【課題を解決するための手段】
【0005】
第1態様では、医療用呼吸回路の構成要素のためのコネクタが提供され、コネクタは、別個の構成要素である内側本体及び外側本体を含み、内側本体は、別のコネクタと係合するように構成された保持機構を有し、及び外側本体は、内側本体を少なくとも部分的に包囲するように構成され、外側本体は、チューブ係合機構を有する。
【0006】
1つの実施形態では、内側本体は、内側本体と他のコネクタとの間にシールを提供するように構成された封止機構をさらに含む。
【0007】
1つの実施形態では、内側本体の少なくとも一部は、第1材料を含み、及び外側本体の少なくとも一部は、第2材料を含む。
【0008】
1つの実施形態では、第1材料は、第2材料よりも堅い。
【0009】
1つの実施形態では、内側本体の保持機構は、第1材料を含む屈曲領域を含む。
【0010】
1つの実施形態では、保持機構は、屈曲領域を中心に本体に対して移動可能であるレバーを含む。
【0011】
1つの実施形態では、レバーは、屈曲領域の一方の側における保持部分と、屈曲領域の他方の側における作動部分とを有する。
【0012】
1つの実施形態では、レバーは、屈曲領域の1つの部分における保持部分と、屈曲領域の別の部分における作動部分とを有する。
【0013】
1つの実施形態では、その又は各レバーの保持部分は、第1材料を含む。
【0014】
1つの実施形態では、その又は各レバーの作動部分は、第1材料を含む。
【0015】
1つの実施形態では、保持機構全体は、第1材料を含む。
【0016】
1つの実施形態では、保持機構は、2つのレバーを含む。
【0017】
1つの実施形態では、係合解除形態における2つのレバーの保持部分間の距離は、係合形態におけるその距離と同じであるか又はそれよりも小さい。
【0018】
1つの実施形態では、係合形態における2つのレバーの保持部分間の距離は、係合解除形態におけるその距離と同じである。
【0019】
1つの実施形態では、外側本体は、内側本体の一部が外側本体内に位置し、及び内側本体の一部が外側本体の外側に位置することを可能にする切取部を有する。
【0020】
1つの実施形態では、外側本体の外側に位置する内側本体の一部は、保持機構である。
【0021】
1つの実施形態では、屈曲領域は、ブリッジによって提供される。
【0022】
1つの実施形態では、ブリッジは、ブリッジを外側本体と位置合せする特徴部を有する。
【0023】
1つの実施形態では、特徴部は、位置合せボスである。
【0024】
1つの実施形態では、ブリッジは、作動部分と保持部分との間に配置される。
【0025】
1つの実施形態では、ブリッジは、強化特徴部を含む。
【0026】
1つの実施形態では、強化特徴部は、作動部分とブリッジとの間の交差部に段状部を含む。
【0027】
1つの実施形態では、強化特徴部は、レバーの両側からブリッジの中心平面に向かって互いに向かって延在する2つの段状部を含む。
【0028】
1つの実施形態では、強化特徴部は、ブリッジの厚肉部分を含む。
【0029】
1つの実施形態では、厚肉部分は、作動部分とブリッジとの交差部に提供される。
【0030】
1つの実施形態では、作動部分は、作動部分の屈曲を制限するリブを含む。
【0031】
1つの実施形態では、内側本体全体は、第1材料を含む。
【0032】
1つの実施形態では、第1材料は、第2材料よりも高いヤング率を有する。
【0033】
1つの実施形態では、第2材料は、ポリオレフィンを含む。
【0034】
1つの実施形態では、第2材料は、ポリプロピレンを含む。
【0035】
1つの実施形態では、第1材料は、ポリオキシメチレンを含む。
【0036】
1つの実施形態では、内側本体の内腔と外側本体の内腔とは、実質的に位置合せされる。
【0037】
1つの実施形態では、内側本体の内腔と外側本体の内腔とは、同軸状である。
