【実施例】
【0041】
次に、本発明の実施例及び比較例について説明する。なお、本実施例はあくまで1例であり、この例に制限されるものではない。すなわち、本発明の技術思想の範囲内で、実施例以外の態様あるいは変形を全て包含するものである。
【0042】
(実施例1)
箔厚18μmの圧延銅箔を用いた。この圧延銅箔の表面粗さRzは0.7μmであった。この圧延銅箔に、上記白金スパッタ条件で、白金200μg/dm
2を形成した。
さらに、この白金層を設けた面の逆側を接着面として銅箔を樹脂基板に接着した。
【0043】
次に、レジスト塗布及び露光工程により10本の回路を印刷し、さらに銅箔の不要部分を除去するエッチング処理を実施した。エッチング条件、回路形成条件、エッチングファクターの測定条件、次の通りである。
(エッチング条件)
塩化第二鉄水溶液:(37wt%、ボーメ度:40°)
液温:50°C
スプレー圧:0.15MPa
【0044】
(回路形成条件)
回路ピッチ:30μmピッチ、50μmピッチの2種であるが、銅箔の厚みによって変更する。本実施例1の場合は、18μm厚の銅箔を用いたので、次の条件である。
(50μmピッチ回路形成)
レジストL/S=33μm/17μm、仕上がり回路トップ(上部)幅:15μm、エッチング時間:105秒前後
【0045】
(エッチングファクターの測定条件)
エッチングファクターは、末広がりにエッチングされた場合(ダレが発生した場合)、回路が垂直にエッチングされたと仮定した場合の、銅箔上面からの垂線と樹脂基板との交点をP点とし、このP点からのダレの長さの距離をaとした場合において、このaと銅箔の厚さbとの比:b/aを示すものであり、この数値が大きいほど、傾斜角は大きくなり、エッチング残渣が残らず、ダレが小さくなることを意味する。
エッチングファクター(EF)の計算方法の概略を
図1に示す。この
図1に示すように、EF=b/aとして計算する。このエッチングファクターを用いることにより、エッチング性の良否を簡単に判定できる。
【0046】
上記の条件でエッチングを行った。この結果、銅回路の側面のレジスト側から樹脂基板側に向かって、ほぼ垂直にエッチングが進行し、矩形の銅箔回路が形成された。次に、エッチングした銅箔の傾斜角度を測定した(なお、回路長100μmにおける傾斜角の最小値である)。また、エッチングファクターを調べた。以上の結果を、表1に示す。
表1に示すように、左右の傾斜角の平均値は81度となり、ほぼ矩形の銅箔回路が形成された。エッチングファクターは50μmピッチで6.2となった。
この結果、
図3に示すように、良好なエッチング回路が得られた。
【0047】
(実施例2)
実施例1と同様に、箔厚18μmの圧延銅箔を用いた。この圧延銅箔の表面粗さRzは0.7μmであった。この圧延銅箔に、上記白金スパッタ条件で、白金500μg/dm
2を形成した。
さらに、この白金層を設けた面の逆側を接着面として銅箔を樹脂基板に接着した。
【0048】
次に、レジスト塗布及び露光工程により10本の回路を印刷し、さらに銅箔の不要部分を除去するエッチング処理を実施した。エッチング条件、回路形成条件、エッチングファクターの測定条件は、次の通りである。
(エッチング条件)
塩化第二鉄水溶液:(37wt%、ボーメ度:40°)
液温:50°C
スプレー圧:0.15MPa
【0049】
(50μmピッチ回路形成)
レジストL/S=33μm/17μm、仕上がり回路トップ(上部)幅:15μm、エッチング時間:105秒前後
【0050】
(エッチングファクターの測定条件)
エッチングファクターの測定条件は、上記実施例1と同様なので省略する。そして、上記の条件でエッチングを行った。この結果、銅回路の側面のレジスト側から樹脂基板側に向かって、ほぼ垂直にエッチングが進行し、矩形の銅箔回路が形成された。
