特開2021-151(P2021-151A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2021-151(P2021-151A)
(43)【公開日】2021年1月7日
(54)【発明の名称】吸収性物品
(51)【国際特許分類】
   A61F 13/49 20060101AFI20201204BHJP
   A61F 5/44 20060101ALI20201204BHJP
   A61F 13/496 20060101ALI20201204BHJP
【FI】
   A61F13/49 315
   A61F5/44 H
   A61F13/496
   A61F13/49 312Z
   A61F13/49 100
【審査請求】未請求
【請求項の数】9
【出願形態】OL
【全頁数】21
(21)【出願番号】特願2019-114020(P2019-114020)
(22)【出願日】2019年6月19日
(71)【出願人】
【識別番号】000115108
【氏名又は名称】ユニ・チャーム株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000176
【氏名又は名称】一色国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】永井 貴仁
(72)【発明者】
【氏名】下津 麻衣子
(72)【発明者】
【氏名】梨子木 健人
【テーマコード(参考)】
3B200
4C098
【Fターム(参考)】
3B200AA01
3B200BA12
3B200BB11
3B200CA03
3B200CA06
3B200CA08
3B200DA01
3B200DA16
3B200DA21
3B200DA25
4C098AA09
4C098CC03
4C098CC10
4C098CC12
4C098CC27
4C098CC39
(57)【要約】
【課題】中央弾性部材による股間部のフィット性を維持したまま、少なくとも下腹部又は臀部のフィット性を向上させ、装着時の見た目も向上させる吸収性物品を提供すること。
【解決手段】外装体(10)と、吸収性本体(20)とを備える吸収性物品(1)であって、前胴回り領域(11F)の一対の側端部(13F)と後胴回り領域(11R)の一対の側端部(13R)とを接合する接合部(13FR)を有し、吸収性物品(1)の幅方向の中央部に第1弾性領域(Y)を有し、接合部(13FR)よりも長手方向の内側、且つ、吸収性物品(1)の長手方向の中央線よりも外側に幅方向に沿った第2弾性領域(X)を有し、第1弾性領域(Y)及びその延長領域(Y’)を第1応力領域、第2弾性領域(X)及びその延長領域(X’)を第2応力領域とした場合に、第1及び第2応力領域とが交差する交差領域(150)の幅方向の長さ(L1)は、長手方向の長さ(L2)よりも短い。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
展開状態及び伸長状態において互いに交差する長手方向と幅方向と厚さ方向とを有し、
胴回り領域及び股下領域を有する外装体と、
少なくとも前記股下領域において、前記外装体の前記厚さ方向の肌側に設けられた吸収体を有する吸収性本体と
を備える吸収性物品であって、
前記胴回り領域は、前記吸収性本体の前記長手方向の一端側に位置する前胴回り領域と、前記吸収性本体の前記長手方向の他端側に位置する後胴回り領域とを有し、
前記前胴回り領域及び前記後胴回り領域は、前記前胴回り領域の一対の側端部と前記後胴回り領域の一対の側端部とを接合する接合部をそれぞれ有し、
前記吸収体よりも前記厚さ方向の非肌側に設けられ、前記吸収性物品の前記幅方向の中央部において前記吸収体の前記長手方向に沿って配置される第1弾性領域を有し、
前記前胴回り領域の前記接合部及び前記後胴回り領域の前記接合部のうちの少なくとも一方の接合部よりも前記長手方向の内側、且つ、前記吸収性物品の前記長手方向の中央線よりも外側において、前記幅方向に沿って配置される第2弾性領域を有し、
前記第1弾性領域及びその延長領域を第1応力領域、前記第2弾性領域及びその延長領域を第2応力領域とした場合に、前記第1応力領域と前記第2応力領域とが交差する交差領域において、前記交差領域の前記幅方向の長さは、前記交差領域の前記長手方向の長さよりも短い
ことを特徴とする吸収性物品。
【請求項2】
請求項1に記載の吸収性物品であって、
前記第1弾性領域は、前記前胴回り領域及び前記後胴回り領域の少なくとも一方と前記厚さ方向に見て重なる
ことを特徴とする吸収性物品。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の吸収性物品であって、
前記第2弾性領域は、前記吸収体の前記幅方向の全域に亘るように設けられ、
前記第2弾性領域と前記第1弾性領域とは交差している
ことを特徴とする吸収性物品。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の吸収性物品であって、
前記吸収体の前記長手方向に沿って1本以上の可撓軸が設けられている
ことを特徴とする吸収性物品。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の吸収性物品であって、
前記吸収体の前記長手方向に沿って一対の可撓軸が設けられている
ことを特徴とする吸収性物品。
【請求項6】
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の吸収性物品であって、
前記吸収体の前記幅方向の中央部に、前記長手方向に沿って中央可撓軸が設けられ、
前記中央可撓軸よりも前記吸収体の前記幅方向の外側に、前記長手方向に沿って一対の側部可撓軸が設けられている
ことを特徴とする吸収性物品。
【請求項7】
請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の吸収性物品であって、
前記吸収体の前記幅方向の中央部に、前記長手方向に沿って中央可撓軸が設けられ、
前記中央可撓軸と前記第1弾性領域は、少なくとも一部が前記厚さ方向に見て重なっている
ことを特徴とする吸収性物品。
【請求項8】
請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の吸収性物品であって、
前記後胴回り領域の前記接合部よりも前記長手方向の内側、且つ、前記吸収性物品の前記長手方向の前記中央線よりも外側に前記第2弾性領域を有し、
前記前胴回り領域の前記長手方向の内側端部に、前記幅方向に沿って配置される第3弾性領域を有し、
前記第1弾性領域は、前記第2弾性領域の前記長手方向の外側端から所定長さだけ前記長手方向の外側に延在し、
前記第1弾性領域は、前記第3弾性領域の前記長手方向の外側端よりも前記長手方向の内側に配置される、又は、前記第3弾性領域の前記長手方向の前記外側端から、前記所定長さよりも短い長さだけ前記長手方向の外側に延在している
ことを特徴とする吸収性物品。
【請求項9】
請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の吸収性物品であって、