【0038】
1つの実施形態では、コネクタは、内側本体と外側本体とをともに封止するように構成された内側本体及び外側本体封止機構と、内側本体と外側本体をともに保持するように構成された内側本体及び外側本体保持機構とをさらに含み、内側本体及び外側本体封止機構と内側本体及び外側本体保持機構とは、別個の機構である。
【0039】
1つの実施形態では、内側本体及び外側本体封止機構は、内側本体と外側本体とをともに保持するようにさらに構成される。
【0040】
1つの実施形態では、内側本体及び外側本体封止機構は、突起を含む。任意選択的に、封止機構は、環状封止突起である。
【0041】
1つの実施形態では、内側本体及び外側本体封止機構は、相補的な凹部を含む。
【0042】
1つの実施形態では、内側本体は、突起を含み、及び外側本体は、凹部を含む。1つの実施形態では、環状封止突起は、角度を付けられた断面輪郭を含む。
【0043】
1つの実施形態では、環状封止突起は、内側本体の外面に提供され、且つ外側本体の内面と締り嵌め状態であるように構成される。
【0044】
1つの実施形態では、内側本体及び外側本体保持機構は、突起、好ましくはかかりを含む。
【0045】
1つの実施形態では、内側本体及び外側本体保持機構は、相補的なくぼみ又はアパーチャを含む。
【0046】
1つの実施形態では、相補的なくぼみ又はアパーチャは、1つ又は複数の壁によって画定され、及びその又は各かかりは、1つ又は複数の壁と当接することなく、相補的なくぼみ又はアパーチャ内に位置決めされる。
【0047】
1つの実施形態では、内側本体及び外側本体保持機構突起は、環状突起であり、環状保持突起である。
【0048】
1つの実施形態では、突起は、角度を付けられた断面輪郭を含む。
【0049】
1つの実施形態では、環状保持突起は、丸みのある断面輪郭を有する。
【0050】
1つの実施形態では、突起は、外側本体の内面と締り嵌めであるように構成される。
【0051】
1つの実施形態では、相補的なくぼみ又はアパーチャは、環状くぼみ又はアパーチャである。
【0052】
1つの実施形態では、内側本体及び外側本体保持機構突起は、相補的なくぼみ又はアパーチャを含み、相補的なくぼみ又はアパーチャは、環状くぼみ、アパーチャ又は凹部である。
【0053】
1つの実施形態では、環状封止突起及び環状保持突起は、異なる直径を有する。
【0054】
1つの実施形態では、環状封止突起及び環状保持突起は、異なる断面輪郭を有する。
【0055】
1つの実施形態では、環状保持突起は、丸みのある断面輪郭を有する。
【0056】
1つの実施形態では、環状保持突起は、角度を付けられた断面輪郭を有する。
【0057】
1つの実施形態では、内側本体及び外側本体封止機構は、内側本体のテーパ状壁と外側本体の相補的なテーパ状壁との締り嵌めを含む。
【0058】
1つの実施形態では、内側本体の末端部は、外側本体の端部を越えて延在する。
【0059】
1つの実施形態では、末端部は、内側本体の残りの部分よりも大きい直径を有する。
【0060】
1つの実施形態では、内側本体は、末端部に向かって外向きにテーパ状である壁を含む。
【0061】
1つの実施形態では、末端部における内側本体の内壁の直径は、内壁の残りの部分の直径よりも大きい。
【0062】
1つの実施形態では、末端部の内壁は、内側本体の内壁と平滑な且つ/又は連続した輪郭を形成する。
【0063】
1つの実施形態では、内側本体は、チューブから独立した又はチューブ接続特徴部のない別個の構成要素として提供される。
【0064】
1つの実施形態では、外側本体は、チューブ接続特徴部を提供され、及び内側本体は、チューブ接続特徴部がない。
【0065】
1つの実施形態では、内側本体は、チューブ接続特徴部を含まない。
【0066】