次に、エッチングした銅箔の傾斜角度を測定した(なお、回路長100μmにおける傾斜角の最小値である)。また、エッチングファクターを調べた。以上の結果を、表1に示す。
表1に示すように、左右の傾斜角の平均値は82度となり、ほぼ矩形の銅箔回路が形成された。エッチングファクターは50μmピッチで7となった。
この結果、良好なエッチング回路が得られた。
【0051】
(実施例3)
本実施例においては箔厚9μmの圧延銅箔を用いた。この圧延銅箔の表面粗さRzは0.7μmであった。この圧延銅箔に、上記白金スパッタ条件で、白金900μg/dm
2を形成した。
さらに、この白金層を設けた面の逆側を接着面として銅箔を樹脂基板に接着した。
【0052】
次に、レジスト塗布及び露光工程により10本の回路を印刷し、さらに銅箔の不要部分を除去するエッチング処理を実施した。エッチング条件、回路形成条件、エッチングファクターの測定条件は、次の通りである。
(エッチング条件)
塩化第二鉄水溶液:(37wt%、ボーメ度:40°)
液温:50°C
スプレー圧:0.15MPa
【0053】
(30μmピッチ回路形成)
本実施例3の場合は、9μm厚の銅箔を用いたので、次の条件である。
レジストL/S=25μm/5μm、仕上がり回路トップ(上部)幅:10μm、エッチング時間:76秒前後
【0054】
上記の条件でエッチングを行った。この結果、銅回路の側面のレジスト側から樹脂基板側に向かって、ほぼ垂直にエッチングが進行し、矩形の銅箔回路が形成された。次に、エッチングした銅箔の傾斜角度を測定した(なお、回路長100μmにおける傾斜角の最小値である)。また、エッチングファクターを調べた。以上の結果を、表1に示す。
【0055】
表1に示すように、左右の傾斜角の平均値は81度となり、ほぼ矩形の銅箔回路が形成された。エッチングファクターは30μmピッチで6.5となった。
この結果、良好なエッチング回路が得られた。
【0056】
(実施例4)
本実施例においては箔厚5μmの電解銅箔を用いた。この電解銅箔の表面粗さRzは3μmであった。この電解銅箔に、上記白金スパッタ条件で、白金75μg/dm
2を形成した。
さらに、この白金層を設けた面の逆側を接着面として銅箔を樹脂基板に接着した。
【0057】
次に、レジスト塗布及び露光工程により10本の回路を印刷し、さらに銅箔の不要部分を除去するエッチング処理を実施した。エッチング条件、回路形成条件、エッチングファクターの測定条件は、次の通りである。
(エッチング条件)
塩化第二鉄水溶液:(37wt%、ボーメ度:40°)
液温:50°C
スプレー圧:0.15MPa
【0058】
(30μmピッチ回路形成)
本実施例4の場合は、5μm厚の銅箔を用いたので、次の条件である。
レジストL/S=25μm/5μm、仕上がり回路トップ(上部)幅:10μm、エッチング時間:48秒前後
【0059】
上記の条件でエッチングを行った。この結果、銅回路の側面のレジスト側から樹脂基板側に向かって、ほぼ垂直にエッチングが進行し、矩形の銅箔回路が形成された。次に、エッチングした銅箔の傾斜角度を測定した(なお、回路長100μmにおける傾斜角の最小値である)。また、エッチングファクターを調べた。以上の結果を、表1に示す。
【0060】
表1に示すように、左右の傾斜角の平均値は81度となり、ほぼ矩形の銅箔回路が形成された。エッチングファクターは30μmピッチで6.5となった。
この結果、良好なエッチング回路が得られた。
【0061】
(実施例5)
実施例1と同様に、箔厚18μmの圧延銅箔を用いた。この圧延銅箔の表面粗さRzは0.7μmであった。この圧延銅箔に、上記金スパッタ条件で、金450μg/dm
