特開2021-74215IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

樹脂フォーム、およびその樹脂フォームを表面処理するための塗布液

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】本発明は、微粉の発生を抑制し、特にフラワーアレンジメントの作製作業をより快適に行うことができる樹脂フォームおよび塗布液を提供することを課題とする。
【解決手段】樹脂フォーム基材の表面の少なくとも一部が、カルボキシメチルセルロース、シリコーンオイル、デキストリン、ケイ酸ナトリウムおよび水溶性澱粉からなる群から選択される少なくとも1種の物質を含有する被覆材により被覆されている、樹脂フォーム。
【選択図】なし

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかし、従来の樹脂フォームは、乾燥状態のまま手に持った場合など、持ったときの摩擦などにより外表面の一部が微粉となって剥がれ落ちる。そして、その発生した微粉が舞い散ってあらゆるところに付着するため、作業者の手、衣服、または作業部屋などを汚してしまうという不都合がある。例えば、生花店やフラワーアレンジメント業者などは、通常、乾燥状態の樹脂フォームをカゴなどの各容器に適した形状および大きさに予めカットし、カット後に吸水させた樹脂フォームに花材を挿して装飾していく。このとき、乾燥状態の樹脂フォームのカット面からは、作業をしている机の上に明らかに視認できる程度の量の微粉がこぼれ落ちており、作業環境を悪化させているという実情がある。 また、最近では、フラワーアレンジメントに使用される花材として、生花以外にも、造花、プリザーブドフラワーまたはドライフラワーなどの人工植物を使用することも増えてきている。しかし、花材として人工植物を使用した場合、生花とは異なり水分が必要とされないため、樹脂フォームを乾燥状態のまま使用することとなり、上述の微粉の問題が顕在化する。 一方、乾燥状態のまま使用することを前提とした造花専用の樹脂フォームも、複数業者から製造販売されており、一応は存在する。しかし、造花専用の樹脂フォームにおいても、微粉が発生しにくいと謳われてはいるが、その抑制効果は不十分であり、到底満足できる域まで達していない。実際に、それら造花専用の樹脂フォームを手に持っただけでも、微粉が指に付いてしまう程である。また、花材を長時間固定する必要があるため、従来の樹脂フォームよりも硬く設計されており、力の弱い作業者にとっては、装飾作業の際にストレスを感じることもあり得る。さらに、造花専用の樹脂フォームは、従来の樹脂フォームと比べて高価であり、コストパフォーマンスの面でも劣っている。 さらに、最近では、園芸療法の一環として、フラワーアレンジメントを利用した認知リハビリテーションが注目されており、医療や福祉の現場でフラワーアレンジメントを行う機会も増加している。そのため、特に、医療や福祉の現場では、呼吸器系の疾患患者への配慮からも、微粉の発生を極力抑制した樹脂フォームが必要とされている。 そこで、本発明は、微粉の発生を抑制し、特にフラワーアレンジメントの作製作業をより快適に行うことができる樹脂フォームおよび塗布液を提供することを課題とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者は、課題を達成すべく鋭意検討した結果、以下の構成により課題を達成することができることを見出し、本発明を完成させた。
【発明の効果】
本発明によれば、微粉の発生を抑制し、特にフラワーアレンジメントの作製作業をより快適に行うことができる樹脂フォームおよび塗布液を提供することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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