特開2021-72870(P2021-72870A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2021-72870(P2021-72870A)
(43)【公開日】2021年5月13日
(54)【発明の名称】防虫製品
(51)【国際特許分類】
   A01M 1/20 20060101AFI20210416BHJP
   A01P 7/04 20060101ALI20210416BHJP
   A01N 25/34 20060101ALI20210416BHJP
【FI】
   A01M1/20 C
   A01P7/04
   A01N25/34 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】OL
【公開請求】
【全頁数】16
(21)【出願番号】特願2021-24263(P2021-24263)
(22)【出願日】2021年2月18日
(71)【出願人】
【識別番号】000002093
【氏名又は名称】住友化学株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002734
【氏名又は名称】特許業務法人藤本パートナーズ
(72)【発明者】
【氏名】廣瀬 行洋
(72)【発明者】
【氏名】小野田 夏輝
(72)【発明者】
【氏名】奥村 幸司
【テーマコード(参考)】
2B121
4H011
【Fターム(参考)】
2B121AA11
2B121CA02
2B121CA15
2B121CA16
2B121CA42
2B121CA51
2B121CA53
2B121CA64
2B121CA81
2B121CC02
2B121EA01
2B121EA02
2B121FA01
4H011AC01
(57)【要約】
【課題】比較的、害虫防除成分を揮散させ易く且つ拡散させ易い防虫製品を提供することを課題とする。
【解決手段】害虫防除成分を揮散する揮散体と、送風装置が発生させる気流中に前記揮散体を固定する固定具とを備える、防虫製品。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
害虫防除成分を揮散する揮散体と、送風装置が発生させる気流中に前記揮散体を固定する固定具とを備える、防虫製品。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、防虫製品に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、害虫防除成分を揮散する揮散体を備えた防虫製品が知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、害虫防除成分を含む樹脂組成物がネット状に成形された樹脂成形体を備える防虫製品が提案されている。該樹脂成形体は、前記揮散体として機能するものであり、より詳しくは、表面にブリードアウトさせた害虫防除成分を周囲環境へ揮散させる機能を有している。また、該樹脂成形体は、ネット状であることによって表面積が大きくなっており、それによって、害虫防除成分を比較的効率良く揮散させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特許第4643402号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上記のような防虫製品は、周囲環境に依って性能に影響が生じ得る。例えば、周囲環境における気流の大きさや気流の向きによって、揮散体表面からの害虫防除成分の揮散速度や、揮散した害虫防除成分の周囲環境への拡散の程度に影響が生じ得る。
【0006】
上記事情に鑑み、本発明は、比較的、害虫防除成分を揮散させ易く且つ拡散させ易い防虫製品を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る防虫製品は、
害虫防除成分を揮散させる揮散体と、送風装置が発生させる気流中に前記揮散体を固定する固定具とを備える。
【0008】
斯かる構成によれば、固定具によって、送風装置が発生させる気流中に揮散体を固定することができるため、比較的、害虫防除成分を揮散させ易く且つ拡散させ易くなる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、比較的、害虫防除成分を揮散させ易く且つ拡散させ易い防虫製品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1図1は、第1の実施形態に係る防虫製品を示す概略正面図である。
図2図2は、第2の実施形態に係る防虫製品を示す概略図である。
図3図3は、防虫製品を扇風機に固定する使用方法を示す図である。
図4図4は、防虫製品を扇風機に固定する別の使用方法を示す図である。
図5図5は、防虫製品を扇風機に固定するさらに別の使用方法を示す図である。
図6図6は、防虫製品を扇風機に固定するさらに別の使用方法を示す図である。
