技術分野
液状化対策工法及び液状化対策構造
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】液状化対策を施された埋設管を提供する。 【解決手段】直管部11と、内部を流れる水の流れが直管部11と異なることにより生じるスラスト力が付加される変形部12とを有する埋設管10の液状化対策工法は、地盤を掘削して形成される溝中に敷設された変形部12の周囲に導入された基礎材15中に、流動性を低下させる注入材を注入する注入工程を包含する。 【選択図】図1
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
農業用パイプラインのように内部に水が流れる管において、屈曲した部分のように水の流れが変化する箇所には、水の流れの変化により生じるスラスト力が作用する。管が略水平方向に延伸して埋設されている場合には、スラスト力は略水平方向に生じるものであり、管を浮上又は沈下させる力とは異なっている。地中に埋設された埋設管では、土圧や土と管との摩擦力が反力となるため、スラスト力が作用しても埋設管の変形部は移動しないようになっている。
しかしながら、地震により埋設管の周囲が液状化すると、土圧や土と管との摩擦力が減少してスラスト力に抵抗できなくなり、変形部が移動しやすくなってしまう。変形部が移動してしまうと、埋設管の接続部の離脱や管の破損に繋がる。地中における埋設管の接続部の離脱や管の破損は、農業用水の供給に支障を来たすだけでなく、漏水に伴う地盤流亡や交通障害等の二次被害に繋がる場合もある。そのため、土圧の減少に伴う埋設管の移動及び接続部の離脱を防ぐ技術が求められている。
特許文献1及び2に記載された技術は、離脱しやすい変形部を補強した上で管を埋設する技術であるため、地中に既に埋設されている既設管に適用することはできない。また、特許文献3〜5に記載された技術は、地盤の液状化に伴う埋設管の浮上又は沈下を防止する技術であり、略水平方向に作用するようなスラスト力の影響を防ぐことはできない。
本発明の一態様は、埋設管に液状化対策を施すことでスラスト力の影響による埋設管の移動を防ぎ、埋設管の接続部の離脱を防ぐことを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
の課題を解決するために、本発明は、以下の態様を含む。
1) 埋設管に対する液状化対策工法であって、前記埋設管は、直管部と、内部を流れる水の流れが当該直管部と異なることにより生じるスラスト力が付加される変形部とを有しており、地盤を掘削して形成される溝中に敷設された前記変形部の周囲に導入された基礎材中に、当該基礎材の流動性を低下させる注入材を注入する注入工程を包含する、液状化対策工法。
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【発明の効果】
本発明の一態様によれば、埋設管に液状化対策を施すことでスラスト力の影響による埋設管の移動を防ぎ、埋設管の接続部の離脱を防ぐことができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 本発明の一液状化対策工法を施した埋設管を示す上面図である。
【図2】 土壌中に埋設された埋設管を説明する断面図である。
【図3】 本発明の一液状化対策工法を説明する断面図である。
【図4】 埋設管に生じるスラスト力の他の例を説明する模式図である。
【図5】 埋設管に生じるスラスト力の他の例を説明する模式図である。
【図6】 埋設管に生じるスラスト力の他の例を説明する模式図である。
【図7】 本発明の一液状化対策工法の他の例を説明する上面図である。
10 埋設管
11 直管部
12 変形部
13 溝
14 補強部
15 基礎材
100 液状化対策構造
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