1つの実施形態では、外側本体は、チューブ接続特徴部を含み、内側本体及び外側本体のアセンブリが作製されると、前記アセンブリは、外側本体のチューブ接続特徴部のみを介してチューブに接続される。
【0067】
別の態様によれば、上述したようなコネクタと、第2コネクタ及びチューブとの組合せが提供され、第2コネクタは、内部通路を有し、内側本体は、第2コネクタの内部通路内に少なくとも部分的に位置し、及び保持機構は、第2コネクタと係合し、及びチューブ係合機構は、チューブと係合する。
【0068】
1つの実施形態では、第2コネクタは、1つ又は複数の凹部を有し、及び保持機構は、その1つ又は複数の凹部と係合する。
【0069】
1つの実施形態では、第2コネクタとの組合せが提供され、第2コネクタは、内部通路を有し、内側本体は、封止機構が内部通路と実質的に封止し、及び保持機構が第2コネクタの外側と係合するように、第2コネクタの内部通路内に少なくとも部分的に位置する。
【0070】
1つの実施形態では、第2コネクタとの組合せが提供され、第2コネクタは、内部通路を有し、コネクタが第2コネクタ及びチューブと接続されると、内側本体は、封止機構が内部通路と実質的に封止し、及び保持機構が第2コネクタの外側と係合するように、第2コネクタの内部通路内に少なくとも部分的に位置する。
【0071】
医療用呼吸回路の構成要素のためのコネクタであって、ガス経路を画定する本体であって、手動で操作可能である作動特徴部を備えた保持機構を有する本体と、作動特徴部が手動で操作されることを可能にしながら、作動特徴部の上に延在するように構成された可撓性エラストマーカバーとを含むコネクタである。
【0072】
医療用呼吸回路の構成要素のためのコネクタであって、ガス経路を画定する本体であって、手動で操作可能である作動特徴部を備えた保持機構を有する本体と、作動特徴部の上に延在するように構成され、且つ作動特徴部が手動で操作されることを可能にする、少なくとも1つの厚肉部分及びと少なくとも1つの薄肉部分を含む可撓性エラストマーカバーとを含むコネクタである。
【0073】
1つの実施形態では、保持機構は、屈曲部分又はピボットを中心に本体に対して移動可能であるレバーである。
【0074】
1つの実施形態では、レバーは、屈曲部分又はピボットの一方の側における保持部分と、屈曲部分又はピボットの他方の側における作動部分とを有する。
【0075】
1つの実施形態では、エラストマーカバーは、作動部分に対応する厚肉部分を有する。
【0076】
1つの実施形態では、厚肉部分は、作動部分の外側形状に沿うような形状である。
【0077】
1つの実施形態では、厚肉部分は、外面特徴部を有する。
【0078】
1つの実施形態では、エラストマーカバーは、厚肉部分をエラストマーカバーの残りの部分に接続する薄肉部分を有する。
【0079】
1つの実施形態では、エラストマーカバーは、厚肉肩部を備えた基部を有する。
【0080】
1つの実施形態では、エラストマーカバーは、保持部分に近接する厚肉肩部を有する。
【0081】
1つの実施形態では、エラストマーカバーは、本体と摩擦嵌合されるか又は締り嵌めで嵌合される。
【0082】
1つの実施形態では、本体は、硬質プラスチックで形成される。
【0083】
1つの実施形態では、エラストマーカバーは、本体の外側形状に実質的に沿う形状を含む。
【0084】
1つの実施形態では、エラストマーカバーは、本体とキー接続する。
【0085】
1つの実施形態では、エラストマーカバーは、本体の相補的なフランジと係合する凹部を有する。
【0086】
1つの実施形態では、本体は、カバーを支持する1つ又は複数のリブを有する。
【0087】
1つの実施形態では、コネクタは、少なくとも1つの電気接点をさらに含む。
【0088】
1つの実施形態では、本体は、電気接続部の周囲を気密封止する材料を有する。
【0089】
1つの実施形態では、材料は、カバーを支持するリブを有する。
【0090】
