(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2021-530070(P2021-530070A)
(43)【公表日】2021年11月4日
(54)【発明の名称】個人情報を共有する方法、装置、端末設備及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
G06F 21/62 20130101AFI20211008BHJP
【FI】
G06F21/62 318
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
【全頁数】22
(21)【出願番号】特願2021-522120(P2021-522120)
(86)(22)【出願日】2018年12月28日
(85)【翻訳文提出日】2021年1月6日
(86)【国際出願番号】CN2018124767
(87)【国際公開番号】WO2020007011
(87)【国際公開日】20200109
(31)【優先権主張番号】201810737268.1
(32)【優先日】2018年7月6日
(33)【優先権主張国】CN
(81)【指定国】
AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DJ,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JO,JP,KE,KG,KH,KN,KP,KR,KW,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT
(71)【出願人】
【識別番号】518031631
【氏名又は名称】北京微播視界科技有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Microlive Vision Technology Co., Ltd
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 達彦
(72)【発明者】
【氏名】宋 ▲翌▼
(57)【要約】
本開示の実施例には、個人情報を共有する方法、装置、端末設備及び記憶媒体が開示されている。前記方法は、個人情報共有指令を取得することと、前記個人情報共有指令の対象となるユーザのユーザ属性に応じて、共有すべき個人情報を取得することと、前記個人情報に応じて、少なくとも2種類の共有形態を生成することと、前記少なくとも2種類の共有形態の選択ページを表示して、ユーザの選択指令に基づいて共有形態を特定することと、を含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
個人情報共有指令を取得することと、
前記個人情報共有指令の対象となるユーザのユーザ属性に応じて、共有すべき個人情報を取得することと、
前記個人情報に応じて、少なくとも2種類の共有形態を生成することと、
前記少なくとも2種類の共有形態の選択ページを表示して、ユーザの選択指令に基づいて共有形態を特定することと、を含む個人情報の共有方法。
【請求項2】
個人情報共有指令を取得することは、
ユーザ本人の個人ホームページにおいて、ホームページ共有コントロールに対する前記ユーザのトリガ操作が検知されたこと、または、前記ユーザが閲覧したその他のユーザのホームページにおいて、個人カード共有コントロールに対する前記ユーザのトリガ操作が検知されたことを含む請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記個人情報共有指令の対象となるユーザのユーザ属性に応じて、共有すべき個人情報を取得することは、
前記対象となるユーザが一般ユーザであることを特定する操作に応答して、前記一般ユーザのユーザタグ、ニックネーム、二次元コード、及び作品表紙を共有すべき個人情報として取得すること、または、前記一般ユーザのユーザタグ、ニックネーム、二次元コード、及びユーザプロフィール画像を共有すべき個人情報として取得することと、
前記対象となるユーザが音楽家ユーザであることを特定する操作に応答して、前記音楽家ユーザのユーザタグ、ニックネーム、二次元コード、オリジナル音楽の数量、高評価の獲得数、該音楽家ユーザのオリジナル音楽を使用して撮影した人数及び作品表紙を共有すべき個人情報として取得することと、を含む請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記一般ユーザの作品表紙を取得することは、
前記一般ユーザの1番目の作品の表紙を前記一般ユーザの作品表紙として取得することと、
前記一般ユーザの作品からランダムに1つの作品を選択して、その表紙を前記一般ユーザの作品表紙として取得することと、
前記一般ユーザの作品からクリック数が一番多い、または高評価の獲得数が一番多い作品を選択して、その表紙を前記一般ユーザの作品表紙として取得することと、
前記ユーザとインタラクションすることで、前記一般ユーザの作品表紙を特定することと、のいずれかを含む請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記音楽家ユーザの作品表紙を取得することは、
前記音楽家ユーザの1番目の作品の表紙を前記音楽家ユーザの作品表紙として取得することと、
前記音楽家ユーザの作品からランダムに1つの作品を選択して、その表紙を前記音楽家ユーザの作品表紙として取得することと、
前記音楽家ユーザの作品から使用数が一番多い、または高評価の獲得数が一番多い作品を選択して、その表紙を前記音楽家ユーザの作品表紙として取得することと、
