【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、最小限の数のセンサ、例えば、ヒータプレートにある又はその近傍のわずか1つの温度センサからの入力によって水切れ状態を検知することができる及び/又は加湿器チャンバ水切れ警報を出力することができる呼吸器又は手術用加湿器システムの例を提供する。したがって、これらの水切れ検知及び/又は警報方法は、より多くの種類の加湿システム、又は加湿器を含み得る他の呼吸補助デバイス、例えば、高流量システム及び/若しくはCPAPシステムにおいて実施することができる。本明細書に開示される水切れ検知及び/又は警報方法は、補完電力入力波形(本明細書中の開示では、補完信号(supplementary signal)又は特性通電信号(characteristic energization signal)とも呼ばれ得る)を印加し、所定周波数でフィルタリングされたヒータプレート上の又はヒータプレート近傍の温度信号からヒータプレート温度信号及び/又は温度表示値の大きさ及び/又は位相を決定することによる、加湿器チャンバ(水などのその内容物を含む)の比熱容量の決定に基づくものであり得る。補完信号の印加は、補完信号を(例えば、待機モード中の)ヒータプレートの信号として印加することによって、又は補完信号をヒータプレート制御信号に注入することによって(例えば、ヒータプレート制御信号と補完信号とを合計する、調整する、インターリーブする、サイクリングする、又は同じ伝送線上で2つの信号を送信するための任意の他のスキームを使用することによって)実施され得る。この補完波形は、通常制御にバイアスをかけることなく、通常動作するヒータプレート電力信号などの通常のヒータプレート制御信号上に重畳され得る。補完波形は、周期的若しくは循環的であり得る、及び/又はゼロ平均を有し得る。波形は、通常制御にバイアスがかけられないようにすることができる。補完信号の周波数は、所定周波数であり得る。周波数は、周波数領域において、通常制御応答から分離されるように選択され得る。選択された周波数は、ヒータプレートの通常制御との干渉を回避するのに役立ち得る。一例では、補完信号の周波数は、従来の(ヒータプレート上に配置された加湿チャンバを加熱する目的での通常動作など)ヒータプレート制御信号よりも高くすることができ(例えば、その少なくとも1.5倍又は本明細書に開示されるその他の値である)、ヒータプレートを加熱するためのデューティサイクル等を出力することができる。
【0007】
本開示の全体を通して、加湿器チャンバの比熱容量は、特に明示的に記載されない限り、水などのその内容物を含む加湿器チャンバの比熱容量を指す。
【0008】
より少数のセンサを必要とすることに加えて、本明細書に開示される水切れ検知及び/又は警報方法はまた、以下の利点及び/又はその他の利点のいずれかを有し得る。例えば、本明細書に開示される水切れ検知及び/又は警報システムは、比熱容量の原理に基づいており、本質的に水量に関連している。これにより、システムをガスの流量から独立させることが可能になる。流量からの独立により、水切れ検知及び/又は警報方法を、流量に依存する検知方法に比べて、低流量非侵襲療法(例えば、約10L/min未満の小児非侵襲療法の流量)又は極めて低流量の侵襲療法(例えば、約5L/min未満の新生児侵襲療法)により適したものにすることを可能にできる。流量からの独立はまた、水切れ検知及び/又は警報方法が、フローセンサの誤差に影響されないこと又はシステムの流量状態について仮定する必要を回避することを可能にできる。本明細書中に記載される水切れ/警報方法は、様々な異なるプラットフォーム及び/又は様々な異なる種類のチャンバで機能することができるので、比熱容量をパラメータとして使用して水切れを決定することも有利である。記載される水切れ手法は、より柔軟であり且つより融通が利く。更に、本開示の水切れ検知方法は、例えば待機の場合時など、加湿器内にガス流がないときに水切れ状態(水のない又は実質的に水のない状態)を決定することができる。
【0009】
本明細書に開示される水切れ検知及び/又は警報方法はまた、湿度送達から独立させることができる又は湿度送達に対して不変であり得る。その結果、本明細書に開示される方法は、例えば、室内気の同伴及び/又はタービン駆動式フロー供給源を使用する非侵襲療法による、より低い湿度の発生につながる場合のガス送達により適し得る。これらのケースでは、流入湿度が高くなり得る(例えば、約10mg/L超)、流入ガス温度が高くなり得る(例えば、摂氏約30度超)、及び/又は周囲温度条件が高くなり得る(例えば、摂氏約25度超)。これにより、湿度添加要件の低下につながり、従来の水切れ検知方法には不利に影響する可能性がある。本明細書に開示される類似の水切れ方法は、高流量モード又は任意の他の動作モードでも使用することができる。
【0010】
本開示はまた、ヒータプレートの熱的結合を向上させ、モデル化されたヒータプレートのR成分及びC成分により熱伝達非効率性を低下させることができる改良ヒータプレート構造を提供する。特に、弾力性の電気絶縁体を含む改良ヒータプレートアセンブリは、水切れ検知のための補完信号を小さくすることを可能にし、振幅が増大した帰還信号を戻す。帰還信号は、信号対雑音比が向上したものである。弾力性の電気絶縁体は、以下に記載されるように、可撓性及び/又はコンプライアントであり得る。コンプライアント材料とは、材料が柔らかくなり、圧縮可能になる、及び/又は表面の形状に適合することができる能力を意味し得る。例えば、コンプライアント材料は、コンプライアント材料を挟むことができる他の材料の表面間のエアギャップを変位させることができてもよい。本開示の全体を通して、絶縁材料とは、熱伝導性でもあり得る電気絶縁材料を意味し得る。
【0011】
本明細書に開示される呼吸器加湿器システムのコントローラは、ヒータプレートの電力入力を変化させ、水切れ事象時にヒータプレート及び/又は加湿器チャンバの特定の応答を待つことだけではなくむしろ、ヒータプレート制御信号に補完信号を印加することができる。幾つかの例示的な構成では、コントローラは、補完信号を連続的に印加してもよい。コントローラは、ヒータプレートに補完信号を連続的に及び/又は断続的に印加してもよい。コントローラは、補完信号に対する応答を測定してもよい。コントローラは、補完信号に対する応答を連続的に及び/又は断続的にサンプリングしてもよい。したがって、検知及び/又は警報プロセスは、複雑な状態遷移(低流量状態と高流量状態との間の遷移など)及び/又はトリガー条件に依存する必要はない。本明細書中に記載されるプロセスは、ヒータプレートに通電する通常動作に影響を及ぼすことなく連続的に実行することができ、したがって、加湿器チャンバが実際に水切れになる前に警告を与えることができるように、調節可能な検知時間及び閾値を提供することができる。本明細書中に記載される水切れ検知方法はまた、方法が、ヒータを加熱又は冷却させるためのヒータプレートの制御の中断を含め、療法の中断を必要としないので有利である。補完信号は、通常動作周波数(即ち、ヒータプレート制御動作周波数)と実質的に異なる周波数であることができ、ゼロ平均のものであるので、システムに導入される正味エネルギーはない。本明細書中に記載される水切れ検知方法は、湿度発生又は患者若しくは使用者への加湿ガスの送達に対するマイナスの影響が最小限であり得る。
【0012】
以下でより詳細に記載するように、検知及び/又は警報方法は、また、目的の信号が、本明細書では印加周波数とも称される補完信号の周波数に自然にフィルタリングされるので、ノイズ耐性が高くなり得る。
【0013】
本明細書中に記載される検知及び/又は警報方法は、CPAPデバイス、高流量療法デバイス、手術用加湿器、呼吸器加湿器、乳児用CPAP、乳児用高流量、NIV療法等などの様々な呼吸器及び/又は手術用加湿器システムに組み込むことができる。
【0014】