図7図7は、防虫製品を携帯型扇風機に固定する使用方法を示す図である。
図8図8は、防虫製品をエア・コンディショナーに固定する使用方法を示す図である。
図9図9は、防虫製品をエア・コンディショナーに固定する別の使用方法を示す図である。
図10図10は、防虫製品をスポットクーラーに固定する使用方法を示す図である。
図11図11は、防虫製品をスポットクーラーに固定する別の使用方法を示す図である。
図12図12は、防虫製品をヒーターに固定する使用方法を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、図1を参照しつつ、本発明の第1の実施形態に係る防虫製品1xについて説明する。
【0012】
図1に示されるように、本実施形態に係る防虫製品1xは、害虫防除成分を揮散させる揮散体10と、送風装置Aが発生させる気流中に揮散体10を固定する固定具20とを備えている。より具体的には、防虫製品1xは、シート状の揮散体10から揮散した害虫防除成分を通過させつつ揮散体10を収納する直方体状の収納ケース30を備え、収納ケース30に固定具20が取り付けられている。
【0013】
本実施形態の揮散体10は、害虫防除成分を含む樹脂組成物がネット状に成形された樹脂成形体10aである。樹脂成形体10aは、担持した害虫防除成分を表面にブリードアウトさせるように構成されている。
【0014】
本実施形態の樹脂成形体10aは、平面視において矩形状に形成されている。
【0015】
前記害虫防除成分は、常温において揮散性を有する成分である。
【0016】
前記害虫防除成分としては、例えば、下記式(1)で示されるエステル化合物が挙げられる。
(式中、Rは水素原子又はメチル基を表し、
はメチル基又はCH=CR2122(式中、R21及びR22は独立して、水素原子、メチル基又は塩素原子を表す)を表し、
は水素原子、メチル基又はメトキシメチル基を表す)
【化1】
【0017】
式(1)で示されるエステル化合物としては、例えば、メトフルトリン、プロフルトリン、ジメフルトリン、テトラメチルフルトリン、メトフルトリン(1Rトランス体)、プロフルトリン(1Rトランス体)、ジメフルトリン(1Rトランス体)、トランスフルトリン、トランスフルトリン(1Rトランス体)、メトフルトリン(E/Z=1/8)、及びプロフルトリン(E/Z=1/8)等が挙げられる。
【0018】
上記の他、前記害虫防除成分としては、ピレトリン、エンペントリン、アレスリン、プラレスリン、d−レスメトリン、d−フェノトリン、シフェノトリン、シハロトリン、シフルトリン、ビフェントリン、フェンバレレート、フェンプロパスリン、エトフェンプロクス、フルフェンブロックス、テフルトリン、メパーフルトリン、d−アレスリン、d−プラレトリン、d−シフェノトリン、ヘプタフルトリン、フラメトリン、d−フラメトリン、テトラメスリン、d−テトラメスリン、パーメスリン、サイパーメスリン、デルタメスリン、モンフルオロトリン、イミプロトリン、トラロメトリン等が挙げられる。また、前記害虫防除成分としては、ペニーロイヤル油、レモングラス油、ヒバ油、ペパーミント油、ユーカリ油等の天然製油や、プレゴン、シトラール、シトロネラ―ル、ヒノキチオール、シネオール、樟脳、パラジクロロベンゼン等が挙げられる。
【0019】
前記害虫防除成分は、1種単独で又は2種以上を混合して使用することができる。
【0020】
前記害虫防除成分の含有量は、樹脂成形体10aの総質量に対して、通常0.01〜40質量%であり、0.1〜30質量%であることが好ましい。
【0021】
前記樹脂としては、例えば、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリオレフィン(低密度及び高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリスチレン)、アクリロニトリル−スチレン共重合体(AS)、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体(ABS)、ポリエステル(例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET))、ポリカーボネート、ポリビニルアセタール、ポリアミド(例えば、6−ナイロン、6,6−ナイロン等のナイロン)、ポリウレタン、ポリフェニレンエーテル、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリフェニレンスルフィド、ポリアリレート、メタクリル酸樹脂、ポリ酢酸ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)、エチレン−メタクリル酸メチル共重合体、ポリビニルピロリドン−メタアクリル酸共重合体、ポリビニルピロリドン−酢酸ビニル共重合体、セルロース誘導体類、フェノール樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、ポリビニルアルコール、ポリグリコール酸、ポリブチレンサクシネート、ポリブチレンサクシネート-co-アジペート、ポリブチレンアジペートテレフタレート、ポリエチレンテレフタレートサクシネート、ポリ乳酸、ポリヒドロキシアルカノエート、3−ヒドロキシ酪酸−3−ヒドロキシヘキサン酸共重合ポリエステル等が挙げられる。
