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特開2021-219プログラム、吸収性物品の使用者支援方法、及びコンピュータシステム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2021-219(P2021-219A)
(43)【公開日】2021年1月7日
(54)【発明の名称】プログラム、吸収性物品の使用者支援方法、及びコンピュータシステム
(51)【国際特許分類】
   A61F 13/42 20060101AFI20201204BHJP
   G06Q 50/10 20120101ALI20201204BHJP
【FI】
   A61F13/42 H
   G06Q50/10
【審査請求】未請求
【請求項の数】12
【出願形態】OL
【全頁数】22
(21)【出願番号】特願2019-114948(P2019-114948)
(22)【出願日】2019年6月20日
(71)【出願人】
【識別番号】000115108
【氏名又は名称】ユニ・チャーム株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000176
【氏名又は名称】一色国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】石川 浩樹
(72)【発明者】
【氏名】山南 裕美
【テーマコード(参考)】
3B200
5L049
【Fターム(参考)】
3B200AA03
3B200CA11
3B200DF01
5L049CC11
(57)【要約】
【課題】プログラム、吸収性物品の使用者支援方法、及びコンピュータシステムを提供する。
【解決手段】コンピュータに、着用者が使用した第1吸収性物品に関する第1情報と、前記第1吸収性物品に対して付着した経血の付着状態に関する第2情報と、を受け付ける受付処理と、少なくとも前記第1及び第2情報に基づいて、前記第1吸収性物品の使用方法に関する第1メッセージと、前記第1吸収性物品とは異なる第2吸収性物品の使用を促す第2メッセージと、の少なくとも何れか一方を画面に表示させる第1表示処理と、を実行させるプログラムである。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピュータに、
着用者が使用した第1吸収性物品に関する第1情報と、前記第1吸収性物品に対して付着した経血の付着状態に関する第2情報と、を受け付ける受付処理と、
少なくとも前記第1及び第2情報に基づいて、前記第1吸収性物品の使用方法に関する第1メッセージと、前記第1吸収性物品とは異なる第2吸収性物品の使用を促す第2メッセージと、の少なくとも何れか一方を画面に表示させる第1表示処理と、
を実行させることを特徴とするプログラム。
【請求項2】
請求項1に記載のプログラムであって、
前記第2情報は、前記第1吸収性物品に対して付着した経血の領域の形と、前記経血の領域の広さと、前記第1吸収性物品に対する前記経血の領域の位置と、を特定するための情報を含むこと、
を特徴とするプログラム。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載のプログラムであって、
前記第1メッセージは、前記第1吸収性物品の装着位置に関するメッセージを含むこと、を特徴とするプログラム。
【請求項4】
請求項1〜請求項3の何れか一項に記載のプログラムであって、
前記受付処理は、
前記着用者が前記第1吸収性物品を着用した時間を示す第3情報を更に受け付け、
前記第1表示処理は、
少なくとも前記第1〜第3情報に基づいて、前記第1メッセージと、前記第2メッセージと、の少なくとも何れか一方を画面に表示させること、
を特徴とするプログラム。
【請求項5】
請求項4に記載のプログラムであって、
前記第1メッセージは、前記第1吸収性物品の装着時間に関するメッセージを含むこと、を特徴とするプログラム。
【請求項6】
請求項1〜5の何れか一項に記載のプログラムであって、
所定の吸収性物品に付着した経血の付着状態が異なる複数の図を前記画面に表示させる第2表示処理を、前記コンピュータに実行させ、
前記第2情報は、前記複数の図から選択された図を示す情報であること、
を特徴とするプログラム。
【請求項7】
請求項6に記載のプログラムであって、
前記複数の図のそれぞれは、前記経血の領域の形と、前記経血の領域の広さと、前記経血の領域の位置と、のうち少なくとも何れかが異なる図であること、
を特徴とするプログラム。
【請求項8】
請求項1〜7の何れか一項に記載のプログラムであって、
前記受付処理は、前記第1吸収性物品からの経血の漏れに関する第4情報を更に受け付け、
前記第1表示処理は、
少なくとも前記第1、第2、及び第4情報に基づいて、前記第1メッセージと、前記第2メッセージと、の少なくとも何れか一方を画面に表示させること、
を特徴とするプログラム。
【請求項9】
請求項8に記載のプログラムであって、
経血の漏れの位置を選択させるための選択図を前記画面に表示させる第3表示処理を、前記コンピュータに実行させ、
前記第4情報は、前記選択図で選択された位置を示す第5情報を含むこと、
を特徴とするプログラム。
【請求項10】
請求項8または請求項9に記載のプログラムであって、
前記第1表示処理は、
前記受付処理で前記第4情報が受け付けられると、前記第1メッセージを前記第2メッセージに対して優先して前記画面に表示させること、
を特徴とするプログラム。
【請求項11】
着用者が使用した第1吸収性物品に関する第1情報と、前記第1吸収性物品に対して付着した経血の付着状態に関する第2情報と、を受け付ける受付ステップと、
少なくとも前記第1及び第2情報に基づいて、前記第1吸収性物品の使用方法に関する第1メッセージと、前記第1吸収性物品とは異なる第2吸収性物品の使用を促す第2メッセージと、の少なくとも何れか一方を画面に表示させる第1表示ステップと、
を含む吸収性物品の使用者支援方法。
【請求項12】
着用者が使用した第1吸収性物品に関する第1情報と、前記第1吸収性物品に対して付着した経血の付着状態に関する第2情報と、を受け付ける受付処理部と、
少なくとも前記第1及び第2情報に基づいて、前記第1吸収性物品の使用方法に関する第1メッセージと、前記第1吸収性物品とは異なる第2吸収性物品の使用を促す第2メッセージと、の少なくとも何れか一方を画面に表示させる第1表示処理部と、