幾つかの構成では、呼吸器加湿器用の複数層ヒータプレートアセンブリは、上部加熱プレートと、熱を発生させるように構成された加熱要素と、加熱プレートと加熱要素との間に電気絶縁を提供するように構成された二重絶縁機構とを含むことができ、二重絶縁機構は、2つの絶縁要素を含み、2つの絶縁要素の第1の絶縁要素は第1の可撓性を有し、2つの絶縁要素の第2の絶縁要素は、第1の可撓性と異なる第2の可撓性を有する。
【0015】
幾つかの構成では、複数層ヒータプレートアセンブリは、1つ以上の締結具によって互いに取り外し可能に結合され得る。
【0016】
幾つかの構成では、複数層ヒータプレートアセンブリは、下部プレートと上部加熱プレートとの間に加熱要素及び二重絶縁機構がある状態で、下部プレートを上部加熱プレートにボルト締めすることによって形成され得る。
【0017】
幾つかの構成では、上部加熱プレートは、少なくとも1つの温度センサを受け入れるように構成されたセンサ取付ブロックを含み得る。
【0018】
幾つかの構成では、センサ取付ブロックは、2つの温度センサを受け入れるように構成され得る。
【0019】
幾つかの構成では、少なくとも1つの温度センサは、サーミスタを含み得る。
【0020】
幾つかの構成では、安全機能部は、サーマルカットオフユニットを含み得る。
【0021】
幾つかの構成では、下部プレートは、安全機能部を支持するためのプラットフォームを含み得る。
【0022】
幾つかの構成では、安全機能部は、ねじによってプラットフォームに固定され得る。
【0023】
幾つかの構成では、プラットフォームは、下部プレートの残部から突出することができる。
【0024】
幾つかの構成では、下部プレートは、加熱要素からの安全機能部の隔離を向上させるために、安全機能部が下部プレートに結合される場所にスロットを含み得る。
【0025】
幾つかの構成では、下部プレートは、スロットの長さに沿って切抜段部(cut−out step)を更に含み得る。
【0026】
幾つかの構成では、スロットはL字形であり得る。
【0027】
幾つかの構成では、スロットは、加熱要素の周縁部で又は周縁部の近辺で終端することができる。
【0028】
幾つかの構成では、スロットは、二重絶縁機構の周縁部を越えて半径方向外向きに延びることができる。
【0029】
幾つかの構成では、下部プレートは、ヒータプレートアセンブリが組み立てられたときに、センサ取付ブロックの近辺に切抜段部を含み得る。
【0030】
幾つかの構成では、二重絶縁機構の1つの絶縁要素は、もう一方の絶縁要素に比べてより可撓性又はコンプライアントであり得る。幾つかの構成では、第1の絶縁要素は、第2の絶縁要素に比べてより可撓性であり得る。
【0031】
幾つかの構成では、二重電気絶縁機構の1つの絶縁要素は、上部加熱プレートと加熱要素との間のエアギャップを変位させるように構成されたコンプライアント絶縁材料を含み得る。
【0032】
幾つかの構成では、二重電気絶縁機構の1つの絶縁要素は、可撓性絶縁材料を含み得る。
【0033】
幾つかの構成では、絶縁要素の1つがもう一方の要素よりも柔らかいように、第1の絶縁要素は、第1の柔軟性を有することができ、第2の絶縁要素は、第2の柔軟性を有することができる。
【0034】
幾つかの構成では、第1の絶縁要素は、弾性材料を含み得る。
【0035】
幾つかの構成では、絶縁要素の1つは、50〜100のショア00硬度スケールを有し得る。
【0036】
幾つかの構成では、絶縁要素の1つは、80のショア00硬度スケールを有し得る。
【0037】
幾つかの構成では、2つの絶縁要素は、少なくとも1つの非可撓性絶縁層を含み得る。
【0038】
幾つかの構成では、少なくとも1つの非可撓性絶縁層は、マイカを含み得る。
【0039】
幾つかの構成では、アセンブリは、コンプライアント絶縁材料の層を含み得る。
【0040】
幾つかの構成では、複数層ヒータプレートアセンブリは、ヒータプレートアセンブリの構成要素間のエアギャップを変位させるように構成されたコンプライアント絶縁材料の更なる層を更に含み得る。
【0041】
幾つかの構成では、2つの絶縁要素は、2つの非可撓性絶縁層を含み得る。
【0042】
幾つかの構成では、アセンブリは、コンプライアント絶縁材料の2つの層を含み得る。
【0043】
幾つかの構成では、2つの絶縁要素は、ヒータプレートアセンブリの構成要素間のエアギャップを変位させるように構成されたコンプライアント絶縁材料の2つの層を含み得る。
【0044】
幾つかの構成では、コンプライアント絶縁材料は、熱伝導性であるが電気絶縁性のエラストマーを含み得る。
【0045】
幾つかの構成では、コンプライアント絶縁材料は、シリコーン又はシリコーン化合物を含み得る。
【0046】
幾つかの構成では、コンプライアント絶縁材料は、ガラス繊維基材と、基材に埋め込まれた又は基材上に配置された熱伝導性材料とを含み得る。
【0047】
幾つかの構成では、コンプライアント絶縁材料は、少なくとも4000V ACの破壊電圧を有し得る。
【0048】
幾つかの構成では、コンプライアント絶縁材料は、少なくとも6000V ACの破壊電圧を有し得る。
【0049】
幾つかの構成では、コンプライアント絶縁材料は、少なくとも1.8W/(m.K)の熱伝導率を有し得る。
【0050】
幾つかの構成では、呼吸器加湿器用の複数層ヒータプレートアセンブリは、上部加熱プレートと、下部プレートと、熱を発生させるように構成された加熱要素であって、上部加熱プレート及び下部プレートによって画定される加熱要素と、上部加熱プレートと加熱要素との間の第1の弾性絶縁材料と、下部プレートと加熱要素との間の第2の弾性絶縁材料と、を含むことができ、第1の弾性絶縁材料及び第2の弾性絶縁材料は、それぞれ、上部加熱プレートと加熱要素との間のエアギャップ、及び下部と加熱要素との間のエアギャップを占めることができる。第1の絶縁材料又は第2の絶縁材料は、電気絶縁材料である。幾つかの構成では、第1の弾性電気絶縁材料及び第2の弾性電気絶縁材料は、それぞれ、上部加熱プレートと加熱要素との間のエアギャップ、及び下部プレートと加熱要素との間のエアギャップを変位させることができる。
【0051】
幾つかの構成では、複数層ヒータプレートアセンブリは、1つ以上の締結具によって互いに取り外し可能に結合され得る。
【0052】
幾つかの構成では、複数層ヒータプレートアセンブリは、下部プレートと上部加熱プレートとの間に加熱要素並びに第1及び第2の弾性絶縁材料がある状態で、下部プレートを上部加熱プレートにボルト締めすることによって形成され得る。
【0053】
幾つかの構成では、第1の弾性絶縁材料及び/又は第2の弾性絶縁材料は、50〜100のショア00硬度スケールを有し得る。
【0054】
幾つかの構成では、第1の弾性絶縁材料及び/又は第2の弾性絶縁材料は、80のショア00硬度スケールを有し得る。
【0055】
幾つかの構成では、アセンブリは、2つの絶縁要素を含む二重電気絶縁機構を含み得る。
【0056】
幾つかの構成では、2つの絶縁要素は、2つの非可撓性電気絶縁層を含み得る。
【0057】
幾つかの構成では、複数層ヒータプレートアセンブリは、非可撓性電気絶縁層を更に含み得る。
【0058】
幾つかの構成では、非可撓性電気絶縁層は、マイカを含み得る。
【0059】
幾つかの構成では、2つの絶縁要素は、互いに別々の2つの層を含み得る。
【0060】
幾つかの構成では、第1の弾性電気絶縁材料と第2の弾性電気絶縁材料は、互いに別々の2つの層を含み得る。
【0061】
幾つかの構成では、第1の弾性電気絶縁材料及び/又は第2の弾性電気絶縁材料は、熱伝導性であるが電気絶縁性のエラストマーを含み得る。
【0062】
幾つかの構成では、第1の弾性電気絶縁材料及び/又は第2の弾性電気絶縁材料は、シリコーン又はシリコーン化合物を含み得る。
【0063】
幾つかの構成では、第1の弾性電気絶縁材料及び/又は第2の弾性電気絶縁材料は、ガラス繊維基材と、基材に埋め込まれた又は基材上に配置された熱伝導性材料とを含み得る。
【0064】
幾つかの構成では、第1の弾性電気絶縁材料及び/又は第2の弾性電気絶縁材料は、少なくとも4000V ACの破壊電圧を有し得る。
【0065】
幾つかの構成では、第1の弾性電気絶縁材料及び/又は第2の弾性電気絶縁材料は、少なくとも6000V ACの破壊電圧を有し得る。
