【0052】
【化8】
次のものからなる群から選択される化合物:
R
1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R
2が4−メトキシであり、R
aがHであり、R
3がピロリジン−2−イルメチルである式(I)の化合物;(2S)
R
1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R
2が4−メトキシであり、R
aがHであり、R
3がピペリジン−3−イルである式(I)の化合物;(RS)
R
1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R
2が4−メトキシであり、R
aがHであり、R
3が3−アミノ−シクロヘキシルである式(I)の化合物;(1RS,3RS)
R
1が2−フェニルであり、Yがエチニルであり、R
2が4−メトキシであり、R
aがHであり、R
3がピロリジン−2−イルメチルである式(I)の化合物;(2S)
R
1が4−ジエチルアミノカルボニル−フェニルであり、YがOであり、R
2が4−メトキシであり、R
aがHであり、R
3がピロリジン−2−イルメチルである式(I)の化合物;(2S)
R
1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R
2が4−メトキシであり、R
aがHであり、R
3がピロリジン−2−イルメチルである式(I)の化合物;(2RS)
R
1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R
2が4−メトキシであり、R
aがHであり、R
3がピロリジン−2−イルメチルである式(I)の化合物;(2R)
R
1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R
2が4−メトキシであり、R
aがメチルであり、R
3が1−メチル−ピロリジン−2−イルメチルである式(I)の化合物;(2S)
R
1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R
2が4−メトキシであり、R
aがHであり、R
3が1−メチル−ピロリジン−2−イルメチルである式(I)の化合物;(2S)
R
1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R
2が4−メトキシであり、R
aがHであり、R
3が3−ヒドロキシ−2−アミノ−プロピルである式(I)の化合物;(2R)
R
1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R
2が4−メトキシであり、R
aがHであり、R
3が8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イルである式(I)の化合物;(1R、5S)
R
1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R
2が4−メトキシであり、R
aがHであり、R
3がピペリジン−4−イルである式(I)の化合物;
R
1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R
2が4−メトキシであり、R
aがHであり、R
3がアゼチジン−3−イルメチルである式(I)の化合物;
R
1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R
2が4−メトキシであり、R
aがHであり、R
3が1−アザ−ビシクロ[2.2.2]オクタ−3−イルである式(I)の化合物;
R
1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R
2が4−メトキシであり、R
aがHであり、R
3がピペリジン−3−イルメチルである式(I)の化合物;(3RS)
R
1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R
2が4−メトキシであり、R
aがHであり、R
3が4−アミノ−シクロヘキシルである式(I)の化合物;
R
1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R
2が4−メトキシであり、R
aがHであり、R
3がピペリジン−4−イルメチルである式(I)の化合物;
R
1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R
2が4−メトキシであり、R
aがHであり、R
3が2−メチルアミノ−エチルである式(I)の化合物;
R
1が2−(4−メトキシ−フェニル)であり、Yがビニルであり、R
2が4−メトキシであり、R
aがHであり、R
3がピロリジン−2−イルメチルである式(I)の化合物;(2S)
R
1が4−メトキシ−フェニルであり、YがS(O)であり、R
2が4−メトキシであり、R
aがHであり、R
3がピロリジン−2−イルメチルである式(I)の化合物;(2S)
R
1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R
2が4−メトキシであり、R
aがHであり、R
3が3−ヒドロキシ−2−アミノ−プロピルである式(I)の化合物;(2S)
R
1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R
2が4−メトキシであり、R
aがHであり、R
3がピロリジン−3−イルメチルである式(I)の化合物;(3RS)
R
1が4−メトキシ−フェニルであり、YがNHであり、R
2が4−メトキシであり、R
aがHであり、R
3がピロリジン−2−イルメチルである式(I)の化合物;(2S)
R
1が4−フルオロ−フェニルであり、YがOであり、R
2が4−フルオロであり、R
aがHであり、R
3がピロリジン−2−イルメチルである式(I)の化合物;(2
*S)
R
1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R
2が4−メトキシであり、R
aがHであり、R
3がピペリジン−2−イルメチルである式(I)の化合物;(2RS)
R
1が2−ブロモ−フェニルであり、YがOであり、R
2が2−ブロモであり、R
aがHであり、R
3がピロリジン−2−イルメチルである式(I)の化合物;(2S)
R
1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R
2が4−メトキシであり、R
aがHであり、R
3が1−フェニルメチル−ピロリジン−3−イルである式(I)の化合物;(3RS)
R
1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R
2が4−メトキシであり、R
aがHであり、R
3が1−フェニルメチル−ピペリジン−4−イルである式(I)の化合物;
R
1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R
2が4−メトキシであり、R
aがHであり、R
3が1−フェネチル−ピペリジン−4−イルである式(I)の化合物;
R
1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R
2が4−メトキシであり、R
aがHであり、R
3が1−メチル−ピペリジン−4−イルである式(I)の化合物;
R
1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R
2が4−メトキシであり、R
aがHであり、R
3がモルホリン−2−イルメチルである式(I)の化合物;(2RS)
R
1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R
2が4−メトキシであり、R
aがHであり、R
3が1−フェニルメチル−ピペリジン−3−イルである式(I)の化合物;(3RS)
R
1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R
2が4−メトキシであり、R
aがHであり、R
3が2−(ピペリジン−4−イル)−エチルである式(I)の化合物;
R
1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R
2が4−メトキシであり、R
aがHであり、R
3が2−(ピペリジン−3−イル)−エチルである式(I)の化合物;(3RS)
R
1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R
2が4−メトキシであり、R
aがHであり、R
3が4−フェニル−ピペリジン−3−イルである式(I)の化合物;(3RS,4RS)
R
1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R
2が4−メトキシであり、R
aがHであり、R
3がピロリジン−3−イルである式(I)の化合物;(3RS)
R
1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R
2が4−メトキシであり、R
aがHであり、R
3が4−(イミダゾール−1−イル)−フェニルメチルである式(I)の化合物;
R
1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R
2が4−メトキシであり、R
aがHであり、R
3が4−ジエチルアミノ−ブタ−2−イルである式(I)の化合物;(2RS)
R
1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R
2が4−メトキシであり、R
aがHであり、R
3がピリジン−4−イルメチルである式(I)の化合物;
R
1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R
2が4−メトキシであり、R
aがHであり、R
3が1−(ピリジン−4−イル)−エチルである式(I)の化合物;(1RS)
R
1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R
2が4−メトキシであり、R
aがHであり、R
3が1−メチルカルボニル−ピペリジン−4−イルである式(I)の化合物;
R
1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R
2が4−メトキシであり、R
aがHであり、R
3が1H−イミダゾール−2−イルメチルである式(I)の化合物;
R
1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R
2が4−メトキシであり、R
aがHであり、R
3がチアゾール−2−イルメチルである式(I)の化合物;
R
1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R
2が4−メトキシであり、R
aがHであり、R
3が2−グアニジノ−エチルである式(I)の化合物;
R
1がピリジン−3−イルであり、YがOであり、R
2が4−メトキシであり、R
aがHであり、R
3がピロリジン−2−イルメチルである式(I)の化合物;(2S)
R
1が3−フルオロ−フェニルであり、YがOであり、R
2が4−メトキシであり、R
aがHであり、R
3がピロリジン−2−イルメチルである式(I)の化合物;(2S)
