特開2019-207902(P2019-207902A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特開2019207902-半導体装置の製造方法 図000003
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2019-207902(P2019-207902A)
(43)【公開日】2019年12月5日
(54)【発明の名称】半導体装置の製造方法
(51)【国際特許分類】
   H01L 21/76 20060101AFI20191108BHJP
【FI】
   H01L21/76 L
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2018-101166(P2018-101166)
(22)【出願日】2018年5月28日
(71)【出願人】
【識別番号】000191238
【氏名又は名称】新日本無線株式会社
(72)【発明者】
【氏名】古川 典生
【テーマコード(参考)】
5F032
【Fターム(参考)】
5F032AA35
5F032AC02
5F032BA01
5F032BB01
5F032DA02
5F032DA25
5F032DA26
(57)【要約】      (修正有)
【課題】確実に内部に空洞を備えた絶縁分離トレンチを形成でき、かつ半導体素子を効率よく配置する半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】トレンチ(3a、3b、3c)を形成する際、トレンチの開口部より深い位置の幅を開口幅よりも広く形成し、その後絶縁膜を充填する。このように構成すると、開口幅が異なるトレンチに絶縁膜を同時に充填しても、トレンチ内に確実に空洞を形成することが可能となる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
半導体基板にトレンチを形成し、該トレンチ内を絶縁膜で充填する工程を含む半導体装置の製造方法において、
第1のトレンチを形成する工程と、
該第1のトレンチの開口部の少なくとも一部を残し、該開口部より深い位置に幅を広げた第2のトレンチを形成する工程と、
前記第1および第2のトレンチ内に前記絶縁膜を充填するとともに、少なくとも前記第2のトレンチ内に空洞を形成する工程と、を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
【請求項2】
請求項1記載の半導体装置の製造方法において、
前記第2のトレンチを形成する工程は、前記第1のトレンチの側壁の一部にエッチングマスクを形成し、露出する前記半導体基板をエッチングする工程であり、
前記第1および第2のトレンチ内に前記絶縁膜を充填する工程は、前記エッチングマスクを除去した後、前記半導体基板表面全面に前記絶縁膜を形成する工程であることを特徴とする半導体装置の製造方法。
【請求項3】
請求項1または2いずれかに記載の半導体装置の製造方法において、
前記第1のトレンチは異方性エッチングにより形成し、
前記第2のトレンチは等方性エッチングにより形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、半導体装置の製造方法に関し、特に絶縁分離のためのトレンチを備えた半導体装置の製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、半導体基板に形成した複数の半導体素子をそれぞれ電気的に分離するために絶縁分離トレンチが用いられている。絶縁分離用トレンチは、半導体基板にトレンチを形成し、このトレンチ内に絶縁膜が埋め込まれている。このような絶縁分離トレンチを備えた半導体装置では、絶縁膜と半導体基板との熱膨張係数の差によって生じる応力の影響で、結晶欠陥が発生し、半導体装置の特性が低下してしまう。そのため、トレンチ内に空洞を残し、応力ストレスを緩和する方法が提案されている(例えば、引用文献1)。
【0003】
空洞を有する絶縁分離トレンチを備えた半導体装置は、一般的に図3に示す製造工程により形成することができる。まず、半導体基板1の主表面上に、CVD法により厚さ0.1μm程度のシリコン酸化膜2を形成する。次にシリコン酸化膜2をパターニングし、トレンチ形成領域を開口するエッチングマスクを形成する。その後、このシリコン酸化膜2をエッチングマスクとして使用して、半導体基板1をエッチングすることにより、半導体基板1主表面に幅1μm程度、深さ10μm程度のトレンチ3を形成する(図3a)。
【0004】
シリコン酸化膜2を除去し、熱酸化法により、半導体基板1の主表面およびトレンチ3の内壁面に厚さ0.05μm程度のシリコン酸化膜5を形成する(図3b)。
