特許第5759056号(P5759056)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許5759056連結具取り付け構造と、連結具を備えた通信機器
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】5759056
(24)【登録日】2015年6月12日
(45)【発行日】2015年8月5日
(54)【発明の名称】連結具取り付け構造と、連結具を備えた通信機器
(51)【国際特許分類】
   H04N 5/64 20060101AFI20150716BHJP
【FI】
   H04N5/64 551A
【請求項の数】4
【全頁数】11
(21)【出願番号】特願2014-256099(P2014-256099)
(22)【出願日】2014年12月18日
【審査請求日】2014年12月18日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】000114226
【氏名又は名称】ミハル通信株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】000005290
【氏名又は名称】古河電気工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100076369
【弁理士】
【氏名又は名称】小林 正治
(74)【代理人】
【識別番号】100144749
【弁理士】
【氏名又は名称】小林 正英
(72)【発明者】
【氏名】遠藤 浩
【審査官】 大室 秀明
(56)【参考文献】
【文献】 特開2013−149510(JP,A)
【文献】 特開2011−040334(JP,A)
【文献】 特開2005−025094(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01R12/00−13/08
H01R13/15−13/35
H01R13/56−13/72
H01R24/00−24/86
H04B 1/08
H04N 5/64−5/655
H05K 5/00−5/06
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
機器ケースへの連結具の取り付け構造であって、
連結具が軸方向一端側にジャックを備え、他端側にプラグを備えた連結具又は軸方向両端側にジャックを備えた連結具であり、
前記連結具の軸方向一端側のジャックが機器ケースの外側に突出し他端側のプラグ又はジャックが機器ケースの内側に突出して前記機器ケースの開口孔に差し込まれ、その差込み状態で固定具により前記機器ケースに固定され、機器ケースの外側に突出したジャックには同軸ケーブル付コネクタを脱着可能であり、
機器ケースの内側のジャック又はプラグには前記機器ケース内にセットされるRFユニットの端子を脱着可能であり、
前記機器ケース内のプラグ又はジャックへのRFユニットの端子の脱着は、前記ジャックに同軸ケーブル付コネクタが接続されている状態で行うことができるようにした、
ことを特徴とする連結具取り付け構造。
【請求項2】
請求項1記載の連結具取り付け構造において、
連結具が差し込まれた開口孔の外周部分が、固定具又は固定具とは別の閉塞具により閉塞された、
ことを特徴とする連結具取り付け構造。
【請求項3】
機器ケースに同軸ケーブル付コネクタを接続できる連結具を備えた通信機器であり、
連結具が軸方向一端側にジャックを他端側にプラグを備えた連結具又は軸方向両端側にジャックを備えた連結具であり、その連結具が前記機器ケースの開口孔に差し込まれ、連結具は軸方向一端側のジャックが機器ケースの外側に突出し他端側のプラグ又はジャックが機器ケースの内側に突出して前記機器ケースの開口孔に差し込まれ、その差込み状態で固定具により前記機器ケースに固定され、
機器ケースの外側に突出したジャックには同軸ケーブル付コネクタを脱着可能であり、
機器ケースの内側のジャック又はプラグには前記機器ケース内にセットされるRFユニットの端子を脱着可能であり、前記機器ケース内のプラグ又はジャックへのRFユニットの端子の脱着は、前記ジャックに同軸ケーブル付コネクタが接続されている状態で行うことができるようにした、
ことを特徴とする連結具を備えた通信機器。
【請求項4】
請求項3記載の連結具を備えた通信機器において、
機器ケースに取り付けられた連結具に、RFユニットのRF出力端子、RFユニットの各種端子が脱着可能であり、
前記端子は、RFユニットのユニットケースの外に突出させて、又はユニットケース内に収容して取り付けられた、
ことを特徴とする連結具を備えた通信機器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は連結具取り付け構造と、連結具を備えた通信機器に関し、例えば、CATV機器、特に、V−ONUと呼ばれている光受信端末機器に連結具を取り付けるのに適する連結具取り付け構造と、その連結具取り付け構造で取り付けられた連結具を備えた通信機器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