R
1が3−フルオロ−フェニルであり、YがSであり、R
2が4−メトキシであり、R
aがHであり、R
3がピロリジン−2−イルメチルである式(I)の化合物;(2S)
R
1がピリジン−3−イルであり、YがNHであり、R
2が4−メトキシであり、R
aがHであり、R
3がピロリジン−2−イルメチルである式(I)の化合物;(2S)
R
1が3−フルオロ−フェニルであり、YがNHであり、R
2が4−メトキシであり、R
aがHであり、R
3がピロリジン−2−イルメチルである式(I)の化合物;(2S)
R
1がチアゾール−2−イル,YがNHであり、R
2が4−メトキシであり、R
aがHであり、R
3がピロリジン−2−イルメチルである式(I)の化合物;(2S)
R
1が3−クロロ−フェニルであり、YがOであり、R
2が4−メトキシであり、R
aがHであり、R
3がピロリジン−2−イルメチルである式(I)の化合物;(2S)
R
1が3−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R
2が4−メトキシであり、R
aがHであり、R
3がピロリジン−2−イルメチルである式(I)の化合物;(2S)
R
1が3−シアノ−フェニルであり、YがOであり、R
2が4−メトキシであり、R
aがHであり、R
3がピロリジン−2−イルメチルである式(I)の化合物;(2S)
並びに
R
1が3,5−ジフルオロ−フェニルであり、YがOであり、R
2が4−メトキシであり、R
aがHであり、R
3がピロリジン−2−イルメチルである式(I)の化合物;(2S)
並びに、その製薬上許容され得る塩を目的とする。
【実施例】
【0120】
(実施例1)
【0121】
【化20】
【0122】
A.2,4−ビス−(4−メトキシフェノキシ)−5−ニトロピリミジン(1b)。2,4−ジクロロ−5−ニトロピリミジン(化合物1a)(0.5g;2.6mmol)のアセトン(40mL)溶液に、1N NaOH水溶液(5.7mL;5.7mmol)及びH
2O(20mL)中の4−メトキシフェノール(0.71g;5.7mmol)溶液を滴下した。添加が完了した後、反応混合物を室温にゆっくり加温し、室温で20時間攪拌した。蒸発によって溶媒を除去したら、残留物をEtOAcで抽出し、1NのNaOH
(aq)及びブラインで順次洗浄し、MgSO
4上で乾燥させた。混合物を濾過し、濃縮し、フラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離剤、EtOAc/ヘキサン:1/4〜1/1)を用いて精製して、黄色の固体として化合物1b(1.0;100%)を得た。
1H−NMR(300MHz,CDCl
3):δ 9.16(s,1H),7.03〜7.07(d,2H),6.95〜6.98(d,2H),6.86〜6.89(d,2H),6.82〜6.85(d,2H),3.82(s,1H),3.80(s,1H);MS:m/z 370.2(M+H)
+。
【0123】
B.2,4−ビス−(4−メトキシ−フェノキシ)−ピリミジン−5−イルアミン(1c)。化合物1b(1.25g;3.38mmol)のTHF(30mL)溶液に、10% Pd−C(0.5g)を添加し、混合物を17時間Parr水素化装置内で344.7kPa(50psi)の水素雰囲気下にて振盪した。濾過及び蒸発乾固させて、茶色の固体として化合物1c(1.18g;100%)を得た。
1H−NMR(300MHz,CDCl
3):δ 7.82(s,1H),7.09〜7.12(d,2H),7.00〜7.03(d,2H),6.88〜6.91(d,2H),6.82〜6.85(d,2H),3.81(s,3H),3.78(3H,s),3.63(s,2H);MS:m/z 340.2(M+H)
+。
【0124】
C.4−[2,4−ビス−(4−メトキシフェノキシ)ピリミジン−5−イルアミノ]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(1d)。化合物1c(1.12g;3.3mmol)及びtert−ブチル4−オキソ−1−ピペリジンカルボキシレート(0.67g;3.3mmol)のDCE(17mL)溶液に、NaBH(OAc)
3(1.05g;4.95mmol)を添加した。得られた混合物を、室温で22時間窒素雰囲下で攪拌した。水性後処理及びフラッシュカラムクロマトグラフィーによる精製(溶離剤、EtOAc/ヘキサン:3/7)によって、化合物1d(1.06g;61%)を得た。
1H−NMR(300MHz,CDCl
3):δ 7.66(s,1H),7.08〜7.11(d,2H),7.00〜7.03(d,2H),6.89〜6.92(d,2H),6.83〜6.86(d,2H),4.04〜4.08(m,2H),3.81(s,3H),3.78(s,3H),3.36〜3.38(m,1H),2.90〜2.98(m,2H),2.04〜2.09(m,2H),1.46(s,9H),1.40〜1.47(m,2H);MS:m/z 523.3(M+H)
+。
【0125】
D.2,4−ビス−(4−メトキシフェノキシ)ピリミジン−5−イル]ピペリジン−4−イルアミン(化合物13)。化合物1d(0.08g;0.15mmol)のMeOH(1mL)溶液に、ジオキサン(2mL)中4NのHClを添加した。混合物を50℃で1時間攪拌し、蒸発乾固させた。残留物をEt
2Oで2回洗浄し、乾燥させて、定量的収率でHCl塩として化合物13を得た。
1H−NMR(300MHz,CD
3OD):δ 7.94(s,1H),7.01〜7.04(d,2H),6.96〜6.99(d,2H),6.83〜6.86(d,2H),6.80〜6.83(d,2H),3.78(s,1H),3.77(s,1H),3.70〜3.73(m,1H),3.48〜3.52(m,2H),3.14〜3.23(m,2H),2.28〜2.32(m,2H),1.81〜1.85(m,2H);MS:m/z 423.3(M+H)
+。
【0126】
上記の実施例1の手順に従い、当業者に周知の適切な試薬、出発物質及び精製方法に置き換えることにより、以下の本発明の化合物を調製した。
【0127】
【表2】
【0128】
(実施例2)
【0129】
【化21】
【0130】
A.2−(S)−{[2,4−ビス−(4−メトキシフェノキシ)ピリミジン−5−イルアミノ]−メチル}ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(2a)。化合物1c(0.29g、0.85mmol)、N−t−Boc−L−プロリナル(prolinal)(0.17g;0.85mmol)のDCE(5mL)溶液に、酢酸(0.1mL)を添加し、反応混合物を窒素雰囲気下で室温にて1時間攪拌した。次いで、反応混合物にNaBH(OAc)
3(0.27g;1.28mmol)を添加し、反応物を20時間連続して攪拌した。得られた混合物を、ジクロロメタンと飽和NaHCO
3(aq)との間で分液した。有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、溶媒を真空下で蒸発させて粗油を得た。粗油をフラッシュカラムクロマトグラフィーを用いて精製して(溶離剤、EtOAc/ヘキサン勾配)、無色のゲル状物として化合物2a(0.5%;100%)を得た。
1H−NMR(300MHz,CDCl
3):δ 7.64(s,1H),7.05〜7.13(m,2H),6.98〜7.03(m,2H),6.82〜6.90(m,4H),4.09〜4.28(m,1H),3.81(s,3H),3.78(s,3H),3.27〜3.68(m,4H),1.74〜2.11(m,4H),1.46(s,9H);MS:m/z 523.3(M+H)
+。
【0131】
B.[2,4−ビス−(4−メトキシフェノキシ)ピリミジン−5−イル]ピロリジン−2−(S)−イルメチルアミン(化合物1)。化合物2a(0.16g;0.3mmol)のDCM(1mL)溶液に、TFA(1mL)を添加し、混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物を濃縮し、逆相HPLCによって精製して、TFA塩として化合物1を得た。MS:m/z 423.3(M+H)
+。
【0132】
上記の実施例の手順に従い、当業者に周知の適切な試薬、出発物質及び精製方法に置き換えることにより、以下の本発明の化合物を調製した。
【0133】
【表3】
【0134】
化合物25:手順Aにおける化合物1cを2,4−ビス−(4−フルオロ−フェノキシ)−ピリミジン−5−イルアミン(実施例1の化合物1cと同様の方法で調製、手順Aにおける4−メトキシフェノールを4−フルオロフェノールに置換)に置換した以外は、実施例2の上記の手順を適応させて、標題化合物を得た:
1H NMR(300MHz,CDCl
3):δ 10.02(br.s.,1H),9.27(br.s.,1H),7.74(s,1H),6.89〜7.04(m,8H),3.90(br.s.,1H),3.41〜3.60(m,2H),3.12〜3.40(m,2H),2.11〜2.26(m,1H),1.88〜2.11(m,2H),1.68〜1.87(m,1H)。
【0135】
化合物27:手順Aにおける化合物1cを2,4−ビス−(2−ブロモ−フェノキシ)−ピリミジン−5−イルアミン(実施例1の化合物1cと同様の方法で調製、手順Aにおける4−メトキシフェノールを2−ブロモフェノールに置換)に置換した以外は実施例2について上記した手順を適応させて、標題化合物を得た:
1H NMR(300MHz,MeOH−d
4):δ 7.95(s,1H),7.45〜7.6(m,2H),6.95〜7.35(m,6H),3.95(m,1H),3.5(m,2H),3.3(m,2H),2.3(m,1H),2.1(m,2H),1.85(m,1H);MS:m/z 521.1(M+H)
+。
【0136】
(実施例3)
【0137】
【化22】
【0138】
A.(1−ベンジル−ピロリジン−3−イル)−[2,4−ビス−(4−メトキシ−フェノキシ)−ピリミジン−5−イル]−アミン(化合物28)。N−t−Boc−L−プロリナルを1−ベンジル−ピロリジン−3−オン(化合物3a)に置換した以外は、実施例2の手順Aに記載の方法を適応させて、標題化合物28を得た。
1H−NMR(300MHz,CDCl
3):δ 10.05(br.s,2H),7.76(s,1H),7.41(s,5H),6.98(d,2H),6.91(d,2H),6.76(d,4H),4.00〜4.37(m,4H),3.76(s,6H),3.64〜3.68(m,1H),3.29〜3.35(m,1H),2.99〜3.09(m,1H),2.61〜2.69(m,1H),2.15〜2.25(m,1H);MS:m/z 499.2(M+H)
+。
【0139】
上記の実施例3の手順に従い、当業者に周知の適切な試薬、出発物質及び精製方法に置き換えることにより、以下の本発明の化合物を調製した。
【0140】
【表4】
【0141】
(実施例4)
【0142】
【化23】
【0143】
A.[2,4−ビス−(4−メトキシ−フェノキシ)−ピリミジン−5−イル]−(4−イミダゾール−1−イル−ベンジル)−アミン(化合物38)。N−t−Boc−L−プロリナルを4−イミダゾール−1−イル−ベンズアルデヒド(化合物4a)に置換した以外は、実施例2の手順Aに記載の方法を適応させて、標題化合物38を得た。
1H−NMR(300MHz,CDCl
