【解決手段】貫通孔12を備えたベースプレート10と、ベースプレート10の上に配置され、貫通孔12に対応する位置に電極Eを備えた載置台30と、ベースプレート10の貫通孔内の上方に配置された第1筒状絶縁部品40と、第1筒状絶縁部品40の上に配置された第2筒状絶縁部品50と、第1筒状絶縁部品40の下に配置され、第1筒状絶縁部品40の内径よりも小さい内径を有する第3筒状絶縁部品60と、貫通孔12に配置されたコネクタ70と、コネクタ70に備えられ、内部に弾性体76aを有する筒状部材76と、コネクタ70に備えられ、弾性体76aに接続された給電端子Tとを有し、コネクタ70の筒状部材76が第3筒状絶縁部品60で固定された状態で、給電端子Tが載置台30の電極Eに当接していることを含む。
前記給電端子の外径は前記筒状部材の外径よりも小さく設定され、前記給電端子と前記第2筒状絶縁部品の内壁との間に隙間が存在することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の静電チャック。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明の実施の形態について、添付の図面を参照して説明する。
【0013】
実施形態を説明する前に、基礎となる予備的事項について説明する。予備的事項に記載の静電チャックは、本発明の静電チャックの基礎となるものであり、公知技術ではない。
【0014】
静電チャックには、ヒータで加熱した状態で使用する高温タイプのものがある。
図1には、高温タイプの静電チャックの給電部の様子が部分的に示されている。
【0015】
図1に示すように、静電チャックは、ベースプレート100を備え、ベースプレート100には貫通孔120が形成されている。ベースプレート100の上には第1接着層200によってヒータ300が接着されている。
【0016】
第1接着層200には、ベースプレート100の貫通孔120に対応する位置に開口部200aが設けられている。また、ヒータ300には、第1接着層200の開口部200aの上に開口部300aが設けられている。
【0017】
さらに、ヒータ300の上に第2接着層220によって載置台400が接着されている。
【0018】
載置台400には、ヒータ300の開口部300aに対応する位置に凹部420が形成されている。載置台400は凹部420の底面に接続電極Eを備えており、接続電極Eは載置台400の内部に形成された静電電極(不図示)に接続されている。
【0019】
また、ヒータ300の開口部300aからベースプレートの100の貫通孔120の内壁に、第1筒状絶縁部品500が配置されている。第1筒状絶縁部品500は、内側に突出するリング状の突出部520を備えている。
【0020】
また、第1筒状絶縁部品500の突出部520の上に第2筒状絶縁部品600が配置されている。第2筒状絶縁部品600の内径は、第1筒状絶縁部品500の突出部520の内径とほぼ同一に設定されている。
【0021】
さらに、ベースプレート100の貫通孔120から載置台400の凹部420に給電端子Tを備えたコネクタ700が挿通され、載置台400の接続電極Eに給電端子Tが当接している。給電端子Tはコネクタ700内のばね(不図示)に連結されており、ばねの弾性力によって接続電極Eを押圧している。
【0022】
このようにして、コネクタ700の給電端子Tが載置台400の接続電極Eに当接することで、給電端子Tから接続電極Eに接続された静電電極(不図示)に電圧が印加される。
【0023】
図1では、コネクタ700の給電端子Tは、第2筒状絶縁部品600の内壁に接触せずに、第2筒状絶縁部品600内の中央に配置されている。
【0024】
しかし、
図2に示すように、場合によっては、コネクタ700の給電端子Tが第2筒状絶縁部品600の内壁に接触した状態で、載置台400の接続電極Eに当接することがある。
【0025】
コネクタ700の下端側はベースプレート100の貫通孔120にねじ止めされて固定されるが、給電端子Tは第2筒状絶縁部品600の内部でフリーな状態となって挿通される。このため、各部材の製造公差により給電端子Tが第2筒状絶縁部品600の内壁に接触することがある。
【0026】
図3には、
図2の状態の静電チャックにおいて、ヒータ300をONにして載置台400を120℃程度の温度で加熱した状態が示されている。このとき、セラミックスからなる載置台400は加熱によって凸状に反るため、載置台400の接続電極Eも上側に移動する。
【0027】
またこのとき、本来であれば、コネクタ700の給電端子Tはばねに連結されているため、給電端子760は弾性力によって接続電極Eの移動に追随して接続電極Eに当接したままの状態となるはずである。
【0028】
しかし、コネクタ700の給電端子Tが第2筒状絶縁部品600の内壁に接触すると、給電端子Tが第2筒状絶縁部品600の内壁に引っ掛かった状態となりやすい。第2筒状絶縁部品600は樹脂が成型されて形成され、内壁が平滑面ではなくざらざらした凹凸面となっているためである。
