(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2021-526682(P2021-526682A)
(43)【公表日】2021年10月7日
(54)【発明の名称】ブロックチェーンに基づくスリーブ注入の品質追跡方法、システム及び採集端末
(51)【国際特許分類】
G06Q 50/08 20120101AFI20210910BHJP
H04L 9/32 20060101ALI20210910BHJP
G09C 1/00 20060101ALI20210910BHJP
G06Q 10/06 20120101ALI20210910BHJP
【FI】
G06Q50/08
H04L9/00 675Z
G09C1/00 640D
G06Q10/06
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
【全頁数】19
(21)【出願番号】特願2020-565483(P2020-565483)
(86)(22)【出願日】2018年7月9日
(85)【翻訳文提出日】2020年11月20日
(86)【国際出願番号】CN2018094992
(87)【国際公開番号】WO2019227602
(87)【国際公開日】20191205
(31)【優先権主張番号】201810523488.4
(32)【優先日】2018年5月28日
(33)【優先権主張国】CN
(81)【指定国】
AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DJ,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JO,JP,KE,KG,KH,KN,KP,KR,KW,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT
(71)【出願人】
【識別番号】520418341
【氏名又は名称】中国建築股▲ふん▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】CHINA STATE CONSTRUCTION ENGINEERING CORPORATION LIMITED
(71)【出願人】
【識別番号】521230540
【氏名又は名称】中建科技集団有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100088063
【弁理士】
【氏名又は名称】坪内 康治
(72)【発明者】
【氏名】曽 涛
(72)【発明者】
【氏名】郭 海山
(72)【発明者】
【氏名】劉 康
(72)【発明者】
【氏名】曹 羽中
(72)【発明者】
【氏名】斉 虎
(72)【発明者】
【氏名】李 黎明
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049AA06
5L049CC07
(57)【要約】
本発明は、ブロックチェーンに基づくスリーブ注入の品質追跡方法、システム及び採集端末を提供し、方法は、ステップS1、統一的な品質追跡の基準及びデータを採集方法を確立し、ステップS2、採集端末モジュールは注入イベントによって関連する品質追跡情報を大量に採集し、当該イベントの完全性と非否認性が確保されているイベントのデータ指紋を生成し、ステップS3、スリーブ注入イベントの重要な品質追跡情報、及びイベントのデータ指紋とスポットチェックの結果をブロックチェーン分散型台帳に書き込み、ステップS4、統一的な追跡インターフェースと安全アクセス戦略に基づいて、スリーブ注入イベントの品質追跡を実現するステップを含む。システムは、追跡基準モジュール1、追跡情報採集端末モジュール2、品質追跡BIMモジュール3、追跡情報ブロックチェーン書き込むモジュール4、クエリ/追跡一括モジュール5を含む。本発明は、新型の建築工業化プロセスにおける業界の規模化発展を制約するボトルネックの一つのスリーブ注入の品質追跡の基準、方法、ツール、効率、安全と監督など問題を効果的に解決することができる。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ブロックチェーンに基づくスリーブ注入の品質追跡方法であって、
ステップS1、統一的なスリーブ注入イベントの品質追跡の基準及びイベントのデータを採集方法の基準を確立し、
ステップS2、採集端末モジュールはイベントによってデータを採集する方法で、関連する品質追跡情報を大量に採集し、イベントの完全性、自己検証性、否認できない、改竄できないが確保されているイベントのデータ指紋を生成し、
ステップS3、スリーブ注入イベントの重要な品質追跡情報、及びイベントのデータ指紋、及びスリーブ注入イベントをスポットチェック/検査した結果をブロックチェーン分散型台帳に書き込み、
ステップS4、統一的な追跡インターフェースと安全アクセス戦略に基づいて、スリーブ注入イベントの品質追跡を実現するステップを含み、
