特開2021-105105IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

全芳香族ポリエステルアミド、ポリエステルアミド樹脂組成物、及び成形品

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】熱安定性に優れ、塩基性充填剤と併用しても分解が抑制される全芳香族ポリエステルアミド、当該全芳香族ポリエステルアミドを含むポリエステルアミド樹脂組成物、当該ポリエステルアミド樹脂組成物を成形してなる成形品を提供する。
【解決手段】芳香族ヒドロキシカルボン酸に由来する構成単位を少なくとも含み、ホウ素含有量が1〜200ppmである全芳香族ポリエステルアミド、該全芳香族ポリエステルアミドと、無機充填剤又は有機充填剤とを含むポリエステルアミド樹脂組成物、及び該ポリエステルアミド樹脂組成物を成形してなる成形品である。特に、無機充填剤が塩基性である場合に有用である。
【選択図】なし

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、全芳香族ポリエステルアミドと、タルク等の塩基性(7<pH≦14)の充填剤(以下、「塩基性充填剤」と呼ぶ。)とを併用すると、加熱を伴う溶融混練時等に塩基性充填剤に起因するアルカリ分解反応が起こり、全芳香族ポリエステルアミドの主鎖又は末端の分解を促進するという問題がある。塩基性充填剤と併用しても、分解が抑制される全芳香族ポリエステルアミドがあれば有用である。 本発明は、従来の問題点に鑑みなされたものであり、その課題は、熱安定性に優れ、塩基性充填剤と併用しても分解が抑制される全芳香族ポリエステルアミド、当該全芳香族ポリエステルアミドを含むポリエステルアミド樹脂組成物、当該ポリエステルアミド樹脂組成物を成形してなる成形品を提供することにある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者らは、全芳香族ポリエステルアミドの合成時に、重縮合反応を促進する触媒としてB−O(ホウ素−酸素)結合を有する酸性化合物等を用いると、生成される全芳香族ポリエステルアミドは塩基性充填剤と併用しても分解が抑制できることを見出した。すなわち、当該酸性化合物等を触媒として用いて合成した全芳香族ポリエステルアミドは、塩基性充填剤による分解を阻むホウ素含有基又はホウ酸系化合物が残存することを見出・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、熱安定性に優れ、塩基性充填剤と併用しても分解が抑制される全芳香族ポリエステルアミド、当該全芳香族ポリエステルアミドを含むポリエステルアミド樹脂組成物、当該ポリエステルアミド樹脂組成物を成形してなる成形品を提供することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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