【実施例】
【0033】
以下、実施例に基づいて本発明をより具体的に説明するが、本発明は、実施例に制限されるものではない。
【0034】
まず、実施例及び比較例で得られたポリマーの分析方法の詳細について述べる。
<数平均分子量、重量平均分子量および分子量分布の算出>
数平均分子量、重量平均分子量及び分子量分布(Mw/Mn)は、ゲルパーミエイションクロマトグラフィー(GPC)法により、以下の条件で測定することができる。
・装置:HLC−8220(東ソー株式会社製)
・カラム:Shodex asahipak GF−510 HQ + GF−310×2(昭和電工株式会社製)
TSK G2000HXL及びG4000HXL(東ソー株式会社製)
・温度:40℃
・溶離液:20mM リチウムブロミド、20mMリン酸含有ジメチルホルムアミド溶液
・流速:0.5mL/分
・検出器:HLC−8200 内蔵RI−UV−8220
濃度0.5質量%の試料1mLを装置にセットし、上記の条件で測定したポリマー生成物の分子量分布から単分散ポリスチレン標準試料により作成した分子量校正曲線を使用してポリマー生成物の数平均分子量(Mn)、重量平均分子量(Mw)を算出した。分子量分布はMwをMnで除した値である。
【0035】
<核磁気共鳴分光分析>
環状芳香族化合物、星型ポリマーは、核磁気共鳴分光分析により、以下の条件で同定することができる。
・装置:JOEL−ECS−400K(日本電子株式会社製)
【0036】
(重合度:n)
磁気共鳴分光分析(=
1H−NMR)により各部位の水素数を測定して算出する。
詳細には、開始剤由来の
1Hの積分値総和(水素の数)と、繰り返し単位由来の
1Hの積分値総和の比率から算出する。
例えば、式(1)中のAが式(2)で表される構造のポリマーにおいて、理論計算から、開始剤由来の水素数が72、繰り返し単位由来の水素数が88の場合、n=1となり、開始剤由来の水素数が72、繰り返し単位由来の水素数が176の場合、n=2となる。
すなわち、(72/88)×(繰り返し単位由来の水素数/開始剤由来の水素数)=nである。
【0037】
<赤外分光分析>
環状芳香族化合物、星型ポリマーは、赤外分光分析により同定することができる。
・装置:FT/IR 4200(日本分光株式会社製)
【0038】
<可視分光エリプソメトリー>
ポリマーの屈折率は分光エリプソメータを用いる分光エリプソメトリーにより測定することができる。
・装置:1H3LNWWP(堀場製作所株式会社製)
ポリマーをPGMEに溶解させ、シリコンウエハ上にスピンコートして薄膜を形成させ、波長632.8nmの光源を用いて測定した。
【0039】
<水溶液の温度応答性評価>
水溶液中でのポリマーの温度応答性は、分光光度計を用いて評価することができる。本発明のポリマー2.0mgを蒸留水20mlに溶解させた、10℃から60℃までの温度範囲において、5℃間隔で、それぞれの温度における400nmの吸光度を測定した。
【0040】
<フィルムの温度応答性評価>
フィルムの温度応答性は、アッベ屈折率計を用いて評価することができる。本発明のポリマー1.0mgをメタノール1.0mlに溶解させた溶液を、アッベ屈折率計のプリズム上にキャストして製膜した。10℃から80℃までの温度範囲にプリズムの温度を調節し、5℃間隔にて、それぞれの温度における538nmの屈折率を測定した。
【0041】
(実施例1)
カリックス[4]レゾルシンアレーンをテトラヒドロフランに溶解し、トリエチルアミンを加えた。次いで、系内を10℃未満に冷却し温度を維持したまま、2−ブロモイソブチリルブロマイドを滴下して30分程度攪拌した後、40℃で24時間攪拌した。反応液から析出物をろ過して取り除いた。ろ液をクロロホルムで希釈して有機層とし、これを炭酸水素ナトリウム水溶液で2回程度、塩化水素水溶液にて1回、純水にて3回洗浄したのち、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥させた。固形物をろ別後、減圧濃縮し、メタノールに滴下して白色固体を得、これをろ別して、式(7)−1で表される開始剤を得た。
【0042】
開始点濃度を10×10
−3mol/Lとなるように、市販のN−イソプロピルアクリルアミドと式(7)−1で表される開始剤と、臭化銅(I)を重合管に量り取った後、脱気処理を行って酸素を除去し、窒素雰囲気下でN,N,N’,N”,N”−ペンタメチルジエチレントリアミンを加えたのちに封管し、70℃に加熱して0.5時間重合した。重合反応物にクロロホルムを1mL加えて希釈したものをジエチルエーテルに再沈殿処理し、固形物をろ別乾燥して、ポリマーを得た。得られたポリマーは水、メタノール、THF,クロロホルム、ジクロロメタン、DMF,NMP、DMSOに対して良好な溶解性を示した。得られたポリマーの評価結果を表1に示した。