【0066】
幾つかの構成では、第1の弾性電気絶縁材料及び/又は第2の弾性電気絶縁材料は、少なくとも1.8W/(m.K)の熱伝導率を有し得る。
【0067】
幾つかの構成では、第1の弾性電気絶縁材料及び/又は第2の弾性電気絶縁材料は、複数層ヒータプレートアセンブリの構成要素間のエアギャップを変位させるように構成されたコンプライアント材料を含み得る。
【0068】
幾つかの構成では、上部加熱プレートは、金属を含み得る。
【0069】
幾つかの構成では、上部加熱プレートは、下面上の空洞と、呼吸器加湿器の加湿器チャンバのベースに接触するために露出した上面とを含み得る。
【0070】
幾つかの構成では、上部加熱プレートは、少なくとも1つの温度センサを受け入れるように構成されたセンサ取付ブロックを含み得る。
【0071】
幾つかの構成では、センサ取付ブロックは、2つの温度センサを受け入れるように構成され得る。
【0072】
幾つかの構成では、少なくとも1つの温度センサは、サーミスタを含み得る。
【0073】
幾つかの構成では、安全機能部は、サーマルカットオフユニットを含み得る。
【0074】
幾つかの構成では、下部プレートは、安全機能部を支持するためのプラットフォームを含み得る。
【0075】
幾つかの構成では、安全機能部は、ねじによってプラットフォームに固定され得る。
【0076】
幾つかの構成では、プラットフォームは、下部プレートの残部から突出することができる。
【0077】
幾つかの構成では、下部プレートは、加熱要素からの安全機能部の隔離を向上させるために、安全機能部が下部プレートに結合される場所にスロットを含み得る。
【0078】
幾つかの構成では、下部プレートは、スロットの長さに沿って切抜段部を更に含み得る。
【0079】
幾つかの構成では、スロットはL字形であり得る。
【0080】
幾つかの構成では、スロットは、加熱要素の周縁部で又は周縁部の近辺で終端することができる。
【0081】
幾つかの構成では、スロットは、二重絶縁機構の周縁部を越えて半径方向外向きに延びることができる。
【0082】
幾つかの構成では、下部プレートは、ヒータプレートアセンブリが組み立てられたときに、センサ取付ブロックの近辺に切抜段部を含み得る。
【0083】
幾つかの構成では、呼吸器加湿器用の複数層ヒータプレートアセンブリは、上部加熱プレートと、熱を発生させるように構成された加熱要素であって、上部加熱プレートより下に位置する加熱要素と、上部加熱プレートと加熱要素との間の熱インターフェース層であって、上部加熱プレートと加熱要素との間のエアギャップを変位させるように構成されたコンプライアント熱インターフェース材料を含む、熱インターフェース層と、を含み得る。
【0084】
幾つかの構成では、熱インターフェース層は、上部加熱プレートと加熱要素との間の熱伝導率を向上させるために、上部加熱プレートと加熱要素との間のエアギャップを変位させるように構成され得る。
【0085】
幾つかの構成では、複数層ヒータプレートアセンブリは、1つ以上の締結具によって互いに取り外し可能に結合され得る。
【0086】
幾つかの構成では、複数層ヒータプレートアセンブリは、下部プレートを含むことができ、加熱要素は、上部加熱プレート及び下部プレートによって画定される。
【0087】
幾つかの構成では、熱インターフェース層は、電気絶縁を提供するのに十分な厚さを含み得る。
【0088】
幾つかの構成では、複数層ヒータプレートアセンブリは、下部プレートと上部加熱プレートとの間に加熱要素及び熱インターフェース層がある状態で、下部プレートを上部加熱プレートにボルト締めすることによって形成され得る。
【0089】
幾つかの構成では、上部加熱プレートは、少なくとも1つの温度センサを受け入れるように構成されたセンサ取付ブロックを含み得る。
【0090】
幾つかの構成では、センサ取付ブロックは、2つの温度センサを受け入れるように構成され得る。
【0091】
幾つかの構成では、少なくとも1つの温度センサは、サーミスタを含み得る。
【0092】
幾つかの構成では、複数層ヒータプレートアセンブリは、下部プレートに結合された安全機能部を更に含み得る。
【0093】
幾つかの構成では、安全機能部は、サーマルカットオフユニットを含み得る。
【0094】
幾つかの構成では、下部プレートは、安全機能部を支持するためのプラットフォームを含み得る。
【0095】
幾つかの構成では、安全機能部は、ねじによってプラットフォームに固定され得る。
【0096】
幾つかの構成では、プラットフォームは、下部プレートの残部から突出することができる。
【0097】
幾つかの構成では、下部プレートは、加熱要素からの安全機能部の隔離を向上させるために、安全機能部が下部プレートに結合される場所にスロットを含み得る。
【0098】
幾つかの構成では、下部プレートは、スロットの長さに沿って切抜段部を更に含み得る。
【0099】
幾つかの構成では、スロットはL字形であり得る。
【0100】
幾つかの構成では、スロットは、加熱要素の周縁部で又は周縁部の近辺で終端することができる。
【0101】
幾つかの構成では、スロットは、熱インターフェース層の周縁部を越えて半径方向外向きに延びることができる。
【0102】
幾つかの構成では、下部プレートは、ヒータプレートアセンブリが組み立てられたときに、センサ取付ブロックの近辺に切抜段部を含み得る。
【0103】
幾つかの構成では、熱インターフェース層は、50〜100のショア00硬度スケールを有し得る。
【0104】
幾つかの構成では、熱インターフェース層は、70〜90のショア00硬度スケールを有し得る。
【0105】
幾つかの構成では、熱インターフェース層は、80のショア00硬度スケールを有し得る。
【0106】
幾つかの構成では、熱インターフェース材料は電気絶縁性であり得る。
【0107】
幾つかの構成では、複数層ヒータプレートアセンブリは、複数層ヒータプレートアセンブリの構成要素間のエアギャップを変位させるように構成されたコンプライアント絶縁材料の第2層を更に含み得る。
【0108】
幾つかの構成では、第2の熱インターフェース層は、加熱要素と下部プレートとの間に位置し得る。
【0109】
幾つかの構成では、第2の熱インターフェース層は、上部加熱プレートと下部プレートとの間に位置し得る。
【0110】
幾つかの構成では、複数層ヒータプレートアセンブリは、少なくとも1つの非可撓性電気絶縁層を含み得る。
【0111】
幾つかの構成では、少なくとも1つの非可撓性電気絶縁層は、コンプライアント熱インターフェース層と加熱要素との間に位置し得る。
【0112】
幾つかの構成では、複数層ヒータプレートアセンブリは、加熱要素と下部プレートとの間に少なくとも1つの非可撓性電気絶縁層を含み得る。
【0113】
幾つかの構成では、複数層ヒータプレートアセンブリは、加熱要素と下部プレートとの間に2つの非可撓性電気絶縁層を含み得る。
【0114】
幾つかの構成では、少なくとも1つの非可撓性電気絶縁層は、マイカを含み得る。
【0115】
幾つかの構成では、第2の熱インターフェース層は、導電性であり得る。
【0116】
幾つかの構成では、コンプライアント熱インターフェース材料は、熱伝導性であるが電気絶縁性のエラストマーを含み得る。
【0117】
幾つかの構成では、コンプライアント熱インターフェース材料は、シリコーン又はシリコーン化合物を含み得る。
【0118】
幾つかの構成では、コンプライアント熱インターフェース材料は、ガラス繊維基材と、基材に埋め込まれた又は基材上に配置された熱伝導性材料とを含み得る。
【0119】
幾つかの構成では、コンプライアント熱インターフェース材料は、少なくとも4000V ACの破壊電圧を有し得る。
【0120】
幾つかの構成では、コンプライアント熱インターフェース材料は、少なくとも6000V ACの破壊電圧を有し得る。
【0121】
幾つかの構成では、コンプライアント熱インターフェース材料は、少なくとも1.8W/(m.K)の熱伝導率を有し得る。
【0122】
幾つかの構成では、コンプライアント熱インターフェース材料は、弾性であり得る。
