特開2018-205747IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

液晶TV等の構成部材として有用な液晶表示素子及びその製造方法

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】液晶組成物中の重合性化合物を重合させ、電極基板上に配向制御層を形成させて作製する際の重合物の重合性を大幅に改善し、素子製造時間の短縮と共に配向制御層により配向安定性が良好になり、焼き付きと製造時の滴下痕の発生とが抑制された液晶表示素子及びその製造方法を提供する。
【解決手段】共通電極及びカラーフィルタを有する第一の基板と、複数の画素を有し、かつ各前記画素毎に画素電極を有する第二の基板との間に、液晶組成物を含有する液晶層が挟持され、第一の基板及び第二の基板の、一方又は両方の基板上に配向膜を有さず、2種以上の重合性化合物の重合物からなる配向制御層を有し、一般式(III)で表される化合物を含有する液晶表示素子。[化1]

【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

本願発明は、事情に鑑みてなされたものであり、電極基板上に垂直配向膜を形成する工程を簡素化して、液晶組成物中の重合性化合物を重合させ、電極基板上に配向制御層を形成させて作製する液晶表示素子において、高コントラストで高速応答の表示性能を有し、更に重合性化合物の重合による電極基板への配向制御層の形成時間を大幅に短縮させ、重合性化合物の未重合物の残留抑制により配向制御層の経時変化を大幅に抑え、それにより液晶分子の配向安定性を高め、結果として、表示品位及びその信頼性が高められた液晶表示素子及びその製造方法を提供することを課題とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者らは、課題を解決するため、種々の液晶組成物と液晶組成物中の重合性化合物を検討した結果、液晶組成物中に重合性化合物を含有させ、液晶組成物を液晶セルに導入後、電極間に電圧を印加しながら、活性エネルギー線の照射により、液晶組成物中の前記重合性化合物を重合させる方式において、液晶セルを構成する基板上の一方又は両方の基板上に垂直配向膜を設けず、液晶化合物及び重合性化合物として特定の化合物を・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本願発明によれば、生産工程が簡略化され、重合工程にかかる時間が短縮されるなど生産性に優れ、配向制御層を形成するために使用する重合性化合物の残留が大幅に抑制されることで焼き付きや製造時の滴下痕など表示不良の発生や、経時的な変化が大幅に抑制された、優れたコントラスト及び速い応答速度を有する液晶表示素子及びその製造方法が提供される。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本願発明の液晶表示素子の一実施形態を示す概略斜視図である。

【図2】本願発明の液晶表示素子に用いられるスリット電極(櫛形電極)の一例を示す概略平面図である。

【図3】本願発明の液晶表示素子におけるプレチルト角の定義を示す図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

10・・・液晶表示素子、11・・・第一の基板、12・・・第二の基板、13・・・液晶層、14・・・共通電極、15・・・画素電極、18・・・カラーフィルタ、19・・・液晶分子

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