前記ユーザとインタラクションすることで、前記音楽家ユーザの作品表紙を特定することと、のいずれかを含む請求項3に記載の方法。
【請求項6】
前記少なくとも2種類の共有形態は、共有用ポスターと、共有用リンクと、を含む請求項1に記載の方法。
【請求項7】
個人情報に応じて、少なくとも2種類の共有形態を生成することは、
前記ユーザ属性に応じて、前記ユーザ属性に対応する前記共有用ポスターのテンプレートを取得するとともに、前記共有用ポスターのテンプレートに応じて、前記個人情報から前記共有用ポスターのテンプレートに対応する情報を選別して前記テンプレートに充填して、前記共有用ポスターを生成することと、
前記共有用リンクに応じて、前記個人情報から対象となるユーザのプロフィール画像及び前記個人情報共有指令に対応するネットワークアドレスを選別して、前記共有用リンクを生成することと、を含む請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記少なくとも2種類の共有形態の選択ページを表示してから、さらに、
ユーザが前記共有用ポスターをクリックする操作に応答して、前記共有用ポスターの拡大図を表示することと、
前記ポスターの拡大図において検知された、ダウンロードコントロールに対するユーザのトリガ操作に応答して、前記ポスターの拡大図をダウンロードすることと、
前記ポスターの拡大図において検知された、前記ダウンロードコントロール以外の領域に対するユーザのトリガ操作に応答して、前記少なくとも2種類の共有形態の選択ページを再表示することと、を含む請求項6に記載の方法。
【請求項9】
個人情報共有指令を取得するように設置された共有指令取得モジュールと、
前記個人情報共有指令の対象となるユーザのユーザ属性に応じて、共有すべき個人情報を取得するように設置された個人情報取得モジュールと、
前記個人情報に応じて、少なくとも2種類の共有形態を生成するように設置された共有形態生成モジュールと、
前記少なくとも2種類の共有形態の選択ページを表示して、ユーザの選択指令に基づいて共有形態を特定するように設置された共有形態特定モジュールと、を備える個人情報の共有装置。
【請求項10】
前記個人情報取得モジュールは、
前記対象となるユーザが一般ユーザであることを特定する操作に応答して、前記一般ユーザのユーザタグ、ニックネーム、二次元コード、及び作品表紙を共有すべき個人情報として取得する、または、前記一般ユーザのユーザタグ、ニックネーム、二次元コード、及びユーザプロフィール画像を共有すべき個人情報として取得するように設置された一般ユーザ情報取得ユニットと、
前記対象となるユーザが音楽家ユーザであることを特定する操作に応答して、前記音楽家ユーザのユーザタグ、ニックネーム、二次元コード、オリジナル音楽の数量、高評価の獲得数、該音楽家ユーザのオリジナル音楽を使用して撮影した人数及び作品表紙を共有すべき個人情報として取得するように設置された音楽家情報取得ユニットと、を含む請求項9に記載の装置。
【請求項11】
前記少なくとも2種類の共有形態は、ポスターを共有することと、リンクを共有することと、を含む請求項9に記載の装置。
【請求項12】
前記共有形態生成モジュールは、
前記ユーザ属性に応じて、前記ユーザ属性に対応する共有用ポスターのテンプレートを取得するとともに、前記共有用ポスターのテンプレートに応じて、前記個人情報から共有用ポスターのテンプレートに対応する情報を選別して前記テンプレートに充填して、共有用ポスターを生成するように設置された共有用ポスター生成ユニットと、
前記共有用リンクに応じて、前記個人情報から対象となるユーザのプロフィール画像及び前記個人情報共有指令に対応するネットワークアドレスを選別して、前記共有用リンクを生成するように設置された共有用リンク生成ユニットと、を含む請求項11に記載の装置。
【請求項13】
さらに、
ユーザが前記共有用ポスターをクリックする操作に応答して、前記共有用ポスターのポスター拡大図を表示するように設置されたポスター拡大図表示モジュールと、
前記ポスター拡大図において検知された、ダウンロードコントロールに対するユーザのトリガ操作に応答して、前記ポスター拡大図をダウンロードするように設置されたポスター拡大図ダウンロードモジュールと、
前記ポスターの拡大図において検知された、ダウンロードコントロール以外の領域に対するユーザのトリガ操作に応答して、前記少なくとも2種類の共有形態の選択ページを再表示するように設置された選択ページリターンモジュールと、を含む請求項11に記載の装置。
【請求項14】
端末設備であって、
少なくとも1つのプロセッサと、
少なくとも1つのプログラムを記憶するように設置された記憶装置と、を備え、
前記少なくとも1つのプログラムが前記少なくとも1つのプロセッサによって実行される場合、前記少なくとも1つのプロセッサに、請求項1〜8のいずれかに記載の個人情報を共有する方法を実現させる端末設備。
【請求項15】
コンピュータプログラムが記憶され、
前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行される場合、請求項1〜8のいずれかに記載の個人情報を共有する方法を実現させる、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、2018年07月06日付で中国専利局に出願された、出願番号201810737268.1の中国特許出願の優先権を要求し、当該出願の内容の全てをここに参照として取り込まれる。
【0002】
本開示の実施例はインターネット技術に関し、例えば、個人情報を共有する方法、装置、端末設備及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
