特開2017-228188(P2017-228188A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特開2017-228188情報処理システム、情報処理方法及び情報処理プログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2017-228188(P2017-228188A)
(43)【公開日】2017年12月28日
(54)【発明の名称】情報処理システム、情報処理方法及び情報処理プログラム
(51)【国際特許分類】
   G06F 13/00 20060101AFI20171201BHJP
   H04M 1/00 20060101ALI20171201BHJP
   H04M 11/00 20060101ALI20171201BHJP
   G06Q 30/02 20120101ALI20171201BHJP
【FI】
   G06F13/00 510C
   H04M1/00 R
   H04M11/00 302
   G06Q30/02 398
【審査請求】未請求
【請求項の数】8
【出願形態】OL
【全頁数】28
(21)【出願番号】特願2016-125199(P2016-125199)
(22)【出願日】2016年6月24日
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.BLUETOOTH
2.JAVASCRIPT
(71)【出願人】
【識別番号】000004226
【氏名又は名称】日本電信電話株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100083806
【弁理士】
【氏名又は名称】三好 秀和
(74)【代理人】
【識別番号】100129230
【弁理士】
【氏名又は名称】工藤 理恵
(72)【発明者】
【氏名】徳永 徹郎
(72)【発明者】
【氏名】宮崎 泰彦
(72)【発明者】
【氏名】丸山 剛一
(72)【発明者】
【氏名】田中 清
【テーマコード(参考)】
5B084
5K127
5K201
5L049
【Fターム(参考)】
5B084AA02
5B084AA07
5B084AA12
5B084AB04
5B084AB06
5B084AB07
5B084AB13
5B084AB30
5B084BB02
5B084DA03
5B084DA16
5B084DB02
5B084DC02
5B084DC06
5K127BA03
5K127BB23
5K127BB33
5K127CB02
5K127CB19
5K127CB22
5K127CB24
5K127CB33
5K127DA11
5K127DA13
5K127FA07
5K127GA14
5K127HA08
5K127JA46
5K127KA01
5K127KA02
5K127KA21
5K201BD06
5K201CA01
5K201CA04
5K201CA06
5K201CA07
5K201CA10
5K201CB06
5K201DB01
5K201DB02
5K201EB06
5K201EC06
5K201ED05
5K201EF05
5K201EF09
5K201EF10
5K201FB01
5L049BB08
(57)【要約】
【課題】デジタルサイネージの視聴者が連携対象のサイネージ端末及びコンテンツ関連情報を容易に特定し得る。
【解決手段】第1のサイネージ端末1aと第2のサイネージ端末1bは、それぞれ、携帯端末2からアイコンの表示を指示する指示情報を受信した場合、アイコンを表示部14に出力する電文反映画面生成部17、を備え、携帯端末2は、前記指示情報を各サイネージ端末1a,1bのうちいずれかへ送信する通信部21と、前記指示情報を送信した送信先の情報処理装置(第1のサイネージ端末1a)により出力されたアイコンと同じアイコンを表示部24に出力するURL情報画面生成部23と、各サイネージ端末1a,1bにそれぞれ関連するURLa,URLbへの接続ボタン82,83を表示し、前記送信先の情報処理装置(第1のサイネージ端末1a)に関連するURLaへの接続ボタン82を強調表示する表示部24と、を備える。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の情報処理装置と携帯型の情報処理装置とを備えた情報処理システムにおいて、
前記複数の情報処理装置は、それぞれ、
前記携帯型の情報処理装置からアイコンの表示を指示する指示情報を受信した場合、アイコンを出力装置に出力する出力部、を備え、
前記携帯型の情報処理装置は、
前記指示情報を前記複数の情報処理装置のうちいずれかの情報処理装置へ送信する送信部と、
前記指示情報を送信した送信先の情報処理装置により出力されたアイコンと同じアイコンを出力装置に出力する出力部と、
前記複数の情報処理装置にそれぞれ関連する複数のコンテンツ情報への接続先を表示し、前記送信先の情報処理装置に関連するコンテンツ情報への接続先を強調表示する表示部と、
を備えることを特徴とする情報処理システム。
【請求項2】
情報を中継する中継装置を更に備え、
前記携帯型の情報処理装置において、
前記送信部は、前記中継装置を介して前記指示情報を送信し、
前記表示部は、当該指示情報を送信した送信先の情報処理装置により出力されたアイコンと同じアイコン又は前記複数のコンテンツ情報への接続先と、接続先の情報処理装置から受信したコンテンツ情報と、をそれぞれ変更可能に表示することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記携帯型の情報処理装置において、
前記出力部は、前記送信先の情報処理装置により決められたアイコンを出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記複数の情報処理装置は、それぞれ、
自身の情報処理装置に関連するコンテンツ情報を送信する送信部、を更に備え、
前記携帯型の情報処理装置において、
前記表示部は、前記複数の情報処理装置からの複数のコンテンツ情報に基づき生成された各コンテンツ情報への接続先を表示することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記携帯型の情報処理装置において、
前記表示部は、前記複数の情報処理装置にそれぞれ関連する複数のコンテンツ情報として、ユーザにより決められたコンテンツ情報、二次元コードから読み取ったコンテンツ情報、通信ネットワークを介して受信したコンテンツ情報のうちいずれかのコンテンツ情報に基づき生成されたコンテンツ情報への接続先を表示することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記複数の情報処理装置は、それぞれ、サイネージ端末であり、
前記アイコンは、
文字列、画像、音声、動画、又はそれらを組み合わせであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の情報処理システム。
【請求項7】
複数の情報処理装置と携帯型の情報処理装置とで行う情報処理方法において、
前記複数の情報処理装置は、それぞれ、
前記携帯型の情報処理装置からアイコンの表示を指示する指示情報を受信した場合、アイコンを出力装置に出力するステップ、を備え、
前記携帯型の情報処理装置は、
前記指示情報を前記複数の情報処理装置のうちいずれかの情報処理装置へ送信するステップと、
前記指示情報を送信した送信先の情報処理装置により出力されたアイコンと同じアイコンを出力装置に出力するステップと、
前記複数の情報処理装置にそれぞれ関連する複数のコンテンツ情報への接続先を表示し、前記送信先の情報処理装置に関連するコンテンツ情報への接続先を強調表示するステップと、
を備えることを特徴とする情報処理方法。
【請求項8】
請求項1乃至6のいずれかに記載の情報処理システムとしてコンピュータを機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、サイネージ端末と携帯端末とを連携させる技術に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、デジタルサイネージ等のサイネージ端末(公共型共有設置端末)とスマートフォン等の携帯端末とを連携させるサービスが知られている。
【0003】
非特許文献1では、サイネージ端末にコンテンツの二次元バーコードを表示し、サイネージの視聴者が携帯端末のカメラで該二次元バーコードを読み取り、携帯端末の内部ソフトウェアで該二次元バーコードを解釈させることで上記コンテンツのURLを取得し、携帯端末の内蔵ブラウザで該URLにアクセスすることにより、上記視聴者にサイネージのコンテンツ関連情報を閲覧させるサービスを考案している。
【0004】
また、非特許文献2では、サイネージの視聴者が二次元バーコードを携帯端末のカメラで撮影することが困難な場合、又は撮影可能な場合であっても、携帯端末を操作する手間を省き、サイネージの視聴者にサイネージコンテンツ関連情報を閲覧させるサービスを考案している。例えば、デジタルサイネージの近辺にBLE(Bluetooth Low Energy)の発信器を設置しておき、サイネージのコンテンツ関連情報が掲載されたウェブページのURLを含む無線信号を発信する。携帯端末は、上記BLE発信器からの無線信号を内蔵の受信器で受信し、内部のソフトウェアで解析させることでURLを取得し、画面に表示する。そして、視聴者が確認した旨の操作をすると、携帯端末は、内蔵のブラウザで該URLへアクセスする。この時、必要に応じてURLの示すWebページのタイトルを取得し、URLの画面表示時に合わせてタイトルを表示する。これにより、サイネージの視聴者に該サイネージのコンテンツ関連情報を閲覧させるサービスを実現している。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