【0022】
前記樹脂は、1種単独で又は2種以上を混合して使用することができる。
【0023】
前記樹脂の含有量は、樹脂成形体10aの総質量に対して、通常1〜99質量%であり、30〜90質量%であることが好ましい。
【0024】
樹脂成形体10aは、共力剤を含んでいてもよい。該共力剤としては、例えば、ピペロニルブトキサイド(piperonyl butoxide)、セサメックス(sesamex)、スルホキシド(sulfoxide)、N−(2−エチルへキシル)−8,9,10−トリノルボルン−5−エン−2,3−ジカルボキシイミド(MGK264)、N−デクリイミダゾール(N-declyimidazole)、WARF−アンチレジスタント(WARF-antiresistant)、TBPT、TPP、IBP、PSCP、ヨウ化メチル、t−フェニルブテノン(t-phenylbutenone)、ジエチルマレエート(diethylmaleate)、DMC、FDMC、ETP、ETN、及びd−リモネン等が挙げられる。
【0025】
なお、揮散体10としては、樹脂成形体10aの代わりに、樹脂ネットや樹脂プレート等に有効成分を添加、塗布もしくは含浸させてなる揮散体を用いてもよい。
【0026】
また、揮散体10としては、樹脂成形体10aの代わりに、紙、絹、綿、麻、不織布等の布材、メッシュ材、ハニカム材、発泡材、プリーツ成形された布材、マット材、シート材等に害虫防除成分を含浸担持させてなる揮散体を用いてもよい。
【0027】
揮散体10の形状は、ネット状に限定されることはなく、プレート、フィルム、棒状、渦巻状、球状等であってもよい。また、揮散体10の表面積の大きさは、特に限定されるず、所望の揮散量となるように調整され得る。
【0028】
本実施形態の固定具20aは、固定具20aを送風装置Aに直接的に接合するための接合部21と、固定具20aを収納ケース30に取り付けるための取付部22とを有している。
【0029】
本実施形態の接合部21を構成する接合手段は、送風装置Aが有する平滑面に吸着可能な吸盤を採用している。なお、接合部21の接合手段は吸盤に限定されず、送風装置Aの形状や大きさによって変更することが可能である。例えば、接合部21の接合手段は、シリコン製のパッド、両面テープ、接着剤等であってもよい。また、接合部21の接合手段は、面ファスナー、磁石、フック等であってもよい。
【0030】
本実施形態の取付部22は、接合部21を支持する支持部221と、支持部221から延在し収納ケース30の側面部に係合可能な複数の係合部222とを有している。なお、取付部22の形態は、採用される接合部21の形態に応じて適宜変更することが可能である。例えば、接合部21が吸盤やシリコン製のパッドによって構成される場合、取付部22と接合部21とは一体的に形成されていてもよい。また、接合部21が両面テープや面ファスナーによって構成される場合、支持部221は、これらを接着するための十分な面積を有していることが好ましい。
【0031】
係合部222は、収納ケース30の側面部に沿ってスライド可能に構成されることが好ましい。これによって、送風装置Aが発生させる気流中における樹脂成形体10aの位置合わせが容易になる。
【0032】
収納ケース30は、樹脂成形体10aが一平面に沿って延在するように樹脂成形体10aを支持し、且つ、樹脂成形体10aから揮散した害虫防除成分を外部へ通過させるように構成されている。本実施形態の収納ケース30は、樹脂成形体10aの端縁部を取り囲むように環状に形成されたケース本体31と、樹脂成形体10aをその厚み方向の両側から支持する一対の網状部32とを有している。また、網状部32は、樹脂成形体10aの面積よりも小さい面積の開口33を複数形成しており、これによって、収納ケース30は樹脂成形体10aから揮散した害虫防除成分を外部へ通過させることが可能となっている。
【0033】
次に、図2を参照しつつ、本発明の第2の実施形態に係る防虫製品1yについて説明する。
【0034】
図2に示されるように、本実施形態に係る防虫製品1yは、揮散体10として、前記害虫防除成分及び/又は前記共力剤を含む薬液11を吸収しつつ揮散させる吸液芯10bと、薬液11及び薬液11に一部が浸漬された状態の吸液芯10bを収容する容器40とを備えている。さらに、防虫製品1yは、容器40を格納するホルダー50と、吸液芯10bの薬液11に浸漬していない部分を加熱するヒーター60と、送風装置Aが発生させる気流中に吸液芯10bを固定する固定具20bとを備えている。
【0035】
吸液芯10bは、薬液11に浸漬された浸漬部12と、薬液11に浸漬されていない非浸漬部13とを有するように構成されている。これによって、吸液芯10bは、浸漬部12において薬液11を吸収しつつ、非浸漬部13から薬液11を揮散するように構成されている。
