%のトリフルオロ酢酸)により精製して、所望の生成物を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 9.59 (s, 1H), 8.19 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 7.90 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.82 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.69 (d, J = 1.8 Hz, 1H), 7.59 (dd, J = 8.2, 1.8 Hz, 1H), 2.28 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 547.09;found 547.06。
【0390】
【化168】
[この文献は図面を表示できません]
実施例160: 2−((4−シアノフェニル)スルホンアミド)−N−(3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
工程1: 2−((4−シアノフェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)安息香酸メチルの調製
一般合成4に従って、4−シアノベンゼンスルホニルクロリド(2.0g、10mmol、1.1当量)および2−アミノ−4−(トリフルオロメチル)安息香酸メチル(2.0g、9.1mmol、1.0当量)を工程1で使用して、粗製の表題中間体を合成した。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 383.04;found 383.21。
【0391】
工程2: 2−((4−シアノフェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)安息香酸の調製
粗製の2−((4−シアノフェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)安息香酸メチルの、2−メチルテトラヒドロフラン(50mL)中の溶液を、水(10mL)および水酸化リチウム一水和物(0.90g、22mmol、3.0当量)で順番に処理した。この混合物を室温で一晩撹拌し、次いで10%の水性塩酸で酸性にし、そして酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮して、所望の中間体を得た。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 369.02;found 369.07。
【0392】
工程3: 2−((4−シアノフェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンゾイルクロリドの調製
2−((4−シアノフェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)安息香酸(0.57g、1.5mmol)のクロロベンゼン(8mL)中の混合物を塩化チオニル(2.2mL、31mmol)で処理し、次いで150℃でおよそ30分間加熱した。次いで、この混合物を減圧下で濃縮し、トルエンと1回共エバポレートし、そしてさらに精製せずに次に持ち越した。
【0393】
工程4: 2−((4−シアノフェニル)スルホンアミド)−N−(3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
2−((4−シアノフェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンゾイルクロリド(0.15g、0.39mmol)を2−メチルテトラヒドロフラン(3mL)中に取り、そして3−フェニルビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩(83mg、0.42mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.40mL、2.3mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(1mL)中の混合物に滴下により添加した。この反応混合物を55℃で一晩撹拌し、濃縮し、そしてフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル)により精製して、所望の生成物を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.46 (s, 1H), 9.49 (s, 1H), 8.07 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.89 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.86 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.69 (d, J = 1.7 Hz, 1H), 7.63 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.39 - 7.31 (m, 2H), 7.31 - 7.20 (m, 3H), 2.33 (s, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 512.12;found 512.02。
【0394】
【化169】
[この文献は図面を表示できません]
実施例161: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)−4−(ペンタフルオロ−λ
6−スルファニル)ベンズアミドの調製 一般合成6に従って、2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)−4−(ペンタフルオロ−λ
6−スルファニル)安息香酸(0.15g、0.39mmol)を4−アミノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボニトリル塩酸塩(4−アミノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボキサミド塩酸塩で汚染されている、85mg、およそ0.46mmol)とカップリングさせて、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル)後に、所望の生成物を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.37 (s, 1H), 8.48 (s, 1H), 8.14 (s, 1H), 7.86 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.71 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 1.99 (s, 12H), 1.28 (s, 9H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 516.13;found 515.80。
【0395】
【化170】
[この文献は図面を表示できません]
実施例162: 2−((1,1−ジオキシドテトラヒドロ−2H−チオピラン)−4−スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
工程1: テトラヒドロ−2H−チオピラン−4−スルホンアミド1,1−ジオキシドの調製
1,1−ジオキソ−1λ
6−チアン−4−スルホニルクロリド(0.21g、0.90mmol)の2−メチルテトラヒドロフラン(1mL)中の混合物を、氷浴で冷却した、水酸化アンモニウム(1.2mL、9.0mmol)の溶液に添加した。塩化スルホニルを含むバイアルを、水酸化アンモニウム溶液/p−ジオキサンの1:1の混合物(2mL)ですすぎ、これも添加した。この混合物を一晩撹拌し、室温まで次第に昇温させた。この混合物を減圧下で濃縮して、大部分の揮発性物質を除去した。その固体を濾過により集め、水で洗浄し、そして乾燥させて、所望の中間体を得た。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 212.01;found 212.01。
【0396】
工程2: 2−((1,1−ジオキシドテトラヒドロ−2H−チオピラン)−4−スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
一般合成8に従って、テトラヒドロ−2H−チオピラン−4−スルホンアミド1,1−ジオキシド(0.12g、0.55mmol)を2−ヨード−5−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミド(0.22g、0.48mmol)とカップリングさせて、所望の生成物を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.73 (s, 1H), 9.89 (s, 1H), 8.24 (m, 1H), 7.94 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 7.78 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 3.78 (m, 1H), 3.29 - 3.09 (m, 4H), 2.45 - 2.35 (m, 2H), 2.38 (s, 6H), 2.18 - 1.95 (m, 2H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 533.07;found 533.24。
【0397】
【化171】
[この文献は図面を表示できません]
実施例163: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((N,N−ジメチルスルファモイル)アミノ)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
工程1: 2−((N,N−ジメチルスルファモイル)アミノ)−4−(トリフルオロメチル)安息香酸の調製
2−アミノ−4−(トリフルオロメチル)安息香酸(5.2g、25mmol)を、水酸化ナトリウムの水溶液(1M、51mL、51mmol)に添加した。この混合物を約10分間超音波処理し、次いで撹拌プレートに移した。N,N−ジメチルスルファモイルクロリド(8.2mL、76mmol)を、トルエン(125mL)中の溶液として、手早く撹拌している混合物にピペットを介して添加した。この反応容器に還流冷却器を取り付け、そして100℃で一晩加熱した。室温まで冷却した後に、この反応混合物を室温まで放冷した。その有機相を1Mの水酸化ナトリウム溶液で1回、次いで水で洗浄した。合わせた抽出物を塩酸で酸性にして沈殿物を得、これを濾過により集め、水で洗浄し、そして乾燥させた。そのフィルターケーキの内容物をRP−HPLC(アセトニトリル/水/0.1%のトリフルオロ酢酸)により精製して、所望の中間体を得た。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 311.04;found 311.02。
【0398】
工程2: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((N,N−ジメチルスルファモイル)アミノ)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
表題化合物を、2−((N,N−ジメチルスルファモイル)アミノ)−4−(トリフルオロメチル)安息香酸(0.18g、0.57mmol)および4−アミノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボニトリル塩酸塩(0.11g、0.60mmol)から、一般合成10に従って調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.55 (s, 1H), 8.40 (s, 1H), 7.90 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.74 (d, J = 1.7 Hz, 1H), 7.54 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 2.71 (s, 6H), 2.00 (s, 12H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 443.14;found 443.28。
【0399】
【化172】
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実施例164: N−(3−シアノビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
表題化合物を、2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸(0.12g、0.38mmol)および3−アミノビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−カルボニトリル塩酸塩(60mg、0.41mmol)から、一般合成10に従って調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.37 (s, 1H), 9.86 (s, 1H), 8.15 (m, 1H), 7.92 (d, J = 8.9 Hz, 1H), 7.87 (dd, J = 9.0, 2.0 Hz, 1H), 2.62 (s, 6H), 1.31 (s, 9H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 414.12;found 414.21。
【0400】
【化173】
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実施例165: N−(3−シアノビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−(メチルスルホンアミド)−5(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
表題化合物を、2−(メチルスルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸(98mg、0.35mmol)および3−アミノビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−カルボニトリル塩酸塩(55mg、0.38mmol)から、一般合成10に従って調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.46 (s, 1H), 9.79 (s, 1H), 8.18 (m, 1H), 7.91 (dd, J = 8.8, 2.1 Hz, 1H), 7.73 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 3.26 (s, 3H), 2.62 (s, 6H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 372.07;found 372.12。
【0401】
【化174】
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実施例166: 2−(メチルスルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
表題化合物を、2−(メチルスルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸(87mg、0.31mmol)および3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩(63mg、0.34mmol)から、一般合成10に従って調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.51 (s, 1H), 9.82 (s, 1H), 8.23 (d, J = 2.6 Hz, 1H), 7.91 (dd, J = 8.8, 2.1 Hz, 1H), 7.73 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 3.27 (s, 3H), 2.38 (s, 6H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 415.06;found 415.15。
【0402】
【化175】
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実施例167: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−(メチルスルホンアミド)−5−(ペンタフルオロ−λ
6−スルファニル)ベンズアミドの調製
表題化合物を、2−(メチルスルホンアミド)−5−(ペンタフルオロ−λ
6−スルファニル)安息香酸(0.17g、0.49mmol)および4−アミノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボニトリル塩酸塩(0.10g、0.54mmol)から、一般合成10に従って調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.80 (s, 1H), 8.47 (s, 1H), 8.14 (d, J = 2.6 Hz, 1H), 8.03 (dd, J = 9.2, 2.7 Hz, 1H), 7.65 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 3.23 (s, 3H), 2.00 (s, 12H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 472.09;found 472.23。
【0403】
【化176】
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実施例168: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−(メチルスルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
表題化合物を、2−(メチルスルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)安息香酸(0.15g、0.52mmol)および4−アミノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボニトリル塩酸塩(0.10g、0.55mmol)から、一般合成10に従って調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.35 (s, 1H), 8.30 (s, 1H), 7.87 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.71 (d, J = 1.7 Hz, 1H), 7.57 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 3.14 (s, 3H), 1.99 (s, 12H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 414.12;found 414.22。
【0404】
【化177】
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実施例169: 2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)−N−(3−メトキシビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
表題化合物を、2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸(0.12g、0.38mmol)および3−メトキシビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩(62mg、0.41mmol)から、一般合成10に従って調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.50 (s, 1H), 9.76 (s, 1H), 8.19 (m, 1H), 7.92 (d, J = 8.9 Hz, 1H), 7.86 (dd, J = 8.9, 2.0 Hz, 1H), 3.24 (s, 3H), 2.21 (s, 6H), 1.30 (s, 9H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 419.13;found 419.22。
【0405】
【化178】
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実施例170: N−(3−メトキシビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−(メチルスルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
表題化合物を、2−(メチルスルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸(98mg、0.35mmol)および3−メトキシビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩(57mg、0.38mmol)から、一般合成10に従って調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.66 (s, 1H), 9.69 (s, 1H), 8.25 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 7.90 (dd, J = 8.8, 2.0 Hz, 1H), 7.72 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 3.26 (s, 3H), 3.24 (s, 3H), 2.21 (s, 6H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 377.09;found 377.13。
【0406】
【化179】
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実施例171: 2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)−N−(4−ヒドロキシビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
表題化合物を、2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸(0.14g、0.43mmol)および4−アミノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−オール塩酸塩(83mg、0.47mmol)から、一般合成10に従って調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.91 (s, 1H), 8.45 (s, 1H), 8.00 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.88 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.82 (dd, J = 8.9, 2.0 Hz, 1H), 2.05 (m, 6H), 1.62 (m, 6H), 1.28 (s, 9H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 447.16;found 447.29。
【0407】
【化180】
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実施例172: N−(4−シアノビシクロ[2.2.1]ヘプタン−1−イル)−2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
工程1: 4−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−1−カルボン酸の調製
4−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタン−1−カルボン酸塩酸塩(1.1g、5.6mmol)の、1Nの水性NaOH(17mL、17mmol)中の撹拌溶液に、ジ炭酸ジ−tert−ブチル(1.5g、6.7mmol)のジオキサン(8mL)中の溶液を添加した。この反応混合物を室温で2日間撹拌した。水をこの反応混合物に添加し、次いでこれをヘキサンで1回抽出した。その水相を10%の水性クエン酸で酸性にして白色沈殿物を得、これを濾過により集め、水で洗浄し、そして乾燥させて、所望の中間体を得た。LCMS−ESI
+ (m/z): [M −イソブチレン +H]
+ calcd 200.21;found 200.03。
【0408】
工程2: (4−カルバモイルビシクロ[2.2.1]ヘプタン−1−イル)カルバミン酸tert−ブチルの調製
4−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−1−カルボン酸(1.1g、4.4mmol)の2−メチルテトラヒドロフラン(10mL)中の懸濁物に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(0.86g、5.3mmol)を一度に添加した。1時間の撹拌後、水酸化アンモニウム溶液(NH
3ベースで28〜30%、6mL)を添加した。さらなる体積の2−メチルテトラヒドロフラン(5mL)を添加し、そしてこの反応混合物を一晩撹拌した。固体の濾過により、所望の中間体を得た。その濾液を、10%のクエン酸溶液および10%の水性塩酸の添加により酸性にした。この酸性の水性混合物を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機物を水および飽和塩化ナトリウム水溶液で順番に洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮して、さらなる収穫物を得た。LCMS−ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 255.16;found 255.09。
【0409】
工程3: (4−シアノビシクロ[2.2.1]ヘプタン−1−イル)カルバミン酸tert−ブチルの調製
オキシ塩化リン(2.0mL、22mmol)を、(4−カルバモイルビシクロ[2.2.1]ヘプタン−1−イル)カルバミン酸tert−ブチル(1.1g、4.3mmol)のピリジン(17mL)中の冷(氷水浴)溶液に、磁気撹拌しながら添加した。この反応混合物をこの浴内で5分間撹拌し、次いでこの浴を外した後に60分間撹拌した。この混合物をおよそ200mLの氷水に添加した。得られた水性混合物を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた抽出物を10%の塩酸および飽和塩化ナトリウム水溶液で1回ずつ洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮して、所望の中間体を得た。LCMS−ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 237.15;found 236.85。
【0410】
工程4: 4−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタン−1−カルボニトリル塩酸塩の調製
(4−シアノビシクロ[2.2.1]ヘプタン−1−イル)カルバミン酸tert−ブチル(1.1g、4.7mmol)をジオキサン(10mL)中に取った。塩化水素のジオキサン中の溶液(4N、50mL、200mmol)を添加した。室温で一晩撹拌した後に、この反応混合物を減圧下で濃縮した。その固体残渣を酢酸エチル中に取り、濾過により集め、そして乾燥させて、所望の中間体を得た。LCMS−ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 137.10;found 136.96。
【0411】
工程5: N−(4−シアノビシクロ[2.2.1]ヘプタン−1−イル)−2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
