【実施例】
【0389】
実施例1:4−((2−アミノエチル)アミノ)−2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(リンカー1)
【0390】
【化62】
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【0391】
DMF(12mL)中の、2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−4−フルオロイソインドリン−1,3−ジオン(1.66g、6.0mmol)、tert−ブチル(2−アミノエチル)カルバメート(1.25g、6.6mmol)、およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(2.32g、18mmmol)の溶液を、マイクロ波反応器中で50分間、85℃に加熱した。3つのバッチを組み合わせて、EtOAc(200mL)で希釈した。反応物を水およびブラインで洗浄した。分離した有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。結果として生じる残渣を、シリカゲルクロマドグラフィー(ヘキサン/EtOAc=1:1で溶出)によって精製することで、黄色固形物としてtert−ブチルに(2−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−4−イル)アミノ)エチル)カルバメート(1.3g、収率:16%)を得た。MS (ESI) m/z = 317.1 [M−100+H]
+.DCM(10mL)およびTFA(5mL)中のtert−ブチル(2−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−4−イルアミノ)エチル)カルバメート(2.0g、4.5mmol)の溶液を、室温で2時間撹拌した。反応物を濃縮し、EtOAcで粉にした。固形沈殿物を濾過した。および、その固形物をMTBEで洗浄し、乾燥させることで、黄色固形物として4−((2−アミノエチル)アミノ)−2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)イソインドリン−1,3−ジオンを得た(リンカー1)(1.3g、収率:98%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 11.14 (s, 1 H), 7.85 (s, 3H), 7.45 (t, J = 7.2 Hz, 1H), 7.19 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 7.10 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 6.84 (t, J = 6.4 Hz, 1H), 5.07 (dd, J = 5.2, 12.8 Hz, 1H), 3.58 (q, J = 6.4 Hz, 2H), 3.00 (s, 2H), 2.94−2.85 (m, 1H), 2.62−2.50 (m, 2H), 2.05−2.00 (m, 1H). MS (ESI) m/z = 317.1 [M+H]
+.
【0392】
実施例2:4−((3−アミノプロピル)アミノ)−2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(リンカー2)
【0393】
【化63】
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【0394】
リンカー2を、実施例1に記載されるリンカー1と同じ手順に従って合成した。(1.2g、収率:2工程にわたって11%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) 11.11 (s, 1H), 7.74 (s, 3H), 7.62 − 7.58 (m, 1H), 7.15 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.05 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 6.78 − 6.75 (m, 1H), 5.08 − 5.04 (m, 1H), 3.43 − 3.36 (m, 2H), 2.90 − 2.86 (m, 3H), 2.62 − 2.51 (m, 2H), 2.08 − 2.01 (m, 1H), 1.86 − 1.80 (m, 2H). MS (ESI) m/z = 331.1 [M+H]
+.
【0395】
実施例3:4−((4−アミノブチル)アミノ)−2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(リンカー3)
【0396】
【化64】
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【0397】
リンカー3を、実施例1に記載されるリンカー1と同じ手順に従って合成した。(1.4g、収率:2工程にわたって15%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) 11.11(s, 1 H), 7.84 (s, 3H), 7.62−7.57 (m, 1H), 7.13 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.04 (d, J = 6.8 Hz, 1H), 6.62 (s, 1H), 5.08−5.04 (m, 1H), 3.34 (s, 2H), 2.90−2.83 (m, 3H), 2.62−2.51 (m, 2H), 2.06−2.01 (m, 1H),1.65−1.60(m, 4H). MS (ESI) m/z = 345.1 [M+H]
+.
【0398】
実施例4:4−((5−アミノペンチル)アミノ)−2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(リンカー4)
【0399】
【化65】
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【0400】
リンカー4を、実施例1に記載されるリンカー1と同じ手順に従って合成した。(2.3g、収率:2工程にわたって26%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 11.14 (s, 1H), 7.72 (s, 3H), 7.61 − 7.57 (m, 1H), 7.10 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.03 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 6.56 − 6.53 (m, 1H), 5.07 − 5.03 (m, 1H), 3.32 − 3.28 (m, 2H), 2.90 − 2.78 (m, 3H), 2.62 − 2.51 (m, 2H), 2.05 − 1.90 (m, 1H), 1.62 − 1.54 (m, 4H), 1.41 − 1.37 (m, 2H). MS (ESI) m/z = 359.1 [M+H]
+.
【0401】
実施例5:4−((6−アミノヘキシル)アミノ)−2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(リンカー5)
【0402】
【化66】
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【0403】
リンカー5を、実施例1に記載されるリンカー1と同じ手順に従って合成した。(1.8g、収率:2工程にわたって20%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 11.10 (s, 1H), 7.76 (s, 3H), 7.58 (t, J = 7.2 Hz, 1H), 7.10 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.03 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 6.54 (t, J = 6.0 Hz, 1H), 5.07 − 5.03 (m, 1H), 3.37 − 3.27 (m, 2H), 2.88 − 2.78 (m, 3H), 2.61 − 2.50 (m, 2H), 2.04 − 2.01 (m, 1H), 1.57 − 1.52 (m, 4H), 1.40 − 1.30 (m, 4H). MS (ESI) m/z = 373.1 [M+H]
+.
【0404】
実施例6:4−((7−アミノヘプチル)アミノ)−2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(リンカー6)
【0405】
【化67】
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【0406】
リンカー6を、実施例1に記載されるリンカー1と同じ手順に従って合成した。(2.0g、収率:2工程にわたって25%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 11.05 (br, 1H), 7.94 − 7.56 (m, 4H), 7.10 − 7.02 (m, 2H), 6.52 (t, J = 6.0 Hz, 1H), 5.07 − 5.02 (m, 1H), 3.32 − 3.27 (m, 2H), 2.88 − 2.77 (m, 1H), 2.75 − 2.61 (m, 2H), 2.60 − 2.50 (m, 2H), 2.04 − 2.02 (m, 1H), 1.59 − 1.50 (m, 4H), 1.35 − 1.30 (m, 6H). MS (ESI) m/z = 387.2 [M+H]
+.
【0407】
実施例7:4−((8−アミノオクチル)アミノ)−2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(リンカー7)
【0408】
【化68】
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【0409】
リンカー7を、実施例1に記載されるリンカー1と同じ手順に従って合成した。(1.1g、収率:2工程にわたって18%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 11.10 (s, 1 H), 7.69 − 7.56 (m, 4H), 7.09 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.03 (d, J = 6.8 Hz, 1H), 6.52 (t, J = 6.0 Hz, 1H), 5.07 − 5.03 (m, 1H), 3.34 − 3.26 (m, 2H), 2.89 − 2.85 (m, 1H), 2.76 (s, 2H), 2.61 − 2.56 (m, 2 H), 2.04 − 2.00(m, 1H), 1.59 − 1.49(m, 4 H), 1.35 − 1.27 (m, 8H). MS (ESI) m/z = 401.2 [M+H]
+.
【0410】
実施例8:4−((2−(2−アミノエトキシ)エチル)アミノ)−2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(リンカー8)
【0411】
【化69】
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【0412】
リンカー8を、実施例1に記載されるリンカー1と同じ手順に従って合成した。(2.0g、収率:2工程にわたって23%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 10.10 (s, 1 H), 7.88 (s, 3H), 7.60 (t, J = 8.0 Hz, 1H), 7.17 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.06 (d, J = 6.8 Hz, 1H), 6.40 (d, J = 5.6 Hz, 1H), 5.05 (dd, J = 5.2, 12.8 Hz, 1 H), 3.67 − 3.62 (m, 4H), 3.54 − 3.50 (m, 2H), 3.00 (s, 2H), 2.90 − 2.85 (m, 1H), 2.62 − 2.50 (m, 2H), 2.03 (t, J = 7.6 Hz, 1H). MS (ESI) m/z = 361.1 [M+H]
+.
【0413】
実施例9:4−((2−(2−(2−アミノエトキシ)エトキシ)エチル)アミノ)−2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(リンカー9)
【0414】
【化70】
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【0415】
リンカー9を、実施例1に記載されるリンカー1と同じ手順に従って合成した。(1.1g、収率:2工程にわたって17%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 11.11 (s, 1 H), 7.84 (s, 3H), 7.62 − 7.58 (m, 1H), 7.15 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.05 (d, J = 6.8 Hz, 1H), 6.62 − 6.59 (m, 1H), 5.08 − 5.04 (m, 1H), 3.65 − 3.59 (m, 8H), 3.50 − 3.46 (m, 2H), 2.97 − 2.86 (m, 3H), 2.62 − 2.51 (m, 2H), 2.05 − 1.99 (m, 1H). MS (ESI) m/z = 405.2 [M+H]
+.
【0416】
実施例10:4−((2−(2−(2−(2−アミノエトキシ)エトキシ)エトキシ)エチル)アミノ)−2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(リンカー10)
【0417】
【化71】
[この文献は図面を表示できません]
【0418】
リンカー10を、実施例1に記載されるリンカー1と同じ手順に従って合成した。(1.3g、収率:2工程にわたって17%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 11.11 (s, 1 H), 7.83 (s, 3H), 7.61 − 7.57 (m, 1H), 7.15 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.05 (d, J = 6.8 Hz, 1H), 6.62 − 6.59 (m, 1H), 5.08 − 5.04 (m, 1H), 3.64 − 3.45 (m, 14H), 2.97 − 2.86 (m, 3H), 2.62 − 2.51 (m, 2H), 2.08 − 2.01 (m, 1H). MS (ESI) m/z = 449.2 [M+H]
+.
【0419】
実施例11:4−((14−アミノ−3,6,9,12−テトラオキサテトラデシル)アミノ)−2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(リンカー11)
【0420】
【化72】
[この文献は図面を表示できません]
【0421】
リンカー11を、実施例1に記載されるリンカー1と同じ手順に従って合成した。(1.2g、収率:2工程にわたって16%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 11.11 (s, 1H), 7.84 (s, 3H), 7.61 − 7.57 (m, 1H), 7.15 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.05 (d, J = 6.8 Hz, 1H), 6.61 (s, 1H), 5.08 − 5.04 (m, 1H), 3.64 − 3.47 (m, 18H), 2.99 − 2.86 (m, 3H), 2.62 − 2.51 (m, 2H), 2.08 − 2.01 (m, 1H). MS (ESI) m/z = 493.2 [M+H]
+.
【0422】
実施例12:4−((17−アミノ−3,6,9,12,15−ペンタオキサヘプタデシル)アミノ)−2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(リンカー12)
【0423】
【化73】
[この文献は図面を表示できません]
【0424】
リンカー12を、実施例1に記載されるリンカー1と同じ手順に従って合成した。(1.2g、収率:2工程にわたって15%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 11.11 (s, 1 H), 7.82 (s, 3H), 7.61 − 7.57 (m, 1H), 7.15 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.05 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 6.61 − 6.59 (m, 1H), 5.08 − 5.03 (m, 1H), 3.64 − 3.47 (m, 22H), 3.00 − 2.86 (m, 3H), 2.62 − 2.51 (m, 2H), 2.05 − 2.02 (m, 1H). MS (ESI) m/z = 537.2 [M+H]
+.
【0425】
実施例13:(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−4−イル)グリシン(リンカー13)
【0426】
【化74】
[この文献は図面を表示できません]
【0427】
リンカー13を、実施例1に記載されるリンカー1と同じ手順に従って合成した。(840mg、収率:2工程にわたって16%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 11.07 (s, 1 H), 7.52 (t, J = 7.6 Hz, 1H), 6.99 − 6.88 (m, 3H), 5.04 (dd, J = 5.2, 12.8 Hz, 1 H), 3.73 (s, 2H), 2.93 − 2.83 (m, 1H), 2.61 − 2.50 (m, 2H), 2.02 (t, J = 5.6 Hz, 1H). MS (ESI) m/z = 330.1 [M−H]
−.
【0428】
実施例14:3−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−4−イル)アミノ)プロパン酸(リンカー14)
【0429】
【化75】
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【0430】
リンカー14を、実施例1に記載されるリンカー1と同じ手順に従って合成した。(1.42g、収率:2工程にわたって24%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 11.61 (br, 1H), 11.08(s, 1H), 7.58 (dd, J = 7.2, 8.8 Hz, 1H), 7.15 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.04 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 6.64 (s, 1H), 5.05 (dd, J = 5.2, 12.8 Hz, 1H), 3.53 (t, J = 6.4 Hz, 2H), 2.92 − 2.83 (m, 1H), 2.61 − 2.50 (m, 4H), 2.05 − 2.00 (m, 1H). MS (ESI) m/z = 346.1 [M+H]
+.
【0431】
実施例15:4−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−4−イル)アミノ)ブタン酸(リンカー15)
【0432】
【化76】
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【0433】
リンカー15を、実施例1に記載されるリンカー1と同じ手順に従って合成した。(1.27g、収率:2工程にわたって13%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 12.12 (br, 1H), 11.08 (s, 1 H), 7.58 (dd, J = 7.2, 8.8 Hz, 1H), 7.13 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.03 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 6.64 (t, J = 6.0 Hz, 1H), 5.05 (dd, J = 5.6, 12.8 Hz, 1H), 3.33 (q, J = 6.8 Hz, 2H), 2.93 − 2.83 (m, 1H), 2.61 − 2.50 (m, 2H), 2.31 (t, J = 6.8 Hz, 2H), 2.07 − 2.00 (m, 1H), 1.83 − 1.75 (m, 2H). MS (ESI) m/z = 360.1 [M+H]
+.
【0434】
実施例16:5−((2−(2,6−Diオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−4−イル)アミノ)ペンタン酸(リンカー16)
【0435】
【化77】
[この文献は図面を表示できません]
【0436】
リンカー16を、実施例1に記載されるリンカー1と同じ手順に従って合成した。(1.4g、収率:2工程にわたって15%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ12.02 (br, 1H), 11.08 (s, 1H), 7.58 (dd, J = 8.8, 7.2 Hz, 1H), 7.10 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.02 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 6.64 (t, J = 5.6 Hz, 1 H), 5.07−5.03 (m, 1H), 3.32 − 3.02 (m, 2H), 2.93 − 2.84 (m, 1H), 2.61 − 2.54 (m, 2H), 2.28 − 2.25 (m, 2H), 2.05 − 2.01 (m, 1H), 1.60 − 1.51 (m, 4H). MS (ESI) m/z = 374.1 [M+H]
+.
【0437】
実施例17:6−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−4−イル)アミノ)ヘキサン酸(リンカー17)
【0438】
【化78】
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【0439】
リンカー17を、実施例1に記載されるリンカー1と同じ手順に従って合成した。(1.43g、収率:2工程にわたって18%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 11.97 (s, 1 H), 11.08 (s, 1 H), 7.57 (dd, J = 7.2, 8.8 Hz, 1H), 7.08 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.02 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 6.52 (t, J = 6.0 Hz, 1H), 5.05 (dd, J = 5.6, 12.8 Hz, 1H), 3.30 (q, J = 6.8 Hz, 2H), 2.93 − 2.83 (m, 1H), 2.61 − 2.50 (m, 2H), 2.32 (t, J = 7.2 Hz, 2H), 2.07 − 2.00 (m, 1H), 1.61 − 1.50 (m, 4H), 1.39 − 1.33 (m, 2H). MS (ESI) m/z = 388.1 [M+H]
+.
【0440】
実施例18:7−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−4−イル)アミノ)ヘプタン酸(リンカー18)
【0441】
【化79】
[この文献は図面を表示できません]
【0442】
リンカー18を、実施例1に記載されるリンカー1と同じ手順に従って合成した。(2.3g、収率:2工程にわたって24%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 11.92 (br, 1 H), 11.08 (s, 1 H), 7.57 (t, J = 8.0 Hz, 1 H), 7.13 (d, J = 8.8 Hz, 1 H), 7.03 (d, J = 6.8 Hz, 1 H), 6.52 (t, J = 5.6 Hz, 1 H), 5.05 (dd, J = 5.6, 12.8 Hz, 1 H), 3.30 (q, J = 6.4 Hz, 2H), 2.93 − 2.83 (m, 1H), 2.61 − 2.50 (m, 2H), 2.31 (t, J = 7.2 Hz, 2H), 2.07 − 2.00 (m, 1H), 1.58 − 1.48 (m, 4H), 1.34 − 1.31 (m, 4H). MS (ESI) m/z = 402.1 [M+H]
+.
【0443】
実施例19:8−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−4−イル)アミノ)オクタン酸(リンカー19)
【0444】
【化80】
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【0445】
リンカー19を、実施例1に記載されるリンカー1と同じ手順に従って合成した。(1.14g、収率:2工程にわたって35%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 11.94 (s, 1H), 11.08 (s, 1H), 7.57 (t, J = 8.0 Hz, 1H), 7.08 (d, J = 8.4Hz, 1H), 7.02 (d, J = 6.8 Hz, 1H), 6.52 (t, J = 5.6 Hz, 1H), 5.05 (dd, J = 5.6, 12.8 Hz, 1H), 3.31 − 3.26 (m, 2H), 2.93 − 2.83 (m, 1H), 2.61 − 2.50 (m, 2H), 2.19 (t, J = 7.2 Hz, 2 H), 2.05 − 2.00 (m, 1H), 1.58 − 1.47 (m, 4H), 1.35 − 1.25 (s, 6H). MS (ESI) m/z = 416.1 [M+H]
+.
【0446】
実施例20:3−(2−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−4−イル)アミノ)エトキシ)プロパン酸(リンカー20)
【0447】
【化81】
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【0448】
リンカー20を、実施例1に記載されるリンカー1と同じ手順に従って合成した。(3.5g、収率:2工程にわたって18%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 12.18 (s, 1H), 11.08 (s, 1 H), 7.58 (dd, J = 7.2 Hz, 8.8 Hz, 1H), 7.13 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.04 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 6.58 (t, J = 5.6 Hz 1H), 5.05 (dd, J = 6.4 Hz, 12.8 Hz, 1H), 3.67 − 3.58 (m, 4H), 3.47 − 3.43 (m, 2H), 2.93 − 2.84 (m, 1H), 2.61 − 2.45 (m, 4H), 2.07 − 2.01 (m, 1H). MS (ESI) m/z = 390.1 [M+H]
+.
【0449】
実施例21:3−(2−(2−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−4−イル)アミノ)エトキシ)エトキシ)プロパン酸(リンカー21)
【0450】
【化82】
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【0451】
リンカー21を、実施例1に記載されるリンカー1と同じ手順に従って合成した。(2.0g、収率:2工程にわたって24%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 12.13 (s, 1H), 11.08 (s, 1 H), 7.58 (dd, J = 7.2 Hz, 8.4 Hz, 1H), 7.14 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.04 (d, J = 6.8 Hz, 1H), 6.60 (t, J = 6.0 Hz 1H), 5.05 (dd, J = 5.2 Hz, 12.4 Hz, 1H), 3.63 − 3.44 (m, 10H), 2.88 − 2.85 (m, 1H), 2.61 − 2.49 (m, 2H), 2.44 − 2.41 (m, 2H), 2.04 − 2.01 (m, 1H). MS (ESI) m/z = 434.1 [M+H]
+.
【0452】
実施例22:3−(2−(2−(2−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−4−イル)アミノ)エトキシ)エトキシ)エトキシ)プロパン酸(リンカー22)
【0453】
【化83】
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【0454】
リンカー22を、実施例1に記載されるリンカー1と同じ手順に従って合成した。(3.2g、収率:2工程にわたって42%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 12.14 (s, 1H), 11.08 (s, 1H), 7.58 (dd, J = 7.2 Hz, 8.4 Hz, 1H), 7.14 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.04 (d, J = 6.8 Hz, 1H), 6.60 (t, J = 6.0 Hz, 1H), 5.05 (dd, J = 5.2 Hz, 12.8 Hz, 1H), 3.63 − 3.45 (m, 14H), 2.88 − 2.85 (m, 1H), 2.61 − 2.49 (m, 2H), 2.44 − 2.40 (m, 2H), 2.04 − 2.01 (m, 1H). MS (ESI) m/z = 478.2 [M+H]
+.
【0455】
実施例23:1−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−4−イル)アミノ)−3,6,9,12−テトラオキサペンタデカン−15−オイック酸(oic acid)(リンカー23)
【0456】
【化84】
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【0457】
リンカー23を、実施例1に記載されるリンカー1と同じ手順に従って合成した。(2.3g、収率:2工程にわたって31%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 12.14 (s, 1H), 11.08 (s, 1H), 7.58 (dd, J = 7.2 Hz, 8.8 Hz, 1H), 7.14 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.04 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 6.60 (t, J = 6.0 Hz, 1H), 5.05 (dd, J = 5.2 Hz, 12.8 Hz, 1H), 3.63 − 3.48 (m, 18H), 2.898 − 2.85 (m, 1H), 2.61 − 2.49 (m, 2H), 2.44 − 2.41 (m, 2H), 2.04 − 2.01 (m, 1H). MS (ESI) m/z = 522.2 [M+H]
+.
【0458】
実施例24:1−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−4−イル)アミノ)−3,6,9,12,15−ペンタオキサオクタデカン−18−オイック酸(リンカー24)
【0459】
【化85】
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【0460】
リンカー24を、実施例1として記載されるリンカー1と同じ手順に従って合成した。(2.4g、収率:2工程にわたって36%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 11.09 (s, 1 H), 7.58 (dd, J = 7.2, 8.4 Hz, 1 H), 7.13 (d, J = 8.4 Hz, 1 H), 7.04 (d, J = 7.2 Hz, 1 H), 6.60 (t, J = 5.6 Hz, 1 H), 5.05 (dd, J = 5.6, 12.8 Hz, 1H), 3.64 − 3.46 (m, 22H), 2.93 − 2.83 (m, 1H), 2.61 − 2.50 (m, 2H), 2.44 − 2.40 (m, 2H), 2.02 (t, J = 6.4 Hz, 1H). MS (ESI) m/z = 566.2 [M+H]
+.
【0461】
実施例25:(2S,4R)−1−((S)−2−(2−アミノアセトアミド)−3,3−ジメチルブタノイル)−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール −5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド(リンカー25)
【0462】
【化86】
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【0463】
工程1:DCM/DMF(225mL/11mL)中の(2S,4R)−1−((S)−2−アミノ−3,3−ジメチルブタノイル)−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール −5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド(2.00g、4.67mmol)、2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)酢酸(900mg、5.14mmol)、およびトリエチルアミン(TEA)(3.2mL、23.35mmol)の溶液に、EDCI(1.07g、5.60mmol)、HOBt(756mg、5.60mmol)を0℃で添加した。混合物を室温で16時間撹拌した。その混合物を水に注ぎ、DCMで抽出した。組み合わせた有機層を濃縮し、残渣をシリカゲルカラム(DCM/MeOH=20/1、v/v)上のクロマトグラフィーによって精製することで、所望の産物であるtert−ブチル(2−(((S)−1−((2S,4R)−4−ヒドロキシ−2−((4−(4−メチルチアゾール −5−イル)ベンジル)カルバモイル)ピロリジン−1−イル)−3,3−ジメチル−1−オキソブタン−2−イル)アミノ)−2−オキソエチル)カルバメート(1.5g、収率:55%)を得た。MS (ESI) m/z = 588.2 [M+H]
+.
【0464】
工程2:酢酸エチル(EtOAc)(30mL)中のtert−ブチル(2−(((S)−1−((2S,4R)−4−ヒドロキシ−2−((4−(4−メチルチアゾール −5−イル)ベンジル)カルバモイル)ピロリジン−1−イル)−3,3−ジメチル−1−オキソブタン−2−イル)アミノ)−2−オキソエチル)カルバメート(1.50g、2.56mmol)の溶液に、HCl/EtOAc(100mL)を添加した。その混合物を室温で3時間撹拌し、濾過することで所望の産物を得て、それを水(100mL)に溶解し、凍結乾燥することで、(2S,4R)−1−((S)−2−(2−アミノアセトアミド)−3,3−ジメチルブタノイル)−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール −5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド塩酸塩(リンカー25)(1.07g、収率:80%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 9.29 (s, 1H), 8.72 (s, 1H), 8.56 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 8.26 (s, 3H), 7.38 − 7.47 (m, 4H), 4.61 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 4.36 − 4.47 (m, 3H), 4.20 − 4.25 (m, 1H), 3.60 − 3.70 (m, 4H), 2.46 (s, 3H), 2.10 − 2.05 (m, 1H), 1.97 − 1.89 (m, 1H), 0.95 (s, 9H). MS (ESI) m/z = 488.3 [M+H]
+.
【0465】
実施例26:(2S,4R)−1−((S)−2−(3−アミノプロパンアミド)−3,3−ジメチルブタノイル)−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール −5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド(リンカー26)
【0466】
【化87】
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【0467】
リンカー26を、実施例25に記載されるリンカー25と同じ手順に従って合成した。(1.38g、収率:2工程にわたって37%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 9.36 (s, 1H), 8.68 (s, 1H), 8.26 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 8.16 (s, 3H), 7.49 − 7.39 (m, 4H), 4.53 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 4.47 − 4.35 (m, 3H), 4.24 − 4.19 (m, 1H), 3.69 − 3.60 (m, 2H), 2.94 − 2.93 (m, 2H), 2.64 (t, J = 7.2 Hz, 2H), 2.48 (s, 3H), 2.06 − 2.01 (m, 1H), 1.92 − 1.85 (m, 1H), 0.95 (s, 9H). MS (ESI) m/z = 502.3 [M+H]
+.
【0468】
実施例27:(2S,4R)−1−((S)−2−(4−アミノブタンアミド)−3,3−ジメチルブタノイル)−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール −5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド(リンカー27)
【0469】
【化88】
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【0470】
リンカー27を、実施例25に記載されるリンカー25と同じ手順に従って合成した。(1.38g、収率:2工程にわたって46%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 9.66 (s, 1H), 8.74 (t, J = 6.0, 1H), 8.25 (s, 3H), 8.03 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 7.49 − 7.41 (m, 4H), 4.53 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 4.51 − 4.35 (m, 3H), 4.29 − 4.24 (m, 1H), 3.71 − 3.65 (m, 2H), 2.79 − 2.77 (m, 2H), 2.52 (s, 3H), 2.45 − 2.27 (m, 2H), 2.12 − 2.07 (m, 1H), 1.94 − 1.80 (m, 3H), 0.94 (s, 9H). MS (ESI) m/z = 516.0 [M+H]
+.
【0471】
実施例28:(2S,4R)−1−((S)−2−(5−アミノペンタンアミド)−3,3−ジメチルブタノイル)−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール −5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド(リンカー28)
【0472】
【化89】
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【0473】
リンカー28を、実施例25に記載されるリンカー25と同じ手順に従って合成した。(1.50g、収率:2工程にわたって57%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 9.52 (s, 1H), 8.73 (t, J = 11.6 Hz, 1H), 8.20 (s, 3H), 7.95 (d, J = 9.6 Hz, 1H), 7.43 − 7.50 (m, 4H), 4.55 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 4.38 − 4.50 (m, 3H), 4.23 − 4.29 (m, 1H), 3.64 − 3.71 (m, 2H), 2.74 − 2.78 (m, 2H), 2.51 (s, 3H), 2.30 − 2.35 (m, 1H), 2.18 − 2.23 (m, 1H), 2.07 − 2.12 (m, 1H), 1.88 − 1.95 (m, 1H), 1.58 (d, J = 4.4 Hz, 4H), 0.96 (s, 9H). MS (ESI) m/z = 530.1 [M+H]
+.
【0474】
実施例29:(2S,4R)−1−((S)−2−(6−アミノヘキサンアミド)−3,3−ジメチルブタノイル)−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール −5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド(リンカー29)
【0475】
【化90】
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【0476】
リンカー29を、実施例25に記載されるリンカー25と同じ手順に従って合成した。(2.70g、収率:2工程にわたって87%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6): δ 9.36 (s, 1H), 8.69 (t, J = 6.4 Hz, 1H), 8.12 (brs, 3H), 7.92 (d, J = 9.6 Hz, 1H), 7.44 (dd, J = 13.6, 8.4 Hz, 4H), 4.54 (d, J = 9.6 Hz, 1H), 4.48 − 4.39 (m, 2H), 4.36 (brs, 1H), 4.28 − 4.19 (m, 1H), 3.72 − 3.60 (m, 2H), 2.79 − 2.67 (m, 2H), 2.49 (s, 3H), 2.31 − 2.21 (m, 1H), 2.20 − 2.12 (m, 1H), 2.10 − 2.01 (m, 1H), 1.94 − 1.85 (m, 1H), 1.62 − 1.54 (m, 2H), 1.53 − 1.44(m, 2H), 1.34 − 1.22 (m, 2H), 0.94 (s, 9H). MS (ESI) m/z = 544.3 [M+H]
+.
【0477】
実施例30:(2S,4R)−1−((S)−2−(7−アミノヘプタンアミド)−3,3−ジメチルブタノイル)−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール −5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド(リンカー30)
【0478】
【化91】
[この文献は図面を表示できません]
【0479】
リンカー30を、実施例25に記載されるリンカー25と同じ手順に従って合成した。(2.13g、収率:2工程にわたって76%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6): δ 9.45 (s, 1H), 8.70 (t, J = 6.0 Hz, 1H), 8.14 (brs, 3H), 7.86 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 7.44 (dd, J = 12.8, 8.4 Hz, 4H), 4.54 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 4.49 − 4.40 (m, 2H), 4.36 (brs, 1H), 4.29 − 4.20 (m, 1H), 3.71 − 3.61 (m, 2H), 2.78 − 2.67 (m, 2H), 2.50 (s, 3H), 2.31 − 2.22 (m, 1H), 2.21 − 2.13 (m, 1H), 2.11 − 2.03 (m, 1H), 1.95 − 1.85 (m, 1H), 1.60 − 1.44 (m, 4H), 1.35 − 1.18 (m, 4H), 0.94 (s, 9H). MS (ESI) m/z = 558.3 [M+H]
+.
【0480】
実施例31:(2S,4R)−1−((S)−2−(8−アミノオクタンアミド)−3,3−ジメチルブタノイル)−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール −5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド(リンカー31)
【0481】
【化92】
[この文献は図面を表示できません]
【0482】
リンカー31を、実施例25に記載されるリンカー25と同じ手順に従って合成した。(1.81g、収率:2工程にわたって65%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6): δ 9.35 (s, 1H), 8.69 (t, J = 6.0 Hz, 1H), 8.11 (brs, 3H), 7.88 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 7.44 (dd, J = 14.0, 8.4 Hz, 4H), 4.54 (d, J = 9.6 Hz, 1H), 4.48 − 4.39 (m, 2H), 4.36 (brs, 1H), 4.27 − 4.20 (m, 1H), 3.71 − 3.60 (m, 2H), 2.78 − 2.68 (m, 2H), 2.49 (s, 3H), 2.31 − 2.22 (m, 1H), 2.18 − 2.11 (m, 1H), 2.09 − 2.01 (m, 1H), 1.94 − 1.85 (m, 1H), 1.58 − 1.44(m, 4H), 1.32 − 1.19 (m, 6H), 0.94 (s, 9H). MS (ESI) m/z = 572.3 [M+H]
+.
【0483】
実施例32:(2S,4R)−1−((S)−2−(9−アミノノナンアミド)−3,3−ジメチルブタノイル)−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール −5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド(リンカー32)
【0484】
【化93】
[この文献は図面を表示できません]
【0485】
リンカー32を、実施例25に記載されるリンカー25と同じ手順に従って合成した。(2.32g、収率:2工程にわたって80%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6): δ 9.30 (s, 1H), 8.67 (t, J = 6.4 Hz, 1H), 8.10 (brs, 3H), 7.88 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 7.43 (dd, J = 14.0, 8.8 Hz, 4H), 4.55 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 4.48 − 4.39 (m, 2H), 4.35 (brs, 1H), 4.28 − 4.19 (m, 1H), 3.71 − 3.60 (m, 2H), 2.77 − 2.67 (m, 2H), 2.48 (s, 3H), 2.31 − 2.22 (m, 1H), 2.17 − 2.10 (m, 1H), 2.09 − 2.01 (m, 1H), 1.94 − 1.85 (m, 1H), 1.60 − 1.40 (m, 4H), 1.33 − 1.19 (m, 8H), 0.94 (s, 9H). MS (ESI) m/z = 586.3 [M+H]
+.
【0486】
実施例33:(2S,4R)−1−((S)−2−(10−アミノデカンアミド)−3,3−ジメチルブタノイル)−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール −5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド(リンカー33)
【0487】
【化94】
[この文献は図面を表示できません]
【0488】
リンカー33を、実施例25として記載されるリンカー25と同じ手順に従って合成した。(2.29g、収率:2工程にわたって77%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6): δ 9.41 (s, 1H), 8.67 (t, J = 6.0 Hz, 1H), 8.14 (brs, 3H), 7.85 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.44 (dd, J = 13.6, 8.8 Hz, 4H), 4.54 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 4.48 − 4.39 (m, 2H), 4.36 (brs, 1H), 4.29 − 4.20 (m, 1H), 3.71 − 3.60 (m, 2H), 2.78 − 2.67 (m, 2H), 2.49 (s, 3H), 2.32 − 2.22 (m, 1H), 2.17 − 2.11 (m, 1H), 2.10 − 2.01 (m, 1H), 1.95 − 1.86 (m, 1H), 1.62 − 1.40 (m, 4H), 1.34 − 1.16 (m, 10H), 0.94 (s, 9H). MS (ESI) m/z = 600.4 [M+H]
+.
【0489】
実施例34:(2S,4R)−1−((S)−2−(11−アミノウンデカンアミド)−3,3−ジメチルブタノイル)−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール −5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド(リンカー34)
【0490】
【化95】
[この文献は図面を表示できません]
【0491】
リンカー34を、実施例25として記載されるリンカー25と同じ手順に従って合成した。(1.10g、収率:2工程にわたって37%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6): δ 8.99 (s, 1H), 8.61 (t, J = 6.4 Hz, 1H), 7.87 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.41 (dd, J = 17.6, 8.0 Hz, 4H), 4.55 (d, J = 9.6 Hz, 1H), 4.49 − 4.40 (m, 2H), 4.36 (brs, 1H), 4.26 − 4.17 (m, 1H), 3.70 − 3.64 (m, 2H), 2.59 − 2.52 (m, 2H), 2.45 (s, 3H), 2.31 − 2.22 (m, 1H), 2.16 − 2.08 (m, 1H), 2.06 − 1.99 (m, 1H), 1.96 − 1.86 (m, 1H), 1.56 − 1.42 (m, 2H), 1.39 − 1.30(m, 2H), 1.28 − 1.19 (m, 12H), 0.94 (s, 9H). MS (ESI) m/z = 614.4 [M+H]
+.
【0492】
実施例35:(2S,4R)−1−((S)−2−(2−(2−アミノエトキシ)アセトアミド)−3,3−ジメチルブタノイル)−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール −5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド(リンカー35)
【0493】
【化96】
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【0494】
リンカー35を、実施例25に記載されるリンカー25と同じ手順に従って合成した。(1.35g、収率:2工程にわたって55%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 9.23 (s, 1H), 8.70 (t, J = 6.0 Hz, 1H), 8.35 − 8.14 (m, 3H), 7.78 (d, J = 9.6 Hz, 1H), 7.47 − 7.38 (m, 4H), 4.61 (d, J = 9.6 Hz, 1H), 4.49 − 4.34 (m, 3H), 4.30 − 4.21 (m, 1H), 4.09 − 3.99 (m, 2H), 3.75 − 3.58 (m, 4H), 3.06 − 2.94 (m, 2H), 2.48 (s, 3H), 2.13 − 2.03 (m, 1H), 1.95 − 1.85 (m, 1H), 0.95 (s, 9H). MS (ESI) m/z = 532.0 [M+H]
+.
【0495】
実施例36:(2S,4R)−1−((S)−2−(3−(2−アミノエトキシ)プロパンアミド)−3,3−ジメチルブタノイル)−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール −5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド(リンカー36)
【0496】
【化97】
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【0497】
リンカー36を、実施例25に記載されるリンカー25と同じ手順に従って合成した。(1.32g、収率:2工程にわたって49%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 8.99 (s, 1H), 8.57 (t, J = 6.0 Hz, 1H), 8.03 (d, J = 8 Hz, 1H), 7.85 (s, 3H), 7.43 − 7.37 (m, 4H), 4.57 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 4.46 − 4.31 (m, 3H), 4.26 − 4.20 (m, 1H), 3.69 − 3.55 (m, 6H), 3.99 − 2.95 (m, 2H), 2.60 − 2.56 (m, 1H), 2.46 − 2.42 (m, 4H), 2.05 − 2.03(m, 1H), 1.93 − 1.92 (m, 1H), 0.95 (s, 9H). MS (ESI) m/z = 546.0 [M+H]
+.
【0498】
実施例37:(2S,4R)−1−((S)−2−(2−(2−(2−アミノエトキシ)エトキシ)アセトアミド)−3,3−ジメチルブタノイル)−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール −5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド(リンカー37)
【0499】
【化98】
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【0500】
リンカー37を、実施例25として記載されるリンカー25と同じ手順に従って合成した。(1.2g、収率:2工程にわたって49%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 9.38 (s, 1H), 8.78 (t, J = 6.0 Hz, 1H), 8.18 (s, 3H), 7.59 − 7.37 (m, 5H), 4.58 (d, J = 9.6 Hz, 1H), 4.49 (t, J = 8.2 Hz, 1H), 4.42 − 4.26 (m, 3H), 4.09 − 3.95 (m, 2H), 3.72 − 3.55 (m, 8H), 2.99 − 2.92 (m, 2H), 2.49 (s, 3H), 2.15 − 2.04 (m, 1H), 1.95 − 1.85 (m, 1H), 0.95 (s, 9H). MS (ESI) m/z = 576.1 [M+H]
+.
【0501】
実施例38:(2S,4R)−1−((S)−2−(3−(2−(2−アミノエトキシ)エトキシ)プロパンアミド)−3,3−ジメチルブタノイル)−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール −5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド(リンカー38)
【0502】
【化99】
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【0503】
リンカー38を、実施例25として記載されるリンカー25と同じ手順に従って合成した。(1.34g、収率:2工程にわたって49%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 9.02 (s, 1H), 8.58 (t, J = 6.0 Hz, 1H), 7.94 (d, J = 8 Hz, 1H), 7.82 (s, 3H), 7.42 − 7.30 (m, 4H), 4.58 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 4.60 − 4.37 (m, 3H), 4.25 − 4.31 (m, 1H), 3.70 − 3.50 (m, 10H), 3.00 − 2.96 (m, 2H), 2.57 − 2.55 (m, 1H), 2.45(s, 3H), 2.41 − 2.38 (m, 1H), 2.06 − 2.04(m, 1H), 1.95 − 1.93 (m, 1H), 0.95 (s, 9H). MS (ESI) m/z = 590.1 [M+H]
+.
【0504】
実施例39:(2S,4R)−1−((S)−14−アミノ−2−(tert−ブチル)−4−オキソ−6,9,12−トリオキサ−3−アザテトラデカノイル)−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール −5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド(リンカー39)
【0505】
【化100】
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【0506】
リンカー39を、実施例25として記載されるリンカー25と同じ手順に従って合成した。(1.53g、収率:2工程にわたって56%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 9.01 (s, 1H), 8.59 (t, J = 6.0 Hz, 1H), 7.81 (s, 3H), 7.48 − 7.41 (m, 5H), 4.58 (d, J = 9.6 Hz, 1H), 4.47 − 4.26 (m, 4H), 3.99 (s, 2H), 3.70 − 3.58 (m, 12H), 3.0 − 2.96 (m, 2H), 2.46 (s, 3H), 2.11 − 2.06 (m, 1H), 1.95 − 1.88 (m, 1H), 0.96 (s, 9H). MS (ESI) m/z = 621.1 [M+H]
+.
【0507】
実施例40:(2S,4R)−1−((S)−1−アミノ−14−(tert−ブチル)−12−オキソ−3,6,9−トリオキサ−13−アザペンタデカン−15−オイル)−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール −5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド(リンカー40)
【0508】
【化101】
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【0509】
リンカー40を、実施例25として記載されるリンカー25と同じ手順に従って合成した。(1.52g、収率:2工程にわたって51%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 9.01 (s, 1H), 8.57 (t, J = 6.0 Hz, 1H), 7.91 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 7.81 (s, 3H), 7.44 − 7.38 (m, 4H), 4.58 − 4.55 (m, 1H), 4.45 − 4.36 (m, 3H), 4.25 − 4.21 (m, 1H), 3.70 − 3.48 (m, 14H), 3.00 − 2.97 (m, 2H), 2.59−2.52 (m, 1H), 2.46 (s, 3H ), 2.39 − 2.34 (m, 1H ), 2.08 − 2.03 (m, 1H), 1.95 − 1.88 (m, 1H), 0.94 (s, 9H). MS (ESI) m/z = 633.8 [M+H]
+.
【0510】
実施例41:(2S,4R)−1−((S)−1−アミノ−17−(tert−ブチル)−15−オキソ−3,6,9,12−テトラオキサ−16−アザオクタデカン−18−オイル)−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール −5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド(リンカー41)
【0511】
【化102】
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【0512】
リンカー41を、実施例25として記載されるリンカー25と同じ手順に従って合成した。(1.12g、収率:2工程にわたって37%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 8.98 (s, 1H), 8.58 (t, J = 5.6 Hz, 1H), 7.92 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 7.44 − 7.38 (m, 4H), 4.56 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 4.47 − 4.41 (m, 2H), 4.38 − 4.34 (m, 1H), 4.26 − 4.19 (m, 1H), 3.70 − 3.55 (m, 5H), 3.53 − 3.45 (m, 14H), 3.35 (t, J = 5.6 Hz, 2H), 2.64 (t, J = 5.6 Hz, 2H), 2.58 − 2.50 (m, 1H), 2.45 (s, 3H), 2.40 − 2.35 (m, 1H), 2.08 − 2.00 (m, 1H), 1.94 − 1.91 (m, 1H), 0.94 (s, 9H). MS (ESI) m/z = 678.1 [M+H]
+.
【0513】
実施例42:(2S,4R)−1−((S)−1−アミノ−20−(tert−ブチル)−18−オキソ−3,6,9,12,15−ペンタオキサ−19−アザヘンイコサン−21−オイル)−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール −5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド(リンカー42)
【0514】
【化103】
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【0515】
リンカー42を、実施例25として記載されるリンカー25と同じ手順に従って合成した。(1.1g、1.52mmol、収率:2工程にわたって32%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 9.38 (s, 1H), 8.67 (t, J = 16 Hz, 1H), 8.14 (br, 3H), 7.91 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 7.39 − 7.48 (m, 4H), 4.53 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 4.39 − 4.46 (m, 2H), 4.36 − 4.34 (m, 1H), 4.20 − 4.25 (m, 1H), 3.45 − 3.68 (m, 22H), 2.91 − 2.95 (m, 2H), 2.52 − 2.58 (m, 1H), 2.47 (s, 3H), 2.32 − 2.39 (m, 1H), 2.03 − 2.08 (m, 1H), 1.85 − 1.92 (m, 1H), 0.92 (s, 9H). MS (ESI) m/z = 722.4 [M+H]
+.
【0516】
実施例43:4−(((S)−1−((2S,4R)−4−ヒドロキシ−2−((4−(4−メチルチアゾール −5−イル)ベンジル)カルバモイル)ピロリジン−1−イル)−3,3−ジメチル−1−オキソブタン−2−イル)アミノ)−4−オキソブタン酸(リンカー43)
【0517】
【化104】
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【0518】
ピリジン(5mL)中の(2S,4R)−1−((S)−2−アミノ−3,3−ジメチルブタノイル)−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール −5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド(1.0g、2.3mmol)と無水コハク酸(465mg、4.65mmol)の混合物を、室温で一晩撹拌した。その混合物を濃縮した。残渣をフラッシュクロマトグラフィー(逆相、MeCN/H
2O)によって精製することで、表題化合物リンカー43(1.05g、収率:86%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6): − 12.02 (s, 1H), 8.99 (s, 1H), 8.58 (t, J = 6.0 Hz, 1H), 7.96 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 7.43 − 7.37 (m, 4H), 5.13 (d, J = 3.6 Hz, 1H), 4.53 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 4.46 − 4.40 (m, 2H), 4.34 (s, 1H), 4.21 (dd, J = 16.0, 5.2 Hz, 1H), 3.69 − 3.60 (m, 2H), 2.45 (s, 3H), 2.44 − 2.33 (m, 4H), 2.06 − 2.01 (m, 1H), 1.93 − 1.87 (m, 1H), 0.93 (s, 9H).