前記データ指紋は、特に、採集端末モジュールはイベントに基づいて採集された時間で並べられた関連していて、異なるタイプのデータ、ファイルのデジタル署名を経たハッシュ値セットを指すことを特徴とするブロックチェーンに基づくスリーブ注入の品質追跡方法。
【請求項2】
前記スリーブ注入イベントは、以下の1つまたは複数のノードを含み、施工単位ノード、監理単位ノード、建設単位ノード、工事総括請負単位ノード、監督管理単位ノードステップを含むことを特徴とする請求項1に記載のブロックチェーンに基づくスリーブ注入の品質追跡方法。
【請求項3】
前記ステップS1は、具体的には、
プレハブ部材、スリーブ、注入材をそれぞれ一括して符号化し、
キューアールコード/RFID技術を利用して、前記プレハブ部材、スリーブ及び注入材を一括して識別するステップを含むことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のブロックチェーンに基づくスリーブ注入の品質追跡方法。
【請求項4】
前記ステップS2は、具体的には、
スリーブ注入イベントを一括して符号化と説明し、
前記スリーブ注入イベントのブロックチェーン内及びスパンブロックチェーンの追跡インターフェースとアクセスプロトコルを定義することを含み、追跡インターフェースはイベントリリースインターフェース、イベント発見インターフェース、スパンアクセスインターフェースことを含むステップを含むことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のブロックチェーンに基づくスリーブ注入の品質追跡方法。
【請求項5】
前記ステップS3は、具体的には、
ステップS301、スリーブ注入イベントの重要な品質追跡情報、及びデータ指紋のアルゴリズムによって形成されたイベントのデータ指紋をブロックチェーン分散型台帳にアップロード、
ステップS302、スリーブ注入イベントの品質追跡情報をアップロードし、業務システム/クラウドストレージシステムに記憶するステップを含み、
前記データ指紋のアルゴリズムは、具体的に、採集端末モジュールはイベント方式に基づいて、各機能ユニットを介して関連する、異なるタイプのデータ、ファイルのセットを大量に採集し、完全に、自己検証され、否認できない、改竄されない、識別された、記録され、クエリされた保証できるアルゴリズムを指して、追跡情報がブロックチェーンに書き込まれた時にイベントデータの完全性と不可否認を検証するとともに、及び後続のクエリ/追跡情報の完全性と改竄が行われているかどうかを検証することを特徴とする請求項4に記載のブロックチェーンに基づくスリーブ注入の品質追跡方法。
【請求項6】
前記ステップS3とS4のブロックチェーン分散型台帳に書き込むことは、特に、
ブロックチェーンを構築して初期化し、前記ブロックチェーンの読み書き権限を授け、被授権者の操作データと操作特徴を分析し、異常行為があれば権限を回収し、
スリーブ注入イベントのID、イベントのデータ指紋、デジタル署名及びタイムスタンプなどをブロックチェーン分散型台帳に書き込み、
前記スリーブ注入イベントのID、デジタル署名及びタイムスタンプなどをブロックチェーン分散型台帳に書き込むステップを含み、
前記ブロックチェーンは、1つのソースブロックチェーンアドレスと複数の目的ブロックチェーンアドレスを含み、前記スリーブ注入イベントは、特定のネットワークでソースブロックチェーンアドレスから目的ブロックチェーンアドレスに伝達されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のブロックチェーンに基づくスリーブ注入の品質追跡方法。
【請求項7】
前記ステップS5は、具体的には、
統一的な追跡インターフェースとイベントのデータ指紋を利用して、各業務システムでスリーブ注入イベントの具体的な情報をさらにアクセスし、そして、イベントのデータ指紋を利用して、調べられた情報を調べ、事件の完全性と改竄の有無を確認し、
安全アクセス戦略に基づいて、異なる権限設定に従って、公開情報とプライバシー情報を異なる権限を持つ照会者にフィードバックし、
イベントのデータ指紋に関する写真、ビデオ、軽量化BIMモデルなどの情報を利用して、仮想現実技術と組み合わせてVR 3D現場の再現を実現し、施工現場を追跡して品質追跡を補助するステップを含むことを特徴とする請求項5に記載のブロックチェーンに基づくスリーブ注入の品質追跡方法。
【請求項8】
ブロックチェーンに基づくスリーブ注入の品質追跡システムであって、
追跡基準モジュール、統一的なスリーブ注入の品質追跡の基準及びデータを採集方法の基準を確立するためのものであり、
採集端末モジュール、スリーブ注入イベントについて、品質追跡情報を大量に採集し、当該イベントの否認できないデータ指紋を生成するためのものであり、
追跡情報ブロックチェーン書き込むモジュール、スリーブ注入イベントの追跡情報をブロックチェーン分散型台帳に書き込むためのものであり、