【0005】
その後、半導体基板1表面全面にCVD法によりTEOS膜からなる絶縁膜6を形成し、トレンチ3内に充填する。このとき絶縁膜6は、半導体基板1表面上およびトレンチ3内に順次堆積してトレンチ3内を充填していくが、トレンチ3の開口部に堆積する絶縁膜6はトレンチ3の中心方向に徐々にせり出し、開口部が狭窄していく。その結果、図3(c)に示すように、トレンチ3内に絶縁膜6で囲まれた空洞7が形成される。
【0006】
その後、エッチバックして平坦化する(図3d)。以下、通常の半導体装置の製造方法に従い、層間絶縁膜や半導体素子を形成し、半導体装置が完成する。
【0007】
ところで、絶縁分離トレンチで分離された半導体素子形成領域10を効率良く配置するには、図4に示すようにトレンチ3を格子状にレイアウトするとよい。
【0008】
しかしながら、トレンチの開口幅がトレンチの交差部や角部Aとトレンチの直線部Bとで異なっており、トレンチの交差部や角部Aの開口幅は、直線部Bの開口幅の√2倍となっていることから、交差部や角部Aのトレンチ開口部を閉じるための絶縁膜の厚さも直線部の√2倍必要となる。このため、交差部や角部Aのトレンチ開口部が閉じるまで、絶縁膜6を堆積すると、直線部Bのトレンチ内の空洞が消失するという問題があった。
【0009】
そこで、図5に示すようにトレンチを長方形の角部に曲率を持たせたレイアウトとすることで、トレンチの開口幅を広がらないようにする方法が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
【特許文献1】特開平3−229443号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
ところで、図5に示すレイアウトのトレンチ3で囲まれる領域は、角部に曲率を持つため、半導体素子形成領域10より大きくなってしまう。また、一本のトレンチで半導体素子形成領域10を囲むため、隣り合う半導体素子形成領域10の間には、2本のトレンチ3が形成されてしまう。その結果、隣り合う半導体素子形成領域10の間隔が広くなってしまい、半導体素子を効率よく配置することができないという問題があった。本発明は、このような問題点を解消し、確実に内部に空洞を備えた絶縁分離トレンチを形成でき、かつ半導体素子を効率よく配置することができる半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記目的を達成するため、本願請求項1に係る半導体装置の製造方法は、半導体基板にトレンチを形成し、該トレンチ内を絶縁膜で充填する工程を含む半導体装置の製造方法において、第1のトレンチを形成する工程と、該第1のトレンチの開口部の少なくとも一部を残し、該開口部より深い位置に幅を広げた第2のトレンチを形成する工程と、前記第1および第2のトレンチ内に前記絶縁膜を充填するとともに、少なくとも前記第2のトレンチ内に空洞を形成する工程と、を含むことを特徴とする。
【0013】
本願請求項2に係る発明は、請求項1記載の半導体装置の製造方法において、前記第2のトレンチを形成する工程は、前記第1のトレンチの側壁の一部にエッチングマスクを形成し、露出する前記半導体基板をエッチングする工程であり、前記第1および第2のトレンチ内に前記絶縁膜を充填する工程は、前記エッチングマスクを除去した後、前記半導体基板表面全面に前記絶縁膜を形成する工程であることを特徴とする。
【0014】
本願請求項3に係る発明は、請求項1または2いずれかに記載の半導体装置の製造方法において、前記第1のトレンチは異方性エッチングにより形成し、前記第2のトレンチは等方性エッチングにより形成することを特徴とする。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、トレンチ開口部より深い位置のトレンチ幅を開口幅よりも広く形成することができ、開口幅が異なるトレンチに絶縁膜を同時に充填しても、トレンチ内に空洞を形成することができるため、トレンチを格子状にレイアウトした場合でも全てのトレンチ内に空洞を形成することが可能となる。また、隣り合う半導体素子形成領域の間隔は、トレンチ開口部より深い位置の幅の広いトレンチを形成するために拡げられた寸法だけ広くなることに留まり、半導体素子を効率よく配置することが可能となる。
【0016】
また、空洞の上端部を半導体基板表面よりも深い位置に形成することができるため、平坦化やエッチング等の工程でトレンチ内の絶縁膜がエッチングされたとしても空洞が開口することはなく、製品の歩留まりの悪化や、半導体装置の特性の低下を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】本発明の実施例を説明する図である。