13C NMR (100 MHz, DMSO−d
6): − 173.83, 171.92, 170.86, 169.56, 151.41, 147.70, 139.48, 131.15, 129.63, 128.62, 127.41, 68.87, 58.70, 56.44, 56.34, 41.65, 37.91, 35.35, 29.74, 29.25, 26.35, 15.92. MS (ESI) m/z = 531.2 [M+H]
+.
【0519】
実施例44:5−(((S)−1−((2S,4R)−4−ヒドロキシ−2−((4−(4−メチルチアゾール −5−イル)ベンジル)カルバモイル)ピロリジン−1−イル)−3,3−ジメチル−1−オキソブタン−2−イル)アミノ)−5−オキソペンタン酸(リンカー44)
【0520】
【化105】
[この文献は図面を表示できません]
【0521】
リンカー44を、実施例43として記載されるリンカー43と同じ手順に従って合成した。(1.5g、収率:79%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6): − 8.99 ( s, 1H), 8.59 ( t, J = 6.0 Hz, 1H), 7.91 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 7.44 − 7.37 (m, 4H), 5.16 (brs, 1H), 4.54 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 4.47 − 4.42 (m, 2H), 4.36 (s, 1H), 4.21 (dd, J = 16.0, 5.2 Hz, 1H), 3.7 − 3.64 (m, 2H), 2.45 (s, 3H), 2.31 − 2.14 (m, 4H), 2.07 − 2.02 (m, 1H), 1.94 − 1.81 (m, 1H), 1.74 − 1.68 (m, 2H), 0.94 (s, 9H).
13C NMR (100 MHz, DMSO−d
6): − 174.18, 171.94, 171.63, 169.66, 151.41, 147.70, 139.46, 131.15, 129.61, 128.62, 127.41, 68.86, 58.69, 56.38, 41.65, 37.91, 35.16, 34.03, 33.10, 26.35, 20.89,15.92. MS (ESI) m/z = 543.2 [M−H]
−.
【0522】
実施例45:6−(((S)−1−((2S,4R)−4−ヒドロキシ−2−((4−(4−メチルチアゾール −5−イル)ベンジル)カルバモイル)ピロリジン−1−イル)−3,3−ジメチル−1−オキソブタン−2−イル)アミノ)−6−オキソヘキサン酸(リンカー45)
【0523】
【化106】
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【0524】
リンカー45を、実施例25として記載されるリンカー25と同じ手順に従って合成した。(1.2g、収率:2工程にわたって55%)。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.68 (s, 1H), 7.75 (s, 1H), 7.32 − 7.27 (m, 5H), 4.64 − 4.57 (m, 3H), 4.56 − 4.50 (m, 1H), 4.28 − 4.25 (m, 1H), 4.02 − 3.99 (m, 1H), 3.71 − 3.68 (m, 1H), 2.47 (s, 3H), 2.24 − 2.18 (m, 6H), 1.59 − 1.48 (m, 4H), 0.96 (s, 9H). MS (ESI) m/z = 559.3 [M+H]
+.
【0525】
実施例46:7−(((S)−1−((2S,4R)−4−ヒドロキシ−2−((4−(4−メチルチアゾール −5−イル)ベンジル)カルバモイル)ピロリジン−1−イル)−3,3−ジメチル−1−オキソブタン−2−イル)アミノ)−7−オキソヘプタン酸(リンカー46)
【0526】
【化107】
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【0527】
リンカー46を、実施例45として記載されるリンカー45と同じ手順に従って合成した。(1.1g、収率:2工程にわたって33%)。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.67 (s, 1H), 7.56 − 7.55 (m, 1H), 7.34 − 7.30 (m, 5H), 4.68 − 4.59 (m, 3H), 4.59 − 4.51 (m, 1H), 4.25 (dd, J = 4.8 Hz, 15.2 Hz, 1H), 4.06 − 4.03 (m, 1H), 3.70 − 3.68 (m, 1H), 2.46 (s, 3H), 2.31 − 2.11 (m, 6H), 1.55 − 1.51 (m, 4H), 1.29 − 1.24 (m, 2H), 0.94 (s, 9H). MS (ESI) m/z = 573.1 [M+H]
+.
【0528】
実施例47:8−(((S)−1−((2S,4R)−4−ヒドロキシ−2−((4−(4−メチルチアゾール −5−イル)ベンジル)カルバモイル)ピロリジン−1−イル)−3,3−ジメチル−1−オキソブタン−2−イル)アミノ)−8−オキソオクタン酸(リンカー47)
【0529】
【化108】
[この文献は図面を表示できません]
【0530】
リンカー47を、実施例45として記載されるリンカー45と同じ手順に従って合成した。(1.08g、収率:2工程にわたって52%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 8.99 (s, 1H), 8.55 (t, J = 2.4 Hz, 1H), 7.83 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 7.44 − 7.38 (m, 4H), 4.55 (d, J = 9.6 Hz, 1H), 4.52 − 4.41 (m, 2H), 4.36 (s, 1H), 4.25 − 4.21 (m, 1H), 3.67 − 3.66 (m, 2H), 2.45 (s, 3H), 2.30 − 1.91 (m, 6H), 1.49 − 1.47 (m, 4H), 1.26 − 1.24 (m, 4H), 0.92 (s, 9H). MS (ESI) m/z = 587.3 [M+H]
+.
【0531】
実施例48:9−(((S)−1−((2S,4R)−4−ヒドロキシ−2−((4−(4−メチルチアゾール −5−イル)ベンジル)カルバモイル)ピロリジン−1−イル)−3,3−ジメチル−1−オキソブタン−2−イル)アミノ)−9−オキソノナン酸(リンカー48)
【0532】
【化109】
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【0533】
リンカー48を、実施例45に記載されるリンカー45と同じ手順に従って合成した。(1.16g、収率:2工程にわたって44%)。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.70 (s, 1H), 7.55 (s, 1H), 7.33 − 7.27 (m, 4H), 7.08 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 4.68 − 4.52 (m, 4H), 4.31 − 4.27 (m, 1H), 4.08 − 4.05 (m, 1H), 3.69 − 3.67 (m, 1H), 2.48 (s, 3H), 2.33 − 2.11 (m, 6H), 1.60 − 1.47 (m, 4H), 1.29 − 1.20 (m, 6H), 0.96 (s, 9H). MS (ESI) m/z = 601.1 [M+H]
+.
【0534】
実施例49:10−(((S)−1−((2S,4R)−4−ヒドロキシ−2−((4−(4−メチルチアゾール −5−イル)ベンジル)カルバモイル)ピロリジン−1−イル)−3,3−ジメチル−1−オキソブタン−2−イル)アミノ)−10−オキソデカン酸(リンカー49)
【0535】
【化110】
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【0536】
リンカー49を、実施例45として記載されるリンカー45と同じ手順に従って合成した。(1.1g、収率:35%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6): − 8.99 (s, 1H), 8.58 ( t, J = 6.0 Hz, 1H), 7.85 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 7.43 − 7.37 (m, 4H), 4.54 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 4.47 − 4.41 (m, 2H), 4.35 (s, 1H), 4.21 (dd, J = 16.0, 5.6 Hz, 1H), 3.69 − 3.63 (m, 2H), 2.45 (s, 3H), 2.29 − 2.09 (m, 4H), 2.03 − 2.01 (m, 1H), 1.94 − 1.88 (m, 1H), 1.47 (m, 4H), 1.24 (b, 8H), 0.94 (s, 9H).
13C NMR (100 MHz, DMSO−d
6): − 172.07, 171.92, 169.69, 151.41, 147.70, 139.48, 131.14, 129.62, 128.61, 127.40, 68.84, 58.67, 56.32, 56.26,41.64, 37.93, 35.18, 34.85,28.62, 26.36, 25.39, 15.93. MS (ESI) m/z = 615.3 [M+H]
+.
【0537】
実施例50:11−(((S)−1−((2S,4R)−4−ヒドロキシ−2−((4−(4−メチルチアゾール −5−イル)ベンジル)カルバモイル)ピロリジン−1−イル)−3,3−ジメチル−1−オキソブタン−2−イル)アミノ)−11−オキソウンデカン酸(リンカー50)
【0538】
【化111】
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【0539】
リンカー50を、実施例45として記載されるリンカー45と同じ手順に従って合成した。(1.1g、収率:50%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6): − 8.99 (s, 1H), 8.58 ( t, J = 6.0 Hz, 1H), 7.85 (t, J = 9.2 Hz, 1H), 7.37 − 7.43 (m, 4H), 4.56 − 4.19 (m, 5H), 3.70 − 3.60 (m, 2H), 2.45 (s, 3H), 2.27 − 1.90 (m, 6H), 1.49 − 1.45 (m, 4H), 1.23 (m, 10H), 0.93 (s, 9H).
13C NMR (100 MHz, DMSO−d
6): − 174.59, 172.07, 171.92, 169.69, 151.42, 147.70, 139.49, 131.14, 129.62, 128.61, 127.41, 68.84, 58.67, 56.32, 56.25, 41.64, 37.93, 35.19, 34.85, 33.80, 28.82, 28.70, 28.68, 28.62, 28.55, 26.37, 25.42, 24.55, 15.93. MS (ESI) m/z = 629.4 [M+H]
+.
【0540】
実施例51:3−(3−(((S)−1−((2S,4R)−4−ヒドロキシ−2−((4−(4−メチルチアゾール −5−イル)ベンジル)カルバモイル)ピロリジン−1−イル)−3,3−ジメチル−1−オキソブタン−2−イル)アミノ)−3−オキソプロポキシ)プロパン酸(リンカー51)
【0541】
【化112】
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【0542】
リンカー51を、実施例45に記載されるリンカー45と同じ手順に従って合成した。(1.1g、収率:42%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 8.98 (s, 1H), 8.55 (t, J = 6.0 Hz, 1H), 7.91 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 7.43 − 7.37 (m, 4H), 4.55 − 4.53 (m, 1H), 4.45 − 4.40 (m, 2H), 4.35 (s, 1H), 4.24 − 4.19 (m, 1H), 3.68 − 3.52 (m, 6H), 2.54 − 2.56 (m, 1H), 2.45 − 2.37 (m, 5H), 2.34 − 2.30 (m, 1H), 2.05 − 2.00 (m, 1H), 1.93 − 1.86 (m, 1H), 0.93 (s, 9H). MS (ESI) m/z = 575 [M+H]
+.
【0543】
実施例52:2−(2−(((S)−1−((2S,4R)−4−ヒドロキシ−2−((4−(4−メチルチアゾール −5−イル)ベンジル)カルバモイル)ピロリジン−1−イル)−3,3−ジメチル−1−オキソブタン−2−イル)アミノ)−2−オキソエトキシ)酢酸(リンカー52)
【0544】
【化113】
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【0545】
リンカー52を、実施例43として記載されるリンカー43と同じ手順に従って合成した。(1.2g、収率:63%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 12.81 (br s, 1H), 8.98 (s, 1H), 8.58 (t, J = 6.0 Hz, 1H), 7.60 (d, J = 9.6 Hz, 1H), 7.45 − 7.35 (m, 4H), 5.14 (br, 1H), 4.58 − 4.55 (m, 1H), 4.46 − 4.36 (m, 3H), 4.28 − 4.26 (m, 1H), 4.14 (s, 2H), 4.04 (s, 2H), 3.69 − 3.60 (m, 2H), 2.44 (s, 3H), 2.08 − 2.03 (m, 1H), 1.93 − 1.87 (m, 1H), 0.95 (s, 9H). MS (ESI) m/z = 547 [M+H]
+.
【0546】
実施例53:3−(2−(3−(((S)−1−((2S,4R)−4−ヒドロキシ−2−((4−(4−メチルチアゾール −5−イル)ベンジル)カルバモイル)ピロリジン−1−イル)−3,3−ジメチル−1−オキソブタン−2−イル)アミノ)−3−オキソプロポキシ)エトキシ)プロパン酸(リンカー53)
【0547】
【化114】
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【0548】
リンカー53を、実施例45として記載されるリンカー45と同じ手順に従って合成した。(1.4g、収率:2工程にわたって23%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6): δ 8.98 (s, 1H), 8.56 (t, J = 6.0 Hz, 1H), 7.91 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 7.43 − 7.37 (m, 4H), 4.55 (d, J = 9.6 Hz, 1H), 4.46 − 4.41 (m, 2H), 4.35 (s, 1H), 4.29 − 4.20 (m, 1H), 3.70 − 3.57 (m, 7H), 3.50 − 3.45 (m, 5H), 2.57 − 2.55 (m, 1H), 2.45 (s, 3H), 2.43 − 2.41 (m, 1H), 2.37 − 2.32 (m, 1H), 2.09 − 2.01 (m, 1H), 1.94 − 1.87 (m, 1H), 0.94 (s, 9H). MS (ESI) m/z = 619.3 [M+H]
+.
【0549】
実施例54:2−(2−(2−(((S)−1−((2S,4R)−4−ヒドロキシ−2−((4−(4−メチルチアゾール −5−イル)ベンジル)カルバモイル)ピロリジン−1−イル)−3,3−ジメチル−1−オキソブタン−2−イル)アミノ)−2−オキソエトキシ)エトキシ)酢酸(リンカー54)
【0550】
【化115】
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【0551】
リンカー54を、実施例53として記載されるリンカー53と同じ手順に従って合成した。(1.13g、収率:2工程にわたって20%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6): δ 8.98 (s, 1H), 8.60 (t, J = 6.0 Hz, 1H), 7.49 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 7.40 (s, 4H), 4.57 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 4.47 − 4.36 (m, 3H), 4.28 − 4.23 (m, 1H), 4.05 − 3.93 (m, 4H), 3.69 − 3.61 (m, 6H), 2.45 (s, 3H), 2.08 − 2.03 (m, 1H), 1.94 − 1.87 (m, 1H), 0.94 (s, 9H). MS (ESI) m/z = 591.2 [M+H]
+.
【0552】
実施例55:(S)−15−((2S,4R)−4−ヒドロキシ−2−((4−(4−メチルチアゾール −5−イル)ベンジルカルバモイル)ピロリジン−1−カルボニル)−16,16−ジメチル−13−オキソ−4,7,10−トリオキサ−14−アザヘプタデカン酸(リンカー55)
【0553】
【化116】
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【0554】
リンカー55を、実施例45に記載されるリンカー45と同じ手順に従って合成した。(1.7g、収率:37%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6): δ 8.99 (s, 1H), 8.56 (t, J = 6.0 Hz, 1H), 7.91 (d, J = 9.6 Hz, 1H), 7.44 − 7.38 (m, 4H), 4.56 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 4.47 − 4.42 (m, 2H), 4.36 (s, 1H), 4.25 − 4.20 (m, 1H), 3.70 − 3.55 (m, 6H), 3.50 − 3.46 (m, 8H), 2.58 − 2.51 (m, 3H), 2.45 − 2.42 (m, 5H), 2.40 − 2.33 (m, 1H), 2.07 − 2.02 (m, 1H), 1.94 − 1.88(m, 1H), 0.94 (s, 9H). LCMS (ESI) m/z = 661.0 [M−H]
−.
【0555】
実施例56:(S)−13−((2S,4R)−4−ヒドロキシ−2−((4−(4−メチルチアゾール −5−イル)ベンジル)カルバモイル)ピロリジン−1−カルボニル)−14,14−ジメチル−11−オキソ−3,6,9−トリオキサ−12−アザペンタデカン酸(リンカー56)
【0556】
【化117】
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【0557】
リンカー56を、実施例45として記載されるリンカー45と同じ手順に従って合成した。(1.21g、収率:2工程にわたって31%)。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3): δ 8.68 (s, 1H), 7.80 − 7.71 (m, 11H), 7.41 − 7.33 (m, 5H), 4.71 − 7.65 (m, 1H), 4.61 − 4.50 (m, 3H), 4.37 − 4.33 (m, 1H), 4.07 − 3.94 (m, 5H), 3.77 − 3.58 (m, 10H), 2.51 (s, 3H), 2.38 − 2.30 (m, 1H), 2.24 − 2.19 (m, 1H), 0.98 (s, 9H). LCMS (ESI) m/z = 635.0 [M+H]
+.
【0558】
実施例57:(S)−18−((2S,4R)−4−ヒドロキシ−2−((4−(4−メチルチアゾール −5−イル)ベンジル)カルバモイル)ピロリジン−1−カルボニル)−19,19−ジメチル−16−オキソ−4,7,10,13−テトラオキサ−17−アザイコサン酸(リンカー57)
【0559】
【化118】
[この文献は図面を表示できません]
【0560】
リンカー57を、実施例45として記載されるリンカー45と同じ手順に従って合成した。(1.6g、8543%)。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3): δ 8.69 (s, 1H), 7.55 − 7.52 (m, 1H), 7.47 − 7.45 (m, 1H), 7.36 (s, 4H), 4.70 − 4.66 (m, 1H), 4.62 − 4.57 (m, 2H), 4.50 (s, 1H), 4.34 − 4.29 (m, 1H), 4.12 − 4.09 (m, 1H), 3.75 − 3.48 (m, 18H), 2.56 − 2.47 (m, 7H), 2.40 − 2.33 (m, 1H), 2.23 − 2.18 (m, 1H), 0.96 (s, 9H). MS (ESI) m/z = 707.1 [M+H]
+.
【0561】
実施例58:(S)−21−((2S,4R)−4−ヒドロキシ−2−((4−(4−メチルチアゾール −5−イル)ベンジル)カルバモイル)ピロリジン−1−カルボニル)−22,22−ジメチル−19−オキソ−4,7,10,13,16−ペンタオキサ−20−アザトリコサン酸(リンカー58)
【0562】
【化119】
[この文献は図面を表示できません]
【0563】
リンカー58を、実施例45として記載されるリンカー45と同じ手順に従って合成した。(1.2g、収率:23%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 8.98 (s, 1H), 8.57 (t, J = 6.0 Hz, 1H), 7.91 (d, J = 9.6 Hz, 1H), 7.43 − 7.31 (m, 4H), 4.56 − 4.53 (m, 1H), 4.45 − 4.35 (m, 3H), 4.24 − 4.19 (m, 1H), 3.69 − 3.55 (m, 6H), 3.49 − 3.47 (m, 16H), 2.57 − 2.53 (m, 1H), 2.45 (s, 3H), 2.39 − 2.32 (m, 3H), 2.06 − 2.01 (m, 1H), 1.93 − 1.86(m, 1H), 0.95 (s, 9H). MS (ESI) m/z = 751 [M+H]
+.
【0564】
実施例59:(S)−19−((2S,4R)−4−ヒドロキシ−2−((4−(4−メチルチアゾール −5−イル)ベンジル)カルバモイル)ピロリジン−1−カルボニル)−20,20−ジメチル−17−オキソ−3,6,9,12,15−ペンタオキサ−18−アザヘンイコサン酸(リンカー59)
【0565】
【化120】
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【0566】
リンカー59を、実施例45として記載されるリンカー45と同じ手順に従って合成した。(1.3g、収率:39%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 8.98 (s, 1H), 8.69 (t, J = 6.0 Hz, 1H), 7.45 (d, J = 9.6 Hz, 1H), 7.43 − 7.37 (m, 4H), 4.57 − 4.55 (m, 1H), 4.47 − 4.34 (m, 3H), 4.27 − 4.22 (m, 1H), 3.97 (s, 2H), 3.68 − 3.65 (m, 2H), 3.61 − 3.48 (m, 18H), 2.45 (s, 3H), 2.09 − 2.04 (m, 1H), 1.92 − 1.86(m, 1H), 0.94 (s, 9H). MS (ESI) m/z = 723 [M+H]
+.
【0567】
実施例60:TRKi−1の合成
【0568】
【化121】
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【0569】
工程1
【0570】
【化122】
[この文献は図面を表示できません]
【0571】
トルエン(30mL)中の3−シアノ−4−フルオロフェニルボロン酸(1)(3.3g、20mmol)の溶液に、リン酸カリウム(8.5g、40mmol)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(462mg、0.4mmol)を添加し、その後、3,5−ジフルオロベンジルブロミド(2)(4.2g、10mmol)を添加した。反応混合物を100℃で2時間撹拌した。反応が完了した後、結果として生じる黒色混合物を、エーテル(200mL)で希釈し、飽和塩化アンモニウム水(2×50mL)およびブライン(3×50mL)で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、蒸発させ、シリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(nヘキサン/酢酸エチル95:5)によって精製することで、白色固形物として5−(3,5−ジフルオロベンジル)−2−フルオロベンゾニトリル(3)(2.9g、収率59%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) 7.90 (dd, J = 6.0 Hz, 2.0 Hz, 1H), 7.73 − 7.69 (m, 1H), 7.46 (t, J = 8.8 Hz, 1H), 7.09 − 7.04 (m, 3H), 4.01 (s, 2H). MS (ESI)m/z = 248.2[M+H]
+.
【0572】
工程2
【0573】
【化123】
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【0574】
n−ブタノール(200mL)中の5−(3,5−ジフルオロ−ベンジル)−2−フルオロ−ベンゾニトリル(3)(2.9g、11.74mmol)およびヒドラジン水化物(1.76mL、35.22mmol)の混合物を、120℃で一晩加熱した。反応混合物を、水でおよび酢酸エチルで希釈した。有機相をブラインで2回洗浄し、乾燥させ、濃縮した。結果として生じる残渣を、シリカゲルクロマドグラフィー(DCM/MeOH=95:5)によって精製することで、白色固形物として5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−アミン(4)(2.7g、収率89%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 11.32 (s, 1H), 7.52 (s, 1H), 7.18 − 7.11 (m, 2H), 7.04 (t, J=9.6 Hz, 1H), 6.95 − 6.93 (m, 2H), 5.26 (s, 2H), 4.00 (s, 2H). MS (ESI) m/z = 260.0 [M+H]
+.
【0575】
工程3
【0576】
【化124】
[この文献は図面を表示できません]
【0577】
tert−ブタノール(100mL)およびジクロロメタン(100mL)中の4−フルオロ−2−ニトロ−安息香酸(5)(10g、54mmol)、ジ−tert−ブチル−ジカーボネート(23.6g、108mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(1.98g、16.2mmol)の溶液を、室温で一晩撹拌した。その後、反応混合物を酢酸エチル(500mL)で希釈し、1N塩酸(500mL)、水(500mL)、およびブライン(500mL)で洗浄した。有機相を、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮し、黄色固形物としてtert−ブチル4−フルオロ−2−ニトロベンゾエート(6)(10.7g、収率82%)を得た。シリカゲルクロマドグラフィーカラム(DCM/MeOH =20/1)によって精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6): δ 8.04 (dd, J = 8.4 Hz, 2.8 Hz, 1H), 7.94 (dd, J = 8.8 Hz, 1.6 Hz, 1H), 7.71 (ddd, J = 8.4 Hz, 2.4 Hz, 1H), 1.50 (s, 9H). MS (ESI) m/z = 242.2 [M+H]
+.
【0578】
工程4
【0579】
【化125】
[この文献は図面を表示できません]
【0580】
テトラヒドロフラン(150mL)中のピペラジン(13.7g、159.75mmol)の溶液に、tert−ブチル4−フルオロ−2−ニトロベンゾエート(6)(7.7g、31.95mmol)を添加した。その混合物を70℃で16時間撹拌してから水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した(100mLx3)。組み合わせた有機層を水、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮することで、黄色油として粗製のtert−ブチル2−ニトロ−4−(ピペラジン−1−イル)ベンゾエート(7)(9.7g、収率99%)を得て、それをさらに精製することなく次の工程で使用した。MS (ESI) m/z = 308.1 [M+H]
+.
【0581】
工程5
【0582】
【化126】
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【0583】
ジクロロメタン(200mL)中の2−ニトロ−4−ピペラジン−l−イル−安息香酸tert−ブチルエステル(7)(13.5g、44.12mmol)の溶液に、トリエチルアミン(13.4g、132.35mmol)および無水トリフルオロ酢酸(18.5g、88.24mmol)を0℃で添加した。混合物を室温で1時間撹拌した。溶媒を蒸発させて残渣を得て、それをフラッシュクロマトグラフィーシリカゲルカラム(石油エーテル/酢酸エチル=1/1)によって精製することで、黄色固形物としてtert−ブチル2−ニトロ−4−(4−(2,2,2−トリフルオロアセチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾエート(8)(16.5g、収率:93%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6): δ 7.72 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 7.32 (d, J = 2.8 Hz, 1H), 7.16 (dd, J = 2.8, 9.2 Hz, 1H), 3.72 − 3.70 (m, 4H), 3.56 − 3.52 (m, 4H), 1.45 (s, 9H). MS (ESI) m/z = 404.3 [M+H]
+.
【0584】
工程6
【0585】
【化127】
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【0586】
tert−ブチル2−ニトロ−4−(4−(2,2,2−トリフルオロアセチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾエート(8)(8.0g、19.85mmol)を、メタノール(150ml)に溶解してから、Pd/C(1.0g)に添加した。結果として生じる混合物を水素下で、大気圧で16時間撹拌した。溶液を、セライトのパッドに通して濾過し、メタノールで数回洗浄した。濾液を真空下で濃縮することで、黄色固形物としてtert−ブチル2−アミノ−4−(4−(2,2,2−トリフルオロアセチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾエート(9)(6.3g、収率85%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6): δ 7.51 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 6.47 (br, 2H), 6.20 (dd, J = 2.8, 9.2 Hz, 1H), 6.13 (d, J = 2.8 Hz, 1H), 3.71 − 3.69 (m, 4H), 3.31 − 3.29 (m, 4H), 1.50 (s, 9H). MS (ESI) m/z = 374.0 [M+H]
+.
【0587】
工程7
【0588】
【化128】
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【0589】
ジクロロメタン(9)(150mL)中のtert−ブチル2−アミノ−4−(4−(2,2,2−トリフルオロアセチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾエート(6.3g、16.89mmol)の溶液に、テトラヒドロ−ピラン−4−オン(2.1g、21.11mmol)、トリフルオロ酢酸(3.5mL)、およびテトラメチルアンモニウムトリアセトキシボロヒドリド(6.7g、25.34mmol)を添加した。その混合物を室温で16時間撹拌してから、0.5Nの塩酸、0.5Nの水酸化ナトリウム、および炭酸水素ナトリウムの飽和溶液で順次洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮することで、淡黄色固体としてtert−ブチル2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)−4−(4−(2,2,2−トリフルオロアセチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾエート(10)(3.5g、収率50%)を得た。1HNMR (400 MHz, DMSO−d
6): δ 7.72 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 7.60 (d, J = 9.2Hz, 1H), 6.20 (dd, J = 2.4, 9.2 Hz, 1H), 6.09 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 3.86 − 3.82 (m, 2H), 3.70 − 3.69 (m, 5H), 3.52 − 3.46 (m, 2H), 3.39 − 3.38 (m, 4H), 1.97 − 1.94 (m, 2H), 1.50 (s, 9H), 1.43 − 1.34 (m, 2H). MS (ESI) m/z = 458.1 [M+H]
+.
【0590】
工程8
【0591】
【化129】
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【0592】
tert−ブチル2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)−4−(4−(2,2,2−トリフルオロアセチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾエート(10)(3.8g、8.32mmol)を、ジクロロメタン(100ml)に溶解し、0℃に冷却した。結果として生じる溶液に、トリエチルアミン(1.3g、12.47mmol)を添加し、その後、無水トリフルオロ酢酸(2.3g、10.81mmol)をゆっくりと添加した。1時間撹拌した後、反応物を水でクエンチし、DCMで希釈した。有機層を、炭酸水素ナトリウム水溶液の飽和溶液およびブラインで洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮し、シリカゲルクロマドグラフィーカラム(石油エーテル/酢酸エチル=2/1)によって精製することで、黄色固形物としてtert−ブチル2−(2,2,2−トリフルオロ−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アセトアミド)−4−(4−(2,2,2−トリフルオロアセチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾエート(11)(4.2g、収率91%)を得た。1HNMR (400 MHz, DMSO−d
6): δ 7.85 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.08 (dd, J = 2.4, 8.8 Hz, 1H), 6.85 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 4.52 − 4.44 (m, 1H), 3.89 − 3.77 (m, 2H), 3.75 − 3.72 (m, 4H), 3.55 − 3.49 (m, 4H), 345 − 3.32 (m, 2H), 1.99 − 1.97 (m, 1H), 1.65 − 1.53 (m, 1H), 1.48 − 1.45 (m, 1H), 1.45 (s, 9H), 1.08 − 0.96 (m, 1H). MS (ESI) m/z = 554.1 [M+H]
+.
【0593】
工程9
【0594】
【化130】
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【0595】
DCM(50ml)中のtert−ブチル2−(2,2,2−トリフルオロ−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アセトアミド)−4−(4−(2,2,2−トリフルオロアセチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾエート(11)(4.2g、7.59mmol)の溶液に、TFA(50mL)を0℃で添加した。反応物を室温で16時間撹拌した後、溶媒を真空下で取り除いた。残渣をジエチルエーテルで洗浄することで、白色固形物として2−(2,2,2−トリフルオロ−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アセトアミド)−4−(4−(2,2,2−トリフルオロアセチル)ピペラジン−1−イル)安息香酸(12)(3.5g、収率93%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 12.70 (s, 1H), 7.90(d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.06 (dd, J = 2.8, 9.2 Hz,1H), 6.86 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 4.51 − 4.43 (m, 1H), 3.88 − 3.79 (m,2H), 3.75 − 3.72 (m, 4H), 3.55 − 3.41 (m, 6H), 1.97 − 1.94 (m, 1H), 1.64 − 1.49 (m, 2H), 1.12 − 1.02 (m, 1H). MS (ESI) m/z = 498.0 [M+H]
+.
【0596】
工程10
【0597】
【化131】
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【0598】
乾燥ジクロロメタン(150mL)中の2−(2,2,2−トリフルオロ−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アセトアミド)−4−(4−(2,2,2−トリフルオロアセチル)ピペラジン−1−イル)安息香酸(12)(3.5g、7.04mmol)の懸濁液に、触媒量のN,N−ジメチルホルムアミド、塩化オキサリル(2.7g、21.13mmol)を0℃で添加した。混合物を1.5時間撹拌してから、濃縮した。残渣を、乾燥ジクロロメタンで2回共沸させた。塩化アシルを乾燥ジクロロメタン(50mL)に溶解した。結果として生じる懸濁液を、−20℃で、乾燥テトラヒドロフラン(100mL)中の5−(3,5−ジフルオロ−ベンジル)−1H−インダゾール−3−イルアミン(1.86g、7.04mol)およびトリエチルアミン(2.2g、21.13mmol)の溶液にゆっくりと添加した。混合物を室温で16時間撹拌してから、濃縮した。結果として生じる残渣を、シリカゲルクロマドグラフィーカラム(石油エーテル/酢酸エチル=1/1)によって精製することで、黄色固形物としてN−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−2−(2,2,2−トリフルオロ−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アセトアミド)−4−(4−(2,2,2−トリフルオロアセチル)ピペラジン−1−イル)ベンズアミド(13)(4.0g、収率77%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 12.70 (s, 1H), 10.58 (s, 1 H), 7.86 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.43 − 7.41(m, 2H), 7.27 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 7.18 − 7.11 (m, 1H),7.04 − 6.99 (m, 1H),6.95 − 6.93 (m, 3H),4.47 − 4.41 (m, 1H), 4.01 (s, 2H), 3.80 − 3.72 (m,4H), 3.22 − 3.17 (m, 4H), 3.51 − 3.47 (m, 4H), 1.93 − 1.90 (m, 1H), 1.67 − 1.64 (m, 1H), 1.60 − 1.50 (m, 1H), 1.37 − 1.26 (m, 1H). MS (ESI) m/z = 739.0 [M+H]
+.
【0599】
工程11
【0600】
【化132】
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【0601】
メタノール(100mL)中のN−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−2−(2,2,2−トリフルオロ−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アセトアミド)−4−(4−(2,2,2−トリフルオロアセチル)ピペラジン−1−イル)ベンズアミド(13)(4.0g、5.42mmol)の溶液に、炭酸カリウム(3.7g、27.1mmol)を添加した。混合物を室温で2時間撹拌してから、濾過した。濾液を蒸発させ、残渣をシリカゲルクロマドグラフィー(DCM/MeOH=10:1)によって精製することで、青色固形物としてN−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(TRKi−1)(1.9g、収率:64%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 12.68 (s, 1H), 10.12 (s, 1 H), 8.31 (d, J = 6.8 Hz, 1 H), 7.81 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.50 (s, 1H), 7.41 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.26 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.03 − 6.98 (m, 3 H), 6.23 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 6.13 (s, 1H), 4.04 (s, 2H), 3.83 − 3.80 (m, 2H), 3.68 − 3.62 (m, 1H), 3.52 − 3.47 (m, 2H), 3.22 − 3.17 (m, 4H), 2.87 − 2.80 (m, 4H), 1.95 − 1.92 (m, 2 H), 1.36 − 1.34 (m, 2 H). MS (ESI) m/z = 547.2 [M+H]
+.
【0602】
実施例61:TRKi−2の合成
【0603】
【化133】
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【0604】
工程1
【0605】
【化134】
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【0606】
ジメチルスルホキシド(40mL)中の3−ブロモ−6−クロロイミダゾ[1,2−b]ピリダジン(14)(4.6g、20.0mmol)の溶液に、フッ化カリウム(20g、362mmol)および(R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン(15)(3g、18.2mmol)を添加した。結果として生じる反応物を100℃で12時間撹拌した。その混合物を酢酸エチルで希釈し、水で洗浄した。有機層を濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル)によって精製することで、黄色固形物として(R)−3−ブロモ−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(16)(1.8g、収率28%)を得た。MS (ESI) m/z = 360.9 [M+H]
+.
【0607】
工程2
【0608】
【化135】
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【0609】
トルエン(50mL)中の(R)−3−ブロモ−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(16)(2.17g、6.03mmol)の溶液に、2−フルオロ−6−(トリブチルスタンニル)ピリジン)(17)(3.5g、9.04mmol)、およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(566mg、0.49mmol)を添加した。結果として生じる混合物を、窒素雰囲気下で、110℃で12時間撹拌してから、酢酸エチルおよび飽和フッ化カリウムに注いだ。室温で2時間撹拌した後に、混合物を酢酸エチルで抽出した。組み合わせた有機層を濃縮し、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=1:1〜100%の酢酸エチル)によって精製することで、黄色油として(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−フルオロピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(18)(2.2g、収率97%)を得た。MS (ESI) m/z = 378.0 [M+H]
+.
【0610】
工程3
【0611】
【化136】
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【0612】
ジメチルスルホキシド(40mL)中の(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−フルオロピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(18、1.4g、3.7mmol)の溶液に、ピペラジン(6.4g、74mmol)を添加し、その後、フッ化カリウム(8.6g、148mmol)を添加した。結果として生じる混合物を130℃で12時間撹拌してから水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。組み合わせた有機層を水で洗浄し、濃縮し、カラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=10:1〜5:1)によって精製することで、黄色油として所望の産物を得て、それを塩酸/酢酸エチル(4M)に溶解し、1時間撹拌し、濃縮することで、黄色固形物として(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−(ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン塩酸塩(TRKi−2)(1.168g、収率66%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6): δ 9.62 (s, 2H), 8.63 (s, 1H), 8.21 (s, 1H), 7.62−7.19 (m, 6H), 7.06−7.01 (m, 2H), 5.26−5.25 (m, 1H), 4.07−4.02 (m, 1H), 3.86−3.85 (m, 4H), 3.74−3.72 (m, 1H), 3.16−3.15 (m, 4H), 2.08−2.07 (m, 2H), 1.92−1.91 (m, 2H). MS (ESI) m/z = 444.2 [M+H]
+.
【0613】
実施例62:TRKi−3の合成
【0614】
【化137】
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【0615】
DMF(40ml)中の(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−(ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(TRKi−2)(1g、2.25mmol)の溶液に、K
2CO
3(621mg、4.50mmol)およびtert−ブチル2−ブロモアセテート(510mg、2.60mmol)を添加した。結果として生じる混合物を室温で3時間撹拌した。アミンが完全に消費された後、反応物を水(300mL)に注ぎ、酢酸エチルで抽出した(3x50mL)。組み合わせた有機層を飽和ブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。濾過後、濾液を減圧下で濃縮した。結果として生じる残渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製することで、淡黄色固形物としてtert−ブチル(R)−2−(4−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)アセテート(1.05g、収率:84%)を得た。MS (ESI) m/z: 558.7 [M+H]
+.
【0616】
ジクロロメタン(20ml)中のtert−ブチル(R)−2−(4−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)アセテート(1g、1.79mmol)の溶液に、トリフルオロ酢酸(20mL)を添加した。結果として生じる混合物を室温で3時間撹拌した。出発物質が完全に消費された後、反応物を減圧下で蒸発させた。結果として生じる残渣を逆相クロマトグラフィーによって精製することで、淡黄色固形物として(R)−2−(4−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)酢酸(TRKi−3)(860mg、収率:2工程にわたって79%)を得た。MS (ESI) m/z: 502.6 [M+H]
+.
【0617】
実施例63:TRKi−4の合成
【0618】
【化138】
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【0619】
DMF(40ml)中のN−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(TRKi−1)(1.0g、1.83mmol)の溶液に、K
2CO
3(505mg、3.66mmol)およびtert−ブチル2−ブロモアセテート(357mg、1.83mmol)を添加した。結果として生じる混合物を室温で3時間撹拌した。アミンが完全に消費された後、反応物を水(300mL)に注ぎ、酢酸エチルで抽出した(3x50mL)。組み合わせた有機層を、飽和ブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。濾過後、濾液を減圧下で濃縮した。結果として生じる残渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製することで、淡黄色固形物としてtert−ブチル2−(4−(4−((5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)カルバモイル)−3−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)フェニル)ピペラジン−1−イル)アセテート(1.03g、収率:85%)を得た。MS (ESI) m/z: 661.3 [M+H]
+.
【0620】
ジクロロメタン(20ml)中のtert−ブチル2−(4−(4−((5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)カルバモイル)−3−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)フェニル)ピペラジン−1−イル)アセテート(1g、1.51mmol)の溶液に、トリフルオロ酢酸(20mL)を添加した。結果として生じる混合物を室温で3時間撹拌した。出発物質が完全に消費された後、反応物を減圧下で蒸発させた。結果として生じる残渣を、逆相クロマトグラフィーによって精製することで、淡黄色固形物として2−(4−(4−((5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)カルバモイル)−3−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)フェニル)ピペラジン−1−イル)酢酸(TRKi−4)(790mg、収率73%)を得た。MS (ESI) m/z: 605.3 [M+H]
+.
【0621】
実施例64: N−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−(4−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−4−イル)アミノ)ブタノイル)ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(CPD−053)
【0622】
【化139】
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【0623】
DMSO(30mL)中の4−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−4−イル)アミノ)ブタン酸(657mg、1.83mmol)の溶液に、NMM(926mg、9.15mmol)、HOAT(373mg、2.74mmol)、EDCI(526mg、2.74mmol)、およびN−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(TRKi−1)(1g、1.83mmol)を順次添加した。結果として生じる溶液を室温で16時間撹拌してから、反応物を水(200mL)に注ぎ、酢酸エチルで抽出した(3x50mL)。組み合わせた有機層を、飽和ブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。濾過後、濾液を減圧下で濃縮した。結果として生じる残渣を、逆相クロマトグラフィーによって精製することで、淡黄色固形物としてN−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−(4−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−4−イル)アミノ)ブタノイル)ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(CPD−053)(1.2g、収率74%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 11.09 (s, 1H), 10.28 (s, 1H), 7.89 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.59 (dd, J = 8.4, 7.2 Hz, 1H), 7.52 (s, 1H), 7.42 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 7.26 (d, J = 9.9 Hz, 1H), 7.19 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 7.08 − 6.94 (m, 4H), 6.47 − 6.28 (m, 2H), 5.06 (dd, J = 12.9, 5.3 Hz, 1H), 4.04 (s, 2H), 3.84 (s, 2H), 3.63 (s, 5H), 3.57 (s, 1H), 3.46 (t, J = 10.5 Hz, 3H), 3.40 − 3.24 (m, 6H), 3.17 (s, 1H), 2.87 (d, J = 12.0 Hz, 1H), 2.57 (dd, J = 19.7, 10.5 Hz, 1H), 2.47 (d, J = 6.8 Hz, 2H), 2.08 − 1.76 (m, 5H), 1.48 − 1.34 (m, 2H), 1.23 (s, 1H). MS (ESI) m/z: 888.6 [M+H]
+.
【0624】
実施例65:(2S,4R)−1−((S)−2−(6−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−6−オキソヘキサンアミド)−3,3−ジメチルブタノイル)−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール −5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド(CPD−001)
【0625】
【化140】
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【0626】
CPD−001を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(12mg、収率76%)。MS (ESI) m/z: 984.7 [M+H]
+.
【0627】
実施例66:(2S,4R)−1−((S)−2−(2−(2−(2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−2−オキソエトキシ)エトキシ)アセトアミド)−3,3−ジメチルブタノイル)−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール −5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド(CPD−002)
【0628】
【化141】
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【0629】
CPD−002を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(11mg、収率69%)。MS (ESI) m/z: 1016.6 [M+H]
+.
【0630】
実施例67:(2S,4R)−1−((S)−2−(tert−ブチル)−20−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−4,20−ジオキソ−6,9,12,15,18−ペンタオキサ−3−アザイコサノイル)−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール −5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド(CPD−003)
【0631】
【化142】
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【0632】
CPD−003を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(14mg、収率72%)。MS (ESI) m/z: 1148.8 [M+H]
+.
【0633】
実施例68:(2S,4R)−1−((S)−2−(7−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−7−オキソヘプタンアミド)−3,3−ジメチルブタノイル)−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール −5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド(CPD−004)
【0634】
【化143】
[この文献は図面を表示できません]
【0635】
CPD−004を、CPD−053を調製するのための標準手順に従って合成した(11mg、収率70%)。MS (ESI) m/z: 997.8 [M+H]
+.
【0636】
実施例69:(2S,4R)−1−((S)−2−(tert−ブチル)−22−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−4,22−ジオキソ−7,10,13,16,19−ペンタオキサ−3−アザドコサノイル)−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール−5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド(CPD−005)
【0637】
【化144】
[この文献は図面を表示できません]
【0638】
CPD−005を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(13mg、収率76%)。MS (ESI) m/z: 1176.6 [M+H]
+.
【0639】
実施例70:(2S,4R)−1−((S)−2−(4−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−4−オキソブタンアミド)−3,3−ジメチルブタノイル)−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール−5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド(CPD−006)
【0640】
【化145】
[この文献は図面を表示できません]
【0641】
CPD−006を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(9mg、収率63%)。MS (ESI) m/z: 956.4 [M+H]
+.
【0642】
実施例71:(2S,4R)−1−((S)−2−(3−(3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−3−オキソプロポキシ)プロパンアミド)−3,3−ジメチルブタノイル)−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール−5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド(CPD−007)
【0643】
【化146】
[この文献は図面を表示できません]
【0644】
CPD−007を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(12mg、収率73%)。MS (ESI) m/z: 1000.5 [M+H]
+.
【0645】
実施例72:(2S,4R)−1−((S)−2−(2−(2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−2−オキソエトキシ)アセトアミド)−3,3−ジメチルブタノイル)−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール−5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド(CPD−008)
【0646】
【化147】
[この文献は図面を表示できません]
【0647】
CPD−008を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(11mg、収率75%)。MS (ESI) m/z: 972.4 [M+H]
+.
【0648】
実施例73:2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−4−((7−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−7−オキソヘプチル)アミノ)イソインドリン−1,3−ジオン(CPD−009)
【0649】
【化148】
[この文献は図面を表示できません]
【0650】
CPD−009を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(13mg、収率79%)。MS (ESI) m/z: 827.4 [M+H]
+.
【0651】
実施例74:2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−4−((2−(2−(2−(3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−3−オキソプロポキシ)エトキシ)エトキシ)エチル)アミノ)イソインドリン−1,3−ジオン(CPD−010)
【0652】
【化149】
[この文献は図面を表示できません]
【0653】
CPD−010を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(11mg、収率73%)。MS (ESI) m/z: 903.4 [M+H]
+.