インターネット技術の急速な発展に伴い、端末上のインターネットアプリケーションも従来にない発展を遂げている。ユーザは、端末上のインターネットアプリケーションを利用して、自分が興味を持ったユーザの個人情報を共有することができる。
【0004】
ユーザがインターネットアプリケーションにおいてあるユーザの個人ホームページを閲覧して、該ユーザの個人情報に興味を持ち、友達に共有したい場合、関連のソフトウェアは特定の共有形態を生成してユーザの共有に供することしかできず、インタラクティブ性に欠ける。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0005】
以下は、本明細書に詳細的に記載する内容についての概要である。本概要は、請求項の技術的範囲を限定するものではない。
【0006】
本開示の実施例は、上述の状況を回避するために、個人情報を共有する方法、装置、端末設備及び記憶媒体を提供する。
【0007】
第一の様態では、本開示は、個人情報を共有する方法を提供しており、前記方法は、個人情報共有指令を取得することと、前記個人情報共有指令の対象となるユーザのユーザ属性に応じて、共有すべき個人情報を取得することと、前記個人情報に応じて、少なくとも2種類の共有形態を生成することと、前記少なくとも2種類の共有形態の選択ページを表示して、ユーザの選択指令に基づいて共有形態を特定することと、を含む。
【0008】
第二の様態では、本開示は、個人情報を共有する装置を提供しており、前記装置は、個人情報共有指令を取得するように設置された共有指令取得モジュールと、前記個人情報共有指令の対象となるユーザのユーザ属性に応じて、共有すべき個人情報を取得するように設置された個人情報取得モジュールと、前記個人情報に応じて、少なくとも2種類の共有形態を生成するように設置された共有形態生成モジュールと、前記少なくとも2種類の共有形態の選択ページを表示して、ユーザの選択指令に基づいて共有形態を特定するように設置された共有形態特定モジュールと、を備える。
【0009】
第三の様態では、本開示は、端末設備を提供しており、前記端末設備は、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプログラムを記憶するように設置された記憶装置と、を備え、前記少なくとも1つのプログラムが前記少なくとも1つのプロセッサによって実行される場合、前記少なくとも1つのプロセッサに、本開示のいずれかの実施例に記載の個人情報を共有する方法を実現させる。
【0010】
第四の様態では、本開示は、さらにコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供しており、前記記録媒体にコンピュータプログラムが記憶されており、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行される場合、本開示のいずれかの実施例に記載の個人情報を共有する方法を実現させる。
【0011】
本開示の詳細な説明及び図面を閲覧して理解すると、その他の様態についても理解できる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図1a】本開示の実施例に係る個人情報を共有する方法のフローチャートである。
【
図1b】本開示の実施例におけるユーザ本人の個人ホームページの模式図である。
【
図1c】本開示の実施例におけるユーザが閲覧したその他のユーザの個人ホームページの模式図である。
【
図1d】本開示の実施例におけるユーザが閲覧したその他のユーザの個人ホームページの表示画面において、個人カードを共有するコントロールが表示された模式図である。
【
図2a】本開示の実施例に係る個人情報を共有する方法のフローチャートである。
【
図2b】本開示の実施例における2種類の共有形態の選択ページの模式図である。
【
図2c】本開示の実施例における一般ユーザの共有用ポスターのポスター拡大図の模式図である。
【
図2d】本開示の実施例における音楽家ユーザの共有用ポスターのポスター拡大図の模式図である。
【
図3】本開示の実施例に係る個人情報を共有する装置の構成模式図である。
【
図4】本開示の実施例に係る端末設備のハードウェアの構成模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
次いで、図面と実施例を参照しながら本開示についてさらに詳細的に説明する。ここで記載された具体的な実施例は本開示を説明するためのものに過ぎず、本開示を限定するものではないことは当然に理解される。なお、説明の便宜上、図面には、全ての内容ではなく、本公開に関連する部分のみが示されている。
【0014】
図1aは、本開示の実施例に係る個人情報を共有する方法のフローチャートである。本実施例は、個人情報を共有する場合に適用可能な方法であり、個人情報を共有する装置によって実行することができる。該装置は、ソフトウェアとハードウェアとの少なくとも1つによって実現可能であり、一般的にスマートフォンやタブレットなどの端末設備に集積できる。
図1aが示すように、該方法はステップ110〜ステップ140を含む。
【0015】
ステップ110では、個人情報共有指令を取得する。
【0016】
共有コントロールを設置し、ユーザが該共有コントロールをトリガ操作した際に、個人情報共有指令を取得するようにしてもよい。
【0017】
