【実施例】
【0329】
(PARP阻害剤の調製)
本発明による化合物を合成するために様々な方法が、開発され得る。これらの化合物を合成するための代表的な方法を、実施例中で提供する。しかしながら、本発明の化合物は、他者が考案できるであろう他の合成経路によっても、合成され得ることに留意する。
【0330】
本発明による幾つかの化合物は、化合物に対して特定の立体化学を与える、他の原子と結合した原子(例、キラル中心)を有することが容易に認識されるであろう。本発明による化合物の合成は、異なった立体異性体(すなわち、エナンチオマーおよびジアステレオマー)の混合物の産生をもたらし得ることが認識される。具体的な立体化学が特定されていない限り、ある化合物を言及することにより、異なる可能な全ての立体異性体を包含することを意図している。
【0331】
異なった立体異性体の混合物を分離するための様々な方法が当該技術分野で公知である。例えば、ある化合物のラセミ混合物を、光学的に活性な分割剤と反応させて、一対のジアステレオ異性体化合物を形成することができる。次いで、このジアステレオマーを分離して、光学的に純粋なエナンチオマーを回収することができる。解離性の錯体を、エナンチオマーを分離するために用いてもよい(例えば、結晶性ジアステレオ異性体塩)。ジアステレオマーは、典型的には、十分に異なる物理特性(例えば、融点、沸点、溶解度、反応性等)を有しており、これらの非類似性を利用することによって容易に分離することができる。例えば、ジアステレオマーは、典型的には、クロマトグラフィーによって、または溶解度の差異に基づいた分離/分割技術によって分離することができる。ラセミ混合物から化合物の立体異性体を分割するために用いられ得る技術についてのより詳細な記述は、Jean Jacques Andre Collet,Samuel H.Wilen,Enantiomers,Racemates and Resolutions,John Wiley & Sons,Inc.(1981)に見出すことができる。
【0332】
また、本発明による化合物は、遊離塩基の形態の化合物と、薬学的に許容される無機または有機酸とを反応させることにより、薬学的に許容される酸付加塩として調製することも可能である。代替として、遊離酸の形態の化合物と、薬学的に許容される無機または有機塩基とを反応させることにより、化合物の薬学的に許容される塩基付加塩を調製することができる。化合物の薬学的に許容される塩の調製に好適な無機および有機酸ならびに塩基は、本出願の定義の項に掲載されている。代替として、本化合物の塩の形態は、出発物質または中間体に塩を用いることによって、調製され得る。
【0333】
遊離酸または遊離塩基の形態の化合物は、対応する塩基付加塩または酸付加塩の形態から調製され得る。例えば、酸付加塩の形態にある化合物は、好適な塩基(例えば、水酸化アンモニウム溶液、水酸化ナトリウム等)で処理することにより、対応する遊離塩基に変換することができる。塩基付加塩の形態にある化合物は、好適な酸(例えば、塩酸等)で処理することにより、対応する遊離酸に変換することができる。
【0334】
本発明による化合物のN−オキシドは、当業者に公知の方法によって調製することができる。例えば、N−オキシドは、酸化されていない形態の化合物を、好適な不活性有機溶媒(例えば、ジクロロメタン等のハロゲン化炭化水素)中で、約0℃にて、酸化剤(例えば、トリフルオロ過酢酸、過マレイン酸、過安息香酸、過酢酸、またはメタ−クロロペルオキシ安息香酸等)を用いて処理することにより調製され得る。代替として、化合物のN−オキシドは、適切な出発物質のN−オキシドから調製され得る。
【0335】
酸化されていない形態の化合物は、好適な不活性有機溶媒(例えば、アセトニトリル、エタノール、水性ジオキサン等)中、0〜80℃にて、還元剤(例えば、硫黄、二酸化硫黄、トリフェニルホスフィン、水素化ホウ素リチウム、水素化ホウ素ナトリウム、三塩化リン、三臭化リン等)を用いて処理することにより、化合物のN−オキシドから調製することができる。
【0336】
本化合物のプロドラッグ誘導体は、当業者に公知の方法により調製することができる(例えば、さらなる詳細には、Saulnier et al.(1994),Bioorganic and Medicinal Chemistry Letters,Vol.4,p.1985を参照のこと)。例えば、適切なプロドラッグは、好適なカルバミル化剤(例えば、1,1−アシルオキシアルキルカルボノクロリデート、パラ−ニトロフェニル カーボネート等)と、誘導体化されていない化合物とを反応させることによって、調製することができる。
【0337】
本化合物の保護された誘導体は、当業者に公知の方法によって製造することができる。保護基の作製およびそれらの脱離に適用される技術についての詳細な記述は、T.W.Greene,Protecting Groups in Organic Synthesis,3
rd edition,John Wiley & Sons,Inc.1999に見出すことができる。
【0338】
本発明による化合物は、本発明の工程の間に、溶媒和物(例えば、水和物)として簡便に調製または形成され得る。本発明の化合物の水和物は、ジオキシン、テトラヒドロフラン、またはメタノール等の有機溶媒を用いて、水性/有機溶媒混合物から再結晶化することによって、簡便に調製できる。
【0339】
また、本発明による化合物は、化合物のラセミ混合物を、光学的に活性な分割剤と反応させて、一対のジアステレオ異性体化合物を形成し、このジアステレオマーを分離して、光学的に純粋なエナンチオマーを回収することによって、個々の立体異性体として調製することもできる。エナンチオマーの分割は、化合物の共有結合したジアステレオマー誘導体を用いることによってなされ得るが、解離性の錯体が好ましい(例えば、結晶性ジアステレオ異性体塩)。ジアステレオマーは、異なる物理特性(例えば、融点、沸点、溶解度、反応性等)を有し、これらの非類似性を利用することによって容易に分離することができる。ジアステレオマーは、クロマトグラフィによって、または、好ましくは、溶解度の差異に基づいた分離/分割技術によって分離することができる。次いで、光学的に純粋なエナンチオマーを、ラセミ化を生じない任意の実際的な手段で、分割剤とともに回収する。ラセミ混合物から化合物の立体異性体を分割するために適用し得る技術についてのより詳細な記載は、Jean Jacques Andre Collet,Samuel H.Wilen,Enantiomers,Racemates and Resolutions,John Wiley & Sons,Inc.(1981)に見出すことができる。
【0340】
本明細書で用いられる、これらの工程、スキーム、および実施例で使用する記号および慣行は、現代の科学文献、例えば、the Journal of the American Chemical Societyまたはthe Journal of Biological Chemistry中で使用されているものと一致する。標準的な一文字または三文字の略記法を一般に用いてアミノ酸残基を示すが、これは別に断りのない限り、L配置にあるものと想定する。別に断りのない限り、全ての出発物質は、商業的な供給元から入手したものであり、さらなる精製なく用いた。特に、以下の略語が、実施例および本明細書全体を通じて使用され得る。
【0341】
【表1】
[この文献は図面を表示できません]
【0342】
エーテルまたはEt
2Oに対する全ての言及は、ジエチルエーテルを指し、ブライン(brine)は、NaClの飽和水溶液を指す。別に記載のない限り、全ての温度を、℃(摂氏温度)で表す。別に断りのない限り、全ての反応は、室温にて不活性雰囲気下で実施される。
【0343】
1H NMRスペクトルは、Bruker Avance 400で記録した。化学シフトは、百万分率(ppm)で表す。結合定数は、ヘルツ(Hz)単位である。スプリットパターンは、見かけ上の多重度を表し、s(シングレット)、d(ダブレット)、t(トリプレット)、q(カルテット)、m(マルチプレット)、br(ブロード)として表す。
【0344】
低分解能マススペクトル(MS)および化合物純度のデータは、電子スプレーイオン化(ESI)源、UV検出器(220および254nm)、および蒸発光散乱検出器(ELSD)を備えたWaters ZQ LC/MS単一四重極(single quadrupole)システムで得た。薄層クロマトグラフィーは、0.25mmのE.Merckシリカゲルプレート(60F−254)上で行い、UV光、5%エタノール性リンモリブデン酸、ニンヒドリン、またはp−アニスアルデヒド溶液で可視化した。フラッシュカラムクロマトグラフィーを、シリカゲル(230〜400メッシュ、Merck)上で行なった。
【0345】
これらの化合物を調製するのに用いられる出発物質および試薬は、Aldrich Chemical Company(Milwaukee,WI)、Bachem(Torrance,CA)、Sigma(St.Louis,MO)等の商業的な供給元から入手可能であるか、またはFieser and Fieser’s Reagents for Organic Synthesis,vols.1−17,John Wiley and Sons,New York,NY,1991;Rodd’s Chemistry of Carbon Compounds,vols.1−5 and supps.,Elsevier Science Publishers,1989;Organic Reactions,vols.1−40,John Wiley and Sons,New York,NY,1991;March J.:Advanced Organic Chemistry,4th ed.,John Wiley and Sons,New York,NY;およびLarock:Comprehensive Organic Transformations,VCH Publishers,New York,1989等の標準的な参考文献に記載されている手順に従って、当業者に周知の方法によって調製され得る。
【0346】
本出願を通じて引用される全ての文献の全開示は、参照により本明細書に組み込まれる。
【0347】
(本発明の化合物の合成スキーム)
本発明による化合物は、以下に示す反応スキームにより合成され得る。他の反応スキームが、当業者により容易に考案され得る。また、様々な異なる溶媒、温度、および他の反応条件を、反応物の収率を最適化するために変更可能であることも、理解されたい。
【0348】
後述の反応において、最終生成物において反応性官能基(例えば、ヒドロキシ、アミノ、イミノ、チオ、またはカルボキシ基)が所望される場合、該反応性官能基を保護して、その反応におけるこれらの官能基の望ましくない関与を避ける必要があり得る。標準的な慣例に従って、従来の保護基を使用することができる(例えば、T.W.Greene and P.G.M.Wuts in“Protective Groups in Organic Chemistry”John Wiley and Sons,1991を参照)。
【0349】
スキーム1
【0350】
【化24】
[この文献は図面を表示できません]
【0351】
置換フェノールは、典型的には、塩基性条件下、DMF等の極性溶媒中、かつ上昇した温度で、α−ブロモエステル等の様々な求電子試薬でアルキル化され得る。酸性条件のAcOH中の鉄塵等の金属と加熱することによるニトロ基の還元は、中間体アミンの環化をもたらし、置換ベンゾオキサジノンが得られる。
【0352】
スキーム2
【0353】
【化25】
[この文献は図面を表示できません]
【0354】
例えば、AcOH中のナトリウムトリアセトキシボロヒドリドおよびジクロロエタン溶媒等の還元的アミノ化条件下でのアミンでの6−カルボキシベンゾオキサジノンの処理によって、6−アミノメチル誘導体が得られる。代替的なホウ化水素試薬には、例えば、NaCNBH
3が含まれる。
【0355】
スキーム3
【0356】
【化26】
[この文献は図面を表示できません]
【0357】
6−エステル基の加水分解は、例えば、水性水酸化リチウム溶液、続いて、酸性の後処理で達成することができ、カルボン酸が得られる。あるいは、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、塩酸等を含む、塩基性および酸性の両方の他の加水分解条件を利用することができる。末端カルボン酸は、HATUを含む様々なカップリング剤での酸の活性化、続いて、第1級または第2級アミンでの処理を介して、末端カルボキサミドに変換される。あるいは、中間体の酸塩化物への変換またはEDC、HOBt、EDAC、PyBOP、TATU等の他の活性化試薬の使用を含む、カルボン酸をカルボキサミドに変換するための他の方法が存在する。
【0358】
スキーム4
【0359】
【化27】
[この文献は図面を表示できません]
【0360】
S
N2置換条件下でのα−クロロケトンのアミノ化を、典型的には、トリエチルアミン等の塩基の存在下におけるアミンでの処理によって、または過剰の反応性アミンを用いることによって、EtOH等の極性溶媒中で、しばしば加熱を伴って実行することができる。
【0361】
スキーム5
【0362】
【化28】
[この文献は図面を表示できません]
【0363】
典型的には塩基の存在下におけるアミンでのスルホニルクロリドの処理によって、スルホンアミドが得られる。次に、フェノール性ヒドロキシル基は、典型的には、塩基およびDMF等の極性溶媒ならびに加熱の存在下でα−ブロモエステルでアルキル化される。スキーム1の条件を用いる還元および環化は、置換ベンゾオキサジノンをもたらす。
【0364】
スキーム6
【0365】
【化29】
[この文献は図面を表示できません]
【0366】
ケトン基の還元は、例えば、溶媒としてのTFA中での加熱を伴うトリエチルシランの条件下で進行し、メチレン生成物が得られる。末端クロロ基のアミノ化によって、典型的には、K
2CO
3等の塩基およびDMF等の極性溶媒の存在下で、加熱しながら、所望の末端アミンが得られる。
【0367】
スキーム7
【0368】
【化30】
[この文献は図面を表示できません]
【0369】
スキーム3と同様の様式で、末端エステルの加水分解から末端カルボン酸が得られる。同様に、カップリング条件下における得られた酸のアミンでの処理によって、アミドが得られる。
【0370】
スキーム8
【0371】
【化31】
[この文献は図面を表示できません]
【0372】
DMF等の極性溶媒中で加熱しながらの、Pd(PPh
3)
4等の触媒およびNa
2CO
3等の塩基を採用する、「鈴木」Pd触媒カップリング条件下におけるフェニルボロン酸での6−ブロモベンゾオキサジノンの処理によって、フェニル結合生成物が得られる。当業者に公知のいくつかの代替的なPd(0)複合体を触媒として利用することができる。スキーム7と同様の様式で、カルボン酸をカルボキサミドに変換することができる。
【0373】
スキーム9
【0374】
【化32】
[この文献は図面を表示できません]
【0375】
典型的には、ホスホン酸エステルおよび冷却したTHF中にtBuOK等の塩基を含む、6−カルボキシベンゾオキサジノンを「ホーナーワズワースエモンズ」反応条件に供して、所望のスチレン生成物を得る。典型的には、任意で加熱したEtOH等の溶媒中の、水素ガスおよび炭素上のパラジウム等の触媒の存在下でのスチレン二重結合の水素化によって、還元生成物が得られる。典型的にスキーム7に表される条件下でのエステルの加水分解で酸が得られ、それに続くアミンとのカップリングからアミドが得られる。あるいは、典型的には冷却したTHF等の溶媒中で、ボラン等の還元剤での酸の処理によって酸をアルコールに還元することができる。トリホスゲンを含む試薬とアルコールとの反応、続いて、メチルアミン塩酸塩等のアミンの添加で、カルバミン酸メチル誘導体が得られる。
【0376】
キラル成分は、当業者に公知の任意の様々な技術を用いて、分離および精製することができる。例えば、キラル成分は、超臨界流体クロマトグラフィー(SFC)を用いて、精製することができる。1つの具体的な変形例において、キラル分析SFC/MS解析は、Berger FCM1100/1200超臨界流体ポンプおよびFCM1200改良流体ポンプを有するBerger SFCデュアルポンプ流体コントロールモジュール、Berger TCM2000オーブン、ならびにAlcott718自動サンプラーからなるBerger解析SFCシステム(AutoChem、Newark,DE)を用いて実施される。統合されたシステムは、BI−SFC Chemstationソフトウエア、バージョン3.4により制御することができる。検出は、ESIインターフェイスおよび1スキャンあたり0.5秒の200〜800Daのスキャン範囲を有する、正モードで操作されるWaters ZQ2000検出器を用いて達成され得る。クロマトグラフ分離は、酢酸アンモニウム(10mM)を用い、または用いず、調整剤(modifier)として10〜40%のメタノールを用いて、ChiralPak AD−H、ChiralPak AS−H、ChiralCel OD−H、またはChiralCel OJ−Hカラム(5μ、4.6×250mm;Chiral Technologies,Inc.West Chester,PA)により行うことができる。任意の様々な流速を利用することができ、例えば、注入口の圧力を100バールにセットした、1.5または3.5mL/分が挙げられる。さらに、様々な試料注入条件を用いることができ、例えば、0.1mg/mLの濃度のメタノール中、5または10μLのいずれかの試料注入が挙げられる。
【0377】
別の変形例において、分取キラル分離は、Berger MultiGram II SFC精製システムを用いて行う。例えば、試料を、ChiralPak ADカラム(21×250mm、10μ
m)に装填することができる。具体的な変形例では、分離のための流速は70mL/分、注入容量は最大2mLまで、および注入口の圧力は130バールに設定することができる。反復注入(stacked injection)を適用して効率を向上させることができる。
【0378】
別の変形例では、以下の構成要素を備えたWaters精製システムで分析および分取HPLC分離を実施した:1回のカラム分析および精製のためのWaters2525ポンプならびに/または2回のカラム精製のためのカラム流体オーガナイザー(CFO)を有する2つのWaters2525ポンプ(2つのポンプおよび2つのカラム適用の場合、ピーク収集後の実行の早期終了を利用);補助流としてのWaters515ポンプ;試料注入ならびに画分収集を実施するための1つの分析的および1つの分取注入装置を有するWaters2767自動サンプルマネジャー;Waters2487二波長UV検出器;Waters2420 ELSD検出器;ならびにエレクトロスプレーイオン源を有するWaters ZQ2000単一四重極質量分析計。質量分光データを、フルスキャン(200〜800amu)および1.0秒間の滞留時間の陽イオン化モードで得た。使用したイオン源パラメータは以下の通りである:噴霧器電圧3.2kV;コーン電圧25V;脱溶媒和温度350℃;および源温度150℃。機器の解像度は、1000であった(10%の谷分解能)。データ取得、自動化、および画分収集制御のために、MassLynx 4.1、AutoLynx、OpenLynx、ならびにFractionLynxソフトウェアプログラムを使用した。精製システムは、ユーザ選択方法に基づいて、分析または分取分離のいずれかを実行することを可能にする。画分収集は、質量をトリガとした分画が初期設定であり、UVまたはELSDトリガは代替設定であった。
【0379】
(酸性移動相)
勾配溶出(合計3分または5分のクロマトグラフ時間)によって、3.5mL/分の流速で、Waters SunFire C18 50×4.6mm I.D.5μmのカラム上で分析分離を実施し、流速50mL/分および勾配溶出(合計8分のクロマトグラフ時間)で、Waters SunFire分取10×19mm I.D.5μmのガードカラムを有するWaters SunFire C18 75×30mm I.D.5μm OBDカラム上で分取分離を達成した。移動相Aは、0.05%の水中TFAであり、移動相Bは、アセトニトリル中で0.035%のTFAであった。分取クロマトグラフ分離のために、質量分析計の信号のイオン化の助けとなるよう、補助流(20/80、v/v、水/メタノール中の0.1%のギ酸)を使用した。2つのポンプ/2つのカラムでのハイスループット分取精製およびピーク収集後の稼動の早期終了の場合、各々の実行へのクロマトグラフ時間を、通常、4〜5分間にユーザ定義した。
【0380】
(塩基性移動相)
勾配溶出(合計3分または5分のクロマトグラフ時間)によって、3.5mL/分の流速で、Gemini C18 50×4.6mm I.D.5μmのカラム(Phenomenex,Torrance,CA)上で分析分離を実施し、勾配溶出(合計8分のクロマトグラフ時間)によって、流速50mL/分でPhenomenex Gemini分取10×19mm I.D.5μmのガードカラムを有するPhenomenex Gemini C18 75×30mm I.D.5μmのカラム上で分取分離を達成した。移動相Aは、pH=9.5〜10の10mMの水中NH
4HCO
3であり、移動相Bは、pH=9.5〜10の20/80(v/v)水/アセトニトリル中で10mMのNH
4HCO
3であった。分取クロマトグラフ分離の場合、質量分析計の信号のイオン化の助けとなるよう、補助流(20/80、v/v、水/メタノール中の0.1%のギ酸)を使用した。
【0381】
上記反応手順またはスキームの各々において、様々な置換基を、本明細書で他に教示した様々な置換基の中から選択し得る。
【0382】
上記反応スキームに基づいた本発明による特定の化合物の合成の説明を、本明細書に記載する。
【0383】
(PARP阻害剤の実施例)
本発明はさらに例示されるが、本発明による特定の化合物の合成を説明する以下の実施例によって限定されるものではない。
【0384】
【化33】
[この文献は図面を表示できません]
【0385】
置換−2−ニトロフェノールのアルキル化のための一般的手順:
メチル 2−(4−ホルミル−2−ニトロフェノキシ)アセテート(1)の合成:
200mLの丸底フラスコに、DMF(25mL)中の4−ヒドロキシ−3−ニトロベンズアルデヒド(1.671g、10.0mmol)、メチル 2−ブロモアセテート(0.950mL、10.00mmol)、およびK
2CO
3(1.382g、10.00mmol)を添加した。反応物を80℃で2時間撹拌した。反応物を氷上に注ぎ、得られた固体を濾過によって単離し、水で洗浄し、真空内で乾燥させ、薄黄色の固体(2.031g、85%収率)を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 3.71(s,3H)5.18(s,2H)7.52(d,J=8.84Hz,1H)8.14(dd,J=8.84,2.02Hz,1H)8.44(d,J=2.02Hz,1H)9.95(s,1H)。ESI−MS:m/z 240.1(M+H)
+。
【0386】
【化34】
[この文献は図面を表示できません]
【0387】
メチル 2−(4−ホルミル−2−ニトロフェノキシ)プロパノエート(2):
置換−2−ニトロフェノールのアルキル化のための一般的手順において、フェノールとして4−ヒドロキシ−3−ニトロベンズアルデヒド、およびアルキル化剤としてメチル−2−ブロモプロパノエートを用いて、薄黄色の固体(1.55g、61%収率)が得られる:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.57(d,J=6.82Hz,3H)3.70(s,3H)5.46(q,J=6.65Hz,1H)7.45(d,J=8.84Hz,1H)8.13(d,J=8.84Hz,1H)8.43(s,1H)9.94(s,1H)。ESI−MS:m/z 254.1(M+H)
+。
【0388】
【化35】
[この文献は図面を表示できません]
【0389】
メチル 2−(2−クロロ−4−ホルミル−6−ニトロフェノキシ)プロパノエート(3):
置換−2−ニトロフェノールのアルキル化のための一般的手順において、フェノールとして3−クロロ−4−ヒドロキシ−5−ニトロベンズアルデヒド、およびアルキル化剤としてメチル−2−ブロモプロパノエートを用いて、薄黄色の油状物が得られる:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ ppm 9.98(s,1H),8.43(d,J=1.8Hz,1H),8.35(d,J=2.0Hz,1H),5.08−5.15(m,1H),3.62(s,3H),1.57(d,J=6.8Hz,3H)。ESI−MS:m/z 328.1(M+H)
+。
【0390】
【化36】
[この文献は図面を表示できません]
【0391】
メチル 2−(4−ホルミル−2−メチル−6−ニトロフェノキシ)プロパノエート(4):
置換−2−ニトロフェノールのアルキル化のための一般的手順において、フェノールとして4−ヒドロキシ−3−メチル−5−ニトロベンズアルデヒド、およびアルキル化剤としてメチル−2−ブロモプロパノエートを用いて、黄褐色の固体が得られる:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ ppm 9.97(s,1H),8.29(d,J=1.5Hz,1H),8.09(d,J=1.5Hz,1H),4.82(q,J=6.8Hz,1H),3.62(s,3H),2.42(s,3H),1.52(d,J=6.8Hz,3H)。ESI−MS:m/z 268.1(M+H)
+。
【0392】
【化37】
[この文献は図面を表示できません]
【0393】
メチル 2−(4−ホルミル−2−メトキシ−6−ニトロフェノキシ)プロパノエート(5):
置換−2−ニトロフェノールのアルキル化のための一般的手順において、フェノールとして4−ヒドロキシ−3−メトキシ−5−ニトロベンズアルデヒド、およびアルキル化剤としてメチル−2−ブロモプロパノエートを用いて、暗黒色の油状物が得られる:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ ppm 9.95(s,1H),8.03(d,J=1.8Hz,1H),7.80(d,J=1.8Hz,1H),5.15(q,J=6.8Hz,1H),3.95(s,3H),3.63(s,3H),1.50(d,J=6.8Hz,3H)。ESI−MS:m/z 284.1(M+H)
+。
【0394】
【化38】
[この文献は図面を表示できません]
【0395】
メチル 4−(2−メトキシ−2−オキソエトキシ)−3−ニトロベンゾエート(6):
置換−2−ニトロフェノールのアルキル化のための一般的手順において、フェノールとしてメチル 4−ヒドロキシ−3−ニトロベンゾエート、およびアルキル化剤としてメチル 2−ブロモアセテートを用いて、薄黄色の固体が得られる:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ ppm 8.39(d,J=2.0Hz,1H),8.15(dd,J=8.8,2.3Hz,1H),7.44(d,J=8.8Hz,1H),5.16(s,2H),3.87(s,3H),3.71(s,3H)。ESI−MS:m/z 270.1(M+H)
+。
【0396】
【化39】
[この文献は図面を表示できません]
【0397】
メチル 2−(4−ブロモ−2−ニトロフェノキシ)プロパノエート(7):
置換−2−ニトロフェノールのアルキル化のための一般的手順において、フェノールとして4−ブロモ−2−ニトロフェノール、およびアルキル化剤としてメチル−2−ブロモプロパノエートを用いて、深紅の油状物が得られる:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ ppm 8.13(d,J=2.5Hz,1H),7.80(dd,J=8.8,2.5Hz,1H),7.24(d,J=9.1Hz,1H),5.29(q,J=6.8Hz,1H),3.68(s,3H),1.52(d,J=6.6Hz,3H)。ESI−MS:m/z 305.1(M+H)
+。
【0398】
【化40】
[この文献は図面を表示できません]
【0399】
メチル 2−(5−ホルミル−2−ニトロフェノキシ)プロパノエート(8):
置換−2−ニトロフェノールのアルキル化のための一般的手順において、フェノールとして3−ヒドロキシ−4−ニトロベンズアルデヒド、およびアルキル化剤としてメチル−2−ブロモプロパノエートを用いて、黄褐色の固体が得られる:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ ppm 10.03(s,1H),8.08(d,J=8.1Hz,1H),7.62−7.79(m,2H),5.43(q,J=6.8Hz,1H),3.69(s,3H),1.55(d,J=6.8Hz,3H)。ESI−MS:m/z 254.1(M+H)
+。
【0400】
【化41】
[この文献は図面を表示できません]
【0401】
エチル 2−フルオロ−2−(4−ホルミル−2−ニトロフェノキシ)アセテート(9):
置換−2−ニトロフェノールのアルキル化のための一般的手順において、フェノールとして3−ヒドロキシ−4−ニトロベンズアルデヒド、およびアルキル化剤としてエチル 2−ブロモ−2−フルオロアセテートを用いて、黄色の油状物が得られる:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.26(t,J=7.07Hz,3H),4.26−4.38(m,2H),6.83(d,J=55.8Hz,1H),7.76(dd,J=8.84,1.26Hz,1H),8.28(dd,J=8.59,2.02Hz,1H)8.54(d,J=2.02Hz,1H),10.02(s,1H)。ESI−MS:m/z 272.1(M+H)
+。
【0402】
【化42】
[この文献は図面を表示できません]
【0403】
メチル 2−(5−クロロ−4−ホルミル−2−ニトロフェノキシ)プロパノエート(10):
置換−2−ニトロフェノールのアルキル化のための一般的手順において、フェノールとして2−クロロ−3−ヒドロキシ−4−ニトロベンズアルデヒド、およびアルキル化剤としてメチル−2−ブロモプロパノエートを用いて、橙色の油状物が得られる:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.57(d,J=6.82Hz,3H),3.71(s,3H),5.57−5.62(m,1H),7.67(s,1H),8.35(s,1H),10.17(s,1H)。ESI−MS:m/z 288.1(M+H)
+。
【0404】
【化43】
[この文献は図面を表示できません]
【0405】
メチル 2−(4−アセチル−2−ニトロフェノキシ)アセテート(11):
置換−2−ニトロフェノールのアルキル化のための一般的手順において、フェノールとして1−(4−ヒドロキシ−3−ニトロフェニル)エタノンを用いて、黄色の固体(2.235g、88%収率)が得られる:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 2.59(s,3H)3.71(s,3H)5.16(s,2H)7.43(d,J=9.09Hz,1H)8.17(dd,J=8.84,2.27Hz,1H)8.42(d,J=2.02Hz,1H)。ESI−MS:m/z 254.1(M+H)
+。
【0406】
【化44】
[この文献は図面を表示できません]
【0407】
ニトロ基の還元およびそれに続く閉環のための一般的手順:
3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−カルバルデヒド(12)の合成:
100mLの丸底フラスコに、AcOH(23mL)中のメチル 2−(4−ホルミル−2−ニトロフェノキシ)アセテート(1)(1.381g、5.77mmol)および鉄(1.612g、28.9mmol)を添加した。反応物を80℃で1時間撹拌した。反応物を真空内で濃縮し、DCM/MeOH(1:1、100mL)中に取り込み、濾過し、濾液を真空内で濃縮し、4.3gの茶色の固体の粗体を得た。固体を水中に取り込み、濾過し、固体を水で洗浄し、真空内で乾燥させ、薄茶色の固体(0.712g、70%収率)を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 4.72(s,2H)7.14(d,J=8.34Hz,1H)7.38(d,J=1.77Hz,1H)7.54(dd,J=8.21,1.89Hz,1H)9.84(s,1H)10.99(s,1H)。ESI−MS:m/z 178.1(M+H)
+。
【0408】
【化45】
[この文献は図面を表示できません]
【0409】
2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−カルバルデヒド(13):
ニトロ基の還元およびそれに続く閉環のための一般的手順において、2−(4−ホルミル−2−ニトロフェノキシ)プロパノエート(2)(1.54g、6.08mmol)を用いて、黄褐色の固体(1.049g、90%収率)が得られる:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ ppm 10.95(s,1H),9.84(s,1H),7.54(dd,J=8.2,1.9Hz,1H),7.38(d,J=1.8Hz,1H),7.16(d,J=8.3Hz,1H),4.84(q,J=6.8Hz,1H),1.46(d,J=6.8Hz,3H)。ESI−MS:m/z 192.0(M+H)
+。
【0410】
【化46】
[この文献は図面を表示できません]
【0411】
6−アセチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(14):
ニトロ基の還元およびそれに続く閉環のための一般的手順において、メチル 2−(4−アセチル−2−ニトロフェノキシ)アセテート(11)(2.235g、8.83mmol)を用いて、黄褐色の固体(1.451g、86%収率)が得られる:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 2.50(s,3H)4.68(s,2H)7.04(d,J=8.34Hz,1H)7.46(d,J=1.77Hz,1H)7.59(dd,J=8.46,1.89Hz,1H)10.88(s,1H)。ESI−MS:m/z 192.0(M+H)
+。
【0412】
【化47】
[この文献は図面を表示できません]
【0413】
8−クロロ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−カルバルデヒド(15):
ニトロ基の還元およびそれに続く閉環のための一般的手順において、3を用いて、黄褐色の固体が得られる:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ ppm 11.14(s,1H),9.83(s,1H),7.69(d,J=1.8Hz,1H),7.34(d,J=1.8Hz,1H),4.99(q,J=7.0Hz,1H),1.49(d,J=6.8Hz,3H)。ESI−MS:m/z 226.1(M+H)
+
【0414】
【化48】
[この文献は図面を表示できません]
【0415】
2,8−ジメチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−カルバルデヒド(16):
ニトロ基の還元およびそれに続く閉環のための一般的手順において、4を用いて、黄褐色の固体が得られる:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ ppm 10.89(s,1H),9.81(s,1H),7.44(d,J=1.3Hz,1H),7.24(d,J=1.5Hz,1H),4.78−4.87(m,1H),2.24(s,3H),1.45(d,J=6.8Hz,3H)。ESI−MS:m/z 206.1(M+H)
+
【0416】
【化49】
[この文献は図面を表示できません]
【0417】
8−メトキシ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−カルバルデヒド(17):
ニトロ基の還元およびそれに続く閉環のための一般的手順において、5を用いて、黄褐色の固体が得られる:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ ppm 10.92(br.s.,1H),9.82(s,1H),7.25(s,1H),7.08(s,1H),4.79(q,1H),3.86(s,3H),1.45(d,J=6.8Hz,3H)。ESI−MS:m/z 222.1(M+H)
+。
【0418】
【化50】
[この文献は図面を表示できません]
【0419】
メチル 3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−カルボキシレート(18):
ニトロ基の還元およびそれに続く閉環のための一般的手順において、6を用いて、白色の固体が得られる:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ ppm 10.89(s,1H),7.54(dd,J=8.3,2.0Hz,1H),7.51(d,J=1.8Hz,1H),7.04(d,J=8.1Hz,1H),4.68(s,2H),3.81(s,3H)。ESI−MS:m/z 208.0(M+H)
+。
【0420】
【化51】
[この文献は図面を表示できません]
【0421】
6−ブロモ−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(19):
ニトロ基の還元およびそれに続く閉環のための一般的手順において、7を用いて、黄褐色の固体が得られる:
1H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ ppm 8.06(br.s.,1H),7.10(dd,J=8.6,1.8Hz,1H),6.95(d,J=2.0Hz,1H),6.87(d,J=8.6Hz,1H),4.66(q,J=6.8Hz,1H),1.59(d,J=6.8Hz,3H)。ESI−MS:m/z 242.0(M+H)
+。
【0422】
【化52】
[この文献は図面を表示できません]
【0423】
2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−7−カルバルデヒド(20):
ニトロ基の還元およびそれに続く閉環のための一般的手順において、8を用いて、オフホワイトの固体が得られる:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ ppm 11.11(s,1H),9.83(s,1H),7.56(dd,J=8.1,1.8Hz,1H),7.43(d,J=1.8Hz,1H),7.06(d,J=7.8Hz,1H),4.78(q,J=6.8Hz,1H),1.44(d,J=6.8Hz,3H)。ESI−MS:m/z 192.1(M+H)
+。
【0424】
【化53】
[この文献は図面を表示できません]
【0425】
2−フルオロ−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−カルバルデヒド(21):
ニトロ基の還元およびそれに続く閉環のための一般的手順において、9を用いて、黄色の固体が得られる。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 6.42(d,J=51.5Hz,1H),7.44(d,J=8.1Hz,1H),7.54(d,J=1.5Hz,1H)7.68(dd,J=8.2,1.9Hz,1H),9.93(s,1H),11.75(s,1H)。ESI−MS:m/z 196.1(M+H)
+。
【0426】
【化54】
[この文献は図面を表示できません]
【0427】
7−クロロ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−カルバルデヒド(22):
ニトロ基の還元およびそれに続く閉環のための一般的手順において、10を用いて、オフホワイトの固体が得られる:ESI−MS:m/z 226.1(M+H)
+。
【0428】
【化55】
[この文献は図面を表示できません]
【0429】
6−(エチルスルホニル)−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(23):
置換−2−ニトロフェノールのアルキル化のための一般的手順において、4−(エチルスルホニル)−2−ニトロフェノールおよびメチル 2−ブロモプロパノエートを用いて、続いて、ニトロ基の還元およびそれに続く閉環のための一般的手順における生成物の反応により、白色の固体が得られる:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.96(s,1H),7.43(dd,J=8.3,2.0Hz,1H),7.37(d,J=2.3Hz,1H),7.19(d,J=8.3Hz,1H),4.85(q,J=6.8Hz,1H),3.23(q,J=7.3Hz,2H),1.46(d,J=6.8Hz,3H),1.10 ppm(t,J=7.5Hz,3H)。ESI−MS:m/z 256.1(M+H)
+。
【0430】
【化56】
[この文献は図面を表示できません]
【0431】
還元的アミノ化のための一般的手順。
15mLのネジ蓋バイアルに、1,2−ジクロロエタン(4.0mL)中のカルボニル化合物(0.564mmol)およびアミン(0.677mmol)、続いて、AcOH(0.564mmol)およびナトリウムトリアセトキシボロヒドリド(144mg、0.677mmol)を添加した。反応物を23℃で18時間撹拌した。反応物を水(5mL)で希釈し、層を分離した。水層をDCMで抽出し、合わせた有機層を乾燥させ(MgSO
4)、真空内で濃縮した。粗物質を分取HPLC−MS(5〜95%の水中MeCN)で精製し、画分を収集し、30〜80%の範囲の収率で、真空内で濃縮した。あるいは、粗物質を水(5mL)中に取り込み、得られた固体を濾過によって単離し、水で洗浄し、真空内で乾燥させ、所望の化合物を得た。
【0432】
【化57】
[この文献は図面を表示できません]
【0433】
6−((4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)メチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(24):
還元的アミノ化のための一般的手順において、12およびN,N−ジメチルピペリジン−4−アミンを用いて、オフホワイトの固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.72−1.86(m,2H)2.18−2.28(m,2H)2.75(br.s.,6H)2.95(br.s.,2H)3.32−3.55(m,3H)4.23(s,2H)4.61(s,2H)6.98(s,1H)7.00−7.08(m,2H)10.13(br.s.,1H)10.59(br.s.,1H)10.98(s,1H)。ESI−MS:m/z 290.2(M+H)
+。
【0434】
【化58】
[この文献は図面を表示できません]
【0435】
6−((4−フェニルピペリジン−1−イル)メチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(25):
還元的アミノ化のための一般的手順において、12および4−フェニルピペリジンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.84(br.s.,2H)1.98(br.s.,2H)2.79(br.s.,1H)3.05(d,J=12.63Hz,2H)3.43(br.s.,2H)4.26(d,J=4.80Hz,2H)4.63(s,2H)7.01(s,1H)7.07(s,2H)7.20−7.26(m,3H)7.33(t,J=7.33Hz,2H)10.99(s,1H)。ESI−MS:m/z 323.2(M+H)
+。
【0436】
【化59】
[この文献は図面を表示できません]
【0437】
6−(モルホリノメチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(26):
還元的アミノ化のための一般的手順において、12およびモルホリンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 2.92−3.16(m,2H)3.16−3.37(m,2H)3.47−3.71(m,2H)3.96(d,J=12.13Hz,2H)4.27(s,2H)4.61(s,2H)6.86−7.14(m,3H)10.07(br.s.,1H)10.99(s,1H)。ESI−MS:m/z 249.1(M+H)
+。
【0438】
【化60】
[この文献は図面を表示できません]
【0439】
6−((フェニルアミノ)メチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(27):
還元的アミノ化のための一般的手順において、12およびアニリンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 4.18(s,2H)4.53(s,2H)6.52−6.70(m,3H)6.90(s,3H)7.08(t,J=7.58Hz,2H)10.71(s,1H)。ESI−MS:m/z 255.1(M+H)
+。
【0440】
【化61】
[この文献は図面を表示できません]
【0441】
6−((シクロヘキシルアミノ)メチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(28):
還元的アミノ化のための一般的手順において、12およびシクロヘキシルアミンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.11(br.s.,1H)1.17−1.37(m,4H)1.61(d,J=12.88Hz,1H)1.79(br.s.,2H)2.06(br.s.,2H)2.99(br.s.,1H)4.07(d,J=5.56Hz,2H)4.60(s,2H)6.99(s,1H)6.99−7.09(m,2H)8.65(br.s.,1H)10.95(s,1H)。ESI−MS:m/z 261.1(M+H)
+。
【0442】
【化62】
[この文献は図面を表示できません]
【0443】
6−((ベンジルアミノ)メチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(29):
還元的アミノ化のための一般的手順において、12およびベンジルアミンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 4.08(br.s.,2H)4.16(d,J=3.28Hz,2H)4.60(s,2H)6.92−7.09(m,3H)7.35−7.53(m,5H)10.95(s,1H)。ESI−MS:m/z 269.1(M+H)
+。
【0444】
【化63】
[この文献は図面を表示できません]
【0445】
6−((シクロヘキシルメチルアミノ)メチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(30):
還元的アミノ化のための一般的手順において、12およびシクロヘキシルメタンアミンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 0.92(d,J=10.86Hz,2H)1.16(t,J=8.97Hz,3H)1.57−1.76(m,6H)2.74(br.s.,2H)4.04(br.s.,2H)4.60(s,2H)6.98(s,1H)6.99−7.11(m,2H)8.60(br.s.,1H)10.95(s,1H)。ESI−MS:m/z 275.2(M+H)
+。
【0446】
【化64】
[この文献は図面を表示できません]
【0447】
2−メチル−6−((4−フェニルピペリジン−1−イル)メチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(31):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13および4−フェニルピペリジンを用いて、灰色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.34−1.46(m,7H)1.65−1.81(m,5H)1.91(s,1H)3.33−3.44(m,2H)6.76−6.94(m,4H)7.18−7.33(m,4H)10.59(br.s.,1H)。ESI−MS:m/z 337.2(M+H)
+。
【0448】
【化65】
[この文献は図面を表示できません]
【0449】
6−((ベンジルアミノ)メチル)−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(32):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13およびベンジルアミンを用いて、黄褐色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.39(br.s.,3H)1.57(br.s.,1H)3.50−3.61(m,2H)3.65(br.s.,2H)4.59(br.s.,1H)6.74−6.99(m,3H)7.13−7.38(m,5H)10.66(br.s.,1H)。ESI−MS:m/z 283.1(M+H)
+。
【0450】
【化66】
[この文献は図面を表示できません]
【0451】
2−メチル−6−((4−フェニルピペラジン−1−イル)メチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(33):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13および1−フェニルピペラジンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.44(d,J=6.82Hz,3H)2.89−2.99(m,2H)3.10−3.22(m,2H)3.36−3.45(m,2H)3.83(d,J=13.64Hz,2H)4.33(br.s.,2H)4.72(q,J=6.91Hz,1H)6.86(t,J=7.33Hz,1H)6.97(s,1H)7.01(d,J=12.13Hz,2H)7.07(s,2H)7.26(t,J=7.96Hz,2H)9.80(br.s.,1H)10.95(s,1H)。ESI−MS:m/z 338.2(M+H)
+。
【0452】
【化67】
[この文献は図面を表示できません]
【0453】
6−((4−(4−フルオロフェニル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−イル)メチル)−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(34):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13および4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.44(d,J=6.82Hz,3H)2.77(br.s.,2H)3.60(br.s.,2H)3.78(br.s.,2H)4.35(t,J=5.43Hz,2H)4.72(q,J=6.99Hz,1H)6.15(br.s.,1H)7.04(s,1H)7.05−7.13(m,2H)7.23(t,J=8.84Hz,2H)7.46−7.58(m,2H)9.85(br.s.,1H)10.94(s,1H)。ESI−MS:m/z 352.0(M+H)
+。
【0454】
【化68】
[この文献は図面を表示できません]
【0455】
6−((4−(4−クロロフェニル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−イル)メチル)−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(35):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13および4−(4−クロロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.44(d,J=6.82Hz,3H)2.76(br.s.,2H)3.23(br.s.,1H)3.60(br.s.,1H)3.79(br.s.,2H)4.35(br.s.,2H)4.72(q,J=6.57Hz,1H)6.22(br.s.,1H)6.96−7.14(m,3H)7.48(m,4H)9.94(br.s.,1H)10.94(s,1H)。ESI−MS:m/z 369.2(M+H)
+。
【0456】
【化69】
[この文献は図面を表示できません]
【0457】
2−メチル−6−((4−p−トリルピペリジン−1−イル)メチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(36):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13および4−(4−メチルフェニル)ピペラジンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.44(d,J=6.82Hz,3H)1.81(br.s.,2H)1.95(br.s.,2H)2.26(s,3H)2.66−2.83(m,1H)3.05(br.s.,2H)3.43(br.s.,2H)4.26(d,J=4.80Hz,2H)4.72(q,J=6.65Hz,1H)7.01(s,1H)7.04−7.19(m,6H)9.43(br.s.,1H)10.94(s,1H)。ESI−MS:m/z 351.3(M+H)
+。
【0458】
【化70】
[この文献は図面を表示できません]
【0459】
6−((4−(4−フルオロフェニル)ピペリジン−1−イル)メチル)−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(37):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13および4−(4−フルオロフェニル)ピペリジンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.44(d,J=6.82Hz,3H)1.70−1.89(m,2H)1.90−2.06(m,2H)2.73−2.88(m,1H)2.96−3.12(m,2H)3.35−3.50(m,2H)4.27(br.s.,2H)4.72(d,J=6.82Hz,1H)7.01(s,1H)7.07(s,2H)7.16(t,J=8.84Hz,2H)7.26(dd,J=8.84,5.56Hz,2H)10.94(s,1H)。ESI−MS:m/z 354.2(M+H)
+。
【0460】
【化71】
[この文献は図面を表示できません]
【0461】
6−((4−(4−クロロフェニル)ピペリジン−1−イル)メチル)−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(38):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13および4−(4−クロロフェニル)ピペリジンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.44(d,J=6.82Hz,3H)1.69−1.92(m,2H)1.92−2.05(m,2H)2.74−2.88(m,1H)2.93−3.13(m,2H)3.37−3.51(m,2H)4.26(d,J=5.05Hz,2H)4.72(q,J=6.91Hz,1H)7.01(s,1H)7.07(s,2H)7.25(d,J=8.59Hz,2H)7.40(d,J=8.59Hz,2H)9.40(br.s.,1H)10.94(s,1H)。ESI−MS:m/z 371.2(M+H)
+。
【0462】
【化72】
[この文献は図面を表示できません]
【0463】
2−メチル−6−((4−(3−フェニル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)ピペラジン−1−イル)メチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(39):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13および3−フェニル−5−(ピペラジン−1−イル)−1,2,4−チアジアゾールを用いて、融点192.5〜221.2℃の白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.44(d,J=6.82Hz,3H)3.25(br.s.,2H)3.37−3.71(m,4H)4.12(br.s.,2H)4.33(br.s.,2H)4.72(q,J=6.23Hz,1H)6.89−7.17(m,3H)7.40−7.59(m,3H)7.97−8.24(m,2H)10.95(br.s.,1H)。ESI−MS:m/z 422.0(M+H)
+。
【0464】
【化73】
[この文献は図面を表示できません]
【0465】
6−((4−シクロペンチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(40):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13および1−シクロペンチルピペラジンを用いて、オフホワイトの固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.42(d,J=6.57Hz,3H)1.45−1.61(m,4H)1.59−1.64(m,4H)1.61−1.77(m,4H)1.89−2.06(m,4H)3.52(br.s.,2H)3.89(br.s.,1H)4.66(q,J=6.65Hz,1H)6.91(s,1H)6.94−7.04(m,2H)10.81(br.s.,1H)。ESI−MS:m/z 330.2(M+H)
+。
【0466】
【化74】
[この文献は図面を表示できません]
【0467】
6−((4−ベンジル−3−オキソピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(41):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13および1−ベンジルピペラジン−2−オンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 0.79−1.00(m,1H)1.30−1.53(m,3H)3.15−4.87(m,13H)6.91−7.15(m,2H)7.20−7.52(m,6H)10.88(br.s.,1H)。ESI−MS:m/z 366.0(M+H)
+。
【0468】
【化75】
[この文献は図面を表示できません]
【0469】
N−シクロプロピル−N−(1−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペリジン−4−イル)ベンゼンスルホンアミド(42):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13およびN−シクロプロピル−N−(ピペリジン−4−イル)ベンゼンスルホンアミドを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 0.57−0.87(m,4H)1.42(d,J=6.57Hz,3H)1.53−1.75(m,2H)1.84−1.99(m,1H)1.99−2.21(m,2H)3.04(d,J=10.61Hz,2H)3.33(br.s.,2H)3.83−4.11(m,1H)4.11−4.23(m,3H)4.30(br.s.,1H)4.70(q,J=6.82Hz,2H)6.95(s,1H)6.97−7.16(m,2H)7.54−7.79(m,3H)7.81−7.96(m,2H)9.57(br.s.,1H)10.91(s,1H)。ESI−MS:m/z 456.0(M+H)
+。
【0470】
【化76】
[この文献は図面を表示できません]
【0471】
6−((4−(3−ブロモベンジル)ピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(43):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13および1−(3−ブロモベンジル)ピペラジンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.42(d,J=6.82Hz,3H)2.95−3.24(m,6H)3.85(br.s.,2H)4.10(br.s.,2H)4.68(q,J=6.82Hz,2H)6.94(s,1H)6.97−7.08(m,2H)7.26−7.46(m,2H)7.47−7.70(m,2H)10.87(br.s.,1H)。ESI−MS:m/z 432.0(M+H)
+。
【0472】
【化77】
[この文献は図面を表示できません]
【0473】
6−((4−(1H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−イル)ピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(44):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13および2−(ピペラジン−1−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾールを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.44(d,J=6.82Hz,3H)2.87−4.48(m,11H)4.70(q,J=6.57Hz,0H)6.87−7.15(m,3H)7.26(d,2H)7.38−7.55(m,2H)10.90(br.s.,1H)。ESI−MS:m/z 378.0(M+H)