【0036】
吸液芯10bは、表面張力によって薬液11を吸収可能に構成されている。吸液芯10bとしては、無機繊維又は多孔質材料が芯状に成形されたものが挙げられる。
【0037】
例えば、吸液芯10bとしては、グラスファイバーや石綿等の無機繊維が石膏やベントナイト等の結合剤によって芯状に成形されたものが挙げられる。
【0038】
吸液芯10bを構成する多孔質材料としては、カオリン、活性白土、タルク、珪藻土、クレー、パーライト、ベントナイト、アルミナ、シリカ、アルミナシリカ、チタニア、ガラス質火山岩焼成粉末、ガラス質火山灰焼成粉末等の鉱物質粉末、又は、該鉱物質粉末と必要に応じて添加される木粉、炭粉、活性炭等とを含むものが挙げられる。このような多孔質材料を用いる場合、前記結合剤としては、ポリビニルアルコールを熱処理したもの、メラミン樹脂に重クロム酸アンモニウムのような耐水化剤を添加したもの、架橋型デンプン、これとα−デンプンとの混合物、α−グルテンとカプロラクトンとの混合物等が挙げられる。
【0039】
その他の前記多孔質材料としては、アルミナ粒子、ジルコニア粒子、コージライト粒子等のセラミック粒子が焼結されたものが好適に用いられ得る。
【0040】
吸液芯10bは、その側面が保護層によって被覆されていてもよい。該保護層を構成する材料としては、ポリエステル、ナイロン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、メタクリル酸樹脂、フェノール樹脂等の樹脂材料、銅、真鍮、鉄、ステンレス鋼、アルミニウム等の金属材料が挙げられる。
【0041】
本実施形態の吸液芯10bの形状は円筒状である。吸液芯10bは、少なくとも先端部131が容器40の外部に配され得る長さを有していることが好ましい。
【0042】
本実施形態の容器40は、薬液11を収容する容器本体41と、吸液芯10bを挿通可能な貫通孔421が形成された蓋体42とを有している。容器40は、吸液芯10bの非浸漬部13における少なくとも先端部131を外部に突出させるように構成されている。
【0043】
薬液11は、前記害虫防除成分及び/又は前記共力剤の他、エチレングリコール系エーテル、プロピレングリコール系エーテル、ジアルキルグリコール系エーテル等のグリコールエーテルと、水とを含むことが好ましい。
【0044】
前記エチレングリコール系エーテルとしては、例えば、エチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノイソプロピルエーテル、ジエチレングリコールモノイソプロピルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノイソブチルエーテル、ジエチレングリコールモノイソブチルエーテル、エチレングリコールモノアリルエーテル等が挙げられる。
【0045】
前記プロピレングリコール系エーテルとしては、例えば、プロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、トリプロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノプロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノプロピルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノアリルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル等が挙げられる。
【0046】
前記ジアルキルグリコール系エーテルとしては、例えば、エチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、トリエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル等が挙げられる。
【0047】
薬液11の総質量に対する前記害虫防除成分の含有量は、0.01〜5質量%であることが好ましい。また、薬液11の総質量に対する前記グリコールエーテルの含有量は、10〜50質量%であることが好ましい。また、薬液11の総質量に対する前記水の含有量は、20〜85質量%であることが好ましい。
【0048】
薬液11は、さらに、増粘剤、界面活性剤、分散剤、安定化剤、香料、及び防腐剤等の任意の添加剤を含んでいてもよい。
【0049】
本実施形態のホルダー50は、吸液芯10bの先端部131を露出させる開口511を有している。より具体的には、ホルダー50は、吸液芯10bの先端部131を内側に配し得る開口511が形成された上面部51を有している。また、ホルダー50の開口縁部52には、ヒーター60が設けられている。
【0050】
