特開2019-194207IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

広い波長域において一様の偏光変換が可能な光学フィルムを作製することができる重合性化合物を、高純度、高収率で製造する方法

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】広い波長域において一様の偏光変換が可能な光学フィルムを作製することができる重合性化合物を、高純度、高収率で製造する方法の提供。
【解決手段】下記式(II−a)で表される化合物に、ハロゲン化剤を作用させることにより、下記式(II−b)で表される化合物を得る工程と、式(II−b)で表される化合物を含む溶液を濃縮する工程とを有する、重合性化合物の製造方法。下記式中、Aは、水素原子、メチル基又は塩素原子を表し、nは1〜20のいずれかの整数を表し、halは、ハロゲン原子を表す。

【選択図】なし

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

本出願人は、先に、下記式
【化1】
(式中、Aはそれぞれ独立して水素原子、メチル基、塩素原子を表し、Rは水素原子又は炭素数1〜20の有機基を表し、Rxは水素原子、ハロゲン原子等を表し、nは1〜20のいずれかの整数を表す。)で示される重合性化合物は、実用的な低い融点を有し、汎用溶媒に対する溶解性に優れ、低コストで製造可能で、かつ、広い波長域において一様の偏光変換が可能な光学フィルムを得ることができる化合物であることを報告している(国際公開第2014/010325号パンフレット)。
本発明は、式(I)で示される重合性化合物を、高純度で、収率よく、工業的に有利に製造する方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者らは、課題を解決すべく鋭意研究した結果、有機溶媒中、塩基存在下に、下記式(II)で示される化合物と、2,5−ジヒドロキシベンズアルデヒドとを、塩基存在下で反応させて、下記式(III)で表される化合物を含む反応液を得、得られた反応液に、下記式(IV)で示される化合物と酸性水溶液を添加して、前記反応で生成する塩類を酸性水溶液に一旦完全に溶解させながら反応を行うことで、下記式(I)で示・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明の製造方法によれば、実用的な低い融点を有し、汎用溶媒に対する溶解性に優れ、低コストで製造可能で、かつ、広い波長域において一様の偏光変換が可能な光学フィルムの製造原料として有用な、前記式(I)で示される重合性化合物を、高純度、高収率で得ることができる。
本発明の製造方法は、反応を連続的に行うものであるため、操作が簡便で、経済的にも優れている。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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