技術分野
ポリアリーレンエーテルケトン樹脂の精製方法、及び該精製方法を含むポリアリーレンエーテルケトン樹脂の製造方法
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】ポリアリーレンエーテルケトン樹脂を高温で溶融し成形体を形成させても、その成形体が黒変せず、変色の少ない成形体を形成することができるポリアリーレンエーテルケトン樹脂の提供。
【解決手段】ポリアリーレンエーテルケトン樹脂を、水酸基を有し、かつ酸解離定数pKaが5〜15である有機溶剤(1)と、前記有機溶剤(1)よりも前記ポリアリーレンエーテルケトン樹脂に対する溶解度が低い貧溶媒(2)とに混合して混合液を得る第1の工程と、前記第1の工程で得られた前記混合液からポリアリーレンエーテルケトン樹脂を分離する第2の工程とを含むポリアリーレンエーテルケトン樹脂の精製方法である。
【選択図】なし
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
上述した従来のポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルケトン等は、部分結晶性のポリマーであり、そのガラス転移温度は140℃以上と高く、耐熱性に優れるものの、結晶融点も340℃以上と高く、成形加工温度としては、390℃以上の温度が必要となる。
本発明者らが検討したところ、従来のPAEK樹脂は、そのような高温での溶融状態で成形体を形成すると、その成形体は黒変してしまうため、外観が重視される外装部材等での使用ができないという問題が生じることがわかった。
そこで、本発明は、PAEK樹脂を高温で溶融し成形体を形成させても、その成形体が黒変せず、変色の少ない成形体を形成することができるPAEK樹脂を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明者は、課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、特定の工程を含むPAEK樹脂の精製方法により精製されたPAEK樹脂が課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【発明の効果】
本発明のPAEK樹脂の精製方法、及び該精製方法を含むPAEK樹脂の製造方法によれば、PAEK樹脂を高温で溶融し成形体を形成させても、その成形体が黒変せず、変色の少ない成形体を形成することができるPAEK樹脂を提供することができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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