3):δ 12.45(br.s.,2H),9.01(s,1H),7.58〜7.68(m,2H),7.44〜7.57(m,5H),6.96〜7.09(m,2H),6.85〜6.96(m,2H),6.78〜6.85(m,2H),6.70〜6.78(m,2H),4.51(s,2H),3.78(s,3H),3.75(s,3H);MS:m/z 496.2(M+H)
+。
【0144】
上記の実施例4の手順に従い、当業者に周知の適切な試薬、出発物質及び精製方法を置き換えることにより、以下の本発明の化合物を調製した。
【0145】
【表5】
【0146】
(実施例5)
【0147】
【化24】
【0148】
A.[2,4−ビス−(4−メトキシ−フェノキシ)−ピリミジン−5−イル]−(1−メチル−ピロリジン−2−(S)−イルメチル)−アミン(化合物10)。化合物2b(0.13g;0.3mmol)のCH
3CN(5mL)及びHOAc(0.08mL)溶液に、ホルマリン(37%、0.03mL)及びNaBH
3CN(0.08g;1.14mmol)を添加した。室温で30分間攪拌した後、混合物を濃縮し、残留物を1N NaOH
(aq)とEtOAcとの間で分液した。単離した有機相を濃縮し、HPLCによって精製して化合物10を得た。
1H−NMR(300MHz,CDCl
3):δ 7.85(s,1H),7.00〜7.03(d,2H),6.93〜6.96(d,2H),6.78〜6.80(d,4H),3.80〜3.96(m,2H),3.79(s,3H),3.78(s,3H),3.56〜3.68(m,2H),2.96(s,3H),2.91〜3.05(m,1H),2.29〜2.42(m,1H),2.09〜2.23(m,2H),1.93〜2.04(m,1H);MS:m/z 437.2(M+H)
+。
【0149】
B.2,4−ビス−(4−メトキシフェノキシ)ピリミジン−5−イル]メチル−(1−メチルピロリジン−2−(S)−イルメチル)アミン(化合物9)。化合物2b(0.16g;0.38mmol)のCH
3CN(5mL)及びHOAc(0.08mL)溶液に、ホルマリン(37%、0.15mL)及びNaBH
3CN(0.08g;1.14mmol)を添加した。室温で30分間攪拌した後、混合物を濃縮し、残留物を1N NaOH
(aq)とEtOAcとの間で分液した。単離した有機相を蒸発させ、HPLCによって精製して化合物9を得た。
1H−NMR(300MHz,CDCl
3):δ 7.93(s,1H),7.02〜7.05(d,2H),6.92〜6.97(d,2H),6.86〜6.89(d,2H),6.80〜6.83(d,2H),4.34〜4.44(m,1H),3.81(s,3H),3.78(s,3H),3.51〜3.93(m,4H),3.41(s,3H),2.95(s,3H),2.56〜2.65(m,1H),2.36−2.19(m,2H),1.96〜2.09(m,1H);MS:m/z 450.2(M)
+。
【0150】
(実施例6)
【0151】
【化25】
【0152】
A.2−(S)−{[4−(4−メトキシ−フェノキシ)−[2,5’]ビピリミジニル−5−イルアミノ]−メチル}−ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(6b)。N−t−Boc−L−プロリナルを4−ホルミル−2,2−ジメチル−オキサゾリジン−3−カルボン酸tert−ブチルエステル(化合物6a)に置換した以外は、実施例2の手順Aに記載の方法を適応させて、標題化合物6bを得た。MS:m/z 553.3(M+H)
+。
【0153】
B.2−(S)−アミノ−3−[2,4−ビス−(4−メトキシ−フェノキシ)−ピリミジン−5−イルアミノ]−プロパン−1−オル(化合物22)。化合物2aを化合物6bに置換した以外は、実施例2の手順Bに記載の方法を適応させて、標題化合物22をTFA塩として得た。MS:m/z 413.2(M+H)
+。
【0154】
上記の実施例6の手順に従い、当業者に周知の適切な試薬、出発物質及び精製方法に置き換えることにより、以下の本発明の化合物を調製した。
【0155】
【表6】
【0156】
(実施例7)
【0157】
【化26】
【0158】
A.{2−[2,4−ビス−(4−メトキシ−フェノキシ)−ピリミジン−5−イルアミノ]−エチル}−カルバミン酸tert−ブチルエステル(7b)。N−t−Boc−L−プロリナルを(2−オキソ−エチル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(化合物7a)に置換した以外は、実施例2の手順Aに記載の方法を適応させて、標題化合物7bを得た。MS:m/z 483.2(M+H)
+。
【0159】
B.N
1−[2,4−ビス−(4−メトキシ−フェノキシ)−ピリミジン−5−イル]−エタン−1,2−ジアミン(7c)。化合物7b(74mg、0.15mmol)のCH
2Cl
2(3mL)溶液に、周囲温度でTFA(0.4mL)を添加した。混合物を室温で20時間撹拌した。得られた混合物を真空下で濃縮した。残留物を、CH
2Cl
2と飽和NaHCO
3(aq)との間で分液した。水相をCH
2Cl
2で抽出した。合わせた有機抽出物をNa
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、化合物7c(42mg;収率73%)を得た。粗生成物は、更に精製することなく次の工程で直接用いた。MS:m/z 383.2(M+H)
+。
【0160】
C.N−{2−[2,4−ビス−(4−メトキシ−フェノキシ)−ピリミジン−5−イルアミノ]−エチル}−グアニジン(化合物45)。化合物7c(42mg;0.11mmol)のアセトニトリル(10mL)溶液に、1H−ピラゾール−1−カルボキサミジン塩酸塩(化合物7d)(16mg;0.11mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.22mmol)を添加した。反応混合物を室温で3日間撹拌した。得られた混合物を、EtOAcとH
2Oとの間で分液した。有機相をH
2Oで洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥させた。混合物を濾過し、溶媒を減圧下で蒸発させて、残留物を得て、これを逆相HPLCによって精製して(0.5% TFAを含有するCH
3CN−H
2O勾配で溶出)、TFA塩として化合物45(11mg;収率15%)を得た。MS:m/z 425.2(M+H)
+。
【0161】
(実施例8)
【0162】
【化27】
【0163】
A.2−クロロ−4−(4−メトキシフェノキシ)−5−ニトロピリミジン(8a)。0℃の化合物1a(3g;15.5mmol)のアセトン(240mL)溶液に、4−メトキシフェノール(1.94g;15.5mmol)の1N NaOH
3水溶液(15.5mL;15.5mmol)及びH
2O(60mL)を滴下した。添加が完了したら、反応混合物を室温にゆっくり加温し、室温で20時間攪拌した。反応混合物を濃縮し、残留物をEtOAcに取り、1N NaOH
(aq)及びブラインで順次洗浄し、MgSO
4上で乾燥させた。混合物を濾過し、濃縮して、茶色の固体として化合物8aを得た。
1H−NMR(300MHz,CDCl
3):δ 9.15(s,1H),7.10〜7.13(d,2H),6.95〜6.99(d,2H),3.85(s,3H);MS:m/z 282.0(M+H)
+。
【0164】
B.2−クロロ−4−(4−メトキシフェノキシ)−ピリミジン−5−イルアミン(8b)。化合物8a(0.42g;1.5mmol)のHOAc(5.5mL)及びMeOH(6mL)溶液に、鉄粉(0.25g;4.5mmol)を少しずつ添加した。混合物を65℃で2.5時間加熱した。溶媒を蒸発により除去したら、残留物を1N NaOH
(aq)とDCMとに分液し、珪藻土のパッドを通して濾過し、相を分離させた。有機相を水及びブラインで順次洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥させた。混合物を濃縮して、化合物8b(0.49g;100%)を得た。
1H−NMR(300MHz,CDCl
3):δ 7.92(s,1H),7.09〜7.12(d,2H),6.92〜6.95(d,2H),3.92(s,2H),3.83(s,3H);MS:m/z 252.1(M+H)
+。
【0165】
C.2−(S)−{[2−クロロ−4−(4−メトキシフェノキシ)−ピリミジン−5−イルアミノ]−メチル}−ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(8c)。化合物8b(1.65g;6.6mmol)及びN−tert−Boc−L−プロリナル(1.6g;7.8mmol)のDCE(40mL)溶液に、NaBH(OAc)
3(1.12g;10mmol)を添加した。得られた混合物を、室温で16時間窒素雰囲下で攪拌した。溶媒を除去したら、残留物をNaHCO
3(aq)とEtOAcとの間で分液し、EtOAc抽出物をブラインで洗浄し、MgSO
4上で乾燥させた。溶媒を蒸発させ、分取TLCによって精製して(溶離剤、EtOAc/ヘキサン:3/7)、黄色の油状物として化合物8c(2.51g;87%)を得た。
1H−NMR(300MHz,CDCl
3):δ 7.64(s,1H),6.99〜7.02(d,2H),6.82〜6.85(d,2H),4.09〜4.22(m,1H),3.78(s,3H),3.27〜3.66(m,4H),1.73〜2.09(m,3H),1.44〜1.55(m,1H);MS:m/z 523.3(M+H)
+。
【0166】
D.2−(S)−{[2−(4−メトキシベンゼンスルフィニル)−4−(4−メトキシフェノキシ)−ピリミジン−5−イルアミノ]−メチル}ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(8d)。2−プロパノール(3.5mL)中の化合物8c(0.05g;0.11mmol)及び4−メトキシベンゼンチオール(0.073mL;0.57mmol)の混合物を、20時間加熱還流させた。室温に冷却した後、混合物に20時間空気を吹き込んだ。減圧下で反応混合物を濃縮させて化合物8dを得て、これを更に精製することなく次の工程で用いた。MS:m/z 555.2(M+H)
+。
【0167】
E.[2−(4−メトキシベンゼンスルフィニル)−4−(4−メトキシフェノキシ)−ピリミジン−5−イル]−ピロリジン−2−(S)−イルメチルアミン(化合物21)。化合物8d(0.13g;0.24mmol)のDCM(1mL)溶液に、TFA(1mL)を添加し、混合物を室温で1時間攪拌した。混合物を濃縮し、逆相HPLCによって精製して、TFA塩として化合物21を得た。
1H−NMR(300MHz,CDCl
3):δ 7.73(s,1H),7.13〜7.16(d,2H),7.06〜7.10(d,2H),6.67〜6.73(m,4H),4.04〜4.18(m,1H),3.84(s,3H),3.82(s,3H),3.53〜3.75(m,2H),3.27〜3.47(m,2H),1.99〜2.30(m,3H),1.70〜1.86(m,1H);MS:m/z 454.9(M+H)
+。
【0168】
(実施例9)
【0169】
【化28】
【0170】
A.[4−(4−メトキシ−フェノキシ)−5−ニトロ−ピリミジン−2−イル]−(4−メトキシ−フェニル)−アミン(9a)。化合物8a(0.14g;0.5mmol)及び4−メトキシ−フェニルアミン(0.31g;2.5mmol)のDMF(1mL)溶液を、60℃で25時間加熱した。反応物を飽和NH