クエリ/追跡一括モジュール、統一的な追跡インターフェースと安全アクセス戦略に基づいて、スリーブ注入イベントの品質追跡を実現するためのものであることを含むことを特徴とするブロックチェーンに基づくスリーブ注入の品質追跡システム。
【請求項9】
前記品質追跡システムは、さらに、
品質追跡BIMモジュール、前記スリーブ注入場合の軽量化BIM施工モデルを採集端末モジュールに導入し、同時に、前記軽量化BIM施工モデルのハッシュ値を当該スリーブ注入イベントのハッシュ値セットに一括して書き込むためのものであることを含むことを特徴とする請求項8に記載のブロックチェーンに基づくスリーブ注入の品質追跡システム。
【請求項10】
請求項8〜9のいずれか一項に記載のブロックチェーンに基づくスリーブ注入の品質追跡システム適用された採集端末モジュールであって、
前記採集端末モジュールは、以下の機能ユニットを含み、
記録ユニット、注入イベント情報の入力するためのものであり、
補助記録ユニット、注入イベント情報の記録を補助するためのものであり、
証明ユニット、採集データの関連及び証明を保証するためのものであり、
安全ユニット、採集端末にデータをアップロードする安全、信頼性を保証するためのものであり、
転送ユニット、注入イベント情報を採集端末からブロックチェーンまたは業務システムに伝送するためのものであり、
完全性ユニット、イベント追跡情報がブロックチェーンにアップロードされる場合の完全性、非否認性を保証するためのものであることを含むことを特徴とする採集端末モジュール。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、新型の建築工業化の品質追跡の分野に関し、具体的にブロックチェーンに基づくスリーブ注入の品質追跡方法、システム及び採集端末に関する。
【背景技術】
【0002】
スリーブ注入の品質管理は組立式建築の規模化発展に関わる重要な一環の一つです。現在、スリーブ注入プロセスの記録は多く紙質、ハンドサイン、存在する電子データword/excel表であり、現場の写真/ビデオも多く、形式が実際より大きい作用があり、工事プロジェクト、注入部位、責任者、監督管理者及び注入品質の重要な追跡情報などを効果的に関連させられません。注入イベントのデータがばらばらで不完全で、改竄しやすく、紛失しやすく、追跡性が悪い。現在の段階では、スリーブ注入の品質が有効な検査手段に欠けているという大きな背景において、各当事者が参与している、スリーブ注入の品質追跡システムを構築することは、新型の建築工業化の健康、急速な発展を促進するために特に重要であり、スリーブ注入の品質追跡において、以下の問題を解決する必要があり:(1)スリーブ注入の品質追跡基準と方法が不足している。(2)有効な追跡情報の採集方法と採集デバイスが不足している。(3)追跡情報の効率的な採集、自己検証、否認防止と改竄防止が不足している。(4)スリーブ注入の各重要な参与者、監督者間のデータ信頼のメカニズムが不足している。(5)建築プロセスにおけるスリーブ注入の品質追跡と建築全生存期間の質の量追跡方法に乏しい。したがって、建築全プロセス、及び建築全生存期間におけるスリーブ注入の品質追跡方法が必要です。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明によって解決されるべき技術的問題は、新型の建築工業化において、建築全プロセス、及び建築全生存期間におけるスリーブ注入の品質追跡を実現する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の技術問題を解決するために、本発明はブロックチェーンに基づくスリーブ注入の品質追跡方法、システム及び採集端末を提供する。
【0005】
本発明の一態様によれば、ブロックチェーンに基づくスリーブ注入の品質追跡方法を提供し、以下のステップを含む。
ステップS1、統一的なスリーブ注入イベントの品質追跡の基準及びイベントのデータの採集方法(統一的なプロセス、イベントのデータ指紋のアルゴリズムを含み)を確立し、
ステップS2、採集端末モジュールはイベントによってデータを採集する方法で、関連する品質追跡情報(業務データ)を大量に採集し、イベントの完全性、自己検証性、非否認性、非改竄性が確保されているイベントのデータ指紋を生成し、
ステップS3、スリーブ注入イベントの重要な品質追跡情報、及びイベントのデータ指紋、及びスリーブ注入イベントをスポットチェック/検査した結果をブロックチェーン分散型台帳に書き込み、
ステップS4、統一的な追跡インターフェースと安全アクセス戦略に基づいて、スリーブ注入イベントの品質追跡を実現すること。
【0006】
ここで、前記データ指紋は、特に、採集端末モジュールはイベントに基づいて採集された関連していて、異なるタイプのデータ、ファイルのセットを指す。
【0007】
さらに、前記スリーブ注入イベントは、以下の1つまたは複数のノードを含む。施工単位ノード、監理単位ノード、建設単位ノード、工事総括請負単位ノード、監督管理単位ノード。