【0043】
また得られたポリマーの温度応答性を評価したところ、水溶液の温度応答性は市販の直鎖型PNIPAMよりも低い温度で吸光度が上昇しはじめ、また測定温度範囲における最大の吸光度は、直鎖型PNIPAMの2倍以上であり、良好な温度応答性を示した。
またフィルムの温度応答性は、測定温度範囲において上に凸の放物線を描き、最大の屈折率を示す温度は、直鎖型PNIPAMよりも20℃以上低く、良好な温度応答性を示した。
【0044】
(実施例2)
重合時間を1時間とした以外は実施例1と同様にし、ポリマーを得た。得られたポリマーは水、メタノール、THF,クロロホルム、ジクロロメタン、DMF,NMP、DMSOに対して良好な溶解性を示した。得られたポリマーの評価結果を表1に示した。
また得られたポリマーの温度応答性を評価したところ、水溶液の温度応答性は市販の直鎖型PNIPAMよりも低い温度で吸光度が上昇しはじめ、また測定温度範囲における最大の吸光度は、直鎖型PNIPAMの2倍以上であり、良好な温度応答性を示した。
またフィルムの温度応答性は、測定温度範囲において上に凸の放物線を描き、最大の屈折率を示す温度は、直鎖型PNIPAMよりも20℃以上低く、良好な温度応答性を示した。
また得られたポリマーの熱重量測定を実施した結果、熱重量変化は市販の直鎖型PNIPAMと顕著な差異はなく、同等の熱分解特性を示した。
【0045】
(実施例3)
重合時間を12時間とした以外は実施例1と同様にし、ポリマーを得た。得られたポリマーは水、メタノール、THF,クロロホルム、ジクロロメタン、DMF,NMP、DMSOに対して良好な溶解性を示した。得られたポリマーの評価結果を表1に示した。
また得られたポリマーの温度応答性を評価したところ、水溶液の温度応答性は市販の直鎖型PNIPAMよりも低い温度で吸光度が上昇しはじめ、また測定温度範囲における最大の吸光度は、直鎖型PNIPAMの2倍以上であり、良好な温度応答性を示した。
またフィルムの温度応答性は、測定温度範囲において上に凸の放物線を描き、最大の屈折率を示す温度は、直鎖型PNIPAMよりも20℃以上低く、良好な温度応答性を示した。
また得られたポリマーの熱重量測定を実施した結果、熱重量変化は市販の直鎖型PNIPAMと顕著な差異はなく、同等の熱分解特性を示した。
【0046】
(実施例4)
開始点濃度を25×10
−3mol/Lとした以外は実施例3と同様にし、ポリマーを得た。得られたポリマーは水、メタノール、THF,クロロホルム、ジクロロメタン、DMF,NMP、DMSOに対して良好な溶解性を示した。得られたポリマーの評価結果を表1に示した。
また得られたポリマーの温度応答性を評価したところ、水溶液の温度応答性は市販の直鎖型PNIPAMよりも低い温度で吸光度が上昇しはじめ、また測定温度範囲における最大の吸光度は、直鎖型PNIPAMの2倍以上であり、良好な温度応答性を示した。
またフィルムの温度応答性は、測定温度範囲において上に凸の放物線を描き、最大の屈折率を示す温度は、直鎖型PNIPAMよりも20℃以上低く、良好な温度応答性を示した。
また得られたポリマーの熱重量測定を実施した結果、熱重量変化は市販の直鎖型PNIPAMと顕著な差異はなく、同等の熱分解特性を示した。
【0047】
(実施例5)
開始点濃度を50×10
−3mol/Lとした以外は実施例3と同様にし、ポリマーを得た。得られたポリマーは水、メタノール、THF,クロロホルム、ジクロロメタン、DMF,NMP、DMSOに対して良好な溶解性を示した。得られたポリマーの評価結果を表1に示した。
また得られたポリマーの温度応答性を評価したところ、水溶液の温度応答性は市販の直鎖型PNIPAMよりも低い温度で吸光度が上昇しはじめ、また測定温度範囲における最大の吸光度は、直鎖型PNIPAMの2倍以上であり、良好な温度応答性を示した。
またフィルムの温度応答性は、測定温度範囲において上に凸の放物線を描き、最大の屈折率を示す温度は、直鎖型PNIPAMよりも20℃以上低く、良好な温度応答性を示した。
また得られたポリマーの熱重量測定を実施した結果、熱重量変化は市販の直鎖型PNIPAMと顕著な差異はなく、同等の熱分解特性を示した。
【0048】
(実施例6)