【0029】
このため、コネクタ700の給電端子Tは接続電極Eの移動に追随できずに、第2筒状絶縁部品600の内壁に留まった状態となり、給電端子Tの先端面と接続電極Eとの間に隙間が生じてしまう。
【0030】
このような状態でコネクタ700の給電端子Tに電圧を印加すると、給電端子Tと接続電極Eとの間で放電が発生し、接続電極Eに正常に電圧を印加できなくなるため、静電チャックとして機能しなくなる。
【0031】
以下に説明する実施形態の静電チャックは、前述した不具合を解消することができる。
【0032】
(実施の形態)
図4は実施形態の静電チャックを示す断面図である。
図4に示すように、実施形態の静電チャック1は、アルミニウムなどの金属からなるベースプレート10を備えている。ベースプレート10は厚み方向に貫通する貫通孔12を備えている。
【0033】
ベースプレート10の上には第1接着層14によってヒータ20が接着されて配置されている。第1接着層14には、ベースプレート10の貫通孔12に対応する位置に開口部14aが設けられている。また、ヒータ20には、第1接着層14の開口部14aの上にそれよりも小さい径の開口部20aが設けられている。
【0034】
さらに、ヒータ20の上に第2接着層16によって載置台30が接着されて配置されている。載置台30は、例えば、酸化アルミニウムを主成分とするセラミックスから形成される。載置台30は、ヒータ20の開口部20aに対応する位置に凹部32を備えている。第2接着層16は載置台30の下面から凹部32の側面にまで形成されている。
【0035】
第1接着層14及び第2接着層16の好適な一例としては、シリコーン樹脂系の接着剤が使用される。
【0036】
さらに、載置台30は、凹部32の底面に接続電極Eを備えており、接続電極Eは載置台30の内部に形成された静電電極34にビア導体VCを介して接続されている。このように、載置台30は、ベースプレート10の貫通孔12に対応する位置に接続電極Eを備えている。
【0037】
載置台30を作成する方法としては、グリーンシートの表面や貫通孔に接続電極E、ビア導体VC及び静電電極34となるタングステンペーストを形成しておき、複数のグリーンシートを積層し、焼成することによって形成される。
【0038】
なお、
図4の例では、ヒータ20と載置台30とを別部材として配置しているが、載置台30の中にヒータ20が内蔵されるようにしてもよい。
【0039】
ベースプレート10の貫通孔12の内壁の上端側からヒータ20の開口部20aの内壁に第1筒状絶縁部品40が配置されている。第1筒状絶縁部品40は、上から順に、上側筒状部42、内側に突出するリング状の第1突出部44及び下側筒状部46を有する。上側筒状部42はその外面がヒータ20の開口部20aの内壁に接触して配置されている。
【0040】
また、第1突出部44及び下側筒状部46はそれらの外面が第1接着層14の開口部14aの内壁からベースプレート10の貫通孔12の内壁に接触して配置されている。
【0041】
第1突出部44の内径は上側筒状部42の内径より小さく設定されている。また、下側筒状部46の内径は、上側筒状部42の内径よりも大きく設定されている。
【0042】
第1筒状絶縁部品40は、例えば、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)樹脂から形成される。
【0043】
第1筒状絶縁部品40の第1突出部44の上面に第2筒状絶縁部品50が配置されている。第2筒状絶縁部品50は高さ方向の全体にわたって同じ内径を有する。また、第2筒状絶縁部品50の内径は第1筒状絶縁部品40の第1突出部44の内径とほぼ同一に設定されている。
【0044】
第2筒状絶縁部品50は、例えば、ポリエーテルイミド樹脂(ウルテム樹脂)から形成される。
【0045】
さらに、第1筒状絶縁部品40の下に第3筒状絶縁部品60が配置されている。第3筒状絶縁部品60は、内側に突出するリング状の第2突出部62を上端側に備え、その下側に下側筒状部64を備えている。
【0046】
そして、第3筒状絶縁部品60の第2突出部62の上面が第1筒状絶縁部品40の第1突出部44の下面に接触して配置されている。また、第3筒状絶縁部品60の第2突出部62の外面が第1筒状絶縁部品40の下側筒状部46の内壁に接触して配置されている。
【0047】
さらに、第3筒状絶縁部品60の下側筒状部64の外面がベースプレート10の貫通孔12の内壁に接触して配置されている。
【0048】
第3筒状絶縁部品60の第2突出部62の内径は、第1筒状絶縁部品40の第1突出部44の内径よりも小さく設定されている。また、第3筒状絶縁部品60の下側筒状部64の内径は、第1筒状絶縁部品40の上側筒状部42の内径とほぼ同一に設定されている。第3筒状絶縁部品60は、第1筒状絶縁部品40と同じ樹脂材料から形成される。