本実施形態のヒーター60は、吸液芯10bの先端部131を周方向にわたって囲うようにリング状に形成されている。ヒーター60は、吸液芯10bの側面から1〜5mm程度径方向外方に離れるように配されることが好ましい。ヒーター60の加熱温度は、150℃以下であることが好ましい。ヒーター60は、防虫製品1yに備えられた電池等の電源からの電気又は電源コードから供給される電気等によって加熱されるように構成されている。
【0051】
本実施形態の固定具20bは、ホルダー50の側面部から上方に向かって延びるように形成された延出部23と、延出部23の先端部から下方に向かって湾曲するように形成された引掛け部24とを有している。
【0052】
延出部23は、その長さを伸縮可能に構成されることが好ましい。これによって、送風装置Aが発生させる気流中における吸液芯10bの位置合わせが容易になる。
【0053】
固定具20bを構成する材料としては、例えば、樹脂材料、金属材料等が挙げられる。
【0054】
送風装置Aとしては、例えば、リビングファン、タワーファン、羽なし扇風機、卓上扇風機、携帯型扇風機、サーキュレーター等の扇風機、冷風扇、エア・コンディショナー、スポットクーラー、冷却ファン、ヒーター、空気清浄機、シーリングファン、換気扇等の送風可能な装置が挙げられる。また、送風装置Aは、ストーブのように、発熱によって上昇気流を生じさせる装置であってもよい。
【0055】
送風装置Aが発生させる気流の温度には特に制限がなく、所望の揮散量となるように自由に設定できる。
【0056】
上記した防虫製品1x、1yは、種々の害虫に対して効果を発揮する。例えば、防虫製品1x、1yは以下に示される害虫に対して効果を発揮し得る。
【0057】
半翅目害虫:ヒメトビウンカ(Laodelphax striatellus)、トビイロウンカ(Nilaparvata lugens)、セジロウンカ(Sogatella furcifera)等のウンカ類、ツマグロヨコバイ(Nephotettix cincticeps)、タイワンツマグロヨコバイ(Nephotettix virescens)等のヨコバイ類、アブラムシ類、カメムシ類、コナジラミ類、カイガラムシ類、グンバイムシ類、キジラミ類等;
【0058】
鱗翅目害虫:ニカメイガ(Chilo suppressalis)、コブノメイガ(Cnaphalocrocis medinalis)、ノシメマダラメイガ(Plodia interpunctella)等のメイガ類、ハスモンヨトウ(Spodoptera litura)、アワヨトウ(Pseudaletia separata)、ヨトウガ(agrotis segetum)等のヨトウ類、モンシロチョウ(Pieris rapae)等のシロチョウ類、チャノコカクモンハマキ(Adoxophyes honmai)、リンゴコカクモンハマキ(Adoxophyes orana)等のハマキガ類、シンクイガ類(Carposinidae)、ハモグリガ類(Lyonetiidae)、ドクガ類(Lymantriidae)、ウワバ類(Autographa)、カブラヤガ(Agrotis segetum)及びタマナヤガ(Agrotis ipsolon)等のアグロティス属(Agrotis spp.)、ヘリコベルパ属(Helicoverpa spp.)、へリオティス属(Heliothis spp.)、コナガ(Plutella xylosttella)、イチモンジセセリ(Parnara guttata)、イガ(Tinea translucens)、コイガ(Tineola bisselliella)等;
【0059】
双翅目害虫:タネバエ(Delia platura)、タマネギバエ(Delia antiqua)、テンサイモグリハナバエ(Pegomya cunicularia)等のハナバエ科(Anthomyiidae)、シュガービートルートマゴット(Tetanops myopaeformis)等のハネフリバエ科(Ulidiidae)、イネハモグリバエ(Agromyza oryzae)、トマトハモグリバエ(Liriomyza sativae)、マメハモグリバエ(Liriomyza trifolii)、ナモグリバエ(Chromatomyia horticola)等のハモグリバエ科(Agromyzidae)、イネキモグリバエ(Chlorops oryzae)等のキモグリバエ科(Chloropidae)、ウリミバエ(Bactrocera cucurbitae)、ミカンコミバエ(Bactrocera dorsalis)、ナスミバエ(Bactrocera latifrons)、オリーブミバエ(Bactrocera oleae)、クインスランドミバエ(Bactrocera tryoni)、チチュウカイミバエ(Ceratitis capitata)、アップルマゴット(Rhagoletis pomonella)、オウトウハマダラミバエ(Rhacochlaena japonica)等のミバエ科(Tephritidae)、イネヒメハモグリバエ(Hydrellia griseola)、トウヨウイネクキミギワバエ(Hydrellia philippina)、イネクキミギワバエ(Hydrellia sasakii)等のミギワバエ科(Ephydridae)、オウトウショウジョウバエ(Drosophila