【0654】
実施例75:(2S,4R)−1−((S)−2−(tert−ブチル)−14−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−4,14−ジオキソ−6,9,12−トリオキサ−3−アザテトラデカノイル)−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール−5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド(CPD−011)
【0655】
【化150】
[この文献は図面を表示できません]
【0656】
CPD−011を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(15mg、収率81%)。MS (ESI) m/z: 1060.5 [M+H]
+.
【0657】
実施例76:(2S,4R)−1−((S)−2−(5−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−5−オキソペンタンアミド)−3,3−ジメチルブタノイル)−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール−5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド(CPD−012)
【0658】
【化151】
[この文献は図面を表示できません]
【0659】
CPD−012を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(11mg、収率72%)。MS (ESI) m/z:970.4 [M+H]
+.
【0660】
実施例77:2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−4−((4−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−4−オキソブチル)アミノ)イソインドリン−1,3−ジオン(CPD−013)
【0661】
【化152】
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【0662】
CPD−013を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(8mg、収率69%)。MS (ESI) m/z: 785.3 [M+H]
+.
【0663】
実施例78:2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−4−((5−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−5−オキソペンチル)アミノ)イソインドリン−1,3−ジオン(CPD−014)
【0664】
【化153】
[この文献は図面を表示できません]
【0665】
CPD−014を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(11mg、収率73%)。MS (ESI) m/z: 799.3 [M+H]
+.
【0666】
実施例79:2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−4−((6−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−6−オキソヘキシル)アミノ)イソインドリン−1,3−ジオン(CPD−015)
【0667】
【化154】
[この文献は図面を表示できません]
【0668】
CPD−015を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(11mg、収率74%)。MS (ESI) m/z: 813.4 [M+H]
+.
【0669】
実施例80:(2S,4R)−1−((S)−2−(tert−ブチル)−16−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−4,16−ジオキソ−7,10,13−トリオキサ−3−アザヘキサデカノイル)−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール−5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド(CPD−016)
【0670】
【化155】
[この文献は図面を表示できません]
【0671】
CPD−016を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(13mg、収率73%)。MS (ESI) m/z: 1088.5 [M+H]
+.
【0672】
実施例81:(2S,4R)−1−((S)−2−(10−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−10−オキソデカンアミド)−3,3−ジメチルブタノイル)−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール−5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド(CPD−017)
【0673】
【化156】
[この文献は図面を表示できません]
【0674】
CPD−017を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(11mg、収率70%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 11.09 (s, 1H), 8.21 (s, 1H), 7.97 (d, J = 9.9 Hz, 1H), 7.54 (dd, J = 20.1, 12.4 Hz, 2H), 7.39 (dd, J = 14.1, 7.9 Hz, 1H), 7.26 − 7.08 (m, 2H), 7.02 (dt, J = 15.3, 7.8 Hz, 2H), 6.76 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 6.58 (s, 1H), 5.19 (d, J = 5.9 Hz, 1H), 5.03 (dd, J = 12.8, 5.2 Hz, 1H), 4.01 (d, J = 5.0 Hz, 1H), 3.76 − 3.66 (m, 2H), 3.65 − 3.50 (m, 8H), 3.45 (s, 3H), 2.94 − 2.79 (m, 1H), 2.77 (d, J = 4.9 Hz, 1H), 2.64 (t, J = 6.4 Hz, 1H), 2.56 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 2.53 (s, 1H), 2.47 − 2.43 (m, 1H), 2.33 (s, 1H), 2.02 (dd, J = 15.7, 8.4 Hz, 3H), 1.90 (s, 1H), 1.27 (d, J = 25.3 Hz, 3H), 0.84 (d, J = 6.8 Hz, 1H). MS (ESI) m/z: 1040.5 [M+H]
+.
【0675】
実施例82:(2S,4R)−1−((S)−2−(9−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−9−オキソノナンアミド)−3,3−ジメチルブタノイル)−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール−5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド(CPD−018)
【0676】
【化157】
[この文献は図面を表示できません]
【0677】
CPD−018を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(9mg、収率72%)。MS (ESI) m/z: 1026.5 [M+H]
+.
【0678】
実施例83:(2S,4R)−1−((S)−2−(tert−ブチル)−19−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−4,19−ジオキソ−7,10,13,16−テトラオキサ−3−アザノナデカノイル(azanonadecanoyl))−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール−5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド(CPD−019)
【0679】
【化158】
[この文献は図面を表示できません]
【0680】
CPD−019を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(12mg、収率78%)。MS (ESI) m/z: 1132.5 [M+H]
+.
【0681】
実施例84:(2S,4R)−1−((S)−2−(3−(2−(3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−3−オキソプロポキシ)エトキシ)プロパンアミド)−3,3−ジメチルブタノイル)−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール−5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド(CPD−020)
【0682】
【化159】
[この文献は図面を表示できません]
【0683】
CPD−020を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(10mg、収率71%)。MS (ESI) m/z: 1044.5 [M+H]
+.
【0684】
実施例85:2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−4−((15−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−15−オキソ−3,6,9,12−テトラオキサペンタデシル)アミノ)イソインドリン−1,3−ジオン(CPD−021)
【0685】
【化160】
[この文献は図面を表示できません]
【0686】
CPD−021を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(12mg、収率76%)。MS (ESI) m/z: 947.4 [M+H]
+.
【0687】
実施例86:(2S,4R)−1−((S)−2−(11−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−11−オキソウンデカンアミド)−3,3−ジメチルブタノイル)−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール−5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド(CPD−022)
【0688】
【化161】
[この文献は図面を表示できません]
【0689】
CPD−022を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(13mg、収率78%)。MS (ESI) m/z: 1054.5 [M+H]
+.
【0690】
実施例87:2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−4−((2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル)アミノ)イソインドリン−1,3−ジオン(CPD−023)
【0691】
【化162】
[この文献は図面を表示できません]
【0692】
CPD−023を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(11mg、収率72%)。MS (ESI) m/z: 757.3 [M+H]
+.
【0693】
実施例88:2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−4−((8−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−8−オキソオクチル)アミノ)イソインドリン−1,3−ジオン(CPD−024)
【0694】
【化163】
[この文献は図面を表示できません]
【0695】
CPD−024を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(13mg、収率75%)。MS (ESI) m/z: 841.4 [M+H]
+.
【0696】
実施例89:2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−4−((18−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−18−オキソ−3,6,9,12,15−ペンタオキサオクタデシル)アミノ)イソインドリン−1,3−ジオン(CPD−025)
【0697】
【化164】
[この文献は図面を表示できません]
【0698】
CPD−025を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(14mg、収率76%)。MS (ESI) m/z: 991.4 [M+H]
+.
【0699】
実施例90:2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−4−((3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−3−オキソプロピル)アミノ)イソインドリン−1,3−ジオン(CPD−026)
【0700】
【化165】
[この文献は図面を表示できません]
【0701】
CPD−026を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(12mg、収率71%)。MS (ESI) m/z: 771.3 [M+H]
+.
【0702】
実施例91:2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−4−((2−(3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−3−オキソプロポキシ)エチル)アミノ)イソインドリン−1,3−ジオン(CPD−027)
【0703】
【化166】
[この文献は図面を表示できません]
【0704】
CPD−027を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(14mg、収率77%)。MS (ESI) m/z: 815.3 [M+H]
+.
【0705】
実施例92:2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−4−((2−(2−(3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−3−オキソプロポキシ)エトキシ)エチル)アミノ)イソインドリン−1,3−ジオン(CPD−028)
【0706】
【化167】
[この文献は図面を表示できません]
【0707】
CPD−028を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(11mg、収率72%)。MS (ESI) m/z: 859.4 [M+H]
+.
【0708】
実施例93:(2S,4R)−1−((S)−2−(8−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−8−オキソオクタンアミド)−3,3−ジメチルブタノイル)−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール−5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド(CPD−029)
【0709】
【化168】
[この文献は図面を表示できません]
【0710】
CPD−029を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(14mg、収率76%)。MS (ESI) m/z: 1012.5 [M+H]
+.
【0711】
実施例94:N−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−(3−(2−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−4−イル)アミノ)エトキシ)プロパノイル)ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(CPD−030)
【0712】
【化169】
[この文献は図面を表示できません]
【0713】
CPD−030を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(10mg、収率72%)。MS (ESI) m/z: 918.4 [M+H]
+.
【0714】
実施例95:N−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−(1−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−4−イル)アミノ)−3,6,9,12−テトラオキサペンタデカン−15−オイル)ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(CPD−031)
【0715】
【化170】
[この文献は図面を表示できません]
【0716】
CPD−031を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(13mg、収率76%)。MS (ESI) m/z: 1050.4 [M+H]
+.
【0717】
実施例96:N−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−(3−(2−(2−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−4−イル)アミノ)エトキシ)エトキシ)プロパノイル)ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(CPD−032)
【0718】
【化171】
[この文献は図面を表示できません]
【0719】
CPD−032を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(10mg、収率71%)。MS (ESI) m/z: 962.4 [M+H]
+.
【0720】
実施例97:(2S,4R)−1−((S)−2−(8−(4−(4−((5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)カルバモイル)−3−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)フェニル)ピペラジン−1−イル)−8−オキソオクタンアミド)−3,3−ジメチルブタノイル)−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール−5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド(CPD−033)
【0721】
【化172】
[この文献は図面を表示できません]
【0722】
CPD−033を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(13mg、収率73%)。MS (ESI) m/z: 1115.5 [M+H]
+.
【0723】
実施例98:(2S,4R)−1−((S)−2−(10−(4−(4−((5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)カルバモイル)−3−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)フェニル)ピペラジン−1−イル)−10−オキソデカンアミド)−3,3−ジメチルブタノイル)−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール−5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド(CPD−034)
【0724】
【化173】
[この文献は図面を表示できません]
【0725】
CPD−034を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(12mg、収率71%)。MS (ESI) m/z: 1143.6 [M+H]
+.
【0726】
実施例99:(2S,4R)−1−((S)−2−(11−(4−(4−((5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)カルバモイル)−3−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)フェニル)ピペラジン−1−イル)−11−オキソウンデカンアミド)−3,3−ジメチルブタノイル)−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール−5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド(CPD−035)
【0727】
【化174】
[この文献は図面を表示できません]
【0728】
CPD−035を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(13mg、収率75%)。MS (ESI) m/z: 1157.6 [M+H]
+.
【0729】
実施例100:(2S,4R)−1−((S)−2−(5−(4−(4−((5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)カルバモイル)−3−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)フェニル)ピペラジン−1−イル)−5−オキソペンタンアミド)−3,3−ジメチルブタノイル)−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール−5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド(CPD−036)
【0730】
【化175】
[この文献は図面を表示できません]
【0731】
CPD−036を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(10mg、収率71%)。MS (ESI) m/z: 1073.5 [M+H]
+.
【0732】
実施例101:(2S,4R)−1−((S)−2−(9−(4−(4−((5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)カルバモイル)−3−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)フェニル)ピペラジン−1−イル)−9−オキソノナンアミド)−3,3−ジメチルブタノイル)−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール−5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド(CPD−037)
【0733】
【化176】
[この文献は図面を表示できません]
【0734】
CPD−037を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(13mg、収率76%)。MS (ESI) m/z: 1129.5 [M+H]
+.
【0735】
実施例102:(2S,4R)−1−((S)−2−(3−(2−(3−(4−(4−((5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)カルバモイル)−3−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)フェニル)ピペラジン−1−イル)−3−オキソプロポキシ)エトキシ)プロパンアミド)−3,3−ジメチルブタノイル)−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール−5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド(CPD−038)
【0736】
【化177】
[この文献は図面を表示できません]
【0737】
CPD−038を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(10mg、収率72%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 11.09 (s, 1H), 9.65 (s, 1H), 8.06 (d, J = 99.8 Hz, 1H), 7.87 − 7.50 (m, 1H), 7.42 − 7.18 (m, 1H), 7.18 (s, 1H), 7.24 − 7.01 (m, 3H), 6.87 (dd, J = 73.2, 17.7 Hz, 1H), 6.96 − 6.71 (m, 1H), 6.96 − 6.61 (m, 1H), 6.52 (s, 1H), 5.32 (s, 1H), 5.11 (dd, J = 53.0, 7.1 Hz, 1H), 4.00 (s, 1H), 3.68−3.57 (m, 10H), 3.30 (m, 4H), 2.86 −2.77 (m, 4H), 2.58 (d, J = 16.2 Hz, 1H), 2.35 (s, 1H), 1.97 (d, J = 59.9 Hz, 2H), 1.54 (d, J = 22.7 Hz, 4H), 1.28 (d, J = 37.7 Hz, 6H), 0.91 (s, 1H), 0.85 (s, 1H). MS (ESI) m/z: 1147.5 [M+H]
+.
【0738】
実施例103:(2S,4R)−1−((S)−2−(tert−ブチル)−16−(4−(4−((5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)カルバモイル)−3−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)フェニル)ピペラジン−1−イル)−4,16−ジオキソ−7,10,13−トリオキサ−3−アザヘキサデカノイル)−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール−5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド(CPD−039)
【0739】
【化178】
[この文献は図面を表示できません]
【0740】
CPD−039を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(13mg、収率77%)。MS (ESI) m/z: 1191.5 [M+H]
+.
【0741】
実施例104:(2S,4R)−1−((S)−2−(tert−ブチル)−20−(4−(4−((5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)カルバモイル)−3−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)フェニル)ピペラジン−1−イル)−4,20−ジオキソ−6,9,12,15,18−ペンタオキサ−3−アザイコサノイル)−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール−5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド(CPD−040)
【0742】
【化179】
[この文献は図面を表示できません]
【0743】
CPD−040を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(10mg、収率71%)。MS (ESI) m/z: 1251.6 [M+H]
+.
【0744】
実施例105:(2S,4R)−1−((S)−2−(tert−ブチル)−19−(4−(4−((5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)カルバモイル)−3−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)フェニル)ピペラジン−1−イル)−4,19−ジオキソ−7,10,13,16−テトラオキサ−3−アザノナデカノイル)−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール−5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド(CPD−041)
【0745】
【化180】
[この文献は図面を表示できません]
【0746】
CPD−041を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(12mg、収率78%)。MS (ESI) m/z: 1235.6 [M+H]
+.
【0747】
実施例106:(2S,4R)−1−((S)−2−(2−(2−(2−(4−(4−((5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)カルバモイル)−3−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)フェニル)ピペラジン−1−イル)−2−オキソエトキシ)エトキシ)アセトアミド)−3,3−ジメチルブタノイル)−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール−5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド(CPD−042)
【0748】
【化181】
[この文献は図面を表示できません]
【0749】
CPD−042を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(13mg、収率76%)。MS (ESI) m/z: 1119.5 [M+H]
+.
【0750】
実施例107:(2S,4R)−1−((S)−2−(tert−ブチル)−22−(4−(4−((5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)カルバモイル)−3−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)フェニル)ピペラジン−1−イル)−4,22−ジオキソ−7,10,13,16,19−ペンタオキサ−3−アザドコサノイル)−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール −5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド(CPD−043)
【0751】
【化182】
[この文献は図面を表示できません]
【0752】
CPD−043を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(10mg、収率72%)。MS (ESI) m/z: 1279.6 [M+H]
+.
【0753】
実施例108:(2S,4R)−1−((S)−2−(6−(4−(4−((5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)カルバモイル)−3−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)フェニル)ピペラジン−1−イル)−6−オキソヘキサンアミド)−3,3−ジメチルブタノイル)−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール−5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド(CPD−044)
【0754】
【化183】
[この文献は図面を表示できません]
【0755】
CPD−044を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(13mg、収率76%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 11.09 (s, 1H), 8.09 (s, 1H), 7.88 (d, J = 9.8 Hz, 1H), 7.68 − 7.54 (m, 2H), 7.49 (s, 1H), 7.38 (dd, J = 14.1, 7.9 Hz, 1H), 7.17 (t, J = 8.9 Hz, 3H), 7.03 (t, J = 9.2 Hz, 2H), 6.78 (t, J = 19.4 Hz, 2H), 5.17 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 5.06 (dd, J = 12.8, 5.3 Hz, 1H), 4.00 (dd, J = 9.9, 5.2 Hz, 1H), 3.63 (dt, J = 43.4, 13.8 Hz, 9H), 2.87 (dd, J = 21.7, 9.7 Hz, 1H), 2.67 − 2.53 (m, 3H), 2.47 (t, J = 6.3 Hz, 3H), 2.04 (s, 3H), 1.93 − 1.75 (m, 3H), 1.34 − 1.15 (m, 2H). MS (ESI) m/z: 1087.5 [M+H]
+.
【0756】
実施例109:(2S,4R)−1−((S)−2−(2−(2−(4−(4−((5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)カルバモイル)−3−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)フェニル)ピペラジン−1−イル)−2−オキソエトキシ)アセトアミド)−3,3−ジメチルブタノイル)−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール−5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド(CPD−045)
【0757】
【化184】
[この文献は図面を表示できません]
【0758】
CPD−045を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(15mg、収率79%)。MS (ESI) m/z: 1075.5 [M+H]
+.
【0759】
実施例110:(2S,4R)−1−((S)−2−(4−(4−(4−((5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)カルバモイル)−3−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)フェニル)ピペラジン−1−イル)−4−オキソブタンアミド)−3,3−ジメチルブタノイル)−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール−5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド(CPD−046)
【0760】
【化185】
[この文献は図面を表示できません]
【0761】
CPD−046を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(11mg、収率73%)。MS (ESI) m/z: 1059.5 [M+H]
+.
【0762】
実施例111:(2S,4R)−1−((S)−2−(7−(4−(4−((5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)カルバモイル)−3−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)フェニル)ピペラジン−1−イル)−7−オキソヘプタンアミド)−3,3−ジメチルブタノイル)−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール−5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド(CPD−047)
【0763】
【化186】
[この文献は図面を表示できません]
【0764】
CPD−047を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(15mg、収率78%)。MS (ESI) m/z: 1101.5 [M+H]
+.
【0765】
実施例112:(2S,4R)−1−((S)−2−(3−(3−(4−(4−((5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)カルバモイル)−3−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)フェニル)ピペラジン−1−イル)−3−オキソプロポキシ)プロパンアミド)−3,3−ジメチルブタノイル)−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール−5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド(CPD−048)
【0766】
【化187】
[この文献は図面を表示できません]
【0767】
CPD−048を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(11mg、収率72%)。MS (ESI) m/z: 1103.5 [M+H]
+.
【0768】
実施例113:N−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−(7−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−4−イル)アミノ)ヘプタノイル)ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(CPD−049)
【0769】
【化188】
[この文献は図面を表示できません]
【0770】
CPD−049を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(15mg、収率81%)。MS (ESI) m/z: 930.4 [M+H]
+.
【0771】
実施例114:N−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−(5−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−4−イル)アミノ)ペンタノイル)ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(CPD−050)
【0772】
【化189】
[この文献は図面を表示できません]
【0773】
CPD−050を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(12mg、収率76%)。MS (ESI) m/z: 902.4 [M+H]
+.
【0774】
実施例115:N−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−(3−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−4−イル)アミノ)プロパノイル)ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(CPD−051)
【0775】
【化190】
[この文献は図面を表示できません]
【0776】
CPD−051を、CPD−053)を調製するための標準手順に従って合成した(11mg、収率72%。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 12.64 (s, 1H), 11.09 (s, 1H), 10.11 (s, 1H), 8.29 (s, 1H), 7.82 (s, 1H), 7.60 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.49 (s, 1H), 7.41 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 7.25 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.18 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 7.01 (dd, J = 24.2, 7.5 Hz, 4H), 6.24 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 6.13 (s, 1H), 5.04 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 3.81 (s, 2H), 3.59 (m, 8H), 3.49 (t, J = 10.0 Hz, 3H), 3.29 (s, 4H), 2.86 (d, J = 13.9 Hz, 1H), 2.73 (s, 2H), 1.94 (d, J = 12.9 Hz, 4H), 1.35 (d, J = 10.2 Hz, 2H), 1.24 (s, 1H). MS (ESI) m/z: 874.3 [M+H]
+.
【0777】
実施例116:N−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−(8−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−4−イル)アミノ)オクタノイル)ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(CPD−052)
【0778】
【化191】
[この文献は図面を表示できません]
【0779】
CPD−052を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(14mg、収率77%)。MS (ESI) m/z: 944.4 [M+H]
+.
【0780】
実施例117:N−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−(1−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−4−イル)アミノ)−3,6,9,12,15−ペンタオキサオクタデカン−18−オイル)ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(CPD−054)
【0781】
【化192】
[この文献は図面を表示できません]
【0782】
CPD−054を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(12mg、収率73%)。MS (ESI) m/z: 1094.5 [M+H]
+.
【0783】
実施例118:N−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−4−イル)グリシル)ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(CPD−055)
【0784】
【化193】
[この文献は図面を表示できません]
【0785】
CPD−055を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(14mg、収率79%)。MS (ESI) m/z: 860.3 [M+H]
+.
【0786】
実施例119:N−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−(6−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−4−イル)アミノ)ヘキサノイル)ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(CPD−056)
【0787】
【化194】
[この文献は図面を表示できません]
【0788】
CPD−056を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(11mg、収率71%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 12.65 (s, 1H), 11.10 (s, 1H), 10.12 (s, 1H), 8.30 (s, 1H), 7.82 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.67 − 7.54 (m, 1H), 7.49 (s, 1H), 7.41 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 7.25 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 7.17 − 6.90 (m, 3H), 6.60 (d, J = 42.5 Hz, 1H), 6.25 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 6.14 (s, 1H), 5.33 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 5.05 (dd, J = 12.8, 5.2 Hz, 1H), 4.04 (s, 1H), 3.82 (d, J = 11.5 Hz, 1H), 3.74 − 3.44 (m, 5H), 3.26 (dd, J = 39.1, 19.2 Hz, 5H), 3.00 − 2.52 (m, 3H), 2.37 (t, J = 7.2 Hz, 2H), 2.12 − 1.81 (m, 3H), 1.58 (dd, J = 14.2, 7.0 Hz, 3H), 1.51 − 1.08 (m,8H), 0.84 (d, J = 6.9 Hz, 1H). MS (ESI) m/z: 916.4 [M+H]
+.
【0789】
実施例120:N−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−(3−(2−(2−(2−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−4−イル)アミノ)エトキシ)エトキシ)エトキシ)プロパノイルピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(CPD−057)
【0790】
【化195】
[この文献は図面を表示できません]
【0791】
CPD−057を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(14mg、収率78%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 12.75 (d, J = 68.8 Hz, 1H), 11.09 (s, 1H), 10.20 (d, J = 59.5 Hz, 1H), 7.82 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.64 − 7.53 (m, 1H), 7.46 (d, J = 17.1 Hz, 1H), 7.41 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 7.29 − 7.20 (m, 1H), 7.20 − 7.07 (m, 1H), 6.99 (dt, J = 38.9, 17.1 Hz, 3H), 6.63 (d, J = 20.8 Hz, 1H), 6.24 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 6.15 (s, 1H), 5.32 (t, J = 4.7 Hz, 1H), 5.06 (dd, J = 12.9, 5.3 Hz, 1H), 4.04 (s, 2H), 3.89 − 3.74 (m, 2H), 3.72 − 3.56 (m, 8H), 3.24 (dd, J = 28.3, 24.5 Hz, 3H), 2.99 − 2.81 (m, 1H), 2.77 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 2.70 − 2.51 (m, 9H), 2.11 − 1.84 (m, 3H), 1.53 − 1.10 (m, 7H), 0.85 (t, J = 6.6 Hz, 1H). MS (ESI) m/z: 1006.4 [M+H]
+.
【0792】
実施例121:(2S,4R)−1−((S)−2−(tert−ブチル)−14−(4−(4−((5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)カルバモイル)−3−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)フェニル)ピペラジン−1−イル)−4,14−ジオキソ−6,9,12−トリオキサ−3−アザテトラデカノイル)−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール−5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド(CPD−058)
【0793】
【化196】
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【0794】
CPD−058を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(11mg、収率72%)。MS (ESI) m/z: 1163.5 [M+H]
+.
【0795】
実施例122:N−(2−(2−(2−(2−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−4−イル)アミノ)エトキシ)エトキシ)エトキシ)エチル)−2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)アセトアミド(CPD−059)
【0796】
【化197】
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【0797】
CPD−059を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(14mg、収率76%)。MS (ESI) m/z: 932.4 [M+H]
+.
【0798】
実施例123:N−(2−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−4−イル)アミノ)エチル)−2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)アセトアミド(CPD−060)
【0799】
【化198】
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【0800】
CPD−060を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(13mg、収率78%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 11.12 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 10.50 (s, 1H), 8.94 (t, J = 5.4 Hz, 1H), 8.51 (s, 1H), 8.13 (d, J = 10.9 Hz, 1H), 7.61 (dt, J = 13.9, 7.0 Hz, 2H), 7.45 − 7.35 (m, 1H), 7.26 − 7.12 (m, 3H), 7.05 (t, J = 7.2 Hz, 2H), 6.95 (d, J = 8.9 Hz, 1H), 6.76 (s, 1H), 5.23 (d, J = 6.3 Hz, 1H), 5.07 (dd, J = 12.8, 5.5 Hz, 1H), 4.47 (s, 2H), 4.14 − 3.93 (m, 4H), 3.72 (dd, J = 17.8, 8.2 Hz, 3H), 3.42 − 3.36 (m, 4H), 3.21 (s, 3H), 2.95 − 2.80 (m, 1H), 2.65 − 2.53 (m, 2H), 2.04 (dd, J = 31.3, 12.8 Hz, 3H), 1.91 (s, 2H), 1.25 (d, J = 10.1 Hz, 1H). MS (ESI) m/z: 800.3 [M+H]
+.
【0801】
実施例124:(2S,4R)−1−((S)−2−(8−(2−(4−(4−((5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)カルバモイル)−3−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)フェニル)ピペラジン−1−イル)アセトアミド)オクタンアミド)−3,3−ジメチルブタノイル)−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール−5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド)(CPD−061)
【0802】
【化199】
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【0803】
CPD−061を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(10mg、収率76%)。MS (ESI) m/z: 1158.6 [M+H]
+.
【0804】
実施例125:N−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−(2−((2−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−4−イル)アミノ)エチル)アミノ)−2−オキソエチル)ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(CPD−062)
【0805】
【化200】
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【0806】
CPD−062を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(12mg、収率72%)。MS (ESI) m/z: 903.4 [M+H]
+.
【0807】
実施例126:(2S,4R)−1−((S)−2−(2−(2−(4−(4−((5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)カルバモイル)−3−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)フェニル)ピペラジン−1−イル)アセトアミド)アセトアミド)−3,3−ジメチルブタノイル)−4−ヒドロキシ−N−(4−(4−メチルチアゾール−5−イル)ベンジル)ピロリジン−2−カルボキサミド)(CPD−063)
【0808】
【化201】
[この文献は図面を表示できません]
【0809】
CPD−063を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(15mg、収率76%)。MS (ESI) m/z: 1073.5 [M+H]
+.
【0810】
実施例127:N−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−(14−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−4−イル)アミノ)−2−オキソ−6,9,12−トリオキサ−3−アザテトラデシル)ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(CPD−064)
【0811】
【化202】
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【0812】
CPD−064を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(11mg、収率77%)。MS (ESI) m/z: 1035.4 [M+H]
+.
【0813】
実施例128:N−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−(20−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−4−イル)アミノ)−2−オキソ−6,9,12,15,18−ペンタオキサ−3−アザイコシル)ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(CPD−065)
【0814】
【化203】
[この文献は図面を表示できません]
【0815】
CPD−065を、CPD−053を調製するための標準手順に従って合成した(13mg、収率79%)。MS (ESI) m/z: 1123.5 [M+H]
+.
【0816】
実施例129:5−((2−(2−アミノエトキシ)エチル)アミノ)−2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(リンカー60)
【0817】
【化204】
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【0818】
酢酸(500mL)中の5−フルオロイソベンゾフラン−1,3−ジオン(87g、524mmol)、3−アミノピペリジン−2,6−ジオン(85.7g、524mmol)、およびNaOAc(85.9g、1050mmol)の混合物を、130℃で一晩撹拌した。室温に冷ました後、混合物を濃縮した。結果として生じる残渣を、氷水に注ぎ、濾過した。濾過ケーキを、水(500mLx2)、EtOH(500mLx2)、MeOH(500mL)、およびDCM(500mL)で洗浄して固形物を得て、それを真空で乾燥させることで、黄色固形物として2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−フルオロイソインドリン−1,3−ジオン(120g、収率:83%)を得た。MS (ESI) m/z = 277.1 [M+H]
+.
【0819】
NMP(75mL)中の2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−フルオロイソインドリン−1,3−ジオン(6.9g、25.0mmol)、tert−ブチル(2−(2−アミノエトキシ)エチル)カルバメート(5.6g、27.5mmol)、およびDIEA(9.7g、75mmol)の混合物を、マイクロ波反応器において130℃で50分間撹拌した。室温に冷ました後に、混合物をEtOAc(200mL)に注ぎ、水(200mLx2)で洗浄し、その後、ブライン(200mL)で洗浄した。有機層を無水Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮することで、粗製生成物を得て、それをシリカゲルクロマドグラフィー(石油エーテル:EtOAc=2:1〜1:2)によって精製することで、黄色油としてtert−ブチル(2−(2−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アミノ)エトキシ)エチル)カルバメート(2.4g、収率:21%)を得た。MS (ESI) m/z = 361.1 [M+H]
+.
【0820】
DCM(10mL)中のtert−ブチル(2−(2−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アミノ)エトキシ)エチル)カルバメート(2.4g、5.2mmol)の溶液に、TFA(5mL)を一度に添加した。反応混合物を室温で2時間撹拌した。濃縮の後、結果として生じる残渣を水(20mL)に溶解し、EtOAc(40mL)およびMTBE(40mL)で洗浄した。水相を凍結乾燥し、黄色固形物として5−((2−(2−アミノエトキシ)エチル)アミノ)−2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(1.9g、収率:77%)のTFA塩を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 11.06 (s, 1H), 8.01 (s, 3H), 7.58 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.12 (br, s, 1H), 7.02 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 6.91 (dd, J = 2.0 Hz, 8.8 Hz, 1H), 5.04 (dd, J = 5.6 Hz, 13.2 Hz, 1H), 3.64 (t, J = 5.6 Hz, 4H), 3.40 (t, J = 5.2 Hz, 2H), 3.01 (br, 2H), 2.89 − 2.83 (m, 1H), 2.60 − 2.50 (m, 2H), 2.03 − 1.97 (m, 1H). MS (ESI) m/z = 361.1 [M+H]
+.
【0821】
実施例130:5−((2−(2−(2−アミノエトキシ)エトキシ)エチル)アミノ)−2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(リンカー61)
【0822】
【化205】
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【0823】
リンカー61を、実施例60について記載されるように、リンカー60と同じ手順に従って合成した。(1.4g、収率:71%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 11.05 (s, 1H), 7.94 (br, 3H), 7.56 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.01 (s, 1H), 6.90 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 5.03 (dd, J = 5.2 Hz, 12.8 Hz, 1H), 3.58 (br, 8H), 3.36 (s, 2H), 2.97 − 2.92 (m, 2H), 2.91 − 2.83 (m, 1H), 2.60 − 2.50 (m, 2H), 2.01 − 1.99 (m, 1H). MS (ESI) m/z = 405.1 [M+H]
+.
【0824】
実施例131:5−((2−(2−(2−(2−アミノエトキシ)エトキシ)エトキシ)エチル)アミノ)−2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(リンカー62)
【0825】
【化206】
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【0826】
リンカー62を、実施例60について記載されるように、リンカー60と同じ手順に従って合成した。(1.19g、収率:59%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 11.05 (s, 1H), 7.79 (br, 3H), 7.57 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.15 (br, s, 1H), 7.00 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 6.90 (dd, J = 2.0 Hz, 8.4 Hz, 1H), 5.03 (dd, J = 5.6 Hz, 12.8 Hz, 1H), 3.61 − 3.55 (m, 12H), 3.36 (t, J = 5.6 Hz, 2H), 2.99 − 2.94 (m, 2H), 2.88 − 2.84 (m, 1H), 2.60 − 2.52 (m, 2H) 2.01 − 1.98 (m, 1H). MS (ESI) m/z = 449.1 [M+H]
+.
【0827】
実施例132:5−((14−アミノ−3,6,9,12−テトラオキサテトラデシル)アミノ)−2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(リンカー63)
【0828】
【化207】
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【0829】
リンカー63を、実施例60について記載されるように、リンカー60と同じ手順に従って合成した。(1.2g、収率:73%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 11.05 (s, 1H), 7.79 (br, J = 1.6 Hz, 3H), 7.56 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.14 (br, s, 1H), 7.01 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 6.90 (dd, J = 2.0 Hz, 8.4 Hz, 1H), 5.03 (dd, J = 5.6 Hz, 13.2 Hz, 1H), 3.61 − 3.56 (m, 16H), 3.36 (t, J = 5.2 Hz, 2H), 2.99 − 2.95 (m, 2H), 2.89 − 2.83 (m, 1H), 2.60 − 2.53 (m, 2H) 2.01 − 1.97 (m, 1H). MS (ESI) m/z = 493.1 [M+H]
+.
【0830】
実施例133:5−((17−アミノ−3,6,9,12,15−ペンタオキサヘプタデシル)アミノ)−2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(リンカー64)
【0831】
【化208】
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【0832】
リンカー64を、実施例60について記載されるように、リンカー60と同じ手順に従って合成した。(1.73g、収率:88%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 11.05 (s, 1H), 7.79 (s, 3H), 7.55 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.18 (br, s, 1H), 7.01 (s, 1H), 6.90 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 5.03 (dd, J = 5.2 Hz, 12.8 Hz, 1H), 3.61 − 3.54 (m, 20H), 3.35 (s, 2H), 2.98 (s, 2H), 2.92 − 2.83 (m, 1H), 2.61 − 2.54 (m, 2H), 2.02 − 1.98 (m, 1H). MS (ESI) m/z = 537.2 [M+H]
+.
【0833】
実施例134:(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)グリシン(リンカー65)
【0834】
【化209】
[この文献は図面を表示できません]
【0835】
リンカー65を、実施例60について記載されるように、リンカー60と同じ手順に従って合成した。(1.0g、収率:84%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 12.80 (br, 1H), 11.06 (s, 1H), 7.59 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.32 (br, s, 1H), 6.98 (d, J = 1.2 Hz, 1H), 6.89 (dd, J = 2.0 Hz, 8.4 Hz, 1H), 5.04 (dd, J = 5.6 Hz, 13.2 Hz, 1H), 4.03 (s, 2H), 2.92 − 2.83 (m, 1H), 2.60 − 2.52 (m, 2H), 2.03 − 1.98 (m, 1H). MS (ESI) m/z = 332.0 [M+H]
+.
【0836】
実施例135:3−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アミノ)プロパン酸(リンカー66)
【0837】
【化210】
[この文献は図面を表示できません]
【0838】
リンカー66を、実施例60について記載されるように、リンカー60と同じ手順に従って合成した。(1.24g、収率:60%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 11.05 (s, 1H), 7.57 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 6.97 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 6.87 (dd, J = 2.0 Hz, 8.4 Hz, 1H), 5.02 (dd, J = 5.2 Hz, 12.8 Hz, 1H), 3.41 (t, J = 6.8 Hz, 2H), 2.89 − 2.83 (m, 1H), 2.60 − 2.52 (m, 4H), 2.02 − 1.97 (m, 1H). MS (ESI) m/z = 346.0 [M+H]
+.
【0839】
実施例136:4−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アミノ)ブタン酸(リンカー67)
【0840】
【化211】
[この文献は図面を表示できません]
【0841】
リンカー67を、実施例60について記載されるように、リンカー60と同じ手順に従って合成した。(0.52g、収率:25%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 12.12 (s, 1H), 11.05 (s, 1H), 7.55 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.14 (t, J = 4.8 Hz, 1H), 6.95 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 6.85 (dd, J = 2.0 Hz, 8.4 Hz, 1H), 5.02 (dd, J = 5.6 Hz, 12.8 Hz, 1H), 3.21 − 3.16 (m, 2H), 2.91 − 2.83 (m, 1H), 2.60 − 2.51 (m, 2H), 2.34 (t, J = 7.2 Hz, 2H), 2.01 − 1.97 (m, 1H), 1.82 − 1.75 (m, 2H). MS (ESI) m/z = 360.1 [M+H]
+.
【0842】
実施例137:5−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アミノ)ペンタン酸(リンカー68)
【0843】
【化212】
[この文献は図面を表示できません]
【0844】
リンカー68を、実施例60について記載されるように、リンカー60と同じ手順に従って合成した。(0.66g、収率:51%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 12.03 (br, 1H), 11.05 (s, 1H), 7.55 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.10 (t, J = 5.2 Hz, 1H), 6.94 (s, 1H), 6.83 (dd, J = 1.6 Hz, 8.4 Hz, 1H), 5.02 (dd, J = 5.6 Hz, 12.8 Hz, 1H), 3.17 − 3.16 (m, 2H), 2.92 − 2.83 (m, 1H), 2.60 − 2.53 (m, 2H), 2.26 − 2.25 (m, 2H), 2.01 − 1.98 (m, 1H), 1.60 − 1.59 (m, 4H). MS (ESI) m/z = 374.1 [M+H]
+.
【0845】
実施例138:6−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アミノ)ヘキサン酸(リンカー69)
【0846】
【化213】
[この文献は図面を表示できません]
【0847】
リンカー69を、実施例60について記載されるように、リンカー60と同じ手順に従って合成した。(1.33g、収率:66%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 11.98 (s, 1H), 11.05 (s, 1H), 7.55 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.08 (t, J = 5.2 Hz, 1H), 6.95 (s, 1H), 6.83 (dd, J = 1.2 Hz, 8.4 Hz, 1H), 5.03 (dd, J = 5.2 Hz, 12.8 Hz, 1H), 3.17 − 3.12 (m, 2H), 2.92 − 2.83 (m, 1H), 2.60 − 2.53 (m, 2H), 2.22 (t, J = 7.2 Hz, 2H), 2.01 − 1.98 (m, 1H), 1.61 − 1.51 (m, 4H), 1.41 − 1.33 (m, 2H). MS (ESI) m/z = 388.1 [M+H]
+.
【0848】
実施例139:7−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アミノ)ヘプタン酸(リンカー70)
【0849】
【化214】
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【0850】
リンカー70を、実施例60について記載されるように、リンカー60と同じ手順に従って合成した。(1.06g、収率:39%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 11.94 (s, 1H), 11.04 (s, 1H), 7.55 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.09 (t, J = 5.6 Hz, 1H), 6.94 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 6.84 (dd, J = 2.0 Hz, 8.4 Hz, 1H), 5.02 (dd, J = 5.6 Hz, 13.2 Hz, 1H), 3.17 − 3.12 (m, 2H), 2.88 − 2.83 (m, 1H), 2.60 − 2.53 (m, 2H), 2.21 (t, J = 7.2 Hz, 2H), 2.01 − 1.97 (m, 1H), 1.58 − 1.48 (m, 4H), 1.39 − 1.29 (m, 4H). MS (ESI) m/z = 402.1 [M+H]
+.
【0851】
実施例140:8−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アミノ)オクタン酸(リンカー71)
【0852】
【化215】
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【0853】
リンカー71を、実施例60について記載されるように、リンカー60と同じ手順に従って合成した。(1.66g、収率:51%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 11.95 (s, 1H), 11.05 (s, 1H), 7.55 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.09 (t, J = 5.6 Hz, 1H), 6.94 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 6.84 (dd, J = 2.0 Hz, 8.4 Hz, 1H), 5.02 (dd, J = 5.6 Hz, 13.2 Hz, 1H), 3.17 − 3.12 (m, 2H), 2.88 − 2.83 (m, 1H), 2.60 − 2.53 (m, 2H), 2.19 (t, J = 7.2 Hz, 2H), 2.02 − 1.98 (m, 1H), 1.58 − 1.47 (m, 4H), 1.36 − 1.29 (m, 6H). MS (ESI) m/z = 416.1 [M+H]
+.
【0854】
実施例141:5−((2−アミノエチル)アミノ)−2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(リンカー72)
【0855】
【化216】
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【0856】
リンカー72を、実施例60について記載されるように、リンカー60と同じ手順に従って合成した。(1.74g、収率:80%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 11.08 (s, 1H), 8.10 (s, 3H), 7.62 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.33 (t, J = 5.2 Hz, 1H), 7.05 (s, 1H), 6.94 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 5.07 (dd, J = 5.2 Hz, 12.8 Hz, 1H), 3.50 − 3.49 (m, 2H), 3.03 (t, J = 6.0 Hz, 2H), 2.95 − 2.86 (m, 1H), 2.63 − 2.57 (m, 2H), 2.05 − 2.02 (m, 1H). MS (ESI) m/z = 317.1 [M+H]
+.
【0857】
実施例142:5−((3−アミノプロピル)アミノ)−2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(リンカー73)
【0858】
【化217】
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【0859】
リンカー73を、実施例60について記載されるように、リンカー60と同じ手順に従って合成した。(1.3g、収率:57%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 11.07 (s, 1H), 7.85 (br, 3H), 7.59 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.22 (t, J = 5.2 Hz, 1H), 6.98 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 6.88 (dd, J = 2.0 Hz, 8.4 Hz, 1H), 5.04 (dd, J = 5.6 Hz, 13.2 Hz, 1H), 3.29 − 3.25 (m, 2H), 2.91 − 2.85 (m, 3H), 2.60 − 2.53 (m, 2H), 2.02 − 1.98 (m, 1H), 1.87 − 1.81 (m, 2H). MS (ESI) m/z = 331.1 [M+H]
+.
【0860】
実施例143:5−((4−アミノブチル)アミノ)−2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(リンカー74)
【0861】
【化218】
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【0862】
リンカー74を、実施例60について記載されるように、リンカー60と同じ手順に従って合成した。(2.9g、収率:85%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 11.08 (s, 1H), 7.97 (br, 3H), 7.58 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.22 (br, s, 1H), 6.99 (s, 1H), 6.89 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 5.05 (dd, J = 5.2 Hz, 12.8 Hz, 1H), 3.22 (s, 2H), 2.93−2.84 (m, 3H), 2.63 − 2.53 (m, 2H), 2.04 − 2.00 (m, 1H), 1.66 (s, 4H). MS (ESI) m/z = 345.1 [M+H]
+.
【0863】
実施例144:5−((5−アミノペンチル)アミノ)−2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(リンカー75)
【0864】
【化219】
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【0865】
リンカー75を、実施例60について記載されるように、リンカー60と同じ手順に従って合成した。(1.8g、収率:78%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 11.09 (s, 1H), 7.89 (br, 3H), 7.57 (d, J = 6.8 Hz, 1H), 7.17 (br, s, 1H), 6.96 (s, 1H), 6.86 (d, J = 6.0 Hz, 1H), 5.05 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 3.19−3.15 (m, 2H), 2.89−2.70 (m, 3H), 2.61−2.51 (m, 2H), 2.01−1.90 (m, 1H), 1.62−1.56 (m, 4H), 1.45−1.40 (m, 2H). MS (ESI) m/z = 359.1 [M+H]
+.
【0866】
実施例145:5−((6−アミノヘキシル)アミノ)−2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(リンカー76)
【0867】
【化220】
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【0868】
リンカー76を、実施例60について記載されるように、リンカー60と同じ手順に従って合成した。(1.8g、収率:62%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 11.05 (s, 1H), 7.71 (br, 3H), 7.57 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.12 (t, J = 5.2 Hz, 1H), 6.94 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 6.85 (dd, J = 2.0 Hz, 8.4 Hz, 1H), 5.03 (dd, J = 5.2 Hz, 12.8 Hz, 1H), 3.17 − 3.16 (m, 2H), 2.88 − 2.77 (m, 3H), 2.60 − 2.53 (m, 2H), 2.01 − 1.98 (m, 1H), 1.59 − 1.51 (m, 4H), 1.37 − 1.36 (m, 4H). MS (ESI) m/z = 373.1 [M+H]
+.
【0869】
実施例146:5−((7−アミノヘプチル)アミノ)−2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(リンカー77)
【0870】
【化221】
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【0871】
リンカー77を、実施例60について記載されるように、リンカー60と同じ手順に従って合成した。(1.3g、収率:70%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 11.05 (s, 1H), 7.72 (br, 3H), 7.56 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.12 (t, J = 5.6 Hz, 1H), 6.94 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 6.85 (dd, J = 2.4 Hz, 8.8 Hz, 1H), 5.03 (dd, J = 5.6 Hz, 12.8 Hz, 1H), 3.18 − 3.14 (m, 2H), 2.92 − 2.76 (m, 3H), 2.60 − 2.51 (m, 2H), 2.01 − 1.98 (m, 1H), 1.59 − 1.51 (m, 4H), 1.36 − 1.32 (m, 6H). MS (ESI) m/z = 387.1 [M+H]
+.