+。
【0474】
【化78】
[この文献は図面を表示できません]
【0475】
6−((4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)メチル)−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(45):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13およびN,N−ジメチルピペリジン−4−アミンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.43(d,J=6.82Hz,3H)1.82(d,J=1.01Hz,2H)2.13−2.28(m,2H)2.76(d,J=3.03Hz,6H)2.86−3.02(m,2H)3.35(br.s.,1H)3.42−3.56(m,2H)4.23(br.s.,2H)4.71(q,J=6.65Hz,1H)6.97(s,1H)7.05(s,2H)10.10(br.s.,1H)10.94(s,1H)。ESI−MS:m/z 303.2(M+H)
+。
【0476】
【化79】
[この文献は図面を表示できません]
【0477】
(S)−2−メチル−6−((4−フェニルピペリジン−1−イル)メチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(46):
化合物31のキラルHPLC分離で、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.41(d,J=6.57Hz,3H)1.71(d,J=1.01Hz,2H)1.78−1.91(m,4H)1.94−2.08(m,2H)2.82−2.95(m,2H)3.38(s,2H)4.63(q,J=6.82Hz,1H)6.78−6.93(m,3H)7.17(s,1H)7.20−7.33(m,4H)。ESI−MS:m/z 337.2(M+H)
+。
【0478】
【化80】
[この文献は図面を表示できません]
【0479】
(R)−2−メチル−6−((4−フェニルピペリジン−1−イル)メチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(47):
化合物31のキラルHPLC分離で、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.41(d,J=6.82Hz,3H)1.54−1.67(m,2H)1.69−1.80(m,2H)2.01(br.s.,2H)2.89(d,J=9.09Hz,2H)3.38(s,2H)4.63(q,J=6.82Hz,1H)6.76−6.93(m,3H)7.13−7.20(m,1H)7.20−7.34(m,5H)。ESI−MS:m/z 337.2(M+H)
+。
【0480】
【化81】
[この文献は図面を表示できません]
【0481】
6−((4−(1H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−イル)ピペリジン−1−イル)メチル)−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(48):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13および2−(ピペリジン−4−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾールを用いて、オフホワイトの固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.17(t,J=7.33Hz,1H)1.44(d,J=6.82Hz,3H)1.92−2.14(m,2H)2.29−2.44(m,2H)3.04−3.25(m,4H)3.27−3.46(m,2H)3.54(br.s.,3H)4.28(s,4H)4.72(q,J=6.65Hz,2H)6.93−7.16(m,3H)7.32−7.50(m,2H)7.59−7.82(m,2H)9.74(br.s.,1H)10.85−11.02(m,1H)。ESI−MS:m/z 377.3(M+H)
+。
【0482】
【化82】
[この文献は図面を表示できません]
【0483】
2−メチル−6−((4−(4−ニトロフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(49):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13および1−(4−ニトロフェニル)ピペラジンを用いて、黄色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.41(d,J=6.82Hz,3H)2.39−2.48(m,4H)3.38−3.51(m,6H)4.64(q,J=6.82Hz,1H)6.80−6.94(m,3H)7.02(m,J=9.35Hz,2H)8.05(m,J=9.60Hz,2H)10.63(s,1H)。ESI−MS:m/z 383.2(M+H)
+。
【0484】
【化83】
[この文献は図面を表示できません]
【0485】
4−(4−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)安息香酸(50):
カルボン酸エステルの加水分解のための一般的手順において、220または217を用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.31−1.53(m,3H)2.95−3.14(m,3H)3.14−3.25(m,1H)3.54(br.s.,4H)3.93−4.15(m,2H)4.32(br.s.,2H)4.72(q,J=6.74Hz,1H)6.55(br.s.,3H)6.93−7.17(m,5H)7.82(d,J=8.84Hz,2H)9.78(br.s.,1H)10.95(s,1H)12.45(br.s.,1H)。ESI−MS:m/z 382.2(M+H)
+。
【0486】
【化84】
[この文献は図面を表示できません]
【0487】
6−((4−シクロヘプチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(51):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13および1−(4−シクロヘプチル)ピペラジンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.36−1.55(m,8H)1.56−1.72(m,4H)1.85−2.05(m,2H)2.92(br.s.,2H)3.07−3.28(m,2H)3.28−3.58(m,5H)4.04(br.s.,2H)4.67(q,J=6.74Hz,1H)6.95(s,1H)7.00(s,2H)10.84(s,1H)。ESI−MS:m/z 358.3(M+H)
+。
【0488】
【化85】
[この文献は図面を表示できません]
【0489】
1,3,7−トリメチル−8−(4−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(52):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13および1,3,7−トリメチル−8−(ピペラジン−1−イル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオンを用いて、融点130.2〜138.3℃の白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.43(d,J=6.57Hz,3H)3.13−3.33(m,3H)3.33−3.49(m,3H)3.65−3.77(m,10H)4.34(br.s.,2H)4.72(q,J=6.65Hz,1H)7.01(s,1H)7.07(s,2H)9.94(br.s.,1H)10.95(s,1H)。ESI−MS:m/z 454.2(M+H)
+。
【0490】
【化86】
[この文献は図面を表示できません]
【0491】
6−((4−(4−アミノフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(53):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13および4−(ピペラジン−1−イル)アニリンを用いて、黄褐色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.41(d,J=6.82Hz,3H)2.53−2.72(m,3H)2.93(br.s.,4H)3.17(d,J=5.05Hz,1H)3.37−3.66(m,2H)4.64(q,J=6.74Hz,1H)6.41−6.57(m,2H)6.61−6.78(m,2H)6.82−7.00(m,3H)10.55−10.74(m,1H)。ESI−MS:m/z 353.3(M+H)
+。
【0492】
【化87】
[この文献は図面を表示できません]
【0493】
6−((4−(4−クロロフェニル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−イル)メチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(54):
還元的アミノ化のための一般的手順において、12および4−(4−クロロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンを用いて、オフホワイトの固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 2.68−2.83(m,2H)3.13−3.30(m,1H)3.52−3.68(m,1H)3.71−3.85(m,2H)4.34(d,J=4.55Hz,2H)4.63(s,2H)6.21(br.s.,1H)6.98−7.13(m,3H)7.48(m,4H)9.88−10.08(m,1H)10.99(s,1H)。ESI−MS:m/z 355.2(M+H)
+。
【0494】
【化88】
[この文献は図面を表示できません]
【0495】
6−((4−(6−フルオロベンゾ[d]イソオキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)メチル)−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(55):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13および6−フルオロ−3−(ピペリジン−4−イル)ベンゾ[d]イソオキサゾールを用いて、オフホワイトの固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.37−1.49(m,3H)1.94−2.13(m,2H)2.29(d,J=13.64Hz,2H)3.03−3.22(m,2H)3.29−3.59(m,2H)4.25−4.39(m,2H)4.72(q,J=6.82Hz,1H)6.98−7.17(m,3H)7.35(td,J=9.09,2.02Hz,1H)7.68−7.80(m,1H)7.98−8.10(m,1H)9.63(br.s.,1H)10.88−10.99(m,1H)。ESI−MS:m/z 396.0(M+H)
+。
【0496】
【化89】
[この文献は図面を表示できません]
【0497】
6−(1−(4−(4−クロロフェニル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−イル)エチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(56):
還元的アミノ化のための一般的手順において、14および4−(4−クロロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.65(dd,J=10.86,6.82Hz,3H)2.67(d,J=1.26Hz,1H)2.83(br.s.,1H)3.50−3.65(m,1H)3.77−3.98(m,1H)4.03−4.17(m,1H)4.43−4.58(m,1H)4.63(s,2H)6.12−6.30(m,1H)6.95−7.18(m,3H)7.35−7.57(m,4H)9.85(br.s.,1H)10.95(s,1H)。ESI−MS:m/z 368.1(M+H)
+。
【0498】
【化90】
[この文献は図面を表示できません]
【0499】
6−((4−(2−ヒドロキシフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(57):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13および2−(ピペラジン−1−イル)フェノールを用いて、黄褐色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.41(d,J=6.82Hz,3H)2.92(br.s.,4H)3.36−3.55(m,2H)4.63(q,J=6.65Hz,1H)6.62−7.02(m,7H)8.91(s,1H)10.61(s,1H)。ESI−MS:m/z 354.2(M+H)
+。
【0500】
【化91】
[この文献は図面を表示できません]
【0501】
2−メチル−6−((4−フェニル−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−イル)メチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(58):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13および4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンを用いて、融点247.9〜255.3℃の白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.44(d,J=6.57Hz,3H)2.69−2.94(m,2H)3.22(br.s.,1H)3.58(br.s.,1H)3.65−3.87(m,2H)4.21−4.44(m,2H)4.72(q,J=6.82Hz,1H)6.17(br.s.,1H)6.98−7.13(m,2H)7.20(d,J=8.34Hz,1H)7.25−7.43(m,3H)7.43−7.56(m,2H)10.57(br.s.,1H)10.94(s,1H)。ESI−MS:m/z 335.2(M+H)
+。
【0502】
【化92】
[この文献は図面を表示できません]
【0503】
2−メチル−6−((4−
o−トリルピペラジン−
1−イル)メチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(59):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13および1−o−トリルピペラジンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.43(d,J=6.82Hz,3H)2.25(s,3H)2.95−3.11(m,2H)3.11−3.26(m,4H)3.26−3.39(m,4H)4.32(d,J=5.31Hz,2H)4.71(q,J=6.65Hz,1H)6.94−7.12(m,4H)7.12−7.28(m,3H)10.55(br.s.,1H)10.94(s,1H)。ESI−MS:m/z 352.2(M+H)
+。
【0504】
【化93】
[この文献は図面を表示できません]
【0505】
6−((4−(2−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(60):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13および1−(2−メトキシフェニル)ピペラジンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.34−1.49(m,3H)2.86−3.07(m,2H)3.09−3.27(m,2H)3.35−3.41(m,2H)3.42−3.56(m,2H)3.78(s,3H)4.30(d,J=5.05Hz,2H)4.71(q,J=6.65Hz,1H)6.83−7.12(m,6H)7.18(dd,J=8.21,1.14Hz,1H)10.44(br.s.,1H)10.93(s,1H)。ESI−MS:m/z 368.2(M+H)
+。
【0506】
【化94】
[この文献は図面を表示できません]
【0507】
6−((4−(5−クロロピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(61):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13および1−(5−クロロピリジン−2−イル)ピペラジンを用いて、融点197.0〜197.6℃の白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm.1.43(d,J=6.82Hz,3H)2.97−3.20(m,4H)3.29−3.48(m,2H)4.23−4.32(m,2H)4.37(d,J=11.62Hz,2H)4.66−4.77(m,1H)6.93−7.02(m,2H)7.06(s,2H)7.71(dd,J=9.09,2.53Hz,1H)8.18(d,J=2.53Hz,1H)。ESI−MS:m/z 373.1(M+H)
+。
【0508】
【化95】
[この文献は図面を表示できません]
【0509】
(S)−6−((4−(4−クロロフェニル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−イル)メチル)−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(62):
化合物35のキラルHPLC分離で、黄褐色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=7.41−7.49(m,2H),7.31−7.41(m,2H),6.79−6.93(m,3H),6.19(br.s.,1H),4.63(d,J=6.8Hz,1H),3.48(s,2H),2.57−2.68(m,2H),2.45(br.s.,2H),1.84(br.s.,2H),1.41 ppm(d,J=6.6Hz,3H)。ESI−MS:m/z 369.2(M+H)
+。
【0510】
【化96】
[この文献は図面を表示できません]
【0511】
(R)−6−((4−(4−クロロフェニル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−イル)メチル)−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(63):
化合物35のキラルHPLC分離で、黄褐色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=7.44(br.s.,2H),7.37(br.s.,2H),6.89(br.s.,1H),6.87(d,J=6.3Hz,2H),6.19(br.s.,1H),4.56−4.68(m,1H),3.41−3.52(m,2H),2.55−2.67(m,2H),2.37−2.46(m,2H),1.79−1.93(m,2H),1.41 ppm(t,3H)。ESI−MS:m/z 369.2(M+H)
+。
【0512】
【化97】
[この文献は図面を表示できません]
【0513】
6−((ベンジル(メチル)アミノ)メチル)−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(64):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13およびN−メチル−1−フェニルメタンアミンを用いて、オフホワイトの固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.87(s,1H),9.38(br.s.,1H),7.30−7.46(m,2H),7.21−7.30(m,3H),7.17(d,J=1.8Hz,1H),7.11(dd,J=8.0,1.9Hz,1H),6.97(d,J=8.1Hz,1H),4.73(d,J=6.8Hz,1H),4.26(d,J=5.1Hz,2H),3.46(d,J=12.9Hz,2H),2.98−3.10(m,J=12.1Hz,2H),2.76−2.85(m,J=12.1,12.1Hz,1H),1.96−2.04(m,2H),1.84(q,J=11.8Hz,2H),1.45 ppm(d,J=6.8Hz,3H)。ESI−MS:m/z 297.3(M+H)
+。
【0514】
【化98】
[この文献は図面を表示できません]
【0515】
2−メチル−6−((メチル(ピリジン−3−イルメチル)アミノ)メチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(65):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13およびN−メチル−1−(ピリジン−3−イル)メタンアミンを用いて、黄褐色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.64(br.s.,1H),8.52(s,1H),8.40−8.49(m,1H),7.73(d,J=7.8Hz,1H),7.36(dd,J=7.6,4.8Hz,1H),6.93(s,1H),6.79−6.91(m,2H),4.62(q,J=6.8Hz,1H),3.49(s,2H),3.41(s,2H),2.06(s,3H),1.40 ppm(d,J=6.8Hz,3H)。ESI−MS:m/z 298.3(M+H)
+。
【0516】
【化99】
[この文献は図面を表示できません]
【0517】
2−メチル−6−((メチル(ピリジン−4−イルメチル)アミノ)メチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(66):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13およびN−メチル−1−(ピリジン−4−イル)メタンアミンを用いて、オフホワイトの固体として表題化合物を得た。
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.63(s,1H),8.51(d,J=6.1Hz,2H),7.36(d,J=5.8Hz,2H),6.91−6.96(m,1H),6.84−6.91(m,2H),4.63(q,J=6.8Hz,1H),3.50(s,2H),3.42(s,2H),2.08(s,3H),1.40 ppm(d,J=6.8Hz,3H)。ESI−MS:m/z 296.2(M+H)
+。
【0518】
【化100】
[この文献は図面を表示できません]
【0519】
2−メチル−6−((メチル(ピリジン−2−イル)アミノ)メチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(67):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13およびN−メチルピリジン−2−アミンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.59(s,1H),8.04(dd,J=5.6,1.3Hz,1H),6.91(d,J=8.1Hz,1H),6.69−6.86(m,5H),4.74(s,2H),4.55−4.67(m,1H),2.47(s,3H),1.38 ppm(d,J=6.8Hz,3H)。ESI−MS:m/z 284.2(M+H)
+。
【0520】
【化101】
[この文献は図面を表示できません]
【0521】
6−(((2−クロロベンジル)(メチル)アミノ)メチル)−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(68):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13および1−(2−クロロフェニル)−N−メチルメタンアミンを用いて、茶色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.63(br.s.,1H),7.55(br.s.,1H),7.43(br.s.,1H),7.26−7.39(m,2H),6.85−6.96(m,3H),4.64(br.s.,1H),3.58(s,2H),3.47(s,2H),2.09(s,3H),1.41 ppm(d,J=6.6Hz,3H)。ESI−MS:m/z 331.2(M+H)
+。
【0522】
【化102】
[この文献は図面を表示できません]
【0523】
6−(((3−クロロベンジル)(メチル)アミノ)メチル)−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(69):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13および1−(3−クロロフェニル)−N−メチルメタンアミンを用いて、茶色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.65(br.s.,1H),7.17−7.49(m,4H),6.91(d,J=14.9Hz,3H),4.62(br.s.,1H),3.47(br.s.,2H),3.41(br.s.,2H),2.05(br.s.,3H),1.40 ppm(d,J=6.3Hz,3H)。ESI−MS:m/z 331.2(M+H)
+。
【0524】
【化103】
[この文献は図面を表示できません]
【0525】
6−(((4−クロロベンジル)(メチル)アミノ)メチル)−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(70):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13および1−(4−クロロフェニル)−N−メチルメタンアミンを用いて、茶色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.62(s,1H),7.22−7.49(m,4H),6.76−6.99(m,3H),4.63(q,J=6.6Hz,1H),3.45(s,2H),3.39(s,2H),2.05(s,3H),1.40 ppm(d,J=6.6Hz,3H)。ESI−MS:m/z 331.2(M+H)
+。
【0526】
【化104】
[この文献は図面を表示できません]
【0527】
6−((ベンジル(エチル)アミノ)メチル)−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(71):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13およびN−ベンジルエタンアミンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.61(s,1H),7.29−7.37(m,4H),7.20−7.26(m,1H),6.95(d,J=1.0Hz,1H),6.86−6.88(m,2H),4.58−4.65(m,1H),3.51(s,2H),3.43(s,2H),2.40(q,J=7.1Hz,2H),1.40(d,J=6.8Hz,3H),0.99 ppm(t,J=7.1Hz,3H)。ESI−MS:m/z 311.3(M+H)
+。
【0528】
【化105】
[この文献は図面を表示できません]
【0529】
6−(((ビフェニル−4−イルメチル)(メチル)アミノ)メチル)−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(72):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13および1−(ビフェニル−4−イル)−N−メチルメタンアミンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.64(s,1H),7.60−7.70(m,4H),7.40−7.49(m,4H),7.32−7.38(m,1H),6.86−6.98(m,3H),4.59−4.67(m,1H),3.51(s,2H),3.43(s,2H),2.09(s,3H),1.40 ppm(d,J=6.8Hz,3H)。ESI−MS:m/z 373.4(M+H)
+。
【0530】
【化106】
[この文献は図面を表示できません]
【0531】
6−(((4−フルオロベンジル)(メチル)アミノ)メチル)−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(73):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13および1−(4−フルオロフェニル)−N−メチルメタンアミンを用いて、薄茶色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.62(s,1H),7.36(dd,J=8.0,5.9Hz,2H),7.15(t,J=8.8Hz,2H),6.80−6.96(m,3H),4.63(q,J=6.8Hz,1H),3.45(s,2H),3.39(s,2H),2.04(s,3H),1.40 ppm(d,J=6.6Hz,3H)。ESI−MS:m/z 315.3(M+H)
+。
【0532】
【化107】
[この文献は図面を表示できません]
【0533】
6−(((4−メトキシベンジル)(メチル)アミノ)メチル)−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(74):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13および1−(4−メトキシフェニル)−N−メチルメタンアミンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.62(s,1H),7.24(d,J=8.6Hz,2H),6.82−6.93(m,5H),4.58−4.66(m,1H),3.73(s,3H),3.39(s,2H),3.36(s,2H),2.03(s,3H),1.40 ppm(d,J=6.8Hz,3H)。ESI−MS:m/z 327.3(M+H)
+。
【0534】
【化108】
[この文献は図面を表示できません]
【0535】
2−メチル−6−((3−オキソ−4−フェニルピペラジン−1−イル)メチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(75):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13および1−フェニルピペラジン−2−オンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.64(br.s.,1H),7.36−7.43(m,2H),7.29−7.34(m,2H),7.25(tt,J=7.2,1.3Hz,1H),6.86−6.94(m,3H),4.61−4.68(m,1H),3.59−3.66(m,2H),3.51(s,2H),3.13(s,2H),2.76(t,J=5.3Hz,2H),1.41 ppm(d,J=6.8Hz,3H)。ESI−MS:m/z 352.3(M+H)
+。
【0536】
【化109】
[この文献は図面を表示できません]
【0537】
6−((3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル)メチル)−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(76):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13および1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを用いて、茶色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.61(s,1H),7.05−7.13(m,3H),7.01(d,J=6.6Hz,1H),6.86−6.95(m,3H),4.65(q,J=6.6Hz,1H),3.55(s,2H),3.51(s,2H),2.78−2.85(m,2H),2.67(d,J=5.6Hz,2H),1.42 ppm(d,J=6.6Hz,3H)。ESI−MS:m/z 309.3(M+H)
+。
【0538】
【化110】
[この文献は図面を表示できません]
【0539】
6−((6−メトキシ−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル)メチル)−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(77):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13および6−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.60(br.s.,1H),6.92(br.s.,3H),6.66(br.s.,3H),4.56−4.73(m,1H),3.70(br.s.,3H),3.52(br.s.,2H),3.38−3.48(m,2H),2.78(br.s.,2H),2.62(br.s.,2H),1.31−1.52 ppm(m,3H)。ESI−MS:m/z 339.3(M+H)
+。
【0540】
【化111】
[この文献は図面を表示できません]
【0541】
メチル 2−(4−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)−2−オキソピペラジン−1−イル)アセテート(78):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13およびメチル 2−(2−オキソピペラジン−1−イル)アセテートを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.88(br.s.,1H),7.03(s,2H),6.98(s,1H),4.70(q,J=6.8Hz,1H),4.18(s,2H),3.70−3.75(m,2H),3.67(s,3H),3.55(br.s.,2H),3.34(br.s.,4H),1.43 ppm(d,J=6.8Hz,3H)。ESI−MS:m/z 348.3(M+H)
+。
【0542】
【化112】
[この文献は図面を表示できません]
【0543】
2−メチル−6−((4−メチル−3−オキソピペラジン−1−イル)メチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(79):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13およびメチル 1−メチルピペラジン−2−オンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.90(br.s.,1H),7.03(d,J=18.9Hz,2H),6.98(s,1H),4.67−4.74(m,1H),4.23(br.s.,2H),3.64(br.s.,2H),3.47(br.s.,4H),2.86(s,3H),1.43 ppm(d,J=6.8Hz,3H)。ESI−MS:m/z 290.2(M+H)
+。
【0544】
【化113】
[この文献は図面を表示できません]
【0545】
6−((6−クロロ−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル)メチル)−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(80):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13および6−クロロ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを用いて、薄黄色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.60(s,1H),7.18(d,J=2.0Hz,1H),7.12−7.16(m,1H),7.03−7.07(m,1H),6.91(d,J=1.8Hz,1H),6.90(s,1H),6.88(d,J=1.8Hz,1H),4.60−4.67(m,1H),3.90(s,2H),3.54(s,2H),2.78−2.83(m,2H),2.61−2.66(m,2H),1.41 ppm(d,J=6.6Hz,3H)。ESI−MS:m/z 343.3(M+H)
+。
【0546】
【化114】
[この文献は図面を表示できません]
【0547】
6−((6−ブロモ−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル)メチル)−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(81):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13および6−ブロモ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.61(br.s.,1H),7.32(d,J=1.8Hz,1H),7.26(dd,J=8.2,2.1Hz,1H),6.99(d,J=8.1Hz,1H),6.85−6.92(m,3H),4.63(d,J=6.8Hz,1H),3.54(s,2H),3.46(s,2H),2.77−2.84(m,2H),2.61−2.66(m,2H),1.41 ppm(d,J=6.8Hz,3H)。ESI−MS:m/z 387.2(M+H)
+。
【0548】
【化115】
[この文献は図面を表示できません]
【0549】
6−((3,4−ジヒドロキノリン−1(2H)−イル)メチル)−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(82):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13および1,2,3,4−テトラヒドロキノリンを用いて、黄褐色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.38(s,1H),6.64−6.74(m,3H),6.56−6.64(m,2H),6.15−6.30(m,2H),4.41(q,J=6.8Hz,1H),4.18(s,2H),3.09−3.17(m,2H),2.53(t,J=6.3Hz,2H),1.73(dq,J=5.9,5.8Hz,2H),1.20 ppm(d,J=6.6Hz,3H)。ESI−MS:m/z 309.3(M+H)
+。
【0550】
【化116】
[この文献は図面を表示できません]
【0551】
2−メチル−6−((6−メチル−3,4−ジヒドロキノリン−1(2H)−イル)メチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(83):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13および6−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロキノリンを用いて、黄褐色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.58(s,1H),6.86−6.93(m,1H),6.75−6.81(m,1H),6.66−6.74(m,1H),6.63(s,1H),6.28−6.37(m,2H),4.61(q,J=6.8Hz,1H),4.34(s,2H),3.25−3.32(m,1H),3.13(td,J=5.4,2.5Hz,1H),2.69(t,J=6.1Hz,1H),2.61(t,J=6.3Hz,1H),2.06−2.13(m,3H),1.86−1.95(m,1H),1.72−1.80(m,1H),1.40 ppm(d,J=6.8Hz,3H)。ESI−MS:m/z 323.3(M+H)
+。
【0552】
【化117】
[この文献は図面を表示できません]
【0553】
6−((6−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロキノリン−1(2H)−イル)メチル)−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(84):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13および6−ヒドロキシ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリンを用いて、ピンク色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.60(s,1H),6.92(d,J=8.8Hz,1H),6.77−6.81(m,2H),6.66(d,J=8.1Hz,1H),5.91(dd,J=7.8,2.3Hz,1H),5.85(d,J=2.3Hz,1H),4.58−4.65(m,1H),4.32(s,2H),3.26−3.33(m,2H),2.62(t,J=6.3Hz,2H),1.85−1.93(m,2H),1.40 ppm(d,J=6.8Hz,3H)。ESI−MS:m/z 325.3(M+H)
+。
【0554】
【化118】
[この文献は図面を表示できません]
【0555】
2−メチル−6−((メチル(フェネチル)アミノ)メチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(85):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13およびN−メチル−2−フェニルエタンアミンを用いて、オフホワイトの固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.43(d,J=6.82Hz,3H),2.74(s,3H),2.90−3.13(m,2H),3.13−3.41(m,2H),4.19−4.32(m,1H),4.32−4.43(m,1H),4.68−4.76(m,1H),7.01−7.08(m,2H),7.08−7.13(m,1H),7.23−7.30(m,3H),7.31−7.39(m,2H),10.05(br.s.,1H),10.93(s,1H)。ESI−MS:m/z 311.2(M+H)
+。
【0556】
【化119】
[この文献は図面を表示できません]
【0557】
6−((4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(86):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13および2−(ピペラジン−1−イル)エタノールを用いて、融点174.4〜174.5℃の薄黄色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 10.86(s,1H),6.97−7.04(m,2H),6.91−6.97(m,1H),4.68(q,J=6.8Hz,1H),3.92−4.17(m,2H),3.68−3.75(m,2H),3.12−3.41(m,7H),1.43(d,J=6.8Hz,3H)。ESI−MS:m/z 306.3(M+H)
+。
【0558】
【化120】
[この文献は図面を表示できません]
【0559】
6−((4−(2−ヒドロキシエチル)ピペリジン−1−イル)メチル)−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(87):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13および2−(ピペリジン−4−イル)エタノールを用いて、黄色の油状物として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 10.92(br.s.,1H),9.15−9.33(m,1H),6.93−7.14(m,2H),4.66−4.76(m,1H),4.37−4.49(m,2H),4.24−4.31(m,1H),4.13−4.24(m,2H),3.39−3.49(m,1H),3.26−3.39(m,1H),3.01−3.17(m,1H),2.78−3.01(m,1H),1.74−1.96(m,2H),1.50−1.74(m,2H),1.43(d,J=6.8Hz,2H),1.20−1.40(m,2H)。ESI−MS:m/z 305.3(M+H)
+。
【0560】
【化121】
[この文献は図面を表示できません]
【0561】
エチル 2−(メチル((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)アミノ)アセテート(88):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13およびエチル 2−(メチルアミノ)アセテートを用いて、黄褐色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.62(s,1H),6.87−6.90(m,1H),6.86(d,J=1.8Hz,1H),6.80−6.83(m,1H),4.63(d,J=6.8Hz,1H),4.08(d,J=7.1Hz,2H),3.52(s,2H),3.24(s,2H),2.22(s,3H),1.40(d,J=6.8Hz,3H),1.19 ppm(t,J=7.1Hz,3H)。ESI−MS:m/z 293.2(M+H)
+。
【0562】
【化122】
[この文献は図面を表示できません]
【0563】
7−クロロ−2−メチル−6−((4−フェニルピペラジン−1−イル)メチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(89):
還元的アミノ化のための一般的手順において、22および1−フェニルピペラジンを用いて、黄褐色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.45(d,J=6.82Hz,3H)2.74−4.05(m,8H)4.40−4.53(m,2H)4.76−4.83(m,1H)6.84−6.90(m,1H)6.96−7.02(m,2H)7.18(s,1H)7.23−7.31(m,3H)9.92(br.s.,1H)11.11(s,1H)。ESI−MS:m/z 372.3(M+H)
+。
【0564】
【化123】
[この文献は図面を表示できません]
【0565】
2−メチル−7−((4−フェニルピペリジン−1−イル)メチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(90):
還元的アミノ化のための一般的手順において、20および4−フェニルピペリジンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.87(s,1H),9.38(br.s.,1H),7.30−7.46(m,2H),7.21−7.30(m,3H),7.17(d,J=1.8Hz,1H),7.11(dd,J=8.0,1.9Hz,1H),6.97(d,J=8.1Hz,1H),4.73(d,J=6.8Hz,1H),4.26(d,J=5.1Hz,2H),3.46(d,J=12.9Hz,2H),2.98−3.10(m,J=12.1Hz,2H),2.76−2.85(m,J=12.1,12.1Hz,1H),1.96−2.04(m,2H),1.84(q,J=11.8Hz,2H),1.45 ppm(d,J=6.8Hz,3H)。ESI−MS:m/z 337.3(M+H)
+。
【0566】
【化124】
[この文献は図面を表示できません]
【0567】
2−メチル−7−((メチル(フェネチル)アミノ)メチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(91):
還元的アミノ化のための一般的手順において、20およびN−メチル−2−フェニルエタンアミンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.43(d,J=6.82Hz,3H),2.74(d,J=3.54Hz,3H),2.93−3.12(m,2H),3.13−3.38(m,2H),4.18(dd,J=12.88,6.06Hz,1H),4.38(dd,J=12.76,3.66Hz,1H),4.72(qd,J=6.78,3.16Hz,1H),6.95(d,J=7.83Hz,1H),7.11(dd,J=8.08,1.77Hz,1H),7.17(d,J=1.52Hz,1H),7.24−7.30(m,3H),7.32−7.38(m,2H),9.81(br.s.,1H),10.86(s,1H)。ESI−MS:m/z 311.3(M+H)
+。
【0568】
【化125】
[この文献は図面を表示できません]
【0569】
7−((ベンジル(メチル)アミノ)メチル)−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(92):
還元的アミノ化のための一般的手順において、20およびN−メチル−1−フェニルメタンアミンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.43(d,J=6.82Hz,3H),2.52−2.54(m,2H),4.09−4.23(m,2H),4.30−4.49(m,2H),4.67−4.76(m,1H),6.95(d,J=7.83Hz,1H),7.10(dd,J=7.96,1.89Hz,1H),7.14−7.17(m,1H),7.45−7.55(m,5H),9.91(br.s.,1H),10.86(s,1H)。ESI−MS:m/z 297.2(M+H)
+。
【0570】
【化126】
[この文献は図面を表示できません]
【0571】
2−メチル−7−(((R)−3−フェニルピロリジン−1−イル)メチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(93):
還元的アミノ化のための一般的手順において、20および(R)−3−フェニルピロリジンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.43(d,J=6.57Hz,3H),2.05−2.26(m,1H),2.26−2.48(m,1H),3.11−3.36(m,2H),3.36−3.46(m,2H),3.63−3.79(m,2H),4.29−4.43(m,2H),4.66−4.74(m,1H),6.91−6.96(m,1H),7.09−7.22(m,2H),7.24−7.40(m,4H),10.12−10.26(m,1H),10.84(s,1H)。ESI−MS:m/z 323.3(M+H)
+。
【0572】
【化127】
[この文献は図面を表示できません]
【0573】
2−メチル−7−((1−メチル−5−フェニル−1H−イミダゾール−2−イルアミノ)メチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(94):
還元的アミノ化のための一般的手順において、20および1−メチル−5−フェニル−1H−イミダゾール−2−アミンを用いて、薄黄色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.42(d,J=6.82Hz,3H),3.44(s,3H),4.46(d,J=5.81Hz,2H),4.63−4.70(m,1H),6.90(d,J=8.08Hz,1H),6.99−7.05(m,2H),7.28(s,1H),7.46−7.55(m,4H),8.60(t,J=6.19Hz,1H),10.70(s,1H),12.65(s,1H)。ESI−MS:m/z 349.3(M+H)
+。
【0574】
【化128】
[この文献は図面を表示できません]
【0575】
2−メチル−7−((3−フェニルピペリジン−1−イル)メチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(95):
還元的アミノ化のための一般的手順において、20および3−フェニルピペリジンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.42(d,J=6.57Hz,3H),1.61−1.72(m,1H),1.73−1.99(m,3H),2.86−3.13(m,3H),3.32−3.45(m,2H),4.18−4.27(m,2H),4.66−4.74(m,1H),6.93(dd,J=7.83,0.76Hz,1H),7.07(dt,J=7.96,1.96Hz,1H),7.14(s,1H),7.22−7.31(m,3H),7.33−7.39(m,2H),9.84(br.s.,1H),10.84(s,1H)。ESI−MS:m/z 337.3(M+H)
+。
【0576】
【化129】
[この文献は図面を表示できません]
【0577】
2−フルオロ−6−((4−フェニルピペリジン−1−イル)メチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(96):
還元的アミノ化のための一般的手順において、21および4−フェニルピペリジンを用いて、融点217〜221℃の白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 11.38(br.s.,1H),7.26−7.33(m,2H),7.21−7.26(m,2H),7.12−7.21(m,2H),7.05(d,J=1.8Hz,1H),7.00(dd,J=8.2,1.9Hz,1H),3.44(s,2H),2.85−2.95(m,2H),2.43−2.49(m,1H),1.97−2.10(m,2H),1.57−1.78(m,4H)。ESI−MS:m/z 341.3(M+H)
+。
【0578】
【化130】
[この文献は図面を表示できません]
【0579】
6−((4−(4−クロロフェニル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−イル)メチル)−2−フルオロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(97):
還元的アミノ化のための一般的手順において、21および4−(4−クロロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 11.40(br.s.,1H),7.42−7.48(m,J=8.6Hz,2H),7.34−7.41(m,J=8.8Hz,2H),7.15(d,J=8.1Hz,1H),7.06(d,J=1.5Hz,1H),6.99−7.04(m,1H),6.22−6.38(m,1H),6.17−6.21(m,1H),3.48−3.59(m,2H),3.00−3.09(m,2H),2.59−2.67(m,2H),2.40−2.48(m,2H)。ESI−MS:m/z 373.3(M+H)
+。
【0580】
【化131】
[この文献は図面を表示できません]
【0581】
6−((4−(4−クロロフェニル)ピペリジン−1−イル)メチル)−2−フルオロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(98):
還元的アミノ化のための一般的手順において、21および4−(4−クロロフェニル)ピペリジンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 11.36(br.s.,1H),7.31−7.37(m,2H),7.24−7.29(m,2H),7.14(d,J=8.3Hz,1H),7.03(d,J=1.8Hz,1H),6.97−7.02(m,1H),6.21−6.37(m,1H),3.44(s,2H),2.89(d,J=11.6Hz,2H),1.97−2.08(m,2H),1.68−1.77(m,2H),1.53−1.68(m,2H)。ESI−MS:m/z 375.3(M+H)
+。
【0582】
【化132】
[この文献は図面を表示できません]
【0583】
6−((4−(1H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−イル)ピペラジン−1−イル)メチル)−2−フルオロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(99):
還元的アミノ化のための一般的手順において、21および2−(4−(ピペラジン−1−イル)フェニル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾールを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 11.73(br.s.,1H),7.43−7.49(m,2H),7.26−7.34(m,3H),7.12−7.22(m,2H),6.38−6.44(m,1H),6.30−6.38(m,1H),4.15−4.30(m,2H),3.71−3.99(m,3H),3.17−3.46(m,4H)。ESI−MS:m/z 382.3(M+H)
+。
【0584】
【化133】
[この文献は図面を表示できません]
【0585】
2−フルオロ−6−((4−フェニル−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−イル)メチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(100):
還元的アミノ化のための一般的手順において、21および4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンを用いて、融点238.8〜238.9℃のオフホワイトの固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 11.37(br.s.,1H),7.42(d,J=7.3Hz,2H),7.33(t,J=7.6Hz,2H),7.21−7.27(m,1H),7.15(d,J=8.1Hz,1H),7.06−7.10(m,1H),7.02(dd,J=8.3,1.8Hz,1H),6.11−6.18(m,1H),3.49−3.59(m,2H),3.00−3.10(m,2H),2.59−2.70(m,2H),2.42−2.49(m,2H)。ESI−MS:m/z 339.3(M+H)
+。
【0586】
【化134】
[この文献は図面を表示できません]
【0587】
2−フルオロ−6−((4−(4−フルオロフェニル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−イル)メチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(101):
還元的アミノ化のための一般的手順において、21および4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンを用いて、融点266.2〜266.3℃のオフホワイトの固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 11.21(s,1H),7.39−7.50(m,2H),7.10−7.19(m,3H),7.07(d,J=1.8Hz,1H),7.02(dd,J=8.3,1.8Hz,1H),6.29−6.38(m,1H),6.08−6.14(m,1H),3.48−3.59(m,2H),2.99−3.08(m,2H),2.59−2.68(m,2H),2.39−2.49(m,2H)。ESI−MS:m/z 357.3(M+H)
+。
【0588】
【化135】
[この文献は図面を表示できません]
【0589】
エチル 2−(4−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)アセテート(102):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13およびエチル 2−(ピペラジン−1−イル)アセテートを用いて、薄黄色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 10.59(s,1H),6.85−6.90(m,1H),6.84(d,J=1.8Hz,1H),6.78−6.83(m,1H),4.62(q,J=6.8Hz,1H),4.07(q,J=7.1Hz,2H),3.34(s,2H),3.18(s,2H),2.42−2.50(m,4H),2.34(br.s.,4H),1.40(d,J=6.8Hz,3H),1.18(t,J=7.2Hz,3H)。ESI−MS:m/z 348.3(M+H)
+。
【0590】
【化136】
[この文献は図面を表示できません]
【0591】