V−ONUは加入者宅に取り付けられて、加入者宅に引き込まれた光ファイバで送られてくるテレビ信号(光信号)を電気信号に変換し、同軸ケーブルを介してテレビに送るものである。
【0003】
光受信器の一例として特許文献1、2がある。特許文献1はケースとRFユニットの脱着構造であり、特許文献2は一般的なV−ONUの構造である。特許文献2には光受信ユニットと電源部を一体型にしたもの(特許文献2の図8)、光受信ユニットと電源部を分離型にしたもの(特許文献2の図9)が例示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2005−025094号公報
【特許文献2】特開2010−161628号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の光受信器では、図9図10に示すように、機器ケースA内にO/E変換部(RFユニット)Bが収容固定(セット)され、RFユニットBのRF出力端子C、出力レベルモニタ端子DがケースAの突出孔Eから突出され、それらRF出力端子Cに、同軸ケーブルFに接続されているF型コネクタGを、図11(c)に示すように接続して、RFユニットBを、同軸ケーブルFを介して加入者宅内へ配線する。図9図10においてHは配線用トレイ、Jは機器ケースの蓋である。F型コネクタGは図11(c)に示すように矢印方向に回転させるとRF出力端子C、出力レベルモニタ端子Dに締め付けることができ、逆回転させるとそれら端子C、Dから取り外すことができる。
【0006】
従来の光受信器では次のような問題があった。
(1)保守、点検、修理、交換等のためにRFユニットBを機器ケースAから取り外すには、F型コネクタGをRF出力端子Cから取り外して、同軸ケーブルFを取り外さなければならないという面倒がある。同軸ケーブルFを取り外すためには、F型コネクタGの外周にテーピングしてあるテープの取り外し、防水ブーツの脱着、F型コネクタGの取り外し等の処理が必要であり、これらに手間がかかるという課題がある。
(2)図11(a)〜(c)のように、機器ケースAの突出孔Eと、それに差し込まれたRF出力端子C、出力レベルモニタ端子Dとの間に隙間Kがあるため、F型コネクタGを連結しないときは、その隙間Kから機器ケースA内に塵埃や雨水が侵入することがあり、防塵、防水等の面で処理が面倒であった。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の目的は、RFユニットBを機器ケースAから取り外すときに、F型コネクタGをRF出力端子Cから取り外す必要がなく、ケースAの突出孔Eとそれに差し込まれたRF出力端子C、出力レベルモニタ端子Dとの間に隙間Kが発生せず、F型コネクタGを接続しなくともケースA内に塵埃や雨水が侵入しないようにした連結具取り付け構造と、その連結構造で取り付けられた連結具を備えた通信機器を提供することにある。
【0008】
本発明の連結具取り付け構造は、通信機器の機器ケースへの連結具の取り付け構造であって、連結具が軸方向一端側にジャックを他端側にプラグを備えた連結具又は軸方向両端側にジャックを備えた連結具であり、その連結具の軸方向一端側のジャックが機器ケースの外側に突出し他端側のプラグ又はジャックが機器ケースの内側に突出して前記機器ケースの開口孔に差し込まれ、その差込み状態で固定具により前記機器ケースに固定され、機器ケースの外側に突出したジャックには同軸ケーブル付コネクタを脱着可能であり、機器ケースの内側のジャック又はプラグには前記機器ケース内にセットされるRFユニットの端子を脱着可能であり、前記機器ケース内のプラグ又はジャックへのRFユニットの端子の脱着は、前記ジャックに同軸ケーブル付コネクタが接続されている状態で行うことができるようにしてある。前記開口孔は連結具を機器ケースに固定する固定具又は固定具とは別の閉塞具により閉塞するようにしたものである。
【0009】
本発明の連結具を備えた通信機器は、機器ケースに同軸ケーブル付コネクタを接続できる連結具を備えた通信機器であり、連結具が軸方向一端側にジャックを他端側にプラグを備えた連結具又は軸方向両端側にジャックを備えた連結具であり、その連結具が前記機器ケースの開口孔に差し込まれ、連結具は軸方向一端側のジャックが機器ケースの外側に突出し他端側のプラグ又はジャックが機器ケースの内側に突出して前記機器ケースの開口孔に差し込まれ、その差込み状態で固定具により前記機器ケースに固定され、機器ケースの外側に突出したジャックには同軸ケーブル付コネクタを脱着可能であり、機器ケースの内側のジャック又はプラグには前記機器ケース内にセットされるRFユニットの端子を脱着可能であり、前記機器ケース内のプラグ又はジャックへのRFユニットの端子の脱着は、前記ジャックに同軸ケーブル付コネクタが接続されている状態で行うことができるようにしてある。前記開口孔は連結具を機器ケースに固定する固定具又は固定具とは別の閉塞具により閉塞するようにしたものである。
【0010】
