(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2021-534436(P2021-534436A)
(43)【公表日】2021年12月9日
(54)【発明の名称】カラーディスプレイパネルとその制御方法
(51)【国際特許分類】
G09F 9/302 20060101AFI20211112BHJP
G09F 9/30 20060101ALI20211112BHJP
G09F 9/33 20060101ALI20211112BHJP
G09G 3/32 20160101ALI20211112BHJP
G09G 3/20 20060101ALI20211112BHJP
H01L 33/00 20100101ALN20211112BHJP
【FI】
G09F9/302 Z
G09F9/30 339
G09F9/33
G09G3/32 A
G09G3/20 642K
G09G3/20 642L
G09G3/20 641Q
H01L33/00 L
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
【全頁数】21
(21)【出願番号】特願2020-559496(P2020-559496)
(86)(22)【出願日】2019年7月22日
(85)【翻訳文提出日】2020年10月20日
(86)【国際出願番号】CN2019097129
(87)【国際公開番号】WO2021012157
(87)【国際公開日】20210128
(81)【指定国】
AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DJ,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JO,JP,KE,KG,KH,KN,KP,KR,KW,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT
(71)【出願人】
【識別番号】520166187
【氏名又は名称】深▲せん▼市艾比森光電股▲ふん▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】SHENZHEN ABSEN OPTOELECTRONIC CO., LTD.
(71)【出願人】
【識別番号】520409914
【氏名又は名称】惠州市艾比森光電有限公司
【氏名又は名称原語表記】HUIZHOU ABSEN OPTOELECTRONIC CO.,LTD.
(74)【代理人】
【識別番号】100121728
【弁理士】
【氏名又は名称】井関 勝守
(74)【代理人】
【識別番号】100165803
【弁理士】
【氏名又は名称】金子 修平
(74)【代理人】
【識別番号】100170900
【弁理士】
【氏名又は名称】大西 渉
(72)【発明者】
【氏名】徐 梦梦
(72)【発明者】
【氏名】石 昌金
(72)【発明者】
【氏名】謝 博学
【テーマコード(参考)】
5C080
5C094
5C380
5F142
【Fターム(参考)】
5C080AA07
5C080BB05
5C080CC03
5C080DD10
5C080DD20
5C080DD22
5C080EE28
5C080EE29
5C080EE30
5C080JJ05
5C080JJ06
5C080JJ07
5C080KK34
5C094AA01
5C094BA23
5C094BA32
5C094CA19
5C094DA07
5C094DB04
5C094ED03
5C380AA03
5C380AB34
5C380AB36
5C380AC15
5C380BA21
5C380BB12
5C380BB19
5C380BB22
5C380DA05
5C380EA12
5F142AA22
5F142BA14
5F142BA23
5F142CC03
5F142CG04
5F142CG05
5F142CG25
5F142DA12
5F142EA34
5F142GA02
5F142HA05
(57)【要約】
本願は、カラーディスプレイパネルおよびその制御方法を開示し、ここで、アレイ状配置されたピクセルユニットを備え、各ピクセルユニットは、少なくとも赤色サブピクセルユニットと、緑色サブピクセルユニットと、青色サブピクセルユニットと、白色サブピクセルユニットとを備え;ここで、カラーディスプレイパネルの白色光は、白色サブピクセルユニットによって実現される。このようにして、本願のカラーディスプレイパネルにおける白色光は、単一の白色サブピクセルユニットによって発光することで実現され、従来の赤色、緑色、および青色の三原色ディスプレイパネルの光混合における色分離の問題を効果的に回避でき、ディスプレイパネルの表示効果を具体大幅に改善する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