別の態様によれば、上述したようなコネクタと、第2コネクタとの組合せが提供され、保持機構は、第2コネクタと係合する。
【0091】
別の態様によれば、上述したようなコネクタと、第2コネクタとの組合せが提供され、コネクタが第2コネクタ及びチューブと接続されると、保持機構は、第2コネクタと係合する。
【0092】
1つの実施形態では、第2コネクタは、1つ又は複数の凹部を有し、及び保持機構は、その1つ又は複数の凹部と係合する。
【0093】
1つの実施形態では、組合せは、チューブをさらに含み、コネクタは、チューブ係合機構を含み、及びチューブ係合機構は、チューブと係合する。
【0094】
別の態様によれば、医療用呼吸回路の構成要素のためのコネクタが提供され、コネクタは、ガス経路を画定し、且つ外向きに延在する突起を有する本体と、外向きに延在する突起と本体の末端部との間に位置する封止部材とを含む。
【0095】
1つの実施形態では、封止部材は、末端部からある距離に配置される。
【0096】
1つの実施形態では、ガス経路は、末端部に向かって外向きにテーパ状である内壁によって画定される。
【0097】
1つの実施形態では、本体は、末端部に向かって外向きにテーパ状である外壁を有する。
【0098】
1つの実施形態では、末端部の内壁及び/又は外壁の直径は、本体の残りの部分の直径よりも大きい。
【0099】
1つの実施形態では、本体は、末端部から封止部材に向かって延在する組立ガイドを有する。
【0100】
1つの実施形態では、本体は、封止部材と末端部との間に肩部を有する。
【0101】
1つの実施形態では、突起は、本体の長手方向軸に対して概して平行である方向に延在する。
【0102】
1つの実施形態では、本体は、複数の外向きに延在する突起を含む。
【0103】
1つの実施形態では、複数の外向きに延在する突起の1つ又は複数は、位置合せガイドとして作用する、角度を付けられた又はテーパ状の端部を有する。
【0104】
別の態様によれば、医療用呼吸回路の構成要素のためのコネクタが提供され、コネクタは、内部経路を有する第2コネクタを接続するように構成され、コネクタは、第2コネクタの内部通路内に少なくとも部分的に位置するように構成された本体であって、内部通路と封止する封止機構を有する本体と、第2コネクタの外側と係合する保持機構とを含む。
【0105】
別の態様によれば、医療用呼吸回路の構成要素のためのコネクタが提供され、コネクタは、内部通路を有する第2コネクタを接続するように構成され、コネクタは、ガス流路を含み、且つ第2コネクタの内部通路内に少なくとも部分的に位置するように構成された本体であって、内部通路と封止する封止機構を有する本体と、第2コネクタの外側と係合する保持機構とを含み、保持機構は、屈曲領域を中心に本体に対して移動可能であるレバーを含み、レバーは、屈曲領域の一方の側における保持部分と、屈曲領域の他方の側における作動部分とを有する。
【0106】
1つの実施形態では、封止機構は、封止部材を含む。
【0107】
1つの実施形態では、封止部材は、ワイパシールであるか又はワイパシールを含む。
【0108】
1つの実施形態では、封止部材は、Oリングであるか又はOリングを含む。
【0109】
1つの実施形態では、本体は、封止部材を受け入れるための凹部を有する。
【0110】
1つの実施形態では、封止部材は、静止時外径を有し、封止部材の静止時外径は、それが封止する内部通路の内径よりも大きい。
【0111】
1つの実施形態では、保持機構は、屈曲領域を中心に本体に対して移動可能であるレバーを含む。
【0112】
1つの実施形態では、レバーは、屈曲領域の一方の側における保持部分と、屈曲領域の他方の側における作動部分とを有する。
【0113】
1つの実施形態では、保持部分は、コネクタの中心に向かって延在する突起を含む。
【0114】