【0872】
実施例147:5−((8−アミノオクチル)アミノ)−2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(リンカー78)
【0873】
【化222】
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【0874】
リンカー78を、実施例60について記載されるように、リンカー60と同じ手順に従って合成した。(1.6g、収率:62%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 11.05 (s, 1H), 7.73 (br, 3H), 7.56 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.14 (br, 1H), 6.94 (d, J = 1.6 Hz, 1H), 6.85 (dd, J = 2.0 Hz, 8.8 Hz, 1H), 5.03 (dd, J = 5.6 Hz, 12.8 Hz, 1H), 3.15 (t, J = 7.2 Hz, 2H), 2.89 − 2.83 (m, 1H), 2.80 − 2.75 (m, 2H), 2.60 − 2.54 (m, 2H), 2.02 − 1.98 (m, 1H), 1.59 − 1.51 (m, 4H), 1.37 − 1.30 (m, 8H). MS (ESI) m/z = 401.1 [M+H]
+.
【0875】
実施例148:3−(2−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アミノ)エトキシ)プロパン酸(リンカー79)
【0876】
【化223】
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【0877】
リンカー79を、実施例60について記載されるように、リンカー60と同じ手順に従って合成した。(1.7g、収率:60%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 12.19 (br, 1H), 11.06 (s, 1H), 7.57 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.09 (br, 1H), 7.01 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 6.90 (dd, J = 2.0 Hz, 8.4 Hz, 1H), 5.04 (dd, J = 5.6 Hz, 13.2 Hz, 1H), 3.66 (t, J = 6.4 Hz, 2H), 3.59 (t, J = 5.6 Hz, 2H), 3.35 (t, J = 5.2 Hz, 2H), 2.93 − 2.84 (m, 1H), 2.62 − 2.56 (m, 2H), 2.52 − 2.47 (m, 2H), 2.03 − 1.99 (m, 1H). MS (ESI) m/z = 390.1 [M+H]
+.
【0878】
実施例149:3−(2−(2−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アミノ)エトキシ)エトキシ)プロパン酸(リンカー80)
【0879】
【化224】
[この文献は図面を表示できません]
【0880】
リンカー80を、実施例60について記載されるように、リンカー60と同じ手順に従って合成した。(2.3g、収率:78%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 11.06 (s, 1H), 7.57 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.02 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 6.90 (dd, J = 2.0 Hz, 8.4 Hz, 1H), 5.04 (dd, J = 5.6 Hz, 13.2 Hz, 1H), 3.63 − 3.59 (m, 4H), 3.57 − 3.51 (m, 4H), 3.36 (t, J = 5.6 Hz, 2H), 2.90 − 2.84 (m, 1H), 2.61 − 2.55 (m, 2H), 2.44 (t, J = 6.4 Hz, 2H), 2.04 − 1.99 (m, 1H). MS (ESI) m/z = 434.1 [M+H]
+.
【0881】
実施例150:3−(2−(2−(2−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アミノ)エトキシ)エトキシ)エトキシ)プロパン酸(リンカー81)
【0882】
【化225】
[この文献は図面を表示できません]
【0883】
リンカー81を、実施例60について記載されるように、リンカー60と同じ手順に従って合成した。(1.2g、収率:52%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 7.59 (d, J = 11.2 Hz, 1H), 7.23 (t, J = 6.8 Hz, 1H), 7.04 (d, J = 1.6 Hz, 1H), 7.04 (dd, J = 2.4 Hz, 11.2 Hz, 1H), 5.06 (dd, J = 7.2 Hz, 16.8 Hz, 1H), 3.64 − 3.57 (m, 8H), 3.54 − 3.48 (m, 4H), 3.40 − 3.38 (m, 2H), 2.92 − 2.89 (m, 1H), 2.64 − 2.54 (m, 2H), 2.42 − 2.38 (m, 2H), 2.05 − 2.01 (m, 1H). MS (ESI) m/z = 478.1 [M+H]
+.
【0884】
実施例151:1−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アミノ)−3,6,9,12−テトラオキサペンタデカン−15−オイック酸(リンカー82)
【0885】
【化226】
[この文献は図面を表示できません]
【0886】
リンカー82を、実施例60について記載されるように、リンカー60と同じ手順に従って合成した。(1.3g、収率:55%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 12.17 (br, 1H), 11.07 (s, 1H), 7.56 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.17 (t, J = 5.6 Hz, 1H), 7.01 (d, J = 1.2 Hz, 1H), 6.90 (dd, J = 1.6 Hz, 8.4 Hz, 1H), 5.03 (dd, J = 5.6 Hz, 12.8 Hz, 1H), 3.61 − 3.48 (m, 18H), 2.92 − 2.83 (m, 1H), 2.60 − 2.54 (m, 2H), 2.43 (t, J = 6.4 Hz, 2H), 2.03 − 1.98 (m, 1H). MS (ESI) m/z = 522.1 [M+H]
+.
【0887】
実施例152:1−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アミノ)−3,6,9,12,15−ペンタオキサオクタデカン−18−オイック酸(リンカー83)
【0888】
【化227】
[この文献は図面を表示できません]
【0889】
リンカー83を、実施例60について記載されるように、リンカー60と同じ手順に従って合成した。(1.0g、収率:50%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 12.17 (br, s, 1H), 11.07 (s, 1H), 7.56 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.17 (t, J = 5.6 Hz, 1H), 7.01 (s, 1H), 6.90 (dd, J = 1.6 Hz, 8.4 Hz, 1H), 5.03 (dd, J = 5.6 Hz, 13.2 Hz, 1H), 3.60 − 3.48 (m, 22H), 2.89 − 2.83 (m, 1H), 2.60 − 2.54 (m, 2H), 2.43 (t, J = 6.4 Hz, 2H), 2.01 − 1.98 (m, 1H). MS (ESI) m/z = 566.1 [M+H]
+.
【0890】
実施例153:N−(8−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−4−イル)アミノ)オクチル)−2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)アセトアミド(TR−102)
【0891】
【化228】
[この文献は図面を表示できません]
【0892】
TR−102を、TR−059を調製するための標準手順に従って合成した(12mg、収率65%)。MS (ESI) m/z: 884.7 [M+H]
+.
【0893】
実施例154:N−(5−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−4−イル)アミノ)ペンチル)−2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)アセトアミド(TR−103)
【0894】
【化229】
[この文献は図面を表示できません]
【0895】
TR−103を、TR−059を調製するための標準手順に従って合成した(11mg、収率63%)。MS (ESI) m/z: 842.7 [M+H]
+.
【0896】
実施例155:N−(17−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−4−イル)アミノ)−3,6,9,12,15−ペンタオキサヘプタデシル)−2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)アセトアミド(TR−104)
【0897】
【化230】
[この文献は図面を表示できません]
【0898】
TR−104を、TR−059を調製するための標準手順に従って合成した(12mg、収率60%)。MS (ESI) m/z: 1020.9 [M+H]
+.
【0899】
実施例156:N−(2−(2−(2−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−4−イル)アミノ)エトキシ)エトキシ)エチル)−2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)アセトアミド(TR−105)
【0900】
【化231】
[この文献は図面を表示できません]
【0901】
TR−105を、TR−059を調製するための標準手順に従って合成した(11mg、収率63%)。MS (ESI) m/z: 888.8 [M+H]
+.
【0902】
実施例157:N−(2−(2−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−4−イル)アミノ)エトキシ)エチル)−2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)アセトアミド(TR−106)
【0903】
【化232】
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【0904】
TR−106を、TR−059を調製するための標準手順に従って合成した(10mg、収率55%)。MS (ESI) m/z: 844.6 [M+H]
+.
【0905】
実施例158:N−(4−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−4−イル)アミノ)ブチル)−2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)アセトアミド(TR−107)
【0906】
【化233】
[この文献は図面を表示できません]
【0907】
TR−107を、TR−059を調製するための標準手順に従って合成した(11.5mg、収率62%)。MS (ESI) m/z: 828.6 [M+H]
+.
【0908】
実施例159:N−(14−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−4−イル)アミノ)−3,6,9,12−テトラオキサテトラデシル)−2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)アセトアミド(TR−108)
【0909】
【化234】
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【0910】
TR−108を、TR−059を調製するための標準手順に従って合成した(13mg、収率64%)。MS (ESI) m/z: 976.8 [M+H]
+.
【0911】
実施例160:N−(3−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−4−イル)アミノ)プロピル)−2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)アセトアミド(TR−109)
【0912】
【化235】
[この文献は図面を表示できません]
【0913】
TR−109を、TR−059を調製するための標準手順に従って合成した(12mg、収率63%)。MS (ESI) m/z: 814.6 [M+H]
+.
【0914】
実施例161:N−(7−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−4−イル)アミノ)ヘプチル)−2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)アセトアミド(TR−110)
【0915】
【化236】
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【0916】
TR−110を、TR−059を調製するための標準手順に従って合成した(10mg、収率61%)。MS (ESI) m/z: 870.7 [M+H]
+.
【0917】
実施例162:N−(6−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−4−イル)アミノ)ヘキシル)−2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)アセトアミド(TR−111)
【0918】
【化237】
[この文献は図面を表示できません]
【0919】
TR−111を、TR−059を調製するための標準手順に従って合成した(8.6mg、収率60%)。MS (ESI) m/z: 856.7 [M+H]
+.
【0920】
実施例163:2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−((2−(2−(3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−3−オキソプロポキシ)エトキシ)エチル)アミノ)イソインドリン−1,3−ジオン(TR−113)
【0921】
【化238】
[この文献は図面を表示できません]
【0922】
TR−113を、TR−053を調製するための標準手順に従って合成した(7.7mg、収率59%)。MS (ESI) m/z: 859.8 [M+H]
+.
【0923】
実施例164:2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−((2−(2−(2−(3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−3−オキソプロポキシ)エトキシ)エトキシ)エチル)アミノ)イソインドリン−1,3−ジオン(TR−114)
【0924】
【化239】
[この文献は図面を表示できません]
【0925】
TR−114を、TR−053を調製するための標準手順に従って合成した(8.6mg、収率61%)。MS (ESI) m/z: 903.9 [M+H]
+.
【0926】
実施例165:2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−((5−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−5−オキソペンチル)アミノ)イソインドリン−1,3−ジオン(TR−115)
【0927】
【化240】
[この文献は図面を表示できません]
【0928】
TR−115を、TR−053を調製するための標準手順に従って合成した(8.1mg、収率66%)。MS (ESI) m/z: 799.8 [M+H]
+.
【0929】
実施例166:2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−((18−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−18−オキソ−3,6,9,12,15−ペンタオキサオクタデシル)アミノ)イソインドリン−1,3−ジオン(TR−116)
【0930】
【化241】
[この文献は図面を表示できません]
【0931】
TR−116を、TR−053を調製するための標準手順に従って合成した(8.6mg、収率64%)。MS (ESI) m/z: 991.6 [M+H]
+.
【0932】
実施例167:2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−((7−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−7−オキソヘプチル)アミノ)イソインドリン−1,3−ジオン(TR−117)
【0933】
【化242】
[この文献は図面を表示できません]
【0934】
TR−117を、TR−053を調製するための標準手順に従って合成した(8.8mg、収率61%)。MS (ESI) m/z: 827.6 [M+H]
+.
【0935】
実施例168:2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−((8−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−8−オキソオクチル)アミノ)イソインドリン−1,3−ジオン(TR−118)
【0936】
【化243】
[この文献は図面を表示できません]
【0937】
TR−118を、TR−053を調製するための標準手順に従って合成した(8.8mg、収率61%)。MS (ESI) m/z: 841.6 [M+H]
+.
【0938】
実施例169:2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−((2−(3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−3−オキソプロポキシ)エチル)アミノ)イソインドリン−1,3−ジオン(TR−119)
【0939】
【化244】
[この文献は図面を表示できません]
【0940】
TR−119を、TR−053を調製するための標準手順に従って合成した(8.9mg、収率61%)。MS (ESI) m/z: 815.5 [M+H]
+.
【0941】
実施例170:2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−((15−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−15−オキソ−3,6,9,12−テトラオキサペンタデシル)アミノ)イソインドリン−1,3−ジオン(TR−120)
【0942】
【化245】
[この文献は図面を表示できません]
【0943】
TR−120を、TR−053を調製するための標準手順に従って合成した(8.9mg、収率61%)。MS (ESI) m/z: 947.6 [M+H]
+.
【0944】
実施例171:2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−((3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−3−オキソプロピル)アミノ)イソインドリン−1,3−ジオン(TR−121)
【0945】
【化246】
[この文献は図面を表示できません]
【0946】
TR−121を、TR−053を調製するための標準手順に従って合成した(10.2mg、収率63%)。MS (ESI) m/z: 1542.5 [M+H]
+.
【0947】
実施例172:2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−((6−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−6−オキソヘキシル)アミノ)イソインドリン−1,3−ジオン(TR−122)
【0948】
【化247】
[この文献は図面を表示できません]
【0949】
TR−122を、TR−053を調製するための標準手順に従って合成した(10.6mg、収率62%)。MS (ESI) m/z: 813.9 [M+H]
+.
【0950】
実施例173:2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−((2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル)アミノ)イソインドリン−1,3−ジオン(TR−123)
【0951】
【化248】
[この文献は図面を表示できません]
【0952】
TR−123を、TR−053を調製するための標準手順に従って合成した(10.6mg、収率62%)。MS (ESI) m/z: 1514.8 [M+H]
+.
【0953】
実施例174:N−(4−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アミノ)ブチル)−2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)アセトアミド(TR−124)
【0954】
【化249】
[この文献は図面を表示できません]
【0955】
TR−124を、TR−059を調製するための標準手順に従って合成した(9.3mg、収率61%)。MS (ESI) m/z: 828.5 [M+H]
+.
【0956】
実施例175:N−(14−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アミノ)−3,6,9,12−テトラオキサテトラデシル)−2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)アセトアミド(TR−125)
【0957】
【化250】
[この文献は図面を表示できません]
【0958】
TR−125を、TR−059を調製するための標準手順に従って合成した(9.6mg、収率62%)。MS (ESI) m/z: 976.8 [M+H]
+.
【0959】
実施例176:N−(7−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アミノ)ヘプチル)−2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)アセトアミド(TR−126)
【0960】
【化251】
[この文献は図面を表示できません]
【0961】
TR−126を、TR−059を調製するための標準手順に従って合成した(9.9mg、収率63%)。MS (ESI) m/z: 870.7 [M+H]
+.
【0962】
実施例177:N−(3−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アミノ)プロピル)−2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)アセトアミド(TR−127)
【0963】
【化252】
[この文献は図面を表示できません]
【0964】
TR−127を、TR−059を調製するための標準手順に従って合成した(9.3mg、収率61%)。MS (ESI) m/z: 814.6 [M+H]
+.
【0965】
実施例178:N−(6−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アミノ)ヘキシル)−2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)アセトアミド(TR−128)
【0966】
【化253】
[この文献は図面を表示できません]
【0967】
TR−128を、TR−059を調製するための標準手順に従って合成した(9.7mg、収率62%)。MS (ESI) m/z: 856.7 [M+H]
+.
【0968】
実施例179:N−(2−(2−(2−(2−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アミノ)エトキシ)エトキシ)エトキシ)エチル)−2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)アセトアミド(TR−129)
【0969】
【化254】
[この文献は図面を表示できません]
【0970】
TR−129を、TR−059を調製するための標準手順に従って合成した(9.7mg、収率62%)。MS (ESI) m/z: 932.6 [M+H]
+.
【0971】
実施例180:N−(2−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アミノ)エチル)−2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)アセトアミド(TR−130)
【0972】
【化255】
[この文献は図面を表示できません]
【0973】
TR−130を、TR−059を調製するための標準手順に従って合成した(9.3mg、収率62%)。MS (ESI) m/z: 800.6 [M+H]
+.
【0974】
実施例181:N−(5−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アミノ)ペンチル)−2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)アセトアミド(TR−131)
【0975】
【化256】
[この文献は図面を表示できません]
【0976】
TR−131を、TR−059を調製するための標準手順に従って合成した(10.5mg、収率65%)。MS (ESI) m/z: 842.6 [M+H]
+.
【0977】
実施例182:N−(17−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アミノ)−3,6,9,12,15−ペンタオキサヘプタデシル)−2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)アセトアミド(TR−132)
【0978】
【化257】
[この文献は図面を表示できません]
【0979】
TR−132を、TR−059を調製するための標準手順に従って合成した(7.5mg、収率55%)。MS (ESI) m/z: 1020.9 [M+H]
+.
【0980】
実施例183:N−(8−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アミノ)オクチル)−2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)アセトアミド(TR−133)
【0981】
【化258】
[この文献は図面を表示できません]
【0982】
TR−133を、TR−059を調製するための標準手順に従って合成した(8.6mg、収率55%)。MS (ESI) m/z: 884.7 [M+H]
+.
【0983】
実施例184:N−(2−(2−(2−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アミノ)エトキシ)エトキシ)エチル)−2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)アセトアミド(TR−134)
【0984】
【化259】
[この文献は図面を表示できません]
【0985】
TR−134を、TR−059を調製するための標準手順に従って合成した(8.8mg、収率59%)。MS (ESI) m/z: 888.7 [M+H]
+.
【0986】
実施例185:N−(2−(2−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アミノ)エトキシ)エチル)−2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3 −イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)アセトアミド(TR−135)
【0987】
【化260】
[この文献は図面を表示できません]
【0988】
TR−135を、TR−059を調製するための標準手順に従って合成した(8.1mg、収率56%)。MS (ESI) m/z: 844.7 [M+H]
+.
【0989】
実施例186:N−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−(8−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アミノ)オクタノイル)ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(TR−136)
【0990】
【化261】
[この文献は図面を表示できません]
【0991】
TR−136を、TR−053を調製するための標準手順に従って合成した(11mg、収率59%)。MS (ESI) m/z: 944.4 [M+H]
+.
【0992】
実施例187:N−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−(1−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アミノ)−3,6,9,12,15−ペンタオキサオクタデカン−18−オイル)ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(TR−137)
【0993】
【化262】
[この文献は図面を表示できません]
【0994】
TR−137を、TR−053を調製するための標準手順に従って合成した(13mg、収率64%)。MS (ESI) m/z: 1094.5 [M+H]
+.
【0995】
実施例188:N−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−(6−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アミノ)ヘキサノイル)ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(TR−138)
【0996】
【化263】
[この文献は図面を表示できません]
【0997】
TR−138を、TR−053を調製するための標準手順に従って合成した(14mg、収率55%)。MS (ESI) m/z: 916.4 [M+H]
+.
【0998】
実施例189:N−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−(7−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アミノ)ヘプタノイル)ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(TR−139)
【0999】
【化264】
[この文献は図面を表示できません]
【1000】
TR−139を、TR−053を調製するための標準手順に従って合成した(16mg、収率62%)。MS (ESI) m/z: 930.4 [M+H]
+.
【1001】
実施例190:N−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−(1−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アミノ)−3,6,9,12−テトラオキサペンタデカン−15−オイル)ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(TR−140)
【1002】
【化265】
[この文献は図面を表示できません]
【1003】
TR−140を、TR−053を調製するための標準手順に従って合成した(12mg、収率56%)。MS (ESI) m/z: 1050.4 [M+H]
+.
【1004】
実施例191:N−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−(3−(2−(2−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アミノ)エトキシ)エトキシ)プロパノイル)ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(TR−141)
【1005】
【化266】
[この文献は図面を表示できません]
【1006】
TR−141を、TR−053を調製するための標準手順に従って合成した(15mg、収率65%)。MS (ESI) m/z: 962.4 [M+H]
+.
【1007】
実施例192:N−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−(5−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アミノ)ペンタノイル)ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(TR−142)
【1008】
【化267】
[この文献は図面を表示できません]
【1009】
TR−142を、TR−053を調製するための標準手順に従って合成した(12mg、収率62%)。MS (ESI) m/z: 902.4 [M+H]
+.
【1010】
実施例193:N−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−(8−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アミノ)オクタノイル)ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(TR−143)
【1011】
【化268】
[この文献は図面を表示できません]
【1012】
TR−143を、TR−053(16mgおよび収率67%)を調製するための標準手順に従って合成した。MS (ESI) m/z: 918.4 [M+H]
+.
【1013】
実施例194:N−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)グリシル)ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(TR−144)
【1014】
【化269】
[この文献は図面を表示できません]
【1015】
TR−144を、TR−053を調製するための標準手順に従って合成した(14mg、収率61%)。MS (ESI) m/z: 860.3 [M+H]
+.
【1016】
実施例195:N−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−(3−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アミノ)プロパノイル)ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(TR−145)
【1017】
【化270】
[この文献は図面を表示できません]
【1018】
TR−145を、TR−053を調製するための標準手順に従って合成した(15mg、収率62%)。MS (ESI) m/z: 874.3 [M+H]
+.
【1019】
実施例196:N−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−(3−(2−(2−(2−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アミノ)エトキシ)エトキシ)エトキシ)プロパノイル)ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(TR−146)
【1020】
【化271】
[この文献は図面を表示できません]
【1021】
TR−146を、TR−053を調製するための標準手順に従って合成した(16mg、収率65%)。MS (ESI) m/z: 1006.4 [M+H]
+.
【1022】
実施例197:N−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−(2−((6−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−4−イル)アミノ)ヘキシル)アミノ)−2−オキソエチル)ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(TR−147)
【1023】
【化272】
[この文献は図面を表示できません]
【1024】
TR−147を、TR−053を調製するための標準手順に従って合成した(12mg、収率56%)。MS (ESI) m/z: 959.4 [M+H]
+.
【1025】
実施例198:N−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−(2−((8−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−4−イル)アミノ)オクチル)アミノ)−2−オキソエチル)ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(TR−148)
【1026】
【化273】
[この文献は図面を表示できません]
【1027】
TR−148を、TR−053を調製するための標準手順に従って合成した(16mg、収率62%)。MS (ESI) m/z: 987.5 [M+H]
+.
【1028】
実施例199:N−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−(2−((5−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−4−イル)アミノ)ペンチル)アミノ)−2−オキソエチル)ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(TR−149)
【1029】
【化274】
[この文献は図面を表示できません]
【1030】
TR−149を、TR−053を調製するための標準手順に従って合成した(14mg、収率52%)。MS (ESI) m/z: 945.4 [M+H]
+.
【1031】
実施例200:N−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−(17−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−4−イル)アミノ)−2−オキソ−6,9,12,15−テトラオキサ−3−アザヘプタデシル)ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(TR−150)
【1032】
【化275】
[この文献は図面を表示できません]
【1033】
TR−150を、TR−053を調製するための標準手順に従って合成した(14mg、収率58%)。MS (ESI) m/z: 1079.5 [M+H]
+.
【1034】
実施例201:N−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−(2−((2−(2−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−4−イル)アミノ)エトキシ)エチル)アミノ)−2−オキソエチル)ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(TR−151)
【1035】
【化276】
[この文献は図面を表示できません]
【1036】
TR−151を、TR−053を調製するための標準手順に従って合成した(12mg、収率53%)。MS (ESI) m/z: 947.4 [M+H]
+.
【1037】
実施例202:N−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−(2−((3−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−4−イル)アミノ)プロピル)アミノ)−2−オキソエチル)ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(TR−152)
【1038】
【化277】
[この文献は図面を表示できません]
【1039】
TR−152を、TR−053を調製するための標準手順に従って合成した(13mg、収率57%)。MS (ESI) m/z: 917.4 [M+H]
+.
【1040】
実施例203:N−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−(2−((2−(2−(2−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−4−イル)アミノ)エトキシ)エトキシ)エチル)アミノ)−2−オキソエチル)ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(TR−153)
【1041】
【化278】
[この文献は図面を表示できません]
【1042】
TR−153を、TR−053を調製するための標準手順に従って合成した(12mg、収率53%)。MS (ESI) m/z: 991.4 [M+H]
+.
【1043】
実施例204:N−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−(2−((7−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−4−イル)アミノ)ヘプチル)アミノ)−2−オキソエチル)ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(TR−154)
【1044】
【化279】
[この文献は図面を表示できません]
【1045】
TR−154を、TR−053を調製するための標準手順に従って合成した(15mg、収率57%)。MS (ESI) m/z: 973.4 [M+H]
+.
【1046】
実施例205:N−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−(2−((4−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−4−イル)アミノ)ブチル)アミノ)−2−オキソエチル)ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(TR−155)
【1047】
【化280】
[この文献は図面を表示できません]
【1048】
TR−155を、TR−053を調製するための標準手順に従って合成した(13mg、収率56%)。MS (ESI) m/z: 931.4 [M+H]
+.
【1049】
実施例206:N−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−(2−((4−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アミノ)ブチル)アミノ)−2−オキソエチル)ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(TR−156)
【1050】
【化281】
[この文献は図面を表示できません]
【1051】
TR−156を、TR−053を調製するための標準手順に従って合成した(12mg、収率53%)。MS (ESI) m/z: 931.4 [M+H]
+.
【1052】
実施例207:N−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−(2−((7−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アミノ)ヘプチル)アミノ)−2−オキソエチル)ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(TR−157)
【1053】
【化282】
[この文献は図面を表示できません]
【1054】
TR−157を、TR−053を調製するための標準手順に従って合成した(14mg、収率62%)。MS (ESI) m/z: 973.4 [M+H]
+.
【1055】
実施例208:N−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−(8−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アミノ)オクタノイル)ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(TR−158)
【1056】
【化283】
[この文献は図面を表示できません]
【1057】
TR−158を、TR−053を調製するための標準手順に従って合成した(12mg、収率56%)。MS (ESI) m/z: 944.4 [M+H]
+.
【1058】
実施例209:N−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−(2−((8−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アミノ)オクチル)アミノ)−2−オキソエチル)ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(TR−159)
【1059】
【化284】
[この文献は図面を表示できません]
【1060】
TR−159を、TR−053を調製するための標準手順に従って合成した(14mg、収率58%)。MS (ESI) m/z: 987.5 [M+H]
+.
【1061】
実施例210:N−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−(17−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アミノ)−2−オキソ−6,9,12,15−テトラオキサ−3−アザヘプタデシル)ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(TR−160)
【1062】
【化285】
[この文献は図面を表示できません]
【1063】
TR−160を、TR−053を調製するための標準手順に従って合成した(13mg、収率56%)。MS (ESI) m/z: 987.5 [M+H]
+.
【1064】
実施例211:N−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−(2−((2−(2−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アミノ)エトキシ)エチル)アミノ)−2−オキソエチル)ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(TR−161)
【1065】
【化286】
[この文献は図面を表示できません]
【1066】
TR−161を、TR−053を調製するための標準手順に従って合成した(13mg、収率58%)。MS (ESI) m/z: 947.4 [M+H]
+.
【1067】
実施例212:N−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−(2−((2−(2−(2−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アミノ)エトキシ)エトキシ)エチル)アミノ)−2−オキソエチル)ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(TR−162)
【1068】
【化287】
[この文献は図面を表示できません]
【1069】
TR−162を、TR−053を調製するための標準手順に従って合成した(11mg、収率52%)。
【1070】
MS (ESI) m/z: 9881.4 [M+H]
+.
【1071】
実施例213:N−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−(14−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アミノ)−2−オキソ−6,9,12−トリオキサ−3−アザテトラデシル)ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(TR−163)
【1072】
【化288】
[この文献は図面を表示できません]
【1073】
TR−163を、TR−053を調製するための標準手順に従って合成した(15mg、収率58%)。MS (ESI) m/z: 1035.4 [M+H]
+.
【1074】
実施例214:N−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−(2−((5−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アミノ)ペンチル)アミノ)−2−オキソエチル)ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(TR−164)
【1075】
【化289】
[この文献は図面を表示できません]
【1076】
TR−164を、TR−053を調製するための標準手順に従って合成した(13mg、収率56%)。MS (ESI) m/z: 945.4 [M+H]
+.
【1077】
実施例215:N−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−(2−((2−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アミノ)エチル)アミノ)−2−オキソエチル)ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(TR−165)
【1078】
【化290】
[この文献は図面を表示できません]
【1079】
TR−165を、TR−053を調製するための標準手順に従って合成した(12mg、収率53%)。MS (ESI) m/z: 903.4 [M+H]
+.
【1080】
実施例216:N−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−(20−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アミノ)−2−オキソ−6,9,12,15,18−ペンタオキサ−3−アザイコシル)ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(TR−166)
【1081】
【化291】
[この文献は図面を表示できません]
TR−166を、TR−053を調製するための標準手順に従って合成した(14mg、収率56%)。MS (ESI) m/z: 1223.5 [M+H]
+.
【1082】
実施例127:N−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−(2−((3−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アミノ)プロピル)アミノ)−2−オキソエチル)ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(TR−167)
【1083】
【化292】
[この文献は図面を表示できません]
【1084】
TR−167を、TR−053を調製するための標準手順に従って合成した(14mg、収率55%)。MS (ESI) m/z: 917.4 [M+H]
+.
【1085】
実施例218:2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−((4−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−4−オキソブチル)アミノ)イソインドリン−1,3−ジオン(TR−168)
【1086】
【化293】
[この文献は図面を表示できません]
【1087】
TR−168を、TR−053を調製するための標準手順に従って合成した(16mg、収率58%)。MS (ESI) m/z: 785.3 [M+H]
+.
【1088】
実施例219:N−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−(4−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アミノ)ブタノイル)ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(TR−169)
【1089】
【化294】
[この文献は図面を表示できません]
【1090】
TR−169を、TR−053を調製するための標準手順に従って合成した(14mg、収率56%)。MS (ESI) m/z: 888.4 [M+H]
+.
【1091】
実施例220:2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(TR−170)
【1092】
【化295】
[この文献は図面を表示できません]
【1093】
(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−(ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(30mg、0.06mmol)、2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−フルオロイソインドリン−1,3−ジオン(15.8mg、0.06mmol)、DIEA(0.037mL、0.23mmol)、およびNMP(0.5mL)の混合物を、マイクロ波下で120℃に1.5時間加熱した。反応混合物を逆相クロマトグラフィーによって精製することで、淡黄色固形物として所望の生成物(8.6mg、32%の収率)を得た。MS (ESI) m/z: 700.3 [M+H]
+.
【1094】
実施例221:2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−((3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)プロピル)アミノ)イソインドリン−1,3−ジオン(TR−171)
【1095】
【化296】
[この文献は図面を表示できません]
【1096】
工程1.tert−ブチル(R)−(3−(4−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)プロピル)カルバメートの合成
【1097】
【化297】
[この文献は図面を表示できません]
【1098】
DMAC(5mL)中の(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−(ピペラジン−1−イルの溶液に、ピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(50mg、0.11mmol)に、Na
2CO
3(24mg、0.22mmol)およびtert−ブチル(3−ブロモプロピル)カルバメート(39mg、0.16mmol)を添加し、結果として生じる混合物を80℃で8時間撹拌した。反応物を室温に冷却し、H
2O(50mL)を添加した。混合物をEtOAcで抽出し(10mLx3)、組み合わせた有機層を濃縮し、残渣を逆相クロマトグラフィーによって精製することで、薄茶色固形物として所望の生成物(43mg、65%の収率)を得た。MS (ESI) m/z: 601.3 [M+H]
+.
【1099】
工程2.(R)−3−(4−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)プロパン−1−アミン塩酸塩の合成
【1100】
【化298】
[この文献は図面を表示できません]
【1101】
メタノール(2mL)中のtert−ブチル(R)−(3−(4−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)プロピル)カルバメート(40mg、0.07mmol)の溶液に、HCl/ジオキサン(4M、2mL)を室温で添加し、その後、それを室温で5時間撹拌した。混合物を濃縮することで、薄茶色固形物として粗製生成物(35mg、98%の収率)を得て、それを次の工程で直接使用した。MS (ESI) m/z: 501.3 [M+H]
+.
【1102】
工程3.2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−((3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)プロピル)アミノ)イソインドリン−1,3−ジオン(TR−171)の合成
【1103】
【化299】
[この文献は図面を表示できません]
【1104】
(R)−3−(4−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)プロパン−1−アミン塩酸塩(35mg、0.07mmol)、2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−フルオロイソインドリン−1,3−ジオン(15.8mg、0.06mmol)、DIEA(0.037mL、0.23mmol)、およびNMP(0.5mL)の混合物を、マイクロ波下で120℃に1時間加熱した。反応混合物を逆相クロマトグラフィーによって精製することで、淡黄色固形物として所望の生成物(11.2mg、22%の収率)を得た。MS (ESI) m/z: 757.3 [M+H]
+.
【1105】
実施例222:2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−(3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)プロピル)イソインドリン−1,3−ジオン(TR−172)
【1106】
【化300】
[この文献は図面を表示できません]
【1107】
工程1.2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−(3−ヒドロキシプロプ−1−イン−1−イル)イソインドリン−1,3−ジオンの合成
【1108】
【化301】
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【1109】
THF(10mL)中の5−ブロモ−2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(100mg、0.30mmol)、プロプ−2−イン−1−オール(25mg、0.45mmol)、Pd(dppf)Cl
2(22mg、0.03mmol)、CuI(5.7mg、0.03mmol)、およびDIPEA(77mg、0.60mmol)の混合物を、還流で8時間撹拌した。反応混合物を濃縮し、残渣を逆相クロマトグラフィーによって精製することで、薄茶色固形物として所望の生成物(68mg、72%の収率)を得た。MS (ESI) m/z: 313.3 [M+H]
+.
【1110】
工程2.2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−(3−ヒドロキシプロピル)イソインドリン−1、3−ジオンの合成
【1111】
【化302】
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メタノール(5mL)中の2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−(3−ヒドロキシプロプ−1−イン−1−イル)イソインドリン−1、3−ジオン(68mg、0.22mmol)、およびPd/C(10mg)の混合物を、室温で、H
2(1気圧、バルーン)下で5時間撹拌した。反応混合物を逆相クロマトグラフィーによって精製することで、淡黄色固形物として所望の生成物(55mg、81%の収率)を得た。MS (ESI) m/z: 317.1 [M+H]
+.
【1112】
工程3.3−(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)プロピル4−メチルベンゼンスルホネートの合成
【1113】
【化303】
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【1114】
DCM(5mL)中の2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−(3−ヒドロキシプロピル)イソインドリン−1,3−ジオン(55mg、0.17mmol)およびTEA(35mg、0.34mmol)の溶液に、4−メチルベンゼンスルホニルクロリド(39mg、0.20mmol)を室温で添加し、その後、それを室温で4時間撹拌した。混合物を濃縮し、逆相クロマトグラフィーによって精製することで、淡黄色固形物として所望の生成物(42mg、52%の収率)を得た。MS (ESI) m/z: 471.1 [M+H]
+.
【1115】
工程4.2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−(3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)プロピル)イソインドリン−1,3−ジオンの合成
【1116】
【化304】
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【1117】
CH
3CN(3mL)中の3−(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)プロピル4−メチルベンゼンスルホネート(40mg、0.08mmol)、(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−(ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(37mg、0.08mmol)、K
2CO
3(22mg、0.16mmol)、およびNaI(1.5mg、0.01mmol)の混合物を、80℃で5時間撹拌した。LCMSは、反応が完了したことを示した。混合物を濃縮し、逆相クロマトグラフィーによって精製することで、淡黄色固形物として所望の生成物(21mg、36%の収率)を得た。MS (ESI) m/z: 742.3 [M+H]
+.
【1118】
実施例223:2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−(2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エトキシ)イソインドリン−1,3−ジオン(TR−173)
【1119】
【化305】
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【1120】
工程1.2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−(2−ヒドロキシエトキシ)イソインドリン −1、3−ジオンの合成
【1121】
【化306】
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【1122】
DMF(20mL)中の2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−ヒドロキシイソインドリン−1,3−ジオン(1g、3.65mmol)、2−ブロモエタン−1−オール(452mg、3.65mmol)、NaHCO
3(613mg、7.30mmol)、およびKI(605mg、3.65mmol)の混合物を、100℃で16時間撹拌した。混合物を濾過し、逆相クロマトグラフィーによって精製することで、淡黄色固形物として所望の生成物(340mg、29%の収率)を得た。MS (ESI) m/z: 319.1 [M+H]
+.
【1123】
工程3.2−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)オキシ)エチル−4−メチルベンゼンスルホネートの合成
【1124】
【化307】
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【1125】
DCM(15mL)中の2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−(2−ヒドロキシエトキシ)イソインドリン−1,3−ジオン(200mg、0.63mmol)、およびTEA(1.26g、1.26mmol)の溶液に、4−メチルベンゼンスルホニルクロリド(143mg、0.76mmol)を室温で撹拌し、その後、それを室温で4時間撹拌した。混合物を濃縮し、逆相クロマトグラフィーによって精製することで、淡黄色固形物として所望の生成物(172mg、58%の収率)を得た。MS (ESI) m/z: 473.1 [M+H]
+.
【1126】
工程4.2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−(2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エトキシ)イソインドリン−1,3−ジオンの合成
【1127】
【化308】
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【1128】
CH
3CN(3mL)中の2−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)オキシ)エチル4−メチルベンゼンスルホネート(40mg、0.08mmol)、(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−(ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(37mg、0.08mmol)、K
2CO
3(22mg、0.16mmol)、およびNaI(1.5mg、0.01mmol)の混合物を、80℃で5時間撹拌した。LCMSは、反応が完了したことを示した。混合物を濃縮し、逆相クロマトグラフィーによって精製することで、淡黄色固形物として所望の生成物(16mg、42%の収率)を得た。MS (ESI) m/z: 744.3 [M+H]
+.
【1129】
実施例224:2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−((1−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペリジン−4−イル)アミノ)イソインドリン−1,3−ジオン(TR−174)の合成
【1130】
【化309】
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【1131】
TR−174を、TR−175を調製するための標準手順に従って合成した。MS (ESI) m/z: 714.3 [M+H]
+.
【1132】
実施例225:2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−((1−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)アゼチジン−3−イル)アミノ)イソインドリン−1,3−ジオン(TR−175)
【1133】
【化310】
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【1134】
工程1.tert−ブチル3−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アミノ)アゼチジン−1−カルボキシレートの合成
【1135】
【化311】
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【1136】
DMSO(3mL)中の2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−フルオロイソインドリン−1,3−ジオン(200mg、724.6umol)の溶液に、KF(126mg、2.17mmol)およびtert−ブチル3−アミノアゼチジン−1−カルボキシレート(carboxylat)(373.9mg、2.17mmol)を添加した。結果として生じる混合物を130℃で1時間撹拌した。イミドが完全に消費された後、反応物を水(20mL)に注ぎ、酢酸エチルで抽出した(3x10mL)。組み合わせた有機層を、飽和ブライン(20mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で蒸発させた。結果として生じる残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製することで、淡黄色固形物として、所望の生成物であるtert−ブチル3−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アミノ)アゼチジン−1−カルボキシレート(80mg、26%の収率)を得た。MS (ESI) m/z: 429.2 [M+H]
+.
【1137】
工程2.5−(アゼチジン−3−イルアミノ)−2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)イソインドリン−1,3−ジオンの合成
【1138】
【化312】
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【1139】
DCM(2mL)中のtert−ブチル3−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アミノ)アゼチジン−1−カルボキシレート(80mg、186.9umol)の溶液に、TFA(2mL)を添加した。結果として生じる混合物を25℃で5時間撹拌した。出発物質が完全に消費された後、反応物を減圧下で蒸発させた。結果として生じる残渣を、逆相クロマトグラフィーによって精製することで、淡黄色固形物として所望の生成物である5−(アゼチジン−3−イルアミノ)−2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(56mg、91%の収率)を得た。MS (ESI) m/z: 329.2 [M+H]
+.
【1140】
工程3.2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−((1−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)アゼチジン−3−イル)アミノ)イソインドリン−1,3−ジオンの合成
【1141】
【化313】
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【1142】
DMSO(3mL)中の5−(アゼチジン−3−イルアミノ)−2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(50mg、152.4umol)の溶液に、KF(26.5mg、457.3umol)および(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−フルオロピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(57.4mg、152.4 umol)を添加した。結果として生じる混合物を130℃で1時間撹拌した。イミドが完全に消費された後、反応物を水(20mL)に注ぎ、酢酸エチルで抽出した(3x10mL)。組み合わせた有機層を、飽和ブライン(20mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で蒸発させた。結果として生じる残渣を逆相クロマトグラフィーによって精製することで、淡黄色固形物として、所望の生成物である2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−((1−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)アゼチジン−3−イル)アミノ)イソインドリン−1,3−ジオン(10mg、10%の収率)を得た。MS (ESI) m/z: 686.3 [M+H]
+.
【1143】
実施例226:2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−((2−(2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エトキシ)エチル)アミノ)イソインドリン−1,3−ジオン(TR−176)の合成
【1144】
【化314】
[この文献は図面を表示できません]
【1145】
TR−176を、TR−177を調製するための標準手順に従って合成した。MS (ESI) m/z: 787.3 [M+H]
+.
【1146】
実施例227:2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−((2−(2−(2−(4−(6−(6−((S)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エトキシ)エトキシ)エチル)アミノ)イソインドリン−1,3−ジオン(TR−177)の合成
【1147】
【化315】
[この文献は図面を表示できません]
【1148】
工程1.2,2−ジメチル−4−オキソ−3,8,11−トリオキサ−5−アザトリデカン−13−イル4−メチルベンゼンスルホネートの合成
【1149】
【化316】
[この文献は図面を表示できません]
【1150】
DCM(5mL)中のtert−ブチル(2−(2−(2−ヒドロキシエトキシ)エトキシ)エチル)カルバメート(200mg、803.2umol)の溶液に、DMAP(9.7mg、80.3umol)、DIPEA(311mg、2.4mmol)、およびTsCl(183.7mg、963.8mmol)を添加した。結果として生じる混合物を25℃で15時間撹拌した。反応物を水(20mL)に注ぎ、酢酸エチルで抽出した(3x10mL)。組み合わせた有機層を、飽和ブライン(20mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で蒸発させた。結果として生じる残渣を逆相クロマトグラフィーによって精製することで、淡黄色固形物として、所望の生成物である2,2−ジメチル−4−オキソ−3,8,11−トリオキサ−5−アザトリデカン−13−イル4−メチルベンゼンスルホネート(230mg、71.2%の収率)を得た。MS (ESI) m/z: 404.2 [M+H]
+.
【1151】
工程2.tert−ブチル(S)−(2−(2−(2−(4−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エトキシ)エトキシ)エチル)カルバメートの合成
【1152】
【化317】
[この文献は図面を表示できません]
【1153】
CH
3CN(5mL)中の(S)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−(ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(50mg、112.8umol)の溶液に、K
2CO
3(46.7mg、338.6umol)およびNaI(1.5mg、11.2mmol)を添加した。結果として生じる混合物を80℃で15時間撹拌した。反応物を水(20mL)に注ぎ、酢酸エチルで抽出した(3x10mL)。組み合わせた有機層を、飽和ブライン(20mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で蒸発させた。結果として生じる残渣を逆相クロマトグラフィーによって精製することで、淡黄色固形物として、所望の生成物であるtert−ブチルに(S)−(2−(2−(2−(4−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エトキシ)エトキシ)エチル)カルバメート(30mg、39.6%の収率)を得た。MS (ESI) m/z: 675.4 [M+H]
+.
【1154】
工程3.(S)−2−(2−(2−(4−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エトキシ)エトキシ)エタン−1−アミンの合成
【1155】
【化318】
[この文献は図面を表示できません]
【1156】
DCM(2mL)中のtert−ブチル(S)−(2−(2−(2−(4−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エトキシ)エトキシ)エチル)カルバメート(20mg、29.6umol)の溶液に、TFA(2mL)を添加した。結果として生じる混合物を25℃で5時間撹拌した。出発物質が完全に消費された後、反応物を減圧下で蒸発させた。結果として生じる残渣を逆相クロマトグラフィーによって精製することで、淡黄色固形物として、所望の生成物である(S)−2−(2−(2−(4−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エトキシ)エトキシ)エタン−1−アミン(15mg、88%の収率)を得た。MS (ESI) m/z: 575.3 [M+H]
+.
