特開2020-200428IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

重合性化合物を含有する液晶組成物及びそれを使用した液晶表示素子に関する。なお、本明細書において、重合性化合物を含有する液晶組成物のことを重合性化合物含有液晶組成物と称する。また、重合性化合物とは、重合性基を有する化合物をいう。

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】速い速度で十分に重合可能であり、弱い又は少ないUV光でチルトが形成可能であり、高いチルト安定性を達成できる重合性化合物含有液晶組成物及びこれを用いた液晶表示素子の提供。
【解決手段】式(i)で表される化合物を1種又は2種以上と、重合性化合物を1種又は2種以上と、を含有する重合性化合物含有液晶組成物、及び該重合性化合物含有液晶組成物を用いた液晶表示素子。

(Xi1及びXi2は夫々独立にH、F等;Yi1及びYi2は夫々独立に−O−、−CF2−等;Li1〜Li5は夫々独立にH、Br等、Wi1は置換されてもよいエチレン基等;Wi2は単結合等)
【選択図】なし

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

上述したように、近年、高精細なPSA型液晶表示素子では、従来よりも弱い又は少ないUV光で安定的に製造できるような重合性化合物含有液晶組成物が求められている。しかしながら、特許文献1や特許文献2で紹介されているターフェニル骨格やジベンゾフラン骨格を有する液晶化合物を含む重合性化合物含有液晶組成物は、重合速度は十分であるものの、チルト形成が不十分であり、また、チルト安定性が十分に高いものではなかった。このため、重合性化合物含有液晶組成物の特性改善が求められている。 本発明が解決しようとする課題は、速い速度で十分に重合可能であり、弱い又は少ないUV光でチルトが形成可能であり、高いチルト安定性を達成できる重合性化合物含有液晶組成物及びこれを用いた液晶表示素子を提供することにある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

課題について本発明者らが鋭意検討した結果、特定の構造を有する液晶化合物と、重合性化合物と、を含む重合性化合物含有液晶組成物により、課題を解決できることを見出し、本願発明を完成するに至った。
【発明の効果】
本発明の重合性化合物含有液晶組成物によれば、速い速度で十分に重合可能であり、弱い又は少ないUV光でチルトが形成可能であり、高いチルト安定性を達成できる。そして本発明の重合性化合物含有液晶組成物を用いた液晶表示素子は、未反応の重合性化合物の残留量が少なく、弱い又は少ないUV光でチルトが形成可能であり、高速応答性と、高いチルト安定性とを示し、プレチルト角の変化による配向不良や焼き付きといった表示不良がない又は抑制された、優れた表示品位を示すことができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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