特許第5654559号(P5654559)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5654559
(24)【登録日】2014年11月28日
(45)【発行日】2015年1月14日
(54)【発明の名称】キナゾリンジオン誘導体の治療での使用
(51)【国際特許分類】
   A61K 31/517 20060101AFI20141218BHJP
   A61K 31/5377 20060101ALI20141218BHJP
   A61P 25/00 20060101ALI20141218BHJP
   A61P 25/22 20060101ALI20141218BHJP
   A61P 25/24 20060101ALI20141218BHJP
   A61P 25/20 20060101ALI20141218BHJP
   A61P 25/18 20060101ALI20141218BHJP
   A61P 25/32 20060101ALI20141218BHJP
   A61P 25/34 20060101ALI20141218BHJP
   A61P 25/06 20060101ALI20141218BHJP
   A61P 25/08 20060101ALI20141218BHJP
   A61P 25/28 20060101ALI20141218BHJP
   A61P 9/10 20060101ALI20141218BHJP
   A61P 25/14 20060101ALI20141218BHJP
   A61P 43/00 20060101ALI20141218BHJP
【FI】
   A61K31/517
   A61K31/5377
   A61P25/00
   A61P25/22
   A61P25/24
   A61P25/20
   A61P25/18
   A61P25/32
   A61P25/34
   A61P25/06
   A61P25/08
   A61P25/28
   A61P9/10
   A61P25/14
   A61P43/00 111
【請求項の数】15
【全頁数】130
(21)【出願番号】特願2012-501361(P2012-501361)
(86)(22)【出願日】2010年3月25日
(65)【公表番号】特表2012-521974(P2012-521974A)
(43)【公表日】2012年9月20日
(86)【国際出願番号】FR2010050549
(87)【国際公開番号】WO2010109148
(87)【国際公開日】20100930
【審査請求日】2013年1月25日
(31)【優先権主張番号】0901460
(32)【優先日】2009年3月27日
(33)【優先権主張国】FR
(73)【特許権者】
【識別番号】504456798
【氏名又は名称】サノフイ
(74)【代理人】
【識別番号】110001173
【氏名又は名称】特許業務法人川口國際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】マルシニアク,ジルベール
(72)【発明者】
【氏名】ナブ,ジヤン−フランソワ
(72)【発明者】
【氏名】ビビアニ,フアブリス
【審査官】 井上 千弥子
(56)【参考文献】
【文献】 特許第5411143(JP,B2)
【文献】 特表2001−526684(JP,A)
【文献】 特表平11−505241(JP,A)
【文献】 特表2008−504349(JP,A)
【文献】 特表2010−522768(JP,A)
【文献】 特開2002−308774(JP,A)
【文献】 Journal of Medicinal Chemistry,1991年,Vol.34(2),p.624-628
【文献】 Bioorganic & Medicinal Chemistry Letters,2004年,Vol.14(11),p.2955-2958
【文献】 Cellular Signalling,1998年,Vol.10(6),p.427-440
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
C07D401/00−401/12
CAplus/REGISTRY(STN)
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
精神障害および神経障害の治療および/または予防のための医薬の製造における、塩基の形または酸付加塩の形をしている、一般式(I):
【化1】
(式中
・Aは、アリール基またはヘテロアリール基を表し;
・Rは、以下を表し:
■水素原子、
■−C(O)R、式中、Rは、水素原子、(C−C)アルコキシ基、アリール基、(C−C)シクロアルキル基、または(C−C)アルキル基であり、このアルキルは以下により場合により置換され:
・1つ以上のヒドロキシル基、
・ベンジルオキシ基、
・(C−C)アルコキシ基、この基はアリールで場合により置換され、または
・(C−C)シクロアルキル基、
■場合により置換される(C−C)アルキル基;
・Rは、以下を表し:
■水素原子、
■ハロゲン原子、
■シアノ基、
■ニトロ基、
■(C−C)アルキル基、この基は−NHまたは−NHC(O)Rb基で場合により置換され、式中Rbは、以下に定義するとおりであり、
■−ORa基、式中、Raは以下を表し:
・水素原子、
・(C−C)アルキル基、この基は、1つ以上のハロゲン原子、1つ以上のヒドロキシル基、アリール基、および/または1つ以上のシアノ基で場合により置換され、
・(C−C)アルキニル基、
・アリール基;
・Rは、以下を表し:
■水素原子、
■ハロゲン原子、
■ヒドロキシル基、
■シアノ基、
■−SCF基、
■ニトロ基、
■オキソ基、
■−S(O)0−2−アルキル基、−S(O)0−2−ヘテロシクロアルキル基、−O−SO−アリール基、これらの基は、1つ以上のハロゲン原子で場合により置換され;
■−アルキルアミノアルキルもしくは−シクロアルキルアミノアルキル基、これらの基は、それぞれ末端アルキルが場合により置換され、
■場合により置換されるスルホンアミド基、
■アリール基もしくはヘテロアリール基、これらの基は、単環式もしくは多環式であって、さらに(C−C)アルキル基、1つ以上のハロゲン原子、もしくは(C−C)アルコキシ基で場合により置換され、
■ヘテロシクロアルキル基、この基は(C−C)アルキル基で場合により置換され、
■(C−C)アルキル基、この基は以下により場合により置換され:
・1つ以上のハロゲン原子、
・アリール基、この基は、1つ以上のハロゲン原子または1つ以上のヒドロキシル基で置換することが可能であり、
・ヘテロアリール基、
・1つ以上のヒドロキシル基、この基は、アリール基で置換することが可能であり、アリール基自体も1つ以上のハロゲン原子で場合により置換され、または
・ヘテロシクロアルキル基、この基はCO(O)Ra基または(C−C)アルキル基で場合により置換され、式中、Raは上記で定義したとおりであり、
■−C(O)NRbRc基、式中、RbおよびRcは以下に定義するとおりであり、
■−C(O)ORc基もしくは−O−C(O)ORc基、式中、Rcは以下に定義するとおりであり、
■(C−C)アルコキシ基、この基は以下により場合により置換され:
・アミノアルキル基、
・アミノシクロアルキル基、
・シクロアルキル基、
・ヘテロシクロアルキル基、
・単環式もしくは多環式のヘテロアリール基、
・1つ以上のヒドロキシル基、
・1つ以上のハロゲン原子、
・(C−C)アルコキシ基、
・−C(O)ORc基、式中、Rcは以下に定義するとおりであり、
・−C(O)NRbRc基、式中、RbおよびRcは以下に定義するとおりであり、
・オキソ基、および/または
・アリール基、この基自体、1つ以上のハロゲン原子、シアノ基、(C−C)アルコキシ基、−O−ハロアルキル基、および/またはハロアルキル基で場合により置換され、
■−O−シクロアルキル基、−O−アリール基、もしくは−O−ヘテロシクロアルキル基、これらの基はそれぞれ以下により場合により置換され:
・アリール基、この基自体、1つ以上のハロゲン原子もしくは(C−C)アルキル基で場合により置換され、
・オキソ基、
・1つ以上のハロゲン原子、および/または
・(C−C)アルキル基、この基自体、アリール基および/またはオキソ基で置換することができ、
■−NH−CO−NH−アリール基、−NH−CO−NH−ヘテロアリール基、もしくは−NH−CO−NH−(C−C)アルキル基、これらの基はそれぞれ、1つ以上のハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、1つ以上のヒドロキシル基、または(C−C)アルコキシ基で場合により置換され、
■−N−(C−C)アルキル基、この−N−(C−C)アルキル基は以下により置換することが可能であり:
・1つ以上のオキソ基、および/または
・1つ以上のアリール基、この基は、1つ以上のハロゲン原子および/またはSO基で場合により置換され、
■−NH−CO−アリール基または−NH−CO−ヘテロアリール基、これらの基はそれぞれ、1つ以上のハロゲン原子で場合により置換され;
または、Rは、Aと一緒になって、二環式ヘテロアリール基を形成し、この基は(C−C)アルコキシ基または(C−C)アルキル基で場合により置換され、これらの置換基はアリール基で場合により置換され、アリール基自体、1つ以上のハロゲン原子で置換することが可能であり;
・Rは、水素原子、オキソ基、または(C−C)アルキル基を表し;
・Rbは、以下を表し:
・水素原子、
・(C−C)アルキル基、この基は、1つ以上のハロゲン原子、1つ以上のヒドロキシル、シアノ、アミノ、ヘテロシクロアルキル、もしくは(C−C)アルコキシ基、またはアリール基で場合により置換され、アリール基は1つ以上のハロゲン原子で場合により置換され、
・(C−C)シクロアルキル基、
・(C−C)アルキニル基、
・(C−C)アルコキシ基、
・アリール基、この基は1つ以上のハロゲン原子で場合により置換され;
・Rcは、水素原子または(C−C)アルキル基を表し、(C−C)アルキル基は1つ以上のハロゲン原子で場合により置換され;
または、RbとRcは、これらが結合した窒素原子と一緒になって、多環式ヘテロアリール基もしくはヘテロシクロアルキル基を形成し;
・mおよびnは、互いに独立して、0、1、または2の値を表すが、ただしm+n≦3であり;
・pおよびp’は、互いに独立して、1、2、または3の値を表すが、ただし、pが2以上ならば、R基は、別々の炭素原子上にあって、それぞれ異なっていてよく、およびp’が2以上ならば、R基は、別々の炭素原子上にあって、それぞれ異なっていてよく;
・qは、0または2の値を表すが、ただし、q=0ならば、2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキナゾリン環系の1位に位置する窒素に結合した窒素含有複素環基は、もはや架橋されておらず、以下の種類のものであり:
【化2】
式中、R、R、mおよびnは上記で定義したとおりであり、
・rは、0または1の値を表す。)
化合物の使用であって、
該精神障害が、不安、抑うつ、気分障害、不眠、妄想性障害、強迫性障害、精神病、統合失調症関連障害、運動過剰児における注意欠陥多動障害(ADHD)、向精神物質の使用に関連する障害片頭痛、ストレス、心身に起因する病気に関連した障害、パニック発作、癲癇、記憶障害、認知障害虚血、脳外傷関連障害、ならびに舞踏病およびハンチントン舞踏病をはじめとする急性もしくは慢性神経変性疾患関連障害から選択され、
該神経障害が、ジスキネジア、パーキンソン病、脳炎後パーキンソニズム、ドパ反応性ジストニア、シャイ・ドレーガー症候群、周期性四肢運動障害(PLMD)症候群、睡眠時周期性四肢運動(PLMS)症候群、トゥレット症候群、および下肢静止不能症候群(RLS)から選択される病態に関連した動作異常または運動障害により反映されることを特徴とする、前記使用。
【請求項2】
動作異常または運動障害が、パーキンソン病に関連したものであることを特徴とする、請求項に記載の使用。
【請求項3】
動作異常または運動障害が、静止時振戦、硬直、動作緩慢および姿勢反射の欠乏から選択されることを特徴とする、請求項に記載の使用。
【請求項4】
(a)統合失調症に関連する障害の治療および/または予防および/または
(b)パーキンソン病に関連する障害の治療および/または予防および/または
(c)アルツハイマー病に関連する障害の治療および/または予防
における、請求項1から3のいずれか1項に記載の使用。
【請求項5】
神経障害が、脊椎損傷関連した動作異常または運動障害により反映されることを特徴とする、請求項に記載の使用。
【請求項6】
Aがフェニル基またはピリジル基を表すことを特徴とする、請求項1からのいずれか1項に記載の使用。
【請求項7】
qが0であり、mおよびnがそれぞれ1を表すことを特徴とする、請求項1からのいずれか1項に記載の使用。
【請求項8】
が−NH−C(O)−Rb基で置換される(C−C)アルキル基表し、Rbが請求項1定義されるとおりであることを特徴とする、請求項1からのいずれか1項に記載の使用。
【請求項9】
が−ORa基を表し、Raが請求項1定義されるとおりであることを特徴とする、請求項1からのいずれか1項に記載の使用。
【請求項10】
がハロゲン原子またはシアノまたは水素またはヒドロキシルまたは(C−C)アルキルを表し、(C−C)アルキルが−NHまたは−NHC(O)Rb基で場合により置換され、Rbが請求項1定義されるとおりであることを特徴とする、請求項1からのいずれか1項に記載の使用。
【請求項11】
Aがフェニルであり、Rが−C(O)R基であり、式中Rが水素原子を表し、qが0であり、nおよびmがそれぞれ1であり、Rが−ORaを表し、Raが請求項1定義されるとおりであることを特徴とする、請求項1からのいずれか1項に記載の使用。
【請求項12】
Aがフェニルであり、Rが−C(O)R基であり、式中Rが水素原子を表し、qが0であり、nおよびmがそれぞれ1であり、pが1であり、Rが−NH−CO−Rb基で置換されたメチルを表し、Rbが請求項1定義されるとおりであることを特徴とする、請求項1からのいずれか1項に記載の使用。
【請求項13】
Aがフェニルであり、Rが−C(O)R基であり、式中Rが水素原子を表し、qが0であり、nおよびmがそれぞれ1であり、pが2であり、R基のうち一方がORaであり、Raが請求項1定義されるとおりであり、R基の他方がハロゲン原子であることを特徴とする、請求項1からのいずれか1項に記載の使用。
【請求項14】
基が2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキナゾリン環系の6位にあることを特徴とし、および、2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキナゾリン環系の7位にもさらにR基を有することができ、7位のR基は6位のR基と同一であるか異なっており、一般式(I)の化合物が、塩基であるか、水和物もしくは溶媒和物の形であるか、異性体の形であるか、またはこれらの混合物の形であることを特徴とする、請求項1から13のいずれか1項に記載の使用。
【請求項15】
塩基の形または酸付加塩の形をしている、一般式(I)の化合物が、以下の番号の化合物から選択されることを特徴とする、請求項1からのいずれか1項に記載の使用:
No.1:2−{[3−(3,4−ジメトキシベンジル)−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキナゾリン−6−イル]オキシ}プロパンニトリル、
No.2:1−(1−アセチルピペリジン−4−イル)−3−(3,4−ジメトキシベンジル)−6−ヒドロキシキナゾリン−2,4(1H,3H)−ジオン、
No.3:{[1−(1−アセチルピペリジン−4−イル)−3−(3,4−ジメトキシベンジル)−2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキナゾリン−6−イル]オキシ}アセトニトリル、
No.4:2−{[1−(1−アセチルピペリジン−4−イル)−3−(3,4−ジメトキシベンジル)−2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキナゾリン−6−イル]オキシ}プロパンニトリル、
No.6:{[3−(3,4−ジメトキシベンジル)−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキナゾリン−6−イル]オキシ}アセトニトリル、
No.11:4−[3−(3,4−ジメトキシベンジル)−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.12:1−(1−アセチルピペリジン−4−イル)−3−(3,4−ジメトキシベンジル)−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]キナゾリン−2,4(1H,3H)−ジオン、
No.13:4−[3−(3,4−ジメトキシベンジル)−2,4−ジオキソ−6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.14:1−(1−アセチルピペリジン−4−イル)−6−(2,2−ジフルオロエトキシ)−3−(3,4−ジメトキシベンジル)キナゾリン−2,4(1H,3H)−ジオン、
No.16:4−[6−(2,2−ジフルオロエトキシ)−3−(3,4−ジメトキシベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.20:N−{[3−(3,4−ジメトキシベンジル)−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキナゾリン−6−イル]メチル}アセトアミド、
No.22:1−(1−アセチルピペリジン−4−イル)−6−(アミノメチル)−3−(3,4−ジメトキシベンジル)キナゾリン−2,4(1H,3H)−ジオン塩酸塩、
No.23:N−{[3−(3,4−ジメトキシベンジル)−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキナゾリン−6−イル]メチル}ホルムアミド、
No.24:N−{[1−(1−アセチルピペリジン−4−イル)−3−(3,4−ジメトキシベンジル)−2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキナゾリン−6−イル]メチル}ホルムアミド、
No.25:N−{[1−(1−アセチルピペリジン−4−イル)−3−(3,4−ジメトキシベンジル)−2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキナゾリン−6−イル]メチル}アセトアミド、
No.32:4−[6−(2,2−ジフルオロエトキシ)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.33:4−[3−(3,4−ジクロロベンジル)−6−(2,2−ジフルオロエトキシ)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.34:4−[3−(4−クロロベンジル)−6−(2,2−ジフルオロエトキシ)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.35:4−{[6−(2,2−ジフルオロエトキシ)−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,4−ジヒドロキナゾリン−3(2H)−イル]メチル}安息香酸メチル、
No.36:4−{[6−(2,2−ジフルオロエトキシ)−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,4−ジヒドロキナゾリン−3(2H)−イル]メチル}安息香酸、
No.37:4−{[6−(2,2−ジフルオロエトキシ)−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,4−ジヒドロキナゾリン−3(2H)−イル]メチル}−N−(2−メトキシエチル)ベンズアミド、
No.38:4−[3−(3,4−ジメトキシベンジル)−6−メチル−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.39:4−[6−(2,2−ジフルオロエトキシ)−3−(3−ヒドロキシ−4−メトキシベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.40:4−[6−(2,2−ジフルオロエトキシ)−3−[3−(2−ヒドロキシエトキシ)−4−メトキシベンジル]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.41:4−[6−(2,2−ジフルオロエトキシ)−3−(3−エトキシ−4−メトキシベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.42:4−[6−(2,2−ジフルオロエトキシ)−3−[4−メトキシ−3−(2−メトキシエトキシ)ベンジル]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.43:4−[6−(2,2−ジフルオロエトキシ)−3−(3,4−ジメトキシベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]アゼパン−1−カルボアルデヒド、
No.47:4−[6−(2,2−ジフルオロエトキシ)−3−[3−(3−ヒドロキシプロポキシ)−4−メトキシベンジル]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.48:4−[5−クロロ−3−(3,4−ジメトキシベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.49:4−{3−[3−(シクロペンチルオキシ)−4−メトキシベンジル]−6−(2,2−ジフルオロエトキシ)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.50:2−(5−{[6−(2,2−ジフルオロエトキシ)−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,4−ジヒドロキナゾリン−3(2H)−イル]メチル}−2−メトキシフェノキシ)アセトアミド、
No.51:4−[6−(2,2−ジフルオロエトキシ)−3−(3,4−ジメトキシベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]−3−メチルピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.52:3−[6−(2,2−ジフルオロエトキシ)−3−(3,4−ジメトキシベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−カルボアルデヒド、
No.56:4−{3−[4−(シクロペンチルオキシ)−3−メトキシベンジル]−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.57:4−[3−(3−クロロベンジル)−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.58:4−[3−(4−クロロベンジル)−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.59:4−{3−[3−(シクロペンチルオキシ)−4−メトキシベンジル]−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.72:4−[3−(3,4−ジメトキシベンジル)−6−(2−ヒドロキシエトキシ)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.74:4−[3−(3,4−ジクロロベンジル)−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.76:4−{3−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.78:4−[3−(3−クロロ−4−メトキシベンジル)−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.79:4−[3−(3,4−ジメトキシベンジル)−6−(2−フルオロエトキシ)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.89:2−[5−({6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,4−ジヒドロキナゾリン−3(2H)−イル}メチル)−2−メトキシフェノキシ]アセトアミド、