エチル 2−(1−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペリジン−4−イル)アセテート(103):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13およびエチル 2−(ピペリジン−4−イル)アセテートを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.18(t,J=7.07Hz,3H)1.26−1.42(m,1H)1.43(d,J=6.82Hz,3H)1.62−1.80(m,1H)1.80−1.97(m,2H)2.27(d,J=6.82Hz,1H)2.86−3.02(m,2H)3.02−3.22(m,1H)3.22−3.38(m,2H)4.06(q,J=7.07Hz,2H)4.18(d,J=5.31Hz,2H)4.67−4.74(m,1H)6.95−7.07(m,3H)9.25−9.43(m,1H)10.92(s,1H)。ESI−MS:m/z 347.4(M+H)
+。
【0592】
【化137】
[この文献は図面を表示できません]
【0593】
カルボン酸エステルの加水分解のための一般的手順:
3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−カルボン酸(104)の合成:
ジオキサン(4mL)中の18(1.0mmol)の溶液に、LiOH水(1M、4mL、4.0mmol)を添加した。溶液を23℃で1時間撹拌し、次いで、HCl水(4M、2mL、8mmol)で反応停止処理した。得られた固体を濾過によって単離し、水で洗浄し、真空内で乾燥させ、白色の固体を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=12.81(s,1H),10.88(s,1H),7.48−7.54(m,2H),7.01(d,J=8.3Hz,1H),4.67 ppm(s,2H)。ESI−MS:m/z 194.0(M+H)
+。
【0594】
【化138】
[この文献は図面を表示できません]
【0595】
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順:
6−(4−フェニルピペリジン−1−カルボニル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(105)の合成:
DMF(4mL)中の104(0.5mmol)の溶液に、4−フェニルピペリジン(0.75mmol)、EDC(0.6mmol)、およびHOBt(0.6mmol)、続いて、ヒューニッヒの塩基(1.5mmol)を添加した。溶液を23℃で4時間撹拌し、次いで、水(15mL)を添加した。得られた固体を濾過によって単離し、水で洗浄し、真空内で乾燥させ、白色の固体を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.81(s,1H),7.24−7.32(m,5H),7.20(t,J=6.9Hz,1H),7.01(d,J=1.5Hz,1H),6.98(d,J=10.9Hz,3H),4.62(s,2H),3.90(s,0H),3.33(s,0H),2.81(t,J=12.0Hz,1H),1.73−1.85(m,2H),1.59 ppm(dd,J=12.5,3.7Hz,2H)。ESI−MS:m/z 337.2(M+H)
+。
【0596】
【化139】
[この文献は図面を表示できません]
【0597】
6−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−カルボニル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(106):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、104およびN,N−ジメチルピペリジン−4−アミンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.86(s,1H),9.62(br.s.,1H),7.00(s,2H),6.94(d,J=1.0Hz,1H),4.63(s,2H),3.44(br.s.,1H),2.76(d,J=4.8Hz,6H),1.98(br.s.,2H),1.56 ppm(br.s.,2H)。ESI−MS:m/z 304.2(M+H)
+。
【0598】
【化140】
[この文献は図面を表示できません]
【0599】
N−ベンジル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−カルボキサミド(107):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、104およびベンジルアミンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.85(s,1H),8.95(t,J=5.9Hz,1H),7.49(dd,J=8.5,1.9Hz,1H),7.44(d,J=1.8Hz,1H),7.27−7.36(m,4H),7.24(d,J=6.8Hz,1H),7.01(d,J=8.3Hz,1H),4.63(s,2H),4.45 ppm(d,J=5.8Hz,2H)。ESI−MS:m/z 283.1(M+H)
+。
【0600】
【化141】
[この文献は図面を表示できません]
【0601】
N−(シクロヘキシルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−カルボキサミド(108):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、104およびN−シクロヘキシルメタンアミンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.82(s,1H),8.32(t,J=5.8Hz,1H),7.42(dd,J=8.5,2.1Hz,1H),7.39(d,J=1.8Hz,1H),6.98(d,J=8.3Hz,1H),4.62(s,2H),3.06(t,J=6.4Hz,2H),1.67(br.s.,4H),1.59(br.s.,1H),1.51(br.s.,1H),1.08−1.24(m,3H),0.91 ppm(br.s.,2H)。ESI−MS:m/z 289.1(M+H)
+。
【0602】
【化142】
[この文献は図面を表示できません]
【0603】
6−(モルホリン−4−カルボニル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(109):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、104およびモルホリンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.82(s,1H),6.82−7.10(m,3H),4.50−4.72(m,2H),3.51−3.71 ppm(m,8H)。ESI−MS:m/z 263.1(M+H)
+。
【0604】
【化143】
[この文献は図面を表示できません]
【0605】
3−オキソ−N−フェニル−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−カルボキサミド(110):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、104およびアニリンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.90(s,1H),10.16(s,1H),7.75(dt,J=8.6,1.4Hz,2H),7.59(dd,J=8.5,2.1Hz,1H),7.48(d,J=2.0Hz,1H),7.34(t,J=8.0Hz,2H),7.07(d,J=8.6Hz,1H),7.09(dd,J=14.8,1.1Hz,1H),4.67 ppm(s,2H)。ESI−MS:m/z 269.1(M+H)
+。
【0606】
【化144】
[この文献は図面を表示できません]
【0607】
N−シクロヘキシル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−カルボキサミド(111):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、104およびN−シクロヘキシルアミンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.79(s,0H),8.10(d,J=7.8Hz,1H),7.43(dd,J=8.5,1.9Hz,1H),7.39(s,1H),6.97(d,J=8.3Hz,1H),4.62(s,2H),3.64−3.79(m,1H),1.65−1.85(m,4H),1.53−1.65(m,1H),1.19−1.34 ppm(m,5H)。ESI−MS:m/z 275.1(M+H)
+。
【0608】
【化145】
[この文献は図面を表示できません]
【0609】
α−クロロケトンのアルキル化のための一般的手順:
6−(2−モルホリノアセチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(112)の合成:
磁気撹拌器を有する20mLのシンチレーションバイアルに、市販の6−(2−クロロアセチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(113mg、0.5mmol)およびEtOH(2.5mL)、続いて、モルホリン(96mg、1.1mmol)を添加した。反応物を80℃で1時間加熱し、次いで、室温まで冷却した。溶液をEt
2O(10mL)で希釈し、得られた固体を濾過によって単離し、Et
2Oで洗浄し、真空内で乾燥させ、白色の固体を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.91(s,1H),9.31(br.s.,1H),7.65(dd,J=8.3,2.0Hz,1H),7.55(d,J=2.0Hz,1H),7.03(d,J=8.3Hz,1H),4.68(s,2H),3.67−3.87(m,6H),3.58(t,J=4.3Hz,2H),3.07 ppm(d,J=5.1Hz,2H)。ESI−MS:m/z 277.1(M+H)
+。
【0610】
【化146】
[この文献は図面を表示できません]
【0611】
6−(2−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)アセチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(113):
α−クロロケトンのアルキル化のための一般的手順において、N,N−ジメチルピペリジン−4−アミンを用いて、橙色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.88(br.s.,1H),7.66(dd,J=8.3,2.0Hz,1H),7.55(d,J=2.0Hz,1H),7.02(d,J=8.6Hz,1H),4.68(s,2H),3.65(s,2H),3.17(d,J=4.3Hz,1H),2.87(d,J=11.1Hz,2H),2.14(s,6H),2.05(t,J=10.9Hz,2H),1.67(br.s.,2H),1.36 ppm(dd,J=11.9,3.0Hz,2H)。ESI−MS:m/z 318.2(M+H)
+。
【0612】
【化147】
[この文献は図面を表示できません]
【0613】
6−(2−(4−フェニルピペリジン−1−イル)アセチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(114):
α−クロロケトンのアルキル化のための一般的手順において、4−フェニルピペリジンを用いて、橙色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.90(br.s.,1H),7.69(dd,J=8.3,2.0Hz,1H),7.59(d,J=2.0Hz,1H),7.26(dq,J=14.3,7.1Hz,4H),7.11−7.35(m,1H),7.04(d,J=8.6Hz,1H),4.69(s,2H),3.73(s,2H),3.17(d,J=5.3Hz,1H),2.97(d,J=10.1Hz,2H),2.21(br.s.,2H),1.61−1.81 ppm(m,4H)。ESI−MS:m/z 351.2(M+H)
+。
【0614】
【化148】
[この文献は図面を表示できません]
【0615】
スルホニルクロリドのアルキル化のための一般的手順:
6−(ピペリジン−1−イルスルホニル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(115)の合成:
15mLのネジ蓋バイアルに、DCM(5.0mL)中の4−ヒドロキシ−3−ニトロベンゼン−1−スルホニルクロリド(238mg、1.0mmol)およびピペリジン(102mg、1.2mmol)、続いて、トリエチルアミン(346μL、2.5mmol)を添加した。23℃で1時間撹拌した後、反応物を真空内で濃縮し、得られた残渣物を飽和NaHCO
3水中に取り込んだ。得られた固体を濾過によって単離し、水で洗浄し、真空内で乾燥させ、白色の固体を得た。その後、置換2−ニトロフェノールのアルキル化のための一般的手順を用いて、アルキル化剤としてブロモ酢酸メチルを用いて、該物質をアルキル化し、続いて、ニトロ基の還元およびそれに続く閉環のための一般的手順における処理で、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.91(s,1H),7.21−7.32(m,2H),7.15(d,J=8.1Hz,1H),4.71(s,2H),2.85(t,J=5.1Hz,4H),1.46−1.62(m,4H),1.37 ppm(d,J=5.1Hz,2H)。ESI−MS:m/z 297.1(M+H)
+。
【0616】
【化149】
[この文献は図面を表示できません]
【0617】
6−(モルホリノスルホニル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(116):
スルホニルクロリドのアルキル化のための一般的手順において、モルホリンを用いて、緑色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.93(s,1H),7.22−7.32(m,2H),7.18(d,J=8.3Hz,1H),4.72(s,2H),3.63(d,J=3.8Hz,4H),2.78−2.98 ppm(m,4H)。ESI−MS:m/z 299.1(M+H)
+。
【0618】
【化150】
[この文献は図面を表示できません]
【0619】
6−(ピロリジン−1−イルスルホニル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(117):
スルホニルクロリドのアルキル化のための一般的手順において、ピロリジンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.90(s,1H),7.28−7.34(m,2H),7.14(d,J=8.3Hz,1H),4.71(s,2H),3.03−3.15(m,4H),1.59−1.71 ppm(m,4H)。ESI−MS:m/z 283.1(M+H)
+。
【0620】
【化151】
[この文献は図面を表示できません]
【0621】
2−メチル−6−(モルホリノスルホニル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(118):
スルホニルクロリドのアルキル化のための一般的手順において、モルホリンを用いて、および置換2−ニトロフェノールのアルキル化のための一般的手順において、メチル 2−ブロモプロパノエートを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.90(s,1H),7.22−7.35(m,2H),7.13−7.22(m,1H),4.86(d,J=6.8Hz,1H),3.54−3.69(m,4H),2.75−2.93(m,4H),1.46 ppm(d,J=6.8Hz,3H)。ESI−MS:m/z 313.1(M+H)
+。
【0622】
【化152】
[この文献は図面を表示できません]
【0623】
2−メチル−6−(ピペリジン−1−イルスルホニル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(119):
スルホニルクロリドのアルキル化のための一般的手順において、ピペリジンを用いて、および置換2−ニトロフェノールのアルキル化のための一般的手順において、メチル 2−ブロモプロパノエートを用いて、黄褐色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.87(s,1H),7.25(t,J=2.8Hz,1H),7.20−7.32(m,1H),7.16(d,J=8.3Hz,1H),4.84(q,J=6.8Hz,1H),2.86(t,J=5.3Hz,4H),1.50−1.58(m,4H),1.46(d,J=6.8Hz,3H),1.37 ppm(d,J=5.3Hz,2H)。ESI−MS:m/z 311.1(M+H)
+。
【0624】
【化153】
[この文献は図面を表示できません]
【0625】
2−メチル−6−(ピロリジン−1−イルスルホニル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(120):
スルホニルクロリドのアルキル化のための一般的手順において、ピロリジンを用いて、および置換2−ニトロフェノールのアルキル化のための一般的手順において、メチル 2−ブロモプロパノエートを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.90(br.s.,1H),7.35(d,J=6.1Hz,1H),7.32(t,J=2.8Hz,1H),7.15(d,J=8.1Hz,1H),4.83(q,J=6.8Hz,1H),3.02−3.17(m,4H),1.67(ddd,J=6.5,3.5,3.3Hz,4H),1.45 ppm(d,J=6.8Hz,3H)。ESI−MS:m/z 297.1(M+H)
+。
【0626】
【化154】
[この文献は図面を表示できません]
【0627】
2−メチル−6−(4−フェニルピペリジン−1−イルスルホニル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(121):
スルホニルクロリドのアルキル化のための一般的手順において、4−フェニルピペリジンを用いて、および置換2−ニトロフェノールのアルキル化のための一般的手順において、メチル 2−ブロモプロパノエートを用いて、橙色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.90(s,1H),7.23−7.37(m,5H),7.19(d,J=8.1Hz,3H),4.85(q,J=7.0Hz,1H),3.71(d,J=10.9Hz,1H),2.50−2.56(m,2H),2.34(d,J=2.0Hz,2H),1.77−1.88(m,2H),1.66(d,J=12.9Hz,2H),1.47 ppm(d,J=6.8Hz,3H)。ESI−MS:m/z 387.1(M+H)
+。
【0628】
【化155】
[この文献は図面を表示できません]
【0629】
ケトンの還元のための一般的手順:
6−エチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(122)の合成:
TFA(4mL)中の6−アセチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(14)(0.5mmol)の溶液に、Et
3SiH(1.0mmol)を添加した。反応物を80℃で2時間加熱し、次いで、真空内で濃縮した。残渣物を飽和NaHCO
3水で処理し、得られた固体を濾過によって単離し、水で洗浄し、真空内で乾燥させ、白色の固体を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.63(s,1H),6.81−6.87(m,1H),6.71(s,1H),6.74(d,J=8.1Hz,1H),4.51(s,2H),2.46−2.54(m,2H),1.12 ppm(t,J=7.6Hz,3H)。ESI−MS:m/z 178.0(M+H)
+。
【0630】
【化156】
[この文献は図面を表示できません]
【0631】
6−(2−クロロエチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(123):
ケトンの還元のための一般的手順において、市販の6−(2−クロロアセチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.69(br.s.,1H),6.86(dd,J=13.0,2.4Hz,2H),6.77(d,J=1.5Hz,1H),4.53(dd,J=3.8,2.3Hz,2H),3.77(dd,J=3.9,2.1Hz,2H),2.93 ppm(dd,J=3.9,2.1Hz,2H)。ESI−MS:m/z 212.1(M+H)
+。
【0632】
【化157】
[この文献は図面を表示できません]
【0633】
塩化フェネチルのアルキル化のための一般的手順:
6−(2−(4−p−トリルピペリジン−1−イル)エチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(124)の合成:
20mLのネジ蓋バイアルに、DMF(2mL)中の123(100mg、0.472mmol)、4−p−トリルピペリジン(83mg、0.472mmol)、K
2CO
3(131mg、0.945mmol)を添加した。反応物を80℃で4時間撹拌した。反応物を濾過し、25〜95%の水中MeCN勾配を用いて、粗物質を分取HPLC−MSで精製した。適当な画分を収集し、真空内で濃縮し、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.79(br.s.,1H),9.27(br.s.,1H),7.14(br.s.,4H),6.94(br.s.,1H),6.80−6.87(m,1H),6.78(br.s.,1H),4.56(br.s.,2H),3.65(br.s.,2H),3.27(br.s.,2H),3.08(br.s.,2H),2.94(br.s.,2H),2.78(br.s.,1H),2.28(br.s.,3H),2.00(br.s.,2H),1.82 ppm(br.s.,2H)。ESI−MS:m/z 351.2(M+H)
+。
【0634】
【化158】
[この文献は図面を表示できません]
【0635】
6−(2−(4−フェニルピペリジン−1−イル)エチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(125):
塩化フェネチルのアルキル化のための一般的手順において、4−フェニルピペリジンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.79(s,1H),9.30(br.s.,1H),7.31−7.40(m,2H),7.26(d,J=7.1Hz,3H),6.87−6.99(m,1H),6.80−6.87(m,1H),6.78(s,1H),4.55(s,2H),3.65(br.s.,2H),3.20−3.34(m,2H),3.00−3.17(m,2H),2.88−3.00(m,2H),2.83(br.s.,1H),2.03(br.s.,2H),1.88 ppm(br.s.,2H)。ESI−MS:m/z 337.2(M+H)
+。
【0636】
【化159】
[この文献は図面を表示できません]
【0637】
6−(2−(4−(4−フルオロフェニル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−イル)エチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(126):
塩化フェネチルのアルキル化のための一般的手順において、4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンを用いて、黄色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.79(br.s.,1H),9.79(br.s.,1H),7.56(d,J=5.3Hz,2H),7.24(t,J=8.2Hz,2H),6.94(d,J=7.8Hz,1H),6.86(d,J=8.1Hz,1H),6.79(br.s.,1H),6.20(br.s.,1H),4.55(s,2H),4.06(br.s.,1H),3.88(br.s.,1H),3.74(br.s.,1H),3.36(br.s.,3H),2.97(br.s.,2H),2.79 ppm(br.s.,2H)。ESI−MS:m/z 353.2(M+H)
+。
【0638】
【化160】
[この文献は図面を表示できません]
【0639】
6−(2−(4−(4−クロロフェニル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−イル)エチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(127):
塩化フェネチルのアルキル化のための一般的手順において、4−(4−クロロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンを用いて、オフホワイトの固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.79(br.s.,1H),9.78(br.s.,1H),7.55(br.s.,2H),7.46(br.s.,2H),6.93(br.s.,1H),6.81−6.88(m,1H),6.78(br.s.,1H),6.27(br.s.,1H),4.55(d,J=2.5Hz,2H),4.07(br.s.,1H),3.88(br.s.,1H),3.75(br.s.,1H),3.35(br.s.,3H),2.96(br.s.,2H),2.79 ppm(br.s.,2H)。ESI−MS:m/z 369.2(M+H)
+。
【0640】
【化161】
[この文献は図面を表示できません]
【0641】
6−(2−(4−(ピリジン−4−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(128):
塩化フェネチルのアルキル化のための一般的手順において、1−(ピリジン−4−イル)ピペラジンを用いて、黄色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.67−10.87(m,1H),9.08(br.s.,1H),8.29−8.46(m,2H),7.20−7.38(m,2H),6.71−6.98(m,3H),4.49−4.62(m,2H),4.38(t,J=7.1Hz,2H),3.77−3.94(m,2H),3.26(br.s.,3H),3.03(t,J=7.2Hz,1H),2.93(br.s.,2H),2.52−2.59 ppm(m,2H)。ESI−MS:m/z 339.2(M+H)
+。
【0642】
【化162】
[この文献は図面を表示できません]
【0643】
6−(2−(4−(1H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(129):
塩化フェネチルのアルキル化のための一般的手順において、2−(ピペラジン−1−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾールを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.80(s,1H),7.45(dd,J=5.8,3.0Hz,2H),7.26(dd,J=5.8,3.3Hz,2H),6.89−6.98(m,1H),6.80−6.87(m,1H),6.77(d,J=2.0Hz,1H),4.55(s,2H),2.86−2.99(m,4H),2.50(d,J=3.5Hz,4H),2.45−2.53 ppm(m,4H)。ESI−MS:m/z 377.2(M+H)
+。
【0644】
【化163】
[この文献は図面を表示できません]
【0645】
6−(2−(4−(4−フルオロフェニル)ピペリジン−1−イル)エチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(130):
塩化フェネチルのアルキル化のための一般的手順において、4−(4−フルオロフェニル)ピペリジンを用いて、オフホワイトの固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.80(s,1H),9.40(br.s.,1H),7.29(dd,J=8.8,5.6Hz,2H),7.11−7.24(m,2H),6.91−6.99(m,1H),6.82−6.89(m,1H),6.78(d,J=2.0Hz,1H),4.55(s,2H),3.61−3.73(m,2H),3.21−3.34(m,2H),3.08(d,J=12.9Hz,2H),2.95(d,J=8.8Hz,2H),2.79−2.91(m,1H),1.96−2.13(m,2H),1.74−1.94 ppm(m,2H)。ESI−MS:m/z 355.2(M+H)
+。
【0646】
【化164】
[この文献は図面を表示できません]
【0647】
6−(2−(4−(4−クロロフェニル)ピペリジン−1−イル)エチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(131):
塩化フェネチルのアルキル化のための一般的手順において、4−(4−クロロフェニル)ピペリジンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.80(s,1H),9.45(br.s.,1H),7.36−7.46(m,2H),7.28(d,J=8.6Hz,2H),6.90−6.99(m,1H),6.82−6.89(m,1H),6.78(d,J=2.0Hz,1H),4.55(s,2H),3.67(d,J=11.6Hz,2H),3.22−3.33(m,2H),3.08(d,J=12.4Hz,2H),2.94(dd,J=11.6,5.3Hz,2H),2.85(t,J=3.5Hz,1H),1.98−2.11(m,2H),1.73−1.93 ppm(m,2H)。ESI−MS:m/z 371.2(M+H)
+。
【0648】
【化165】
[この文献は図面を表示できません]
【0649】
2−(メチル((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)アミノ)酢酸(132):
カルボン酸エステルの加水分解のための一般的手順において、88を用いて、白色の固体として表題化合物を得た:ESI−MS:m/z 265.1(M+H)
+。
【0650】
【化166】
[この文献は図面を表示できません]
【0651】
2−(メチル((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)アミノ)−N−フェニルアセトアミド(133):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、132およびアニリンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.90(s,1H),10.53(s,1H),7.55(dd,J=8.7,1.1Hz,1H),7.28−7.43(m,1H),6.98−7.18(m,6H),4.61(d,J=6.8Hz,1H),4.27(br.s.,2H),4.04(br.s.,2H),2.82(s,3H),1.40 ppm(d,J=6.8Hz,3H)。ESI−MS:m/z 340.3(M+H)
+。
【0652】
【化167】
[この文献は図面を表示できません]
【0653】
N−ベンジル−2−(メチル((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)アミノ)アセトアミド(134):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、132およびベンジルアミンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=8.25(t,J=6.1Hz,1H),7.27−7.33(m,2H),7.19−7.26(m,3H),6.89−6.93(m,1H),6.86−6.89(m,1H),6.84(d,J=1.5Hz,1H),4.58−4.65(m,1H),4.30(d,J=6.3Hz,2H),3.47(s,2H),3.00(s,2H),2.17(s,3H),1.40 ppm(d,J=6.8Hz,3H)。ESI−MS:m/z 354.3(M+H)
+。
【0654】
【化168】
[この文献は図面を表示できません]
【0655】
N−ベンジル−N−メチル−2−(メチル((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)アミノ)アセトアミド(135):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、132およびN−メチル−1−フェニルメタンアミンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.62(br.s.,1H),7.29−7.36(m,2H),7.24−7.28(m,1H),7.18−7.24(m,1H),7.10(d,J=7.1Hz,1H),6.85−6.90(m,1H),6.81(d,J=8.1Hz,1H),6.73−6.78(m,1H),4.55−4.66(m,1H),4.49(s,2H),3.42−3.49(m,2H),3.27(s,1H),3.17(s,1H),2.95(s,2H),2.76(s,1H),2.14−2.21(m,3H),1.35−1.43 ppm(m,3H)。ESI−MS:m/z 368.3(M+H)
+。
【0656】
【化169】
[この文献は図面を表示できません]
【0657】
N−(4−クロロベンジル)−2−(メチル((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)アミノ)アセトアミド(136):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、132および(4−クロロフェニル)メタンアミンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.55(br.s.,1H),8.25(t,J=6.2Hz,1H),7.26−7.32(m,2H),7.20(d,J=8.6Hz,2H),6.83−6.87(m,1H),6.80−6.84(m,1H),6.77(d,J=1.8Hz,1H),4.56(q,J=6.7Hz,1H),4.21(d,J=6.3Hz,2H),3.40(s,2H),2.92(s,2H),2.10(s,3H),1.34 ppm(d,J=6.8Hz,3H)。ESI−MS:m/z 388.3(M+H)
+。
【0658】
【化170】
[この文献は図面を表示できません]
【0659】
N−(4−クロロベンジル)−N−メチル−2−(メチル((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)アミノ)アセトアミド(137):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、132および1−(4−クロロフェニル)−N−メチルメタンアミンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.63(br.s.,1H),7.34−7.41(m,2H),7.24(d,J=8.6Hz,2H),7.12(d,J=8.6Hz,1H),6.85−6.90(m,1H),6.78−6.83(m,1H),4.57−4.66(m,1H),4.47(s,2H),3.41−3.48(m,2H),3.26(s,2H),2.94(s,2H),2.74(s,1H),2.13−2.20(m,3H),1.35−1.44 ppm(m,3H)。ESI−MS:m/z 402.3(M+H)
+。
【0660】
【化171】
[この文献は図面を表示できません]
【0661】
2−メチル−6−((メチル(2−オキソ−2−(ピペリジン−1−イル)エチル)アミノ)メチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(138):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、132およびピペリジンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.67(br.s.,1H),6.87−6.91(m,1H),6.80−6.86(m,2H),4.60−4.66(m,1H),3.41(s,4H),3.34(s,2H),3.14(s,2H),2.11(s,3H),1.58(br.s.,2H),1.46−1.53(m,2H),1.41 ppm(d,J=6.8Hz,5H)。ESI−MS:m/z 332.3(M+H)
+。
【0662】
【化172】
[この文献は図面を表示できません]
【0663】
2−メチル−6−((メチル(2−オキソ−2−(4−フェニルピペラジン−1−イル)エチル)アミノ)メチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(139):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、132および4−フェニルピペラジンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.69(br.s.,1H),7.19−7.27(m,2H),6.96(d,J=7.8Hz,2H),6.87−6.91(m,1H),6.83−6.87(m,2H),6.78−6.83(m,1H),4.57−4.67(m,1H),3.63−3.71(m,2H),3.58(br.s.,2H),3.43(s,2H),3.22(s,2H),3.16(br.s.,2H),3.11(br.s.,2H),2.12(s,3H),1.40 ppm(d,J=6.8Hz,3H)。ESI−MS:m/z 409.2(M+H)
+。
【0664】
【化173】
[この文献は図面を表示できません]
【0665】
N−(シクロヘキシルメチル)−2−(メチル((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)アミノ)アセトアミド(140):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、132およびシクロヘキシルメタンアミンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=6.90(s,3H),4.63(d,J=6.8Hz,1H),3.46(s,2H),2.94(s,2H),2.93(s,3H),2.66−2.70(m,1H),2.32−2.35(m,1H),2.17(s,3H),1.64(s,9H),1.41 ppm(d,J=6.8Hz,3H)。ESI−MS:m/z 360.3(M+H)
+。
【0666】
【化174】
[この文献は図面を表示できません]
【0667】
Pd触媒鈴木反応のための一般的手順:
3−(2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)安息香酸(141)の合成:
20mLのネジ蓋バイアルに、DMF(4mL)中の6−ブロモ−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン 19(100mg、0.5mmol)、3−カルボキシフェニルボロン酸(91mg、0.55mmol)、Pd(PPh
3)
4(17mg、0.015mmol)、およびNa
2CO
3水(2M、0.62mL、1.25mmol)を添加した。反応物を80℃で一晩加熱し、次いで、冷却および濾過した。濾液を分取HPLC−MS(15〜60%の水中MeCN)で精製した。適当な画分を混合し、真空内で濃縮し、白色の固体を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=13.11(br.s.,1H),10.72(s,1H),8.09(t,J=1.6Hz,1H),7.91(dt,J=7.6,1.4Hz,1H),7.80−7.85(m,1H),7.54−7.62(m,1H),7.27(dd,J=8.3,2.3Hz,1H),7.20(d,J=2.0Hz,1H),7.07(d,J=8.3Hz,1H),4.69−4.77(m,1H),1.45 ppm(d,J=6.8Hz,3H)。ESI−MS:m/z 284.2(M+H)
+。
【0668】
【化175】
[この文献は図面を表示できません]
【0669】
3−(2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)ベンズアミド(142):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、141および塩化アンモニウムを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.75(s,1H),8.09(s,1H),8.06(t,J=1.6Hz,1H),7.77−7.93(m,1H),7.67−7.72(m,1H),7.49−7.56(m,1H),7.43(s,1H),7.29(dd,J=8.3,2.3Hz,1H),7.19(d,J=2.3Hz,1H),7.07(d,J=8.3Hz,1H),4.67−4.76(m,1H),1.45 ppm(d,J=6.8Hz,3H)。ESI−MS:m/z 283.2(M+H)
+。
【0670】
【化176】
[この文献は図面を表示できません]
【0671】
N−メチル−3−(2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)ベンズアミド(143):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、141およびメチルアミン塩酸塩を用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.75(s,1H),8.55(br.s.,1H),8.02(t,J=1.6Hz,1H),7.76−7.81(m,1H),7.67−7.71(m,1H),7.50−7.56(m,1H),7.28(dd,J=8.3,2.3Hz,1H),7.18(d,J=2.0Hz,1H),7.07(d,J=8.3Hz,1H),4.72(q,J=6.7Hz,1H),2.80(d,J=4.5Hz,3H),1.45 ppm(d,J=6.8Hz,3H)。ESI−MS:m/z 297.2(M+H)
+。
【0672】
【化177】
[この文献は図面を表示できません]
【0673】
N−エチル−3−(2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)ベンズアミド(144):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、141およびエチルアミンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.75(s,1H),8.58(t,J=5.1Hz,1H),8.02(t,J=1.6Hz,1H),7.77−7.83(m,1H),7.69(ddd,J=8.1,1.5,1.3Hz,1H),7.49−7.56(m,1H),7.29(dd,J=8.3,2.0Hz,1H),7.19(d,J=2.0Hz,1H),7.08(d,J=8.1Hz,1H),4.72(q,1H),3.26−3.31(m,2H),1.45(d,J=6.8Hz,3H),1.14 ppm(t,J=7.3Hz,3H)。ESI−MS:m/z 311.3(M+H)
+。
【0674】
【化178】
[この文献は図面を表示できません]
【0675】
2−メチル−6−(3−(ピロリジン−1−カルボニル)フェニル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(145):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、141およびピロリジンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.72(s,1H),7.61−7.66(m,2H),7.48−7.54(m,1H),7.44−7.48(m,1H),7.25(dd,J=8.3,2.0Hz,1H),7.17(d,J=2.0Hz,1H),7.05(d,J=8.3Hz,1H),4.68−4.76(m,1H),3.48(t,J=6.7Hz,2H),3.42(t,J=6.4Hz,2H),1.77−1.93(m,4H),1.45 ppm(d,J=6.8Hz,3H)。ESI−MS:m/z 337.3(M+H)
+。
【0676】
【化179】
[この文献は図面を表示できません]
【0677】
2−メチル−6−(3−(モルホリン−4−カルボニル)フェニル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(146):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、141およびモルホリンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.74(s,1H),7.62−7.66(m,1H),7.54(s,1H),7.50−7.53(m,1H),7.34−7.39(m,1H),7.25(dd,J=8.3,2.0Hz,1H),7.16(d,J=2.3Hz,1H),7.05(d,J=8.3Hz,1H),4.72(q,J=6.8Hz,1H),3.63(br.s.,6H),3.37(br.s.,2H),1.45 ppm(d,J=6.8Hz,3H)。ESI−MS:m/z 353.3(M+H)
+。
【0678】
【化180】
[この文献は図面を表示できません]
【0679】
N−ベンジル−3−(2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)ベンズアミド(147):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、141およびベンジルアミンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.75(s,1H),9.17(t,J=5.9Hz,1H),8.09(s,1H),7.86(d,J=7.6Hz,1H),7.69−7.74(m,1H),7.52−7.58(m,1H),7.34(d,J=4.3Hz,4H),7.27−7.32(m,1H),7.22−7.27(m,1H),7.19(d,J=2.3Hz,1H),7.07(d,J=8.3Hz,1H),4.68−4.75(m,1H),4.51(d,J=5.8Hz,2H),1.45 ppm(d,J=6.8Hz,3H)。ESI−MS:m/z 373.3(M+H)
+。
【0680】
【化181】
[この文献は図面を表示できません]
【0681】
N−(3−(2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)フェニル)アセトアミド(148):
Pd触媒鈴木反応のための一般的手順において、3−アセトアミドフェニルボロン酸を用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.77(s,1H),10.03(s,1H),7.84(t,J=1.8Hz,1H),7.47−7.52(m,1H),7.35(t,J=8.0Hz,1H),7.20(d,J=8.3Hz,1H),7.12−7.17(m,1H),7.10(d,J=2.0Hz,1H),7.04(d,J=8.3Hz,1H),4.67−4.75(m,1H),2.06(s,3H),1.44 ppm(d,J=6.8Hz,3H)。ESI−MS:m/z 297.2(M+H)
+。
【0682】
【化182】
[この文献は図面を表示できません]
【0683】
N−イソプロピル−3−(2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)ベンゼンスルホンアミド(149):
Pd触媒鈴木反応のための一般的手順において、3−(N−イソプロピルスルファモイル)フェニルボロン酸を用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.77(s,1H),7.96(t,J=1.6Hz,1H),7.79−7.84(m,1H),7.74−7.79(m,1H),7.66(t,J=7.3Hz,2H),7.27(dd,J=8.3,2.3Hz,1H),7.19(d,J=2.3Hz,1H),7.10(d,J=8.3Hz,1H),4.70−4.78(m,1H),3.22−3.32(m,J=13.5,6.7,6.6,6.6Hz,1H),1.45(d,J=6.8Hz,3H),0.95 ppm(d,J=6.6Hz,6H)。ESI−MS:m/z 361.3(M+H)
+。
【0684】
【化183】
[この文献は図面を表示できません]
【0685】
4−(2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)ベンズアミド(150):
Pd触媒鈴木反応のための一般的手順において、4−カルバモイルフェニルボロン酸を用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.75(s,1H),7.98−8.02(m,1H),7.94(d,J=8.6Hz,2H),7.59−7.65(m,2H),7.35−7.40(m,1H),7.28(dd,J=8.3,2.3Hz,1H),7.19(d,J=2.3Hz,1H),7.06(d,J=8.3Hz,1H),4.68−4.77(m,1H),1.45 ppm(d,J=6.8Hz,3H)。ESI−MS:m/z 283.2(M+H)
+。
【0686】
【化184】
[この文献は図面を表示できません]
【0687】
N−メチル−4−(2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)ベンズアミド(151):
Pd触媒鈴木反応のための一般的手順において、4−(メチルカルバモイル)フェニルボロン酸を用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.75(s,1H),8.47(d,J=4.8Hz,1H),7.90(d,J=8.6Hz,2H),7.63(d,J=8.6Hz,2H),7.28(dd,J=8.3,2.3Hz,1H),7.19(d,J=2.3Hz,1H),7.06(d,J=8.3Hz,1H),4.72(q,J=6.8Hz,1H),2.80(d,J=4.5Hz,3H),1.45 ppm(d,J=6.8Hz,3H)。ESI−MS:m/z 297.3(M+H)
+。
【0688】
【化185】
[この文献は図面を表示できません]
【0689】
N−メトキシ−4−(2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)ベンズアミド(152):
Pd触媒鈴木反応のための一般的手順において、4−(メトキシカルバモイル)フェニルボロン酸を用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=11.78(s,1H),10.76(s,1H),7.82(d,J=8.6Hz,2H),7.65(d,J=8.6Hz,2H),7.28(dd,J=8.3,2.3Hz,1H),7.19(d,J=2.3Hz,1H),7.07(d,J=8.3Hz,1H),4.68−4.76(m,1H),3.72(s,3H),1.45 ppm(d,J=6.8Hz,3H)。ESI−MS:m/z 313.3(M+H)
+。
【0690】
【化186】
[この文献は図面を表示できません]
【0691】
N−シクロヘキシル−4−(2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)ベンズアミド(153):
Pd触媒鈴木反応のための一般的手順において、4−(シクロヘキシルカルバモイル)フェニルボロン酸を用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.74(s,1H),8.24(s,1H),7.91(d,J=8.6Hz,2H),7.62(d,J=8.3Hz,2H),7.28(dd,J=8.2,2.1Hz,1H),7.19(d,J=2.3Hz,1H),7.06(d,J=8.3Hz,1H),4.68−4.75(m,1H),3.07−3.12(m,1H),1.80−1.85(m,2H),1.75(br.s.,2H),1.45(d,J=6.8Hz,3H),1.31(s,4H),1.17 ppm(t,J=7.3Hz,2H)。ESI−MS:m/z 365.3(M+H)
+。
【0692】
【化187】
[この文献は図面を表示できません]
【0693】
2−メチル−6−(4−(4−メチルピペラジン−1−カルボニル)フェニル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(154):
Pd触媒鈴木反応のための一般的手順において、4−(4−メチルピペラジン−1−カルボニル)フェニルボロン酸を用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.80(s,1H),9.99(br.s.,1H),7.62−7.68(m,2H),7.54(d,J=8.6Hz,2H),7.27(dd,J=8.3,2.3Hz,1H),7.17(d,J=2.3Hz,1H),7.07(d,J=8.3Hz,1H),4.69−4.77(m,1H),3.45(br.s.,4H),3.10(br.s.,4H),2.83(s,3H),1.45 ppm(d,J=6.6Hz,3H)。ESI−MS:m/z 366.3(M+H)
+。
【0694】
【化188】
[この文献は図面を表示できません]
【0695】
N−(4−(2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)フェニル)アセトアミド(155):
Pd触媒鈴木反応のための一般的手順において、4−アセトアミドフェニルボロン酸を用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.71(s,1H),10.01(s,1H),7.64(d,J=8.8Hz,2H),7.44−7.51(m,2H),7.17(dd,J=8.3,2.0Hz,1H),7.10(d,J=2.3Hz,1H),7.01(d,J=8.3Hz,1H),4.65−4.72(m,1H),2.05(s,3H),1.44 ppm(d,J=6.8Hz,3H)。ESI−MS:m/z 297.3(M+H)
+。
【0696】
【化189】
[この文献は図面を表示できません]
【0697】
8−メトキシ−2−メチル−6−((4−フェニルピペラジン−1−イル)メチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(156):
還元的アミノ化のための一般的手順において、17および4−フェニルピペラジンを用いて、黄褐色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.57(s,1H),7.20(t,J=8.0Hz,2H),6.92(d,J=8.1Hz,2H),6.76(t,J=7.2Hz,1H),6.63(s,1H),6.52(s,1H),4.58(q,J=7.0Hz,1H),3.76(s,3H),3.41(s,2H),3.33(s,4H),3.12(br.s.,4H),1.40 ppm(d,J=6.8Hz,3H)。ESI−MS:m/z 368.4(M+H)
+。
【0698】
【化190】
[この文献は図面を表示できません]
【0699】
8−メトキシ−2−メチル−6−((4−フェニルピペリジン−1−イル)メチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(157):
還元的アミノ化のための一般的手順において、17および4−フェニルピペリジンを用いて、黄褐色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.55(s,1H),7.21−7.32(m,4H),7.14−7.21(m,1H),6.62(d,J=1.5Hz,1H),6.51(d,J=1.3Hz,1H),4.58(q,J=6.8Hz,1H),3.90(s,2H),3.77(s,3H),3.35−3.40(m,3H),2.90(br.s.,2H),2.01(br.s.,1H),1.72(br.s.,2H),1.61−1.67(m,1H),1.40 ppm(d,J=6.8Hz,3H)。ESI−MS:m/z 367.4(M+H)
+。
【0700】
【化191】
[この文献は図面を表示できません]
【0701】
8−メトキシ−2−メチル−6−((4−フェニル−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−イル)メチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(158):
還元的アミノ化のための一般的手順において、17および4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンを用いて、黄褐色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.57(s,1H),7.37−7.46(m,2H),7.33(t,J=7.6Hz,2H),7.21−7.27(m,1H),6.64(d,J=1.3Hz,1H),6.54(s,1H),6.15(br.s.,1H),4.58(q,J=6.8Hz,1H),3.90(s,2H),3.77(s,3H),3.47(s,2H),3.06(d,J=2.5Hz,2H),2.60−2.66(m,2H),1.41 ppm(d,J=6.6Hz,3H)。ESI−MS:m/z 365.3(M+H)
+。
【0702】
【化192】
[この文献は図面を表示できません]
【0703】
エチル 4−(4−((8−メトキシ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾエート(159):
還元的アミノ化のための一般的手順において、17およびエチル 4−(ピペラジン−1−イル)ベンゾエートを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.57(s,1H),7.77(d,J=8.6Hz,2H),6.97(d,J=8.3Hz,2H),6.63(s,1H),6.52(s,1H),4.57(s,1H),4.17−4.28(m,2H),3.76(s,3H),3.41(s,2H),3.33(s,8H),1.40(d,J=6.6Hz,3H),1.28 ppm(t,J=6.9Hz,3H)。ESI−MS:m/z 440.4(M+H)
+。
【0704】
【化193】
[この文献は図面を表示できません]
【0705】
4−(4−((8−メトキシ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)安息香酸(160):
カルボン酸エステルの加水分解のための一般的手順において、159を用いて、黄褐色の固体として表題化合物を得た。
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.85(br.s.,1H),7.81(br.s.,2H),7.09−7.19(m,1H),7.02(br.s.,2H),6.64(br.s.,1H),4.65(br.s.,1H),4.27(br.s.,2H),4.02(br.s.,2H),3.82(br.s.,3H),3.57(d,J=2.5Hz,0H),3.22−3.31(m,4H),3.11(br.s.,2H),1.42 ppm(br.s.,3H)。ESI−MS:m/z 412.4(M+H)
+。
【0706】
【化194】
[この文献は図面を表示できません]
【0707】
4−(4−((8−メトキシ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−N−メチルベンズアミド(161):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、160およびメチルアミン塩酸塩を用いて、融点256.2℃の黄褐色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.58(br.s.,1H),8.15(br.s.,1H),7.70(br.s.,2H),6.93(br.s.,2H),6.64(br.s.,1H),6.53(br.s.,1H),4.58(br.s.,1H),3.77(br.s.,3H),3.33(br.s.,10H),2.74(br.s.,3H),1.40 ppm(br.s.,3H)。ESI−MS:m/z 425.4(M+H)
+。
【0708】
【化195】
[この文献は図面を表示できません]
【0709】