ここで、個人情報共有指令を取得することは、ユーザ本人の個人ホームページにおいて、ホームページ共有コントロールに対するユーザのトリガ操作が検知されたこと、または、ユーザが閲覧したその他のユーザのホームページにおいて、個人カード共有コントロールに対するユーザのトリガ操作が検知されたことを含む。
【0018】
ユーザ本人の個人ホームページに対する共有と、その他のユーザの個人ホームページに対する共有について、共有コントロールの位置が異なる。
図1bが示すように、ユーザ本人の個人ホームページにホームページ共有コントロール1が設置されている。ユーザ本人の個人ホームページにおいてホームページ共有コントロールに対するユーザのトリガ操作が検知されると、ユーザ本人の個人情報に対する共有指令を取得する。
図1cは、本開示の実施例におけるユーザが閲覧したその他のユーザの個人ホームページの模式図である。
図1cが示すように、省略記号コントロール2に対するユーザのトリガ操作が検知された際に、ユーザが閲覧したその他のユーザの個人ホームページの表示画面において個人カード共有コントロール3が表示される。
図1dが示すように、個人カード共有コントロール3に対するユーザのトリガ操作が検知されると、その他のユーザの個人情報に対するユーザの共有指令を取得する。
【0019】
ステップ120では、前記個人情報共有指令の対象となるユーザのユーザ属性に応じて、共有すべき個人情報を取得する。
【0020】
ここで、ユーザ属性とは、ユーザ登録時に提供した具体的な属性である。例えば、ある動画共有ソフトウェアのユーザ属性は、一般ユーザと音楽家ユーザとを含めてもよい。一般ユーザは、動画共有ソフトウェアを使用して、自分の撮影した動画を共有する、または、その他のユーザが共有した動画を閲覧するユーザであってもよい。音楽家ユーザは、自分で音楽を創作して、その他の一般ユーザが使用できるように共有してもよい。
【0021】
個人情報共有指令の対象となるユーザのユーザ属性が異なると、取得する共有すべき個人情報も異なる。例えば、一般ユーザの場合は、一般ユーザのタグ及び対応する作品を取得することができる。一方、音楽家ユーザの場合は、音楽家ユーザのタグ及び対応するオリジナル音楽を取得することができる。このため、個人情報共有指令の対象となるユーザのユーザ属性に応じて、該ユーザ属性に対応する個人情報を取得する。
【0022】
ステップ130では、前記個人情報に応じて、少なくとも2種類の共有形態を生成する。
【0023】
ここで、前記少なくとも2種類の共有形態は、共有用ポスターと共有用リンクとを含めてもよく、さらにその他の共有形態を含めてもよい。ここで、共有用ポスターはユーザの個人情報を一枚のポスターに表示して、共有相手のユーザは、該共有用ポスターによって直感的に共有用ポスターの対象となるユーザの個人情報を知ることができ、共有相手のユーザは、共有用ポスターの対象となるユーザを便利にフォローすることができる。共有用リンクはあるネットワークリンクの形態である。共有相手のユーザが該共有用リンクをクリックすれば、ブラウザを介して共有用リンクの対象となるユーザの個人ホームページを閲覧することができる。
【0024】
取得した共有すべき個人情報を少なくとも2種類の共有形態に生成することで、ユーザは、その中から自分の好みの形態を選択して共有することができ、ユーザとのインタラクティブ性を向上させた。
【0025】
ステップ140では、前記少なくとも2種類の共有形態の選択ページを表示して、ユーザの選択指令に基づいて共有形態を特定する。
【0026】
少なくとも2種類の共有形態を生成してから、該少なくとも2種類の共有形態の選択ページを表示する。ユーザは、選択ページにおいて自分の好みの共有形態をクリックして選択することができる。ユーザの選択指令に基づいて共有形態を特定する。共有形態を特定してから、該共有形態によって、ユーザが指定したその他のユーザに共有する。前記選択ページにおいて、ユーザの選択のためにさらに様々な共有経路を含めてもよく、ユーザが共有経路を選択した後、特定した共有形態をユーザが選択した共有経路によって、ユーザが指定したその他のユーザに共有する。ここで、共有経路は、コミュニケーションを行えるアプリケーションプラットフォームである。例えば、共有すべき個人情報が存在するアプリケーションプラットフォームであってもよく、第三者アプリケーションプラットフォーム(Weibo、Wechatなど)であってもよい。
【0027】
本実施例の技術案は、個人情報共有指令を取得してから、該個人情報共有指令の対象となるユーザのユーザ属性に応じて共有すべき個人情報を取得し、取得した共有すべき個人情報を少なくとも2種類の共有形態に生成し、前記少なくとも2種類の共有形態の選択ページを表示して、ユーザの選択指令に基づいて共有形態を特定する。少なくとも2種類の共有形態を生成するとともに、ユーザとインタラクトして1つの共有形態を特定して共有することで、インタラクティブ性を向上させ、ユーザ体験を向上させた。
【0028】
上述の技術案を基礎として、個人情報共有指令の対象となるユーザのユーザ属性に応じて、共有すべき個人情報を取得することは、前記対象となるユーザが一般ユーザであることを特定した操作に応答して、前記一般ユーザのユーザタグ、ニックネーム、二次元コード、及び作品表紙を共有すべき個人情報として取得すること、または、前記一般ユーザのユーザタグ、ニックネーム、二次元コード、及びユーザプロフィール画像を共有すべき個人情報として取得することと、前記対象となるユーザが音楽家ユーザであることを特定した操作に応答して、前記音楽家ユーザのユーザタグ、ニックネーム、二次元コード、オリジナル音楽の数量、高評価の獲得数、該音楽家ユーザのオリジナル音楽を使用して撮影した人数及び作品表紙を共有すべき個人情報として取得することと、を含んでもよい。
