特表2021-535578(P2021-535578A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2021-535578(P2021-535578A)
(43)【公表日】2021年12月16日
(54)【発明の名称】バッテリーホルダー
(51)【国際特許分類】
   H01M 50/289 20210101AFI20211119BHJP
   H01M 50/244 20210101ALI20211119BHJP
【FI】
   H01M50/289
   H01M50/244 Z
【審査請求】未請求
【予備審査請求】有
【全頁数】14
(21)【出願番号】特願2021-534399(P2021-534399)
(86)(22)【出願日】2019年8月22日
(85)【翻訳文提出日】2021年3月12日
(86)【国際出願番号】AU2019050887
(87)【国際公開番号】WO2020037371
(87)【国際公開日】20200227
(31)【優先権主張番号】2018220113
(32)【優先日】2018年8月23日
(33)【優先権主張国】AU
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DJ,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JO,JP,KE,KG,KH,KN,KP,KR,KW,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT
(71)【出願人】
【識別番号】521077440
【氏名又は名称】アダムス アイピー プロプライアタリー リミティド
(74)【代理人】
【識別番号】100099759
【弁理士】
【氏名又は名称】青木 篤
(74)【代理人】
【識別番号】100123582
【弁理士】
【氏名又は名称】三橋 真二
(74)【代理人】
【識別番号】100092624
【弁理士】
【氏名又は名称】鶴田 準一
(74)【代理人】
【識別番号】100114018
【弁理士】
【氏名又は名称】南山 知広
(74)【代理人】
【識別番号】100153729
【弁理士】
【氏名又は名称】森本 有一
(74)【代理人】
【識別番号】100126848
【弁理士】
【氏名又は名称】本田 昭雄
(72)【発明者】
【氏名】ダレン バリー アダムス
(72)【発明者】
【氏名】アネット マリー アダムス
【テーマコード(参考)】
5H040
【Fターム(参考)】
5H040AA22
5H040AS19
5H040CC13
5H040CC15
5H040CC16
5H040CC33
5H040GG13
5H040GG17
5H040NN01
5H040NN03
(57)【要約】
本発明は、バッテリーを収容する少なくとも1つの区画を含むバッテリーホルダーに関し、該区画は、第1の側壁と、第2の側壁と、背面壁と、基底部と、バッテリーを固定する係止部とを含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
バッテリーを受け入れる少なくとも1つの区画を含むバッテリーホルダーであって、前記区画は、第1の側壁、第2の側壁、背面壁、基底部、及び前記バッテリーを固定するための係止部を含む、バッテリーホルダー。
【請求項2】
前記第1の側壁又は前記第2の側壁のうちの少なくとも1つは、前記バッテリーと係合するためのリップ部を含む、請求項1に記載のホルダー。
【請求項3】
前記係止部は、前記区画の前記基底部において前記背面壁に対向して位置する、請求項2に記載のホルダー。
【請求項4】
前記係止部は、前記第1の側壁又は前記第2の側壁の少なくとも一方に位置する、請求項2に記載のホルダー。
【請求項5】
前記少なくとも1つの区画は、前記バッテリーの雄型部材に結合するように形成された雌型部材である、請求項1〜4のうちいずれか1項に記載のホルダー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、手持ち式電動工具用バッテリーホルダーに関する。
【背景技術】
【0002】