N−エチル−4−(4−((8−メトキシ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ベンズアミド(162):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、160およびエチルアミン塩酸塩を用いて、茶色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=8.17(br.s.,1H),7.71(br.s.,2H),6.93(br.s.,2H),6.58−6.71(m,0H),6.53(br.s.,0H),4.59(br.s.,0H),3.77(br.s.,3H),3.39−3.47(m,4H),3.01−3.29(m,8H),1.41(br.s.,3H),1.09 ppm(br.s.,3H)。ESI−MS:m/z 439.4(M+H)
+。
【0710】
【化196】
[この文献は図面を表示できません]
【0711】
N−シクロプロピル−4−(4−((8−メトキシ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ベンズアミド(163):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、160およびシクロプロピルアミンを用いて、黄褐色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.58(br.s.,1H),8.14(br.s.,1H),7.70(br.s.,2H),6.92(br.s.,2H),6.64(br.s.,1H),6.52(br.s.,1H),4.58(br.s.,1H),3.77(d,J=4.3Hz,3H),3.24(br.s.,10H),2.79(br.s.,1H),1.40(br.s.,3H),0.65(br.s.,2H),0.53 ppm(br.s.,2H)。ESI−MS:m/z 451.4(M+H)
+。
【0712】
【化197】
[この文献は図面を表示できません]
【0713】
N−イソプロピル−4−(4−((8−メトキシ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ベンズアミド(164):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、160およびイソプロピルアミンを用いて、黄褐色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.58(br.s.,1H),7.90(br.s.,1H),7.72(br.s.,2H),6.93(br.s.,2H),6.64(br.s.,1H),6.52(br.s.,1H),4.58(br.s.,1H),4.06(br.s.,1H),3.77(br.s.,3H),3.37−3.47(m,2H),3.10−3.31(m,8H),1.41(br.s.,3H),1.13 ppm(br.s.,6H)。ESI−MS:m/z 453.5(M+H)
+。
【0714】
【化198】
[この文献は図面を表示できません]
【0715】
8−クロロ−6−((4−(4−クロロフェニル)ピペリジン−1−イル)メチル)−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(165):
還元的アミノ化のための一般的手順において、15および4−(4−クロロフェニル)ピペリジンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=11.14(s,1H),7.44(d,J=1.8Hz,1H),7.40(d,J=8.6Hz,2H),7.28(d,J=1.8Hz,1H),7.25(d,J=8.3Hz,2H),6.96(d,J=2.0Hz,1H),4.83−4.90(m,1H),4.27(d,J=4.8Hz,2H),3.44(br.s.,2H),3.04(d,J=11.9Hz,2H),2.76−2.86(m,1H),1.98(br.s.,2H),1.79(d,J=13.1Hz,2H),1.47 ppm(d,J=6.8Hz,3H)。ESI−MS:m/z 405.3(M+H)
+。
【0716】
【化199】
[この文献は図面を表示できません]
【0717】
8−クロロ−6−((4−(4−クロロフェニル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−イル)メチル)−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(166):
還元的アミノ化のための一般的手順において、15および4−(4−クロロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンを用いて、黄色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=11.14(s,1H),7.48−7.53(m,2H),7.43−7.48(m,2H),7.30(d,J=2.0Hz,1H),7.00(d,J=1.8Hz,1H),6.21(br.s.,1H),4.83−4.91(m,1H),4.35(d,J=5.3Hz,2H),3.80(br.s.,2H),3.62(br.s.,1H),3.17−3.29(m,1H),2.77(br.s.,2H),1.47 ppm(d,J=6.8Hz,3H)。ESI−MS:m/z 403.3(M+H)
+。
【0718】
【化200】
[この文献は図面を表示できません]
【0719】
8−クロロ−6−((4−(4−クロロフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(167):
還元的アミノ化のための一般的手順において、15および1−(4−クロロフェニル)ピペラジンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=11.15(br.s.,1H),7.29(d,J=8.8Hz,3H),7.00(d,J=9.1Hz,2H),6.96(br.s.,1H),4.86(q,J=6.7Hz,1H),4.32(br.s.,2H),3.83(br.s.,2H),3.40(br.s.,2H),3.16(s,2H),2.96(br.s.,2H),1.47 ppm(d,J=6.8Hz,3H)。ESI−MS:m/z 406.3(M+H)
+。
【0720】
【化201】
[この文献は図面を表示できません]
【0721】
2−(4−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)酢酸(168):
カルボン酸エステルの加水分解のための一般的手順において、102を用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 10.89(s,1H),6.99−7.05(m,2H),6.97(s,1H),4.66−4.73(m,1H),4.12(br.s.,3H),3.51(br.s.,3H),2.89−3.19(m,6H),1.43(d,J=6.8Hz,3H)。ESI−MS:m/z 320.4(M+H)
+。
【0722】
【化202】
[この文献は図面を表示できません]
【0723】
2−(4−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)アセトアミド(169):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、168および塩化アンモニウムを用いて、薄黄色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 10.87(s,1H),7.72(br.s.,1H),7.52(br.s.,1H),6.98−7.04(m,2H),6.94−6.97(m,1H),4.65−4.72(m,1H),4.07(br.s.,2H),3.60(br.s.,2H),3.04−3.22(m,4H),2.08(s,4H),1.43(d,J=6.6Hz,3H)。ESI−MS:m/z 319.3(M+H)
+。
【0724】
【化203】
[この文献は図面を表示できません]
【0725】
N,N−ジメチル−2−(4−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)アセトアミド(170):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、168およびジメチルアミンを用いて、黄褐色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 10.59(s,1H),6.78−6.92(m,3H),4.59−4.66(m,1H),3.34(s,6H),3.10(s,2H),3.00(s,3H),2.79(s,3H),2.23−2.49(m,5H),1.40(d,J=6.8Hz,3H)。ESI−MS:m/z 347.3(M+H)
+。
【0726】
【化204】
[この文献は図面を表示できません]
【0727】
N−メチル−2−(4−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)アセトアミド(171):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、168およびメチルアミン塩酸塩を用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 10.89(s,1H),8.18(d,J=4.5Hz,1H),7.02(s,2H),6.97(s,1H),4.69(q,J=6.7Hz,1H),4.12(br.s.,2H),3.50(br.s.,2H),2.97−3.27(m,7H),2.64(d,J=4.5Hz,3H),1.43(d,J=6.6Hz,3H)。ESI−MS:m/z 333.3(M+H)
+。
【0728】
【化205】
[この文献は図面を表示できません]
【0729】
2−(1−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペリジン−4−イル)酢酸(172):
カルボン酸エステルの加水分解のための一般的手順において、103を用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.28−1.41(m,1H)1.43(d,J=6.82Hz,3H)1.65−1.93(m,3H)2.19(d,J=6.32Hz,1H)2.85−3.03(m,2H)3.21−3.38(m,2H)4.18(d,J=5.31Hz,2H)4.68−4.74(m,1H)6.95−7.06(m,3H)9.21−9.36(m,1H)10.92(s,1H)。ESI−MS:m/z 319.3(M+H)
+。
【0730】
【化206】
[この文献は図面を表示できません]
【0731】
N−イソブチル−2−(4−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)アセトアミド(173):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、168および2−メチルプロパン−1−アミンを用いて、融点149.8℃の白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 10.60(s,1H),7.64(t,J=6.1Hz,1H),6.86−6.90(m,1H),6.85(d,J=1.8Hz,1H),6.79−6.83(m,1H),4.59−4.66(m,1H),3.36(s,2H),2.86−2.95(m,4H),2.21−2.50(m,8H),1.63−1.76(m,J=13.5,6.7,6.7,6.7,6.7Hz,1H),1.40(d,J=6.8Hz,3H),0.82(d,J=6.8Hz,6H。ESI−MS:m/z 375.4(M+H)
+。
【0732】
【化207】
[この文献は図面を表示できません]
【0733】
N−アリル−2−(4−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)アセトアミド(174):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、168およびプロパ−2−エン−1−アミンを用いて、融点150.8〜157.6℃の薄黄色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 10.60(s,1H),7.82(t,J=5.9Hz,1H),6.86−6.90(m,1H),6.85(d,J=1.5Hz,1H),6.79−6.83(m,1H),5.74−5.85(m,J=17.2,10.4,5.2,5.2Hz,1H),5.01−5.12(m,2H),4.59−4.65(m,1H),3.68−3.74(m,2H),3.36(s,2H),2.92(s,2H),2.21−2.50(m,8H),1.40(d,J=6.8Hz,3H)。ESI−MS:m/z 359.3(M+H)
+。
【0734】
【化208】
[この文献は図面を表示できません]
【0735】
2−(4−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−N−プロピルアセトアミド(175):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、168およびプロパン−1−アミンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 10.59(s,1H),7.64(t,J=5.9Hz,1H),6.86−6.90(m,1H),6.85(d,J=1.8Hz,1H),6.79−6.83(m,1H),4.58−4.66(m,1H),3.36(s,2H),3.03(q,J=6.6Hz,2H),2.87(s,2H),2.19−2.49(m,7H),1.34−1.46(m,5H),0.82(t,J=7.5Hz,3H)。ESI−MS:m/z 361.4(M+H)
+。
【0736】
【化209】
[この文献は図面を表示できません]
【0737】
N−シクロプロピル−2−(4−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)アセトアミド(176):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、168およびシクロプロピルアミンを用いて、融点180.5〜181.1℃の白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 10.59(s,1H),7.65(d,J=4.0Hz,1H),6.85−6.90(m,1H),6.84(d,J=1.8Hz,1H),6.78−6.83(m,1H),4.58−4.66(m,1H),3.34(s,2H),2.84(s,2H),2.57−2.66(m,1H),2.19−2.49(m,8H),0.56−0.63(m,2H),0.39−0.46(m,2H)。ESI−MS:m/z 359.4(M+H)
+。
【0738】
【化210】
[この文献は図面を表示できません]
【0739】
N−(2−メトキシエチル)−2−(4−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)アセトアミド(177):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、168および2−メトキシエタンアミンを用いて、融点111.0〜142.0℃のオフホワイトの固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 10.60(s,1H),7.64(t,J=5.7Hz,1H),6.86−6.90(m,1H),6.85(d,J=1.8Hz,1H),6.79−6.83(m,1H),4.59−4.66(m,1H),3.31−3.37(m,4H),3.21−3.28(m,5H),2.89(s,2H),2.21−2.50(m,7H),1.40(d,J=6.8Hz,3H)。ESI−MS:m/z 377.4(M+H)
+。
【0740】
【化211】
[この文献は図面を表示できません]
【0741】
N−エチル−2−(4−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)アセトアミド(178):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、168およびエタンアミンを用いて、オフホワイトの固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 10.59(s,1H),7.64(t,J=5.8Hz,1H),6.86−6.90(m,1H),6.85(d,J=1.8Hz,1H),6.79−6.83(m,1H),4.59−4.66(m,1H),3.36(s,2H),3.04−3.14(m,2H),2.86(s,2H),2.22−2.49(m,7H),1.40(d,J=6.8Hz,3H),1.00(t,J=7.2Hz,3H)。ESI−MS:m/z 347.3(M+H)
+。
【0742】
【化212】
[この文献は図面を表示できません]
【0743】
N−イソプロピル−2−(4−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)アセトアミド(179):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、168およびイソプロピルアミンを用いて、オフホワイトの固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 10.59(s,1H),7.38(d,J=8.6Hz,1H),6.86−6.89(m,1H),6.84(d,J=1.8Hz,1H),6.79−6.83(m,1H),4.59−4.66(m,1H),3.81−3.91(m,1H),3.35(s,2H),2.85(s,2H),2.26−2.49(m,8H),1.40(d,J=6.8Hz,3H),1.05(d,J=6.6Hz,6H)。ESI−MS:m/z 361.4(M+H)
+。
【0744】
【化213】
[この文献は図面を表示できません]
【0745】
N−(シクロプロピルメチル)−2−(4−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)アセトアミド(180):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、168およびシクロプロピルメタンアミンを用いて、オフホワイトの固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 10.59(br.s.,1H),7.68(t,J=5.8Hz,1H),6.86−6.90(m,1H),6.85(d,J=1.8Hz,1H),6.79−6.83(m,1H),4.59−4.66(m,1H),3.36(s,2H),2.96(t,J=6.4Hz,2H),2.89(s,2H),2.20−2.49(m,7H),1.40(d,J=6.8Hz,3H),0.84−0.97(m,1H),0.33−0.40(m,2H),0.11−0.17(m,2H)。ESI−MS:m/z 373.4(M+H)
+。
【0746】
【化214】
[この文献は図面を表示できません]
【0747】
2−(4−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−N−(メチルスルホニル)アセトアミド(181):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、168およびメタンスルホンアミドを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.43(d,J=6.82Hz,3H)2.54−2.82(m,2H)2.91−3.20(m,4H)3.25(s,3H)3.28−3.35(m,2H)4.11−4.33(m,2H)4.67−4.74(m,1H)6.95−7.00(m,1H)7.01−7.07(m,2H)9.56(br.s.,1H)10.92(s,1H)。ESI−MS:m/z 397.4(M+H)
+。
【0748】
【化215】
[この文献は図面を表示できません]
【0749】
N−メチル−2−(1−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペリジン−4−イル)アセトアミド(182):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、172およびメタンアミン塩酸塩を用いて、透明な油状物として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.23−1.39(m,2H)1.43(d,J=6.82Hz,2H)1.64−1.94(m,3H)2.01(d,J=6.82Hz,1H)2.53−2.58(m,2H)2.83−3.11(m,2H)3.11−3.36(m,2H)4.17(d,J=5.31Hz,2H)4.28(d,J=5.56Hz,1H)4.68−4.74(m,1H)6.95−7.06(m,2H)7.80(q,J=4.38Hz,1H)9.10−9.21(m,1H)10.92(s,1H)。ESI−MS:m/z 332.4(M+H)
+。
【0750】
【化216】
[この文献は図面を表示できません]
【0751】
(E)−エチル 3−(2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)アクリレート(183):
磁気撹拌棒を備えた100mLの丸底フラスコに、t−BuOK(352mg、3.14mmol)およびTHF(5mL)を添加した。溶液を0℃まで冷却した。ホスホノ酢酸トリエチル(0.576mL、2.88mmol)をシリンジポンプで30分間かけてゆっくりと添加した。THF(5mL)中の13(500mg、2.62mmol)を用いて、アルデヒドを、シリンジポンプを介して30分間かけて0℃で添加した。添加が完了した時に、反応物を室温まで温め、2時間撹拌した。反応物を飽和NH
4Cl水(10mL)で反応停止処理し、EtOAcで抽出した。有機層をブラインで洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、真空内で濃縮した。残渣を、ヘキサン中25〜50%のEtOAcの勾配を用いるフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製した。適当な画分を合わせ、真空内で濃縮し、白色の固体(631mg、92%収率)として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.25(t,J=7.20Hz,3H)1.43(d,J=6.82Hz,3H)4.18(q,J=7.16Hz,2H)4.70−4.77(m,1H)6.38(d,J=15.92Hz,1H)7.13(d,J=2.02Hz,1H)7.33(dd,J=8.72,2.15Hz,1H)7.56(d,J=15.92Hz,1H)10.78(s,1H)。ESI−MS:m/z 262.2(M+H)
+。
【0752】
【化217】
[この文献は図面を表示できません]
【0753】
エチル 3−(2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)プロパノエート(184):
磁気撹拌棒を備えた100mLの丸底フラスコに、183(67mg、0.256mmol)、Pd/C(10重量%、5mg)、およびEtOH(2mL)を添加した。混合物を水素雰囲気(バルーン)下で18時間撹拌した。反応物を濾過し、真空内で濃縮し、白色の固体(62mg、92%収率)として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.15(t,J=7.07Hz,3H)1.39(d,J=6.82Hz,3H)2.54(t,J=7.33Hz,2H)2.75(t,J=7.45Hz,2H)4.04(q,J=7.24Hz,2H)4.56−4.63(m,1H)6.71(d,J=1.77Hz,1H)6.76(dd,J=8.08,2.02Hz,1H)6.85(d,J=8.34Hz,1H)10.61(s,1H)。ESI−MS:m/z 264.2(M+H)
+。
【0754】
【化218】
[この文献は図面を表示できません]
【0755】
3−(2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)プロパン酸(185):
カルボン酸エステルの加水分解のための一般的手順において、184を用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.39(d,J=6.82Hz,3H)2.44−2.48(m,2H)2.69−2.75(m,2H)4.60(q,J=6.74Hz,1H)6.72(d,J=1.77Hz,1H)6.77(dd,J=8.08,2.02Hz,1H)6.85(d,J=8.08Hz,1H)10.60(s,1H)12.13(br.s.,1H)。ESI−MS:m/z 236.2(M+H)
+。
【0756】
【化219】
[この文献は図面を表示できません]
【0757】
3−(2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)−N−(メチルスルホニル)プロパンアミド(186):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、185およびメタンスルホンアミドを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.39(d,J=6.57Hz,3H)2.13−2.21(m,2H)2.62−2.68(m,2H)2.71(s,3H)4.55−4.62(m,1H)6.71(d,J=1.77Hz,1H)6.75(d,J=2.02Hz,1H)6.80−6.84(m,1H)。ESI−MS:m/z 313.3(M+H)
+。
【0758】
【化220】
[この文献は図面を表示できません]
【0759】
N−メチル−3−(2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)プロパンアミド(187):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、185およびメタンアミン塩酸塩を用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.39(d,J=6.82Hz,3H)2.29(t,J=7.71Hz,2H)2.55(d,J=4.55Hz,3H)2.67−2.74(m,2H)4.55−4.63(m,1H)6.70(d,J=1.77Hz,1H)6.71−6.76(m,1H)6.84(d,J=8.08Hz,1H)7.70−7.80(m,1H)。ESI−MS:m/z 249.3(M+H)
+。
【0760】
【化221】
[この文献は図面を表示できません]
【0761】
6−(3−ヒドロキシプロピル)−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(188):
50mLの丸底フラスコに、窒素下で、185(161mg、0.68mmol)およびTHF(1mL)を添加した。混合物を0℃で磁気的に撹拌し、次いで、THF中のBH
3(1M、2.25mL、2.25mmol)をゆっくりと滴下した。1時間後、反応物をMeOH中のHCl(2M、1.4mL)で反応停止処理した。反応物を真空内で濃縮し、残渣を、15〜40%の水中MeCN勾配を用いる分取HPLC−MSで精製した。適当な画分を収集し、真空内で濃縮し、白色の固体(39mg、26%収率)として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.39(d,J=6.82Hz,3H)1.61−1.69(m,2H)3.37−3.42(m,2H)4.47(br.s.,1H)4.56−4.63(m,1H)6.70(d,J=2.02Hz,1H)6.71−6.76(m,1H)6.84(d,J=8.08Hz,1H)10.58(s,1H)。ESI−MS:m/z 222.2(M+H)
+。
【0762】
【化222】
[この文献は図面を表示できません]
【0763】
3−(2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)プロピル メチルカルバメート(189):
磁気撹拌棒を備えた20mLのネジ蓋バイアルに、トルエン(0.85mL)中のトリホスゲン(20mg、0.068mmol)を添加した。混合物を0℃まで冷却し、ピリジン(0.017mL、0.21mmol)、続いて、トルエン(0.5mL)中の188(38mg、0.17mmol)を添加した。反応物を0℃で1時間、次いで、室温で一晩撹拌した。反応物を真空内で濃縮し、次に、DCM(1.0mL)中に取り込み、0℃まで冷却した。メチルアミン HCl(57mg、0.85mmol)、続いて、トリエチルアミン(0.237mL、1.7mmol)を添加した。反応物を室温まで温め、18時間撹拌した。反応物を真空内で濃縮し、残渣を、勾配として20〜45%の水中MeCNを用いる分取HPLC−MSで精製した。適当な画分を収集し、真空内で濃縮し、白色の固体(14mg、29%収率)として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.40(d,J=6.82Hz,3H)1.72−1.83(m,2H)2.51−2.55(m,2H)2.56(d,J=4.80Hz,3H)3.92(t,J=6.57Hz,2H)4.57−4.64(m,1H)6.69(d,J=1.77Hz,1H)6.74(dd,J=8.08,2.02Hz,1H)6.86(d,J=8.08Hz,1H)6.94−7.03(m,1H)10.60(s,1H)。ESI−MS:m/z 279.2(M+H)
+。
【0764】
【化223】
[この文献は図面を表示できません]
【0765】
メチル 2−(4−ホルミル−2−ニトロフェノキシ)ブタノエート(190):
置換2−ニトロフェノールのアルキル化の一般的手順において、フェノールとして4−ヒドロキシ−3−ニトロベンズアルデヒド、およびアルキル化剤としてメチル−2−ブロモブタノエートを用いて、透明な黄色の油状物が得られる:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=9.94(s,1H),8.44(d,J=2.3Hz,1H),8.13(dd,J=8.8,2.0Hz,1H),7.42(d,J=8.8Hz,1H),5.36(dd,J=6.6,4.5Hz,1H),3.70(s,3H),1.88−2.05(m,2H),0.98 ppm(t,J=7.5Hz,3H)。ESI−MS:m/z 268.2(M+H)
+。
【0766】
【化224】
[この文献は図面を表示できません]
【0767】
2−エチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−カルバルデヒド(191):
ニトロ基の還元およびそれに続く閉環のための一般的手順において、190を用いて、茶色の固体が得られる:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 0.90−1.05(m,3H)1.70−1.94(m,2H)4.66−4.76(m,1H)7.13−7.20(m,1H)7.37(d,J=1.77Hz,1H)7.49−7.59(m,1H)9.81−9.88(m,1H)10.96(br.s.,1H)。ESI−MS:m/z 206.2(M+H)
+。
【0768】
【化225】
[この文献は図面を表示できません]
【0769】
2−エチル−6−((4−フェニルピペリジン−1−イル)メチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(192):
還元的アミノ化のための一般的手順において、191および4−フェニルピペリジンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 0.99(t,J=7.45Hz,3H)1.68−1.93(m,4H)1.93−2.08(m,2H)3.05(d,J=12.38Hz,2H)3.39−3.51(m,2H)4.22−4.31(m,2H)4.52−4.63(m,1H)6.99(s,1H)7.03−7.14(m,2H)7.17−7.30(m,3H)7.30−7.45(m,2H)9.31(br.s.,1H)10.89−11.01(m,1H)。ESI−MS:m/z 351.4(M+H)
+。
【0770】
【化226】
[この文献は図面を表示できません]
【0771】
6−((4−(4−クロロフェニル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−イル)メチル)−2−エチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(193):
還元的アミノ化のための一般的手順において、191および4−(4−クロロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 0.98(t,J=7.45Hz,3H)1.66−1.88(m,2H)2.41−2.45(m,1H)2.58−2.70(m,2H)2.98−3.06(m,2H)3.48(s,2H)4.48(dd,J=7.83,4.55Hz,1H)6.13−6.23(m,1H)6.82−6.94(m,3H)7.35−7.41(m,2H)7.41−7.49(m,2H)10.61(s,1H)。ESI−MS:m/z 382.8(M+H)
+。
【0772】
【化227】
[この文献は図面を表示できません]
【0773】
6−((4−(4−クロロフェニル)ピペリジン−1−イル)メチル)−2−エチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(194):
還元的アミノ化のための一般的手順において、191および4−(4−クロロフェニル)ピペリジンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 0.92−1.07(m,3H)1.69−1.91(m,4H)1.92−2.07(m,2H)2.95−3.14(m,2H)3.38−3.53(m,2H)4.20−4.33(m,2H)4.52−4.62(m,1H)6.99(s,1H)7.02−7.12(m,2H)7.19−7.29(m,2H)7.35−7.48(m,2H)9.32(br.s.,1H)10.90−10.98(m,1H)。m/z 385.9(M+H)
+。
【0774】
【化228】
[この文献は図面を表示できません]
【0775】
2−エチル−6−((4−(ピリジン−4−イル)ピペラジン−1−イル)メチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(195):
還元的アミノ化のための一般的手順において、191および1−(ピリジン−4−イル)ピペラジンを用いて、融点113.0〜128.5℃の白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 0.99(t,J=7.33Hz,3H)1.69−1.92(m,2H)2.99−3.23(m,2H)3.45(br.s.,3H)4.11−4.51(m,4H)4.57(dd,J=7.58,4.55Hz,1H)6.96(s,1H)6.99−7.11(m,2H)7.25(d,J=7.58Hz,2H)8.37(d,J=7.33Hz,2H)10.95(br.s.,1H)。ESI−MS:m/z 353.4(M+H)
+。
【0776】
【化229】
[この文献は図面を表示できません]
【0777】
6−((4−(1H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−イル)ピペリジン−1−イル)メチル)−2−エチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(196):
還元的アミノ化のための一般的手順において、191および2−(ピペリジン−4−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾールを用いて、黄褐色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 0.99(t,J=7.33Hz,3H)1.69−1.92(m,2H)2.99−3.23(m,2H)3.45(br.s.,3H)4.11−4.51(m,4H)4.57(dd,J=7.58,4.55Hz,1H)6.96(s,1H)6.99−7.11(m,2H)7.25(d,J=7.58Hz,2H)8.37(d,J=7.33Hz,2H)10.95(br.s.,1H)。ESI−MS:m/z 391.4(M+H)
+。
【0778】
【化230】
[この文献は図面を表示できません]
【0779】
2−エチル−6−((4−(2−ヒドロキシフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(197):
還元的アミノ化のための一般的手順において、191および2−(ピペラジン−1−イル)フェノールを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 0.99(t,J=7.33Hz,3H)1.66−1.95(m,2H)2.86(t,J=12.25Hz,2H)3.21(d,J=11.12Hz,2H)3.31−3.59(m,4H)4.32(d,J=3.54Hz,2H)4.58(dd,J=7.58,4.55Hz,1H)6.68−6.93(m,4H)7.02(d,J=1.26Hz,1H)7.04−7.16(m,2H)9.72(br.s.,1H)10.95(s,1H)。ESI−MS:m/z 368.2(M+H)
+。
【0780】
【化231】
[この文献は図面を表示できません]
【0781】
6−((4−(2−アミノフェニル)ピペリジン−1−イル)メチル)−2−エチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(198):
還元的アミノ化のための一般的手順において、191および2−(ピペラジン−1−イル)アニリンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 0.89−1.04(m,3H)1.59−1.88(m,4H)1.88−2.04(m,2H)2.91−3.12(m,3H)3.34−3.48(m,2H)4.20−4.33(m,2H)4.38−4.52(m,2H)6.39(d,J=7.58Hz,1H)6.58(t,J=7.07Hz,1H)6.80−7.05(m,4H)8.30−8.50(m,1H)8.54−8.70(m,1H)10.65(s,1H)。ESI−MS:m/z 366.2(M+H)
+。
【0782】
【化232】
[この文献は図面を表示できません]
【0783】
7−((4−(4−クロロフェニル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−イル)メチル)−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(199):
還元的アミノ化のための一般的手順において、20および4−(4−クロロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.41(d,J=6.82Hz,3H)2.37−2.43(m,1H)2.58−2.65(m,2H)2.99−3.08(m,2H)3.17(d,J=5.31Hz,1H)3.49(s,2H)4.64(q,J=6.82Hz,1H)6.14−6.22(m,1H)6.79−6.87(m,1H)6.87−6.96(m,2H)7.31−7.41(m,2H)7.41−7.48(m,2H)10.63(s,1H)。ESI−MS:m/z 369.2(M+H)
+。
【0784】
【化233】
[この文献は図面を表示できません]
【0785】
7−((4−(4−クロロフェニル)ピペリジン−1−イル)メチル)−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(200):
還元的アミノ化のための一般的手順において、20および4−(4−クロロフェニル)ピペリジンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.36−1.50(m,3H)1.71−1.90(m,2H)1.92−2.06(m,1H)2.74−2.88(m,1H)2.94−3.11(m,2H)3.35−3.52(m,3H)4.18−4.30(m,2H)4.67−4.78(m,1H)6.91−7.02(m,1H)7.04−7.13(m,1H)7.13−7.19(m,1H)7.19−7.30(m,2H)7.35−7.46(m,2H)10.86(s,1H)。ESI−MS:m/z 371.1(M+H)
+。
【0786】
【化234】
[この文献は図面を表示できません]
【0787】
7−((4−(4−フルオロフェニル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−イル)メチル)−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(201):
還元的アミノ化のための一般的手順において、20および4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.44(dd,J=6.82,1.52Hz,3H)2.69−2.85(m,2H)3.56−3.68(m,1H)3.78(br.s.,2H)4.23−4.43(m,2H)4.72(qd,J=6.74,2.53Hz,1H)6.14(br.s.,1H)6.96(d,J=8.08Hz,1H)7.06−7.29(m,4H)7.45−7.59(m,2H)9.87(br.s.,1H)10.86(s,1H)。ESI−MS:m/z 353.1(M+H)
+。
【0788】
【化235】
[この文献は図面を表示できません]
【0789】
2−メチル−7−((4−(ピリジン−4−イル)ピペラジン−1−イル)メチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(202):
還元的アミノ化のための一般的手順において、20および1−(ピリジン−4−イル)ピペラジンを用いて、融点129.9〜134.4℃の白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.43(d,J=6.82Hz,3H)1.99−2.12(m,1H)2.99−3.74(m,6H)4.21−4.38(m,3H)4.64−4.77(m,1H)6.96(d,J=8.08Hz,1H)7.01−7.17(m,2H)7.26(d,J=7.83Hz,2H)8.38(d,J=7.58Hz,2H)10.87(s,1H)。ESI−MS:m/z 339.1(M+H)
+。
【0790】
【化236】
[この文献は図面を表示できません]
【0791】
7−((4−(1H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−イル)ピペリジン−1−イル)メチル)−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(203):
還元的アミノ化のための一般的手順において、20および2−(ピペリジン−4−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾールを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.33−1.50(m,3H)1.94−2.13(m,2H)2.13−2.29(m,1H)2.29−2.43(m,2H)3.04−3.26(m,2H)3.28−3.48(m,1H)3.48−3.67(m,2H)4.18−4.35(m,2H)4.72(q,J=6.82Hz,1H)6.87−7.02(m,1H)7.02−7.19(m,2H)7.32−7.52(m,2H)7.64−7.78(m,2H)10.82−10.92(m,1H)。ESI−MS:m/z 377.1(M+H)
+。
【0792】
【化237】
[この文献は図面を表示できません]
【0793】
7−((4−(2−アミノフェニル)ピペリジン−1−イル)メチル)−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(204):
還元的アミノ化のための一般的手順において、20および2−(ピペラジン−1−イル)アニリンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.31−1.44(m,3H)1.61−1.82(m,2H)1.95(d,J=13.39Hz,2H)2.90−3.13(m,3H)3.35−3.48(m,2H)4.25(s,2H)4.53−4.69(m,1H)6.40(d,J=7.58Hz,1H)6.57(t,J=7.07Hz,1H)6.77−6.86(m,1H)6.86−7.02(m,4H)8.31−8.50(m,1H)8.53−8.70(m,1H)10.61(s,1H)。ESI−MS:m/z 352.2(M+H)
+。
【0794】
【化238】
[この文献は図面を表示できません]
【0795】
メチル 3−(1−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−7−イル)メチル)ピペリジン−4−イル)ベンゾエート(205):
還元的アミノ化のための一般的手順において、20およびメチル 3−(ピペリジン−4−イル)ベンゾエートを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.39−1.49(m,3H)1.79−1.95(m,2H)1.95−2.06(m,2H)2.85−2.97(m,1H)2.97−3.13(m,2H)3.40−3.52(m,2H)3.81−3.90(m,3H)4.21−4.31(m,2H)4.67−4.78(m,1H)6.88−7.03(m,1H)7.10(dd,J=8.08,1.77Hz,1H)7.16(d,J=1.52Hz,1H)7.44−7.56(m,2H)7.79−7.89(m,2H)10.81−10.90(m,1H)。ESI−MS:m/z 395.4(M+H)
+。
【0796】
【化239】
[この文献は図面を表示できません]
【0797】
2−メチル−7−((4−(4−(トリフルオロメチル)フェニル)ピペリジン−1−イル)メチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(206):
還元的アミノ化のための一般的手順において、20および4−(4−(トリフルオロメチル)フェニル)ピペリジンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.35−1.50(m,3H)1.77−1.95(m,2H)1.95−2.10(m,2H)2.85−3.13(m,3H)3.47(d,J=11.62Hz,2H)4.19−4.32(m,2H)4.65−4.79(m,1H)6.90−7.02(m,1H)7.10(dd,J=8.08,1.77Hz,1H)7.14−7.20(m,1H)7.46(d,J=8.08Hz,2H)7.62−7.78(m,2H)10.86(s,1H)。ESI−MS:m/z 405.4(M+H)
+。
【0798】
【化240】
[この文献は図面を表示できません]
【0799】
メチル 4−(1−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−7−イル)メチル)ピペリジン−4−イル)ベンゾエート(207):
還元的アミノ化のための一般的手順において、20およびメチル 4−(ピペリジン−4−イル)ベンゾエートを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.37−1.50(m,3H)1.76−1.93(m,2H)2.00(br.s.,2H)2.83−2.95(m,1H)2.95−3.11(m,2H)3.40−3.51(m,2H)3.77−3.88(m,3H)4.21−4.30(m,2H)4.67−4.76(m,1H)6.89−7.00(m,1H)7.09(dd,J=7.96,1.89Hz,1H)7.13−7.19(m,1H)7.37(d,J=8.34Hz,2H)7.88−7.99(m,2H)10.85(s,1H)。ESI−MS:m/z 395.4(M+H)
+。
【0800】
【化241】
[この文献は図面を表示できません]
【0801】
3−(1−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−7−イル)メチル)ピペリジン−4−イル)安息香酸(208):
カルボン酸エステルの加水分解のための一般的手順において、205を用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.35−1.52(m,3H)1.86−2.02(m,2H)2.06−2.27(m,2H)2.78−3.08(m,2H)3.39(br.s.,2H)4.13−4.26(m,2H)4.62−4.77(m,1H)6.91−7.04(m,1H)7.23(dd,J=8.08,1.77Hz,1H)7.30−7.40(m,1H)7.40−7.56(m,2H)7.75−7.87(m,2H)10.88(s,1H)11.37(br.s.,1H)13.00(br.s.,1H)。ESI−MS:m/z 381.4(M+H)
+。
【0802】
【化242】
[この文献は図面を表示できません]
【0803】
7−((4−(2−ヒドロキシフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(209):
還元的アミノ化のための一般的手順において、20およびメチル 2−(ピペラジン−1−イル)フェノールを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.44(d,J=6.82Hz,3H)2.87(t,J=11.87Hz,2H)3.11−3.27(m,2H)3.32−3.55(m,4H)4.25−4.38(m,2H)4.66−4.77(m,1H)6.70−6.84(m,2H)6.84−6.92(m,2H)6.97(d,J=8.08Hz,1H)7.12(dd,J=8.08,1.77Hz,1H)7.17(d,J=1.52Hz,1H)9.77(br.s.,1H)10.87(s,1H)。ESI−MS:m/z 354.4(M+H)
+。
【0804】
【化243】
[この文献は図面を表示できません]
【0805】
4−(1−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−7−イル)メチル)ピペリジン−4−イル)安息香酸(210):
カルボン酸エステルの加水分解のための一般的手順において、207を用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.44(d,J=6.82Hz,3H)1.89−2.07(m,4H)2.81−3.10(m,2H)3.38−3.49(m,2H)4.23(d,J=4.80Hz,2H)4.72(q,J=6.74Hz,1H)6.96(d,J=8.08Hz,1H)7.15(dd,J=8.08,1.52Hz,1H)7.24(s,1H)7.35(d,J=8.59Hz,2H)7.85−7.99(m,2H)10.16(br.s.,1H)10.85(s,1H)12.89(br.s.,1H)。ESI−MS:m/z 381.4(M+H)
+。
【0806】
【化244】
[この文献は図面を表示できません]
【0807】
6−((4−(2−アミノフェニル)ピペリジン−1−イル)メチル)−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(211):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13および2−(ピペラジン−1−イル)アニリンを用いて、薄灰色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.39(d,J=6.82Hz,3H)1.72(q,J=11.87Hz,2H)1.89−2.02(m,2H)2.90−3.12(m,3H)3.42(d,J=12.38Hz,2H)4.27(s,2H)4.60(q,J=6.74Hz,1H)6.38(d,J=7.58Hz,1H)6.57(t,J=7.07Hz,1H)6.80−7.03(m,5H)8.31−8.48(m,1H)8.52−8.68(m,1H)10.64(s,1H)。ESI−MS:m/z 352.4(M+H)
+。
【0808】
【化245】
[この文献は図面を表示できません]
【0809】
メチル 3−(1−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペリジン−4−イル)ベンゾエート(212):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13およびメチル 3−(ピペリジン−4−イル)ベンゾエートを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.37−1.48(m,3H)1.78−1.95(m,2H)1.95−2.06(m,2H)2.83−2.98(m,1H)2.98−3.14(m,2H)3.38−3.54(m,2H)3.80−3.90(m,3H)4.28(d,J=5.05Hz,2H)4.66−4.78(m,1H)6.95−7.16(m,3H)7.43−7.58(m,2H)7.79−7.90(m,2H)9.42(br.s.,1H)10.93(s,1H)。ESI−MS:m/z 395.4(M+H)
+。
【0810】
【化246】
[この文献は図面を表示できません]
【0811】
2−メチル−6−((4−(4−(トリフルオロメチル)フェニル)ピペリジン−1−イル)メチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(213):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13および4−(4−(トリフルオロメチル)フェニル)ピペリジンを用いて、融点216.7〜218.0℃のオフホワイトの固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.37−1.50(m,3H)1.76−1.95(m,2H)1.95−2.11(m,2H)2.84−2.99(m,1H)2.99−3.14(m,2H)3.39−3.55(m,2H)4.28(d,J=4.80Hz,2H)4.64−4.78(m,1H)6.97−7.17(m,3H)7.46(d,J=8.08Hz,2H)7.61−7.78(m,2H)10.89−11.00(m,1H)。ESI−MS:m/z 405.4(M+H)
+。
【0812】
【化247】
[この文献は図面を表示できません]
【0813】
メチル 4−(1−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペリジン−4−イル)ベンゾエート(214):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13およびメチル 4−(ピペリジン−4−イル)ベンゾエートを用いて、オフホワイトの固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.37−1.48(m,3H)1.82−2.05(m,4H)2.82−2.96(m,1H)2.96−3.12(m,2H)3.38−3.51(m,2H)3.85(s,3H)4.25(d,J=5.05Hz,2H)4.66−4.78(m,1H)6.97−7.20(m,3H)7.38(d,J=8.34Hz,2H)7.95(d,2H)10.87−11.00(m,1H)。ESI−MS:m/z 395.5(M+H)
+。
【0814】
【化248】
[この文献は図面を表示できません]
【0815】
3−(1−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペリジン−4−イル)安息香酸(215):
カルボン酸エステルの加水分解のための一般的手順において、212を用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.39−1.49(m,3H)1.76−1.94(m,2H)1.94−2.09(m,2H)2.82−3.14(m,3H)3.40−3.53(m,2H)4.28(d,J=4.80Hz,2H)4.67−4.79(m,1H)7.01(s,1H)7.04−7.11(m,2H)7.43−7.54(m,2H)7.77−7.87(m,2H)9.25−9.42(m,1H)10.94(s,1H)。ESI−MS:m/z 381.4(M+H)
+。
【0816】
【化249】
[この文献は図面を表示できません]
【0817】
4−(1−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペリジン−4−イル)安息香酸(216):
カルボン酸エステルの加水分解のための一般的手順において、214を用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.38−1.49(m,3H)1.74−1.95(m,2H)1.95−2.12(m,2H)2.81−2.97(m,1H)2.99−3.14(m,2H)3.39−3.54(m,2H)4.22−4.32(m,2H)4.66−4.77(m,1H)6.96−7.11(m,3H)7.35(d,J=8.34Hz,2H)7.86−7.98(m,2H)9.45(br.s.,1H)10.89−10.99(m,1H)。ESI−MS:m/z 381.4(M+H)
+。
【0818】
【化250】
[この文献は図面を表示できません]
【0819】
エチル 4−(4−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾエート(217):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13およびエチル 4−(ピペラジン−1−イル)ベンゾエートを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.22−1.33(m,3H)1.36−1.46(m,3H)2.41−2.49(m,3H)3.23−3.36(m,5H)3.38−3.48(m,2H)4.23(q,J=7.07Hz,2H)4.64(q,J=6.74Hz,1H)6.80−7.02(m,5H)7.77(d,J=9.09Hz,2H)10.62(s,1H)。ESI−MS:m/z 410.4(M+H)
+。
【0820】
【化251】
[この文献は図面を表示できません]
【0821】
6−((4−(4−アセチルフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(218):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13および1−(4−(ピペラジン−1−イル)フェニル)エタノンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.41(d,J=6.82Hz,3H)2.40−2.49(m,7H)3.27−3.37(m,4H)3.38−3.48(m,2H)4.58−4.70(m,1H)6.80−7.02(m,5H)7.79(d,J=9.09Hz,2H)10.62(s,1H)。ESI−MS:m/z 380.4(M+H)
+。
【0822】
【化252】
[この文献は図面を表示できません]
【0823】
4−(4−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾニトリル(219):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13および4−(ピペラジン−1−イル)ベンゾニトリルを用いて、融点266.4〜268.0℃の白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.38−1.49(m,3H)3.02−3.16(m,2H)3.16−3.29(m,2H)3.30−3.36(m,1H)4.07(d,J=13.39Hz,2H)4.23−4.34(m,2H)4.65−4.77(m,1H)6.99−7.20(m,5H)7.66(d,J=8.84Hz,2H)10.54(br.s.,1H)10.94(s,1H)。ESI−MS:m/z 363.4(M+H)
+。
【0824】
【化253】
[この文献は図面を表示できません]
【0825】
メチル 4−(4−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾエート(220):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13およびメチル 4−(ピペラジン−1−イル)ベンゾエートを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.42(d,3H)3.00−3.22(m,3H)3.40(br.s.,2H)3.79(s,3H)4.07(br.s.,2H)4.32(br.s.,2H)4.66−4.78(m,1H)6.96−7.11(m,5H)7.84(d,J=8.84Hz,2H)9.94(br.s.,1H)10.95(s,1H)。ESI−MS:m/z 396.4(M+H)