【1157】
工程4.2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−((2−(2−(2−(4−(6−(6−((S)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エトキシ)エトキシ)エチル)アミノ)イソインドリン−1,3−ジオン(TR−177)の合成
【1158】
【化319】
[この文献は図面を表示できません]
【1159】
NMP(1mL)中のtert−ブチル(S)−2−(2−(2−(4−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エトキシ)エトキシ)エタン−1−アミン(20mg、34.9umol)の溶液に、2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−フルオロイソインドリン−1,3−ジオン(28.9mg、104.7umol)、およびDIPEA(13mg、104.7umol)を添加した。マイクロ波反応物を120℃で50分間撹拌した。結果として生じる残渣を逆相クロマトグラフィーによって精製することで、淡黄色固形物として、所望の生成物である2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−((2−(2−(2−(4−(6−(6−((S)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エトキシ)エトキシ)エチル)アミノ)イソインドリン−1,3−ジオン(10mg、34.6%の収率)を得た。MS (ESI) m/z: 831.4 [M+H]
+.
【1160】
実施例228:2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−(((1−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペリジン−4−イル)メチル)アミノ)イソインドリン−1,3−ジオン(TR−178)の合成
【1161】
【化320】
[この文献は図面を表示できません]
【1162】
TR−178を、TR−175を調製するための標準手順に従って合成した。MS (ESI) m/z: 728.3 [M+H]
+.
【1163】
実施例229:2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−(((1−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)アゼチジン−3−イル)メチル)アミノ)イソインドリン−1,3−ジオン(TR−179)の合成
【1164】
【化321】
[この文献は図面を表示できません]
【1165】
TR−179を、TR−175を調製するための標準手順に従って合成した。MS (ESI) m/z: 700.3 [M+H]
+.
【1166】
実施例230:2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−((2−(1−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペリジン−4−イル)エチル)アミノ)イソインドリン−1,3−ジオン(TR−180)の合成
【1167】
【化322】
[この文献は図面を表示できません]
【1168】
TR−180を、TR−175を調製するための標準手順に従って合成した。MS (ESI) m/z: 742.3 [M+H]
+.
【1169】
実施例231:2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−((2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)アミノ)イソインドリン−1,3−ジオン(TR−181)
【1170】
【化323】
[この文献は図面を表示できません]
【1171】
工程1.tert−ブチル(R)−(2−(4−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)カルバメートの合成
【1172】
【化324】
[この文献は図面を表示できません]
【1173】
DMAC(5mL)中の(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−(ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン塩酸塩(200mg、0.42mmol)の溶液に、Na
2CO
3(133.56mg、1.26mmol)、NaI(126mg、0.84mmol)、およびtert−ブチル(2−ブロモエチル)カルバメート(186mg、0.83mmol)を添加し、結果として生じる混合物を、60℃で3時間撹拌した。反応物を室温に冷却し、H
2O(20mL)を添加した。混合物をEtOAcで抽出し(10mL
*3)、組み合わせた有機層を濃縮し、残渣を逆相クロマトグラフィーによって精製することで、白色固形物として所望の生成物(225mg、91%の収率)を得た。MS (ESI) m/z: 587.9 [M+H]
+.
【1174】
工程2.(R)−2−(4−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エタン−1−アミンの合成
【1175】
【化325】
[この文献は図面を表示できません]
【1176】
メタノール(5mL)中のtert−ブチル(R)−(2−(4−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)カルバメート(225mg、0.38mmol)の溶液に、HCl/ジオキソン(dioxone)(4M、4mL)を室温で添加し、その後、それを室温で12時間撹拌した。混合物を濃縮することで、白色固形物として粗製生成物(220mg、99%の収率)を得て、それを次の工程で直接使用した。MS (ESI) m/z: 487.7 [M+H]
+.
【1177】
工程3.2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−((2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)アミノ)イソインドリン−1,3−ジオン(TR−181)の合成
【1178】
【化326】
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【1179】
(R)−2−(4−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エタン−1−アミン(30mg、0.06mmol)、2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−フルオロイソインドリン−1,3−ジオン(15.8mg、0.06mmol)、DIEA(0.037mL、0.23mmol)、およびNMP(0.3mL)の混合物を、マイクロ波下で120℃に2時間加熱した。反応混合物を逆相クロマトグラフィーによって精製することで、白色固形物として所望の生成物(6.5mg、15%の収率)を得た。MS (ESI) m/z: 743.8 [M+H]
+.
【1180】
実施例232:2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−(4−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)ピペリジン−1−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(TR−182)
【1181】
【化327】
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【1182】
工程1.tert−ブチル(R)−4−(4−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)ピペリジン−1−カルボキシレートの合成
【1183】
【化328】
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【1184】
DCE(3mL)中の(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−(ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(0.050g、112.73umol)、tert−ブチル4−オキソピペリジン−1−カルボキシレート(44.92mg、225.47umol)、およびAcOH(1滴)の混合物を、1時間撹拌した。その後、それにNaBH
3CN(22.62mg、338.20umol)を添加し、さらに16時間撹拌した。溶媒を真空下で除去し、粗製生成物を得て、それを分取TLC(MeOH/DCM=5/100)によって精製することで、黄色油として所望の生成物(8mg、11%の収率)を得た。MS (ESI) m/z: 627.8 [M+H]
+.
【1185】
工程2.(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−(4−(ピペリジン−4−イル)ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジンの合成
【1186】
【化329】
[この文献は図面を表示できません]
【1187】
DCM(5mL)中のtert−ブチル(R)−4−(4−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート(8mg、12.76umol)の溶液に、TFA(14.55mg、127.64umol)を添加し、その後、反応物を2時間撹拌した。LCMSは、反応が完了したことを示した。溶媒を真空下で除去し、粗製生成物(6.72mg、99%の収率)を得て、それをさらに精製することなく次の工程に使用した。MS (ESI) m/z: 527.6 [M+H]
+.
【1188】
工程3.2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−(4−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)ピペリジン−1−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(TR−182)の合成
【1189】
【化330】
[この文献は図面を表示できません]
【1190】
NMP(0.5mL)中の(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−(4−(ピペリジン−4−イル)ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(6.72mg、11.39umol)、2−(2,6−ジオキソ−3−ピペリジル)−5−フルオロ−イソインドリン−1,3−ジオン(3.15mg、11.39umol)、およびDIEA(2.94mg、22.79umol)の混合物を、マイクロ波下で、120℃で0.5時間加熱した。混合物を分取TLC(DCM/MeOH=100/5)によって精製して、白色固形物として所望の生成物(1.8mg、20%の収率)を得た。MS (ESI) m/z: 783.8 [M+H]
+.
【1191】
実施例233:2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−(3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)プロプ−1−イン−1−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(TR−183)
【1192】
【化331】
[この文献は図面を表示できません]
【1193】
工程1.3−(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)プロプ−2−イン−1−イル4−メチルベンゼンスルホネートの合成
【1194】
【化332】
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【1195】
DCM(3mL)中の2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−(3−ヒドロキシプロプ−1−イン−1−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(50mg、0.16mmol)、およびTEA(32mg、0.32mmol)の溶液を、4−メチルベンゼンスルホニルクロリド(36mg、0.19mmol)を室温で添加し、その後、それを室温で4時間撹拌した。混合物を濃縮し、逆相クロマトグラフィーによって精製することで、淡黄色固形物として所望の生成物(43mg、58%の収率)を得た。MS (ESI) m/z: 467.1 [M+H]
+.
【1196】
工程2.2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−(3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)プロプ−1−イン−1−イル)イソインドリン−1,3−ジオンの合成
【1197】
【化333】
[この文献は図面を表示できません]
【1198】
CH
3CN(3mL)中の、3−(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)プロプ−2−イン−1−イル4−メチルベンゼンスルホネート(40mg、0.08mmol)、(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−(ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(37mg、0.08mmol)、K
2CO
3(22mg、0.16mmol)、およびNaI(1.5mg、0.01mmol)の混合物を、80℃で5時間撹拌した。LCMSは、反応が完了したことを示した。混合物を濃縮し、逆相クロマトグラフィーによって精製することで、淡黄色固形物として所望の生成物(18mg、28%の収率)を得た。MS (ESI) m/z 738.3 [M+H]
+.
【1199】
実施例234:2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−(3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)アゼチジン−1−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(TR−184)
【1200】
【化334】
[この文献は図面を表示できません]
【1201】
工程1.tert−ブチル(R)−3−(4−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)アゼチジンe−1−カルボキシレートの合成
【1202】
【化335】
[この文献は図面を表示できません]
【1203】
MeOH(1mL)中の(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−(ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(50mg、112.73umol)、およびtert−ブチル3−オキソアゼチジン−1−カルボキシレート(38.60mg、225.47umol)、AcOH(1mL)およびDCE(2mL)の溶液に、NaBH
3CN(14.20mg、225.47umol)を室温で添加した。結果として生じる反応混合物を濃縮し、室温で48時間撹拌し、シリカゲルクロマドグラフィー(DCM/MeOH=30/1)によって精製することで、黄色油として所望の生成物(40mg、74%の収率)を得た。MS (ESI) m/z: 599.6 [M+H]
+.
【1204】
工程2.(R)−3−(6−(4−(アゼチジン−3−イル)ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジンの合成
【1205】
【化336】
[この文献は図面を表示できません]
【1206】
DCM(2mL)中のtert−ブチル(R)−3−(4−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)アゼチジン−1−カルボキシレート(60mg、100.22umol)の溶液に、TFA(228.53mg、2.00mmol)を室温で添加した。反応混合物を室温で2時間撹拌し、その後、濃縮した。残渣をDCM(10mL)に溶解し、Na
2CO
3(aq)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮することで、黄色樹脂として所望の生成物(50mg、99%の収率)を得た。MS (ESI) m/z: 499.5 [M+H]
+.
【1207】
工程3.2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−(3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)アゼチジン−1−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(TR−184)の合成
【1208】
【化337】
[この文献は図面を表示できません]
【1209】
DMSO(2mL)中の(R)−3−(6−(4−(アゼチジン−3−イル)ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(50mg、100.28umol)、および2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−フルオロイソインドリン−1,3−ジオン(27.70mg、100.28umol)の溶液に、DIEA(38.81mg、300.84umol)を室温で添加した。反応混合物を110℃に温め、5時間撹拌した。室温に冷却した後に、反応混合物を分取HPLCによって精製することで、黄色固形物として所望の生成物(60mg、79%の収率)を得た。MS (ESI) m/z: 755.7 [M+H]
+.
【1210】
実施例235:3−(6−(3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)プロピル)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(TR−185)
【1211】
【化338】
[この文献は図面を表示できません]
【1212】
工程1.3−(6−(3−ヒドロキシプロピル)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオンの合成
【1213】
【化339】
[この文献は図面を表示できません]
【1214】
メタノール(5mL)中の3−(6−(3−ヒドロキシプロプ−1−イン−1−イル)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(100mg、0.34mmol)、およびPd/C(20mg)の混合物を、室温で、H
2(1気圧、バルーン)下で3時間撹拌した。反応混合物を逆相クロマトグラフィーによって精製することで、淡黄色固形物として所望の生成物(86mg、86%の収率)を得た。MS (ESI) m/z: 303.1 [M+H]
+.
【1215】
工程2.3−(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−3−オキソイソインドリン−5−イル)プロピル4−メチルベンゼンスルホネートの合成
【1216】
【化340】
[この文献は図面を表示できません]
【1217】
DCM(5mL)中の3−(6−(3−ヒドロキシプロピル)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(80mg、0.26mmol)およびTEA(52mg、0.52mmol)の溶液に、4−メチルベンゼンスルホニルクロリド(59mg、0.31mmol)を室温で添加し、その後、それを室温で2時間撹拌した。混合物を濃縮し、逆相クロマトグラフィーによって精製することで、淡黄色固形物として所望の生成物(61mg、51%の収率)を得た。MS (ESI) m/z: 457.1 [M+H]
+.
【1218】
工程3.3−(6−(3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イルイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)プロピル)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオンの合成
【1219】
【化341】
[この文献は図面を表示できません]
【1220】
CH
3CN(3mL)中の3−(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−3−オキソイソインドリン−5−イル)プロピル4−メチルベンゼンスルホネート(40mg、0.08mmol)、(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−(ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(37mg、0.08mmol)、K
2CO
3(22mg、0.16mmol)、およびNaI(1.5mg、0.01mmol)の混合物を、80℃で5時間撹拌した。LCMSは、反応が完了したことを示した。混合物を濃縮し、逆相クロマトグラフィーによって精製することで、淡黄色固形物として所望の生成物(23mg、36%の収率)を得た。MS (ESI) m/z: 728.3 [M+H]
+.
【1221】
実施例236:3−(5−(3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)プロピル)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(TR−186)
【1222】
【化342】
[この文献は図面を表示できません]
【1223】
工程1.3−(5−(3−ヒドロキシプロピル)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオンの合成
【1224】
【化343】
[この文献は図面を表示できません]
【1225】
メタノール(5mL)中の3−(5−(3−ヒドロキシプロプ−1−イン−1−イル)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(100mg、0.34mmol)、およびPd/C(20mg)の混合物を、室温で、H
2(1気圧、バルーン)下で3時間撹拌した。反応混合物を逆相クロマトグラフィーによって精製することで、淡黄色固形物として所望の生成物(78mg、78%の収率)を得た。MS (ESI) m/z: 303.1 [M+H]
+.
【1226】
工程2.3−(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1−オキソイソインドリン−5−イル)プロピル4−メチルベンゼンスルホネートの合成
【1227】
【化344】
[この文献は図面を表示できません]
【1228】
DCM(5mL)中の3−(5−(3−ヒドロキシプロピル)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(80mg、0.26mmol)およびTEA(52mg、0.52mmol)の溶液に、4−メチルベンゼンスルホニルクロリド(59mg、0.31mmol)を室温で添加し、その後、それを室温で2時間撹拌した。混合物を濃縮し、逆相クロマトグラフィーによって精製することで、淡黄色固形物として所望の生成物(67mg、54%の収率)を得た。MS (ESI) m/z: 457.1 [M+H]
+.
【1229】
工程3.3−(5−(3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イルイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)プロピル)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオンの合成
【1230】
【化345】
[この文献は図面を表示できません]
【1231】
CH
3CN(3mL)中の3−(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1−オキソイソインドリン−5−イル)プロピル4−メチルベンゼンスルホネート(40mg、0.08mmol)、(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−(ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(37mg、0.08mmol)、K
2CO
3(22mg、0.16mmol)、およびNaI(1.5mg、0.01mmol)の混合物を、80℃で5時間撹拌した。LCMSは、反応が完了したことを示した。混合物を濃縮し、逆相クロマトグラフィーによって精製することで、淡黄色固形物として所望の生成物(26mg、38%の収率)を得た。MS (ESI) m/z: 728.3 [M+H]
+.
【1232】
実施例237:2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−(3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)プロプ−1−イン−1−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(TR−187)
【1233】
【化346】
[この文献は図面を表示できません]
【1234】
工程1.3−(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−3−オキソイソインドリン−5−イル)プロプ−2−イン−1−イル4−メチルベンゼンスルホネートの合成
【1235】
【化347】
[この文献は図面を表示できません]
【1236】
DCM(5mL)中の3−(6−(3−ヒドロキシプロプ−1−イン−1−イル)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(75mg、0.26mmol)およびTEA(52mg、0.52mmol)の溶液に、4−メチルベンゼンスルホニルクロリド(59mg、0.31mmol)を室温で添加し、その後、それを室温で2時間撹拌した。混合物を濃縮し、逆相クロマトグラフィーによって精製することで、淡黄色固形物として所望の生成物(54mg、46%の収率)を得た。MS (ESI) m/z: 453.1 [M+H]
+.
【1237】
工程2.3−(6−(3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)プロプ−1−イン−1−イル)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオンの合成
【1238】
【化348】
[この文献は図面を表示できません]
【1239】
CH
3CN(3mL)中の3−(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−3−オキソイソインドリン−5−イル)プロプ−2−イン−1−イル4−メチルベンゼンスルホネート(40mg、0.08mmol)、(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−(ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(37mg、0.08mmol)、K
2CO
3(22mg、0.16mmol)、およびNaI(1.5mg、0.01mmol)の混合物を、80℃で5時間撹拌した。LCMSは、反応が完了したことを示した。混合物を濃縮し、逆相クロマトグラフィーによって精製することで、淡黄色固形物として所望の生成物(29mg、39%の収率)を得た。MS (ESI) m/z: 724.3 [M+H]
+.
【1240】
実施例238:3−(5−(3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)プロプ−1−イン−1−イル)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(TR−188)
【1241】
【化349】
[この文献は図面を表示できません]
【1242】
工程1.3−(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1−オキソイソインドリン−5−イル)プロプ−2−イン−1−イル4−メチルベンゼンスルホネートの合成
【1243】
【化350】
[この文献は図面を表示できません]
【1244】
DCM(5mL)中の3−(5−(3−ヒドロキシプロプ−1−イン−1−イル)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(75mg、0.26mmol)およびTEA(52mg、0.52mmol)の溶液に、4−メチルベンゼンスルホニルクロリド(59mg、0.31mmol)を室温で添加し、その後、それを室温で2時間撹拌した。混合物を濃縮し、逆相クロマトグラフィーによって精製することで、淡黄色固形物として所望の生成物(58mg、47%の収率)を得た。MS (ESI) m/z: 453.1 [M+H]
+.
【1245】
工程2.3−(5−(3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イルイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)プロプ−1−イン−1−イル)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(TR−188)の合成
【1246】
【化351】
[この文献は図面を表示できません]
【1247】
CH
3CN(3mL)中の3−(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1−オキソイソインドリン−5−イル)プロプ−2−イン−1−イル4−メチルベンゼンスルホネート(40mg、0.08mmol)、(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−(ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(37mg、0.08mmol)、K
2CO
3(22mg、0.16mmol)、およびNaI(1.5mg、0.01mmol)の混合物を、80℃で5時間撹拌した。LCMSは、反応が完了したことを示した。混合物を濃縮し、逆相クロマトグラフィーによって精製することで、淡黄色固形物として所望の生成物(21mg、36%の収率)を得た。MS (ESI) m/z: 724.3 [M+H]
+.
【1248】
実施例239:3−(6−((2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル)アミノ)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(TR−189)
【1249】
【化352】
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【1250】
工程1.(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−3−オキソイソインドリン−5−イル)グリシンの合成
【1251】
【化353】
[この文献は図面を表示できません]
【1252】
MeOH(5mL)およびTHF(1mL)中の3−(6−アミノ−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(130mg、501.43umol)およびオキサルアルデヒド酸(55.69mg、752.14umol)の混合物に、Pd/C(10%、10mg)を室温で添加し、結果として生じる混合物を、H
2下で、45℃で16時間撹拌し、LCMSによってモニタリングした。反応混合物を濾過し、濃縮することで粗製生成物を得て、それをスラリー化し(EtOAc/MeOH=5/1、5mL)、濾過することで、茶色固形物として所望の生成物(150mg、94%の収率)を得た。MS (ESI) m/z: 318.3 [M+H]
+.
【1253】
工程2.3−(6−((2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル)アミノ)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(TR−189)の合成
【1254】
【化354】
[この文献は図面を表示できません]
【1255】
DMSO(2mL)中の(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−(ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(4.4mg、9.92umol)および(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−3−オキソイソインドリン−5−イル)グリシン(3.15mg、9.92umol)の溶液に、HATU(4.52mg、11.90umol)およびDIEA(2.56mg、19.84umol)を室温で添加した。反応混合物を室温で16時間撹拌し、その後、それをH
2O(10mL)でクエンチし、DCMで抽出した(10mL
*3)。組み合わせた有機層を、NaCl水溶液で洗浄し(10mL
*2)、Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮し、分取TLC(DCM/MeOH=10/1)によって精製することで、黄色固形物としての所望の生成物(6mg、81%の収率)を得た。MS (ESI) m/z: 743.8 [M+H]
+.
【1256】
実施例240:3−(5−((2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル)アミノ)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(TR−190)
【1257】
【化355】
[この文献は図面を表示できません]
【1258】
工程1.(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1−オキソイソインドリン−5−イル)グリシンの合成
【1259】
【化356】
[この文献は図面を表示できません]
【1260】
MeOH(5mL)およびTHF(1mL)中の3−(5−アミノ−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(130mg、501.43umol)およびオキサルアルデヒド酸(55.69mg、752.14umol)の溶液に、Pd/C(6.09mg、50.14umol)を室温で添加した。結果として生じる混合物を、H
2下で、45℃で16時間撹拌し、LCMSによってモニタリングした。反応混合物を濾過し、濃縮することで粗製生成物を得て、それをスラリー化し(EtOAc/MeOH=5/1、5mL)、濾過することで、茶色固形物として所望の生成物(130mg、81.712%の収率)を得た。MS (ESI) m/z: 318.3 [M+H]
+.
【1261】
工程2.3−(5−((2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル)アミノ)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(TR−190)の合成
【1262】
【化357】
[この文献は図面を表示できません]
【1263】
DMSO(2mL)中の(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−(ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(4.4mg、9.92umol)および(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1−オキソイソインドリン−5−イル)グリシン(3.15mg、9.92umol)の溶液に、HATU(4.52mg、11.90umol)およびDIEA(2.56mg、19.84umol)を室温で添加した。反応混合物を室温で16時間撹拌し、その後、それをH
2O(10mL)でクエンチし、DCMで抽出した(10mL
*3)。組み合わせた有機層を、NaCl水溶液(10mL
*2)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮し、分取TLC(DCM/MeOH=10/1)によって精製することで、黄色固形物として所望の生成物(5.8mg、79%の収率)を得た。MS (ESI) m/z: 743.9 [M+H]
+.
【1264】
実施例241:3−(5−((2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)アミノ)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(TR−191)
【1265】
【化358】
[この文献は図面を表示できません]
【1266】
工程1.(R)−3−(6−(4−(2,2−ジメトキシエチル)ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジンの合成
【1267】
【化359】
[この文献は図面を表示できません]
【1268】
CH
3CN(5mL)中の(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−(ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(200mg、450.94umol)の懸濁液に、2−ブロモ−1,1−ジメトキシ−エタン(114.32mg、676.41umol)およびK
2CO
3(124.46mg、901.88umol)を、N2下で、室温で添加し、結果として生じる混合物を75℃に温め、16時間撹拌した。その後、それを室温に冷却して濃縮し、残渣をシリカゲルクロマドグラフィー(DCM/MeOH=20/1−10/1)によって精製することで、黄色固形物として所望の生成物(200mg、83%の収率)を得た。MS (ESI) m/z: 532.7 [M+H]
+.
【1269】
工程2.(R)−2−(4−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)アセトアルデヒドの合成
【1270】
【化360】
[この文献は図面を表示できません]
【1271】
ジオキサン(6mL)中の(R)−3−(6−(4−(2,2−ジメトキシエチル)ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(250mg、470.26umol)の溶液に、濃塩酸(3mL)を室温で添加し、反応混合物を50℃に温め、16時間撹拌した。その後、その反応混合物を濃縮することで黄色固形物として粗製生成物(220mg、96%の収率)を得て、それをさらに精製することなく次の工程で直接使用した。MS (ESI) m/z: 504.5 [M+18+H]+.
【1272】
工程3.3−(5−((2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)アミノ)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(TR−191)の合成
【1273】
【化361】
[この文献は図面を表示できません]
【1274】
MeOH(1mL)、DCE(2mL)、およびAcOH(1mL)中の(R)−2−(4−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)アセトアルデヒド(48mg、98.86umol)および3−(6−アミノ−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(38.44mg、148.28umol)の溶液に、NaBH
3CN(12.46mg、197.71umol)を室温で添加した。反応混合物を室温で16時間撹拌し、その後、それを分取HPLCによって精製することで、10mgの粗製生成物を得て、それを分取TLC(DCM/MeOH=10/1)によってさらに精製することで、黄色固形物として所望の生成物(1.4mg、2%の収率)を得た。MS (ESI) m/z: 729.7 [M+H]
+.
【1275】
実施例242:2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−((2−((1−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)アゼチジン−3−イル)アミノ)エチル)アミノ)イソインドリン−1,3−ジオン(TR−192)の合成
【1276】
【化362】
[この文献は図面を表示できません]
【1277】
工程1.tert−ブチル(R)−(1−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)アゼチジン−3−イル)カルバメートの合成
【1278】
【化363】
[この文献は図面を表示できません]
【1279】
DMSO(3mL)中の(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−フルオロピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(50mg、132.6umol)の溶液に、KF(23mg、397.8umol)およびtert−ブチルアゼチジン−3−イルカルバメート(68.2mg、397.8umol)を添加した。結果として生じる混合物を130℃で1時間撹拌した。イミドが完全に消費された後、反応物を水(20mL)に注ぎ、酢酸エチルで抽出した(3x10mL)。組み合わせた有機層を、飽和ブライン(20mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で蒸発させた。結果として生じる残渣を逆相クロマトグラフィーによって精製することで、淡黄色固形物として、所望の生成物であるtert−ブチル(R)−(1−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)アゼチジン−3−イル)カルバメート(21mg、30%の収率)を得た。MS (ESI) m/z: 530.3 [M+H]
+.
【1280】
工程2.(R)−1−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)アゼチジン−3−アミンの合成
【1281】
【化364】
[この文献は図面を表示できません]
【1282】
DCM(2mL)中のtert−ブチル(R)−(1−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)アゼチジン−3−イル)カルバメート(100mg、188.9umol)の溶液に、TFA(2mL)を添加した。結果として生じる混合物を25℃で5時間撹拌した。出発物質が完全に消費された後、反応物を減圧下で蒸発させた。結果として生じる残渣を逆相クロマトグラフィーによって精製することで、淡黄色固形物として、所望の生成物である(R)−1−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)アゼチジン−3−アミン(73mg、91%の収率)を得た。MS (ESI) m/z: 430.2 [M+H]
+.
【1283】
工程3.tert−ブチル(R)−(2−((1−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)アゼチジン−3−イル)アミノ)エチル)カルバメートの合成
【1284】
【化365】
[この文献は図面を表示できません]
【1285】
DMAC(2mL)中の(R)−1−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)アゼチジン−3−アミン(amin)(100mg、232.9umol)の溶液に、Na
2CO
3(74mg、698.8umol)、NaI(34.7mg、232.9umol)、およびtert−ブチル(2−ブロモエチル)カルバメート(155mg、698.8umol)を添加した。結果として生じる混合物を60℃で15時間撹拌した。出発物質が完全に消費された後、反応物を減圧下で蒸発させた。結果として生じる残渣を逆相クロマトグラフィーによって精製することで、淡黄色固形物として、所望の生成物であるtert−ブチル(R)−(2−((1−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)アゼチジン−3−イル)アミノ)エチル)カルバメート(39mg、30%の収率)を得た。MS (ESI) m/z: 573.3 [M+H]
+.
【1286】
工程4.(R)−N1−(1−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)アゼチジン−3−イル)エタン−1,2−ジアミンの合成
【1287】
【化366】
[この文献は図面を表示できません]
【1288】
DCM(2mL)中のtert−ブチル(R)−(2−((1−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)アゼチジン−3−イル)アミノ)エチル)カルバメート(39mg、69.6umol)の溶液に、TFA(2mL)を添加した。結果として生じる混合物を25℃で5時間撹拌した。出発物質が完全に消費された後、反応物を減圧下で蒸発させた。結果として生じる残渣を逆相クロマトグラフィーによって精製することで、淡黄色固形物として、所望の生成物である(R)−N1−(1−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)アゼチジン−3−イル)エタン−1,2−ジアミン(25mg、76%の収率)を得た。MS (ESI) m/z: 473.2 [M+H]
+.
【1289】
工程5.2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−((2−((1−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)アゼチジン−3−イル)アミノ)エチル)アミノ)イソインドリン−1,3−ジオン(TR−192)の合成
【1290】
【化367】
[この文献は図面を表示できません]
【1291】
DMSO(3mL)中の(R)−N1−(1−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)アゼチジン−3−イル)エタン−1,2−ジアミン(20mg、42.3umol)の溶液に、KF(7.4mg、127.1umol)および2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−フルオロイソインドリン−1,3−ジオン(35mg,127.1umol)を添加した。結果として生じる混合物を130℃で1時間撹拌した。一級アミンが完全に消費された後、反応物を水(20mL)に注ぎ、酢酸エチルで抽出した(3x10mL)。組み合わせた有機層を、飽和ブライン(20mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で蒸発させた。結果として生じる残渣を逆相クロマトグラフィーによって精製することで、淡黄色固形物として、所望の生成物である2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−((2−((1−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)アゼチジン−3−イル)アミノ)エチル)アミノ)イソインドリン−1,3−ジオン(9.2mg、30%の収率)を得た。MS (ESI) m/z: 729.3 [M+H]
+.
【1292】
実施例243:2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−((2−(1−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)アゼチジン−3−イル)エチル)アミノ)イソインドリン−1,3−ジオン(TR−193)の合成
【1293】
【化368】
[この文献は図面を表示できません]
【1294】
TR−193を、TR−175を調製するための標準手順に従って合成した。MS (ESI) m/z: 714.3 [M+H]
+.
【1295】
実施例244:2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−(3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−3−オキソプロピル)イソインドリン−1,3−ジオン(TR−194)
【1296】
【化369】
[この文献は図面を表示できません]
【1297】
工程1.(E)−3−(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アクリル酸の合成
【1298】
【化370】
[この文献は図面を表示できません]
【1299】
DMSO(15mL)中の5−ブロモ−2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(200mg、0.60mmol)、アクリル酸(65mg、0.90mmol)、Pd(PPh
3)
4(69mg、0.06mmol)、およびTEA(182mg、1.8mmol)の混合物を、90℃で16時間撹拌した。反応混合物を濃縮し、残渣を逆相クロマトグラフィーによって精製することで、薄茶色固形物として所望の生成物(82mg、42%の収率)を得た。MS (ESI) m/z: 327.1 [M−H]
−.
【1300】
工程2.3−(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)プロパン酸の合成
【1301】
【化371】
[この文献は図面を表示できません]
【1302】
メタノール(5mL)中の(E)−3−(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アクリル酸(50mg、0.15mmol)およびPd/C(10mg)の混合物を、室温で、H
2(1気圧、バルーン)下で3時間撹拌した。反応混合物を逆相クロマトグラフィーによって精製することで、薄茶色固形物として所望の生成物(31mg、62%の収率)を得た。MS (ESI) m/z: 329.1 [M−H]
−.
【1303】
工程3.2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−(3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−3−オキソプロピル)イソインドリン−1,3−ジオン(TR−194)の合成
【1304】
【化372】
[この文献は図面を表示できません]
【1305】
DMSO(1.5mL)中の3−(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)プロパン酸(20mg、0.06mmol)、(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−(ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イルイミダゾ[1,2−b]ピリダジン(27mg、0.06mmol)、EDCI(17mg、0.09mmol)、NMM(30mg、0.30mmol)、およびHOAT(12mg、0.09mmol)の混合物を、室温で16時間撹拌した。LCMSは、反応が完了したことを示した。混合物を濃縮し、逆相クロマトグラフィーによって精製することで、淡黄色固形物として所望の生成物(16mg、36%の収率)を得た。MS (ESI) m/z: 756.3 [M+H]
+.
【1306】
実施例245:2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−((E)−3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−3−オキソプロプ−1−エン−1−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(TR−195)
【1307】
【化373】
[この文献は図面を表示できません]
【1308】
DMSO(1.5mL)中の(E)−3−(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アクリル酸(20mg、0.06mmol)、(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−(ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(27mg、0.06mmol)、EDCI(17mg、0.09mmol)、NMM(30mg、0.30mmol)、およびHOAT(12mg、0.09mmol)の混合物を、室温で16時間撹拌した。LCMSは、反応が完了したことを示した。混合物を濃縮し、逆相クロマトグラフィーによって精製することで、淡黄色固形物として所望の生成物(21mg、46%の収率)を得た。MS (ESI) m/z: 754.3[M+H]
+.
【1309】
実施例246:3−(6−((2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)アミノ)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(TR−196)
【1310】
【化374】
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【1311】
DMF(1mL)中の(R)−2−(4−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)アセトアルデヒド(5mg、10.30umol)および3−(6−アミノ−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(3mg、11.57umol)の溶液に、TMSCl(3.34mg、30.89umol)およびNaBH4(782.61ug、20.59umol)を0℃で添加した。反応混合物を0℃でさらに1.5時間撹拌し、その後、それを室温に温めて16時間撹拌した。反応混合物を分取HPLCによって精製することで、5mgの粗製生成物を得て、それを分取TLC(DMC/MeOH=10/1)によってさらに精製することで、白色固形物として所望の生成物(2.15mg、29%の収率)を得た。MS (ESI) m/z: 729.8 [M+H]
+.
【1312】
実施例247:2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−((4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)メチル)イソインドリン−1,3−ジオン(TR−197)
【1313】
【化375】
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【1314】
工程1.2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−メチルイソインドリン−1,3−ジオンの合成
【1315】
【化376】
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【1316】
イソベンゾフラン−1,3−ジオン(15g、101.27mmol)、3−アミノピペリジン−2,6−ジオン(19.46g、151.91mmol)およびNaOAc(101.27mmol)の混合物を、100℃で16時間、AcOH(300mL)中で撹拌した。LCMSは、反応が完了したことを示した。溶媒を真空下で除去することで粗製生成物を得て、それをさらに精製することなく次の工程に使用した(25g、90%の収率)。MS (ESI) m/z: 273.4 [M+H]
+.
【1317】
工程2.5−(ブロモメチル)−2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)イソインドリン−1,3−ジオンの合成
【1318】
【化377】
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【1319】
CH
3CN(50mL)中の2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−メチルイソインドリン−1,3−ジオン(1g、3.67mmol)、NBS(719.10mg、4.04mmol)、およびBPO(45.41mg、734.60umol)の混合物を、90℃で4時間撹拌した。溶媒を真空下で除去することで粗製生成物を得て、それをシリカゲルクロマドグラフィー(石油エーテル/EtOAc=5/1)によって精製することで、オフホワイト固形物(1g、58%の収率)として所望の生成物を得た。MS (ESI) m/z: 353.3 [M+H]
+.
【1320】
工程3.2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−((4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)メチル)イソインドリン−1,3−ジオン(TR−197)の合成
【1321】
【化378】
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【1322】
DCM(5mL)中の(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−(ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(0.020g、45.09umol)の溶液に、5−(ブロモメチル)−2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(47.50mg、135.28umol)を添加し、その後、反応物を16時間撹拌した。LCMSは、反応が完了したことを示した。混合物を分取TLC(DCM/MEOH=100/2)によって精製することで、オフホワイト固形物(1.9mg、6%の収率)として所望の生成物を得た。MS (ESI) m/z: 714.7 [M+H]
+.
【1323】
実施例248:2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−(3−((4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)メチル)アゼチジン−1−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(TR−198)
【1324】
【化379】
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【1325】
工程1.2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−(3−(ヒドロキシメチル)アゼチジン−1−イル)イソインドリン−1,3−ジオンの合成
【1326】
【化380】
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【1327】
2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−フルオロイソインドリン−1,3−ジオン(2g、7.24mmol)、アゼチジン−3−イルメタノール(693.88mg、7.96mmol)、およびTEA(2.20g、21.72mmol)の混合物を、1時間85℃でDMF(10mL)中で撹拌した。LCMSは、反応が完了したことを示した。混合物をEtOAcで抽出し、ブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮することで粗製生成物を得て、これを逆相クロマトグラフィーによって精製することで、黄色固形物(800mg、32%の収率)として所望の生成物を得た。MS(ESI)m/z:344.2 [M+H]
+.
【1328】
工程2.(1−(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アゼチジン−3−イル)メチル4−メチルベンゼンスルホネートの合成
【1329】
【化381】
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ピリジン(2mL)中の2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−(3−(ヒドロキシメチル)アゼチジン−1−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(0.034g、99.03umol)およびDMAP(24.20mg、198.06umol)の溶液に、TsCl(13.97mg、198.06umol)を添加し、その後、反応物を4時間撹拌した。混合物を、シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル/EtOAc=1/1)によって精製することで、黄色固形物として精製された生成物を得て、これを逆相クロマトグラフィーによってさらに精製することで、黄色固形物として生成物を得た(25mg、51%の収率)。MS(ESI)m/z:498.4 [M+H]
+.
【1330】
工程3.2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−(3−((4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)メチル)アゼチジン−1−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(TR−198)の合成
【1331】
【化382】
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【1332】
CH
3CN(3mL)中の(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−(ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(0.015g、33.82umol)、(1−(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アゼチジン−3−イル)メチル4−メチルベンゼンスルホネート(21.00mg、42.21umol)、K
2CO
3(14.00mg、101.46umol)、およびNaI(10.14mg、67.64umol)の混合物を16時間82℃で撹拌した。LCMSは、反応が完了したことを示した。混合物を逆相クロマトグラフィーによって精製することで、黄色固形物として所望の生成物を得た(12mg、46%の収率)。MS(ESI)m/z:769.8 [M+H]
+.
【1333】
実施例249:2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−((3−(2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エトキシ)プロピル)アミノ)イソインドリン−1,3−ジオン(TR−199)
【1334】
【化383】
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【1335】
工程1.2−(2−シアノエトキシ)エチル4−メチルベンゼンスルホネート)の合成
【1336】
【化384】
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【1337】
DCM(5mL)中の溶液3−(2−ヒドロキシエトキシ)プロパンニトリル(100mg、868.58umol)に、C4−メチルベンゼンスルホニルクロリド(250mg、1.31mmol)およびDMAP(21.22mg、173.72umol)、DIPEA(336.77mg、2.61mmol)を添加した。結果として生じる溶液を10℃で一晩撹拌した。結果として生じる残渣を逆相クロマトグラフィーによって精製することで、白色固形物として所望の生成物を得た(178mg、76%の収率)。MS(ESI)m/z:270.8 [M+H]
+.
【1338】
工程2.(R)−3−(2−(4−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エトキシ)プロパンニトリルの合成
【1339】
【化385】
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【1340】
ACN(5mL)中の溶液(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−(ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(108mg、243.51umol)に、C2−(2−シアノエトキシ)エチル4−メチルベンゼンスルホネート(178mg、660.93umol)およびNaI(11.9mg、79.39umol)、K
2CO
3(165mg、1.20mmol)を添加した。結果として生じる溶液を80℃で一晩撹拌した。結果として生じる残渣を逆相クロマトグラフィーによって精製することで、白色固形物として所望の生成物を得た(100mg、76%の収率)。MS(ESI)m/z:541.5 [M+H]
+.
【1341】
工程3.(R)−3−(2−(4−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エトキシ)プロパン−1−アミンの合成
【1342】
【化386】
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【1343】
MeOH(5mL)中の溶液(R)−3−(2−(4−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エトキシ)プロパンニトリル(100mg、184.97umol)に、NaBH
4(130mg、184.97umol)、CoCl
2(50mg、184.97umol)を添加した。結果として生じる溶液を0℃で一晩撹拌した。結果として生じる残渣をアンモニアによってクエンチし、濃縮し、10mlの1%HClで希釈し、DCM/MeOH=10/1(10mL)を用いて抽出した。有機層を濃縮し、残渣を逆相クロマトグラフィーによって精製することで、白色固形物(20mg、20%の収率)として所望の生成物を得た。MS(ESI)m/z:545.6 [M+H]
+.
【1344】
工程4.2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−((3−(2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エトキシ)プロピル)アミノ)イソインドリン−1,3−ジオン(TR−199)の合成
【1345】
【化387】
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【1346】
DMSO(1mL)中の溶液(R)−3−(2−(4−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エトキシ)プロパン−1−アミン(20mg、36.72umol)に、KF(2.13mg、36.72umol)および2−(2,6−ジオキソ−3−ピペリジル)−5−フルオロ−イソインドリン−1,3−ジオン(10mg、36.20umol)を添加した。結果として生じた溶液を8時間105℃で撹拌した。結果として生じる残渣を逆相クロマトグラフィーによって精製することで、白色固形物として所望の生成物を得た(5mg、17%の収率)。MS(ESI)m/z:801.8 [M+H]
+.
【1347】
実施例250:3−(5−(2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エトキシ)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(TR−200)
【1348】
【化388】
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【1349】
TR−200はTR−201を調製するための標準手順に従って合成された。MS(ESI)m/z:730.7 [M+H]
+.
【1350】
実施例251:3−(6−(2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エトキシ)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(TR−201)
【1351】
【化389】
[この文献は図面を表示できません]
【1352】
工程1.(R)−2−(4−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エタン−1−オールの合成
【1353】
【化390】
[この文献は図面を表示できません]
【1354】
DMF(20mL)中の(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−(ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(500mg、1.12mmol)、2−ブロモエタン−1−オール(211.6mg、1.69mmol)、K
2CO
3(463mg、3.36mmol)、およびNaI(169.3mg、1.12mmol)の混合物を、16時間100℃で撹拌した。混合物を濾過し、逆相クロマトグラフィーによって精製することで、所望の生成物(159mg、29%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:488.3 [M+H]
+.
【1355】
工程2.(R)−2−(4−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エチル4−メチルベンゼンスルホネートの合成
【1356】
【化391】
[この文献は図面を表示できません]
【1357】
DCM(15mL)中の溶液(R)−2−(4−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エタン−1−オール(159mg、0.327mmol)およびTEA(99mg、0.98mmol)に、4−メチルベンゼンスルホニルクロリド(93mg、0.49mmol)を室温で添加し、その後、それを4時間室温で撹拌した。混合物を濃縮し、逆相クロマトグラフィーによって精製することで、白色固形物として所望の生成物(121mg、58%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:642.1 [M+H]
+.
【1358】
工程3.3−(6−(2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エトキシ)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオンの合成
【1359】
【化392】
[この文献は図面を表示できません]
【1360】
CH
3CN(3mL)中の(R)−2−(4−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エチル4−メチルベンゼンスルホネート(100mg、0.15mmol)の混合物、3−(6−ヒドロキシ−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(60.8mg、0.23mmol)、K
2CO
3(61.6mg、0.45mmol)、およびNaI(22.4mg、0.15mmol)の混合物を、5時間80℃で撹拌した。LCMSは、反応が完了したことを示した。混合物を濃縮し、逆相クロマトグラフィーによって精製することで、白色固形物として所望の生成物(32.8mg、30%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:730.7 [M+H]
+.
【1361】
実施例252:5−((2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル)アミノ)−2−(1−メチル−2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(TR−123 neg)
【1362】
【化393】
[この文献は図面を表示できません]
【1363】
工程1.tert−ブチル(2−(1−メチル−2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)グリシネートの合成
【1364】
【化394】
[この文献は図面を表示できません]
【1365】
DMSO(3mL)中の5−フルオロ−2−(1−メチル−2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(100mg、0.34mmol)の溶液に、KF(39mg、0.68mmol)とtert−ブチルグリシネート(89mg、0.68mmol)を添加した。結果として生じる混合物を130℃で5時間撹拌した。H
2O(50mL)を添加する前に、反応物を室温に冷却した。混合物をEtOAcで抽出した(10mL×3)。組み合わせた有機層を濃縮し、結果として生じる残渣を逆相クロマトグラフィーによって精製することで、薄茶色固形物として所望の生成物(82mg、61%の収率)を得た。MS (ESI) m/z 402.2 [M+H]
+.
【1366】
工程2.(2−(1−メチル−2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)グリシンの合成
【1367】
【化395】
[この文献は図面を表示できません]
【1368】
HCOOH(88%、5mL)中のtert−ブチル(2−(1−メチル−2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)グリシネート(80mg、0.20mmol)の混合物を、16時間室温で撹拌した。混合物を濃縮し、結果として生じる残渣を逆相クロマトグラフィーによって精製することで、薄茶色固形物として所望の生成物(54mg、78%の収率)を得た。MS (ESI) m/z 346.1 [M+H]
+.
【1369】
工程3.5−((2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル)アミノ)−2−(1−メチル−2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)イソインドリン−1,3−ジオンの合成
【1370】
【化396】
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【1371】
TR−123 negは、TR−053を調製するための標準手順に従って合成された(18mg、収率51%)。MS(ESI)m/z:771.3[M+H]
+。
【1372】
実施例253:3−(6−(3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−3−オキソプロプ−1−イン−1−イル)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(TR−202)
【1373】
【化397】
[この文献は図面を表示できません]
【1374】
工程1.3−(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−3−オキソイソインドリン−5−イル)プロピオル酸の合成
【1375】
【化398】
[この文献は図面を表示できません]
【1376】
3−(6−(3−ヒドロキシプロプ−1−イン−1−イル)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(100mg、0.34mmol)、TEMPO(2,2,6,6−テトラメチル−1−ピペリジニルオキシフリーラジカル(5.2mg、0.034mmol)、アセトニトリル(3mL)、およびリン酸ナトリウム緩衝液(1.3mL、0.67M、pH=6.7)の混合物を、35℃で撹拌した。亜塩素酸ナトリウムの溶液は、水(40mL)に80%のNaClO
2(9.14g、80.0mmol)を溶かすことにより調製され、希薄なNaOClの溶液は、水(19mL)で家庭用漂白剤(5.25%のNaOCl、1.06mL、約2.0mol%)を希釈することにより調製された。その後、NaClO
2溶液(0.4mL)を添加し、その後、NaOCl溶液(0.2mL)の希薄溶液を添加した。結果として生じる混合物を、反応が完了するまで35℃で撹拌した。反応混合物を逆相クロマトグラフィーによって精製することで、淡黄色固形物として所望の生成物(72mg、69%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:313.1 [M+H]
+.