前記連結具に脱着可能なRFユニットのRF出力端子、RFユニットの各種端子は、RFユニットのユニットケースの外に突出させて取り付けることも、ユニットケース内に収容して取り付けることもできる。
【発明の効果】
【0011】
本発明の連結具取り付け構造及び連結具を備えた通信機器は次のような効果がある。
(1)連結具へのRFユニットの端子の脱着を、連結具に同軸ケーブル付コネクタを接続したままで行うことができるので、RFユニットの保守、点検、交換等を行う時に、連結具の同軸ケーブル付コネクタを取り外す面倒がなく、保守・点検作業、交換作業等を短時間で簡易に行うことができる。
(2)機器ケースの開口孔が、機器ケースに連結具を取り付けることにより閉塞されるので、ケースの防塵/防水性を確保でき、防塵/防水処理の必要がなくなる。
(3)連結具が軸方向両端にジャックを備えたものの場合は、連結具を取り付けた機器ケースの周壁内面と、連結具の内側ジャックに連結したRFユニットとの間にできる隙間が狭くなるため、機器ケースを小型化することができる。RFユニットのプラグ端子をRFユニットのユニットケース内に取付けた場合は、前記隙間がより一層狭くなるため、機器ケースをより一層小型化することができる。
(4)光受信ユニットのF型コネクタに標準長のものを使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本発明の連結具を備えた通信機器の一例であり、トレイ、RFユニットを外し、同軸ケーブルを取り外した状態の斜視図。
図2図1の通信機器のケース内にRFユニットを収容し、その上にトレイを載せ、同軸ケーブルを連結した場合の斜視図。
図3】本発明の連結具を備えた通信機器の一例であり、軸方向一端にジャックを、他端にプラグを備えた連結具を機器ケースの開口孔へ取り付ける場合であり、(a)は連結具を機器ケースに取り付ける前の説明図、(b)は連結具を機器ケースに取り付けた状態の説明図、(c)は連結具にRFユニットを連結した状態の説明図。
図4】本発明の連結具を備えた通信機器の他の例であり、軸方向両端にジャックを備えた連結具を機器ケースの開口孔へ取り付けられ、プラグがRFユニットのケースの外に取り付けられた場合であり、(a)は連結具を機器ケースに取り付ける前の説明図、(b)は連結具にRFユニットを連結した状態の説明図。
図5】本発明の連結具を備えた通信機器の他の例であり、軸方向両端にジャックを備えた連結具が機器ケースの開口孔へ取り付けられ、プラグがRFユニットのケース内に取り付けられた場合であり、(a)は連結具を機器ケースに取り付ける前の説明図、(b)は連結具にRFユニットを連結した状態の説明図。
図6】本発明の連結具を備えた通信機器の他の例であり、(a)はジャックがRFユニットのケースの外側に取り付けられた場合の説明図、(b)はプラグがRFユニットのケースの外側に取り付けられた場合の説明図、(c)はプラグがRFユニットのケースの内側に取り付けられた場合の説明図。
図7】本発明の連結具を備えた通信機器の他の例であり、(a)は図6(a)の場合のRFユニットとジャックの配線の一例を示す説明図、(b)は図6(b)の場合のRFユニットとプラグの配線の一例を示す説明図、(c)は図6(c)の場合のRFユニットとジャックの配線の一例を示す説明図。
図8】(a)(b)は本発明のRFユニットの他例であり、連結具をユニットケースの樹脂内に埋設固定した状態を示す説明図。
図9】従来の通信機器の一例であり、機器ケースに配線用トレイを被せて同軸ケーブルを連結した場合の斜視図。
図10図9の通信機器の配線用トレイを外し、同軸ケーブルを取り外した状態の斜視図。
図11】(a)〜(c)は図10の機器ケースにRFユニットをセットする手順を示す説明図。
【発明を実施するための形態】
【0013】
(実施形態1)
本発明の連結具取り付け構造を、通信機器であるCATV機器のケース(機器ケース)に取り付ける場合を一例として説明する。図1図2に示すCATV機器は光受信器の場合である。このCATV機器は機器ケース1に蓋2が開閉可能に取り付けられている。機器ケース1にはRFユニット3を収容できるユニット収容部4、電源や他の機器を収容できる機器収容部5があり、それら収容部4、5の上に、光ファイバを配線できるトレイ6をセットしてある。図3(a)〜(c)に示すように、機器ケース1の開口孔7には連結具8が差し込まれて、機器ケース1の周壁9に固定具(例えば、ナット)10で固定されている。
【0014】
連結具8は図3(a)(b)に示すように細長であり、軸方向一端にジャック11が、他端にプラグ12が設けられている。ジャック11は同軸ケーブルF付のF型コネクタ13の中心導体を差込んで同コネクタ13の袋螺子部を回転させるとF型コネクタ13を接続できるものである。プラグ12は中心導体15を備えており、RFユニット3の出力端子、出力レベルモニタ端子といった各種端子16を嵌入して脱着可能に連結することができるようにしてある。この連結構造では図3(c)のようにRFユニット3の前面と機器ケース1の内面との間に空間Sができる。RFユニット3の各種端子16は図6(a)、図7(a)に示すようにユニットケース17に取り付けられている。図6(a)、図7(a)はジャック型の端子16をユニットケース17の前面に突設した場合、図6(b)、図7(b)はプラグ型の端子16をユニットケース17の前面に突設した場合、図6(c)、図7(c)はジャック型の端子16をユニットケース17の前面の内側に突設した場合である。RFユニット3の各種端子16は図8(a)、(b)に示すように樹脂製のユニットケース17内に埋設固定することもできる。図8(a)の端子16はジャック型、図8(b)の端子16はプラグ型である。