カラーディスプレイパネルであって、アレイ状に配置されるピクセルユニットを備え、各前記ピクセルユニットは、少なくとも赤色サブピクセルユニットと、緑色サブピクセルユニットと、青色サブピクセルユニットと、白色サブピクセルユニットとを備え、前記カラーディスプレイパネルの白色光は、前記白色サブピクセルユニットによって実現されることを特徴とする、カラーディスプレイパネル。
【請求項2】
請求項1に記載のカラーディスプレイパネルであって、前記赤色サブピクセルユニット、前記緑色サブピクセルユニット、前記青色サブピクセルユニット、および前記白色サブピクセルユニットは、三角形配列、長方形配列、または線形配列であることを特徴とするカラーディスプレイパネル。
【請求項3】
請求項1に記載のカラーディスプレイパネルであって、前記赤色サブピクセルユニット、前記緑色サブピクセルユニット、前記青色サブピクセルユニット、および前記白色サブピクセルユニットがすべて独立にパッケージされたランプビーズであり、前記パッケージは、デュアルインラインパッケージ、表面実装デバイスパッケージ、またはチップオンボードパッケージのいずれかを採用することを特徴とするカラーディスプレイパネル。
【請求項4】
請求項1に記載のカラーディスプレイパネルであって、前記ピクセルユニットを、一体としてパッケージしてランプビーズを成し、前記パッケージは、デュアルインラインパッケージ、表面実装デバイスパッケージ、またはチップオンボードパッケージのいずれかを採用することを特徴とするカラーディスプレイパネル。
【請求項5】
請求項3に記載のカラーディスプレイパネルであって、前記白色ランプビーズは蛍光体粉末と発光チップとを備え、前記発光チップは青色発光チップまたは紫外発光チップを含み、前記蛍光体粉末は、前記青色発光チップによって発される青色光または紫外発光チップによって発される紫外光を、白色光に変換するために用いられることを特徴とするカラーディスプレイパネル。
【請求項6】
請求項4に記載のカラーディスプレイパネルであって、前記ランプビーズは、蛍光体粉末と発光チップとを備え、前記発光チップは、赤色発光チップ、緑色発光チップ、青色発光チップ、および紫外発光チップを含み、前記蛍光体粉末は、前記赤色発光チップ、前記緑色発光チップ、前記青色発光チップ、および前記紫外発光チップを覆い、前記蛍光体粉末は、前記紫外発光チップによって発される紫外光を白色光に変換するために用いられ、かつ前記蛍光体粉末は、前記赤色発光チップ、前記緑色発光チップおよび前記青色発光チップによって発される光を吸収しないことを特徴とするカラーディスプレイパネル。
【請求項7】
請求項1に記載のカラーディスプレイパネルであって、前記カラーディスプレイパネルにおける前記白色サブピクセルユニットの色座標および最大輝度を、前記カラーディスプレイパネルのホワイトバランス座標および白色光の最大輝度に設定し、
前記ホワイトバランス座標、前記白色サブピクセルユニットの最大輝度、赤色サブピクセルユニットの色座標、緑色サブピクセルユニットの色座標および青色サブピクセルユニットの色座標に従って、前記赤色サブピクセルの最大輝度、前記緑色サブピクセルの最大輝度、および前記青色サブピクセルの最大輝度を設定することを特徴とするカラーディスプレイパネル。
【請求項8】
請求項1から7のいずれか一項に記載のカラーディスプレイパネルに応用する制御方法であって、前記制御方法は、
入力信号における赤チャネルの値、緑チャネルの値および青チャネルの値を取得することと;
前記赤チャネルの値、前記緑チャネルの値および前記青チャネルの値が同じであるか否かを判断することと;
前記赤チャネルの値、前記緑チャネルの値および前記青チャネルの値が同じであると判断した場合、前記カラーディスプレイパネルにおける前記白色サブピクセルユニットをオンにし、前記カラーディスプレイパネルにおける前記赤色サブピクセルユニット、前記緑色サブピクセルユニットおよび前記青色サブピクセルユニットをオフにすることと;
同じ値に従って前記白色サブピクセルユニットのグレー値を決定し、かつγ曲線に従って前記白色サブピクセルユニットの輝度値を制御することにより、前記カラーディスプレイパネルが前記入力信号に対応する輝度および色を表示するようにすることとを含むことを特徴とする、制御方法。
【請求項9】
請求項8に記載の制御方法であって、前記制御方法はさらに、
前記赤チャネルの値、前記緑チャネルの値および前記青チャネルの値が異なると判断した場合、前記カラーディスプレイパネルにおける前記白色サブピクセルユニットをオフにし、前記カラーディスプレイパネルにおける前記赤色サブピクセルユニット、前記緑色サブピクセルユニットおよび前記青色サブピクセルユニットをオンにすることと、