前記後胴回り領域の前記接合部よりも前記長手方向の内側、且つ、前記吸収性物品の前記長手方向の前記中央線よりも外側に前記第2弾性領域を有し、
前記後胴回り領域は、前記第2弾性領域よりも前記長手方向の外側に、前記幅方向に沿って配置される別の弾性領域を有し、
前記長手方向において、前記別の弾性領域と前記接合部は重なっており、
前記第1弾性領域の前記長手方向の一端は、前記別の弾性領域の前記長手方向の内側端よりも前記長手方向の内側に配置される
ことを特徴とする吸収性物品。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、吸収性物品に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、使い捨ておむつなどの吸収性物品において、吸収性物品の幅方向の中央部に、吸収性物品の長手方向に伸縮する糸ゴムなどの中央弾性部材が伸長された状態で設けられた吸収性物品が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】再公表WO2011/132688号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述の吸収性物品では、幅方向における胴回り領域の両側端から股下領域内に湾曲して、吸収性物品の幅方向に沿って吸収体を横断する弾性部材のうち、吸収体を横断する部分の伸縮応力を中央弾性部材の伸縮応力よりも小さくすることによって股間部のフィット性を向上させ、漏れを防止している。しかしながら、吸収体を横断する弾性部材の応力が弱いために臀部のフィット性が低下し、履き心地が悪くなる虞があった。
【0005】
本発明は、上記のような従来の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、中央弾性部材による股間部のフィット性を維持したまま、少なくとも下腹部又は臀部のフィット性を向上させるとともに、装着時の外観(見た目)も向上させる吸収性物品を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するための主たる発明は、
展開状態及び伸長状態において互いに交差する長手方向と幅方向と厚さ方向とを有し、胴回り領域及び股下領域を有する外装体と、少なくとも前記股下領域において、前記外装体の前記厚さ方向の肌側に設けられた吸収体を有する吸収性本体とを備える吸収性物品であって、前記胴回り領域は、前記吸収性本体の前記長手方向の一端側に位置する前胴回り領域と、前記吸収性本体の前記長手方向の他端側に位置する後胴回り領域とを有し、前記前胴回り領域及び前記後胴回り領域は、前記前胴回り領域の一対の側端部と前記後胴回り領域の一対の側端部とを接合する接合部をそれぞれ有し、前記吸収体よりも前記厚さ方向の非肌側に設けられ、前記吸収性物品の前記幅方向の中央部において前記吸収体の前記長手方向に沿って配置される第1弾性領域を有し、前記前胴回り領域の前記接合部及び前記後胴回り領域の前記接合部のうちの少なくとも一方の接合部よりも前記長手方向の内側、且つ、前記吸収性物品の前記長手方向の中央線よりも外側において、前記幅方向に沿って配置される第2弾性領域を有し、前記第1弾性領域及びその延長領域を第1応力領域、前記第2弾性領域及びその延長領域を第2応力領域とした場合に、前記第1応力領域と前記第2応力領域とが交差する交差領域において、前記交差領域の前記幅方向の長さは、前記交差領域の前記長手方向の長さよりも短いことを特徴とする吸収性物品である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、中央弾性部材による股間部のフィット性を維持したまま、少なくとも下腹部又は臀部のフィット性を向上させるとともに、装着時の外観(見た目)も向上させる吸収性物品を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】第1実施形態に係るパンツ型使い捨ておむつ1の概略斜視図である。
図2】第1実施形態に係る、展開且つ伸長状態のおむつ1を肌側から見た概略平面図である。
図3図2中のA−A概略断面図である。
図4図2中のB−B概略断面図である。
図5図5Aは、第1実施形態に係る交差領域150の拡大図であり、図5Bは、図5Aの交差領域150の伸長状態を示す図である。
図6図6Aは、交差領域150の一例の拡大図であり、図6Bは、図6Aの交差領域150の伸長状態を示す図である。
図7図7Aは、第1実施形態に係る交差領域150の一例の拡大図であり、図7Bは、図7Aの交差領域150の伸長状態を示す図である。
図8図8Aは、交差領域150の別の一例の拡大図であり、図8Bは、図8Aの交差領域150の伸長状態を示す図である。
図9】第1実施形態に係る変形例1を説明する図である。
図10】第1実施形態に係る変形例2を説明する図である。
図11】第1実施形態に係る変形例3を説明する図である。
図12】第2実施形態に係る展開且つ伸長状態のおむつ1を肌側から見た概略平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
展開状態及び伸長状態において互いに交差する長手方向と幅方向と厚さ方向とを有し、胴回り領域及び股下領域を有する外装体と、少なくとも前記股下領域において、前記外装体の前記厚さ方向の肌側に設けられた吸収体を有する吸収性本体とを備える吸収性物品であって、前記胴回り領域は、前記吸収性本体の前記長手方向の一端側に位置する前胴回り領域と、前記吸収性本体の前記長手方向の他端側に位置する後胴回り領域とを有し、前記前胴回り領域及び前記後胴回り領域は、前記前胴回り領域の一対の側端部と前記後胴回り領域の一対の側端部とを接合する接合部をそれぞれ有し、前記吸収体よりも前記厚さ方向の非肌側に設けられ、前記吸収性物品の前記幅方向の中央部において前記吸収体の前記長手方向に沿って配置される第1弾性領域を有し、前記前胴回り領域の前記接合部及び前記後胴回り領域の前記接合部のうちの少なくとも一方の接合部よりも前記長手方向の内側、且つ、前記吸収性物品の前記長手方向の中央線よりも外側において、前記幅方向に沿って配置される第2弾性領域を有し、前記第1弾性領域及びその延長領域を第1応力領域、前記第2弾性領域及びその延長領域を第2応力領域とした場合に、前記第1応力領域と前記第2応力領域とが交差する交差領域において、前記交差領域の前記幅方向の長さは、前記交差領域の前記長手方向の長さよりも短いことを特徴とする吸収性物品である。
【0010】
