(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記第1〜前記第n代表機器の取得部は、それぞれ、自身の代表機器が所属するドメインに新たに所属する所定管理対象機器を検出して、前記管理装置に転送することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の管理システム。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、添付図面を参照しながら、本発明にかかる管理システム
及び管理方
法の実施形態を詳細に説明する。
【0015】
まず、本実施形態の管理システムの構成について説明する。
【0016】
図1は、本実施形態の管理システム1の構成の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、管理システム1は、管理PC(Personal Computer)100と、機器2a〜2cと、ルータ4と、ターミネータ6と、代表機器200と、機器12a、12bと、ユーザPC13と、ルータ14と、ターミネータ16とを、備える。管理システム1の各装置は、LAN(Local Area Network)などのネットワークを介して接続されている。
【0017】
図1に示す例では、管理PC100、機器2a〜2c、ルータ4、及びターミネータ6がローカルブロードキャストドメインに属し、代表機器200、機器12a、12b、ユーザPC13、ルータ14、及びターミネータ16がダイレクトブロードキャストドメインに属している。
【0018】
ここでは、ローカルブロードキャストドメインとは、管理PC100がパケットをブロードキャスト(同報通信)することが可能なIPアドレスが割り当てられているドメインを指す。ダイレクトブロードキャストドメインとは、管理PC100がパケットをブロードキャストすることが原則不可能なIPアドレスが割り当てられているドメインを指す。つまり、管理PC100と代表機器200とは異なるドメインに所属している。
【0019】
機器2a〜2c、及び機器12a、12bは、ネットワークに接続可能な電子機器であり、例えば、印刷機、複写機、複合機、スキャナ装置、及びファクシミリ装置などの画像形成装置、プロジェクタなどOA機器全般であるが、これに限定されるものではない。なお、複合機は、複写機能、印刷機能、スキャナ機能、及びファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有するものである。
【0020】
ユーザPC13は、ユーザが作業を行う通常のPCである。
【0021】
ルータ4は、ローカルブロードキャストドメインとダイレクトブロードキャストドメイン(ローカルブロードキャストドメイン以外のドメイン)との通信を中継する中継装置である。ルータ14は、自身のダイレクトブロードキャストドメインとローカルブロードキャストドメイン(自身のダイレクトブロードキャストドメイン以外のドメイン)との通信を中継する中継装置である。なお、ルータ4及びルータ14は、自身のドメイン以外へのブロードキャストパケットを遮断するように設定されているものとする。
【0022】
管理PC100(管理装置の一例)は、機器2a〜2c及び機器12a、12b(以下、機器2a〜2c及び機器12a、12bを管理対象機器と総称する場合がある)を管理する。但し、管理PC100の管理対象機器は、これに限定されるものではない。
図2は、本実施形態の管理PC100の構成の一例を示すブロック図である。管理PC100は、通信部110と、操作部120と、表示部130と、記憶部140と、制御部150とを、備える。
【0023】
通信部110は、ネットワークを介して、機器2a〜2c、ルータ4などの外部機器と通信するものであり、通信インタフェースなどの既存の通信装置により実現できる。
【0024】
操作部120は、各種操作入力を行うものであり、例えば、マウスやキーボードなどの既存の入力装置の少なくともいずれかにより実現できる。
【0025】
表示部130は、各種画面表示を行うものであり、例えば、液晶ディスプレイやタッチパネルディスプレイなどの既存の表示装置により実現できる。なお、操作部120及び表示部130をタッチパネルディスプレイなどで一体的に実現してもよい。
【0026】
記憶部140は、管理PC100で実行される各種プログラムや管理PC100で行われる各種処理に使用されるデータなどを記憶する。記憶部140は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、メモリカード、光ディスク、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などの磁気的、光学的、又は電気的に記憶可能な既存の記憶装置の少なくともいずれかにより実現できる。記憶部140は、例えば、ドメイン毎のブロードキャストアドレスを記憶する。なお、ローカルブロードキャストドメインのブロードキャストアドレスには、管理PC100のIPアドレスが対応付けられ、ダイレクトブロードキャストドメインのブロードキャストアドレスには、代表機器200のIPアドレスが対応付けられているものとする。
【0027】
制御部150は、管理PC100の各部を制御するものであり、CPU(Central Processing Unit)などの既存の制御装置により実現できる。制御部150は、指示部152と、受付部154とを、含む。