ドリル、グラインダー、サンダー(sander)のようなバッテリー駆動の手持ち式工具(hand tool)の普及は、従来から増え続けている。当初、バッテリー駆動の工具は動力を欠いており、小さな家庭用の修繕の大工仕事のみに適していた。しかし、このような工具はもはやそのように限定されるものではなく、専門家のニーズを満たすのに十分な動力を供給する。
【0003】
バッテリー駆動の手持ち式工具は、今や職人にとって好まれる選択肢となるだろう。作業現場でのバッテリー駆動装置の使用は、職人(tradesperson)にとってより大きな柔軟性と効率性を提供する。もはや、電源が必要で安全上の危険がある長い電源コードを使用する必要がない。
【0004】
バッテリー駆動の手持ち式工具の電力は、専門の職人のニーズを満たすのに十分であるが、バッテリー寿命は無制限ではない。バッテリーの再充電が必要になる前に、工具を作動させることができる時間は限られている。
【0005】
その結果、職人は通常、同じ工具での使用に適した複数のバッテリーを持つことになる。実際、同じバッテリーは、多数の工具に適している可能性がある。工具メーカーは、職人が複数の異なる工具を必要とすることが多いが、一度に1つの工具しか使用できないことを認識していた。そこで、メーカーはバッテリー交換式の各種工具を設計した。このようにして、職人は、まず、たとえば丸のこを使用し、職人が丸のこで仕上げてドリルが必要になったときに、バッテリーを丸のこから取り外してドリルに取り付けることができた。
【0006】
当初、これはある程度の柔軟性を提供した。しかし、職人が複数のバッテリー・パック(battery pack)を保管することを助長した。1つのバッテリー・パックが消耗した現場では、職人はフル充電されたバッテリー・パックと交換するだけでよいであろう。場合によっては、使い切ったバッテリーパックは現場で再充電されるであろう。他の場合には、職人は夜間にバッテリーを再充電することになる。
【0007】
複数のバッテリー・パックを所有することの障害又は制約は、それらを保管する必要性である。職人は、特定の期間に少数の工具しか使用しないが、それでも多くのバッテリーを使い回す必要があるため、個々の工具に多数のバッテリーを保管することは現実的ではない。同様に、バッテリーを充電器に保管することは、一般的に幾つかの充電器が一度に1つのバッテリーのみを充電又は保持し、複数のバッテリー用に設計された充電ステーションは高価で、かさばり、輸送が困難な場合があるため、便利ではない。
【0008】
場合によっては、複数のバッテリーが単に作業台の上や工具バッグの中に放置される。これにより、バッテリーパックが損傷する危険性が高まり、バッテリーの性能及び/又は寿命が低下する可能性がある。
【0009】
職人が、現在存在するバッテリーの損傷又は損失のようなリスクなしに、十分なバッテリー電力を有することを可能にする代替手段が必要である。
【発明の概要】
【0010】
幅広い態様において、少なくとも1つの電動工具のバッテリーを保持するバッテリーホルダーが設けられている。
【0011】
第1の態様では、バッテリーを受け入れる少なくとも1つの区画を含むバッテリーホルダーを備えており、前記区画は、第1の側壁、第2の側壁、背面壁、基底部、及び前記バッテリーを固定するための係止部を含み、
好ましくは、第1の側壁又は第2の側壁のうちの少なくとも1つは、バッテリーと係合するリップ部を含む。このリップ部は、バッテリーを所定の位置にスライドさせるのにも役立つ。
【0012】
係止部は、区画の基底部の背面壁に対向して配置することができる。或いは、係止部は、第1の側壁又は第2の側壁の少なくとも一方に位置していてもよい。この場合、側壁のリップ部は、係止部を備えてもよい。
【0013】
係止部の位置は、収納するバッテリーの種類(brand)を反映する。
【0014】
別の表現では、少なくとも1つの区画は、格納されるバッテリーの雄型部材に結合するように形成された雌型部材である。
【0015】
次に、本発明の例示的な実施形態を、添付図面を参照して説明する。本発明の更なる特徴及び利点も、添付の説明から明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1図1は、本発明の一実施形態に係るバッテリーホルダーを示す。
図2a図2aは、図1のバッテリーホルダーの代替図を示す。