【0029】
一般ユーザは、動画共有ソフトウェアを使用して、自分の撮影した動画を共有する、または、その他のユーザが共有した動画を閲覧するユーザであってもよい。音楽家ユーザは、自分で音楽を創作して、その他の一般ユーザが使用できるように共有してもよい。個人情報共有指令の対象となるユーザのユーザ属性に応じて、共有すべき個人情報を取得する。
【0030】
個人情報共有指令の対象となるユーザが一般ユーザである場合、取得する共有すべき個人情報は、ユーザタグ、ニックネーム、二次元コードを含む。該一般ユーザが作品を有している場合、共有すべき個人情報はさらに対応する作品表紙を含め、該一般ユーザが作品を有しなかった場合、共有すべき個人情報はさらに対応するユーザプロフィール画像を含む。また、個人情報共有指令の対象となるユーザが音楽家ユーザである場合、取得する共有すべき個人情報は、ユーザタグ、ニックネーム、二次元コード、オリジナル音楽の数量、高評価の獲得数、該音楽家ユーザのオリジナル音楽を使用して撮影した人数及び作品表紙を含む。なお、個人情報共有指令の対象となるユーザがユーザ本人である場合、上述の共有すべき個人情報はユーザ本人の全ての個人情報であり、個人情報共有指令の対象となるユーザがその他のユーザである場合、上述の共有すべき個人情報はその他のユーザの公開された個人情報である。二次元コードによってユーザの具体的な個人情報を識別することができる。
【0031】
ある実施例において、一般ユーザの作品表紙を取得することは、一般ユーザの1番目の作品の表紙を前記一般ユーザの作品の表紙として取得することと、一般ユーザの作品からランダムに1つの作品を選択して、その表紙を一般ユーザの作品の表紙として取得することと、一般ユーザの作品からクリック数が一番多い、または高評価の獲得数が一番多い作品を選択して、その表紙を一般ユーザの作品の表紙として取得することと、ユーザとインタラクションすることで、前記一般ユーザの作品表紙を特定することとのいずれかを含む。
【0032】
上述のいずれかの方式によっても、一般ユーザの作品表紙を取得することができる。ユーザとインタラクションすることで一般ユーザの作品表紙を特定することは、該一般ユーザの公開された全ての作品の表紙を表示して、ユーザが1つの作品表紙を選択してもよい。このように、ユーザとのインタラクトをさらに向上させる。
【0033】
ある実施例において、前記音楽家ユーザの作品表紙を取得することは、前記音楽家ユーザの1番目の作品の表紙を前記音楽家ユーザの作品の表紙として取得することと、前記音楽家ユーザの作品からランダムに1つの作品を選択して、その表紙を前記音楽家ユーザの作品の表紙として取得することと、前記音楽家ユーザの作品から使用数が一番多い、または高評価の獲得数が一番多い作品を選択して、その表紙を前記音楽家ユーザの作品の表紙として取得することと、ユーザとインタラクションすることで、前記音楽家ユーザの作品表紙を特定することとのいずれかを含む。
【0034】
上述のいずれかの方式によっても、一般ユーザの作品表紙を取得することができる。ユーザとインタラクションすることで音楽家ユーザの作品表紙を特定することは、該音楽家ユーザの公開された全てのオリジナル音楽の表紙を表示して、ユーザが1つの作品表紙を選択してもよい。このように、ユーザとのインタラクトをさらに向上させる。
【0035】
図2aは、本開示の実施例に係る個人情報を共有する方法のフローチャートである。本実施例は、上述の実施例を基礎としてさらに詳細化したものである。例えば、共有用ポスターと共有用リンクの2種類の共有形態を例とする。
図2aが示すように、該方法はステップ210〜ステップ240を含む。
【0036】
ステップ210では、個人情報共有指令を取得する。
【0037】
ステップ220では、前記個人情報共有指令の対象となるユーザのユーザ属性に応じて、共有すべき個人情報を取得する。
【0038】
ステップ230では、前記ユーザ属性に応じてユーザ属性に対応する共有用ポスターのテンプレートを取得するとともに、前記共有用ポスターのテンプレートに応じて、前記個人情報から共有用ポスターのテンプレートに対応する情報を選別して前記テンプレートに充填して、共有用ポスターを生成する。前記共有用リンクに応じて、前記個人情報から対象となるユーザのプロフィール画像及び個人情報共有指令に対応するネットワークアドレスを選別して、共有用リンクを生成する。
【0039】
ここで、共有用ポスターのテンプレートは、予め作成された、ユーザ属性と対応するテンプレートであり、異なるユーザ属性に対応する共有用ポスターのテンプレートも異なる。共有用ポスターのテンプレートにおいて、異なる個人情報のセット位置が規定されている。
【0040】
一般ユーザの共有用ポスターのテンプレートにおける個人情報は、ユーザタグ、ニックネーム、二次元コード、及び作品表紙を含む、または、ユーザタグ、ニックネーム、二次元コード、及びユーザプロフィール画像を含む。即ち、作品を有しているユーザの場合では、作品表紙を取得することができ、作品を有していないユーザの場合では、共有用ポスターにおける対応する位置にユーザプロフィール画像が表示される。音楽家ユーザの共有用ポスターのテンプレートに集約された個人情報は、ユーザタグ、ニックネーム、二次元コード、オリジナル音楽の数量、高評価の獲得数、該音楽家ユーザのオリジナル音楽を使用して撮影した人数及び作品表紙を含む。ユーザ属性に応じて個人情報から対応する情報を選別して、ユーザ属性に対応する共有用ポスターのテンプレートにおける相応な位置に配置して、共有用ポスターを生成する。共有用リンクを生成する際に、共有すべき個人情報から個人情報共有指令の対象となるユーザのプロフィール画像及び対応するネットワークリンクを選別して、対応する共有用リンクを生成すればよい。