開始剤を、2−ブロモイソブチリルブロマイドの代わりに2−ブロモプロピオニルブロミドを用いて合成した式(7)−2とし、開始点濃度を5.0×10
−4mol/Lとし、Nイソプロピルアクリルアミドの量を0.0127mmolとし、臭化銅(I)の量を0.014gとし、N,N,N’,N’’,N’’−ペンタメチルジエチレントリアミン (PMDETA) の量を0.021gとし、重合溶媒としてNMPとH
2Oをそれぞれ1.5mLずつ用い、重合温度を0℃とし、重合時間を24時間とした以外は実施例1と同様にし、ポリマーを得た。収率は53%であった。得られたポリマーは水、メタノール、THF,クロロホルム、ジクロロメタン、DMF,NMP、DMSOに対して良好な溶解性を示した。得られたポリマーの評価結果を表1に示した。
また得られたポリマーの温度応答性を評価したところ、水溶液の温度応答性は市販の直鎖型PNIPAMよりも低い温度で吸光度が上昇しはじめ、また測定温度範囲における最大の吸光度は、直鎖型PNIPAMの2倍以上であり、良好な温度応答性を示した。
またフィルムの温度応答性は、測定温度範囲において上に凸の放物線を描き、最大の屈折率を示す温度は、直鎖型PNIPAMよりも20℃以上低く、良好な温度応答性を示した。
また得られたポリマーの熱重量測定を実施した結果、熱重量変化は市販の直鎖型PNIPAMと顕著な差異はなく、同等の熱分解特性を示した。
【0049】
(実施例7)
開始点濃度を10×10
−4mol/Lとした以外は実施例6と同様にし、ポリマーを得た。得られたポリマーは水、メタノール、THF,クロロホルム、ジクロロメタン、DMF,NMP、DMSOに対して良好な溶解性を示した。得られたポリマーの評価結果を表1に示した。
また得られたポリマーの温度応答性を評価したところ、水溶液の温度応答性は市販の直鎖型PNIPAMよりも低い温度で吸光度が上昇しはじめ、また測定温度範囲における最大の吸光度は、直鎖型PNIPAMの2倍以上であり、良好な温度応答性を示した。
またフィルムの温度応答性は、測定温度範囲において上に凸の放物線を描き、最大の屈折率を示す温度は、直鎖型PNIPAMよりも20℃以上低く、良好な温度応答性を示した。
また得られたポリマーの熱重量測定を実施した結果、熱重量変化は市販の直鎖型PNIPAMと顕著な差異はなく、同等の熱分解特性を示した。
【0050】
(実施例8)
開始点濃度を20×10
−4mol/Lとした以外は実施例6と同様にし、ポリマーを得た。得られたポリマーは水、メタノール、THF,クロロホルム、ジクロロメタン、DMF,NMP、DMSOに対して良好な溶解性を示した。得られたポリマーの評価結果を表1に示した。
また得られたポリマーの温度応答性を評価したところ、水溶液の温度応答性は市販の直鎖型PNIPAMよりも低い温度で吸光度が上昇しはじめ、また測定温度範囲における最大の吸光度は、直鎖型PNIPAMの2倍以上であり、良好な温度応答性を示した。
またフィルムの温度応答性は、測定温度範囲において上に凸の放物線を描き、最大の屈折率を示す温度は、直鎖型PNIPAMよりも20℃以上低く、良好な温度応答性を示した。
また得られたポリマーの熱重量測定を実施した結果、熱重量変化は市販の直鎖型PNIPAMと顕著な差異はなく、同等の熱分解特性を示した。
【0051】
(実施例9)
重合温度を60℃とした以外は実施例8と同様にし、ポリマーを得た。収率は25%であった。得られたポリマーは水、メタノール、THF,クロロホルム、ジクロロメタン、DMF,NMP、DMSOに対して良好な溶解性を示した。得られたポリマーの評価結果を表1に示した。
また得られたポリマーの温度応答性を評価したところ、水溶液の温度応答性は市販の直鎖型PNIPAMよりも低い温度で吸光度が上昇しはじめ、また測定温度範囲における最大の吸光度は、直鎖型PNIPAMの2倍以上であり、良好な温度応答性を示した。
またフィルムの温度応答性は、測定温度範囲において上に凸の放物線を描き、最大の屈折率を示す温度は、直鎖型PNIPAMよりも20℃以上低く、良好な温度応答性を示した。
また得られたポリマーの熱重量測定を実施した結果、熱重量変化は市販の直鎖型PNIPAMと顕著な差異はなく、同等の熱分解特性を示した。
【0052】
(実施例10)
重合温度を25℃とした以外は実施例8と同様にし、ポリマーを得た。収率は44%であった。得られたポリマーは水、メタノール、THF,クロロホルム、ジクロロメタン、DMF,NMP、DMSOに対して良好な溶解性を示した。得られたポリマーの評価結果を表1に示した。