【非特許文献1】“新ID大捜査線 FILE No.048 街にあふれるデジタルサイネージ”、NTTコムウェア株式会社、[online]、[平成27年11月25日検索]、<URL: http://www.nttcom.co.jp/comzine/no084/newdragnet/>
【非特許文献2】“Physical Web”、[online]、[平成28年4月18日検索]、<URL: https://google.github.io/physical-web/>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、非特許文献2において、携帯端末の付近に複数のサイネージ端末又は複数のBLE発信器がある場合、携帯端末は複数のURLを取得するため、サイネージの視聴者は、複数のURLとページタイトルのみから、自身の意図するコンテンツ関連情報の選択に迫られる。
【0007】
本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであり、デジタルサイネージの視聴者が連携対象のサイネージ端末及びコンテンツ関連情報を容易に特定し得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
以上の課題を解決するため、請求項1に係る情報処理システムは、複数の情報処理装置と携帯型の情報処理装置とを備えた情報処理システムにおいて、前記複数の情報処理装置は、それぞれ、前記携帯型の情報処理装置からアイコンの表示を指示する指示情報を受信した場合、アイコンを出力装置に出力する出力部、を備え、前記携帯型の情報処理装置は、前記指示情報を前記複数の情報処理装置のうちいずれかの情報処理装置へ送信する送信部と、前記指示情報を送信した送信先の情報処理装置により出力されたアイコンと同じアイコンを出力装置に出力する出力部と、前記複数の情報処理装置にそれぞれ関連する複数のコンテンツ情報への接続先を表示し、前記送信先の情報処理装置に関連するコンテンツ情報への接続先を強調表示する表示部と、を備えることを要旨とする。
【0009】
請求項2に係る情報処理システムは、請求項1に記載の情報処理システムにおいて、情報を中継する中継装置を更に備え、前記携帯型の情報処理装置において、前記送信部は、前記中継装置を介して前記指示情報を送信し、前記表示部は、当該指示情報を送信した送信先の情報処理装置により出力されたアイコンと同じアイコン又は前記複数のコンテンツ情報への接続先と、接続先の情報処理装置から受信したコンテンツ情報と、をそれぞれ変更可能に表示することを要旨とする。
【0010】
請求項3に係る情報処理システムは、請求項1又は2に記載の情報処理システムにおいて、前記携帯型の情報処理装置において、前記出力部は、前記送信先の情報処理装置により決められたアイコンを出力することを要旨とする。
【0011】
請求項4に係る情報処理システムは、請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理システムにおいて、前記複数の情報処理装置は、それぞれ、自身の情報処理装置に関連するコンテンツ情報を送信する送信部、を更に備え、前記携帯型の情報処理装置において、前記表示部は、前記複数の情報処理装置からの複数のコンテンツ情報に基づき生成された各コンテンツ情報への接続先を表示することを要旨とする。
【0012】
請求項5に係る情報処理システムは、請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理システムにおいて、前記携帯型の情報処理装置において、前記表示部は、前記複数の情報処理装置にそれぞれ関連する複数のコンテンツ情報として、ユーザにより決められたコンテンツ情報、二次元コードから読み取ったコンテンツ情報、通信ネットワークを介して受信したコンテンツ情報のうちいずれかのコンテンツ情報に基づき生成されたコンテンツ情報への接続先を表示することを要旨とする。
【0013】
請求項6に係る情報処理システムは、請求項1乃至5のいずれかに記載の情報処理システムにおいて、前記複数の情報処理装置は、それぞれ、サイネージ端末であり、前記アイコンは、文字列、画像、音声、動画、又はそれらを組み合わせであることを要旨とする。
【0014】
請求項7に係る情報処理方法は、複数の情報処理装置と携帯型の情報処理装置とで行う情報処理方法において、前記複数の情報処理装置は、それぞれ、前記携帯型の情報処理装置からアイコンの表示を指示する指示情報を受信した場合、アイコンを出力装置に出力するステップ、を備え、前記携帯型の情報処理装置は、前記指示情報を前記複数の情報処理装置のうちいずれかの情報処理装置へ送信するステップと、前記指示情報を送信した送信先の情報処理装置により出力されたアイコンと同じアイコンを出力装置に出力するステップと、前記複数の情報処理装置にそれぞれ関連する複数のコンテンツ情報への接続先を表示し、前記送信先の情報処理装置に関連するコンテンツ情報への接続先を強調表示するステップと、を備えることを要旨とする。
【0015】
請求項8に係る情報処理プログラムは、請求項1乃至6のいずれかに記載の情報処理システムとしてコンピュータを機能させることを要旨とする。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、デジタルサイネージの視聴者が連携対象のサイネージ端末及びコンテンツ関連情報を容易に特定できる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】第1の実施の形態におけるシステム全体の構成を示す図である。
図2】第1の実施の形態における各装置の機能ブロック構成を示す図である。
図3】第1の実施の形態におけるサイネージ端末の画面例の図である。
図4】第1の実施の形態におけるシステム全体の構成(別構成例)を示す図である。
図5】第1の実施の形態における携帯端末のBLE受信時の画面例を示す図である。
図6】第1の実施の形態における携帯端末の複数のBLE受信時の画面例を示す図である。
図7】第1の実施の形態におけるアイコン表示時の処理フローを示す図である。
図8】第1の実施の形態における携帯端末の連携時の画面例を示す図である。
図9】第1の実施の形態における電文例を示す図である。
図10】第1の実施の形態におけるサイネージ端末の連携時の画面例を示す図である。
図11】第1の実施の形態におけるサイネージ端末の変更時の処理フローを示す図である。
図12】第2の実施の形態におけるシステム全体の構成を示す図である。
図13】第2の実施の形態における各装置の機能ブロック構成を示す図である。
図14】第2の実施の形態における中継サーバへの電文例を示す図である。
図15】第2の実施の形態における中継サーバからの電文例を示す図である。
図16】第3の実施の形態における各装置の機能ブロック構成を示す図である。
図17】第3の実施の形態における処理フローを示す図である。
図18】第3の実施の形態における電文例を示す図である。
図19】第4の実施の形態における各装置の機能ブロック構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明を実施する一実施の形態について図面を用いて説明する。
【0019】
[第1の実施の形態]
図1は、本実施の形態におけるシステム全体の構成を示す図である。本システム(情報処理システム)は、第1のサイネージ端末1aと、第2のサイネージ端末1bと、携帯端末2と、Webサーバ3と、を備えて構成される。
【0020】
第1のサイネージ端末1aと携帯端末2は、BLE(Bluetooth Low Energy)の無線通信で通信可能な距離に位置している。同様に、第2のサイネージ端末1bと携帯端末2は、BLEの無線通信で通信可能な距離に位置している。第1のサイネージ端末1a及び第2のサイネージ端末1bは、コンテンツを画面に表示する一方で、BLEの電波を送信し、携帯端末2からBLEの電波を受信し、受信した内容に応じた情報を画面に表示する。
【0021】
なお、本実施の形態では、2つのサイネージ端末を用いて説明するが、3つ以上のサイネージ端末を用いてもよいし、1つのサイネージ端末を用いてもよい。また、本実施の形態では、通信規格としてBLEで通信する形態を説明するが、第1のサイネージ端末1a(又は第2のサイネージ端末1b)から携帯端末2、携帯端末2から第1のサイネージ端末1a(又は第2のサイネージ端末1b)に電文を伝えられるものであればよい。例えば、Bluetooth、無線LAN、“Wi-Fi Direct”、近距離無線通信、“Wireless USB”、ZigBee(登録商標)等がある。
【0022】
携帯端末2とWebサーバ3は、所定の通信ネットワークで接続されている。該通信ネットワークは、Webコンテンツの要求と応答が可能な種類の通信ネットワークである。例えば、インターネット、ローカルエリアネットワーク等である。
【0023】
図2は、本システムを構成する各装置の機能ブロック構成を示す図である。