No.90:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−(3−ヒドロキシ−4−メトキシベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.91:4−[3−(3,4−ジメトキシベンジル)−6−エトキシ−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.97:4−[5,7−ジクロロ−3−(3,4−ジメトキシベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.102:4−[7−クロロ−3−(3,4−ジメトキシベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.108:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−(3−フルオロ−4−メトキシベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.111:4−[6−(ジフルオロメトキシ)−3−(3,4−ジメトキシベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.112:4−[3−(3,4−ジメトキシベンジル)−6−(1−メチルエトキシ)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.114:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−[4−メトキシ−3−(1−メチルエトキシ)ベンジル]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.116:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−(3−メトキシベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.117:4−{3−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.118:4−[3−(3−エトキシベンジル)−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.124:4−{3−[3−クロロ−4−(2−メトキシエトキシ)ベンジル]−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.130:4−[3−(3,4−ジエトキシベンジル)−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.131:4−[3−(4−エトキシ−3−メトキシベンジル)−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.133:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−(4−メトキシ−3−メチルベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.134:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3−[4−(トリフルオロメチル)ベンジル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.135:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3−[4−(トリフルオロメチル)ベンジル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.143:4−{3−[4−(ベンジルオキシ)−3−メトキシベンジル]−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.145:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−(3−メトキシ−4−ニトロベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.155:4−[3−(4−エトキシベンジル)−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.158:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−[4−(モルホリン−4−イルメチル)ベンジル]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.160:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−(4−モルホリン−4−イルベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.165:4−[3−(ビフェニル−4−イルメチル)−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.166:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−[4−(メチルスルファニル)ベンジル]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.167:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3−(4−(ピリジン−3−イル)ベンジル)−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.170:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−(3−メトキシ−4−メチルベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.175:2−[2−(シクロペンチルオキシ)−5−({6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,4−ジヒドロキナゾリン−3(2H)−イル}メチル)フェノキシ]アセトアミド、
No.178:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−(3−メトキシ−4−プロポキシベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.183:2−[2−(シクロペンチルオキシ)−5−({6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,4−ジヒドロキナゾリン−3(2H)−イル}メチル)フェノキシ]−N−メチルアセトアミド、
No.184:2−[2−(シクロペンチルオキシ)−5−({6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,4−ジヒドロキナゾリン−3(2H)−イル}メチル)フェノキシ]−N,N−ジメチルアセトアミド、
No.185:2−[2−(シクロペンチルオキシ)−5−({6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,4−ジヒドロキナゾリン−3(2H)−イル}メチル)フェノキシ]−N−メトキシ−N−メチルアセトアミド、
No.186:4−{3−[4−(シクロペンチルオキシ)−3−エトキシベンジル]−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.188:4−{3−[4−(シクロペンチルオキシ)−3−(1−メチルエトキシ)ベンジル]−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.189:4−{3−[4−(シクロペンチルオキシ)−3−プロポキシベンジル]−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.190:4−{3−[4−(シクロペンチルオキシ)−3−ヒドロキシベンジル]−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.193:4−{3−[4−(ジフルオロメトキシ)−3−メトキシベンジル]−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.194:4−{3−[4−(ジフルオロメトキシ)−3−エトキシベンジル]−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.200:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3−(4−(チオフェン−3−イル)ベンジル)−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.201:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3−(4−(ピリジン−4−イル)ベンジル)−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.203:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−[(1−メチル−1H−インドール−6−イル)メチル]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.206:4−{3−[4−(シクロプロピルメトキシ)−3−メトキシベンジル]−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.207:2−[4−({6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,4−ジヒドロキナゾリン−3(2H)−イル}メチル)−2−メトキシフェノキシ]−N−メチルアセトアミド、
No.212:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3−[4−(1H−ピラゾール−1−イル)ベンジル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.213:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3−(4−(ピリジン−2−イル)ベンジル)−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.215:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3−(4−(チオフェン−2−イル)ベンジル)−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.216:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3−(キノリン−7−イルメチル)−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.218:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−[(6−メトキシナフタレン−2−イル)メチル]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.223:4−{3−[4−(1H−ベンゾイミダゾール−1−イル)ベンジル]−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.224:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−[3−メトキシ−4−(2−メチルプロポキシ)ベンジル]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.226:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−[3−メトキシ−4−(テトラヒドロフラン−3−イルオキシ)ベンジル]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.228:4−[3−{4−[(1−ベンジルピロリジン−3−イル)オキシ]−3−メトキシベンジル}−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.230:4−[3−(1−ベンゾチオフェン−5−イルメチル)−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.232:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−[3−メトキシ−4−(1−メチルエトキシ)ベンジル]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.233:4−[3−(3,4−ジメトキシベンジル)−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.234:4−[3−{4−[(1−アセチルピロリジン−3−イル)オキシ]−3−メトキシベンジル}−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.239:4−[3−{4−[(4−フルオロベンジル)オキシ]−3−メトキシベンジル}−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.240:4−[3−{4−[(4−クロロベンジル)オキシ]−3−メトキシベンジル}−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.242:4−[3−{4−[(3−クロロベンジル)オキシ]−3−メトキシベンジル}−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.243:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3−(3−(チオフェン−3−イル)ベンジル)−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.245:4−[3−(4−エトキシ−3−メトキシベンジル)−6−(2−ヒドロキシエトキシ)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.246:4−[3−{4−[2−(2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル)−2−オキソエトキシ]−3−メトキシベンジル}−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.250:4−[3−{4−[(3,4−ジクロロベンジル)オキシ]−3−メトキシベンジル}−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.251:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−[3−メトキシ−4−(2−オキソ−2−(ピペリジン−1−イル)エトキシ)ベンジル]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.254:4−{3−[3−エトキシ−4−(チオフェン−2−イルメトキシ)ベンジル]−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.258:4−[3−(3,4−ジメトキシベンジル)−6−[2−フルオロ−1−(ヒドロキシメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.263:(2R)−2−[2−(シクロペンチルオキシ)−5−({6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,4−ジヒドロキナゾリン−3(2H)−イル}メチル)フェノキシ]プロパン酸、
No.264:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−[(1−メチル−3−(チオフェン−2−イル)−1H−ピラゾール−5−イル)メチル]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.270:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−[4−(5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)ベンジル]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.275:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3−(4−(ピリミジン−5−イル)ベンジル)−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.276:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−[(1−メチル−3−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル)メチル]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.278:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3−{[6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−3−イル]メチル}−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.279:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3−[(2−(チオフェン−2−イル)ピリミジン−5−イル)メチル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.280:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−[4−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ベンジル]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.282:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−[4−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)ベンジル]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.283:[2−(シクロペンチルオキシ)−5−({6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,4−ジヒドロキナゾリン−3(2H)−イル}メチル)フェノキシ]酢酸、
No.285:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3−(チエノ[2,3−b]ピリジン−2−イルメチル)−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.286:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3−[(6−フェニルピリジン−3−イル)メチル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.287:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−[(6−(モルホリン−4−イル)ピリジン−3−イル)メチル]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.289:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3−[(6−(チオフェン−2−イル)ピリジン−3−イル)メチル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.292:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−[(1−メチル−5−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル)メチル]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.294:4−({6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,4−ジヒドロキナゾリン−3(2H)−イル}メチル)ビフェニル−2−カルボニトリル、
No.295:(2R)−2−[2−(シクロペンチルオキシ)−5−({6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,4−ジヒドロキナゾリン−3(2H)−イル}メチル)フェノキシ]−N−メチルプロパンアミド、
No.297:4−{7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3−(4−(チオフェン−2−イル)ベンジル)−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.298:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−[3−メトキシ−4−(モルホリン−4−イルメチル)ベンジル]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.299:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−[3−メトキシ−4−(ピペリジン−1−イルメチル)ベンジル]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.300:4−[3−{4−[(3,4−ジクロロベンジル)オキシ]−3−メトキシベンジル}−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.301:2−[2−(シクロペンチルオキシ)−5−({6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,4−ジヒドロキナゾリン−3(2H)−イル}メチル)フェノキシ]−N−エチルアセトアミド、
No.302:(2S)−2−[2−(シクロペンチルオキシ)−5−({6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,4−ジヒドロキナゾリン−3(2H)−イル}メチル)フェノキシ]プロパン酸、