表題化合物を、2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸(0.10g、0.31mmol)および4−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタン−1−カルボニトリル塩酸塩(56mg、0.32mmol)から、一般合成10に従って調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.16 (s, 1H), 9.32 (s, 1H), 8.16 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.92 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.86 (dd, J = 8.9, 2.0 Hz, 1H), 2.20 (s, 2H), 2.06 (m, 2H), 1.94 (m, 6H), 1.29 (s, 9H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 442.15;found 442.27。
【0412】
【化181】
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実施例173: N−(4−シアノビシクロ[2.2.1]ヘプタン−1−イル)−2−(メチルスルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
表題化合物を、2−(メチルスルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸(100mg、0.35mmol)および4−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタン−1−カルボニトリル塩酸塩(64mg、0.37mmol)から、一般合成10に従って調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.30 (s, 1H), 9.21 (s, 1H), 8.21 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.89 (dd, J = 8.7, 2.1 Hz, 1H), 7.71 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 3.25 (s, 3H), 2.21 (s, 2H), 2.11 - 1.84 (m, 8H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 400.10;found 400.17。
【0413】
【化182】
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実施例174: 2−((N,N−ジメチルスルファモイル)アミノ)−N−(8−(メチルスルホニル)−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
工程1: 2−((N,N−ジメチルスルファモイル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸の調製
表題中間体を、2−アミノ−5−(トリフルオロメチル)安息香酸(2.0g、9.7mmol)から、2−((N,N−ジメチルスルファモイル)アミノ)−4−(トリフルオロメチル)安息香酸の2−アミノ−4−(トリフルオロメチル)安息香酸からの調製と類似の方法で作製した。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 311.04;found 311.04。
【0414】
工程2: 2−((N,N−ジメチルスルファモイル)アミノ)−N−(8−(メチルスルホニル)−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
表題化合物を、ジアステレオマーの混合物として、2−((N,N−ジメチルスルファモイル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸(91mg、0.29mmol)および8−(メチルスルホニル)−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−アミン(63mg、0.31mmol)から、一般合成10に従って調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.69 (s, 1H, ジアステレオマー1), 11.11 (s, 1H, ジアステレオマー2), 8.97 (d, J = 7.9 Hz, 1H, ジアステレオマー1), 8.71 (d, J = 4.3 Hz, 1H, ジアステレオマー2), 8.22 (m, 1H, ジアステレオマー1), 7.98 (m, 1H, ジアステレオマー2), 7.89 (m, 2H, ジアステレオマー1および2), 7.70 (d, J = 4.6 Hz, 1H, ジアステレオマー1), 7.67 (d, J = 4.6 Hz, 1H, ジアステレオマー2), 4.34 (tt, J = 11.8, 5.8 Hz, 1H, ジアステレオマー1), 4.20 (m, 2H, ジアステレオマー1), 4.15 (s, 2H, ジアステレオマー2), 4.06 (dtd, J = 7.3, 4.8, 2.3 Hz, 1H, ジアステレオマー2), 2.96 (s, 3H, ジアステレオマー1), 2.96 (s, 3H, ジアステレオマー2), 2.76 (s, 6H, ジアステレオマー1), 2.75 (s, 6H, ジアステレオマー2), 2.18 - 2.08 (m, 2H), 2.08 - 1.96 (m, 8H), 1.93 (dd, J = 5.9, 3.0 Hz, 1H, ジアステレオマー1), 1.90 (dd, J = 6.1, 2.8 Hz, 1H, ジアステレオマー2), 1.85 - 1.68 (m, 4H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 499.12;found 498.91。
【0415】
【化183】
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実施例175: N−((1R,5R)−3−シアノアダマンタン−1−イル)−2−(メチルスルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
工程1〜3: 3−アミノアダマンタン−1−カルボニトリル塩酸塩の調製
表題中間体を、3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)アダマンタン−1−カルボン酸(2.0g、6.7mmol)から、4−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタン−1−カルボニトリル塩酸塩を4−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−1−カルボン酸から得た順序に従って調製した。LCMS−ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 177.13;found 176.96。
【0416】
工程4: N−((1R,5R)−3−シアノアダマンタン−1−イル)−2−(メチルスルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
表題化合物を、2−(メチルスルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸(104mg、0.37mmol)および3−アミノアダマンタン−1−カルボニトリル塩酸塩(78mg、0.37mmol)から、一般合成10に従って調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.90 (s, 1H), 8.46 (s, 1H), 8.10 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 7.87 (dd, J = 8.8, 2.1 Hz, 1H), 7.69 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 3.23 (s, 3H), 2.40 (s, 2H), 2.20 - 2.07 (m, 4H), 2.02 (m, 2H), 1.96 (m, 4H), 1.64 (m, 2H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 442.13;found 442.02。
【0417】
【化184】
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実施例176: N−((1R,5R)−3−シアノアダマンタン−1−イル)−2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
表題化合物を、2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸(121mg、0.37mmol)および3−アミノアダマンタン−1−カルボニトリル塩酸塩(83mg、0.39mmol)から、一般合成10に従って調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.78 (s, 1H), 8.59 (s, 1H), 8.06 (m, 1H), 7.90 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.84 (dd, J = 8.9, 2.0 Hz, 1H), 2.39 (s, 2H), 2.21 - 2.08 (m, 4H), 2.06 - 1.99 (m, 2H), 1.96 (m, 4H), 1.64 (m, 2H), 1.30 (s, 9H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 484.18;found 483.79。
【0418】
【化185】
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実施例177: N−((1R,5R)−3−シアノアダマンタン−1−イル)−2−((N,N−ジメチルスルファモイル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
表題化合物を、2−((N,N−ジメチルスルファモイル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸(91mg、0.29mmol)および3−アミノアダマンタン−1−カルボニトリル塩酸塩(65mg、0.31mmol)から、一般合成10に従って調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.98 (s, 1H), 8.52 (s, 1H), 8.10 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 7.87 (dd, J = 8.8, 2.1 Hz, 1H), 7.68 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 2.75 (s, 6H), 2.40 (s, 2H), 2.22 - 2.08 (m, 4H), 2.08 - 1.98 (m, 2H), 1.98 - 1.91 (m, 4H), 1.65 (m, 2H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 471.16;found 470.91。
【0419】
【化186】
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実施例178: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−(モルホリン−4−スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
表題化合物を、N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−ヨード−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(0.20g、0.45mmol)およびモルホリン−4−スルホンアミド(0.22g、1.3mmol)から、一般合成8に従って調製した。精製を、逆相HPLCの代わりにフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル)により達成した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.08 (s, 1H), 8.51 (s, 1H), 8.07 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 7.87 (dd, J = 8.8, 2.2 Hz, 1H), 7.71 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 3.55 (m, 4H), 3.08 (m, 4H), 2.01 (s, 12H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 485.15;found 485.30。
【0420】
【化187】
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実施例179: 2−(アゼチジン−1−スルホンアミド)−N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
表題化合物を、N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−ヨード−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(0.20g、0.45mmol)およびアゼチジン−1−スルホンアミド(0.18g、1.3mmol)から、一般合成8に従って調製した。精製を、逆相HPLCの代わりにフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル)により達成した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.05 (s, 1H), 8.47 (s, 1H), 8.07 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 7.88 (dd, J = 8.9, 2.1 Hz, 1H), 7.71 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 3.80 (t, J = 7.7 Hz, 4H), 2.13 (p, J = 7.7 Hz, 2H), 2.01 (s, 12H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 455.14;found 455.29。
【0421】
【化188】
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実施例180: 3−(シアノアダマンタン−1−イル)−2−((4−(ジメチルホスホリル)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
工程1: 2−((4−ヨードフェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)安息香酸の調製
2−((4−ヨードフェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)安息香酸メチル(先に記載、0.58g、1.2mmol)の2−メチルテトラヒドロフラン/メタノール/水(2:2:1、15mL)中の混合物を水酸化ナトリウム(0.29g、7.2mmol)で処理し、そして60℃で2時間加熱した。冷却後、この塩基性混合物を塩酸で酸性にし、次いで酢酸エチルで3回抽出した。合わせた抽出物を飽和塩化ナトリウム水溶液で1回洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮して、所望の中間体を得た。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 469.92;found 470.01。
【0422】
工程2: 3−シアノアダマンタン−1−イル−2−((4−ヨードフェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
表題中間体を、2−((4−ヨードフェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)安息香酸(0.45g、0.96mmol)および3−アミノアダマンタン−1−カルボニトリル塩酸塩(0.20g、0.96mmol)から、一般合成7に従って調製した。水性の後処理後、その粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル)により精製した。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 628.05;found 628.29。
【0423】
工程3: 3−(シアノアダマンタン−1−イル)−2−((4−(ジメチルホスホリル)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
3−シアノアダマンタン−1−イル−2−((4−ヨードフェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(50mg、79μmol)、4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)−9,9−ジメチルキサンテン(XantPhos、2.8mg、4.8μmol)、酢酸パラジウム(II)(0.89mg、4.0μmol)、リン酸三カルシウム(19mg、87μmol)、およびジメチルホスフィンオキシド(6.8mg、87μmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(DMF、0.5mL)中の混合物を、マイクロ波反応器内で150℃で20分間加熱した。この反応混合物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル)により精製して、所望の生成物を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.87 (s, 1H), 8.26 (s, 1H), 7.96 (m, 2H), 7.83 (m, 3H), 7.60 (s, 1H), 7.57 (s, 1H), 2.30 (s, 2H), 2.17 (m, 2H), 2.03 (d, J = 12.1 Hz, 2H), 1.95 (m, 4H), 1.91 - 1.81 (m, 2H), 1.69 (s, 3H), 1.65 (s, 3H), 1.66 - 1.60 (m, 2H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 578.16;found 578.36。
【0424】
【化189】
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実施例181: 3−(シアノアダマンタン−1−イル)−2−((4−(ジエチルホスホリル)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
3−シアノアダマンタン−1−イル−2−((4−ヨードフェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(55mg、87μmol)、4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)−9,9−ジメチルキサンテン(XantPhos、3.0mg、5.2μmol)、酢酸パラジウム(II)(0.98mg、4.4μmol)、リン酸三カルシウム(20mg、96μmol)、およびジエチルホスフィンオキシド(10mg、96μmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(DMF、0.5mL)中の混合物を、マイクロ波反応器内で150℃で40分間加熱した。この反応混合物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル)により精製して、所望の生成物を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.85 (s, 1H), 8.22 (s, 1H), 7.91 (m, 2H), 7.87 - 7.78 (m, 3H), 7.59 (bs, 1H), 7.44 (d, J = 1.8 Hz, 1H), 2.31 (s, 2H), 2.17 (m, 2H), 2.09 - 2.01 (m, 2H), 1.99 - 1.93 (m, 5H), 1.93 - 1.83 (m, 3H), 1.63 (m, 2H), 1.27 - 0.98 (m, 2H), 0.91 (t, J = 7.8 Hz, 3H), 0.87 (t, J = 8.1 Hz, 3H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 606.19;found 606.40。
【0425】
【化190】
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実施例182: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((3−メトキシアゼチジン)−1−スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
表題化合物を、N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−ヨード−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(0.20g、0.45mmol)および3−メトキシアゼチジン−1−スルホンアミド(0.15g、0.89mmol)から、一般合成8に従って調製した。精製を、逆相HPLCの代わりにフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル)により達成した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.21 (s, 1H), 8.46 (s, 1H), 8.09 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 7.88 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 7.71 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 4.12 (m, 1H), 3.98 (m, 2H), 3.66 (dd, J = 8.8, 4.7 Hz, 2H), 3.15 (s, 3H), 2.01 (s, 12H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 485.15;found 485.31。
【0426】
【化191】
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実施例183: 2−(メチルスルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)−N−(4−(トリフルオロメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)ベンズアミド
表題化合物を、2−(メチルスルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸(100mg、0.35mmol)および4−(トリフルオロメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−アミン塩酸塩(85mg、0.37mmol)から、一般合成10に従って調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.98 (s, 1H), 8.45 (s, 1H), 8.09 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 7.86 (dd, J = 8.8, 2.1 Hz, 1H), 7.68 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 3.23 (s, 3H), 2.03 (m, 6H), 1.75 (m, 6H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 457.11;found 457.22。
【0427】
【化192】
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実施例184: N−(8−オキサビシクロ[3.2.1]オクタン−3−イル)−2−(メチルスルホンアミド)−5−(ペンタフルオロ−λ
6−スルファニル)ベンズアミド
表題化合物を、ジアステレオマーの混合物として、2−(メチルスルホンアミド)−5−(ペンタフルオロ−λ
6−スルファニル)安息香酸(180mg、0.53mmol)および8−オキサビシクロ[3.2.1]オクタン−3−アミン(74mg、0.58mmol)から、一般合成10に従って調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.85 (s, 1H), 8.76 (d, J = 4.4 Hz, 1H), 8.08 (d, J = 2.7 Hz, 0.5H), 8.05 (m, 1.5H), 7.70 (d, J = 8.9 Hz, 1H), 4.29 (dt, J = 6.0, 3.5 Hz, 2H), 4.01 (dp, J = 9.3, 3.2, 2.5 Hz, 1H), 3.25 (s, 3H), 2.11 - 1.98 (m, 4H), 1.85 (m, 2H), 1.82 - 1.71 (m, 2H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 449.07;found 449.23。
【0428】
【化193】
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実施例185: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−(メチルスルホンアミド)−5−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド
工程1: 2−(メチルスルホンアミド)−5−(トリフルオロメトキシ)安息香酸の調製
表題中間体を、2−ブロモ−5−(トリフルオロメトキシ)安息香酸(1.0g、3.5mmol)およびメタンスルホンアミド(1.0g、11mmol)から、一般合成9に従って調製した。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 298.01;found 297.96。
【0429】
工程2: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−(メチルスルホンアミド)−5−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミドの調製
表題化合物を、2−(メチルスルホンアミド)−5−(トリフルオロメトキシ)安息香酸(119mg、0.40mmol)および4−アミノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボニトリル塩酸塩(82mg、0.44mmol)から、一般合成10に従って調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.41 (s, 1H), 8.21 (s, 1H), 7.72 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 7.55 (m, 2H), 3.12 (s, 3H), 1.99 (s, 12H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 430.11;found 430.20。
【0430】
【化194】
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実施例186: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((4−(ジ−tert−ブチルホスホリル)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
工程1: 4−(ジ−tert−ブチルホスホリル)ベンゼンスルホンアミドの調製