+。
【0826】
【化254】
[この文献は図面を表示できません]
【0827】
2−メチル−6−((4−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)ピペラジン−1−イル)メチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(221):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13および1−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)ピペラジンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.44(d,J=6.82Hz,3H)3.07−3.20(m,2H)3.40(br.s.,3H)3.91−4.05(m,2H)4.31(d,J=5.05Hz,2H)4.72(q,J=6.74Hz,1H)7.00−7.11(m,2H)7.16(d,J=8.08Hz,2H)7.21−7.32(m,2H)7.42−7.54(m,1H)10.43(br.s.,1H)10.95(s,1H)。ESI−MS:m/z 406.4(M+H)
+。
【0828】
【化255】
[この文献は図面を表示できません]
【0829】
2−メチル−6−((4−(4−(トリフルオロメチル)フェニル)ピペラジン−1−イル)メチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(222):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13および1−(4−(トリフルオロメチル)フェニル)ピペラジンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.41(d,J=6.82Hz,3H)2.43−2.49(m,4H)3.22−3.30(m,4H)3.38−3.49(m,2H)4.64(q,J=6.74Hz,1H)6.79−6.95(m,3H)7.04(d,J=8.84Hz,2H)7.43−7.55(m,2H)10.62(s,1H)。ESI−MS:m/z 406.4(M+H)
+。
【0830】
【化256】
[この文献は図面を表示できません]
【0831】
N−メチル−4−(4−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ベンズアミド(223):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、50およびメチルアミンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.39(d,3H)2.47(d,J=4.80Hz,4H)2.73(d,J=4.29Hz,3H)3.18−3.28(m,4H)3.38−3.47(m,2H)4.64(q,J=6.82Hz,1H)6.79−7.01(m,5H)7.69(d,J=9.09Hz,2H)8.14(q,J=4.29Hz,1H)10.63(s,1H)。ESI−MS:m/z 395.4(M+H)
+。
【0832】
【化257】
[この文献は図面を表示できません]
【0833】
N−エチル−4−(4−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ベンズアミド(224):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、50およびエチルアミンを用いて、融点250.2〜255.7℃の白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.09(t,J=7.07Hz,3H)1.41(d,J=6.82Hz,3H)2.44−2.48(m,4H)3.16−3.29(m,6H)3.38−3.46(m,2H)4.57−4.71(m,1H)6.81−6.98(m,5H)7.71(d,J=8.84Hz,2H)8.18(t,J=5.56Hz,1H)10.64(s,1H)。ESI−MS:m/z 409.4(M+H)
+。
【0834】
【化258】
[この文献は図面を表示できません]
【0835】
N−イソプロピル−4−(4−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ベンズアミド(225):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、50およびイソプロピルアミンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.08−1.17(m,6H)1.41(d,J=6.82Hz,3H)2.44−2.48(m,4H)3.18−3.28(m,4H)3.42(s,2H)3.97−4.15(m,1H)4.58−4.70(m,1H)6.80−6.97(m,5H)7.66−7.77(m,2H)7.91(d,J=7.83Hz,1H)10.57−10.68(m,1H)。ESI−MS:m/z 423.5(M+H)
+。
【0836】
【化259】
[この文献は図面を表示できません]
【0837】
N−(シクロプロピルメチル)−4−(4−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ベンズアミド(226):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、50およびシクロプロピルメタンアミンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 0.16−0.23(m,2H)0.36−0.44(m,2H)0.92−1.05(m,1H)1.41(d,J=6.57Hz,3H)2.44−2.48(m,4H)3.10(t,J=6.32Hz,2H)3.18−3.29(m,4H)3.42(s,2H)4.58−4.71(m,1H)6.79−6.99(m,5H)7.73(d,J=8.84Hz,2H)8.27(t,J=5.68Hz,1H)10.63(s,1H)。ESI−MS:m/z 435.5(M+H)
+。
【0838】
【化260】
[この文献は図面を表示できません]
【0839】
2−メチル−6−((4−(4−(メチルスルホニル)フェニル)ピペラジン−1−イル)メチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(227):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13および1−(4−(メチルスルホニル)フェニル)ピペラジンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.36−1.48(m,3H)2.42−2.49(m,4H)3.08(s,3H)3.31(br.s.,2H)3.37−3.47(m,2H)4.57−4.69(m,1H)6.80−6.96(m,3H)7.00−7.12(m,2H)7.60−7.73(m,2H)10.62(s,1H)。ESI−MS:m/z 416.5(M+H)
+。
【0840】
【化261】
[この文献は図面を表示できません]
【0841】
6−((4−(4−tert−ブチルフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(228):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13および1−(4−tert−ブチルフェニル)ピペラジンを用いて、オフホワイトの固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.16−1.25(m,9H)1.36−1.43(m,3H)2.45−2.49(m,3H)3.00−3.15(m,4H)3.37−3.46(m,2H)4.54−4.69(m,1H)6.77−6.95(m,5H)7.15−7.26(m,2H)10.61(s,1H)。ESI−MS:m/z 394.5(M+H)
+。
【0842】
【化262】
[この文献は図面を表示できません]
【0843】
2−メチル−6−((4−(5−メチルピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)メチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(229):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13および1−(5−メチルピリジン−2−イル)ピペラジンを用いて、淡いベージュ色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.36−1.44(m,3H)2.13(s,3H)2.42(t,J=4.80Hz,4H)3.35−3.47(m,6H)4.50−4.74(m,1H)6.73(d,J=8.59Hz,1H)6.79−6.94(m,3H)7.36(dd,J=8.59,2.02Hz,1H)7.89−7.97(m,1H)10.61(s,1H)。ESI−MS:m/z 353.4(M+H)
+。
【0844】
【化263】
[この文献は図面を表示できません]
【0845】
2−メチル−6−((4−(5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)メチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(230):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13および1−(5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)ピペラジンを用いて、淡いベージュ色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.37−1.44(m,3H)2.42(t,J=4.93Hz,4H)3.37−3.50(m,2H)3.55−3.69(m,4H)4.56−4.71(m,1H)6.81−6.99(m,4H)7.78(dd,J=9.09,2.53Hz,1H)8.30−8.46(m,1H)10.62(s,1H)。ESI−MS:m/z 406.4(M+H)
+。
【0846】
【化264】
[この文献は図面を表示できません]
【0847】
6−(4−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ニコチノニトリル(231):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13および6−(ピペラジン−1−イル)ニコチノニトリルを用いて、オフホワイトの固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.42(d,3H)2.35−2.46(m,4H)3.36−3.45(m,2H)3.59−3.69(m,4H)4.64(q,J=6.74Hz,1H)6.80−6.95(m,4H)7.84(dd,J=9.09,2.53Hz,1H)8.47(d,J=1.77Hz,1H)10.62(s,1H)。ESI−MS:m/z 364.4(M+H)
+。
【0848】
【化265】
[この文献は図面を表示できません]
【0849】
メチル 6−(4−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ニコチネート(232):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13およびメチル 6−(ピペラジン−1−イル)ニコチネートを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.37−1.49(m,3H)2.98−3.16(m,2H)3.16−3.30(m,2H)3.33−3.49(m,2H)3.73−3.85(m,3H)4.23−4.34(m,2H)4.50−4.64(m,2H)4.71(q,J=6.82Hz,1H)6.92−7.11(m,4H)7.98−8.09(m,1H)8.68(d,J=2.27Hz,1H)10.94(s,1H)。ESI−MS:m/z 397.4(M+H)
+。
【0850】
【化266】
[この文献は図面を表示できません]
【0851】
6−(4−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ニコチン酸(233):
カルボン酸エステルの加水分解のための一般的手順において、232を用いて、融点242.6〜248.4℃の淡黄色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.37−1.46(m,3H)2.35−2.47(m,4H)3.38−3.50(m,2H)3.52−3.75(m,4H)4.64(q,J=6.65Hz,1H)6.74−7.01(m,4H)7.92(dd,J=9.09,2.27Hz,1H)8.61(d,J=2.02Hz,1H)10.62(s,1H)12.36−12.66(m,1H)。ESI−MS:m/z 383.4(M+H)
+。
【0852】
【化267】
[この文献は図面を表示できません]
【0853】
N−(シクロプロピルメチル)−6−(4−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ニコチンアミド(234):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、233およびシクロプロピルメタンアミンを用いて、オフホワイトの固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 0.13−0.25(m,2H)0.36−0.46(m,2H)0.92−1.05(m,1H)1.41(d,J=6.82Hz,3H)2.36−2.46(m,4H)3.10(t,J=6.19Hz,2H)3.38−3.46(m,2H)3.52−3.63(m,4H)4.56−4.72(m,1H)6.77−6.97(m,4H)7.95(dd,J=9.09,2.53Hz,1H)8.34(t,J=5.68Hz,1H)8.59(d,J=2.27Hz,1H)10.63(s,1H)。ESI−MS:m/z 436.5(M+H)
+。
【0854】
【化268】
[この文献は図面を表示できません]
【0855】
N−メチル−6−(4−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ニコチンアミド(235):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、232およびメチルアミンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.41(d,J=6.57Hz,3H)2.36−2.46(m,4H)2.74(d,J=4.55Hz,3H)3.37−3.45(m,2H)3.51−3.63(m,4H)4.64(q,J=6.82Hz,1H)6.76−6.94(m,4H)7.91(dd,J=8.97,2.40Hz,1H)8.16−8.25(m,1H)8.56(d,J=2.27Hz,1H)10.62(s,1H)。ESI−MS:m/z 396.4(M+H)
+。
【0856】
【化269】
[この文献は図面を表示できません]
【0857】
N−エチル−6−(4−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ニコチンアミド(236):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、232およびエチルアミンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.03−1.15(m,3H)1.41(d,J=6.82Hz,3H)2.35−2.46(m,4H)3.18−3.29(m,2H)3.41(s,2H)3.49−3.65(m,4H)4.64(q,1H)6.76−6.95(m,4H)7.93(dd,J=8.97,2.40Hz,1H)8.23(t,J=5.43Hz,1H)8.57(d,J=2.27Hz,1H)10.62(s,1H)。ESI−MS:m/z 410.4(M+H)
+。
【0858】
【化270】
[この文献は図面を表示できません]
【0859】
エチル 6−(4−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ニコチネート(237):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13およびエチル 6−(ピペラジン−1−イル)ニコチネートを用いて、薄黄色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.23−1.33(m,3H)1.36−1.45(m,3H)2.42(t,J=4.80Hz,4H)3.37−3.47(m,2H)3.58−3.71(m,4H)4.24(q,J=7.07Hz,2H)4.64(q,1H)6.80−6.98(m,4H)7.93(dd,J=9.09,2.27Hz,1H)8.57−8.68(m,1H)10.63(s,1H)。ESI−MS:m/z 411.4(M+H)
+。
【0860】
【化271】
[この文献は図面を表示できません]
【0861】
N−イソプロピル−6−(4−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ニコチンアミド(238):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、232およびイソプロピルアミンを用いて、オフホワイトの固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.14(d,J=6.57Hz,6H)1.41(d,J=6.82Hz,3H)2.37−2.46(m,4H)3.37−3.46(m,2H)3.51−3.63(m,4H)3.99−4.14(m,1H)4.58−4.69(m,1H)6.76−6.95(m,4H)7.88−8.01(m,2H)8.57(d,J=2.27Hz,1H)10.62(s,1H)。ESI−MS:m/z 424.5(M+H)
+。
【0862】
【化272】
[この文献は図面を表示できません]
【0863】
6−(イソインドリン−2−イルメチル)−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(239):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13およびイソインドリンを用いて、黄褐色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.31−1.48(m,3H)3.71−3.87(m,6H)4.64(q,J=6.82Hz,1H)6.83−6.99(m,3H)7.10−7.29(m,4H)10.62(s,1H)。ESI−MS:m/z 295.3(M+H)
+。
【0864】
【化273】
[この文献は図面を表示できません]
【0865】
2−メチル−6−((5−ニトロイソインドリン−2−イル)メチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(240):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13および5−ニトロイソインドリンを用いて、薄黄色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.35−1.47(m,3H)3.73−3.83(m,2H)3.86−3.99(m,4H)4.58−4.69(m,1H)6.88−6.97(m,3H)7.51(d,J=8.08Hz,1H)8.04−8.18(m,2H)10.63(s,1H)。ESI−MS:m/z 340.3(M+H)
+。
【0866】
【化274】
[この文献は図面を表示できません]
【0867】
6−((5−フルオロイソインドリン−2−イル)メチル)−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(241):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13および5−フルオロイソインドリンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.37−1.50(m,3H)4.43−4.65(m,5H)4.72(q,J=6.74Hz,1H)7.02−7.17(m,3H)7.17−7.36(m,2H)7.44(dd,J=8.21,5.18Hz,1H)10.94(s,2H)。ESI−MS:m/z 313.3(M+H)
+。
【0868】
【化275】
[この文献は図面を表示できません]
【0869】
N−(2−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)イソインドリン−5−イル)アセトアミド(242):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13およびN−(イソインドリン−5−イル)アセトアミドを用いて、オフホワイトの固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.41(d,J=6.82Hz,3H)2.01(s,3H)3.68−3.84(m,6H)4.64(q,J=6.82Hz,1H)6.84−6.99(m,3H)7.12(d,J=8.08Hz,1H)7.27−7.38(m,1H)7.49(s,1H)9.88(s,1H)10.63(s,1H)。ESI−MS:m/z 352.4(M+H)
+。
【0870】
【化276】
[この文献は図面を表示できません]
【0871】
N−(2−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)イソインドリン−5−イル)シクロプロパンカルボキサミド(243):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13およびN−(イソインドリン−5−イル)シクロプロパンカルボキサミドを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 0.72−0.87(m,4H)1.44(d,J=6.82Hz,3H)1.71−1.84(m,1H)4.40−4.66(m,6H)4.66−4.80(m,1H)7.01−7.17(m,3H)7.31(d,J=8.34Hz,1H)7.47(dd,J=8.46,1.64Hz,1H)7.73(s,1H)10.35(s,1H)10.93(s,1H)。ESI−MS:m/z 378.4(M+H)
+。
【0872】
【化277】
[この文献は図面を表示できません]
【0873】
N−(2−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)イソインドリン−5−イル)ベンズアミド(244):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13およびN−(イソインドリン−5−イル)ベンズアミドを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.45(d,J=6.82Hz,3H)4.54(d,J=5.05Hz,6H)4.72(q,J=6.74Hz,1H)7.01−7.11(m,2H)7.11−7.19(m,1H)7.38(d,J=8.34Hz,1H)7.48−7.72(m,4H)7.86−8.00(m,3H)10.41(s,1H)10.94(s,1H)。ESI−MS:m/z 414.4(M+H)
+。
【0874】
【化278】
[この文献は図面を表示できません]
【0875】
N−(4−(4−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)フェニル)アセトアミド(245):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13およびN−(4−(ピペラジン−1−イル)フェニル)アセトアミドを用いて、オフホワイトの固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.38−1.50(m,3H)1.99(s,3H)2.87−3.04(m,2H)3.04−3.25(m,2H)3.35−3.47(m,1H)3.67−3.78(m,2H)4.30(br.s.,2H)4.71(q,J=6.65Hz,1H)6.91(d,J=8.84Hz,2H)7.06(d,J=10.61Hz,2H)7.10−7.19(m,1H)7.45(d,J=8.84Hz,2H)9.78(s,1H)10.15(br.s.,1H)10.94(s,1H)。ESI−MS:m/z 395.4(M+H)
+。
【0876】
【化279】
[この文献は図面を表示できません]
【0877】
N−(4−(4−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)フェニル)プロピオンアミド(246):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13およびN−(4−(ピペラジン−1−イル)フェニル)プロピオンアミドを用いて、オフホワイトの固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.00−1.10(m,3H)1.41(d,J=6.82Hz,3H)2.25(q,J=7.58Hz,2H)2.44−2.49(m,3H)2.98−3.11(m,4H)3.37−3.46(m,2H)4.64(q,J=6.74Hz,1H)6.80−6.94(m,5H)7.41(d,J=9.09Hz,2H)9.61(s,1H)10.61(s,1H)。ESI−MS:m/z 409.4(M+H)
+。
【0878】
【化280】
[この文献は図面を表示できません]
【0879】
N−(4−(4−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)フェニル)シクロプロパンカルボキサミド(247):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13およびN−(4−(ピペラジン−1−イル)フェニル)シクロプロパンカルボキサミドを用いて、オフホワイトの固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 0.67−0.80(m,4H)1.41(d,J=6.82Hz,3H)1.65−1.79(m,1H)2.44−2.49(m,3H)3.05(br.s.,4H)3.37−3.45(m,2H)4.64(q,J=6.82Hz,1H)6.80−6.94(m,5H)7.41(d,J=9.09Hz,2H)9.93(s,1H)10.61(s,1H)。ESI−MS:m/z 421.5(M+H)
+。
【0880】
【化281】
[この文献は図面を表示できません]
【0881】
N−(4−(4−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)フェニル)ベンズアミド(248):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13およびN−(4−(ピペラジン−1−イル)フェニル)ベンズアミドを用いて、オフホワイトの固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.36−1.47(m,3H)3.09(d,J=4.55Hz,4H)3.38−3.47(m,2H)4.58−4.70(m,1H)6.80−6.99(m,5H)7.45−7.65(m,5H)7.86−7.99(m,2H)10.05(s,1H)10.62(s,1H)。ESI−MS:m/z 457.5(M+H)
+。
【0882】
【化282】
[この文献は図面を表示できません]
【0883】
(S)−N−エチル−4−(4−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ベンズアミド(249):
224のキラルHPLC分離で、淡いベージュ色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.09(t,J=7.20Hz,3H)1.41(d,J=6.82Hz,3H)2.45−2.49(m,4H)3.17−3.29(m,6H)3.42(s,2H)4.58−4.71(m,1H)6.82−6.98(m,5H)7.71(d,J=8.84Hz,2H)8.17(t,J=5.56Hz,1H)10.56−10.66(m,1H)。ESI−MS:m/z 409.4(M+H)
+。
【0884】
【化283】
[この文献は図面を表示できません]
【0885】
(R)−N−エチル−4−(4−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ベンズアミド(250):
224のキラルHPLC分離で、淡いベージュ色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.09(t,J=7.20Hz,3H)1.41(d,J=6.82Hz,3H)2.45−2.49(m,4H)3.17−3.29(m,6H)3.42(s,2H)4.58−4.71(m,1H)6.82−6.98(m,5H)7.71(d,J=8.84Hz,2H)8.17(t,J=5.56Hz,1H)10.56−10.66(m,1H)。ESI−MS:m/z 409.4(M+H)
+。
【0886】
【化284】
[この文献は図面を表示できません]
【0887】
メチル 2−(4−ホルミル−2−メチル−6−ニトロフェノキシ)プロパノエート(251):
置換2−ニトロフェノールのアルキル化の一般的手順において、フェノールとして4−ヒドロキシ−3−メチル−5−ニトロベンズアルデヒド、およびアルキル化剤としてメチル−2−ブロモプロパノエートを用いて、薄黄褐色の固体が得られる:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.49−1.56(m,3H)2.42(s,3H)3.62(s,3H)4.82(q,J=6.82Hz,1H)8.10(d,J=1.52Hz,1H)8.29(d,J=1.52Hz,1H)9.98(s,1H)。ESI−MS:m/z 268.2(M+H)
+。
【0888】
【化285】
[この文献は図面を表示できません]
【0889】
2,8−ジメチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−カルバルデヒド(252):
ニトロ基の還元およびそれに続く閉環のための一般的手順において、メチル 2−(4−ホルミル−2−メチル−6−ニトロフェノキシ)プロパノエートを用いて、黄褐色の固体が得られる:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.46(d,J=6.82Hz,3H)2.24(s,3H)4.83(q,J=6.82Hz,1H)7.24(d,J=1.52Hz,1H)7.44(d,J=1.26Hz,1H)9.79−9.83(m,1H)10.90(s,1H)。ESI−MS:m/z 206.2(M+H)
+。
【0890】
【化286】
[この文献は図面を表示できません]
【0891】
4−(4−((2,8−ジメチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾニトリル(253):
還元的アミノ化のための一般的手順において、252および4−(ピペラジン−1−イル)ベンゾニトリルを用いて、オフホワイトの固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.37−1.43(m,3H)2.15(s,3H)2.40−2.48(m,4H)3.28−3.33(m,4H)3.37(s,2H)4.58−4.66(m,1H)6.66−6.81(m,2H)7.00(d,J=9.09Hz,2H)7.58(d,J=9.09Hz,2H)10.56(s,1H)。ESI−MS:m/z 377.4(M+H)
+。
【0892】
【化287】
[この文献は図面を表示できません]
【0893】
6−(4−((2,8−ジメチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ニコチノニトリル(254):
還元的アミノ化のための一般的手順において、252および6−(ピペラジン−1−イル)ニコチノニトリルを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.35−1.45(m,3H)2.15(s,3H)2.41(t,J=4.93Hz,4H)3.36(s,2H)3.59−3.69(m,4H)4.63(q,J=6.82Hz,1H)6.65−6.79(m,2H)6.91(d,J=9.35Hz,1H)7.84(dd,J=9.09,2.27Hz,1H)8.47(d,J=1.77Hz,1H)10.56(s,1H)。ESI−MS:m/z 378.4(M+H)
+。
【0894】
【化288】
[この文献は図面を表示できません]
【0895】
エチル 4−(4−((2,8−ジメチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾエート(255):
還元的アミノ化のための一般的手順において、252およびエチル 4−(ピペラジン−1−イル)ベンゾエートを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.28(t,J=7.20Hz,3H)1.37−1.45(m,3H)2.16(s,3H)2.46(br.s.,3H)3.30(br.s.,4H)3.37(br.s.,2H)4.23(q,J=7.07Hz,2H)4.57−4.69(m,1H)6.74(d,J=10.36Hz,2H)6.90−7.03(m,2H)7.73−7.83(m,2H)10.57(s,1H)。ESI−MS:m/z 424.5(M+H)
+。
【0896】
【化289】
[この文献は図面を表示できません]
【0897】
エチル 6−(4−((2,8−ジメチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ニコチネート(256):
還元的アミノ化のための一般的手順において、252およびエチル 6−(ピペラジン−1−イル)ニコチネートを用いて、融点206.0〜206.5℃のオフホワイトの固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.28(t,J=7.07Hz,3H)1.37−1.44(m,3H)2.16(s,3H)2.42(t,J=4.80Hz,4H)3.37(s,2H)3.59−3.69(m,4H)4.24(q,J=7.07Hz,2H)4.58−4.68(m,1H)6.69−6.78(m,2H)6.86(d,J=8.84Hz,1H)7.93(dd,J=9.09,2.53Hz,1H)8.60−8.66(m,1H)10.57(s,1H)。ESI−MS:m/z 425.4(M+H)
+。
【0898】
【化290】
[この文献は図面を表示できません]
【0899】
4−(4−((2,8−ジメチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−N−メチルベンズアミド(257):
カルボン酸エステルの加水分解のための一般的手順において、255を用い、続いて、カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、得られた酸をメチルアミンと反応させることで、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.41(d,J=6.82Hz,3H)2.16(s,3H)2.41−2.49(m,4H)2.73(d,J=4.29Hz,3H)3.19−3.27(m,4H)3.37(s,2H)4.63(q,J=6.82Hz,1H)6.74(d,J=9.35Hz,2H)6.92(d,J=9.09Hz,2H)7.70(d,J=9.09Hz,2H)8.06−8.20(m,1H)10.55(s,1H)。ESI−MS:m/z 409.4(M+H)
+。
【0900】
【化291】
[この文献は図面を表示できません]
【0901】
4−(4−((2,8−ジメチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−N−エチルベンズアミド(258):
カルボン酸エステルの加水分解のための一般的手順において、255を用い、続いて、カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、得られた酸をエチルアミンと反応させることで、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.09(t,J=7.20Hz,3H)1.41(d,J=6.82Hz,3H)2.16(s,3H)2.42−2.48(m,4H)3.19−3.29(m,6H)3.37(s,2H)4.63(q,J=6.82Hz,1H)6.74(d,J=9.35Hz,2H)6.92(d,J=9.09Hz,2H)7.71(d,J=8.84Hz,2H)8.17(t,J=5.56Hz,1H)10.55(s,1H)。ESI−MS:m/z 423.5(M+H)
+。
【0902】
【化292】
[この文献は図面を表示できません]
【0903】
N−シクロプロピル−4−(4−((2,8−ジメチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ベンズアミド(259):
カルボン酸エステルの加水分解のための一般的手順において、255を用い、続いて、カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、得られた酸をシクロプロピルアミンと反応させることで、融点256.7〜262.8℃の白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 0.48−0.56(m,2H)0.61−0.69(m,2H)1.41(d,J=6.57Hz,3H)2.16(s,3H)2.41−2.48(m,4H)2.79(tq,J=7.39,3.83Hz,1H)3.18−3.27(m,4H)3.37(s,2H)4.56−4.68(m,1H)6.68−6.81(m,2H)6.91(d,J=9.09Hz,2H)7.69(d,J=8.84Hz,2H)8.13(d,J=4.04Hz,1H)10.55(s,1H)。ESI−MS:m/z 435.5(M+H)
+。
【0904】
【化293】
[この文献は図面を表示できません]
【0905】
6−(4−((2,8−ジメチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−N−メチルニコチンアミド(260):
カルボン酸エステルの加水分解のための一般的手順において、255を用い、続いて、カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、得られた酸をメチルアミンと反応させることで、淡いベージュ色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.41(d,J=6.82Hz,3H)2.16(s,3H)2.42(t,J=4.80Hz,4H)2.74(d,J=4.55Hz,3H)3.38(s,2H)3.48−3.66(m,4H)4.63(q,J=6.74Hz,1H)6.64−6.89(m,3H)7.91(dd,J=9.09,2.53Hz,1H)8.20(q,J=4.29Hz,1H)8.56(d,J=2.27Hz,1H)10.55(s,1H)。ESI−MS:m/z 410.4(M+H)
+。
【0906】
【化294】
[この文献は図面を表示できません]
【0907】
6−(4−((2,8−ジメチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−N−エチルニコチンアミド(261):
カルボン酸エステルの加水分解のための一般的手順において、255を用い、続いて、カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、得られた酸をエチルアミンと反応させることで、淡いベージュ色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.10(t,J=7.20Hz,3H)1.41(d,J=6.82Hz,3H)2.16(s,3H)2.42(t,J=4.80Hz,4H)3.19−3.29(m,2H)3.37(s,2H)3.49−3.65(m,4H)4.58−4.69(m,1H)6.68−6.88(m,3H)7.93(dd,J=8.97,2.40Hz,1H)8.23(t,J=5.56Hz,1H)8.57(d,J=2.27Hz,1H)10.55(s,1H)。ESI−MS:m/z 424.5(M+H)
+。
【0908】
【化295】
[この文献は図面を表示できません]
【0909】
N−シクロプロピル−6−(4−((2,8−ジメチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ニコチンアミド(262):
カルボン酸エステルの加水分解のための一般的手順において、255を用い、続いて、カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、得られた酸をシクロプロピルアミンと反応させることで、淡いベージュ色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 0.49−0.56(m,2H)0.62−0.70(m,2H)1.41(d,J=6.57Hz,3H)2.16(s,3H)2.35−2.45(m,4H)2.78(tq,J=7.28,3.82Hz,1H)3.36(s,2H)3.45−3.65(m,4H)4.63(q,J=6.82Hz,1H)6.64−6.87(m,3H)7.90(dd,J=8.97,2.40Hz,1H)8.20(d,J=3.79Hz,1H)8.54(d,J=2.27Hz,1H)10.55(s,1H)。ESI−MS:m/z 436.5(M+H)
+。
【0910】
【化296】
[この文献は図面を表示できません]
【0911】
6−((4−(4−クロロフェニル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−イル)メチル)−2,8−ジメチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(263):
還元的アミノ化のための一般的手順において、252および4−(4−クロロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.35−1.46(m,3H)2.16(s,3H)2.39−2.47(m,2H)2.57−2.66(m,2H)3.02(d,J=3.03Hz,2H)3.44(s,2H)4.63(q,J=6.82Hz,1H)6.14−6.24(m,1H)6.71−6.77(m,2H)7.33−7.41(m,2H)7.41−7.49(m,2H)10.50−10.60(m,1H)。ESI−MS:m/z 383.8(M+H)
+。
【0912】
【化297】
[この文献は図面を表示できません]
【0913】
メチル 2−(2−フルオロ−4−ホルミル−6−ニトロフェノキシ)プロパノエート(264):
置換2−ニトロフェノールのアルキル化の一般的手順において、フェノールとして3−フルオロ−4−ヒドロキシ−5−ニトロベンズアルデヒド、およびアルキル化剤としてメチル−2−ブロモプロパノエートを用いて、黄色の固体が得られる:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.56(d,J=6.57Hz,3H)3.66(s,3H)5.27(qd,J=6.78,1.64Hz,1H)8.10−8.18(m,1H)8.31−8.38(m,1H)9.95(d,J=2.02Hz,1H)。ESI−MS:m/z 272.1(M+H)
+。
【0914】
【化298】
[この文献は図面を表示できません]
【0915】
8−フルオロ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−カルバルデヒド(265):
ニトロ基の還元およびそれに続く閉環のための一般的手順において、メチル 2−(2−フルオロ−4−ホルミル−6−ニトロフェノキシ)プロパノエートを用いて、茶色の固体が得られる:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.46−1.53(m,3H)4.90−5.01(m,1H)7.26(s,1H)7.50(dd,J=10.36,1.26Hz,1H)9.83(s,1H)11.16(s,1H)。ESI−MS:m/z 210.1(M+H)
+。
【0916】
【化299】
[この文献は図面を表示できません]
【0917】
4−(4−((8−フルオロ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾニトリル(266):
還元的アミノ化のための一般的手順において、265および4−(ピペラジン−1−イル)ベンゾニトリルを用いて、薄茶色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.44(d,J=6.82Hz,3H)2.43−2.48(m,4H)3.31(br.s.,4H)3.42(s,2H)4.75(q,J=6.74Hz,1H)6.72(s,1H)6.84(dd,J=11.24,1.64Hz,1H)7.01(d,J=9.09Hz,2H)7.58(d,J=8.84Hz,2H)10.83(s,1H)。ESI−MS:m/z 381.4(M+H)
+。
【0918】
【化300】
[この文献は図面を表示できません]
【0919】
6−(4−((8−フルオロ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ニコチノニトリル(267):
還元的アミノ化のための一般的手順において、265および6−(ピペラジン−1−イル)ニコチノニトリルを用いて、薄茶色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.36−1.49(m,3H)2.42(t,J=4.67Hz,4H)3.42(s,2H)3.65(d,J=4.55Hz,4H)4.75(q,J=6.82Hz,1H)6.72(s,1H)6.79−6.99(m,2H)7.84(dd,J=9.09,2.27Hz,1H)8.47(d,J=2.02Hz,1H)10.83(s,1H)。ESI−MS:m/z 382.4(M+H)
+。
【0920】
【化301】
[この文献は図面を表示できません]
【0921】
6−((4−(4−クロロフェニル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−イル)メチル)−8−フルオロ−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(268):
還元的アミノ化のための一般的手順において、265および4−(4−クロロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンを用いて、融点214.1〜233.3℃の薄茶色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.20−1.33(m,1H)1.34−1.53(m,3H)2.38−2.48(m,2H)2.56−2.72(m,2H)3.05(br.s.,2H)3.49(br.s.,2H)4.67−4.82(m,1H)6.20(br.s.,1H)6.65−6.96(m,2H)7.26−7.55(m,3H)10.82(br.s.,1H)。ESI−MS:m/z 387.8(M+H)
+。
【0922】
【化302】
[この文献は図面を表示できません]
【0923】
エチル 4−(4−((8−フルオロ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾエート(269):
還元的アミノ化のための一般的手順において、265およびエチル 4−(ピペラジン−1−イル)ベンゾエートを用いて、黄褐色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.19−1.34(m,3H)1.40−1.54(m,3H)2.44−2.49(m,4H)3.27−3.32(m,4H)3.39−3.48(m,2H)4.23(q,J=7.07Hz,2H)4.76(q,J=6.74Hz,1H)6.73(s,1H)6.85(dd,J=11.37,1.52Hz,1H)6.97(d,J=9.09Hz,2H)7.78(d,J=9.09Hz,2H)10.83(s,1H)。ESI−MS:m/z 428.4(M+H)
+。
【0924】
【化303】
[この文献は図面を表示できません]
【0925】
4−(4−((8−フルオロ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)安息香酸(270):
カルボン酸エステルの加水分解のための一般的手順において、269を用いて、茶色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.47(d,J=6.82Hz,3H)2.81−3.28(m,4H)4.02(br.s.,2H)4.30(br.s.,2H)4.82(d,J=6.57Hz,1H)6.70−7.12(m,3H)7.23(br.s.,1H)7.81(d,J=8.34Hz,2H)10.70(br.s.,1H)11.14(br.s.,1H)12.43(d,J=6.32Hz,1H)。ESI−MS:m/z 400.4(M+H)
+。
【0926】
【化304】
[この文献は図面を表示できません]
【0927】
4−(4−((8−フルオロ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−N−メチルベンズアミド(271):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、270およびメチルアミンを用いて、黄褐色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.45(d,J=6.57Hz,3H)2.74(d,J=4.55Hz,3H)3.16−3.28(m,4H)3.42(s,2H)4.76(q,J=6.74Hz,1H)6.73(s,1H)6.84(d,J=11.12Hz,1H)6.93(d,J=8.84Hz,2H)7.70(d,J=8.84Hz,2H)8.07−8.20(m,1H)10.83(s,1H)。ESI−MS:m/z 413.4(M+H)
+。
【0928】
【化305】
[この文献は図面を表示できません]
【0929】
N−エチル−4−(4−((8−フルオロ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ベンズアミド(272):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、270およびエチルアミンを用いて、黄褐色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.09(t,J=7.20Hz,3H)1.45(d,J=6.57Hz,3H)3.17−3.28(m,6H)3.42(s,2H)4.76(q,J=6.82Hz,1H)6.73(s,1H)6.85(d,J=11.12Hz,1H)6.93(d,J=8.84Hz,2H)7.71(d,J=8.84Hz,2H)8.17(t,J=5.43Hz,1H)10.83(s,1H)。ESI−MS:m/z 427.4(M+H)
+。
【0930】
【化306】
[この文献は図面を表示できません]
【0931】
N−シクロプロピル−4−(4−((8−フルオロ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ベンズアミド(273):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、270およびシクロプロピルアミンを用いて、黄褐色の固体として表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 0.47−0.56(m,2H)0.60−0.69(m,2H)1.44(d,J=6.82Hz,3H)2.44−2.49(m,4H)2.74−2.86(m,1H)3.24(br.s.,4H)3.42(s,2H)4.75(q,J=6.65Hz,1H)6.73(s,1H)6.80−6.88(m,1H)6.92(d,J=8.84Hz,2H)7.69(d,J=8.84Hz,2H)8.13(d,J=4.04Hz,1H)10.83(s,1H)。ESI−MS:m/z 439.4(M+H)
+。
【0932】
【化307】
[この文献は図面を表示できません]
【0933】
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順:
3−クロロ−4−フルオロ−N−メチルベンズアミド(274)の合成:
DMF(150mL)中の3−クロロ−4−フルオロ安息香酸(25.0g、143mmol)、メチルアミン塩酸塩(11.60g、172mmol)、N1−((エチルイミノ)メチレン)−N3,N3−ジメチルプロパン−1,3−ジアミン塩酸塩(41.2g、215mmol)、および1H−ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾール−1−オール水和物(32.9g、215mmol)の懸濁液に、4−メチルモルホリン(79mL、716mmol)を23℃で添加した。反応物を23℃で3時間撹拌した。反応混合物を水(500mL)で希釈し、黄色がかった橙色の溶液を得た。溶液を23℃で一晩撹拌し、懸濁液を得た。懸濁液を濾過し、H
2O(3×100mL)で洗浄し、得られた固体を30℃で真空内で乾燥させ、オフホワイトの固体(14.24g、76mmol、53.0%収率)として表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 2.78(d,J=4.55Hz,3H)7.53(t,J=8.97Hz,1H)7.86(ddd,J=8.59,4.80,2.27Hz,1H)8.04(dd,J=7.20,2.15Hz,1H)8.51−8.65(m,1H)。ESI−MS:m/z 188.0(M+H)
+。Mp=108.3−110.0℃。
【0934】
【化308】
[この文献は図面を表示できません]
【0935】
3−クロロ−4−フルオロ−N−エチルベンズアミド(275):
カルボン酸とのアミンのカップリングのための一般的手順において、エタンアミン塩酸塩および3−クロロ−4−フルオロ安息香酸を用いて、オフホワイトの固体(77%収率)として表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.12(t,J=7.20Hz,3H)3.28(qd,J=7.16,5.56Hz,2H)7.53(t,J=8.84Hz,1H)7.87(ddd,J=8.72,4.80,2.15Hz,1H)8.06(dd,J=7.33,2.27Hz,1H)8.61(t,J=4.67Hz,1H)。ESI−MS:m/z 202.0(M+H)
+。融点=101.7〜101.8℃。
【0936】
【化309】
[この文献は図面を表示できません]
【0937】
3−クロロ−4−フルオロ−N−イソプロピルベンズアミド(276):
カルボン酸とのアミンのカップリングのための一般的手順において、イソプロピルアミン塩酸塩および3−クロロ−4−フルオロ安息香酸を用いて、白色の固体(81%収率)として表題化合物を得た。ESI−MS:m/z 216(M+H)
+。
【0938】
【化310】
[この文献は図面を表示できません]
【0939】
3−クロロ−N−シクロプロピル−4−フルオロベンズアミド(277):
カルボン酸とのアミンのカップリングのための一般的手順において、シクロプロピルアミンおよび3−クロロ−4−フルオロ安息香酸を用いて、白色の固体(89%収率)として表題化合物を得た。
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=8.56(d,J=3.5Hz,1H),8.03(dd,J=7.3,2.3Hz,1H),7.85(ddd,J=8.6,4.8,2.3Hz,1H),7.52(t,J=9.0Hz,1H),2.83(tq,J=7.4,3.9Hz,1H),0.66−0.75(m,2H),0.53−0.61ppm(m,2H)。ESI−MS:m/z 214.0(M+H)
+。
【0940】
【化311】
[この文献は図面を表示できません]
【0941】
3,4−ジフルオロ−N−メチルベンズアミド(278):
カルボン酸とのアミンのカップリングのための一般的手順において、メタンアミン塩酸塩および3,4−ジフルオロ安息香酸を用いて、オフホワイトの固体(75%収率)として表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 2.78(d,J=4.55Hz,3H)7.55(dt,J=10.61,8.34Hz,1H)7.72(dddd,J=8.59,4.55,2.15,1.39Hz,1H)7.86(ddd,J=11.68,7.89,2.15Hz,1H)8.48−8.59(m,1H)。ESI−MS:m/z 172.1(M+H)
+。融点=142.7〜145.0℃。
【0942】
【化312】
[この文献は図面を表示できません]
【0943】
3,4−ジフルオロ−N−エチルベンズアミド(279):
カルボン酸とのアミンのカップリングのための一般的手順において、エタンアミン塩酸塩および3,4−ジフルオロ安息香酸を用いて、オフホワイトの固体(56%収率)として表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.12(t,J=7.20Hz,3H)3.28(qd,J=7.24,5.56Hz,2H)7.55(dt,J=10.48,8.40Hz,1H)7.73(m,J=7.33,4.74,2.08,1.14,1.14Hz,1H)7.88(ddd,J=11.75,7.83,2.15Hz,1H)8.58(t,J=4.93Hz,1H)。ESI−MS:m/z 186.1(M+H)
+。融点=94.1〜96.2℃。
【0944】
【化313】
[この文献は図面を表示できません]
【0945】
N−シクロプロピル−3,4−ジフルオロベンズアミド(280):
カルボン酸とのアミンのカップリングのための一般的手順において、シクロプロピルアミンおよび3,4−ジフルオロ安息香酸を用いて、オフホワイトの固体(89%収率)として表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 0.52−0.63(m,2H)0.63−0.74(m,2H)2.83(tq,J=7.42,3.98Hz,1H)7.52(dt,J=10.55,8.37Hz,1H)7.66−7.75(m,1H)7.85(ddd,J=11.68,7.89,2.15Hz,1H)8.42−8.60(m,1H)。ESI−MS:m/z 198.1(M+H)
+。融点=104.1〜108.4℃。
【0946】
【化314】
[この文献は図面を表示できません]
【0947】
N−エチル−4−フルオロベンズアミド(281):
DCM(150mL)中のエチルアミン(69.4mL、139mmol)およびトリエチルアミン(21.10mL、151mmol)の溶液に、塩化p−フルオロベンゾイル(15.13mL、126mmol)を0℃で添加した。反応物を0℃で1時間撹拌し、次いで、室温までゆっくりと温めた。反応混合物を水で希釈した。層を分離し、有機層をブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、有機相を、回転蒸発を介して乾燥するまで揮散させた。有機抽出物を真空内で乾燥させ、黄褐色の固体(21g、100%収率)として表題化合物を得た。
【0948】
【化315】
[この文献は図面を表示できません]
【0949】
ピペラジンでの芳香族求核置換反応のための一般的手順:
N−メチル−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド(282)の合成。
4−フルオロ−N−メチルベンズアミド(6g、39.2mmol)の、DMSO(24.0mL)中の溶液に、ピペラジン(16.87g、196mmol)を23℃で添加した。反応物を120℃で68時間撹拌した。反応混合物を氷(261g)中に注ぎ、反応容器をH
2O(〜50mL)ですすいだ。次に、セライト(30g)を添加し、濾過を助長した。得られた懸濁液を100℃まで温め、〜40℃まで冷却し、濾過し、温かいH
20(4×50mL)ですすいだ。得られた固体を真空内で乾燥させた。濾液を室温で一晩撹拌し、懸濁液を得た。懸濁液を濾過し、H
2O(3×25mL)ですすぎ、得られた固体を真空内で乾燥させた。濁った濾液を中間フリット漏斗(medium fritted funnel)を通して再度濾過し、H
2O(3×10mL)ですすいだ。濾液にNaCl(200.1g)を添加し、氷上で冷却し、濾過し、冷たいH