【0008】
さらに、前記ステップS1は、具体的には、
プレハブ部材、スリーブ、注入材(製品)をそれぞれ一括して符号化し、
キューアールコード/RFID技術を利用して、前記プレハブ部材、スリーブ及び注入材を一括して識別することを含む。
【0009】
さらに、前記ステップS2は、具体的には、
スリーブ注入イベントを一括して符号化と説明し、
前記スリーブ注入イベントのブロックチェーン内及びスパンブロックチェーンの追跡インターフェースとアクセスプロトコルを定義することを含み、追跡インターフェースはイベントリリースインターフェース、イベント発見インターフェース、スパンアクセスインターフェースなどことを含む。
【0010】
さらに、前記ステップS3は、具体的には、
ステップS301、スリーブ注入イベントの重要な品質追跡情報、及びデータ指紋のアルゴリズムによって形成されたイベントのデータ指紋をブロックチェーン分散型台帳にアップロード、
ステップS302、スリーブ注入イベントの品質追跡情報をアップロードし、業務システム/クラウドストレージシステムに記憶することを含む。
【0011】
ここで、前記データ指紋のアルゴリズムは、具体的に、採集端末モジュールはイベント方式に基づいて、各機能ユニットを介して関連する、異なるタイプのデータ、ファイルのセットを大量に採集し、完全に、自己検証され、否認できない、改竄されない、識別された、記録され、クエリされた保証できるアルゴリズムを指して、追跡情報がブロックチェーンに書き込まれた時にイベントデータの完全性と非否認性を検証するとともに、及び後続のクエリ/追跡情報の完全性と改竄が行われているかどうかを検証する。
【0012】
本ステップでは、重要な品質追跡情報とイベントのデータ指紋によって、チェーンのデータの完全性と自己検証性、非否認性、非改竄性が確保されている一方、事件の業務データを分離して保存し、品質追跡情報のチェーンの追跡の軽量化を実現している。
【0013】
さらに、前記ステップS3のブロックチェーン分散型台帳に書き込むことは、具体的に、
ブロックチェーンを構築して初期化し、前記ブロックチェーンの読み書き権限を授け、被授権者の操作データと操作特徴を分析し、異常行為があれば権限を回収し、
スリーブ注入イベントのID、イベントのデータ指紋、デジタル署名及びタイムスタンプなどをブロックチェーン分散型台帳に書き込み、
前記スリーブ注入イベントのID、デジタル署名及びタイムスタンプなどをブロックチェーン分散型台帳に書き込むことを含む。
【0014】
ここで、前記ブロックチェーンは、1つのソースブロックチェーンアドレスと複数の目的ブロックチェーンアドレスを含み、前記スリーブ注入イベントは、特定のネットワークでソースブロックチェーンアドレスから目的ブロックチェーンアドレスに伝達される。
【0015】
さらに、前記ステップS4は、具体的には、
統一的な追跡インターフェースとイベントのデータ指紋を利用して、各業務システムでスリーブ注入イベントの具体的な情報をさらにアクセスし、そして、イベントのデータ指紋を利用して、調べられた情報を調べ、事件の完全性と改竄の有無を確認し、
安全アクセス戦略に基づいて、異なる権限設定に従って、公開情報とプライバシー情報を異なる権限を持つ照会者にフィードバックし、
イベントのデータ指紋に関する写真、ビデオ、軽量化BIMモデルなどの情報を利用して、仮想現実技術と組み合わせてVR 3D現場の再現を実現し、施工現場を追跡して品質追跡を補助することを含む。
【0016】
本発明の第2の態様によれば、ブロックチェーンに基づくスリーブ注入の品質追跡システムを提供し、
追跡基準モジュール、統一的なスリーブ注入の品質追跡の基準及びデータを採集方法を確立するためのものであり、
採集端末モジュール、スリーブ注入イベントについて、品質追跡情報を大量に採集し、当該イベントの否認できないデータ指紋を生成するためのものであり、
追跡情報ブロックチェーン書き込むモジュール、スリーブ注入イベントの追跡情報をブロックチェーン分散型台帳に書き込むためのものであり、
クエリ/追跡一括モジュール、統一的な追跡インターフェースと安全アクセス戦略に基づいて、スリーブ注入イベントの品質追跡を実現するためのものであることを含む。
【0017】
さらに、前記品質追跡システムは、さらに、
品質追跡BIMモジュール、前記スリーブ注入場合の軽量化BIM施工モデルを採集端末モジュールに導入し、同時に、前記軽量化BIM施工モデルのハッシュ値を当該スリーブ注入イベントのハッシュ値セットに一括して書き込むためのものであることを含む。
【0018】
さらに、前記ブロックチェーン書き込むモジュールはさらに、深層畳み込みニューラルネットワークに基づいて、前記スリーブ注入イベントの追跡情報を分類し、特徴を抽出し、行動を判断し及び授権を制御して、この特徴データを所属企業に対して注入品質の信用格付けを行うデータの基礎の一つとするためのものである。