No.305:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−(3−メトキシ−4−{[(3R)−2−オキソ−1−フェニルピロリジン−3−イル]オキシ}ベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.306:4−{3−[4−(シクロブチルメトキシ)−3−メトキシベンジル]−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.307:4−{3−[4−(ベンジルオキシ)−3−メトキシベンジル]−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.308:4−{7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−(4−ヒドロキシ−3−メトキシベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.309:4−{3−[4−(シクロプロピルメトキシ)−3−メトキシベンジル]−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.310:4−{7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−[3−メトキシ−4−(2−メチルプロポキシ)ベンジル]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.311:4−{7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−[3−メトキシ−4−(1−メチルエトキシ)ベンジル]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.312:4−[3−(4−エトキシ−3−メトキシベンジル)−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.315:4−{7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−{[6−(3−メトキシフェニル)ピリジン−3−イル]メチル}−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.316:4−{7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−{[6−(2−フルオロフェニル)ピリジン−3−イル]メチル}−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.317:4−{7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−{[6−(4−フルオロフェニル)ピリジン−3−イル]メチル}−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.318:4−{7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−{[6−(4−メトキシフェニル)ピリジン−3−イル]メチル}−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.319:4−{7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3−[(6−(チオフェン−2−イル)ピリジン−3−イル)メチル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.320:4−{3−[3−エトキシ−4−(チオフェン−2−イルメトキシ)ベンジル]−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.321:4−{7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−[4−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ベンジル]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.322:4−{7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3−(4−(ピリミジン−5−イル)ベンジル)−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.323:4−{7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−[(1−メチル−3−(チオフェン−2−イル)−1H−ピラゾール−5−イル)メチル]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.324:4−{7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−[3−メトキシ−4−(2−オキソ−2−(ピペリジン−1−イル)エトキシ)ベンジル]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.325:4−[3−{4−[2−(2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル)−2−オキソエトキシ]−3−メトキシベンジル}−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.326:4−{7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−[4−(5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)ベンジル]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.327:4−[3−{4−[(3−クロロベンジル)オキシ]−3−メトキシベンジル}−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.328:4−[3−{[6−(3,5−ジクロロフェニル)ピリジン−3−イル]メチル}−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.329:4−({7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,4−ジヒドロキナゾリン−3(2H)−イル}メチル)ビフェニル−2−カルボニトリル、
No.330:4−{7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3−[4−(1H−ピラゾール−1−イル)ベンジル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.331:4−{7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−{[6−(3−フルオロフェニル)ピリジン−3−イル]メチル}−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.332:3−[5−({7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,4−ジヒドロキナゾリン−3(2H)−イル}メチル)ピリジン−2−イル]ベンゾニトリル、
No.333:4−[3−(3,4−ジエトキシベンジル)−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.334:4−[3−{4−[(4−クロロベンジル)オキシ]−3−メトキシベンジル}−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.335:4−{7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−[4−(モルホリン−4−イルメチル)ベンジル]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.336:4−{7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3−{[6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−3−イル]メチル}−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.337:4−{7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−(4−(モルホリン−4−イル)ベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.338:4−{7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−(3−メトキシ−4−プロポキシベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.339:4−{3−[4−(1H−ベンゾイミダゾール−1−イル)ベンジル]−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.340:5−({7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,4−ジヒドロキナゾリン−3(2H)−イル}メチル)−2−メトキシベンゾニトリル、
No.341:3−(3,4−ジメトキシベンジル)−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキナゾリン−7−カルボニトリル、
No.342:4−[3−(4−ブロモベンジル)−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.343:4−[3−{4−[(3,4−ジクロロベンジル)オキシ]−3−(2−メトキシエトキシ)ベンジル}−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.344:4−{3−[4−(ベンジルオキシ)ベンジル]−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.345:4−[3−{4−[(3,4−ジクロロベンジル)オキシ]−3−エトキシベンジル}−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.349:4−[3−{4−[(3,4−ジクロロベンジル)オキシ]−3−(2−フルオロエトキシ)ベンジル}−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.350:4−[3−{4−[(2−クロロ−4−フルオロベンジル)オキシ]−3−メトキシベンジル}−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.351:4−[3−{4−[(2,4−ジクロロベンジル)オキシ]−3−メトキシベンジル}−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.352:4−[3−{4−[(2−クロロ−6−フルオロベンジル)オキシ]−3−メトキシベンジル}−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.353:4−[3−{4−[(2,6−ジクロロベンジル)オキシ]−3−メトキシベンジル}−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.354:4−[3−{4−[(2−クロロベンジル)オキシ]−3−メトキシベンジル}−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.355:4−[7−フルオロ−3−{4−[(2−フルオロベンジル)オキシ]−3−メトキシベンジル}−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.357:2−[(3,4−ジクロロベンジル)オキシ]−5−({7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,4−ジヒドロキナゾリン−3(2H)−イル}メチル)ベンゾニトリル、
No.358:4−[3−{4−[(3,4−ジクロロフェノキシ)メチル]−3−メトキシベンジル}−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.360:4−{7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3−[4−(2−フェニルエチル)ベンジル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.362:4−[3−{4−[(4,5−ジクロロ−2−フルオロベンジル)オキシ]−3−メトキシベンジル}−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.369:4−[3−{4−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−3−メトキシベンジル}−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.371:4−[3−{3−クロロ−4−[(4−クロロベンジル)オキシ]−5−エトキシベンジル}−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.373:4−[3−{3−クロロ−4−[(2,4−ジクロロベンジル)オキシ]−5−エトキシベンジル}−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.375:4−[7−フルオロ−3−{4−[(4−フルオロベンジル)オキシ]−3−メトキシベンジル}−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.376:4−[3−{4−[(3,5−ジクロロベンジル)オキシ]−3−メトキシベンジル}−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.377:4−[3−(4−{[4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)ベンジル]オキシ}−3−メトキシベンジル)−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.379:4−[3−{4−[(3−クロロフェノキシ)メチル]−3−メトキシベンジル}−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.380:4−[3−{4−[(3,5−ジフルオロベンジル)オキシ]−3−メトキシベンジル}−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.381:4−{3−[4−(ベンジルオキシ)−3−メトキシベンジル]−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.382:4−[3−{4−[(3−クロロ−5−フルオロベンジル)オキシ]−3−メトキシベンジル}−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.383:4−{7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−(3−メトキシ−4−{[4−(トリフルオロメチル)ベンジル]オキシ}ベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.384:4−[3−{4−[(2,5−ジクロロベンジル)オキシ]−3−メトキシベンジル}−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.385:4−{[4−({7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,4−ジヒドロキナゾリン−3(2H)−イル}メチル)−2−メトキシフェノキシ]メチル}ベンゾニトリル、
No.386:3−{[4−({7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,4−ジヒドロキナゾリン−3(2H)−イル}メチル)−2−メトキシフェノキシ]メチル}ベンゾニトリル、
No.387:4−[3−{4−[(4−クロロ−2−フルオロベンジル)オキシ]−3−メトキシベンジル}−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.388:4−[3−{4−[1−(3,4−ジクロロフェニル)エトキシ]−3−メトキシベンジル}−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.389:4−{7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−{4−[(3−ヒドロキシベンジル)オキシ]−3−メトキシベンジル}−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.390:4−[7−フルオロ−3−{4−[(3−フルオロベンジル)オキシ]−3−メトキシベンジル}−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.391:4−[3−{4−[(3,4−ジフルオロベンジル)オキシ]−3−メトキシベンジル}−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.392:4−{3−[4−(5,6−ジクロロ−1H−ベンゾイミダゾール−1−イル)−3−メトキシベンジル]−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド、
No.393:3,4−ジクロロベンゼンスルホン酸4−({7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,4−ジヒドロキナゾリン−3(2H)−イル}メチル)フェニル、
No.394:3,4−ジクロロベンゼンスルホン酸4−({7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,4−ジヒドロキナゾリン−3(2H)−イル}メチル)−2−メトキシフェニル、および
No.403:3,4−ジクロロ−N−[4−({7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,4−ジヒドロキナゾリン−3(2H)−イル}メチル)−2−メトキシフェニル]ベンズアミド。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の対象は、キナゾリンジオン誘導体の、医薬としての使用、または中枢神経系(略称CNS)および/または末梢神経系(略称SNP)に関連する障害の治療および/または予防を目的とする医薬の製造における使用である。より詳細には、本発明は、キナゾリンジオン誘導体の、医薬としての使用、または精神障害(単数または複数)および/または神経障害(単数または複数)の治療および/または予防を目的とする医薬の製造における使用に関する。
【背景技術】
【0002】
中枢神経系即ちCNSは、脳、脊椎および脳神経を含む。
【0003】
末梢神経系即ちPNSは、神経節および神経で形成される神経系の一部である。PNSは、組織と中枢神経系即ちCNSの間での情報の移動をもたらし、CNSからの運動指令を伝える。PNSには、体性神経系と自律神経系が含まれる。
【0004】
本発明は、ホスホジエステラーゼ7(PDE7)の阻害剤であるキナゾリンジオン誘導体に関する。これらの誘導体の中には、ホスホジエステラーゼ8(PDE8)も阻害するものもある。
【0005】
ホスホジエステラーゼ(PDE)は、二次情報伝達物質であるcAMP(環状アデノシン3’,5’−一リン酸塩)およびcGMP(環状グアノシン3’,5’−一リン酸塩)を不活性なヌクレオチド5’−一リン酸塩にする加水分解を担う細胞内酵素である。cAMPおよびcGMPは、細胞情報伝達経路で基本的な役割を果たし、多数の生理方法に関与している。
【0006】
ホスホジエステラーゼの阻害はcAMPおよびcGMPの細胞内濃度の上昇に反映され、その結果、様々な機能的反応に関与するリン酸化経路が特異的に活性化される。ホスホジエステラーゼの選択的阻害剤を用いてcAMPまたはcGMPの細胞内濃度を上昇させることは、様々な疾患の治療に有望なアプローチであるように思われる(Bender and Beavo,Pharmacol.Rev.,(2006)58,488−520)。従って、ホスホジエステラーゼの阻害剤は、治療薬として、また薬理学的道具として興味が持たれる。
【0007】
今日までに、ホスホジエステラーゼは11種のファミリーが同定されている。これらは、この一次構造、この基質特性、ならびにPDEに特異的な様々なエフェクターおよび阻害剤についての感度で区別される。各ファミリーは、1つ以上の遺伝子で構成され、遺伝子はスプライスバリアントの形で様々な組織で発現される(Bender and Beavo,Pharmacol,Rev.,(2006)58,488−520;Lugnier,Pharmacol.Therapeut.,(2006)109,366−398)。
【0008】
PDE4、PDE7およびPDE8は、cAMPを特異的に加水分解し、PDE5、PDE6およびPDE9はcGMPを特異的に加水分解する。
PDE7ファミリーは、2つの明白に異なる遺伝子に由来するPDE7AおよびPDE7Bというアイソフォームに代表される。
【0009】
ヒトPDE7A(Michaeli ら、J.Biol.Chem.,(1993)268,12925−12932;Han ら、J.Biol.Chem.,(1997)272,16152−16157;Wang ら、Biochem.Biophys.Res.Commun.,(2000)276,1271−1277)およびヒトPDE7B(Sasaki ら、Biochem.Biophys.Res.Commun.,(2000),271,575−583;Gardner ら、Biochem.Biophys.Res.Commun.,(2000)272,186−192)は、それぞれ0.1から0.2μMおよび0.13から0.2μMのミカエリス定数(Km)で、cAMPを選択的に加水分解する。PDE7Bの触媒部分は、PDE7Aの触媒部分と約67%の相同性を示す。
【0010】
PDE7Aには3種のスプライスバリアントがあることが既知である。PDE7A1およびPDE7A3は、主に免疫系および肺の細胞で発現するが、一方PDE7A2は、とりわけ骨格筋、心臓および腎臓で発現する。PDE7Bについても、近年3種のバリアントが同定されている(Giembycz and Smith,Drugs Future(2006)31,207−229)。
【0011】
PDE7AおよびPDE7Bの組織分布プロファイルは大きく異なっており、これら2種のアイソフォームが生理学的観点において明白に異なる機能を有することを示唆している。PDE7Aが造血細胞、肺、胎盤、ライディッヒ細胞、脾臓、腎臓集合管および副腎で大量に発現するのに対して、PDE7Bは膵臓、心臓、甲状腺および骨格筋で強力に発現することが検出されている(Giembycz and Smith,Drugs Future(2006)31,207−229)。ただし、組織によってはPDE7AおよびPDE7BのメッセンジャーRNA(mRNA)の同時発現が観測されている。同時発現は、骨芽細胞(Ahlstrom ら、Cell Mol.Biol.Lett(2005)10,305−319)および脳のある領域(皮質の複数の領域、歯状回、嗅覚系の構成要素の大部分、線条体、視床の多数の核および海馬の錐状体細胞(Miro ら、Synapse,(2001)40,201−214;Reyes−lrisarri ら、Neuroscience,(2005)132,1173−1185))の場合である。これとは対照的に、脳の領域によっては、2種のアイソフォームの片方しか発現しない。つまり、脳幹の核の多くにはPDE7AのmRNAしか存在しない。同様に、PDE7BのmRNAは、中隔側坐核および迷走神経背側運動核に高濃度で存在するが、これらの核でPDE7AのmRNAは検出されない(Miro ら、Synapse,(2001)40,201−214;Reyes−lrisarri ら、Neuroscience,(2005)132,1173−1185)。
【0012】
WO 2008/119057は、神経性運動障害の病態(パーキンソン病など)に伴う運動異常の治療法を記載しているが、この治療法は、患者に、PDE7の酵素活性を阻害するのに有効な量でPDE7阻害剤を投与することを含む。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0013】
【特許文献1】国際公開第2008/119057号
【非特許文献】
【0014】
【非特許文献1】Bender and Beavo,Pharmacol.Rev.,(2006)58,488−520
【非特許文献2】Lugnier,Pharmacol.Therapeut.,(2006)109,366−398
【非特許文献3】Michaeli ら、J.Biol.Chem.,(1993)268,12925−12932
【非特許文献4】Han ら、J.Biol.Chem.,(1997)272,16152−16157
【非特許文献5】Wang ら、Biochem.Biophys.Res.Commun.,(2000)276,1271−1277
【非特許文献6】Sasaki ら、Biochem.Biophys.Res.Commun.,(2000),271,575−583
【非特許文献7】;Gardner ら、Biochem.Biophys.Res.Commun.,(2000)272,186−192
【非特許文献8】Giembycz and Smith,Drugs Future(2006)31,207−229
【非特許文献9】Ahlstrom ら、Cell Mol.Biol.Lett(2005)10,305−319
【非特許文献10】Miro ら、Synapse,(2001)40,201−214
【非特許文献11】Reyes−lrisarri ら、Neuroscience,(2005)132,1173−1185
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0015】
本発明の主題は、詳細には、PDE7の、または誘導体によってはPDE7およびPDE8の強力な阻害剤であることを示せるキナゾリンジオン誘導体の治療での使用である。
【課題を解決するための手段】
【0016】
本発明は、以下の一般式(I):
【0017】
【化1】
式中
・Aは、アリール基またはヘテロアリール基を表し;
