特開2016-203584IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

異方性樹脂成形体の構造解析用モデル作成方法、構造解析方法及び構造解析用モデル作成プログラム

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】高精度、処理時間短縮、負荷軽減のいずれにも資する異方性樹脂成形体の構造解析用モデルを提供する。
【解決手段】本発明は、特定のポアソン比及び/又は特定の線膨張率を含む物性情報を作成する物性情報作成ステップ(S31)と、異方性樹脂成形体の樹脂流動解析において要素分割された複数の第1領域の第1領域配向状態を算出する第1領域配向状態算出ステップ(S32)と、異方性樹脂成形体の構造解析のために要素分割された複数の第2領域の各々について、第2領域から最も近い第1領域を探索する探索ステップ(S33)と、このステップで最も近いとされた第1領域における第1領域配向状態を各々の第2領域配向状態とする第2領域配向状態設定ステップ(S34)と、の物性情報を参照し、複数の第2領域の各々について、第2領域配向状態に応じた物性情報を各々の第2領域物性情報とする第2領域物性情報設定ステップ(S35)とを含む。
【選択図】図2

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、以上のような課題を解決するためになされたものであり、構造解析が容易ではないと考えられている異方性樹脂成形体を構造解析するにあたり、構造解析の精度を高めるとともに、解析結果を短時間で、かつ、コンピュータにかかる負荷を大幅に軽減可能な構造解析用モデルを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者らは、課題を解決するために鋭意研究を重ねた。その結果、異方性樹脂成形体と配向状態が異なる複数種類の仮想成形体を想定し、これら複数種類の仮想成形体の各々について、ポアソン比と線膨張率の少なくとも一方を含む物性情報を予め作成し、この物性情報を構造解析のために要素分割された複数の第2領域の各々に当てはめることで、の課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。より具体的に・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によると、異方性樹脂成形体を構造解析するにあたり、高精度の結果を短時間で得られるとともに、コンピュータにかかる負荷を大幅に軽減できる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明に係る異方性樹脂成形体の構造解析方法の一例を示すフローチャートである。

【図2】図1における構造解析用モデル作成ステップの一例を示すフローチャートである。

【図3】図2における探索ステップの一例を示すフローチャートである。

【図4】一連の解析プログラムを実現するためのハードウェア資源の一例を示す。

【図5】樹脂流動解析における要素分割後の試験片Aの形状を示す。

【図6】樹脂流動解析によって得られる試験片Aにおける異方性フィラーの配向方向分布を示す。

【図7】構造解析を行うために要素分割した後の試験片Aの形状を示す。

【図8】流動解析によって得られる試験片Aにおける異方性フィラーの配向方向分布を、構造解析の用に供する有限要素分割モデルに当てはめたときの例を示す。

【図9】試験片Aを実施例1の手法にて構造解析したときに得られる試験片Aの主応力分布を示す。

【図10】試験片Bを比較例1の手法にて構造解析したときに得られる試験片Aの主応力分布を示す。

【図11】樹脂流動解析における要素分割後の試験片Bの形状を示す。

【図12】樹脂流動解析によって得られる試験片Bにおける異方性フィラーの配向方向分布を示す。

【図13】構造解析を行うために要素分割した後の試験片Bの形状を示す。

【図14】ガラス繊維30重量%含有強化ポリブチレンテレフタレートの温度と比容積との関係を示す。

【図15】流動解析によって得られる試験片Bにおける異方性フィラーの配向方向分布を、構造解析の用に供する有限要素分割モデルに当てはめたときの例を示す。

【図16】試験片Bにおいて線膨張率を評価した位置を示す。

【図17】試験片Bを実施例2の手法にて構造解析したときに得られる試験片Aの主応力分布を示す。

【図18】試験片Bを比較例2の手法にて構造解析したときに得られる試験片Aの主応力分布を示す。

選択図 図2出願人が指定した本件の代表的な図

H ハードウェア資源   1 情報処理装置   2 入力装置   3 出力装置   4 CAD装置   10 CPU   20 主記憶装置   30 I/Oインタフェース   40 補助記憶装置   41 解析プログラム   41A 第1領域配向情報取得プログラム   41B 構造解析用要素分割プログラム   41C 構造解析用モデル作成プログラム   41D 構造解析プログラム   50 ネットワークインタフェース   NW ネットワーク   S1 第1領域配向情報取得ステップ   S2 構造解析用要素分割ステップ   S3 構造解析用モデル作成ステップ   S4 構造解析ステップ   S31 物性情報作成ステップ   S32 第1領域配向状態算出ステップ   S33 探索ステップ   S34 第2領域配向状態設定ステップ   S35 第2領域物性情報設定ステップ   S331 第1重心位置導出ステップ   S332 第2重心位置導出ステップ   S333 最短第1領域設定ステップ

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