を含むことを特徴とするコンピュータシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、プログラム、吸収性物品の使用者支援方法、及びコンピュータシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、使用者の経血の漏れ防止に優れた吸収性物品が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2017−221643号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、使用者が、漏れ防止に優れた吸収性物品を使用した場合であっても、吸収性物品の装着方法が正しくなければ、経血が漏れてしまうことがある。また、一般に、吸収性物品には、サイズ、形状、吸収率等が異なる様々な種類がある。このため、使用者が、使用者に適した吸収性物品を用いなければ、装着方法が正しい場合であっても、結果的に経血の漏れを防ぐことができないことがある。
【0005】
本発明は、上記のような従来の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、吸収性物品の使用者の支援に用いられるプログラム、吸収性物品の使用者の支援方法、及び吸収性物品の使用者の支援システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するための主たる発明は、コンピュータに、着用者が使用した第1吸収性物品に関する第1情報と、前記第1吸収性物品に対して付着した経血の付着状態に関する第2情報と、を受け付ける受付処理と、少なくとも前記第1及び第2情報に基づいて、前記第1吸収性物品の使用方法に関する第1メッセージと、前記第1吸収性物品とは異なる第2吸収性物品の使用を促す第2メッセージと、の少なくとも何れか一方を画面に表示させる第1表示処理と、を実行させるプログラムである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、吸収性物品が使用された際の経血の漏れを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】コンピュータシステム10を示す図である。
図2】メッセージ情報122を説明するための図である。
図3】ナプキンの使用者の支援処理の一例を示すフローチャートである。
図4】入力情報設定処理S10の一例を示すフローチャートである。
図5】入力画面200の一例を示す図である。
図6】選択画面210の一例を示す図である。
図7】入力画面220の一例を示す図である。
図8】選択画面230の一例を示す図である。
図9】入力情報121の一例を示す図である。
図10】メッセージ選択処理S14の一例を示すフローチャートである。
図11】メッセージが表示された画面33の一例を示す図である。
図12】メッセージが表示された画面33の一例を示す図である。
図13】メッセージが表示された画面33の一例を示す図である。
図14】メッセージが表示された画面33の一例を示す図である。
図15】メッセージが表示された画面33の一例を示す図である。
図16】メッセージが表示された画面33の一例を示す図である。
図17】拡散図F7の一例を示す図である。
図18】入力情報121の一例を示す図である。
図19】メッセージが表示された画面33の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
コンピュータに、着用者が使用した第1吸収性物品に関する第1情報と、前記第1吸収性物品に対して付着した経血の付着状態に関する第2情報と、を受け付ける受付処理と、少なくとも前記第1及び第2情報に基づいて、前記第1吸収性物品の使用方法に関する第1メッセージと、前記第1吸収性物品とは異なる第2吸収性物品の使用を促す第2メッセージと、の少なくとも何れか一方を画面に表示させる第1表示処理と、を実行させるプログラムである。
【0010】
このようなプログラムによれば、吸収性物品の使用者は、自身に適した吸収性物品を正しく装着できるため、経血の漏れが防止される。また、使用者は、漏れを過剰に意識するあまり、サイズが合わない吸収性物品を使用していることがある。しかしながら、このようなプログラムによれば、使用者は、経血特徴等を考慮しつつ、使用者に適した吸収性物品を使用することができる。
【0011】
かかるプログラムであって、前記第2情報は、前記第1吸収性物品に対して付着した経血の領域の形と、前記経血の領域の広さと、前記第1吸収性物品に対する前記経血の領域の位置と、を特定するための情報を含むこと、が望ましい。
【0012】
このようなプログラムによれば、吸収性物品に付着した経血の情報が正確に得られるため、より吸収性物品の使用者に適したメッセージを画面に表示させることができる。
【0013】
かかるプログラムであって、前記第1メッセージは、前記第1吸収性物品の装着位置に関するメッセージを含むこと、が望ましい。
【0014】
このようなプログラムによれば、吸収性物品の使用者は、吸収性物品を適切な位置に装着することが可能となる。
【0015】
かかるプログラムであって、前記受付処理は、前記着用者が前記第1吸収性物品を着用した時間を示す第3情報を更に受け付け、前記第1表示処理は、少なくとも前記第1〜第3情報に基づいて、前記第1メッセージと、前記第2メッセージと、の少なくとも何れか一方を画面に表示させること、が望ましい。
【0016】
このようなプログラムによれば、吸収性物品の着用した時間に応じたメッセージを画面に表示させることが可能となる。
【0017】
かかるプログラムであって、前記第1メッセージは、前記第1吸収性物品の装着時間に関するメッセージを含むこと、が望ましい。
【0018】
このようなプログラムによれば、吸収性物品の使用者に対し、吸収性物品の装着時間あるいは吸収性物品の種類が適切かどうかを判断させることが可能となる。
【0019】
かかるプログラムであって、所定の吸収性物品に付着した経血の付着状態が異なる複数の図を前記画面に表示させる第2表示処理を、前記コンピュータに実行させ、前記第2情報は、前記複数の図から選択された図を示す情報であること、が望ましい。
【0020】
このようなプログラムによれば、吸収性物品の使用者が自身の吸収性物品に付着した経血の状態を入力する手間を省くことができる。