・Rは、以下を表し:
■水素原子、
■−C(O)R、式中、Rは、水素原子、(C−C)アルコキシ基、アリール基、(C−C)シクロアルキル基、または(C−C)アルキル基であり、このアルキルは以下により場合により置換され:
・1つ以上のヒドロキシル基、
・ベンジルオキシ基、
・(C−C)アルコキシ基、この基はアリールで場合により置換され、または
・(C−C)シクロアルキル基、
■場合により置換される(C−C)アルキル基;
・Rは、以下を表し:
■水素原子、
■ハロゲン原子、
■シアノ基、
■ニトロ基、
■(C−C)アルキル基、この基は−NHまたは−NHC(O)Rb基で場合により置換され、式中Rbは、以下に定義するとおりであり、
■−ORa基、式中、Raは以下を表し:
・水素原子、
・(C−C)アルキル基、この基は、1つ以上のハロゲン原子、1つ以上のヒドロキシル基、アリール基、および/または1つ以上のシアノ基で場合により置換され、
・(C−C)アルキニル基、
・アリール基;
・Rは、以下を表し:
■水素原子、
■ハロゲン原子、
■ヒドロキシル基、
■シアノ基、
■−SCF基、
■ニトロ基、
■オキソ基、
■−S(O)0−2−アルキル基、−S(O)0−2−ヘテロシクロアルキル基、−O−SO−アリール基、これらの基は、1つ以上のハロゲン原子で場合により置換され;
■−アルキルアミノアルキルもしくは−シクロアルキルアミノアルキル基、これらの基は、それぞれ末端アルキルが場合により置換され、
■場合により置換されるスルホンアミド基、
■アリール基もしくはヘテロアリール基、これらの基は、単環式もしくは多環式であって、さらに(C−C)アルキル基、1つ以上のハロゲン原子、もしくは(C−C)アルコキシ基で場合により置換され、
■ヘテロシクロアルキル基、この基は(C−C)アルキル基で場合により置換され、
■(C−C)アルキル基、この基は以下により場合により置換され:
・1つ以上のハロゲン原子、
・アリール基、この基は、1つ以上のハロゲン原子または1つ以上のヒドロキシル基で置換することが可能であり、
・ヘテロアリール基、
・1つ以上のヒドロキシル基、この基は、アリール基で置換することが可能であり、アリール基自体も1つ以上のハロゲン原子で場合により置換され、または
・ヘテロシクロアルキル基、この基はCO(O)Ra基または(C−C)アルキル基で場合により置換され、式中、Raは上記で定義したとおりであり、
■−C(O)NRbRc基、式中、RbおよびRcは以下に定義するとおりであり、
■−C(O)ORc基もしくは−O−C(O)ORc基、式中、Rcは以下に定義するとおりであり、
■(C−C)アルコキシ基、この基は以下により場合により置換され:
・アミノアルキル基、
・アミノシクロアルキル基、
・シクロアルキル基、
・ヘテロシクロアルキル基、
・単環式もしくは多環式のヘテロアリール基、
・1つ以上のヒドロキシル基、
・1つ以上のハロゲン原子、
・(C−C)アルコキシ基、
・−C(O)ORc基、式中、Rcは以下に定義するとおりであり、
・−C(O)NRbRc基、式中、RbおよびRcは以下に定義するとおりであり、
・オキソ基、および/または
・アリール基、この基自体、1つ以上のハロゲン原子、シアノ基、(C−C)アルコキシ基、−O−ハロアルキル基、および/またはハロアルキル基で場合により置換され、
■−O−シクロアルキル基、−O−アリール基、もしくは−O−ヘテロシクロアルキル基、これらの基はそれぞれ以下により場合により置換され:
・アリール基、この基自体、1つ以上のハロゲン原子もしくは(C−C)アルキル基で場合により置換され、
・オキソ基、
・1つ以上のハロゲン原子、および/または
・(C−C)アルキル基、この基自体、アリール基および/またはオキソ基で置換することができ、
■−NH−CO−NH−アリール基、−NH−CO−NH−ヘテロアリール基、もしくは−NH−CO−NH−(C−C)アルキル基、これらの基はそれぞれ、1つ以上のハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、1つ以上のヒドロキシル基、または(C−C)アルコキシ基で場合により置換され、
■−N−(C−C)アルキル基、この−N−(C−C)アルキル基は以下により置換することが可能であり:
・1つ以上のオキソ基、および/または
・1つ以上のアリール基、この基は、1つ以上のハロゲン原子および/またはSO基で場合により置換され、
■−NH−CO−アリール基または−NH−CO−ヘテロアリール基、これらの基はそれぞれ、1つ以上のハロゲン原子で場合により置換され;
または、Rは、Aと一緒になって、多環式ヘテロアリール基を形成し、この基は(C−C)アルコキシ基または(C−C)アルキル基で場合により置換され、これらの置換基はアリール基で場合により置換され、アリール基自体、1つ以上のハロゲン原子で置換することが可能であり;
・Rは、水素原子、オキソ基、または(C−C)アルキル基を表し;
・Rbは、以下を表し:
・水素原子、
・(C−C)アルキル基、この基は、1つ以上のハロゲン原子、1つ以上のヒドロキシル、シアノ、アミノ、ヘテロシクロアルキル、もしくは(C−C)アルコキシ基、またはアリール基で場合により置換され、アリール基は1つ以上のハロゲン原子で場合により置換され、
・(C−C)シクロアルキル基、
・(C−C)アルキニル基、
・(C−C)アルコキシ基、
・アリール基、この基は1つ以上のハロゲン原子で場合により置換され;
・Rcは、水素原子または(C−C)アルキル基を表し、(C−C)アルキル基は1つ以上のハロゲン原子で場合により置換され;
または、RbとRcは、これらが結合した窒素原子と一緒になって、多環式ヘテロアリール基もしくはヘテロシクロアルキル基を形成し;
・mおよびnは、互いに独立して、0、1、または2の値を表すが、ただしm+n≦3であり;
・pおよびp’は、互いに独立して、1、2、または3の値を表すが、ただし、pが2以上ならば、R基は、別々の炭素原子上にあって、それぞれ異なっていてよく、およびp’が2以上ならば、R基は、別々の炭素原子上にあって、それぞれ異なっていてよく;
・qは、0または2の値を表すが、ただし、q=0ならば、2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキナゾリン環系の1位に位置する窒素に結合した窒素含有複素環基は、もはや架橋されておらず、以下の種類のものであり:
【0018】
【化2】
式中、R、R、mおよびnは上記で定義したとおりであり、
・rは、0または1の値を表す;
に相当する化合物の、医薬としての使用、または中枢神経系および/または末梢神経系に関する障害の治療および/または予防を目的とする医薬の製造における使用に関する。
【発明を実施するための形態】
【0019】
1つの実施形態に従って、このような障害は、精神障害および神経障害から選択される。
【0020】
一般式(I)の化合物は、1個以上の不斉炭素を含むことができる。従って、一般式(I)の化合物は、鏡像異性体またはジアステレオ異性体として存在することができる。こうした鏡像異性体およびジアステレオ異性体、ならびにラセミ混合物を含むこれらの混合物も、本発明に含まれる。
【0021】
この構造のため、一般式(I)の化合物は、回転異性体またはアトロプ異性体の形でも存在することができる。
【0022】
式(I)の化合物は、塩基の形または酸付加塩の形でも存在することができる。このような付加塩も本発明に含まれる。
【0023】
こうした塩は、有利なように、医薬的に許容される酸で調製されるが、他の酸との塩、例えば、一般式(I)の化合物を精製または分離するために用いられるものも本発明に含まれる。
【0024】
一般式(I)の化合物は、結晶状、非晶質、または油状で得ることも可能であり、これらの形状も本発明に含まれる。
【0025】
一般式(I)の化合物は、さらに、水和物または溶媒和物の形、いわゆる1つ以上の水分子または溶媒と結合または会合した形で得ることも可能である。このような水和物または溶媒和物も本発明に含まれる。
【0026】
本発明に従って、アミン含有化合物のN−オキシド体も本発明に含まれる。
【0027】
本発明の式(I)の化合物は、化合物中の1個以上の水素、炭素、またはハロゲン、詳細には塩素またはフッ素原子がこの放射性同位元素で置換されているもの(水素に換えてトリチウム、または12Cに換えて14Cなど)も含む。このような標識された化合物は、調査、代謝もしくは薬物動態実験、または生物学的および薬理学的分析において、道具として有用である。
【0028】
本発明の文脈において、以下の定義を適用する:
・(C−C)において、指数は、鎖または環に存在する炭素原子の可能な個数を定める。つまり、例えば、C−Cは、1から6個の炭素原子を有することができる炭素鎖を表す。同様に、例えば、(C−C)は、1から5個の炭素原子を有することができる炭素鎖を表すし、(C−C)で、3から6個の炭素原子を有することができる飽和炭素環も表すことができる。
・アルコキシ:飽和の直鎖または分岐鎖の脂肪族鎖を含む−O−アルキル基。
・アルキニル:例えば、1つまたは2つのアセチレン不飽和結合を含む、一不飽和または多不飽和の、直鎖または分岐鎖の脂肪族基。例えば、(C−C)アルキニル基で、エチニル、プロピニルなどを表すことができる。
・アルキル:飽和の、直鎖または分岐鎖の、脂肪族基。例えば、(C−C)アルキル基は、1から6個の炭素原子の、直鎖または分岐鎖の炭素鎖、詳細には、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、またはペンチルを表す。
・アミノアルキル:−NH(C−C)アルキル、または−N((C−C)アルキル)基。
・アリール:環あたり五員から十四員、好ましくは五員から十員の、場合により置換される単環式芳香族系。単環式アリール基の例として、フェニルおよびナフチルが挙げられる。該アリール基は基で置換することができ、基として、例えば、1つ以上のハロゲン原子、ヒドロキシル基、シアノ基、トリフルオロメチルチオ基、ニトロ基、アルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、メチルスルホニル基、アルキルアミノアルキル基もしくはアルキルアミノシクロアルキル基(これは場合により置換される。)、アルキルアミノアルコキシもしくはシクロアルキルアミノアルコキシ基、またはスルホンアミド基が可能である。
・多環式アリール:環あたり五員から十四員、好ましくは五員から十員であり、2つから10の環を含み、これらの環のうち少なくとも1つは芳香族である、場合により置換される多環式芳香族系。多環式アリール基の例として、アセアントリレン、アントラセン、アズレン、コロネン、ルビセンおよびナフタレンが挙げられる。該多環式アリール基は、基で置換することができ、基として、例えば、1つ以上のハロゲン原子、ヒドロキシル基、シアノ基、トリフルオロメチルチオ基、ニトロ基、アルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、メチルスルホニル基、アルキルアミノアルキルもしくはアルキルアミノシクロアルキル基(これは場合により置換される。)、アルキルアミノアルコキシもしくはシクロアルキルアミノアルコキシ基、またはスルホンアミド基が可能である。
・架橋環:二環式構造で、本発明に従って、窒素原子を含むものであり、構造中、少なくとも2個の炭素原子は、単結合または炭素原子を2個含有し得る炭素鎖で連結されている。例えば、上記の環はこの型のものである:
【0029】
【化3】
式中、q=1または2であり、その他の基および指数は上記で定義したとおりである。
・シクロアルキル:3から8個の炭素原子を含む、飽和の環式脂肪族基。例として、シクロプロピル基、メチルシクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基が挙げられる。
・ハロゲン:フッ素、塩素、臭素、またはヨウ素。
・ハロアルキル:1から3個のハロゲン原子で置換された(C−C)アルキル。
・ヘテロアリール:五環員から十四環員、好ましくは五環員から十環員で、1つ以上の複素原子(窒素、酸素、または硫黄原子など)を含む単環式芳香族系。窒素原子は、N−オキシドの形になることが可能である。例えば、単環式複素環として、ピラン、ピラジン、ピラゾール、ピリダジン、ピリジン、ピリミジン、ピロール、イソチアゾール、イソキサゾール、フラン、イミダゾール、モルホリン、チオフェン、ピペラジン、ジアゼチジン、ジヒドロピロリジン、ピペリジンおよびアゼピンなどが可能である。二環式複素環として、イソキノリン、プテリジン、クロマンなどが可能である。三環式複素環として、フェナントロリン、キサンテンなどが可能である。
・多環式ヘテロアリール:環あたり五員から十四員、好ましくは五員から十員であり、2つから10の環を含み、さらにこれらの環のうち少なくとも1つに1つ以上の複素原子(窒素、酸素、または硫黄原子など)を含み、これらの環のうち少なくとも1つは芳香族である、場合により置換される多環式芳香族系。多環式ヘテロアリール基の例として、インドール、ベンゾフラン、ベンゾイミダゾール、ベンゾチオフェン、ベンゾトリアゾール、ベンゾチアゾール、ベンゾオキサゾール、キノリン、イソキノリン、インダゾール、キナゾリン、フタラジン、キノキサリン、ナフチリジン、2,3−ジヒドロ−1H−インドール、2,3−ジヒドロベンゾフラン、2,3−ジヒドロインデン、テトラヒドロキノリン、テトラヒドロイソキノリンおよびテトラヒドロイソキナゾリンが挙げられる。
・ヘテロシクロアルキル:3から8個の原子を含み、環のうち少なくとも1つに1個から複数の複素原子(窒素、酸素、または硫黄原子など)を含むか、または複数の複素原子を含みこれらは同一であるか互いに異なっている、場合により置換される飽和の環。例えば、ヘテロシクロアルキルとして、ピロリジン、モルホリン、ピペラジン、ジアゼチジン、ジヒドロピロリジン、ピペリジン、ピペラジン、アゼパン、イミダゾリジン、チオモルホリン、テトラヒドロピラン、テトラヒドロチオピラン、ピペラジン、ジアゼパンなどが可能である。
・ヒドロキシル:−OH基。
・ニトロ:−NO基。
・オキソ:−C(O)−基。
・スルホンアミド:式SO−N−アルキルまたはSO−N−シクロアルキルに相当する基、アルキルおよびシクロアルキルは上記で定義したとおりである。
・トリフルオロメチルチオは、式−S−CFで定義される。
【0030】
さらに、本明細書において、原子または基が1つ以上の定義される基または原子で置換されるか場合により置換される場合、置換基は互いに同一であっても異なっていてもよく、場合により、同一の原子または異なる原子上に置換される。
【0031】
本発明の対象である式(I)の化合物として、式中、Aがアリール基、詳細にはフェニルまたはヘテロアリール基、詳細にはピリジル基を表し、その他の置換基および指数はすべて上記で定義される一般式(I)で定義されるとおりである化合物の群を挙げることができる。
【0032】
本発明の式(I)の化合物として、式中、q=0であり、mおよびnはそれぞれ1を表し、その他の置換基および指数はすべて上記で定義される一般式(I)で定義されるとおりである化合物の群を挙げることができる。
【0033】
本発明の式(I)の化合物として、式中、Rが−NHC(O)Rb基で置換される(C−C)アルキル基、詳細にはメチルを表し、Rbおよびその他の置換基および指数はすべて上記で定義される一般式(I)で定義されるとおりである化合物の群を挙げることができる。
【0034】
本発明の一般式(I)の化合物として、式中、Rが−ORa基を表し、該Ra基およびその他の置換基および指数はすべて上記で定義される一般式(I)で定義されるとおりである化合物の群を挙げることができる。
【0035】
本発明の一般式(I)の化合物として、式中、Rがハロゲン原子またはシアノまたは水素またはヒドロキシルまたは(C−C)アルキルを表し、(C−C)アルキルは−NHまたは−NHC(O)Rb基で場合により置換され、Rbおよびその他の置換基および指数はすべて上記で定義される一般式(I)で定義されるとおりである化合物の群を挙げることができる。
【0036】
本発明の一般式(I)の化合物として、式中、Aがフェニルであり、Rが−C(O)R基であり、式中Rが水素原子を表し、qが0であり、nおよびmはそれぞれ1であり、Rが−ORaを表し、Raおよびその他の置換基および指数はすべて上記で定義される一般式(I)で定義されるとおりである化合物の群を挙げることができる。
【0037】
本発明の一般式(I)の化合物として、式中、Aがフェニルであり、Rが−C(O)R基であり、式中Rが水素原子を表し、qが0であり、nおよびmはそれぞれ1であり、pは2であり、R基のうち一方がORaであり他方がハロゲン原子であり、Raおよびその他の置換基および指数はすべて上記で定義される一般式(I)で定義されるとおりである化合物の群を挙げることができる。
【0038】
本発明の一般式(I)の化合物として、式中、Aがフェニルであり、Rが−C(O)R基であり、式中Rが水素原子を表し、qが0であり、nおよびmはそれぞれ1であり、p=1であり、Rが−NH−CO−Rb基で置換されたメチルであり、Rbおよびその他の置換基および指数はすべて上記で定義される一般式(I)で定義されるとおりである化合物の群を挙げることができる。
【0039】
有利には、式(I)の化合物において、R基は2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキナゾリン環系の6位にある。式(I)の化合物は、2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキナゾリン環系の7位にもR基を有することができる。6位および7位のR基は同一であっても異なっていてもよい。
【0040】
有利には、一般式(I)の化合物において、pは1または2である。
【0041】
一般式(I)の化合物は、塩基であっても、水和物または溶媒和物の形であっても、異性体の形でも、これらの混合物の形であってもよい。
【0042】
特定の形において、p’=2ならば、2つのR基は環系Aの3位および4位にあって、互いに異なるものが可能である。
【0043】
上記の本発明の化合物の群の組み合わせも本発明に含まれる。
【0044】
本発明の好適な化合物の例として、以下の化合物を挙げることができる:
No.1:2−{[3−(3,4−ジメトキシベンジル)−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキナゾリン−6−イル]オキシ}プロパンニトリル
No.2:1−(1−アセチルピペリジン−4−イル)−3−(3,4−ジメトキシベンジル)−6−ヒドロキシキナゾリン−2,4(1H,3H)−ジオン
No.3:{[1−(1−アセチルピペリジン−4−イル)−3−(3,4−ジメトキシベンジル)−2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキナゾリン−6−イル]オキシ}アセトニトリル
No.4:2−{[1−(1−アセチルピペリジン−4−イル)−3−(3,4−ジメトキシベンジル)−2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキナゾリン−6−イル]オキシ}プロパンニトリル
No.:{[3−(3,4−ジメトキシベンジル)−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキナゾリン−6−イル]オキシ}アセトニトリル
No.11:4−[3−(3,4−ジメトキシベンジル)−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.12:1−(1−アセチルピペリジン−4−イル)−3−(3,4−ジメトキシベンジル)−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]キナゾリン−2,4(1H,3H)−ジオン
No.13:4−[3−(3,4−ジメトキシベンジル)−2,4−ジオキソ−6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.14:1−(1−アセチルピペリジン−4−イル)−6−(2,2−ジフルオロエトキシ)−3−(3,4−ジメトキシベンジル)キナゾリン−2,4(1H,3H)−ジオン
No.16:4−[6−(2,2−ジフルオロエトキシ)−3−(3,4−ジメトキシベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.20:N−{[3−(3,4−ジメトキシベンジル)−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキナゾリン−6−イル]メチル}アセトアミド
No.22:1−(1−アセチルピペリジン−4−イル)−6−(アミノメチル)−3−(3,4−ジメトキシベンジル)キナゾリン−2,4(1H,3H)−ジオン塩酸塩
No.23:N−{[3−(3,4−ジメトキシベンジル)−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキナゾリン−6−イル]メチル}ホルムアミド
No.24:N−{[1−(1−アセチルピペリジン−4−イル)−3−(3,4−ジメトキシベンジル)−2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキナゾリン−6−イル]メチル}ホルムアミド
No.25:N−{[1−(1−アセチルピペリジン−4−イル)−3−(3,4−ジメトキシベンジル)−2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキナゾリン−6−イル]メチル}アセトアミド
No.32:4−[6−(2,2−ジフルオロエトキシ)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.33:4−[3−(3,4−ジクロロベンジル)−6−(2,2−ジフルオロエトキシ)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.34:4−[3−(4−クロロベンジル)−6−(2,2−ジフルオロエトキシ)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.35:4−{[6−(2,2−ジフルオロエトキシ)−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,4−ジヒドロキナゾリン−3(2H)−イル]メチル}安息香酸メチル
No.36:4−{[6−(2,2−ジフルオロエトキシ)−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,4−ジヒドロキナゾリン−3(2H)−イル]メチル}安息香酸
No.37:4−{[6−(2,2−ジフルオロエトキシ)−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,4−ジヒドロキナゾリン−3(2H)−イル]メチル}−N−(2−メトキシエチル)ベンズアミド
No.38:4−[3−(3,4−ジメトキシベンジル)−6−メチル−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.39:4−[6−(2,2−ジフルオロエトキシ)−3−(3−ヒドロキシ−4−メトキシベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.40:4−[6−(2,2−ジフルオロエトキシ)−3−[3−(2−ヒドロキシエトキシ)−4−メトキシベンジル]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.41:4−[6−(2,2−ジフルオロエトキシ)−3−(3−エトキシ−4−メトキシベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.42:4−[6−(2,2−ジフルオロエトキシ)−3−[4−メトキシ−3−(2−メトキシエトキシ)ベンジル]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.43:4−[6−(2,2−ジフルオロエトキシ)−3−(3,4−ジメトキシベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]アゼパン−1−カルボアルデヒド
No.47:4−[6−(2,2−ジフルオロエトキシ)−3−[3−(3−ヒドロキシプロポキシ)−4−メトキシベンジル]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.48:4−[5−クロロ−3−(3,4−ジメトキシベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.49:4−{3−[3−(シクロペンチルオキシ)−4−メトキシベンジル]−6−(2,2−ジフルオロエトキシ)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.50:2−(5−{[6−(2,2−ジフルオロエトキシ)−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,4−ジヒドロキナゾリン−3(2H)−イル]メチル}−2−メトキシフェノキシ)アセトアミド