【0049】
そして、ベースプレート10の貫通孔12から載置台30の凹部32にコネクタ70が挿通されて配置されている。コネクタ70では、絶縁筒体72の中にホルダ74が挿入されている。
【0050】
ホルダ74は、内部にばねなどの弾性体76aを有する筒状部材76を備えている。そして、ホルダ74の筒状部材76内の弾性体76aに給電端子Tが接続されている。給電端子Tは弾性体76aの作用によって上下方向に弾性力を有する。給電端子Tの外径は筒状部材76の外径よりも小さく設定されている。
【0051】
ベースプレート10の貫通孔12の下端部の側面にはねじ山Sが刻まれている。また、コネクタ70の下端部の外面にもねじ山Sが刻まれている。そして、ベースプレート10の貫通孔12の下端部にコネクタ70の下端部がねじ止めされている。
【0052】
コネクタ70の筒状部材76の先端部が第3筒状絶縁部品60の第2突出部62の内壁に固定されている。この状態で、コネクタ70の給電端子Tが第1筒状絶縁部品40の第1突出部44及び第2筒状絶縁部品50の内部に挿通され、給電端子Tの先端面が載置台30の接続電極Eに当接している。
【0053】
このようにして、コネクタ70の給電端子Tから載置台30の接続電極Eに電圧が供給され、ビア導体VCを介して静電電極34に電圧が印加される。
【0054】
以上により、実施形態の静電チャック1が構築されている。実施形態の静電チャック1では、予備的事項で説明した静電チャックと比較して、第1筒状絶縁部品40の下に第3筒状絶縁部品60をさらに設けている。
【0055】
これにより、第3筒状絶縁部品60の第2突出部62によってコネクタ70の筒状部材76の先端部が固定される。このとき、筒状部材76の先端に連結された給電端子Tの外径は第2筒状絶縁部品50の内径よりも小さいため、給電端子Tと第2筒状絶縁部品50の内壁との間に十分な隙間が存在する。
【0056】
このように、コネクタ70の給電端子Tを第1筒状絶縁部品40及び第2筒状絶縁部品50の内部に挿通させる際に、コネクタ70の筒状部材76の先端部を第3筒状絶縁部品60の第2突出部62にはめ込んで固定するようにしている。
【0057】
このため、コネクタ70の筒状部材76の先端に連結された給電端子Tは斜め方向にずれることなく、上側の垂直方向に向かって挿通される。よって、コネクタ70の給電端子Tが第2筒状絶縁部品50の内壁に接触するおそれがなくなる。
【0058】
図5には、
図4の本実施形態の静電チャックにおいて、ヒータ20をONにして載置台30を120℃程度の温度で加熱した状態が示されている。このとき、セラミックスからなる載置台30は加熱によって凸状に反るため、載置台30の接続電極Eも上側に移動する。
【0059】
本実施形態では、前述したように、コネクタ70の給電端子Tは第2筒状絶縁部品50の内壁に接触することなく、フリーな状態となっている。このため、載置台30の反りによって接続電極Eが上側に移動するとしても、コネクタ70の給電端子Tは弾性体76aに連結されているため、その弾性力によって接続電極Eの移動に追随して接続電極Eに当接したままの状態となる。
【0060】
これにより、静電チャック1を加熱して使用する際に、コネクタ70の給電端子Tと載置台30の接続電極Eとの間に隙間が生じることが防止される。よって、給電端子Tから載置台30の接続電極Eを介して内部の静電電極34に安定して電圧を印加することができる。
【0061】
載置台30の静電電極34にプラス(+)電圧が印加されると、静電電極34がプラス(+)電荷に帯電し、シリコンウェハなどの被吸着体にマイナス(−)電荷が誘起される。これにより、被吸着体がクーロン力によって載置台30に吸着する。
【0062】
以下に、
図6を参照しながら、コネクタ70、及び第1〜第3筒状絶縁部品40,50,60の各部位の寸法の好適な一例を挙げる。
【0063】
第3筒状絶縁部品60の第2突出部62の内径A:1.85mm±0.02mm
コネクタ70の筒状部材76の外径B:1.8mm±0.02mm
コネクタ70の給電端子Tの外径:0.759mm
第1筒状絶縁部品40の上側筒部42の内径C:1.965mm±0.05mm
第2筒状絶縁部50の外径D:1.9mm
第2筒状絶縁部50の内径E:0.92mm
コネクタ70、及び第1〜第3筒状絶縁部品40,50,60の各部位を以上のような寸法に設定することにより、各部材の製造公差を考慮してもコネクタ70の給電端子Tが第2筒状絶縁部品50の内壁に接触しない構造とすることができる。
【0064】
図7には、実施形態の変形例の静電チャック1aが示されている。
図7の変形例の静電チャック1aのように、
図4の静電チャック1において、第1筒状絶縁部品40と第3筒状絶縁部品60を樹脂成型により一体的に形成して一体型の第1筒状絶縁部品40aとしてもよい。
【0065】