前記赤チャネルの値に従って前記赤色サブピクセルユニットのグレー値を決定し、前記緑チャネルの値に従って前記緑色サブピクセルユニットのグレー値を決定し、前記青チャネルの値に従って前記青色サブピクセルユニットのグレー値を決定し、かつ前記γ曲線に従って前記赤色サブピクセルユニットの輝度値、前記緑色サブピクセルユニットの輝度値、および前記青色サブピクセルユニットの輝度値を制御することにより、前記カラーディスプレイパネルが前記入力信号に対応する輝度および色を表示するようにすることとを含むことを特徴とする、制御方法。
【請求項10】
請求項8に記載の制御方法であって、前記方法は、
前記赤チャネルの値、前記緑チャネルの値および前記青チャネルの値が異なると判断した場合、さらに前記入力信号のRGB値が、白と赤、緑、青の単色光のいずれかとを混合することによって取得できるか否かを判断し、そうである場合、前記白色サブピクセルユニットと対応する単色光のサブピクセルユニットとをオンにし、他の2つの単色光のサブピクセルユニットをオフにすることを含むことを特徴とする、制御方法。
【請求項11】
請求項10に記載の制御方法であって、前記制御方法は、
前記入力信号のRGB値は、白と赤、緑、青の単色光のいずれかとを混合することによって取得できないと判断した場合は、前記白色サブピクセルユニットをオフにし、前記赤色サブピクセルユニット、前記緑色サブピクセルユニットおよび前記青色サブピクセルユニットをオンにするとを含むことを特徴とする、制御方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、ディスプレイ技術の分野に係り、特に、カラーディスプレイパネルおよびその制御方法に関する。
【背景技術】
【0002】
フルカラーLEDディスプレイは、広い表示色域、高輝度、大きな視野角、低消費電力、長寿命などの利点を有し、ショッピングモール、空港、駅などの公共の場の屋内屋外ディスプレイの分野で大きな市場を有する。現在市場に出回っているカラーディスプレイパネルのピクセルユニットはすべて赤、緑、青のLEDチップによって構成されている。三原色の原理により、ピクセルユニットにおけるLEDチップの単色グレーレベルを制御してさまざまな色を生成することにより、カラー画像を表示する。
【0003】
フルカラーLEDディスプレイの白色光は、赤色光、緑色光、および青色光を光混合することにより作られるが、赤緑青三種類のLEDチップが同じ位置にないため、赤緑青の三原色チップの発光点が互いに分離し、結果としてディスプレイにおいて不均一な混色と色分解という問題が起きる。
【発明の概要】
【0004】
本願は、従来技術における三原色ディスプレイの光混合の色分離という問題を解決するためのカラーディスプレイパネルおよびその制御方法を提供する。
【0005】
上記の技術的問題を解決するために、本願は、カラーディスプレイパネルを提案し、ここで、アレイ状配置されるピクセルユニットを備え、各ピクセルユニットは、少なくとも赤色サブピクセルユニットと、緑色サブピクセルユニットと、青色サブピクセルユニットと、白色サブピクセルユニットとを備え;ここで、カラーディスプレイパネルの白色光は、白色サブピクセルユニットによって実現される。
【0006】
上記の技術的問題を解決するために、本願は、上述のカラーディスプレイパネルに応用する制御方法を提案し,前記制御方法は、入力信号における赤チャネルの値、緑チャネルの値および青チャネルの値を取得することと;赤チャネルの値、緑チャネルの値および青チャネルの値が同じであるか否かを判断することと;赤チャネルの値、緑チャネルの値および青チャネルの値が同じであると判断した場合、カラーディスプレイパネルにおける白色サブピクセルユニットをオンにし、カラーディスプレイパネルにおける赤色サブピクセルユニット、緑色サブピクセルユニットおよび青色サブピクセルユニットをオフにすることと;同じ値に従って白色サブピクセルユニットのグレー値を決定し、かつγ曲線に従って白色サブピクセルユニットの輝度値を制御して、カラーディスプレイパネルが入力信号に対応する輝度および色を表示するようにすることとを含む。
【0007】
本願は、カラーディスプレイパネルを開示し、ここで、アレイ状配置されるピクセルユニットを備え、各ピクセルユニットは、少なくとも赤色サブピクセルユニットと、緑色サブピクセルユニットと、青色サブピクセルユニットと、白色サブピクセルユニットとを備え;ここで、カラーディスプレイパネルの白色光は、白色サブピクセルユニットによって実現される。本願のカラーディスプレイパネルにおける白色光は、単一の白色サブピクセルユニットによって発光することによって実現され、従来の赤色、緑色、および青色の三原色ディスプレイパネルの光混合における色分離の問題を効果的に回避でき、ディスプレイパネルの表示効果を大幅に改善する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の実施例における技術案をより明確に例示するために、実施例の説明に使用される図面を以下に簡単に説明する。以下の説明における図面は、本開示のいくつかの実施例のみであることは明らかであり、当業者にとっては、これらの図面に基づいて他の図面を創造的な仕事をすることなく得ることもできる。