このような吸収性物品によれば、第1弾性領域は、吸収性物品の長手方向に引張力が作用する領域であり、伸長状態においては、第1弾性領域及びその延長領域においても、同様に長手方向の引張力が作用する。また、第2弾性領域は、幅方向に引張力が作用する領域であり、伸長状態においては、第2弾性領域及びその延長領域においても、同様に幅方向の引張力が作用する。そのような第1応力領域と第2応力領域とが交差する交差領域では、装着時に長手方向外側への引張力と幅方向外側への引張力とが作用する。その際、交差領域の幅方向の長さ(すなわち、第1弾性領域又はその延長領域の幅方向の長さ)が交差領域の長手方向の長さ(すなわち、第2弾性領域の長手方向長さ)よりも長いと、交差領域には幅方向外側への力がかかり易いが、力が分散されて交差領域の中央部にはかかり難くなる。しかし、交差領域の幅方向の長さを長手方向の長さよりも短くすると、幅方向外側への力が交差領域の中央部にまで働き易くなる。それにより、第1弾性領域の伸縮による股間部のフィット性を維持したまま、第2弾性領域のフィット性も向上でき、動き易くなる。さらに、交差領域の中央部にまで力が作用することから交差領域がだぶつかず、装着時の見た目も向上する。また、第1弾性領域と第2弾性領域が交差しない延長領域同士の交差領域であっても、上述のように、第1弾性領域の延長領域に作用する長手方向の引張力と、第2弾性領域の延長領域に作用する幅方向への引張力とにより、同様の効果が得られる。
【0011】
かかる吸収性物品であって、前記第1弾性領域は、前記前胴回り領域及び前記後胴回り領域の少なくとも一方と前記厚さ方向に見て重なることが望ましい。
【0012】
このような吸収性物品によれば、股間部を引き上げる第1弾性領域が胴回り領域まで延在することで、股間部全体が引き上がり、フィット性が向上する。股間部が引き上がることで、吸収性本体のだぶつきが解消され易くなり、装着時の外観(見た目)も良好になる。
【0013】
かかる吸収性物品であって、前記第2弾性領域は、前記吸収体の前記幅方向の全域に亘るように設けられ、前記第2弾性領域と前記第1弾性領域とは交差していることが望ましい。
【0014】
このような吸収性物品によれば、第2弾性領域によって吸収体には幅方向の力が働き易くなり、第2弾性領域のフィット性を維持することができる。また、第2弾性領域と第1弾性領域が交差することで、第1弾性領域の引き上げ力が第2弾性領域に加わり、第1弾性領域と第2弾性領域とが連動して股下部の引き上げ性を向上させる。それにより、動き易さも改善され、かつ装着時の外観(見た目)も良好になる。
【0015】
かかる吸収性物品であって、前記吸収体の前記長手方向に沿って1本以上の可撓軸が設けられていることが望ましい。
【0016】
このような吸収性物品によれば、装着時に可撓軸に沿って吸収体が折れ曲がり易くなり、吸収体に凹凸が生じることで股間部に対するフィット性が向上する。また、股間部がすっきりして動き易くなる。股間部がすっきりすることで、装着時の外観(見た目)も良好になる。
【0017】
かかる吸収性物品であって、前記吸収体の前記長手方向に沿って一対の可撓軸が設けられていることが望ましい。
【0018】
このような吸収性物品によれば、吸収性物品の装着時に、吸収体が一対の可撓軸に沿ってより折れ曲がり易くなり、吸収体に凹凸を形成できる。それにより股間部のフィット性が向上し、股間部がすっきりして動き易くなる。また、フィットすることで股間部がだぶつき難くなり、装着時の外観(見た目)も良好になる。
【0019】
かかる吸収性物品であって、前記吸収体の前記幅方向の中央部に、前記長手方向に沿って中央可撓軸が設けられ、前記中央可撓軸よりも前記吸収体の前記幅方向の外側に、前記長手方向に沿って一対の側部可撓軸が設けられていることが望ましい。
【0020】
このような吸収性物品によれば、吸収性物品の装着時に、吸収体が中央可撓軸及び一対の側部可撓軸に沿ってより折れ曲がり易くなり、吸収体に凹凸がより生じ易くなる。そのように折れ曲がり易くなることで、股間部によりフィットして動き易くなる。また、股間部がだぶつき難くなり、装着時の外観(見た目)もさらに改善される。
【0021】
かかる吸収性物品であって、前記吸収体の前記幅方向の中央部に、前記長手方向に沿って中央可撓軸が設けられ、前記中央可撓軸と前記第1弾性領域は、少なくとも一部が前記厚さ方向に見て重なっていることが望ましい。
【0022】
このような吸収性物品によれば、中央可撓軸により、装着時に吸収体が可撓軸に沿って折れ曲がり易くなることから、股間部にフィットし易くなる。また、第1弾性領域によって吸収性物品は長手方向に伸縮するため、当該第1弾性領域と中央可撓軸とが厚さ方向に見て重なることで、股間部のフィット性はさらに向上する。また、そのようなフィット性の向上から、股間部がだぶつき難くなり、装着時の見た目も良好となる。
【0023】
かかる吸収性物品であって、前記後胴回り領域の前記接合部よりも前記長手方向の内側、且つ、前記吸収性物品の前記長手方向の前記中央線よりも外側に前記第2弾性領域を有し、前記前胴回り領域の前記長手方向の内側端部に、前記幅方向に沿って配置される第3弾性領域を有し、前記第1弾性領域は、前記第2弾性領域の前記長手方向の外側端から所定長さだけ前記長手方向の外側に延在し、前記第1弾性領域は、前記第3弾性領域の前記長手方向の外側端よりも前記長手方向の内側に配置される、又は、前記第3弾性領域の前記長手方向の前記外側端から、前記所定長さよりも短い長さだけ前記長手方向の外側に延在していることが望ましい。
【0024】
このような吸収性物品によれば、後胴回り領域では、第1弾性領域と第2弾性領域が交差し、さらに第1弾性領域が長手方向外側に延在していることで、第1弾性領域と第2弾性領域とが連動して股間部をより引き上げ易くし、臀部のフィット性を向上させる。一方で、前胴回り領域は、臀部側よりも身体形状の凹凸も少ないため、第1弾性領域の長手方向の長さを短くすることで引き上げる力を低減させて、排尿した際の吸収領域を広く形成できる。
【0025】
かかる吸収性物品であって、前記後胴回り領域の前記接合部よりも前記長手方向の内側、且つ、前記吸収性物品の前記長手方向の前記中央線よりも外側に前記第2弾性領域を有し、前記後胴回り領域は、前記第2弾性領域よりも前記長手方向の外側に、前記幅方向に沿って配置される別の弾性領域を有し、前記長手方向において、前記別の弾性領域と前記接合部は重なっており、前記第1弾性領域の前記長手方向の一端は、前記別の弾性領域の前記長手方向の内側端よりも前記長手方向の内側に配置されることが望ましい。
【0026】
このような吸収性物品によれば、上述の別の弾性領域は、着用者の胴回りをフィットさせるための領域であり、排便位置よりもさらに上側になる。股間部のフィット性を向上させる第1弾性部材がその領域まで存在すると、吸収性物品が肌に接触しすぎて違和感が生じる虞がある。そのような別の弾性領域に達しない位置に第1弾性部材の長手方向の外側端部を配置することで、適度なフィット性を提供できる。
===第1実施形態===
【0027】
以下、本発明に係る吸収性物品として、大人向けのパンツ型使い捨ておむつを例に挙げて実施形態を説明する。但し上記に限定されず、本発明に係る吸収性物品は、乳幼児向けのパンツ型使い捨ておむつ、ショーツ型の生理用ナプキン等にも適用可能である。
【0028】
<パンツ型使い捨ておむつ1の構成>
先ず、吸収性物品の一例としてのパンツ型使い捨ておむつ1(以下「おむつ」)の構成について、図1乃至図4を参照しながら説明する。
【0029】