No.51:4−[6−(2,2−ジフルオロエトキシ)−3−(3,4−ジメトキシベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]−3−メチルピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.52:3−[6−(2,2−ジフルオロエトキシ)−3−(3,4−ジメトキシベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−カルボアルデヒド
No.56:4−{3−[4−(シクロペンチルオキシ)−3−メトキシベンジル]−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.57:4−[3−(3−クロロベンジル)−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.58:4−[3−(4−クロロベンジル)−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.59:4−{3−[3−(シクロペンチルオキシ)−4−メトキシベンジル]−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.72:4−[3−(3,4−ジメトキシベンジル)−6−(2−ヒドロキシエトキシ)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.74:4−[3−(3,4−ジクロロベンジル)−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.76:4−{3−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.78:4−[3−(3−クロロ−4−メトキシベンジル)−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.79:4−[3−(3,4−ジメトキシベンジル)−6−(2−フルオロエトキシ)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.89:2−[5−({6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,4−ジヒドロキナゾリン−3(2H)−イル}メチル)−2−メトキシフェノキシ]アセトアミド
No.90:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−(3−ヒドロキシ−4−メトキシベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.91:4−[3−(3,4−ジメトキシベンジル)−6−エトキシ−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.97:4−[5,7−ジクロロ−3−(3,4−ジメトキシベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.102:4−[7−クロロ−3−(3,4−ジメトキシベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.108:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−(3−フルオロ−4−メトキシベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.111:4−[6−(ジフルオロメトキシ)−3−(3,4−ジメトキシベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.112:4−[3−(3,4−ジメトキシベンジル)−6−(1−メチルエトキシ)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.114:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−[4−メトキシ−3−(1−メチルエトキシ)ベンジル]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.116:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−(3−メトキシベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.117:4−{3−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.118:4−[3−(3−エトキシベンジル)−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.124:4−{3−[3−クロロ−4−(2−メトキシエトキシ)ベンジル]−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.130:4−[3−(3,4−ジエトキシベンジル)−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.131:4−[3−(4−エトキシ−3−メトキシベンジル)−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.133:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−(4−メトキシ−3−メチルベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.134:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3−[4−(トリフルオロメチル)ベンジル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.135:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3−[4−(トリフルオロメチル)ベンジル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.143:4−{3−[4−(ベンジルオキシ)−3−メトキシベンジル]−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.145:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−(3−メトキシ−4−ニトロベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.155:4−[3−(4−エトキシベンジル)−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.158:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−[4−(モルホリン−4−イルメチル)ベンジル]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.160:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−(4−モルホリン−4−イルベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.165:4−[3−(ビフェニル−4−イルメチル)−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.166:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−[4−(メチルスルファニル)ベンジル]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.167:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3−(4−(ピリジン−3−イル)ベンジル)−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.170:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−(3−メトキシ−4−メチルベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.175:2−[2−(シクロペンチルオキシ)−5−({6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,4−ジヒドロキナゾリン−3(2H)−イル}メチル)フェノキシ]アセトアミド
No.178:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−(3−メトキシ−4−プロポキシベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.183:2−[2−(シクロペンチルオキシ)−5−({6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,4−ジヒドロキナゾリン−3(2H)−イル}メチル)フェノキシ]−N−メチルアセトアミド
No.184:2−[2−(シクロペンチルオキシ)−5−({6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,4−ジヒドロキナゾリン−3(2H)−イル}メチル)フェノキシ]−N,N−ジメチルアセトアミド
No.185:2−[2−(シクロペンチルオキシ)−5−({6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,4−ジヒドロキナゾリン−3(2H)−イル}メチル)フェノキシ]−N−メトキシ−N−メチルアセトアミド
No.186:4−{3−[4−(シクロペンチルオキシ)−3−エトキシベンジル]−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.188:4−{3−[4−(シクロペンチルオキシ)−3−(1−メチルエトキシ)ベンジル]−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.189:4−{3−[4−(シクロペンチルオキシ)−3−プロポキシベンジル]−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.190:4−{3−[4−(シクロペンチルオキシ)−3−ヒドロキシベンジル]−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.193:4−{3−[4−(ジフルオロメトキシ)−3−メトキシベンジル]−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.194:4−{3−[4−(ジフルオロメトキシ)−3−エトキシベンジル]−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.200:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3−(4−(チオフェン−3−イル)ベンジル)−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.201:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3−(4−(ピリジン−4−イル)ベンジル)−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.203:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−[(1−メチル−1H−インドール−6−イル)メチル]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.206:4−{3−[4−(シクロプロピルメトキシ)−3−メトキシベンジル]−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.207:2−[4−({6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,4−ジヒドロキナゾリン−3(2H)−イル}メチル)−2−メトキシフェノキシ]−N−メチルアセトアミド
No.212:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3−[4−(1H−ピラゾール−1−イル)ベンジル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.213:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3−(4−(ピリジン−2−イル)ベンジル)−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.215:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3−(4−(チオフェン−2−イル)ベンジル)−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.216:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3−(キノリン−7−イルメチル)−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.218:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−[(6−メトキシナフタレン−2−イル)メチル]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.223:4−{3−[4−(1H−ベンゾイミダゾール−1−イル)ベンジル]−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.224:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−[3−メトキシ−4−(2−メチルプロポキシ)ベンジル]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.226:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−[3−メトキシ−4−(テトラヒドロフラン−3−イルオキシ)ベンジル]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.228:4−[3−{4−[(1−ベンジルピロリジン−3−イル)オキシ]−3−メトキシベンジル}−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.230:4−[3−(1−ベンゾチオフェン−5−イルメチル)−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.232:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−[3−メトキシ−4−(1−メチルエトキシ)ベンジル]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.233:4−[3−(3,4−ジメトキシベンジル)−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.234:4−[3−{4−[(1−アセチルピロリジン−3−イル)オキシ]−3−メトキシベンジル}−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.239:4−[3−{4−[(4−フルオロベンジル)オキシ]−3−メトキシベンジル}−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.240:4−[3−{4−[(4−クロロベンジル)オキシ]−3−メトキシベンジル}−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.242:4−[3−{4−[(3−クロロベンジル)オキシ]−3−メトキシベンジル}−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.243:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3−(3−(チオフェン−3−イル)ベンジル)−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.245:4−[3−(4−エトキシ−3−メトキシベンジル)−6−(2−ヒドロキシエトキシ)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.246:4−[3−{4−[2−(2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル)−2−オキソエトキシ]−3−メトキシベンジル}−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.250:4−[3−{4−[(3,4−ジクロロベンジル)オキシ]−3−メトキシベンジル}−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.251:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−[3−メトキシ−4−(2−オキソ−2−(ピペリジン−1−イル)エトキシ)ベンジル]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.254:4−{3−[3−エトキシ−4−(チオフェン−2−イルメトキシ)ベンジル]−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.258:4−[3−(3,4−ジメトキシベンジル)−6−[2−フルオロ−1−(ヒドロキシメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.263:(2R)−2−[2−(シクロペンチルオキシ)−5−({6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,4−ジヒドロキナゾリン−3(2H)−イル}メチル)フェノキシ]プロパン酸
No.264:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−[(1−メチル−3−(チオフェン−2−イル)−1H−ピラゾール−5−イル)メチル]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.270:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−[4−(5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)ベンジル]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.275:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3−(4−(ピリミジン−5−イル)ベンジル)−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.276:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−[(1−メチル−3−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル)メチル]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.278:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3−{[6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−3−イル]メチル}−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.279:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3−[(2−(チオフェン−2−イル)ピリミジン−5−イル)メチル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.280:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−[4−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ベンジル]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.282:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−[4−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)ベンジル]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.283:[2−(シクロペンチルオキシ)−5−({6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,4−ジヒドロキナゾリン−3(2H)−イル}メチル)フェノキシ]酢酸
No.285:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3−(チエノ[2,3−b]ピリジン−2−イルメチル)−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.286:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3−[(6−フェニルピリジン−3−イル)メチル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.287:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−[(6−(モルホリン−4−イル)ピリジン−3−イル)メチル]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.289:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3−[(6−(チオフェン−2−イル)ピリジン−3−イル)メチル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.292:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−[(1−メチル−5−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル)メチル]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.294:4−({6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,4−ジヒドロキナゾリン−3(2H)−イル}メチル)ビフェニル−2−カルボニトリル
No.295:(2R)−2−[2−(シクロペンチルオキシ)−5−({6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,4−ジヒドロキナゾリン−3(2H)−イル}メチル)フェノキシ]−N−メチルプロパンアミド
No.297:4−{7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3−(4−(チオフェン−2−イル)ベンジル)−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.298:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−[3−メトキシ−4−(モルホリン−4−イルメチル)ベンジル]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.299:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−[3−メトキシ−4−(ピペリジン−1−イルメチル)ベンジル]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.300:4−[3−{4−[(3,4−ジクロロベンジル)オキシ]−3−メトキシベンジル}−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.301:2−[2−(シクロペンチルオキシ)−5−({6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,4−ジヒドロキナゾリン−3(2H)−イル}メチル)フェノキシ]−N−エチルアセトアミド
