技術分野
複合成形品およびこの複合成形品を形成するための溝付き樹脂成形品
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】樹脂成形品にガラス繊維等の無機充填剤が含まれていない場合であっても、他の成形品と接合したときの強度をよりいっそう高めることが可能な複合成形品を提供する。 【解決手段】レーザー照射により接合部の表面に溝が形成された樹脂Aからなる第1成形品1と、樹脂B6により成形で一体化された複合成形品5であり、該樹脂Aは繊維状の無機化合物を含んでおらず、該樹脂AのTGAによる空気中での熱分解温度が300℃以上であり、且つ該樹脂Aの該熱分解温度と、融点又はガラス転移温度のいずれか高い値との差が130℃以上であり、該接合部の垂直方向を0°とした場合の該溝の深さ方向の角度θが、0<θ<90°である複合成形品。 【選択図】図3
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
しかしながら、一の成形品と他の成形品とを接合したときの強度に関し、さらなる改良の余地がある。特に、樹脂成形品にガラス繊維等の無機充填剤が含まれていない場合にさらなる改良の余地がある。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、樹脂成形品にガラス繊維等の繊維状無機充填剤が含まれていない場合であっても、他の成形品と接合したときの強度をよりいっそう高めることの可能な複合成形品を提供することである。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明の目的は、下記によって達成された。
1) レーザー照射により接合部の表面に溝が形成された樹脂Aからなる第1成形品と、樹脂Bにより成形で一体化された複合成形品であり、該樹脂Aは繊維状の無機化合物を含んでおらず、該樹脂AのTGAによる空気中での熱分解温度が300℃以上であり、且つ該樹脂Aの該熱分解温度と、融点又はガラス転移温度のいずれか高い値との差が130℃以上であり、該接合部の垂直方向・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明の複合成形品は、溝の角度θが存在することによってより強固に接合し成形品の破壊を抑えるアンカーの役割を果たし、結果として複合成形体の強度を著しく高めることができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 本発明の溝の角度θを示す第1成形品の模式図である。
【図2】 本発明の複合成形品の実施態様の一例である。
【図3】 本発明の複合成形品の実施態様の別の一例である。
【図4】 本発明の第1成形品の接合部に形成された縞状の溝を示す模式図である。
【図5】 本発明の縞状の溝を示す概略断面図である。
【図6】 本発明の第1成形品の接合部に形成された格子状の溝を示す模式図である。
【図7】 本発明の複合成形品の引張試験を示す概略図である。
【図8】 従来の複合成形品の概略断面図である。
1 第1成形品(樹脂A)
2 接合部の垂直方向
3 溝
4 接合部
5 複合成形品
6 樹脂B
P 引張張力
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