図2b図2bは、図1のバッテリーホルダーの代替図を示す。
図2c図2cは、図1のバッテリーホルダーの代替図を示す。
図3a図3aは、バッテリーホルダーの代替の実施形態を示す。
図3b図3bは、バッテリーホルダーの代替の実施形態を示す。
図3c図3cは、バッテリーホルダーの代替の実施形態を示す。
図3d図3dは、バッテリーホルダーの代替の実施形態を示す。
図3e図3eは、バッテリーホルダーの代替の実施形態を示す。
図3f図3fは、バッテリーホルダーの代替の実施形態を示す。
図3g図3gは、バッテリーホルダーの代替の実施形態を示す。
図4a図4aは、実施例を示す。
図4b図4bは、実施例を示す。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下の説明は、当業者が本発明を製造し、利用できるようにするために提示され、特定のアプリケーション及びその要件という文脈において提供される。開示された実施形態に対する種々の変更は、当業者にとって容易に理解できるものであり、本明細書に定義される一般的な原理は、本発明の精神を逸脱せずに行う他の実施形態及び応用に適用することができる。従って、本発明は、以下に示される実施形態に限定されるものではなく、本明細書に開示される原理及び特徴と一致する最も広い範囲に従うことが意図される。
【0018】
本発明は、複数のバッテリーパックを一度に保持することができるバッテリーホルダーを提供する。理想的には、前記ホルダーは、バッテリーパックの安全な保管を最も確実にするように、特定の種類のバッテリーパックに適合するように構成されるであろう。
【0019】
図1を参照すると、そのようなバッテリーホルダーの一例が示されている。図1のホルダーは、マキタ(Makita)ブランドのバッテリーパックを特に適応して収容するように設計されている。図1のホルダーは4個のバッテリーパックを保管するのに適していることが分かる。代替の実施形態は、必要に応じて、より少ないか又はより多くのバッテリーパックを保管してもよいことが理解されよう。例えば、代替的な実施形態は、6つのバッテリーパックを格納することができる。
【0020】
バッテリーホルダー1は、複数のバッテリー区画2を備えている。各バッテリー区画2は、バッテリーを受け入れる凹部を含む。好ましくは、凹部は、特定のブランドのバッテリーを収容するように設計される。
【0021】
各区画2は、2つの囲い込んだ側壁7と、後壁8とを備えている。好ましくは、側壁7及び後壁8の高さは、バッテリーを所定の位置に導くために約14mm(マキタモデルの場合)である。バッテリーをホルダー1に入れるための開放側10が設けられている。更に、バッテリーの所定の位置への誘導を補助し、更にバッテリーを所定の位置に保持するのを補助するために、リップ部6が、側壁7の一つ又はそれぞれの一部に沿って含まれてもよい。各区画2の開放側10はホルダー1の先端4上にあることが好ましい。
【0022】
各区画2は、係止部3又は係止機構を含むべきである。この係止部3は、格納される特定のバッテリーに適合するものでなければならない。例えば、マキタブランドのバッテリーを受け入れるように構成された区画は、理想的には、35mm×14mm×5mmの凹み係止部を有する。この場合もまた、マキタブランドのバッテリーの場合、係止部は、区画2の開放側10に沿って、又はその周りに位置する。
【0023】
好ましい配置では、ホルダー1は、長さが約318mmであり、隣接する区画2の側壁7の間の間隔は約24mmである。なお、ホルダー1の高さは104mm前後であってもよい。これにより、各区画2が収容されるための十分なスペースが提供され、より大きな本体を作成するために必要な材料が過度に必要とされることはない。しかし、いくつかの用途は、各区画2の後壁8とホルダー1の上端縁9との間に余分な空間を含み得ることが理解されるであろう。これは、例えば、ブランド名又は他の情報をホルダー1の面に含めたい場合に当てはまる。
【0024】
ホルダーの好ましい配置の長さは、318mmから331.5mmの間である。高さの範囲は22.5〜27mm、幅は90mm〜104mmである。
【0025】
マキタブランドのバッテリーに適した区画の場合、好ましい寸法は、約56mm×71mm×14mmであろう。
【0026】