一体型の第1筒状絶縁部品40aは、厚み方向の中央部に、第1突出部44aとその下に配置された第2突出部62aとを備える。そして、
図4と同様に、第2突出部62aの内径は第1突出部44aの内径よりも小さく設定される。
【0066】
図7の変形例の静電チャック1aは、
図4の静電チャック1と同様な効果を奏する。
【0067】
なお、前述した形態では、好適な例として、ヒータ20を備えた静電チャック1,1aについて説明したが、ヒータを備えていない静電チャックを採用してもよい。この形態においても、同様に、第1筒状絶縁部品40はベースプレート10の貫通孔12内の上方に配置される。
【0068】
また、第1筒状絶縁部品40と第3筒状絶縁部材60との形状は各種の筒形状を採用することができる。第3筒状絶縁部材60の最小の内径が第1筒状絶縁部品40の最小の内径より小さく設定すればよい。
【0069】
ヒータを備えていない場合であっても、各種のプラズマプロセスにおいて、静電チャックの温度が上昇するため、同様な効果を奏する。
【0070】
次に、前述した実施形態の静電チャック1,1aを備えた半導体・液晶製造装置について説明する。本実施形態の静電チャック1は、半導体デバイスや液晶ディスプレイの製造プロセスで使用される各種の半導体・液晶製造装置に適用することができる。
【0071】
以下の説明では、実施形態の静電チャック1を備えたドライエッチング装置を例に挙げて説明する。
図8は実施形態のドライエッチング装置を示す断面図である。
図8に示すように、ドライエッチング装置2として平行平板型RIE装置が例示されている。
【0072】
ドライエッチング装置2はチャンバ80を備え、チャンバ80の下側に下部電極90が配置されている。下部電極90の表面側には前述した実施形態の静電チャック1が取り付けられており、静電チャック1の上に半導体ウェハ5が載置される。静電チャック1の周囲には保護用の石英リング82が配置されている。
【0073】
下部電極90及び静電チャック1にはRF電力を印加するための高周波電源84が接続されている。高周波電源84にはRF電力の出力のマッチングをとるためのRFマッチャ(不図示)が接続されている。
【0074】
チャンバ80の上側には下部電極90の対向電極となる上部電極92が配置されており、上部電極92は接地されている。上部電極92にはガス導入管94が連結されており、所定のエッチングガスがチャンバ80内に導入される。
【0075】
チャンバ80の下部には排気管96が接続され、排気管96の末端には真空ポンプが取り付けられている。これにより、エッチングにより生成した反応生成物などが排気管96を通して外部の排ガス処理装置に排気されるようになっている。
【0076】
チャンバ80の近傍の排気管96にはAPCバルブ98(自動圧力コントロールバルブ)が設けられており、チャンバ80内が設定圧力になるようにAPCバルブ98の開度が自動調整される。
【0077】
本実施形態のドライエッチング装置2では、静電チャック1はヒータ20(
図4)によって120℃程度に加熱されており、その上に半導体ウェハ5が搬送されて載置される。
【0078】
そして、静電チャック1の静電電極34(
図4)に所定の電圧を印加することにより、半導体ウェハ5を静電チャック1に吸着させる。これにより、半導体ウェハ5が120℃程度の温度で加熱された状態となる。
【0079】
その後に、ガス導入管94から塩素系やフッ素系などのハロゲンガスがチャンバ80に導入され、チャンバ80内がAPCバルブ98の機能によって所定の圧力に設定される。そして、高周波電源84から下部電極90及び静電チャック1にRF電力が印加されることにより、チャンバ80内にプラズマが生成される。
【0080】
静電チャック1にRF電力を印加することにより静電チャック1側に負のセルフバイアスが形成され、その結果プラズマ中の正イオンが静電チャック1側に加速される。これに基づいて、半導体ウェハ5に形成された被エッチング層が120℃以上の高温雰囲気で異方性エッチングされてパターン化される。
【0081】
高温エッチングが適用される被エッチング層としては、銅(Cu)層などがある。銅の塩化物は揮発性が低いため、高温にすることで揮発しやすくなり、エッチングが容易に進むようになる。
【0082】
前述したように、本実施形態の静電チャック1では、120℃程度に加熱されてセラミックスから形成される載置台30が凸状に反るとしても、給電端子Tは載置台30の接続電極Eに追随して当接した状態を確保することができる。
【0083】
これにより、静電チャック1を加熱して使用する場合であっても、載置台30の静電電極34に電圧を安定して印加させることができるため、半導体ウェハ5を信頼性よく吸着させることができる。
【0084】
図8では、本実施形態の静電チャック1をドライエッチング装置に適用したが、プラズマCVD装置又はスパッタ装置などの半導体デバイス及び液晶ディスプレイの製造プロセスで使用される各種の半導体・液晶製造装置に適用してもよい。