No.302:(2S)−2−[2−(シクロペンチルオキシ)−5−({6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,4−ジヒドロキナゾリン−3(2H)−イル}メチル)フェノキシ]プロパン酸
No.305:4−{6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−(3−メトキシ−4−{[(3R)−2−オキソ−1−フェニルピロリジン−3−イル]オキシ}ベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.306:4−{3−[4−(シクロブチルメトキシ)−3−メトキシベンジル]−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.307:4−{3−[4−(ベンジルオキシ)−3−メトキシベンジル]−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.308:4−{7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−(4−ヒドロキシ−3−メトキシベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.309:4−{3−[4−(シクロプロピルメトキシ)−3−メトキシベンジル]−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.310:4−{7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−[3−メトキシ−4−(2−メチルプロポキシ)ベンジル]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.311:4−{7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−[3−メトキシ−4−(1−メチルエトキシ)ベンジル]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.312:4−[3−(4−エトキシ−3−メトキシベンジル)−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.315:4−{7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−{[6−(3−メトキシフェニル)ピリジン−3−イル]メチル}−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.316:4−{7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−{[6−(2−フルオロフェニル)ピリジン−3−イル]メチル}−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.317:4−{7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−{[6−(4−フルオロフェニル)ピリジン−3−イル]メチル}−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.318:4−{7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−{[6−(4−メトキシフェニル)ピリジン−3−イル]メチル}−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.319:4−{7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3−[(6−(チオフェン−2−イル)ピリジン−3−イル)メチル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.320:4−{3−[3−エトキシ−4−(チオフェン−2−イルメトキシ)ベンジル]−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.321:4−{7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−[4−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ベンジル]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.322:4−{7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3−(4−(ピリミジン−5−イル)ベンジル)−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.323:4−{7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−[(1−メチル−3−(チオフェン−2−イル)−1H−ピラゾール−5−イル)メチル]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.324:4−{7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−[3−メトキシ−4−(2−オキソ−2−(ピペリジン−1−イル)エトキシ)ベンジル]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.325:4−[3−{4−[2−(2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル)−2−オキソエトキシ]−3−メトキシベンジル}−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.326:4−{7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−[4−(5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)ベンジル]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.327:4−[3−{4−[(3−クロロベンジル)オキシ]−3−メトキシベンジル}−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.328:4−[3−{[6−(3,5−ジクロロフェニル)ピリジン−3−イル]メチル}−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.329:4−({7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,4−ジヒドロキナゾリン−3(2H)−イル}メチル)ビフェニル−2−カルボニトリル
No.330:4−{7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3−[4−(1H−ピラゾール−1−イル)ベンジル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.331:4−{7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−{[6−(3−フルオロフェニル)ピリジン−3−イル]メチル}−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.332:3−[5−({7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,4−ジヒドロキナゾリン−3(2H)−イル}メチル)ピリジン−2−イル]ベンゾニトリル
No.333:4−[3−(3,4−ジエトキシベンジル)−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.334:4−[3−{4−[(4−クロロベンジル)オキシ]−3−メトキシベンジル}−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.335:4−{7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−[4−(モルホリン−4−イルメチル)ベンジル]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.336:4−{7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3−{[6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−3−イル]メチル}−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.337:4−{7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−(4−(モルホリン−4−イル)ベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.338:4−{7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−(3−メトキシ−4−プロポキシベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.339:4−{3−[4−(1H−ベンゾイミダゾール−1−イル)ベンジル]−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.340:5−({7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,4−ジヒドロキナゾリン−3(2H)−イル}メチル)−2−メトキシベンゾニトリル
No.341:3−(3,4−ジメトキシベンジル)−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキナゾリン−7−カルボニトリル
No.342:4−[3−(4−ブロモベンジル)−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.343:4−[3−{4−[(3,4−ジクロロベンジル)オキシ]−3−(2−メトキシエトキシ)ベンジル}−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.344:4−{3−[4−(ベンジルオキシ)ベンジル]−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.345:4−[3−{4−[(3,4−ジクロロベンジル)オキシ]−3−エトキシベンジル}−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.349:4−[3−{4−[(3,4−ジクロロベンジル)オキシ]−3−(2−フルオロエトキシ)ベンジル}−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.350:4−[3−{4−[(2−クロロ−4−フルオロベンジル)オキシ]−3−メトキシベンジル}−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.351:4−[3−{4−[(2,4−ジクロロベンジル)オキシ]−3−メトキシベンジル}−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.352:4−[3−{4−[(2−クロロ−6−フルオロベンジル)オキシ]−3−メトキシベンジル}−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.353:4−[3−{4−[(2,6−ジクロロベンジル)オキシ]−3−メトキシベンジル}−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.354:4−[3−{4−[(2−クロロベンジル)オキシ]−3−メトキシベンジル}−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.355:4−[7−フルオロ−3−{4−[(2−フルオロベンジル)オキシ]−3−メトキシベンジル}−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.357:2−[(3,4−ジクロロベンジル)オキシ]−5−({7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,4−ジヒドロキナゾリン−3(2H)−イル}メチル)ベンゾニトリル
No.358:4−[3−{4−[(3,4−ジクロロフェノキシ)メチル]−3−メトキシベンジル}−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.360:4−{7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3−[4−(2−フェニルエチル)ベンジル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.362:4−[3−{4−[(4,5−ジクロロ−2−フルオロベンジル)オキシ]−3−メトキシベンジル}−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.369:4−[3−{4−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−3−メトキシベンジル}−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.371:4−[3−{3−クロロ−4−[(4−クロロベンジル)オキシ]−5−エトキシベンジル}−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.373:4−[3−{3−クロロ−4−[(2,4−ジクロロベンジル)オキシ]−5−エトキシベンジル}−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.375:4−[7−フルオロ−3−{4−[(4−フルオロベンジル)オキシ]−3−メトキシベンジル}−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.376:4−[3−{4−[(3,5−ジクロロベンジル)オキシ]−3−メトキシベンジル}−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.377:4−[3−(4−{[4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)ベンジル]オキシ}−3−メトキシベンジル)−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.379:4−[3−{4−[(3−クロロフェノキシ)メチル]−3−メトキシベンジル}−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.380:4−[3−{4−[(3,5−ジフルオロベンジル)オキシ]−3−メトキシベンジル}−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.381:4−{3−[4−(ベンジルオキシ)−3−メトキシベンジル]−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.382:4−[3−{4−[(3−クロロ−5−フルオロベンジル)オキシ]−3−メトキシベンジル}−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.383:4−{7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−(3−メトキシ−4−{[4−(トリフルオロメチル)ベンジル]オキシ}ベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.384:4−[3−{4−[(2,5−ジクロロベンジル)オキシ]−3−メトキシベンジル}−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.385:4−{[4−({7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,4−ジヒドロキナゾリン−3(2H)−イル}メチル)−2−メトキシフェノキシ]メチル}ベンゾニトリル
No.386:3−{[4−({7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,4−ジヒドロキナゾリン−3(2H)−イル}メチル)−2−メトキシフェノキシ]メチル}ベンゾニトリル
No.387:4−[3−{4−[(4−クロロ−2−フルオロベンジル)オキシ]−3−メトキシベンジル}−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.388:4−[3−{4−[1−(3,4−ジクロロフェニル)エトキシ]−3−メトキシベンジル}−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.389:4−{7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−3−{4−[(3−ヒドロキシベンジル)オキシ]−3−メトキシベンジル}−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.390:4−[7−フルオロ−3−{4−[(3−フルオロベンジル)オキシ]−3−メトキシベンジル}−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.391:4−[3−{4−[(3,4−ジフルオロベンジル)オキシ]−3−メトキシベンジル}−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.392:4−{3−[4−(5,6−ジクロロ−1H−ベンゾイミダゾール−1−イル)−3−メトキシベンジル]−7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒド
No.393:3,4−ジクロロベンゼンスルホン酸4−({7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,4−ジヒドロキナゾリン−3(2H)−イル}メチル)フェニル
No.394:3,4−ジクロロベンゼンスルホン酸4−({7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,4−ジヒドロキナゾリン−3(2H)−イル}メチル)−2−メトキシフェニル
No.403:3,4−ジクロロ−N−[4−({7−フルオロ−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,4−ジヒドロキナゾリン−3(2H)−イル}メチル)−2−メトキシフェニル]ベンズアミド
本発明の化合物は、以下のスキーム1から4に示す方法により調製することができる。
【0045】
以下において、「脱離基」という用語は、電子対を失うヘテロリシス結合開裂により、容易に置換され得る基を意味する。従って、この基は、例えば、置換反応中に別の基によって容易に置換することができる。このような脱離基として、例えば、ハロゲンまたは活性化ヒドロキシル基(メシラート、トシラート、トリフラートなど)がある。脱離基の例およびこれらを調製する参照は、「Advanced Organic Chemistry」,J.March,第3版,Wiley Interscience,310−316頁に見られる。
【0046】
「保護基PG」という用語は、ある化学反応の間、この反応に影響を受ける可能性がある官能基または部位の反応性を抑えることができる基であって、当業者に既知の方法に従って開裂により分子を元通りに戻すことができる基を意味するものとする。
【0047】
「アミンまたはアルコールの一時保護基」という用語は、以下に記載されるような保護基を意味するものとする:Protective Groups in Organic Synthesis,Greene T.W.and Wuts P.G.M.,published by Wiley Interscience,1999およびProtecting Groups,Kocienski P.J.,1994,Georg Thieme Verlag。
【0048】
アミンの一時保護基の例として以下が挙げられる:ベンジルおよびカルバマート(酸性媒体中で開裂可能なtert−ブチルオキシカルボニル、または水素化分解で開裂可能なベンジルオキシカルボニルなど)。カルボン酸の一時保護基の例として以下が挙げられる:水素化分解可能なアルキルエステル(塩基性または酸性媒体中で加水分解可能なメチルまたはエチルまたはtert−ブチルエステルなど)およびベンジルエステル。アルコールまたはフェノールの一時保護基の例として以下が挙げられる:テトラヒドロピラニルエーテル、メチルオキシメチルまたはメチルエトキシメチルエーテル、tert−ブチルエーテルおよびベンジルエーテル。カルボニル誘導体の一時保護基の例として以下が挙げられる:直鎖または環状アセタール、例えば1,3−ジオキサン−2−イルまたは1,3−ジオキソラン−2−イルなど。周知の標準法として上記のProtective Groupsに記載されるものを参照することができる。
【0049】
当業者は、環境に応じて適切な保護基を選択する立場にあるであろう。式(I)の化合物は、他の官能基のための前駆基を含むことができ、他の官能基は連続した1段階以上の工程で生成する。
【0050】
以下の一般合成スキームにおいて、出発化合物および反応体は、これらの調製法が記載されていない場合、市販のものであるか、文献に記載されているか、そうでなければ文献記載の方法または当業者に既知の方法により調製することができる。
【0051】
本発明の化合物の純粋な鏡像異性体は、純粋な鏡像異性体である前駆体から得ることができるか、または、キラル相クロマトグラフィーにより得ることができるか、または、化合物が酸またはアミン官能基を含む場合には、化合物(I)とそれぞれキラルアミンまたはキラル酸との反応により得られるジアステレオ異性体の塩の選択的結晶化により得ることができる。
【0052】
一般式(I)の化合物は、以下のスキーム1から4に従って得ることができる。明確にするため、R基として水素が選択されており、pおよびp’はそれぞれ1および2を表し、R基およびR基はスキームに示すとおりに設定してある。しかしながら、Rは、一般式(I)に定義されるとおりのものが可能であり、RおよびRは一般式(I)に示される位置にあることが可能であり、pおよびp’は一般式(I)に定義されるとおりのものが可能であることが理解されるであろう。
【0053】
以下に記載する合成経路は、例示としてのみ機能するものであり、どのような制限状況にもない。当業者は、容易に、以下の教示を、式(I)の化合物(式中、R、R、R、R、R、Ra、Rb、Rc、m、n、p、p’およびqは一般式(I)で定義されるとおりである。)に当てはめることができる。
【0054】
スキーム1に従って、酸性媒体中、還元剤(トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウムなど)の存在下、式(II)の化合物(式中、R’は(C−C)アルキル基を表し、Rは式(I)の化合物で定義されるとおりである。)を式(III)の化合物と反応させる還元アミノ化により、式(IV)の化合物を得る。式(III)の化合物のPG基は、アミン官能基用保護基であり、この保護基はtert−ブトキシカルボニル(boc)が有利であるであろう。こうして得られる式(IV)の化合物を続いて、当業者に周知である方法に従って、クロロギ酸アルキルまたはアリールでアシル化して、式(V)の化合物(式中、R’’は、置換された(C−C)アルキルまたはアリール基を表す。)とする。塩基性媒体中で加水分解することにより式(VI)の化合物を得ることができ、式(VI)の化合物を式(VII)の化合物(式中、Rは式(I)の化合物で定義されるとおりである。)とカップリングさせることで、式(VIII)の化合物が得られる。塩基性媒体中で分子内環化させることにより、式(IX)のキナゾリンジオン誘導体を得ることが可能になる。続いてアミン官能基用保護基PGを開裂させて(例えば、PGがbocの場合は酸性媒体中で)、式(Ia)の化合物とし、これをアシル化することで式(Ib)の化合物が得られる。