【0024】
まず、サイネージ端末の機能について説明する。第1のサイネージ端末1aは、コンテンツ表示制御部11と、コンテンツ画面生成部12と、コンテンツ蓄積部13と、表示部14と、通信部15と、電文読取部16と、電文反映画面生成部17と、アイコン蓄積部18と、を備えて構成される。ここでは、第1のサイネージ端末1aを例に説明するが、第2のサイネージ端末1bも第1のサイネージ端末1aと同じ機能を備えている。
【0025】
コンテンツ表示制御部11は、サイネージコンテンツの表示内容を制御しており、予め定められたルールに応じて、コンテンツ画面生成部12へ表示内容の指示を送る。該ルールには、コンテンツ識別子と、表示開始時刻と、表示時間との組み合わせが記されている。コンテンツ表示制御部11は、該当の表示開始時刻になった時にコンテンツ識別子と表示時間とをコンテンツ画面生成部12へ送る。
【0026】
コンテンツ画面生成部12は、コンテンツ表示制御部11より受け取った指示に従って、コンテンツ蓄積部13より該当コンテンツを取得し、表示内容を生成して表示部14に送る。例えば、コンテンツ画面生成部12は、コンテンツ表示制御部11からコンテンツ識別子と表示時間とを受け取った場合、該コンテンツ識別子をコンテンツ蓄積部13に送り、コンテンツ蓄積部13から取得したコンテンツデータ又はコンテンツデータのURLを含んだ表示内容を表示部14に送る。
【0027】
コンテンツ蓄積部13は、サイネージコンテンツを蓄積しており、コンテンツ画面生成部12からの任意又は特定の取得要求に応じて蓄積しているコンテンツを返却する。該コンテンツとは、文字列、画像、音声、動画、又はそれらを組み合わせたもの等であり、コンテンツデータ又はコンテンツデータのURLが蓄積されている。従って、コンテンツ蓄積部13は、コンテンツ画面生成部12からコンテンツ識別子を受け取った場合、該当するコンテンツデータ又はコンテンツデータのURLをコンテンツ画面生成部12に送る。なお、コンテンツ蓄積部13の物理的な実現手段としては、RAM、HDD、SSD、SDカード等、任意の記憶手段が用いられる。
【0028】
表示部14は、コンテンツ画面生成部12から表示内容を受けとり、電文反映画面生成部17から表示内容を受け取り、それらを画面上に描画する。図3は、表示部14によって表示される画面の例を示す図である。画面に表示される内容の全体は、コンテンツ表示領域と電文反映領域とで構成される。ここでは、それら2つの領域が分かれている例を示しているが、2つの領域が重なってもよい。その場合、コンテンツ表示領域の手前に電文反映領域が重なった状態となり、電文反映領域の内容は全て表示され、コンテンツ表示領域の内容は一部が隠れるように表示される。表示部14は、コンテンツ画面生成部12からコンテンツデータ又はコンテンツデータのURLを含んだ表示内容を受け取った場合、コンテンツ表示領域にコンテンツ又はコンテンツデータのURLが示すコンテンツを含んだ表示内容を表示する。また、表示部14は、電文反映画面生成部17からアイコンデータ又はアイコンデータのURLを含んだ表示内容を受け取った場合、電文反映領域にアイコン又はアイコンデータのURLが示すアイコンを含んだ表示内容を表示する。
【0029】
通信部15は、予め設定されたURLを含んだ信号を、BLEを使って発信する。この信号には、発信元である第1のサイネージ端末1aを示す発信元識別子を含んでもよい。予め設定されたURLとは、例えば、第1のサイネージ端末1aが表示するコンテンツに関するデジタルサイネージコンテンツ関連情報のURLである。また、通信部15は、携帯端末2から送信されたBLEの信号を受信し、その信号に含まれる電文を電文読取部16に送る。
【0030】
電文読取部16は、通信部15より受け取った電文を解釈し、必要な情報を抽出して、電文反映画面生成部17に送る。
【0031】
電文反映画面生成部17は、電文読取部16より受け取った電文に従って、表示内容を生成し、表示部14に送る。また、電文反映画面生成部17は、電文の内容に応じて、アイコン蓄積部18よりアイコンを取得し、表示内容を生成し、表示部14に送る。
【0032】
アイコン蓄積部18は、自サイネージ端末の画面に表示するアイコンデータ又はアイコンデータの所在情報を蓄積している。また、アイコン蓄積部18は、電文反映画面生成部17の要求に応じて、蓄積しているアイコンを返却する。該アイコンは、画像だけに限らない。アイコンと成り得るものとしては、文字列、画像、音声、動画、又はそれらを組み合わせたもの等である。また、携帯端末2のアイコン蓄積部28に蓄積されているアイコンと同一のものが同一の識別子で管理されている。
【0033】
第1のサイネージ端末1a及び第2のサイネージ端末1bは、例えば上記のとおり構成されるが、これに限定されるものではない。例えば、コンテンツ表示制御部11を内蔵せずに、別の装置で備えるようにしてもよい。その場合、該別の装置と各サイネージ端末1a,1bは、所定の通信ネットワーク等で接続し、該別の装置に含まれるコンテンツ表示制御部11からコンテンツ画面生成部12へ指示することができるようにする。
【0034】
その他、例えば、コンテンツ蓄積部13を内蔵せずに、別の装置に備えるようにしてもよい。その場合、該別の装置と各サイネージ端末1a,1bは、所定の通信ネットワーク等で接続し、コンテンツ画面生成部12は、該別の装置に含まれるコンテンツ蓄積部13からコンテンツを取得することができるようにする。
【0035】
その他、例えば、表示部14は、各サイネージ端末1a,1bの内蔵ディスプレイに描画してもよいし、映像信号を外付けのディスプレイに出力して描画してもよい。また、ディスプレイ以外の各サイネージ端末1a,1bの筐体に備えられたものでもよい。例えば、筐体に備わるLEDライトの発光で表示してもよい。また、表出されたものが視覚により認識されるものとは限らない。例えば、聴覚により認識されるものとして、サイネージ端末の内蔵スピーカーで音声を再生してもよいし、外付けのスピーカーで音声を再生してもよい。なお、表示部14を含み、ディスプレイ、LEDライト、スピーカー等は、各サイネージ端末1a,1bにおけるアイコンの出力装置として構成される。
【0036】
例えば、アイコン蓄積部18を内蔵せずに、別の装置に備えるようにしてもよい。その場合、該別の装置と各サイネージ端末1a,1bは、所定の通信ネットワーク等で接続し、電文反映画面生成部17は、該別の装置に含まれるアイコン蓄積部18からアイコンを取得することができるようにする。
【0037】
次に、携帯端末2について説明する。携帯端末2は、図2に示したように、通信部21と、電文読取部22と、URL情報画面生成部23と、表示部24と、Webクライアント部25と、入力受付部26と、電文生成部27と、アイコン蓄積部28と、を備えて構成される。
【0038】
通信部21は、各サイネージ端末1a,1bから電波を受信し、受信した信号に含まれる電文を電文読取部22に送る。また、通信部21は、電文生成部27より受け取った電文を、BLEを使って発信する。
【0039】
電文読取部22は、通信部21より受け取った電文を解釈し、必要な情報を抽出して、URL情報画面生成部23に送る。
【0040】
URL情報画面生成部23は、電文読取部22より受け取った情報に従って、表示内容を生成し、表示部24に送る。ここで、URL情報画面生成部23は、電文読取部22より受け取った情報に含まれるURLをWebクライアント部25に送ってもよい。その返答として、Webクライアント部25から別のURLを受け取った場合、該別のURLを表示内容の対象としてもよい。また、Webクライアント部25からタイトル等の文字列を受け取った場合、それを表示内容の対象としてもよい。また、URL情報画面生成部23は、入力受付部26から受け取った操作内容に応じた、電文に含むデータを電文生成部27へ渡す。また、URL情報画面生成部23は、アイコン蓄積部28からアイコンを取得する。
【0041】
表示部24は、URL情報画面生成部23より受け取った表示内容を画面に表示する。具体的には、表示部24は、例えば、URLやアイコン等を画面に表示する。表示部24は、アイコンが画像、文字列、動画等の視覚により認識される場合、画面に表示し、アイコンが音声等の聴覚により認識される場合、スピーカーに出力する。なお、表示部24を含み、ディスプレイ、LEDライト、スピーカー等は、携帯端末2におけるアイコンの出力装置として構成される。
【0042】
Webクライアント部25は、URL情報画面生成部23より受け取ったURLの取得要求をWebサーバ3に送る。また、Webクライアント部25は、該取得要求に対して返却されたURL及び該取得要求に対して返却されたHTMLの一部、例えば<title>要素の値などを、URL情報画面生成部23に送る。
【0043】
入力受付部26は、携帯端末2の操作者からの操作を受け付ける。また、入力受付部26は、該操作された内容をURL情報画面生成部23に送る。
【0044】
電文生成部27は、URL情報画面生成部23より受け取った内容をもとに電文を生成し、通信部21に送る。
【0045】
アイコン蓄積部28は、携帯端末2に表示するアイコンを蓄積している。また、アイコン蓄積部28は、URL情報画面生成部23の要求に応じて蓄積しているアイコンを返却する。該アイコンは、画像だけに限らない。アイコンと成り得るものとしては、文字列、画像、音声、動画、又はそれらを組み合わせたもの等であり、アイコンデータ又はアイコンデータの所在情報が蓄積されている。また、各サイネージ端末1a,1bのアイコン蓄積部18に蓄積されているアイコンと同一のものが同一の識別子で管理されている。