【
図1】
図1は、本願のカラーディスプレイパネルの実施例の構造概略図である。
【
図2】
図2は、本願のカラーディスプレイパネルのもう一つの実施例の構造概略図である。
【
図3】
図3(a)は、本願における赤色サブピクセルユニットの独立型パッケージングの実施形例の概略構造図である。
図3(b)は、
図3(a)のパッケージ構造の概略上面図である。
【
図4】
図4(a)は、本願における赤色サブピクセルユニットの一体型パッケージングの実施形例の概略構造図である。
図4(b)は、
図4(a)のパッケージ構造の概略上面図である。
【
図5】
図5は、本願の制御方法の実施例の概略フローチャートである。
【
図6】
図6は、本願の制御方法のもう一つの実施例の概略フローチャートである。
【
図7】
図7は、本願の制御方法のもう一つの実施例の概略フローチャートである。
【
図8】
図8は、本願の制御方法の他の実施例における色座標の模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
当業者が本願の技術的解決策をよりよく理解できるようにするために、本発明によって提供されるカラーディスプレイパネルおよびその制御方法を、添付の図面および特定の実施形態を参照して、以下でさらに詳細に説明する。
【0010】
現在、フルカラーLEDディスプレイはディスプレイ分野で幅広い用途があり、LEDディスプレイのピクセルユニットでは、赤緑青の三色のLEDチップが同じ位置になく、赤緑青の三原色チップの発光点が互いに分離し、結果としてピクセルにおける赤緑青の三原色の混合は均一ではなく、LEDディスプレイに表示されるカラーピクセルは、実際には分離された赤緑青の三原色の発光点であり、観察者がディスプレイから離れている場合、人間の目は分離された発光点を区別できず、表示効果は影響を受けない、しかし、観察者がディスプレイに近く、赤緑青の三原色チップの間隔が広い場合、人間の目は、分離された赤緑青の三原色の輝点を区別でき、各カラーピクセルは分離されたRGB発光点として表され、色分離がより著しく、表示効果が悪いのである。特に、LEDディスプレイが大きな領域の白色ピクセルを表示する場合、色分離の現象がより著しくなる。
【0011】
したがって、LEDチップのピッチを小さくしてLEDチップの密度を上げると、ピクセルの色分解の問題が改善されるが、LEDチップの密度を上げると、プリント回路基板のレイアウトと放熱が非常に難しくなり、コストも大幅に増加する。
【0012】
LEDディスプレイの前に全反射ホモジナイザーが設置されている場合、全反射の原理を使用して、ピクセル内の赤緑青の三原色チップが均一に混合し、色分離の問題を改善でき、または、LEDディスプレイ画面の前にスクリーンカバーを設置し、スクリーンカバーの散乱ユニットにより、ピクセルユニットにおけるRGB三原色チップから発される光の混合に役立ち、色分解の問題を改善する。しかしながら、上記の方法はすべて、LEDディスプレイにファンクショナル層(ホモジナイザー層または散乱層)を設置する必要があり、プロセスは複雑である。また、より良い光の均一化効果を実現するには、ファンクショナル層をより厚くする必要があり、LEDディスプレイの厚さが大幅に厚くなり、さらに、LEDディスプレイの外側にファンクショナル層を設置すると、その後のメンテナンスも困難になる。
【0013】
これに基づいて、本願は、カラーディスプレイパネルおよびその制御方法を提供し、色分解を解決している間は上記の問題も発生せず、しかもプロセスが簡単であり、ディスプレイパネルの厚さを増加させる必要がなく、かつその後のメンテナンスや交換に役立つ。
【0014】
図1を参照されたい、
図1は、本願のカラーディスプレイパネルの実施例の構造概略図である。本願のカラーディスプレイパネル10は、アレイ状に配置されるピクセルユニット100を備え、各ピクセルユニット100は、少なくとも赤色サブピクセルユニット101、緑色サブピクセルユニット102、青色サブピクセルユニット103、および白色サブピクセルユニット104を備え、ここで、カラーディスプレイパネル10の白色光は、白色サブピクセルユニット104によって実現される。カラーディスプレイパネル10が白色光を表示する必要がある場合、白色サブピクセルユニット104をオンにし、赤色サブピクセルユニット101、緑色サブピクセルユニット102および青色サブピクセルユニット103をオフにする。
【0015】
このようにして、本願のカラーディスプレイパネルの白色光は、単一の白色サブピクセルユニットによって実現され、赤色、緑色、および青色が白色光に混合されるときの色分離の問題を効果的に回避し、ディスプレイパネルの表示効果を大幅に改善する。さらに、本願のカラーディスプレイパネルのプロセスが簡単であり、LEDディスプレイパネルの厚さを増加させる必要がなく、その後のメンテナンスや交換に役立つ。