【0015】
連結具8は図4(a)に示す形態のものであってもよい。この連結具8は細長であるが、軸方向両端にジャック11が設けられている。ジャック11は図3(a)の連結具8のジャック11と同じ構造である。この連結具8も機器ケース1の開口孔7に差し込んで、機器ケース1の周壁9に固定具(例えば、ナット)10で固定することができる。この連結具8の場合は、機器ケース1の外に突出しているジャック(外側ジャック)11aにF型コネクタ13の中心導体を差込んで同コネクタ13の袋螺子部を回転させるとF型コネクタ13を接続でき、機器ケース1内に突出しているジャック(内側ジャック)11bにRFユニット3の出力端子、出力レベルモニタ端子(プラグ型端子)16の中心導体18を差込んで脱着可能に連結することができるようにしてある。この連結構造の場合も図4(b)のようにRFユニット3の前面と機器ケース1の内面との間に空間Sができる。
【0016】
本発明では、図5(a)に示すように図4(a)の連結具8と同じ形態の連結具8を使用し、RFユニット3の出力端子、出力レベルモニタ端子(プラグ型端子)16をRFユニット3のユニットケース17の内部に取付けたものであってもよい。この場合も連結具8を機器ケース1の開口孔7に差し込んで、機器ケース1の周壁9に固定具(例えば、ナット)10で固定する。この連結具8の場合は、機器ケース1の外に突出しているジャック(外側ジャック)11aにF型コネクタ13の中心導体を差込んで同コネクタ13の袋螺子部を回転させるとF型コネクタ13を接続でき、機器ケース1内に突出しているジャック(内側ジャック)11bをRFユニット3の出力端子、出力レベルモニタ端子(プラグ型端子)16の中心導体18を差込んで脱着可能に連結することができる。この連結構造の場合は、図5(b)のようにRFユニット3の前面と機器ケース1の内面との間に空間ができない。
【0017】
本発明では連結具8が図3(c)、図4(b)、図5(b)のように機器ケース1に固定具(例えば、ナット)10で固定されるため、機器ケース1の開口孔7よりも外径の大きな固定具10で取付けて開口孔7を閉塞するようにしてある。この場合、固定具10として外径の大きなものを使用するのではなく、固定具の内側にワッシャとか他の閉塞具を介在させて、それらで開口孔7を閉塞することもできる。
【0018】
前記機器ケース1、蓋2、トレイ6には汎用のものでも新たに開発されたものでも使用することができる。RFユニット3も汎用のものでも新たに開発されたものでも使用することができる。
【産業上の利用可能性】
【0019】
本発明の連結具取り付け構造は、連結具にコネクタとユニット機器を連結するものであれば、CATV機器以外の通信機器にも利用することができる。
【符号の説明】
【0020】
1 機器ケース
2 蓋
3 RFユニット
4 ユニット収容部
5 機器収容部
6 トレイ
7 開口孔
8 連結具
9 周壁
10 固定具
11 ジャック
11a 外側ジャック
11b 内側ジャック
12 プラグ
13 F型コネクタ
15 (プラグの)中心導体
16 (RFユニットの)端子
17 ユニットケース
18 (RFユニットの)中心導体
A 機器ケース
B RFユニット
C (RFユニットの)RF出力端子
D (RFユニットの)出力レベルモニタ端子
E (ケースの)突出孔
F 同軸ケーブル
G F型コネクタ
H 配線用トレイ
J 機器ケースの蓋
K 隙間
S 空間
【要約】
【課題】 RFユニットを機器ケースから取り外すときに、F型コネクタをRF出力端子、出力レベルモニタ端子から取り外さなくても取り外し可能とする。機器ケースの開口孔を防塵、防水構造にする。
【解決手段】 連結具が軸方向一端側にジャックを他端側にプラグを備えた連結具又は軸方向両端側にジャックを備えた連結具であり、その連結具の軸方向一端側のジャックが機器ケースの外側に突出し他端側のプラグ又はジャックが機器ケースの内側に突出して前記機器ケースの開口孔に差し込まれ、その差込み状態で固定具により前記ケースに固定され、機器ケースの外側に突出したジャックには同軸ケーブル付コネクタを脱着可能であり、機器ケースの内側のジャック又はプラグには前記機器ケース内にセットされるRFユニットの端子を脱着可能であり、前記機器ケース内のプラグ又はジャックへのRFユニットの端子の脱着は、前記ジャックに同軸ケーブル付コネクタが接続されている状態で行うことができるようにした。
【選択図】 図1
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11