4Cl
(aq)の添加によってクエンチし、EtOAcで抽出し、合わせた抽出物を、Na
2SO
4上で乾燥させた。混合物を濾過し、濃縮し、フラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離剤、EtOAc/ヘキサン:1/1)を用いて精製して、化合物9aを得た。
1H−NMR(300MHz,CDCl
3):δ 9.12(s,1H),7.34〜7.52(m,2H),6.86〜6.96(m,2H),6.74〜6.83(m,4H),4.54(s,1H),3.85(s,3H),3.81(s,3H);MS:m/z 368.1(M)
+。
【0171】
B.4−(4−メトキシ−フェノキシ)−N
2−(4−メトキシ−フェニル)−ピリミジン−2,5−ジアミン(9b)。化合物8aを化合物9aに置換した以外は、実施例8の手順Bに記載の方法を適応させて、標題化合物9bを得た。MS:m/z 338.1(M)
+。
【0172】
C.2−(S)−{[4−(4−メトキシフェノキシ)−2−(4−メトキシフェニルアミノ)−ピリミジン−5−イルアミノ]−メチル}−ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(9c)。化合物8bを化合物9bに置換した以外は、実施例8の手順Cに記載の方法を適応させて、標題化合物9cを得た。MS:m/z 522.0(M+H)
+。
【0173】
D.4−(4−メトキシフェノキシ)−N
2−(4−メトキシフェニル)−N
6−ピロリジン−2−(S)−イルメチル−ピリミジン−2,5−ジアミン(化合物24)。化合物9c(0.1g;0.18mmol)のDCM(1mL)溶液に、TFA(1mL)を添加し、混合物を室温で1時間攪拌した。反応混合物を濃縮して残留物を得て、これを逆相HPLCによって精製して、TFA塩として化合物24を得た。
1H−NMR(300MHz,CDCl
3):δ 7.40(s,1H),6.97〜7.00(d,2H),6.76〜6.85(m,4H),6.49〜6.52(d,2H),3.86〜4.00(m,1H),3.78(s,3H),3.67(s,3H),3.25〜3.56(m,4H),2.03〜2.36(m,3H),1.72〜1.87(m,1H);MS:m/z 422.0(M+H)
+。
【0174】
(実施例10)
【0175】
【化29】
【0176】
A.2−(S)−({4−(4−メトキシフェノキシ)−2−[2−(4−メトキシフェニル)ビニル]−ピリミジン−5−イルアミノ}−メチル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(10a)。密閉管内で、DMF(1mL)中の1−メトキシ−4−ビニル−ベンゼン(0.16mL;1.17mmol)、化合物8c(0.11g;0.25mmol)、NaHCO
3(0.15g;1.84mmol)、PPh
3(0.12g;0.46mmol)、及びPd(OAc)
2(0.01g;0.046mmol)の混合物を、130℃で16時間加熱した。反応混合物を水で希釈し、抽出し、フラッシュカラムクロマトグラフィーを用いて精製して(溶離剤、EtOAc/ヘキサン:1/1)、トランス立体異性体とシス立体異性体との混合物として化合物10a(0.03g;23%)を得た。MS:m/z 533.5(M+H)
+。
【0177】
B.{4−(4−メトキシフェノキシ)−2−[2−(4−メトキシフェニル)ビニル]−ピリミジン−5−イル}−ピロリジン−2−(S)−イルメチルアミン(10b)。化合物10a(0.048g;0.09mmol)のDCM(1mL)溶液に、TFA(1mL)を添加し、混合物を室温で1時間攪拌した。混合物を濃縮し、逆相HPLCによって精製して、トランス立体異性体とシス立体異性体との混合物として化合物10aを得た。MS:m/z 432.9(M+H)
+。
【0178】
(実施例11)
【0179】
【化30】
【0180】
A.2−(S)−{[4−(4−メトキシ−フェノキシ)−2−フェニルエチニル−ピリミジン−5−イルアミノ]−メチル}−ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(11a)。テフロンで裏打ちされた隔膜で密閉されたシュレンク管に、ジオキサン(1.0mL)中の化合物8c(214mg;0.49mmol)、トリブチル−フェニルエチニル−スタンナン(289mg;0.739mmol)、及びテトラキス−(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(57mg;0.049mmol)の混合物を添加し、混合物を150℃で30分間マイクロ波反応器内で照射した。得られた混合物をEtOAcで希釈し、飽和NH
4Cl
(aq)及び水で洗浄した。有機相をH
2Oで洗浄し、次いで、Na
2SO
4上で乾燥させた。混合物を濾過し、濾液を減圧下で蒸発させて、粗物質を得た。粗物質をフラッシュカラムクロマトグラフィーを用いて精製して(SiO
2、ヘプタン−EtOAc勾配で溶出)、化合物11a(120mg;収率49%)を得た。
1H−NMR(400MHz,CDCl
3):δ 7.84〜7.98(m,1H),7.52〜7.60(m,2H),7.29〜7.34(m,3H),7.08〜7.19(m,2H),6.89〜6.99(m,2H),5.98(br.s.,0.6H),4.97(br.s.,0.4H),4.18〜4.38(m,1H),3.85(s,3H),3.13〜3.46(m,4H),2.07〜2.17(m,1H),1.90〜2.03(m,2H),1.76〜1.88(m,1H),1.44〜1.52(m,9H);MS:m/z 501.1(M+H)
+。
【0181】
B.[4−(4−メトキシ−フェノキシ)−2−フェニルエチニル−ピリミジン−5−イル]−ピロリジン−2−(S)−イルメチル−アミン(11b)。化合物11a(118mg、0.236mmol)のCH
2Cl
2(3mL)溶液に、周囲温度でトリフルオロ酢酸(0.3mL)を添加した。反応混合物を室温で20時間撹拌した。1N NaOH
(aq)を用いて、反応混合物のpHを12に調整した。混合物をCH
2Cl
2とH
2Oとに分液し、有機相をH
2Oで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させた。次いで、混合物を濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。残留物をCH
2Cl
2(3mL)に溶解させ、周囲温度でEt
2O(0.24mL;0.24mmol)中1.0M HClで処理した。反応混合物を室温で20時間撹拌した。得られた混合物を真空下で濃縮して、残留物を得て、それをEt
2Oを用いて粉砕した。固体を濾過によって回収し、乾燥させて、HCl塩として化合物11b(97mg;収率94%)を得た。HCl塩
1H−NMR(400MHz,DMSO−d
6):δ 8.94(br.s.,1H),8.54(br.s.,1H),8.13(s,1H),7.48〜7.55(m,2H),7.37〜7.46(m,2H),7.14〜7.21(m,2H),6.99〜7.06(m,2H),6.45(t,1H),3.80〜3.88(m,1H),3.79(s,3H),3.49〜3.57(m,2H),3.16〜3.28(m,2H),2.07〜2.21(m,1H),1.84〜2.05(m,2H),1.63〜1.78(m,1H);MS:m/z 401.1(M+H)
+。
【0182】
(実施例12)
【0183】
【化31】
【0184】
A.2−(S)−{[2−(3−フルオロ−フェノキシ)−4−(4−メトキシ−フェノキシ)−ピリミジン−5−イルアミノ]−メチル}−ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(12a)。テフロンで裏打ちされた隔膜で密閉したシュレンク管内で、化合物8c(150mg;0.345mmol)、3−フルオロ−フェノール(100mg;0.89mmol)及びK
2CO
3(95mg;0.69mmol)のDMSO(1mL)溶液を、180℃で10分間反応器内で照射した。希釈された得られた混合物をEt
2Oで希釈し、飽和NH
4Cl
(aq)及びH
2Oで洗浄した。有機相を単離し、H
2O及びブラインで順次洗浄し、次いで、Na
2SO
4上で乾燥させた。混合物を濾過し、濾液を減圧下で蒸発させて粗物質を得た。粗物質をフラッシュカラムクロマトグラフィーを用いて精製して(SiO
2、ヘプタン−EtOAc勾配で溶出)、化合物12a(35mg;収率20%)を得た。
1H−NMR(400MHz,CDCl
3):δ 7.67〜7.72(m,1H),7.21〜7.25(m,2H),7.04〜7.11(m,2H),6.80〜6.93(m,4H),5.71(br.s,0.2H),5.21(br.s,0.5H),4.45(br.s,0.3H),4.16〜4.29(m,1H),3.81(s,3H),3.09〜3.55(m,4H),1.77〜2.11(m,4H),1.45〜1.48(m,9H);MS:m/z 511.2(M+H)
+。
【0185】
B.[2−(3−フルオロ−フェノキシ)−4−(4−メトキシ−フェノキシ)−ピリミジン−5−イル]−ピロリジン−2−(S)−イルメチル−アミン(化合物48)。化合物12a(35mg;0.069mmol)のCH
2Cl
2(2mL)溶液に、トリフルオロ酢酸(0.25mL)を添加した。反応物を室温で3時間攪拌し、溶媒を真空下で蒸発させて、粗物質を得た。粗物質を逆相HPLCによって精製して(溶離剤、CH
3CN−H
2O勾配)、TFA塩として化合物48(23mg;収率53%)を得た。
1H−NMR(400MHz,CDCl
3):δ 9.56(br.s,1H),7.66(s,1H),7.20〜7.24(m,2H),7.00〜7.03(m,2H),6.79〜6.86(m,4H),4.87(br.s,1H),3.80〜3.84(m,1H),3.79(s,3H),3.46(br.s,2H),3.17〜3.26(m,2H),2.10〜2.19(m,1H),1.92〜2.08(m,2H),1.72〜1.82(m,1H);MS:m/z 411.2(M+H)
+。
【0186】
上記の実施例12の手順に従い、当業者に周知の適切な試薬、出発物質及び精製方法に置き換えることにより、以下の本発明の化合物を調製した。
【0187】
【表7】
【0188】
(実施例13)
【0189】
【化32】
【0190】
A.2−(S)−{[2−(3−フルオロ−フェニルアミノ)−4−(4−メトキシ−フェノキシ)−ピリミジン−5−イルアミノ]−メチル}−ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(13a)。乾燥したシュレンク管に、化合物8c(100mg;0.23mmol)、3−フルオロ−フェニルアミン(31mg;0.28mmol)、K
2CO
3(44.5mg;0.32mmol)、9,9−ジメチル−4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)キサンテン(8mg;0.014mmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(4.2mg;0.0046mmol)の混合物を添加した。テフロンで裏打ちされた隔膜で管を密閉し、排気し、アルゴンで再充填した。トルエン(0.8mL)及び数敵の水を、シリンジを介して添加した。混合物を、180℃で30分間マイクロ波反応器内で照射した。得られた混合物をEtOAcで希釈し、飽和NH