【0016】
本実施例において、ピクセルユニットのサブピクセルユニットを三角形の配列に配置してもよく、
図1に示すように、白色ピクセルユニット104は、前記ピクセルユニット100の中心に位置し、ピクセルユニット100の中心は、ピクセルユニット100の幾何学的形状の中心位置であってもよいし、または、赤色サブピクセルユニット101、緑色サブピクセルユニット102および青色サブピクセルユニット103によって形成されるパターンの中心位置であってもよい。赤色サブピクセルユニット101、緑色サブピクセルユニット102、および青色サブピクセルユニット103は、三角形の配列で配置され、好ましくは正三角形の配列で配置され、それにより色混合がより均一になる。白色サブピクセルユニット104は、赤色サブピクセルユニット101、緑色サブピクセルユニット102、および青色サブピクセルユニット103によって形成される三角形の中心に位置する。
【0017】
上記赤色サブピクセルユニット101、緑色サブピクセルユニット102、青色サブピクセルユニット103および白色サブピクセルユニットは、ピクセルユニット100を構成し、複数のピクセルユニット100がアレイ状に配列されて、カラーディスプレイパネル10を構成する。
【0018】
他の実施例では、カラーディスプレイパネルのサブピクセルはまた、長方形配列、線形配列などの他の配列を有することができる。
【0019】
さまざまなディスプレイ効果の要求を満たすために、ピクセルユニット内の赤色、緑色、青色、白色のサブピクセルの数は、1より大きくしてもよい。
図2を参照されたい、
図2は、本願のカラーディスプレイパネルのもう一つの実施例の構造概略図である。本実施例では、ピクセルユニット200は、2つの赤色サブピクセルユニット2011および2012、緑色サブピクセルユニット202、青色サブピクセルユニット203、および白色サブピクセルユニット204を備える。2つの赤色サブピクセルユニット2011および2012、緑色サブピクセルユニット202、青色サブピクセルユニット203、および白色サブピクセルユニット204は、長方形の配列に配置され、白色サブピクセルユニット204は、長方形の中心位置に位置し、赤色サブピクセルユニットは、第1の赤色サブピクセルユニット2011と、第2の赤色サブピクセルユニット2012とを備え、第1の赤色サブピクセルユニット2011と第2の赤色サブピクセルユニット2012とは、白色サブピクセルユニット204に対して対称的に分布している。
【0020】
他の実施例では、他の表示効果を実現するために、当業者はまた、他の色のサブピクセルユニットの数を1より大きく設定するか、または異なる配列を配置することを考えることができる。
【0021】
さらに、本願のピクセルユニットは、DIP(dual inline−pin package、デュアルインラインピンパッケージ)パッケージ、SMD(Surface Mounted Devices、表面実装デバイス)パッケージ、COB(Chips on Board、チップオンボード)パッケージ、または他の形式の独立にパッケージした赤色、緑色、青色、白色の4つのサブピクセルユニットであってもよく、赤色、緑色、青色、白色の4つのサブピクセルユニットは、DIPパッケージ、SMDパッケージ、COBパッケージまたはその他の形式の一体型パッケージングであってもよい。
【0022】
図3(a)および
図3(b)を参照されたい、
図3(a)は、本願における赤色サブピクセルユニットの独立型パッケージングの実施例の概略構造図であり、
図3(b)は、対応するパッケージング構造の概略上面図である。この実施例では、DIP独立型パッケージングが採用され、赤色サブピクセルユニットは、独立にパッケージされた赤色のランプビーズである。ランプビーズは、赤色発光チップ311、ブラケット312、および外側カバー313を備えてもよい。ブラケット312および外側カバー313は、閉空間を形成し、赤色発光チップ311は、閉空間に位置され、赤色発光チップ311は、赤色LEDベアチップであってもよく、赤色発光チップ311は、赤色サブピクセルユニットを形成するように発光する。
【0023】
本実施例では、ブラケット312は、ベースとピングループとを備えてもよく、ベースは、赤色発光チップ311を保持するために用いられ、ピングループは、赤色発光チップ311を外部回路に接続するために用いられる。外側カバー313は、パッケージ実装用接着剤構造であってもよく、パッケージ実装用接着剤の構造は、エポキシ樹脂またはシリコーンなどの透明な光学接着剤構造であってもよい。外側カバー313はまた、散乱粒子および/または着色剤を含んでもよく、散乱粒子は、チップの発光角を制御するために用いられ、着色剤は、赤色光以外の他の色の可視光を吸収でき、画面のコントラストを改善できる。
【0024】