【0041】
ステップ240では、前記少なくとも2種類の共有形態の選択ページを表示して、ユーザの選択指令に基づいて共有形態を特定する。
【0042】
図2bは、本実施例における2種類の共有形態の選択ページの模式図である。
図2bが示すように、該選択ページは、個人情報共有指令の対象となるユーザの個人ホームページの上にカバーしており、共有用ポスターがサムネイルとして表示されており、共有用リンクと並べて配置される。共有用ポスターには共有すべき個人情報に対応する2次元コードがある。ユーザが該共有用ポスターを共有相手のユーザに共有した後、共有相手のユーザが閲覧する画面はつまり該共有用ポスターの画像となり、共有用ポスターにおける2次元コードを識別することで、対応する個人ホームページに直接にリンクすることができる。ユーザ共有用リンクを共有相手のユーザに共有した後、共有相手のユーザが該リンクをクリックすると、対応する個人ホームページに直接にリンクすることができる。
【0043】
本実施例の技術案は、上述の実施例を基礎として、ユーザ属性に応じてユーザ属性に対応する共有用ポスターのテンプレートを取得するとともに、共有用ポスターのテンプレートに応じて、個人情報から共有用ポスターのテンプレートに対応する情報を選別してテンプレートに充填することで、速やかに共有用ポスターを生成することができる。共有用リンクを生成する際は、個人情報共有指令の対象となるユーザのプロフィール画像及び対応するネットワークアドレスを直接に取得して、速やかに共有用リンクを生成する。
【0044】
上述の技術案を基礎として、前記少なくとも2種類の共有形態の選択ページを表示してから、さらに、ユーザが前記共有用ポスターをクリックする操作に応答して、前記共有用ポスターの拡大図を表示することと、前記ポスターの拡大図において検知された、ダウンロードコントロールに対するユーザのトリガ操作に応答して、前記ポスターの拡大図をダウンロードすることと、前記ポスターの拡大図において検知された、ダウンロードコントロール以外の領域に対するユーザのトリガ操作に応答して、前記少なくとも2種類の共有形態の選択ページを再表示することと、を含む。
【0045】
図2cは、本開示の実施例における一般ユーザの共有用ポスターのポスター拡大図の模式図である。
図2cが示すように、表示画面の全体にポスター拡大図を表示する。
図2cは、作品を有している一般ユーザを例とする。
図2cが示すように、共有用ポスターの上寄りの位置、即ち比較的に目立つ位置に作品表紙11を表示し、作品表紙11の下方の位置にユーザタグ12、ニックネーム13、二次元コード14を表示する。ポスター拡大図には、さらにダウンロードコントロール15を含めている。ダウンロードコントロール15に対するユーザのトリガ操作が検知されると、ポスター拡大図をローカルにダウンロードする。ダウンロードコントロール15以外の領域に対するユーザのトリガ操作が検知されると、
図2bが示すような共有用ポスターのサムネイルと、共有用リンクとを含む選択ページを再表示する。
図2dは、本開示の実施例における音楽家ユーザの共有用ポスターのポスター拡大図の模式図である。
図2dが示すように、表示画面の全体にポスター拡大図を表示する。
図2dは、オリジナル音楽作品を有している音楽家ユーザを例とする。
図2dが示すように、共有用ポスターの上方位置には、まず「音楽家」の3文字を表示し、「音楽家」の3文字の下方位置に該音楽家ユーザのユーザプロフィール画像21、ユーザプロフィール画像21の下方位置にユーザタグ22、ニックネーム23、オリジナル音楽の数量24、高評価の獲得数25、及び該音楽家ユーザのオリジナル音楽を使用して撮影した人数26を表示する。表示画面の左下隅に該音楽家ユーザの作品表紙27を表示し、作品表紙の右側に該音楽家ユーザの2次元コード28を表示する。ポスター拡大図には、さらにダウンロードコントロール29を含めている。ダウンロードコントロール29に対するユーザのトリガ操作が検知されると、ポスター拡大図をローカルにダウンロードする。ダウンロードコントロール29以外の領域に対するユーザのトリガ操作が検知されると、
図2bが示すような共有用ポスターのサムネイルと、共有用リンクとを含む選択ページを再表示する。一般ユーザの作品表紙と音楽家ユーザの作品表紙における再生のアイコンは、ユーザの作品が再生可能であることを表す。ポスター拡大図を表示することで、ユーザが共有用ポスターに含まれる個人情報を見やすくなり、ユーザとのインタラクトをさらに向上させる。
【0046】
図3は、本開示の実施例に係る個人情報を共有する装置の構成模式図である。本実施例は、個人情報を共有する場合に応用可能であり、該装置は、個人情報を共有する方法を実行可能である。該装置は、ソフトウェアとハードウェアとの少なくとも1つによって実現可能であり、一般的にスマートフォンやタブレットなどの端末設備に集積できる。
図3が示すように、本開示の実施例に係る個人情報を共有する装置は、共有指令取得モジュール310と、個人情報取得モジュール320と、共有形態生成モジュール330と、共有形態特定モジュール340とを備える。
【0047】
共有指令取得モジュール310は、個人情報共有指令を取得するように設置される。
【0048】
個人情報取得モジュール320は、前記個人情報共有指令の対象となるユーザのユーザ属性に応じて、共有すべき個人情報を取得するように設置される。
【0049】
共有形態生成モジュール330は、前記個人情報に応じて、少なくとも2種類の共有形態を生成するように設置される。