N,N−ジメチルホルムアミド(DMF、13mL)中の、ジ−tert−ブチルホスフィンオキシド(0.61g、3.8mmol)、4−ヨードベンゼンスルホンアミド(0.97g、3.4mmol)、4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)−9,9−ジメチルキサンテン(XantPhos、0.12g、0.21mmol)、酢酸パラジウム(II)(38mg、0.17mol)、およびリン酸三カルシウム(0.80g、3.8mmol)の混合物をマイクロ波反応器内で150℃で4時間加熱した。冷却したら、この混合物をセライト珪藻土のフリットパッドで濾過した。その濾液を減圧下で濃縮し、そして得られた残渣を逆相高速液体クロマトグラフィー(RP−HPLC、アセトニトリル/水/0.1%のトリフルオロ酢酸)により精製して、所望の中間体を得た。LCMS−ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 318.12;found 318.10。
【0431】
工程2: 2−ブロモ−N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
表題中間体を、2−ブロモ−4−(トリフルオロメチル)安息香酸(1.6g、5.9mmol)および4−アミノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボニトリル塩酸塩(1.2g、6.2mmol)から、一般合成7に従って調製した。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 399.04;found 399.27。
【0432】
工程3: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((4−(ジ−tert−ブチルホスホリル)フェニル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
表題化合物を、2−ブロモ−N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(0.11g、0.27mmol)および4−(ジ−tert−ブチルホスホリル)ベンゼンスルホンアミド(0.17g、0.54mmol)から、一般合成8に従って調製した。精製を、逆相HPLCの代わりにフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル)により達成した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.87 (s, 1H), 8.14 (s, 1H), 8.00 (m, 2H), 7.87 - 7.74 (m, 3H), 7.57 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.29 (d, J = 1.7 Hz, 1H), 1.96 (tt, J = 10.2, 5.7 Hz, 12H), 1.15 (s, 9H), 1.12 (s, 9H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 636.24;found 636.42。
【0433】
【化195】
[この文献は図面を表示できません]
実施例187: N−((2r,3R,4r,5S)−4−シアノキュバン−1−イル)−2−(メチルスルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
工程1: 4−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)キュバン−1−カルボン酸メチルの調製
4−(メトキシカルボニル)キュバン−1−カルボン酸(1.0g、4.8mmol)のtert−ブタノール(20mL)中の撹拌混合物に、トリエチルアミン(2.7mL、19mmol)を添加し、次いでジフェニルホスホリルアジド(1.6mL、7.3mmol)を添加した。この反応混合物を一晩加熱還流させた。冷却したら、これをフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル)により精製して、所望の中間体を得た。
LCMS−ESI
+ (m/z): [M−Boc+H]
+ calcd 178.08;found 178.00。
【0434】
工程2: 4−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)キュバン−1−カルボン酸の調製
水酸化ナトリウム(0.29g、7.2mmol)を、4−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)キュバン−1−カルボン酸メチル(1.0g、3.6mmol)の2−メチルテトラヒドロフラン/メタノール/水(2:2:1、16mL)中の溶液に添加した。この反応混合物を10分間超音波処理し、次いで室温で一晩撹拌した。この混合物を10%の水性クエン酸で希釈し、そして酢酸エチルで3回抽出した。合わせた抽出物を水および飽和塩化ナトリウム水溶液で1回ずつ洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮して、所望の中間体を得た。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 262.12;found 262.25。
【0435】
工程3〜5: 4−アミノキュバン−1−カルボニトリル塩酸塩の調製
表題中間体を、4−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)キュバン−1−カルボン酸(0.96g、3.6mmol)から、4−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタン−1−カルボニトリル塩酸塩を4−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−1−カルボン酸から得た順序に従って調製した。LCMS−ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 145.07;found 144.93。
【0436】
工程6: N−((2r,3R,4r,5S)−4−シアノキュバン−1−イル)−2−(メチルスルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
表題化合物を、2−(メチルスルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸(80mg、0.28mmol)およびビシクロ[2.2.2]オクタン−1−アミン塩酸塩(48mg、0.30mmol)から、一般合成10に従って調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.62 (s, 1H), 9.88 (s, 1H), 8.28 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 7.91 (dd, J = 8.8, 2.0 Hz, 1H), 7.74 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 4.30 (m, 6H), 3.26 (s, 3H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 408.07;found 408.06。
【0437】
【化196】
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実施例188: 2−((N,N−ジメチルスルファモイル)アミノ)−4−フルオロ−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミド
工程1: 2−((N,N−ジメチルスルファモイル)アミノ)−4−フルオロ安息香酸の調製
表題中間体を、2−アミノ−4−フルオロ安息香酸(3.1g、9.7mmol)から、2−((N,N−ジメチルスルファモイル)アミノ)−4−(トリフルオロメチル)安息香酸の2−アミノ−4−(トリフルオロメチル)安息香酸からの調製と類似の方法で作製した。LCMS−ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 263.04;found 262.86。
【0438】
工程2: 2−((N,N−ジメチルスルファモイル)アミノ)−4−フルオロ−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
表題化合物を、2−((N,N−ジメチルスルファモイル)アミノ)−4−フルオロ安息香酸(119mg、0.40mmol)および3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩(80mg、0.43mmol)から、一般合成4の工程3に従って調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.48 (s, 1H), 9.60 (s, 1H), 7.91 (dd, J = 9.0, 6.3 Hz, 1H), 7.23 (dd, J = 11.2, 2.6 Hz, 1H), 7.03 (td, J = 8.6, 2.6 Hz, 1H), 2.73 (s, 6H), 2.35 (s, 6H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 394.09;found 394.28。
【0439】
【化197】
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実施例189: 2−((N,N−ジメチルスルファモイル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミド
表題化合物を、2−((N,N−ジメチルスルファモイル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸(82mg、0.26mmol)および3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩(54mg、0.29mmol)から、一般合成10に従って調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.57 (s, 1H), 9.85 (s, 1H), 8.22 (d, J = 1.0 Hz, 1H), 7.91 (dd, J = 8.9, 2.0 Hz, 1H), 7.68 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 2.76 (s, 6H), 2.38 (s, 6H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 444.09;found 444.14。
【0440】
【化198】
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実施例190: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((N,N−ジメチルスルファモイル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
表題化合物を、2−((N,N−ジメチルスルファモイル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸(82mg、0.26mmol)および4−アミノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボニトリル塩酸塩(54mg、0.29mmol)から、一般合成10に従って調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.99 (s, 1H), 8.47 (s, 1H), 8.06 (d, J = 1.4 Hz, 1H), 7.86 (dd, J = 8.9, 2.1 Hz, 1H), 7.67 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 2.73 (s, 6H), 2.01 (s, 12H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 443.14;found 443.27。
【0441】
【化199】
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実施例191: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
表題化合物を、2−((1,1−ジメチルエチル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸(0.15g、0.47mmol)および4−アミノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボニトリル塩酸塩(96mg、0.51mmol)から、一般合成10に従って調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.82 (s, 1H), 8.54 (s, 1H), 8.02 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 7.89 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.83 (dd, J = 8.9, 2.1 Hz, 1H), 2.01 (s, 12H), 1.29 (s, 9H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 456.16;found 456.27。
【0442】
【化200】
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実施例192: 2−((tert−ブチルスルフィニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミド
工程1: 2−((tert−ブチルスルフィニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸の調製
表題中間体を、2−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)安息香酸(0.63g、2.3mmol)および2−メチルプロパン−2−スルフィンアミド(0.29g、2.3mmol)から、一般合成9に従って調製した。
LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 308.06;found 307.94。
【0443】
工程2: 2−((tert−ブチルスルフィニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸の調製
表題化合物を、2−((tert−ブチルスルフィニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸(0.17g、0.54mmol)および3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩(0.11g、0.60mmol)から、一般合成4の工程3に従って調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.69 (s, 1H), 9.72 (s, 1H), 8.16 (m, 1H), 7.81 (dd, J = 8.8, 2.0 Hz, 1H), 7.53 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 2.37 (s, 6H), 1.26 (s, 9H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 443.11;found 442.83。
【0444】
【化201】
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実施例193: 2−((1,1−ジオキシドチオモルホリン)−4−スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミド
工程1: 2−(チオモルホリン−4−スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸メチルの調製
2−アミノ−5−(トリフルオロメチル)安息香酸メチル(512mg、2.3mmol)のジクロロメタン(11mL)中の混合物に、クロロスルホン酸(170μL、2.6mmol)を添加し、その後、五酸化リン(535mg、2.6mmol)を添加した。この混合物を75℃のブロックで一晩加熱した。冷却後、この反応混合物をトリエチルアミン(0.81mL、5.8mmol)のジクロロメタン(5mL)中の溶液に添加し、これを氷水浴内で冷却した。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.81mL、4.7mmol)およびチオモルホリン(244μL、2.6mmol)のジクロロメタン(5mL)中の混合物をこの混合物に添加し、次いでこれを0℃で45分間撹拌した。その冷却浴を外し、そしてこの混合物を室温まで昇温させた。酢酸エチルおよび飽和塩化ナトリウム水溶液を添加し、そしてその層を分離した。その有機相を水および飽和塩化ナトリウム水溶液で1回ずつ洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮して残渣にし、次いでこれをフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル)により精製して、所望の中間体を得た。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 383.04;found 383.18。
【0445】
工程2: 2−(チオモルホリン−4−スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸の調製
2−(チオモルホリン−4−スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸メチル(0.15g、0.40mmol)のテトラヒドロフラン(4.5mL)中の溶液を水酸化リチウム一水和物(50mg、1.2mmol)で処理し、そしてこの混合物が均質になるまで水(およそ1mL)を添加した。この反応混合物を室温で一晩撹拌した。この混合物を10%のクエン酸水溶液で酸性にした後に、これを酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機抽出物を飽和塩化ナトリウム水溶液で2回洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮して、所望の中間体を得た。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 369.03;found 369.05。
【0446】
工程3: 2−(チオモルホリン−4−スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
表題中間体を、2−(チオモルホリン−4−スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸(0.12g、0.32mmol)および3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩(62mg、0.33mmol)から、一般合成4の工程3に従って調製した。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 502.08;found 502.16。
【0447】
工程4: 2−((1,1−ジオキシドチオモルホリン)−4−スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
2−(チオモルホリン−4−スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミド(0.16g、0.32mmol)の2−メチルテトラヒドロフラン(5mL)中の混合物を3−クロロ過安息香酸(70〜75%、0.23g、0.95mmol)で一度に処理した。室温で30分間撹拌した後に、この反応混合物を減圧下で濃縮し、そして逆相高速液体クロマトグラフィー(アセトニトリル/水/0.1%のトリフルオロ酢酸)により精製して、表題生成物を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.70 (s, 1H), 9.88 (s, 1H), 8.22 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 7.91 (m, 1H), 7.65 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 3.67 (m, 4H), 3.22 (m, 4H), 2.38 (s, 6H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 534.07;found 534.17。
【0448】
【化202】
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実施例194: 4−ブロモ−N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−(メチルスルホンアミド)ベンズアミドの調製
一般合成1に従って、2−アミノ−4−ブロモ安息香酸メチルおよび4−(メチルスルホニル)ベンゼンスルホニルクロリド(2.0当量)を工程1で室温で24時間使用し、次いで4−アミノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボニトリル塩酸塩を工程3で使用して、4−ブロモ−N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−(メチルスルホンアミド)ベンズアミドを合成し、そして逆相クロマトグラフィーにより精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.66 (s, 1H), 8.16 (s, 1H), 7.68 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 7.62 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.40 (dd, J = 8.4, 2.0 Hz, 1H), 3.15 (s, 3H), 1.99 (s, 12H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 426.05;found 426.10。
【0449】
【化203】
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実施例195: 2−(メチルスルホンアミド)−N−(6−オキソスピロ[3.3]ヘプタン−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
工程1: (6−オキソスピロ[3.3]ヘプタン−2−イル)カルバミン酸tert−ブチル(100mg、0.444mmol)のDCM(4.0mL)中の溶液に、トリフルオロ酢酸(340μL、4.44mmol)を添加した。この溶液を室温で一晩撹拌し、そして濃縮乾固させて、6−アミノスピロ[3.3]ヘプタン−2−オンをトリフルオロ酢酸塩として得た。所望の生成物をさらに精製せずに次の工程で使用した。
【0450】
工程2: 2−(メチルスルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸(50.0mg、0.177mmol)、6−アミノスピロ[3.3]ヘプタン−2−オン2,2,2−トリフルオロアセテート(106mg、0.443mmol)、EDCI(41.1mg、0.265mmol)およびHOBT(35.8mg、0.265mmol)のDMF(1.5mL)中の混合物を5分間撹拌した。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(154μL、0.883mmol)を添加し、そしてこの溶液を室温で18時間撹拌した。この溶液を濃縮し、そして得られた残渣を逆相クロマトグラフィーにより精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.58 (s, 1H), 9.27 (d, J = 6.9 Hz, 1H), 8.24 (s, 1H), 7.89 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.72 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 4.52 - 4.30 (m, 1H), 3.24 (s, 3H), 3.22 - 3.17 (m, 2H), 3.13 - 3.08 (m, 2H), 2.60 - 2.50 (m, 2H), 2.45-2.37 (m, 2H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 391.09;found 391.03。
【0451】
【化204】
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実施例196: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((フェニルメチル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
一般合成2に従って、2−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)安息香酸メチルおよびフェニルメタンスルホンアミドを工程1で使用し、次いで4−アミノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボニトリル塩酸塩を工程3で使用して、N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((フェニルメチル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを合成し、そして結晶化により精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.00 (s, 1H), 8.39 (s, 1H), 8.07 (s, 1H), 7.78 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 7.61 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.35 - 7.28 (m, 3H), 7.26 - 7.20 (m, 2H), 4.72 (s, 2H), 1.98 (s, 12H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 492.16;found 492.01。
【0452】
【化205】
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実施例197: N−(4−フルオロビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((フェニルメチル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
一般合成2に従って、2−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)安息香酸メチルおよびフェニルメタンスルホンアミドを工程1で使用し、次いで4−フルオロビシクロ[2.2.2]オクタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、N−(4−フルオロビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((フェニルメチル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを合成し、そして逆相クロマトグラフィーにより精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.05 (s, 1H), 8.37 (s, 1H), 8.07 (s, 1H), 7.78 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 7.61 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.35 - 7.28 (m, 3H), 7.25 - 7.20 (m, 2H), 4.72 (s, 2H), 2.16-2.08 (m, 6H), 1.90-1.81 (m, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 485.15;found 484.98。