suzukii)、キイロショウジョウバエ(Drosophila melanogaster)等のショウジョウバエ科(Drosophilidae)、オオキモンノミバエ(Megaselia spiracularis)等のノミバエ科(Phoridae)、オオチョウバエ(Clogmia albipunctata)等のチョウバエ科(Psychodidae)、チビクロバネキノコバエ(Bradysia difformis)等のクロバネキノコバエ科(Sciaridae)、ヘシアンバエ(Mayetiola destructor)、イネノシントメタマバエ(Orseolia oryzae)等のタマバエ科(Cecidomyiidae)、Diopsis macrophthalma等のシュモクバエ科(Diopsidae)、Glossina palpalis、Glossina morsitans等のツェツェバエ科(Glossinidae)、アシマダラブユ(Simulium japonicum)、Simulium damnosum等のブユ科(Simuliidae)、サシチョウバエ亜科 (Phlebotominae)、キリウジガガンボ(Tipula aino)、コモンクレーンフライ(Tipula oleracea)、ヨーロピアンクレーンフライ(Tipula paludosa)等のガガンボ科(Tipulidae)、アカイエカ(Culex pipiens pallens)、コガタアカイエカ(Culex tritaeniorhynchus)、チカイエカ(Culex pipiens f. molestus)、ネッタイイエカ(Culex quinquefasciatus)、トビイロイエカ(Culex pipiens pipiens)、ニセシロハシイエカ(Culex vishnui)、ヒトスジシマカ(Aedes albopictus)、ネッタイシマカ(Aedes aegypti)、シナハマダラカ(Anopheles sinensis)、ガンビエハマダラカ(Anopheles gambiae)、ステフェンスハマダラカ(Anopheles stephensi)、Anopheles coluzzii、Anopheles albimanus、Anopheles sundaicus、Anopheles arabiensis、Anopheles funestus、Anopheles darlingi、Anopheles farauti、Anopheles minimus等のカ科(Culicidae)、キアシオオブユ(Prosimulium yezoensis)、ツメ卜ゲブユ(Simulium ornatum)等のブユ科(Simulidae)、ウシアブ(Tabanus trigonus)等のアブ科(Tabanidae)、イエバエ(Musca domestica)、オオイエバエ(Muscina stabulans)、サシバエ(Stomoxys calcitrans)、ノサシバエ(Haematobia irritans)等のイエバエ科(Muscidae)、クロバエ科(Calliphoridae)、ニクバエ科(Sarcophagidae)、オオユスリカ(Chironomus plumosus)、セスジユスリカ(Chironomus yoshimatsui)、ハイイロユスリカ(Glyptotendipes tokunagai)等のユスリカ科(Chironomidae)、ヒメイエバエ科(Fannidae);
【0060】
鞘翅目害虫:ウエスタンコーンルートワーム(Diabrotica virgifera virgifera)、サザンコーンルートワーム(Diabrotica undecimpunctata howardi)等のコーンルートワーム類、ドウガネブイブイ(Anomala cuprea)、ヒメコガネ(Anomala rufocuprea)等のコガネムシ類、コクゾウムシ(Sitophilus zeamais)、イネミズゾウムシ(Lissorhoptrus or yzophilus)、ワタミゾウムシ(Anthonomus grandis)、アズキゾウムシ(Callosobruchuys chienensis)等のゾウムシ類、チャイロコメノゴミムシダマシ(Tenebrio molitor)、コクヌストモドキ(Tribolium castaneum)等のゴミムシダマシ類、イネドロオイムシ(Oulema oryzae)、キスジノミハムシ(Phylltreta nemorum)、ウリハムシ(Aulacophora femoralis)等のハムシ類、シバンムシ類、ニジュウヤホシテントウ(Epilachna vigintioctopunctata)等のエピラクナ属(Epilachna spp.)、ヒラタキクイムシ類、ナガシンクイムシ類、カミキリムシ類、アオバアリガタハネカクシ(Paederus fuscipes)等;
【0061】