2O(3×25mL)ですすぎ、得られた固体を真空内で乾燥させた。精製生成物をH
2O(30mL)中で再懸濁し、23℃で30分間撹拌し、濾過し、H
2O(3×5mL)ですすぎ、得られた固体を真空内で乾燥させた。精製生成物をACN(25mL)中に再懸濁し、10分間撹拌し、真空内で乾燥させた。この手順を3回繰り返し、白色の固体(5.64g、25.7mmol、65.7%収率)として表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 2.29(br.s.,1H)2.74(d,J=4.55Hz,3H)2.77−2.86(m,4H)3.08−3.18(m,4H)6.91(m,2H)7.69(m,2H)8.13(q,J=4.04Hz,1H)。ESI−MS:m/z 220.2(M+H)
+。融点=153.9〜156.5℃。
【0950】
【化316】
[この文献は図面を表示できません]
【0951】
N−エチル−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド(283):
ピペラジンでの芳香族求核置換反応のための一般的手順において、N−エチル−4−フルオロベンズアミド 281を用いて、白色の固体(77%収率)として表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.10(t,J=7.07Hz,3H)2.25(br.s.,1H)2.76−2.86(m,4H)3.09−3.18(m,4H)3.21−3.28(m,2H)6.90(m,J=8.84Hz,2H)7.67−7.75(m,2H)8.11(t,J=5.31Hz,1H)。ESI−MS:m/z 234.2(M+H)
+。融点=131.3〜134.4℃。
【0952】
【化317】
[この文献は図面を表示できません]
【0953】
N−シクロプロピル−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド(284):
芳香族求核置換反応のための一般的手順において、N−シクロプロピル−4−フルオロベンズアミドを用いて、オフホワイトの固体(15%収率)として表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 0.47−0.58(m,2H)0.58−0.73(m,2H)2.28(br.s.,1H)2.70−2.88(m,5H)3.04−3.21(m,4H)6.90(m,J=9.09Hz,2H)7.69(m,J=8.84Hz,2H)8.12(d,J=3.79Hz,1H)。ESI−MS:m/z 246.2(M+H)
+。融点=175.1〜177.2℃。
【0954】
【化318】
[この文献は図面を表示できません]
【0955】
3−クロロ−N−メチル−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド(285):
芳香族求核置換反応のための一般的手順において、3−クロロ−4−フルオロ−N−メチルベンズアミド 274を用いて、白色の固体(29%収率)として表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 2.59−2.70(m,2H)2.73−2.79(m,3H)2.87−2.93(m,2H)2.95−3.01(m,2H)3.03−3.11(m,2H)3.23−4.03(m,1H)7.14−7.23(m,1H)7.77(dd,J=8.46,2.15Hz,1H)7.85−7.90(m,1H)8.38−8.48(m,1H)。ESI−MS:m/z 254.2(M+H)
+。融点=176.4〜189.1℃。
【0956】
【化319】
[この文献は図面を表示できません]
【0957】
3−クロロ−N−エチル−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド(286):
芳香族求核置換反応のための一般的手順において、3−クロロ−4−フルオロ−N−エチルベンズアミド 275を用いて、オフホワイトの固体(74%収率)として表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.10(t,J=7.20Hz,3H)2.24(br.s.,1H)2.81−2.87(m,4H)2.90−2.98(m,4H)3.26(qd,J=7.24,5.56Hz,2H)7.15(d,J=8.59Hz,1H)7.77(dd,J=8.34,2.02Hz,1H)7.87(d,J=2.27Hz,1H)8.43(t,J=5.56Hz,1H)。ESI−MS:m/z 268.2(M+H)
+。融点=117.3〜118.7℃。
【0958】
【化320】
[この文献は図面を表示できません]
【0959】
3−クロロ−N−イソプロピル−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド(287):
芳香族求核置換反応のための一般的手順において、3−クロロ−4−フルオロ−N−イソプロピルベンズアミド 276を用いて、オフホワイトの固体(51%収率)として表題化合物を得た。ESI−MS:m/z 282.2(M+H)
+。
【0960】
【化321】
[この文献は図面を表示できません]
【0961】
3−クロロ−N−シクロプロピル−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド(288):
芳香族求核置換反応のための一般的手順において、3−クロロ−N−シクロプロピル−4−フルオロベンズアミド 277を用いて、白色の固体(77%収率)として表題化合物を得た。ESI−MS:m/z 280.2(M+H)
+。
【0962】
【化322】
[この文献は図面を表示できません]
【0963】
3−フルオロ−N−メチル−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド(289):
芳香族求核置換反応のための一般的手順において、3,4−ジフルオロ−N−メチルベンズアミド 278を用いて、白色の固体(43%収率)として表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 2.34(br.s.,1H)2.57−2.66(m,1H)2.72−2.79(m,3H)2.80−2.88(m,3H)2.95−3.04(m,3H)3.07−3.16(m,1H)6.99−7.11(m,1H)7.52−7.65(m,2H)8.29−8.38(m,1H)。ESI−MS:m/z 238.2(M+H)
+。融点=174.1〜192.9℃。
【0964】
【化323】
[この文献は図面を表示できません]
【0965】
3−フルオロ−N−エチル−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド(290):
芳香族求核置換反応のための一般的手順において、3,4−ジフルオロ−N−エチルベンズアミド 279を用いて、白色の固体(80%収率)として表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.10(t,J=7.20Hz,3H)2.31(br.s.,1H)2.79−2.87(m,4H)2.95−3.03(m,4H)3.26(qd,J=7.20,5.68Hz,2H)7.03(t,J=8.59Hz,1H)7.55−7.65(m,2H)8.35(t,J=5.43Hz,1H)。ESI−MS:m/z 252.2(M+H)
+。融点=142.4〜144.9℃。
【0966】
【化324】
[この文献は図面を表示できません]
【0967】
N−シクロプロピル−3−フルオロ−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド(291):
芳香族求核置換反応のための一般的手順において、N−シクロプロピル−3,4−ジフルオロベンズアミド 280を用いて、白色の固体(33%収率)として表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 0.51−0.61(m,2H)0.61−0.71(m,2H)2.55−2.68(m,1H)2.71−2.91(m,5H)2.92−3.09(m,4H)6.97−7.09(m,1H)7.51−7.65(m,2H)8.27(d,J=4.04Hz,1H)。ESI−MS:m/z 264.2(M+H)
+。融点=140.9〜143.1℃。
【0968】
【化325】
[この文献は図面を表示できません]
【0969】
3−メチル−4−(ピペラジン−1−イル)ベンゾニトリル(292):
DMSO(10.0mL)中の4−フルオロ−3−メチルベンゾニトリル(2.5g、18.50mmol)の溶液に、ピペラジン(7.97g、92mmol)を23℃で添加した。反応物を140℃で16時間撹拌した。反応混合物をH
2O(100mL)中に注ぎ、反応容器をH
2O(〜50mL)ですすいだ。得られた懸濁液を濾過し、H
2O(3×10mL)ですすぎ、得られた固体を真空内で乾燥させ、白色の固体(2.593g、12.88mmol、69.6%収率)として表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 2.21−2.30(m,3H)2.57−2.70(m,1H)2.83(s,8H)7.03−7.09(m,1H)7.55−7.62(m,2H)。ESI−MS:m/z 202.1(M+H)
+。
【0970】
【化326】
[この文献は図面を表示できません]
【0971】
tert−ブチル 4−(4−シアノ−2−メチルフェニル)ピペラジン−1−カルボキシレート(293):
THF(25mL)およびMeOH(25mL)中の3−メチル−4−(ピペラジン−1−イル)ベンゾニトリル 292(2.533g、12.59mmol)の溶液に、ジ−tert−ブチル ジカルボネート(3.09mL、13.47mmol)を10℃で添加した。反応物を10℃で15分間撹拌し、23℃まで温め、18時間撹拌した。得られた懸濁液を濾過し、THF(3×5mL)ですすぎ、濾液を真空内で濃縮した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.42(s,9H)2.28(s,3H)2.83−2.92(m,4H)3.42−3.52(m,4H)7.08−7.13(m,1H)7.57−7.65(m,2H)。ESI−MS:m/z 302.1(M+H)
+。
【0972】
【化327】
[この文献は図面を表示できません]
【0973】
4−(4−(tert−ブトキシカルボニル)ピペラジン−1−イル)−3−メチル安息香酸(294):
EtOH(比:1.000、50mL)および水(比:1.000、10mL)中のtert−ブチル 4−(4−シアノ−2−メチルフェニル)ピペラジン−1−カルボキシレート 293(3.685g、12.23mmol)の懸濁液に、水酸化ナトリウム溶液(8.48mL、162mmol)を23℃で添加した。NaOH溶液を水(比:1.000、2.5mL)ですすぎ、反応物を90℃で10時間撹拌した。反応混合物を23℃まで冷却し、3N HCl(52mL)で中和し、濾過し、H
2O(3×10mL)ですすぎ、得られた固体を真空内で乾燥させ、オフホワイトの固体(3.588g、11.20mmol、92%収率)として表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.42(s,9H)2.29(s,3H)2.81−2.90(m,4H)3.42−3.53(m,4H)7.05(d,J=8.08Hz,1H)7.70−7.77(m,2H)12.61(br.s.,1H)。ESI−MS:m/z 321.2(M+H)
+。
【0974】
【化328】
[この文献は図面を表示できません]
【0975】
tert−ブチル 4−(2−メチル−4−(メチルカルバモイル)フェニル)−ピペラジン−1−カルボキシレート(295):
DMF(8.5mL)中の4−(4−(tert−ブトキシカルボニル)ピペラジン−1−イル)−3−メチル安息香酸 294(2.0g、6.24mmol)、メタンアミン塩酸塩(0.506g、7.49mmol)、N1−((エチルイミノ)メチレン)−N3,N3−ジメチルプロパン−1,3−ジアミン塩酸塩(1.795g、9.36mmol)、および1H−ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾール−1−オール水和物(1.434g、9.36mmol)の懸濁液に、4−メチルモルホリン(3.43mL、31.2mmol)を23℃で添加した。反応物を23℃で2時間撹拌した。反応混合物を水(100mL)で希釈し、生成物をEtOAc(3×100mL)で抽出した。有機抽出物を混合し、1N HCl(50mL)、飽和NaHCO
3(50mL)、H
2O(50mL)、およびブライン(50mL)で洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、EtOAcですすぎ、真空内で乾燥させ、黄色の油状物(1.90g、5.70mmol、91%収率)として表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.42(s,9H)2.28(s,3H)2.75(d,J=4.55Hz,3H)2.79−2.87(m,4H)3.42−3.52(m,4H)7.03(d,J=8.34Hz,1H)7.62(dd,J=8.34,2.27Hz,1H)7.64−7.69(m,1H)8.26(q,J=4.46Hz,1H)。ESI−MS:m/z 334.3(M+H)
+。
【0976】
【化329】
[この文献は図面を表示できません]
【0977】
tert−ブチル 4−(4−(エチルカルバモイル)−2−メチルフェニル)ピペラジン−1−カルボキシレート(296):
4−(4−(tert−ブトキシカルボニル)ピペラジン−1−イル)−3−メチル安息香酸 294(0.866g、2.70mmol)、エタンアミン塩酸塩(0.264g、3.24mmol)、N1−((エチルイミノ)メチレン)−N3,N3−ジメチルプロパン−1,3−ジアミン塩酸塩(0.777g、4.05mmol)、および1H−ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾール−1−オール水和物(0.621g、4.05mmol)をDMF(3.68mL)中に懸濁し、4−メチルモルホリン(1.486mL、13.52mmol)を添加した。反応混合物を周囲温度で2時間撹拌し、水(50mL)で希釈し、酢酸エチル(3×75mL)で抽出した。混合有機抽出物を1N HCl(水性、25mL)、NaHCO
3(飽和水、25mL)、水(25mL)、およびブライン(25mL)で洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、真空内で濃縮し、真空下で乾燥させ、白色の固体(0.9327g、2.68mmol、99%収率)として表題化合物を得た。
1H NMR(DMSO−d
6 ,400MHz):δ=8.24(t,J=5.4Hz,1H),7.66(d,J=1.8Hz,2H),7.03(d,J=8.3Hz,1H),3.42−3.52(m,4H),3.20−3.27(m,2H),2.78−2.87(m,4H),2.28(s,3H),1.43(s,9H),1.10 ppm(t,J=7.2Hz,3H)。ESI−MS:m/z 348.4(M+H)
+。
【0978】
【化330】
[この文献は図面を表示できません]
【0979】
tert−ブチル 4−(4−(シクロプロピルカルバモイル)−2−メチルフェニル)ピペラジン−1−カルボキシレート(297):
DMF(6.4mL)中のシクロプロピルアミン(0.389mL、5.62mmol)、N1−((エチルイミノ)メチレン)−N3,N3−ジメチルプロパン−1,3−ジアミン塩酸塩(1.346g、7.02mmol)、および1H−ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾール−1−オール水和物(1.075g、7.02mmol)に、4−メチルモルホリン(2.57mL、23.41mmol)を23℃で添加した。反応物を23℃で2時間撹拌した。反応混合物を水(50mL)で希釈し、生成物をEtOAc(3×50mL)で抽出した。有機抽出物を合わせ、1N HCl(25mL)、飽和NaHCO
3(25mL)、H
2O(25mL)、およびブライン(25mL)で洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、EtOAcですすぎ、真空内で乾燥させ、薄黄色の固体(1.53g、4.26mmol、91%収率)として表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 0.51−0.60(m,2H)0.60−0.70(m,2H)1.42(s,9H)2.28(s,3H)2.77−2.87(m,5H)3.41−3.53(m,4H)7.02(d,J=8.08Hz,1H)7.61(dd,J=8.21,1.89Hz,1H)7.64(d,J=1.77Hz,1H)8.25(d,J=4.29Hz,1H)。ESI−MS:m/z 360.3(M+H)
+。融点=111.0〜115.4℃。
【0980】
【化331】
[この文献は図面を表示できません]
【0981】
N,3−ジメチル−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド(298):
tert−ブチル 4−(2−メチル−4−(メチルカルバモイル)フェニル)ピペラジン−1−カルボキシレート(1.90g、5.70mmol)に、ジオキサン中の塩酸溶液(17.10mL、68.4mmol)を23℃で添加した。反応物を23℃で30分間撹拌した。得られた懸濁液をEt
2O(20mL)で希釈し、濾過し、Et
2O(3×10mL)ですすぎ、得られた固体を真空内で乾燥させ、オフホワイトの吸湿性固体(1.70g、5.55mmol、97%収率)として表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 2.28(s,3H)2.72−2.79(m,3H)3.05−3.14(m,4H)3.17−3.28(m,4H)7.06(d,J=8.34Hz,1H)7.64−7.68(m,1H)7.68−7.70(m,1H)8.29−8.39(m,1H)9.36(br.s.,2H)。ESI−MS:m/z 234.2(M+H)
+。
【0982】
【化332】
[この文献は図面を表示できません]
【0983】
N−エチル−3−メチル−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド(299):
tert−ブチル 4−(4−(エチルカルバモイル)−2−メチルフェニル)ピペラジン−1−カルボキシレート 296(0.9323g、2.68mmol)をジオキサン(8mL)中の4.0M HClで希釈し、30分間撹拌した。形成された粘度が高い白色沈殿物をエチルエーテル(10mL)で希釈し、微細懸濁液が得られるまで撹拌した。沈殿物を窒素下で濾過し、エーテル(5mL)で洗浄し、真空内で乾燥させ、白色の固体(0.7528g、2.65mmol、99%収率)として表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.10(t,J=7.20Hz,3H)2.29(s,3H)3.00−3.14(m,4H)3.16−3.32(m,6H)7.07(d,J=8.34Hz,1H)7.62−7.71(m,2H)8.34(t,J=5.43Hz,1H)9.17(br.s.,2H)。ESI−MS:m/z 248.2(M+H)
+。
【0984】
【化333】
[この文献は図面を表示できません]
【0985】
N−シクロプロピル−3−メチル−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド(300):
ジオキサン中のtert−ブチル 4−(4−(シクロプロピルカルバモイル)−2−メチルフェニル)ピペラジン−1−カルボキシレート 297(1.490g、4.15mmol)に、ジオキサン中の塩酸溶液(8.72mL、34.9mmol)を23℃で添加した。反応物を23℃で30分間撹拌した。得られた懸濁液をEt
2O(10mL)で希釈し、濾過し、Et
2O(3×5mL)ですすぎ、得られた固体を真空内で乾燥させ、オフホワイトの固体(1.37g、4.15mmol、100%収率)として表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 0.51−0.61(m,2H)0.61−0.70(m,2H)2.28(s,3H)2.82(tq,J=7.41,3.99Hz,1H)3.02−3.13(m,4H)3.14−3.29(m,4H)7.05(d,J=8.34Hz,1H)7.62−7.69(m,2H)8.32(d,J=4.29Hz,1H)9.38(br.s.,2H)。ESI−MS:m/z 260.2(M+H)
+。融点=171.5〜172.8℃。
【0986】
【化334】
[この文献は図面を表示できません]
【0987】
tert−ブチル 4−(2−フルオロ−4−(メトキシカルボニル)フェニル)ピペラジン−1−カルボキシレート(301):
炭酸カリウム(5.56g、40.3mmol)およびtert−ブチル ピペラジン−1−カルボキシレート(6.92g、37.2mmol)を混合し、メチル 3,4−ジフルオロベンゾエート(5.33g、31.0mmol)を添加し、反応混合物を90℃で1日撹拌した。混合物を酢酸エチル(3×5mL)で粉砕し、混合有機抽出物を濾過し、約5〜10mLまで濃縮し、シリカゲル(120gのSiO
2、ヘキサン:酢酸エチル 1:0〜4:1)上でフラッシュカラムクロマトグラフィーに供し、白色の固体(4.702g、13.90mmol、44.9%収率)として表題化合物を得た。ESI−MS:m/z 339(M+H)
+。
【0988】
【化335】
[この文献は図面を表示できません]
【0989】
4−(4−(tert−ブトキシカルボニル)ピペラジン−1−イル)−3−フルオロ安息香酸(302):
tert−ブチル 4−(2−フルオロ−4−(メトキシカルボニル)フェニル)ピペラジン−1−カルボキシレート 301(4.6g、13.59mmol)を1,4−ジオキサン(68.0mL)中に懸濁し、1N LiOH(68.0mL、68.0mmol)で処理した。反応混合物を室温で23時間撹拌した。反応混合物をジオキサンの大部分がなくなるまで真空内で濃縮し、粘度の高い沈殿物が得られるまでHCl(4.5N)で酸性化した。沈殿物を濾過し、水で洗浄し、真空内で乾燥させ、茶色の固体(4.40g、13.57mmol、100%収率)として表題化合物を得た。ESI−MS:m/z 325(M+H)
+。
【0990】
【化336】
[この文献は図面を表示できません]
【0991】
tert−ブチル 4−(2−フルオロ−4−(イソプロピルカルバモイル)フェニル)ピペラジン−1−カルボキシレート(303):
4−(4−(tert−ブトキシカルボニル)ピペラジン−1−イル)−3−フルオロ安息香酸 302(1.1g、3.39mmol)、プロパン−2−アミン(0.241g、4.07mmol)、N1−((エチルイミノ)メチレン)−N3,N3−ジメチルプロパン−1,3−ジアミン塩酸塩(0.975g、5.09mmol)、および1H−ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾール−1−オール水和物(0.779g、5.09mmol)をDMF(13.57mL)中に懸濁し、4−メチルモルホリン(1.864mL、16.96mmol)を添加した。反応混合物を周囲温度で2時間撹拌し、水(50mL)で希釈し、酢酸エチル(3×100mL)で抽出した。混合有機抽出物をブライン(3×50mL)で洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、真空内で濃縮し、オフホワイトの固体(1.11g、3.04mmol、89%収率)として表題化合物を得た。ESI−MS:m/z 366(M+H)
+。
【0992】
【化337】
[この文献は図面を表示できません]
【0993】
3−フルオロ−N−イソプロピル−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド(304):
tert−ブチル 4−(2−フルオロ−4−(イソプロピルカルバモイル)フェニル)ピペラジン−1−カルボキシレート 303(1.10g、3.01mmol)をジオキサン(3mL)中の4.0M HClで希釈し、30分間撹拌した。形成された粘度の高い白色沈殿物をエチルエーテル(10mL)で希釈し、微細懸濁液が得られるまで撹拌した。沈殿物を窒素下で濾過し、真空内で乾燥させ、白色の固体として表題化合物を得た。ESI−MS:m/z 302(M+H)
+。
【0994】
【化338】
[この文献は図面を表示できません]
【0995】
4−(4−((2,8−ジメチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−N−メチルベンズアミド(305):
カルボン酸エステルの加水分解のための一般的手順において、255を用い、続いて、カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、得られた酸をイソプロピルアミンと反応させることで、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.67(s,1H),8.02(d,J=7.8Hz,1H),7.84(d,J=8.8Hz,2H),7.04(d,J=8.8Hz,2H),6.86(d,J=9.6Hz,2H),4.75(q,J=6.8Hz,1H),4.18(dd,J=14.0,6.7Hz,1H),3.49(s,2H),3.35(br.s.,4H),2.59(br.s.,4H),2.28(s,3H),1.53(d,J=6.8Hz,3H),1.25ppm(d,J=6.6Hz,6H)。ESI−MS:m/z 437(M+H)
+。
【0996】
【化339】
[この文献は図面を表示できません]
【0997】
エチル 4−(4−((8−クロロ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾエート(306):
還元的アミノ化のための一般的手順において、15およびエチル 4−(ピペラジン−1−イル)ベンゾエートを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.28(t,J=7.07Hz,3H)1.44(d,J=6.82Hz,3H)2.45−2.48(m,4H)3.31(d,J=4.55Hz,4H)3.42(s,2H)4.23(q,J=7.24Hz,2H)4.79(q,J=6.82Hz,1H)6.85(d,J=1.52Hz,1H)6.96(d,J=8.84Hz,2H)7.01(d,J=1.52Hz,1H)7.77(d,J=9.09Hz,2H)10.83(s,1H)。ESI−MS:m/z 444.4(M+H)
+。
【0998】
【化340】
[この文献は図面を表示できません]
【0999】
4−(4−((8−クロロ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)安息香酸(307):
カルボン酸エステルの加水分解のための一般的手順において、306を用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.47(d,J=6.82Hz,3H)3.05−3.27(m,4H)3.38−3.44(m,2H)4.05(d,J=12.63Hz,2H)4.31(d,J=4.29Hz,2H)4.87(q,J=6.82Hz,1H)6.97−7.07(m,3H)7.37(s,1H)7.82(d,J=8.59Hz,2H)11.16(s,1H)12.46(br.s.,1H)。ESI−MS:m/z 416.3(M+H)
+。
【1000】
【化341】
[この文献は図面を表示できません]
【1001】
4−(4−((8−クロロ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−N−メチルベンズアミド(308):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、307およびメチルアミン塩酸塩を用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.44(d,J=6.82Hz,3H)2.45−2.49(m,4H)2.73(d,J=4.55Hz,3H)3.24(br.s.,4H)3.42(s,2H)4.79(q,J=6.74Hz,1H)6.86(d,J=1.77Hz,1H)6.93(d,J=8.84Hz,2H)7.01(d,J=1.52Hz,1H)7.70(d,J=8.84Hz,2H)8.13(d,J=4.55Hz,1H)10.83(s,1H)。ESI−MS:m/z 429.4(M+H)
+。
【1002】
【化342】
[この文献は図面を表示できません]
【1003】
4−(4−((8−クロロ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−N−エチルベンズアミド(309):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、307およびエチルアミン塩酸塩を用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.09(t,J=7.20Hz,3H)1.44(d,J=6.82Hz,3H)2.44−2.48(m,4H)3.18−3.28(m,6H)3.42(s,2H)4.79(q,J=6.74Hz,1H)6.86(s,1H)6.93(d,J=8.84Hz,2H)7.01(s,1H)7.71(d,J=8.59Hz,2H)8.17(t,J=5.31Hz,1H)10.84(s,1H)。ESI−MS:m/z 443.4(M+H)
+。
【1004】
【化343】
[この文献は図面を表示できません]
【1005】
4−(4−((8−クロロ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−N−イソプロピルベンズアミド(310):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、307およびイソプロピルアミンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.13(d,J=6.57Hz,6H)1.44(d,J=6.82Hz,3H)2.44−2.49(m,4H)3.24(br.s.,4H)3.43(s,2H)3.99−4.13(m,1H)4.79(q,J=6.65Hz,1H)6.86(s,1H)6.92(d,J=8.59Hz,2H)7.01(s,1H)7.72(d,J=8.59Hz,2H)7.90(d,J=7.58Hz,1H)10.83(s,1H)。ESI−MS:m/z 457.4(M+H)
+。
【1006】
【化344】
[この文献は図面を表示できません]
【1007】
4−(4−((8−クロロ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−N−シクロプロピルベンズアミド(311):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、307およびシクロプロピルアミンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 0.50−0.56(m,2H)0.62−0.69(m,2H)1.45(d,J=6.82Hz,3H)2.45−2.49(m,4H)2.80(td,J=7.26,3.66Hz,1H)3.25(br.s.,4H)3.43(s,2H)4.80(q,J=6.74Hz,1H)6.87(s,1H)6.92(d,J=8.84Hz,2H)7.01(s,1H)7.70(d,J=8.84Hz,2H)8.14(d,J=3.79Hz,1H)10.84(s,1H)。ESI−MS:m/z 455.4(M+H)
+。
【1008】
【化345】
[この文献は図面を表示できません]
【1009】
エチル 6−(4−((8−フルオロ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ニコチネート(312):
還元的アミノ化のための一般的手順において、265およびエチル 6−(ピペラジン−1−イル)ニコチネートを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.84(s,1H),8.58−8.67(m,1H),7.94(dd,J=9.1,2.3Hz,1H),6.79−6.92(m,2H),6.73(s,1H),4.76(q,J=6.8Hz,1H),4.25(q,J=7.1Hz,2H),3.58−3.72(m,4H),3.42(s,2H),2.44(t,J=4.8Hz,4H),1.45(d,J=6.8Hz,3H),1.29ppm(t,J=7.1Hz,3H)。ESI−MS:m/z 429.4(M+H)
+。
【1010】
【化346】
[この文献は図面を表示できません]
【1011】
6−(4−((8−フルオロ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ニコチン酸(313):
カルボン酸エステルの加水分解のための一般的手順において、312を用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=12.53(br.s.,1H),10.84(s,1H),8.62(d,J=2.0Hz,1H),7.93(dd,J=9.0,1.9Hz,1H),6.85(d,J=9.6Hz,2H),6.73(s,1H),4.76(q,J=6.7Hz,1H),3.64(br.s.,4H),3.42(s,2H),2.44(br.s.,4H),1.45ppm(d,J=6.8Hz,3H)。ESI−MS:m/z 401.4(M+H)
+。
【1012】
【化347】
[この文献は図面を表示できません]
【1013】
6−(4−((8−フルオロ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−N−メチルニコチンアミド(314):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、313およびメチルアミン塩酸塩を用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=11.16(s,1H),8.63(d,J=2.3Hz,1H),8.32(d,J=4.5Hz,1H),8.03(dd,J=9.0,2.4Hz,1H),7.09(dd,J=11.1,1.8Hz,1H),6.98(d,J=9.1Hz,1H),6.85(s,1H),4.84(q,J=6.7Hz,1H),4.53(d,J=10.4Hz,2H),4.30(s,2H),3.42(br.s.,2H),2.99−3.28(m,4H),2.76(d,J=4.3Hz,3H),1.48ppm(d,J=6.8Hz,3H)。ESI−MS:m/z 414.4(M+H)
+。
【1014】
【化348】
[この文献は図面を表示できません]
【1015】
N−エチル−6−(4−((8−フルオロ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ニコチンアミド(315):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、313およびエチルアミン塩酸塩を用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.82(br.s.,1H),8.58(d,J=2.3Hz,1H),8.24(t,J=5.4Hz,1H),7.94(dd,J=9.0,2.4Hz,1H),6.77−6.90(m,2H),6.73(s,1H),4.69−4.82(m,1H),3.53−3.64(m,4H),3.42(s,2H),3.19−3.31(m,2H),2.44(t,J=4.8Hz,4H),1.45(d,J=6.8Hz,3H),1.10ppm(t,J=7.2Hz,3H)。ESI−MS:m/z 428.4(M+H)
+。
【1016】
【化349】
[この文献は図面を表示できません]
【1017】
6−(4−((8−フルオロ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−N−イソプロピルニコチンアミド(316):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、313およびイソプロピルアミンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.76(s,1H),8.51(d,J=2.3Hz,1H),7.81−7.95(m,2H),6.71−6.83(m,2H),6.66(s,1H),4.69(q,J=6.8Hz,1H),3.91−4.09(m,1H),3.44−3.60(m,4H),3.35(s,2H),2.37(t,J=4.7Hz,4H),1.38(d,J=6.8Hz,3H),1.07ppm(d,J=6.6Hz,6H)。ESI−MS:m/z 442.4(M+H)
+。
【1018】
【化350】
[この文献は図面を表示できません]
【1019】
N−シクロプロピル−6−(4−((8−フルオロ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ニコチンアミド(317):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、313およびシクロプロピルアミンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.76(s,1H),8.48(d,J=2.3Hz,1H),8.13(d,J=4.0Hz,1H),7.84(dd,J=9.1,2.5Hz,1H),6.70−6.83(m,2H),6.64(d,J=11.4Hz,1H),4.69(q,J=6.8Hz,1H),3.44−3.57(m,4H),3.35(s,2H),2.72(td,J=7.2,3.8Hz,1H),2.36(t,J=4.8Hz,4H),1.38(d,J=6.8Hz,3H),0.54−0.67(m,2H),0.40−0.52ppm(m,2H)。ESI−MS:m/z 440.4(M+H)
+。
【1020】
【化351】
[この文献は図面を表示できません]
【1021】
メチル 2−(4−ホルミル−5−メチル−2−ニトロフェノキシ)プロパノエート(318):
置換−2−ニトロフェノールのアルキル化のための一般的手順において、フェノールとして4−ヒドロキシ−2−メチル−5−ニトロベンズアルデヒド、およびアルキル化剤としてメチル−2−ブロモプロパノエートを用いて、白色の固体として表題化合物が得られる:
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.58(d,J=6.82Hz,3H)2.66(s,3H)3.70(s,3H)5.47(q,J=6.82Hz,1H)7.26(s,1H)8.36(s,1H)10.11。ESI−MS:m/z 268.2(M+H)
+。
【1022】
【化352】
[この文献は図面を表示できません]
【1023】
2,7−ジメチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−カルバルデヒド(319):
ニトロ基の還元およびそれに続く閉環のための一般的手順において、318を用いて、オフホワイトの固体として表題化合物が得られる:
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.44(d,J=6.82Hz,3H)2.54(s,3H)4.76−4.83(m,1H)6.93(s,1H)7.31(s,1H)10.11(s,1H)10.84(s,1H)。ESI−MS:m/z 206.1(M+H)
+。
【1024】
【化353】
[この文献は図面を表示できません]
【1025】
6−((4−(4−クロロフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル)−2,7−ジメチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(320):
還元的アミノ化のための一般的手順において、319および1−(4−クロロフェニル)ピペラジンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.39(d,J=6.82Hz,3H)2.23(s,3H)2.46−2.50(m,4H)3.07−3.14(m,4H)3.34−3.42(m,2H)4.57−4.63(m,1H)6.77(s,1H)6.83(s,1H)6.93(m,2H)7.22(m,2H)10.50(s,1H)。ESI−MS:m/z 386.3(M+H)
+。
【1026】
【化354】
[この文献は図面を表示できません]
【1027】
6−((4−(4−クロロフェニル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−イル)メチル)−2,7−ジメチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(321):
還元的アミノ化のための一般的手順において、319および4−(4−クロロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.39(d,J=6.82Hz,3H)2.22(s,3H)2.41−2.48(m,2H)2.60−2.65(m,2H)3.04−3.10(m,2H)3.39−3.48(m,2H)4.57−4.63(m,1H)6.19−6.23(m,1H)6.77(s,1H)6.86(s,1H)7.38(m,2H)7.45(m,2H)10.49(s,1H)。ESI−MS:m/z 383.3(M+H)
+。
【1028】
【化355】
[この文献は図面を表示できません]
【1029】
6−((4−(4−クロロフェニル)ピペリジン−1−イル)メチル)−2,7−ジメチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(322):
還元的アミノ化のための一般的手順において、319および4−(4−クロロフェニル)ピペリジンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.39(d,J=6.57Hz,3H)1.52−1.64(m,2H)1.68−1.77(m,2H)2.00−2.09(m,2H)2.22(s,3H)2.52−2.56(m,1H)2.85−2.92(m,2H)3.34−3.40(m,2H)4.56−4.63(m,1H)6.76(s,1H)6.82(s,1H)7.27(m,2H)7.34(m,2H)10.48(s,1H)。ESI−MS:m/z 385.3(M+H)
+。
【1030】
【化356】
[この文献は図面を表示できません]
【1031】
メチル 2−(4−ホルミル−3−メチル−2−ニトロフェノキシ)プロパノエート(323):
置換−2−ニトロフェノールのアルキル化のための一般的手順において、フェノールとして4−ヒドロキシ−2−メチル−3−ニトロベンズアルデヒド、およびアルキル化剤としてメチル−2−ブロモプロパノエートを用いて、白色の固体として表題化合物が得られる:
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.51(d,J=6.82Hz,3H)2.50(s,3H)3.69(s,3H)5.40(q,J=6.82Hz,1H)7.29(d,J=9.09Hz,1H)8.00(d,J=8.84Hz,1H)10.12(s,1H)。ESI−MS:m/z 268.2(M+H)
+。
【1032】
【化357】
[この文献は図面を表示できません]
【1033】
2,5−ジメチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−カルバルデヒド(324):
ニトロ基の還元およびそれに続く閉環のための一般的手順において、323を用いて、オフホワイトの固体として表題化合物が得られる:ESI−MS:m/z 206.1(M+H)
+。
【1034】
【化358】
[この文献は図面を表示できません]
【1035】
6−((4−(4−クロロフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル)−2,5−ジメチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(325):
還元的アミノ化のための一般的手順において、324および1−(4−クロロフェニル)ピペラジンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.40(d,J=6.57Hz,3H)2.24(s,3H)2.43−2.49(m,4H)3.04−3.12(m,4H)3.36−3.46(m,2H)4.51−4.58(m,1H)6.77(d,J=8.08Hz,1H)6.84(d,J=8.34Hz,1H)6.92(m,2H)7.21(m,2H)10.13(s,1H)。ESI−MS:m/z 386.3(M+H)
+。
【1036】
【化359】
[この文献は図面を表示できません]
【1037】
6−((4−(4−クロロフェニル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−イル)メチル)−2,5−ジメチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(326):
還元的アミノ化のための一般的手順において、324および4−(4−クロロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.41(d,J=6.82Hz,3H)2.24(s,3H)2.37−2.46(m,2H)2.58−2.65(m,2H)3.01−3.07(m,2H)3.43−3.52(m,2H)4.55(q,J=6.65Hz,1H)6.15−6.22(m,1H)6.77(d,J=8.08Hz,1H)6.86(d,J=8.08Hz,1H)7.34−7.40(m,2H)7.41−7.48(m,2H)10.13(s,1H)。ESI−MS:m/z 383.3(M+H)
+。
【1038】
【化360】
[この文献は図面を表示できません]
【1039】
6−((4−(4−クロロフェニル)ピペリジン−1−イル)メチル)−2,5−ジメチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(327):
還元的アミノ化のための一般的手順において、324および4−(4−クロロフェニル)ピペリジンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.40(d,J=6.57Hz,3H)1.46−1.64(m,2H)1.64−1.77(m,2H)1.97−2.08(m,2H)2.24(s,3H)2.51−2.55(m,1H)2.83−2.92(m,2H)3.34−3.41(m,2H)4.51−4.57(m,1H)6.76(d,J=8.08Hz,1H)6.83(d,J=8.08Hz,1H)7.26(m,2H)7.32(m,2H)10.12(s,1H)。ESI−MS:m/z 385.3(M+H)
+。
【1040】
【化361】
[この文献は図面を表示できません]
【1041】
メチル 2−(5−フルオロ−4−ホルミル−2−ニトロフェノキシ)プロパノエート(328):
置換−2−ニトロフェノールのアルキル化のための一般的手順において、フェノールとして2−フルオロ−4−ヒドロキシ−5−ニトロベンズアルデヒド、およびアルキル化剤としてメチル−2−ブロモプロパノエートを用いて、白色の固体として表題化合物が得られる:ESI−MS:m/z 272.1(M+H)
+。
【1042】
【化362】
[この文献は図面を表示できません]
【1043】
7−フルオロ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−カルバルデヒド(329):
ニトロ基の還元およびそれに続く閉環のための一般的手順において、328を用いて、オフホワイトの固体として表題化合物が得られる:
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.46(d,J=6.82Hz,3H)4.89(q,J=6.82Hz,1H)7.11(d,J=11.12Hz,1H)7.29(d,J=6.82Hz,1H)10.09(s,1H)10.93(s,1H)。ESI−MS:m/z 210.1(M+H)
+。
【1044】
【化363】
[この文献は図面を表示できません]
【1045】
6−((4−(4−クロロフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル)−7−フルオロ−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(330):
還元的アミノ化のための一般的手順において、328および1−(4−クロロフェニル)ピペラジンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.42(d,J=6.82Hz,3H)2.50−2.54(m,4H)3.07−3.16(m,4H)3.42−3.51(m,2H)4.69(q,J=6.82Hz,1H)6.88(d,J=10.36Hz,1H)6.90−6.96(m,3H)7.18−7.25(m,2H)10.64(s,1H)。ESI−MS:m/z 390.3(M+H)
+。
【1046】
【化364】
[この文献は図面を表示できません]
【1047】
6−((4−(4−クロロフェニル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−イル)メチル)−7−フルオロ−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(331):
還元的アミノ化のための一般的手順において、328および4−(4−クロロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンを用いて、オフホワイトの固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.42(d,J=6.82Hz,3H)2.41−2.48(m,2H)2.60−2.69(m,2H)3.04−3.11(m,2H)3.54(s,2H)4.69(q,J=6.65Hz,1H)6.18−6.22(m,1H)6.88(d,J=10.36Hz,1H)6.96(d,J=7.33Hz,1H)7.36−7.40(m,2H)7.42−7.47(m,2H)10.63(s,1H)。ESI−MS:m/z 387.3(M+H)
+。
【1048】
【化365】
[この文献は図面を表示できません]
【1049】
6−((4−(4−クロロフェニル)ピペリジン−1−イル)メチル)−7−フルオロ−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(332):
還元的アミノ化のための一般的手順において、328および4−(4−クロロフェニル)ピペリジンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.41(d,J=6.82Hz,3H)1.52−1.77(m,4H)2.00−2.11(m,2H)2.51−2.55(m,1H)2.85−2.94(m,2H)3.40−3.48(m,2H)4.69(q,J=6.82Hz,1H)6.86(d,J=10.36Hz,1H)6.93(d,J=7.07Hz,1H)7.26(m,2H)7.34(m,2H)10.63(s,1H)。ESI−MS:m/z 389.3(M+H)
+。
【1050】
【化366】
[この文献は図面を表示できません]
【1051】
エチル 4−(4−((7−フルオロ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾエート(333):
還元的アミノ化のための一般的手順において、328およびエチル 4−(ピペラジン−1−イル)ベンゾエートを用いて、オフホワイトの固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.28(t,J=7.20Hz,3H)1.42(d,J=6.82Hz,3H)2.50−2.55(m,4H)3.26−3.33(m,4H)3.43−3.52(m,2H)4.23(q,J=7.07Hz,2H)4.66−4.73(m,1H)6.88(d,J=10.36Hz,1H)6.92−7.00(m,3H)7.75−7.80(m,2H)10.65(s,1H)。ESI−MS:m/z 428.4(M+H)
+。
【1052】
【化367】
[この文献は図面を表示できません]
【1053】
4−(4−((7−フルオロ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)安息香酸(334):
カルボン酸エステルの加水分解のための一般的手順において、333を用いて、オフホワイトの固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.36−1.50(m,3H)3.14−3.38(m,5H)3.40−3.51(m,3H)3.94−4.13(m,1H)4.29−4.44(m,1H)4.62−4.83(m,1H)6.87−7.17(m,4H)7.70−7.88(m,2H)10.54−10.72(m,1H)11.02(br.s.,1H)12.39(br.s.,1H)。ESI−MS:m/z 400.2(M+H)
+。
【1054】
【化368】
[この文献は図面を表示できません]
【1055】
4−(4−((7−フルオロ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−N−メチルベンズアミド(335):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、334およびメチルアミン塩酸塩を用いて、オフホワイトの固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.42(d,J=6.82Hz,3H)2.51−2.56(m,4H)2.74(d,J=4.29Hz,3H)3.19−3.27(m,4H)3.47(s,2H)4.70(q,J=6.65Hz,1H)6.86−6.97(m,4H)7.70(d,J=8.84Hz,2H)8.14(q,J=4.13Hz,1H)10.65(s,1H)。ESI−MS:m/z 413.3(M+H)
+。
【1056】
【化369】
[この文献は図面を表示できません]
【1057】
N−エチル−4−(4−((7−フルオロ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ベンズアミド(336):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、334およびエチルアミン塩酸塩を用いて、オフホワイトの固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.09(t,J=7.20Hz,3H)1.42(d,J=6.82Hz,3H)2.51−2.56(m,4H)3.16−3.29(m,6H)3.42−3.53(m,2H)4.70(q,J=6.65Hz,1H)6.85−6.98(m,4H)7.71(d,J=8.84Hz,2H)8.17(t,J=5.56Hz,1H)10.65(s,1H)。ESI−MS:m/z 427.4(M+H)
+。
【1058】
【化370】
[この文献は図面を表示できません]
【1059】
4−(4−((7−フルオロ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−N−イソプロピルベンズアミド(337):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、334およびイソプロピルアミンを用いて、オフホワイトの固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.13(d,J=6.57Hz,6H)1.42(d,J=6.82Hz,3H)2.51−2.57(m,4H)3.17−3.28(m,4H)3.43−3.53(m,2H)4.06(dq,J=13.67,6.64Hz,1H)4.70(q,J=6.74Hz,1H)6.85−6.98(m,4H)7.72(d,J=8.84Hz,2H)7.90(d,J=7.83Hz,1H)10.65(s,1H)。ESI−MS:m/z 441.4(M+H)
+。
【1060】
【化371】
[この文献は図面を表示できません]
【1061】
N−シクロプロピル−4−(4−((7−フルオロ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ベンズアミド(338):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、334およびイソプロピルアミンを用いて、オフホワイトの固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 0.49−0.56(m,2H)0.61−0.69(m,2H)1.42(d,J=6.82Hz,3H)2.51−2.58(m,4H)2.74−2.83(m,1H)3.17−3.28(m,4H)3.42−3.52(m,2H)4.69(q,J=6.99Hz,1H)6.84−6.99(m,4H)7.69(d,J=8.84Hz,2H)8.13(d,J=4.04Hz,1H)10.64(s,1H)。ESI−MS:m/z 439.4(M+H)
+。
【1062】
【化372】
[この文献は図面を表示できません]
【1063】
4−(4−((7−フルオロ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾニトリル(339):
還元的アミノ化のための一般的手順において、328および4−(ピペラジン−1−イル)ベンゾニトリルを用いて、オフホワイトの固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.42(d,J=6.82Hz,3H)2.45−2.50(m,4H)3.27−3.33(m,4H)3.43−3.51(m,2H)4.70(q,J=6.65Hz,1H)6.88(d,J=10.36Hz,1H)6.94(d,J=7.33Hz,1H)7.01(m,2H)7.58(m,2H)10.65(s,1H)。ESI−MS:m/z 381.3(M+H)
+。
【1064】
【化373】
[この文献は図面を表示できません]
【1065】
6−(4−((7−フルオロ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ニコチノニトリル(340):
還元的アミノ化のための一般的手順において、328および6−(ピペラジン−1−イル)ニコチノニトリルを用いて、オフホワイトの固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.42(d,J=6.82Hz,3H)2.41−2.48(m,4H)3.43−3.51(m,2H)3.60−3.69(m,4H)4.69(q,J=6.82Hz,1H)6.88(d,J=10.36Hz,1H)6.90−6.95(m,2H)7.84(dd,J=9.09,2.27Hz,1H)8.46−8.49(m,1H)10.65(s,1H)。ESI−MS:m/z 382.3(M+H)
+。
【1066】
【化374】
[この文献は図面を表示できません]
【1067】
メチル 2−(3−フルオロ−4−ホルミル−2−ニトロフェノキシ)プロパノエート(341):
置換−2−ニトロフェノールのアルキル化のための一般的手順において、フェノールとして2−フルオロ−4−ヒドロキシ−3−ニトロベンズアルデヒド、およびアルキル化剤としてメチル−2−ブロモプロパノエートを用いて、白色の固体として表題化合物が得られる:ESI−MS:m/z 272.1(M+H)
+。
【1068】
【化375】
[この文献は図面を表示できません]
【1069】
5−フルオロ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−カルバルデヒド(342):
ニトロ基の還元およびそれに続く閉環のための一般的手順において、341を用いて、オフホワイトの固体として表題化合物が得られる:
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.47(d,J=6.82Hz,3H)4.89(q,J=6.82Hz,1H)6.99(d,J=8.59Hz,1H)7.44(dd,J=8.46,7.45Hz,1H)10.07(s,1H)11.16(s,1H)。ESI−MS:m/z 210.1(M+H)
+。
【1070】
【化376】
[この文献は図面を表示できません]
【1071】
6−((4−(4−クロロフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(343):
還元的アミノ化のための一般的手順において、342および1−(4−クロロフェニル)ピペラジンを用いて、オフホワイトの固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.43(d,J=6.57Hz,3H)2.46−2.50(m,4H)3.06−3.15(m,4H)3.51(s,2H)4.67−4.74(m,1H)6.80(d,J=8.34Hz,1H)6.89−6.97(m,3H)7.18−7.24(m,2H)10.84(s,1H)。ESI−MS:m/z 390.3(M+H)
