特開2020-190639IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

遮音シート及び積層体

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】コインシデンス効果が抑制され、遮音性に優れる遮音シートを提供する。
【解決手段】本発明に係る遮音シートは、少なくとも1層の液晶性樹脂フィルムを備え、前記少なくとも1層の液晶性樹脂フィルムは、融点が250℃以上400℃以下である液晶性樹脂を含み、膜厚が5〜500μm、面密度が0.0007〜0.07g/cm2である。本発明に係る積層体は、1層の液晶性樹脂フィルムと、少なくとも1層の多孔質層、及び/又は、少なくとも1層の別の液晶性樹脂フィルムと、を備え、前記1層の液晶性樹脂フィルム又は前記少なくとも1層の別の液晶性樹脂フィルムは、融点が250℃以上400℃以下である液晶性樹脂を含み、膜厚が5〜500μm、面密度が0.0007〜0.07g/cm2であり、前記少なくとも1層の多孔質層は、多孔質材料を含む。
【選択図】図3

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかし、本発明者らの検討によれば、従来の防音材では、特定の膜厚以下で、音の周波数によって、コインシデンス効果による透過損失の低減が著しく、遮音効果が十分でないことが判明した。コインシデンス効果とは、特定の周波数の音が防音材に入射する際に、共振が生じ、当該周波数付近で透過損失が低下する現象をいう。 本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、コインシデンス効果が抑制され、遮音性に優れる遮音シートを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者らは、特定の液晶性樹脂を含み、膜厚及び面密度の各々が特定の範囲内である液晶性樹脂フィルムを遮音シートに用いることでの課題を解決できることを見出した。具体的には、本発明は、以下のようなものを提供する。
【発明の効果】
本発明によれば、コインシデンス効果が抑制され、遮音性に優れる遮音シートを提供することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】図1は、非対称な分子構造を有するモノマーを説明するための図である。図1は、分子骨格は対称であるが置換基を考慮すると非対称となる分子構造を示す。

【図2】図2は、実施例及び比較例において透過損失を測定するのに用いた試験装置を模式的に示す部分断面図である。

【図3】図3(a)は、周波数が50Hz〜1.6kHzの範囲で透過損失を測定した結果を示すグラフであり、図3(b)は、周波数が500Hz〜6.4kHzの範囲で透過損失を測定した結果を示すグラフである。

選択図 図3出願人が指定した本件の代表的な図

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