【1377】
工程2.3−(6−(3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−3−オキソプロプ−1−イン−1−イル)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオンの合成
【1378】
【化399】
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【1379】
DMSO(1.5mL)中の3−(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−3−オキソイソインドリン−5−イル)プロピオル酸(10mg、32.1umol)の溶液に、HOAt(6.5mg、48.1umol)、EDCI(9.2mg、48.1umol)、NMM(32.4mg、321.0umol)、および(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−(ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(14.2mg、32.1umol)を順次添加した。結果として生じる溶液を25℃で16時間撹拌した後、反応物を水(50mL)に注ぎ、酢酸エチル(3×20mL)で抽出した。組み合わせた有機層を、飽和ブライン(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。結果として生じる残渣を逆相クロマトグラフィーによって精製することで、淡黄色固形物として所望の生成物3−(6−(3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−3−オキソプロプ−1−イン−1−イル)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(11.3mg、48%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:738.3 [M+H]
+.
【1380】
実施例254:3−(5−(3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−3−オキソプロプ−1−イン−1−イル)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(TR−203)
【1381】
【化400】
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【1382】
工程1.3−(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1−オキソイソインドリン−5−イル)プロピオル酸の合成
【1383】
【化401】
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【1384】
3−(5−(3−ヒドロキシプロプ−1−イン−1−イル)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(100mg、0.34mmol)、TEMPO(2,2,6,6−テトラメチル−1−ピペリジニルオキシフリーラジカル)(5.2mg、0.034mmol)、アセトニトリル(3mL)、およびリン酸ナトリウム緩衝液(1.3mL、0.67M、pH=6.7)の混合物を、35℃で撹拌した。亜塩素酸ナトリウムの溶液は、水(40mL)に80%のNaClO
2(9.14g、80.0mmol)を溶かすことにより調製され、希薄なNaOClの溶液は、水(19mL)で家庭用漂白剤(5.25%のNaOCl、1.06mL、約2.0mol%)を希釈することにより調製される。その後、NaClO
2溶液(0.4mL)を添加し、その後、希薄なNaOCl溶液(0.2mL)の溶液を添加した。結果として生じる混合物を、反応が完了するまで35℃で撹拌した。反応混合物を逆相クロマトグラフィーによって精製することで、淡黄色固形物として所望の生成物(65mg、63%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:313.1[M+H]
+。
【1385】
工程2:3−(5−(3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−3−オキソプロプ−1−イン−1−イル)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオンの合成
【1386】
【化402】
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【1387】
TR−203は、淡黄色固形物としてTR−202を調製するための標準手順に従って合成された(9.8mg、42%の収率)。MS(ESI)m/z:738.3[M+H]
+。
【1388】
実施例255:2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−(2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)イソインドリン−1,3−ジオン(TR−204)
【1389】
【化403】
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【1390】
工程1.ジメチル4−ブロモフタレートの合成
【1391】
【化404】
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【1392】
MeOH(50mL)中の5−ブロモイソベンゾフラン−1,3−ジオン(4.6g、20.26mmol)の溶液に、H
2SO
4(992.90mg、10.13mmol)を室温で添加した。反応混合物を16時間80℃で撹拌した後に、粗製生成物をDCM(50mL)に溶かし、NaHCO
3水溶液(100mL)とブライン(100mL)で洗浄した。有機相をNa
2SO
4で乾燥させ、ろ過し、濃縮した。結果として生じる残渣を、シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル/EtOAc=10:1)によって精製することで、無色の油としてジメチル4−ブロモフタレート(5.0g、90%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:375.0 [M+H]
+.
【1393】
工程2.ジメチル4−(2−(ベンジルオキシ)エチル)フタレートの合成
【1394】
【化405】
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【1395】
トルエン(20mL)およびH
2O(10mL)中の2−ベンジルオキシエチル(トリフルオロ)ホウ素カリウム水素化物(800mg、3.30mmol)およびジメチル4−ブロモフタレート(1.08g、3.97mmol)の溶液に、ビス(ジ−tert−ブチル(4−ジメチルアミノフェニル)ホスフィン)ジクロロパラジウム(II)(233.97mg、330.46umol)、およびCs
2CO
3(2.15g、6.61mmol)を、N
2下で室温にて添加した。反応混合物を16時間100℃で撹拌した後、溶媒を減圧下で取り除いた。結果として生じる粗製生成物を、シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル/EtOAc=10:1)によって精製することで、無色の油としてジメチル4−(2−(ベンジルオキシ)エチル)フタレート(960mg、88%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:329.6[M+H]
+。
【1396】
工程3.4−(2−(ベンジルオキシ)エチル)フタル酸の合成
【1397】
【化406】
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【1398】
MeOH(10mL)中のジメチル4−(2−(ベンジルオキシ)エチル)フタレート(1.0g、3.05mmol)、THF(1mL)、およびH
2O(1mL)中の溶液に、NaOH(730.91mg、18.27mmol)を室温で添加した。反応混合物を3時間80℃で撹拌した後、有機溶媒を減圧下で取り除いた。結果として生じる水性混合物を、DCMを用いて抽出する(3×20mL)前に、pH=2になるまで、濃縮したHClで酸性化した。有機層を組み合わせ、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮することで、黄色固形物として粗製の4−(2−ベンジルオキシエチル)フタル酸(900mg、98%の収率)を得た。この生成物をそれ以上精製することなく、次の工程で直接使用した。MS(ESI)m/z:301.3 [M+H]
+.
【1399】
工程4.5−(2−(ベンジルオキシ)エチル)−2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)イソインドリン−1,3−ジオンの合成
【1400】
【化407】
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【1401】
ピリジン(40mL)中の4−(2−ベンジルオキシエチル)フタル酸(800mg、2.66mmol)と3−アミノピペリジン−2,6−ジオン(341.3mg、2.66mmol)の溶液を、16時間120℃で撹拌した。その後、反応混合物をシリカゲルクロマトグラフィー(DCM/MeOH=20:1)によって濃縮し、精製することで、黄色固形物として5−(2−(ベンジルオキシ)エチル)−2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(0.98g、94%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:393.3 [M+H]
+.
【1402】
工程5.2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−(2−ヒドロキシエチル)イソインドリン−1,3−ジオンの合成
【1403】
【化408】
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【1404】
THF(25mL)中の5−(2−(ベンジルオキシ)エチル)−2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(700mg、1.78mmol)の溶液に、Pd(OH)
2(50mg)とPd/C(50mg)を室温で添加した。その後、反応混合物を水素雰囲気圧力下にて16時間50℃で撹拌した。室温に冷却した後、混合物を濾過し、濃縮することで、白色固形物として粗製の2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−(2−ヒドロキシエチル)イソインドリン−1,3−ジオン(500mg、93%の収率)を得た。この生成物をそれ以上精製することなく、次の工程で直接使用した。MS(ESI)m/z:303.2 [M+H]
+.
【1405】
工程6.2−(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)エチル4−メチルベンゼンスルホネートの合成
【1406】
【化409】
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【1407】
TEA(5mL)中の2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−(2−ヒドロキシエチル)イソインドリン−1,3−ジオン(25mg、82.70umol)の溶液に、4−メチルベンゼンスルホニルクロリド(15.77mg、82.70umol)を0℃で添加した。反応混合物を2時間室温で撹拌した後、混合物を濃縮し、分取TLC(DCM/MeOH=20:1)によって精製することで、粗製の2−(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)エチル4−メチルベンゼンスルホネート(20mg、53%の収率)を得た。この生成物をそれ以上精製することなく、次の工程で直接使用した。MS(ESI)m/z:457.3 [M+H]
+.
【1408】
工程7.2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−(2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)イソインドリン−1,3−ジオンの合成
【1409】
【化410】
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【1410】
CH
3CN(4mL)中の溶液(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−(ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(14.57mg、32.86umol)および2−(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)エチル4−メチルベンゼンスルホネート(15mg、32.86umol)に、N
2下にて室温でNaI(9.85mg、65.72umol)とK
2CO
3(18.14mg、131.44umol)を添加した。反応混合物を16時間80℃で撹拌した後、溶媒を取り除き、結果として生じる残渣を分取TLC(DCM/MeOH=10:1)によって精製することで、淡黄色固形物として2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−(2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)イソインドリン−1,3−ジオン(14mg、59%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:729.6 [M+H]
+.
【1411】
実施例256:3−(5−(3−((4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)メチル)アゼチジン−1−イル)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(TR−205)
【1412】
【化411】
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【1413】
工程1.tert−ブチル3−((ベンジルオキシ)メチル)アゼチジン−1−カルボキシレートの合成
【1414】
【化412】
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【1415】
THF(50mL)中のtert−ブチル3−(ヒドロキシメチル)アゼチジン−1−カルボキシレート(2g、10.0mmol)およびNaH(720mg、30.0mmol)の溶液に、BnBr(2.74g、15.0mmol)を、N
2下にて0℃で少量ずつ添加した。結果として生じる混合物を5時間室温で撹拌し、その後、反応物を0℃にてH
2O(100mL)でクエンチして、DCMで抽出した(100mL×2)。有機層を組み合わせ、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。結果として生じる残渣を、シリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(石油/酢酸エチル=2:1)によって精製することで、淡黄色油としてtert−ブチル3−((ベンジルオキシ)メチル)アゼチジン−1−カルボキシレート(1.5g、51%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:278.3 [M+H]
+.
【1416】
工程2.3−((ベンジルオキシ)メチル)アゼチジンの合成
【1417】
【化413】
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【1418】
DCM(15mL)中のtert−ブチル3−((ベンジルオキシ)メチル)アゼチジン−1−カルボキシレート(1.5g、5.4mmol)の溶液に、TFA(3mL)を0℃で添加した。反応混合物を1時間室温で撹拌した後、溶媒を真空下で取り除いた。結果として生じる残渣をジエチルエーテルを用いて洗浄することで、黄色油として3−((ベンジルオキシ)メチル)アゼチジン(1.0g、76%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:178.2 [M+H]
+.
【1419】
工程3.5−(3−((ベンジルオキシ)メチル)アゼチジン−1−イル)イソベンゾフラン−1(3H)−オンの合成
【1420】
【化414】
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【1421】
DMSO(15mL)中の3−((ベンジルオキシ)メチル)アゼチジン(1.0g、5.6mmol)および5−ブロモイソベンゾフラン−1(3H)−オン(1.19g、5.6mmol)の溶液に、Cs
2CO
3(5.4g、16.8mmol)とRuphos−Pd−G3(470mg、0.54mmol)をN
2下にて室温で添加した。反応混合物を12時間80℃で撹拌した後、結果として生じる黒色の混合物を酢酸エチル(20mL)で希釈し、飽和した水性のブライン(2×20mL)で洗浄した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。結果として生じる残渣を、シリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(石油/酢酸エチル=1:1)によって精製することで、茶色固形物として5−(3−((ベンジルオキシ)メチル)アゼチジン−1−イル)イソベンゾフラン−1(3H)−オン(470mg、27%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:310.1 [M+H]
+.
【1422】
工程4.4−(3−((ベンジルオキシ)メチル)アゼチジン−1−イル)−2−(ヒドロキシメチル)安息香酸の合成
【1423】
【化415】
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【1424】
MeOH(15mL)中の5−(3−((ベンジルオキシ)メチル)アゼチジン−1−イル)イソベンゾフラン−1(470mg、1.5mmol)の溶液に、NaOH(181mg、4.5mmol)を室温で添加した。混合物を2時間60℃で撹拌した。室温まで冷却した後、溶液を1NのHClを用いてpH=2−3に酸性化し、濾過した。フィルタケーキをEtOAc/石油エーテル(50mL、1:10)で洗浄することで、黄色固形物として4−(3−((ベンジルオキシ)メチル)アゼチジン−1−イル)−2−(ヒドロキシメチル)安息香酸(350mg、74%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:328.2 [M+H]
+.
【1425】
工程5.メチル4−(3−((ベンジルオキシ)メチル)アゼチジン−1−イル)−2−(ヒドロキシメチル)ベンゾエートの合成
【1426】
【化416】
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【1427】
EtOAc/MeOH(15mL)中の4−(3−((ベンジルオキシ)メチル)アゼチジン−1−イル)−2−(ヒドロキシメチル)安息香酸(350mg、1.06mmol)の溶液に、TMSCHN
2(1mL)を0℃で添加した。添加の完了後、反応混合物を1時間室温で撹拌し、その後、濃縮することで、黄色固形物として粗製のメチル4−(3−((ベンジルオキシ)メチル)アゼチジン−1−イル)−2−(ヒドロキシメチル)ベンゾエート(220mg、62%の収率)を得た。この生成物をそれ以上精製することなく、次の工程で直接使用した。MS(ESI)m/z:342.2 [M+H]
+.
【1428】
工程6.メチル4−(3−((ベンジルオキシ)メチル)アゼチジン−1−イル)−2−(((メチルスルホニル)オキシ)メチル)ベンゾエートの合成
【1429】
【化417】
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【1430】
DCM(10mL)中のメチル4−(3−((ベンジルオキシ)メチル)アゼチジン−1−イル)−2−(ヒドロキシメチル)ベンゾエート(220mg、0.64mmol)の溶液に、MsCl(0.5mL)とDIEA(248mg、1.92mmol)を0℃で添加した。反応物を室温で1時間撹拌し、水(30mL)で反応物をクエンチした。結果として生じる溶液をDCM(20mL×2)で抽出し、有機層を濃縮することで、黄色固形物としてメチル4−(3−((ベンジルオキシ)メチル)アゼチジン−1−イル)−2−(((メチルスルホニル)オキシ)メチル)ベンゾエート(150mg、55%の収率)得た。この生成物をそれ以上精製することなく、次の工程で直接使用した。MS(ESI)m/z:342.2 [M+H]
+.
【1431】
工程7.3−(5−(3−((ベンジルオキシ)メチル)アゼチジン−1−イル)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオンの合成
【1432】
【化418】
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【1433】
アセトニトリル(5ml)中のメチル4−(3−((ベンジルオキシ)メチル)アゼチジン−1−イル)−2−(((メチルスルホニル)オキシ)メチル)ベンゾエート(150mg、0.35mmol)の溶液に、3−アミノピペリジン−2,6−ジオン(44mg、0.35mmol)と炭酸カリウム(150mg、1.05mmol)を室温で添加した。混合物を2時間室温で撹拌した。溶媒を真空下で取り除き、残渣をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(MeOH/DCM=1:10)によって精製することで、白色固形物として3−(5−(3−((ベンジルオキシ)メチル)アゼチジン−1−イル)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(40mg、26%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:420.8 [M+H]
+.
【1434】
工程8.3−(5−(3−(ヒドロキシメチル)アゼチジン−1−イル)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオンの合成
【1435】
【化419】
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【1436】
DCM(5mL)中の3−(5−(3−((ベンジルオキシ)メチル)アゼチジン−1−イル)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(40mg、0.09mmol)の溶液に、MsOH(1mL)を0℃で添加した。反応物を室温で2時間撹拌し、その後、溶媒を真空下で取り除いた。残渣をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(MeOH/H
2O=1:1)によって精製することで、黄色固形物として3−(5−(3−(ヒドロキシメチル)アゼチジン−1−イル)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(26mg、83%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:330.1 [M+H]
+.
【1437】
工程9.(1−(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1−オキソイソインドリン−5−イル)アゼチジン−3−イル)メチル4−メチルベンゼンスルホネートの合成
【1438】
【化420】
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【1439】
ジクロロメタン(2mL)中の3−(5−(3−(ヒドロキシメチル)アゼチジン−1−イル)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(26mg、0.08mmol)の溶液に、TsCl(30mg、0.16mmol)とDMAP(20mg、0.08mmol)を室温で添加した。混合物を3時間室温で撹拌した。反応物を濃縮し、シリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(MeOH/DCM=1:10)によって精製することで、黄色固形物として(1−(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1−オキソイソインドリン−5−イル)アゼチジン−3−イル)メチル4−メチルベンゼンスルホネート(13mg、34%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:484.2 [M+H]
+.
【1440】
工程10:3−(5−(3−((4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)メチル)アゼチジン−1−イル)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオンの合成
【1441】
【化421】
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【1442】
アセトニトリル(1mL)中の(1−(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1−オキソイソインドリン−5−イル)アゼチジン−3−イル)メチル4−メチルベンゼンスルホネート(13mg、0.03mmol)と(S)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−(ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(12mg、0.03mmol)の溶液に、炭酸カリウム(11mg、0.09mmol)とヨウ化ナトリウム(4mg、0.03mmol)を室温で添加した。反応混合物を2時間80℃で撹拌し、その後、濃縮し、シリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(MeOH/DCM=1:10)によって精製することで、白色固形物として3−(5−(3−((4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)メチル)アゼチジン−1−イル)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(3.5mg、18%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:755.4 [M+H]
+.
【1443】
実施例257:3−(5−((1−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)アゼチジン−3−イル)アミノ)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(TR−206)
【1444】
【化422】
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【1445】
工程1.tert−ブチル3−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1−オキソイソインドリン−5−イルアミノ)アゼチジン−1−カルボキシレートの合成
【1446】
【化423】
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【1447】
DCM(6mL)中の3−(5−アミノ−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(200mg、0.77mmol)とAcOH(2mL)の溶液に、1Mのボランテトラヒドロフラン複合体溶液(1.54mL、1.54mmol)を0℃で添加し、その後、それを2時間0℃で撹拌した。混合物を濃縮し、逆相クロマトグラフィーによって精製することで、淡黄色固形物として所望の生成物(61mg、19%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:415.2 [M+H]
+.
【1448】
工程2.3−(5−(アゼチジン−3−イルアミノ)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオンの合成
【1449】
【化424】
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【1450】
DCM(5mL)中のtert−ブチル3−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1−オキソイソインドリン−5−イル)アミノ)アゼチジン−1−カルボキシレート(30mg、0.072mmol)の溶液に、TFA(4mL)を室温で添加し、その後、それを2時間室温で撹拌した。混合物を濃縮し、逆相クロマトグラフィーによって精製することで、淡黄色固形物として所望の生成物(18mg、79%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:315.1 [M+H]
+.
【1451】
工程3.3−(5−((1−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)アゼチジン−3−イル)アミノ)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオンの合成
【1452】
【化425】
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【1453】
DMSO(5mL)中の3−(5−(アゼチジン−3−イルアミノ)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(18mg、0.057mmol)と(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−フルオロピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(21mg、0.057mmol)の溶液に、KF(3.3mg、0.057mmoL)を室温で添加し、その後、それを16時間130℃で撹拌した。反応物を室温に冷却し、その後、H
2O(50mL)を添加した。混合物をEtOAcで抽出した(10mL×3)。組み合わせた有機層を濃縮し、逆相クロマトグラフィーによって精製することで、淡黄色固形物として所望の生成物3−(5−((1−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)アゼチジン−3−イル)アミノ)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(5.5mg、14%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:672.3 [M+H]
+.
【1454】
実施例258:3−(5−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(TR−207)
【1455】
【化426】
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【1456】
TR−207は、淡黄色固形物としてTR−206を調製するための標準手順に従って合成された(4.8mg、15%の収率)。MS(ESI)m/z:686.3 [M+H]
+.
【1457】
実施例259:3−(5−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(TR−208)
【1458】
【化427】
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【1459】
工程1.tert−ブチル4−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1−オキソイソインドリン−5−イルエチニル)ピペリジン−1−カルボキシレートの合成
【1460】
【化428】
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【1461】
DMSO(10mL)中の3−(5−ブロモ−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(100mg、0.31mmol)、tert−ブチル4−エチニルピペリジン−1−カルボキシレート(71mg、0.34mmol)、Pd(dppf)Cl
2(22mg、0.03mmol)、CuI(5.7mg、0.03mmol)、およびDIPEA(79mg、0.62mmol)の混合物を、16時間80℃で撹拌した。反応混合物を濃縮し、残渣を逆相クロマトグラフィーによって精製することで、薄茶色固形物として所望の生成物(55mg、39%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:452.2 [M+H]
+.
【1462】
工程2.3−(1−オキソ−5−(ピペリジン−4−イルエチニル)イソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオンの合成
【1463】
【化429】
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【1464】
DCM(5mL)中のtert−ブチル4−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1−オキソイソインドリン−5−イル)エチニル)ピペリジン−1−カルボキシレート(55mg、0.12mmol)の溶液に、TFA(4mL)を室温で添加した。2時間室温で撹拌した後、混合物を濃縮し、逆相クロマトグラフィーによって精製することで、淡黄色固形物として所望の生成物(36mg、85%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:352.2 [M+H]
+.
【1465】
工程3.3−(5−((1−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペリジン−4−イル)エチニル)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオンの合成
【1466】
【化430】
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【1467】
TR−208は、淡黄色固形物としてTR−206を調製するための標準手順に従って合成された(6.2mg、15%の収率)。MS(ESI)m/z:709.3 [M+H]
+.
【1468】
実施例260:N−(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)−1−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)アゼチジン−3−カルボキサミド(TR−209)
【1469】
【化431】
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【1470】
工程1.(R)−1−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)アゼチジン−3−カルボン酸の合成
【1471】
【化432】
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【1472】
DMSO(8mL)中のアゼチジン−3−カルボン酸(16mg、0.16mmol)と(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−フルオロピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(50mg、0.13mmol)を、室温でKF(7.5mg、0.13mmol)に添加した。それを16時間130℃で撹拌した後、H
2O(50mL)を添加する前に、反応物を室温に冷却した。混合物をEtOAc(3×10mL)で抽出した。組み合わせた有機層を濃縮し、逆相クロマトグラフィーによって精製することで、淡黄色固形物として所望の生成物(22mg、37%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:459.2 [M+H]
+.
【1473】
工程2.N−(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)−1−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)アゼチジン−3−カルボキサミドの合成
【1474】
【化433】
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【1475】
TR−209は、淡黄色固形物としてTR−202を調製するための標準手順に従って合成された(9.8mg、21%の収率)。MS(ESI)m/z:714.3[M+H]
+。
【1476】
実施例261:3−(5−(((1−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)アゼチジン−3−イル)メチル)アミノ)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(TR−210)
【1477】
【化434】
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【1478】
工程1.tert−ブチル3−(((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1−オキソイソインドリン−5−イル)アミノ)メチル)アゼチジン−1−カルボキシレートの合成
【1479】
【化435】
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【1480】
DCM(6mL)中の3−(5−アミノ−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(100mg、0.38mmol)とAcOH(2mL)の溶液に、1Mのボランテトラヒドロフラン複合体溶液(0.76mL、0.76mmol)を0℃で添加した。それを2時間0℃で撹拌した後、混合物を濃縮し、逆相クロマトグラフィーによって精製することで、淡黄色固形物として所望の生成物(42mg、26%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:429.2[M+H]
+。
【1481】
工程2.3−(5−((アゼチジン−3−イルメチル)アミノ)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオンの合成
【1482】
【化436】
[この文献は図面を表示できません]
【1483】
DCM(5mL)中のtert−ブチル3−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1−オキソイソインドリン−5−イル)アミノ)メチル)アゼチジン−1−カルボキシレート(42mg、0.10mmol)の溶液に、TFA(4mL)を室温で添加した。それを2時間室温で撹拌した後、混合物を濃縮し、逆相クロマトグラフィーによって精製することで、淡黄色固形物として所望の生成物(25mg、78%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:329.2[M+H]
+。
【1484】
工程3.3−(5−(((1−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)アゼチジン−3−イル)メチル)アミノ)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオンの合成
【1485】
【化437】
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【1486】
TR−210は、淡黄色固形物としてTR−208を調製するための標準手順に従って合成された(6.7mg、15%の収率)。MS(ESI)m/z:686.3[M+H]
+。
実施例262:2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−(3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−カルボニル)アゼチジン−1−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(TR−211)
【1487】
【化438】
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【1488】
工程1.1−(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アゼチジン−3−カルボン酸の合成
【1489】
【化439】
[この文献は図面を表示できません]
【1490】
DMSO(3mL)中の2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−フルオロイソインドリン−1,3−ジオン(276mg、1.0mmol)とアゼチジン−3−カルボン酸(171mg、1.5mmol)の溶液に、KF(232mg、4.0mmol)を添加した。結果として生じる溶液を120℃で5時間撹拌し、その後、反応物を水(10mL)でクエンチし、酢酸エチルで抽出した(2×20mL)。有機層を組み合わせ、Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮した。結果として生じる残渣を逆相クロマトグラフィーによって精製することで、黄色固形物として1−(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アゼチジン−3−カルボン酸(175mg、49%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:358.1[M+H]
+。
【1491】
工程2.2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−(3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−カルボニル)アゼチジン−1−イル)イソインドリン−1,3−ジオンの合成
【1492】
【化440】
[この文献は図面を表示できません]
【1493】
N,N−ジメチルホルムアミド(10mL)中の1−(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アゼチジン−3−カルボン酸(175mg、0.49mmol)と6−[(2R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル]−3−(6−ピペラジン−1−イル−2−ピリジル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(217mg、0.49mmol)の溶液に、HATU(371mg、0.98mmol)とDIEA(189mg、1.46mmol)を室温で添加した。反応混合物を室温で2時間撹拌し、その後、水(30mL)でクエンチした。結果として生じる混合物を酢酸エチルで抽出した(3x20mL)。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。結果として生じる残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(DCM/MeOH=10:1)によって精製することで、黄色固形物として2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−(3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−カルボニル)アゼチジン−1−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(128mg、33%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:783.8[M+H]
+。
【1494】
実施例263:3−(5−((1−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペリジン−4−イル)アミノ)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン1(TR−212)
【1495】
【化441】
[この文献は図面を表示できません]
【1496】
工程1.tert−ブチル4−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1−オキソイソインドリン−5−イル)アミノ)ピペリジン−1−カルボキシレートの合成
【1497】
【化442】
[この文献は図面を表示できません]
【1498】
ジクロロメタン(10mL)およびAcOH(2.0mL)中の3−(5−アミノ−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(130mg、0.5mmol)の溶液に、tert−ブチル4−オキソピペリジン−1−カルボキシレート(119mg、1.0mmol)とBH
3/THF(0.5ml)を室温で添加した。混合物を室温で16時間撹拌し、その後、H
2O(20mL)でクエンチし、ジクロロメタンで抽出した(3×20mL)。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮することで、緑色固形物として粗製のtert−ブチル4−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1−オキソイソインドリン−5−イル)アミノ)ピペリジン−1−カルボキシレート(160mg、72%の収率)を得た。この生成物をそれ以上精製することなく、次の工程で直接使用した。MS(ESI)m/z:443.2[M+H]
+。
【1499】
工程2.3−(1−オキソ−5−(ピペリジン−4−イルアミノ)イソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオンの合成
【1500】
【化443】
[この文献は図面を表示できません]
【1501】
DCM(5mL)中のtert−ブチル4−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1−オキソイソインドリン−5−イル)アミノ)ピペリジン−1−カルボキシレート(160mg、0.36mmol)の溶液に、TFA(1mL)を0℃で添加した。反応混合物を室温で16時間撹拌し、その後、溶媒を真空下で取り除いた。結果として生じる残渣を、ジエチルエーテルで洗浄することで、黄色固形物として3−(1−オキソ−5−(ピペリジン−4−イルアミノ)イソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(100mg、80%の収率)を得た。この生成物をそれ以上精製することなく、次の工程で直接使用した。MS(ESI)m/z:343.2[M+H]
+。
【1502】
工程3.3−(5−((1−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペリジン−4−y l)アミノ)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオンの合成
【1503】
【化444】
[この文献は図面を表示できません]
【1504】
DMSO(5mL)中の3−(1−オキソ−5−(ピペリジン−4−イルアミノ)イソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(100mg、0.29mmol)と(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−フルオロピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(110mg、0.29mmol)の溶液に、KF(67mg、1.16mmol)を添加した。結果として生じる溶液を120℃で5時間撹拌し、その後、反応物を水(10mL)でクエンチし、酢酸エチルで抽出した(3×20mL)。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した。結果として生じる残渣をシリカゲルクロマトグラフィーカラム(DCM/MeOH=12:1)によって精製することで、黄色固形物として3−(5−((1−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペリジン−4−イル)アミノ)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(23mg、11%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:700.8[M+H]
+。
【1505】
実施例264:2−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アミノ)−N−(1−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)アゼチジン−3−イル)アセトアミド(TR−213)
【1506】
【化445】
[この文献は図面を表示できません]
【1507】
工程1.tert−ブチル(R)−(1−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)アゼチジン−3−イル)カルバメートの合成
【1508】
【化446】
[この文献は図面を表示できません]
【1509】
DMSO(5mL)中の(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−フルオロピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(189mg、0.5mmol)とtert−ブチルアゼチジン−3−イルカルバメート(86mg、0.5mmol)の溶液に、KF(116mg、2mmol)を添加した。結果として生じる溶液を120℃で5時間撹拌し、その後、それを水(10mL)でクエンチし、酢酸エチルで抽出した(3×20mL)。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した。結果として生じる残渣をシリカゲルクロマトグラフィーカラム(DCM/MeOH=10:1)によって精製することで、黄色固形物としてtert−ブチル(R)−(1−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)アゼチジン−3−イル)カルバメート(181mg、68%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:530.2[M+H]
+。
【1510】
工程2.3−(1−オキソ−5−(ピペリジン−4−イルアミノ)イソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオンの合成
【1511】
【化447】
[この文献は図面を表示できません]
【1512】
DCM(5mL)中のtert−ブチル(R)−(1−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)アゼチジン−3−イル)カルバメート(181mg、0.34mmol)の溶液に、TFA(1mL)を0℃で添加した。反応物を室温で1時間撹拌し、その後、溶媒を真空下で取り除いた。結果として生じる残渣を、ジエチルエーテルで洗浄することで、黄色固形物として3−(1−オキソ−5−(ピペリジン−4−イルアミノ)イソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(130mg、89%の収率)を得た。この生成物をそれ以上精製することなく、次の工程で直接使用した。MS(ESI)m/z:430.2[M+H]
+。
【1513】
工程3.2−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アミノ)−N−(1−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)アゼチジン−3−イル)アセトアミドの合成
【1514】
【化448】
[この文献は図面を表示できません]
【1515】
N,N−ジメチルホルムアミド(10mL)中の1−(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アゼチジン−3−カルボン酸(120mg、0.27mmol)と(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)グリシン(89mg、0.27mmol)の溶液に、HATU(159mg、0.54mmol)とDIEA(108mg、0.81mmol)を0℃で添加した。混合物を室温で2時間撹拌し、その後、反応物を水(20mL)でクエンチし、酢酸エチルで抽出した(3x20mL)。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した。結果として生じる残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(DCM/MeOH=10:1)によって精製することで、黄色固形物として2−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アミノ)−N−(1−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)アゼチジン−3−イル)アセトアミド(97mg、46%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:744.0[M+H]
+。
【1516】
実施例265:2−(2,6−ジオキソ−3−ピペリジル)−5−(2−(4−(6−(6−((2R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−2−ピリジル)ピペラジン−1−イル)エチル−((4−メトキシフェニル)メチル)アミノ)イソインドリン−1,3−ジオン(TR−214)
【1517】
【化449】
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【1518】
工程1.2−((4−メトキシフェニル)メチルアミノ)エタノールの合成
【1519】
【化450】
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【1520】
1−(クロロメチル)−4−メトキシ−ベンゼン(8g、51.08mmol)を2−アミノエタノール(31.20g、510.83mmol)に0℃で添加した。結果として生じる反応混合物を室温で2時間撹拌した後、反応物を水(100mL)でクエンチし、DCMで抽出した(2x100mL)。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した。結果として生じる残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(DCM/MeOH=20:1〜10:1)によって精製することで、2−((4−メトキシフェニル)メチルアミノ)エタノール(8g、86%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:182.4[M+H]
+。
【1521】
工程2.2−(2,6−ジオキソ−3−ピペリジル)−5−(2−ヒドロキシエチル−((4−メトキシフェニル)メチル)アミノ)イソインドリン−1,3−ジオンの合成
【1522】
【化451】
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【1523】
DMSO(20mL)中の2−((4−メトキシフェニル)メチルアミノ)エタノール(1.09g、6.00mmol)と2−(2,6−ジオキソ−3−ピペリジル)−5−フルオロ−イソインドリン−1,3−ジオン(1.38g、5.00mmol)の溶液に、DIPEA(2.58g、19.98mmol)を室温で添加した。反応混合物を16時間120℃で撹拌し、その後、反応混合物を水(100mL)でクエンチし、DCMで抽出した(50mL×2)。有機層をブラインで洗浄し(50mL×2)、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。結果として生じる残渣を(石油エーテル/EtOAc=5:1、50mL)でスラリー化し、濾過することで、黄色固形物として2−(2,6−ジオキソ−3−ピペリジル)−5−(2−ヒドロキシエチル−((4−メトキシフェニル)メチル)アミノ)イソインドリン−1,3−ジオン(1.5g、69%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:438.4[M+H]
+。
【1524】
工程3.2−((2−(2,6−ジオキソ−3−ピペリジル)−1,3−ジオキソ−イソインドリン−5−イル)−((4−メトキシフェニル)メチル)アミノ)エチル4−メチルベンゼンスルホネートの合成
【1525】
【化452】
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【1526】
TEA(5mL)およびDCM(5mL)中の2−(2,6−ジオキソ−3−ピペリジル)−5−(2−ヒドロキシエチル−((4−メトキシフェニル)メチル)アミノ)イソインドリン−1,3−ジオン(437mg、998.98umol)の溶液に、DMAP(122.05mg、998.98umol)と4−メチルベンゼンスルホニルクロリド(285.68mg、1.50mmol)を室温で添加した。反応混合物を2時間室温で撹拌した後、反応物を濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(DCM/MeOH=50:1)によって精製することで、2−((2−(2,6−ジオキソ−3−ピペリジル)−1,3−ジオキソ−イソインドリン−5−イル)−((4−メトキシフェニル)メチル)アミノ)エチル4−メチルベンゼンスルホネート(580mg、98%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:592.4[M+H]
+。
【1527】
工程4.2−(2,6−ジオキソ−3−ピペリジル)−5−(2−(4−(6−(6−((2R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−2−ピリジル)ピペラジン−1−イル)エチル−((4−メトキシフェニル)メチル)アミノ)イソインドリン−1,3−ジオンの合成
【1528】
【化453】
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【1529】
CH
3CN(20mL)中の2−((2−(2,6−ジオキソ−3−ピペリジル)−1,3−ジオキソ−イソインドリン−5−イル)−((4−メトキシフェニル)メチル)アミノ)エチル4−メチルベンゼンスルホネート(480.22mg、811.69umol)と6−((2R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−ピペラジン−1−イル−2−ピリジル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(300mg、676.41umol)の溶液に、K
2CO
3(560.07mg、4.06mmol)とNaI(202.77mg、1.35mmol)を室温で添加した。混合物を16時間98℃で撹拌した後、反応物を濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(DCM/MeOH=50:1〜20:1)によって精製することで、黄色固形物として2−(2,6−ジオキソ−3−ピペリジル)−5−(2−(4−(6−(6−((2R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−2−ピリジル)ピペラジン−1−イル)エチル−((4−メトキシフェニル)メチル)アミノ)イソインドリン−1,3−ジオン(380mg、65%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:864.0[M+H]
+。
【1530】
実施例266:N−(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)−1−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペリジン−4−カルボキサミド(TR−215)
【1531】
【化454】
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【1532】
工程1.(R)−1−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペリジン−4−カルボン酸の合成
【1533】
【化455】
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【1534】
DMSO(8mL)中のピペリジン−4−カルボン酸(38mg、0.30mmol)と(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−フルオロピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(100mg、0.26mmol)の溶液に、KF(15mg、0.26mmol)を室温で添加した。それを16時間130℃で撹拌した後、反応物を室温に冷却し、H
2O(50mL)によってクエンチした。混合物をEtOAcで抽出した(3×10mL)。組み合わせた有機層を濃縮し、逆相クロマトグラフィーによって精製することで、淡黄色固形物として所望の生成物(65mg、52%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:487.2[M+H]
+。
【1535】
工程2.(R)−1−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペリジン−4−カルボニルクロリドの合成
【1536】
【化456】
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【1537】
DCM(10mL)中の(R)−1−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペリジン−4−カルボン酸(65mg、0.13mmol)とDMF(3mg、0.04mmol)の混合物に、塩化オキサリル(330mg、2.6mmoL)を室温で添加した。それを2時間還流で撹拌した後、反応物を濃縮し、淡黄色固形物としてそれ以上精製(60mg、92%の収率)することなく次の工程で直接使用した。
【1538】
工程3.N−(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)−1−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペリジン−4−カルボキサミドの合成
【1539】
【化457】
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【1540】
THF(5mL)中の5−アミノ−2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(35mg、0.13mmol)の混合物に、(R)−1−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イルイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペリジン−4−カルボニルクロリド(60mg、0.12mmoL)を室温で添加した。それを1時間室温で撹拌した後、混合物を濃縮し、逆相クロマトグラフィーによって精製することで、淡黄色固形物として所望の生成物、N−(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)−1−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペリジン−4−カルボキサミド(12mg、13%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:742.3[M+H]
+。
【1541】
実施例267:3−[4−[2−[4−[6−[6−[(2R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル]イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−2−ピリジル]ピペラジン−1−イル]エチルアミノ]−3−メチル−2−オキソ−ベンズイミダゾール−1−イル]ピペリジン−2,6−ジオン(TR−216)
【1542】
【化458】
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【1543】
工程1.2−(メチルアミノ)−3−ニトロ安息香酸の合成
【1544】
【化459】
[この文献は図面を表示できません]
【1545】
EtOH(200mL)中の2−フルオロ−3−ニトロ安息香酸(20g、0.108mol)とメタンアミン塩酸塩(8.7g、0.129mol)の溶液に、DIEA(70g、0.54mol)を室温で添加した。反応混合物を80℃で夜通し撹拌した後、反応物を室温まで冷却した。濃縮後、結果として生じる残渣を水(100mL)で希釈し、濃縮したHClでpHを3に調節し、EtOAcで抽出した(2×150mL)。組み合わせた有機層をブラインで2回洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮することで、黄色固形物として粗製の2−(メチルアミノ)−3−ニトロ安息香酸(21g、100%の収率)を得た。この生成物をそれ以上精製することなく、次の工程で直接使用した。MS(ESI)m/z:197.3[M+H]
+。
【1546】
工程2.1−メチル−7−ニトロ−1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−オンの合成
【1547】
【化460】
[この文献は図面を表示できません]
【1548】
t−BuOH(300mL)中の2−(メチルアミノ)−3−ニトロ安息香酸(24g、0.122mol)の溶液に、DIPEA(31g、0.244mol)とDPPA(37g、0.134mol)を室温で添加した。反応混合物を16時間90℃で撹拌した後、反応溶液を濃縮した。結果として生じる残渣を水(500ml)で粉にし、EtOAcで洗浄した。固形物を集め、乾燥させることで、黄色固形物として1−メチル−7−ニトロ−1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−オン(22g、93%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:194.1[M+H]
+。
【1549】
工程3.3−(3−メチル−5−ニトロ−2−オキソ−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオンの合成
【1550】
【化461】
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【1551】
DMF(5mL)中のNaH(48mg、1.20mmol)の懸濁液に、3−メチル−5−ニトロ−1H−ベンズイミダゾール−2−オン(193mg、999.18umol)を0℃で添加した。反応混合物を0.5時間0℃で撹拌し、その後、DMF(5mL)中の3−ブロモピペリジン−2,6−ジオン(383.70mg、2.00mmol)の溶液を滴下した。添加の完了後、反応混合物を2時間80℃で撹拌した。濃縮後、反応物を分取HPLCによって精製することで、黒色固形物として3−(3−メチル−5−ニトロ−2−オキソ−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(80mg、26%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:305.3[M+H]
+。
【1552】
工程4.3−(4−アミノ−3−メチル−2−オキソ−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオンの合成
【1553】
【化462】
[この文献は図面を表示できません]
【1554】
MeOH(10mL)およびTHF(10mL)中の3−(3−メチル−4−ニトロ−2−オキソ−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(80mg、262.93umol)の溶液に、Pd/C(20mg)を室温で添加した。反応混合物を水素雰囲気下で1時間室温で撹拌した後、反応物を濾過し、濃縮することで、茶色固形物として3−(4−アミノ−3−メチル−2−オキソ−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(70mg、97%の収率)を得た。この生成物をそれ以上精製することなく、次の工程で直接使用した。MS(ESI)m/z:275.3[M+H]
+。
【1555】
工程5.3−[4−[2−[4−[6−[6−[(2R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル]イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−2−ピリジル]ピペラジン−1−イル]エチルアミノ]−3−メチル−2−オキソ−ベンズイミダゾール−1−イル]ピペリジン−2,6−ジオンの合成
【1556】
【化463】
[この文献は図面を表示できません]
【1557】
DMF(10mL)中の2−[4−[6−[6−[(2R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル]イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−2−ピリジル]ピペラジン−1−イル]アセトアルデヒド(61.96mg、127.61umol)と3−(4−アミノ−3−メチル−2−オキソ−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(35mg、127.61umol)の溶液に、TMSCl(41.35mg、382.83umol)とNaBH
4(9.70mg、255.22umol)を0℃で添加した。反応混合物を4時間0℃で撹拌した後、反応物を室温に温め、16時間撹拌した。濃縮後、反応物を分取HPLCによって精製することで、いくつかの不純物を伴う生成物を得た。粗製材料を分取TLC(DCM/MeOH=15:1)によってさらに精製することで、白色固形物として3−[4−[2−[4−[6−[6−[(2R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル]イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−2−ピリジル]ピペラジン−1−イル]エチルアミノ]−3−メチル−2−オキソ−ベンズイミダゾール−1−イル]ピペリジン−2,6−ジオン(14mg、15%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:744.9[M+H]
+。
【1558】
実施例268:3−[4−[3−[4−[6−[6−[(2R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル]イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−2−ピリジル]ピペラジン−1−イル]プロピルアミノ]−3−メチル−2−オキソ−ベンズイミダゾール−1−イル]ピペリジン−2,6−ジオン(TR−217)
【1559】
【化464】
[この文献は図面を表示できません]
【1560】
DMF(5mL)中の3−[4−[6−[6−[(2R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル]イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−2−ピリジル]ピペラジン−1−イル]プロパナール(54.64mg、109.38umol)と3−(4−アミノ−3−メチル−2−オキソ−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(30mg、109.38umol)の溶液に、TMSCl(41.35mg、328.14umol)とNaBH
4(8.31mg、218.76umol)を0℃で添加した。反応混合物を4時間0℃で撹拌した後、反応物を室温に温め、16時間撹拌した。濃縮後、反応物を分取HPLCによって精製することで粗製生成物を得て、これを分取TLC(DCM/MeOH=15:1)によってさらに精製することで、白色固形物として3−[4−[3−[4−[6−[6−[(2R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル]イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−2−ピリジル]ピペラジン−1−イル]プロピルアミノ]−3−メチル−2−オキソ−ベンズイミダゾール−1−イル]ピペリジン−2,6−ジオン(10mg、12%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:759.0[M+H]
+。
【1561】
実施例269:3−(5−(((1−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペリジン−4−イル)メチル)アミノ)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(TR−218)
【1562】
【化465】
[この文献は図面を表示できません]
【1563】
工程1.tert−ブチル4−(((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1−オキソイソインドリン−5−イル)アミノ)メチル)ピペリジン−1−カルボキシレートの合成
【1564】
【化466】
[この文献は図面を表示できません]
【1565】
ジクロロメタン(10mL)およびAcOH(2.0mL)中の3−(5−アミノ−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(130mg、0.5mmol)の溶液に、tert−ブチル4−ホルミルピペリジン−1−カルボキシレート(130mg、1.0mmol)とBH
3/THF(1M、0.5ml)を添加した。混合物を室温で16時間撹拌した後、反応物を水(20mL)でクエンチし、酢酸エチルで抽出した(3x20mL)。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮することで、緑色固形物としてtert−ブチル4−(((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1−オキソイソインドリン−5−イル)アミノ)メチル)ピペリジン−1−カルボキシレート(230mg、粗製)を得た。この粗製の生成物をそれ以上精製することなく、次の工程で直接使用した。MS(ESI)m/z:457.3[M+H]
+。
【1566】
工程2.3−(1−オキソ−5−((ピペリジン−4−イルメチル)アミノ)イソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオンの合成
【1567】
【化467】
[この文献は図面を表示できません]
【1568】
DCM(10mL)中のtert−ブチル4−(((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1−オキソイソインドリン−5−イル)アミノ)メチル)ピペリジン−1−カルボキシレート(230mg、0.36)の溶液に、TFA(2mL)を0℃で添加した。反応混合物を16時間室温で撹拌した後、溶媒を真空下で取り除いた。結果として生じる残渣を、ジエチルエーテルで洗浄することで、黄色固形物として3−(1−オキソ−5−((ピペリジン−4−イルメチル)アミノ)イソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(200mg、粗製)を得た。この生成物をそれ以上精製することなく、次の工程で直接使用した。MS(ESI)m/z:357.3[M+H]
+。
【1569】
工程3.3−(5−(((1−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペリジン−4−イル)メチル)アミノ)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオンの合成
【1570】
【化468】
[この文献は図面を表示できません]
【1571】
DMSO(5mL)中の3−(1−オキソ−5−((ピペリジン−4−イルメチル)アミノ)イソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(200mg、粗製)と(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−フルオロピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(88mg、0.23mmol)の溶液に、KF(270mg、0.92mmol)を添加した。結果として生じる溶液を120℃で5時間撹拌し、その後、反応物を水(10mL)でクエンチし、酢酸エチルで抽出した(3×10mL)。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した。結果として生じる残渣をシリカゲルカラム(DCM/MeOH=10:1)によって精製することで、黄色固形物として3−(5−(((1−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペリジン−4−イル)メチル)アミノ)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(14mg、8%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:714.8[M+H]
+。
【1572】