【0028】
指示部152は、ネットワークを介して接続された複数の管理対象機器のうち代表機器200が所属するドメインに所属する管理対象機器である所定管理対象機器の機器情報の取得を、代表機器200に指示する。ここで、機器情報とは、例えばMIB(Management Information Base)などが該当する。本実施形態では、指示部152は、ネットワークを介して接続された機器2a〜2c及び機器12a、12bのうち代表機器200が所属するダイレクトブロードキャストドメインに所属する機器12a、12bの機器情報の取得を、代表機器200に指示する。具体的には、指示部152は、記憶部140から代表機器200が所属するダイレクトブロードキャストドメインのブロードキャストアドレスを取得し、取得したブロードキャストアドレスを代表機器200に送信する。
【0029】
受付部154は、代表機器200から所定管理対象機器の機器情報を受け付ける。本実施形態では、受付部154は、代表機器200から機器12a、12bの機器情報を受け付ける。また受付部154は、受け付けた機器情報を表示部130に表示させる。
【0030】
なお、管理PC100が所属するローカルブロードキャストドメインに所属する機器2a〜2cの機器情報の取得については、制御部150が行う。具体的には、制御部150は、管理PC100が所属するローカルブロードキャストドメインのブロードキャストアドレスを記憶部140から参照し、ルータ4を利用してローカルブロードキャストドメインの各IPアドレスにパケットをブロードキャストする。これにより、制御部150は、機器2a〜2cそれぞれから機器情報を取得する。
【0031】
ここで、ブロードキャストは、通信コストの高いTCP(Transmission Control Protocol)/IPプロトコルではなく、通信コストが低くコネクションレスのUDP(User Datagram Protocol)/IPプロトコルを用いるため、早急な機器情報の取得が可能となる。
【0032】
代表機器200は、機器12a、12bの機器情報取得用の機器であり、本実施形態では、印刷装置を例に取り説明するがこれに限定されるものではなく、各種電子機器やPCなどであってもよい。
図3は、本実施形態の代表機器200の構成の一例を示すブロック図である。代表機器200は、通信部210と、操作表示部220と、印刷部230と、記憶部240と、制御部250とを、備える。
【0033】
通信部210は、ネットワークを介して、機器12a、12b、ユーザPC13、ルータ14などの外部機器と通信するものであり、管理PC100同様、既存の通信装置により実現できる。
【0034】
操作表示部220は、各種操作入力を行うとともに各種画面表示を行うものであり、例えば、タッチパネルディスプレイなどにより実現できる。なお、各種操作入力を行う操作部と各種画面表示を行う表示部とを別々に実現するようにしてもよい。
【0035】
印刷部230は、画像データに基づく画像を印刷するものであり、例えば、プリンタなどにより実現できる。
【0036】
記憶部240は、代表機器200で実行される各種プログラムや代表機器200で行われる各種処理に使用されるデータなどを記憶するものであり、管理PC100同様、既存の記憶装置の少なくともいずれかにより実現できる。
【0037】
制御部250は、代表機器200の各部を制御するものであり、管理PC100同様、既存の制御装置により実現できる。制御部250は、取得部252を含む。
【0038】
取得部252は、所定管理対象機器から機器情報を取得するものであり、例えば、組み込み型ネットワークアプリケーションなどにより実現できる。具体的には、取得部252は、管理PC100から代表機器200が所属するドメインのブロードキャストアドレスを受信し、受信したブロードキャストアドレスを用いて代表機器200が所属するドメインのブロードキャスト検索を行い、所定管理対象機器から機器情報を取得する。
【0039】
本実施形態では、取得部252は、管理PC100から代表機器200が所属するダイレクトブロードキャストドメインのブロードキャストアドレスを受信し、受信したブロードキャストアドレスを参照し、ルータ14を利用してダイレクトブロードキャストドメインの各IPアドレスにパケットをブロードキャストする。ここでも、ブロードキャストは、UDP/IPプロトコルが用いられるものとする。これにより、取得部252は、機器12a、12b、ユーザPC13それぞれから機器情報を取得し、取得した機器12a、12bの機器情報を管理PC100に送信する。
【0040】
次に、本実施形態の管理システムの動作について説明する。
【0041】
図4は、本実施形態の管理システム1で行われる機器情報取得処理の一例を示すフローチャートである。
【0042】
まず、管理PC100の制御部150は、例えば
図5に示すような検索対象の代表機器のIPアドレス入力画面を表示部130に表示させる(ステップS100)。
【0043】
続いて、管理PC100の操作部120は、管理者からの操作を受け、検索対象の代表機器200のIPアドレスを入力する(ステップS102)。これにより、
図5に示すように、検索対象の代表機器のIPアドレス入力画面上に、入力されたIPアドレスが表示される。
【0044】