【0021】
かかるプログラムであって、前記複数の図のそれぞれは、前記経血の領域の形と、前記経血の領域の広さと、前記経血の領域の位置と、のうち少なくとも何れかが異なる図であること、が望ましい。
【0022】
このようなプログラムによれば、使用者の吸収性物品に対する経血の付着状態に応じたメッセージを画面に表示させることができるため、より経血の漏れを抑制できる。
【0023】
かかるプログラムであって、前記受付処理は、前記第1吸収性物品からの経血の漏れに関する第4情報を更に受け付け、前記第1表示処理は、少なくとも前記第1、第2、及び第4情報に基づいて、前記第1メッセージと、前記第2メッセージと、の少なくとも何れか一方を画面に表示させること、が望ましい。
【0024】
このようなプログラムによれば、吸収性物品から経血が漏れた際に適したメッセージを画面に表示させることができる。
【0025】
経血の漏れの位置を選択させるための選択図を前記画面に表示させる第3表示処理を、前記コンピュータに実行させ、前記第4情報は、前記選択図で選択された位置を示す第5情報を含むこと、が望ましい。
【0026】
このようなプログラムによれば、利用者は容易に経血の漏れの位置を入力できるため、利用者の手間を軽減することができる。
【0027】
かかるプログラムであって、前記第1表示処理は、前記受付処理で前記第4情報が受け付けられると、前記第1メッセージを前記第2メッセージに対して優先して前記画面に表示させること、が望ましい。
【0028】
このようなプログラムによれば、使用者に対して優先的に吸収性物品の装着位置を確認させることができるため、例えば異なった種類の吸収性物品を購入することなく、漏れを抑制させることができる。
【0029】
着用者が使用した第1吸収性物品に関する第1情報と、前記第1吸収性物品に対して付着した経血の付着状態に関する第2情報と、を受け付ける受付ステップと、少なくとも前記第1及び第2情報に基づいて、前記第1吸収性物品の使用方法に関する第1メッセージと、前記第1吸収性物品とは異なる第2吸収性物品の使用を促す第2メッセージと、の少なくとも何れか一方を画面に表示させる第1表示ステップと、を含む吸収性物品の使用者支援方法である。
【0030】
このような方法によれば、吸収性物品の使用者は、自身に適した吸収性物品を正しく装着できるため、経血の漏れが防止される。また、使用者は、漏れを過剰に意識するあまり、サイズが合わない吸収性物品を使用していることがある。しかしながら、このような方法によれば、使用者は、経血特徴等を考慮しつつ、使用者に適した吸収性物品を使用することができる。
【0031】
着用者が使用した第1吸収性物品に関する第1情報と、前記第1吸収性物品に対して付着した経血の付着状態に関する第2情報と、を受け付ける受付処理部と、少なくとも前記第1及び第2情報に基づいて、前記第1吸収性物品の使用方法に関する第1メッセージと、前記第1吸収性物品とは異なる第2吸収性物品の使用を促す第2メッセージと、の少なくとも何れか一方を画面に表示させる第1表示処理部と、を含むコンピュータシステムである。
【0032】
このようなコンピュータシステムによれば、吸収性物品の使用者は、自身に適した吸収性物品を正しく装着できるため、経血の漏れが防止される。また、使用者は、漏れを過剰に意識するあまり、サイズが合わない吸収性物品を使用していることがある。しかしながら、このようなコンピュータシステムによれば、使用者は、経血特徴等を考慮しつつ、使用者に適した吸収性物品を使用することができる。
【0033】
===本実施形態===
以下、経血の漏れ防止を例に説明する。
<<<コンピュータシステム10の構成>>>
図1は、コンピュータシステム10の一例を示す図である。コンピュータシステム10は、生理用ナプキン(以下、単に「ナプキン」という。)を装着する装着者(以下、適宜“使用者”ともいう。)に対し、使用者の膣から排出された経血の漏れを防ぐための情報を、端末20の画面33(後述)に表示させるシステムである。なお、ここでは、「吸収性物品」として、“ナプキン”を例に挙げているが、例えば“おりものシート”や他の生理用品であっても良い。
【0034】
コンピュータシステム10は、端末20、及びサーバ21を含んで構成される。端末20は、例えば、スマートフォンやタブレットであり、端末20には、様々な機能が実現される。例えば、端末20は、“ナプキン”に付着した経血の状態に関する情報をサーバ21に送信する。また、端末20は、サーバ21から送信される情報に基づいて、経血の漏れを防ぐためのメッセージを表示する。
【0035】
サーバ21は、例えば、端末20からの送信される“ナプキン”に付着した経血の状態に関する情報に基づいて、漏れを防ぐためのメッセージを選択する。
【0036】
<<<端末20の詳細>>>
端末20は、記憶部30、制御部31、入力部32、画面33、カメラ34、計時部35、及び通信部36を含む。なお、記憶部30、制御部31等は、端末20のプロセッサ(不図示)が所定のプログラムを実行した際に、端末20に実現される機能ブロックである。
【0037】
記憶部30は、端末20のプロセッサ(不図示)が実行する所定のプログラムや各種情報を記憶する。
【0038】
制御部31は、端末20を統括制御する機能ブロックであり、制御部31に含まれる機能ブロックについての詳細は後述する。
【0039】
入力部32は、端末20のタッチパネルである画面33のタップ操作により実現され、入力部32には、端末20の利用者の操作結果が入力される。画面33は、制御部31からの指令や利用者の操作結果に基づいて、メッセージや各種情報を表示する。
【0040】
カメラ34は、例えば経血が付着したナプキンの画像データを、撮影によって取得する。計時部35は、時刻を計時し、通信部36は、端末20と、他の端末やサーバ21との間で情報のやり取りを行う。
【0041】
<<制御部31に実現される機能ブロック>>
制御部31は、入力画面表示処理部40、拡散図表示処理部41、選択図表示処理部42、メッセージ表示処理部43、及び受付処理部44を含む。
【0042】
入力画面表示処理部40は、利用者が使用した“ナプキン”に関する情報、“ナプキン”の装着時間を示す情報、“ナプキン”から経血が漏れているか否か等の情報を、利用者に入力させるための入力画面(後述)を、画面33に表示させる。なお、「ナプキンに関する情報」とは、例えば、商品名を含む“ナプキン”の商品またはタイプ(昼用・夜用、薄型・厚型など)を特定するための情報と、サイズとを含む。