【0123】
幾つかの構成では、呼吸器加湿器用の複数層ヒータプレートアセンブリは、上部加熱プレートと、下部プレートと、熱を発生させるように構成された加熱要素であって、上部加熱プレート及び下部プレートによって画定される加熱要素と、下部プレートと上部加熱プレートとの間にあり、下部プレートと上部加熱プレートとの間のエアギャップを変位させるように構成されたコンプライアント熱インターフェース層と、を含み得る。
【0124】
幾つかの構成では、複数層ヒータプレートアセンブリは、1つ以上の締結具によって互いに取り外し可能に結合され得る。
【0125】
幾つかの構成では、複数層ヒータプレートアセンブリは、下部プレートと上部加熱プレートとの間に加熱要素及び二重電気絶縁機構がある状態で、下部プレートを上部加熱プレートにボルト締めすることによって形成され得る。
【0126】
幾つかの構成では、上部加熱プレートは、少なくとも1つの温度センサを受け入れるように構成されたセンサ取付ブロックを含み得る。
【0127】
幾つかの構成では、センサ取付ブロックは、2つの温度センサを受け入れるように構成され得る。
【0128】
幾つかの構成では、少なくとも1つの温度センサは、サーミスタを含み得る。
【0129】
幾つかの構成では、複数層ヒータプレートアセンブリは、下部プレートに結合された安全機能部を更に含み得る。
【0130】
幾つかの構成では、安全機能部は、サーマルカットオフユニットを含み得る。
【0131】
幾つかの構成では、下部プレートは、安全機能部を支持するためのプラットフォームを含み得る。
【0132】
幾つかの構成では、安全機能部は、ねじによってプラットフォームに固定され得る。
【0133】
幾つかの構成では、プラットフォームは、下部プレートの残部から突出することができる。
【0134】
幾つかの構成では、下部プレートは、加熱要素からの安全機能部の隔離を向上させるために、安全機能部が下部プレートに結合される場所にスロットを含み得る。
【0135】
幾つかの構成では、下部プレートは、スロットの長さに沿って切抜段部を更に含み得る。
【0136】
幾つかの構成では、スロットはL字形であり得る。
【0137】
幾つかの構成では、スロットは、加熱要素の周縁部で又は周縁部の近辺で終端することができる。
【0138】
幾つかの構成では、スロットは、コンプライアント熱インターフェース層の周縁部を越えて半径方向外向きに延びることができる。
【0139】
幾つかの構成では、下部プレートは、ヒータプレートアセンブリが組み立てられたときに、センサ取付ブロックの近辺に切抜段部を含み得る。
【0140】
幾つかの構成では、コンプライアント熱インターフェース層は、下部プレートの縁部と上部加熱プレートとの間のエアギャップを変位させるように構成され得る。
【0141】
幾つかの構成では、コンプライアント熱インターフェース層は、50〜100のショア00硬度スケールを有し得る。
【0142】
幾つかの構成では、コンプライアント熱インターフェース層は、70〜90のショア00硬度スケールを有し得る。
【0143】
幾つかの構成では、コンプライアント熱インターフェース層は、80のショア00硬度スケールを有し得る。
【0144】
幾つかの構成では、コンプライアント熱インターフェース層は電気絶縁性であり得る。
【0145】
幾つかの構成では、複数層ヒータプレートアセンブリは、上部加熱プレートと加熱要素との間のエアギャップを変位させるように構成された第2の熱インターフェース層を含み得る。
【0146】
幾つかの構成では、第2の熱インターフェース層は、導電性であり得る。
【0147】
幾つかの構成では、複数層ヒータプレートアセンブリは、少なくとも1つの非可撓性電気絶縁層を含み得る。
【0148】
幾つかの構成では、少なくとも1つの非可撓性電気絶縁層は、マイカを含み得る。
【0149】
幾つかの構成では、少なくとも1つの非可撓性電気絶縁層は、コンプライアント熱インターフェース層と加熱要素との間に位置し得る。
【0150】
幾つかの構成では、少なくとも1つの非可撓性電気絶縁層は、加熱要素と下部プレートとの間に位置し得る。
【0151】
幾つかの構成では、コンプライアント熱インターフェース層は、熱伝導性であるが電気絶縁性のエラストマーを含み得る。
【0152】
幾つかの構成では、コンプライアント熱インターフェース層は、シリコーン又はシリコーン化合物を含み得る。
【0153】
幾つかの構成では、コンプライアント熱インターフェース層は、ガラス繊維基材と、基材に埋め込まれた又は基材上に配置された熱伝導性材料とを含み得る。
【0154】
幾つかの構成では、コンプライアント熱インターフェース層は、少なくとも4000V ACの破壊電圧を有し得る。
【0155】
幾つかの構成では、コンプライアント熱インターフェース層は、少なくとも6000V ACの破壊電圧を有し得る。
【0156】
幾つかの構成では、コンプライアント熱インターフェース層は、少なくとも1.8W/(m.K)の熱伝導率を有し得る。
【0157】
幾つかの構成では、コンプライアント熱インターフェース層は、弾性であり得る。
【0158】
幾つかの構成では、呼吸器加湿器用の複数層ヒータプレートアセンブリは、上部加熱プレートと、熱を発生させるように構成された加熱要素であって、上部加熱プレートより下に位置する加熱要素と、上部加熱プレートと加熱要素との間の熱インターフェース層であって、弾性熱インターフェース材料を含む熱インターフェース層と、を含み得る。
【0159】
幾つかの構成では、複数層ヒータプレートアセンブリは、1つ以上の締結具によって互いに取り外し可能に結合され得る。
【0160】
幾つかの構成では、複数層ヒータプレートアセンブリは、下部プレートと上部加熱プレートとの間に加熱要素並びに第1及び第2の弾性電気絶縁材料がある状態で、下部プレートを上部加熱プレートにボルト締めすることによって形成され得る。
【0161】
幾つかの構成では、弾性電気絶縁材料は、50〜100のショア00硬度スケールを有し得る。
【0162】
幾つかの構成では、弾性電気絶縁材料は、70〜90のショア00硬度スケールを有し得る。
【0163】
幾つかの構成では、弾性電気絶縁材料は、80のショア00硬度スケールを有し得る。
【0164】
幾つかの構成では、複数層ヒータプレートアセンブリは、非可撓性電気絶縁層を含み得る。
【0165】
幾つかの構成では、非可撓性電気絶縁層は、マイカを含み得る。
【0166】
幾つかの構成では、弾性電気絶縁材料は、熱伝導性であるが電気絶縁性のエラストマーを含み得る。
【0167】
幾つかの構成では、弾性電気絶縁材料は、シリコーン又はシリコーン化合物を含み得る。
【0168】
幾つかの構成では、弾性電気絶縁材料は、ガラス繊維基材と、基材に埋め込まれた又は基材上に配置された熱伝導性材料とを含み得る。
【0169】
幾つかの構成では、弾性電気絶縁材料は、少なくとも4000V ACの破壊電圧を有し得る。
【0170】
幾つかの構成では、弾性電気絶縁材料は、少なくとも6000V ACの破壊電圧を有し得る。
【0171】
幾つかの構成では、弾性電気絶縁材料は、少なくとも1.8W/(m.K)の熱伝導率を有し得る。
【0172】
幾つかの構成では、上部加熱プレートは、金属を含み得る。
【0173】
幾つかの構成では、上部加熱プレートは、下面上の空洞と、呼吸器加湿器の加湿器チャンバのベースに接触するために露出した上面とを含み得る。
【0174】
幾つかの構成では、上部加熱プレートは、少なくとも1つの温度センサを受け入れるように構成されたセンサ取付ブロックを含み得る。
【0175】
幾つかの構成では、センサ取付ブロックは、2つの温度センサを受け入れるように構成され得る。
【0176】
幾つかの構成では、少なくとも1つの温度センサは、サーミスタを含み得る。
【0177】
幾つかの構成では、複数層ヒータプレートアセンブリは、下部プレートに結合された安全機能部を更に含み得る。
【0178】
幾つかの構成では、安全機能部は、サーマルカットオフユニットを含み得る。
【0179】