図1は、第1実施形態に係るパンツ型使い捨ておむつ1の概略斜視図である。図2は、第1実施形態に係る、展開且つ伸長状態のおむつ1を肌側から見た概略平面図である。図3は、図2中のA−A概略断面図である。図4は、図2中のB−B概略断面図である。
【0030】
おむつ1は、図1のような着用時のパンツ型状態において、「上下方向」と、上下方向と直交する「幅方向」と、上下方向及び幅方向と直交する「前後方向」と、を有している。なお、上下方向については、上側が着用者の胴回り開口側に対応し、下側が着用者の股下側に対応している。また、前後方向については、前側が着用者の腹側に対応し、後側が着用者の背側に対応している。
【0031】
図2に示す展開且つ伸長状態において、おむつ1は、互いに直交する三方向として長手方向と幅方向と厚さ方向(図2では紙面を貫通する方向)とを有している。なお、長手方向は、前述の上下方向に沿っている。そして、長手方向の一方側が腹側(前側)に対応し、他方側が背側(後側)に対応している。また、長手方向の外側が、上下方向の上側(胴回り開口側)に対応し、長手方向の内側が、上下方向の下側(股下側)に対応している。そして、このように長手方向と上下方向とは互いに似通った方向であることから、以下では、説明の都合上、この展開状態においても、長手方向に代えて上下方向を用いて説明することもある。一方、幅方向は、前述のパンツ型状態における幅方向と同義である。また、厚さ方向については、一方側が、着用者の身体に接する肌側に対応し、他方側が、その逆側の非肌側に対応している(図3参照)。
【0032】
ここで、「展開状態」とは、図1のパンツ型状態のおむつ1の幅方向両側の接合を解くことで、後述する前胴回り領域11Fと後胴回り領域11Rとに分離するとともに、おむつ1を上下方向に開くことで、おむつ1を平面上に展開した状態のことである。また、「伸長状態」とは、製品(おむつ1)を皺無く伸長させた状態、具体的には、おむつ1を構成する各部材(例えば、後述する外装体10や吸収性本体20等)の寸法がその部材単体の寸法と一致又はそれに近い長さになるまで伸長した状態のことを言う。
【0033】
図1に示すように、おむつ1は、外装体10と、尿等の排泄物を吸収する吸収性本体20とを有する。
【0034】
外装体10は、着用者の胴回りに位置する胴回り領域11と、着用者の股下に位置する股下領域12を有する。また、胴回り領域11は、着用者の腹側を覆う前胴回り領域11Fと、着用者の背側を覆う後胴回り領域11Rとを有する。図2に示すように、前胴回り領域11Fの上端及び側端は、腹側において外装体10の外形をなすシート(ここでは、後述する前側外装バックシート120F)の上端及び側端であり、下端は、腹側の外装体10と吸収性本体20との交点同士を結んだ線UL1の位置である。そして、当該上端と、側端と、側端の下端から線UL1までを結ぶ湾曲若しくは直線部分と、上述の下端とに囲まれる領域が前胴回り領域11Fである。後胴回り領域11Rの上端及び側端は、背側において外装体10の外形をなすシート(ここでは、後述する後側外装バックシート120R)の上端及び側端であり、下端は、背側の外装体10と吸収性本体20との交点同士を結んだ線UL2の位置である。そして、当該上端と、側端と、側端の下端から線UL2までを結ぶ湾曲若しくは直線部分と、上述の下端とに囲まれる領域が後胴回り領域11Rである。股下領域12は、前胴回り領域11Fと後胴回り領域11Rとの間に介在する領域である。
【0035】
おむつ1を展開して伸長させた状態において、前胴回り領域11Fは、吸収性本体20の長手方向の一端側に位置し、後胴回り領域11Rは、吸収性本体20の長手方向の他端側に位置する。
【0036】
なお、おむつ1の幅方向において、前胴回り領域11F及び後胴回り領域11Rは、前胴回り領域11Fの一対の側端部13Fと後胴回り領域11Rの一対の側端部13Rとを接合する接合部13FRをそれぞれ有している。当該接合部13FRにより、パンツ型の使い捨ておむつ1が形成される。
【0037】
<外装体10の構成>
図2及び図3に示すように、外装体10は、外装トップシート110と、前側外装バックシート120Fと、後側外装バックシート120Rと、前胴回り弾性部材130Fと、後胴回り弾性部材130Rと、後脚回り弾性部材140とを有する。
【0038】
外装トップシート110は、前胴回り領域11Fから股下領域12を経て後胴回り領域11Rまで配置される(図3)。前胴回り領域11F及び後胴回り領域11Rにおける外装トップシート110の幅(幅方向の長さ)は、股下領域12における外装トップシート110の幅(幅方向の長さ)よりも大きい(図2)。外装トップシート110は、エアスルー不織布、スパンボンド不織布、SMS不織布(スパンボンド・メルトブローン・スパンボンド不織布)、防水フィルムなどによって形成できる。
【0039】
図3に示すように、前側外装バックシート120Fは、前胴回り領域11Fにおいて、外装トップシート110よりも非肌側に設けられる。長手方向における前側外装バックシート120Fの外側端(上端)は、肌側に折り返される。前側外装バックシート120Fの当該折り返し部分は、長手方向における外装トップシート110の一端(外側端)を包み込んでいる。なお、長手方向における前側外装バックシート120Fの外側端(上端)は、折り返さない構成であってもよい。
【0040】
同様に、図3に示すように、後側外装バックシート120Rは、後胴回り領域11Rにおいて、外装トップシート110よりも非肌側に設けられる。長手方向における後側外装バックシート120Rの外側端(上端)は、肌側に折り返される。後側外装バックシート120Rの当該折り返し部分は、長手方向における外装トップシート110の他端(外側端)を包み込んでいる。なお、長手方向における前側外装バックシート120Fの外側端(上端)は、折り返さない構成であってもよい。
【0041】
前側外装バックシート120F及び後側外装バックシート120Rは、エアスルー不織布、スパンボンド不織布、SMS不織布(スパンボンド・メルトブローン・スパンボンド不織布)などによって形成できる。
【0042】
前胴回り弾性部材130Fは、前胴回り領域11Fにおいて、外装トップシート110と前側外装バックシート120Fとの間に設けられる(図3参照)。前胴回り弾性部材130Fは、例えば、複数本の糸ゴムなどである。前胴回り弾性部材130Fは、幅方向に伸長下で同方向に沿って、ホットメルト接着剤等の接着剤によって接合固定されている。当該前胴回り弾性部材130Fにより、前胴回り領域11Fには、幅方向の伸縮性が付与される。
【0043】
後胴回り弾性部材130Rは、後胴回り領域11Rにおいて、外装トップシート110と後側外装バックシート120Rとの間に設けられる(図3参照)。後胴回り弾性部材130Rは、例えば、複数本の糸ゴムなどである。後胴回り弾性部材130Rは、幅方向に伸長下で同方向に沿って、ホットメルト接着剤等の接着剤によって接合固定されている。当該後胴回り弾性部材130Rにより、後胴回り領域11Rには、幅方向の伸縮性が付与される。
【0044】