【0043】
拡散図表示処理部41は、“ナプキン”に付着した経血の付着状態が異なる複数の拡散図(後述)を、画面33に表示させる。
【0044】
選択図表示処理部42は、“ナプキン”から経血が漏れた場合、経血の漏れの位置を選択させるための選択図(後述)を、画面33に表示させる。
【0045】
メッセージ表示処理部43は、サーバ21からの情報に基づいて、漏れを防止するためのメッセージを、画面33に表示させる。なお、詳細は後述するが、「漏れを防止するためのメッセージ」とは、例えば、“ナプキン”の使用方法に関するメッセージと、現在使用している“ナプキン”とは異なる種類の“ナプキン”の使用を促すメッセージとの少なくとも何れか一方を含む。また、メッセージ表示処理部43は、「第1表示処理部」に相当する。
【0046】
受付処理部44は、利用者の操作結果に基づいて入力される、“ナプキン”の商品に関する情報、使用時間、漏れの有無等の各種情報を受け付ける。
【0047】
<<<サーバ21の詳細>>>
サーバ21には、サーバ21を統括制御する制御部100、各種情報を記憶する記憶部101、端末20等と情報のやりとりを行う通信部102が実現される。これらは、サーバ21のプロセッサ(不図示)が所定のプログラムを実行した際に、サーバ21に実現される機能ブロックである。
【0048】
==制御部100について==
制御部100には、選択部110が含まれ、選択部110は、端末20から送信される各種情報に基づいて、利用者にとって好ましい“ナプキン”の使用方法や商品に関する“メッセージ情報”を、メッセージ情報122(後述)から選択する。ここで、利用者に好ましい“ナプキン”の使用方法や商品は、例えば、利用者が使用している“ナプキン”の吸収率やサイズ、“ナプキン”に経血が付着した際の付着状態、漏れの有無、装着時間等、様々な要因によって異なる。
【0049】
このため、詳細は後述するが、選択部110は、例えば、“ナプキン”の商品名及びサイズ、経血の付着状態、漏れの有無、装着時間に基づいて、メッセージ情報122から“メッセージ情報”を選択する。
【0050】
==記憶部101について==
記憶部101は、利用者情報120、入力情報121、及びメッセージ情報122を記憶する。
【0051】
利用者情報120は、利用者に関する情報であり、例えば、利用者の“名前(IDやニックネーム等)”、“身長”、“体重”“生年月日”、“生理情報(生理周期、規則性、持続期間等)”等を含む。
【0052】
入力情報121は、利用者によって入力される各種情報である。詳細は後述するが、入力情報121は、例えば、利用者が使用した“ナプキン”に関する“情報I1(第1情報)”と、“ナプキン”に付着した経血の付着状態に関する“情報I2(第2情報)”とを含む。
【0053】
さらに、入力情報121は、“ナプキン”の着用時間(以下、“装着時間”ともいう。)を示す“情報I3(第3情報)”と、“ナプキン”からの経血の漏れの有無に関する“情報I4(第4情報)”と、漏れの位置に関する“情報I5(第5情報)”と、例えば、情報I1,I2に基づいて算出された、“ナプキン”が吸収した経血の量(以下、“経血量”とする。)を示す計算結果と、を含む。なお、“経血量”は、例えば、制御部100により計算されるが、例えば、他の計算方法や、経血が付着された“ナプキン”の重量の変化に基づいて得られることとしても良い。
【0054】
また、利用者により“情報I1”〜“情報I5”が入力される毎に、“情報I1”〜“情報I5”は、記憶部101に格納される。したがって、入力情報121は、利用者によって過去に入力された全ての“情報I1”〜“情報I5”を含むことになる。
【0055】
メッセージ情報122は、利用者にとって好ましい“ナプキン”の使用方法や商品に関するメッセージを含む情報である。具体的には、メッセージ情報122は、例えば、図2に示すように“ナプキン”の使用方法に関するn個のメッセージ情報X1〜Xnと、着用された“ナプキン”とは異なる“ナプキン”の使用を促すm個のメッセージ情報Y1〜Ymと、を含む。なお、メッセージ情報X1〜Xn、メッセージ情報Y1〜Ymの詳細については後述する。
【0056】
<<<“ナプキン”使用者の支援方法>>>
以下、図3及び図4を参照しつつ、“ナプキン”使用者の支援方法について説明する。ここでは、利用者が端末20を操作することにより、“ナプキン”使用者の支援するための所定のプログラム(不図示)が起動されていることとする。そして、画面33に表示されたメイン画面(不図示)を、利用者が操作すると、上述した“情報I1”〜“情報I5”の夫々を入力させるための入力情報設定処理が実行される(S10)。
【0057】
図4は、入力情報設定処理S10の一例を示すフローチャートである。まず、入力画面表示処理部40は、利用者が使用した“ナプキン”に関する情報を利用者に入力させるための入力画面200を、画面33に表示させる(S20)。
【0058】
ここで、入力画面200には、利用者が使用した“ナプキン”の商品を示す情報を選択させるためのタブ300と、利用者が使用した“ナプキン”のサイズを選択させるためのタブ301を含む。
【0059】
タブ300は、『商品を選択して下さい』とのメッセージに対応して設けられ、利用者の操作結果に応じて、使用した商品が選択される。なお、ここでは、例えば、『商品A1 (羽なし ふんわり)』が選択可能な状態で、タブ300に表示されている。
【0060】
タブ301は、『サイズを選択して下さい』とのメッセージに対応して設けられ、利用者の操作結果に応じて、サイズが選択される。なお、ここでは、例えば、『21 cm』とのサイズが選択可能な状態で、タブ301に表示されている。
【0061】
また、利用者が端末20を操作すると、受付処理部44は、選択された“商品”及び“サイズ”を、“情報I1”として受け付ける(S21:受付処理)。なお、受付処理部44は、“情報I1”を受け付けた日付と時刻(年を含む)を、“情報I1”とともに受け付ける。
【0062】
処理S21が実行されると、拡散図表示処理部41は、選択画面210を画面33に表示させる(S22:第2表示処理)。ここで、選択画面210は、図6に示すように、“ナプキン”に付着した経血の付着状態が異なる複数の拡散図から、利用者の“ナプキン”の経血の付着状態が近い拡散図を選択させるための画面である。
【0063】