4Cl
(aq)及びH
2Oで順次洗浄した。有機相をH
2Oで洗浄し、次いで、Na
2SO
4上で乾燥させた。混合物を濾過し、濾液を減圧下で蒸発させて、粗物質を得た。粗物質をフラッシュカラムクロマトグラフィーを用いて精製して(SiO
2、溶離剤、ヘプタン−EtOAc勾配)、化合物13a(30mg;収率26%)を得た。
1H−NMR(400MHz,CDCl
3):δ 7.77(s,1H),7.34(dt,1H),7.10(d,2H),7.02〜7.08(m,1H),6.98(d,2H),6.79(d,1H),6.74(br.s,1H),6.52(td,1H),4.76〜4.80(m,0.5H),4.16〜4.26(m,1.5H),3.86(s,3H),3.11〜3.52(m,4H),1.87〜2.10(m,4H),1.23〜1.30(m,9H);MS:m/z 510.3(M+H)
+。
【0191】
B.N
2−(3−フルオロ−フェニル)−4−(4−メトキシ−フェノキシ)−N
5−ピロリジン−2−(S)−イルメチル−ピリミジン−2,5−ジアミン(化合物49)。化合物13a(30mg;0.059mmol)のCH
2Cl
2(2mL)溶液に、トリフルオロ酢酸(0.3mL)を添加した。反応物を室温で3時間攪拌し、溶媒を真空下で蒸発させて、粗物質を得た。粗物質を逆相HPLCによって精製して(溶離剤、CH
3CN−H
2O勾配)、TFA塩として化合物49(25mg;収率67%)を得た。
1H−NMR(400MHz,DMSO−d
6):δ 9.25(s,1H),8.91(br.s,1H),8.41(br,1H),7.95(s,1H),7.40(dt,1H),7.15〜7.19(m,2H),7.02〜7.13(m,4H),6.53(td,1H),5.34(br.s,1H),3.81〜3.86(m,1H),3.79(s,3H),3.20〜3.39(m,4H),2.10〜2.17(m,1H),1.87〜1.99(m,2H),1.66〜1.73(m,1H);MS:m/z 410.3(M+H)
+。
【0192】
(実施例14)
【0193】
【化33】
【0194】
A.N,N−ジエチル−4−ヒドロキシ−ベンズアミド(14a)。窒素雰囲下で、DMF(8mL)中の4−ヒドロキシ安息香酸(0.70g;5.0mmol)、Et
2NH(1mL;10.0mmol)、(ベンゾトリアゾール−1−イル−オキシ)トリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(5.2g;10.0mmol)、N−ヒドロキシベンゾトリアゾール(1.0g;7.5mmol)、及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.74mL;10.0mmol)の混合物を、室温で20時間攪拌した。反応物を水でクエンチし、次いでEtOAcで抽出した。有機相を1N HCl
(aq)、飽和NaHCO
3(aq)、及びブラインで順次洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥させた。混合物を濾過し、濾液を濃縮し、得られた残留物をフラッシュカラムクロマトグラフィーを用いて精製して(溶離剤、EtOAc/ヘキサン:1/1)、白色の固体として化合物14a(0.45g;収率47%)を得た。
1H−NMR(300MHz,CDCl
3):δ 9.22(s,1H),7.17(d,2H),6.72(d,2H),3.33〜3.51(m,4H),1.10〜1.26(m,6H);MS:m/z 194.1(M+H)
+。
【0195】
B.N,N−ジエチル−4−[4−(4−メトキシ−フェノキシ)−5−ニトロピリミジン−2−イルオキシ]−ベンズアミド(14b)。化合物8a(0.14g;0.5mmol)のアセトン(4mL)溶液に、化合物14a(0.11g;0.55mmol)の1N NaOH水溶液(0.55mL;0.55mmol)及びH
2O(2mL)溶液を滴下した。添加が完了した後、反応混合物を室温にゆっくり加温し、室温で20時間攪拌した。反応混合物を濃縮した後、残留物をEtOAcで抽出し、1N NaOH
(aq)、ブライン洗浄し、MgSO
4上で乾燥させた。溶媒を除去し、次いで、フラッシュカラムクロマトグラフィーを用いて精製して(溶離剤、EtOAc/ヘキサン:1/1)、化合物14b(0.09g;41%)を得た。MS:m/z 439.2(M+H)
+。
【0196】
C.4−[5−アミノ−4−(4−メトキシ−フェノキシ)−ピリミジン−2−イルオキシ]−N,N−ジエチル−ベンズアミド(14c)。化合物14b(0.09g;0.2mmol)のMeOH(10mL)溶液に、10% Pd−C(0.1g)を添加し、反応混合物を20時間220.6kPa(32psi)の水素雰囲気下にてParr水素化装置内で振盪した。濾過し、濾液を蒸発させて、化合物14c(0.08g;98%)を得た。MS:m/z 409.2(M+H)
+。
【0197】
D.2−(S)−{[2−(4−ジエチルカルバモイル−フェノキシ)−4−(4−メトキシ−フェノキシ)−ピリミジン−5−イルアミノ]−メチル}−ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(14d)。化合物14c(0.08g;0.196mmol)及びN−tert−Boc−L−プロリナル(0.043g;0.215mmol)のMeOH(1mL)及びHOAc(0.1mL)溶液に、NaBH
3(0.025g;0.392mmol)を添加した。室温で4時間攪拌した後、反応物をブラインの添加によってクエンチし、揮発成分を蒸発により除去し、残留物をEtOAcで抽出した。有機相を1N HCl
(aq)、飽和NaHCO
3(aq)、及びブラインで順次洗浄し、NaSO
4上で乾燥させた。混合物を濃縮し、次いで分取TLCによって精製して(溶離剤、EtOAc/ヘキサン:1/1)、化合物14dを得た。MS:m/z 592.3(M+H)
+。
【0198】
E.N,N−ジエチル−4−{4−(4−メトキシ−フェノキシ)−5−[(ピロリジン−2−(S)−イルメチル)−アミノ]−ピリミジン−2−イルオキシ}−ベンズアミド(14e)。化合物14d(0.1g;0.19mmol)のDCM(1mL)溶液に、TFA(1mL)を添加し、混合物を室温で1時間攪拌した。反応混合物を濃縮し、次いで、逆相HPLCによって精製して、TFA塩として化合物5を得た。
1H−NMR(300MHz,MeOH−d
4):δ 7.86(d,1H),7.18〜7.41(m,3H),7.00〜7.14(m,2H),6.79〜6.97(m,3H),3.93(br.s,1H),3.77(d,3H),3.43〜3.63(m,4H),3.31〜3.43(m,4H),2.21〜2.39(m,1H),1.98〜2.21(m,2H),1.76〜1.93(m,1H),1.25(br.s 3H),1.14(br.s,3H);MS:m/z 492.3(M+H)
+。
【0199】
以下の表1における式(I)の化合物1〜54は、下記手順を用いて合成した。
【0200】
【表8-1】
【0201】
【表8-2】
【0202】
生物学的実施例
インビトロアッセイ
(実施例1)
NG108−15、24−ウェルデルタオピオイド受容体結合アッセイ
方法:NG108−15細胞膜は、Applied Cell Sciences(Rockville,MD)から購入した。5mg/mLの膜タンパク質を、10mM TRIS−HCl pH 7.2、2mM EDTA、10%スクロースに懸濁させた。Polytronホモジナイザーからの幾つかの短パルスを用いて、50mM Trisバッファ(pH 7.4)5mLにて各バイアル瓶をホモジナイズした。最終濃度を133ug/ウェルにするために、5mM MgCl
2を含有する50mMのTrisバッファで、ホモジネートを標準希釈溶液中330μg/mLに希釈した。この粒子状調製物を、24ウェルデルタオピオイド受容体結合アッセイに用いた。
【0203】
デルタ選択的リガンド、〜.2nM[
3H]ナルトリンドールとの、全容積1mLでの24ウェルプレート内での25℃で2.5時間のインキュベーション後、プレート内容物をUniFilter24,GF/Bを通して濾過した。このプレートを0.3%PEIに前浸漬し、24ウェルのハーベスターを通して濾過した。UniFilter24を10mM HEPES(pH 7.4)2mLで3回すすぎ、37℃のオーブンで1.5時間乾燥させた。各ウェルに、150μLのScint0(PerkinElmer、カタログ番号6013611)を添加した。次いで、プレートをTopCountで読み取った。
【0204】
分析:シンチレーションカウンターからのデータを用いて、対照結合(試験化合物の単一濃度のみを評価した場合)と比較した阻害%、又はK
i値(濃度範囲を試験した場合)のいずれかを計算した。非特異的結合(N.S.−1mMナロキソン)をネガティブコントロールとして用い、一方、全結合(T.B.−膜及びリガンドのみ)をポジティブコントロールとして用いた。1つの濃度がスクリーニングされた場合、阻害率(%)は(全結合のcpm−化合物のcpm)/(T.B.のcpm−N.S.のcpm)として計算する。トリプリケートの阻害率(%)を平均し、報告する。複数の濃度が生じた場合、Prismにおける1部位結合非線形回帰プログラムを用いて値を分析して、Ki値を求める。最低値及び最高値を世界的に共有する。次いで、トリプリケートのKiを平均し、報告する。
【0205】
得られたデータを以下の表2に示す。
【0206】
(実施例2)
ラット脳デルタオピオイド受容体結合アッセイ
手順:オスのWistarラット(150〜250g、VAF、Charles River,Kingston,NY)をCO
2を用いて安楽死させ、それらの脳を取り出し、直ちに氷冷Tris HClバッファ(50mM、pH 7.4)中に配置した。前脳を、背側の丘から開始して、中脳−橋接合部を介して腹側へ通過する冠状切断により残りの脳から分離した。切開の後、前脳をテフロン(登録商標)ガラスホモジナイザー内にてTrisバッファ中でホモジナイズした。80mLのTris当たり1gの前脳組織の濃度のホモジネートを希釈し、10分間39,000×gで遠心分離した。Polytonホモジナイザーからの幾つかの短パルスを用いて、ペレットを5mM MgCl
2を含有する同体積のTrisバッファに再懸濁させた。この微粒子製剤をデルタオピオイド結合アッセイに使用した。デルタ選択的ペプチドリガンド、〜4nM[
3H]DPDPE又は0.25nMの[
3H]ナルトリンドールとの、全容積1mLでの96−ウェルプレート内での25℃で2.5時間のインキュベーション後、プレート内容物をTomtec96−ウェルハーベスター上で、WallacフィルターマットBシートを介して濾過した。フィルターを2mLの10mM HEPES(pH 7.4)で3回濯ぎ、650W電子レンジ内で1.75分間にわたって2回乾燥した。各サンプル領域に、2×50μLのベータプレートシントシンチレーション流体(LKB)を加え、放射能をLKB(Wallac)1205ベータプレート液体シンチレーションカウンターで計測した。
【0207】
分析:シンチレーションカウンターからのデータを用いて、対照結合(試験化合物の単一濃度のみを評価した場合)と比較した阻害%、又はK