【0046】
携帯端末2は、例えば上記のとおり構成されるが、これに限定されるものではない。例えば、表示部24は、携帯端末2の内蔵ディスプレイに描画してもよいし、映像信号を外付けのディスプレイに出力して描画してもよい。その他、例えば、アイコン蓄積部28を内蔵せずに、別の装置に備えるようにしてもよい。その場合、該別の装置と携帯端末2は、所定の通信ネットワーク等で接続し、URL情報画面生成部23は、該別の装置に含まれるアイコン蓄積部28からアイコンを取得することができるようにする。
【0047】
次に、本システムの動作について説明する。
【0048】
まず、本実施の形態において、図4に示される状態、すなわち第1のサイネージ端末1aと携帯端末2が通信できる範囲にあり、第2のサイネージ端末1bと携帯端末2が通信できない範囲にある場合の動作について説明する。
【0049】
なお、本発明の課題は、携帯端末2の付近に複数のサイネージ端末がある状況で発生するが、まずは、携帯端末2の付近に1つのサイネージ端末がある場合の動作を説明する。ここでは、第1のサイネージ端末1aの通信部15に予め設定するURLとして、第1のサイネージ端末1aを視聴する視聴者の保持する携帯端末2からアクセスさせたいサイネージコンテンツ関連情報のURLaが設定されている。
【0050】
ステップS101)まず、携帯端末2において、通信部21が、第1のサイネージ端末1aの通信部15から発信されているBLEの信号を受信した場合、その信号に含まれるデータを電文読取部22に送る。
【0051】
ステップS102)次に、携帯端末2の電文読取部22は、通信部21より受け取った電文を解釈し、必要な情報(URLa,第1のサイネージ端末1aの識別子)を抽出すると、該URLaをURL情報画面生成部23に送る。
【0052】
ステップS103)次に、携帯端末2のURL情報画面生成部23は、電文読取部22より受け取った情報にURLがある場合、該URLをWebクライアント部25に送る。
【0053】
ステップS104)次に、携帯端末2のWebクライアント部25は、URL情報画面生成部23より受け取ったURL(URLa)の取得要求をURLが示す装置に送る。そして、Webクライアント部25は、該取得要求に対して返却されたURLが、URL情報画面生成部23より受け取ったURL(URLa)と一致する場合、HTML内のtitle要素の値をURL情報画面生成部23に送る。一方、取得要求に対して返却されたURLが、URL情報画面生成部23より受け取ったURL(URLa)と異なる場合、Webクライアント部25は、上記取得要求に対して返却されたURL及びHTML内のtitle要素の値をURL情報画面生成部23に送る。
【0054】
ステップS105)次に、携帯端末2のURL情報画面生成部23は、Webクライアント部25から受け取ったtitle要素の値と、Webクライアント部25からURLを受け取った場合は該URL又はURLを受け取っていない場合は電文読取部22より受け取ったURL(URLa)と、電文読取部22より受け取った発信元である第1のサイネージ端末1aの識別子とを一旦記憶し、それらを表示内容として画面を生成し、表示部24に送る。
【0055】
ステップS106)次に、携帯端末2の表示部24は、URL情報画面生成部23より受け取った表示内容を表示する。画面の例を図5に示す。
【0056】
ステップS107)その後、携帯端末2の入力受付部26は、携帯端末2の操作者からの入力を受け付けており、操作者が図5に示すキャンセルボタン51を選択した場合、処理を終了する。一方、操作者がURLaへの接続ボタン52を選択した場合、URL情報画面生成部23を介してWebクライアント部25がURLの取得要求を行い、返却値のHTML等を解釈して画面に表示する。又は、携帯端末2が備える本発明とは別のWebブラウザプログラムにURLを渡すことで、WebブラウザにURLを取得させることとしてもよい。
【0057】
これにより、視聴者は、自身の保持する携帯端末2から第1のサイネージ端末1aで表示されているコンテンツや該コンテンツに関するサイネージコンテンツ関連情報を画面上で閲覧することできる。
【0058】
次に、本実施の形態において、図1に示した状態、すなわち第1のサイネージ端末1aと携帯端末2が通信できる範囲にあり、第2のサイネージ端末1bと携帯端末2が通信できる範囲にある場合の動作について説明する。なお、第1のサイネージ端末1aの通信部15に予め設定するURLとして、第1のサイネージ端末1aを視聴する視聴者の保持する携帯端末2からアクセスさせたいサイネージコンテンツ関連情報のURLaが設定されている。同様に、第2のサイネージ端末1bの通信部15に予め設定するURLとして、第2のサイネージ端末1bを視聴する視聴者の保持する携帯端末2からアクセスさせたいサイネージコンテンツ関連情報のURLbが設定されている。
【0059】
ステップS201)まず、携帯端末2は、自端末の通信部21が、第1のサイネージ端末1aの通信部15から発信されているBLEの信号を受信した場合、その信号に含まれるデータを電文読取部22に送る。以降、携帯端末2は、前述のステップS102〜S105までの処理を行う。
【0060】
ステップS202)第1のサイネージ端末1aからの信号の処理中に、携帯端末2の通信部21が、第2のサイネージ端末1bの通信部15から発信されているBLEの信号を受信した場合、その信号に含まれるデータを電文読取部22に送る。以降、携帯端末2は、前述のステップS102〜S105までの処理を行う。
【0061】
ステップS203)その後、携帯端末2の表示部24は、URL情報画面生成部23より受け取った表示内容を表示する。画面の例を図6に示す。
【0062】
ステップS204)携帯端末2の入力受付部26は、携帯端末2の操作者からの入力を受け付けており、操作者が図6に示すキャンセルボタン61を選択した場合、処理を終了する。一方、操作者が、URLaへの接続ボタン62を選択した場合にはURLaの取得要求を、URLbへの接続ボタン63を選択した場合にはURLbの取得要求を、それぞれ、URL情報画面生成部23を介してWebクライアント部25に指示し、返却値のHTML等を解釈して画面に表示する。又は、携帯端末2が備える本発明とは別のWebブラウザプログラムにURLを渡すことで、WebブラウザにURLを取得させることとしてもよい。
【0063】
一方、操作者が確認ボタン64を選択した場合、携帯端末2は、後述する動作を行うことにより、URLa,URLbと各サイネージ端末1a,1bとの関連付けを操作者が把握できる形式で表示する。以降、図7を参照しながら、操作者が確認ボタン64を選択した場合の処理を説明する。
【0064】
ステップS301)まず、携帯端末2のURL情報画面生成部23は、受信した信号に応じて、受信した順に、発信元識別子と、URLと、title要素の値との情報を記憶した状態にある。具体的には、1番目に受信した信号として、第1のサイネージ端末1aに関する、発信元識別子1a、URLa、Titleaを記憶している。また、2番目に受信した信号として、第2のサイネージ端末1bに関する、発信元識別子1b、URLb、Titlebを記憶している。
【0065】
ステップS302)次に、携帯端末2の入力受付部26は、URL情報画面生成部23に確認ボタン64が押された旨を送信する。
【0066】
ステップS303)次に、携帯端末2のURL情報画面生成部23は、アイコン蓄積部28よりランダムに任意のアイコンを取得する。ここで取得するアイコンは、携帯端末2により決定又は携帯端末2の操作者の認証により決定してもよい。
【0067】
ステップS304)次に、携帯端末2のURL情報画面生成部23は、取得したアイコン識別子とアイコン表示指示と発信元である携帯端末2の識別子とを電文内容とし、1番目に受信した信号の発信元である第1のサイネージ端末1aの識別子を宛先として、電文生成部27に送る。また、URL情報画面生成部23は、電文生成部27に宛先として送った第1のサイネージ端末1aの識別子を記憶する。
【0068】
ステップS305)次に、携帯端末2のURL情報画面生成部23は、アイコン、URLa、URLb、各URLに対応するtitle要素を表示内容として、電文生成部27に宛先として送った第1のサイネージ端末1aに関連する情報を強調表示するように画面を生成し、表示部24に送る。
【0069】
ステップS306)その後、携帯端末2の表示部24は、URL情報画面生成部23より受け取った表示内容を画面に表示する。画面の例を図8に示す。アイコン81は、アイコン蓄積部28より取得した任意のアイコンである。URLaへの接続ボタン82には、先に受信した第1のサイネージ端末1aからの信号に含まれるURLaから紐付く内容が表示されている。URLbへの接続ボタン83には、2番目に受信した第2のサイネージ端末1bからの信号に含まれるURLbから紐付く内容が表示されている。電文生成部27に宛先として送った第1のサイネージ端末1aに関連するURLaへの接続ボタン82は、アイコン表示指示の宛先である旨が分かるように強調表示されている。
【0070】
ステップS307)また、ステップS304の後、携帯端末2の電文生成部27は、URL情報画面生成部23より受け取った情報をもとに電文を生成し、通信部21に送る。この電文の一例を図9に示す。その後、通信部21は、受け取った電文を、BLEの信号で、宛先である第1のサイネージ端末1aに送信する。