ここでは、便宜上、6個の拡散図F1〜F6が図示されているが、これに限られず、6個以上の拡散図を含むこととしても良い。また、選択画面210は、例えばスクロールされることにより、6個以上の拡散図を画面33に表示させることとしても良い。また、商品または、利用者が利用する吸収性物品のタイプ(昼用・夜用、薄型・厚型など)によって、拡散図を変更させることとしても良い。
【0064】
なお、拡散図F1は、例えば経血が、画面33上の所定の“ナプキン”のほぼ中央に楕円形状で拡散した状態を示す図であり、拡散図F2は、経血が、“ナプキン”の後方に楕円形状で拡散した状態を示す図である。
【0065】
また、拡散図F3は、経血が、“ナプキン”の前方に楕円形状で拡散した状態を示す図であり、拡散図F4は、経血が、“ナプキン”のほぼ全域に拡散した状態を示す図である。
【0066】
さらに、拡散図F5は、経血が、“ナプキン”の後方の広い領域に拡散した状態を示す図であり、拡散図F6は、経血が、“ナプキン”において、離間して3か所に拡散した状態を示す図である。
【0067】
このように、拡散図F1〜F6が用いられることにより、“ナプキン”に対して付着した経血の領域の形と、経血の領域の広さと、“ナプキン”に対する経血の領域の位置と、を特定することができる。なお、例えば、拡散図F1では、「経血の領域の形」は、楕円形状であり、「経血の領域の広さ」は、楕円形状の面積であり、「経血の領域の位置」は、楕円形状の中心(または重心)である。
【0068】
そして、利用者が、端末20を操作し、拡散図F1〜F6から、着用した“ナプキン”に付着した経血の状態に近い拡散図を選択すると、受付処理部44は、選択された“拡散図”を、“情報I2”として受け付ける(S23:受付処理)。この結果、“ナプキン”に付着した経血の状態が、定量的な情報として取得されることになる。
【0069】
また、処理S23が実行されると、入力画面表示処理部40は、図7に示すように、“ナプキン”の装着時間と、“ナプキン”から経血が漏れているか否かを、入力させるための入力画面220を、画面33に表示させる(S24)。
【0070】
入力画面220は、“ナプキン”の装着時間(または、使用時間)に関するメッセージ320,321と、“ナプキン”からの漏れの有無に関するメッセージ322,323と、を含む。
【0071】
メッセージ320は、『ナプキンの装着時間は?』との表示を含み、メッセージ321は、『〇時間』を表している。
【0072】
また、メッセージ322は、『ナプキンから漏れはある?』との表示を含み、メッセージ323は、『はい いいえ』を表している。そして、利用者が画面33をタップし、“ナプキン”の装着時間を入力するとともに、『はい』、『いいえ』の何れかを選択すると、受付処理部44は、入力結果及び選択結果の夫々を、装着時間に関する“情報I3”と、漏れの有無を示す“情報I4”として受け付ける(S25:受付処理)。
【0073】
処理S25が実行されると、選択図表示処理部42は、“情報I4”に基づいて、“ナプキン”からの漏れが有ったか否かを判定する(S26)。そして、選択図表示処理部42は、“ナプキン”からの漏れが無かった場合(S26:No)、処理S10を終了する。
【0074】
一方、選択図表示処理部42は、“ナプキン”からの漏れが有った場合(S26:Yes)、図8に示す、漏れの位置を選択させるための選択画面230を、画面33に表示させる(S27:第3表示処理)。
【0075】
選択画面230は、漏れ位置を選択するための6個のアイコン350〜355を含む。アイコン350は、画面33における“ナプキン”の前方に配置されたアイコンであり、『前』との表示を含む。
【0076】
アイコン351は、“ナプキン”の右横に配置されたアイコンであり、『右横』との表示を含み、アイコン352は、“ナプキン”の左横に配置されたアイコンであり、『左横』との表示を含む。
【0077】
アイコン353は、“ナプキン”の後方の右側に配置されたアイコンであり、『後方右横』との表示を含み、アイコン354は、“ナプキン”の後方の左側に配置されたアイコンであり、『後方左横』との表示を含む。
【0078】
また、アイコン355は、“ナプキン”の後方に配置されたアイコンであり、『後』との表示を含む。
【0079】
アイコン350〜355のうち、何れかのアイコンがタップされると、受付処理部44は、選択されたアイコンに対応する漏れ位置を、“情報I5”として受け付ける(S28:受付処理)。そして、処理S28が実行されると、処理S10を終了する。
【0080】
処理S10が終了すると、図3に示すように、通信部36は、処理S10で受け付けられた“情報I1”〜“情報I5”(“情報I5”が受け付けられていない場合は、“情報I1”〜“情報I4”)を、サーバ21に送信する(S11)。
【0081】
サーバ21の通信部102は、処理S11で送信された“情報I1”〜“情報I5”を受信する(S12)。そして、制御部100は、“情報I1”〜“情報I5”を、入力情報121として記憶部101に格納する(S13)。
【0082】
図9は、記憶部101に記憶される入力情報121の一例を示す図である。図9に示すように、各日時の入力情報121は、“情報I1”〜“情報I5”、及び経血量の計算結果を示す“経血量”を含む。ただし、便宜上、ここでは“年”は省略されている。
【0083】
図9において、1行目の“6月10日 15時00分”に受け付けられた“情報I1”は、商品がA1であることを示し、サイズが21cmであることを示す。また、“情報I2”は、拡散図として拡散図F1が選択されたことを示し、“情報I3”は、装着時間が3時間であることを示し、“情報I4”は、漏れが無いことを示す。
【0084】
このような“情報I1”〜“情報I5”の履歴を参照すると、利用者の生理の際の経血の量等の傾向を把握することができる。さらに、計算された“経血量”を参照すると、1枚の“ナプキン”が吸収した経血の量の傾向を把握することができる。具体的には、図9において、1行目の“6月10日 15時00分”において、“経血量”は、“3g”である。
【0085】
そして、図3の処理S13が実行されると、サーバ21の選択部110は、処理S13で格納された、最新の“情報I1”〜“情報I5”に基づいて、利用者に対するメッセージを選択する処理を実行する(S14)。
【0086】
図10は、メッセージ選択処理S14の一例を示すフローチャートである。まず、選択部110は、“情報I4”に基づいて、漏れが有るか否かを判定する(S30)。