【0055】
式(Ia)の化合物は、式(I)の化合物であり、式(I)の他の化合物、例えば式(Ib)の化合物などの中間体として使うことができる。
【0056】
【化4】
【0057】
式(I)の化合物で、式中Rが−ORa(Raは式(I)の化合物で定義されるとおりである。)を表すものが、式(Id)に相当する。式(Id)の化合物は、以下のスキーム2に従って、式(X)の化合物から得ることができる。式(Ic)の化合物は、式(X)の化合物を水素化分解して得られるが、これを、例えば、塩基(炭酸セシウム(CsCO)など)の存在下Ra−X型のアルキル化剤(式中、Raは式(I)の化合物で定義されるとおりであり、Xは脱離基(例えばハロゲン原子など)を表す。)を用いたアルキル化反応、またはRa−OH型のアルコール(Raは式(I)の化合物で定義されるとおりである。)を用いたMitsunobu反応(Synthesis,1981,1)にかけることにより、式(Id)の化合物とする。
【0058】
式(X)の化合物および式(Ic)の化合物は、式(I)の化合物であり、式(I)の他の化合物、例えば式(Id)の化合物などの中間体として使うことができる。
【0059】
【化5】
【0060】
または、式(Id)の化合物は、以下のスキーム3に記載の手順に従って得ることができる。
【0061】
塩基の存在下、式(XI)の化合物(式中、R’は上記で定義されるとおりである。)とRa−OH型のアルコール(Raは式(I)で定義されるとおりである。)を用いた芳香族求核置換反応により、式(XII)の化合物が得られる。式(XII)の化合物のニトロ基を還元すると、対応するアニリノ誘導体(XIII)が得られる。式(III)の化合物(式中、PGはbocなどのアミン官能基用保護基である。)を用いた還元アミノ化反応により、式(XIV)の化合物が得られる。酸性媒体中で式(XIV)の化合物をイソシアン酸カリウム(KNCO)と反応させることにより、式(XV)の化合物が得られる。塩基性媒体中で分子内環化させることにより、式(XVI)の化合物を得ることが可能になる。保護基PGを当業者に周知である方法により開裂させることで、式(XVII)の化合物とする。アシル化により式(XVIII)の化合物が得られる。最後に、塩基(例えば炭酸セシウムなど)の存在下で(XIX)型の誘導体(式中、Xはハロゲン原子などの脱離基を表す。)を用いたアルキル化反応、または(XX)型のベンジルアルコールを用いたMitsunobu反応により、式(Id)の化合物が得られる。化合物(XIX)および(XX)において、Rは上記で定義されるとおりである。
【0062】
【化6】
【0063】
式(Ie)および(If)の化合物(式中、Rは、より詳細には−CH−NHC(O)Rb型の基を表し、Rbは式(I)の化合物で定義されるとおりである。)は、以下のスキーム4に従って調製することができる。
【0064】
スキーム3において、示されているR基は−O−R型のものであり、キナゾリンジオン構造の6位にある(例えば、化合物(XVIII)を参照)が、一般式(I)で定義されるとおり、第二のR基を同じキナゾリンジオン基の7位に有することも可能であるものとする。
【0065】
(XXI)型の化合物(式中、R’およびPG’は、上記で定義されるとおりであり、PG’基はbocが有利である。)のニトロ基を還元すると、対応するアニリノ誘導体(XXII)が得られる。この誘導体を、酸性媒体中、有利には還元剤(トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウムなど)の存在下、式(III)の化合物(式中、PGはアミンを保護するベンジルオキシカルボニル基を表す。)と反応させる還元アミノ化により、式(XXIII)の化合物が得られる。クロロギ酸アルキルまたはアリール(式中、R’’は、置換される(C−C)アルキル基またはアリール基を表す。)を用いたアシル化反応により、式(XXIV)の化合物とする。塩基性媒体中で加水分解して、式(VII)の化合物(式中、Rは式(I)の化合物で定義されるとおりである。)とカップリングさせ、続いて塩基性媒体中で分子内環化させることにより、式(XXV)のキナゾリンジオン類似体を得ることができる。続いてPG’基(好ましくはboc)を酸性媒体中で開裂させることにより式(XXVI)の化合物とし、これをアシル化することにより、式(XXVII)の化合物(式中、Rbは式(I)の化合物で定義されるとおりである。)とする。水素化分解反応により(XXVII)のPG保護基を開裂させて、式(le)の化合物とする。最後に、式(le)の化合物をアシル化することにより、式(If)の化合物が得られる。
【0066】
【化7】
【0067】
言うまでもなく、当業者は、自体の知識および文献に照らして、一般式(I)に記載される基すべての導入を可能にする他の適切な保護基を選択する立場にあるであろう。
【0068】
式(I)の化合物が架橋した環を含む場合、区別なく上記の合成経路のうち1つにより得ることができる。
【0069】
以下の手順および実施例は、本発明の化合物の幾つかの調製を記載する。これらの手順および実施例は、制限するものではなく、本発明を例示するためのものにすぎない。
【0070】
以下の手順および実施例において:
・質量スペクトルは、Platform LCZ型(Waters)またはZQ 4000型(Waters)の四重極分光計でポジティブエレクトロスプレーイオン化様式で測定する
・NMR(核磁気共鳴)スペクトルは、フーリエ変換分光計(Bruker)で温度300℃で測定する(交換性プロトンは記録せず)
・s=一重項、
・d=二重項、
・m=多重項、
・Br=幅広い信号
・t=三重項、
・q=四重項、
・DMSO−d=重水素化ジメチルスルホキシド
・CDCl=重水素化クロロホルム;
溶媒混合物は、体積比で定量する。
【0071】
NMRスペクトルおよび質量スペクトルにより、以下の実施例で得られる化合物の構造を確認する。
【0072】
以下の実施例において、以下の略称を用いる:
ACN:アセトニトリル
AcOEt:酢酸エチル
AcOH:酢酸
DBU:1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン
DCM:ジクロロメタン
DCE:1,2−ジクロロエタン
DIAD:アゾジカルボン酸ジイソプロピル
DIEA:ジイソプロピルアミン
DMF:N,N−ジメチルホルムアミド
EtOH:エタノール
HBTU:O−(ベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスファート
IBCF:クロロギ酸イソブチル
MeOH:メタノール
NaBH(OAc):トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム
AT:大気温度
min:分
THF:テトラヒドロフラン
NEt=トリエチルアミン
TFA:トリフルオロ酢酸
【0073】
実施例
以下の実施例は、本発明の化合物の幾つかの調製を記載する。これらの実施例は制限するものではなく、本発明を例示するためのものにすぎない。実施例の化合物の番号は、以下の表で化合物に与えられる番号を示す。表には、本発明の化合物の幾つかについて、化学構造および物性を示す。
【実施例1】
【0074】
化合物No.6
{[3−(3,4−ジメトキシベンジル)−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキナゾリン−6−イル]オキシ}アセトニトリルの調製
【0075】
【化8】
【0076】
工程1.1
4−{[4−(ベンジルオキシ)−2−(メトキシカルボニル)フェニル]アミノ}ピペリジン−1−カルボン酸1,1−ジメチルエチル
【0077】
【化9】
2−アミノ−5−(ベンジルオキシ)安息香酸メチル2g、4−オキソピペリジン−1−カルボン酸1,1−ジメチルエチル3.1gおよびNaBH(OAc)3.29gをAcOH10mlに加えた混合物に、マイクロ波(Biotage Initiator Sixty)を110℃で20分間照射する。同じ反応をさらに2回、それぞれ別に2−アミノ−5−(ベンジルオキシ)安息香酸メチル2gを用いて、繰り返す。3回の反応物を1つにまとめる。まとめた生成物をAcOEtに取る。有機相を、水、飽和NHCl溶液および飽和NaHCO溶液で洗い、NaSOで脱水してろ過し、溶媒を減圧下エバポレートする。残渣を、シリカゲルのクロマトグラフィーにかけ、AcOEt/ヘプタン混合物で(5/95、v/v)から(30/70、v/v)までで溶出させて、予想される生成物10.2gを得る。
【0078】
工程1.2
4−{[4−(ベンジルオキシ)−2−(メトキシカルボニル)フェニル][(2−メチルプロポキシ)カルボニル]アミノ}ピペリジン−1−カルボン酸1,1−ジメチルエチル
【0079】
【化10】
工程1.1で得られた4−{[4−(ベンジルオキシ)−2−(メトキシカルボニル)フェニル]アミノ}ピペリジン−1−カルボン酸1,1−ジメチルエチル2g、DIEA0.87ml、IBCF1.78mlおよびNaOH1gをDCE10mlに加えた混合物に、マイクロ波を80℃で30分間照射する。同じ反応をさらに4回、それぞれ別に4−{[4−(ベンジルオキシ)−2−(メトキシカルボニル)フェニル]アミノ}ピペリジン−1−カルボン酸1,1−ジメチルエチル2gを用いて、繰り返す。5回の反応物を1つにまとめる。まとめた生成物をAcOEtに取ってろ過し、ろ液を減圧下エバポレートする。残渣を、シリカゲルのクロマトグラフィーにかけ、AcOEt/ヘプタン混合物で(10/90、v/v)から(50/50、v/v)までで溶出させて、予想される生成物9.3gを得る。
【0080】
工程1.3
5−(ベンジルオキシ)−2−({1−[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]ピペリジン−4−イル}[(2−メチルプロポキシ)カルボニル]アミノ)安息香酸ナトリウム塩
【0081】
【化11】
工程1.2で得られた4−{[4−(ベンジルオキシ)−2−(メトキシカルボニル)フェニル][(2−メチルプロポキシ)カルボニル]アミノ}ピペリジン−1−カルボン酸1,1−ジメチルエチル9.3gおよび2NのNaOH34.4mlをMeOH57mlに加えた混合物を、100℃で3時間加熱する。溶液を減圧下エバポレートし、DCMを加える。NaSOで脱水し、ろ過し、溶液を減圧下エバポレートして、予想される生成物8.7gを得る。
【0082】
工程1.4
4−[{4−(ベンジルオキシ)−2−[(3,4−ジメトキシベンジル)カルバモイル]フェニル}(イソブトキシカルボニル)アミノ]ピペリジン−1−カルボン酸1,1−ジメチルエチル
【0083】
【化12】
工程1.3で得られた5−(ベンジルオキシ)−2−({1−[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]ピペリジン−4−イル}[(2−メチルプロポキシ)カルボニル]アミノ)安息香酸ナトリウム塩6gおよびDIEA4.42gをDMF250mlに加えた混合物を、ATで15分間撹拌する。HBTU6.48gを加え、混合物を30分間撹拌放置する。ベラトリルアミン2.48gを加え、反応液を48時間撹拌する。反応液を減圧下エバポレートし、残渣をAcOEtに取り、飽和NHCl溶液および飽和NaHCO溶液で洗い、NaSOで脱水してろ過し、溶媒を減圧下エバポレートする。残渣を、シリカゲルのクロマトグラフィーにかけ、AcOEt/ヘプタン混合物で(20/80、v/v)から(60/40、v/v)までで溶出させて、予想される生成物7.5gを得る。
【0084】
工程1.5
4−[6−(ベンジルオキシ)−3−(3,4−ジメトキシベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボン酸1,1−ジメチルエチル
【0085】
【化13】
工程1.4で得られた4−[{4−(ベンジルオキシ)−2−[(3,4−ジメトキシベンジル)カルバモイル]フェニル}(イソブトキシカルボニル)アミノ]ピペリジン−1−カルボン酸1,1−ジメチルエチル2.5gおよびNaOH7.4gをDCE18.5mlに加えた混合物に、マイクロ波を110℃で30分間照射する。同じ反応をさらに2回、それぞれ別に4−[{4−(ベンジルオキシ)−2−[(3,4−ジメトキシベンジル)カルバモイル]フェニル}(イソブトキシカルボニル)アミノ]ピペリジン−1−カルボン酸1,1−ジメチルエチル2.5gを用いて、繰り返す。3回の反応物を1つにまとめる。まとめた生成物をDCMに取り、水で洗い、NaSOで脱水してろ過し、溶媒を減圧下エバポレートして、予想される生成物6.6gを得る。
【0086】
工程1.6
6−(ベンジルオキシ)−3−(3,4−ジメトキシベンジル)−1−(ピペリジン−4−イル)キナゾリン−2,4(1H,3H)−ジオン
【0087】
【化14】
工程1.5で得られた4−[6−(ベンジルオキシ)−3−(3,4−ジメトキシベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボン酸1,1−ジメチルエチル3.5gおよびTFA25mlをDCM50mlに加えた混合物を、ATで2時間撹拌する。混合物をKCOで中和し、ろ過する。ろ液を減圧下エバポレートする。残渣をDCMに取り、飽和NaHCO溶液、次いで8%NaOH溶液で洗う。溶液をNaSOで脱水してろ過し、溶媒を減圧下エバポレートして、予想される生成物2.67gを得る。
【0088】
工程1.7
4−[6−(ベンジルオキシ)−3−(3,4−ジメトキシベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
【0089】
【化15】
工程1.7で得られた6−(ベンジルオキシ)−3−(3,4−ジメトキシベンジル)−1−(ピペリジン−4−イル)キナゾリン−2,4(1H,3H)−ジオン0.6gおよびギ酸アンモニウム0.113gをACN5mlに加えた混合物に、マイクロ波を140℃で1時間照射する。混合物をろ過し、ろ液を減圧下エバポレートして、予想される生成物0.62gを得る。
【0090】
工程1.8
化合物No.5:
4−[3−(3,4−ジメトキシベンジル)−6−ヒドロキシ−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
【0091】
【化16】
工程1.7で得られた4−[6−(ベンジルオキシ)−3−(3,4−ジメトキシベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド0.618g、ギ酸アンモニウム0.44gおよびPd/C(10%)0.124gをEtOH10mlに加えた混合物を、窒素でパージしてから、これに、マイクロ波を80℃で2時間照射する。混合物をろ過し、ろ液を減圧下エバポレートして、予想される生成物0.513gを得る。
【0092】
工程1.9
化合物No.6
{[3−(3,4−ジメトキシベンジル)−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキナゾリン−6−イル]オキシ}アセトニトリル
【0093】
【化17】
工程1.8で得られた4−[3−(3,4−ジメトキシベンジル)−6−ヒドロキシ−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド0.17gおよびCsCO0.25gをDMF3mlに加えた混合物をATで15分間撹拌する。ブロモアセトニトリル0.056gを加え、続いて反応液にマイクロ波を100℃で15分間照射する。反応液をろ過し、減圧下エバポレートする。残渣をシリカゲルのクロマトグラフィーにかけ、MeOH/DCM混合物で(1/99、v/v)から(4/96、v/v)までで溶出させて、予想される生成物0.112gを得る。
【実施例2】
【0094】
化合物No.3
{[1−(1−アセチルピペリジン−4−イル)−3−(3,4−ジメトキシベンジル)−2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキナゾリン−6−イル]オキシ}アセトニトリルの調製
【0095】
【化18】
【0096】
工程2.1
1−(1−アセチルピペリジン−4−イル)−6−(ベンジルオキシ)−3−(3,4−ジメトキシベンジル)キナゾリン−2,4(1H,3H)−ジオン
【0097】
【化19】
工程1.6で得られた6−(ベンジルオキシ)−3−(3,4−ジメトキシベンジル)−1−(ピペリジン−4−イル)キナゾリン−2,4(1H,3H)−ジオン0.6gおよびNEt0.24gをDCM10mlに加えた混合物を0℃に冷却し、これに塩化アセチル0.14gを加える。混合物をATで一晩撹拌する。混合物を飽和NHCl溶液で2回洗い、ろ過し、ろ液を減圧下エバポレートして、予想される生成物0.64gを得る。
【0098】
工程2.2
化合物No.2
1−(1−アセチルピペリジン−4−イル)−3−(3,4−ジメトキシベンジル)−6−ヒドロキシキナゾリン−2,4(1H,3H)−ジオン
【0099】
【化20】
工程2.1で得られた1−(1−アセチルピペリジン−4−イル)−6−(ベンジルオキシ)−3−(3,4−ジメトキシベンジル)キナゾリン−2,4(1H,3H)−ジオン0.64g、ギ酸アンモニウム0.44gおよびPd/C(10%)0.125gをEtOH10mlに加えた混合物を、窒素でパージしてから、これに、マイクロ波を80℃で2時間照射する。混合物をろ過し、ろ液を減圧下エバポレートして、予想される生成物0.48gを得る。
【0100】
工程2.3
化合物No.3
{[1−(1−アセチルピペリジン−4−イル)−3−(3,4−ジメトキシベンジル)−2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキナゾリン−6−イル]オキシ}アセトニトリル
【0101】
【化21】
工程2.2で得られた1−(1−アセチルピペリジン−4−イル)−3−(3,4−ジメトキシベンジル)−6−ヒドロキシキナゾリン−2,4(1H,3H)−ジオン0.12gおよびCsCO0.172gをDMF3mlに加えた混合物をATで15分間撹拌する。ブロモアセトニトリル0.038gを加え、続いて反応液にマイクロ波を100℃で15分間照射する。反応液をろ過し、ろ液を減圧下エバポレートする。残渣をシリカゲルのクロマトグラフィーにかけ、MeOH/DCM混合物で(1/99、v/v)から(4/96、v/v)までで溶出させて、予想される生成物0.094gを得る。
【実施例3】
【0102】
化合物No.34
4−[3−(4−クロロベンジル)−6−(2,2−ジフルオロエトキシ)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒドの合成
【0103】
【化22】
【0104】
工程3.1
5−(2,2−ジフルオロエトキシ)−2−ニトロ安息香酸メチル
【0105】
【化23】
5−フルオロ−2−ニトロ安息香酸メチル17.31g、NEt9.64gおよび2,8,9−トリイソブチル−2,5,8,9−テトラアザ−1−ホスファビシクロ[3.3.3]ウンデカン32.71gを無水THF250mlに加えた溶液に、2,2−ジフルオロエタノール8.53gを加える。混合物をATで30分間撹拌する。溶媒を減圧下エバポレートする。水を加え、AcOEtで抽出する。抽出物を、1NのHCl水溶液、水、次いで飽和NaCl溶液で洗う。MgSOで脱水してろ過し、溶媒を減圧下エバポレートして、予想される生成物21gを得る。
【0106】
工程3.2
2−アミノ−5−(2,2−ジフルオロエトキシ)安息香酸メチル
【0107】
【化24】
工程3.1で得られた5−(2,2−ジフルオロエトキシ)−2−ニトロ安息香酸メチル21gおよびPd/C(10%)1gを、AcOEt300ml、EtOH50mlおよびAcOH5mlの混合物に加え、水素雰囲気下、ATで24時間撹拌する。
混合物をろ過し、減圧下エバポレートして、予想される生成物18.6gを得る。
【0108】
工程3.3
4−{[4−(2,2−ジフルオロエトキシ)−2−(メトキシカルボニル)フェニル]アミノ}ピペリジン−1−カルボン酸1,1−ジメチルエチル
【0109】
【化25】
工程3.2で得られた2−アミノ−5−(2,2−ジフルオロエトキシ)安息香酸メチル4gおよび4−オキソピペリジン−1−カルボン酸1,1−ジメチルエチル6.88gをAcOH15mlに加えた混合物を10分間90℃で加熱する。これをATまで放冷し、NaBH(OAc)7.3gを加える。混合物をATで12時間撹拌放置する。これを、AcOEtで抽出し、抽出物を、飽和KCO溶液、次いで水で洗う。MgSOで脱水し、ろ過し、減圧下エバポレートして、予想される生成物6.63gを得る。
【0110】
工程3.4
4−{カルバモイル[4−(2,2−ジフルオロエトキシ)−2−(メトキシカルボニル)フェニル]アミノ}ピペリジン−1−カルボン酸1,1−ジメチルエチル
【0111】
【化26】
工程3.3で得られた4−{[4−(2,2−ジフルオロエトキシ)−2−(メトキシカルボニル)フェニル]アミノ}ピペリジン−1−カルボン酸1,1−ジメチルエチル6.63gをAcOH40mlに加えた溶液に、イソシアン酸カリウム1.95gを水4mlに加えた溶液を加える。混合物をATで12時間撹拌する。これを、AcOEtで抽出し、抽出物を飽和KCO溶液、次いで水で洗う。MgSOで脱水し、ろ過し、減圧下エバポレートして、予想される生成物6.95gを得る。
【0112】
工程3.5
4−[6−(2,2−ジフルオロエトキシ)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボン酸1,1−ジメチルエチル
【0113】
【化27】
工程3.4で得られた4−{カルバモイル[4−(2,2−ジフルオロエトキシ)−2−(メトキシカルボニル)フェニル]アミノ}ピペリジン−1−カルボン酸1,1−ジメチルエチル2.5gをジオキサン10mlと1NのNaOH水溶液5mlの混合物に加えた溶液に、マイクロ波を130℃で30分間照射する。AcOEtで抽出し、抽出物を1NのHCl水溶液で中和し、水で洗い、MgSOで脱水し、ろ過し、減圧下エバポレートする。得られる残渣をAcOEt/ペンタン混合物で粉砕して予想される生成物を得る。同じ反応をさらに2回、それぞれ別に、工程3.4で得られた4−{カルバモイル[4−(2,2−ジフルオロエトキシ)−2−(メトキシカルボニル)フェニル]アミノ}ピペリジン−1−カルボン酸1,1−ジメチルエチル2.5gを用いて繰り返し、合計で、予想される生成物5.63gを得る。
【0114】
工程3.6
6−(2,2−ジフルオロエトキシ)−1−(ピペリジン−4−イル)キナゾリン−2,4(1H,3H)−ジオン
【0115】
【化28】
工程3.5で得られた4−[6−(2,2−ジフルオロエトキシ)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボン酸1,1−ジメチルエチル5.63gをギ酸70mlに加えた溶液を、ATで2時間撹拌する。溶媒を減圧下エバポレートして、予想される生成物6.13gをギ酸塩として得る。
【0116】
工程3.7
4−[6−(2,2−ジフルオロエトキシ)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
【0117】
【化29】
工程3.6で得られた6−(2,2−ジフルオロエトキシ)−1−(ピペリジン−4−イル)キナゾリン−2,4(1H,3H)−ジオン6.13gおよびギ酸アンモニウム3.12gをACN28mlとジオキサン28mlに加えた混合物に、マイクロ波を140℃で1時間照射する。反応液を水に注ぐ。混合物をろ過し、沈殿物を、水、次いでエーテルで洗い、予想される生成物4.47gを得る。
【0118】
工程3.8
化合物No.34
4−[3−(4−クロロベンジル)−6−(2,2−ジフルオロエトキシ)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド
【0119】
【化30】
工程3.7で得られた4−[6−(2,2−ジフルオロエトキシ)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド0.15g、1−(ブロモメチル)−4−クロロベンゼン0.096gおよびCsCO0.3gをDMF3mlに加えた混合物をATで1時間撹拌する。AcOEtを加え、水、次いで飽和NaCl溶液で洗う。有機相をMgSOで脱水し、ろ過し、減圧下エバポレートする。残渣をシリカゲルのクロマトグラフィーにかけ、AcOEtで溶出させて、予想される生成物0.116gを得る。
【実施例4】
【0120】
化合物No.49
4−{3−[3−(シクロペンチルオキシ)−4−メトキシベンジル]−6−(2,2−ジフルオロエトキシ)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボアルデヒドの合成
【0121】
【化31】
工程3.7で得られた4−[6−(2,2−ジフルオロエトキシ)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド0.15g、[4−(シクロペンチルオキシ)−3−メトキシフェニル]メタノール0.142gおよびPPh0.223gを無水THF3mlに加えた溶液に、DIAD0.172gを加える。混合物をATで12時間撹拌し、次いで60℃で1時間撹拌する。これを減圧下エバポレートし、残渣をシリカゲルにかけ、AcOEtで溶出させて精製し、予想される生成物0.083gを得る。