図2】本発明の実施例を説明する図である。
図3】従来の実施例を説明する図である。
図4】従来の実施例を用いた素子配置を説明する図である。
図5】従来の実施例を用いた別の素子配置を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
本発明に係る半導体装置の製造方法は、トレンチを形成する際、異方性エッチングと等方性エッチングを組み合わせることで、トレンチ開口部より深い位置のトレンチ幅を開口幅よりも広く形成する。このように構成すると、開口幅が異なるトレンチに絶縁膜を同時に充填しても、トレンチ内に確実空洞を形成することが可能となる。以下、実施例について詳細に説明する。
【実施例1】
【0019】
本発明の第1の実施例について説明する。まず、半導体基板1の主表面上に、CVD法により厚さ0.1μm程度のシリコン酸化膜2を形成する。次にトレンチ形成領域を開口するようにパターニングしたシリコン酸化膜2を、エッチングマスクとして使用して、異方性エッチングにより、半導体基板1主表面に幅1μm程度、深さ1.3μm程度のトレンチ3a(第1のトレンチに相当)を形成する(図1a)。ここで、トレンチ3aの深さは、後述する幅の広いトレンチを形成した後にも残り、トレンチ内に絶縁膜を充填した後、開口部が閉じられる形状となるように設定される。
【0020】
その後、CVD法により半導体基板1の主表面およびトレンチ3aの内壁面に厚さ0.02μm程度のTEOS膜4を形成する(図1b)。
【0021】
次に半導体基板1主表面上およびトレンチ3a底部のTEOS膜4を除去する。このとき、トレンチ3a側壁にはTEOS膜4aが残ることとなる(図1c)。このTEOS膜4aがエッチングマスクに相当する。
【0022】
その後、トレンチ3a底部を8.4μm程度異方性エッチングすることによりさらに深いトレンチ3bを形成する(図1d)。その結果、前工程でトレンチ3a側壁に残したTEOS膜4aは、トレンチ3b上部の側壁に残ることとなる。
【0023】
次にトレンチ3b上部の側壁に残っているTEOS膜4aをエッチングマスクとして使用して、トレンチ3bを0.3μm程度等方性エッチングすることにより、図1eに示すように開口部より深い位置の幅を広げたトレンチ3c(第2のトレンチに相当)を形成する。本発明では、先に形成したトレンチ3aとトレンチ3cが素子分離のためのトレンチに相当する。
【0024】
その後、シリコン酸化膜2およびTEOS膜4aを除去し、熱酸化法により、半導体基板1の主表面およびトレンチ3cの内壁面にシリコン酸化膜5を形成する(図1f)。
【0025】
次に半導体基板1表面全面にCVD法によりTEOS膜からなる絶縁膜6を形成し、トレンチ3c内に充填する。ここで、格子状にレイアウトしたトレンチでは、トレンチの交差部や角部の広い開口幅を確実に閉じる厚さの絶縁膜が形成される。絶縁膜6は、半導体基板1表面上およびトレンチ3c内に順次堆積してトレンチ3c内を充填していくが、トレンチ3cの開口部に堆積する絶縁膜6はトレンチ3cの開口幅の中心方向に徐々にせり出し、開口部が狭窄していく。その結果、図1(g)に示すように、トレンチ3c内に絶縁膜6で囲まれた空洞7が形成される。
【0026】
その後、平坦化のためエッチバックする(図1h)。以下、通常の半導体装置の製造方法に従い、層間絶縁膜や半導体素子を形成し、半導体装置が完成する。
【0027】
このように形成する本発明の半導体装置の絶縁分離トレンチは、トレンチの開口部より深い位置の幅を半導体基板表面の開口幅よりも広くすることにより、トレンチの開口幅が異なるトレンチに絶縁膜を同時に充填する場合、開口幅の広いトレンチの開口部が絶縁膜で閉じられる間、開口幅の狭いトレンチの内部に絶縁膜が堆積し続けても、開口幅の狭いトレンチ内の空洞が消失することはなく、確実に空洞が形成される。
【0028】
このため、図4に示すようにトレンチを格子状にレイアウトした場合でもトレンチの開口部より深い位置の幅を開口幅の√2倍以上とすることにより、トレンチ交差部や角部Aのトレンチ開口部が閉じるまで、直線部Bのトレンチ内部に絶縁膜が堆積し続けても、直線部Bのトレンチ内に空洞を形成することができ、絶縁膜と半導体基板との熱膨張係数の差によって生じる応力を緩和することが可能となる。トレンチ幅はトレンチ開口部より深い位置で広くなり、実効的なトレンチ幅は広くなるものの、その幅はわずかな増加に留まり、内部に空洞を備えた絶縁分離トレンチを用いて半導体素子を効率よく配置することが可能となる。
【0029】
また、最初に形成するトレンチ3aを異方性エッチングにより、半導体基板表面に対して垂直に形成することで、空洞の上端部を半導体基板表面よりも深い位置に形成することができるため、製造工程中に空洞が開口することを防ぐことが可能となる。