【0050】
共有形態特定モジュール340は、前記少なくとも2種類の共有形態の選択ページを表示して、ユーザの選択指令に基づいて共有形態を特定するように設置される。
【0051】
ある実施例において、前記個人情報取得モジュールは、ユーザ本人の個人ホームページにおいて、ホームページ共有コントロールに対するユーザのトリガ操作を検知する、または、ユーザが閲覧したその他のユーザのホームページにおいて、個人カード共有コントロールに対するユーザのトリガ操作を検知するように設置される。
【0052】
ある実施例において、前記個人情報取得モジュールは、一般ユーザ情報取得ユニットと、音楽家情報取得ユニットと、を含む。一般ユーザ情報取得ユニットは、前記対象となるユーザが一般ユーザであることを特定する操作に応答して、前記一般ユーザのユーザタグ、ニックネーム、二次元コード、及び作品表紙を共有すべき個人情報として取得する、または、前記一般ユーザのユーザタグ、ニックネーム、二次元コード、及びユーザプロフィール画像を共有すべき個人情報として取得するように設置されている。音楽家情報取得ユニットは、前記対象となるユーザが音楽家ユーザであることを特定する操作に応答して、前記音楽家ユーザのユーザタグ、ニックネーム、二次元コード、オリジナル音楽の数量、高評価の獲得数、該音楽家ユーザのオリジナル音楽を使用して撮影した人数及び作品表紙を共有すべき個人情報として取得するように設置されている。
【0053】
ある実施例において、前記一般ユーザ情報取得ユニットは、前記一般ユーザの1番目の作品の表紙を前記一般ユーザの作品の表紙として取得することと、前記一般ユーザの作品からランダムに1つの作品を選択して、その表紙を前記一般ユーザの作品の表紙として取得することと、前記一般ユーザの作品からクリック数が一番多い、または高評価の獲得数が一番多い作品を選択して、その表紙を一般ユーザの作品の表紙として取得することと、ユーザとインタラクションすることで、前記一般ユーザの作品表紙を特定することとのいずれかの方式によって、前記一般ユーザの作品表紙を取得することができる。
【0054】
ある実施例において、前記音楽家情報取得ユニットは、前記音楽家ユーザの1番目の作品の表紙を前記音楽家ユーザの作品の表紙として取得することと、前記音楽家ユーザの作品からランダムに1つの作品を選択して、その表紙を前記音楽家ユーザの作品の表紙として取得することと、前記音楽家ユーザの作品から使用数が一番多い、または高評価の獲得数が一番多い作品を選択して、その表紙を前記音楽家ユーザの作品の表紙として取得することと、ユーザとインタラクションすることで、前記音楽家ユーザの作品表紙を特定することとのいずれかの方式によって、前記音楽家ユーザの作品表紙を取得することができる。
【0055】
ある実施例において、少なくとも2種類の共有形態は、共有用ポスターと、共有用リンクとを含む。
【0056】
ある実施例において、前記共有形態生成モジュールは、前記ユーザ属性に応じて、ユーザ属性に対応する共有用ポスターのテンプレートを取得するとともに、前記共有用ポスターのテンプレートに応じて、前記個人情報から共有用ポスターのテンプレートに対応する情報を選別して前記テンプレートに充填して、共有用ポスターを生成するように設置された共有用ポスター生成ユニットと、前記共有用リンクに応じて、前記個人情報から対象となるユーザのプロフィール画像及び個人情報共有指令に対応するネットワークアドレスを選別して、共有用リンクを生成するように設置された共有用リンク生成ユニットとを含む。
【0057】
ある実施例において、さらに、少なくとも2種類の共有形態の選択ページを表示してから、ユーザが前記共有用ポスターをクリックする操作に応答して、前記共有用ポスターの拡大図を表示するように設置されたポスター拡大図表示モジュールと、前記ポスターの拡大図において検知された、ダウンロードコントロールに対するユーザのトリガ操作に応答して、前記ポスターの拡大図をダウンロードするように設置されたポスター拡大図ダウンロードモジュールと、前記ポスターの拡大図において検知された、ダウンロードコントロール以外の領域に対するユーザのトリガ操作に応答して、前記少なくとも2種類の共有形態の選択ページを再表示するように設置された選択ページリターンモジュールとを含む。
【0058】
前記個人情報を共有する装置は、本開示の任意の実施例が提供する個人情報を共有する方法を実行することができ、方法を実行することに相応の機能モジュールを備える。なお、本実施例において詳細的に説明しない技術の詳細について、本開示の任意の実施例が提供する個人情報を共有する方法を参照することができる。
【0059】
図4は、本開示の実施例に係る端末設備のハードウェアの構成模式図である。端末設備は、様々な形態によって実施することができる。本開示における端末設備は、携帯電話、スマートフォン、ノートパソコン、デジタル放送受信機、個人用デジタル補助装置(Personal Digital Assistant、PDA)、タブレット、携帯型マルチメディアプレイヤ(Portable Multimedia Player、PMP)、ナビゲーション装置、車載端末設備、車載表示端末、車載電子ミラー等の携帯端末設備、及びデジタルテレビ(Television,TV)、デスクトップ型コンピュータ等の固定端末設備を含むが、これらに限られない。
【0060】
図4が示すように、端末設備400は、無線通信ユニット410と、オーディオ/ビデオ(Audio/Vdieo、A/V)入力ユニット420と、ユーザ入力ユニット430、検知ユニット440と、出力ユニット450、メモリ460と、インタフェースユニット470と、プロセッサ480と、電源ユニット490などを備えてもよい。