2を形成した。
さらに、この金層を設けた面の逆側を接着面として銅箔を樹脂基板に接着した。
【0062】
次に、レジスト塗布及び露光工程により10本の回路を印刷し、さらに銅箔の不要部分を除去するエッチング処理を実施した。エッチング条件、回路形成条件、エッチングファクターの測定条件は、次の通りである。
(エッチング条件)
塩化第二鉄水溶液:(37wt%、ボーメ度:40°)
液温:50°C
スプレー圧:0.15MPa
【0063】
(50μmピッチ回路形成)
レジストL/S=33μm/17μm、仕上がり回路トップ(上部)幅:15μm、エッチング時間:105秒前後
【0064】
(エッチングファクターの測定条件)
エッチングファクターの測定条件は、上記実施例1と同様なので省略する。そして、上記の条件でエッチングを行った。この結果、銅回路の側面のレジスト側から樹脂基板側に向かって、ほぼ垂直にエッチングが進行し、矩形の銅箔回路が形成された。
次に、エッチングした銅箔の傾斜角度を測定した(なお、回路長100μmにおける傾斜角の最小値である)。また、エッチングファクターを調べた。以上の結果を、表1に示す。
表1に示すように、左右の傾斜角の平均値は82度となり、ほぼ矩形の銅箔回路が形成された。エッチングファクターは50μmピッチで6.9となった。
この結果、良好なエッチング回路が得られた。
【0065】
(実施例6)
実施例1と同様に、箔厚18μmの圧延銅箔を用いた。この圧延銅箔の表面粗さRzは0.7μmであった。この圧延銅箔に、上記パラジウムスパッタ条件で、パラジウム550μg/dm
2を形成した。
さらに、このパラジウム層を設けた面の逆側を接着面として銅箔を樹脂基板に接着した。
【0066】
次に、レジスト塗布及び露光工程により10本の回路を印刷し、さらに銅箔の不要部分を除去するエッチング処理を実施した。エッチング条件、回路形成条件、エッチングファクターの測定条件は、次の通りである。
(エッチング条件)
塩化第二鉄水溶液:(37wt%、ボーメ度:40°)
液温:50°C
スプレー圧:0.15MPa
【0067】
(50μmピッチ回路形成)
レジストL/S=33μm/17μm、仕上がり回路トップ(上部)幅:15μm、エッチング時間:105秒前後
【0068】
(エッチングファクターの測定条件)
エッチングファクターの測定条件は、上記実施例1と同様なので省略する。そして、上記の条件でエッチングを行った。この結果、銅回路の側面のレジスト側から樹脂基板側に向かって、ほぼ垂直にエッチングが進行し、矩形の銅箔回路が形成された。
次に、エッチングした銅箔の傾斜角度を測定した(なお、回路長100μmにおける傾斜角の最小値である)。また、エッチングファクターを調べた。以上の結果を、表1に示す。
表1に示すように、左右の傾斜角の平均値は82度となり、ほぼ矩形の銅箔回路が形成された。エッチングファクターは50μmピッチで6.8となった。
この結果、良好なエッチング回路が得られた。
【0069】
(実施例7)
実施例1と同様に、箔厚18μmの圧延銅箔を用いた。この圧延銅箔の表面粗さRzは0.7μmであった。この圧延銅箔に、上記95%Pt−5%Pdスパッタ条件で、95%Pt−5%Pd300μg/dm
2を形成した。
さらに、この95%Pt−5%Pd層を設けた面の逆側を接着面として銅箔を樹脂基板に接着した。
【0070】
次に、レジスト塗布及び露光工程により10本の回路を印刷し、さらに銅箔の不要部分を除去するエッチング処理を実施した。エッチング条件、回路形成条件、エッチングファクターの測定条件は、次の通りである。
(エッチング条件)
塩化第二鉄水溶液:(37wt%、ボーメ度:40°)