網翅目害虫:チャバネゴキブリ(Blattella germanica)、クロゴキブリ(Periplaneta fuliginosa)、ワモンゴキブリ(Periplaneta americana)、トビイロゴキブリ(Periplaneta brunnea)、トウヨウゴキブリ(Blatta orientalis)等;
【0062】
総翅目害虫:ミナミキイロアザミウマ(Thrips palmi)、ミカンキイロアザミウマ(Frankliniella occidentalis)、ハナアザミウマ(Thrips hawawiiensis)等;
【0063】
膜翅目害虫:アリ類、スズメバチ類、アリガタバチ類、カブラハバチ(Athalia rosae)等のハバチ類等;
【0064】
直翅目害虫:ケラ類、バッタ類等;
【0065】
隠翅目害虫:ヒトノミ(Pulex irritans)、ネコノミ(Ctenocephalides felis)等;
【0066】
シラミ目害虫:ヒトジラミ(Pediculus humanus)、ケジラミ(Phthirus pubis)、ウシジラミ(Haematopinus eurysternus)等;
【0067】
等翅目害虫:ヤマトシロアリ(Reticulitermes speratus)、イエシロアリ(Coptotermes formosanus);
【0068】
ダニ目害虫:コナヒョウヒダニ(Dermatophagoides farinae)、ヤケヒョウヒダニ(Dermato phagoides ptrenyssnus)等のヒョウヒダニ類、ケナガコナダニ(Tyrophagus putrescentiae)、ムギコナダニ(Aleuroglyphus ovatus)等のコナダニ類、チリニクダニ(Glycyphagidae privatus)、イエニクダニ(Glycyphagidae domesticus)、サヤアシニクダニ(Glycyphagidae destructor)等のニクダニ類、クワガタツメダニ(Cheyletus malaccensis)、フトツメダニ(Cheyletus malaccesis)等のツメダニ類、ホコリダニ類、マルニクダニ類、イエササラダニ類、ハダニ類、イエダニ(Ornithonyssus bacoti)、トリサシダニ(Ornithonyssus sylvairum)、ワクモ(Dermanyssus gallinae)等のサシダニ類、フタトゲチマダニ(Haemaphysalis longicornis)、クリイロコイタマダニ(Rhipicephalus sanguineus)、オウシマダニ(Boophilus microplus)等のマダニ類、ナミハダニ(Tetranychus urticae)、カンザワハダニ(Tetranychus kanzawai)、ミカンハダニ(Panonychus citri)、リンゴハダニ(Panonychus ulmi)等が挙げられる。
【0069】
防虫製品1x、1yは、特に蚊(例えばアカイエカ、ネッタイイエカ、チカイエカ、コダカアカイエカ等のイエカ類、ヒトスジシマカ、ネッタイシマカ、オオクロヤブカ等のヤブカ類、シナハマダラカ、コガタハマダラカ、ガンビアハマダラカ等のハマダラカ類)等の吸血害虫の防除に有用である。
【0070】
次に、防虫製品1の使用方法について説明する。
【0071】
例えば、送風装置Aの気流が壁、床、又は天井に沿って流れ易くなるように送風装置Aを設置し、且つ、防虫製品1を固定具20によって壁等に固定してもよい。これによって、揮散体10が該気流中に固定されることとなるため、比較的、害虫防除成分が揮散し易く且つ拡散し易くなる。
【0072】
また、さらに、害虫防除成分が揮散し易く且つ拡散し易くなるように、送風装置Aに直接的に防虫製品1を固定してもよい。よって、以下では、図3図12を参照しつつ、防虫製品1を送風装置Aに直接的に固定する使用方法について説明する。
【0073】
(使用方法1)
図3〜7に示すように、防虫製品1は、送風装置Aとしての扇風機A1に固定して使用してもよい。本使用例で用いる扇風機A1は、ファンA11と、ファンA11を正面側から覆う前ガードA12と、ファンA11を背面側から覆う後ガードA13とを備えている。また、前ガードA12は、平滑な表面を有する円盤状のガード板A14を中央部に有している。
【0074】
このような扇風機A1を用いる場合、図3に示すように、固定具20aによって防虫製品1xをガード板A14の表面に固定してもよい。この場合の固定具20aにおける接合部21の接合手段としては、吸盤、両面テープ等が好ましい。
【0075】
また、扇風機A1を用いる場合、図4に示すように、固定具20aによって防虫製品1xを前ガードA12の外表面に固定してもよい。この場合の固定具20aの接合手段としては、前ガードA12の外表面に挟み込み可能なシリコン製のパッドや、外表面及び内表面に比較的容易に取り付け可能な面ファスナーや磁石が好ましい。
【0076】
また、扇風機A1を用いる場合、図5に示すように、固定具20aによって防虫製品1xを後ガードA13の外表面に固定してもよい。この場合の固定具20aの接合手段としては、後ガードA13の外表面に挟み込み可能なシリコン製のパッドや、外表面及び内表面に比較的容易に取り付け可能な面ファスナーや磁石が好ましい。