また、第1実施形態では、後胴回り領域11Rにおいて、後脚回り弾性部材140が、外装トップシート110と後側外装バックシート120Rとの間に設けられている。後脚回り弾性部材140は、図2に示すように、幅方向における後胴回り領域11Rの両側端13Rから、後胴回り領域11Rの長手方向の内側且つ幅方向の内側に向かって斜め下方に湾曲して配置された湾曲部140cと、幅方向の中央部において幅方向に沿って配置された直線部140sとを有する。後脚回り弾性部材140は、例として、複数の糸ゴムや、伸縮性を有する帯状の弾性シート等であってもよい。後脚回り弾性部材140は、伸長された状態で、ホットメルト接着剤等の接着剤によって接合固定されている。
【0045】
ただし、上記に限らず、前胴回り領域11Fにおいても、後胴回り領域11Rの後脚回り弾性部材140と同様の弾性部材を備えていてもよい。
【0046】
<吸収性本体20の構成>
吸収性本体20は、外装体10の肌側に設けられる(図3参照)。また、図4に示すように、吸収性本体20は、液吸収性の吸収体(吸収性コア)21と、吸収体21の外周面を被覆するコアラップシート22と、トップシート23と、フィルムシート24と、バックシート25とを有する。
【0047】
吸収体21は、少なくとも股下領域12において、外装体10の厚さ方向の肌側に設けられている。また、吸収体21は、液体吸収性素材を積層してなる部材であり、尿等の排泄物を吸収することができる。液体吸収性素材としては、例えば、パルプ繊維等の液体吸収性繊維や、高吸収性ポリマー等を使用することができる。また、吸収体21の形状は、図2に示されるような、長手方向に沿って延在し、且つ幅方向の内側に括れた部分を有する形状に限らず、例えば、平面視略矩形形状等でも良い。
【0048】
コアラップシート25に好適な材料としては、ティッシュペーパーや不織布等を例示できる。但し、これらのコアラップシート25は必須の構成ではない。
【0049】
トップシート23は、着用者の肌に直接的に接し得る肌当接面を形成するシートであり、例えば、吸収体21よりも大きい平面サイズの液透過性の不織布である。また、フィルムシート24は、吸収体21を非肌側から覆うシート状の部材であり、吸収体21よりも大きい平面サイズのシートである。フィルムシート24の一例としては、ポリエチレン又はポリプロピレン等の液不透過性の防漏シートなどが挙げられる。
【0050】
バックシート25は、吸収体21を非肌側から覆う液不透過性のシートである。図4に示すように、バックシート25の幅方向の寸法は、フィルムシート24よりも充分大きくされており、幅方向の両端部が、吸収性本体20の幅方向の端部20eをなす位置を折り返し位置として、幅方向の中央側(内側)に折り返される。また、折り返す際に、バックシート25がフィルムシート24の幅方向の両端部を挟み込むように折り返されている。同折り返し位置の近傍には、長手方向に沿って糸ゴム等の脚回り弾性部材26が長手方向に伸長された状態で固定され、それにより脚回りの伸縮性が付与される。
【0051】
また、おむつ1は、おむつ1の幅方向の中央部において、吸収体21の長手方向に沿って配置される複数の糸ゴムなどの中央弾性部材30を有する。中央弾性部材30は、吸収体21よりも厚さ方向の非肌側に設けられ、第1実施形態では、フィルムシート24とバックシート25との間に設けられている。第1実施形態においては、2本の中央弾性部材30を設けているが、本数はこれに限らず、単数でも複数でもよい。また、中央弾性部材30は、糸ゴム等に限らず、例えば、伸縮性を有する帯状の弾性シートなどであってもよい。また、図2では、中央弾性部材30のうち伸縮性を発現する部位(所謂有効長の部位)を太い実線で示している。そして、図2に示すように、これら2本の中央弾性部材30によって長手方向に沿って形成される領域を第1弾性領域Y(左下がりの斜線で示した部分)とする。弾性部材が複数本である場合は、幅方向の最も外側同士の弾性部材間の幅方向の長さを第1弾性領域Yの幅方向の長さとする。第1弾性領域Yの長手方向の長さは、上述の中央弾性部材30の有効長の長さとする。弾性部材が単数、或いは、シート状である場合は、各弾性部材又はシートの幅方向の長さが第1弾性領域Yの幅方向の長さとなり、各弾性部材又はシートの有効長の長さが第1弾性領域Yの長手方向の長さとなる。
【0052】
中央弾性部材30によって形成された第1弾性領域Yにより、おむつ1に対して長手方向の伸縮性が付与され、股間部がより引き上がり易くなる。それにより、股間部のフィット性が向上する。
【0053】
また、第1弾性領域Yは、前胴回り領域11F及び後胴回り領域11Rの少なくとも一方と厚さ方向に見て重なっているのが好ましい。第1実施形態では、図2及び図3に示すように、第1弾性領域Yは、後胴回り領域11Rと厚さ方向に見て重なっている。股間部を引き上げる第1弾性領域Yが後胴回り領域11Rまで延在することで、股間部全体が引き上がり、臀部のフィット性が向上する。それにより、吸収性本体20のだぶつきが解消され易くなり、おむつ1の装着時の外観(見た目)も良好になる。
【0054】
そして、図2に示すように、第1弾性領域Yは、後胴回り領域11Rにおいて、後脚回り弾性部材140の直線部140sと交差している。当該直線部140sを形成する長手方向の最も外側(上下方向の最も上側)の弾性部材から、長手方向の最も内側(上下方向の最も下側)の弾性部材までの領域を第2弾性領域Xとすると(すなわち、ここでは直線部140s全域が第2弾性領域X)、当該第2弾性領域Xは、後胴回り領域11Rの接合部13FRよりも長手方向の内側、且つ、おむつ1の長手方向の中央線CLよりも外側において、幅方向に沿って配置されている領域である。尚、そして、後胴回り領域11Rでは、中央弾性部材30からなる第1弾性領域Yと、第2弾性領域Xとが交差している。尚、直線部140sが伸縮性を有する帯状の弾性シートなどで形成される場合は、直線部140sとして接合されている弾性シートの領域が第2弾性領域Xとなる。
【0055】
また、第2弾性領域Xは、吸収体21の幅方向の全域に亘るように設けられている。第2弾性領域Xにより、吸収体21に幅方向の力が働き易くなり、第2弾性領域Xのフィット性(すなわち、ここでは臀部のフィット性)を維持することができる。また、第2弾性領域Xと第1弾性領域Yが交差することで、第1弾性領域Yの引き上げ力が第2弾性領域Xに加わり、第1弾性領域Yと第2弾性領域Xとが連動して股下領域12の引き上げ性を向上させる。それにより、動き易さも改善され、かつ装着時の外観(見た目)も良好になる。
【0056】
尚、第1実施形態では、第2弾性領域Xが後胴回り領域11Rに形成されているが、これに限定されない。すなわち、第2弾性領域Xは、前胴回り領域11Fの接合部13FR及び後胴回り領域11Rの接合部13FRのうちの少なくとも一方の接合部13FRよりも長手方向の内側、且つ、おむつ1の長手方向の中央線CLよりも外側において、幅方向に沿って配置されていればよい。このような構成であれば、第2弾性領域Xによる幅方向の引張力により、当該第2弾性領域Xのフィット性が向上するため、例えば、前胴回り領域11Fに形成される場合は、下腹部の辺りがだぶつかずにフィットし、後胴回り領域11Rに形成される場合は、臀部のフィット性を向上させることができる。