青色のランプビーズのパッケージ構造と緑色のランプビーズのパッケージ構造とは、赤色のランプビーズのパッケージ構造と似ており、赤色の発光チップとトナーは、対応する色の発光チップとトナーに置き換えることができ、ここでは繰り返さない。
【0025】
注目されたい、白色ランプビーズに対して、白色ランプビーズの内の発光チップは、青色発光チップ、紫外発光チップ、または他の色の発光チップであってもよく、白色ランプビーズの外側カバーには、蛍光体粉末を備え、当該蛍光体粉末は、発光チップから発される光を吸収して白色光に変換することができる。本実施例では、白色ランプビーズの内部は青色発光チップおよびYAG:Ce蛍光体粉末を備えてもよく、YAG:Ce蛍光体粉末は、青色光を白色光に変換するために用いられる。
【0026】
図4(a)および
図4(b)を参照されたい、
図4(a)は、本願におけるピクセルユニットの一体型パッケージングの実施形例の概略構造図であり、
図4(b)は、対応するパッケージング構造の概略上面図である。本実施例では、DIP一体型パッケージを採用する。ピクセルユニットは、一体としてランプビーズとしてパッケージしてもよく、ランプビーズは、少なくとも4つの発光チップ401、ブラケット402および外側カバー403を備える。ブラケット402とア外側カバー403とは閉空間を形成し、発光チップ401は閉空間に位置する。発光チップ401は、ベアLEDチップであってもよい。発光チップ401は、赤色発光チップ、緑色発光チップ、青色発光チップおよび紫外発光チップを含む。
【0027】
本実施例では、ブラケット402は、ベースとピングループとを備えてもよく、ベースは、赤色発光チップ、緑色発光チップ、青色発光チップおよび紫外発光チップを保持するために用いられ、ピングループは、赤色発光チップ、緑色発光チップ、青色発光チップおよび紫外発光チップを外部回路に接続するために用いられる。外側カバー403は、パッケージ実装用接着剤構造であってもよく、パッケージ実装用接着剤の構造は、エポキシ樹脂またはシリコーンなどの透明な光学接着剤構造であってもよい。外側カバー403はまた、蛍光体粉末、散乱粒子および/または着色剤を含んでもよく、散乱粒子は、チップの発光角を制御するために用いられ、着色剤は、赤色光以外の他の色の可視光を吸収でき、画面のコントラストを改善できる。
【0028】
赤色発光チップは光を発して赤色サブピクセルユニットを形成し、緑色光は光を発して緑色サブピクセルユニットを形成し、青色発光チップは光を発して青色サブピクセルユニットを形成し、紫外発光チップは紫外光を発して、外側カバー403内の蛍光体粉末は紫外光を吸収して紫外光を白色光に変換して、白色サブピクセルユニットを形成する。好ましくは、蛍光体粉末は、赤、緑、および青の三原色を吸収せず、これによりディスプレイの色度を確保することができる。
【0029】
さらに、本願は、RGBWカラーディスプレイパネルの各サブピクセルの最大輝度を決定する方法も提供する。
【0030】
カラーディスプレイパネルにおける白色サブピクセルユニットの色座標と最大輝度とを、カラーディスプレイパネルのホワイトバランス座標と白色光の最大輝度に設定する;ホワイトバランス座標、白色サブピクセルの最大輝度、赤色サブピクセルユニットの色座標、緑色サブピクセルユニットの色座標および青色サブピクセルユニットの色座標に従って、赤色サブピクセルの最大輝度、緑色サブピクセルの最大輝度、および青色サブピクセルの最大輝度を設定する。
【0031】
本実施例では、赤色サブピクセルの最大輝度、緑色サブピクセルの最大輝度、および青色サブピクセルの最大輝度は、主に以下の式(1)によって決定される。
【数1】
【0032】
上記の式で、(x
w,y
w)は白色サブピクセルユニットの色座標であり、L
wmは白色光の最大輝度であり、(x
r,y
r)は赤色サブピクセルユニットの色座標であり、L
rmは最大赤色光の最大輝度であり、(x
g,y
g)は緑色サブピクセルユニットの色座標であり、L
gmは緑色光の最大輝度であり、(x
b,y
b)は青色サブピクセルユニットの色座標であり、L
bmは青色光の最大輝度である。
【0033】
本願はまた、上述のカラーディスプレイパネルに応用する制御方法を提供し、
図5を参照すると、
図5は、本願の制御方法の一実施例の概略フローチャートであり、ここで、制御方法は、RGBカラーシステムに応用され、以下のステップを含む。
【0034】
S51:入力信号における赤チャネルの値、緑チャネルの値および青チャネルの値を取得する。
【0035】
RGBカラーモードは、RGBモデルを使用して、画像における各ピクセルのRGBコンポーネントに0〜255の範囲の値を割り当てる。RGBモードでは、各RGBコンポーネントは0(黒)から255(白)までの値を使用できる。RGBは、赤、緑、青の3つのチャネルを表す色であり、各カラーチャネルは値に対応する。
【0036】