【0087】
漏れが有ると判定された場合(S30:Yes)、選択部110は、漏れの位置を示す“情報I5”と、商品及びサイズを示す“情報I1”、拡散図を示す“情報I2”、装着時間を示す“情報I3”に基づいて、メッセージ情報122から、使用方法に関するメッセージXと、装着した“ナプキン”(第1吸収性物品)とは異なる“ナプキン”(第2吸収性物品)の使用を促すメッセージYと、の少なくとも何れか一方を選択する(S31)。
【0088】
一方、漏れが無いと判定された場合(S30:No)、選択部110は、商品及びサイズを示す“情報I1”、拡散図を示す“情報I2”、装着時間を示す“情報I3”に基づいて、メッセージ情報122から、使用方法に関するメッセージXと、装着した“ナプキン”(第1吸収性物品)とは異なる“ナプキン”(第2吸収性物品)の使用を促すメッセージYと、の少なくとも何れか一方を選択する(S32)。なお、選択部110が、“情報I1”〜“情報I5”に基づいて、メッセージ情報122から、メッセージを選択する処理S31,32の詳細については後述する。
【0089】
なお、“メッセージ情報X”に基づいて画面33に表示されるメッセージは、「第1メッセージ」に相当し、“メッセージ情報Y”に基づいて画面33に表示されるメッセージは、「第2メッセージ」に相当する。
【0090】
図3の処理S14が実行されると、通信部102は、選択されたメッセージ情報を端末20に送信する(S15)。そして、端末20の通信部36は、サーバ21から送信されたメッセージ情報を受信する(S16)。さらに、メッセージ表示処理部43は、通信部36が処理S16にて受信したメッセージ情報に基づいて、画面33に利用者に対するメッセージを表示する(S17:第1表示処理)。
【0091】
===選択部110の詳細とメッセージ選択処理S14における具体例===
図9に示す入力情報121を例に、選択部110がメッセージを選択する際の処理の具体的を説明する。
【0092】
選択部110は、例えば、所定の教師データに基づいて構築された、ニューラルネットワークによる学習モデルである。ここで、「所定の教師データ」は、所定のタイミングiで受け付けられた(情報I1,情報I2,情報I3,情報I4,情報I5)に対し、コンピュータシステム10の開発者等により選択された(メッセージ情報Xi,メッセージ情報Yi)が正解として対応付けられたデータである。つまり、選択部110は、過去の“情報I1”〜“情報I5”に対し、最適なメッセージが割り当てられた教師データにより構築された学習モデルである。
【0093】
この結果、選択部110に新たな(情報I1,情報I2,情報I3,情報I4,情報I5)が入力されると、選択部110は、いわゆる推論処理を実行し、入力に対応するメッセージ情報X,Yを選択して出力する。
【0094】
なお、本実施形態では、選択部110は、ニューラルネットワークによる学習モデルであることとしたが、これに限られず、例えばルールベースの処理を実行するブロックであっても良い。具体的には、選択部110は、予め定められた所定のルールと、(情報I1,情報I2,情報I3,情報I4,情報I5)と、に基づいて、メッセージ情報X,Yを選択する機能ブロックであっても良い。
【0095】
<<図9の1行目の情報>>
図9の1行目において、“情報I1”は、利用者が使用した“ナプキン”は、サイズが21cmの商品A1であることを示す。また、“情報I2”は、利用者の経血が、拡散図F1の様に、“ナプキン”のほぼ中央に楕円形状で拡散していたことを示す。さらに、“情報I3”は、“ナプキン”の装着時間が3時間であり、“情報I4”は、“ナプキン”から経血の漏れは無かったことを示す。また、“経血量”は、“3g”であることを示す。
【0096】
このような場合、選択部110は、メッセージ情報122から、例えば、“ナプキン”の使用方法に関する“メッセージ情報X1”を選択する。この結果、メッセージ表示処理部43は、図11に示すように、“メッセージ情報X1”に基づくメッセージ400を、画面33に表示させる。なお、メッセージ400は、『適したナプキンが正しく取り付けられています』との表示を含む。
【0097】
<<図9の2行目の情報>>
図9の2行目において、“情報I1”は、利用者が使用した“ナプキン”は、サイズが21cmの商品A1であることを示す。また、“情報I2”は、利用者の経血が、拡散図F2の様に、“ナプキン”の後方に楕円形状で拡散していたことを示す。さらに、“情報I3”は、“ナプキン”の装着時間が4時間であり、“情報I4”は、“ナプキン”から経血の漏れは無かったことを示す。また、“経血量”は、“3g”であることを示す。
【0098】
このような場合、選択部110は、メッセージ情報122から、例えば、“ナプキン”の使用方法に関する“メッセージ情報X2”を選択する。この結果、メッセージ表示処理部43は、図12に示すように、“メッセージ情報X2”に基づくメッセージ401を、画面33に表示させる。
【0099】
なお、メッセージ401は、『ナプキンの取り付け位置が後寄りになっています。 正しい装着方法の動画紹介 www.aaa・・・』との表示を含む。この結果、利用者は、例えば、メッセージ401に表示されたサイトにアクセスすることにより、正しい“ナプキン”の装着方法を把握することができる。
【0100】
<<図9の3行目の情報>>
図9の3行目において、“情報I1”は、利用者が使用した“ナプキン”は、サイズが21cmの商品A1であることを示す。また、“情報I2”は、利用者の経血が、拡散図F3の様に、“ナプキン”の前方に楕円形状で拡散していたことを示す。“情報I3”は、“ナプキン”の装着時間が4時間であり、“情報I4”は、“ナプキン”から経血の漏れが有ったことを示す。さらに、“情報I5”は、漏れの位置が前方であったことを示す。また、“経血量”は、“3g”であることを示す。
【0101】
このような場合、選択部110は、メッセージ情報122から、“ナプキン”の使用方法に関するメッセージ情報X3を選択する。この結果、メッセージ表示処理部43は、図13に示すように、“メッセージ情報X3”に基づくメッセージ402を、画面33に表示させる。
【0102】
なお、メッセージ402は、『ナプキンの取り付け位置が前寄りになっています。 正しい装着方法の動画紹介 www.aaa・・・』との表示を含む。この結果、利用者は、“ナプキン”を、適切な位置に装着することができるため、漏れを防止できる。