幾つかの構成では、下部プレートは、安全機能部を支持するためのプラットフォームを含み得る。
【0180】
幾つかの構成では、安全機能部は、ねじによってプラットフォームに固定され得る。
【0181】
幾つかの構成では、プラットフォームは、下部プレートの残部から突出することができる。
【0182】
幾つかの構成では、下部プレートは、加熱要素からの安全機能部の隔離を向上させるために、安全機能部が下部プレートに結合される場所にスロットを含み得る。
【0183】
幾つかの構成では、下部プレートは、スロットの長さに沿って切抜段部を更に含み得る。
【0184】
幾つかの構成では、スロットはL字形であり得る。
【0185】
幾つかの構成では、スロットは、加熱要素の周縁部で又は周縁部の近辺で終端することができる。
【0186】
幾つかの構成では、スロットは、第1の弾性絶縁材料及び/又は第2の弾性絶縁材料の周縁部を越えて半径方向外向きに延びることができる。
【0187】
幾つかの構成では、下部プレートは、ヒータプレートアセンブリが組み立てられたときに、センサ取付ブロックの近辺に切抜段部を含み得る。
【0188】
幾つかの構成では、医療処置で使用するための加湿器システムは、ベースユニットと、ベースユニット上に受け入れ可能な加湿器チャンバと、を含むことができ、ベースユニットは、上述の複数層ヒータプレートアセンブリ例のいずれかを含み得る。
【0189】
幾つかの構成では、加湿器チャンバは伝導性ベースを含むことができ、加湿器チャンバがベースユニット上に配置されると、伝導性ベースはヒータプレートアセンブリと強制的に接触させられる。
【0190】
幾つかの構成では、ヒータプレートアセンブリは、チャンバを通過するガスを加湿するために、加湿器チャンバを加熱してチャンバの内容物を加熱することができる。
【0191】
幾つかの構成では、システムは、加湿器チャンバから患者インターフェースにガスを搬送するように構成されたチューブを含み得る。
【0192】
幾つかの構成では、医療処置で使用するための加湿器システムは、加湿器チャンバを受け入れるように構成されたハウジングと、ハウジング内に少なくとも部分的に位置するヒータプレートアセンブリであって、ヒータプレートアセンブリは、上部加熱プレートであって、加湿器チャンバがハウジングによって受け入れられると加湿器チャンバのベースに接触するように構成されている、上部加熱プレートと、上部加熱プレートに又は上部加熱プレートの近辺に位置するサーミスタと、熱を発生させるように構成された加熱要素と、上部加熱プレートと加熱要素との間の電気絶縁機構と、を含む、ヒータプレートアセンブリと、を含むことができ、電気絶縁機構は、加熱要素への電力信号によって発生した熱が上部加熱プレートに伝達されるように、加熱要素と上部加熱プレートとを熱的に結合することができる。
【0193】
幾つかの構成では、電気絶縁機構は、加熱要素と上部加熱プレートとの間の熱的結合を向上させることができる。
【0194】
幾つかの構成では、医療処置で使用するための加湿器システムは、加湿器チャンバを受け入れるように構成されたハウジングと、ハウジング内に少なくとも部分的に位置するヒータプレートアセンブリであって、ヒータプレートアセンブリは、上部加熱プレートであって、加湿器チャンバがハウジングによって受け入れられると加湿器チャンバのベースに接触するように構成されている、上部加熱プレートと、上部加熱プレートに又は上部加熱プレートの近辺に位置するサーミスタと、熱を発生させるように構成された加熱要素と、上部加熱プレートと加熱要素との間の電気絶縁機構とを含む、ヒータプレートアセンブリと、を含むことができ、電気絶縁機構は、加熱要素への電力信号によって発生した熱が上部加熱プレートに伝達されるように、加熱要素と上部加熱プレートとを熱的に結合することができる。幾つかの構成では、電気絶縁機構は、加熱要素と上部加熱プレートとの間の熱的結合を向上させることができる。
【0195】
幾つかの構成では、電気絶縁機構は、可撓性又はコンプライアント絶縁シートを含み得る。
【0196】
幾つかの構成では、電気絶縁機構は、弾性絶縁シートを含み得る。
【0197】
幾つかの構成では、電気絶縁機構は、上部加熱プレートと加熱要素との間のエアギャップを変位させるように構成されたコンプライアント絶縁シートを含み得る。
【0198】
幾つかの構成では、可撓性又はコンプライアント絶縁シートは、加熱要素から上部加熱プレートへの熱伝導を向上させることができる。
【0199】
幾つかの構成では、電気絶縁シートは、加熱要素から上部加熱プレートへの熱伝導を向上させることができる。
【0200】
幾つかの構成では、可撓性又はコンプライアント絶縁シートは、ヒータプレートアセンブリの構成要素間の熱伝導率が向上するように、ヒータプレートアセンブリの静電容量を低減させることができる。
【0201】
幾つかの構成では、電気絶縁シートは、ヒータプレートアセンブリの構成要素間の熱伝導率が向上するように、ヒータプレートアセンブリの静電容量を低減させることができる。
【0202】
幾つかの構成では、システムは、2つの絶縁要素を含む二重電気絶縁機構を含み得る。
【0203】
幾つかの構成では、2つの絶縁要素は、2つの非可撓性絶縁層を含み得る。
【0204】
幾つかの構成では、2つの非可撓性絶縁層は、マイカを含み得る。
【0205】
幾つかの構成では、2つの絶縁要素は、互いに別々の2つの層を含み得る。
【0206】
幾つかの構成では、二重電気絶縁機構は、電気絶縁機構と加熱要素との間に位置し得る。
【0207】
幾つかの構成では、電気絶縁機構は、熱伝導性であるが電気絶縁性のエラストマーを含み得る。
【0208】
幾つかの構成では、電気絶縁機構は、シリコーン又はシリコーン化合物を含み得る。
【0209】
幾つかの構成では、電気絶縁機構は、ガラス繊維基材と、基材に埋め込まれた又は基材上に配置された熱伝導性材料とを含み得る。
【0210】
幾つかの構成では、電気絶縁機構は、少なくとも4000V ACの破壊電圧を有する材料を含む。
【0211】
幾つかの構成では、電気絶縁機構は、少なくとも6000V ACの破壊電圧を有する材料を含み得る。
【0212】
幾つかの構成では、電気絶縁機構は、少なくとも1.8W/(m.K)の熱伝導率を有する材料を含み得る。
【0213】
幾つかの構成では、絶縁機構は、加湿器チャンバ内の低水状態又は水切れ状態を検知するために電力信号に印加される波形が、電力が低減された波形であり得るように、加熱要素と上部加熱プレートとの間の熱的結合を向上させることができる。幾つかの構成では、絶縁機構は、加湿器チャンバ内の低水状態又は水切れ状態を検知するために電力信号に注入される波形が、電力が低減された波形であり得るように、加熱要素と上部加熱プレートとの間の熱的結合を向上させることができる。
【0214】
幾つかの構成では、電気絶縁機構は、サーミスタの温度表示値が加湿器チャンバ内の水の温度により良好に対応するように、加熱要素と上部加熱プレートとの間の熱的結合を向上させることができる。
【0215】
幾つかの構成では、ヒータプレートアセンブリは、下部プレートを含むことができ、加熱要素及び電気絶縁機構は、下部プレートと上部加熱プレートとの間に画定され得る。
【0216】
幾つかの構成では、下部プレートは、電気絶縁機構に接触することができる。
【0217】
幾つかの構成では、ヒータプレートアセンブリは、上部加熱プレートと下部プレートとの間に可撓性又はコンプライアント絶縁シートを含み得る。
【0218】
幾つかの構成では、ヒータプレートアセンブリは、上部加熱プレートと下部プレートとの間に可撓性電気絶縁シートを含み得る。
【0219】
幾つかの構成では、ヒータプレートアセンブリは、上部加熱プレートと下部プレートとの間に、上部加熱プレートと下部プレートとの間のエアギャップを変位させるように構成されたコンプライアント電気絶縁シートを含み得る。
【0220】
幾つかの構成では、上部加熱プレートは、少なくとも1つの温度センサを受け入れるように構成されたセンサ取付ブロックを含み得る。
【0221】
幾つかの構成では、センサ取付ブロックは、2つの温度センサを受け入れるように構成され得る。