【0453】
【化206】
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実施例198: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−4−フルオロ−2−(メチルスルホンアミド)ベンズアミドの調製
一般合成1に従って、4−アミノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボニトリル塩酸塩を工程3で使用して、N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−4−フルオロ−2−(メチルスルホンアミド)ベンズアミドを合成し、そして逆相クロマトグラフィーにより精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.98 (s, 1H), 8.11 (s, 1H), 7.84 (dd, J = 8.9, 6.4 Hz, 1H), 7.26 (dd, J = 11.1, 2.6 Hz, 1H), 7.02 (td, J = 8.5, 2.5 Hz, 1H), 1.99 (s, 12H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 366.13;found 366.14。
【0454】
【化207】
[この文献は図面を表示できません]
実施例199: 4−フルオロ−N−(4−フルオロビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−(メチルスルホンアミド)ベンズアミドの調製
一般合成1に従って、4−フルオロビシクロ[2.2.2]オクタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、4−フルオロ−N−(4−フルオロビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−(メチルスルホンアミド)ベンズアミドを合成し、そして逆相クロマトグラフィーにより精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.02 (s, 1H), 8.09 (s, 1H), 7.84 (dd, J = 8.9, 6.4 Hz, 1H), 7.26 (dd, J = 11.1, 2.6 Hz, 1H), 7.02 (td, J = 8.5, 2.6 Hz, 1H), 3.18 (s, 3H), 2.19-2.09 (m, 6H), 1.92-1.81 (m, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 359.12;found 359.06。
【0455】
【化208】
[この文献は図面を表示できません]
実施例200: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((2−(4−メチルチアゾール−5−イル)エチル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
一般合成2に従って、2−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)安息香酸メチルおよび2−(4−メチルチアゾール−5−イル)エタン−1−スルホンアミドを工程1で使用し、次いで4−アミノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボニトリル塩酸塩を工程3で使用して、N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((2−(4−メチルチアゾール−5−イル)エチル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを合成し、そして逆相クロマトグラフィーにより精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.07 (s, 1H), 8.81 (s, 1H), 8.41 (s, 1H), 8.07 (s, 1H), 7.84 (dd, J = 8.8, 2.1 Hz, 1H), 7.69 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 3.65 - 3.56 (m, 2H), 3.21 - 3.13 (m, 2H), 2.21 (s, 3H), 2.00 (s, 12H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 527.14;found 527.25。
【0456】
【化209】
[この文献は図面を表示できません]
実施例201: N−(4−フルオロビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((2−(4−メチルチアゾール−5−イル)エチル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
一般合成2に従って、2−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)安息香酸メチルおよび2−(4−メチルチアゾール−5−イル)エタン−1−スルホンアミドを工程1で使用し、次いで4−フルオロビシクロ[2.2.2]オクタン−1−アミン塩酸塩を工程3で使用して、N−(4−フルオロビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((2−(4−メチルチアゾール−5−イル)エチル)スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを合成し、そして逆相クロマトグラフィーにより精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.11 (s, 1H), 8.81 (s, 1H), 8.40 (s, 1H), 8.07 (s, 1H), 7.84 (dd, J = 8.8, 2.1 Hz, 1H), 7.69 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 3.64 - 3.56 (m, 2H), 3.22-3.12 (m, 2H), 2.22 (s, 3H), 2.18-2.14 (m, 6H), 1.92 (m, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 520.14;found 520.23。
【0457】
【化210】
[この文献は図面を表示できません]
実施例202: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−(メチルスルホンアミド)−4−((トリフルオロメチル)チオ)ベンズアミドの調製
工程1: 2−ブロモ−4−((トリフルオロメチル)チオ)ベンゾニトリルの調製
4−(トリフルオロメチルチオ)ベンゾニトリル(5.0g、25mmol)、N−ブロモスクシンイミド(4.8g、27mmol)、酢酸パラジウム(II)(0.28g、1.2mmol)、およびp−トルエンスルホン酸一水和物(2.3g、12mmol)の1,2−ジクロロエタン(100mL)中の混合物を80℃で一晩加熱した。この反応混合物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル)により精製して、所望の中間体を得た。
【0458】
工程2: N−(2−シアノ−5−((トリフルオロメチル)チオ)フェニル)メタンスルホンアミドの調製
一般合成2の工程1に従って、2−ブロモ−4−((トリフルオロメチル)チオ)ベンゾニトリル(0.64g、2.3mmol)をメタンスルホンアミド(0.43g、4.5mmol)とカップリングさせて、所望の中間体を得た。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 294.99;found 295.01。
【0459】
工程3: 2−(メチルスルホンアミド)−4−((トリフルオロメチル)チオ)安息香酸の調製
N−(2−シアノ−5−((トリフルオロメチル)チオ)フェニル)メタンスルホンアミド(0.21g、0.71mmol)をエタノール/水(5:2、7mL)中に取り、そして水酸化ナトリウム(0.28g、7.1mmol)で処理した。この混合物を110℃で4時間加熱し、次いで室温まで放冷した。この反応混合物を酢酸エチルおよび10%の塩酸に分配した。その水相を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機抽出物を飽和塩化ナトリウム水溶液で1回洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮乾固させて、所望の中間体を得た。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 313.98;found 313.95。
【0460】
工程4: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−(メチルスルホンアミド)−4−((トリフルオロメチル)チオ)ベンズアミドの調製
表題化合物を、2−(メチルスルホンアミド)−4−((トリフルオロメチル)チオ)安息香酸(0.12g、0.37mmol)および4−アミノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボニトリル塩酸塩(73mg、0.39mmol)から、一般合成10に従って調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.35 (s, 1H), 8.28 (s, 1H), 7.78 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.74 (d, J = 1.7 Hz, 1H), 7.53 (dd, J = 8.2, 1.8 Hz, 1H), 3.13 (s, 3H), 1.99 (s, 12H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 446.09;found 446.21。
【0461】
【化211】
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実施例203: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−(メチルスルホンアミド)−4−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミドの調製
工程1: 2−(メチルスルホンアミド)−4−(トリフルオロメトキシ)安息香酸の調製
一般合成9の工程1の条件に従って、2−ブロモ−4−(トリフルオロメトキシ)安息香酸(1.0g、3.5mmol)をメタンスルホンアミド(1.0g、11mmol)とカップリングさせて、所望の中間体を得た。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 298.01;found 297.98。
【0462】
工程2: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−(メチルスルホンアミド)−4−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミドの調製
表題化合物を、2−(メチルスルホンアミド)−4−(トリフルオロメトキシ)安息香酸(0.12g、0.41mmol)および4−アミノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボニトリル塩酸塩(81mg、0.44mmol)から、一般合成10に従って調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.69 (s, 1H), 8.21 (s, 1H), 7.84 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.39 (dd, J = 2.3, 1.0 Hz, 1H), 7.19 (m, 1H), 3.16 (s, 3H), 1.99 (s, 12H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 430.11;found 430.20。
【0463】
【化212】
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実施例204: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン)−4−スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
表題化合物を、N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−ヨード−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(0.20g、0.45mmol)およびテトラヒドロ−2H−ピラン−4−スルホンアミド(0.22g、1.3mmol)から、一般合成8に従って調製した。精製を、逆相HPLCの代わりにフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル)により達成した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.00 (s, 1H), 8.49 (s, 1H), 8.07 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 7.86 (dd, J = 9.0, 2.0 Hz, 1H), 7.77 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 3.89 (dd, J = 11.5, 3.1 Hz, 1H), 3.59 (m, 1H), 3.29 (td, J = 12.0, 2.2 Hz, 2H), 2.00 (s, 12H), 1.84 (ddd, J = 12.3, 4.1, 1.8 Hz, 2H), 1.62 (qd, J = 12.2, 4.7 Hz, 2H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 484.16;found 484.30。
【0464】
【化213】
[この文献は図面を表示できません]
実施例205: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((N,N−ジメチルスルファモイル)アミノ)−5−(ペンタフルオロ−λ
6−スルファニル)ベンズアミドの調製
工程1: 2−ブロモ−5−(ペンタフルオロ−λ
6−スルファニル)ベンゾニトリルの調製
3−(ペンタフルオロスルファニル)ベンゾニトリル(5.0g、22mmol)、N−ブロモスクシンイミド(4.3g、24mmol)、酢酸パラジウム(II)(0.25g、1.1mmol)、およびp−トルエンスルホン酸一水和物(2.1g、11mmol)の1,2−ジクロロエタン(90mL)中の混合物を80℃で一晩加熱した。この反応混合物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル)により精製して、所望の中間体を得た。
【0465】
工程2: 2−ブロモ−5−(ペンタフルオロ−λ
6−スルファニル)安息香酸の調製
水(12mL)を、2−ブロモ−5−(ペンタフルオロ−λ
6−スルファニル)ベンゾニトリル(2.22g、7.2mmol)の氷酢酸(12mL)中の混合物に添加した。この懸濁物に硫酸(12mL)を添加し、そしてこの混合物を150℃で24時間加熱した。冷却したら、この反応混合物を水で希釈し、そしてその固体を濾過により集め、水で洗浄し、そして真空オーブン内で一晩乾燥させて、所望の中間体を得た。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 324.90;found 324.88。
【0466】
工程3: 2−ブロモ−N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−5−(ペンタフルオロ−λ
6−スルファニル)ベンズアミドの調製
表題中間体を、2−ブロモ−5−(ペンタフルオロ−λ
6−スルファニル)安息香酸(1.0g、3.1mmol)および4−アミノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボニトリル塩酸塩(0.60g、3.2mmol)から、一般合成7の条件に従って調製した。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 457.01;found 457.19。
【0467】
工程4: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((N,N−ジメチルスルファモイル)アミノ)−5−(ペンタフルオロ−λ
6−スルファニル)ベンズアミドの調製
表題化合物を、2−ブロモ−N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−5−(ペンタフルオロ−λ
6−スルファニル)ベンズアミド(0.29g、0.63mmol)およびN,N−ジメチルスルファミド(0.23g、1.9mmol)から、一般合成8に従って調製した。精製を、逆相HPLCの代わりにフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル)により達成した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.90 (s, 1H), 8.54 (s, 1H), 8.15 (d, J = 2.7 Hz, 1H), 8.04 (dd, J = 9.2, 2.6 Hz, 1H), 7.65 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 2.74 (s, 6H), 2.01 (s, 12H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 501.11;found 501.24。
【0468】
【化214】
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実施例206: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−(モルホリン−4−スルホンアミド)−5−(ペンタフルオロ−λ
6−スルファニル)ベンズアミドの調製
表題化合物を、2−ブロモ−N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−5−(ペンタフルオロ−λ
6−スルファニル)ベンズアミド(0.20g、0.44mmol)およびモルホリン−4−スルホンアミド(220mg、1.3mmol)から、一般合成8に従って調製した。精製を、逆相HPLCの代わりにフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル)により達成した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.99 (s, 1H), 8.57 (s, 1H), 8.15 (d, J = 2.7 Hz, 1H), 8.04 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.69 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 3.56 (m, 4H), 3.09 (t, J = 4.7 Hz, 4H), 2.01 (s, 12H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 543.12;found 543.29。
【0469】
【化215】
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実施例207: 5−クロロ−2−((1,1−ジオキシドテトラヒドロ−2H−チオピラン)−4−スルホンアミド)−N−(4−(トリフルオロメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)ベンズアミドの調製
工程1: 2−ブロモ−5−クロロ−N−(4−(トリフルオロメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)ベンズアミドの調製
表題中間体を、2−ブロモ−5−クロロ安息香酸(0.35g、1.5mmol)および4−(トリフルオロメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−アミン塩酸塩(0.36g、1.6mmol)から、一般合成7の条件に従って調製した。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 408.01;found 408.04。
【0470】
工程2: 5−クロロ−2−((1,1−ジオキシドテトラヒドロ−2H−チオピラン)−4−スルホンアミド)−N−(4−(トリフルオロメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)ベンズアミドの調製
表題化合物を、2−ブロモ−5−クロロ−N−(4−(トリフルオロメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)ベンズアミド(0.12g、0.29mmol)およびテトラヒドロ−2H−チオピラン−4−スルホンアミド1,1−ジオキシド(69mg、0.32mmol)から、一般合成8に従って調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.78 (s, 1H), 8.31 (s, 1H), 7.83 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 7.59 (dd, J = 9.0, 2.2 Hz, 1H), 7.55 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 3.63 (m, 1H), 3.19 (ddd, J = 16.7, 12.4, 5.8 Hz, 4H), 2.39 (m, 2H), 2.07 (m, 2H), 2.01 (m, 6H), 1.75 (m, 6H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 541.09;found 541.32。
【0471】
【化216】
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実施例208: 5−クロロ−2−(メチルスルホンアミド)−N−(4−(トリフルオロメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)ベンズアミドの調製
表題化合物を、2−ブロモ−5−クロロ−N−(4−(トリフルオロメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)ベンズアミド(0.16g、0.40mmol)およびメタンスルホンアミド(0.11g、1.2mmol)から、一般合成8に従って調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.41 (s, 1H), 8.27 (s, 1H), 7.80 (d, J = 2.5 Hz, 1H), 7.64 (d, J = 9.3 Hz, 1H), 7.57 (dd, J = 8.8, 2.5 Hz, 1H), 3.10 (s, 3H), 1.98 (m, 6H), 1.74 (m, 6H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 423.08;found 423.22。
【0472】
【化217】
[この文献は図面を表示できません]
実施例209: 5−クロロ−2−((1−シアノシクロプロパン)−1−スルホンアミド)−N−(4−(トリフルオロメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)ベンズアミドの調製
工程1: 5−クロロ−2−((1−シアノシクロプロパン)−1−スルホンアミド)安息香酸の調製
表題中間体を、2−ブロモ−5−クロロ安息香酸(0.28g、1.2mmol)および1−シアノシクロプロパン−1−スルホンアミド(0.17g、1.2mmol)から、一般合成9の工程1の条件に従って調製した。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 299.00;found 299.22。
【0473】
工程2: 5−クロロ−2−((1−シアノシクロプロパン)−1−スルホンアミド)−N−(4−(トリフルオロメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)ベンズアミドの調製
表題化合物を、5−クロロ−2−((1−シアノシクロプロパン)−1−スルホンアミド)安息香酸(64mg、0.21mmol)および4−(トリフルオロメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−アミン塩酸塩(51mg、0.22mmol)から、一般合成10に従って調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.30 (s, 1H), 8.35 (s, 1H), 7.83 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 7.60 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 7.54 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 2.02 (m, 6H), 1.84 (q, J = 5.5, 5.0 Hz, 2H), 1.74 (m, 6H), 1.64 (q, J = 5.4 Hz, 2H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 474.09;found 474.31。
【0474】
【化218】
[この文献は図面を表示できません]
実施例210: 2−((1,1−ジオキシドテトラヒドロ−2H−チオピラン)−4−スルホンアミド)−5−(トリフルオロメトキシ)−N−(4−(トリフルオロメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)ベンズアミドの調製
工程1: 2−((1,1−ジオキシドテトラヒドロ−2H−チオピラン)−4−スルホンアミド)−5−(トリフルオロメトキシ)安息香酸の調製
表題中間体を、テトラヒドロ−2H−チオピラン−4−スルホンアミド1,1−ジオキシド(67mg、0.31mmol)および2−ブロモ−5−(トリフルオロメトキシ)安息香酸(90mg、0.31mmol)から、一般合成9の工程1の条件に従って調製した。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 416.02;found 416.09。
【0475】
工程2: 2−((1,1−ジオキシドテトラヒドロ−2H−チオピラン)−4−スルホンアミド)−5−(トリフルオロメトキシ)−N−(4−(トリフルオロメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)ベンズアミドの調製
表題化合物を、2−((1,1−ジオキシドテトラヒドロ−2H−チオピラン)−4−スルホンアミド)−5−(トリフルオロメトキシ)安息香酸(0.13g、0.31mmol)および4−(トリフルオロメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−アミン塩酸塩(76mg、0.33mmol)から、一般合成10に従って調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.85 (s, 1H), 8.31 (s, 1H), 7.77 (d, J = 2.7 Hz, 1H), 7.63 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 7.56 (ddd, J = 9.1, 2.7, 1.3 Hz, 1H), 3.65 (tt, J = 11.9, 3.2 Hz, 1H), 3.22 (m, 4H), 2.40 (m, 2H), 2.14 - 1.92 (m, 8H), 1.75 (m, 6H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 591.11;found 591.24。
【0476】
【化219】
[この文献は図面を表示できません]
