特開2016-222859IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

フルオロポリエーテル基含有ポリマー変性シラン

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】副生成物を含有しないフルオロポリエーテル基含有ポリマー変性シランを提供する。
【解決手段】下記一般式(1)

(式中、Rfは1価のフルオロオキシアルキル基又は2価のフルオロオキシアルキレン基含有ポリマー残基であり、Aは下記式

(Eは1価の有機基である。)
で表される構造より選ばれる基であり、Yはシロキサン結合又はシリレン基を有してもよい2〜6価の炭化水素基であり、Rは独立に炭素数1〜4のアルキル基又はフェニル基であり、Xは独立に水酸基又は加水分解性基であり、nは1〜3の整数であり、mは1〜5の整数であり、αは1又は2である。)
で表されるフルオロポリエーテル基含有ポリマー変性シラン。
【選択図】なし

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者らは、耐摩耗性に優れたフルオロポリエーテル基含有化合物として、下記式
【化1】
(式中、Rfは1価のフルオロオキシアルキル基又は2価のフルオロオキシアルキレン基含有ポリマー残基であり、Yはシロキサン結合又はシリレン基を有してもよい2〜6価の炭化水素基であり、Rは独立に炭素数1〜4のアルキル基又はフェニル基であり、Xは独立に加水分解性基であり、nは1〜3の整数であり、mは1〜5の整数であり、αは1又は2である。)
で表されるフルオロポリエーテル基含有ポリマー変性シランを提案しており(特願2014−250460)、該フルオロポリエーテル基含有ポリマー変性シラン及び/又はその部分加水分解縮合物を含有する表面処理剤から形成される被膜は、高い撥水撥油性、耐摩耗性を示す。しかし、合成の過程でポリマー内の水酸基による副反応が起こり、副生成物が発生してしまう場合があった。 本発明は、事情に鑑みなされたもので、副生成物を含有しないフルオロポリエーテル基含有ポリマー変性シランを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者らは、目的を解決すべく鋭意検討した結果、フルオロポリエーテル基含有ポリマー変性シランにおいて、水酸基をカルボニル基、スルホニル基又はホスホリル基で保護した下記一般式(1)で表されるフルオロポリエーテル基含有ポリマー変性シランが、合成の過程において副生成物を生成しないことを見出し、本発明をなすに至った。
【発明の効果】
本発明のフルオロポリエーテル基含有ポリマー変性シランから形成される被膜は、撥水撥油性が高い。本発明のフルオロポリエーテル基含有ポリマー変性シランは、合成の過程で発生する副生成物を抑制することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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