1つの実施形態では、突起は、コネクタの中心を通して延在する中心軸に対して角度を付けられる。
【0115】
1つの実施形態では、突起は、約85°〜約115°、より好ましくは約90°〜約110°、さらにより好ましくは約93°〜約102°、最も好ましくは約95°〜約99°において角度を付けられる。
【0116】
1つの実施形態では、屈曲領域は、ブリッジによって提供される。
【0117】
1つの実施形態では、保持機構は、2つのレバーを含む。
【0118】
1つの実施形態では、コネクタの中心に向かう作動部分の移動は、コネクタの中心から離れて移動する保持機構の移動を引き起こす。
【0119】
1つの実施形態では、係合解除形態における2つのレバーの保持部分間の距離は、係合形態におけるその距離と同じであるか又はそれよりも小さい。
【0120】
1つの実施形態では、係合解除形態における2つのレバーの保持部分間の距離は、係合形態におけるその距離と同じである。
【0121】
1つの実施形態では、本体は、内側本体であり、及びコネクタは、外側本体をさらに含み、外側本体は、内側本体の一部が外側本体内に位置し、及び内側本体の一部が外側本体の外側に位置することを可能にする切取部を有する。
【0122】
1つの実施形態では、本体は、内側本体であり、及びコネクタは、外側本体をさらに含む。
【0123】
1つの実施形態では、内側本体の一部は、外側本体の内側に位置し、及び保持機構は、外側本体の外側に位置する。
【0124】
1つの実施形態では、ブリッジは、ブリッジを切取部と位置合せする特徴部を有する。
【0125】
1つの実施形態では、特徴部は、位置合せボスである。
【0126】
1つの実施形態では、本体は、内側本体であり、及びコネクタは、外側本体と、内側本体と外側本体とをともに封止するように構成された内側本体及び外側本体封止機構と、内側本体と外側本体とをともに保持するように構成された内側本体及び外側本体保持機構とをさらに含み、内側本体及び外側本体封止機構と保持機構とは、別個の機構である。
【0127】
1つの実施形態では、内側本体及び外側本体封止機構は、内側本体と外側本体とをともに保持するようにさらに構成される。
【0128】
1つの実施形態では、内側本体及び外側本体封止機構は、突起を含む。任意選択的に、封止機構は、環状封止突起である。
【0129】
1つの実施形態では、内側本体及び外側本体封止機構は、相補的な凹部を含む。
【0130】
1つの実施形態では、内側本体は、突起を含み、及び外側本体は、凹部を含む。
【0131】
1つの実施形態では、環状封止突起は、角度を付けられた断面輪郭を含む。
【0132】
1つの実施形態では、環状封止突起は、内側本体の外面に提供され、且つ外側本体の内面と締り嵌め状態であるように構成される。
【0133】
1つの実施形態では、内側本体及び外側本体保持機構は、突起、好ましくはかかりを含む。
【0134】
1つの実施形態では、内側本体及び外側本体保持機構は、相補的なくぼみ又はアパーチャを含む。
【0135】
1つの実施形態では、相補的なくぼみ又はアパーチャは、1つ又は複数の壁によって画定され、及びその又は各かかりは、1つ又は複数の壁と当接することなく、相補的なくぼみ又はアパーチャ内に位置決めされる。
【0136】
1つの実施形態では、内側本体及び外側本体保持機構突起は、環状突起である。
【0137】
1つの実施形態では、相補的なくぼみ又はアパーチャは、環状くぼみ又はアパーチャである。
【0138】
1つの実施形態では、環状封止突起及び環状保持突起は、異なる直径を有する。
【0139】
1つの実施形態では、環状封止突起及び環状保持突起は、異なる断面輪郭を有する。
【0140】
1つの実施形態では、環状保持突起は、丸みのある断面輪郭を有する。
【0141】
1つの実施形態では、環状保持突起は、角度を付けられた断面輪郭を有する。
【0142】