実施例270:3−(5−((1−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)アゼチジン−3−イル)エチニル)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(TR−219)
【1573】
【化469】
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【1574】
工程1.tert−ブチル3−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1−オキソイソインドリン−5−イル)エチニル)アゼチジン−1−カルボキシレートの合成
【1575】
【化470】
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【1576】
DMF(5mL)中の3−(5−ブロモ−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(136mg、0.42mmol)の溶液に、TEA(170mg、4.2mmol)、CuI(8mg、0.04mmol)、Pd(dppf)Cl
2(31mg、0.04mmol)、およびtert−ブチル3−エチニルアゼチジン−1−カルボキシレート(100mg、0.42mmol)を添加した。反応混合物を80℃で12時間撹拌した。その後、結果として生じる黒色混合物を酢酸エチル(1mL)で希釈し、ブラインで洗浄した(3×20mL)。有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、濃縮した。結果として生じる残渣をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(石油/酢酸エチル=3:7)によって精製することで、茶色固形物としてtert−ブチル3−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1−オキソイソインドリン−5−イル)エチニル)アゼチジン−1−カルボキシレート(130mg、73%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:424.2[M+H]
+。
【1577】
工程2.3−(5−(アゼチジン−3−イルエチニル)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオンの合成
【1578】
【化471】
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【1579】
DCM(5mL)中のtert−ブチル3−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1−オキソイソインドリン−5−イル)エチニル)アゼチジン−1−カルボキシレート(130mg、0.30mmol)の溶液に、TFA(1mL)を0℃で添加した。反応物を1時間室温で撹拌した後、溶媒を真空下で取り除いた。残渣をジエチルエーテルで洗浄することで、黄色固形物として粗製の3−(5−(アゼチジン−3−イルエチニル)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(86mg、89%の収率)を得た。この生成物をそれ以上精製することなく、次の工程で直接使用した。MS(ESI)m/z:324.2[M+H]
+。
【1580】
工程3.3−(5−((1−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)アゼチジン−3−イル)エチニル)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオンの合成
【1581】
【化472】
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【1582】
DMSO(5mL)中の3−(5−(アゼチジン−3−イルエチニル)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(86mg、0.26mmol)と(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−フルオロピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(60mg、0.26mmol)の溶液に、KF(77mg、1.04mmol)を添加した。結果として生じる溶液を120℃で5時間撹拌し、その後、反応物を水(20mL)でクエンチし、酢酸エチルで抽出した(3×20mL)。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。結果として生じる残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(DCM/MeOH=10:1)によって精製することで、黄色固形物として3−(5−((1−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)アゼチジン−3−イル)エチニル)−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(47mg、26%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:681.2[M+H]
+。
【1583】
実施例271:3−(5−((2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)アミノ)−3−メチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(TR−220)
【1584】
【化473】
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【1585】
工程1.2−(メチルアミノ)−4−ニトロ−安息香酸の合成
【1586】
【化474】
[この文献は図面を表示できません]
【1587】
NMP(300mL)中の2−フルオロ−4−ニトロ−安息香酸(37g、199.88mmol)とメタンアミン塩酸塩(12.42g、399.76mmol)の溶液に、DIPEA(103.33g、799.53mmol)を室温で添加した。反応混合物を48時間120℃で撹拌した。反応物を室温に冷却した後、反応物を水(1mL)でクエンチし、濃縮したHCLでpHを3に調節した。結果として生じる固形物を濾過し、乾燥させることで、黄色固形物として粗製の2−(メチルアミノ)−4−ニトロ−安息香酸(38g、97%の収率)を得た。この生成物をそれ以上精製することなく、次の工程で直接使用した。MS(ESI)m/z:197.3[M+H]
+。
【1588】
工程2.3−メチル−5−ニトロ−1H−ベンズイミダゾール−2−オンの合成
【1589】
【化475】
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【1590】
t−BuOH(30mL)中の2−(メチルアミノ)−4−ニトロ−安息香酸(38g、193.72mmol)の溶液に、DIPEA(75.11g、581.16mmol)とDPPA(63.93g、232.46mmol)を室温で添加した。その後、反応混合物を16時間、90℃で撹拌した。反応物を室温に冷却した後、混合物を濾過し、結果として生じる固形物を乾燥させることで、黄色固形物として粗製の3−メチル−5−ニトロ−1H−ベンズイミダゾール−2−オン(33g、88%の収率)を得た。この生成物をそれ以上精製することなく、次の工程で直接使用した。MS(ESI)m/z:194.1[M+H]
+。
【1591】
工程3.3−(5−アミノ−3−メチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオンの合成
【1592】
【化476】
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【1593】
DMF(5mL)中のNaH(48mg、1.20mmol)の懸濁液に、1−メチル−6−ニトロ−1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−オン(193mg、999.18umol)を0℃で添加した。反応混合物を0.5時間0℃で撹拌し、その後、DMF(5mL)中の3−ブロモピペリジン−2,6−ジオン(383.70mg、2.00mmol)の溶液を滴下した。添加の完了後、反応混合物を2時間80℃で撹拌した。反応物を室温に冷却した後、反応物を濃縮し、結果として生じる残渣を分取HPLCによって精製することで、黒色固形物として3−(5−アミノ−3−メチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(80mg、26%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:305.3[M+H]
+。
【1594】
工程4.3−(5−アミノ−3−メチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオンの合成
【1595】
【化477】
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【1596】
MeOH(10mL)およびTHF(10mL)中の3−(5−アミノ−3−メチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(80mg、262.93umol)の溶液に、Pd/C(20mg)を室温で添加した。反応混合物を水素雰囲気下で1時間室温で撹拌した後、反応物を濾過し、濾液を濃縮することで、茶色固形物として粗製の3−(5−アミノ−3−メチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(70mg、97%の収率)を得た。この生成物をそれ以上精製することなく、次の工程で直接使用した。MS(ESI)m/z:275.3[M+H]
+。
【1597】
工程5.3−(5−((2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)アミノ)−3−メチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオンの合成
【1598】
【化478】
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【1599】
DMF(3ml)中の(R)−2−(4−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)アセトアルデヒド(57mg、0.12mmol)の溶液に、3−(5−アミノ−3−メチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(31mg、0.11mmol)、TMSCl(39mg、0.36mmol)、およびNaBH
4(9mg、0.24mmol)を添加した。反応混合物を48時間0℃で撹拌した。反応物を濃縮後、結果として生じる残渣を分取HPLCによって精製することで、黄色固形物として3−(5−((2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)アミノ)−3−メチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(7mg、8%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:744.8[M+H]
+。
【1600】
実施例272:3−(5−((3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)プロピル)アミノ)−3−メチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(TR−221)
【1601】
【化479】
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【1602】
DMF(10mL)中の(R)−3−(4−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)プロパナール(132.92mg、266.06umol)と3−(5−アミノ−3−メチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(82mg、298.97umol)の溶液に、TMSCl(86.20mg、798.17umol)とNaBH
4(20.22mg、532.11umol)を0℃で添加した。反応混合物を1.5時間0℃で撹拌した後、反応物を室温に温め、16時間撹拌した。濃縮後、混合物を分取HPLCによって精製することで粗製生成物を得て、これを分取TLC(DMC/MeOH=10:1)によってさらに精製することで、白色固形物として3−(5−((3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)プロピル)アミノ)−3−メチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(17mg、8%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:759.0[M+H]
+。
【1603】
実施例273:2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−(3−((4−(3−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−1H−ピロール−1−イル)ピペリジン−1−イル)メチル)アゼチジン−1−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(TR−222)
【1604】
【化480】
[この文献は図面を表示できません]
【1605】
工程1.tert−ブチル(R)−3−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−2,5−ジヒドロ−1H−ピロール−1−カルボキシレートの合成
【1606】
【化481】
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【1607】
ジオキサン(10mL)およびH
2O(5mL)中の(R)−3−ブロモ−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(360mg、996.65umol)とtert−ブチル3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,5−ジヒドロピロール−1−カルボキシレート(294.19mg、996.65umol)の溶液に、K
2CO
3(275.07mg、1.99mmol)とPd(dppf)Cl
2(72.85mg、99.66umol)をN
2下にて室温で添加した。反応混合物を4時間100℃で撹拌した後、反応物を濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(DCM/MeOH=30:1)によって精製することで、黒色固形物としてtert−ブチル(R)−3−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−2,5−ジヒドロ−1H−ピロール−1−カルボキシレート(440mg、98%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:451.0[M+H]
+。
【1608】
工程2.(R)−3−(2,5−ジヒドロ−1H−ピロール−3−イル)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン塩酸塩の合成
【1609】
【化482】
[この文献は図面を表示できません]
【1610】
DCM(5mL)中のtert−ブチル(R)−3−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−2,5−ジヒドロ−1H−ピロール−1−カルボキシレート(450mg、1.00mmol)の溶液に、HCl/ジオキサン(4mL)を室温で添加した。反応混合物を2時間室温で撹拌し、その後、それを濃縮することで、固形物(HCl塩)として粗製の(R)−3−(2,5−ジヒドロ−1H−ピロール−3−イル)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン塩酸塩(350mg、100%の収率)を得た。この生成物をそれ以上精製することなく、次の工程で直接使用した。MS(ESI)m/z:350.6[M+H]
+。
【1611】
工程3.ベンジル(R)−4−(3−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−2,5−ジヒドロ−1H−ピロール−1−イル)ピペリジン−1−カルボキシレートの合成
【1612】
【化483】
[この文献は図面を表示できません]
【1613】
CH
3CN(20mL)およびDMF(20mL)中の3−(2,5−ジヒドロ−1H−ピロール−3−イル)−6−[(2R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル]イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(600mg、1.72mmol)とベンジル4−メチルスルホニルオキシピペリジン−1−カルボキシレート(2.15g、6.87mmol)の溶液に、NaI(514.79mg、3.43mmol)とK
2CO
3(1.42g、10.30mmol)を添加した。反応混合物を16時間100℃で撹拌し、その後、それを濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(DCM/MeOH=20:1)によって精製することで、ベンジル(R)−4−(3−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−2,5−ジヒドロ−1H−ピロール−1−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート(230mg、24%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:567.9[M+H]
+。
【1614】
工程4.(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(1−(ピペリジン−4−イル)−2,5−ジヒドロ−1H−ピロール−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジンの合成
【1615】
【化484】
[この文献は図面を表示できません]
【1616】
AcOH(10mL)中のベンジル(R)−4−(3−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−2,5−ジヒドロ−1H−ピロール−1−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート(200mg、352.94umol)の溶液に、HBr(5mL)を室温で添加した。反応混合物を16時間50℃で撹拌し、その後、反応物を濃縮した。結果として生じる残渣を水で希釈し、NaHCO
3水溶液でpH値を9に調節した。結果として生じる水溶性の混合物をDCMで抽出した(2×30mL)。組み合わせた有機層をブライン(2x20mL)で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。結果として生じる残渣を分取TLC(DCM/MeOH=10:1)によって精製することで、白色固形物として(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(1−(ピペリジン−4−イル)−2,5−ジヒドロ−1H−ピロール−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(120mg、79%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:433.6[M+H]
+。
【1617】
工程5.2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−(3−((4−(3−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−1H−ピロール−1−イル)ピペリジン−1−イル)メチル)アゼチジン−1−イル)イソインドリン−1,3−ジオンの合成
【1618】
【化485】
[この文献は図面を表示できません]
【1619】
CH
3CN(10mL)中の(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(1−(ピペリジン−4−イル)−2,5−ジヒドロ−1H−ピロール−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(60mg、138.72umol)と(1−(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アゼチジン−3−イル)メチル4−メチルベンゼンスルホネート(69.01mg、138.72umol)の溶液に、NaI(41.58mg、277.43umol)とK
2CO
3(114.86mg、832.30umol)を室温で添加した。混合物を16時間95℃で撹拌した後、反応物を濃縮し、分取TLC(DCM/MeOH=10:1)によって精製することで粗製生成物を得て、その後、分取TLC(DCM/MeOH=20:1)によって再び精製することで、黄色固形物として2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−(3−((4−(3−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−1H−ピロール−1−イル)ピペリジン−1−イル)メチル)アゼチジン−1−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(17mg、16%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:757.0[M+H]
+。
【1620】
実施例274:3−((S)−5−(3−(3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)プロプ−1−イン−1−イル)フェニル)−2−オキソオキサゾリジン−3−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(TR−223)
【1621】
【化486】
[この文献は図面を表示できません]
【1622】
工程1.3−(3−((5S)−3−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−2−オキソオキサゾリジン−5−イル)フェニル)プロプ−2−イン−1−イル4−メチルベンゼンスルホネートの合成
【1623】
【化487】
[この文献は図面を表示できません]
【1624】
ジクロロメタン(2mL)中の3−((S)−5−(3−(3−ヒドロキシプロプ−1−イン−1−イル)フェニル)−2−オキソオキサゾリジン−3−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(30mg、0.1mmol)の溶液に、TsCl(36mg、0.18mmol)とDMAP(21.9mg、0.2mmol)を添加した。混合物を室温で4時間撹拌した後、反応物を水(20mL)でクエンチし、酢酸エチルで抽出した(3x20mL)。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。結果として生じる残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(MeOH/DCM=1:10)によって精製することで、黄色固形物として3−(3−((5S)−3−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−2−オキソオキサゾリジン−5−イル)フェニル)プロプ−2−イン−1−イル4−メチルベンゼンスルホネート(22mg、70%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:348.3[M+H]
+。
【1625】
工程2.3−((S)−5−(3−(3−(4−(6−(6−((S)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)プロプ−1−イン−1−イル)フェニル)−2−オキソオキサゾリジン−3−イル)ピペリジン−2,6−ジオンの合成
【1626】
【化488】
[この文献は図面を表示できません]
【1627】
アセトニトリル(2mL)中の3−(3−((5S)−3−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−2−オキソオキサゾリジン−5−イル)フェニル)プロプ−2−イン−1−イル4−メチルベンゼンスルホネート(22mg、0.06mmol)と(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−(ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(26mg、0.06mmol)の溶液に、炭酸カリウム(13mg、0.12mmol)とヨウ化ナトリウム(8mg、0.2mmol)を添加した。反応混合物を2時間80℃で撹拌し、その後、反応物を濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(DCM/MeOH=10:1)によって精製することで、黄色固形物として3−((S)−5−(3−(3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)プロプ−1−イン−1−イル)フェニル)−2−オキソオキサゾリジン−3−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(25mg、38%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:754.8[M+H]
+。
【1628】
実施例275:3−((S)−5−(4−(3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)プロプ−1−イン−1−イル)フェニル)−2−オキソオキサゾリジン−3−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(TR−224)
【1629】
【化489】
[この文献は図面を表示できません]
【1630】
工程1.3−(4−((5S)−3−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−2−オキソオキサゾリジン−5−イル)フェニル)プロプ−2−イン−1−イル4−メチルベンゼンスルホネートの合成
【1631】
【化490】
[この文献は図面を表示できません]
【1632】
ジクロロメタン(2mL)中の3−((S)−5−(4−(3−ヒドロキシプロプ−1−イン−1−イル)フェニル)−2−オキソオキサゾリジン−3−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(40mg、0.12mmol)の溶液に、TsCl(68mg、0.35mmol)とDMAP(76mg、0.6mmol)を室温で添加した。反応混合物を室温で4時間撹拌し、その後、反応物を水(20mL)でクエンチし、酢酸エチルで抽出した(3x20mL)。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。結果として生じる残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(MeOH/DCM=1:10)によって精製することで、黄色固形物として3−(4−((5S)−3−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−2−オキソオキサゾリジン−5−イル)フェニル)プロプ−2−イン−1−イル4−メチルベンゼンスルホネート(30mg、71%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:483.3[M+H]
+。
【1633】
工程2.3−((S)−5−(4−(3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)プロプ−1−イン−1−イル)フェニル)−2−オキソオキサゾリジン−3−イル)ピペリジン−2,6−ジオンの合成
【1634】
【化491】
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【1635】
アセトニトリル(3mL)中の3−(4−((5S)−3−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−2−オキソオキサゾリジン−5−イル)フェニル)プロプ−2−イン−1−イル4−メチルベンゼンスルホネート(30mg、0.08mmol)と(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−(ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(27mg、0.08mmol)の溶液に、炭酸カリウム(17mg、0.16mmol)とヨウ化ナトリウム(9mg、0.08mmol)を添加した。反応混合物を2時間80℃で撹拌し、その後、それを濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(DCM/MeOH=10:1)によって精製することで、黄色固形物として3−((S)−5−(4−(3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)プロプ−1−イン−1−イル)フェニル)−2−オキソオキサゾリジン−3−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(17mg、36%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:754.8[M+H]
+。
【1636】
実施例276:2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−(3−((4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)メチル)ピロリジン−1−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(TR−225)
【1637】
【化492】
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【1638】
工程1.2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−(3−(ヒドロキシメチル)ピロリジン−1−イル)イソインドリン−1,3−ジオンの合成
【1639】
【化493】
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【1640】
NMP(5mL)中の2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−フルオロイソインドリン−1,3−ジオン(100mg、0.362mmol)、ピロリジン−3−イルメタノール(55mg、0.543mmol)とDIEA(234mg、1.81mmol)の溶液を、半時間120℃で撹拌した。反応物を室温に冷却した後、結果として生じる溶液をEtOAc(100mL)で希釈し、ブラインで2回洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮することで、無色の油として粗製の2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−(3−(ヒドロキシメチル)ピロリジン−1−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(140mg、108%の収率)を得た。この生成物をそれ以上精製することなく、次の工程で直接使用した。MS(ESI)m/z:358.5[M+H]
+。
【1641】
工程2.1−(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)ピロリジン−3−カルバルデヒドの合成
【1642】
【化494】
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【1643】
DCM(5mL)およびDMF(2mL)中の2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−(3−(ヒドロキシメチル)ピロリジン−1−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(140mg、0.39mmol)およびデスマーチン酸化体(826mg、1.95mmol)の混合物を、20分間40℃で撹拌した。反応物を室温に冷却した後、反応混合物をブライン(100mL)とEtOAc(100mL)で希釈した。有機相をブラインで2回洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した。結果として生じる残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(DCM/MeOH=15:1)によって精製することで、黄色固形物として1−(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)ピロリジン−3−カルバルデヒド(80mg、58%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:356.7[M+H]
+。
【1644】
工程3.2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−(3−((4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)メチル)ピロリジン−1−イル)イソインドリン−1,3−ジオンの合成
【1645】
【化495】
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【1646】
DCE(3ml)およびTHF(3mL)中の1−(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)ピロリジン−3−カルバルデヒド(80mg、0.225mmol)と(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−(ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン塩酸塩(107mg、0.225mmol)の溶液に、DIEA(30mg、0.225mmol)とチタンテトライソプロパノレート(639mg、2.25mmol)を添加した。反応混合物を0.5時間40℃で撹拌した後、シアノ水素化ホウ素ナトリウム(140mg、2.25mmol)を添加した。結果として生じる反応混合物を1時間室温で撹拌し、その後、反応混合物をDCM/MeOH(10:1、150mL)と飽和したNaHCO
3(20ml)で希釈した。5分間撹拌した後、混合物をセライトを通して濾過した。濾液をブラインで2回洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。結果として生じる残渣を分取HPLCによって精製することで、黄色固形物として2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−(3−((4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)メチル)ピロリジン−1−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(9.6mg、6%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:784.0[M+H]
+。
【1647】
実施例277:2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−(4−((4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)メチル)ピペリジン−1−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(TR−226)
【1648】
【化496】
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【1649】
工程1.2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−(4−(ヒドロキシメチル)ピペリジン−1−イル)イソインドリン−1,3−ジオンの合成
【1650】
【化497】
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【1651】
NMP(5mL)中の2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−フルオロイソインドリン−1,3−ジオン(130mg、0.471mmol)、ピペリジン−4−イルメタノール(81mg、0.706mmol)とDIEA(303mg、2.355mmol)の溶液を、0.5時間120℃で撹拌した。反応物を室温に冷却した後、結果として生じる溶液をEtOAc(100mL)で希釈し、ブラインで2回洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮することで、無色の油として粗製の生成物2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−(4−(ヒドロキシメチル)ピペリジン−1−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(200mg、114%の収率)を得た。この生成物をそれ以上精製することなく、次の工程で直接使用した。MS(ESI)m/z:372.5[M+H]
+。
【1652】
工程2.1−(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)ピロリジン−3−カルバルデヒドの合成
【1653】
【化498】
[この文献は図面を表示できません]
【1654】
DCM(5ml)およびDMF(2ml)中の2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−(4−(ヒドロキシメチル)ピペリジン−1−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(200mg、0.539mmol)およびデスマーチン酸化体(1.14mg、2.69mmol)の混合物を、20分間40℃で撹拌した。反応物を室温に冷却した後、反応混合物をブライン(100mL)とEtOAc(100mL)で希釈した。有機相をブラインで2回洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。結果として生じる残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(DCM/MeOH=15:1)によって精製することで、黄色固形物として1−(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)ピロリジン−3−カルバルデヒド(50mg、25%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:370.5[M+H]
+。
【1655】
工程3.2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−(4−((4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)メチル)ピペリジン−1−イル)イソインドリン−1,3−ジオンの合成
【1656】
【化499】
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【1657】
DCE(6mL)中の1−(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)ピペリジン−4−カルバルデヒド(50mg、0.135mmol)と(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−(ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン塩酸塩(51mg、0.135mmol)の溶液に、DIEA(18mg、0.135mmol)とチタンテトライソプロパノレート(383mg、1.35mmol)を添加した。反応混合物を0.5時間40℃で撹拌し、その後、シアノ水素化ホウ素ナトリウム(140mg、2.25mmol)とMeOH(3ml)を添加した。結果として反応混合物を1時間室温で撹拌した後、反応混合物をDCM/MeOH(10:1、150mL)と飽和したNaHCO
3水溶液(20ml)で希釈した。5分間撹拌した後、混合物をセライトを通して濾過した。濾液をブラインで2回洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。結果として生じる残渣を分取HPLCによって精製することで、黄色固形物として2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−(4−((4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)メチル)ピロリジン−1−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(8.6mg、8%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:798.0[M+H]
+。
【1658】
実施例278:3−(3−(2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(TR−227)
【1659】
【化500】
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【1660】
工程1.2−((2−ニトロフェニル)アミノ)エタン−1−オールの合成
【1661】
【化501】
[この文献は図面を表示できません]
【1662】
EtOH(80mL)中の1−フルオロ−2−ニトロベンゼン(10g、70.9mmol)の溶液に、K
2CO
3(11.7g、85.04mmol)と2−アミノエタン−1−オール(13.0g、212.6mmol)を添加した。反応物を12時間還流で撹拌した。反応物を室温に冷却した後に、水と酢酸エチルを添加した。有機層を分離させ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。結果として生じる粗製生成物をEtOAc/石油エーテル(20mL、10:1)で粉にすることで、黄色固形物として2−((2−ニトロフェニル)アミノ)エタン−1−オール(11g、85%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:183.4[M+H]
+。
【1663】
工程2.2−((2−アミノフェニル)アミノ)エタン−1−オールの合成
【1664】
【化502】
[この文献は図面を表示できません]
【1665】
EtOH(30mL)中の2−((2−ニトロフェニル)アミノ)エタン−1−オール(7.0g、38.5mmol)の溶液に、10%のPd/C(0.5g)を添加した。反応混合物を水素雰囲気で夜通し室温で撹拌した。セライトカップを通す濾過の後、濾液を濃縮することで、粗製の2−((2−アミノフェニル)アミノ)エタン−1−オール(5.9g、99%の収率)を得た。この生成物をそれ以上精製することなく、次の工程で直接使用した。MS(ESI)m/z:153.3[M+H]
+。
【1666】
工程3.N1−(2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)エチル)ベンゼン−1,2−ジアミンの合成
【1667】
【化503】
[この文献は図面を表示できません]
【1668】
DCM(20mL)中の2−((2−アミノフェニル)アミノ)エタン−1−オール(1.0g、6.58mmol)の溶液に、イミダゾール(671mg、9.87mmol)とtert−ブチルジメチルシリル塩化物(1.19g、7.89mmol)を添加した。混合物を室温で15時間撹拌した後、反応物を水でクエンチし、酢酸エチルで抽出した(50mL)。有機層を水で2回洗浄し、飽和したブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。結果として生じる残渣を石油エーテル/EtOAc(20mL/2mL)で粉にすることで、青白い固形物としてN1−(2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)エチル)ベンゼン−1,2−ジアミン(1.1g、63%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:268.0[M+H]
+。
【1669】
工程4.1−(2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)エチル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−オンの合成
【1670】
【化504】
[この文献は図面を表示できません]
【1671】
THF(25mL)中のN1−(2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)エチル)ベンゼン−1,2−ジアミン(1.7g、6.39mmol)の溶液に、N
2下でN,N’−カルボニルジイミダゾール(2.07g、12.78mmol)を添加した。反応混合物を室温で4時間撹拌し、その後、溶媒を真空下で取り除いた。結果として生じる残渣をメタノールとn−ヘキサンから再結晶化することで、白色固形物として1−(2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)エチル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−オン(1.4g、75%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:293.3[M+H]
+。
【1672】
工程5.3−(3−(2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)エチル)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオンの合成
【1673】
【化505】
[この文献は図面を表示できません]
【1674】
DMF(2mL)中の1−(2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)エチル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−オン(458mg、1.57mmol)の撹拌溶液に、NaH(69.08mg、鉱油に60%w/wが分散、1.73mmol)をN
2下にて0℃で添加した。反応混合物を0℃で20分間撹拌した後、DMF(0.5mL)中の3−ブロモピペリジン−2,6−ジオン(150mg、0.79mmol)の溶液を0℃で滴下した。結果として生じる混合物を室温でさらに3時間撹拌した後、反応物をAcOH(0.5mL)でクエンチし、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーカラム(石油エーテル/EtOAc=4:1)によって精製することで、白色固形物として3−(3−(2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)エチル)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(132mg、21%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:404.9[M+H]
+。
【1675】
工程6.3−(3−(2−ヒドロキシエチル)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオンの合成
【1676】
【化506】
[この文献は図面を表示できません]
【1677】
テトラヒドロフラン(10mL)中の3−(3−(2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)エチル)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(130mg、0.32mmol)の溶液に、テトラ−n−ブチルフッ化アンモニウム(168.71mg、0.65mmol)を添加した。混合物を1時間、室温で撹拌した。溶媒を取り除いた後、結果として生じる残渣をシリカゲルクロマトグラフィーカラム(ヘキサン/EtOAc=1:1)によって精製することで、白色固形物として3−(3−(2−ヒドロキシエチル)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(83mg、90%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:290.3[M+H]
+。
【1678】
工程7.2−(3−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)エチル4−メチルベンゼンスルホネートの合成
【1679】
【化507】
[この文献は図面を表示できません]
【1680】
乾燥したCH
2Cl
2(5mL)中の3−(3−(2−ヒドロキシエチル)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(83mg、0.29mmol)の溶液に、p−トルエンスルホニル塩化物(82.1mg、0.43mmol)、4−ジメチルアミノピリジン(12mg、0.1mmol)、およびEt
3N(279mL、2mmol)を0℃で添加した。反応混合物を24時間室温で撹拌した後、反応物を水でクエンチし、DCMで抽出した。有機層をブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。結果として生じる残渣を分取TLC(石油エーテル/EtOAc=2:1)によって精製することで、白色固形物として2−(3−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)エチル4−メチルベンゼンスルホネート(60mg、47%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:444.5[M+H]
+。
【1681】
工程8.3−(3−(2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオンの合成
【1682】
【化508】
[この文献は図面を表示できません]
【1683】
DMF(2mL)中の2−(3−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)エチル4−メチルベンゼンスルホネート(60mg、0.14mmol)と(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−(ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(67mg、0.14mmol)の溶液に、DIEA(89.6mg、0.70mmol)を添加した。反応混合物を60℃で12時間撹拌した。反応物を室温に冷却した後、溶液を水でクエンチし、EtOAcで抽出した。有機層をブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。結果として生じる残渣を分取TLCによって精製することで、白色固形物として3−(3−(2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(17mg、17%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:715.9[M+H]
+。
【1684】
実施例279:3−(3−(3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)プロピル)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(TR−228)
【1685】
【化509】
[この文献は図面を表示できません]
【1686】
工程1.3−((2−ニトロフェニル)アミノ)プロパン−1−オールの合成
【1687】
【化510】
[この文献は図面を表示できません]
【1688】
EtOH(80mL)中の1−フルオロ−2−ニトロベンゼン(10g、70.87mmol)の溶液に、K
2CO
3(11.7g、85.04mmol)と3−アミノプロパン−1−オール(15.9g、212.6mmol)を添加した。反応物を12時間還流で撹拌した後、反応物を室温に冷却し、水でクエンチし、酢酸エチルで希釈した。有機層を分離させ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。結果として生じる粗製生成物をEtOAc/石油エーテル(20mL、10:1)で粉にすることで、黄色固形物として3−((2−ニトロフェニル)アミノ)プロパン−1−オール(11.1g、80%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:197.3[M+H]
+。
【1689】
工程2.3−((2−アミノフェニル)アミノ)プロパン−1−オールの合成
【1690】
【化511】
[この文献は図面を表示できません]
【1691】
EtOH(30mL)中の3−((2−ニトロフェニル)アミノ)プロパン−1−オール(7.0g、38.5mmol)の溶液に、10%のPd/C(1.0g)を添加した。反応混合物を水素雰囲気で夜通し室温で撹拌した。触媒をセライトカップを通して濾過し、濾液を濃縮することで、粗製の3−((2−アミノフェニル)アミノ)プロパン−1−オール(8.82g、99%の収率)を得た。この生成物をそれ以上精製することなく、次の工程で直接使用した。MS(ESI)m/z:168.3[M+H]
+。
【1692】
工程3.N1−(3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)プロピル)ベンゼン−1,2−ジアミンの合成
【1693】
【化512】
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【1694】
DCM(25mL)中の3−((2−アミノフェニル)アミノ)プロパン−1−オール(3.0g、18.07mmol)の溶液に、イミダゾール(1.85g、27.1mmol)とtert−ブチルジメチルシリル塩化物(3.27g、21.68mmol)を添加した。混合物を室温で15時間撹拌し、その後、反応物を水でクエンチし、酢酸エチルで抽出した(50mL)。有機層を水で2回洗浄し、飽和したブライン水溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣を石油エーテル/EtOAc(40mL/5mL)で粉にすることで、青白い固形物としてN1−(3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)プロピル)ベンゼン−1,2−ジアミン(5.6g、74%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:282.0[M+H]
+。
【1695】
工程4.1−(3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)プロピル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−オンの合成
【1696】
【化513】
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【1697】
THF(50mL)中のN1−(3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)プロピル)ベンゼン−1,2−ジアミン(5.6g、18.4mmol)の溶液に、N
2下でN,N’−カルボニルジイミダゾール(5.97g、36.86mmol)を添加した。反応混合物を室温で4時間撹拌し、その後、溶媒を真空下で取り除いた。結果として生じる残渣をメタノールとn−ヘキサンから再結晶化することで、白色固形物として1−(3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)プロピル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−オン(5g、88%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:308.0[M+H]
+。
【1698】
工程5.3−(3−(3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)プロピル)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオンの合成
【1699】
【化514】
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【1700】
DMF(2mL)中の1−(3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)プロピル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−オン(465mg、1.57mmol)の撹拌溶液に、NaH(69.08mg、鉱油に60%w/wが分散、1.73mmol)をN
2下にて0℃で添加した。反応混合物を0℃で20分間撹拌した後、DMF(0.5mL)中の3−ブロモピペリジン−2,6−ジオン(150mg、0.79mmol)の溶液を0℃で滴下した。結果として生じる混合物を室温でさらに3時間撹拌し、その後、反応物をAcOH(0.5mL)でクエンチし、減圧下で濃縮した。結果として生じる残渣をシリカゲルクロマトグラフィーカラム(石油エーテル/EtOAc=4:1)によって精製することで、白色固形物として3−(3−(3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)プロピル)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(150.5mg、23%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:418.9[M+H]
+。
【1701】
工程6.3−(3−(3−ヒドロキシプロピル)−2−オキソ−2,3−dih ydro−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオンの合成
【1702】
【化515】
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【1703】
テトラヒドロフラン(10mL)中の3−(3−(3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)プロピル)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(300mg、0.74mmol)の溶液に、テトラ−n−ブチルフッ化アンモニウム(384.5mg、1.47mmol)を添加した。混合物を1時間、室温で撹拌した。溶媒を取り除いた後、結果として生じる残渣をシリカゲルクロマトグラフィーカラム(ヘキサン/EtOAc=1:1)によって精製することで、白色固形物として3−(3−(3−ヒドロキシプロピル)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(83mg、90%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:304.4[M+H]
+。
【1704】
工程7.3−(3−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)プロピル4−メチルベンゼンスルホネートの合成
【1705】
【化516】
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【1706】
乾燥したCH
2Cl
2(5mL)中の3−(3−(3−ヒドロキシプロピル)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(220mg、0.66mmol)の溶液に、p−トルエンスルホニル塩化物(188mg、0.99mmol)、4−ジメチルアミノピリジン(12mg、0.1mmol)、およびEt
3N(279mL、2mmol)を0℃で添加した。反応混合物を24時間室温で撹拌した後、反応物を水でクエンチし、DCMで抽出した。有機層をブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。結果として生じる残渣を分取TLC(石油エーテル/EtOAc=2:1)によって精製することで、白色固形物として3−(3−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)プロピル4−メチルベンゼンスルホネート(150mg、50%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:458.5[M+H]
+。
【1707】
工程8.3−(3−(3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)プロピル)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオンの合成
【1708】
【化517】
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【1709】
DMF(2mL)中の3−(3−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)プロピル4−メチルベンゼンスルホネート(70mg、0.16mmol)と(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−(ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(76.6mg、0.16mmol)の溶液に、DIEA(89.6mg、0.70mmol)を添加した。反応混合物を60℃で12時間撹拌した。反応物を室温に冷却した後、反応物を水でクエンチし、EtOAcで抽出した。有機層をブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。結果として生じる残渣を分取TLCによって精製することで、白色固形物として3−(3−(3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)プロピル)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(22mg、17%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:729.9[M+H]
+。
【1710】
実施例280:3−((S)−5−(4−((4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)−2−オキソオキサゾリジン−3−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(TR−229)
【1711】
【化518】
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【1712】
DMSO(4mL)中の(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−フルオロピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン塩酸塩(40mg、0.041mmol)と3−((S)−2−オキソ−5−(4−(ピペラジン−1−イルメチル)フェニル)オキサゾリジン−3−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(15.2mg、0.041mmol)の溶液に、KF(24mg、0.41mmol)を添加した。反応混合物を130℃で夜通し撹拌した。反応物を室温に冷却した後、反応混合物を飽和したNaHCO
3水溶液(100mL)でクエンチし、EtOAc(100mL)で抽出した。有機層をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。結果として生じる残渣を分取TLC(DCM/MeOH=10:1)によって精製することで、白色固形物として3−((S)−5−(4−((4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)−2−オキソオキサゾリジン−3−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(4mg、13%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:731.0[M+H]
+。
【1713】
実施例281:2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−(3−((4−(5−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−3,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−イル)ピペリジン−1−イル)メチル)アゼチジン−1−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(TR−230)
【1714】
【化519】
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【1715】
工程1.tert−ブチル(R)−5−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−3,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボキシレートの合成
【1716】
【化520】
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【1717】
1,4−ジオキサン(20mL)およびH
2O(5mL)中の(R)−3−ブロモ−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(1.5g、4.1mmol)とtert−ブチル5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−3,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボキシレート(1.44g、4.5mmol)の溶液に、炭酸カリウム(1.14g、8.2mmol)とPd(dppf)Cl
2(306mg、0.41mmol)を室温で添加した。反応混合物を4時間80℃で撹拌した。結果として生じる黒色混合物を酢酸エチル(50mL)で希釈し、飽和したブライン水溶液で洗浄した(3×50mL)。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。結果として生じる残渣をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=1:4)によって精製することで、黄色の油としてtert−ブチル(R)−5−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−3,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボキシレート(1.5g、78%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:464.2[M+H]
+。
【1718】
工程2.(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(1,2,5,6−テトラヒドロピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジンの合成
【1719】
【化521】
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【1720】
DCM(15mL)中のtert−ブチル(R)−5−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−3,6−ジヒドロピリジン1(2H)−カルボキシレート(1.5g、3.2mmol)の溶液に、TFA(3mL)を0℃で添加した。反応混合物を室温で3時間撹拌し、その後、溶媒を真空下で取り除いた。結果として生じる残渣をジエチルエーテルで洗浄することで、黄色固形物として(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(1,2,5,6−テトラヒドロピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(1.0g、88%の収率)を得た。この生成物をそれ以上精製することなく、次の工程で直接使用した。MS(ESI)m/z:364.2[M+H]
+。
【1721】
工程3.tert−ブチル(R)−4−(5−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−3,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−イル)ピペリジン−1−カルボキシレートの合成
【1722】
【化522】
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【1723】
アセトニトリル(10mL)中の(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(1,2,5,6−テトラヒドロピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(350mg、0.96mmol)とtert−ブチル4−(トシルオキシ)ピペリジン−1−カルボキシレート(1024mg、2.88mmol)の溶液に、炭酸カリウム(398mg、3.56mmol)とヨウ化ナトリウム(144mg、0.96mmol)を室温で添加した。反応混合物を2時間100℃で撹拌し、その後、反応物を濃縮した。結果として生じる残渣をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(MeOH/DCM=1:10)によって精製することで、黄色固形物としてtert−ブチル(R)−4−(5−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−3,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート(260mg、49%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:547.8[M+H]
+。
【1724】
工程4.(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(1−(ピペリジン−4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジンの合成
【1725】
【化523】
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【1726】
DCM(5mL)中のtert−ブチル(R)−4−(5−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−3,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート(260mg、0.47mmol)の溶液に、TFA(1mL)を0℃で添加した。反応混合物を室温で1時間撹拌し、その後、溶媒を真空下で取り除いた。結果として生じる残渣をジエチルエーテルで洗浄することで、黄色固形物として(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(1−(ピペリジン−4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(160mg、75%の収率)を得た。この生成物をそれ以上精製することなく、次の工程で直接使用した。MS(ESI)m/z:447.8[M+H]
+。
【1727】
工程5.2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−(3−((4−(5−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−3,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−イル)ピペリジン−1−イル)メチル)アゼチジン−1−イル)イソインドリン−1,3−ジオンの合成
【1728】
【化524】
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【1729】
アセトニトリル(5mL)中の(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(1−(ピペリジン−4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(92mg、0.2mmol)と(1−(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アゼチジン−3−イル)メチル4−メチルベンゼンスルホネート(105mg、0.24mmol)の溶液に、炭酸カリウム(75mg、0.6mmol)とヨウ化ナトリウム(26mg、0.2mmol)を添加した。反応混合物を2時間80℃で撹拌した後、反応物を濃縮し、結果として生じる残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(DCM/MeOH=10:1)によって精製することで、黄色固形物として2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−(3−((4−(5−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−3,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−イル)ピペリジン−1−イル)メチル)アゼチジン−1−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(3.7mg、1%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:772.1[M+H]
+。
【1730】
実施例282:N−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−((1−(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アゼチジン−3−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(TR−231)
【1731】
【化525】
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【1732】
MeCN(5mL)中のN−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(15mg、27.44umol)と(1−(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アゼチジン−3−イル)メチル4−メチルベンゼンスルホネート(16.38mg、32.93umol)の溶液に、DIPEA(21.28mg、164.65umol)を添加した。反応混合物を16時間80℃で撹拌した後、溶媒を真空下で取り除いた。結果として生じる残渣を分取TLCによって精製することで、黄色固形物としてN−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−((1−(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アゼチジン−3−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(9.5mg、39%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:873.1[M+H]
+。
【1733】
実施例283:N−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−(2−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(TR−232)
【1734】
【化526】
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【1735】
工程1.N−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−(2−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)(4−メトキシベンジル)アミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミドの合成
【1736】
【化527】
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【1737】
MeCN(5mL)中のN−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(80mg、146.36umol)と2−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)(4−メトキシベンジル)アミノ)エチル)4−メチルベンゼンスルホネート(103.91mg、175.63umol)の溶液に、DIPEA(113.49mg、878.14umol)を添加した。反応混合物を24時間90℃で撹拌した後、溶媒を真空下で取り除いた。結果として生じる残渣を分取TLCによって精製することで、黄色固形物としてN−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−(2−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)(4−メトキシベンジル)アミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(80mg、57%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:967.2[M+H]