【0071】
ステップS308)第1のサイネージ端末1aの通信部15は、携帯端末2からの信号を受信し、受信した信号に含まれる電文を電文読取部16に送る。
【0072】
ステップS309)次に、第1のサイネージ端末1aの電文読取部16は、通信部15より受け取った電文より、アイコン識別子とアイコン表示指示と発信元である携帯端末2の識別子とを抽出し、電文反映画面生成部17に送る。
【0073】
ステップS310)次に、第1のサイネージ端末1aの電文反映画面生成部17は、電文読取部16より受け取ったアイコン識別子に応じたアイコンをアイコン蓄積部18より取得し、取得したアイコンを利用して画面を生成し、表示部14に送る。
【0074】
ステップS311)最後に、第1のサイネージ端末1aの表示部14は、電文反映画面生成部17から表示内容を受け取り画面に描画する。画面の例を図10に示す。アイコン81は、携帯端末2より受信した電文に含まれていたアイコン識別子をもとにアイコン蓄積部18より取得したものである。
【0075】
これにより、携帯端末2と第1のサイネージ端末1aとに同じアイコンが表示され、かつ、携帯端末2では第1のサイネージ端末1aに関連するURLaへの接続ボタン82が強調表示される。そのため、携帯端末2の操作者は、URLaとURLbのどちらが第1のサイネージ端末1aに関連付けられたものかを判断できる。
【0076】
次に、図11を参照しながら、携帯端末2の操作者が、その後、携帯端末2の表示部24に表示されている切替ボタン84を選択した場合の処理を説明する。
【0077】
ステップS401)まず、携帯端末2のURL情報画面生成部23は、現時点において、1番目に受信した信号として、第1のサイネージ端末1aに関する、発信元識別子1a、URLa、Titlea、表示指示の電文送信済みの旨を記憶している。また、URL情報画面生成部23は、2番目に受信した信号として、第2のサイネージ端末1bに関する、発信元識別子1b、URLb、Titlebを記憶している。
【0078】
ステップS402)次に、携帯端末2の入力受付部26は、URL情報画面生成部23に切替ボタン84が押された旨を送信する。
【0079】
ステップS403,S404)次に、携帯端末2のURL情報画面生成部23は、切替ボタン84が押された旨を受け取ると、現時点で表示指示の電文送信済みである1番目の信号に関する第1のサイネージ端末1aについてアイコン非表示とし、次に受信していた2番目の信号に関する第2のサイネージ端末1bについてアイコン表示とする処理を行う。
【0080】
具体的には、URL情報画面生成部23は、電文生成部27に、表示中のアイコンの識別子とアイコン表示解除の指示と携帯端末2の識別子と切替前指示の宛先である第1のサイネージ端末1aの識別子とを送る(ステップS403)。また、URL情報画面生成部23は、電文生成部27に、表示中のアイコンの識別子とアイコン表示の指示と携帯端末2の識別子と切替後指示の宛先である第2のサイネージ端末1bの識別子とを送る(ステップS404)。その後、URL情報画面生成部23は、第1のサイネージ端末1aと関連して記憶していた表示指示の電文送信済みの旨を消去し、第2のサイネージ端末1bに表示指示の電文送信済みの旨を記憶する。
【0081】
ステップS405,S406)その後、URL情報画面生成部23は、第1のサイネージ端末1aに関連するURLaへの接続ボタン82の強調表示を解除し、第2のサイネージ端末1bに関連するURLbへの接続ボタン83を、現時点でのアイコン表示指示の宛先である旨がわかるよう強調表示し、表示部24より表示する。
【0082】
ステップS407,S408)その後、電文生成部27は、URL情報画面生成部23よりそれぞれ受け取った情報をもとに電文を生成し、通信部21に送る。そして、通信部21は、電文生成部27よりそれぞれ受け取った電文を各サイネージ端末1a,1bにそれぞれ送信する。
【0083】
ステップS409)第1のサイネージ端末1aの通信部15は、携帯端末2からの信号を受信し、受信した信号に含まれる電文を電文読取部16に送る。
【0084】
ステップS410)次に、第1のサイネージ端末1aの電文読取部16は、通信部15より受け取った電文より、アイコン識別子とアイコン表示解除の指示と携帯端末2の識別子とを抽出し、電文反映画面生成部17に送る。
【0085】
ステップS411)次に、第1のサイネージ端末1aの電文反映画面生成部17は、電文読取部16より受け取った指示がアイコン表示解除である場合、電文読取部16より受け取ったアイコン識別子と、表示中のアイコンの識別子とを照会し、同一であれば該アイコンは表示しないような画面を生成し、表示部14に送る。
【0086】
ステップS412)その後、第1のサイネージ端末1aの表示部14は、電文反映画面生成部17から表示内容を受け取り画面に描画する。
【0087】
ステップS413〜S416)一方、第2のサイネージ端末1bでは、携帯端末2からの信号を受信した後、図7に示したステップS308〜S311と同様の処理を行う。
【0088】
これにより、携帯端末2と第2のサイネージ端末1bとに同じアイコンが表示され、かつ、携帯端末2では第2のサイネージ端末1bに関連するURLbへの接続ボタン83が強調表示される。そのため、携帯端末2の操作者は、URLaとURLbのどちらが第2のサイネージ端末1bに関連付けられたものかを判断できる。
【0089】
なお、本実施の形態は、携帯端末2が通信できる範囲に、サイネージ端末が2つより多く存在する場合にも適用できる。前述のステップS403,S404の処理において、現時点で表示指示の電文送信済みであるn番目の信号に関する第nのサイネージ端末1nについてアイコン非表示とし、次に受信したn+1番目の信号に関する第n+1のサイネージ端末1n+1についてアイコンを表示する処理を行えばよい。
【0090】
ここで、n番目の信号に関するサイネージ端末にアイコン表示指示電文送信済みであり、次のn+1番目に受信した信号に該当するものがない場合には、1番目に受信した信号に関する第1のサイネージ端末にアイコン表示する処理となる。
【0091】
ここまで、URLa及びURLbがWebサーバ3内のデータを示す例を説明したが、該データはこれに限らない。URLa及びURLbで、各サイネージ端末1a,1b内、又は携帯端末2内のデータを示すこともできる。Webサーバ3内のデータを示す場合とそれ以外の装置内のデータを示す場合の差分については、公知の技術で実現できるため、その記載を省略する。また、URL形式だけに限らず、異なる形式の識別子の利用も可能である。
【0092】
以上説明したように、本実施の形態によれば、携帯端末がBLEで通信できる範囲に、サイネージ端末が2つより多く存在し、複数のサイネージ端末からサイネージコンテンツ関連情報のURLがBLEでそれぞれ発信される場合であっても、1つのサイネージ端末のみに携帯端末に表示されているアイコンと同一のアイコンを表示させることができる。これにより、携帯端末を持つサイネージ視聴者が連携対象デジタルサイネージ及びサイネージコンテンツ関連情報を判別することができる。
【0093】
[第2の実施の形態]
以下、第2の実施の形態について、図面を用いて第1の実施の形態との差分について説明する。第1の実施の形態では、アイコン表示・非表示の電文のやりとりを、携帯端末2と各サイネージ端末1a,1bとの間で直接、近接通信の通信手段で行う場合について説明した。一方、第2の実施の形態では、アイコン表示・非表示の電文のやりとりを、距離の大きさには依存しない通信手段で行う場合について説明する。具体的には、携帯端末2と各サイネージ端末1a,1bとの間の通信を中継サーバを介して行う。距離の大きさに依存しない通信手段で電文をやりとりするには、通信相手を特定する必要があるため、中継サーバで電文の宛先を変更する。
【0094】
また、第1の実施の形態では、例えば、図8に示したURLaへの接続ボタン82が押された場合、そのHTTPリクエストの送信に対する応答により、画面全体の表示内容が変わってしまう。これでは、その後に他のボタンを選択したい場合、図8の画面を参照したい場合等、図8の画面まで戻らなければならず、画面の利便性が低い。そこで、第2の実施の形態では、HTTP通信部を新たに備え、携帯端末2の通信部21と各サイネージ端末1a,1bの通信部15とが行っていたアイコン表示・非表示の電文のやりとりをHTTP通信で行う。つまり、携帯端末2は、アイコン表示・非表示の電文のHTTPリクエストをHTTP通信部で行い、サイネージコンテンツ関連情報へのHTTPリクエストをWebクライアント部25で行い、HTTP通信部等の処理に応じて表示されるアイコン81等と、Webクライアント部25の処理に応じて表示されるサイネージコンテンツ関連情報とを画面内の異なる表示領域にそれぞれ表示し、アイコン81等とサイネージコンテンツ関連情報との各ページ遷移を各表示領域でそれぞれ行うようにする。
【0095】
図12は、本実施の形態におけるシステム全体の構成を示す図である。第1のサイネージ端末1aと携帯端末2は、BLEの無線通信で通信可能な距離に位置している。同様に、第2のサイネージ端末1bと携帯端末2は、BLEの無線通信で通信可能な距離に位置している。携帯端末2とWebサーバ3は、所定の通信ネットワークで接続されている。該通信ネットワークは、Webコンテンツの要求と応答が可能な種類のネットワークである。例えば、インターネット、ローカルエリアネットワーク等である。
