特開2015-230184IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

懸濁液の移送方法に関する。本発明は、生存細胞等の懸濁成分を含む懸濁液の回収に有用なものである。

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】細胞懸濁液等の懸濁液を効率的に回収できる技術を提供する。
【解決手段】細胞培養プレート2は複数の細孔7を有する。細孔7の底面10はガス発生フィルム6で構成されている。ガス発生フィルム6は光を照射することによりガスを発生する光応答性ガス発生剤を含む。細孔7には細胞懸濁液20が入れられている。細孔7の下側から光を照射することにより、ガス発生フィルム6からガスが発生し、ガスが細孔7に供給される。ガスによる圧力が細胞懸濁液20に付与され、細胞懸濁液20が押し上げられ、細胞回収プレート3の凹部11に移動する。
【選択図】図8

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

のように、目的の細胞のみを効率的に回収するための技術、さらに、懸濁液における懸濁成分の分離技術が種々開発されているが、さらなる技術開発が求められている。そこで本発明は、細胞懸濁液を含めた種々の懸濁液を効率的に回収できる技術を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

した課題を解決するための本発明の1つの様相は、少なくとも、光を照射することによりガスを発生する光応答性ガス発生剤が底面に設置された細孔に懸濁液を入れる第一工程、前記細孔の開口部分を懸濁液の回収容器で覆う第二工程、及び、前記ガス発生剤に光を照射してガスを発生させて、前記懸濁液に前記ガスによる圧力を付与し、前記懸濁液を前記回収容器に移動させる第三工程、を含むことを特徴とする懸濁液の移送方法で・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、細胞懸濁液等の懸濁液を効率的に回収することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明を実施するための装置の一例を示す斜視図である。

【図2】図1の装置の分解斜視図である。

【図3】プレート本体の平面図である。

【図4】細胞回収プレートの底面図である。

【図5】細胞培養プレートにおける細孔部分を拡大して示す断面斜視図である。

【図6】細胞回収プレートにおける凹部部分を拡大して示す断面斜視図である。

【図7】図1の装置における細孔と凹部を含む部分の縦断面図である。

【図8】図1の装置を用いて懸濁液を回収する手順を説明する説明図であり、(a)は懸濁液を入れた状態、(b)は光を照射している状態、(c)は懸濁液の移送が完了した状態を示す。

【図9】実施例で行った実験結果を表す顕微鏡写真であり、(a)はガス発生前における細胞培養プレートの細孔の様子、(b)はガス発生後における細胞培養プレートの細孔の様子、(c)はガス発生後における細胞回収プレートの凹部の様子を表す。

選択図 図8出願人が指定した本件の代表的な図

3 細胞回収プレート(回収容器)   6 ガス発生フィルム   7 細孔   8 開口部   10 底面   20 細胞懸濁液(懸濁液)

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