【0057】
また、第1実施形態では、第2弾性領域Xは、吸収体21の幅方向の全域に亘るように設けられているが、これに限らない。例えば、第2弾性領域Xは、吸収体21の幅方向の一部を横断するように設けられても、断続的に切断等されてもよい。その詳細については後述する。
【0058】
次に、第1弾性領域Yと第2弾性領域Xとが交差する交差領域150(図2参照)について説明する。図5Aは、第1実施形態に係る交差領域150の拡大図であり、図5Bは、図5Aの交差領域150の伸長状態を示す図である。図6Aは、交差領域150の一例の拡大図であり、図6Bは、図6Aの交差領域150の伸長状態を示す図である。図7Aは、第1実施形態に係る交差領域150の一例の拡大図であり、図7Bは、図7Aの交差領域150の伸長状態を示す図である。図8Aは、交差領域150の別の一例の拡大図であり、図8Bは、図8Aの交差領域150の伸長状態を示す図である。
【0059】
第1弾性領域Yは、おむつ1に対して長手方向の伸縮性を付与する領域であり、第2弾性領域Xは、幅方向の伸縮性を付与する領域である。そのような第1弾性領域Yと第2弾性領域Xとが交差する交差領域150にかかる長手方向及び幅方向の引張力がどのように作用するかを視認しやすくするために、交差領域150の非肌側面に、5mm幅のマス目を形成するようにマーカー等の所定の太さの線を長手方向に沿って3本、幅方向に沿って5本引き、当該交差領域150を非肌側から見た状態を図5Aに示している。また、第1実施形態の交差領域150は、幅方向の長さ(第1弾性領域Yの幅方向の長さ)L1が、長手方向の長さ(第2弾性領域Xの長手方向の長さ)L2よりも短くなっている(L1<L2)。
【0060】
図6Aに示す交差領域150は第1実施形態とは異なり、交差領域150の幅方向の長さL1が長手方向の長さL2よりも長い場合の一例である(L1>L2)。そして、そのような交差領域150の非肌側面にも同様に、5mm幅のマス目を形成するようにマーカー等の所定の太さの線を長手方向に沿って5本、幅方向に沿って3本引いている。
【0061】
おむつ1を図2に示すような展開かつ伸長状態にすると、図5Bに示すように、交差領域150には、第1弾性領域Yによって長手方向(上下方向)に引張力が作用し、且つ、第2弾性領域Xにより、幅方向にも引張力が作用している。長手方向に沿って延びる3本の線を見ると、幅方向の外側にある2本の線は、線幅が幅方向に広がり、且つ、幅方向外側に広がるように変形している。中央の線は、変形はしていないが、線幅が幅方向に広がっている。つまり、幅方向の長さL1が長手方向の長さL2よりも短い交差領域150では、中央部にまで幅方向への引張力が作用している。
【0062】
一方で、図6Bも交差領域150の伸長状態を示しており、幅方向の長さL1が長手方向の長さL2よりも長い交差領域150では、同様に長手方向に沿って延びる5本の線を見ると、幅方向の外側にいく程に線幅が幅方向に広がり、且つ、幅方向外側に広がるように変形しているが、中央の線は、変形や線幅の広がりが見られない。すなわち、交差領域150の中央部にまでは、幅方向への引張力が作用しにくくなっている。
【0063】
次に、図7Aに示す交差領域150は、以下のような構成である。先ず、第1実施形態のおむつ1の第1弾性領域Yが交差領域150まで延在せず、第1弾性領域Yの延長領域である延長領域Y’が交差している。第2弾性領域Xは、交差領域150よりも幅方向の外側においては存在するものの、交差領域150では、第2弾性領域Xの延長領域である延長領域X’が交差している。そのような交差領域150に、図5Aの交差領域150と同様に、所定の太さの線を長手方向に沿って3本、幅方向に沿って5本引いている。
【0064】
図8Aに示す交差領域150では、図6Aに示す交差領域150で交差していた第1弾性領域Yと第2弾性領域Xとがそれぞれ交差領域150まで延在せずに、第1弾性領域Yの延長領域である延長領域Y’と、第2弾性領域Xの延長領域である延長領域X’とが交差している。そのような交差領域150に、図6Aの交差領域150と同様に、所定の太さの線を長手方向に沿って5本、幅方向に沿って3本引いている
【0065】
おむつ1を図2に示すような展開かつ伸長状態にすると、図7Bに示すように、長手方向に沿って延びる3本の線を見ると、幅方向の外側にある2本の線は、線幅が幅方向に広がり、且つ、幅方向外側に広がるように変形している。中央の線は、変形はしていないが、線幅が幅方向に広がっている。すなわち、延長領域Y’及び延長領域X’同士が交差する交差領域150であっても、交差領域150には、長手方向への引張力と幅方向への引張力が作用し、且つ、交差領域150の幅方向の長さL1が、長手方向の長さL2よりも短い(L1<L2)ことで、幅方向の引張力が交差領域150の中央部にまで作用していることが分かる。
【0066】
また、図8Bに示すように、図8Aに示す交差領域150を伸長状態にしたときの長手方向に沿って延びる5本の線を見ると、幅方向の外側にいく程に線幅が幅方向に広がり、且つ、幅方向の外側に変形しているが、中央の線は、変形や線幅の広がりが見られない。すなわち、延長領域Y’及び延長領域X’同士が交差する交差領域150であり、且つ、交差領域150の幅方向の長さL1が長手方向の長さL2よりも長くなっている(L1>L2)場合、交差領域150に長手方向及び幅方向の引張力が作用するものの、交差領域150の中央部にまでは力がかかりにくいことが分かる。
【0067】
従って、上述の図5A図8Bに示すように、第1弾性領域Y及びその延長領域Y’を第1応力領域、第2弾性領域X及びその延長領域X’を第2応力領域とし、第1応力領域と第2応力領域とが交差する交差領域150に対する幅方向外側及び長手方向外側への引張力と、交差領域150の幅方向及び長手方向の長さとの関係は以下の通りである。
【0068】
まず、図6B及び図8Bのように、交差領域150の幅方向の長さL1(すなわち、第1弾性領域Y又はその延長領域Y’の幅方向の長さ)が交差領域150の長手方向の長さL2(すなわち、第2弾性領域Xの長手方向の長さ)よりも長い(L1>L2)と、交差領域150の幅方向の外側は力がかかり易いが、力が分散されて中央部にはかかり難くなる。それにより、交差領域150の中央部が着用者の体にフィットし難くなる虞があり、中央部がだぶつく場合がある。
【0069】
この点、図5B及び図7Bのように、交差領域150の幅方向の長さL1が交差領域150の長手方向の長さL2よりも短い(L1<L2)方が、幅方向外側への力が交差領域150の中央部にまで働き易くなる。それにより、第1応力領域による股間部のフィット性を維持したまま、第2応力領域によって交差領域150がだぶつかず、体にフィットし易くなり、装着時の外観(見た目)も向上する。また、第1弾性領域Yと第2弾性領域Xが交差しない延長領域(Y’、X’)同士の交差領域であっても、上述の通り、各延長領域(Y’、X’)により長手方向への引張力と、幅方向への引張力とが交差領域150に作用するため、同様の効果が得られる。
【0070】