【0096】
中継サーバ4は、第1のサイネージ端末1a、第2のサイネージ端末1b、携帯端末2に所定の通信ネットワークで接続されている。例えば、インターネット、ローカルエリアネットワーク等である。また、Webサーバ3と中継サーバ4は、同一装置で構成してもよい。
【0097】
図13は、本実施の形態における各装置の機能ブロック構成を示す図である。
【0098】
各サイネージ端末1a,1bは、コンテンツ表示制御部11と、コンテンツ画面生成部12と、コンテンツ蓄積部13と、表示部14と、通信部15と、電文読取部16と、電文反映画面生成部17と、アイコン蓄積部18と、HTTP通信部19と、を備えて構成される。各サイネージ端末1a,1bは、例えば上記のとおり構成されるが、これに限定されるものではない。例えば、通信部15をサイネージ端末1a,1bに内蔵せずに、別の装置に備えるようにしてもよい。
【0099】
以下、各サイネージ端末1a,1bにおいて、第1の実施の形態との差分について説明する。
【0100】
通信部15は、予め設定されたURLを含んだ信号を、BLEを使って発信する。この信号には、発信元の第1のサイネージ端末1a又は第2のサイネージ端末1bを示す発信元識別子を含んでもよい。予め設定されたURLとは、例えば、該デジタルサイネージコンテンツ関連情報のURLである。
【0101】
電文読取部16は、HTTP通信部19より受け取った電文を解釈し、必要な情報を抽出して、電文反映画面生成部17に送る。
【0102】
HTTP通信部19は、中継サーバ4から通信ネットワークを経由して電文を受信し、電文読取部16へ送る。なお、中継サーバ4を介して行う各サイネージ端末1a,1bと携帯端末2との間のHTTP通信は、公知のAjax(Asynchronous JavaScript + XML)、WebSocket等の技術で実装されてもよい。例えば、HTTP通信をWebSocketで実装する場合、HTTP通信部19は、WebSocketクライアントの役割となる。
【0103】
次に、携帯端末2について説明する。携帯端末2は、通信部21と、電文読取部22と、URL情報画面生成部23と、表示部24と、Webクライアント部25と、入力受付部26と、電文生成部27と、アイコン蓄積部28と、HTTP通信部29と、を備えて構成される。
【0104】
以下、携帯端末2において、第1の実施の形態との差分について説明する。
【0105】
通信部21は、各サイネージ端末1a,1bからBLEの信号を受信し、その信号に含まれる電文を電文読取部22に送る。
【0106】
電文生成部27は、URL情報画面生成部23より受け取った内容をもとに電文を生成し、HTTP通信部29に送る。
【0107】
HTTP通信部29は、電文生成部27より電文を受け取り、その電文を中継サーバ4に送信する。例えば、HTTP通信をWebSocketで実装する場合、HTTP通信部29はWebSocketクライアントの役割となる。
【0108】
次に、中継サーバ4について説明する。中継サーバ4は、各サイネージ端末1a,1bと携帯端末2との間で送受信される情報を中継するサーバであり、HTTP通信部41と、中継部42と、を備えて構成される。
【0109】
HTTP通信部41は、各サイネージ端末1a,1b及び携帯端末2からデータを受信し、中継部42へ送る。また、HTTP通信部41は、中継部42からデータを受け取り、各サイネージ端末1a,1b及び携帯端末2へデータを送信する。例えば、WebSocketで実装する場合、HTTP通信部41は、WebSocketサーバの役割となる。
【0110】
中継部42は、HTTP通信部41よりデータを受け取り、後述の処理を実施した後、HTTP通信部41に送る。
【0111】
次に、本実施の形態において、図12に図示される状態、すなわち第1のサイネージ端末1aと携帯端末2が通信できる範囲にあり、第2のサイネージ端末1bと携帯端末2が通信できる範囲にある場合の動作について、第1の実施の形態との差分について説明する。なお、操作者が確認ボタン64を選択するまでの動作は、前述のステップS201〜S204,ステップS301と同様である。
【0112】
ステップS501)ステップS302〜S304の後、携帯端末2の電文生成部27は、電文生成部27は、URL情報画面生成部23より受け取った情報をもとに電文を生成し、HTTP通信部29に送る。この電文の一例を図14に示す。第1の実施の形態では、電文の宛先が第1のサイネージ端末1aであったが、本実施の形態では、中継サーバ4となる。また、第1の実施の形態において宛先であった第1のサイネージ端末1aは、電文の内容として記述される。この中継サーバ4の情報は、電文生成部27が予め記憶している。又は、第1のサイネージ端末1aから受信する信号の中に中継サーバ4の情報が含まれるように構成することもできる。
【0113】
ステップS502)その後、携帯端末2のHTTP通信部29は、電文生成部27より受け取った電文を、中継サーバ4に送信する。例えば、HTTP通信部29は、その電文をWebSocket通信で中継サーバ4に送信する。
【0114】
ステップS503)中継サーバ4のHTTP通信部41は、携帯端末2より受信した電文を中継部42へ送る。
【0115】
ステップS504)次に、中継サーバ4の中継部42は、HTTP通信部41より受信した電文の内容に含まれる宛先である第1のサイネージ端末1aの識別子を抽出し、これを新たに宛先とした電文を生成し、HTTP通信部41に送る。新たに生成される電文の例を図15に示す。
【0116】
ステップS505)次に、中継サーバ4のHTTP通信部41は、中継部42より受け取った電文を第1のサイネージ端末1aに送信する。例えば、HTTP通信部41は、その電文をWebSocket通信で第1のサイネージ端末1aに送信する。
【0117】
ステップS506)その後、第1のサイネージ端末1aのHTTP通信部19は、中継サーバ4より電文を受信し、電文読取部16に送る。
【0118】
以降、第1のサイネージ端末1aは、前述のステップS309〜S311と同様の処理を行う。また、携帯端末2は、前述のステップS305,S306と同様の処理を行う。その結果、第1のサイネージ端末1aの画面は図10に例示した通りとなり、携帯端末2の画面は図8に例示した通りとなる。
【0119】
ここで、図8に示した、アイコン81、URLaへの接続ボタン82、URLbへの接続ボタン83、切替ボタン84は、携帯端末2のHTTP処理部29等の処理に応じて表示されている。つまり、HTTP処理部29等は、アイコン81等を、画面内の所定の第1表示領域に表示している。その後、例えば、URLaへの接続ボタン82が押された場合、Webクライアント部25は、そのHTTPリクエストに対する応答のサイネージコンテンツ関連情報を、第1表示領域に重複しない第2表示領域、又は重複してもよいが表示階層の異なる第2表示領域(例えば、第1表示領域の上にポップアップされた表示領域)に表示する。そして、表示部24は、第1表示領域と第2表示領域とをそれぞれ変更可能に表示する。かかるWebクライアント部25又は表示部24の実装方法については、例えば、HTTP処理部29のHTTPリクエスト送信処理とは非同期的にHTTPリクエストを送信するような指示をJavaScriptに設定しておけばよい。これにより、例えばWebクライアント部25で該JavaScriptが実行されると、その応答については、該JavaScriptにより一部だけの表示領域(第2表示領域のみ)を変えることができる。
【0120】
その他、Webクライアント部25に代えて、HTTP処理部29及び/又はURL情報画面生成部23に同様のJavaScriptを用いてもよい。HTTP通信部29の場合、本実施の形態では、第1の実施の形態と異なり、HTTPリクエストに対するHTTP応答を各サイネージ端末1a,1bから受け取ることから、そのHTTP応答の受信のタイミングによっては、せっかく表示していたアイコンを含む画面全体が変わる可能性がある。そこで、HTTP処理部29及び/又はURL情報画面生成部23に、Webクライアント部25のHTTPリクエスト処理とは非同期的にHTTPリクエストを送信するような指示をJavaScriptに設定しておく。これにより、HTTP処理部29及び/又はURL情報画面生成部23で該JavaScriptが実行されると、該JavaScriptにより一部だけの表示領域(第1表示領域のみ)を変えることができる。
【0121】
以上より、本実施の形態では、携帯端末2から第1のサイネージ端末1aへの電文が中継サーバ4を介して送信される。そのため、携帯端末2と第1のサイネージ端末1aとの間の距離の大きさへの依存性を排除できる。すなわち、携帯端末2と第1のサイネージ端末1aとが大きく離れている場合でも、携帯端末2に表示されるアイコンと同じアイコンを第1のサイネージ端末1aに表示できる。
【0122】
また、本実施の形態では、アイコン81等を表示する第1表示領域と、サイネージコンテンツ関連情報を表示する第2表示領域とを異なる表示領域に表示し、それぞれ変更する。そのため、画面全体の表示が変わることを防止し、画面の利便性を向上できる。
【0123】
また、本実施の形態であっても、携帯端末2と第1のサイネージ端末1aとに同じアイコンが表示され、かつ、携帯端末2では第1のサイネージ端末1aに関連するURLaへの接続ボタン82が強調表示される。そのため、携帯端末2の操作者は、URLaとURLbのどちらが第1のサイネージ端末1aに関連付けられたものかを判断できる。