実施例211: 5−クロロ−N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((1−シアノシクロプロパン)−1−スルホンアミド)ベンズアミドの調製
表題化合物を、5−クロロ−2−((1−シアノシクロプロパン)−1−スルホンアミド)安息香酸(74mg、0.25mmol)および4−アミノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボニトリル塩酸塩(48mg、0.26mmol)から、一般合成10に従って調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.24 (s, 1H), 8.31 (s, 1H), 7.80 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 7.59 (m, 1H), 7.54 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 1.99 (s, 12H), 1.83 (q, J = 5.4 Hz, 2H), 1.63 (q, J = 5.4 Hz, 2H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 431.10;found 431.27。
【0477】
【化220】
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実施例212: N−(ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−(メチルスルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
表題化合物を、2−(メチルスルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸(100mg、0.35mmol)およびビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩(44mg、0.37mmol)から、一般合成10に従って調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.76 (s, 1H), 9.62 (s, 1H), 8.23 (m, 1H), 7.89 (dd, J = 8.8, 2.0 Hz, 1H), 7.72 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 3.26 (s, 3H), 2.49 (s, 1H, DMSOにより部分的に隠される), 2.13 (s, 6H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 347.08;found 347.06。
【0478】
【化221】
[この文献は図面を表示できません]
実施例213: 5−クロロ−N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−(メチルスルホンアミド)ベンズアミドの調製
表題化合物を、5−クロロ−2−(メチルスルホンアミド)安息香酸(85mg、0.34mmol)および4−アミノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボニトリル塩酸塩(67mg、0.36mmol)から、一般合成10に従って調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.36 (s, 1H), 8.23 (s, 1H), 7.78 (d, J = 2.5 Hz, 1H), 7.57 (dd, J = 8.8, 2.5 Hz, 1H), 7.47 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 3.09 (s, 3H), 1.99 (s, 12H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 380.09;found 380.20。
【0479】
【化222】
[この文献は図面を表示できません]
実施例214: 4−クロロ−N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−(メチルスルホンアミド)ベンズアミドの調製
表題化合物を、5−クロロ−2−(メチルスルホンアミド)安息香酸(85mg、0.34mmol)および4−アミノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボニトリル塩酸塩(67mg、0.36mmol)から、一般合成10に従って調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.74 (s, 1H), 8.18 (s, 1H), 7.76 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 7.48 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 7.26 (dd, J = 8.5, 2.1 Hz, 1H), 3.16 (s, 3H), 1.98 (s, 12H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 380.09;found 380.22。
【0480】
【化223】
[この文献は図面を表示できません]
実施例215: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−4,5−ジフルオロ−2−(メチルスルホンアミド)ベンズアミドの調製
工程1: 4,5−ジフルオロ−2−(メチルスルホンアミド)安息香酸の調製
表題中間体を、メタンスルホンアミド(0.92g、9.7mmol)および2−ブロモ−4,5−ジフルオロ安息香酸(1.2g、4.9mmol)から、一般合成9の工程1の条件に従って調製した。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 250.01;found 249.95。
【0481】
工程2: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−4,5−ジフルオロ−2−(メチルスルホンアミド)ベンズアミドの調製
表題化合物を、4,5−ジフルオロ−2−(メチルスルホンアミド)安息香酸(120mg、0.47mmol)および4−アミノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボニトリル塩酸塩(91mg、0.49mmol)から、一般合成10に従って調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.60 (s, 1H), 8.12 (s, 1H), 7.90 (dd, J = 11.5, 8.8 Hz, 1H), 7.46 (dd, J = 12.3, 7.3 Hz, 1H), 3.14 (s, 3H), 1.98 (s, 12H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 382.11;found 382.18。
【0482】
【化224】
[この文献は図面を表示できません]
実施例216: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−4,5−ジフルオロ−2−(エチルスルホンアミド)ベンズアミドの調製
工程1: 2−(エチルスルホンアミド)−4,5−ジフルオロ安息香酸の調製
表題中間体を、エタンスルホンアミド(0.78g、7.1mmol)および2−ブロモ−4,5−ジフルオロ安息香酸(1.1g、4.8mmol)から、一般合成9の工程1の条件に従って調製した。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 264.02;found 263.96。
【0483】
工程2: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−4,5−ジフルオロ−2−(メチルスルホンアミド)ベンズアミドの調製
表題化合物を、2−(エチルスルホンアミド)−4,5−ジフルオロ安息香酸(130mg、0.50mmol)および4−アミノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボニトリル塩酸塩(99mg、0.53mmol)から、一般合成10に従って調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.73 (s, 1H), 8.17 (s, 1H), 7.93 (dd, J = 11.5, 8.7 Hz, 1H), 7.48 (dd, J = 12.4, 7.3 Hz, 1H), 3.25 (q, J = 7.3 Hz, 2H), 1.98 (s, 12H), 1.15 (t, J = 7.3 Hz, 3H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 396.13;found 396.22。
【0484】
【化225】
[この文献は図面を表示できません]
実施例217: 4−フルオロ−N−(8−(メチルスルホニル)−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−イル)−2−((3,3,3−トリフルオロプロピル)スルホンアミド)ベンズアミドの調製
4−フルオロ−2−((3,3,3−トリフルオロプロピル)スルホンアミド)安息香酸を、一般合成9を使用して、サルコシンリガンド(0.20当量)を追加し、そして2−ブロモ−4−フルオロ安息香酸および3,3,3−トリフルオロプロパン−1−スルホンアミド(1.2当量)で出発して合成した。次いで、4−フルオロ−2−((3,3,3−トリフルオロプロピル)スルホンアミド)安息香酸および8−(メチルスルホニル)−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−アミン(1.4当量)を、一般合成10に供して、4−フルオロ−N−(8−(メチルスルホニル)−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−イル)−2−((3,3,3−トリフルオロプロピル)スルホンアミド)ベンズアミドをジアステレオマーの混合物として得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.67 (s, 1H, ジアステレオマー1), 11.11 (s, 1H, ジアステレオマー2), 8.72 (d, J = 7.9 Hz, 1H, ジアステレオマー1), 8.54 - 8.44 (m, 1H, ジアステレオマー2), 7.97 - 7.85 (m, 1H, ジアステレオマー1), 7.81 - 7.70 (m, 1H, ジアステレオマー2), 7.40 - 7.27 (m, 2H, ジアステレオマー1および2), 7.21 - 7.01 (m, 2H, ジアステレオマー1および2), 4.38 - 4.23 (m, 1H, ジアステレオマー1), 4.18 (s, 2H, ジアステレオマー1), 4.13 (s, 2H, ジアステレオマー2), 4.06 - 3.98 (m, 1H, ジアステレオマー2), 3.67 - 3.55 (m, 4H, ジアステレオマー1および2), 2.96 (s, 3H, ジアステレオマー1), 2.95 (s, 3H, ジアステレオマー2), 2.82 - 2.64 (m, 4H, ジアステレオマー1および2), 2.15 - 1.94 (m, 10H, ジアステレオマー1および2), 1.94 - 1.83 (m, 2H, ジアステレオマー1および2), 1.82 - 1.68 (m, 4H, ジアステレオマー1および2)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 500.09;found 500.22。
【0485】
実施例218: 4−クロロ−N−(8−(メチルスルホニル)−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−イル)−2−((3,3,3−トリフルオロプロピル)スルホンアミド)ベンズアミドの調製
4−クロロ−2−((3,3,3−トリフルオロプロピル)スルホンアミド)安息香酸を、一般合成9を使用して、サルコシンリガンド(0.20当量)を追加し、そして2−ブロモ−4−クロロ安息香酸および3,3,3−トリフルオロプロパン−1−スルホンアミド(1.2当量)で出発して合成した。次いで、4−クロロ−2−((3,3,3−トリフルオロプロピル)スルホンアミド)安息香酸および8−(メチルスルホニル)−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−アミン(1.4当量)を、一般合成10に供して、4−クロロ−N−(8−(メチルスルホニル)−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−イル)−2−((3,3,3−トリフルオロプロピル)スルホンアミド)ベンズアミドをジアステレオマーの混合物として得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.41 (s, 1H, ジアステレオマー1), 10.85 (s, 1H, ジアステレオマー2), 8.77 (d, J = 7.8 Hz, 1H, ジアステレオマー1), 8.52 (d, J = 3.3 Hz, 1H, ジアステレオマー2), 7.86 - 7.78 (m, 1H, ジアステレオマー1), 7.66 (d, J = 8.5 Hz, 1H, ジアステレオマー2), 7.56 (d, J = 2.1 Hz, 1H, ジアステレオマー1), 7.55 (d, J = 2.1 Hz, 1H, ジアステレオマー2), 7.36 (dd, J = 8.4, 2.0 Hz, 1H, ジアステレオマー1), 7.32 (dd, J = 8.5, 2.0 Hz, 1H, ジアステレオマー2), 4.36 - 4.22 (m, 1H, ジアステレオマー1), 4.18 (s, 2H, ジアステレオマー1), 4.13 (s, 2H, ジアステレオマー2), 4.01 (d, J = 4.5 Hz, 1H, ジアステレオマー2), 3.62 - 3.54 (m, 4H, ジアステレオマー1および2), 2.96 (s, 3H, ジアステレオマー1), 2.95 (s, 3H, ジアステレオマー2), 2.84 - 2.65 (m, 4H, ジアステレオマー1および2), 2.17 - 1.94 (m, 10H, ジアステレオマー1および2), 1.92 - 1.84 (m, 2H, ジアステレオマー1および2), 1.82 - 1.67 (m, 4H, ジアステレオマー1および2)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 516.06;found 516.25。
【0486】
【化226】
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実施例219: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−1−(メチルスルホンアミド)−2−ナフトアミドの調製
1−(メチルスルホンアミド)−2−ナフトエ酸を、一般合成9を使用して、N,N−ジメチルグリシンリガンド(0.20当量)を追加し、そして1−ブロモ−2−ナフトエ酸およびメタンスルホンアミド(1.2当量)で出発して合成した。次いで、1−(メチルスルホンアミド)−2−ナフトエ酸および4−アミノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボニトリル塩酸塩(1.2当量)を、一般合成10に供して、N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−1−(メチルスルホンアミド)−2−ナフトアミドを得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 9.47 (s, 1H), 8.32 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 8.04 - 7.89 (m, 3H), 7.68 - 7.52 (m, 3H), 3.01 (s, 3H), 2.01 (s, 12H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 396.14;found 396.23。
【0487】
【化227】
[この文献は図面を表示できません]
実施例220: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−5−フルオロ−2−((3,3,3−トリフルオロプロピル)スルホンアミド)ベンズアミドの調製
N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−5−フルオロ−2−((3,3,3−トリフルオロプロピル)スルホンアミド)ベンズアミドを、実施例134と同じ手順に従って、2−ブロモ−5−フルオロ安息香酸で出発して合成した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.30 (s, 1H), 8.15 (s, 1H), 7.53 (dd, J = 9.3, 3.0 Hz, 1H), 7.49 (dd, J = 9.0, 5.0 Hz, 1H), 7.38 (td, J = 8.5, 3.0 Hz, 1H), 3.46 - 3.38 (m, 2H), 2.77 - 2.62 (m, 2H), 1.98 (s, 12H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 446.12;found 446.18。
【0488】
【化228】
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実施例221: 5−クロロ−N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((3,3,3−トリフルオロプロピル)スルホンアミド)ベンズアミドの調製
5−クロロ−N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((3,3,3−トリフルオロプロピル)スルホンアミド)ベンズアミドを、実施例134と同じ手順に従って、2−ブロモ−5−クロロ安息香酸で出発して合成した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.55 (s, 1H), 8.25 (s, 1H), 7.75 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 7.57 (dd, J = 8.8, 2.4 Hz, 1H), 7.50 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 3.53 - 3.43 (m, 2H), 2.78 - 2.64 (m, 2H), 1.99 (s, 12H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 462.09;found 462.23。
【0489】
【化229】
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実施例222: N−(4−シアノビシクロ[2.2.1]ヘプタン−1−イル)−5−フルオロ−2−((3,3,3−トリフルオロプロピル)スルホンアミド)ベンズアミドの調製
N−(4−シアノビシクロ[2.2.1]ヘプタン−1−イル)−5−フルオロ−2−((3,3,3−トリフルオロプロピル)スルホンアミド)ベンズアミドを、実施例134と同じ手順に従って、2−ブロモ−5−フルオロ安息香酸で出発し、そして4−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタン−1−カルボニトリル塩酸塩を一般合成10で使用して合成した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.56 (s, 1H), 8.93 (s, 1H), 7.64 (dd, J = 9.5, 3.1 Hz, 1H), 7.53 (dd, J = 9.1, 4.9 Hz, 1H), 7.41 (td, J = 8.4, 2.8 Hz, 1H), 3.50 - 3.40 (m, 2H), 2.80 - 2.62 (m, 2H), 2.17 (s, 2H), 2.12 - 1.78 (m, 8H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 432.10;found 432.20。
【0490】
【化230】
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実施例223: N−(4−シアノビシクロ[2.2.1]ヘプタン−1−イル)−4−フルオロ−2−((3,3,3−トリフルオロプロピル)スルホンアミド)ベンズアミドの調製
N−(4−シアノビシクロ[2.2.1]ヘプタン−1−イル)−4−フルオロ−2−((3,3,3−トリフルオロプロピル)スルホンアミド)ベンズアミドを、実施例134と同じ手順に従って、4−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタン−1−カルボニトリル塩酸塩を一般合成10で使用して合成した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.43 (s, 1H), 8.96 (s, 1H), 7.93 (dd, J = 8.9, 6.4 Hz, 1H), 7.39 - 7.27 (m, 1H), 7.09 (td, J = 8.5, 2.5 Hz, 1H), 3.66 - 3.51 (m, 2H), 2.81 - 2.64 (m, 2H), 2.18 (s, 2H), 2.11 - 1.78 (m, 8H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 432.10;found 432.19。
【0491】
【化231】
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実施例224: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((3−(ジフルオロメトキシ)アゼチジン)−1−スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製:
工程1: 3−ヒドロキシアゼチジン−1−カルボン酸ベンジルの調製:
アゼチジン−3−オール(0.40g、5.5mmol)、炭酸カリウム(2.1g、15mmol)およびN−(ベンジルオキシカルボニルオキシ)スクシンイミド(1.4g、5.6mmol)をジオキサン(8.0mL)および水(8.0mL)で処理した。この混合物を室温で一晩撹拌し、次いで酢酸エチルと0.5Mの水性塩酸との間で分配した。その水相を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機抽出物をsat.aq.塩化ナトリウム溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮して残渣にした。この残渣をシリカフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、3−ヒドロキシアゼチジン−1−カルボン酸ベンジルを得た。LCMS−ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 208.10;found 207.76。
【0492】
工程2: 3−(ジフルオロメトキシ)アゼチジン−1−カルボン酸ベンジルの調製:
3−ヒドロキシアゼチジン−1−カルボン酸ベンジル(250mg、1.2mmol)をアセトニトリル(2.2mL)中に取り、そしてヨウ化銅(47mg、0.24mmol)で処理した。この混合物を撹拌しながら50℃まで加熱した。次いで、アセトニトリル(0.6mL)中の2,2−ジフルオロ−2−(フルオロスルホニル)酢酸(330mg、1.8mmol)を、50℃で45分間の時間をかけて滴下により添加した。この混合物を50℃でさらに30分間撹拌し、この時点で、この反応混合物を室温まで冷却し、そして濃縮して残渣にした。この残渣を酢酸エチル中に取り、そしてその固体を濾過により除去した。その濾液を濃縮して残渣にし、これをシリカフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、3−(ジフルオロメトキシ)アゼチジン−1−カルボン酸ベンジルを得た。LCMS−ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 258.09;found 257.79。
【0493】
工程3: 3−(ジフルオロメトキシ)アゼチジン塩酸塩の調製:
3−(ジフルオロメトキシ)アゼチジン−1−カルボン酸ベンジル(220mg、0.84mmol)をエタノール(5.0mL)中に取り、次いで濃塩酸(59mg、1.6mmol)および10%の炭素担持パラジウム(43mg、0.041mmol)で処理した。この反応容器を排気し、そして40psiの水素ガスを充填した。この混合物を加圧下で2時間振盪し、次いでセライトで濾過し、そして濃縮して残渣にした。生成物をさらに精製せずに使用した。
【0494】
工程4: 3−(ジフルオロメトキシ)アゼチジン−1−スルホンアミドの調製:
表題化合物を、一般合成12に従って、3−(ジフルオロメトキシ)アゼチジン塩酸塩(130mg、1.0当量)、(tert−ブトキシカルボニル)((4−(ジメチルイミノ)ピリジン−1(4H)−イル)スルホニル)アミド(1.2当量)、トリエチルアミン(1.2当量)、およびジクロロメタン(3.0mL)を使用して調製した。
【0495】
工程5: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((3−(ジフルオロメトキシ)アゼチジン)−1−スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製:
2−ブロモ−N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを、一般合成7に従って、2−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)安息香酸(1.0当量)および4−アミノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボニトリル塩酸塩(1.3当量)を使用して調製した。2−ブロモ−N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(42mg、0.10mmol)および3−(ジフルオロメトキシ)アゼチジン−1−スルホンアミド(20mg、0.10mmol)を、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(9.1mg、0.010mmol)、4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)−9,9−ジメチルキサンテン(8.6mg、0.015mmol)、リン酸三カルシウム(42mg、0.20mmol)、およびトルエン(0.5mL)で処理し、次いで100℃で2時間加熱した。次いで、この混合物を酢酸エチルと0.5Mの水性塩酸との間で分配した。その水相を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機抽出物をsat.aq.塩化ナトリウム溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮して残渣にした。この残渣を逆相分取HPLCにより精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.26 (s, 1H), 8.45 (s, 1H), 8.09 (s, 1H), 7.88 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 7.70 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 6.70 (t, J = 74.3 Hz, 1H), 4.99 - 4.85 (m, 1H), 4.15 - 4.11 (m, 2H), 3.83 - 3.80 (m, 2H), 2.01 (s, 12H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 521.13;found 521.24。
【0496】
【化232】
[この文献は図面を表示できません]
実施例225: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((3−メトキシ−3−メチルアゼチジン)−1−スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製:
工程1: 3−ヒドロキシ−3−メチルアゼチジン−1−カルボン酸ベンジルの調製:
表題化合物を、実施例224の工程1に記載されるように、3−メチルアゼチジン−3−オール(1.0当量)を使用して調製した。LCMS−ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 222.11;found 221.79。
【0497】
工程2: 3−メトキシ−3−メチルアゼチジン−1−カルボン酸ベンジルの調製:
3−ヒドロキシ−3−メチルアゼチジン−1−カルボン酸ベンジル(0.584g、2.64mmol)をテトラヒドロフラン(1.0mL)に溶解させ、次いで鉱油中60%の水素化ナトリウム(423mg、10.6mmol)のテトラヒドロフラン(3.0mL)中の懸濁物に0℃で滴下により添加した。次いで、この反応混合物を撹拌しながら30分間室温まで昇温させた。次いで、この混合物を0℃まで冷却し、そしてテトラヒドロフラン(2.0mL)中のヨードメタン(2.25g、15.8mmol)で処理した。室温まで温めて一晩撹拌した後に、この反応をsat.aq.塩化アンモニウムでクエンチした。その水相を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機抽出物をsat.aq.塩化ナトリウム溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮して残渣にした。残渣をシリカフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、3−メトキシ−3−メチルアゼチジン−1−カルボン酸ベンジルを得た。LCMS−ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 236.13;found 235.77。
【0498】
工程3: 3−メトキシ−3−メチルアゼチジン塩酸塩の調製:
表題化合物を、実施例224の工程3に記載されるように、3−メトキシ−3−メチルアゼチジン−1−カルボン酸ベンジルから出発し、そして大気圧の水素ガスを用いて行って調製した。
【0499】
工程4: ((3−メトキシ−3−メチルアゼチジン−1−イル)スルホニル)カルバミン酸ベンジルの調製:
ベンジルアルコール(522mg、4.83mmol)のアセトニトリル(13mL)中の溶液を撹拌しながら0℃まで冷却した。次いで、イソシアン酸クロロスルホニル(683mg、4.83mmol)を滴下により添加し、そしてこの混合物を0℃で2時間撹拌した。次いで、ピリジン(954mg、12.1mmol)を添加し、そしてこの混合物を0℃で2時間撹拌した。次いで、アセトニトリル中の3−メトキシ−3−メチルアゼチジン塩酸塩(2.0mL)を滴下により添加した。この混合物を0℃で30分間撹拌し、次いで室温まで昇温させ、そして一晩撹拌した。この混合物を濃縮し、そして酢酸エチルと0.5Mのaq.クエン酸との間で分配した。その水相を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機抽出物をsat.aq.塩化ナトリウム溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮して残渣にした。残渣をシリカフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、((3−メトキシ−3−メチルアゼチジン−1−イル)スルホニル)カルバミン酸ベンジルを得た。LCMS−ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 315.10;found 314.77。
【0500】
工程4: 3−メトキシ−3−メチルアゼチジン−1−スルホンアミドの調製:
表題化合物を、実施例224の工程3に記載されるように、((3−メトキシ−3−メチルアゼチジン−1−イル)スルホニル)カルバミン酸ベンジルから出発し、塩酸を省略し、そして大気圧の水素ガスを用いて行って調製した。
【0501】
工程5: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((3−メトキシ−3−メチルアゼチジン)−1−スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
2−ブロモ−N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを、一般合成7に従って、2−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)安息香酸(1.0当量)および4−アミノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボニトリル塩酸塩(1.3当量)を使用して調製した。2−ブロモ−N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(1当量)および3−メトキシ−3−メチルアゼチジン−1−スルホンアミド(1当量)を、一般合成8に記載される条件に供して、N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((3−メトキシ−3−メチルアゼチジン)−1−スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.26 (s, 1H), 8.47 (s, 1H), 8.10 (s, 1H), 7.88 (d, J = 8.9 Hz, 1H), 7.74 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 3.78 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 3.61 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 3.08 (s, 3H), 2.01 (s, 12H), 1.34 (s, 3H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 521.13;found 521.24。
【0502】
【化233】
[この文献は図面を表示できません]
実施例226: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((1−シアノシクロプロパン)−1−スルホンアミド)−4−((トリフルオロメチル)チオ)ベンズアミドの調製:
工程1: 2−((1−シアノシクロプロパン)−1−スルホンアミド)−4−((トリフルオロメチル)チオ)安息香酸の調製
表題化合物を、一般合成9に記載されるように、2−ブロモ−4−((トリフルオロメチル)チオ)安息香酸(1当量)および1−シアノシクロプロパン−1−スルホンアミド(1.1当量)から出発し、そしてサルコシン(0.2当量)を追加して調製した。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 364.99;found 365.02。
【0503】
工程2: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((1−シアノシクロプロパン)−1−スルホンアミド)−4−((トリフルオロメチル)チオ)ベンズアミドの調製:
表題化合物を、一般合成10に記載されるように、2−((1−シアノシクロプロパン)−1−スルホンアミド)−4−((トリフルオロメチル)チオ)安息香酸(1当量)および4−アミノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボニトリル塩酸塩(1.2当量)から出発して調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.22 (s, 1H), 8.37 (s, 1H), 7.87 - 7.77 (m, 2H), 7.62 (s, 1H), 1.99 (s, 12H), 1.80 (s, 2H), 1.59 (m, 2H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 497.09;found 497.24。
【0504】
【化234】
[この文献は図面を表示できません]
実施例227: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((3−(トリフルオロメトキシ)アゼチジン)−1−スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製:
工程1: 3−(((メチルチオ)カルボノチオイル)オキシ)アゼチジン−1−カルボン酸ベンジルの調製:
実施例224の工程1に記載されるように調製した3−ヒドロキシアゼチジン−1−カルボン酸ベンジル(200mg、0.96mmol)をテトラヒドロフラン(1.0mL)に溶解させた。この溶液を、鉱油中60%の水素化ナトリウム(153mg、3.90mmol)のテトラヒドロフラン(3.0mL)中の懸濁物に0℃で滴下により分配した。次いで、この混合物を室温まで温め、そして30分間撹拌した。次いで、二硫化炭素(220mg、2.88mmol)を添加し、そして90分間撹拌した。次いで、この混合物を0℃まで冷却し、そしてヨードメタン(818mg、5.76mmol)を滴下により添加した。室温で2時間撹拌した後に、この反応をsat.aq.塩化アンモニウムでクエンチした。その水相を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機抽出物をsat.aq.塩化ナトリウム溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮して残渣にした。残渣をシリカフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、3−(((メチルチオ)カルボノチオイル)オキシ)アゼチジン−1−カルボン酸ベンジルを得た。LCMS−ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 298.06;found 297.73。
【0505】
工程2: 3−(トリフルオロメトキシ)アゼチジン−1−カルボン酸ベンジルの調製:
ピリジン中70%のフッ化水素酸(1.98g、69.2mmol)を、1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントイン(779mg、2.72mmol)のジクロロメタン(5.0mL)中の溶液に−78℃で撹拌しながら滴下により添加した。次いで、ジクロロメタン(2.0mL)中の3−(((メチルチオ)カルボノチオイル)オキシ)アゼチジン−1−カルボン酸ベンジル(270mg、0.91mmol)を−78℃で滴下により添加した。この混合物を撹拌しながら室温まで一晩昇温させた。反応をsat.aq.重炭酸ナトリウムでクエンチした。その水相をジクロロメタンで抽出した。合わせた有機抽出物をsat.aq.塩化ナトリウム溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮して残渣にした。残渣をシリカフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、3−(トリフルオロメトキシ)アゼチジン−1−カルボン酸ベンジルを得た。LCMS−ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 276.08;found 275.77。
【0506】
工程3: 3−(トリフルオロメトキシ)アゼチジン塩酸塩の調製:
表題化合物を、実施例224の工程3に記載されるように、3−(トリフルオロメトキシ)アゼチジン−1−カルボン酸ベンジルから出発し、そして大気圧の水素ガスを用いて行って調製した。
【0507】
工程4: 3−(トリフルオロメトキシ)アゼチジン−1−スルホンアミドの調製:
表題化合物を、一般合成12に従って、3−(ジフルオロメトキシ)アゼチジン塩酸塩(86mg、1.0当量)、(tert−ブトキシカルボニル)((4−(ジメチルイミノ)ピリジン−1(4H)−イル)スルホニル)アミド(1.1当量)、トリエチルアミン(3.0当量)、およびジクロロメタン(1.6mL)を使用して調製した。
【0508】
工程5: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((3−(トリフルオロメトキシ)アゼチジン)−1−スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製:
N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−ヨード−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを、一般合成7に従って、2−ヨード−5−(トリフルオロメチル)安息香酸(1.0当量)および4−アミノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボニトリル塩酸塩(1.3当量)を使用して調製した。N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−ヨード−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(50mg、0.11mmol)および3−(トリフルオロメトキシ)アゼチジン−1−スルホンアミド(37mg、0.17mmol)を、ヨウ化銅(I)(2.1mg、0.011mmol)、2−オキソシクロヘキサン−1−カルボン酸エチル(5.63mg、0.033mmol)、炭酸セシウム(73mg、0.22mmol)、およびジメチルホルムアミド(0.30mL)で処理した。この混合物を80℃で一晩撹拌し、次いで酢酸エチルと0.5Mのaq.塩酸との間で分配した。その水相を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機抽出物をsat.aq.塩化ナトリウム溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮して残渣にした。残渣を逆相分取HPLCにより精製して、N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((3−(トリフルオロメトキシ)アゼチジン)−1−スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.31 (s, 1H), 8.44 (s, 1H), 8.10 (s, 1H), 7.88 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 7.70 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 5.17 (p, J = 6.3 Hz, 1H), 4.31 - 4.15 (m, 2H), 3.95 - 3.92 (m, 2H), 2.01 (s, 12H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 539.12;found 539.26。
【0509】
【化235】
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実施例228: 5−クロロ−2−((2−シアノエチル)スルホンアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
工程1: 5−クロロ−2−((2−シアノエチル)スルホンアミド)安息香酸の調製
一般合成9の工程1の条件に従って、2−ブロモ−5−クロロ安息香酸(0.27g、1.2mmol)を2−シアノエタンスルホンアミド(0.16g、1.2mmol)とカップリングさせて、所望の中間体を得た。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 287.00;found 287.03。
【0510】
工程2: 5−クロロ−2−((2−シアノエチル)スルホンアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
表題化合物を、5−クロロ−2−((2−シアノエチル)スルホンアミド)安息香酸(0.11g、0.37mmol)および3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩(77mg、0.41mmol)から、一般合成10に従って調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.12 (s, 1H), 9.62 (s, 1H), 7.88 (d, J = 2.5 Hz, 1H), 7.61 (dd, J = 8.8, 2.4 Hz, 1H), 7.52 (d, J = 8.9 Hz, 1H), 3.66 (t, J = 6.8 Hz, 2H), 2.95 (t, J = 6.8 Hz, 2H), 2.35 (s, 6H)。LCMS-ESI- (m/z): [M-H]
- calcd 420.05;found 420.10。
【0511】
【化236】
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実施例229: 5−シアノ−2−(メチルスルホンアミド)−N−(4−(トリフルオロメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)ベンズアミドの調製
工程1: 2−ブロモ−5−シアノ−N−[4−(トリフルオロメチル)−1−ビシクロ[2.2.2]オクタニル]ベンズアミドの調製
表題中間体を、2−ブロモ−5−シアノ安息香酸(0.40g、1.8mmol)および4−(トリフルオロメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−アミン塩酸塩(0.41g、1.8mmol)から、一般合成7の条件に従って調製した。LCMS−ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 401.04;found 401.17。
【0512】
工程2: 5−シアノ−2−(メチルスルホンアミド)−N−(4−(トリフルオロメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)ベンズアミドの調製
表題化合物を、2−ブロモ−5−シアノ−N−[4−(トリフルオロメチル)−1−ビシクロ[2.2.2]オクタニル]ベンズアミド(0.26g、0.65mmol)およびメタンスルホンアミド(0.19g、1.9mmol)で、一般合成8に従って調製した。精製を、逆相HPLCの代わりにフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル)により達成した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.19 (s, 1H), 8.32 (s, 1H), 8.29 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.95 (dd, J = 8.7, 1.9 Hz, 1H), 7.63 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 3.27 (s, 3H), 2.02 (m, 6H), 1.76 (m, 6H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 414.12;found 414.23。
【0513】
【化237】
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実施例230: 2−((1,1−ジオキシドテトラヒドロ−2H−チオピラン)−4−スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(4−(トリフルオロメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)ベンズアミドの調製
工程1: 2−((1,1−ジオキシドテトラヒドロ−2H−チオピラン)−4−スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)安息香酸の調製
一般合成9の工程1の条件に従って、2−ブロモ−4−(トリフルオロメチル)安息香酸(0.13g、0.47mmol)をテトラヒドロ−2H−チオピラン−4−スルホンアミド1,1−ジオキシド(0.11g、0.52mmol)とカップリングさせて、所望の中間体を得た。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 400.02;found 400.11。
【0514】
工程2: 2−((1,1−ジオキシドテトラヒドロ−2H−チオピラン)−4−スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)−N−(4−(トリフルオロメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)ベンズアミドの調製
表題化合物を、粗製の2−((1,1−ジオキシドテトラヒドロ−2H−チオピラン)−4−スルホンアミド)−4−(トリフルオロメチル)安息香酸(推定0.47mmol)および4−(トリフルオロメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−アミン塩酸塩(0.11g、0.47mmol)から、一般合成10に従って調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.79 (s, 1H), 8.41 (s, 1H), 7.90 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.79 (d, J = 1.7 Hz, 1H), 7.60 (dd, J = 8.3, 1.7 Hz, 1H), 3.66 (tt, J = 11.9, 3.2 Hz, 1H), 3.23 (m, 4H), 2.05 (m, 2H), 2.01 (m, 6H), 1.76 (m, 6H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 575.12;found 575.32。
【0515】
【化238】
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実施例231: 2−((1,1−ジオキシドチオモルホリン)−4−スルホンアミド)−4−フルオロ−N−(4−(トリフルオロメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)ベンズアミドの調製
工程1(一般合成11): (チオモルホリノスルホニル)カルバミン酸ベンジルの調製
冷却して(氷水浴)撹拌している、ベンジルアルコール(2.9mL、28mmol)のアセトニトリル(200mL)中の溶液に、イソシアン酸クロロスルホニル(2.9mL、33mmol)を添加した。30分後、ピリジン(6.7mL、83mmol)を添加した。さらに30分間の撹拌後、この反応混合物を、一晩の貯蔵のために4℃の冷蔵庫に移した。冷蔵庫から取り出した後に、この反応混合物を氷水浴内で撹拌し、この間に、チオモルホリン(11mL、110mmol)を添加した。この浴内で10分間撹拌した後に、この浴を外し、そして撹拌を室温で5時間続けた。水をこの反応混合物に添加し、そしてこの混合物を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機抽出物を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮して、表題中間体を含む粗製残渣を得、これをさらに精製せずに先に持ち越した。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 315.06;found 315.10。
【0516】
工程2: ((1,1−ジオキシドチオモルホリノ)スルホニル)カルバミン酸ベンジルの調製
粗製の(チオモルホリノスルホニル)カルバミン酸ベンジル(7.5g、23mmol)のアセトニトリル(100mL)中の溶液に、32重量%の過酢酸溶液(12mL、60mmol)を添加した。得られた混合物を室温で一晩撹拌し、その後、沈殿した固体を濾過により集めて、表題中間体の第一の収穫物を得た。その濾液を減圧下で注意深く濃縮して(乾固させない)、スラリーを得、これを冷水で希釈した。表題中間体のさらなる収穫物を濾過により集め、水で洗浄し、そして真空オーブン内で乾燥させた。LCMS−ESI− (m/z): [M−H]
− calcd 347.04;found 347.11。
【0517】
工程3: チオモルホリン−4−スルホンアミド1,1−ジオキシドの調製
((1,1−ジオキシドチオモルホリノ)スルホニル)カルバミン酸ベンジル(1.4g、4.0mmol)のエタノール/2−メチルテトラヒドロフラン(1:1、100mL)中の懸濁物を脱気し、次いで10%の炭素担持パラジウム(約55%の水、260mg)で処理した。この撹拌懸濁物を排気し、そして大気圧未満の水素(バルーン)で満たし、この混合物を3.5時間撹拌し、その後、セライト珪藻土のパッドで濾過し、そしてその濾液を濃縮して、表題中間体を得た。LCMS−ESI− (m/z): [M−H]
− calcd 213.01;found 212.98。
【0518】
工程4: 2−((1,1−ジオキシドチオモルホリン)−4−スルホンアミド)−4−フルオロ安息香酸の調製
一般合成9の工程1の条件に従って、2−ブロモ−4−フルオロ安息香酸(0.20g、0.91mmol)をチオモルホリン−4−スルホンアミド1,1−ジオキシド(0.22g、1.0mmol)とカップリングさせて、所望の中間体を得た。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 351.02;found 351.03。
【0519】
工程5: 2−((1,1−ジオキシドチオモルホリン)−4−スルホンアミド)−4−フルオロ−N−(4−(トリフルオロメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)ベンズアミドの調製
表題化合物を、2−((1,1−ジオキシドチオモルホリン)−4−スルホンアミド)−4−フルオロ安息香酸(0.15g、0.41mmol)および4−(トリフルオロメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−アミン塩酸塩(0.10g、0.43mmol)で、一般合成10に従って調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.36 (s, 1H), 8.29 (s, 1H), 7.88 (dd, J = 8.9, 6.3 Hz, 1H), 7.22 (dd, J = 10.8, 2.6 Hz, 1H), 7.08 (td, J = 8.5, 2.6 Hz, 1H), 3.62 (m, 4H), 3.19 (m, 4H), 2.01 (m, 6H), 1.75 (m, 6H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 526.12;found 526.30。
【0520】
【化239】
[この文献は図面を表示できません]
実施例232: 2−((6−シアノ−2−アザスピロ[3.3]ヘプタン)−2−スルホンアミド)−4,5−ジフルオロ−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
工程1: 6−(トシルオキシ)−2−アザスピロ[3.3]ヘプタン−2−カルボン酸tert−ブチルの調製
磁気撹拌している、6−ヒドロキシ−2−アザスピロ[3.3]ヘプタン−2−カルボン酸tert−ブチル(5.0g、23mmol)のジクロロメタン(46mL)中の溶液を、トリエチルアミン(6.5mL、47mmol)、4−トルエンスルホニルクロリド(4.9g、26mmol)、および4−ジメチルアミノピリジン(0.58g、4.7mmol)で順番に処理した。この反応混合物を室温で一晩撹拌し、次いでセライト珪藻土のフリットパッドで濾過した。その濾液を減圧下で濃縮した後に、その残渣を酢酸エチル中に取り、塩化アンモニウムの飽和水溶液および塩化ナトリウムの飽和水溶液で順番に洗浄した。その有機相を無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮した。その残渣をジエチルエーテルで磨砕し、そして濾過により集めて、表題中間体を得た。LCMS−ESI
+ (m/z): [M−イソブチレン+H]
+ calcd 312.08;found 311.81。
【0521】
工程2: 6−シアノ−2−アザスピロ[3.3]ヘプタン−2−カルボン酸tert−ブチルの調製
6−(p−トリルスルホニルオキシ)−2−アザスピロ[3.3]ヘプタン−2−カルボン酸tert−ブチル(4.5g、12mmol)およびシアン化カリウム(1.6g、24mmol)のDMSO(60mL)中の混合物を100℃で一晩加熱した。この混合物を放冷して水と酢酸エチルとの間で分配した後に、その水相を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機物を飽和塩化ナトリウム水溶液で1回洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮した。LCMS−ESI