液温:50°C
スプレー圧:0.15MPa
【0071】
(50μmピッチ回路形成)
レジストL/S=33μm/17μm、仕上がり回路トップ(上部)幅:15μm、エッチング時間:105秒前後
【0072】
(エッチングファクターの測定条件)
エッチングファクターの測定条件は、上記実施例1と同様なので省略する。そして、上記の条件でエッチングを行った。この結果、銅回路の側面のレジスト側から樹脂基板側に向かって、ほぼ垂直にエッチングが進行し、矩形の銅箔回路が形成された。
次に、エッチングした銅箔の傾斜角度を測定した(なお、回路長100μmにおける傾斜角の最小値である)。また、エッチングファクターを調べた。以上の結果を、表1に示す。
表1に示すように、左右の傾斜角の平均値は82度となり、ほぼ矩形の銅箔回路が形成された。エッチングファクターは50μmピッチで6.8となった。
この結果、良好なエッチング回路が得られた。
【0073】
(実施例8)
実施例1と同様に、箔厚18μmの圧延銅箔を用いた。この圧延銅箔の表面粗さRzは0.7μmであった。この圧延銅箔に、上記スパッタ条件で、Pt210μg/dm
2上にAu190μg/dm
2(二層)スパッタ層を形成した。
さらに、この二層のスパッタ層を設けた面の逆側を接着面として銅箔を樹脂基板に接着した。
【0074】
次に、レジスト塗布及び露光工程により10本の回路を印刷し、さらに銅箔の不要部分を除去するエッチング処理を実施した。エッチング条件、回路形成条件、エッチングファクターの測定条件は、次の通りである。
(エッチング条件)
塩化第二鉄水溶液:(37wt%、ボーメ度:40°)
液温:50°C
スプレー圧:0.15MPa
【0075】
(50μmピッチ回路形成)
レジストL/S=33μm/17μm、仕上がり回路トップ(上部)幅:15μm、エッチング時間:105秒前後
【0076】
(エッチングファクターの測定条件)
エッチングファクターの測定条件は、上記実施例1と同様なので省略する。そして、上記の条件でエッチングを行った。この結果、銅回路の側面のレジスト側から樹脂基板側に向かって、ほぼ垂直にエッチングが進行し、矩形の銅箔回路が形成された。
次に、エッチングした銅箔の傾斜角度を測定した(なお、回路長100μmにおける傾斜角の最小値である)。また、エッチングファクターを調べた。以上の結果を、表1に示す。
表1に示すように、左右の傾斜角の平均値は82度となり、ほぼ矩形の銅箔回路が形成された。エッチングファクターは50μmピッチで6.9となった。
この結果、良好なエッチング回路が得られた。
【0077】
実施例1と同様の圧延銅箔(18μmの圧延銅箔に白金スパッタ条件で、白金200μg/dm
2)に、前記亜鉛めっきの条件で45μg/dm
2、900μg/dm
2を形成し、耐酸化性(ヤケ改善)を以下の試験方法で確認し、良好な結果を得た。
(ヤケ試験)
大気雰囲気下で、240°Cに10分間保持して、変色の有無で確認する。この亜鉛めっき層及びニッケルめっき層を設けた銅箔をエッチング側として樹脂基板に接着し、銅張り積層板とする条件を想定した条件である。
【0078】
(比較例1)
18μm圧延銅箔を用いた。この圧延銅箔の表面粗さRz:0.7μmであった。この圧延銅箔に、上記ニッケルめっき条件で、1200μg/dm
2のニッケルめっき層を形成し、樹脂基板に接着した。
次に、実施例1と同様に、レジスト塗布及び露光工程により10本の回路を印刷し、さらに銅箔の不要部分を除去するエッチング処理を実施した。
回路形成条件を除き、エッチング条件、エッチングファクターの測定条件、ヤケ試験は、実施例1と同様にして実施した。実施例1と同様の条件については、記載を省略する。
【0079】