【0019】
本発明の第3の態様によれば、ブロックチェーンに基づくスリーブ注入の品質追跡システムためのものであり採集端末モジュールを提供し、具体的には、
記録ユニット、注入イベント情報の入力するためのものであり、
補助記録ユニット、注入イベント情報の記録を補助するためのものであり、
証明ユニット、採集データの関連及び証明を保証するためのものであり、
安全ユニット、採集端末にデータをアップロードする安全、信頼性を保証するためのものであり、
転送ユニット、注入イベント情報を採集端末からブロックチェーンまたは業務システムに伝送するためのものであり、
完全性ユニット、イベント追跡情報がブロックチェーンにアップロードされる場合の完全性、非否認性を保証するためのものであることを含む。
【0020】
さらに、前記採集端末モジュールは、イベント採集データの完全性及びデータ間の関連と証明を確保するためのイベントのデータ指紋のアルゴリズムを内蔵し、当該データ指紋のアルゴリズムによって、当該スリーブ注入イベントのデータ指紋(タイムスタンプで並べられた各採集データのデジタル署名を経たハッシュ値セット)を形成し、同時に、イベントの自己証明データ(GPS+高さ+温度)をバインドして、デジタル署名を経てブロックチェーンをアップロードして、追跡情報をブロックチェーンに書き込むことの完全性、自己検証性、否認できない非否認性、改竄できない非改竄性を確保する。
【0021】
上記の態様の1つまたは複数の実施例は、従来の技術と比較して、以下のような利点または有益な効果を有してもよく、
(1)本発明は、新型の建築工業化プロセスにおけるスリーブ注入の品質追跡の基準と方法、品質追跡情報採集方法及び採集デバイス、効率、安全と監督など問題を効果的に解決することができる。
(2)本発明は、建築プロセス及び建築全生存期間におけるスリーブ注入の品質情報の追跡をサポートすることができる。
(3)本発明は、スリーブ注入の全プロセスの品質追跡情報を分散型台帳に書き込むことを実現し、追跡情報の保存の分散と改ざんできないことを実現することができる。
(4)本発明は、スリーブ注入各環の品質の関係者が、クエリ/追跡一括モジュールを利用して、スリーブ注入イベントの分散型台帳により、安全戦略に基づくクエリ及び品質追跡を実現することができ、そして、仮想現実技術と組み合わせてVR 3D現場の再現を実現し、施工現場を追跡して品質追跡を補助する。
(5)本発明は、スリーブ注入情報と建築設計情報、スリーブ(製品)情報、注入材(製品)情報、建築空間位置情報の関連することを実現することができる。
(6)本発明の方法とシステムは、全組立式建築の建築プロセスの透明度と品質管理を向上させ、建築全生存期間の管理水準を向上させるとともに、中国建築業の国際市場への進出を助け、国家「一帯一路」戦略を実践することができる。
(7)本発明の方法とシステムは、異なる企業のブロックチェーン間の通信を実施することができる。
【0022】
本発明の他の特徴と利点は、後述する明細書において説明され、部分的には明細書から明らかになり、または本発明を実施することによって理解される。本発明の目的と他の利点は、明細書、特許請求の範囲及び図面において特に指摘された構成によって実現され得る。
【図面の簡単な説明】
【0023】
図面は、本発明の更なる理解を提供し、明細書の一部を構成し、本発明の実施例と共に本発明を説明するためのものであり、本発明に対する制限を構成するものではない。
【0024】
図面において、
【
図3】本発明の実施例の採集端末モジュールのモジュール図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0025】
以下、図面及び実施例に参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。これにより、本発明に技術的手段を適用して技術的問題を解決し、技術的効果を達成するための実現プロセスは十分理解され、実施される。なお、衝突を構成しない限り、本発明の各実施例及び各実施形態の特徴は互いに結合され、形成された技術的解決手段は本発明の保護範囲内にある。
【実施例】
【0026】
従来の技術において、建築工業化分野において、建築プロセスの全サプライチェーンにおいて、スリーブ注入の品質情報を追跡することができないことの問題を解決するために、本発明の実施例はブロックチェーンに基づくスリーブ注入の品質追跡方法、システム及び採集端末モジュールを提供する。
【0027】
図1は本発明の実施例のフローチャート図である。
本発明の実施例が提供する方法は以下のステップを含む。
ステップS1、統一的なスリーブ注入イベントの品質追跡の基準及びイベントのデータの収集方法(統一的なプロセス、イベントのデータ指紋のアルゴリズムを含み)を確立し、
ステップS2、採集端末モジュールはイベントによってデータを採集する方法で、関連する品質追跡情報(業務データ)を大量に採集し、イベントの完全性、自己検証性、否認できない、改竄できないイベントのデータ指紋を生成し、