カラーディスプレイパネルは、コントローラーを備え、コントローラーは、入力信号における赤チャネルの値、緑チャネルの値、および青チャネルの値を取得する。
【0037】
S52:赤チャネルの値、緑チャネルの値および青チャネルの値が同じであるか否かを判断する。
【0038】
コントローラーは、赤チャネルの値、緑チャネルの値および青チャネルの値が同じであるか否かを判断し、同じである場合、ステップS53を実行する。
【0039】
S53:カラーディスプレイパネルにおける白色サブピクセルユニットをオンにし、カラーディスプレイパネルにおける赤色サブピクセルユニット、緑色サブピクセルユニットおよび青色サブピクセルユニットをオフにする。
【0040】
赤チャネルの値、緑チャネルの値および青チャネルの値が同じであるとコントローラーが判断した場合、入力信号における表示される色は白であることをわかり、カラーディスプレイパネルにおける白色サブピクセルユニットをオンにし、カラーディスプレイパネルにおける赤色サブピクセルユニット、緑色サブピクセルユニットおよび青色サブピクセルユニットをオフにする。本実施例では、カラーディスプレイパネルのコントローラーは、単一の白色サブピクセルユニットを制御して白色光を発して表示し、それにより、赤、緑、および青の三原色混合して白色光を形成する際に色分離の現象を回避する。
【0041】
S54:同じ値に従って白色サブピクセルユニットのグレー値を決定し、かつγ曲線に従って白色サブピクセルユニットの輝度値を制御して、カラーディスプレイパネルが入力信号に対応する輝度および色を表示するようにする。
【0042】
赤チャネル、緑チャネルおよび青チャネルの値は同じであるため、本実施例におけるカラーディスプレイパネルは、入力信号における赤、緑、青のいずれかのチャネルの値を選択して、白色サブピクセルユニットのグレー値を決定できる。本実施例では、コントローラーは、赤チャネルの値に従って白色サブピクセルユニットのグレー値を決定し、すなわち、白サブピクセルユニットのグレー値を赤色サブピクセルの値に設定する。
【0043】
さらに、コントローラーは、γ曲線に従って白色サブピクセルユニットの輝度値を制御して表示効果を修正することにより、カラーディスプレイパネルが入力信号に対応する輝度および色を表示するようにする。
【0044】
図6を参照されたい、
図6は、本願の制御方法のもう一つの実施例の概略フローチャートである。本実施例におけるステップが上記のステップと同じである場合、それらは繰り返されない。具体的なステップは次のとおりである。
【0045】
S61:入力信号における赤チャネルの値、緑チャネルの値および青チャネルの値を取得する。
【0046】
S62:赤チャネルの値、緑チャネルの値および青チャネルの値が同じであるか否かを判断する。
【0047】
赤チャネルの値、緑チャネルの値および青チャネルの値が同じであると判断した場合、以下のステップS631〜S632を実行し、赤チャネルの値、緑チャネルの値および青チャネルの値が異なると判断した場合、次に、以下のステップS633〜S634を実行する。
【0048】
S631:カラーディスプレイパネルにおける白色サブピクセルユニットをオンにし、カラーディスプレイパネルにおける赤色サブピクセルユニット、緑色サブピクセルユニットおよび青色サブピクセルユニットをオフにする。
【0049】
S632:同じ値に従って白色サブピクセルユニットのグレー値を決定し、かつγ曲線に従って白色サブピクセルユニットの輝度値を制御して、カラーディスプレイパネルが入力信号に対応する輝度および色を表示するようにする。
【0050】
ステップS631からS632は、上記のステップS53からS54を参照してもよく、ここでは繰り返さない。
【0051】
S633:カラーディスプレイパネルにおける白色サブピクセルユニットをオフにし、カラーディスプレイパネルにおける赤色サブピクセルユニット、緑色サブピクセルユニットおよび青色サブピクセルユニットをオンにする。
【0052】
コントローラーは、赤チャネルの値、緑チャネルの値および青チャネルの値が異なると判断した場合、このときの入力信号が表示するような色は白ではなく、それによりコントローラーは、カラーディスプレイパネルにおける白色サブピクセルユニットをオフし、カラーディスプレイパネルにおける赤色サブピクセルユニット、緑色サブピクセルユニットおよび青色サブピクセルユニットをオンにする。
【0053】
S634:赤チャネルの値に従って赤色サブピクセルユニットのグレー値を決定し、緑チャネルの値に従って緑色サブピクセルユニットのグレー値を決定し、青チャネルの値に従って青色サブピクセルユニットのグレー値を決定し、かつγ曲線に従って赤色サブピクセルユニットの輝度値、緑色サブピクセルユニットの輝度値、および青色サブピクセルユニットの輝度値を制御して、カラーディスプレイパネルが入力信号に対応する輝度および色を表示するようにする。
【0054】