(50μmピッチ回路形成)
レジストL/S=33μm/17μm、仕上がり回路トップ(上部)幅:15μm、エッチング時間:105秒前後
上記の条件でエッチングを行った。この結果、左右の傾斜角の平均値は73度となり、ほぼ矩形の銅箔回路が形成された。エッチングファクターは50μmピッチで3.3となった。この結果、
図4に示すように、ほぼ矩形ではあるが、傾斜角がやや小さく、エッチングファクターがやや小さいエッチング回路が得られた。
【0080】
(比較例2)
18μm圧延銅箔を用いた。この圧延銅箔の表面粗さRz:0.7μmであった。この圧延銅箔に、上記白金スパッタ条件で、25μg/dm
2の白金層を形成した。そのまま白金層の逆側の面を接着面として銅箔を樹脂基板に接着した。
【0081】
次に、実施例1と同様に、レジスト塗布及び露光工程により10本の回路を印刷し、さらに銅箔の不要部分を除去するエッチング処理を実施した。
回路形成条件を除き、エッチング条件、エッチングファクターの測定条件、ヤケ試験は、実施例1と同様にして実施した。実施例1と同様の条件については、記載を省略する。
(50μmピッチ回路形成)
レジストL/S=33μm/17μm、仕上がり回路トップ(上部)幅:15μm、エッチング時間:105秒前後
【0082】
上記の条件でエッチングを行った。この結果、銅回路の側面のレジスト側から樹脂基板側に向かって、エッチングが進行したが、末広がりに銅箔回路が形成された。次に、エッチングした銅箔の傾斜角度を測定した(なお、回路長100μmにおける傾斜角の最小値である)。
以上の結果を、同様に表2に示す。表2に示すように、左右の傾斜角の平均値は52度となり、エッチング性が悪い台形状の銅箔回路が形成された。エッチングファクターは50μmピッチで1.3となり、不良となった。
【0083】
(比較例3)
5μm電解銅箔を用いた。この電解銅箔の表面粗さRz:3μmであった。この電解銅箔の光沢(S)面に、上記ニッケルめっき条件で、580μg/dm
2のニッケルめっき層を形成した。さらに、このニッケルめっき層を設けた面の逆側を接着面として銅箔を樹脂基板に接着した。
【0084】
次に、実施例1と同様に、レジスト塗布及び露光工程により10本の回路を印刷し、さらに銅箔の不要部分を除去するエッチング処理を実施した。
回路形成条件を除き、エッチング条件、エッチングファクターの測定条件、は、実施例1と同様にして実施した。実施例1と同様の条件については、記載を省略する。
(30μmピッチ回路形成)
レジストL/S=25μm/5μm、仕上がり回路トップ(上部)幅:15μm、エッチング時間:48秒前後
【0085】
上記の条件でエッチングを行った。この結果、左右の傾斜角の平均値は74度となり、ほぼ矩形の銅箔回路が形成された。エッチングファクターは30μmピッチで3.5となった。(なお、回路長100μmにおける傾斜角の最小値である)。
結果を表2に示す。このように、ほぼ矩形ではあるが、傾斜角がやや小さく、エッチングファクターがやや小さいエッチング回路が得られた。
【0086】
表1から明らかなように、白金又は白金合金層を備えている場合には、圧延銅箔又は電解銅箔のいずれも、ほぼ矩形の銅箔回路が形成され、極めて良好なエッチング回路が得られた。
これに対して、本願発明の条件に合わないものは、ほぼ矩形であっても、エッチングファクターがやや小さく急峻でなくなり、ダレが大きく台形状の銅箔回路が形成された。
このような、回路側面の傾斜角75度以上を実現する効果は、白金又は白金合金だけでなく、他の白金族、金、銀のいずれか1種以上からなる金属の層又はこれらを主成分とする合金の層においても同様に得られた。
【0087】
【表1】
【0088】
【表2】