続いて、管理PC100の指示部152は、代表機器200に対して機器の検索を依頼する(ステップS104)。この際、指示部152は、操作部120が入力した代表機器200のIPアドレスに対応付けられたブロードキャストアドレス(代表機器200が所属するダイレクトブロードキャストドメインのブロードキャストアドレス)を記憶部140から取得し、代表機器200に送信する。
【0045】
続いて、管理PC100の制御部150は、例えば
図6に示すような検索中画面を表示部130に表示させる(ステップS106)。
【0046】
続いて、代表機器200の取得部252は、受信したブロードキャストアドレスを参照し、ルータ14を利用して、代表機器200が所属するダイレクトブロードキャストドメイン内でブロードキャストを行う。
【0047】
そして、機器が検索された場合(ステップS108でYes)、代表機器200の取得部252は、検索した機器の機器情報を取得し(ステップS110)、管理PC100に送信し、管理PC100の受付部154は、機器情報を受け付ける。一方、機器が検索されなかった場合(ステップS108でNo)、代表機器200の取得部252は、ステップS110の処理を行わない。
【0048】
続いて、管理PC100の受付部154は、例えば
図7に示すような機器情報画面を表示部130に表示させる(ステップS112)。なお、
図7に示す機器情報画面は、ステップS110で機器情報が取得された場合に表示される機器情報画面であり、機器情報が取得されなかった場合には、機器情報が取得されなかった旨を示す機器情報画面が表示される。また、
図7に示す機器情報画面では、機器の状態、機種名、及びIPアドレスが表示されているが、機器情報画面で表示される情報は、これに限定されるものではない。機器情報に含まれる情報であればどのような情報であってもよい。また、検索を行った代表機器200のIPアドレスを表示してもよい。
【0049】
なお、ここでは、IPアドレスがIPv4(Internet Protocol version 4)である場合を例に取り説明しているが、これに限定されるものではない。
【0050】
図8は、本実施形態の管理システム1で行われる機器情報取得処理の詳細例を示すシーケンス図である。
【0051】
まず、管理PC100の指示部152は、代表機器200に対する機器情報の取得指示をルータ4に行う(ステップS200)。この際、指示部152は、代表機器200が所属するダイレクトブロードキャストドメインのIPRangeを指定するようにしてもよい。このようにすれば、代表機器200において機器検索範囲をIPRangeで指定された範囲に絞れるので機器情報の取得をより高速化することができる。
【0052】
続いて、ルータ4は、代表機器200に対する機器情報の取得指示をルータ14に行う(ステップS202)。
【0053】
続いて、ルータ14は、代表機器200に対する機器情報の取得指示を代表機器200に行う(ステップS204)。
【0054】
続いて、代表機器200の取得部252は、自身が所属するダイレクトブロードキャストドメインのブロードキャスト検索を行い、機器12a、12b、ユーザPC13それぞれに対し、機器情報の取得を要求し(ステップS206、S210、S214)、機器12a、12b、ユーザPC13それぞれから機器情報を取得する(ステップS208、S212、S216)。そして取得部252は、取得した機器情報から機器12a、12bが管理対象機器であると判断する。
【0055】
続いて、代表機器200の取得部252は、取得した機器情報のうち管理PC100に送る機器12a、12bの機器情報をルータ14に送る(ステップS218)。
【0056】
続いて、ルータ14は、機器情報をルータ4に送る(ステップS220)。
【0057】
続いて、ルータ4は機器情報を管理PC100に送る(ステップS222)。
【0058】
以上のように本実施形態では、管理PCは、ダイレクトブロードキャストドメインに所属する機器からの機器情報の取得を代表機器に行わせる。このため本実施形態によれば、ダイレクトブロードキャストドメインに所属する機器についてもブロードキャスト検索を行って機器情報を取得することができるので、管理PCは機器情報の取得に要する時間を短縮できるなど効率的に機器情報を取得することができる。
【0059】
なお、代表機器を用いない場合、管理PCは、TCP/IPプロトコルを用いてダイレクトブロードキャストドメインのIPアドレスを一つずつ検索しなければならないため、機器情報の取得に時間を要してしまい、効率的に機器情報を取得することが困難である。
【0060】
(変形例)
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
【0061】
上記実施形態では、ダイレクトブロードキャストドメイン(代表機器)が1つである場合を例に取り説明したが、変形例では、ダイレクトブロードキャストドメインが複数存在し、それぞれのダイレクトブロードキャストドメインに代表機器が配置されている場合を例に取り説明する。
【0062】
図9は、変形例の管理システム1001の構成の一例を示すブロック図である。
図9に示す例では、代表機器300、機器22a、22b、ユーザPC23、ルータ24、及びターミネータ26が更に追加されており、ダイレクトブロードキャストドメインに属している。
【0063】
まず、各代表機器にブロードキャスト検索を巡回させる例について説明する。
【0064】