【0124】
次に、携帯端末2操作者が、その後、携帯端末2の表示部24に表示されている切替ボタン84を選択した場合の動作について、第1の実施の形態との差分について説明する。なお、操作者が切替ボタン84を選択した場合の処理において、前述のステップS401〜S406までの処理は同様である。
【0125】
ステップS601)携帯端末2の電文生成部27は、URL情報画面生成部23よりそれぞれ受け取った情報を含んだ電文を生成し、HTTP通信部29に送る。
【0126】
ステップS602)次に、携帯端末2のHTTP通信部29は、電文生成部27よりそれぞれ受け取った電文を中継サーバ4に送信する。例えば、HTTP通信部29は、各電文をWebSocket通信で中継サーバ4に送信する。
【0127】
ステップS603)中継サーバ4のHTTP通信部41は、携帯端末2より受信した電文を中継部42へ送る。
【0128】
ステップS604)次に、中継サーバ4の中継部42は、HTTP通信部41より受信した電文の内容に含まれる宛先である各サイネージ端末1a,1bの識別子を抽出し、これを新たに宛先とした電文を生成し、HTTP通信部41に送る。
【0129】
ステップS605)次に、中継サーバ4のHTTP通信部41は、中継部42より受け取った電文を各サイネージ端末1a,1bに送信する。例えば、HTTP通信部41は、各電文をWebSocket通信で各サイネージ端末1a,1bにそれぞれ送信する。
【0130】
ステップS606)その後、第1のサイネージ端末1aのHTTP通信部19は、中継サーバ4より電文を受信し、電文読取部16に送る。以降、第1のサイネージ端末1aは、前述のステップS410〜S412と同様の処理を行う。同様に、第2のサイネージ端末1bのHTTP通信部19は、中継サーバ4より電文を受信し、電文読取部16に送る。以降、第2のサイネージ端末1bは、前述のステップS414〜S416と同様の処理を行う。アイコン81、サイネージコンテンツ関連情報等の表示方法については、前述の通りである。
【0131】
これにより、本実施の形態では、携帯端末2から各サイネージ端末1a,1bへの電文が中継サーバ4を介して送信される。そのため、携帯端末2と各サイネージ端末1a,1bとの間の距離の大きさへの依存性を排除できる。すなわち、携帯端末2と各サイネージ端末1a,1bとが大きく離れている場合でも、第1のサイネージ端末1aに表示されていたアイコンを削除し、携帯端末2に表示されるアイコンと同じアイコンを第2のサイネージ端末1bに表示できる。
【0132】
また、本実施の形態では、アイコン81等を表示する第1表示領域と、サイネージコンテンツ関連情報を表示する第2表示領域とを異なる表示領域に表示し、それぞれ変更する。そのため、画面全体の表示が変わることを防止し、画面の利便性を向上できる。
【0133】
また、本実施の形態であっても、携帯端末2と第2のサイネージ端末1bとに同じアイコンが表示され、かつ、第2のサイネージ端末1bに関連するURLbへの接続ボタン83が強調表示される。そのため、携帯端末2の操作者は、URLaとURLbのどちらが第2のサイネージ端末1bに関連付けられたものかを判断できる。
【0134】
以上説明したように、本実施の形態によれば、携帯端末がBLEで通信できる範囲に、サイネージ端末が2つより多く存在し、複数のサイネージ端末からサイネージコンテンツ関連情報のURLがBLEでそれぞれ発信される場合であっても、1つのサイネージ端末のみに携帯端末に表示されているアイコンと同一のアイコンを表示させることができる。これにより、携帯端末を持つサイネージ視聴者が連携対象デジタルサイネージ及びサイネージコンテンツ関連情報を判別することができる。
【0135】
[第3の実施の形態]
以下、第3の実施の形態について、図面を用いて第1の実施の形態との差分について説明する。第1の実施の形態では、画面に表示するアイコンの決定権が携帯端末2にある場合について説明した。一方、第3の実施の形態では、その決定権が各サイネージ端末1a,1bにある場合について説明する。
【0136】
図16は、本実施の形態における各装置の機能ブロック構成を示す図である。各サイネージ端末1a,1bについて、第1の実施の形態との差分について説明する。
【0137】
各サイネージ端末1a,1bは、コンテンツ表示制御部11と、コンテンツ画面生成部12と、コンテンツ蓄積部13と、表示部14と、通信部15と、電文読取部16と、電文反映画面生成部17と、アイコン蓄積部18と、電文生成部110と、を備えて構成される。
【0138】
通信部15は、予め設定されたURLを含んだ信号を、BLEを使って発信する。この信号には、発信元の第1のサイネージ端末1a又は第2のサイネージ端末1bを示す発信元識別子を含んでもよい。予め設定されたURLとは、例えば、該デジタルサイネージコンテンツ関連情報のURLである。また、通信部15は、電文生成部110より受け取った電文を携帯端末2にBLEを使って送信する。また、通信部15は、携帯端末2から送信されたBLEの信号を受信し、その信号に含まれる電文を電文読取部16に送る。
【0139】
電文反映画面生成部17は、電文読取部16より受け取った電文に従って、表示内容を生成し、表示部14に送る。また、電文反映画面生成部17は、電文の内容に応じて、アイコン蓄積部18よりアイコンを取得し、表示内容を生成し、表示部14に送る。また、電文反映画面生成部17は、アイコン蓄積部18より取得したアイコン識別子を電文生成部110に送る。
【0140】
電文生成部110は、電文反映画面生成部17より受け取った情報から電文を生成し、通信部15に送る。
【0141】
次に、本実施の形態において、図1に図示される状態、すなわち第1のサイネージ端末1aと携帯端末2が通信できる範囲にあり、第2のサイネージ端末1bと携帯端末2が通信できる範囲にある場合の動作について説明する。以降、図17を参照しながら、操作者が確認ボタン64を選択した場合の処理を説明する。なお、操作者が確認ボタン64を選択するまでの動作は、前述のステップS201〜S204,ステップS301〜S306と同様である。
【0142】
ステップS701)まず、携帯端末2のURL情報画面生成部23は、現時点において、1番目に受信した信号として、第1のサイネージ端末1aに関する、発信元識別子1a、URLa、Titleaを記憶している。また、URL情報画面生成部23は、2番目に受信した信号として、第2のサイネージ端末1bに関する、発信元識別子1b、URLb、Titlebを記憶している。
【0143】
ステップS702)次に、携帯端末2の入力受付部26は、URL情報画面生成部23に確認ボタン64が押された旨を送信する。
【0144】
ステップS703)次に、携帯端末2のURL情報画面生成部23は、アイコン表示指示と発信元である携帯端末2の識別子とを電文内容とし、1番目に受信した信号の発信元である第1のサイネージ端末1aの識別子を宛先として、電文生成部27に送る。また、URL情報画面生成部23は、電文生成部27に宛先として送った第1のサイネージ端末1aの識別子を記憶する。
【0145】
ステップS704)次に、携帯端末2の電文生成部27は、URL情報画面生成部23より受け取った情報をもとに電文を生成し、通信部21に送る。この電文の一例を図18に示す。その後、通信部21は、受け取った電文をBLEの信号で、宛先である第1のサイネージ端末1aに送信する。
【0146】
ステップS705)第1のサイネージ端末1aの通信部15は、携帯端末2からの信号を受信し、受信した信号に含まれる電文を電文読取部16に送る。
【0147】
ステップS706)次に、第1のサイネージ端末1aの電文読取部16は、通信部15より受け取った電文より、アイコン表示指示と発信元である携帯端末2の識別子とを抽出し、電文反映画面生成部17に送る。
【0148】
ステップS707)次に、第1のサイネージ端末1aの電文反映画面生成部17は、電文読取部16より受け取ったアイコン表示指示にアイコン識別子が含まれていない場合、ランダムに任意のアイコンをアイコン蓄積部18より取得し、取得したアイコンを利用して画面生成し、表示部14に送る。また、電文反映画面生成部17は、取得したアイコンのアイコン識別子を電文生成部110に送る。ここで、一定時間内に他の携帯端末からのアイコン表示指示により取得したアイコンと同一のものが取得された場合、電文反映画面生成部17は、再度アイコンを取得し直し、同一のものとならないものとなるまで繰り返す処理を加えてもよい。
【0149】
ステップS708)その後、第1のサイネージ端末1aの表示部14は、電文反映画面生成部17から表示内容を受け取り画面に描画する。画面の例は図10と同様である。
【0150】
ステップS709)また、第1のサイネージ端末1aの電文生成部110は、電文反映画面生成部17より受け取ったアイコン識別子を電文の内容に含む電文を生成し、通信部15に送る。その後、通信部15は、電文の発信元の携帯端末2を宛先として、電文生成部110より受け取った電文をBLEの信号で、宛先の携帯端末2に送信する。
【0151】
ステップS710)携帯端末2の通信部21は、第1のサイネージ端末1aからの信号を受信し、受信した信号に含まれる電文を電文読取部22に送る。
【0152】
ステップS711)次に、携帯端末2の電文読取部22は、通信部21より受け取った電文よりアイコン識別子と発信元であるサイネージ端末1aの識別子とを抽出し、URL情報画面生成部23に送る。