【0222】
幾つかの構成では、温度センサは、サーミスタを含み得る。
【0223】
幾つかの構成では、安全機能部は、サーマルカットオフユニットを含み得る。
【0224】
幾つかの構成では、下部プレートは、安全機能部を支持するためのプラットフォームを含み得る。
【0225】
幾つかの構成では、安全機能部は、ねじによってプラットフォームに固定され得る。
【0226】
幾つかの構成では、プラットフォームは、下部プレートの残部から突出することができる。
【0227】
幾つかの構成では、下部プレートは、加熱要素からの安全機能部の隔離を向上させるために、安全機能部が下部プレートに結合される場所にスロットを含み得る。
【0228】
幾つかの構成では、下部プレートは、スロットの長さに沿って切抜段部を更に含み得る。
【0229】
幾つかの構成では、スロットはL字形であり得る。
【0230】
幾つかの構成では、スロットは、加熱要素の周縁部で又は周縁部の近辺で終端することができる。
【0231】
幾つかの構成では、スロットは、二重絶縁機構の周縁部を越えて半径方向外向きに延びることができる。
【0232】
幾つかの構成では、下部プレートは、ヒータプレートアセンブリが組み立てられたときに、センサ取付ブロックの近辺に切抜段部を含み得る。
【0233】
幾つかの構成では、低水及び/又は水切れ検知を備える呼吸器又は手術用加湿器システムは、1つ以上の加熱要素を含むヒータプレートと、ヒータプレートの1つ以上の加熱要素と電子通信し、ヒータプレートの1つ以上の加熱要素に通電するように構成されているハードウェアコントローラと、を含む、ベースユニットを含み得る。幾つかの構成では、システムは、容積を画定し、伝導性ベースを含む加湿器チャンバであって、伝導性ベースは、伝導性ベースがヒータプレートに接触するように、ベースユニット上に受け入れ可能であり、加湿器チャンバは、水位を保つように構成されている、加湿器チャンバを更に含み得る。幾つかの構成では、ハードウェアコントローラは、加湿器チャンバの比熱容量を推測することができる値を決定し、決定された、比熱容量を推測することができる値に少なくとも一部基づいて、低水又は水切れ状態を決定するように構成され得る。
【0234】
幾つかの構成では、ハードウェアコントローラは、加湿器チャンバの比熱容量値を決定し、決定された比熱容量値に少なくとも一部基づいて、低水又は水切れ状態を決定するように構成され得る。
【0235】
幾つかの構成では、ハードウェアコントローラは、決定された比熱容量値が閾値未満であることに応答して、低水又は水切れ状態が存在すると決定することができる。幾つかの構成では、ハードウェアコントローラは、決定された、比熱容量を推測することができる値が閾値未満であることに応答して、低水又は水切れ状態が存在すると決定することができる。
【0236】
幾つかの構成では、ハードウェアコントローラは、比熱容量値を連続的に決定することができる。幾つかの構成では、ハードウェアコントローラは、比熱容量を推測することができる値を連続的に決定することができる。
【0237】
幾つかの構成では、ハードウェアコントローラは、比熱容量値を断続的に決定することができる。幾つかの構成では、ハードウェアコントローラは、比熱容量を推測することができる値を断続的に決定することができる。
【0238】
幾つかの構成では、比熱容量値は、数値スコアとして決定され得る。幾つかの構成では、比熱容量を推測することができる値は、数値スコアであり得る。
【0239】
幾つかの構成では、システムは、ヒータプレートに結合された又は隣接する温度センサを含むことができ、温度センサは、ヒータプレートの温度を決定する。
【0240】
幾つかの構成では、温度センサは、サーミスタを含み得る。
【0241】
幾つかの構成では、温度センサは、2つのサーミスタを含むことができ、各サーミスタは、分圧器として機能する。
【0242】
幾つかの構成では、ハードウェアコントローラは、2つのサーミスタの電圧表示値から温度値を決定することができる。
【0243】
幾つかの構成では、ハードウェアコントローラは、温度センサの温度表示値に基づいて、比熱容量値を決定することができる。幾つかの構成では、ハードウェアコントローラは、温度センサの温度表示値に基づいて、比熱容量を推測することができる値を決定することができる。
【0244】
幾つかの構成では、ハードウェアコントローラは、ヒータプレートの1つ以上の加熱要素に特性通電信号を印加し、特性通電信号に対応する、温度センサからの温度信号を処理し、温度信号に基づいて、比熱容量値を決定し、決定された比熱容量値が閾値未満であることに応答して、低水又は水切れ警告を出力するように構成されている。幾つかの構成では、ハードウェアコントローラは、温度信号に基づいて、比熱容量を推測することができる値を決定し、決定された、比熱容量を推測することができる値が閾値未満であることに応答して、低水又は水切れ警告を出力するように構成されている。
【0245】
幾つかの構成では、ハードウェアコントローラは、特性通電信号を連続的に印加するように構成され得る。幾つかの構成では、ハードウェアコントローラは、特性通電信号を断続的に印加するように構成され得る。
【0246】
幾つかの構成では、ハードウェアコントローラは、特性通電信号をヒータプレート制御信号に印加するように構成され得る。幾つかの構成では、特性通電信号は、ヒータプレート制御信号に注入されることによって印加され得る。幾つかの構成では、ハードウェアコントローラは、ヒータプレート制御信号を提供する電力制御ラインに特性通電信号を印加するように構成され得る。
【0247】
幾つかの構成では、特性通電信号は、ヒータプレート制御信号よりも周波数が高くなり得る。
【0248】
幾つかの構成では、ハードウェアコントローラは、特性通電信号の周波数に対応する温度測定値を通過させることができるように、温度センサの温度測定値を、特性通電信号の周波数に対応するフィルタ周波数を有するバンドパスフィルタ又はハイパスフィルタなどのフィルタに通過させることができる。幾つかの構成では、フィルタは、ホモダインなどの直接変換受信機、又は無限インパルス応答フィルタであり得る。
【0249】
幾つかの構成では、特性通電信号の周波数に対応する温度測定値を使用して、比熱容量値を決定することができる。幾つかの構成では、特性通電信号の周波数に対応する温度測定値を使用して、比熱容量を推測することができる値を決定することができる。
【0250】
幾つかの構成では、ヒータプレートは、上述のヒータプレートアセンブリ例のいずれかを含み得る。
【0251】
幾つかの構成では、システムは、医療処置で使用するための上述の加湿器システムの1つ以上の特徴を含み得る。
【0252】
幾つかの構成では、低水及び/又は水切れ検知を備える呼吸器又は手術用加湿器システムは、1つ以上の加熱要素を含むヒータプレートと、ヒータプレートの1つ以上の加熱要素と電子通信し、ヒータプレートの1つ以上の加熱要素に通電するように構成されているハードウェアコントローラと、ヒータプレートに結合された又は隣接する温度センサであって、ヒータプレートの温度を示す信号を発生するように構成されている温度センサと、を含む、ベースユニットを含み得る。幾つかの構成では、システムは、容積を画定し、伝導性ベースを含む加湿器チャンバであって、伝導性ベースは、伝導性ベースがヒータプレートに接触するように、ベースユニット上に受け入れ可能であり、加湿器チャンバは、水位を保つように構成されている、加湿器チャンバを含み得る。幾つかの構成では、ハードウェアコントローラは、ヒータプレートの1つ以上の加熱要素に特性通電信号を印加し、特性通電信号に対する応答を示す信号を受信し、通電信号に対する応答を示す受信信号の大きさ及び/又は位相に基づいて、低水又は水切れ状態を決定するように構成され得る。
【0253】
幾つかの構成では、ハードウェアコントローラは、ヒータプレートの1つ以上の加熱要素に特性通電信号を印加し、特性通電信号に対する応答を示す信号を受信し、通電信号に対する応答を示す受信信号の大きさ及び/又は位相に基づいて、低水又は水切れ状態を決定するように構成され得る。