【実施例5】
【0122】
化合物No.20
N−{[3−(3,4−ジメトキシベンジル)−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキナゾリン−6−イル]メチル}アセトアミドの合成
【0123】
【化32】
【0124】
工程5.1
2−アミノ−5−({[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ}メチル)安息香酸メチル
【0125】
【化33】
5−{[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−2−ニトロ安息香酸メチル0.273g、ギ酸アンモニウム0.166gおよびPd/C(10%)0.094gをEtOH10mlに加えた混合物を、窒素でパージしてから、これに、マイクロ波を120℃で5分間照射する。混合物をろ過し、ろ液を減圧下エバポレートする。残渣をシリカゲルのクロマトグラフィーにかけ、AcOEt/ヘプタン混合物で(5/95、v/v)から(30/70、v/v)までで溶出させて、予想される生成物0.2gを得る。
【0126】
工程5.2
4−{[4−({[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ}メチル)−2−(メトキシカルボニル)フェニル]アミノ}ピペリジン−1−カルボン酸ベンジル
【0127】
【化34】
NaBH(OAc)2.04gをDCM20mlとAcOH0.41mlの混合物に加えた懸濁液に、ATで、4−オキソピペリジン−1−カルボン酸ベンジル1.66gおよび工程5.1で得られた2−アミノ−5−({[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ}メチル)安息香酸メチル1gをDCM20mlに加えた溶液を、滴下する。混合物をATで15時間撹拌し、次いでさらにNaBH(OAc)2.04gを加える。6時間撹拌後、4−オキソピペリジン−1−カルボン酸ベンジル1.66gを加え、混合物をATで48時間撹拌する。飽和NaHCO溶液を加え、DCMで抽出する。有機相を飽和NaHCO溶液および飽和NHCl溶液で2回洗う。NaSOで脱水し、ろ過し、ろ液を減圧下エバポレートする。残渣をシリカゲルのクロマトグラフィーにかけ、AcOEt/ヘプタン混合物で(5/95、v/v)から(40/60、v/v)までで溶出させて、予想される生成物1.6gを得る。
【0128】
工程5.3
4−{[4−({[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ}メチル)−2−(メトキシカルボニル)フェニル](エトキシカルボニル)アミノ}ピペリジン−1−カルボン酸ベンジル
【0129】
【化35】
工程5.2で得られた4−{[4−({[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ}メチル)−2−(メトキシカルボニル)フェニル]アミノ}ピペリジン−1−カルボン酸ベンジル1.6gをDCM11mlに加えた溶液に、DIEA2.08g、次いでクロロギ酸エチル1.745gを加える。混合物をATで4日間撹拌する。これを減圧下エバポレートする。残渣をピリジン10ml(10ml)に取り、クロロギ酸エチル0.7gを加える。混合物をATで4時間撹拌する。これを減圧下エバポレートする。残渣をシリカゲルのクロマトグラフィーにかけ、AcOEt/ヘプタン混合物で(10/90、v/v)から(30/70、v/v)までで溶出させて、予想される生成物0.875gを得る。
【0130】
工程5.4
4−[3−(3,4−ジメトキシベンジル)−6−({[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ}メチル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボン酸ベンジル
【0131】
【化36】
工程5.3で得られた4−{[4−({[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ}メチル)−2−(メトキシカルボニル)フェニル](エトキシカルボニル)アミノ}ピペリジン−1−カルボン酸ベンジル0.165gおよびLiOH0.028gをTHF/HO(70/30)5mlに加えた混合物を、ATで15時間撹拌する。続いて混合物に、マイクロ波を100℃で1時間照射する。混合物をろ過し、ろ液を減圧下エバポレートする。残渣をDMF5mlに取り、DIEA0.108gを加え、ATで10分間撹拌する。HBTU0.159gを加え、混合物をATで30分間撹拌する。続いてベラトリルアミン0.061gを加え、混合物をATで1時間撹拌する。DBU0.5mlを加え、混合物をATで48時間撹拌する。これを減圧下エバポレートし、残渣をAcOEtに取る。溶液を飽和NHCl溶液で3回、水で2回洗い、NaSOで脱水し、ろ過し、ろ液を減圧下エバポレートする。残渣をシリカゲルのクロマトグラフィーにかけ、AcOEt/DCM混合物で(10/90、v/v)から(20/80、v/v)までで溶出させて、予想される生成物0.104gを得る。
【0132】
工程5.5
4−[6−(アミノメチル)−3−(3,4−ジメトキシベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボン酸ベンジル
【0133】
【化37】
工程5.4で得られた4−[3−(3,4−ジメトキシベンジル)−6−({[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ}メチル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボン酸ベンジル0.102gおよびTFA0.5mlをDCM9.5mlに加えた溶液を、ATで2時間撹拌する。飽和NaHCO溶液を加える。有機層をNaSOで脱水し、ろ過し、ろ液を減圧下エバポレートして、予想される生成物0.09gを得る。
【0134】
工程5.6
4−{6−[(アセチルアミノ)メチル]−3−(3,4−ジメトキシベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボン酸ベンジル
【0135】
【化38】
工程5.5で得られた4−[6−(アミノメチル)−3−(3,4−ジメトキシベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボン酸ベンジル0.09gおよびNEt0.09mlをDCM3mlに加えた溶液に、無水酢酸0.049gを加え、混合物をATで1時間撹拌する。DCMを加え、溶液を、飽和NHCl溶液、1NのHCl溶液、2NのNaOH溶液、次いで水で洗う。有機層をNaSOで脱水し、ろ過し、ろ液を減圧下エバポレートして、予想される生成物0.104gを得る。
【0136】
工程5.7
N−{[3−(3,4−ジメトキシベンジル)−2,4−ジオキソ−1−(ピペリジン−4−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロキナゾリン−6−イル]メチル}アセトアミド
【0137】
【化39】
工程5.6で得られた4−{6−[(アセチルアミノ)メチル]−3−(3,4−ジメトキシベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル}ピペリジン−1−カルボン酸ベンジル0.1g、ギ酸アンモニウム0.016gおよびPd/C(10%)0.018gをEtOH2mlに加えた混合物を、窒素でパージしてから、これに、マイクロ波を80℃で30分間照射する。混合物をろ過し、ろ液を減圧下エバポレートして、予想される生成物0.077gを得る。
【0138】
工程5.8
化合物No.20
N−{[3−(3,4−ジメトキシベンジル)−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキナゾリン−6−イル]メチル}アセトアミド
【0139】
【化40】
工程5.7で得られたN−{[3−(3,4−ジメトキシベンジル)−2,4−ジオキソ−1−(ピペリジン−4−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロキナゾリン−6−イル]メチル}アセトアミド0.070gおよびギ酸アンモニウム0.028gをACN2mlに加えた混合物に、マイクロ波を140℃で1時間照射する。混合物をろ過し、ろ液を減圧下エバポレートする。残渣をシリカゲルのクロマトグラフィーにかけ、MeOH/DCM混合物で(0.5/99.5、v/v)から(7/93、v/v)までで溶出させて、予想される生成物0.035gを得る。
【0140】
本発明の一般式(I)に相当する化合物、およびこれらの中間体の幾つか(詳細には、化合物32、55、120および257)について、化学構造および物性を以下の表に示す。
【0141】
【表1】
【0142】
【表2】
【0143】
治療上活性な物質としての優位性を示した本発明の化合物は、薬理学的試験の対象となる。
【0144】
1)本発明の化合物のPDE7に関する阻害活性の測定
式(I)の化合物のPDE7を阻害する能力を酵素アッセイで測定する。このアッセイは、放射性cAMP(PDE7の基質)と放射性5’−AMP(酵素反応産物)を、酵素反応停止後に、ポリエチレンイミン(PEI)セルロースでの薄層クロマトグラフィーにより分離することを基礎とする。5’−AMPは、PEIセルロースから定量的に抽出されるので、この放射活性を液体シンチレーションカウンターで計数する。
【0145】
式(I)の化合物のPDE7に関する阻害活性は、阻害定数IC50で表されるが、IC50はアッセイで試験した化合物(阻害剤)がPDE7の酵素活性を50%減少させることができる濃度として定義される。IC50値が低いほど、化合物の阻害力は強い。
【0146】
材料
H]−cAMP(NET275;25から40Ci/mmol)は、Perkin−Elmer(NEN Life Sciences,Boston,United States)から購入した。ロリプラムは、Sigma(St Louis,Mo,United States)から購入し、薄層クロマトグラフィー用のプラスチック製ポリエチレンイミンセルロースFシートはMerck(Darmstadt,Germany)から購入した。その他用いたものはすべて市販品から作ったものである。
【0147】
酵素
Bloom and Beavo(Proc.Natl.Acad.Sci.USA,(1996)93,14188−14192)に記載される方法と同様な方法により、ヒトPDE7をHUT−78細胞株から部分精製した。得られた酵素調製物を、20mMのTris−HCl(pH7.0)、5mMのMgCl,4mMのEDTA、1mMのジチオトレイトールおよび20%グリセロールを含有する緩衝液中、−80℃で貯蔵する。部分精製したPDE7にはPDE4が混入しているため、PDE4活性を完全に阻害する目的で、酵素アッセイに10μMのロリプラム(PDE4の選択的阻害剤)を加える必要がある。以下に記載する放射化学アッセイを用いて測定した、cAMPに対するPDE7のミカエリス定数(Km)は、21nMである。
【0148】
本発明の化合物の溶液
PDE7阻害剤として試験しようとする式(I)の化合物を、10mM濃度でDMSOに溶解させる。次いで、これらの溶液をDMSOで段階的に希釈し、それぞれ所望の濃度の各溶液とする。続いて、所望の濃度としたものをアッセイ緩衝液で20分の1に希釈し5%DMSO溶液とする。酵素アッセイではこの溶液を最終的に5分の1に希釈する。
【0149】
ロリプラム(混入するPDE4の活性を完全に阻害する目的でアッセイに添加する。)の溶液も同様に調製するので、酵素アッセイにおいてDMSOの1%を提供する。
【0150】
PDE7酵素アッセイ
アッセイは、40mMのTris−HCl(pH7.5)、15mMのMgCl、1mMのEGTA、0.5mg/mlのウシ血清アルブミン、0.063uCiの[H]−cAMP(15から25nMのcAMP濃度に相当する。)、10μMのロリプラムおよびPDE7を最終体積100μlに含有する1.5mlエッペンドルフ管で行う。アッセイは、PDE7阻害剤として試験する化合物の不在下(対照試料)または存在下(試験試料)で行う。アッセイにおけるDMSO最終濃度は2%である。酵素を添加して反応を開始し、試料を30分間ATに維持する。変換率が10から15%になるように、酵素希釈を調整する。栓をしたエッペンドルフ管を100℃の湯浴に3分間浸して、酵素反応を停止させる。各実験にはブランク(酵素の添加直後に反応を停止)が含まれている。続いて、試料を10000xgで1分間遠心し、上清を10μlに等分したものを、PEIセルロースシートの下端から2cmのところに置く。このシートにはあらかじめ、cAMP10μgおよび5’−AMP10μgが置かれている。連続して行う、移動を促進し、5’−AMPを含むPEIセルロース片を切り取ることをより容易にする目的で、スパチュラでセルロースを1mm巾で削り取り、板1枚あたり、1cm巾の移動レーンを18列区切る。板の全長にわたって、0.30MのLiCl水溶液で上昇クロマトグラフィー展開させる。5’−AMP(Rf=0.20)およびcAMP(Rf=0.47)は254nmの紫外光で可視化する。5’−AMPを含むPEIセルロース片を切り取り、16Mのギ酸および2Mのギ酸アンモニウムを含む水溶液2mlでヌクレオチドを計数フラスコに定量的に抽出する(ロータリー撹拌器で15分間)。シンチーレション液(OptiPhase HiSafe 3,Perkin−Elmer/Wallac)10mlを加えてから、液体シンチーレションカウンター(1414型、Perkin−Elmer/Wallac)で放射活性を計数する。各アッセイを2つ組で行う。対照(または処理試料)の平均値からブランクの平均値を差し引くと、酵素反応で形成された5’−AMPに伴う放射活性に特定されたものが得られる。
【0151】
試験化合物(阻害剤)の所定濃度でのPDE7阻害割合を、以下の式で計算する:l%=[対照の平均値−処理試料の平均値]×100/[対照の平均値−ブランクの平均値]。
【0152】
IC50は、アッセイで試験した化合物(阻害剤)の、PDE7の酵素活性を50%減少させることができる濃度である。
【0153】
結果
あくまでも例示として、以下のキナゾリンジオンは、以下に示すIC50値でPDE7を阻害する:
化合物 IC50(μM)
No.16:4−[6−(2,2−ジフルオロエトキシ)−3−(3,4−ジメトキシベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド 0.015
No.11:4−[3−(3,4−ジメトキシベンジル)−6−[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エトキシ]−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド 0.039
No.72:4−[3−(3,4−ジメトキシベンジル)−6−(2−ヒドロキシエトキシ)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド 0.089
No.77:N−{[3−(3,4−ジメトキシベンジル)−1−(1−ホルミルピロリジン−3−イル)−2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキナゾリン−6−イル]メチル}アセトアミド 0.82
No.97:4−[5,7−ジクロロ−3−(3,4−ジメトキシベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド 0.061
No.111:4−[6−(ジフルオロメトキシ)−3−(3,4−ジメトキシベンジル)−2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル]ピペリジン−1−カルボアルデヒド 0.0067
【0154】
2)本発明の化合物のPDE8に関する阻害活性の測定
PDE8について、PDE7で記載したものと同等な酵素アッセイを用いることにより、以下のIC50値を得る:
【0155】
【表3】
【0156】
3)ミクログリア活性化のin vitroモデルでの本発明の化合物の評価
グリア細胞は、神経毒性因子を産生することで、神経変性メカニズムに能動的に関与する。こうしたメディエーターの産生は、神経変性疾患、詳細にはパーキンソン病およびアルツハイマー病で見られる神経炎症性方法の一環をなしている。
【0157】
多くの研究が、グリア細胞活性化の阻害およびその結果として活性化グリア細胞から放出される炎症誘発性因子(インターロイキン−1など)の産生の減少により、神経変性が顕著に減少することを示している。
【0158】
本発明の化合物を、ミクログリア活性化のin vitroモデルで評価した。リポ多糖類(LPS)で活性化すると、ミクログリア細胞は大量のインターロイキン−1を分泌するが、この量は細胞上清での特別なアッセイにより定量することができる。
【0159】
マウス皮質由来のMG7細胞株のミクログリア細胞培養物を、様々な濃度の本発明の化合物の存在下で培養する。37℃で1時間培養後、細胞に、インターロイキン−1の産生を誘導するLPSを加える。処理の24時間後、ELISAアッセイにより培養物上清のインターロイキン−1βの量を測定する。
【0160】
化合物No.297は、LPSで活性化されたMG7ミクログリア細胞によるインターロイキン−1βの分泌を、濃度依存様式で明らかに減少させる。観測された最大阻害効果は、3μMで47%というものである。
【0161】
本発明に従って、上記で定義される本発明の式(I)の化合物は、医薬として、または中枢神経系および/または末梢神経系に関連する障害(単数または複数)の治療および/または予防を目的とする医薬の製造において、用いることができる。
【0162】
本発明に従って、本発明の式(I)の化合物は、医薬として、または精神障害(単数または複数)および/または神経障害(単数または複数)の治療および/または予防を目的とする医薬の製造において、用いることができる。
【0163】
本発明に従って、本発明の式(I)の化合物は、医薬として、または以下から選択される精神障害の治療または予防を目的とする医薬の製造において、用いることができる:不安、抑うつ、気分障害、不眠、妄想性障害、強迫性障害、精神病、統合失調症関連障害、運動過剰児における注意欠陥多動障害(ADHD)、向精神物質の使用に関連する障害、詳細にはアルコール依存および/またはニコチン依存をはじめとする物質乱用および/または物質依存性のもの、片頭痛、ストレス、心身に起因する病気に関連した障害、パニック発作、癲癇、記憶障害、認知障害、詳細には老人性認知症またはアルツハイマー病関連障害、ならびに注意障害または覚醒状態の障害、虚血、脳外傷関連障害、ならびに舞踏病およびハンチントン舞踏病をはじめとする急性もしくは慢性神経変性疾患関連障害。
【0164】
本発明に従って、本発明の式(I)の化合物は、医薬として、または以下から選択される病態に関連した動作異常または運動障害に反映され得る神経障害の治療および/または予防を目的とする医薬の製造において、用いることができる:ジスキネジア、パーキンソン病、脳炎後パーキンソニズム、ドパ反応性ジストニア、シャイ・ドレーガー症候群、周期性四肢運動障害(PLMD)症候群、睡眠時周期性四肢運動(PLMS)症候群、トゥレット症候群、または下肢静止不能症候群(RLS)。
【0165】
1つの実施形態に従って、本発明の式(I)の化合物は、医薬として、またはパーキンソン病に関連した動作異常または運動障害の少なくとも1つの治療を目的とする医薬を製造するため、用いることができる。詳細には、このような動作異常または運動障害は、静止時振戦、硬直、動作緩慢および姿勢反射の欠乏から選択される。
【0166】
1つの実施形態に従って、本発明の式(I)の化合物は、医薬として、または脊椎損傷に関連した、詳細には脊随外傷の治療における、動作異常または運動障害に反映され得る神経障害の予防および/または治療を目的とする医薬を製造するために、用いることができる。本発明の意義の範囲内において、「脊椎損傷」という用語は、外部に原因があって、脊髄路および/または脊髄ニューロンを破壊するものであり、例えば、転倒、衝突、圧迫、または交通事故などで生じるものである、急性または慢性の病態を意味するものとする。
【0167】
有利には、本発明の式(I)の化合物は、医薬として、または以下の障害の予防および/または治療を目的とする医薬を製造するため、用いることができる:
・統合失調症に関連するもの、詳細には(i)陽性症状または陰性症状の予防および/または治療、および/または、(ii)記憶欠乏の予防および/または治療におけるもの;
・パーキンソン病に関連するもの、詳細には(i)運動障害、抑うつ、および/または認知障害の対症僚的予防および/または治療、および/または(ii)この基本的(神経保護的)治療におけるもの;および/または
・アルツハイマー病に関連するもの、詳細には(i)認知障害および/または行動障害(攻撃性、抑うつ)の対症僚的予防および/または治療、および/または(ii)この基本的(神経保護的)治療におけるもの。
【0168】
医薬としての、または上記の障害または病態の治療および/または予防を目的とする医薬を製造するための、本発明の一般式(I)の化合物、詳細には以下の番号の化合物から選択される式(I)の化合物の使用は、本発明の不可欠な部分をなしている:No.1から6、11から14、16、20、22から25、32から43,47から52、55から59、72、74、76、78、79、89から91、97、102、108、111,112、114、116から118、124、130、131,133から135、143、145、155、158、160、165から167、170、175、178、183から186、188、189、190、193、194、200、201,203、206、207、212,213、215、216、218、223、224、226、228、230、232から234、239、240、242,243、245、246、250、251,254、258、263、264、270、275、276、278から280、282,283、285から287、289、292,294、295、287から302,305から312,315から345、349から355、357、358、360、362,369、371、373、375から377、379から394および403。
【0169】
本発明の別の対象物は、中枢神経系および/または末梢神経系に関連する障害の治療および/または予防における、上記で定義されるとおりの一般式(I)に相当する化合物であり、この障害(単数または複数)は、有利には、精神障害および神経障害から選択される。
【0170】
活性成分として、本発明の化合物の少なくとも1種を含む医薬組成物は、本発明において有用である。こうした医薬組成物は、本発明の化合物の少なくとも1種を有効量で含み、および少なくとも1種の医薬的に許容される賦形剤を含む。
【0171】
この賦形剤は、医薬形態および所望の投与様式に従って、当業者に既知の通常の賦形剤から選択される。
【0172】
本発明で有用な、経口、舌下、皮下、筋肉内、静脈内、外用、局所、気管内、経鼻、経皮、または直腸投与用医薬組成物において、上記式(I)の活性成分、またはこの可能な塩、溶媒和物もしくは水和物は、単位投与形態で、通常の医薬賦形剤との混合物として、上記障害または疾患の予防または治療のためにヒトおよび動物に投与することができる。
【0173】
適切な単位投与形態として、経口投与形態(錠剤、軟または硬ゼラチンカプセル剤、粉剤、顆粒および内服液または懸濁液)、舌下、頬側、気管内、眼球内、または経鼻投与形態、吸入投与形態、外用、経皮、皮下、筋肉内または静脈内投与形態、直腸投与形態および埋め込み式が挙げられる。外用として、本発明の化合物をクリーム、ゲル、軟膏、またはローションで用いることができる。
【0174】
例えば、錠剤形での本発明の化合物の単位投与形態は、以下の成分を含有することができる:
化合物No.1(2−{[3−(3,4−ジメトキシベンジル)−1−(1−ホルミルピペリジン−4−イル)−2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキナゾリン−6−イル]オキシ}プロパンニトリル):50.0mg
マンニトール:223.75mg
クロスカルメロースナトリウム:6.0mg
トウモロコシデンプン:15.0mg
ヒドロキシプロピルメチルセルロース:2.25mg
ステアリン酸マグネシウム:3.0mg
この単位形態は、医薬剤形に従って、個体あたり1日あたり活性成分が0.5mgから800mg、より詳細には0.5mgから200mg投与されることを可能にするような投与量を含む。
【0175】
用量を増やすか減らした方が適切な場合もそれぞれあるであろう。こうした用量は本発明の範囲から外れない。通常の診療に従って、各患者に適切な用量が、投与様式ならびにこの患者の体重および反応に従って医師により決定される。
【0176】
上記に示される病態の治療および/または予防法は、患者に、本発明による化合物またはこの水和物もしくは溶媒和物の1種を有効量で投与することを含む。