特開2015-203395IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

波浪エネルギーを利用して発電を行う波力発電装置、特に振動水柱形波力発電装置に利用されるタービンに関するものである。

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】波のエネルギーを利用して発電する波力発電タービンの効率を向上させる。
【解決手段】波力発電タービンは、円筒風洞内に配置され、円筒風洞と同心軸線上に回転自在に支持された回転軸と、回転軸に固着され、半径方向に向かって延在する複数のタービンブレード10を有するロータハブとを備え、タービンブレードは、回転方向7に対して前方に突出する突出部9を有し、突出部の先端は、タービンブレードの全長Lに対して、根元から長さ0.5L以上の箇所に形成される。
【選択図】図2

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、波力発電装置に利用される波力発電タービンにおいて、構造が簡単であるという長所を活かしつつ、タービンブレードの失速を低減して、タービン効率を向上させることを目的とするものである。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

課題を解決するために、本発明は、円筒風洞内に配置され、円筒風洞と同心軸線上に回転自在に支持された回転軸と、回転軸に固着され、半径方向に向かって延在する複数のタービンブレードを有するロータハブとを備え、タービンブレードは、回転方向に対して前方に突出する突出部を有し、突出部の先端は、タービンブレードの全長Lに対して、タービンブレードとロータが接する箇所(以下、「根元」という。)から長さ0.5・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明による波力発電タービンは、タービンブレードが、回転方向に対して前方に突出する突出部を有するので、タービンブレード4の下流側において、タービンブレードの根元に近い領域で発生する渦流と、先端に近い領域で発生する渦流とが、互いに逆方向に渦を巻くように流れる。この2つの渦流により、タービンブレードの前方を通過した空気流が、タービンブレードの下流側表面に近い領域で流れるようになって、空気流の剥離を防止することができる。したがって、タービンブレードの失速が低減され、タービン効率を向上させることができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】波力発電タービンの斜視図である。

【図2】本発明の一実施例に係る波力発電タービンの形状を示す平面図である。

【図3】図2の波力発電タービンにおけるタービンブレードの形状と空気流の流れを示す斜視図である。

【図4】従来の波力発電タービンの形状を示す平面図である。

【図5】従来の波力発電タービンのタービンブレードおよび空気流の流れを示す斜視図である。

【図6】従来の波力発電タービンの構成および空気流の流れを示す斜視図である。

【図7】従来技術による固定子羽根を備えた波力発電タービンの構成を示す概略図である。

【図8】従来技術によるタービンブレードを傾けた複葉式タービンの構成を示す概略図である。

【図9】従来技術による回転翼を回動可能とした波力発電タービンの構成を示す概略図である。

選択図 図2出願人が指定した本件の代表的な図

1 円筒風洞   2 ロータハブ   3 回転軸   4 対称翼型タービンブレード   5 発電機   6 空気流(往復流)   7 回転方向   8 同一半径断面   9 突出部   10 タービンブレード(従来例)   11 縦渦による二次流れ   12 タービンブレード断面   13 ブレード前縁失速

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