1つの実施形態では、内側本体及び外側本体封止機構は、内側本体のテーパ状壁と外側本体の相補的なテーパ状壁との締り嵌めを含む。
【0143】
1つの実施形態では、内側本体の末端部は、外側本体の端部を越えて延在する。
【0144】
1つの実施形態では、内側本体は、末端部が内側本体の残りの部分よりも広い直径を有するテーパ状外面を有する。
【0145】
別の態様では、上述したようなコネクタと、第2コネクタとの組合せが提供され、第2コネクタは、内部通路を有し、内側本体は、封止機構が内部通路と実質的に封止し、及び保持機構が第2コネクタの外側と係合し、及び保持機構が第2コネクタと係合するように、第2コネクタの内部通路内に少なくとも部分的に位置する。
【0146】
1つの実施形態では、第2コネクタは、1つ又は複数の凹部を有し、及び保持機構は、その1つ又は複数の凹部と係合する。
【0147】
1つの実施形態では、接続されると、コネクタは、約30N以上の分離力に耐えることができる。
【0148】
1つの実施形態では、接続されると、コネクタは、約50N以上の分離力に耐えることができる。
【0149】
別の態様では、医療用呼吸回路の構成要素のためのコネクタが提供され、コネクタは、チューブと係合するチューブ接続部分を含み、チューブ接続部分は、ガス経路を画定し、及びチューブ接続部分は、らせん形経路内に入る第1突起及び第2突起を有する。
【0150】
1つの実施形態では、らせん形経路は、第1縁部と、第2縁部と、第1縁部と第2縁部との間の幅とを有し、及び第1突起は、その経路の第1縁部に位置決めされる。
【0151】
1つの実施形態では、第2突起は、その経路の第1縁部に位置決めされる。
【0152】
1つの実施形態では、第2突起は、その経路の第2縁部に位置決めされる。
【0153】
1つの実施形態では、第2突起は、その経路の第1縁部とその経路の第2縁部との間に位置決めされる。
【0154】
1つの実施形態では、コネクタは、チューブ内のワイヤと電気接続する電気接点を有する。
【0155】
1つの実施形態では、電気接点は、デバイスと電気接続するように構成される。
【0156】
1つの実施形態では、コネクタは、チューブ内のワイヤを電気接点に向かって誘導する位置合せ特徴部を有する。
【0157】
1つの実施形態では、位置合せ特徴部は、チューブがカラーの上にねじこまれたときにワイヤの電気接点への横向き誘導を可能にする。
【0158】
1つの実施形態では、コネクタは、ワイヤを位置合せ特徴部まで誘導するガイドを有する。
【0159】
1つの実施形態では、コネクタは、電気接点を包囲及び封止する中間シェルをさらに含む。任意選択的に、中間シェルは、オーバーモールド部を含む。
【0160】
1つの実施形態では、外側本体の材料は、中間シェルの材料と同じであるか又は適合性がある。
【0161】
1つの実施形態では、コネクタは、ピンインサート及びワイヤを封止する中間シェルのための隆起した壁を有する。
【0162】
1つの実施形態では、コネクタは、電気接点を位置合せ特徴部に対して保持する保持手段を有する。
【0163】
1つの実施形態では、コネクタは、外向きにテーパ状である内壁を備えた電気接点コンパートメントを有する。
【0164】
1つの実施形態では、電気接点は、電気接点の上に提供されたオーバーモールド部を含む電気接点アセンブリを含む。
【0165】
1つの実施形態では、電気接点アセンブリは、コネクタのスロットと係合するように構成された突起を含む位置合せ特徴部を含む。
【0166】
1つの実施形態では、位置合せ特徴部は、コネクタの凹部と係合する肩部を含む。
【0167】
別の態様によれば、流れ発生器と、ハウジングであって、ハウジングの上面に配置された画面及び出口を有するハウジングと、チューブであって、チューブを出口に解除可能に接続するコネクタを含み、コネクタは、本体と、チューブと係合するチューブ接続部分とを含み、本体及びチューブ接続部分は、ガス経路を画定する、チューブとを含み、チューブ接続部分は、本体の長手方向軸から、約0°を超え且つ約90°未満である角度で延在する、呼吸補助システムが提供される。
