特許5828566IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

生分解性が制御された生分解性ポリマー、及び該生分解性ポリマーを含む成形品に関する。更に、本発明は、生分解性ポリマーの生分解性の制御方法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

問題の解決のため、非分解性であるポリアミド6やその他ポリマーとの共重合化や、側鎖の修飾などが検討されているが、ポリマー鎖を大きく変えることはポリアミド4の持つ優れた物性の喪失につながることから、ポリアミド4の物性を維持しつつ、非生分解化する技術が待たれていた。 そこで、本発明は、基本構造を変更することなく生分解性が制御された生分解性ポリマー、及び該生分解性ポリマーを含む成形品を提供することを目的とする。更に、本発明は、基本構造を変更しない、生分解性ポリマーの生分解性の制御方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

ポリアミド4は五員環ラクタムである2-ピロリドンを塩基で活性化した後、アシル化合物を開始剤として重合する。長鎖メチレン鎖を持つアシル化合物を開始剤として用いることにより、ステアリン酸などの長鎖脂肪酸を高分子鎖末端に持つポリアミド4を得ることができるが、今回、こうした一群のポリアミド4では本来の生分解性を失い、ポリアミド4が生分解菌や活性汚泥などによっても生分解され難くなることを見出した。
【発明の効果】
本発明の脂肪族炭化水素基を高分子鎖末端に有する2−ピロリドンの重合体又は共重合体は、生分解性が抑制されるという優れた特性を有する上、基本構造が変化していないため2−ピロリドンの重合体又は共重合体が本来有する耐熱性、高強度などの優れた物性を維持している。そのため、本発明の2−ピロリドンの重合体又は共重合体は、長期安定性を求められる用途にも適用することが可能である。 また、その他の生分解性ポリマーの場合は、生分解性という物性は依然有しているが、生分解が開始するまでの時間を大幅に遅らせることが可能であり、一定期間の安定性が求められる生分解性用途に適用することが可能である。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】試験例1の結果を示す写真である。

【図2】試験例1の結果を示す写真である。

【図3】試験例2の結果を示すグラフである。

【図4】試験例3の結果を示すグラフである。

【図5】試験例4の結果を示すグラフである。

【図6】試験例5の結果を示すグラフである。

【図7】試験例6(実験1)の結果を示すグラフである。

【図8】試験例6(実験2)の結果を示すグラフである。

【図9】試験例6(実験3)の結果を示すグラフである。

【図10】試験例6(実験4)の結果を示すグラフである。

【図11】試験例7(実験1)の結果を示すグラフである。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

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