【0254】
幾つかの構成では、決定された、閾値を上回る大きさは、低水又は水切れ状態を示すことができる。
【0255】
幾つかの構成では、決定された、閾値を満たす大きさ及び/又は位相は、低水又は水切れ状態を示すことができる。
【0256】
幾つかの構成では、大きさ及び/又は位相の二次元表現の既定の領域の範囲外又は範囲内である、決定された大きさ及び/又は位相は、低水又は水切れ状態を示すことができる。
【0257】
幾つかの構成では、大きさは、加湿器チャンバの比熱容量に反比例し得る。
【0258】
幾つかの構成では、ハードウェアコントローラは、特性周波数の特性通電信号を印加するように構成され得る。
【0259】
幾つかの構成では、特性周波数は、ハードウェアコントローラがヒータプレートの1つ以上の加熱要素に通電する通常動作周波数よりも高くされ得る。幾つかの構成では、特性周波数は、ハードウェアコントローラがヒータプレートの1つ以上の加熱要素に通電するヒータプレート制御動作周波数よりも高くされ得る。
【0260】
幾つかの構成では、特性通電信号は、通常動作周波数の少なくとも1.5倍の周波数であり得る。幾つかの構成では、特性通電信号は、ヒータプレート制御動作周波数の少なくとも1.5倍の周波数であり得る。
【0261】
幾つかの構成では、ハードウェアコントローラは、特性通電信号を発生し、印加するように構成された信号発生器を含み得る。
【0262】
幾つかの構成では、ハードウェアコントローラは、特性通電信号をヒータプレート制御信号に印加するように構成され得る。幾つかの構成では、特性通電信号は、ヒータプレート制御信号に注入されることによって印加され得る。幾つかの構成では、ハードウェアコントローラは、ヒータプレート制御信号を提供する電力制御ラインに特性通電信号を印加するように構成され得る。
【0263】
幾つかの構成では、ハードウェアコントローラは、フィルタを含むことができ、フィルタは、ヒータプレートの温度を示す信号をフィルタリングし、通電信号に対する応答を示す信号を得る。
【0264】
幾つかの構成では、フィルタは、バンドパスフィルタ又はハイパスフィルタであり得る。幾つかの構成では、フィルタは、ホモダインなどの直接変換受信機、又は無限インパルス応答フィルタであり得る。
【0265】
幾つかの構成では、バンドパスフィルタは、特性通電信号の周波数に対応する帯域内のヒータプレートの温度を示す信号をフィルタリングすることができる。
【0266】
幾つかの構成では、特性通電信号の周波数において、閾値を超えるヒータプレートの温度を示す信号の大きさは、低水又は水切れ状態を示すことができる。
【0267】
幾つかの構成では、ヒータプレートの温度を示す受信信号は、ヒータプレートの温度を示す信号の周波数応答を含むことができ、ハードウェアコントローラは、周波数応答に基づいて、低水又は水切れ状態を決定するように構成されている。
【0268】
幾つかの構成では、特性通電信号に対する応答を示す受信信号の大きさを処理してスコアを決定することができ、スコアが閾値を上回る場合、スコアは、低水又は水切れ状態を示すことができる。
【0269】
幾つかの構成では、スコアは、特性通電信号に対する応答を示す受信信号の2乗又は2乗平均平方根(RMS:root−mean squared)温度値を得、特性通電信号に対する応答を示す受信信号を、受信信号をローパスフィルタに通過させることにより滑らかにし、スコアを計算することによって決定され得る。
【0270】
幾つかの構成では、特性通電信号は、3乗の三角波(cubed triangle wave)を含み得る。波は、ハードウェアコントローラのパルス幅変調(PWM:pulse−width modulation)モジュールによって印加されてもよい。
【0271】
幾つかの構成では、特性通電信号は、ゼロ平均信号であり得る。
【0272】
幾つかの構成では、ヒータプレートは、上述のヒータプレートアセンブリ例及び複数層ヒータプレートアセンブリ例のいずれかを含み得る。
【0273】
幾つかの構成では、システムは、医療処置で使用するための上述の加湿器システムの1つ以上の特徴を含み得る。
【0274】
幾つかの構成では、呼吸器又は手術用加湿器システムの加湿器チャンバの低水又は水切れ状態を検知する方法は、呼吸器又は手術用加湿器システムのベースユニット内のハードウェアコントローラを使用して、加湿器チャンバの比熱容量値を決定することであって、加湿器チャンバは、容積を画定し、水位を保つことができ、加湿器チャンバは伝導性ベースを含むことができ、伝導性ベースは、伝導性ベースがベースユニットのヒータプレートに接触するように、ベースユニット上に受け入れ可能であり、ヒータプレートは、1つ以上の加熱要素を含み、1つ以上の加熱要素は、ハードウェアコントローラと電子通信し、ハードウェアコントローラによって通電されるように構成されている、ことと、決定された比熱容量値に少なくとも一部基づいて、低水又は水切れ状態を決定することと、を含み得る。
【0275】
幾つかの構成では、呼吸器又は手術用加湿器システムの加湿器チャンバの低水又は水切れ状態を検知する方法は、呼吸器又は手術用加湿器システムのベースユニット内のハードウェアコントローラを使用して、加湿器チャンバの比熱容量を推測することができる値を決定することであって、加湿器チャンバは、容積を画定し、水位を保つことができ、加湿器チャンバは伝導性ベースを含むことができ、伝導性ベースは、伝導性ベースがベースユニットのヒータプレートに接触するように、ベースユニット上に受け入れ可能であり、ヒータプレートは、1つ以上の加熱要素を含み、1つ以上の加熱要素は、ハードウェアコントローラと電子通信し、ハードウェアコントローラによって通電されるように構成されている、ことと、決定された、比熱容量を推測することができる値に少なくとも一部基づいて、低水又は水切れ状態を決定することと、を含み得る。
【0276】
幾つかの構成では、決定された比熱容量値が閾値未満であることは、低水又は水切れ状態を示すことができる。幾つかの構成では、決定された、比熱容量を推測することができる値が閾値未満であることは、低水又は水切れ状態を示すことができる。
【0277】
幾つかの構成では、方法は、比熱容量値を連続的に決定することを含み得る。幾つかの構成では、方法は、比熱容量を推測することができる値を連続的に決定することを含み得る。
【0278】
幾つかの構成では、方法は、比熱容量値を断続的に決定することを含み得る。幾つかの構成では、方法は、比熱容量を推測することができる値を断続的に決定することを含み得る。
【0279】
幾つかの構成では、方法は、比熱容量値を数値スコアとして決定することを含み得る。幾つかの構成では、方法は、比熱容量を推測することができる値を、数値スコアとして決定することを含み得る。
【0280】
幾つかの構成では、呼吸器又は手術用加湿器システムは、ヒータプレートに結合された又は隣接する温度センサを含むことができ、温度センサは、ヒータプレートの温度を決定するように構成されている。
【0281】
幾つかの構成では、温度センサは、サーミスタを含み得る。
【0282】
幾つかの構成では、温度センサは、2つのサーミスタを含むことができ、各サーミスタは、分圧器として機能する。
【0283】
幾つかの構成では、方法は、2つのサーミスタの電圧表示値による温度値を、式を用いて変換することを含み得る。
【0284】
幾つかの構成では、方法は、温度センサの温度表示値に基づいて比熱容量値を決定することを含み得る。幾つかの構成では、方法は、温度センサの温度表示値に基づいて、比熱容量を推測することができる値を決定することを含み得る。
【0285】
幾つかの構成では、方法は、ヒータプレートの1つ以上の加熱要素に特性通電信号を印加することと、特性通電信号に対応する、温度センサからのフィルタリングされた温度信号を処理することと、温度信号に基づいて、比熱容量値を決定することと、決定された比熱容量値が閾値未満であることに応答して、低水又は水切れ警告を出力することと、を更に含み得る。幾つかの構成では、方法は、ヒータプレートの1つ以上の加熱要素に特性通電信号を印加することと、特性通電信号に対応する、温度センサからのフィルタリングされた温度信号を処理することと、温度信号に基づいて、比熱容量を推測することができる値を決定することと、決定された、比熱容量を推測することができる値が閾値未満であることに応答して、低水又は水切れ警告を出力することと、を更に含み得る。