i値(濃度範囲を試験した場合)のいずれかを計算した。阻害率(%)は、以下のように計算した:[(全dpm−試験化合物のdpm)/(全dpm−非特異的なdpm)]×100。Kd及びKi値は、GraphPad PRISMデータ解析プログラムを使用して計算した。得られたデータを以下の表2に示す。
【0208】
(実施例3)
ラット脳ミューオピオイド受容体結合アッセイ
手順:オスのWistarラット(150〜250g、VAF、Charles River,Kingston,NY)をCO
2を用いて安楽死させ、それらの脳を取り出し、直ちに氷冷Tris HClバッファ(50mM、pH 7.4)中に配置した。前脳を、背側の丘から開始して、中脳−橋接合部を介して腹側へ通過する冠状切断により残りの脳から分離した。切開の後、前脳をテフロン(登録商標)ガラスホモジナイザー内にてTrisバッファ中でホモジナイズした。80mLのTris当たり1gの前脳組織の濃度のホモジネートを希釈し、10分間39,000×gで遠心分離した。Polytonホモジナイザーからの幾つかの短パルスを用いて、ペレットを5mM MgCl
2を含有する同体積のTrisバッファに再懸濁させた。この微粒子製剤をミューオピオイド結合アッセイに使用した。ミュー選択的ペプチドリガンド、〜0.8nM[
3H]DAMGOとの、全アッセイ容積1mLでの96−ウェルプレート内での25℃で2.5時間のインキュベーション後、プレート内容物をトムテック96−ウェルハーベスター上で、WallacフィルターマットBシートを介して濾過した。フィルターを2mLの10mM HEPES(pH 7.4)で3回濯ぎ、650W電子レンジ内で1.75分間にわたって2回乾燥した。各サンプル領域に、2×40μLのベータプレートシントシンチレーション流体(LKB)を加え、放射能をLKB(Wallac)1205ベータプレート液体シンチレーションカウンターで計測した。
【0209】
分析:シンチレーションカウンターからのデータを用いて、対照結合(試験化合物の単一濃度のみを評価した場合)と比較した阻害%、又はK
i値(濃度範囲を試験した場合)のいずれかを計算した。阻害率(%)は、以下のように計算した:[(全dpm−試験化合物のdpm)/(全dpm−非特異的なdpm)]×100。Kd及びKi値は、GraphPad PRISMデータ解析プログラムを使用して計算した。得られたデータを以下の表2に示す。
【0210】
【表9-1】
【0211】
【表9-2】
【0212】
(実施例4)
NG108−15細胞膜における[
35S]GTPγS結合アッセイ(デルオピオイド機能アッセイ)−200nMのスクリーン
方法:NG108−15細胞膜は、Applied Cell Sciences(Rockville,MD)から購入した。5mg/mLの膜タンパク質を、10mM TRIS−HCl(pH 7.2)、2mM EDTA、10%スクロースに懸濁させた。膜を4〜8℃で維持した。1mLの体積の膜を10mLの冷結合アッセイバッファに添加した。アッセイバッファは、50mMのTris(pH 7.6)5mMのMgCl
2、100mMのNaCl、1mMのDTT、及び1mMのEGTAを含有していた。膜懸濁液をPolytonで2回ホモジナイズし、3000rpmで10分間遠心分離した。次いで、上清を18,000rpmで20分間遠心分離した。ペレットを含有する管に10mLのアッセイバッファを添加した。ペレット及びバッファをPolytonと混合した。
【0213】
インキュベーション手順:ペレット膜(75μg/mL)をアッセイバッファ中にて、25℃で45分間SPA(10mg/mL)と共にプレインキュベートした。次いで、膜(37.5μg/mL)とカップリングしたSPA(5mg/mL)を、総体積が200μLである、100μMのGDPを含有する同じTrisバッファ中にて、0.1nM[
35S]GTPγSと共にインキュベートした。200nMの受容体アゴニストを用いて、[
35S]−GTPγS結合を刺激した。アゴニストの不在下で基本の結合を試験し、10μMの非標識GTPγSの存在下で非特異的結合を試験した。Packard Top Countでデータを解析し、以下の表3に示す。
【0214】
データ
基本(%)=(刺激−非特異的)×100/(基本−非特異的)
200nMにおける化合物の相対的有効性
=(200nMにおける試験化合物の基本(%))/(SNC80用量反応の計算最大値、prismにおける曲線)
【0215】
(実施例5)
CHO−hMOR細胞膜における[
35S]GTPγS結合アッセイ(ミューオピオイド機能アッセイ)
方法:CHO−hMOR細胞膜は、Receptor Biology,Inc.(Baltimore,MD)から購入することができる。約10mg/mLの膜タンパク質は、10mMのTRIS−HCl(pH 7.2)、2mMのEDTA、10%スクロースに懸濁させることができ、その懸濁液を氷上で保持した。1mLの体積の膜を、50mMのHEPES(pH 7.6)、5mMのMgCl
2、100mMのNaCl、1mMのDTT、及び1mMのEDTAを含有する冷結合アッセイバッファ15mLに添加することができる。膜懸濁液をPolytonでホモジナイズし、3,000rpmで10分間遠心分離することができる。次いで、上清を18,000rpmで20分間遠心分離することができる。Polytonを含むアッセイバッファ10mLにペレットを再懸濁させることができる。アッセイバッファ中にて25℃で45分間、小麦胚凝集素でコーティングされたSPAビーズ(Amersham)と共に膜をプレインキュベートすることができる。次いで、膜(10μg/mL)とカップリングしたSPAビーズ(5mg/mL)を、アッセイバッファ中にて0.5nM[
35S]GTPγSと共にインキュベートすることができる添加される試験化合物の不在下で基本結合が生じ得;この未調節結合は100%であるとみなすことができ、アゴニストによって刺激される結合は、著しく上記値を超えるレベルに上昇する。様々な濃度の範囲の受容体アゴニストを用いて[
35S]GTPγSの結合を刺激することができる。アゴニストの不在下で基本及び非特異的な結合の両方を試験することができ;非特異的な結合の測定は、10μMの非標識GTPγSを含んでいた。
【0216】
アゴニストによって刺激されるGTPγS結合を阻害する能力を評価することによって、アンタゴニストとしての機能について化合物を試験することができる。放射能は、Packard TopCountで定量することができる。以下のパラメータを計算することができる:
【0217】
【数3】
【0218】
EC
50値は、GraphPad Prismを用いて計算することができ、以下の表3に示す。
【0219】
【表10】
【0220】
インビボアッセイ
(実施例6)
炎症性疼痛のラットCFA放射熱モデル
げっ歯類における完全フロイントアジュバント(CFA)の足底内注射は、熱及び機械刺激の両方に対する慢性かつ顕著な痛覚過敏を特徴とする、強く長時間持続する炎症反応を引き起こす。これらは、注射後24〜72時間の間にピークに達し、数日間から数週間持続する場合がある。熱痛覚過敏を逆行させる化合物の能力を評価するために、オスのSprague−Dawleyラット(200〜350g)の左後肢にCFA(1:1CFA:生理食塩水、100μL)を足底内注射してもよい。24時間のインキュベート時間後、放射熱肢刺激機(RH)における反応潜時を得て、ベースライン(CFA前)潜時と比較することができる。RH装置は、自動的にガラスの表面から肢を持ち上げるよう登録する。ベースラインから反応潜時(すなわち、痛覚過敏)の少なくとも25%の減少を示すラットのみを、以降の解析に含める。CFA後潜時の評価後、ラットに試験化合物又はビヒクル(ヒドロキシプロピルメチルセルロース、HPMC)を経口投与する(2.5mL/kg)。痛覚過敏の逆行率(%)を各動物について(治療反応−CFA後反応)/(CFA前反応−CFA後反応)×100として計算することができる。したがって、正常なCFA前閾値への逆行は100%有効であると定義することができ、一方、CFA後閾値から変化しない場合は有効性が0%であり得る。次いで、各処理群(n=6〜8ラット/群)について、痛覚過敏の平均逆行率(%)を計算することができる。
【0221】
例証する目的のために提供される実施例と共に、前述の説明は本発明の原理を教示するものであるが、本発明の実施は、以下の「特許請求の範囲」及びその等価物の範囲内にあるとき、使用可能な変形例、適応例、及び/又は変更例の全てを包含すると理解されたい。
以下に、本願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]
式(I)の化合物:
【化1】
(式中、
R1は、フェニル、ピリジニル、及びチアゾリルからなる群から選択され;R1は、所望によりC1〜4アルキル、C1〜4アルコキシ、C1〜4アルキルチオ、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、ブロモ、及びシアノからなる群から独立して選択される1〜2つの置換基で置換され;更にR1は、所望によりアミノ、C1〜4アルキルアミノ、ジ(C1〜4アルキル)アミノ、アミノカルボニル、C1〜4アルキルアミノカルボニル、又はジ(C1〜4アルキル)アミノカルボニルで置換され;
Yは、O、S、NH、ビニル、エチニル、又はS(O)であり;
R2は、水素、C1〜4アルキル、C1〜4アルコキシ、C1〜4アルキルチオ、フルオロ、クロロ、ブロモ、及びヒドロキシからなる群から選択される置換基であり;
Raは、水素又はメチルであり;
R3は、ピロリジン−2−イルメチル、ピロリジン−3−イルメチル、ピペリジン−2−イルメチル、ピペリジン−3−イルメチル、ピペリジン−4−イルメチル、ピペリジン−2−イルエチル、ピペリジン−3−イルエチル、ピペリジン−4−イルエチル、ピリジン−4−イル−(C1〜2)アルキル、アゼチジン−3−イルメチル、モルホリン−2−イルメチル、モルホリン−3−イルメチル、イミダゾリルメチル、チアゾリルメチル、(アミノ)−C3〜6シクロアルキル、3−ヒドロキシ−2−アミノ−プロピル、8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタニル、1−アザ−ビシクロ[2.2.2]オクタニル、グアニジニル−エチル、4−(イミダゾール−1−イル)−フェニルメチル、2−(メチルアミノ)−エチル、2−ジエチルアミノ−エチル、4−ジエチルアミノ−ブタ−2−イル、ピペリジン−3−イル、ピペリジン−4−イル、及びピロリジン−3−イルからなる群から選択され;
ピペリジン−3−イルは、所望により炭素原子がフェニルで置換され;ピロリジン−2−イルメチルのピロリジン−2−イル、ピロリジン−3−イル、ピペリジン−3−イル、及びピペリジン−4−イルは、所望により窒素原子がメチル、フェニルメチル、フェネチル、又はメチルカルボニルで置換される);
並びにそのエナンチオマー、ジアステレオマー、及び製薬上許容され得る塩。
[2]
R1が、フェニル、ピリジニル、及びチアゾリルからなる群から選択され;R1が、所望によりC1〜4アルコキシ、フルオロ、クロロ、ブロモ、及びシアノからなる群から独立して選択される1〜2つの置換基で置換され;更にR1が、所望によりアミノカルボニル、C1〜4アルキルアミノカルボニル、又はジ(C1〜4アルキル)アミノカルボニルで置換される、[1]に記載の化合物。
[3]