ステップS3、スリーブ注入イベントの重要な品質追跡情報、及びイベントのデータ指紋、及びスリーブ注入イベントをスポットチェック/検査した結果をブロックチェーン分散型台帳に書き込み、
ステップS4、統一的な追跡インターフェースと安全アクセス戦略に基づいて、スリーブ注入イベントの品質追跡を実現する。
【0028】
本実施例では、ステップS1は、以下の内容を含む。
ステップS101、プレハブ部材、スリーブ、注入材を一括して符号化、キューアールコード/RFID技術を利用して、前記プレハブ部材、スリーブ及び注入材を一括して識別し、
ステップS102、スリーブ注入イベントを一括して符号化と説明し、スリーブ注入イベントの統一的なコードルールを形成する。コードルールは主に以下の表1の情報を含む。
【表1】
【0029】
ここで、BIM施工モデルのキューアールコードは、軽量化BIM施工モデルをダウンロードするためのものである。ソースブロックチェーンアドレスは、現在のスリーブ注入イベントが発生しているブロックチェーンアドレスを表し、目的ブロックチェーンアドレスは、現在のメッセージが送るべきブロックチェーンアドレスを表す。スリーブ注入イベントは、特定のネットワークでソースブロックチェーンアドレスから目的ブロックチェーンアドレスに伝達され、、先に目的ブロックチェーンアドレスのメッセージキューに入ると、メッセージキュー中のメッセージは、先の処理の順序に従って、目的ブロックチェーンに伝達される。
【0030】
ステップS202、前記スリーブ注入イベントの追跡インターフェースとアクセスプロトコルを定義する。
【0031】
具体的には、上記のスリーブ注入イベントのブロックチェーン内及びスパンブロックチェーンの追跡インターフェースを定義し、異なる安全アクセス戦略に基づいて、照会者の権限設定に従って、公開情報とプライバシー情報は照会者にフィードバックされる。
【0032】
具体的には、本実施例では、ステップS2は、以下の内容を含む。
業務要員は、採集端末モジュールによって、スリーブ注入イベントのデータを採集方法(統一的なプロセス、イベントのデータ指紋のアルゴリズムを含む)について、スリーブ注入イベント採集データの完全性及びデータ間の関連の証明を確保し、そして、当該アルゴリズムによって、当該スリーブ注入イベントのデータ指紋(タイムスタンプで並べられた各採集データのハッシュ値セット)を形成し、同時に、イベントの自己証明データ(GPS+高さ+温度)をバインドして、デジタル署名を経てブロックチェーンをアップロードして、追跡情報をブロックチェーンに書き込むことの完全性、自己検証と否認できないことを確保する。
【0033】
スリーブ注入イベントの重要な品質追跡情報、及びデータ指紋のアルゴリズムによって形成されたイベントのデータ指紋をアップロードした後、スリーブ注入イベントの業務データはスリーブ注入イベントID、追跡インターフェース情報、安全戦略情報、採集端末情報、オペレーター情報、プロセスの写真/ビデオなどを含み、企業の実際状況と管理ニーズに応じて、暗号化された後業務システム/クラウドストレージにアップロードして保存される。
【0034】
重要な品質追跡情報とイベントのデータ指紋によって、チェーンのデータの完全性と自己検証性、否認できない、改竄されないが確保されている一方、事件の業務データを分離して保存し、品質追跡情報のチェーンの追跡の軽量化を実現している。
【0035】
本実施例では、ステップS3のブロックチェーン分散型台帳に書き込むことは、追跡情報の保存の分散と改ざんできないことを実現することができる。具体的には、以下のステップを含む。
【0036】
ステップS01、一つのコア企業(授権者)がブロックチェーンを構築して初期化し、当該企業は他の企業(被授権者)に上記ブロックチェーンの読み書き権限を授権し、毎日深層畳み込みニューラルネットワークについて授権された企業(被授権者)の操作データを分析し、操作特徴を分析し、異常行為があれば、コア企業(授権者)は随時に権限を回収することができる。
【0037】
具体的には、授権された企業(被授権者)認証された採集端末は、注入イベントの追跡情報をブロックチェーンに書き込むことができる。主導企業(授権者)が認証された採集端末の証明書を発行し、毎日認証された採集端末の操作データ、操作特徴を深層畳み込みニューラルネットワークについて分析し、異常行為があれば、主導企業(授権者)は随時に授権証書を取り上げる。上記の各認証された採集端末情報はブロックチェーンで照会できる。
【0038】
ステップS02、上記スリーブ注入イベントのID、イベントのデータ指紋、デジタル署名及びタイムスタンプなどをブロックチェーン分散型台帳に書き込み、同時にスリーブ注入イベントの公開鍵と秘密鍵のペアが生成され、上記公開鍵は、すべてのノードに公開されてもよく、上記の秘密鍵は公開されていない。
【0039】