【0286】
幾つかの構成では、方法は、特性通電信号を連続的に印加することを含み得る。幾つかの構成では、方法は、特性通電信号を断続的に印加することを含み得る。
【0287】
幾つかの構成では、方法は、ヒータプレート制御信号を提供する電力制御ラインに特性通電信号を印加することを含み得る。
【0288】
幾つかの構成では、特性通電信号は、ヒータプレート制御信号に印加され得る。幾つかの構成では、特性通電信号は、ヒータプレート制御信号に注入されることによって印加され得る。
【0289】
幾つかの構成では、特性通電信号は、ヒータプレート制御信号よりも周波数が高くなり得る。
【0290】
幾つかの構成では、方法は、特性通電信号の周波数に対応する温度測定値を通過させるように、温度センサの温度測定値をフィルタに通過させることを含み得る。幾つかの構成では、方法は、特性通電信号の周波数に対応する温度測定値を通過させるように、温度センサの温度測定値を、特性通電信号の周波数に対応するフィルタ周波数を有するバンドパスフィルタに通過させることを含み得る。幾つかの構成では、フィルタは、ハイパスフィルタであり得る。幾つかの構成では、フィルタは、ホモダインなどの直接変換受信機、又は無限インパルス応答フィルタであり得る。
【0291】
幾つかの構成では、方法は、特性通電信号の周波数に対応する温度測定値を使用して、比熱容量値を決定することを含み得る。幾つかの構成では、方法は、特性通電信号の周波数に対応する温度測定値を使用して、比熱容量を推測することができる値を決定することを含み得る。
【0292】
幾つかの構成では、ヒータプレートは、上述のヒータプレートアセンブリ例及び複数層ヒータプレートアセンブリ例のいずれかを含み得る。
【0293】
幾つかの構成では、システムは、医療処置で使用するための上述の加湿器システムの1つ以上の特徴を含み得る。
【0294】
幾つかの構成では、非一時的なコンピュータ可読媒体が、処理デバイス上で実行されると処理デバイスに方法を実施させることができるコンピュータ実行可能命令を格納する。
【0295】
幾つかの構成では、呼吸器又は手術用加湿器システムの加湿器チャンバの低水又は水切れ状態を検知する方法は、呼吸器又は手術用加湿器システムのベースユニット内のハードウェアコントローラを使用して、ベースユニット内のヒータプレートの1つ以上の加熱要素に特性通電信号を印加することであって、ヒータプレートの1つ以上の加熱要素は、ハードウェアコントローラと電子通信し、ハードウェアコントローラによって通電されるように構成されており、呼吸器又は手術用加湿器システムは、加湿器チャンバを更に含むことができ、加湿器チャンバは、容積を画定し、伝導性ベースを含み、伝導性ベースは、伝導性ベースがヒータプレートに接触するように、ベースユニット上に受け入れ可能であり、加湿器チャンバは、水位を保つことができる、ことと、ヒータプレートに結合された又は隣接する温度センサからの特性通電信号に対する応答を表す信号を受信することと、特性通電信号に対する応答を示す受信信号の大きさに基づいて、低水又は水切れ状態を決定することと、を含み得る。幾つかの構成では、方法は、特性通電信号に対する応答を示す受信信号の大きさ及び/又は位相に基づいて、低水又は水切れ状態を決定することを含み得る。
【0296】
幾つかの構成では、閾値を上回る大きさは、低水又は水切れ状態を示すことができる。大きさは、加湿器チャンバの比熱容量に反比例し得る。
【0297】
幾つかの構成では、決定された、閾値を満たす大きさ及び/又は位相は、低水又は水切れ状態を示すことができる。
【0298】
幾つかの構成では、大きさ及び/又は位相の二次元表現の所定の領域の範囲外又は範囲内である、決定された、大きさ及び/又は位相は、低水又は水切れ状態を示すことができる。
【0299】
幾つかの構成では、方法は、ヒータプレート制御信号を提供する電力制御ラインに特性通電信号を印加することを含み得る。
【0300】
幾つかの構成では、特性通電信号は、ヒータプレート制御信号に印加され得る。幾つかの構成では、特性通電信号は、ヒータプレート制御信号に注入されることによって印加され得る。
【0301】
幾つかの構成では、方法は、特性通電信号を連続的に印加することを含み得る。幾つかの構成では、方法は、特性通電信号を断続的に印加することを含み得る。
【0302】
幾つかの構成では、方法は、特性周波数の特性通電信号を印加することを含み得る。
【0303】
幾つかの構成では、特性周波数は、ハードウェアコントローラがヒータプレートの1つ以上の加熱要素に通電する通常動作周波数よりも高くされ得る。幾つかの構成では、特性周波数は、ハードウェアコントローラがヒータプレートの1つ以上の加熱要素に通電するヒータプレート制御動作周波数よりも高くされ得る。
【0304】
幾つかの構成では、特性通電信号は、通常動作周波数の少なくとも1.5倍の周波数であり得る。幾つかの構成では、特性通電信号は、ヒータプレート制御動作周波数の少なくとも1.5倍の周波数であり得る。
【0305】
幾つかの構成では、ハードウェアコントローラは、特性通電信号を発生し、印加するように構成された信号発生器を含み得る。
【0306】
幾つかの構成では、ハードウェアコントローラは、フィルタを含むことができ、フィルタは、ヒータプレートの温度を示す信号をフィルタリングし、特性通電信号に対する応答を示す信号を得る。
【0307】
幾つかの構成では、フィルタは、バンドパスフィルタであり得る。幾つかの構成では、フィルタは、ハイパスフィルタであり得る。幾つかの構成では、フィルタは、ホモダインなどの直接変換受信機、又は無限インパルス応答フィルタであり得る。
【0308】
幾つかの構成では、バンドパスフィルタは、特性通電信号の周波数に対応する帯域内のヒータプレートの温度を示す信号をフィルタリングすることができる。
【0309】
幾つかの構成では、特性通電信号の周波数において、閾値を超えるヒータプレートの温度を示す信号の大きさは、低水又は水切れ状態を示すことができる。
【0310】
幾つかの構成では、受信信号は、ヒータプレートの温度を示す信号の周波数応答を含むことができ、ハードウェアコントローラは、周波数応答に基づいて、低水又は水切れ状態を決定するように構成されている。
【0311】
幾つかの構成では、方法は、特性通電信号に対する応答を示す受信信号の大きさを処理してスコアを決定することを含むことができ、スコアが閾値を上回る場合、スコアは、低水又は水切れ状態を示すことができる。
【0312】
幾つかの構成では、方法は、特性通電に対する応答を示す受信信号の2乗又は2乗平均平方根(RMS)温度値を得、特性通電に対する応答を示す受信信号を、受信信号をローパスフィルタに通過させることにより滑らかにし、スコアを計算することによってスコアを決定することを含み得る。
【0313】
幾つかの構成では、特性通電信号は、3乗の三角波を含み得る。波は、ハードウェアコントローラのパルス幅変調(PWM)モジュールによって印加されてもよい。
【0314】
幾つかの構成では、特性通電信号は、ゼロ平均信号であり得る。
【0315】
幾つかの構成では、ヒータプレートは、上述のヒータプレートアセンブリ例及び複数層ヒータプレートアセンブリ例のいずれかを含み得る。
【0316】
幾つかの構成では、システムは、医療処置で使用するための上述の加湿器システムの1つ以上の特徴を含み得る。
【0317】
幾つかの構成では、非一時的なコンピュータ可読媒体が、処理デバイス上で実行されると処理デバイスに方法を実施させることができるコンピュータ実行可能命令を格納する。
【0318】
本開示のこれら及び他の特徴、態様、及び利点を、特定の実施形態を概略的に示すことを意図し、本開示を限定しない特定の実施形態の図面を参照しながら記載する。