【0103】
<<図9の4行目の情報>>
図9の4行目において、“情報I1”は、利用者が使用した“ナプキン”は、サイズが23cmの商品B1であることを示す。また、“情報I2”は、利用者の経血が、拡散図F4の様に、“ナプキン”のほぼ全域に拡散していたことを示す。“情報I3”は、“ナプキン”の装着時間が8時間であり、“情報I4”は、“ナプキン”から経血の漏れが無かったことを示す。また、“経血量”は、“10g”であることを示す。
【0104】
このような場合、選択部110は、メッセージ情報122から、“ナプキン”の使用方法に関するメッセージ情報X4と、着用された“ナプキン”とは異なる種類の“ナプキン”の使用を促す“メッセージY1”とを選択する。この結果、メッセージ表示処理部43は、図14に示すように、“メッセージ情報X4”に基づくメッセージ403と、“メッセージ情報Y1”に基づくメッセージ410を、画面33に表示させる。
【0105】
なお、メッセージ403は、『ナプキンの装着時間が長すぎます。 推奨装着時間の動画紹介 www.xyz・・・』との表示を含む。この結果、利用者は、“ナプキン”の適切な装着時間に関する知見を得ることができるため、より確実に経血が“ナプキン”から漏れてしまうことを防止できる。
また、メッセージ410は、『商品B3がおすすめです。 商品B3の動画紹介 www.bbb・・・』との表示を含む。この結果、利用者は、より利用者に適した、例えば、サイズのより長い“ナプキン(商品B3)”を選択できる。したがって、利用者は、装着時間を短くし、より利用者に適した“ナプキン(商品B3)”を用いることにより、“ナプキン”から経血が漏れてしまうことを、より確実に防止できる。
【0106】
<<図9の5行目の情報>>
図9の5行目において、“情報I1”は、利用者が使用した“ナプキン”は、サイズが25cmの商品A2であることを示す。また、“情報I2”は、利用者の経血が、拡散図F5の様に、“ナプキン” の後方の広い領域に拡散していたことを示す。“情報I3”は、“ナプキン”の装着時間が4時間であり、“情報I4”は、“ナプキン”から経血の漏れが有ったことを示す。さらに、“情報I5”は、漏れの位置が後方であったことを示す。また、“経血量”は、“8g”であることを示す。
【0107】
ここで、装着時間が標準的な時間(例えば4時間)にも関わらず、拡散図F5の様に、経血が広い領域に拡散するのは、例えば、利用者の経血が排出される速度が、“ナプキン”の吸収速度より早いことが考えられる。
【0108】
このような場合、選択部110は、メッセージ情報122から、“ナプキン”の使用方法に関する“メッセージ情報X2”と、着用された“ナプキン”とは異なる種類の“ナプキン”の使用を促す“メッセージY2”とを選択する。
【0109】
そして、メッセージ表示処理部43は、図15に示すように、“メッセージ情報X2”に基づくメッセージ401と、“メッセージ情報Y2”に基づくメッセージ411と、を画面33に表示させる。なお、メッセージ401は、図12に示したメッセージと同じである。
【0110】
また、メッセージ411は、『商品B4がおすすめです。 商品B4の動画紹介 www.ccc・・・』との表示を含む。この結果、利用者は、より利用者に適した、例えば経血の吸収速度の速い“ナプキン(商品B4)”を選択しつつ、利用者に適した位置に装着できる。この結果、利用者は、“ナプキン”から経血が漏れてしまうことを、より確実に防止できる。
【0111】
<<図9の6行目の情報>>
図9の6行目において、“情報I1”は、利用者が使用した“ナプキン”は、サイズが21cmの商品A1であることを示す。また、“情報I2”は、利用者の経血が、拡散図F6の様に、離間して“ナプキン”の3か所に拡散していたことを示す。“情報I3”は、“ナプキン”の装着時間が3時間であり、“情報I4”は、“ナプキン”から経血の漏れが無かったことを示す。また、“経血量”は、“5g”であることを示す。
【0112】
ここで、拡散図F6の様に、経血が離間して拡散するのは、例えば、利用者の経血が排出される速度が、“ナプキン”の吸収速度より遅く、経血が利用者の体を伝ってしまうためと考えられる。
【0113】
このような場合、選択部110は、メッセージ情報122から、着用された“ナプキン”とは異なる種類の“ナプキン”の使用を促す“メッセージ情報Y3”を選択する。
【0114】
そして、メッセージ表示処理部43は、図16に示すように、“メッセージ情報Y3”に基づくメッセージ412を、画面33に表示させる。
【0115】
メッセージ412は、『商品B5がおすすめです。 商品B5の動画紹介 www.ddd・・・』との表示を含む。この結果、利用者は、より利用者の経血の出方に適した“ナプキン(商品B5)”を選択することができる。また、拡散図F6のような場合、使用者が使っているショーツの影響も考えられる。このような場合、サイズやナプキンが体に密着し易いサイズやタイプの生理用ショーツの使用を促す別メッセージを、画面33に表示させることもできる。
【0116】
===その他の実施の形態===
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。また、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更や改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれるのはいうまでもない。例えば、以下に示すような変形が可能である。
【0117】
<<経血が付着された画像を用いる場合>>
例えば、本実施形態では、“ナプキン”に付着した経血の状態を示す情報として、図6の複数の拡散図F1〜F6が用いられたが、この限りではない。“ナプキン”に付着した経血の状態を示す情報とし、例えば、カメラ34で取得された、経血が付着した“ナプキン”の画像を用いても良い。そして、このような場合、例えば、複数の画像に対し、適切なメッセージ情報X,Yを割り当てた教師データに基づいて、学習モデルを構築することにより、本実施形態と同様の処理を実行できる。
【0118】
つまり、“ナプキン”に付着した経血の状態を示す情報として、例えば経血が付着した“ナプキン”の画像の様に、“ナプキン”に対して付着した経血の領域の形と、経血の領域の広さと、“ナプキン”に対する経血の領域の位置と、を特定できる情報を用いることにより、本実施形態と同様の処理が可能となる。