【0077】
また、扇風機A1を用いる場合、図6に示すように、固定具20bを備える防虫製品1yを引掛け部24によってガード板A14の上端縁部に引っ掛けるようにして固定してもよい。この場合、固定具20bの延出部23は伸縮可能に構成されていることが好ましく、これによって、気流の流れが比較的強い位置に、吸液芯10bの先端部131を配置させ易くなる。
【0078】
さらに、扇風機として、図7に示すような携帯型扇風機A1’を用いてもよく、この場合、比較的軽量な防虫製品1xを用いることが好ましい。この場合、ファンを正面側から覆う前ガードA12’に防虫製品1xを固定することが好ましい。固定具20aの接合手段としては、前ガードA12’の外表面に挟み込み可能なシリコン製のパッドや、外表面及び内表面に比較的容易に取り付け可能な面ファスナーや磁石が好ましい。さらに、防虫製品1xの収容ケース30及び樹脂成形体10aの形状は、携帯型扇風機A1’の前ガードA12’の形状に対応した形状であることが好ましい。例えば、携帯型扇風機A1’を正面側から見たときに、樹脂成形体10aは、前ガードA12’に全体的に重なるような形状を有していることが好ましい。これによって、樹脂成形体10a全体に携帯型扇風機A1’からの気流が当たり易くなる。
【0079】
(使用方法2)
図8〜9に示すように、防虫製品1は、送風装置Aとしてのエア・コンディショナーの室内機A2に固定して使用してもよい。本使用例のエア・コンディショナーの室内機A2は、直方体状の室内機本体A21を備え、室内機本体A21の上面部に設けられた吸込部A22と、室内機本体A21の下面部に設けられた送風部A23と、室内機本体A21の平滑な正面を構成する前面パネルA24とを有している。
【0080】
このようなエア・コンディショナーの室内機A2を用いる場合、図8に示すように、固定具20aによって防虫製品1xを前面パネルA24の正面に固定してもよい。この場合の固定具20aにおける接合部21の接合手段としては、吸盤、シリコン製のパッドが好ましい。
【0081】
また、エア・コンディショナーの室内機A2を用いる場合、図9に示すように、固定具20bを備える防虫製品1yを引掛け部24によって吸込部A22に引っ掛けるようにして固定してもよい。この場合、固定具20bの延出部23は伸縮可能に構成されていることが好ましく、これによって、室内機A2が発生させる気流の流れが比較的強い位置に、吸液芯10bの先端部131を配置させ易くなる
【0082】
(使用方法3)
図10〜11に示すように、防虫製品1は、送風装置AとしてのスポットクーラーA3に固定して使用してもよい。本使用例のスポットクーラーA3は、熱交換機等を格納する筐体A31を備え、熱交換機が生成した冷気を排出する排気口A32が形成された排気ダクトA33を有している。
【0083】
このようなスポットクーラーA3を用いる場合、図10に示すように、固定具20aによって防虫製品1xの樹脂成形体10aを排気口A32に対向させるように固定してもよい。この場合の固定具20aの接合手段としては、排気口A32の開口縁部に挟み込み可能なシリコン製のパッドや引っ掛け可能なフックが好ましい。
【0084】
また、スポットクーラーA3を用いる場合、図11に示すように、固定具20bを備える防虫製品1yを用い、吸液芯10bの先端部131を排気口A32に対向させるように、引掛け部24を排気ダクトA33の開口縁部に引っ掛けることによって固定してもよい。
【0085】
(使用方法4)
図12に示すように、防虫製品1は、送風装置AとしてのヒーターA4に固定して使用してもよい。本使用例のヒーターA4は、加熱装置等を格納する筐体A41を備え、筐体A41は、平滑な正面A42を構成する正面部A43と、正面部A43の下方に設けられた送風部A44とを有している。
【0086】
このようなヒーターA4を用いる場合、固定具20aによって防虫製品1xの樹脂成形体10aを送風部A44に対向するように固定してもよい。この場合の固定具20aの接合手段としては、正面A42に固定可能な吸盤、両面テープや面ファスナーが好ましい。なお、ヒーターA4のような加熱式の送風装置を用いる場合、安全面を考慮して、グリコールエーテルのような有機溶媒を有する防虫製品1yを用いるよりも、防虫製品1xを用いることが好ましい。
【符号の説明】
【0087】
1x、1y:防虫製品、A:送風装置
10:揮散体、10a:樹脂成形体、
10b:吸液芯、11:薬液、12:浸漬部、13:非浸漬部、131:先端部、
20:固定具、21:接合部、22:取付部、221:支持部、222:係合部、
23:延出部、24:引掛け部、
30:収納ケース、31:ケース本体、32:網状部、33:開口、
40:容器、41:容器本体、42:蓋体、421:貫通孔、
50:ホルダー、51:上面部、511:開口、52:開口縁部、
60:ヒーター
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12