この場合、管理PC100の指示部152は、代表機器200、300それぞれが所属するダイレクトブロードキャストドメインのブロードキャストアドレスが記載されたブロードキャストアドレスリストを代表機器200に送信する。ここで、ブロードキャストアドレスリストは、代表機器のIPアドレス毎に、当該代表機器が所属するダイレクトブロードキャストドメインのブロードキャストアドレスを対応付けたリストであり、記憶部140に記憶されている。なお、指示部152は、予め定められたタイミング毎にブロードキャストアドレスリストを送信する。
【0065】
代表機器200の取得部252は、管理PC100から送信されたブロードキャストアドレスリストを参照し、代表機器200が所属するダイレクトブロードキャストドメインのブロードキャスト検索を行って、当該ダイレクトブロードキャストドメインに所属する機器12a、12bから機器情報を取得する。そして、代表機器200の取得部252は、ブロードキャストアドレスリスト及び取得した機器情報を代表機器300に転送する。なお、取得部252は、取得した機器情報のうち前回取得した機器情報との差分を機器情報として代表機器300に転送する。
【0066】
代表機器300の取得部は、転送されたブロードキャストアドレスリストを参照し、代表機器300が所属するダイレクトブロードキャストドメインのブロードキャスト検索を行って、当該ダイレクトブロードキャストドメインに所属する機器22a、22bから機器情報を取得する。そして、転送された機器情報及び取得した機器情報を管理PC100に転送する。なお、取得部252は、取得した機器情報のうち前回取得した機器情報との差分を機器情報として代表機器300に転送する。
【0067】
次に、各代表機器にブロードキャスト検索を個別に行わせる例について説明する。
【0068】
この場合、管理PC100の指示部152は、ブロードキャストアドレスリストを参照して、代表機器200、300それぞれに対し、当該代表機器が所属するダイレクトブロードキャストドメインのブロードキャストアドレスを送信する。なお、指示部152は、予め定められたタイミング毎にブロードキャストアドレスリストを送信する。
【0069】
代表機器200、300それぞれの取得部は、管理PC100から送信されたブロードキャストアドレスを参照し、自身が所属するダイレクトブロードキャストドメインのブロードキャスト検索を行って、当該ダイレクトブロードキャストドメインに所属する機器から機器情報を取得し、管理PC100に転送する。なお、代表機器200、300それぞれの取得部は、取得した機器情報のうち前回取得した機器情報との差分を機器情報として管理PC100に転送する。
【0070】
以上の例では、ダイレクトブロードキャストドメインが2つ存在し、それぞれのダイレクトブロードキャストドメインに代表機器が配置されている場合について説明したが、ダイレクトブロードキャストドメインが3つ以上存在し、それぞれのダイレクトブロードキャストドメインに代表機器が配置されている場合にも同様の手法を適用できる。
【0071】
また、代表機器200、300それぞれの取得部は、自身のダイレクトブロードキャストドメインに新たに所属する機器を検出して、管理PC100に転送する。
【0072】
変形例によれば、ダイレクトブロードキャストドメインが複数存在する場合であっても、各ダイレクトブロードキャストドメインに所属する代表機器がブロードキャスト検索を行って機器情報を取得することができるので、管理PCは機器情報の取得に要する時間を短縮できるなど効率的に機器情報を取得することができる。
【0073】
(ハードウェア構成)
上記各実施形態の管理装置のハードウェア構成の一例について説明する。上記各実施形態の管理装置は、CPUなどの制御装置と、ROMやRAMなどの記憶装置と、HDDなどの外部記憶装置と、ディスプレイなどの表示装置と、キーボードやマウスなどの入力装置と、通信インタフェースなどの通信装置と、を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
【0074】
上記各実施形態の管理装置で実行される管理プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、CD−R、メモリカード、DVD(Digital Versatile Disk)、フレキシブルディスク(FD)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記憶されて提供される。
【0075】
また、上記各実施形態の管理装置で実行される管理プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するようにしてもよい。また、上記各実施形態の管理装置で実行される管理プログラムを、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するようにしてもよい。また、上記各実施形態の管理装置で実行される管理プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するようにしてもよい。
【0076】
上記各実施形態の管理装置で実行される管理プログラムは、上述した各部をコンピュータ上で実現させるためのモジュール構成となっている。実際のハードウェアとしては、CPUがHDDから故障予測プログラムをRAM上に読み出して実行することにより、上記各部がコンピュータ上で実現されるようになっている。