【0119】
<<入力情報121の履歴の利用>>
また、本実施形態では、利用者により“情報I1”〜“情報I5”が入力される毎に、“情報I1”〜“情報I5”は、記憶部101に格納される。そして、制御部100は、“経血量”を計算し、“情報I1”〜“情報I5”に対応させて、記憶部101に格納する。このため、入力情報121の履歴を参照することにより、例えば、生理開始〇日目に経血が多い等の利用者の生理のパターンや生理期間中のおおよその経血量が把握可能となる。
【0120】
例えば、制御部100により、このような生理のパターンが抽出されると、選択部110は、生理のパターンに基づいて決められたルールに基づいて、メッセージを選択しても良い。このような、過去の入力情報121の履歴を用いることにより、利用者に対しより適切なメッセージが提供可能となる。
【0121】
<<他の入力情報の利用>>
本実施形態では、利用者により、“情報I1”〜“情報I5”が入力され、メッセージX,Yが選択されることとしたが、入力される情報は、“情報I1”〜“情報I5”に限られない。
例えば、利用者が、生理用のショーツ(生理用下着)を使用していたか否かを示す情報(以下、“情報I6”)、利用者の下着の上の服装(例えば、例えばズボンを着用していたか、スカートを着用していたか)を示す情報(以下、“情報I7”)、利用者の生活に関する情報(“生活情報”)、を入力される情報(以下、“情報I8”)としても良い。なお、“生活情報”とは、例えば、利用者が生理の際の利用者の主な姿勢や運動をしていたか否かを含む情報である。
【0122】
そして、選択部110は、“情報I1”〜“情報I5”に加え、上述した“情報I6”〜“情報I8”を参照しつつ、メッセージX,Yを選択するよう、構成されても良い。このような場合、より多くの入力情報に基づいて、利用者に適切な“ナプキン”に関するメッセージを提供することができる。また、これらの“情報I1”〜“情報I8”に基づいて、利用者に適した生理用のショーツ等の関係物品の使用を促すメッセージ(第3のメッセージ)を表示させても良い。
【0123】
<<他の拡散図が選択された場合>>
上述したように、図6の選択画面210に表示される拡散図F1〜F6は一例であり、例えば、選択画面210は、図17に示す拡散図F7を含む。なお、図17では、選択画面210において、利用者が、拡散図F7を選択し易いよう、拡散図F7を拡大した状態が示されている。
また、拡散図F7は、経血が、“ナプキン”のほぼ中央にわずかに付着し、吸収された状態を示す図である。
【0124】
<<図18の3行目の情報>>
図18は、図9とは異なる入力情報121の一例を示す図である。図9と同様に、各日時の入力情報121は、“情報I1”〜“情報I5”、及び“経血量”を含む。
図18の3行目において、“6月11日 5時00分”に受け付けられた“情報I1”は、利用者が使用した“ナプキン”は、サイズが21cmの商品A1であることを示す。また、“情報I2”拡散図として拡散図F7が選択されたことを示し、“情報I3”は、装着時間が8時間であることを示し、“情報I4”は、漏れが無かったことを示す。また、“経血量”は、“1g以下”であることを示す。
【0125】
このような場合、選択部110は、メッセージ情報122から、“ナプキン”の使用方法に関するメッセージ情報X5と、着用された“ナプキン”とは異なる種類の“ナプキン”または“パンティライナー”の使用を促す“メッセージY4”とを選択する。この結果、メッセージ表示処理部43は、図19に示すように、“メッセージ情報X5”に基づくメッセージ420と、“メッセージ情報Y10”に基づくメッセージ421とを、画面33に表示させる。
【0126】
なお、メッセージ420は、『ナプキンは適切な位置に取り付けられています。』との表示を含む。また、メッセージ421は、『商品B6がおすすめです。 商品B6の動画紹介 www.eee・・・』との表示を含む。この結果、利用者は、より利用者に適した、例えば、サイズのより短い・薄型“ナプキンまたはパンティライナー(商品B6)”を選択できる。この結果、利用者は、より快適に過ごすことができる。
【0127】
また、本実施形態では、メッセージとして、利用者が使用している商品とは異なる商品を画面33に表示することとしたが、“ナプキン”(第1吸収性物品)とは異なるタイプ(昼用・夜用、薄型・厚型など)の“ナプキン”(第2吸収性物品)の使用を促すメッセージYを表示することとしても良い。このような場合でも、本実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0128】
また、本実施形態の提供方法として、端末20に専用のアプリケーションを搭載し、サーバ21に搭載されたプログラムと、端末20に搭載されたアプリケーションとが連携することで、本実施形態を利用者に提供してもよい。また、端末20は汎用的なブラウザを搭載し、端末20の汎用的なブラウザを介してサーバ21と接続されることで、本実施形態を利用者に提供するようにしてもよい。
【0129】
また、実行可能なプログラムが記憶された非一時的なコンピュータ可読媒体(non−transitory computer readable medium with an executable program thereon)を用いて、コンピュータにプログラムを供給することも可能である。なお、非一時的なコンピュータの可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、CD−ROM(Read Only Memory)等がある。
【符号の説明】
【0130】
10 コンピュータシステム
20 端末
21 サーバ
30,101 記憶部
31,100 制御部
32 入力部
33 画面
34 カメラ
35 計時部
36,102 通信部
40 入力画面表示処理部
41 拡散図表示処理部
42 選択図表示処理部
43 メッセージ表示処理部
44 受付処理部
110 選択部
120 利用者情報
121 入力情報
122 メッセージ情報
200,220 入力画面
210,230 選択画面
300,301 タブ
350〜355 アイコン
320〜322,400〜403,410,411,412,420,421 メッセージ
F1〜F7 拡散図
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19