図2図4に戻り、第1実施形態のおむつ1においては、吸収体21の幅方向の中央部に、長手方向に沿って中央可撓軸50が設けられ、中央可撓軸50よりも吸収体21の幅方向外側に、長手方向に沿って一対の側部可撓軸55が設けられている。また、中央可撓軸50及び一対の側部可撓軸55は、吸収体21の存在する領域のみに施されている。
【0071】
中央可撓軸50及び一対の側部可撓軸55は、それらの可撓軸を設けた部分で吸収性本体20を折れ曲がり易くするものである。可撓軸を形成する方法としては、1)吸収体にスリットなどの切れ込みや、細幅の欠落部を形成し、それらを可撓軸とする方法、2)吸収体にエンボス溝を形成し、そのエンボス溝を可撓軸とする方法、3)吸収体に連続線又は断続線状に、構成材料を減少させた部分、或いは構成材料が積層されないようにした部分を形成し、その部分を可撓軸とする方法などを例示できる。
【0072】
第1実施形態における中央可撓軸50及び一対の側部可撓軸55は、吸収体21内において構成材料が積層されないように形成した部分である。中央可撓軸50及び一対の側部可撓軸55により、装着時に吸収体21がそれらの中央可撓軸50及び一対の側部可撓軸55に沿ってより折れ曲がり易くなり、吸収体21に凹凸が生じ易くなる。それにより、おむつ1が股間部にフィットして動き易くなるだけでなく、着用状態における外観(見た目)もさらに改善される。
【0073】
また、図2に示すように、中央可撓軸50と第1弾性領域Yは、少なくとも一部が厚さ方向に見て重なっている。中央可撓軸50により、装着時に吸収体21が可撓軸50に沿って折れ曲がり易くなり、股間部にフィットし易くなる。また、第1弾性領域Yによっておむつ1は長手方向に伸縮するため、当該第1弾性領域Yと中央可撓軸50とが厚さ方向に見て重なることで、股間部のフィット性はさらに向上する。そのようなフィット性の向上により、着用者はさらに動き易くなり、着用状態における外観(見た目)も良好となる。
【0074】
尚、第1実施形態では、吸収体21に中央可撓軸50及び一対の側部可撓軸55を設けていたが、中央可撓軸50及び一対の側部可撓軸55の配置や本数はこれらに限らず、吸収体21の長手方向に沿って1本以上の可撓軸が設けられていればよい。例えば、吸収体21の長手方向に沿って一対の可撓軸を設けるだけでもよい。可撓軸は、おむつ1の装着時に当該可撓軸に沿って吸収体21を折れ曲がり易くするためのものであり、おむつの着用対象者やおむつの大きさ等によって、可撓軸の位置や本数は変更させることができる。そのような可撓軸を設けることで、股間部のフィット性が向上して動き易くなるだけでなく、股間部がだぶつかず、装着時の外観(見た目)も良好になる。
【0075】
また、図2に示すように、後胴回り領域11Rに設けられている複数の後胴回り弾性部材130Rは、第2弾性領域Xとは異なり、第2弾性領域Xよりも長手方向の外側に幅方向に沿って配置されている別の弾性領域である(弾性領域130Raとする)。また、弾性領域130Raは、長手方向において接合部13FRと重なっている。そして、後胴回り領域11Rにおける第1弾性領域Yの長手方向の一端Yerは、弾性領域130Raの長手方向の内側端130Ranよりも長手方向の内側に配置されている。上述の弾性領域130Raは、着用者の胴回りをフィットさせるための領域であり、排便位置よりもさらに上側になる。股間部のフィット性を向上させる第1弾性領域Yがそのような弾性領域130Raまで存在すると、おむつ1が肌に接触しすぎて違和感が生じる虞がある。よって、弾性領域130Raに達しない位置に第1弾性領域Yの長手方向の外側端Yerを配置することで、適度なフィット性を与えることができる。
【0076】
<第1応力領域及び第2応力領域の変形例>
以下において、上述の第1応力領域及び第2応力領域の変形例について、図面を参照しながら説明する。
【0077】
(変形例1)
図9は、第1実施形態に係る変形例1を説明する図である。前述の第1実施形態との相違点は、後胴回り領域11Rの一部を非肌側面からカットして切り込み60が設けられている点である。当該切り込み60が存在する部分は、後脚回り弾性部材140(直線部140s)もカットされている。そして、切り込み60の幅方向の両側端よりも外側には、後脚回り弾性部材140(直線部140s)がそれぞれ設けられている。切り込み60が存在する領域は、図7Aに例示するように、第2弾性領域Xである直線部140sの幅方向の引張力が作用する延長領域X’であり、故に、図9における交差領域150は、第1弾性領域Yと延長領域X’が交差する領域である。延長領域X’であっても、交差領域150の幅方向の長さL1が、長手方向の長さL2(図9の部分拡大図において、直線部140sの各後脚回り弾性部材140の延長線を二点鎖線で示し、その上下端間の長さL2)よりも短いことから、図7Bに示すように、交差領域150の中央部にまで幅方向の引張力が作用する。それにより、図9の交差領域150は臀部にフィットし易く、交差領域150がだぶつかないため、装着時の外観(見た目)も向上する。
【0078】
(変形例2)
図10は、第1実施形態に係る変形例2を説明する図である。前述の第1実施形態との相違点は、各中央弾性部材30の長手方向背側に延在する長さが短くなっており、第1弾性領域Yが第2弾性領域Xと交差していない点である。それ故、変形例2における交差領域150では、第2弾性領域Xと、第1弾性領域Yが延長する延長領域Y’とが交差している。延長領域Y’は、図7Bに示すように、おむつ1を伸長状態にした場合に、長手方向の引張力が作用する領域である。よって、第2弾性領域Xと延長領域Y’とが交差する交差領域150においても、延長領域Y’による長手方向への引張力が作用し、且つ、第2弾性領域Xによる幅方向への引張力作用し、且つ、交差領域150の幅方向の長さL1(図10の部分拡大図において、各中央弾性部材30の延長線を長手方向に沿って点線で示し、幅方向における延長線間の長さL1)が長手方向の長さL2よりも短いことから、交差領域150の中央部にまで幅方向の引張力が作用する。よって、上記と同様の効果が得られる。
【0079】
(変形例3)
図11は、第1実施形態に係る変形例3を説明する図である。前述の第1実施形態との相違点は、後胴回り領域11Rの一部を非肌側面からカットして切り込み60を設け、且つ、第1弾性領域Yの長手方向の長さが短いため、交差領域150において、第1弾性領域Yと第2弾性領域Xとが交差していない点である。図11に示すように、変形例3における交差領域150では、第1弾性領域Yが延長する延長領域Y’と、第2弾性領域Xが延長する延長領域X’が交差しており、上述の図7Bに示した状態と同様である。延長領域Y’及び延長領域X’同士が交差する交差領域150であっても、第1実施形態のように、交差領域150幅方向の長さL1が長手方向の長さL2よりも短い(L1<L2)場合(図11の部分拡大図参照、各延長線は、図9及び図10と同様)、交差領域150には長手方向(上下方向)に引張力が作用し、且つ、交差領域150の中央部にまで幅方向への引張力が作用することから、変形例3における交差領域150においても、上記と同様の効果が得られる。
【0080】
<第2実施形態>