【実施例2】
【0030】
次に、本発明の第2の実施例について説明する。まず、上記第1の実施例と同様、半導体基板1の主表面上に、CVD法により厚さ0.1μm程度のシリコン酸化膜2を形成し、このシリコン酸化膜2をパターニングし、エッチングマスクとして使用して、異方性エッチングにより、半導体基板1主表面に幅1μm程度、深さ4μm程度のトレンチ3aを形成する(図1a)。その後、CVD法により半導体基板1の主表面およびトレンチ3aの内壁面に厚さ0.02μm程度のTEOS膜4を形成する(図1b)。次に、半導体基板1主表面上およびトレンチ3a底部のTEOS膜4を除去し、トレンチ3a側壁にTEOS膜4aを残す(図1c)。
【0031】
その後、トレンチ3a上部の側壁に残っているTEOS膜4aをエッチングマスクとして使用して、トレンチ3aを2μm程度等方性エッチングすることで、開口部より下部の幅が広いトレンチ3dを形成する(図2a)。
【0032】
次に、CVD法により半導体基板1の主表面およびトレンチ3dの内壁面に厚さ0.02μm程度のTEOS膜を形成する。その後、半導体基板1主表面上およびトレンチ3d底部のTEOS膜を除去し、トレンチ3d側壁にTEOS膜8を残す(図2b)。
【0033】
その後、トレンチ3dの側壁に残っているTEOS膜8をエッチングマスクとして使用して、トレンチ3dを2μm程度等方性エッチングすることにより、図2(c)に示すようにトレンチ3dの底部より深い位置に開口部より幅が広いトレンチ3eを形成する。
【0034】
次に、CVD法により半導体基板1の主表面およびトレンチ3eの内壁面に厚さ0.02μm程度のTEOS膜を形成する。その後、半導体基板1主表面上およびトレンチ3e底部のTEOS膜を除去し、トレンチ3e側壁にTEOS膜9を残す。このトレンチ3eの側壁に残っているTEOS膜9をエッチングマスクとして使用して、トレンチ3eを2μm程度等方性エッチングすることにより、図2(d)に示すようにトレンチ3eの底部より深い位置に開口部より幅が広いトレンチ3fを形成する。
【0035】
その後、シリコン酸化膜2およびTEOS膜4a、8、9を除去し、熱酸化法により、半導体基板1の主表面およびトレンチ3d、3e、3fが一体となったトレンチ3g(第2のトレンチに相当)の内壁面にシリコン酸化膜5を形成する(図2e)。
【0036】
次に第1の実施例と同様、半導体基板1表面全面にCVD法によりTEOS膜からなる絶縁膜6を形成し、トレンチ3g内に充填する。ここで、格子状にレイアウトしたトレンチでは、トレンチの交差部や角部の広い開口幅を確実に閉じる厚さの絶縁膜が形成される。絶縁膜6は、半導体基板1表面上およびトレンチ3g内に順次堆積してトレンチ3g内を充填していくが、トレンチ3gの開口部に堆積する絶縁膜5はトレンチ3gの開口幅の中心方向に徐々にせり出し、開口部が狭窄していく。その結果、図2(f)に示すように、トレンチ3g内に絶縁膜6で囲まれた空洞7が形成される。
【0037】
その後、平坦化のためエッチバックする(図2g)。以下、通常の半導体装置の製造方法に従い、層間絶縁膜や半導体素子を形成し、半導体装置が完成する。
【0038】
このように形成する本発明の半導体装置の絶縁分離トレンチは、第1の実施例と同様に、トレンチの開口部より深い位置の幅を開口幅よりも広くすることにより、トレンチの開口幅が異なるトレンチに絶縁膜を同時に充填する場合、開口幅の広いトレンチの開口部が絶縁膜で閉じられる間、開口幅の狭いトレンチの内部に絶縁膜が堆積し続けても、開口幅の狭いトレンチ内の空洞が消失することはなく、確実に空洞が形成される。
【0039】
このため、第1の実施例と同様に、図4に示すように半導体素子を効率よく配置するためにトレンチを格子状にレイアウトした場合でも、トレンチの開口部より深い位置の幅を開口幅の√2倍以上とすることにより、すべてのトレンチ内に空洞を形成することが可能となる。また、最初に形成するトレンチ3aを異方性エッチングにより、半導体基板表面に対して垂直に形成することで、空洞の上端部を半導体基板表面よりも深い位置に形成することができるため、製造工程中に空洞が開口することを防ぐことが可能となる。
【0040】
以上本発明の実施例について説明したが、本発明の上記実施例に限定されるものでないことは言うまでもなく、具体的には、トレンチは開口部より深い位置の幅が半導体基板表面の開口幅よりも広く形成できればよく、異方性エッチングと等方性エッチングの組み合わせは適宜変更可能である。
【符号の説明】
【0041】
1:半導体基板、2:シリコン酸化膜、3,3a,3b,3c,3d,3e,3f,3g:トレンチ、4,4a:TEOS膜、5:シリコン酸化膜、6:TEOS膜、7:空洞、8,9:TEOS膜、10:半導体素子形成領域
図1
図2
図3
図4
図5