【0153】
ステップS712)次に、携帯端末2のURL情報画面生成部23は、電文読取部22より受け取ったアイコン識別子をもとに、アイコン蓄積部28よりアイコンを取得する。
【0154】
ステップS713)次に、携帯端末2のURL情報画面生成部23は、取得したアイコン、URLa、URLb、各URLに対応するtitle要素を表示内容として、電文読取部22より宛先として受け取った第1のサイネージ端末1aに関連する情報を強調表示するよう画面を生成し、表示部24に送る。
【0155】
ステップS714)最後に、携帯端末2の表示部24は、URL情報画面生成部23より受け取った表示内容を画面に表示する。画面の例は図8と同様である。アイコン81は、第1のサイネージ端末1aより受け取った電文をもとにアイコン蓄積部28より取得したアイコンである。URLaへの接続ボタン82には、先に受信した第1のサイネージ端末1aからの信号に含まれるURLaから紐付く内容が表示されており、URLbへの接続ボタン83には、後に受信した第2のサイネージ端末1bからの信号に含まれるURLbから紐付く内容が表示されている。電文読取部22より宛先として受け取った第1のサイネージ端末1aに関連するURLaへの接続ボタン82は、アイコン表示指示の宛先である旨がわかるよう強調表示されている。
【0156】
これにより、本実施の形態では、携帯端末2が、第1のサイネージ端末1aにより決められたアイコンを表示する。そのため、携帯端末2は、自端末で任意のアイコンを決める処理を実行しないことから、その決定処理に要する時間を費やすことなくアイコンを素早く表示できる。
【0157】
また、本実施の形態であっても、携帯端末2と第1のサイネージ端末1aとに同じアイコンが表示され、かつ、携帯端末2では第1のサイネージ端末1aに関連するURLaへの接続ボタン82が強調表示される。そのため、携帯端末2の操作者は、URLaとURLbのどちらが第1のサイネージ端末1aに関連付けられたものかを判断できる。
【0158】
以降、更に、携帯端末2の操作者が、携帯端末2の表示部24に表示されている切替ボタン84を選択した場合の動作については、前述のステップS401〜S416に記載の内容と同様である。携帯端末2は、切替ボタン84が選択された場合、切替先のサイネージ端末から受信したアイコン識別子に従うアイコンを画面に表示する。
【0159】
以上説明したように、本実施の形態によれば、携帯端末がBLEで通信できる範囲に、サイネージ端末が2つより多く存在し、アイコンの決定権をサイネージ端末が持つ場合であっても、1つのサイネージ端末のみに携帯端末に表示されているアイコンと同一のアイコンを表示させることができる。これにより、携帯端末を持つサイネージ視聴者が連携対象デジタルサイネージ及びサイネージコンテンツ関連情報を判別することができる。
【0160】
なお、本実施の形態は、第1の実施の形態に基づき説明したが、第2の実施の形態を用いて同様に処理を行ってもよい。
【0161】
[第4の実施の形態]
以下、第4の実施の形態について、図面を用いて第1の実施の形態〜第3の実施の形態との差分について説明する。第1の実施の形態〜第3の実施の形態では、各サイネージ端末1a,1bからURLを含んだ信号が発信されている状況を前提とし、携帯端末2で該URLに基づき図6のWebページ画面を生成する場合について説明した。一方、本実施の形態では、各サイネージ端末1a,1bからURLを含んだ信号が発信されていない場合について説明する。
【0162】
図19は、本実施の形態における各装置の機能ブロック構成を示す図である。各サイネージ端末1a,1bについて、第1の実施の形態との差分について説明する。
【0163】
各サイネージ端末1a,1bは、コンテンツ表示制御部11と、コンテンツ画面生成部12と、コンテンツ蓄積部13と、表示部14と、通信部15と、電文読取部16と、電文反映画面生成部17と、アイコン蓄積部18と、を備えて構成される。
【0164】
通信部15は、携帯端末2から送信された電波を受信し、その信号に含まれる電文を電文読取部16に送る。
【0165】
次に、携帯端末2について、第1の実施の形態との差分について説明する。
【0166】
携帯端末2は、通信部21と、URL情報画面生成部23と、表示部24と、Webクライアント部25と、入力受付部26と、電文生成部27と、アイコン蓄積部28と、を備えて構成される。
【0167】
通信部21は、電文生成部27より受け取った電文を、BLEを使って発信する。
【0168】
URL情報画面生成部23は、入力受付部26より受け取った情報に従って、表示内容を生成し、表示部24に送る。また、URL情報画面生成部23は、受け取った情報に含まれるURLをWebクライアント部25に送ってもよい。また、URL情報画面生成部23は、その返却値として、Webクライアント部25から受け取った画面内容を表示部24に表示する画面としてもよい。また、URL情報画面生成部23は、入力受付部26から受け取った操作内容に応じた、電文に含むデータを電文生成部27へ渡す。
【0169】
入力受付部26は、携帯端末2の操作者からの操作及び携帯端末2内の他のプログラムからの入力を受け付ける。また、入力受付部26は、その操作内容をURL情報画面生成部23に送る。
【0170】
前述した通り、本実施の形態では、図6のWebページ画面を生成するための元データが各サイネージ端末1a,1bから発信されていない。そこで、本実施の形態では、各サイネージ端末1a,1bの関連情報へのリンクを集約したWebページを予め用意しておき、携帯端末2に保持するか、任意のWebサーバで公開する。
【0171】
このWebページを表示するため、例えば、入力受付部26は、携帯端末2の操作者の文字入力やブックマーク選択等により入力又は選択されたURLを、表示すべきURLとしてURL情報画面生成部23に渡す。URL情報画面生成部23は、入力受付部26より渡されたURLを用いてWebページを生成する。このとき、入力等されたURLと各サイネージ端末1a,1bとを紐付ける手段又は方法は、既存技術を用いる。例えば、入力受付部26は、操作者の文字入力後に、紐付けるサイネージ端末を選択させるようにしてもよい。
【0172】
その他、例えば、第1のサイネージ端末1a又は第2のサイネージ端末1bの近辺に各サイネージ端末1a,1bに係るURLを示す二次元コード(二次元バーコード等)が提示されている場合、携帯端末2は、その二次元コードを別のプログラムから読み取り、入力受付部26を介して、表示すべきURLとしてURL情報画面生成部23に渡してもよい。
【0173】
その他、例えば、キャプティブポータル技術を応用することも考えられる。各サイネージ端末1a,1bの付近で接続可能な無線LANがある場合、該無線LANに無線接続すると各サイネージ端末1a,1bに係るURLを認証後に携帯端末2に通知するようにしておく。携帯端末2は、無線LANへの認証時に通知されたURLを受け取り、入力受付部26を介して、表示すべきURLとしてURL情報画面生成部23に渡してもよい。
【0174】
なお、表示部24が該当画面を表示した後の動作は、第1の実施の形態と同様である。
【0175】
以上説明したように、本実施の形態によれば、携帯端末の近辺にサイネージ端末が2つより多く存在し、サイネージ端末からサイネージコンテンツ関連情報のURLをBLEで発信されておらず、携帯端末がそのURLをBLEで受信していない場合であっても、1つのサイネージ端末のみに携帯端末に表示されているアイコンと同一のアイコンを表示させることができる。これにより、携帯端末を持つサイネージ視聴者が連携対象デジタルサイネージ及びサイネージコンテンツ関連情報を判別することができる。
【0176】
なお、本実施の形態は、第1の実施の形態に基づき説明したが、第2の実施の形態又は第3の実施の形態を用いて同様に処理を行ってもよい。
【0177】
最後に、本実施の形態で説明した、第1のサイネージ端末1a、第2のサイネージ端末1b、携帯端末2、Webサーバ3、中継サーバ4は、CPU、メモリ、ハードディスク等を備えたコンピュータ(情報処理装置)で実現できる。また、第1のサイネージ端末1a、第2のサイネージ端末1b、携帯端末2、Webサーバ3、中継サーバ4としてコンピュータを機能させるためのプログラムや該プログラムの記憶媒体を作成することも可能である。
【符号の説明】
【0178】
1a…第1のサイネージ端末(情報処理装置)
1b…第2のサイネージ端末(情報処理装置)
11…コンテンツ表示制御部
12…コンテンツ画面生成部
13…コンテンツ蓄積部
14…表示部(出力装置)
15…通信部(送信部)
16…電文読取部
17…電文反映画面生成部(出力部)
18…アイコン蓄積部
19…HTTP通信部
100…電文生成部
2…携帯端末(携帯型の情報処理装置)
21…通信部(送信部)
22…電文読取部
23…URL情報画面生成部(出力部)
24…表示部(出力装置)
25…Webクライアント部
26…入力受付部
27…電文生成部
28…アイコン蓄積部
29…HTTP通信部
3…Webサーバ
4…中継サーバ
S101〜S107、S201〜S204、S301〜S311、S401〜S416、S501〜S506、S601〜S606、S701〜S714…ステップ
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19