+によるその残渣の分析は、出発物質の消費を確認したので、この粗製物質をさらに特徴付けせずに先に持ち越した。
【0522】
工程3: 2−アザスピロ[3.3]ヘプタン−6−カルボニトリル2,2,2−トリフルオロアセテートの調製
6−シアノ−2−アザスピロ[3.3]ヘプタン−2−カルボン酸tert−ブチル(1.0g、4.5mmol)のジクロロメタン(15mL)中の溶液をトリフルオロ酢酸(TFA、3.4mL、45mmol)で滴下により処理し、そして室温で1時間撹拌した。第二の部分のTFA(3.4mL、45mmol)を添加した。室温でさらに1時間撹拌した後に、この混合物を減圧下で濃縮した。その残渣をジエチルエーテルと2回共エバポレートし、そしてさらに精製せずに次に持ち越した。
【0523】
工程4: (tert−ブトキシカルボニル)((4−(ジメチルイミノ)ピリジン−1(4H)−イル)スルホニル)アミドの調製
tert−ブタノール(11mL、115mol)のジクロロメタン(55mL)中の0℃(氷水浴)の溶液に、イソシアン酸クロロスルホニル(6.5mL、75mmol)を滴下により添加した。15分間の撹拌後、4−ジメチルアミノピリジン(19g、150mmol)を添加した。次いで、その浴を外し、そしてこの反応混合物を室温で1時間撹拌した。この混合物をジクロロメタン(130mL)で希釈し、そして水で4回、および飽和塩化ナトリウム水溶液で1回洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥させてデカンテーションした後に、その有機層を減圧下で濃縮して、表題中間体を得た。LCMS−ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 302.11;found 301.79。
【0524】
工程5(一般合成12、工程1): ((6−シアノ−2−アザスピロ[3.3]ヘプタン−2−イル)スルホニル)カルバミン酸tert−ブチルの調製
(tert−ブトキシカルボニル)((4−(ジメチルイミノ)ピリジン−1(4H)−イル)スルホニル)アミド(0.51g、1.7mmol)を、2−アザスピロ[3.3]ヘプタン−6−カルボニトリル2,2,2−トリフルオロ酢酸塩(0.40g、1.7mmol)のアセトニトリル(15mL)中の溶液に添加した。この懸濁物をトリエチルアミン(0.94mL、6.7mmol)で処理し、そして20分間超音波処理し、その後、この混合物を減圧下で濃縮した。その残渣をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル)により精製して、表題中間体を得た。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 300.11;found 300.15。
【0525】
工程6(一般合成12、工程2): 6−シアノ−2−アザスピロ[3.3]ヘプタン−2−スルホンアミドの調製
((6−シアノ−2−アザスピロ[3.3]ヘプタン−2−イル)スルホニル)カルバミン酸tert−ブチル(0.12g、0.41mmol)のジクロロメタン(2mL)中の溶液をトリフルオロ酢酸(0.38mL、4.9mmol)で処理し、そして室温で一晩撹拌した。この反応混合物の濃縮により表題中間体を得、これをさらに精製せずに先に持ち越した。LCMS−ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 202.06;found 201.97。
【0526】
工程7: 2−ブロモ−4,5−ジフルオロ−N−[3−(トリフルオロメチル)−1−ビシクロ[1.1.1]ペンタニル]ベンズアミドの調製
表題中間体を、2−ブロモ−4,5−ジフルオロ安息香酸(1.5g、6.3mmol)および3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩(1.2g、6.6mmol)から、一般合成7の条件に従って調製した。LCMS−ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 369.98;found 370.06。
【0527】
工程8: 2−((6−シアノ−2−アザスピロ[3.3]ヘプタン)−2−スルホンアミド)−4,5−ジフルオロ−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
表題化合物を、2−ブロモ−4,5−ジフルオロ−N−[3−(トリフルオロメチル)−1−ビシクロ[1.1.1]ペンタニル]ベンズアミド(0.13g、0.34mmol)および6−シアノ−2−アザスピロ[3.3]ヘプタン−2−スルホンアミド(0.08g、0.38mmol)から、一般合成8に従って調製した。精製を、RP−HPLCの代わりにフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル)により達成した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.28 (s, 1H), 9.62 (s, 1H), 7.98 (dd, J = 11.7, 8.6 Hz, 1H), 7.47 (dd, J = 12.5, 7.3 Hz, 1H), 3.82 (d, J = 14.9 Hz, 4H), 3.22 (p, J = 8.6 Hz, 1H), 2.48 - 2.44 (DMSOにより部分的に隠されるm, 4H), 2.37 (s, 6H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 489.11;found 489.26。
【0528】
【化240】
[この文献は図面を表示できません]
実施例233: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((4−シアノピペリジン)−1−スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
工程1: ((4−シアノピペリジン−1−イル)スルホニル)カルバミン酸tert−ブチルの調製
表題中間体を、ピペリジン−4−カルボニトリル(10g、92mmol)から、一般合成11の方法に従って、tert−ブタノール(2.2mL、23mmol)をベンジルアルコールの代わりに用いて調製した。水性後処理の後に、その粗製残渣をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル)により精製した。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 288.11;found 288.11。
【0529】
工程2: 4−シアノピペリジン−1−スルホンアミドの調製
表題中間体を、((4−シアノピペリジン−1−イル)スルホニル)カルバミン酸tert−ブチルから、一般合成12の工程2の方法に従って調製した。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 188.06;found 188.02。
【0530】
工程3: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−ヨード−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
表題中間体を、2−ヨード−5−(トリフルオロメチル)安息香酸(9.0g、28mmol)および4−アミノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボニトリル塩酸塩(6.4g、34mmol)から、一般合成7の条件に従って調製した。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 447.03;found 447.15。
【0531】
工程4: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((4−シアノピペリジン)−1−スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
表題化合物を、N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−ヨード−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(0.20g、0.45mmol)および4−シアノピペリジン−1−スルホンアミド(0.23g、1.2mmol)から、一般合成8に従って調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.13 (s, 1H), 8.47 (s, 1H), 8.09 (s, 1H), 7.86 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.66 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 3.20 (m, 1H), 3.02 (dddd, J = 24.2, 19.6, 11.9, 6.7 Hz, 4H), 2.01 (s, 12H), 1.89 (m, 2H), 1.70 (m, 2H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 508.17;found 508.32。
【0532】
【化241】
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実施例234: 2−((3−シアノアゼチジン)−1−スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
工程1: 2−ヨード−5−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
表題中間体を、2−ヨード−5−(トリフルオロメチル)安息香酸(0.79g、2.5mmol)および3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩(0.52g、2.8mmol)から、一般合成7の条件に従って調製した。LCMS−ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 447.97;found 448.03。
【0533】
工程2: ((3−シアノアゼチジン−1−イル)スルホニル)カルバミン酸tert−ブチルの調製
表題中間体を、アゼチジン−3−カルボニトリル塩酸塩(10g、85mmol)から、一般合成11の方法に従って、tert−ブタノール(2.0mL、21mmol)をベンジルアルコールの代わりに用いて調製した。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 260.08;found 260.07。
【0534】
工程3: 3−シアノアゼチジン−1−スルホンアミドの調製
表題中間体を、((3−シアノアゼチジン−1−イル)スルホニル)カルバミン酸tert−ブチルから、一般合成12の工程2の方法に従って調製した。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 160.03;found 159.96。
【0535】
工程4: 2−((3−シアノアゼチジン)−1−スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
表題化合物を、2−ヨード−5−(トリフルオロメチル)−N−[3−(トリフルオロメチル)−1−ビシクロ[1.1.1]ペンタニル]ベンズアミド(0.20g、0.45mmol)および3−シアノアゼチジン−1−スルホンアミド(0.43g、2.7mmol)から、一般合成8に従って調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.78 (s, 1H), 9.86 (s, 1H), 8.23 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 7.94 (d, J = 8.9 Hz, 1H), 7.70 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 4.14 (t, J = 8.5 Hz, 2H), 4.02 (t, J = 7.1 Hz, 2H), 3.79 (m, 1H), 2.38 (s, 6H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 481.08;found 481.17。
【0536】
【化242】
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実施例235: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−(メチルスルホンアミド)−5−((トリフルオロメチル)チオ)ベンズアミドの調製
工程1: 2−ヨード−4−((トリフルオロメチル)チオ)アニリンの調製
4−アミノフェニルトリフルオロメチルスルフィド(7.7g、40mmol)を、ヨウ素(10g、40mmol)および硫酸銀(12g、40mmol)のエタノール(400mL)中の磁気撹拌している混合物に、ピペットを介して添加した。この反応フラスコをアルミニウム箔で覆い、そして室温で一晩撹拌した。翌日、この混合物を濾過し、そしてそのフィルターケーキを酢酸エチルで洗浄した。その濾液を減圧下で濃縮した。その残渣を酢酸イソプロピル中に取り、そして5%の水性水酸化ナトリウム(100mL)、水(100mL)、および飽和塩化ナトリウム水溶液(100mL)で順番に洗浄した。その有機物を無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮乾固させて、表題中間体を得た。LCMS−ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 319.91;found 319.95。
【0537】
工程2: N−(2−ヨード−4−((トリフルオロメチル)チオ)フェニル)メタンスルホンアミドの調製
2−ヨード−4−((トリフルオロメチル)チオ)アニリン(3.1g、9.7mmol)のジクロロメタン(50mL)中の溶液を、ピリジン(7.8mL、97mmol)およびメタンスルホニルクロリド(7.6mL、97mmol)で順番に処理し、そしてこの混合物を50℃で3晩撹拌した。冷却したら、この反応混合物を10%の水性塩酸(およそ30mL)で処理し、そして15分間撹拌した。酢酸エチルで希釈した後に、その水相を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた有機相を飽和塩化ナトリウム溶液で1回洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮した。その残渣をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル)により精製して、表題中間体とN−(2−ヨード−4−((トリフルオロメチル)チオ)フェニル)−N−(メチルスルホニル)メタンスルホンアミドとの混合物を得た。このクロマトグラフィーで分離した残渣を1:1の2−メチルテトラヒドロフラン/水(50mL)中に取り、そして1Nの水酸化カリウム水溶液(10mL)で処理した。短時間撹拌した後に、この混合物を10%の塩酸水溶液で酸性にし、そして酢酸エチルで3回抽出した。合わせた抽出物を飽和塩化ナトリウム水溶液で1回洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮乾固させて、表題中間体を得た。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 395.89;found 395.99。
【0538】
工程3: N−(2−シアノ−4−((トリフルオロメチル)チオ)フェニル)メタンスルホンアミドの調製
N−(2−ヨード−4−((トリフルオロメチル)チオ)フェニル)メタンスルホンアミド(3.1g、7.8mmol)およびシアン化第一銅(1.4g、16mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(40mL)中の混合物を100℃で一晩加熱し、次いで減圧下で濃縮した。その残渣を酢酸エチル(約150mL)中に取り、10%の水性塩酸で処理し、そしてセライト珪藻土のパッドで濾過した。その水相を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で1回洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮して、所望の中間体を得た。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 294.99;found 295.01。
【0539】
工程4: 2−(メチルスルホンアミド)−5−((トリフルオロメチル)チオ)安息香酸の調製
N−(2−シアノ−4−((トリフルオロメチル)チオ)フェニル)メタンスルホンアミド(推定7.8mmol)の、EtOH(70mL)および水(12mL)中の混合物を水酸化ナトリウムペレット(4.7g、120mmol)で処理した。このフラスコに還流冷却器を取り付け、そしてこの混合物を一晩加熱還流させた。冷却後、この混合物を濃塩酸で酸性にした。次いで、この酸性にした混合物を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた抽出物を飽和塩化ナトリウム水溶液で1回洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮して、所望の中間体を得た。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 313.98;found 313.98。
【0540】
工程5: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−(メチルスルホンアミド)−5−((トリフルオロメチル)チオ)ベンズアミドの調製
表題化合物を、2−(メチルスルホンアミド)−5−((トリフルオロメチル)チオ)安息香酸(0.13g、0.42mmol)および4−アミノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボニトリル塩酸塩(83mg、0.44mmol)から、一般合成10に従って調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.95 (s, 1H), 8.31 (s, 1H), 8.12 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 7.84 (dd, J = 8.9, 2.0 Hz, 1H), 7.61 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 3.22 (s, 3H), 2.00 (s, 12H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 446.09;found 446.20。
【0541】
【化243】
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実施例236: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((N,N−ジメチルスルファモイル)アミノ)−4,5−ジフルオロベンズアミドの調製
工程1: 2−((N,N−ジメチルスルファモイル)アミノ)−4,5−ジフルオロ安息香酸の調製
一般合成9の工程1の条件に従って、2−ブロモ−4,5−ジフルオロ安息香酸(1.0g、4.2mmol)をN,N−ジメチルスルファミド(0.79g、6.3mmol)とカップリングさせて、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル)後に、所望の中間体を得た。LCMS−ESI− (m/z): [M−H]
− calcd 279.03;found 279.02。
【0542】
工程2: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−((N,N−ジメチルスルファモイル)アミノ)−4,5−ジフルオロベンズアミドの調製
表題化合物を、2−((N,N−ジメチルスルファモイル)アミノ)−4,5−ジフルオロ安息香酸(0.15g、0.54mmol)および4−アミノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボニトリル塩酸塩(0.11g、0.56mmol)から、一般合成10に従って調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.77 (s, 1H), 8.20 (s, 1H), 7.92 (dd, J = 11.5, 8.7 Hz, 1H), 7.42 (dd, J = 12.4, 7.3 Hz, 1H), 2.70 (s, 6H), 1.99 (s, 12H)。LCMS-ESI- (m/z): [M-H]
- calcd 411.14;found 411.25。
【0543】
【化244】
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実施例237: 2−((1,1−ジオキシドチオモルホリン)−4−スルホンアミド)−N−(4−(トリフルオロメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−5−((トリフルオロメチル)チオ)ベンズアミドの調製
工程1: 2−ブロモ−5−((トリフルオロメチル)チオ)ベンゾニトリルの調製
3−(トリフルオロメチルチオ)ベンゾニトリル(5.0g、25mmol)、N−ブロモスクシンイミド(4.8g、27mmol)、酢酸パラジウム(II)(0.28g、1.2mmol、5mol%)、およびp−トルエンスルホン酸一水和物(2.3g、12mmol)の1,2−ジクロロエタン(100mL)中の混合物を70℃で2日間加熱した。LC/MS分析は、出発物質の消費を示した。この反応混合物を減圧下で濃縮した後に、これをフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル)により精製して、所望の中間体を得、これを次の工程に持ち越した。
【0544】
工程2: 2−ブロモ−5−((トリフルオロメチル)チオ)安息香酸の調製
水(15mL)を、2−ブロモ−5−((トリフルオロメチル)チオ)ベンゾニトリル(2.7g、9.6mmol)の氷酢酸(15mL)中の混合物に添加した。次いで、硫酸(15mL)を添加し、そしてこの混合物を140℃で一晩加熱した。冷却したら、この反応混合物を水で希釈した。沈殿した固体を濾過により集め、水で洗浄し、そして真空オーブン内で一晩乾燥させて、所望の中間体を得た。LCMS−ESI− (m/z): [M−H]
− calcd 298.91;found 298.86。
【0545】
工程3: 2−((1,1−ジオキシドチオモルホリン)−4−スルホンアミド)−5−((トリフルオロメチル)チオ)安息香酸の調製
一般合成9の工程1の条件に従って、2−ブロモ−5−((トリフルオロメチル)チオ)安息香酸(0.33g、1.1mmol)をチオモルホリン−4−スルホンアミド1,1−ジオキシド(0.23g、1.1mmol)とカップリングさせて、所望の中間体を得た。LCMS−ESI− (m/z): [M−H]
− calcd 432.99;found 433.01。
【0546】
工程4: 2−((1,1−ジオキシドチオモルホリン)−4−スルホンアミド)−N−(4−(トリフルオロメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−5−((トリフルオロメチル)チオ)ベンズアミドの調製
表題化合物を、2−((1,1−ジオキシドチオモルホリン)−4−スルホンアミド)−5−((トリフルオロメチル)チオ)安息香酸(0.15g、0.35mmol)および4−(トリフルオロメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−アミン塩酸塩(79mg、0.35mmol)から、一般合成10に従って調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.31 (s, 1H), 8.43 (s, 1H), 8.16 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 7.85 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.59 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 3.65 (m, 4H), 3.21 (t, J = 5.2 Hz, 4H), 2.03 (m, 6H), 1.76 (m, 6H)。LCMS-ESI- (m/z): [M-H]
- calcd 608.08;found 608.23。
【0547】
【化245】
[この文献は図面を表示できません]
実施例238: 2−((1,1−ジオキシドテトラヒドロ−2H−チオピラン)−4−スルホンアミド)−4−フルオロ−N−(4−(トリフルオロメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)ベンズアミドの調製
工程1: テトラヒドロ−2H−チオピラン−4−スルホンアミド1,1−ジオキシドの調製
氷水浴内で撹拌している、1,1−ジオキソ−1λ
6−チアン−4−スルホニルクロリド(0.24g、1.9mmol)のジオキサン(4mL)中の溶液を、水酸化アンモニウム(2.5mL、19mmol)で処理した。この冷却浴を外し、そして混合物を一晩撹拌した。この混合物を濃縮して懸濁物にし、濾過し、そしてそのフィルターケーキを真空オーブン内で一晩乾燥させて、表題中間体を得た。LCMS−ESI− (m/z): [M−H]
− calcd 212.01;found 212.01。
【0548】
工程2: 2−((1,1−ジオキシドテトラヒドロ−2H−チオピラン)−4−スルホンアミド)−4−フルオロ安息香酸の調製
一般合成9の工程1の条件に従って、2−ブロモ−4−フルオロ安息香酸(0.12g、0.56mmol)をテトラヒドロ−2H−チオピラン−4−スルホンアミド1,1−ジオキシド(0.13g、0.59mmol)とカップリングさせて、所望の中間体を得た。LCMS−ESI− (m/z): [M−H]
− calcd 350.02;found 350.11。
【0549】
工程3: 2−((1,1−ジオキシドテトラヒドロ−2H−チオピラン)−4−スルホンアミド)−4−フルオロ−N−(4−(トリフルオロメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)ベンズアミドの調製
表題化合物を、2−((1,1−ジオキシドテトラヒドロ−2H−チオピラン)−4−スルホンアミド)−4−フルオロ安息香酸(0.20g、0.56mmol)および4−(トリフルオロメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−アミン塩酸塩(0.13g、0.56mmol)から、一般合成10に従って調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.39 (s, 1H), 8.25 (s, 1H), 7.89 (dd, J = 8.9, 6.4 Hz, 1H), 7.31 (dd, J = 11.0, 2.6 Hz, 1H), 7.06 (td, J = 8.5, 2.6 Hz, 1H), 3.74 (tt, J = 11.9, 3.2 Hz, 1H), 3.20 (m, 4H), 2.39 (m, 2H), 2.14 - 1.92 (m, 8H), 1.75 (m, 6H)。LCMS-ESI- (m/z): [M-H]
- calcd 525.12;found 525.30。
【0550】
【化246】
[この文献は図面を表示できません]
実施例239: 2−((1,1−ジオキシドテトラヒドロ−2H−チオピラン)−4−スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)−N−(4−(トリフルオロメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)ベンズアミドの調製
工程1: 2−((1,1−ジオキシドテトラヒドロ−2H−チオピラン)−4−スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸の調製
一般合成9の工程1の条件に従って、2−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)安息香酸(0.16g、0.60mmol)をテトラヒドロ−2H−チオピラン−4−スルホンアミド1,1−ジオキシド(0.14g、0.64mmol)とカップリングさせて、所望の中間体を得た。LCMS−ESI− (m/z): [M−H]
− calcd 400.02;found 400.11。
【0551】