また、好ましい実施形態は、ホルダー1の取り付けを容易にするために、ねじ穴5を備えている。好ましくは、ねじ穴5は、ねじ頭部がホルダー1の表面と面一に、或いはその下方に嵌めこむことができ、それによってホルダーへの挿入中にバッテリーが損傷するリスクを低減する。例えば、ねじ穴は、:
・頭部の直径用の皿穴の幅 10mm
・頭部の高さ用の皿穴の深さ 2.5mm
・ねじ径の穴幅 5.5mm
【0027】
ホルダー1の裏側(図示せず)は、強度を備え、歪みなしに射出成形が成功するように設計されたリブを含むことができる。
【0028】
図4(a)を参照すると、マキタブランドのバッテリーに適した1つの配置であることが分かる。好ましい寸法は、以下の通りである:
A.係止機構サイズ15mm x 34mm x 5.5mm、角度20度
B.後部ねじ取り付け穴サイズ 5.5mm 皿穴部10mmは、規格(gauge)8及び規格10のねじに適合する。背面からの距離 23mm
C.前面ねじ取付穴サイズ5.5mm 皿穴部10mmは、規格8及び10のねじに適合する。前面からの距離 34mm
D.側壁高さ27mm 長さ104mm角度61度
E.前側下部長さ14mm 高さ8mm
F.区画間の距離24mm
G.バッテリー係止部 幅56mm 長さ81mm 高さ15mm
H.全長318mm
I.内径 8.125
J.外径 5.260
【0029】
別の構成では、図4bを参照すると、ボッシュブランドのバッテリーに適したホルダーであること分かる。好ましい寸法は、以下の通りである:
K.係止機構サイズ23.5mm x 13mm x 4mm
L.後部ねじ取り付け穴サイズ5.5mm皿穴部10mmは、規格8及び規格10のねじに適合する。背面からの距離 24mm
M.前面ねじ取付穴サイズ5.5mm 皿穴部10mmは、規格8及び10に適合する。前面からの距離46mm
N.側壁高さ22.5mm長さ100mm
O.前側下部長さ320mm 高さ10mm
P.バッテリー間距離28mm
Q.バッテリー係止部 幅52mm 長さ68mm 高さ10mm
R.前長320mm
【0030】
より具体的には、Boschブランドのバッテリーの場合、4つのバッテリーを保持できるバッテリーホルダーの寸法は、以下の通りにすることができる:
【0031】
【表1】
【0032】
バッテリーホルダーは射出成形により、1つの単位として製造できる。これにより、可動部品や取り外し可能な部品がなくても、単一の製品が得られる。単一の部品であれば、構成要素が時間の経過とともに失われることがないという利点がある。さらに、可動部品を有さないことは、破損のリスクを低減することによって製品の寿命を改善するはずである。つまり、可動部は、破損を生じやすい。
【0033】
幾つかの配置では、可動部品が含まれることがある。例えば、バッテリーパックを所定の位置にさらに制限するために、追加の係止機構を含むことができる。これは、ホルダーが非常に粗雑な地形を横断する移動車両に搭載されている場合に望まれることがある。しかし、ほとんどの場合、係止部で十分であることが予想される。
【0034】
現在のところ、ホルダーをABS(アクリロニトリルブタジエンスチレン)樹脂から作ることが好ましい。これは、強度と耐熱性がありながら軽量であるためである。代替材料は、ポリプロピレン、ナイロン、ポリカーボネート及びポリスチレン又は種々のガラス充填材料を含むことができる。
【0035】
図1に見られるような線形の配置が好ましいと思われる。これにより、様々な場所に取り付けることができる一連のバッテリーが提供されるであろう。しかしながら、代替の構成として、例えば、2つずつ、バッテリーを格子状に配置することができる。これは、図1の実質的に長方形のホルダーとは対照的に、実質的に正方形のホルダーを形成するであろう。場合によっては、ホルダーが保持される場所のため、グリッドの配置が好ましいことがある。
【0036】
ほとんどのアプリケーションでは、それぞれのバッテリーが同じように整列するようにホルダーが構成されると予想される。図1の場合、係止機構は先端に沿って配置されている。しかしながら、他の実施形態は、バッテリー区画を互いに逆方向に整列してもよい。これは、例えば、両側から利用される作業台の途中において、ホルダーが取り付けられる場合に適していると思われる。