また得られたポリマーの温度応答性を評価したところ、水溶液の温度応答性は市販の直鎖型PNIPAMよりも低い温度で吸光度が上昇しはじめ、また測定温度範囲における最大の吸光度は、直鎖型PNIPAMの2倍以上であり、良好な温度応答性を示した。
またフィルムの温度応答性は、測定温度範囲において上に凸の放物線を描き、最大の屈折率を示す温度は、直鎖型PNIPAMよりも20℃以上低く、良好な温度応答性を示した。
また得られたポリマーの熱重量測定を実施した結果、熱重量変化は市販の直鎖型PNIPAMと顕著な差異はなく、同等の熱分解特性を示した。
【0053】
(実施例11)
重合時間を48時間とした以外は実施例8と同様にし、ポリマーを得た。収率は49%であった。得られたポリマーは水、メタノール、THF,クロロホルム、ジクロロメタン、DMF,NMP、DMSOに対して良好な溶解性を示した。得られたポリマーの評価結果を表1に示した。
また得られたポリマーの温度応答性を評価したところ、水溶液の温度応答性は市販の直鎖型PNIPAMよりも低い温度で吸光度が上昇しはじめ、また測定温度範囲における最大の吸光度は、直鎖型PNIPAMの2倍以上であり、良好な温度応答性を示した。
またフィルムの温度応答性は、測定温度範囲において上に凸の放物線を描き、最大の屈折率を示す温度は、直鎖型PNIPAMよりも20℃以上低く、良好な温度応答性を示した。
また得られたポリマーの熱重量測定を実施した結果、熱重量変化は市販の直鎖型PNIPAMと顕著な差異はなく、同等の熱分解特性を示した。
【0054】
(実施例12)
重合時間を72時間とした以外は実施例8と同様にし、ポリマーを得た。収率は55%であった。得られたポリマーは水、メタノール、THF,クロロホルム、ジクロロメタン、DMF,NMP、DMSOに対して良好な溶解性を示した。得られたポリマーの評価結果を表1に示した。
また得られたポリマーの温度応答性を評価したところ、水溶液の温度応答性は市販の直鎖型PNIPAMよりも低い温度で吸光度が上昇しはじめ、また測定温度範囲における最大の吸光度は、直鎖型PNIPAMの2倍以上であり、良好な温度応答性を示した。
またフィルムの温度応答性は、測定温度範囲において上に凸の放物線を描き、最大の屈折率を示す温度は、直鎖型PNIPAMよりも20℃以上低く、良好な温度応答性を示した。
また得られたポリマーの熱重量測定を実施した結果、熱重量変化は市販の直鎖型PNIPAMと顕著な差異はなく、同等の熱分解特性を示した。
【0055】
(実施例13)
重合時間を96時間とした以外は実施例8と同様にし、ポリマーを得た。収率は53%であった。得られたポリマーは水、メタノール、THF,クロロホルム、ジクロロメタン、DMF,NMP、DMSOに対して良好な溶解性を示した。得られたポリマーの評価結果を表1に示した。
また得られたポリマーの温度応答性を評価したところ、水溶液の温度応答性は市販の直鎖型PNIPAMよりも低い温度で吸光度が上昇しはじめ、また測定温度範囲における最大の吸光度は、直鎖型PNIPAMの2倍以上であり、良好な温度応答性を示した。
またフィルムの温度応答性は、測定温度範囲において上に凸の放物線を描き、最大の屈折率を示す温度は、直鎖型PNIPAMよりも20℃以上低く、良好な温度応答性を示した。
また得られたポリマーの熱重量測定を実施した結果、熱重量変化は市販の直鎖型PNIPAMと顕著な差異はなく、同等の熱分解特性を示した。
【0056】
(比較例1)
アルドリッチ社製のポリN−イソプロピルアクリルアミドを購入し、評価した評価結果を表1に示した。またポリマーの外部刺激応答性をアッベ屈折率計で評価したところ、5℃から50℃範囲においては温度応答性を示さなかった。
【0057】
(比較例2)
開始剤として下記式(9)で表されるアルドリッチ社製の開始剤「Hexafunctional initiator 製品番号723207」を用いた以外は実施例3と同様にし、下記式(10)で示されるポリマーを得た。
得られたポリマーの評価結果を表1に示した。またポリマーの外部刺激応答性をアッベ屈折率計で評価したところ、5℃から50℃範囲においては温度応答性を示さなかった。
【0058】
【化9】
【化10】
【0059】
(参考例1)
反応溶媒としてDMAcを用いた以外は実施例3と同様にしたところ、有意な量のポリマー生成物は得られなかった。
【0060】
【表1】
【0061】
以上述べた様に、本発明のポリマーは硫黄元素を含まずに高い屈折率を実現する材料であり、光学レンズ、光学フィルム、光学フィルムを用いた液晶表示装置などの用途に適用することができる。