ステップS03、監督管理者は、秘密鍵を使用して、関連スリーブ注入イベントを読み取り、スポットチェックを行った後、スリーブ注入イベントID、監督管理結果情報、デジタル署名及びタイムスタンプをブロックチェーン分散型台帳に書き込む。
【0040】
スリーブ注入の品質追跡は各業務の効果的な参与し、品質追跡情報の閉ループ形成に有利であり、新時代背景における建築品質の効果的な監督管理にも有利である。
【0041】
本実施例では、ステップS4は、具体的には、
統一的な追跡インターフェースとイベントのデータ指紋を利用して、各業務システムでスリーブ注入イベントの具体的な情報をさらにアクセスし、そして、イベントのデータ指紋を利用して、調べられた情報を調べ、事件の完全性と改竄の有無を確認し、安全アクセス戦略に基づいて、異なる権限設定に従って、公開情報とプライバシー情報を異なる権限を持つ照会者にフィードバックし、イベントのデータ指紋に関する写真、ビデオ、軽量化BIMモデルなどの情報を利用して、仮想現実技術と組み合わせてVR 3D現場の再現を実現し、施工現場を追跡して品質追跡を補助することを含む。
【0042】
図2は本発明の実施例のシステム図であり、本発明の実施例によって提供されたスリーブ注入の品質追跡システムの内、
追跡基準モジュール1は、追跡情報の相互接続が可能なスリーブ注入イベントの品質追跡の基準及びデータを採集方法を確立するためのものであり、統一的な用語、コード、識別、インターフェースとクエリ/追跡の関連規格を含み、
追跡情報採集端末モジュール2は、スリーブ注入イベントについて、重要な追跡情報を採集して保存して、当該イベントのデータ指紋を形成し、追跡情報をブロックチェーンに書き込むことの完全性、正確性と否認できないことを確保し、
品質追跡BIMモジュール3は、軽量化BIM施工モデルを採集端末に導入し、注入イベントと建築空間位置情報の関連することを実現することができ、同時に、VR 3D現場の再現の実現を補助し、
追跡情報ブロックチェーン書き込みモジュール4は、スリーブ注入の重要な追跡情報をブロックチェーン分散型台帳に書き込み、深層畳み込みニューラルネットワークによって端末の採集データを分類し、特徴を抽出し、行動を判断し及び授権を制御して、この特徴データを所属企業に対して注入品質の信用格付けを行うデータの基礎の一つとするためのものであり、
クエリ/追跡一括モジュール5は、統一的な追跡インターフェースと安全アクセス戦略に基づいて、スリーブ注入イベントの品質追跡を実現し、注入イベントのデータ指紋に関する写真、ビデオ、軽量化BIMモデルなどの情報を利用して、VR 3D現場の再現を実現して、品質追跡を補助するためのものである。
【0043】
具体的には、本実施例における提供された追跡基準モジュール1は、プレハブ部材、スリーブ製品、注入材製品を一括して符号化し、モノのインターネット(バーコード/RFID)技術を利用して、関連製品を一括して識別し、スリーブ注入イベントを一括して符号化と説明し、スリーブ注入イベントのブロックチェーン内及びスパンブロックチェーンの追跡インターフェースとアクセスプロトコルを定義し、品質追跡の中で最も基本的な標準体系問題を解決するために、スリーブ注入の品質追跡情報が相互接続できるようにする。
【0044】
本実施例における提供された品質追跡BIMモジュール3は、軽量化BIM施工モデルを採集端末モジュールに導入し、注入イベントと建築空間位置情報の関連することを実現することができ、同時に、VR 3D現場の再現の実現を補助するためのものである。
【0045】
本実施例における提供された追跡情報ブロックチェーン書き込みモジュール4は、注入イベントの品質追跡の重要な情報をブロックチェーンシステムに保存し、ブロックチェーンシステムは、採集端末に対する認証と授権を完了して(認証と授権の採集端末のみブロックチェーンの書き込み権限があり)、同時に、毎日深層畳み込みニューラルネットワークについて端末の採集データを分類し、特徴を抽出し、行動を判断し及び授権を制御して、この特徴データを所属企業に対して注入品質の信用格付けを行うデータの基礎の一つとするためのものである。
【0046】
本実施例における提供されたクエリ/追跡一括モジュール5は、ブロックチェーン内及びスパンブロックチェーンの追跡インターフェースによって、各ノードの業務システムに記憶されたスリーブ注入イベントの具体的な情報をさらにアクセスすることができ、そして、安全アクセス戦略に基づいて、公開情報とプライバシー情報を権限設定に従って照会者にフィードバックする。同時に、イベントのデータ指紋に関する写真、ビデオ、軽量化BIMモデルなどの情報を、仮想現実技術と組み合わせて、VR 3D現場の再現を実現することができ、施工現場を追跡して品質追跡を補助する。
【0047】
図3は本発明の実施例の採集端末モジュールのモジュール図であり、以下の機能ユニットを含む。
記録ユニット、注入イベント情報の入力するためのものであり、
補助記録ユニット、注入イベント情報の記録を補助するためのものであり、