【0037】
全部ではないが、ほとんどの電動工具のバッテリーは、サイズ、形状、接続機構が異なる。これに対応するために、本発明のそれぞれの実施形態は、様々な製造業者のバッテリー(例えば、マキタ、ミルウォーキー、デウォルト、ボッシュ及びAEG)のそれぞれに適合するように構成される必要がある。
【0038】
本発明のバッテリーホルダー1は、職人が同一メーカーの複数のバッテリーを同時に保管できるように設計されている。いくつかの実施形態では、異なる製造業者のバッテリーを保管するように決めることができる。これは、例えば、学生が自らのバッテリーを持ち込むことができる授業又は訓練環境において適していると思われる。しかしながら、大多数の場合において、ホルダーがバッテリーの単一のブランド/デザインに適していることが望まれるであろうと予想される。
【0039】
各バッテリーホルダーは、バッテリーの係止機構を利用するように設計されている。つまり、バッテリーをどの方向にも取り付けることができ、バッテリーが脱落しないようにする必要がある。
【0040】
バッテリーホルダーは、トレーラー、バン、物置、車庫、工具店、農場及び職業専門学校のような任意の平坦な表面に取り付けることができる。ホルダーは、例えば、ねじを用いて、任意の適切な手段によって取り付けることができる。或いは、幾つかの配置では、粘着性パッド(又は単に接着剤)を使用して、ホルダーを表面に接合することができる。
【0041】
本発明のバッテリーホルダーは、複数のバッテリーの簡易な保管場所を提供する。ホルダーは組織を改善し、時間を節約し、貴重な資産を紛失や損傷から守る。
【0042】
「一実施例」又は「一実施例」への本明細書全体を通しての基準とは、実施例に関連して記載された特定の特性、構造又は特性が本発明の少なくとも一実施例に含まれることを意味し、従って、本明細書全体を通して、「一実施例において」又は「様々な場所において」の語句の外観は、必ずしも全て同一実施例を基準しているとは限らない。
【0043】
さらに、特定の特徴、構造、又は特性は、1つ又は複数の組み合わせで任意の適切な方法で組み合わせることができる。当業者であれば、上述したものとは異なる方法で本発明を実施することができ、その精神及び範囲から逸脱することなくバリエーションを生成できることは理解されるであろう。
【0044】
本明細書における文書、装置、行為又は知識の任意の議論は、本発明の背景状況を説明するために含まれる。材料のいずれかが、本明細書が関連する特許出願の出願日上又は出願日前に、関連技術における従来技術ベースの一部又は技術常識を形成していると認めるものであってはならない。
図1
図2a
図2b
図2c
図3a
図3b
図3c
図3d
図3e
図3f
図3g
図4a
図4b
【手続補正書】
【提出日】2020年4月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
バッテリーを受け入れる少なくとも1つの区画を含む電動工具用バッテリーホルダーであって、前記区画は、第1の側壁、第2の側壁、背面壁、基底部、及び前記バッテリーを固定するための係止部を含み、前記係止部は前記基底部上に設けられる電動工具用バッテリーホルダー。
【請求項2】
バッテリーを受け入れる少なくとも1つの区画を含む電動工具用バッテリーホルダーであって、前記区画は、第1の側壁、第2の側壁、背面壁、基底部、及び前記バッテリーを固定するための係止部を含み、前記バッテリーホルダーの長さが318mm〜331.5mmの間であり、高さが22.5mm〜27mmの間であり、幅が90mm〜104mmの間である、電動工具用バッテリーホルダー。
【請求項3】
前記第1の側壁又は前記第2の側壁のうちの少なくとも1つは、前記バッテリーと係合するためのリップ部を含む、請求項1又は2に記載のホルダー。
【請求項4】
前記係止部は、前記区画の前記基底部において前記背面壁に対向して位置する、請求項3のうちいずれか1項に記載のホルダー。
【請求項5】
前記係止部は、前記第1の側壁又は前記第2の側壁の少なくとも一方に位置する、請求項2に記載のホルダー。
【請求項6】
前記少なくとも1つの区画は、前記バッテリーの雄型部材に結合するように形成された雌型部材である、請求項1〜のうちいずれか1項に記載のホルダー。
【国際調査報告】