R1が、所望によりC1〜4アルコキシ、フルオロ、及びブロモからなる群から独立して選択される1〜2つの置換基で置換されるフェニルであり;更にR1が、所望によりジ(C1〜4アルキル)アミノカルボニルで置換される、[2]に記載の化合物。
[4]
R1が、所望によりC1〜4アルコキシ及びフルオロからなる群から独立して選択される1〜2つの置換基で置換されるフェニルであり;更にR1が、所望によりジ(C1〜4アルキル)アミノカルボニルで置換される、[3]に記載の化合物。
[5]
R1が、所望によりC1〜4アルコキシ及びジ(C1〜4アルキル)アミノカルボニルからなる群から選択される1つの置換基で置換されるフェニルである、[4]に記載の化合物。
[6]
Yが、O、NH、ビニル、エチニル、又はS(O)である、[1]に記載の化合物。
[7]
Yが、O又はエチニルである、[6]に記載の化合物。
[8]
YがOである、[7]に記載の化合物。
[9]
R2が、C1〜2アルコキシ、フルオロ、及びブロモからなる群から選択される置換基である、[1]に記載の化合物。
[10]
R2が、C1〜2アルコキシ又はフルオロである、[9]に記載の化合物。
[11]
Raが水素である、[1]に記載の化合物。
[12]
R3が、ピロリジン−2−イルメチル、ピロリジン−3−イルメチル、ピペリジン−2−イルメチル、ピペリジン−3−イルメチル、ピペリジン−4−イルメチル、ピペリジン−3−イルエチル、ピペリジン−4−イルエチル、アゼチジン−3−イルメチル、モルホリン−2−イルメチル、ピペリジン−3−イル、ピペリジン−4−イル、ピロリジン−3−イル、3−アミノ−シクロヘキシル、4−アミノ−シクロヘキシル、3−ヒドロキシ−2−アミノ−プロピル、4−ジエチルアミノ−ブタ−2−イル、8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタニル、1−アザ−ビシクロ[2.2.2]オクタニル、及び2−(メチルアミノ)−エチルからなる群から選択され;
ピペリジン−3−イルは、所望により炭素原子がフェニルで置換され;ピロリジン−2−イルメチルのピロリジン−2−イル、ピロリジン−3−イル、ピペリジン−3−イル、及びピペリジン−4−イルは、所望により窒素原子がメチル、フェニルメチル、フェネチル、又はメチルカルボニルで置換される、[1]に記載の化合物。
[13]
R3が、ピロリジン−2−イルメチル、ピロリジン−3−イルメチル、ピペリジン−2−イルメチル、ピペリジン−3−イルメチル、ピペリジン−4−イルメチル、アゼチジン−3−イルメチル、ピペリジン−3−イル、ピペリジン−4−イル、3−アミノ−シクロヘキシル、4−アミノ−シクロヘキシル、3−ヒドロキシ−2−アミノ−プロピル、4−ジエチルアミノ−ブタ−2−イル、8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタニル、1−アザ−ビシクロ[2.2.2]オクタニル、及び2−(メチルアミノ)−エチルからなる群から選択され;
ピロリジン−2−イルメチルのピロリジン−2−イルは、所望により窒素原子がメチルで置換される、[12]に記載の化合物。
[14]
R3が、ピロリジン−2−イルメチル、ピペリジン−3−イル、及び3−アミノ−シクロヘキシルからなる群から選択され;
ピロリジン−2−イルメチルのピロリジン−2−イルは、所望により窒素原子がメチルで置換される、[13]に記載の化合物。
[15]
式(I)の化合物:
【化2】
(式中、
R1は、フェニル、ピリジニル、及びチアゾリルからなる群から選択され;R1は、所望によりC1〜4アルコキシ、フルオロ、クロロ、ブロモ、及びシアノからなる群から独立して選択される1〜2つの置換基で置換され;更にR1は、所望によりアミノカルボニル、C1〜4アルキルアミノカルボニル、又はジ(C1〜4アルキル)アミノカルボニルで置換され;
Yは、O、NH、ビニル、エチニル、又はS(O)であり;
R2は、C1〜2アルコキシ、フルオロ、及びブロモからなる群から選択される置換基であり;
Raは、水素又はメチルであり;
R3は、ピロリジン−2−イルメチル、ピロリジン−3−イルメチル、ピペリジン−2−イルメチル、ピペリジン−3−イルメチル、ピペリジン−4−イルメチル、ピペリジン−3−イルエチル、ピペリジン−4−イルエチル、アゼチジン−3−イルメチル、モルホリン−2−イルメチル、ピペリジン−3−イル、ピペリジン−4−イル、ピロリジン−3−イル、3−アミノ−シクロヘキシル、4−アミノ−シクロヘキシル、3−ヒドロキシ−2−アミノ−プロピル、4−ジエチルアミノ−ブタ−2−イル、8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタニル、1−アザ−ビシクロ[2.2.2]オクタニル、及び2−(メチルアミノ)−エチルからなる群から選択され;
ピペリジン−3−イルは、所望により炭素原子がフェニルで置換され;ピロリジン−2−イルメチルのピロリジン−2−イル、ピロリジン−3−イル、ピペリジン−3−イル、及びピペリジン−4−イルは、所望により窒素原子がメチル、フェニルメチル、フェネチル、又はメチルカルボニルで置換される);
並びにそのエナンチオマー、ジアステレオマー、及び製薬上許容され得る塩。
[16]
式(I)の化合物:
【化3】
(式中、
R1は、所望によりC1〜4アルコキシ、フルオロ、及びブロモからなる群から独立して選択される1〜2つの置換基で置換されるフェニルであり;更にR1は、所望によりジ(C1〜4アルキル)アミノカルボニルで置換され;
Yは、O、NH、ビニル、エチニル、又はS(O)であり;
R2は、C1〜2アルコキシ、フルオロ、及びブロモからなる群から選択され;
Raは、水素であり;
R3は、ピロリジン−2−イルメチル、ピロリジン−3−イルメチル、ピペリジン−2−イルメチル、ピペリジン−3−イルメチル、ピペリジン−4−イルメチル、アゼチジン−3−イルメチル、ピペリジン−3−イル、ピペリジン−4−イル、3−アミノ−シクロヘキシル、4−アミノ−シクロヘキシル、3−ヒドロキシ−2−アミノ−プロピル、4−ジエチルアミノ−ブタ−2−イル、8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタニル、1−アザ−ビシクロ[2.2.2]オクタニル、及び2−(メチルアミノ)−エチルからなる群から選択され;
ピロリジン−2−イルメチルのピロリジン−2−イルは、所望により窒素原子がメチルで置換される);
並びにそのエナンチオマー、ジアステレオマー、及び製薬上許容され得る塩。
[17]
式(I)の化合物:
【化4】
(式中、
R1は、所望によりC1〜4アルコキシ及びフルオロからなる群から独立して選択される1〜2つの置換基で置換されるフェニルであり;更にR1は、所望によりジ(C1〜4アルキル)アミノカルボニルで置換され;
Yは、O又はエチニルであり;
R2は、C1〜2アルコキシ、フルオロ、及びブロモからなる群から選択される置換基であり;
Raは、水素であり;
R3は、ピロリジン−2−イルメチル、ピペリジン−3−イル、及び3−アミノ−シクロヘキシルからなる群から選択され;
ピロリジン−2−イルメチルのピロリジン−2−イルは、所望により窒素原子がメチルで置換される);
並びにそのエナンチオマー、ジアステレオマー、及び製薬上許容され得る塩。
[18]
式(I)の化合物:
【化5】
(式中、
R1は、所望によりC1〜4アルコキシ及びジ(C1〜4アルキル)アミノカルボニルからなる群から独立して選択される1つの置換基で置換されるフェニルであり;
Yは、Oであり;
R2は、C1〜2アルコキシ又はフルオロであり;
Raは、水素であり;
R3は、ピロリジン−2−イルメチル、ピペリジン−3−イル、及び3−アミノ−シクロヘキシルからなる群から選択され;
ピロリジン−2−イルメチルのピロリジン−2−イルは、所望により窒素原子がメチルで置換される);
並びにそのエナンチオマー、ジアステレオマー、及び製薬上許容され得る塩。
[19]
式(I)の化合物であって、
【化6】
次のものからなる群から選択される化合物:
R1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R2が4−メトキシであり、RaがHであり、R3がピロリジン−2−イルメチルである式(I)の化合物;(2S)
R1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R2が4−メトキシであり、RaがHであり、R3がピペリジン−3−イルである式(I)の化合物;(RS)
R1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R2が4−メトキシであり、RaがHであり、R3が3−アミノ−シクロヘキシルである式(I)の化合物;(1RS,3RS)
R1が2−フェニルであり、Yがエチニルであり、R2が4−メトキシであり、RaがHであり、R3がピロリジン−2−イルメチルである式(I)の化合物;(2S)
R1が4−ジエチルアミノカルボニル−フェニルであり、YがOであり、R2が4−メトキシであり、RaがHであり、R3がピロリジン−2−イルメチルである式(I)の化合物;(2S)
R1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R2が4−メトキシであり、RaがHであり、R3がピロリジン−2−イルメチルである式(I)の化合物;(2RS)
R1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R2が4−メトキシであり、RaがHであり、R3がピロリジン−2−イルメチルである式(I)の化合物;(2R)
R1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R2が4−メトキシであり、Raがメチルであり、R3が1−メチル−ピロリジン−2−イルメチルである式(I)の化合物;(2S)
R1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R2が4−メトキシであり、RaがHであり、R3が1−メチル−ピロリジン−2−イルメチルである式(I)の化合物;(2S)
R1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R2が4−メトキシであり、RaがHであり、R3が3−ヒドロキシ−2−アミノ−プロピルである式(I)の化合物;(2R)
R1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R2が4−メトキシであり、RaがHであり、R3が8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イルである式(I)の化合物;(1R,5S)
R1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R2が4−メトキシであり、RaがHであり、R3がピペリジン−4−イルである式(I)の化合物;
R1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R2が4−メトキシであり、RaがHであり、R3がアゼチジン−3−イルメチルである式(I)の化合物;
R1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R2が4−メトキシであり、RaがHであり、R3が1−アザ−ビシクロ[2.2.2]オクタ−3−イルである式(I)の化合物;