コントローラーは、赤チャネルの値に従って赤色サブピクセルユニットのグレー値を決定し、緑チャネルの値に従って緑色サブピクセルユニットのグレー値を決定し、青チャネルの値に従って青色サブピクセルユニットのグレー値を決定し、かつγ曲線によってカラーディスプレイパネルにおける輝度偏差を修正するにより、カラーディスプレイパネルが入力信号に対応する輝度および色を表示するようにする。具体的な方法および原理は、上記のステップS54で説明されており、ここでは繰り返さない。
【0055】
カラーディスプレイパネルの表示効果をさらに改善するために、本願は、制御方法の他の実施例も提供する。
図7を参照されたい、
図7は、本願の制御方法の他の実施例の概略フローチャートである。本実施例におけるステップが上記のステップと同じである場合、それらは繰り返されない。具体的なステップは次のとおりである。
【0056】
S71:入力信号における赤チャネルの値、緑チャネルの値および青チャネルの値を取得する。
【0057】
S72:赤チャネルの値、緑チャネルの値および青チャネルの値が同じであるか否かを判断する。
【0058】
S731:カラーディスプレイパネルにおける白色サブピクセルユニットをオンにし、カラーディスプレイパネルにおける赤色サブピクセルユニット、緑色サブピクセルユニットおよび青色サブピクセルユニットをオフにする。
【0059】
S732:同じ値に従って白色サブピクセルユニットのグレー値を決定し、かつγ曲線に従って白色サブピクセルユニットの輝度値を制御して、カラーディスプレイパネルが入力信号に対応する輝度および色を表示するようにする。
【0060】
本実施例におけるS710からS732は、上記のステップにおけるS610からS632と類似であり、ここでは繰り返さなく、詳細については、上記のステップを参照されたい。
【0061】
S733:入力信号のRGB値が、白と赤、緑、青の単色光のいずれかとを混合することによって取得できるか否かを判断し、そうである場合、白色サブピクセルユニットと対応する単色光のサブピクセルユニットをオンにし、他の2つの単色光のサブピクセルユニットをオフにする。
【0062】
コントローラーは、γ曲線に従って赤色、緑色、青色のサブピクセルに対応する輝度L
r、L
g、およびL
bを決定し、次の式2に従って入力信号に対応する色座標(x
i,y
i)と輝度L
iを計算する。コントローラーは、入力信号の対応する色座標(x
i,y
i)が、色座標において白色サブピクセル座標と赤色、緑色、青色の座標を結ぶ線上にあるか否かを判断し、つまり、色座標(x
i,y
i)は、
図8における線分RW、BW、GWにあるか否かを判断する。
図8は、本願の色座標の概略図である。
【0064】
入力信号に対応する色座標(x
i,y
i)が
図8における線分RW、BW、GWにあると判断した場合、入力信号の色が白色サブピクセルユニットとXの色(赤、緑、青のいずれか)を光混合することにより実現できる。次の式3に従って白色サブピクセルユニットの輝度L
wとXの色サブピクセルユニットの輝度L
xとを計算し、カラーディスプレイパネルは、L
wとL
xに従って白色サブピクセルとXの色サブピクセルの輝度をそれぞれ制御して入力信号に対応する輝度および色を実現できる。このとき、RGB3色で表示しているディスプレイパネルと比較すると、本来RGB3色のサブピクセルの光混合が必要だった色は、白色とX色のサブピクセルユニットを混合することで実現でき、それにより3つのディスプレイパネルにおける色分離の現象を改善する。
【0066】
S734:入力信号のRGB値は、白と赤、緑、青の単色光のいずれかとを混合することによって取得できないと判断した場合は、白色サブピクセルユニットをオフにし、赤色サブピクセルユニット、緑色サブピクセルユニットおよび青色サブピクセルユニットをオンにする。
【0067】
カラーディスプレイパネルが、出力信号に対応する色座標(x
i,y
i)が
図8における線分RW、BW、GWにないことを判断した場合、入力信号のRGB値は、白と赤、緑、青の単色光のいずれかとを混合することによって取得できないことを意味する。このとき、カラーディスプレイパネルは、白色サブピクセルユニットをオフにし、赤色サブピクセルユニット、緑色サブピクセルユニット、および青色サブピクセルユニットをオンにし、入力信号におけるRGB値に従って赤色、緑色、青色の三つのサブピクセルユニットのグレー値を決定し、さらにγ曲線に従って赤色サブピクセルユニット、緑色サブピクセルユニット、および青色サブピクセルユニットの輝度値をそれぞれ制御して、入力信号に対応する輝度および色を表示する。
【0068】
上記は本願の実施形態にすぎず、本願の請求範囲を制限するものではありません。本願の明細書と図面を使用して作成された同等の構造または同等のプロセス変換、または他の関連テクノロジに直接または間接的に適用されたもの同様に、すべての分野は、本願の特許保護の範囲に含まれる。
【国際調査報告】