工程2: 2−((1,1−ジオキシドテトラヒドロ−2H−チオピラン)−4−スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)−N−(4−(トリフルオロメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)ベンズアミドの調製
表題化合物を、2−((1,1−ジオキシドテトラヒドロ−2H−チオピラン)−4−スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸(0.24g、0.60mmol)および4−(トリフルオロメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−アミン塩酸塩(0.14g、0.60mmol)から、一般合成10に従って調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.29 (s, 1H), 8.53 (s, 1H), 8.12 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 7.89 (dd, J = 8.8, 2.1 Hz, 1H), 7.75 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 3.73 (tt, J = 11.8, 3.2 Hz, 1H), 3.33 - 3.12 (m, 4H), 2.40 (m, 2H), 2.16 - 1.95 (m, 8H), 1.76 (m, 6H)。LCMS-ESI- (m/z): [M-H]
- calcd 575.12;found 575.32。
【0552】
【化247】
[この文献は図面を表示できません]
実施例240: 2−((1,1−ジオキシドテトラヒドロ−2H−チオピラン)−4−スルホンアミド)−4−(トリフルオロメトキシ)−N−(4−(トリフルオロメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)ベンズアミドの調製
工程1: 2−((1,1−ジオキシドテトラヒドロ−2H−チオピラン)−4−スルホンアミド)−4−(トリフルオロメトキシ)安息香酸の調製
一般合成9の工程1の条件に従って、2−ブロモ−4−(トリフルオロメトキシ)安息香酸(0.13g、0.44mmol)をテトラヒドロ−2H−チオピラン−4−スルホンアミド1,1−ジオキシド(98mg、0.46mmol)とカップリングさせて、所望の中間体を得た。LCMS−ESI− (m/z): [M−H]
− calcd 416.02;found 416.12。
【0553】
工程2: 2−((1,1−ジオキシドテトラヒドロ−2H−チオピラン)−4−スルホンアミド)−4−(トリフルオロメトキシ)−N−(4−(トリフルオロメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)ベンズアミドの調製
表題化合物を、2−((1,1−ジオキシドテトラヒドロ−2H−チオピラン)−4−スルホンアミド)−4−(トリフルオロメトキシ)安息香酸(0.18g、0.44mmol)および4−(トリフルオロメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−アミン塩酸塩(0.10g、0.44mmol)から、一般合成10に従って調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.10 (s, 1H), 8.32 (s, 1H), 7.89 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.46 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 7.29 - 7.14 (m, 1H), 3.70 (m, 1H), 3.21 (m, J = 12.4, 5.9 Hz, 4H), 2.41 (d, J = 13.7 Hz, 2H), 2.12 - 1.94 (m, 8H), 1.75 (m, 6H)。LCMS-ESI- (m/z): [M-H]
- calcd 591.11;found 591.32。
【0554】
【化248】
[この文献は図面を表示できません]
実施例241: 4−クロロ−2−((1,1−ジオキシドテトラヒドロ−2H−チオピラン)−4−スルホンアミド)−N−(4−(トリフルオロメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)ベンズアミドの調製
工程1: 4−クロロ−2−((1,1−ジオキシドテトラヒドロ−2H−チオピラン)−4−スルホンアミド)安息香酸の調製
一般合成9の工程1の条件に従って、2−ブロモ−4−クロロ安息香酸(0.13g、0.53mmol)をテトラヒドロ−2H−チオピラン−4−スルホンアミド1,1−ジオキシド(0.12g、0.56mmol)とカップリングさせて、所望の中間体を得た。LCMS−ESI− (m/z): [M−H]
− calcd 366.02;found 366.12。
【0555】
工程2: 4−クロロ−2−((1,1−ジオキシドテトラヒドロ−2H−チオピラン)−4−スルホンアミド)−N−(4−(トリフルオロメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)ベンズアミドの調製
表題化合物を、4−クロロ−2−((1,1−ジオキシドテトラヒドロ−2H−チオピラン)−4−スルホンアミド)安息香酸(0.20g、0.53mmol)および4−(トリフルオロメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−アミン塩酸塩(0.13g、0.56mmol)から、一般合成10に従って調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.16 (s, 1H), 8.28 (s, 1H), 7.81 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 7.54 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 7.29 (dd, J = 8.5, 2.1 Hz, 1H), 3.71 (tt, J = 11.8, 3.2 Hz, 1H), 3.21 (m, 4H), 2.40 (m, 2H), 2.13 - 2.04 (δ 2.00のmと部分的に重なる, m, 2H), 2.00 (m, 6H), 1.75 (m, 6H)。LCMS-ESI- (m/z): [M-H]
- calcd 541.09;found 541.33。
【0556】
【化249】
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実施例242: 2−((1−シアノシクロプロパン)−1−スルホンアミド)−5−フルオロ−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
工程1: 2−((1−シアノシクロプロパン)−1−スルホンアミド)−5−フルオロ安息香酸の調製
一般合成9の工程1の条件に従って、2−ブロモ−5−フルオロ安息香酸(0.27g、1.2mmol)を1−シアノシクロプロパン−1−スルホンアミド(0.19g、1.3mmol)とカップリングさせて、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル)後に、所望の中間体を得た。LCMS−ESI− (m/z): [M−H]
− calcd 283.03;found 283.05。
【0557】
工程2: 2−((1−シアノシクロプロパン)−1−スルホンアミド)−5−フルオロ−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
表題化合物を、2−[(1−シアノシクロプロピル)スルホニルアミノ]−5−フルオロ安息香酸(98mg、0.35mmol)および3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩(71mg、0.38mmol)から、一般合成10に従って調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.17 (s, 1H), 9.63 (s, 1H), 7.65 (dd, J = 9.4, 3.0 Hz, 1H), 7.57 (dd, J = 9.0, 5.0 Hz, 1H), 7.46 (m, 1H), 2.36 (s, 6H), 1.80 (q, J = 5.4 Hz, 2H), 1.60 (q, J = 5.3 Hz, 2H)。LCMS-ESI- (m/z): [M-H]
- calcd 416.08;found 416.24。
【0558】
【化250】
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実施例243: N−(3−シアノビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−(メチルスルホンアミド)−5−((トリフルオロメチル)チオ)ベンズアミドの調製
表題化合物を、2−(メチルスルホンアミド)−5−((トリフルオロメチル)チオ)安息香酸(0.15g、0.48mmol)および3−アミノビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−カルボニトリル塩酸塩(72mg、0.50mmol)から、一般合成10に従って調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.48 (s, 1H), 9.73 (s, 1H), 8.21 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 7.88 (dd, J = 8.7, 2.0 Hz, 1H), 7.67 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 3.27 (s, 3H), 2.61 (s, 6H)。LCMS-ESI- (m/z): [M-H]
- calcd 404.04;found 404.13。
【0559】
【化251】
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実施例244: N−(3−シアノビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−((N,N−ジメチルスルファモイル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
工程1: 2−ブロモ−N−(3−シアノビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
表題中間体を、2−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)安息香酸(1.5g、5.6mmol)および3−アミノビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−カルボニトリル塩酸塩(0.83g、5.7mmol)から、一般合成7の条件に従って調製した。LCMS−ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 358.99;found 359.03。
【0560】
工程2: N−(3−シアノビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−2−((N,N−ジメチルスルファモイル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
表題化合物を、2−ブロモ−N−(3−シアノビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(0.26g、0.71mmol)およびN,N−ジメチルスルファミド(0.27g、2.1mmol)から、一般合成8に従って調製した。精製を、RP−HPLCの代わりにフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル)により達成した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.50 (s, 1H), 9.81 (s, 1H), 8.17 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 7.90 (dd, J = 8.9, 2.0 Hz, 1H), 7.67 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 2.76 (s, 6H), 2.62 (s, 6H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 401.10;found 401.16。
【0561】
【化252】
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実施例245: 2−((1,1−ジオキシドチオモルホリン)−4−スルホンアミド)−4−(トリフルオロメトキシ)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
工程1: 2−((1,1−ジオキシドチオモルホリン)−4−スルホンアミド)−4−(トリフルオロメトキシ)安息香酸の調製
一般合成9の工程1の条件に従って、2−ブロモ−4−(トリフルオロメトキシ)安息香酸(0.52g、1.8mmol)をチオモルホリン−4−スルホンアミド1,1−ジオキシド(0.43g、2.0mmol)とカップリングさせて、所望の中間体を得た。LCMS−ESI− (m/z): [M−H]
− calcd 417.01;found 417.07。
【0562】
工程2: 2−((1,1−ジオキシドチオモルホリン)−4−スルホンアミド)−4−(トリフルオロメトキシ)−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
表題化合物を、2−((1,1−ジオキシドチオモルホリン)−4−スルホンアミド)−4−(トリフルオロメトキシ)安息香酸(0.15g、0.36mmol)および3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩(74mg、0.39mmol)から、一般合成10に従って調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.42 (s, 1H), 9.73 (s, 1H), 7.95 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.35 (d, J = 1.3 Hz, 1H), 7.26 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 3.62 (m, 4H), 3.19 (t, J = 5.3 Hz, 4H), 2.37 (s, 6H)。LCMS-ESI- (m/z): [M-H]
- calcd 550.06;found 550.22。
【0563】
【化253】
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実施例246: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−(((1R,5S)−8−(メチルスルホニル)−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン)−3−スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
工程1: 3−(N−((ベンジルオキシ)カルボニル)スルファモイル)−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−カルボン酸tert−ブチルの調製
表題中間体を、3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−カルボン酸tert−ブチル(7.1g、34mmol)およびベンジルアルコール(1.6mL、15mmol)から、一般合成11の方法に従って調製した。水性後処理の後に、その粗製残渣をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル)により精製した。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 424.16;found 424.25。
【0564】
工程2: (3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−イル)スルホニル)カルバミン酸ベンジル塩酸塩の調製
3−(N−((ベンジルオキシ)カルボニル)スルファモイル)−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−カルボン酸tert−ブチル(1.4g、3.3mmol)のジクロロメタン(20mL)中の撹拌溶液に、塩化水素溶液(ジオキサン中4N、20mL、80mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を室温で一晩撹拌し、その後、減圧下で濃縮した。その残渣をジエチルエーテルと1回共エバポレートして、表題中間体を得た。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 324.11;found 324.15。
【0565】
工程3: (8−(メチルスルホニル)−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−イル)スルホニル)カルバミン酸ベンジルの調製
3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−イル)スルホニル)カルバミン酸ベンジル塩酸塩(1.2g、3.3mmol)およびピリジン(2.1mL、26mmol)のアセトニトリル(15mL)中の撹拌混合物を、室温で、メタンスルホニルクロリド(0.38mL、4.9mmol)で処理した。10分間超音波処理した後に、この混合物を45℃で3時間加熱し、その後、減圧下で濃縮した。その残渣を酢酸エチルと10%の水性塩酸との間で分配した。その水相を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた抽出物を10%の水酸化アンモニウム溶液で3回洗浄した。合わせたアンモニア性抽出物を塩酸で酸性にし、そして酢酸エチルで3回抽出した。合わせた抽出物を飽和塩化ナトリウム水溶液で1回洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮して、表題中間体を得た。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 402.09;found 402.14。
【0566】
工程4: 8−(メチルスルホニル)−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−スルホンアミドの調製
(8−(メチルスルホニル)−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−イル)スルホニル)カルバミン酸ベンジル(1.69g、4.2mmol)のエタノール中の溶液を脱気し、その後、10%の活性炭担持パラジウム(350mg)を導入した。この撹拌している懸濁物を、3サイクルの減圧/水素(1atm)でのパージに供し、その後、水素の雰囲気下で一晩撹拌した。この懸濁物をセライト珪藻土のパッドで濾過し、そのフィルターケーキをエタノール、酢酸エチル、テトラヒドロフラン、およびアセトニトリルで順番に洗浄した。その濾液を濃縮して固体にし、次いでこれをジエチルエーテルで磨砕し、そして減圧濾過により集めて、表題中間体を得た。LCMS−ESI
− (m/z): [M−H]
− calcd 268.05;found 268.08。
【0567】
工程5: N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−(((1R,5S)−8−(メチルスルホニル)−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン)−3−スルホンアミド)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
表題化合物を、N−(4−シアノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−ヨード−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(0.20g、0.45mmol)および8−(メチルスルホニル)−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−スルホンアミド(0.36g、1.3mmol)で、一般合成8に従って調製した。精製を、逆相HPLCの代わりにフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル)により達成した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.16 (s, 1H), 8.50 (s, 1H), 8.09 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 7.89 (dd, J = 8.6, 2.0 Hz, 1H), 7.67 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 4.21 (dd, J = 4.7, 2.4 Hz, 2H), 3.40 (dd, J = 11.5, 2.6 Hz, 2H), 2.98 (s, 3H), 2.91 (d, J = 11.0 Hz, 2H), 2.01 (m, 12H), 1.82 (m, 2H), 1.45 (t, J = 7.0 Hz, 2H)。LCMS-ESI
- (m/z): [M-H]
- calcd 588.16;found 588.36。
【0568】
【化254】
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実施例247: 2−(アゼチジン−1−スルホンアミド)−4−シアノ−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドの調製
一般合成9の工程1に従って、2−ブロモ−4−シアノ安息香酸(1.0当量)、アゼチジン−1−スルホンアミド(2.0当量)およびサルコシン(0.2当量)を使用し、次いで一般合成1の工程3に従って、3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−アミン塩酸塩(1.2当量)を使用して、2−(アゼチジン−1−スルホンアミド)−4−シアノ−N−(3−(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン−1−イル)ベンズアミドを合成し、そして逆相クロマトグラフィーにより精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.06 (s, 1H), 9.80 (s, 1H), 7.95 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.81 (d, J = 1.6 Hz, 1H), 7.68 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 3.83 (t, J = 7.7 Hz, 4H), 2.37 (s, 6H), 2.15 (p, J = 7.7 Hz, 2H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 415.11;found 415.07。
【0569】
【化255】
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実施例248: 2−((2−(メチルスルホニル)エチル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメトキシ)−N−(4−(トリフルオロメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)ベンズアミドの調製
一般合成9の工程1に従って、2−ブロモ−4−(トリフルオロメトキシ)安息香酸(1.0当量)、2−(メチルスルホニル)エタン−1−スルホンアミド(2.0当量)およびサルコシン(0.2当量)を使用し、次いで一般合成1の工程3に従って、4−(トリフルオロメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−アミン塩酸塩(1.2当量)を使用して、2−((2−(メチルスルホニル)エチル)スルホンアミド)−4−(トリフルオロメトキシ)−N−(4−(トリフルオロメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)ベンズアミドを合成し、そして逆相クロマトグラフィーにより精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.93 (s, 1H), 8.27 (s, 1H), 7.84 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.42 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 7.24 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 3.72-3.61 (m, 2H), 3.57-3.49 (m, 2H), 3.08 (s, 3H), 2.07-1.94 (m, 6H), 1.82 - 1.65 (m, 6H)。LCMS-ESI
+ (m/z): [M+H]
+ calcd 567.11;found 567.15。
【0570】
生物学的アッセイ
PC−3酸素消費速度(OCR)アッセイ手順:
アッセイの前日に、PC−3細胞を2.5×10
4細胞/160μL/ウェルで、細胞プレートおよびカートリッジを備えるFlexPak(Agilent,Sunnyvale,CA)の一部である96ウェルのXFe96細胞プレートに播種した。これらの細胞を37℃で、5%のCO
2および90%の湿度のインキュベーター内で、10%のFBSおよび1%のペニシリン/ストレプトマイシンを含有するF12K培養培地(ThermoFisher Scientific/Invitrogen,Grand Island,NY)と一緒に一晩インキュベートした。アッセイの当日に、これらの細胞を300μL/ウェルのMedium A[10mMのグルコース、1mMのピルベート、および2%のウシ胎仔血清(FBS)を補充したXFアッセイ培地(Agilent)]で2回洗浄し、そして175μL/ウェルのMedia Aと一緒に37℃の無CO
2インキュベーター内で1時間インキュベートし、その後、細胞の呼吸を測定した。目的の化合物を、100%のDMSOでの1:2の系列希釈液中に調製し、次いで、Media Aを含む8×ワーキングストックでさらに希釈し、その後、XFe96分析器(Agilent)の注入ポートAに装填した。各処理について6連を使用した。カートリッジをXFe96分析器で30分間較正し、その後、細胞の呼吸を測定した。OCRの規定レベルを、「3分間の混合/3分間の測定」プログラムをそれぞれ使用して3回測定した。化合物の効果を、注入ポートAからの化合物の注入の直後に測定し、そしてOCRを、「1分間の混合/2分間の測定」プログラムをそれぞれの回に使用して、化合物の注入後合計30分間にわたり、連続的に10回監視した。注入後3分でのOCRのレベルを、DMSOで処理した細胞に対する増加の%に標準化した。最大のOCRの増加の半分に達するために必要とされる化合物の濃度をEC
50と定義した。表2は、本開示の化合物についてのPC3 OCR EC
50値を含む。
【表1-1】
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【表1-2】
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【表1-3】
[この文献は図面を表示できません]
【表1-4】
[この文献は図面を表示できません]
【表1-5】
[この文献は図面を表示できません]
【表1-6】
[この文献は図面を表示できません]
【表1-7】
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【表1-8】
[この文献は図面を表示できません]
【表1-9】
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【表1-10】
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【表1-11】
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