R1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R2が4−メトキシであり、RaがHであり、R3がピペリジン−3−イルメチルである式(I)の化合物;(3RS)
R1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R2が4−メトキシであり、RaがHであり、R3が4−アミノ−シクロヘキシルである式(I)の化合物;
R1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R2が4−メトキシであり、RaがHであり、R3がピペリジン−4−イルメチルである式(I)の化合物;
R1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R2が4−メトキシであり、RaがHであり、R3が2−メチルアミノ−エチルである式(I)の化合物;
R1が2−(4−メトキシ−フェニル)であり、Yがビニルであり、R2が4−メトキシであり、RaがHであり、R3がピロリジン−2−イルメチルである式(I)の化合物;(2S)
R1が4−メトキシ−フェニルであり、YがS(O)であり、R2が4−メトキシであり、RaがHであり、R3がピロリジン−2−イルメチルである式(I)の化合物;(2S)
R1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R2が4−メトキシであり、RaがHであり、R3が3−ヒドロキシ−2−アミノ−プロピルである式(I)の化合物;(2S)
R1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R2が4−メトキシであり、RaがHであり、R3がピロリジン−3−イルメチルである式(I)の化合物;(3RS)
R1が4−メトキシ−フェニルであり、YがNHであり、R2が4−メトキシであり、RaがHであり、R3がピロリジン−2−イルメチルである式(I)の化合物;(2S)
R1が4−フルオロ−フェニルであり、YがOであり、R2が4−フルオロであり、RaがHであり、R3がピロリジン−2−イルメチルである式(I)の化合物;(2*S)
R1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R2が4−メトキシであり、RaがHであり、R3がピペリジン−2−イルメチルである式(I)の化合物;(2RS)
R1が2−ブロモ−フェニルであり、YがOであり、R2が2−ブロモであり、RaがHであり、R3がピロリジン−2−イルメチルである式(I)の化合物;(2S)
R1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R2が4−メトキシであり、RaがHであり、R3が1−フェニルメチル−ピロリジン−3−イルである式(I)の化合物;(3RS)
R1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R2が4−メトキシであり、RaがHであり、R3が1−フェニルメチル−ピペリジン−4−イルである式(I)の化合物;
R1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R2が4−メトキシであり、RaがHであり、R3が1−フェネチル−ピペリジン−4−イルである式(I)の化合物;
R1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R2が4−メトキシであり、RaがHであり、R3が1−メチル−ピペリジン−4−イルである式(I)の化合物;
R1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R2が4−メトキシであり、RaがHであり、R3がモルホリン−2−イルメチルである式(I)の化合物;(2RS)
R1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R2が4−メトキシであり、RaがHであり、R3が1−フェニルメチル−ピペリジン−3−イルである式(I)の化合物;(3RS)
R1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R2が4−メトキシであり、RaがHであり、R3が2−(ピペリジン−4−イル)−エチルである式(I)の化合物;
R1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R2が4−メトキシであり、RaがHであり、R3が2−(ピペリジン−3−イル)−エチルである式(I)の化合物;(3RS)
R1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R2が4−メトキシであり、RaがHであり、R3が4−フェニル−ピペリジン−3−イルである式(I)の化合物;(3RS,4RS)
R1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R2が4−メトキシであり、RaがHであり、R3がピロリジン−3−イルである式(I)の化合物;(3RS)
R1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R2が4−メトキシであり、RaがHであり、R3が4−(イミダゾール−1−イル)−フェニルメチルである式(I)の化合物;
R1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R2が4−メトキシであり、RaがHであり、R3が4−ジエチルアミノ−ブタ−2−イルである式(I)の化合物;(2RS)
R1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R2が4−メトキシであり、RaがHであり、R3がピリジン−4−イルメチルである式(I)の化合物;
R1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R2が4−メトキシであり、RaがHであり、R3が1−(ピリジン−4−イル)−エチルである式(I)の化合物;(1RS)
R1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R2が4−メトキシであり、RaがHであり、R3が1−メチルカルボニル−ピペリジン−4−イルである式(I)の化合物;
R1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R2が4−メトキシであり、RaがHであり、R3が1H−イミダゾール−2−イルメチルである式(I)の化合物;
R1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R2が4−メトキシであり、RaがHであり、R3がチアゾール−2−イルメチルである式(I)の化合物;
R1が4−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R2が4−メトキシであり、RaがHであり、R3が2−グアニジノ−エチルである式(I)の化合物;
R1がピリジン−3−イルであり、YがOであり、R2が4−メトキシであり、RaがHであり、R3がピロリジン−2−イルメチルである式(I)の化合物;(2S)
R1が3−フルオロ−フェニルであり、YがOであり、R2が4−メトキシであり、RaがHであり、R3がピロリジン−2−イルメチルである式(I)の化合物;(2S)
R1が3−フルオロ−フェニルであり、YがSであり、R2が4−メトキシであり、RaがHであり、R3がピロリジン−2−イルメチルである式(I)の化合物;(2S)
R1がピリジン−3−イルであり、YがNHであり、R2が4−メトキシであり、RaがHであり、R3がピロリジン−2−イルメチルである式(I)の化合物;(2S)
R1が3−フルオロ−フェニルであり、YがNHであり、R2が4−メトキシであり、RaがHであり、R3がピロリジン−2−イルメチルである式(I)の化合物;(2S)
R1がチアゾール−2−イルであり、YがNHであり、R2が4−メトキシであり、RaがHであり、R3がピロリジン−2−イルメチルである式(I)の化合物;(2S)
R1が3−クロロ−フェニルであり、YがOであり、R2が4−メトキシであり、RaがHであり、R3がピロリジン−2−イルメチルである式(I)の化合物;(2S)
R1が3−メトキシ−フェニルであり、YがOであり、R2が4−メトキシであり、RaがHであり、R3がピロリジン−2−イルメチルである式(I)の化合物;(2S)
R1が3−シアノ−フェニルであり、YがOであり、R2が4−メトキシであり、RaがHであり、R3がピロリジン−2−イルメチルである式(I)の化合物;(2S)
並びに
R1が3,5−ジフルオロ−フェニルであり、YがOであり、R2が4−メトキシであり、RaがHであり、R3がピロリジン−2−イルメチルである式(I)の化合物;(2S)
並びに、その製薬上許容され得る塩。
[20]
[1]に記載の化合物と、製薬上許容できる担体、製薬上許容できる賦形剤、及び製薬上許容できる希釈剤のうちの少なくとも1つと、を含む、医薬組成物。
[21]
前記組成物が固体の経口投与形態である、[18]に記載の医薬組成物。
[22]
前記組成物が、シロップ剤、エリキシル剤、又は懸濁剤である、[18]に記載の医薬組成物。
[23]
治療上有効な量の[1]に記載の化合物を、処置を必要とする被験体に投与することを含む、被験体の中程度〜重篤な疼痛の処置方法。
[24]
前記中程度〜重篤な疼痛が、変形性関節症、関節リウマチ、線維筋痛症、偏頭痛、頭痛、歯痛、火傷、日焼け、ヘビ咬傷、クモ咬傷、虫刺症、神経障害性膀胱障害、良性前立腺肥大、間質性膀胱炎、鼻炎、接触性皮膚炎/過敏症、痒み、湿疹、咽頭炎、粘膜炎、腸炎、セルライト、カウザルギー、坐骨神経炎、舌咽神経痛、末梢神経炎、多発神経炎、断端痛、幻想肢痛、術後腸閉塞、胆嚢炎、乳房切除後疼痛症候群、口腔神経因性疼痛、シャルコー疼痛、反射性交感神経性ジストロフィー、ギラン・バレー症候群、知覚異常性大腿神経痛、口腔内灼熱症候群、群発性頭痛、偏頭痛、末梢神経障害、両側性末梢神経障害、糖尿病性神経障害、視神経炎、発熱後の神経炎、遊走性神経炎、分節性神経炎、ゴンボール神経炎、ニューロン炎、頚上腕神経痛、頭部神経痛、膝神経痛、舌咽神経痛、片頭痛神経痛、特発性神経痛、肋間神経痛、乳房神経痛、モートン神経痛、鼻毛様体神経痛、後頭神経痛、紅神経痛、スラダー神経痛、蝶口蓋神経痛、眼窩上神経痛、ヴィディアン神経痛、炎症性腸疾患、過敏性腸症候群、副鼻腔炎性頭痛、緊張性頭痛、陣痛、出産、月経性痙攣、及び癌からなる群から選択される疾患又は症状に起因するものである、[23]に記載の方法。
[25]
前記疼痛が、炎症性疼痛、中枢を介する疼痛、末梢を介する疼痛、内臓痛、構造に関連する疼痛、癌性疼痛、軟組織損傷に関連する疼痛、進行性疾患に関連する疼痛、神経因性疼痛及び急性損傷に起因する急性疼痛、外傷に起因する急性疼痛、手術に起因する急性疼痛、頭痛に起因する慢性疼痛、神経学的症状に起因する慢性疼痛、卒中後の症状に起因する慢性疼痛及び偏頭痛に起因する慢性疼痛からなる群から選択される、[23]に記載の方法。
[26]
抑鬱、パーキンソン病、薬物依存症、アルコール依存症、胃炎、尿失禁、早漏、下痢、心臓血管疾患及び呼吸器疾患からなる群から選択される疾患又は症状を治療又は予防する方法であって、前記方法が、このような治療を必要としている哺乳類に治療上有効な量の[1]に記載の化合物又はその塩を投与する工程を含む、方法。