【0168】
1つの実施形態では、その角度は、約5°を超え且つ約60°未満である。
【0169】
1つの実施形態では、その角度は、約10°を超え且つ約40°未満である。
【0170】
1つの実施形態では、その角度は、約15°を超え且つ約20°未満である。
【0171】
1つの実施形態では、コネクタは、チューブ内のワイヤと電気接続する電気接点を有し、チューブ接続部分は、電気接点の長手方向軸から、約0°を超え且つ約90°未満である角度で延在する。
【0172】
1つの実施形態では、チューブ接続部分は、チューブの端部と軸方向に位置合せされる。
【0173】
別の態様によれば、チューブと、上述したコネクタとの組合せが提供される。
【0174】
1つの実施形態では、外側本体の材料は、チューブの材料と同じであるか又は適合性がある。
【0175】
別の態様によれば、医療用呼吸回路の構成要素のためのコネクタが提供され、コネクタは、内側本体及び外側本体と、内側本体と外側本体とをともに封止するように構成された内側本体及び外側本体封止機構と、内側本体と外側本体とをともに保持するように構成された内側本体及び外側本体保持機構とを含み、封止機構と保持機構とは、別個の機構である。
【0176】
1つの実施形態では、内側本体及び外側本体封止機構は、内側本体と外側本体とをともに保持するようにさらに構成される。
【0177】
1つの実施形態では、内側本体及び外側本体封止機構は、突起を含む。任意選択的に、封止機構は、環状封止突起である。内側本体及び外側本体封止機構は、相補的な凹部を含むことができる。1つの実施形態では、内側本体は、突起を含み、及び外側本体は、凹部を含む。
【0178】
1つの実施形態では、環状封止突起は、角度を付けられた断面輪郭を含む。
【0179】
1つの実施形態では、環状封止突起は、内側本体の外面に提供され、且つ外側本体の内面と締り嵌め状態であるように構成される。
【0180】
代替実施形態では、内側本体は、凹部を含み、及び外側本体は、突起を含む。
【0181】
1つの実施形態では、保持機構は、突起、好ましくはかかりを含む。保持機構は、相補的なくぼみ又はアパーチャを含むことができる。保持機構は、2つ以上のかかりを含むことができる。保持機構は、相補的なくぼみ又はアパーチャを含むことができる。
【0182】
1つの実施形態では、相補的なくぼみ又はアパーチャは、1つ又は複数の壁によって画定され、及びその又は各かかりは、1つ又は複数の壁と当接することなく、相補的なくぼみ又はアパーチャ内に位置決めされる。
【0183】
1つの実施形態では、保持機構突起は、環状突起である。相補的なくぼみ又はアパーチャは、環状くぼみ又はアパーチャである。
【0184】
1つの実施形態では、環状封止突起及び環状保持突起は、異なる直径を有する。
【0185】
1つの実施形態では、環状封止突起及び環状保持突起は、異なる断面輪郭を有する。
【0186】
1つの実施形態では、環状保持突起は、丸みのある断面輪郭を有する。別の実施形態では、環状保持突起は、角度を付けられた断面輪郭を有する。
【0187】
1つの実施形態では、内側本体及び外側本体封止機構は、内側本体のテーパ状壁と外側本体の相補的なテーパ状壁との締り嵌めを含む。
【0188】
1つの実施形態では、内側本体の末端部は、外側本体の端部を越えて延在する。
【0189】
1つの実施形態では、内側本体は、末端部が内側本体の残りの部分よりも幅の広い外径を有するテーパ状外面を有する。
【0190】
所定の実施形態及びそれらの変更形態は、当業者であれば、以下の図を参照する本明細書における詳細な説明から明らかになるであろう。