+。
【1072】
【化377】
[この文献は図面を表示できません]
【1073】
4−((2H−インダゾール−2−イル)メチル)−2−ニトロフェノール(344A):
100mLの丸底フラスコに、DMF(26.7mL)中の4−(クロロメチル)−2−ニトロフェノール(1.0g、5.33mmol)、1H−インダゾール(0.630g、5.33mmol)、および炭酸カリウム(0.884g、6.40mmol)を添加した。混合物を23℃で18時間撹拌した。反応物を水(100mL)で希釈し、得られた固体を濾過によって単離し、水で洗浄し、真空内で乾燥させた。粗固体をISCOフラッシュクロマトグラフィー(ヘキサン中0〜75%のEtOAc;40g カラム)を介して精製し、黄色の固体(341mg、24%収率)として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d6,400MHz):δ=8.50(d,J=1.0Hz,1H),7.82(d,J=2.0Hz,1H),7.68−7.72(m,1H),7.56−7.61(m,1H),7.48(dd,J=8.6,2.3Hz,1H),7.10(dd,J=8.5,7.2Hz,2H),7.00−7.06(m,1H),5.62ppm(s,2H)。ESI−MS:m/z 270.2(M+H)
+。
【1074】
【化378】
[この文献は図面を表示できません]
【1075】
メチル 2−(4−((2H−インダゾール−2−イル)メチル)−2−ニトロフェノキシ)プロパノエート(344B):
置換−2−ニトロフェノールのアルキル化のための一般的手順において、フェノールとして4−((2H−インダゾール−2−イル)メチル)−2−ニトロフェノール、およびアルキル化剤としてメチル−2−ブロモプロパノエートを用いて、薄黄色の固体が得られる:
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.51(d,J=6.82Hz,3H)3.66(s,3H)5.24(q,J=6.82Hz,1H)5.66(s,2H)7.00−7.08(m,1H)7.19−7.29(m,2H)7.54−7.63(m,2H)7.71(d,J=8.34Hz,1H)7.94(d,J=2.02Hz,1H)8.52(s,1H)。ESI−MS:m/z 356.2(M+H)
+。
【1076】
【化379】
[この文献は図面を表示できません]
【1077】
6−((2H−インダゾール−2−イル)メチル)−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(344):
ニトロ基の還元およびそれに続く閉環のための一般的手順において、344Bを用いて、オフホワイトの固体が得られる:
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.38(d,J=6.82Hz,3H)4.62(q,J=6.99Hz,1H)5.55(s,2H)6.85(s,1H)6.94(s,2H)7.03(t,J=7.58Hz,1H)7.22(t,J=7.07Hz,1H)7.58(d,J=8.84Hz,1H)7.70(d,J=8.08Hz,1H)8.45(s,1H)10.64(br.s.,1H)。ESI−MS:m/z 294.2(M+H)
+。
【1078】
【化380】
[この文献は図面を表示できません]
【1079】
4−((1H−インダゾール−1−イル)メチル)−2−ニトロフェノール(345A):
微量成分として344Aの精製物から単離した:ESI−MS:m/z 270.2(M+H)
+。
【1080】
【化381】
[この文献は図面を表示できません]
【1081】
メチル 2−(4−((1H−インダゾール−1−イル)メチル)−2−ニトロフェノキシ)プロパノエート(345B):
置換−2−ニトロフェノールのアルキル化のための一般的手順において、フェノールとして4−((1H−インダゾール−1−イル)メチル)−2−ニトロフェノール 345A、およびアルキル化剤としてメチル−2−ブロモプロパノエートを用いて、薄黄色の固体として表題化合物が得られる:ESI−MS:m/z 356.2(M+H)
+。
【1082】
【化382】
[この文献は図面を表示できません]
【1083】
6−((1H−インダゾール−1−イル)メチル)−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(345):
ニトロ基の還元およびそれに続く閉環のための一般的手順において、345Bを用いて、オフホワイトの固体として表題化合物が得られる:
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.36(d,J=6.82Hz,3H)4.59(q,J=6.82Hz,1H)5.57(s,2H)6.76−6.78(m,1H)6.82−6.90(m,2H)7.11−7.16(m,1H)7.35−7.40(m,1H)7.69(dq,J=8.49,0.96Hz,1H)7.77(dt,J=8.08,1.01Hz,1H)8.10(d,J=1.01Hz,1H)10.58(s,1H)。ESI−MS:m/z 294.2(M+H)
+。
【1084】
【化383】
[この文献は図面を表示できません]
【1085】
8−シクロプロピル−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−カルバルデヒド(346A):
トルエン(比:5.00、5mL)および水(比:1.000、1.0mL)中の三塩基性リン酸カリウム(0.141g、0.665mmol)、シクロプロピルトリフルオロホウ酸カリウム(0.049g、0.332mmol)、8−クロロ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−カルバルデヒド 15(0.05g、0.222mmol)の懸濁液に、PdOAc
2(3.73mg、0.017mmol)およびジシクロヘキシル(2’,6’−ジイソプロポキシビフェニル−2−イル)ホスフィン(0.016g、0.033mmol)を23℃で添加した。反応物を110℃で14時間撹拌した。反応混合物を水(2mL)中に注ぎ、Et
2O(3×5mL)で抽出した。有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、有機相を、回転蒸発を介して乾燥するまで揮散させた。得られた粗物質をDCM(0.25mL)中で再構成し、1〜5% MeOH:DCMの勾配溶出を用いて、中圧クロマトグラフィーを介して精製した。適当な画分を混合し、溶媒を、回転蒸発を介して除去した。後期の溶出画分を真空内で乾燥させ、オフホワイトの固体(0.0283g、0.122mmol、55.2%収率)として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 0.69−0.81(m,2H)0.91−1.04(m,2H)1.48(d,J=6.57Hz,3H)2.15(tt,J=8.49,5.15Hz,1H)4.85(q,J=6.82Hz,1H)7.13(d,J=1.77Hz,1H)7.19(d,J=1.77Hz,1H)9.79(s,1H)10.89(s,1H)。ESI−MS:m/z 232.1(M+H)
+。
【1086】
【化384】
[この文献は図面を表示できません]
【1087】
4−(4−((8−シクロプロピル−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−N−エチルベンズアミド(346):
還元的アミノ化のための一般的手順において、346AおよびN−エチル−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド 283を用いて、オフホワイトの固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 0.60−0.70(m,2H)0.88−0.94(m,2H)1.09(t,J=7.07Hz,3H)1.43(d,J=6.57Hz,3H)2.04−2.12(m,1H)2.41−2.49(m,4H)3.17−3.29(m,6H)3.36(s,2H)4.64(q,J=6.82Hz,1H)6.41(d,J=1.52Hz,1H)6.69(d,J=1.77Hz,1H)6.92(m,J=9.09Hz,2H)7.71(m,J=8.84Hz,2H)8.17(t,J=5.56Hz,1H)10.55(s,1H)。ESI−MS:m/z 449.4(M+H)
+。
【1088】
【化385】
[この文献は図面を表示できません]
【1089】
4−(4−((8−シクロプロピル−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−N−メチルベンズアミド(347):
還元的アミノ化のための一般的手順において、346AおよびN−メチル−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド 282を用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 0.60−0.71(m,2H)0.87−0.95(m,2H)1.43(d,J=6.82Hz,3H)2.04−2.12(m,1H)2.40−2.48(m,4H)2.73(d,J=4.55Hz,3H)3.18−3.26(m,4H)3.36(s,2H)4.61−4.67(m,1H)6.41(d,J=1.77Hz,1H)6.69(d,J=1.77Hz,1H)6.93(m,2H)7.69(m,2H)8.14(q,J=4.21Hz,1H)10.55(s,1H)。ESI−MS:m/z 435.4(M+H)
+。融点=256.1〜258.6℃。
【1090】
【化386】
[この文献は図面を表示できません]
【1091】
N−シクロプロピル−4−(4−((8−シクロプロピル−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ベンズアミド(348):
還元的アミノ化のための一般的手順において、346AおよびN−シクロプロピル−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド 284を用いて、オフホワイトの固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 0.50−0.57(m,2H)0.61−0.70(m,4H)0.89−0.95(m,2H)1.43(d,J=6.82Hz,3H)2.03−2.12(m,1H)2.40−2.49(m,4H)2.76−2.83(m,1H)3.19−3.26(m,4H)3.37(br.s.,2H)4.64(q,J=6.82Hz,1H)6.41(d,J=1.52Hz,1H)6.67−6.73(m,1H)6.91(m,J=8.84Hz,2H)7.70(m,J=8.59Hz,2H)8.17(d,J=3.54Hz,1H)10.57(s,1H)。ESI−MS:m/z 461.4(M+H)
+。融点=202.5〜207.3℃。
【1092】
【化387】
[この文献は図面を表示できません]
【1093】
2−メチル−3−オキソ−8−フェニル−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−カルバルデヒド(349A):
トルエン(比:4.00、16mL)および水(比:1.000、4.0mL)中の三塩基性リン酸カリウム(0.564g、2.66mmol)、フェニルトリフルオロホウ酸カリウム(0.245g、1.330mmol)、および8−クロロ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−カルバルデヒド 15(0.2g、0.886mmol)の溶液に、PdOAc
2(0.015g、0.066mmol)およびジシクロヘキシル(2’,6’−ジイソプロポキシビフェニル−2−イル)ホスフィン(0.062g、0.133mmol)を23℃で添加した。反応物を115℃で42時間撹拌した。反応混合物を水(2mL)中に注ぎ、Et
2O(3×5mL)で抽出した。有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、有機相を、回転蒸発を介して乾燥するまで揮散させた。得られた粗物質を、CH
2Cl
2/MeOHの勾配溶出を用いて、中圧クロマトグラフィーを介して精製した。適当な画分を合わせ、回転蒸発を介して濃縮した。不純物質をDMSO(1.0mL)中で再構成し、45〜70% ACN:0.05% TFA(水性)の勾配溶出を用いて、質量トリガ分取LCMSを介して精製した。初期の画分を合わせ、溶媒を、回転蒸発を介して除去した。精製生成物を真空内で乾燥させ、オフホワイトの固体(0.0459g、0.172mmol、19.37%収率)として表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.44(d,J=6.82Hz,3H)4.85−4.92(m,1H)7.38−7.43(m,2H)7.46−7.51(m,2H)7.57−7.62(m,2H)7.64(d,J=2.02Hz,1H)9.91(s,1H)11.04(s,1H)。ESI−MS:m/z 268.1(M+H)
+。
【1094】
【化388】
[この文献は図面を表示できません]
【1095】
N−エチル−4−(4−((2−メチル−3−オキソ−8−フェニル−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ベンズアミド(349):
還元的アミノ化のための一般的手順において、349AおよびN−エチル−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド283を用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.09(t,J=7.20Hz,3H)1.39(d,J=6.82Hz,3H)2.51−2.55(m,4H)3.19−3.30(m,6H)3.48(s,2H)4.67(q,J=6.57Hz,1H)6.87−6.97(m,4H)7.31−7.38(m,1H)7.40−7.47(m,2H)7.51−7.56(m,2H)7.71(d,J=8.84Hz,2H)8.17(t,J=5.68Hz,1H)10.72(br.s.,1H)。ESI−MS:m/z 485.4(M+H)
+。
【1096】
【化389】
[この文献は図面を表示できません]
【1097】
N−メチル−4−(4−((2−メチル−3−オキソ−8−フェニル−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ベンズアミド(350):
還元的アミノ化のための一般的手順において、349AおよびN−メチル−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド282を用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.40(d,J=6.82Hz,3H)2.51−2.57(m,4H)2.73(d,J=4.55Hz,3H)3.18−3.29(m,4H)3.48(s,2H)4.70(q,J=6.65Hz,1H)6.90−6.96(m,4H)7.32−7.37(m,1H)7.41−7.46(m,2H)7.51−7.56(m,2H)7.66−7.72(m,2H)8.13(q,J=4.38Hz,1H)10.71(s,1H)。ESI−MS:m/z 471.4(M+H)
+。融点=184.9〜188.9℃。
【1098】
【化390】
[この文献は図面を表示できません]
【1099】
N−シクロプロピル−4−(4−((2−メチル−3−オキソ−8−フェニル−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ベンズアミド(351):
還元的アミノ化のための一般的手順において、349AおよびN−シクロプロピル−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド 284を用いて、オフホワイトの固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 0.48−0.59(m,2H)0.59−0.69(m,2H)1.40(d,J=6.82Hz,3H)2.51−2.56(m,4H)2.75−2.82(m,1H)3.19−3.29(m,4H)3.48(s,2H)4.70(q,J=6.74Hz,1H)6.92(m,4H)7.32−7.37(m,1H)7.41−7.46(m,2H)7.51−7.57(m,2H)7.69(d,J=9.09Hz,2H)8.13(d,J=4.04Hz,1H)10.71(s,1H)。ESI−MS:m/z 497.3(M+H)
+。融点=217.0〜223.5℃。
【1100】
【化391】
[この文献は図面を表示できません]
【1101】
4−(4−((8−シクロプロピル−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾニトリル(352):
還元的アミノ化のための一般的手順において、346Aおよび4−(ピペラジン−1−イル)ベンゾニトリルを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 0.58−0.71(m,2H)0.85−0.96(m,2H)1.42(d,J=6.82Hz,3H)2.05−2.12(m,1H)2.38−2.48(m,4H)3.27−3.32(m,4H)3.36(s,2H)4.64(q,J=6.74Hz,1H)6.41(d,J=1.52Hz,1H)6.68(d,J=1.77Hz,1H)7.00(m,J=9.09Hz,2H)7.57(m,2H)10.56(br.s.,1H)。ESI−MS:m/z 403.4(M+H)
+。融点=194.3〜195.5℃。
【1102】
【化392】
[この文献は図面を表示できません]
【1103】
8−ベンジル−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−カルバルデヒド(353A):
トルエン(比:5.00、20mL)および水(比:1.000、4.0mL)中の三塩基性リン酸カリウム(0.564g、2.66mmol)、ベンジルトリフルオロホウ酸カリウム(0.263g、1.330mmol)、8−クロロ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−カルバルデヒド 15(0.2g、0.886mmol)の懸濁液に、PdOAc
2(0.015g、0.066mmol)およびジシクロヘキシル(2’,6’−ジイソプロポキシビフェニル−2−イル)ホスフィン(0.062g、0.133mmol)を23℃添加した。反応物を115℃で20時間撹拌した。反応混合物を水(2mL)中に注ぎ、Et
2O(3×5mL)で抽出した。有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、有機相を、回転蒸発を介して乾燥するまで揮散させた。得られた粗物質をDCM(1.0mL)中で再構成し、1〜5% MeOH:DCMの勾配溶出を用いて、中圧クロマトグラフィーを介して精製した。適当な画分を合わせ、溶媒を、回転蒸発を介して除去した。後期の溶出画分を真空内で乾燥させ、黄色の固体を得た。黄色の固体をIPA(1.0mL)中に再懸濁し、還流加熱し溶液を得、室温まで冷却し、濾過し、IPAですすぎ、真空内で乾燥させ、オフホワイトの固体(0.0704g、0.250mmol、28.2%収率)として表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.36(d,J=6.82Hz,3H)3.98(s,2H)4.75−4.81(m,1H)7.16−7.32(m,6H)7.45(d,J=2.02Hz,1H)9.80(s,1H)10.93(s,1H)。ESI−MS:m/z 282.2(M+H)
+。融点=163.2〜166.1℃。
【1104】
【化393】
[この文献は図面を表示できません]
【1105】
4−(4−((8−ベンジル−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−N−メチルベンズアミド(353):
還元的アミノ化のための一般的手順において、353AおよびN−メチル−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド 282を用いて、薄灰色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.32(d,J=6.82Hz,3H)2.42−2.49(m,4H)2.74(d,J=4.29Hz,3H)3.16−3.28(m,4H)3.38(s,2H)3.89(s,2H)4.54−4.60(m,1H)6.73−6.82(m,2H)6.92(m,2H)7.14−7.19(m,1H)7.19−7.23(m,2H)7.24−7.30(m,2H)7.70(m,2H)8.14(q,J=4.29Hz,1H)10.60(s,1H)。ESI−MS:m/z 485.4(M+H)
+。融点=227.0〜230.9℃。
【1106】
【化394】
[この文献は図面を表示できません]
【1107】
4−(4−((8−ベンジル−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−N−シクロプロピルベンズアミド(354):
還元的アミノ化のための一般的手順において、353AおよびN−シクロプロピル−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド 284を用いて、薄灰色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 0.49−0.55(m,2H)0.62−0.69(m,2H)1.31(d,J=6.82Hz,3H)2.42−2.49(m,4H)2.75−2.82(m,1H)3.17−3.25(m,4H)3.38(s,2H)3.89(s,2H)4.57(q,J=6.74Hz,1H)6.73−6.82(m,2H)6.91(d,J=9.09Hz,2H)7.14−7.19(m,1H)7.19−7.24(m,2H)7.24−7.30(m,2H)7.69(d,J=9.09Hz,2H)8.14(d,J=4.04Hz,1H)10.60(s,1H)。ESI−MS:m/z 511.4(M+H)
+。融点=192.3〜203.2℃。
【1108】
【化395】
[この文献は図面を表示できません]
【1109】
4−(4−((8−ベンジル−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−N−エチルベンズアミド(355):
還元的アミノ化のための一般的手順において、353AおよびN−エチル−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド 283を用いて、薄灰色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.09(t,J=7.20Hz,3H)1.32(d,J=6.82Hz,3H)2.41−2.49(m,4H)3.16−3.29(m,6H)3.38(s,2H)3.89(s,2H)4.53−4.60(m,1H)6.75−6.82(m,2H)6.93(m,2H)7.14−7.19(m,1H)7.19−7.23(m,2H)7.24−7.29(m,2H)7.71(m,2H)8.17(t,J=5.68Hz,1H)10.59(s,1H)。ESI−MS:m/z 499.4(M+H)
+。融点=198.1〜205.7℃
【1110】
【化396】
[この文献は図面を表示できません]
【1111】
8−アリル−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−カルバルデヒド(356A):
トルエン(比:5.00、20mL)および水(比:1.000、4.0mL)中の三塩基性リン酸カリウム(0.564g、2.66mmol)、アリルトリフルオロホウ酸カリウム(0.197g、1.330mmol)、および8−クロロ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−カルバルデヒド 15(0.2g、0.886mmol)の溶液に、PdOAc
2(0.015g、0.066mmol)およびジシクロヘキシル(2’,6’−ジイソプロポキシビフェニル−2−イル)ホスフィン(0.062g、0.133mmol)を23℃で添加した。反応物を115℃で48時間撹拌した。反応混合物を水(2mL)中に注ぎ、Et
2O(3×5mL)で抽出した。有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、有機相を、回転蒸発を介して乾燥するまで揮散させた。得られた粗物質をDCM(0.25mL)中で再構成し、1〜5% MeOH:DCMの勾配溶出を用いて、中圧クロマトグラフィーを介して精製した。適当な画分を合わせ、溶媒を、回転蒸発を介して除去した。不純物質をDMSO(1.0mL)中で再構成し、45〜70% ACN:0.05% TFA(水性)の勾配溶出を用いて、質量トリガ分取LCMSを介して精製した。収集画分を合わせ、回転蒸発を介して溶媒を除去し、オフホワイトの固体(0.007g、0.030mmol、3.41%収率)として表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.44(d,J=6.82Hz,3H)3.38−3.42(m,2H)4.82(q,J=6.82Hz,1H)5.06−5.12(m,2H)5.91−6.01(m,1H)7.28(d,J=2.02Hz,1H)7.42(d,J=2.02Hz,1H)9.82(s,1H)10.93(s,1H)。ESI−MS:m/z 232.2(M+H)
+。
【1112】
【化397】
[この文献は図面を表示できません]
【1113】
4−(4−((8−アリル−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−N−エチルベンズアミド(356):
還元的アミノ化のための一般的手順において、356AおよびN−エチル−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド 283を用いて、オフホワイトの固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.09(t,J=7.20Hz,3H)1.39(d,J=6.82Hz,3H)2.43−2.49(m,4H)3.18−3.29(m,6H)3.30−3.32(m,2H)3.39(s,2H)4.61(q,J=6.82Hz,1H)5.01−5.07(m,2H)5.93(m,J=16.86,10.17,6.57,6.57Hz,1H)6.77(d,J=2.02Hz,1H)6.73(d,J=2.02Hz,1H)6.92(m,2H)7.71(m,2H)8.18(t,J=5.56Hz,1H)10.60(br.s.,1H)。ESI−MS:m/z 449.4(M+H)
+。
【1114】
【化398】
[この文献は図面を表示できません]
【1115】
tert−ブチル 4−((3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−カルボキシレート(357):
20mLのシンチレーションバイアルに、((4−(tert−ブトキシカルボニル)ピペラジン−1−イル)メチル)トリフルオロホウ酸カリウム(280mg、1.050mmol)、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル(28.6mg、0.060mmol)、炭酸セシウム(977mg、3.00mmol)、および酢酸パラジウム(II)(6.73mg、0.030mmol)、続いて、THF(4.0mL)および水(0.4mL)中の6−ブロモ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(228mg、1.000mmol)の溶液を添加した。混合物を80℃で18時間加熱した。反応物をさらに24時間加熱した。反応物を冷却し、濾過し、分取HPLC(15〜40%の水中アセトニトリル)で精製した。適当な画分を収集し、真空内で濃縮し、オフホワイトの固体(114mg、0.328mmol、32.8%収率)として表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.42(s,9H)2.94−3.08(m,4H)3.30(d,J=9.85Hz,2H)4.03(d,J=11.12Hz,2H)4.26(br.s.,2H)4.62(s,2H)6.98(s,1H)7.04(s,2H)11.00(s,1H)。ESI−MS:m/z 348.2(M+H)
+。
【1116】
【化399】
[この文献は図面を表示できません]
【1117】
メチル 2−(4−ブロモ−2−ニトロ−6−プロピオニルフェノキシ)プロパノエート(358A):
置換2−ニトロフェノールのアルキル化のための一般的手順において、フェノールとして1−(5−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−ニトロフェニル)プロパン−1−オン、およびアルキル化剤としてメチル−2−ブロモプロパノエートを用いて、金色の油状物として表題化合物が得られる:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.03−1.10(m,3H)1.44(d,J=6.82Hz,3H)3.00−3.12(m,2H)3.59(s,3H)4.56(q,J=6.82Hz,1H)8.07(d,J=2.53Hz,1H)8.34(d,J=2.53Hz,1H)。ESI−MS:m/z 361.1(M+H)
+。
【1118】
【化400】
[この文献は図面を表示できません]
【1119】
6−ブロモ−2−メチル−8−プロピオニル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(358B):
ニトロ基の還元およびそれに続く閉環のための一般的手順において、358Aを用いて、黒色の固体として表題化合物が得られる:ESI−MS:m/z 300.1(M+H)
+。
【1120】
【化401】
[この文献は図面を表示できません]
【1121】
6−ブロモ−2−メチル−8−プロピル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(358C):
20mLのシンチレーションバイアルに、TFA(7.0mL)中の6−ブロモ−2−メチル−8−プロピオニル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン 358B(517mg、1.734mmol)およびトリエチルシラン(0.554mL、3.47mmol)を添加し、40℃で4時間撹拌した。反応物を真空内で濃縮し、残渣をEtOAc(25mL)中に取り込み、飽和NaHCO
3水およびブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、真空内で濃縮した。残渣をISCOフラッシュクロマトグラフィー(ヘキサン中の0−100% EtOAc;40g カラム)を介して精製した。収集画分から、黄色の固体(249mg、0.876mmol、50.5%収率)として表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6):δ=10.69(s,1H),6.98(d,J=2.5Hz,1H),6.87(d,J=2.3Hz,1H),4.65(q,J=6.8Hz,1H),1.48−1.58(m,2H),1.38(d,J=6.8Hz,5H),0.87ppm(t,J=7.3Hz,3H)。ESI−MS:m/z 284.1(M+H)
+。
【1122】
【化402】
[この文献は図面を表示できません]
【1123】
tert−ブチル 4−((2−メチル−3−オキソ−8−プロピル−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−カルボキシレート(358D):
20mLのシンチレーションバイアルに、((4−(tert−ブトキシカルボニル)ピペラジン−1−イル)メチル)トリフルオロホウ酸カリウム(141mg、0.528mmol)、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル(XPhos)(14.39mg、0.030mmol)、炭酸セシウム(492mg、1.510mmol)、および酢酸パラジウム(II)(3.39mg、0.015mmol)、続いて、THF(2.0mL)および水(0.2mL)中の6−ブロモ−2−メチル−8−プロピル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン 358C(143mg、0.503mmol)の溶液を添加した。混合物を80℃で18時間加熱した。混合物をISCOフラッシュクロマトグラフィー(ヘキサン中の0−75% EtOAc;40g カラム)を介して精製した。収集画分から、金色の油状物(94mg、0.233mmol、46.3%収率)として表題化合物を得た。
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.54(s,1H),6.71(d,J=1.5Hz,2H),4.56−4.64(m,1H),3.34(s,4H),3.25−3.32(m,4H),2.28(t,J=4.9Hz,4H),1.47−1.60(m,2H),1.39(d,J=6.8Hz,12H),1.18ppm(t,J=7.1Hz,3H).ESI−MS:m/z 404.4(M+H)
+。
【1124】
【化403】
[この文献は図面を表示できません]
【1125】
2−メチル−6−(ピペラジン−1−イルメチル)−8−プロピル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(358E):
20mLのシンチレーションバイアルに、DCM(2.0mL)中のtert−ブチル 4−((2−メチル−3−オキソ−8−プロピル−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−カルボキシレート 358D(90mg、0.223mmol)およびTFA(2.0mL、26.0mmol)を添加し、23℃で1時間撹拌した。反応物を真空内で濃縮し、MeOH中に取り込み、PL−HCO
3 MP樹脂カラムを通して濾過し、遊離塩基を得た。MeOH濾液を真空内で濃縮し、黄色の固体(68mg、0.224mmol、100%収率)として表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 0.88(t,J=7.33Hz,3H)1.38(d,J=6.82Hz,3H)1.53(dt,2H)2.43−2.49(m,4H)2.52(br.s.,2H)3.00(d,J=4.29Hz,4H)3.33(br.s.,1H)3.39(s,2H)4.60(q,J=6.74Hz,1H)6.63−6.76(m,2H)10.58(s,1H)。ESI−MS:m/z 304.3(M+H)
+。
【1126】
【化404】
[この文献は図面を表示できません]
【1127】
N−メチル−4−(4−((2−メチル−3−オキソ−8−プロピル−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ベンズアミド(358):
20mLのシンチレーションバイアルに、DMSO(1.104mL)中の2−メチル−6−(ピペラジン−1−イルメチル)−8−プロピル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン 358E(67mg、0.221mmol)および4−フルオロ−N−メチルベンズアミド(50.7mg、0.331mmol)を添加し、120℃で4時間撹拌した。DBU(0.133mL、0.883mmol)を添加し、反応混合物を120℃で18時間撹拌した。反応物を真空内で濃縮してDBUを除去し、次いで、K
2CO
3(61.0mg、0.442mmol)を添加した。混合物を120℃で一晩加熱した。反応物を、続いて濾過し、粗物質を分取HPLC(20〜45%の水中アセトニトリル)で精製した。適当な画分を収集し、真空内で濃縮し、黄色の固体(18mg、0.041mmol、18.67%収率)として表題化合物を得た。
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.89(s,1H),10.73(br.s.,1H),8.04(br.s.,1H),7.75(d,J=8.8Hz,1H),7.24(s,1H),7.11(s,1H),6.95−7.04(m,2H),6.87(d,J=2.0Hz,1H),4.66−4.72(m,1H),4.64(d,J=6.6Hz,2H),3.26(t,J=7.1Hz,2H),3.03(q,J=6.7Hz,2H),2.30−2.45(m,3H),1.61−1.67(m,2H),1.55(d,J=6.8Hz,5H),1.40(d,J=6.8Hz,3H),0.86−0.93ppm(m,3H)。ESI−MS:m/z 437.4(M+H)
+。
【1128】
【化405】
[この文献は図面を表示できません]
【1129】
8−ヒドロキシ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−カルバルデヒド(359A):
20mLのシンチレーションバイアルに、DCM(2.5mL)中の8−メトキシ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−カルバルデヒド 17(111mg、0.502mmol)および三臭化ホウ素(2.0mL、2.000mmol)を添加し、−10℃で1時間撹拌し、次いで、23℃までゆっくりと温め、一晩撹拌した。反応物をMeOHで反応停止処理し、EtOAc中に取り込み、水およびブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、真空内で濃縮し、黄褐色の固体(100mg、0.483mmol、96%収率)として表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.45(d,J=6.82Hz,3H)4.75(q,J=6.82Hz,1H)6.92(d,J=2.02Hz,1H)7.03(d,J=1.77Hz,1H)9.74(s,1H)9.98(br.s.,1H)10.85(s,1H)。ESI−MS:m/z 208.0(M+H)
+。
【1130】
【化406】
[この文献は図面を表示できません]
【1131】
N−エチル−4−(4−((8−ヒドロキシ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ベンズアミド(359):
還元的アミノ化のための一般的手順において、359AおよびN−エチル−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド 283を用いて、オフホワイトの固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.03(t,J=7.07Hz,3H)1.37(d,J=6.82Hz,3H)2.90−3.13(m,4H)3.13−3.24(m,2H)3.33(br.s.,2H)3.92(d,J=12.63Hz,2H)4.16(br.s.,2H)4.57(q,J=6.65Hz,1H)6.43(d,J=1.77Hz,1H)6.57(d,J=1.52Hz,1H)6.94(d,J=8.84Hz,2H)7.70(d,J=8.84Hz,2H)8.18(t,J=5.43Hz,1H)9.66(d,J=9.35Hz,1H)10.75(s,1H)。ESI−MS:m/z 425.4(M+H)
+。
【1132】
【化407】
[この文献は図面を表示できません]
【1133】
N−エチル−3−フルオロ−4−(4−((8−メトキシ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ベンズアミド(360):
還元的アミノ化のための一般的手順において、17およびN−エチル−3−フルオロ−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミドを用いて、黄褐色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.10(t,J=7.20Hz,3H)1.41(d,J=6.57Hz,3H)2.54(br.s.,4H)3.11(br.s.,4H)3.21−3.31(m,2H)3.43(s,2H)3.78(s,3H)4.59(q,J=6.82Hz,1H)6.52(d,J=1.26Hz,1H)6.64(d,J=1.26Hz,1H)7.01−7.11(m,1H)7.55−7.66(m,2H)8.36(t,J=5.43Hz,1H)10.58(s,1H)。ESI−MS:m/z 457.4(M+H)
+。融点=228〜229℃。
【1134】
【化408】
[この文献は図面を表示できません]
【1135】
3−クロロ−N−エチル−4−(4−((8−メトキシ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ベンズアミド(361):
還元的アミノ化のための一般的手順において、17および3−クロロ−N−エチル−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド 286を用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.58(s,1H),8.44(t,J=5.6Hz,1H),7.88(d,J=2.3Hz,1H),7.78(dd,J=8.3,2.0Hz,1H),7.19(d,J=8.6Hz,1H),6.65(d,J=1.5Hz,1H),6.53(d,J=1.8Hz,1H),4.54−4.63(m,1H),3.78(s,3H),3.44(s,2H),3.21−3.31(m,2H),3.06(br.s.,4H),2.55(br.s.,4H),1.41(d,J=6.8Hz,3H),1.11ppm(t,J=7.2Hz,3H)。ESI−MS:m/z 473.3(M+H)
+;融点=119〜121℃。
【1136】
【化409】
[この文献は図面を表示できません]
【1137】
4−(4−((8−メトキシ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−N,3−ジメチルベンズアミド(362):
還元的アミノ化のための一般的手順において、17およびN,3−ジメチル−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド 298を用いて、白色の固体として表題化合物を得た;
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.57(s,1H),8.23(d,J=4.8Hz,1H),7.54−7.66(m,2H),7.02(d,J=8.1Hz,1H),6.64(d,J=1.8Hz,1H),6.52(d,J=1.8Hz,1H),4.52−4.65(m,1H),3.77(s,3H),3.43(s,2H),2.89(br.s.,4H),2.74(d,J=4.5Hz,3H),2.53−2.57(m,4H),2.26(s,3H),1.40ppm(d,J=6.8Hz,3H)。ESI−MS:m/z 439.4(M+H)
+。
【1138】
【化410】
[この文献は図面を表示できません]
【1139】
N−エチル−4−(4−((8−メトキシ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−3−メチルベンズアミド(363):
還元的アミノ化のための一般的手順において、17およびN−エチル−3−メチル−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド 299を用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=9.81(s,1H),8.26(t,J=5.6Hz,1H),7.55−7.69(m,2H),7.02(d,J=8.3Hz,1H),6.64(d,J=1.8Hz,1H),6.52(d,J=1.8Hz,1H),4.51−4.65(m,1H),3.77(s,3H),3.43(s,2H),3.19−3.29(m,2H),2.89(br.s.,4H),2.51−2.57(m,4H),2.26(s,3H),1.40(d,J=6.8Hz,3H),1.09ppm(t,J=7.2Hz,3H)。ESI−MS:m/z 453.4(M+H)
+。
【1140】
【化411】
[この文献は図面を表示できません]
【1141】
N−シクロプロピル−4−{4−[(8−メトキシ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−6−イル)メチル]ピペラジン−1−イル}−3−メチルベンズアミド(364):
還元的アミノ化のための一般的手順において、17およびN−シクロプロピル−3−メチル−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド 300を用いて、白色の固体として表題化合物を得た:ESI−MS:m/z 465.4(M+H)
+。
【1142】
【化412】
[この文献は図面を表示できません]
【1143】
3−フルオロ−4−(4−((8−メトキシ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−N−メチルベンズアミド(365):
還元的アミノ化のための一般的手順において、17および3−フルオロ−N−メチル−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド 289を用いて、黄褐色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.41(d,J=6.82Hz,3H)2.51−2.58(m,4H)2.75(d,J=4.55Hz,3H)3.03−3.18(m,4H)3.42(s,2H)3.77(s,3H)4.58(q,J=6.82Hz,1H)6.52(d,J=1.52Hz,1H)6.61−6.66(m,1H)7.05(t,J=8.72Hz,1H)7.54−7.64(m,2H)8.33(q,J=4.38Hz,1H)10.57(s,1H)。ESI−MS:m/z 443.4(M+H)
+。融点=240.9〜244.1℃。
【1144】
【化413】
[この文献は図面を表示できません]
【1145】
3−クロロ−4−(4−((8−メトキシ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−N−メチルベンズアミド(366):
還元的アミノ化のための一般的手順において、17および3−クロロ−N−メチル−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド 285を用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.41(d,J=6.82Hz,3H)2.51−2.61(m,4H)2.76(d,J=4.55Hz,3H)2.97−3.14(m,4H)3.43(s,2H)3.77(s,3H)4.55−4.62(m,1H)6.52(d,J=1.77Hz,1H)6.64(d,J=1.52Hz,1H)7.19(d,J=8.34Hz,1H)7.76(dd,J=8.46,2.15Hz,1H)7.86(d,J=2.27Hz,1H)8.42(q,J=4.38Hz,1H)10.58(br.s.,1H)。ESI−MS:m/z 459.3(M+H)
+。融点=199.7〜202.7℃。
【1146】
【化414】
[この文献は図面を表示できません]
【1147】
3−クロロ−N−エチル−4−(4−((3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ベンズアミド(367):
還元的アミノ化のための一般的手順において、12および3−クロロ−N−エチル−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド 286を用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.11(t,J=7.20Hz,3H)2.95−3.10(m,2H)3.16−3.34(m,4H)3.38−3.62(m,4H)4.37(br.s.,2H)4.64(s,2H)7.00−7.12(m,3H)7.27(d,J=8.34Hz,1H)7.82(dd,J=8.34,2.02Hz,1H)7.94(d,J=2.02Hz,1H)8.50(t,J=5.43Hz,1H)11.01(s,1H)。ESI−MS:m/z 429.4(M+H)
+。
【1148】
【化415】
[この文献は図面を表示できません]
【1149】
メチル 2−(4−ホルミル−2−メトキシ−6−ニトロフェノキシ)アセテート(368):
置換2−ニトロフェノールのアルキル化のための一般的手順において、フェノールとして4−ヒドロキシ−3−メトキシ−5−ニトロベンズアルデヒド、およびアルキル化剤としてメチル 2−ブロモアセテートを用いて、暗橙色の油状物として表題化合物が得られる:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 3.66(s,3H)3.97(s,3H)4.98(s,2H)7.83(d,J=1.77Hz,1H)8.05(d,J=1.77Hz,1H)9.97(s,1H)。ESI−MS:m/z 270.1(M+H)
+。
【1150】
【化416】
[この文献は図面を表示できません]
【1151】
8−メトキシ−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−カルバルデヒド(369):
ニトロ基の還元およびそれに続く閉環のための一般的手順において、368を用いて、茶色の固体として表題化合物が得られる:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 3.85(s,3H)4.68(s,2H)7.07(d,J=1.52Hz,1H)7.24(d,J=1.26Hz,1H)9.81(s,1H)10.96(s,1H)。ESI−MS:m/z 208.1(M+H)
+。
【1152】
【化417】
[この文献は図面を表示できません]
【1153】
3−クロロ−N−エチル−4−(4−((8−メトキシ−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ベンズアミド(370):
還元的アミノ化のための一般的手順において、369および3−クロロ−N−エチル−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド 286を用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.11(t,J=7.20Hz,3H)2.97−3.12(m,2H)3.17−3.34(m,4H)3.38−3.62(m,4H)3.78−3.88(m,3H)4.35(d,J=4.55Hz,2H)4.59(s,2H)6.68(s,1H)6.89(s,1H)7.28(d,J=8.59Hz,1H)7.82(dd,J=8.34,1.77Hz,1H)7.94(d,J=2.02Hz,1H)8.50(t,J=5.31Hz,1H)10.95(s,1H)。ESI−MS:m/z 459.4(M+H)
+。
【1154】
【化418】
[この文献は図面を表示できません]
【1155】
3−クロロ−N−エチル−4−(4−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ベンズアミド(371):
還元的アミノ化のための一般的手順において、13および3−クロロ−N−エチル−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド 286を用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.10(t,J=7.20Hz,3H)1.41(d,J=6.82Hz,3H)2.51−2.62(m,4H)2.92−3.18(m,4H)3.20−3.31(m,2H)3.44(s,2H)4.64(q,J=6.74Hz,1H)6.84−6.94(m,3H)7.18(d,J=8.59Hz,1H)7.77(dd,J=8.46,2.15Hz,1H)7.88(d,J=2.02Hz,1H)8.43(t,J=5.56Hz,1H)10.63(s,1H)。ESI−MS:m/z 443.3(M+H)
+。融点=238.8〜242.9℃。
【1156】
【化419】
[この文献は図面を表示できません]
【1157】
N−シクロプロピル−3−フルオロ−4−{4−[(8−メトキシ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−6−イル)メチル]ピペラジン−1−イル}ベンズアミド(372):
還元的アミノ化のための一般的手順において、17およびN−シクロプロピル−3−フルオロ−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド 291を用いて、黄褐色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.58(s,1H),8.32(d,J=4.3Hz,1H),7.54−7.63(m,2H),7.04(t,J=8.8Hz,1H),6.64(d,J=1.5Hz,1H),6.52(d,J=1.8Hz,1H),4.55−4.62(m,1H),3.77(s,3H),3.42(s,2H),3.11(br.s.,4H),2.81(ttd,J=7.4,3.9,3.7Hz,1H),2.52(br.s.,4H),1.41(d,J=6.8Hz,3H),0.64−0.71(m,2H),0.51−0.57ppm(m,2H)。ESI−MS:m/z 469.4(M+H)
+;融点=233℃。
【1158】
【化420】
[この文献は図面を表示できません]
【1159】
3−クロロ−N−シクロプロピル−4−(4−((8−メトキシ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ベンズアミド(373):
還元的アミノ化のための一般的手順において、17および3−クロロ−N−シクロプロピル−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド 288を用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6,400MHz):δ=10.51(s,1H),8.32(d,J=4.0Hz,1H),7.79(d,J=2.0Hz,1H),7.68(dd,J=8.6,2.0Hz,1H),7.11(d,J=8.6Hz,1H),6.57(d,J=1.8Hz,1H),6.45(d,J=1.8Hz,1H),4.51(q,J=6.7Hz,1H),3.66−3.73(m,3H),3.36(s,2H),2.98(br.s.,4H),2.75(tq,J=7.4,3.8Hz,1H),2.47(br.s.,4H),1.34(d,J=6.8Hz,3H),0.56−0.65(m,2H),0.43−0.51ppm(m,2H)。ESI−MS:m/z 485.4(M+H)
+。融点=226℃。
【1160】
【化421】
[この文献は図面を表示できません]
【1161】
N−エチル−4−(4−((8−メトキシ−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−3−メチルベンズアミド(374):
還元的アミノ化のための一般的手順において、369およびN−エチル−3−メチル−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド 299を用いて、黄褐色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.10(t,J=7.20Hz,3H)2.27(s,3H)2.52(br.s.,4H)2.89(br.s.,4H)3.20−3.30(m,2H)3.43(s,2H)3.72−3.82(m,3H)4.47−4.55(m,2H)6.46−6.57(m,1H)6.60−6.69(m,1H)7.03(d,J=8.08Hz,1H)7.58−7.70(m,2H)8.27(t,J=5.43Hz,1H)10.64(s,1H)。ESI−MS:m/z 439.4(M+H)
+。融点=208.1〜224.9℃。
【1162】
【化422】
[この文献は図面を表示できません]
【1163】
N−シクロプロピル−4−(4−((8−メトキシ−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−3−メチルベンズアミド(375):
還元的アミノ化のための一般的手順において、369およびN−シクロプロピル−3−メチル−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド 300を用いて、黄褐色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 0.49−0.57(m,2H)0.63−0.71(m,2H)2.26(s,3H)2.52−2.58(m,4H)2.76−2.84(m,1H)2.84−2.94(m,4H)3.43(s,2H)3.77(s,3H)4.51(s,2H)6.48−6.56(m,1H)6.61−6.67(m,1H)7.02(d,J=8.08Hz,1H)7.55−7.65(m,2H)8.23(d,J=4.29Hz,1H)10.64(s,1H)。ESI−MS:m/z 451.4(M+H)
+。融点=219.6〜228.3℃。
【1164】
【化423】
[この文献は図面を表示できません]
【1165】
4−(4−((8−メトキシ−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−N,3−ジメチルベンズアミド(376):
還元的アミノ化のための一般的手順において、369およびN,3−ジメチル−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド 298を用いて、黄褐色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 2.26(s,3H)2.51−2.59(m,4H)2.74(d,J=4.55Hz,3H)2.89(br.s.,4H)3.43(s,2H)3.77(s,3H)4.51(s,2H)6.53(d,J=1.52Hz,1H)6.64(d,J=1.52Hz,1H)7.02(d,J=8.34Hz,1H)7.58−7.67(m,2H)8.19−8.28(m,1H)10.63(s,1H)。ESI−MS:m/z 425.4(M+H)
+。融点=233.8〜235.4℃。
【1166】
【化424】
[この文献は図面を表示できません]
【1167】
2−メチル−6−((4−(4−(ピロリジン−1−カルボニル)フェニル)ピペラジン−1−イル)メチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(377):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、50およびピロリジンを用いて、淡いベージュ色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.41(d,J=6.57Hz,3H)1.81(br.s.,4H)2.45−2.49(m,4H)3.21(br.s.,4H)3.37−3.50(m,6H)4.64(q,J=6.74Hz,1H)6.82−6.96(m,5H)7.42(d,J=8.84Hz,2H)10.62(s,1H)。ESI−MS:m/z 435.4(M+H)
+。
【1168】
【化425】
[この文献は図面を表示できません]
【1169】
N,N−ジメチル−4−(4−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ベンズアミド(378):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、50およびジメチルアミンHClを用いて、淡いベージュ色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.41(d,J=6.82Hz,3H)2.44−2.49(m,4H)2.94(s,6H)3.14−3.25(m,4H)3.38−3.46(m,2H)4.64(q,J=6.82Hz,1H)6.81−6.98(m,5H)7.29(d,J=8.84Hz,2H)10.62(s,1H)。ESI−MS:m/z 409.4(M+H)
+。
【1170】
【化426】
[この文献は図面を表示できません]
【1171】
N−エチル−N−メチル−4−(4−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ベンズアミド(379):
カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、50およびN−エチル−N−メチルアミンHClを用いて、淡いベージュ色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.09(t,J=7.07Hz,3H)1.41(d,J=6.82Hz,3H)2.40−2.49(m,4H)2.90(s,3H)3.20(br.s.,4H)3.42(br.s.,2H)4.64(q,J=6.57Hz,1H)6.81−7.00(m,5H)7.25(d,J=8.59Hz,2H)10.62(br.s.,1H)。ESI−MS:m/z 423.4(M+H)
+。
【1172】
【化427】
[この文献は図面を表示できません]
【1173】
4−(4−((2,8−ジメチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−3−フルオロ−N−メチルベンズアミド(380):
還元的アミノ化のための一般的手順において、16および3−フルオロ−N−メチル−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド 289を用いて、オフホワイトの固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.38−1.45(m,3H)2.14−2.20(m,3H)2.52−2.54(m,4H)2.76(d,J=4.55Hz,3H)3.10(br.s.,4H)3.39(s,2H)4.57−4.69(m,1H)6.69−6.80(m,2H)7.05(t,J=8.72Hz,1H)7.52−7.66(m,2H)8.34(d,J=4.55Hz,1H)10.56(s,1H)。ESI−MS:m/z 427.3(M+H)
+。
【1174】
【化428】
[この文献は図面を表示できません]
【1175】
4−(4−((2,8−ジメチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−N−エチル−3−フルオロベンズアミド(381):
還元的アミノ化のための一般的手順において、16および3−フルオロ−N−エチル−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド 290を用いて、オフホワイトの固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.03(t,J=7.20Hz,3H)1.30−1.37(m,3H)2.05−2.13(m,3H)2.44−2.48(m,4H)3.02(br.s.,4H)3.13−3.23(m,2H)3.23−3.29(m,3H)4.51−4.60(m,1H)6.61−6.72(m,2H)6.98(t,J=8.84Hz,1H)7.47−7.59(m,2H)8.29(t,J=5.56Hz,1H)10.48(s,1H)。ESI−MS:m/z 441.3(M+H)
+。融点=241.7〜245.2℃。
【1176】
【化429】
[この文献は図面を表示できません]
【1177】
3−クロロ−4−(4−((2,8−ジメチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−N−エチルベンズアミド(382):
還元的アミノ化のための一般的手順において、16および3−クロロ−N−エチル−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド 286を用いて、オフホワイトの固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.11(t,J=7.20Hz,3H)1.39−1.44(m,3H)2.14−2.18(m,3H)2.52−2.57(m,4H)3.04(br.s.,4H)3.21−3.31(m,2H)3.37−3.44(m,2H)4.58−4.68(m,1H)6.69−6.80(m,2H)7.18(d,J=8.59Hz,1H)7.77(dd,J=8.34,2.02Hz,1H)7.88(d,J=2.02Hz,1H)8.44(t,J=5.56Hz,1H)10.56(s,1H)。ESI−MS:m/z 457.3(M+H)
+。融点=227.4〜228.4℃。
【1178】
【化430】
[この文献は図面を表示できません]
【1179】
3−クロロ−4−(4−((2,8−ジメチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−N−メチルベンズアミド(383):
還元的アミノ化のための一般的手順において、16および3−クロロ−N−メチル−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド 285を用いて、オフホワイトの固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.41(d,J=6.57Hz,3H)2.17(s,3H)2.52−2.61(m,4H)2.76(d,J=4.55Hz,3H)3.04(br.s.,4H)3.37−3.46(m,2H)4.63(q,J=6.82Hz,1H)6.75(d,J=13.64Hz,2H)7.19(d,J=8.59Hz,1H)7.76(dd,J=8.34,2.02Hz,1H)7.86(d,J=2.02Hz,1H)8.42(q,J=4.38Hz,1H)10.56(s,1H)。ESI−MS:m/z 443.3(M+H)
+。融点=231.8〜231.9℃。
【1180】
【化431】
[この文献は図面を表示できません]
【1181】
4−(4−((2,8−ジメチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−N,3−ジメチルベンズアミド(384):
還元的アミノ化のための一般的手順において、16およびN,3−ジメチル−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド 298を用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.41(d,J=6.82Hz,3H)2.17(s,3H)2.26(s,3H)2.52−2.62(m,4H)2.75(d,J=4.55Hz,3H)2.81−2.97(m,4H)3.37−3.46(m,2H)4.58−4.68(m,1H)6.68−6.80(m,2H)7.02(d,J=8.34Hz,1H)7.57−7.68(m,2H)8.24(q,J=4.38Hz,1H)10.56(s,1H)。ESI−MS:m/z 423.3(M+H)
+。融点=113.2〜120.0℃。
【1182】
【化432】
[この文献は図面を表示できません]
【1183】
4−(4−((2,8−ジメチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−N−エチル−3−メチルベンズアミド(385):
還元的アミノ化のための一般的手順において、16およびN−エチル−3−メチル−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド 299を用いて、淡いベージュ色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.09(t,J=7.07Hz,3H)1.34−1.45(m,3H)2.15(s,3H)2.25(s,3H)2.50−2.54(m,4H)2.78−2.96(m,4H)3.18−3.29(m,2H)3.39(s,2H)4.56−4.68(m,1H)6.67−6.79(m,2H)7.01(d,J=8.34Hz,1H)7.56−7.68(m,2H)8.25(t,J=5.56Hz,1H)10.55(s,1H)。ESI−MS:m/z 437.4(M+H)
+。融点=223.4〜230.1℃。
【1184】
【化433】
[この文献は図面を表示できません]
【1185】
N−シクロプロピル−4−(4−((2,8−ジメチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−3−メチルベンズアミド(386):
還元的アミノ化のための一般的手順において、16およびN−シクロプロピル−3−メチル−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド 300を用いて、淡いベージュ色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 0.51−0.57(m,2H)0.64−0.70(m,2H)1.38−1.43(m,3H)2.16(s,3H)2.25(s,3H)2.52−2.55(m,4H)2.76−2.94(m,5H)3.40(s,2H)4.57−4.68(m,1H)6.69−6.79(m,2H)6.97−7.06(m,1H)7.55−7.66(m,2H)8.23(d,J=4.29Hz,1H)10.56(br.s.,1H)。ESI−MS:m/z 449.4(M+H)
+。融点=240.9〜242.5℃。
【1186】
【化434】
[この文献は図面を表示できません]
【1187】
N−シクロプロピル−4−(4−((2,8−ジメチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−3−フルオロベンズアミド(387):
還元的アミノ化のための一般的手順において、16およびN−シクロプロピル−3−フルオロ−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド 291を用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 0.50−0.57(m,2H)0.63−0.72(m,2H)1.40(d,J=6.82Hz,3H)2.15(s,3H)2.51(br.s.,4H)2.74−2.87(m,1H)3.02−3.14(m,4H)3.38(s,2H)4.56−4.68(m,1H)6.67−6.79(m,2H)7.03(t,J=8.84Hz,1H)7.50−7.65(m,2H)8.31(d,J=4.04Hz,1H)10.55(s,1H)。ESI−MS:m/z 453.4(M+H)
+。融点=252.9〜253.0℃。
【1188】
【化435】
[この文献は図面を表示できません]
【1189】
3−クロロ−N−シクロプロピル−4−(4−((2,8−ジメチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ベンズアミド(388):
還元的アミノ化のための一般的手順において、16および3−クロロ−N−シクロプロピル−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド 288を用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 0.49−0.59(m,2H)0.63−0.73(m,2H)1.40(d,J=6.82Hz,3H)2.16(s,3H)2.51−2.59(m,4H)2.81(tq,J=7.36,3.94Hz,1H)3.03(br.s.,4H)3.36−3.45(m,2H)4.56−4.68(m,1H)6.68−6.79(m,2H)7.10−7.19(m,1H)7.74(dd,J=8.59,2.02Hz,1H)7.85(d,J=2.02Hz,1H)8.39(d,J=4.29Hz,1H)10.55(s,1H)。ESI−MS:m/z 469.4(M+H)
+。融点=251.7〜255.4℃。
【1190】
【化436】
[この文献は図面を表示できません]
【1191】
4−メチレン−1−フェニルピペリジン(389A):
50mLの丸底フラスコ内で、ヨウ化メチルトリフェニルホスホニウム(1.384g、3.42mmol)をTHF(10.0mL)に懸濁し、0℃まで冷却した。N−ブチルリチウム(1.370mL、3.42mmol)を滴下し、得られた黄色の懸濁液を0℃で30分間撹拌した。THF(5.0mL)中の1−フェニルピペリジン−4−オン(0.500g、2.85mmol)の溶液を滴下し、次に、橙黄色の懸濁液を2時間にわたって23℃までゆっくりと温めた。反応混合物を飽和NH
4Cl(30mL)で反応停止処理し、水層をEtOAc(2×50mL)で抽出し、合わせた有機抽出物をブライン(30mL)で洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、真空内で濃縮した。黄色の粗油状物をフラッシュクロマトグラフィー(EtOAc:Hex、1:9のアイソクラチック)で精製し、透明な薄黄色の油状物(0.0906g、18.33%収率)として表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 2.14−2.39(m,4H)3.12−3.29(m,4H)4.74(s,2H)6.64−6.85(m,1H)6.87−7.07(m,2H)7.08−7.29(m,2H)。ESI−MS:m/z 174.1(M+H)
+。
【1192】
【化437】
[この文献は図面を表示できません]
【1193】
2−メチル−6−((1−フェニルピペリジン−4−イル)メチル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(389):
20mLのネジ蓋バイアルに、N
2下で、4−メチレン−1−フェニルピペリジン(0.0906g、0.523mmol)を9−BBN(1.046mL、0.523mmol)の0.5M THF溶液で希釈し、75℃で1時間撹拌した。次に、反応混合物を、DMF(1.0mL)および水(0.1mL)中の6−ブロモ−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン 19(0.127g、0.523mmol)、PdCl
2(dppf)−CH
2Cl
2付加物(0.0128g、0.016mmol)、およびK
2CO
3(0.145g、1.046mmol)の懸濁液に添加し、60℃で4時間撹拌した。混合物を室温まで冷却し、水(20mL)で希釈し、酢酸エチル(2×20mL)で抽出した。混合有機層をブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、真空内で濃縮した。フラッシュカラムクロマトグラフィー(10%〜50% EA/Hex)での精製から、淡黄色の固体として所望の生成物を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.21−1.32(m,2H)1.40(d,J=6.82Hz,3H)1.47(br.s.,1H)1.64(d,J=13.14Hz,2H)2.45(d,J=6.82Hz,2H)2.52−2.62(m,2H)3.59−3.70(m,2H)4.55−4.67(m,1H)6.65−6.78(m,3H)6.81−6.94(m,3H)7.11−7.22(m,2H)10.58(s,1H)。ESI−MS:m/z 337.3(M+H)
+。
【1194】
【化438】
[この文献は図面を表示できません]
【1195】
エチル 4−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ベンゾエート(390A):
200mLの丸底フラスコ内で、ピペリジン−4−オール(2.165g、21.41mmol)およびK
2CO
3(2.96g、21.41mmol)をMeCN(51.0mL)に懸濁した。エチル 4−フルオロベンゾエート(2.62mL、17.84mmol)を添加し、反応混合物を還流(95℃)下で96時間撹拌した。反応物を室温まで冷却し、EtOAc(100mL)で希釈し、水(50mL)で洗浄した。有機層をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、真空内で濃縮した。生成物をEtOAc/ヘキサンを用いて再結晶により精製し、白色の固体(0.878g、19.74%収率)として表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.28(t,J=7.07Hz,3H)1.34−1.47(m,2H)1.73−1.85(m,2H)3.03(ddd,J=13.14,9.98,3.16Hz,2H)3.63−3.77(m,3H)4.23(q,J=7.07Hz,2H)4.72(d,J=4.04Hz,1H)6.86−7.05(m,2H)7.66−7.85(m,2H)。ESI−MS:m/z 250.2(M+H)
+。
【1196】
【化439】
[この文献は図面を表示できません]
【1197】
エチル 4−(4−オキソピペリジン−1−イル)ベンゾエート(390B):
200mLの丸底フラスコ内で、エチル 4−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ベンゾエート 390A(0.878g、3.52mmol)、DCC(2.202g、10.67mmol)、およびDMSO(5.0mL、70.5mmol)をベンゼン(9.52mL)中に取り込み、無色の溶液を得た。次に、混合物を氷/ブライン浴中で冷却した。反応混合物を5℃以下に維持しながら、ピリジン(0.26mL、3.21mmol)およびTFA(0.12mL、1.558mmol)を液滴法で順次添加した。添加が完了したら、反応物をより低い温度で撹拌し、次いで、24時間かけて23℃までゆっくりと温めた。反応物をEtOAc(50mL)で希釈し、23℃で一晩撹拌した。未溶解の白色の固体(ジシクロヘキシル尿素)を濾過によって除去し、追加のEtOAcですすいだ。有機層をブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、透明な油状物まで濃縮した。油状物をヘキサンで粉砕し、一晩穏やかに撹拌した。白色の固体を濾過によって収集し、真空内で乾燥させた。CCl
4中の再結晶によって、真空濾過によって除去した微細固体(ジシクロヘキシル尿素不純物)を得た。CCl
4濾液を黄色の油状物まで濃縮し、真空内で乾燥させ、黄色の固体(0.575g、66.0%収率)として表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.29(t,J=7.07Hz,3H)2.45(t,J=6.06Hz,4H)3.74(t,J=6.06Hz,4H)4.24(q,J=7.07Hz,2H)6.97−7.09(m,2H)7.75−7.86(m,2H)。ESI−MS:m/z 248.2(M+H)
+。
【1198】
【化440】
[この文献は図面を表示できません]
【1199】
エチル 4−(4−メチレンピペリジン−1−イル)ベンゾエート(390C):
エチル 4−(4−オキソピペリジン−1−イル)ベンゾエート 390B(0.575g、2.325mmol)を用いて、ウィッティヒオレフィン化を389Aについて説明されるように実行した。オフホワイトの結晶性固体(0.338g、59.3%収率)として表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.21−1.38(m,3H)2.18−2.30(m,4H)3.37−3.50(m,4H)4.23(q,J=7.16Hz,2H)4.78(s,2H)6.95−7.04(m,2H)7.72−7.82(m,2H)。ESI−MS:m/z 246.2(M+H)
+。
【1200】
【化441】
[この文献は図面を表示できません]
【1201】
エチル 4−(4−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペリジン−1−イル)ベンゾエート(390D):
窒素下で、エチル 4−(4−メチレンピペリジン−1−イル)ベンゾエート 390C(145.8mg、0.594mmol)を9−BBN(1.189mL、0.594mmol)の0.5M THF溶液に取り込み、75℃で1時間撹拌した。次に、反応混合物を、DMF(2.0mL)および水(0.2mL)中の6−ブロモ−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン 19(144mg、0.594mmol)、PdCl
2(dppf)−CH
2Cl
2付加物(14.56mg、0.018mmol)、および炭酸カリウム(164mg、1.189mmol)の懸濁液に添加し、60℃で撹拌した。反応物を引き出し、室温まで冷却し、水(10mL)およびEtOAc(10mL)で希釈した。水層を酢酸エチル(2×20mL)で抽出し、有機層を分離し、ブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、真空内で濃縮した。フラッシュカラムクロマトグラフィー(10%〜20%〜30% EA/Hex)によって、オフホワイトの固体(62mg、25%収率)として所望の生成物を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.09−1.32(m,6H)1.35−1.46(m,2H)1.56−1.76(m,3H)2.43(d,J=6.82Hz,2H)2.77(t,J=11.75Hz,2H)3.82−3.96(m,2H)4.22(q,J=7.07Hz,2H)4.56−4.66(m,1H)6.63−6.77(m,2H)6.86(d,J=8.08Hz,1H)6.94(d,J=9.09Hz,2H)7.69−7.82(m,2H)10.59(s,1H)。ESI−MS:m/z 409.4(M+H)
+。
【1202】
【化442】
[この文献は図面を表示できません]
【1203】
N−メチル−4−(4−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペリジン−1−イル)ベンズアミド(390):
カルボン酸エステルの加水分解のための一般的手順を用いて、390Dの鹸化を実行した。カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、得られたカルボン酸およびメチルアミン塩酸塩を用いて、ピンク色がかった黄褐色の固体として表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.13−1.28(m,2H)1.40(d,J=6.57Hz,3H)1.55−1.71(m,3H)2.44(d,J=6.57Hz,2H)2.62−2.78(m,5H)3.82(d,J=12.63Hz,2H)4.61(q,J=6.65Hz,1H)6.65−6.77(m,2H)6.82−6.95(m,3H)7.67(d,J=9.09Hz,2H)8.05−8.15(m,1H)10.59(s,1H)。ESI−MS:m/z 394.3(M+H)
+。
【1204】
【化443】
[この文献は図面を表示できません]
【1205】
N−イソプロピル−4−(4−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2
H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペリジン−1−イル)ベンズアミド(391):
カルボン酸エステルの加水分解のための一般的手順を用いて、390Dの鹸化を実行した。カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、得られたカルボン酸およびイソプロピルアミンを用いて、オフホワイトの固体として表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.13(d,J=6.57Hz,6H)1.17−1.29(m,2H)1.40(d,J=6.82Hz,3H)1.58−1.69(m,3H)2.41−2.47(m,2H)2.63−2.75(m,2H)3.82(d,J=12.38Hz,2H)4.00−4.12(m,1H)4.61(q,J=6.74Hz,1H)6.65−6.77(m,2H)6.88(dd,J=12.88,8.59Hz,3H)7.70(d,J=9.09Hz,2H)7.86(d,J=7.58Hz,1H)10.59(s,1H)。ESI−MS:m/z 422.4(M+H)
+。
【1206】
【化444】
[この文献は図面を表示できません]
【1207】
N−シクロプロピル−4−(4−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2
H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペリジン−1−イル)ベンズアミド(392):
カルボン酸エステルの加水分解のための一般的手順を用いて、390Dの鹸化を実行した。カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、得られたカルボン酸およびイソプロピルアミンを用いて、白色の固体として表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 0.46−0.57(m,2H)0.60−0.70(m,2H)1.12−1.29(m,2H)1.40(d,J=6.82Hz,3H)1.56−1.71(m,3H)2.44(d,J=6.57Hz,2H)2.63−2.84(m,3H)3.82(d,J=12.63Hz,2H)4.61(q,J=6.74Hz,1H)6.65−6.76(m,2H)6.82−6.93(m,3H)7.66(d,J=8.84Hz,2H)8.10(d,J=4.04Hz,1H)10.59(s,1H)。ESI−MS:m/z 422.4(M+H)
+。ESI−MS:m/z 420.3(M+H)
+。
【1208】
【化445】
[この文献は図面を表示できません]
【1209】
N−エチル−4−(4−((2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペリジン−1−イル)ベンズアミド(393):
カルボン酸エステルの加水分解のための一般的手順を用いて、390Dの鹸化を実行した。カルボン酸へのアミンのカップリングのための一般的手順において、得られたカルボン酸およびエチルアミン塩酸塩を使用して、ピンク色がかった黄褐色の固体として表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.09(t,J=7.20Hz,3H)1.13−1.31(m,2H)1.40(d,J=6.82Hz,3H)1.56−1.72(m,3H)2.44(d,J=6.82Hz,2H)2.62−2.78(m,2H)3.17−3.29(m,2H)3.76−3.89(m,2H)4.61(q,J=6.82Hz,1H)6.63−6.78(m,2H)6.88(dd,J=15.41,8.59Hz,3H)7.68(d,J=9.09Hz,2H)8.13(t,J=5.43Hz,1H)10.59(s,1H)。ESI−MS:m/z 408.4(M+H)
+。
【1210】
【化446】
[この文献は図面を表示できません]
【1211】
メチル 2−(4−メトキシ−2−ニトロフェノキシ)プロパノエート(394A):
置換−2−ニトロフェノールのアルキル化のための一般的手順において、フェノールとして4−メトキシ−2−ニトロフェノール、およびアルキル化剤としてメチル−2−ブロモプロパノエートを用いて、薄黄色の固体(5.35g、70.9%収率)として表題化合物が得られる。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.50(d,J=6.82Hz,3H)3.67(s,3H)3.78(s,3H)5.12(q,J=6.65Hz,1H)7.15−7.27(m,2H)7.39−7.49(m,1H)。ESI−MS:m/z 256.1(M+H)
+。
【1212】
【化447】
[この文献は図面を表示できません]
【1213】
6−メトキシ−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(394B):
ニトロ基の還元およびそれに続く閉環のための一般的手順において、メチル 2−(4−メトキシ−2−ニトロフェノキシ)プロパノエート(394A)(5.35g、20.92mmol)を用いて、黄褐色の固体(4.08g、100%収率)として表題化合物が得られる。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.39(d,J=5.05Hz,3H)3.69(br.s.,3H)4.57(br.s.,1H)6.47(br.s.,2H)6.88(d,J=8.34Hz,1H)10.58(br.s.,1H)。ESI−MS:m/z 194.0(M+H)
+。
【1214】
【化448】
[この文献は図面を表示できません]
【1215】
6−ヒドロキシ−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(394C):
N
2下で、50mLの丸底フラスコを1MのBBr
3溶液(3.11mL、3.11mmol)で充填し、次いで、氷/ブライン浴中で冷却した。冷却した溶液に、無水DCM(4mL)中の6−メトキシ−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン 394B(0.2g、1.035mmol)を滴下した。反応物をN
2下で撹拌し、次いで、23℃までゆっくりと温めた。2時間後、氷冷水(25mL)を反応混合物にゆっくりと添加した。生成物を真空濾過で収集し、水で洗浄し、真空内で乾燥させ、薄黄褐色の固体(0.116g、62.5%収率)を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.37(d,J=6.57Hz,3H)4.44−4.57(m,1H)6.24−6.32(m,1H)6.36(d,J=2.78Hz,1H)6.74(d,J=8.59Hz,1H)9.15(s,1H)10.50(s,1H)。ESI−MS:m/z 180.1(M+H)
+。
【1216】
【化449】
[この文献は図面を表示できません]
【1217】
tert−ブチル 4−(2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イルオキシ)ピペリジン−1−カルボキシレート(394D):
40mLのバイアル内で、6−ヒドロキシ−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン 394C(0.200g、1.116mmol)、tert−ブチル 4−ヒドロキシピペリジン−1−カルボキシレート(0.225g、1.116mmol)、およびPPh
3(0.439g、1.674mmol)をTHF(5.58mL)に懸濁し、茶色の溶液を得た。混合物を0℃まで冷却した。冷却した混合物に、DEADを滴下した。反応物を23℃までゆっくりと温め、18時間撹拌した。粗物質を分取HPLC−MS(45〜85%の水中MeCN)で精製した。画分を収集し、真空内で濃縮し、表題化合物(0.223g、55.1%収率)を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.33−1.44(m,9H)1.44−1.59(m,2H)1.86(ddd,J=9.47,6.32,3.16Hz,2H)3.06−3.24(m,2H)3.33−3.71(m,5H)4.32−4.44(m,1H)4.57(q,J=6.65Hz,1H)6.48(d,J=2.78Hz,1H)6.55(dd,J=8.84,2.78Hz,1H)6.86(d,J=8.59Hz,1H)10.56(s,1H)。ESI−MS:m/z 307.2および263.2(M+H)
+。
【1218】
【化450】
[この文献は図面を表示できません]
【1219】
2−メチル−6−(ピペリジン−4−イルオキシ)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(394E):
tert−ブチル 4−(2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イルオキシ)ピペリジン−1−カルボキシレート 394D(0.223g、0.615mmol)を含有する40mLのバイアルに、DCM(2.0mL、12.98mmol)中のTFAの50%溶液を添加し、透明な茶色の溶液を得た。反応物をHPLCでモニタリングした。0.5時間時点で、反応物を引き出し、真空内で濃縮し、透明な茶色の油状物(0.161g、100%収率)として生成物を得た。ESI−MS:m/z 263.2(M+H)
+。
【1220】
【化451】
[この文献は図面を表示できません]
【1221】
エチル 4−(4−(2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イルオキシ)ピペリジン−1−イル)ベンゾエート(394):
20mLのネジ蓋バイアル内で、6−ヒドロキシ−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン(0.116g、0.647mmol)、エチル 4−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ベンゾエート 394E(0.194g、0.777mmol)、PPh
3(0.204g、0.777mmol)をTHF(3.24mL)に懸濁し、茶色の溶液を得た。混合物を0℃まで冷却し、次いで、DEADを液滴法で添加した。反応物を23℃までゆっくりと温め、18時間撹拌した。粗物質を分取HPLC−MS(45〜85%の水中MeCN)で精製した。画分を収集し、真空内で濃縮し、薄ピンク色の固体(0.0219g、8.24%収率)として生成物を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.21−1.34(m,3H)1.34−1.45(m,3H)1.58−1.72(m,2H)1.92−2.05(m,2H)3.16−3.31(m,2H)3.62−3.77(m,3H)4.24(q,J=7.07Hz,2H)4.46(tt,J=7.77,3.73Hz,1H)4.58(q,J=6.65Hz,1H)6.51(d,J=2.78Hz,1H)6.57(dd,J=8.84,2.78Hz,1H)6.88(d,J=8.84Hz,1H)6.95−7.06(m,2H)7.78(d,J=8.84Hz,1H)10.57(s,1H)。ESI−MS:m/z 411.3(M+H)
+。
【1222】
【化452】
[この文献は図面を表示できません]
【1223】
N−メチル−4−(4−(2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イルオキシ)ピペリジン−1−イル)ベンズアミド(395):
4mLのネジ蓋バイアル内で、2−メチル−6−(ピペリジン−4−イルオキシ)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン 394E(0.054g、0.206mmol)、K
2CO
3(0.142g、1.029mmol)、および4−フルオロ−N−メチルベンズアミド(0.038g、0.247mmol)をDMSO(0.412mL)に懸濁し、茶色の懸濁液を得た。反応物を120℃で72時間撹拌した。粗物質を分取HPLC−MS(40〜75%の水中MeCN)で精製した。画分を収集し、真空内で濃縮し、黄褐色の固体(0.0186g、22.85%収率)として生成物を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.34−1.47(m,3H)1.59−1.74(m,2H)1.93−2.07(m,2H)2.71−2.82(m,3H)3.09−3.23(m,2H)3.61(br.s.,2H)4.38−4.50(m,1H)4.58(q,J=6.65Hz,1H)4.68(d,J=6.57Hz,1H)6.50(d,J=2.78Hz,1H)6.53−6.62(m,1H)6.67(dd,J=8.72,2.91Hz,1H)6.88(d,J=8.84Hz,1H)6.94−7.06(m,2H)7.71(d,J=8.84Hz,2H)7.81−7.88(m,1H)8.10−8.20(m,1H)10.57(s,1H)。ESI−MS:m/z 396.3(M+H)
+。
【1224】
【化453】
[この文献は図面を表示できません]
【1225】
N−エチル−4−(4−(2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イルオキシ)ピペリジン−1−イル)ベンズアミド(396):
アルキル化剤としてN−エチル−4−フルオロベンズアミド 281を用いて、394Eとの反応を395について説明されるように実行し、黄褐色の固体(0.0051g、6.0%収率)として表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.10(t,J=7.20Hz,3H)1.40(d,J=6.57Hz,3H)1.59−1.74(m,2H)1.92−2.07(m,1H)3.08−3.34(m,3H)3.54−3.69(m,2H)4.36−4.50(m,1H)4.58(q,J=6.65Hz,1H)6.50(d,J=2.78Hz,1H)6.52−6.63(m,1H)6.88(d,J=8.59Hz,1H)6.92−7.04(m,2H)7.72(d,J=8.84Hz,2H)8.18(s,1H)10.56(s,1H)。ESI−MS:m/z 410.3(M+H)
+。
【1226】
【化454】
[この文献は図面を表示できません]
【1227】
N−シクロプロピル−4−(4−(2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イルオキシ)ピペリジン−1−イル)ベンズアミド(397):
アルキル化剤としてN−シクロプロピル−4−フルオロベンズアミドを用いて、394Eとの反応を395について説明されるように実行し、黄褐色の固体(0.0308g、35.5%収率)として表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 0.50−0.57(m,2H)0.62−0.70(m,2H)1.35−1.43(m,3H)1.59−1.73(m,2H)1.92−2.05(m,2H)2.80(tq,J=7.34,3.95Hz,1H)3.11−3.22(m,2H)3.56−3.69(m,2H)4.38−4.49(m,1H)4.54−4.62(m,1H)6.50(d,J=2.78Hz,1H)6.57(dd,J=8.84,2.78Hz,1H)6.88(d,J=8.84Hz,1H)6.96(d,J=9.09Hz,2H)7.70(d,J=8.84Hz,2H)8.14(d,J=4.29Hz,1H)10.57(s,1H)。ESI−MS:m/z 422.3(M+H)
+。
【1228】
【化455】
[この文献は図面を表示できません]
【1229】
8−ヒドロキシ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−カルバルデヒド(398A):
氷/ブライン浴中で冷却した200mLの丸底フラスコに、DCM(30mL)中のBBr
3(3.4g、13.56mmol)をN
2下で添加した。DCM(10mL)中の17の溶液を、冷却したBBr
3溶液に滴下した。反応物をN
2下で1時間撹拌し、次いで、23℃まで温めた。2時間後、反応物を氷上に注ぎ、得られた固体を真空濾過で単離し、水で洗浄し、真空内で乾燥させ、黄褐色の固体(0.722g、77%収率)を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.40−1.50(m,3H)4.76(q,J=6.74Hz,1H)6.93(d,J=2.02Hz,1H)7.04(d,J=2.02Hz,1H)9.72−9.77(m,1H)9.95−10.01(m,1H)10.85(s,1H)。ESI−MS:m/z 208.0(M+H)
+。
【1230】
【化456】
[この文献は図面を表示できません]
【1231】
8−エトキシ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−カルバルデヒド(398B):
20mLのネジ蓋バイアルに、8−ヒドロキシ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−カルバルデヒド 398A(0.619g、2.99mmol)および炭酸セシウム(0.973g、2.99mmol)を添加した。混合物をDMF(5.98mL)に懸濁し、次いで、氷浴中で冷却した。ヨードエタン(0.241mL、2.99mmol)を、2回に分けて5分間にわたって添加した。反応混合物を2時間撹拌し、23℃までゆっくりと温め、18時間撹拌した。粗物質を分取HPLC−MS(30〜50%の水中MeCN、塩基性モード)で精製し、画分を収集し、真空内で濃縮した。得られた固体を濾過によって単離し、水で洗浄し、真空内で乾燥させ、黄褐色の固体(0.404g、57%収率)を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.36(t,J=6.95Hz,3H)1.46(d,J=6.82Hz,3H)4.14(qd,J=6.99,1.77Hz,2H)4.72−4.88(m,1H)7.07(d,J=1.77Hz,1H)7.24(d,J=1.77Hz,1H)9.82(s,1H)10.92(s,1H)。ESI−MS:m/z 236.1(M+H)
+。
【1232】
【化457】
[この文献は図面を表示できません]
【1233】
4−(4−((8−エトキシ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−N−メチルベンズアミド(398):
還元的アミノ化のための一般的手順において、398BおよびN−メチル−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド 282を用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.32(t,J=7.07Hz,3H)1.37−1.44(m,3H)2.41−2.49(m,4H)2.74(d,J=4.55Hz,3H)3.24(d,J=5.05Hz,4H)3.40(s,2H)3.98−4.12(m,2H)4.55−4.65(m,1H)6.51(d,J=1.77Hz,1H)6.63(d,J=1.77Hz,1H)6.94(d,J=8.84Hz,2H)7.70(d,J=8.84Hz,2H)8.14(q,J=4.72Hz,1H)10.57(s,1H)。ESI−MS:m/z 439.4(M+H)
+。融点228.2〜233.0℃。
【1234】
【化458】
[この文献は図面を表示できません]
【1235】
3−クロロ−4−(4−((8−エトキシ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−N−エチルベンズアミド(399):
還元的アミノ化のための一般的手順において、398Bおよび3−クロロ−N−エチル−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド 286を用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.11(t,J=7.20Hz,3H)1.29−1.38(m,3H)1.38−1.47(m,3H)2.52−2.59(m,4H)3.05(br.s.,4H)3.20−3.31(m,2H)3.43(s,2H)3.99−4.09(m,2H)4.55−4.65(m,1H)6.51(d,J=1.77Hz,1H)6.60−6.67(m,1H)7.19(d,J=8.59Hz,1H)7.77(dd,J=8.59,2.02Hz,1H)7.88(d,J=2.02Hz,1H)8.44(t,J=5.56Hz,1H)10.58(s,1H)。ESI−MS:m/z 487.4(M+H)
+。融点186.6〜198.7℃。
【1236】
【化459】
[この文献は図面を表示できません]
【1237】
4−(4−((8−エトキシ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−N,3−ジメチルベンズアミド(400):
還元的アミノ化のための一般的手順において、398BおよびN,3−ジメチル−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド−2HClを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.33(t,J=6.95Hz,3H)1.41(d,J=6.82Hz,3H)2.26(s,3H)2.52−2.57(m,4H)2.75(d,J=4.29Hz,3H)2.89(br.s.,4H)3.42(s,2H)4.04(d,J=7.07Hz,2H)4.55−4.65(m,1H)6.52(s,1H)6.63(s,1H)7.03(d,J=8.34Hz,1H)7.58−7.67(m,2H)8.24(d,J=4.04Hz,1H)10.57(s,1H)。ESI−MS:m/z 453.4(M+H)
+。融点173.4〜180.5℃。
【1238】
【化460】
[この文献は図面を表示できません]
【1239】
4−(4−((8−エトキシ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−N−エチル−3−メチルベンズアミド(401):
還元的アミノ化のための一般的手順において、398BおよびN−エチル−3−メチル−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド−2HClを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.09(t,J=7.07Hz,3H)1.32(t,J=6.95Hz,3H)1.40(d,J=6.57Hz,3H)2.26(s,3H)2.51−2.59(m,4H)2.88(br.s.,4H)3.19−3.29(m,2H)3.42(s,2H)3.98−4.09(m,2H)4.55−4.64(m,1H)6.51(d,J=1.52Hz,1H)6.63(d,J=1.52Hz,1H)7.02(d,J=8.34Hz,1H)7.55−7.69(m,2H)8.26(t,J=5.56Hz,1H)10.57(s,1H)。ESI−MS:m/z 467.4(M+H)
+。融点199.8〜199.9℃。
【1240】
【化461】
[この文献は図面を表示できません]
【1241】
N−シクロプロピル−4−(4−((8−エトキシ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−3−メチルベンズアミド(402):
還元的アミノ化のための一般的手順において、398BおよびN−シクロプロピル−3−メチル−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド−2HClを用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 0.51−0.57(m,2H)0.63−0.70(m,2H)1.33(t,J=7.07Hz,3H)1.41(d,J=6.82Hz,3H)2.25(s,3H)2.52−2.60(m,4H)2.81(td,J=7.26,3.92Hz,1H)2.89(br.s.,4H)3.42(s,2H)3.98−4.10(m,2H)4.54−4.66(m,1H)6.51(d,J=1.52Hz,1H)6.63(d,J=1.77Hz,1H)7.01(d,J=8.08Hz,1H)7.55−7.66(m,2H)8.23(d,J=4.04Hz,1H)10.57(s,1H)。ESI−MS:m/z 479.5(M+H)
+。融点223.4〜223.5℃。
【1242】
【化462】
[この文献は図面を表示できません]
【1243】
8−(ジフルオロメトキシ)−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−カルバルデヒド(403A):
ドライアイス/アセトン浴中で冷却した40mLのバイアルを、クロロジフルオロメタン(0.209g、2.413mmol)で充填し、続いて、8−ヒドロキシ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−カルバルデヒド 398A(0.5g、2.413mmol)、Cs
2CO
3(0.786g、2.413mmol)、およびDMF(4.83mL)を添加した。ドライアイス/アセトン浴を除去し、撹拌し続けながら、反応物を23℃までゆっくりと温めた。2.5時間後、反応物を砂浴に移し、70℃で72時間撹拌した。粗物質を分取HPLC−MS(30〜55%の水中MeCN、塩基性モード)で精製した。画分を収集し、真空内で濃縮し、白色の固体(0.404g、57%収率)として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.44−1.51(m,3H)4.93(q,J=6.82Hz,1H)7.08−7.28(m,1H)7.32(d,J=1.77Hz,1H)7.46(d,J=1.01Hz,1H)9.83−9.88(m,1H)11.14(s,1H)。ESI−MS:m/z 258.1(M+H)
+。
【1244】
【化463】
[この文献は図面を表示できません]
【1245】
4−(4−((8−(ジフルオロメトキシ)−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−N−メチルベンズアミド(403):
還元的アミノ化のための一般的手順において、403AおよびN−メチル−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド 282を用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.43(d,J=6.82Hz,3H)2.45−2.49(m,4H)2.73(d,J=4.55Hz,3H)3.24(d,J=4.80Hz,4H)3.43(s,2H)4.74(q,J=6.74Hz,1H)6.80(s,2H)6.93(d,J=9.09Hz,2H)6.95−7.35(m,1H)7.70(d,J=8.84Hz,2H)8.10−8.17(m,1H)10.80(s,1H)。ESI−MS:m/z 461.4(M+H)
+。融点210.4〜213.0℃。
【1246】
【化464】
[この文献は図面を表示できません]
【1247】
4−(4−((8−(ジフルオロメトキシ)−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−N−エチルベンズアミド(404):
還元的アミノ化のための一般的手順において、403AおよびN−エチル−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド 283を用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.09(t,J=7.20Hz,3H)1.43(d,J=6.82Hz,3H)2.46−2.49(m,4H)3.19−3.29(m,6H)3.43(s,2H)4.70−4.77(m,1H)6.80(s,2H)6.93(d,J=8.84Hz,2H)6.95−7.34(m,1H)7.71(d,J=9.09Hz,2H)8.17(t,J=5.56Hz,1H)10.80(s,1H)。ESI−MS:m/z 475.4(M+H)
+。融点219.3〜223.8℃。
【1248】
【化465】
[この文献は図面を表示できません]
【1249】
3−クロロ−4−(4−((8−(ジフルオロメトキシ)−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−N−エチルベンズアミド(405):
還元的アミノ化のための一般的手順において、403Aおよび3−クロロ−N−エチル−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド 286を用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.10(t,J=7.20Hz,3H)1.39−1.46(m,3H)2.52−2.61(m,4H)3.05(br.s.,4H)3.21−3.30(m,2H)3.45(s,2H)4.70−4.78(m,1H)6.78−6.83(m,2H)7.13−7.21(m,2H)7.77(dd,J=8.59,2.02Hz,1H)7.87(d,J=2.02Hz,1H)8.43(t,J=5.56Hz,1H)10.81(s,1H)。ESI−MS:m/z 509.3(M+H)
+。融点101.7〜104.0℃。
【1250】
【化466】
[この文献は図面を表示できません]
【1251】
4−(4−((8−(ジフルオロメトキシ)−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−N,3−ジメチルベンズアミド(406):
還元的アミノ化のための一般的手順において、403AおよびN,3−ジメチル−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド 298を用いて、白色の固体として表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 1.36−1.49(m,3H)2.26(s,3H)2.52−2.62(m,4H)2.74(d,J=4.55Hz,3H)2.89(br.s.,4H)3.41−3.50(m,2H)4.74(q,J=6.65Hz,1H)6.81(s,2H)6.92−7.37(m,2H)7.56−7.66(m,2H)8.23(d,J=4.55Hz,1H)10.81(s,1H)。ESI−MS:m/z 475.4(M+H)
+。
【1252】
(生物学的試験)
PARP阻害剤としての化合物の活性は、インビトロ、インビボ、または細胞系で検定することができる。PARPに対する活性のためのインビトロ酵素PARP活性アッセイおよびPARP細胞の化学相乗作用アッセイの説明を以下に提供する。
【1253】
酵素PARPアッセイ
表面プラズモン共鳴からの解離定数(K
D)
酵素調製
Kinoshita,et al.FEBS Letters(2006)、556:43−46に記載されるように、ヒトPARPの触媒ドメインをクローンし、調製した。25mMのトリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン(「トリス」)pH7.4、150mM NaCl、2mM ジチオスレイトール(DTT)中、6mg/mLの濃度で、精製酵素を−80℃で保存した。
【1254】
Biacoreアッセイ
試験化合物に対するBiacore親和性アッセイを、以下の通りに、Biacore T100(GE Healthcare)で実行した。Series S Sensor Chip CM5(部品番号BR−1006−68、GE Healthcare)を、製造業者によって記載される通りに、アミンカップリングキット(部品番号BR−1000−50、GE Healthcare)とのアミンカップリングのために活性化した。移動相緩衝液は、1%v/v ジメチルスルホキシド(DMSO)が補充されたBiacore緩衝液HBS−P(部品番号BR−1003−68、GE Healthcare)、0.5mM トリス(2−カルボキシエチル)ホスフィン塩酸塩(TCEP)、および5mM MgCl
2から構成された。−80℃で保存された酵素試料(2μL/6mg/mL)を、10mM 4−モルホリンエタンスルホン酸(MES) pH6.5を用いて0.080mg/mLまで希釈し、その後、10μL/分の流速で240秒間、活性化されたBiacore CM5チップ上にマウントした。うまくマウントされた場合、約8,000反射単位の信号を観察した。試験化合物を、(上記の)移動相緩衝液中で、9回、連続的に2倍希釈し、最終的に、1%v/v DMSOとし、それらの予測されるK
Dを包含する濃度勾配を作成した。BiacoreマウントPARPに、様々な濃度の試験化合物に対して1分間の暴露(会合段階)を供し、定常平衡またはオン速度を観察した。暴露の後、5分間の解離段階が続いた。会合段階および解離段階は、50μL/分の流速で、25℃の温度であった。
【1255】
Biacore結合分析
高速平衡モデル:試験化合物の結合が高速平衡を示した場合、濃度に対する定常応答のプロットを作成し、式:R
max*[化合物]/([化合物]+K
D)をプロファイルにフィットさせた。パラメータR
max(飽和での応答)およびK
D(結合定数)は、Biacore T100分析ソフトウェアを使用することによって、データに対する式の非線形最小二乗適合を通して計算した。
低速結合モデル:試験化合物の結合が1分間の暴露内で平衡に達成しなかった場合、試験化合物に対する会合速度定数および解離速度定数は、濃度勾配実験から得られた進行曲線のファミリーの同時分析を通して計算した。パラメータの最適化は、Biacore T100分析ソフトウェアを用いることによって、会合段階応答=R
max*(1−exp(−(k
on[cmpd]+k
off)
*t))および解離段階応答=R
max*exp(−(k
on[cmpd]+k
off)
*t)の非線形最小二乗分析を通して行った。結合定数K
Dは、定義K
D=k
off/k
onから計算した。
【1256】
PARP ELISAからの阻害定数(IC
50)
PARP触媒活性の阻害は、ELISAベースの比色分析PARP/Apoptosis Assayキット(部品番号4684−096−K HT、Trevigen)を用いることによって決定した。製造業者によって供給された96ウェルプレート(部品番号4677−096−P)のヒストンで被覆されたウエルそれぞれに、39μLのPARP緩衝液(部品番号4671−096−02)およびDMSOに溶解した1μLの試験化合物(連続的に、3倍で11回希釈)を添加する。混合後、5μLの0.1nM PARP(部品番号4684−096−01)を添加し、この溶液を周囲温度で10分間静置する。PARP触媒は、活性化DNA(部品番号4671−096−06)とともに、5μLの100μM β−ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD+)(部品番号4684−096−02)を添加することで開始する。触媒から10分後、反応は、溶媒吸引し、続いて、0.1%のt−オクチルフェノキシポリエトキシエタノール(Triton(登録商標)X−100)を含有するリン酸緩衝生理食塩水(PBS)を用いて、アッセイウェルを4回洗浄することによって反応停止処理する。製造業者の仕様書に従って、マウス抗−ポリADPリボース(PAR)モノクローナル抗体、ヤギ抗マウス免疫グロブリンG(IgG)−西洋わさびペルオキシダーゼ(HRP)共役体およびHRP基質を添加して、PARP触媒活性に比例した、比色分析信号を生成する。試験化合物に対するIC
50は、非線形最小二乗を介して12点の試験化合物の濃度勾配へフィットする等式、吸光度=(A
max−バックグラウンド)/(1+([cmpd]/IC
50)^n)+バックグラウンドから計算される。
【1257】
RPARP細胞の化学相乗作用アッセイからの増強因子(PF
50)の決定
供給元(American Type Culture Collection(Rockville,MD))に従って、Jurkat細胞株を維持した。細胞を、96ウェル組織培養マイクロプレート中に10,000細胞/ウェルで播種し、化合物、TMZ(テモゾロマイド)、またはDMSO(ジメチルスルホキシド)ビヒクルを添加する前に、24時間培養した。処理してから96時間後、代謝的に活性な細胞によるMTS([3−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−5−(3−カルボキシメトキシフェニル)−2−(4−スルホフェニル)−2H−テトラゾリウム、内塩]、Promega,Madison,WI)の変換を、Spectramaxマイクロプレート読み取り機(Molecular Devices,San Diego,CA)を用いてOD
490nmを測定することを通して決定した。濃度応答曲線を生成するため、100μM TMZ化学試薬の不在または存在下で、連続的な化合物の希釈の範囲内で(最終DMSO濃度は0.5%であった)、細胞を二重に処理した。バックグラウンドの補正およびDMSOで処理した細胞に対して正規化することによって、生存細胞/ウェルの割合を計算した。細胞の生存の阻害に対するEC
50値は、XLfit4 MicroSoft Excel曲線当てはめソフトウェアを用いて計算した。化学的増強因子PF
50は、それぞれ、TMZを用いないで、および用いて共処理した細胞のEC
50値の比として計算した。
【1258】
当業者によって容易に理解されるように、種々の他の発現系および宿主もまた、PARPの発現に対して適していることに留意すべきである。
【1259】
表1は、本発明の選択された化合物に対するIC
50、K
DおよびPF
50値を列記する。表1では、IC
50値をpIC
50(ここで、pIC
50=−log
10IC
50であり、IC
50はmol/Lの単位を有する)により示す。同様に、表1は、K
D値をpK
D(ここで、pK
D=−log
10K
Dであり、K
Dはmol/Lの単位を有する)により列記する。
【1260】
【表2-1】
[この文献は図面を表示できません]
【1261】
【表2-2】
[この文献は図面を表示できません]
【1262】
【表2-3】
[この文献は図面を表示できません]
【1263】
【表2-4】
[この文献は図面を表示できません]
【1264】
【表2-5】
[この文献は図面を表示できません]
【1265】
【表2-6】
[この文献は図面を表示できません]
【1266】
【表2-7】
[この文献は図面を表示できません]
【1267】
【表2-8】
[この文献は図面を表示できません]
【1268】
【表2-9】
[この文献は図面を表示できません]
【1269】
【表2-10】
[この文献は図面を表示できません]
【1270】
本発明の精神または範囲から逸脱することなく、本発明の化合物、組成物、キット、および方法に、様々な改変および変形がなされ得ることは、当業者には明らかであろう。したがって、本発明の改変および変形が添付の特許請求の範囲およびその等価物の範囲内に入るのであれば、本発明はそれらを包含することが意図される。