図4は、様々なコンポネントを有する端末設備を示しているが、全てのコンポネントを実施することが要求されていないことを理解すべきである。代替的により多い又はより少ないコンポネントを実施してもよい。
【0061】
ここで、無線通信ユニット410は、端末設備400と無線通信システム、またはネットワークとの間の無線通信を許可する。A/V入力ユニット420は、オーディオまたはビデオ信号を受信するように設置される。ユーザ入力ユニット430は、ユーザが入力したコマンドに応じてキー入力データを生成して、端末設備の様々な操作を制御することができる。検知ユニット440は、端末設備400の現在状態、端末設備400の位置、端末設備400に対するユーザのタッチ入力の有無、端末設備400の配向、端末設備400の加速または減速移動及び方向などを検知するとともに、端末設備400の操作を制御するためのコマンドまたは信号を生成する。インタフェースユニット470は、少なくとも1つの外部装置と端末設備400とが通信可能に接続するインタフェースとして機能する。出力ユニット450は、視覚、オーディオ、触覚の少なくとも1種類の方式で出力信号を提供するように構成される。メモリ460は、プロセッサ480が実行する処理と、操作を制御するソフトウェアプログラムなどを記憶することができ、或いは、出力したまたは出力しようとするデータを一時的に記憶することができる。メモリ460は、少なくとも1種類の記憶媒体を備えてもよい。そして、端末設備400は、ネットワーク接続を介してメモリ460の記憶機能を実行するネットワーク記憶装置と協力することができる。プロセッサ480は、一般的に端末設備の全般操作を制御する。また、プロセッサ480は、マルチメディアデータを再現または再生するように設置されたマルチメディアモジュールを含めてもよい。プロセッサ480は、タッチパネルにおいて実行された手書き入力、或いはピクチャ描画入力を文字や画像として識別するように、モード識別処理を実行することができる。電源ユニット490は、プロセッサ480の制御によって、外部電力または内部電力を受電して、様々な素子やコンポネントを操作するために必要な適切な電力を提供する。
【0062】
プロセッサ480は、メモリ460に記憶されたプログラムを実行することで、端末設備400の各種機能アプリケーションやデータ処理を実行する。例えば、本実施例に係る個人情報を共有する方法を実現するのは、個人情報共有指令を取得することと、前記個人情報共有指令の対象となるユーザのユーザ属性に応じて、共有すべき個人情報を取得することと、前記個人情報に応じて、少なくとも2種類の共有形態を生成することと、前記少なくとも2種類の共有形態の選択ページを表示して、ユーザの選択指令に基づいて共有形態を特定することとを含む。
【0063】
本開示の実施例は、さらに、コンピュータ実行可能な指令が含まれる記憶媒体を提供する。前記コンピュータ実行可能な指令は、コンピュータのプロセッサで実行される際に、個人情報を共有する方法を実行するように設置される。該方法は、個人情報共有指令を取得することと、前記個人情報共有指令の対象となるユーザのユーザ属性に応じて、共有すべき個人情報を取得することと、前記個人情報に応じて、少なくとも2種類の共有形態を生成することと、前記少なくとも2種類の共有形態の選択ページを表示して、ユーザの選択指令に基づいて共有形態を特定することとを含む。
【0064】
本開示の実施例に提供されるコンピュータ実行可能な指令が含まれる記憶媒体は、そのコンピュータ実行可能な指令が、上述のような方法の操作に限らず、さらに、本開示の任意の実施例に提供される情報ストリーム表示パネルの閉止方法における関連操作を実行してもよい。
【0065】
上述の実施の形態についての説明により、当業者は、本開示がソフトウェア及び必要な汎用ハードウェアによって実現されてもよく、当然、ハードウェアによって実現されてもよいことについて、明らかである。このような理解に基づいて、本開示の技術案は本質的に、または関連技術に寄与する部分がソフトウェア製品として具現化することができる。該コンピュータソフトウェア製品は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されていてもよい。例えば、コンピュータのフレキシブルディスク、読み出し専用メモリ(Read−Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、フラッシュメモリ(FLASH(登録商標))、ハードディスク、または光ディスク等に記憶することができ、あるコンピュータ設備(パソコン、サーバ、またはネットワークデバイスなどであってもよい)に本開示の各実施例に記載の方法を実行させるように、いくつかの指令が含まれる。
【0066】
上記の個人情報を共有する装置の実施例において、含まれる各ユニットやモジュールは、単に機能ロジックによって区分されているが、上述の区分に限定されず、該当する機能を実現できればよい。また、各機能ユニットの具体的な名称も、互いに区別しやすいためのものに過ぎず、本開示の技術的範囲を限定するものではない。
【符号の説明】
【0067】
310 共有指令取得モジュール
320 個人情報取得モジュール
330 共有形態生成モジュール
340 共有形態特定モジュール
410 無線通信ユニット
420 A/V入力ユニット
430 ユーザ入力ユニット
440 検知ユニット
450 出力ユニット
460 メモリ
470 インタフェースユニット
480 プロセッサ
490 電源ユニット
【国際調査報告】