+。
【1738】
工程2.N−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−(2−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミドの合成
【1739】
【化528】
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【1740】
DCM(2mL)中のN−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−(2−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)(4−メトキシベンジル)アミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(30mg、31.05umol)の溶液に、TFA(1mL)を添加した。反応混合物を1時間室温で撹拌した後、反応物を濃縮した。結果として生じる残渣を分取HPLCによって精製することで、黄色固形物としてN−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−1H−インダゾール−3−イル)−4−(4−(2−((2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)−メトキシベンジルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(5mg、17%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:847.1[M+H]
+。
【1741】
実施例284:N−(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)−2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)アセトアミド(TR−233)
【1742】
【化529】
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【1743】
工程1.2−クロロ−N−(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アセトアミドの合成
【1744】
【化530】
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【1745】
THF(5mL)中の5−アミノ−2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(40mg、0.146mmol)と2−クロロアセチルクロリド(82mg、0.732mmol)の混合物を1時間70℃で撹拌した。反応が完了した後、反応混合物を濃縮した。結果として生じる残渣を石油エーテルで粉にし、濾過し、乾燥させることで、白色固形物として2−クロロ−N−(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アセトアミド(55mg、107%の収率)を得た。この生成物をそれ以上精製することなく、次の工程で直接使用した。MS(ESI)m/z:350.4[M+H]
+。
【1746】
工程2.N−(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)−2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)アセトアミドの合成
【1747】
【化531】
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【1748】
DMF(5mL)中の2−クロロ−N−(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アセトアミド(55mg、0.157mmol)、(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−(ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン塩酸塩(75mg、0.157mmol)、およびDIEA(101mg、0.785mmol)の溶液を1時間80℃で撹拌した。反応が完了した後、反応溶液をEtOAc(200mL)で希釈し、ブラインで2回洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。結果として生じる残渣を分取TLC(DCM/MeOH=10:1)によって精製することで、白色固形物としてN−(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)−2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)アセトアミド(15.5mg、13%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:757.9[M+H]
+。
【1749】
実施例285:2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−(3−((4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)メチル)アゼチジン−1−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(TR−234)
【1750】
【化532】
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【1751】
CH
3CN(4mL)中の溶液(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−(ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン(22mg、4.98umol)および(1−(2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソイソインドリン−5−イル)アゼチジン−3−イル)メチル4−メチルベンゼンスルホネート(24.8mg、5.0umol)の溶液に、NaI(15mg、10.0umol)とK
2CO
3(28mg、20.00umol)をN
2下にて室温で添加した。反応混合物を16時間98℃で撹拌し、その後、溶媒を真空下で取り除いた。結果として生じる残渣を分取TLC(DCM/MeOH=20:1)によって精製することで、2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−(3−((4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)メチル)アゼチジン−1−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(19mg、50%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:769.0[M+H]
+。
【1752】
実施例286:3−((S)−5−(3−((4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)−2−オキソオキサゾリジン−3−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(TR−235)
【1753】
【化533】
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【1754】
DMSO(1mL)中の(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−フルオロピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(80mg、0.21mmol)、2,2,2−トリフルオロアセトアルデヒド化合物と、3−((S)−2−オキソ−5−(3−(ピペラジン−1−イルメチル)フェニル)オキサゾリジン−3−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(103.23mg、0.21mmol)およびKF(122.01mg、2.1mmol)との混合物を、3時間130℃で撹拌した。反応物を室温に冷却した後、反応物をH
2O(10mL)でクエンチし、EtOAcで抽出した。有機層をブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣を分取TLC(DCM/CH
3OH=10:1)によって精製することで、白色固形物として3−((S)−5−(3−((4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)−2−オキソオキサゾリジン−3−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(21mg、14%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:730.9[M+H]
+。
【1755】
実施例287:3−(4−((2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)アミノ)−2−オキソインドリン−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(TR−236)
【1756】
【化534】
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【1757】
工程1.4−ニトロインドリン−2−オンの合成
【1758】
【化535】
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【1759】
CHCl
3(200mL)中の4−ニトロ−1H−インドール(5.0g、30.9mmol)の溶液に、NCS(N−クロロスクシンイミド)(2.67g、20mmol)を室温で添加した。反応混合物を48時間80℃で撹拌した。溶媒を減圧下で蒸発させることで、黄色固形物を得た。固形物をAcOH(80mL)と85%のH
3PO
4(30mL)に溶かした。結果として生じる混合物を100℃で3時間撹拌した。反応物を室温に冷却した後、溶液を10NのNaOHで酸性化してpH=6にして、酢酸エチルで抽出した(3×100mL)。組み合わせた有機層を飽和したブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で蒸発させた。結果として生じる残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(EtOAc/石油エーテル=1:1〜1:0)によって精製することで、黄色固形物として4−ニトロインドリン−2−オン(3.5g、64%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:179[M+H]
+。
【1760】
工程2.3−(4−ニトロ−2−オキソインドリン−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオンの合成
【1761】
【化536】
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【1762】
DMF(40mL)中の4−ニトロインドリン−2−オン(1.0g、5.6mmol)の溶液に、NaH(鉱油中の60%、247mg、6.2mmol)を0℃で添加した。反応混合物を0.5時間室温に温め、その後、3−ブロモピペリジン−2,6−ジオン(2.14g、11.2mmol)を添加した。結果として生じる混合物を1時間80℃で撹拌し、その後、反応物を室温に冷却した。反応物を水(50mL)でクエンチし、酢酸エチルで抽出した(3×20mL)。組み合わせた有機層を、飽和ブライン(20mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で蒸発させた。結果として生じる残渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(DCM/MeOH=30:1〜15:1)によって精製することで、茶色固形物として3−(4−ニトロ−2−オキソインドリン−3−イル)ピペリジン−2,6−ジオン、3−(4−ニトロ−2−オキソインドリン−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン、および3−((4−ニトロ−1H−インドール−2−イル)オキシ)ピペリジン−2,6−ジオンの混合物(400mg、比率=1:1:1)の混合物を得た。これらの生成物をそれ以上精製することなく、次の工程で直接使用した。MS(ESI)m/z:290[M+H]
+。
【1763】
工程3.3−(4−ニトロ−2−オキソインドリン−1−イル(ピペリジン−2,6−ジオン)の合成
【1764】
【化537】
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【1765】
THF(10mL)中の3−(4−ニトロ−2−オキソインドリン−3−イル)ピペリジン−2,6−ジオン、3−(4−ニトロ−2−オキソインドリン−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン、および3−((4−ニトロ−1H−インドール−2−イル)オキシ)ピペリジン−2,6−ジオン、および10%のPd/C(80mg)の混合物(400mg、1:1:1)を、5時間室温にてH
2(1気圧)下で撹拌した。反応物をセライトを通して濾過した後、濾液を減圧下で取り除き、残渣を分取TLC(DCM/MeOH=10:1)によって精製することで、淡黄色固形物として3−(4−ニトロ−2−オキソインドリン−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(30mg、2工程にわたって2%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:260[M+H]
+。
【1766】
工程4.3−(4−((2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)アミノ)−2−オキソインドリン−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオンの合成
【1767】
【化538】
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【1768】
DMF(1mL)中の(R)−2−(4−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)アセトアルデヒド(57mg、0.12mmol)と3−(4−アミノ−2−オキソイソインドリン−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(30mg、0.12mmol)の溶液に、TMSCl(39mg、0.36mmol)とNaBH
4(9.1mg、0.24mmol)を0℃で添加した。反応混合物を1.5時間0℃で撹拌し、その後、それを室温に温め、16時間撹拌した。反応混合物を分取HPLCによって精製することで粗製生成物を得て、これを分取TLC(DMC/MeOH=15:1)によってさらに精製することで、白色固形物として3−(4−((2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)アミノ)−2−オキソインドリン−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(7.7mg、9%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:729.9[M+H]
+。
【1769】
実施例288:2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−((3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)アゼチジン−1−イル)メチル)イソインドリン−1,3−ジオン(TR−237)
【1770】
【化539】
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【1771】
工程1.5−(ブロモメチル)−2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)イソインドリン−1,3−ジオンの合成
【1772】
【化540】
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【1773】
CCl
4(50mL)中の2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−メチルイソインドリン−1,3−ジオン(1g、3.67mmol)の溶液に、NBS(719.10mg、4.04mmol)とAIBN(アゾビスイソブチロニトリル(67.32mg、0.41mmol)を添加した。反応混合物を16時間90℃で撹拌した後、溶媒を真空下で取り除いた。結果として生じる残渣を分取HPLCによって精製することで、オフホワイト固形物として5−(ブロモメチル)−2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(500mg、40%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:353.3[M+H]
+。
【1774】
工程2.(R)−tert−ブチル3−(4−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)アゼチジン−1−カルボキシレートの合成
【1775】
【化541】
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【1776】
THF(10mL)中の(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−(ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(300mg、0.68mmol)とtert−ブチル3−オキソアゼチジン−1−カルボキシレート(139mg、0.81mmol)の溶液に、チタンテトライソプロパノレート(384mg、1.35mmol)を0℃で添加した。その後、混合物を4時間60℃で撹拌した。反応物を室温に冷却した後、NaBH
3CN(85mg、1.35mmol)を添加した。反応混合物をさらに16時間室温で撹拌した後、反応溶液を水(20mL)へ注ぎ、酢酸エチルで抽出した(3×10mL)。組み合わせた有機層を、飽和ブライン(20mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で蒸発させた。結果として生じる残渣を逆相クロマトグラフィーによって精製することで、黄色樹脂として所望の生成物、(R)−tert−ブチル3−(4−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)アゼチジン−1−カルボキシレート(350mg、86%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:599.8[M+H]
+。
【1777】
工程3.(R)−3−(6−(4−(アゼチジン−3−イル)ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジンの合成
【1778】
【化542】
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【1779】
DCM(5mL)中の(R)−tert−ブチル3−(4−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)アゼチジン−1−カルボキシレート(350mg、0.59mmol)の溶液に、TFA(2mL)を添加した。反応混合物を5時間、25℃で撹拌した。出発物質が完全に消費された後、反応物を減圧下で蒸発させることで、TFA塩として粗製の(R)−3−(6−(4−(アゼチジン−3−イル)ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(500mg、100%の収率)を得た。この生成物をそれ以上精製することなく次の工程で使用した。MS(ESI)m/z:499.8[M+H]
+。
【1780】
工程4.2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−((3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)アゼチジン−1−イル)メチル)イソインドリン−1,3−ジオンの合成
【1781】
【化543】
[この文献は図面を表示できません]
【1782】
NMP(1mL)中の粗製の(R)−3−(6−(4−(アゼチジン−3−イル)ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(50mg、0.06mmol)の溶液に、5−(ブロモメチル)−2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(35mg、0.1mmol)とDIPEA(0.5mL)を室温で添加した。反応混合物を1時間、マイクロ波下で120℃に加熱した。反応物を室温に冷却した後、反応溶液を水(10mL)へ注ぎ、酢酸エチルで抽出した(3×10mL)。組み合わせた有機層を、飽和ブライン(20mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で蒸発させた。残渣を分取TLC(DCM/MeOH=15:1)によって精製することで、黄色固形物として2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−5−((3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)アゼチジン−1−イル)メチル)イソインドリン−1,3−ジオン(13mg、28%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:769.9[M+H]
+。
【1783】
実施例289:3−(4−(3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)プロプ−1−イン−1−イル)−3−メチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(TR−238)
【1784】
【化544】
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【1785】
工程1.2−ブロモ−N−メチル−6−ニトロアニリンの合成
【1786】
【化545】
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【1787】
EtOH(80mL)中の1−ブロモ−2−フルオロ−3−ニトロベンゼン(15.5g、70.5mmol)の溶液に、DIEA(45g、353mmol)とメタンアミン塩酸塩(14.3g、211.5mmol)を添加した。溶液を12時間85℃で撹拌した後、反応物を室温に冷却し、濃縮し、水と酢酸エチルで希釈した。有機層を分離させ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮することで、黄色固形物として粗製の2−ブロモ−N−メチル−6−ニトロアニリン(15g、92%の収率)を得て、これを、それ以上精製することなく次の工程で直接使用した。MS(ESI)m/z:231.1[M+H]
+。
【1788】
工程2.:6−ブロモ−N−メチルベンゼン−1,2−ジアミンの合成
【1789】
【化546】
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【1790】
THF(40mL)およびAcOH(80mL)中の2−ブロモ−N−メチル−6−ニトロアニリン(14.0g、60.6mmol)の混合物を、Fe(17g、303mmol)の存在下において2時間85℃で撹拌した。反応混合物を濾過し、濾液を濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル/EtOAc=10:1)で精製することで、6−ブロモ−N1−メチルベンゼン−1,2−ジアミン(8.2g、68%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:201.2[M+H]
+。
【1791】
工程3.7−ブロモ−1−メチル−1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−オンの合成
【1792】
【化547】
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【1793】
THF(100mL)中の6−ブロモ−N−メチルベンゼン−1,2−ジアミン(8.9g、44.5mmol)の溶液に、N,N’−カルボニルジイミダゾール(29g、178.2mmol)をN
2下にて室温で添加した。反応混合物を室温で夜通し撹拌した後、溶媒を取り除いた。残渣をDCM/MeOH(10:1)に溶かし、水で洗浄した。有機層をNa
2SO
4で乾燥し、濾過し、濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(DCM/MeOH=60:1)で精製することで、白色固形物として7−ブロモ−1−メチル−1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−オン(4.4g、44%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:227.2[M+H]
+。
【1794】
工程4.3−(4−ブロモ−3−メチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオンの合成
【1795】
【化548】
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【1796】
DMF(9mL)中の7−ブロモ−1−メチル−1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−オン(2.5g、11.0mmol)の溶液に、NaH(529mg、鉱油中に60%w/wが分散、13.21mmol)を窒素雰囲気下にて0℃で添加した。反応混合物を0℃で20分間撹拌し、その後、DMF(6mL)中の3−ブロモピペリジン−2,6−ジオン(1.47g、7.71mmol)の溶液を0℃で滴下した。結果として生じる混合物を室温で夜通し撹拌し、その後、反応物を水でクエンチし、酢酸エチルで抽出した(3×)。有機層を組み合わせ、乾燥させ、濾過し、濃縮した。結果として生じる残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル/EtOAc=2:1〜DCM/MeOH=60:1)によって精製することで、白色固形物として3−(4−ブロモ−3−メチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(247mg、7%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:338[M+H]
+。
【1797】
工程5.3−(4−(3−ヒドロキシプロプ−1−イン−1−イル)−3−メチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオンの合成
【1798】
【化549】
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【1799】
DMF(3.5mL)中の3−(4−ブロモ−3−メチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(130mg、0.39mmol)の溶液に、プロプ−2−イン−1−オール(43mg、0.77mmol)、CuI(15mg、0.079mmol)、Pd(dppf)Cl
2(29mg、0.04mmol)、およびTEA(394mg、3.9mmol)を添加した。混合物を80℃で夜通し撹拌し、その後、反応物を水でクエンチし、酢酸エチルで抽出した(3×)。有機層を組み合わせ、乾燥させ、濾過し、濃縮した。結果として生じる残渣を逆相クロマトグラフィーによって精製することで、白色固形物として3−(4−(3−ヒドロキシプロプ−1−イン−1−イル)−3−メチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(94mg、78%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:314.4[M+H]
+。
【1800】
工程6.3−(4−(3−クロロプロプ−1−イン−1−イル)−3−メチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオンの合成
【1801】
【化550】
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【1802】
乾燥したCH
2Cl
2(2.5mL)および無水のTHF(1mL)中の3−(4−(3−ヒドロキシプロプ−1−イン−1−イル)−3−メチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(30mg、0.096mmol)の溶液に、TsCl(27.6mg、0.14mmol)とDMAP(35mg、0.29mmol)を添加した。反応混合物を室温で12時間撹拌し、その後、反応物を水でクエンチし、酢酸エチルで抽出した(3x)。有機層を組み合わせ、乾燥させ、濾過し、濃縮した。結果として生じる残渣を分取TLC(DCM:/MeOH=25:1)によって精製することで、白色固形物として3−(4−(3−クロロプロプ−1−イン−1−イル)−3−メチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(12mg、38%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:332.4[M+H]
+。
【1803】
工程7.3−(4−(3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)プロプ−1−イン−1−イル)−3−メチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオンの合成
【1804】
【化551】
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【1805】
CH
3CN(0.8ml)中の3−(4−(3−クロロプロプ−1−イン−1−イル)−3−メチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(12mg、0.036mmol)、K
2CO
3(15mg、0.108mmol)、NaI(8mg、0.054mmol)、および(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−(ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン塩酸塩(21mg、0.044mmol)の混合物を4時間90℃で撹拌し、その後、反応物を水でクエンチし、酢酸エチルで抽出した(3×)。有機層を組み合わせ、乾燥させ、濾過し、濃縮した。結果として生じる残渣を分取TLC(DCM/MeOH=12:1)によって精製することで、白色固形物として3−(4−(3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)プロプ−1−イン−1−イル)−3−メチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(8.6mg、32%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:740.0[M+H]
+。
【1806】
実施例290:3−(4−(4−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)ブト−1−イン−1−イル)−3−メチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(TR−239)
【1807】
【化552】
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【1808】
TR−239は、TR−238を調製するための標準手順に従って合成された(5.8mg、16%の収率)。MS(ESI)m/z:754.0[M+H]
+。
【1809】
実施例291:3−(4−(3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)プロピル)−3−メチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(TR−240)
【1810】
【化553】
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【1811】
工程1.3−(4−(3−ヒドロキシプロピル)−3−メチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオンの合成
【1812】
【化554】
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【1813】
THF(3mL)中の3−(4−(3−ヒドロキシプロプ−1−イン−1−イル)−3−メチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(25mg、0.08mmol)の溶液を、4時間水素下(1気圧)にて10%のPd/C(15mg)の存在下で撹拌し、その後、反応混合物を濾過した。濾液を濃縮することで、粗製の3−(4−(3−ヒドロキシプロピル)−3−メチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(30mg、99%の収率)を得て、これをそれ以上精製することなく次の工程で直接使用した。MS(ESI)m/z:318.4[M+H]
+。
【1814】
工程2.3−(1−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−3−メチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−イル)プロピル4−メチルベンゼンスルホネートの合成
【1815】
【化555】
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【1816】
乾燥したCH
2Cl
2(2mL)および無水のTHF(1mL)中の3−(4−(3−ヒドロキシプロピル)−3−メチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(30mg、0.095mmol)の溶液に、TsCl(36mg、0.19mmol)とDMAP(46mg、0.38mmol)を添加した。反応混合物を12時間室温で撹拌し、その後、反応物を濃縮した。結果として生じる残渣を分取TLC(DCM/MeOH=25:1)によって精製することで、白色固形物として3−(1−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−3−メチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−イル)プロピル4−メチルベンゼンスルホネート(6mg、13%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:472.5[M+H]
+。
【1817】
工程3.3−(4−(3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)プロピル)−3−メチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオンの合成
【1818】
【化556】
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【1819】
CH
3CN(0.8ml)中の3−(1−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−3−メチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−イル)プロピル4−メチルベンゼンスルホネート(6mg、0.013mmol)、K
2CO
3(5.3mg、0.038mmol)、NaI(3mg、0.02mmol)、および(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−(ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジンの混合物を4時間90℃で撹拌し、その後、反応物を水でクエンチし、酢酸エチルで抽出した(3×)。有機層を組み合わせ、乾燥させ、濾過し、濃縮した。結果として生じる残渣を分取TLC(DCM/MeOH=10:1)によって精製することで、白色固形物として3−(4−(3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)プロピル)−3−メチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(4.0mg、42%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:744.0[M+H]
+。
【1820】
実施例292:3−(4−(4−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)ブチル)−3−メチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(TR−241)
【1821】
【化557】
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【1822】
TR−241は、TR−240を調製するための標準手順に従って合成された(12mg、45%の収率)。MS(ESI)m/z:758.1[M+H]
+。
【1823】
実施例293:3−(3−(2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(TR−242)
【1824】
【化558】
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【1825】
CH
3CN(1mL)中の2−(3−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)エチル4−メチルベンゼンスルホネート(44.3mg、0.10mmol)と(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−(ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン(44.2mg、0.10mmol)の溶液に、ヨウ化ナトリウム(22.5mg、0.15mmol)とK
2CO
3(41.4mg、0.3mmol)を室温で添加した。反応混合物を90℃で12時間撹拌した。室温に冷却した後、反応物を水でクエンチし、酢酸エチルで抽出した(3×10mL)。組み合わせた有機層を飽和したブライン(10mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で蒸発させた。残渣を逆相クロマトグラフィーによって精製することで、白色固形物として3−(3−(2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(35mg、49%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:714.9[M+H]
+。
【1826】
実施例294:3−(3−(3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)プロピル)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(TR−243)
【1827】
【化559】
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【1828】
CH
3CN(1mL)中の3−(3−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)プロピル4−メチルベンゼンスルホネート(45.3mg、0.10mmol)と(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−(ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン(44.2mg、0.10mmol)の溶液に、ヨウ化ナトリウム(22.5mg、0.15mmol)とK
2CO
3(41.4mg、0.3mmol)を室温で添加した。反応混合物を90℃で12時間撹拌した。室温に冷却した後、反応物を水でクエンチし、酢酸エチルで抽出した(3×10mL)。組み合わせた有機層を飽和したブライン(10mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で蒸発させた。残渣を逆相クロマトグラフィーによって精製することで、白色固形物として3−(3−(3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)プロピル)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(22mg、30%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:729.0[M+H]
+。
【1829】
実施例295:3−(4−(2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エトキシ)−3−メチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(TR−244)
【1830】
【化560】
[この文献は図面を表示できません]
【1831】
工程1.(R)−2−(4−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エタン−1−オールの合成
【1832】
【化561】
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【1833】
DMSO(3mL)中の(R)−6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)−3−(6−(ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(200mg、0.42mmol)と2−ブロモエタノール(157.45mg、1.26mmol)の溶液に、K
2CO
3(173.89mg、1.26mmol)とNaI(63.0mg、0.42mmol)を室温で添加した。反応混合物を夜通し80℃で撹拌した。室温に冷却した後、反応物を水(15mL)でクエンチし、酢酸エチルで抽出した(3×10mL)。組み合わせた有機層を飽和したブライン(10mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で蒸発させた。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製することで、褐色油として(R)−2−(4−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エタン−1−オール(130mg、64%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:488.7[M+H]
+。
【1834】
工程2.(R)−2−(4−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エチル4−メチルベンゼンスルホネートの合成
【1835】
【化562】
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【1836】
乾燥したCH
2Cl
2(5mL)中の(R)−2−(4−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エタン−1−オール(130mg、0.27mmol)の溶液に、p−トルエンスルホニル塩化物(80.46mg、0.53mmol)、4−ジメチルアミノピリジン(12mg、0.1mmol)、およびEt
3N(136.35mg、1.35mmol)を0℃で添加した。反応混合物を室温で24時間撹拌した。反応物を水(5mL)でクエンチし、CH
2Cl
2で抽出した(3×5mL)。結合した有機層をブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣を分取TLCによって精製することで、白色固形物として(R)−2−(4−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エチル4−メチルベンゼンスルホネート(80mg、46%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:642.3[M+H]
+。
【1837】
工程3.2−(メチルアミノ)−3−ニトロフェノールの合成
【1838】
【化563】
[この文献は図面を表示できません]
【1839】
EtOH(20mL)中の−2−フルオロ−3−ニトロフェノール(5g、31.85mmol)の溶液に、DIEA(26mL、159.25mmol)とメタンアミン塩酸塩(6.45g、95.55mmol)を添加した。その後、反応混合物を90℃で12時間撹拌した。室温に冷却した後、反応物を水(30mL)でクエンチし、酢酸エチルで抽出した(3×50mL)。組み合わせた有機層をブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。結果として生じる粗製生成物を石油エーテル/EtOAc(10:1、20mL)で粉にすることで、黄色固形物として2−(メチルアミノ)−3−ニトロフェノール(3.5g、65%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:169.1[M+H]
+。
【1840】
工程4.2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N−メチル−6−ニトロアニリンの合成
【1841】
【化564】
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【1842】
DCM(30mL)中の2−(メチルアミノ)−3−ニトロフェノール(3.6g、21.43mmol)とDMAP(200mg、1.6mmol)の溶液に、トリエチルアミン(21.6g、214.3mmol)とtert−ブチルジメチルシリル塩化物(6.4g、42.86mmol)を添加した。反応混合物を室温で14時間撹拌し、その後、反応物を水(15mL)でクエンチし、DCMで抽出した(3x30mL)。組み合わせた有機層をブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。結果として生じる残渣を石油エーテル/EtOAc(10:1、22mL)で粉にすることで、黄色固形物として2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N−メチル−6−ニトロアニリン(3.4g、56%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:283.9[M+H]
+。
【1843】
工程5.6−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N1−メチルベンゼン−1,2−ジアミンの合成
【1844】
【化565】
[この文献は図面を表示できません]
【1845】
EtOH(30mL)中の2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N−メチル−6−ニトロアニリン(3.4g、12.06mmol)の溶液に、10%のPd/C(0.5g)を添加した。その後、混合物を水素雰囲気(1気圧)下で夜通し撹拌した。触媒をセライトを通して濾過した後、濾液を乾燥するまで蒸発させることで、粗製の6−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N1−メチルベンゼン−1,2−ジアミン(3.0g、99%の収率)を得た。この生成物をそれ以上精製することなく、次の工程で直接使用した。MS(ESI)m/z:254.0[M+H]
+。
【1846】
工程6.7−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−メチル−1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−オンの合成
【1847】
【化566】
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【1848】
THF(30mL)中の6−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N1−メチルベンゼン−1,2−ジアミン(3.0g、11.91mmol)の溶液に、N,N’−カルボニルジイミダゾール(5.79g、35.73mmol)をN
2下にて室温で添加した。反応混合物を室温で4時間撹拌し、その後、溶媒を減圧下で取り除いた。残渣をメタノールとn−ヘキサンで再結晶化することで、白色固形物として7−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−メチル−1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−オン(2.8g、84%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:279.6[M+H]
+。
【1849】
工程7.3−(4−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−3−メチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオンの合成
【1850】
【化567】
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【1851】
DMF(5mL)中の7−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−メチル−1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−オン(600mg、2.16mmol)の撹拌溶液に、NaH(104mg、鉱油中に60%w/wが分散、2.60mmol)を窒素雰囲気下にて0℃で添加した。反応混合物を0℃で20分間撹拌した後、DMF(3mL)中の3−ブロモピペリジン−2,6−ジオン(291.84mg、1.52mmol)の溶液を0℃で滴下した。結果として生じる混合物をさらに3時間室温で撹拌し、その後、反応物をAcOH(0.5mL)でクエンチし、減圧下で濃縮することで、粗製の3−(4−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−3−メチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオンを得た。この生成物をそれ以上精製することなく、次の工程で直接使用した。
【1852】
工程8.3−(4−ヒドロキシ−3−メチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオンの合成
【1853】
【化568】
[この文献は図面を表示できません]
【1854】
DCM(10mL)中の3−(4−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−3−メチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(粗製)の撹拌溶液に、TFA(2mL)を添加した。反応混合物を1時間室温で撹拌し、その後、混合物物を濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製することで、3−(4−ヒドロキシ−3−メチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(70mg、2工程にわたって12%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:276.3[M+H]
+。
【1855】
工程9.3−(4−(2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エトキシ)−3−メチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオンの合成
【1856】
【化569】
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【1857】
DMSO(0.5mL)中の3−(4−ヒドロキシ−3−メチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(3.05mg、0.012mmol)と(R)−2−(4−(6−(6−(2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エチル4−メチルベンゼンスルホネート(5.0mg、0.01mmol)の溶液に、K
2CO
3(5.52mg、0.04mmol)とNaI(2.25mg、0.015mmol)を添加した。反応混合物を2時間70℃で撹拌した。反応物を室温に冷却した後、反応物を水(10mL)でクエンチし、酢酸エチルで抽出した(3×10mL)。組み合わせた有機層を飽和したブライン(10mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で蒸発させた。結果として生じる残渣を分取HPLCによって精製することで、白色固形物として3−(4−(2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エトキシ)−3−メチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(1.2mg、16%の収率)を得た。MS(ESI)m/z:745.9[M+H]
+。
【1858】
実施例296:3−(4−(3−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)プロポキシ)−3−メチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(TR−245)
【1859】
【化570】
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【1860】
TR−245は、TR−244を調製するための標準手順に従って合成された(1.5mg、17%の収率)。MS(ESI)m/z:759.9[M+H]
+。
【1861】
実施例297:3−(5−(2−(4−(6−(6−((R)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エトキシ)−3−メチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−2,6−ジオン(TR−246)
【1862】
【化571】
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【1863】
TR−246は、TR−244を調製するための標準手順に従って合成された(5.2mg、19%の収率)。MS(ESI)m/z:745.8[M+H]
+。
【1864】
本明細書で開示される特定の化合物は表1に示される構造を有する。
【1865】
【表1-1】
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【1866】
【表1-2】
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【1867】
【表1-3】
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【1868】
【表1-4】
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【1869】
【表1-5】
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【1870】
【表1-6】
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【1871】
【表1-7】
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【1872】
【表1-8】
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【1873】
【表1-9】
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【1874】
【表1-10】
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【1875】
【表1-11】
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【1876】
【表1-12】
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【1877】
【表1-13】
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【1878】
【表1-14】
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【1879】
【表1-15】
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【1880】
【表1-16】
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【1881】
【表1-17】
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【1882】
【表1-18】
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【1883】
【表1-19】
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【1884】
【表1-20】
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【1885】
【表1-21】
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【1886】
【表1-22】
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【1887】
【表1-23】
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【1888】
【表1-24】
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【1889】
【表1-25】
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【1890】
【表1-26】
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【1891】
【表1-27】
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【1892】
【表1-28】
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【1893】
【表1-29】
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【1894】
【表1-30】
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【1895】
【表1-31】
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【1896】
【表1-32】
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【1897】
【表1-33】
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【1898】
【表1-34】
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【1899】
【表1-35】
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【1900】
【表1-36】
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【1901】
【表1-37】
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【1902】
【表1-38】
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【1903】
【表1-39】
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【1904】
【表1-40】
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【1905】
【表1-41】
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【1906】
【表1-42】
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【1907】
【表1-43】
[この文献は図面を表示できません]
【1908】
本明細書で使用されるように、特定の化合物に提供される構造と化学名との間に相違がある場合には、構造が優先されることとする。
【1909】
実施例298:KM12結腸癌細胞におけるTPM3−TRKA融合タンパク質レベルを下げることに対する選択された化合物の効果の評価(
図1A−C)。
【1910】
KM12細胞を、DMSO、または100nMの指示された化合物で16時間処置した。ウエスタンブロット結果は複数の化合物がTPM3−TRKAタンパク質レベルを有意に減少させたことを示した。
【1911】
実施例299:二価化合物は、KM12結腸癌細胞におけるTPM3−TRKA融合タンパク質レベルを時間依存的に減少させた(
図2)。
【1912】
指示されたインキュベーション時間にわたって、100nMのCPD−027、CPD−053、およびCPD−060でKM12細胞を処置した。ウエスタンブロット結果は、CPD−027、CPD−053、およびCPD−060がTPM3−TRKAタンパク質レベルを急速に減少させたことを示した。
【1913】
実施例300:二価化合物は、KM12皮下異種移植片腫瘍中のTPM3−TRKAタンパク質レベルを減少させる(
図3)。
【1914】
右脇腹にKM12皮下異種移植片腫瘍を抱える無胸腺ヌードマウスを、
図3に示されるように、10、20、または50mg/kgのCPD−053、CPD−027、またはCPD−060で腹腔内処置した。薬物投与の4時間後、均質化した異種移植片腫瘍塊でのTPM3−TPKAの免疫ブロット法のために動物を殺処分した。「a」または「b」というラベルは、同じ異種移植片腫瘍の2つの異なる塊を表す。
【1915】
実施例301:二価化合物は、KM12大腸癌細胞の生存率を抑えた(
図4)。
【1916】
3日間の12点2倍連続希釈後に、96ウェルプレート中に接種されたKM12細胞を、500nMのエヌトレクチニブ、または二価化合物、すなわち、CPD−010、CPD−053、およびCPD−057で処置した。CPD−010、CPD−053、およびCPD−057は、KM12細胞の生存率を抑制した(
図4A)。
【1917】
3日間の8点3倍連続希釈後に、KM12またはH358の細胞を、1000nMのCPD−053で処置した。CPD−053はKM12細胞の生存率を有意に抑制したが、H358細胞の生存率は抑制しなかった(
図4B)。
【1918】
実施例302:KM12結腸癌細胞におけるTPM3−TRKA融合タンパク質レベルを減少させることに対する選択された化合物の効果の評価(
図5A−C)。
【1919】
KM12細胞を、DMSO、または0.1nM、1nM、あるいは10nMの指示された化合物で16時間処置した。免疫ブロットデータは、1nMまたは10nMの選択された化合物がすべてTPM3−TRKAタンパク質レベルを有意に減少させた一方で、0.1nMでは、分解の範囲が変動したことを示した。
【1920】
実施例303:二価化合物は、KM12結腸癌細胞におけるTPM3−TRKA融合タンパク質レベルを濃度依存的に減少させた(
図6A−D)。
【1921】
KM12細胞を、DMSO、または様々な濃度の指示された化合物で16時間処置した。免疫ブロット法の結果は、TPM3−TRKAが濃度依存的に有意に分解されたことを示した。
【1922】
実施例304:二価化合物は、過剰発現されたTPM3−TRKA、AGBL4−TRKB、およびETV6−TRKCの融合タンパク質レベルを濃度依存的に減少させた(
図7)。
【1923】
TPM3−TRKA、AGBL4−TRKB、またはETV6−TRKC融合の発現を導いたレンチウイルスに、KM12細胞を感染させた。細胞を18時間様々な投与量でDMSOまたはTR−123で処置した。
【1924】
実施例305:TRKAの二価化合物媒介性の分解は、セレブロンとの相互作用に依存する(
図8A−B)。
【1925】
KM12またはHELの細胞を、投与量範囲の化合物TR−123またはTR−123−negativeで処置した。後者は、化学修飾によるセレブロン(CRBN)との結合を失った。データは、TR−123が濃度依存的にTRKAタンパク質レベルを減少させた一方で、TR−123−negativeがTRKAタンパク質レベルに対する効果をまったく、またはほとんど持っていなかったことを示した。
【1926】
実施例306:二価化合物によるTRKA分解の減少は、ユビキチン−プロテアソーム系に依存する(
図9A−B)。
【1927】
KM12またはHELの細胞を、単回投与量の化合物TR−123で、または、MG−132、ボルテゾミブ、MLN4924、あるいはポマリドミドの組み合わせで処置した。データは、TR−123によるTRKA分解の減少が、プロテアソーム阻害剤、MG−132、または、ボルテゾミブ、カリンE3リガーゼ阻害剤、MLN4924あるいはCRBNリガンド、ポマリドミドによって損なわれることを示した。
【1928】
実施例307:二価化合物は、KM12皮下異種移植片腫瘍中のTPM3−TRKAタンパク質レベルを減少させた(
図10A−B)。
【1929】
右脇腹にKM12皮下異種移植片腫瘍を抱える無胸腺ヌードマウスを、指示された投与量の二価化合物を用いて、腹腔内または経口的に処置した。薬物投与の8時間後、均質化した異種移植片腫瘍試料でのTPM3−TPKAの免疫ブロット法のために動物を殺処分した。
【1930】
実施例308:TR−123の薬物動態学(
図11)。
【1931】
化合物TR−123の単一の20mg/kgの腹腔内注入が評価された。6つの時点(化合物投与後30分、1時間、2時間、4時間、8時間、および12時間)の各々で報告されたTR−123の血漿濃度は、3つの試験動物の平均値である。データは、12時間にわたるTR123の良好な血漿曝露を示した。
【1932】
実施例309:二価化合物はインビボの抗腫瘍活性を示した(
図12A−B)。
【1933】
右脇腹にKM12皮下異種移植片腫瘍を抱える無胸腺ヌードマウスを、1日1回(qd)、1日2回(bid)、または2日毎に1回(q2d)、ビヒクルまたは25mg/kgのCPD−060で腹腔内処置した。腫瘍容積を2日毎に評価し、長さx幅x幅/2として表した。実験マウスの体重も測定して化合物の毒性を評価した。
【1934】
実施例310:二価化合物は、KM12結腸癌細胞におけるTPM3−TRKA融合タンパク質レベルを濃度依存的に減少させた(
図13A−E)。
【1935】
KM12細胞を、DMSO、または様々な濃度の指示された化合物で4時間処置した。免疫ブロット法の結果は、TPM3−TRKAが濃度依存的に有意に分解されたことを示した。
【1936】
実施例311:マウスにおけるTR−198の薬物動態学(
図14)。
【1937】
マウスにおける単一の2mg/kgの静脈内注射と20mg/kgのTR−198の経口経管栄養が評価された。6つの時点(経口での化合物投与後5分、30分、2時間、4時間、8時間、および12時間)の各々で報告されたTR−198の血漿濃度は、3つの試験動物の平均値である。データは12時間にわたってTR−198の約16%の経口バイオアベイラビリティを示した。
【1938】
実施例312:二価化合物はインビボの抗腫瘍活性を示した(
図15のA−B)。
【1939】
右脇腹にKM12皮下異種移植片腫瘍を抱える無胸腺ヌードマウスを、経口経管栄養によって、1日1回(qd)または1日2回(bid)、ビヒクル、10−20mg/kgのTR−181、またはTR−198で処置した。腫瘍容積を2日毎に評価し、長さx幅x幅/2として表した。実験マウスの体重も測定して化合物の毒性を評価した。データは、TR−181とTR−198の有意なインビボの抗腫瘍活性を示した。
【1940】
実施例313:二価化合物は、ラットとモルモットのモノヨード酢酸誘導された変形性関節症モデルにおいて鎮痛作用を示した(
図16A−B)。
【1941】
変形性関節症は、モノヨード酢酸注射を使用して、オスの成体動物の右膝に誘導された。1週間後に、陽性対照としてビヒクル(Veh)、20mg/kgのTR−181、または100mg/kgのイブプロフェン(Ibu)を用いて、動物を処置した。体重分布は、インキャパシタンスメーターを使用して、負傷した肢で支えられる体重の割合として決定された。イブプロフェン群における応答は、薬物の投与の2時間後に決定された。他の2つの群は処置の6時間後に測定された。
【1942】
材料および方法:
【1943】
一般的な化学方法:
化学製品および試薬はすべて市販の供給元から購入され、それ以上精製することなく使用された。すべての化合物のLCMSスペクトルは、脱ガス装置(degasser)(DGU−20A3)付きポンプ(LC−20AD)、オートサンプラー(SIL−20AHT)、カラムオーブン(CTO−20A)(別段の指示がない限り、40℃に設定)、フォトダイオードアレイ(PDA)(SPD−M20A)検出器、蒸発光散乱(ELSD)(Alltech 3300ELSD)検出器を含む島津製作所のLC−MS 2020システムを用いて獲得された。クロマトグラフィーは、2.0ml/分の流速で、島津製作所のSunFire C18(5μm 50*4.6mm)を用いて、溶媒Aとして0.1%ギ酸を含む水、および溶媒Bとして0.1%ギ酸を含むアセトニトリルを用いて行われた。カラムからの流れはMSスペクトロメーターに分割された。MS検出器はエレクトロスプレーイオン源を伴って構成された。窒素が噴霧器ガスとして使用された。データ収集はLabsolution社のデータシステムで行った。プロトン核磁気共鳴(1H−NMR)スペクトルは、Bruker Avance III400スペクトロメーターで記録された。化学シフトは百万分の一(ppm)単位で表され、δ値(化学シフトδ)として報告された。結合定数はヘルツの単位で報告されている(J値、Hz;統合および分割パターン:s=一重項、d=二重項、t=三重項、q=四重項、brs=広幅一重項、m=多重項)。分取HPLCは、254 nmまたは220 nmに設定されたUV検出器を備えるAgilent Prep 1260シリーズを用いて行われた。試料は、Phenomenex Luna 75x30mm,5μm,C18カラムに室温で注入された。流速は40ml/分であった。直線濃度勾配は、H
2O(0.1%TFAを含む)(B)中のMeOH(A)の10%(または50%)〜100%のMeOH(A)までの直線的なグラジエントを使用した。すべての化合物は、上記のLCMS法を使用して>90%の純度を示した。
【1944】
プラスミド
ヒトTPM3−TRKA、AGBL4−TRKB、およびETV6−TRKC融合遺伝子のコード配列は、pLVX−EF1α−mCherry−C1レンチウイルスベクターへと構築された。
【1945】
細胞培養
KM12、H358、HEL、および他の細胞は、10%のウシ胎仔血清で補充されたRPMI 1640培地中の5%CO
2を用いて37℃で培養された。細胞はショートタンデムリピート(STR)アッセイを使用して立証された。マイコプラズマ検査結果は陰性であった。安定した細胞株は、レンチウイルス形質導入によって確立され、選択され、および、1μg/mLピューロマイシンを含有する培地で維持された。
【1946】
抗体と試薬
ウサギ抗TRK抗体(92991S)、リン光体−ERK抗体(4370S)、ならびにビンキュリン抗体(18799S)は、Cell Signaling Technologyから購入された。HRP結合抗GAPDH抗体、抗βアクチン抗体、および抗αチューブリンは、家で生成された。培地および他の細胞培養試薬は、Thermo Fisherから購入された。CellTiter−Glo AssayキットはPromegaから購入された。
【1947】
免疫ブロット法
培養した細胞を冷たいPBSで1回洗浄し、プロテアーゼ阻害剤とホスファターゼ阻害剤(Beyotime Biotechnology)を補充した冷たいRIPAバッファー中に溶解させた。その後、溶液を穏やかに攪拌しながら4℃で30分間インキュベートし、細胞を完全に溶解させた。腫瘍組織については、腫瘍を小さい切片に切り、機械式ホモジナイザーを用いて冷たいRIPAバッファーで粉砕し、4℃で1時間溶解させた。細胞ライセートを13,000rpm、4℃で10分間遠心分離にかけ、ペレットを捨てた。ライセート中の全タンパク質濃度をBCAアッセイ(Beyotime Biotechnology)で測定した。細胞ライセートをLaemmliローディングバッファーと1Xに混合し、99℃で5分間加熱した。タンパク質をSDS−PAGEで分解し、化学発光によって可視化した。画像はChemiDoc MP Imaging system (Bio−Rad)で撮影された。タンパク質のバンドは、Bio−Rad社が提供するソフトウェアを用いて定量化された。
【1948】
細胞生存率アッセイ
12点2倍連続希釈または8点3倍希釈後に、細胞を、96ウェルプレート中の1つのウェル当たり5000の細胞の密度で接種し、試験化合物を用いて処置した。3日後、細胞の生存率は、メーカーの説明書に従ってCellTiter−Gloアッセイキット(Promega)を使用して判定された。用量反応曲線が決定され、IC
50値は、非線形回帰(最小二乗適合)法に従ってGraphPad Prismソフトウェアを用いて算出された。細胞生存率に対する阻害活性は、選択された二価化合物のIC
50値として示されるように、以下の表2−4に列挙される。
【1949】
【表2】
[この文献は図面を表示できません]
【1950】
【表3】
[この文献は図面を表示できません]
【1951】
【表4】
[この文献は図面を表示できません]
【1952】
図4Aに記載されているように、各化合物のIC
50値は決定され、GraphPadプリズム5.0ソフトウェアを使用して算出された。
【1953】
腫瘍異種移植片試験
動物実験はすべて、CullgenのInstitutional Animal Care and Use Committee(IACUC)によって承認されたプロトコル下で実施された。無胸腺ヌードマウス(オス、5週齢)は、右脇腹部位に皮下接種された500万のKM12細胞を受け入れた。接種の10日後、腫瘍は約500mm
3のサイズであった。癌を抱えているマウスを、指示された投与量のビヒクルまたは二価化合物で腹腔内処置した。マウスの腫瘍サイズと体重を2日毎に測定した。加えて、免疫ブロット法アッセイを採用して、薬物の投与後に約500mm
3のサイズの異種移植片腫瘍中のTRKA融合タンパク質のレベルを評価した。薬物投与後の指示された時間に、選択されたマウスを殺処分し、腫瘍を切除した。指示されるようなTPM3−TPKAおよび他のタンパク質の免疫ブロット法のために、腫瘍の小さな塊を均質化した。
【1954】
マウスの薬物動態学(PK)研究
基準PK研究は、Sai Life Sciencesによるオスのスイスアルビノマウスを使用して行われた。化合物TR−123の単一の20mg/kgの腹腔内注入(IP)が評価された。6つの時点(投与後30分、1時間、2時間、4時間、8時間、および12時間)の各々で報告されたTR−123の血漿濃度は、3つの試験動物の平均値である。エラーバーは+SDを表す。
【1955】
モノヨード酢酸(MIA)−誘導型疼痛モデル
成熟したオスのスプラーグドーリーラットまたはモルモットをこれらの実験に使用した。後肢の体重分布のベースラインは、インキャパシティテスター(Yuyan Instruments,Shanghai,China)を用いて、MIA注入前に測定された。体重分布は、以下の式で表された:
右足にかかる体重(g)÷(左+右)足にかかる体重×100
【1956】
翌日、50μlのPBS溶液中の2mgのMIAを実験ラットの右膝に注射した。モルモットには3mgのMIAを用いた。MIA注射の1週間後、後肢の体重分布を測定し、症状を検証した。治療の前に、動物を2群または3群(n=7)に無作為化し、各群をビヒクル、100mg/kgのイブプロフェン(i.m.)、または20mg/kgのTR−181(i.p.)で処置した。化合物に対する反応はその後、2本の後肢間の体重分布の変化として測定された。
【1957】
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【1958】
他の実施形態
本発明をその詳細な説明と併せて説明してきたが、前述の説明は、添付の請求項の範囲によって定義される本発明の範囲を説明することを目的としており、制限するものではないことを理解されたい。他の態様、利点、および修正は、以下の請求項の範囲内である。