証明ユニット、採集データの関連及び証明を保証するためのものであり、
安全ユニット、採集端末にデータをアップロードする安全、信頼性を保証するためのものであり、
転送ユニット、注入イベント情報を採集端末からブロックチェーンまたは業務システムに伝送するためのものであり、
完全性ユニット、イベント追跡情報がブロックチェーンにアップロードされる場合の完全性、否認できないを保証するためのものである。
【0048】
具体的には、記録ユニットは、注入イベント情報(主データ:注入部、工事項目ID、人員ID、重要な追跡情報、業務時間)の入力するためのものであり、補助記録ユニットは、補助的に注入イベント(使用された注入材の総量、材料の温度、水温、注入材の温度、プロセスの写真/ビデオなど)の情報を記録するためのものであり、証明ユニットは、注入イベント情報の人証合一(身分証明書/指紋/顔認識)、(GPS/高度/環境の温度)を記録するためのものであり、安全ユニットは、採集端末の授権と認証及びチップレベルの暗号化するためのものであり、転送ユニットは、注入イベント情報を採集端末からブロックチェーンまたは業務システムに伝送するためのものであり、完全性ユニットは、イベント追跡情報がブロックチェーンにアップロードされる場合の完全性、否認できないを保証するためのものである。
【0049】
ここで、本実施例提供された採集端末モジュールのデータの採集方法(プロセス及びデータ指紋のアルゴリズムを含み)のプロセスは以下の表2の通りである。
【表2】
【0050】
上記採集端末モジュールの主な機能は以下の通りである。
各機能ユニットによって、スリーブ注入イベントのデータの採集方法(採集のプロセスとデータ指紋のアルゴリズム)について、関連する品質追跡情報(業務データ)を大量に採集し、スリーブ注入イベント採集データの完全性及びデータ間の関連の証明を確保し、そして、当該アルゴリズムによって、当該注入イベントのデータ指紋(タイムスタンプで並べられた各採集データのハッシュ値セット)を形成し、同時に、イベントの自己証明データ(GPS、高さ、温度)をバインドして、デジタル署名を経てブロックチェーンをアップロードして、追跡情報をブロックチェーンに書き込むことの完全性、自己検証と否認できないことを確保する。
【0051】
具体的には、データ指紋のアルゴリズムは、
イベント方式に基づいて、各機能ユニットを介して関連する、異なるタイプのデータ、ファイル(例えば写真、ビデオ)のセットを大量に採集し、完全に、自己検証され、否認できない、改竄されない、識別された、記録され、クエリされた保証できるアルゴリズムを指して、追跡情報がブロックチェーンに書き込まれた時にイベントデータの完全性と不可否認を検証するとともに、及び後続のクエリ/追跡情報の完全性と改竄が行われているかどうかを検証する。
【0052】
注入イベント全体のプロセスで採集された(1−N)の異なるタイプのデータ(デジタル、文字、写真、ビデオなど)セット及び関連する軽量化BIMモデルに対して、ハッシュ値を抽出し、タイムスタンプを押すと、タイムスタンプで並べられたハッシュ値セットを形成し、イベントの自己証明データ(GPS/高さ/温度)を結合し、デジタル署名を経て最終的に全体の注入イベントのイベントのデータ指紋を形成し(表3参照)、注入イベントは全体として非否認性、非改竄性が強化された。
【表3】
【0053】
本発明の実施例は、新型の建築工業化プロセスにおけるスリーブ注入の品質追跡の基準と方法、品質追跡情報採集方法及び採集デバイス、効率、信任、安全と監督など問題を効果的に解決することができ、建築プロセス及び建築全生存期間におけるスリーブ注入の品質追跡情報をサポートすることのサポートができる。
【0054】
上記各モジュールにおける操作の具体的な詳細は、
図1に関連して上述した本発明の方法の説明を参照してもよく、ここでは繰り返して説明しない。
【0055】
当業者であれば、理解すべきものとして、上記の本発明の各モジュールまたは各ステップは、単一の計算装置に集中したり、複数の計算装置からなるネットワークに分散したりする汎用的な計算装置で実現することができる。選択肢として、これらは、計算装置が実行可能なプログラムコードを用いて実装されてもよく、それは、記憶装置に記憶されて計算装置によって実行されたり、それぞれの集積回路モジュールに作成されたり、それらのうちの複数のモジュールまたはステップを単一のセット回路モジュールにして実現されてもよい。このように、本発明は、任意の特定のハードウェアとソフトウェアの組み合わせに限定されない。
【0056】
本発明の開示した実施形態は上述したが、本発明を理解するために採用された実施形態であって、本発明を限定するものではない。本発明の属する技術分野内の当業者は、本発明の開示された精神及び範囲を逸脱しないという前提の下で、実施の形態及び詳細において任意の修正及び変更を行うことができるが、本発明の保護範囲は、添付の特許請求の範囲によって定められた範囲に準じるものとする。
【国際調査報告】