図12は、第2実施形態に係る展開且つ伸長状態のおむつ1を肌側から見た概略平面図である。第1実施形態では、外装体10のバックシートは、前側外装バックシート120Fと後側外装バックシート120Rとに分かれていたが(図3)、第2実施形態では、外装バックシート(不図示)は、外装トップシート(第1実施形態では、外装トップシート110)と同様に、前胴回り領域11F、股下領域12及び後胴回り領域11Rに連続する一枚のシートによって構成されている。また、後脚回り弾性部材140を設けずに、接合部13FRよりも長手方向の内側、且つ、おむつ1の長手方向の中央線CLよりも外側に、後胴回り弾性部材130Rn1及び130Rn2を幅方向に沿って配置している。また、前胴回り領域11Fにおいても、前胴回り領域11Fの接合部13FRよりも長手方向の内側、且つ、おむつ1の長手方向の中央線CLよりも外側に、前胴回り弾性部材130Fn1及び130Fn2を幅方向に沿って配置している。主に上記の点で第1実施形態と相違し、それ以外の点は概ね同様であるため、以下では、この相違点について主に説明し、同様の構成については、同じ符号を付してその説明については省略する。
【0081】
第2実施形態では、おむつ1のうち、長手方向において前胴回り弾性部材130Fn1及び前胴回り弾性部材130Fn2に挟まれる領域が、前胴回り領域11Fに設けられた第2弾性領域Xである。また、おむつ1のうち、長手方向において後胴回り弾性部材130Rn1及び130Rn2に挟まれる領域が、後胴回り領域11Rに設けられた第2弾性領域Xである。
【0082】
第2実施形態における後胴回り領域11Rでは、第1弾性領域Y(第1応力領域)と第2弾性領域X(第2応力領域)とが交差している。当該第1応力領域と第2応力領域とが交差する交差領域150では、交差領域150の幅方向の長さL1は、交差領域150の長手方向の長さL2よりも短くなっており、第1弾性領域Yによる長手方向の引張力に連動して、第2弾性領域Xの幅方向の引張力が交差領域150の中央部にまで作用している。
【0083】
第2実施形態における前胴回り領域11Fでは、第1弾性領域Yが延長する延長領域Y’(第1応力領域)と、第2弾性領域X(第3応力領域)とが交差している。当該該第1応力領域と第2応力領域とが交差する交差領域150’では、上述の交差領域150と同様に、交差領域150’の長手方向の長さよりも交差領域150’の幅方向の長さの方が短くなっており、延長領域Y’による長手方向の引張力に連動して、第2弾性領域Xの幅方向の引張力が交差領域150’の中央部にまで作用している。
【0084】
従って、交差領域150及び交差領域150’においては、それぞれ第1応力領域による股間部のフィット性を維持したまま、第2応力領域のフィット性も維持でき、動き易くなる。さらに、交差領域150(150’)の中央部にまで幅方向外側への力が作用することから交差領域150(150’)がだぶつかず、装着時の外観(見た目)も向上する。
【0085】
尚、第2実施形態の交差領域150では、第1弾性領域Yと第2弾性領域Xとが交差していたが、いずれかが延長領域Y’又はX’であっても、或いは、両方が延長領域Y’及びX’であっても、上述と同様の効果を奏する。
【0086】
また、同様に、第2実施形態の交差領域150’では延長領域Y’と第2弾性領域Xとが交差していたが、第1弾性領域Yと第2弾性領域Xとが交差する場合でも、第1弾性領域Yと延長領域X’が交差する場合でも、上述と同様の効果を奏する。
===その他の実施の形態===
【0087】
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。また、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更や改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれるのはいうまでもない。
【0088】
上述の第1実施形態では、図2に示すように、第2弾性領域Xは、後胴回り領域11Rの接合部13FRよりも長手方向の内側、且つ、おむつ1の長手方向の中央線CLよりも外側に設けられ、第1弾性領域Yは、第2弾性領域Xの長手方向の外側端から所定長さS1だけ長手方向の外側に延在している。そして、前胴回り領域11Fの長手方向の内側端部に、幅方向に沿って配置され、前胴回り領域11Fの長手方向の最も内側に位置する前胴回り弾性部材130Fから長手方向外側に向かって並ぶ4本の前胴回り弾性部材130Fによって形成される弾性領域を第3弾性領域Zとすると、第1弾性領域Yは、第3弾性領域Zの長手方向の外側端よりも長手方向の内側に配置されている。しかしながら、これに限定されるものではなく、第1弾性領域Yは、第3弾性領域Zの長手方向の外側端よりも長手方向の外側に延在していてもよい。その場合は、第1弾性領域Yは、第3弾性領域Zの長手方向の外側端から、上述の後胴回り領域11Rにおける所定長さS1よりも短い長さだけ長手方向の外側に延在していることが好ましい。後胴回り領域11Rでは、第1弾性領域Yと第2弾性領域Xが交差し、さらに第1弾性領域Yが長手方向外側に延在していることで、第1弾性領域Yの引き上げ力が第2弾性領域Xに加わり、第1弾性領域Yと第2弾性領域Xとが連動して股下領域12を引き上げ、臀部によりフィットさせ易くしている。一方で、前胴回り領域11Fは、臀部側よりも身体形状の凹凸も少ないため、第1弾性領域Yの長手方向の長さを短くすることで、第1弾性領域Yの引き上げる力を低減させて、フィットさせ過ぎずに、排尿したときの尿の吸収領域を広く形成できるようにしている。
【0089】
尚、上述の第3弾性領域Zは、複数の弾性部材(130F)によって構成されているが、第3弾性領域Zは、単数の弾性部材であっても、伸縮性を有する帯状の弾性シート等であってもよい。
【符号の説明】
【0090】
1 おむつ(吸収性物品)
10 外装体、11F 前胴回り領域、11R 後胴回り領域、
12 股下領域
13F 側端部、13R 側端部、13FR 接合部、
20 吸収性本体、20e 端部、21 吸収体、22 コアラップシート、
23 トップシート、24 フィルムシート、25 バックシート、
26 脚回り弾性部材、30 中央弾性部材、
50 中央可撓軸、55 側部可撓軸、60 切り込み
110 外装トップシート、
120F 前側外装バックシート、120R 後側外装バックシート、
130F 前胴回り弾性部材、130Fn1 前胴回り弾性部材、
130Fn2 前胴回り弾性部材、130R 後胴回り弾性部材、130Ra 弾性領域、
130Rn1 後胴回り弾性部材、130Rn2 後胴回り弾性部材、
140 後脚回り弾性部材、140c 湾曲部、140s 直線部、
150 交差領域、150’ 交差領域、
CL 中央線、X 第2弾性領域、X’ 延長領域、Y 第1弾性領域、Y’ 延長領域、
Yer 一端、Z 第3弾性領域
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
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図10
図11
図12